1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :
2005/10/08(土) 11:25:08 ID:DwXyyxHz とりあえず弐号機が持ってた斧を欲しがるだろ
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 11:37:33 ID:c6z9Ffn8
ポジトロンライフル 「陽電子、ビィィィィィィィィィイィィィィィィィィィム!!」 ↑ この辺で声が裏返る
チェンジ、ゲッター3!スイッチオン!!
:::::::::::::::::::::::./ヽ:::::、 ┬_ l::::::::::! /:::::::::::::::::/ /::::::::::::::/ /l::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::l |::::::! l`ヽi:::::::::|∠::::::::::::::::/ /:::::::::::::::::レイVl::::::::::::: ー─-、:::::::::ヽ/:::::::| ミl \::::l∠彡''"レ' / レ '"´:::/ ,,;; |::::::::::::: >:::::::::::::::::| ミヽ ((ヽゾ/ 川 ___/::::__,,==''"フ !::::::::::::: _─´::::::::::::::::::::::::::| ミ \__ {i / / /l/:::::::::/o j / l:::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|ヾ 三三`j| ||{::::::::::/ `''''"-─彡 /::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::! 三/ 三ニニ彡  ̄ 彡 /:::::::::::::::::: ─-、___:::::::::::::::::::::::、 / 三 、___/::::::::::::::::::::: `フ:::::::::::::::::.、 /〃 ー \___::::::::::::::::::::::::::::: ____/::::::::::::::::::::::∧ く ー ____ /:::::::::::::::::::::::::::::: `ー-、_::::::/{ / ヽ r==ニニニ二 ─v─'''フノ::::,.イ::::::::::_____ / V リ l | / /| /V {::::::::::`ヽ、 ! | ! / / レ \::::::::_ヽ ヽ | レ′ / /::::::::::> \ ヽ | __ -‐  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ー-、 __〉-‐'" ゲッターを信じるんだああああああ と。
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 11:40:47 ID:Bp8Xd2tK
F型装備やったら空飛ぶしビーム出すしいいかもな
6 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 11:43:51 ID:4Gn+G96H
真ゲッター竜馬なら、1話でゲンドウを握りつぶすよ
初号機が暴走しても誰も気付いてくれません。
8 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 12:18:45 ID:DwXyyxHz
トウジを返り討ちにしてしまい クラスメートと距離を置かれたままになるな
9 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 12:24:09 ID:4Gn+G96H
そもそも中学生じゃなかった
10 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 12:25:39 ID:DwXyyxHz
アスカが色々挑発しても相手にしてくれない竜馬
裏切ったな!俺の気持ちを裏切ったんだ!!
カヲル君、君が何を言っているのか解らんぞ!
13 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/08(土) 21:56:27 ID:lRTiUqQo
残酷な天使のテーゼは影山ヒロノブが歌うんだな
14 :
名無氏 :2005/10/08(土) 22:00:49 ID:???
グロシーンがさらにグロくなる
竜馬「オープン、ゲット!」 マヤ「初号機、内蔵電源に切り替わりました!」
18 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/10(月) 20:31:24 ID:kCkaoeIB
暴走していてもしなくても変わらない
出撃前にポージング
エヴァが変型とか合体しないことに激怒しそうだな、竜馬。
ブラックゲッター作れるくらいだから、勝手にエヴァ改造するね
22 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/11(火) 07:45:46 ID:Ew6U5Po9
弐号機に乗りたいと言い出す竜馬
ムサシ「俺が死んでも代わりはいるもの!」
ミサト『竜馬くん、よく聞い…』 竜馬『うるせぇえええええババア!』 ミサト『え、ええと、狙撃地点は二子山山頂。作戦開始時刻は…』 竜馬『俺にわかるように説明しろぉおおおお!』
「女ぁ!てめぇの赤い機体をよこせぇえ!」 「あんたバカ?弐号機はアタシのよ!」 「誰がバカだとおぉ!ぶっ殺すっ!」 そして誰もいなくなった
絶対「逃げちゃダメだ・・・・」はないな。 「上等だオルゥアァァァ!! テメェこのクソ使徒、絶対ェ逃げんじゃねぇぞ!!!」 くらいのことは言ってくれるであろう。
27 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/12(水) 00:22:10 ID:GcHogmao
ダミープラグが動いたら叩き壊しそう
28 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/12(水) 00:43:16 ID:pGMghNEM
ペンペンをペンギン鍋にして骨まで食う竜馬
29 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/12(水) 06:35:15 ID:GcHogmao
アスカ妊娠されそう
良スレ
竜馬『何ィッ!EVA弐号機ッ!さ、参号機までっ…って、ことは…まさかあれに乗ってるのは…』 竜馬『てめぇかぁああああああ!アスカァアアアアア!』 アスカ『 …(無視)』
ミサトカレー 竜馬「不味い!永久刑務所のドブ飯より不味い!こんなものぉ!食えるかぁああッ」 ドンガラガシャーン! ミサト「…(゚д゚lll)」
「攻めるしかない、攻めるしかない、攻めるしかない、攻めるしかない」
34 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/12(水) 19:40:52 ID:s7dj0T8J
`ヽ:.、 、 __ _ _,,........,,_ ヽ:.:ヽ、 }:ヽ )、 `ヽ``ー _ ´ ‐-、_:.:.:.ヽ):.:.:.:ヽl.:.:.:V.:.:.! ト、 _ -‐z..ノ ノ ) _ -‐' ´ ̄:.:`.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:リ.:.:! ト、 / _- ´ __-' ´_ニ=-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.lノ:.:l / / _- 二-‐- _ 、_ -‐'´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ ( l/ _ -'´_ _-ヽ 、 ___ニ-:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:く ) ! / ´ `ヽ く \ ̄:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ハ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ,イ / └-ィ ⌒)/ ) `ー- _:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:,イ:.:./ ヽ:.:.:.:.l,-ヽ└-‐z // / /_-‐'´_-‐=ニ /.:.:.:.:.:.:.:.:./:≧ミ:_,-イ.:.:.:.://彡≦冖ヽ:.:lV/.:.:.:.:.:.:.>十¬--‐ニ´_-‐'´ _-‐' /-_ニ=-.:.:.:./.;イ^!/ヽ__ヽ/.:.:∠l/┛/_, ):.:V.:.:.:.:.:._:_:≧⊥_|  ̄ __ -‐'⌒ _-'三 ̄ニ=-:.lイヘ._l- /イ =´ ̄ ‐/.:.:.:.ト┬升: : : : : : :``ァー-ニ_ _-' `ー-ァ冖ハ= l !l /イ:.l:イ l l: : : : : : : :/ `ヽ /:/.:.:ヽ ,_ヽ__"____, rイ /lノ: | l l: : : : : : :,' /: :´7-z:/ヘ `┴__┴ ' ´ / /: :l / l : : : : : : l V: : : :l i、 |\  ̄ イ /.: :/ / /: : : : : : : l あげ
35 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/12(水) 20:16:02 ID:1oFNVOo0
ミサト「予備のライフルを出すわ、受け取っ・・・ 竜馬「トマホークを出せェッ!! ないならデュアルソーだ!!
>>35 出したら出したで「肩から出てくるようにしておけ」とか言いそう。
ナイフ・・・竜馬が握った瞬間に砕け散りそうだ
ゲンドウ「ぬぅははは!あとはこのアダムと共に、世界最後の日へまぁっしぐらよ〜」
/:: ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::r' '"__ 、`、:::::::::::::::::: ,/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::r- ;;;;;;;;;;、:::::l `,:.:.:.:.:l ',::::::::::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ::::'、 ヽ::::l``‐‐、l l::::::::::::::::: ::::::::::::::::::::::::::::::::::l `、 l' ',::,、l ' ´/---、__、,, ::::::::::::::::::::::::::::::::::l 〉l´ l/:'' '、 ::,;'l:::::::::::::::::l ハl、l l '' '、 ノ 'i:::,、:::ハ:::ll\ `' 'l ,/ ,,; ', , l:ハ::l ',l `' 、 ,l; l ,;;'' ', ' `' ` `''''l_;'' ' l:. . ,r,‐‐ッ、 ,:. :. .,':.:,; :. l l´ `l::::l l_:. / :::::::::::::::::::::::::::::::::::: `' ´ `´ l'´ . . /_>´ :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ``''' ‐::::r'´´/ 「穴があったら突っ込むのが男ってもんだろうが!!!」
ゲンドウに向かって ジジイ!! 冬月に向かって ジジイ!! 担任の先生に向かって ジジイ!! ミサトに向かって ミサトさん!(ミチルさんみたく)
ゼルエルのATフィールドを切り裂いた時・・・ 「ストナァァァァァサンッシャインッ!!!!!!!!!!」 とかだったり。
ジェットアローンが暴走しても素手でぶっ壊し・・ 戦自が攻めてきても素手で皆殺し・・ できそうだな
>>46 この4人の暑苦しさが肝。
どうでもいいことかもしれんが、竜馬とトウジは気が合いそうだ。
熱血バカどうしで。
48 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/18(火) 06:13:42 ID:SGS3aKF4
竜馬ならエントリープラグ引っこ抜いて トウジを無事救出しそうだな
49 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/18(火) 10:32:56 ID:ANjLXRJV
オープンゲット
>48 その後、ゲンドウを本気で殺しに向かう
>>50 で、殺す直前、
トウジの声が聴こえてきて、
トウジ「ストナーサンシャインを撃つんだ・・・」
ストナーサンシャイン習得。
なんかもうATフィールドとか無くてもいけそうだな。あっほら気合いとか根性で
53 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/19(水) 18:08:25 ID:pgCZm7cY
どうしてエヴァに乗るのかと聞かれたら 「使徒を全部ぶっ殺すためだ」と言いそう
竜馬がエヴァ。 シンジの言うことをまったく聞かない。 だが使徒には勝つ。
>>54 それじゃ暴走状態が普通になっちゃうじゃん。
DSYNフィールド(努力、勝利、友情、熱血)
57 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/20(木) 09:50:21 ID:/hf+62lD
真ゲッターの竜馬は努力とか友情とか無いよ 復讐の一文字のみ
58 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/20(木) 09:56:14 ID:qJGTDq0i
まぁでもそうゆう類の物で攻撃を防ぎそう。 使途とかより脅威だな
59 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/20(木) 11:02:26 ID:FzUqqXjH
実際に何かの本で、シンジを竜馬に見立てたイラストを見たことがある。 セリフは「きやがれ使徒ヤロー!行くぜ!レイ、アスカ!」 鼻に傷もあった。
>>57 FSKZフィールド(復讐、殺意、狂気、残虐) ってとこかね
重量に逆らったマフラーは必須アイテム
62 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/20(木) 22:32:42 ID:BD2VP6qi
最後はエヴァ帝王機がでてくるんですね?
63 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/24(月) 08:23:10 ID:3j7MZUJU
ミサト「シンジくん大丈夫?」 シンジ「・・・・・」 加治「やっこさんは平気らしい、どうやら俺達が歳をとりすぎたようだ」
64 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/24(月) 10:58:44 ID:FcRG0Jtd
しんゲッターってそんなゆがんだせいかくなのか
>>64 びっくりするくらい熱いから是非見たほうがいいよ。
まぁ、とりあえず見るなら『真ゲッターロボ地球最後の日』の
1.2.3話をオススメする。
逆に言うとそれ以降はオススメできない>真ゲッター1.2.3話
67 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/24(月) 12:59:34 ID:3j7MZUJU
そうかな、旧ゲッターチーム対開発チーム戦とか良かったけどな 前半は何かハジケ方が半端だから 後半の方がやりたい放題な分嫌いなのかな
真ゲッター 123話 今川監督 それ以降 川越監督
69 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/24(月) 14:26:01 ID:3j7MZUJU
>>69 つまりは監督が代わったからつまらないってことだろ。
123、以降は。
そういや、アスカが、
「チェェェーンジ!エヴァシップ(?)!!」
とか言ってた覚えが。
エヴァ・シップは綾波だぜ
チェンジエヴァトレイン!
初期漫画版ゲッターの竜馬の方がいいなw
>>73 しかしビジュアル的に久留間慎一の格好と、あの老けた面構えはかなり反則。
復讐一徹、手段選ばずの徹底ぶりは確かに原作をも凌ぐかもしれない。
そして何より、実は結構頭良さげ。
そんな完璧超人、流竜馬じゃない、とか言っちゃダメ。
旧ゲッターVSドラゴン軍団は確かに格好良かったなぁ・・・。
EOEは、贄になるどころか、逆にゼーレの老人達全員贄にしかねないな。 そして補完計画によって生み出されるゲッターエンペラー。 いやちょっと早いな。最初は真ゲッターからコツコツと。
シンジと違って全く家事をしなさそうな・・・
空手で狩りをして食料を調達します
もう、ペンペン食っちまうな
ハレルヤと第九はJAM Projectで。
80 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/14(月) 22:29:22 ID:3lGg/o5d
エヴァシリーズが合体して、真エヴァンゲリオン
81 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/15(火) 16:17:48 ID:KVRhHvcK
良スレだと思うのだが…進まないな。 ということで取りあえず、『プログナァァァァイフ・ブゥゥゥゥメラン!!』
「貴様にもたっぷりと味あわせてやる…エヴァンゲリオンの恐ろしさをなぁ!」 最低系みたいだw
最低系が最低系な所以として、シンジ君の性格が元のアレからあり得ないものに 変化しているから最低な訳で(勿論それだけじゃないけどさ) 流竜馬、元からあんなんなので問題ない。 いや人としては大問題な気がするが、竜馬だからオッケーだ。
新のほうの隼人をエヴァに乗せたら、すごい事になりそう。
ミサトの代わりに教官役で
シンクロ率とか無視して、気合で動かせそう…
気合いと言うよりエヴァを脅迫してムリヤリw
ゲンドウはまずタコ殴りだろうなw
なんちゃらビームを無理やり追加武装させそう
奴なら気合で出す
91 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/21(月) 21:25:48 ID:XdntUSDt
>>84 「ヒャハハハハハ!こいつは俺の、俺の力だぁ!」
といって町の被害関係無く暴れて使徒をズタズタに引き裂く隼人。
ガクガク(((( ;゚Д゚))))ブルブル
92 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/22(火) 18:08:37 ID:AKPXCbGS
〜竜馬を迎えるにあたりNERV側準備の舞台裏〜 リツコ「ふはははは!お前は神にも悪魔にもなれるのよ〜!・・・ふう、こんな感じかしら」 ミサト「違う。それ惜しいけどちょっと違うから」 リツコ「あら。参考文献間違えたっぽいわね(ごそごそ)・・・じゃあ・・・ああ、これこれ。 儂は日本のドンじゃけぇのお!・・・どうかしら?」 ミサト「・・・惜しいんだか惜しくないんだかすら怪しいけど、違うのには変わりないってば」 物陰居て アスカ「何かそんな事より絶対に大事な事があると思うんだけど」 レイ「でも客観的にあんな14歳はあり得ないと思う」
age
96 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/12/04(日) 06:38:00 ID:tE6e7WLa
是非とも拝んでみたいもんだ
「君の心は……ええと……鋼のように強靱だね」
活性化age
トウジはバディルエル戦で重傷を負うのでなく、 「すまんな、転校生」のシーンで重傷を負います。
100 :
天上院・アスカ・ラングレー ◆3Olp6HGIF. :2005/12/05(月) 23:05:21 ID:tqSDgQIH
100ゲッCHU
初号機の出撃BGMはHEARTS
そういや、ちょっと前エヴァ対ゲッタースレってあったなぁ。 どうやっても真ゲは無理そうだからゲッターかゲッターGメインで話をしてた気がする。 どうやったらエヴァが勝てるか…を話し合ってたなあ あー、あのスレまた見てー
石川賢が描いたエヴァを見てみたい。
オーーープンエヴァッ…その後を想像してみよう
>>106 そりゃ普通、スプラッタムービーと呼ばれる。
まぁあの三人組なら補完などさせんだろ。
109 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/12/20(火) 18:28:36 ID:hmXKD0m9
あの全てが救われたとは到底思えないEOEで、もし旧ゲッターチームの三人組がいたならば。 「あの3人ならきっと何とかしてくれる、てか力尽くで何とかする、てか理屈も理論もねじ曲げる」 という匂い濃厚なオヤジ共だからね、あいつ等。 そもそもゲッターロボとゲッター線が、理屈捻じ曲げ上等の存在なんだな。 元々EVAはダメ大人ばっかりなんで、そこら辺余計にそうなんだろうけど。 とはいえあの中年共が真っ当な大人かというと、それはそれでどうなのか、という気もするのだが。 ゲッターチームの唯一の良心、弁慶なら判らんでも無いんだが(飯塚声の方ね)
110 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/12/20(火) 20:24:31 ID:3Pm1UvpJ
後半にゲンドウ、冬月、キール議長が真ドラゴンで増援にくるはずだ
悪りぃな。俺たちは目をつぶってても合体できるんだ 開発チームと戦闘チームの差って訳だ
弁慶「キール、冬月、今から真ドラゴンの必殺技を使う。」 キール「必殺技?」 弁慶「そうだ。真ドラゴンの最強最大の技だ」 竜馬「どうだ、ゲンドウ!」 ゲンドウ「だめだ、ゲッター炉心の出力が上がらない。」 竜馬「心配すんな、炉心ならここにもあるだろ?」 ゲンドウ「しかし、それをつかえば…」
113 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/12/24(土) 17:39:41 ID:/u5X51hv
>>109 真げではないが、新ゲではスタッフにバカと基地外と知恵遅れとかいわれてるしなw
肉弾戦しかしようとしない
>>114 ちょうど良いんじゃないか?どうせちゃんと効く飛び道具はあまりないんだし。
あけましておめでとう。
>>113 原作版ゲッターチームってノリ的にワイルド7なんだよね、基本的に。
新ゲッターのゲッターチームは何かちょっと違う方向に行っちゃった。
ちなみにチェンゲの中年ゲッターチーム(否ジジィゲッターチーム)はこの二つとも
違うんだが、あれはあれでかな〜りお気に入り。
117 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/01/11(水) 15:07:48 ID:y0EQAb/g
いっそアレだ。 赤木博士の替わりに敷島博士だったりとかしたら・・・。 ・・・。 逃げて〜!シンちゃん逃げて〜〜!!1!!
そういや敷島のジジィ、ネオゲではゴールの円盤要塞のバリアを 何か訳判らん装置で無効化しちゃってたなぁ・・・。
ATフィールドを無効化する装置を作ったりして…
暇なので勢いで作ったネタを投下 名前:エッヴァー1 ※1と書いて初号機と読む! HP:6000 EN:280 運動性:95 装甲値:1400 移動力:6 パーツ:2 サイズ:L コスト:2 剣:○ 盾:× 移動タイプ:空陸 地形適応:空A 陸S 海B 宇A 特殊能力:エッヴァーエネルギーフィールド(全属性ダメージ4000以下を無効) S2ゲッター線機関(EN回復30%) 格 格闘 P 2800 1-3 ASBA 格 エッヴァーナイフ P 3400 1 AABA 射 パレットマシンガン PLA 3800 弾15 1-5 AACA 格射 スパイラルエッヴァービーム P ALL 4200 EN40 1-3 AABA 格 マゴロク・ソードナイフ P 4800 EN20 1-2 AABA 105 格射 エッヴァービーム P 5200 EN50 1 AABA 110 格 自然暴走 P 5700 EN60 1-3 ASBA 130 バリア貫通 格射 ファイナルエッヴァーインパクト MAP 6200 EN80 1-4 SSSS 140 サイズ補正無視 ファイナルゲッターインパクトMAP □□□□■□□□□ □□□■■■□□□ □□■■■■■□□ □■■■■■■■□ ■■■■☆■■■■ □■■■■■■■□ □□■■■■■□□ □□□■■■□□□ □□□□■□□□□
122 :
121 :2006/01/15(日) 12:02:23 ID:???
ずれまくった・・・orz
>>120 敷島のジジィとか、Dr.ヘル辺りなら本気でやりそうだなw
それがダイナミックマッドクオリティ。 赤木博士? あんなエロそうな姉ちゃん、マッドを名乗るとは片腹痛いわ。 てかマッドには勿体ないです。 マッドは顔崩れてるくらいのジジィで丁度良いんです。 アカギ博士にしたら十分破綻してそうな気もした。 ついでにage
そうだな、やはり博士と言ったらマッドで無くてはな。 赤木博士じゃ力量不足だ。 と言うことで、りっちゃんは俺の嫁になるのが良いと思う。
>>124 「・・・ざわ。ざわざわ・・・」
成程。顔は崩れていそうだ。
いや。歪んでいる、か。
敷島博士、良い人なんだけどな。
ちょっと見た目がアレで、かなり偏屈な研究を行ってて、おかしい奴揃いの
早乙女研究所で一番アレで、性格もちょっとアレなのを除けば。
やっぱダメな人だな・・・。
ミサトはサイボーグだな。 第一話でシンジを襲って返り討ちにされて 「ギギ…ゲンドウ様が…お待ちだぞ……」とか言って爆死する役
OVA見たけど竜馬カッコヨスwwww 偽善者竜馬しか知らなかったからかなり燃えたwww
>>129 やっぱチェンゲじゃね?
あの竜馬が一番かっこいいし
スパロボにチェンゲでないかなー?
>>130 GBAのスパロボDに出てなかったっけ?
>>130 チェンゲ出てるな
Dやった時、OVA版見てなかったからテレビ版との差に驚いた
むしろ真ゲッターライガーに吹いた
ドリルに手足が生えてるアレかw
スパロボの真ドラゴン&真ゲの合体攻撃が格好よかった つうか、真ドラをラーカイラムに搭載できるのが不思議だww
135 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/02/21(火) 15:14:32 ID:1UjCACcP
あれは樽(真ドラ基本形)をラー・カイラムが曳航してるらしい。 (参考文献:当時立ち読みで読んだDアンソロ漫画) ほらあれだ。 港でタンカーをタグ・ボートが曳いてるようなもんだ。 実際、龍頭の上に50m以上ある真ゲッターが仁王立ち出来てるから、 設定画だけ見れば、500m以上1km未満位は堅いと思う。
なるほどな。 想像すると凄い図だがw<真ドラをラー・カイラムが曳航 よくあるネタスレみたく、 チェンゲ竜馬とシンジを一緒に閉じ込めたら和解出来るだろうか。
>136 別に対立しているわけじゃないだろ>和解
シンジ「あ、あの」 竜馬「はっきり喋れぇえ!」 シンジ「ご、ごめんなさ・・」 竜馬「うるせぇええええ!」 シンジ「ご、ごめ・・」 竜馬「うるせぇええええ!」 でエンドレス
考えれば考えるほどゲッターとエヴァは似てるな。 突然操縦方法も教えられずにコックピットに入れられて未知の敵と戦闘とか、 3人の一人が自爆して代わりが来るとか。 ゲッター→真ゲッターの流れは典型的なEOE後シンジ復讐物と考えられる。 今度、真エヴァンゲリオンでも書いてみるか。
まあ、庵野はあの辺りのロボに凄まじく影響うけてるからね
ダイナミック大好きだからな
おおおぉぉおぁぁああああっっっ!!!!
誰かHEATSうpキボン
性格だけ変えると言う選択肢は無いのだろうか。
>性格だけ変えると言う選択肢は無いのだろうか。 竜馬はゲッターマシンが無くても戦いを止めない。 それでもとりあえず戦闘になるだけの力量も持ってる。 シンジの性格だけ変わったって無理。
魔改造シンジなら無問題
だがそれはシンジという名前と外見だけ残った別人だからなぁ・・・。 極端な話、隼人はともかく竜馬、武蔵、弁慶あたりはゲッターが無くても 敵と戦う男だろ。 隼人は、シンジとは別の意味でゲッターがあったから戦った男。 でもシンジは違うだろ。
ほす
いっそシンジじゃなく ゲンドウと竜馬を交代させりゃいいんじゃねえのか
>>149 「この番組はウルトラマンレオか?」と誤解しかねない勢いの猛特訓の末、
グルグル目玉のシンジができあがるのですね
竜馬「乗るなら早くしろ!!乗らないのなら無理矢理にでも乗せる!!好きな方を選べ!!」
アダム「莫迦な!?N2爆弾の直撃にも耐える使徒達が、何故活動停止するのだ!?」 第二使徒「・・・セカンドインパクトだ。ご覧なさい!コアを残してLCLになっている!」 エッヴァーにしがみ付き、侵食していた使徒達が、黄色の液体となる。 エッヴァー自体も全身から血液とLCLを噴出し、それでもなお、拘束具を引きちぎり、己のコアを引きずり出す。 ユイ「血も涙も流さねえ使徒ども!貴様らは原初の刻にこのインパクトで滅びたんだ! ここでもう一度滅びやがれ!」 ゲンドウ「ユイ?・・・!・・ユイィィィィィィ!!!!!」 コアがひしゃげ、北極を中心に大爆発。ここでOPが始まる。
穏やかな(原初の)海が 爆音(セカンドインパクト)で渦巻く 炎が荒れる 黒煙の空で 死神が微笑む(ゼルエルの顔) 大地が割れる(ゼルエルビーム) 叫び惑う人々の中をかき分け 俺は急ぐ迫り来る敵へ走る!!(シンジ、走る) 熱き碇の嵐を抱いて(N2爆弾)闘う為に飛び出せエッヴァー! 明日の希望取り戻そうぜ 強く今を生きる友の腕に 赤き血潮が激しくうねる(暴走) 正義の疾風が荒れるエッヴァー!! 俺の嵐が巻き起こる時!(オナヌー) 悪の炎なんて全て消すさ!!
ゲンドウは入れ替えるなら竜馬じゃなくて早乙女博士だろ。 シンジを下駄パンチで気絶させてエントリープラグに放り込み使徒の目の前に出撃させる。
早乙女にゲンドウ タチの悪さは大して変わらんな
きみ、いいからだしてるね。ネルフにはいらないか?
159 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/14(火) 21:36:24 ID:PHTsAuUK
つまり シンジ→竜馬 アスカ→隼人 レイ→武蔵and弁慶 ゲンドウ→早乙女 赤木→敷島博士 ということか・・・ 全身武器庫の敷島博士なら一人で戦自を全滅できそうだなwwww
160 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/20(月) 19:05:59 ID:my1EGi0+
武蔵→トウジ
161 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/23(木) 00:11:13 ID:clb2Hzum
良スレあげ
保守
163 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/28(火) 00:27:47 ID:Q2G6iITY
エヴァンゲリオンVS真ゲッター 真世界補完の日
>>163 ミサト「真ゲッター!?完成していたの!!!」
リツコ「そう…みたいね」
ミサト「シンジ君、アスカ、レイ、準備は良い?」
アスカ「えぇ、いつでもいけるわ!」
レイ「はい」
シンジ「ミ、ミサトさん!あれには人が乗っているんでしょ?僕には…僕には無理だよ!」
アスカ「今更、なに言ってるのよ!割り切りなさいよ」
シンジ「アスカは人を殺してもいいの?僕はいやだよ!」
ミサト「シンジ君…」
アスカ「世界がどうなってもいいって言うの!?それに、私は死にたくないわ!」
シンジが何かを言おうとした瞬間
ゲントウ「シンジ、お前はもういい、そこで待機しろ。真ゲッターの破壊はレイとアスカだけで十分だ。」
シンジ「ぇ!?」
ミサト「お言葉ですが、司令、それでは作戦が…」
冬月「いいのかね、碇」
ゲントウ「構わん、最初からシンジなど当てにはしていなかったしな…。」
冬月「そうか」
ゲントウ「レイにロンギヌスの槍を持ってこさせろ、弐号機はそれまで現状維持、場合によっては出撃だ」
冬月「碇、老人たちが黙っていないぞ」
ゲントウ「構わん、勝つためには仕方のないことだ」
ミサト「わかりました…。3人とも、聞いての通りよ、レイは急いで取ってきて、シンジ君はそのまま待機」
レイ「分かりました」
アスカ「まったくバカシンジのせいで」
シンジ「どうせ、僕なんて…」
ミサト「目標は?どうなっているの?」 青葉「第三東京都市上空300メートルで依然沈黙中」 メガネ「動きがありませんね。ミサイルの一発でも撃ってみましょうか?」 ミサト「その必要はないは。確かに、何もしてこないのは不気味ね」 竜馬「向こうも動いてこないな」 隼人「真ゲッター2で2,3こビルを壊してみるか?」 弁慶「力仕事なら、真ゲッター3にまかせんしゃい」 隼人「陸戦で都市戦だぜ、どうかんがえても真ゲッター2が良いだろう」 竜馬「まて、二人とも取り合えず、もう暫く待機だ」 隼人&弁慶「了解」 みたいな感じ?
って言われても・・・
167 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/03/29(水) 02:47:36 ID:MoNlyeAx
オープンゲットage
数十分後 竜馬「そろそろ行くか!」 隼人&弁慶「おう!」 真・ゲッターは、上空3000メートルから一気に急降下する。肉眼で確認することは不可能だ。 マヤ「真ゲッター、活動を開始しました!は、はやい…」 一同「!」 第三新東京市の使徒迎撃システムなど、彼らには通用しなかった。 竜馬「こんなもので、俺たちを止められると思っているのか!」次々と兵装ビルを破壊していく ゲッターチーム「オープン・ゲット!」ビルとビルの間をすり抜けゲッターチームは飛行する 竜馬「取り合えず、真ゲッター2でジオフロントを目指す」 青葉「次々と兵装ビルが破壊されていきます」 隼人「分かったぜ。チェーンジ、真・ゲッター2スイッチON!まだ攻撃してくるビルが残っていたのか、まずはお前らからだ!」」 リツコ「はやり、彼らにはネルフ自慢の使徒迎撃システムは通用しないようね」 ゲントウ「弐号機を出撃させろ」 ミサト「分かりました。エヴァー弐号機、リフトオフ!」 マヤ「エヴァ弐号機、発進します。」 アスカ「やってやろうじゃないの!」
隼人「奴さんのお出ましか」 竜馬「油断するなよ隼人」 隼人「二人は黙って見物してな」 弁慶「そりゃないぜ」 アスカ「何あのドリル野郎、これでもくらいなさいよ!」 標準をあわせ、パレットライフルを発射するアスカ 隼人「オープンゲット!」 弾丸は兵装ビルを破壊し粉塵が舞い散る」 アスカ「そんなのありー!?」 隼人「もらったぁ!」 ミサト「アスカ、後ろ!」 アスカ「早い!」 ATフィールドが真ゲッター2を完全に寄せ付けない 隼人「これがATフィールドか、厄介な代物だぜ」 アスカ「フン、今度はこっちのばんよ!」 すかさず、ニードルガンを射出する。 隼人「オープンゲット!」 アスカ「えー、またなの!」 竜馬「今のは危なかったぜ隼人」 隼人「すまねぇ」
×標準 ○照準では?
ミサト「アスカ、合体時を狙うのよ!」 アスカ「そんなこといったって!」 マヤ「エヴァ零号機発進します」 ゲントウ「弐号機をレイのバックアップにまわせろ。レイ、真ゲッターのゲッター炉を狙え」 レイ「了解」 ミサト「アスカ、レイのバックアップにまわって」 アスカ「何で私が!…わかったわよ」 隼人「これでもくらえ、ドリルストーム!」 アスカ「そんなもの、きくもんですか。ATフィールド展開!」 隼人「後ろががら明きだぜ、ゲッタードリル!」 アスカ「しまった!」
マヤ「だめです間に合いません!」 ミサト「アスカ!」 レイ「っ!」 ???「てこずっているようだな、はぁああああああああああ!!!」 真ゲッター2の前に衝撃波の壁が立ちはだかる 青葉「パターンオレンジ、ひ、人です!」 一同「!!!」 リツコ「非科学的すぎるわ…信じられない」 竜馬「怯むな、隼人!」 隼人「くっ…ドリルプラズマハリケーン!」 衝撃のアルベルト「十傑衆をなめるなぁ!」 互いの放った衝撃波が激突しあう マコト「これは!?」 ミサト「どうしたの」 マコト「第三東京市に次々と高エネルギー反応体が!」 ミサト「なんなのいったい…」 冬月「始まったな」 ゲントウ「あぁ」
一方そのころ シャア「なぜだ、なぜ分からんのだアムロ!」 アムロ「シャア、人類補完計画などしてはいけないんだ!」 シャア「地球がもたんときがきているのだ!人は贖罪を行い始原へと回帰しなければならないのだ」 アムロ「人の可能性をなぜ信じることが出来ないんだ、お前を手助けにいかせるわけにはいかない!」 ガドー「シャア大佐、ここは私めに御任せください」 シャア「すまんな、ガドー少佐」 アムロ「待て!シャア。くそ、そこをどけ!」 ガドー「ここは通さん!」 カミーユ「クワトロ…いや、待てシャア・アズナブル!」 ジュドー「待ってくださいクワトロ大佐!」 ハマーン「お前たちの相手はこの私だ!先に行け、シャア」 シャア「分かった」 カミーユ&ジュドー「ハマーン!」 コウ「ガトーぉぉ!アムロ大尉、クワ…シャアをとめにいってください!」 アムロ「すまない、みんな」 ガドー「いかせるかぁ!」 宇宙でも激闘が始まっていた。 芦ノ湖上空 ユリカ「ねぇ〜ルリルリ、エヴァンゲリオンのパイロットってまだ子供なんでしょう?」 ルリ「ハッキングした情報によれば、チルドレンと呼ばれる14歳の少年少女たちです」 ユリカ「なぁ〜んか気が進まないなぁ〜」 プロスペクター「しかしですね艦長、これも命令ですので」 ユリカ「わかってるわよ」
アスカ「うそでしょ、生身の人間がエヴァと同等!?」 アルベルト「こちらはBF団が十傑衆の一人衝撃のアルベルト、ビック・ファイアの命によりネルフを支援する」 ミサト「え!」 リツコ「味方みたいね」 ミサト「アスカ、レイ…信じられないでしょうが、あの人は味方みたい」 レイ「了解」 アスカ「よく分からないけど、了解」 マコト「第三新東京市上空から、高速で接近する物体が!こ、これは」 アルベルト「ジャイアントロボ!」 大作「見つけたぞBF団!エヴァンゲリオンをどうするつもりだ。行け!ジャイアントロボ!!」 グオォォ〜ン、ジャイアントロボの雄たけびが第三新東京市に響き渡る アルベルト「なに、ジャイアントロボ!イワンは何をやっていたのだ!」 鉄也「ゲッターチームの皆、俺たちも支援するぜ」 甲児「俺とカイザーにかかればATフィールドなんて関係ないぜ」 隼人「俺たちだけで十分なのによ」 竜馬「そういうな隼人、味方は多いほうが良い」 アスカ「なんなのよ、大勢でよってたかって」 デューク「甲児君、鉄也君、竜馬君、遠距離から同時攻撃だ!」 甲児「分かったぜデュークさん!」鉄也「了解!」竜馬「おう!」 アルベルト「くるぞ!バリアを張れ!」 甲児「カイザーァァブゥラスターァァ!」鉄也「ブレストバーァァン!」デューク「サイクロンビーィム!」竜馬「ゲッタァービーィィムゥッ! アスカ「負けるもんですかぁぁ〜!」アルベルト「十傑衆をなめるなぁぁ〜!」レイ「ATフィールド展開!」
青葉「第二新東京市に高エネルギー反応!ん?もうひとつ何か高速で移動する物体が!」 マヤ「モニターに出します。ぁっ」 ミサト「停電?」リツコ「まさか、ありえないわ」 ゲントウ「予備電源に切り替えろ」 ミサト「状況報告急いで!」 デュオ「へっへーん、あいつらも上手くやってるかな?」 大作「ロボ、あの紅いのに横からロケットバズーカだ!」ジャイアントロボが弐号機を捕捉する レイ「ダメ、もたない」 アスカ「こんちくしょうぅぉぉ!」 アルベルト「まずい、押し込まれる」 東方不敗「この、木偶の坊がぁ!行くぞ風雲再起」ジャイアントロボを一蹴りし疾走するマスターガンダム。 大作「ロボぉぉ!」体勢を崩し、崩れこむジャイアントロボ 東方不敗「どうした!お前たちの力はそんなものかぁ!流派!東方不敗、最終奥義、石破天驚拳!!!」 スーパーロボット軍団の超絶な攻撃を薙ぎ払う スーパーロボット軍団「!!!」 アスカ「な、なんとかなったわね。助かったわ」 東方不敗「礼などいらんわ、まずはこの状況を打破するぞ。あの4機はわしに任せておけ」 アスカ「分かったわ、それじゃ私たちは鈍そうな、あのでかぶつを倒すわ」 東方不敗「いくぞ!」
今更言ってもしょうがないが、甲児にはZキボン
177 :
165 :2006/03/30(木) 23:42:11 ID:???
>>170 忠告どうも
>>176 弐号機が覚醒→暴走&DC細胞に犯されてる→殺してやる殺してやるころして(ry、マジンカイザーの光子力エンジン取り込んで
な展開に持ち込む予定なので、乗り換えにZを出させますよ?w
ミサト「どう?」 青葉「現在、ネルフ本部の電力および各施設の復旧率43%です。」 マコト「侵入者は、どうやら5人のようです。一時的なものでしょうが、破壊活動はおさまったようです」 ミサト「たった5人でネルフ本部に乗り込んできたというの!」 リツコ「どうやら、停電の混乱に乗じて数箇所からハッキングされてたみたいね」 ミサト「まいったわね。アスカ達はどうしてる?」 青葉「さきほどから外部モニターにアクセスを試みているのですが、つながりません」 ミサト「いいわ、あの子たちを信じましょう。復旧急いで」 ゲントウ「ターミナルドグマとエヴァンゲリオンの電力供給に復旧電力の7割を費やせ」 マヤ「分かりました」 冬月「碇、初号機を出撃させなくていいのか?」 ゲントウ「奴らの目的は初号機だ、迂闊に出すのは得策ではない」 冬月「しかしだな」 ゲントウ「ゲストの連中がよくやってくれている、問題ない」 そんな最中、シンジは心の迷宮に迷い込んでいた。 シンジ「僕は…いらない子なんだ」
東方不敗「浮雲再起、お前はあの者たちの手助けをしてやれ。さぁ、かかって来い小童ども!」 東方不敗は真ゲッター、マジンカイザー、グレートマジンガー、グレンダイサーを前に構えをとる 竜馬「一機で俺達の相手をするつもりなのか!?」 甲児「なんか調子くるっちまうぜ」 鉄也「俺達の攻撃を薙ぎ払った奴だぜ、油断するなよ!」 デューク「鉄也君の言うとおりだ」 東方不敗「こないのなら、こちらから行くまでよ!」 コンクリートジャングルを縦横無尽に駆け抜けるマスターガンダム 竜馬「早い!しかし、真ゲッターなら。ゲッターァァトマホゥークゥ!」 東方不敗「そんなもので、てぇぇいぃ!」 猛スピードで迫ってくる真ゲッターをものともせず、マスターガンダムはマスタークロスでとゲッタートマホークを奪い取る と同時に真ゲッターを地面に叩き落す 竜馬「なに!?」隼人「こいつ一体何者なんだ」弁慶「つ、つえぇ」 東方不敗「武器の使い方も分からぬ愚か者が!」 鉄也「この剣鉄也がお前の相手だ!マジンブレード!」 東方不敗「遅いわ!」 奪い取ったゲッタートマホークでグレートマジンガーを切り裂く 東方不敗「これもくれてやるわ!ダークネスショットォ!」 鉄也「うおぉぉ」 甲児「鉄也さん!くそぉ、ターボスマッシャーパンチ!」 デューク「甲児君、むやみに攻撃するんじゃない!」 東方不敗「ぬるい、ぬるいぞ!」 ゲッタートマホークを投げつけ、ターボスマッシャーパンチを相殺させる 甲児「なに!」 東方不敗「ふん!ふん!ほぉぉぁぁー!」 甲児「うわぁぁ」 凄まじいラッシュがマジンカイザーを襲う デューク「いま、助けに行くぞ!」
東方不敗「次は貴様か!」 デューク「とぅ!」 東方不敗「ほおぅれぇぇ!たたたたたっ!とぅあああああっ!それぇぇ!!」 スペースダイサーを投げ飛ばし、マジンカイザーにぶつける デューク&甲児「ぬあぁ!!」 鉄也「やられっぱなしとは情けないぜ」 竜馬「いくぞ!」 グレートマジンガーはマジンカイザーに駆け寄る。一方は真ゲッターがマスターガンダムに襲い掛かろうとする 東方不敗「だから、おまえらはアホなのだぁぁ〜!超級覇王電影弾!!!」 東方不敗の放った技が、4機を貫く ゲッター&マジンチーム「うおぉ」 その頃EVAチームは アスカ「いくわよ!」 レイ「了解」 アルベルト「私は、草間大作をやる」 アスカ「草間大作?」 アルベルト「操縦者だ。あのロボットは遠隔操作されている」 アスカ「そうなの。OKわかったわ」 エヴァ2機は激走し、アルベルトは衝撃波で飛行する」 アスカ「飛んでる!」 大作「くるぞ、ロボ!大型ミサイルランチャーだ!」 アスカ「エヴァンゲリオンに通常兵器が通用すると思ってんの!」 大作「なっ!ロボパンチだ!」 アスカ「このぉぉ!」 真っ向から勝負をしかけるアスカ アスカ「きゃぁーー!」 が、無残に叩きのめされる。そこにすかさず零号機が無防備なジャイアントロボにロンギヌスの槍を無造作に突き立てる グオォォン、ジャイアントロボの叫びが木霊する 大作「ロボ、ロボ、ジャイアントロボォォ!!!」
同時刻、宇宙(そら)では ガンダムzとガンダムzzのビームライフルがキュべレイを容赦なく狙い打つ ハマーン「私達と手を携え、人類の世つくりをしようではないか!」 ジュドー「ハマーン、あんたほどの人がなぜ人類補完計画なんてもの手伝いをするんだ!」 ハマーン「私も始めは反対だった。しかし、人類補完計画が完遂すればひとつになれる…私はいつも一人だ!」 ジュドー「人間の可能性を。そんなちっぽけな自己満足のためにつぶされてたまるか!」 ハマーン「小ざかしいことを!少年がいうのか!」 カミーユ「ハマーン、お前は生きていてはいけない人間なんだ!」 ガンダムzがキュべレイに斬りかかるが ハマーン「いけ!ファンネル」 カミーユ「くそ!」 ジュドー「でえぇあぁぁ」 今度はジュドーがハイパービームサーベルで斬りかかる。一筋の閃光が走る クエス「2対1なんて、あんたたちちょっとせこいよ」 ジュドー&カミーユ「!」 ハマーン「なにしにきた」 クエス「大佐に言われて。もしかして、怒ってるの?あぁ、私と大佐が仲がいいからやきもちやいてるんだ?」 ハマーン「………(シャアの置き土産か。余計なことを」 ジュドー「プルとプルツーみたいな感覚だ。子供が乗ってるのか?」 カミーユ「なんだ、この無邪気すぎる敵意は」
クエス「アムロに似た感覚、あんた気に食わないね!大佐の邪魔はさせないよ!」 カミーユ「遊びでやってんじゃないんだよぉー!」 ガンダムzとαアジールの閃光のきらめきが宇宙を躍動する ハマーン「私はお前といるとスラスラ本音をしゃべってしまう…不思議なもの。さぁ、こい!ジュドー!私が相手だ!」 ジュドー「ハマーン!!!」 ジュドーとハマーンの互いの想いが宇宙を駆け巡る コウ「ガトーぅぉぉ!」 ガトー「おのれ!このアナベル・ガトーは3年待ったのだ!貴様たちのような分別の無いものどもに、われわれの理想を邪魔されてたまるか!」 コウ「我々の理想・・?」 ガトー「我々は人類の真の解放を掴み取るのだ!肉体の悪しき呪縛を絶ち、人類を生命の源たるL.C.L.の海へと還元し、不完全な群体生物から完全な単体生物へと人工進化させるのだ!」 コウ「俺にはわからない。だけど、そんなことをさせるわけにはいかないんだよぉー!」 ガトー「所詮、貴様には理解できぬか。ウラキぃぃー!」 巨大なモビルアーマー2機が、流星の様な弧を描き絢爛な舞踏を行っている
大作「ロボ…」 アルベルト「見つけたぞ草間大作!」 大作「はっ!」 アルベルト「あのジャイアントロボが…フッ、無様よのぉ」 大作「ジャイアントロボをバカにするなぁ!」 果敢に立ち向かう大作」 アルベルト「しねぇー!」 衝撃波が大作を襲う ???「まてぇぃ!」 衝撃波を何者かが断ち切る アルベルト&大作「!!!」 「悪の暴力に屈せず、恐怖と戦う正義の気力!人、それを…『勇気』という!」 アルベルト「誰だ貴様は!」 ロム「貴様に名乗る名前はない!」 大作「ありがとうございます!」 ロム「あの男は私に任せろ!天空宙心拳奥義!天空真剣・真空竜巻!!」 アルベルト「こしゃくな真似を!」 烈風が巻き起こる。その衝撃でビル屋上から投げ出される大作 ロム「しまった!」 アルベルト「余所見をするとは、余裕だな!」 衝撃波の威力が増す ロム「くそっ!」
大作「(ロボ…はっ!)ロボ!ジャイアントロボぉぉぉ!!!」 ぐおぉぉーん。ジャイアントロボの怒号が第三新東京市に轟く 大作「ロボ!?」 ロンギヌスの槍を無理やり引き抜くジャイアントロボ アスカ「させるもんですか!」 レイ「逃がさない」 ジャイアントロボをとめようとする弐号機と零号機… アスカ「いたぁーぃ!」 レイ「ぅっ」 いとも簡単にエヴァ2機の制止を振り切り出力最大限で加速し、大作めがけて飛翔するジャイアントロボ。 大作「ロボぉぉぉぉ〜」 ロボ「ぐぉぉーん」 ジャイアントロボが大作を優しく両手で受け止める ロム「よかった」 アルベルト「油断大敵だぞ!」 ロムに詰め寄り、レイザー状の衝撃波を放つアルベルト ロム「見切った!」 アルベルト「やるな!小僧」 アスカ「ファースト、あとは私に任せなさい。あんなでくの坊、私一人で十分だわ」 ロンギヌスの槍を手に取り、ジャイアントロボに猪突猛進する
ジャイアントロボは待ち構える 大作「ロボ、受け止めるんだぁー!」 アスカ「このぉぉー!」 ロンギヌスの槍を自分のみを挺して受け止めるジャイアントロボ アスカ「な、抜けない。しまった!」 大作「いまだ。ロボパンチだ!」 ぐぉぉーん。ジャイアントロボの渾身の一撃が、弐号機を直撃する。 アスカ「やってくれるじゃないの!」 崩れこむ弐号機 大作「その槍を使って、あの紅いのを倒すんだ!いけぇロボぉ!」 ロンギヌスの槍を手に取り、弐号機へ迫るジャイアントロボ アスカ「返しなさいよ!」
隣では 東方不敗「ふはははは。どうした小童ども」 マスターガンダムの動きを捉えることすら出来ず、4機は容赦ない攻撃を受ける。 デューク「くっ、このままでは」 と、そのとき ドモン「師匠ぉぉ!」 東方不敗「なに!ドモン、なぜ貴様がここに!浮雲再起!?お主、わしの命令を無視してドモンを呼びにいっておったのか!」 ドモン「「東方不敗!あんた達は間違ってる!なぜならば、他人が勝手に作り上げた理想郷では、真の幸せを得ることは出来ない!そう!共に生き続けようとする人類を一つにするなどッ・・愚の骨頂!」 東方不敗「ならば貴様が正しいかワシが正しいか、勝利の二文字を持って教えてくれるッ!」 ドモン「そこの4機、手出しは無用!」 甲児「一騎打ちか!、よーしわかったぜ!」デューク「どうやら因縁の対決のようだな」竜馬「仕方ない、任せるとしよう」鉄也「ふっ…」
アルベルト「はぁ、てぇやぁー、なんの!」 ロム「んっ、ははぁぁ、とりゃぁ!」 高層ビルを縦横無尽に駆け巡る二人。 ロム「くらえぇ!天空宙心拳・水流爆破拳!」 衝撃波で打ち消すアルベルト。しかしその隙を突き急接近するロム ロム「そこだ!天空宙心拳・龍虎活殺!!」 瞬時に頭を引っ込め、回避するアルベルト ロム「何!!!」 アルベルト「なんのこれしき。こっちからもいくぞ!」 衝撃波の刃がロムを捕らえる ロム「くっ…」 アルベルト「貴様、人間ではないな!」 ロム「それがどうした!」 アルベルト「(どうやら長丁場になりそうだ)」 大作「ロボ、パンチだ!」 アスカ「フィールド全開!」 大作「ロボ、その槍で思いっきり突くんだ!」 アスカ「!」 ATフィールドごと貫かれ、アスカに激痛が走る アスカ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」 大作「ロボ、急上昇して体当たりだ!」
レイ「危ない!」 弐号機に駆け寄る零号機。串刺しにされその場から動けない弐号機 大作「いけぇー!」 レイ「ATフィールド展開」 アスカ「あ…んた…なんか…の助けなん…か…」 しかし、勢いづいたジャイアントロボの前ではATフィールドは無意味に等しかった。零号機をかすめ、弐号機に直撃する レイ「きゃぁーぁぁ」 アスカ「ぐはぁっ…」 大作「次は蒼い奴をやっつけるんだロボ!」 ぐぉぉーん。ジャイアントロボは零号機を抱え込み、そのまま締め上げる レイ「ぁ!んぅぅぅ…」 アスカ「死ぬのはいや…死ぬのは嫌…死ぬのはイヤ…死ぬのは…いやぁぁぁーーー!!!ママ!?…ここにいたのね!」 エヴァンゲリオン弐号機、14時20分覚醒
アスカ「分かったは、ATフィールドの意味!このぉぉ、離しなさいよ!」 弐号機が放ったATフィールドがジャイアントロボの腕を切断し零号機を引き離す アスカ「これで、借りは返したからね!」 大作「ロボの腕が…僕がしっかりしてないばっかりに、ごめんよロボ…」 アスカ「こんちくしょうぅぉぉ!」 ジャイアントロボを持ち上げる弐号機。そして放りなげ、すかさずATフィールドをおみまいする ぐぉおーん。悲痛な叫びのような機械音が、あたり一帯に鳴り響き、その場にいる者達全員の動きを暫し止める と、そのとき第三新東京市一帯に地震が発生する ドモン「まさか、この揺れの原因は!」 ジャイアントロボの前に、デビルガンダムが出現し、見るも無残な姿に成り果てたロボを取り込んでいく ドモン「はやり!デビルガンダム」 東方不敗「他に気をとられるとはずいぶん余裕だな、ドモン!」 ドモン「しまった!」 痛恨の一撃を受けるGガンダム
アスカ「でくのぼうを取り込んでる…」 大作「ロボが!ロボが…ぅぅぅ」 その場に塞ぎ込む大作。 14時24分ジャイアントロボ撃破並びに、14時26分でビルガンダムに取り込まれる ジャイアントロボ(原子力)を取り込み活性化し、デスアーミーたちを送り出すデビルガンダム 甲児「くそ、なんてこった」 デューク「ひとまず、あの巨大な怪物から出てきた敵をやっつけるぞ!」 鉄也「めんどうなことになったぜ」 竜馬「だが、やるしかない!」 4機のスーパーロボットたちが、次々と散らばったデスアーミーたちを撃破していく アスカ「ファースト、次はあの4機をなんとかしないとね」 レイ「一番弱そうな、あれからやりましょう」とスペースダイサーを指差す アスカ「あら、私もそうおもってたところ。行くわよ!」
一方、ネルフでは(14時2分) マコト「また、あちらこちらで破壊活動が行われているもようです」 ミサト「ったく、で、被害状況は?」 青葉「たいした被害はありませんが、多かれ少なかれ復旧作業の妨げに…」 ミサト「そう…。」 マヤ「先輩、少し前からマギの反応がないんですが…」 リツコ「どういうこと?」 と、そのとき パッパカパーン、パッパカパーン、パパパパパン♪ ネルフ職員一同は、愕然とした ほぼ、全てのモニターにきぐるみを着た謎の美少女が二人、現れた。 ???「やっほぉー、ネルフのみなさん!」 ???「隣にいる、おっきなウサギさんは、機動戦艦ナデシコ艦長、御統ユリカです」 ユリカ「そしてこの、ちっちゃなウサギさんは、星野ルリちゃんでぇ〜す♪」 唖然としているネルフスタッフをよそに、ゲントウが発言する ゲントウ「私は、特務機関ネルフ 最高司令官、碇ゲントウだ。用件は何だ?」 ユリカ「取り合えず、ネルフのシステムをほぼのっとっちゃったんで、挨拶しようかと」 ミサト「宣戦布告のつもり!?」 リツコ「っ、見てなさいよ!!」 ルリ「私に勝てるわけがありません」 突然走り出すリツコ
きめぇ。 良スレだとは言わないがいい雰囲気のスレだったのに165のオナニースレになってる。 板違いだ、スパロボやりたいなら別の板行け。 このスレはお前のちらしの裏じゃねぇんだよ、な? もしかして宇宙禁止になった某スレのリュウか?だとすると本当に手におえん。
>192 内容がキモイ事には同意するが別にいいじゃん過疎スレなんだし。 一々反応すんなって。お前も165の次くらいにはキモイよ。 ああ、ただコテハンは付けて欲しいな。あぼーんできるから。
ミサト「ちょっとリツコ、どこいくの?」 リツコ「このまま、完全に乗っ取られて、たまるもんですか(母さん、今…助けてあげるわ)」 そう言うマギの元へ行き黙々と作業を開始する ユリカ「(略) というわで、無条件降伏していただけたらなぁーなんて」 ゲントウ「無論、拒否する」 ユリカ「残念です。それでは」 と、先ほどまでの雰囲気とは打って変わって、敬礼し、通信をきる。 ミサト「上の状況も分からないままだし、ネルフ本部の破壊活動、そしてマギのハッキング。最悪ね」 マコト「幸い、死人が出ていないのが救いですね」 ???「おーい。いか しん 君」 シンジ「誰だろう。僕を読んでる?こんなところに、まさか…ね」 ???「碇シンジ君!」 シンジ「確かに誰か僕を読んでる」 ハッと、我に返るシンジ ???「やっぱりいたんだね、ずいぶん探したよ」 そこには見知らぬ少年がたっていた
今の子って言っちゃイケナイ事を平気で言うよね。 まさにゆとり教育
今の大人ってなんでもゆとり教育のせいにするよね。 まさに駄目な大人。
>>196 >>195 が大人かどうかはさておき、大人なんて昔からそんなもんだ。
今の子って=今時の若いもんは
ちなみに俺もオサーンである。
詰め込み世代だって団塊の世代だしな。
199 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/10(月) 17:05:51 ID:ODReiRlE
>>197 とりあえずお前は文章の読み取り能力が足らない
>>12 カヲル君、君が何を言っているのか解らんぞ!
マジで噴いた
竜馬じゃ使徒の数が余計に増える。ミチルさんと武蔵をだせ!
石コロ一つ、ゲッターで押し返してやる!
ユイ「血も涙も流さない冷血野郎の使徒たち、あなたたちなんかにこの地球は渡さない!!」 ゲンドウ「こ、これは……ユ…イ……ユイ、ユイィィィ!!」 アダム「ば、馬鹿な……」 ユイ「あなたたちの祖先を絶滅させたエネルギーの源よ!!もう一度滅びなさいっ!!」 アダム「下等な人類共に使徒がああ!?」 ユイがアダムを共に自爆してセカンドインパクト発生。 そしてOP みたいな感じ?
204 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/19(水) 17:23:49 ID:5brrwBZT
下層で過疎
205 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/23(日) 18:01:05 ID:7xerVcKR
使徒では無く恐竜帝国が攻めてくる
漫画版の敷島博士にエヴァの武器を作ってほしい。
いやむしろ肉体改(r
下っ駄ーって使徒ぽい
まず元ネタがわからない
210 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/24(月) 01:38:14 ID:RR1231md
S2機関がS3機関になる
ネルフの司令が漫画版ゲッターロボ號の隼人なら ゲンドウ以上に有無もなくシンジをエヴァに乗せそうだな。
私は神、神隼人…これから貴様に地獄を見せる者だ!!
グルグル目になる度にシンクロ率100%超
214 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/05(金) 02:26:47 ID:qyRJYHeY
.
>>206 何か太平洋戦争中に原爆開発とかやってたそうだし、ホーミングミサイル
マシンガンとか作っちゃうあの人なら、ATフィールド貫通兵器位作りそう。
>>215 原爆開発ではなく兵器開発だったと思うが
水爆の研究もやってたとか
太陽爆弾だろ。
220 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/14(日) 19:25:11 ID:DItKQb1u
貴様らは間違っている!!!!。 ゲッターというのはゲッター線、それはなんなのかを考えるストーリーの深い漫画だ。 そして俺の出した結論は、ゲッター線とは選ばれた種族のみに力を与え、そして銀河系を人類のものにするための悪魔のエネルギーだ。 そして俺はそれからゲッター線はどうあるものかを考え、やはりゲッター線は消し去るべきだ。 このままだと、銀河系は人類というゲッター線の悪魔に覆いつくされ、いずれはゲッターエンペラーの支配する空間になってしまう。 だから俺はゲッター線を消し去り自らの手で歩む!!!!!!。 いいか!!!!!貴様らのようなゲッター線をもてあそぶ者を作ってはならんのだ。
221 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/16(火) 19:50:17 ID:gR9n7Tx4
---、___ / / / /ー─-、_ \ / / V | `v | __/ / ヽ | | | _/l / | | / / 「 l/ ! \ー─-、/>′ レ | ー‐-、/ / なに言ってるかわからんチン♪ 、 || ____________/! > 、 || rイ´ ゞニソ // / / _ ,.へへ、  ̄ヾニー─ ニ / / / _ -‐ 三 l | \  ̄ ̄ ̄ _/ ム ´彡'^ー-、 | ! \ __ ´ / /∠´ /\ L_ | | [二二 -‐ // /  ̄ `ヽ、 / // / /゙\ `V /\ // / l三三l \ \/ / /
まず庵野がATフィールドは超電磁スピンだかシャインスパークに すら破られるっていってたよそれこそ真ゲッターが相手だと即死だろ。
ストナーサンシャインは島ひとつ吹っ飛ばすからな。ATFなんてひとたまりも無い。
>>223 単純な威力比較の話じゃ無いと思うよ。
威力だけの話しなら使徒の投身自殺も防げないと思うし。
もちろんストナーサンシャインで破れ無いとはこれっぽっちも思っていないが。
こういう会話を見るとエヴァVSゲッターのスレを思い出すな。
>>102 でも言ったけど
あのスレ凄い好きだった。URLすら思い出せないけど…
227 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/25(木) 21:18:25 ID:FCinSIZ7
逆に考えるんだ。ゲッターの主人公がシンジだったらと考えるんだ。
上の方の変なお話があるじゃない。 ・・・スパロボ房だね、竜馬や隼人はそんなにいいやつじゃないし。 東方不敗なんか訳ワカメだし・・・途中でキモすぎて見るの辞めたから関係ないけどね。
まぁ坊だな。 2〜3行読んでそう思ったので、その後読んでないが、多分そうだろう。 だがきちんと両作品に思い入れがあり、よく理解している人間が書くならば 結構良作品になる気がする。 元々ゲッターとEVAはどちらも「進化」がテーマとして根幹に関わってる から、まだクロスとかやりやすい方ではあるんだよな。
230 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/27(土) 00:53:47 ID:Wmqicm/3
エヴァでの進化→不完全な群体を完全な個体へ ゲッターでの進化→すべての人間がゲッターと共に生き、殺し合い、強いものが生き残り、 より高みへと向かう(聖ドラゴン) →一つの意思が他のすべての存在を同化、吸収し、強大なものとなる(エンペラー) 人類補完計画は完了した時点で進化が終わり、完全なものになるのに対して、 ゲッター線の導く進化はひたすら強くなる一方で、終わりが無い。 まとめると同じ進化でも向かう先は結構違うもんだな。
進化の終わりは、つまるところ停滞でしかない
存在の統一という意味ではエヴァもゲッターも同じだろう。 ゲッターのやろうとしている事は宇宙全体の補完だと思うし
>>157 亀レスだがゲンドウは一応シンジに乗らないのなら帰れとは言ってるが
早乙女博士は問答無用で拉致した挙句「一切の口答えはするな。黙ってワシの言うとおりにしろ」
まだゲンドウのほうが紳士的だと思われ(まあ帰る場所なんてあの時点でシンジには残ってなんだろうが)
住人のミサトでさえ迷子になるような地下迷宮から帰れと言われても無事脱出出来るものかなあ
ゲッター風EVA搭乗までのやりとり シンジ「いきなりあんなのに乗れなんていわれて、そんなこと、出来るはずないよ!」 ゲンドウ「私と、ネルフがお前を必要だと判断した。お前の意向がどうであろうと知ったことではない」
誰かSS描いてください
238 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/06/13(火) 01:00:43 ID:k0EcLvRV
アスカ→竜馬(赤いから) レイ→武蔵(自爆つながり) シンジ→隼人(余ったから) ゲンドウ→早乙女博士 リツコ→敷島博士 ミサト→ミチルさん(新ゲ版) 思いついたのはこれくらいだな
). _..∞,,
(. ●'''" * ""'';;,
) \.从 从 ;;;ミ 新しいスレで ほじせっせ
(∴ ゝ゚ー ゚ν ;;;ミ.
=====⇒∞∞━(,,,ノ(,,,ノ━━━ みんなとの絆で ほじせっせ
( ヽ ;;ミ (´´
\. > > ,/〜 (´⌒(´
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
前スレ
荒らしもまたいで通るスレ
http://anime.2ch.net/test/read.cgi/eva/1127439425/l50
トマホゥーク ブゥ〜メラン!
お気に召すかどうか判らないんですが、投下してみます。 ただ結構不定期になる可能性あるんで、そこは気長にお願いいたします。
箱根は雨だった。 雨の勢いはかなり強く、車のフロントウィンドウに当たる雨粒もかなり大きい。 ワイパーがフル稼働してはいるが、水を左右に追いやるというより水の流れを変えるのがせいぜいだ。 「やれやれ。久々の箱根だってのによ、こんな天気だと気分も滅入っちまうぜ」 車を運転する男が誰に聞かせるともなく独りごちる。 実用一点張りな4WD駆動のごついRVに相応しく、男は顔も体つきもごつい。 体育会系な風体に相応しく、髪を短く刈り揃えた男の歳の頃は30代前半といったところか。 やや腹は出てきているが、鍛え上げた肉体は服越しにも見て取れる。 「もうちょっとでNERVだからよ。気分、悪くねぇか?」 運転する男は視線をバックミラーにやや移し、後部座席に向かって声をかける。 そこには10代前半と思しき一人の少女が座っていた。 まるで兎のように紅い眼がまず目に付く。 抜けるような、と言えば聞こえは良いが、やや病的なものすら感じる位白い肌。 無造作なショートシャギーにした青みがかった銀色の髪と整った顔立ちは、可憐と言っても差し支えはないだろう。 Tシャツとジーンズといういささか色気のない格好ではあったが、人目を引く存在で有る事は間違いない。
少女はしばらく眼をくるくると泳がせると、運転席の男の問いかけに答えた。 「いえ、大丈夫。くる・・・弁慶さん。」 それで会話が途切れる。 次の会話の糸口を見出せない弁慶は恨みがましそうに、助手席に視線を見やる。 「なぁ竜馬、お前ぇも寝てばっかいねぇで話し相手になってやってくれよ。レイが退屈そうにしてるじゃねぇか。」 「うるせぇ。てめぇが会話に詰まったからって俺に振るな」 視線も上げず、助手席のシートを倒して寝ている竜馬と呼ばれた男は、ぶっきらぼうに弁慶に答えた。 年の頃は弁慶とほぼ同じに見えたが、見るからに異様な風体をした男だった。 泥と埃に塗れた野戦用コートを羽織り、下もボロボロのジーンズと野戦用ブーツ。 砂を防ぐために使っていたのだろう色褪せた紅い布を、マフラーのように捲いている。 格好だけなら浮浪者に間違われそうだが、体中に纏う空気は剣呑極まりない。 あたかも人の形をした肉食獣がそこにいるかのようだった。
期待して保守
やっと時間が作れたので第二回目いきます。
「で、でもよ、あの時は吃驚したぞ。渦から女の子が出てくるなんてよ。まるでかぐや姫だと思ったぜ」 会話に詰まった弁慶はもう何度も、何人にも話をした内容を口に出す。 案の定、竜馬は露骨にうんざりした顔を弁慶に向けた。 「またその話か」 綾波レイという少女が弁慶達の前に突如現れたのは、今から三週間ほど前の事になる。 北海道サロマ湖畔に位置するNASER内、ゲッター線研究施設棟にいた弁慶の目の前で突如空中に渦が出現し、 中から意識不明の少女が吐き出された。 少女こと綾波レイの記憶では彼女は意識を失う前、箱根の第三新東京市にいた、という。 「ま、確かに俺達にしてみりゃあの渦から出て来るものといえば・・・」 彼等は過去にこれと同じ渦を見た事があった。 ただし中から出てきたのは可憐な少女などではなく、出来れば二度とお目にかかりたくない代物だった。 「・・・なぁ、竜馬」 「なんだ?」 「奴等は・・・鬼はもういないよな?俺達はあの時、あれだけの犠牲を払ってやっと・・・」 「弁慶、お前にも判ってるはずだ。15年前のあの渦が出てきた以上、奴等か清明辺りが噛んでるのは間違いねぇ」 「け、けどよう・・・」 「本人は何も知らねぇようだが、この嬢ちゃんもきっと何か絡みがあるだろうよ。だから俺も来たんだろうが」 「おい、この娘の前でそういう事は口に出すんじゃねぇ!それでなくても・・・」
男達が口論している内容は、レイには正直よく判らなかった。 鬼、とはなに? 15年前の渦、とはなに? 清明ってなに? 考えても判るはずがなく、彼女は自身の疑問に立ち返る。 自分が何故か箱根の第三新東京市から北海道のサロマ湖畔にいた。これは間違いない事だ。 だが意識を失ったその瞬間こそ、彼女はエヴァ零号機と運命を共にする正にその瞬間だった。 自分という存在・意識は跡形も無く消え失せ、新たな「三人目」に魂だけ引き継がれる筈だったのだ。 だが何故か彼女は生きている。だから知りたい事は山ほどある。 彼女が命と引き替えに倒そうとした使徒は? 零号機は?碇君は? 一体どうなったのか。 だがそれを知ろうにもNERVの庇護を失った今の彼女はあまりにも無力だった。 ふと前を見る。 車弁慶。 この人がいなければ自分は何も出来なかった。 NERVへの連絡方法も判らなかった。 NERVへ向かう方法すら判らなかった。 この人がいなければ、NERVに捨てられた自分は何もせずただ朽ち果てるだけだった。 そうだ、また思い出した。 私は。 NERVに、碇司令に捨てられたのだ。
続きマダー?
249 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/01(土) 01:07:56 ID:75qeT0Kp
続き期待age
有難うございます。そしてごめんなさい。 ここ数日間は仕事に追われ、安定しませんが、出来るだけ暇見てあげます。
それを思い出した時、以前にも感じた理解不能な何かが体の奥底から湧き上がってくる。 足が触れている筈の車の床が唐突に消え去り、いきなり空中に投げ出されたかのような喪失感。 周りに何も頼るものの無いような感覚。 そして頭の中で何人もの幼い声が自分に話しかけてくる。 「用済み」 「用済み」 「綾波レイは用済み」 車内はそれ程寒い訳でも無いのに、汗が彼女の顔を伝う。 呼吸は全力疾走した時のように激しく乱れる。 (私は・・・どうなってしまったの。どうなってしまうの・・・) 答えは判っている。でもどうする事も出来ないもの。 この感覚は最近覚えたもの。 これは・・・恐怖。 「・・・い!おい!レイ!大丈夫か」 己の心の奥底に翻弄され続け、周りも見えていなかったのか。 気がつけば竜馬が彼女を抱き起こすように肩を抱え、レイの目の前には弁慶が座り、顔を覗き込んでいる。 真摯な顔だ、と何故かレイは思う。 彼等の顔を見ていると、何故か嵐のように荒れ狂っていた己の内底がゆっくりと収まっていく。 (こういう時は・・・笑えばいいのね、碇君) しばらく逢っていない自分の同僚の顔が脳裏に浮かび、またレイの心は少し軽くなった。 もうレイの中の荒れ狂う感情は収まっている。 レイはゆっくりと二人の男に微笑んだ。 「もう大丈夫」 そうだ。思い出した。 車弁慶が教えてくれた。 まだ私は「用済み」じゃない。 自分で決めたのだ。 私は初めて私の意志で行動するのだ。 私はNERVに行く。
「すまねぇ、弁慶。俺のせいだ」 「いや、お前だけじゃねぇよ」 レイの様子がもう大丈夫そうだと考えた竜馬と弁慶は、少し車から離れ話し始める。 それでも弁慶はレイが心配なのか、車内をしばしば見ながら、といういかにも落ち着き無い様子だったが。 (まるで親馬鹿だな・・・) 竜馬はやや呆れ顔で露骨に弁慶を見たが、気がついた様子も無さそうだ。 「・・・それにしてもよ、NERVもふざけてやがる。あんな子供に何て仕打ちしやがるんだ」 弁慶は数日前にNERVに連絡を取った時の事を思い出していた。 身元不明の少女の名前が綾波レイと判ったのは、現れてから数日後の事である。 当初頑なに口を閉ざしていた少女も、弁慶やNISERの女性職員達の対応に少しづつ心を許し、重い口を開いた。 とはいえ所属が今巷で噂のNERVと判った時には、こんな少女が、という驚き以外にも、皆の表情に複雑なものが走ったものだ。 正直NISERのような先端技術を研究する機関においてNERVの評判はすこぶる悪い。 研究用として作られた貴重な試験機を対使徒用の手段として強引な手段で供出させられた、という話は一つや二つではない。 観測施設に事前説明無しで土足で踏み込むように入り込み統治下においた、という事も茶飯事だ。 無論人類の存亡が懸かっている故の非常手段、と言ってしまえばそれまでだが、その見返りを一切与えない、言い換えれば 手持ちのカードを一切切らない徹底的な秘密主義辺りも不評の一つと言える。
「ですから現在赤木は機密事項に関する内容に関わっており、連絡が・・・」 「赤木博士にはNISERの神、と伝えれば判るはずだ。こちらはNERVの機密に係る緊急の件があって連絡している。 お前には話せん。もし赤木博士が連絡が取れないのであれば、責任者を至急呼び出せ」 「あの、ですが・・・」 「いいから早くしろ。お前が判断出来ないのなら時間の無駄だ。いいから上司を出せ」 対応していたオペレータの女性の声は半ば涙声になっている。 隼人の容赦ない追求を5分も受け続ければ大概の人間はこうなるのは、弁慶もよくご存知の事である。 「おいおい。相手の姉ちゃん泣き声だったぜ。やりすぎなんじゃねぇのか?」 「ふん。NERVの態度には昔から腹に据えかねるところがあったからな。良い意趣返しだ」 あまり底意地よろしくない笑いを口の端に浮かべ、隼人は弁慶に答える。 NISER所長である神隼人は、NERV技術部長・赤木リツコ博士とは一、二回だけではあるが、学会で顔を合わせた事がある。 弁慶の執拗な頼みに根負けし、渋々といった様子でNERVに連絡を取った隼人だったがなかなかどうして乗り気のようだ。
一つだけお詫び。 「NASER」じゃなくて「NISER」だよねorzごめんなさいorz
乙です。無理せずがんがって下さい。 弁慶いい人だなぁ…
>>255 有難うございます。
基本的にキャラクターはチェンゲ基準で考えてるんですが、竜馬と隼人はどう考えても
お父さん向きのキャラじゃないんですよね(当たry
加えてあの二人、我が道を爆走する上、善悪の判断基準も自分本位なキャラなのでw
どしてもバランス上、弁慶は良い奴になっちゃう。
良心キャラがいない場合、ゲッターチームってどう考えても悪まっしぐらなもんでw
ゲッターチームの意志が竜馬、頭脳が隼人なら、心(良心)は弁慶なのかなぁ、と。
ただ、何故これ程にレイの面倒を見るのか、ってのはちょっとづつ書いていくつもりです。
3号機乗りが居てこその、ゲッターチームですな 思えば、チェンゲは弁慶が活躍できる唯一の作品なんだよな 他は漫画でもアニメでも…orz
>>256 続き楽しみにしてますぜ!
武蔵はご健在なんだろうか・・・
>>257 新ゲじゃ丸っきり別モンだしなぁw
久々覗いてみたら何かキテルコレwwwwww ゲッター言ったら厨房御用達かと思ってたが、ゲッター出て来てないしwwwww 車弁慶、綾波のお父さんかよwwwwww 意外と似合うね(´・ω・`) チョト期待age
260 :
せわし :2006/07/04(火) 15:14:56 ID:???
ゲットービームゥッッッッッッッッッッッッ!!
チェンゲ弁慶はなかなか格好良いよな。 しかし竜馬はともかく、隼人だけはお父さん姿を想像できねえw
「・・・それで責任者って・・・まさかあたしぃ!?」 えぐえぐ、と未だぐずってるオペレータ、阿賀野カエデを横目で見ながら葛城ミサトは驚きの声をあげた。 カエデの隣にいる伊吹マヤは、すかさず机の上に並べた幾つかのお菓子と缶紅茶をミサトの方に押しやる。 ここはNERV技術部の第三ミーティングルーム。 元々あまり使われず人もまず入ってこないため、お昼時、こっそり休憩する時によく使われるとか使われないとか。 事の起こりは責任者不在のNERV技術部に入ったリツコあての一本の電話。 どういうたらい回しの結果そうなったのか、その電話対応をする羽目になった不幸な人間こそカエデであった。 あのリツコですら「手強い」と評していた隼人をどうこう出来る訳がない。 「う、上の者から折り返し連絡いたします!」と言って電話を切り、マヤに泣きつくのが彼女に残された唯一の手段であった。 リツコの一番弟子を自称するだけあり、相談されたマヤは15分後には、ミサトを三時のおやつで見事に釣り上げる事に成功。 無論、同僚の青葉シゲルを通じて、忘れずに冬月副司令にも報告&言質取りしておく。 かくしてお膳立ては整った。
「私も先輩に昔聞いたんですがそのNISERの神って人、怖い位の切れ者だって言ってました」 「うーん、あたしも可愛いマヤちゃんとカエデちゃんの為ならやったげてもいいんだけど、ちょっち部署違いなのよねぇ・・・」 「あ、大丈夫。先ほど副司令に報告したんですが『葛城君にやってもらいなさい』って仰ってました」 予想される逃げ道は抜かりなく塞いでおいた。 「あ、あら〜。そう・・・」 (くっ。副司令、あたしに丸投げかーい!要するにあたしの役目って苦情対応じゃん・・・) ミサトは心で泣きながら、目の前でにこやかに微笑む仕掛け人に最後の抵抗を試みる。 「で、でもさぁ、その人技術畑の人なんでしょ?専門的な内容出て来たらあたし判らないんだけどぉ・・・」 「そこは私が付き添う、って事で指示いただいてます」 やはり退路は完全に塞がれていた。 副司令からの指示があった段階で逃げ道などある訳もないのだが。 「しょうがないな〜。不肖葛城ミサト、怒られ役やらせて頂きます!そのかわりこのお菓子頂くわよん」 「あ!それ私が最後まで残してあったのですよー!」 「へへ〜ん!早い者勝ち〜!」 (ま、これ位の報酬貰わないと釣りあいそうにないじゃない) ミサトは口をもぐもぐさせながら、ささやかな勝利の味を堪能する。
ぷー、と可愛らしく膨れ面になったマヤだったが、ふと思い出したように口を開く。 「そういえば先輩の出張って長くなりそうなんですかね?何か葛城さん聞いてます?」 「あ、そうそう。部長早く戻ってきてくんないかな〜」 カエデも表情をころっと変え、マヤに同意した。 「・・・うーん、あたしも特には聞いてないなぁ。色々確認したい事あるし、早く戻ってきて欲しいんだけどね〜」 一瞬表情が変わったかもしれない。幸い二人には気づかれていないようだが。 今、赤木リツコはNERV内の独房にいる。 その事はNERVでもごく一部の人間にしか知らされておらず、技術部で真相を知る者はいない。 対外的にも技術部長が独房に入るなど、決して尋常のことではない。 それも理由の一つだが、最大の理由は間違いなくあの時見ることになったレイの秘密。 あの時巨大な水槽の中に浮かんでいた綾波レイという少女の無数の肉体。 それが彼女がいついかなる状況からでも生還した理由。余人に決して知られてはならないもの。 その予備の肉体は、シンジとミサトの目の前でリツコの手により全て破棄された。 その事が碇司令の逆鱗に触れ、しかしその秘密の重大さ故公にする事も出来ないでいる。 そもそもの発端がその処分を与えた男への想い故、という事がミサトを余計にやるせない気持ちにさせる。 (・・・リツコ、あんた馬鹿よ・・・もっともあたしだって同じ位馬鹿かもね・・・) 今彼女は独房で何を思っているのだろうか?
遅筆で申し訳ないです。 今回はNERVサイドからお届けです。 ちなみに阿賀野カエデ嬢は「碇シンジ育成計画」で出てきたMAGIのオペレーターですね。 三人いるオペレータでは、マヤとは一番の仲良しさんだそうですね。 何でそんな娘に事もあろうに神隼人なんかの電話がたらい回されたのかは、それは神のみぞ知る、という事で。 たらい回しなんてそんなもんです、ええ(;´д⊂)
wktk wktk
267 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/05(水) 11:30:21 ID:1OWgnCcy
「我々の出番が無い。そんな茶番はあり得ん・・・そうだよねぇ、スティンガーくぅん♪」 「う、うん。そうだよね。僕達みたいな特濃キャラをほっとくなんて、そんな勿体無い事する訳 無いよね、コーウェン君」 コーウェン&スティンガー&敷島の三怪博士登場期待age
>>267 敷島博士は実は確定だったりするのです。
あんな頭おかし・・・もとい面白いジジィ、放置の筈無いじゃないですか。
シャフト博士とバルビア博士はどうしよう。
出したいんですけどね。
余談なんですが、弁慶ってここまで「いいひと」でも無かったんですが、気が付いたら
すげぇ「いいひと」になっちゃってました。
やっぱ脳内再生してる声が丸井さんと鉄牛だからかなぁ・・・そしてたまに魔王サイコ。
269 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/09(日) 11:36:40 ID:/RkLctTh
ご無沙汰してます。 需要あるかどうかはともかく続きやっと書けたのでやってみます。
厄介事は決して単独ではやってこない。 何時だって余計な尾鰭がくっ付いたり、同じ位厄介な事とセットで現れる。 今回だってそうだ。 切れ者と噂されるNISER所長・神隼人との会談。 それだけでも胃が重くなりそうだったのに、隣に鎮座ましますは、更に胃を重くする二人の上司。 NERV司令・碇ゲンドウと、副司令・冬月コウゾウが同席、という予想もしない事態だった。 会談場所の第一会議室には既に、NISERとの映像付双方向回線の準備が整っている。 (ねぇマヤちゃん、なんでこんな大事になってるのよ!?) (し、知りませんよぉ・・・私は副司令に報告しただけですもん・・・) 自分達は用済み、と思っていたのに何故か同席を命ぜられたミサトとマヤ。 技術部のマヤはともかく、何で作戦本部の自分まで同席なのだろうか? その疑問を副司令(司令には黙殺されそうだし)にぶつけてみたところ、 「君は神君とは面識は無かっただろう?非常にユニークな男だ。一回逢ってみるといい」 とやや意味ありげな柔らかい笑みを浮かべ、冬月は答えた。 噂聞いてるだけで胃が重くなるような男との面識なんて真っ平御免、と言いたいところだったが 上司の言葉は命令も同然。断れる筈も無い。 (面識があるから司令と副司令が出てきた?・・・でもそれなら最初に私に振ったりはしないわね) いずれにせよこれ以上無い適役が現れた以上、自分は傍観者に徹する方が色々好都合だ。 そう考えたミサトは、マヤと共にカメラから見てやや脇の席に腰を下ろす。
ややあって液晶のパネルに三十台半ばと思われる一人の男の姿が映し出される。 痩せ型、というよりは筋肉質に引き締まった肉体をブランドもののスーツに包み、着こなしも完璧だ。 こちらを見据えるその顔には緩い感じは一切感じさせない、まるで研ぎ澄ました刀のような男。 この男が神隼人のようだ。なるほど、如何にも切れ者そうである。 (どんなイヤミな脂ぎったオヤジかと想像してたら、結構おっとこ前じゃないの) 「神君、久方ぶりだね。敷島博士はお元気かな?」 冬月が柔和な笑みは絶やさず、口火を切る。 「老いて益々盛んですよ。・・・しかしNERV司令と副司令の揃い踏みでお相手頂くとは光栄ですな」 低い感情を抑えた声は、何故かミサトの心にある男の姿を想い出させた。 もう逢うことが出来ない場所に、自分を置いて一人で行ってしまったその男は、目の前の男とは対照的に だらしない印象をのある男だった。自分の前では特に。 碇ゲンドウの不機嫌そうな声が、ミサトの意識を現実に引き戻す。 「そんな事はどうでもいい。我々が同席したのは他でもない。ゲッター線の技術提供についてだ」 (下駄・・・線?) (私も・・・ちょっと判らないです。NISERで研究されている何かでしょうけど・・・) 下駄が線路の上をからころ音を立てて走るイメージを軽く頭を振って打ち消すと、ミサトは上目遣いに上司を見る。 ゲンドウは相変わらず何を考えているか判らない仏頂面だったが、冬月は迷惑そうな視線をゲンドウに向けていた。 だがその言葉が向けられた当の本人、神隼人は余裕の薄い笑みを浮かべたままだ。 「碇司令。以前にもお話しましたが、確かにアレはかつて早乙女研究所で研究されていました。しかし我々NISERでは、 ゲッター線の研究は一切行っていないのですよ」 失礼、と一声かけて優雅な手つきでライターと煙草を取り出した。 気障、といえばそれでおしまいだったが、悔しい程に様になっている。 キン、という鋭い音と共に煙草に火がつき、紫煙を吐き出した後、再び隼人は口を開いた。 「ご存知のとおり、アレは危険ですからな」
「そんな建前の話を聞いているのではない。貴様等がゲッター線の研究を未だに行っている事について、報告を受けている」 「ほう。どちらからの情報提供かは知りませんが、無いものは提供できませんな」 相変わらず不機嫌そうなゲンドウに対し、薄い笑みを顔に貼りつかせた隼人。 腹中を明かさぬ食わせ者同士の対決に、傍で見ている自分の方が胃が重くなってくるようだ。 ミサトは思わず自分のお腹をさすりながら、話の内容に耳を傾ける。 「そもそも今日はその関係でご連絡したのではない・・・弁慶」 「おう」 隼人が画面外に呼び掛けると、野太い声と共にいかにも体育会系の実直そうな男が画面内に現れる。 画面に向かって軽く会釈すると口を開いた。 「車弁慶です。NISERでテストパイロットをやってます」 そこで感情を抑えるように淡々と話し始める。 「俺・・・もとい自分は三週間ほど前、機動車輌の試験中、一人の少女を保護しました」 (・・・三週間前?) 何かがミサトの心中で警告を鳴らした。 第十六使徒アルサミエルとの決戦。確かにあれは三週間前だった。 思えばあの後、色々と不可解な事がまるで風船が割れたかのように噴き出始めた。 「その少女は当初黙秘していましたが、後で自分がNERVの所属である事を我々に話してくれました。 彼女の保護をお願いします。・・・さ、レイ」 深く画面に向かって頭を下げ、画面から別の方向にいる誰かに視線を移す。 (!?今何て言った!?・・・レイ?) 直後画面に現れた少女の姿を見た瞬間、ミサトは絶句した。 北海道などにいる筈の無い少女、綾波レイが画面の向こうにいたのだから。 「れ、レイちゃん!?嘘!なんで・・・!?」 マヤも同様の思いだったのだろう。 口を両手で押さえ、そのまま言葉を失っている。
二人の思い至った事は一緒だ。 北海道にいる「綾波レイ」と本部にいる「綾波レイ」、どちらが本物なのか、と。 二人の考えを知る由も無く、画面の向こうの綾波レイは小首をかしげ、こちらを見つめていた。 長く続いた沈黙を破ったのは男のやはり不機嫌そうな一言だった。 「・・・ほう。それで?」 「それで、とは?」 神隼人はやや変化していた。不敵な態度に磨きがかかり、この展開を楽しんでいるかのようにも取れる。 「・・・我々NERVに綾波レイなどという名前の人間は存在しない」 碇ゲンドウはその言葉を口に出した時ですら、変わらず無表情だった。
gj 投下楽しみにしてる
作者さん乙です 碇司令VS神司令かっこいいじゃねえか
おおー、ひさびさに覗いてみたら更新してたか。 続き期待してるよ!
うう。反響があるって嬉しいものですね。 例え否定的な意見であっても拙作を読んで頂けてるという事ですし。 次回は二〜三日中にはお届け出来ると思います。 ちょっと今、人事異動の関係で周りがどたばたしてて。ええ(´・ω・`)
乙 面白い
280 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/15(土) 20:16:21 ID:MlUbtdot
落ちそうだな
281 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/15(土) 20:22:32 ID:ptG52MDm
ならば俺達三人の力でageてやるぜ!
お待たせしました。 プロットと随分変えてしまったため結構難産でしたが、気に入っていただければ望外です。
「!?し・・・」 マヤは思わず声に出そうとしたが、ゲンドウに睨まれ、項垂れてしまった。 組織に所属する以上、組織の長の言う事は命令に等しい。 沈黙が二つの場所に立ちこめた。 その沈黙を隼人の感情を抑えた低い声が破る。 「面白い事を言う。ではあんたらNERVはこのお嬢ちゃんは知らない、と言い張るつもりなんだな?」 「事実を事実として述べただけだよ、神隼人君」 「『綾波レイ』という名前をこちらから挙げた記憶は無いが?」 「過去には存在したが、現在は抹消済、という事だ。問題無い」 隼人の言動から慇懃さがかき消え、不遜な態度が表に現れていた。 もっともゲンドウもそれを指摘する様子も無い。 お互いに態度こそ冷静に見えるが、それは最早協力関係にある者同士の会話ではない。 傍から見ていても、二者の間の緊張が高まっていくのがありありと見て取れる。
そんな二人の間にある渦中の人物・・・画面の中の『自称』綾波レイをみやり、ミサトは眉を潜める。 レイは今までミサトが見た事の無い、だが見た事のある表情を浮かべていた。 (この娘・・・こんな表情出来たんだ) レイの表情で見た事は一度もないが、ミサト自身は幾らでも見た事があり、見せる事もある表情。 不安。今レイが浮かべている表情。 (そっか・・・不安、捨てられるかもしれない不安と恐怖を予感してるのね・・・) それに気が付いた時、ミサトは苦笑を禁じ得ない。 (皮肉なものね) シンジやアスカのように同居していた訳でもなく、作戦中も私語を交わした記憶もない。 正直付き合いづらかったし、最初の内こそ打ち解けようと努力したものの、結局徒労に終わった。 そして自分自身が追い詰められてきた頃には、その努力すら放棄した。 なのに遠く離れたこんな時、初めて心中が理解出来た気がするなんて。 「・・・司令。私は・・・」 おずおず、といった様子でか細い声で、画面の向こうの保護者に初めて声をかける。 これもまた初めて見る表情。レイが物怖じするところなど少なくともミサトの記憶にはない。 だがその心中を今やミサトは手に取るように理解できる。 きっとレイは碇司令に声をかける事を「怖い」と感じているのだ。 最悪の答えが返ってくる予感。 だが聞かずにはいられない。 何度もミサトが感じた事のある感情。不安と恐怖。 話している間にもどんどんそれは高まってきている筈だ。 判っている。 この組織の長が否定した以上、部下として止めることは出来ない。 それでもお願い。 これ以上あの娘を追い詰めないで。 あそこにいる怯えた儚い少女は、かつての自分だ。
「NERVの名前を騙るお前は誰だ?」 ミサトの心中の要望も空しく、碇司令の弾劾は続く。 「私は・・・」 最早何を言っていいのか、何を言われているのかすら判らなくなってきている。 足元がぐるぐる廻っているような感じ。 気がつけば、何処かから声が聞こえてくる。 (用済み) (用済み) (綾波レイは用済み) ・・・誰? この声は誰なの? この幼い声は誰の声なの? この声を聞いていると心が冷たく、暗くなっていく。 怖い。 このまま足元から何処かに吸い込まれそうなこの感じが、たまらなく怖い。 「私の前から失せろ。二度と姿を見せるな」 最後の言葉を聞いた時、レイの心の何かが音を立てて崩れた。 綾波レイという存在を支えてきた根本。それが音を立てて崩れていく。 レイの心中は嵐が吹き荒れていて、自分が立っている位置すら判らない。 (私はEVAに乗るために・・・でもEVAに乗れないのなら・・・私は) 私はこのまま消えてしまってもいいのかもしれない。
マヤは「ごめんねごめんね」と口の中で呟き続けていた。 頬を涙が伝っている。 技術部にいて、リツコの右腕として働いてきた以上、彼女は綾波レイの秘密を知っている。 不可解なところもあるが、目の前の画面に映る少女は間違いなく本物だ。その確信はある。 なのに、何も言えない。言う事は出来ない。 ただ目の前の少女が壊されていくのを目を伏せ、見えないようにする事しか出来ない。 私は卑怯だ。 「馬鹿野郎!」 レイの意識は聞き慣れた野太い声によって、暗く深い空間に呑み込まれそうなその時、再び引き戻される。 ずっと落ちていきそうな感覚は、体を力強く温かい何かで繋ぎ止められた。 (・・・誰?) 暗くなった視界がだんだんと戻っていく。 すぐ目の前に車弁慶の横顔があった。 失神したレイの体は倒れる寸前、飛び出した弁慶に抱きとめられていたのだ。 その目は怒りに燃え、まっすぐゲンドウを見据えている。 暗い何かに心が飲み込まれそうなレイにとって、肩に回された弁慶のごつい手はこれ以上無い位に温かかった。 何故かは判らない。 でも、暗い何かの中に一つだけ見つけた温かい光、何故かレイにはそう思えたのだ。
287 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/16(日) 01:08:39 ID:KHGowVZL
うおーGJ!続きが気になるじゃねぇか!
いい場所に迷い込んだあぁぁぁー! 別スレ検索から迷い込んだんですが、ゲッター者には嬉し泣きスレがww
弁慶とレイっていい親子になるね
一応書けているところまで。 以前にも書いたんですが、当初のプロットとはかなり逸脱してしまいました。 その関係でやっぱ色々煮詰め切れていない部分あるのですが、未熟者とお許しくだされ。
「子供に何て事言いやがる!そんな事言われたらどれだけ傷つくか判ってねぇのか、お前ぇは!」 弁慶は怒っていた。目の前のゲンドウに。そして自分自身に。 そうだ、俺もそうなんだ。 昔、俺はまるで判っちゃいなかった。だからあの時俺は。 元気があれ程つらい思いをしていたかに、まるで気がついてやれなかったんだ。 「落ち着け、弁慶」 今までずっと会話に参加せず黙り通していた一人の男が立ち上がり、激昂した弁慶の肩をぐっと押さえる。 くたびれた野戦用コートを身に纏った、隼人とは違った印象で眼差し鋭い男。 「熱くなり過ぎるな。これは喧嘩じゃねぇ」 肩を軽く叩き、視線を交わす。言葉以上の何かが飛び交っていた。 「・・・そうだな。すまねぇ、竜馬」 昂ぶった気持ちがゆっくりと沈降していく。 落ち着いた自分の気持ちに合わせたのか、やや声音を落として弁慶は続ける。 「・・・この嬢ちゃんはな、NERVが、司令のあんたがたった一つの絆、拠り所だと、だから戻るんだとよ」 何かを思い出したのか、ぐすりと鼻を一つ鳴らす。 「健気なもんじゃねぇか。なのによぉ・・・こりゃ幾らなんでもあんまりだぜ」
「これはNERV内部の問題だ。部外者の余計な口出しはご遠慮願おう」 訴えかけるような弁慶の言葉にも、ゲンドウは冷たい視線と言葉でにべも無く蹴ろうとした。 だが対する弁慶の視線は萎えず、怯まない。 「ああ、確かに俺はNERVのお家事情に関しちゃ部外者だ。でもな、この娘に関しちゃ部外者じゃねぇぞ」 意外な言葉に、一瞬ゲンドウの視線が戸惑うかのように空を彷徨った。 全員の視線が集中するのを感じ、弁慶はやや迷うような素振りを見せたが、意を決して口を開く。 「・・・俺ぁ隼人みてぇに器用じゃねぇからよ、この娘を預かった時、自分の子供だと思って接する事にしたんだ」 が、少し照れているのか、ちょっと横を向くようにぼそぼそと喋った。 一瞬だけ自分の腕の中に抱えているレイを見て、すぐそっぽを向く。 レイは弁慶の腕の中から、不思議なものを見るかのように弁慶を見つめていた。 「ほ、ほら歳もその位離れてるしよ・・・い、いや・・・そりゃあレイもこんなむさ苦しいのが父親役じゃあ迷惑だろうけどよ」 短い髪の頭をこりこりと掻き、少し赤くなりながら、言い訳するように付け加える。 そして最後に表情を正してもう一度ゲンドウを見据えて、一気に言い切った。 「でもな、たった三週間だけでも、俺の一方的な思い込みでも、この子は俺の『娘』だ。部外者呼ばわりはさせねぇ」 そのまま視線を移し、弁慶は竜馬を見る。 竜馬の表情は険しかった。 「弁慶。お前まだ・・・」 その険しい視線を受け止めるように、哀しげな表情で弁慶は笑いかける。 「なぁ、竜馬。それが俺に出来るせめてものこったよな?」 その口調は何処までも優しく、哀しくそれ故に竜馬は視線を逸らし、ただ口から搾り出すように一言漏らすのみだった。 「・・・この、大馬鹿野郎」
場を沈黙が支配する。 二つの空間に満ちる様々な思惑、過去への思いが人々の口を重くしていた。 沈黙を破ったのは、吐き捨てるような感情を込めた一言だった。 「・・・用済みの道具に会う必要が何処にある」 ゲンドウの言葉は、弁慶の頭に一瞬で血が上らせた。 そしてその感情のままゲンドウを睨みつけようとした弁慶は、予想もしないものを見て、一瞬唖然となった。 あれ程鉄面皮に徹してきた筈の碇ゲンドウは、己の感情を隠そうともせず明らかに敵意を込めた視線を自分に向けている。 「・・・碇!」 さすがにあまりな発言だと感じたのだろう、冬月が素早くたしなめるが、それをゲンドウは手で制止する。 「不愉快だ。この辺で私は失礼させてもらおう」 言うなり反論の暇も与えず、踵をくるりと返してゲンドウは室外に立ち去ってしまった。 慌てて後ろを追おうとした冬月はその時、気がついた。 ゲンドウのの顔に浮かぶ激しい感情。 それは間違いなく『嫉妬』だった。
ここでwktkしておきますね
295 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/18(火) 11:58:40 ID:1k5s/Hwo
作者乙 チェンゲのキャラってやっぱかっこいいな。 結構良い感じのクロスなんでこのまま続けてくれ
乙 ロボゲ板のゲッタースレから来たらトンでもないもの見つけちまったw
GJ!嫉妬するゲンドウパパにちょっと萌えた
何だこの良スレは…! 誰か俺に分かるように説明しろぉぉ――――!!
>>298 乙もできずに、これ以上スレを開くのはやめろ!竜馬!
というわけで神、乙であります
皆様有難うございます。 何とか続き出来たので行ってみます。
最低の捨て台詞を吐いて去ってしまったNERVの最高責任者と、それを追った次位責任者。 誰も話を切り出せない。 話し合いの場は唐突に終わってしまったのだから。 だが誰も立ち去らない。 これで終わりにする事など出来る筈がない事は、場にいる全員が理解している。 また訪れた沈黙を破ったのは、噛み殺すような嗚咽だった。 「すまねぇ、すまねぇなぁ・・・よう」 弁慶は座り込むレイを、力一杯抱きしめながら涙を流していた。 「俺の言葉が足らねぇばっかりに・・・お前ぇにつらい思いさせちまったなあ」 不器用に、しかし優しく弁慶はレイの背中をゆっくり叩く。 俯いていたレイは顔を起こし、弁慶の顔を見た。 涙でくしゃくしゃになりながら、それでも毅然でいようと精一杯努力しているちょっとおかしな顔。 何故? 何故この人は私のために泣くの? 何故この人の顔をを見ると私の心は落ち着くの? 「だからな、今日からは俺が守ってやる。絶対にお前ぇを独りぼっちにはさせねぇ」 何故この人の匂いを感じると、温かくなるの? 何故この人の言葉は聞くと、心に光が差すの?
そんなレイの姿に一層想いが感極まったのか、弁慶はより一層の力を腕に込める。 が、感情に任せてあんまり力を込めてぎゅうぎゅう抱きしめてるものだから。 「・・・痛い」 しかめ面でレイは弁慶を睨んだ。 「ああ!すまん!痛かったか!怪我は無いよな!」 ぱっと腕を放し、凄い勢いでレイから飛び退る弁慶。 そしてまじまじとレイの顔を見て、唐突に気がつく。 「!?・・・ああああ!すまん、泣くほど痛かったのか!」 レイはその端整な顔に涙の筋を光らせていた。 「おおおい!大変だぁ、誰か、誰かぁ!」 何を勘違いしたのか、凄い勢いで立ち上がるとどたばたと騒々しい音を立て、一目散に部屋の外に飛び出していく。 が、途中でどたどたという音が鈍い金属音と共に唐突に消え、代わりに苦痛を押し殺すような呻き声が聞こえた。 やれやれ、と言わんばかりに肩をすくめ、苦笑しながら隼人は弁慶の様子を見に室外に出て行く。 「・・・何やってやがんだ、あの馬鹿」 呆れ顔でぼそりと竜馬は呟き、視線を画面に移す。 「ま、ああいう奴だ・・・暑苦しいかもしれんが大目に・・・」 そこで言葉が止まった。 竜馬の想像の斜め上の光景がそこにあった。
「・・・お化粧、崩れちゃうじゃない」 「えぐ・・・うう、ヒック、ひん」 画面の向こうの年上の方は視線を逸らして目頭を押さえ、もう片方は衆目も気にせず盛大にべそをかいている。 各国の紛争を渡り歩いた百戦錬磨の戦士たる竜馬でも、愁嘆場は大の苦手だ。 色んな意味で竜馬最大の危機かもしれない場面であった。 そんな外野を他所にレイはぼんやりと考え込んでいる。 私が死んだらあの人は・・・弁慶さんはきっと悲しむ。悲しんでくれる。 そんな気がする。 碇君のように。かつてのあの人のように。 NERVが必要なくても、まだ私はいても・・・いいのね。 そっと顔に手を当てる。 これは涙・・・悲しい時に流れるもの。 そして画面に映る自分の顔を見て思う。 では何故私は微笑んでいるの?
「・・・レイ。嬉しい時にも涙は流れるのよ」 葛城三佐が、画面の向こうで今まで見たことが無い優しい笑顔で教えてくれた。 涙を流しながら。 「レイちゃん・・・弁慶さん良い人だよね。ホントにお父さんみたいだよね」 伊吹二尉が眼に残る涙を拭きながら、優しく笑いかけた。 お父さん? 父親のこと? 今までの私とは縁の無い言葉。これからも縁の無い筈の言葉。 でも何故? 何故その言葉を聞くと私の心が温かくなるの? そう。私は・・・嬉しいのね。 碇司令との絆は消えてしまった。 それはとても悲しい事。取り返しのつかない事。 でも弁慶さんとの新しい絆が出来た。 「お父さん」 それはとてもとても嬉しい言葉。とてもとても温かくなる言葉。 「レイ。嬉しい?」 とても優しい声で葛城三佐が私に問う。 「判らないです・・・でも」 レイはちょっと考え込んで、また口を開く。 「とても温かい・・・気がします」 そう言って、見る者全てが微笑み返すような素敵な笑顔をレイは浮かべてみせた。 そして。 (・・・場違いだな) 部屋の片隅で竜馬は居心地悪そうに、空気と化して立っていた。
足元にのみ発光源のある暗い通路を二人の男が歩いていく。 NERV司令・碇ゲンドウと、副司令・冬月コウゾウ。 いつもは常にゲンドウの半歩後ろを歩く冬月が、今日は珍しく並んで歩いていた。 冬月はいつになく非難めいた表情を露にし、ゲンドウに話しかける。 「碇。いくらなんでもあれは言い過ぎだ。あの場には葛城君や伊吹君もいたのだぞ」 「・・・問題ない」 「まったく。昔から変わらんお前の悪い癖だ。痛いところを突かれるとすぐに反撥して心にも無い事を言う」 「・・・私の欠点を理解している先生だからこそ、副司令をお願いしているのですよ」 「やれやれ。またお前の尻ぬぐいか・・・まぁ仕方ない。戻って葛城君達と少し話をしてくるよ」 冬月は踵を返し、出てきた部屋に戻っていく。 ゲンドウは一人歩き続けやがて止まる。 「これで良いのだろう。レイ」 暗い、先のまるで見えない深遠に向かって、ゲンドウは話しかけた。 その口調は先ほどの理不尽なまでの倣岸さとはうって変わり、子供に話しかけるかのように優しかった。 「そうだな。お前以外に綾波レイがいる筈はない。ならばアレは・・・偽物だ」 答えたものはいないかに思えたが、ゲンドウはその声無き声に答え、頷く。 そして闇の深遠の更に奥へ歩みを進めていった。
作者乙 大ピンチ竜馬テラワロスwwwwwwww
wktkwktk
弁慶を少し良い人に描きすぎたな、と反省して再度キャラ像を捉え直すべくTV版「G」と、 OVA版「真!」を鑑賞し直してみました。 ・・・ ・・・Σ(゜Д゜;) ええとその、実はやっぱり、これ位良い人かもしれません、弁慶(´・ω・`) 今現在も描いておりますが、内容にちょっと不満な部分があるので色々変更していたり。 尚、毎度の事ですが仕事で色々押され、上げるペースやや落ちになると思われます。 元々自分の好みだけで描き始めた代物なので、反響があるのは嬉しいやら怖いやら。 今後も気長におつきあい頂ければ幸いです。
Gを見れる環境とはw
310 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/20(木) 23:50:05 ID:NhNPoLds
ゲンドウ「竜馬!アスカ!レイ!ワシが引いたレールも最後じゃ!」 三人「司令!」 ゲンドウ「後はお前達で切り開け!人類の未来を!さらば!」
ななな、なんてこった……
>>308 GJ&乙、なんですかこのクオリティの高さ。
ベンケイ格好よすぎw。
今後竜馬が活躍することを祈りつつ、wktkしながら待ってます。
あと文末、〜るが多様されてると文がせわしなく感じてしまう……失礼、ここはスルーして下さいませ。
貴重なご意見有難うございます。 ・・・普段報告&聴取書ばっか書いてると「る」が多くなるようです(;´д⊂) ちょっと意識して減らすようにしてみます。 竜馬なんですが、大暴れ!・・・はもうちょっと先っぽ(´・ω・`) 彼は言葉より拳の人なので。いや・・・魔獣かな?w その代わり、といっては何ですが暴れるときは周りブチ壊すほどに大暴れさせたいです。 私の中でもあのゲッターの三人ではやはり一番魅力的なのは流竜馬ですし。
>>312 がんがって下さいな
魔獣で野獣な竜馬に期待www
久々に噴いたwwww どっかのアニメ考察本で「きやがれ使徒ヤロ〜!」ってのがあったが、 あのときのアスカはおもいっきり初期のムサシだったから困らない。
ご無沙汰しております。 ある程度書きあがりました。 ある程度ゲッター知ってる人だとちょっとつまらない内容かもしれません(´・ω・`)
「シンちゃんとリツコかぁ・・・」 ミサトは内心頭を抱えていた。 画面の向こうでは、中年オヤジ三人+少女一人。 こちら側にはその少女と同じ位目を潤ませ、同様に無言で訴えかけてくる歳考えろや24歳。 その視線は全て自分に集中していた。 「碇君と赤木博士に逢って話がしたい」 心情的にはそりゃあ応援したい。すぐにでも叶えてあげたい。 何せあのレイが「初めて自分で決めた事」なのだ。 シンジの母にも姉にもなり損ねた自分だけど、今のレイを見ていると女には「母性」が備わってる事を実感する。 (もー、何ていうか何?レイってば、取って食べちゃいたい位可愛いわあ) あー、ちょっと母性とは違うかもしれない。てか違うわね、ごめん。 (だけどどう考えても司令が「うん」と言うわきゃないのよね) 妄想ににやけた面を引き締めて、改めてミサトは思索に耽る。 碇シンジや赤木リツコともなれば、外部からの守秘対象としてはSSS級だろう。 司令辺りでないと面会許可を出す事はかなり難しい筈だ。 懲罰覚悟であたしの独断で逢わせる? でもさっきの司令のレイへの拒否反応考えたら、かなり危険な事になりかねない。 自分はともかくレイやシンジ、リツコですら余波が及ぶ畏れもあるだろうし。
(・・・階級や役職から考えたら、あたしの権限ってもっとあってもおかしくない筈なんだけどね) 確かに権限自体はかなりのものを与えられているミサト。 NO.1とNO.2が不在の場合、彼女がNERVの最高責任者となる。事実上のNO.3であるのは間違いない。 だがそこまでの権限を与えられながら、自分はNERVの何を知っている? 危険を犯して、あの男が命を賭してまで知り得た情報は、自分が考えていたNERVの概念を根本から覆すものだった。 人類補完計画?この組織は使徒殲滅を目的としているのではなかったのか? 自分は「使徒は父親の仇」という秘めた衝動に導かれ、NERVの前身ゲヒルンそしてNERVに入所した。 もう7年も所属しているのに、この組織が何を目的とするかすらロクに判らない。 この組織の中枢を全て押えているのは、碇司令ただ一人。 考え方を変えれば、NERVは碇司令の目的、もしくは個人の欲求を叶えるための私兵集団、と取れなくも無い。 歪。明らかに歪だ。 (歪んだ大人のあたしが居るにはぴったりのところなのかもね) 改めて自分の所属するNERVという所属の歪さに、自分自身の歪さにミサトは自嘲してしまう。 「なぁ。よくは判らんが厳しいようなら、こっちで何とか手は考えてみようか?無理はいかんぞ」 遠慮気味の声が思索の海から現実へ引きずり上げ、ミサトは慌てて正面の映像に意識を戻した。 車弁慶だ。 無理難題を押し付けた、とでも考えたのだろうか。気遣わしげな表情が顔に浮かんでいた。 この人は信頼していいと思う。 こんな上司が一人でもいたら、と思わず無いもの強請りをしたくなるような人。 何が正しいか、何が間違っているかを理解し、必要な時には躊躇わずに自分の胸襟を開くことの出来る男。
あたしには出来なかった。 だってあたしはシンちゃんの背中を押すことも、励ます事も出来ず、慰めることすらも拒否された。 アスカの話し相手になることも、壊れていく様に気がつきながらも、何もしなかった。 今更だけど、もう手遅れかもしれないけれども、それでも弁慶とレイを見ているとまだ諦めてはいけない、と 励まされるような気がする自分がいる。 本当に良かったわね、レイ。 貴方を見つけてくれた人は本当に稀有な人だったのよ。 ん?今何か重要な事思い出したような・・・。 ・・・あ。 そうだ。司令が頭から否定してしまったものだから、誰も聞いてないけど。 今までの悩みも葛藤もどこへやら、思わず言葉が口をついて出てしまった。 「てかさ今更だし、話誤魔化す訳じゃないんだけど・・・何で北海道くんだりにいるのよ、レイ?」 「そう。碇は知らんが、私が君達に聞きたかったのは正にその事なのだよ」 後ろから聞こえた声に思わず振り向けば、何時の間に戻ってきたのだろう、NERV副司令冬月コウゾウの姿があった。 「あ、副司令。お戻りになったんですね」 「副司令、司令はご一緒ではないのですか?」 反射的に疑問が出てしまったのは、事態の更なる悪化を避けたい一心からだったのだが。 「碇は所用で席を外す。ようやく突っ込んだ話が色々と聞けそうだね」 言葉の最後は画面の向こうに対して向けられた言葉だった。 竜馬と隼人の二人が軽く目礼をしたようにも見えた。 ひょっとして。 不審そうなミサトの表情に気がついた冬月は、いたずらっ子が秘密を打ち明ける時のような笑い顔で答えた。 「私は在りし日の早乙女研究所を訪れたことがあるのだよ。碇の奴も知らんがね」
早乙女研究所。さっきの司令と神隼人の会話にも出てきた言葉だ。 画面の向こうにいる三人がその関係者、という事は何とはなしに理解できるが、それが今回の一件とどのような関係があるのか? 「早乙女研究所跡は君達も見ているかもしれんね。浅間山の中腹にある巨大な建造物を見なかったかな?」 浅間山? 第八使徒サンダルフォンが発見された場所。 そういえば確かに中腹辺りに巨大なコンクリートの墓場みたいな場所があったような。 目にした時には使徒が孵化しかかっててそれどころじゃなかったけど。 ・・・それと今副司令「跡」って言ったわよね? 「・・・嘗て浅間山に早乙女研究所という研究機関があり、そこでは『ゲッター計画』と呼ばれる一大プロジェクトが行われていた」 全員の視線が声の主に集まった。 神隼人は一旦言葉を切ると、煙草に火を点けながら再び言葉を続ける。 「だが15年前発生した大事故により、超高レベルの放射線に汚染された研究所は閉鎖された。コンクリートと鉛でな」 話し終えると煙草を深く吸い込み、紫煙を吐き出した。 「俺達三人は、その早乙女研究所の数少ない生き残りでな。二百数十名いた所員のうち、生き残れたのは俺達含め数名だった」 流竜馬が言葉を引き継ぐ。 「全ては昔の話だ。そう思っていた。・・・つい最近まではな」 「レイ君がNISERに現れた事、やはりそれが君達ゲッターチームが再び行動を始めた事に繋っているのかね?」 冬月の問いを聞いた竜馬はしばらく逡巡する様子を見せていたが、おもむろに横を向き、口を開いた。 「隼人、弁慶。そろそろ本当の事を話す時がきたのかもしれねぇな」
ゲッター計画。 それはそもそも「ゲッター線」と呼ばれる超エネルギーの発見から始まった。 ごく微量で想像を絶する出力を生み出すその魔法の光体を発見した早乙女博士は、当時開発中であった宇宙開発用ロボットの動力源として、 魔法の光体、ゲッター線を利用したゲッター炉心を導入した。 更にゲッター線の研究が進むにつれ、宇宙開発用ロボットは如何なる環境下でも最大の能力を発揮できる三段可変型へと変更される。 この三段可変型ロボット「ゲッターロボ」をメインに据えた宇宙探索・開発計画こそが「ゲッター計画」であった。 浅間山中腹に在した早乙女研究所は「ゲッター計画」の最前線基地として、様々な新しい理論・技術を生み出していたのだ。 「だが全てはあの時、奴等が現れた時から、ゲッター計画は当初のものから大幅に変更されていった」 隼人は長くなった話を一旦切り、一息ついた。 「奴等?」 ミサトの問いに対して、隼人の答えは簡潔だった。 「鬼だ」 「・・・へ?」 ミサトが真っ先に思い浮かべた鬼のイメージは「泣いた赤鬼」だった。 ま、それでもいいんだがせめて「酒呑童子」くらい思い出して欲しかった。 「だから鬼だ。知らんのか?民話によく出てくる角の生えた怪物だ」 「いやそりゃまぁ、それくらいは知ってるけど」 だが鬼だ。 辞書で引いても「想像上の化物」とか載ってる代物である。 「使徒とかいう神話上の化け物が闊歩してるんだ。鬼がいてもおかしくはあるまい」 「でもそんな話聞いたこと・・・」 「いきなりあんたの隣に鬼が湧いて出る事が判った、では各地でパニックを引き起こすだけだからな」 なーる。政府による情報統制って訳ね。NERVと一緒って事か。 しかしその一事を取ってみても、早乙女研究所という場所がNERVに匹敵とまではいかなくても、かなりの権力を有していた事が判る。 納得したと見たのか、隼人は話を続けた。
鬼はある日突然、早乙女研究所周辺に出現し、以来研究所に何度も攻撃を仕掛けた。 50m超とも思われる「鬼獣」も現れ、これに対し早乙女研究所では試作型ゲッターロボで対抗した。 その頃から早乙女研究所は研究施設というより、武装要塞としての性格を強めていく。 その間にも開発は進められ、ゲッターロボは完成した。 だが完成したゲッターロボには大きな欠点があった。 全体的なスペックが人間の限界を遥かに超えており、並の人間では到底乗りこなせない代物だったのだ。 普通ならスペックを下げるか、そのスペックに耐え切れる装備を用意するものだが、早乙女博士の考えはその斜め上をいった。 「並の人間で耐えられないなら、耐えられる奴を乗せりゃあいい。かくして俺達が、という訳さ」 「・・・今考えてもメチャクチャなスカウトだったな、あれは」 「お前等二人がメチャクチャなだけだ。俺は普通に・・・そういやあんまり普通でも無かったな・・・」 一体何があったのか聞いてみたかったのだが、もの凄く嫌な予感がして、ミサトは詮索するのを止めた。 後にその事を聞いた際、当の三人以外ドン引き間違いなしの内容だったので、判断は間違っていなかったのだが。 「御三人以外に・・・その、耐えられる人、ってのはいなかったんですか?」 マヤちゃ〜ん、空気嫁。あたしに言う資格があるかどうかは別にして。 その問いに三人の周りの空気が目に見えて重苦しくなった。 どうやら触れてはいけない部分に直撃したようだ。 空気にまるで無関心なレイですら、心配そうに弁慶や竜馬の顔を眺めている。 「・・・いた。あと一人、巴武蔵って大馬鹿がな」 口を開いた竜馬の表情は、重い何かを背負った者のそれだった。
自分で言うのもなんですが、長ぇ(´_ゝ`) が、このお話でのゲッターと早乙女研究所ってのが、OVAから漫画から全部一緒くたにして EVAの世界で都合よさそうなところだけ抜き取ってしまった代物なんで、どうしても(´・ω・`) それとあんまり無いと思うんですが、EVA板なのでゲッターみていない方へのフォローの意味もあります。
GJ!確かにゲッターは設定がごちゃ混ぜになってますね。 タイトルからしてもifストーリーだしこれはこれで良いんじゃないかと。 武蔵が居る新ゲッターの話は気になる。
325 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/23(日) 21:39:33 ID:HnII25H6
うお!キタヨキタヨ 作者乙 期待age
乙乙!やっぱり面白いよー
GJ&乙! なんのなんの、おもしろいでっせ。読みやすくなってるしガンガってくださいな
弁慶はどんなスカウトのされ方をしたのやら・・・ 漫画版だといきなり出てきてゲットマシンに乗ってたからなぁ
>>328 実は弁慶のスカウトのされ方、ってのは、たかしげ宙が書いた小説版に出て来ますね。
ちなみに彼も隼人みたいに、竜馬がスカウトしにいくお話でした。
330 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/24(月) 17:33:36 ID:1h+15NT5
小説版まで押さえてたとはスゴスギス
一応小説版の部分から引っ張った部分としては、例えば竜馬はこのお話の中では早乙女研究所壊滅後、 傭兵だった、という事にしてある辺りとか。 あの久留間慎一めいた非情さや暗黒面は出したい、けれどもA級囚人にすると色々話に制約出そうで。 そこで小説版で自衛隊に入隊して火器等の扱いを学んだ、という部分をちょっと弄くって、戦場で地獄でも 見てくれば、心も渇いて(byボトムズ)まぁ良い感じになるんじゃないのかなぁ、と。 火器の扱いも修得しますし。 後付だけど某「マッド・ドッグ」な凄く頭悪い004へのインスパイア、という考え方も出来ますしね。
>某「マッド・ドッグ」な凄く頭悪い004 岩鬼将造の事かい!w
あれも途中までしかでてなかったけ?
3巻以降しらないんだよね
にしても
>>331 は石川賢作品網羅してるっぽくて凄え気がする
この世界の総理大臣って、極道兵器だったりするの?
>>334 さてどうでしょう?
岩鬼将造は確かにかなり良いキャラなんですが、竜馬や隼人以上にアクの強いキャラなんで
色々迷うところではありますね。
現在書いている箇所はやっぱり結構長くなってしまいそうです(;´д⊂)
もう少しお時間下さい。
その内、田村少佐とか島本一家とか出て来そうな気がしないでもない
337 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/25(火) 19:44:43 ID:bbuYgNU2
作者GJ!石川世界+EVAとなるのか? wktkwktk
無論、零号、初号、弐号は合体してしまうのだろう しかし、合体の度に肉片が飛び散る仕様です。
>>336 うは・・・バレテラ。次回田村出る予定バチーリあったのザンス。
知らない方の為に言っておくと石川賢作「烈風!獣機隊203」に出て来る外道鬼畜少佐ざんす。
そりゃもう冷血を絵に描いたような素敵人なんですが、これが主人公の一人、というか上司っていうか。
さすが石川賢。普通そういう奴は悪役、悪役。
「わはははー!人の死体はよく燃えるぞー!」
「戦場だから死体は幾らでもあるしな!」
等なかなか強烈な台詞アンド行動起こしまくりな人です。
どういうシチュエーションだったかは、ま、読んでのお楽しみって事で。
あの作品自体、日露戦争における日露蒸気機関ロボガチンコ対決とか、書いてもさっぱり意味通じない
素敵内容です。
何というか右を向いても左を向いても人非人ばっかつうか。石川作品中でも結構お薦め。
何か悔しいので誰か他の人に配役変えて書き直すかのぉ。
340 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/26(水) 18:26:37 ID:5MDdVKYQ
>「わはははー!人の死体はよく燃えるぞー!」 確か蒸気ロボの石炭が無くなって死体燃やして動かすんだよな
・・・水分が多いから油分がなくなったらすぐに燃えなくなると思うんだが
石川世界だからガソリンぶっかけた時位ジャンジャン燃える。 「そこまで考えていない。火点ければ燃えるだろ」が正解だろうけど。
遠心分離機の如くブン回して血とか水分抜いたのさ 死体穴だらけにしてからかも……
石川世界は血の変わりにオイルが流れてるから無問題
347 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/27(木) 19:09:29 ID:+pd321a9
>>346 国枝史郎原作&石川賢作「神州纐纈城」を読め。
最近は文庫版も出た。
「生き血を絞る」というただ一点の目的のためだけに、石川デザインな様々な機械が登場している。
そしておそらくは君の想像を超えた代物のオンパレードだw
>>347 石川賢はひど杉
国枝史郎の原作を馬鹿にしてる
>>348 あの人の原作クラッシャーっぷりは今に始まったこっちゃない。
古くは「ウルトラマンタロウ」や「アステカイザー」とか。
TV基準で考えたら、「ゲッター」だってそうだよな。
「柳生十兵衛死す」とか「魔界転生」は言うに及ばず。
「九十九乱蔵」もかなりすっ飛んでたっけ。
織田信長の怨霊が宇宙開発用ロボットに取り憑いて現代に大暴れ、の辺りは夢枕先生
大絶賛だったそうな。
いや原作にねぇよ、ぶく先生。原作大好きだけど。
ちなみに山田風太郎は石川賢作「魔界転生」を読んだ時、めっさ誉めてたそうな。
実は「魔界転生」の文庫本にはコミカライズの解説があったんだけど、石川賢作はマジ
大絶賛なんだよ。
「神州纐纈城」の巻末読むと判るんだが、元々国枝史郎の原作自体アレな作品なので、
石川賢が開き直っちゃった件が書いてある。
ま、それはそれでどうなんだろ、とは思うが、実際それで結果出してる人だし。
>>347 読んでみるよ。本屋置いてるか微妙だけど
石川先生はいつも考えの斜め行ってくれるから素晴らしいw(褒め言葉
>>349 原作者に大ウケなんだ……初めて知った
石川賢がエヴァを描けば シンジはゲジ眉で喧嘩とか超強い。ジャージとか返り討ちにする。 アスカは日本刀持ち歩いてて、おっぱいらしきものがある以外は男と変わらない。 レイは常にグルグル目。口癖は「来る…敵が来る!」 ミサトはセカンドインパクトが原因で半身が機械化。ガトリング砲とか内蔵。 リツコはババァ。「エヴァは生きた兵器なり!敵を喰らい進化するものなり!」とか言う。 ゲンドウは超非道。高笑いしながら湯水のようにN2兵器を使用する。 使徒は時代に適応できなかった人間の奇形。人間に乗り移ったり、しゃべる奴とかいる。蟲と爬虫類が基本形。 最終話、人類が補完されたと思ったら、LCLの海が巨大な初号機に変化、次元をぶち破り遠い宇宙へ 宇宙にはエヴァや使徒がいっぱいいてラ=グースと戦ってる。巨大初号機がガオーと吼えて完。 予想してみたが、多分まだ上をいくね
裏切り者のカヲルを跡形も無い肉片にしてしまうシンジ マヤとかはゼルエル襲来時や、陸自に襲撃された際に起きた爆発で首がふっとんで死亡 超未来でエヴァによって星を喰われた(文字通り)敵がタイムスリップで来襲
書き直し難航中でございます。
プロットの順番入れ替えて当初予定と全然違う内容になってきてます(´・ω・`)
田村少佐?それ何処の人?
とほほ。何とか土曜か日曜位には仕上げ・・・たいなぁ。
>>350 私のお薦め石川漫画は、「極道兵器」、「烈風!獣機隊203」、「柳生十兵衛死す」、「魔界転生」、
「スカルキラー邪鬼王」、「リストラ武士道」、「虚無戦記」、最新作「武蔵伝」辺りですかね。
御本人も仰ってますが、時代物は好きなだけあって気合入ってて読み応えあります。
の割にはいつも変な時代劇になってる気がするのは何故?(´・ω・`)
ゲッターはもう読んでる、との前提条件なんで敢えて入れてません。
>織田信長の怨霊が宇宙開発用ロボットに取り憑いて現代に大暴れ どこでどう間違えると九十九乱蔵がそういう話になるのか
勝海舟はごく普通の作品になってたんだが、やはり賢ちゃんのなかにも壊していいものと いけないものの区別はあるんだろうか。
>>355 それに関しては何かに載ってたなぁ。
基本的に作者が「好き勝手やっちゃって」か、確認取れない(死去等)場合が大暴れ。
前者が山風やぶく先生。後者が国枝なんかだよね。
「魔界転生」のコミカライズで山風と対談して「好きにやっちゃって」って事になって、しかも
それが傑作だったので、何かがケン・イシカワの中で目覚めたとか何とか。
実際あれ以降なんだよね。ぶっち切れたコミカライズ始まったのは。
山風やぶく先生なんかが「好き勝手やっちゃって」の代表格。
逆に司馬僚や海音寺なんかはあんまりいい顔しなさそう。
その石川テイストを 「わかってる人」 だからこそ 漫画化を頼んでいると言えるな
E meets G、現時点で書かれた物語にアンカー付けてみました。見やすくなればいいんですけど…
>>242 ,243,246,247,251,252,253,262,263,264,271,272,273,274,283,284,285,286,291,292,293,301,302,303,304,305,317,318,319,320,321,322,
携帯だと最初の以外見れない……
専ブラでもコンマ区切りのアンカーは一部読み取れないよ。
>>358 うほ。有難うございます。自分でも結構書いてる、ってのが実感出来ますなぁ。
一応お約束どおり、投下です。
まだ途中なんですけどね(;´д⊂)
「・・・という訳でNISER様御一行と面会する事になったのよ。もち副司令の許可頂いてるわよん」 「どういう訳よ」 さすがのリツコも苦笑いする他ない。 暗い影を随所に感じる笑顔に、ミサトは眉を顰めた。 痛々しい笑顔だった。 少しやつれたようだ。 これまでの経緯は一通り話し終えた。 だがその後が続かない。 どうしても、リツコと司令との予想もしなかった関係を知った、あの時の事を思い出してしまう。 私は励ましたらいいの?叱咤すればいいの? 何と言葉をかけてよいのか判らない。 だからあの事には触れない。 本人しか解決できない問題だから、という理由をあたしは逃げてるだけ? だがその心の傷はどれだけ深いのか。正直ミサトの想像の範疇の外だ。 面会室。 現在ダミーシステム破壊の咎により拘留中である、赤木リツコと面会するために用意して貰った場所。 冬月副司令の計らいで、二人の間の仕切りも無く、監視も護衛も外で待機。記録も取らない。 本当に二人きり。だから余計気まずい。
「・・・レイがさ、あのレイが凄く可愛いのよぉ。何ていうか取って食べちゃいたい位?」 「へぇ。そう」 会話に詰まり、レイの近況を持ち出したミサトの言葉にも、リツコは心ここにあらず、といった風だ。 「・・・あれきっと猫耳とか超似合うわよん」 「・・・ミサト。私の事馬鹿にしてるでしょ」 「いやあれはきっとマジ似合うわ。セイラさんの幼少時くらい」 「・・・セイラさんて誰?」 「???そういや誰だろ?」 内容の無い会話に飽きたのか、リツコは溜息をついて、背凭れに深く体を預けた。 ややあって口を開く。 「ねぇ、ミサト。私がどの面下げてあの娘に会うというの・・・私がこの手であの娘を殺したのよ」 予想できた答えではあった。 自嘲気味の笑いを浮かべながらリツコは、何処か浮世離れした表情で。 「私はあの娘にあの人を取られたの。貴方だって判るでしょう。だから壊したの。憎いから」 言葉はまるで歌うように軽やかにリツコの口から滑り出た。 もうリツコの精神は壊れ始めているのかもしれない。 でもまだ間に合う。間に合わせてみせる。
「・・・その碇司令があの娘を否定したのよ。『用済みの道具』ってね」 ミサトの言葉にリツコの眼が一瞬大きく見開かれ、驚愕の表情を見せた。 先に経緯を話した時、ミサトはこの話をしなかった。切り札になるような気がしていたから。 だがすぐに表情は平静のものに、いやより無表情なものに変わってしまった。 ポツリ、と掠れた言葉が口から漏れた。 「そう・・・いい気味ね」 その言い草に一瞬ミサトは怒りを覚えたが、漏れた嗚咽に怒りの沸点が下がっていった。 「お笑い種よ。親子揃って同じ男に捨てられて、奪った子まで捨てられて・・・滑稽過ぎるわ」 リツコは声を殺し、涙を流していた。 最初から愛される事など期待していなかった。あの人の心にはいつもユイさんがいるから。 一番は無理なら、せめて二番目で良かった。 でもあの娘にまで私は負けた。 あの娘の身代わりとして私は使われた。今の私は用済みの道具以下。 「・・・リツコ。そんなあの娘があんたには逢いたいって言ってるのよ」 ミサトの言葉を聞いたとき、目も眩むような怒りが、心の奥底から湧いてくるのをリツコは感じていた。 判ってるわよ。 あの娘が悪いんじゃない。みんなあの人のせい。 ・・・でもじゃあ、私のこの痛みはどうすればいいの。 そのまま怒りは言葉となって口から吐き出された。 「だから何?お互い捨てられたもの同士で傷を舐め合え、とでも言うのかしら?」
ぐっと言葉に詰まる。 いつもならここら辺がリツコの境界線。あとは話を誤魔化し、愚にもつかぬ会話でお茶を濁して終わり。 でもお生憎様。今日はまだなのよ。 リツコ。あんたいつも他人など理解出来ない、自分なんて理解してもらえない、って悲観してるのね。 でもそれは違うわ。あたしはそれをやり通した人に逢ったのよ。 だから今日はとことんまでやりましょ。 友達を失うかもしれないのは正直怖いわ。でもこのまんまじゃあんたもホントにダメになっちゃう。 「違う!そうじゃない、そうじゃないのよ!」 ミサトは激しく頭を振って否定した。 「あんたがあの娘の事どう思ってるかは聞いたわよ!でもね、あの娘はあんたの事をそうは考えちゃいないわ!」 憎悪と嫉妬に満ちた表情のリツコが、一瞬はっと素に返った。 人形だとしか思っていなかった。 あの人にしてみればユイさんと逢うための道具。転じてユイさんの代替品。 でもあの娘はそれを表に出すのは下手だったけど、感情があった。心があった。 「あんたちょっとでもそういうの考えた事ある?」 今度はリツコが言葉に詰まる番だった。 本当に痛い言葉。 これはそのままあたしに返ってくる言葉。でも敢えて今は使わせて貰う。 大丈夫よ、シンちゃん、アスカ。リツコに言う言葉そのままに、もうあたし逃げないから。
・・・いや、妙齢の女性同士の口論、ホント難しいです。 結局今までかかってしまったのは、そこら辺の台詞何度も作り直したからでした。 EVAはかなり細かい部分まで、その人の性格って創り込まれてますから、やっぱ難しいです。 反面ゲッターはまぁ大体こういう連中、ってのがあって後自由ですし。 早く竜馬暴れさせたいなあ・・・。
367 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/07/31(月) 16:17:01 ID:7rUe7Xcd
GJ
作者乙 猫耳セイラさん確かにカワイス
GJ ここのミサトさん、なんか良い感じ
すいません。今週から来週にかけて色々リアルでピンチなもんで、 続きに手が付けられなかったりorz いや仕事忙しいだけなんですが。 終わったら続き頑張ります〜。
向こうの流れもって来るなよw
このスレの住人の力を合わせるんだ…………
ゲッター炉心ならみんな持っていそうだ
炉心ならここにもあるぜ!
死なばもろともぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!
377 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/06(日) 14:50:53 ID:j8MPfmov
命を捨てて俺は闘う。今がその時だ。
では俺は明日の為に闘う。今がその時だ。
勇気はあるか、希望はあるか、
しん〜じる心〜に〜♪ 明日の〜ために 戦う〜のなら♪ 今〜がそ・の・と・き・だっ♪
熱くなれ 夢見た明日を必ずいつか捕まえる
走り出せ 振り向く事無く 冷たい夜を突き抜けろ
何かが胸で叫んでるのに 気づかぬふりで過ごしてた 激しい雨と風に打たれて 鼓動が俺を呼び覚ます
そうだ 忘れられない がむしゃら過ぎる生き方 血潮が燃えるなら ただそれだけで何もいらない
穏やかな海が爆音に渦巻く、炎が上がる
熱き怒りの嵐を抱いて戦うために飛び出せ!ゲッター 明日の希望を取り戻そうぜ強く今を生きる友の腕に
闇に深く蠢く 餓えた獣の叫び 邪悪な気配 悟っても 奴は恐れず 立ち向かう 避けられない 運命の渦の中 傷を負っても 探し続ける 誰がために 何をするのか
ジャスラックから来ますた
歌詞でググッたやつが将来10人はここを(あるいはここのキャッシュを)覗くな。間違いないw
ここを訪れし少年達よ きみらに猫耳セイラさんを託す・・ −390−
グーグルから来ました
まだ忙しいのかな、職人さん
>>370 で今週から来週にかけて、って言ってるから今週の終わりまでは待とうぜ
>>392 >>393 有難うございます。そしてすいません。もうちょっと長引きそうです。
今日は会社に泊まってって仕事してく予定です。ちょっと報告モノあるもんで。
何とかご期待に応えられるよう頑張ります。
乙。じっくり推敲くださいな 早く読みたいというのも本音だけど
偶然発見して一気読みしてしまったw ゲッターチームはエヴァに圧倒的に足りてない 「ごちゃごちゃ考える前にまず動け!」を体現したような連中だから 滅茶苦茶影響与えまくりそうだな。 逆にシンジから影響を受けて竜馬が 「俺は・・・要らない中年なんだ・・・」とか言い出したら笑うがww
397 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/11(金) 23:30:45 ID:OKLtE1l+
>>396 それはそれで見てみたい気がする(藁
テレビ版竜馬(リョウ)だったらむしろありそう。
シンジのことを心配して心配して却って。
ないかな?
つーか原作版の竜馬でもそれなりにシンジの事心配しそうだが。 子供を助けるために自分の身を犠牲にしてたし、爬虫人類の実験材料にされてた人達 を助けられなかった時に涙を流していた事もある。
基本的に狂い出したのは號からだしな。 Gまでは普通の少年漫画だった。
まぁ、隼人の校しゃ以外は普通だよな
まあ時代が時代だしな。ちょっとぐらい目や耳飛ばしてもなんてこと無かったんだな
ミサトは大きく息を吸って気持ちを落ち着けると、努めて穏やかに話し始めた。 「レイね、本当に可愛い笑顔で笑えるの。リツコ知ってた?」 リツコはまじまじとミサトを見つめた。 目の前にいる十年来の友人は、彼女の知らない温かい表情を浮かべていた。 「私は知らなかった。レイが司令に否定された時、真っ向から食ってかかったあの人のお陰」 あの時私はあの二人を見て、改めて知らされた。 血で繋がらなくたって、男は父になれる。少女は娘になれる。 心を開く勇気さえあれば、人の心が覗けなくても、肉で繋がらなくても、心が繋がる事はある筈だ。 御免ね、シンちゃん。ホントごめん。 あたし、シンちゃんを慰めるんじゃなくて、自分が寂しいのを紛らわそうとしただけよね。 心も開かずに肉で繋がったって、心が繋がらなければ余計寂しいだけ。 ねぇ、リツコ。あんたも・・・。 「あの人はきっと色んな重い何かを背負っているわ」 謎の壊滅を遂げた早乙女研究所の事、消滅した二百数十名の所員の事、例の「巴武蔵」の事。 そういえば結局、流竜馬はその「巴武蔵」の事を一言も喋らなかった。 それはきっととても重い事で、ミサトにはそれを聞く勇気は無かった。 きっと彼も、そして神隼人も重い何かを背負ってるのだろう。 とても他のものを背負う余裕なんて無い位重い、とても重い何かを。
「だけど司令に否定されたレイを見て、赤の他人なのに何の躊躇も無く手を差し伸べて、レイも背中に載せたの」 苦になるなんて表情も見せず、ヤマアラシの針に刺される事も厭わずに、抱きとめた。 だからヤマアラシはとても安心して、針を立てるのをやめて、自分も抱きしめられるようになったわ。 だからレイは『娘』としてあの人にとても懐いてるし、あんな笑顔で笑えるのね。 あんなにも強くて優しい絆があの二人の間に出来たのね。 あの姿はリツコにとって、そして私にとっての希望。 「あの娘はきっと『絆』の本当の意味が判ったのよ。そんなあの娘があんたに逢いたい、って言ったわ」 「・・・」 「あの娘にとって、あんたはかけがえのない人」 ミサトの言葉に、リツコは顔を無理に歪め、嘲笑いの表情を浮かべた・・・つもりだった。 でも出来なかった。 ミサトの言葉が胸に染み透って痛かった。 罵られるのなら、刺さるのならまだ耐えられる。だけど・・・その言葉は心に溶けて痛いのよ。 「・・・お生憎様。私は・・・あの娘を『管理』していただけよ」 やっとの思いで口から言葉を搾り出す。 「・・・そう。でもあの娘はそうじゃなかった」 この意地っ張り。 リツコ、あんたも私と一緒。心の奥底を曝け出すのが怖いのね。 あたしは踏み込む時に自分のカードを見せない。あんたは必要以上に近づかない。 やり方が違うだけ。 でもね、そりゃ怖いし、痛いし、辛いけど、そうしなかったら、他人が心を開く訳無いのよ。 向こうだって怖いし、痛いし、辛いんだから。 もっともアタシだって偉そうな事言ってるけど、あの二人に気づかされただけ。 いえ、違うわね。気づいていたけどやらなかっただけね。 大人になると人の思いに気がついていても、わざと鈍感になる事が出来る。 でも子供相手にそれはやってはいけない。 辛くても、苦しくても、受け止めてあげなきゃ。それが大人だもの。
「ねぇ、リツコ。自分を求めてくれる人がいるのは、凄く嬉しい事よ。あんたも知っているでしょう」 ミサト。貴方は知ってる? そんな相手に裏切られた、と判った時の絶望感も格別なのよ。 ・・・でも。 また裏切られるだけなのに。 何度も繰り返し通ってきた道なのに。 新たな繋がりを、「絆」を見出し、心の何処かで喜んでいる私がいる。 ああ。私はなんと無様なのだろう。 なんて私は馬鹿なんだろう。 「・・・ね。受け止めてあげよう」 ミサトの言葉に、ずっと嗚咽を漏らし、俯いていたリツコは僅かに無言で俯いた。ように見えた。 バカね。 こういう時は笑うものよ。 友人の姿を見て、そう考えたミサトは、自分の顔を何かが伝い、滴り落ちている事に気がついた。 こんなに涙脆かったっかなぁ、私。 涙を手で拭いながら、ミサトは微笑みを浮かべ・・・その眉が不審気に跳ね上がった。 「ね、リツコ。今・・・何か揺れなかった?」 彼女達は後に知ることになる。 その「揺れ」こそが、これから始まる異変全ての開始の狼煙だったことを。
すいません。 実はこの続きも書き上げてるんですが、まだ推敲してないのでもうちょいお待ちを。 今日明日中にはもう一回行きます。
>>408 EGGJ!
何が起こるのか楽しみですなw
ふぉぉ、G・J! 今日明日までwktkしっばなしですわ でるか、ゲッター
おぉっ続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!! 走召 G J ! ! 続きwktkして待ってますぜ!
思ってたより早く上がりましたんで、早速。 いやー、やっぱこの連中メインだと進み早いですわw
弁慶の運転する4WD車が、箱根の坂を疾走していく。 先ほどとは打って変わった勢いの車に、併走するように走る影が二つ、三つ。 大きさだけ見れば人ほどの大きさだが、時速80km超で走っている筈の車に併走できる生物など僅かだ。 まして人程の大きさを持つものなど、そうそういない。 ましてここは箱根だ。アフリカのサバンナでは無い。 助手席に移ったレイは、恐々と隣を走る影に目を凝らしてみた。 ごつごつとした鎧のような筋肉に覆われた逞しい、しかし何処か歪な肉体。 人間の形をしていながら、まるで獣のように四つ足で大地を疾駆していく。 衣服の類は一切身につけていない故、人では在り得ない灰褐色の肌がよく判る。 そしてその頭頂部には形はそれぞれ違うものの、角が生えていた。 まさに昔話に登場する「鬼」そのものの姿だった。 ふと併走していた一体の「鬼」とレイの視線が合ってしまう。 何の意志も感じさせない白目だけの眼。 何の表情も感じさせない醜い顔。 何が、という訳では無い。 だが何か根源的な恐怖がレイの心を鷲掴みにし、思わず仰け反る。 レイの様子を目にした「鬼」は耳まで裂けた口を醜く歪ませ、嘲笑った。 そのままレイ目掛けて「鬼」は襲い掛かる。 刹那、車に襲い掛かろうとした「鬼」が正確に額を銃弾に打ち抜かれ、転がり飛んでいった。 レイはその生々しい光景に目を逸らす。 未だに血が飛び散る様は、彼女の中で何かを連想させ、好きにはなれないようだった。
「ちくしょう。やっぱり奴等生き残っていやがったのかよ」 弁慶はハンドルを左右に忙しく切りながら、忌々しげに呟いた。 あの時、俺達は掛け替えの無い犠牲を幾つも払い、ようやっと奴等を殲滅した。筈だった。 だが奴等は潜んでいただけだった。 薄々は予感していた。 だがこうして目の前に現れてくると、いかな弁慶といえども衝撃は隠せない。 「・・・次はねぇ。それだけのこった」 車のサンルーフをぶち抜き、車の天井の上に座り込んでいる竜馬がぶっきらぼうに答えた。 その両手にはそれぞれ自動小銃が握られており、二丁拳銃ならぬ二丁小銃状態である。 普通は小銃を片手で保持する事など、射撃時の反動で出来るものではないのだが、この男の場合は例外らしい。 前後左右から襲い掛かる「鬼」を、表情も変えずに淡々と撃ち、確実に止めていく竜馬。 「鬼」は弱点である頭をことごとく打ち抜かれていた。 弾丸が切れそうになると見るや、片手でスリングを器用に回し、小銃の後部にあるマガジンを交換する。 交換している最中にも、もう片方の小銃が火を噴き、不用意に近づいてきた「鬼」を撃ち倒す。 ジョン・J・ランボーもダッチ・シェーファーも真っ青だ。 さしも弁慶も目を丸くしながら、感嘆の声を上げた。 「凄ぇもんだな・・・」 「ふん。10年以上傭兵やってりゃあ、この程度はどうって事はねぇ」 と、その表情が何かに気づいたかのように、不審そうなものに変わった。 「弁慶。やはり奴等の目的は俺達じゃねぇな」 「・・・なんだと?」 竜馬に言われ、弁慶は改めて前後に視線を走らせた。 確かに車に襲いかかろうとしていた「鬼」達は、何かを思い出したかのように急に離れていく。 その方向は一定で、彼等三人が進む方向そのものだった。
「奴等の目的地は・・・やはりNERVか」 素早く予備のマガジンに交換しながら、油断無く左右を警戒していた竜馬が呟く。 「どうやら間違いねぇな・・・だが今になって、それも何だって、奴等はNERVを襲う?」 それは彼等にとって以前からの疑問だった。 レイの事も含め、「鬼」は明らかにNERVに対して行動を起こしている。 以前奴等と事を構え、何処かへと叩き返した早乙女研究所の残党である竜馬達を殊更無視するかのように、だ。 しかし、ならばレイは何故NISERに跳ばされたのか? 秘密裏に行動を起こすのならば、そんな事をする必要は何処にも無い。 まるで行動に一貫性が無い。 「・・・それだけじゃねぇ。俺達の知ってる奴等は基本、本能で動く。統率されて動くなんざ滅多にねぇ」 「組織だって動くって事ぁ・・・誰か操ってる奴が後ろにある、ってぇ事か」 二人の脳裏に、ある共通の名前が浮かんだ。 しかし、奴はあの時、彼等自身の手で叩き潰した筈だ。 だが「鬼」達がこうして復活したのならば、「奴」もまた・・・。 「・・・ま、奴等の考えてる事なんざ知ったこっちゃねぇ・・・俺達に出来る事ぁ唯一つ」 「おう、この世界から奴等を全部叩き出す!」 レイが吃驚した顔で、隣の弁慶を見つめた。 いきなり大声を出した事もあるが、こういう緊急時にも頼もしい、とは思っていなかった。 その声に竜馬は、唇の端をくいい、と引き歪める。 竜馬は不敵で満足げな笑みを、その険しい顔に浮かべていた。 何時だって変わらない。闘いこそが、流竜馬の血を熱く滾らせるのだから。 「判ってんじゃねぇか・・・いくぜ、弁慶ぇ!!」 「おおお!!」 二人の男の雄雄しき咆哮に応えるかのように、車はNERVに向かって更に加速していった。
同じ頃、一機のVTOL機が富士山麓の研究施設に降りていく。 「大分ご無沙汰していた上に、いきなりこんな無理を・・・」 VTOL機から足早に駆け下りると、神隼人は滑走路で待つ研究所の責任者と思われる男に挨拶した。 この男にしては珍しく、いつもの傲岸不遜ぶりは何処へやら、実に殊勝な態度で接している。 「なに、気にする事は無いさ」 隼人と同年代と思われる男は、屈託無さそうに隼人に笑いかけた。 男の胸についている名札には、「所長」と役職が彫り込まれている。 間違いなく男はこの研究施設の所長のようだ。 「所長」は隼人を送迎の車に乗せると自らハンドルを握り、駐機場から立ち並ぶ倉庫群へと車を走らせていく。 車中に入り、隼人は軽く頭を下げながら、口を開く。 「万が一を考えて、NISERにアレを置いておく訳にはいかなかったばかりに・・・申し訳ない」 「判っているさ。君達とは昔からの付き合いだ。この程度、どうという事は無い」 NERVの碇司令を前にしても態度の変わらない神隼人ともあろうものが、これ程までに低姿勢なのは実に珍しい。 だがそれだけの事をこの「所長」にはしてもらっている。 これまでの彼等の繋がりを考えても、それは過分な事と言って良かっただろう。 彼等二人を乗せた車は倉庫群のある一角で止まった。 そのまま「所長」は隼人を促し、倉庫の中に入っていく。 半地下になっているその巨大な倉庫の階段を下りながら、「所長」は隼人に話しかけた。 「君が来る。そう聞いて、既に再チェックも終了させておいた。いつでも動かせるぞ」 「何から何まで・・・有難うございます」 「俺の前でそんなに余所行きの態度になるなよ、隼人。ちょっと哀しいぜ」 如何にも快活そうに「所長」は声を上げて笑った。 隼人も苦笑するしかない。 昔からこの「所長」には頭が上がらないのだ。
「そういえば此処に来る前に、旧東京に寄ったそうじゃないか?・・・日重工かな?」 ドアのノブに手を掛けた「所長」がふと思い出したように、隼人の方を振り向き、話を切り出した。 「お見通しですか・・・こちらの研究成果を提供、資金援助についての道をつけておきました」 苦笑しながら隼人も答えた。 この研究施設で、ましてこの場所では盗聴等を心配する必要は無い。 「『JA』・・・とか言ったか、あれの開発は、例の暴走騒ぎで研究開発は凍結されたと聞いているが・・・」 JA、正式名称ジェットアローンは、日本重化学工業共同体が建造した人型兵器である。 核分裂炉で動く格闘戦を前提とした陸戦兵器であり、かつて公開試験まで漕ぎ着けた代物ではあったが、その公開試験時に 謎の暴走事故を起こしてしまい、以降その後の消息は殆ど語られていない。 「打てる手は出来るだけ打っておきたいものですから」 隼人は先日会った、JAの元開発責任者である時田を思い出していた。 覆い隠せない失態の代償として、あの騒動のあと閑職へと飛ばされた時田を訪ね、隼人は旧東京市に立ち寄った。 出元は明かせない、と前置きした上で、リアクターとバランサーについての設計案を手渡した時の時田の表情は見物だった。 「これは・・・一体・・・何処からこんなものが・・・こんな発想があったなんて・・・凄すぎる」 時田の顔に浮かんでいるのは、驚愕と歓喜の表情だった。 「すまんが先にも言ったとおり、出元は明かせんよ」 悪いな。 こいつがもう15年以上も前に生み出された技術だってのは、内緒でな。 だが隼人は以前から気にかかっている事がある。 技術の出元、早乙女博士が天才である事は間違いの無い事だ。 だがこの技術全てがその天才の頭脳から生み出されたのなのだろうか? エネルギー、メカトロニクス、素材、引いてはその加工技術etc。 全てに新機軸、どころか15年経った今現在の技術ですら及ばないこの発想、技術を、早乙女博士は何処から得たのだ?
「この構想を盛り込めれば、JAはどれだけパワーアップ出来るのか・・・想像もつかない・・・」 時田の呟きが、隼人を過去から現実へと引き戻す。 時田の表情は夢見るように華やぎ、急に現実の自分に立ち返ったかのように、自らを嘲笑うかのように顔を歪める。 「はは・・・私は、何を言っているんでしょうな・・・」 時田はぐるりと自分の周りを見回す。 重機開発とは無縁な、人目で閑職と判る環境で、自分に何が出来るのか。 まして「JA」の再設計・開発など最早、夢以外の何者でも無い。 情熱は失っていないつもりだ。だが情熱だけでは何も出来ない事もある。 「その事に関してはな、まだオフレコなんだが、再び『JA』の開発を始めるらしい。無論責任者は君だ」 既に内務省に直接連絡を取り、JA開発再開の約束を取り付けてある。 数日中には日重工の上層部にも通達される筈だ。 その後の時田の態度については、敢えて触れる事も無いだろう。 「さて、と。ちょっと明かりをつけてくる」 「所長」の声と共に、隼人はドアの中に入った。 奥も判らない程に暗く巨大な倉庫。その奥には巨大な何かの影が見て取れる。 明かりが灯った。 水銀灯に照らされた影は、大型の三機の飛行機のような建造物だった。 飛行機のような、と表現したのは、そのフォルムが余りにも既存の飛行機とは違うものであるからだ。 だが見るものが見れば、その形状が「リフティングボディ」と呼ばれる機体全体で揚力を発生させるものである事に気がつくだろう。 それぞれ赤、白、黄に塗装された三機のその機体は、建造されてから随分な時間が経つのか、塗装がくすんで見える。
神隼人は靴音を響かせ、白い機体の前で足を止める。 隼人にとってそれは忘れる事が出来ない、忘れようの無い機体。 かつて彼は、いや彼等はこの機体に乗り、命を懸けた戦いに身を投じた。 色んな事があった。 彼のかけがえない友も、師も、仲間もほぼ全て、彼の前から永遠に姿を消した。 言葉が自然と隼人の口から漏れ出た。 「出来る事ならば使いたくは無い・・・こいつはあまりにも多くの命を吸い上げている」 「神隼人ともあろうモンが、殊勝な事言ってんじゃねぇよ」 いつの間にか「所長」が隣に来て、隼人と同じように白い機体を見上げていた。 「所長」は全てお見通しのようだ。隼人は相も変わらず、苦笑する他無い。 口調の方もかつてのぞんざいな、隼人にとって懐かしいものに戻りつつあるようだ。 「ゲッター線の研究を今も続けてるのは何のためだ?・・・今がその時なんじゃねぇのかい、隼人?」 「・・・そうだな、甲児」 少しの逡巡の後、今も昔も変わらぬ旧友に、彼らしい不敵な笑みを見せた。もう迷いは無い。 その機体はここ光子力研究所で15年間眠り続けていた。 今また神隼人は一歩を踏み出す。 15年間眠り続けたかつての愛機、今は亡き早乙女博士の作り上げた「ゲッターロボ」と共に再び闘う為に。
あらかじめ言っておきますが「所長」は、今回限りの特別出演です。 スーパーロボット大戦にすると未熟な自分にすれば、収拾つかなくなるのは判りきってるので。 ちなみに奥様はさやかとかいうかもしれませんし、マリアとかいう愛人がいるかもしれません(´・ω・`) 棒田って悪友は今後出すかもしれないです。
「所長」については役回り候補として「スカルキラー邪鬼王」の島本博士とどっちにしようか 悩んだ挙句、兜所長にしました。 こっちの方が判りやすいですし。
>>420 こ、甲児キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
燃える展開と予想の斜め上を行く展開!GJ!
>>420 こ、甲児君!? 君が何故そこに!?
まぁ、何はともあれGJ!
425 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/13(日) 02:06:59 ID:FRhqujwm
>>420 甲児君、立派になって・・・
GJです!続きwktkして待ってますよ!
ピザポテトってうまいよな!
JA出てくるのかっと思ったら甲児ktkrwwwwwwwww
なんだろう…JAが棒田の愛機として出てきそうな気がする…
429 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/13(日) 11:10:33 ID:3IypxUzr
うおおお!!!!燃える!!!!!作者 超 G J !!!! 竜馬が暴れ、弁慶が吼え、時田が再起し、隼人が甲児に後押しされてゲッター登場!!!!! イイヨイイヨー!!!!!
うおー、ここで甲児が出てくるか!
>>420 あんたスゲーよ!GJだ!
グオオオー!!カッコよすぎ! もし可能でしたら黒鉄の城も登場させてください
魔 神 皇 帝 じゃなくていいのかい?
作者が今回限りと言っているんだから外野が色々言うのはよそうじゃないか
>>420 甲児かよ!GJ、燃えるサプライズだぜ!!
一万回保存した!
スゲーかっこいいな! 今頭の中では水木一郎の「今がその時だ」が無限リピートかかってるw
お仕事をこなしながら、これ程のクオリティーを維持する作者さんに脱帽。 同じくSSのネタを妄想しながら、仕事を言い訳に書かず終いな自分が 情けないです(ノД`) 欲を言えば、ミサトの性格が全体的にやや軽過ぎなのがちょっと…。 しかしそんなものを補って余りありまくりの燃える展開。これからも超期待してます。 EVA板で今一番熱いスレはココだ!
いやー、びっくりです。
甲児君出したのがこんなに反響呼ぶとは思いにも寄りませんでした。
甲児君出さない、出せない理由ってのは、ビジュアル的に三十代の甲児、さやかが無い事ですね。
どうしてもイメージが湧かないんですよ。ボスだけは・・・何か変わらないんですよね。
>>436 ええ、自分の中でもw
だから甲児にあんな不自然な台詞を言わせて見ました。
どうも「HEAT」は違うんですよ。「今がその時だ」でないと。
>>437 自分でもご都合だとは思ってたんですが、やっぱり指摘されましたか。
ミサトさん、あんなに気ぃ回らないし、素直じゃないよなぁw
ただ頭では理解できてもなかなか上手く行動できない不器用な人々、っていうのが表現出来たらな、とは
考えています。
頭と心は違うものですからね。
個人的な意見として、ミサトさんは対人面においては、基本的に不用意、経験不足な人だと思うんですよ。
だからついうっかり本音とかぐっさり刺さる言葉口にしちゃう。
リツコさんはそもそも近づかない。何ていうか不用意に踏み込まない気配りはあるんですが気配り過ぎて、
仲良い奴は、土足で踏み込んでくる奴ばっか。
・・・リツコさん弄るの面白そうだなぁε=(~Д~;)
ええ、もちろんEVAで一番好きなキャラです。
例えばレイ、ってのは物事の見かたに偏見が無いからド直球も受け止められる子だけど、はて、シンジと
アスカは?ってのはやっぱ書いてみたいところです。
いやレイも好き嫌いはありますけどね。
出来る限り頑張って続けていきますので、今後も読んで頂けたら幸いです。
作者GJ!! 甲児が所長なら鉄也は自衛隊の鬼軍曹かなw
>>439 どうしましょ。其処まで深く考えて甲児君出した訳じゃないんですよね。
あくまで島本博士と二択でどっちにしよう?でしたし。
隠れキャラみたいなモンだと思って頂けると幸いです。
現在プロットから焼き直しやってるもので、次回のお届けはちょっと時間がかかって
しまうかもしれません。
今後の展開、二案あったんですが、どっちもどうもこう、しっくりこなくって。
あと今回から一応トリつけてみますです。
/ || / ||_/l| | /  ̄`Y⌒ヽ_/7 __K _ <ニ>、ニ/ / ` ― 、_}} `l T┬、l_|ン′ _ /\‐ 、」:| | |7_ ||: : `‐‐:、 / \>‐ /‐′ |ト、.: : : : :.:l_/_ /  ̄ | ___ >、: : : \ ` ――‐┴‐ 、 / \ \: : : :` ――: 、 \_r―┐ l __ ト、 \:.:: : : : : : :.:| |: : : : : : : :| |/ \ | \ {_: : : : : : : | |: : : : : : :/\ レ  ̄ ̄ \ | / \ \: : : : : | |: : : : : : :|| ヽ / V  ̄l ̄\\ 二二/ |二二/ l | . / / |  ̄ ̄ ̄ :| 二_| Zも見守ってるぜ!
三つの力を一つにしてageてやるぜ!
完成したらまとめスレ作って欲しくなった他力本願な俺OTL
俺もそれは考えたがどうやったらイイだろな 誰かいいとこシラネ?
同人誌みたいにしてみるとか 挿し絵とか追加してさ
ジオ……かなぁ……。 いっそ作者さんの許可を取って 同人誌にするっつーのは如何か。 絵師さんも募って。 あるいは、サイト持ってる人に一括掲載してもらうとか。 アレコレ面倒な話しか出てこない俺でスマソ
スレ初期から見てるがこんな良スレになるとは! 頑張ってくれてる職人さんに感謝であります 同人誌…いいかも知れんが、絵師を募るとして ここを他板に宣伝しちゃっても大丈夫かな
よし、私にいい考えがあるぞ。 きみまる氏に頼むんだ!
流 竜馬 格闘160、射撃139、防御115、命中146、回避135、技量180 特殊技能:底力(L9)、切り払い(L3)、戦意高揚、気力限界突破 小隊長能力:攻撃力+20% 精神コマンド:威圧、必中、熱血、戦慄、気迫、覚醒 神 隼人 格闘154、射撃155、防御112、命中175、回避169、技量184 特殊技能:カウンター(L8)、切り払い(L5)、気力+(回避) 小隊長能力:小隊移動力+1、回避率+10% 精神コマンド:集中、ひらめき、加速、挑発、戦慄、直撃 車 弁慶 格闘159、射撃137、防御121、命中139、回避133、技量173 特殊技能:底力(L9)、援護防御(L4)、ガード 小隊長能力:ダメージ-10% 精神コマンド:ド根性、気合、てかげん、鉄壁、友情、熱血 ここのゲッターチームはこんな感じだな。 チーム唯一の良心、弁慶の気苦労は推して知るべし
ガンガンガンガン!!
若い猪木が真赤に燃えて〜♪
ゲッタァスパークゥ〜♪空高〜く♪
三〜鷹〜ガッダイ〜ゲェーッタァアロゥボゥだ〜
ガッツ!ガッツ!イシマツ!
みーっつのチーカラが ひとつになぁればぁー♪
Σ(゜Д゜) それを捨てるなんてとんでもない。 いやそうじゃないよ、俺(´・ω・`) 同人誌なんてとんでもない(/o\) こんな拙作に過分の評価を頂き、誠に有難うございます。 無論お好きな形でお使い頂いて結構ですよ。 まだ次回には多少時間かかりそうです。 仕事もそうなんですが、どういう風に展開しようかなぁ、というのが悩みどころで。 もう少々お待ちくだされ。
結構前からこのスレを見ているのですが、いつもあなたの発想には驚かされます。 物書きの端くれとして尊敬に値します。
>>459 過分なお褒めの言葉には、まさに汗顔の至りです。
物書きでは無く、物読みな自分としてはやはり予想が裏切られる話、というのは多分に魅力的です。
巧く書けるはずも無いので、そこに重点絞ってるきらいはあるやもしれませんがw
最近はまた藤沢周平読み直してるんですが、やっぱ巧くて面白いよなぁ。
池波正太郎も巧い。書き方、というか文体が物凄くリズミカルなんですよね。
やっぱり劇脚本出身だからなのかな。
元々私はライトノベル等は全然読まないで、時代劇かサスペンスものばっかなんですわ。
仕事にも負けずに良作頑張ってくだされ まってます
やけくそになった人間が何をするか見てろ!
463 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/21(月) 12:15:54 ID:VtESmdb1
有機体ならブッ殺す! メカならブッ壊す!
うっかり美女丸の台詞書くところだったOrz
夢を見たはずじゃ エンペラーの・・・ゲッターエンペラーの夢を!!
お前等保守もほどほどにな。手は膝に置いて静かに待つんだ
穏やぁかな海がー
爆音で渦巻く 炎が上がる
吹き上がる〜マグマ〜
「エヴァンゲリオン対真ゲッターロボ」のスレはここですか?
最後は青くなった真ゲッターが抜き手で量産機に止めを刺すのか 何この死亡フラグ
ゲッタァァァァァァァァァァファァァァイナァァァァルゥゥゥゥクラァァァァァシュ!!!!!
正直ヨロイゲッターはあんま好きじゃないんですよ。 やっぱゲッター線で動くゲッター1は赤く無いと、です。 明日か明後日には上げられるかと思います。
ゲッターとマジンガーとJA改が大地を踏みしめ共闘というだけでも脳汁がでるぜ!!!11
作者が甲児はゲストと言い切ってるからマジンガーは出ないべ JAは判らんがな 出るならゲッターのノウハウも導入されてる強化JAジャマイカ
というかガルガンチョワっぽいJAキボンヌ
初号機とかもゲッター線の照射を受けたら凄いことになりそうだな
初号機がゲッター線を浴びる→ゲッターアーク
エヴァにゲッター線か… 小学生の頃、エヴァンゲリオンG型装備なんて厨臭いのを考えたこともありました……
じゃあ、俺はN2ミサイル・マシンガンという厨武器を妄想する
んじゃ、俺はEVA初号機にロケットパンチを妄想する。
シンジ君落ち着いて!!飛んでいったのはあなたの腕じゃないのよ!
結局みんなネタに走るしwww エヴァってダメージがフィードバックするんじゃなかったっけ? ロケットパンチで激痛走るシンジ。ダンガイオーの比じゃないな。
>>484 腕だけとか、部分的に神経接続をカットすればいいかも
腕をゼクターフックに改造してしまえばパンチャーグラインドが撃てるぞ!
逆に考えよう。 ゲッターにエヴァの技術をフィードバックするとどうなるのか。 取りあえずプログレッシブトマホーク(仮)とポジトロンゲッターキャノン(ゲッター線含有率35%)とでも言っておこう
>>488 人の魂が入ることで・・・よく考えたらあんま変わらんw
>>488 今まで以上に動きが滑らかになる。
ダメージもフィードされるので竜馬たちの気合アップに反映される(笑)
三人の気合がシンクロ限界を突破して溶けるかわりに気合だけで巨大化しそうだ。
烈風正拳突き喰らわすたびに拳を骨折するシンジ ブレストファイヤー撃つたびに胸焼けになるアスカ サンダーブレークを撃つたびに感電してアフロになるレイ
アフロ=レイ? 私が一番エヴァを上手く動かせるの……?
フェイスオープンするたびに周りから怖がられるシンジ オッパイミサイル撃つたびにトップレスになるアスカ 零号機の顔を電磁砲に改造したら胸を後ろから握り潰されて圧死するレイorz
だんだん「あったら楽しいスパロボエヴァ」になってませんかwww
ハイパーオーラ斬りのたびにシンクロ率400%でLCLに溶けてしまうシンジ 真シャインスパークの無茶な動きに耐えきれず「気持ち悪い」になるアスカ V-MAX発動するたびに思わず自分で「レディ」と呟いてしまうレイ
第2発令所。そこは使徒殲滅を目的とするNERVにとって頭脳中枢、といっても過言ではない。 NERVの文字通りの頭脳、人格移植OSを搭載した世界初のスーパーコンピュータシステムであるMAGI。 MAGIも含め、対使徒に関しては、世界中の何処であれここ以上の施設は存在しない。 今、その第2発令所は、いつもにまして緊迫感と喧騒に包まれていた。 NERVはその創設以来初めて使徒以外の敵を迎え撃つ事になったのだ。 「第一搬入用ゲート、外来用ゲート完全に突破されました!侵入者多数!」 「D級以下の職員の避難は全て完了です!」 「セントラルドグマへの侵入は絶対に阻止しろ!隔壁はどうなっている?」 「隔壁の閉鎖全て完了です!・・・!?そ、そんな・・・第二隔壁、破られました!」 事態は思いのほか悪い。 何より状況がさっぱり判らない。侵入者の正体が判らない。 間違いなく判っているのは、このNERVに侵入してきたものがおり、奥を目指し侵攻している。 これだけだ。 「くそ!・・・葛城三佐と赤木博士は?チルドレンの安否は?・・・保安部は何をやってる!」 中央作戦司令部作戦局第一課、日向マコト二尉は苛立っていた。 こんな時に限って、頼れる彼の直属の上司と技術部の責任者は、地表にほど近い面会室におり、消息は不明。 チルドレンのうち二人は、これまた医療施設におり、安否は不明という踏んだり蹴ったりの状況だ。 しかも彼女達のいる場所は、敵の侵入箇所から程近く「敵」と遭遇している可能性はすこぶる高い。 「監視カメラを順次切り替えて、葛城三佐と赤木博士、チルドレンの安否を確認しろ!」 最悪の事態は努めて考えないようにした。 楽観的かもしれない。だが一人の男として考えたくは無かった。 ・・・大丈夫ですよね。生きていますよね、葛城さん?
「第一搬入用ゲート、保安部担当から連絡入っています!双方向回線開きます!」 副発令所からの女性オペレーターの声に、はっと我に返るマコト。 やや感傷的になっていた自分を心中で叱咤する。 葛城三佐がいない今こそ、自分がしっかりしないでどうするんだ。 「正面に回してくれ!」 ややあって第一搬入用ゲートの詰所内の映像が映し出された。 その瞬間、発令所にいた全員が思わず息を呑んだ。 発令所に常駐する女性職員の何人かが、思わず視線を逸らしたのもむべなるかな。 そこはまるでバケツでブチ撒けたかのように、あちこちに血飛沫が飛んでいた。 後方に映る手が無かったり、脚が無かったりといった無惨な姿の骸は、全てNERVの制服を身に纏ったものばかり。 こちらを向いて画面の中心に映る男も、左腕で右肩の辺りを押さえており、その右腕は無かった。 その身に纏うNERV保安部の制服も、あちこちに乾いた血飛沫がこびりついている。 腕からの失血が激しいのだろう、顔色はまるで紙のように白い。 「一体何がどうなっている!?説明してくれ!」 マコトの声に、やや朦朧とした顔をしていた男は顔をこちらに向けると、荒い息を吐きながら話し始めた。 「見てのとおり・・・第一搬入用ゲートは・・・俺以外は・・・全滅だ。・・・奴等、隔壁を破壊しながら奥に向かっている・・・」 それは判っている。だが一体何者だというのだ? 「侵入してきたのは何処の国の連中だ?・・・戦自か?」 マコトの問いに、男は視線をやや空中に走らせた。 身震いしたその顔に、激しい恐怖の表情が一瞬浮かんだのが見て取れた。 「いや・・・敵は・・・何と形容していいのか判らん・・・少なくとも人類では無い・・・あれは・・・化け物だ」 惨劇の様子を思い出したのだろう、恐怖の表情を露にした男の呼吸は一層荒くなっていた。 だがマコトは男の言葉に一瞬呆然とした。 化け物だと? だが、男の顔は無論冗談など言っている顔ではない。男の顔に浮かんだ恐怖が何よりの証だ。
「化け物、とはどういう事だ?使徒なのか?」 マコトの知る限り、化け物なんて言葉に該当するのは使徒くらいのものだ。 「おそらくは・・・あの化け物共は、使徒じゃない・・・火器の類いは・・・ないようだが、信じ難い身体能力と・・・生命力を持っている」 失血がより酷くなっているのか、男の口調は段々と掠れたように小さくなっていたが、マコトの言葉ははっきり否定した。 「・・・見ろ」 男が自分の右肩、腕の無い方を画面に向ける。 血塗れのその部分は、正直正視に耐える状態ではなかった。応急止血こそ施してはあったが、血が滴り落ちている。 その切断面は何か大きな力でもぎ取られたかのように、ズタズタになっていた。 「・・・奴等は・・・俺の、俺の腕を・・・喰っちまったんだ」 淡々と凄惨な内容を語る男の顔は、まるで熱にうかされたかのように朦朧とした表情だった。 と、男がこふこふ、と咳き込み、それでは収まらなかったのか、下を向いて嘔吐し始めた。 血が気管にでも詰まったのだろうか。 「ど、どうした!?しっかりしろ!」 明らかに見える男の死の兆候に、思わず声が上ずる自分を心中で罵りながら、マコトは男に声をかけた。 自分の声に応え、男がゆっくりと顔を上げた時、マコトは自分の心が根源的な恐怖に鷲掴みにされたのを感じた。 男は画面の向こうで、死が迫る人間から、何か別の生き物に変貌しようとしていた。 ぐるん、と白目を剥いたその眼球の色が、みるみるうちに黄色く濁っていった。 肌の色が急激に死体のように白くなり、更に灰褐色へと変化していく。 「・・・うおオウゲェエエ!おガウアアアア!」 意味不明の絶叫を上げながら、大きく開いた口から伸びる犬歯は、叫ぶその間にもみちみち、と音を立て伸びている。 食い千切られた、と言っていた腕が、まるでビデオで逆再生された映像のように見る間に復活していった。 そしてその額を突き破って、醜悪に捻じ曲がった角が現れた時、最早男は明らかに人ではない「化け物」と化していた。
「化け物」は画面をゆっくりと睨み、一声鋭い声を上げると、先ほどまでは無かった右拳を振り上げる。 最後に見えたのは、ごつごつと歪に盛り上がった毛むくじゃらの右拳が、画面一杯にアップになった映像だった。 大きな衝撃音と共に、画面はサンドストームに変わった。 先ほどまでの喧騒が嘘のように、発令所はしんと静まり返っていた。 「通信・・・途絶です・・・おそらく向こうの端末が破壊されました・・・」 女性オペレーターの蚊の泣くように小さい声は、恐怖に震えていた。 無理も無い。あれはあまりにショッキングな映像だった。 出来の悪いスプラッター映画のような光景。 映画だったら「気持ち悪かった」の一言で現実に戻るが、生憎と今はこれが現実だ。 あの「化け物」は何だ? 誰もが本能的に気がついている。確かにあんな化け物は使徒ではない。 そしてあんなモノが何故NERVを襲う? あり得ない光景に思わず、マコトの口から声が漏れた。 「一体・・・何が起きているんだ」 そして気を失いそうな程ショッキングな映像を目の当たりにしながら、マヤは思い出し、気がついた。 これが、この化け物こそが、あの時NISERの面々が話していた怪物、「鬼」なのだ、と。
とまぁまだ導入部なんですが一応ここまでうpです。 やっと通しての敵となる「鬼」を登場させる事が出来ました。 彼等の登場を契機に物語も上手く転がってくれるといいんですがね。 って作者の私がそんなこと言ってどうするんだよ、おい。
>>497-500 うおおぉぉおっ!きた来たキタキタ鬼が来たー!!!1!1!
これからどうなるかめっちゃ楽しみですわ
作者さんGJ!
対人作戦機関としてはネルフは無力そのものだからなぁ。 別の意味での鬼w が二人、もうすぐネルフに到着するのでそれまでの辛抱か。
うわーん、鬼だ! 竜馬と弁慶wktkwktk
505 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/24(木) 18:53:20 ID:WNGOiGJc
でも「鬼」だと怖い事は怖いけど喋れないのがな ライバル出てこないもんかね 鬼って事は清明も出て来るんかな?
いや、そのじつ鬼に擬態したインベーダーなのかもしれん
氏のゲッター指数ならゲストとして大魔王シンとか第六天魔王信長とか妖天童子とかかぐや姫とかが来ても不思議じゃないわな>ライバル
>>503 劇場版で予算削られてましたしね(;´д⊂)
ただどんな軍隊にせよ、あんな化け物いきなり出てきたら、戦闘にもならないでしょうね。
パニック起こしちゃって。
少なくとも組織的な行動は難しいでしょう。
変な言い方ですけど、リアルで使徒がもし存在したら、恐怖の対象では無いかな、と。
むしろ災害とか天災に近いノリだと思うんですよ、使徒って。
あの秀逸なデザインのせいもあるんでしょうが。
翻り、鬼やインベーダーはデザインそのものが人間の「恐怖」に直結するようなデザインかと。
どうでもいい話ですが、初代インベーダーってまんま邪鬼王ですよね、顔とか。
>>505 強敵は出します。
当然出しますし、本気で竜馬やシンちゃん仕留めに行く奴書かないと。
闘う事を描いていく時には、本気の強敵がいるから、物語は盛り上がる、と思うのです。
>どうでもいい話ですが、初代インベーダーってまんま邪鬼王ですよね、顔とか。 言われて気が付いた そういやそうだよ
>>508 いきなりあんな化け物が出てきてまともに戦えるのはDOOMやQUAKEの
宇宙海兵隊の猛者くらいではw
使徒が天災的って言うのはたしかにそうですね。ウルトラマンの怪獣でも
そうですが、物理的に体が大きいと、街を破壊されても直接自分が狙われ
ているという危機感はありませんが、見た目の脅威が人間的な「鬼」クラス
になると途端に身近に感じますからね。
本気の敵を前にして(&竜馬達の影響受けまくりで)本気で闘う決意を抱く
シンジに超期待w
そしてボロ負けてダメモード突入のシンジwwwwww な気がものすんごーくする(笑)
そん時はゲッター鬼教官三人組による地獄のド根性注入猛特訓が シンジを鍛え上げてくれるよ。きっと。 ていうかこの弁慶、アスカの身の上話聞いたらアスカの父親役も かってでそうだな(笑
弁慶、女房いないのに子持ちかよ!(笑) でも弁慶の包容力なら出来るなー うん奴なら「家庭」を築ける 唯一の良心だもんな
514 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/26(土) 11:24:56 ID:h6PYWjBR
チェンゲで元気を自分の娘として育てたしな 立派な父親だったのはまっすぐ育ってたケイを見れば判る
とりあえず拾った弁慶が武蔵坊の方じゃなかったことは幸運だったな
武蔵坊の方だったらデフォで乳揉まれて 嫁に行けない身体にされるOTL
武蔵坊の方で、なぜか超速スピナーの弁慶を思い出してしまった
新ゲッターの方が連中の基地外度は高いな。
いきなり竜馬が人殺すし隼人はテロリストだし弁慶はエロ坊主だしな。
「だがそれがいい」と言えるのが石川クオリティ?
>>520 「ケンちゃんじゃしょうがないな」と言えるのが石川クオリティ
フリーダーバグって石川賢版エヴァですよね。綾波みたいなのがでてきてたし パイロットとシンクロしてるし。主人公は竜馬風の賢キャラでしたが。 この人って見た映画とかからすぐ影響受けるからわかりやすい。
フリーダーバグは黒歴史にしたい俺が来ました このスレはエヴァ好きと賢ちゃんファンとどっちが多いんだろ、とふと愚考に走る
漏れは賢ちゃんだな エウ"ァにはないこってり感が好き
漏れも賢派っす。 自分の作品のアニメから影響受ける素直なハートの持ち主だし。 (マンガ版真ゲッター2の合体シーン参照) スターウォーズのアナキン落下とか拉致問題とかすぐマンガにするのもわかりやすくて良い。
ここでゲッターで検索をかけてここに辿り着いた俺が来ましたよ
「・・・戦自、国連軍へいつでも応援要請出来るよう準備を!それとこの案に関しての賛否をMAGIに打診!」 意を決したマコトの命令に、一瞬発令所の中がどよめいた。 マコトにとってもこれは苦渋の決断ではあった。 NERVと戦自、国連軍は誰とても知る犬猿の仲である。 正直彼等をNERV内に入れてしまえば、それを機として何をしでかすか判ったものではない。 幾度かの衝突により、彼我の関係は、現在そこまで悪化していた。 だがそれを差し引いても現在のNERVにとって、この「敵」はあまりにも脅威である。 一言で言えば対抗できる手段がない。 NERVは一言で言えば金食い虫であり、その予算の殆どはEVAとそれに付随する内容に注ぎ込まれている。 どこの組織でも変わらない事だが、予算の緊縮は常に要求され、何処かにその皺寄せが出るのが常だ。 NERVの場合、保安諜報部の要員配置計画がその影響をもろに引っ被った形になってしまった。 具体的には保安諜報部の「保安」の方の能力は、必要最低限レベルまで落とされていた。 「敵」がどれ程の数で侵入してきているか、実際の戦闘能力が如何ほどなのかは判らない。 しかし「敵」は第一搬入用ゲート、外来用ゲートを突破し、隔壁も破壊している。 加えて「敵」はどういう手段かは知らないが、人間を自分達の仲間にする事が出来るようだ。 まるで伝承にある吸血鬼が人間の血を吸う事で、己の眷属を増やすように。 そういう相手には数で押し包んで殲滅するのが最良の方法だろう。 しかし現状のNERVの乏しい戦力では、火に油を注ぐようにかえって敵を増やしかねない。 加えてチルドレン二人と葛城三佐、赤木博士といったNERVの根底を支える貴重な人材が危機的状況にある。 そう。背に腹は変えられない。
「・・・MAGI判断出ました!条件付き賛成2、否定1です!」 MAGIバルタザール主任オペレーター、阿賀野カエデの言葉に、マコトは後押しされるように声を張り上げた。 「よし、戦自と国連軍に・・・」 「その必要はない」 頭上から降ってきた低く威圧的な声が、マコトの指示を途中で遮った。 「敵の撃退と殲滅に関しては、戦自や国連軍への応援は一切認めない。あくまでNERV内の戦力でこれを行う」 日頃耳にし、しかしいつ聞いても、未だ聞き慣れぬ声。 声に振り向けば、オペレータ席を見下ろす位置にある司令席に、NERV総司令碇ゲンドウが着座していた。 つい先ほどまではいなかった筈だが、いつの間にか司令席に着座していたようだ。 だが問題はそんな事ではない。 これ以上、敵をNERV内に侵攻させる訳には行かないのだ。 「しかし司令!現行の戦力では『敵』・・・の撃退はかなり厳しく、作戦本部としては・・・」 「これはNERV総司令としての命令だ。日向二尉」 ぐっと言葉が詰まる。 上司と部下である以上、その言葉が出てしまったら意見も何もない。 力なく視線を落とすと、同僚の通信・情報分析オペレーター、青葉シゲルがアイコンタクトを取ってきた。 おそらくは「もうこれ以上は楯突くな」とでも言っているつもりなのだろう。 「それと「敵」は使徒ではない。現時点よりあの侵入者を『侵略者(インベーダー)』と呼称する」 碇ゲンドウは自分の右手を、手袋の上から擦りながら、再び口を開いた。 そして言葉が終わるや、なんと司令席を離れ、昇降用リフトに歩み始めていた。 「司令!どちらへ向かわれるのですか!?」 「・・・ターミナルドグマだ。『侵略者』の撃退は君達に任せる」 シゲルの悲鳴同然の声を、ゲンドウは威圧的な視線と必要最低限の言葉でこれを封ずると、最下層目指して行ってしまった。
再び発令所を静寂が支配した。 口には出さないが、皆の思いは共通だったかもしれない。 そしてそれは誰もが決して口に出せない内容だった。 ふと気がつけば、発令所全員の視線が自分に向いている事にマコトは気がついた。 そうだ。 みんな俺の指示を待っているんだ。 ・・・葛城さん。無事でいてください。 何とか、いや必ずやってみます。きっと手はある筈ですから。 最善、と思われた手段が司令から許可が下りなかった以上、出来る事からやっていくしかない。 マコトは両の頬をぱんと、両手で叩き気合を入れて、大声を上げた。 「・・・NERV保安部はチームとなって『侵略者』の撃退に当たってくれ!第三隔壁の突破は何としても阻止しろ!」 次に下層に向かって口を開く。 「現在の葛城三佐、赤木博士、チルドレンの位置は確認できたか!」 「シンジ君、アスカ共にアスカの病室である303号室にいます!」 「葛城三佐、赤木博士は現在面会室には確認できません!・・・現在近辺をチェック中です!」 「監視カメラの映像を逐一チェックしてくれ!葛城三佐、赤木博士、チルドレンの救出は最優先事項だ!」 最善の手段と思われる事はどんどん実行しなければ。 手遅れになる前に。 「保安チームをチルドレン救出、葛城三佐及び赤木博士救出、隔壁破壊阻止の三班に分けて・・・」 「!?・・・・・・日向二尉!」 マコトの声がまたしても、しかし今度はうろたえるような女性の声に遮られた。 声の主はクールなことで知られる筈のメルキオール主任オペレーター、最上アオイ。 「どうした?」 「あの・・・外来用ゲート奥、P6通路の映像です。・・・し、正面に出します!」 それだけ言うのが精一杯だったのか、キーボードを猛烈な勢いで叩き始める。
映し出された光景に、おそらくは発令所にいたほぼ全ての人間が唖然としたことだろう。 シゲルにいたっては、見た瞬間手に持っていた連絡用のコードレスフォンをあやうく取り落とすところだった。 スクリーンに映し出されたのは、通路を大挙して「侵略者」共が奥へと進んでくる場面だった。 「侵略者」は二十・・・体はいるだろうか? だが何かがおかしい。ただ進んでいるのではなく、まるで何かに追われ、逃げているかのような勢いだ。 やがて画面に角を曲がり、巨大な銃を抱えた一人の男が現れた。 その男が現れるやいなや「侵略者」共は足を止め、咆哮を上げながら男に襲い掛か・・・ろうとしたが、全て男の打ち出す鉛弾の 餌食となっていった。 即座に逃げに転じようとした「侵略者」も、後ろから容赦なく冷徹に襲い掛かる鉛弾によって次々と仕留められていく。 信じ難い事だが、たった一人の男が「侵略者」共を蹴散らしていた。 埃に塗れたボロボロの野戦用コートを身に纏ったその男は、どう見間違ってもNERVの職員ではない。 薄汚れた赤いマフラーの様な布を首から顔にかけて巻いた浮浪者同然とも取れる格好だったが、男の持つ強靭で獰猛な雰囲気が、 男を浮浪者などには見せていない。 映像というフィルターを通してすら感じ取れるほどに、それは濃密な空気だった。 その手に持つ巨大な電動チェーンガン、何十年か前のアメリカのマチズモ全開な戦場ヒーロー映画にでも出てきそうな代物だ。 どうみても20kgを下らないであろう重量と、おそらく半端無い反動があるにも関わらず、男はそれを軽々と振り回している。 押し出し同様、破壊力は半端無く、弾丸が掠めただけでも「侵略者」の醜悪な頭がまるでスイカのように吹き飛んでいた。 そんな光景が自分の前の映像で展開されていても、マコトは自分の目が信じられなかった。 これは夢、かつて見た映画の夢を立て続けに見ているんじゃなかろうか? さっきはスプラッター映画で、次は大昔の所謂戦場ヒーローもの辺りで。 マコトは本気でそう思いたくなってきた。
やがて弾丸が尽きたのか、男は頼みの綱とも言うべきチェーンガンをあっさりと投げ捨てる。 無数の弾着によりもうもうと上がる埃は「侵略者」がどういった状況にあるかの確認を困難にさせていた。 自分が「侵略者」だったらこれを好機と思うだろうな。 そうマコトが思った時、埃の壁を突き破り「侵略者」共は咆哮を上げながら、一斉に男に飛び掛っていった。 対する男は手にナイフ一本持っていない。 だが。 男は薄笑いすら浮かべ、悠々とコートの奥襟に手を突っ込み、黒光りするショットガンを一息に引き抜いた。 引き抜いた勢いのまま、無造作に迫り来る「侵略者」に向けるやいなや、次々と発砲する。 不用意に近づいた「侵略者」共は、黒い銃身に気がつき、慌てて回避しようとするが時既に遅し。 無慈悲な散弾が次々と「侵略者」共の頭を穿ち、無惨な屍の山を築いてった。 ・・・程無くして、画面内で動くものは男のみとなった。 「一体誰なんだよ・・・敵では無さそう・・・だと思う、けど・・・」 歯切れの悪いシゲルの言葉には正直マコトも、そして発令所に詰める全員が心中で同意していた。 その男が纏う、兇悪で狂暴な雰囲気が「味方」という一言を口にする事を躊躇わせていた。 そんな中。 「・・・うーん」 訝しげな声にマコトはふと隣を見ると、血飛沫く光景に顔をしかめながらも同僚の伊吹マヤが画面をじっと見据えていた。 「やっぱり・・・あの人、間違いない・・・確か流・・・さん」 やっと心中の思いが定まったのか、ぼそりとマヤは呟いた。 「!?・・・伊吹さん知ってるの!」 シゲルが長髪を振り乱しながら、食って掛かる勢いで思わずマヤに詰め寄る。 「う、うん。今日・・・北海道のNISERからレイちゃんが来るって話あったでしょ。そのNISERの人」 勢いに気圧されながらも、マヤは水飲み人形のように何度も頷いた。 思わずマコトとシゲルは顔を見合わせる。 確かにそういえばそんな話もあった。ありましたよ。 そして当然の疑問が二人の脳裏に同時に浮かんだ。 ・・・だけど何だってそんな人が、今NERVで重火器抱えて「侵略者」相手に大暴れしてるんだ?
そんなこんなでやっと竜馬、NERVに乱入です。 勿論しょっぱなから大暴れ。 やはりこの男、血と汗と硝煙がよく似合うなぁ。 今回は発令所の構造他調べるのにやたら時間かかりました。 発令所特集やってくれたらクロニクル買っちゃうのに。 次回はうまくいったら今月中なんですが、不味かったら10日くらいかもです(´・ω・`)
電動チェーンガンってのは、「プレデター」であのネイティブの兵士が使ってたアレです。 如何にも、な外見なんでそのまま使用です。 判りづらい方はミサイルマシンガンの原型と考えると判りやすいかも。 ショットガンはベネリM4、だったかな?がモデルです。 正直銃は詳しくないので、友人の漫画家に感謝感謝。
GJ! 石川賢三種の神器ktkr
535 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/08/28(月) 09:20:37 ID:filiQxyf
うおぉぉぉ! この熱さを糧に今日一日仕事に励めるー!
次は腰に巻いた鎖で白兵戦だな!!w
なるほど、鬼のNERVでの呼称をインベーダーにしたか 相変わらず作者やるな 碇シンジ補完計画のキャラも出してるのは石川マンセーになり過ぎないようにしてるのかな 石川キャラ嫌いじゃないけどDQNばっかだから出過ぎると胸焼けすんだよな
>>537 あれはDQNじゃない。狂人というんだ。
いや、石川ワールドではアレこそ漢と呼ぶのだ。
>>537 チェンゲキャラでやったのもその辺かもな。
石川キャラでやったらEVAキャラ踏み台だしそもそもクロスやる意味無い。
厨房ならそれで満足かもだけど。
みんな大好き弁慶もチェンゲだからああいうキャラだし。
>>540 石川キャラは人を踏み台にしたりはしないだろう。EVAそっちのけで自分たちだけで突っ走ったりはするだろうが。
基本的に狂気と体力と蛮勇と新兵器だけでなんとかなる連中だしな。
最後は旧兵器(?)で現行機をブッ倒す連中だしな
さんざ既出だろうけど妻子を実験台にして妻のほうは死なせてる ゲンドウって魔獣戦線のゲンゾウそのまんまだよね。 シンジとシンイチ(真ゲッターの竜馬の元ネタ)はぜんぜんキャラ違うが。
再びアンカーをつけてみます。
>>358 までの作品
>>242-243 ,246-247,251-253,262-264,271-274,283-286,291-293,301-305,317-322
それ以降の作品
>>362-365 ,405-407,413-419,497-500,527-531
携帯じゃ見れん
ホシュ
保守。続きが楽しみです
このスレでは誰も置き換えてはいないが
553 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/01(金) 18:41:27 ID:I45qo7hQ
神降臨待機age
神の構想の中では元気は男なのか、女なのか 女だったらチェンゲ、男だったら大決戦の男主人公みたいになるのか?
いやいや、私なんか紙で十分ですw 仕事忙しくなってしまいました。 今週中上げるのはちょっと厳しいかもです。すいません。 早くても来週末になりそうな予感です。 元気君については・・・まぁ内緒って事で。
気長に待ってますよ。 楽しみです。
>>554 ,555
残念ながら性別はこの際問題ではなく、オニとしてゲッターチーム及びNERVの前に立ちはだかります
最期は弁慶に止められます
…だったらやだなあ(´・ω・`)
弁慶が泣きながら、元気の頭を「ぐしゃ」か(´・ω・`) それはそれでアリだが・・・この話の弁慶には合わないかも。 ん?もしかして過去にそういう事があって、それが弁慶のトラウマとして 子供に優しくしているのか?
>>558 それはアリかもしれない。まあ、そんな事がなくてもこの話の弁慶は子どもに優しいと思うけど。
ただ、そういう事があったからこそ、なおさらレイを守ろうとしてるのかもしれないね。
自分で殺してしまった元気の面影を重ねてしまって…みたいな。
あんまり予想を書くのは良くないかも
手は膝だ、全員膝に置くんだ! とネタを堪えてオレが言う
小ネタ位はスレ活性化のためにいいんじゃないか?
>>558 >>559 そういう展開でのシンジとの絡みを見てみたいな。
カヲルを殺して凹んでいるシンジを慰める弁慶、「坊主、お前の辛さはよく分かる。だがな…」
みたいな感じで。
弁慶は下手な言葉で慰めるより 何も言わずにどっかり隣に座ってシンジが泣き止むのを待って 泣き疲れて寝たら黙って背負って家に帰って欲しい
アスカの病室ってことは劇場版も絡めてあるのかな?
そういえば、エヴァの話数で言えばどのあたりなんだろ。 カヲルはまだ来てないよな?もう殺っちゃった?
病室の話が出てるなら殺めた後と思われるが如何か
基本的に本編で、あの時点で死んじゃってる人は死んじゃってます。 今の時点で加持なんかが死んでますね。 唯一の例外がレイでしょうか。 時間的には・・・もう少ししたら、はっきり書きますんで。 今一番忙しい時期で、なんでこんな時にこんな事書いてるかというと、いわゆる一つの現実逃(ry
時系列か・・・ たったいま、シンジがアスカの病室でちんちんこすってるところに踏み込んできた竜馬、という 電波場面を受信しましたw
予想はし過ぎない方がいいかと
;゚д゚)<神よ!是非ともLASで!! Σ(゚Д゚;エーッ!!
LASですか。 いや嫌いじゃないんですけどね。難しいなぁ。 何せ中学生の青い恋愛なんて割と忘却の彼方な歳なもんで。 まだそれなら四捨五入して三十路組くっつけた方がやりやすいかもです。 ちょっと考えてみよう。 やっと仕事のピーク過ぎそうな気配なんで、今週末にまた行きますです。
>>571 LAS
これは、「ラブ アスカ 敷島博士」ととって良いのだろうね?
574 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/08(金) 16:37:34 ID:kW28rFyV
神戻った! wktkして松
ここで神って書かれると隼人のほうを連想する
「目標をセンターに入れて・・・スイッチオンッ!!」 「目標をセンターに入れて・・・スイッチオンンンンッ!!」
LASてなに?
マジレスすっとLove Asuka Shinji
GJ!!すごいシンクロ率だなw
これはいいMADだねスティンガー君
書き忘れたorz Passは目欄
584 :
582 :2006/09/10(日) 01:03:26 ID:???
何故にこち亀。いや、いい歌だけどさ。
今このスレの延びに気が付いて来た俺に
>>579 をワンスモア。
>>584 良MADサンクス
ほとばしる波動は葛飾から発せられてるらしいけどw
でもカッチョええ
589 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/11(月) 01:38:34 ID:/izetS5h
ATフィールドが発動しない
そろそろかな?
>>584 これ台詞回しやリズムに尺や構成合わせてあって、かなり上手だよな。
「葛飾より!」が出た瞬間やっぱ笑ったけどw
すいません。もう少しなんですが、どうも読み直したら納得いかなくて
も一度書き直してます。
何とか二、三日中には必ず。
>>584 劇的にカッコいいMAD、私も頂きました。
これそのままOPにしてもいい位の出来ですよね。
石川信者の得意技を知ってるかい? 待つことさ
自分で納得のいく作品を仕上げて下さいな
お待たせした割には・・・「むむむ」
発令所の面々は、画面を食い入るように見つめるだけだった。 その男、流竜馬の戦闘の様子は、あまりにも衝撃的で、残虐で、圧倒的だった。 「・・・NISERって『あの』神隼人の研究施設だよな・・・」 「『侵略者』共を笑いながら・・・アレも化け物同然だぞ・・・」 「・・・本当に味方なのか?」 発令所の中をしばし職員同士のざわめきが支配していた。 喧騒の中、日向は考える。 正直なところ、味方かどうかは怪しい相手だ。 だけどあの男の驚異的な戦闘能力ならば・・・葛城三佐と赤木博士の救出が可能だ。 おまけに偶然かどうかは知らないが、流竜馬の現在位置は先ほどまで三佐達のいた面会室に程近い。 「葛城三佐と赤木博士と現在位置の特定を!・・・それとP6通路一帯に館内放送の準備を!」 相手は自分と同じ人間だ。交渉してみる価値は十分にある。 曲りなりにも相手は人だ。 ・・・多分。
葛城ミサトは、無意識のうちに自分の拳銃の残弾数を再度確認している。 15発装弾してあったから・・・残り4発。 スペアのマガジンなど携帯していない。 最初にあの「化物」に出くわした時、恐慌にかられ、無駄弾を撃ちすぎた。 情けない。これでも軍事教練の実技はかなり優秀だった筈なのに。 それにしても。 ・・・あの「化物」一体何者なのよ。 ややもすると、体の奥底から根源的な恐怖が湧き上がって来る。 「使徒」を初めて見た時ですら、こんな思いは無かった。 ・・・もっともあたしの場合「使徒」は父の仇、復讐すべき相手。 恐怖を憎悪が上回っただけなのかもしれないわね。 お互い握り合っている左手が震えている事に、ミサトは気がついた。 手を握っている相手、赤木リツコの表情は無表情そのものだった。 無理矢理にその強い意志の力で、感情が外に出ないよう押さえ込んでいるのだ。 だが手の震えと顔の色までは隠し切れなかった。無理も無い。 リツコの自制心の強さは認めるが、こればかりはくぐった修羅場の数がものを言う。 まして相手は保安諜報部のガード達ですら、恐慌を起こすような「化物」共だ。 「リツコ・・・悪いけどもう少しだけ頑張って。何とかセントラルドグマまで辿り着きたいの」 リツコは気丈にも青ざめた顔を持ち上げ、唇を堅くかみ締めながら頷いた。 手をぐっと握り返す。少し冷たいけど、やっぱり温かい。 その温かさが、絶望という名の氷を少し融かしたような気がした。 この温かさを喪わないためにも、何としても安全な場所まで一刻も早く辿り着かなくてはならない。 次にあいつらに襲われたら・・・。 ミサトはぶるり、と体を奮わせた。 あんな死に様だけは真っ平御免だ。 こみ上げてくる吐き気をどうにか押さえ込み、恐怖を紛らわせるようにやや早足でミサトは歩き出した。
あの時、彼女達二人に面会室の中にいた事は幸いだった・・・のかどうか。 妙な地響きに気がついた二人が部屋の扉を開いた時、ミサトの目に入ったのはは予想だにしない光景だった。 辺り一面は血の海と化し、彼女達二人を護衛している筈のNERV保安諜報部のガード達がいない。 辺りを注意深く見回すとやや離れた場所に、彼等は確かにいた。 腕や脚があり得ない方向に折れ曲がり、体の各所が欠けた骸として。 後ろでリツコが息を呑む気配を感じ、ミサトもまた数秒後、同じ反応をする事になった。 動かぬ骸の傍に、こちらに背を向け、死体の辺りでごそごそと蠢く大きなものがいた。 ぐちゃり、ぽき、めりめり、ごりん。 明らかにこのNERVで異質な、「解体」する音。 音は蠢くもののいる辺りから響いている。 不意にミサトは、自分の背中をむず痒いような、名状し難い何かが這い上がってくるのを感じた。 例えるなら何十匹もの毛虫が這い上がってくるような感覚。 逢ってはならない何かに出くわしてしまったような、そんな感覚。 無意識のうちに、二人は思わず後ずさりしていた。 ミサトやリツコの視線を感じたのだろうか。 蠢く何かは、一斉にゆっくりと首をこちらに回す。 じゅるじゅるという何かを啜る、粘質の音を立てながら。 まずミサトとリツコの目に入ったのは、嘗て目のあったから血を滴らせる、恐怖に顔を歪めたガードの首だった。 そして捻じ切られた生首を片手で抱えているのは、形容しようの無い、見た事も聞いた事も無い「化物」。 伝承で語られる「怪物」がそのまま具現化したような姿。 悪夢そのものだった。 ミサトをその視線が合った時「化物」は口に咥えている、おそらくはガードの目玉を、ちゅるん、と呑みこむ。 そしてこちらを見て、口の端を吊り上げてみせた。 「化物」共は新たな獲物の到来に、歓喜し、嗤っていた。
ミサトは絶叫しながら、ホルスターから拳銃を引き抜いていた。 自分でも何を叫んでいるのか判らない。 狂気を後押しするものは、生命そのものの純粋な恐怖。 後ろでリツコが何かを叫んでいたような気もする。 気がつけば、三匹の「化物」共は動きを止めていた。 最早「化物」が動く気配は無い。 後ろを見るとどうやら無事なリツコの姿があった。 安堵でへたり込みたくなる衝動を堪え、二人はセントラルドグマまでの逃走を開始した。 エリアの電源が停止したのか、エレベータ等は使用できず、己が二本の脚でのみの逃走である。 途中で館内の端末や携帯電話による連絡も試したが、中継点も壊されたのか連絡は取る事は出来なかった。 逃げ回るしかない彼女達の行く先が、セントラルドグマである事を知っているかのように「化物」は現れた。 疲労は二人の体に重くのしかかり、そろそろ限界に達しようとしていた。 「・・・あいつ等、一体何なのよ」 口を開けば、少しでも疲労が、そしてあの陰鬱な気分を紛らわせるような気がした。 そう思い、ぽつりとミサトはさっきからの疑問を口にする。 「・・・私が聞きたいわよ。あんな生物、見たことも聞いた事も無いわ」 リツコもまた疲労を色濃く覗かせる顔をしながら口を開いた。 「使徒、って事は無いわよね?」 自分で言っておいてなんだが、ミサト自身あの「化物」が使徒だと思ってはいない。 使徒は人間の美的感覚でいっても、美しい、と思える何かがある。 例えるなら機能美、とでもいうべきだろうか。奇妙な統一性があるような気がする。 そしてそれはあの醜悪な「化物」共には無いものだ。 「可能性は否定できないけど・・・使徒とは何かが違う気がす・・・」 リツコの言葉が途切れた。 見る見る青ざめていくリツコのその視線の先を見た時、ミサトは自分の顔が引き攣っていくのを感じた。 視線の先にはあの「化物」共が十数匹、二人の前に姿を現していたのだ。 彼女達は待ち伏せられていた。
「化物」共はNERV本部の構造に詳しいリツコをも出し抜いて、先回りしたのだろう。 初めてここに現れた筈の「化物」が、何故こうまでNERVの構造に詳しいのか、という疑問が頭を一瞬 掠めたが、ミサトは溜息と共にその考えを捨てた。 今考えても始まらない。 数分後には自分の肉体は彼等の腹の中にあるのだろうから。 死にたくは無い。私はまだ精一杯生ききっていない。 遣り残した事がある。どうしても己の命に替えても、いや命と引き換えにやり遂げたい事があるのに。 しかし彼女達の必死の思いも、「化物」の嗤いを見た時、諦観に変わっていった。 突然「化物」共の嘲笑うような咆哮が止まった。 「化物」の瞳なき濁った視線は、彼女達を通り越し後ろの何かを捉えている。 そしてあろう事か、その何かに慄いている。 何が・・・いるの? 恐る恐る振り向くリツコの目に入ったのは、見た事の無い一人の男だった。 浮浪者、と言っても何ら問題の無いような薄汚れたその姿は、どうみてもNERVの関係者ではない。 顔は薄汚れた赤いマフラーを目だけを覗かせ、頭まで巻いているためよく判らない。 野獣のような、しかし強靭な意志を秘めたその目は、今までリツコが見たどんな男のものとも違っていた。 そう。勿論あの人とも違う。 だが、リツコには何かが判った気がした。 「化物」共が怯える筈だ。 この男は狩人だ。そして・・・。 「・・・赤木と葛城だな」 マフラーでくぐもったその男の低い声は、それ程大きい訳ではなかったが、何故かよく通った。
ホントはもう少しあったんですが、そこが上手く纏まらなくて。 そこが書ききれたら・・・ようやっと・・・です。 出来るだけ近日中に上げる予定です。
神キタ━━( ゜∀ ゜)━━━━━━!!
605 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/14(木) 17:30:09 ID:Xzm24R1p
儂の引いたレールもこれで最期だ!
GJ
うっひょう・・・! GJとしかいいようがない 狩人カッコヨス
アンチヒーローっぽくてめちゃくちゃカッコヨス なにがいいたいかというと竜馬サイコー! &GJ!
誰か頼む evaFF転載板に「E meets G」載せてくれ 俺ホスト規制ダメだったorz
610 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/15(金) 22:51:57 ID:llgf7UF/
やっぱおもしれー!
ゲッターというより石川賢テイストに染めたらどうなることやら・・・・・・
この章の最後の部分になります。投下しますね。
そこは屠殺場だった。 数分前、ミサトとリツコを嗤った者達・・・「化物」は骸というよりは、肉塊と化してそこに在った。 屠殺者たる男は、唯一マフラーに隠されぬその目に、何の表情も浮かべず、そこに在った。 手に抱えるショットガンはまだ熱いのだろう、その銃身が陽炎を纏っている。 見た目は市販の散弾銃と変わらないが、凄まじいカスタマイズが為されたショットガンは、文字通り 男の手足として「化物」共を圧倒的な破壊力で血飛沫と肉片に変えた。 「・・・貴方、誰?」 男の登場と虐殺、という衝撃から覚めたミサトは、警戒心も露にその不審な男に声をかけた。 リツコの視線にも不安と畏れがある。確かにこんな男は見た事も無い。 危ういところで命を救われた。それは感謝する。 この男はおそらく敵ではない。だが味方であるとも限らない。 味方の到来とするには、この男はあまりにも剣呑過ぎた。 まるで肉屋が豚でも解体するかのように殺戮する男の様子に、ミサトは吐き気を催したほどだ。 万が一に備え、ホルスターの中の拳銃に手を伸ばす。 そのミサトの様子におそらくは気がついている男は、ミサトをまるで無視して、己が変えた光景に じっと視線を投じている。 「・・・質問に答えなさい」 ミサトは視線を更に険しくして、男は問い詰める。
ミサトを見もせずに、男は右手のショットガンを「化物」共の死体が折り重なる辺りに向け、発砲する。 重厚な音と共に、動かない死体と思われた肉の山から、一つの小さな影が飛び出した。 確かにそれは「化物」の一体だった。仲間の死体を盾にしていたらしい。 甲高い悲鳴を上げ、ミサト達のいる方とは逆の方に跳ねた。 「・・・逃がすかよ」 男はぼそりと一言呟くと、ショットガンを構え直して走り出そうとし・・・そこで歩みが止まった。 逃走に転じようとした「化物」が一声大きな悲鳴を上げ、もがいていた。 何時の間にそこにいたのだろうか。 通路の奥に何か巨大な影がいて、それが逃げようとした「化物」の頭を掴んでいたのだ。 逆光となって、その姿はよく見えない。 大きい影だった。楽に2mは越えているだろう。人に似た姿をしているのは間違いない。 だが体のバランスは明らかに人間とは違うものだった。 そいつはこちらに向かってゆっくりと歩いてきていた。 重量もかなりあるようで、地を踏みしめる音にも重量感がある。 「敵前逃亡は死あるのみ」 低音の太い声ではあったが、それは確かに言葉を喋った。 と、同時に自分の手の中にあった「化物」の頭を握り潰す。 スイカを割った時のような音が辺りに響き、思わずミサトは眉を顰めた。 そしてリツコは見た。 その声を聞いた時、男の顔に隠しようの無い愕然とした表情が浮かんだのを。 「なあ、そうだろぉおオオオ!・・・流ェ・・・竜馬ァァアア!!」
獣の咆哮にも似た叫びと共に、巨大な影は通路の奥から姿を現した。 それはやはり例えようの無い「化物」だった。 だが先ほどまでの「化物」とも明らかに違う生物。 強いて言うなら、爬虫類のような特徴を持っていると言えるかもしれない。 頭部はコブラの頭部に似ているような感じだが、その下にある顔は人間に近い構造を持っていた。 腕部が異様に長く巨大で、おそらくは膝位まではありそうだ。 手も足も、人間の基準から考えれば信じ難いほどに巨大な代物だった。 人間や他の「化物」と明らかに違う点として、かなりの太さを持つ尻尾を備えている。 新たに現れた「化物」は爬虫類特有の威嚇音を上げながら、おそらくは笑っていた。 もし人間の表情がこの「化物」にも適用できるならば、おそらくは歓喜の表情を浮かべていた。 そして流竜馬とは・・・おそらくこの男の事ね。 リツコは男に視線を走らせ・・・またも驚かされる事になった。 対峙する男は口元を覆っていたマフラーを掴み、一気にほどいた。 想像以上に精悍で、整っているというには険のある容貌の男、流竜馬の口の端が持ち上がっていた。 先ほどまでの黙然とした表情は何処へやら、竜馬もまた笑っていた。 その表情はまるで悪魔のように邪悪で、野獣のように猛々しい。 目を爛々と輝かせ、牙を剥き出して浮かべるその笑みは、まさに獣の歓喜の笑いだった。 「そうかい・・・どうやってかは知らねぇが、生きていやがったかよ・・ゴォォオルゥ!!」
竜馬は獣の如く吼えるように叫び、ショットガンを構え直す。 滴るほどに強烈な精気と、闘志を剥きだしにしたその男の姿は、まさに獲物を前にした野獣そのものだ。 対する「ゴール」と呼ばれた怪物もまた、野獣の本能そのままに威嚇音を上げている。 間違いない。リツコは確信と共に考える。 この「二匹」は戦う事を渇望し、殺しあう事を愉しんでいるのだ。 目の前にしておきながら何だが、こんな男、いやこんな人間がいていいのか。 しかしこの「二匹」が止めようとして止まる筈が無い。 自分達の意志とは関係無しに、対峙する「二匹」の緊張感が傍目にも目を逸らしたくなる程に高まっていた。 「二匹」の魔獣同士の戦いが始まろうとしていた。
ここが竜馬編の最後になります。 次は・・・です。 何か当初の予定以上にバイオレンスな人になっちゃいましたよ、竜馬(´・ω・`) ミサトさんもリツコさんもそりゃ吃驚した事でしょう。 ま、いいか。竜馬だし。 それともう帝王様はやっぱどうしても出したかったんですよ。 次はもうちょっとかかりそうですが、何とか月末までには何とか投下しますです。
ちなみに作者の中では、この帝王様、外見チェンゲ版、中身ネオゲ版となっております。 だから声は則巻センベイさんの方ですね。 しかし姿形はより異形ライクに。
ゴール様キタ━ヽ(ヽ(゚ヽ(゚∀ヽ(゚∀゚ヽ(゚∀゚)ノ゚∀゚)ノ∀゚)ノ゚)ノ)ノ━!!!! 相変わらず魅せる書き方をしてくださる!そこに痺れる憧れるゥ!
ゴール様ぁあああ!!
竜馬の熱さよりも センベイさんにシンパシー感じた自分が許せないので ゲッター線浴びて溶けてきますorz
まったく隼人の魅せる登場シーンは天下一品やで
ゴゴゴゴゴール様ぁぁあああ!!!!
当たり前といえば当たり前だけどミサト全然存在感無いねw あっさり竜馬に無視されてるし。 人間力が四桁ほど違うから仕方がないか。
竜馬ならラディッツぐらいなら生身で何とかなりそう
>>624 【むむむ】
そりゃ不味いよなぁ。いや確かにそう書いた本人なんですが。
確かにゲッターの連中格好いいんですが、EVA踏み台にしちゃうと意味無い訳で。
何とか別の意味で輝かせたいし、EVAも活躍させたい訳で。
でもあんまり少年達を活躍させるとそれはそれでキャラ変わっちゃうし、三十路姉さん達は何か
ジャンプアップボードが無いと変化しないだろうし・・・。
性格あのままでEOE突っ込ませたら、結局ゲッターチームいたってサードインパクト起きちゃうと
思うんですよね。
それにゲッターの連中も、あのまま格好いいままで現実感の希薄なキャラにしたくないし。
彼等も何かのために、他の何かを欠いている歪なキャラだとは思うんです。
それをきちんと書けないとEVAクロスの意味無いかなぁ、と。
難しいですね、ものを書くとは。
でも頑張ってみます。
いっそ全員黒平安ぶっとばすか
いや、行き当たりばったりという訳じゃなくて、本当に当初のプロットでは、黒平安に まとめてぶっとばす予定だったんですよ。 シンジにせよアスカにせよ、全然EVAと関係ない世界にぶっ飛ばす事で離れて 考える時間+周りの人しか頼る人いない、で性格改善にはもってこいかなぁ、と。 それと周りの時間経過を無視して色々馴染ませる事出来ますし。 と思ってたんですが色々諸問題発生しそうなんでやめました。 ナディアの島編みたいに冗長になり過ぎる気がしたので。
俺はどこまでもついでいくぜ 書きたいように書いてくれ
ゲッターチームは生身で十分、強いからなぁ EVAやゲッターが本格的に出てこない段階では、踏み台っぽくなるのはしょうがないんじゃない?
そういえばまだ一回も(正確にはゲッター一回だけど)でてきてないじゃん!>ゲッター&EVA だのにこれだけ読み手を引き込むとは…… 超大作な気がしてきたぜwktk
ぶっちゃけ、竜馬登場シーンでの最初のつかみなんだから、 重点描写キャラになるのは当然。これはこれでOk 三十路コンビの活躍は別なシーンでやればいいでしょ 全体でのバランスはともかく、個々のシーンにはキャラのメリハリ必要でしょ
漫画化熱望
至極同意!
とうぜん作画は石川賢ねwで
竜馬=石川ヴォイス ゴール=ラオウヴォイス 脳内で自動再生されるww センベイはジパングの艦長の人ですよね?
ふと、チェンゲ(新ゲでも良いが)のゲッターチームな SS無いかなとググって見たら良い所見つけたよ。 これで狂人竜馬なSS見つけたのは二つ目だな。
640 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/25(月) 10:25:53 ID:8wCdMYNF
>>639 それって多分、真!ゲキガンガーのことだと思う。
ナデシコとのクロスオーバーでボソンジャンプの影響でブラックゲッターと共に
ナデシコの世界に来た竜馬がブラックゲッターで悪鬼の如く、暴れまくるSSだよ。
今は竜馬はあることが原因で一時、出てないが再登場が非常に待ち遠しい。
チェンゲからゲッター好きになった自分にとって、このSSはすごく面白かったよ。
641 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/25(月) 10:27:32 ID:pZ4M8P7N
エヴァ5巻144ページでシンジがアスカのオッパイ触ってるよな?
643 :
638 :2006/09/26(火) 13:07:11 ID:???
>>639 640が書いた通り、真!ゲキガンガーのことだが
検索してたらもう一つ見つけた。
【あずまんが】SS書きの控え室6にある
「CHANGE GETTER ROBOT THE STORY 」
場所で分かると思うがあずまんがとゲッターのクロス。
弁慶は死んでて敵はオリジナルみたい。
>>637 弁慶は丸井さんだよな。黒旋風でもいいけどな。
飯塚昭三は確かに声、格好いいよ。
ホシュ
音沙汰がないのは不安になるが、詰まってるんかな?
仕事が忙しいんでしょ。 まあ気長に光臨を待とうぜ。
ええと、すいません。俺嘘つきですorz 今旅の空、というか「研修行ってこい」発令直前状況でございます。 環境が環境なんで(自分、PCでテキスト弄って書いてます)んで、二週間ほど更新出来なく なってしまいましたorz さすがに職場のPCはログチェックされるからヤバいんで。 何でみんな携帯で打てるんだよorz もう少しで書き上がるところだったんですが、今仕事場で明日以降の引継こさえてる最中で、 見直してる余裕無いのです・゚・(ノД`)・゚・ もう明日家帰ってる余裕ねぇyo。着替えねぇyo。どうすんだ、俺orz 書く気は、オットセイが代弁する位やる気満々なので、帰ってきたら早々に頑張ります。 まだまだ自分的にも色々書き足りないので。 お待ち頂ければ幸いです。
俺は未だにゲッターロボアークを待っている。極道兵器を待っている。柳生十兵衛を待っている。 今更待つものが一つ増えたぐらいどうということはない。
>>648 マジ乙です。大変でしょうけど、そちらのペースでやってください。
きっとこのスレの住人は待つことに慣れてますから、大丈夫でしょう。
で、そんなあなたにプレゼント。
つ【ゲッターの力を信じるんだ】
>オットセイが代弁する位やる気満々 おいwwwwwそれ違うやる気満々wwwwww
>>651 意味を説明してくれないか?
よくわからない……
>>652 日刊ゲンダイに、昔「やる気まんまん」って漫画があったのさw
( 原作・牛次郎/画・横山まさみち)
男の「ナニ」がオットセイで表現されてるいわゆる艶笑漫画www
20年以上やってたんじゃなかったかな。
作者の人、なんでそんなんまで知ってんだよwww
何気に年齢層の高そうなスレだw
>>653 まるっきりスレ違いだが、「やる気まんまん」は27年間という超長期連載。
しかし画担当の横山まさみち氏がお亡くなりになって、2003年に連載消滅・゚・(ノД`)・゚・
アレな絵柄の割には結構ファン多かったみたいで、一回復刻版出てる。
その後2005年から、画担当を変えて復活したそうで。
落ちそう
捕手
ホッシュホッシュ
ゲッターエネルギーをもっと集めなければ…!
6人の心を一つにするんだ……!
死なばもろともぉぉぉ!!!!
なぜそこでザブングルかと小一時間
真!ゲキガンガーにようやくインベーダーと真ゲッターが出た。
>>663 真ゲッターは出たっていえるほどのものじゃないだろう。
どうも出てきたのはゲッターサイトだけみたいだし。
(´・ω・`)空蝉カワイソス
【E meets Gについて:作者様へ】 ブログを持っているのですが、 少しづつ分けて転載してもよろしいでしょうか? まとめサイトが出来るまでのつなぎということで…(´・ω・`)
隙を見てスレ確認でござる。
勿論研修真っ直中!終わるのは20かyp!
ところで大阪営業所のMさん、ありがとう!俺もいつかW3買うよ!
・・・専ブラじゃねぇから見づらいのなんのって('A`)
ええとそんな私事はともかく、皆様こんなヘタレに温かいお言葉ありがとう・゚・(ノД`)・゚・
>>666 こんな拙作で宜しければ喜んで。
本当は隙見て書き直したいんですけどねw
668 :
666 :2006/10/10(火) 18:31:21 ID:???
>>667 おお、まさに神光臨。
書き直しがあればすぐ対応しますので。
続きも頑張ってください!
669 :
666 :2006/10/10(火) 22:49:45 ID:???
666GJ! あとでゆっくり読み返させてもらうぜっ。 届けアタシの二酸化炭素〜!
保守っとく
hosu
エヴァにこれぐらいの明るさ?があればスキだった
明るいというか、ハッチャけてるというか
庵野がはっちゃけ出したらもっと収拾つかなくなった悪寒
それこそマジンサーg(ry
もう少し。もう少しで終わりだよママン
>>669 様
ありがとうございます。
作って頂いて何ですが、作者コメントは恥ずかしいですなw
個人的に結構読みやすく、それ故に誤字等がorz
>>677 そのスレ最後は荒れて、
結局ATFごと持ち上げたりできるかが分からないままだな。
それは残念だが、ATFのとんでもなさは結構判った気がする。
保守しておきます
ほしゅ
研修終わったかな? かな?
研修ってひょっとして明日まで缶詰?
保守 ゲッターの力を信じるんだ!
す、すげぇパワーだ!
ごめん(;´д⊂) 研修終わったけど復命書書いて、次のプレゼン準備してる。 貯まった仕事誰もやっててくんなかったからちょっと頑張ってますよ。 E meets G全然手ぇつかないよ(;´д⊂) でも暇見て頑張る。
大丈夫だ!貞エヴァで待つのは慣れている!
OK!多くの石川賢作品の完結を待ち望んでる俺にはどうってことはない!
このスレを開いた瞬間にランダム再生でSTORMが流れたのもゲッター線の導きか…
俺は「魂のルフラン」が終わって「今がその時だ」が流れたことがある。
なんか、巨大綾波のハラワタぶちまけながら補完から帰還するゲッターの映像が脳内に・・・
俺はファイナルゲッタートマホークで巨大綾波を真っ二つにする映像が
俺はゲッターが全てを飲み込んで時空のかな(ry
物理法則も何もあったもんじゃねえな by竜馬 「お前が言うな」のツッコミ入れるしかない一言だった
チェェェェェンジ、ゲッタァァァ保守ぅぅぅぅぅ!!!!
ここ来るたびに 「ゲッターOVAは何だかんだ言っても優遇されてるなぁ。 スタッフに愛されて作られて嬉しいなぁ」と思う。 そんな保守
ホシュ
参戦作品にチェンゲ、ネオゲ、新ゲ、テレビ版、原作漫画版、ゲッターロボ大決戦がある。 そんなスパロボが夢に出た
スーパーゲッター大戦じゃねーかw
702 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/03(金) 16:00:32 ID:WvGBet8T
第2次ゲッターロボ大決戦とか出ないかな
オレはA.C.E.2のシステムでゲッターをゲーム化してくれないかと日々妄想している。
>>704 オープンゲットとチェンジゲッターを無意味に繰り返しちゃいそう
ホント今まで爽快感のあるゲッターのアクションゲームって無かったから
真ゲッターの超スピードはどう表現するんだろうとかつい妄想しちゃうよね!?
操作が追いつかないから無理w 大決戦では背景を高速で動かすことでうまいことスピード感を出してたけど
>操作が追いつかない イーグル号を操縦しつつ他のゲットマシンを誘導操縦しなきゃいけなかったり 3つのコントローラーのボタンを一度に押してシャインスパーク出したり 相手よりコンマ2秒早く合体しなきゃいけなかったり
今で言うと創世のアクエリオンが理想的なゲームかな?
>操作が追いつかない これはアヌビスの瞬間移動みたいにロックオン⇒攻撃までのスピードが速ければいいが しかし、普段の移動がネックだな慣性を無視した急制動は流石に無理だろ目で追えないw
超スピードモードは自機を早くするのではなく、しばらくの間他を遅くして、 超スピード終了後に早回し&カメラアングルギュルギュルで見直させる、とか。
>>710 真っ先にビューティフルジョーが思い浮かんだ
>>712 保守代わりみてぇなもんだ。
良いじゃねぇか。
大決戦は合体訓練の時の背景に酔って一度本当に倒れかけたOrz 三半規管の弱い俺はゲッターに乗せられたら山岸三佐の二の舞以前だ
ゲッターはサンドイッチが一番恐い
>>715 新米が言ってた台詞だったな。
俺だったら"あの"二人の気迫を前後に感じたら竦みあがるなw
サンドイッチでミチルさん事故ったな
「E MEETS G」読んだ。 何でゲッターロボなのか? 何故ガンダムじゃないのか? 何故マジンガーじゃないのか? でも何となく判った。 こいつらだから、ゲッターだから。 EVAの世界を覆う不可視の何かを。 奴等なら吹き飛ばせるから。 そんな気がした。
世界もろとも吹っ飛ばすかもしれないけどねW
726 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/10(金) 12:10:42 ID:U8j9S7++
保守
小説はともかく近況報告だけでもしてほしい...
保守
◆fXf0/HfFdI氏の力を信じるんだ…!
きっと作者様は帰って来てくれる筈!ゆっくりで構いませんのでお願いします。 ・・・願わくばコーエン君とスティンガー君にも登場して欲しいけど、それは流石に アレでしょうか?ネルフの巨大モニターにあの二人がでっかく映し出されると思うと・・・。
>>730 夢に見たらうなされそうな想像させんでくれORZ
>>730 イロウルがネルフ本部を自爆させるよりインパクトがあるね、スティンガー君。
そしてあの二人の後ろで博士が「ウハハハハハハハ!!!」 ・・・確実にマヤちゃん嘔吐するだろうな。
進化! 進化! 進化なし!
投下がくる前に、賢ちゃんが死んでもうた。 今年は鈴置さんやら惜しい人がどんどん亡くなっていくなぁ。 故人のご冥福を祈りつつ、これでゲッターが未完に終わることが決定したのが悲しいな。
737 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/16(木) 10:22:09 ID:DRTpGpRI
やっぱり、本当だったのか・・・・・・・・
石川賢氏の冥福を祈ります……………
色んな賢ちゃん関連スレ見てたら涙出た ご冥福をお祈りします
きっと真・石川賢として蘇るんだよ! ゲッター線に還っていくだけなんだよ! そうとでも思わなけりゃやってられねー!!!!! (゚Д゚)ボーゼン 心より氏のご冥福をお祈りさせて頂きます。
実は今入院中だったりします。 そんな自分ですが、見舞いに来た奴の携帯端末借りて、この文を打っております。 正直退院はまだ先なんですが、例の話を聞き、今回ばかりは我慢出来なくて。 看護士さんにばれないようにコソーリと。 きっとあの方は御自分が創造した生命の光エネルギーに還って行かれたのでしょう。 そして全てを呑み込み、限りなく大きく、巨大な何かと共に・・・。 改めまして石川賢先生のご冥福をお祈りさせて頂きます。
石川先生のご冥福をお祈りします。
嘘だっ!ケンちゃんが死んだなんて嘘だ嘘だっ!!
>>742 Σ(゚Д゚;)
入院してたのかyp!
それはそれとして石川賢先生の死去は誠に残念だ。
他に類する作家のいない人だっただけに。
ご冥福をお祈りしたい。
魔獣戦線がなければエヴァも生まれなかった! ……ご冥福をお祈りします。
曰 | | ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ノ__丶(〃´Д`)_ < 今夜はみんなで石川先生を悼んで飲もうぜ……!! ||大||/ .| ¢、 \__________ _ ||吟| .  ̄丶.) \ ||醸||L二⊃ . ̄ ̄\ ||\`~~´ (<二:彡) \ ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ . || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
ゲッターよ、お前の生みの親を導いてやってくれ、頼む…! 石川先生のご冥福をお祈りいたします
ダイナミックプロって公式HP持ってないのかな 迷惑だろうがメッセージ送らせてもらいたくって探してみたが ヒットせなんだ ぐぐる先生に嫌われたかな俺……
今、STORMを聴きながら、大先生のご冥福を祈ってるよ…… 熱き怒りの嵐を抱いて 戦うために 飛び出せゲッター! 明日の希望を 取り戻そうぜ 強く今を生きる友の腕に! 俺達に「明日の希望」をくれた石川先生のことを、俺達は決して忘れない……! ……俺は信じてるぞ! いつかまた、ゲッターと共に、熱き心を抱いて帰ってくることを!! その時まで、今は静かに休んでください…… ……もうこのスレのみんなで歌おうぜ!
歌うならむしろ「約束の丘」が …… こんなん歌ったら却って泣けるな。スマン。 ここはやはりガンガンガンガン! で送りたい。
最近は訃報が多すぎる・・・ブライトさんやバンコランやオバQさんのような方々 だけでなくまさか石川先生まで・・・今頃魔界は大変な事になっているだろうな。 ああ・・・。
さすがに今日は立ち直ろうと思ったら今朝の朝刊に死去の記事が出てたorz
夕べ、二時間ぐらい関連スレやようつべを巡回して、どっぷりゲッター線に浸かってきた。 ……涙出てきたよ……
追悼のつもりで真・ゲッターOVAみてたんだけどさ。 早乙女博士の最期の台詞がすごく心に響いたのよ。 先生が引いたレールも最後だ。あとは俺達の手で切り開こうぜ、人類の未来を!
保守
捕手
TV版車弁慶 ポジション:捕手
ゲッター線で動くエヴァンゲリオンという電波が
使徒を喰って吸収するわけね
762 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/23(木) 05:20:24 ID:2u02KHA0
ゲッター炉心を掴み出し使徒を焼き殺すトウジ
ゲッタァァァァァァァインパァァァァァァァクトッッッ!!!!!
シンジ「トウジイィィィィィ!」 暴走する初號機。 食い散らかされる使徒。
765 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/24(金) 17:16:47 ID:lU+OJzUk
保守
保守
保守
ホッシューロボ
ゲッターに影響を受けたアニメはどれぐらいあるだろうか?
ゲッター以降の合体ロボは影響受けてると思う
ガンダムとか?
アムロ「キサマにも味わわせてやる、ガンダムの恐ろしさをなぁ・・・」 こうですか?
リュウ「うおぉぉぉぉぉ! 地獄へのエレベーターじゃあ〜〜〜!!」 こんなところか?
775 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/29(水) 23:54:19 ID:O5OmjsaA
>>773 生きてた親父さんとえらく気が合いそうだなw
776 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/30(木) 11:15:22 ID:rjuxUgBM
竜馬の力で新たな必殺技が生み出されるな
スーパーサンシャイン!
ゲッター耳掻き
779 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/11/30(木) 21:20:09 ID:YwfkvrV8
ゲッターロボ 原作:アニメ版「ゲッターロボ」 原作付き漫画:漫画版(空手竜馬、テロ隼人、自爆武蔵が出てくる)「ゲッターロボ」 本当のゲッターロボシリーズ ゲッターロボ→ゲッターロボG→漫画版ゲッターロボ號→ゲッターロボアーク それ以外はクズアニメ
781 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/01(金) 21:24:55 ID:3q4saHUa
>>779 Gから號の間に真ゲッターを入れると矛盾が生じる
矛盾?それがどうした?
矛盾を恐れては人は進化できぬ……! ゴメン。ちょっと早乙女博士になってみたかった。
本流:原作版ゲッターロボ→ゲッターロボG→漫画版ゲッターロボ號 亜流:漫画版ゲッターロボ(G編含む)→漫画版真ゲッターロボ→漫画版ゲッターロボ號→ゲッターロボアーク どこにもつながらない:OVA真ゲッターロボ、新ゲッターロボ
真ゲッター以降は賢ちゃんが好き勝手にやって出来た代物。多少の矛盾は勢いで吹き飛ばせ。
真ゲッター以降?そんなの真ゲッターとアークしかないぞ
>>784 本流も何もTVはTV、漫画は漫画で独立している。
OVAはTVと漫画の両方から設定やキャラを拝借して作られたゲッターロボ。
だいたいにしてアニメ版のハヤトがあの神一佐になるとは思えん。
神一佐はキチガイ隼人じゃないし アニメ版隼人はキチガイではないが、頭脳明晰、スポーツ万能だし。 軍に入って一佐になることだってあろう
補習
生命の光エネルギー。 エネルギーの化け物。 様々な言葉で言い表される全ての元凶、ゲッター線。 EVAの世界にゲッター線が存在したら? ゲッターロボが存在したら? それはきっとちょっぴりな福音と様々な地獄をもたらすのだろう。 だってゲッター線だもの。
第一始祖民族の正体は四天王だった!
弁慶さんとドン・ホラー様の中の人が同じだということに最近気づいた。
弁慶とボヤッキーも中の人一緒だぞ
そろそろ保守っとく
保守
職人さんマダー?
あせるな!
保守
真!シャイィィィィン・スパァァァァァァァク!
「ク」の後のちっちゃい「ゥ」を忘れてどうする!
801 :
予告編、風 :2006/12/19(火) 13:57:47 ID:???
「ゲッターロボ量産型・・・次世代機ゲッタードラゴン、完成していたのね・・・」 ミサトは絶望感を滲ませた声を漏らす。 「!?・・・そんな馬鹿な!早乙女博士はいないのよ。新型なんて出来る筈ない!?」 まさかゼーレの切札として新型のゲッターロボが出て来るとは。 リツコとて予想だにしなかった有り得る筈の無い展開。 雲霞の如く現れたその紅い機動兵器群は、次々と天井都市跡の大穴を抜け、ジオフロント内に着地し、 粛々と歩をNERVに進めていた。 その数数百。 「アスカ!すぐ撤退して!あれだけの数相手では幾ら弐号機でも・・・」 「・・・竜馬さんや神一佐、弁慶さんの乗ってないゲッターロボなんて・・・ガラクタと一緒よお!」 吼えるアスカ、しかし。 「我々も随分と舐められたものだね、そう思うだろう、スティンガーくぅん♪」 「う、うん、そうだね、コーウェン君。思い知らせてやるべきだよね」 「初代ゲッターチームの底力、この小娘に存分に味合わせてやろうではないか!」 「な、何でアンタ達がそこにいるのよ・・・」 そしてジオフロントを遠く離れた何処にて、真ゲッターロボの炉心に、静かに灯が点った・・・。
シンジ「アァァァァァァァスカァァァァァァァァッッッッッ!!!!」
連載再開?
804 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/21(木) 22:17:21 ID:IQ89qVqq
保守
「行け!俺達だって迷う事はあるのさ。でもな、俺達ゃ誓って歩みだきゃあ止めた事はねぇ。」 「大人が迷ってるんだ。中学生が迷ったって何の不思議も無いさ」 「自分を信じろ。この色男」 聞こえる筈の無い声が聞こえた。でもはっきりと確かに聞こえた。 初めて感じた。 自分の後ろにとても大きな手の存在がある事を。 自分がどんなに足掻いたって他人と切り離せる筈がないのだ。 意識しなくたって自分の中に他人はいるのだ。 だからどんな時だって自分の後ろには大きな手が後押ししているのだ。 例えそれが良きにつけ悪しきにつけ。 大切なのは自分の意志だ。 後押しの力が自分と同じならその力に乗って自分の力を振るうのだ。 違うならそれをバネにしてより大きな自分の力を振るうのだ。 大切なのは自分の確固たる意志。 あの人達が教えてくれたんだ。 だから自分は自分の信じる道を行く。他人の道と違っていたって構うものか。 だから。 ごめん、アスカ。ごめんなさい、アスカ。 いっぱいいっぱい謝らないと。いっぱいいっぱい感謝の気持ちを。 だから僕はあのとても怖くて、とてもかっこよくて、とても頼れるあの人達に誓うんだ。 アスカ。君を力一杯抱きしめさせて。 許してなんて言わないよ。それが僕に出来るせめてもの、今の僕の最大の感謝の気持ち。 アスカ。今まで有難う。そしてこれからもきっと有難う。
806 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/22(金) 04:33:52 ID:F38qBZmZ
保守
なに頑張ってんの 糞スレのくせに
808 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/22(金) 07:13:45 ID:N1pp8BfD
新ゲッターの続編はどれになるん? ゲッターシリーズ、ありすぎてよくわからん… ネオゲッターって真ゲッターの事? ゲッターロボGってのは流れ的にはどこに入るん?
新ゲに続編は無い。 真ゲッターとネオゲッターは別物。 ゲッターロボGはゲッターロボの続編。
810 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/12/23(土) 00:35:26 ID:RWx9v9bC
↑ ありがと、 新ゲッター対ネオゲッターってのは新ゲッターの続編ってか、同じキャラが出てる?
>>810 「真」ゲッター対ネオゲッターな。
ゲッターのOVAは同じキャラでも設定が全部違う。
ちなみに新ゲッターのほうが出たのは後だ。
ゲッターをまとめてみた。 基本的にTVメイン、石川版が平行してやってる漫画。 OVAはスパロボ人気に乗った単独作品といった感じ。 TV版:ゲッターロボ、ゲッターG …スパロボにも良く出てくる昔TVでやってたゲッター。 石川版ゲッター:ゲッターロボ、ゲッターG、ゲッターロボ號、真ゲッター …石川賢氏によって描かれたゲッター。 TVと設定、ストーリー展開などで違いが有る。號後半以降は石川ワールド全開。 ゲッターロボ號 …マジンガーリメイクが版権の関係でポシャったためゲッターになった作品。 そのため↑の旧シリーズとは関係ない。完全変形のおもちゃは評価が高い。 OVA 真!(チェンジ!)ゲッターロボ 世界最後の日 …ゲッターロボの設定を流用した新しい世界観での話。 全てのOVAに言えることだが独立した作品なので単独で見てもOK。 OVA 真ゲッターロボVSネオゲッターロボ …これもまた独立した作品。上の真!とも関係ない。 流れは石川ゲッターの號に近い感じ。 OVA 新ゲッターロボ …キャラ設定等は石川版旧ゲッターに近い所もある。 ゲッターロボのデザインが一新されている。
一応補足。 (TV版號で神隼人の登場予定はあったが、CVのキートン山田氏のスケジュール調整がつかずポシャった)
このジャギ様が保守したぞ〜 どうだ〜悔しいか〜
ぴゃほほ守
新作版権スパロボktkr でも参戦一覧にはゲッターGと真ゲ(原作ry)の姿が・・・ 新ゲ期待してたのにorz
DSで狂ってる隼人は出せまい…orz
職人さん年内無理なのかなぁ…………
明けておめでとう。 ゲッターに不可能は無い。 例え年内で無くてもきっと帰ってくる。 そうだ。 「そして俺は帰ってきた」という言葉と共に! (BGM:前進)
きっと今は地中で繭のように変形してるんだよ。
そして溶岩の中で赤い奴と激闘を繰り広げるんだよ
今日は石川作品を求めて古本屋めぐりをしたんだ 8軒ハシゴして見付けたのがゲッターロボアーク3巻、この1冊だけだった・・・ やっぱネットで購入したほうがいいのかな
ん〜うちの近所は大体何冊かは置いてるけどねえ
うちの近所にはアーク除くゲッターと虚無戦記全巻置いてあるがなあ まあゲッターは中古じゃなく新品のを買ったが
良スレage
チェンゲのDVD-BOX出るな 正直、1〜3話と4〜最終話に分けてほしかった。
いやそれBOXじゃなくなっちゃうから。 言いたい事は判るけんどもよ。 職人さん帰ってきて欲しいなぁ。 やっぱ三人揃って早くゲッターで暴れて欲しいなぁ。
映画版を元に書いてみました… 竜馬「見てやがれ、ゼーレのジジイ共!!てめーらの思い通りにはさせねえ!!」 対峙するEVA弐号機と量産型EVA軍団 竜馬「うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 竜馬の咆哮と共に弐号機は右手にソニックグレイブ、左手にプログレッシブナイフを構え、 対峙する敵に走った。 疾走と共に大きく振りぶられたソニックグレイブの刃が目前の敵に振り下ろされる。 量産型は迫る薙刀状の刃に対して両刃の剣を構える。 ガキン! 鈍い音が響き弐号機の刃は標的の頭上で阻まれた。 が、竜馬の気合一線と共にソニックグレイブの刃が両刃の剣を砕き、 その頭蓋から腰までを真っ二つに切り裂いた。 切り口からは腸があふれ噴水の如く血を噴出した。 刹那、弐号機の左から2体、右から1体、両刃の剣を構えた量産型EVAが殺到した。 弐号機は敵の体に埋もれたままのソニックグレイブを右手一本で振るい左手から迫る2体に投げつけた。 ソニックグレイブとそれに刺さったままの仲間の死に体の直撃を受け2体は後方へ転がった。 弐号機の右手から量産型の刃が迫るが竜馬はソニックグレイブを投げた遠心力を利用しプログレッシブナイフを振るい、迫る両刃の剣を頭上で滑らせた。 火花が散り、軌道を変えられた両刃の刃は地面にその勢いのまま落ち地響きを鳴らした。 ナイフはそのまま弧を描き敵の首を捉え、刎ねた。 量産型のナマズにも似た白い頭が宙を舞った。
ガキン! で萎えた
やはり擬音はグワーン!ズオオ!グワォー!ブオ!ギュオオ!ドワオ!ズギャ!じゃないと
職人さんまさか………………(´;ω;`)ウッ…ブワッ
バカ
>>831 ! あの職人さんが……ゲッターに取り込まれるわけないだろ……
流石に予告編だけおいて虚無に旅立つってのはないと思うぞ。 入院が3ヶ月ぐらいだったらもうそろそろ復活だと思うし。
実はあの予告編は私じゃ無かったりします。 先月末には退院して、今続き書いてますよ、と。 勿論虚無にもゲッターにも取り込まれてないよ、と。 続き、もう少しで上がるかなぁ、ってな状況です。 出来れば気長にお待ちいただければ・・・。
835 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/10(水) 12:09:06 ID:AgVfmZDJ
待ってましたああああ!!退院おめでとう御座います!
836 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/10(水) 12:22:33 ID:WC1V1OqR
なんかふいんき(なぜかry)違うと思たら別の人だったか
837 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/10(水) 13:33:42 ID:PUAdAB+H
退院おめでとうございます。保守した甲斐がありました。
名無しが氏んでも代わりはいるが職人様に代わりはいない。
>>834 ぱぱぱぱーぱっぱぱーぱーぱっぱぱぱ、ぱっぱぱー♪
(「前進」サビ)
そして奴は帰ってきた!
インベーダーと使徒と鬼と量産機に・・・えーと・・・何か色々な奴等を皆殺しにするために!
何はともあれ帰還おめでとうございます。
職人様が最近来なくて物思いにふけってたらふと 『量産型エヴァの軍勢に単機で挑む旧ゲッター1in武蔵、ここで量産機を止めねばリョウが!ハヤトが!!ミチルさんが!!! その他の面々が!!!その時!!!!』 「喰らいやがれウナギどもッッ!これがお前らの最も恐れた進化の光!!ゲッター線の光だッッッ!!(ミチルさん、俺が死んだら、線香の一本も上げてくれよ・・・)」 「ムーーーーサーーーーーーシーーーーーーーーーーッッッッッ!!!」 ウワオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!ドキュオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!! なモノを考えていたが無駄になって良かった良かった
四天王やコーウェン君、スティンガー君にも登場して欲しいな。 そして虚無戦記にエヴァも連なると。
エヴァがワープした先には無数の巨大綾波が薄ら笑いで列を成している訳か。
844 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/14(日) 21:31:41 ID:NEL3IwZv
保守
845 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/16(火) 01:22:21 ID:5nalsXNS
ゲッター線はやっぱりスパロボみたいに人類補完計画には反対なのかな 漫画とアニメがごっちゃだが、一応あれって生物を進化させて宇宙を支配させるっていう意志をもってるんだよね?
アレも一応進化なんじゃないの?
ゲッター艦隊を見るにゲッター線の意思は「質+数」だからな。 人類を一つにするのは反対なのでは。
>>847 今は亡き賢ちゃん先生(ノД`)のお話によると、ゲッター線は自らが進化させる対象として、
人類を「選んだ」ようなので、自分以外の要因で進化してしまったり、補完計画等で人類
以外になった場合には、それこそハチュウ人類や昆虫人類と同様の扱いになりそうな気が。
ゲッター線の基本理念が原作版のような場合、補完計画の阻止なんかしないで、変わって
しまった人類を根こそぎ滅ぼしかねないかな、という気がします。
ところで2chは、エヴァ板は無くなるのかな?
無くなってしまったら、続きどうしましょうかね。
昔あった避難所ってまだあるのかな?
ネタばれかもだけど、スパロボα3では、 ゲッター線は補完計画に対して怒ってたような・・・・・・
基本的にスパロボ(テレビ版準拠)のゲッター線は原作とは違って話のわかるゲッター線っぽい あのゲッター線はゴウの脳内世界に出てきた関東地獄地震後の東京みたいな世界に地球を作り変えそうにない
>>849 原作読むと判るけど、ゲッター線は基本的にかなり外道(真以降)
自分の認めない存在は消滅・絶滅させる勢いで宇宙侵略を着々実行中。
生命体滅ぼした惑星に生命が育まれないよう、わざわざ汚染処理まで施してる。
石川賢先生自身、「ゲッターは悪」って発言を行ってるし。
出来れば
>>669 氏のまとめサイトにBBSを設置して欲しいのだが・・・
>>669 氏はまだこのスレにいらっしゃるのだろうか?
ゲッターエネルギーって新説魔獣戦線に出てきた神とおんなじようなもんなのかね?
神が時天空に対抗するための手段の一つ・・・・っぽい
という訳で導入だけなんですが、まずは・・・。
中央病院第一脳外科303号室。 聞こえるのは、不快な暑さに拍車をかける騒がしい蝉の声と、心電図の規則的な電子音のみ。 部屋の中にはベッドに横たわる少女と椅子に座る少年の二人だけ。 少年は身じろぎ一つせず、少女の顔を覗き込んでいた。 「ねぇ、起きてよ」 返事は無い。 「クラスのみんなもいなくなってカヲル君もいなくなってしまったんだ」 返事は無い。 少年の悲痛な叫びにも似た、独白にも似た、それでいて酷く独り善がりな呼びかけにも、少女の反応は無かった。 少女はもうしばらくの間、言葉も発しなければ、体も動かない状況にあった。 かつて人一倍笑い、怒り、声を張り上げ、くるくると表情を変えていた筈の整った顔は、その残滓すら感じさせない。 かつて彼女があれ程嫌悪した人形そのもののように。 その少女、惣流・アスカ・ラングレーは、外の世界の全てから、己の精神を閉ざしていた。 発端は何だったんだろう。少年はぼんやりと考える。 使徒に襲われた時受けた精神攻撃のせい、だったのかな。 でもその頃からアスカのエヴァとのシンクロ率が低下している、って話は聞いてた。 アスカ本人にはとても聞けなかった。怖かったから。 そうやって会話がどんどん減っていって、会っても会話も挨拶すらもなくなって。 そのうちアスカはミサトさんの家に帰らなくなって・・・そして僕も・・・。 気がついたらアスカはもう、こんな事になってしまっていたんだ。
ぶるりと寒気が少年を襲う。 その寒気に気圧されるように、少年は口を開く。 「ミサトさんもリツコさんも綾波も恐いんだ。助けてよ」 返事は無い。 なんでこんな事になっちゃったのかな。 何で僕だけこんなに辛い事になってるのかな。 ねぇ、アスカ起きてよ。僕を助けてよ。 「ねぇ、早く起きて助けてよ。いつもみたいに僕を馬鹿にしてよ!」 少年の絶叫にも、返事は・・・無い。 ねぇ。ねぇ。 ベッドに横たわり、身じろぎ一つしないアスカを強く揺さぶり始めた。 その様子にもはや相手への労りが無かった。 やがて強い最後の揺さぶりがアスカの布団を剥ぎ、アスカの来ていたパジャマの胸元がはだけた。 少女の白い胸が、少年の眼に焼き付く。 少年・碇シンジの精神は今や酷くささくれて、最早自分の前にいる少女が、かつて家族の一員だった事も忘れた。 ただ原始的な、彼にとってのみ都合の良い欲望だけが支配していた。 息を荒げ、ただ自分だけの欲望の到達点を一心に目指し始めた。 どん、と鈍い音が一回。 ドアから聞こえたのだろうか。 何か重量のあるものがぶつかるような音。 心臓が口から飛び出る勢いで、シンジはビクリと体を震わせ、おそるおそるドアの方を見る。 大丈夫だ。鍵はかかっている。 「LOCK」の赤い文字もちゃんと見えた。 口の辺りまで飛び上がった心臓が、徐々に胸まで降りてくる。 なんだ、何かは知らないけど驚かせないでよ。 もう少し。もう少しなんだから。
次の瞬間。 ドアそのものが大音響と共に吹っ飛んだ。 その扉の残骸ともつれあうように大きな影が二つ、室内に転がり込んでくる。 予想もしない闖入者に、シンジは唖然とそれを見ている他無かった。 というより、何が起きたかすら理解出来ない。 それが理解できるにつれ、高揚感は見る間に萎んでいった。 影の片方は見た事も聞いた事も無いような、正に怪物。 一瞬人のように見えたが、節くれ立った不自然に、歪に巨大な手足とその爪は人には在り得ぬものだ。 何より意志を欠片も感じさせぬどんよりと濁った黄色い目と、その額を突き破る角が人間以外である事を物語っている。 見るからに凶悪な面構えはどう考えても、招かざる訪問者に間違いない。 怪物は、がちがちと大きな音を立てながら、その大きな牙を組み敷いた男の喉笛に突き立てようとしている。 もう一つの影、組み敷かれた男も太めとはいえ、筋肉質な肉体の持ち主に見えるが、怪物と比べればやや分が悪く見えた。 だが男は一瞬だけ力を抜き、勢いあまった怪物の頭が近付いた時に、男はその額を思い切り怪物の牙に向かって打ち付けていた。 重量を持った鈍器同士がぶつかり合う、鈍い衝撃音。 次の瞬間、くぐもった悲鳴をあげて怪物は、男の方を掴んでいた手でその大きな口を押えていた。 男のカウンターの頭突きの前に、牙が折れたらしい。 男は顔をしかめてはいるが、瘤くらいで済んでいるようだ。 「・・・痛ぇじゃねぇか、こンの野郎!」 自分から頭突きした事は棚に上げて悪態をつくと、中年男は怪物が怯んだ隙に、足を押し入れ思いきり蹴り飛ばす。 どの位の力が籠もっていたのかはしらないが、巨大なその怪物が、その一蹴りでドアの向こうまで真横に吹っ飛ばされた。 中年男は仰向けのまま、腰に差してあった大型の拳銃を引き抜き、ドアの外側に向かってポイントする。 一瞬の躊躇も無く、流れるように男は引き金を引く。 狭い室内に腹に座るような低音が三発響いた。
シンジの位置からは何も見えなかったが、銃弾は狙い過たず、あの怪物を捕えたのだろう。 大きなものが倒れる衝撃音と共に、それきり物音は消えた。 「・・・まったく。あんなモンに押し倒される趣味は無えってぇのによう」 ぶつくさと愚痴りながら、埃を払い、見た目とは裏腹に男は軽快に立ち上がった。 男はドアの向こうに向かってドラ声を張り上げた。 「おおい!もう出て来ていいぞぉ!」 そこでようやっとシンジに気が付き振り向いた男の顔は、引き締まった表情から唖然としたものに瞬転した。 その表情の変化が何を意味するか判らなかったシンジは、こんな時どんな顔をすればいいか判らない。 (笑えばいいと思うよ) 何処かで聞いたような内なる声に導かれ、苦笑い、というか色々複雑に混じった愛想笑いを男に浮かべてみせる。 笑いを向けられた当の男は・・・かける言葉を捜すべく、眉と口を思い切りひん曲げた挙句、とうとう口を開いた。 「・・・あー・・・なんだ、坊主。トイレならここ出て右に少し行ったところにあったぞ」 シンジの下半身は先ほどの行為を中断したままの状態、有体に言えば何もかんも丸出しであった。 事態の推移をぼけっと突っ立って見守っていたのだから、まぁ当然だ。 無論初対面の印象としては、女性でなくても最低ランクに位置することは間違いない状態であった。 顔を真っ赤にして慌ててズボンと下着を一気に上げようとして、何かに引っかかったらしく悶絶している。 と、そこにひょっこりとドアの向こうから顔を出してきたのは綾波レイ。 「え!?・・・あ、綾波!?・・・」 じーっとシンジを見ていたレイはぽつりと一言だけ漏らした。 「・・・おとうさん、碇君。碇司令の息子」 「!?・・・あの線の細いのが、かぁ?」 弁慶は丸い目を更に丸くし、思わず呟いていた。
退院後、ようやっと復帰一発目です。 前から出したかった主人公、シンジ君、やっと登場です。 とりあえず出させてはあげない、ってことで(´・ω・`) すまんね、シンジ君。我慢してくれ。 そのうち良いことあるかもだぜ。
うぉぉおお! 職人さんだ〜!!激しくGJです。ワクテカしてたかいがあった…
863 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/18(木) 01:20:06 ID:g+kDz0iK
うおお!!!いつもの巡回で久々新作キタコレ!!! GJ!!!職人様待ってましたよ!!! でシンジきゅん・・・イ`
絶妙なポイントでストーリー分岐が!w
あえてシンジのオナニーに気づかない振りする弁慶の心意気に泣いた。
866 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/18(木) 19:09:29 ID:e/LpkIGo
今更ながらレイの「おとうさん」に衝撃を受けた。 ちんこ出して愛想笑いって最低だ‥‥
>>861 「お前はタマをしゃぶるんじゃ〜」されるとか?>良いこと
使徒が裸足で逃げ出すそれを弐号機から奪ったトマホーク振り回しながら追う竜馬
>>861 ゲッター線の使者キテタ――――(゚∀゚)――――!!
まさかこのシーンを見事なまでにぶち壊すとはwww
そしてそれでも最低なままのシンジ…強く生きるんだ…
シンちゃんはそれでこそシンちゃんだよなorz 熱血するなんざシンジじゃねえー
出たのに出せないシンジ哀れw
穂死ゅ
竜馬空気読めなすぎだろwww
竜馬は空気なんぞ読まない、マフラーが巻き上がるほど空気が憑いて来ればいい。 シンジ君GOカーンと間違われなくてよかった、はみ出したまま即死では哀れ過ぎる。
ゲッター線って進化をやめたor放棄した者に対しては鬼神の如く消滅させに来るよね エヴァ消滅させられるんじゃね?
ゲンドウとゼーレとエヴァとシトがゲッター線に滅ぼされて学園エヴァになるわけか
ゲッターがあんな温い世界を許容するとは思えんがな。
>>875 どちらかというと「人類」以外「いらない」んだわ、ゲッター線って
だから「人類」以外を徹底的に殲滅する
人類補完計画って結局は皆LCLなら大丈夫って事なら… 確実にゲッターは潰しに来るな
作品テーマが似てるのにこんなに反発する作品も面白い。 そしてその2つをまとめあげるE meet G氏は神!!
テーマが似てるってかエヴァは魔獣戦線の…
何だかんだ言ってゲッターに勝てるロボが想像できん エヴァ、ガンバスターなんて牽制にもならなそうだ
EVAはともかく、ガンバスターなら互角の戦いくらいは出来そうな気がしないでもない まあ、ゲッターがどのタイプかにもよるだろうけどさ
バスターマシン3号くらいしかやり合えないんじゃない? やり合うというか、相打ちくらいかもしらんけど。
885 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/22(月) 11:29:36 ID:S1gFQHWn
このスレ俺くらいしか読んでねえと思ってたら結構みんな読んでんだな
886 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/22(月) 12:46:47 ID:grj+mClx
シンジ「今に見ていろハニワ幻人全滅だ」
>>887 全能系を持ってこないと勝てそうにない代物を基準にするなw
ちなみに未来の量産型ゲッターですら真ゲッターを遥かに越える性能。
889 :
真ドラゴン初号機 :2007/01/22(月) 17:12:16 ID:4XFlSONZ
>>888 >ちなみに未来の量産型ゲッターですら真ゲッターを遥かに越える性能。
当然だろ?
世紀単位で技術格差があるんだから種子島とアンチマテリアルライフル以上の性能差が
あって当然。
むしろ、なければ何やってたんだゲッター線て感じだ。
このスレ的にはゲッターが強いとか弱いとか割とどうでもよくね?
さて、初号機にゲッター線を当ててみた どうなる?
>>892 とりあえず瞳が付いて見た目も更に生物的になって余計主人公機じゃなくなるな
暴走が頻繁に起きるというより暴走状態がデフォになる
>>892 火星ロボに進化するにきまってるだろ
で、使途がペンギン帝国に進化だ
火星ロボ大決戦の作者はゲッター大好きだからな たしか同人誌もだしてたはず
銃夢の火星大王がまず思い浮かぶ俺は駄目くさい
903 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/24(水) 02:53:47 ID:YK/zTRn3
大昔に売ってた「火星大王」思い出した俺はそれ以下だorz
905 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/01/24(水) 19:14:15 ID:8VyVu5Bq
>>897 ヴァルディエル戦
シンジ「待ってろよ!ゲンドウのジジイ!!この戦いが終わったら速攻テメーをぶっ殺してやるぜ!!
トウジ・・・戦いが終わったら,いくらでも謝ってやる!
だから・・・
死ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ・・・!!!!」
ゲンドウ、司令席で手を組んだままシッコちびってそうw
板移転終ったんか
「E MEETS G」読んだ つまりこれは響鬼さんと明日夢君の物語になるのか?
どっちかというと斬鬼と轟鬼・・・いやいやいやw 斬鬼&轟鬼の師弟コンビは確かに良いですね。 響鬼さんもカッコよかったけど、香須美さんの可愛らしさは 歴代ヒロイン最強ですな。
>>97 がツボww
>>905 マヤ「いけません!あのままでは参号機のパイロットが!」
ミサト「初号機の全神経接続をカット!急いで!」
>>911 ゲッター汚染シンジ「ちいっいきなり止まりやがる!
動け! 動け! 動きやがれこん畜生おぉぉぉぉぉぉ!」
こうですかわかりません>_<
>>912 むしろエヴァが止まったらエントリープラグから飛び出して生身でも戦い抜きかねないかとw
>>913 まかり間違って慎一化するシンジを幻視した
とりあえず最初に取り込むのは……初号機かな
初號機取り込んだらお父っつぁん差し置いてユイと再会するのか。ますます慎一化していくなw
保守るか埋めるか。それが問題だ
最近職人さん復活したからまだ埋めなくてもいいんじゃね
自スレのタイトルぐらいは考えたいと思うのだが
×自スレ ○次スレ 間違えた…
次スレは エヴァの主人公が真ゲッターの竜馬だったら〜弐号機 とでもなるのかね。 違う意味で違和感ないタイトルの予感。 この板に住みついた頃は正直、500くらいでdat落ちしそうな気してたけどここまで来たか。
921 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/01(木) 23:39:14 ID:/Bp4xxzP
【新世紀エヴァンゲリオンmeets真!ゲッターロボ世界最後の日】 まんまだけどな
「エヴァとゲッターが出会うスレ」とか
タイトルは変えないでいいんじゃない?投稿が無い時にネタとして話せるし
>>920 辺りがいいとオモ
思い付き一発ネタなケンイシカワ的エヴァンゲリオン ・第1話 ミサトさん 「私の名は葛城!葛城ミサト!今から貴様に地獄を見せる者だ!」 ゲンドウ 「泣き言を聞いている暇はない。乗るのなら早くしろ。でなければ死ね。」 シンジくん 「うぎゃあ!前が見えない!内臓が飛び出す!体がバラバラになりそうだ!ぎゃあぁぁ。」 ド ワ オ 戦闘前にシンジくん重症。 つづく ・第2話 シンジくん 「うわぁ!嫌だ!降ろしてよ!何で僕はこんなところにいるんだ!」 リツコさん 「いいんですか?このままではパイロットの生命に危険が。」 ゲンドウ 「我々に普通の人間は必要ない。この程度で死ぬのなら、今死なせてやったほうが親切だ。」 サキエルにさらにボコられる初号機。血とゲロを吐いて気を失うシンジくんとマヤさん。初号機暴走。 カ ッ 第三新東京都市完全壊滅。 シンジくんは全身兵器のサイボーグ化により無事。 つづく。 ・第3話 「戦争狂」相田ケンスケ&「復讐鬼」鈴原トウジvs「人間核爆弾」碇シンジvs綾波レイ 荒野と化した第三新東京都市で4匹の魔獣が殺し合う予定。(打ち切りのため未発表) 思ったより本編よりズレないな。
第3話は最早エヴァじゃねえww
シンジ君、黒田中尉W
トウジは極道兵器みたいになりそうだな
サードインパクトが起きると「今年一番のビッグウエーブじゃーい!」とやる訳ですか?
真ゲッターロボ 世界最後の日 第13話 「閃光!!進化の果て!」を見ますた。 最後のでっかいゲッターとか、その中の人とか意味がわからんとです。 誰かエロイ人説明お願いします!
>>929 最後のでっかいやつはゲッターエンペラー!
ゲッターロボの進化形と言われているが
・ゲットマシン一機が惑星ぐらいの大きさ
・合体すると太陽系並みの大きさ
・ワームホールを握りつぶせる
・乗っているのは竜馬
・超ザコな雑兵でも真ゲッターを凌駕する強さの艦隊を率いる
・宇宙の破壊者、侵略者と呼ばれ恐れられている
・石川賢先生の超大作漫画、虚無戦記の強大な敵であるラ=グース宇宙に対抗する兵器であるらしい
これぐらいしか分かってないし、エンペラー1以外の形態の絵もない!
全ての答えは虚無と進化の果てにある!
931 :
929 :2007/02/04(日) 22:50:21 ID:???
>>930 dクス!
うーんゲッターは奥が深いw
虚無戦記かぁ。気になるなぁ〜。
ノリもガンバスターっぽくて燃える!(もしかしてゲッターの方が古い?)
あとはぐ〜ぐる先生に聞いてみます。
まぁ理解するのに永劫の時がかかるわけだが
もはや真の回答は出ない……ゲッター線の彼方に消えてしまった……
>>930 あれって、ラグースに対抗する兵器だったのか?
……俺、ラグースだと思ってたよ。
アークの最後に出てきたカムイが託されたメカが仏教系のデザインだったのと、
新の最後に神々が出てきたのがあったんで、あーやっぱりゲッターってラグースだったのかぁ……と。
いや、宇宙の秩序を破壊して自らの秩序に染め上げて行く様も、新しい宇宙秩序として産声を上げるラグースっぽかったしな。
>>934 ゲッター線=ラ・グースからの波動
最終戦争はゲッターエンペラー軍団&ラ・グース軍団VSミロク軍団
って妄想を誰かがしてた。
そっちの方が燃えるよなw
ってエヴァ?スレでする話じゃねえw
確かゲッターの宇宙ってラグース宇宙に侵食されかけたからビッグバン起して『時間稼ぎ』して、 その間にラグース宇宙を何とかできるものを作ろう、ってのじゃなかったっけ? だからゲッター線は進化を促すし、進化に出来なかった生物を滅ぼそうとする…とか何とか。
戦争という危機的状況を利用して進化を促すという面もあったような…。
ラグースじゃなくて時天空じゃないのか
ラ=グースに対抗するために神々がビッグバンでこの宇宙作ってそのなかで 「潰し合いして最強決めてそいつがラ=グースぶっ潰してくれ。俺達?正直無理www」 って話じゃなかったっけ?ゲッターがその候補の一つで時天空もその一つ。
時天空とラ・グースが逆じゃね?
真ゲッターロボしか持ってない俺にはラ・グースとか時天空とかわかんないので誰か教えてくださいな
ラ・グースの正体は良くわからないんだが、新たなる宇宙秩序と言うか、まあ、ぶっちゃけ絶対神見たいなもん。 今ある世界とは異質な世界が突然発生して、今ある世界を侵食してだんだん大きくなり始める。 で、今までの宇宙で進化の極みに達していた生命体たち(神々)が、これと戦っていて、 最終兵器な宇宙戦艦、馬頭竜ってのを作る。 これで理論上は、ラ・グースに勝てるはずだったんだけど、計算してみるとうまく言って同士討ち、 ラ・グースと一緒に今までの世界も消滅する。 これを知った弥勒王(馬頭竜の一番偉い人)は、ラ・グースとの直接対決を避けて、辺境の惑星・地球にに馬頭竜を隠す。 現状、馬頭竜はこれ以上強くはならないけれど、乗り手はそうじゃないと考えたわけだ。 彼ら神々は、態々存在のレベルを落として個体を増やして増えていった。 いつか自分たちの子孫が、自分たちを越えてラ・グースを倒しうる存在まで進化していくことを願って……。 これが、まあ、虚無戦史のバックストーリー。 時天空は良く知らんが、ラ・グースの大本だか、なんだか。 で、石川賢世界の生き物達が無駄にパワフルで最強を目指すのは、宇宙全体を書き換え、 別の秩序にしてしまうこいつらに対抗するためらしい。
壮大すぎだ・・・・・・スケールが違いすぎる・・・・
ちなみに、その弥勒王ってのはかつては菩薩宇宙最強の戦士とか言う人だったんだが、 現時点で確認された最終形態は、人類の死者全ての魂の集合体で、地球よりでかい。 固体の能力は低くなったけど、総体としての力は増してるって事なんだろうね。 同じく、直接ラグースと戦っている一千万光年の虎でも、虎率いる軍団の表現として、銀河一つが虎の形に変わって飛んでいくと言う描写があったな。 無意味なくらいにスケールでかくて、もうどうしていいかわかりません。
風呂敷拡げてもきちんと畳むのが長谷川 風呂敷拡げたらますます継ぎ足して拡げ続けるのが石川 は割と有名なお話
で、風呂敷を台無しにするのが江川達也。 庵野もこれに入るかな。
そんな面子の中に江川なんか入れんといてください
庵野も大概だけどな
風呂敷をいったんほどいて糸に戻し、織り直して素晴らしい新作を作る今川監督 ……も入れて下さい……。
ただし今川氏に任せると莫大な費用がかかります。
951 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/07(水) 16:03:32 ID:IlCQNJeR
広げることは広げるが、その広げる風呂敷を間違っているのが福田負債。 ところで、スレタイも決まったことだし、次スレはいつごろ立てる?
>>949 どっちかというとあの人は風呂敷を「オレ流」に編み直す人
万人にとって素晴らしい、とは限らない
実際GRとかも原作派からすると
「話がお涙頂戴過ぎ。横山漫画はもっとドライ」
との酷評を受けていた
954 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/07(水) 17:00:25 ID:y3UOUkN/
>934さん カムイが託されたメカはただ単に先生の別作品であるフリーダーバグの流用じゃね? 名前もまんまバグだったし。
先日フリーダーバグの一巻を入手したんだが、これって全何巻?
それ1冊こっきり
やっぱりか…orz いや、そうだろうとは思ったけど…。
バグは全2巻ですよー
>>954 まあ、そうかもしれないけど、邪鬼王の最終形態とか見るとねー。
あれは、虚無戦記の地球だって言うオチが付いてたけど、
そっち系のデザインって仏教系が基本なのかな、と……。
しっかし、邪鬼王VSジャバダイアの直後がドグラ戦記か……。
イヤな歴史だな、おい。
ん?まてよ。新ゲに登場した神々はゲッターの力を恐れていたよな。 ゲッターもラ・グースへの対抗手段の一つならなぜ潰そうとしたんだろう?
そりゃ奴ら、神も滅ぼしそうだもん
時天空と戦ったビッグバン以前からの神じゃなくて今の宇宙になってから高度に進化して肉体から解脱した神もどきなんじゃね? あと、ビッグバン直後の神の話し合いからするとラ=グースすら対時天空兵器(星を食う魔物)ともとれる。 ラ=グースは成長はしても進化はしないと行き詰まりを示唆されてるから爆裂王と虚空王率いる銀河系軍団がそれに取って代わるかもね。
何というか… 幻魔大戦と妖星伝を足して100倍したような話だな
どっちも好きな人でした>石川賢
みんな!ここはエヴァ板だから少しはエヴァの話をしよう! 正直無いと思うけどさ。
んー、まあ、とりあえず、この板的な要点をまとめると、 ゲッター線は、人類補完計画を完全否定する って事だな。 逆に、人類補完計画に戦いを挑むのなら協力を惜しまないだろう。 人類の戦闘能力を高める為の逆境としては、そこそこ良さ気なハードルだからね。 ただ、この線で行くと、ナディアの先祖は、無限の戦場の敗残兵って事になるのかね? 虎に出てきたエデンの宇宙の生き残りな性悪天使みたいな。
ゲッター線は自力で補完計画を銀河規模で推し進めてるしな。 ところで次スレどうする?
>>980 ぐらいでいいんじゃないかという意見が上にある。
俺もそれで良いと思うけど。
でもゲッターとエヴァがここまで面白く融合するとは思わんかったな。
E meets Gの中の人はマジすごい。
970 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2007/02/11(日) 02:16:42 ID:Q5FWv42k
ところでさすがに次スレ考える時期ではなかろうか
補完は混じった後引きこもるからダメなんだよ。 使徒みたい奴として復活するならゲッター線的にもアリじゃね? 超絶性能のイロウルみたいな奴
>>972 それをゲッターロボのいずれかと融合、使い手として一部人類を個体のまま生き残らせたら
ゲッター線的にアリかもしれない。
補完にゲッター線が混じったらラ=グースが生誕するんではないかという電波
しかし使徒共ではどうも貧弱すぎるような気もするな… やっぱり原作以上の強化は必要だな。魔改造レベルで
真ゲッターや新ゲッターの相手をするには惑星破壊くらいはやれないと無理そうだな。
予断だが俺の中のEVA&ゲッターは 初号機とリリスをよりしろとして、地球の全生命体を一つに現宇宙を脱出し宇宙の破壊者(時天空)から逃げ、種としての生命を残すのを目的とした人類保管計画を推し進めるゼーレと生命の進化を推し進め、破壊者(時天空)に挑むゲッター線の意思の対立! 自らの命運のため完全なる生命となることを望む使途!究極の進化を望むインベーダー! 生命が望むのは永遠の逃亡か!終わりなき戦いか!・・・それとも、唯、滅びを待つだけなのか? 補足 黒き月と白き月はかって、時天空に滅ぼされた星の生命が地球に逃れるために使用した生命の箱舟である
ゴメン、白き月ってなに?
ジオフロントのこと
>>980 に乙しつつ埋めに何か書きたいと思ったんだがネタがねぇorz
人からもらった奇跡の勝ちはネタくらいしかないorz
石川賢風エヴァの最終回とかは? ネタは沢山ありそうだし・・・・・・
>>984 シンジがアスカをむしゃむしゃ食って終了
出たなエヴァドラゴン! 第一部完
シンジはアスカを捕食したショックで昏睡状態に陥る。 そして○年後、リツコさんはシンジとアスカを無数にクローン再生しつつ うち一人(1体?)のアスカを戦士として教育していた。 「あたしは何も覚えていないの。どうして! あたしの家族はどうしたの!」 「それはいつか教えてあげるわ」 マギの能力を駆使して金を稼ぎ経済を支配しつつ神への対抗手段としてシンジ&アスカ軍団計画を推進するリツコ。 そこに迫るゲンドウはじめとする神の軍勢。 目覚めたシンジにリツコは叫ぶ「あなただけが神と戦える! あなただけが人類の希望なのよ!」 ラ・グースに喰われてきますorz
目をぐるぐる回しながらごついガトリングとかで量産機を一蹴するアスカ。