きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part2

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1前スレ949
前スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1079621334/

初めてスレを立てるので以下よろしくお願いします。
     _,,,...,___
  ,..:'"´:::::::::::::::`'ヽ
 {::::::;;;;;;;;;::::::::::::::::::l
 `!´   `ヽ::::::::::l   このスレッドはおまんこ女学院の提供でお送りします
  }' フ ´ ヽ `!:::::::!
  ( (__,. 、   ,リ^!::!
  ヽ_ _  !  `ヘ:ノ        亡国のおまんこ女学院
   ト ニ´   ,  |   http://human5.2ch.net/test/read.cgi/male/1101827941/
  丶 _,. -一'  l
     | ノ /  ゝ
4様
5開成 ◆QRXqyPRNBo :04/12/28 20:34:33 ID:???
4様
6開成 ◆QRXqyPRNBo :04/12/28 20:35:11 ID:???
>>4
お前氏ねよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
>>1
新スレ、乙。
後は神を待つのみ
>>1
新スレ乙
開成、誤爆乙w
>>5-6
m9(^Д^)プギャー
12名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/12/29 00:23:46 ID:onERHhOd
>>5-6
おまえジャスだろ
開成見事な自演wってか間違えて書いたんだなw
乙です。
常時sage進行にしない?
賛成。ネタがネタなので(棒読み)
16開成 ◆QRXqyPRNBo :04/12/29 00:44:41 ID:???
キモスレなのでsageとくよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
17名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/12/29 00:51:30 ID:StCb5qHA
開成晒しage
ついでに荒らしも放置の方向で
神降臨待ちsage
>>19
今年中はムリポ
21名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/12/30 15:12:29 ID:f6U1A81z
開成って何?
>>21
神。
23名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/12/30 15:22:57 ID:f6U1A81z
開成って頭良さそうだね
もう開成について話すな
スレが荒れる元になる
前スレではエロ名作が生まれたな
27 【大凶】 :05/01/01 22:55:58 ID:KnyvbJ92
>>1
乙(´∀`)ノ
28 【豚】 :05/01/01 22:57:26 ID:KnyvbJ92
大凶やだからもぉ一回
29 【大吉】 【394円】 :05/01/01 23:38:31 ID:???
>>27-28
m9(^Д^)プギャー
30 【末吉】 【1136円】 :05/01/01 23:44:16 ID:???
>>27-28
m9(^Д^)プギャー
31 【中吉】 【1432円】 :05/01/01 23:47:08 ID:???
>>27-28
m9(^Д^)プギャー
32名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/02 09:58:52 ID:r5LQobWt
新年。
33!omikuji:05/01/02 11:41:44 ID:Um8Ypb0N
あけおめ
棒読みでシンジの日記に進出した奴誰だ?
35omikuji:05/01/02 13:24:12 ID:???
棒読み恋
36 【大凶】 【1円】:05/01/04 02:06:56 ID:???
棒読み降臨待ち
↑アンタに待たれたら来ないような気がするw
>36
 三十六番 大凶

 待ち人 来たらず       ……こんな感じ?(笑)
待ち人はまだいらっしゃらぬか…
まぁ、ひと月やふた月なら待つよ。
な ぜ 埋 め た
埋められてたな……何故だ何故あんな事を…
ひどい、ひどすぎる・・・・・、いくらなんでもアレはないだろう!!
あんな・・・あんな埋め立てが許されて良いのでしょうかぁ!?
>>43
全ては心の中だ、今はそれでいい。
・・・今だけかぁぁぁぁぁぁぁ!
じゃ、じゃぁ・・・
どんな埋め立てなら良かったというのですくわぁ!
少なくとも同じAA連射するのはカンベンしてほしい
だったら自分からネタを振りましょう。
他力本願はいけませんよ。
まあ置いといて、神様はどこへ?
49 ◆N3KfCzebuQ :05/01/09 01:59:37 ID:???
>>48
ここです。やっと半分できた。
自分の中では遅くて申し訳ない気持ちでいっぱいです。
終わりまで書くんでいつもより少しだけ長くなると思います。

で、話は変わりますが、
次の話の構想をぼんやりと考えてもいるんですけど、どれがいいですかね?

「アスカ入院中で何故かシンジがアスカの身体を拭くことになる話」
「アスカとシンジが成人後、恋人同士だが、仕事から帰ってきたシンジは何故か中学生に戻っていた話」
「アスカシンジの新婚初夜。童貞と処女だがお互い経験済みと勘違いしてる話」
「壊REアスカ」

こんな事、訊いてる暇あったら続き書けよ、とか思わないで下さい。すんません…OTL
2,3,4
壊れREスレの続き書いてた人ってもしや棒読みの人だったのか
ガンバ!
ガンバ!









ガンバの大冒険            じゃなくて
楽しみに待ってるからガンバ
>>49
その通りの順番で3スレ目に突入してもいいから全部投下ヨロ。
>>49
全部だが、きわめて個人的には3がツボ。
>>49
3をお願いする
おそらく、大多数が3を希望すると見た
>>49
俺は1,2,3までかな〜!!!
それとあなたがずっとこのスレで小説書くこと希望!
>>49
俺は1かな。
体を拭くところだけをできるだけエロくねちっこく。本番はなしで。
>>49
俺も1がいい。3も捨てがたいが…
シンジに拭かれるアスカがどういう反応するか楽しみだ
1がいいなあ。3は結構よくあると思う。
3なんていいけど、作者氏の作風を考慮すると1が名作の予感。
4はそのうち向こうでやってほしいな。
4が見たいです。もう続き気になって気になって。
次が1です。
1か3がいいなー
俺4だけは駄目そうなんで、やる際はお手数でも事前に告知お願いします。
2!
学園エヴァでの3かな。
1と3だな!
LAS好きなJ官です…全部書いてほすぃ・゚・(ノД`)・゚・。
うん 全部書いて欲しいな…
イラクかインド洋沿岸で国際貢献してくるって約束すれば
書いてくれるんじゃないかな。新潟はもう終わりか・・・
>>69
スマトラ義援金に2マソ寄付しましたが、書いてくれますか?
>>70
2万ドルだったら書いてくれるんじゃないかな?
書いてほしくばいちおくまんえんよこせ!
73棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:30:42 ID:???
熱い、アスカはうなじにかかるシンジの吐息に対して率直にそう感じた。
直に触れられる愛撫も気持ち良かったが、
肌をくすぐるようなシンジの吐息も心地良かった。
シンジの呼吸は当初のうなじへの口づけのときよりも、
荒くなっており、覆いかぶさるアスカの背中にくっつけられていた
胸の鼓動が早くなっているという事実に、シンジが興奮していることが頷けられ、
我慢できなくなったのかシンジはズボン越しにも拘わらず自らの分身を
アスカの丸みのあるヒップに擦り付けてきた。
「んんぅ、あ、んくっ!」
布を通してもなお熱いと感じられるシンジの陰茎が当たる感触と
シンジの指の動きの激しさを増したことによって、
脳天から白い何かが突き抜けるような感覚にアスカは陥った。
ぐっと電話台に置かれていた手の平を握り、迫り来る快感の波に耐えた。
握り締めた拳が震える。連動してカタカタと電話台が音を鳴らし、
振動して床を揺らした。
「あっ…あっ…はぁ! あんっ! ひっ、ぁ…」
口からは自然と喘ぐ声が漏れ出してしまう。
シンジの呼吸もそれに呼応するかのように更に乱れていき、
アスカのお尻に触れられていたシンジの分身は股間の布地部分を張らせ、
限界まで大きくなっているのを教えていた。
アスカは後ろを振り向く余裕は無かったが、後ろ手でシンジのズボンに手を這わして、
なんとか手探りで隆起した熱いモノを触ることに成功した。
「うっ…ぁ…」
ソレをゆっくりと布の上から撫でると、軽く触れただけなのに
シンジの陰茎はズボンの上からでもわかるぐらいにピクリと盛り上がり、
小さく声を漏らす。
「シンジ…、んっ…、も、限界…な…の?」
アスカはそう言いながら、シンジの陰部を隠すズボンのファスナーを下ろしていった。
中からシンジの陰茎が解放されたかのように、元気にアスカの手元へと現れた。
シンジのモノの先は相当我慢していたのか先端から透明な汁が溢れ出て、
苦しそうにヒクヒクと動いていた。
74棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:32:07 ID:???
「アスカ、僕、もう我慢できないみたい…だ」
アスカに挿入していた指を外に出す。抜く際アスカは
あぅ、と空気に混ざり合うような呻き声を上げた。
シンジの指によって栓をされていたアスカの秘部はそれが失ったことによって
とろりといやらしい液体がアスカの太股を流れ落ち、脹脛を伝い床を濡らす。
シンジはアスカのお尻をそのまま鷲掴みにし、怒張した己の分身を膣にあてがった。
アスカは息を呑み、これから自分の身体に入ってくるもう一人のシンジを待ち受けた。
「挿れていい?」
「へっ?」
予想していなかったシンジの言葉にアスカはガクッと脚の力が抜け、
電話台に身体ごと倒れこむところだったが、
なんとか腕に力を込め持ち堪える。
「この期に…及んで、そんなこと…訊かないでよ、シン──」
シンジ、と言いかけてアスカはううん、と首を横に振った。
「ご・う・と・う・さ・ん」
アスカは振り向きシンジを潤んだ瞳で見遣った。
その視線を受けシンジはゴクリと唾を飲み、
もう一度アスカのお尻を強く鷲掴みにすると、
宛がっていた自分のモノを押し当てる。
アスカの秘唇はたやすくシンジの陰茎を飲み込み、
シンジはそのまま腰を前に出し、深々と貫いた。
「はぁああぁっ、ふぅっ、んんっ! あぁっ!んっ!くふっっ!」
あられもない嬌声が部屋内に響き渡る。
反り上がるシンジのモノはいつもとは異なる部位を刺激し、
アスカの口元からだらしなく涎を垂れさせ、わなわなと身体全体を揺らした。
一方、シンジはアスカの蠕動する膣内の感触に腰が蕩けそうになり、
挿入したまま動けずにいた。が、しばらくするとシンジは更なる快感を求め、
下半身を動かし始めた。ピタピタと肉がぶつかり合う音がする。
「ひゃうっ! ふぁ…、あはっ、はアぁぁあんっ!」
「やっぱり、アスカのナカ…気持ちいい。温かくて、きゅうって僕のを締めてくれて…」
シンジは息を荒くしながら素直に快感の言葉を漏らし、腰の振りを早める。
75棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:33:21 ID:???
「あぁん! ん、ん、ンッ! ひゃう
 イイの? あたしのナカ…そんなに…気持ち、くふぅっ!…イイ、の?」
アスカの膣内は言葉に合わせるするかのようにうねうねと絡みつきもう一人のシンジを刺激する。
シンジはアスカの問いに、ぅくっ、と声を漏らし身体を震わした後、
うんうんと唸るように無言で数回頷いた。
「んんっ、答えてよ…シンジぃ!」
唾液が口中に広がり、シンジには最早、喋る余裕はなかったが、
シンジはもう一方の手の平をアスカのシャツの中に潜り込ませ、背中を撫でる。
「やッ! ひぅ…」
その手の動きにゾクゾクとした快感が背筋を渡り四肢全体に流れ出ると、
答える代わりに結合部付近に手を伸ばし、
アスカのクリトリスをなぞるように触るとぬめるような感触がシンジの指に広がる。
「あぁンッ! ダメぇ! ナカ、入ってるの、に…ソコ触ったらダメぇ」
アスカは首を横に振りながら口端から出ている涎を辺りに撒き散らし、
秘裂から愛液を飛び出させ、シンジの陰茎を奥に引き入れると、
アスカは大きく仰け反らせ電話台についていた腕をピンと伸ばし、
上気した顔で白い喉を部屋の壁に見せながら、身体を数回痙攣させた。
「シ、シ、シンジぃ、あたし…先にイっちゃった、イっちゃったぁ…」
アスカは快感に酔いしれた顔で背後にいるシンジに訴えるように言った。
「ゴメン、僕の方はもう少し…かかりそう…、ダメか、な?」
シンジはアスカのその言葉を聞き、腰の打ちつけを一時中断して
少し申し訳なさそうに言う。
しかし、その声質は弾むようにあちこちと跳び、
明らかに止めたくないというシンジの気持ちが滲み出ていた。
アスカは頂点を向かえて真白になりかけていた頭をなんとか働かせ、
身震いをしながら、ゆっくりと後ろにいるシンジを見るため、
顔だけを振り向かせた。
─だから、そんなこといちいち訊かないで…。
アスカはそう言おうとしたがうまく言葉を出すことができない。
喋ろうとしても、ただ口をパクパクとさせ、だから…だから…、
としか言葉を紡げないでいた。
76棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:34:39 ID:???
だが、シンジはその桜色に頬を染め、切なそうに自分を見つめる、
アスカを見ると心の心底から強烈な劣情が沸き起こり、
アスカの脚を片手で抱えると、挿入したままアスカの正面へと回り、
そのままアスカの身体を抱き寄せると、涎で濡れている口元をシンジは
舌で掬い取るように舐めた。
「んン…」
シンジの舌の感触に絶頂を迎えたばかりのアスカは身体をわななかせ、
またもやゾクゾクとした快感の波がアスカの中に打ち寄せられた。
「もう、ちょっと動くね…」
シンジはアスカのヒップに腕を回すとアスカは背に腕を回す。
アスカはシンジの言葉に数回、首を縦に振って答えた。
それが合図といわんばかりにシンジは再び自分の分身を突き動かすように腰を振る。
「あっ、アッ、あっ、あっ! ぅ」
アスカはシンジが動くたびに口から甘い声を発しながら、
シンジの肩に顔を密着させ、再びやってくる快美な感覚に備えた。
しかし、シンジは背中に回していた手をアスカの頬に置き、
そっと顔を自分の肩から放させた。
すると、アスカはきょとんとした表情でシンジを見る。
「さっき、…アスカの…感じてる顔、見れなかった、から
 今度は見ながらしたいんだ…ダメかな?」
シンジはアスカの鎖骨に軽くキスをした後、少し照れたように笑いながら言った。
─バカシンジ、アホシンジ…なんでさっきから語尾に「ダメかな?」って付けんのよ、
 そんな言い方されたら、ダメって言えないじゃない…、ヒキョウモノ…。
うまく言葉を出すことのできないアスカは内心、毒づくが
その考えとは裏腹に背中に回していた手をシンジの首裏に移動させ、
上半身だけシンジとの距離をとり、桜色に帯びている自分の表情を見せた。
「やっぱり、かわいいよ…」
シンジはそう呟くと再び、下腹部を突き上げるように揺する。
陰部からは二人の愛液と汗などが合わさり卑猥な音が耳に触れる。
77棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:36:07 ID:???
「んぅっ! あっ! ひゃう…ッ、あンっ!」
アスカは大きく開口させ、シンジに口の中を覗かせるように身悶え、
迫るアクメに小刻みに唇を震わせ、
それと同時にアスカの膣もシンジのモノをきつく締め上げた。
「くぅっっ! あっ!」
シンジはその締め付けに目を瞑り、アスカと同じく口を開けた。
そろそろ腰を中心に溶かすような快感に限界を感じてくる。
「あぁっ! もう出ちゃうよ! アスカぁ、手ぇ、手、放して!」
射精感を迎えたシンジは今にも発射しそうな、自分を歯を食い縛りながら
必死に耐え、アスカに言う。
しかし、アスカはシンジの叫びを全く聞こえないのか、
それとも聞く気がないのか、がっしりと首に回していた
腕に力を込め、離れようとはしなかった。
アスカの目はとろんと蕩けているように焦点が合っていなく、
髪は乱れ、数本が汗で顔にくっ付いている。
「アスカ! アスカ! 中に…出しちゃうよ!」
シンジはアスカの意識ははっきりしていないと感じたが、
それでも呼びかけは止めない。
実際、アスカの頭の中は少し前に白く塗り潰され、
涙目で自分を見つめ何か言っているシンジをかわいいと感じるだけで、
シンジが何を言っているのか良く聞き取れないでいた。その顔は明らかに快感に溺れている。
その悶える顔にアスカの膣は反応して、更にシンジのモノを締め上げる。
「あぁぁぁぁぁ! アス、アスカ、おねがいだから、は、はなれて…」
シンジは快感に歪めた顔でアスカと同じく、口元から涎を垂らしながら、
必死に懇願する。自分で離れようとしても身体がうまく動かない。
絡みつかれる陰茎にとうとう限界を迎え、シンジは目の前にいる、
アスカを抱き寄せきつく抱擁する。アスカの柔らかな肢体を肌で感じ、
むくむくと自分のモノは大きくなり、
自分の睾丸の中で溜まっていた熱く白い液体を放出した。
二人とも身体が痙攣する。そして、アスカの中でシンジのモノが
跳ね上がり、熱い精液が数回に分けて飛び出た。
78棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:38:43 ID:???
「んぁぁぁっ! あくっ! ひくっ! 出る、出てる、アスカの中に出しちゃった…」
「あ、んン! ひゃうっ! ア、あ、くふぅっ…、んっ!」
シンジの射精が終わっても、挿入したまま、二人は少しの間、
頬と頬を合わせ体温を確かめているように抱き締め合っていた。
しばらくして、シンジはゆっくりとアスカの膣内から自分のモノを抜き上げる。
ごぽり、と音がしてそこから精液と愛液が混ざり合った物が滴り落ちた。
アスカとシンジは腰を抜かしたようにその場に座り込む。
両人とも放心状態であったが、お互いの顔を見合わせると、同時に微笑み、
唇を重ねた。
「中に出しちゃった、ダメだったかな」
「そんなこと訊かないでよ、バカシンジ」
もう一度二人は唇を重ねた。


ことを終えた後、アスカとシンジは後片付けをしていた。
「全く、アンタがこんなとこで襲うから、片付けめんどくさいじゃない」
「ゴメン」
床を見てみると二人の愛し合っていた証である液体がこれでもかというぐらい
その存在を誇示していた。
─恥ずかしい、なんでこんなとこでシちゃったんだろ
シンジは自分でその行動が信じられなかった。アスカに嫌われてしまっただろうか
途端に不安になり、アスカの顔を見た。
「なに?」
アスカはいたって普段とは変わらない顔をしている。
「アスカ、怒ってる?」
しかし、シンジは一応訊いてみた。
「怒ってる? なんでよ?」
「ほら、ここで、その…」
シンジは顔を赤らめながら言う。言葉の歯切れが悪かったが
アスカにはシンジの考えがすぐにわかった。
79棒読み ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:40:25 ID:???
「別に…気にしてないわよ。シンジは怒ってないの?」
「え、なんで?」
「ほら、さっき殴っちゃったじゃない…」
アスカは自分の頬を軽く拳でぺチンと叩く。
「あれは僕が悪かったし…、やっぱり、イメージプレイなんて僕にはできないよ…」
「あぁ〜、そういえばそうね…、シンジが強盗ってだけでミスキャストよね、よく考えれば。
 じゃさ、次は配役を逆にしてみればいいんじゃない」
「は?」
シンジは自分の耳を疑った。
「だ〜か〜ら〜、アタシが強盗役で───」
アスカは自分を指差すとつぎにシンジを指差す。
「で、シンジが襲われる役」
「…冗談だよね?」
アスカは首を横に振り、ニコリと笑う。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」










「冗談よ」

おわり
80 ◆N3KfCzebuQ :05/01/10 01:54:18 ID:???
ここまで気長に付き合って頂き、ありがとうございましたOTL
というより、こんなに読んでた人がいたのか (ノ∀`)
一人三回書き込んでいるとしても約7人。

そして、ミサトスキーな人。ミサト未補完でスイマセン。
ミサトフォローエピソード入れたら、話が垂れるんで省略しました。
GJですだ
次回作ものんびり待ってます

   Ω<我々が強盗だと思ってた人物はシンジだったんだよ!!

ΣΩ ΩΩ<な、なんだってー!!
乙です!こんな時間まで張り込んで高いがあったってもんです♪

>「だ〜か〜ら〜、アタシが強盗役で───」
>アスカは自分を指差すとつぎにシンジを指差す。
>「で、シンジが襲われる役」
>「…冗談だよね?」
>アスカは首を横に振り、ニコリと笑う。

・・・こっこれは「壊REアスカ」への布石と考えても?
棒読み神ありがとう
>>80
GJ&乙!
サイコーに面白く、そしてエロかったっす!
感動をありがとう!!
>>棒読みたん
激しくGJです。
いいSSをどうもありがとう。
>>49
逆転ホームラン!!

全部ひとまとめにして──

「アスカとシンジが成人後、アスカ入院中で新婚初夜。童貞と処女だがお互い経験済みと勘違いしてるが、何故かシンジが中学生に戻っていたアスカの身体を拭くことになる話」
>87
盛りだくさんすぎ!
1と3がええなぁ〜
ありがとう>>80アンタ素敵すぎるよ。

>>82
な、なんだってー!!
棒読みさんに癒されました
これだけ爽やかなエロスを書けることが
むしろ妬ましくなって来た…とりあえずお疲れ
1がいいなぁ。
>>82
なんという大どんでん返しだ!(棒読み)
4がよろし
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 棒読み!棒読み!
 ⊂彡



2か3希望!!
絶対1と3
前スレうP たのむ 誰か
    ∧_∧
    (゚∀゚  )ー┐棒読み!棒読み !
    しヽ   し′
    彡 >  彡) 
      /  / /
     (_(__)
    ∧_∧ 
 ┌ー(  ゚∀゚)棒読み!棒読み!
  丶J   /J
   ( ミ   < ミ
   丶 丶 丶
   (__)_)
100名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/13 13:42:36 ID:Mar8N/9w
にくちゃんねるにはもう行った?
102名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/14 04:24:19 ID:i8DmR3oE
保守
AirのDVD借りて最初と最後だけみれば、AVアニメとしかおもえんぜ!
あのあとはシンジとアスカのSEXだろ!
104名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/14 08:12:48 ID:R9jD3Hy6
ひさびさにきてみて驚いているわけだが・・・
105名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/16 22:29:49 ID:NbRZtDeK
二日経っても誰もいないことにまた驚いているわけだが・・・
こんな糞スレになにを書けと言うんだ>105
保守への意思
へたれさんまだ〜?
>>108
スレを間違ってないかね?
110108:05/01/17 08:25:13 ID:???
>>109おっと、棒読みさんだった
>>110
('A`)<あれと混同されたら書く気も失せるよなぁ〜
へたれさんてどこのスレ?
>108
…。感じの悪い人だな。
さんまさん好きっ
115N3爆弾:05/01/19 23:27:04 ID:???
 人が一生のうちに手にすることが出来るものなんて高が知れてる。
 人が実際にその手につかめるものなんてそう多くは無い。
 特に僕なんかには。今まで。本当、そうついさっきまではそう思ってた。
 僕は碇。碇シンジ。全国どこにでもいる、ごく普通のサードチルドレン。
 その僕の手の中には今、とんでもないものが握られている。
『エヴァの操縦桿?』違う。
『世界の命運?』違う!
『お前の×○☆?』うん、僕のは確かにとんでもな…違う!!!!
 午前0時と五分過ぎ。夜の帳(とばり)に包まれたこの街で僕が手にしている
 もの。それは…。

 おっぱい゚∀゚
 しかも直゚∀゚∀゚
 …落ち着こう。まずは冷静になろう。クールに。クールに行こう。
 まずは深呼吸。気分を落ち着かせて…。
 すぅっ〜…。
 ……。
 …いい匂い。リンスの香り。アスカがドイツから取り寄せたやつだ。
『絶対に使うんじゃないわよ!アンタは台所洗剤でも使ってなさい!』
 アスカはそう言ってたけど一度、間違えて使っちゃったから知ってるんだ。
 香りでばれて、酷い目にあったけど。
 わずかに湿り気の残る髪からはあのときの香りがする。
 イケナイ香りだ。意識と共に理性が遠のく…。
『…すぅ…。…すぅ…。』
 穏やかな寝息。
 それだけが僕のかりそめの平静を保ってくれてる。
 アスカは…寝てる…はず。
 落ち着こう…。何故こんなことになったのか。始めから整理するんだ。
 そう…アレは今日の夕方のこと…。

 続く
・・・乙?乙ではあるな。続きも微妙に気になるな。

・・・・・・って!直ですかっ!?直揉みですか!スレタイ通りですな〜。えへっ
直揉みさんに期待!
118N3爆弾:05/01/20 00:18:46 ID:???
 最初はどこにでもある話だったんだ。
『ビールなんてもんは水と一緒や!女子供の飲むもんで、ワシくらいにな
るとちょっと呑まれへんなぁ☆やっぱ男は焼酎やろ!』
 トウジが極めて“14歳な発言”をして
『あたしに言わせると別の意味でこっちのビールは飲めたもんじゃないわ
ねぇ。ほら、あたし、本場の味に慣れきっちゃってるしぃ?』
 アスカがこれまた“14歳な反応”を返す。
 不毛な怒鳴り合いは『俺は一晩に一升は軽い』『あたしはガロンでいける』
などという見栄の張り合いから、『俺は赤ん坊の頃から母乳をアルコールで割
らんと呑まんかった』『ドイツのビールの年間消費量の二割は自分だ』などと
いう法螺合戦に発展。
 さらに『日本酒とビールの格付け』へと飛び火し、『どちらの国の製酒技術
の方が優れているか』という国家間の争いへと脱線。挙句に『お前の国のせい
で戦争に負けた』などという訳の分からない話になり、形成不利とみたトウジ
がケンスケに助けを求めると軍事オタクは嬉々として参戦。戦史ものの小説を
読んでいたということで綾波も巻き添えを食らい、論争はいよいよグダグダに。
 最終的に『次はイタリア抜きでやろう』というお決まりの文句で決着し、無
表情なはずの綾波のあからさまな迷惑顔も、結局後片付けをさせられることに
なるに決まってる僕の文句も、説教たれながらもいつの間にか来ることになっ
てる委員長とかも全部置き去りにして、呑み比べをやることになったんだ。
うちで。
続く
おおー!まさか第二次世界大戦と絡めてくるとは・・・
うまいっすねー、乙です!
120N3爆弾:05/01/20 01:34:28 ID:???
 着替えてから再度集合。
 トウジは家から汗だくになって自転車で日本酒と焼酎を持ってきた。そん
なに飲まないよっていう量だったけど、もう後には退けないらしい。
 ケンスケはおかしとか、氷とか、水割り用のソーダとかと一緒に高そうな
お酒を。80%とかいうありえない度数。何考えてるのか分からない。
 委員長は妹さん達の晩御飯の支度をしてから少し遅れてきた。『うちの料
理の残りで悪いんだけど』と言いながら持ってきたのは、ほとんど全てがト
ウジの好物という“偶然”。まぁいいけど。
 綾波もホントに来た。着替えろって言ったのに制服のままだったけど意外
にも手ぶらじゃない。でも持ってきたのは…メチル。
 …そりゃ『うちにアルコールあったら持ってきて』とは言ったけど。いくら
綾波でも前後の会話から判断することぐらい…。
 それともネタ?
 綾波はいつもの無表情。狙ってるのか、天然なのか。いずれにしても寒い。
 言いたいことは山ほどあったけど僕らはなんとも言えない愛想笑いでお茶を
濁した。弱い僕達。
 僕はちょっとした料理を作ったり、皿を出したり。委員長も手伝ってくれた
から人数の割には手間じゃなかった。
 アスカ?彼女が何かすると思う?
 冷蔵庫のエビチュに手を出すことは禁止。サードインパクトが起こるから。
 手を出す→僕ら全員射殺される→エヴァ動かない→使徒倒せない→人類ごと
あぼーん。崩し様の無いロジック。
 明日は土曜。ミサトさんは本部に泊まり。オールグリーン。
 こうして14歳の14歳による14歳のための夜が始まった。

 続く
一つ聞くがここはLASスレだよな?
122N3爆弾:05/01/20 01:44:37 ID:???
 …一つ目の出来事を書こうと始めたのに…。そこに至るまでを書き出し
たら終わんなくなっちゃった…。
 もうちょっと我慢してください…。
よっしゃバッチ来い!!
124N3爆弾:05/01/20 03:06:14 ID:???
 毎晩一升、すなわち1.8Lは飲んでるはずのトウジは、わずか容量200のコップ
が満たされていくのを悲壮な眼差しで見つめてる。
『日本酒でよかった?』『あ?ああ、別にええで…。』
 そう言ったきり黙りこむ。それどころじゃないようだ。もう何でもいいの
か。
 反対にアスカは喋りまくり、歩きまくる。落ち着かない。
『ヒカリ〜。盛り付けなんて適当でいいのよ〜。お腹に入れば一緒…。お皿?
はい。大きい皿?えっと…。…。シンジ!何やってんのよ、皿は同じとこに
起けって毎回言ってるでしょ!使うときに困るじゃない!ごめんね〜ヒカリ〜
。いつもこれなのよね〜。』
 うるさいよ邪魔だよ黙れよどけよその皿はいつも同じところに置いてるよ。
 準備が整い、全員席について持ち寄った酒から好きなのを取る。
 僕はチューハイ。飲みやすそうだから。
 綾波は焼酎。躊躇せずにスッと指差したのが印象的。
 委員長は差し出したビールではなくジュースを取った。
『飲まないの?』『私はいいよ。』
 まぁ本来なら止めててもおかしくないくらいだから。ならなんでいるんだろ。
 ケンスケは氷を入れたりソーダを入れたり凝ったことをしている。とに
かく持ち込んだものを使いたくて仕方ないらしい。
 もちろんアスカはビール。トウジは意を決したようにグラスを握り締
めた。ケンスケが音頭をとる。
『え〜、この(以下略)』
誰も聞いてない。アスカ。エヴァに乗ってるときの目になってるよ。
『(中略)かんぱ〜い♪』
 乾杯の唱和と共に、大きさの様々なグラスがあちらこちらで打ち合わされた。
 続く
125N3爆弾:05/01/20 03:23:49 ID:???
 乾杯したのに誰も一口目を飲もうとしない。不思議な光景。みんな周りを伺
ってる。その均衡を破り…トウジが行った。一瞬間を置き、一気にグラスの中
身を流し込む。
『…ぷはぁ!!』
 …ミサトさんの『ぷはぁ〜♪』とは何かが違う。幸せそうじゃない。なんか
水の中で息を止めてたみたい。苦しそう。
 それを皮切りにみんな口をつけ始める。僕も挑戦。一口目はジュースみたい
な感じ。いけるかも…と思ったら…来た。熱い。熱いものが喉を通っていく。
 グラスを放す。これがお酒か…!体の芯が熱くなってる…!
 アスカの方は渋面って言葉の見本みたいな顔をしてる。
 …苦いんだね。
 トウジは体を伸ばしたり縮めたりよじったりのけぞらせたりしてる。
 …悶えてる?25度。僕ののんでるのの5倍だからね。てゆーか毎日は飲んで
ないね、やっぱり。
 委員長はそんなトウジを心配そうに見ている。ケンスケは『いきなりツー
フィンガーは頑張り過ぎたなぁ!』ときつそうに笑う。そんな中、早くも焼
酎に伸びる手が。
『…綾波?』『…まずい?』綾波は注ごうとした手を止める。確かに美味しくはな…いやそういう意味じ
ゃないよな。
『かまわないけど。』『そ。』返事を待たずして満たされるグラス。そして間を置かずして再び空になる
グラス。
 …ここに凄いのがいました。と、張り合うようにアスカがジョッキの残りを
飲み干した。
『ぷはぁ〜!やっぱドイツの黒ビールには遠く及ばないわね〜!シンジ〜!
 二本目取って!』
『おう、シンジ!こっちにも日本酒のビンよこせや!』
『次はこいつだ…ブランデー!』
『…私も…ちょっとだけもらおうかな…。』
 それぞれがそれぞれの思惑でお酒に手を伸ばす…。大体どうなるか、見えて
きたよ。
 続く
126(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:27:17 ID:???

シンジは病院の廊下を軽快に歩いていた。
その小気味良い足音と嬉しそうな顔から彼の心境が容易に想像できる。
本当ならばシンジは走りたかったのだが、以前、看護師に注意をされてからは
小走りするように心がけていた。
廊下ですれ違う病院内の患者からは笑顔を交えながら
「いつも大変だね」「今日もご苦労様」などとねぎらいの言葉をかけてくれている。
しかし、シンジは決して自分が大変だとも苦労しているとも思っていなかった。
その証拠にシンジの胸は目的の場所に近づくにつれトクトクと高鳴ってきている。
彼らには軽い会釈を交わし、シンジはそのまま目的地へと歩を運んだ。
シンジが病院に来る理由、そして、その病院の廊下を急ぐ理由、
それは入院しているアスカに会うために他ならなかった。
シンジは病院に来る途中にお見舞いの品として買った
切り花を手にアスカの病室へと急いでいた。
本来なら花ではなくもう少し凝った物をシンジは持っていきたかった。
そう云うならば自分の作った料理を持って行きたいとシンジは考えていたが、
そのことをアスカの担当医に打診してみると、
まだ病院食以外、食してはいけないと言われたので、
それはアスカが食べられるようになるまで諦めることにしていた。
127(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:28:11 ID:???
シンジはアスカの病室の前に到着した。
毎日といっていいほど来ているシンジだったが、この瞬間は何故だか緊張してしまう。
すぅーっと一回深呼吸をしてから、シンジは扉に手を置く。
シンジは急いでここまでやって来たせいか、
それとも緊張のためからか少し汗ばむ手で部屋のドアを二回ノックした。
トンッ、トンッ

「・・・・・・・・・」

しかし、返事はなかった。
この時間ならいつもいるのにおかしいな、とシンジは思いつつも、
もう一度ノックを試みた。
トンッ、トンッ

「・・・・・・」

だが、中にいるはずであろうアスカからの返事はなかった。

「アスカ、僕だけど…居る?」

シンジはそう言いながら悪いとは思いはしたがドアノブに手を掛け、
ゆっくりと病室のドアを開けようとした。

「入ってこないで!」

ドアが僅かな隙間をつくった瞬間、中からアスカの声がした。
シンジはアスカの強張った声に少し驚いたが、彼女が居ることが判り安心した。
128(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:29:13 ID:???
「ご、ごめん。勝手に開けちゃって。アスカ、居たんだ」

シンジはアスカの声がした所で扉を開くのを止めると、
その隙間からアスカに話しかけ、そっとアスカの姿を確認しようとした。

「だから、入ってこないでってば!」

しかし、それはアスカの拒絶混じりの声でそれは制される。

「アスカ、どうしたんだよ…」
「シンジ、今日はシンジには会えないの、だから…」

シンジは昨日のアスカとの出来事を思い出してみる。
確か昨日は閉院時間のぎりぎりまでここにいてアスカととりとめのない会話をしたが、
退出するときもアスカは別段変わった様子はなかった、
「入院生活は退屈だから明日も来なさいよ」ということも言っていたのをシンジは覚えている。
やはり毎日来るのは迷惑だったのだろうか、
シンジはそう思いドアノブに手を掛けたままうなだれた。

「僕…なんかアスカに嫌われることした? それともやっぱり迷惑だったかな?」
「え、べ、別にそんなんじゃないわよ」

アスカの慌てて否定する声がシンジの耳に届く。
その言葉にアスカに嫌われてはいないと、ホッと胸を撫で下ろした。
しかし、それならばアスカの態度が逆にシンジには気になる。
129(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:30:26 ID:???
「じゃあ、何で──」

シンジが言いかけたとき、

「あら〜、シンちゃん、なにやってるの、こんなとこで?」

シンジの背後から彼がよく知っている女性の声がした。
後ろを振り返ると、そこにはシンジの持っている切り花よりも
ずっと立派な花が詰められた籠を腕に掛けているミサトが
不思議そうな顔でシンジを見ていた。

「あ、ミサトさん…」

シンジはそう言いながら後ろ手でドアをゆっくりと閉めた。
アスカとの会話の最中だったが、このまま話していても言い合いになりそうな
予感がしたシンジは、明日また出直そう、と思っていた。

「…ミサトさんもお見舞いですか?」

シンジはアスカに入室を拒否されたことをミサトに相談しようとしたが、
なにやらそれは躊躇われた。何か大変な理由があるのかもしれない
シンジはそう考えた。

「そうよん。シンちゃんばっかりに任せてたら保護者失格だからね。
それじゃあ、シンちゃんも一緒にアスカのお見舞いしましょうか?」

ミサトはシンジの手を掴むと、病室のドアノブに手を掛けた。

「あ、あの、ミサトさん!」

シンジは大きな声でミサトを呼び止める。
130(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:31:23 ID:???
「どうしたのシンちゃん? そんな声出して…」
「あ、すみません。でも、僕もうお見舞い済ませちゃったんで」

シンジは今、入るのはアスカに悪い気がして咄嗟に嘘をつく。

「なに言ってるのよ、手に花、持ってるじゃない」
「あっ…」

シンジは今更ながら自分の身体の後ろに切り花を隠した。
ミサトはシンジのその行動を目の当たりにし「はは〜ん」と言って病室のドアを見た。

「シンちゃん、アスカと喧嘩したのね」
「え、まだ、そんなんじゃ…」
「いいから、いいから。こういう時はお姉さんにドーンと任せなさいって」

ミサトはシンジの手を放し自分の胸を軽く叩いた。

「ちょっと、待っててね、シンちゃん」

そう言ってミサトは二度ノックをして、「アスカー、入るわよ」と言いアスカの病室に入っていった。
アスカもミサトなら入室をしても良いらしく、アスカの拒絶の声も制止の声も聞こえてこなかった。
シンジはドアの前で立って待っていると中から二人の話し声が聞こえてくる。
ドア越しで声がくぐもり何を言っているのかはわからなかったが、
何やら、数分、話し合った後にミサトの笑い声が聞こえてきた。
一体、中で何が話し合われているのか、しかし、シンジには考えてもわからなかった。
シンジは前に加持が『彼女』とは彼岸の女と書くと教えられたことを思い出し、
アスカ、やっぱり怒ってたのかな、と考えシンジはうな垂れる。
そんなことを考えているとガチャリと病室のドアが開いた。
131(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:32:45 ID:???
「シンちゃん、もう入っていいわよ、あはは」

ミサトは笑いながら涙目でシンジを部屋に招きいれる。
同時に「ミサト、笑いすぎ!」というアスカの声が聞こえてくる。
シンジが部屋に入るとすぐさまアスカの方を見た。
アスカはドアとは逆方向を向き、シンジを見ないように、ベッドの上で寝ていた。
しかし、先程、聞こえたアスカの声からアスカが起きていることはシンジには明白だった。

「アスカ、あの…」

シンジはアスカに近づきながら話しかける。

「近づかないで!!」

アスカはシンジを見ずに叫ぶ。そう言われてシンジはピタリとその場で止まってしまう。

「コ〜ラッ! アスカ! そんな言い方ないでしょ、
大丈夫よ、シンちゃんはそんなことで嫌ったりしないから」

ミサトはいつの間にかアスカのベッドの横に置いてあった椅子に座り、
すかさず彼女の肩に手を置き、アスカを諭すように言う。

「な、な、何言ってんのよ、ミサト!」

アスカはベッドから上半身だけ起こしミサトを怒鳴った。

「え? そんなことって何ですか、ミサトさん?」

シンジは困惑した表情を浮かべてミサトに質問をした。
さっきからアスカが近づかないで、と言ったり、ミサトがそんなことで嫌ったりしない、と言ったり、
どうもシンジには要領が得なかった。ミサトもアスカの態度に困ったように頭を掻く。
132(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:34:00 ID:???
「え〜と、それはね───」
「ちょっと、ミサト! シンジに変なこと言わないでよ!」

ミサトが言いかけるとアスカが声で塞ぐ。

「別に変なことじゃあ無いでしょうに」
「でも…」

ミサトはアスカに言い聞かすように言うが、アスカはチラリとシンジの方向に視線を送る。
そして、ミサトはシンジに聞こえないようにアスカの耳のそばで話を続けた。

(それにアスカ、シンちゃんにあんな言い方したら、
多分、自分が何かアスカに気に触ることをしたんじゃないかとか誤解してるわよ)
(そうかな…)
(そうよ、誤解でギスギスするよりちゃーんと正直に理由を言っちゃいなさいよ。
 大丈夫よ。シンちゃんを信じなさいって!)

ミサトは言い終えると、シンジに自分が座っていた椅子を譲り、
腕時計を見て「それじゃあ仕事の途中だからワタシ行くわね」と言って、
部屋を退室していった。退室する際、ミサトはアスカに向かってガッツポーズをしてみせ、
アスカはそれを見て少し笑い、同じポーズを仕返した。

しばらく、沈黙が続いた。時折、病室の窓の外から子供の笑い声などが聞こえ、一層、部屋の静けさを引き立てる。
そんな静寂の中、二人は何を喋っていいか考えているようだった。
アスカが視線をあちこちと移しているとふとシンジが持っている切り花に目がいく。
133(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:36:23 ID:???
「それ、あたしにくれるんじゃないの?」
「え? あ、うん。」

シンジはアスカに言われ、今、気付いたようにベッドの脇に置いてある棚の上の花瓶に花を生けようとするが、
アスカはシンジの前にすっと手の平を差し出した。

「? どうしたの、アスカ」

シンジは不思議そうな顔でアスカの顔を覗き込む。

「ちょっと、それ貸して」

花を指差すアスカ。シンジも「これ?」と言って、花を指差す。

「そう、それ」
「でも、生けてないとすぐ枯れちゃうよ」
「そんなのわかってるわよ、いいから貸して」
「う、うん」

アスカはシンジから花を手渡されると、指先でくるくると回しだす。

「これ、なんて花か知ってる?」
「え? ごめん、わからないや、洞木さんに選んでもらったから」
「ん? ヒカリも来てたの?」
「うん、花屋さんまで、でも『急用思い出したから』って途中で帰っちゃった、
 あ、『アスカにお見舞い行けなくてごめんねって伝えて』って言ってた」
「そうなんだ、じゃあこの花はヒカリの仕業ね」
「仕業? なんのこと?」
「なんでもない…」

アスカはそう言うとまたくるくると花を回し始めた。
134(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:37:17 ID:???
回る花を一点に集中しているかのように、見ていたが、
一度、軽く深呼吸するとゆっくりと唇を開かせた。

「シンジ、さっきは近づかないでとか酷いこと言って悪かったわ、謝る」

アスカが花を眺めながら申し訳なさそうにポツリと呟き、ペコリと頭を下げる。
それでもアスカは見たくないのか、今は見られないのか、とにかくシンジを自分の視線に入れなかった。

「そんな、酷いなんて、僕、全然気にしてないから」

シンジは素早く首を横に振り否定したが、「でも、なんでそんなこと言ったの」とアスカに質問した。
シンジとしてもそれが一番気になった、気にしていない、と言いつつも
やはりシンジはアスカの拒絶の言葉が心に引っ掛かっていた。
するとアスカはシンジに一度視線を送り、元に戻した後、俯き、顔を赤らめた。

「あたし、少し臭くない?」

アスカははにかみながら言った。
院内は病院独特の涼しさを保ってはいたが、
一日のほとんどを布団の中で過ごすアスカはそれでも汗はかいてしまう。
アスカはシンジが会いに来る前には必ず身体を看護師に拭いてもらい綺麗な身体でシンジに会っていたのだが、
今日は入院患者がいつもより多く院内のスタッフは全員が忙しく、アスカの体を拭くのが遅れてしまっていた。
ただでさえオシャレのできない入院生活では、唯一できるのはそれぐらいということで、
アスカがシンジの入室を拒否したのはそういった事があってのことだった。
しかし、当のシンジはアスカの匂いなど全く気にしていなかった。
だが、アスカの言葉を受けて、シンジはおもむろにアスカに顔を近づかせると
くんくんと鼻を鳴らしアスカの匂いを嗅いでしまった。

「バ、バカ! 嗅がないでよ!!」
「ゴ、ゴメン」
135(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:38:32 ID:???
アスカはシンジの行動に驚き、少し怒ってみせる。
確かにアスカからは匂いがするが、それは少女特有の甘酸っぱく柔らかい、いい匂いで
シンジの心を不快にさせるものではなく、むしろ高揚させるものだった。
シンジはその匂いを嗅いで、女の子っていい匂いだなぁと思い、
自分の鼓動がドギマギと早まるのを感じる。

「で、どうだった?」
「え、どうって?」
「もう一度、乙女にそんなこと言わす気?」

アスカは俯いたまま、自分の手をくにくにと弄びながら言った。
その言葉でアスカの言いたいことを理解したシンジは咄嗟に腰を席から浮かす。

「臭くなんかないよ、ううん、それどころかアスカ、いい匂いだったよ!」

真剣な眼差しで正直な感想を力説する。言った後、シンジは「あっ…」と呟き、
アスカの顔を見る。再び病室内に静寂が流れ、
その静けさと反比例するかのように徐々にアスカの顔は紅潮していく。

「ア、ア、ア、ア、アンタバカァァ!?」

アスカは顔中、耳まで真っ赤にさせ、声を病室に響き渡らせた。
そして、布団を頭から被り、またもや身体をシンジのいる方向とは逆に向け、
シンジが入って来たときと同じ体制になるように寝返りを打った。

だが、別にアスカは怒った訳ではなかった、シンジにあのようなことを言われて恥ずかしかった、
確かに恥ずかしかったのだが、その反面、アスカの心の中には
言いようの無い嬉しさが込み上げてきていた。
自分では臭っていると思っていた体のにおいをシンジはいい匂いと言ってくれた。
しかも、あのような真剣な目で。それが嘘や気休めではないとアスカには感じられた。
136(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:39:24 ID:???
アスカは先程のシンジの顔を思い出し布団の暗闇の中で再びくるくると花を回し、顔を綻ばせる。
もちろんシンジには笑っているその顔を確認できなかった。
ゆえにシンジはシンジで自分の不用意な発言でアスカを傷つけたと思い、
自らの頭をコツンと軽く叩き、内省した。
シンジには現在、アスカが笑っているとは思いもよらなかった。

「ゴメン、アスカ…」

その言葉で布団を被りながら顔を綻ばせているアスカは驚いた。
なぜシンジは謝るのか、アスカは少し考え、そして、その疑問はすぐに解決させられた。
確かにあんな大声を出して、布団を被りそっぽ向いてしまったら、
誰だって怒っていると思うだろう、アスカはそう考え、シンジの今の顔を
想像して思わず吹き出してしまった。そして、くくく、と笑いを噛み殺し、身体を震わせた。

「アスカ…」

しかし、シンジにはその震えるアスカを目にして、
アスカが泣いているように見えていた。
シンジはみるみる自分の中で罪悪感が広がるのを感じられた。

「ゴメン…、ゴメン! アスカ! 何でもするから、その…泣かないで…」

シンジはアスカに近づき、彼女の肩に手を置くと必死になって謝った。
アスカは限界だった。一応、先程のシンジが「いい匂い」と言ってくれたことは嬉しかったが
それと同じぐらいに恥ずかしみを感じていたので、シンジに少し意地悪をしようと思い、
そのまましばらく謝罪を静聴してようと思ってはいたが、
このままでは声を出して笑ってしまいシンジにばれてしまう、
そう感じたアスカはある名案を思いついた、シンジを騙す名案を。

「本当に…なんでもするの?」
137(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:41:34 ID:???
アスカは笑うのを我慢しながら訊くと、
「うん、何でもするよ」とシンジは頷きながら言った。

「じゃあ、あたし、汗くさいと思うから…、シンジが身体…拭いてくれない?」

アスカの言葉にシンジは目を剥いて驚き、「え、え、え、でも」と、どもった。
そのシンジの様子にアスカはますます身体を震わせて笑いを堪える。

「やっぱり、あたしは触りたくもないぐらい臭ってるのね?」
「そ、そんなことないよ! でも…」

今、シンジはどんな顔をしているのだろうか、泣きそうな表情を浮かべているかもしれない、
アスカはシンジの表情の想像を巡らせて再び噴出しそうになる自分を必死に堪える。
もちろんシンジがこんな頼みを受けるはずがない、
きっと、散々できないと謝ってから、別のお願いにしてくれ、と言うはずだ、
そこでシンジに自分は泣いていない事をばらし、シンジを思い切りからかおう、
か弱い少女にあんなはずかしめを受けさせたのだからこれぐらいは当然だろう、
アスカはそう考えていた。だが、シンジは更に身体を震わせたアスカを見て、
何やら決意したように誰に対してでもなく頷いてみた。

「…わかったよ、ちょっと待ってて!」

シンジはアスカの計算に反してそう告げると猛スピードで病室を出て行った。
アスカは予想していなかった展開とシンジの行動の速さに戸惑い、
事があらぬ方向に行ってしまったことを理解するのに数秒を要した。

「え!? シンジ!」

そして、理解した後すぐにアスカが布団を跳ね除け、起き上がったが既にシンジの姿はなかった。
ど、どうしよう、すぐさまアスカの聡明な頭の中ではこの後の展開の修復をどうするか試行錯誤していた。
アスカの指先には無意識の内に花がくるくると回されていた。
138 ◆N3KfCzebuQ :05/01/20 04:47:57 ID:???
>アスカ入院中で何故かシンジがアスカの身体を拭くことになる話
の導入部です。一気に投下ということで読み易いように台詞と台詞の間の行間空けてみました。
逆に読みにくいですか?そして、話ブツギッって申し訳ないっす。
139N3爆弾:05/01/20 04:52:32 ID:???
 結論から言うと後は地獄絵図だった。
 まず、酔っ払って限度もわきまえず酒を空けてたトウジが口元を押さえて
トイレに駆け込む。続きましてアスカ。ふらつく足取りで流しに向かう。ト
ウジの背中をさすってた委員長。匂いに当てられたらしくトイレの側の洗面
台で。
 とどめにケンスケ。かわいそうだったのは彼だ。青ざめた顔で立ち上がっ
てあっちをウロウロ、こっちをウロウロするものの行き場が無い。ある訳な
い。“許される”ところは全部他の三人が使ってる。
 それでもケンスケは馬鹿みたいにテーブルの周りをぐるぐる回って、あり
もしないゴールを目指し続けたけど、やがて力尽きて床にやらかした。
 委員長の手料理を、僕の焙ったスルメを、自前の胃液まで出し切ってもま
だ何かを押し出そうとする胃の疼きがようやく収まり、色んな汁でぐちゃぐ
ちゃになったケンスケのあの悲しそうな表情を僕は死ぬまで忘れないと思う。
 酔っ払ってても感じたんだ、きっと。『自分は地球で一番惨めな生き物だ』
って。ドナドナの子牛だってあんな目はしてなかったはずだ。
 幸い、僕は参加することはなかった。何かの糸が切れたように笑い続けな
がら見てた。酔っ払ってたから。
 綾波は淡々と酒を体内に取り込んでた。瓶が、缶が空になる度に小さく舌
打ちをしながら。綾波も地味に酔ってたんだと思う。そういえば凄い量を飲
んでたはずなのに一度もトイレに行かなかった…。不思議だ…。
 しばらくすると立ち上がり、ケンスケを脚で押しのけて台所に向かった。
『綾波も!?』と思ったけど、あの音は聞こえなかった。僕の座ってる位置か
らは見えなかったけど。
 ペンペンが部屋から出てきて『クケェェー!!?』と絶叫した。
 みんな戻ってくるとばたばたと床に倒れこんだ。
『みんな!こんなところで寝たら…。』これは駄目だ。起きない。だからといって放っておく訳にもいかない。
 まず自分の部屋から布団を持ってきてケンスケとトウジにかけた。
 僕だって酔っ払ってないわけじゃない。しんどい。次に委員長。アスカの部屋から掛け布団だけ持ってきて掛けた。もう限界。本当に限界。
 アスカはどうしよう。布団が無い。いやある。すぐ隣はミサトさんの部屋じゃないか。
 続く。
140N3爆弾:05/01/20 05:40:18 ID:???
 …。喉が。喉が渇いた。水が飲みたい。あまりの乾きに僕は目を覚ました。
『…。…あ?』まだ頭は寝てるみたい。ん?なんか…なんか変だ。寝心地とか
…何か重たいし…。おかしい。…まぁいいや。喉が渇いたな。どうしようか。
起きようか。めんどくさいな。我慢できるかな。ちょっと辛そう。よしキツい
けど起きよう。う〜ん…踏ん切りがつかない。よし、1、2の3で勢いをつけ
て起き上がろう。そうしよう。よし、1、2の―…
『…3?』
 体が…上がらない。あれ?おかしいな。…そういえば前になったことがある
な。金縛り。体が思うように動かなくて、重たい。そう手とかも思うように動
かなくて―…。

  むにゅ
 …は?
 
  むにゅ むにゅ
 …動くじゃないか。しかし…なんだこの感触は…。
 むにゅ むにゅ むにゅ
 …冷静に。一つ一つ確かめていこう。思い出せる範囲から一つ一つ。まず、
お酒を飲んだ。みんな吐いて、沈んだ。僕は布団を掛けて回って、アスカをミ
サトさんの部屋に引きずっていって…。
 記憶はここまでだ。頭はほとんど完全に覚醒している。でなければこれほど
までに鳥肌は立っていない。つまり。つまりだ。僕はミサトさんの部屋を出て
いない。ここはミサトさんの部屋だ。アスカを抱えて、そのまま倒れこんだの
が最後の記憶。じゃあ…じゃあ今、僕の右腕にのしかかっている重みは…この
右手の中の必要以上に柔らかな膨らみは…。
 緊張から手に力が入った。そのとき。
『んぁ…。』
『!!!!!!!!』
 むずかるような声がした。声。この声。間違いない。今、僕はここに結論する。
 僕は今“ア ス カ と 同 じ 布 団 で ア ス カ の 後 ろ か ら ア ス カ の 右 乳 を 鷲 づ か み に して い る”んだ。
 続く
141N3爆弾:05/01/20 06:07:11 ID:???
 さぁどうだ。さぁどうする。僕は今えらいことをやらかしている。
 おっぱいが好きか嫌いかと言われたら僕は控えめに『嫌いではない』と
答えるところだ。そう、悪いものじゃない。けど。けどこの状況はどうだ。
 そうだ。僕の右手にはおっぱいがある。あるかないかと言われたらある。
何故ならば無いと答えたらそれは嘘になるからだ。
 そうだ。本来ならばこれは歓迎すべきことだ。日記に書いたっていい。父さ
んに伝えたって構わないくらいだ。
『父さん!ぼく、おっぱいを触ったよ!』
 本当に伝えたら多分、僕の電話は二度と取り次がれなくなるだろうし、ミサ
トさんも相応の処分を下されるだろう。舞い上がりすぎた。頭に上った血を少し下げよう。
 まずい。何が?この状況が。傍から見たらこの状況は『酔った女の子の寝込
みを襲っている外道』でしかない。地球上で誰が見てもそうだ。唯一、それが
違うことを証明できるのはただ一人、僕だけだ。
 アスカが目を覚ましてもアウト。他の誰かが起きてきてもアウト。
 僕が最初に目を覚ましたのは幸いだった。とにかく…まずは目を開けよう。まだ僕のまぶたは閉じられたままだ。
『……。12時…前か…。』
 枕元の目覚ましを見る。まだ早い時間だ。眠ってから何時間も経っていない。
 僕が起きたっていうことは、アスカが目を覚ましたっておかしくない。早く…早く手をどかそう。
『ぐ…』僕は極めて慎重にアスカの右半身の下敷きになった腕を抜こうとする。
 が。腕はアスカと布団に挟まれて動かせない。
抜くだけなら簡単だ。しかし重要なのはアスカに気付かれないこと。だから下手に力も入れられない。
『く…』もう少し力を込めてみる。すると自然と手の平にも力が入る。
 むにゅ。
 …柔らかい。頭の血が下がりすぎていくのが分かる。
 実感する。今、僕はおっぱいを触って、いや 揉 ん で い る ん だ。
>>138
読みにくくないよ。というわけで続き希望。
143N3爆弾:05/01/20 06:36:54 ID:???
 少し。少しだけ考え方を変えてみる。
『もうちょっとだけこのままでも。』
 …。正直感動は薄い。目をさましたときからこの姿勢だから実際に伝わってくる
感触に変わりは無いんだから。もう少しだけ考えを推し進めてみる。
『もう少し手を動かしてみても。』
 さっきの、言葉という表現の持つ限界に空しさを感じるような触感をもう一度味わいたい。
 むにゅ
 …ああ。
 むにゅ むにゅ
 …はぁぁ。
 むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ むにゅ…
 いろんなことがどうでもよくなる。だが。まだ足りない。もっと…もっと楽しみたい。
『…行くか?』
 この状況からなら『誤解だよ!』という言い訳が使える。ただ上に乗っかっていただけだ、と。
 だが…“ここから先”は明確な意図が発生する誤魔化しようの無い領域。
ばれれば軽蔑されるだろう。それはアスカに限ったことじゃない。
 ミサトには家を追い出されるだろう。アスカには二度と口も聞いてもらえないだろう。
 今まで築きあげてきた、生温いなりに心地よい居場所は無くなってしまう。
 ……………。
『…それでも!』
 自由に動かせる左腕をアスカの腰に回す。ひじを曲げ、シャツをたくし上げ…
 
    直 揉 み

 直接肌から伝わる温もり、質感。それらが僕の中の何かを麻痺させてゆく。
 酒が残っているのかもしれない。しかしもはや理由はどうでもいい。今はこの僕の中の衝動こそが…。
 今までの生活。心地よい時間。初めて手にしたかけがえのないもの。
『全部引き換えにしてもいいかもしれない。』
 そう思わせるほどにアスカの香りは、アスカの感触は、アスカの温もりは甘美なものだった。
 続く
144N3爆弾:05/01/20 07:05:35 ID:???
 もう一度良く考えてみる。
『いいのか?このまま続けていいのか?』
 いつの間に『いかにばれないように手を抜くか』じゃなく『いかにばれないように楽しむか』になっているのか。
 続ければ必ずアスカは起きる。起きないわけがない。そうしたらいよいよ犯罪沙汰にもなりかねない。
 いや、いやらしい考え方をするならばエヴァのパイロットである自分が普通の中学生と同じような扱いはされないだろう。
 こんなことで登録抹消ということも考えにくい。いや…待て。相手が普通の中学生ならばいざ知らず。
 アスカだ、相手は。同じくエヴァのパイロット。彼女が『シンジが処分されなければエヴァから降りる』と
主張したらどうだろう。分からない。何にせよろくなことにはならない。
 大体…大体だ。今、腕の中にあるのは自分にとってそんなに大層な存在なんだろうか。
 惣流・アスカ・ラングレー。自分と同じEVAのパイロット。好きなんだろうか。自分はアスカのことが。
 かわいいとは思う。こんなに他人に思ったことをぶつけられるのも今まではなかったことだ。
 間違いなく特別な存在ではあるんだ。だけど…。好き…なのかな。
 正直言ってドラマや漫画みたいなときめきまではアスカに感じていない。
 一日中アスカのことばかり考えていることもない。もし“そういう状態”こそを
好きとか恋とか愛とかというのなら…違うのかもしれない。
 何を犠牲にしてでも手に入れたいのか。もう少し砕けた表現で言うなら
『逮捕覚悟で一発やりたい』くらい好きなのか。
 …違う気がする。多分、アスカは“好きな方”だと思う。だけどそこまでは思えない。
『…やめよう。』
 冷静になれよ。いいじゃないか今のままで。大体、眠ってる女の子の体に悪戯するなんて卑怯にも程がある。
 好きならばすべきじゃない。好きじゃないならそんなリスク背負うべきじゃない。
 ここまでだ。得したじゃないか、おっぱい触れて。そう、これで終わり。
 これだけ触って起きないんだからちょっと強引に腕を引き抜いたって起きないさ。
 ごめんね、アスカ。酷いことして。終わりにするよ、こんなこと。
 ……。
 でも…。でも最後に一つだけ…。もう一つだけ冒険させてもらっていいかな。
 それで…本当に終わりにするから。
 続く
145N3爆弾:05/01/20 07:29:23 ID:???
 実は私は起きてる。
 ほとんど最初から。シンジが変なうめき声上げて起きたときから気付いてる。
 胸を触られてるっていうのには正直気付いてなかった。だってずっとそのまんま寝てたわけだから。
 シンジが手を動かしてようやく『ああ…』って感じで。思わずちょっと声が出ちゃったけど。
 あたしが何も言わないのをこのエロバカは調子に乗って好き放題してるけど…。
 …なんでされるがままかって。…間を逃したっていうのが一番の理由だけど。
 一回目揉まれて反応しなかったのに、二回、三回揉まれてキレるっていうのも
ずれてるような気がして黙ってたら、直揉みとかし始めて焦ってるっていうのが
今の状況。
 …他の理由?…いいでしょ。そんなの…。
 …酒のせいよ。そうしときなさい。便利なもんね、お酒って。自分に素直になれ
る、無茶が出来る、そういう免罪符みたい。
 と に か く ! 
 さっきまでこの馬鹿があたしのおっぱいをもみくちゃにしてたのは酒の勢いで大目に見るわよ。シンジだし。
 …ホントにまだ酔ってるみたいね。脳が訳わかんない回転してる。
 ただし。“これ以上のこと”に及ぼうとしたら、さすがに目を覚ますから。
 まるで今、起きたみたいな感じで。
 寝てるついでにやられちゃうなんてのは流石に――…。
 …え?シンジ、まだ続ける気?え、ちょ、そこはやだ、や…
『あんっ☆』
『えっ!?』
 …しまったぁ…。
 続く
今朝はえらく大漁だな。
両氏ともGJ!
神が来たァァァァァァァァァァァァぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!
勃った
何?何なの?この大漁ぶりは

神が二人大活躍じゃないか
150N3爆弾:05/01/20 14:21:24 ID:???
 待て。ちょっと待ってくれ。
 僕が僕自身にこれ以上の狼藉を許さない為に組み上げたロジックの根底に
あるものは『起きたらヤバイ』『寝込みを襲うのは卑怯な行為』。みもふたも
ない言葉で置き換えるなら『保身』と『綺麗事』。この二つが僕を押し止めた。
 両方の理屈を成立させるには一つの条件が不可欠になる。それは“アスカが
間違いなく眠ってる”ということ。それこそが僕を暴走させ、また押し止めも
したんだけど。
 ……。え。
 起 き て い ら っ し ゃ る ?
 下半身に集中していた血が一気に引く。
 『あんっ☆』って!今、『あんっ☆』って!言った!言ったよね!?ご丁寧に
☆印までつけて。体もピクって動いて、左腕もアスカの腕に挟まれた。完全に
起きた。いつからだ。決まってる。今だ。今起きたんだ。ずっと起きてたんな
らこれだけされて黙ってるわけない。
 やっぱり欲張りすぎたんだ。乳房だけで満足していれば良かったのに。図に
乗って“ 乳 頭 ”にまで手を伸ばすから。でも。でもだよ。おっぱいの中
で乳首っていうのはメインじゃないの?ショートケーキでいえば上にのってる
イチゴ。どんなにイチゴがたっぷりでも、上にイチゴがのってなかったら、そ
れはショートケーキとは呼べない。呼ぶつもりはない。
 おっぱいも同じ。乳首がなければおっぱいじゃない。そう、だから僕はおっ
ぱいというショートケーキのイチゴに手を伸ばしたんだ。裏目に出たけど。
 あぁ。終わり。終わりか。ここでの生活は楽しかった。初めて人の温もりに
触れた気がする。少しは前に進めた気がする。こんな形で終わるのは残念だけ
ど。これから僕はどう…。
『…。…?』
 …おかしい。何かが。どこかで。僕の思考は何かが矛盾してる。そうだ。ア
スカは起きたんだ。そう…今 こ の 瞬 間 も 起 き て る。
 僕の手はおっぱいを握ったまま。僕の指は先っぽを摘んだまま。
 さっき自分で言ったはずだ。
 こ ん な こ と さ れ て 黙 っ て る わ け が な い ん だ。
 なのに何で?何でアスカは何も言わないの?
 続く。
151N3爆弾:05/01/20 15:20:26 ID:???
『…アスカ?』
 口に出した瞬間に既に後悔した。思わず声に出た。
 馬鹿か?呼んでどうする?どんな反応を期待してのことだ。『なぁに〜?』とでも返ってくるとでも思うのか。
『……。』 無言。
 声が小さ…いや、そんなことはない。耳元で喋ったんだ。僕の息遣いだって聞こえてるはずだ。
 …そう…さっきまでの動物みたいな荒い息も。
『アスカ?』 さっきよりも、ややはっきりと声を出す。が。
『……。』 やはり無言。
 判断に困る。どうしよう。希望的観測をするならば『まだ寝てる』ってことになるんだけど。
『アスカ。起きてるんだよね。』『……。』 応答なし。
 寝てると判断した方がいい状況だったかもしれない。けれど…。
『……。』『…ん!』
 手の中のイチゴを弄る。ほんのわずか、声を押し殺したのが分かる。
 さっきとは違うトーンだ。痛かったのかな。乱暴すぎたのか。
 細心の注意を払ってもう一度やさしく弄くる。
『……!』
 今度は声一つ漏らさなかった。しかし、はっきりと体を強張らせた。
 身をよじりたいんだろう。しかしそれさえ叶わない。
 やっぱりアスカは起きてる。
 僕の中に先ほどとは違う、迷いのない衝動が生まれる。僕は確信を持った上でもう一度尋ねた。
『寝てるってことで…いいの?』
 相当の下心を含んだ問い掛け。返事なんか欲しくない。僕は沈黙こそを求める。あまりにも長い間。
『……』
 無言と受け取るに充分な時間を置き、深呼吸を一つして…。
『寝てるんだね。』
 僕はアスカを抱きしめ、柔らかな髪の中に顔を埋めた。
 何も問題はない。だって“アスカは寝てる”んだから。

 続く
シンジのダメッぷりが優男を連想させる。
あっちは女扱いはもっと上だが。
やべえ萌え過ぎだよ(;´Д`)ハァハァ
両者とも禿しくグッジョブ!!!!!
          ,,-'  _,,-''"      "''- ,,_   ̄"''-,,__  ''--,,__
           ,,-''"  ,, --''"ニ_―- _  ''-,,_    ゞ    "-
          て   / ,,-",-''i|   ̄|i''-、  ヾ   {
         ("  ./   i {;;;;;;;i|    .|i;;;;;;) ,ノ    ii
     ,,       (    l, `'-i|    |i;;-'     ,,-'"   _,,-"
     "'-,,     `-,,,,-'--''::: ̄:::::::''ニ;;-==,_____ '"  _,,--''"
         ̄"''-- _-'':::::" ̄::::::::::::::::;;;;----;;;;;;;;::::`::"''::---,,_  __,,-''"
        ._,,-'ニ-''ニ--''" ̄.i| ̄   |i-----,, ̄`"''-;;::''-`-,,
      ,,-''::::二-''"     .--i|     .|i          "- ;;:::`、
    ._,-"::::/    ̄"''---  i|     |i            ヽ::::i
    .(:::::{:(i(____         i|     .|i          _,,-':/:::}
     `''-,_ヽ:::::''- ,,__,,,, _______i|      .|i--__,,----..--'''":::::ノ,,-'
       "--;;;;;;;;;;;;;;;;;""''--;;i|      .|i二;;;;;::---;;;;;;;::--''"~
               ̄ ̄"..i|       .|i
                 .i|        |i
                 i|        |i
                 .i|          .|i
神キタ━━━━━━━━━ i|   (゚∀゚)   .|i ━━━━━━━━━━!!!
                .i|           |i
               .i|      ,,-、 、  |i
               i|      ノ::::i:::トiヽ、_.|i
           _,,  i|/"ヽ/:iヽ!::::::::ノ:::::Λ::::ヽ|i__n、ト、
     ,,/^ヽ,-''":::i/::::::::/:::::|i/;;;;;;/::::;;;;ノ⌒ヽノ::::::::::::ヽ,_Λ
     ;;;;;;:::::;;;;;;;;;;:::::;;;;;;;;:::/;;;;;;:::::::::;;;;;;/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::::::::;;:;;;;:::ヽ

156N3爆弾:05/01/20 20:50:35 ID:???
『まずい…。』
 声が出た。しかしタイミングを逸していたのだから、いいチャンス。一瞬迷い、覚悟をチャージしようとした矢先―
『…アスカ?』 出鼻をくじかれた。勢いをすかされた。どうしよう。
 結論…狸寝入り続行。何故って聞かれるとまともな答えを返せないけど。だって絶対に気付かれて…。
『起きてるんだよね?』
 ほら!気付かれてる!この芝居無意味!だけど…。何て言えば…。と、そのとき。
『…!』 シンジは私の“敏感な部分”を触ってきた。
 声が出そう。どうしたって体が反応する。必死で声を押し殺す。なんか涙出そう。
 …何してるんだろう…私…。今、絶対私おかしい。普通じゃない。当たり前のことが当たり前に出来ない。
 寝てる間に胸触られて…それに文句言うだけのことが何で出来ないのか自分でも分から…。
『寝てるってことで…いいの?』シンジが静かに口を開いた。
 色んな思いを内包した、そしてそういうのを包み隠そうとするような…その声。その瞬間…理解した。
 シ ン ジ が 怖 い 
 理屈じゃない。本能的に怖い。
 今、シンジは私の気持ちなんてこれっぽっちも考えてない。私の身体にしか興味がない。
 いつもの…臆病で、卑屈で、後ろ向きで、鈍感で…だけど優しい…あのシンジじゃない。
 私の後ろにいるのは…空っぽの…男の衝動。その塊。それだけ。
 怖い。怖い怖い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。
『声を…声を出さないと…。』
 抵抗しないから調子に乗ってるんだ。拒絶すればやめる。それは間違いない。このままだと…レイプされる。このまま本当に犯される。
 早く…早くしないと…。やだって言うだけ…。声を出すだけでもいい。なのに…。
『声が…出ないよぉぉ…。』
 そして。シンジが動いた。さっきまでのこちらを伺うような動きじゃない。
 無遠慮に私の腕をはねのけ、背後から強引に私を抱きしめる。
 心臓が止まりそう。唇が震える。顔が見えないっていうことはこんなに恐ろしいことなのか。
『寝てるんだね。』
 身体を支配する圧倒的な恐怖と無力感。
『あぁ…。私は…。』

 ワ タ シ ハ イ マ カ ラ オ カ サ レ ル
 
 続く
N3氏もトリップ付けたら?
凄い上手い!
159N3爆弾:05/01/20 21:30:15 ID:???
書き込むのこれが初めてなんであんまり勝手が分からなくて…。
初心者板行って、覚えてきます
あれ?2ch初心者さんなの。セキュリテ(ry

それはともかくなんか貫禄あるっぽ。
メール欄に0はいらないと思うけど
161N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/20 21:36:47 ID:???
トリップ付いたかな?
・・・初めてかもしれない。こういう、アスカがシンジ(男)を怖がって抵抗しないでレイプされるってのは・・・
乙です!
今一番期待してる。
164529:05/01/20 22:15:02 ID:???
>>162
このスレのタイトルから想像されるのはそんな感じの内容だけど
よくよく考えたらそんな小説まだ投下されてなかったな。
俺も応援してるぞ!!
165529:05/01/20 22:16:28 ID:???
おっと、別スレの名前欄のまま書いちまった。
166N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/20 22:26:31 ID:???
一度どっかに書き込みたいなぁと思って色んなところ回って、ここに来て前
スレ開いた瞬間に『イラッ!』としたの思い出して書き込みました。リベン
ジですw
アスカが声をあげるところの台詞はいっそのことスレタイにしてやろうかと
思いました。その方が気が利いてるかな、と。
今思うと何故そうしなかったのか分かんないですw
…久しぶりです。誰かに誉められたり、評価されたりするの。
あと少しで仕上がるんで。もし楽しみにしてくださる方がいらっしゃるなら
もうしばらくお待ちください
アスカタンピンチなのに、文章がコミカルですねw
女性の方ですか?
あっ、微妙にスレ違いだが「優男」ってどんなんなん?>>152
「本編準拠か否か?」
>>164
漏れ>>162だが、漏れが言ったのは投下されたとかじゃなくて、そもそも漏れが初めて読むって意味。
他にこういう話があるのなら教えてくれるとありがたい。
あっ、「縛る」とか「筋弛緩剤」を使って物理的に抵抗不可ってのは勘弁ね。
はう〜!!読んでてドキドキした!
N3さんうますぎ!
N3さんと棒読み氏最高〜〜〜〜〜〜!!!!!
近代化が進むにあたり、職人と言われる人達が減少する傾向にあったが、まだまだ日本には職人がいたのですね
>>166
アスカをいじめるのもいいけど、最後はLASでめでたしにしてほしい

鋼鉄2発売に伴って各地の職人たちが活発化してきたな
175N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/20 23:54:09 ID:???
 理由がない。僕が悪戯をやめようとした二つの動機は破綻した。
『起きたらヤバイ』?
 アスカは起きない。そう…“眠 っ て い る 以 上 に 目 を 覚 ま さ な い”
『寝込みを襲うのは卑怯な行為』?
 これだけのことされて眠ってるが訳がないじゃないか。
 アスカは起きてる。その上でされるがままっていうことは双方合意ってことなんだろ?
 なんでされるがままかなんていうことは今はいい。興味がない。
 やっぱり理由がないんだ。いくら考えてみても…。
 “僕 が ア ス カ を 犯 さ な い 理 由 が な い”
 アスカの肌は汗ばみ、体温は上がっている。
 先端を弄んでいた左手を少しずつ下へと滑り下ろす。アスカの身体が緊張するのが分かる。
 腹筋の割れ目に沿って下り、おへそを通り過ぎ、そして…。
『…ん?』『……。』
 眠っているはずのアスカの内腿はかなりの力でぴったりと合わせられ、手を差し込む隙間がない。
 …。分からない。OKってことじゃなかったの? 
 それでも下着の中には手が入れられる。
 …熱い。どの部分よりも。下腹部に手が及ぶと同時に脚がピクリと動いた。
 指が“核心”へ近づく。脚により力が入る。何かちりちりとしたものに触れる。
『生えて…る』当たり前だ。僕だって生えてる。…人並み以下だけど。
  そのちりちりしたものは湿り気を帯びてる。
『汗…。』本当にそう思った。だけど…。
『……。』もっと。より深くに。吐息が漏れるのが聞こえる。かまうもんか。
 僕は指を強引に足の間に割り込ませ…そして。
 一旦、下着から手を抜く。暗い部屋の中で見える訳もないのだけれど、僕は
指を目の前にかざし、指の腹をこすり合わせる。
 “ぬるっ”
 男の身体からは流れない“汁”で、僕の指は濡れていた。
 つづく。
N3神キタ―!
>>174
それは関係ないな、間違いなくw
神キタ━━━━━━━━━ i|   (゚∀゚)   .|i ━━━━━━━━━━!!!
          ∧_∧
          ( ´∀` ) < はやく続きを!
           (=====)
           (⌒(⌒ )
        /\ ̄し' ̄\
       /   \___\
       \   /     /
    __\∠___/
180N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 00:44:08 ID:???
…実は2日前に初めて鋼鉄2をやりました。3日前には綾波育成計画を…。
鋼鉄2はともかく、綾波育成計画は数字の計算とかが難しくて…しかも三回
挑戦して三回とも美術部エンドという…。すぐアンインストールしましたw
どちらもPC版ですから世の中の流れとは無関係なんですけどねw
シンジくんも育ててみたいです☆
はっはっは。この板にいる時点で世の流れとは無関係ですよ。
182N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 00:47:55 ID:???
それもそうですねw
それじゃまた続きを書き始めます
なんかシンジのモノローグがジョジョみたい
結構、他の漫画の台詞とかもパクッてる?
185N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 01:43:48 ID:???
 ジョジョっぽい…。ジョジョっぽいですねw
 確かに『あ〜…どっかで聞いたことのあるフレーズだなぁ…』っていうのは
入ってますね。自分でも思い出せないまま、すっきりせずに書いてます。
 読んでる方で気付いた方が『このフレーズってあの作品の〜…』って教えて
くださればありがたいです。すっきり出来ます。
 その作品のファンの方でご気分を害された方がいらっしゃたらすみません。
 出来うる限り自分の中から生まれた言葉で作るつもりですけれど、影響を受
けた作品から染み付いた断片がどこかに混じっているかもしれません。その点
はご容赦いただけたら幸いです。
186183:05/01/21 01:48:21 ID:???
いや、悪い意味は全く無いですよ。
頑張って下さい
187N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 02:47:51 ID:???
 もはや脚には力が込められていない。僕は遠慮なく脚の間に手を差し入れる。
『…えぇ?こんなに…。』
 トロトロ。ヌルヌル。雑誌とかではそう書かれてたけど…実際、女の子はこんな風になるのか。
 ケンスケの家でAVを観た。そりゃエロ本だって持ってる。それなりに知ったつもりでいた。
 けど違う。
 僕の腕の中の温もりこそが女だ。この手の中の感触こそが女だ。
あんなものは女の素晴らしさの断片すら伝えてはいない。
 茂みの中の突起に触れる。『んっ…!』身体が跳ねる。おっぱいを弄ったときとは比べ物にならない反応。
『はぁ…はぁ…。』息は荒い。『…ぃっ…!』声もいい加減押し殺せていない。
 僕は自分が楽しむことしか考えてなかった。けど…
『アスカも…ちゃんと“よくなってた”んだ…』
 ズボンの中で…僕の一番正直な部分がうずく。
意識が変革された。『楽しむ』から『責める』へ。僕は割れ目の間に指を添え、丁寧になぞる。
『んひぃ…!』…かわいい。
『…くぅ…!』…かわいい!
 徐々に指の動きを激しく、小刻みにしていく。それにつれてアスカの反応も激しさを増す。
 堪え切れない。下半身からもたらされる衝動のまま、僕は腰をアスカに押し付けた。
『いいの…僕の指が…。』『んぁ…!』『僕のでそんなに…!?』『ん…んぅ…!』『どうして怒らないの?』『ぁあ…!』『どうしてこんなこと許すの?』『…かはぁ…』『そんなに軽いわけじゃないのに…!』『……。』
 布ごしにアスカのお尻の感触が僕のに伝わる。もどかしい。もっと…。もっと刺激を…。
 僕は手と共に腰の動きを早める。もうアスカは声を殺そうとしていない。
『僕は…アスカにとって特別なの?』『んぁあ…!…ン…あっ!』『僕はアスカが特別だよ…』『ぁっ…ぁっ…ぁっ…』『そうだ…何より…。』『〜〜〜〜〜!!!!!』
 手と腰の動きは最高潮。アスカの声はもはや悲鳴に近かった。
『“俺”は…アスカが…』責め立てる手にアスカの手が重ねられる。
『もぅ…やめ…』『大好きだ…!』指で突起を強くなぞる。『!!!!!!!!!!!』アスカは声も上げずにのけぞった。
『…うっ!』と同時に俺も…。
 刹那の快楽…。俺の腕の中でアスカは小刻みに痙攣しながら、ときおり大きく身体を跳ねさせる。
 アスカは…イッた。
 続く
まさしく神だ。続きキボン。
俺というシンジ君はちょっと微妙だな。

それでもGJ!
190N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 03:38:17 ID:???
 ここで皆さんに耳寄り情報をお伝えしますよ!聞いて損はない情報ですよ!?
 いいですか。人間はね…。
 寝 な い と 死 ん じ ゃ う ん で す よ !!
 知らなかった人も多いんじゃないですか?
 誰の心にもネルフ支部はありますよね?我が心のネルフ兵庫支部では9時くらいからアラートが鳴りっぱなしなんです。
 我が心のマヤさんはテンパりきってます。
『ダメです!N3、活動限界です!予備も動きません!いい加減寝たらどうですか!』
 …予備って何ですか?
 まぁまぁ。マヤさんもこう仰ってることですし。顔を立てる意味でも。ね?
 そもそも書き込んだ時間を見てください。朝。昼。晩。深夜。いつ寝てるんだって話でしょ。
 答えは簡単。寝てません。そろそろ寝ます。死にたくないので。
 …つくづく頭おかしい文章ですね。いよいよギリギリの状態なんですね。
 おやすみ。ぐんない。夢で逢おうぜ。
>>189
シンジは性欲等本能が絡むと自分を俺というのは、本編からも想像出来ると思う。
EOE冒頭の、「最低だ。俺って。」
>>190なんてナイスガイな奴なんだ!格好よすぎる
匠よ、明日も期待してます
>>191
そういや言ってたな。納得しますた。
N3氏
何はともあれGJ!です
ただ、投稿時間等を見ますと、もしかして
その場で書いてますか?

もしその様でしたら、作品をある程度メモ帳やワードパッドと
言ったテキストエディタで書き上げて、
ここへはコピー&ペーストで投稿されてはいかがでしょうか?
そうすれば、N3氏の好きな時間に投稿できますよ。
乙でーす。原作シンジの負の部分ばっかり出てて結構楽しみです♪
遅レスだけど、愛拭GJ!
197N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 14:08:36 ID:???
 2ちゃんは水物じゃないかなぁと思ってるんで、大体の流れだけ決めたら
後はその瞬間、瞬間のフィーリングで言葉を乗っけてるんですけど。
 そのせいで酒の席の辺りがえらく長くなってしまって…w
 矛盾、誤字脱字、存在意義のまるで分からない登場人物もそこかしこに。
 いつ、誰がチューハイやビールを持ち込んだのか。委員長が酒に関して注
意しないのはいかがなものか、等々。
 本当はもう少し書きたいネタもあったんですけど、LASでそれをしたら皆
さん離れていくだろうなぁ、と思って途中で強引に全員を寝かしつけました
。いい加減たるくなってきた方もいらっしゃったし。
 …綾波は寝てませんがね。
 最初はワードパッドで仕上げてからとも思ったんですけど。そうしないせ
いで何度文章がトンだか…。
 戻るを押したり、転送したら『改行多杉』が表示されたり、『文章長杉』が
表示されたり、『描写しつこ杉』が表示されたり、『ジョジョ杉』が表示さ
れたり。
 もう一度フィーリングを呼び戻して書き直すのも苦労しました。
 だけど心の碇司令の絶対命令でワードパッドは使えなかったんです。司令の
命令なんでこちらでは何ともなりませんでした…。
 本格的に書き込むのは夜近くになると思います。お暇な方はもうしばらくお
待ちください。
>>197
あい!お待ちしてます♪
199N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:39:23 ID:???
…書いてるのが消えました。泣きそうです。
気分転換に前に書いてたのをちょろっと直して載せてみます。
分かってます。時間稼ぎですw 続きを急ぎます。
タイトルは…『神話になりそこねた少年 女神になりそこねた少女』だそうです。
200N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:42:05 ID:???
 世界なんて概念は人が生み出したもので。僕らが死んだら世界は終わる。
 朝も夜もなくなったこの大地で。
 世界が終わるまで僕らは生きていく。這いずるようにして生きている。
 
 小屋の中にアスカの姿がない。
「…。」
 そう遠くには行っていない。あんな身体だ。多分、あそこだ。
 砂浜。あのときの。いつものところにアスカはいた。
「…アスカ。」
 水色のワンピースを着たアスカは波打ち際に座っている。
 ほとんど力の入らない右腕を抱え、何をするでもなく、波の来るほうを見つめている。
「…いつまでもこんな潮風の当たるところにいちゃダメだ。怪我だってまだ治ってないんだから…。身体に障るよ。」
「……。」
「波がかかるよ…。」
「…このまま波にさらわれていけたら…」
「…。」
 このところ、アスカはこういうことばかり口にする。
 あれから何日経ったのか。分からない。世界に夜も朝もなくなったから。食事や睡眠の回数で数えるところなんだろうけど、あまりにも不規則だから当てにならない。
 そもそも時間を気にすることに理由がない。
 今は、日に二食。缶詰やレーションを探してきて食べる。生きていけるギリギリの栄養なんだけど、アスカはそれさえも取ろうとしないことが多い。おかげで怪我も治りが遅い。
201N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:44:29 ID:???
「薬は飲んだ?」
「…ほっといて。」
「…アスカ。今日は食事だってまだ…」
「どうなるのよ。」
「え?」
「…あの雨風さえまともにしのげない犬小屋同然のプレハブに戻って…あの豚の餌以下の食事を手づかみで食べて…それでどうなるのよ。」
「……。」
「あんた…状況分かってんの!?あたしたちは…負けたのよ。世界を救うのが仕事だったのに…何も出来ずに…役目を果たせずに…。ミサトも死んだんでしょ!?」あんたのパパだって死んだ。ヒカリだって…鈴原だって相田だって!あたしたちが負けたから!
 一体どれほどの人が生き残ってるっていうのよ! 
 生まれたばかりの自我が確立していない乳児!
 精神に疾患を患って自我に異常をきたした一部の精神病患者と植物状態の脳死患者!
 補完すら受け入れられないほどに破綻した精神構造の持ち主!
 悟りによって補完を必要としなかった本当に一握りの宗教屋!
 この例に当てはまらない人間はみんな、もう…LCLの海に溶けてる…!」
 つづく
202N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:46:00 ID:???
 爆発した。多分、帰ってきてから喋ったこと全部よりも喋った。言い返せない。絶望的な正論。
 ずっとそんなことを考えていたのか。
 僕は心にもない希望を口にする。
「また…戻ってくるかもしれないよ。」
「…戻ってくることが分かってるんだったらこんだけ金かけて!マギ作ってネルフ作ってEVA作って!使徒倒す必要は無かったのよ!あたしが…ママに見捨てられることもなかったのよ!あんただってパパに捨てられずに済んだのよ!
 そうじゃないのよ!あんただって本当は分かってるんでしょ…?

 戻ってこないのよ!もう誰も!

 生き残ってる人間はみんな人として何かが欠けてるわ…。私やあんたみたいに…。そんな連中に何が出来るっていうの!?これからも西暦を続けていけっていうの!?私達だけで…。世界を守れなかった役立たずのヒーローのままで…。
 しかも…。セカンドインパクトからたった15年しか経っていない…生態系が回復しきっていないところへのサードインパクト…。
 分からないの?マギが試算したことがあったわ。地球はセカンドインパクト級の被害をもう一度受ければ復元出来なくなるって。星が元に戻ることのできる力の限界を超えるのよ。そして…実際に三度目は起こった!
 この星は…もう…もたないのよ!」
「…。」
 やはり。
 漠然と感じていたことだ。大気の流れ。空と海の色。。僕たちが知っているものとはかけはなれてしまった世界。そういう言い知れない不安はずっと付きまとっていたけれど。
「意識だけになった連中はいいわよ!私達は…また身体を持ってしまった私達は…ただ死んでいくのよ。あの海に戻る事すら出来ずに一人で死んでいくのよ!」
「……。」
 アスカは絶叫し…顔を伏せた。そして…
「戻って…。」
 そしてアスカは嗚咽の中で…“二人で生きていくならば決して口にしてはいけないこと”を口にした。
「戻 っ て こ な け れ ば 良 か っ た…!」
つづく
203N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:48:50 ID:???
「一人じゃない。」
 一生懸命に言葉を探したけれどこんな陳腐な言葉しか出てこない。
「……。」
「アスカが死ぬとき、僕は必ず側にいる。だから…一人じゃない。」
「…いてどうなるのよ。」
「…。」
「…いたからどうだっていうのよ!?あんたが私の孤独を埋めれるっていうの?あんたが私の補完をしてくれるの?碇シンジ補完計画!はっ!願い下げよ!
 …笑わせるんじゃないわ…何様のつもりよ!あんたに何が出来るっていうのよ!?」
 非難。怒号。罵倒。そして問い掛け。
 何が出来る?何が出来るんだろう。この僕に。無力な僕に。臆病な僕に。アスカが本当に必要だったときに手を差し伸べなかった僕に。全てに…手遅れだった僕に。
 答えを探す。僕の中に。アスカは僕を憎しみの眼差しで睨みつけている。でも…アスカは僕の言葉を待っている。憎みながらだけど。待っている。
 僕を憎むこと。それがアスカの誠意。ならば僕の誠意は…僕の思いを拙いなりに出来うる限り正確に言葉にすること。
 あの海の中ではこんな苦労はいらなかった。思いを正確に伝えることが出来た。分かり合うことが出来た。
 思いは言葉にした瞬間にずれを生む。コミュニケーションの手段として欠陥品だ。
 だけど僕達は言葉で分かり合う世界を選んだ。分かり合うことが難しい世界をわざわざ選んだ。そのことには…意味があると思う。
 僕はたっぷり時間をかけて答えを探した。そして、あまりに空虚な、だけど今導き出せる最上の答えを口にした。
「…分からない。」
 続く
204N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:50:03 ID:???
「…ほら、見なさい。」
 アスカの声に失望が滲むのが分かる。自分の言葉が正しかったことが証明されたことの喜びなんていうものは…ない。
 分かる。分かってる。言葉を言葉の通りに受け取ってはいけない。人が思いをそのまま喋ってると思ってはいけない。アスカは…本当に僕を拒絶してるんじゃない。何もしない僕を拒絶してるんだ。
 紡がなきゃ。言葉を。嫌われても。罵られても。ここは陸だ。あの海とは違う。言葉にしなければ分かり合えない。
「ただ…アスカの力になりたい。」
 アスカの口元が歪む。軽蔑の。侮蔑の笑顔。最低の表情だ。
 ふらつく脚で立ち上げる。支えようとした僕をアスカは乱暴に振り払った。
「また“その言葉”を口にするわけ?
 だったら私もあの言葉を返すわよ。“私の側に来ないで。あんた私を傷つけるだけだもの”」
「…そうかもしれない。だけど近づくよ。今の身体では僕の補助なしじゃ生きられない。」
「“あんた誰でもいいんでしょ。ミサトもファーストも怖いから。お父さんもお母さんも怖いから!”」
「…怖いよ。今でもそうだ。だjけどアスカじゃなきゃダメだ。」
「えーそうでしょうよ。今じゃあたししかいないんだから!
 消去法で選ばれたオンリーワンに何の価値があるっていうのよ!」
「過ぎたことを言ってどうなるんだよ!」
「都合のいいことを!男はすぐそう言って!」
「そうしなければ生きていけないんだよ。これから先は!」
「……。もういい。」
 アスカは崩れ落ちるように腰を下ろし、膝を抱える。
「あたしがバカだった…。あんたに…何を…」
 その呟きは最後が聞き取れなかった。
 ダメだ。言わなきゃ。伝えたいのはそういうことじゃないんだ。もっと上手く。もっと正確に。僕の…僕の気持ちを…!
 続く
済まないが、甚だスレ違いだな。
別に貴方だけのスレッドじゃないんだから、無理して一日何度も書き込まなくていいよ。
正直他でやるべきだと思う。
206N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:51:50 ID:???
「アスカに死んで欲しくないんだ。」
 僕の思いとは裏腹に。口から出たのは何の捻りもない、思いの断片。切れッ端だ。
 だけど。僕は続けた。
「生きていて欲しいんだ。」アスカが顔を上げた。僕を見た。
「僕なりに考えてた。これからどうしようかって。どうやって生きていこうかって。
 …いや。本当は死ぬことも考えた。こんな世界で。何を期待できる訳でもないんだから。
 でも浮かんだのはアスカのことだった。僕が死んだらアスカはどうなるんだ』って。
 一人になる。一人っきりになってしまう。
 僕は嫌だ。一人は嫌だ。だから死ななかった。死ななかったんだ。」
 取り付かれたように僕は喋る。アスカは呆気に取られたように僕を見ている。
 何か伝わっているのかな。少しでも。わずかでも。不安だ。でも。
 止まらない。
「どこに住もうかって考えたときにもアスカのことが浮かんだ。不自由な身体でも少しでも動きやすいところを探した。こんなところしか見つからなかったけど。
 食事の準備をしてるときも。アスカにも食べられるものをって。実際には…ああだけど。
 廃墟の中でも気付いたらアスカのためのものを探してるんだ。朝起きたときにまず気になるのはアスカの体調なんだ。僕の目の届かないところにいるときは不安で仕方なくなる。生活がアスカ中心に動いてるんだ。」
「…そんなに負担になってるんなら捨てていきなさいよ…。あんた一人なら…まだ…。」
「だから!一人は嫌なんだよ!」
「…!」
続く
207N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:55:14 ID:???
「アスカのために何かをすることが今の僕が生きてる理由なんだ!
少しでもアスカの栄養になるものをっていうのが崩れかけたビルの中に、怖がりながらでも足を踏み入れる理由なんだ!
 こんなものは押し付けだよ!僕の勝手な…一方的な思いだ。別に…何を…求めてるわけでもない。
 …応える必要も無い。」
 これだけは嘘だ。
 僕は卑怯者だ。つくしたら感謝されたい。見返りが欲しい。
 だけど。それは違う。本当の。僕のなりたい僕じゃない。だから僕は嘘をつく。
「…あんた…あんた何言ってんのよ…。今、そんな…そんな話してるんじゃないでしょ?
 私は…世界は…もう…。」
 アスカの声は震えてる。そうだ。答えになってない。見当外れな独白だ。けど。
「いつまで生きられるか分からない。終わりは来る。それは明日かもしれない。運が良ければ何十年後かもしれない。
だけど多分、人の歴史は僕達のところで終わっていくんだ。
もう…夢を見られるような世界じゃなくなった。生活の全てを“生きる”ことにつぎ込むことになると思う。
だけど…その中でも僕は何かのために動きたい。誰かの為にあがきたい。どうせ生きるなら…僕はアスカを支えて生きていきたい。」
 アスカは口をパクパクさせている。言葉が見つからないの?僕もそうだよ。
 だから…こういう言い方しか出来ない。
「僕は…馬鹿だから。きっと世界が終わる日でも君のことばかり考えてる。
 僕は…“バカシンジ”だからさ。きっと…世界が終わる瞬間にもアスカに恋してる。」
「シンジ…。」
 アスカは目を見開いた。耳が熱い。顔が熱い。こんなの柄じゃない。だけど。胸を張って僕は言う。
「出来ることは…多くないと思う。僕は何度もアスカの期待を裏切った。愛想尽かしてるのも分かる。
 だけど…だけど。」
 僕は一瞬間を置いて…そして。思いの塊を吐き出した。
「一緒に暮らそう。僕に…支えさせてよ。」
 ああ。多分これはプロポーズだ。色気のかけらもないけど。きっとそうだ。
 続く
>>205
廃物利用スレだし、楽しみにしてる人間にゃ書いてくれるだけ書いてくれて構わんよ。
寧ろ大歓迎。
書き込みが無ければ誰か代わりにその分の楽しみを提供してくれるっての?
埋まったなら次を立てる。
それだけだしな。
209N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 19:57:51 ID:???
「……。」
 アスカは僕の方をじっと見てる。一つしかなくなった目で僕を見てる。
 少しすると口を開きかけ…何か言いかけて…何も言わずに口を結んだ。
 と。
「…あ。」「アスカ…!」
 左足がかくんと曲がり、アスカの身体が傾く。僕は慌てて手を伸ばして支えた。
「……。」 アスカは僕から力なく逃れようとした。
「……。」 僕は離さなかった。アスカはすぐに抵抗をやめた。
「…たなんか。」「…え?」
「あんたなんかに…。この…あたしが…」「……。」
「…そんな風にしなければ生きられないんなら…いっそ…。」
 僕は腕を引き寄せた。アスカを胸に抱きしめた。
 今度は抵抗されなかった。
「…アンタなんか…アンタなんかぁ…!」
 震えながらアスカは僕のシャツをつかみ、顔を胸に押し付けた。それからも何か呟いていたけど…。よくわからない。
「…アスカ。食事にしよう。」
 何故泣くのかな。今の僕には分からない。分かり合うにはまだ努力が必要みたいだね。僕にも。君にも。
 僕らは砂浜から犬小屋以下のプレハブ小屋の我が家へ、豚以下の夕飯をとりに帰った。 

 世界なんて概念は人が生み出したもので。僕らが死んだら世界は終わる。
 朝も夜もなくなったこの大地で。
 世界が終わるまで僕らは生きていく。這いずるようにして生きていく。
 二人きりで。
 終

同意。
>>205
てか、スレ違いって。
このスレの正しい利用法って何?
212210:05/01/21 19:59:35 ID:???
208にです。
>>205
> 済まないが、甚だスレ違いだな。

このスレを元通り意味無しの釣りでだけ使えって?
ひょっとしてあなたは初代スレの悲惨な1さんでつか?

> 別に貴方だけのスレッドじゃないんだから、無理して一日何度も書き込まなくていいよ。

一個しかない公衆電話を占拠してるわけでもあるまいし、他に使いたいやつはそっちはそっちで書きゃ良いじゃん。
何言ってるのかさっぱり分からん。

> 正直他でやるべきだと思う。

正直、自分の意見が正義です君が勘違い全開で喚いてるだけにしか見えない。
君こそ他所行ってくれる?
おーい、どうしたの>>205さん。
早くこのスレの正しい使い方とやらを教えてよ?
>>205
N3氏が我々住人がすこしでも楽しめるように
と投下しているというのに何を言い出すんだよオマエは

>>209
N3氏乙&GJっす
くたびれない程度でいいので今後もヨロシクたのんます
>N3氏

どうせ文句だけ付けて根拠は示さない朝日新聞みたいな茶々ですから、
無視してお続けください。
楽しく読ませてもらってますよ。
217N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 20:28:59 ID:???
 まとめて書き込んでからちょっと離れてたらえらいことに…。
…えっと。すみませんでした。的はずれな事して…。調子乗ってました。
…えぇとぉ…。出来ましたらこの話題はこの編で…。私が悪いので…。
…ちょっとお風呂入ってきます。お風呂長い人なんでちょっとお待たせするかも分からないですけど。
 すみませんでした。
>>217
いや、あんたは悪くない
むしろ、空気読めない205が悪い
疲れも溜まっているだろう、ゆっくり休んでくれ
          ∧_∧  >>217
        ( ・∀・ )    一杯どうぞ!
        (つ   と彡 ./              
            /  ./ シュ
           /   ./
         /    /
        /      /
      / ///   / ツツー
     /  ■   / 
   /    l_  ./    
>>217
いや、あんたが悪い
やはり、空気読めないコテが悪い
疲れも溜まっているだろう、永遠に休んでくれ
そんなこと言わずにー!
いや、ほんと>>215の言うとおりくたびれたらどうにもなりませんが、これからも問うかよろしく頼むです。
そして、>>205のような荒らしが居るのが「2ちゃんねる」荒らしをスルーできるようにガンバなのです。

>「僕は…馬鹿だから。きっと世界が終わる日でも君のことばかり考えてる。
> 僕は…“バカシンジ”だからさ。きっと…世界が終わる瞬間にもアスカに恋してる。」
「恋してる」?「恋してる」って言いましたかシンジ君!お見事です!乙です!GJです!シンジ君良過ぎです!
うん、というか

7. エロ・下品
2ちゃんねる
 2ちゃんねる内での過度なエロ・性的煽り・性的妄想・下品ネタは禁止されています。
画像へのリンクも同様です。これらは例外なく削除対象になります。



削除しよう!
現在、エヴァ板の創作系スレに粘着厨房クソ荒らしが進入した模様。
神様達は、これを機に「荒らし」に対する免疫力を高めてください。
そして住人よ!みんなで神を援護するのだ!
N3さん…感動しましたよ!
ここでこんな素晴らしいものが読めるなんて…。
225205:05/01/21 20:57:07 ID:???
>>220は私じゃないぞ。
住人の総論を理解していないというなら謝るが、別にこっちだってN3氏に恨みがあるわけじゃないんだが。
意見が違うだけで荒し扱いはひどいだろう。
とりあえずN3氏にだけは詫びておくよ。悪かったね。気に病まないでくれると嬉しい。
>>225
意見が違うからといって荒らし扱いするわけではないが、
とりあえずおまいさんの意見の根拠として、このスレの正しい使い方の講釈を頼む。
どの辺がスレ違いになるって?
エロは削除!
スレタイ自体がエロなのだがね・・・
スレを削除!
エロ禁止の板でエロSSは問題だな。
231205:05/01/21 21:19:03 ID:???
制約があるとはいえエヴァ板でエロができるのはここだけじゃないか。
シリアスなAEOE物なら他に適切なスレがいくらもある。
それなら他でやってもらって、このスレは目立たないようにしたほうが、って思っただけさ。
>>209
なんか三只さんの「この醜くも美しい世界」に似てる
べつにパクリとか言ってるわけじゃないから安心してくれ
>>231

エロい展開に入る導入だったかもしれないのに?
シリアスAEOE且つ「きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ」な展開にはならないと、
作者でもないのに分かったの?
こんな時だけ正論吐きやがって調子の良い蛆虫どもめ。
嗚呼 哀れ
>>233
もう、そのへんで終わりにしとけ
本人も謝ってんだし
どうせスレもなくなるしな
今更だが・・・乙です!
239N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/21 22:31:27 ID:???
 もうどうしたらいいか分からないので、一連の流れには一切触れずに多
少あつかましくやってみます。
 応援、擁護してくださった方ありがとうございます。正直、放り出す寸前でした。本当、励みになってます。
 しかし。その辺で。ね?意見の相違にはキリがないですから。もう気にしませんし。
 仮に応援、擁護して頂ける場合は他の方に対してでなく、私に対してお願いします。図に乗りたいんでw
 批判された方の仰ってることも分かります。
 が、ネタを書き込んでいる方も限られるようなので、書き込みは続けたいと思います。
 個々の意見を尊重してばかりいたら何も進まないんで。悪しからず。
 ただ、忠告は肝に命じておきます。いや本当に。エロがダメっていうんなら仕方ないですけど。
 ま、削除されるときは削除されるでしょう。お上のなさることは私にはよく分からないですがそのときまでは。
 …てゆーか:(1) ◆N3KfCzebuQ さんの続きが読みたい…。しかしいらっしゃらない。
 新参者がデカイ面して書き込んでるからご機嫌を損ねたのでしょうか…。
 気分をリセットすると同時にさっきまでのテンションもリセットしちゃ
ったんで、書き直しです。
 次の主観はシンジSIDEがいいですか?アスカSIDEがいいですか?
 どっちでも書けますけど、どっちかしか書かない可能性高いです。
 書くとしても一通り、話が終わった後になります。流れ的には後、ひと山くらいはあるでしょうか。
 エロの山も…あると思う。多分。評判次第で。
 迎合するのもどうかなぁ…と思うんですけど、どうも決断力が鈍っててw
 よろしければご意見お聞かせください。
アスカに一票
アスカにイピョーウ
シンジに3票
>>242
それは却下
綾波サイドってのは有り得るのか?
ホントはこんなことしたくない。でもシンジが怖くて抵抗できない。
そんなアスカが非常に読みたいので、アスカサイドでお願いします。
・・・ってか、自分がエヴァ(LAS)にはまっているのは実はこんなシチュをEOEをビデオで見た晩に考えたことが起因してまして・・・
もしかしたら6年越しの悲願が叶うかも?ってことで期待しまくりです
出歯亀の視点で
シンジに抱かれること自体は満更じゃないのがアスカの本心じゃないの?
そこら辺も含めてアスカ視点で見てみたい。
アスカかな
両方見たいってのが本音だけどw
>>247
いや、それは分かってるんだけどね。
でも途中の「怖い怖い怖い」が・・・
女の子っぽくてイイじゃん?
あう〜!どっちも読みたいです!!w
251N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 00:14:38 ID:???
 予想はしてましたけどアスカ優勢かぁ…。そりゃ、こういう質問したらそうなりますよねぇ…。
 『いよいよかっ!』って盛り上がったところで唐突に何の脈絡もなく、『アキラ』クラスの超能力者の戦いが勃発して
巻き添え食らって二人を消滅したことすら気付かない程一瞬で吹っ飛ばしたら、どんな反応が返ってくるのかなぁ…。
 ええ好きですよ画太郎。庵野さんもこんな感じでEOEを作ったんですかね。
 肩透かしかぁ。やってみたいなぁ。そそられるなぁ。(もしかすると伏線)
 どんな風になじられるのかなぁ。
 両方出来上がったんで、もう少し意見を聞かせてもらって、その反応を見てどっちかを載せます。
 出来についてはどっちもおんなじぐらいでしょうか。
 多数派に転ぶとは限りませんw上の通りひねくれてるんで。
 心がワキワキするようなマイノリティには簡単に転びますんでw
個人的には視点をちょくちょくアスカとシンジで変えながら書いてくれた方が嬉しいな。
この際交互に、とか

・・・だめか
個人的には、今までの交互に書くシステムがいいなあ
あうあうあうあう、両方のっけるってぇのは却下なんですか?
N3氏素晴らしいです。『神話になりそこねた少年 女神になりそこねた少女』最高です。

なんか、こんないや〜んなタイトルのスレには勿体ないような良作だと思う。
どうせなら万人向けのスレに投下して欲しかった。ここはエロネタスレだと思って避けてる人もいるかも知れないからね。

205氏のスレ違い発言も、そういう意図だったのかも知れないぞ?
だからその話はいい加減に止めなさいと・・・
>>256
>こんないや〜んなタイトルのスレには勿体ない

スレの住人が楽しくやってんだから、他所モンの余計な口出しは控えて欲しいワケよ。
まあ削除ガイドラインに違反してるんだけどね。
ところで棒読みさんはどうしたんでせうね
マターリsage進行で行きませう
262N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:34:02 ID:???
 …何がうっとうしいかってこの枠に収めなきゃいけないことですね。
 改行や字数に制限がなければ、もっと早く…そして削らないでいい部分も。
 …いえ、どの方もこの制限の中でやってるんですよね。その枠の中でどれだけ自分を出せるか。そこが腕の見せ所。
 …そんなに両方がいいんですか。どうなのかな。ま、もったいぶるほどのものじゃないし…。
 両方見たい人〜。(は〜い)←幻聴
 …やっぱ多いな。じゃあ両方載せます。その代わり!
『…あんだけ待たせて。あんだけもったいぶって。これ?』っていうのは無しで!凄く不安!
 どっちから載せるかな…。順番でずいぶん印象が変わる気がする…。読めば『ああ…確かに…』と思うかも。
 …よし。こっちだ!
263N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:36:30 ID:???
『これ何て書いてあるの?』『わわっ!やめろよ!』
 シンジの部屋でポルノ雑誌を見つけたときのこと。
『どこの国でも内容は一緒ね。書いてる言葉が違うだけ。これは何て意味?』
 分からない漢字。シンジに尋ねると赤い顔を更に赤くした。
『…それは。』『読めないの?日本人なのに?』
『日本人にも読めない漢字だってあるよ!…ていうかそれは僕でも読める!』
『じゃあ意味が分かんないのね。頭悪〜い。』『違うよっ!ただ…』
 シンジは口ごもる。それで大体察しはついた。これはいやらしい意味だ。
『分かるんでしょ〜?いいなさいよ〜♪』『…。』
『教えてくれないんだったら明日これ学校に持ってって皆に聞いてみよっかぁ♪
 「これシンジの部屋で見つけたんだけど〜」って。』『や、やめろよ、恥ずかしい!教えるよ!』
 からかいがいがある。シンジはどもりながらも説明を始めた。
『“イク”?』『うん…。』『そんな動詞知らない…。辞書にあったかしら。』
『…載ってないんじゃないかな。口語表現だからね。日常会話の中でポンポン使う言葉じゃないし。』
 そんな辞書あってたまるか、とでも言いたげな口ぶりだった。
『んで。“イク”事はこの単語と同義なわけね?意味は?』『…なんて言えばいいかな…。』
 シンジは小声でぼそぼそと説明する。
 本当に聞こえなかったので何度も聞きなおすと、からかわれてるとでも思ったのか、やけくそになって大声で、用例まで事細かに怒鳴って見せた。
 …そういうことね。
『…あ〜。もういい。もういいわ。んで?読み方は?』
 さんざん辱めた後のこの物言い。シンジは不機嫌そうな顔で、それでも吐き捨てるように呟いた。
 
 「しょーてん」 
 続く
264N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:45:31 ID:???
 本来の意味は“天にも昇る心地良さ”とかいうらしい。
 シンジはそう説明してたけど…大げさじゃなかった。あたしは今完全にイッていた。向こう側に。
 意識が飛んだ。分からない。多分気持ちよかったんだと思う。そのくらいしか覚えてない。
 昇ってった魂が降りて来る。徐々に意識が戻る。脳に身体の各部分が異変を伝えてくる。
 未知の感覚。強力な脱力感。
『え?…ここ。どこ…?』
 全身が痙攣してる。疲れた。動きたくない。何。何か身体の下…。
『ふぁ…。』脇の下から何かが引き抜かれた。それだけで身体に電流が走る。
 かなり…全身が過敏になってる。気持ちいいとか悪いとかじゃなく刺激にとにかく敏感。
 後ろで何かごそごそやってる。誰?何だっけ?えと…まだ朝じゃないの?ここは?
『…アスカ?』
 名前を呼ばれた。応える気力はない。でもそれが意識を刺激した。
『…。あ…。あたし…。そうだ…。ここで…シンジに…!』
 恐怖と恥ずかしさを筆頭に感情が一斉に蘇ってくる。後ろにいるのは…シンジだ。
 つづく
265N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:46:54 ID:???
『どうしよう…どうしよう。』
 ここまでされた以上、次はもう…。好きとか嫌いとかいう問題じゃない。シンジだからいいとか悪いとかいう話じゃない。
『好きな相手なんだから別にいいじゃん』『気持ちよかったんだろ?何の問題があんの?』
 それは男の論理。とりあえず気持ちよくなりたい、極めて身勝手で利己的な生き物の理屈。
 男は心で、女は身体で感じるなんて言う。だけど男はまず身体を欲しがるし、女は心で抱かれることを望む。
 相手が誰であろうとこんな風にされるなんてごめんだ。どこの女がこんな風にされるのを望むものか。
 …好きな相手ならなおさらなのに。私が望んでたのは…もっと…ちゃんと…。
 唐突に。
『…アスカ。』 全身が凍りつく。来た。来た。来た。来た。とうとう来た。どうしよう。
『…寝てるなら寝てるでいいからさ。』
 どうしよう。どうしよう。いっそ失神していれば…。
『…腰、浮かせてよ。』
 !!!!!!!!
 ネタ振り。違う!寝たふりを!私はイッたまま起きていない!
 今、反応したらもう最後。
『…アスカ。』…ダメ…。反応しちゃ…!!!!!

『 さ っ さ と 浮 か せ ろ 』

 ………。頭の中が真っ白になった。
『“ショウテン”ね〜』『よそで使うなよな、そんな言葉〜。』
 交わした会話。頬を涙が伝う。
 私は…黙って腰を浮かせた。
 続く
266N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:51:16 ID:???
 …やっぱり一回出すと多少、冷静になる。
 “僕”はアスカの下着から手を引き抜いた。
『…うわ。』手を開いてみる。全ての指の間に糸が引く。アスカの汁で。そんなに良かったのか…。
 ……。正直、感慨にも浸りたい。快感を反芻したい。けど可及的速やかにやらなきゃいけないことがある。そうだろ?
 パ ン ツ を 脱 が な き ゃ 。も。ベトベト。
 脱力しきったアスカの下から右腕を引き抜く。『ふぁ…。』アスカの口からよくわかんない声が漏れた。
 横たわったままズボンごとパンツを脱ぐ。くそ、ハーフパンツをはいてればよかった…!
 芋虫のようにじたばたと動いてなんとかずり下ろす。その度に“汚染区域”がぺたっ、ぺたっと肌に触れ、気持ち悪いことこの上ない。
 悪戦苦闘の末、ズボンを抜き取る。肌についた“汁”をパンツで拭い、部屋の隅に放り投げた。
 …いくら何でもいい加減すぎる。今絶対“汁”が飛び散った。…まぁいいか。僕の部屋じゃないし。
 第一、今それどころじゃない。
 暗い部屋の中、寝転がったまま上下する肩を見つめる。まだ…息が整いきっていないんだ。
『…アスカ。』
 当然のように返事はない。“寝てる”。もしかして失神してたりして。
 ダメだ。さっきよりは落ち着いてるけど、冷静ではない。考えがまとまらない。当たり前だ。
 だって今“ミ サ ト さ ん の 布 団 で ア ス カ と 二 人 、 下 半 身 全 裸 ”なんだから。これだけでも一大事。
 飛躍したもんだ。最初は『はやくおっぱいから手を離さないと!』だったのに。
 どうでもいいけど明日からこの部屋イカ臭いだろうな。
 まぁいいか。ミサトさんの部屋だし。後でシーフードヌードルでもぶちまけて誤魔化そう。
 …ん?…冷たい。何だ?
 続く
 
267N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 02:53:47 ID:???
 …今、気付いた。布団が…濡れてる!?いやそんなもんじゃない…!漏らしたみたいに…グチョグチョ…。ほとんどおねしょじゃないか。
 困ったな。しばらく雨が続くのに。布団が干せない。まぁいいか。ミサトさんの布団だし。
 …これが“潮”ってやつなのかな?おしっことはまた違うんだっけ?そう…女がイッたりすると…。
 ……。
 “ざわっ…”
 …まただ。耳の奥で音がする。男にだけ聞こえる音。理性が灼ける音。
 足りない。もっと…。もっとしたい。
『…アスカ。』 肩の動きは止まってる。ようやく呼吸は落ち着いたようだ。だけど…これからまた荒くなる。
『…寝てるなら寝てるでいいんだけどさ。』
 身体の下から手を抜いてしまってる。もっかい突っ込まないと。しかし既に隙間はない。それに…下着も邪魔だ。
『…腰、浮かせてよ。』
 気分は捕食動物。“俺”はライオン。獲物はどこだ。ここだ。ここにいる。
 旨そうだな。眠ってるとは間抜けな奴だ。俺が全部、平らげてやる。骨の髄まで。
『…アスカ?』
 聞こえているのかいないのか。腰は浮かない。
 …苛立つ。聞こえなかったのか?ならばもう一度言ってやる。
『 さ っ さ と 浮 か せ ろ 』
 被食動物の身体に震えが走り…ややあって腰が浮いた。今度は聞こえたみたい。
 さぁ…狩りを始めようか。
  続く
シンちゃん外道だよシンちゃん(;´Д`)ハァハァ
アスカ可哀そうだよアスカ(;´Д`)ハァハァ
シンちゃんには愛に目覚めて欲しいですな〜、このまま突っ走っても全然イイんだけどね
そっ、それから?それからどーなるんだぁぁぁ

正直、デスノートより続きが気になる
>デスノートより続きが気になる

それは最大級の賛辞だなw
272N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 04:25:35 ID:???
 デスノートってw
 あぁ…小1の夏。一人で秋田へと向かう飛行機の中。優しいスッチーが差し出してくれた絵本とジャンプ。
 ジャンプとの初遭遇。
 サイボーグじいちゃんG。好きでした。あとてんで性悪キューピッド。
 …年ばれましたか?そこ!ぐぐって連載時期を調べない!どつくぞ!
 …ここだけの話ね。名前の無いキャラっていうのが出てくるのではないかと。
 色んな歪んだ境遇で名前をつけてもらえずに大きくなった人間の場合、デスノートは通用するのかと。
 最初は『Lがそれでは?』と考えたんですが、ちゃんとあるんですよね。
 …出てこないですかね。そんなの。も少ししたら寝まーす。
 おやすみ。ぐんない。夢で逢おうぜ☆
273(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:27:25 ID:???
ガチャリと勢い良く音を立てて病室のドアが開く。
アスカの病室のドアを開けたのはもちろんシンジだった。
彼の片手には湯を張った白い清潔そうな洗面器が持たれ、
腕には白いタオルがかけられている。

「遅くなってゴメン、アスカ!」

シンジは遅くなって、と言ったが実際、彼は早かった。
アスカは時間を計っていたわけではなかったが、
シンジが戻ってくるのに1分とかかっていない。
余程、急いで用意してきたのだろう、シンジの荒い呼吸からそれがよくわかる。
シンジはさっきまで座っていた椅子に洗面器を置くと、
湯にタオルを浸け、きつく絞る。ジャアァーと多量の水が滴り落ちる音がした。

「さ、アスカ、腕、出して」
「あ…うん」

シンジの先程のいい匂いと言った時と同じあまりにも真剣な眼差しをされ、
アスカはさっきのは冗談だとは切り出しづらくなり、
ベッドの傍らに切り花を置くと、仕方なく右腕をシンジの前に差し出した。
『腕ぐらいならいいわよね…でも変なところを触ったら殴ってやろう』
アスカはそう決意し、一度、左拳を強く握った。
シンジがアスカの手首を軽く掴むと、着衣の袖を二の腕の位置まで捲り上げる。
当然、アスカの肌はあらわとなり、白い腕がシンジの前に晒された。
アスカの腕は入院生活のためか、以前よりもやや白くなっており、
その上、健康そうな肉付きも幾分か痩せ細り、
ポッキリと折れてしまいそうな程の弱々しさだった。
しかし、それでもアスカの身体は柔らかさを失っているようには見えなかった。
シンジは「それじゃあ」と言って、温かく濡れたタオルで腕を拭き始める。
手首にピタリとタオルを密着させると、そのまま肘へと持って行った。
274(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:28:14 ID:???
「ん…」

アスカは小さく声を漏らす。
タオルはゆっくりとゆっくりとうごかされる。アスカの肌にお湯の温かさが染み込んでいく。
いつもなら、この感触を心地良く感じるのだが、
身体をタオルという隔たりがあるとはいえ、触っているのがシンジであったため気が気ではなく、
ただ、アスカは顔を赤くし俯いているだけだった。
拭いているシンジも慣れない手つきでタオルを移動させ、
その顔は異性の身体に触る行為のためかアスカに負けず劣らず赤みがかっていた。
しかもシンジの動きはぎこちなく極めて遅い、まるで壊れやすいグラスを扱うように優しく拭いているので、
アスカはむず痒くて仕様がなかった。

「うぅ…、シンジ、そんなんじゃくすぐったいわよ、もっと力を入れなさいよ」
「うん…」

アスカは怒ったように注意すると、シンジは言われた通りに力を入れるが
その声には力が全く入っていない。
アスカは当然ながら今まで女性の看護師に身体を拭いていてもらっていたため、
男に拭いてもらうこと自体、初めてであった。それだけでも緊張するのに、
現在、まだ腕だけとはいえアスカの身体を拭いているのはアスカの同居人の少年、シンジだ、
その事実がアスカを更に緊張させ、照れ隠しに怒ってみせたりもした。

「アスカ、痛くない?」
「全然、もっと力入れても構わないわよ」

一方でシンジも少女の柔らかい感触に触れ続けていると、
駄目だと思いつつも変な気分に陥ってしまう、シンジは顔を左右に振り、邪心を追い払った。
275(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:28:58 ID:???
「左手、出して…」
「・・・・・・」

右腕が終わり、シンジは左腕に取り掛かる。アスカは何も言わずに左手を出す。
『一体この後どうなるんだろう…』
シンジは拭きながら、腕が終わった後、どうするかこの後の展開を必死にシミュレートしてみた。
腕を拭き終わる自分。次は襟足を、その次は背中。
シンジは先程よりも激しく顔を振った。
魅力的な女の子がいる彼の前ではそれだけで十分刺激的な想像であった。
その時、シンジは自分の下半身に異変を感じる。ハッと気付き下半身を見遣る。
『あ、いつの間にか膨張してる…』
シンジはアスカにばれない様に下半身を引いた。

「何やってんのよ、シンジ?」
「な、何でもないよ!」

そんなシンジの様子を見てアスカは何事かと訊いてくる。シンジは慌てて取り繕い、
アスカの顔をちらりと見る、彼女は何でもないといった顔で、いつもと変わらぬ様子だった。
だが、シンジはアスカの腕を拭いているだけで劣情を催してしまう自分と
意思とは関係の無く大きくなってしまう自分の分身に対して軽い嫌悪を感じてしまう。
『アスカは恥ずかしくないのかな?』 シンジはふと疑問に思った。
もちろんアスカは極めて冷静に努めていたつもりらしいが、
その心中はシンジ以上に恥ずかしがっていた。
腕が拭き終わったら、次はシンジはどうするのか? そのことが頭の中に浮かび、
一拭きされると共にその考えが増大していった。
『腕が終わったら、次は脚よね、で、次は背中で…その次は!? きゃー! きゃー!』
アスカはその状況を想像して頭の中が桃色の情景に染まる。
アスカはシンジをちらりと見遣るとシンジは恥ずかしさを紛らわすためか
耳まで真っ赤にしながら作業に没頭していた。
そんな様子のシンジを見て、アスカはまたもや一計を案じた。
276(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:29:51 ID:???
『そうよ、順番通り行くからダメなのよね、腕、身体ときたらシンジも
流石に恥ずかしがって止めようと言うはずだわ』アスカはそう考えた。
アスカが思考を巡らせている間にシンジは腕を拭き終わっていた。
シンジはアスカの腕をベッドにそっと置く。

「えと、次…どうしようか?」

シンジは頭を掻きながら言う、その目は完全に泳いでいる。
「それじゃあねぇ」と笑いながらアスカが言うと、おもむろにシンジに背を向け、
上着を脱ぎだした。シンジはアスカの唐突な行動に驚き、咄嗟に自分の瞳を手で覆った。

「わわ! な、何してるんだよ、アスカ!」
「何って…『次どうしようか』って言ったのはシンジでしょ」
「うっ、そうだけど…」

動揺するシンジに心中笑いながら、アスカは何言ってんのよ、
といった口調でシンジをたしなめる。
布の擦れる音がシンジの耳につく。
しゅる、しゅるという普段から聞き慣れているこの音が今日はやけに艶めかしいものに感じられる。
ぱさりという少し重い着衣が布の上に落ちる音がした。
どうやら完全に上着を脱ぎ終えたようだった。
シンジは、見ちゃダメだ、と思いつつも指の隙間からその様子を覗いてしまった。
シンジの視覚にアスカのあらわとなった真白い裸体が飛び込んでくる。
シンジがアスカの背中を見た印象は一言でいえば綺麗だった。
その後ろ姿に思わずポーっと見惚れてしまい、
じいっと魅入っていると目に膜が張られたように熱くなり、瞳が潤みだす。
普段から日の光に晒されていない背中は腕以上に白く、
肩甲骨の辺りまで伸びる紅みを帯びた金髪が一層それを囃し立て、
例えていうならば、夕日に照らされる雪山のように美しく思える。
背中に一本だけ走るブラジャーの紐すらも雪に埋もれる一つのオブジェにシンジには見えた。
277(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:30:49 ID:???
シンジがアスカの背中に見惚れていると、
アスカが背にかかる長い髪を掻き上げ、前方にやる、
ふわりとアスカの匂いがシンジの鼻腔をくすぐった。

「さ、いいわよ、シンジ…」

アスカがシンジに背中を向けてそう言うと、シンジはしどろもどろになり
あちこちと視線を追いやった。

「え、でも。あの、えと、僕…は、あの、その…」

ここまではアスカの計算通りである。
アスカのシミュレートではこの後に、これ以上はできない、と謝るシンジの姿が想像されていた。
だが、シンジは突然の出来事にかなり面を食らっていたが、
アスカのその背中に触れてみたいという気持ちが心を半分以上占めていた。
シンジはもう一度アスカの背中に目を遣ると、
ふらふらと吸い込まれるようにアスカの背に手を直接触れ、軽く撫でた。

「きゃっ」

アスカはシンジの想像とは違う行動に身体をビクつかせる。
しかし、シンジはアスカのその強張りには気づかずに、手の平で背を撫で続ける。
シンジはアスカの背は真白く冷たいと思っていたが、
アスカの背は想像よりとても暖かく、その暖かさがシンジの
手を伝わっていき、手の平の周りを包み込むと、次に全身を駆け巡っていった。
すべすべとして、それでいて柔らかい。
その暖かさ、その心地良さからシンジは我を忘れて、撫で続けてしまっていた。
278(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:31:46 ID:???
「んんっ…」

アスカはシンジに背を撫でられる度にシンジの手から暖かさを感じて、
体勢は徐々に前のめりになって崩れていき、自然と口からは声が漏れてしまっている。
たかが背中に触れられているというだけなのだが、それだけでアスカは気持ち良く、
それは看護士に触れられているときとは明らかに違っていた。
身体の芯が熱くなり、心臓が破裂しそうなぐらいドキドキと早鐘を打つ。
アスカもまた、夢意識でその心地良さを感じていたのだ。
背中の真ん中の部分にあった手は上にいったり、下にいったりと
繰り返し動かされていた。そして、ツツツと肩甲骨の辺りを移動していったかと思うと
そのまま上に進行していきシンジの手の平がアスカのうなじに触れられた。

「あんッ!」

痺れに似たほのかな感覚がアスカの脊髄を走った。
とっさに出てしまった甘い声にアスカは驚き、慌てて自分の口を塞いだ。
その声でシンジは正気に戻った。

「あ、ごめん。背中、拭くんだったよ…ね」
279(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:32:42 ID:???
シンジは名残惜しそうに一旦、手を放し、洗面器の湯に持っていたタオルを浸からす。
その呼吸は少し荒い。

「そ、そうだったわね」

アスカはそう言うと身体をゆっくりと起こした。アスカの息もまた少し荒い。
アスカの背中にはシンジの手の感触がまだ残っており、
その感触がアスカの変なところを触ったら殴ってやろうという決意を
枯らしていくのがわかった。シンジのタオルを絞る音が聞こえてくる。
もうすぐ、触れられる、アスカはそう思い、身体を少し縮込ませた。
シンジの焼かすような熱い視線がアスカの背中に感じられる。
アスカの背の直前までタオルは近づけられた、
もうすぐまたシンジに触られるとアスカは思ったが
手の平は僅か数センチの所で止められた。

「ど、どうしたのよ、シンジ…」
「あの、下着の紐、どうしよう…か?」

シンジは困惑した表情を浮かべて頬を掻いた。
280N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 04:41:20 ID:???
…とうとういらっしゃった。
 初めまして。ご挨拶がおくれました。
 私はあなたの書き込みを見てこのスレにやってきました
281 ◆N3KfCzebuQ :05/01/22 04:41:26 ID:???
>(1) ◆N3KfCzebuQ さんの続きが読みたい…。しかしいらっしゃらない。
>新参者がデカイ面して書き込んでるからご機嫌を損ねたのでしょうか…。
そんなわけないです。前スレでは一人で書いてたのですごく寂しかったんですけど、
職人さんが増えることは嬉しい限りです。
しかし、凄い作書ペースですね、自分に半分ぐらい分けて欲しいっすw

そして、読んでくれた方々、ありがとうございます。もうちょっと続きます。
神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た
神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た
神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た神が来た

神がキタ━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━!!!!!

両神とかありえなくらいグッジョブ!!
両人とも
(*´д`*)b GJ!
(1)氏の「遅くなってごめんアスカ」は俺たちに対して言ってくれてるのかと深読みしちまったぜ

なんにせよ両人とも乙です
どうでもいいけど(1)氏のトリップが◆N3・・・なのでちょっと混乱した(w
そして(1)氏GJ! 続きを楽しみにしてます。
うほほ〜い!凄いスレだああ!!!
287N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 11:24:01 ID:???
 現在進行中の『僕の右手にゃ乳がある。左のお手手にゃ夢がある(仮)』があまりに病んでるんでもう少しライトなのを用意してみました。
 …ライト?ひたすら頭がおかしいだけのような…。とりあえず“さわり”までは用意しました。
 『酒と布団と眠る君(仮)』の続きは多分、夜になります。アレは酷く体力を使います。
 表現にこだわったり、長くなりすぎてどこでぶった切るか悩んだりするので。
 『その割に誤字脱字が…』とかは言わない!気付かない!
 …すでにサブタイ変わってますね。とにかく『加害者のボクから被害者のキミへ(仮)』はまだかかります。
 その間の繋ぎとして…そんなんあんねんけど…聞くぅ?(大木こだま調で)
是非!(*´д`*)
つーか、N3氏のベシャリ面白!!
なんか憎めないっつーか・・・ブログ作ったら?
290まとめ人:05/01/22 12:19:09 ID:???
では「愛拭」のまとめを

126-137
273-279
291まとめ人:05/01/22 12:20:03 ID:???
スマン、ミスった

>>126-137
>>273-279
>>287
今書いてるのが『酒と布団と眠る君(仮)』ですよね?
>現在進行中の『僕の右手にゃ乳がある。左のお手手にゃ夢がある(仮)』 
>『加害者のボクから被害者のキミへ(仮)』
この二つがわからないのですが〜つながりを教えてほしいのだが
293N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:32:48 ID:???
 サブタイがコロコロ変わっただけで、全部同じものです。これから先もサブタイは変わり続けます。意味もなく。
 臨機応変に姿を変える柔軟性。これこそが今の日本の若者に求められているものなのです。
294N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:42:51 ID:???
 前作は現在も進行中です。同時進行とお考え下さい。
 また前作と繋がりがあるかどうかは…こっちの知ったこっちゃねぇ!タイトルは…そう。
『夏の夜に弾けるもの』

 …その夜は蒸し暑かったけど…。途中までは良かった。ホントに良かったんだ。

「…あ〜シンジ〜。手伝おうか〜?」「あぁ、別にいいよ。もう支度終わるところだし。」
 振り向かずに答える。後はネギを刻めばひとまず完了。リビングでアスカは鼻歌交じりにテーブルで雑誌をめくってる。手伝うつもりがある人間の態度じゃないように思う。
「そ〜ぉ?悪いわねぇ〜。いつもいつもぉ〜」「また…声に全然心がこもってないよ…。」「えぇ〜分かっちゃったぁ?えへへ〜♪」
  そう言ってアスカは笑う。背中でそれを聞き、僕もまた。笑う。
 。今日は機嫌が良いらしい。ここのところずっとそうだけど。
 “ ド ォ ォ ォ ォ ン ☆ ”
 「あ。」「そっか。今日って。」
 響く音に思わずネギを刻む包丁を止めてリビングに。窓の向こうで花火が上がった。どこかでお祭りをしてるらしい。二人で少し見入る。小さなお祭りにしては立派な花火。
「…トウジたちとか。呼べばよかったかな。」
「…いいんじゃないの。こういうまったりしたのもさ。あいつらがいたら無理な話でしょ?」
 アスカはそう言いながら花火を見ている。僕はそんなアスカを見る。
 きれいな首筋。今日は髪をまとめてアップにしている。服装もタンクトップにホットパンツ。アスカの白い肌がたくさん見えてる。
 ちょっといつもと違う彼女。みぞおちの辺りがうずく。
「……。」僕は黙って台所に戻った。
 僕らの関係は少し変わった。“あの夜”から。
295N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:46:00 ID:???
 ここのところの葛城家は“安定”してる。それはいつだって『アスカが安定している』と同じ意味で、また『アスカのシンクロ率が安定している』とも同義だ。
 この家は中心にはやっぱりアスカがいる。アスカ次第で明るくも暗くもなる。
 一度、僕の方が上回ったシンクロ率をアスカが抜き返した。それはただ単に僕の数値が下がっただけなんだけど、とにかくアスカが上に来た。
 そのことについてアスカは何も言わなかった。けどやっぱりまんざらでもなかったようで、それは次のテストではっきりした。
 僕の出したシンクロ率の最高数値を…アスカが抜いた。
『ま、こんな数字なんて水物だからねー。上がるときもあれば、下がるときもあるわよ。』
 リツコさんが目をむくような数字を出しておいて、アスカは淡々としてた。誇りもしなかった。
 それからはずっとこんなだ。
 ミサトさんも何も考えてないみたいに笑ってる。本当にそうじゃないことは知ってる。少しずつ余裕がなくなってることは分かってる。
 だけどまだ笑えてる。作り笑いだろうが空元気だろうが。その分だけましだろう。
 僕はアスカの少し下。今、この状態、この形こそが最善なんだ。
 だから言わない。
 このことはリツコさんにもミサトさんも気付いてないし、話してない。パイロットの僕らにしか分からない感覚だけど、まだ綾波もアスカも掴んでないらしい。今のところ僕だけだ。
 この間、コツを掴んだ。上げるには多分限界があるけど…下げる分にはどこまででも。可能だ。
 “シ ン ク ロ 率 を 意 識 的 に セ ー ブ し て い る”ことは言わない。
 続
296N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:50:14 ID:???
「ミサトさん…遅いなぁ…。今日は早上がりなんじゃなかったの?」
「あぁ、さっきメール来たわよ?早上がりだからちょっと飲んで帰るって。発令所のみんな引き連れて。」
「えぇっ!?聞いてないよ!?」「そうだっけ?」「そうだよ!…だったら何もこんなに急いで支度する必要なかったのに…。」
「いいんじゃないの〜?めんどくさい事を先に片付けとけば後が楽になるってもんじゃない。」
「先も後もなくずっと楽してる人もいるけどね!」「へ〜、そんな人がいるんだ〜。いいご身分よね〜。うらやまし〜。」
 お前だYO!…まぁいいけどさ。
 どこかから笛の音が聞こえる。太鼓の音も蒸し暑い中、出て行かずして、労せずして手にした特等席。
火薬の音はいい加減聞きなれてるはずなのに…なんだろう…胸の奥が震えるような感じがする。
 馴染みのある調べでもないのに…懐かしい。こういうの日本人の遺伝子に刻まれてるのかな。種族的な記憶が。レーシャルメモリー。人の思い出。
“ ド ォ ォ ォ ォ ン ☆ ”
「…なんか…いい夜よね。」
 アスカがポツリと呟く。僕もそう思うよ。
 ネギまみれの手を洗う。今夜は冷しゃぶ。氷を触ったから手が冷たい。水が温かくすら感じる。
『そうか。今日はミサトさん…。遅いのか。』
「たまにはあたしたちもどっか連れてって欲しいわよね〜…。」
 アスカがなんかぼやいてるが聞こえない。
 静かに。極めて静かに僕は打算を始める。そうか。うん…それなら。
 リビングに戻る。アスカはまだ花火を見ていた。アスカの白い肌。普段、隠されてるうなじ。
 僕の深いところで波風が立つ。アスカはいつでも僕の平静を奪う。胸が高鳴る。綺麗だ。脳裏に“あの夜”が蘇る。
 ミサトさんは遅い。トウジたちもいない。アスカは起きてる。ああ…今なら…。
 あの夜を…やりなおそう。
 続く
297名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/22 12:51:30 ID:Mu4pxF6F
うほっ
RE-TAKE・・・
298N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:55:08 ID:???
え?RE-TAKE?きみがぶちさんの?私が読みたいなぁと思ってる?
……。
ま さ か 丸 か ぶ り で す か ! ?
なんかRE-TAKEみてぇだ(笑)
てか前夜は失敗したのか?
>>298
かぶってもいいから気にせず続けてくれ。
301N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 12:59:32 ID:???
まずい…まずいな。この反応はどうやら本当に完全にかぶってるらしい…。
えと…他意はないです。持ってないです。読んでないです。全部自分で考えましたホントです。嘘じゃない。
あぁ…恥ずかしい…!死にたい!
シンジがシンクロ率をコントロールできるようになる、というのは昔からある割とメジャーなネタ
RE-TAKEに限らず、同じネタで書かれた作品はたくさんある
だから気にするな
被りを気にしてたら二次創作は書けんと思うよ
同じネタでも自分なりの作品に仕上げれば良いじゃないか
>>301
あんま気にしないほうがいいと思うけどな
いっぱいいろいろな作品があるんだからかぶるのは当たり前!
べつに批判してるわけじゃないから自分の描いた作品をきにせず続けてほしい
むしろ中断とかかぶったので予定変更とかが困る一番。
うむ、途中で路線変更とかするとろくでもない物になりがち
最初の予定通りに描くのがいいんじゃなかろうか
305N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 13:08:17 ID:???
 ぶっちゃけてしまうと…シンクロ率云々は何にも関係ないんです。本筋と。
 いきなり本筋からっていうのもなぁ、ともったいぶった前置きをしてみたんですが…。
 …前戯!前戯です!
『あ。こいつ前の男と同じとこから舐めてくる…』くらいに思って!
 あぁ…凹むなぁ…。
自分の描いてる作品を素直に書くのが一番よろしい!
本筋と関係ないならなおの事気にしないで良いと思うよ
あんたが書きたいものを書けばいいんじゃない?
こんだけいろんなエヴァFFがあるなかで
まったくかぶらないなんてことはないと思うし。
前戯がかぶってもいいじゃないか
人間だもの みつを


まぁ、モノは立派なんだから構わずブチこんで下さいや
私なん〜んも知らんで読んでますから無問題!!
わくわくして待ってますよ〜ん♪
311N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 13:25:38 ID:???
 …そうですか。分かりました。みなさんの意見を総合するとつまりこういうことですね?

“ む し ろ 私 が え ん と っ く ん さ ん に パ ク ら れ た ”と!

 嘘です!ごめんなさい!乗っかってみただけです!関西人なんで思いついたら口に出さないと終われないんです!すみません!
 好きです!本持ってます!二冊!ナディアの奴と!ケロロの奴と!両方ともラブひなネタが載ってました!
 実家じゃないのでタイトル分からないですけど!ひかりのくに読みたいと思ってます!それ以上にRE−TAKEを読みたいと思ってました!
 …さっきまでは…。もぉ怖くて…無理です…。
 …こんな状況にしといて心苦しいんですけど、私、今からしばらく書き込めないんで…。すみません。
 何時間かお待ちください。
やっぱり関西人だw
文章読んでるとマナカナが頭に浮かんで離れないw
あとNOZU君w
314N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 15:10:36 ID:???
 ちょっとだけ時間が空いたので小ネタを。LASでもエロくもないですけど。
 読む前に一度“あの会社”のHPを覗いてみてください。でないと意味が分からない。
 行きます。『NERVブレイク工業』!!!

 殲滅 殲滅 第五の使徒を〜♪
 初号機出撃 速攻秒殺〜♪
 サードチルドレンわめいてる ミサトもリツコも慌ててる〜♪
 戻して早くと日向に怒鳴るぅ〜♪
 「シンジ君!!」
 サードチルドレン シンジ 心音微弱 やばやばやばい!!!
 サードチルドレン シンジ 脳〜波乱〜れ〜て命がやばい〜♪
 電気ショックだ 心音復活 まずはケイジヘ ミサトが向かう〜♪
 走る 走るぅうぅ〜♪
 作戦部長ミサト〜♪
315N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 15:11:30 ID:???
 ダミーは消滅 列車も消滅〜♪
 ブレード侵攻 もうすぐここに〜♪
 耐久秒数過ぎて行く 零号機が溶けていく
 いいからさっさとライフルよこせ〜♪
「ご協力感謝いたします」
 戦自つくば研究所 ライフルパチられ ガガンガンガン!!!
 戦自つくば研究所 屋根ま〜で〜はがされ〜どうすりゃいいの〜!!!
 電気欲しいぜ!電気止めるぜ!みんな困るぜ 東で西で!!!
 止まる〜 止まるぅうぅ〜♪ 相田君のサタ〜ン〜♪
316N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 15:13:05 ID:???
( 間奏 各シーンを挿入)
『僕は…嫌だ。』『勝算は8.7%か。』『あの子もう一度乗るかしら』
『私は初号機を守ればいいのね』『今は一発でコアを貫くことだけ考えて』『じゃあやめれば?』
『うちのポジトロンライフルじゃそんな大出力に耐えられないわよ』『大ピンチってことか』『もっとも高い数値です』
『これで死ぬかもしれないね』』『反対する理由は何もない。』『あなたは死なないわ。私が守るもの』
             『 じ ゃ 。 さ よ な ら 』
 NERVブレイク工業 一発外れて ガガンガンガーン!
 NERVブレイク工業 第2射装填 ガキン バッシュゥ!!
 NERVブレイク工業 チャージはまだかよ ガガンガンガン!!!
 NERVブレイク工業 乾坤一擲 コアを貫けー!!

 使徒を倒すぜ!EVAで倒すぜ!みんな守るぜ!補完の日まで〜!
 殺す〜♪潰すぅ〜♪ネ〜ル〜フ〜ブレイク工〜業〜♪ 

「 待 っ て く れ…レ 〜 〜 〜 イ !!!!!!!」
 
調子に乗りすぎ
うむ、調子に乗りすぎだな
>>317-318
なんとなくわらった

>>316
今回は滑ったけど本編で頑張れw
N3さんってシガテラの主人公っぽい…w
世の中、寵辱は紙一重の差でしかありません。顔の見えない2chではなおさらのこと、
冷静に身を処すことを勧めます。初心者にも甘くないですからね…。
やばい。
友達になりたいw
ふたりも投下人がいるとぐちゃぐちゃするな…
そうか?漏れは普通に読んでるが。
ってか、この程度でぐちゃぐちゃって・・・。自分の情報処理能力を上げろ。
どうしてもダメだったら専ブラ使えばいいよ
そうか?漏れは普通に読んでるが。
ってか、この程度でぐちゃぐちゃって・・・
自分の情報処理能力を上げろ
327まとめ人2:05/01/22 21:29:26 ID:???
N3爆弾氏作「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」
>>115
>>118
>>120
>>124-125
>>139-141
>>143-145
328まとめ人2:05/01/22 21:32:18 ID:???
>>150-151
>>156
>>175
>>187
>>263-267

・・・間違ってたらスンマソ
何事も謙虚にしといた方が良いんだなぁと教えられました。
>>329
禿げ堂
しかし何事にも謙虚過ぎる人間は何も生み出せない
謙虚はいいが腎虚はイカン
たかが2ちゃんだ。
叩かれたってどうってことない。
面白ければ名無しは憑いてくるしな。
謙虚でなくてもいいから腎虚になるようなエロキボンヌ
書いてる奴がどんな奴だろうが、抜けるオカズには名無しがついてくる。
例え実用性が無くても萌えられれば良いよ。
んだんだ。
そろそろバッチ来い!!
338N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 23:51:52 ID:???
 え〜…だだ滑りしましたw もうしません。
 途中で放り出すのは無責任なので、最後まで書き込むだけは書き込みます。
 はっきりいって出来は良くないです。
 すみませんでした。
339N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 23:53:42 ID:???
 腰を浮かせっぱなしも悪い。
 指をひっかけ、手早くスッと膝近くまで下着を下ろす。そこから足の指にスイッチし、パンツを抜き去った。腰を“ぱちん”と叩くとアスカは“とすん”と腰を落とす。
『…怖いくらい大人しいなぁ。』
 これでアスカはタンクトップしか身につけてない。その最後の一枚もめくれ上がっていて、ほとんど全裸。
 暗闇ではあまり意味がないけど。もったいない。月明かりでも入ればいいのに生憎の曇り空。残念。
 そんな中でもなんとか時計ぐらいは見える。
 『二時過ぎ…か。』
 意味もなく踏み切りに望遠鏡を担いで行きたくなる時刻。そういえばこの部屋には望遠鏡がある。踏み切りは近くにないけど。
 分からない?ならいい。
 とにかくまだまだ時間はある。尻を撫でる。アスカの震えが伝わる。寒いのかな?それとも別の理由?もう少し力を入れてみよう。
 “むにゅん”
『…ぉぉ。』
 柔らかい。思ってた以上に。胸よりも弾力が強い。
 …硬くなってきた。もう少し揉んでてみよう。
 続く
340N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/22 23:55:29 ID:???
“むにゅんむにゅん” ……。
“むにゅんむにゅんむにゅん” ……もう飽きた。
 こう言っちゃなんだが、アクセントが足りない。おっぱいには先っちょがある。アレが全体の印象を引き締めてる。
 尻にはそういうのがない。ただ丸くて柔らかいだけではダメ。正直、アスカの反応も薄い。
 桃。いや、桃尻。
 君ではイチゴは超えられない。ショートケーキには届かない。せいぜい桃のタルト止まり。お前には失望した。もう会うことも…え、何の話?
 まぁ、この辺りは通過点に過ぎない。指を更に、下に。下に。双丘の谷間をツ・ツ・ツとなぞると身体がピクリと震えた。
 なぞっただけなのに。明らかにお尻を揉みくちゃにしてたときよりも反応がいい。
 …少しずつ分かってきた。アスカがどういうのが嬉しいのか。気持ちのいい相互理解。
 谷の途中に“穴”がある。そこに触れるとアスカは大きく腰を前に跳ねさせた。
『…おい。』
 …イライラさせるな。今のは身体が勝手にっていうんじゃなく、単なる拒絶だろ。
 が。身体を強引に引き寄せるも、ろくに触ってもいないのに露骨に身をよじり、嫌がる。
 …ここを触られるのだけは本当に嫌がってる。
 まぁ…ここに“用事”があるのは“上級者”だ。僕みたいな“初心者”は…前だ…。
 谷の終わりに、いよいよ“目的地”がある。股の間は“汁”でベトベト。少し躊躇。しかし意を決して手を差し込む。
『……。』さっきよりもしっかりと触ってるせいか、形がよく分かる。…いや…訂正。よく分からない。
 どういう造りになってんの?え…どうなって…ここが…。んで…。え、じゃあさっき触ったところは?混乱。
 アスカは僕が、触り、こすり、抓るたびに激しく反応する。やっぱりここは反応が違う。
 …やっぱりよく分からない。前からも触ってみよう。
 アスカの背中を突付いて催促。するとアスカはスッと腰を浮かせる。心得たもんだ
 …なんなんだろう。この意思の疎通。
 続く
外道のシンちゃんににバンプが汚されちゃったよぅ…
アスカたんがかわいそうになってきた(´・ω・`)
まあ何だな、出された桃は食べなかったしさ
もったいねぇ!
桃がいちばんうめぇってのに!!
イチゴもあわびもおいしいお(´・ω・`)
俺ならイチゴも桃もおいしくいただく





・・・畜生!どうせ出された事ねえよ!
あの・・・LASになりそうになければ早めに言ってください。
最後に凹みたくないので(´・ω・`)
アスカたんが可哀相だー・゜・(ノД`)・゜・。
お酒って怖いですね
350N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 01:49:29 ID:???
>>296の続きです。
「…わ。…シンジ?」「アスカ…。」
 後ろからそっとアスカを抱きしめる。柔らかな温もり。鼓動が伝わる。
「…シンジ。」
 アスカがそっと僕の手に触れる。僕たちは今、心で触れ合ってる。このまま刻が止まれば…。
 そのとき。
「…む…!?」僕は異変に気付いた。もしや…これは…!?
「…え?きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ 」
 タンクトップの脇からスルリと手を滑り込ませて…確認。やはり…僕だから気付けたようなものの…。危うく大惨事になるところだ。
 ノ ー ブ ラ じ ゃ な い か ! な ん て こ と だ !
 一瞬前までの情緒ある空気が吹っ飛んだ。
 大変だ。先っぽが擦れちゃう!何でこんなことに!だけど僕が来たからにはもう大丈夫!任せてよアスカ!
「心配いらない。僕が身体を張ってブラジャーの代わりを務めるよ。初号機も降りなきゃいけないな。
何しろ今日から僕はブラジャーが仕事。いやむしろ僕はブラジャーだからね。
 過酷な仕事だけど辛くはないさ。大事なアスカのためだから。
 ささ、僕に気を使わず、雑誌をめくって。あ、その右端のスカートかわいいね。きっとアスカに似合うと思ー痛い痛い痛い。」
 アスカが僕の手を抓った。どうしたの?何かまずかった?フィット感が今ひとつ?ガーン!ブラジャー失格!
「痛い。」「…手を離しなさい。」「痛いんだアスカ。」「離せっつってんの!」
「好きだ。」「意味が分からん!」「好きなんだよアスカ。」「聞き飽きた!」「愛してる。」「説得力がない!」
 ああ。言葉は無力。まるで伝わっちゃいない。
『男と女の間には海より広くて深い河がある』 加持さん、貴方は正しかった。
 カナヅチの人間には25mのプールも海と同じ。ああ、それならばそれならば。
「そうだね。態度で示すよ。」「んあぁっ!揉むな!摘むな!引っ張るなぁあぁ!」
「不言実行の男!碇シンジをよろしく!」「何のキャラなのよ一体!相田!?相田発信でしょ、そのバカなフレーズ!!」
「愛と勇気は言葉に過ぎない!感じれてようやく力になるんだ!どう?感じる?」
「感じっ…て…?やだ…んぁぁ!」
 アスカが僕をポカポカ叩く。痛い。でも心地いい。変な意味じゃなく。
 続く
なんか優男なノリだなこのシンジw
同じ作者に違いない
           _∧_∧
        / ̄ ( ・∀・)⌒\
   __    /  _|     |   |
   ヽヽ   /  /  \    |   |           ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
    \\|  |____|   .|   |           .,llll゙゙゙゙゙        ゙゙゙゙゙lllll,
     \/  \       |   |           .|!!!!,,,,,,,,       ,,,,,,,,,!!!!|
     | ヽ_「\      |   |、         |  ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
     |    \ \――、. |   | ヽ         .|     .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙     |
     |   / \ "-、,  `|  |  ヽ       |               |
  _/   /    "-, "' (_  ヽ  ヽ      .|               |
/    __ノ      "'m__`\ヽ_,,,, ヽ      |               |
`ー― ̄          ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii|               |
                    \゙゙゙゙゙゙゙!!!!!lllllllliiiii|               |
                      \   ヽ   |               |
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                        `ヽ、,,_ノ|               |
                              ゙゙!!!,,,,,,,,       ,,,,,,,,,!!!゙゙
                                   ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙
                                /.// ・l|∵ ヽ\ ←>>N3爆弾
>>339-340
外道のシンちゃんもイイよなー、
LAS厨がウザイけどね
そういいえば優男の作者、BOCのライブにいったっていってた
357N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 14:17:07 ID:???
>>340の続き。またはそれ以前の同時間軸における出来事です。

「シンジとアスカのせめぎ合いが繰り広げられている葛城家。しかし。
 その頃、葛城家の中でもう一つの戦いが展開されていたことはあまり知られてはいない。そう。わずか彼らの2m隣で。
 これは。もつれ合う二つの若さと、その行く末をひたすらに見つめ続けた男達の物語である。(TOMORROW調で)
 ででん、ででん…(ぷろじぇくと○〜っくす…!)ででん、ででん…でー…でー…。
 風の中のぉ〜♪」
「…なぁケンスケ。ナレーションの生付けまではギリギリ許すけども、効果音や主題歌までこの場でっていうんはちょっと看過できへんわ…。」
「む…。しかしこの魂の昂ぶりをレコーディングまで維持できるかどうかは…。」
「女もいるのに。ねぇ、撮るのはやめようよ。可愛そうだよ。」「『見つめ続けた』て…のぞいとるだけやんけ。」
 シンジがアスカに痴漢行為を行っている隣で息を潜め、俺達は積極的に意見をぶつけ合う。そう。俺達はチームだ。
 俺は相田。相田ケンスケ。次期EVANGELIONパイロット候補者。誰に聞いたかって?聞かなくても分かるさ。ミサトさんの目を見れば分かる。あの目はこう言ってる。
『相田君。あなたは私達のとっておき。いわば最後の切り札よ。そうおいそれと表舞台に出すわけにはいかないの。
 今、この屈辱の日々を、日頃のたゆまぬ鍛錬で鍛え上げた心と体で耐え忍んで。
 いずれ来る約束の日。そのときは私までもが貴方の物よ、ふふふ。』
 分かっていますよ、ミサトさん!この…第4の戦士!相田ケンスケは!今日もブリバリでぇす!
 続く
358N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 14:18:26 ID:???
『なぁ…何でこんなことすんねや?』
『決まってる!
 撮影する→学校にばらまく→学校に居場所がなくなり転校→nyに流す→地球上に居場所がなくなり昇天→パイロットの席が空く→俺の出番だ!』
『…。』
『…まぁそれは冗談として…。』『冗談?ねぇ、人間って冗談でそういう目をするの?』『シンジの奴…。凄いなぁ…』
『おぉ…。以前から何か成し遂げずにはおられん男やとは思とったが、ここまでの男とは。見誤ったで!』『…私、やっぱり大人の人呼んでくる。』
『まぁ待てや。話大きしてどうすんねん。』『じゃあ、あんたたちが止めなさいよ…!』
『それは…なぁ?』『無理。』『何でよ!?』『だって今、割って入ったら3人とも死ぬよ?今のシンジ、“ホーリーランド”の“ユウ”並にヤバイよ?』
『古い漫画を…。』『基準が生々しい…。』
 分かんのかい。
『ごめんね。アスカ…。無力な私を許して…!』『続き見たいしなぁ。』『そうそう。』『…それが本音でしょ…。』
 続く
359N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 14:19:38 ID:???
 結局、死ぬのは嫌なので3人とも大人しくしてることにした。そぅ…この場には3人しかいない。
“ぐびっ…ぐびっ…ぐびっ…”「ぷひぃ〜…。……。」
 綾波は俺達から離れてまだ飲んでる。もはやコップも使わず、瓶から直で。
 シンジたちもいよいよエキサイト。つられてこっちもエキサイト。あっ!下着に手を入れた!いけっ!いけっ!
 と、トウジの様子がおかしい。
「…委員長。」「何、鈴原?」「いや…洞木…いやさ、ヒカリ!」「…何…?鈴原くん。」
「前から好きやった!!付き合ってくれ!!今すぐ!!」「は!!??」「答えを今くれすぐくれ早くくれ!!」「え…そんな…いきなり言われても…。」
「そうか…こんな言い方では伝わらんか。よし。表現を変えるわ。
『ワシは以前からお前の体に並々ならぬ興味を抱いとった。』これでどうや?」
「帰れ!!」「それはOKという意味に受け取ってかまわへんねんな?」「頭沸いてんじゃないの!?」
「じゃかしゃあ!!人がこんだけ段取り踏んだってんのに!!この際女やったら何でもええのんじゃあ!!」
 言っちゃった。
 委員長の顔色が変わる。察しがいいね。“そういうこと”だよ。
「だ、だったら綾波さんだって…!!」「…ほぉ…。クラスメートを売るんかい。自分が助かるために!卑怯者!」「ち、ちが…。」
「もうええ!聞きたない!わしはそういう性根が一番…どやら口で言うても分からんようや。ちょっとこい。」「え?な、ちょ…」
 突っ込みどころ満載だけど突っ込まない。だって今から“突っ込む”のはトウジだ。
 続く
>>355
そもそもこのスレって
LAS厨だらけだと思うんだが。
361N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 14:20:52 ID:???
 トウジは洞木の腕を掴み、アスカ達の部屋へと引きずっていく。だけどその途中で…立ち止まり…振り向いた。
「…ケンスケ…。俺は…。」「……。」
 言いようのない寂しさが吹き抜ける。シンジはアスカで。トウジは洞木で。
 俺だけが…俺だけか…。
 …でも。ここで突き放すことが…3バカって呼ばれた俺達の友情だ。そうだろ。シンジ。
 俺はファインダーをのぞいたまま、“別れの言葉”を口にした。
「興味ない。俺は今、この作品を仕上げることでいっぱいいっぱいだ。
 …行って来い。俺のことは気にするな。なぁに…一人でもなんとかやっていくさ。
 …元気でな。」
「…生まれてくる子が男なら…そいつにお前の名をつける…!」
 トウジの声が震えてる。泣くな。泣くなトウジ。お前に泣かれたら…。
 カメラが震える。手ぶれ補正の出番だ。技術の勝利。だけど…あふれる涙でにじむ視界はどんな技術でも補正できない。
 トウジ。俺も、お前もまだ何一つ手にしちゃいない。気が早いよ。俺達はまだ…これからだろ?
「待って!読んでる側と私を置き去りにして盛り上がらないで!何!?鈴原、マジなの…!?え!?え!?」
 どちらの部屋かは分からないが、ふすまの閉まる音。直後に聞こえる悲鳴。
 ああ…また一人ぼっ…
 “かりっ…もぐもぐ…かりっ…もぐもぐ…”
 …台所で目が赤い生き物がニンジンかじってる。皮もむかずに。洗わずに。冷蔵庫は開けっぱ。そうだ。アレはウサギだ。そう位置づけよう。やり直し。
 ああ…また一人ぼっちか…。寂しいな。哀しいな。だけど…俺にもなすべきことがある。
 “鈴原ケンスケ”。そういう名を持つ少年がここを訪れるその日まで。俺はここを守り続けよう。
『いやぁ…いやぁあぁぁあ!!!!!』『しー…!大声出すな!させへん…ケンスケの邪魔はさせへんぞぉ!』
 くぐもった悲鳴と怒声が聞こえる。ありがとうトウジ。それがお前の優しさなんだな。
 冷蔵庫がピー、ピー、と閉めてくれと警告音。
 二つの犯罪の狭間。ミサトさん。あなたの家が。ここが俺の戦場です。
 続く
やっべツボに入ったw
トンでもない方向に流れていっとるなw
ケンスケの涙、プライスレス
程よい電波が心地良い
ヒカリたんが可哀相だー・゜・(ノД`)・゜・。

・・・と、一応言ってみる
>>355
俺はLAS厨だからこのスレ読んでるだが・・・・・・・・
スレタイからしてLAS厨がターゲットだしな
汁適応まで進化した末期LAS厨の俺こそ真の勝者!
どんな内容でも楽しめます。
>>368
それは負の進化だ、と言ってみるテスト。
>>368
俺は一応ある程度は耐性がついているが、それでも見ていて不快だ。
それにあまりにイタモノ過ぎてトラウマにってるものもある。
だいたいエヴァ自体、漏れにとっては一種のトラウマ。
良質LASを定期的に処方されないと、まっとうな社会生活を送れないの。
372N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 20:14:19 ID:???
「はっ…。」
 唐突に感じた。前触れも無く。
 …どこかで…僕の大事な誰かが戦っている。僕の半身といってもいいかもしれない。いや…正確には3分の2。
 仮にそれが3人の馬鹿だとしたら、2人が戦っている計算になるな。6人の馬鹿だと4人の馬鹿だ。馬鹿である必要性?それは僕にも分からない。
 とても身近に感じる。この身近さはそう…“2m隣”とか…“遠くてもせいぜい僕の部屋くらい”の身近さだ。
 たぶんそれは…他の人が聞いたら笑うようなそんな理由の…孤独な自分だけの戦い。
 それでも戦ってる。必死になって。その時々の自分の全てをかけて。
 そうだ。僕は僕のことをしよう。いつか再開ったそのとき…胸を張って笑える自分になるために。
 よし。挿入だ。いよいよ。14歳で“捨てて”たら、流石に胸張れるだろう。
「ん…あ…ぁ…!」アスカのを触り、弄る。これは僕なりの気遣い。ヌルヌルのほうが少しは楽なんじゃないかな。
 位置は確認した。確証はないけど…多分、この辺り。
「……!」
 …どうやら正解らしい。どさくさにまみれて“入り口”と思しき辺りに先端をくっつけると、見事にアスカが強張った。
 とうとうこの時が来た…。心の中で両手を合わせる。『お行儀いい』ってよく言われるのが僕の数少ない取り柄だから。
『いっただっきま〜す♪』
 腰を前に出す。「ひ…!」アスカの口から悲鳴が―…。
 “ぬるっ”
「……。」「……。」…下に滑った。…再挑戦。今度こそ苦悶の呻きが―…。
 “ぬるっ”「…。」「…。」……。入らない。
 何度も挑戦するが、その度に上に下にずれる。強引に腰を突き出すと今度はアスカの体を押し出す格好になって、布団から落っこちる。
 …ていうか何度もこすれて…出ちゃいそう…。
 そんな…。ガードは下がって、足はガクガク、挙句にスタミナ切れで意識朦朧としてる相手に…。一発当てれば無条件に沈む相手に…。パンチが当たらない…!
 …盲点。伏兵の出現だ。どうしよう。
 続く
そんなシンジ君にアナルもあるよと言ってみる
つ騎乗位
壊れしんじだなw
>>372
あんたマジで天才かもしれない!
こんなのシンジじゃねぇw
リアルだなあ…
379名無しが氏んでも代わりはいるもの:05/01/23 22:25:28 ID:XQ2F9dAj
スカトロは勘弁
まぁあれだ。N3爆弾はフランス書院美少女文庫か
二次元文庫になんか書いて持ち込んでみろ。
>>380
褒めてるのか、けなしてるのか、わからん('A`)
382N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 23:15:03 ID:???
『好きなタイプは?』と聞かれたら『加持さんみたいな大人の男』と答える。
『じゃあ実際に好きになるタイプは?』と聞かれたら…多分返事しない。嫌な奴の顔が浮かぶから。
 私があいつとくっつくことはない。そんなの許されない。
『誰が許さないの?』
 世間が?学校が?NERVが?ミサトが?
 誰が許したって私が許さない。私自身が“あいつなんか”と対等であることを許さない。この価値観は多分、これから先も揺らぐことはない。
 唯一、可能性があるとしたら。あっちが私に告ってきた場合。あっちが負けを認めたとき。私を好きであることに耐えられなくなったとき。そのときは考えてもいい。
 考えて。待たせて。さんざんっぱらもったいぶって。じらせて。焦らせて。そして最後に
 “仕方ないわねぇ。そんなにあたしのこと好き?”と言ってやる。
 恋の炎に焼け焦げてしまいそうな哀れな子羊に神と遜色ないほどの慈愛と共に手を差し出してやる。でもそれは有り得ないことだっていうことを私は知ってる。
 向こうはあたしのことを好きじゃないから。
 言い尽くされてきたことだけど好きには“LIKE”と“LOVE”の二種類あって、向こうが私に持ってる感情はひいき目に見ても前者。私の方は前者じゃない。
 こんなことは理不尽。この世の中にどれだけの不公平や不平等があるかは知らないが惣流・アスカ・ラングレーの名において私以上に理不尽な思いをしている人間はいないと断定する。
 私が好きになってやってるのに向こうは私を好きじゃないなんてことは許されない。だから相手が私のことを好きにならない限り、私も好きになってやらない。
 そしてあいつは私を好きにはならない。だからこの恋は成就しない。思いだけが根を張り、大きな茎を成し、枝を張る。
 でも決して実を結ばない。
続く
383N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 23:17:59 ID:???
『そりゃあそうさ』『君の樹は歪んでるもの』『意地を張らなければまっすぐ伸びたのに』
 そうかもしれない。でもあたしは既にこういう風に生きてしまった。だからこれからもこういう風にしか生きられない。
『そんなことないよ』『樹はまだ伸び続けてる』『恋愛は勝ち負けじゃない』『折れることで手に入るかもしれないのに』『それを拒むのなら実が実らないのは彼のせいじゃない』『君のせいだ』『君だけのせいだ』
 他の相手を好きになったのならそれでもいい。でもあいつだから出来ない。よりにもよってあの男だから。誰のことも好きじゃない。あんな奴だから。
 もし私の気がどうにかなってあいつを好きだといったとき。あいつが私を受け入れなかったら。
 私は許せなくなってしまう。ミサトを。ヒカリを。学校のみんなを。パパを。ママを。弐号機を。そんなことがまかり通るこの世界の全てを。そして私を。全てを踏みにじってしまうと思う。私の弐号機で。私の誇りそのもので。
 でもあいつだけは踏めるかどうか分からない。自信がない。
 踏めるだろうか。私をおかしくしたあいつを。碇シンジを。

 ところが歪みに歪みきったその樹は、今、歪んだ果実を実らせようとしてる。未だかってその樹に与えられたことのない刺激によって。
 酒だ。酒が各々にそれぞれの役割を忘れさせた。何一つ為さないはずの男が行動を起こし、何者をも拒むはずの女が恐怖でそれを受け入れた結果、一つのところに終着しようとしている。
 愛し愛し合うことなく、いよいよ私は奪われようとしている。
 つづく
384N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/23 23:18:51 ID:???
 脱がされて。お尻を揉まれて。いじられて。その度に少しずつシンジは目的地に近づいていく。
 本部でいえばもうとっくに発令所は通り抜けてる。目標はターミナルドグマを侵攻中。至急迎撃に向かわれたし。何故か第九が聞こえてくる。ちなみに今まで来た使徒は12匹。関係ないか。
 そんな危機的状況にも関わらず隔壁は閉じていない。だから素通り。やりたい放題。理由は。怖いから。シンジのことが使徒より怖い。
 そんな中。
「ひ…。」
 当たった。当たってる。…とうとう使徒が…シンジが辿り着いた。“あたしの”に…何かがあてがわれてる。
 …分かる。見たことも触ったこともないけど…。これが…“シンジの”だ。 こうならないための分岐は無数にあった。意地でも腰を上げなければ。イカされなければ。おっぱいを触ってるときに張り倒しておけば。
 あんなにお酒を飲まなければ。鈴原に見栄を張らなければ。学校に来なければ。日本に来なければ。
 シンジに出会わなければ。
 シンジを好きにならなければ。
 そうならない道の方が多かった。しかし最悪のタイミングは延々と重なり続け、出来すぎた決着を迎えようとしている。
 もう手はない。受け入れるしかない。
 今 か ら こ れ に 犯 さ れ る ん だ 。 も う ど う し よ う も な い ん だ 。
 涙が止まらない。
 私を置いて死んだママが。加持さんを持っていっちゃったミサトが。たくさんプレゼントくれたけど、一度として愛してはくれなかったパパが。仲良くもないはずの継母の顔までもが浮かんでくる。
 なのに加持さん…どうして。どうして加持さんの顔が出てこないの…?どうして出てきてくれないの?
 シンジが腰に力を込めた。あぁ…次の瞬間…私は綺麗じゃなくなるんだ。
 私は女になるんだ。
 つづく
(´・ω・`)・・・
もう釘付け!!!!!
>>382-384
乙乙乙乙乙!乙です!本気で乙です!ってかGJです!
ナイスです!さー、一気に行っちゃって下さい!ゴーですゴー!
・・・・・・ってゆーかー、
>>385
イイからヒッコメ

・・・・・・と、偉そうに言ってみる
>>382-384
おっ!シリアスだな〜こうゆう感じかなり好きだよ!
あんたやっぱり神かもしれない!!!!
でも最後は二人仲良くな感じがいいなぁ〜。
なんかアスカが可哀相になってきた(泣)
シンジよ!アスカの事愛してやれよ(怒)好きなら!!!!!!!
・゚・(つД`)・゚・
結構イタモノ風になったな、アカンよイタモノは痛いから
でも最後に幸せみたいな感じになるんならOK!
すまん。
ちょっとどころじゃなくシンジを殴りたくなった。
393N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 00:04:38 ID:???
「どないやぁ。なんか進んだかぁ。」
 大人の階段を上りきったトウジが意気揚々と部屋から出てきた。
「しっ…!今、微妙なところなんだ…。マイクの感度を最高にしてるから声を小さく!」「す、すまんな」「で?どうだった?」「…ん〜…。」
 まだの人間に、初体験のエピソードを尋ねられたんだぜ?普通なら得意げに語り始めるのが青少年ってもんじゃないか。なのにトウジの顔は冴えなかった。
「…なんちゅーんかな。立ち位置…とでもいうんかな。それがはっきりせぇへんかった気がする。」「…というと?」
「はよ言うたら発育不足でもの足りんかったっちゅうこっちゃな!乳デカイわけでもなし、引き締まっとるわけでもなし、いっそのこと全然育ってないロリロリやったでもなし。
どこ行きたいんやと!何を目指しとるんかと!まぁ、ワシはロリわアカンねんけどなぁ。あんなもんに興奮できる人間の気がしれん。」
 やるなトウジ。その若干病んだモノの見方。素質を感じる。しかし俺とは分かりあえないな。俺はロリは…“有り”だ!
「じゃあやんなかったの?」「いーや。食うた。我慢して。出されたもんに対して贅沢言える様な、ええ育ちしてへんしなぁ。」
『おらおら、どないしてん!?もっと抵抗してみぃや!』とか
『このこと親が知ったらどんな顔するやろなぁ?えぇ!?』とか
『将来、ツレに初体験のエピソード聞かれたら何て答えるつもりや?言うてみぃ!』
とかいうノリノリの声が聞こえたのは気のせいだったようだ。
 そして『乗り気じゃない人間に奪われる』という、世界的に見ても珍しい、世にも哀れな被害者がよろよろとやってくる。
 髪のゴムはほどけ、シャツのボタンは全て弾け飛び、胸元を両手で寄り合わせている。
 歩き方が不自然なのは仕方ないことだろう。
 つづく
394N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 00:05:48 ID:???
 口元を引き結んで、泣き腫らした目でこちらを睨むのを見て、トウジはニヤニヤしている。
 そのとき。
「そこいうとシンジはええわな。惣流はええやろぉ…。あいつはほら!乳も…腰もこう…きゅっと…」
「…惣流の声だ!」「何!?」「くそ…よく聞き取れ…」「どないなったんや!?」「分から…あっ!イッてる…!これは100%イッてる!」「何!?ワシにも見せぇ!」
「撮ってる途中だって!」「ワシかて見たいがな!」「俺のカバンにモニターがあるから!それにこのケーブル繋げば見れるから!」
「分かった!…おい、委員長!精液ダラダラ垂らしてんと手伝えや!」「私、アスカと一緒に警察行くから。」
「ケンスケ。このカメラ借りるで。」「カメラ!?」「それは玄人用。シャッタースピードから絞りまで全部マニュアル。このデジカメ使えよ。シャッター押すだけ」
「分かった。…来い。その発言は反省がまるで足らん。」「えぇ…!?あれだけ…四回もしておいて…まだ…まだする気なの…?」
「お前みたいな危険人物を世に放つわけにはいかん。ワシがその性根を…」「いやぁ…撮られるのも…痛いのも、もういやぁぁぁあぁぁあ!!!!」
大人の階段を二段飛ばしで駆け上ってわずか数分で地下への階段を三段飛ばしで駆け下りてゆくトウジ。そっち行っちゃったか…。委員長は泣き叫びながら連れて行かれた。
 それがより俺にはより分かり易い対比に映る。
 洞木はトウジが好きだったはずなのに本気で嫌がり、レイプの見本みたいなことになってる。
 俺は惣流はシンジが好きだと思う。そして洞木と同じくレイプされかけているのに…。この差はなんだ?
 …喜んでる?だったら寝たふりする必要は…。洞木より一層気が強い惣流のこの反応。当事者だけにしか分からない何かがあるのか?
 ウサギはキャベツを片手で掴んで丸かじり、新しい瓶の栓を抜こうとして栓抜きが見つからず、冷蔵庫の角で口の辺りを叩き折る。…どこのレスラーだよ。
 結末が見たい。出歯亀には出歯亀の意地がある。シンジ。がんばれ。やりたいようにやれ。手伝ってやることは出来ない。だけど。
 俺はここで最後まで見届ける。
 つづく
分かるぞケンスケ!その気持ちが!
Dの香り
397N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 00:10:26 ID:???
 なんか知らないけど当面の危機は脱却したっぽい。しばらくは綺麗でいられる。
 …あの状態からどうやって?知らない。何も。私はなぁんにもしてない。
 端的に言うならアレが
 “ 世 間 一 般 で 使 わ れ る 『 バ カ 』 と い う 言 葉 の 意 味 す る と こ ろ よ り も 遥 か 高 み に 位 置 す る ほ と ん ど 神 ク ラ ス の バ カ だ っ た ”
 っていうこと。うん。文句のつけようもなく端的よね。
 馬鹿が一人でヘブンズドア(あたしのはそう呼ぶにふさわしい)の前をウロウロウロウロしてただけ。
 何が楽しいのか知らないけど。そら楽しいか。この“あたしの”にこすり付けてるんだから。
 馬鹿はまだ悪戦苦闘してる。
『あれ…。おかしいな…。』とか『よっ…えぇ…?』とか『…絶対無理だってこれ…』とかいうのが小声でずっと聞こえてくる。最後の台詞なんか何故かキレ気味。
 …無理だったら人類繁栄してないから。寝てる女の子一人犯すことも出来ないわけ、この馬鹿は。
 最初はちょっとかわいい、と思った。自分の置かれてる状況もわきまえず。でもそれを延々と続けてるのに段々ひいてきた。
 はっきり言う。私、もう若干乾き気味。
『…なんで気付かないのコイツ?』
 テレビにかわいい犬が出てきたけどもあまりのバカさに段々どうでもよくなる。そんな感じ。
 何でうまく“出来ない”か本当に分からないらしい。これだけバカだと100年の恋もさめる。許せる限度超えてる…。
 このまま気付かなければそのうち諦めると思う。男のには“萎える”って状態があるらしいし。
『よかったじゃない』『嬉しそうじゃないよ』『これは喜ばしいことでしょ?』
 …少しがっかりしてるのは否めない。さっきまでは世界の終わりかと思ったのに。
『望んでいたの?』『犯されることを?『シンジに汚されることを?』
 …私は一体どうされたいんだ…。分からない。色んなこと矛盾してる。嫌になる。
 …あ〜…。…そろそろ“起きよう”かな。
 と。いつの間にか背中から温もりが消えている。…いない?
 そう思ったとき
「きゃ…。」
 体が引き起こされた。そしてうつぶせにされ…腰が…持ち上げられる。シンジは…後ろだ。
 …気付かれた。
 続く
くっくっく・・・、こう来たか、こう来たのかよ・・・
乙です!予想の斜め上を逝かれましたね!GJ!
ヒカリたんが…
ともかくグジョブ
            _    
      _,,......,、._  /,_:::::\  
   _,,.i'_-    \  \::::\
  ,/::::::::7i !l/    `i.  \::7
  |;;;;;;;;;;/,i/| ,'^ i   _,> // 
   >,ハri_'、__`トーl::::::::::ト, '/
     ゙トー,---'::::,,,,::/ 7||
     ヽ::::i'::::::::r''=ー、'/ || 
      >;::\:::::ヽ ,/\||
     'i_゙,ノ _>:::::>/
        〈_,>ア"]


僕は……もっとこうアスカと
いちゃいちゃいちゃいちゃいちゃいちゃ(ry
したかったよ……
甘いと見せかけたダーク物?
エロは別腹。
シンジ×アスカなら何でもよい・・・ってわけじゃないが、そもそも実用には今のところ適さない
あまり痛いと感じない俺は汁に逝っても平気なのだろうか・・・?
駄目だ。あそこにだけは逝きたくない
>>402
大丈夫。
あそこもオチだけはハッピーエンド派と、
オチも様式美にのっとってバッド派と居るから。
別腹も二個いるようになるよ。
404N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 00:40:42 ID:???
風呂上りです。チューハイが旨いです。近くのスーパーでは一本88円。飲みまくりですw
ようやくつかみました。アスカとシンジを交互に。
そして場面を重ねつつ、ちょっと先まで描いて次にバトンタッチすれば話が進むんですね。
クライマックス近くに来るまで分からなかった…。今晩はもう少し続けますんで明日学校、会社などがない方でお暇な方はお付き合いください。
ある方は即、寝てください。夢で逢いましょう。
…明日学校、会社がない人って…限定されるだろうなぁ…
>>403
「オチ」に至る前に即死します
407まとめ人2:05/01/24 00:45:33 ID:???
N3爆弾氏作「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」
>>115
>>118
>>120
>>124-125
>>139-141
>>143-145
>>150-151
>>156
>>175
>>187
408まとめ人2:05/01/24 00:47:03 ID:???
409N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 01:08:38 ID:???
 …あ〜…。飲みながら創作もないもんやから>>407さんのありがたいまとめを見てて思うわけです。
 最初は>>115かと。んで今は>>397かと。私一人がたった3、4日で30以上のレスを浪費…。もうアホかと。バカかと。
 途中、明らかにリアルの私を知ってる何者かの書き込みに怯え、調子こき過ぎてダダ滑りして叩かれてマジ凹みし
 それなりに反省した後でもまだこうして誰も期待しちゃいない駄文を書き込むわけです。
 …あぁ、チューハイがうめぇ…。どうにか1000までに終わらせんとなぁ…。
 …どういう層がみてるんかなぁ。…中高生も読んでるんかなぁ…。…女性の方も。
 そうやとしたら内容を少し考えんとなぁ…。
 差し支えん方は性別と大体のお歳を教えてください。内容の何が変わるわけもないと思いますが
 レスの向こうに色々な思いを馳せられるようになるので。それはきっと楽しいことなので。
 あぁ…完全にレスに支えられてる…活力になってる…。あと『加害者のボクから被害者のキミへ』はほぼ定着ですか?じゃそれで。
 酒入ったから方言丸出しやね。それじゃまた書くとします。えっとね。次の内容ね。今の段階で0です。ホントになんも考えてない。えへ
 まぁ、こ れ ま で の 全 て の レ ス が そ う な ん で す け ど ね
 んじゃ
男性、19歳
19歳 女子大生
35歳 会社員
と、言うわけでおやすみ
25歳牡 仕事中
65歳、両性具有。
21歳 大学生
今日、誕生日
↑男
>>415おめ
418N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 01:35:07 ID:???
…みなさんはどこの誰とも知らない人の言葉で涙が流れたことはありますか。
 …疲れてるんですね。きっと。
 ありがとうございます。がんばります。引き続き“年 齢 性 別 つ き の 書 き 込 み”期待します。なくても歓迎です。
 あと>>415さん。おめで。と!!
>>417
ありがd
N3爆弾さんからもお祝いの言葉が!!
感激です・゚・(つД`)・゚・
高3 一週間後に私大受験
今は反省してる。このスレ覗いたことを
422 ◆N3KfCzebuQ :05/01/24 02:07:40 ID:???
22歳 ♀

「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」は面白すぎw
しばらく静観しとります。
>>421
大丈夫だ。二週間後に私大受験の俺もこのスレをのぞいてる。
しかも、俺の場合は浪人だ。
今年落ちたら・・・・・・・・・就職するしかねぇな(´・ω・`)
424N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 02:21:54 ID:???
>>421さん。
 男性だったら落ちてください。なんてね☆ 冗談ですw今の全部であがいてください。
 ただ…予備校は考えてるより楽しいとこですよ〜w 心の保険として。 
 ちょっと浪人したって普通に生きていけるもんです。これ本当。
 …ちょっとならね。
 女性だったら意地でも受かってください。
 就職のこともそうですけど…女性の地位が上がるにつれてレディーファーストの概念が大人の世界の色んなところから消えているような気が…。
 …いや生々しい話はやめましょう。がんばって。心から願える今の精神状態が不思議です。
 今年のセンターも英語と歴史は目を通しましたけど…。…。
 もうすぐ仕上がります。
二十歳。男。俺も今日誕生日だ・・・
こんな狭い世界に同じ誕生日の男に出会えるとは・・・もしや、生き別れのにいさんですか?
426N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 02:25:13 ID:???
『ぜぇ…ぜぇ…』
 まだ…入れてないのに…何で既に息切らしてんだろう…。分からない。そうだよ。少し頭使えば分かることじゃないか。
 横向き→閉じてる&足の重み&体動きやすい→入れづらい。&当方、初心者。スキル不足。&相手も初心者。蕾も固い。&当方、人よりドンくさい。
 …これで入るわけないじゃないか…。別にどこかの誰かの体験談&失敗談ってわけじゃないけど。
 だけどもう大丈夫だ。バックポジション。慣れって怖い。ずっと横たわっていたから“体を起こせばいい”っていう簡単なことがまるでよぎらなかった。
 やばかった。萎えかけた。萎えてたら多分、あの後勃たなかった。ここまで来て入れれないで終わるって…男として終わってるじゃないか。
 不可抗力だ。仕方ない。僕が特別アホゥってわけじゃない。そう、こういう失敗をした人間だって過去にいたはずだ。
 繰り返すようだけど、どこかの誰かの過去の悲しい過ちのことを指しているわけじゃない。
 この態勢ならアスカの体も動かない。僕の姿勢も安定して場所を定められるし、目視で位置を確認できる。
 …暗い…。暗いな…。時間は…。え!?もう4時前!?…そんなに経ったのか…。
 ふぅ…。ようやく。ようやくか。とうとうなんだな。…別に何を思い起こすわけじゃないけど。それでも少し…ね。
 ……。
 …はぁ!…さ。行こうか。
 指で両側に押し開く。アスカが呻くが知ったことじゃない。尻のたっぷりした肉感。その感触もそこそこに僕は腰を突き入れ…。
“ぐっ…”…突き入れー…!
“ぐっ…ぐッ…!” ……。…入らないぞぉ…!濡れてないからか!時間が経ちすぎた!
『ぐ…ぅ…。』 
 アスカも呻く。そらそうだろ。でもこれは“そういうとき”に漏れる声とは違う気がする。単に痛いのか。
 で、でも!今回はさっきとは理由が違うんだ。はっきりしてる!すぐだ!すぐに解決するさ!
 …正直にいうとかなりイライラしてる。かなりだ。人生は上手くいかない。こんなことさえも。
 進めば戻り。いよいよかと思えば引き戻される。…いい加減にして欲しい。
 けど少しずつ前には進んでるんだ。悪い可能性をしらみ潰しにして。最初から何もかも上手くいくなんてことありっこない。
 そうだ。アスカを濡らせばいい。そうすれば…とうとう…。
 僕は男になるんだ。
 続く
25歳 リーマン
明日仕事なのにこんな時間までなにやってんだorz
>>422
◆N3KfCzebuQ氏、女の人だったのかぁー(棒読み)
愛拭も面白く読ませてもらってるんで投下お願いします
429415:05/01/24 02:34:45 ID:???
>>425
弟よ… by石原○太郎
430N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 02:42:31 ID:???
>>422
 きゃあ!じょ…女性!…女性…。じょ…。…。
 待ってください。待ってくださいよ。読み返しますから。何度読んだか分かりませんが、それを踏まえてもう一度!
 (熟読中…)
 (熟読中…)
 (熟読中…しばらくお待ちください)
 (熟…気付いてもおかしくなかったですね。細やかな背景の描写からそれは伺え知れます。
 私の中にはそういう能力が…まるで無い。背景もくそも…。
 そうかぁ…女性かぁ…んで22。…同い…いや…何でもないです。今度合コ…何でもないです…
 私はまだ眠りませんが、皆さんはいかがですか?
>>422
「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」みたいなバカっぽいノリも好きだけど
「愛拭き」みたいな微妙な関係の二人はもっと好きですよ。てことで続きキボン
>>422
え? え?
                ん?w
メル欄参照ですね(棒読み)
>>432
あぁ!w専ブラじゃないから気付かなかった!w
見事に騙された、GJ

N3爆弾さんはもう寝ちゃったかな?
ノシ 俺は起きてるよ〜
434N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 03:37:23 ID:???
『…ん…ぁ…。』
 気持ちいい…。そらそうだ。一番敏感なところ触られてるんだから。
 …だけどさっきほどじゃない。雑。雑だ。シンジの手の動きが凄く雑になってる。
 理由は分かる。手が“濡らすためだけの動き”をしているから。さっきまでのシンジは違った。弄ることが最終目的。でも今は…
『とにかく入れたいんだ…』…少しさびしい。
 その瞬間、その瞬間でシンジは必死だった。
『おっぱいを触ろう』『揉み倒そう』『イカせてやろう』『下着を脱がそう』
 喋らなくっても伝わった。
 多くを望まず。少しずつ。少しずつあたしの心と体に土足で押し入って…踏みにじって…傷つけて…。
 私のことなんて考えてなかった。全部自分本位。だから怖かったし…どうしようもなく感じた。
 今は違う。違ってしまった。さっきまでのシンジじゃない。伝わってくるもの。焦りが。濡れてこない、濡らせない焦りが。
 それが分かると余計に濡れなくなる。声も完全に殺せちゃう。
 …何。何だろ、今の気分。つまらない。がっかりしてる?分からない。やっぱり自分が…。
 体からさっきまでの火照りが消えている。頭の方はもっと冷めている。両腕にあごを乗せて思う。
『…今夜のところは…終わりかなぁ。』
 続く
435N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 03:44:01 ID:???
>>432
…専ブラ?シャア専用ブラジャー?やっぱ赤い訳ですか。他より三倍お高い?ほぉ…。
 初心者には分かんねっす。
 あと、自分。寝るときは“寝る”と書き込む確率が極めて高いです。
 この一つ先まで続きは書きあがりました。ニヤニヤしながら反応を見てから書き込みたいと思いますw
436N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 03:47:01 ID:???
THE!誤爆!
>>433へと>>435の内容を…投下!
とりあえず
専ブラ→2ch専用ブラウザ
438N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 04:07:18 ID:???
 ……。
  それは…なんですか?
   …便利な…ものなんですか…?
439432:05/01/24 04:27:33 ID:???
>>438
かなり便利
メル欄は別に専用ブラウザ使わなくてもいいよ
名前の箇所にマウスを合わせるだけで、一番下にあるステータスバーに表示されるよ
18歳 ♀

N3さんも頑張ってるし、自分が書く必要なんて無いように思うのですよ。
あんな風に言われてまで書く必要ないと思うし。
ん?あんな風とは?
僕はあなたの作品読みたいですよ
442N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 04:42:41 ID:???
>>439
 教えてくださってありがとうございます。ただ
 ま だ わ か ら な い 。
 びっくりしたでしょ?あまりにアホでw
>>440
 …頭の悪い私にはやはり仰ってる意味があまりよく分からないです…。
 
 とりあえず。次のを投下して寝ます。とんでもないところで終わらせてますがw
 悶々として頂ければ幸い&思う壺ですw
 ぐんない☆おやすみ☆夢で逢おうぜ!
443N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 04:45:03 ID:???
 ドイツの年上の友人から初体験の失敗を聞いたことがある。ギリギリまでいってしくじったって。盛り上がってたけどちょっとしたタイミングを逃して冷めて…。
 …そんなものなのかもしれない。こういうことって。でもやっぱり…。
『さみしい終わり方。』今ならそう言えるかも。もう“今夜は無い”って分かってるから。
 …考えようによってはラッキーじゃない♪されずに済んで。…こんな“初めて”はどうしても嫌だから。
 いくら相手がシンジだからって。…ううん…。相手がシンジだからこそ。
 シンジはまだ粘ってる。教えてあげたい。もう無理って。それじゃ濡れないって。
 今なら断れる。やめてって言える。だけど…言わない方が良さそう。多分、この状況で言ったら…私よりシンジの方が傷つく。
 その友人も後でやり直して上手くいったらしい。だから今日のところは―…。
 …ん。ん?
―――!!!!!!!!!!!!!!????????―――
「ん…ああぁぁああぁあぁあぁああぁああぁああぁああぁあ!!!!!!?????」
 何!?何!?何した!? あ た し は 一 体 何 を さ れ た !?
 強烈な刺激が下半身から伝わってくる!私の身体が経験したことのない情報が!腰がガクガクに震える!手が下半身に伸びる!痙攣する!のけぞる!鳥肌が立つ!声が出る!息が…で、出来ない!
    キ   モ  チ.…イ イ……!!!!!!!
「あああぁぁぁあああぁ!んああぁぁああぁぁ!!!!!!!」
 寝てるっていう体(てい)がどうやっても保てない!やばい!やばい!
 シンジ…!一体…何…!? このままじゃ…ぬ…濡れ…
「…い…イっ…くッ…!!」
 つづく
2chにまだ慣れてない感じだからここに行ってみるといいよ
ttp://www.media-k.co.jp/jiten/
19歳、男、テスト前

一体アスカの身になにが起こったのか!?次回を待て!

待ちきれないよママン・・・(´・ω・`)・・・
夜の間にdでもないことになってる
19歳、大学生、テスト一時間前
・・・・・・テスト勉強って何ですか?
そろそろ棒読みも来てほしいなこのスレを繁栄した
神なんだから!あの人の落ち着いた風?みたいな小説かなり好きだから
それとN3氏お疲れ、あなたも才能あると思いますよ
今書いてる小説終わったら今度はあなたの純愛風みたいなふたりの微妙関係を描いた
作品読んでみたい〜! 
 
 

                                            ♂   18歳
21さい男
同じくこれからテスト
なにやってるんだ〜〜〜〜
牡22

つか講義真面目に受けてればテスト勉強なんて必要無いんだよな
451N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 13:10:56 ID:???
…うぃ〜…。ようやく飯だぁぁ…。今日は日中の執筆が出来ないのです。だから夕べのうちに少し書き溜めしときました。
 みなさんが『一体何が!?』と思ってるとこの描写はほぼ終了しとります。…別におかしなことはしてないですよ。読んだら
『…ふ〜ん…。』くらいの反応でしょう。多分。
 先考えずに書いてますがこの辺だけはひとくくりです。ひとつなぎです。財宝です。ワンピースです。春色です。
 うぃ〜あ〜♪はい、あんま寝てないです。メリーどうなりましたか。
 >>448
 微妙な純愛モノ…。う〜…ん。実はね。自分のストライクゾーンもそこなんです。
 自分の書いてるね、なんや…訳の分からん内角高めの、規制ギリギリの(むしろ越してる)清原やったら絶対当たってる危険球なんかより
 こっちの切羽詰った期待をはぐらかされることをもどかしく思いながらも、どこか僕の心のやらかい場所を今でもまだ締め付けるような、そんな外に逃げる変化球が好きです。
 名づけてシカオボール。
 …自分の価値観が絶対じゃないって分かる程度には打ちのめされて生きてきましたけど、それでも意見を言ってみたくもあります。
 なんていうか…あの二人って性や肉欲の匂いが強すぎる気がして…。EOEがテレビ版のあらゆる印象を上書きしてるんですね。
 二人とも歪んで見えるから、歪んだ環境でしか関係は進まず、やっぱり結末も歪んでしまいます。
 そこを工房が思春期のこだわりで意地でも純愛にしようとして>>200が。
 ほら、やっぱり歪んだ。私のスキルはこの程度。…歪んでるのは私ですね。
 …でも…。もっかい挑戦してみようかな…純愛モノ。
 次はどんなのがいいですかね。やっぱ、純愛系?まだライトな方が完結してないですけどw
 反応ありがとうございます。以後も年令性別つきだとよりありがたいです。
 ではまた夜に
22歳男
昨日夜更かししたせいで講義さぼってしまったとです
19歳理系大学生
・・・今日も勉強不可?
自己紹介はチラシの裏にでも書きなさい、子供たち(精神的に)
宜しければ作者様のプロフィールも教えて頂けませんか?
・・・年齢と性別だけでも・・・
どんな方が書いているのかとても興味があります。
>>454
N3さんのご希望にそってのことだよ。>>409>>418読んだ?
>>455
あ!それ知りたい!!
457N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:34:17 ID:???
>>455>>456
以前のレスをじっくり読んでみてください。年令、出身、趣味、等々、情報の断片がそこかしこに散らばされています。
この文章だけから私が誰なのか気付いて書き込んだ凄い感性の輩もいるようですが…。世界は狭い…。
…誰なん、自分?本名はアカンで?この苗字が激レアなんわ、知ってるやろ?
…げふん、げふん。え〜…私と同姓の方に出会ったことがある方は…多分1%以下でしょう…。さんざんからかわれて生きてきましたとも…。
え〜裏表だけはないと言い切れます。文章の上でもそうです。リアルでもこんな感じです。
そのうち表舞台に出れたらなぁ…と漠然に思いながら、あがいてますねw

新作の構想が固まりました。笑いは0です。エロも…あるにはあります。
ただ、根底に流れる精神はLASに間違いないんですが、冒険活劇に近いのでw
下手に載せてアレになるのも怖いのでよろしければ意見をお聞かせください。アウトでも代わりの案はいくつかあるので
続きそろそろ載せます
458N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:36:43 ID:???
「んあああああっぁぁあぁぅうぁあ!!!!!!」
『何でも…やってみるもんだ…なっ!』
 そう思いながら続ける。…“変な味”。舌先がぴりぴりするような気がする。
 さっきまでの態勢だったら逆立ちしても出来なかった行為。…いや、逆さまになったら出来てたな。
 別に特別なことをしたわけじゃない。ただ。舐めただけ。吸っただけ。しゃぶっただけ。
 揉みも摘みも引っ張りもしたけど、一度もアスカの身体のどこも舐めたり、吸ったり、しゃぶったりをしてなかった。試しにそれをしてみただけなんだけ…ど!
「んああっ!」
 見つけた…。アスカの弱点…。鳴きどころ…。
 思い切り突起を吸う。「いあっ…!!!!」反応抜群。
 アスカは何回かイッたみたい。顔に…ちょっと“かかった”。準備と意味ではもう充分。だけど…。
「…う…ぃいっぃいいっぃいい…!!!!!」「……。」
 かわいい。…やっぱり…。
“どく…ん…” …あ。
 あぁ…来た…さっきまでの…。どす黒い感じ…。血の流れが激しくなる…。…その流れに乗って…“僕”が流されていく。
 …もう少ししてみよう。“俺”の方の準備が不十分だ。もっと。もっと硬くなるまで。そして思い切り硬いのでアスカを…!
 そうだ…今からこの尻も…。
「んぃっ!」 この脚も…。
 「ひゃ…。」 このおっぱいも…。
  「うああっ…!」 そして…“ここ”も!
   「あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
俺のものになるんだ。
  続く
459N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:37:46 ID:???
 舌だ。これは多分、舌の動きだ。
 何考えてるのか!そんなところを!そこは舐めたりするような場所じゃ…。
“ズ・ズ・ズ・ズ・ズ…”「んあああああああ!!!!」シンジはお構いなしに“あたしの”をすすってる。
『そんな…あたしの“汁”を…なめて…。…汚いのに…そんなに…丁寧に…』
 一気に濡れ始めた。さっきまでのシンジだ。一種、病的なシンジだ。偏執的にひたすら責め続ける…さっきまでのシンジだ。
『こんな…こんなにいいものなの?舌って…!?』
 ダメだ…。これじゃあ…シンジを喜ばせるだけなのに。なのに…身体が…身体が。舌が離れた。と思ったら指が入り口に差し込まれる。状況は変わら…いや悪化した。
「ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…!!!…あああぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
 限界。腰から下が自分の意思と無関係にダンスを踊り始める。高等動物の人間様による、刺激を欲する求愛行動。欲求や本能に逆らえないんじゃ昆虫と変わりない。
 私は虫にも劣る穢れた生き物。ずっと心で叫び続けているもの。
『だめ!きもちいい!シンジ!やめないで!おねがいだからやめないで!つづけて!もっと!もっとつづけて!もっと!もっともっと!もともっともっとMOTもっと!』
 息が…。肺が…横隔膜が痙攣を起こしてる。イキ過ぎ…。ホントに苦しい。
 イキながらまた涙がこぼれる。悲しい。悔しい。憎い。嫌いだ…こんないやらしい身体…!
 女ってなんでこんな風に出来てるんだ…!
 つづく
460N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:38:52 ID:???
 指が…ようやく抜かれた。体を支える力がどこにも残ってない。私はそのまま布団に沈んだ。酸素。まずは酸素。
 シンジは私に考える力すら残してくれなかった。酸欠。脳に酸素が足りない。真っ白。何も思考が結ばない。あぁ…何も…何もしたくない…。このまま…
 と。“ぐいっ” 『え?』腰が持ち上げられた。
 そして“あたしの”に“シンジの”が押し当てられる。本当にさっきのと同じ?えらく硬い。
 待って。待って。何も準備できてない。一回リセットされたから。心の準備が。身体だけはさっきの状態にまで引きずり戻されたけど。けれどシンジは体目当てだから関係ない。あたしがどう思おうと。
 …いや。
『言える…?今なら…。』
 心は…さっきの状態にまでは引き戻されていない。快感にひたすら流されてた今は、さっきよりも恐怖は薄れてる。まだ間に合うかもしれない。
 口を開ける。空気を吸い込む。唇がカサカサ。水分を流し続けてるから?
 今夜は一度も自己主張しなかった。これは神様か誰かが本当にギリギリの状態で与えてくれた、自分の意思を示すための正真正銘、最後の機会。
 足を閉じてみたり、お尻を嫌がったり。そういうんじゃない。はっきり言わなきゃ。伝えなきゃ。言葉で。はっきり。
 「やめて」って。「いやだ」って。
 それだけのことなのに大仕事。ダメだ。いざとなると怖い。喉で…ひっかかって…。だけど時間がない。シンジの手に力がこもった。
 ……。
 …誰か…私に一欠片の勇気を…!
 つづく
461N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:40:31 ID:???
「んぃぃいぃぃ!!!!!んぃいぃぃ!!!!んぃぃいぃいいいい!!!!!」
 …両手で布団を握り締めて、絶叫に告ぐ絶叫。完全に泣き声。
 口を離す。舌から指にチェンジ。ゆっくり“差し込み”、慎重にかき回し、ほじる。そう、この指は偵察。尖兵。“中”がどうなってるかの。
「うあああぁっぁあ!!!」
 腰がうねりだした。舌で。指で。バラエティーに富んだバイブレーション。
 かわいそうになるくらいアスカは泣き喚く。だけどもう少し喚かせておく。だって今から本当に可愛そうなことになるんだ。別の意味で喚くことになるんだ。
 本数を増やす。一本から二本。二本から三本。そしてほじくり倒す。
「あああああああああああああああ!!!!!!!!!」
 アスカ、もう息も絶え絶え。寝てるふりっていうのはもうなかった話らしい。
 指を抜く。糸が引く。アスカは布団に倒れこみ、荒い息でここぞとばかりに肺に空気を取り込む。
 下準備は完璧…完璧だ。三本ともなると僕のより太い。中の造りも多少分かった。いける…。もう障害は無い。腰を抱えて下半身だけ膝立ちに。
『よし…。』全部。全部整った。今度こそ万全だ。心臓の高鳴りがさっきと全然違う。テンションが上がりきって切羽詰ってる。けどさっきみたく感慨にひたる余裕は無い。勢いのままに―…。
「アスカ…行くよ。」
 ついに…僕は…!
  つづく
462N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 19:43:15 ID:???

               「 … やめ て … 」
  ……。
     「 …え。」
                      「シンジ…もう…許して…」

 背中ごしにアスカの顔が見える。暗くて表情はよく分からない。ただ、厚い雲の端からほんのわずかに差した月明りが…頬を伝う涙を光らせた。
「…あ。」
 言葉での。初めてのはっきりした拒絶。どうする…ど…。か、考えたら…な…萎え…。

  “ぶつん…”

 腰を…勢いよく前に押し出した。先端に抵抗を感じたが…突き破った。
「……。」アスカは一瞬脱力し。そのあと。
「〜〜〜〜!!!!!」予想に反して声一つ上げず、千切れんばかりにシーツを握り締めた。
「…あ。」
 “僕”は自分のしたことがよく分からず…とりあえず腰を振った。
『考えたら萎える』『その前に』 確か…そう思ったんじゃなかったか。分からない。一瞬前のことなのに。
 待ち焦がれていたその瞬間の記憶は…はっきりしない。ともかく…。ともかく…間違いないこともある。
 僕は今、アスカとセックスしてる。
 やっぱりアスカは初めてで、初めての相手は僕だった。これはこの先アスカが僕以外の人間と、どれだけ凄い、どれだけ愛あるセックスをしたって変更できないどうしようもない事実。
「…んぐ…。…ぐっ…!」
 くぐもった呻き声。アスカは多分…歯を食いしばって痛みを堪えてる。でも…。
 いくらアスカが痛くても僕にその痛みは伝わらない。今、アスカがどれだけ苦しくても僕は今、とっても気持ちいいんだ。

              やっぱり僕らは他人だね。

 つづく
ヤッホーイ!乙です乙!ってかGJです!神です神マジで神ですよ貴方!
シンちゃんがぶっ壊れてるw
>やっぱり僕らは他人だね。
乙です!さりげなくエヴァっぽさを出すところ!まさに神のみ業!
乙!!!!!
やっちゃったやっちゃった!!とーとー…
心理描写がただごとじゃないよ!
N3さん…その若さですご杉!!!
連邦の物書きは化け物か・・・。
N3氏は一体何者なんですか?氏がサイト持ってたら片っ端から読みに行きたいんですが
468N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 20:49:31 ID:???
 …へこんでるんですけどね。>>460>>461は…私の中では順序が逆です。間違えたんです。
 話としては成り立ちますけど、ここだけは頻繁に視点を切り替えたかった。
 そしてアスカが勇気を振り絞ろうとするところで、シンジの視点へと切り替えて「…やめて…」と。
 …言ってること分かります?何をこだわってるか?試しにそうしてみて下さい。細かな話ですけど凄く印象変わりませんか?
 しくじったなぁ…。無茶苦茶、細部の表現の直しに時間かけたのになぁ…。…んこに…んこ突っ込むだけでこれだけもったいぶって、挙句に…。
 …はぁ。出来ればその順番で読んでいただけたら幸いです。
 まぁ…まだ続くので…。どうすればここから収拾できるかどうか分かりませんが…。むしろ聞きたい。問いかけたい。
 次の展開も例によって構想0です。信じてないですか?そういうバカな書き方する人間もここにはいますよ?
 あぁ…風呂敷は大きい…。どう畳むかなぁ…。
 書き込みありがとうございます。よろしければ、年令性別なども記していただければ嬉しいです。
マジでリア工なん?
コンプレックスで死にそうorz
470N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/24 21:01:21 ID:???
 >>467のダボへ
 誰が連邦なんじゃコラァァァァァァァ!!!!!!!!!!!
 わしゃ生粋のジオニストじゃボケ、カス!どんな煽りよりもイラッときたわ!
 べしゃり聞いとって分からんのかい!おもくそジオンなまりやろがい!相手見てガンダムネタ使え、アホンダラ!
 サイト!?それはどないして作るんじゃカス!お金はかかるんかダボ!高いんかワレ!お前が払えコラ!
 …作りたいわハゲェェェェェェェェェ!!!!!!!!!!!
 …うぅ…>>467様…作り方教えてください…

 …私はまだ何者でもないです。何者かになろうとあがいてる途中です。
 とりあえず一回同人誌出してみたい…。どこかに誘ってくれるような奇特な方いませんかねw
ここらで愛拭の続きでも乞うてみたい気分だなあ。
自分でエロを書けないのが悲しくなってきた。
面白いけど、逝き過ぎた周りがウザ。
N3氏のせいじゃないけどな。
気がつけばミサトさんと同じ年になっていた…
婚期は逃さなかったけど。妻で母やってます。
474まとめ人2:05/01/24 21:55:37 ID:???
N3爆弾氏作「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」
>>115
>>118
>>120
>>124-125
>>139-141
>>143-145
>>150-151
>>156
>>175
>>187
475まとめ人2:05/01/24 21:57:35 ID:???
さて、厨房は自分だけ・・・と。
477まとめ人2:05/01/24 22:02:09 ID:???
>>459
>>461
>>460
>>462

(注>>460>>461の順序は本来は逆です。上記の順序でお読みください)
>>476
別に読むなとは言わんがなぁ・・・そういう不適切な発言は辞めてくれないか?
二岡智宏、カツラノハイセイコ、エメリヤーエンコ・ヒョードルとタメの性別牡。

>同人誌
次回ラストのGehenとか…、あ、エロ禁止か。
N3氏まじで神じゃねぇ〜!!!!俺は煽ってるんじゃない
マジそう思う!あなた作品に引き込まれました
マジでサイト立ち上げてこうゆう作品(時には18禁なしのLAS)小説書いてほしい
それと棒読みさんの作品の続きも楽しみにしてます〜!萌えるから(笑)
ここまでのレスから読み取れるN3氏のプロフィール
関西(兵庫)出身。
22歳。
女性(たぶん)。
とりあえずこんだけ。性別は違うかもしれん。
N3氏は男だよ。
だって俺のチンコが反応しないもん。
483467:05/01/24 22:55:41 ID:???
>>470スマン。ガンダム知らない人もこの位ならわかるかなと思ってわかりやすいの選んでた・・・(;´д`)
N3の誇り、やらせはせんわぁぁぁぁ!!


サイトないのですか・・・残念だけど、ここで頑張ってくれ〜
>>481
そのプロフィールを見て何故か毛の人を思い出したぞw
まっちどおしいなあ〜!
それにしてもトウジ鬼畜だ。
この空気に対して思ったのだが、エロパロ板っぽいよね。N3氏とギャラリーのノリがさ。
まあ、この観点でいくと向こうの二大神・あのじ氏や微熱氏はエロパロ板らしくないことになるが。
あそこも読者の反応はエロパロぽかったんだけど、馬鹿みたいだしうぜーってことで落ち着きました
・・・むっ、ウザイって俺のことだろうか?
やっぱ普通に「乙です」や「GJ!」とだけ書き込むべきなのだろうか・・・?
しかし自分と反対の意見が書き込まれる可能性がある以上、書き込まれる前に感想を書くと言う行為は正しいはずだ
だから漏れは書く。これがそんなに悪いことだろうか?

・・・・・・ってか、「うざい」ってどのカキコのこと?
>>484
ノシ

あちらの神も万夫好きらしいしな。
490N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/25 00:24:01 ID:???
「……」俺は今、素でひいてる。どん引きだ。それは隣のトウジも同じらしい。
「シンジ…それは…。それはないやろぉぉ…。許してって言うたやないか惣流は…。やめてくれって…泣いて頼んでたやないか…なんでや…なんでそんなんすんねや…。
 許したったらよかったやないかぁぁぁぁぁぁ……。」
 膝の上で握り締められたトウジの拳にぽつり、ぽつりと雫が落ちていく。
 悲しいんだな。悔しいんだな。シンジが罪を犯したことが。惣流の運命が。そして助けられなかった自分自身が。俺もだ。俺もだよ、トウジ。
 命がけで止めに入れば良かった。
「嫌がってる女を無理矢理って…そんなんすんなやぁぁ。」
 後ろで両手、両足を縛られ、唇からは血すら流し、シャツはびりびりに破かれた委員長が目を見開いて何か言いたげだが、そんなことはどうでもいい。それとトウジ。
 ズ ボ ン を 履 い て く れ 
「…泣いてても仕方がない。ケンスケ。現像頼めるか。」「デジカメだからそんなの必要ないよ。何枚いるんだ?」「とりあえず200枚。年賀状の裏に使いたいねや。」「は!?」
 …うるさいな委員長…。惣流がこんな目にあったって時に。
「引き伸ばしたりは出来るんか?」「もちろん。」「ネットにコイツの個人情報の一切と一緒に載せることは?」「お安い御…」「待って…お願いだから待って!」
 …また会話が止まる。…何なんだ一体。こんなときに…。不謹慎だぞ、委員長。お前、惣流の友達だろうが。
「あの…おかしいよね?」「何がや?お前の頭がか?別に言われる前から知っとる」
「わた…!…。…あの…さっき約束させたよね。写真は誰にも見せない代わりに○×△をしろって…。私…したんだけど」
「いつの話をしとんねん。そらぁしたわな。しかし満州は今、日本の領土か?違うやろ?いつの時代の話やいうことや!」
「満州!?なんで満州が関係あるの!?」
「状況は刻々と変わり続けてるんや!いつまでも自分の価値観が通用すると思うな。今日の常識が明日の常識と思うな。この情報社会の中でそんな考えでおったら!
 …取り残されるぞ…。」
 すまんトウジ。俺にも分からん。けどとりあえず頷いておくぜ。
つづく
あの優しかったシンジはどこにいったんだ〜って裏切られた気持ちなのかw
492N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/25 00:31:13 ID:???
「約束破るの…!私にだけ…!」
「私だけ、私だけて…。お前はこんな時も自分ばっかりか…。そんなに自分が可愛いか!?ああ!?」
 始まった。論点がすり変わり出した。
「碇も惣流もワシらのために戦って戦って戦い抜いて…。そして心を病んで…。そしてこうなったんや!
 あいつらの悲しみがわからへんのか!どんな思いでいつも戦いに挑んでるんか!考えたことないんか!
 これはシンジが悪いんと違う!ましてや惣流の責任でもない!お前や。お前が全部悪いんや!」
「えぇ!?」
 凄いぞ、トウジ!もう誰も付いてきてない!もちろん…俺もだ!
「お前みたいな自分がよければそれでいい人間ばかりやから、こんな世の中になったんや!他人を思いやることのできん人間はこの地球には必要ない!
 今の世界にお前見たいな寄生虫を生かしておく余裕はないんや!」
 ヤクザ顔負けの論理の飛躍…。関西人てみんなこんな?
「な…た…確かにそ、そういう人間が多くて…それで100歩譲って私がそういう人間だとして…なんでその本来全員で背負うべき責任が私一人に…!」
「それや!その考え方や!『私だけじゃない!』『他の人だって…!』
 そしていざ自分が注意されたときには被害者面か!全員がそう考えてたら…あかん。会話にならんな…。」
「トウジ。冷蔵庫にナスとキュウリがあったぜ。」「大根もな。」「大根!?そ…ま、まさか…。」
「野菜の使い道なんか一つしかないやろが。ま… ど の 口 か ら 食 う か は 知 ら ん が」
「いやぁ…大根は…いやぁぁぁぁ!!!!」
 洞木は芋虫のように這って逃げようとするが無駄なことだ。
トウジの『ほら!頑張れ!もうちょいで玄関や!』『そのまま家まで這って行くんやろ?大変やなぁ』との熱い応援を受けながら奮闘するも、最後には泣きながら担がれていった。
“ぺり…。”“ぺり…。”
 赤い目の生き物が二匹に増えた。ウサギとペンギンはひたすらニンニクの皮をむくのに夢中だ。そして時折思い出したように酒をあおる。仲良さそ〜…。
 シンジ…やったことはもう取り返しが付かない。
 だけどここで逃げ出したらお前はあのときの、駅にいたときと何も変わってないぞ。
 違うだろ?お前は前に進んできたはずだ。ゆっくり。ゆっくりと。
 自分で決着をつけるんだ。逃げるな。お前の罪から。
 続く
ケンスケサイドのヒカリがかわいそうすぎてまともに読めません。・゚・(ノД`)・゚・。
笑えねえ、ギャグに出来ねえよ、俺には……。
つーことで、ケンスケサイドはあぼーんすることにして、
シンジとアスカマダー?(AAry
494N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/25 00:40:49 ID:???
 冷蔵庫の前には綾波とペンペンが陣取っとった。俺が近づくと二人(?)は手を止め、こっちを向いた。
「…ちょっと…冷蔵庫…開けさせてもうてええ?」
 赤い目が四つ、こっち見とる…。どっちも苦手や。両方とも表情が読めへん…。
 二人はしばらく黙ってこちらを見つめ…どちらからともなく場所を譲った。
「お。おお、すまんな。」
 早く取るもん取ってまおう。脇で折檻の対象が
「あ、綾波さん…助け…わ、私…す、鈴原に…お、犯…。何度も…『外に出して』って…言っ…のにぃ…。」デタラメ喋りまくっとる。
 誤解されたら困るので口にジャガイモを詰め込んでみる。む。まだ入るな。もうちょい。4つが限度か。喉の方まで入ったがまぁええ。知らん。
 さぁ仕入れた。そう思た時。綾波が腕を突き出した。
「な…!?」「……。」邪魔する気か思った。しかし手を開くと…。
「……。里芋?」綾波はコクリとうなずく。…これをもってけと?
 何で里芋なんか…。ショウガなんかがあったらまるごと押し込んだろうと思ったが、こんなもん…。
 …。…里芋…?
 綾波を見る。さっきと変わらん無表情な顔。しかし…ワシは今度はその目から、はっきりと意思を感じ取ることが出来た。
 脇で委員長がとんでもなく暴れとる。なんや?なんやねや、うっといな。顔が真っ青なんがどないしてん。知るかいや。
 餞別…。そういうことなんやな。ふ…死に行くもんへの手向けとしては気がきいとるやないか。
「…男やったらケンスケ…。女やったら…やったら…。自分、下の名前なんやった?」「糞子。」
「女やったら糞子や!全く…EVAのパイロットいうんは何でどいつもこいつも変わりもんで…カッコええ奴ばっかりなんやろなぁ!がっはっは!
 ほなな、綾波!地獄で会おなぁ!」
 死ぬ前におもろい奴に会うた。ろくでなしの人生にしては上出来やな。
 俺は里芋をもぎとり、もう動かない委員長を抱え、俺だけの戦場(シンジの部屋)へ向かった。
 
 数分後。
「いやぁあっぁぁ…。中が…中がかゆい!!!!!」
 絶叫が台所にまで届く。ウサギは少しだけニンニクを剥く手を休ませる。
「鈴原くん…貴方が4人目である事は…私にとっては誇りだわ。」
 鈴原糞子の呪われた人生を思い、ウサギはほんの少しだけ微笑むと焼酎の残りを飲み干した。
 続く
トウジ熱いな
襖のこちら側とあちら側のギャップが面白いな
ヒカリが可哀想だけどこちら側の壊れパートだから笑ってられる
あちら側のシリアス?パートでやられると痛物と感じるだろうが
497N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/25 01:18:47 ID:???
 …少し本当に病んで来ました。シンジSIDEとアスカSIDEのときはのめりこんで。手に任せて。
 ANOTHER SIDEのときは一人で笑いながら書いてるんですが(←そしてダダ滑りする)…。
 考えながら書いてましたね。さっき投下した三発は。そして何度も表示される
『本文長過ぎ』『グロすぎ』『調子乗りすぎ』『Nガンダムだけ前に出過ぎ』が殊更、ストレスを溜め、気力を奪ってく訳です。
 連投にもかかわらず不自然に数分、間が空くのは余剰な文字を削ったり、変換したりしてるせいです。
 やな傾向…。…あぁ腰が痛い。明日からは月に一度のアレだというのに…。
 次はアスカSIDEだと思いますが…ちょっと疲れてるので今晩中に上がるかどうか分かりません。
 それでもよろしければお付き合いください。もう少し…あがいてみます
おう、がんばれ!!
499N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/25 02:36:50 ID:???
 ぎぃりぃぎりぃまぁでぇ〜がんばぁてぇ〜無理でした。細部を弄る気力が残ってないです。
 私のゴーストが囁いてます。いやもう、これは怒鳴ってると言っていいでしょう。
      「 寝 ろ !!」と。
 寝ます。すみません。タチコマかわいいですね。可愛すぎて夏美だってこと分かりませんでした。
 私のダメ絶対音感も…。ふふ…今は昔か…。駄文のネタすら出てきやしない。寝ます。スマソ
 ぐんない☆おやすみ☆夢で逢おうぜ☆
>>499
おやすみ

俺も寝よ。
あっというまに500超えちゃったよ
>N3
少しさわがしいぞ藻前。
もう少し落ち着け。
現実でもいるよな〜こういうちょっと痛い子
なんかたまに喋ってるとムカついてくるようなやつみたいな
微笑ましくていいじゃん
こんな一人ボケ一人突っ込み関西じゃ日常茶飯事だぜ!

続き待ってるよ     いや、FFのな
自分語りのレスが多いと失望させられるのは事実だな。
雄弁は銀止まりだ。
本当にカコイイ職人さんは周りがいくらちやほやしても
ずっと黙々と更新してる人だな。なんかいかにも職人て気がする
褒める人は作者が好きなんじゃなくて、作品が好きなんだよな。
>>507
まぁ、それが普通の職人さんの在り方だと思うよ
エヴァ板は希有な存在だな。他の板であんな自分語りやったらイタがられるだけだ。
>>466
シンジの心理描写が上手いのは分かるが、アスカのはワカラン。
男が妄想する『女の心理描写』としては上手いが。
>男が妄想する『女の心理描写』としては上手いが。

簡単に性別分けするのもどーかと。
いちご100%の女だって女が描いてるぜ。
>>510
シンジ以外がうまい。
こんなのシンジじゃねーよw
513(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/25 15:26:55 ID:???
別段シンジはこれといった理由があって言ったのではない。
アスカの背を横切る純白の線は背中を拭くという行為自体には
多少支障があるものの邪魔とはいえなかった。
ただ、部屋中に沈滞しているこのどこか肌に纏わり付く空気が
シンジの肩に重くのしかかっていたため、
それにどうしても耐え切れず何気なしに言った言葉だった。

「ブラの…紐?」

アスカは訊き返した。

「あ、うん…」
「邪魔なの?」
「邪魔ってわけじゃないけど」
「無い方が拭きやすい?」

そういえば、いつも身体を拭いてもらうときはアスカはブラジャーを外している、
今はシンジが来ているから着けているだけだった、流石にノーブラではシンジに会えない。

「うん、まぁ、無い方が拭きやすい…か、な?」

シンジがそう言うのを確認すると、アスカはおもむろに背中に手を回し
ブラジャーのホックに手を掛けた。

「ア、アスカ!? 何してるんだよ!!」

再度、繰り返されたようなアスカの突飛な行動にシンジは先程と同じ言葉を口から出すと、
今度こそ正視できずにアスカに背を向ける。
514(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/25 15:27:46 ID:???
「だって、無い方が拭きやすいんでしょ?」
「だからって、ほんとに、ほんとに…取ら、取らなくても…」

確かにアスカは自分が何故ここまでやるのか自分でも不思議だった。
『二人きりのこの密室で何か期待しているのだろうか、
違う、あたしは中途半端が嫌いなだけだ、
拭かせて綺麗にさせてやってるんだから徹底的にやらせるべきだ。
別にこの状況に何か期待しているわけじゃない
ましてや、あのシンジに強引さを求めるのは不可能だ』
アスカはそう思ったが、その考えとは裏腹にブラジャーを外そうと思った途端に
胸の奥は更に高鳴り、頭が沸騰しそうになるぐらい熱く茹ってゆく。
小刻みに震える手でアスカはブラジャーのホックを外し、
肩にかかるストラップを滑らせると
カップ部分を胸の位置で抑え、両腕で乳房を隠した。

「さ、いいわよ」

アスカは後ろのシンジの存在を考え、背中に残るシンジの手の平の感触を思い出すと
身体の芯がカッカと熱くなり、蒼色の瞳がひとりでに潤みだす。
『やっぱり、あたし、期待してる? いやいや、そんなわけないじゃない』
アスカは首を左右に振った。

「前、覗き込んだら、しょ、承知しないわよ…」
「ぶっ! ま、ま、ま、前!?」

シンジは「前」と聞いて、吹き出し、激しく狼狽した。
頭が何かで殴打されたようにぐわんぐわんと鳴り出す。
前を覗き込んだら承知しない、言い換えれば、
前を覗き込んでしまったらアスカが承知できないモノが見える、ということだ。
515(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/25 15:29:05 ID:???
シンジは即座にアスカの乳房を想像してしまった。
自分の背後に半裸に近い状態の女の子がいると思うと、よりリアルに思い浮かべてしまう。
シンジはゴクリと唾を飲み込んだ。その飲み込んだ音が思いのほか大きかったため、
アスカに聞こえてしまったのではないかと危ぶみ、シンジは慌ててアスカの方を振り向いた。

「うッ!!」

シンジは驚き両目を見開いた。口を手で押さえる。
そこにあったのはアスカの後姿、だが、先程見たものとは違っていた。
あの純白のブラジャーの紐はすでに無く、
代わりに食い込まれた跡がうっすらと浮かび上がり、
たったそれだけの隠す部分が無くなっただけだというのに、
アスカの背はよりエロティックな情景を醸し出している。
しかも彼女の真白い背中は恥ずかしさのためかほんのりと桜色に染まっていて、
その微妙な色合いが彼女の周りに妖しい雰囲気を漂わせていた。
自分と同い年とは思えない程のその姿を魅入ったシンジは体中の血流を逆流させた。
頭に血が昇り、ふらふらと足取りが怪しい物となっていく。

「何、ボーっとしてんのよ。早く、や、やんなさいよ」

シンジの灼けるような視線を背面に感じ、いたたまれなくなったアスカは
意識してやったわけではないが身体をくねらせながらその言葉を紡いだ。
そして、顔だけをシンジ側に振り向かせると、真っ赤に染めた顔をし、伏し目がちに
シンジを見た。小声で「恥ずかしいじゃない」と呟く。
516(1) ◆N3KfCzebuQ :05/01/25 15:29:57 ID:???
「ア、ア、アスカ…ぼ、ぼく」

アスカの顔、そのくねらせる仕草を見た途端、シンジは何かに引っ張られるように後ろに下がる。
実際、操り人形のごとく前を向きながら、ふらふらと後方へと歩を進めた。

「シンジ?」

そのおぼつかない足取りを見てアスカは心配そうに声をかける。
と、同時にシンジは支えを失ったように身体を仰け反らせ、
そのまま何者かに前から押されたみたいに後ろへとよろけ始め、壁に背をついた。
同時に後頭部を壁にぶつけ、ゴンッという小さな衝突音を部屋内に響き渡らせた。
シンジは自分の手の平を見る。
身体と頭の中は茹るように熱いのに、手の先はどうしようもなく冷たくなっていた。
しかし、冷えて神経のはっきりとしたそこにはまだアスカの柔肉の感触が残っている。
グビリと大きく喉を鳴らす。
だが、今度のシンジにはその音をアスカに聞こえてしまったのかと気にする様子はない、
というより気にする余裕はないように見受けられる。
アスカの煽情的な背を見れば否応なくあの心が奪われるような感触がフラッシュバックしてしまう。
もう一度、触りたい、拭くという理由にかこつけてシンジはもう一度あの感触を味わいたいと思った。
しかし、シンジの身体はうまく動かすことはできず、床に足の裏が貼り付いたようだった。
これから、アスカの背を拭く行為を始めえしまえば、後戻りできないような予感がシンジにはしていた。
自分の情欲を抑えることができるだろうか、
自分が暴発してアスカを襲ってしまわないだろうか、
そういった、自分の中の貪欲な獣に恐れを感じ、シンジは身体を動かせないでいた。
            ,、,、
 キタ━━━━━━(゚tl゚ )━━━━━━!!!!!!
           r:-'  ー 、.     ,、,、
.    ,、,、      ヽ、二)'フ キタ━(゚tl゚ )━!!!!!!
キタ━(゚tl゚ )━!!!!!!   }   |     r:-'  ー 、
  r:-'  ー 、    /   |.     ヽ、二)'フ
  ヽ、二)'フ     |  ,イ |       .}   |
    }   |.    /  | | |      /    |
   /   |    /  .| { |.     |  ,イ |
.  |  ,イ |.   /   |  | |.     /  || |
なんかこう、純文学的エロスを感じますな。
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   
 (0゚∪ ∪ +    ワクワク
 と__)__) +

テカテカ
やっぱ棒読みさんの小説ええわ〜!!!
読んでてもエロイすぎ〜神様ってほんとうにいるんだなって再確認される。
  ノ     ∧     /) ∧
  彡  ノW \从/V  W \   ミ
  (  ノ        |      ノ \)
  ∩V      、、 |       >V7
  (eLL/ ̄ ̄\/  L/ ̄ ̄\┘/3)
  (┗(      )⌒(      )┛/
   ~| \__/ |  \__/ |~     / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    爻     < |  ;     爻    <  シンジ、頑張れ。
    ~爻     \_/  _, 爻~     \______
     ~爻__/⌒ ̄ ̄ ̄~~ヽ_ 爻~
     /    ー ̄ ̄\_ ̄\
  _一‘     < ̄ ̄\\\J
<\       ー ̄ ̄ヽ_ヽJ   ̄\_
  \     _ニニニヽ )       ~\
   \  _/⌒|\ ヽ_~~ ~⌒\_
  __/~    V \_|     ~\_

522鬼検索 ◆ONIoniKkao :05/01/26 00:00:57 ID:FU1uSS2T
ageんな
524あん♪:05/01/26 00:14:55 ID:???
(^▽^)
N3爆弾氏マダァ-? (・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
N3氏マダー?(・∀・ )っ/●~" チンチン
このスレでの棒読み氏作品は四つめになるのかな?
読み返してみると確実に筆力が進化しておられるのを感じますね。GJ!
N3さん、FF書かなくていいからきてほしい、普通に好き。
N3氏あせらなくていいから自分のペースで投稿してくれ
あなたの小説と棒読みさんの小説を非常に楽しみにしてるから。
 ∧_∧
 ( ・∀・) ∬ 棒読みさんとN3さんの来る間の暇つぶしにどーぞ
 ( ∪ つ旦
 と__)__)  ∬∬∬∬
⊂ニニニ⊃ 旦旦旦旦

「ただいま〜」
 アスカは靴をだらしなく脱ぎ散らかして廊下を通り過ぎる。
 リビングはきれいに片付けられ、テーブルの上には一枚の書置きが一枚だけひっそりと置かれていた。
 アスカは何気に手にとった。
――トウジたちと遊びに行きます、6時には帰ります。
  夕飯のしたくは少し遅れるかもしれません、ごめんなさい。
                        シンジ
 男とは思えない丁寧な細やかな字で書かれてあった。
「――6時か」
 アスカはポツリと独り言をこぼし腕時計を確認する。
 時計は4時を少し回ったところを差していた。
 どうやって退屈を回避しようかと思う。
――そういえば、この間シンジが漫画買ったって言っていたわね。
 とりあえずの暇つぶしの方針は決まった。
「シンジ入るわよ」
 主のいない部屋はひっそりと静まり返っていた。
 窓のない部屋は廊下からの光でうっすらとして暗かった。
 左手にあるスイッチを入れる。きれいに片付けられた部屋がそこにはある。
 机の上にはS-DATが置かれていた。
 最近、シンジは人前ではS-DATを聞かなくなった。ミサトが理由を聞いてみたところ
――人の声が聞こえないじゃないですか、それと人前でS-DATを聞いているのは一種の逃げじゃないかと思うんです。自分には関係のないことだって、自分の世界に逃げ込んでいたような気がしたんです。
 アスカはその話をミサトから聞いて、シンジがどんな曲を聴いていたのだろう興味を持っていた。
 シンジのS-DATを聴くことで、シンジの世界がわかるかもしれないと思った。
 手にとってボタンを押すと、ピッという電子音とともにカントリーミュージックが流れてきた。
 男女のコーラスが生み出す、柔らかく包み込まれるような暖かい歌だ。
 女の歌い手が話し掛けるように歌い、男の歌い手がそれに応えるように歌う。
 笑いながら、音楽を楽しみながら歌っているのがわかる一曲だった。
 歌からはみだした微笑がアスカの心の中に染み込んでいく。

 曲が終わり、ボタンを操作してS-DATを止める。
 ふぅ、とひと息つき、天井を見上げる。
――シンジってこんな曲聴いていたんだ。
 もう、ひと息つき余韻を吐き出した。
「っと、そうだった。漫画っと」
 アスカはシンジのベットで胸の下に枕を置いて、うつむけになって漫画を読んでいた。
――あーあ、なんかつまらないわね
 漫画をベットの脇に投げ出す。
――おもしろいことないかな
 退屈とばかりにベットの上を寝転がる。ふと布団に何か違和感を感じた。
 何かと思ったら枕のあった下のあたりが少し四角に膨らんでいた。
 それを知ってアスカはにやけてしまう。
 男が布団の下、もしくはベッドの下に隠すものなんて決まっているからだ。
――さてさてシンちゃんはどんなのが好きなのかな
 思わずミサト口調になってしまうアスカがそこにいた。

「シンジってこんなのが好きなんだ」
 布団の下から取り出した本を見ながら、思わず声に出して唸ってしまう。
 アスカには嫌悪感より、好奇心が先にあった。
 本の中には、女が惜しげもなく裸体をさらし、淫悦に体をくねらしていた。
 嬉しそうに身体を開いている写真もあれば、泣きながら無理矢理身体を開かされている写真もあった。
――シンジはどっちに興奮したんだろう
 泣き叫ぶ女の写真を見てアスカは興奮している自分を隠せなかった。


 ページを一枚一枚めくるたびに股間が熱くなっていった。
 そして、泣き叫ぶ写真を見つける度に、服がむかれていくように感じた。
 そして知らず知らずのうちに右手がスカートの中に潜り込んでいた。

 後ろからペニスをつき込まれる写真があった。
 その顔は快感に歪んでいた。
 精液を顔に浴びせられた写真があった。
 舌を伸ばし口元についた精液を舐め取ろうとしていた。
 中出しアソコから白い精液をたらした写真があった。
 大きく脚を開き見せ付けるように腰を上げていた。
 手足をベッドの四隅のパイプに縛られて犯されている写真があった。
 屈服され尽くした表情をして快楽に喘いでいた。

 しばらくして写真のページが終わり広告のページになった。
 ひと息ついたのか意識して、息を整える。
 あとは何てことない広告ページだ。ペラペラとページをめくった。
 最後のページにはしおりのように挟まれたものがあった。
 それはアスカの写真だった。
 写真を見た瞬間アスカの頭は真っ白になっていた。
 下からの際どい位置から撮られた写真だ。
 よく見てみるとスカートの裾から白い影が見えた。
 ジワジワと腰の奥の熱が上がっていく。
――シンジはアタシの写真を見てしていた?
 アスカはその写真の意味を理解した瞬間、身体の奥からなにかが湧き上がってきた。
 右手にグショグショに濡れたショーツの感触がする。
――スゴイ濡れてる。
 アスカの右手が淫らに動いた。
 ショーツの上からなんて耐えられないとばかりに右手がショーツの中に浸入する。
 制御から離れた右手はクリトリス剥き出しにしてついばみ、擦り上げた。
――この本に挟まれていたってことは、この本を見ながらアタシを想像していた?
――きっとそうよ
 整えた息が上がっていく。
 熱い吐息へ変わっていく。 
――後ろからペニスをつき込まれるアタシ
――もっともっとと腰を振る。
――精液を顔に浴びせられたアタシ。
――より多くの精液を味わおうと大きく口を開ける。
――中出しされ、アソコから白い精液をたらしたアタシ。
――大きく脚を開き、滴り落ちる精液を口に運ぶ。
――手足をベッドのパイプに縛られて犯されているアタシ。
――屈服されつくし、次なる被虐に期待して濡らしている。
536535:05/01/27 05:32:37 ID:???
   ||     ⊂⊃
   ||    ∧ ∧
   ||    (  ⌒ ヽ そろそろ限界なので
 ∧||∧   ∪  ノ それでは逝ってきます
(  ⌒ ヽ 彡  V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪
ゴッド乙!!
よくやった、536。
このスレは結局「エロLAS投下スレ」でいいの?
ネタスレから発展したから定義されてなくね?
全ては流れのままに
542N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:40:57 ID:???
 メリハリがなく続いているので区切りごとにサブタイを付けて見ました。
 他の部分のサブタイもいずれ発表します。それでは。
おおっ新たなネ申が降臨されたか!
544N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:43:54 ID:???
【 世界の敵 】

 要するにこういうことなんでしょ?もう私は誰にも何も期待しちゃいけないって。
 心が死んでいくのが分かる。私が一番大事だった部分がこの世の何よりもどうでもいいものになる。
貫かれた瞬間から世界の色が変わり始めた。価値観が塗り替えられていく。体が揺らされ、猛烈な鈍痛が襲ってくる度に。少しずつ。
 シンジは後ろで猿のように腰を振り続けてる。痛いけど歯を食いしばって耐える。声は出さない。
 息が荒いわね?キモチいい?キモチいいんだ?そう。良かったわね。私?私はとっても痛いわよ?あんたには関係ないんだ?そう。なら仕方ないわね。前戯が多いけど何?罪滅ぼしのつもり?やめて。意味ないから。もう遅いから。
 同じだと思った。この男は私と同じだと。私と同じ痛みを抱えてるって。
 私の痛みが分かる人は誰もいないと思って、壁を作って生きてきた。そこでこいつに出会って。期待した。こいつならって。馬鹿だけど優しいこいつとならって。
 でも違ったみたい。こいつは優しくなんてなかった。私が泣いて頼んでもやめてくれなかった。
“ぐいっ” 「……。」
 私は引き倒され、仰向けに寝かされた。今夜初めて向かい合うわね。心は背中を向けたままだけど。
 シンジは覆いかぶさると、私の胸をまさぐり、顔を埋めた。目を開いてその様子を観察する。他人事のように。
 それはひどく滑稽で無様な光景。男が一人、赤ん坊でもないのに必死になっておっぱいをちゅーちゅー吸って。バカみたい。気持ち悪い。
 あぁ、行為自体は気持ちいいわよ。上手ね、シンジ。
 で ? だ か ら 何 ?
 続く
545N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:46:15 ID:???
 シンジがもう一度入ってくる。そしてさっきよりも深いところに届く。痛みが増す。
 勘違いだったのね。全部私の。こいつは悪くない。悪くすらない。運命の人だって勝手に思い込んだ私が悪かったんでしょ。
 こいつは最初から私の方なんて向いてなかったんだから。向くはずもなかったんだ。
 私 に は シ ン ジ の 痛 み が 分 か る け ど シ ン ジ に は 私 の 痛 み は 分 か ら な い 。
 きっとこいつにはどうでもいいことなんだろう。ううん、それさえも違う。迷惑でさえあるのよきっと。他人の痛みなんて初めから分かろうとなんかしていない。
 自分が傷つくのだって嫌なのに、何で好き好んで他人の痛みまで。そんなとこなんでしょ?
 神様かなんかが
『おめぇなんかすきになるやつぁだれもいねぇっつーの。そのことにまだきづかねぇの?おれがそんなことさせねぇよ。
 あきらめわりーなー。だったらばかなおまえにもわかりやすいかたちでおしえてやるよ。あいつをつかってさ。』
 って言ってるみたい。ありがとう神様。おかげでようやく気付いたわ。
 神 様 は 私 が 嫌 い 。 世 界 も 私 が 嫌 い 。 シ ン ジ も 私 が 嫌 い 。
 そういうことなのよね。それが真実。
『嫌い?』『シンジも?』『それは極端だよ。』
 違うのかもしれない。でも同じよ。私を好きでないなら同じだわ。
 ならばいい。もういい。
 私 だ け が 他 人 の 痛 み を 分 か り 続 け る の な ら 。 誰 も 私 の 痛 み は 分 か っ て く れ な い の な ら 。
 私 だ け が 愛 し 続 け る の な ら 。 
 続く
546N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:47:45 ID:???
『見返りを求めるなんてそれは愛じゃないよ』『また歪んでる』『それでは愛されないのは無理もないなぁ』
 ええ、そうね。私も残念だわ。自分にそういう尊い高潔な人間じゃなかった。こちとらいっぺんもまともに愛された経験がないものでね。どうしても一度くらい人並みに愛されてみたいなぁ、なんて思うわけよ。
 無償の愛?アガペー?知るかって話だから。
 でもそれがいけないって言うんでしょ?好きな相手に好きになってもらいたいって思ったらダメって言うんでしょ?愛されたことのない人間が愛されたいと願うのが罪だって言うんでしょ?
 “ な ら も う い い ” って言ってんの。
 私は世界を守ってる。世界の全員に愛されたっていいくらいのことはしてやってる。でもそれでもダメなら。誰も分かってくれないなら。そんな割に合わないことはやってられない。
 私を愛さない世界なら…そ れ は も う 私 の 敵 だ 。そんな世界はもういらない。
 シンジが全部手に入らないなら私はもう何もいらない。シンジに愛されないなら私はもう誰も欲しくない。
『どんな顔して腰を振るんだろう。』
 興味がある。私は眼前にある顔を見つめている。汗だくで必死の形相。こんなことでよくそれだけ頑張れる。けどそのまぶたは閉じられたまま。
 怖いわけね。私の顔を見るのが。だったら見たいようにしてあげるわ。
「…あっ…。あっ…。あっ…!あっ!!」
 声を上げてやる。出来る限り可愛く、出来る限りいやらしく、出来る限り自然に。シンジの動きが明らかに変わった。私の反応を意識し始めた。自惚れてる。
 動きが激しさを増し、バリエーションも増え始める。痛い。本当はただ痛いだけ。だけどここは我慢。
 ほぉら、感じてるわよ。あんたの犯してる女は犯されて感じてるわよ。どう?気になるでしょ?どんな顔してよがっているか?
 続く
547N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:49:11 ID:???
 見せてやろう。次の出撃のときにでも。私にどれだけのことが出来るか。多分、他人の思っているよりは多くのことが出来る。そして私が思っている以上に多くのことが出来ると思う。
 世界を滅ぼすなんて簡単だ。世界を守らなければいい。
 報いを受けさせてやろう。私を愛さなかった報いを。私を愛さなかった全てのものたちに。
 そのときどんな顔をするのだろう。楽しみだ。
「ん…あぅ…あっ…くぅ…!!」
 芝居を続ける。コンセプトは『我慢してるのに声が出ちゃう女』。
 と。
 シンジは目をゆっくりと開いた。そして私と目が合い…凍りついた。
「ふっ…!」
 思わず笑いが漏れる。犬だ。これはおびえる卑屈な子犬の顔。かわいいわよ。踏み潰してしまいたくなるわ。
 シンジは私に抱きついて来た。賢いわね。確かにそれだと顔は見ないで済む。
「あ、アス…うっ…!」
 シンジのが中で膨らみ…熱いものを吐き出した。
 …挙句に中で出すし。何なのこの男。最悪。つくづく救えない。
 沈黙が続く。中でシンジが萎んでいく。中に注がれたものも流れ出していく。そのくらいには時間が経った。そして、沈黙に耐えられなくなった方が口を開いた。
 つづく
548N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 13:50:10 ID:???
「……寝てたんじゃ…なかったの?」「寝てると思った?」「……。」「本当に寝てるとでも思ってた?」「……。」
 イライラする。しがみついたままのシンジの脇腹を殴る。「うっ…!」シンジは呻いた。私は殴る。殴り続ける。
「寝てる訳がないじゃない。あんだけ好き放題にされて。」「…ぐ…。」
「ねぇ。あんた私が起きてるの知ってたわよねぇ。それなのに続けてたのよねぇ。」「がは…!」「何回も合図で仕草で意思表示はしたわよねぇ。それをあんたスルーしたわよねぇ。」「…ぅぇっ…。」
 だから私はっきり言ったわよねぇ。『やめて』って。聞こえなかったわけはないわよねぇ、あんた反応したもの。」「ちょ…やめ…」
「あ ん た そ れ を 無 視 し た わ よ ね ぇ 。 私 が 拒 否 し て る こ と が は っ き り 伝 わ っ た の に 無 視 し た わ よ ね ぇ 。」
「んぐぅぅぅぅ…!!!」
 シンジはとうとう腹を押さえて身を縮めた。本当に情けない男。この男に何を期待していたんだろう。
「う…うぇ…。」
 今度は口元を押さえ始めた。吐きそうらしい。どこまで軟弱なのか。もう死ねばいいのに。
「だけど…もういいわ。このことは誰にも言わないから。言うようなことでもないし。
 ただ…」
 一人きり。それもいい。
 私以外誰もいなくなった世界で、もしもこいつの子供を産むことになったならそれはそれでいい。
 その子を一度も愛さないで育て上げてやる。そうすればその子は一生誰からも愛されることなく死んでいく。それが私の復讐。
「あんたの全部を台無しにしてやる。」
 もう誰も愛さない。
 続く
GJ!
>>548
あんたつくづく神だな〜!!!!!!!
あんたの作品読むのマジで楽しい
>>536さんいいね〜!!
N3氏、読んでてなんかつらい…でも目が離せない。
airの冒頭でオナーニじゃなくてレイプしてたらマジでこんな展開になってたかもね。
ウホッ
>>536
逝くな〜書いてくれ
GJ!!甘LASもいいが、こういうダークなAS物も好きだ。
ダークなシンジアスカものはやっぱDASっていうのかな?
しかしまぁ、初めの方と後の方じゃ随分作品のふいんき(←何故か変換できない)がちがうなぁ。
てっきり甘LASに転がると思ったが、本編の二人ならこっちの方が合ってるかも。
558N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/27 21:35:38 ID:???
ふいんき→ふんいき→雰囲気
いきなりツボな展開にころがってって、大笑いしてしまった。
GJ!
トウジとアスカの飲み比べが世界の危機に発展。
ウソーン('A`)
ちょっと壊れアスカ風味になってきましたよー
いろんなアスカが楽しめて最高ですぬ
なんか、無理矢理シリアスな展開にしてるようで萎え。
オチを最初から考えてなかったツケ。
途中の作者の無駄口を「ここで『うだうだ言わずに本編に集中しろ』とか言ったらきっとやる気を
なくすだろうから」と辛抱して辛抱して展開を待って……こんなオチかい_| ̄|○
オチまだ出てないから別に良いやさ。
どこに向かうのか、エロと可愛そうギャグ意外にも読み応えがあって大変宜しい感じ。

ついでにふと、「二人の補完」騒動を思い出すね。この展開。
これこそ俺が望むアスカ、そしてLAS!
N3氏GJ!
いっそ最後は心中しちゃうぐらいの勢いでいってくだせ〜。
>>397,>>434,>>443の「期待ハズレにどこか失望しているアスカ」から
>>544-547の「犯られながら絶望しているアスカ」への変貌ぶりに付いていけない。
タダの自分勝手。
あ、なんか攻撃に必死な人が出てきましたよ?
なんかシンジは最悪のルートを進んだって感じ
「やめて」ってはっきり言ったのに止めてくれなかったのが一番大きかったとオモタ
言われる前にやっちゃってたら、まだマシな結果だった気が
>>567
作者マンセーばかりだとキモイ。
人格攻撃にさえ走らなければ感想は自由だろ。
所詮人によって感性はそれぞれだし、批評や叩きの方が作者とって得るものは多い。
しかし俺は>>548のアスカにメロメロなので有意義な批評など書けないのであった。
壊れアスカかわいいよ壊れアスカ
>>567
オマエ、煽ってないで擁護してやれよ!
こう言う流れだと途中の委員長とか邪魔じゃね?
終盤に向けて絡める(変な意味じゃないよ)ならまた別だろうが。

あと、話自体は面白いが前半はLASって感じがしないな。
LOSか下手すりゃLOOだ。
573N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 01:19:46 ID:???
 たった今、作品の締めくくりの部分を書き終え、このスレを開きました。
 ただ、途中の描写がボロボロなので書き込むにはかなり時間がかかります。
 感じ方は様々でしょうから一つ一つの意見に対しては何も言いません。
 ただ、これだけは胸を張って言います。

 こ の 作 品 は 最 初 か ら 最 後 ま で 徹 頭 徹 尾 紛 れ も な く L A S で す 。
 
 
がんばれ!きたいてるよん
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   
 (0゚∪ ∪ +    ワクワク ワクワク
 と__)__) +
LASの定義に文句つけるつもりはないが……




俺には合わん。つまんね。
577LOSじゃなくてLAOだった:05/01/28 01:53:06 ID:???
>>576
とりあえず意見は最後まで見てからにしようぜ。
578N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:47:34 ID:???
『何故やめなかった?』
 そう自分に聞いたところで何も変わらない。解決しない。もう始まってしまったんだから。
 始めたからには終わらせるしかない。男の“終わり”っていうのはいつの場合もとりあえず“出す”ことで、それ以外をもって終わりとすることは…実際問題不可能と言っていい。収まるわけがない。
 アスカには悪いと思ったが、僕は腰を振り続けることにした。
“ぱん…ぱん…ぱん…”
 腰の音だけがいい加減に空気も淀み始めた室内に響く。その他に聞こえるものといえば、僕自身の荒い息くらいだ。
「……。」『アスカ…。』
 アスカはさっきから一言も発していない。僕を責めも、抵抗もしない。
 喘がないのは当然だ。だけど、呻き声くらい漏らしてもおかしくないのに。
 今まであれだけよがってたんだ。もはや寝たふりじゃない。そういうことで声を出さないんじゃない。この沈黙はさっきまでとは意味合いがまるで違う。
「……。」
 胃が縮み上がるのを感じる。僕は今、初めて真剣にアスカの気持ちについて考えを巡らせている。だけど…仮定が怖いほうにしか行かなくてどうしても考えがまとまらない。
 自然に手がアスカの胸に、股に伸びる。そしてさっきと同じように触ってみる。出来る限り丁寧に。
 この行動は多分、恐怖によるものだ。少しでも…という。今更、こんな愛撫で何の解決しはしないのは分かってるけど。
 それでもアスカの声は聞こえない。焦る。さっきと別の類の焦り。
『もう…考えたくない…。とにかく早く終わらせよう。』
 そう思う一方でこうも思う。
『もっと…もっと楽しみたい…。』
 続く
579N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:48:19 ID:???
 僕は今晩、アスカの背中しか見ていない。一度も…アスカの表情を見ていない。
 それは救いでもあり、また大いに残念なことでもある。男は女とは違って頭で、目で、耳で感じるんだ。
 シチュエーションはともかくとして、喘ぎ声も、眉を寄せて身悶える表情も見れないのでは、快感、充実感は半分以下と言っていい。
 おっぱいに顔をうずめたい。しゃぶり付きたい。
 …いやらしい声を上げながら、どんな表情をしていたんだろう。どんな顔をして感じていたんだろう。
 欲が出始める。こんな状況なのに。顔を見るのが怖い。それでも…。
 意を決してアスカから抜き、身体を裏返す。もはや『身体を起こせ』なんて言える図々しさはどこにもない。抵抗されるかと思ったがアスカは抵抗もせずにひっくり返された。手伝いもしなかったが。
 窓からのわずかな光を頼りに、僕はとうとうアスカの全身に目をやった。
「……。」
 薄暗いながらも…見える。
 水着を着たときにさえ隠れて見えなかった部分が見える。男が見たい部分が、僕が見たかった部分が…全部見えている。あんなところもこんなところも。
 “萎えてない”程度のことだった僕のに少し根性が戻った。僕はアスカに覆いかぶさり、夢中で胸に頬擦りし、イチゴを吸い倒す。
 抱いていたイメージとは違い、別に何かの味や風味がするわけでもなかったが、それはとてもとても甘美な行為だった。
 でもやっぱりアスカの声は聞こえない。
『くそ…。』 無反応というのはこれほどに恐ろしいものだろうか。視線をアスカの首から上へとやる勇気がない。
 …とにかく続きをするしかない。
 続く
580N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:49:09 ID:???
 足の間に割って入り、両足を押し開いて“アスカの”を目視で再確認。しばし観察。ないしは鑑賞。
『…さすがに後ろからよりもよく分かるなぁ…。』
 …この暗さが幸いした。血の匂いがする。僕の罪の匂いが。あの“赤”を見ないで済むのは助かる。
 両の親指で押し開き、あてがい、僕は再びアスカの中に戻る。まだまだきつい。動くのに根性がいるのは変わらない。
 しかし今度は僕の目の前にアスカの顔がある。鼻息さえかかる距離に。
 目を開ける勇気なんかあるわけない。僕はアスカに体重がかからないように自分の肘を支えにして腰を動かし始める。
 と。
「…あっ…。」 声。
「あっ…。あっ…!あっ!!」  待ちかねたその声。
 体位を変えたから…?中で当たる位置が変わったのか?それとも痛みが薄れた…?
 理由は分からないが、とにかくアスカはまた感じ始めてる。なら…。
 僕は少し動きを早める。ひねりなんかも加えてみる。その度にアスカは反応する。
 自分の身体を支える腕が…かなり辛い。いや、辛いのは全身だ。普段使わないような変な部分の筋肉が張ってるのが分かる。プルプルしてる。
 間違いない。明日は体中が筋肉痛だ。けどアスカの痛みはこんなもんじゃないだろう。だから耐えよう。我慢しよう。これが僕なりの罪ほろぼし。
「んぁ…!」
 かわいい…。本当にかわいい…!アスカがこんな声を出す…。僕の下で。
 ごめん。ごめんね、アスカ。僕は君の声を無視した。君の許しを乞う声に耳を傾けなかった。
 多分、アスカが本当に欲しかったんだ。今みたく、きっとかわいくてたまらなくて止まらなかったんだ。 
 それで勢いを止めたくなくて…。
 本当にごめん。もう取り返しはつかないけど…。せめて…今この瞬間は少しでも“よく”して見せるよ。
  続く
581N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:49:53 ID:???
 腰が熱さを帯びていく。どのくらい“保った”?特別、早くはないよな。別に恥ずかしいタイムじゃないよな。後で笑われるような迅速な仕事じゃないよな。
 なら…。もう我慢しなくていいかな。
 僕はアスカのための動きから、自分のための動きへと切り替える。出来るだけきついところへ。出来る限り強くこすれるところへと僕のを向かわせる。
 自分の中をかき回され、アスカが悲鳴に近い声を上げる。
「ん…あぅ…あっ…くぅ…!!」
『イクのか!?』
 だったら僕も一緒に…!僕は思わず目を開いた。
 そして。目を開けたことを後悔した。
「!!!!!!!!!!!」
 目が。 目が合ったんだ。 アスカが何の感情もない顔で僕を見ていた。さっきまでの喘ぎ声が嘘のように。
「〜〜〜〜〜!!!!!」
 オナニーしてるときにアスカが部屋をノックしたことがあった。そのとき以来だ。本当に心臓が止まりかけた。声すら出ない。どうしよう。真っ白だ。
 『目は口ほどに物を言う』という。しかし実際にはそんなどころの話じゃない…!全部…言葉にしたら何かズレてしまうようなことまでもが、その視線には全部乗っていた。
 軽蔑、諦観、嘲笑、失望…そして底無しの虚無。一瞬で…全部が伝わった。最悪のアイコンタクト。こんな風に思いが簡単に伝わることもあるのか?
 なんだ…なんだよコレ…。混乱する中…
「ふっ…。」
 アスカは笑った。僕を…鼻で笑った。
『こ…怖い!!!!!!』
 見るな!見られたくない!!僕を…僕の方を見るな!!!!
 続く
582N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:50:46 ID:???
 アスカに身体を密着させる。そうだ…こうすれば…顔を見ずに済む…。見られずに…済む。
 心が混乱する一方で体の欲求は止んでいない。“終了”寸前の状態で心からの圧倒的な“萎えろ”の指令。錯綜する僕の理性と欲求。
 寸前ではやめること出来ず、かといって思うさま動き切ることも出来ない中途半端な状態に置かれた“僕の”は…やがて情けない勢いで欲望を吐き出した。
「……。」「……。」
 アスカの中に出てる…。…快感は…ほとんど感じない。…充実感なんてある訳がない…。今、僕には凄い強迫観念だけがのしかかっている。こんな不満な“終わり方”…初めてだ…。
 …避妊。
 そうだ…避妊…。出してから気付いた。避妊してないじゃないか。出すまで一瞬たりとも頭をよぎらなかった…。
 プレッシャーが一段と強さを増す。心臓がいよいよ軋む。どうしよう…。今から…今からでもなんとかなるものなのか?
 かき出して…洗って…。それで大丈夫かどうか分からないけど…そのためには風呂場に…。いや…向こうにはトウジたちがいるじゃないか!
 なんだよ…それで…それであんなデカイ声をアスカに出させて…。何でだよ。何でこんなことにすら気付かなかったんだ。
 …向こうからは何の音も…してたような気もするけど…悲鳴とか…。でも…頭に血が上っていたから…。寝てる?いや…起きてるよな。全員じゃないにしても誰かは起きてる。気付いてる。誰かの声が間違いなくしたんだ。
 そうだ…時間…。もうミサトさんが帰ってくる頃じゃないのか!?この部屋をどうやって片付け…いや、リビングもじゃないか!何一つ片付いてない!
 思い至らなかった方が不思議なことが次から次へと湧いて出てくる。どうしよう…。いや、どうしようもない。でも何とかごまかさないと…。言い訳しないと…!
 …そのためには…一番身近な問題から。そう、密着してる問題から解決しないと。…解決するとは思えないけど…。
 アスカは今も僕の下だ。今、この瞬間、何も思って抱かれているのか…。考えるのも恐ろしい。
 沈黙が続く。おそらく何を言われても僕の心臓は止まりそうになるだろう。……。僕から…僕から口を開くしか…ない。
  続く
583N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:57:21 ID:???
「……寝てたんじゃ…なかったの?」「寝てると思った?」
 返答は尋常じゃなく早かった。こっちがわずかなりとも覚悟を決める間すら無いくらい。
「……。」「本当に寝てるとでも思ってた?」
 そんな訳がない。
 と、そのとき脇腹を鈍い衝撃が走る。「うっ…!」
 殴られた。そんなことに気付くのに数秒かかるくらい、僕の思考は平静を失っていた。
「寝てる訳がないじゃない。あんだけ好き放題にされて。」「…ぐ…。」
 当たり前だ…。そうだよ…起きてたんだよ。僕は自分に言い訳を…。“返事しないんだから寝てるんだ”なんて無茶な論理を組み上げて…!
「ねぇ。あんた私が起きてるの知ってたわよねぇ。それなのに続けてたのよねぇ。」「がは…!」
 アスカが僕の思考を、まるで先回りするように言い当てていく。心が打ちのめされる。僕の卑しさが証明されていく。
 …体の衝撃も相当なものだ。そして自己嫌悪に陥る間すらなく…次弾がくる。
「何回も合図で仕草で意思表示はしたわよねぇ。それをあんたスルーしたわよねぇ。」「…ぅぇっ…。」
 格闘技をテレビで見ていたら下から殴られたって大して効いてなさそうだった。けどそれは鍛えぬいた人たちの話らしい。
 軟弱な僕の腹筋には女の子の、手打ちのパンチですら重たすぎる。拳が突き刺さるたびに鈍痛が走る。
 頭の先の皮までもがピリピリと突っ張る。それなのに意識は脇腹を中心にはっきりとしてる。これは…地獄だ…。
「だから私はっきり言ったわよねぇ。『やめて』って。聞こえなかったわけはないわよねぇ、あんた反応したもの。」
 もはやアスカが苦しくて何を喋っているかすら分からない。ひたすらに内臓が悲鳴を上げている。ダメだ…。もう…。
 アスカ…。
「ちょ…やめ…」
 頭をよぎるそのフレーズ。デジャブに一瞬だけ頭が働く。
『そういえば…アスカもそう言った…。』
「あんたそれを無視したわよねぇ。私が拒否してることがはっきり伝わったのに無視したわよねぇ。」
 人間は愚かだ。痛い目に合わないと分からない。僕だけかもしれないけど。
 僕は自分のしたことをそのまま返されてようやく気付いた。
 アスカの感情がそのまま、疲れ切った腹筋を貫通して肝臓にめり込んでようやく、僕は自分がしたことの酷さを…文字通り“痛感”した。
 続く
(*゚∀゚)=3ムッハー、息が止まるね。

N3氏乙です!
585N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:58:02 ID:???
「んぐぅぅぅぅ…!!!」
 僕は腹を抱えて悶えた。自分の今の格好がどれだけみっともないかは分かってる。だけど耐えられない。この苦しみは全ての余裕を奪う。体裁を取り繕う余裕を。
『心の傷は体の傷より…』嘘だ。それは嘘だ。この辛さは…。そんな…。
「う…うぇ…。」
 胃液が逆流する。食べたものが戻ってくる。ダメだ…いくらなんでもそれだけは…。喉の上まで来ていたそれを。強引に押し戻す。
 息が出来なくなり…耳の中が張り、鼻の奥が痛み、目が飛び出そうになる。頭の中の空気がおかしい。
「だけど…もういいわ。このことは誰にも言わないから。言うようなことでもないし。ただ…」
 これは…報いか。アスカを犯した報いか。
「あんたの全部を台無しにしてやる。」
 …アスカの目は僕の方を向きながらも…何も見えていない。
 …僕なのか?僕がこんな目にさせたのか?アスカは…ずっと…ずっとこんな風な目をしてたのか?僕の腕の中で…。
 感じたと思ったのに。アスカは僕を受け入れていると確信できた瞬間が確かにあったのに。身体を触ってただけだけど…心にも触れられたような気がしたのに。
 そういう気持ちいい瞬間が…。
 二人でイッた時…僕は盛り上がりに盛り上がって…あの瞬間、アスカのことが全てだったし、アスカを良くしようと…。アスカは……。…違ったのか?
 勘違いだったのか?本当に…ただひたすら…。…嫌だったのか…?
  続く
586N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 04:59:29 ID:???
 …………。
 …ダメだ。このままじゃ…ダメだ。僕じゃなくアスカだ。アスカの目は…この目はいけない…。女の子は…アスカはこんな目をしちゃダメだ。この目は…“取り返しが付かない目”だ。
 そうさせたのは僕だ。分かってる!そんなことは言われるまでもなく分かってるんだよ!
 芸術品を自分の手で粉々に叩き壊しておいて、それを元に戻せないかと焦ってる。そうだよ、焦るんなら初めからしなきゃいいっていうのはその通りなんだ!
 でも…責められたって僕には…どうやったって責任を取ることが出来ない!“事実”は元に戻せない!
 でも…だから…だったら…せめて…。
 …もう僕のことはいい。僕がアスカにどう思われるかはもう…諦めるしかない。
 そう頭の中で唱えるだけでも心がかき回される…何だ?この感じ…。知らないぞ、こんな感情…。
「アスカ…。」でも…無責任すぎるだろう。このままっていうのはあまりにも。
「…あの…。」癒せないか?身体は無理だ。でも…心なら…少しは癒せないのか?
「……。僕は。」本当は分かってる。もう取り返しは付かないって…でも…。嫌だ…このままは嫌だ。
 誰かの人生を踏みにじった生き物のままで生きていくのも、罪を償えないまま終わってしまうのも耐えられない…。
「…アスカのことが…」こんな最低な人間を誰かが愛する訳もない。もはや愛されようなんてことは思わない。ただ。アスカを元に戻さないと…。それだけは最低にして絶対条件だ。
「アスカのことが好きだったんだ…」
 言い訳はコレしか浮かばなかった。何のつもりだ?だから許せって言うのか?寝言以下だ。
 アスカは僕の全てを台無しにすると言った。
 …僕はここを出て行くことになるだろう。トウジたちは僕の友達ではなくなるだろう。…一人きりになるだろう。でもEVAには乗り続けないと…。
 僕が孤独になるのは僕の勝手で…NERVには関係がない…。迷惑はかけられない。ミサトさんは僕のことをどういう目で見るだろう。考えるだけでも辛い。それでも…。
 卑しい僕には誰かを傷つける権利なんてありはしない。
 だから…なんとしてでもアスカを“戻す”。そうしないと僕は…死ぬことすら許されない。
  続く
あと一息ですな?頑張れ!
 ♪    ドン ドン ドン タカタッタ
    ∧ ∧   ,,──,−、  ♪
    (,,゚Д゚) / (:  :(  ) ))
     |つ/つ  `ー─``ー'
   〜|  |   ┣━━┫┨
    U U   ┠┤  ┣┫

N3氏乙!!
たたかいのドラム叩いときますね
589N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 14:45:09 ID:???
「…くっくっくっくっ…。」
 陳腐にも程がある言葉に、声すら漏れてしまう。好き?好きって言ったの、今?へ〜。そ〜。ふ〜ん。そ〜。
「それで?」「…それで…って…」「いいから続けて続けて?話最後まで聞くから。」
 その告白だけで何かが動くでも思っていたのだろうか。私の薄い反応にシンジは明らかにショックを受けている。
 さて…どんな“笑い話”が聞けるのだろうか。
「それで…。あの…酔っ払ってただろ?寝ちゃったから…こっちに運んで…。」「へぇ、シンジが運んでくれたんだ。一人で?」「…うん。」「たった一人で!大変だったでしょー、あたしホラ、結構重いからー。それでそれで?」
「……それで。僕も酔ってたから…一緒に寝ちゃって…。」「それは仕方ないわよー、酔ってたんじゃーねー。ありがとうシンジ。本当にありがとう。
 で…“運んでやったんだから、やっちまってもかまわない”って解釈したのね?」
「違う!…違うよ…。僕は…。」「ん?何?もしかして続きがあんの?ごめんね、途中で話の腰を折って。あたしホラせっかちだからさ。」「…それで…起きて…胸をさわってることに気付いて…それで…。」
「あ、その辺はいいや。」「え?」「そのとき私もう起きてたから。」「…!…起きて…?」「そうよ。ばれないように起きないように私に “気 を 使 っ て ”こそこそ動いてくれたでしょ?ありがとう。その気遣いは見習わないとね?で?」
「…アスカから声が漏れて…起きてるんじゃないかって…。」「思わず出ちゃったのよねー。上手よね、シンジ。本当に上手。何回もイカされちゃった。」
「…それで…なんで起きてるのなら抵抗しないのかなって。これはOKっていうことなのかなって…それで…。」「返事がなかったら何をしてもいい、か。新しい解釈よーそれー。世界的に広まっていくかも。」
「…アスカ。その…その喋り方…。」「ん?何?どうでもいいけどまだ続くの?」「……。で…続けてるうちにどんどん調子に乗ってきて…。」
「さっさと腰上げろって言われたわね、そういえば。不愉快だったなぁ。」「…それで…。」「服も脱がされたわね。私ほら、今も全裸。」「あっ…ごめ…。」
 シンジが慌てて私の服を探す。その仕草に苛立つ。ほとんど生理的に。
続く
590N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 14:46:38 ID:???
「…いいから。」「でも…。」「後で慌てて着せなきゃなんないなら端から脱がさなきゃ良かったのよ。」「……。」「…早くその退屈な話終わらせてくれない?」「…で。…それで。それで…入れたくなって…。」
「あぁ、途中かなり端折っちゃった。んで?」「……それで…。」「それで?」「……。」「あんた今、何を話そうとしてるか分かんなくなってるでしょ。」「……。」
 シンジは苦しそうに目を瞑り、唇を噛み締め、少しの間考え…
「アスカが…凄く可愛かったんだ。あのときのアスカは…なんていうのか、虐めたくなるっていうか、ムラムラするというか…!
 それで…思わず…勢いが止まらなかったんだ!ごめん…ごめんアスカ。」
「へぇ、可愛かったらレイプしてもいいんだ。これからはうかうか外も歩いてられないわね。ありがとう教え…」「そういう喋り方やめろよ!こっちが悪いのは分かってるよ!」
 シンジが堪えきれなくなったように怒鳴る。
 …こっちだって…溜まってることだらけだってのよ…。
「…あたしも言ったわよね。やめてって。」「…!」
「それにあんたはどう応えたんだっけ?」「……。」「聞 い て る の よ 。 答 え な さ い 。」「…めなかった。」「何?聞こえない。はっきりと。」
「… や め な か っ た 」
「はい、終了。話は終了っと。それでいいわね。」「いや、まだ終わってな…」「まだ何か話すことがあんの?」「う…。……。」「無いのね?」「…。」「なら終了でいいじゃない。」
「だ、ダメだ。今は思い浮かばないけど…話だけは終わらせたくないんだ!」「…はぁ!?」「…まだ…まだ…。」
 …シンジが頭を振って会話の終了を拒む。…何?何なの?
 今の長い割に中身のない話にしてもそうだ。結局、どうなりたくてこいつは喋ってたのよ。あたしにどうして欲しいのよ。
 話を続けようと言ったくせにシンジは黙りこくったままだ。苛立つ。本当に苛立つ。
 …あぁ…抑えられない…!
「…じゃああたしが喋るわね。あんたが気になってることを教えてあげるわ。そう、これからアンタがどうなるか」
 つづく。
おもしれぇ。俺はイタガリータだからこのまま終わっちゃうと趣味ではないけど、少なくともここまでは興味津々。
壊れアスカイイ!
もしこのまんまでもスレ的には「アリ」だからしゃーないと思うし。最後までガンガッてー。
萌えないけど、話的には面白い。
アスカが他の男とやっちゃうLASでなければなんでもOK。
594N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 17:31:49 ID:???
 とりあえず思いついたまま口にしてみる。
「…まぁ、あんたがっていうか。ここを出て行くから。今日中にも」「あ、アスカが…!?」「そうよ。」「だ、ダメだよ。アスカが出て行くことは…それなら僕が…!」
「あんたが触ったものだらけの家にもう住みたくないのよ。」「…す…。」「学校も移るから。いや…もう行かないわ。」「えぇ…!?」
「元々学力には問題ないし、今までだって“知識以外”を目的に通ってたんだから。でもそれはもう私には何の価値も無くなったから。だから行かない。学校のみんなにはアンタから説明しておいてよ。
 何 で こ う な っ た か 。 こ と の 顛 末 を 。」「…それは…」
「実験も時間ずらしてもらうから。二度手間ね。リツコさん達にはいい迷惑でしょうけど。」「そんなの通るわけないよ…。」
「通すわよ。アンタがいる限り、私行かないし。そしてアンタが出撃するときは私は出ない。」「アスカ!?」
「そのうちどっちかが選ばれることになるわね。私か。アンタか。私はワガママ言うなら来なくていいって言われるかも。無敵のシンジ様が相手じゃ分が悪いかしら。楽しみね。どっちに転ぶか。」「…アスカ。」
「後ね。なれなれしく名前で呼ぶのやめてよ。“存在”が穢れるから。いや、もう犯されたのか。ああ、無駄ね。アンタに『やめて』なんて言っても。」「……。」
「結論から言うとね。アンタとは二度と会わないわ。どんな労力を払ってでも。」「……。」
「あー…楽。なんか楽になった。もう誰にも何も期待しないって決めたら急に。これは楽だわ。もう裏切られずに済むし。もっと早く気付いてれば良かった。」
 なんかもうどうでもよくなった。あらゆることが。シンジの全てを台無しにすることにすら意味が見出せなくなった。
 復讐とかいうのは大事なものがあるからする訳で、そういうのがもうない私にはめんどくさいだけだ。
 私は何も考えてない。シンジの反応が心の水面(みなも)に起こすほんのわずかな波紋を言葉にしているだけ。心はもうすぐ完全に凍て付く。その波紋さえも…もうすぐなくなる。
 続く
595N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 17:35:44 ID:???
「あ、アス…惣流…。」「もういいから。そんな部分への気遣いは。もっと他に気を使うべきだったのよ。…何?」
「…好きだよ。」「それはさっきも聞いた。だから何?って言ってるの」「…好きなんだよ」「あれ?あたしの日本語通じてる?」「好きなんだよ、アスカが!」
 シンジは私に覆いかぶさった。私は抵抗しない。犯された後ではする意味が無い。
「……。」「許してとは言わない…」「許さない。」「…。許されないのは仕方ないよ。けど…そういう目をしないでよ…。アスカは…もっと…」「あたしの目付きがあんたに何の関係があんの?」「…。」
「あたしの生き方があんたに何の関係があんのよ。少なくともアンタの人生は私にとってはどうでもいいわ」「本当に…本当なんだ…好きで」「ヤリたかっただけでしょ」「違う。」
「誰でも良かった」「違う!好きだったんだ!特別だったんだ!」「……。」
 …何コイツ。好きだ好きだって繰り返すばかり。何が言いたいかまるで分からない。
 …苛立つ。こいつが言葉だけの、意味をまるで伴わない『好き』を口にする度。心にさざ波が立つ。
 …………。
「……。じゃあ…こうしようか。」
 首に両腕を回す。シンジは一瞬身を強張らせる。完全に攻守は逆転した。
 とにかく心は静か。そのままの思いを顔に載せたら笑顔になった。今までしたことのないような凄く穏やかな笑顔に。
 シンジは…困惑してる。そらそうか。
「『好き』と『ヤリたい』の違いを説明してみてよ。」「え?」
 まだ私の心は凍りきっていない。ほんの少しだけ…揺れ動く余地が残っている。
「説明して、そしてあの瞬間、私と『ヤリたい』じゃなくて私が『好き』だったって証明して見せて。」
 …これだけされて…なお私は何かこの卑怯者に期待しているのか?自分の情けなさに、諦めの悪さに哀しくなる。だけど…。
「出来たら全部許してあげる。そしてシンジを愛してあげる。だけどその代わり。出来なかったら…」
 シンジの顔には色んな感情が目まぐるしく表れては消えていく。
 これは最後の賭けだ。私が戻ってこれる最後のチャンス。私は腕を滑らせ、シンジの喉に手の平を当て、掴み、力を込めた。
「…ぐ…。」
「アンタを殺して私も死ぬわ。」
 私の命運はこいつにかかってる。この世界一頼りない男に。
 続く
596535:05/01/28 18:58:57 ID:???
   ||     
   ||  ⊂⊃ スーッ
   || ∧ ∧
 ∧||∧ ⌒ ヽ  彡
(  ⌒ ∪ ノ
 ∪  ノ V
  ∪∪
 うつぶせになって枕に顔を埋める。
 腰は高く突き上げられ、上下左右に淫らに躍る。
 ふと机を見上げてみると写真があった。アスカがシンジに戯れて抱きついている写真だ。
 写真の中のアスカは屈託なく笑い、シンジも苦笑を浮かべながらも柔らかく笑っていた。
――シンジが見てる
 その視線から逃れようと、枕に強く顔を強く埋めた。
 シンジを抱きしめたときの匂いがする。
 子宮の奥が一段と熱くなっていった。
 アスカはチラリと顔を上げた。
 変わらない少年の微笑がそこにあった。そしてそこから目を離せなくなった。
 快楽と恥虐をもとめ、足は大きく開かれていく。
 開くたびにもっともっとと写真がささやいた。
――ああ、アタシはシンジに犯されている!
 重く濡れたショーツをもどかしげに脱ぎ捨てる。
 腰の動きが、手の動きが激しくなる。
 捲くりあがったスカート。白いスラリとした足の中心にあるヴァギナに左手の白い指が差し込まれる。
 クリトリス中心だった愛撫が膣中心の愛撫へ変わった。
 処女の固いヴァギナは快楽よりも痛みを与えた。
――イタイ、イタイけど!!
 シンジに組み伏せられ、後ろから犯される自分を夢想する。
 女を知らない指は歯止めが利かず、ただ強引に膣壁を陵辱するはずだと。
「シンジッシンジ――」
  ||     ⊂⊃
  ||    ∧ ∧
  ||   ( ⌒ ヽ 短くてすみません。 
 ∧||∧   ∪ ノ
( ⌒ ヽ 彡 V
 ∪  ノ  フワーリ
  ∪∪
三つ巴の饗宴。たまりませんな。
GJ!!
>>N3氏
GJ!!
どんどんシリアスになっていきますな
>>597
うまいのですがここの部分を細かく書いてほしい、重要だと思うから
しかし〜N3氏はシリアスの方もうまいな〜。
602N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/28 20:53:18 ID:???
 今夜から明日の夕方近くまで書き込む時間がありません。続きはしばらくお待たせすることになります。
 スレは時々覗きますのでよろしければご感想よろしくお願いします
思わず>>596でワロテしもた
シリアス最高!!
すげえ、すげえよ、このスレ
>>598
題名とトリップつけてほしいにゃ
あぁ、騙されてきた時は思いもしなかった


こんな良スレになるなんて
いや、俺はきっと職人さんが良スレにしてくれると信じていたよ。
その極みが今のN3氏、◆N3KfCzebuQ氏のダブルアタックだ。
すごい読み応え!!GJ!!!
まあ、シリアスもギャグも巧いと言うのは誠に結構なことであるが、
同一作品内で途中から作品のカラー丸ごとを変わってしまうというのは、
一作品の完成度としての評価は低くならざるを得ない。
要するに「計画性も無く書いてます」と言う事の証左である訳だからだ。
勿論所詮は2chスレに連載しているのだから「『便所の落書き』同然の文にマジで批評するなよ」
と言われればそれまでなのだが。
むしろ、この前後の統一感の無さを、その日その日の『ライブ感覚』で書いてるのであろうと推測すれば、
これは正しくエヴァ的、更に言えば庵野的であるといえなくも無い。
ある意味これは『エヴァ的なモノ』をメタ的に正しく理解した上で、
それを踏まえて書き起こされた非常に高度な二次創作文であり、すなわちこれは名文なのだろう。

という結論に至れなくも無いが、納得できん。作者猛省しる
610の感想文が意外と面白い
俺はむしろ、ギャグからシリアスへの急激な転向は、短編の定石だと思うが。
俺が演劇畑の人間だからそれが当たり前の感覚になってるだけかも知れんけど。
まぁそりゃ演劇と小説じゃ違いがあるわな
>>612
演劇では勿論ソレでいいのだけど、小説ではあまり良いとは言えない。
このN3氏のストーリーで言うなら、前半のギャグパートの御蔭で、
現在進行中のシリアスパートに肝心のシリアスさが感じられない。
「前半あんだけギャグ言ってたのに、何マジになってんの?」と言う感じで。

これが演劇なら、ギャグパートも役者の演技次第では何とかシリアスとの繋がりも取れるのだけど、
小説の場合は書いてある文章以上の事は読者が想像するしかない訳で、
である以上想像の方向性をギャグ方面に限定してしまう前半の書き方は上手くない。
(勿論前半をギャグ小説としてみるなら上手いのだけど)
615598 ◆Vip39gULrk :05/01/29 13:53:10 ID:???
>>601
これ以上シチュエーション&表現思い浮かばんとです。
本番もあるのでそちらに期待してほしかとですm(_ _)m

>>606
題名思いつかんとです。
よければ募集したいとです。
もともとアスカは一人でシリアスだったから、俺は問題ないかなあ。
最初の頃にシンジがやってたギャグは、まさにアスカのことを何も考えてなかった象徴。
ケンスケサイドのギャグが浮くのは確かに気になるけど。
>>616
ギャグってたけど本当は笑い事じゃなかったんだよバカ!ってことだな
俺はむしろ初期のギャグテイストが気に障ってたのでこの展開は非常に嬉しい
時間見てみたらすごい即レスで自分でビックリした
619 ◆7setylRarE :05/01/29 14:08:14 ID:???
 ∧||∧
( ⌒ ヽ ・・・・・トリップ変えます
 ∪  ノ vipなんかじゃ全然ないとです
  ∪∪
>>616
ギャグで統一してくれるならシンジとして脳内補正出来るんだけどね。
シリアスに振られるとギャグシーンのシンジが足を引っ張ってシンジに見えない。
酒の所為でと納得させようにも序盤は普通に見えるし・・・
>>619
VIPPERではなくVIPERを目指せ!!(あすか出てるし)
2馬鹿&ヒカリ嬢パートはインサイドストーリーってことで記憶の中に封印することにする。

はよう続きを書いとくれやす。>N3神
このままでは生出し、いや生ゴロシでやんす。
お題「ひまつぶし」

すまん。これじゃあんまりでつね。逝ってキマス。
624N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/29 15:53:30 ID:???
繁盛してますねぇ。さすが土曜日。
夕べは梅田で飲んでました。ていうかさっきまで。久々の超長駄文です。今日はこれの書き方について。
どなたかが猛省しろって書いてますけどしません。しちゃうと私の作品じゃなくなるので。万人受けするLASも、全員を納得させられる文章は私には書けません。
あなたが求めるLASは私のではありませんね。小説は納得するかしないかじゃないですよ。おもしろいか否かです。
FFにおける“こんなの私の…じゃない!”なんて納得するしないは盛り上がるからいいですけどねw
つまらないと思った方は他の方に期待してください。振り向いて頂けるよう精進します。
ただ、ライブ感覚っていう表現は最高です。凄いナイスな言い訳です。これから使ってきますw
鬼の首取ったみたいに『こいつ先考えずに書いてるよ!』って言ってる方が何人かいらっしゃいますけど…
そ う で す よ ?
かなり初期の段階からそう言ってますけど?
私は“このFFに限っては”『この瞬間アスカはどう思うだろ…』『シンジはこういう場合どうするだろう』と、次の場面しか考えません。
無論、書き手である私の意志のレールは伸びていますが、それは“めでたしめでたし”という漠然とした方向にしか向いていません。
エヴァで言うところの“N3爆弾の中のアスカ”が私の琴線に触れる言葉を口にするまで悩むわけです。
何かの加減でそれを口にした瞬間、前後の出来事がほとんど一瞬で固まります。後はフィーリングが消えてしまう前に文章に起こすだけです。細かな表現をするうちに流れが変わることも珍しくありません。
625N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/29 15:56:48 ID:???
ライブ感覚…私に限っては本当に当てはまる表現ですね。その場その場でアスカの身体をどうしてやろうか悩む方がリアルなsexな気がしてそう書いてました。
大体恋愛とかsexするときに“こうこうこうして、最後にこう!”って決めてからしますか?私はしません。そういうのその場の流れでしょ?
する方もいるのかもしれませんが、私は私以外の人の恋愛やsexをよく知りません。だからこういう風にしか書けません。
前半と後半が全然雰囲気が違う。その通りですけど、次のレスでいきなり雰囲気が変わったことは無いですよね?少しずつ、少しずつでしょ?
なるべくして変わっていってると解釈してください。私だって“…なぁんかやりたかったことと違うなぁ…”とは思ってるんですwこれもライブ小説の妙です。そう思いましょう!でないと負けですw
まぁ、これはそういう文章です。これから先は違いますが。全部流れ決まってますから。後は繋ぎの部分でアスカにどういう台詞を吐いてもらうかですが…これは待つしかないですね。
あぁ、昨日駅でホモを見ました。カッコいいおじさまと音楽やってそうなルックスの美少年。ちゅーしてました。
唐突に現れますね、ああいうの。もう一堂…絶句。そんだけのことです。んじゃまた悩むとします
作品の出来はとやかく言わんが、言い訳が多すぎる。
どぉでもいいですよ♪
628572=620:05/01/29 16:45:27 ID:???
LAS云々言ったのは俺だけだと思うが。ライブ感覚の人は俺とは違うよ。
なんでもいいさ、文句たれてる奴だって結局ここに来てるわけだし、
嫌ならあぼ〜んするだろうて。
俺は前半ギャグな方が後半のシリアスが際だって見えると思った。
なんかどんどんシンジが自分の性欲に支配されてくみたいで。
631名無しが死んでも・・・:05/01/29 18:55:23 ID:xrt4mGen
世の寵辱は紙一重といった方が居られました。

しかし創作者が在る場所は
その狭間以外に有り得ません。

一読者としては作品の完成を切に願います。
どうか。
エロやってるスレageないでくれ。
あと、自分に酔うのもほどほどにね。
本編でも、シンジは調子に乗ると大抵ヒドイ目にあってたからなw
634N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/29 22:06:10 ID:???
ドキドキしてる。興奮してる。ううん、まだ足りない。恥ずかしいの我慢して使ってみる。
私はときめいてる。
上手くいけば“理由”が手に入る。
『シンジが…“私の望んでる答え”を返してきたら…』
そうしたらもう無理しなくて済むんだ。意地張らないで済むんだ。
シンジは必死で考えてる。馬鹿なりにこの質問の重みは理解できたらしい。そらそうか。納得させなきゃ殺すとまで言われりゃね。
それに命のリスクを負うだけの見返りはある。使徒と戦うよりはよっぽど割がいい。
本当はこの傷みはどうしたって癒えない。許すなんて言っても追求しないぐらいしか出来ないし、心にはいつまでも残り続けるんだ。多分これからもずっと。
だけどもし“私の望む答え”なら…。強引に上書きできる。自分に言い聞かせられる。
“あれは紛れも無く愛の行為だった”と。記憶を塗り替えてみせる。
今、こいつは定義付けに必死なんだろうか。考えるな。あんたは馬鹿なんだから。考えたってろくな結論は出てきやしないんだから。感じたまま言いなさい。でないとしくじるわよ。
説明は100%不充分に終わる。私はそれを分かってこの質問をした。我ながら性格が悪い。私を理屈では丸め込むことは出来ない。なぜならば。
私は知ってる。分かってるんだ。あのときシンジはただヤリたかっただけだったって。だから傷ついてるんだ。
根拠は無い。ただの直感。だけど、どれだけ後付けの理屈をこねまわされてもこの直感は揺り動かない。だってこっちは理屈じゃないんだから。
よほど説得力のある言い訳なら別だろうが…それをこいつに求めたところで…。そう。
 本 当 は 説 明 な ん て 望 ん じ ゃ い な い 。そんなの期待してない。
私が望んでいる答えは“正解”とは違う。私が求めているのは…理屈じゃない。筋が通らなくてもいい。それでも言い張って欲しい。
ただひたすら…馬鹿みたく。私の聞きたい言葉は一つ。言って欲しい言葉は一つ。
さっきのまでのシンジなら言えるはず。“それ”しか導き出せないはず。それが命と女を天秤にかけられてどうなったか。
「…。アスカ…。」
…少し裏返った声。
「…答えが出たよ。」「…聞かせて。」
“あの言葉”以外なら私はシンジを殺す。そして死ぬ。だってもう生きる理由が見つからないから。戦う理由が…無いから。
ライブな作者の投稿って、この間がたまらんねw
まとめて、どーんとUPしてくれよと、無粋にも思ってしまう。
ちなみにオレは肯定派。
本放送の変質はこんなモンじゃなかったよ。
クゥイトゥワ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
637N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/29 23:27:17 ID:???
「…あのとき…僕は…。正直ヤリたいとも思ってた。ひたすらヤリたいって。
 でもアスカのことが好きだったのも本当なんだ。…多分、男にとってその二つは切り離せないことなんだ。小学生の頃口にした“好き”には混じりッ気が無いだろうけど…。 
 14とかにもなると…女の子を性欲の対象としてのみ見てしまうことがあるんだ。
 だけど嘘じゃない。いや…だからこそ嘘じゃないんだ!アスカが好きなことは!どうしたって好きな相手とHしたいって思うんだよ、男は!好きだから!
 したいだけじゃなかった。愛しいとも思ったんだ!」
「……。」
 シンジは早口で一気にまくしたてると、大きく息を一つ吐いた。私は…たっぷり間を置いて…さらに質問を返した。
「…男にとっては同義だと。その二つは。」「…うん…。い、いや違う…!きっと“ヤリたい”の中に、“好き”があるんだ!そしてたくさんの部分を共有してるんだ!違う人もいるだろうけど…大半の人はきっとそうだよ!ぼ、僕も…!」
「…ふーん。」
 総評すると…。中途半端。バカなりにそこそこひねってあるし、求める答えの断片も混じってる。だけど…求めるそれは混じりッ気なしのそれだから…。こんな風に混じってしまってはまるで意味が無い。
 …薄っぺらい嘘に逃げなかったのね。あんたらしくもなく。自分の嫌な部分と向き合って。えらいわ。シンジ。素直にそう思うわ。でもね…。
「よく…頑張った方よね…。」「…うん。」「正直…出来は悪くはない…。」「うん…。」「他人が聞いたら納得してもらえるかもね。」「……。」「本音なのね。それが。」「…今出せる…限界の答えだよ…。」「確かに誠意を感じるわ。」「…本当?」「でもね…。」
 開始二秒で私の賭けが失敗したことは分かった。だけど一応、最後まで聞いてみた。
 これで最後だし。急ぐ必要もないし。
 だから意味も無く補足質問なんかもしてみた。
「0点だわ。」「……え?」
 待っていたのは痛い本音じゃなく優しい嘘。薄っぺらくてもいいから…繋ぎとめようとする必死の嘘。
 ひどくおっくうだったが…腕を持ち上げ…シンジの首に手をかける。
「さ…行こうか、シンジ。」
 続く
・・・ッッ━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━!!!!
このアスカ欲しい〜〜〜〜〜〜〜!!!!!
640N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 00:33:31 ID:???
「筋は通ってるだろ!?」
その声はもう悲鳴だった。腕を振り払おうともしない。恐怖で身が竦んだのかも。
「そうね。確かに単純に分けて考えようとするのは短絡的過ぎるのかもしれない。男の生理と心情を…女との違いを考慮しない浅はかな質問だったかも。あんたの返答は決して悪くなかったわ。」
「だったらどうして…!」「そんなことは問題じゃないのよ」「わかんないよ、何言ってるか!」
「あんた誤魔化さなかったわね。思い切って本当のこと言ったわね。でもね。
 誠意のつもりだったかもしれないけど、そんなの嬉しくないのよ。そんなのいらなかった。嘘ついて欲しかった。」
「アスカ?」
「例えそれが正解だったとしても…それは私の求めてる答えじゃない。私が欲しかったのはさっきの言葉よ。
“好きで好きで好きでたまらなかった”そう言えば良かったの。たとえ論理が繋がっていなくても。さっきみたくひたすら言い続けてくれればよかった。その言葉を待ってたのに。言って欲しかったのに。
 そうすれば私はそれが本心だろうとなかろうと信じてた。自分を保つ言い訳に出来たもの。」
「……えぇ?」
シンジの顔が驚愕に凍りつく。…そう。そうなんだ?私があんたのこと好きだったのは、そんなにあんたにとって大きなことだったのね。
残念ね。私にはもうどうでもいいことになっちゃったわ。
「あ、アスカ…。アスカ!僕は…僕は君が好きだよ!好きだ!本当だ…!!ほ…」
心が凍り付いていく。多分もう溶けない。シンジもそれが分かったんだろう。慌てて言葉を継ぎ足す。何度も何度も愛を告白する。でも。でも、もう…。
「もう遅いわ。好きだった。」「好…ぐぇ…!!!」
手に力を込める。
「好きだったのにね、シンジのこと。本当に。心から。」
一生口にするつもりの無かった言葉が簡単に零れていく。けれどそこにはもう思いの欠片さえ残っていない。
両の親指を気管にあてがい、渾身の力を込めて押し込む。押し潰す。正しい人の絞殺方。
シンジが震える。顔面蒼白で。空を掴み、布団を掴み、私の腕を掴み、そしてかきむしる。
「………。」「………。」
何か喋ってるが聞こえない。次の瞬間…。
『あぁ…。そう来たわけね?』
圧迫感。息が苦しくなる。
シ ン ジ が 私 の 喉 に 手 を か け 首 を 絞 め 始 め た 。
続く
今日完結?
642N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 00:39:55 ID:???
まだ続くんで。まだまだ。それこそエピローグがスーパー長い。
しゃあ!しまっていこう!
今日徹夜したら最後まで読めますか?
完結しないんだったら早めに寝てしまおう・・・(´・ω・`)
きもちわるい。なにこれ。
646N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 01:11:12 ID:???
最後までは無理ですね。仮に出来ても一度には載せません。絶対に。ここからは一話一話の意味を大切にしたいんで。
ただ、まだ何話かは載せますよ。よろしければやきもきして待っていてください。
今、中学生の頃の気分です。シンジより一つ年下でEVAに出会い(6話でした)、次の日学校で必ずこの作品は伝説になると主張し
『ああ、また何か言ってる』とクラス中で笑われました。一年後私の言うことを否定する人間はいませんでしたが。
シンジより一つ年上でデスリバとEOEを見ました。親の財布から金くすねて3回ずつ観に行きました。このときだけです。人のものをとったのは。
湖から弐号機が現れたとき以上の感動を味わうことは生涯無いでしょう。弐号機が蹂躙されたとき以上の絶望を味わうことはこの先無いでしょう。
思春期の全部がEVAに持ってかれました。これに出会わなければ私の人生はもう少しましだったんでしょう。でなければ文章なんか書いてなかった。
あえて酒を飲みながら書いてます。酔っ払ってる人間に書かれてるからシンジたちは酔っ払ってるんでしょうね。
とりあえずの仇討ちなんですね、これは私にとって。
>>624-625
>どなたかが猛省しろって書いてますけどしません。しちゃうと私の作品じゃなくなるので。
開き直って自己肯定か。結構な事ですな。TV本編シンジにも見習わせてあげたい。
しかし、610の言を全く理解していないようで。
キャラクターの反応、行動については先を考えなくても良いけど、
610が言ってるのはそういう事じゃねーべ?w

>万人受けするLASも、全員を納得させられる文章は私には書けません。
そんな事至極当然だ。神様じゃないんだから。だが、それを作者側が言い訳に使っちゃ駄目だわな。
誰にも納得できないものでも、自分が気持ち良いから書く! って言うのはガキの言い草。
自文が気持ち良いモノ(=文章)を、ただ出す(=書く)だけなら、それは単なる自慰行為。
スレに投下する必要は無い。自慰をエンターテインメントにするのが作者の仕事。
なんかもの凄い愛憎劇だな〜おい
イイヨイイヨ
>>647
俺には君も610の言ってることを真に理解しているとは思えないと見えた!

つーか、自慰で結構。
他人の自慰が使えてしまうのがネタ系スレの住人じゃろう。

あえて釣られてみるぜ!

仕事ですって>>647
金が貰えますよ
プゲラ
>>646
キモイ。何言ってんの?
御託はイイからさっさと最後まで投下しる
作者がクダ巻くスレは他にあるだろうが。
>>652
煽り嵐乙!
>>646
単にアスカ大好きなだけ?
>>652
別にここは投下専用のスレでもないぞ
マターリしる
>>652
こいつN3氏の作品のシンジ同じくらいブっ飛ばしたくなる!!!
少し黙ってろ。
>>654
ま、そういうことなんじゃね?
好きだからこその陵辱の対象という。ありがちなパターンですよ
>>660
こいつN3氏の作品のシンジ同じくらいブっ飛ばしたくなる!!!
少し黙ってろ。
660はネタ合わせ宜しく
俺かよ!
>ブっ飛ばしたくなる!!!
こういう表現使う人って、漫画や小説の中以外にも居るんだなァヽ(´ー`)ノ
そして660がブッ飛んで行った方向を、そっと見やる俺

     シュッ
 (;´Д`)
 Σ⊂彡_,,..i'"':
     |\`、: i'、
     \\`_',..-i
       \|_,..-┘
>>662
こいつN3氏の作品のシンジ同じくらいブっ飛ばしたくなる!!!
少し黙ってろ。
このシンジってホント偽善者だな、同情の余地なし
アスカでなくても首絞めたくなるよ
666N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 01:38:04 ID:???
確かにエンターテイメント性があるかどうか、他人の評価がまるで分からず、分からないからこそ書き始めました。どうやらある程度はあるようですね。
貴方が私の物言いが気に入らないのは分かりました。でも私は貴方から私の人格の批判よりも作品の感想を聞いてみたい。
どうですか?不快感だけですか?ホントにそれだけなら私の文章は飛ばしてください。不快感だけじゃないなら批判でもいいので教えてください。
文章を商売にしてないんで仕事とは少し違います。商売にすると書きたいものが書けなくなるんです。周りにそういう人が何人かいます。それはとても辛いことです。
だから今は好きなようにやってます。今くらい。それこそ自慰って呼ばれるくらいに。
実は…人に文章を見せるの初めてなんですこれが。
自分の文章にエンターテイメント性があるのか。これで食ってけるのかどうか。資質がわずかでもあるのか。この文章に何が足りないか。
最初は勢いでしたが、今はそれが知りたくて書き込んでます。FFにおける評価や資質がどれほどのものかは怪しいものですが。
…まぁこういう泥の投げ合いはこの辺にしましょう。謝りますんで。スレの残量がいよいよ気になるんで…。
この流れが続くと私のはおろか他のお二方の文章にまで迷惑が及ぶんです。そうなると辛いんです。
…くそ。書いてる人間が書き込んだらこうなるのは分かってたのに…。ホントにすみません>>647さん。そしてみなさん。
もう一度言います。
もしも私の作品が読みたいという方がいらしたらあまり意味のない書き込みは控えてください。
でないと本当に終わらなくなります。
よろしければ最後まで読んでください。申し訳ありませんでした。
>>666
ということはあなたの作品が終わった感想を書き込めってことでしょうか?
そんな俺はあなたの作品を楽しみにしてる派です

>>667訂正
スマン!>作品が終わった感想をじゃなくて
作品が終わったら感想を書き込めってことでしょうか?です。

たぶん、みんなケンカしないでって事だと思うよ
そして漏れも楽しみにしてる派です
どうでもいいが長文で投下は小説だけにしろ。
かっこわるいぞ。
>>670
煽り嵐乙!
>貴方が私の物言いが気に入らないのは分かりました。でも私は貴方から私の人格の批判よりも作品の感想を聞いてみたい。
やや冷静さと読解力を欠いているようですな。批判されて頭に血が上るのは良くわかりますが、落ち着いて読みなさい。
俺も小説書きの端くれだから言わせて貰うと、
まあプロじゃねーんだから自慰でも構わないんだけど、作者が「これは自慰だ!」と言っちゃうのは駄目だろうなと思うよ。

なんというか。オナニーモノのAVでも、AV女優は多かれ少なかれ演技してるんだからさ。
オナニーで気持ち良くなってるばっかりじゃなく、冷静な自分を常に持たないと、
今回のように前後で文章のカラーが変わっちゃったりするんじゃない?
ノリと勢いで書くのも勿論重要だけどさ。書いた後にちゃんと頭冷やして推敲しないとまずい。
ノリや勢い、テンションはその日その日で違うから、日によって文章のテンションのバラツキが生まれ、
全体を通して見たときに統一感を欠いた文章になるし。
それを防ぐ為に、新しい回を書き始める前に、必ず頭から通して自分が書いたモノを読む事だろうな。

感想としては、評価しづらい。書き込み1個1個を個別に見れば「上手い!」と唸らされる所も多々あるが、
全体としてみると、「落ち着きの無い文章だな」という事になる。

まあ要するに、「もったいないなー」というのが感想。
>>672
こいつN3氏の作品のシンジ同じくらいブっ飛ばしたくなる!!!
少し黙ってろ。
>>672
うわ、えらっそーな物言いぃ〜。
675N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 02:12:44 ID:???
どうしてだ。どうしてこうなった。
僕の言葉は端から切り捨てられ、叩き落された。アスカは空っぽの目で僕を軽蔑し、笑い、茶化し続けた。怒る権利なんて無い。それでも苛立った。
何一つ届かずに焦った。考えがまとまらず、だから思いの断片を叫び続けた。
好きだと。ただそれだけ。馬鹿の一つ覚え。無駄だと分かっていながら。
それが何でこんな話になったんだ?
舞い上がる。愛してあげる?何だそりゃ?僕がアスカが好きだってことが何で愛してくれることに繋がるんだ。
どう答える?違い?分からない…。ただ一つ…。
僕は“好きとかどうかは置いといてとにかくアスカとHしたかった”。
好きだったのは本当だ。だけど一番は『ヤリたい』だった。これをそのまま答えるわけにはいかない。だけど…嘘をつくわけにもいかない。
出来る限り誠意を…だけど僕の意見も込めて…。
慣れない作業。言葉選び。喋るのは苦手なのに。だけど。手に入る。返答次第でアスカが。
さっきはどうでもよかった。ヤレればよかった。体以外興味が無かった。用は無かった。でも今は違う。何よりも心が欲しい。こっちを向いて欲しい。
愛してくれるなら…。
“僕の”が硬くなる。欲しいのは心なのに…。…どこまで卑しいんだ僕は…。
…そうか?本当にそうなのか?僕のこの思いは澄んでいると思う。だけど…それでも身体を求めるんなら…これは男である以上、どうしようもないんじゃないのか?
…これだ。多分正解だ。この理屈が僕を正当化はしないけど多分そうだ。
僕の中にコレ以上の答えは無い。これでダメなら仕方が無い。だから口に出した。けれどダメだった。そしてアスカのいうことは支離滅裂で…。
意識が遠のいていく…。苦しい…。…なんで…なんでこうなった…わからない…わからなく…。
…アスカがいる。…アスカか…?アスカのせいでこんなに苦しいのか?
…殺せば…助かるのか?
思考が行動に直結した。体中が酸素が足りないとわめいてる中で、残り少ない酸素と意識をかき集め、腕を動かし…。
殺せば助かる。死にたくない。もっと…もっと生きたい。アスカを殺してでも。
…ダメだ。もう力が…。僕の方が遅かった。意識が薄れる。
あぁ。このまま死ぬのか。全てに中途半端な、最後まで卑怯な生き物のまま。
>>670-674
こうゆうバカな連中がいるからN3氏の連載ご遅れると思うの俺だけ?
N3氏はっきりいってスルーしちゃっていいよ、どうせこいつらニートでだし!
677N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 02:17:14 ID:???
 シンジが私の喉を震える手で絞めている。
 私を殺す気ね?殺して助かるつもりなのね?正しい。正しいわよ、その判断は。世の中の誰が違うと言っても私だけはこの行動こそが正しいって保証するわよ。
 でもね、シンジ。私の方が先に締め始めたわ。力の入れ方も、指の位置もなってない。これでは無理ね。
 先 に 死 ぬ の は ア ン タ よ 。
 シンジの手から力が抜け始めた。目が裏返り始めた。口元から…泡を吹いてる。
 後、数秒でシンジは落ちる。そして更に十数秒締め続ければ…シンジは死ぬ。
『………。』
 そう思った瞬間…手から力が抜けた。
「……。……!」
 数瞬後、シンジの顔に意思が戻る。そして自分への負荷がなくなったと見るや、その目には明確な憎しみが宿り、さっき以上の力で私の喉を締め上げ始めた。
やっぱり男だ。殺傷衝動ってものを備えてる。それは女にはないものよ。その場その場の感情で人生を捨ててしまえる。そういうものを。傷つけられて怒ったのね。
 それとも…私が憎い?
「……。」
 下手くそなりに気管を圧迫してる…。脳に充分な酸素が行っていない。このままシンジが続ければ私は死ねる。私はもがきたいたがる身体を全身全霊で押さえ込む。
 あぁ…やっぱりだ。やっぱりこいつを殺せなかった。
 シンジ、あたしを殺して生き延びなさい。そして一生後悔しながら生きてきなさい。
 私のことを…忘れないで…。
 死ぬ瞬間までシンジのことが好きな自分に少し満足しながら。
 私の意識は途絶えた。

「…カ!…スカ!」
「……。
 …げほっ…げほっ…!!」
 誰かが呼ぶ声。激しく咳き込みながら、私は目覚めた。
「…アスカ…?」「げほっ…え…?」
 私の上にはシンジが愕然とした表情でいる。裸で。ここは…ミサトの部屋だ。いい加減外も白みだしそうな。新聞配達の原付の音が微かに響く。
「……。」「生き…生きてるね?」「……。」
 どうやらその様だ。意識がとんだのはたった数秒ほどらしい。
 …シンジは…殺すのをやめたんだ。……。
確かに連載ご遅れるのはいやだな
ぶっちゃけここはN3氏の日記ではないので
自分のことなどについて書かれても興味など無い。
叩かれても当然かと。
読者もN3氏も互いにスルーしあえば良いだけのこと。
>>679
わざわざ蒸し返さずにマターリしる
>>681
スマソ
マターリさせて頂きます
683N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 04:31:13 ID:???
「…」「…」
会話が無い。お互いごめんとすら。当たり前。ごめんで済むことじゃない。
何を話せと?数秒前まで殺し合い、殺されかけた相手と何を?
「…なんで…やめたの?」沈黙に音を上げたのは私。
「殺されるとこだったのよ?」「…死ぬとこだった」「…そうよ」「だけど…アスカは…」「…」「…どうして?」「…あんたはどうなの?」「…」
「殺してでも生き残りたかった?」「…」「…確かにね。助かったんならわざわざ人生棒に振る必要ないわね。けど、もしあの瞬間私がやめなくて…もしアンタの手にナイフがあったら…どうしてた?」「…」「刺したでしょ?」「…」
「私を好きだとしてもその程度な訳ね」「…」「私と自分だったら…自分な訳ね」
シンジは何も答えない。
「…分かったわ。部屋から出てって」「…何する気だよ」「あんたにならと思ったけど。してくれないなら自分でするしか…」「それ聞いて出て行くと思うのかよ」
「じゃミサトが帰ってきてからでいい。後で…」「それ以外の選択肢はないのかよ!」
シンジがわめく。でも…揺れない。もう何も感じない。
「…ないわね。“もう”ないわ」「そんな…」泣きそうな顔。男のくせに。
「アスカ…本当に…もうダメなの…?」「…えぇ。」やめて。みっともない。
「もう一回…もう一回だけチャンスが欲しいんだ!頼むよ!」「…ないわ。」もうこれ以上失望させないで。
「かわいそうだと思うなら…もう一度…」
好きだったはずの男の卑屈でしつこい懇願。あぁ、こいつはずっとこうだった。
「ダメなの?」「本当に手遅れ?」「どうにもならない?」「もう一度ぐらい…」
くどい。
「……」「……」
長い…とても長い間が空いた。
「…なら…」このとき。
「…なら最期に…」私はこのとき…もう私の心は揺らがない、そう思っていた。
「…頼みがあるんだ…どうせ死ぬなら…」にもかかわらず。予想の斜め上いくシンジの言葉は私をわずかなりとも揺れさせた。
「 ど う せ 死 ぬ ん な ら 最 期 に も う 一 回 … 」
やっぱりシンジは凄かった。
「…終わったら今度こそ殺してくれる?」「…うん」「…ならいいわよ」「…うん」
シンジはわずかに逡巡したものの…再び私をまさぐりだした。
「…ん…」「…アスカ…」
ねぇシンジ。あんたって本当に最低ね。
684N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 04:32:08 ID:???
「…」「…」
会話が無い。お互いごめんとすら。当たり前。ごめんで済むことじゃない。
何を話せと?数秒前まで殺し合い、殺されかけた相手と何を?
「…なんで…やめたの?」沈黙に音を上げたのは私。
「殺されるとこだったのよ?」「…死ぬとこだった」「…そうよ」「だけど…アスカは…」「…」「…どうして?」「…あんたはどうなの?」「…」
「殺してでも生き残りたかった?」「…」「…確かにね。助かったんならわざわざ人生棒に振る必要ないわね。けど、もしあの瞬間私がやめなくて…もしアンタの手にナイフがあったら…どうしてた?」「…」「刺したでしょ?」「…」
「私を好きだとしてもその程度な訳ね」「…」「私と自分だったら…自分な訳ね」
シンジは何も答えない。
「…分かったわ。部屋から出てって」「…何する気だよ」「あんたにならと思ったけど。してくれないなら自分でするしか…」「それ聞いて出て行くと思うのかよ」
「じゃミサトが帰ってきてからでいい。後で…」「それ以外の選択肢はないのかよ!」
シンジがわめく。でも…揺れない。もう何も感じない。
「…ないわね。“もう”ないわ」「そんな…」泣きそうな顔。男のくせに。
「アスカ…本当に…もうダメなの…?」「…えぇ。」やめて。みっともない。
「もう一回…もう一回だけチャンスが欲しいんだ!頼むよ!」「…ないわ。」もうこれ以上失望させないで。
「かわいそうだと思うなら…もう一度…」
好きだったはずの男の卑屈でしつこい懇願。あぁ、こいつはずっとこうだった。
「ダメなの?」「本当に手遅れ?」「どうにもならない?」「もう一度ぐらい…」
くどい。
「……」「……」
長い…とても長い間が空いた。
「…なら…」このとき。
「…なら最期に…」私はこのとき…もう私の心は揺らがない、そう思っていた。
「…頼みがあるんだ…どうせ死ぬなら…」にもかかわらず。予想の斜め上いくシンジの言葉は私をわずかなりとも揺れさせた。
「 ど う せ 死 ぬ ん な ら 最 期 に も う 一 回 … 」
やっぱりシンジは凄かった。
「…終わったら今度こそ殺してくれる?」「…うん」「…ならいいわよ」「…うん」
シンジはわずかに逡巡したものの…再び私をまさぐりだした。
「…ん…」「…アスカ…」
ねぇシンジ。あんたって本当に最低ね。
685N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/30 04:33:20 ID:???
二重カキコでした!すみません!
イイヨイイヨー
まさかここで第2R突入とは予想だにもせずw
GJ!俺は何となく予想してたw
連載ご遅れるスレはココですか?
終わり時を間違えるな
もう10行ぐらいであらすじだけ説明してくれたらいいと思う
おお!好きな展開!!
勘違いアスカに鉄槌な展開を予想。
強姦されて勘違いもクソも無いと思うんだが。
壊れシンジならともかく、良好な人間関係を築いてきてたシンジがこれほど最低なのも珍しいな。
珍しくシンジの「男」というか「性欲」が前に出てる作品だな。
最低っぷりなら断然トウジの方が上だが
普段優しい人がいきなり酷い事すると、余計に酷く感じられるんだよねえ
酷いと思った点:初めてなのにいきなりバック
初めてでバックした俺は鬼畜ですかそうですか







正常位で入らなかったんだから仕方ないだろ!
あの頃は若かった…
ふっ、初めてが騎乗位だったんだぜ、俺は。鬼畜だろう?
↑ヤプー
700なんかいらない
>>698は風俗で童貞卒業
N3氏まだぁー?AA(ry
N3氏は行っちまったのさ
それこそ均一なるマトリックスの裂け目の向こうへ
704702:05/01/30 22:14:05 ID:???
いきなりイノセンスでワロタw
しかし、明日は来てくれるかな?
連載ご順調に遅れてるね。
かなり凄まじい速度で進んでたと思うが
普通は棒読みさんぐらいが普通だと思うが・・・・・
そのてんN3氏は真面目だな!
しかし〜棒読みさんまだかな〜
708N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 01:42:16 ID:???
>>494の続き 
「い、嫌よ…何考え…そんなの食べれる訳な…お、お願い…せめて人間として扱っ…い、嫌ああああ…ご、ごぼ…ぐぼ…げへェ!!!」
凄まじい絶叫。何を食べてるか知らないがこっちはそれどころじゃない。
強姦致傷から殺人。Hするしないって話が殺す殺さないって話に。
いよいよ他人が首突っ込んでいい話じゃなくなった。『最初からそうだ』という話もあるが。
“殺して”
こんな悲しい言葉をクラスメートの口から聞くとは…。それも…いつもあんなに輝いてる…惣流の口から。
…切ないな。
「やっぱええことすると気持ちええなぁ♪」
“気持ちよかった”トウジが意気揚々とトイレから出てくる。続いてゴミか人間か判別しづくなった洞木っぽいのが転がり出てきた。
着ているのは“服”というより“繊維の束”に近く、目は惣流と同じくらい空っぽだった。
「どや!そろそろ反省したか!?ん!?」「殺して」
死にたがってる奴がここにも。それとトウジ…全 裸 は や め ろ 。
「自分の命で償うと?」「もうどうでもいい」「お前の命ぐらいではちょっと足らんなぁ。そや♪足らん分はお前の姉ちゃんや妹で…」
「いやぁぁあ!!!家族はやめて!!!家族だけはああ!!!!」「ほなお前がワシを楽しま…罪を償うしかあらへんなぁ!?」「うぅ…どうしてこんなことに…」
臭い。委員長が口を開く度に異臭がする。便器の臭いだなこれは。何食ったんだよ一体。
「…まだ言うんか。まだ…まだお前の中では自分が被害者なんか…。これだけ言うてまだ…」
「いつ言葉で諭したのよ!全部行動じゃない!…それも…自分が楽しむためだけの…。好きだったのに…本当に好きだったのに…。」
「いやそれはどうでもええけどな。はぁ…言うて分からんのやったら動物と変わらんぞ…。人間様がまともに相手する存在ではないなぁ、お前は。
な ぁ ペ ン ペ ン ?」「クぁ?」
トウジはため息を一つつくと、意味ありげにその名を呼んだ。“人間ではないその生き物”はニンニクをかじるのをやめ、トウジの隣にチョコチョコやってきた。委員長の顔色が変わる。
「…まさか…」「ペンペン。ちょっと一緒に来てくれや。」「いやぁああ!鳥は嫌ぁああああ!!!!」
哀しいほど飲み込みが早くなってしまった洞木は叫びながらトウジと鳥類に連れて行かれた。
709N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 01:43:20 ID:???
「そんなに冷たいとは思わなかったわ。私は…ただ…温めて欲しかったのに…」
ウサギはさっきから冷凍のハッシュドポテトを持ったまま、口論している。
「…貴方に多くを望んだ私が馬鹿だったのね。」
…なんかもめてるらしい。気持ちは分かるが…そんなこと言われても困ると思うぜ。そんなに色々求めたって無理な話だよ…。
 そ れ 冷 蔵 庫 じ ゃ ん 。
「殺して!!!お願いだから誰か殺してェェェェェ!!!!」「アホ!命を粗末にするな!そんな奴には…こうや!」「クァァァァァ♪」「いやあああああ!!!!」「ぎゃはは♪最高!ホンマ最高!」
惣流も洞木も同じことを同じくらい本気で口にしてる。だけどなんか違うなぁ…。何でだ?
それとトウジ。今更だけど…せめて“仕方なく折檻してる”って体(てい)ぐらいは守れ。
…また一人になった。虚しさが心を吹き抜ける。隣でウサギが何故か泣き崩れてるがアレはウサギだから除外。
『…俺は…結局、何にも出来なかったな…。』
シンジも惣流も綾波もトウジも洞木も…ペンぺンでさえ必死で戦ってる。
俺は今夜…何も出来なかった。何もしなかった。全てに傍観者だった。見守るなんてことを言い訳に。
何か出来たかもしれない。救えた人も居たかもしれない。けれど俺は動かなかった。…自分が嫌になる。
…だけど…ここまで来たのなら…それならば最後まで貫こう…無力であることを…傍観者であることを…。
全てを見つめ抜いてやる。全てを見届けてやる。一つ残らず。余すところ無く。どれだけ酷いことになったって…目を逸らさずに。
俺は相田。相田ケンスケ。次期EVANGELIONパイロット候補者にして…絶対なる傍観者。


なーんてカッコつけて見ましたっ☆
さ、シンジ!犯っちまえ!そんで殺っちまえ!俺は人の死ぬとこが見たいんだ!とにかく見たいんだ!え?何?友達?だから何だよ。俺の知ったこっちゃないよ!
…何だよ!何でそんなに言われなきゃなんないんだよ!『お前が止めてれば誰も』って…。こうなったの俺のせいじゃないだろ!
大体さぁ…助けたりとかってめんどいじゃん?
乙。
まぁがんばれ
('A`)
ここまできてそれを出すのはどうかと思う・・・・・
むしろちゃんと終われるのかどうか気になるところだ
なんかシンジが一番マトモ?見えてきた、このメンバーでは
痛すぎて見てらんない
もういいから棒読みさんまだー?(´Д`)y-~~
718 ◆7setylRarE :05/01/31 02:35:31 ID:???
>>621
ごめん、ネタがわかんないっす
蛇っすか?

>>623
採用させていただきやす
以降、「ひまつぶし」で
>>718
おっ!あなたまさか>>531-535>>597
書いた人ですか?あなたエロチックな作品良かったから連載してくれ〜マジで。



>>718
古すぎましたね。
ttp://www.atgame.jp/paltio/sgn/sogna.php?id=hobibox
(あすかはV10とCTRに)
721N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 03:18:01 ID:???
意外にもすぐには入らなかった。
「まだドロドロだからいけるかと思ったけど…無理みたいだね。」「…じゃあ濡らすなり何なりすればいいじゃない」「…」
他人事みたいなその口ぶり。今から抱かれようとしているのは自分なのに。
僕は黙って愛撫を始める。アスカは…ずっと天井を見てる。
ここで…ここに来て僕は最初に戻ってしまった。さんざんアスカのことを好きだと言い続けて…。結局、アスカの身体しか見ていなかった最初に。
アスカには止めの中の止めだっただろう。身体にしか興味がない訳じゃないことを証明しようとして、それがダメだと分かればやけくそになって身体だけでも求めてくる。…最低の男だ。
さっきのように触り、舐め、弄る。アスカは寝てるふりや我慢はしていない。反応し、声もあげる。けれど…ただの反射でしかない。
「…アスカ」「…いいから早く終わらせて」「…」
僕だって盛り上がってはいない。それなのに…自己嫌悪の中でも“僕の”は反応している。これが本音なんだろう。
どういう状況だろうがヤレればいいんだな、僕は…。
行為自体は順調に進んでいる。スムーズに。淡々と。だけど進行すればするほどにアスカは確実に死へと近づいているんだ。

「アスカ…入れるよ?」「…どうぞ」「…」
投げやりな返事。僕は黙って腰を突き出した。もうそうするしかないから。
「…!」アスカが軽く身を仰け反らせる。気持ちいい…いや、痛いんだろうな、まだ。
それでも一方的に僕の方は良くなってる。情けない。僕はアスカの体を弄ってみる。せめてものご機嫌伺いのつもりで。
「…アスカ。どう…?」「……」返事はない。唇を噛み締める。それでも…続ける。
カウントダウンが始まった。
続く
722N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 03:18:49 ID:???
「…ふ…ふ…」「…。…。」
明るくなりだした部屋。聞こえるのは僕の息だけ。どうしよう。これが終わったら…。
殺すなんて出来ない。出来る訳ない。そんなの分かってる。僕にも…アスカにも。
僕は終わったらきっともう一回哀願する。“殺す”って約束を破り、本当にもう一度。もう一度だけって。
アスカはそれを責めもしないだろう『好きなだけすればいい』と言うだろう。そして僕は続けるんだ。ミサトさんが帰ってくるまで。
そしてアスカは…僕のいないとき…いないところで…。
命を絶つんだ。

「…アスカ…。」「…」「本当に…もう一度…」「…」
無駄でも…言わずにはいられない。でもアスカはもう返事をしない。泣きたい…なのに涙が出ない。
「くそっ…!」
身体だけはどんどん気持ちよくなっていく。ちくしょう…!気持ちいい…!これが終わったら最後なのに…!本当は長引かせなきゃいけないのに…腰が…止まらないんだ…。
「アスカ…出すよ」「…」「…中で…いい?」「…好きにしなさいよ」
度重なる呼びかけにいい加減本当にうっとうしくなってきたんだろう。アスカはめんどくさそうに答えた。
「…は…はっ…。…うっ…!!」
“どくっ…どくっ…”
直前で引き抜き…お腹の上に…。…何の意味があるんだ…。アスカの身体を気遣ってるつもりか?もう一回中に出してるのに…。
僕は少しじっとしていた。そして
「…終わった?」「…」「終わったのね?」「…」
アスカは自分のお腹を拭い…“それ”を確認すると
「…さ。お願い。」
説得する材料も言い訳も思いつかないまま…。
アスカは僕の手を自分の首にかけた。
続く
723N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 03:22:50 ID:???
「…」「約束でしょ?」「…」「私のこと好きなんでしょ?」「…うん」「本当に好き?」「…うん」「だったら殺して。好きな子の最後のお願いを聞いて」「…それは…」「可愛そうと思うならそうして…」「でも…」
僕は逡巡する。アスカはそれを見て笑った。さっきまでの空っぽの笑顔じゃなく…本当の笑顔で。
「…4人目はまだ見つかってない。人を殺したってあんたはまだ捨てられたり、刑務所に入れられたりしない。たとえ殺した相手が貴重な適格者でも。1st一人で何が出来るっていうのよ」「…!」
僕は驚いて顔を上げた。アスカはおかしそうに笑い、言葉を続けた。
「そう。何も心配は要らない。あんたは間違いなく天才。私みたいな二流じゃなくね。これからも必要とされ続ける。
あたしだってあんたを恨んだりしてない。きっと…噛み合わなかったのよ。私と。この世界が。それだけのこと。誰のせいでもないし、みんなのせいでもある。あんただけのせいじゃないわ」
アスカが…僕の迷いを…打算を解消していく。僕の心を見透かすように…アスカ自身が“ 僕 が ア ス カ を 殺 さ な い 理 由 ”を解消していく。
「シンジ。本当に辛いの。もう生きるだけで苦しいの。
だからお願い。あんたが楽にして。あんたの手で。あんたにされるんなら許せる。納得できる。だから…」
何でだよ…。何でそんな優しい顔で僕を見るんだよ。そんな顔で…最期に僕を…。
涙が出てくる。何も…分からなくなる。
「…お願い。“バカシンジ”」
「…!
…う…おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!」
「……。」
次の瞬間、僕は絶叫し、渾身の力でアスカの首を絞め始めた。
アスカは…笑ってる。苦しくないはずがない。だけど笑っている。少しでも苦しい顔を見せたら僕は絞めるのをやめてしまうから。
僕は探す。アスカを殺さない理由を。だけど…見つからない。だって殺したって僕は捕まらない。必要とされ続ける。何より…アスカ自身がそれを望んでる。
アスカは笑い続けてる。
『バカシンジ!』『やめろよ、その呼び方!』『何よ、馬鹿に馬鹿って言って何が悪いのよ!この…』
   “ バ カ シ ン ジ ”
大嫌いだったその呼び名で呼ばれることはもうないんだ。
僕をバカシンジと呼ぶただ一人の女の子を僕は殺し続けた。
つーか、里芋はどうやって使ったのかその方が気になるw


冗談抜きでトウジの台詞書けるのは凄いと思う。
あの論理の飛躍、とてもじゃないが書こうったって思い付かない。
トウジとケンスケが人間としてヤバイ方向に進んでるなw
そして今日もいいとこで止まった続きキボンヌ
つ、つづきを・・・
いいんちょがひどいことされてるの読んで、
女子高生コンクリ詰め殺人事件思い出した。
吐き気がする。やめた方がいい。
>>727
うん。読むのを止めた方がいいね。
729N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:08:21 ID:???
本当に期待してた。シンジが私を好きで好きで好きで好きでたまらないことを。
そうならば良かった。そしたら私はシンジを責めて、なじって、叩いて、泣き喚いて…それから“初めて”をやり直せたのに。
身体で悦んではあげられなかっただろうけど、心で思い切り感じられたはずなのに。
でも違ったみたい。
期待させたのもシンジ。裏切ったのもシンジ。止めを刺したのもシンジ。
シンジ、シンジ、シンジ、シンジ、シンジ。
私の中にはシンジしか居ない。なんて狭い世界なんだろ。だからなのね。だからシンジ一人が期待外れだったぐらいで世界全てに絶望してしまうのね。
違うんだとは思う。生きていればもっといい相手に出会うと思う。
だけど…もう疲れちゃった。どうしても期待しなきゃダメなの?頑張らないといけないの?違うでしょ?もう好きにさせてよ。
私の人生、私の命なんだからさ。

“…ポツリ”
「……」
頬に…熱いものが落ちた。
“ポツリ…ポツリ…”
熱いそれは量を増し、次々と降ってくる。そして…首にかかる重さが消え…手がどかされた。続けて聞こえてきたのは…しゃくりあげる声。
「…ダメか」
仕方なく…身体を起こす。随分ぶりの動作。シンジは私の上から素直に降りた。
「……なんで?」「…」「何かあるの?私が死んであんたが困る理由が」「…」「説明したでしょ?あんたの価値はあんたが思ってる以上で…」「いやだ」「…何?」「僕がいやだ」「…」「僕がアスカに死んで欲しくない。死なれたら悲しい。それが理由だよ」「…」
「アスカは自分勝手だ」「…はぁ!?」「好きな子を殺して…そしてその上生きていけって…なんでそんな酷いこというんだよ…僕の気持ちを考えてないよ…なんでそんな勝手なこと言うんだよ…」「……」
…絶句…するしかない。い、いつの間にか…加害者は私で…被害者はこいつになってるらしい…。
続く
730N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:09:04 ID:???
もう…え?な、何を…言っていいやら…。もう怒るとかそういう話じゃ…。
「わ、分かったわ。もう頼まない。後で自分で…」「だからダメだって!なんでそんな勝手なこと言うんだよ!残される僕はどうなるんだよ!投げっ放しじゃないか!」「…はぁ!!!???」
「死なれたくないんだよ!それだけのことが何で分からないんだよ!バカは“俺”じゃないだろ!お前の方だろ!」「……」
お、俺…。お前…。……。何?…コイツ…どうなったの?
「アスカが全然やる気なくなって…まず思ったのは…元に戻さなきゃいけないって…どう思われても仕方ないって。
 でも…嫌だ。どう思われてもなんて…嫌われたくない。死なれるのも…嫌われるのも嫌だよ!」
もう…どこから突っ込んでいいのか…分からない。とにかく…整理しよう。
「つ、つまり…こういうこと?
 あ ん た は 私 が 死 ぬ こ と も あ ん た を 嫌 う こ と も 許 さ な い 。 嫌 だ か ら と い う 理 由 で 」
「分かってるじゃないか!」
シンジは鼻水を垂らしながらわめき散らした。
「アスカの首を絞めながら思ったんだ。もうアスカが僕に喋りかけることはないんだなって。笑うことも、ケンカすることも一緒に戦うこともないんだなって…。
そしたら…今までのことが浮かんできて…戦艦で出会って…いきなり一緒に戦って…同じ学校に通うようになって…同じ家に住むようになって…一緒にいることが当たり前になってきて…近すぎたんだよ、始まり方が。
だから…好きってことも分からず…大切にすることも忘れて…。それが…いざ失うってなって…もういなくなるってなったら…。悲しくてたまらなくなったんだ…。
嫌だよ…どうしても嫌なんだ!死なれたくないし!嫌われたくない!
アスカ…ごめん。もう二度と傷つけない。本当に…本当に努力する!何でもする!もうしないよ!だから!頼むから!お願いだから!
今 夜 あ っ た こ と を 全 部 許 し て 欲 し い !」
…虫が良すぎる。
続く
何気にトウジとヒカリも命の危機だったり
このままエスカレートするとヒカリの命が危ない
もしもヒカリが無事助かったとしたら、次の日トウジは刺されるだろう
732N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:10:51 ID:???
「何を…。勝手な…」
あまりの都合のいい要求に…流石に我慢できなくなった。
「私言ったじゃない…。やめてって言ったじゃない!」「あんなギリギリで言うからだろ!嫌だったら…起きてたんならもっと早く言えば良かったんだ!あれだけされて何も言わなかったらOKなのかなって思ったって仕方ないじゃないか!」
「仕方ないでしょ!怖かったんだから!」「怖い…!?怖いって…僕が!?」
「そうよ怖かったわよ!あんた…あんたあたしを何だと思ってんのよ!男に無理矢理されたら…どんな女だって怖いに決まってんでしょ!嫌に決まってんでしょ!好きな男にだったら!尚のことぉ!!」
「だ、だっておかしいじゃないか…。ぼ、僕が好きだって言うんなら…おかしいじゃないか…。好きな男に触られて…Hするのに…何の問題が…」
「あんた何も分かってない!初めてよ!?初めてなのよ!?それをこんな…酔っ払ったついでに失くすって…そんなのがどうして許せるのよ!嫌に決まってるでしょ!」「だったら…だったら…!」
「もっとちゃんとして欲しかった!こんな状態で告白されるなんて嬉しくもなんともない!
もっと…ちゃんとして…好きだって言われて…返事して…デートして…!キスして!二人の時間を持って!!愛し愛されてるって確かめ合って!!!それでして欲しかった!!!それなのに…あんたは!!
自分のことばっかじゃない!!自分が気持ちよくなりたかっただけじゃない!!何が最期にもう一回よ…それで何が…!」
「だからこれからは違うって言ってるだろ!?」「都合が良すぎるって言ってんのよ!過ちは犯したけれど、これからは違うからすっぱり忘れろって!?そんな理屈が…」
「じゃあどうすれば証明できるんだよ!先のことをどう…明日も明後日もアスカのことを好きでい続けることを!今日!」「…!」
「契約書を交わすのかよ!神の前で誓うのかよ!そんなものじゃ示せないだろ!とにかく信じてもらう他にないじゃないか!」「………」
「僕には…こう言い続けるしかない…。ごめんって。もうあんなことしないって。あのときは違ったけど…今!この瞬間は!アスカの
ことが心から好きだって!だから…お願いだから許してよ!」
「……」
シンジの言うことはあまりにも自己中で…穴だらけで…検討にも値しないことなのに…。
なのにどうして…涙がこぼれるのよ…。
続く
733N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:11:42 ID:???
涙が…こぼれていく。
「許せ許せって…!そんな…できる訳ないでしょ…だって…信用できないもの…!信用したくったって出来ないもの!」「アスカの気持ちはどうなんだよ!許したく…信用したくないのかよ!僕のことを!」
「…!」
…出来ない…不可能だ。この疑念は消えない。あんたのしたことは大きすぎる。
でも…気持ちは…私の…気持ちは…。
「…許したいわよ。ええ許したいわよ…!信用したいに決まってんでしょぉ…でも…あんた裏切ったじゃない…!一度私を物みたいに扱ったじゃない!一度そうした人間を…どうやって信じろって言うのよ!
またするに決まってる…また裏切るに決まってる…!私を人形みたいに扱ったじゃない…!ママがそうしたようにぃ…!!!」
「もうしないよ…もうしないから!もう裏切らないから!大事にするから!傷つけないから!」
「嘘よ!嘘よ!デタラメよ!みんな口先ばっかり…!結局置いてくのよ!そして私は一人ぼっちに戻って…!
 私を抱きしめてくれる人なんてどこにも…!」
「ここにいる!」「!!」
シンジは私の両肩を掴み、揺すり、訴えた。
「さっきは違った…。自分のことが一番だった。ナイフがあったら…アスカを刺してた。けど今は違う!違うんだ!ナイフがあったら…刺すよ。ああ、刺すさ! 僕 を ! 自 分 の 首 を !
そうすれば僕はアスカに殺させずに済む…。アスカは僕を殺さずに済むんだ!」
「……」
「これから先…二度とアスカを傷つけないよ。永遠に…アスカのことを好きでいるから…。」
シンジの言葉が頭の中で反響する。…嘘だ…。そんなの…そんな都合のいい話…。
…そんな…夢みたいなこと…あるわけない…。


「…嘘よ。」アスカはボソッと呟いた。
「そんな話、信じない…。」「待てよ…。話を…」「もう聞きたくない!」
 アスカは激しくかぶりを振り、絶叫し、口を大きく開け―…まずい、舌を噛み切る気だ!
「アス…!」
手は…間に合わない!
と に か く な ん で も い い か ら 押 し 込 ん で 口 を 閉 じ さ せ ち ゃ い け な い !!!
僕はとっさに…そんなもの押し込んだって何の解決にもならないのに…“それ”を押し込んだ。
続く
734N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:12:40 ID:???
「……。」アスカは黙っている。黙らざるを得ない。
「……。」僕も何も言えない。言いようがない。
手はアスカの肩をがっちり掴んでいたので、とっさに動かせなかった。だから口に押し込めるのはコレしかなかったんだ。
姿勢が辛い…だけど…抜くわけにはいかない。まだ噛み切るつもりかもしれない。
今噛み切られたら僕も死ぬ。だけど…それがどうした?どれほどのことだ?アスカに死なれたままで生きていくことに比べたら一緒に死ぬ方がいくらもマシだろ?
このままだ。このままいよう。
お互い口を大きく開けているので否応なしに唾液の分泌が始まる。アスカと僕の舌に湿り気が増して行く。口元から…雫が垂れる。
「…」僕が少し動かす。「…」アスカは震え…ほんの少し動かした。
「……」もう少し動かしてみる。「……」アスカも…少し動かし返した。
「………」思い切って絡めてみる。「………」…絡め返された。
「…………」力強く吸ってみる。「…………」向こうも吸った。
…これはキスなんじゃないのか。
「……」「……」唇を離す。二人の舌と舌との間に名残惜しそうに糸が引いた。
「……」「……」また噛み切ろうとするんじゃないか不安だったけど…その様子はない。
アスカは唇を引き結び、僕から目線を外した。顔を真っ赤にして。
沈黙。さっきまでとは違う空気の重さだ。心臓がどっくんどっくん言ってる。うるさいな…!冷静になれないだろ!
何か…何か言わないと…気の利いたことだ。雰囲気を良くすること。女の子が喜ぶこと。何か…何か…。
「…あ、アスカ…。」「…。」
「…もう一度。キスしたい。」
口から出たのは…ただの欲求。女の子の喜ぶ要素は皆無。だけど…一番正直な気持ちだ。
「…ダメかな。」さっきは答えを待たなかった。アスカの意思を聞かなかった。だけど今度はちゃんと伝えた。そして待つ。アスカの返事を。
僕はたっぷり待たされた。一分…二分…。そのぐらいは優に待たされたと思う。
そして思いっきりもったいつけてからアスカは
「……いいよ。」
小さくそれだけ呟いた。
続く
735N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 16:13:44 ID:???
“ちゅ…”
「……」「……」僕はほんの少しだけ唇を重ね、離した。
「…んぁ…?」アスカが…もどかしそうに顔を上げた。
「…それだけ?」「え…」
僕が驚くとアスカはむっとしたように口をつぐみ、また視線を逸らした。
…これだ。この顔だ。僕がアスカのことで一番に浮かぶのは…アスカには怒られるだろうけど…笑顔じゃなくて…この顔なんだ。この…不満そうな…不機嫌そうな…かわいいふくれっ面なんだ。
「…アスカ…もう一度…いいかな?」「…一々…断るの…やめて…」「え…でも…」
もう一度尋ねるとアスカはまた小声で呟いた。その声はとっても不機嫌そうだったけど…
「…嫌なわけ…ないでしょ…シンジのキスが…」
僕の心を舞い上がらせるには充分すぎた。
唇を重ねる。さっきみたいな軽いのじゃなく。思い切り。そして舌をねじ込み。思い切り吸った。
アスカも応えた。舌を絡ませ、思い切り吸い返した。
調子に乗る。アスカの胸に手を当てる。体が震えた。でも抵抗はされない。
片手が…アスカの手に触れる。指先で手繰る。アスカの指も同じ動きをした。僕たちは手の平を合わせ、絡めた。
言葉はなかった。けど伝わった。“これからすること”を許してくれる。サイン。アスカの思い。
伝わったのかな。僕の思いは…愛しさと…興奮と…申し訳なさは。
アスカの身体を押し倒しながらも僕は唇を離さない。舌を噛まないように気をつけて、ゆっくりと布団へと。
…3回出してるけど…もう一回出来るかな…。
……。
出来るも何も…“下”ははちきれんばかりだ。アスカが相手なんだから。何回だって出来る。
時間は…まぁいいか。
ミサトさんが帰ってきたって。トウジたちが起きてきたって。悪いことしてるんじゃないんだから。
キスを続ける。やめるタイミングを逃したし、やめたくない。
そのキスはかなり雑で下手だったと思う。お互いに。だけど下手なりにそのキスは気持ちよかった。
これは大人のキスじゃない。それにしてはあまりに稚拙だ。
これは子供のキスじゃない。そう呼ぶには重過ぎる。
これは14歳のキスだ。今このとき、この瞬間にしか許されない、14歳だけのキスだ。
続く
神キタ━━(゚∀゚)━━!!!
お〜純愛風になって来たな〜!!!!
ってかこのシンジ最初の方でアスカがやめてって言ったらやめたのかな?
たぶん胸触った後にやめって言ってもやめなかったべ!(こいつスケベだから「トウジ達よりましだが」)
シンジある意味男のとして天才かもしれん、あきれを通りこして尊敬するよ全く
しかし〜〜〜〜〜アスカかわぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!(萌)
うっうっ嬉しい〜〜〜!!ちゅ〜だ〜!!!
多少無理やり感があるが

乙!
もうね、今まで神、神言ってたけどねマジで神やね。
ヤバいねこれは。
デスノートの原作がガモウひろしだって言われた時位の驚きと感動だね。
741 ◆7setylRarE :05/01/31 18:38:44 ID:???
>>719
今テスト週間中でして、そんなに更新ができません
時間ができたら更新します。次回シンジが帰宅予定っす

>>720
部活シチュエーションって結構いいかも

ハネムーンサラダを読んで
ハーレムものも書いてみたいと思ったり。
新3バカ(トウケン委員)の件は必要ないな
>>742
外伝、サイドストーリーということで脳内補完しる
うん、リアリティのレベルが違うよな。部屋の外と中で。
だからイラネと感じる人もあるんだと思うが
>>742
じゃあウサギは必要なんだな?
兎は必要だろ!!
危険牌とか察知してくれるし。
>>747]もとネタ分からん、でも麻雀は関係あるよな!?
すまん、ネタがマニアック過ぎた。
野生の闘牌でググってくれ

以下何も無かったように
まぁ、何だかんだ言ってシンジは最低だとは思うが、
>>737の言うとおり、ここまでくると尊敬しちゃうよ。
751N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 21:21:39 ID:???
開く。ずっと閉ざしていた扉が。思い出が。
あの、本当は自分の子にしか興味が無い継母。好きでもない私にまで母親を完璧に演じ切れる、有能すぎるあの女。
ママを奪った女。パパを奪った女。憎い女。だけど。
幼いあの日。あの人は暖炉の横のソファで眠りこけていた私を抱きかかえ、起こさないようにそっとベッドへ運んでくれた。毛布をかけてくれた。おやすみのキスをくれた。まるで自分の子供にそうするように。
私は起きていた。本当は起きていた。寝たふりをし続けたのは嬉しかったから。嬉しかったんだ。
何で忘れてたんだろ。今まで受けてきたたくさんの優しさを。たくさんの人から注がれてきたはずのたくさんの愛を。
そうだ。私が勝手に拒絶していたんだ。気付かないふりをしてきたんだ。どうせ見せ掛けだって。いつか裏切るんだって。
誰も私を愛してくれないって。
私は傷つく痛みを知ってるから。あの痛みは痛すぎたから。あの痛みにもう一度耐えることは出来ないから。
だから憎んだ。誰かを憎まなければ自分を保てなかった。憎しみは簡単に力となる。時に欲望より。恐怖より。愛より。それが私の力の源。
寄せられる思いが善意なのか、悪意なのかなんて確かめず。頭から拒絶し続けなければ生きていけない。そう思っていた。
でも。
違うの?違っていたの?
              誰  か  私  を  愛  し  て  く  れ  る  の  ?

キスっていうのは必ずしも、唇や頬や手の甲にするものじゃないらしい。
「あ…」
シンジの唇が私の耳元を、首筋を、胸元を這い回る。その度に心地よい刺激に体が跳ねる。
「…アスカ。顔が見えないよ」
両腕を重ねて顔を隠しているあたしに、シンジがボソリと抗議する。
「…電気消してとも言えないもの」「朝だからね」「…こういうことは夜にするものでしょ」「僕らの夜はまだ続いてるんだよ」「朝って言ったくせに…」「何でもいいから顔を見せてよ」
仕方なく腕をどける。シンジは嬉しそう。私は目を逸らした。
悔しい。むかつく。…嬉しい。…恥ずかしい。
続く
752N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 21:22:36 ID:???
胸が舐められる。気持ちいい。声が漏れそう。でも我慢。シーツを掴んで辛抱。
「…寝たふりしてないんだから我慢しなくても…」
そういう問題じゃない。これは女としてのたしなみ。これ以上調子に乗らせてたまるか。
私の体の弱いところは一通りシンジにはばれてしまってるはず。にもかかわらずシンジはそこには触れず、その周りばかりを責める。じれったい。
手がへその下まで伸びていく。緊張する。でもそこでシンジは内腿へと通り過ぎ、期待と不安をすかした。
と、思ったらシンジの手は戻ってきて私のをすっと一度だけ撫で上げた。
「ひぅ…!」
あまりの不意打ちに声を殺すのを忘れた。
…完全に遊ばれてる。私は当然、シンジしか男を知らない。けど思う。あまりに上手すぎると。
不安になる。本気で。これだけのことなのに。
いつかその上手さで他の女を喜ばせるんじゃないの…その手で他の女に触れて、その唇で…その心で…。
私に…飽きたら…。別の…。
「…アスカ?」
いつの間にかシンジが私への愛撫をやめている。私は気付かないうちにまた泣いていた。慌ててもう一度腕で顔を覆う。
「…やっぱり…嫌…?」「…違うの…嫌じゃ…嫌じゃないけど…」「…嫌じゃないけど…?」
あぁ…じれったいんだろうな…早く続けたいんだろうな…早く入れたいの堪えて…あたしを“良く”してくれてたのに…。
シンジに悪いと思いながらも…涙が止まらない…。
「…私ね…やっぱり信じられないの。ずっと私のこと好きだっていうその言葉。」「……。」
Hしてて女に泣かれたりしたら…もう続けられないじゃない。
そう思いながらも言わなくてもいい言葉が次から次へと出てくる。
「永遠なんて言葉…。大きすぎて掴みきれないよ。いつかきっとシンジは私から離れていく。そうとしか思えない…。」
続く
アスカ…なんてかわいいんだ!!!
寛容だな、アスカ。
755N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 21:56:28 ID:???
「…正直言うと…僕にも永遠なんて言葉は広すぎて…思いを載せ切れてない。信じられなくて…当たり前だ」「…」
「だから…もっと確実に守れる約束をするよ」「…何?」
「僕 は 明 日 も ア ス カ を 好 き で い る」「…明日?」
アスカが不安そうだ。当然だ。いきなりハードルが下がったんだから。でも…まぁ聞いてよ。
「…明日…だけ?」「うん。まずは明日。そして明日また同じことを約束するよ。次の日も。その次の日も」「…ずっと?」
「ずっとかもしれない。だけどまずは明日だ。今はそのくらいしか約束できない。今の僕は今日、アスカを好きでいることで精一杯だから」「……」
「人の思いなんて高が知れてる。僕にはこのぐらいが関の山なんだ。だけどそうして毎日を重ねていくことだけが…きっと永遠に繋がってくんだ。
今日を大切に出来ない二人に永遠なんてないんだ。だから僕はその日、その時のアスカに全部を…」「一日…一日が…永遠に」
アスカは静かに腕をどけた。目はまだ潤んでいたけど…もう泣いてはいない。
「それでいい?」「…うん。それでいい。私もそうする。でも…シンジ…それでも…思うの…。
“それでもシンジはいなくなる”って。私は…シンジがずっと好きでいてくれるような…そんな子じゃない…」「…そんな…」「それに…私がずっとシンジを好きでいる自信が…ないの…」「…」
「だけど…それでも言い続けて…」「え?」
「永遠なんて無理って分かってる。…だけど…せめて…今だけは言い張って…。ずっと好きだって…。叫び続けて…!」
分かってる。高々14のガキが“この先ずっと”なんて言っても何の説得力もないことぐらい。
だけど僕たちは今すぐ大人になんかなれない。悔しいけど今の薄っぺらな価値観でやってくしかない。
そのときは最善だと思っても間違う場合もある。僕はさっき間違えた。後悔してる。それでも生きていくしかないし。
そして今の僕の最善は…“せめてアスカを一生好きでいよう”ってことなんだ。
「…」
言葉が見つからないのでキスをした。間を保つには便利なものだ。
後で後悔するのかもしれない。この思いが子供じみていたと笑う日が来るのかも。
だけど未熟な僕たちは今に精一杯で…先のことなんか考えてられない。
今の僕にはアスカしかない。僕はアスカに全部を捧げる。14歳の僕の全部を。
うわーお、AEOEシンジですか?このシンジは?
何はともあれ神神です、GJ!
もうね、神かと。仏かと
ば、ばかな!
あのイタモノまっしぐらな展開から
誰もが納得する形で純愛に変化だと!
ありえねぇ!ありえねぇぐらいスバラシイ!!
N3氏ホント天才と思ったよ、やっぱアンタ神だわ

N3氏乙&GJ
>誰もが納得する形で

ここが突っ込みポインツ?
いやもう結果オーライで。LAS的に納得できればそれでオケ。
うむ、少なくとも俺は納得できた。
罵りあいながら想いを通じ合わせるってのは、
エヴァではLASとLMSにだけ許された特権だと思うぞなもしよ。
無論他のカプにもそれぞれの特権があるけど、
今回のこの展開はシンジとアスカでないとできない。
神。マジで神。



だからもう部屋の外は書かないでいいよ……。
上手いよ。収束の仕方は上手いと思う。

でも何か、シンジとアスカがそれぞれ三人づつ位いるんじゃないか?
>>761
バカ言ってじゃねぇ〜よ!扉の向こうの腐れ外道物語を書かなくてどうする!!!!!!
今やっとこの二人は辛い時をへて純愛になってるのに扉の向こうは未だに・・・・・・・・・
みたいな展開がおもしろいんだよ(怒)ヒカリには悪いと思うが。


764N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 23:25:44 ID:???
今、仕上げをしてるところです。放り投げだされたままの話題の回収がメインです。
まだ今夜はあと一つ二つ書き込むかもしれませんが、今晩中に完結はない…と思う。多分明日です。もしくは明後日。
一度に相当数をドカンと落とすことになると思います。
えー…久しぶりにちょっとだけお願いしてみます。よろしければ書き込みの際に年令、性別を添えていただけたら嬉しいです
おい!なんかあまりにもN3氏作品が好評なのか
スレを越え「おすすめLAS小説」スレまで話題になってるぞ。
>765 いや、投下作が該当カプスレで取り上げられたりとか普通だから
767479:05/01/31 23:35:44 ID:???
この板の八百万の神々の中でも類稀な技量に感服しますた。
例のスレでも4ヶ月ぶりに降臨されたようだし、今日はいい日だ…。
>>766
冷たいだね>>766さんはbyシンジ
 
 
                                   ♂    18才

769N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/01/31 23:47:23 ID:???
>>765
出来たらどこのことなのか教えて頂きたいです
いや、書いてあるし
「やめろやめろ!」
「そうだそうだ!」
「それが名門青葉の野球かよー!」
ほんと良いです。

ただ、もし別にまとめる機会があったら、ところどころ一人称の転換が唐突なところがあるんで、
そこの訂正をして頂けたら。
N3氏さんにはこの作品が終わってもまた書いてほしいこのスレで
棒読みさんも、それと今期待してる>>741さんも
なんか天下分け目の戦国時代になってほしい。


>>773
それは狙ってる。
頑張って付いて行け!
>>775
いや、狙ってるのは分かってるんだわ。
そうじゃなくて、明らかに狙いじゃないところでそうなってる部分が
あるんじゃない、ってこと。
777N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 01:28:15 ID:???
>>770
ありがとうございます。すんごい興味深いスレでした。あぁ、楽しかった…。
あそこに私が顔出したりしたらやはり叩かれたりするんでしょうね…。
やっぱやめといた方がいいですよね?
既に肯定派と否定派に分かれて荒れ荒れなんで大人しく引っ込んどいた方がいい。
何はともあれGJ! 今後ともよろしくお願いします。
意見が別れてるってだけで、別に荒れてる内には入らんけどな。
ともあれ作者が名乗るのは、降臨スレか投下スレだけで十分。
あとはどこであれ「出しゃばりすぎ」と見られるよ。
良くも悪くも勢いって感じですね。♂19歳
781N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 01:41:59 ID:???
ありがとうございます。身の程を弁えておとなしくしておきます。
>>773
>>776
具体的にはどの辺りですか。本文長すぎが何度も出たためにかなりの部分を削った
り、逆に単体では少なすぎる部分を何とか苦労して押し込んだりをたくさんしたんで無理が生じてる部分もあるかと思います。
演出を狙っての部分がほとんどですが。
よろしければ教えてやってください。
感想ありがとうございます。以後引き続きよろしくお願いいたします。出来れば年令、性別つきでw
>>779
>あとはどこであれ「出しゃばりすぎ」と見られるよ。

ここでは既になってるし。
年齢性別の要求がウザイと思うのは私だけだろうか。
>>772
「そんなことしてまで勝ちたいのかよー!」
「やめちまえ!」
「ピーピピーピピー!」
「す、すみません…」
「はっきりいってみろ!」
「勝負できないのがくやしくて…」
「なるほど。たしかにここで勝負すればおまえは満足するだろう。
 中野がファールしろといったのにもかかわらずヒッティングにでて
 しまったのもおなじ気持ちからだろう。いまさら中野の失敗の結果を
 せめるつもりはない。しかし、わしはその場のヤジに動揺しうさをはらし
 満足しようとした中野の気持ちはゆるせん!おまえたちの目的はなんだ。
 勝つこと以外になるがあるんだというんだ!いいか、佐野、目さきだけの
 小さな満足感のために試合の大局をわすれるんじゃない!ほんとうの
 満足感というものは試合に勝った者が味わえるものなんだ。」
「……」
「さあ、はやく守備につけ!」
「は、はいっ。」
「ま、まて…」
「佐野、そんなに勝負してみたいか?」
「い、いえ、そんな…」
「ほかの者もそうなんだな!」
「い…いや…その…」
「勝負してこい!」
「……」
「おまえたちのあらんかぎりの力で勝利をとってこい!」
「あ、ありがとうございます!」

「プレイボール!」
>>767
「例のスレ」ってどこのことだか詳細キボンヌ
知っているがお前の服装が気に入らない
>>787
やっぱりよぅわからないんでもっかい教えて。
ちなみに漏れは今全裸
知っているがお前の髪形が気に入らない
>>789
しつこくてごめんだけどもっかい教えて。
ちなみに漏れスキンヘッドに全裸
知っているがお前のアソコの大きさが気に入らない
ニートの俺も応援してます
爆弾ガンバレ
俺も応援してるYO!! 同じくニートだけど(´・ω・`)
浪人生とニートは違うよな!な!
浪人生と言う名の引きこもりはニートと一緒だ。
>>790
お前のアソコに性欲を持てあます。
そこの毛剃ったら、答えを教えてやる!
797N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 18:04:08 ID:???
「…じゃ、行くよ?」「うん…」
アスカはえらく緊張してる。全身を固くして。けど“アスカの”の方はかつてない盛況ぶり。これなら簡単に…。
“ぬるっ…”
「んあっ…!」「…ん?」
僕はゆっくりと腰を動き始めるけど…何か違う。
今までのように身体を震わせるアスカ。けど…反応も…中の感触もさっきと違う…。まだ痛みはあるみたいだけど…。感じてる?
さっきよりは動きやすい…。きついにはきついんだけど…。さっきよりも随分濡れてるからかな?
「気持ちいい?」「…えぇ?」「気持ちいいの?」「……」
アスカは途端に声を殺し始めた。
こういう質問して「ううん、別に?」って返されたら男として終わりだけど。多分これは…。言葉責めって奴?
「…」
アスカは返事をしない。眉をぴくりぴくりと動くのを抑えながら、口を引き結んでいる。
『そういうことするなら…』僕は腰を激しく動かす。
「〜〜〜〜!!!」
アスカはよがる顔を見られたくなくて身をよじるけど…。無駄。正常位だから。少し体重を預ける。体の自由を奪う。それでもアスカは顔を背けてせめてもの抵抗。
激しい動きは両刃の剣。こっちもかなり限界に近づく。4回目だからまだ保ってるけど…。
そういうのもあって今度は動きを止めてみる。
「…え?」「何?」「…」「今なんか言わなかった?」「…」
アスカの腰がもぞもぞと動く。何?僕はその“サイン”は受け取らないよ?口で言え、口で!
期待以上の反応。アスカが…折れた。
「…分かったわよ…」「何が?」「あんたの言う通りよ。だから…」「言う通りって“何”が?」「…」
アスカをいじめるのは楽しい。だけど…多分この辺が限界。これ以上困らせると…本気で機嫌を損ねる。
…いや…。アスカは黙りこくってしまった…。…限度を越したか…?
「…まぁ…今日のところは大目に見るわ…」
…やっぱり普段ならキレていたようだ。けれど今のアスカは普通じゃない。普段なら看過できないことまで受け入れられる。
…ちょっと縮んだ…。
「気持ちいいから…続けて…」
続ける
>「気持ちいいから…続けて…」
>続ける

のつながりにワロタw
>>N3氏
GJ、いいっすね
とうとうチンポで感じはじめやがったな!このエロ女が!

(*´Д`)ハァハァ
処女がいきなり膣で感じ始める。
それが妄想クォリティ。
           _∧_∧
        / ̄ ( ・∀・)⌒\
   __    /  _|     |   |
   ヽヽ   /  /  \    |   |           ,,,,,,,iiiiillllll!!!!!!!lllllliiiii,,,,,,,
    \\|  |____|   .|   |           .,llll゙゙゙゙゙        ゙゙゙゙゙lllll,
     \/  \       |   |           .|!!!!,,,,,,,,       ,,,,,,,,,!!!!|
     | ヽ_「\      |   |、         |  ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙ .|
     |    \ \――、. |   | ヽ         .|     .゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙     |
     |   / \ "-、,  `|  |  ヽ       |               |
  _/   /    "-, "' (_  ヽ  ヽ      .|               |
/    __ノ      "'m__`\ヽ_,,,, ヽ      |               |
`ー― ̄          ヽ、__`/ー_,,,, ゙゙゙゙!!!!!!!lllllllliii|               |
                    \゙゙゙゙゙゙゙!!!!!lllllllliiiii|               |
                      \   ヽ   |               |
                       ヽ   \  |               |
                        |     \.|               |
                        `ヽ、,,_ノ|               |
                              ゙゙!!!,,,,,,,,       ,,,,,,,,,!!!゙゙
                                   ゙゙゙゙!!!!llllliiiiiiiiiilllll!!!!゙゙゙゙
                                /.// ・l|∵ ヽ\ ←>>801
803N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 20:19:27 ID:???
天狗の鼻は少し縮んだようだ。私の中でもちょっと縮んだけど…そっちの方は縮まれると大いに困る。
別にいじめられるのもいいかな、とは思う。可愛がられてるんだし…普段の生活でならごめんだけど…ベッドの上でなら…。布団か今は。
ただそれでも限度はある。あんまり調子に乗るようだと、私の中の反骨心が頭をもたげてくる。こういう時には大人しくしてればいい部分なのは分かってるけど、これも私の一部。私を好きだっていうのならこういうの込みで受け入れてもらわないと困る。
次、頭に乗ったらその大して高くもないシンジ天狗の鼻を頭突きでへし折ってやる。
その気配を察したのか、シンジはさっきから黙々と“自分の仕事”に勤めている。謙虚で良し。日本人はかくあるべし。おかげでこちらは夢心地。喘ぐ自分の声がなんだか遠い。痛みは随分楽…中で粘膜同士が突っ張る感じがないから?かなりヌルヌルだし…。
確かさっきまで処女だった気がするけど…。
誰か言ってたなぁ…司令は女を食い物にしてのし上ったって…。シンジはその息子で…。血筋…?天才なのかなぁシンジは。Hの。
…これ…もしかしたらイケるかも…。
「…ふ…ふっ…ぐ…」「あっ…ンあっ…!んぃぃ…!あぁっ!!」
聞こえるのは二人の熱い吐息だけ。…けどこれはこれで物足りない。
交わす会話といえば『痛くない?』とか『ちょっと体ずらして』とか。こういうもんなの?両方とも黙ってるもんなの?喋らないの?
…言葉なんていらないのかな。
…段々思考が鈍化していく…。あぁ…いぃ…これは…。
と。シンジが身体を浮かせた。「…?」疑問に思う間もなく…。
「〜〜〜〜!!!!!」
息をもつかせぬ快感が襲ってきた。小刻みに激しく腰を打ち付けられ…シンジはもう“終わらせ”にかかってるらしい。
上手くすればホントに…イケそう。
「アスカ…」「…え?」…あぁ…なんか名前呼ばれた?今…?
「あの…どこに…その…」「……んぇ?」…何が?
「いや…出すのを…」「…あぁ…」…精液?えっと…どこだろ…。
中はまずいよね…けど一回出されてるか…だったら…。顔…?そういうのってしたがるもんなの?髪にかけられるのは困るなぁ…。取れないんでしょアレって…。でも…まぁ…。
「好きな…とこで…いい…よ…!んっ…!」「え?」
どうでもいいや。気持ち良ければ。
続く
今日二回も抜いたのに、また勃ってキター
シンジ「俺のかわいいパイナップル。お前に顔射したい気持ちだ」
アスカ「さあ、俺を感じさせてくれ!」
>>805見て萎えてキター
あんあんあん!!!!
しかしケンスケが出歯亀ってると思うと萎えるな
ケンスケは覗きながらシコってるだろーよ
810N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 21:26:52 ID:???
「好きなとこ…」
…夢の言葉だけど…現実に使われると重たい。だって…ハードルの高さを設定するのが自分じゃないか。
もちろんこのまま出したい。OKって言ってるわけだし。
でも。でもだよ?果たしてそれは本心からの言葉かな?やっぱ怖いものじゃないのかな女の子としては…。そこをあえて
『これだけ盛り上がってるところで“外に”って言ったら…テンション下がるよね?初めてなんだし、今回だけは…』
と無理をしてるとしたらどうだろう?
ここは男らしく度量を見せ、身体を気遣って外に…。それが優しさじゃないのか?カッコいい男じゃないの?
…いやしかし!もう遅いって気もするのは確か。だって一回中に出してるし!もう一回出してもかわりゃしねぇと正直思う。実際には一回も二回も同じ、なんていう単純な問題じゃない気はするけど…。
「はっ!?」
もしかして…試されてる?僕の人間性を…。これは…この返答はただの発射箇所を決めるというだけのものじゃないぞ…。
目先の快楽か、相手への気遣いか。人としては後者だ…しかし!…男としては前者だ。
しかも返答期限はすぐそこ!発射シークエンスは現在もなお進行中。停止は…不可!
早い話が“もう出ちゃう!!”
どうする!?

シンジの動きが鈍くなった。だから快感も薄れる。
何?この期に及んで…何のつもり?
「どしたの?」「え!?…いや、何…ちょっと…」
シンジは口ごもる。訳が分からない。物足りない動きで行為は続く…。
………。…このまま終わられると中途半端。…もう少しだったのに。
「あの…」「…何?」「…そうは言っても…外の方がいいんだよね?」「え?」「だから…その…」
…あぁ…そういうことね。
ちょっとおかしくなった。気を使ってくれてたらしい。言葉の裏の意味を勝手に思い描いて。この動きは…何?考えるための時間稼ぎ?それで気持ち良くなくなったら意味ないのに。
ホント間々ならない。相手に理解して欲しくてもされなかったり、今みたくその通りの言葉を額面通りに受け取られなかったり。この勘違いはシンジが優しいからよね?
本音では出したいのよね。中に。だったらそうさせてあげる。…いや…。特別に…。
時には娼婦のように…だっけ?
心配なく思いっ…きり出せるように…乱れてやろうじゃない♪
続く
811N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/01 21:29:45 ID:???
完結は明日です。出かけてきます
こんな時間に出かけるのかよ。
外は寒いぞ。
大人しく続きを書けばいいじゃん。書くべきじゃん。
↑必死すぎ
わら
しかし、たまにはこんなライブ感覚の作者も良いね。
鬱陶しいの境界ぎりぎりだけど。
>>815
俺はアウトだ。
シンジがまた最低に戻ってきているw
ハッピバースデー、デビルシンジ。僕には君が必要だよ。
アスカはまた騙されそうになってるし。やっぱこうでなきゃな。
>>816
俺もだ

>>815
ライブ感覚って(読者が)一度乗れなくなったらダメな模様。
>>817
まぁ〜アスカのこと思ってプレイしてるから
少しはマシだと思う!それよりヒカリ側さぁ〜彼女の事思うと
スルーしてやったほうがヒカリの為だと思う
もしヒカリがトウジ達を殺しても俺なら無罪にする。
>>818
俺もだ。
なんかもうどうでもいいや。
つか、俺は棒読み氏と『ひまつぶし』の続きを待ってるんで。
お早いお帰りをお待ちしておりまする。
禿同
>>819
この場合はトウジ殺しても情状酌量で執行猶予つくと思われ。
そもそも刑事処分の対象にならないだろ、家裁送致で。
これでアスカ・シンジ・ヒカリが
ケンスケとトウジを殲滅するオチがあれば最高なんだが。
もういいんちょたちの話はパロディってことでいいよ
827これまでのまとめ:05/02/01 23:56:25 ID:???
N3爆弾氏作「加害者のボクから被害者のキミへ(仮)」
>>115-118
>>120
>>124-125
>>139-141
>>143-145
>>150-151
>>156
>>175
>>187
>>263-267
828これまでのまとめ:05/02/02 00:01:17 ID:???
>>339-340
>>357-361
>>372
>>382-384
>>393-397
>>426
>>434
>>459-462 (460と461は逆の順番で読んだ方が作者のお薦め)
>>490-494
>>544-548
なんつか、持ち上げる前にわざと落とすみたいなことだってザラだろうに、
投下の最新分だけ見て激発してるレスって、そんなに近視眼でなくても
良いのになと思うよ。
830これまでのまとめ:05/02/02 00:05:01 ID:???
831これまでのまとめ:05/02/02 00:06:38 ID:???
>>829
途中で文句付けるのも何かと思うので控えていた。(煽り耐性低そうだし)
一度終わったから解禁した。
>>832
つまり、お前はここでこの話が終わってもいいって事だな。

 ふ ざ け る な バ カ !
俺の楽しみを奪おうとは、ふてぇ野郎だ!
氏ね!
餅を突け
>>833
心配するな流石にこの程度では煽りの内に入らんだろう。
明日で終わりかー
朝出かけるまえにスレ更新チェック
帰宅してすぐスレ更新チェック
その後寝るまでこまめにチェックの生活も明日で終わりか
ってかこの作品が終わっても新しい作品書いてほしい
ここまで来て・・・生殺しか・・・orz
>>838
まだ棒読みさんがいるじゃないか
>>829
ヒカリパートはどう見ても
>持ち上げる前にわざと落とす
には見えないから腹立つんだが。
これから持ち上げられても胡散臭いだけだし。
>>841
ここからオチをつけることも可能だと思うし、別にそうでなくても腹なんか立たんな。
さぁみんな、更新ボタンを連打だ!
嫌なら失せろや引きこもりどもがぁ!
俺の楽しみを奪うようなまねすんじゃねぇ。
スパシン断罪でも読んでろカスが( ゚д゚)、ペッ 
むしろこの作品のトウジやケンスケ楽しめる人こそスパシン断罪向けだよな
キャラヘイトと大して変わらんもの
N3氏はちゃんとわかって敢えて下方向にキャラ修正しているのだと信じたいけど
でもさすがにギャグとして許容できるラインを踏み越えてる気はする
でもシンジとアスカは超好みなのでがんがってください
ワクワクワクワク
投下あるかと徹夜した漏れはアフォですかね
N3氏の作るキャラは生き生きとしてて良いね
ちょっとトウジ・ケンスケ・ヒカリは生き生きしすぎて暴走した感はあったけどw
落ちLASでケンスケ叩いてる奴らと変わらんぞ
848N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 10:44:44 ID:???
「中でいいよ」「え?」
毛穴が一斉に開く。聞きたかった言葉。けど…そこまでの台詞を口にするのは有り得ないから期待すらしてなかった。なのに…。
が。事はそれだけでは終わらない。
「ううん…中で出して欲しい…」「え…あ…」
毛穴から何か出てくる。現実が想像を超えた。事実は小説よりも…ここまで…ここまで言ってくれるなんて…。
「でも…あの…子…あ…赤ちゃん…」
もはや僕は中に出す気でいる。こんな事言って『それもそうか』ってならないかびくびくしてる。けど…現実は想像を超え続け…。
「…いいの…」「え…」「シンジのなら…いいよ…出来ても…」「〜〜!!」「シンジの赤ちゃん産みたいな…」「〜〜〜!!!!」
アスカは上目遣いで…恥ずかしそうに
「 ね…赤 ち ゃ ん 産 ま せ て ?」
もう駄目。何言われても無理。やめたくないし。やめないし。出してやる。孕ませてやる。そこまで言うんなら。
腰を抱え、ひたすらに。がむしゃらに。突く!突く!!突く!!!
この女は俺のだ。身も!心も!将来も!全部俺のだ!
ワガママを容認される喜び。無茶を受け入れられる快楽。さっきは味わえなかった充実感。
思い切り自分勝手になれる!何をしても許される!ほら…こんなによがって…!
「あっ!あっ!あっ!あっ!」
やっぱり。計算通り。激しく動き出した。これなら…イケそう…。
反応を見てどういう台詞がツボなのか探り探り喋った。そして一番言って欲しい台詞。して欲しい反応をして見せた。
女は身体で。男は心で感じるんでしょ?だったらシンジが私の気持ちいいとこを責めたように、私もシンジの弱いとこを責めてやる。
心の性感帯を。されっぱなしは癪だから。
「…ぐ…アスカ…!」シンジが呻く。
「んぁあぁ…シンジ…!」アスカが悶える。
「…んぐぅ…!!」「…ん…ああああああああああああ!!!!!!!!!!!」
俺は早々と限界を迎えて中に遠慮なくぶちまけ、私はその迸りで身体が意思とは無関係に跳ね上がる。
「…ぅふぅ…」「…あぁ…あぁ…あ…」
反り返る身体を抱き締めながら俺は容赦なく一滴残らず注ぎ続け、私は力なくそれを受け入れ続けた。
「…ぅ…はぁ…」「…ぁぁ…」
俺はアスカの唇にむさぼるように吸い付き、私は成す術なく楽しまれた。
あぁ…気持ち良かった…。
849N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 11:03:02 ID:???
…心地よい疲労と脱力感。このまま眠り込んでしまいたい…。けど…
「…何時?」「…七時…」
実際にはそうもいかない。もうミサトさんが帰ってくる。
「…重たい?」僕はアスカに体重を預けたままだった。「…若干…」我慢してたっぽい声。
もう少しひっついていたいのに…。名残惜しいけど体を起こした。
朝。日が差し込み眩しい位に明るい。夜勤明けにこんな日の差す部屋でよく寝れるもんだ。
「…」
初めてアスカの身体をきちんと見る。
自然光の下のアスカは色の白さが際立ち…胸のふくらみが陰影を作って、体のライン、特に凹凸をより際立たせて…あ。凸った部分で一番凸った部分…。
アスカのイチゴってこんな色だったんだ…。正にイチゴ…。…味はどんなだっけ…。どれ…。
“すぱぁん!!!”
「あいたぁ!」「さ、さんざんっぱら吸い倒したでしょーが!」アスカは真っ赤だ。だけどぶたれた僕の頬も負けずに赤い。
「…いやその…味見を…」「やかましい!さっさと服着ろ!」
はたかれた上に布団から蹴り出され、僕は仕方なく、部屋の隅まで放り投げた服まで畳の上をフルチンで這って行った。
パンツは…ダメだ…。ベトベトのガビガビでとてもじゃないが…。…ズボンの直履きしかない。
「あふぅ…」ジーパンの冷たさがなんとも…。アスカは掛け布団を羽織って中で着替えてる。
…今更何の意味があるのか分からないけど…。多分、女の子的な微妙な心情なんだろう。突っ込まないでおこう。
布団から手が伸びてそこらを這い回り、ティッシュの箱を探り当てると中へと引きずりこんだ。
ティッシュか…。
……。使い道を想像するとまた固くなる…。
さて。
「…」
Hでうやむやになったけど問題は解決してない。流石に死ぬとはもう言わないとは思う。だけど…冷静になった今だからこそ…。
布団の中で格闘してるアスカに意を決して声をかける。
「…アスカ…蒸し返すようだけど…僕…」「寝てる」「…何?」「私は寝てる」「…へ?」
やたらはっきりした“寝てる”という自己申告。こもる声でアスカはなおも続ける。
「私は寝てる。だから当然これは寝言。
私は酔って寝てて一度も起きてない。だから昨夜私の身に何が起こったとしてもそれは私の与り知るところじゃない。それは全部お酒のせい。
だから二人の関係も昨日と何も変わらない」
850N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 11:04:21 ID:???
「………」
…えっと…。
「…かなり色んなことされてたけど…」「お酒飲んでたから起きなくても仕方がない。」「大声出してよがってたのは…」「イビキね。間違いないわ」「起き上がったり…腕を動かしたり…目も開けてたけど…」「寝相が悪いのね。夢遊病の節もあるの」「…はぁ…」
どうあっても押し通す気らしい。まぁ…本人が“これだけはっきりと『 今 寝 て る 』と言ってる”んだから起きてたってことはないだろう。
…色んな解釈が出来ると思う。
『あれは気の迷いだった。なかった話で』とか『何も気にしなくていいのよ♪これからはラブラブな方向で』とか『犬に噛まれたと思って忘れるから二度と蒸し返すな』とか『あんたみたいのとの関係は酔っ払ってたっていう言い訳でもないと自分を納得させられないの!』とか。
…最後のが怪しい…。
要は寝てたっていう体を保ちたいんだろう。そうホイホイ今夜のことを持ち出すなと。言い訳にもなってないけどね。
「ふぅ…」
アスカが布団の中からようやく顔を出した。目を閉じて。長い髪は乱れているけど…それがまた魅力的だ。
「ねぇ…寝言でいいから返事が欲しいな」「これは寝言だけど…何?」「今はまだ寝てるんだよね」「寝言だけど…そうよ」「何しても分からないんだ?」「寝てるからね」「キスしても起きないかな?」「…」
最初に戻ってしまった気はする。寝てるのをいいこと。だけどキスならまだいいんじゃないの?“好き”と“ヤリたい”の要素を兼ね備えたライトにもディープにもなり得る人類最高の発明。愛情表現の決戦兵器。
「…いいの?眠り姫はキスで目を覚ましちゃうのよ?」「もう起きてもらわないと困るんだよ」「…起きなきゃダメっていうんなら仕方ないわね」「そう…起こさなきゃいけないから仕方ないさ」
まだ僕たちにはキスをするにも理由や言い訳が必要なんだ。お酒の力を借りないと素直になる勇気がない。だけど今は…それでも…。
“ちゅ…”
僕はアスカに口付ける。目覚めのキス。唇を重ねるだけの、少し長めのキス。
「おはよう。アスカ」
唇を離してからややあってから…アスカが目を開けた。
「…おはよう。シンジ」
僕の眠り姫は目を覚まし、二人の長い夜は終わった。
続く
【やめて】LAS職人N3爆弾氏に告ぐ【ぶつん】
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1107309903/
>>851

作者に頼まれてもいない。
誰もそんな方向にと議論を重ねていったわけでもない。
そもそも2ちゃんねるの削除規定に触れている。

おまえ、Arcadiaあたりの住人だろう。
とっとと削除依頼だして来い。
>>852
あんな駄スレ立てるクズが削除依頼なんて殊勝なことできるわけないだろ
ってことで、喪前が出して来い
・・・俺?俺は・・・出し方知らないんです・・・orz
ボケ一人のせいで、一気に気分が悪くなったな。  ゜д゜)、ペッ!!
あ〜、なんかすっかり忘れてたが・・・とりあえず、N3さん乙です!
うむ。あまりの屑野郎のせいで気分が悪くなったが、N3さんにはお疲れ様の一言だ。
エロ行為に触れる描写が減ってきててちょっっと寂しいが、
自分自身既に興味の大方がエロ行為よかこのアスカとシンジの顛末に向いちゃってるので
実に微妙だw
N3氏乙です!
色々言ったりもしたけどやっぱいいですわ、あなた。GJでした。
ゴミは無視の方向で。
どう収拾つけるのかと思ってたけど、こういう終わり方か。うーむ。
作者本人が期待するなみたいな事言ってたし、それに従わなかった我が身の不覚であったという事か。
一応続くって書いてあるんだけどな、長いエピローグだって言ってたし
860N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 12:14:51 ID:???
アスカは髪を梳いてる。
僕は落ち着かず隅っこでもじもじ。髪型を整えるアスカを鏡越しに伺う。
…まだ僕の汁、中に残ってるんだよなぁ。思いっきり出したんだよなぁ。後のこと全く考えず…。…本当に出来たらどうしよう…。
「…アスカ」「何よ」「…その…」「?」「…垂れてこない?」「…。…!」「痛い!痛いから!」
ふわっとした物言いから意図を読み取るのに少しかかったが、察すると同時に物を思い切りぶつけてくる。
「…いい?寝てる間に何があったか知らないけどそれを起きてる時に持ち出すんじゃないわよ!」「うん…でも…」
ふざけるのもいい…けどこれだけは言っとかないと。
「…ごめん」「……」
アスカは返事をしない。当然だ。けど僕にはこれで精一杯。
「…何をしたか知らないけど…」「え?」「謝るような事したならもうそんな事しないようにしなさい」「…うん」
「…もうしないでね」「うん」「ならもうこの話はおしまい!何の事かわかんないし!」「…うん」
ありがとうアスカ。大事にするよ。君の事。
「さてシンジ」“いつものアスカ”が振り向いた。
「…どうにかなる?」「…」
その質問には主語がない。けど意味は分かる。
僕は絶望的な思いで周りを見渡した。

この部屋だけで既に無理。今から寝ようって布団はビチョビチョ。畳は僕の“汁”で香ばしい。
リビングなど僕らが散らかした酒、料理、お菓子、等々でその惨状たるや…。さらに流し、洗面所はおろか床にまで☆♪▼が巻き散らされているという念の入り様。その匂いは少々のことでは…(二人は知る由もないがトイレには○×△が零れ落ち、塗りたくられている)
これだけでもうダメだが…。
「…まだあるんだ」「…これ以上何が?」「一番まずいものがないんだ」「…まさか」「僕たちはあまりに酔っ払ってて…最大の原因は綾波なんだけど…。
ミ サ ト さ ん の ビ ー ル は 一 本 も 残 っ て な い」
アスカは黙った。そりゃ黙る。死ぬか生きるかって話がようやく終わったのに今から全員死ぬんだから。
「…仕方ないよ。どうせ死ぬんだしもう一回…」
思わずさっきと同じことを言ってしまう。だけどアスカはじっと考え込んでる。
「…シンジ。
本来全員が死ぬはずの状況で一人の犠牲で他が助かるとしたらそれは割のいい話よね」
>本来全員が死ぬはずの状況で一人の犠牲で他が助かるとしたらそれは割のいい話よね」

アスカは「人命は星よりも重い」というアニメにありがちなお題目を黙殺できる、
精神的に大人なキャラだったことが判明しました。
862N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 12:31:39 ID:???
「良かった…良かったなぁ…二人とも…!」
俺は感動の涙を禁じえない。
二人は憎み、裏切り、罵り、傷つけ、殺し合い、曝け出し、認め合い、求め合い…そして結ばれた。
おめでとうシンジ…おめでとう惣流…いや“アスカ”。ずっと好きだった。出会った時から。けどお前の隣にはシンジがいて…届かないと思った。シンジは親友だしな。トウジも…好きだったみたいだし。
3人の関係が悪くなると嫌だから我慢してた。お前らの関係が進まないことに少し安心しながら。
正直、今夜も気分よく見れてた訳じゃない。けど…。
もう…認めるよ。
“ぼごっ!”「ぐっ…!」“どがっ!”「ぎぇ…!」
トウジも…新しい恋を見つけたみたいだしな。
「あ…あぉお…!!ぐげはぁぁ…!!!」
「この…変態!変質者!あんたなんか…あんたなんかぁ!!」「あぁ…えぇ…ごっつええ…!!頭おかしなりそや…もっとや…もっとしばいてくれぇ…!」「ええ、やってやるわよ…お望み通りやってやるわよぉ!!」
委員長はトウジのジャージを着て、全裸のトウジを金属バットで狂ったように殴打している。血だまりの中でトウジは激痛に悶絶しながら、別の意味でも身悶えている。
…ありとあらゆるプレイを一晩で経験して行き着いた究極の快楽はそこか。そっち行っちゃったか…。
「あんたみたいな屑を好きだった私が馬鹿だった…!何が優しいよ…どこに優しさの欠片でもあるっていうのよ!!」
「…堪忍や…堪忍してくれ…お前の痛みをワシに…ワシに教えてくれぇぇぇ!!」…腕ってそんなに二つも三つも関節あったか?
「アカン…肋骨が肺に…げぼぉっ!!」…凄い量を吐血してるけど…。
「…あぁ…死ぬ…死んでまぅ…殺さんといてくれ…いやむしろ殴り殺してくれぇええ!!!」
「言われなくても殺してやるわぁぁぁぁあ!!!」
委員長…お前も…もう…。
「あああああ!!!!大好きやヒカリぃぃいいいい!!!殺してくれえええ!!!!」
「私も愛してるわ鈴原あああああ!!!!死ねええええ!!!!!」
「…ぎ。ぎゃああああああああああ!!!!!!!」
おめでとうトウジ。おめでとう洞木。愛に決まった形なんてない。俺はそういうのアリだと思うぜ。心から祝福するよ。
ただ…二度と話しかけないでくれよ☆お前ら両方狂ってる。今日から他人だ♪
俺も新しい恋を見つけよう。
863N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 12:33:07 ID:???
撮影終了!
俺のぷろじぇくと○っくすも完成だ。後はこれをヤクザに売って小金を稼がせてもらうぜ。
お前らはミサトさんに殺されるだろうが心配はいらない。後は任せろ!4thチルドレン相田が地球の平和を守ってみせる!俺か?すぐ帰るさ!巻き込まれるのはごめんだ!勝手に死ねよ!ありがとな、みんな!
「へぇ〜ら〜♪てぇ〜らぁ〜♪たびは〜まだ〜…」
俺がエンディングを口ずさみながら逃げ支度を終えようとしていたときのこと。襖の向こうから…
『本来全員が死ぬはずの状況で一人の犠牲で他が助かるとしたらそれは割のいい話よね』
『そりゃね』『その一人っていうのはどんな奴がいいと思う?』『…気持ちとか抜きにしたら…役に立たない奴かな』
『例えば?』『…みんなが困ってるとき、見てるだけの奴とか…何もしない奴。あと卑怯な奴』
『そう――…“ 昨 夜  ず っ と こ の 部 屋 を 覗 い て た 奴 ”とかね』
……………え?
“ すぱぁん!”
猛烈な勢いで襖が開いて…
「…何してんのアンタ?」「え、いや…」手にギターを持ったアスカが出てきた。続けて
「相田ぁ…」「…へ?」
委員長がねじり曲がった血みどろのバットを担いでこっちへとやってくる。
「あんたにもお礼しないとね」「ま、待て!復讐ならトウジに…え?」
トウジは…射精したままびくりびくりと痙攣し、白目を剥いて動かない。
「私ね…鈴原のこと愛してるの。殺したいくらいに。犯されてるうちに気づいたの…だから殴るのよ?…バットで…」「〜〜!!??」
まずい。凄い笑顔だ。まずい。これはまずい。本当にイッてる。壊れてる。駄目だ…理屈が通じない。
「…い、いや…だったら殺しちゃえよ!俺はそれからでも…」「ホントに殺したら愛し合えないじゃない…。これ以上は死ぬわ…。だから…アンタを…そうしたら二人は永遠になれる!!」
「何言ってるか全く分からん!」「この愛は二人だけのものよ!!!分かるわけがないわ!!!」「そう。その通りよ洞木さん」「え!?」「愛はいつも二人だけのもの」
目は…白目の部分まで泣き腫らして真っ赤。包丁を手に満を持して…ウサギ参戦。
続く
このへんはながちゃんのとこの作品に酷似してるな〜!爆笑
トウジサイドはやはりこの手の逆転オチだったか。
866N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/02 12:43:31 ID:???
「ウサ…いや綾波?」「貴方がいなければあの人は死なずに済んだ。もう二度と温めも…冷たくもしてくれない」「人って…」
冷蔵庫が倒され、滅多刺しにされた上にコードが切れている。そら冷たくもならんだろけど…。
「ええぇ!?お前には何もしてないだろ!?あのコード切ったのもお前だろ!?物!アレは物だから!」
「そう…そしてそこまで追い込んだのは貴方!」「分からん!」
綾波もいよいよやばい。この中で一番イッてる。誰か…誰か助けは…。
ペンペンはもう動かないトウジのまぶたをつついてる。…目玉食う気か…!所詮鳥!
「シン…シンジ!」
シンジは各部屋を見て周り、ぶつぶつ呟きながら考えている。そして俺の方を向いてひどく残念そうに
「さよならケンスケ」そんな!
「…さて」「ひっ…!」
三人が俺へと近づいてくる。それぞれ洒落にならないものぶら下げて。駄目だ。逃げないと…。でも…足が…震えて…。
いけなかったのか…?お前らが苦しむところを見て悦んでたのがそんなに…。け、けど…何もしてないだろ?実際には…。それなのに…なのにどうして…!
怖い。死にたくない…。目の前がぼやける。訳の分からないものが見える…。
…これが…走馬灯って奴か…?あぁ…。
……。………。
…い、いや…違う…!これは…何だこれは!?
…兵隊…たくさん人が死んで…翼が九つ…赤い巨人に…。…あ、綾波…たくさんの…!?…人が…人々が溶けて…。
なんだ…これは走馬灯じゃない!これは…このビジョンは何だ!誰の…!
空が赤い…海が赤い…何だよ…何で俺にこんなものを見せる…!?こんなこと知ったって…俺には…何も出来ないんだろ!?
だって…4人目は俺じゃなかったんだから…!
『どこまでも傍観者だった君だからこそ見せる』
だ…誰だ…誰…
『死の間際に…この未来を』
何だよ…そ…これは…。…世界が終わっていく…?
白い砂浜に…二人…。アレは…。
「…。…!?」
唐突にビジョンは終わった。目の前にはさっきと同じ地獄が待ち受けている。
「や、やめてくれ…!は、話を…!」
駄目だ。今は死ねない。伝えなきゃ…回避できる…知れば…サードインパクトは回避…
「見てたなら知ってるでしょ?“やめて”って言葉の空しさ」「や…それは…」「死ね」
そして俺は終わった。
室井さん聞いてくれ!どうして現場に血が流れるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!
現場=布団
何も反応がないとは珍しい
ダメ展開だからでは?
まあ、目を突っついてるペンペンにはちょっと笑ったけどな
俺はオーラス待ちですよ。
ちょっと無理矢理過ぎる展開になってきた希ガス。
でもはじめのほう〜首締めあたりまでの展開は見事だった。
無理やりでも何でもいいからハッピーエンドキボンヌ
と思ってたからGJ!!
あぁ昨夜から何度リロード押したことか・・・
ここまで来たら綺麗に着地を決めてもらえるのを願うばかりだ
「一人の犠牲」でペンペン→焼き鳥を想像した漏れ
俺の中ではこの作品は既に完結してる
今やってるのは多分夏の夜の夢
完結というか、終わってるだけでは。
風呂敷の畳み方に四苦八苦してるな。
つか生贄にするならここで殺っちゃあかんだろ
死人に梔子
てか、この面白さがわからない藻前らは全員イッテヨシ!!!
と酔っぱらって帰ってきた俺は素直にそう思う。
>てか、この面白さがわからない藻前らは全員イッテヨシ!!!
そういう言い方は無いんじゃね?

N3爆弾氏の作品が気に入らない奴はいると思うけど、
それはこのスレが暗黙の了解的にエロ甘LASスレっぽくて
投下する作品にもそれを期待してたんだと思う。
住人の中にはスレ違い的な作品に拒否反応してるだけだと思われ。
暗黙の了解とかはどうでもいい。
面白いかどうかも個人の感じ方の違い。
問題とすべきはストーリーとしての完成度だが・・・
>>883
それを言うなら、N3の「ヤリタイ男と分裂な女」の完成度はエラク低い。
>>882
たぶんそれだよね
シンジとアスカの甘エロを期待してたら、なんだかイタモノ風味だしトウジ・ケンスケ・ヒカリがやたら目立ってたりと
でも漏れは全部含めておもしろかったと思うけどなあ
つーかつまんねーなら見に来なくするなりあぼーんするなりすりゃいいんじゃねーの?
それじゃだめなん?叩いてる人たちは
2chに投下しといて、まんせー以外の感想は許さねぇ、てのが無茶
888N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 01:51:41 ID:???
その後のことを少し。
ちょっとしてからミサトが帰ってきた。色んなもので汚れきった床。二度と使えなくなったトイレ。証拠隠滅のために布団を燃やして他にも引火し、2ndインパクトからこっちの思い出の品々は全焼。冷蔵庫は完膚なきまでに破壊され…後に判明する4th最有力候補は重体。
そしてビールは全滅。これが決定打。
私達はミサトが何か言い出す前に『こいつが犯人』と、“それ”を差し出す。
『何この呼吸する肉塊?』『間接を全部逆に曲げたので分かりづらいけど相田よ』『彼が全部やりました』『間違いありません』
『昨日の掃除当番誰!?』と怒る教師に男子の名をチクるかのごとく、女三人があっさり答えた。
幸いミサトは部屋の隅でシンジとペンペンが『僕は…僕は何も悪くない…!あんな…あそこまでされるなんて思わなかったんだぁぁ!』と(((( ;゜Д゜)))ガクブルしてるのには気付かず、黙って“それ”をルノーに押し込み、どこかへと走って行った。
それ以来相田が一度も登校してないのと、相田の父親が出勤しなくなったのと、相田の自宅が家財道具ごと売り払われたのは余談だ。
1 FOR ALL ALL FOR 1…相田。みんなの罪を全部抱えて一人で逝った…貴方の事は忘れない。
ってゆーかすっきりしたー♪やっぱシンジに対して鬱憤溜まってる部分あったわけよ!だけどそれをシンジにぶつけるのってかわいそうじゃん。ほら、私シンジ愛してるし?

「ただいま〜」「クぁ〜」「おかえり〜」
家に帰るとペンペンが玄関まで出迎えてくれた。アスカはテレビの前で寝そべったまま。
前の部屋には住めなくなったので隣に移ったけど、造りが同じなので別段不便は感じない。
「病院どうだった〜?」「委員長が来てたよ。もうすぐリハビリ始めるんだって」「毎日ヒカリも大変ね〜」
せんべいをかじりながらのその声は心底どうでも良さそう。もう少し心配してあげてもいいのに。
と。寝転がったアスカのお尻に目が止まる。
「……」
…色んな感情が生まれる。気になるけど…どうなるもんでもない。
アスカはペンペンとチャンネルを争うも、妙に強気のペンペンに渋々リモコンを渡す。なんかこの頃アスカとペンペンの力関係が変だ。
二人の関係は昨日のまま。
その通りだった。全て…という訳じゃないがほとんど変わってない。良くも悪くも。
889N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 01:56:11 ID:???
あの夜のことは全く責められてない。けど分かり合い進展したはずの関係も元のまま。
最初は夢のような生活が幕を開けると思ったんだ。好きな者同士が一つ屋根の下で、保護者は留守にしがち。邪魔者は鳥一匹。あんまり邪魔なようなら食っちまえばいいんだし。
ヤリたい放題♪そう思った。だけど…。
話しかけるとアスカは“不自然なくらいに自然に”話をする。けどミサトさんがいない隙に『好きだ』とか『もっと話を』とか言うと話を逸らしたり、すかしたり。思い切って手を握ってみたら、静かに手をどけられた。ショックでそれ以上の行動には出られない。
トウジもケンスケも学校に来てないからすることがなくて、一日中アスカを見てた。本当に普通。授業受けて、弁当食べて、委員長達と喋って…。まるであの夜がなかった話みたい。
あれが夢じゃないって分かるのは、アスカがしばらくの間早歩きが出来なかったことぐらいで…。まぁ今日からは体育にも出てたから身体はもう大丈夫みたいだ。
その他のことでは、ミサトさんのビールには封印が為され、勝手に破ると強烈なペナルティーが課されることになったり、僕らがお酒を持ってないかの抜き打ちチェックも行われるようになった。
その過程で僕のエロ本が発見されるという二次災害もあったが…それに関してはミサトさんは殴りたくなるくらいにニヤニヤしながら返してくれたけど。お陰でお酒を隠し持つのは無理になった。
“じゃ〜…”アスカはさっきからシャワーを浴びてる。その事実だけでも色んな下心が刺激される。
あれだけのことをしといてプラマイ0なんてツイてるとは思う。だけど…正直とても淋しい。
今まで通り。最初はそう聞いて嬉しかったけど…もう、今まで通りじゃ物足りないんだ。
アスカの気持ちを…身体を知ってしまったら…前みたいには暮らせない。
目の前を薄着でウロウロしてるのは、“自分の人生とこういう風に関わってることの方が不思議なくらいの本当なら口も聞けないような雲の上の美少女”じゃなくて“ヤレてしまったって別段何の不思議もないいやらしい肉体”なんだ。
“好き”と“ヤリたい”の違いなんて話をしたけど…今はかなり切羽詰ってる。ヤリたいが9割以上。けどこういう身勝手な衝動がアスカを傷付けた。
だから実際の行動には起こさず、右手をシェイクしてなんとか誤魔化しているけど…そろそろ限界近い。
890N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 01:57:30 ID:???
アスカはまだシャワー。…はっきり言って長い。
扉の手前まで近付いてみる…。アスカの影が映る…。
「…(ごくん)」
入ったりしたら…怒られるよなぁ…。
「アスカ…」『…何?』
…声をかけてみる…。曇りガラスの向こうから若干緊張した声が返った。
「あの…これだけ話題を避けてるわけだから…して欲しくない話題だっていうのは分かってるんだ。だけどさ…。
もう…我慢できないんだよ…。」『…』
頭に血が上っていく。何を…何を急に…。どうする気だ?
「…アレ以来アスカのことしか頭にないんだ。ずっとアスカを見てる。無視されてるわけじゃないけど…。
でもやっぱり辛いんだよ…。一度ヤッちゃったからさ。どうしても下心持ったまま生活しちゃうんだよ。
よく…分からないんだ。理由が…。それが…分かれば少しは落ち着くと思う…。」
『人が…風呂に入ってる時にする話なの、それが?』
「ごめん…でも…こういうときでもないとアスカ逃げちゃうから…。あの…あの…アスカ…」
いよいよ…いよいよ分からなくなってきたぞ…。
「好きなんだよアスカ…!お願いだよ…捨てないで欲しい…。もうアスカに優しくしてもらえないと耐えられないんだ…。
もう…眠るのだって辛くて…一日最低でも3回はアスカで抜かないと…!
…あ」
口に出してからしくじったことに気付いた。アスカのことをどれだけ好きかってアピールしようとして言葉を探したのはいいけど、なんでそれに自分の手淫の話を持ち出す?
『僕、アスカをオカズに3回コイたんだ!』
こ れ で 落 ち る 女 が ど こ の 世 界 に い る ん だ !!!
続く
891N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 01:58:28 ID:???
案の定アスカは引っかかってきた。
『…3回?』「あ、あぁ…これは…その冗談で…その3回は言いすぎたって言うか…」
そういうことじゃない。回数の問題じゃない。あぁ…駄目だこりゃ…。ぐっばいアスカ。君の事は忘れな…。
『…それだけ?たった?』「…え?」
……?
「いや…最低…ってだけで…本当はもう少し…」
『あたしはアレ以来毎日シンジで最低7回はしてるけど』
………………。
毎   日   7   回   !!??女って凄い…!いや…そこじゃ…そこじゃなくて…!
『ミサトが今日遅いの知ってる?』「え?」『多分帰ってこないわよ。昨夜私がシンクロ率の新記録叩き出しておいたから。それについてリツコさん達と検討するらしいわ。
二人っきりね』
「…そう…なんだ」
『あたしが何でこんなに念入りにシャワー浴びてると思う?』
「…えっと…」
『今日から体育にも出れたの。…ちょっと昨日までは痛みが残ってて…あと…少し菌が入ったみたいで…けどそれも治った…』
「あ…それで…」
『まぁ…だからってあんたみたいのと私がどうなるわけでもないけどさ』「…」『シラフなら…ね』
「……え?」
『ペンペンの部屋にお酒隠してもらってるから。』「あ…。ああ!ああ!ああ!」
全部…飲み込めた。
『全く…野暮にも程があるわね。もうすぐって時にこういうこと言い出して段取りぶち壊すんだから。何が3回よ…』
「ごめん…ごめんアスカ…!僕…周りが見えてなくて…その…」
『まぁいいわよ。そういうの承知であんたなんだし。…ね。シンジもうすぐ上がるから…。
  … 部 屋 で 待 っ て て 」
続く
892N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:00:29 ID:???
僕は猛烈な勢いでUターンして部屋に戻ると、鳥類に対して最大級の敬意を込めて敬礼を送るという霊長類として恥ずべき行為を胸を張って行い、お鳥様はお部屋の中からよく冷えたいく本かのお酒を差し出して下さり、あまつさえ卑しき私めなどに大して
『力抜いていけよ。訓練どおりにやればいい(訓練→オナニー)』とでも仰るかのようなやさしい声をかけて下さりました。
『クェ!』と。
すみません!邪魔なら食おうとか考えてました!
…明日の夕食は…秋刀魚といわずトロでもブリでもなんでも食べさせるよ…だから今夜は耐えてくれ…!
僕はカップラーメンをペンペンの足元に叩きつけ、ツマミ代わりにナムルと福神漬けを持って、早足で部屋へ急いだ。何も急ぐ必要はないのに…。
お酒がおいしいなんてことはまだ思えない。今はただ酔うために。もしくは酔っ払っているという口実や言い訳のために飲んでる。
正しい楽しみ方とは思わないけど、これもまた酒の一つのあり方なんじゃないのかな。
『俺は酒が飲める!』『あたしだって飲める!』
二人は自分が大人だって言いたかったんだろうけど。酒飲めるのがカッコいい。酒飲めるのが大人なんて考えを持ってるうちはまだ子供なんだよね。
ま、これこそが正しい未成年の酒の楽しみ方ってことで。
僕は部屋を片付け、テーブルや座布団を用意してアスカを待った。
部屋とだけ聞いたので僕は自分の部屋に、アスカはアスカの部屋に戻ってお互いに2時間以上やきもきと待ち続けたことは余談だ。
ま…その後は君たちの期待通りだったしね♪
終&続
エピローグへ
乙。今夜はここまでなのかな?長くなってますな。ご苦労様。
実は俺の中でポイント高いのはこのペン2な気分。

ところで>>882>>885
それ、理解あるフリをしつつも批判の声を「スレ違いへの拒否反応」という作品外の理由に追いやってるだけしょ。自分の中の作品まんせーを守りたいのだろうけど、ヒトが書いた内容を完全無視して曲解するのはどーなのかと。色んな感想があって当然だと思う今日この頃ですよ。
おお!完結っすか?
イイ展開なってきますたGJ
>>893
批判ってよりも叩きになってきてたからね
叩きになってても同じことだと思うが。
結局は批判の強いものがそれなんだから。
897N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:26:35 ID:???
ここまで読んで頂いてありがとうございます。今から最後の投下を始めます。
長いです。大量です。今回は途中にあえて“つづく”を入れてません。ひとつなぎの場面です。
終わるときには“終”と打っています。
お断りしておきますが、蛇足の可能性があります。いらねぇな、このエピ…と思われる方は別個の作品だと思ってください。
ただ、このエピが書きたくて書き続けてました。
それでは投下を始めます
898N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:27:47 ID:???
『あたしに言わせるとこっちのビールは飲めたもんじゃないわね!』
「そう言ってから何年経つかな。14年?」「今年で15年」「倍生きたんだなぁ。あれから」「色々背伸びしたこと言ってるわね」「結局、あのとき初めて酒飲んだんだろ?」
「…いいえ。あのとき既に血管の中、ビールが流れてたわ」「まだ言ってるし。体の中シュワシュワしそうだなぁ…。酒の力借りないと回らないことばっかだよ、今は」
「だからってソムリエになるっていうのは行き過ぎてない?」「いいだろ、どんな夢持ってたって!」「いいわよ〜若いなら。独り身なら。安定した収入があるんなら。でももう全部違うじゃない。これからは口出しさせてもらうから」
「その言い方だと今まではしてなかったみたいに聞こえるけど…」「稼いでもらわないと困るのよ!」「分かるけどさ。もうしばらく待ってよ…」
「働きもせず、勉強もせず。よそで他の女に手ぇだしまくって…。その度に『本当に愛してる!』の常套句と得意のSEXで解決。そのくせ人がちょっと他の男とアレしたときには…」
「俺は体だけじゃないか!お前の場合は完全に心ごと行ってただろう!」
「またその理屈!だから自分の方が罪が軽いとでもいう気!?あたしは少なくともアンタに迷惑掛けてないわよ!!あたしがどれだけあんたの尻拭いしたと思ってんの!
 身元引受人、連帯保証人…通帳、印鑑ごといなくなったこともあったわね…」「…」「貸した金、死ぬまでに全額返してもらえるんでしょうね」「…」
「1千万超えた辺りから催促しなくなったから調子乗ってるでしょ。教えようか?借りてる金額。あたし覚えてるわよ?」「やめて…心臓止まるから」「死んでも稼がせるからね。実験に使って」「死んだときぐらい楽にしてくれよ…」
「…ねぇ。NERVに戻ってよ」「…その話は済んだよ」
899N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:28:35 ID:???
「借金なんてすぐ返せるよ?」「あれだけ借りてもびくともしてないんだから、稼げるのは分かる」
「ううん…本当は借金なんてどうでもいい。私一人じゃ回らない部分も出てきてるの」「じゃあやめろよ」「…1stも、鈴原も、渚もいなくなって…。6thはほら…ああいう子じゃない?7th以降は論外として…。あたしまでっていうのはさ…。誰か残らないと」
「…悪いとは思ってるよ。全部投げ出して…。でも…」「ううん、楽しいことは楽しいの。好きなだけ金かけて誰に制約を受けるわけでもなく好き放題に動けるのはあそこぐらいだし。技術屋としては天国よ実際。そこはあたしの勝手。
けど、司令が変わって…戦自の発言権が拡大して…」「それがあるべき姿だよ」「権謀術数が絡むと…女の私はなめられてさ」
「…俺一人戻ったところで何も変わらないよ」「まさか本当にそう思ってるわけじゃないんでしょ?」「…」「ワインの勉強はNERVに戻っても出来るじゃない」
「…ソムリエっていうのは確かに地味な仕事だよ。自分で何かを生み出すわけじゃないし、誰かを救うわけでもない。
けど初めて心からやってみたいと思ったことなんだ。片手間にはしたくないんだ。その程度の重みにしたくないんだ」
「知ってるわよ。どれだけ必死に勉強してたか。ずっと見てたもの。でも…」「…今は戻りたくないんだ」「…わかった。ごめん。もう言わない」「いや…。アスカが辛いのは分かる」「怒った?」「怒ってないよ」「ごめんね」
「…もし、本当にダメなときは言ってよ」「どうする気?」「 ど う と で も す る 。腐っても“ゼーレ”だし。まずは話をする。それで解決しなかったらお偉いさんの大事な人や、原発なんかに“悲しい出来事”が起こるだけのことだよ」
「…かなりのパワーゲームじゃない…」「俺だって力技は好きじゃないよ。でもアスカにあんまり面倒かけるようならそれはもう僕の敵だ」「…段々、お義父さまに似てきたわね」
「視力落ちて目つきが悪くなってからは特に。メガネかけるようになってからは殊更に…親戚回りしてたら嫌ってほど言われたよ。みんな不愉快そうな顔でさ」
「あたしが言ってるのは中身よ」「…」「シンジの家って名家だったのね」「…“碇”の方はね。“六分儀”の方はろくでなしばっかだよ。俺含めて」
900N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:29:19 ID:???
「…お義父さまにも見てもらいたかったね、結婚式」「…もう少し粘ればな。別段来て欲しくもなかったけどさ」「よく頑張ったよね」「…余命半年が7年だからな。…あの人なりに生き切ったんだろ」
「…ね。見て」「…前から気になってたけど。何その指輪?」「似合う?」
「サファイアかな?結納のときからしてたよな。まぁ、俺があげた婚約指輪は安物だからって思ったけど…それだって大して…」
「ううん。あれはあれで凄く嬉しかったの。シンジがあの指輪買うために汗だくになってバイトしてたの知ってたから。あのときの涙は芝居じゃないよ?」「じゃあ何?」
「これね…。お義父さまに頂いたの」「…親父に?」「お義母さまの形見なんだって」「…母さんの」
「初めてあげたプレゼントだって。人のもの盗んだり、人の金を奪ったりして生きてたけど、この指輪だけはそういう風にしたくなくて、初めてちゃんと汗水流して働いて買ったんだって。
自分にはこれが精一杯だったけどって…。同じだね、シンジと。」
「…随分、饒舌だったんだな、あいつ。俺には母さんのことも何にも話さないのに」「もう自分には何もあげられるものがないからせめてこれをって。安物ですまないって」
「…俺には何か言ってた?」「“何でもいいから早く就職しろ”って」「…ほっとけよ…」「…あたし、本当に貰って来ちゃった…。でも…。ねぇ、これやっぱりシンジが…」
「…いや、アスカが持っててよ。多分それが一番いい。父さんも、母さんもきっとそれを望んでる。もちろん俺もね」
「…でも。お義母さんのもの、何も持ってないんでしょ?それこそ写真すら。それにコレはもう、お義父さまの形見でも…」
「いいよ。そういうのは全部心の中だから。それは将来、アスカが俺たちの子供か、その結婚相手に渡してあげてよ。それまで…預かっててやってよ」「…シンジ」
901N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:30:38 ID:???
 “…ちゅっ”
「…今のキスは?」「キスに理由を求めるような野暮な関係だったっけ?」「キスはいつだって野暮なもんだろ…」「赤くなってるね。」「酒が残ってるんだよ!」「…お義父さんのこと…許せる?」
「…あの人のした仕事には敬意を払ってる。男としては…少し分かる。だけど…まだ許せるようになるにはもう少し時間がいる。
 父親としてのあの人が何を考えてたのかは…まるで分からないな。俺はまだ父親じゃないから」
「…あと半年だね」「…親になるんだな。俺ら」「ずっと子供なんて欲しくないって思ってた」「俺もだよ。親に愛された覚えがないからな」「一度も避妊しなかったくせに…」「…」
「中3の“あれ”以来…ただの一度も避妊しないで平気だったのに、結婚決めた途端に“命中”って…」「…不思議だな。」「あたし本当は…もう駄目になっちゃったのかなって…怖かった…。…待っててくれたのかな。あたし達がちゃんとした形になるの」「誰が?」
「生んで上げられなかった…あの子…」「…そうかもな」「…うん…」
「…いいの?惣流姓残さなくて。別姓にも出来るのに」「いいよ」「こういう形式に拘るのって嫌いじゃなかった?」「これは話が別。私があなたと同じになるっていう儀式なんだから」「…同じ、か」「…これからは“碇”って呼ばれたらあたしのことかもしれないんだね」
「そりゃね」「明日からは“碇 アスカ”か。名前が変わるって凄いことだね。」「そうかな」「分かんないかなぁ、この感じ。興奮しない?」「俺、変わらないし」
「…なんか私だけ変わるって癪…。二人で別の苗字に変えようか」「アホか」「そういえばお互いの呼び方も変えなきゃね」「え?それは…俺を“アナタ”って呼ぶようになるってこと?新鮮…」
「絶対無い!子供!生まれたら絶対、子供主観の呼び名に変わるでしょ」「あぁそっか…。…じゃあ。俺はアスカのことを…“母さん”って呼ぶの?」「シンジを“パパ”って…」「…何にしろどっちかに統一しないとね」
902N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:31:36 ID:???
“ぴーぴーぴー”
「時間?」「ホントならね。でもいいだろ、まだ。あ〜…まだ酒残ってるな…。アスカ。酔い覚ましにおっぱい」「酔い覚ましにって…。ほれ」
“むにむに” “ぱふぱふ” “ちゅうちゅう”
「いい?これからは自分一人のおっぱいじゃなくなるんだから。あくまでも優先権は子供。おっぱいは一日30分までよ?」
「30分だろうが30日だろうが一瞬だよ…。幸せな時間はいつだって短い…」「…バカ」「あー…落ち着く。式なんか放り出してずっとこうやってたいなぁ…」「…ホントバカ」
「たくさん来るんだろうなぁ、お客」「…ごめんね。うちの親は…」「仕方ないよ…。碇の息子なんてっていう人たちは多い。お母さんたちはアスカのことを思って反対したんだよ」「うん…思ってたよりは愛されてたみたい。だけど…」
「…いつか分かってもらえるよ」「うん…」「さて…。もう一回くらい台本読んでおかないと間違いそうだな。ケンスケがバカみたいに演出に凝ってるから…」
「…なんなのかしら、このキャンドルサービスのくだりの“火薬5kg”っていうのは…。テロ…?」「こっちの新婦入場のところの“スタントマン”って言うのも謎だ。何させられるんだ一体…」
「確か…今日やるのは結婚式のはずよね?」「そのつもりだけど…」「あいつイベントコンサルタントって仕事を何か勘違いしてない?」
「…ねぇアスカ。結婚前に条件をつけていいかな」「?」「一つだけ…絶対に守って欲しいことがあるんだ」「何?黙って俺について来い的な―…」「真面目な話だよ」「…何?」
「…俺は今、アスカが何より大切だ。アスカのためなら死ねるし、アスカのためなら人も殺す。
 世界中の人間全員よりもアスカの命の方が大切だ。
 こういう極端な表現は使い古されてるし、どうしたって嘘っぽいけど、俺がこれをどういう覚悟で使ってるかは知ってると思うし、必要とあらば現実にそうすることも分かってると思う。
 だけど子供が生まれたら…アスカは俺の“二番目”になる」
落としたSSは全てが有効
904N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:32:20 ID:???
「…で?」
「アスカと子供のどちらかしか救えないようなときには子供を助ける。どんな場合でもそうする。俺はそういう人間だし、俺の妻になるんならアスカにもそういう人間でいてもらわないと困る。
 俺 を 愛 さ な く な っ た と し て も 子 供 は 一 生 愛 し て 欲 し い 。
 もし君がそういう人間じゃないなら、俺はアスカとは結婚しない」
「…随分、アグレッシブな物言いね」「…ごめん。表現がまずかったな」「大体それってこういうギリギリで言うことなのかな。あたしがそういう質問に『ならいいわ』って席を立つ人間なのも知らないはずないわよね」
「…確かにこのタイミングだったのは酷い。謝るよ。確かに考える時間が無さ過ぎる。でも、聞いておかないと不安なんだ。
俺たちは両方とも親にちゃんと愛されたことが無いから」
「……。シンジは愛せるの?」「…」
「守るとは言ったけど…まだ生まれてない子供をそこまで愛せるってどうして言い切れるの?」「…」
「どうしてそんなにこだわるの?」
「…。
 俺は父さんにも母さんにも愛された記憶がほとんど無い。ずっと…ずっとそういうのに憧れて生きてきた。
 ほんの少し…ほんの少しだけ心の奥に残る記憶は…とても気持ちが良くて…。
 愛情に恵まれてなかったからそう感じるだけかもしれない。他の、ごく普通の環境で育ってきた人には大したことじゃないかもしれない。
 けど恵まれないよりは恵まれてる方がいいに決まってる。愛されることが当たり前の子供になって欲しい。当たり前のように他人を愛せる子供に育って欲しい。そうして誰かを幸せにしてあげて欲しい。
 俺やアスカみたいな生き方じゃ…疲れるから…」
「…シンジ。」
「正直、親とか子とか分からない。だから愛せるかどうかの自信もない。だから守るんだ。せめて守ってやるんだ。
 “僕”は“僕”がして欲しかったことをするつもりなんだ。僕の子供の頃のような思いはさせたくないんだ」
「…」
「…“俺”には…そのくらいしか言えない」
905N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:34:11 ID:???
「……。
 …子供の頃。ずっと思ってた。ぬいぐるみじゃなくてママに側にいて欲しいって。新しいお洋服よりもおやすみのキスが欲しいって。
 思春期を過ぎて…社会に出て…世界の広さを知って…。子供の頃の価値観がどれほど小さくて身勝手だったかっていうことを思い知ったわ。
『ママにずっと家にいてほしい』
 無理よね。それでは世界は回らない。子供が寂しい思いをする分だけ…寂しい思いをするから世界は今日も回っていくのよ。通りはしないワガママなのよ。
 でも。でもね。仕方ないのよ。子供なんだから。その世界しか知らないんだから。だから叫ぶしかないのよね。
『いっしょにいて』って。あの頃はただ、愛が欲しかった。今でも…あのとき愛されていたかった、と心からそう思う。
 子供の頃。どうして欲しかったか。自分が親になるって分かって…久しぶりに思い出した」
「アスカ…」
「…私も。私もそうよ。シンジ。まともに親に愛されたことないもの。他の親みたいに生まれてくる子を愛する自信は無いわ。
 だけど私は人より寂しい思いをしてきた分、ママが居たらこんなことして欲しいって他よりたくさん思い続けてた。どういうことをして欲しいかったか全部憶えてるわ。
 私も私がしてもらえなかった、して欲しかったことを全部子供にしてあげるの!私の子供の頃の分まで!」
「…。はは…」「…ふふふ」「ははは♪何を…何を話してるんだろうな、俺らは。バカみたいだ!」
「ふふふ♪本当!“子供を愛して欲しい”なんて!的外れもいいところ!だって…生まれてしまえばどうしたって愛してしまうのに!
 男と女が恋に落ちて。二人愛し合って。愛には形が無いから不安で、抱き合って、求め合って、SEXして。そしてそれと同じだけ、ううん、それ以上にケンカして、傷つけ合って。
 そんな風に愛を証明するのに苦労してたら神様が時々気を利かせてくれて、本来、形が無いはずの愛が形を成して現れるのよ。“子供”という姿で。
 これって紛れも無い“奇跡”よね。今、私の中には新しい命っていう“奇跡”があって…それは、シンジと私が出会ってから苦しみ、もがきぬいた14歳からの15年という時間の集大成。
 それを愛さない理由なんてあるわけがないもの」
906N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:34:55 ID:???
「…うん。その通りだ。馬鹿だな…俺は。」
「ホント…本当そうね。
 …全くだわ!この “ バ  カ  シ  ン  ジ  ”!!!!!!」
「…お。
 お…おおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!!????
 出た!久々聞いたよ“ バ カ シ ン ジ ”!!!!ええと…10年とかぶりだよな!」
「そうよ!初心に戻るって意味を込めてね!しっかりしなさいよ!バカシンジ!これからは馬鹿じゃ困るんだからねバカシンジ!聞いてんの、バカシンジ!」
「…昔の不満が蘇ってきたよ。大体ねぇ、もうすぐ自分の夫になろうかっていう人間をバカ呼ばわりするってのはどうなんだよ!」
「バカなんだから仕方ないじゃない!」
「ならアスカはバカのところに嫁に行くんだな。この…“バカの嫁”!!」「な…。あんた、誰に向かって口聞いてんの!?」
 “ばちーん”
「た、叩いたな!言葉で勝てないからって暴力に訴えたな!?」「言っても分からないから叩いて教えてやったのよ!」「言ってないだろ話してないだろー!?」「しなくても分かるわよ!手間を省いてやったのよ、感謝しなさい!」
 “ぴんぽーん”
「分かる!?どうやって!?理屈で説明してみろよ!」「やだー…動物だって叩けば分かるのにー…。動物以下ね!」「はっ!バカはどっちだよ!人間だって動物じゃないか!」
 “…ぴんぽーん”
「ホントにやだー…自分が犬や猫と同じ価値しかないって自分で認めたわ…。」「そ、そういう意味じゃないだろ!?」
 “…ガチャ”
「バカシンジ!!バカシンジ!!バカシンジ!!バカシンジ!!」
「バカの嫁!!バカの嫁!!バカの嫁!!バカの嫁!!」
「……あんたたち、あたしと暮らしてた頃と何にも変わらないわね…。」
907N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:36:28 ID:???
「ミサトさん!」「変わってないのはシンジだけよ!…ていうか何を勝手に上がってんの!」「…うぅ…。叫びすぎて頭ガンガンする…。」「夕べあんなに飲むからよ」「それでソムリエとか勤まるの?情けな〜い」
「お前…!」「気が早いわねー、夫婦喧嘩は夫婦になってからするもんよ?式が終わるまで待ちなさい」
「式!?」「何の!?」
「あんたたち二人の結婚式」
『 誰 が こ ん な 奴 と !!!!!!』
「…15年経っても、相も変らぬ見事なユニゾンね。シンジ君。お風呂入ってお酒抜いてきなさい」「決着は後でつけるからな!」「望むところよ!」「早く行けッつってんのよ!!!」
 “じゃ〜…”(シャワー音)
「新婚生活なんてものはほとんどなさそうね。すぐに子供も生まれてきちゃうし」「別に〜?そういう空気って中学のときにさんざん味わった気がするし」
「後で聞いて顔面蒼白になったわよ…あんた達、あたしがいない時、Hばっかりしてたのね。普段はケンカばっかりしてる振りして…」
「ケンカは本当に四六時中してたわよ。ただ、ケンカとは関係なくSEXはしてたの」
「新婚旅行が国内っていうのもちょっとしょぼい気がしない?」「あたしは逆に嬉しいなぁ。母国になるこの国のこと未だによくは知らないもの」
「子供が大きくなるまではしばらく遠出はできないのよ?」「倹約よ。子育てにはお金がかかるんだから。大体今からどうしようもないし」
「休みは何日もらえたの?」「10日。冠婚葬祭ってことで思い切り強引に押し込んだ。後が怖いけど…」「…忙しいの?」「…まぁね。ミサト役とリツコさん役…二役してるから。まぁ、使徒が来てないからそれでも回るんだけどさ」
「…育ってるの、後進は?」「…弐式以降の機体に乗れる適格者は何人か。けど壱式の初号機や弐号機を任せられるようなのは…」「…うちの子だけ、か」
「リュウジだけ群を抜いてる。資質自体は…まぁ鈴原とかとどっこいなんだけど、目端の利き方が普通じゃなくて…。現場で撃ち合いする人間と思えないものの見方をするのよ。やっぱ親子だわ」
「…いざ“襲来”となったら真っ先に戦線に放り込まれるのはリュウジになるのね」「…だけど多分、リュウジがパイロットしてる間にそれはない。第3波はおそらく15年後だから」
908N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:38:15 ID:???
「…勝手なものね。人様の子供をEVAに乗せて戦わせておいて…いざ自分の息子が戦うことになるかもしれないってことに怯えてるの。そして…戦う可能性が低いってことに…少し安心したわ。最低ね」
「親なら当然の感覚でしょ。今なら…少し分かるわ」「悪いわね。手伝えなくて」「ミサトは自分の居場所で自分のことをしてよ」
「…無理矢理戦わせてごめんね。そしてありがとう。それから…結婚おめでと」「ありがとって言いたいところだけどね。多分、私たち別れると思う」「…問題があるの?」
「問題あるかって言ったら山積してるんだけど。普通のカップルなら“ずっと一緒にいる”のが目標じゃない?私たちはね、そう思わないの。
 ずっと一緒にいると耐えられなくなるの。理由もなく腹が立ってくるの。相手の好きな部分までもが嫌いになってくるの。
 だからミサトと三人で住んでる頃は本当に辛かった」「……。」
「私たちは本当は自由がいいの。同居もしたくないの。会いたいときだけ会って、嫌なときには離れてるっていう…。
 顔も見たくないくらい嫌いになる時期が周期的にやってくるの。逆に一秒も離れたくない時期もあるんだけど…。
 嫌な時期に一緒に居なきゃいけなかったら…多分、本当に嫌いになっちゃう。今まではだから結婚しなかったの。
 結婚って相手とずっと一緒に居るっていう自分と相手と神様への誓いでしょ?ずっと一緒なんて…ぞっとする。考えるだけで気が狂いそうになる」
「それなのに結婚するのは…子供のため?」
「…子供が小さいうちは何としても我慢するわ。でも大きくなって、ある程度物事が分かるようになったら…別れると思う。またただの二人に戻るのよ」
「…アスカ、それでは結局子供のためにはならないわ。あなた別れるために結婚するの?違うでしょ?初めからそんな気持ちじゃ…」
「好きであり続けるために別れるのよ。私たちはそういう風にしか付き合えない。
 ねぇ、ミサト。私たちはくっついたり離れたり、好きになったり嫌いになったりはするけど…絶対に離れたりはしないのよ?
 その一瞬一瞬、他の人を好きになることはあっても、結局、私はシンジじゃなきゃ、シンジは私じゃなきゃダメなのよ」
909N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:39:07 ID:???
「…OK。分かったわ。仲人としては耳塞ぎたい話だけどね。あんたたちのやり方でやってみなさい」「…ありがと。ミサトにだけは話しとかないとって思ったから」
「でもね。私は思うわよ。あんたたちの絆はあんたたちが思ってる以上に強いって」「そうかな」「そう!元作戦部長の見解に間違いはないわ!何にしても結婚式の数時間前にする話じゃないわねw」「ホントw」
“がちゃ”
『アスカ〜』「何シンジ〜?シャンプーでもないの〜?」『一緒に入ろう』「バカ!ミサトもいるのよ!」
「やれやれ、若い二人の間で年寄りはお邪魔みたいね。んじゃ。シンちゃん。アスカは身重なんだから…“無茶”はしちゃダメよ?」『何もしませんよ。おっぱい以上のことは』「それもするな!」「あははは♪時間までには支度しなさいよ」
 “じゃ〜”
「…この湯船に二人はやっぱり狭いね」「“三人”でしょ」「はは。そうだった」「ねぇ。そんなにおっぱいって好き?」「大好き」「私とどっちが好き?」「アスカとおっぱい…どっち…かな…」
「…じゃあ…あたしとあたしのおっぱいなら?」「アスカのおっぱい。(即答)」「…まぁいいわ。とりあえずあたしのおっぱいに勝るものはないらしいから」「もちろん。触っていい?」
「待って。その前に。あたしとも約束して。あたしのおっぱいが大事ならもう浮気はなし。この子のためにも。
 シンジが父親にふさわしくないって思ったら別の男とやりなおすから。好きとか嫌いなんて関係ない。いい父親になれる人間なら誰とでも。
 それが嫌なら控えなさい。分かった?」
「…分かった」「よし、この話もおしまい。触っていいよ」「頂きます」
“むにむに”
「…人はおっぱいに生じ、おっぱいに還る」「もう何がなんだか。ねぇ、なんで突然プロポーズしてくれたの?」「…ソムリエ目指すって決めて…ようやく言える立場になったかな…って」
「私たちって14のあの日…お酒で始まったのよね」「そうだね」「そして今日がやってきたのはやっぱりお酒がきっかけなんだ?」「そうなるのかな」
「お酒が運命を運んでくるのかな」「度が過ぎると二日酔いも運んでくるけどね」「上がろうか。お酒も抜けたしね」
910N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:40:32 ID:???
 “ごしごし ごしごし”
「鈴原来るの?」「らしい」「ブラジルのなんとかいうのにリベンジしに行ったんでしょ?どっちかが死ぬし、死ななくても一生ものの怪我するから絶対に式には来れないってヒカリは…」
「相手が死んでたんだってさ。戦闘に参加して」「…南米の方はまだ安定してないのね。」「勝ち逃げされたって悔しがってたよ」「でも来てくれるのは嬉しいね」
「多分二次会からだけどね。…そういえばあいつもあの日一緒に飲んでたんだよなぁ」「…あれから時間かかったね」
「正常な恋愛行程すっ飛ばしていきなりSEXからだったからな。その省略した分を取り返すのに苦労したね」「誰のせいよ」「まぁまぁ。…なぁ。これ」「…ワイン〜!?今から式だって言ってんのに…」
「いいから。タグのここ見てみてよ」「製造年月日…。…あ」「2015年○月×日…。あの日作られたワイン。僕らと同じ時間だけ寝かせたお酒。今日にふさわしいだろ?」
「…なるほどね。こういうくさい台詞や演出で1stもヒカリもやられてった訳ね」「アスカに“仕掛ける”のは初めてだよね。こういう計算づくの感動って斜に構えて見るとこあるから。でも今回はあえて“仕掛けて”みたよ」
「女たらしの本領発揮って訳?結構…胸に来るじゃない」「その顔見れただけでも用意した甲斐があったよ。…で、一杯付き合って欲しいんだけどな」「…仕方ない。一度乗せられてみますか!」
“きゅっ、きゅっ…”
「こういう手間を普段からあたしにもかけて欲しかったな」「こういうの嫌いだろ」「前から準備してたの?」「オーナーに探してもらってたんだ。ちょっと前からね」「高いの?」
「それほどでもない。ただ、手に入れる手間がかかった。…そしてその苦労の割に味は。」「完全に演出としてなのね…」
「まだ飲み頃じゃないだけなんだけどね。それにワインは安物でも俺らの愛はそうじゃないだろ?」
「あんた今、上手いこと言ってやったとか思ってるでしょう。調子乗らないで。むかつくから」「…やっぱりアスカには通じないなぁ…」
“きゅぽん”
「この音好き♪」「この仕事してて何が気持ちいいって、この瞬間だよね!後はこう…注がれていくワインが照明に映えて…」「能書きはいいから早くして」「…ちょっとは語らせてくれよ…。男が気分よくうんちく垂れてんだから…」
911N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:42:23 ID:???
“とくとくとく…”
「本当に少しだけよ?」「ここで酔っ払ってちゃもたないよ」「あら?あたしは酔っ払いっぱなしよ。シンジは違うの?」「昨日、そんなに呑んでた?何に酔ったの?」「あの日からず〜〜…っと“バカシンジ”に酔ってる」
「…」「あはは〜♪顔真っ赤!仕掛け返してみました!」「…自分がやられると…」
「さてそろそろ」「アスカ」「何よ。早く飲ませて」「実は…同じのがもう一本あるんだ」「…?」
「僕たちの時間はこれでおしまいじゃない。これからも続いていくんだ。そしてこのワインはもっと寝かせておけば環境次第でもっともっとおいしくも、もっともっとまずくもなる。
 これは区切りだ。だから一本は開ける。これからもう一本がどんな味になるかは誰も分からない。
 僕とアスカ。どっちが長く生きるか分からないけど、どちらかが“生き切った”とき。そのときこのワインを開けよう。そして上手くなったか、不味くなったか確かめよう」
「…“死んだら”って言わないところがミソね」「モノの見方や言い方で印象って随分変わるもんだよ」「……おいしいといいね」「おいしいに決まってるさ」「私が飲むからね」「いいや僕だね」「…こほん。それでは仕切りなおして」
「何に乾杯?」「これから二人作り上げていく明るい“未来”に」「二人で築き上げてきた“過去”の思い出に」「“今”ここに二人でいられる“今日”という素晴らしい奇跡に」「大好きなアスカに」「大好きなシンジに。そして…」
『生まれてくる子供に』
「願おう。この酔いがいつまでも醒めませんように」「…うん」
『 乾 杯!!』
“ チ ン ☆ ” 
 二人はグラスを軽く合わせ、わずかに注がれたワインを飲み干した。
 その安いワインは美味くもあり、不味くもあるような微妙な味。しかしもう一本の味がどうなるかはまだ誰も知らない。分かるときが楽しみでもあり、楽しみでもなし。
 式が始まるまでのわずかな時間、二人はワインを楽しみ、少し酔った。
912N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:43:34 ID:???

     あるとき。 ある場所。

「みなさーん、よろしいですかー。お棺の蓋を閉めますよー。お別れはお済ですかー。」
 葬儀屋が悲嘆にくれる遺族の気持ちに配慮した声の大きさとトーンで暗に出棺を急かす。
「…ひどいなぁ…俺だけ…俺だけ置いてさ…。3バカトリオは…3人だから3バカなんだぜ…俺だけじゃ…ただのバカじゃないかよぉ…。
 …二人で…もう少し待ってろよぉ…。そのうち…俺も行くからな。そしたら…そしたらまた…3人で…みんなで…馬鹿をやろうなぁ…」
「…ちっ。最期まで…最期まで勝手な奴だったよ、あんたは…。くそったれ…。…くそっ…たれぇぇ…!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「…司令。貴方は休むということを知らない人だった。貴方が眠らなかったからこそ、世界は今日も当たり前のように回っています。
でも…もう…休んでください…。お疲れ様です。」
「…ほら…お祖父ちゃんにお別れして。」
「オーナー…。あんたのおかげで…俺はこの世界で飯が食えるようになりました…。女房にも手術を受けさせてやれました…。家族で路頭に迷わなかったのは…あんたのお陰です…。
 俺は…俺は何も…貴方が生きてるうちに…お返しできませんでしたが…このご恩は…死ぬまで…忘れ…。でも…でも少し…それにしたって少し…早すぎやしませんかぁ…。」
「急ぎすぎた…。貴方はほんの少しだけ…急ぎすぎたのね。さようなら。愛しい人。そしてまた逢いましょう、全てが溶け合う…あの海で…」
 棺の周りに大勢の人が集まり、それぞれがそれぞれのやり方で仏との最後の別れを惜しむ。
 かつて誰も愛せない、誰にも愛されないと思っていた男は、不器用なりにその人生を生き終え、自分を愛する多くの人たちのたくさんの悲しみに包まれて逝こうとしていた。
 皆が名残を惜しみながらも棺から離れていく中、一人の老女だけがいつまでも棺から離れようとしない。
913N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 02:44:43 ID:???
「…お義母さん。」
「…ええ。」
 サファイアの指輪をした若い女性が、老女を優しく促す。その老女は外国の血が入っているのだろう。老いてなお美しさを失わぬ青い瞳で女性を見つめ、静かに立ち上がった。
「…ああ、間に合った。母さん!持ってきたよ…!」
 いまだ棺の周りに残り続ける人たちをかき分け、若い男が老女へと駆け寄っていく。その手には何かのボトルを携えて。
 老女はそれを受け取り、しっかりと確かめるように仏と共に棺の中へと入れた。
「…お酒?」「…ワインよ。安物だけどね。」「…どんなお味なんですか。」「…そうね。私も飲んだことはないのだけれど…。」
 老女は幸せそうに…本当に幸せそうに中に横たわる男の顔に触れる。
「…きっとおいしいお酒よ。世界中のどんなものより。ね?そうでしょ?」
 飲まなくても…そのことははっきりと分かる。老女は少女の瞳で初恋の相手に語りかける。
「…父さんと二人だけにしてあげよう」
 夫らしきその若者に促され、女性は義母をいたわりながら棺から離れた。
 老女は夫をじっと見つめ続けている。
 しわの刻まれた男の肌にかつてのような温もりはない。けれど彼女の中にはあの頃の温もりが残っている。あの頃のときめきは今も生き続けている。あの頃と何も変わることなく。 
「ねぇ。憶えてる?永遠なんて信じないって言ったこと。…どうやら違ったみたいね。
 私は今でもあんたに酔ってるわ。あの頃の…14歳の頃の思いのまま…私はあんたが大好きよ。
 ワインはもう少ししたら二人でゆっくり飲みましょ。
 じ ゃ あ ね 。 私 の バ カ シ ン ジ 」
 アスカはシンジの唇を一度だけ優しく撫で、静かに棺の小窓を閉めた。
 終
乙でした。完結オメデトウです。
全体はメチャクチャだけど、ところどころはかなり・凄く好きだった。てのが俺の感想です。
何より、この更新ペースが立派。
>>N3爆弾

楽しませてもらったよ。
賛否両論あったけど
反応ないよりよかったんじゃん?
俺は面白いと思ったよ
途中でお前さんの独白がうざいと
思うこともあったけどさ

なんか偉そうになっちゃったけど
とりあえずお前さんには
ありがとう
って言いたい
さりげなく書いてるが改めてイタモノだったな

まぁ乙彼
GJ!!
乙であります!
終わったか。これでやっと言える……書いてる途中で口挟むまいと耐えてたからな。
酒の勢いで女レイプしておいて「愛してるから許される」「オマエを愛してるんだから、オマエは
オレを許すべきだ」なんて居直っちまう、最低を下回るシンジを肯定するようなストーリー書い
ちゃう作者も最低だと漏れは思うが。いくらオチで取り繕ってもそこはどうしようもないしな。
乙でした
保存しますた
次回作も期待してます
結果論だがここよりも何処かに投稿した方がよかったかもね。
>921
これはライブ進行じゃないと、余計になんじゃこりゃ?だと思う
>>918
どーでもいいけどよくお前そんな見方で最後まで読んだな
>>918
無理して読まなくてもいいのに

とりあえず、どこかに一言「きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ 」を入れて欲しかったw
てゆーかなんでたかがネタスレのエロ小説を必死になって叩けるのか俺にはわからん。
だってエロじゃないし



と言って見るテスト
ケツの穴が小せぇンだろ。多分、ノミ並だな。

今更ながらセリフ毎に改行欲しかった
微妙に読み辛い

あと新スレどうします?
完結乙!なんだかんだいってもこのスレ人多かったんじゃない?
良くも悪くも人を引き付けた作品だった…。





と、俺は思う。
新スレは棒読み神のために必要
新スレかー
作っとけばいいんじゃないかな?
また神が舞い降りるかもしれないし

他力本願だなw
そしてN3氏、フワーリ氏のためにも
つーかこんな時間に
何人いるんだ?
この過疎板に
賛否両論あるみたいだけど、漏れは凄まじく満足しますた
エピローグ読んで、いろいろと納得しますた
まず乙彼。感想はおもしろかったけどちょっと無茶したかなって思う
エピローグは俺的に好きな流れがあったしいらないなって部分もあった
この内容を土台に修正を加えつつ一冊の本が出来るのならぜひ読んでみたい とえらそうにいってみる
爆弾氏どうした?
燃え尽きちまった?
俺としてはエピローグはいらんかったな、申し訳ないが。
とにかく乙でした、次書くなら今度はほのぼのしたやつがいいなあ。


「きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ」
言葉とはうらはらにアスカのそこは濡れていく……

前スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part2
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1104233349/
前々スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1079621334/


こんな感じでどう?
>>938
汁の読みすぎ。
940N3爆弾 ◆WwZ76piHps :05/02/03 03:41:48 ID:???
…起きてますよ。んで書き込みの人数に驚きながら見てました。私が書き込むと荒れるのでw
修正はしたいですね、たくさん。削りたいとこ、追加したいとこ、表現を変えたいとこ…いっぱいあるので。
…しばらく休みたいです。勝手にものすごく重たい強迫観念抱えて眠れず、食事も取れずの毎日だったんで。
でもまたどこかで書くと思います。近い将来に。
ここまで読んで下さってありがとうございます。全てのご意見を糧にしていきたいと思います。
もう寝ます。これからはゆっくり寝れる…。
ぐんない☆お休み♪夢で逢おうぜ!
あと常時sage進行
942テンプレ案:05/02/03 03:49:13 ID:???
            __,.-----.,___
          r'~:::::_,,,_:::::::::::::::ヽ
          |:::r'~  ~"""''-、::|
          |;;| ,へ、  ,.ヘ、.|::|
         r'レ'  .・ .::::::. ・  .'y^i
         ゝ'、   '、___,'.  ,;'-'
           '、  ----  .,;'
            ';、     .,;'
              ̄ ̄ ̄
                 ┌───────────┐
                 │ こんな すれを まじで  │
                 │ひらいちゃって どうするの│
                 └───────────┘
前スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part2
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1104233349/
前々スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1079621334/

常時sage進行でお願いします
SSを投下する人はスレタイから空気を読んで投下してください
まぁ俺はそこそこ面白かったけど・・・
ちょいと、作者レスと信者さんたちが(ry
なんでたかがネタスレのエロ小説にケチつけられただけで切れるんだろね。
褒め言葉以外は止めてくれってか、ナイーヴすぎ。
945938:05/02/03 04:05:00 ID:???
>>939
Orz
なにか案があったら下さい……
何個か案上げときます
1.
シンジがアスカにルパンダイブで襲い掛かる。
「きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ」
2.
「きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ」
と言いつつ、なぜかアスカはシンジに腕を回し笑っていた。

ろくなの思い浮かばないOrz
946テンプレ案改:05/02/03 04:05:07 ID:???
            __,.-----.,___
          r'~:::::_,,,_:::::::::::::::ヽ
          |:::r'~  ~"""''-、::|
          |;;| ,へ、  ,.ヘ、.|::|
         r'レ'  .・ .::::::. ・  .'y^i
         ゝ'、   '、___,'.  ,;'-'
           '、  ----  .,;'
            ';、     .,;'
              ̄ ̄ ̄
                 ┌───────────┐
                 │ こんな すれを まじで  │
                 │ひらいちゃって どうするの |
                 └───────────┘
前スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part2
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1104233349/
前々スレ
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1079621334/

常時sage進行でお願いします
SSを投下する人はスレタイから空気を読んで投下してください
次スレは950が建てて下さい
建てられない場合は代理をお願いしてください

これでどうっすか?
シンジの一人称が『俺』になった時点で
漏れ的にアウト。全然似合ってない。
あとケンスケの扱いもケンスケ好きーとしてはやだ
>>947
そこまで分かってんならスルーしときゃいいじゃん。
批評と感想。
まず、エピローグが書きたいなら、そこだけ書いたらいい。書いてどこへでも投稿すればよかった。
というより、ワザワザそんな言い訳しなくてもいい。一々言い訳がましいから叩かれる。
最後まで計画性と言うか、冷静さを欠いてる。

一応書ききったわけだから、完結してない作家よりは偉いと言えるのかもしれんが。
逆に言うと評価できるのはその辺りと、個々のセンテンスのみだ。
ストーリー、構成は言うに及ばず。改行位置等、視覚的な部分での工夫も足りない。

内容を読んでの感想も、それ故につけにくい。
で、作者本人が「書きたかった」と言うエピローグだが。
作者の言うようにこれを一個の作品として見たとして、申し訳無いがあまり面白くない。
まず、ストーリー自体はどこかで見た事があるモノであるし、
それに付加された作者独自のメッセージ的部分までもが、在り来たりで陳腐。
と言うよりは、むしろ「綺麗にまとめてやろう」という意思の存在すら邪推してしまう。
総評としては、『演出家』にはなれても『監督』にはなれない人間の作品だったと言う事か。
分かったのは随分後半だと思うが。
つか、途中で批判したら「終わってない」言われるんじゃね?
最後まで読んだ上で結論出したら「じゃあ読むな」。
無茶だ。

いいじゃねぇか、好き嫌いはそれぞれで。
>>950
次スレよろしく
いいけど、>>946まんまでOK?
953938:05/02/03 04:25:55 ID:???
>>946
顔AAはいらんやろ
あと注意書きっている?
いいと思うよ。
ちょと待って。
顔AAは外したほうがいいのかな?
他はまんまで。
「SSを投下する人はスレタイから空気を読んで投下してください」

この一文は必要かもね。
今回の流れを見ると。
顔AAは好きにしてください
只のネタスレってことを表したかっただけなので

注意書きはあった方がいいと思うので付け足してみました
そーか?
別に、今回のが賛否両論でたのはスレの空気うんぬんの問題でもないと思うけど。
サイトに投下しても同じようにそれぞれの評価を得るだろ。
つーか初投下作品でこれだけ語られるってのも凄いな
ホントに、ちょっと手直ししてどこかに投稿していいと思うよ
削られた部分も気になるしw
ERROR:新このホストでは、しばらくスレッドが立てられません。

て言われて退却しました。ごめん。
顔はなしででいいんじゃない
あと注意書きでスレタイからってなると範囲が狭すぎない?
空気嫁ってのは抽象的過ぎると思う
建てようか?
お願いします。
新スレお待ちつミ

きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ part3
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1107373984/
乙。
もすっ!

注意書きはあれくらいでいいと思うよ
目的?はエロLASなんだから終始エロえろじゃないと

と俺は思う。
967961:05/02/03 05:16:04 ID:???
>>966
シチュが固定されてしまわんかなと思ったんで
まぁ、大丈夫かな
今までも一応、基本的にはスレタイからイメージを膨らませて・・・でやってきたハズ。
だから変わらないよ。
>N3氏
お疲れ様、どこかのサイトに投稿しなくても
いつか修正や追加を絡めてzipで纏めてくれたりすると嬉しい。
ハイペースの更新だったので、今はゆっくりと休んでくだされ。
なぁお前ら、本心から面白かったのか?
心の底から楽しみにしてましたが。
起承転結はきちんとなってるし、作品としては面白いと思う。
正直、エピローグは蛇足だと思ったけどね
連載中に、勢いでノリが変わっていく漫画みたいな感じで
毎回面白うございました。
スレ投下ssとしてはこんなのもありじゃない?
まとめる時はコンセプト揃えた方が良いと思うけど
何度か書いたけど、この作品のシンジとアスカはある意味で理想形だね。
俺がLASに求めてるのは、こういう不快感と紙一重の感動なので。
ただ、ケンスケサイドは要らなかったしエピローグも蛇足だった。
ケンスケスキーなんでケンスケ殲滅オチにはかなり腹が立ったな。
それでも作品としての基本的な評価は高いよ、俺の中では。
特にアスカの心情描写はトップクラスだと思ってる。
作者コメントは全部スルーしてたのでうざいかどうかもよくわからんw
ケンスケ殲滅オチで腹立つって
あの話の流れだったらアレしかオチはありえないし、キャラ立ちまくりだし、トウジやイインチョよりもおいしいキャラじゃねぇかと思うんだが
そういやケンスケ殲滅のとこで、サードインパクト(崩壊)が待ち受けてるのかなって思ったけど
エピローグ見る限りでは阻止したぽいねw
そしてケンスケはおいしかったです
むしろレイが出番なくて(;´Д`)
良いじゃんケンスケ、最後まで生を全うできたんだからさ。
俺は無理だったな。
つーかヒカリ可哀想過ぎ(つД`)
ついでにアレを黙認してるレイも有り得ねえと思ったよ。
それでもシンジの首絞めは許せるこの不思議w
まあ、相手がアスカだから許せたってのはあるけど。
いやレイが助けに入る事の方が想像しづらいぞw
つーか結婚式の時には何事もなかったかのようにケンスケ居る事にワロタ
通夜の時もいたしな。一生もんの付き合いだったんだなと
1000ゲット。それはスレ立ての後に必ず訪れる。

私たちの願いはスカトロへと連なるのか。

私たちの希望は死そのものなのか。



次スレ

きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっpart3
じゃあ、俺はアスカの浮気相手に自己投影してハァハァするとしよう。
そういや、シンジ浮気しても命は無事だったんだなw
983ケンスケスキー:05/02/03 12:02:09 ID:???
>>981
そのおいしい役は是非ケンスケに
本編はまあ総括すれば面白かったが、本人が書きたかったとか言ってるエピローグは
陳腐さが文章力のなさを引き立てただけだったな。別の作品としてみても底辺。
エピはベタで何だかなーとは思ったが、底辺は言いすぎじゃね
文章力は水準以上でしょう。
少なくとも最近転がってる一山幾らのボンクラどもと比べるのは失礼かと。

それよりも、改行というか、見易さに気を使ってほしいところではある。
掲示板連載だから仕方がないのだろうが。

エピローグとケンスケサイドは完全な蛇足。作者氏には悪いが。
「僕の眠り姫は目を覚まし〜」で幕を引いてれば名作になりえたと思う。
まあ、あくまで個人的な意見だけど。
色々書いたけど面白かったよ、N3氏。乙でした。
エピローグが「しのぱ流」の話だから下手に見えるだけだよ
しのぱ流ってどんな流派?
精神的結びつき>>>>(超えられない壁)>>>>>肉体関係
むしろアスカがシンジの事を「男」としては見て無くて、セックルの相手としては
他に誰かいても、シンジ=魂の半身として見てればそれはそれでLASだ!
みたいな流派。
ぶっちゃけそこは問題にされてないだろーに。
上でも言ってるのは文章力とかだし。

むしろあなたがそーいう部分に拘りすぎなんじゃ?
しのぱくらいの文章力がないとそういう話は陳腐に見えるって話だろ
いや、そもそもこれってそこんところに重点のあるような話じゃない気がするんだが。
重点なんかバラバラだよ
んじゃあ、しのぱ流だから下手に見えた。とまとめるのは無理なのでは?

ああこうやってスレが埋まってくんだなぁ・・・
エピはそういう話じゃねーの
FFの文章力なんて、普通に読める程度あればいいよ
>995
途中でそれぞれ浮気とかしただけで、普通にシンジとケコーンして子作りして生涯を共にしてるんだから、違うでしょうな。
てにをはがちゃんとしてれば十分だよな。
技巧を凝らした文章も嫌いじゃないが、技巧を凝らしてなくちゃダメって訳じゃない。
そうなん?
別れる可能性高いの前提で結婚とか、かなり普通じゃないんだけど。
まぁしのぱなら

 最 初 か ら く っ つ け な い け ど な !
きゃぁ!!何よバカシンジ!!やめ…や…あんっ
そこは違うってば
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。