(コンナコト)EVA2リプレイ・プレイ日記(ナリマスタ2)
1 :
前スレ909 :
2005/06/10(金) 00:46:09 ID:WvDLfq11 やっちまった容量オーバー。切腹。
・セントラルドグマ909-final-3 ……おかしいな、この前来た時、ここにはたしか、水槽のある部屋があったはずなんだけど……… ……あれぇ……? ・ミサトの執務室 深夜 綾波…今どんな気分…? 「どきどきして、もやもやして…押さえの利かないもうひとりの 自分がいる感じ。…嫌な気持ちじゃない。」 ……綾波……!!そんな事言われたら僕、綾波を補給しないと生きていけない体になっちゃうよう!! 扉が開いた。 ブイィィム うっ…!!抱き合ってるところを、モロにミサトさんに見られてしまった… この体勢は………言い訳不可能!!!!! ・自販機コーナー 「…マヤさんはどういう人なの」 「赤木博士はどういう人なの」 「セカンドはどういう人なの」 なんだか連続で綾波が女性達に対する質問をしてくる。もう…そんなに心配かなあ… うっかり、アスカのことを「僕には優しいよ」…なんて答えたら目をそらされちゃった。 ………綾波って結構、嫉妬深いのかも、…ハハハハ…なんだろう、何か背中に鳥肌が…ハハハハ… 「チョッチ聞きたいことがあるんだけど…今の気分ってどう?」え?いやあ、あははははは… 「…今の気分ってどう?」 もう…なに馬鹿なこと言ってるんですか………へえ、そんなこと言うんですか。言っておきますけど、不愉快なのはこっちですからね。……いや…あの…さすがにそんなにヘコまれると… …そういえば綾波、ミサトさんのことは聞かなかったな。
・機密情報、まとめ。909-final-4 かつて生命のない星である地球に、生命の源、アダムを送り込んだ第一始祖民族。 アダムと同じ、生命の源、リリス。 アダムやリリスをコントロールするための保安装置、ロンギヌスの槍。 なぜかアダムは眠りにつき、地球はリリスから生まれた生命体に満ち溢れた。 人類は南極にアダムとロンギヌスの槍を発見。 ゼーレはアダムを人為的に操作しようとして失敗。セカンドインパクトが起きる。 アダムはばらばらの肉片となる。 アダムから生まれた使徒たちはアダム、ないしリリスに接触することでリリスから生まれた使徒をリセット(L.C.Lにもどす。サードインパクト)し、あらためて、自分達が地球に繁栄しようとしている。 E計画。アダムを再生しようとする計画。アダムのコピー、エヴァンゲリオン。 ゼーレ。世界を裏から支配する宗教結社。リリスやエヴァを使って自分達が操ることのできる神を作り出そうとしている。目的は不死。その実行機関がネルフ。 碇ゲンドウ。ネルフの実行責任者。ゼーレに背き、自分自身にとって都合のいい神を作り出そうとしている。目的はアダムの肉片を用いた綾波レイ=リリスとの融合を経て、エヴァ初号機と融合することによって妻との再会を果たすこと。
909-final-5 …綾波が、第弐使徒、リリス…? カヲル君と同じ…使徒。 …しかし、だからなんだというのだろう。 それを言うなら人類だってリリンという名の使徒らしい。 傷つく魂と、大切なものを思いやる心があれば、それは間違いなく人間だ。 …問題は、アダムやエヴァ、リリスを自分達の都合のいいように利用しようと、対立している父さんやゼーレ…大人たちの思惑、 …そして綾波自身がどこまで、その事実を知っているのか、ということだけだ。 綾波が聞いて来た。「…碇司令の目的について、教えて」 彼女は補完計画で自分がやるべきことを知っているだけで、あとのことはほとんど何も知らないみたいだ。人類の補完とは何なのか、父さんの目的は何なのか、自分自身がいったい何なのか………知らなくてもいいと思う。綾波が綾波でさえいてくれれば、僕にはそれでいい。 でも、綾波自身はどう思っているのだろう。彼女は補完を望むだろうか。 A.T.フィールドを失い、お互いに傷つけあうこともなく、すべてとひとつになることを…自分自身を捨て去ろうとしていた彼女は…それを望むだろうか。 僕はずっと、生きているのが嫌でたまらなかった。 でも僕はあの時、自分の形を無くして、初号機の…母さんの中で、痛みも苦しみもない永遠のやすらぎの中で、それでも……もう一度会いたいと思ったんだ。 ミサトさん、リツコさん、綾波、アスカ、トウジ、加持さん………父さん……… (もう、いいの?) (そう…よかったわね)
・THE END OF EVANGELION2 909-final-6 綾波といろいろ………たおかげで、いまやぼくのA.T.はトウジに迫る勢いだ。 綾波にいたっては、在りし日のカヲル君を彷彿とさせるハイテンション。 意味ありげに笑いつづけているのがやや不気味だ。 今の僕と無限のエネルギーを産み出すS2機関を搭載し、特殊換装を済ませた初号機があれば、全世界を相手にしても勝てるかもしれない。…父さんはやる気だろうか。 でも綾波を、父さんの思惑通りにさせる気はない。人類補完計画が発動される日は遠くないだろう。だがその前に、ゼーレとネルフの最終的な決戦がありそうだ… …最近ミサトさんの元気がない。 目に見えて顔色が悪く、うつむき加減に歩いている。 どうしちゃったんだよ一体… しっかりしてくださいよ!!…ああ、まさか僕がミサトさんを叱る日が来ようとは… 「うるさいわね!こっちだって精一杯やってこうなってるのよ!!あたしばっかり責めないでよ!!」 ミ、ミサトさん…………… みんなが寂しいんだ…だから心の補完を必要とする。 僕に綾波が必要なように、欠けた心を埋め合わせるために… 大人の人たちも、おそらくゼーレも、父さんも……ミサトさんもそうなのだろう… ミサトさん…こんな僕が言うのはあれだけど…僕…いつものミサトさんに戻ってほしいんです! 何度も奇跡を起こしてみんなを救ってきた…あの、かっこいいミサトさんに戻ってほしいんです! 僕じゃミサトさんを元気付けられないかもしれないけど…でも、何か… ミサトさんは抱きついてきた。 ………ミサトさん……… 「ふうん、照れてるんだ…。」 え…ちょっ…!なっ!?……ミサトさん…これ以上は…!! ブイィィム ……そこには、綾波が立っていた。 了
乙 みなさんにつられて初プレイしたけど、使徒襲来で電源切れておわっちゃったww
乙ですぜ
>>1 ,
>>7 乙
女の戦い
第弐話
さぁて、シンジ君のやる気を出す為にはSDATを没収しなくちゃよねぇ〜。
まずは軽くコミュニケーションといきますかっ。
「ちょっとコレを見てくれませんか?」
意気込む私にシンジ君が差し出してきたのはなんとSDAT。…手間が省けて助かったわぁ。
ネルフへ行くとリツコがダミープラグの開発に成功したらしい。
はぁ〜。私も始末書やら予算請求やら片付けなくちゃね。
仕事の合間自販機コーナーで休憩。
私に代わって、ネルフに関して探りを入れてくれない?
快く引き受けてくれる日向君。さぁっすが。優秀な部下を持って嬉しいわぁ。
「じっとして、そのまま、そのまま。」
って、ちょっと!!いきなりキスするなんて!!
動揺して思わず上級ID渡しちゃったし。…ちょ、ちょっとドキドキしちゃったじゃない。不覚。
気をとりなおし仕事再開。気付くと良い子は寝る時間。…眠い。
駄目だわ。寝ること以外考えられない。こりゃ家で残業かぁ。
翌日、朝一番で風呂に入って残業。
も〜、アッタマ痛…。やっと済んだわよ!どうよ、女の意地よ!!
第四使徒マトリエル
今回はこの前の戦闘が嘘みたいにあっけなく勝利。初号機、シンジ君共に無傷。
第参話 他人が働いている時間に飲むビールはタマんないわね〜。アハハハハ…。 って私もこれから仕事なのにビールはまずかったかしら。ま、いっか。 ん?誰か来たみたいね。リツコじゃない。上がって上がってぇ。 「素敵な手…。」 ヤダ!何考えてんのよ!女同士で手握りあってどうすんの。 またしてもちょっとドキドキしちゃったじゃない。 シンちゃんが出掛けて、リツコも出てったところで今日もネルフへ。 さて、これから使徒の残骸を視察するんだったわ。 回収現場から帰った私は今日こそ残業はしないと誓いお仕事開始。電卓、電卓っと…。 一息つくため自販機コーナーへ。 「あの…。」 マ、マヤちゃんに手を握られた…。だから女同士でこんな事してどうすんのよ。 頑張ったかいあって仕事も早々に終わり帰宅。 …こんばんは。 ん?アンタ、ここで何してるの? ふっふ〜ん。レイってばもうシンちゃんと仲良くなったみたいねぇ。ま、どんどん関係を発展させなさい。 翌日 第伍使徒レリエル 初号機、損害無し 零号機、小破 綾波レイ、軽傷
>>10-11 期待。
>>9 ええと、容量オーバーしてても書き込む方法があるのでしょうか?
煽りとかじゃなくてマジな質問です。
第四話 自販機コーナーでシンジ君を発見。ちょっと学校はどうしたのよ…。 ま、まぁいいわ。そういう気分の時もあるわよね。 とりあえずクマのぬいぐるみでもプレゼントしとこうかしら。 「素敵な手…。」 ってまたァ?!いや、動じない私も悪いんだけどぉ。 だって離れたりしたら失礼じゃない。リツコは親友だしぃ。 マヤちゃんに今後の事について相談された。 コレあげるから元気だして!サングラスをプレゼント。 ついでに情報収集を頼むも失敗…。 それにしても、マヤちゃんてば、なんでこんなにAT高いのかしら。 食事の代わりになる物は無いか? えっと…。碇司令? そう言われても、私には…ちょっと…。 青葉君にも今後について相談された。コレあげるから元気だして!サングラ(ry 始末書を処理した後、食堂で食事をしていると隣に司令が…!ちょっとなんで私の隣なのよ! 逃げるように食堂を後にして帰宅。 翌日 執務室で仕事をしているとやたら人が来る。仕事っ!仕事をしなさいよ、あんた達! 第六使徒サハクィエル 初号機、零号機 小破 碇シンジ、綾波レイ 軽傷
乙
乙
第伍話 朝からしつこく訪ねてくる鈴原君にSDATをプレゼント。 「よ、久しぶり。元気してたかい。」 か、加持君?久しぶりね。……。 発令書に行くと日向君に今後について相談された。コレあげるから元気だして!サングラ(ry 今日は一日仕事三昧だわ。 翌日 リツコに胸元を見られた。ちょっとヤダッ。何よいきなり。 第七使徒アルミサエル レイの活躍で無事殲滅。
第六話 「綾波です…。」 レイじゃない。シンちゃんに会いにきたのかな〜? なぁんて思ってたらテレビ見て速攻で帰っちゃうレイちゃん。 そ、それだけ?人の家を何だと思ってんのよ。 シンちゃんのATはなんだか低空飛行、いや飛んでないけど…ハァ、どうしたもんか。 とりあえず傍にいたリツコに仲良くするよう頼んどく。 仕事して意見書だして帰宅すると、リビングに鈴原君が。 私が食事している間に、彼は照明を消して帰っていった。 このガキ…何考えてんのかしら。謎だわ。 翌日 「葛城…。君が追っている真実を知りたいか?」 それよ、それっ!その言葉を待ってたの。さぁ、話してちょうだい。 アメリカ支部が消滅。怖いわねぇ、わけわかんないものを無理して使おうとするからよ。 セントラルドグマへ。駄目だわ。今持ってるIDカードじゃ…。 早速副司令にアタァック!即玉砕。諦めないわよぉ!次は司令にっ!! 自販機コーナーで待つこと数時間。やっと来たわね、司令! 喜々として話しかけるも無視される。つれないと言ってみても完全無視。…何よ。 第九使徒シャムシエル エヴァ両機共に損害なし。パイロットも無傷。
第七話 突然だけど、恋せよ少年少女達!って事でシンちゃんにはネックレス、レイには香水袋をプレゼント。 今日はこれから松代まで出張するんだったわ。参号機の起動実験、なんだけど。…弐号機は? 翌日 ペンペンがレイの胸元をのぞいてる…あぁ〜レイ怒っちゃったじゃない。しかも言い訳してるし。 「あなたに碇司令から伝言よ。」 ん〜?なんて言ってたの?リツコ。 「あなたを励まして欲しいって、私にそう言ったのよ。心配されてるじゃない?」 へ?私は別に落ち込んでなんかいないわよ?司令も何考えてんだか。 ネルフに行くと停電発生。リツコの仕業?なぁんてそんな訳ないわよ…ね? 司令に再アタック!ヤリィ、ゼーレIDゲットォ!さぁ機密を暴きまくるわよぉ! 早速ドグマへ。 …たいした収穫もなく気付くともう午前四時。はぁ、もっと頑張らなきゃね。 第九使徒アラエル エヴァ三機は小破、パイロットは軽傷
オッテュ
乙
第八話 支援兵器が到着。これで少しは楽になるといいんだけど。 間違えて偽造した京都出張計画書を加持君にプレゼント。喜んでくれてるみたい。よかったわぁ。 さてと…、今日は新しいパイロットとエヴァのお迎えね。 第拾使徒ガギエル 弐号機損害なし、アスカも負傷なし。さっすがねぇ! 第九話 今日からアスカも一緒に暮らすのよね〜。シンちゃんと仲良くやってくれるといいんだけど。 ってやだわぁ。つい夢中になっちゃって、情報収集しかしてない。し、仕事しなきゃ! 使徒襲来。見事に敗退なシンジ君にアスカ。 次の作戦はATが高いパイロット2人による同時荷重攻撃よ。 みんな、しっかりATあげときなさい! 翌日 今日も一日情報収集!のつもりだったのよ…。なんでこんなに眠いのぉ? 「加持さんにあまり目立った行動をしないように伝えてくれる?」 …あのバカ、アスカにまで心配されるなんて。 第拾壱使徒イスラフェル 今回の作戦はトウジ君とレイ。あなた達、二人にやってもらいます。 正直微妙なペアって感じだけど、だっ大丈夫よね。 エヴァは中破、パイロットは軽傷。 戦闘中に交した会話によるとトウジ君は碇司令を心の友だと思っているらしい。…どんな関係なのかしら。
乙
乙。 ミサトプレイは結構忙しいんだよな…
乙カレー。 原作アニメ見てた時は「もうちょっと心の余裕を持てミサト」と 思っていたのだが、ミサトプレイやってみた時、真面目に余裕がないということが 体感できてちょっと反省。机の上が書類で溢れるし。
乙
26 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/07/31(日) 15:52:08 ID:K9fc6sH7
ちょっと浮上させてみよう
保守
やりたいけどPSないしOTL
PS3を待つ
保守
補完される心 アスカ 私は選ばれた子供なのよ、なのにどうしてみんな私をないがしろにするの? こうなったら全ての使徒を私の手で倒して私の実力をみんなに認めさせてやるわ! 第一話 とりあえずネルフ職員のATを上げて私が戦いやすい状況を作ってもらわないとね。 てなわけで自販機前でみんなと歓談。副指令だけはわざと怒らせたりしてみる。 こーやってストレス解消もしておかないとねー。 その後終了間際の学校にも行ってフィフスにサングラスをプレゼント。 フィフスはバカシンジでしか倒せないし黒服に消してもらうのが正しいわよね? あとは適当にペンペンをからかってたところでサイレン。 さあ!私の活躍をみせてやるわ! 「さあいくよアダムの分身、そしてリリンのしもべ」 …私の弐号機がフィフスに奪われた。 もちろんAT40台のバカシンジに説得できるはずもなくフィフス殲滅。 …ま、まあこれはイベントってことでノーカンよね?
いきなりアレな出だしですなー。 続き楽しみにしてます。
第二話 とりあえずミサトにおこづかいをもらう。たった二万円ぽっちかあ。 コンビニでネルフ職員用の参考書4つ買ったらもうなくなっちゃったわ。 使徒のサンプルを見に行く。フィフスの死体…にしては妙に大きいんだけど。 思わず記念に触っちゃったわよ。 ついでに停電イベントも発生、ノーテンキなバカシンジにむかつく。 その後ネルフ職員のATを上げてたら日向さんに「ウザイ」と言われた。 …この人は今後ずっと無視しよう。 その後夜中に訪ねてくるヒカリをかわしつつ次の日にサイレン さあ今度こそマトモな使徒でしょうね! 現れたのは強力な加粒子砲を持つラミエル。 当然ポジトロンSライフルを持つのは私の弐号機! でもミサトが初号機と零号機を最前線に、弐号機を最後尾に配置したせいで 倒すのにえらい手間が掛かったわ。 結局初号機、零号機共に大破、街の損害は軽微。 そしてファーストは3日後に退院したらしいわ…
乙です この語り口好きかも。
第三話 朝からファーストが訪ねてきたから確認してみたけどやっぱり三人目だわ。 しかもおかげでATがすごい数値に! どうやら私のライバルはファーストになりそうね。 ミサトにおこづかいをもらおうとしたら朝から残業してた。 まったく、わたしを前線に配置しないから余計な仕事が増えるのよ。 ネルフに行ったらイロウル発生。 ま、こればっかりはしょうがないんでリツコさんのATを上げに行く。 …つもりだったんだけどミサトや加持さんに邪魔されてろくにAT上げられず。 リツコさんの部屋でリツコさん放置して二人で盛りあがってるかと思ったら、 私とリツコさんの会話にはしっかり割り込んでくるし。新手のイジメ? まあ、イロウルはちゃんと消滅したからいいんだけどね。 ちなみに弟7ケイジでエヴァの稼動状況をみたら 零号機が100%、初号機が74%になってた。ミサトの残業の成果かしら? でもおかげでおこづかいを貰いそびれる私…
第四話 シンジが退院してきた。見事にATが27になってたけどね。 さすがにこれじゃあエヴァを動かすこともできないだろうから少しATを上げてあげる。 アンタは戦場で私の引きたて役になってもらう予定なんだから。 そしたらミサト宛に伝言を頼まれた、「気になるって伝えて」本人隣にいるんだけど… その後珍しくヒカリに誘われて学校へ、授業後にケンスケからPDAをもらう、 「うれしーいありがとー」あとで加持さんにでもあげよっと。 家に戻ったらJAイベント発生、でも私には関係ないのよねー。
第五話 朝に加持さんがきてドグマの入り口を教えてくれた。 早速白兵技能を上げに行く私。 エヴァに乗らなくても活躍できるってこと、皆に証明してやるわ! あとやっとダミープラグができたらしい、まあどうでもいいんだけどね。 終了時間ギリギリに学校へいくと流星群イベント。 皆で流星群を見る、たまにはこういうのも悪くないカナ? 次の日イスラフェル登場、シンジは相変わらずなのでファーストとユニゾンになりそうね。 ネルフ本部で円滑な人間関係を築くと同時にATを稼ぐ私、でも日向さんは完全無視。 ふっふっふ、こないだのことをあやまるまで無視しつづけてやるわ。 と、副司令がうつむいてあるいてたのでしかりつけてやったわ。 「まず体力!その後AT!」 こんな無気力な老人が副司令ってのがダメダメよねー これが老害ってやつかしら? そしてイスラフェル戦はやはりファーストとのユニゾン。 国連にトドメを横取りされることもなくサクッと使徒殲滅。 エヴァ両機は小破。ま、司令じゃないけどこの程度なら問題ないわよね。 街の損害は軽微のままっと。
第六話 朝からドグマで訓練訓練。あー早く黒服現れないかしら? 私の華麗な活躍を早く見せてやりたいのにー。 わざとサングラスでもばらまいてやろうかしら? 白兵訓練に飽きたのでユニゾンした仲のファーストを誘って戦闘訓練。 「…あなたの言っていることに、意味が感じられない」 やっぱり天才は凡人なんかと訓練してもダメってコトね。 自販機前でリツコさんから指輪をもらった。速攻で伊吹さんにあげる私。 しばらく後に青葉さんにも指輪をもらった。 オセイボのたらい回し? 思わずそんな言葉を言いそうになった。 眠くなったので家に戻ったらヒカリが来たけど居留守を使ってやったわ。 よく夜中にも来るんだけど姉妹仲うまくいってないのかしら? そしてサイレン、さーて今回のエモノはどんなやつかしら? 今回のエモノはシャムシェル。 今回はバカシンジが前線で私とファーストがバックアップ。 そろそろ作戦に意見を言うもののまったく取り合ってもらえず。 何よ!ミサトったらシンジばっかりひいきしちゃってさ。 戦闘は私が接近戦中にファーストが絶妙な援護射撃をしてくれたおかげで損害なしでトドメを刺せたわ。 ま、まあ私一人でも余裕だったんだけど。ファースト、アンタわりとイイヤツかもね。 え?バカシンジ?前線で右往左往した挙句一度も攻撃できないという見事な引きたて役っぷりだったわよ。
おもしろい。乙です。
第七話 「雰囲気がいつもと違うな、悪くない」 あら、司令ったらいきなり朝からどうしたのかしら。 ようやく私をエースパイロットと認めて機嫌をとってるのかしら? せっかくだから上機嫌に話しかけてみる。 「私モデルにならないかってスカウトされたんですよ」 「なにッ!?本当かそれは…!?」 司令が驚くのって初めてみたかも。 この後加持さんにはヒカリについて聞かれた。もう、私というものがありながら! 思わず無視しちゃったわよ。 そしてやっとエヴァの稼働時間が延長されたわ。今までリツコさんなにしてたのかしら。 あとはなんとなくマギにハッキング。成果はイマイチだったけど。 今回の使徒はアラエル。イベントだから特に言うことはなし。 エヴァは全機小破、私とファーストは軽傷、シンジは無傷、なんかムカツク。 街の被害は中程度になっちゃったわ。
第八話 鈴原が突然ネックレスをくれた。退院祝いってやつかしら。 中学生のくせに無理しちゃって、でもまんざらでもないわね。 ネルフに行ったら黒服とすれ違った。 狙われてるのはやはりというか加持さん 「早く!」 「おおっと、何なんだ!?」 こうして私の活躍で加持さんは守られたのでした。 優秀な自分がこわいわ〜。 またドグマで鍛えた後、自販機前で歓談。もちろん日向さんは無視。 いつのまにかファーストのATが45になっていたことに驚く アンタそれでも私のライバル!?ということでATを上げてやる まあ、こないだの援護射撃の件もあるしたまには仲良くしないとね。 今回の使徒はサハクイエル。三機とも小破したけど街の被害は増えず。 イベント使徒はつまらないわねー。
乙です
おおっと乙です。がんばってつかーさい。
第九話 そういえば最近全然学校に行ってないことに気づく。 訓練するとつい忘れちゃうのよねーということで久々の登校。 ここでちょっと他人からの評価を見てみる。 なんだかみんな親愛がやたら高い、さんざん無視してる日向さんも53あるし。 司令にいたっては92もある。わたしの優秀な仕事ぶりのせいかしら? 友情はいまいち、唯一ヒカリが50を越えてるくらい、最近家にこないんだけどね 愛情は…トウジとケンスケだけ50を越えてるわ。 プレゼント貰う会話くらいしかしてないような気もするけど。 ま、高嶺の花にあこがれる気持ちもわからなくはないわね。 適当にクラスメイトと会話した後にまたドグマで訓練訓練。 家に帰って寝てたらサイレン、今回はレリエル。 結果は全機小破、レリエルは初号機が引き裂いて殲滅。 もーイベント使徒はあきたってーの。 私にエヴァで活躍する機会をよこしなさいよね!
シンジ出番無さすぎw
第十話 前回につづいて真面目な学生を演じるために学校へ。 家にもどったら心理描写イベント。 「一人でいいの、どうせ回りはバカばかり、付き合っていられないわ」 「みんなキライ、大キライ」 「でも私…嫌われたくない。一人になりたくない…」 何事もなかったかのように居間に行ったらヒカリがテレビを見てる。 せっかくだから一緒にテレビを見てたらいきなりミサトが居間の電灯を消した。 …なんのイヤガラセかしら? と、思ったら私達の後にミサトがテレビをつけた。 「私、これ好きなのよ。」 見たい番組があるならそういってくれればいいのに、意外とミサトは陰険なのね。 ついでにトウジがキスしたいとか言ってきたから私のこと好き?って聞いてみたわ。 「好きや…好き…言うとるやろ…」 「プッ…」 思わず鼻で笑っちゃったわ。でも全然へこたれないからつまんない。 これがバカシンジだったらすぐ家出とかしちゃうんだろうなあー。 ここでちょっとピンときたからプレゼントをねだってみたら指輪をくれた。 やっぱりこんなもの持ってたせいね… ついでにペンペンにもねだってみたらピアスをくれた。 誰よ?ペンギンにピアスなんてあげたのは? そしてついに強敵ゼルエルが現れたわ。 そしてまた最後尾に配置される私…もちろん意見は却下される 武器捨てて走るものの目の前でやられるファースト。 「バカ、あんたがやられることないのにっ!」 怒りにかられながらもゼルエルをノーダメージで倒す 街の被害は増えなかったけど零号機は大破、ファーストは3日後退院。 …さようなら3人目のファースト。私、アンタのことはわりと嫌いじゃなかったわ。
乙です いい感じ。
第十一話 ペンペンがミサトについて聞いてきた。 「もう、駄目なヤツよ〜。そんなに気になるの?」 やっぱりミサトは駄目なヤツなのねと再確認する私。 陰険だし、作戦はいまいちだし。というかミサトのせいで3人目のファーストが… そして4人目のファーストが来訪、おもわず目を背けてしまったりつまようじを取ってきてもらったりする私。 落ちついて…動揺をみせないようにしなくちゃ… 学校へ行った後帰宅したらミサトの昇進イベント。 こんな駄目な作戦担当でも昇進できるなんてね。優秀な部下に感謝しなさいよ。 次の日、ファーストが司令から私宛の伝言を伝えにきた。 「元気になってって、そう言ってたわ。」 驚いた、さすがに司令ともなると私が3人目のファーストのことを引きずってるのがわかるのね。 その後ヒカリがキスしたいといってくる。私のこと好き? 「う、うん。好き…」 「プッ…」 また鼻で笑う私。だって同姓で好きって言われてもねえ〜 そして夜中にサイレン、現れたのはサンダルフォン 殲滅したものの弐号機は中破、私は軽傷。 ちょっと油断した…のかな?
弟十二話 前回の使徒から3日後、病院で寝てたら使徒襲来。 随分と間が短いわね。だれかが予定をくり上げてるのかしら? 現れたのは紐もどきの使徒、アルミサエル。 「こうしちゃいられないわ、早くいかなくちゃ!」 もしあの二人に私抜きで活躍なんかされた日には、私はまたないがしろにされる。 そんなのはイヤ!絶対にイヤ! ケイジに急いだら司令が待っていた。行かせてください!私に活躍のチャンスを下さい! 配置は後方だけど遅れてきたんだからしょうがない。武器を捨てて走る私の弐号機。 零号機はまたしても大破。そして初号機、暴走。 まずい!このままじゃ初号機に倒されてしまう! 「な、何だよこれ…何か、何かが入ってくるよ…」 「助けて…僕の体が…どうしてこんなに…、ねぇ、だ、誰か助けてェ…」 「ごめんなさい…」 「ねぇ…僕は助かるの…?ねぇ…」 閃光 零号機は大破。 初号機はロスト。 ファーストは5人目に… シンジは…帰らぬ人になった…
>>50 乙カレー。
その後バイオリンイベント見たら号泣物だ。
それにしても、暴走中でも負けたりするんだなぁ(´・ω・`)
漏れも量産機戦で暴走したけど普通に戦闘負けてた。
まぁ、こっちは普通に4号機で戦闘してたけどね。
第十三話(前編) 街が壊滅したために今日から本部住まいになった。ヒカリ達は疎開していったのだろう。 もう会うことはできないかもしれない、私はそう思い始めていた。 ケイジに行く、でもそこに初号機の姿はない。 私はいたたまれなくなって一度本部の外に出た。 こんなときこそ私がしっかりしなきゃ!気分を入れ替えて本部に戻ろう。 と、また黒服をみかける、狙われてるのは5人目のファースト。 「どうしたの?」 「アンタ、狙われてるわ。いい、気をつけるのよ!!」 これ以上ファーストのナンバーを更新させるわけにはいかない! 食堂でリツコさんに遊びに行こうと誘われる。 「街で見たら声をかけて下さい!」 使徒がいなくなって街が復興したら…その時は思いっきり遊ぼう。 その後は食堂に人が集まったので歓談、みんないつまでも暗いままじゃいられないしね。 でも日向さんは避けてしまう、今まで無視し続けてきたから今更接するのがコワイ…
第十三話〈後編) 夜中に使徒襲来、クモもどきのマトリエルね。 にしても今回は最初から使徒がゼロエリアのすぐそばに来てる。 …にもかかわらず私は使徒がいるエリアから遠くに配置されてるのはどういうこと? もちろん意見を言う。 「そうね…別のプランもあるのよ。説明するわ。」 …私の武器がマステマからデュアルソーになっただけなんだけど。 エヴァの修理が終わってないせいかミサトの配置が悪いせいかあっさりジオフロントに侵入された。く、屈辱だわ! ジオフロントまで撤退する私とファースト、ここで必ず仕留めてやるわ! あっさりかわされて本部まで直行された。せめてレーダーマップがあれば… だめなの?もう私の力じゃだめなの? 「副司令は私が守ります」 「レイ!何をするつもりだ!自爆するつもりか!」 「さよなら…」 閃光 零号機は…ロスト ファーストは6人目に…
綾波死にまくりだなw
>こうなったら全ての使徒を私の手で倒して もうむりぽ
すげえww こういうゲームなのかwほしくなってきた
第十四話 とうとうエヴァは私の弐号機のみ。 当初の目的だった全使徒を私の手で倒すことはとっくに失敗してるのに悔しさは感じない。 そんなことにこだわっていた昔の自分が少しイヤになる。 結局シンジやファースト達がいないと寂しいってことね。 どうして私って、いなくなってから気がつくんだろう… 加持さんがドイツ出張計画書をくれた。なんでこんな大変な時に?って最初は思ったけど。 きっと私の弐号機を修理する時間稼ぎのためね。 マヤさんからはネックレスをもらった、私を元気づけようとしてくれてるのかな? 二人の気持ちに応えるために笑顔を作る私。そうよ、うじうじしてなんかいられないわ! ずっと無視し続けた日向さんに視線を送ってみる。 日向さんは微笑んでくれた。今まで無視し続けてごめんなさい。 遅すぎるかもしれないけど、これからは日向さんとも仲良くしていきたいと思う。 そして夜中にサイレン、出てきたのは二つの顔を持つ使徒、サキエル。 ジオフロントまで侵入されたものの無傷で殲滅。 一機しかないエヴァをアンタなんかに傷つけられるわけにはいかないのよ!
何か・・・本当に泣けてきた。 漏れらは最後までアスカとおまいを見守ってます。
最終話(前編) 今日は明かに様子がおかしい、みんな妙に慌ただしい。 サイレンが鳴り始める、敵襲かとおもったら銃を持った連中が私を狙ってきた! そして誰かの銃に助けられる。マヤさん? 「無事だったのね、ここは危険よ、走って!」 マヤさんの話によると戦自がネルフを占拠するために侵攻してきたということ。 しかもエヴァ量産機を9機も投入してきたらしい。そして私に戦えという。 「だって9機って…」 「私は知ってるわ。あなたがどんなに優れたパイロットなのかを。」 「ごめんね…あとは一人で行ってね…ごめんね…」 「勝ってくるわよ。勝利して、また帰ってくるわよ。」 マヤさんは私をケイジに送るために死んだ… マヤさんは私を優秀なパイロットだと言ってくれた。 それは昔のわたしがずっと求めてたコトバ。 でも昔の私ならどうせ私の機嫌をとるためのコトバって心の奥では疑っただろうなあ。 ありがとう、今なら素直にそう言える。 そして、ごめんなさい…私は心の中でそうつぶやいた。 エヴァ弐号機起動、敵のエヴァ量産機は9機。 たとえ一人だって勝ってみせる! 混戦の末、全機を殲滅する。おかしい、いくらなんでも全機が一撃で倒せるはずはない。 と…オペレーターの女性が何か言ってる。
最終話(後編) なッ!?倒した全機が再起動!しかも性能が前より上がってる!? だけど…やってみせるッ!マヤさんとの約束を守るためにも! 使徒との戦いで死んだシンジやファースト達のためにも! 最後の量産機が十字架の光を放つ、それもやがて消え去った。 私がかつて求め続けたエースパイロットとしての活躍。 それをなした私は高揚感もなく、妙におだやかな気分だった。 こんなに優しい気持ちでいられるなんて不思議。 あいつらとの…ううん、みんなとの付き合いが私を変えたのかしら? 私は満ち足りた気分で目を閉じた。 「かえりましょう…」 ファーストの声が聞こえる…目を開けるとそこにはロストした初号機の姿があった。 そこにファースト達が、シンジが、マヤさんが、加持さんが、そしてみんながそこにいた。 みんなみんな、私と共にあるのね。 やがてもう一度目を閉じ、私は素直な気持ちでコトバを発する。 今、私がみんなに一番言いたいコトバ。 そしてファーストも、私と同じコトバを発していた。 「ありがとう」 <終劇>
>>60 乙!面白かったです。
初号機&零号機ロスト、たった一機で量産機戦…燃えますた。
参号機出るかな?と思ってたんだけど、出なかったのはちょっと意外。
乙です おめでとう。
>>60 おめでとう
>>61 参号機が出なかったのは都市壊滅しちゃったからね
本当はもっとAIをシリアスモードにして参号機のイベントを起こさないといけなかった
64 :
60 :2005/09/03(土) 00:01:22 ID:???
あとがき、のようなもの
久々にエヴァ2をやりたくなったのでせっかくだからと初めてリプレイを書いてみました。
しかし最初はお気楽に最強チルドレンの活躍を面白おかしく書いていこうと思ってたのに、
後半が原作ばりの悲劇方面に行くことになってしまうとは…
まあなかなか自分の思いどうりにはいかないからこそ面白いんですけどね。
読んでくれた方やレスをくれた方へこのコトバを、「ありがとう」
>>51 まあ暴走状態でも合体攻撃を受けたら一撃ですからしょうがないかと。
シンジ死亡中のバイオリンイベントは…いつかは見れるかなあ?
>>61 >>63 実は参号機の存在を完全に忘れてました。
サキエルが第拾六使徒だったときに最後の使徒は誰だろう?
と、攻略本を読んで参号機とバルディエルを思い出す始末。
今思うと参号機を出していれば後半の悲劇方面は阻止できたような気もします。
ついでにJA改は街が壊滅状態だと出ないのも忘れてました。
アスカと時田の会話を期待してただけにかなりザンネン。
よかった、また書いてください。
面白かったです。またよろしく。
司令サイコー
おもしろかった
新作期待age
期待待ち
ゲンドウでやっているのだけど、予想外の事が多すぎる シンジと仲良くなりたいのに、ネルフ施設になかなか来ないし話しかけたら無視され なぜかアスカ→ゲンドウの愛情が50超えたり、マヤからの視線がものすごい。 レイにシンジの印象を聞いてみると「ダメな印象しかない」とか言われる 量産型までたどりつけるのか?
>>60 おもしろかったっす。
次のキャラの待ってますw
アスカプレイでマヤとキスしてしまった俺が来ましたよ
保守がてら。 カヲルプレイで加治さんにHな本を渡される。 いらないと断ると「何かの役に立つから」と言って渡そうとしてくる。 加治さん・・・大人なんだから健全な青少年にそんな物無理矢理渡すなよW
男にしか興味ないカヲル君を更生させようとしてくれてる と、脳内補完するべし
>>73 遅レスだが、NPCシンジは朝から学校→ミサトのマンションみたいな
ヒッキー行動を取りやすいから、ゲンドウだと会いづらいんだよね。
携帯電話で状況確認して、朝から学校行っちゃってたらリセットするのも手。
あと、レイと仲良くさせて、レイのマンションで待ち伏せするとか(w
>>78 レイと仲良くさせて待ち伏せと言うのは盲点でした
ためさせていただきますw
おつ
また誰か書いてくれないかな。
まち
ほ主
↓じゃ久しぶりにリプレイ投下してみる。 使用シナリオは「レイ、心の向こうに」。 一応原作にそこそこ近めの性格設定のつもりで現在またーりプレイ中。
第壱話「レイ、心の向こうに」 「レイ、いる?」 私の意識に飛び込んできたのは、インターホンから流れる女性の声。 そうだ、私は、綾波レイ。エヴァンゲリオン零号機パイロット。 起き上がり、玄関のドアを開ける。赤木博士が遠慮なく部屋の中へと入ってくる。 「あのね、尋ねたいことがあるのよ。今の気分は…どう?」 事務的な会話。私はありのままを答える。私は実験体。エヴァを動かすために造られた存在。 感情さえも無機質なデータの塊にすぎない、はずだった…。 その日、私の足は第七ケージへと向かっていた。人の多いところは嫌い。静かなところが好き。 背後の鋭い金属音に振り向くと、碇司令がブリッジを渡ってこちらへ近づいてくるところだった。 司令は鋭い視線を投げかけながら、私にある問いを発した。 「シンジは、どういった人物だ?」 「駄目な人だと思います」 私は即答した。彼の存在は私の中で何の意味も持っていなかった。 「そうか」 碇司令は微笑んだ。そう、司令の幸せこそが私の幸せ。 その時、ケージに葛城三佐が入ってきて司令に話しかけはじめた。作業の打ち合わせなのだろう。 仕事の邪魔をしてはいけないと、その場をそっと離れかけた私の目に飛び込んできたのは、 碇 司 令 に 抱 き つ い て い る 葛城三佐の姿だった…。 あまりにも突然の情事に、思わず「一体何をしているんですか?」と聞くと、 「邪魔しないでよ!」と私にくってかかる葛城三佐。 碇司令は私の味方だと思ったのに、なぜか葛城三佐と同様の文句を私に投げかけてくる。 …私、そんなに邪魔者だったの? 第伍使徒、レリエル。初号機、零号機小破。被害軽微。 ディラックの海に飲み込まれた碇君は1日の入院で済んで、私のほうは6日入院…。 一体戦闘中、私に何があったの…? ケージでの出来事といい、もう、何が何だかわからない…。
第弐話「すべてこの夏のこの一日から」 朝からいきなり、碇司令が私の部屋にやってくる。 事務的なことを口にするばかりで、この前の葛城さんとのことは何一つ話そうとしない…。 それにしても、碇司令がいたほんの30分ほどの間に青葉ニ尉が4回、 鈴原君が3回もインターホンをしつこく鳴らして押し入ってこようとしたのは…正直嫌…。 ネルフ本部に逃亡すると、自販機前で青葉さんがまたしつこく話しかけてきた…正直すごく嫌…。 でも一つだけ気になったのは、青葉さんの「シンジ君も心のケアが必要だな」という台詞。 次の日、久しぶりに学校へ行ってみると、放課後、碇君が廊下で話しかけてきた。 「退院したんだ。もう大丈夫?」 昨日、青葉さんから聞いた話だと、碇君はディラックの海の中に長時間閉じ込められて 想像を絶する精神的ダメージを受けたはずなのに…私のことを心配してくれるの? 第六使徒、マトリエル。 赤木博士がエヴァの稼働時間を延長してくれたことを生かして、途中でケーブルを切断。 一気に背後を取って、パレットガンで攻撃しながらATフィールドを中和する。 だが、使徒もこちらの動きに合わせて素早く旋回を開始。ミドルキックで何とか振り払うものの、 零号機の背中はビルへ押し付けられる。私は逃げ場を失った。 使徒が強力な酸を私へ振り掛けようとした刹那。爆音が轟いた。 初号機のポジトロンライフルが、背後から狙いたがわず使徒を射抜いたのだ。 使徒はこの新たな存在のほうへ興味を持ったらしく、私を後回しにして、初号機のほうへと 進路を変えた。酸が初号機に浴びせられ、じゅっという音と共に辺りに薄く煙が充満する。碇君! しかし、碇君は冷静だった。再発射されるポジトロンライフル。 その一発がとどめとなり、マトリエルは活動を停止した。 エヴァ初号機、小破。被害軽微。 駄目な人だなんて言って…ごめんなさい…。
イイヨイイヨー
第参話「いつか、決して」 学校で、文化祭があった。私は会計。バザーをやって、売り上げは18万とちょっと。 そういえば、こういう学校行事に参加したのは初めて…。 クラスメイトにも、授業にも全然関心はなかったけれど、今は少しだけ私の内面が 変化しているのを感じる。原因はそう、きっと…。 次の日。学校へまた行くと、とんでもない事件が起こってしまった。 がつん。出会い頭に誰かと勢いよく衝突し、私の意識は一瞬暗くなった。 ……ぽた……ぽた……。赤いものが私の顔から零れ落ちる。 これが……鼻血……? 転んだの……私? そして、気がつくと私を心配そうに見下ろしている、碇君の、顔。 碇君は保健室まで私を連れて行ってくれた。声には出せなかったけれど、ありがとう…。 でも恥ずかしくて自爆してしまいたいのも事実…。 第七使徒、ラミエル。 私はポジトロン・Sで狙撃役を任された。じっくり使徒を引きつけてから撃つはずだったのに 碇君の初号機はずんずんと使徒に向かっていった。待って、正面から行ってはだめ! 慌てて私も零号機を動かして、急遽射角を変える。が、ポジトロン・Sはあまりにも重過ぎた。 使徒の中心に光が収束し、強力な加粒子砲が初号機のシールドに襲い掛かる。 ニ発目の攻撃で、シールドは単なる屑鉄と化し、三発目は、初号機本体を貫いた。 ポジトロン・Sはまだラミエルを捉えられない。焦りが走る。 すると突然、ぐったりと立ち尽くしていた初号機が不意に唸りを上げ、ラミエルへ突進していった。 業を煮やした碇司令がダミープラグを使用したのだ…でもあの中にはまだ、碇君が乗っている! 初号機にはもう、使徒の攻撃に耐えうる力は残されていないはず…。もがくように攻撃を続けている。 震えそうになる指先を抑えながら、私はトリガーを引いた。ポジトロン・Sから放たれる一条の光。 ……使徒は沈黙し、ゆっくりとビルの谷間へ落下していった。 エヴァ初号機、大破。パイロット意識不明。被害中規模。 碇君…碇君!
>恥ずかしくて自爆してしまいたい ワロタw
ゲンドウ×ミサトか・・・ 凄いカップリングだ。
おぉ、久々のリプレイだ! 序盤からなかなかオイシイ展開になっていますな
第四話「俺には口が無い、それでも俺は叫ぶ」 第三新東京市は、いつもと変わらない日々。 太平洋上に第八使徒が現れて、たまたま居合わせた弐号機とセカンド・チルドレンが 見事撃破したという情報が入る…。 碇君は無事に退院したそう。本当によかった…。 第伍話「かくて神々は笑いき」(前編) 朝、私の部屋をノックしたのは、意外な人物だった。委員長の洞木さん。 前回学校へ行かなかったから、心配して来てくれたのだろうか…。少し嬉しい。 思い切って、ある質問をしてみる。 「碇君て…どういう人だと思う?」 「不器用な人だと思うわ」 洞木さんは明快に答えた。 私も…そう思う。 前回の戦闘で、彼がどうして単身で敵の加粒子砲の前に特攻していったのか。 きっと碇君は、お父さん…碇司令に認められたくて、一人で戦果を上げようと気負ったのに違いない。 学校へ行くと、転校生がいた。セカンド・チルドレン。弐号機パイロット。 惣流・アスカ・ラングレーというその人は、快活にこちらに話しかけてきた。 「新しいパイロットが来るんですってね」 …新しいパイロット…まさか参号機? しかし新しいパイロットは、意外なところから現れた。 ネルフへ行く途中、摩訶不思議な歌をうたいながら…不思議な人。 「僕はカヲル。渚カヲル。君と同じ、選ばれた子供さ」 そう、あなたがフィフス・チルドレン…。 私と同じ存在。私と同じだった存在……でも、あなたは実は、少し音痴だと思う……。
第伍話「かくて神々は笑いき」(後編) 第七ケイジで、完璧に修復された初号機を見つめる。気づくと、後ろにセカンドが立っていた。 「聞きたいことがあるの。今、何をしたい気分?」 …少し、馴れ馴れしい人…。 「パイロットとして努力をしていきたいわ」 「本当に?」 疑わしそうなセカンド。 「本当よ」 ラミエル戦で、ポジトロン・Sを必死に構えながら、私は気づいたの。 今までの私の戦いは、碇司令に褒められるため。碇司令に私を必要としてもらうためだけの 「作業」であり「仕事」にすぎなかったと…。 でも、あの時初めて、私は誰かを守ろうとして戦っていた。壊れかけた初号機を…碇君を…。 第九使徒、シャムシェル。初めての、エヴァ三体での出撃。 碇君はポジトロン・Sを構えている。私とセカンドはパレットライフルを携えて走る。 セカンドはせっかちに、使徒にプログナイフを突き立てて奮戦している。 でも、先発隊の私たちの役目は、使徒を倒すことじゃない…このままでは弐号機が危ない。 そっと後ろを振り返って、初号機を見る。 確実にポジトロン・Sが狙いを定めつつあることを確認すると、私は一気に使徒へ駆け寄る。 エヴァと使徒とのATフィールドがせめぎあい、中和され、やがてふっと完全に消滅した。 使徒の攻撃は、私の零号機へと向かう…一撃喰らったけれど、まだ大丈夫。 碇君! 撃って! …そして、ポジトロン・Sから放たれた光は、使徒を見事に貫いた。 「目標、沈黙しました!」 本部からの通信が響く。 私も前は、ただ一人のパイロット、零号機操縦者として何もかも一人で背負い込もうとしていた。 マトリエル戦でケーブルを切断してまで飛び出してしまったのも、そのせい。 でもその時……碇君が後ろから援護射撃して助けてくれて、わかったの。 味方を信じることの大切さを。私たちは決して、一人で戦っているわけではないことを。 零号機、弐号機、中破。私とセカンドは軽傷。被害、中規模。
GJ!!音痴ネタキタコレww
第六話「つぎの番」 第拾使徒、イスラフェル。初号機と弐号機が出撃したものの、散々にやられてしまったみたい…。 次は大丈夫なのかしら…? そんなことを考えながら下校しようとすると、廊下で碇君に呼び止められた。 「ちょっと、これ見てくれる?」 マグカップ…可愛い…。 「これはね、僕からのプレゼント」 どぎまぎしながら、私はそっとそのマグカップを受け取った。 素直に「ありがとう」って言えて良かった…。 これから缶コーヒーでも緑茶でも黒マムシドリンクでも、このマグカップに注いで飲むわ…。 次の日。 「今回のパイロットは、レイ。シンジ君。あなた達二人にやってもらいます」 え…碇君と、私、が…? セカンドではなく…?? 二体に分離した使徒は、ユニゾンで攻撃を繰り出してくる。 実際に見ると、モニターの前で観戦していた時より素早く感じるけれど…。 大丈夫。碇君がそばにいるもの。 落ち着いて使徒の攻撃を防御しながら、私たちは接近戦で的確にダメージを与えていった。 そして…。 再合体しようとした使徒。 零号機と初号機は空高く舞い上がり、見事なツープラトンキックでとどめを刺した。 碇君はセカンドとの訓練が無駄になっちゃって残念だったかもしれなかったけれど… 私……実は、嬉しかった…。 零号機、初号機、中破。私と碇君は軽傷。被害、中規模。
オッテュ
凸 国連軍支援
第七話「ガラスの子鬼が砕ける時」(前編) 目覚めた朝。どこか、懐かしい声がドアの外から響いてきた。 「ファースト…僕だよ」 フィフス・チルドレン。渚カヲル。 私たちは狭い部屋の中で向かい合った。 彼の瞳を見つめると、不思議な懐かしさが私を充たした…。 「相談があるの……私たち…これからどう生きていけばいいと思う?」 「人類は、とても微妙な局面に立たされているね」 いつになく、硬い表情で答えるフィフス。 私の中に芽生えつつある感情……そしてフィフス、あなたがこれから始めようとしていること…… どちらも、これからの未来を変えうる可能性に満たされている……。 「…あなたは今、何をしたい気分なの?」 「気の合う人と、一緒に時間を過ごしたいと思っているよ」 ここで初めてにっこり微笑むと、フィフスは私の部屋を去っていった。 ネルフの第七ケイジで、初号機を見つめる。 偶然、碇君がケイジの入り口からひょっこりと顔を覗かせた。 「…戦闘訓練を一緒にしない?」 私は碇君を誘って、戦闘訓練を始めた。彼もこのメニューが気に入ったらしく、 一度終わった後もまた「ねえ、戦闘訓練しない?」と向こうから言ってきたほどだった。 ……そして、時が…来た。
第七話「ガラスの子鬼が砕ける時」(後編) 「さあ行くよ。おいで、アダムの分身。そして、リリンのしもべ」 無人のはずの弐号機が、夢から覚めたようにゆっくり動き出す。 弐号機を従え、静かに地下へ降りてゆくのは…フィフス、今はタブリス。私と同じだった存在。 「裏切ったな!! 僕の気持ちを裏切ったな!! 父さんと同じに裏切ったんだ!!」 碇君の絶望が、私の心にも伝わってくる。 でもそれは違う…フィフスは、裏切ってなんかいない。彼は、永遠ではなく、限られた生に…… ──「気の合う人と、一緒に時間を過ごしたいと思っているよ」 そう、ヒトとヒトとの関わりの中に、自らを見出したのだ…。 戦闘訓練の効果もあってか、あっさり倒される弐号機。 その間にも、フィフスはヘブンズ・ドアを開き、最深部へと進んでゆく。 しかし、そこに鎮座していたのは……アダムではなく、リリス。裏切られたのは、フィフスのほう。 そして……初号機の手にすっぽりと握られるフィフス。 「自らの死、それが唯一の絶対的自由なんだ」「何を・・・カヲル君」 私は、遥か上から全てを見届けていた。碇君の困惑。フィフスの遺言。 こちらを見上げたフィフスと、一瞬目が合った。彼は少しだけ微笑んでみせた。 ……初号機の手の圧力が増した瞬間、何ともやりきれない音がドグマ内にこだました。 そう、ガラスの小鬼が砕けるような……悲しい、音……。 初号機、小破。碇君は軽傷。
第八話「溢れよ、我が涙と警官は言った」 最近は、碇君と戦闘訓練をすることが多くなった。 今日は思いきって、訓練が終わった後、「これ…私からのプレゼント」と サンドイッチとコーヒーを差し入れしてみた。 …夜遅くなってしまって、お腹…空いているんじゃないかと、思って…。 碇君は喜んでくれた……嬉しい……。 第拾弐使徒、ゼルエル。 零号機は、この間到着した支援兵器・マステマ。初号機は強化シールド。 弐号機はこれも支援兵器の、デュアルソー。うまく使いこなせるといいけれど…。 いけない! セカンドが、また敵の前へ走り出した! 「これでも喰らえ!」 攻撃を受けながら、セカンドは威勢よくデュアルソーを振り回す。 しかし、使徒の眼状部分から発射される光線は、今までにないほど強力なものだった。 「きゃあああああああああ!!」 破壊された弐号機。セカンドの悲鳴。 「…あとは任せて」 あなたが使徒に与えてくれたダメージ、無駄にはしない。 碇君にATフィールドを中和してもらい、私は安全な距離からマステマを発射する。 マステマ再発射までの待機時間中も、碇君は強化シールドの脇から、器用にプログナイフで 使徒に攻撃を加える……碇君、本当に前とは、見違えるよう……。 戦闘訓練の効果って、結構すごいのね……。 最後は私がマステマで使徒を斬り、碇君がナイフでとどめを刺した。 弐号機、大破。セカンドは意識不明の重体。被害、中規模。
オッテュ
第九話「ささやかな遺産」 ゼーレ……フィフスを送りこんできたあの機関の、不穏な動きが伝わってきた。 ……「見せしめが必要だ」 老人達の一人が、そう発言した。 ラミエル戦でのダミープラグ使用が、彼らの怒りへと繋がったみたい…。 ……これから、どうなるのかしら……私が殺されて、三人目になってしまうのかしら……? フィフスの一件があって以来、碇君が学校に来なくなったのでちょっと心配。 初めて彼が住んでいるマンションを訪れてみることにする。 「今からチョッチ出張なのよ〜」 葛城一尉とすれ違った。 後にその出張先で、JAという新型巨大陸戦兵器が暴走して大変だったと聞いた…。 彼女はJAに単身乗り込み、ぎりぎりのところで停止させたそう。 ……少しだけ、見直したわ……。 でも近頃、ネルフ本部で、碇司令と二人きりで部屋にこもってばかりなのは やっぱりどうかと思う…。 二人がいつも(たぶんいちゃいちゃしている)部屋は赤木博士の研究室なんだけれど…… 赤木博士に、少し同情するわ……あんなこと横でされて、研究、できないもの……。
第拾話「そして私は失われた道をたどり、この場所を見いだした」 碇君、まだ学校に来ない…。 放課後にマンションに寄ってみる。 「あっ、あがってよ」 笑顔で迎えてくれる碇君。よかった、だいぶ元気になったみたい…。 居間のテーブルの前に座る碇君。私もなんとなく、横に座る。 すると碇君は、食事を始めた。どうしよう、持ってきたサンドイッチでも食べようかしら…? そんな私の戸惑いを察したのか、 「余りものだけど、よかったら食べなよ」 と、彼は自分と同じ食事をすすめてくれた。二人で並んで食事するだなんて、初めて…。 食後もそのまま雑談したり、特にイベントがあるわけではなかったけれど、楽しい一日だった…。 私が見いだした場所。それは、碇君の隣なのね、きっと……。 第拾参使徒、サキエル。 前回とは逆で、私は強化シールド。碇君はマステマを使うよう指示された。 弐号機がいないのは辛いけれど…しっかりしなくては。 強化シールドの利点を生かし、私は使徒と接近戦を試みる。攻撃を引きつけ、ATフィールド中和。 碇君は使徒の後ろに回りこんで、マステマを撃ち続ける。 強化シールドが砕かれた次の瞬間、私はフロントキックで使徒のコアを破壊した。 私たちのコンビネーション……完璧ね……。 エヴァ、パイロット、ともに損害無し。被害、中規模。
アスカのリプレイでも書いてみようと思うんだが需要ある・・かな?
>>105 書いてほしいけど、今レイのが進行中だから終わるのを待ってからでも遅くはないと思う。
支援するから書き溜めておいてね。
>>106 うぃ。それはもちろん。
んじゃ書き溜めておきますね。
第拾壱話「光あれ」 葛城一尉が浅間山火口の見学に行くのに合わせて、突然温泉旅行…。 メンバーは葛城一尉に私、そして碇君だけ……隣の男湯に碇君がいるかと思うと ちょっと、新婚旅行みたい…なんて浮かれたことを考えてしまった……。 翌日、学校で碇君からまたプレゼント。SDAT。 碇君の好きな曲がたくさん入っているみたい。嬉しい…アイドル系だろうと J-POPだろうとクラシックだろうとジャズだろうと、この中に入っている曲は何度も聴くわ…。 第拾四使徒、アルミサエル。 「接近戦は危険よ!」と言っておきながら、葛城一尉が決めた装備は、 零号機に強化シールド。初号機にデュアルソー。 って、どう考えても接近戦しかできない装備……矛盾してるわ……。 初めて「これでは使徒を倒せないわ」と作戦に反対してみたけれど、 「パイロットの安全のことを考えると、この作戦がベストなのよ」と一笑に付されてしまった。 もうだめ……こうなったら……私は覚悟を決めた。 碇君、あなたは死なないわ。私が守るから。 驚異的な速さでゼロエリアへ侵攻してゆく使徒。軽量な零号機でさえも、追いつくのがやっと。 反面それは、使徒の背後を取りやすいということも意味する。ここに賭けるしかない…。 ミドルキック。チョップ。ちょっとずつ、ちょっとずつ、相手の耐久力を削ってゆく。 鞭のようにしなる使徒の攻撃を受けるたび、零号機の内部にも激しい震動が襲う。 「シールド、破壊されました!」 落ち着いて。あと一撃で、決める。 私はプログナイフを素早く取り出し、使徒を横に薙ぎ払った。 「目標、殲滅されました!」 通信を聴きながら、私は今までにない深い安堵感に包まれていた……。 エヴァ、パイロット、ともに損害なし。被害、中規模。
第拾弐話「残酷な方程式」(前編) 碇君のそばにいること。パイロットとして生きること。 それが私の存在意義だと思っていた…。 学校は閉鎖されて……クラスメイト達もみんないなくなってしまった……。 ……もう、使徒は現れないことを私は知っている……。 碇君は相変わらず戦闘訓練に誘ってくれるけれど、その事実を告げられない私…。 だってエヴァのパイロットでなければ、碇君と一緒にいられないもの。 迫りくる終わりを前に、私はある夜、彼の住むマンションを訪れた。 いつものように笑顔で迎えてくれる碇君。 珍しく、碇君の部屋に通される。真夜中。灯りの消えたベッドルーム。二人きり。 こ、これは……。今までにない雰囲気に、なんとなく黙りこくる私たち。 碇君にとって……私は何? 答えを聞くのが怖くて、勇気が出なくて、今まで何もできなかったけれど…… これが……私の、気持ち…… 私は……彼に、そっと抱きついた。 答えて、碇君……。 …………「どうしたの、息が荒いよ。ほら、これで汗吹いて」 い、碇君……!! 「私がこんなことしても、何も、感じないのね……」 私は、押し潰された心を抱えたまま、真夜中のマンションを後にした……。
第拾弐話「残酷な方程式」(後編) 私は鬱々として自分のマンションへ篭っていた。 しかし時は満ちる。終わりの時が。更なる、始まりの時が。 私は、辛い決断を下さねばならなかった。 「いよいよその時が来た。さあ行こう、レイ」 一糸纏わぬ私の前に立つ碇司令。 「はい…」 私は、司令の言葉に従った。 ……私の選択。 それは、補完計画を発動させ、彼女……ユイさんを今一度この世界に呼び戻すこと。 碇君が私にやけに接近していた理由……昨日のあの事で、全てわかった……。 彼は、「恋人」ではなく「母親」を求め続けていたのだ。 碇ユイ。E計画の実験事故で失われ、初号機に今も宿る彼女を…。 私の体は、彼女のデータをサルベージして構成されたもの。 本能的に、碇君が私の中に「母親」を見つけてしまったのは、むしろ自然なことだったんだわ…。 巨大化したリリス=私は、ゆっくり地球を包んでいった。人々がLCLの海へと還ってゆく。 魂の補完が、始まった。 溶け合う心と心の中、浜辺で、幼い姿の碇君を膝枕しているユイさんが見えた……。 碇君。私の愛した人……さようなら……そして、ありがとう……。 【終劇】
GJ
GJ けど、なんか切ない
オッテュ
乙です 悲しいね。
この悲しいやるせない雰囲気なんとかしてくれ 出番だ105さん
116 :
110 :2005/10/02(日) 18:57:36 ID:???
ごめん、あとがきっちゅーか弁解。 実は、スタート時の筋書きは「シリアスムード→徐々に碇司令から自立→TV版エンドでハッピー」。 が、壱話目のミサト×ゲンドウ事件で一気にぶち壊しに。 一旦始めたら基本的にノーリセット方針なので、そのまま爆走したのがこのリプレイです。 またーり職員生活を楽しもうと日向で始めた時は、壱話でいきなりミサトから情報収集頼まれて 一気にシリアス化して暗くなるし(前スレの後半に投下)なかなか思いどおりには行かないもんですな。 そして最終話ではシンジの大馬鹿行動が炸裂。超LRSな流れでこれを無視しては通れないと悩み、 レイというキャラと、物語の流れを考えて結局こういう結末にしますた。 超長文につきあってくれて支援してくれた皆、心からありがとう。 哀しくなった人、本当にごめん……orz 次、105さんのリプレイ期待してます。 ・壱話でミサトのことを「三佐」と呼んでたのは間違いですた(昇進前だから一尉) ・第伍使徒から始まったんだが、ひょっとしてこのシナリオ、サハクィエルとかは殲滅済みだっけ? ・LAS展開になって三角関係も期待してたんだが、アスカの影が薄すぎて断念 ・実は最終話で青葉が暗殺されてた
>>116 お疲れ様でした。後半は切なくてエヴァっぽいなぁと思いました
自分も精一杯頑張るので皆さんよろしくお願いします。
使用シナリオは『アスカ、来日』です
第一話 『アスカ、来日』
「ヘロ〜ォミサト!ひっさしぶりじゃない。元気してた?」
「もち元気よ、あなたも元気そうね!ようこそ日本へ」
「彼女がエヴァ弐号機パイロット、惣流・アスカ・ラングレーよ。』
そう、私は惣流・アスカ・ラングレー。
小さいころからずっとパイロットとしての訓練を受けてきた。
エヴァだって実戦用に作られた
人類初の本物のエヴァンゲリオンなんだから!
で、この冴えない子は何よ?
「よろしく・・・僕は碇シンジ。君と同じ初号機パイロットなんだ。・・・一応」
「ハァー?あんたが?噂のサードチルドレン?」
私は心底信じられなかった。
訓練もまともにしてない素人、その上こんなにトロそーな奴に
使徒が3体も倒されるだなんて。今までの使徒はよほど腑抜けていたようね。
でも私が来たからにはもう安心よ!私がどんな使徒だろうと倒してやるわ!!
早速使徒も来たわね!サードに私の華麗な操縦テクを見せ付けてやるわ!!
第6使徒 ガギエル
足が滑ってB型装備で海に落ちちゃって大変な目にあっちゃったけど
国連軍のアシストで使徒を殲滅することに成功したわ。
でも・・・私は使徒の口をこじ開けただけ・・・
今度こそ私が使徒を圧倒してやるんだから!
見てなさい!サードチルドレン!!
エヴァ・パイロット共に損害なし。
第二話 光あれ 日本に来てからもだいぶ経ちようやく生活に慣れてきた。 朝っぱらから三馬鹿トリオが勢ぞろいで疲れるったらありゃしない。 無視しつつネルフへ。 ダミープラグをリツコさんが開発したらしい。まぁ私には関係ないんだけど。 日課のシンクロテストをマヤさんに頼む。 『安定した数値のようです』とマヤさん。ま、当然よね。 風呂に入ってさっぱりしてから学校へ。 あの鈴原が『わい、100点とったんや〜』といって自慢していた。 『え!?うそ、ほんとなの!?』あの鈴原の点数が私より良いだなんて・・・・ 第7使徒 シャムシエル シンクロ率は私がTOP。シンジは一番低い。ファーストのほうが明らかに有能そうなのに 噂はシンジで持ちきりだった。どういうことなのかしら? 配置は私がパレットライフルを構え、後ろの二人はポジトロンライフルを持ってのバックアップ。 ミサトもわかってるわね〜。私に任せておけばお茶の子サイサイなんだから。 『目標はエヴァ弐号機の迎撃開始ラインを通過しました!』本部からの通信を聞くと同時に 私は全速力で使徒に向かった。弐号機と使徒のA,T,フィールドが中和されると同時に パレットライフルを目標に向けて乱射。よし、効いてるわ。このまま一気に・・・・ その瞬間使徒の触手が弐号機に伸びかけた。刹那、光が使徒に向かって放たれた。 光は零号機のポジトロンライフルからであった。体勢を立て直した私はパレットライフルで 使徒に攻撃。使徒は活動を停止した。 エヴァ初弐零、同パイロット負傷なし。
オッテュ
乙です
第3話 無辺への切符(前編) 前の使徒戦の零号機のバックアップを見て、ファーストと戦闘訓練するのもいいわね・・・ と思いながらネルフへ。加持さんがドイツ支部から出向してきた。 きゃっ!加持さん、やっときてくれたのねっ!と、 はしゃぎながらも内心私と一緒に来てくれてもよかったのにと思う。 シンクロテストを行い、結果は問題視するところはなし。 自販機コーナーでスタッフ達と歓談。 日向さんは環境ホルモンについて食器を気にしてるらしいけど・・・ 劣化ウラン弾とか撃ちまくってるこの世界でそこまで神経質になることかしら? 青葉さんは睡眠不足自慢だし。 ケージへ行き戦闘訓練を。 目当てのファーストが居なかったのでバカシンジと。 かなり有意義な訓練で良い感じだった。 終了後にもシンジがジュースを差し入れてくれて気が利くわね、 と思いながらもカマをかけてシンジの反応を楽しむ私が居る。
第3話 無辺への切符(後編) 第8使徒 ラミエル 初号機がポジトロン・S 零号機がパレットライフル。私の弐号機がシールド。 シンクロ率トップの私がなぜ狙撃役なのかは分からないけど・・・・ まぁ今回はシンジに譲ってあげるわ。 『零号機迎撃開始ラインに入りました!』作戦開始と同時に零号機が使徒に突撃。 ぇ!?ちょっと待って!!シールドも無いのに突貫したらシンジが来る前に・・・・ 使徒の加粒子砲が零号機にむけて発射される。 『きゃああああああああああああ!!』 ファーストの断末魔が響く。 『綾波!?そこは危険だ!!誰か!早く綾波を助けてよ!!』 シンジの悲痛な叫びまでも響く。 私はとにかくシンジが来るまで時間を稼ぐ、 そう再び強く決意し防御施設・シールドをフル活用して ひたすらシンジが来るまで耐える。1発目で防御施設が破壊、2発目でシールドが破壊された。 弐号機を守るものはすでに何も無い。次ぎ食らったらまずい!? しかし、丁度初号機のポジトロンSライフルが使徒を射程に収めトリガーを引く。 ズドォォオオオオオオォォン 使徒は活動を停止した。 エヴァ初弐同パイロット負傷なし。 零号機大破、パイロットは意識不明の重態。
支援
127 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/05(水) 13:49:18 ID:qzbK6/VQ
質問なんですが… ゲンドウプレイ時の戦闘は何をすれば良いのですか? 30分位初号機が戦い続けているんですが、、、使徒、初号機ともにダメージ0なんです。 壊れてるんですかねぇ??
綾波3人目登場か…。乙。
>>127 壊れてないよ。使徒、初号機共にお互いのヘイフリックを突破できなくて
攻撃してもノーダメージ状態になっちゃってるだけ。
ゲンドウプレイの戦闘は基本的に見てるだけなので、30分そのままだったら
リセットして戦闘やり直したほうが早いかもしれん。
>>116 >・実は最終話で青葉が暗殺されてた
ちょwwwwwww
そういえばゲンドウでダミープラグ使える条件何なんでしょう?(もちろん開発済みで)
>>130 戦闘中にパイロットのシンクロ率が30以下になった時。(シンクロ足りなくて動けない時)
もしくはバルディエル戦で初号機が一度も攻撃をしないで首締め攻撃を受けた時。(これはダミー未開発でも可)
…らしいですが私は一度も使う機会がなかったので確認はしていません。
128 ありがとうございました! やっぱり見てるだけなんですね。零号機が即死だっただけに30分も粘れる初号機が不思議だったんですよ。 ゲンドウプレイもう一度頑張ってみます!
第4話 最後から二番目の真実(前編) ファーストが3日で退院したらしい。ミサトがシンクロカットでもしたのかしら? 朝から丁度ファーストが来たので一応声をかけてみる。 『あら?もういいの?他にも挨拶した?』 ファーストは『あぁ。それは私じゃないわ。私は多分・・・三人目だと思うから』 と切り返してくる。ファーストも面白い冗談覚えたもんね。 今日は文化祭。明日から修学旅行。水着も新調したし準備バッチOK。 とにかく今日は文化祭!フリーマーケットだから気合入れていくわよ! と意気込んだものの・・・・全然売れない。 三馬鹿と私とヒカリで大きい声で呼び込んでみたり、品物の配置変えてみたり。 結局売り上げは18万ちょい。全部募金するらしい。何かなー。 先生がジュースを奢ってくれた。喉を通るジュースがすごくおいしかった。 さぁ次は修学旅行!!・・・とっ。その前にシンクロを調整してから・・・・とネルフへ行くと ・・・ぇ?チルドレンは自宅待機?そんなぁー。水着まで準備したのに。 しかも勉強合宿だなんて・・・・日本語は難しすぎるのよ!! こんな何日もひたすら日本語勉強するなんて・・・頭いったいしー。
ケイジへ行きシンジと戦闘訓練。 やっぱり有意義な訓練で、終了後のシンジからの差し入れもゲット。 またカマをかけてシンジをからかう。 碇指令が『今何をしたい気分だ?』と聞いてくる。 『誰にも負けない無敵のパイロットでありたいです。』私は即答する。 そのためにずっと訓練してきたんだもの。 『そうか、礼を言う』指令はほほえんだ。 これはもう私をエースと認めてるってことよね。 食堂で加持さんと遊びに行く約束も取り付けた。何処連れて行ってもらおうかな? 第9使徒 サキエル 弐号機がシールド。零号機がポジトロンS。シンジがポジトロンライフル。 また私が盾役。あの〜ミサトぉ?私シンクロ率トップなんだけど。 異議申し立てをしてみる。 バカシンジがなんか耳打ってくるのを無視し再度ミサトへ。 さも当然のように却下。 仕方ないから大人しく作戦通りにファーストとシンジが来るのを待つ。 ポジトロンS・ポジトロンライフルの連続射撃によってあっさり使徒を撃破。 初弐零損傷なし、同パイロット負傷なし
>>131 ありがとう。シンジいじめてみる
あと攻略スレと間違ってこっちに質問してしまった、スレ違いスマソ
>>133 乙
136 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/06(木) 11:35:59 ID:8QuU7rbN
オッテュ
137 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/06(木) 17:36:07 ID:QSIpdxfm
これってプレイ可能キャラ何人くらいいる?
>>137 通常シナリオだと、シンジ、アスカ、レイ、ミサト、ゲンドウ、加持、カヲル、トウジの8人。
隠しシナリオコマンド入れると、ゲーム内登場キャラが全員プレイ可能になるので
リツコ、冬月、日向、青葉、マヤ、委員長、ケンスケ、ペンペンを入れて15人と一羽。
>137 サンクス!
140 :
137 :2005/10/06(木) 18:06:17 ID:???
>138 間違えますた
第五話 つぎの番 紀伊半島沖に使徒が来たらしい。早速バカシンジと迎撃へ。 使徒が分離したりであっさり敗退。ミサトがA.T.の高いパイロット云々とか言ってるけど・・・ ユニゾンの特訓はしなくていいのかしら? ケージでぷらぷらしてるとシンジから戦闘訓練の誘い。終了後にやはり差し入れをくれた。 家に帰っても私が食事してるとあやかりに来たり、TV見てても一緒に見に来たり・・・ 私とユニゾンする気満々ね、シンジ。まぁいつものAT通りに行ったら私とファーストだけど。 ミサトは『書類の読みすぎで頭がぼーっとするわ。』とか愚痴を言ってた。 責任者は責任取るために居るのよ!! 第10使徒 イスラフェル 作戦出撃者は私とシンジ。珍しい事もあるもんね。 まぁAT高くてもユニゾンの練習してなきゃ微妙な気もするからシンジで良いけど。 エヴァ両機はパレットライフル。まぁ一番使いやすい武器だしねぇ。 使徒の進路上に防御施設・武装ビル・兵装ビル一番環境が整っているところ があったのでそこで待機。ミサトは私とばっかり喋ってるけどシンジはどうしたのかしら? 使徒が接近してきたのでATフィールドを中和しつつパレットライフルを打ち込む。 敵の反撃が来そうなところで後退し、防御施設で使徒の怪光線を回避。 ひたすらパレットライフルを撃ち込むが使徒が遠距離戦に持ち込んできたのか、ひたすら怪光線。 ATフィールドを中和できずに両者へイフリックも超えられず睨み合い。 とにかく威力の高いポジトロンライフルに変えて連射。 ポジトロンライフルは伊達じゃないっ!使徒のヘイフリックを越えかなりのダメージ。 二体に分かれていた使徒が合体。 チャンスよ!!ダブル・スーパー・イナズマ・キッーーク!! エヴァの攻撃は使徒のコアを打ち貫き使徒は爆発。 エヴァ弐号機・初号機 小破 パイロット 負傷なし
第6話 世界の縁に立つ都市をさまようモノ(前編) 朝からシンジの視線がやけに鼻につく。何なのよ?ガンくれてんの? 何か言ってやろうかと思いながら近づくとシンジがSDATをくれた。音楽聴くのもいいかもね。 学校に行き放課後。鈴原の様子が何だか変だった。何か思いつめてる感じ。 一度家に帰ったら玄関でミサトとばったり。 松代でエヴァ3号機の起動実験があるらしい。 ミサトはフォースについて何もいわないけど・・・ もしかして・・・・ 居間で何故か全員集合し会話。 ヒカリは鈴原に弁当を作るらしい、眼鏡はパイロットになりたいそうだ。 シンジはフォースについて聞いて来るし。 知らないわよ!そんなの! ・・・・・・・・・・ 数時間後、起動実験は無事に成功したと電話が。 フォースとは明日会えるらしい。 フォースはやっぱり鈴原。学校の時とは大違いにはしゃいでる。何なのこいつ。 あーもー!!エヴァパイロットの神聖さが失われるー。 まぁ鈴原の事は忘れて シンクロ調整でもやりに行こうかしら。 ネルフへつくと、エヴァ13号機までの製造開始するらしい噂を聞いた。 それにしても停電したのはびっくりよね。しばらく復旧しなかったし。 リツコさんにシンクロ調整してもらったが、 その代わりとでも言うのかミサトに励ましてと伝えて欲しいと伝言を預かった。 まぁいつも世話になってるからしょうがないわね。 私はミサトの執務室へ向かった。
世界の縁に立つ都市をさまようモノ(後編) ミサトの執務室へ入ったら・・・・・・・・加持さんとミサトが抱き合っていた。 私は居ても立っても居られなくて執務室から飛び出していった。 必死に走って・・・・・・・・気がついたら家に着いていた。 私は状況を整理するのに必死で、疲れて、気づいたら寝てしまっていた。 第11使徒 マトリエル 出撃エヴァは弐号機 初号機 3号機 私がオフェンス。シンジと鈴原がバックアップ。 私の迎撃開始ラインには既に使徒が入ってる。 作戦開始と同時にポジトロンライフルで使徒の体力を削る。 使徒の溶解液は防御施設で防ぎ、少しずつ少しずつ使徒に確実にダメージを与えていたころ、 何故かケーブルが切れている初号機が到着し、パレットライフルを撃ち始めた。 私がA.T.フィールドを中和すれば一気に使徒にダメージを与えられるわ。 そう思いケーブルを外して一気に使徒に詰め寄る。 使徒のA.T.フィールドがふっと消え プログナイフで攻撃しようとした時 ・・・・・・・・初号機の内部電源が切れた。 使徒は無抵抗の初号機へ溶解液を発射。初号機に直撃した。 シンジ!? その瞬間初号機の目が光り、雄たけびを上げた。 な、何が起きているの!? 初号機はまるで獣のような・・・人間が動かしているとは思えない動きで使徒に攻撃を開始した。 何が起きているのよ・・・体の震えが止まらない。・・・怖い・・・ とどめに初号機のフロントキックが炸裂し、使徒は活動停止した。 弐号機 小破 パイロット負傷なし 初号機 小破 パイロット軽傷 3号機 損害なし パイロット負傷なし
乙
第7話 旅に出るときはほほえみを 前の使徒戦の時の初号機は明らかにエヴァ自体が動いているようだった。 2週間ほどたった今でもあの時の感覚が忘れられない。 シンジに『やっぱり初号機なんて不安定な欠陥品じゃない』ような事を振ってみたが 『ふぅん、そうなんだ』と微妙な返事。ほんっと役に立たないわね! 第12使徒 イロウル ネルフへ行くと使徒が現れたらしい。細菌サイズの使徒らしく、エヴァじゃ太刀打ちできない様子。リツコさんに任せるしかないのか〜。 リツコさんのA.T.を上げれば良いらしいけどあまり仲良くない私が行っても大して意味は無いだろうからケージでぼーっとしていた。 初号機は今は大人しいけどまた・・・あーなるのかしら。 なんだかんだで6時間後。 リツコさんが『これで終わりよ!』と凄んでEnterキーを押す。 使徒は撃退できたようだ。精神的に疲れたので家に帰ってすぐに休んだ。
乙です
第8話 見込みの無い種子 ネルフへ行くとどこかから第九が聴こえて来た。 声のする方向に向いてみるとナルシストっぽい男が居た。 そいつはパイロットの事を仕組まれた子供とかいって電波を飛ばしていたりした。 一応フィフスらしいけど・・・エヴァも投入されていないってことは既存パイロットの予備みたいね。 喉が渇いたのでジュースでも買おうかと思い 自販機コーナーへ行くと加持さんが居た。 一応挨拶しようかと思い近づくと急に抱き付いてきた。 ミサトと抱きついて・・・どうせキスしてたくせに。その先だってしたくせに。 私は加持さんを振り払い自販機コーナーを出た。 第13使徒 アルミサエル 出撃エヴァは初号機・弐号機・零号機。 私のシンクロ率はシンジに8も抜かされていた。バカシンジの癖に・・・・ とにかく接近戦は危険らしく装備も ポジトロン・ポジトロンSライフル・ライフルと遠距離向けの装備。 ファーストが先行し第二陣に私、ゼロエリア付近で高みの見物のシンジ。 ファーストはポジトロンSで使徒に向けて攻撃したが、A.T.フィールドが強すぎて 全然ダメージを与えられない。使徒は零号機に向けて前進し零号機と肉弾戦にもつれ込んでいる。 とにかく早く加勢しなきゃ!!そう使徒に向かって進んでいる時に 使徒は零号機と物理的融合を試みていた。 『くっ・・・・何かが・・・私じゃない何かが私の中に入り込んでくる・・・』 零号機が!ファーストが!!早く助けなきゃ!!! 瞬間−零号機は自爆した。融合していた使徒もろとも・・・・ 本部が・・・自爆ボタンを押したらしい。 そんなものまで用意しているだなんて・・・パイロットは所詮捨て駒なのね。 エヴァ零号機 ロスト パイロット意識不明の重症 エヴァ初弐 損害なし パイロット負傷なし 第3新東京市は中規模の被害
ここでロストか…乙です
乙 結構ブルーな感じになってきましたね
150 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/11(火) 16:03:39 ID:rQ+HmAqk
オッテュ
鬱
第9話 そして目覚めると私はこの肌寒い丘にいた(前編) 朝、目が覚める。鳥のさえずりが耳障り。 壁に八つ当たりしてネルフへ行く。 自販機コーナーにファーストが居た。とにかく心配だったから声をかけた。 ファーストは『それは私じゃないわ、私は多分・・4人目だと思うから』 前もこんなこと言っていた気がする。 今回はエヴァが完全に爆発したのだ。 無事で居るわけが無い、もしかして・・・・本当に・・・・ スタッフ達は前のことなんて無かったかのように気軽に話しかけてくる。 どうせ私も自爆させれば倒せるって時には自爆させられるのよね。 その笑みの下にどれだけ薄暗いものを隠してるのかしら。 第14使徒 ゼルエル 今回の使徒は今までで最強の使徒らしい。 零号機がロストしたため必然的に出撃エヴァは初弐3号機。 使徒はすでにゼロエリア近くまで接近していた。 作戦はゼロエリア突破までに全員でノシちゃって作戦ってところ。 作戦開始と同時にエヴァ全機は迎撃開始ライン内 に使徒を収めているため全機で使徒へ向かって接近。 使徒は見えないのにA.T.フィールドは中和されてしまった。 かなりの中和範囲ね・・・遠距離攻撃に気をつけなきゃ。
そして目覚めると私はこの肌寒い丘にいた(後編) 使徒の進路上には3号機が。使徒は怪光線で3号機に攻撃を加えながら ゼロエリアに向けて進軍している。 1発の攻撃で3号機のシールドを破壊したことからも使徒の圧倒的な力が伺える。 弐号機が使徒を射程に収めるころには既に使徒はゼロエリアを突破していた。 『エヴァはリニアレールからジオフロントまで撤退。そこで迎撃するわ!!』 ジオフロントまで撤退してきた。もう背にはネルフ本部。後が無い、とにかく早く倒さないと。 3号機は怪光線で嬲られた後、紙のような腕による攻撃で大破。 『馬鹿鈴原!私が行くまで死ぬんじゃないわよ!!』 私も光線の直撃を食らう。でもまだ動ける!! 初号機は接近戦を仕掛けていたが例の腕による攻撃を受けた。 初号機が・・・沈黙した。 瞬間初号機の目が光り、雄たけびをあげた。 『目覚めたのね・・・・彼女が』 『シンクロ率400%を突破しました!!』 目覚めた!?どういうことなの?! 400!?何が起きてるのよ!! 初号機は圧倒的な力で使徒を一撃で倒し・・・・喰っていた。 血が・・・肉が・・・・飛び散った・・・・ 初号機はまた・・・雄たけびを上げた。 初号機:中破 パイロット軽傷 弐号機:小破 パイロット負傷なし 3号機:大破 パイロット意識不明の重症 町:甚大
乙 アスカプレイで捕食とは凄い
乙です 悲愴な展開ですな…
第10話 残酷な方程式(前編) 初号機は使徒を捕食して、S2機関を積んだみたい。 これでパイロットだけでなくエヴァの性能も逆転してしまった。 でも肝心のシンジがエヴァと一体化してしまい、 リツコさんのサルベージ計画でやっと帰還した。 その後初号機は凍結された。 ネルフへ行く途中で銃声を聞いた気がする・・・・気のせいよね? ケージでS2機関を手に入れた初号機をぼっーと見つめていた。 私の弐号機の方が制式タイプで優れているはずなのに・・・・ シンジが後ろから声をかけてきた。 『ねぇ?一緒に戦闘訓練をしない?』 『別にいいわ、私あんたと違って訓練なんかする必要ないもの』 なんて強がってみたけど今はもうシンジがエースパイロット。 私は永遠のセカンドなのかもしれないわね・・・ フィフスがどうでもいいことを話してきた。私はぼーと適当に受け流しながら フィフスがずっとここに居るのは・・・・私か鈴原。どちらか要らない方を切って、 使うためなのよね・・・ そんなことを考えていた。 家に帰って恋愛ドラマをぼーと見ていた。 そういえば最近加持さんを見ない。どこいったのかしら。 携帯もつながらないし。
第10話 残酷な方程式(後編) 第15使徒 バルディエル 次の日、ネルフへ行くと起動実験中のエヴァ3号機が使徒に寄生されて、暴走したらしい。 出撃できるエヴァは弐号機一機のみ。シンクロ率は着実に落ちていた。 今は43%。前までは68%とか普通に出てたのに・・・・ でも今はシンクロ率で弱音なんて言ってられない。 とにかく鈴原を助けないと。弐号機の装備はポジトロンライフル。 3号機に接近し・・・足止めにポジトロンライフルを発射する。 ヘイフリックを越えられずに全然ダメージを与えられない。 私はポジトロンライフルを捨て、プログナイフを構えながら3号機に向けて突撃した。 プログナイフで3号機に斬りかかる。このまま・・・とにかく弱めないと・・・・ 3号機はすばやくチョップを繰り返し弐号機に少しずつダメージを与えてくる。 シンクロ率がどんどん下がっていく。 私は負けられない。ここで負けたらもう駄目なの。 だからっ!!プログナイフを3号機に突き立てる。 −−鈴原!もう少しだけ、もう少しだけ我慢して!!−− 必死にプログナイフを突きつけているところに3号機の腕が私の首に伸びた。 首をじわじわと絞められて投げ捨てられた。 痛みからシンクロ率が低下する。 弐号機が動かない。もう・・・駄目なの? ダミープラグを使え。指令の声が聞こえた気がした。 弐号機は動き出した。私はコントロールできない。 弐号機が3号機に攻撃を開始した。 こんな無差別に攻撃したら・・・鈴原が・・・。 弐号機が足を大きく上げ、フロントキックを決めた瞬間に3号機は活動を停止した。 鈴原・・・私が・・私が弱いせいで・・・ ファーストまで・・・本当にごめんなさい。 弐号機:大破 パイロット:軽傷 町:壊滅的な被害
バルディエルまで出たのか。ある意味凄いプレイだな。なかなかできるものではないぞ。
アスカ版原作プレイだね 漏れなんか何回もやってるのに一度もバルの姿を見たことがない… いつもカビ掃除wで殲滅orz (狙ってやらないからなんだけどさ)
漏れは逆にしょっちゅうバルを見る 学校時間中にサボって本部いくのが悪いのかなあ 授業受けてるキャラはAT下がることが多いのをいつも忘れるorz
しかし原作的鬱展開をここまでとは…最後が気になりますな…
F型&バルにはびっくりだなー。 壊滅的被害っちゅーことはそろそろ終幕モードか。 だんだん鬱展開になってくるのはやっぱエヴァならでは…。
オッテュ
第11話 内側の世界 病院のベットで私は天井を見つめながら物思いに耽ていた。 第三新東京市は都市としての機能を果たせなくなって・・・住民は疎開した。 ヒカリや鈴原達も居なくなって、帰る家も無くなってしまった。 加持さんも・・・殺されてしまったらしい。 ダミープラグも使われてしまった。 私には関係の無いことだと思っていた。 それなのに・・・・ 私はそれ以上考えるのをやめ、目を閉じて眠りについた。 第16使徒 タブリス フィフスの正体は使徒だった。 フィフスは私の弐号機を操ってドグマへ降りていった。 追撃したのは、シンジ。 シンジは説得を試みたらしいけど、失敗して・・・殲滅した・・らしい。 初号機:中破 パイロット:軽傷
乙。なんか原作と似た感じの流れになっててすごいね 弐号機でダミープラグできるのかぁ、初めて知った。ゲンドウプレイで狙ってみようかな
アスカ病院、友達のいないシンジをカヲルが裏切り殲滅… 暗い、暗すぎるよw
さ あ E O E 編 で す よ
オッテュ
退院した。でも・・・もう家は無い。 あまり帰ってきたという実感は得られない。 シンジは・・・私の少し前に退院したらしい。 私はエースの座を奪ったシンジを憎んでいた。でも好きだった。 シンジが話しかけてくる。 久しぶりにシンジとゆっくり話せた気がする。 とても・・・穏やかな気分だった。 今日は明らかに様子がおかしい。何か・・ざわざわする。 予感は的中した。戦略自衛隊がネルフへ攻めてきた。 私は数人の銃を持った男に狙われた。 銃声が響く。 私生きてる・・・? 『大丈夫!?怪我はないかい?』 日向さんが助けてくれたんだ。 とりあえず少しは安全なところに行き、本部と連絡を取る。 エヴァ量産機が9機ここに攻めて来るらしい。 『あれをとめることが出来るのは君だけだ。頼む・・・行ってくれないか?』 だからって・・・9機って・・・ 『勇気を出せ!今行かなかったらみんな、みんな死んでしまうんだ!』 私は日向さんに引きずられるようにケイジへ向かった。 しかし、追手が来た。日向さんは私を遠くへ逃がしてから自爆コードを打ち込んだ。 爆発音が響く。日向さんは血まみれだった。 『待ってろよ、このエレベーターでケイジにいけるから。』 自分のことなんて省みないで・・・ 『ぐずぐずしてると皆助からなくなるんだよ!早く行け!』 日向さんの最後の言葉だった。糸の切れた人形のように日向さんは事切れた。
最終話 コウスルト感ジマスカ?(中編) 日向さんは命を懸けて助けてくれた。 こんな・・・ シンジに嫉妬している醜い自分を。 つまらないことでうじうじしている陰湿な自分を。 そのつまらない事を生きる支えにしていた愚かな自分を。 何もかもが吹っ切れた。ありがとう、日向さん。ごめんなさい、シンジ。 私が全力を出し切って、皆を守るから。エヴァシリーズを殲滅して見せるから。 『こちらエヴァ弐号機。発信準備お願いします。』 エントリープラグに入り、精神を集中させる。弐号機が起動する。 プログナイフを構え量産機に向けて突撃する。 視界に初号機が入った。2対9。一人4機倒せば!! 混戦の末、量産機全てを撃墜した。初号機も弐号機も無事だ。 シンジに通信を入れようかと思った瞬間、量産機が活動を再開した。 私は体勢を立て直し、プログナイフを構えながら量産機に斬りかかる。 さっきより性能が上がってる・・・それでも!負けてられないんだから!! 私が2機目にかかっている最中に初号機がロンギヌスの槍で貫かれて 活動停止した。シンジの悲鳴が聞こえる。 『あんたやっぱり馬鹿よ!私が仇をとってやるからありがたく思いなさい!』
最終話 コウスルト感ジマスカ?(後編) ミドルキックで2機目に止めを刺す。 1対6・・・かなりきついわね。 この数じゃ、ケーブル付けてたら追いつかれるかも。 非常事態に備えながらすれ違いざまにプログナイフで斬り刻む作戦に。 しかし、量産機は電源ビルを狙うものが数機居て、 電源ビルがどんどん破壊されていき、ケーブルが切れる。 ケーブルを外したので活動時間は後5分。残るエヴァシリーズは後3機。 1匹に付き1分半ある。いける!!兵装ビルからパレットライフルを取り出し エヴァシリーズへ向けて私は突撃した。 ネルフ本部から人形のとても大きな物体が現れた。 ファースト・・・・なの? 『帰りましょう』ファーストの声が聞こえる。 私は目を閉じた。 ゆっくり・・・自分が広がっていくみたいだわ。とても気持ち良い。 目を開けると、シンジやファースト、 フィフス、鈴原、ヒカリ、加持さん、ミサト、日向さん、リツコさん、 みんながそこに居た。 今ならみんなに言える気がした。 私の心からの思いが。 『ごめんなさい。そして・・・・・ありがとう』 終劇
後書き・・・・っぽいもの
以上、『アスカ、来日』シナリオでした。
基本的にノーリセットで進んでたんですが話の中盤あたりから
アスカ自体が鬱に入ってしまってプレイヤー自体も憂鬱に。
自然と原作リプレイのような展開になってしまいました。
(最初は明るいアスカの大活躍日記のようなものを予定)
シンジにシンクロ率抜かれたのも意外で、
3人目レイや、トウジは今回A,T,が全然だめで
40台低空飛行でした。これには驚きです。
逆にSDAT捨てた後のシンジがすごいことに
誤字脱字とか結構あって読みにくかったかと
思いますが最後まで読んでくれた方、支援してくれた人
本当にありがとう。
・ちなみに一番痛いのは
>>169 のタイトル付け忘れ。
最終話 コウスルト感ジマスカ?(前編)が抜けてた。
乙です
乙、またやりたくなっちまうよ…
乙。バルと捕食のところは読んでて燃えました。 通常シナリオで進めてて、ちゃんと最終使徒がタブリスというのも結構レアだな…。
わざと使徒にやられたりしないとカヲル登場しないことも多いよね
使徒、襲来でプレイ中 ここに書くだけの価値あるものになりそうだったら書きたいです 釣りエンド目指すつもりですが、皆さんはどんな展開が好きですか?
>>177 ワクワク(・∀・)
私は何だかんだ言っても量産機に勝利ENDが好き
いきなりネルフ本部だからEVAをグリグリ動かせてイイ!!
ネルフ本部では無いですね… 正しくはジオフロントですた
オッテュ
オチカレ
第一話 使徒、襲来 「逃げちゃ駄目だ!」 父さんの仕事、汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン。 僕は今それに乗って、使徒と呼ばれる化け物と戦うはめに陥っている。 仕方ないじゃないか、人類の存亡がかかってるとか、 僕が乗らなきゃあの傷ついた女の子が戦うことのなるとか、言われたんだから。 ほとんど脅迫だよ。 「エヴァンゲリオン発進!」 葛城さん?の指示に従って前進していく。 ケーブルがどうのこうのと説明してくれてるけど、見れば大体解りますよ。 ちょっと黙っててくれません? 使徒が視界に入った時、使徒にこちらの右側面を取られる形になっていた。マズイ! ケーブルなんか引きずってる場合じゃない。 あわててケーブルを切り離し身軽になると、使徒の側面に回り込むように逃げ、けり倒す!!
ビルを踏み潰しながら、使徒がよろめく。 その背後に回りこみさらに蹴る。 どうにかこちらを捉えようとする使徒の背に張り付き、蹴り続ける。 蹴りを四発(五発だったかもしれない)叩き込んだところで、使徒は十字の火柱を上げ爆発した。 どうやら僕は勝ったらしい、勝って生き延びたらしい。 終わってみるとただの一度も使徒の攻撃を受けずに勝ってしまった。 人類の存亡がかかっているらしい、使徒との戦い。 その初戦を大勝利で終えることができた、その喜びに沸く大人たちの声を聞きながら僕は思った あのビル弁償しろとか言われないかな
第三使徒:サキエル殲滅 初号機:損害無し 第三新東京市の被害:軽微(ビル12棟) 忘れてました
スパシン風味ですか?期待。
松。
第二話 羊は見上げる 僕は今日から葛g、ミサトさんの家でお世話になるらしい。 挨拶もそこそこに、今後の不安を相談してみる。 「これ以上被害が増えないように私が頑張ってるんだから大丈夫!」 頑張ってどうにかなるんですか、アレ。 不安は全く晴れず、ペンギンにまで相談してしまった。 ペンペンは呑気な顔を僕を見上げる。 あんな化け物が立て続けに来て暴れたらお前だって無事じゃすまないんだぞ? 何をやってるんだ僕は、ペンギンに話しかけるなんて・・・。 まあいいや、ペンペンはほっといてネルフ本部に行ってみよう。
オペレーターの日向さんに伊吹さん、赤木リツコ博士、冬月副司令、そして・・・父さん。 会う人に片っ端から今後について相談してみたが、判で押したように「大丈夫だ」と言う。 ホントかなぁ?特に父さん「予測の範囲」ってあの化け物が?どんな予測なんだよ? 自分の父親なのに、父さんが何考えてるのか解らない。父さんってどんな人なんだろ? 父さんのことをよく知るであろう、母さんのことも知っているらしい冬月さんに聞いてみた。 「あいつは恐ろしい奴だ」 ・・・顔見れば解りますよ。 他の人にも聞いてみたが、だいたい同じ答えが返ってきた。父さんは部下の人たちに恐れられているようだ。 「孤独な人でしょう?」 一人こんな答えが返ってきた人もいたけど。 まあいいや、父さんのことはまた今度にしよう。 今日はもう帰って寝よう。
携帯電話の着信音に起こされネルフ本部に呼び出される。 はぁ、シミュレーター訓練ですか?僕はまたあれに乗るのか・・・。 「これ以上被害が増えないように私が頑張ってるんだから大丈夫!」 頑張るのは僕じゃないですか?カツラギさん? シミュレーション訓練は簡単だった、いや簡単すぎた。 難しくないと訓練にならないんじゃないですか? オリジナルより弱い相手と戦って何の訓練になるんですか? 何考えてるんだろう、果てしなく不安だ。 逃げちゃ駄目かな?
オッテュ
第三話 無辺への切符 今日から学校に行くための手続きが済んだといわれた。 けど、それどころじゃないんじゃないですか? 学校はしばらくいいや、人間関係で余計な悩みが増えてもATに影響するし。 とはいえ来年受験生だし、勉強は必要だよね。 途中休憩を挟みつつ机に向かう。 気がつくと日が傾き始めていた。 我ながら随分集中してたんだな、想像以上にはかどったし。 ネルフ本部へ行こうと席を立つと、ペンペンが話しかけてきた。 悪いけど食べ物ならもってないよ、え?ちがう? どうやらミサトさんに気をつけるように伝えて欲しいらしい。 ペンギンに心配されてるよあの人・・・。
ネルフ本部に到着、ミサトさんは食堂にいた。 さっさと伝言を伝えてその場を離れようとしたが、また伝言を頼まれてしまった。 冬月さんに気をつけるように、ですか?冬月さんそこにいるんですけど?自分では言いにくいみたいだ。 はぁ、頼まれると断れない自分が嫌だ・・・。 冬月さんに伝言を伝えようとすると、リツコさんに呼び止められた。あ、冬月さん行っちゃった・・・。 何の用ですか?え、冬月さんに気をつけるように伝えろと? 何をやらかしたんですか、冬月さん?それとも流行ってるのコレ? 食堂で食事をして自販機コーナーのトイレに向かう。 「お、君がシンジ君だね?俺は青葉シゲル。」 ・・・いたんだこんな人。ま、いいや今日はもう帰って勉強の続きして寝よ。
また携帯電話の着信音に起こされる、電源切っとけばよかった。 エヴァとのシンクロ率とATの関係について説明されたけど、 要するに攻撃すれば有利に、されれば不利になるってことでいいんですよね? 第四使徒 シャムシエル襲来 使徒が市街地はずれに出現、そして僕はゼロエリア直前に配置される。 アレ?この作戦だとだと接敵までに時間がかかって、街に結構な被害が出るんじゃないだろうか? 被害は小さいほうがいいに決まってるし、対使徒迎撃要塞都市って言っても民間人はいるだろう。 「あの「つべこべ言わな〜い、さもないとアンタも始末書の地獄を見ることになるわよ!」 逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ 「解ったよ、この作戦で出るよ。」 逃げちゃいまいした。 ごめんなさい、僕が反論していたら家を失わずにすんだかもしれない人達。
「エヴァンゲリオン発進!」 ミサトさんの移動指示を待っていたらそれこそ大被害が出ちゃう。 持たされたポジトロンライフルを捨てて僕は走り出す。 事前に確認しておいた武器庫ビルでライフルを装備さらに前進。 その間に国連軍の戦闘機がカトンボのように落とされていく。 あんな風にバラけて配置されたんじゃ目の代わりにも、足止めにもならないんじゃないかな。 使徒が僕の視界に入った時、すでに国連軍は全滅していた。 こちらに気付き使徒はこちらに向かって・・・来ない? 素通り?いや逃げた、明らかにエヴァを見て逃げた! しかも逃げ足の速いこと、ポジトロンライフル捨ててきて正解だった。 あんな重いもの持ってたんじゃ追いつけないかったよ。 代わりに持ってきたライフルを照準、狙撃した。
ライフルはATフィールドに阻まれダメージを与えることはなったけど足を止めることはできた。 動きを止めた使徒の背に走っていって、蹴り飛ばす! 派手にぶっ飛んでいった使徒を追いかけまた狙撃! 追っかけてって、蹴り飛ばす!それで終わりだった。 ダメージを与えられなかったライフルを含めても4発、実際はたった二発のキックで使徒は沈黙した。 コイツ洒落にならないぐらい弱い、逃げたくなるのもわかるような気がする。 ホントにこんなのが人類を滅亡させるって言うの、父さん? それともこの弱さも予測の範囲? 第四使徒シャムシエル殲滅 初号機:損害無し 第三新東京市の被害:軽微
乙
第四話 ささやかな遺産 「碇君?」「綾波・・・だったっけ?」 なんか、えらく無愛想な子だなぁ、嫌われてるんだろうか? エヴァ零号機パイロットファーストチルドレン綾波レイ、いったいどんな子なんだろう? 父さんに聞くと話をはぐらかされた。時間と場所を変えもう一度聞く、今度は無視。 どうしても答えたくない事情があるらしい。まさか、腹違いの妹とか言い出さないよね・・・ありうるかも。 リツコさんが通りがかったので同じ質問をぶつけてみると、無視。 きっと用事があったんだよね、そう思い直し時間を置いてもう一度、 「何?くだらない話ね!」 ・・・いくらなんでもあんまりな言われようだ、ここは怒っていい、怒るべきところだよね。 逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ 「ごめんなさい。」 やっぱり逃げちゃいました。 「あなたにはプライドって物がないの?」 ごもっともです。
方針変更、百聞は一見にしかずと言うし、綾波のことは綾波と話せばわかるさ、たぶん。 あ、ちょうどよく綾波が来た。 「頼みがあるの。」 え?いきなりなんだろう? 「碇司令に好きと伝えて。」 あ、うん、わかったよ・・・え? それってどうゆう意味?その好きは親愛の情?それとも恋愛感情? 同い年の義母、その想像は僕に新たな悩み、人間関係の悩みをあたえた。 どうなってるんだよ、父さん? 自販機コーナーへ向かうと、リツコさんがいた。 三度目の正直、今度こそ答えてもらいますよ! 返ってくるのは沈黙か、それとも罵倒か、意を決し聞いてみる。 「いい加減な、駄目な人という印象・・・。」 そうか、仲悪かったんだ。 他の人はそんなこと言ってなかったんですけどね。 なんか疲れたや、今日はもう帰ろう。
乙です
オッテュ
第四話まだ続きます、ぶった切れててスイマセン
乙です。 毎回のツッコミがものすごく真っ当+ちょっと気弱なところもあったりして 原作シンジとはまた別の意味で共感できそうなシンジ君ですな。
203 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/10/24(月) 23:22:14 ID:xhFNwrLS
ぐは、こんな面白いスレあったのか。 前スレはdat落ちしてるし_| ̄|○ 誰かログ持ってる人いませんか?
>>203 前スレ、880レスくらいまでのログでよければ持ってるよ。いる?
続きデス 家に帰ると立て続けに来客、綾波にリツコさん。 頼みますからここで喧嘩とか始めないでくださいよ・・・。 特に喧嘩を始める様子などは無く、一安心。 部屋に戻って勉強でもしようと思っていたら、背後から視線を感じた。 振り返ってみると頬を染めるミサトさん、さらに綾波まで。 またも視線を感じ振り返るとリツコさんが笑いかけてきた。 なんか用ですか?近寄ってみる。 アレ?なんか近すぎませんか?リツコさん? 「素敵な手・・・。」 ハァ!?は、放してください!! 僕はその状況にようやく気付いた。 狼の群れの中に放り込まれた子羊、それが今の僕だった。 だ、誰か助けて!ぺ、ペンペン! ペンペンは僕の様子を横目に専用冷蔵庫に戻っていった。そ、そんな・・・。 逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ、逃げなきゃ駄目だ!! 僕が部屋に戻るまでに視線のレーザービームが幾度も僕を貫く。 気付いてません、僕は気付いてませんってば! 後ろから聞こえるうっとりとしたため息に恐怖を感じながら、僕は布団にもぐりこんだ。 恐怖に震えながら僕はいつしか夢の中という安全地帯に逃げ込んでいた。
夢の世界は唐突に打ち砕かれる、非常サイレンによって。 まだ眠いや、目を擦りながらネルフ本部へ向かう。 第五使徒 マトリエル襲来 相も変わらずのゼロエリア直前配置、まあライフル持たせてくれてるからマシかな。 僕も相変わらず指示を待たずに前進開始、使徒を視界に捉える。 ・・・気持ち悪い。 使徒はこちらに気付いていないのかゆっくりと前進を続ける。使徒は長大な射程を持ちながら国連軍に対し自分からは仕掛けない。 攻撃されたときだけ反撃している。 『弱い犬ほどよくほえる』って言葉があるけど、それとは反対に強い犬は決して自分から攻撃はしないそうだ。 コイツは油断できないかも。 ゆっくりと近づきATフィールド中和と同時に狙撃する。 使徒はこちらを振り返る、さっきまでこっちを見ていた目は飾りらしい。 使徒がこちらを射程に収めると同時に反撃が始まった。 何か奇妙な液体を飛ばしてくる、なんて下品な攻撃だ! 使徒の攻撃は初号機のATフィールドを突破できない、にもかかわらず使徒は初号機、というより初号機のATフィールドに攻撃を繰り返す。 強い犬云々の前言撤回コイツはバカだ・・・。
使徒が汁を吐き終えると同時に接近する。 ATフィールド中和!狙撃!使徒の汁をATフィールドでガード! 有効なパターンは繰り返すのが鉄則ぅ! 4発のライフル弾を受け使徒は沈黙した。 やっぱり弱い、しかもコイツは弱い上にバカだった。 何か物足りなさすらも感じる。そういえば今回蹴りいれてないや・・・。 第五使徒マトリエル殲滅 初号機:損害無し そういえば出撃してた零号機:損害無し 第三新東京市の被害無し
乙!
第三新東京市の被害軽微 不覚デシタ
乙。シンジ君ツヨーイ
オッテュ
第五話 訪問者 今日は朝から机に向かう。 気がつけば中学、高校の内容はとっくに消化していた。 自分が達しえたレベルがいったいどの程度のものかはわからないけど、少なくとも来年の受験の心配はいらなそうだ。 先生のところにいたころは、大人しそうな、真面目そうな子をやってはいたけど、勉強を頑張っていたわけじゃなかった。 だから、自分がこれだけやれることに我ながら驚いてしまった。 まぁ、両親共に学者だった(母さんにいたっては一種の天才だったらしい)わけだし血統的には悪くなかったのかな? よし、勉強はもういいや、ネルフに行こう。 「さてと、今日は新しいエヴァとパイロットのお出迎えよ。」 はぁ、仲間が増えるんですか?どんな人なんだろう?
アスカ、来日 「あン?アンタ何なのよ?」 いきなりそうきましたか。 「ハ−ァ?あんたがウワサのサードチルドレン?なんかツマンナイ子ね。」 まぁ、面白くないだろうことは認めざるを得ないけどね。 「こんなのがサードチルドレンなんてガッカリよ。」 こんなのって、そこまで言うか・・・。いったい僕に何を期待してたって言うんだよ・・・。 ま、ネルフ関係者だしこんなもんかな?ホント変な人ばっかりだよねネルフって。 そういう僕も既にネルフ関係者だ・・・。 新しい仲間って言うけど、これからうまくやってけるんだろうか? 無理っぽいなぁ・・・。胃が痛いよ・・・。 第六使徒 ガギエル襲来 「ちょっ、ちょっと、僕までプラグスーツに着替えてどうするんだよ〜。」 「アンタ、バカァ?決まってんじゃない、弐号機であいつをやっつけるのよ!」 いや、何で僕までって聞いてるんだけど・・・。しかもバカって・・・。 パイロットとしては先輩でも、実戦は初めてだから独りで行くのは怖いんじゃない? なんて、思っても口には出さないよ。 しっかし、なんかこのプラグスーツ一部がきつくて、内股になっちゃうんですけど?
加持「ん?どこがきついんだ?言ってみろ」
エヴァ弐号機を起動したまではよかったんだけど、その後が散々だった。 B型装備で海に落ちちゃ何にもできないだもん。これで汎用決戦兵器とはよく言ったもんだよね。 まぁ結局、国連艦隊の協力もあって使徒は殲滅できたできたからよかったんだけどさ。 しかし、気になることがある。 今までと違って海に使徒が、しかも海に適した使徒が、出現したのはどういうことなんだろう? 今まで陸で敗れてきたから今度は海ってことなんだろうか? ・・・考えすぎだよね。 そんなことよりも、これからの人間関係を心配したほうがよさそうだ。 惣流とお義母s、もとい綾波ってどうも合わなそうだし、とばっちりを受けないようにしないと・・・。 ハァ、逃げ出したい、逃げちゃ駄目かな? 第六使徒ガギエル殲滅 弐号機:損害無し
第六話 第二の夜明け 朝からネルフ本部に向かうと、第七ケイジに父さんがいた。 その表情はいつになく穏やかで、初号機に何か語りかけているようなそんな印象を受けた。 父さんはいったい何を思っていたんだろう? 「シンジ君、ちょっといいかね?」 冬月さん?何か用ですか? 「碇、君のお父さんと仲良くしてみる気はないかね?」 いや、別に嫌ってるつもりは・・・。 「亡くなってからでは親孝行もできんのだよ。」 それも・・・そうですね、墓石と仲良くするわけにはいきませんよね。 最終的に仲良くできるかどうかは別として、その努力だけはしておくべきかもしれない。 けど、僕は父さんについて知らないことがあまりに多い。 父さん自身について、父さんの仕事について、綾波との関係について・・・。 特に綾波については早くはっきりしたことが知りたいんだよ! 新たな同居人が増えて僕の人間関係は大変なんだから、解決できるものは解決させてよ父さん! 今朝だって色々あったんだよ。
会うなり「ツマンナイ奴」さらに「アンタ、バカァ?」、おまけにあんなカッコさせられて・・・。 そして今朝は小芋呼ばわりから始まったわけだ。 ほんと、うまくやってけるんだろうか?心底心配だ。 ミサトさんに人間関係について相談したら、 「今までと変わらないんじゃない?」 大変化ですよ!同居人増えてるんだから!最も身近な大人が当てにならない・・・。 アスカについて聞いてみたら、 「結構かわいいところがあるじゃない?」 あなたの心はジオフロント幾つ分の広さがあるんですか? そのあたりが大人と、子供である僕との違いなんだろうか? あぁ、胃が痛い。 そんなことを自販機コーナーで考えていると父さんがやってきた。 父さんはトイレに直行、年取るといろいろたいへんなんだね。 用を足し終えた父さんは、すっきりした顔でトイレから出てくる。 「やあ。」 息子に対してやあって挨拶も変じゃない?父さん。 なんか用があるんでしょ? 「相談がある。」 なんですとぉ!
目指せ、マッドサイエンティスト! 〜赤木リツコ編〜 一日目。 マッドサイエンティスト(以下マッド)といえばやはり発明。 というわけで研究室にこもってダミープラグの開発を開始する。 途中、水分補給をして戻ってくると、椅子に加持が座っているではないか。 あー、こらこら、邪魔だからどきなさい。一体何をしているのかね? 加持「ネルフは広くて迷子になっちゃったよ」 嘘つき。 返答に迷ったが、マッドといえば不思議さん。 ここは不思議さんらしく謎めいた発言をしておくことにした。 マッド「魂の声・・・」 なかなかのマッドっぷりに加持もびっくりしたのか、すぐに出て行った。 安心して椅子に座る。マッドは常に孤高の存在でなければならんのだ。 悪く思うな・・・と思ったら来客。一体誰だ? 加持「ネルフは広くて迷子になっちゃったよ」 ・・・・ダミープラグ開発はやめて新しいコアでも作ろうかな。
使用シナリオ使徒、襲来 第六話 第二の夜明け の続き 「我々の未来は予定どうり進むのだろうか?」 へぇ、父さんでも悩んだりするんだ。っていうか相談したいのはこっちなんだけど、ねぇ? 大丈夫だよとは言っては見たものの根拠はない。 こないだまで予測の範囲とか言ってたくせに、何で急に弱気のなっちゃったかな? しっかりしてよ、組織のトップがそんなだと全体の士気に関わるでしょ? 適当に誰かに励ましといてくれるように頼んどこう。 何?まだなんか用があったの、父さん? 「食事の代わりになるようなものはないか?」 ・・・人間誰しもお腹がすくと弱気になるもんなんだね。 っていうかさ仕事が忙しくても食事くらいちゃんと摂りなよ。 そろそろ若くないんだからさぁ。体のことも考え・・・また余計な悩みを増やしてくれたね・・・。 なんか食べるもの持ってたかな?えーっと、今あるのはコーヒーと・・・プリン。 こ、これなんてどうかな?お、美味しいとは思うけど? 「すまんな、礼を言う。」 その場で食べ始める父さん。似合わない、言っちゃ悪いが似合わなさ過ぎる。 これほどプリンを食べる姿が似合わない人が他にいるだろうか?
その後、父さんはもう一度トイレに行きそして去っていった。残尿感? さてと、誰かに父さんを励ましてくれるに頼んどこう。 ちょうどよく綾波が通りがかったので頼んでみると、承諾。 これで一安心、僕は自販機コーナーを後にした。 父さんと綾波が第七ケイジにいた。 何か話してるようだ、励ましてくれてるのかな? 近寄ってみると・・・キスしてた! 「私のことが好きか?」 「はい。」 ・・・ここでやられると心底困るんですけど、御両人?人の来ないところでやってくれません? 冬月さんやリツコさんもいるしさ・・・。 「お前が見聞きしたのは幻覚だ、幻聴だ、問題ない気にするな。」 いや、現実だと思うし、大問題だと思うよ? 「違うわ、誤解よ。」 五階も六階もないよ! 僕はその場を走り去るしかなかった。 ますます父さんのことがわからなくなってしまったよ・・・。 一つわかったのは、腹違いの妹説が消え、同い年の義母説が確定したということだった。
オッテュ&オッテュ
乙
厨
乙
228 :
大補完 :2005/11/02(水) 01:23:45 ID:???
ほーかん ほーかん 必ず来るよ 逢いにくるよホモ美少年 君だけいれば何も欲しくない そう感じると体が溶けるー オレンジュース♪ MUSIC:大自然/19
?
レイ 心のむこうに 私は綾波レイ。エヴァ零号機のパイロット。 いつも物事に無関心な私だけど、今回はイベントを可能な限り見てみたいと思う。 第一話 学校をサボってネルフ本部にいくものの皆仕事中なので邪魔しないでおく。 しょうがないので同じくサボリの碇君と話してあげる、するといきなりSDATをくれた。 私、音楽なんて聞かないからいらないと言ったのにどうしてもというから貰ってすぐ捨てたわ。 葛城さんの家を訪ねペンペンにかまってみるも無視される。…やっぱり「ペンギンって…食べられるのかしら?」と、言ったのはまずかったかしら? その後帰って来た碇君からペンペンに伝言を頼まれる。 「ペンペンに、最近無理が多いみたいだから、気をつけてと伝えてくれない…かな。」 ペンペンにコトバが通じるのかとか、同居してるんだから自分で言えば?とか、そもそもペンペンがどんな無理をしてるのかとか、とても気になるけど伝えてあげた。 するとまた碇君が話しかけてきた、 「ペンペンに、最近無理が多いみたいだから(ry」…碇君、あなた記憶力ないのね。結局もう一度同じ内容を伝えるハメに。 碇君が食事をしてる…二回もの伝言の報酬として私もあやかってみた。コンビニで食事買う手間がはぶけるわ。そういえば私、肉は嫌いだけど魚は食べられるのね。 その後、帰ってきた葛城さんが居間の照明をつけたり消したりしていた。こんな人が作戦担当なんて不安… 次の日、ネルフ職員の皆に参考書を配って回る。青葉さんが私のマンションをしつこくノックしないように、この人には参考書を渡すだけで会話はしないようにしよう… そしてサイレン、第伍使徒レリエル襲来、初号機が引き裂いて殲滅。 …でも零号機は小破、私は軽傷。初号機は無傷というのはどういうことかしら?
第二話 朝からすることもないので葛城さんのマンションで碇君のATを上げてあげようと思う…のに当人は自室で寝ている。学校、サボってばかりね。私もだけど。 「宿題が…あ…全部消えていくぅ…嘘だろぉ…」 …すごい寝言ね。もしかして宿題ができてないからサボっているのかしら? 「…屈折してるわ」 そして気がついたらペンペンが碇君の部屋に来てかわいいしぐさをしてくれたわ。前回の伝言で少しは仲良くなれたのかしら? その後はいつものようにネルフ本部に、そこで司令を見かける。 「碇君のこと、嫌いになってほしくないんです。」 「そうだな、少しは見方を変えてみるか。」 これで少しは碇君のATもあがるはず…と、司令も私に頼みがあるらしい。 「赤木博士に、派手な行動は慎むように伝えてくれ…」 親子で同じことを頼むとは…私はあなた達親子の人形じゃない、と言いたかったけどそんなIMはない。 まあ代償として司令にゼーレIDを貰ったからいいけど。 次の日、朝から第六使徒アルミサエル襲来。 なぜかエヴァを無視してゼロエリアに進もうとしているので碇君と二人で後ろから切ったり蹴ったりでお互い無傷で殲滅。 簡単だったわね。
第三話 朝、ネルフ本部に行くと葛城さんが浅間山にいくらしい、何故か私もついていくことになった。温泉…気持ちいいのね… 次の日、葛城さんのマンションに行くとペンペンが興奮しながらテレビを見ている、発情期ね。 でも相手が犬なのはどうかと思うわ。あなた、食べられるわよ… そして碇君が私に頼みごと、 「ペンペンに、最近無理が(ry」 …碇君、あなたペンペンとどういう関係なの?今更断るのも面倒だから引きうけたけどペンペンは家出してるみたいね。 そして葛城さん達はセカンドチルドレンを迎えに、私は本部で待機。 海上で第七使徒ガギエル襲来、損害なしで殲滅したらしいわ。 今回はほとんどイベントだけで話が終わってしまったわね…
第四話 一応セカンドチルドレンに会っておこうと葛城さんのマンションに…セカンドは私が中に入った瞬間に出かけていったわ。 やっぱり私、嫌われてるのね。 ついでに碇君に会ったら、壁を殴る→私にたわいもない話→壁を殴る→私にたわいもない話→壁を殴る …というのが5ループぐらい続いていたわ。さすがにしかりつける私。 「そうやって下向くの、やめたら?」「あ…ごめん」「口だけね…」 この後も碇君はずっと壁を殴っていたわ…SDATがなくてもやっぱり碇君は碇君ね… ネルフ本部に行ったら第八使徒イスラフェルに初号機、弐号機共に敗北したらしいわ。今の碇君じゃ無理もないけど。 次の日退屈凌ぎに碇君、セカンド、葛城さん、日向さん、青葉さん、に情報収集をお願いしてみる。 碇君以外は全員承諾してくれたわ。やっぱり碇君は碇君ね… 後は葛城さんの部屋でハッキングや情報訓練でもしようかしら。 夜寝ていたらイスラフェル登場、今回のユニゾンは私とセカンド。碇君はお留守番よろしく。 さくっとイスラフェル殲滅。零号機、弐号機共に小破、私もセカンドも軽傷ですんだわ。
何気に毒舌な感じが良いですね。
235 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/03(木) 10:19:31 ID:MidU+zLQ
このゲームもうでてるの?
2003/11/20に発売されてる
乙です
使徒、襲来 第六話 第二の夜明け の続きの続き 浅間山観測所からの報告で胎児状態の使徒が発見されたらしい。 使徒の生きたサンプルを手に入れるため、特殊装備を施したエヴァ弐号機で、 火口内へ向かい、捕獲を試みるという。 あれ?なんかおかしくないですか? 使徒と同じ力を持つエヴァ、それでも特殊装備が必要なのに、 使徒とはいえ胎児の状態で、高温高圧のマグマの中に存在できるなんて・・・。 なんだか嫌な感じだ、何事もなければいいけど。 使徒は捕獲とほぼ同時に羽化を開始した。 ああ、やっぱりか。 使徒は知恵をつけてるんじゃないだろうか? 前回の使徒が海に現れたように、この使徒も自分が有利に戦える環境で、待ち伏せていたんじゃないだろうか? 罠にはめられたのか? 結局、使徒は冷却液による熱膨張を利用した攻撃で殲滅された。 まぁ、無事でよかったよ。 次はどうなるかわかんないけど。 第七使徒サンダルフォン殲滅 弐号機:小破 惣流・アスカ・ラングレー:軽傷
第七話 脱出を待つ者 父さんと一緒に、母さんの墓参りをした。 この遺体も無いカラッポの墓を前に、父さんは何を思うのだろう。 って言うかどの面下げて墓前に立つんだ碇ゲンドウ! 母さんの墓前に立つこの父さんと、ケイジで綾波とあんなことしてた父さん。 いったいどっちが本当の父さんなんだろう。僕には解らないよ。 母さんについても僕は知らない、母さんは僕が小さいころに亡くなったから。 決めた、父さんと母さんのことをもっとよく知ろう。 僕は機会があれば機密と呼ばれるものを追ってみることにした、それなりのリスクはあるだろうけど。 翌日 朝一でペンペンにアスカと仲良くするように頼まれてしまった。 家の中でギスギスしてるとやりにくいんだろうか? 顔に似合わず繊細なペンギンだなぁ。そんなに仲悪くしてるつもりはないんだけどね。 了解、努力はするよ。さてアスカはどこに行ったかな? アスカはケイジにいた。 仲良くって言ってもどうすればいいんだろう? アスカとはいったいどういう人で、何を望むのだろう? 「誰にも負けない無敵のパイロットでありたい!」 雄々しいなぁ。 ペンペン、やっぱり無理だよ。だってこの子、女の子なのに僕より男らしいんだもん。
じ、じゃあ戦闘訓練にでも誘ってみる、かな? 「ふ〜ん、まあいいけど。」 戦闘訓練の結果はまあ、そこそこの結果だった。 やっぱり仲良くするのは、まだ無理っポイなと半ば諦めてその場を離れようとする。 が、アスカに呼び止められる。はぁ、戦闘訓練ですか・・・。りょーかい。 なんだかんだ言って訓練メニューが気に入ったらしいその後一時間半近く付き合わされた。 訓練終了、流石に疲れた。 が、またもアスカに呼び止められた・・・。もう勘弁してよ!え?違う?訓練じゃないの? 「何か食べるもの持ってない?」 ああ、訓練でお腹すいたのね? えーと、(一応)女の子だしショートケーキとか嫌いじゃないよね? 差し出すとその場で食べ始める。ちょっと、はしたないんじゃない、アスカさん?まぁいいけど。 ショートケーキとか食べると喉が渇くとおったので、コーヒーも渡してみた。 腰に手を当て一気に飲み干す!男らしい子だ・・・。
オッテュ
綾波とシンジ乙。 ここを読んでいるうちに自分でもやってみたくなったんだけど 近所のゲームソフト屋さんやブクオフでは見かけないんだよね… 相場っていくらぐらいするんだろう?
第5使徒、マトリエルだったんだが結局ラミエル戦の時のように零号機大破するのな…。 綾波は超スピードで突っ込んで自滅するしさ…。
>>242 中古だと、\2500〜\3000台半ばなら結構お得ゾーンだと思われ。
顔を赤らめる冬月先生、パイプ椅子に座って心の迷宮に入るペンペン、
カヲル説得、などがフルボイスで堪能できるわけだし。
>>244 dクス。アマゾンなら中古も新品もあるみたいだが
流石にそこまでしなくてもいいかなぁと思ってしまうw
もうちょっと探してみるよ。ここにリプレイ書けるといいな。
第7使徒として何故かゼルエルがw 射程広すぎw チャージ早すぎww 勝てるわきゃねえw
>>246 シンジ書いてる者です、かつて戦闘訓練を何度もしてたせいか、NPCアスカ一人で13番目ぐらいのゼルエル斃したことがありましたよ。
しかも無傷で。
前回までのあらすじ
>>230 〜233
第五話
ネルフ本部に行くといきなり葛城さんに「どこ行ってたの?」と怒られる。
なんでもアメリカ支部が消滅したらしい。私がいてもいなくても関係ない気がするけど…
とぼとぼとネルフの自販機コーナーを歩いていると司令からいきなりキスされた。
「私のこと…好きですか?」「…ああ、そうだ。」「フ…」
思わず鼻で笑う悪女な私、こんなやりとりなのにATが9も上がったわ。…私ってもしかしてSなのかしら?
この後の司令の私に対する考えは、
(二人して、どこかへ消えてしまえば…二人だけの世界があれば…)
…司令、さすがにいい年をしたおじさんが中学生相手にそういうことを考えるのは危険だと思います。
他にすることもないので葛城さんの部屋でハッキングや情報訓練をしてみる。と、葛城さんが司令からの伝言を伝えてきた。
「えーと、一言、好きだって、それだけ言ってたかな。」
司令…鼻で笑ったのを気にしているんですか?
次の日の朝、第九使徒ラミエル襲来。
私がポジトロンSライフルで殲滅するものの初号機は加粒子砲の直撃で大破、碇君は意識不明の重体。
お見舞い…面倒ね。
第六話 ドイツから特殊監査部の加持さんがやってきたわ。でも、特殊監査部ってなにをする部なのかしら? そしてエヴァ参号機とそのパイロットと顔合わせ、これからよろしく鈴原君。 でも碇君が入院中に参号機が来るなんて…出来すぎてる気もするわね。まあこれで碇君のATを上げる必要もなくなったわね。 司令が言ってたのよ碇君はダメなヤツだとか、いつもATが低い碇君は用済みだとか。後者は私の心の声だけれど。 そしてせっかく来たんだからと加持さんに色々と機密情報を聞いてみる…意外と簡単に教えてくれるものね。 その後も色々な人に機密を聞いて回る私、何を間違えたのか心の迷宮に入ってしまう。 「私の心は自由。誰にもつなぎ止められない。」 心の迷宮の割にはなんだか前向きな発言をした気がする… そのあと加持さんと青葉さんが近づきあってるのをどきどきしながらみてたのに副司令に話しかけられて何をしたか確認できず… いいところなんだから邪魔しないで、じーさん。 そしてその青葉さんから相談を受ける。 「好きなヤツがいるんだ。でも俺、恋愛ベタでさ。どうすりゃいいのかな?」 …恋愛ベタ?たしかあなたは仕事が終わった後すぐ総務の娘にメールするようなスケコマシだったと思うけど?それに対して私は。 「いい結果を出せると思います」 というあまり意味のないアドバイスをしてあげたわ。 その後もハッキングした後、家で寝ていたら第拾使徒シャムシェル襲来。 最前線に配置された私一人の活躍で無傷で殲滅。せっかくの参号機も出番なしね。
第七話 今日はロンギヌスの槍が搬送されたのでドグマに持っていく。その後停電が発生したけど特に気になることはなし。 葛城さんのマンションへ行くも皆出かけてしまう…仕方ないのでペンペンと戯れる。 そういえばアナタ、私と声が似てるのね。 その後もう一度ネルフ本部へ行くとなにか慌ただしい。話を聞くと参号機が使徒に乗っ取られたらしい。 第拾壱使徒バルディエル襲来。鈴原君…短い付き合いだったわね… そして戦闘開始、弐号機は即大破、初号機は電源切れで動けず。また私一人で戦うのね…と、思っていると。 「レイ、ドグマに降りて槍を使え」 …え?いくらなんでもそれはやりすぎでは…と言いたいけど私に拒否のIMはない。 今日届いたばかりのロンギヌスの槍を投擲しバルディエルを一撃で殲滅する。 さよなら鈴原君。恨むなら司令の命令を恨んでね… ついでに街の被害が中規模になってしまったわ。
第八話 ネルフ本部へ行くとなんだかヘタな鼻歌が聞こえてくる… 「歌は心を潤してくれる。そう思わないかい、ファースト」 「あなた、私と同じ匂いがする…一体、誰…?」 この鼻歌がヘタな人は渚カヲル。フィフスチルドレンらしいわ。 鈴原君が死んだと同時にフィフスチルドレンがくるなんて…ますます出来すぎているわね。 そして加持さんにドグマへの行き方を教えてもらう。そもそも私がドグマの行き方を知らないというのも妙な話だけどまあいいわ。 とりあえず暗殺されないようドグマで白兵訓練をしておかないと…ついでにマギにハッキングもしてみる。結果は散々だったけれども。 夜になったから帰って寝ようと思ったけど夜中にフィフス来訪。 そういえばまともに会話をしてなかったわねと思い家に入れてみる。すると、 い き な り 抱 き 着 い て き た 大胆ね。と思いつつ私も強く抱きしめかえす。会ったばかりなのに私に夢中なのね。 司令とフィフス…二股をかけるのも楽しいわ。フフ… 朝までフィフスと色々してたら第拾弐使徒マトリエル襲来。セカンドはまだ入院中。 碇君のシンクロが40%ぐらいだったから私一人で殲滅したわ。 零号機は小破、私は軽傷。鈴原君がいれば…つくづくおしい人を亡くしたわね。
252 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/04(金) 22:41:16 ID:cAqRAauj
フィフスと司令で二股 テラワロスwww
毒舌日記もシンジのも面白いから久々にやりたくなってきた。
乙です
スーパーシンジさん、毒舌レイさん、お二方とも乙です。 おもしろい!
使徒、襲来 第七話 脱出を待つ者 の続き 人気の無くなった夜のネルフ本部、僕はリツコさんの研究室にいた。 僕が知りたいのは父さんと母さんのこと、そして父さんの目的。 多少の危険は覚悟のうえでハッキング開始。 わかったのはゼーレと言う組織の存在、以上。 僕の知りたい情報じゃないなぁ、ハズレか。 ハッキングではハズレ情報しか手に入らなかったものの、IDの偽造はうまくいった。 僕のIDを元に権限を少しづつ強化してゼーレIDの偽造に成功。 けどなんに使えばいいんだろIDって? 警報が鳴り響く、使徒だ。 前回、前々回とアスカがやっつけちゃったし、久しぶりの戦いだなぁ。 ま、軽くひねってきますか。
気が付くと僕は病院のベッドにいた。 ・・・そうだ思い出した。 突出した僕は使徒の影に飲み込まれて・・・。 誰もいない、何も無い空間。死の恐怖・・・。 ここに来てわけもわからないままに使徒と戦うようになって、 けどそれでも、怖いと思ったことは無かった・・・。 使徒と戦うようになって初めて怖かった。怖いと感じた。 アレが、使徒が人類を滅ぼしうる敵だと言われていたことを忘れていた。 どうして戻って来れたんだろう?いったい何があったんだろう?
第八使徒レリエル殲滅 初号機:損害なし 零号機、弐号機:小破 負傷者無し 第三新東京市の被害軽微 毒舌レイさんと区別せにゃならんので、 どなたかいいタイトルないですかね? 今回でスパシンではなくなりましたが。
レイと不倫してるゲンドウ父さんに汚れを覚え、反抗期へ・・・ って事で「反抗期エヴァンゲリオン」ってのはどうでしょう? 個人的に、毒舌レイさんと共に昼ドラ的な展開を期待してますww
乙です
ゲンドウで日記書こうと思ったが、第二話でシンジが家出し第四話でアスカが死亡。 あとはひたすらロンギヌスで殲滅したので話にならない・・・。
前回までのあらすじ
>>230 〜233 248〜251
第九話
たまには学校へ登校してみようと思ったので登校してみる。
ふと見ると碇君のATが27になっている。あなた…こっそりSDATを買ってるんじゃないの?と思わず疑う。
その後ネルフ本部に行くと第拾参使徒イロウル襲来。みんな慌てて赤木博士のATを上げに行ったみたいね。
そんな中、私はケイジでフィフスに碇君と仲良くするようにお願いする。この二人なら相性よさそうね。
「仲良くね…ストレスがたまらない程度にやってみるよ…」
…そんなに相性よくなかったみたいね。
この後はフィフスと色々。みんなが慌てている時にこんなことをするのって何か背徳感があるわね…フフ…
赤木博士のAT?いまだにエヴァの活動時間も延長できない人のATなんか上げてあげる気になれないわ。
まあ結局赤木博士の活躍でイロウルは消滅したみたいね。
第十話 今日も前回にならって登校…ふと私は今夜流星群が見れるのを思い出した。 「今夜、一緒に星を見ない?」 そんなことを洞木さんに言うと他の人も誘ってみんなで見ることになった。 参加者は、私、洞木さん、碇君、相田君。フィフスは…こなかったのね。 流星はとても綺麗で…気がついたらとりとめもない話を延々していたわ。こんなにお喋りな私もいるのね… 次の日は朝からネルフ本部へ。 「いつもと違うようだな…いい表情だよ」 朝からじーさん…もとい、副司令がわたしをおだててきた。このあいだいいところを邪魔したことを反省したのかしら? そして昨日流星を見に来なかったフィフスに恋愛相談を受ける。 「とても好きな人がいるんだ。いや、愛する人というべきかな。けれど想うだけでどうにもできないんだ…僕は、どうしたらいい?」 …それってもしかして私のこと?そうね、アドバイスしてあげるわ。 「そうね、頑張ってみたら?できる限りいい印象を与えるのよ。」 青葉さんの時とは違いそれなりにためになるアドバイスができたわね。 そして食堂で司令とキスした後ドグマでマギにハッキング、そういえば第四話でみんなに頼んだ情報収集はどうなったのかしら?まだ誰も結果を報告してくれないんだけれど… 疲れたので帰宅、就寝、そしてサイレン。第拾四使徒サキエル襲来。 いまだセカンドは入院中、碇君が前線、私はゼロエリアの近辺に配置。 まあいつものことね。どうせ近づかれても司令がまたロンギヌスの槍を使うよう命令するだろうとずっとぼーっとしていたら十字の光があがった。 え?碇君が殲滅したの?碇君が殲滅されたのではなくて? しかも結果報告を見たら初号機は無傷だった…碇君、あなたに何があったの?
第十一話 ネルフ本部で黒服の男達を見かける… 「命を狙っている人達がいます。それを…教えに来ました。」 葛城さんに危機を知らせておく。一応は上司だしあまり死んで欲しくないものね。 自販機前にいた司令にプレゼントをねだると、指輪、ネックレス、ポケットティシュをくれたわ。 最後のは微妙だけど他の二つはありがとうございます。 ついでに近くにいたフィフスにもアイテムをねだると、香水袋、マグカップ、お守りをくれたわ。 司令に比べるとやっぱり地味というか安いものをくれるのね。 そういえばフィフスと司令ってお互いのことはどう思っているのかしら?ちょっと聞いてみよう。 「孤独な人さ…本当は側にいたいけど、あの心の強さに、ひれ伏しそうで…」 「奴は、いつも孤独だ…」 …お互いに孤独だと思ってるのね。どうやら私が二股かけてるのは知られていないみたいね。 その後は学校に登校してクラスの人達とお話。私って本当はお喋りなのかもしれないわね。 そして葛城さんの家に行くと葛城さんは仕事で旧東京まで行くらしい。 そうね、このあたりにはまだ黒服がいるかもしれないしそのほうが安全よね… でもその場でJAとかいうロボットが暴走、結局初号機で取り押さえたらしいわ。 碇君、絶好調ね。
オッテュ
フィフス恋愛相談ワロタ
第十二話 今日は朝から赤木博士のノック攻撃がうるさい。 ばーさんのノックがしつこいとか、エヴァの活動時間も延長できないようなばーさんは用済みだとか、そう心の中で思いながらさっさと学校へ行く。 適当にクラスメイトと会話した後葛城さんの家に。なんだか葛城さんが昇進したらしい。そう、よかったわね。 その祝賀パーティに私も呼ばれたので参加してフライドポテトをたくさん食べたわ…もぐもぐ…はぐはぐ… そして次の日、たまにはこの街以外の場所に行きたくなったので葛城さんの部屋で京都出張計画書を作成…しようとしたら司令がやってきた。 今は書類作成をしたいので出ていって下さい…なんて言うIMはもちろんないのでさっさと赤木博士の部屋に行く。 さて今度こそ書類作成…しようとしたらまた司令が来た。仕方ない人ね、気が済むまで話相手になりますよ。 ということで適当に司令の相手をしていたらフィフスまでやって来た。 そして、どちらかと話すと残った片方が必ず割り込むという目に見えない争い(?)が繰り広げらることに。 結局サイレンがなるまで延々片方と会話→もう一人が割り込みのコンボを受けるハメになったわ。 さっさと葛城さんの部屋に戻るべきだったかしら?でも二人とも追ってきそうな気もするわね… 第拾伍使徒アラエル襲来。 まだ入院中のセカンドも引っ張り出されて弐号機で出撃。 ロンギヌスの槍で使徒を殲滅するも零号機は大破、私は重傷。初号機、弐号機は小破、二人は軽傷。 …なんで精神攻撃を受けてエヴァが大破するのかしら?
第十三話 病院で寝ているとサイレン…どうやらフィフスが実は第拾六使徒タブリスで、碇君の初号機が殲滅したらしい。 でも寝ている私に詳しいことはわからない… フィフスが無人の弐号機を操りアダムに接触するためにドグマに侵攻、碇君が初号機で追撃。 弐号機を殲滅しフィフスと接触。説得を試みるも失敗。フィフスを握りつぶす… 弐号機との戦いで初号機は大破、碇君は重傷。 わたしがこれらを聞かされたのは次の日になってからだった。 なぜこんなことに…私、フィフスに裏切られたの?碇君、なぜフィフスを止めてくれなかったの? なぜ… 第十四話 まだ病院で寝ていると第拾七使徒ゼルエル襲来。よりによって最後の使徒が力の使徒なのね… 急いで本部へ行き出撃する。やはり零号機の修理は全然できていなかった。 そして同じく病院からかけつけたと思われるセカンドもすでに出撃していた。でも修理が終わってないせいか紙キレのように一瞬で葬られる弐号機。 「…後は任せて」最初からあなたには期待してないもの。 幸いにも零号機に盾を持たせてもらえたのでノーダメージで使徒を殲滅。 街の被害は甚大ながらも壊滅だけは免れたようだった。
ストーリーがどんどん緊迫してきましたね・・・ やはりエヴァである以上、最後はハードな展開に行くのかな・・・
乙です。 最近このスレもまた賑わってますな。楽しみに読んでます。
乙です
第十五話〔前編〕 やっと退院の許可が出た。とりあえず学校に顔でも出しておこう。 入院の関係でかなり学校をサボっていたからか体育の補修で水泳をすることに、退院したばかりなのに水泳っていうのもどうかと思うけど。 その時に一部の男子が私のことを見ていたらしい。私の水着姿なんて見ても減るものじゃないしどうでもいいわね。 補修後、葛城さんの家に行くとなにか音楽が聞こえる… 「地を流れながら染み込んでいくような、力強く静かな音…」 テレビからチェロが大音量で流れていた。ペンペンの仕業ね。 テレビの音を下げると傍らに碇君が弾いていたチェロが目にとまった… そうね、碇君がフィフスを握りつぶしたことは、しかたがないことよね… 本部へ行くと学校では明日から修学旅行だけど私は待機を命じられる。葛城さんによると、 「パイロットは使徒襲来に備えて待機」らしい。…でももう使徒はいないはずだけど?それだけならまだしも、 「い〜い機会だわ。本部で勉強合宿でもしましょうか?ここには腕のいい家庭教師がたっくさんいるわよ〜ン。」 …腕のいい家庭教師?誰のこと?まさか始末書を貯めこんでる作戦担当とダミープラグしか作れない用済みばーさん博士のこと? そんなことするヒマがあるなら自分の仕事をして下さい。こんなことなら葛城さんを黒服から助けるべきではなかったわね… 悪夢の四日間が過ぎた後、司令に癒してもらおうと会話をするも連続で無視される。 「…私を…見下している」 そう、司令も私を裏切るのね。フィフスと同じように…。 そう思った私は今日から司令をいじめることにした。やっぱり私、少しSみたいね。 とりあえず司令になにか尋ねて片っ端から否定、司令がなにか尋ねてきたら徹底無視、ついでに司令の目の前で日向さんにキスしてみたり、私はあなたの人形じゃないことをアピールする。 70もあった司令のATがちょっとづつ下がっていく。順調ね。 ここで一旦セーブ…をした時14日目という表示を見て私は驚いた。なぜ?合宿は四日間のハズ…これがバグというものなのかしら?
第十五話〔中編〕 その後、学校へ行くとみんな疎開してしまったらしい。 疎開直前に修学旅行をするなんて…なんというかたいした根性ね。 本部へ行くといつのまにかセカンドが退院していた。でも下を向いてあるいているのでしかりつける私。 「しっかりできるぐらいなら最初からしてるわよ!何よ、バカに…バカにして…」 これがキッカケで私とセカンドは言い争いをすることに。 「すぐ熱くなるのね。」「そ、そうかしら…そうかも…しれない…」 …さすがに言いすぎたかと思い慰めてあげる。 「とりあえず、食べて、眠るといいわ。それが今のあなた自身を守る最良の方法だわ。」 「言わないで!それ以上、私を惨めにさせないで!」 ダメなのね…もう… この後セカンドは葛城さんに何かを打ち明けていた。その日のうちにセカンドはパイロットをやめてこの街から出ていったわ…さよならセカンド… 気を取りなおして同じく退院していた碇君に会いに葛城さんのマンションへ…また下を向いてる… 「うるさい!僕だって好きでこうなってるんじゃないんだ!」 碇君も逆ギレ…そしてAT18の碇君は壁に八つあたり… どういうわけか葛城さんと赤木博士とペンペンまで壁に蹴りをいれてたわ…壁、大丈夫かしら?… 碇君もセカンドと同じように慰めてあげるも… 「だから…?そうやって偉そうにしないでよ。」 あなたも…ダメなのね…
乙です 終末のにおいがぷんぷんするな…
第十五話〔後編〕 そして唐突に赤木博士の心の迷宮をのぞいてしまう…つづいて青葉さんの迷宮も… いい年をした大人たちがパイプ椅子で悩んでいる様を見るのは楽しいわね…フフ… でも結局碇君もパイロットをやめて街を出ていった… 二人ともズルイわね…自衛隊に襲われる前にこの街から逃げ出すなんて。 そして自宅で訪ねてきた司令のATを下げようと司令が話しかけても全て無視… でも司令のATは下がらずに私のATばかり下がっていく… 「………っう…」 私は思わず壁に八つあたりをしていた。私は司令の人形じゃない… 決めた。私は司令の野望を阻止する。機密を散々調べたから司令の野望が碇ユイに会うことだというのはわかっている。 そのために人類補完計画を利用しようとしていることも。 それを阻止するには私もこの街から離れればいいのよね。私は葛城さんの元へ向かった。 …あら?「パイロットやめます」のIMが出ない。私のAT33なのに…しかたないわ、作戦変更… 長期戦になりそうだったから一度自宅に帰って体調を回復させておこうと睡眠を取ることに。 そして寝ていると何故か人の気配を感じて私は目を覚ました。 気のせいかしら?と思いつつベッドから降りるとそこには、 碇 司 令 が 立 っ て い た
最終話 世界の中心でアイを叫ばされた三十路前 ダッシュで家を出る私。身体は…なんともないようね。まさか寝ているあいだに家に入られるなんて…怖くてたまらない… 私はコンビニでコンビニ弁当、ジュース、エチケットスプレー、冷却バンドをそれぞれ複数購入。葛城さんの家に篭城させてもらうことにした。 そして葛城さんがAT60を切らないようにチェックしつつ、恐らく苦手な人物だと思われる司令や副司令について尋ねる。 アイテムが尽きたら葛城さんが家にいるあいだにコンビニで補充。他にお客さんが来たら私は邪魔にならないよう碇君の部屋に退避。 これを私は繰り返した。そして篭城7日目… 「終わったわ…すべての使徒を倒し、やっと父さんの仇を取ることができたわ。」 「認められている葛城ミサトではなく、葛城ミサトというただの私を受け入れて欲しいの。」 「自由に気づいていたのに、私は自分から遠ざけていた。」 「私は、ここにいてもいいのよ。」 葛城さんは自らを補完することに成功した。これでもう補完計画は起きない。 もちろん司令が碇ユイに会うことはもうない。しかも自らを補完したのは葛城さん。 そうするように私が仕向けたことは葛城さんの家に入れない司令に知られることはない… ありがとうございます葛城さん。おかげで司令の野望を阻止することができました。 これから先、司令の野望を邪魔したということで疎まれるかどうかはわかりませんが頑張ってください…フフ… 私はそう心の中で思いつつ葛城さんの家を後にした。 終
>>276 乙カレー。
NPCパイロット2人家出+ミサトのおめでとうエンドで締めとはスゲー!!
意表をつくエンディングのもってきかたに感動しますた。
にしても司令の前で日向とキスする綾波・・・極悪だ(;´Д`)
>ここで一旦セーブ…をした時14日目という表示を見て私は驚いた。 入院していた時間を忘れていますアヤナミさん。
素晴らしい日記だ・・・!LCLちょちょぎれるほどの感動をありがとう!
乙でした 最後まで黒いよ綾波さんw どん底の状況からミサトおめでとうエンドに持っていく根性がスゴイ
乙! いろいろと大変なことがありながらも一貫した黒さと 個性的なストーリー展開を楽しませていただきました。
綾波さん乙でした!なんつーかスゲエ…www
なんとなく思いついたのでプレイしながら書き込んでいきたいと思います。 どうなるか自分にもわからないのでつまらなかったらすまんです。 「惣流・アスカ・ラングレーの綾波レイ観察日記」 使用シナリオ 補完アスカ 第壱話 何故か私は対象の家に行けないのでどこに いけばいるのだろうと考えていたら向こうから訪ねてきた。 飛んで火に入る夏の虫とはこのことね。 観察するため当然招き入れてやる。覚悟なさい!! じろじろ見てたら話しかけてきたので本題を尋ねたら 「ペンペンに気をつけてと伝えて」・・・思わずOKしてしまった私。 何を考えているのかまったくわからない、あなどれないわこの女。 続いて今度は近づいてきて頬を赤く染め手を握ってきた。 訳のわからない行動に身の危険を感じた私はおもいっきり動揺&拒絶し家から出て来てしまった。 対象から離れてどうすんのよ、と後で気づき反省。 日記を続ける上で障害になってくるであろう使徒戦を 少しでも楽にするため、ネルフ職員に無理矢理参考書と安眠マクラを渡す。 その際マヤさんにファーストのことを尋ねられたので 適当にダメなやつと言ったら「そんなことないわよ!」ってちょっとムキになっていた。 どういう関係なのかしら? サハクィエル襲来。 ちょっと破損しちゃったけど撃破。 宝くじを当てるような作戦だったし上出来よね? あ、ペンペンに伝言伝えるの忘れてた。・・・ま、いっか。
第弐話 さーって今日も観察してやr「ピンポーン」 またも飛んで火に入る夏の虫。向こうから訪ねてきたわ。 今日は前のようにはいかないわよ。早速先制攻撃。 で、少し話してわかったこと。 「みんなと親しくなりたい」と思っていることと「これからどうしたらいいか」考えていること。 何も考えてないと思ったけどけっこういろいろと考えてるのね。 ケイジでエヴァの稼動状況見てたらカヲルが話しかけてきた。 相変わらず電波発言するので無視したら構わず「まだ話したいことがあるんだ」だって。 しょうがないから聞いてやると「この世界はどうなると思う?」・・・はっきり言って付き合ってらんない。 アラエル襲来。 昨日ファーストが命令で運んで来たらしいロンギヌスの槍。 短い付き合いだったわ。宇宙へさようなら。撃破。
第参話 今日はみんなにファーストのことを聞いてみることに。 これも立派な観察よね。 ●優しいと思ってる人 シンジ、加持さん、カヲル、マヤさん、副司令、ロン毛 ●可愛いと思ってる人 鈴原 ●はぐらかされた ミサト、司令 ●困った顔で無視された ヒカリ 聞けなかった人もいるけど全体的にけっこう好印象みたいね。 でもファーストのやつヒカリに何かしたのかしら? 主な出来事 ・ペンペン家出。ファーストに心配されたり新聞自慢してきたりおもしろい鳥だわ。 ・ダミープラグ開発。なんなのかしら? ・バカシンジのせいでイスラフェルに一時敗退。 イスラフェル再襲来 バカシンジとじゃなくファーストとユニゾンすることに。 意外に息が合って無傷で撃破。
第四話 ファーストに副司令をはげましてほしいと言われた。 なんて言ったらいいかわからないから代わりに伝えてほしいとのこと。 この前の調べた結果でわかったことだけど優しいのね。 あんたのこと少し好きになったわ。 ・・・と思った矢先、話しかけたら無視。前言撤回、やっぱ訳わかんないわ。 まだまだ調べる必要があるわね。イライラしたからカヲルに当たっておいた。 JAとかって言うロボットが暴走したらしい。 シンジが行ったから私は知らないけどなんか大変だったらしい。
オッテュ
第伍話 シンジがうじうじしてたから叱ってやったら逆ギレされた。はんっ!やってらんないわ! あんたなんかいつまでもそうやってうじうじしていればいいんだわ! 気を取り直し本来の目的のファースト観察に。 探したら学校にいることがわかった。前から思ってたけどファーストって真面目に 学校行ってるわね。「みんなと親しくなりたい」っての本当だったみたいね。 で見つけて話しかけたら ま た シ カ ト 。 そう・・・そういうことね・・・私とは親しくしたくないってことね・・・フフ・・・ いいわ・・・先に仕掛けたのはそっちだからね・・・フフ・・・フフフフ・・・ 傷つけられたプライドは10倍にして返してやるわ・・・・・ その後、性懲りも無く私の住む家、葛城家に訪ねてきたファースト。 もちろん入れてやったわ。復讐するためにね。 怒鳴りつけてやったら黙って帰って行ったわ。フフ・・・いい気味。 でも気分は晴れず最悪。何もする気になれずずっと眠って起きたのは次の日の昼過ぎ。 そして召集のサイレン。呼び出した理由は使徒を捕獲するとかそんな内容。 適当にやってたら終わってたわ。 サンダルフォン撃破。
第八話 血は異ならず 僕は何故帰ってこれたんだろう?何故戦うんだろう? 何故僕でなきゃいけないんだろう?使徒っていったい何なんだろう? 今までは考えなかった、けど知らないまま戦うのはなんだか嫌だ、何故かはわからないけど嫌だ。 使徒とは何なのか、何故戦うのか、そして僕が選ばれた理由、推測するにも材料不足だ。よし、ハッキングだ。 隙を見てリツコさんやミサトさんの仕事場でハッキングする。 何度か人が来て中断させられたものの、いくつかの極秘書類が手に入った。 そこにあったのは母さんに関する情報だった。
初号機に母さんの魂が宿ってる!? じゃあ、この前に使徒を倒したのは母さんなのか?僕を助けてくれたんだろうか・・・? ・・・あれ?なんか引っかかるな。 あ!こないだ父さんと綾波、第七ケイジのアンビリカルブリッジの真ん中、初号機の、母さんのまさに目の前で・・・。 何考えてんだよ、父さん!エネルギーゼロで初号機は動いたんだよ、下手したらあの時動いてたかも・・・。 ・・・これについてはこれ以上考えないようにしよう。 残りの書類に目を通す。父さんがゼーレの意向でネルフを作り人類補完計画なるものを進めてるらしいことなどがわかった。 人類補完計画っていったい何なんだろうか?父さんはいったい何がしたいんだよ?
ハッキングや情報技能の訓練を続けていると背後でドアの開く音、あわてて席を立つ。 「やあ。」父さんだった。 ホント何考えてんだかわかんないよこの人。何がしたいのさアンt父さんは? 「かけがえの無い人と一緒に過ごしたい気分だ。」らしい。それって人類補完計画となんか関係あんの? だったら僕なんかかまってないで、綾波のトコでも行けば?それとも初号機に頭下げに行く? 「実はお前に頼みがある。」ああ、そう来たか・・・。 父さんに綾波を励ますように頼まれてしまった。念の入ったことに二度連続で。 父さん、なんか落ち込ませるようなことやらかしたの?さっさと自分で謝りゃいいのに。 息子に尻拭いさせるかな普通・・・。 伝言を伝えるべくケイジに向かうと、アスカが綾波を訓練に誘って、二人して連れだっていった。 馬が合いそうに無いと思っていた二人が案外仲良くやっているようで一安心だ。 伝言は後でもいいよね。
綾波に伝言を伝え家に帰ると、先に帰っていたらしいアスカがなにやら考え込んでいた。 同居人としてほっとくのもなんだし、気にもなったので声をかけてみると出るわ出るわ、まるで便秘に浣tいやいや。 今後の不安、人間関係、自分に自信が無いと立て続けに相談されてしまった。いったいどうしたんだろうね? まぁ、あの父さんでも悩むことはあるんだしアスカが悩んでも不思議は無いか。 ・・いや違う、そうじゃない。今気付いた、いやそれも違うホントは気付いてたんだ以前から。 いかに雄々しく装おうとアスカは僕と同じ14歳の子供、さらには女の子なんだ。 戦場と言う非日常と常に隣り合わせの日常、悩まないはずが無い、きっと綾波も・・・。 二人だけじゃない、ネルフのみんなも不安なはずだ。なのに僕は自分のことばかり・・・。 ホント、バカだな僕は。 まだ何か考え込んでいるらしいアスカに声をかけると人生の意味とか聞かれてしまった。 人生の意味か・・・考えもしなかった。 「惰性だよ。」 なんて答えたらきっと怒らせるだろうと思ったので、適当な戯言でごまかしてみたら感心されてしまった。 ちがう、よしてくれ、僕は君に感心されるようなたいした人間じゃないんだよ。 だいたいなんでそんなことを考えてるんだよ君は? 「な、なんでもないわよ!何よ〜。」 不覚にもアスカの照れる顔がカワイイと思ってしまったのは秘密だ。 さっきまでシリアスにいこうとしてたくせに、最低だオレって。
オッテュ
第九の使徒が見つかったらしい、はるか空の彼方に。 使徒は自らの体を質量爆弾と化してネルフ本部にカミカゼアタックを仕掛けるつもりだという。 知恵をつけてきたと思ったら次はこれかよ? 使徒のシンプルな作戦に対しこちらもまたシンプルな作戦。 受け止めろって、あの巨体を?簡単に言うな・・・。 作戦は成功、落下してくる使徒をどうにか受け止め殲滅。 まったく、これからどうなるんだろう・・・。 久々に不安だ。逃げちゃ駄目かな?もう遅いか、ハァ。 第九使徒サハクィエル殲滅 エヴァ初号機、弐号機、零号機小破 パイロット三名軽傷、まとめて入院 第三新東京市の損害軽微
>>259 さんわざわざ考えていただきましたがホントスイマセン、一応釣りエンド目指してるので、
「反抗期エヴァンゲリオン」はちょっと。勝手なことぬかしてほんとにスイマセン。
>>295 いやいや、そんな謝らないで下さいよ〜。ってか謝り方が昔バイトで一緒だった女の子に似てて焦りましたww
正直、他にもっと良いタイトルを考える人がいると思って、半分ネタで考えたんで・・・
逆にこちらこそ申し訳ないです。
ただ、シンジの父親に対する反感がとてもリアルだったので、
vsゲンドウという路線に行くのかと思ってしまいました。
だからこそ、この先で親子が和解し、釣りエンドを迎えるのが楽しみになってきますね。
所で・・・ハッキングとかして、シリアスモードに入っても
釣りエンドに行けるんでしたっけ・・・?
>>296 ・シンジ、ゲンドウお互いの親愛評価が60%以上
・シンジとゲンドウのATが50以上
が釣りエンド条件なので、シリアスモード入っても平気。
ほんとはこの第八話時点で釣りエンドにいけたんですがもう少し伸ばします
乙ですな…
>>297 モードは関係なかったですか・・・修正ありがとうです。
このスレ見て影響を受け、釣りエンドに挑戦することにしました。
ゲンドウの親愛は上がるけど、シンジの親愛が上がってるのか不安だ・・・
まぁ、のんびりがんばります。
ちなみに何故かマヤと恋仲になり、意外とお似合いな事に気付きました。
ここにプレイ日記書いた人に質問。ノーリセでやった? それとも多少は思い通りにいかせるためにリセットした?
>>301 基本的にノーリセットだけれど葛城家や使徒戦でフリーズすることがあるから
マメにセーブしてそこからやり直ししたこともあったわ…
>>278 なるほど…そういうことね、遅レスになってしまったけど教えてくれてありがとう。
今更だけれど感想等をくれた方々、ありがとう。みなさんのレスは私の毒舌の糧になりました。
ではこのスレの繁栄を願いつつ名無しに戻ります。
リプレイ中のお二人共乙です。そして頑張ってください。
葛城家でフリーズには随分泣かされましたよ。 マンション内の人口密度が高いとフリーズしやすいように感じたので、 学校に行かずクラスメート3人を登場させて無いわけです。 リセットはできるだけしないようにしてますが、使徒出現が近いと感じたらセーブ、 戦闘終わったらセーブ、と一話に付き大体この2回です。 続きは少し待っててください文章にしにくくて・・・。
フリーズはCD、DVDってメディアを使用している以上、 どうしても一定確率で起こるんだよな PS2には読み込み失敗時の動作が基本的にないし もちろん、プログラム的にループるのは論外だが
「補完される心」アスカ編 前編 目を覚ますと、そこは私の部屋だった。 一ヶ月前、私はドイツから日本へ来た。途中で「使徒」と呼ばれる敵に遭遇した。 魚みたいに海で活動する使徒に、B型装備だった私の弐号機は苦戦したけど、なんとか撃退出来た。 現在エヴァパイロットは他に三人いるけど、誰も実戦経験は無い。 つまり、私が世界で最初に使徒を倒したんだ。 今はここ、日本の第3新東京市で、学校に行きながらエヴァの操縦訓練をする毎日。 訓練なんかしなくたって、私はもう使徒を倒したんだから、充分戦えるのに・・・。 そういう毎日が、今日も始まると思ったらうんざりしてきた。 とりあえずハンカチをポケットにしまって、学校に行った。 つまらない授業が終わって、ネルフ本部に行こうとすると、隣の席のカヲルって子が話し掛けてきた。 この子は私と同じエヴァパイロットで、五人目の適格者らしいんだけど、 こいつの言う事はいつもわけわからないから、テキトーに相槌打ったら、なんか怒ってたけど、無視無視。 大体、四人目もいないのに五人目って、なんなのかしら。しかも彼のエヴァはまだ完成してないって言うし、 はっきり言って役に立たないわね。ま、彼のおかげでシンジが最近機嫌良いみたいだから良いか。 ネルフ本部に着いて、リツコさんにシンクロ率の調整してもらって、 終わったら何もやる事が無いから、憧れの加持さんとお喋り。時々見つめると、照れちゃったりして、 素敵な上に可愛いの。私も加持さんに見つめられると、顔が熱くなる。 加持さんも私の事、可愛いって、思ってくれてるかしら・・・。 そんな事を思いながら話してたらテンションが上がっちゃって、ついミサトの事を聞いちゃったら、 加持さんは別の話をし始めた。やっぱり、触れて欲しくないのかな・・・。
楽しい時間って、どうしてすぐに過ぎてしまうの? 気が付くと夜の8時。お腹も空いたし、帰宅してご飯を食べる。 テレビ見て、お風呂入って、ペンペンにかまって、寝る事に。 朝になって、また学校に行く。また退屈な授業にうんざり。 そして授業が終わると、急にサイレンが鳴り始めた。同時に携帯に本部から連絡が。 どうやら使徒が現れたみたい!シンジとファーストと一緒に本部へ向かう。 フィフスは、なんか窓の外見てたから無視無視。どうせ役に立たないし。 ミサトから作戦を聞く。 シンジだけやけに前に出てて、私とファーストはゼロエリア付近で待機みたい。これだから実戦を知らない人は嫌よ。 この場で文句言っても聞いてくれないから、黙っておくわ。 出撃するエヴァ三機。遠くの山の方に、なんか光る物体が。映像を拡大すると、螺旋の輪っかが空を飛んでる・・・ 天使の輪みたいだって、つい見とれてしまったわ。まさに、使徒なのかしら。 ミサトがその場で待機してろって言って来たけど、そんなまどろっこしい事は嫌よ。バカシンジは頼りないから、ケーブルを 切断して、全速力で使徒に近づく。内部電源が切れる前に電源ビルに着くよう、ちゃ〜んと計算してるんだから。 シンジが使徒に向かう。良いから黙って見てなさいよ、もう! 活動限界まで残り一分、電源ビルに届いた!・・・・・・あれ?ケーブルが使われてる〜!?初号機ね! 「ちょっとバカシンジ〜!何でこのビルのケーブル使うのよ〜!」 「えぇっ!?アスカ、後方で待機じゃないの?」 「あぁ〜もう!一分で他の電源まで行けるわけないじゃないのよ〜!」 それでも諦めない!一番近いビルまで走る私の弐号機。 あと少し、あと少し! ビルに手がかかるその時、コックピットが暗くなった。 「エヴァ弐号機、活動限界です・・・」 マヤさんの声が聞こえる。私の弐号機は、街中で無様にも立ったまま動かなくなった・・・。
「このバカシンジ!アンタのせいで、動けなくなったじゃないのよ!」 「知らないよ!命令を無視したアスカが悪いんだろ!」 ムカツク。初号機のケーブルを奪ってやりたいわ。 仕方ないから、本部から映像を回してもらって戦闘を見る。案の定バカシンジが使徒を足止め出来ず、ファーストも動いた。 ファーストって、普段ボーッとしてる割に良い動きするのよね。上手い事使徒を食い止めて、その隙に初号機が近づく。 彼我戦力差は二対一。ま、私じゃなくても楽勝でしょうね。 だけど、二人は意外に苦戦してる。そりゃそうよ。二人とも遠くからライフル撃ってるだけだもの。 「バカシンジ!アンタ男でしょう!アンタが近づいてA.T.フィールドを中和しなさいよ!」 「えぇっ!」 「それとも、女の子を前線に立たせる気なの!?」 「そんなつもりじゃ・・・」 「碇君・・・大丈夫、私が突撃する」 使徒に近づく零号機。 「・・・待って、綾波。僕が行くよ」 「碇君・・・?」 「悔しいけど、アスカの言う通りだから。戦いは、男の仕事!」 ふっ、シンジの行動パターンは解りやすくて良いわ。私、悪女の素質あるのかしら。 思ったとおりシンジが突撃して、フィールドを中和。ファーストがライフルで使徒にダメージを与える。 使徒は見るからに弱ってきた。そこをシンジが止めを刺そうとナイフを構えて突撃した。 「勝ったな」「ああ」司令と副司令も、勝利を確信した、その時だった。 「うわぁぁぁあ!」突然、シンジの絶叫がこだまする。 使徒が、初号機の身体を貫いてる・・・いえ、融合していた。 聞こえてくるシンジの絶叫に、私は耳を塞いだ。怖かった。 「自爆させるしかないわ」 「あんた、何言ってるのかわかってんの!?」 リツコさんとミサトが怒鳴りあう声が聞こえる。自爆?そんな事したら、シンジが・・・。 「ごめんなさい」 ミサト・・・嘘でしょ!? 聞こえてくるシンジの悲鳴が、途切れた。そして・・・空に大きな十字の光が立ち上っていた・・・。
「補完される心」アスカ編 後編 シンジが死んだ。まだ信じられない。 あれから私は学校にも本部にも行かず、ずっと家にいた。 落ち込んでるとか、ショックとかもあるけど、それより皆に会いたくない。 シンジが死んだのは私のせいだ。きっと皆もそう思ってる。会ったら何を言われるか考えると、怖くて誰にも会いたくない。 ミサトは、普段どおりに接してくれるけど、私の方がまともじゃなくなってる。 つい、ミサトに怒鳴り散らしたり、無視したり、壁を殴ったり・・・。 頭では解ってるの。ミサトが私を元気付けようとしてくれてる優しさが。解ってるから、一人になって落ち込む。 時々シンジの部屋に入って、一日中突っ立ってる事もある。 皆、私の事を心配して家に来てくれる。でも、会いたくないから、いないフリをする。 さえなくて、頼りなくて、顔だって普通だし、同じクラスにいても何とも思わないようなヤツだったけど たった一ヶ月でも一緒に暮らした人間が死ぬのは、やっぱり辛い。 もっと仲良くしておけば良かった。シンジ、ごめんね・・・ごめんね・・・。
その日も私はシンジの部屋にいた。すると、不意にサイレンが鳴った。 私が落ち込んでいても、使徒はそんな事お構い無しなのね。でも、そのサイレンが私に生きる力を取り戻してくれた。 こうなったら、シンジの仇を討ってやるわ! 今度の使徒は、随分と無機質な、ピラミッドを表裏にくっつけたみたいなヤツだった。 そいつはビームで近づく敵を排除するみたいだから、目には目を、こちらも遠距離射撃で応戦する。 私は、ポジトロンライフルの射手に選ばれた。 ミサトを見ると、ウインクしてくれた・・・ありがとう、ミサト。 使徒はもうゼロエリア近くまで進行していた。その使徒の姿を見ると、私の中で怒りが燃え上がった。 「うわぁぁぁぁ!アンタ達が来たからぁ!」 気付くと私はライフルを持って突撃していた。国連軍が命をかけて使徒の位置を知らせてくれる。 次々と掃滅される国連軍。あの戦闘機にも人が乗ってる。人が死ぬのは、もうイヤよ! 私が使徒を射程内に捕らえて、トリガーを引こうとする直前、国連軍は全滅して、使徒の姿を見失った。 私が焦ってライフルの角度を変えていると、突然警報がなった。左!? 振り向く前に、使徒のビームが弐号機の左腕を焼く。なんとか撃破は免れたけど、次喰らったら・・・ 「殺してやる、殺してやる、殺してやる!」 私はビームの来た方角に使徒がいるのを確認。目標目掛けて、ライフルを発射した。 でも、直撃は出来なかった。ライフルのビームは、使徒の側面をかすっただけだった。 「チッ!」 再装填するのに、時間がかかる。私はビルとビルの合間を隠れながら逃げた。 でも、使徒に気付かれてしまった。
ビームが私を襲う。私はビルの物陰に隠れ、なんとか命拾いした。 そして、ライフルのチャージが完了する。 「こんのぉぉぉ!これでぇ、ラストォォォ!」 ポジトロンライフルの使用可能回数は二回。最後の一撃を、使徒に放つ。 直撃! 今度こそ、使徒のど真ん中を貫いた! 「シンジ・・・ゴメンね。仇は討ったわ・・・」 ライフルを地面に置き、帰還しようとすると、またも警報が! 「目標、以前健在!」 日向さんの声が聞こえる。 「ハッ!」 振り向いた時には、遅かった。使徒のビームが弐号機の胸を直撃した。 「うああああぁぁぁぁぁ!」 胸が熱い。苦しい。 「ちくしょう、ちくしょう、ちくしょう!」 使徒を睨みつける。私の砲撃は、使徒の中心部をわずかにそれていた。 周囲が急激に熱くなっていく。意識がもうろうとする。 「本当にゴメンね、シンジ・・・」 沸騰するLCLと、融解していくエントリープラグの前部。 それが、私が最後に見たモノだった。
オッテュ
♪Fly me to the Moon, and let me....
乱入すみません・・・しかも最後のを書いたあと、寝てました。夜勤明けだったもので・・・ ストーリーは重くしましたが、ゲーム的にはヘボプレイなわけで、正直ゲーム中は笑ってましたww しかしいざストーリーにすると、マジで落ち込む・・・シンジ、マジでゴメン。 長々と申し訳ないです。では次の方ドウゾ〜
乙です。 私はゲームプレイした事ないのですが、 こんなストーリーになってしまう事もあるのですね。 やってみたくなりました。
第九話 コウスルト感ジマスカ? いつもの朝なら部屋のふすまを開けるとまずアスカと顔を合わせるんだけど、今日はそこにアスカがいなかった。 部屋には居るんだろうけど、ミミズのはったような日本語で入るなと書かれてるしなぁ。 とはいえほっとくのも薄情だよね、こないだみたいになんか悩んでるのかもしれないし・・・。 ・・・入るよ? アスカは部屋の真ん中に突っ立ってなにやら考えているようだった。 やっぱりか、そう思って声をかけようと近づいたとき事件は起きた。 突然アスカが抱きついてきたのだ。 「何よ、冷たいじゃないのよ!」 いや、冷たいとかじゃなくて危ないでしょ?僕も一応は生物学上の男なんだし、ネ? 僕をからかってるんでしょ?そうだよね?何か用だったんじゃないの? 「相談があるんだけど・・・」
はぁ?好きな人ができた?ふーん。なんか急に腹立ってきたな。 だったらその人のとこに行って、さっきと同じ事すりゃいいじゃない。 なんで僕は急に怒ってるんだろ? ・・・そうか、そうだ。ああ、嫉妬だよ。今気が付いたよ、僕はアスカにひかれてる。 こないだアスカの悩む姿を眼にしてしまってからか、それ以前からだったのかまではわかんないけどね。 今気付いても遅いか、遅いね。 今は飛鳥の悩みが先だ、アスカも僕を信頼して相談を持ちかけたわけだし・・・。 大丈夫だから気持ちを伝えてごらん、アドバイスにもなってない事しか言えなかった。 僕は今どんな顔をしてるんだろう?うまく微笑むことができたろうか? ・・・気が付くと目の前にアスカの顔があった。
>>314 このゲームは、画面上で起きた現象をストーリーとして脳内補完するのが楽しいので
他の人が今回の僕と同じ状況になっても、同じストーリーを書くとは限らないんです。
それがまた、このゲームの良い所なんですけどね〜。
やってみて損はないと思いますよ。
>>316 次!次は(・ε・)か?ワクワク
「ねぇ、キスしよ?」 拒否も承諾もできぬまま唇を奪われる。 気が付くと僕はアスカを抱きしめていた。 そうすべきだと、そうせねばならないと思ったから。 そうしないとアスカがどこかへ行ってしまいそうな気がしたから。 アスカの細い腕が僕の腰を抱き寄せる。 腕の中のアスカはあったかくて、やわらかくて、いいにおいがした。 ほんの少し力を入れすぎただけで壊れてしまいそうだとも感じた。 ・・・決めた、僕は決めた。 誰かのために戦いそして生きる、あの日の戯言を真実にしよう。 「ふっふ〜、いいもの見せたげよっか〜?」 うわっ!いきなり何なのさアスカ?余韻もへったくれもないよ! 指輪?僕に?あ、あぁ、ありがと・・・。 アスカは上機嫌で部屋を出て行った。 あのさ、この指輪って・・・。 まぁ、いいか。
ミサトプレイ 使用シナリオ 女の戦い 目的 全使徒(イベント以外)アスカでとどめ 2話 アスカの戦闘補助をさせるため高ATのシンジが必要と考え邪魔なSDATを奪うべく 朝から粘ること2時間。途中拒絶されたり、ネルフIDを渡してきたり、 SDATの説明してきたりで殺意が芽生えかけたが最終的に貰えたので良しとする。 そのやり取りでシンジのATが86まで上昇した。いい感じ。 その後は3話でアスカを登場させるため異性と話し 恋愛モードに持っていくことにし兎に角男と話す。 その際今後のことを考え青葉、日向に参考書と迷彩服を渡す。 使徒襲来、アルミサエル。 入院中のレイを出撃させあわよくば意識不明の重体にし 高ATの3人目にと考え先行させ戦わせることに。 だがそれはうまくいかず予想しなかった事態が。 なんと初号機ロスト、シンジ死亡。 レイが指示通り動いてくれず、仕方なく初号機を戦いに向かわせた結果。 シンジの穴を埋めるべく早急に参号機が必要となる。 3話 予定通りアスカ来日。ガギエルをさくっとやっつけ終了。 4話からはアスカのご機嫌取り&参号機入手をすることに。
320 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/17(木) 18:38:05 ID:irZFVwn+
乙
4話 アスカのミサトに対する友情評価が初っ端から100%。 高いに越したことないんだけどちょっとびびった。 参号機入手のためシリアスモードにすることに。 マヤに情報収集を頼み日向と情報収集をする。そして日向にサングラスプレゼント。 ハッキングしたいところだがコマンドが出ていないので 山のような始末書を先に片付けることにし徹夜で終わらせる。 3時に帰宅、4時にばたんきゅー。 使徒襲来、ラミエル。 レイにシールド、アスカにポジトロンS。 2話のアルミサエル戦と同じく3人目にできるように配置。 零号機大破→レイ意識不明の重体→3日後に退院→3人目キター! 無傷でアスカで撃破成功。 5話 予定通りシリアスモードになり使徒の残骸を見、参号機入手に一歩近づく。 まだシリアスモードでいてもらうため、ハッキングしまた日向と情報収集をする。 レイに会ったので一応確認のために話すと「私は多分、3人目だから」 キター!ATも69とまずまず。その後も少し話したらATが下がって59に・・・。 3人目は欠陥か、と思ったが次会った時80越えしてた。立派だ3人目。 気を取り直してまたハッキング。ついでに京都出張計画書を作る。 次の日、京都に出張。 使徒襲来、サンダルフォン。 軽傷を負ったが撃破。1日退院で良かった。
6話 アメリカ支部消滅。また参号機入手に一歩近づいた。 加持が来てセントラルドグマの行き方を教えてもらった。 特殊偽造IDを作りセントラルドグマに潜りMAGIへハッキング。 休憩するためマンションに戻ったらJAイベント。 2日後またMAGIへハッキング。 使徒襲来、シャムシエル。 レイがAT76、アスカがAT57。青葉がちゃんと仕事したらしく国連軍6機。 シャムは素早いので二機ともパレット装備。 零号機は配置場所が悪く追いつけず、弐号機でぼこすか蹴るやら切るやらで無傷撃破。 7話 参号機到着。エヴァ稼働時間が10分に。偉いぞリツコ。 とりあえずこれでシリアスモードには用はないので 加持が余計なことしないようSDATや漫画をプレゼント。 始末書をぱぱっとやって意見書作成。提出しようとしたが 22時にしてゲンドウも冬月もいない。お早いお帰りだこと。 次の日冬月に渡そうとしたらリツコから伝言を預かってたらしい。 内容は「気をつけて」・・・シリアスモードにするため危ないこと繰り返してたし当然か。 わかったと言って意見書を渡す。 使徒襲来、サハクィエル。 全機小破、全員軽傷。2日で退院。
四号機は?
8話 始末書を終え予算請求。そして自販機の意見書を作り冬月に渡す。 これと言ってすることを思いつかなかったのでHな本を配りまくろうと3冊買う。 1冊目はなんとなくペンペンに上げ、他はネルフに行ってと思ったら ↓ 使徒襲来、イロウル。 3回目にして撃破。 9話 Hな本残り2冊目はマヤに。 来たる戦自侵入に備えるべく白兵技能を上げる。 丸一日費やして20上げる。 使徒襲来、アラエル。 零号機中破、弐、参号機小破。全員軽傷。 残りの使徒はゼルエル、マトリエル、バルディエル(?)。 正直今参号機がバルディエル化されたらやばい。 セントラルドグマに潜ってたから10話はたぶんシリアスモード。やばい。 前トウジ見たときAT58だった。やばい。 極めつけは軽傷とは言え入院。超やばい。
325 :
324 :2005/11/18(金) 19:25:24 ID:???
>>323 俺へのレス?・・・まあいいや、そうだとしてレスる。
シンジがいないと四号機入手できないって勝手に勘違いしながら
ここまできちゃったからもう遅いっぽい。
10話 レイがAT44…。いろいろと話して最後のHな本を渡し 一時的とは言えATを65まで上げる。その後、 Hな本が効いたのかよく近づいてきた。単純だな3人目。 リツコが暗殺されそうになったのを助ける。 使徒襲来、バルディエル。 やっぱこいつ。AT69のレイとAT51のアスカ。 両機で中和して少しずつダメージを与え残るは最後の一撃となった。 だがアスカのATが低くて中和し切れていないATFとヘイフリックを越せず なかなか倒せない。で結局レイがとどめを刺してしまった。 …目的のアスカでとどめが…あがが…。 弐号機小破アスカ軽傷、零号機大破レイ重傷。 レイ退院してないし正直やばい。 11話 エヴァの稼動状況。 零号機44%、弐号機88%。 予算請求をし少しでも時間稼ぎをと出張計画書作成。 3回の出張でエヴァの稼動状況は零号機84%、弐号機100%。 レイも退院したっぽい。 リツコがATF変形試験に成功。 使徒襲来、マトリエル。 とどめを刺そうという時に零号機のダミープラグ発動。 また目的であるアスカで撃破できなかった…あがが…。 でも楽勝だった。 残るは最強の使徒、力の天使ゼルエル。
リツコがんばってるなぁ。俺ATFアタック出たの1回しかないや
ほしゅ
329 :
ザインぺッパー :2005/11/23(水) 20:10:39 ID:OwjBolFS
うひいい
アスカでプレイしていたらリツコに 「好き……。本当は伝えたい……でも、それが出来ない……」 と、せつなそうに考えられてしまった。萌える
釣りエンドなんか人間業じゃない と考えてる俺が来ましたよ。 (´Д`)ダレカオセーテ
>>331 上げてまで言う事だとは思わないが…
とりあえずエヴァ2スレにいらっしゃいませ
最終的にATっていくつまで下がるのかな 誰か挑戦した人いる?
前スレにAT4までいった人いたな
335 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/11/24(木) 01:55:45 ID:DiOaCqQW
↑ それって、現実だったらいったいどんなテンションだろ…?
しにてぇ・・・人生は闇だ・・・・ みたいな?
AT4とかいつか壁がへこみそうだな
第九話 コウスルト感ジマスカ?の続き ネルフへ向かうと使徒残骸の回収作業があったので、僕らも立ち会った。 こうしてみるとでかいよね。ところで、アスカ素手で触って大丈夫なの? 残骸回収作業で皆疲れてるのか、自販機コーナーや食堂に人が集まっている。 その隙にハッキングと行きますか。見つけたのは『ネルフの歴史』。ハズレ情報かよ! もういいよ。お腹すいたし食堂行こ。
視線を感じて振り返るとアスカが笑いかけてきた。 今までの経験上食堂で笑いかけてくると、お腹すいた、何か食べ物持ってない? って聞かれることが多いんだよね。席についてご飯食べりゃいいのに・・・。 まあいいやちょうどプリン持ってるし、そう思いアスカに近寄る。 ・・・どうやらアスカさんが食べたいのはプリンじゃなくて僕だったみたいです。 あの、ここは公共の場であって他の人も来るんだけど・・・。あう。 なんか抵抗できずアスカにいただかれてしまいました。男としていいのかコレ? そして食堂入り口に現れるなりUターンして出て行く人影、見間違いでなければ父さんに見えたんだけど・・・。 これは言い訳できないな・・・。
夜のハッキングに備えコンビニへ向かいネルフに戻ると呼び止められた 加持さん?ああ、リツコさんの言ってたミサトさんの元恋人の! 朝から冷蔵庫に向かいビールを飲み、料理ができないから食事はカップ麺、 食後には僕に爪楊枝取ってこさせてシーシーする『あの』ミサトさんの元とはいえ恋人! ・・・尊敬に値しますよ。さてトイレ行くか。 自販機コーナーに向かうと今一番顔を合わせたくない人物にあった。 父さん・・・。 「アスカはいったいどのような人物だ?」 うわ、単刀直入過ぎ!って言うかやっぱり見られてた! うーん、誤魔化してもしょうがないか。 そう、悪い子じゃないよ、所かまわずなトコがあるけどさ。 「そうか、礼を言う。」 何?何なのさその全部わかってるぞみたいな笑みは! さっきのことで動揺してしまったのか今日のハッキングはあまりうまくいかなかった。
第十使徒 ラミエル襲来 ヤシマ作戦?狙撃?だったら敵を射程内に納められるように配置してもらえません? って言うかアスカ一人前線配置ってどういうことですか?作戦の変更を要求します! 「じゃあ、やめ「黙っててくださいお義母さん。」 次に出された作戦は少しましだったけどそれでも僕は使徒から遠く、アスカは近かった。 なんか、アスカに恨みでもあるんですか?葛城一尉殿? アスカが大丈夫だというので従ったけど、アスカに何かあったら僕は・・・。 「エヴァンゲリオン発進!」 ライフル重っ!こんなの担いで戦争ができるか! せっかく用意されたポジトロン・S・ライフルだけど重過ぎるよ、捨てて行こう。 ライフルを捨て、使徒に向かって走る。使徒はまだ視界に入っていない、けど・・・。 嫌な予感を感じ咄嗟に身をかわす。さっきまで初号機のいた位置を使徒のビームが通り抜けていく。 ヤバ、こっちは使徒を視界にすら入れてないのに・・・。
使徒を視界に入れたそのとき第二射!うわちゃあ! 何とかかわせたものの次はかわせるかどうか判らない。決着を急がないと。 けど、ATフィールド中和状態であれを喰らったら・・・。 逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!逃げちゃ駄目だ!覚悟完了!! ケーブル切断、高機動モード!一気に間合いを詰め、ATフィールド中和! まだ第三射は来ない、側面に回りこみ蹴って、蹴って、蹴り斃す! 使徒も僕を射角内に入れようと旋回したものの結局僕の蹴りの嵐の前に沈黙した。 今回はヒヤッとしたなぁ。 第十使徒ラミエル殲滅 エヴァ初号機、弐号機、零号機:損害無し 第三新東京市の損害軽微
乙です。
おつー なんかいい感じだね さくさく進んでて面白い
オッテュ
つか、第一話でシンジ入院って回避できる?
ダメージ受けなけりゃ良い
>>347 どうやっても攻撃当たっちゃうんだけど・・
そこは慣れだ。どうしても入院させたくなければ何度でもやり直せ。
まぁサキエルは防御できる技ないからな。 けっこう強敵だぞ。
シナリオ「女の戦い」でのことかな? だったらライフル装備させて防御施設の上で待ち伏せさせると、三割ぐらいで無傷で勝てますよ
このスレに出会ったおかげで買っちゃいました。このゲーム。 出来れば皆様のようにおもしろいリプレイを書いて投下したいです。 んでは、今からちょっとやってきます。ノシ
>>352 ようこそ!新たなチルドレン!
最初はゲームの内容をストーリーに変換するのが難しいかもしれないけど、
気にせず投稿すると良いですよ。慣れてくれば、すんなり脳内変換出来るようになるから。
第十話 時とのもめごと 朝、一日の始まり、なんだかアスカが変だった。 視線を感じて振り返るとアスカが顔を赤くしていた。なんだ? 直後、またも視線を感じる。またアスカ。 直後・・・やっぱりアスカ、コレはもしかして・・・。 また視線を感じたので笑いかけてみると、アスカ嬉しそうにが近寄ってきた。 やっぱり、コレって期待されてるんだよね? そういえば今までアスカ主導だったから、僕からして欲しいんだろうか? けど、う〜ん朝っぱらからこういうのはどうかと思うんだけど。ええい、ままよ! キスして抱きしめあう。大事な人のかたちを、体温を、匂いを確認する。それはとても、とても気持ちのいいこと。 気持ちよかったんだ、その声が聞こえるまでは。 「ねえ、あんた達の声(音?)まる聞こえなんだけど・・・?」 馬に蹴られろ!
邪魔が入って機嫌を損ねたのか、アスカは出てってしまった。 僕もアスカを追いかけて行こうと思ったんだけど、その前にコンビニへ行った。 指輪をひとつ買った。アスカに贈る指輪を買った。安物だけどね。(それでも一月分の小遣いが飛ぶ) アスカ、喜んでくれるかな?今度こそアスカを追ってネルフ本部へ向かった。 第11使徒 イスラフェル襲来 ・・・散々な目にあった。 突如として2体に分裂した使徒によって、僕とアスカはコテンパンにノされてしまった。 それについてアスカが怒って、僕もつい反論して・・・。 使徒にノされたことより、こっちのほうがキツイよ。 指輪、渡しそびれちゃったな・・・。
おっつ
翌日 部屋にアスカと二人きりだ・・・。 昨日の敗戦に関してアスカはもう怒ってないんだろうか?怒ってたら朝一で僕の部屋に来たりなんかしないかな? 「ねぇ、その手・・・」 アスカがおずおずと僕の手を握る。僕は昨日買っておいた指輪をアスカの指にはめる。 「あっ、コレ・・・?」 「僕からの「ねえ、あんた達の声、まる聞こえなんだけど・・・?」 部屋に来てまで邪魔しますか?ホントにそのうち馬に蹴られますよ? まぁ、邪魔されつつもアレコレやって、その後僕はネルフ本部へ向かった。 自販機コーナーに父さんがいたので、アスカとのことについて相談してみた。 「努力次第だ、できる限りのことをすればいい。」 あのさ、もっと具体的に何をすればいいか聞きたいんだけど?努力って言われてもねぇ・・・。 そういえば父さんが母さんと出会った時はどんな努力をしたんだろうね? 想像しようとするより早く声がかかる。 「アスカはいったいどのような人物だ?」 いや、相談はしたけどね、うまくいってないってことじゃないんだよ、父さん?
第七ケイジに向かい現在の施設稼働率やエヴァの状況を確認してみた。 施設稼働率は92%、エヴァ三機共に完調。 ミサトさんもデスクワークやってる分には優秀な人なんだけどなぁ・・・。 「ねぇ、一緒に戦闘訓練しない?」 アスカ?あぁ、うん、いいよ。昨日のこと怒ってはいないけど、悔しくはあるんだね。 アスカとの訓練はとても有意義なものになった。アスカも気分が乗ってきたようで、さらに二度やった。 さてそろそろ時間かな? 「ねぇ、なんか食べるもの持ってない?」 はいはい、プリンでいい?やっぱりその場で食べるアスカ。 あの、母さんも見てるからさ、もう少し気を使って・・・、なんて言えるわけないか。 空腹を満たしまたやる気を取り戻したアスカとまた戦闘訓練。あわせて五度かな。 突然アスカが抱きついてきた。 「訓練頑張ったんだからさ〜、ごほうびほしいな〜。」 なんてアスカは言わないけど、いきなりそんなことされちゃったら僕だってそんな気分になっちゃうよ? いや、イカンイカン、母さん見てるんだしココは・・・。 「他人に見られても平気なのね?」 お義母さんにまで見られちゃいました・・・。
家に帰ったアスカが寝付いたのを確認して再びネルフ本部へ向かいハッキング。 ホントなら使徒との再戦に備えて体調を整えるべきところなんだろうけど、 やろうとすることの多さに対して、使える時間が少ないから仕方ないよね。 途中邪魔が入りながらも極秘に属する報告書が手に入った。 第11使徒 イスラフェル侵攻再開 選抜メンバーは僕とアスカ。与えられた武器は僕のお気に入り、ライフル。 さて、訓練の成果を見せますか。
使徒の攻撃をATフィールドで受け止めて、こちらは使徒の接近を待ちフィールド中和と同時に攻撃する。 コレがいつもの戦術なんだけど今回は・・・。なんかすごいことになってる。 使徒は僕らに近づこうとするも、国連軍の集中砲火を浴びてほとんど動けない状態になっていた。 今まで影が薄いと思ってたけどやるときはやるなぁ、青葉さん。 使徒の接近を待つのではなく、こっちのタイミングで煮るなり焼くなり刺身なりできるわけだ。 使徒の攻撃の間を縫って接近、撃つべし、撃つべし! フィールド中和状態でライフルを三発ばかり撃ち込むと使徒は再び一体に融合し始める。 今だ!ダブルライダーキック!!心をひとつにした僕らの前に使徒はもはや敵ではなかった。 第11使徒イスラフェル殲滅 エヴァ初号機、弐号機:損害無し 第三新東京市の被害軽微
乙です。 シンジくんにメロメロなアスカも良い!ですな。 不純異性交遊を阻止しようと頑張る教育ママなミサトさんも良い!
363 :
352 :2005/11/29(火) 15:21:49 ID:???
>>353-354 あたたかいお言葉ありがとうございます!
初プレイはアルミサエルと融合→自爆でものの数分で終わってしまいましたw
アスカで臨んだ2週目では戦闘にもそこそこ馴れて
なんとか劇場版ルートまでこぎつけることが出来ました。
いや〜、なんか楽しいです。このゲーム。
次は綾波で妄想を膨らませながらプレイします。
>シンジさん乙です。愛に生きてますね〜w
戦術なども参考にさせてもらっています。
>>363 サキエルに負ける事はまずないし(たまに暴走する前にやられることはある)、
数分で終わるという事はないはずだが。
アルミサエルは最低でも第六使徒だし。
オッテュ
補完される心 渚カヲルでプレイ ATをあげるのが面倒臭くなった ↓ そういえばATがスゴイ高いキャラがいたじゃないか! ↓ 開始 開始してから気がついたが、一体何をすればいいのだろう。 ATは既に80だし、これ以上あげる必要もあるまい。 80て!シンジならスキップしだすよ。 暇だ・・・レイの家に突撃するも、青葉やらケンスケやらがウジャウジャいて いやになる。何をやってるんだおまいら。まだ朝だぞ! 仕方なくネルフへ。自動販売機コーナーでひたすら回る。 皆の視線が熱い。2時までクルクル回った後学校へ。 一歩歩くごとに委員長からの視線を感じる。あー、何をしているのかね君は。 トウジくんは便所ですよ。 ケンスケに突然マグカップを渡される。一体どうしろと。 アスカが話しかけてくる。「やっぱり男は顔よね!」 コメントのしようがない。適当に相槌を打つと恋愛がガンガン上がっていく。 ちょwwwこれが噂の転校生に一目ぼれ?とりあえずマグカップを渡す。 だがアスカは一向に収まらない。というか逃げようにも委員長の視線で歩行がストップする為、ガンガン話しかけられる。 「やっぱり男は〜」 またそれですか。3回目ですよそれ。 逃げるように自動販売機コーナーへ。ここだけが僕の居場所だ・・・また回る。 さっきからゲンドウがトイレに出たり入ったりしているが、きっと気のせいだろう。 日向と青葉が不自然なほど接近しているのもきっと気のせいだろう。 気のせい気のせい!加持がいきなり「真実を知りたいか」とか言い出すのも気のせい! 真実て!初対面でしょアンタ!! ただひたすらに回る。回る。回る・・・フフ、ジョイスティックはいいねぇ。リリンの生み出した文化の極みだよ。 こうしてネルフでの一日が過ぎていった。
なんか一日中縄張りをぐるぐる回ってる かわいそうな犬を思い出したよ おつんこ
第11話 あふれよわが涙と警官は言った 朝一でアスカに父さんと仲良くするように言い渡されてしまった。 いや、そんな仲悪くしてるつもりは無いんだけどね? そしてこちらも朝一でたずねてきた綾波に同じことを言われてしまった。 ・・・嫌ってるように見えるんだろうか?他人から見てそう見えるなら父さんは、 僕から相当嫌われてるように感じてるんだろうか?うん、イカン、イカンよそれは。 あれ?なんか引っかかるぞ・・・。 そうか、そういうことか、将来がどうなるかなんてわからないけどもしも、もしもだよ? 僕とアスカの関係がこのままうまくいったとすれば、アスカと綾波は嫁姑の関係に・・・。 そして連携して僕と父さんの中の改善に動き出した二人の仲は良好だ。 なんか明るい未来が見える気がする。がんばろう。 さて、ネルフ本部に向かうとしますか。
停電・・・。 なんかさぁ人類最後の砦って割にはけっこう脆弱だよね。 まぁ、停電中に使徒が来なくてよかったけどね。 停電からの復旧が済むと、みんなトイレや食堂に走る。 その隙に僕はハッキングができるってわけだ。 ・・・邪魔しないでくださいよ加持さん。 お腹がすいたので食堂に向かうと、父さんがいた。 「やあ、食事なの?」 「何を食べるんだ?」 「うん、何にしようか・・・。」 「まあ、ここには太りそうなものしか無いからな。」 「揚げ物が多いよね・・・。」 ・・・48にもなるとそういうこと気になるんだね父さん。 その割には普段はネルフ豪華定食とか選んでるけど。 冬月さんも来てたので何を食べるかたずねてみたけど、迷っているみたいだった。 太りそうなものが多いですよね?って聞くと黙り込んでしまったし・・・。 思い当たることが多すぎるみたいだ、年取ると大変だなぁ。
コンビニで買い物をして本部に戻ると何か大荷物の搬入があったみたいだ。 慌ただしい日だなぁ、今日は。搬入作業に疲れてる皆を他所にハッキングに向かう。 ・・・だから、お腹すいてるなら食堂行って下さい、邪魔しないでくださいよ加持さん。 リツコさんの研究室と、ミサトさんの執務室を行ったり来たりしながらハッキング。 苦労のわりに得られるものが少ない・・・。 一度家に戻りアスカの寝顔をのぞく。安らかな寝顔・・・。 「体からうろこがぁ・・・。」 見なかったことにしよう。ハッキングしにまたネルフへ向かう。 「日向君に気をつけるように伝えてくれ。」 ああ、伝えますけど加持さん何に気をつけろって言うんです? 日向さん機密をおって危険なことをしてるんですか?女性関係についてですか? どっちにしろあなたが言いますか?僕が知らないとでも思ってるんですか?
乙
加持さんワロスw
子供にたかるなと小一時間wwwwwww
うろこワトス
ハッキングも大変ですな
エヴァ2すげぇな
プレイメモが大変なことに!
第11話 あふれよわが涙と警官は言った の続き 加持さんを適当にあしらいつつ手に入れたいくつかの機密書類に目を通す。 わかったのは母さんがゼーレの関係者だったらしいと言うこと、父さんはそれを知っていて 母さんに近づいたと言うこと、今父さんは母さんとの再会を目指しているということだった。 なんだかまとまってないなぁ、足りない情報があるんだろうか? あとわけのわかんない情報、人が人足りえるのは人自身がそう思っているからである? どういう意味なんだろうね?今日はもう帰ろう、これ以上邪魔されながらハッキングなんてする気力が無いや。 第12使徒 アラエル襲来 衛星軌道上に使徒を発見、第九使徒の時とは違い降りてくる様子の無い使徒に対して、 長距離狙撃が試みられるも遠すぎて効果なし、打つ手の無くなった僕らに対し使徒の精神攻撃が!! ラリッた僕らはポジトロンライフルを乱射して第三新東京市は大惨事に! 最終的にはお義母s、綾波がロンギヌスの槍とか言うのを投げて使徒は殲滅された。 あの槍って昨日搬入してた大荷物じゃないの?大事なものだったんじゃ・・・? いいのかなぁ、使い捨てみたいな事しても? 第12使徒アラエル殲滅 エヴァ初号機、弐号機、零号機:小破 第三新東京市は中規模の被害を被る
第12話 かくて光あり 今日は朝から千客万来、来客の対応に追われるはめに。 って言うかリツコさん、来ては帰って、帰っては来て、何時仕事してるんですか? ダミープラグとやらが完成して以降、あなたの研究成果聞いてませんよ? 加持さんあなたもですよ。まったく駄目な大人・・・。 ミサトさんも仕事に行ったらどうなんですか? 「こういうことを頼むのは気が引けるんだけど・・・」 だったら頼むな、そんなことより仕事してくださいよぉ・・・。 駄目な大人だらけだ・・・。逃げちゃ駄目かな? 「真実を、君の後ろで何が動いているか知りたいか?」 はぁ?急に真面目な顔してらしくないですよ加持さん。 あなたと僕では求める真実も、求める理由も違うと思うんですけど、うーん。 まぁ手がかりくらいにはなるかな教えてもらいましょうか。 「どうしても?」 もったいぶるな、気になるだろうが! そしてミサトさん、 「こういうことを頼むのは気が「お断りです。」 一介の中学生に特務機関の調査を頼むなんて、まったく・・・。 赤木リツコならこう言うね、あなたってプライドが無いの?って。
結局ネルフ本部に来ることができたのは夕方を過ぎてからだった。 自販機コーナーに向かい、コンビニ弁当をかっ込み、コーヒーを飲み干し、トイレで用を足す。 準備完了、今日も元気にハッキングと行きますか、ん?アスカさん? アスカに体調をたずねられる、何度も、何度も・・・。一体何?僕は元気だよ?言いたいことがあるならはっきり言ってよ、ネ? いや、わかってるけどね、パイロットとしてATを高めたり機密を追う以外にも、僕にはやらねばならないことがあるんだよね。 そう、夜のお勤めが・・・。けど何でよりによって自販機コーナーなのさ、アスカ?ホント公共の場所でするの好きなんだねぇ。 アスカが満足して家に帰ったのは深夜1時過ぎ・・・。 これからハッキングしようってんだから、我ながらタフだよなぁ、僕って。 加持さんに教えてもらったセントラルドグマとか言うところに行く。 これまで意味がわからなかったIDの使い道がここで判明した。要するに鍵なんだねこれは。 発見したマギ端末にハックする。一通ごとの時間はかかるけど効率よくハッキングできるね、ここは。 いくつかの機密書類を手に入れて家に帰る、何が書いてあるかな? 帰り着くと書類を読む間もなくサイレンが響く、使徒だ。
オッテュ
第13使徒 ゼルエル襲来 目標は圧倒的な火力で防衛システムをなぎ払いつつ侵攻していると言う、今回はヤバイかな? エヴァの配置は初号機と弐号機で前衛、零号機を後方にというものだった。 うん、うまくやれば僕とアスカで同時接敵が狙えるわけだ。 まぁ、ミサトさんにしてはまともな作戦だ。OK文句は無い。 「エヴァンゲリオン発進!」 出撃と同時に前進開始・・・って重っっ!強化シールド重! よっぽど捨てていこうかとも思ったけど目標の攻撃力を考えるとあったほうがいい、と思い直し強化シールドを引きずりつつ前進する。 けどあんまりもたもたしてると同時に接敵できず、アスカが危険なんじゃ・・・え、うわっ! 使徒を視界にも入れてないのにATフィールド中和圏に突入、使徒からの狙撃を受ける。 強化シールドは見事に使徒の攻撃を受けきる、『強化』シールドは伊達じゃないってことかな? これならあと3発は耐えられるその間に接近を・・・くぅっ! 二度目の衝撃、けど使徒を視界に捉えた、いつものように背後を取って・・・無理!シールド重すぎ!
使徒を正面に捉えるがいつものようには蹴れず、殴る。 使徒の腕?のような物が伸びてくる、シールドでは受けず回避する。 どうもアレを喰らったらシールドも持たない気がしたから。このままじゃ泥仕合だよ。 アスカー、早く来てー。 僕の前方、使徒の後方に弐号機が現れる。遅い、遅いよアスカぁ。 使徒の後方から大きく回り込んできたらしい。 使徒の触手攻撃をさばき、弐号機の射程にドツいて放り込む。 「これでも喰らえ!」 弐号機のマステマが火を噴く、恐っ。 よろめき僕のほうに戻ってきた使徒の触手をさばき、またパスを出す。 「これでも喰らえ!!」 マジで恐いですアスカさん。 結局、使徒は三度目のマステマで沈黙した。十数年後の自分を見てるような複雑な気分の勝利だった。 第13使徒ゼルエル殲滅 エヴァ初号機、弐号機、零号機:損害なし 第三新東京市は中規模の被害を被る
頑張れシンジ
乙です
オッテュ
第13使徒のゼルエルをノーダメージというのは凄いな。
>>389 ゼルエルは近づけばほぼガード可能な腕伸ばし攻撃しかしてこないので近づければ余裕
問題は異様な中和距離と遠距離攻撃だが、強化シールドなら中和状態でも何発かは受けれる
ってか低ATプレイ以外でどの使徒相手でも強化シールド持たされて損害出したらかなりの高ポイントのミス
例外はラミエル光線がガード不可だった場合と終盤のマトリエル
ひさしぶりにシバムラティックバランスをプレイしたのだが、第一話で ATを40から89まで上げて使徒戦を迎えたのだが。 何かが間違ってるような気がするのだが、気のせいだろうか。
何 が あ っ た
使徒襲来をプレイしているのだが、ヤシマ作戦を原作と同じく シンジがポジトロン、レイがシールドにしたのだが、予想外の出来事が起こった ポジトロンを1発も打たせずにレイが無傷で倒してしまった。 シンジ以外でプレイしてればどうやって戦ったのか見れたんだけどな・・・
レイSUGEEEEEEEEEEEEEEEEEE
弱いラミエルが相手だと、結構普通に勝ってしまう。シールドが強力すぎるからなんだよね。
個人的には、シールドさえあれば重たい銃器などいらんと思うことの方が多い。
ライフルで十分、シールドも重りでしかないと思いますよ私ゃ アスカを活躍させるつもりが無ければシールドも捨ててたし
保守
補完される心・カヲルで100日以上プレイ。以下、リプレイというか概要。 初めて肉体的接触を持った相手はマヤさんだった。 コンビニで目が合い、何となく視線をそらせなくなった。マヤさんの方もそうだったと思う。 互いに吸い寄せられるように距離が近付き、彼女の唇が僕に触れた。 この唇で僕のことを好きだと言ってくれたら、どんなに嬉しいだろう。 そう言ってほしいと告げた。言ってくれると思った。 でもマヤさんは…僕を好きだと言う代わりにただ黙って下を向いてしまった。 思わず自嘲の笑みが浮かぶ。 …そうだよね。使徒である僕を、ヒトが本気で好きになるわけがないよね。 僕は一体何を口走っているんだろう…。 その場を取り繕うように、マヤさんは僕に何か用があるんじゃないかと聞いてきた。 別に用なんて…あぁ、そうだ。リツコさんに伝えてくれませんか? 「気になる」って。 …いつも優しくしてくれるリツコさんに僕が好感を抱いているのは本当。 でもこの伝言はそんな純粋な理由からじゃない。 僕だって別にマヤさんが好きなわけじゃない、あなたにとっても特別な存在である リツコさんの方が好きだ――という、ただの負け惜しみだ。 でもマヤさんには通じなかったのか、あっさりと了承されてしまった。 …本当に、何をやっているんだろうね、僕は。 それからはずっとマヤさんと距離を置き続けた。 儀礼的に挨拶を交わし、話し掛けられたら用件だけは一応聞いてやる、そんな関係。 マヤさんの方は歯痒そうに僕を見つめてきたりもするけれど、知ったことではない。 …今更何を話せというんだ。 でも一度、マヤさんが僕に「気になる」と伝えてきたことがあった――リツコさんを介して。 意趣返しですか…?
2度目のキスの相手はシンジ君。 食堂を出て行こうとした僕を熱心に見つめてきた。 見返すたびに顔を赤らめていくのが面白くて笑いかけてみたら、 期待に満ちた目で近付いてくる。 何だか尻尾を振る犬みたいだなと、内心苦笑しながらキスしてあげた。 シンジ君は僕に好きだと言ってもらいたがったけれど、 それはまるでマヤさんに対する僕のようで…。 胸に苦いものが広がり、「さあ、どうだろうね」と意地の悪い言葉が口をついて出た。 慌てて身を離すシンジ君。その行為を責めたら素直に謝ってきた。…いい人だね。 シンジ君が軽口を叩いてきたので、そのまま僕たちは一連の行為を冗談として流した。 その後はシンジ君とごく普通に友人付き合いをしてきたつもりだけれど、 気がつけば僕はみんなから口々に「シンジ君と仲良くして」と頼まれるようになっていた。 …良くも悪くも印象が薄いんだよね、彼。
3度目のキスはセカンドと。 教室でクラスメートと談笑していたら、特に前触れもなく彼女の方から迫ってきた。 僕が好きなのかと尋ねてみたら何も答えない。 それはそうだろうね。君は授業が終わると大抵すぐに家に帰るし、 ネルフには必要時以外は滅多に顔を出さないし、 しかも長期間入院していたから、あまり会話をした覚えがない。 これで僕を好きになられても、ね。 どうせ何となくのぼせ上がっただけなんだろう? 彼女を嘲笑ってやろうとしたその時、 「どうしたの?」 …君に用はないよ、シンジ君。 でもセカンドにももう用はなかったんで、後はシンジ君に任せて僕はその場を立ち去った。
キスも4度目となると感慨も何もないけれど、とりあえず相手は洞木さんだった。 その日はいつにも増して熱っぽく僕を見つめてきたから、戯れにキスしてあげた。 そのまま彼女は僕を抱きしめてくる。 僕がどう思っているのかは気にしないのかな…。 まさか聞くまでもないと自惚れている? それとも、そもそも僕の心自体に興味がない? …いいよ、好きにすればいい。 ただし僕は、君に腕を回したりなんかしない。僕の方から抱きしめてあげはしないから。 洞木さんはそれでもかまわなかったんだろう。その後もたびたび僕を抱きしめてきた。 僕が決して抱き返してあげなくても。 …僕よりケンスケ君の方が相性良さそうなんだけれどな。いつも仲良く話しているし。
手持ち無沙汰な時には僕はよくファーストの部屋に足を運ぶ。 鍵がかかっていないから、彼女がちょっと手が放せない時も留守の時も、 すんなりと中に入れて便利だ。 それは不法侵入に当たるから良くないと意見されたこともあったけれど、 ファースト本人は僕に何も言ってこないのだから、別に問題ないんじゃないかと思う。 いつも工事の音を聞きながらジュースを飲んだりしているだけで、 物を盗んだこともないし、ファーストに何かしたこともないしね。 ただ、ファーストの方が僕に何かしてくることはある。 プレゼントをしてきたり、手を握ってきたり、抱きしめてきたり。 冷たく拒絶しても追いかけてくるあたり健気だと言えなくもないんだろう。 でも、僕の気を引こうという意図が見え見えすぎてしらけてしまう。 …損な性分だね、君は。 それにしても、ファーストと司令は一体どういう関係なんだろう。 恋愛関係かと思っていたら、ファーストは司令の目の前で僕に指輪をプレゼントしてくるし、 それを見た司令はご機嫌な様子で僕に話し掛けてくるし。 2人の間にあるのは恋愛ではなく、親子の情愛に近いのかな。それなら納得できる。 …ん? まさか僕を娘婿にしようなんて考えていませんよね、司令? 僕にいかがわしい本をプレゼントしてきたのも、妙な企みからではないですよね?
僕はネルフに来た当初はヒトとどう接すればいいのかよく分からなくて、 みんなを遠くから見ていることしか出来なかったんだけど、 そんな僕を何かと気にかけてくれたのがリツコさんだった。 よく声をかけてくれて、それがありがたくて、自然と彼女を慕うようになった。 そのリツコさんが抱きしめてくれた時は嬉しかった。 僕を包んでほしくて、包んであげたくて、僕より背の高い体を強く抱きしめた。 だけどその日以来、かえってリツコさんとの距離は開いてしまったようにも思う…。 冷たくなったわけじゃない。でも、僕に話し掛けてくる時の表情が何だかいつも硬い。 それが少し寂しくて、リツコさんに至極親しげな口をきいてもらえる加持さんが 時々羨ましくなってくる。 ――まぁ、司令のように「目障り」なんて言われるよりは遥かにマシか。 「調べ物は進んでる?」なんて言いながら毎日のように極秘報告書をくれるのも、 僕を心配してのことだろうし。…多分。
トウジ君の様子がどうもおかしい。 上手く言えないけれど、例えるなら…そうだな、 僕を「かけがえのない友人」とも「愛している」とも思ってくれているのに、 それと同時に「滅入る相手」「目障り」だとも思っているような…。 表面上はにこやかに相手をしてくれているのに、僕が何をやってもやらなくても、 内心僕を疎んじているんじゃないかという節がある。 ひょっとしてかまってほしいのかなと考え、一度キスをしてあげた。 好きだとまでは言わなかったけれど、それでトウジ君は怒るでも悲しむでもなかった。 だからこれで満足したものと思ったのに、 次の日からはまた、今までと同じ複雑な態度で僕に接してくる。 君が何を望んでいるのか分からないよ、トウジ君…。 ケンスケ君はいつも明るくて良い友人なんだけどな。
セカンドとはあれからも関係が続いていた。 僕を好きなわけではないとはっきりしているから、かえって割り切った付き合いができる。 戯れのように抱き合い、胸を見てはからかう。愛情のない体だけの関係。なのに、 「私のこと、好き? 好き…よね?」 …どうして今更、そんなことを聞いてくるんだろう。 「さあ、どうだろうね?」 「――離して!」 どうして嫌がるんだい? 僕を好きでもないくせに。 何かプレゼントが欲しいと言ったら、セカンドはネックレスをくれた。冗談だったのに。 真に受けて本当に物をくれなくても良かったのに…。 セカンドが行ってしまった後も、しばらく僕はそこに佇んでいた。 手には彼女のくれたネックレス。 僕を好きでもないくせに、どうして今更セカンドは僕の気持ちを知りたがったんだろう。 どうして僕の心はこんなに痛むんだろう。 どうして…。
何日か考えた末に出た結論は、この心の痛みはセカンドでなくては消せないのだろうということ。 彼女と話をしてみることにした。同級生として、同僚として、ごく普通に。 けれどもセカンドは顔を強張らせて本題を聞いてくるばかり。 質問してもはぐらかされ、毎回会話は気まずく終わる。 …まるで信用がなかったんだな、僕は。 無理もないか、彼女とは普通の会話なんかほとんどしてこなかったのだから。 それでも顔を合わせるたびに話し掛けていたら少しずつ彼女の態度は軟化し、 僕の話に興じてくれるようになった。 あの時くれた物の代わりにとネックレスをプレゼントしたら、喜んで受け取ってもくれた。 …ホッとした。ようやく痛みも消えてくれた。 そして気が付くと、僕が彼女のことを考える時の呼称はいつしか 「セカンド」から「アスカ」に変わっていた。 アスカの手を見ているうちに触れてみたくなって、そっと握ってみる。 彼女は恥じらいながら指をからめてくれた。 口付けをかわし、僕の背に腕を回してきた体を抱きしめる。 何度もしてきたことなのに不思議と胸がドキドキした。 その一方で満ち足りたような安らぎも覚える。 これが、「愛している」ということなんだろうか。…分からない。 分からないけれど、こんな感情を知ることができて幸せに思う。
洞木さんやファーストが僕を求めてきた時、それをかわすようになった。 代わりにアスカの姿を探す。彼女の声が聞きたくなる。 でも「司令ってどんな人?」「シンジって」「日向さんって」なんて言葉は聞きたくない。 そんな質問をされるたびに嫌な感情が湧いてくる。 ましてトウジ君に好きだと伝えろだなんて…。 僕は君に好きだと言ったことはない。君も言ってくれたことはない。 つまり、これが君の答え。 …それならなぜ、毎日僕に会いに来るの? なぜ見つめてくれるの? なぜ僕の質問に笑顔で答えてくれるの? …分からないよ。 もうどうでも良くて、ミサトさんに息のかかる距離まで近付かれた時も避けなかった。 そしてその腕の中に抱かれながら気付く。 こんなことをしている僕には、アスカを責める資格なんてないことに――。 ミサトさんとのことなど何も知らないのか、 アスカが僕に笑いかけてくる。甘えるように身を寄せてくる。 君の本心はやっぱり分からないけれど…もういいか。 いずれにしても、僕にとって君が大切な存在であることに変わりはないのだから…。 初めて知ったこの苦しみも、初めて知ったこの喜びも、きっと価値のある感情。 僕は君に巡り合うために生まれてきたのだと、そう思わせてほしい。 あとほんの僅かな間だけでいいから…。
最後の時が訪れた。 あちこちから聞こえる銃声と爆発音。ついにゼーレが決断を下したのか。となると…。 予想通り、武装した男たちが僕の前に現れる。消しに来たんだね、厄介者を。 みんなの顔を脳裏に描く。優しい思い出を抱えて逝けるように。 でも火を噴いたのは、別方向から向けられたリツコさんの銃だった。 そのままリツコさんは有無を言わせず僕を引っ張っていく。 普段の理知的な彼女とは別人のような力強さで。 エヴァシリーズ9体、か。…殲滅したところで行き着く先は同じですよ。 司令がいる。ファーストがいる。補完は止められない。 あなただってそれを知らないわけじゃ… 「ここでじっとしていれば、みんなが死ぬ事になるのよ」 今更何をしたところで、世界が終わることは決まっているんです。 「頭を低くして。…今よ、走って!」 あなたが今、こんな危険を冒す必要なんてないんです。 「あなたは…無事みたいね…」 僕を守ったところで、何も変わらないんです。 「早くしなさい!」 なのにどうして… どうしてあなたが死ななければいけないんですか? エレベーターが動き出す。リツコさんはもう見えない。 目の前がぼやける。頬を何か冷たいものが伝う。 もしかして僕は、泣いているんだろうか…。
最後の時は訪れた。補完は止められない。世界は終わる。それは決定事項。 ――だから何だというのだろう? 僕にとってはもう、その事実は何ら意味を持たなくなった。 誰のどんな決定だろうと、リツコさんの命以上の価値なんてあるわけがないのだから。 エヴァシリーズの殲滅。それがあなたの願いだというのなら、 僕はそれを叶えます。あなたの命に報いてみせます。 さあ、最後の戦いだ。行こう、四号機。敵は――過去の僕自身だ。 立ち向かおうとする人はもう一人いた。ジェットアローン改と共に現れた時田さん。 僕たちは4体、エヴァシリーズは9体。だけどそれは、絶望的な戦力差ではない。 全員シンクロ率は100%、ATフィールドもリツコさんによって増幅されている。 その僕たちで連携を取り合えば、エヴァシリーズも敵ではなかった。 アスカが強烈な蹴りを放ち、シンジ君がマステマを撃つ。残りは3体、2体… そして最後の1体をこの手で薙ぎ払う。さようなら、僕の分身たち。 通信からみんなのホッとした声が聞こえてくる。でも僕は、“彼女”の気配を感じていた。 白い巨大な人影。目覚めたんだね、リリス。 その時を前に、僕の心は穏やかだった。 リツコさんは補完という流れに抗った。みんなを死なせたくない一心で。 それは未来を切り開こうとする、人の心。 僕も…人と共に在りたい。アスカやみんなと共に。それが僕の願い。 今度は君の番だよ、リリス――いや、ファースト。 君は、何を願うんだい? <終劇>
来る者拒まず去る者追わず。嫉妬もせず老若男女の区別もせず。 好きかと聞かれてすっとぼけ、好きだと言われて鼻で笑う。そういう使徒に私はなりたい。 ――というのがプレイ方針だったのに、最初の情事相手であるマヤに 「好きだと言ってくれたら嬉しいんですけど」と口走ってしまったためにあっさり頓挫。 自分が惚れちまったら駄目だろ…。 その後は半ばやさぐれ気味にプレイしていたのに、なぜか真実の愛路線に突入。 成人男性との情事は青葉に指をからめるくらいしか出来なかったのが少々心残りだ…。 しかし、これだけ恋愛プレイをしたのになぜかNPC同士の情事は全然見かけなかった。 せいぜい胸を見ているくらいで、キスハグは皆無。何でだよ? 長期間プレイしているうちに全体のATはどんどん底上げされ、 相手をヨイショして有頂天にさせる行為がNPC同士の挨拶代わりになり、 あの冬月でさえ上機嫌に笑いだすという実にハイテンションな世界に。 そんな中でただ一人AT50前後だったミサトは、ある意味賞賛に値する…。 恐るべし、ハッキング効果。
すげぇアナザーワールドw
なんていうか、GJ!感動したよ。 そういやPSPのエヴァ2ではキャラ別のEDがあるらしいが、カヲルも少しは変わるんだろうか。
GJ!! 文章の巧みさも合間って、すごく楽しくよめました!一つの話しとして成立してる感が凄い。 萌えつつ、感動しちゃったではないか。
415 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2005/12/30(金) 00:08:34 ID:yPuehi1w
GJ!!!
使徒、襲来でプレイ。 初めてエヴァ2をプレイした。その理由も…抱き付きたい一心で。 しかし、そこからが長かった… ペンギンやアル中保護者、クローン人間、役立たず娘などを適当にあしらいつつも内心憤りを感じていた。 そんな中、使徒襲来。アルサミエルだ。 初号機、零号機で向かうが敵の移動スピードについていけずもたつく初号機と勇敢に向かって行く零号機。 ああっ駄目だよ綾波!!その装備じゃ… あーホラ…攻撃されまくって… ミサト「レイ!!!!!」 綾波の自爆…零号機のロスト。第三都市東京の壊滅的な損害。ネルフでの生活を余儀なくされてしまった…。 それからどうすればよいのか解らずにネルフと第三都市東京の間をうろうろしてみたら… ふんフンふふふふふふふふふふふ〜ふふ〜 何だ!?この気持ち悪い伸び切ったテープみたいな声は?! カヲル「唄は良いねぇ…」 漸く来たけれど複雑な気分だよカヲルきゅーーーーーーん(´Д`;)
何はともあれ、カヲルきゅんが出て来たんだ…!! ここは何としてもハグキスを…!!!!!!!! と思いカヲルきゅんを探す が、見当たらない。 何故?!_|?|○ すると水分が欲しくなり仕方が無く自販機コーナーへ行く事に。 う… ゲンドウがこっちを見ている (い…一応笑っておこう。) ゲンドウは照れた うぅ…何故俺のゲンドウはこんなに照れ屋なのだろうか…。 と、移動しようとした瞬間。 目標!肉眼で確認しますた!!!!! カヲルきゅんがちょい昔のヤンキーみたいにポッケに両手突っ込んでしゃなりしゃなり歩いてキターーーー(((。∀゜*))) この機会を逃すものか…!! カヲルを見る カヲルを見る カヲルを見… 加持「何をそんなに見てるのかな」 シンジ「邪魔しないでよ!もうっ!」 この時、俺とシンジのシンクロ率は200%を超えていたと思う。
>シンジ「邪魔しないでよ!もうっ!」 ゆうこりんみたくプンプンやってるシンジが思い浮かんだ
>>416 しまった!
カヲルきゅんに抱き付きたい一心でって
打ってたつもりだったのに"カヲルきゅん"が抜けてたよ…orz
420 :
【大吉】 :2006/01/01(日) 18:11:01 ID:???
今日の運勢は あけおめ
ゲンドウ友情45、冬月親愛57、リツコ愛情61、マヤ愛情81、日向友情61、 青葉友情52、加持親愛51、トウジ友情85、カヲル愛情97ペンペン親愛61。 約一名がおかしい事になっているが気にしなくていいだろう。うんきっと。 情報97 事務91 白兵44 うん実に(ry とりあえず体調を回復させようとテーブルに向かうと 何故か時刻1:30にも関わらずアスカとペンペンが起きている。 何だこいつら。キスハグでもしてたのか? 次に風呂へ向かうと今度は加持が来客していた。 こんな時間に来るとは・・・ハッキングはどうしたよ加持さん。 二人の横を通り過ぎて冷蔵庫へ向かおうとするとアスカが話しかけてきやがった、ウゼェ、飲むんだよ俺は。 アスカのATは95だったりする。さすがは四股女だ。実にATが高い。 おだててきたが加持が割り込んだおかげで直ぐ終わった。ナイスアシストだ加持さん。 WCへ行き眠気以外の体調を全快にさせ部屋へ向かう。玄関では二人ともまだ話してやがる。眠れよ。 起きた時間は9時半もちろんネルフへは行けない。クソッ、何がA801だこの野郎。 とりあえずコンビニで18時まで張り込みだ。体調回復のために必要な金はカヲルからせびってみよう。 コンビニに行ってみると日向とリツコがいた。リツコにゲンドウと仲良くしてと言おうと思い話しかけてみる。 リツコのATが82であったりする。さすが朝だ。ATが高い。 別にキスハグでATを上げたって訳じゃない。ただATFアタックが欲しかっただけなんだ。信じてくれ。 リツコは話が終わると早々に帰ってしまった。日向は既にいない。実に暇だ。 ・・・・・昼を過ぎても来ない。誰も来ない。チクショウめ。家に帰るか・・・。 アイテムが指輪、ネックレス、香水袋で一杯だったんだヌルポ。 捨てるのも勿体無い。質屋があったらなぁ・・・。
飯を食いながら思った。レイの家に居ればいいんじゃね? 我ながらナイスなアイデアだ。 体調を回復したら行ってみよう。 しかし肝心のレイがネルフだ。クソッ、帰って来いよ。 不法侵入して一時間。やっとレイが帰ってきた。それと同時に鳴り響くドアをノックする音。実にホラーだ。 さあ誰が・・・って居留守してんじゃねぇよ。パパンだったらどうすんだよ?。 貴様が責任を取ってくれるのか!?貴様がああぁぁっっ!!!?? ノックした謎の人物は進入することなく帰ってしまった。俺みたいに不法侵入しろよ。 ベッドへ向かうレイ。クソッ・・・あれがもしパパンだった「ゴンゴン」 ドアを叩く音がする。さっきから三分も経っていない。実にホ(ry 居留守をする綾波レイ嬢。ノックする音。居留守。ノック。居留守。ノック。居留(ry 見てられない。帰ろう。さらばだ綾波。君の事は忘れない。三人目になって幸せになってくれ。 帰ると家にはペンペンとアスカが居た。だが寝ている。16時から寝てんじゃねぇよ。手前らは幾つだっつーの。 そこへリツコが来客。良いタイミングだ、色々言い含めておこう。 雑談している内に17時になっていた。体調を回復だ。 さあ18時になったネルフへ突撃だ。待っててねパパン。
パパンを探すと・・・居た、予想道理自販機コーナーだ。 さすがは壊れたメガネ、効果は抜群だ。昔は公務室とトイレと自宅に引きこもっていたのに・・・。 行くとトイレから出てくるパパン。早速ご機嫌を伺うために挨拶してみる。 ・・・下がった。自分のATが2も下がった。何故だ。俺自身がパパンの事が嫌いだと言うのかっ!? クソッ、シバムラめ・・・変なシステムにしやがって・・・・。PSP版マダー? パパンは「・・・ああ」と言ってATが1上がった。恥ずかしがりやだなパパンは。 その後パパンはうろうろし始めたのでチャンスと思い第二撃を仕掛けようとしたところへ マ ヤ 襲 来 俺が○を押そうとした絶妙なタイミングで見てきやがった。 その間にパパンはどっかに消えてしまう。クソッ、マヤめ・・・釣りエンドに成功したら拒絶しまくってやるッッ! 携帯で所在を確認したら「碇総司令の所在、現在自宅で待機中です」だぁ? ('A`) 連れ出して来いよこの野郎・・・ 18時53分 こうして俺の75日目の戦いは終わった。
425 :
422 :2006/01/03(火) 15:00:00 ID:???
('A`) 上の方切れとるがな ヌルポ 以下一番上の方 貸したEVA2が返ってきたので久しぶりにやって見た。 データは使徒襲来13話75日目1時。日数で解かる通り釣りエンド狙いだ。 ステータスなどはどれくらいだったか忘れたため家に帰って即見てみる事にした。 ATは94。 うん実に無駄な高さだ。 評価は一番高い奴で・・・アスカが愛情60、レイが愛情86、ミサトが愛情68
どうみてもホモです。 本当にいい思い出がありません。
ハーレム出来たよー
PS2版は売ってしまうた…orz 今から中古買おうか…それともPSPを待つか…俺にアドバイス頼も―。
>>428 しばらく時間を置いてみたら?
自分はたまにしかエヴァ2出来ないけど
そのおかけで今でも楽しめているのかも知れない・・・
PSP本体持っているなら3月まで待つのも良し
エヴァ2が恋しくなった時に買い戻せば良いジャマイカ
>>391 頑張れば90越えも出来ないことはない。高AT目指すならな。
ただ、もちろん上げまくることも重要だが、第1話だと、
結果として2話開始時点での標準ATは70−80程度だからかなり低い(´・ω・`)
どうせだったら3話目でF型入手プレイをお薦めする。
アスカプレイでシンジにキス&抱きつきまくったら奴のATが100固定になったときは笑えた
保守ついでに質問 補完プレイでオススメある?
>>433 熱いストーリーを楽しみたいなら補完トウジプレイかな。
就任イベント起こして、普通の学生だったのがエヴァパイロットに…
ていう展開にできるので燃える。
パイロットにせずに、委員長との恋愛を追及してもいいかも。
お返事サンクス
欲しくなってきた
保守スルだけではもったいないので質問します ゲンドウシナリオで、釣りエンドできますか?
>>437 可能なはず。
コンプリートガイドに掲載されている条件も「プレイヤーがシンジかゲンドウ」だし。
ただし当たり前だが、PCゲンドウはNPCシンジにハンパじゃなく嫌われているうえ、
シンジが入院したり学校行ったりミサト宅にひきこもってる最中は会うことすらできないので、
シンジシナリオでの釣りエンドより遥かに難易度高い…。
自分には無理ですたorz
保守
保守、問題ない
再保守、問題はない
リツコ専用エンディングってほんとにあるんですか?
劇場版のゲンドウに撃たれるやつじゃない?
ていうか、自分で検証しろよと。
>>442 443の奴なら、ただ一回のリツコプレイで見たよ。ゲンドウにまるっきり構わなかったのが原因ぽ。
冬月でプレイ。目的はミサトを暗殺して自分が戦闘の指揮を執る。 八話目でようやくミサトを暗殺しラミエル襲来。 ヤシマ作戦の指揮をする冬月教授登場。よーし教授頑張って命令だしちゃうぞー これより戦闘結果報告を(ry 工エエェェ(´д`)ェェエエ工工 冬月プレイでミサト暗殺しても戦闘中の指揮は執れないのねorz
うわージイサンで指揮とれないのかぁ はじめて知った。俺もジイサンで指揮とるプレイ考えてたんだけどな〜残念だ
さっきみんなが疎開してしまって"これが噂のA-801かっ"とワクテカしてたんだけど、二戦目の量産機に負けてサードインパクトが発生。 これってやっぱりEDじゃないよね?
>>448 それもEDの一つだよ。
量産機に勝つとまたちょっと違ったEDになるけど、あんまり期待しないほうが無難。
EDより過程を楽しむゲームだし。
>>449 返答ありがとう!
そうか…あれもEDなのか、切ないな
保守、それはとてもきもちのいいことなのよ
最下層の日は近い
保守
PSP版が4月に出るそうだな
455 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/02/04(土) 01:08:08 ID:4ZEs/grU
このゲーム残酷な天使のテーゼ流れる?
いきなり流れる
ほっとけばずっと流れてる
時々ざぁーざぁーざぁーでリピートorz
PSP…先週のファミ通で紹介されてたが、マナが出てたね 鋼鉄イベント、あるかな?
鋼鉄イベント無しにマナを出すのはちょっと難しいと思うが、 あのゲームの中でどうやってマナを絡めるのか、というと、難しいような気もするなあ。 だいたい「コイツ誰?」の人の方が(マユミほどでないとはいえ)多いわけで、 説明しようとすると結局鋼鉄のダイジェストくらいは必要になるわけで。
マナいらね そんなに嫌いじゃなかったけどマナ厨のエヴァ2批判見て嫌いになった
ミサトでプレイ。覚えてないので途中からです。 先日の戦闘でアスカが重体になった。 軽症だったシンジ君は今日退院して家に戻ってきた。 アスカが心配だったのかシンジ君のATは下がる一方。 なんとか気を紛らわせようと思い話しかけてみた。 お金で釣るなんていいことじゃないかもしれないけど、お小遣いも上げてみた。 でも、あまり効果はない。じゃあ今はなにがしたいの?と聞いてみると お腹が空いてるから何か食べたいとの事だったので作ってあげることにした。 私はあまりお腹が空いてなかったんだけど、一緒に食べようと思って先にテーブルについて食べ始めた。 だけど、シンジ君はうろうろするばかりで座ろうともしない。 …お腹空いてるんじゃなかったの? せっかく作ってあげたのに。仕方なく立ち上がってビールを取りにキッチンにいった。 リビングに戻るとようやくシンジ君はご飯を食べていた。 少しほっとして一緒に座ってシンジ君に話しかけたようと思ったら…。 このガキ!!なんでわざわざカップラーメンなんか食ってんのよ!? ああそう!私の作ったものは食えないって事?そうなのね!? 気分を害した私は食べ終わってまた家の中でうろうろしはじめたシンジ君を叱り付けてそのまま仕事に出かけた。 ネルフに向かう前に買い物をしようと思いコンビニに寄ると加持が居た。 シンジ君の事でカッカしていた私はたわいもない話をしてきた加持にそっけない態度をしてしまった。 だけど、加持はかまわずに今日は色っぽいとかなんかおだててきた。 おだてだってわかってるけど、少しいい気分になってしまった。 気分が治った私は加持と別れネルフに行く途中シンジ君の事を思い出し反省した。 少し大人げなかったな。ATを少しでも上げておかなきゃならないのに…。 次の戦闘で命とりにならなきゃいいけど。 ネルフにつくと、入院したアスカの代わりにフィフスチルドレンが到着したとの報告があった。 委員会直々にねぇ。何か裏があるかもしれないわね。
フィフスの事を調べようと自室のデスクに座ると大量の仕事が…。 情報収集もできやしない! ったく!私の仕事って多すぎるんじゃないの?! 帰宅するとシンジ君はもう寝ていた。明日は色々話を聞いてあげよう。 彼は大事なパイロットだし、家族でもあるんだから。 お風呂に入りビールを飲んで寝る事した。 「この時間が至福の時…。おやすみなさい」 翌日起きると早速シンジ君に話かけてみる。 トラベルガイドブックをプレゼントすると、喜んでくれた。 今は無理だけど、すべてが終わったら旅行にでも連れていってあげよう。 その為にはまず使徒を倒さないと。もちろん死んでは元も子もない。 シンジ君は昨日の事が嘘のように元気に見えた。 もしかして、昨日しかったからかしら?元気な所をみせておかないと、とでも思ったのかしら。 それが彼の処世術だから?それだと意味が無い。 自分の気持ちを押し曲げて元気に振舞ってもらっても嬉しくない。 少し様子を見ているとシンジ君が私を見ていた。 ヤバイと思い笑顔を返すとATが少し上昇した。ほっとしたのもつかの間。 警報が鳴った。 あわててシンジ君と一緒にネルフへ向かう。 第拾五使徒ゼルエルだった。参戦したのは初号機、零号機、三号機。 レイとトウジ君が立て続けにやられるも国連軍の協力もあり、最後にシンジ君が止めを刺し辛くも殲滅した。 レイとトウジ君は意識不明の重体。シンジ君も重症を負った。 2日後アスカが退院した。
その3日後レイが退院。 なぜこんなに早くに退院できたのか。 疑問に思いつつネルフでレイを見かけたので話しかけた。 「もう、体調はいいの?」 「ああ…それは私じゃないわ。私は多分、3人目だから」 !?な、何のこと?3人目って。呆然としているとレイは何事もなかったかのように去っていった。 私はレイの事を聞きにリツコの部屋に向かった。 レイの事を聞くと話をはぐらかされた。 そう、まだ私の知らない事がありそうね。 リツコは、司令はいったい何を隠しているの? そっちがその気ならこっちにだって考えがあるわ。加持君なら何か掴んでるはず。 聞いたらセントラルドグマへの道を教えてくれた。感謝するわ。 でも…私って実は方向音痴なのかしら?やたら行き止まりが多くてイヤになる。 結局、訓練施設で射撃訓練をしてから本部内に戻った。 昼食をとったあと汗くさくなったのでお風呂に入りそれから仕事を片付けた。 とりあえず、エヴァの修復予算の案件はひと段落ついたわ。 これで、やっと謎を追える。まずはドイツ出張計画書を偽造した。 少しこの街を離れて考えたい事もあるし。 退院したアスカの事も気になったが、その足でドイツに行く事にした。誰にも告げずに。
GJ
乙
ドイツで得た情報。それはアスカの事だった。 出張からも戻るとアスカは一人で家にいた。ごめんね。アスカ。 私のもう一人の家族。4日間も一人にしていしまった。 仕事に行く時間だったけど、もう少し家にいよう。自室で始末書をやっつけてからリビングへ。 アスカはまだ眠っていたようだ。ひとまずビールを飲み食事をしようと思った矢先チャイムが鳴った。 加持だった。久しぶりに見るその顔は少しやつれたように思えた。 話しかけると本題はなんだと聞かれたので、アスカを励ましてやって欲しいと頼んだ。 アスカは彼を信頼していたから。少しでも元気になって欲しかったから。 加持は快く引き受けてくれた。こういうさりげない優しさをみせられると少し泣きたくなる。 その顔を見られたくなかった私はネルフに行く事にした。アスカの事頼んだわよ。加持。 ネルフは異常な雰囲気だった。すぐに第一発令所に行き日向君に状況を聞く。 「先程、第2東京からA−801が出ました」 ネルフ施設内に多数の侵入者が入り通信も各所不通になった。 「クッ、ネルフの対人施設の予算が削られていたのは、この為なのね!」 まずいわね。このままじゃ。まずはパイロットをエヴァに乗せなきゃ! シンジ君もトウジ君もOK。あとはレイとアスカね。 「アスカが、B地区で孤立しています!」マヤが叫んだ! 「何ですって!?…判ったわ。私がパイロットの保護に向かいます。後は任せたわよ」 私は敵に注意しながら全力でアスカの元に走った。
途中、戦自に見つかり射殺されそうになった。けど…なりふりかまってられなかった。 「悪いわね。こっちはまだ死ぬ訳にいかないのよ!」 無線で誘導してもらいながらも走り続ける途中で最悪な知らせが入った。 量産機、エヴァシリーズが9機もきたというのだ。 あせりながらも走り続ける。やっとの事でアスカを発見した。良かった、生きててくれたのね。 まずはケイジに急がないと。けれど、アスカは何が起こっているのか話をしてくれの一点張り。 時間がないのに!狙われてんのよ!アンタは! 「エヴァパイロットを発見。こっちだ、排除しろ!!」 チッ…!!アスカを庇いながら応戦して何とかケイジに行くエレベーターまできた。 状況を手短に説明してアスカを見送ってから発令所へと戻った。 「アスカを弐号機に乗せたわ。他のパイロットは?」 「サード、フォース両名はすでに搭乗済みです…ファーストはロストしました。今、赤木博士が探しに出ました」 「リツコが?…そう。判ったわ」 何かあると思ったが、今はそんな事を気にしている余裕は無かった。量産機はゆっくりと動き出していた。 戦闘が始まる直前意外な協力者が。時田さんだった。JA・改?安直なネーミングだけど、よろしくお願いします。 私は皆に接近戦の指示をした後、祈る事しか出来なかった。 シンジ君、アスカ、トウジ君。死ぬんじゃないわよ。 数では圧倒的に不利だったが、JA・改の協力もあり、なんとか殲滅できた。 しかしほっとしたのもつかの間。倒したはずの量産機が再び活動を再開! JA・改も活動限界になり、戦況が一転しはじめた。トウジ君も、アスカも次々にやられていく。 最後まで残っていたシンジ君もとうとう活動限界に。もう、…本部を自爆させるしかないわね。 覚悟を決めたその時。初号機が暴走を始めた。 「シンジ君!?」 そこから怒涛の攻撃で、残っていた6機のエヴァシリーズを殲滅した。 一時はどうなる事かと思ったがエヴァシリーズが沈黙をすると初号機も活動を停止した。 発令所の中では、勝利の喜びと安堵の声で沸き上がった。 「さ、パイロットの回収作業に入るわよ。急いで!!」 みんな良くやってくれた。機体の損傷が激しいので一刻も早く治療をはじめないと。その時、警報がなった。
「なんなの?状況は!?」 「ターミナルドグマより高エネルギー体が上昇中!人の影なのか、これは?」 「分析パターン青!まさか、使徒!?いや、違う。ヒト、人間です!!」 「…レイ?」 「アンチA.T.フィールドが臨海点を突破。このままでは、固体生命の形が維持できません!」 そしてー、人類の補完が始まった。 「?」 「私の部屋?」 ペンペン…?何…、待って、ここは…!?私…は、…ここは?ここは、どこかしら…。 何も、何もないわ…。 ーーかえりましょうーー ここは、S2機関の中。巡り巡る力の生まれるところ。かつて、あなただったものが他のものと交差するところ。 ほら、これがあなただったもの。全ての生命は、ここへ過ぎてはやって来る…。 使徒と呼ばれたものも、すべてここに。あなたと共に…。 「私、これでよかったのよね?…ね、加持君…」 ーーおかえりなさいーー 完
はじめてミサトで量産機に勝てたので記念にプレイ日記をかきました。 今回は展開に恵まれて、リツコはATフィールドアタックを開発済みだったし パイロットも全員揃いました。カヲルとトウジの参号機が使徒化しなかったので全部の使徒は出せなかったけど。 レイも出来れば2人目のまま迎えたかったんですが、最後のゼルエル戦で3人目に…。 惜しかった。あと今回は学校が閉鎖する前だったからか、補完中にケンスケとヒカリが出来てきました。 けど、ミサトさん、異常に仕事が多くてまいりました。 今度は釣りENDを目指してみます。では。
量産機相手に初号機の暴走で勝つってのもなかなか珍しいような。 たいていはフクロにされてアウト、って印象だったから。 そもそもミサトプレイは量産機戦が一番難しい。 それぞれが分断包囲各個撃破されちゃうからな。 エヴァ3機+JA改ならそれなりに持ち込めるだろうけど、 ちょっとでも指示を出すのに手間取ったら9対1×4回で結局同じ事だし。
GJ!! 量産機戦で初号機暴走て、凄いな
うん。暴走した時点でOUTだと思ったんだけど、強かった。初号機。 でも終わったら虫の息でしたw 補正でも入ったんじゃないかな。 最初は勝てるわけないと思ってたから適当に近くまで行ってから接近戦を指示したら 後は3機とも勝手に敵に近づいて戦いだしたから、そのまま見てたら1回目勝った。 もしかしてと思って、復活後同じように指示しようと思ったんだけど指示が間に合わなくて 3機ぐらいやっつけたらボコボコやられて最後に初号機が沈黙したと思ったら、暴走。 何回量産機戦で暴走してるけど、勝った事ないからあきらめてたら…強かった。 囲まれても攻撃しまくりで、気分よかった。 運が良かったとしか思えない展開でした。
乙!!文体もカッコよかったっす
オッテュ
カヲルプレイで、初号機が暴走して量産機殲滅した時には脳汁出た、マジで。
初プレイ、使徒、襲来が終了しました。 プレイに慣れたので次はリプレイできるように妄想しまつ。 シナリオは裏技か何かで全部出したんで次は何にすればいいですかね? リプレイしまっす
りっちゃんがいい!!
まずミサトが良くない?
ペンペ(ry
管理職って大変だなとミサトシナリオやってて思ってしまった。
ミサトは難しいからなぁ 加持でニートプレイじゃね?
おとといから急にエヴァに嵌ったんでDVD全巻とエヴァ2買ってみた。 とりあえずプレイ日記は後になるかな
加持ニートは気楽だよな
PSP版では加持の執務室ができるからニート脱却だな。 やっぱり加持プレイで謎を全部埋めるのが事実上不可能という点が まずかったんだろうな。
>>486 あいつにも部屋ができるのか!!
そういや原作にもそんな部屋ちらっと出てたな
488 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/02/21(火) 20:06:21 ID:F8au8A+k
加持プレイで機密情報を全て明らかにするのは無理なのですか?
>>488 加持は事務技能を90以上に上げる事ができないので、小笠原出張計画書を偽造できない。
なので第1始祖民族の非公開情報が手に入らない。
もしもNPCミサトが頑張ってそれを手にしてくれれば可能性はあるが、多分無理。
今回加持の執務室ができたために、加持も事務技能を上げる事ができるだろう。
ならば小笠原へ行く事も可能と思われ。
しかし今回、ボイスが15000も増えたんだな。どこにそんな容量があるのか不思議だが。
490 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/02/21(火) 20:37:15 ID:F8au8A+k
>>489 そうだったんですか…第一始祖民族の情報は小笠原に出張しない限り無理なんですか ずっとマギにハッキングして書類見ても無理だった理由が分かりました ありがとうございますm(_ _)m
第一話 私は碇ゲンドウ。 先日出現した使徒に対しゼーレの老人たちは慌てている。 彼らは意見の統率が取れておらず、各々の立場から好き勝手なことを言うのみだ。 どうということはない。今や私には私の思惑がある。 ネルフに戻された私は、未だ私の知りえない事実に対して行動を開始した。 知識無くしてゼーレを出し抜くことなど叶わないと思っていたのだ。 セントラルドグマを下り、レイの体がある部屋に向かう。 部屋に入ると幾人ものレイがこちらを向く。多少気押されつつもまだ見ていない資料を漁る。 甲斐あって、レイとリリスの関係の詳細を知った。 魂を初号機に奪われたユイの肉体の、魂なきコピー。 そこにリリスの魂が宿ったもの、それがレイだという。 私としてはレイ=リリス、今までそう考え行動してきた。その裏付けが取れたということだ。 しかし梯子を上ったりとさながらアスレチックのようなドグマの移動は少々疲れた。 菓子でも買おうとコンビニエンスストアへ足を向ける。 店内では、先に来ていたフォースチルドレン候補の少年が目に入った。 なんとはなしに見つめてしまったが見返されてしまい、思わず目を逸らす。 彼はその後も私に視線を送っていたが、鬱陶しさゆえ私は無視を決め込んだ。 やがて店を出ていく彼と入れ代わりに葛城君が現れた。 シンジと仲良くするよう頼んだが、何か言いたげにたわいない話をする彼女を問いただすと 逆に私がシンジと仲良くするようやんわりとたしなめられてしまった。 確かに人任せにするべきではないのかもしれん、こういうことは。 使徒アルミサエルの急襲。 零号機と初号機がポジトロンライフルを連射するもATフィールドを突破できない。 ケーブル切断した零号機がジオフロントを目指す使徒を追い、何度も蹴り付ける。 しかし追撃に対して使徒は零号機との融合を開始、結果、使徒殱滅は零号機のロストと引き替えになった。
第二話 前回の戦闘から3日後にレイは「退院」した。そしてそれから39日が過ぎた。 レイの様子を見ようとマンションへ向かうが、大事な用があるからと入室を拒まれる。 何故私を拒否するのかわからず無理を言って中に入ったが、 彼女は私をすり抜けるように外へ飛びだしていった。 本当にレイが言う通り大事な用とやらがあったのか。あるいはよほど嫌われているのか。 まあいい。 ネルフに着いたら葛城君が使徒の残骸回収作業を知らせに来た。同行することにする。 久しぶりにシンジの顔を見たが、この場で交わす言葉などない。 今は使徒の分析・回収に付き合うのが私の役目だ。 ネルフへ戻り食堂で飯を食った。 食事を終え公務室へ向かおうとしたが、シンジが入れ違いに食堂に入るのを見かけ、再び食堂へと戻った。 部下にまで注意されていては情けない。たわいもない話をシンジに振る。 しかし会話が弾むことはなく、息子はけげんな顔で何か用か?と尋ねてきた。 やむなく体調など聞いてみる。 彼は別になんともないと返したが、私の心は迷宮に迷い込んでいた。 本当に今のままでいいのだろうか。 様々な迷いが、霧のように覆う。 世界は、私と逆の方向に向かって進んでいるような、そんな感じがする…。 私にはやり遂げなければならないことがある。 だが期待をすることが迷いの元なのかもしれない。 愚かしいことだ…。 トイレの切れが悪い。面倒だ。 深夜ドグマでマギにハッキングを試みるがうまくいかない。眠気が限界に達し帰宅した。
翌朝ネルフに行くと加持という男がアダムを運んできた。 これこそが私の計画の要だ。 夕方司令業務の後、自販機前でシンジに会った。 昨日とは違いお互いにこやかに会話を進めることができた。 昨日と何が違うのかわからないが、何か巡りのようなものがあるのか。 一息ついたところで、使徒襲来を告げる警報が鳴った。 使徒ラミエルに対する遠距離狙撃作戦。 反対する理由はない、やりたまえ、葛城君。 単独出撃を嘲笑うかのように初号機の遥か遠方を悠々と進み、ジオフロントに侵入する使徒。 だが地下に移動し改めて敵を待ち構えた初号機は、それ以上の侵攻を許さなかった。 ポジトロンスナイパーライフル第一射命中。 「勝ったな」「ああ」 ラミエルの反撃加粒子砲を受けるも、初号機は的確に防御してこれを無効化。 そして放った第二射は見事使徒を殱滅した。 よくやったな、シンジ。
第三話 停電。 空調は止まったが私にはこのバケツがある。 そろそろぬるくなってきた気もするが、まだまだ平気だ。なあに、問題はない。 それにしても、これも先日現れたあの男の仕事の一環なのか? まあかまわん、泳がせておけ。 昼には停電は解消した。 用を足しに自販機コーナーに向かうと葛城君がトイレに駆け込んで行った。 停電中に使徒が現れなかったことを確認して皆安堵したのか、 他の職員たちも集まって飲み物を取っていた。やれやれ。 リツコを適当におだてておいたらダミープラグを開発した。 それでいい。 ついでにレイにシンジのご機嫌取りでもさせておこうとしたが こちらは何度頼んでも考えさせてくださいと繰り返すばかり。 ふと、私と話すときのレイの機嫌の良さと熱を持った視線に気付いた。 いつの間にそうなったのか知らないが、そういうことか。 女というものはなかなか思い通りにはならんようだ。 翌日耳に飛び込んできたのはアメリカ支部とエヴァ4号機消滅のニュースだった。 何度か職員との話題に出ていたのたが、まさかこうなるとはな。 使徒サハクイェル襲来。 初号機単独で受けとめることに成功、使徒殱滅するも、 第三新東京市は壊滅、初号機は大破、シンジは意識不明の重体となってしまった。 我々に後はなくなった。次の使徒如何では打つ手がないかもしれない。 予定の狂いを感じ焦る。 だが、時を見据えて待つより他はない。
なんか考え得る最悪のコンボでワロタ。 でもゲンドウならこの状況でも「問題ない、シナリオ通りだ」って言いそうだけど。
第四話 使徒イロウル来襲。しかしリツコ…いや敬意を表すべきか。 赤木博士により難なく撃退される。 今回エヴァを使うことなく使徒に勝てたのは実に幸運だった。 使徒は今のところ一ヶ月前後の周期で来襲している。 初号機の修理と、シンジの回復を待つ時間の余裕が取れたということだ。 実際に、使徒は周期を崩す事なくまた間を空け、その間にシンジが退院できた。 まだ終わってはいない。 第五話 セカンドチルドレン来日。使徒と洋上で戦闘したそうだが無事に殲滅。 排除すべき障害はまだ残っている。戦力を補充できたのは喜ばしい。 第六話 日向君がお見合いをしたらしい。 だが今は彼の私事に構っている余裕はない。 事務能力を上げることも兼ねて指令業務を黙々とこなす。 翌日は青葉君が愛用のギターについて語ってくれた。 まったく、のん気なものだ。 使徒シャムシェル襲来。 高速で直進する使徒目指してケーブル切断した初号機が走る。 3発撃ったポジトロンライフルはATフィールドを抜けられず、そのまま内部電源が終了しまったが ここでシンジが意気消沈したのが返って幸いした。 パイロットAT30以下という条件がクリアされたのを見て、私はここぞとばかりにダミープラグを起動。 ゼーレが何を言おうが、ここで使徒殲滅できなければ意味はない。 結果、暴走同然の初号機の猛攻により使徒は沈黙した。
おつつ
すまん ググったがわからないので教えて 補完される心を出すコマンドはどのぐらいの早さで押せばいい?
本スレからコピペ。 ■隠しシナリオ「補完される心」の出し方を教えて! タイトル画面(PUSH ANY BUTTONが表示された状態)で 上下左右 下上左右 左上下右 右上下左 と入力。SEが出れば成功!シナリオ選択に「補完される心」が追加。 ※コマンドで失敗する場合は気持ち早めに入力すると成功しやすい。 ※通常シナリオで未出現のものがあった場合、それらも全部出現します。 つまり「全シナリオ出現コマンド」だと考えてください。
あ り が と う 気持ち早めが難しいwww
碇司令、お疲れ様です。
シンジが死んだ件
何度やっても失敗する…orz エロい人、コツをおしえて
今実際にやってみたけど 全部で12秒かかったが、ちゃんとポヨヨンと音がして補完編が出た。 ちなみにアナログスティックではなく十字キーで入力。
ありがとう 今サハ殲滅した
やっぱり出ない…orz 何故だ(ゲンドウ風)
一番ありそうなのはコントローラーの問題だが、 それでないなら何が悪いのか…。
コントローラーが純正じゃないのがマズいのか…面倒だ…。
方向キーがいかれてない限りは純正じゃなくてもいけそうなんだがな。 俺のはホリのコードレスパッドだけど成功した。
堀かwww ちなみに1コマンド何秒ぐらいで押してる? あと押す強さとかすぐ離すとかもkwskkbn
方向ひとつにつき約0.7秒。ちょん、ちょん、ちょん、ちょんって感じで軽く入れてる。 なんで入んないんだろうな?
ちょっちやってみる
リツコのゲンドウに対するry 友情 -72 憎しみを感じる 愛情 100 運命の相手 親愛 -11 どうでもいい まさに原作 てか 加治のアスカry 友情 2 無関心 愛情 87 愛してる 親愛 -5 無関心 って性欲の捌け口では
どう見ても肉便器扱いです本当にありg(ry
第七話 「先日の戦闘ではダミーシステムを使用したそうだな。」 委員会の召喚を受けた。とはいえ老人達は私を糾弾する風ではなく、むしろ満足気だ。 当然だろう。手間と時間と犠牲を費やしながらも蕾のままだった花が、ようやく開いたのだから。 しかしこちらからすれば全て分かりきっている流れであるがゆえに、ただただ面倒に感じる。実にくだらん。 ネルフに戻り、かねてから調査しておきたかった小笠原の出張計画書を偽造する。 委員会にはゼーレ研究部門内部からの直接要請ということにしておく。 誰の差し金か、好きなだけ老人同士で腹を探り合うがいい。 こちらに矛先が向いたとして、その時は葛城君が独断先行で計画したことになる手筈だ。 そのために彼女の執務室を借りたのだから。 彼らは生け贄を差し出している限り、駒としての私を使い続けようとするだろう。 その間に、こちらはこちらでやらせてもらう。 偽造作業の最中、レイが訪ねてきた。 適当に受け答えしていたが満足しなかったのだろうか。心が迷宮に迷い込んでいるようだった。 ユイのコピーであるその肉体に注目し、いとおしく思うこともあれば わずかな水滴で波紋の広がるその心に気付き、扱いにくいと思うこともある。 私も迷っているのか? こういうことは苦手だ…。 市街地がサハクイェル殱滅時の爆風で吹き飛んだおかげで、シンジがネルフで暮らすようになっていた。 災い転じて福と言うべきか。少しは親らしく振る舞ってやりたいと思う今の私には好都合だ。 考え込むシンジを見かけて悩み…先行きの不安を聞いてやった。 このまま親子の関係がうまく行くなら、約束の時にはシンジもユイに会わせてやりたい。 今はそう思える。 使徒サンダルフォンの発見、捕獲作戦の展開。しかし途中で使徒殱滅に切り替える。 エヴァ弐号機中破、セカンドチルドレン軽傷。使徒は無事殱滅。問題ない。
第八話 出張計画書の内容に従い、小笠原沖の視察を行なった。 引き上げが行なわれていた潜水艦は見たこともない形状で、青く、美しい船だった。 これが先住民族の兵器なのか。資料は宇宙人の存在を示唆していた。 五日後、シンジと共にユイの墓参りに行った。 人は思い出を忘れることで生きていける。だが決して忘れてはならないこともある。 ユイはそのかけがえのないものを教えてくれた。私はその確認をする為にここに来ている。 写真も遺体もない、墓も飾りだと告げると、シンジは全部捨てちゃったんだねと言う。 責めるように、寂しげに。 そんなお前でもいずれはわかってくれるのだろうか?私の想いの、いくばくかでも。
翌日はシンジから、おはよう、と言ってきた。私もおはよう、と答える。 何年ぶりだろうか、こんなやりとりは。 いや、変化は私が応答したことの方か。 声をかけてくる幼いシンジをいつもいい加減にあしらってきた気がする。 ユイがいなくなったがゆえの変化なら、皮肉なものだ。 ふと何をしたいかと尋ねてみたら、誰かを、好きな人を支えにして生きられたらいいという。 試しにレイをどう思うか尋ねてみたらはぐらかされた。不粋だっただろうか。 その後ふとシンジに目をやると、現れたレイの胸元を覗いていた。しょうのないやつだ。 夕方、落ち込むシンジに励ましの言葉をかけることができた。なかなか言いだせなかったことだ。 「多くの人と接することだ。そのうち変化もあるだろう。」 陰謀めいたことばかり仕掛けてきた自分がよくも言う。 まあ、やはり身のない言葉は届かないのか、シンジにはそれが難しいと言われてしまったが。 直後、加持もシンジの無気力ぶりをしかっていたが逆ギレされていた。 ふん。そうでなくてはな。 (この少し後、シンジは心の迷宮に入る。 「なぜ僕がエヴァに乗って戦わなくちゃならない!こんな現実受け入れられるもんか!」) 使徒マトリエル出現。 市街地跡を東へ西へとごそごそ動き回る使徒に翻弄され、二体のエヴァは追い付けない。 戦場をジオフロントに移して仕切り直す。至近距離からパレットライフルを打ち込む初号機。 しかしシンジのATが低いため痛手を与えられず、逆に溶解液を吹き掛けられる。 幾度かの攻防の後、ついにシンジのATが活動限界値を切った。アスカは配置が悪く援護に入れない。 だが、まだ手札はある。 「エヴァ初号機、再起動!」 暴走。 突進し、蹴り、引き裂く。瞬く間に殱滅される使徒。 しかしシンジは意識不明の重態となり入院してしまった。
第九話 ゼーレの老人たちに、こちらへ圧力を掛けようという動きがあるらしい。 知ったことではないが。 セカンドチルドレンが赤木博士に、あまり目立つことをしないよう伝えてくれと言う。 子供にまで見透かされて、何をやっているんだあの女は。 一応伝えたが、真面目に取り合う風ではない。 まあ好きにしろ。 それはそうと、加持に情報収集を依頼してみた。 ここの所よく私に話し掛けてくるので、使い物になるのか見てやろうと思ったのだ。 さて、どう出るかな。 早朝、使徒ゼルエル来襲。 入院を押してシンジが出撃するも、低ATのため苦戦する。 しかし弐号機のポジトロンスナイパーライフルが命中。 使徒ゼルエルの広いAT中和域がこちら有利に働き、大打撃となった。 そのまま弐号機の第二射と、武器を捨てて駆け寄ってのキックにより、使徒は殱滅された。
第十話 「今の歌、アンタなの?」 シンジは未だ入院中。 ここにきてゼーレからの贈り物、フィフスチルドレンが到着した。 食堂で実際に彼に出会い、話し掛けられた。 「あなたは先の見えない苦痛が恐ろしいんですか? なに、苦痛へ落ちる時も楽しめばいい。終わってしまえばなんて事もない。」 第一声としてはずいぶんなものだ。 本題を尋ねたが体調はどうです?と、 また別の方向にとぼけたことを聞かれたためこちらも誤魔化すことにした。 「ああ…すまない。耳鳴りが」 奴には何か思惑があるのか。 あるいは…あれが素なのか。 実のところ、どちらでもかまわないが。 自販機前でセカンドチルドレンに話し掛けられた。 よくよく問いただせば、フィフスに彼女が何でも相談に乗ると伝えてほしいと言う。 私を二度も伝書鳩にするとはいい度胸だと思ったが、彼女としては父親に甘えているようなものらしい。 まあいいだろう。普通の子を娘に持ったなら、恐らくこんな感じだ。 伝言を伝えてはみたが、彼は黙ったままだった。 よく分からない奴だ。
翌日、A-801が発令された。 フィフスを送り込んでおいてこれか。 彼には使徒対エヴァとは別の役目が課せられたというところだろう。 彼のことは成り行きに任せる。 私は、私の作業の最後の仕上げをしなければならない。 「さあ行こう、レイ。」 「いいえ、駄目。碇くんが呼んでいる…。」 「待ってくれ、レイ!!」 サードインパクト始動。 「渚カヲル…己が存在、魂はこの時のために…。 道標となりて、魂を導くがいい。」 魂が集う… ユイ…やっと会えた…。 「シンジはあなたを望んでいたわ。傷ついたって、いつだって…。」 「…そうか。」 もっと別の冴えたやり方があったかもしれない。 至らない父ですまなかったな、シンジ。 私という形がはじけた。 〈終〉
乙!!!!
乙! 文体がカッコ良かった
乙です。 それにしてもゲンドウプレイは割と短期間で終わりやすいな。 やっぱシンジのAT上げを直接的にできないのが痛いのか…。
乙
シンジでLASプレイやろうと思ったらカヲルに寝取られたよ 気を取り直して綾波でLRKプレイやろうと思ったらアスカに寝取られたよ
このスレ見たら欲しくなってきた。 今いくらくらいなんだろ?
中古で1500円くらい。
そんなに安いか? 自分の近くの店だと安くて2480円ぐらいなんだけど
家の近所では4980円
エンジェルバスターやってたら、アスカ来日後、シンジが引き篭もりがちになった。 戦力外扱いになってしまい、仕方が無いので色目を使いまくった。 以下LKS展開なので嫌いな人はスルーして下さい。 アタック開始して数話後 学校・コンビニ・ネルフで合計4回キスされた (コンビニでは立て続けて2回)。 同じNPCから4回も唇を奪われたのは初めてで、かなりびびった。 次の話では、シンジからの伝言で 『好き』 と聞かされてさらにびびった。 ちなみに伝えに来たのはアスカだった。 なんて大胆なヤツだ。 その後は人目も気にせず抱きしめられること数知れず、 すれ違いざま 『シンジが抱きついてきた』、 ハッキング中にやってきて椅子から立ち上がった次の瞬間 『シンジが抱(ry』 「こうするの、好きなんだ。」 って・・・君、そんなキャラだったっけ? 浮気をすれば情事に割り込んで邪魔し、 自分も構ってくれといわんばかりに、すかさずにじり寄ってくる。 けっこう嫉妬深い。 気が付けばシンジのATと、愛情度&親愛度評価が100で固定。 何で??? そしてついにやってきた量産機バトル。 前方の敵をATFアタックで片っ端から薙ぎ倒す初号機。 その背後を狙う敵を、弐号機が猛烈に蹴り倒しまくるという、見事な連携攻撃。 肝心の四号機は、剣を拾う間に2発殴られ 『カヲル君は退避して!』 とか言われる有様。 そこへ駆けつけた無敵のシンジ様が量産機を瞬殺。 ヨレヨレになって、逃げ回って、(゚д゚)ポカーン としている内にバトル終了。 エンジェルバスター終劇。 初号機及び弐号機は無傷だった。 四号機は何もしていない。 そんな・・・バカな・・・・・・。 裏コードとかの使い方はわからないので、純粋に実力プレイでこうなった。 どうでもいいけどさ、シンジ君。 他のNPCと抱き合ってる最中に現れて、真横に立って監視とか怖いので止めて下さい orz
ワロスwww乙ww
AIはそこまで色ボケになれるのか 前触れもなくNPCに抱きつかれたことがないんで、ちょっと羨ましいようなw
俺なんて抱きつかれたことももちろんキスも、ほかのNPCがやってるとこすら見たことないよ(´・ω・`)
シンジプレイの時、ネルフでレイとアスカがキスして抱き合ってるのをボーっと見てた事がある
アスカプレイでシンジにキス&抱きつきしまくってたら、 なんかファーストや委員長に連続で抱きつかれたことがある そのときは原因不明だったが、後でシンジがファーストに指を絡めているのを目撃 お前が調教したのかyo
「気持ちよかったからみんなにも教えてあげよう」という心理でも働いたのかw
された相手も気持ちよかったから(ryでまた他の人にw モラルの概念がないから、拒絶されない限りは気持ちいい行動が伝染していくわけか。 いつも謎モードで遊んでるけど、終始恋愛モード全開も楽しそうだ。
カヲルでプレイしていてアスカといい感じに。 ある日、学校の廊下で雰囲気が盛り上がる。 指輪のプレゼントに成功。周りには誰もいない。 このまま一気に初の情事突入の予感! とりあえず、考え込んでいるアスカの傍に寄っておくか… しかし次の瞬間、カヲルは何故か教室内に立っていた。 え? あれ? アスカと2人で廊下にいたはずじゃ…? 何でシンジとケンスケの横に立っているんだよ? と、とにかく急いで廊下へ戻ろう…って、見つめてくるなケンスケ! 廊下ではアスカが待っているんだ! 邪魔すんなっ! アスカが待っているんだ、アスカが、アスカが… 廊下に出た時には彼女はもう帰ってしまっていました…。 PCの立ち位置がいきなり変わるバグはたまにあるけど (特に葛城家のリビング) よりによってこんな大事な場面で起きなくてもいいじゃないかorz
走らない奴らの場合そのバグがかなり致命傷なわけだが
そのバグは初期だけではなく今うっているやつにもあるの?
バグ直したバージョンを出したって話を聞いたことがないからたぶんそう。
このスレ読んでたらEVA2欲しくなってきた…
買っちゃえ買っちゃえ。今なら新品でもそう高くはないはずだ 人を選ぶゲームだが、このスレを読んで興味を持てたのなら多分楽しめる 好きなキャラを落とすも良し、思わぬ悲喜劇に一喜一憂するも良し
そういうときは改良されたPSP版がもうすぐ出るというのを教えるのが 良心ってやつでは?
いやまだ一ヶ月あるし、PSP持ってないとえらい出費だし。
禿P
シンジプレイでカヲルを説得した直後の回のこと 何がしたい気分かをゲンドウに尋ねられた 「友達を大事にしたい気分なんだ」 「そうか、礼を言う」 …そこで意味ありげにカヲルを見つめ出すなよ、ゲンドウ
せっかく参号機出したのに 直後にアルミサエル戦でトウジ爆破された ミサトさん鬼、っつーか偽善者 本当に捨て駒なんだな・・・
>>549 エヴァ2のミサトさんは、変な方向に誘導するしバランスを考えない装備持たせるし
弱った機体は捨て駒として前線に置くし、より冷徹な感じがするな。
アルミサエル相手にポジトロンスナイパー持たされた時は本当にどうしようかと思った
一番困るのはデュアルソーだろ 脚遅くなるだけ、攻撃力高いのかと思ったらたいしたことないし あれは即捨てる
デュアルソーはディレイ効果が強い 但しそれ以上に攻撃速度が遅いので1対1では役立たず
久々にここ読んだら、またやりたくなった。 私の野望、♀キャラで副指令と仲良くするプレイw PSPまで待つかなぁ・・・。
>>553 そういえばどっかの設定に「支援機を必要とする」って書いてあったな。
しかし2機以上で掛かれるなら時は別に要らんし……。
「なら」を消し損ねた……OTL
別に、それでも意味は通じたけどな。 二機以上で掛かれるなら時はいらない→二機以上の場合、ディレイ高い奴で時間稼がなくても袋に出来る って意味かと
NPCとの交流そっちのけでハッキングに励み、ふと周りを見ると まだ昼前だというのにシンジとアスカ以外の全ネルフ関係者がロストしてしまっていた 悪かったよ。ちゃんと相手するよ。だから帰ってこいよ、お前ら…
こちらのゲーム、購入3日目の者です。 文才もゲームの腕もありませんが日記を書いてみました。 ちょっと、ってかかなり毒舌気味綾波日記さんとかぶるんですがアップしてもいいでしょうか・・・
>>561 初心者ならではの視点もありそうだし、是非書いてくれ
ちょっと軽い妄想も入ってるのでリプレイになってないかもだけどアップ・・・。 レイ、心の向こうに 第壱話 私の名前は綾波レイ。エヴァンゲリオン零号機の専属パイロット。 一日目 今日も一日が始まるわ。 一応学生だから学業に勤しむ身、精神年齢も肉体年齢もお子ちゃまな人たちと学園ドラマをするために中学校へ。 子供を見ていると時間が経つのを早く感じるわ。もう15時。 暇だから碇君をからかいにミサトのマンションへ行こうかしら。 無言電話で碇君が家にいるのは確認済みよ。 着いたわ。 ここはあまりイメージを壊さないためにもやさしい口調で・・・。 「綾波です・・・。」 何の反応もないなんて・・・居留守・・・? 良い度胸してるわね碇君。その根性をエヴァの操縦に発揮してもらいたいわ。 のどが渇いたからジュースを買いに自販機前へ。 葛城一尉がひとりぼっちで何か飲んでるわ。 寂しいそうな背中・・・あっ、こっちを見てきたわ・・・。 あなたの人生を考えると笑ってあげるのが一番ね。 なんだか嬉しそう。大人なんてちょろいものよ。 かわいそうな葛城一尉のことを考えていると知らない間に大人たちが私のことを見てる・・・ まるで視姦されてるみたいで、気持ち悪い。 もう帰って寝よう。
二日目 今日も一日が始まるわ。 学校へ行く。学園ドラマも結構楽しいかも知れないわね。 そして放課後になる。 すると突然、警報・・・? 同時に携帯端末に緊急徴集のメッセージ。 第伍使徒 レリエル出現 私の学園ドラマの時間を邪魔してくれたお礼はきっちりさせてもらうわ。 プラグスーツに着替えながらテンションを上げていると、隣の部屋から碇君のヒステリックな声がするわ。 葛城一尉になだめられて・・・。 本当に根性なしね。救いようが無いわ。 「(こんなところで死なれたら後々私のためにならないから)あなたは死なせないわ。」 と一言だけ言っておいたわ。 せいぜい指を銜えて後ろで見てなさい。 そんなことを考えていると、碇君が先制攻撃。 なかなか根性あるわね、見直したわ。 しばらく見ているとディラックの海に飲み込まれてしまった。 碇君・・・線香ぐらい立てて上げるわ。 安らかにおやすみなさい。 しかし初号機脱出、レリエル撃破。 なんだか悔しいわ。
第弐話 血は異ならず 三日目 朝から指令が家に訪ねてきた。 居留守よりも、追い返したほうがショックが大きいかしら・・・。 レイ「大事な用事があるので、お相手できません・・・。帰って下さい。」 ゲンドウ「・・・そう言うな。ここをあけてくれ。」 しつこい男は嫌いよ。 レイ「・・・ここは開けられません。帰って下さい。」 やっと帰ったわ。 私には学園ドラマという大事な用事があるのよ。 今日も楽しかったわ。 放課後・・・最近相田君が私のことをよく見てくるわ。 笑いかけてあげると照れるなんて、子供ね。
四日目 朝から赤木博士と碇君が家にあがりこんできたわ。 碇君と話し込んでいると赤木博士は帰ってしまったわ。 少し悪いことしちゃったかしら。 そのまま外出。 のどが渇いたからコンビニでジュースと、あとサンドイッチを買ったわ。 レジで清算して店員の目の前でジュースを飲み干すのってなんだかお行儀悪いわね。 今日も学園ドラマよ。 すると警報、使徒だわ・・・。 緊急徴集 第六使徒 サキエル出現 早速シンジ君が突っ込んで行くわ。 まるで日ごろの鬱憤を晴らすように・・・。 日ごろ、相当息苦しい生活をしているのね。 でも私のありがたい援護を受けていればあなたは入院せずに済んだのに・・・フフフ・・・。 結果報告 エヴァ初号機 大破 同パイロット 意識不明の重態 エヴァ零号機 無傷 同パイロット 無傷 第三東京被害 軽微
第参話 世界の縁に立つ都市をさまようもの 五日目 今日も学校へ行く。 教壇でHな本を見つけた。 こういうポーズをすると男の子は喜ぶのね。 今度、碇君で試してみようかしら。 赤木博士がダミープラグの開発に成功したみたい。 私の協力に感謝してほしいわ。 これで碇君がいなくても初号機を動かせないかしら・・・。 葛城一尉のマンションへ行く。 でも葛城一尉に追い返された。 やっぱり碇君のことでショックなのかしら。 どうせペンペンに話しかけて自分を慰めてるんだわ。 ここはそっとしておいてあげよう。 私って大人ね。 あんな引きこもり上司を持って部下の私は大変だわ。
六日目 今日も学園ドラマよ。 今のところ全遅刻・無欠席よ。 放課後、いつものごとく警報。 第七使徒 ゼルエル出現 シンジ君は入院中なのに無理して初号機に乗ってきてくれたわ。 そして、戦闘中に昨日のことは忘れてしまったかのように「ホントのところさぁ、〜なんでしょう?」と聞いてくる葛城一尉・・・少しうざいわ・・・。 緊張をほぐそうとしてくれるのは嬉しいけれど、シンクロ率に影響でるわよ?
そしてゼルエルが零号機と初号機の迎撃開始ラインを突破。 相手の後ろを取るために武器を捨てて猛ダッシュをする私。 これで前と後ろから挟み撃ちできる。 なんだか私、今の自分に酔ってるわ。 そして敵の後ろを取った! しかしその瞬間、碇君。 シンジ「あれ、動かないよ・・・?」 あぁ、もうダメなのね・・・。 でも私は諦めない・・・! 「私が死んでも代わりはいるもの・・・」 懐に飛び込み、接近戦を開始する。 しかし、ゼルエルの攻撃で光の十字架になってしまう私。 「ダメ上司とダメ同僚のために死んでしまうのね私・・・」 「そういえば、副指令と一言も喋ってなかったわ・・・」 終 ベテランの方々のように使徒を簡単に倒せないので、6日目で死亡ですorz もうちょっと修行積みます。読んでいただいてありがとうございました。
最後の言葉ワロタ
第壱話にしてビタミンレモン吹いた 面白かったよ、GJ!!
572 :
書いた人 :2006/04/02(日) 18:04:21 ID:???
ありがとうございます。 あんまり自信なかったのでそういってもらえると嬉しいです。
一言も喋ってもらえなかった副司令……w 面白かったよ。乙。 最後のシンジ「あれ、動かないよ・・・?」 っていうのは シンクロ率低下で停止したのか、電源切れ? NPCが撃破されるんじゃなく、動かなくなるのは案外珍しいな。
>573 すみません、説明不足でした。 シンクロ率低下です。 シンジは出撃時にシンクロ率が30%っていう状況だったんで・・・w
乙! 何だか1人目が混じっていそうなレイだなw 自分も購入当初はゼルエルやマトリエル相手に死にまくったことを思い出した
リプレイ書こうかと思って使徒襲来初めてみましたよ。 が、久々のせいで、二回目の襲来のアルミサエルに融合されて自爆。 早くもシンジが死んでしまったorz
577 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/04/05(水) 07:38:21 ID:5ybIKe8l
age
このスレを1から見たら無性にこのゲームがほしくなった。 だから明日買いに行こうと思う。 近くのショップで¥2980で売っていた気がする。 買ってきたら絶対にリプレイ投下する
いざ買おうとするよ売ってなかったりするのが現実
現実を乗り越えろ!
581 :
578 :2006/04/06(木) 17:58:25 ID:???
現実を乗り越えて買ってきた。 次レスから日記を書いてみる。
582 :
578 :2006/04/06(木) 18:24:07 ID:???
選択シナリオ 「エンジェルハンター」 第壱話 レイを中心にATを上げてみた。ふとレイの手を握ったら拒絶される。 自宅に戻ればカヲルATが増えていたのでうまく利用し常に90以上を維持。 3回自宅に戻ったら警報。 第四使徒 シャムシエル 戦闘配置に零号機がなく唖然。初号機、参号機、四号機で戦闘開始。 遠距離から攻撃してもほとんど喰らわなく、作戦を無視して近距離からの攻撃に移行。 そして殲滅。 被害 エヴァ各機 小破 各パイロット軽症 第3新東京市の被害 軽微
583 :
578 :2006/04/06(木) 18:29:56 ID:???
第弐話 金が相当あるため、コンビニでネックレスを購入。 空腹などがないため、資金が浮きまくりだ。 「ファーストにでもあげようかな」 と、いった感じでレイにネックレスを見せる。 「いらない」 即答orz そして退散。 が、レイにしかあげる気がなく、ATはどうでもいい感じになってしまい、評価を上げまくる。 本部にいったらミサトとシンジが弐号機の引取りのため出張。 海上で、第伍使徒ガギエル襲来。 弐号機のみ出撃であっさり殲滅。 損傷なし。 「今日は暇だったな・・・」
584 :
578 :2006/04/06(木) 18:38:03 ID:???
第参羽 真っ先に本部に出向くとアメリカ第四支部がどうたらこうたら・・・ と、言うイベントが発生し・・・ 第7ケージに出向いたらレイと遭遇。 とりあえずネックレスを渡してみる。 「これが・・・どうしたの?」 以前と違う反応を示す。 「君へのプレゼントだよ」 と、ネックレスを渡したのだが・・・ レイに話しかけられた。 「あの・・・見てほしいものがあるんだけど・・・」 レイはネックレスを差し出した。 おそらく数分前に渡したネックレスそのものだろう。 返すんならいらないって言えよと、思いながらしぶしぶ受け取る。
エンジェル「バスター」な というか、買ってきたばかりでもうカヲルプレイかよw
586 :
578 :2006/04/07(金) 19:28:48 ID:???
>>585 比較的難易度が低く感じるから先にやったw
第参話の使徒は 第伍使徒 レリエル
イベント戦闘だから省略。
587 :
578 :2006/04/07(金) 19:33:05 ID:???
第四話 この段階ではカヲルシナリオではレイが戦闘に出ることは基本的にはないことにまだ気づいていないため、レイのAT上げに力を注いでいた。 そんな中、第参話でレイにあげたネックレスを再びレイにあげたところ、自宅に戻ったあと、学校で返却される。 やたらとゲンドウが話しかけてくる中なんと手を握られる! これには思わず吹き出したw レイの手を握ると拒絶されてばかりなのに・・・ 第六使徒 サハクィエル またイベントかよorz 出撃したエヴァはすべて小破。全員軽傷。
588 :
578 :2006/04/07(金) 19:35:54 ID:???
第伍話 しつこいがネックレスがもう一往復した。 てかこのゲーム、レイ赤面しやすいわ微笑みやすいわ・・・原作離れしてるってw ネルフに出かけたところ、「アスカ、来日」になり、イベントで第伍話終了。
589 :
578 :2006/04/07(金) 19:41:20 ID:???
588の最後の行は間違い。 訂正したものをここに書く。 使徒は 第七使徒 イスラフェル ユニゾンの相手はアスカ。不足なし・・・といった所か? 実際はタイマンだったため意外と苦戦。 ぎりぎりで勝利。だが、損傷は中破。 両パイロット重傷
590 :
578 :2006/04/07(金) 19:46:03 ID:???
第六話 両パイロットが退院したところでぶらりと歩いていたところレイから体のことを心配される。 「優しいところもあるんだな」思えた。 悩み事をしているレイの相手をしているところ、青葉が邪魔してきた。 ・・・ちょっとムカついた。 久々に学校に行き、時間をすごしたところでサイレン。 第八使徒 サンダルフォン。 イベントかよorz 次からはカヲル目線で書いてみる
591 :
578 :2006/04/07(金) 20:08:06 ID:???
読み返したら使徒の番号が重複していた箇所があった。 第七話 朝目覚めた。何もすることがないから僕はファーストの家に行く。 「ファースト、いるんだろ?」 しかし、ファーストの返事はない。ドアの鍵はかかってない。 「入らせてもらうよ」 僕はファーストの家に上がりこんだ。 ファーストは眠っていた。おそらく、昨夜遅くまでおきていたのだろう。 僕はそんなファーストの寝顔を見る。 「スー、スー」 ファーストの寝息が聞こえる中、僕は普段いえないことを言った。 「君を見てるとね、僕だけがさびしい気分になるんだ・・・etc」 そういい残し、僕はファーストの家を出た。夢の邪魔をするといけないからね。 自宅で6時間過ごし、ネルフ本部へと行く。 リツコさんがダミープラグを開発したと出たが、僕には余りかかわりがなさそうだ。
592 :
578 :2006/04/07(金) 20:27:04 ID:???
2日目15:00に、第拾使徒 マトリエル襲来。 初期戦闘配置から猛スピードで目標へと向かったけど、到着したときにはトウジ君の参号機が使徒を殲滅していた。 損傷はなかった。トウジ君の操縦が上達している証拠だった。
593 :
578 :2006/04/07(金) 20:36:32 ID:???
第八話 久しぶりに学校に行った。使徒が襲来するようになってからは初めての通学だ。 最も、僕も数ヶ月前までは使徒だったんだけどね ファーストと会話をして、心の迷宮へと入った。 「僕はここに来て独りじゃなくなったんだ・・・etc」 ネルフでマヤさんと話をした時も迷宮へと入った。 自動販売機コーナーでうろうろしていたらファーストが話しかけてきた。 「・・・これが、デジャ・ヴっていうのかしら?」 だが、本題は違うようだった。僕に悩みを持ちかけた。 「私たち、これからどうなっていくのかしら・・・どう、生きていけばいいのかしら?」 僕はこの光景を何度も見ている。デジャ・ヴだろう。 その見たことがある光景と同じ答えをしたらファーストはやさしく微笑んだ。 そのあと、ファーストを見て微笑みかけたらファーストは頬を染めて照れていた。 彼女には、僕のことを好きになってもらいたい・・・
594 :
578 :2006/04/07(金) 20:49:50 ID:???
使徒は第拾壱使徒 サキエル この戦闘も、僕の出番はほとんどなかった。 トウジ君とアスカが使徒を殲滅した。 エヴァに被害はなかったけど、街の被害は甚大だ。 もう、ほとんどの人が疎開してしまっている。 これから、どうなるんだろう?
>>588 レイ二人目じゃないか?二人目はインパクト効果だかなんだかで
感情のふれ幅がアホみたいに大きくなってる。
596 :
578 :2006/04/07(金) 20:59:48 ID:???
第九話 学校に行った。けど、人はいなかった。もう、学校に行くことはできなくなってしまった。 この二日間、ほとんど家で過ごした。けど、このようなときでも容赦なく使徒は襲来する。 第十弐使徒 ラミエル シンクロ率が一番高い僕は、砲手を担当したけど、戦闘が始まったら、お世辞にもATが高いとはいえない初号機と弐号機の援護へと向かう。 だが・・・シンジ君が正面から向かってしまっていた。 「僕、このまま死ぬの?死にたくない・・・」 初号機が暴走を始めた。もう止める事はできない。 結局、暴走した初号機が使徒を殲滅した。 初号機 大破 シンジ君は意識不明の重体・・・
597 :
578 :2006/04/07(金) 21:08:07 ID:???
>>595 おそらく二人目と思う。
戦闘に出ないため永遠に二人目のままさ・・・
第拾話
一日目は家で過ごした。二日目、朝4時ごろにネルフに行ったらファーストが話しかけてきた。
「見て欲しいものがあるの」
ファーストは指輪を出してきた。僕は指令にからでももらったのかと思った。
「それが、どうしたの?」
ファーストから返ってきた返事は意外なものだった。
「私からのプレゼント。受け取ってくれる?」
僕は愕然とした(俺も愕然とした)彼女はわかっているのだろうか。指輪を異性にあげることの意味を・・・
けど、せっかくあげようとしているものだ。断るわけにも行かない。
「僕にくれるのかい?ありがとう」
ファーストは僕の指に指輪をはめた。
「うれしいよ。君からプレゼントをもらえるなんて・・・大事にさせてもらうよ」
「喜んでもらえて、嬉しいわ」
彼女は優しく微笑んだ。彼女は僕のことをどう思っているのだろうか・・・
このまま過ぎてほしいと思った日々は、使徒の襲来により落胆へと変わってしまう。
598 :
578 :2006/04/07(金) 21:12:56 ID:???
第拾参使徒 アルミサエル襲来。 戦闘配置に意義を覚えた僕は意見をした。 しかし、僕の意見を聞いてくれなかった。 僕は弐号機の所へと急いだ。目標に最も近い位置にいるため、一番最初に攻撃対象になってしまう。なんだろう・・・いやな予感がする。 予感は当たってしまった。 弐号機が侵食された・・・ あたりに猛烈な爆風が広がった。 使徒は殲滅された。しかし、その代償はあまりにも大きいものだった。 弐号機はロスト、アスカは死んでしまった・・・
日記面白いな
600 :
578 :2006/04/07(金) 21:36:50 ID:???
第拾弐話 アスカが死んでしまってから19日、シンジくんはまだ退院していない。 みんなはアスカの事にはまったく触れていない。 そんな僕をずっと心配してくれているのはファーストだった。 僕の心は彼女に惹かれていた。 そして、第拾四使徒 ゼルエル襲来。 入院中のシンジくんも無理して戦闘に配置された。 最後尾に初号機がいる。妥当な判断だった。 僕は短期決戦を仕組んだ。 目標の後ろに回りこみヒット・アンド・アウェイをして難なく使徒殲滅。 被害はなかった。
601 :
578 :2006/04/07(金) 21:47:06 ID:???
第拾参話 ネルフに行かずに2日間を過ごした。しかし、使徒は現れない。 不審に思った僕はネルフへと向かった。 ついにゼーレが行動に出た。 戦略自衛隊が強制占拠に来ていた。僕も、消されるんだろう・・・ が、僕の目の前に現れたのはリツコさんだった。 僕をケージに通じるエレベーターへと導き、僕のみを乗せたエレベーターは動き出した。 僕はリツコさんの無事を願った。怖かった。今の僕にできるのは、エヴァに乗って目標を殲滅することだった。
602 :
578 :2006/04/07(金) 21:55:21 ID:???
ジオフロントに射出された。周囲には、エヴァ量産機が飛び交っていた。 初号機と参号機と手分けをして、1機ずつ撃破していく。 が、初号機の動きが止まった。 「あれ?動かない・・・どうしたんだよ?」 自分の周りに量産機はいなかったため、初号機の周りの量産機を倒した。9体すべて倒したと思ったら再起動。能力も上がっている。 量産機は動けない初号機を最初に狙った。成す術もなく、初号機は十字架の爆風とともに消えてしまう。 そして、三号機も撃墜され、残されたのは僕の四号機だけとなった。 しかし、残った量産機は8体。絶望的だ。 一体倒すので精一杯だった。とうとう、全滅してしまった。 そして、人類の補完が始まった。 僕はもう用済みなんだ。 僕はリリスと融合した。リリスは体を地に寄せ始めた。体中から大量の血があふれ、最後には石のように固まってしまった。 選ばれし者しか生き残ることができない世界。この世界は誰にゆだねればよいのか・・・ すべてが終わる前にひとつ言わせてくれ。 ファースト、あの指輪のプレゼント、僕は決して忘れない。 終劇
乙! 悲しい結末だけど、最後の一文が心に染みた。
目頭が熱くなった… カヲルと中の人乙!
605 :
578 :2006/04/08(土) 15:11:11 ID:???
あとがきみたいなもの いきなりカヲルでやって右も左もわからない状態ではじめたから最初は何がなんだかわからなかった。 「とりあえずレイでも落とすか」という考えで積極的にレイと会話をしていたら拾話でのあの出来事w 実は「これでもか!」と言うくらいに心の迷宮がでたけど「おめでとう」には至らず。 レスを見て二人目のレイの感情が高すぎると言うことがわかった。だからあんな事をするのか・・・と、感じた。 次書くときは「女の戦い」でよろしく。
606 :
578 :2006/04/08(土) 18:52:01 ID:???
あと、量産機との戦いのときJA改がネルフ側の助太刀として出てきたがこれって出やすいのか?
>606 乙。最後の一文が光るな。「女の戦い」編も待ってるよ〜。 JA改参戦はJAイベントが起こっていれば見られる。確かトウジシナリオだと必ず出るかな? 時田さんの大塚芳忠の声好きなんだよなぁw
量産機倒すとどうなるの?
初プレイで豪快に全部なぎ倒してやったけど、倒しても何も変わらん。補完が始まるだけ。
610 :
578 :2006/04/09(日) 16:32:03 ID:???
>>607 JAイベント起こってないのに参戦したぞ。
バグか?
カヲルシナリオやトウジふたたびだと、JAイベントが起こせない代わりに、 デフォで量産機戦にはJAが参戦することになっていたはず。 トウジ補完はやったことないから分からないけど。
612 :
578 :2006/04/09(日) 18:07:16 ID:???
ただいま青葉シゲルで「補完される心」プレイ中です。 クリアしたらプレイ日記書きます。 7日目にしての感想ですが、やたら対人の親愛・友情の パラメーターがあがります。他のキャラから見ると、 気のいい、心を許せる兄ちゃんって感じです。
>>609 なんだそれだけか・・・。
回答サンクス
>>615 量産期にやられた時に比べると、補完シーンがちょこっと長くなってちょびっと追加会話が入る。
量産機倒す手間に見合ってると感じるかどうかはあなた次第。
>>613 青葉はシンジプレイしたりすると、感じイイ人だよな、なんか。
>>616 一応少し違うんだ。知らなかった、サンクス。
カヲルが制服か裸体かという違いもあった気がする
最近繁盛しないな
そこでPSP版効果ですよ
>>619 PSP版出たら、書き込みするからしばし待て。
pspでればps2版安くなるかな?
PSP待ちでプレイを控えてる人が多いような気がする。
じゃあ、PSPは当分買えそうにない自分がちょっと書いてみる。 前スレで投下した「何人暗殺できるかな」のバージョンアップ版、 「何人殺害できるかな」プレイ。 プレイ目的上、使徒の出現順を調整したり、戦闘で槍を投げたりするために、 リセットを繰り返しながら進めていることをあらかじめ断っておくね。 暗い話になるから、そういうのが苦手な人はごめん…。 使用シナリオ:補完される心・レイ 私は綾波レイ。零号機専属パイロット。 リリスの魂を持ち、別世界での記憶を引き継いでいる存在。 私は私を人形扱いした碇司令を断罪する。 彼の身近な人間を順番に消し、最後には私自身が彼を拒絶するという方法で…。
第1話 「真実を、君たちの背後で何が動いているかを知りたいか?」 「…いいえ、私には知る必要がないもの」 全部知っているから、今更何も知る必要はないもの。 私と加持さんがそんな遣り取りをしている横では、碇司令が葛城一尉の手を握っていた。 そっけない態度を取った私へのあてつけだったりしますか? でも無意味です。 日向二尉に人類補完計画の情報を求められた。分かりました、私の知っていることを話します。 さぁ、あなたは一体何番目に殺されるのかしら。フフッ。 セカンドに戦闘訓練に誘われた。そう、別にいいわよ。 「アンタさ、このぐらい楽勝でしょ? ならさ、適当にここで射撃すりゃ大丈夫かな」 「…そう」 自分から誘っておいて、セカンドはまるでやる気がない。 「じゃあ、今の何回もやってみたら?」 「…あなたの言っている事に、意味が感じられない」 訓練結果は不安の残るものだったわ。 私は別にいいけれど、仮にもエースを自称するあなたはそれでいいの? 翌日には青葉二尉が碇ユイさんの情報を求めてきた。 オペレーター陣は仕事そっちのけで機密を調べ始めたのかしら? 第4使徒レリエル。問題なく殲滅。
第2話 「ファースト、僕だよ」 「…いいわよ、入っても」 私とあなたは違う存在。だけどあなたは、私に最も近い存在。だから拒絶はしない。 「綾波、いる?」 「いいわよ、入っても」 あなたは碇ゲンドウと碇ユイの息子として生まれたがために、この運命に巻き込まれた。 あなた自身には罪はない。だから、あなたも拒絶する気はない。 …というより、ATが41しかないのはさすがに目に余るのよ、碇君。 ちゃんと家で体調を回復してきたの? 回復してこれなら…何も言うことないわ。 「相談に乗ってよ…。僕、この先も今のような生活ができるのか、不安なんだ」 「きっと大丈夫よ。今、心配するのはまだ早いわ」 そう、今はまだまだ序盤なのだから。 ドアが叩かれる。また誰か来たのね。 「青葉だよ。いますかー?」 あなたを入れる気はないわ。居留守を使う。するとまたドアを叩く音。 「…レイ、私だ」 「このまま帰ってくれないかしら」 いけない、つい心の声をそのまま口に出してしまったわ。 翌日、また青葉二尉が機密情報を求めてきた。今日は何が聞きたいんですか? 「碇司令の目的を――」 「2人ともどうした?」 …今の話、当人に聞かれてしまったかもしれませんね。どうします、青葉二尉? 「初号機が無事に戻ってよかったわ」 そんな話題を口にしながら、赤木博士が私に今の気分や体調を尋ねてくる。 事務的な報告に応じてやるのも面白くないので、ことごとくはぐらかしておく。 だけどそんな私の態度に不快そうな顔をしない赤木博士を見て、少し罪悪感を覚えた。 第5使徒サンダルフォン。弐号機は小破し、セカンドは全治6日の怪我。
第3話 使徒の残骸の回収に同行した。セカンドが1人で倒したサンダルフォン。 ヒトよりもずっと綺麗だと、そう思う。 午後の授業が終わると、私は急いでネルフに向かった。今日は大事な任務がある。 ロンギヌスの槍が、ついに本部に到着したのだ。 これは私にとっても計画の要となる物。零号機の手で大切に握り締めて、ドグマへと運んだ。 翌日の授業終了後、鈴原君の質問をはぐらかしたらなじられてしまった。 …何故私が責められなければならないの? 悔しさを噛み締めながら適当に言い訳をする。 今後彼は無視しよう。 コンビニで脇を通り過ぎようとした私に、碇司令が急に傍に寄って来た。 食堂では青葉二尉が同じ真似をしてくる。 2人とも、よくそんな犯罪行為ができますね。 特に司令、私が悲鳴を上げていたら即刻警察沙汰でしたよ? 黙って離れるだけにしてあげた私の寛大な対応に感謝するがいいですよ。 第6使徒は彼だった。…そう。もう行くのね、フィフス。 昨日、何か言いたげに私の周りを歩いていたのを思い出した。そういうことだったの? 気付かれないよう、密かにフィフスと初号機の後を追う。碇君の辛い想いが伝わってくる。 最後にフィフスは私の方を見て笑った。 それは「これ以上は見たくないから先に行くよ」という苦笑にも、 「後は任せたよ」という優しい微笑みにも見えた。 …さようなら、フィフス。いずれまた、会いましょう。
第4話 ネルフで停電が起きた。これは彼の仕業。 こんな大掛かりな真似に見合うだけの収穫はあったのかしら。 碇君は今日の授業に出なかったけれど、放課後になると学校に現れた。 鈴原君と話をしていたところを見ると、フィフスの死から少しは立ち直れたのかもしれない。 その日、四号機へのS2機関搭載実験を行っていたアメリカ第2支部が、 四号機ごと消滅したという報せが入った。フィフスがいたら何て言ったのかしら。 翌日は碇君に加えてセカンドまで授業に出てこなかった。2人ともどうしているのだろう。 相田君の質問をはぐらかしたらなじられた。…相田君も今後は無視しよう。 第7使徒サキエル。 最初に使徒と遭遇したセカンドはすぐに倒された。 次いで交戦した碇君だけど、シンクロ率が低下しすぎて初号機を動かせなくなってしまう。 碇司令の命令でダミープラグが使用されたものの、 破損の酷かった初号機は使徒を倒す前にやられてしまいそうになった。その時、 ウオォォォォォン!! ――初号機の中のユイさんが目覚めた。 弐号機大破、セカンドは意識不明の重体。 初号機大破、碇君は重傷。21日後、退院。 初号機の覚醒により、碇司令の計画が一歩先に進んだ。 そしてダミープラグが使用されたことで、私の計画も動き出す…。
第5話 ダミープラグ使用の一件はゼーレの不興を買ったはず。 今頃になって彼らは使徒の出現を騒ぎ、碇司令を呼び出したようだけれど、 本当のところは探りを入れるつもりじゃないのかしら。 家に帰ったら碇君が来た。もう昼だというのに学校には行かないのかしら。 もっとも、それは私も同じなので、中に入れてあげた。 何か言いたげに送られてきた視線を見返すと、碇君は照れたようだった。 「ダミープラグなんてものがあるなら、パイロットは必要ないんじゃないかな」 そうね、最初からダミープラグだけで計画が進められていたら、 あなたもここに呼ばれなくて済んだわね。 碇君が私との距離を詰める。…初めての、口付け。 「私のこと、好き?」 「す、好きだよ…」 私があなたに抱いている感情は、きっと愛情ではなく、同情や憐憫といったもの。 それでも…告げられた好意は嬉しかった。 ドアが叩かれる。今一番聞きたくない、碇司令の声。勿論、私がそれに応じることはない。 碇君がもう一度私にキスをしてくる。 ポケットに入れていたハンカチがまだ未使用の新しい物だったことを思い出し、 それを碇君の手にそっと握らせた。私から贈る、せめてもの好意。 翌日。鈴原君が参号機パイロットに就任した。あなたは生き延びることができるかしら? 第8使徒サハクィエル。零号機が小破し、私は軽傷を負う。 参号機も小破したけれど鈴原君に怪我はなし。初号機と碇君に至っては全くの無傷。 …エヴァの耐久力の差が出たわね。何となく悔しいわ。 検査入院のようなものだったので、翌日には私は退院した。セカンドはまだ入院中。
第6話 エヴァの量産が開始されたらしい。本格的にゼーレが動き出したようね。 第7ケイジを歩いていたら碇君が私に視線を向けてくる。何か用? …私がしたいこと? そうね、パイロットとして努力をしていきたいわ。 その私の言葉を受けてか、碇君は戦闘訓練に誘ってきた。 彼の技術は未熟ではあるけれど、いつかのセカンドよりは意欲的に取り組んでいる。 訓練成果はまあまあかしら。 授業が終わってネルフ本部に向かう途中、どこからか銃声が聞こえた。…始まったわ。 本部内でさりげなく目を配ると、日向二尉の姿が見えなかった。 そう、最初に消されたのは彼なのね。 日向二尉がそんなに碇司令に気に入られていたとは知らなかったわ。 翌朝、第7ケイジ。鈴原君が私に体調を聞いてきた。 …あなたが以前、話をはぐらかしただけの私をなじってきたこと、まだ忘れていないわ。 無視してやると鈴原君は謝ってきた。…思っていたよりはいい人かもしれない。 「考え込んだりして、忙しいやっちゃのぉ」 鈴原君はそんな軽口を叩いてきた。 これが、私が彼と交わした最後の会話になった。
「エヴァ参号機が起動実験中に使徒の寄生により暴走。これより迎撃の用意に入ります」 学校が終わり次第行われることになっていた参号機の起動実験は、 そのまま第9使徒との戦闘に変わった。 病院から駆り出されてきたセカンドとともに、ポジトロンライフルで狙い撃つ。 でもATフィールドに阻まれ、ダメージは与えられない。 接近戦を挑んだ碇君も軽く弾き飛ばされてしまう。 ゼロエリアを目指して使徒が進む。碇司令が決断を下した。 「レイ、ドグマを降りて槍を使え」 この槍を最初に使う相手が、あなたになるなんてね…。 「カウントダウン入ります。10秒前! 8、7、6、5、」 伊吹二尉のカウントが進む。 「4、3、2、1、0!」 さようなら。そう小さく呟いて、私は槍を投げた。 初号機小破、碇君は軽傷。6日後、退院。 セカンドもその前日に退院した。
第7話 葛城一尉が出勤途中で姿を消したらしい。今度は彼女が標的になったのね。 ペンペンは葛城一尉がいないと夜泣きをするのだと、セカンドが言っていたような気がする。 …セカンドと碇君も、帰らない保護者をずっと待ち続けることになるのかしら。 フィフスに続いて鈴原君もいなくなったけれど、 クラスメイト達は普段と変わらないように振る舞っている。あるいは、そう装っている。 ネルフに着いて間もなく非常事態が発生した。 第10使徒イロウルの侵入。撃退できるのは赤木博士しかいない。 でも私に、赤木博士のATを上げるなんて真似ができるはずもない。 できることがあるとすれば、研究室に足を踏み入れず、彼女を不快にさせないようにすること。 その代わりに、先日退院したばかりの碇君とセカンドに声をかけてみた。 2人とも今の状況を知りたがったけれど、あまり気にしないように告げておく。 でも碇君はともかく、セカンドは私に話し掛けられること自体面白くはないようだった。 私に気遣われるのを屈辱に感じているのかもしれない。 …分かったわ、あなたには関わらないようにする。 残り1時間というところで赤木博士のプログラムが完成。本部の爆破は免れた。
第8話 今夜流星が見られると聞いて、ふと思い立ち、碇君に一緒に見ないかと誘ってみた。 こんな突発的な行動は、私にとって初めてと言ってもいい。でも、何となくそんな気分だった。 碇君はセカンドや相田君、洞木さんにも声をかけたようで、 その夜の屋上は少しばかり賑やかな集まりになった。 私も、いつになくたくさん喋ったように思う。 …こんな日々はもう長くは続かないと、知っていたからかもしれない。 翌日。伊吹二尉が碇司令の目的を尋ねてきた。 話が終わると伊吹二尉は、ATの下がっていた私を叱りつけてくる。 特に言うこともないので、私はただ黙っていた。 「…きつい言い方をしてごめん」 別に、いいですよ。人との関わりを避けている私がこうなるのは当然ですし…。 碇君のATの低さに呆れたこともあったのに、今ではその時の碇君よりATが低くなっている。 でも最低限、エヴァを動かせるだけのATは保っておかないと…。 第11使徒マトリエル。 強化シールドを装備した弐号機が粘り強く攻撃を続ける。 でもシンクロ率38%のセカンドでは使徒のATフィールドを完全に中和することもできず、 やがてシールドは破壊され、弐号機は力尽きた。 マステマを装備した初号機は使徒の動きについていけず、振り切られる。 私はただ、使徒を背後から追いかけるだけに留めた。 例え私にまともに戦う意志があったとしても、勝算は五分五分だったでしょうけど。 碇司令は、ロンギヌスの槍の使用に踏み切った。 セカンドは再び意識不明の重体に陥り、第3新東京市にも中規模の被害が出た。
お、久々の投下だ。 いいぞ。ガンガレ カヲルでレイに4回抱きついたらすべて同じ反応だったな・・・
第9話 加持さんの姿を見なくなった、3人目の見せしめね。 職員達のATが総じて低い。さすがにみんな、不安を感じ始めているようだわ。 そんな中、伊吹二尉がよく私に話し掛けてくるようになった。…不快ではない。 また叱られたけれど、彼女なりに私を気遣っていることは分かる。 青葉二尉に、碇君と仲良くするよう言われた。 嫌っているつもりはないのだけれど…周りからはそう見えるの? 碇君も、私に嫌われていると思っているのかしら。だとしたら、誤解を解いておきたい。 具体的にどんな行動を取ればいいのかは…考えるまでもないわね。 私の方から彼に掛けてきた言葉なんて、 「もういいの?」「今、何か考えているの?」くらいのものなのだから。 もっとも、最近では私から声を掛けた相手なんて碇君とセカンドだけだけど。 「…こんにちは」 たった5文字の言葉。それでも碇君は嬉しそうな顔をした。 碇司令と楽しそうに話していた青葉二尉が、次の瞬間には私に碇司令の目的を聞いてくる。 あまり感心できた態度ではないけれど、一応教えた。 今度は赤木博士と見つめ合い始めたと思ったら、次の瞬間には私を叱ってくる青葉二尉。 …何だか釈然としないわ。 赤木博士に挨拶をされて上昇したばかりのATも、これで激減してしまったし。 もう彼の近くには行かない方が良さそうね。 第12使徒シャムシエル。 スピードの速いこの使徒が出現したのは、ゼロエリアに程近い市街地。 防衛線は構築する間もなく突破されたため、急遽ロンギヌスの槍を使用せざるを得なくなった。 …碇君が無駄に傷つかずに済んだことに、少し安堵した。
第10話 碇君が登校途中で私のマンションに立ち寄った。彼が来るのは久しぶりのこと。 雑談に興じてみる。今私がしたいこと? そうね… 「気を使わなくてもいい人と、一緒にいたい気分」 私にとって彼は、そういう人なのかもしれない。 そうだ、いつか彼にあげようかと思って買ったマグカップがあったわ。碇君、これ、 「僕はいらないよ」 …即答ね。私は楽しい話なんてできないから代わりに物で歓心を得よう、という 魂胆が透けて見えたかしら。仲良くするって難しいわ。 そんなことよりも碇君は、私に大事な頼みがあったらしい。 「アスカともっと仲良くするといいと思うよ」 セカンドは私を嫌っているようだから難しいと思うけれど、努力はしてみるわ。 でも、彼女ともう一度話す機会が訪れるかは…いえ、何でもないわ。 伊吹二尉が消えた。そう、4人目は彼女だったのね…。 これは私が望んで始めた、あの人への復讐劇。次々と人が死んでいくのは予定通りのこと。 …私には彼女の死を悼む資格なんてない。 碇司令の顔は見たくない。青葉二尉も遠慮したい。 残るネルフ職員は副司令と赤木博士だけ。 赤木博士にはたまにシンクロテストをお願いする都合もあるし、唯一の同性だし、 こちらから挨拶したり目を合わせたりするくらいの愛想は振り撒くことにしよう。 「あなたにシンジ君から伝言よ」 それで、彼は何て? 「あなたのことが気になるって言っていたわよ」 …そうですか。わざわざありがとうございます。 その時、碇君の視線を感じたけれど、私は…気付かないふりをした。
第13使徒ラミエルに対し副司令の立案した作戦は、 強化シールドを装備した初号機が加粒子砲を防いでいる間に、 零号機による超長距離射撃で倒すというもの。 でも、シンクロ率55%の私ではポジトロンスナイパーライフルの威力を 最大限引き出すことはできず、2発撃っても使徒の殲滅は叶わなかった。 シールドを失った初号機を、使徒の加粒子砲が貫く。絶叫が、上がった。 「碇君…あれは、私が倒すわ…」 そう、彼に誓った通りに、私は使徒ラミエルを倒した。ロンギヌスの槍でもって。 「私が倒すわ」なんて、よくも言えたものね。 この作戦通りに動いても無事の勝利は望めないことを、私は最初から分かっていた。 私は彼を守れなかったのではない。守る努力をしなかった。 …碇君。あなたは私の、どこを好きになったの? 私にはあなたの好意を受け取る資格なんて、欠片も存在しないのに…。
GJ
乙
GJ
切ない、な
GJ
第11話 5人目は青葉二尉だった。碇司令に気に入られていた人から順に、次々と殺されていって、 もう残っているのは副司令と赤木博士、そして入院中の碇君とセカンドの4人だけ。 …………。 あの、碇司令。来日して数ヶ月のセカンドはいいとして、 残った4人のうちの1人はあなたの実の息子ですよね? 1人は長年同じ目的を追ってきた、同志というか片腕というか先生ですよね? 1人は各種計画を中心になって進めてきた、あなたの愛人でもある人ですよね? その3人が後回しになっているのは、人として何か間違っていませんか? 私は碇司令を問い詰めてみることにした。まず、碇君のことをどう思っているんですか? 「駄目な奴だ」 「そんなことないです。本当にそう思っているんですか?」 私が碇君を庇えた義理ではない。でも…言い返さずにはいられなかった。 「副司令はどんな人なんですか?」 「奴は、いつも孤独だ」 「本当にそうですか?」 副司令を大事になんて思っていないんでしょう?
「赤木博士はどんな人なんですか?」 「ああ、すまない、今耳鳴りが…」 「話をはぐらかさないでください」 「…すまない、怒らせたようだな」 「どうして謝るんですか? 謝る理由なんて考えてないんでしょう?」 私が怒っている理由を、あなたはきっと分かっていない。 赤木博士のことは、後でまた尋ねてみた。 「私に対しては、よくしてくれているようだ」 彼女を利用して、一方的に尽くさせているんですよね。 「あなたを応援しているって、碇君のお父さんに伝えてほしいの」 まさか洞木さんまでたぶらかしていたなんて…許せない。 第14使徒アルミサエル。 碇君とセカンドも召集された。…碇君は酷い怪我を負ったばかりよ? セカンドは精神的に打ちのめされていて、シンクロ率は起動値ギリギリの30%。 2人とも、満足に戦えるはずがない…。 幸いというべきか、アルミサエルの速度にセカンドは全くついていけなかった。 碇君も遠距離からマステマを撃つのがやっと。でも、それでいいわ。戦わなくていいわ…。 私はロンギヌスの槍を投げた。
第12話 「シンジと仲良くしてやってよ!」 相田君に頼まれた。私は学校でも、碇君と仲が悪いように見られていたのね。 「碇君は、どんな人なの?」 「あれでもなかなか可愛いところがあるよねぇ。人に好かれるタイプかな」 そう…そうかもしれない。 …ロンギヌスの槍を投げる必要はもうない。もう、間に合っている。 使徒に立ち向かっていく碇君を、黙って見ている必要はない。 私は初めて、真っ向から戦いを挑んだ。相手は第15使徒ゼルエル。 そのATフィールドは厚く、なかなか打ち破れなかったけれど、 国連軍を交えた波状攻撃によって私達は少しずつダメージを与えていった。 だけど、いくら強化シールドを装備していても、ボロボロの初号機では 持久戦には耐えられなかった。エントリープラグが射出される。 …初号機が持ち堪えられなかっただけだから、碇君へのフィードバックはあまり大きくないはず。 後は、私がやるわ。今度こそ、私自身の手で倒す。 使徒の攻撃を防ぎながら、プログナイフやデュアルソーを振るう。 徐々に私のシンクロ率は上がっていき、まともにダメージが通るようになった。 渾身の蹴りが使徒のコアを破壊し、長い戦いがようやく終わった。 戦闘の結果、第3新東京市には甚大な被害が出て、碇君の退院予定日は数日延期された。 セカンドのことを思う。彼女はシンクロ率が起動値を下回っていて、出撃が不可能だった。 前回の戦闘で何もできなかったことが、彼女の心を決定的に壊してしまったのかもしれない。 私は、セカンドを苦しめてばかりだわ…。
第13話 ネルフに行くと、赤木博士が出掛けるところだった。 浅間山地震研究所への出張? そうですか、修理費用の手続きで。 「…それじゃあ、そのカバンは温泉に行くってわけじゃないんですね」 私がかまをかけると、赤木博士は珍しく狼狽した。図星ね。 職権乱用、と軽く脅しをかけ、私の同行を許可させる。 これで今日は碇司令の顔を拝まずに済むわ。 温泉は気持ちよかった。夕日もとても美しかった。 私にとって最後の、楽しいと呼べる一日だった。 第16使徒アラエル。セカンドはやはり出撃できなかった。 碇君は無理をして出てきたけれど、彼も初号機も、戦闘に耐えられる状態では…ない。 使徒の心理攻撃が私達を苦しめた。 ロンギヌスの槍の使用命令が下り、投擲したところまでは覚えている。 その後、私は意識を失ったようだった。 気が付くと私は病院のベッドの上にいて、そこで色々なことを知らされた。 第3新東京市がほぼ壊滅したこと。 一般市民の市外への避難が決まったこと。 学校ももう閉鎖されること。 …そんなこと、別にどうでも良かった。私にとって、些細な次元の話だもの。 私にとって意味を持っていたのは…碇君が、死んだ、ということだけだった。
最終話 39日間の入院を終え、私は退院した。ATは24。惨めなものね。 いつもの習慣で第7ケイジに向かったけれど、そこにはもう初号機の姿はなかった。 …以前、碇君にあげようとして断られたマグカップ。捨てるに捨てられず、 カバンに入れて持ち歩いていたから、そのままネルフのロッカーの中に残っていた。 捨てられない。でも自分で使う気にはなれない。 お墓に供えることも、やっぱり彼に断られてしまうかしら…。 セカンドも、もう退院していた。だけど私より暗い顔をして、うなだれながら歩いている。 見ていられなくて声を掛けた。 「積極的に、誰とでも話せばいいのよ。そのうち、気も持ち直すから」 「そんなぁ…。簡単に言われても困るわよ」 …そう、よね。私が言っても説得力なんてないもの。あなたの心に届くわけがない。 赤木博士に、セカンドをどう思うか尋ねられた。彼女は…不器用な人なんだと思います。 碇君に、セカンドと仲良くするよう頼まれたわね。少しずつでも、彼女に近付いていけたら…。 けれどセカンドは、その日を境に姿を消した。そして副司令もまた。 副司令はきっと、碇司令への見せしめで殺されたのね。 セカンドは…知らなくてもいいことを知ろうとしてしまったの? …結局私は、セカンドと仲良くなることができなかった。
フィフスは自らの死を選択した。 鈴原君は手に掛けた。 日向二尉、葛城一尉、加持さん、伊吹二尉、青葉二尉は人知れず殺された。 碇君は見殺しにした。 クラスメイト達は遠くの街に去った。 ペンペンは洞木さんに託したと赤木博士から聞いた。 そして今、セカンドと副司令も消された。 私の周りに残っているのは、碇司令と赤木博士だけになった。 まだ仕上げは残っているけれど、あの人への復讐は成功したと言っていいはず。 なのに、達成感は薄い。ただ虚しさだけが残っている。 私の幸せはどこにあったのか。今ではそれが分かっている。 自分から幸せを手放してしまったことも…分かっている。 赤木博士の研究室に行ってみると、博士は意見書を作成していた。 こんな状況でも、仕事を続けているんですね。 それとも、余計なことを考えたくないから仕事に打ち込んでいるんですか? 私の顔を見るたび、赤木博士は体調を尋ねてくる。 変わりはないと告げると、博士は穏やかな顔で礼を言う。私も時々笑ってみせる。 一度、叱られもした。 「その体たらくはなによ!? もっとしっかりしなさい!!」 「申し訳ありません…」 「何謝ってるのよ…。だったらもっとしっかりしなさいよ」 本当にね。この現状を招いたのは、間違いなく私自身。 落ち込む理由なんてどこにあるというの? そう、どこにもないわ。どこにも…。 「…………」 「…そういえば私ね、最近目覚めが悪いと思っていたらね、」 「今は話したくありません」 「気にしなくてもいいわ…」 優しい言葉が胸に染みた。
「尋ねたいことがあるのよ。碇司令よ、どんな人なの?」 …私の胸の内のありったけを吐き出したら、赤木博士、あなたはどう反応するのかしら。 ただ、「孤独な人」とだけ答えておいた。赤木博士は何事かを考え始める。 彼女に背を向け、私は静かに立ち去った。 「いよいよその時が来た。さあ、行こう、レイ」 「駄目。私を呼んでる人がいる…」 あなたに尽くして、それでもあなたの愛を得られなかった赤木博士が、私を呼んでいる。 お久しぶり、フィフス。こういう結果になったわ。 コメントは…聞いても気まずいだけでしょうから聞かないでおくわね。 さぁ、あなたも一緒にかえりましょう。みんな、みんな…かえりましょう。 綾波レイは、もういない。 自分の目的のためにたくさんの人を犠牲にした、冷血で無慈悲な人間は、もういない。 掴めたはずの幸せを自ら手放した、愚かな女はもういない。 今の私はリリスとして、赤木博士の心のままに、全ての魂を集めているだけ。 でも、この手の中にかえってきた初号機を見つめる私は、きっと幸せそうに笑っているわね。 <終劇>
GJ !
後書き、のようなもの 陰惨な話で、本当にごめん…。イタモノLRSのような展開にもなってしまったし。 NPC暗殺プレイをやりたい人の参考になれたらいいんだけど。ただ、 「次の話が恋愛モードになっちまったから暗殺が起きねぇー! やり直しかよー」 「槍投げ命令を出せ、ゲンドウ! 躊躇ってるんじゃねぇ、このチキンっ!」 というリセットとの闘いになるし、シンジやアスカは特に悲惨な目に遭わせてしまうので、 あまりお勧めはできないや。人影の消えたマップはやっぱり寂しいし。 「NPC殺害」が目的だったからバルディエルを出したけれど、 トウジをパイロットにしないままで今回のように進め、 PCを含めて9人きり(8人以下になるとA−801が発動するから)となった状態で 「アラエル戦による街の壊滅+パイロット1人の死亡」を起こせば、 最終話ではレイ、ゲンドウ、その他のネルフ関係者1名しか残らないから、 そこで更にその他1名が見せしめのために暗殺され、 レイとゲンドウのどちらか片方も機密を追いすぎたために暗殺されるという 「そして誰もいなくなった」な結末を迎えることも多分可能だと思う。楽しいかどうかは別として。 欲を言えばヒカリやケンスケの暗殺を一度見てみたかったけれど、さすがに無理だったか。 しかし、前の暗殺プレイでもリツコは最後まで暗殺対象にならなかったんだよなぁ。 リツコ・゚・(つд`)・゚・。
652 :
613 :2006/04/20(木) 00:47:56 ID:???
↑お疲れ様でした。切ない話に、涙、涙・・。 公言しておりました、青葉シゲル「補完される心」クリアしました。 プレイ日記も完成したので、明日投下します。 文才が無いので恥ずかしいのですが・・
656 :
613 :2006/04/20(木) 13:23:54 ID:???
第壱話 俺、青葉シゲル。 ネルフ本部中央作戦室付オペレーター。階級は二尉。主に通信、 情報分析を担当。 趣味はギター。でも最近は仕事が忙しくて、あまり弾いてない。 ネルフでのオペレータ業務のほかに、特務として(?)碇司令から、 ファーストチルドレン・綾波レイのフォローを依頼されている。 とはいっても特別なことは無く、碇司令から教えてもらった彼女の 自室マンションに時々行って、様子を見るくらいだ。 碇司令の息子、碇シンジがサードチルドレンとしてネルフにやってきた。 レイ、セカンドチルドレンのアスカとともにパイロットとしての活躍に 期待しよう。 そう思った矢先、使徒・サハクイエルの襲来を受ける。 エヴァ零号機、初号機、弐号機が出撃。搭乗者はレイ、シンジ、アスカ。 パイロット候補のカヲルは待機。作戦は成功して、使徒は殲滅。 零号機は中破、初号機と弐号機は少破。パイロットたちはそれぞれ軽傷。 みんな、がんばってくれた。
657 :
613 :2006/04/20(木) 13:25:11 ID:???
第弐話 世界の縁にたつ都市をさまようモノ 南極よりロンギヌスの槍が到着した。レイの操縦する零号機により、 ジオフロントへ収納される。 ネルフ内で、退院したレイに会う。ねぎらいの言葉をかけ、ついでに 指輪を渡した。エヴァのパイロットとはいえ女の子なんだから、 これでも付けてオシャレしろよ。人間関係で悩むシンジには、くまの ヌイグルミを渡した。アスカも退院したはずなのに、なかなか姿が 見えない。ミサトさんの家と、学校の往復のようだ。たまにはネルフにも 顔を出せばいいのにな。カヲルは学校にはあまり行ってないようで、 ネルフ内でしょっちゅう顔を合わせる。彼のATが高いのは、いつも 笑みを浮かべているからだろうか。 そうこうしている内に、使徒ゼルエル来襲。相当な破壊力を持つかなりの 強敵だったが、パイロットたちの見事な活躍振りで見事殲滅。エヴァ、 パイロットともに損害なし。街の被害も軽微ですんだ。この調子この調子。
658 :
613 :2006/04/20(木) 13:27:50 ID:???
第参話 出口はどこかへの入り口 朝、レイのマンションに顔を出してからネルフへ。 オペレータ業務を始めようと思った矢先、ネルフ内が停電となる。 全てがコンピュータ制御された施設なので、電気が使えないと、全く 何もできない。こんなときに使徒の襲来を受けたらと思うと冷や冷やする。 空調もストップしたため、暑く息苦しい。職員たちが口々に暑い、暑いと 言うなか、碇司令は文句の一つも言わず、いつもと同じ表情を浮かべている。 さすがだ。ほどなくして電力が回復。この停電は人為的なものと噂する 職員もいるが、どうなっているのか。使徒の出現は確認されず、日向とともに ほっと胸をおろす。 自動販売機コーナーで、アスカと会う。元気そうだ。何より何より。 停電の緊張が解けて、人々が自動販売機コーナーに集まってきて、あれこれ 話をしている。休憩にやってきたマヤちゃんもほっとしたようだ。 何気ない会話をしていたら、マヤちゃんが手を握ってきた。おいおい、 大胆だな。悪い気はしないので、指をからめる。
お、ハジマタ
660 :
613 :2006/04/20(木) 13:29:41 ID:???
第参話(後編) 俺の仕事はオペレータだけれど、ネルフにいることで、世界の謎を 知ることができるかもしれない。俺は時々、人目を忍んで秘密文書の 閲覧や関係各所の視察出張申請書の作成をしている。 その成果があって、ドイツ支部の視察をすることが出来た。 セカンドチルドレン、アスカについて最深度情報を得る。 いつも必要以上に明るく振舞っているのには、こんな事情があったんだな。 俺一人、何の力にもなれないかも知れないけれど、少しでもアスカの心を 支えられたらと思う。パイロットたちのATを高くして、戦況を有利に するのも大事な仕事だ。けれどもそれ以上に、まだ子どもである彼女たちに エヴァのパイロットとして、この世界をゆだねている重責を与えている以上は、 俺たち大人がしっかりフォローしてやる必要があるんだ。 ドイツ出張から帰国すると、先に倒した使徒の回収作業があったので同行する。 で、でかい・・。理想的なサンプルが手に入ったと、赤木博士が少々喜び 気味。 回収作業から戻ると、使徒、アルミサエル襲来。パイロットの活躍により殲滅。 零号機と弐号機は少破。初号機は損害なし。街は中規模の損害を受ける。
661 :
613 :2006/04/20(木) 13:31:45 ID:???
第四話 光あれ 朝、出勤前にレイのマンションに行くと、碇司令と出くわした。 碇司令もレイのことを気にかけているのか・・。しかし、レイの部屋で 碇司令に会うのはなんだか気恥ずかしい。レイと碇司令と三人であれこれ 世間話をする。 自動販売機コーナーで加持さんに会うと、「真実を知りたくないか・・」と 言われた。俺の行動がばれていたのか? 加持さんからセントラルドグマへの 行きかたを教えてもらう。これで、謎を解く鍵を色々と得られそうだ。 早速、セントラルドグマ内へ。ゼーレIDは、以前に副指令からいただいていた。 射撃場に出たので、いざという時のために射撃訓練を行う。 使徒、イスラフェルが襲来。エヴァ初号機と弐号機が向かうも敗退。 追って、ATの高いパイロットが二名で攻撃に行くことになる。 パイロットたちにはがんばってもらわないといけないので、迷彩服を 渡して回る。今回の作戦には、レイとアスカが選ばれた。 二人の連携の取れた攻撃で見事使徒を殲滅。零号機と弐号機はともに少破。 パイロットは軽傷。
662 :
613 :2006/04/20(木) 13:34:45 ID:???
第五話 惨酷な方程式 エヴァの新兵器、エステマとデュアルソーが到着。機器のチェックを行い、 兵装ビルへ搬入する。役に立ってくれよ。 最近の一日のパターンは、朝、出勤前にコンビニに寄ってからレイのマンション へ。ここで、レイや、自分と同じく来訪者の人々と会話を交わす。レイもだいぶ 打ち解けてきてくれたようだ。レイのクラスメイトの鈴原トウジ、相田ケイスケ とも話がはずむようになった。ネルフ出勤後はオペレータ業務、意見書の作成を した後、セントラルドグマで射撃の訓練。 そんな中、いつものように出勤すると、ミサトさんからアメリカ支部が消失した との知らせを受ける。詳細は調査中だが、おそらくN2機関の調査中の事故と見ら れる。 業務中、コンピュータシステムが不作動を起こす。イレギュラーなことなので調 査を重ねると、なんということだ。MAGIに使徒イロウルが侵入している! 赤木 博士が対策プログラムを作成するも、苦戦する。このままではMAGIは自爆プログ ラムを実行しかねない。そうなれば皆死んでしまう・・。皆で協力して赤木博士 のATを上げることに。3回目にしてようやく、赤木博士の作ったプログラムが使徒 を殲滅。やった、さすが赤木博士。
663 :
613 :2006/04/20(木) 13:35:59 ID:???
第六話 ささやかな遺産 赤木博士の研究成果により、エヴァの稼働時間が5分から10分へ延長された。これ で、使徒との戦いも少しは楽になるだろう。人々の間には、エヴァが量産されて いるという噂が流れている。使徒を殲滅するためのものか、それとも他の意図が あってのものか。シンジに会うと、ATが低いので迷彩服、クマのぬいぐるみ、ト ラベルブックを続けて渡す。少しは持ち直したようでよかった。 最近、周囲の人々が自分に対して良く思ってくれているようだ。碇司令にいたっ ては、友情値が100%になり、自分に絆を感じてくれている。碇司令だけではなく 、他の人々にも同様に接しているのに、どうしたことだろう。ネルフだけじゃな く、レイの部屋で会って、色々話をするからかな。俺は別に碇司令におべんちゃ らを使ってるわけじゃない。基本的に、誰に対しても同じように接している。八 方美人と思われているかもしれないが、俺は周りの人々が、俺といることで楽し い気持ちになってくれればそれでいい。 使徒、レリエル出現。初号機がディラックの海に取り込まれる。サルベージ作戦 により救出をはかるが、作戦実行を前にして初号機が使徒を内側から破って(? )使徒を殲滅。初号機は損害なし。
664 :
613 :2006/04/20(木) 13:43:18 ID:L0HPq4ig
第七話 心にかけられたる者 朝、いつものようにレイのマンションに向かう。碇司令が先に来ていた。レイが 手を握ってきたが、碇司令に口をはさまれてしまい、慌てて「いや、いつかこう いう時のために練習ですよ・・」と言い訳する俺。何やってんだろうな。 出勤すると、冬月副指令からの友情値が90%になっている。冬月副指令にとって の俺は、不可欠な存在らしい。そう思っていただけるなら光栄だ。昼、食堂に行 く。俺は今日も「すうどん」だ。食堂には色々定食があるけど、シンプルなこい つが一番ウマイ。 自動販売機コーナーでシンジに会うと、またATが低くなっているので励ます。す まんな、大人の都合で辛い思いをさせているけど、いまや世界はお前の肩にかか ってんだよ。本当なら学校だけ行って、友達とバカな話でもしてる歳なのにな。 俺がお前くらいの頃は、つまんねー理由で親や先生に反抗して、友達とバンドの 真似事して、音楽にのめりこんでいったっけ・・。 ふと今、自分のステータスを見てみると 情報61、事務82、白兵64。もっと白兵 を伸ばさなきゃな。 仕事が落ち着いているので、偽造の出張書類を作成し、南極へ視察に行く。 帰国後、レイのマンションに行くと、レイが心の迷宮に入っている。 その後、部屋にいたシンジがレイを抱きしめていた。抱きしめあう二人を そっと見守る。パイロット同士でないとわからない、心の痛みがあるのかも しれない。 シンジからの親愛が100%に。シンジにとって、今の俺は生きがいなのだそうだ。 俺は自分の仕事をがんばるから、お前も、本当に大変だけど、がんばれよ。 浅間山の火口深くのマグマ中に、使徒、サンダルフォンを発見。 弐号機による捕獲作戦を実行。捕獲中に成体したため、作戦を殲滅に変更。 アスカの働きにより、使徒の殲滅に成功する。弐号機は中破。
665 :
613 :2006/04/20(木) 13:44:34 ID:???
第八話 すべての時間が噴き出た夜 アスカに会うと、ATが28になっていたので励ます。 やる気がでないようなので、人間関係を良好にするようアドバイスした。 事故により消失したアメリカ支部への出張を行う。 S2機関については、謎のままだ・・。 ネルフに戻ると、レイから指輪をプレゼントされた。 あれ、これって、前に俺がプレゼントしたやつ・・? ま、いいか。 使徒マトリエル襲来するも、パイロットの活躍により殲滅。 パイロットの三人は軽傷。 第九話 コウスルト感ジマスカ? アスカが心の迷宮に入っている。周囲の人間に認めてほしい気持ちは、 俺が音楽をやっていた頃にもよく感じた感傷だ。たかが素人のバンドと、 世界の命運を担ったエヴァのパイロットでは、そのプライドは比較にも ならないだろうけど。 副指令が先ほどからため息ばかりついている。ATが30だ。 声をかけ、励ます。レイのATも38と、低い。度重なる使徒との戦闘で、 パイロットも副司令も疲れが出ているのかもしれない。 コンビニに行くと、レイのクラスメートの洞木ヒカリがいたので、 軽く挨拶する。すると、急に近づいてきて手を握ってきたので、 指輪を渡した。中学生にモテてもなぁ・・。 使徒シャムシェル来襲。苦戦のうえ、殲滅。 零号機は大破。レイは重傷を負う。弐号機は中破。レイは軽傷。 第三新東京市は甚大な被害を負った。
666 :
613 :2006/04/20(木) 13:45:58 ID:???
第拾話 堕ちてゆく僕たち レイは先の戦闘以来、入院中で姿を見せない。 俺のATは48。どうも、調子がよくない。オペレータールームに誰がいないのを 見計らって、壁に八つ当たりをしてみるも、気分はスッキリせず。 退院したアスカに会い、ねぎらっていると、アスカの方から手を握ってきた。 ATが安定するよう願いを込めて、くまのヌイグルミをわたす。 ネルフのスタッフと会話をしていると、市民の疎開が進んでいるとの 話を聞いた。 使徒サキエル襲来。入院中のレイも重傷の体をおして参戦。 パイロットの活躍により使徒は殲滅。初号機、弐号機は少破。 零号機は中破。パイロットは三人とも軽傷を負う。 第拾壱話 そして目覚めると私はこの肌寒い丘にいた レイは今も入院中。面会に行くこともできない。 オペレータ業務の合間をぬって、エヴァの修理効率の見直しや、 ネルフへの対人対策を講じるよう求めた意見書を作成し、 碇司令、冬月副指令に手渡す。 そんな中、渚カヲルが使徒タブリスとして、ターミナルドグマに進入。 初号機が出動し、説得を試みるも、結果としてカヲルは使徒として 殲滅された。初号機は、カヲルが操った使徒との戦闘で大破。 シンジも重傷を負い、入院。 あいつが使徒だったなんて・・。マルドゥック機関は、なぜ使徒である 彼をパイロット候補生としてネルフに送り込んできたのか?
667 :
613 :2006/04/20(木) 13:46:53 ID:???
第拾弐話 あふれよわが涙、と警官は言った シンジは入院中。体の傷も大きいが、きっと、友人だった少年が 人類の敵である使徒であった事、そして、それを自分が殲滅したことによる 心の傷の方が大きいだろう。今は、シンジとレイの傷が癒えるまで、 使徒が現れないことを祈るばかりだ。 自動販売機コーナーでアスカに会うと、ATが27と低く、また心の迷宮に 入ってしまった。俺はどうしてやることもできないのか・・。 今の俺のステータスを見てみると、情報62 事務99 白兵79。 仕事が落ち着いているので、偽造書類を作成し、京都へ出張する。 出張から戻ってくると、使徒アラエル来襲。入院中のシンジ、レイも参戦。 苦戦の結果、ロンギヌスの槍を用いて使徒は殲滅。 しかし、零号機は大破。レイはさらに重傷を負う。二号機も大破。アスカも 重傷。初号機は中破。街は、壊滅的な被害を負う。
668 :
613 :2006/04/20(木) 13:50:52 ID:???
第拾三話 眠れ、安らかに 街は使徒との戦闘による被害が大きく、機能を果たせなくなったため、 住民は全員疎開。ネルフスタッフはネルフ内に部屋をあてがわれ、 生活をすることとなった。 エヴァのパイロットは全員入院している、絶望的な状況下にある。 そんな中、ネルフスタッフのATも低く、加持さんはAT38。励ますと、 がんばってみるよと前向きな返事。彼からの友情度は70%。 加持さんにとって、自分は「かけがえの無い人」になっている。 何とか励まして、あの明るさを取り戻して欲しい。 ミサトさんのATも低く、35。励まそうとすると、近づいてきて手を握って きたので、指をからめる。この気持ちはなんだろう・・。恋、なのかも しれない。赤木博士のATも40と低い。ネルフ内の意気が、全体的に 下がっているのを感じる。何とかならないだろうか。 そんなある日、使徒ラミエルが襲来。入院中のパイロットを動員して、 ミサトさんの発案で、『ヤシマ作戦』を実践。 苦戦の上、何とか使徒を殲滅することに成功するが、使徒の攻撃に より、弐号機はロスト。パイロットのアスカが死亡するという 最悪の事態に。残る初号機も大破。シンジも、さらに傷を負い重傷。 零号機も大破。レイは意識不明の重体となる。 くそっ、なんてことだ! アスカ・・俺たちのために・・。 しかし、一方で嬉しいニュースもあった。意識不明の重体となっていた 筈のレイが、入院3日後に退院したのだった。
669 :
613 :2006/04/20(木) 13:58:10 ID:???
第拾四話 旅に出るときはほほえみを トイレに行こうとして、自動販売機コーナーで退院したレイに合う。 包帯を巻いてはいるが、見た目には殆ど元気そうだ。 あの無残に破壊された零号機に乗っていて、よく無事で帰ってきて くれたと、嬉しく声をかける。しかし、レイからは 「それは私じゃないわ・・ 私は三人目だから」と言われ、意味が わからず、しかし、確かに以前のレイとは違う雰囲気と、あの大破した 零号機からの生還を考え、愕然とする。
670 :
613 :2006/04/20(木) 13:59:44 ID:???
鬱々とした気持ちで過ごしていると、ネルフ内にサイレンが鳴り響いた。 A-801、戦略自衛隊によるネルフへの侵略攻撃だ。オペレータルームに 駆けつけ、モニターを見ると、戦自による攻撃により、次々とネルフ施設が 破壊されていき、通信が途絶えていく。その破壊により、どれだけの スタッフが殺されているのだろう・・。パイロットも狙われているはずだ。 入院中のシンジは動ける状態にない。誰かが助けに行かなければ。 しかし、病院までの道は断たれている。どうしたものか。 また、レイとの連絡が取れない。碇司令の姿も見えない。 戦自は続々とネルフ内に侵略してくる。シャッターで物理的に 遮断するも、爆破されて、突破されてしまう。 冬月副指令が、苦渋の決断として、本部の自爆を選択した。 早くしないと、MAGIが戦自の手に渡ってしまう! 日向が自爆コードを入力する。 ああ、俺、ここで死ぬのか・・。 ネルフとエヴァは使徒を破り、世界を救ったはずなのにな。 もっと、この世界の謎を知っておくべきだった。そうすれば、何か 対処ができたのかもしれないのに。何を言っても、もう遅いけれど。 俺やっぱり、売れなくても音楽を続けていた方がよかったな・・。 そうすれば、ここでこんな風にして死ななくてすんだのに。 ほどなくして、爆音。 <了>
671 :
613 :2006/04/20(木) 14:06:15 ID:???
あとがきのようなもの。 当初は青葉プレイで何人の女性キャラと恋ができるか? と思っていたのですが、恋よりも友情値、親愛値が上がっていき、 いつの間にか「いいお兄ちゃん」キャラになってしまいました。 エヴァの世界について、自分の中で未だに色々と謎の部分が 多くて、(それを補完するためのエヴァ2なのですが)皆さんのように はっきりとした世界観を持って書くことができませんでした。 途中、無駄な改行が多いのですが、これは意図したことではなく、 勝手に改行されてしまいました。そのため、途中からIEで書き込み したのですが、そこでsage忘れてしまい、スレをあげてしまいました。 どうもすみません。 最後に、つたない文章でしたが、ここまで読んでくださってありがとう ございました。
672 :
613 :2006/04/20(木) 14:09:02 ID:???
あとがきのようなもの。 当初は青葉プレイで何人の女性キャラと恋ができるか? と思っていたのですが、恋よりも友情値、親愛値が上がっていき、 いつの間にか「いいお兄ちゃん」キャラになってしまいました。 エヴァの世界について、自分の中で未だに色々と謎の部分が 多くて、(それを補完するためのエヴァ2なのですが)皆さんのように はっきりとした世界観を持って書くことができませんでした。 途中、無駄な改行が多いのですが、これは意図したことではなく、 勝手に改行されてしまいました。そのため、途中からIEで書き込み したのですが、そこでsage忘れてしまい、スレをあげてしまいました。 どうもすみません。 最後に、つたない文章でしたが、ここまで読んでくださってありがとう ございました。
そうそう、青葉でプレイするとなぜかチルドレンたちの お兄ちゃんになってしまうんだよねぇ 何はともあれ乙でした
乙! やっぱりネルフ職員だとシンジやアスカのAT上げって難しいんだな
低ATなNPC達は、青葉の優しさに救いを見出していたんだろうか
あと、
>>651 に自己ツッコミ
>最終話ではレイ、ゲンドウ、その他のネルフ関係者1名しか残らないから、
残るのはレイとゲンドウとその他2名だろ。何を勘違いしていたんだ、自分…
前までカヲルのリプレイを書いていた俺が来ましたよ。 今「アスカ、来日」をプレイしている。 終わり次第プレイ日記を投下する。 弐話終了でレイが早くも3人目になっているというハプニングがあるけど頑張ってみる。
すまん。教えてください。 アスカ「のみ」ヌッ頃すのは可能?
>>676 アルミサエルと融合させるのが一番楽で確実な手段だろうな
やるならなるべく序盤
後半のアルミサエルは速すぎて、NPCパイロットはまず接近できないから
弐号機残してパイロットだけあぼーんする意味は無いような… 一応、暗殺されれば可能だけど
679 :
676 :2006/04/22(土) 21:07:24 ID:???
>>677 なる。dクス。
>>678 dクス。
機体残す意味はあまり考えて無い。
アスカさえ排除出来ればいいので。
アスカも暗殺対象になるんだ?
>>679 「のみ」って言ったから機体を残したいのかと思った。
機体いらないのなら
>>677 のとおり紐が一番確実。
>>680 そか、dクス。
「のみ」ってのは、キャラの中でアスカだけ氏んで欲しいっつう意味だったんだ。
>>579 お前育成計画スレでアスカ虐待計画とかやってたやつだろ?
アスカを半角で書くから丸わかりなんだよ
半角はウザがられることもあるのでやめたほうがいいよ
>>684 PC自作板にもよく逝くもんで、癖になってるんよ。
ていうかスレ違い。
保守
みなさんオツです!すごく楽しませてもらってます。 最近中古4000円で買った。何もしらんで買ったから、カヲル君説得できて感激した!! …4000円高いかもしらんけど悔いはないw 文才ないけど近いうちにリプレイ日記投下します。
期待してるよ!
保守される世界
保守がてらPSP版のちゃちい1シーンを書き込もう。シナリオ「使徒襲来」。 こっちから挨拶すれば返してくれるけど、僕に話しかけてくることは少ない綾波。 彼女が珍しく声をかけてきた、僕の持ち物が欲しいという。 「いいよ、どれがいい?」「これが欲しいの」 綾波が選んだのは菓子パンだった。 綾波はいつもお腹を空かせてフラフラしてる。 でも幾らなんでもネルフの食堂で菓子パンをねだらなくてもいいんじゃないかな? あんまり可哀想だから頷いたら、綾波は喜んでくれた。 人に頼みごとをするコマンドがあったら父さんにこう言いたいよ。 「綾波におごって上げて」と。
聞いた話だが綾波はコンビニ行けなくなったらしいからな 生活感の無さではどっこいのカヲルもそうかもしれん そして家では自炊ができない…てか給料の使い道が…
自販機でジュース買いまくりだな
ほんまに宝の持ち腐れだよなコンビニ行けないのって・・・ 小遣いをやるとかのコマンドでもあればな、まあ金で 友情や愛情を買うみたいだけどまだ有用だったかも知れん。 レイやカヲルなんて無駄に金が増えるだけで使いどころがない なんて製作者も何を考えてんだと思ったよ。
漏れのレイは、ジュースは受け取ってくれるのに、いくら腹を空かせていても決してコンビニ弁当を受け取ることはない。 まぁ、そんなところに(;´Д`)ハァハァするわけだが・・・
ひもじい綾波…カワイソスw
ばか者共!!!! 綾波はダイエット中なんですよ
きっとコンビニ弁当に焼肉弁当しかないんだよ
700get。一応聞いて見るが、PSP版リプレイもあり?
問題無い、存分にやりたまえ そういえばPS2版でもレイはコンビに弁当嫌ってたなぁ
プリンなら受け取ってくれると思うよ
704 :
700 :2006/05/07(日) 13:05:50 ID:???
ありがとう。 PSP版エヴァ2、アスカシナリオ「脆いところにくちづけを」。 熱血アスカの「エースは私よ、文句ある?」でいきたいと思います。 第壱話はガギエル倒すだけだったんで、第弐話から。 ------------------------------------------ 第弐話「闇と夜明けの間」 太平洋上でガギエルを倒して華麗に日本デビュー戦を果たした私だけど、 何だか浮かない気分でATが上がらない。 学校が終わってネルフに来ても誰と話したらいいのかわからない。 ようやく食堂で加持さんに会えたので嬉しくなって挨拶したら、無視されてしまった。 えーっ!・・・どういうこと?お腹が空いてたせい? 壁に八つ当たりしてやろうかと思うくらい落ち込んだけど、今日はやめておくわ。 そういえばシンクロ率でバカシンジに負けているのが気に入らない。 伊吹二尉に調整を依頼すると断られてしまった。忙しいなら仕方ないけどね。 自販機コーナーでは加持さんが挨拶してくれた。嬉しくなって加持さんを見つめようとしたら、 加持さんはファーストに挨拶するところだった。なのにファーストときたら無視してたのよ! 頭に来たので悪意を込めて睨みつけてやる。向こうも睨み返してきた、上等じゃない。 第六使徒シャムシエル戦 ポジトロンスナイパーライフルを捨てようかどうか迷ったけれど、判断を誤ったみたい。 ATもシンクロ率もよくない私がのろのろ移動している間に、 ファーストとバカシンジがかたをつけてしまった。 ミサトはなんであんな重いものを弐号機に装備させたのかしら。 悔しい。こんなことになるなんて。
705 :
700 :2006/05/07(日) 13:07:55 ID:???
第参話「無辺への切符」(アスカシナリオ) 前回の戦闘はあまりにも屈辱的だった。エヴァの操縦では誰にも負けたくない。 でもシンクロテストやハーモニクス調整は赤木博士や伊吹二尉にお願いしないとできない。 仕事が忙しくて断られることもある。まず射撃訓練に励むことに決めた。 ネルフで射撃訓練をしてから、学校へ行く。 射撃訓練はすかっとして気持がいい。私の白兵戦技術は順調に上昇中だ。 次の戦闘では見ているがいいわ!エースはこの私だってことをはっきりさせてあげる! 学校ではヒカリが気にしているようなので、前回の戦闘の話をする。 「すごいわ、アスカ。避難所で無事を祈った甲斐があったわ」 泣かせることをいうじゃない。優しいのね、ヒカリは。 学校が終わってネルフに向かうと・・・停電? バカシンジは「そのうち回復するよ」なんて能天気なことを言って私をイライラさせる。 うろうろと非常経路をさまよっているうちに、停電は回復した。一体何だったのかしらね。 第七使徒マトリエル戦 また私はバカみたいに重たいスナイパーライフルを持たされた。ミサトのお気に入りなのかしら。 こんなの持ってたら移動も満足にできやしないわ。作戦開始と共に私は装備を捨ててダッシュした。 今度こそ、鮮やかに決めてやる。 間合いを取りながら接近戦に持ち込んだ。もう少しで倒せる、私がそう思った時、 初号機と零号機がようやく到着。しかもパレットライフルとポジトロンライフルで立て続けに撃ってくる。 あ、あ、あんた達!たらたらやってたくせに、とどめだけ持ってく気なの! も〜、信じられない! 弐号機、小破 パイロット、軽傷
第四話「次の番」(アスカシナリオ) ペンペンとテレビを見ていたら、くだらない番組をやっていた。 好きな人が二人いて、どちらかを選べない。 でも二人に自分を好きでいて欲しい、だって。バッカじゃないの? 人に好かれるのがそんなに大事なの?私はそんなのイヤ。 人に好かれるように自分を変えるのはイヤ。 ネルフに行く前にコンビニに寄ったら副司令がいた。 「おはようございまーす!」 「やあ、君か」 日本ではこういう挨拶ってすごく大事なんだって、前に加持さんが言ってたの。 だから、よくわかんないけどネルフの人達とは挨拶ぐらいきちんとしようと思ってる。 あとは戦闘の報告ね。これも毎回することにしてる。 前回はおいしいところをファーストとバカシンジに持っていかれたから 叱られるかと思ったけど、「いい働きだったよ」と意外にも副司令はほめてくれた。 最初に使徒に接触して一番ダメージを与えたのは私だったけど、 止めを刺したのは私じゃなかったし、 接近戦をしてエヴァを小破させてしまったのも私だけだった。 でも見ててくれる人もいるんだ。落ち込んでいたけど、ちょっとだけ元気が出たわ。 なんだ、気難しそうに見えるけど結構いい人じゃん!
707 :
700 :2006/05/07(日) 13:15:39 ID:???
第四話(続き) 第七使徒イスラフェル戦 ナギナタ一閃で使徒を鮮やかに倒したつもりだったけど、相手はインチキな奴で なんと分裂して2つに分かれて私とシンジを攻撃してきた。結果・・・敗退。 「情けない」 「無様ね」 と副司令と赤城博士には叱られ、シンジが悪いとまくしたてると 珍しくバカシンジも反論してきた。あげくのはてにミサトに「だまらっしゃーいっ!」と 怒鳴られる始末、私が何したって言うのよ〜。 ミサトから新しく与えられた作戦は、二点同時加重攻撃による使徒撃破。 そのためにシンジと一緒に行動して、ユニゾンの訓練をしろですって。 バカシンジとユニゾンねぇ・・・。 朝起きてすぐのユニゾン訓練の結果はパーフェクト。当ったり前ね! いつもならネルフで射撃訓練をするんだけど、 今日はシンジにつきあって学校に行くことにするわ。 中学校の授業なんて、退屈。早く終わらないかなぁ。 放課後ヒカリと話していたら、バカシンジがいきなりファーストとユニゾン訓練を始めた。 ちょっと、あんた何やってんのよ?! 頭に来たので、もう一度ユニゾン訓練を持ちかける。 結果はまたもやパーフェクト。もう自分が怖いって感じね。 明日の出撃はいただきだわ。 翌日ミサトが選んだ出撃パイロットは私とシンジ。 二点同時加重攻撃によって、使徒を撃破。 私と見事にユニゾンして見せるなんて、シンジの奴もちょっとは頑張ったかしらね。
708 :
700 :2006/05/07(日) 13:16:26 ID:???
第伍話「あふれよ我が涙と警官は言った」 第八使徒イロウル戦 ネルフ本部に使徒が侵入したってどういうこと? しかも使徒にハッキングされたマギが、自律自爆を提訴って・・・。 このままマギが乗っ取られたら私達死んじゃうの? 赤木博士が逆ハッキングで自滅促進プログラムを送り込むという案を出し、 司令が許可を出した。私にできることは赤木博士を励ますことぐらいだけど・・・。 赤木博士は一心不乱にプログラムコードを組んでいて、声をかけることもできない。 私や加持さん、司令や副司令がうろうろと赤木博士の部屋で現状を語りあう様は 傍から見たら滑稽にしか見えなかっただろう。 でもさすが、赤木博士。2度目の逆ハックは見事に成功。 発令所は歓声に包まれた。でも正直言って・・・寿命が縮んだわ。
709 :
700 :2006/05/07(日) 13:19:43 ID:???
第六話「第二の夜明け」(アスカシナリオ) 加持さんが、所内でスイカを育てているといって私に見せてくれた。 おいしそうなスイカ、でも食べるためだけに育てているわけじゃない。 何かを育てることで学ぶことがあるという。 生きる、というのはどういうことか、考えさせられるんだ、だって。 加持さんのくれたスイカはとてもおいしかった。 喜んでみせる私に加持さんは「もっと食べろ」と優しく笑ってくれた。 今日は青葉二尉にからかわれちゃった。 コバルトスカイの新曲、あれ俺が書いた曲なんだよ、なんて言うんだもの。 「えー、すっごーい!」って言ったら笑われた。 「なーんてな、そんなわけないだろ?」 でも、あははと笑った青葉二尉の顔はなんていうか・・・。 いつもはあんな顔する人じゃないんだけどな。
710 :
700 :2006/05/07(日) 13:20:33 ID:???
第六話(続き) 時々、不安になることがある。 使徒を全滅させたら、私はどうなるんだろう。 私なんていらなくなる、居場所がなくなってしまう。 それにネルフだって解体されるかもしれない。 加持さんと一緒にいられなくなってしまうかもしれない。 私はそんなのイヤ。 こんなことを考えていると、落ち込んでしまって夜も眠れない。 そのせいかしら、なんだか最近疲れが取れない気がする。 目薬と安眠枕を買った。これで少しはよくなるかな? 第九使徒 ラミエル戦 ミサトが「空中要塞」に対して立案した作戦はポジトロンスナイパーライフルによる超長距離射撃。 勝負を決するスナイパー担当に指名されたのはこの私。 ゆっくりと使徒に近づく、一発でけりをつけて上げるわ! ・・・命中! 弐号機、損害なし パイロット、負傷なし
711 :
700 :2006/05/07(日) 13:21:41 ID:???
第七話「堕ちていく僕たち」(アスカシナリオ) 南極から搬入されたものがあるみたい。私みたいなパイロットにはよくわからないけどね。 最近みんなが私のやる気を指摘してくる。やだな、そんなに顔に出ちゃってるのかな。 でも今の私は、エヴァのパイロットとして自分でできることは何でもやりたい。そう思ってる。 第拾使徒、レリエル 使徒の下の影に飲み込まれてしまったことまでしか覚えていない。 私、どうなっちゃったんだろう? 確かなのは、レーダーもソナーもきかない空間でこう思ったことだけ。 「やだ、こんな終わり方って絶対やだ」 私、どうやって助かったんだろう。よくわからないけれど、 ・・・エヴァの中で、あの時ママが助けてくれた気がする。 第八話 第拾壱使徒、アルミサエル 不定形の使徒に対して、どう攻撃するのか。 不安はあるけれど、弐号機に振られた装備はポジトロンスナイパーライフル。 いつもなら、装備を捨ててダッシュするところなんだけど、 今度ばかりは接近戦は危険な気がする。 ポジトロンスナイパーライフルの一撃で使徒を撃破。 勝利。
712 :
700 :2006/05/07(日) 13:23:10 ID:???
第九話「世界の縁にたつ都市をさまようモノ」(アスカシナリオ) 前回は私のポジトロンスナイパーライフルによる一発で使徒を撃破したから、戦闘報告にも気合が入る。 「よかったじゃない、次もこの調子でね」 「頑張ったわね、おかげで機体の整備が楽だわ」 「素晴らしい活躍だった、ご苦労」 みんなが私を褒めてくれるわ!やっぱり戦闘に勝つと気分がいい。 ATだって100まで上がってるし、白兵技能も99まで上がってる。絶好調よ! 第拾弐使徒 アラエル戦 幾ら絶好調の私でも、衛星軌道上の敵にエヴァで攻撃はできない。どうしたらいいの・・・。 ミサトはうかつに近づくなという。待機しているとシンジの悲鳴が聞こえた。 「父さん!行かないでよ、父さん!!」 何なの、これ。これが、精神汚染?こんなの何度もくらったら、アイツもつわけないじゃない。 碇司令の指示で、この前セントラルドグマに搬入されたロンギヌスの槍を使うことになった。 使徒は倒せたけど、零号機の投擲で使徒を貫いた槍はそのまま回収不能になってしまった。 よくわからないけど、大丈夫なのかな・・・。
713 :
700 :2006/05/07(日) 13:24:37 ID:???
第拾話「内側の世界」(アスカシナリオ) いつも落ち着きはらっている副司令が、廊下で妙にそわそわしていた。 誰かが入院したらしいけど・・・。 治療がすんで、24時間入院させることになったという報告を聞いてようやく安心したみたい。 何があったんだろう? 今日は一日中シンクロ技能訓練と情報技能訓練に明け暮れた。 たまには早く寝ることにしよう。 日向二尉が実家に電話をかけていた。 すごい剣幕でお見合いを断っていたみたい。 後でからかってやろうかと思って近くで見てたんだけど、 だんだんすごいことになってきて、最後には半泣きになって電話を切っていた。 え、えーと、からかうのはやめにしとこうかな。
714 :
700 :2006/05/07(日) 13:25:33 ID:???
第拾話(つづき) 第拾参使徒、サンダルフォン 浅間山火口内の使徒を回収する作業に選ばれたのは私の弐号機。 赤木博士から注意される。 「対流で流されているから接触するチャンスは一度きりよ」 とらえた!電磁柵で確保した途端、使徒が孵化し始めた。 ちょっと、待ってよ。こんなのアリなの? 私の任務は撤収作業から戦闘に変わった。これを待ってたのよ! でも状況は最悪だ。プログナイフで幾ら切りつけても傷一つつけられない。 バカシンジが解いていた課題のことを思い出す。・・・そうだ! 私は冷却液のパイプを切断して、使徒の体の中にねじ込んでやった。 熱膨張により使徒の体は破壊され、私は勝利した。 でも・・・戦闘に夢中になって気づかなかった。 弐号機を吊下しているワイヤーがもう持たないことに。 ここまで、なの? 「アスカッ!大丈夫だから、絶対大丈夫だからっ!!」 シンジの声がして、初号機の手が伸びてくる。 「バカ・・・無理しちゃって」 そういった自分の顔が笑っていたことを、私は知っていた。
715 :
700 :2006/05/07(日) 13:26:25 ID:???
第拾壱話「コウスルト感ジマスカ?」(アスカシナリオ) 第14使徒 ゼルエル戦。 ここしばらく、射撃訓練やシンクロ技能訓練に熱中しすぎたかもしれない。 そんなことを考えながら、入院中の私がぼんやり天井をみつめていると警報が鳴った。 「使徒?!」 行かなくちゃ。痛む体をおしてケージにかけつけると、そこには碇司令がいた。 「どうした?お前がここに何の用だ」 見た目より怖い人じゃないのはわかってきたけど、こういう時にはちょっとひるんでしまう。 何て答えよう?「援護ぐらいできます」なんて死んでも言いたくないし、 「役に立てます」なんて言えば、鼻で笑われそうだ。 でも私の仕事はエヴァに乗ること、ううん、使徒を倒すこと。 これだけは絶対に投げ出したくない。 「・・・行かせて下さい、出撃させてください!」 司令の答えは簡潔だった。 「よし早速出撃準備にかかれ」 ミサトが言うには今度の使徒の攻撃力は並みじゃないらしい。 でも、おあいにくさま。アンタは私に倒されるのよッ! 私は装備を捨てて、目標地点に向かって走った。 使徒を肉眼で確認したら、アンビリカルケーブルも切断する。 大丈夫、身軽になった弐号機ならこいつの後ろを取れる。 ファーストもバカシンジも何やってるのよ!役に立つのは国連軍だけじゃないの。 背後にまわって、ミドルキックを叩き込む。二度、三度・・・イケる! このまま倒せるわ! 弐号機、小破 パイロット、軽傷 結局、初号機も零号機も間に合わなかった。 怪我人に無理させないでよね、全く。
716 :
700 :2006/05/07(日) 13:27:43 ID:???
第拾弐話「眠れ、安らかに」(アスカシナリオ) 第拾参話「出口はどこかへの入り口」 前は、朝ネルフで射撃訓練をして午後から学校に行っていたけど、 最近は学校に行くことも少なくなった。ヒカリ、どうしてるかな。 私の射撃の腕はもう訓練を必要としないぐらい上達している。 ミサトにだって勝つ自信があるんだから、ふっふっふ〜。 でも今はシンクロ技能訓練に励まなくちゃ。あれも疲れるのよね・・・。 ネルフに着いたら、目つきの悪い黒服の男がうろついている。 何かイヤな感じがする。誰かをつけてるみたい。誰か・・・副司令? ちょっと迷ったけど、次の瞬間私は駆け出した。 「走ってください!早く!」 「な、何だね?!」 わけがわからないという顔をする副司令の腕を掴んで全力で走る。 なんとか振り切れたみたい。 副司令は心当たりがないわけではない、という顔をしていた。 私には何も話してくれなかったけどね。 なーんか腕っぷし弱そうだけど、次狙われた時大丈夫かしら? 気をつけて下さいよ。 ネルフの人達に退院報告をすると、みんな私のことを心配して優しい言葉をかけてくれる。 使徒との戦闘で負傷して入院なんて、パイロットとして恥ずかしいことだけど、 こんな時ばかりは、人の言葉を素直に聞くことができる。 伊吹二尉は忙しい中、二度も技能訓練につきあってくれた。 仕事熱心な彼女は私がいい結果を出すと自分のことみたいに喜んでくれる。 私までちょっと嬉しくなるな。
717 :
700 :2006/05/07(日) 13:28:43 ID:???
第拾弐話(続き) 翌朝、ネルフ本部に警報が鳴り響いた。 敵襲?本部に直接?それに、私達の敵って誰? とにかく事情を聞かなくちゃ。発令所に向かおうとする私の耳に銃声が響く。 銃声!?何なのよ?ネルフに何が起こってるの?私ここで死んじゃうの? 痛くない・・・。私、生きてる・・・? 「ミサト!」 どうしてここに? 私を助けに来たと告げたミサトは、攻めて来ているのは戦自だということ 私を連れて発令所に戻るつもりだったがそれはできなくなったこと、 汎用型エヴァ9機がネルフ占領のため投入されたことを説明する。 そして私に弐号機に乗ってそれを倒せという。 でも、それより・・・ミサト怪我してるじゃない。 ミサトを置いていけないという私と、早く行けというミサトで押し問答になった。 「行きなさい、命令よ」 そう言って、ミサトは倒れた。 ・・・勝ってくるわよ。勝利して、また帰ってくるわよ! 自分なんていなくなればいい、消えてしまえばいい。 そんなことしか考えられなかった私をミサトは命懸けで助けてくれた。 もう馬鹿なことを考えるのはやめるわ。 今、私がすべきことは一つ。汎用型エヴァ9機を倒すこと。 だって私はエヴァンゲリオン弐号機のパイロットなんだから。 ごめんなさい、そしてありがとう、ミサト。
718 :
700 :2006/05/07(日) 13:30:04 ID:???
第拾弐話(続き) 「全部で9機、全機殲滅しろ!いいか、全機殲滅だ!!」 副司令から険しい声で指示が飛ぶ。 戦闘の指揮をとるのが副司令だなんて。ミサトは本当にもういないんだ・・・。 ジオフロントに出撃すると、初号機も出動していた。 バカシンジ、無事だったのね。・・・よかった。 またサイレンが鳴った。 「ジェットアローン改、起動スタンバイ!!」 男の声がジオフロントに響く。また一機?・・・敵が増えるの? 元日本重化学工業共同体代表、時田シロウと男は名乗った。 暴走事故を起こして、配備計画が廃案となったジェットアローン。 その後継機であるジェットアローン改を使ってくれという、君達の役に立てれば幸いだ、と。 A-801が発動された今、ネルフは日本政府の敵なのに。 あの人、こんな時に逃げないで・・・助けに来てくれたんだ。 よぉし、こうとなったら負けてらんないわ! JA改と初号機と弐号機、3機対9機だったけど、 量産型エヴァは思いのほかあっけなく倒れていく。 JA改も大活躍だったし、全機倒すのにさほど時間はかからなかった。 「やった!」 発令所から歓声が上がった。私も安心してため息をついた、けど・・・甘かった。 S2機関を搭載した量産型が、あんなにたやすく倒せるはずがなかった。 不気味な声を上げて、次々と再起動するエヴァシリーズ。 もう一度、こいつらを倒すの?倒せるの? 倒してもまた再起動してくるかもしれない。でも、やるしかないんだ。
719 :
700 :2006/05/07(日) 13:32:26 ID:???
第拾弐話(つづき) JA改はもう活動限界だった。悔しそうな顔をするオジサンに 「早く逃げて」と声をかけた。 もう目の前で人が死ぬところは絶対に見たくない。 「また新しいロボットを作ってらっしゃい!私が勝負してあげるから!」 「・・・勝てないのはやはり、人の心、か。」 オジサンは、頑張れよという言葉を残して避難していった。 一体を片付ければ後がない使徒戦とは違う。入れ替わり立ち替わり攻撃される。 使徒戦の時にはバカにしていた兵装ビルの援護がこんなに心強いなんて思わなかった。 「足止め程度」ってミサトは言ってたっけ、でもその足止めが今はありがたかった。 ちょっと、何やってんのよバカシンジ! 敵に囲まれてるじゃない!ケーブルを切って一旦離脱、他のビルに繋ぎなおしなさいよ! 私も自分のことに手一杯になっていて、初号機の状況まで気がまわらなかった。 「うわぁぁぁぁぁぁぁ!」 3機に囲まれて、初号機は倒れた。 やっぱりアンタってバカよ!私がカタキをとってやるからありがたく思いなさいよ。 一人で8機か・・・やるわよ、やってやるわよ! 誰がエースパイロットか、なんてどうでもいい。 ミサトとの約束を守るために、シンジのカタキをとるために、 ネルフの人達を守るために、私は絶対に勝たなくちゃいけないんだ。
第拾弐話(つづき) ケーブルを切っては身軽になったエヴァで攻撃し、ケーブルを繋ぎ直し、 武器庫ビルから新しい武器を持ち出しては、弾を使い切って武器を破棄する。 何度そんなことを繰り返しただろう。もう武器庫の武器は残っていない。 全部で9機しかいないはずのに、何機倒してもきりがないように感じる。 でも日向二尉は今、確かに言った。 「8機撃破、あと一機!」 ケーブルを切断して最後の量産機に駆け寄って蹴りを入れる。 ケーブルを切れば弐号機のほうが遥かに機敏に動けるのだ。 後ろを取るのは簡単だ。 「これで、ラストぉッ!」 高らかに叫んで最後のキックを決める。 今度こそ、エヴァシリーズは沈黙した。
721 :
700 :2006/05/07(日) 13:35:07 ID:???
第拾弐話(つづき) なんだか発令所から入ってくる通信の様子がおかしい。 ジオフロントから、とか使徒か、とか言っているけどよくわからない。 でも、だって・・・あれはファースト? 「かえりましょう・・・」 帰るってどこへ? 「みんな帰るの。そしてまためぐり会うの」 そう・・・あんなに頑張ったのに、ここまでなの・・・。 ごめんなさい、副司令。全機殲滅したけどダメだったみたいです。 でも何なんだろう、この気持。よくわからない。 わかることはひとつだけ、私はもう人の形を保てない。 最後に頭に浮かんだ言葉は誰に対してのものだっただろう。 ファーストに?ミサトに?それともシンジに? ううん、私に関わってくれた全ての人達に。 「ありがとう」 終劇
722 :
700 :2006/05/07(日) 13:43:04 ID:???
熱血アスカ、バッドエンド編でしたw 最終話が「眠れ、安らかに」だったのはできすぎ。 wikiでクリア条件と言われているイベントは全部出してるんですけどね・・・。 バッドエンドで工エエェェ(´д`)ェェエエ工工となったので、 再度アスカをやるのはしばらく先になりそう。 リプレイ書くの初めてなんで読みにくかったら申し訳ありません。 A-801以降長すぎましたね。反省。
乙でした! PSP版には戦闘報告をするなんてIMがあるのか ろくに活躍もできず、機体を大破させてしまったら何て言われるんだろw
もっとも短いシナリオ「最後のシ者」をプレイした。 リプレイを投下してみる。 僕はすべてを失った・・・トウジもケンスケも、住む家も・・・僕は、どうしたらいいんだ? 「歌はいいねぇ」 以下省略 自販機コーナーにいたカヲル君に声をかけた。 もう使うことのないお金を彼から受け取った。 けど、この会話が、人間としての彼との最後の会話だった。 気がつけば僕は初号機のプラグの中にいた。 出撃を命ぜられた。指令は本部に進入した使徒の殲滅。 第17使徒のカヲル君の殲滅が僕に命ぜられた。 ドグマに降下していく僕を足止めしたのはアスカの弐号機だった。けど、弐号機は無人だった。 「アスカ、ごめんよ!」 弐号機に次々と攻撃を仕掛ける。動きが止まったと同時にカヲル君の降下スピードも速くなった。 置いていかれないように僕もスピードを上げた。
続き 「裏切ったな!!」 カヲル君を掴んで最初に吐いた言葉がこれだった。 カヲル君の言葉がほとんど耳に入ってこない。そんな状況だった。 「僕が君が好きになるのは自由なんだ!!」 「僕が死ぬというのも、また自由さ」 暫くの沈黙の後、僕はカヲル君を握りつぶした。 カヲル君の首が湖に落ちた音が虚しく響いた。 エヴァ初号機 中破 パイロット碇シンジ 重傷
726 :
724 :2006/05/11(木) 21:43:30 ID:???
第弐話 出口はどこかへの入り口 カヲル君を殺してしまってから数日が経過した。 近くに誰も頼る人がいない・・・ そんな中目の前を通ったのは「3人目」の綾波だった。 彼女なら、僕の心を潤してくれるかもしれない・・・ という、何とも身勝手な考えから僕は綾波に積極的に話しかけるようにした。 ・・・・・・ しかし、気がつけば僕は一人だった。 もう使徒は現れない。そうなると、誰も僕を大事に思ってくれない。 僕は、それが怖かった。 けど、僕は僕が好きになりたい。 自分のことを好きになれるかもしれない。 僕は、自分の意思でここにいたい! 僕はここにいてもいいんだ!!
727 :
724 :2006/05/11(木) 21:49:10 ID:???
・・・と、言うわけで、とりあえず少しは原作にちかい終わり方をしてみた。 文面はばらばら、カヲルの台詞を忘れてしまったで変な事になったけど・・・ 自身初のおめでとうエンドを達成できた。 とは言ってるものの、本来ならレイともう少しイチャイチャして量産機でアボーンの予定だったけど、 気まぐれで心の迷宮を選んだらおめでとうになってしまってあららw といった感じだった。
リツコシナリオでリプレイやったらただのエロ小説だよな、と思う。
729 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/14(日) 17:53:08 ID:WdXc34XW
保守
カヲルシナリオプレイ中 レイがジュースを買った後、アイテムの交換を要求してきた。 了承するとスポーツドリンク指名してきた。 あれ?さっき何か買ってたじゃん?と思いつつレイのアイテムを見てみたら緑茶があった あぁ、買い間違えたのね・・・と思いつつ、なんだか悲しくなった
ゲンドウシナリオ、イロウル戦中にリツコの部屋へ。 一生懸命自滅促進プログラム作ってるのでぼーっとしていたら、 冬月とレイが入ってきた。(二人ともゲンドウとの間の人物評価ほぼMAX) 「私は子供の頃、野球を・・・」とか呑気に話しかけてくる冬月。 仲の良いよしみで相手するゲンドウに、いきなり近づいてくる冬月。 野球の話なんかしてたけど、心細いんかなぁと思い がしっと抱き締めてやったら、去っていった。 その直後。 レイ「副司令のことどう思っていますか」 ゲンドウ「そうだな、やつは・・・」ゲンドウは何も言わず頬を赤らめた。 レイは無視した。 何コレww
何コレもなにも、修羅場一歩手前だろうww
733 :
P :2006/05/16(火) 00:48:34 ID:???
レリエル戦後、レイに最近の出来事を訊いたところ シンジの態度に凹んだとのこと ちょうどトイレから出てきたシンジに話し掛けるが無視される 悪意をこめて睨むと睨み返す。元気あるじゃねーかとちょっと安心しつつ ATの低さを心配したり、叱り付けたりしてもやっぱり無視。 もういいやと去ろうとすると壁を殴りつける音。 さすがに心配になってもう一回「心配する」と今度は泣きそうな顔に 「無理をするな、自分を追い詰めるだけだ」とかたまに親父らしいこと言ってやると (なんだろう、きもちわるい)とか言って走り去った シーン−ジー!パパはお前をそんな風に育てた覚えは… 育てなかったからこんなんなっちゃったのか
名前欄「PSP版ゲンドウ」ね
保守あげ
ゲンドウで、本当はプレゼント→「・・・というのは嘘だ。これをお前にやろう」 ってやるのが好きだww
PSP版ゲンドウ「人類補完計画」プレイ 目が覚めると私は日課のように新湯本駅に向かう。 ベンチでくつろいでいると、たまにシンジがやってくる事があるからだ。 だが今日は運が悪いのかシンジは現れず、代わりに冬月がやってきて私に話しかけてきた。 鬱陶しいと思いつつも一応返答してやると、なにやら妙なものを差し出してくる。 …クマのぬいぐるみだ。聞けば私にプレゼントだというではないか。 お前にこれを寄越されるのは2度目なのだが、一体貴様は私に何を求めているのだ。 つか顔を赤らめるな。手を握るな近寄るな。あまつさえ抱きついて来るんじゃない! ほうほうのていで逃げ出すと、一瞬だけシンジが現れて消えてしまった。 冬月、恨むぞ…。 携帯電話でシンジの動向を探ると、既に登校してしまったようだ。 仕方がないのでネルフに行き、学校の終わる3:00まで司令業務と白兵技能の訓練をする。 時間が余るのでついでにネルフスタッフとの親交も深めておいた。 彼らのモチベーションを高めておかねば、後々シンジが戦闘で辛い思いをするからだ。 午後になると自販機コーナーに貼り付いてシンジを待つ。 程なくして現れた息子に声をかけると、笑顔で返事をしてくれるではないか。 ありがたい話だ。これも日々たゆまぬ努力の賜物か。
さりげなくアイテムをねだると、快く応じてくれる。 どれどれと物色する私の目を、一際引く存在があった。 「残り物弁当」 そうか、シンジ手作りの弁当か。どうでもいいがシンジ、弁当はちゃんと学校で喰って来い。 だが私は迷わずそれを選ぶ。 しばらく雑談を続け、シンジのインパルスがなくなったのを見届けると、私はさりげなく話を切り上げ 今度はレイに声をかけた。 これ以上シンジと会話を続けると、折角上がった好感度がガンガン下がるからだ。 私は何気なくレイにもアイテムをねだると、彼女もそれを了承する。 するとリストの中に信じられないものを見つけ、私は思わず驚愕した。 「サンドイッチ盛り」 …レイ、これを一体誰に貰った。いや言わなくていい、むしろ言うな。 私はがくりと肩を落としレイを見送ると、一人寂しく残り物弁当を口にした。 少し塩辛い味がしたのは、多分私の気のせいだと思う。
PSPミサトシナリオ 思い出せる所だけ 私はネルフの作戦部長、使徒から人類を守るのが私の仕事、 でもそんなのは嘘だった、ただ自分のために、自分の復讐のために使途と戦ったの、 何も知らない子供達を使って… 使途と戦ううちに私はこのネルフ、そしてサードインパクトに対し疑問を抱いた、 指令も副指令も、そしてリツコも何かを隠している、いったい何を、 その疑問は久しぶりに再会した”彼”の協力によって明らかになっていった。 私は毎日”彼”と共に隠された真実を追いつづけた、でもその間も使徒は待ってくれない、 昼は仕事をしその後はハッキング…家に帰るのは毎日日の出近くだった。 私は忘れていた、本当に使徒と向き合って戦っているのは子供達だということを 彼らは本当なら青春を謳歌出来る時に、命をかけて戦っていたのに… 私がそれに気付いた時はすでに遅かった。
シンジ君、突然呼び出され分けも分からずエヴァに乗せられた、それでも彼は頑張ってくれていた そして私は頼ってしまった、何も言わない彼に、 一緒に住んでいながらも帰宅したときは彼は既に寝ている、起きた時は既に学校に行っている 会話なんてほとんど無かった、本部で会った時に調子を尋ねる位だった、 気付いた時にはシンジ君のATは初号機の起動指数を割っていた。 アスカ、彼女が来たとき本当に助かったと思ったわ、シンジ君もレイも調子が悪かったし 何より作戦上利用でいる最大数の3体のエヴァでの戦いが可能になったから、 でも私はその時自分の中の恐ろしい感情に気付いていなかった、 私はチルドレン達を兵器としてしか、道具としてしか見ていなかった事に。 シンジ君とレイが起動指数ギリギリまでなってしまっていた時ある知らせが届いた ネルフアメリカ支部の消滅、そして参号機の本部配備、 正直事故の後で気味が悪かったが我侭なんて言ってられない、今はとにかく戦力が必要なの フォースチルドレンはトウジ君、不安そうだったが重症の妹の事を切り出すと乗ることを決めてくれた 私はまた子供達を利用した。
トウジ君の戦闘能力は目を見張る物だった、アスカにも引けを取らず作戦の主力になってくれた 私は安心した、しかしその心の余裕はパイロット達に向けられる事は無く、 彼と真実を追い求める事に費やされた。 そしてある日、”彼”は亡くなった、理由は分かっている、そう私、 私は”彼”を利用していた、8年前の父の姿を重ねていたあの時の様に、 そしてこの時初めて気が付いたの、私は”彼”をそして子供達を道具として見ている事に でも私には悲しむ暇も与えられなかった、 出勤した途端に日向君から最悪の報告を受けた 「参号機が実験中に暴走、おそらく使徒に寄生されたと思われます。」 頭が真っ白になったが次の瞬間私は指示を出していた 「現存するエヴァ3体で目標を迎撃!」 「零号機起動指数に達していません」 「おとりぐらいにはなるわ!」 自分の言っている事に恐ろしくなった、私は子供達と参号機を、トウジ君を戦わせようとしてる 参号機、いや使徒バルディエルは一直線にゼロエリアに向かって来た 「初号機、弐号機移動して」 対当する3機 「こちら弐号機、目標を肉眼で確認… っくプラグが排出されてない」 「参号機…参号機が敵なんですか!?」 私は淡々と目標殲滅のための指示を出す、パイロットの気持など考えず しかしバルディエルの移動速度は速く、ゼロエリアまで侵入されてしまった 「エヴァはリニアレールでジオフロント内に戻って迎撃準備!」 ジオフロント内でもバルディエルを止められず初号機、弐号機の攻撃は振り切られた 「ネルフ本部、攻撃を受けています!」 本部がバルディエルの攻撃に揺れる 「このぉぉぉぉぉ!!!」
「参号機、いえ使徒バルディエル殲滅を確認」 勝ったのは私たちだった、そして止めを刺したのはシンジ君… 「トウジ!、トウジ!!!」 エヴァ参号機ロスト、パイロット鈴原トウジは一命は取り留めたものの重症、フォースチルドレン抹消。 これは私への罰… でも罰はこれだけでは終わらなかった、 衛星軌道上に現れた使徒、有効な攻撃手段を持たない私たちは指令の判断でロンギヌスの槍を使用する 零号機が槍を準備する間地上で警戒にあたっていた弐号機に異変が生じた 「やめて!私の中に入ってこないで!!」 使徒はアスカに精神攻撃を仕掛けてきた、発令所にアスカの叫びが響き渡る 使徒はロンギヌスの槍によって殲滅された、 しかし先の戦いで傷を負いATも低かったレイは意識不明の重症、零号機は大破 弐号機とアスカは使徒の精神攻撃に耐え切れず…その機能を失った。 エヴァ二号機ロスト、パイロット惣流・アスカ・ラングレーは死亡。 私は何がしたかったのだろう、子供達を危険な目に会わせて、殺して… そして答えの出ないまま、最後の戦いが始まった
「先ほどA-801が発令されました」 日向君から報告を受け、私は迎撃の指示を出す、でも今度の敵は人間、完全に押されている 「シンジ君が孤立しています!」 敵の最優先の目的はエヴァのパイロットの殺害だろう 「私が迎えに行くわ、あとよろしく」 私は思った、なぜシンジ君の所に行くんだろう、シンジ君になんて言えば良いんだろう 「エヴァシリーズ9体が本部上空を旋回中!」 (シンジ君戦えるかしら…) ここまで来て、まだ私は彼を道具としてしか見てないのね… シンジ君は無事だった、そして私はまた最低な事を口にする 「いいシンジ君9体全て殲滅するのよ!」 「そんな…9体も…」 「私は発令所に戻るわ、ここからは1人で行きなさい」 最低だ、私って… 発令所に戻り外の状況を確認する、 初号機は起動指数に達せず、レイは所在不明、 そこには絶望しかなかった、しかし新たな物体を確認したアラートが鳴り響く 「まだ来るの!?」 「いえ、この信号は…ジェットアローンです!」 なんて事なの、私が馬鹿にしていたあのジェットアローンに希望を教えられるなんて きっと時田さんには人類を守るという純粋な、そして強い意志があったのね、 それに比べて私は、自分の復讐のために、欲望のために何も知らない子供達を利用して…
「本部外装破壊されました!」 もはやこれまでか、私は最後の手段を使うことにした 「本部を自爆させます、皆本当にご苦労様。」 最期に皆と握手をし、そして全員から敬礼された、 気が付くと私は泣いていた、 この涙は敵に勝てなかった悔し涙?もうすぐ死ぬという恐怖の涙? いえ違うわ、この涙は人類を救うという事にかこつけて自分の復讐を果たす事に没頭し 本当に大切な皆の事をこれっぽっちも考ええて無かった私に対する怒りの涙よ。 皆、ごめんね… 加地君、私どこで間違えちゃったのかな…… 「女の戦い」 完
長いわりに細かくなくてスマン クリア条件だけ気にしてたらこうなちゃった
乙〜 PS2版しかやっていないが、ミサトシナリオって仕事は多いし、 パイロットは言うこと聞かないし、戦闘指示の出し方が微妙に面倒だし、結構辛い
PS2版のミサトシナリオは我ながら頑張ったな。 コンビニ弁当と冷却バンドを毎朝コンビニで大量に買い込み、 夜の二時までかけて始末書と予算請求を終わらせて、 帰って寝て次の日は意見書書いてゲンドウと冬月に会いまくり、 ほとんど息つく暇もなく戦闘に突入。 ほんのわずかな暇をみつけてはパイロットと交流を図り、 高級財布や迷彩服を渡したお陰で命令にはちゃんと従ってくれる。 でも、ある時ふと気付いた。 これ、楽しくないじゃん。
>>747 同じことして量産機戦までたどり着いて思ったよ。
私、なんのために頑張ってたのかなあって。
リアル心の迷宮な気分だった。
>>747 仕事を楽しんでやってる人間なんてごく少数だよ
752 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/21(日) 00:24:46 ID:uBnKmEOh
始末書って終わらせて何か意味あるの? いつも何となく終わらせてるんだけど・・・ 得られる物は達成感だけ?
>>753 一般の建物の被害を軽減できるんだそうだ。
つまり第3の壊滅率を下げられる。
>>754 ありがと お礼と言ってはなんだけど自分もリプレイ書いてみる 内容的に739に似てるかもしれない しかもPSPのブラウザで書くので誤字・脱字が多いかもしれない
PSP版ミサトシナリオ。うろ覚えなんで怪しい所が多いかも 私は葛城ミサト。 幼い頃にセカンドインパクトで父を失った しかし何故セカンドインパクトが起きたのか? 一般情報の南極に隕石が墜ちたと言うのはあまりにも嘘っぽい もしかしたら故意的に起こされたものなのか? もしそれが本当なら復讐したい。父のためにも・・・ そして私は作戦部長としてネルフへ入った
第参使途 サキエルが襲来 司令の息子の碇シンジ君が初号機に搭乗し使途と戦う事になった 私はシンジ君にバンバン命令して使途戦滅に集中したが初号機の耐久力があっという間に下がっていく 機体の損傷が激しくなりこりゃやばいとエントリープラグを強制射出を試みたが信号を受けつけない 「シンジ君!」 そのとき初号機は再起動し暴走した 暴走初号機により使途は倒したがシンジ君は重傷で入院 翌日私は謎を追うべくハッキングをしたがあまり成果は残せなかった 自宅に帰ろうとした時に第四使途 シャムシエルが第三新東京市に襲来 入院中のレイとシンジ君を引っ張りだし使途戦滅する そして新しいパイロット、アスカが来日 今まで低A.Tだったシンジ君もガールフレンドが来たら元気になるだろと思いハッキングを続けた。がシンジ君はSDATを奪ってもA.T30前後で家の中をうろうろしてる そんなシンジ君に話しかけたが無視される。私は思った「戦闘では囮役に使おう」と。
いきなりひでーミサトさんキタ━━━(゚∀゚)━━━ッ! 続き待ってるよん。
私はハッキングだけでは謎を追うには難しすぎると思い副司令とラブラブになり機密情報を聞き出す そして加持君も来てセントラルドグマへの行き道を教えてくれた それからは毎日ハッキングを行い子供達の事は無視し謎を追い求めることに没頭する ある日アスカからお守り、シンジ君からもお守りをプレゼントされる 子供達は危険な橋を渡る私を心配してくれてる!? こんな純粋な心を持っている子達を死なせるわけには行かない! そう思い私は仕事にも精を出す。 また新しい子供、トウジ君もパイロットになる しかし、サハクィエル、アラエルの連続襲来により街は壊滅的な被害になってしまった それからは皆A.Tが低くなりシンジ君に至ってはA.T10と言う低さ。 かろうじてアスカとレイとトウジ君は40程。皆エヴァとシンクロできるA.Tだった そこに最強の使徒ゼルエル襲来する 参号機は攻撃を受けすぎて大破、零号機はパイロットとエヴァのシンクロ率が低くなり動かなくなる 最後の望みは弐号機のアスカだけだった アスカは遠距離射撃で使徒の体力を少しずつ削りかろうじて使徒を倒す それからはアスカは自信が付いたのか高A.Tを維持している
ネルフに下手な鼻歌が聞こえると思ってたらフィフスチルドレンの渚君が来ていた。が、次の日には低A.Tのシンジ君のおかげで彼は帰らぬ人となった 今の所エヴァは四機持っているが初号機はA.T不足の為実際には零号機、弐号機、参号機が戦力になる もし1機でも使えなくなったら2機になりかなり不利になるなーと考えていたやさきアルミサエルの襲来で零号機がやむをえなく自爆してしまう これでもうエヴァは2機、慎重に戦わないとすぐに使徒に負けてしまうだろう 次の使徒はマトリエル。 弐号機と参号機で途中ジオフロントとに入られるがなんとか戦滅。 ある日の夜は私はやっと機密情報を集めセカンドインパクトの真相を知った 「碇司令はセカンドインパクトが起こるのを知っていた?」
そしてA-801が発令し戦自がネルフ本部に突入してくる パイロットのシンジ君が孤立している。私はシンジ君を助けに行くことにする シンジ君のもとに行くときに思ったなんでシンジ君を助けに行かなければならないのだろうか?戦闘にも4回しか出撃してないのに・・・ どうせならアスカのほうが良かったな いや、しかし私はもう子供達を死なせないと決めたはずシンジ君は私が命に変えても守る だが私は途中で絶望的な報告を知る 「エヴァシリーズ九体が本部上空を旋回中」 この事をシンジ君に伝えなんとかパイロットを守りケイジに連れていく。だがシンジ君はエヴァとシンクロできず エヴァシリーズには弐号機と参号機しか戦えない。けれでも発令所には諦めている者は一人もいない 最初参号機はESから猛攻撃を受け大破、またしても望みは弐号機のみになった アスカも諦めずに必死に戦う。そしてとうとうアスカだけでESを再起動した後でも戦滅することができた また今度もアスカから救われた私は今すぐにでもアスカを抱きしめに行きたかったが今はそんな暇はない 「総員退避!」 私はセントラルドグマに行きサードインパクトを起こそうしている指令を射殺 私は父の仇を果たした
はじめて書き込んだけど自分の文才のなさを再確認しました EDはハッピーエンドで終わり ネタバレしそうだったんで最後は意味不明な終わり方になってます
射殺ワロスw 自分はまだ見てないんだけどハッピーエンドおめ。あんまり会話してなさそうなのにアスカ強いな。 愛情よりパイロットの不幸が糧になるのか…。
>>761 乙です。ハッキングと戦闘指揮と両方やるんじゃキツそうで
出てる中でミサトシナリオだけやってないんだよなぁ。
個別エンドの中じゃ面白そうだから、やってみようかな。
>ある日アスカからお守り、シンジ君からもお守りをプレゼントされる
>子供達は危険な橋を渡る私を心配してくれてる!?
>こんな純粋な心を持っている子達を死なせるわけには行かない!
こういうのがエヴァ2の面白いところだよな。
会話がかみ合ってないと聞くけど、どんな感じ?
ここ読んでたらヤバス! PS2の方前売ったからまた買ってくる! PSPはどうしようかな…
PS2のトウジ補完を今やっています・・・。 関西弁がエセかもしれないですが、プレイ日記も近々投下します。
768 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/26(金) 02:56:38 ID:SJDianaO
ゲンドウでリプレイ日記書こうとプレイ。 第壱話、アルミサエル襲来。 合体攻撃喰らい、零号機ロスト。 第弐話で、シンクロ率低くて初号機動かず。 ジエンド…(´Д`)エェエ…早過ぎ。 リプレイも何もあったもんじゃなかった。 ひたすら寝て、アスカ出さずにクリアーした事あったのになぁ。
>>768 早!ww
冬月シナリオをやったら軽く凹んだので、次は冬月先生で楽しいことをしよう。
何人暗殺できるかなプレイとか、
白兵上げておいて何人暗殺阻止できるかなプレイとか
みんなと仲良くなった後、おもむろにひたすらゲンドウの悪い噂をするプレイとかw
やっとエヴァ2見つけた…って去年買った時より値上がりしてるんですが!? …買いましたけどね。 売るんじゃなかたorz
>>770 おめでとう。
ちなみにいくらで買ったの?
日記ヨロ
773 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/31(水) 02:55:38 ID:xMtNBjHB
綾波レイでプレー中。 面倒だから自宅に篭る事にした。 飯はスポーツドリンク。ダイエット中の人みたい。 自宅に来て、話し掛けてきた人にだけ相手をする。 ゲンドウに甘えたら拒絶されたので、それから断固拒否。 第参話でアルミサエルが合体攻撃……(ι´Д`) ジエンド。ゲンドウの時といい、何やらご縁がありますな。ゲンドウに冷たくした罰かよ…。 シンジの攻撃のせいで、こっちにアルミサエルが吹っ飛んできて…終わったし。
>>773 >自宅に来て、話し掛けてきた人にだけ相手をする。
これ面白そうだな、今度やってみるw
でもそれ空き時間どうするんだよw 本でも読んでいて、ノックされたらゲームに移る? 芝村のおすすめプレイの中に、シバムラティックバランスでシンジの部屋籠城ってのがあったよな。 アレに近いな。
776 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/05/31(水) 16:03:30 ID:xMtNBjHB
携帯でメール、テレビを見ながらやった。 イヤホンを片耳にして。 暇だけど楽でもあった。 工事中の音が煩かったけど(T_T)
>>771 中古で4480円orz
もうね、いっそPSP買ってやろうかと思いましたよ。
現在リツコプレイ中。
日記よろ
そして、僕は天使に牙を剥く。 こんな恥ずかしさ満点の書き出しで始めようと思ったカヲルプレイ日記(PS2版) しかし、しょっぱなからゼルエル戦。しかもものすごい前線配備の上に武器はデュアルソー。 間合い短いよバカ。後衛には強化シールドの初号機とマステマの参号機。うらやましいなオイ。 ええい、こんな程度の戦力差、テクニックでカバーしてくれる! そんなこんなで戦闘開始。案の定、開始直後に防衛ラインに使徒進入。 迎撃に向かうも、いかんせん間合いが遠い。 何発か被弾した後、初号機、参号機と合流する事を決断。 ケーブル切断して猛ダッシュで2機の元まで行くも、ケーブル限界なのか止まったまんま。 そして、最後の一撃が被弾。FLY ME TO THE MOONが流れた。 いいもん、どうせ初心者に毛が生えた位の突貫プレイしか出来ないもん(つд`)
>>779 乙。ワラタ。
ていうか、ひるまず懐に飛び込めば勝ててたんとちゃうんかと。
懐に飛び込む前に、あと一発もらったら終わりな被害受けたよ(つд`) とりあえず、現在中途半端なゲンドウシナリオ消化中
迷ったけど結局PSP版を本体ごと購入。 新品で3999円でしたよ。(なぜかPS2版は中古で4580円orz) ・・・本体は取り寄せっぽい。 説明書読んで何日か過ごします。 日記は書けたら書きます。いつになるか分からんけど。
>>782 ようこそ。
PSP版は、シナリオクリアに飽きてきたら、
このスレ参考にして好き勝手に遊ぶのがいいよ、と助言しとく。
みんな楽しそうなので僕も参加します。続きは徐々に書いていきますのでよろしくお願いします カヲルプレイです(PS2) 第一話 人(リリン)として 僕は彼らを騙した・・・ でも、彼らはそんな僕を許してくれた。 あの日、ついに僕の中の使徒とての本能が目覚めアダム(実際はリリスだけど)と融合しすべて滅ぼす為にセントラルドグマに向っていた そんな僕を追ってきたのがシンジ君と鈴原くんだった。 きっと君たちも今まで騙していた事に怒っているだろうね。 でも彼らは怒っていなかった。それどころか僕を説得しようと必死になってくれた。 最後に僕は「騙していた事に怒っていないのかい?」と訊いたら、フフフ・・・そしたらね、彼らはなんと言ったと思う?こう言ってくれた。 「僕達友達だろ!」「そや!ワイらマブダチや!」と返ってきた。 嬉しかった・・・よく小説やドラマで聞く安っぽいセリフだと思われるかもしれないど僕にはそれがなによりも嬉しかった。 僕は誓った。『彼らを死なせるわけにはいかないと。例えそれが同胞を裏切る行為であろうと!』 そして僕は彼らの説得に応じ、再び『フィフスチルドレン・渚カヲル』に戻ったんだよ。 それから青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく平和な日々が続いた数日後・・・ 前触れもなく第四使徒アルミサエルが襲来してきた。 僕の四号機、シンジ君の初号機、鈴原君の参号機がこれの迎撃に向う事になった。 葛城さんの作戦で僕の位置は皆と離れた場所であったので意義を唱えたがあえなく却下された。仕方ないね(;;) 戦闘は僕の四号機はライフル、シンジ君のマステマ、プログレッシブ・ナイフで応戦。なんとか殲滅をする事ができた 被害報告は第三東京市軽微、四号機少破、初号機少破、参号機損害なし、僕軽傷、シンジ君軽傷、鈴原君無傷。 そんな僕らを見て鈴原君が一言 「なんや、シンジも渚もだらしないの〜もっと気張らなアカンで」 ・・・鈴原君、君、今回戦闘に参加してたかい?なんか僕とシンジ君しか戦っていなかった気がするんだけど・・・(#--) 今度言ったら洞木さん寝取っちゃうよ・・・ え?そんな事したらダメだって? いいんだよ、だって僕、天使(使徒)を裏切って堕天使になっちゃったんだもん♪ 続く
>青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく ちょっと待てw
>青葉さんと伊吹さんがみんながいる自動販売機前でキスしてたりと何事もなく 平和っちゃあ平和だが・・・・・・けっこう大事のようなw
冬月で八方美人プレイ中。 達人の技法で副司令業務を鬼のようにこなし、 ATの低いキャラがいれば機嫌を取り、人と仲良くするか恋をしろよとアイテムをプレゼント、 なのに、向こうからの好意は軒並み高く、こっちからの好意はイマイチで感じの悪い冬月。 ミサトが話しかけてきた。 「わりとお金のことにはきっちりしてらっしゃるんですよね。 毎月のローンの返済、誰か代わってくれないかしら」 ・・・まさか副司令にローンを肩代わりしろ、というのか。大胆な奴だなw 日向に顔が赤いことを指摘→話を振られる、で相手をしていたら 「リツコが 情 事 に 割 っ て 入 っ た」?ちょww これ情事なの? しかも日向「いいところだったのに」冬月「い、いや、これは違うんだ」 IMは「リツコは邪魔者扱いされた!」。 顔が赤いのを指摘して近づいてくるキャラはヤル気なのは知ってたが、 それで始まる会話が情事扱いされてるとは知らなかった。
シンジで使徒、襲来プレイ終了(PS2)。 色々中途半端な感じで終わったけれど、投下させてください。
789 :
788 :2006/06/04(日) 22:56:52 ID:???
第壱話 使徒、襲来(前編) 僕がこのロボット…エヴァンゲリオンに乗る。 父さんは何を言っているの?無理だよ、そんなこと!僕は、父さんの命令を拒絶した。 「予備が使えなくなった。もう一度だ」 父さんは包帯だらけの女の子にそう言った。彼女が戦う事になるの?あんな、傷だらけで…? 使徒という怪物の攻撃で、基地が揺れる。女の子はベッドから落ちて、苦しそうな声を上げた。 「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」 そう、逃げちゃ駄目だ。 「やります。僕が乗ります!」 これが僕の、3人目の適格者(サード・チルドレン)碇シンジの最初の戦いだった。 葛城さんの指示を受けて、なんとかエヴァを動かす。 僕達の敵、第参使徒サキエルが姿を見せたのは、その直後だった。 使徒に頭を掴まれ、何度も光線で撃たれる。 痛い、痛い、痛い、怖い、怖い、憎い! 僕は使徒との間合いを一気に詰めて、思い切り蹴り飛ばした。
790 :
788 :2006/06/04(日) 22:58:18 ID:???
第壱話 使徒、襲来(後編) 「…あ、当たった!」 自分で、自分に驚いた。いける。この調子で、使徒を倒す! けど、次の攻撃を繰り出すより早く、使徒の腕が僕を突き飛ばした。 エヴァはもう動かない。僕は、もう駄目だ。 僕は、僕は死ぬかもしれない…。 死ぬかもしれない、死ぬかもしれない、死ぬかもしれない。 「あっ、うわあああああああああああー!!」 そして、僕の記憶はそこで途切れた。 目が覚めたのは、病院のベッドの上だった。 使徒は僕が倒したのだと、葛城さんは伝えてくれた。
791 :
788 :2006/06/04(日) 22:59:07 ID:???
第弐話 血は異ならず 今日は、明日の訓練に向けてATを上げる。 葛城さん…もとい、ミサトさんは僕にそう指示した。 今日から僕の保護者となるその人は、とても綺麗な人だった。 ペンギンをペットに飼っていたり、朝っぱらからビールを飲み干したり、変わった人でもあるけれど。 とりあえず、これからお世話になるだろうネルフの職員さん達に挨拶をして回った。 自販機コーナーで、トイレから出てくる父さんを見かけた。 父さんも出すものは出すんだ、人間なんだと何故か感心した。 でも、いい歳して連れションはどうなんだろうとも思った。 その父さんの連れション相手、冬月さんが僕の方をジッと見ていた。 微笑みかけると、視線を逸らした。なんだっていうんだ、畜生。 翌日、この前の使徒との戦いを元にした模擬戦闘の訓練を受けた。 結果は、僕の完全勝利だった。
792 :
788 :2006/06/04(日) 22:59:58 ID:???
第参話 眠れ、安らかに 授業中、あなたはパイロットですか?というメールが届いた。 はい。と答えると、教室中がざわめいた。 クラスの委員長、洞木さんがみんなを叱ると、トウジ君が遅刻してやってきた。 妹の見舞いと言っていたけど…まさか、この間の使徒との戦いに巻き込まれたのかな? ケンスケ君が気さくに話しかけてくれた。そして、トウジ君も。彼等は、多分いい奴だ。 ネルフの食堂でミサトさんを見かけた。声をかけると、不機嫌そうにした。 思わず謝ると、今度は謝った事に対して怒ってきた。もしかして、二日目なのか? トイレの前で糞ジ…もとい、冬月さんと出会った。今日は僕のほうから視線を逸らしてやった。 すると、驚くことに冬月さんのATが上昇した。そういう気があるのか。どうりで父さんと仲が良いわけだ。 職員さんと適当に談笑し、大浴場でサッパリしてその日は寝床についた。 その日の深夜、僕の携帯電話が着信を告げた。緊急招集らしい。何にしても、ひどい仕打ちだ。 ミサトさんがエヴァとパイロットについての講義をしていると、警報が鳴り響いた。 第四使徒、シャムシエルが現れた。 ポジトロンライフルで一発撃ち、僕の方へ引きつける。ATフィールドを中和させ、二発目を撃つ。 瀕死で逃げる使徒に、最後の三発目を撃つ。十字架みたいな光と共に、使徒は息絶えた。 結果は大勝利。結局寝不足のまま、僕は学校へと向かった。
793 :
788 :2006/06/04(日) 23:00:33 ID:???
第四話 世界の縁に立つ都市をさまようモノ(前編) 今日は、最初の適格者(ファーストチルドレン)、レイという子が退院してきた。 あの日、包帯だらけだった青い髪の女の子だ。白い肌と無表情な顔が、人形みたいだった。 そのまま、僕と綾波はミサトさんに連れられこの間倒した使徒の残骸の回収現場に連れられた。 難しい話はよくわからなかったけど、使徒は僕達ヒトと似ている生き物らしい。 その日は、必死に綾波に話しかけていた。結局、ずっとそっけない返事しかもらえなかったけど。 この気持ちは何なんだろう。心がムズムズするような、落ち着かない気持ち。 晩御飯は、ミサトさんと一緒に食べた。いつもレトルト食品ばっかりだけど、大丈夫なのかな。 夜中の11時頃、トウジが遊びに来た。この街に常識という言葉は無いのだろうか、不安になる。 その時、僕の頭の上で電球が光った。これがこの街の常識なら、もしかしたら…! 胸をときめかせて、夜も明けない内に綾波のアパートへと駆け出した。 ノックをしても返事が無い。鍵は掛かってないようなので、勝手にあがりこんだ。 立派な犯罪行為だよね。父さん母さん、こんな息子でごめんなさい。 散らかった、殺風景な部屋のベッドで、綾波はぐっすり眠っていた。 ドキドキする心はどんどん大きくなるけど、理性でなんとかこらえた。
794 :
788 :2006/06/04(日) 23:02:46 ID:???
第四話 世界の縁に立つ都市をさまようモノ(後編) 帰りがけにコンビニに寄ってプリンを買った。後で、綾波にプレゼントしよう。 清算していると、ケンスケと洞木さんが一緒にやってきた。そうか、そういう事なのか。 やりきれずに、そのまま学校へ登校した。 授業が終わり帰ろうとすると警報が鳴り響いた。間違い無い、使徒だ。 敵は第伍使徒、マトリエル。目玉だらけの、蜘蛛みたいな使徒だ。 サイケデリックだの下品なツユだのと、ミサトさんは散々に扱き下ろしていた。 けれど、戦いは想像以上に苦しいものになった。 ポジトロンライフルでも大したダメージを与えられず、ATフィールドを突き破って攻撃した。 けれど、使徒の攻撃は回転も速くて、届く範囲も桁違いだった。 ピンチに陥った僕を助けてくれたのは綾波だった。 ATフィールドが中和され、むき出しになった使徒を零号機のポジトロンライフルが撃ち抜いた。 結果として、街の被害は抑えられたものの初号機は大破。僕も重傷を負ってしまった。 病院のベッドの上で、僕は綾波の事ばかり考えていた。
795 :
788 :2006/06/04(日) 23:03:48 ID:???
第五話 あふれよわが涙、と警官は言った 退院した僕を気遣ってか、トウジがよく話しかけてくれた。 空しい心に、彼の関西弁が妙に心地良い。 放課後、そのままネルフに向かうと見知らぬ男に声を掛けられた。 彼の名前は加持リョウジ。ドイツ支部からやってきたのだという。 どこか胡散臭い感じはするけど、どうやら彼も良い人みたいだ。 家に帰ると、ミサトさんが出かける準備をしていた。旧東京市に用事があるのだそうだ。 夕方、緊急招集の連絡が来た。旧東京市で実験中のロボットが、暴走したらしい。 そのロボット、ジェット・アローンを追いかけて止めるのが仕事だという。 必死で追いかけるものの、結局僕は追いつけなかった。 けれど、JAは勝手に停止していた。 何者かに仕組まれた奇跡だとミサトさんは言っていた。 ともかく、事件は無事に解決を迎えたのだった。
796 :
788 :2006/06/04(日) 23:04:35 ID:???
第六話 ある晴れた日に 今日は、ミサトさんと一緒に2人目の適格者(セカンド・チルドレン)を迎えに 横須賀沖の戦艦「オーバー・ザ・レインボウ」へ向かった。 そこにいたのは、独特の癖のある英語で挨拶してきた、赤毛の女の子だった。 惣流・アスカ・ラングレー。格好良いけど長ったらしい名前だ。 よろしくと声を掛けると、いきなり「ハーァ?」と言われた。鬼だ。 その後も「つまんない子」、「ガッカリよ」と散々な言われようだった。 彼女の乗るエヴァ…弐号機は、完成された初の本物のエヴァンゲリオンらしい。 見せてもらおうとすると、沖合いから巨大な何かが近付いてきた。使徒だ。 ミサトさんの指示で、弐号機が出動する事になった。 僕は、何故かアスカに手を引かれ、プラグスーツを着るよう言われた。 「あんた、バカァ?決まってんじゃない!弐号機でアイツをやっつけるのよ!」 反論した僕への答えがこれだ。いやいやいや、アンタ一人で行きゃいいじゃん。 とにもかくにも、第六使徒、ガギエルとの戦いが始まった。 速攻で海の中へと引きこまれる。そして、食べられる。 なんとか口をこじ開けて、そこに戦艦が特攻を仕掛けた。 使徒は無事殲滅。アスカと弐号機も、無傷での来日を果たした。
797 :
788 :2006/06/04(日) 23:05:29 ID:???
第七話 俺には口がない、それでも俺は叫ぶ(前編) なんていう事だ。僕の部屋が、アスカに乗っ取られてしまった。 向かいの小さな和室が僕の部屋になった。何この仕打ち。誰か僕に優しくしてよ! けれど、世間はちっとも優しくない。もっと厄介な事に、使徒が現れたのだ。 アスカの一撃で使徒は真っ二つになるが、そのまま2体に分裂。 僕は海に、アスカは畑に、真逆さまに突き刺さった。 大目玉を喰らった僕達は、次の作戦を受けた。 目標への二点同時荷重攻撃。出撃するのは、ATの高いパイロット2人。 もっと良いやり方があるだろうにとも思ったが、選択肢は無い。渋々納得した。 綾波には悪いけど、僕はアスカと一緒にリベンジする事を目標にした。 プライドがズタズタにされたら、きっと立ち直れない。直感的にそう思ったからだ。 ともかく、使徒が動き出すまでにアスカを上げ上げ、綾波を下げ下げにしよう。 まずは2人のATを確認する。よし、そんなに誤差は無い。 善は急げだ。アスカへのプレゼントを買いに行こう。
798 :
788 :2006/06/04(日) 23:06:18 ID:???
第七話 俺には口がない、それでも俺は叫ぶ(後編) 夕方から次の日の朝まで何度も話しかけ、プレゼントを渡す。 アスカのATは除々に上がっていった。 平行してレイのATを下げたがったけど、ずっと寝ていたのであきらめた。 そして、昼を少し過ぎたあたりに使徒が活動を再開した。 作戦室でミサトさんの指令を受ける。出撃パイロットに任命されたのは、僕とアスカ。 僕の頑張りは無駄にはならなかったみたいだ。 近距離からのパレットライフル連射で、一気に叩きこむ。 融合しようとしている第七使徒、イスラフェルに渾身の飛び蹴りを叩きこんだ。 完璧に決まったツープラトンアタックで、使徒は遠くまで吹き飛び爆発した。 初号機と弐号機、そして僕とアスカもちょっとだけダメージを負ったけど 見事に使徒にリベンジしてみせた。
799 :
788 :2006/06/04(日) 23:07:19 ID:???
第八話 無辺への切符 突然、ネルフの施設全体が停電した。 突然の停電でビックリしたからか、いつも以上にアスカがつっかかってきた。 しばらくして電気は回復したけど、一体何だったんだろう? 一応、この世界の要のはずの基地があんな簡単に停電するなんて、何かおかしい。 僕にはその答えを知る権利があるはずだ。 その日の朝早く、僕はネルフ施設へ向かった。 途中で出会ったケンスケも、協力してくれると言った。 ミサトさんの執務室にこっそり入りこむと、加持さんがパソコンをいじっていた。 慌てて立ち上がる加持さん。何か、怪しい。 しばらくすると、緊急収集が掛かった。アメリカ第2支部が、エヴァ四号機と共に 消滅したらしい。エヴァ、ネルフ、使徒…僕は、すべての真実を知ろうと決意した。 けど、結局その日は何も掴めないまま、夜になって使徒が現れた。 第八使徒、アラエル。 使徒の心理攻撃で、僕達は街をメチャクチャにしてしまった。 ただひとり無事だったレイが、ロンギヌスの槍で使徒を撃ち貫いた。 使徒は無事殲滅。僕等はみんな無事だったけど、街の被害は中規模に拡大してしまった。
800 :
788 :2006/06/04(日) 23:10:04 ID:???
第九話 ささやかな遺産 その日、松代でエヴァ参号機の起動実験が行われた。 僕達は、放課後にみんなでミサトさんのマンションに集まって話をしていた。 ただひとり、トウジだけいなかった。朝から学校にも顔を出していなかったのだ。 洞木さんが顔を赤らめてトウジとのノロケ話を始めた。 ケンスケとじゃなかったのか!?僕は少しだけ、ドロドロとしたものを感じた。 そしてその日の夜、改めて4人目の適格者が紹介された。 その顔を見て、僕とアスカは驚きを隠せなかった。 「挨拶の前に…あの、あの…トイレどこ…?」 やたらと緊張した、トウジだった。トウジはトイレの場所を知ると 猛スピードで駆け出した。間に合えば良いのだけど…。 ともかく、これでここももっとにぎやかになる事だろう。 次の日、ネルフ施設はざわついていた。 加持さんが、死んだのだという。 数日前にもらった、上級ネルフ職員ID…。これが、僕にとってただ一つの遺品となった。 加持さんは言っていた。「君も、真実を知ろうとしてるのかい?」 加持さんの遺志は僕が継ぐ。絶対、すべてを暴いてやる。 しかし、使徒は無遠慮に現れる。第九使徒、レリエル。 僕は、影に飲み込まれてしまった。そこから先の事は覚えて居ない。 ただ、全身を使徒の血で真っ赤にした初号機が答えを物語っていた。
801 :
788 :2006/06/04(日) 23:11:20 ID:???
第拾話 いつか、決して(前編) 「不思議だな…。家に帰れるって事が」 この前の使徒ととの戦いの詳細を知り、背筋がゾッとした。 ここに生きていられる事は、奇跡かもしれない。 でも、それは幸せなのかな…。それを幸せっていうのかな…。 僕は、心の迷宮に迷いこんだ。 望んだものは何だっけ? 「違う…。会いたいと、思うんだ。そう、思ったんだ…」 そう、僕は会えると信じてここに帰るんだ。 誰に? 真っ暗闇は、夕焼けで赤く染まった電車の車内に姿を変えた。 綾波が、アスカが、リツコさんが、大切な人達が、僕を責める。 「僕は、ひとりなの?」 「いいえ。みんな、ひとりなの」 綾波が最後にそういい、僕は再び現実に帰った。 心が、とても苦しい。頭が、おかしくなりそうだ。
802 :
788 :2006/06/04(日) 23:12:21 ID:???
第拾話 いつか、決して(後編) 「チクショウ…」 壁に八つ当たりしても、気が晴れることは無かった。 不貞寝をし、夜中に目を覚ますとアスカも起きていた。 二人でカップ麺を食べて、テレビを見て、喋り合って、目と目が合うと照れくさくって。 これは、幸せなのかな?いや、僕は幸せだと感じている。 どんどんアスカに夢中になっていくのが、僕にはわかった。 そして、僕とアスカは強く、強く抱きしめあった。 翌朝、僕等は何も無かったかのように学校へと向かった。 そして、放課後にお決まりの様に緊急収集が掛かる。浅間山火口内で、使徒が発見されたらしい。 D型装備に対応しているのは弐号機だけ。限界深度を超えて、弐号機はどんどんマグマへ潜っていく。 結局、使徒の捕獲は失敗。第拾使徒サンダルフォンは、アスカの手により殲滅された。 アスカは入院したけど、軽い怪我で済んだみたいですぐに退院した。
803 :
788 :2006/06/04(日) 23:13:32 ID:???
第拾壱話 時とのもめごと ようやく、1万円の貯金を達成できた。 勇み足でコンビニに向かい、指輪を買った。プレゼントする相手は言うまでもない。 …ただ、すぐ後ろでレジ待ちしているのは、計算外だったけど。 清算をすませると、アスカは父さんの野望について、深刻な顔をして聞いてきた。 加持さんの姿が脳裏に蘇り、僕はアスカに警告した。 真実に近付くと、消されてしまうのだろう。 僕は真実を知りたい。けれど、命を賭ける事が出来るのかな。 もし、命を賭けて真実を知って、死んでしまったら、アスカは泣いてくれるのかな。 僕は、加持さんのくれたIDカードを引き出しの奥に仕舞い込んだ。 ごめんなさい、加持さん。僕は真実よりも大事なものを選びます。 その日の夜、ちょっとした事で僕とアスカは大喧嘩してしまった。 アスカは何をしても僕を無視する。やっぱり僕は、ひとりなの? ボッコボコに凹んだ気分のまんま、使徒の襲来を告げる警報が鳴り響いた。 今度の作戦は、空から落ちてくる使徒を受け止めるというものだそうだ。 結果は、エヴァも僕等も少しだけの怪我で済んだ。街も今よりひどくはならなかった。 第拾壱使徒、サハクィエルは問題もなく倒す事が出来た。 けれど、少しずつ時間は無くなってきている。 何のかは自分でもよくわからない。けれど、大事な何かの終わる日が、近付いている気がしている。
804 :
788 :2006/06/04(日) 23:14:45 ID:???
第拾弐話 惨酷な方程式 ネルフ施設の頭脳ともいえる、スーパーコンピューター「MAGI」に使徒が侵入した。 僕等はそれを第7ケージで聞いた。そんな使徒相手じゃ、エヴァで攻撃することは出来ない。 リツコさんの作る使徒の自滅促進プログラムだけが頼りらしい。 この時間を利用してアスカとの距離をもう一度詰めようとも考えた。 けれど、今はそれどころじゃない。僕にだって出来ることがあるはずだ。 僕はリツコさんのATを上げる事に専念することにした。 けれど…なんでいるんだよ、アスカ…。 おだてても悩みの相談に乗ってても、絶妙のタイミングで割り込んでくるアスカ。 そうか、そこまで僕の事が嫌いなんだね! 思わず心の迷宮に迷いこむ。ここは僕の居場所なの? ともかく、リツコさんの作ったプログラムは三度目の正直で第拾弐使徒、イロウルを殲滅した。
805 :
788 :2006/06/04(日) 23:16:18 ID:???
第拾参話 見込みのない、種子(前編) 最近、ずっと落ち込みっ放しの僕の耳に、鼻歌が聞こえてきた。 それは、気の毒になるほど下手な、本当に下手糞な鼻歌だった。 「歌はいいね」 灰色の髪の少年はそう言った。歌はいいけど、聞き専門になる事を勧めたかった。 そんな電波ゆんゆんな彼の名は、渚カヲル。第5の適格者だった。 話をしていても、やっぱり彼は電波飛ばしっぱなしだった。 けれど、とても話しやすい。僕の事を、わかろうとしてくれている。 その日の夜、少し早く目覚めると洞木さんが枕元に立っていた。 ツッコミを入れるより早く、彼女は僕に抱きついた。 混乱する僕の耳に、彼女はそっとささやいた。 何をささやかれたのか、僕は緊張のあまり何も覚えてなかった。 けれど、感じたのはあの感触。 アスカに抱かれ、アスカを抱いた時の、あの感触。 僕は思わず洞木さんに抱き付こうと思った。けれど、気付いてしまった。 自分の汗臭さと、昨夜風呂に入りそびれた事実に。 ひとっ風呂浴びて、続きを楽しもうと思い部屋を飛び出す。
806 :
788 :2006/06/04(日) 23:17:32 ID:???
第拾参話 見込みのない、種子(中編) 薄暗いリビングですれちがったのは、アスカ、ミサトさん、何故かリツコさんまで。 そうだ、忘れかけていた。この街には常識なんて無い。ある意味全部がパンクなんだ。 風呂の中で、僕はそう悟った。もう、何があっても突っ込まない…多分。 ならば僕もパンクな事を、とも思ったけれど、そういうわけにもいかなかった。 とりあえず、暇を持て余していたのでいつもよりずっとずっと早く登校してみた。 すると、何故かカヲル君が教室に。アハハ、君もすっかりこの街の住人だね。 彼は真剣な顔で言った。「罪を償う事は出来ない。過去にすべてを還さないかぎり」と。 君が何を言いたいのかわからないよ、カヲル君! そのまま教室を出たカヲル君を追って教室を出ると、女子トイレから出てきた洞木さんと出会った。 消えかけた炎に再び燃料が投下される。けれど、結局お楽しみの前に始業のベルが鳴った。 そして、放課後の教室で再びふたりっきり。思わず抱きしめると、警報が鳴った。 使徒め、前歯全部折ってやる。 今の僕なら、どんな使徒でも倒せる気がした。
807 :
788 :2006/06/04(日) 23:19:42 ID:???
第拾参話 見込みのない、種子(後編) 第拾参使徒、ラミエル。超長距離まで届く荷粒子砲を放つ、多分今までで最も強い使徒。 ミサトさんの提唱したヤシマ作戦。それが唯一の対抗手段だった。 僕はスナイパーライフルによるオフェンス。アスカが強化シールドでのディフェンス。 綾波はマステマでのバックアップに回った。完璧な役割分担。 しかし、あまりにも配置が悪すぎた。あまりにも前線に出すぎていたアスカの弐号機は 強化シールドを破られ、使徒の荷粒子砲に貫かれ大破した。 僕はケーブルを引き抜き、出来る限りのスピードで使徒へと接近した。 そして、狙いを定め、引き金を引く。攻撃は命中したけれど、使徒は健在だった。 そして、使徒の攻撃が僕を、初号機を撃ち貫く。たった2発で、致命傷だった。 機体のダメージが大きくて、もう動かすことが出来なかった。 「動かないよ…動かない、このままだとやられちゃうよ!!」 突如、何かの鼓動が聞こえた。そして、僕の意識が薄れていく。 そうだ、あの時の感じだ。初めてエヴァに乗った時と、同じ…。 獣の様な咆哮が、聞こえた気がした。 僕が意識を取り戻したのは、それから随分経ってからだった。 僕もアスカも、長い入院生活を余儀なくされた。 初号機は、S2機関を取り込んで、活動限界が無くなったと聞いた。 それと同時に、無期限で凍結されたとも。 僕の居場所が、なくなった。
808 :
788 :2006/06/04(日) 23:20:45 ID:???
第拾四話 脱出を待つ者 僕が意識を取り戻してからたった2日後、次の使徒が現われた。 第拾四使徒アルミサエル。僕にはもう、関係ない話か。 けれど、やっぱりただ眠っているだけなんて出来るわけなかった。 傷だらけの身体を起こして、ケージに向かう。 「僕を行かせてください!!」 父さん…司令に、叫ぶように訴えかけた。そして、意外なほどすんなりと 初号機での出撃が許可された。僕はまだ、ここにいてもいいんだ。 零号機、参号機と連携をとり、使徒を包囲する形に持ち込んだ。 マステマに装填されたN2爆弾を発射しても、使徒には大して効果が無かった。 使徒はそのまま、ジオフロントまで物凄い速度で侵入していった。 マステマで使徒を撃つ。けれど、ATフィールドを破るだけで全く通用していない。 そして、そのまま使徒はネルフ本部まで辿りついた。 もう駄目なのか。そう思った刹那、レイが言った。 「碇司令…。あなたは、私が守るわ」 零号機が、使徒に向かって猛スピードで突進する。 「さよなら」 そして、零号機は使徒と共に消滅した。 第三新東京市は壊滅して、零号機は無くなった。 レイは…生きていた。しかも、たったの3日で退院したのだという。 僕は、その奇跡を病室で喜んだ。本当の事なんて、その時は何もわからなかった。
809 :
788 :2006/06/04(日) 23:21:37 ID:???
第拾伍話 高い城のオトコ 第拾伍使徒ゼルエルが現われたのは、前回からたった6日後だった。 そして、その強さはラミエルやアルミサエルより遥かに上のようだった。 確実な、過去最大級の危機。僕はふたたび病室を飛び出した。 今戦えるのは、僕とトウジの2人だけ。 零号機はもう無いし、アスカは…まだ、目を覚まさない。 トウジの励ましの通信が、僕に力をくれる。唯一無二の、戦友だ。 既に守る街も無い今、無理に使徒に突っ込む事は無い。 十分にひきつけて、一気に倒す。 参号機の強化シールドで攻撃を受け、2機で何度も使徒を斬り付け、蹴り飛ばす。 そして、参号機がコアにプログナイフを突き刺して、使徒は爆発した。 両機とも損害無し。僕等は、もう何も失えないんだ。
810 :
788 :2006/06/04(日) 23:23:00 ID:???
第拾六話 そして私は失われた道を辿り、この場所を見出した(前編) 街は、本当にもう何も無くなっていた。 洞木さんやケンスケは疎開した。アスカのATは35にまで落ち込んでしまっている。 レイに至っては、自爆したのは私ではない。今の私は3人目だと カヲル君もビックリな程の電波を飛ばしていた。 すべての終わりが近付いている気がした。 ジュースを飲み終え、下がってしまったATの上昇に取り組んでいると 冬月副司令に声を掛けられた。父さんと、もっと仲良くするようにと。 「君のお母さんと同じ様に、亡くなってからでは親孝行は出来ないんだよ…」 その言葉は、とてもとても重たいものだった。そうだ。この人は、知っているんだ。 父さんも、母さんも、僕の生まれるより、ずっと前から。 もし、使徒を全部倒したら、父さんと一緒に魚釣りでもしよう。そう、思った。 トウジやカヲル君と喋ったり、一緒にお風呂に入ったり。 レイともうまくいってるし、アスカとも、まぁうまくいっている。 こんな切羽詰まった状況なのに、毎日が楽しかった。 だから、信じる事が出来なかった。 カヲル君が、最後の使徒だなんて。
811 :
788 :2006/06/04(日) 23:24:11 ID:???
第拾六話 そして私は失われた道を辿り、この場所を見出した(後編) 「裏切ったな…僕の気持ちを裏切ったな!!」 そう、僕は裏切られた。カヲル君に。 「捨てた、捨てたんだ!みんな僕を!!君も!!」 君は捨てた。僕を。 けれど、僕は君を失いたくない。 僕は、君ともっと一緒にいたい。 僕は 僕は 僕は 僕は、使徒タブリスを握りつぶした。 最期に彼は微笑んでいた。出会った時と、同じ微笑み方で。 僕は、僕はカヲル君を、殺した。
812 :
788 :2006/06/04(日) 23:25:08 ID:???
第十七話 かくて光あり(前編) ミサトさんから、説明があった。 もう使徒は居ないと。近い内にネルフは解体されると。 そして、おそらくここは戦略自衛隊に攻撃されると。 もう、何もかもが終わる事は避けられない気がした。 レイとはじめてあった時の、恋とは違うムズ痒い感じ。 加持さんを亡くした日の、決意。 アスカと抱き合った、あの夜。 トウジと使徒を倒した時に感じた絆。 カヲル君を殺した、右手の感触。 ここに来てから、あまりに多くの事がありすぎた。 ふと、冬月副司令の言葉が脳裏に過ぎる。 「君のお母さんと同じ様に、亡くなってからでは親孝行は出来ないんだよ…」 そうだ。これが、きっと最後のチャンスだ。 やり残した事を残さない。それだけが、今僕に出来るたったひとつの冴えたやり方。 僕は、食堂で父さんを見かけた。 そういえば、父さんはいつも目玉焼き定食を食べている気がする。 卵料理が大好きなのは、遺伝かもしれない。 父さんが席を立つのを見計らい、僕は声を掛けた。
813 :
788 :2006/06/04(日) 23:26:33 ID:???
第十七話 かくて光あり(後編) この非常時に、よく許可が降りたものだとビックリした。 僕と父さんは、壊滅を免れた防波堤にいた。 お互い珍しい私服姿に、おそろいの麦藁帽子。 魚はちっともかからない。 盛大な腹の音が、父さんから聞こえた。初めて聞いた、父の腹の音。 少し早めのお昼ご飯。自信作の玉子焼きを、美味しいといって食べてくれた。 ビールを飲む父さんも、初めてみた。ミサトさん程ではないけれど、とても美味そうに飲んでいた。 「早く、酒が飲めるといいな」 僕も、早く父さんと一緒にお酒を飲みたいと心の底から思った。 父は選択した 息子と共に生きていくことを 息子は選択した 父と共に生きていくことを 「父さん、今日はありがとう」 「ああ、シンジ。今日は、ありがとう…」 結局、魚は一匹も釣れなかった。 けれど、今日は最高の一日だった。 そうだよね、母さん。 終劇
814 :
788 :2006/06/04(日) 23:35:44 ID:???
クソ長ったらしい上に、FFの出来損ないみたいなものになってしまいすんませんでした。 とりあえず、ブッ通しでプレイすると想像以上に時間が掛かるものなんですね(;´д`) 真実を追究するわけでもなく、女を垂らし込むわけでもなく、F型装備を目指すわけでもなく とてーも中途半端なシンジプレイでした。 何がビックリしたって、委員長の淫乱娘っぷり。 まぁ、トウジのはイベントだから仕方ないとして… 夜中にいきなり枕元に現われて、有無も言わさず抱きついて(喜ぶ選んだ俺も俺だけど) しかも、評価が一気に運命の人って…何なのよ!
>>814 乙でした〜。自分は「使徒襲来」でトウジ助けられなかったから羨ましい。
>>814 乙。
本スレで釣りエンド見たって書いてた人かな?(違ったらゴメン
アルミサエルでレイ自爆の後にタブリス→更に釣りEDというのはかなり衝撃的だな。
>>814 乙。
最初のほう、何気にシンジが壊れているのにワラタ。
>>814 乙でした
出会って早々にレイの部屋に不法侵入し、アスカと抱き合ってもいるシンジに、
ヒカリの行動を責める資格はないと思うぞw
>>814 乙です
文章も展開も面白くて、すごくよかったです
なんか好評みたいで、ありがとうございます。休日丸々費やした甲斐があったってものです。
>>816 まさか見破られるだなんて思いもしませんでしたよ!
一応、今回のは2度目の釣りEDです。展開的には1度目も同じ感じでした。
だって、量産機とは勝っても負けてもサードインパクト確定だし
心の迷宮入っておめでとうEDも(未見だけど)どうだろう…と思ってしまいまして。
何より、やたらのどかな映像とBGMのGood, or Don't Beの絶妙のフィット感
さらに、ゲンドウの心のモノローグがあまりにも良すぎたもので、つい釣りEDを選びました。
821 :
814 :2006/06/05(月) 21:04:01 ID:???
えー、完結したはずの使徒、襲来なんですが 半分テキスト編集に必死でプレイしてたからか、セーブ忘れてました。 もう一度プレイしたらいきなり違う展開になったので 別のかたちの結末といった感じで、掲載させていただきます。
822 :
814 :2006/06/05(月) 22:25:16 ID:???
第17話 堕ちてゆく僕たち レイが、死んだ。 加持さんの時と同じく、全身のあちこちを銃で撃たれて。 零号機が無くなって、そして、レイもいなくなった。 涙は何故か一粒も出なかった。 泣いている場合では、無かったからだ。 最後の使徒は、カヲル君ではなかった。 第拾七使徒バルディエル。 そして、その使徒もまた、僕のすぐ身近に潜んでいた。 トウジの乗る、エヴァ参号機の中に、ずっと。 夕陽に染まる第3新東京市の廃墟に、黒い機体が揺らめいていた。 殲滅すべき最後の使徒。その中には、まだトウジが乗っている。 僕は、カヲル君の次はトウジまで殺すのか? 嫌だ、嫌だ、嫌だ、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!! 僕はもう何も失いたくないんだ!! けれど、参号機は、なんの躊躇もなく初号機の首を締め上げる。 「シンジ、何故戦わない?」 父さんの冷徹な声が届く。 戦える訳が無い。人が乗っているんだ。それも、大事な親友、トウジが。 父さんの指示を、再三に渡って拒絶する。 すると、「DUMMY SYSTEM」という表示とともに突然視界が赤く切り替わった。 そして、使徒となった参号機は殲滅された。トウジの命と引き換えに。 またしても、僕の手で。
823 :
814 :2006/06/05(月) 22:31:06 ID:???
第18話 コウスルト感ジマスカ? もう使徒はいない。倒すべき敵はいない。 僕にはもう、何もない。僕にはもう、居場所はない。 何を願う? 「僕は…価値が欲しい。みんなに大事にしてもらえるだけの価値が」 そうだ、そうじゃなきゃ僕は独りになってしまう。いらない人間になってしまうんだ。 誰も、他人の心はわからない そう、わからないんだ。だから、怖いんだ。不安なんだ。寂しいと思うんだ。 独りだと、思ってしまうんだ。独りになってしまうんだ…。 だが、いつも自由は与えられている 例えば、パイロットでなくてもいい、という自由。 例えば、僕自身を信頼する、という自由。誰かを信じよう、という自由。 今まで、そうしようと思えば出来たかもしれない。だから、今から信じてみたい。 僕は、僕を信じてみたい。 僕は、僕を好きになってみたい! 僕は、僕の意志でここにいたい! 僕は、ここにいてもいいんだ!! 黒い黒い暗闇は、青い青い眩しい世界に姿を変えた。みんなが、僕を祝福している。 ミサトさんも、アスカも、レイも、リツコさんも、加持さんも、洞木さんも、ケンスケも、トウジも カヲル君も、ペンペンも、日向さんも、青葉さんも、伊吹さんも、副指令も、父さんも…。 おめでとう 僕は、ありったけの笑顔で答えた。 ありがとう
824 :
814 :2006/06/05(月) 22:33:15 ID:???
これで本当に最後です。おめでとうED、期待より地味でちと残念でした(´・ω・`)
まぁ、釣りEDの後ではおめでとうEDが地味に見えても仕方ないだろうな まして死人がたくさん出た後じゃ
オッテュ
PS2版でヒカリプレイ。 シンジといい雰囲気になったのも束の間、3話目にして彼はパイロットを辞めてしまった。 おそらく原因は、来客の対応に追われて体調を回復できなかったこと。 当然、以後はアスカとレイだけで戦うことに。 入退院を繰り返す2人。戦闘ごとに入院日数は延びていく。勿論ATはボロボロ。 ATを上げてやりたくても、2人ともネルフに行ってばかりでマンションを訪ねることもできない。 トウジ・ケンスケ・カヲルに、2人と仲良くしてとか励ましてとか頼みまくるも、所詮気休め程度。 そして疎開決定。何もしてあげられなかったという無力感に包まれながら第3新東京市を去った。 本編のヒカリもこんな心境だったのかな…。
危うく釣りED見てしまうところだった・・・
>>827 いい話だ。いや、よくはないんだろうけどw
俺もリプレイを書いてみんなから乙の嵐を受けてみたいのだけど、なかなか面白い展開にならない。 どうやれば面白くなるんですか?
>>830 自分で狙って起こした展開よりも、
思いがけず発生した展開の方が面白かったりするからなぁ
あまり肩肘張らず、成り行きに任せてみるくらいのつもりで気楽にやってみては?
>831、>832 ありがとう 参考になりました でも投下できるのは忙しいのでかなり後になりそうです
期待アゲ
投下まち
期待してまつ
837 :
831 :2006/06/12(月) 10:56:47 ID:???
他人に勧めるだけじゃアレなんで、 自分で831のやり方でリプレイ書いてみた。 使用シナリオはPSP版のトウジ。 ルールは、「パイロットたちのATをなるべく高くする」こと。あとはアドリブ。 それと、トウジの個別シナリオのネタバレが入ってるんで、あしからず。
838 :
831 :2006/06/12(月) 10:57:33 ID:???
おぅ、ワシや! 第壱中の黒ジャージ、鈴原トウジや! 今、ワシの妹が入院しとる。エヴァンゲリオンちゅうロボットが、 使徒ちゅう化物と戦ったとき、巻き添えになったんや。 そのことで、そのエヴァのパイロットやったシンジちゅうやつを殴ってしもた。 でもその後いろいろあって、シンジも苦労しとるっちゅうことがわかったんや。 それでワシ、決めたんや! ワシは戦いには参加できへんけど、 せめて戦うシンジたちが普段気持ちよう過ごせるようにしたろうってな。 シンジだけやないで。惣流や綾波ちゅう女たちもや!
839 :
831 :2006/06/12(月) 10:58:22 ID:???
第1話 今日はシンジたちが学校に来んかった。 どないしたんか思って、ワシはシンジが下宿しとる、 ミサトさんちゅう美人のマンションへ行った。 なんやシンジ、元気やないか! 「アスカのことなんだけど」 ……あのなシンジ、開口一番に惣流の悪口ちゅうのはどうかと思うで。 お前らパイロット同士なんやから、仲良うせえや。 そうやシンジ、お前なんかいつも音楽聞いとるやろ。 そんなんばっかしとるから、陰気になるんとちゃうか? どや、ワシの弁当と交換せんか? 「いらない」 わかった、なら単刀直入に言うで。そのSDATとかいうの、ワシにくれ! 「いやだ」 あかんなあ。仕方ない、タイミングを見てまた切り出すか。 お、シンジがテーブルに座った。飯でも食うんかな。 ……と思ったら、惣流が隣に座った途端、席を立ちおった。 なんやねんシンジ。お前、そんなに惣流が嫌いなんか? 「仲良くなりたいと思ってるよ」 じゃあなんで……あ、もしかしてあれか? 好きなやつの悪口をつい言ってしまうとかゆう、アレか。 そうかそうか、それならよくわかるで。
840 :
831 :2006/06/12(月) 10:59:09 ID:???
翌日は朝からミサトさんのマンション行って、シンジを学校に誘った。 やっぱちゃんと登校させなな。 そしたら学校で、惣流から声かけられたのに、シンジは無視しおった。 おいシンジ、素直になれへんのはわかるけど、もうちょいこう、なあ。 「……なによ」 「……なんだよ」 いやスマン、なんでもないです。 ちょっとへこんどったら、綾波が来おった。よう、綾波! 「……」 無視かいな。いや待て、腹立てたらあかん。 よく見たら綾波、腹さすっとるやないか。そうか、腹減っとんやな。ワシの弁当やるわ。 「いらないわ」 なんやねん。みんな嫌いや。 その日出た使徒は、なんか紐みたいなやつやったらしい。 ようわからんけど、楽勝やったみたいやな。よかったよかった。
841 :
831 :2006/06/12(月) 11:00:01 ID:???
第2話 学校で、惣流と綾波に、この前の戦闘の活躍ぶりをほめたった。 よっしゃ、2人とも嬉しそうや。 ついでやから、綾波に授業の復習を持ちかけてみる。 なんか知らんが綾波、メガネちゅう言葉に引っかかっとったな。 肝心の勉強のほうは、まー、ボチボチや。 ちなみにシンジのほうは、惣流と一緒に復習をしとった。 うん、仲がええんはええこっちゃ。 お、シンジがまたなんか惣流に話しかけたで。 「ねえアスカ」 「……」 無視かいな。ちゃんと相手したれや、惣流。 お、シンジがこっちに来た。 「ねえトウジ、持ち物交換しない?」 来たで来たで! あのSDATとかいうダメ人間養成マシーンを取り上げるチャンスや! さあ選べシンジ。ワシの持っとるジュースとコンビニ弁当とお守りの中から、好きなのを選べ! 「ごめん、やっぱりいいや」 なんやねん。嫌いや。
842 :
831 :2006/06/12(月) 11:00:47 ID:???
次の日の朝、シンジを迎えに行ったんやけど、なんか知らんが断られた。 そこから学校行く途中、綾波のマンションの前通ったら、 なんかヒゲにメガネのうさんくさいおっさんが歩いとった。 怪しいな。綾波、一人暮らしらしいけど、大丈夫かいな。 まあそれは置いといて、学校や。 惣流の調子がええんでほめたったら、喜ばれた。 こらええと思って、ついでにシンジと仲良くなるよう頼んでみる。 「はあ? なんでそんなことしなきゃなんないのよ!」 そこまで強く断らんでも……っておい惣流! なんでこのすぐ後にシンジを授業の復習に誘っとんねん! わけわからんわ。 えっと、今度の使徒はなんか、宇宙に浮いとったらしい。 どうやったんか知らんけど、被害出さずに撃退できたそうや。 さすがエヴァはすごいのう。
843 :
831 :2006/06/12(月) 11:01:34 ID:???
第3話 エライこっちゃ。なんかワシが、エヴァ参号機のパイロットに選ばれてしもた。 ワシ、思わず人生について考えてしもたで。 うまく言えへんけど、なんかパイプいすに座ったような感じやったわ。 そんなこんなしとる間に、早速使徒が来おった。 なんや、空から落下してくるっちゅうけったいなやつでな。 ワシ、初仕事で正直びびったけど、なんとか落ちてくるのに間に合って、いてこましたったわ。 ハァ〜。それにしても、ワシがパイロットになあ。
844 :
831 :2006/06/12(月) 11:02:21 ID:???
第4話 学校でシンジから、半年前にミサトさんちでワシと一緒にテレビ見たときの話をされた。 そういやそんなこともあったのう。なつかしいけど、なんでそんな話してくるんやろ。 よーわからんけど、とりあえずシンジと一緒にネルフへ行って、戦闘訓練をしたわ。 ワシも世界を守れるエヴァのパイロットになった以上、ちっとは努力せんとあかん思てな。 シンジとの訓練は息がピッタリ合って大成功や。 その後、綾波がいたんでこっちも訓練に誘った。こっちの成果は、まあまあちゅうとこやな。 ただ綾波、ワシがパイロットになったせいで待機要員に回されたみたいやから、 訓練してもしゃあないちゅうたらしゃあないねんけどな。 ま、ええわ。ワシにはええ刺激になったし。 んで使徒や。今度のやつは顔が2つあるけったいなやつや。 ちゅうか使徒なんて全部けったいなんやけどな。 ミサトさんの作戦は、ワシとシンジ、惣流が鉄砲持って、 前線で横一列に並んで攻めるちゅうもんや。 で、ワシは一番ATが高いとかで、 使徒に接近して向こうのATフィールドをぶち破るよう言われた。 さすがミサトさん、作戦は大成功で、 シンジのポジ……なんとかちゅう鉄砲で使徒を打ち抜けた。 なんや、使徒と戦うんって、思てたよりずっと楽やんか。
845 :
831 :2006/06/12(月) 11:03:12 ID:???
第5話 今日は学園祭の日や。 んでシンジを誘いにミサトさんのマンション行ったら、 なんかドアが開いとった。無用心やのう。 そんで中に入ってみたら、ええ音楽が聞こえてくるんや。 シンジがでっかいバイオリン……ちゃう、チェロやチェロ。それ引いとったんや。 なんやシンジ、音楽は聞くだけかと思たら、自分でも演奏できるんやないか。やるのう。 そんなんがあって、シンジが弁当作ったり、 半年前に一緒にテレビ見た話(またかいな)とかしとったら、 あっという間に昼になってもた。 あかんあかん。慌てて学校行って、学園祭の手伝いしたで。売り上げはまずまずやったな。 さて、実はこの2日後が修学旅行やったりするんや。 普通、学園祭の2日後に修学旅行なんて日程ありえへんのやけど、 まあ、いつ使徒が襲ってくるかわからん時代やからな。 楽しめるときに楽しまな損するちゅうわけや。 ワシもこの日のために旅費を積み立てたし、惣流なんかも楽しみやゆうとったわ。 なのに当日になって、 エヴァパイロットはいつ使徒が来るかわからんから旅行行ったらあかん、やって。 なんじゃそれ。そんなんはよ言ってくれな困るわ。 タイミングええっちゅうか、みんなが修学旅行行ってる間に、ホンマに使徒が来おった。 今度のは黒くて丸い変なやつでな、わいがいてこましたろ思たら、 なんや、変な影の中に吸い込まれてしもたんや。 そこでさすがのワシもキョクゲンジョウタイちゅうやつになったんやろな。 なんか、ワシがもう1人出てきて、漫才してもた。 あれは自分でもウケたで。シンジたちにも見せてやりたかったわ。 その後のことはよう覚えとらんのやけど、なんかおかんの声が聞こえた気がして、 気がついたら病院で目ぇ覚ましたわ。 なんやったんやろな、一体。
846 :
831 :2006/06/12(月) 11:03:59 ID:???
第6話 なんか前回の戦闘引きずってたんで、今日はシンジ誘わず、一人で登校した。 そしたら、妹に頼まれて飛ばした折鶴が一匹、落っこっとったんや。 ワシと一緒に海に行きたい、か……。 今回の使徒は、鞭みたいなんで攻撃してくる、やたらすばしっこいやつやった。 ワシはマステマちゅう新兵器持って出撃したんやけど、 裏をかかれて、危うく本部まで攻め入られるとこやった。 けど惣流がうまいこと追いついて、一人で倒しおった。やるのう。
847 :
831 :2006/06/12(月) 11:04:45 ID:???
第7話 ミサトさんが昇進したらしい。ワシら、今んとこ無敵やもんな。 めでたいんでパーティー開いた。 ワシの尻芸見せたろ思たら、惣流に蹴られたわ。笑いのわからんやっちゃな。 次の日の夕方、双子怪獣の使徒が攻め込んできた。正式な名前? 知らんわ。 シンジと惣流が出て、いったん負けたんやけど、 とりあえずユニゾンちゅう訓練をやって、それで息の合った2人が次回迎撃することになった。 ワシもシンジや綾波と少し訓練したんやけど、 結局はまたシンジと惣流のコンビが出てって勝ちおったわ。 ま、意地を見せたっちゅうとこやな。 どうでもええことやけど、綾波が、 半年前に司令からプレゼントもらったときの話を嬉しそうにしてきおった。 あのヒゲメガネがプレゼントのう。想像つかんな。
848 :
831 :2006/06/12(月) 11:05:32 ID:???
第8話 学校行こか思たんやけど、ふと気が変わって、病院に行った。 看護士さんらに見つからんよう、妹連れて、海向かったんや。 そしたら途中で使徒が出おった。空気読めやボケ。無視したる、無視。 でも結局、妹はかえって体調崩して、 しかもワシがエヴァのパイロットになったことまでバレてもた。 ワシ、余計なことしたんかな。 あん、使徒? やたら火力の強いやつやったけど、ワシとシンジのコンビで軽くいてもうたったわ。 こんなところで怪我なんかできへん。妹心配させられへんからな。
849 :
831 :2006/06/12(月) 11:06:24 ID:???
第9話 ワシとシンジはマブダチや。 それはええねんけど、この頃シンジの様子が変やねん。 妙に近づいてきて顔赤らめて、 なんか、ワシも気ぃ緩めたら思わず抱きしめてしまいそうな感じや。 あかんあかん、ワシはノーマルやで。 気前のいいカミさんもろて、子どもは3人と決めとるんやからな。 そないなこと思とったら、シンジから聞かれた。 「ねえ、僕のこと、好き?」 そらなあ。まあ好きやからダチやっとるんやし、好き答えるしかないんやけど。 なんか空気が怪しいねんな。 そしたらシンジのやつ、「嘘だ」なんて言ってきおった。 どうしたんやシンジ、ちょい落ち着けや。 まあそんなこんなしてるうちに、使徒が出たんやけど。 今度のはミサトさんに言わせれば、「おツユタラタラ流してる」やつや。 実にナイスな形容やから、あいつの名前はおツユにする。これ決定な。 今回は惣流が頑張って倒したんやけど、弐号機は中破して、 惣流も軽い怪我で入院してもた。 街の被害もちょっと大きかったんやて。 さすがにいつまでも完全無敵とはいかんのかな。 あかんあかん、妹のため、世界平和のため、ワシらが弱気になってどうするんや。
850 :
831 :2006/06/12(月) 11:07:11 ID:???
第10話 学校でシンジにあいさつしたら、無視されてもた。まだ前のこと引きずっとるんかいな。 ちょっと落ち込み気分でネルフ本部行ったら、下手くそな鼻歌が聞こえてきた。 あかんなあ。こんなんより、ワシの尻芸のほうがよっぽどウケ取れるで。 ……と思とったら、こいつ、ワシの名前を知っとった。 なんや、新しいエヴァのパイロットかいな。それならそれと先に言えや。 今回の使徒は、遠くからビーム撃ってくる厄介なやつや。 レーザーか? まあどっちでもええわ。 作戦は、シンジがポジトロン……なんとかちゅうすごい武器持って、 ワシが盾でシンジを援護、 綾波は、なんちゅうか、適当な扱いやな。 ていうか綾波のやつ、この頃全然戦っとらんかったせいか、 かなり調子悪そうやけど大丈夫なんか? とか思てたら案の定、ビーム一発で零号機はやられてもた。 ワシはブチ切れて使徒に接近したんやけど、 やっぱビーム一発で盾をぶっ壊されて、ちょいやばいかなー思たで。 そしたらシンジがうまいこと、なんとかライフルで使徒を仕留めてくれた(シャレちゃうで)。 うん、やっぱやるときはやってくれるやつやのう。 そんで綾波なんやが、意識不明の重体って聞いとったのに、 3日後にはこの前入院した惣流と一緒に退院してきおった。 大丈夫なんかいな。
851 :
831 :2006/06/12(月) 11:08:00 ID:???
11話 体育の時間、ワシが女子のほうを見とったんやないかって、ケンスケにからかわれた。 確かに見とったけど、別に変なこと考えとったんとちゃうで。 なんせ綾波の様子が尋常やないんや。 普段から影薄いやつやけど、今回は存在感がほとんどないねん。 ATに換算したら、ぶっちぎりのゼロやな。 しかも話したら、私は3人目だから、とかわけわからんこと言うし。あかんわ。重体や。 で、なんか知らんけどシンジのほうは絶好調やねんな。 ATに換算したら、ぶっちぎりの100や。なんや、この差は。 とりあえず綾波がヤバすぎるんで、励ますようシンジに頼んどいた。 そしたらシンジのやつ、ちゃんと綾波に声かけたり、なんやプレゼント贈ったりしとったわ。 よしよし。 後はのう、この前来た鼻歌が下手なやつ、カヲルゆうんやけど、こいつも変でな。 ワシとシンジがしゃべっとったら割り込んでくるし、 急に半年前、ワシがミサトさんちで綾波の話に興味持ったゆう話をしてくるし。 なんでお前がそんな昔のこと知っとんねん。つーかワシ自身忘れとったわ、そんなん。 あと、惣流に近づこうとして、距離開けられたりもしとったな。 わからん。単に人なつっこいやつなんやろか。
852 :
831 :2006/06/12(月) 11:08:48 ID:???
次の日、学校行ったら、廊下でシンジとぶつかった。 目の前にシンジの股間があって、ワシ、思わず鼻血吹き出してもた。 いやいや、こんな書き方したら誤解招くな。ワシはいたってノーマルやで。 将来は気風のいいカミさんもろって、子ども9人作って野球チーム結成するって決めとるんや。 相変わらず綾波は元気ない。 そういやあのヒゲメガネ司令、綾波の保護者やったなと思い出したんや。 んで綾波を励ましてもらうよう頼みに行ったら、 なんか、日向さんに「私のことが好きか」とか何度も聞いとった。 ワシが知らん間に、ネルフの人間関係になにが起こっとったんやろ。 こわなって、結局綾波のことは言えずに帰ってしもたわ。 ええと、今回の使徒はいつもと違って、火山の中にいるのをこっちから攻めたった。 最初は捕まえる予定やったけど、なんか急に活動し始めよってな。 ワシは一撃喰らってもたけど、ほらアレや、理科で習った……膨張。 なにが膨張するんやっけ。マタンキか? まあなんでもええわ。 ともかく使徒は倒せたんやけど、危なく火山の底へ落ちそうになったところを、 シンジに助けられた。すまんのう。 んでちょっと怪我したんで、ワシ、生まれて初めての入院生活や。あー、暇や暇や。
853 :
831 :2006/06/12(月) 11:09:38 ID:???
第12話 ワシの怪我は軽かったんで、3日で退院できた。 そしたらちょうど、ネルフ本部で騒ぎが起きとってな。 なんとあのカヲルちゅうやつが、弐号機乗っ取って、実は使徒で、 地面の底もぐってって、サードインパクトでさあ大変なんやて。 いかん、自分でなにゆうとんのかわからんくなった。 ようわからんけど、ともかくシンジが説得したら、カヲルのやつも落ち着きおったわ。 全く、変なやっちゃな。 ああ、そんときシンジが軽い怪我をして、ワシと入れ替わりで入院してしもた。
854 :
831 :2006/06/12(月) 11:10:34 ID:???
第13話 シンジはまだ戻ってこうへん。なんやつまらんのう。 そしたらカヲルのあほんだらが、芸見せたるちゅうてきた。 なんや。今度つまらんもん見せたら、ワシが必殺の尻芸伝授したるから覚悟しとけや。 ……うお、こいつ、空からエヴァを呼び出しおった。 あかん。ワシの尻芸じゃ勝てん。どないしよ。 後はしばらく、暇な日が続いた。 ワシの参号機がやけに汚れとったんで、スタッフの人に掃除頼んだとか、それぐらいやな。 そしたらいきなり、なんとかゆう法令かなんかが発動して、 ネルフに軍隊が攻め込んで来おった。 そんとき、助けに来てくれたミサトさんは、ワシをかばって……死んでもた。 ワシ、ブチ切れて、参号機で出撃したんや。 なんやと? 敵はエヴァ9機? 上等やないけ。 こっちはワシの他に、惣流とカヲルがおるんや。負けへんで。 ん、なんやこのサイレン。 おお、よくわからんけど、変なおっさんが変なロボットで助けに来てくれた。 これで4対9や。こらもう楽勝やな。 それからのことは、記憶が曖昧や。ともかく、ワシらが勝ったことは覚えとる。 その後、綾波が巨大化したような気がしたけど、まさかな。 気づいたらワシは自分の家で妹に起こされとった。 家にはおかんもおとんもおじいもおって、家族みんなそろとって……。 ……なんやろ。なにか変な気ぃするけど、わからん。 まあえっか。明日から妹も夏休みやしな。みんなで海行こ。 (完)
>>854 乙! 尻芸とかトウジっぽくて笑った。
PSP版持ってないんだけど、ラストは「結局補完された」ってことなのか。
>>840 と
>>841 の
>なんやねん。みんな嫌いや。
>なんやねん。嫌いや。
で、トウジが('A`)ウヘアってなってるところが浮かんでワロタ。
GJ!
>>831 GJ!トウジのアホっぽさが出ててイイw
やっぱりトウジがいると明るくていいな。
乙! シンジがいい味出しているなw
>>854 乙です!面白かったよ〜w
SDAT取り上げようとするトウジの奮闘に笑った。
オッテュ
乙
おつ
863 :
831 :2006/06/16(金) 21:14:08 ID:???
>>855-862 好評みたいでよかった。ありがとう。
さておき、そろそろ他の人のリプレイ投下に期待。
冬月リプレイって書いてる人いなかった気がするからやってみた。PS2版。 第壱話 「補完される心」 特務機関ネルフにおいて、副司令というポジションについている私だが 最近気にかかることがある……。 ずばり、サードチルドレン・碇シンジ君についてだ。 父親の碇ときたら仕事に没頭するばかりで、大事な我が子を 幼い時から他の家に預けっぱなしだったというのだから呆れる。 シンジ君とはネルフで挨拶をしたりはするが、今のところそれ以上の間柄ではない。 だがここはひとつ、不甲斐ない碇に変わって、私が彼のことを気にかけてやらなければな。 何しろ彼は、あのユイ君の、ただ一人の息子なのだから。 手始めに、周りの職員にシンジ君の評判を聞いてみることにした。 まずは葛城一尉。今一緒に暮らしているのだから、シンジ君についてよくわかっているだろう。 「……」 あっちゃーといった表情。何かまずいことでもあったのかね。 ならば、葛城邸に出入りしているらしい加持君に聞いてみるとするか。 「えーと今何の話をしてましたっけ?」 しれっとした口調でとぼけられる。 そんなことをしているうちに、深夜になったので自宅へ。年のせいで、徹夜は堪えるからな。 その代わり早起きは得意なので、出勤はいつも早めだ。 次の日の朝、発令所へ行くと青葉二尉が仕事をしていた。意見書を差し出される。 ご苦労。後で目を通しておこう。ところで、君はシンジ君についてどう思うかね? 「…そういえば俺最近(ry」 早口で話題を変える青葉二尉。 馬鹿な。あまりに不自然すぎる。シンジ君の話題は、何かのタブーだとでも言うのか? 私はこの件について、更に深く調査していく決意を固めた。 第伍使徒・ゼルエル。エヴァ全機被害なし、街の被害軽微。
865 :
864 :2006/06/17(土) 05:31:58 ID:???
第弐話 「あふれよわが涙、と警官は言った」 さて、前回の調査の続きから始めるとするか。 ここはひとつ、彼と同世代、すなわち他のパイロットに聞いてみるのが得策かもしれんな。 アスカ 「…そういえば(ry」 (話をそらす) レイ 「………」 (無視) なんだこの反応は? ますます意図的なものを感じる。 一方、自分が皆からはれものあつかいされていると気づいていないシンジ君は、 学校に提出する書類に父親のサインが必要な件で、頭を悩ませているようだ。 そんな中、興味深い出来事があった。 碇が私に近寄ってきたので、業務連絡かゼーレの動向についてか、と思ったら 「…シンジは、どんな人間だ」 と尋ねてきたのである。しかも、二回連続でだ。 「可愛いところがあると思うが」と答えると、碇は少し微笑んで礼を言った。 うむ。やはり、お前は内心シンジ君のことを気にかけているのだろう? 「私はやつが嫌いなんだ」 …もういい年なのだから、屈折もほどほどにな…。 その夜、第七ケイジでエヴァ稼動状況を確認していると、シンジ君がやってきて雑談になった。 するとそこに、ひょっこりと碇が現れ、こちらへ近づいてきたのである。 驚くべきことに、シンジ君は碇に向かって自分から話しかけた。あの書類の件だろうか? 悪くなさそうな雰囲気のまま、会話は終了した。よくやったぞ、シンジ君。その調子だ。 第六使徒・レリエル。零号機、弐号機小破。レイが軽症で入院。
866 :
864 :2006/06/17(土) 05:33:02 ID:???
第参話 「最後から二番目の真実」 シンジ君のことに構ってばかりのように見えるが、もちろん副司令として 司令室で業務をしたり、意見書を受け取って可否を判断したりと 仕事に一切手は抜いていない。 省略したが、前回は停電でネルフ内の空調設備が全面的にストップするという 大事件もあったりしたのだ。 例のバケツのおかげで「暑さに慌てふためく司令達」というみっともない姿を 部下の前に晒すことは免れたが、まったくもって忌々しい数時間だった。 ところで、何故だか最近、自動販売機コーナーに出入りすると 赤木君や伊吹二尉といった女性メンバーからじろじろ見つめられることが多い。 何かと思って見返すと、「やだ…もう!」と赤面される始末だ。 まさか……まさかとは思うが……!! ……うむ、大丈夫だ。ズボンのチャックはきちんと閉まっている。 「やだー、副司令ったらチャック全開で徘徊してるー」というオチではないようだ。 私はトイレに行く回数が多いから、万が一にもうっかりせぬよう気をつけねばならないな。 そろそろお前も気をつけたほうがいいぞ、碇。 第七使徒・サハクィエル。 零号機、初号機、弐号機それぞれ小破。パイロットは軽症により入院。数日で退院する。
867 :
864 :2006/06/17(土) 05:34:04 ID:???
第四話 「心にかけられたる者」 私が心にかけている者といえば、シンジ君の他にはあの少年…… 渚……渚カヲル、と言ったな。老人達が送り込んできた不気味な存在だ。 だが、所詮はまだ子供だ。恐るるには足りん。 などと思っていたら、 「で、いつ日本に届くんです? ロンギヌスの槍は」 と、彼は雑談がてらに、機密事項をあっさりとした表情で聞いてきたのである。 次の日、槍はネルフへと搬入された。まるで渚の問いに答えるかのように。 そして同日、私は決定的な瞬間を目撃した。 場所は第七ケイジ。 そこにはレイ、アスカ、シンジ君、渚カヲル、とエヴァのパイロットが集結していた。 戦闘まで恐らくあと数時間足らず。 各人のコンディションを調整しなければならない時だ。 パイロット達と雑談を交わしたりしつつ、ATの変化に気を配っていると…… なんと、渚はシンジ君にやけにまとわりつき「動揺させる」行動を 繰り返していたのだ!! 恐らく彼は、エヴァを操るパイロットの未熟な自我につけ込み、使徒との戦闘に 干渉しようとしているのだ。つくづく陰湿な作戦だな。 だが、私がこの事実に気づいたからには、奴ら──ゼーレの老人達の思い通りにはさせん。 それが副司令としての、私のプライドだ。 第八使徒、アルミサエル。零号機中破、初号機・弐号機小破。街の被害中規模。
868 :
864 :2006/06/17(土) 05:35:00 ID:???
第伍話 「堕ちてゆく僕たち」 渚カヲルを使ったゼーレの作戦に対抗するには、ネルフ内部の結束を高めるしかあるまい。 というわけで、部下達やパイロットと自動販売機前で積極的にコミュニケーションを取る。 心なしか、私も少々フランクな性格へと変わったようだ。 だが、幾らなんでも伊吹二尉に「今、何をしたいんですか?」と聞かれて 「トイレへ行きたいんだ」 と焦った顔で返答することはなかったのではないかと思う。 あまりの恥ずかしさに壁を連続殴打したい気分だが、更に呪わしいことに 私くらいの年にもなると、常にATが安定しているときたものだ。 やけに不安定な日向二尉が羨ましいな…。 碇から「我々の未来は、どのように進むのだろうか」と相談を受けたので 「今が正念場だな」と答える。 この前の渚カヲルの件といい、不気味な動きが多い。 ところで、最近やけにネルフ施設内でシンジ君の姿を見かけるようになった。 夜の9時にネルフに来て、夜の11時にネルフの食堂で1人食事をする、というのは よほど葛城君宅に居辛い理由でもあるのだろうか…?? 第九使徒、サンダルフォン。弐号機中破、パイロット軽傷。
869 :
864 :2006/06/17(土) 05:35:52 ID:???
第六話 「すべての時間が噴きでた夜」 エヴァ十三号機までの量産が決定。 前回のアメリカ支部消滅事件もそうだが、 老人達はいよいよ本格的に動き始めたようだな…。 碇に告げたとおり、我々のシナリオは正念場を迎えつつあるようだ。 などとトイレを出てシリアスな考えに浸っていたら、葛城一尉が近づいてきて 「オススメのおいしいものがあったら、私にもください…」と 上官である私に向かって、食料を要求してきたのである。 ネルフ食堂は一体何のためにあるのかね?と皮肉を言うのも面倒になって 夜食用のコンビニ弁当を渡すと、その場で凄い勢いでそれをたいらげる葛城君。 …現保護者であるはずの葛城君がこのだらしなさときては、 シンジ君は、家でまともな食事を与えられていないのではないだろうか。 私は彼のネルフ通いの理由を察し、痛々しい気分になってしまった。 第拾使徒、サキエル。零号機、弐号機中破。パイロット軽傷。
870 :
864 :2006/06/17(土) 05:36:44 ID:???
第七話 「そして目覚めると私はこの肌寒い丘にいた」 その日、ネルフ内はどこかギスギスした雰囲気に包まれていた。 都市被害こそ中規模のまま抑えているが、皆、激務続きで疲れが出ているようだ。 次の日、葛城一尉の心の迷宮を偶然目撃してしまった。 「こんなところでつまづくと思っていなかった。自分にも他人にも……」 仕事に疲れ果てている様子がうかがえる。 パイロットの生活管理までも彼女に任せたのは、荷が重すぎたかもしれんな。 シンジ君達パイロットが、ネルフ食堂で夕食をとる光景も、もう当たり前になっている。 私も一緒に食事を取り、皆で雑談をするのが最近の習慣だ。やれやれ。 第拾壱使徒、アラエル。零号機、弐号機小破。パイロット軽傷。 ロンギヌスの槍については、老人達が黙ってはいないだろうな。気を引き締めなければ。
871 :
864 :2006/06/17(土) 05:37:39 ID:???
第八話 「旅にでるときにはほほえみを」 最近、シンジ君がかなり明るくなったようだ。 夕食の後、「今度、どこかへ遊びに行きませんか?」と無邪気にはしゃいでみせたり、 「好きな人がいるんだけど、どうしていいかわからなくて……」と恋愛の悩みを打ち明けたりと 私のことを相当信頼してくれているのが伝わってくる。恐らく、父親の碇よりも。 しかし、シンジ君───すまない。私は君の思うような、立派な大人ではない。 私は回想する。 実は前回、渚に接触し、情報収集をしてくれないかと頼んでいたことを。 私の求めるものは、ゼーレの情報ではなく、ネルフの更なる深層。 ゼーレ側の渚と、この点においてお互いの利害は一致しているともいえる。 予想通り、彼はあっさりと承諾した。 今日、第7ケイジで渚と二度目の接触を行う。 情報の交換ができるかと思ったのだが、結局今回も何も得ることはできなかった。 「槍なくしてはあの計画を遂行できないはずだ。いや、やはり初号機を……」と 動揺しているような台詞を残す渚。 この様子だと、ゼーレの老人達も相当苛立っているに違いない。 そして、加持君が姿を消した。 後で入った情報によると、老人達による「見せしめ」の矛先が、彼に向かったらしい。 旅にでるときには……やけに全てを見透かしたようなタイトルだったが、 これもシナリオ通りなのだろうか。 加持君、君は最期まで、いつものように微笑んでいたのかね? 第拾弐使徒、マトリエル。零号機中破。初号機、弐号機小破。パイロットは全員軽傷。 都市被害───甚大。
872 :
864 :2006/06/17(土) 05:38:52 ID:???
第九話 「かくて光あり」 二人目の綾波レイが死んだ。何もかもが、加持君の時と同じ手口だった。 「もう、後戻りはできない。全ては決定された事なのだ」 「甚大」を示した都市被害、そして今回の事件。現状を目の当たりにして、碇はそう呟いた。 渚とまた第7ケイジにて接触。「計画書などの類があったら見せてくれないか?」と聞いてみたのだが、 全然見当はずれとしか思えない物を私に押し付け、彼は去っていった。 「パターン青! 使徒です!」 悲鳴のような日向君の声で、我に返った私は巨大スクリーンを見つめる。 そうだ、今は戦闘のことを考えなければ。 零号機はダミープラグを使うしかあるまいし、弐号機のアスカはまだ入院している。 実質、初号機のみで使徒と対峙せねばならん。これは難局だな。いや、待て、これは! それからの出来事は、永遠にも、一瞬のようにも感じられた。 セントラルドグマへ降りる、赤い機体。それを追う、もう一体のエヴァ。 途中で両機はかつてなく強力なATフィールドに包まれ、全ての通信が遮断された。 ヘヴンズドアの内側で、何が起こったのかはさだかではない。 全てが終わった後に我々が見たものは、立ち尽くす初号機と、 その手に握られた「使徒の残骸」。かつて、渚カヲルと呼ばれていた存在だった。 老人達は───まさかこのために、初号機しか使用できないという状況を作り出したのか? そしてこの時、ようやく私はある事に思い当たった。 昨日、渚が私に渡したのはネルフスタッフID……あれはフィフス・チルドレンの証を放棄し、 自らが使徒化するというメッセージだったのだと。 これにもっと早く気づいていれば、もっと違う未来…… 例えば、シンジ君に渚を説得させ、再びフィフスに戻すということも有り得たのかもしれない。 だが碇の言葉通り、もう、後戻りはできないのだ。私は唇を噛みしめた。
873 :
864 :2006/06/17(土) 05:41:10 ID:???
第拾話 「コウスルト感ジマスカ?」 支援兵器が到着する。 頼んだ覚えもないのに、ずいぶん色々と来るものだな。 碇は相変わらず黙々と業務に励んでいる。 シンジ君との関係も別に好転する気配はない。 せっかくシンジ君がネルフに日参しているというのに、気の利かない奴だ。 今日はシンジ君から思わぬプレゼントがあった。香水袋だ。 私が誰かからプレゼントを貰うなど、滅多にないことだな。 しかし、香水袋という変わったものを、よりによって私にプレゼントしてきたのは 「そろそろ加齢臭が気になりますよ」というメッセージでないことを……祈る。 第拾四使徒、ラミエル。零号機、弐号機大破。初号機小破。被害甚大。 都市被害が広がり過ぎなかったのは、支援兵器のおかげかもしれんな。 第拾壱話 「無辺への切符」 第7ケイジで、エヴァの稼働率をチェックみるが、そろそろどの機体も限界のようだ。 初号機の場合、半分弱しか稼動していない。これでは不安だが……うむ。 その後間もなくして、召集のサイレンがネルフ内に鳴り響いた。 第拾伍使徒、シャムシエル。 弐号機が出撃できないまま、二機のエヴァで高速移動する使徒に立ち向かっていく。 街は壊滅してしまたものの、かろうじて、使徒は殲滅された。 そう、それは本当に「かろうじて」だったのだ。 零号機はまたしても大破、そして───初号機のロストと、パイロットの死亡。 それが、私に突きつけられた冷酷な現実だった。
874 :
864 :2006/06/17(土) 05:50:32 ID:???
最終話 「眠れ、安らかに」 ───数日後。モニターが瞬く間に真っ赤に染まり、"敵"の侵入をけたたましく知らせた。 相手は使徒ではなく、同じ人間だった。 そしてついに、敵は発令所へ侵入───ターミナルドグマ占拠のため、BC兵器を散布した。 私はゆっくりとうなずき、自爆装置を作動させた。 「残り60秒」 無機質な合成ヴォイスが、ここにいる者たちの余命をカウントし始めた。 恐らく、知っているのは私だけだろう。本来ならばここにいるはずの人物……碇の居場所を。 私がシンジ君と楽しく会話している間、仕事をしている碇のことを、 つまらない奴だと心の底では思っていた。だが違う。私は、ようやく碇の行動を理解した。 「残り30秒」 碇は目の前の息子とのコミュニケーションに割く時間を仕事に費やし、 結果としてエヴァと使徒との戦闘を、強力にサポートしていたのだと。 今となってはわからないが、あの支援兵器も碇が発注していたのではないだろうか? 「残り20秒」 碇は地下へ向かい、アダムとリリスの融合を試みているはずだ。 ここが爆破されても、巨大な地下空間全体が崩落するまでには多少時間が残されている。 その間に融合を開始することができたなら……碇、お前の勝ちだ。 「残り、10・9・8・7……」 私はもういい年だ。先に眠らせてもらうとするよ。 目の前で白い光が弾けた瞬間、私は碇にかけた最後の言葉を思い出した。 ───「ユイ君によろしくな」と。 《終劇》
乙。いい感じに悲劇的になってるな。
オッテュ
乙。
乙。冬月先生かっこいいな。
879 :
784 :2006/06/18(日) 13:35:35 ID:cNI2xyfL
みなさんお久しぶりです。堕天使・渚カヲルです。 風の噂でシンジ君の成長を妨げるSDATなる呪われた物をが持ってると聞きました それはいけないな・・・彼は僕の大事な親友だ。 それとなく取り上げるとしよう・・・ ・・・・・・作戦は成功。SDATを手に入れる事は出来た。さてあとは・・・これをどう処分するかだが・・・ そんな事を考えながら町を歩いているとコンビニから相田君が出てくるのを見かけた チャ〜ンス(キラリーン) カヲル「やあ、相田君。買い物かい?」 ケンスケ「あ、渚か。そうなんだよ。俺、親父と二人暮らしなんだけど親父の帰りがいつも遅くってね。だから俺がメシの準備してるんだよ」 カヲル「そっか、大変だね。あ、そうだ。よかったらこれ貰ってくれないかな?さっき福引で当てたんだけど(嘘)僕は機械オンチでね。持っていてもしょうがないんだ(シンジのSDATを差し出す) ケンスケ「え?いいの、サンキューサンキュー」 カヲル「喜んでもらえて僕も嬉しいよ(なんか持っていると僕までコレに呪われそうで嫌だからね)」 それから僕と相田君はすこし話をして別れた。相田君の手にはしっかりあのSDATが握られながら・・・ そうだ、ちょうどコンビニの前だし、ノートを買って帰ろう。 相田君がこれからどういう風になっていくかを記録するノートを♪ ネルフの機密情報をハッキングするという別の楽しみも出来たし明日からまた楽しくなりそうだ。
880 :
830 :2006/06/19(月) 22:43:46 ID:???
やっと暇を取れました PSP版のシンジシナリオです 次は明日になりそうです
881 :
830 :2006/06/19(月) 22:45:39 ID:???
PSP版「でも、この世界が好き」 第一話 自分の部屋のふすまを開けるとアスカがいた。「あ、おはよう」僕は軽く挨拶を交わす アスカからはまともな返事が返ってきた。ふぅ良かった 続けてペンペンにも挨拶、ペンギン語?で返事が返る ミサトさんは・・・どうやら出掛けたみたい。たいして仕事してないくせに・・・きっと今も加持さんといちゃいちゃしてるに違いない。僕もそろそろ学校へ行こうかな 授業が終わり放課後に。あれ?トウジやケンスケがいない?少し探してみるとトイレにいた。きっと授業中ずっと我慢してたんだろう。二人とも 「トウジ、こんにちは」ってトウジ!ケンスケ!なんで走って逃げるんだよ! ふぅやっと追いついたよでも特に何もなかったね じゃあそろそろネルフ本部へ行こうかな。アスカを誘ったけど断られたよ一人で登庁しよう・・・ ネルフに着くとミサトさんからデフコンの説明を受ける。ふぅこの説明もう何度目か・・・ 自販機コーナーに行きリツコさんに話しかける。返事はそっけない・・・はぁ・・・ あっ日向さんだ話しかけよう。返事はそっけない・(ry あっ加持さんだ話しかけよう。返事はそっk(ry やっぱり僕はだれからも愛されてないんだ。場所を食堂に移動 あっと、父さん・・・聞いてよ父さん僕の心は傷ついたんだ父さんだったら分かるよね 僕の気持ち・・・ 父さんに話しかける。返事はそっけない・・・。裏切ったんだ!父さんは僕の気持ちを裏切ったんだ! もう・・・帰ろう・・・食堂から逃げ出すように走る しかし綾波から何を食べるか尋ねられる。僕が目玉焼き定食を選んだ 話しかけてくれてありがとう綾波。でも僕は今日はもう家で寝るよ 家に着き自分の部屋のふすまを開ける。そのときに綾波、襲来 僕を心配してきてくれたんだねでも居留守をするよ。ふとんに潜り込む 朝になり起きる。学校に行きまた家に帰り寝る・・・寂しいよ母さん・・・ 朝起きて使徒襲来。 第四使徒 ラミエル 被害:初号機 中破 弐号機 損害なし 零号機 損害なし 街:軽微
882 :
864 :2006/06/20(火) 17:31:04 ID:???
>>875-878 遅レスだがありがとう。
冬月先生はトイレと眠気の欲求が激しいし辛かった……。
あとNPC職員達が「対人防衛施設の増強」の意見書をまったく出してくれないのは謎だ。
エヴァ修理>自販機>対人防衛みたいな優先順位でもあるんだろうか。
じゃ、他の人のリプレイ投下も始まったし期待してる。
883 :
830 :2006/06/20(火) 17:47:58 ID:???
第二話 部屋からでるとみんなそわそわと歩き回っている。何かあるのかな? とりあえず学校へ行く。授業が終わり、誰とも話さずにネルフへ。 ネルフに着くと鼻歌が聞こえる。何だろう? どうやらフィフスチルドレンのカヲル君が来たみたいだ。 自販機コーナーへでも行こう。しばらく歩いていると青葉さんがいた。 青葉さんに前回の使徒戦の事を話す。青葉さんはホントに大丈夫なのか?とか死なれたら悔やみきれないとかいってきた。・・・はぁ・・・ 仕方なく家に帰りミサトさんと適当に話して就寝。 朝起きても最悪な気分だ。とりあえず学校へ。 何事もなく家に帰る。就寝。次の朝、使徒襲来 第五使徒 マトリエル 起動指数ぎりぎりだったけどアスカが途中でエヴァとシンクロできなくなってしまったけど何とか殲滅。 被害:初号機 損害なし 弐号機 大破 街:軽微
884 :
830 :2006/06/20(火) 18:31:57 ID:???
第三話 ATも平均並になりミサトさんからお小遣いを要求し学校へ。 途中でトウジから体育の時間に女子を見てただろ?と言われた そ、そうかもしれない。クラスメイトと適当に話しカヲル君を誘ってネルフへ行こうとしたけどカヲル君からはあいまいに断られる。一人で登庁・・・ ネルフにつくと修学旅行には行けないと言われる。まぁうすうすこうなるだろうと思ってたけどね。 四日後 今日は学校へ行かずネルフへ。自販機コーナーへ行っても誰もいない・・・。みんな働いているのか・・・。仕方なく大浴場に入ったり射撃訓練をしてすごす しかし誰も来なかったので学校へ。教室に入ろうとした時、派手に誰かとぶつかり転倒 いてて、ててぶつかった人はトウジだった。いろいろ妄想した結果、鼻から血が・・・ 家に帰り、とりあえずテレビを見る。テレビを見た後就寝。 朝、起きる。アスカと挨拶しとりあえず学校へ。今日はケンスケだけしか登校してない。みんな何かあったのかな? ケンスケと授業の復習。結果はイマイチ。 ネルフに行き、スタッフと適当に話す。家に帰り就寝。 朝になり箱根駅へ。カヲル君がいる。話しかけよう。 「今の体調はどうだい?」今は普通だよ。この情報で彼が利益になるのか分からないけど関係を良くする為にね。元々カヲル君は言ってる事がよく分からないしね。 話していると使徒襲来。 第六使徒 レリエル 使徒に取り込まれていろいろ僕の影と対話。 後、エヴァが暴走し使徒をぶち破り殲滅。 被害:初号機 損害なし 弐号機 損害なし 零号機 損害なし 街:軽微
885 :
830 :2006/06/21(水) 19:04:31 ID:???
第四話 どうやら今日は支援兵器がネルフに届いたみたいだ。学校へ行く。アスカが授業の復習を誘ってきた。 別に断る理由もないので一緒にする。結果は良くもなく悪くもなくといったところかな。 復習を終わらせ一緒にネルフへ行こう。と誘ってみる。 返事はOKだった。 一緒に登庁しネルフに到着。後で戦闘訓練も一緒にする。結果はイマイチだったけど・・・ 終わった後はもう7時過ぎ、早く帰らないとミサトさんから怒られるので帰宅。 風呂に入り就寝。今日は寝るのが少し遅かったかな。 朝になり学校に登校したが・・・あろうことか授業中に居眠りしてしまった。 きっと昨日夜遅くまで起きていたからだ・・・ だが後でトウジと授業の復習をしたのでなんとかこれからの授業についていけそうだ。 もっともトウジも居眠りしてたのなら意味ないが・・・ ネルフに行き父さんを見つけ話す。家に帰ると使徒襲来 第七使徒 サンダルフォン 被害:初号機 損害なし 弐号機 同
886 :
830 :2006/06/21(水) 20:49:13 ID:???
第五話 朝起きて学校に登校。授業も普通に受ける。 カヲル君に話し掛けられた普通に対応する。そのままネルフに一緒に行くことを誘ったら断なれた。どうやらカヲル君は誰かと一緒とゆうのは嫌いなようだ。 仕方なく一人で・・・。ネルフに着くと使徒襲来。 アスカと出撃したけど相手が分裂して敗退してしまった。 アスカからボロクソ言われるがこっちも反論。 最後はミサトさんから怒られた。次はユニゾンに高いパイロット二人が出撃するようだ。 翌日 朝一に学校へ行き委員長と天気の話題や宿題をしてきた?など話す。 授業が終わりネルフへ行く。アスカがいたのでユニゾン訓練を結果は・・・まあまあ 訓練終了の後でスタッフに仕事の調子をを聞いた。皆、順調な様だ。 みんな頑張ってるんですね。みんなと適当に話し家に帰宅。就寝。 起きるとアスカから香水袋をプレゼントされる。ありがとう、アスカ。 嬉しくなってアスカと一緒に登校。授業が終わると使徒襲来 第八使徒 イスラフェル 出撃パイロットはアスカと僕。 被害:初号機 小破 弐号機 同 街:軽微
887 :
830 :2006/06/21(水) 21:40:02 ID:???
第六話 ふすまを開け誰とも挨拶せずに学校へ。毎日学校へ行ってる僕は偉いな。 そして誰とも会話せずにネルフへ。食堂に父さんがいる。話しかけよう。 仕事の調子を尋ねると芳しくないみたい。僕は邪魔だった?とあやまった。 前回の使徒戦の話をする。 シ「この前の使徒、勝ったよ。何発か当たったけどね・・・」 ゲ「勝たなければ困る」 どうやらこの調子でいけとゆう意味らしい。 話した後は風呂に入り家へ。就寝。 起きて学校へ。今日はよそ見をして授業に集中できず・・・ ネルフへ行き父さんと話す。途中で使徒襲来。 「さあ、行くよ。おいで、アダムの分身、そしてリリンのしもべ」 第九使徒 タブリス どうやら弐号機が勝手に起動したらしい 原因はカヲル君みたいだ カヲル君はホントは使徒だったみたい 僕が彼を止めるまずは弐号機にパンチ! 次はカヲル君と対話。今のところ考え直す気はない 弐号機を殴りまくって停止させる これでカヲル君と話せる!暫く説得を試みる 説得の甲斐ありカヲル君はこれからもフィフスチルドレンとしているらしい 被害:初号機 損害なし
888 :
830 :2006/06/22(木) 19:31:18 ID:???
第七話 アスカに挨拶しミサトさんからお小遣いを貰い学校へ。 トウジと授業の復習をする。結果は・・・かなりはかどった! そろそろネルフへ行かないと、今日は約束があるんだった。 ネルフへ行く。到着すると父さんがいる。 今日は一緒に母さんのお墓参りに行くんだ。 これを機に仲良くできたらいいけど・・・。と僕は心の中で思う。 翌日 アスカに挨拶しペンペンがミサトさんに近づきミサトさんから引かれているのを見ながら登校。 カヲル君と話す。そのまま本部へ一緒に登庁。 父さんがいる・・・。仲良くなる為にいろいろ話す。 仕事の調子は順調な様だ。 アスカと戦闘訓練を行い、家に帰宅。 一日の疲れを取るため風呂に入り就寝。 深夜に使徒襲来 第十使徒 シャムシエル 被害:初号機 損害なし 弐号機 同 街:中規模の被害
889 :
830 :2006/06/23(金) 21:58:22 ID:???
第八話 ミサトさんからお小遣いを貰う。ついでに父さんの事を尋ねると僕の態度に突っ込まれた・・・ 学校へ行こう。ケンスケと授業の復習をする 結果はまあまあだ。 ネルフへ向かう。父さんが自販機コーナーでベンチに座って休んでる。 話しかけよう。どうやら仕事の調子はいいようだ。 綾波と戦闘訓練をする。結果はまあまあだ。 終わった後も父さんはベンチに座っている。疲れているのかな? 差し入れとして入浴剤とプリンとコーヒーをプレゼント。 良かった。喜んで貰ってくれたよ。 家に帰宅。アスカといろいろ話す。就寝。 起きてネルフに行く。今日も父さんがベンチにいる・・・。 仕事の調子を聞くとこれまた順調らしい。順調だからといってサボりすぎだよ!父さん! ぼーっとしていると使徒襲来。 第十一使徒 サハクィエル 被害:初号機 損害なし 弐号機 同 零号機 同 街:中規模の被害
890 :
830 :2006/06/23(金) 22:00:30 ID:???
第九話 朝。起きて学校へ行かずネルフに行く。やはり今日もベンチに父さんがいる。話しかける。 だんだん父さんが僕にやさしくなっている気がする。 僕と父さんは仲良くなれたみたいだ。あることを心の中に決めてネルフを出て学校へ行く。 授業が終わりネルフへ行く。父さんの姿が見えない。仕事をしにいったのかな?しばらく探すが見当たらず・・・。 今日は誘えないな・・・。とぼとぼと家に帰る。 ふと箱根駅に行くとそこにはベンチで休んでいる父さんが・・・! 僕は思い切って話す。 「・・・と、父さんって休みの日はないの?」 僕は聞いた。どうせこんな事を聞いて怒られると思っていた しかし父さんは僕の思っていたこととは大違いのことを言った。僕は釣りに誘う。 数日後・・・ 僕と父さんは防波堤に来ている。おそろの麦わら帽子を着て釣りをしている。 なかなか魚は釣れない・・・ ふと父さんのお腹が鳴る。僕は用意しておいた弁当を取り出す。 父さんと昼ごはんにはちょっと早いけど一緒に食べる。 父さんはおいしそうにごはんを食べてくれる。 僕は食べながら父さんのことを考える。 今まで憎んでいたけど今はこんなふうに仲良くしている 「一匹も釣れんな」と父さんが言う 「でも、僕は・・・僕は楽しいよ」と僕は言った ・・・・・・・・・・・・・ 少し沈黙する。 僕は言った「父さん、今日はありがとう」 「ああ、シンジ。今日はありがとう」 〜完〜
891 :
830 :2006/06/23(金) 22:06:50 ID:???
長くなってしまって申し訳ありませんでた 釣りENDでおわることができました 誤字・脱字があるかもしれません 自分、文才はないほうなんで少々おかしいところがあるかもしれませんが
>>830 乙でした。第一話の鬱々具合から釣りエンドか〜。
やっぱり釣りエンドはいいねぇ。
>>830 乙でした
毎日毎日ベンチに座っているゲンドウ…想像すると和むなw
オッテュ
前スレのログ持ってる人いない?
>>895 ネットアーカイブに757レスまでなら残ってる。
自分が持ってるのは880レスのまで。
保全
ほし
保全
保守
へ // \ /__/________\ \ ヘ / )))))) . \ヘ../  ̄|―| ̄ ̄|_| ̄|―
hoshu
保守
定期保守
ファフナーになってるスレはここですか?
とりあえずageておくけど 漏れもやってみていいですか? PSP「折れた翼」なんですが。
だめ じゃないよ イインダヨ
このスレ見て買ってしまった。 ミサトシナリオがタノシス
じゃあやってしまいたいと思います、PSPカヲルシナリオ。 異常なノリだけどその辺は…なんとか。 第一話「折れた翼」 どうも、渚カヲルです。 みんなご存知の通り僕は歌が大好きだ、だから何だって?まぁ落ち着きなよ。 そんな僕だから現世…『ここ』に存在してるある物が気になっている。 …そう、その名はSDAT、生憎僕はコンビニに行けないし そんな物を意識して買う人はゼロだろう、となったらデフォで持っている人物… 碇シンジ、この人がターゲットだ、この人から強奪するしか手は無い。 ミッション:SDAT強奪、終了したらシンジ社会復帰、使徒をひたすら殲滅。その他
とにかく学校へ向かう事に、ネルフからのスタートなので少々遅刻する。 さわやかな朝、さえずる小鳥、最高の気分だった。 …さっそくターゲットが学校に来ていない事以外は・・・orz 二日目も、三日目も、視界に移ることさえない、 (ケンスケから奪い去った携帯で)諜報部に調べてもらうと ほぼ必ずいつも自宅にいるようだ、 イキナリ引きこもり!?…ミッション1、2早くも難航の予感、 ついでに第四使徒「レリエル」襲来。 ハイ、皆さんご存知の通り飲まれましたよ、普通にガバーッと その後、ご存知の通りエヴァ脱出、引き裂いて殲滅。 エヴァ、全機損害無し、 同パイロット、全員無傷 都市被害、損害無し。
リプレイマダー?
hozen
ほしゅ
保全
hosyu
スレチスマソ PS2版のエヴァ2の全シナリオ出現コマンドってどーやんの?
よろしこ
シバムラティックで鬱プレイしてみた 学校いかない、友達いない、家出しまくり、挙句に辞表。 ミサトは死ぬしオペレーターズも死ぬ 使徒も止められず、綾波に自爆してもらうヘタレっぷり おまけにトウジは潰すしカオルも死なす 最後は量産機に勝てず、3rdインパクト敗北Ver発動 これぞ望んだ通りの結末!!! 劇中より暗い・・・鬱だ・・・・・
それでも量産機戦までたどりついてるのがすごい 1stプレイでミサトが暗殺されたのが今でもトラウマ…
すご
>>921 とは逆に「使徒、襲来」でスーパーシンジプレイに挑戦中
学校ほぼ毎回登校、みんなから好かれる、常に高AT
トウジとカヲルは無事パイロット就任。夢のエヴァ五体配属!
戦闘は、ほぼ毎回全員無傷で街の被害も軽微
白兵にも長けて、誰も死なせない
アスカと綾波からの愛情も高く、鋼鉄のような三角関係
そして最後はゲンドウと釣りに行ってハッピーエンド
そんな平和なエヴァを目指してプレイ中。
おつ
保全
絶好調→死亡で日記つけようと思ったのに、うっかりバルディエルとイロウル以外全部殲滅。終末モードに。 そしてたった今、量産機に完勝。…アルミサエルが前半に出たのが痛かった
どうせ死ぬならアルミサエルに殺されたいよね、派手だし泣ける 特にアスカで死ぬ時が・・・ 「誰か・・・助けてよ・・・」 惣流・アスカ・ラングレー 死亡 ウッ(´;ω;`)
>>928 同意。初めは釣りエンド可、カヲル君もトウジも死ぬ心配無し、レイが代わったりアスカが凹む事もなく幸せ!
って劇的状態で自爆させる気だったんだが…ゲンドウが照れ屋さんすぎて間に合わなかったorz
>>928 あれ、プレイヤーキャラが助けることが出来たらもっとよかったのにな
>>930 もしあそこで初号機が暴走してアルミサエル引きずり出して
食べたりできたら初号機に惚れ直す
>>931 侵食された奴は劇場版アスカ気分になるぞ…
hozen
保守
保全
936 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/18(月) 10:14:21 ID:jX057ygv
セントラルドグマってどうやったら行けるんですか? IDは持ってるんですが、使い途が… スレ違いですみませんが、どなたかお願いします。
>>936 PSPエヴァ2のスレ行って、Wikiの所在を確認してそこ見て下さい。
必要なことはたいてい書いてあります。
938 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/09/20(水) 10:48:54 ID:kja3QiVe
>>937 さんありがとうございました。やっとわかりました。
ぃようし、これからプレイして終わったらとうかするお
ガンガレ
にっきまち
しかしもう容量が
次スレのテンプレ案作ったんだが貼ろうにも容量が……
944 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :2006/10/02(月) 18:12:07 ID:qTdKAEaG
このスレおもしれーな
オマイラのせいで俺はPSP買うことになってしまった
エヴァ2、はまった・・・毎日寝不足
まぁ今いろいろ試してるけど(使徒にやられまくりですぐ終了)
これからやってみようと思っているのが
日頃自分がやってみたいと思っていることを
EVA2の世界で実現すること
>>921 に近いんだけど、外出しないで
ひたすらペンペンをかわいがるプレイ
俺さ会社やめて猫とのんびり暮らしたいと思ってる
うまくいったらリプレイ書くぞ
がんがれ
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 私はネルフの総司令として職員たちとのコミュニケーションに努めようと考えた。 と思ったら都合よく青葉君が話しかけてきた。 「副司令は日向のこと嫌いじゃないみたいですよ」 ・・・ネルフの職員の中にそういう趣味の連中がいたとは。 よりによって冬月か…。 私自身がターゲットにされないよう、さりげなく葛城君から、冬月へ興味ないと 伝えてもらおうと頼んだが困った顔で断られてしまった。 頼む相手を間違えたか…。 当の日向君に冬月のことをどう思うか聞いてみたが、困った顔して黙ってしまった。 少し性急だったか。 自販機コーナーに行くと青葉君に見つめられた。何のけなしに見返すと 「あ…」 と顔を赤らめた。お前もか。 そこで伊吹君を捕まえて、青葉に興味ないと伝言を頼もうとしたのだが 「私には無理です」 むぅ。やはり伊吹君のような潔癖症が踏み込める世界ではないか。 逆に密かに噂になっているリツコ君との関係を問いただしてみようと 思った。 「赤木博士とはどういった人物か」 「なんだかんだいってわいいところありますよ」 いつの間にネルフはこんな組織になっていたのだろう。 第4使徒シャムシエル襲来 初号機、零号機損傷なし パイロット両名とも負傷なし 第3新東京市の被害 甚大
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第弐話(前編) 加持がアダムのサンプルを持ってきた。 ケイジで冬月にばったり会ったので思い切って日向君をどう思うか聞いてみた。 「なかなか可愛いところがあると思うが」 かつてゼーレにケンカを売ろうとしていたころの冬月先生が懐かしくなった。 私はさりげなくその場を離れ発令所に向かった。 あとで何気なく日向君を見たら冬月が「何を見てるんだ」と割り込んできた。 男の嫉妬は醜いぞ、冬月。 すると今度は伊吹君が私に声をかけてきて 「ミサトさんはレイのこと嫌いじゃないみたいですよ」 まて、レイは私のものだ。なぜ葛城君が…。 逆に伊吹君に冬月のことをどう思うか聞いてみた 「あの人には恐ろしささえ感じます」 やはりか。 いつの間にネルフはこんな組織に・・・私のシナリオにこんな展開はなかったはずだが…。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第弐話(後編) 使徒の残骸を視察しに行ったあと、自販機コーナーにレイがいた。 私の心のオアシス。 迷彩服を渡そうとするが 「いりません」 何度も渡そうとするが受け取らないので思わず私はレイを叱ってしまった。 言い過ぎたかと反省したが、レイは 「これ以上私を追い詰めないで!」 と言い返してきた。レイ、私を拒絶するのか・・・? その日は一度帰宅し、翌朝6時に起床。レイのマンションへ寝顔を見に行った。 案の定レイは寝ていたが、私が入室した途端、起き出して来客の対応に向かった。 来客…?まだ朝の6時半だが。 入室してきたのは青葉だった。レイ…いつの間に。 2人仲良く外出するのを見送り、私のものだと思っていたレイが遠い存在に感じた。 そういえばオペレータたちに渡そうとした参考書はまだ誰にも受け取ってもらっていない。 第五使徒サハクィエル襲来 初号機、零号機少破 パイロット両名とも軽症 第3新東京市の被害 甚大
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第参話 (前編) ロンギヌスの槍が南極から届いた。 自販機コーナーにいると冬月が何度も私の方を見てくる。 よせ、私にはその気はない。ひたすら無視をした。 すると冬月が今の気分を聞いてきたので 「複雑な気分だ」 と、正直に答えた。 レイとは、朝彼女を部屋まで迎えに行くも、一言も言葉をかわさずに出て行ってしまい傷ついたが どうにか迷彩服を無理やり渡すことができ、少し満足した。 その日の夜、私はレイの寝顔を見に行った。 悪い夢でも見ているのかレイはうなされっぱなしだった。私が原因だと言うのか…。 すると突然ノックの音がした。時間は深夜1時。何者だ。まさか青葉か…? だが幸いなことに訪問者は部屋には入らずに帰った。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第参話 (後編) 翌日、ネルフに登庁すると停電が起きた。あの男の仕業か…。 この時私はあの男を始末することを決意した。 発令所では冬月が3回も壁に八つ当たりしていた。そろそろネルフも限界か…。 日向君、青葉君に参考書を渡した。これで業務効率が上がってくれれば多少のことには目をつぶろうと思う。 が、その直後に日向君は私に参考書をプレゼントしてきた。間違いなく私がプレゼントしたものだろう。 このクソメガネ。 「いらん」 と即答しておいた。すると今度は 「マヤちゃんは赤木博士と気が会うようですね」 とリツコ君の目の前で爆弾発言をしてくれた。すかさずリツコ君本人が話しに割り込んできたので話題を転じた。 疲れてきた。 第六使徒ゼルエル襲来 初号機の暴走により殲滅。 初号機損傷なし。零号機大破 レイ 意識不明の重態 シンジ 負傷なし 第3新東京市の被害 甚大
途中にゴメン、すげー面白い。 期待してます。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第四話(前編) 先の戦闘で零号機が大破し、レイは3人目になった。だがレイに違いはない。 朝、レイのところへ行くが大事な用がある、といわれて部屋にいれてくれず、しつこく粘ったが とうとう入れてくれなかった…。誰かがいる気配はなかったのでとりあえず引き下がった。 登庁前にプリンが無性に食べたくなりコンビニに寄ったら相田ケンスケから今の体調を尋ねられた。 こんな子供にまで心配されるほど私もネルフも病んでいるということか。自嘲気味に私は微笑んだ。 ネルフに行くとアメリカの第2支部消滅のニュースが飛び込んできた。 リツコ君の部屋に行くと、彼女が私の胸元を覗いてきた。久々に燃え上がるつもりか?しかし隣には 加持がいる。リツコ君は仕事で疲れているようだが、さすがに私は人前でやるほど壊れてない。 胸元を隠すと機嫌を損ねたようだ。・・・すまん。 その後、リツコ君の部屋で1人でいると、青葉君が部屋にきたが私の顔を見た途端出て行ってしまった。 なんなのだ、一体。 昼、食堂でレイに会った。案の定私は3人目と言ってきた。予定より早いがまぁいいだろう。 今の気分を聞いてみると 「そんな目つきをするんですね。いつもそうなんですか?」 と強気な態度をとってきた。2人目にもまして3人目は反抗的だ。だがまだ修正範囲内だろう…と思う。 夜、レイが帰宅していないうちにレイの部屋に忍び込んだ。 レイの帰宅後だとまた入れてくれないだろうと思ったからだ。勝手に入るのもどうかと思うが聞くところによるとシンジも勝手に入ったそうだから似たもの親子だろう。 ほどなくレイが帰ってきたが、来客を居留守で追い払った後、私とは一言も言葉をかわさずに寝てしまった。 私は私で睡魔に負けて、トイレを借りて帰宅した。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第四話(後編) 翌朝6時半にレイの家に上がりこんだ私はレイが起きるまで2時間、枕元で彼女の寝顔を見ていた。 途中、何度もドアがノックされた。まったく朝っぱらから失礼なやつだ。入ってきたら射殺だ。 やっと彼女が目を覚ますと私は思わず抱きついた。が、レイは 「用があるならはっきりいってください」 とつれない返事に一気にトーンダウンしてしまった。 9時に来客。意外にも鈴原トウジだった。 「こんなところで会うなんて奇遇ですな」 そんなのんきなことを言ってられるシチュエーションではないだろう。何を考えてる? 第六使徒イロウル襲来 みんな一斉にリツコ君のATを上げに向かった。私も無論向かったが、後から振り返ると この非常時に50000円ねだったり、恋愛相談を持ちかけたりと、どうも足元が浮ついていたかもしれない。 3回目のアタックで使徒殲滅に成功。
>>952 レスどうもです。プレイしながら書いてるので更新遅いです
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」
第五話(前編)
朝、もはや日課となりつつあるレイの部屋訪問。
渋々だが部屋に入れてくれたのが嬉しくなり、リツコ君の部屋から拝借した
マグカップをプレゼントすると大変に喜んでくれた。
そしてその勢いで抱きついた。すると
「思い上がらないで下さい!」
ときつい目つきで言われてしまった。
動揺を隠そうと、
「つまらん奴だ」
と強がったが、早く4人目にならないだろうかという思いがほんの少しだけ脳裏をよぎった。
するとレイがなんと
「プレゼントです」
SDATを私にくれた。…よりによってSDATか。親子そろってSDAT。ダメ人間の証…
ネルフに行き、昼食と食べていると目の前でリツコ君と加持が情事を始めだした!
待て、リツコ君、私にはまだ君が必要なのだ!いやその前にこんなところでなんて…!
あわてて情事の邪魔をするとリツコ君には
邪魔扱いされ、加持には
「こんなところで本気でする訳ないじゃないですか」
としれっといいやがった。殺す。この男は必ず殲滅する。
後でリツコ君の部屋に行くと加持がいた。ちょうどいい、リツコ君をどう思っているのか
聞いてみた。が、話しをはぐらかされた。
ますます殺意が湧き出たところにアホメガネ日向が下らない話しを
ふってきたので黙れと一喝してへこませたら少し気分が落ち着いた。
ようやくリツコ君と二人きりになれたので抱きつきまくった。
だがリツコ君はマグロ状態で、明らかにさっきのことを引きずっていた。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第五話(後編) ひとりになりたくなった私はケイジに行った。するとシンジがいた。 そういえばあまり会話していなかったな…。シンジに声をかけ久々に親子の対話を満喫しようと した…が、シンジは私が何を話しかけても無視している。息子も私を裏切るのか。 思わず怒ってしまい、ただでさえ低いATをさらに起動指数ギリギリまで追い詰めてしまった。 今夜はレイの寝顔を見に行く気になれず自宅に直行した。 翌朝、10時頃にレイの部屋に行った。今回も渋々だが入れてくれた。 何かあげれば喜んでくれるだろうか?私は3ヶ月くらい前に買ったプリンをレイにあげた。 すると、よほどお腹が空いていたのか、そのまま玄関先で食べだした。 …まぁいい。少しは二人の関係も修復された。 すると来客があった。今回もトウジだ。この二人、何かあるのか… 第八使徒ゼルエル襲来 初号機、零号機損傷なし パイロット両名とも負傷なし 第3新東京市の被害 甚大
>>956 第八使徒はラミエルの間違いでした。すいません・・・
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」
第六話 (前編)
朝、レイの部屋に行く。応答がないので勝手に入るとすでにレイは起きていて来客の対応を
していた。また鈴原トウジか・・・!?
入ってきたのは青葉君だった。そういえば前にも来たな、この男。
今朝はさらに洞木ヒカリ、リツコ君まで入ってきた。
一体どういうことだ?ここでパーティーでも始まるのか!?
するとレイが私の心を見透かしたように今の気分を聞いてきた。
「快調だ」
「本当に?」
「ああ、間違いない」
少しいらつき、レイの部屋を出た。
ネルフに行った私はドグマを降り一心不乱に白兵戦の訓練に明け暮れた。
邪魔な奴はこの手で殺す・・・!
自販機コーナーに行くと冬月がいた。そろそろ和解しようと思い、彼がトイレを出てきた
タイミングで声をかけた。話しは概ね問題なかったが、会話が終わった直後にまたトイレに
入った冬月を見て、老いとは醜いな、と埒もない感想をいだいた。
すると今度は伊吹君が声をかけてきて
「ミサトさんはシンジ君のことを気に入ってるみたいです」
とさりげなく爆弾投下してくれた。
葛城君・・・私の息子ということを差し置いても14歳に手を出すとは・・・
彼女の更迭を考えた方がいいだろうか。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第六話 (後編) この日ばかりはレイの顔を見る気になれず帰宅した。 翌日も私は白兵戦の訓練に明け暮れた。 第九使徒アルミサエル襲来 ATの低い初号機、零号機ではなかなか致命傷を与えられなかったが、二機がかりで ATフィールドを中和し、どうにかダメージを与えられるようになった。 「勝ったな」 冬月が隣でつぶやいた直後のことだった。零号機が融合されてしまいった。 そして葛城君は零号機の自爆を選んだ…! くっ、やはりこいつは更迭しておくべきだったか… 初号機損傷なし、零号機ロスト シンジ負傷なし、レイ意識不明の重態 第3新東京市の被害 壊滅的な打撃
オッテュ
ゲンドウとレイのすれ違いっぷりが面白いw
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第七話(前編) ネルフ職員はすべてネルフ施設内で生活することになった。 登庁の行き帰りにレイの部屋を訪れることができなくった。 しかし、学校がなくなり、四六時中ネルフ内でレイと顔をあわせられるようになったのは 不幸中の幸いというべきか…。 さっそくレイに会ったので声をかけると 「私は4人目だから・・・」 まずい。こんなことを誰彼かまわず言いふらすのはやめさせなければ。 「そのことは他言してはならない」 釘を刺したが果たして守るだろうか。 話題を変えようと思い、たわいのない話しをしたが、 「そんな目つきをするんですね。いつもそうなんですか?」 ・・・!3人目のときと同じセリフ。私はショックを隠せずその場を 離れようとした。ふと気づくと日向君が私の方を見ているので愛想笑いをしてやったら 「あ・・・」 なに頬を赤らめている。くそ! 葛城君の部屋に行くと、本人がいた。 この間から気になっていたことを聞いてみた。 「シンジのことをどう思っている」 「・・・・・・」 ふたりの間に何かあったのだろうか。あったらあったで心配になった。 今度は急いでシンジを探した。
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 第八話(後編) 自販機コーナーで発見すると、意外にもシンジの方から声をかけてきた。 どうやらシンジも私に依存するようになってきてくれたか。 「自分の顔を鏡で見たことある?性格の悪さは顔に出るんだよ」 「おまえには人を不愉快にさせる才能があるらしいな」 思わず言ってしまった。もうシンジとは修復不可能なのだろう。 久々に司令業務をこなしているうちに、やはり使徒の殲滅のため、シンジと 和解しようと決意した。 さっそく自販機コーナーでシンジを捕まえ、とにかくATを上げることに専念。 やっと44まで上がった。 第拾使徒マトリエル襲来 初号機の攻撃で徐々に使徒にダメージを与えるも、結局初号機は沈黙。 ついに使徒はジオフロント最深部に眠るリリスのところまで辿り着いた。 使徒とレイがリリスの中に取り込まれ、サードインパクトが始まる。 私は気がつくとレイの部屋にいた。が、それは錯覚にすぎない。 S2機関の中に取り込まれていたのだ。 「おやすみなさい・・・」 どこからかレイの声が聞こえた。 <終劇>
PS2 ゲンドウ「人類補完計画」 あとがき 最後まで読んでくれたみなさん、ありがとうございます。 まさかこんな終わり方になるとは自分でも思いませんでした。 あえて敗因をあげるとミサトさんの指揮がまず過ぎたのではないかと。。。 まぁ変態職員ばっかりだったので当然の結果な気もしますが。
乙 面白かったよ
オッテュ
PS2 リツコ 私はネルフ技術開発部の赤木リツコ。 エヴァのテクノロジーから人類補完計画まで、要となる研究を 一手に引き受けている世界一のキャリアウーマン。 第壱話(前編) 今日は朝からダミーシステムの研究に取り組むわ。 と思ったけどミサトや加持君が何度も話しかけてくるからはかどらないじゃないの! 仕方ないから私は気分転換にコンビニへ。 徹夜に備えて色々買い込んでからもう一度ダミーシステムの研究を再開。 あっという間に完成したわ。やはり母さん譲りの才能は健在ね。 続いてエヴァの稼働時間の延長の研究に取り組んだの。これもすぐに完成。 なんて凄いのかしら、私って。 もちろんその合間には意見書も作成して司令に提出してるわ。はっきり言ってネルフの 男どもは大人も子供もあてにならないからね。私がすべて担うのよ。 特に碇司令は何を考えているのか、私が作成した意見書を目の前で破り捨てる暴挙に 出た!母さんもユイさんもこんな男のどこに・・・。 って私も人のこと言えないか。ロジックじゃないものね、男と女は。
PS2 リツコ 第壱話(後編) パイロットの育成も私はミサトに任せたりしない。 まずはシンジ君に迷彩服と高級財布を渡しておいた。 SDATはまた次の機会に取り上げましょう。 一番見所のあるパイロットのカヲル君は今のところ予備に回されてるけど、 本音をいうと彼みたいな子に載ってほしいのよ。 これくらいなら他人にもこなせるかもしれないけど、私はさらに セントラルドグマ内からMAGIにハッキングしてこの世界の謎も追求 してるの。 碇司令からはゼーレIDももらったし、徹夜でハッキングね。 司令は私を利用しているつもりでしょうけど、それはお互い様。 後々は加持君も利用するつもりよ。 第五使徒タブリス襲来 そんな・・・彼が使徒だったなんて。 いいシンジ君、なんとしても彼を説得して連れ戻すのよ! 初号機少破 パイロット軽傷 使徒・・・殲滅。 やっぱり男はあてにならないわね。