ダメよシンジ・・・私たちは親子なの・・・あっ

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18名無しが氏んでも代わりはいるもの
総司令執務室

「なんだ、シンジ。貴様にかまっている暇は無い。用件を言え、さもなければ帰れ」
「おとうさん、お弁当作ってきたんだ」

ユイが初号機に取り込まれてから、殆ど接点も無い親子
親子といえるのは今となっては戸籍の記述とDNAだけと思っていた
その息子が、ユイの面影を残す息子が・・・私に弁当を作ってきた

無下に扱うこともあるまい

「弁当はおいていけ。箱はあとで葛城に返す」

「一緒に食べたいんだ、父さん。おねがいだよ・・・」

時刻も昼時を過ぎ、空腹感を感じていたところであった
「わかった、そこで食べよう」(ニヤリ)
と、いつも冬月が詰め将棋をしている応接机を指し示す


--- 総司令執務室での「お弁当」 ---

19名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/01/07(土) 02:04:01 ID:GRpufsqJ

「父さんとお弁当食べたかったんだ・・・ぼく・・・とうさんと・・・」
「忙しいんだ、早く食べよう」
「う・うん・・・」

うつむく息子の顔にユイの思い出がよぎる

渡された弁当箱には、和食中心のオカズがそろっている
その中にタコさんウインナーが光る

「おまえが、これを作ったのか・・・」
とても中学生の作るモノではないことは、一見で分かる

「そうだ、お茶を淹れさせよう・・・」と執務机のボタンを押す刹那
「もってきたよ、麦茶でよければだけど」
「そうか、問題ない」

弁当に箸をつける。ウマイ・・・どこでここまでの腕をつけたんだ
仕事とはいえ一流の料亭での食事で舌は肥えていると思っていたが
息子が作ったからなのか、ウマイ。涙が出そうになる。

「父さん・・・おいしい?・・・」
「・・・まぁまぁだな・・・」

半分ほど食べたところで、体の変調を感じる
なんだ?めまいが・・・からだにシビレが・・・

「・・・シッ・・・シンジ・・・」

ゲンドウの目に映るのは、何かを企んでいるかのような歪んだ息子の口元だった
「父さんが悪いんだからね・・・」(ニヤリ)
20名無しが氏んでも代わりはいるもの:2006/01/07(土) 02:04:14 ID:GRpufsqJ


気がつくと、全裸で、縄で後手に拘束され・・・
辱めという単語以外では表現しようの無い状況
(参考イメージ:田亀先生の作品のどれか適当に)

「なっ、貴様!このようなことをしてただで済むと思うな!」
「父さん、今日はね・・・冬月副司令は国連本部へ出張、赤木博士は松代へ・・・」
「それがどうしたっ」
「秘書のお姉さんには『父さんとゆっくり話すから』といっておいたし」
「だからなんだ!」
「つまり、この部屋に入ろうとする人はいないってこと」
「・・・」
「それにね、父さん。ネルフ本部で一切監視されないところの一つがここだよねぇ」
「・・・ぐっ・・・ぬっ・・・」

もう既に数台のビデオカメラは設置されていた

「助けは来ないよ。父さん。ゆっくりと親子のコミュニケーションをとろうよ・ねっ・」

第壱中学の女生徒が軒並み陥落する『爽やかな笑顔』でゲンドウの右耳を甘噛みをしつつ
悪魔の饗宴の始まりを父に告げるシンジであった

--- この続きは私には書けません。お好きな方、どうぞ ---