社長、と言う人物について、耳にはするが一体何物なのかと言う問い合わせが
多数寄せられている。確かに彼は過去の人であり、既に「社長」と言う名称は、
「不愉快な人」「荒らし」を指す言葉として普遍化しつつある。
然しながら断片的な資料や事実に基づく誤った人物像が定着し、忘れた頃に
社長社長と、その本人も知らない所で連呼され罵倒される事態は甚だ不本意であろう、
と推測される為、ここに総括の意味を込めて改めて「社長」なる人物の経歴を含め、
詳細に諸兄へご報告申し上げたい。
「社長」とは一体何物なのか、何故「社長」なのか。
確かに「新世紀エヴァンゲリオン」において、「社長」と呼ばれる登場人物はいない。
つまり彼はエヴァンゲリオンのキャラクターでは無いと言う事だ。では一体何なのか。
「社長」こと本名は「宇野郁夫」。職業は「日本生命 代表取締役社長」である。
遥か昔、このエヴァ板に「ネルフvs日本生命」と言う非常に不条理且つ意味不明なスレッドが
存在した。通常こう言ったスレッドを「糞スレ」「駄スレ」と呼び、長くても一週間程度で
最下層に沈み消滅する運命にある訳だが、何故か生真面目にもこの馬鹿げたスレッド、
「ネルフvs日本生命」に、HNを以って返答し始めた者が出現した。
それが先述の「宇野郁夫」である。「糞スレ」に存在した「宇野郁夫」が何故、
今だ以って話題に昇るのか、甚だ不可解ではあるが、それは多分に彼の経歴が影響していると言えよう。
彼こと「宇野郁夫」はあくまでも「捨てハン」、つまり「いつでも放棄出来る名前」であり、
その本体は「新世紀エヴァンゲリオン」のキャラクターハンドル(以下キャラハンと略称)である、
「冬月コウゾウ」であったからに他ならないと推測される。
では、「冬月コウゾウ」とは一体どんな人物であったのか。彼は「@碇シンジ@」、
「加持リョウジ」を初めとするキャラハン第一世代よりも一歩遅れてエヴァ板へ漂着した、
非常に口調が冬月な「冬月コウゾウ」である。黙々と淡々と、実直に質問スレッドにて
質問に回答さえしていれば、彼は完璧な「冬月コウゾウ」であったに違いない。
だが、彼は「冬月コウゾウ」と言うキャラクターに飽き足らず、「洞木ヒカリ」と言う、
全く逆の方向性であるキャラクターを演じ始めた。「冬月コウゾウ」と「洞木ヒカリ」の両立。
想像するに恐ろしくもおぞましい光景である。通常、この場合「ネットオカマ」、
インターネット上における女装趣味として非難されるべき、恥ずべき行為である事は
言うまでもない事なのだが、何故か「キャラハン」故に許されてしまった感は否めない。
否、実際に「冬月コウゾウ」と「洞木ヒカリ」が両立していた時期は、まさかこの二つのキャラハンが
同一人物による物だとは想像も出来ない事であった。口調、テンポ、そして回答内容を全て
比較したとしても、全てにおいて一致点を見つける事が出来ないからである。
ちなみに、この「洞木ヒカリ」がどの様なキャラクターだったのかを詳しく解析する。
「洞木ヒカリ」、何故彼が、「冬月コウゾウ」が「洞木ヒカリ」だったのか。
その動機を解明する事は既に難しい作業となっている。推測するに、一言で言えば「暇」。
己の女性的な部分を最大限にエフェクトし、「萌える委員長」を徹底的に追求した、
言わば男に媚び萌えさせる為にのみ存在する、史上最悪のキャラクターと言えよう。
ちなみに自動筆記に近いその書き込みは、最早「萌えの神様」が憑依して書かせたとしか思えない、
今改めて読み返しても、本当にこれが自分で書いた物なのかと、確か本人も複雑な表情で
語っていた事は印象的であった。書いた本人ですら危うく萌える委員長。まさに究極の変態である。
若しくはナルシシズムの極地、もしこのキャラクターが理想の女性像とするのならば、
彼こと「社長」は一刻も早く精神科へ診断を受ける事をお勧めしたい。
この「冬月コウゾウ」が始めた「洞木ヒカリ」がその後、どの様に推移したのかは次に記す。
「洞木ヒカリ」のスレッドは順調に推移していた。萌える委員長の面目躍如、である。
しかし大きな落とし穴があった。余りにも萌えてしまう一部の輩が暴走し、
遂に本気でこの擬似委員長を落とそうとする者が現れたからである。
彼の名前は「132つん」。正確には、「132さん」と呼ぶはずが、
「冬月コウゾウ」は日本語入力が「ローマ字入力」ではなく「かな入力」である為、
「さん」と書き込むつもりが「さ」の左隣の「つ」を押してそのまま送信してしまい、
気がつけば「132つん」になってしまっていた、と言う所が真実らしい。
ちなみに「132さん」氏はこれ幸いと素早く対応、今まで「132さん」と
当たり障り無く他の名無し諸兄と同等に呼ばれていた位置から脱却すべく、
この「132つん」なるハンドルネームを既成事実化してしまった。
ミスに気がつき慌てて「洞木ヒカリ」が、『訛りが出てしまって』とフォローしつつも、
「132つん」氏にやんわりと「132さん」への訂正を促したものの後の祭り。
この後、日々更なる口説きが続き、遂に「男に口説かれる事に耐えられなくなった」この
「洞木ヒカリ」が、自殺行為とも呼べる正体の暴露へと突き進む事となる。
自殺とは復讐である。心理学の世界では定説だが、まさに「洞木ヒカリ」の暴露は
自分をここまで追い込んだ「132つん」氏への復讐であったと推測される。
冷静に考えると、何もそこまで追い込まれたと思わなくても、どうせ虚構の世界の
出来事である事だし、適当に受け流せば良かったのに、と思えるのだが、やはり
「冬月コウゾウ」と「洞木ヒカリ」とのギャップとでも言うべきか、彼こと
「冬月コウゾウ」は既に冷静な判断力を失っていたと言えよう。ちなみにこの時期、
「イベント」と呼ばれるキャラハン同士の寸劇が流行し、エヴァ板全体が一種独特の
熱気を帯びていた事は重要な要素である。つまり彼こと「冬月コウゾウ」がこの
エヴァ板全体の流行に乗り、正体の暴露と言う驚愕の事実を、今で言う「祭り化」しようと
したのではないだろうか。然しながら傍迷惑な祭りである。少なくともソフトランディング、
「洞木ヒカリ」と言うキャラクター自体の印象を著しく貶める事になると言う事に気がつかない
時点で、彼は自己中心的であり非情なエゴイストと言えよう。
「冬月コウゾウ」は「洞木ヒカリ」である事を暴露してしまった。
今まで萌えていた名無し諸兄は興醒め、132つん氏もそのまま姿を消してしまった。
ちなみに彼こと「冬月コウゾウ」は、無駄に才能を与えられたとしか思えない演技力を駆使し、
様々な姿、つまりキャラハンで「イベント」に介入を試みている。エヴァンゲリオンの世界観
における絶対的な力を持ち、誰もそのキャラクターの声には無碍に逆らえない姿で、である。
結果、@碇シンジ@を初めとする主要チルドレン達に無駄な負担が係り、遂に彼等は姿を
消してしまう事となる。金の卵を産む鶏を縊り殺してしまった彼の大罪は許されざる物であり、
今尚多くの名無し諸兄の批判、怨嗟の的となっている。ちなみに、彼こと「冬月コウゾウ」の
その後の足跡、つまりキャラハン歴を例に挙げると、「日本語の不自由な加持リョウジ」、
「三段落ちのマギ・システム」、「妙に萌える伊吹マヤ」、「一字違いの赤城リツコ」など、
多種多様に渡っている。ちなみに先ごろ出没した「ガーゴイル」とは、この「冬月コウゾウ」が
愚痴と称して言いたい放題方罵倒放言していた頃、正体が分からない様に言いたいけれど、
全く分からないと寂しいと言う馬鹿げた発想から、声優の共通するキャラクターを名乗り、
当時全く似ていない、と評判であった「碇ゲンドウ」のエヴァ板からの追放の企みに際し
使用した名前であり、古くから存在する名無し諸兄にとっては悪夢の記憶でしかない。
人をして人を貶める行為が如何に愚かであるか、今更ながら思い知らされる出来事でもある。
かつて、このエヴァ板がある種の閉塞感と思える時期に差し掛かった事がある。
いわゆる「倦怠期」に過ぎないのであるが、この時期に狙い澄ましたかの様に
登場したキャラクター、それがかつて「冬月コウゾウ」としてエヴァ板を混乱に
陥れた男であった。彼はキャラハンと名無し諸兄の微妙な関係の歪みを突き、
「宇野郁夫」と言うエヴァとは全く関係ない姿で声高にエヴァ板の構造改革を
訴え始める。要約すると、当時のキャラハンへの不満の集約。正に無駄、無知、
矛盾の連続としか思えないものの、やはり「顕名行為」、つまり「ハンドルを名乗って」
訴える手段は効果的だったらしい。しかも、彼は卑怯にも「自分を卑下する事によって
自己弁護的効果を生み出しつつ、卑猥な言葉の合間合間に名無し諸兄が共感しそうな
不満や鬱憤を織り交ぜる」書き込みをしていた。今尚一部の名無し諸兄に、この社長なる
人物に同情的な者が散見出来るのは、多分に彼こと「宇野郁夫」が、確信犯的な偽悪キャラを
装っているにも関わらず、それを見抜けずにいると言う事なのだろう。この類の人物はある意味
サイコパスであり、同情は無用、徹底放置が望ましいと考えられる。つまり接触する事自体に
快感を感じる究極の変態であると分析出来る。
最後に彼こと「宇野郁夫」が書いたと思われる、「噂の真相」他、
「英知出版」等の名前で書き込まれた、キャラハン批評に関して触れたいと思う。
巷ではキャラハンへの愛が溢れ過ぎた結果、暴走気味に書き込まれた駄文、と言う
評価を受けているらしいのだが、実際はやはり「偽悪家を騙る偽善家」としか思えない
節が多く見受けられる。つまり「こう言う風に書けば、名無し諸兄はこう思うだろう」と言う
共感を呼びそうな言葉やフレーズを織り込み、辛辣で冷酷な批評をそのオブラートで
包み込むと言う全く許し難い批評方法、否、最早批評ではなく、読んだキャラハン本人のみが
傷つく様に仕向けられた暗号文の様であると言えるだろう。一部には拍手喝采する者もいたが、
批評される側、つまりキャラハンの事情や感情を一切無視した独断と偏見に満ち満ちるこの書き込みこそ、
後のキャラハン不毛時代を作り出すきっかけとなったに違いない。彼が同情を受け、支持を集める毎に
優秀なキャラハンが一人、また一人消えていく事実、冷静に事実のみを追えば、
彼こと「宇野郁夫」若しくは「冬月コウゾウ」の名前を口にする事すら憚られる事はご理解頂けると思う。
結局、この様な害虫的存在が今尚跋扈し、新規参入キャラハンが盛り上がらない現状は全く嘆かわしい
限りであり、名無し諸兄には今一度彼こと「宇野郁夫」の存在を「透明あぼーん」すべき存在として、
真剣に考えるべき時ではないだろうか。