1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
ゲンドウ・・・使徒出現のため断腸の思いでシンジをエヴァに乗せる。シンジを目にいれても
痛くないほど溺愛しているが、照れと司令としての立場、危険から守るためとはいえ
10年寂しい思いをさせたという自責の念によってシンジとうまく接することができないでいる
冬月のちょっかいには嫉妬丸出し
冬月・・・中学生のシンジにユイの面影を見て、若い頃の情熱が再発
なんとかシンジとうまく仲良くなる方法はないかと画策する
シンジの保護者となり一緒に暮らすのが目下の目標。補完計画はもうどうでもよかったりする
女シンジ・・・女性のシンジ。父ゲンドウを慕っており、なんとか父に愛されようと健気に
頑張る少女。本当は愛されているのだが不器用なゲンドウに自らの天然さのため
1/3も伝わっていない。ユイに似ている
こういう設定のエヴァを見てみたい・・・・・・いや!見せてくれ!
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/22 16:28:09 ID:e3FWQwUM
レイでいいんじゃない?
3 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/22 16:33:59 ID:DJ9ZtzsZ
レイだと全然違う展開になりそうなので
4様
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/22 22:51:24 ID:vE8IyAM5
アスカとの関係、トウジとの関係、そしてカヲル君との関係も、
本編とは全く異なってくることであろう。
あと、リッちゃんに殺されそうになる可能性大w
6 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの :04/10/23 00:52:12 ID:5NAhOGuO
自爆覚悟で燃料投下!!
(少し・・似ているな・・・・ユイ君に・・・)
冬月はエヴァに乗って第3使徒サキエルと戦い意識を失ったシンジの見舞いに来ていた
彼も古い気質の人間である。小さな少女を戦わせることには少なからず罪悪感を感じる
無事なのを確認するだけで立ち去るつもりだったがユイの面影を残すシンジに見入ってしまっていた
「・・・・ここは?」
「気がついたかね?シンジ君」
ふと横を見ると初老の男が立っている
「私の名は冬月コウゾウ。ここの副指令をしている」
「・・・・副・・司令?あ、あの!すいません!」
「うん?なぜ謝るのかな?」シンジはバツが悪そうにうつむきながら尋ねた
「え?あ、あの・・・ボ、ボク負けちゃったんじゃ?」
「ははっ、キミは勝ったのだよ。世界を守ったのだよ」
「そう・・・なんですか」
「まぁ無理もない、いきなり実戦に投げ出されたのだからな・・・・。もう少し休んでおくといい」
冬月はそう言って温かみのある微笑を浮かべた。シンジも少しはにかみながら
「・・・・はい、ありがとうございます」そういってペコリと頭を下げた。
7 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/23 01:17:16 ID:5NAhOGuO
「・・・・・・・」と
「副司令さん?」
「あ、いや・・・・ゴホン!ちょっとボーッとなってしまってね。私も年かな」
「あははっ、そんなことないですよ。お元気そうで若く見えますよ。」
「ふふふ、シンジ君は優しいのだなこんな爺さんに若いとは。お世辞だとしても嬉しいよ」
「え〜、そんなことないですよ。愛人さんがいてもおかしくないな〜って思いましたもの」
一瞬冬月はシンジの笑顔に昔のユイを思い出したのである。そのため思考が止まってしまった
それと同時に何か忘れていた感情が甦っていた。しかし冬月はまだその感情に気づいていない
その時不意に病室のドアが開いた。ゲンドウも見舞いにきたようだ。
「お・・・・とうさん」
「さて・・・そろそろ私は行くよ。キミが元気そうでよかった」
そういって冬月は部屋から出て行った。ゲンドウはシンジの横で立ち止まった
「・・・・・・・怪我はないか?」
低く威圧するような声だがゲンドウなりの精一杯の優しい声のつもりである
「あ・・・うん、大丈夫だよ。お父さん」
「そうか・・・・・」
それっきり会話が続かず部屋はシンと静まり返ってしまった
ゲンドウもシンジもお互い色々話したいことがあるのだが緊張して話せないでいた
どれくらいの時間が経っただろう・・・・意を決してシンジはゲンドウに話しかけた
「お、お父さん、あのね・・・・」
「もう時間だ・・・・・すまない」
元々忙しいゲンドウだが先ほどのサキエルとの戦闘での事後処理などやることがまだ山のようにあり
このお見舞いの数分もなんとかゲンドウが作れた時間なのである
8 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/23 01:31:59 ID:5NAhOGuO
「そう・・・なんだ。お仕事・・・がんばってね」
「・・・・・ああ」
ゲンドウも後ろ髪引かれる思いだが時間は待ってくれない
ドアに向かって歩き出した瞬間、「お、お父さん!!」その言葉でゲンドウはドアに向かったまま立ち止まる
「ボ・・・ボク、お父さんの役に立てたかな?迷惑かけなかったかな?」
震えて今にも消え入りそうな声でシンジは問いかけた
「・・・・・・シンジ」
「は、はい!」
「お前は・・・・・よく頑張った」
「・・・・・お父さん」
そのままゲンドウは足早に部屋を出て行った。一人で部屋に残されたシンジはコロンと横になる
父の言葉を頭の中で繰り返し流していた
(よく頑張った・・・か。ボク・・・・・嫌われてないよね?お父さん・・・・・)
そのまま目を閉じシンジはまた眠りについた
う〜ん、下手だなぁ かなり展開変わってるし・・・・自己嫌悪orz
いいねぇ!
11 :
6:04/10/23 19:57:19 ID:???
>>9 >>10 ありがd ではついでにもう一つ・・・・
「お父さん、もうひとつ行きたい場所あるんだけどいいかな?♪」
「ああ・・・・・お前の好きな場所に行けばいい」
シンジとゲンドウは第3新東京市の商店街を歩いていた。前日シンジが勇気を振り絞って
ゲンドウとお出掛けしたいと誘ったのだが、珍しくゲンドウが次の日非番だったので2人でショッピングに
来ているのである。シンジは当然のごとくご機嫌、ゲンドウも内心非常に嬉しかったりする。傍から見れば
ヤクザに弱みを握られて付き合ってる女子学生に見えないこともない。いや実際見えるのだが・・・
「あ・・・・・」
「どうしたシンジ?」
シンジの見つめているのはクレーンゲームの中にある今人気絶頂中のキャラクター「アルチュウ」である
「あ〜、このぬいぐるみ欲しいなぁ・・・」 そういってゲンドウに控えめながらもお願い光線を送っている
いかに鈍いゲンドウといえどシンジの意図を察し(?)、行動に移した
「ふ・・・・そんなことか、問題ない。おい、そこのお前」とぶっきらぼうに店員に尋ねる
「は、はい。なんでしょう?」
「この機械と中の人形を買い取りたい。今すぐにだ」
そう言いながらネルフ御用達のキャッシュカードを取り出す
「ちょ、ちょっとお父さん!!」予想外のゲンドウの行動にシンジが止めに入る
「・・・なんだシンジ?この人形が欲しかったのではないのか?」
「そう・・・だけど、それは・・・なんか違うよ」
「なぜだ?・・・・・お前の欲しい人形はアレではないのか?」
「ボ、ボク・・・・そんな風にじゃなくて・・・・お、お父さんに取って欲しかったんだ・・・・ダメ・・・かな?」
続く・・・・?
ゲンドウは馬鹿だなぁw
女シンジに振り回されるゲンドウと冬月が
何だかかわいいなw
職人さん乙です!
15 :
6:04/10/24 22:53:48 ID:???
「・・・・・・言いたいことがよくわからんな。」
シンジの提案の意味が理解できずしばし思考停止のゲンドウ
「ご、ごめんなさい!その・・・・こういうゲームお父さん興味なさそうだもんね・・・ごめんなさい」
オドオドと目を泳がして申し訳なさそうに謝っている。どうやらゲンドウが気分を害したと思ったようだ
シンジを見つめたまま動かないゲンドウだが内心どうしてシンジがうろたえているのかわからず焦っていた
「私は・・・・どうすればいい?」
「お父さん?・・・・・・もしかしてクレーンゲームやったことないの?」
「ああ・・・・・・見たことはあるがやったことはない」
その瞬間今までの緊張した雰囲気がパッと霧散した
「ぷ・・・・あはははっ!」シンジはとても可笑しそうに笑った。だが嫌な感じは全くしない
「・・・・そう笑うな」
そういいつつメガネを押し上げる。どうやら照れてるらしい
「うふふ、あのねこれはお金を入れてこのクレーンで人形を取るゲームなの」
ゲンドウはウンウンと、うなづいている
「それでね、あそこにある穴に入れたら人形が落ちてきてもらえるの。お父さんわかった?」
「ふ・・・問題ない。金はどこに入れるのだ?」
サッと財布から1万円札を取り出して入れる場所を探している。シンジは仕草が可愛くてつい笑ってしまった
「あはははっ、お父さん、1万円は使えないの。100円でいいんだよ♪」
「むう、小銭は持ちあわていない・・・・・おい、お前」横でポカーンとしてる店員を呼ぶ
「この金をくずしてくるんだ。早くしろ」「は、はいっ!」店員は1万円を受け取って走って両替に向かう
「お、お父さん・・・・・他にもっと言い方が・・・・」
「・・・・私たちは客だ。これくらい問題はなかろう」
「それはそうだけど・・・・・」シンジは苦笑するしかなかった
16 :
6:04/10/24 23:27:38 ID:???
「お待たせいたしました!!」店員は一礼をして100円玉と1000円札を渡してきた
「・・・・うむ、ご苦労だった、釣りは取っておけ」
そういって100円玉だけを受け取って台に向かうゲンドウ
「え?あ・・・・はい」手に1000円札を9枚握って店員はフリーズしている
「では・・・・やるか」
「お父さん頑張って〜☆このボタンが縦で、このボタンが横だよ」
最初の1回はまったく見当違いの場所に止まる
「あ、お父さんもう少しボタン離すタイミングを遅くしないとダメだよ〜♪」
「そうか・・・・・」
だが2回3回・・・・7回目も失敗してしまう。娘にいいところを見せたいゲンドウに次第に焦りが出てくる
焦りは震えを生み、細かい作業に支障をきたしてしまう。実際動かすタイミングも悪くなってきている
イライラしているのが目に見えてわかる
「お父さん肩の力を抜いて、ね?ボクはお父さんのその気持ちだけで十分なんだから・・・」
シンジは人形自体がそれほど欲しいわけではない。正直取れなくてもいいのだ。人形そのものより
父が自分のために頑張ってくれるのが嬉しいのであるがゲンドウはそこまでは気づかなかった。
「私はお前にこれを取ると約束したのだ。引くわけにはいかん」
そう言って100円玉を乱雑に入れる。そしてついに8回目にゲンドウが思い描く最高のポジションで停止した
「見ろシンジ。これで取れるぞ」
だがクレーンの力がゲンドウが思っていたより弱く持ち上がるときに落ちてしまった
ダンッッッ!!!
ゲンドウが力任せに台を叩いた。シンジはビクッと身を震わせる
周りの客も何事かとこちらを見ている。さっきの店員に歩み寄り声を荒げる
「・・・・どういうことだ?確かに取れたハズだ・・・・クレーンの力が弱すぎる。これは詐欺ではないか?」
「そ、そういわれましても・・・・」ゲンドウの顔におびえて店員はそれ以上何も言えない
大人げねぇ、大人げ無いっすよ司令(w
なんか、京都大時代にユイとデートしてた時は似たようなことが
あったかも。
18 :
6:04/10/24 23:56:56 ID:KZd2aCvP
「碇?そこにいるのは碇ではないか?」
振り向くと冬月が人ごみから顔を覗かせている
「・・・・・冬月」ゲンドウは冬月の出現でさっきまでの怒りが冷め、いつもの調子に戻ったようだ
「何事だ一体?いつも冷静なお前がずいぶん興奮していたようだが?」
「なんでもありませんよ・・・・」
「なんでもないだと?シンジ君が脅えているではないか。なんでもないようには見えんがな」
そこでシンジが割って入った
「ち、違うんです副指令!ただお父さんはボクに人形とってくれてただけで・・・・」
「人形?このクレーンゲームの人形のことかね?」
「そ、そうです。お父さんは悪くありません!お願いしたボクが悪いんです!」
「やれやれ・・・・」冬月は溜息をついてゲンドウを冷ややかに見つめる
「何を揉めているのかと思えば、こんな事で騒いでるとはな、私は恥ずかしいよ」
「・・・・・・・・」さすがにゲンドウも何も言い返せない。
もちろんゲンドウも別にお金が惜しかったわけではない。少しでもシンジに親としていい所を見せたくて
つい本気になってしまっていただけなのだ。
「まったく・・・ところでシンジ君。どの人形が欲しいのかな?私が取ってあげよう」
「・・・・え?あ、あの黄色い人形です」
「そうか、ちょっと待ってくれたまえ」
あっけに取られるシンジを横目に台の前で立ち止まる
冬月は台の前で少し考えると100円を入れた
クレーンを動かし、最終的に人形の少しズレたところで停止した
「あ、あの副指令・・・・ボクもういいですから」
「まぁ見ておきたまえ」
下に下がったクレーンは人形の上についてる輪に引っ掛かりそのまま簡単に取ってしまった
「わぁ!すごいです!」
「ははっ、なんとかうまくできたようだな。これが欲しかったのだろう?」
そういってシンジに人形を手渡した
19 :
6:04/10/25 00:12:05 ID:???
すいませんあげてしまいました・・・・・orz
「副指令がこんなにお上手なんて知りませんでした。すごいです♪」
「今は私も非番だ。副指令と改まった言い方はしなくてもよい」
「えっと・・・・じゃあ・・・・叔父様って呼んでいいですか?」
「ははは、おじ様とは照れるな。だがシンジ君がそれでいいなら構わないよ」
「でも・・・その意外です。叔父様がクレーンゲームがお得意だったなんて」
「実は大学の講師をしていた時にね、ゲームセンターに学生たちと行ったりもしたのだよ。
その時に女生徒からよく頼まれてやったものさ、私も女性には甘いからね」
「やぁだ、やっぱりそうだったんですね。叔父様ってとてもモテそうだし・・・・悪い人だったんでしょ?♪」
「お、おいおい、誤解だよシンジ君わたしはね・・・・・・・・」
ゲンドウは会話に入っていけずポツーンっと突っ立っている
さっきまでの勢いが嘘のように沈んで負のオーラが漂っている・・・・まるで今から自殺する中年男性のようだ
(シンジ・・・・・・私はいらない父親なのか・・・・)
天上を見つめているゲンドウのサングラスから光るものが見えた気がした
とりあえずここでこのシーンは終わりです
自分的にはこの前よりはうまく感情の表現ができてると思います・・・・・タブン
面白い。
冬月のつかい方がうまいっすね。
なまえが「シンジ」のままというのが微妙な気がするけど。
21 :
6:04/10/25 00:28:32 ID:VjyQcOiC
>>20 ありがとうございます
シンジは他にいい名前がうかばなかったもので・・・・・・
シンジの名前は脳内で補完してくれると嬉しいです
父親がかわいそうだ
あの……落としものですよ?
.∧__,,∧
(´・ω・`)
(つ脳と)
`u―u´
>>21 いやいやいや、シンジでいいよ。
つか、シンジがいいよ。
本編設定準拠なら♀シンジは「レイ」なんだろうが、もういるしなぁ。
やっぱシンジでいいんじゃないか。違和感ゼロだし
やばい、馬鹿なゲンドウが一番かわいい…
27 :
6:04/10/26 05:52:15 ID:???
ではとりあえずシンジのままでいきますね
第4使徒シャムシェルを撃破後トウジ達をエヴァに乗せたことで軍令違反として罰を受けるが
ゲンドウと冬月の手配で1日の自宅謹慎で済む。その後トウジ達と和解
それから時は流れ・・・・一人の少女は学校帰りの商店街にある品物を買いに訪れていた。
シンジはエヴァの模擬訓練の後、司令室にちょくちょく遊びに行くようになっていた
建前は訓練の結果報告ということになっているのだが20分程度雑談して帰るだけである
といっても2人揃って司令室にいるのは珍しくたいがいどっちか一人、あるいは誰もいないかなのだが
2人ともシンジが来てくれるのは嬉しいことである。数日前から応接セットが置かれたのがその証拠であろう
つい先日シンジはゲンドウと会話した折、ゲンドウがまったく料理ができないということを知り、
家に帰ることがほとんどないといえどゲンドウもいい年だし健康のためにも
簡単な料理の1つや2つはできたほうがよいとシンジは思い
わかりやすい料理の本をゲンドウにプレゼントしようと考えていたのであった
たどり着いた先は「明鈴堂」という本屋
5階建ての建物全てが書店であり、最も品揃えもいいためシンジも気に入っているお店である
「え〜と、料理料理・・・・・・・どこだったかなぁ」
「あら碇さん、こんにちは」
「あ、ヒカリさん。奇遇ですね♪」
彼女はクラスメイトである洞木ヒカリ 通称「委員長」と呼ばれている
「碇さん今何か探してるの?」
「うん、料理のコーナーを探してたの。ヒカリさんどこかわかる?」
「ええ、料理の本なら3階よ。ついてきて」
エスカレーターで3階に上がり角にある料理コーナーに案内してくれた
28 :
6:04/10/26 06:10:47 ID:???
「碇さんどんな本が欲しいの?」
「う〜ん・・・・できるだけわかりやすくて簡単な料理が載ってるような」
「え?碇さんってお料理詳しいんじゃなかった?」
「あ、ボクじゃなくて・・・・お父さんにプレゼントしようと思って。」
「ああ、そういうことね。そうね〜だったらコレなんかいいんじゃないかしら?」
そういってヒカリが手渡してくれたのは「誰でもできる和食レシピ」という本
中をめくって見ると肉じゃがやカツ丼、漬物といったものまでわかりやすく図式で書かれている
料理の専門用語も後ろの語句辞典があるので非常に便利そうだ
「うん、これならいいかも。ヒカリさんどうもありがとう☆」
ヒカリも自分の薦めた本を気に入ってもらえて嬉しいようだ
「いえいえ、どういたしまして、碇さんは偉いわ。お父さんのためにプレゼントだなんて」
「そんな、ボクはいつもお父さんに迷惑かけてばっかりだし・・・・エヴァだっていつも壊しちゃうし」
「そんなことないわよ、みんな感謝してるわよ?碇さんのおかげでこうやって生活できるんだから」
「・・・・ありがとう、ヒカリさん。これ買ってくるから途中まで一緒に帰りましょ」
ニッコリとシンジは微笑んでレジに向かった
だがこれから起こるであろう悲劇を少女はまだ知らない・・・・・・
to be continue
おいおい、続きが気になるよ!
30 :
6:04/10/27 05:33:02 ID:???
暗い通路を歩いたつきあたりに1つの部屋があった。「関係者以外は立ち入り禁止」
そう書かれている部屋に2人の男はドアノブに手をかけ、背後を確かめ人がいないのを確認し入っていく
キィ・・・・・バタンッ!薄暗い部屋の中、質素な机に一人の男が座っていた
年は30代始めといったところか?サングラスに長髪のスーツ姿、やり手のキャリアに見えないこともない
だが彼には独特の雰囲気が漂っている。少なくとも堅気には見えない
「少し待たせたようですな・・・・・」
「なに構わないさ、立ち話もなんだ。適当にかけてくれたまえ」
「ほんじゃお構いなく」
「失礼します」
部屋に入った2人は男の対面に座る
「あいにく紅茶は切らしていてね。コーヒーかお茶なら用意できるがどうかな?」
「いえ、結構です。あなたもお忙しいのでは?」2人は早く本題に入りたいようだ
男はそう聞いて肩をすくめる
「そういうわけでもない、私は案外気楽なものさ。だがキミたちは早く取引を終わらせたいようだ」
そういって男は自分の横に置いていた紙袋を手に2人に差し出す
それを確かめようと手を伸ばすが寸前のところで男にサッと引っ込められる
「まずはそっちのブツを先に確認させてもらおうか」
「信用してもらえとらんようですな・・・・・おい」
「わかってるよ、あなたの欲しいものは・・・・これでしょう?」
そういって、封筒を男に差し出す
男は差し出された封筒を受け取ると中身を確認する・・・・・・。ニヤリと男の顔が歪む
「うむ、期待以上の出来だ。よくやってくれた。キミたちも確認してくれたまえ」
2人に紙袋を渡す。
「注文どおりセカンドインパクト以前のレアな代物だ。それでいいかな?」
「・・・・・こっちも問題なしや。ほんならこれで商談成立ってわけやな」
31 :
6:04/10/27 05:33:33 ID:???
握手を男に求めようとした瞬間、男が口を開いた
「その前に最後の確認だ。私はキミたちを知らない。話したこともない」
「・・・・・・・そしてここで会ったこともない。これでいいですか?」
「ははっ、飲み込みが早くて助かったよ。お互いにとってこの取引は有意義だったようだ」
そして男と互いに握手を交わした。これは商談が終了することを意味していた
「ほんならこれで失礼します」
「どうもありがとうございました。」
「こちらこそ感謝する。この事はくれぐれも他言無用にな」
そして2人はドアを開け退出した。バタンッ!
・
・
・
「ふう・・・・・・なんとかうまくいったみたいだな」
「おう、目的の物も手に入ったしな。上出来やろ」緊張が解けた2人は戦果に大満足の様子だ
もちろんさっき取引をしていた男2人の正体は鈴原トウジ、そして相田ケンスケである。
「それにしてもあいつ碇の写真なんてどうするつもりや?変態には見えんかったが」
さっき取引されていたのは碇シンジの制服姿の隠し撮り写真である
「さぁね?オレにだってわかるもんか。それより長居は無用だ。さっさと帰ろうぜトウジ」
一気に書こうと思いましたが思ったより長くなってしまいました
次で全部書きます
お疲れ様 まったりおねがいします
結構いいと思うのにGJコールがかからないな
単純に人がいないんだろうねぇ…
>>32 エヴァ板は排他的だからね。でも一度認められれば、気持ち悪いぐらいべた褒めしてくれるから。
冬月がでてきた時に、「ここで冬月が上手くとって、ゲンドウが嫉妬したらおもしろいだろうなぁw」
って思ったらやはりその展開が!!最高です!!
どんどん、バカ親父を嫉妬させてくださいw
36 :
6:04/10/29 03:31:32 ID:???
>>31の続きです
「それもそやな、よっしゃ行くでケンスケ!」
「お、おい、待てよトウジ!!」
いきなりエスカレーターに向かってトウジは走り出す
「こっから1階まで競争や!負けた方が明日ジュースおごりやで!」
「なんだよそれ!ずるいぞトウジ!ちょっと待てよ!」
「勝負に汚いもクソもあるかい!・・っとわ!?」 「うわっ!!」
トウジは目の前にいた客にぶつかりそうになってバランスを崩して転んでしまった
「ざまぁないなトウジ、お先に!」
「ちっ!ワシとしたことが!あ、どうもすんませんでした。」
そのままケンスケはエスカレーター乗り込む、トウジも続いて後を追う
幅の狭いエスカレーターでは前の人間を追い抜くことは容易ではない
ケンスケはうまく人を避けて先に降りていく。トウジも降りていくが差はあまり縮まらない
もうケンスケは2階にたどり着くところ。あともう1階降りるだけだ
「よし!もう少し、っ!」1階への乗り口の前に2人の女子学生が並んで立っている。これでは前に進めない
わずか後ろにいたトウジはケンスケの足が止まったのを察知した
「チャンスや!」ここしかないと思ったトウジは2階途中のエスカレーターから身を乗り出す
「ま、まさかトウジのヤツ!?させるかっ!ごめんなさーーい!」
女子学生の間を強引に通ろうとするケンスケ
「え、なに?キャアッッ!?」「イヤァ!一体なんなのよ!?」
ドンッッッ!!! 混乱する2人のすぐ目の前にトウジが落ちてきた。
「碇!?イインチョ!?のわぁっ!」
そのままバランスを崩し4人はそのまま倒れこむ。まるで肉だんごのような有様だ
37 :
6:04/10/29 03:32:07 ID:???
「あいたた・・・もう一体どうなって・・・す、鈴原!?」
「ケンスケ君・・・・・?あっ!ト、トウジ君!?そんなところ触っちゃダメ・・・だよぉ」
「い?あ、ス、スマン!ってアカン!逃げるでケンスケ!碇、イインチョほんますまんな!」
「いてて・・・ごめん、2人とも!今は捕まるわけにはいかないんだ!明日怒られるからさ!」
言い終えるより早く2人はそのまま脱兎のごとく消えていった。
「もう!一体何なのよ!スズハラ〜〜、明日見てなさいよ〜〜!」
「ふぅ・・・ビックリしたねぇ、ヒカリさん大丈夫?」
「え?ああ、私は平気よ。碇さんこそ怪我はない?」
「う、うん。ボクは平気だよ。あ、本は・・・・?」
「あら?どこ行っちゃ・・・・あった、碇さんハイ」
「ありがとう、でもびっくりしたねぇまさかトウジ君が落ちてくるなんて。あはっ☆」
「ダメよ碇さん!ああいうのは1回とっちめてやらないとダメなんだから!」
「でもボク達ケガもないし・・・もしかして2人とも何か急がなきゃならない理由があったかも・・」
「2人の事だからどーせくだらないことに決まってるわ、この前だって・・・・」
「え〜!?そうなんだ。クスクス・・・」そのまま談笑して2人は途中でわかれ、シンジはネルフへと向かった
その頃トウジ達はケンスケの家に辿り着き、やっと一息ついていた
「ハァ〜、まさかあんな所で碇達に会うとはなぁ・・・・明日なんて言われるか・・・」
ケンスケは汗のかいた学生シャツを脱いでTシャツに着替える。なぜかトウジは平気なようだ
「まぁ終わったこと言ってもしゃあない、それよりさっそくコレ見ようで・・・・・ん?」
「どうしたトウジ?」
38 :
6:04/10/29 03:32:39 ID:???
「なんやコレ?料理の本?・・・・・ワシらのお宝は!?」
「・・・・・・・・」
「どういうこっちゃ、おいケンス・・・」
「ト、ト、ト、」
「TOTO?」
「バカ言ってる場合かトウジ!ど、どこで間違えたんだよ!?」
「わ、ワシにかてわかるかい。確かに持っとったはず・・・・あっ!!」
トウジの頭にシンジ達と派手にこけた時のシーンがよぎる
「・・・・あ〜〜、やっぱりか〜、なんてことしてくれたんだよトウジ〜・・・どうすんだよ〜」
ケンスケは顔を真っ青にしてトウジの肩をガクガクと揺らす、その姿はまるで死霊である
「い、今からでも碇んとこに走って・・・・・」
「碇は今頃ネルフに決まってるじゃないか〜、中見られたらどうすんだよ〜、トウジのせいだぞ〜」
「お、お、お、落ち着けケンスケ!武士の情けや!」このバカ2人の騒動は夜まで続く・・・・
・
・
・
「は〜い、今日はもうあがっていいわよ。2人ともお疲れ様☆」
パンパンッと手を鳴らしてミサトはニッコリと微笑む
「お疲れ様でしたミサトさん」 「・・・・・・はい」
「2人ともその調子で頑張ってねん♪シンちゃんは今日も司令室に?」
「あ、はい。少しだけ・・・・・」
「司令も忙しいからね〜、でも今日はいるんじゃないかしら?」
「そうなんですか?ありがとうございますミサトさん」
39 :
6:04/10/29 03:33:13 ID:???
「ど〜いたしまして、お礼はえびちゅでいいわよん♪」
「ダ〜メです、それとこれとは話が別です」
「つれないわねぇ・・・・シンちゃんのケチ!」
「ケチでいいですよ〜だ♪ミサトさん、綾波さん、それじゃ失礼しますね」
「またあとでね〜シンちゃん♪」 綾波はコクンと顎を動かす。
軽く2人に微笑むとシンジは司令室へと向かった
「失礼します」 そういってシンジは司令室に入る前に姿勢を正して頭を下げる
「やぁ、待っていたよシンジ君。今ちょうどお茶にしようとしていた所でね。かけてくれたまえ」
冬月はそういうとソファに着席するようシンジに促す
「あ、はい。ありがとうございます叔父様・・・・・あ、副司令」
「ははっ、シンジ君、ここでは私と碇以外は誰も来んからな。かまわんよ」
「えへへっ、なんかここって厳かな雰囲気があるから緊張しちゃいますね☆」
「なぁに、慣れればそんなことはないさ。いつものミルクティーでいいかね?」
「はい、ありがとうございます!」
「おや?その手に持ってるのは何かな?」
「あ、これは・・・・お父さんにプレゼントしようと思って・・・・・あははは」
「まったく碇は果報者だな。シンジ君のような優しい娘がいて・・・・羨ましい限りだよ」
「そ、そんな・・・・ボクは・・・・その・・・」 もじもじと自分の指をつつきながら恥ずかしそうにうつむく
(ぬうっ!) その萌え姿を見た冬月は一瞬魂が抜けそうになったが寸前のところでなんとか堪えた。
しかしそれより驚くべきはこれほどのダメージを受けていながらも一切顔には出さず
淀みなく会話を続けている様は脅威という他はない。さすがネルフの副指令。腐っても鯛という所か
ああ・・・・終わらせられませんでした・・・・orz
次こそ完結させます こんな若輩者を応援してくれる方ありがとうございます
GJ!頑張れ!
そうとも!貴方は良い仕事している!頑張ってくれ!
42 :
6:04/11/04 04:37:00 ID:???
「ところでシンジ君、碇に何をプレゼントするのかな?」
シンジの持ってきた紙袋に目を向けるとシンジは恥ずかしそうにはにかんだ
「え?・・・・あはは、たいしたものじゃないですよ〜」
「おや・・・・そうかね・・・・私には見せられないものなのかね・・・・」
そういって心底残念そうな顔をシンジに見せる。もちろんこれはフェイクである
「あ、あの!そういうわけじゃ!ど、どうぞ!」
あわててシンジは冬月に紙袋を手渡す。とたんに笑顔になる冬月副司令
「・・・・いいのかね?ではちょっと失礼」
(やられちゃったな・・・もう) シンジは仕方ないなぁと肩をすくめる
そして中身を見た冬月はその刹那
T H E W O R L D
まるでスタンドの射程内に踏み込んでしまったかのように冬月の周りの時間は止まってしまう
「あはははっ、お父さん料理できないっていうからどうかなって、・・・・あれ?叔父様?」
中身はトウジ達と転んだ時に入れ替わっており、恐ろしくイヤーンな本が入っていたのである
しかしこれはすごい!DIOでも時間静止はわずか5秒だがシンジの対人兵器は30秒あまりも
冬月の時間を止めてしまった。実戦にすぐにでも投入したいものである。いやすべきである
やっとことで回復した冬月は難しい顔をしてシンジに尋ねる
「・・・・これは・・・・碇に頼まれたものかね?」
「え?あ、いえ・・・・あの、叔父様何か問題でも?」
「これは・・・・私はどうかと思うがね」
冬月はそのままシンジに袋を返す。意味のわからないシンジは袋から本を取り出した
43 :
6:04/11/04 04:37:34 ID:???
「・・・・・・・・・・・・」
シンジは予想もしてなかった物の出現に呆然としている
「シンジ君・・・きっとこれは何かの間違いだろう。私は何も見なかったことに・・」
シャッ
その時司令室のドアが開き、出かけていたゲンドウが帰ってきた
(なんと間の悪い・・・)冬月はゲンドウのタイミングの悪さを呪った
「シンジ来ていたのか・・・・ん?それはなんだ?」
やっと我にかえったシンジはあわてて本を後ろに隠す
「なんでもない!なんでもないのお父さん!」
シンジはすばやく本を後ろに隠すがゲンドウは遠くからだがわずかに見えていた
「・・・・いいから見せてみろ」
「あ、ほんとになんでもないの・・・やだなお父さん。ただの・・・・マンガだよ」
「よさないか碇、シンジ君が嫌がってるではないか」
ゲンドウはシンジに近づき後ろに隠した本を強引に奪い取る
「あっ!あっ!ダメ!これは違うの!」
そのいかがわしい本を見たゲンドウは険しい目でシンジを見据える
「こんなものを・・・・シンジ、どういうつもりだ?」
シンジは今にも泣きそうな顔で涙がにじみ出ている
「お前はまだ14歳の子供だ・・・・それがわかっているのか?」
「ち・・・がう・・の・・・お父さん・・・私は・・・お料理の本を・・・・それ・・なのに・・・・」
頭が混乱していてシンジにも何でこんなことになってしまったのかわからない。
こみ上げる恥ずかしさと悔しさで涙がポロポロとこぼれ落ちた
44 :
6:04/11/04 04:38:16 ID:???
「・・・・・お前はそんな子ではないと思っていたのだが」
ゲンドウは眼鏡を押し上げて続けて言い放った
「どうやら私が見誤っていたようだな」
あまりにも厳しい発言だがこれにはシンジを愛するがゆえにワケがある
ゲンドウは可愛い愛娘がHな本を持っていたため買ったと思い込んだ
我が子に限ってという言葉があるがまさにゲンドウの心境はそれである
心の支えである愛娘シンジが他の男とHをしたのでは? という事まで思い込んだ悲哀感、悔しさ
その事がゲンドウに冷静な判断力と発言を奪ってしまっていた
「ちが・・・しん・・じて・・・おとうさ・・・う・・・・うぁぁぁぁぁぁぁぁん!」
混乱していた心にゲンドウの厳しい言葉が心に突き刺さりついにシンジは泣き出してしまった
「よせ!もうよさないか碇!やめるんだ!」
もはや尋常ではなくなった事態を直感した冬月が止めに入る
「・・・・・これは私たちの問題です。黙っててもらえませんかね?冬月先生」
ゲンドウは冷たく言い放つ
「他に言い方というものがあるだろう碇!シンジ君があんまりではないか!」
「ひっく・・・ひっく・・・ちがう・・・の・・・信じて・・・・うぇっひっく」
「シンジ・・・泣いていてはわからん。・・・ちゃんと説明しろ」
「よせといっているだろう!お前も冷静さを欠いているようだ。私に任せろ」
「・・・・・先生には関係ないことでしょう」
「だからといってこれ以上シンジ君が傷つくのを黙ってみすごすわけにはいかん!ここは任せてもらうぞ碇!」
有無を言わせぬ強い口調で2人の間に割ってはいる冬月の剣幕にゲンドウもたじろぐ
しぶしぶとゲンドウは後ろに下がり目をそらす
45 :
6:04/11/04 04:38:48 ID:???
「シンジ君・・・・シンジ君落ち着きたまえ」
冬月は腰を落として肩に手を置き優しくシンジに語りかけた
「う・・・うぇっ・・・ひっく・・・・ひっく」
「そう・・・ゆっくり呼吸を整えて・・・・・深呼吸するんだ・・・・もう大丈夫かね?」
「ひくっ・・・・う・・・・・・はい」
「シンジ君は何を持ってこようとしてたのかな?碇にプレゼントするのだったのだろう?」
「・・・・・・お・・料理の・・・本を・・・ひっく・・・買って・・・きたの」
「そうか・・・料理の本を碇にあげようとしてたんだね。シンジ君は優しい子だな」
そっとシンジの髪に触れ壊れ物を扱うかのように優しくなでる
「でも・・・お料理の本・・・どっか・・・いっちゃって・・・そしたらこれが・・・・」
「それは大変だね、シンジ君ここに来る途中で何かなかったかな?本を落としたとか」
「・・・・・・・・あっ」
「何か思い出したかね?」
「そういえば・・・ここに来る時にトウジ君達とぶつかって、あの時かも・・・・」
「そんなことがあったのか、じゃあその時に入れ替わってしまったんだろう」
「そう・・・・かもしれません・・・・・」
「ははっ、きっとそうに決まってる。シンジ君がこんな物を買うはずがない」
「・・・・・ボクの言うことを信じてくれるんですか?嘘かも知れないのに」
「こんなに優しいシンジ君が嘘をつくはずがない。私はキミを心から信頼している。この世の誰よりもだ」
「叔父様・・・・・・・・・」
冬月に頭を撫でられながらシンジは猫のように完全にうっとりとしている
46 :
6:04/11/04 04:39:24 ID:???
「おっと、といってもこんな爺さんにそんなことを言われてもシンジ君は困るだろうね」
「そんなことありません!その・・・・・ボク、とても嬉しいです」
「ははっ、それならよかった。そうだシンジ君、今日は何か予定があるかね?」
「えっ?えっと・・・・・特にはなかったと思いますけど?」
「ケーキのおいしい店があるのだが、よければ寄ってみないかね?」
「ケーキ・・・・ですか? でも・・・な〜んか意外だなぁ〜?☆」
「うむ・・・実はマヤ二尉から聞いた話でね、私も行くのは初めてなんだ」
「やっぱり!叔父様ってケーキ似合わないもの、えへへ」
「はははっ、確かにそうだなシンジ君にはバレバレだったようだ」
「じゃあ〜、ボク何食べようかな。迷っちゃうな〜」
「こらこら、気が早いぞシンジ君。向こうに着いてから決めればいい」
「わかりました。じゃあ早く行きましょう叔父様♪」
「おっとっと、ちょっと待ってくれたまえ」
そんなほのぼのとした雰囲気をかもし出しながら2人は司令室から出て行った
「・・・・・・・・」
そして他に誰もいない司令室に唯一人
男は応接机に置かれた本をペラペラとめくる
「ふっ・・・・・・・問題ない」
いかがわしい本を持ち精一杯の強がりを誰に聞こえるでもなしにつぶやくひげ面の男
彼の脳裏には何が見えているのだろうか・・・・それは誰も知らない
これで終わりです。なんかゲンドウが可哀想な役柄になってますが・・・
まぁこういうのもアリということでw
GJ!お疲れ様でした!
やはり冬月がいいキャラしてるな〜
だめだしさせてもらうとシンジキュンの軽い性格が気になったかな。語尾とか
まぁそこらへんは女シンジってことでねじ伏せたが
ゲンドウが不器用で、冬月がちょっと扱いが上手って構図イイゾw
なんか二人の主人公が、一人のヒロインを争ってる感じで。
すんばらしい。
ただ、>47と同じで、ちょっとシンジの性格が・・・あまりにメソメソしてて弱過ぎな気も。
もうすこしボーイッシュなのがいいね。私は。
GJ!素敵です!
とりあえず保守
この板はいいスレが多いなぁ。
52 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/11/20 10:20:24 ID:Oa7yA84V
保守
続きまーだー(AAry
保守りますか
重い雰囲気の司令室に3つの影が伸びている 部屋の雰囲気は異様そのもの
机に手を組んでいるサングラスの男は碇ゲンドウ。NERV司令である
その横に訝しげな表情で目の前の人物を見据えているのは冬月コウゾウ副司令
2人の前にいるのは葛城ミサト一尉。なぜか顔色が青くなっている
「まさか本当にそのような事になっていようとはね」
冬月はため息交じりに呟く
「も、申し訳ございません!少しその・・・ついシンジ君に甘えてしまいまして・・」
「諜報部から報告は全て聞いている。シンジ君に家事のほとんどを任せていたとね」
「あう・・・・」
「葛城一尉・・・・キミの役目はなんだ?」
「え、はい!ご息女の保護と監視であります!」
「・・・・シンジは貴重なパイロットだ。それはわかっているな?」
「その通りだ、シンジ君はキミの家政婦ではないのだよ」
「誠に申し訳ございません!今後このようなことがないよう・・」
「弁明はいい、キミの処遇は追って伝えよう。下がりたまえ」
「はっ!失礼いたします!」
ミサトは真っ青になりながらなんとかプレッシャーに耐え、よろめきながら司令室を後にした
「やれやれ、彼女にも困ったものだな」
「・・・・・ああ」
「このまま彼女の所にシンジ君を預けて置くわけにはいくまい。さて、どうしたものか・・・」
「問題ない、私がシンジを引き取る」
to be continue
パチンコのエヴァンゲリオン発売記念SS ということでw
キタワァ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*!!!!
続きが楽しみです!!
シンジが少年ならこのスレ読んでやったんだがな
(^∀^)ゲラゲラ
くまの巣でゲンドウと女シンジのほのぼの物
良スレ良レスはっけーーーーーーーーんn
6さん乙!!ごちです
きもスレ晒しage
どう出ようもなかったw
がんがれ
フユチュキ
続きキボン しかしシンジは男の方が良かった
ち ちがう!俺は変態じゃnうわなにをするやm
67 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 05:19:36 ID:mKngPDoN
なんだよ、全然話つながってねーじゃん!
68 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/14(木) 06:38:32 ID:cJA5D0WX
きもい
69 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/04/19(火) 20:07:21 ID:xoOPN7pa
age
ネタはシパーイだたな。