1 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:
2 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/13 21:03:57 ID:JtkSK1uB
2
3 :
2:04/09/13 21:04:39 ID:JtkSK1uB
やった!!!!!!!!!生涯初の2GET!!!!!!!
4 :
2:04/09/13 21:06:02 ID:JtkSK1uB
思えば高一の時から2ch見てたけど・・・2GETは初めてだ。
5 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/13 21:08:03 ID:ZhATujXm
>>3-
>>4 ゲットできてないし(´,_ゝ`)プッ
6 :
2:04/09/13 21:08:13 ID:JtkSK1uB
ちなみに今一浪で大学一年じゃけえ、5年目にしてやっと・・
2おめでd
そ し て 神 を 待 つ
乙一。
JtkSK1uBはウザイ。
尾と
今日もシンジと繋がった。いやシンジというよりご主人様というべきだろう
私はシンジの奴隷。シンジが望めばなんだってする、汚らしい××女
あの機械人形のファーストが拒否するようなことでも
ご主人様の命令なら私は全てを受け入れる。
ファーストがご主人様と関係を持っていることを私は知っている。
ファーストは私と違い、ご主人様に服従していない
よってご主人様は私でないと全ての欲望を満たすことはできないのだ
私はご主人様の奴隷であることに誇りを持っている。
ファーストにそれが無理だというだけで、ご主人様を独占できているようでうれしかった。
汁のアレみたいだ・・・
13 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/13 21:15:07 ID:ZhATujXm
アイタタ・・・
15 :
11:04/09/13 21:19:01 ID:???
しかし、幸せは長くは続かなかった
加持さんを失ったミサトはよほど寂しかったのだろう
シンジと私のご主人様と体を重ねたのだ。
三十路前とは言え未だ20代、そして何より大人の女だ
私みたいな子供より肉体的な意味で言えばミサトのほうが私を上回っている。
「ミサトなんかに負けたくない、負けるもんか」私はそう自分に言い聞かせた
しかし現実は厳しかった。私を服従させ奴隷として扱いそれで満足していたはずのシンジが
私とは体を重ねなくなってしまったのだ。
16 :
11訂正:04/09/13 21:20:57 ID:???
しかし、幸せは長くは続かなかった
加持さんを失ったミサトはよほど寂しかったのだろう
ミサトは私のご主人様と体を重ねたのだ。
三十路前とは言え未だ20代、そして何より大人の女だ
私みたいな子供より肉体的な意味で言えばミサトのほうが私を上回っている。
「ミサトなんかに負けたくない、負けるもんか」私はそう自分に言い聞かせた
しかし現実は厳しかった。私を服従させ奴隷として扱いそれで満足していたはずのシンジが
私とは体を重ねなくなってしまったのだ。
全く日記らしさがないわけだが。
てか何なんだこのスレの始まり方w
18 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/13 21:24:42 ID:ZhATujXm
あぁ、AT か。気づくの遅かった_| ̄|○
違う<AT
もうどうでもいいから、とにかく上げるな。
,、' : : ,:-'´: : : : : : :\
/: : :/: : : : : : : : : : : : \
/:/ : /: : :, : : : : : :/: : : : : : : ヽ
!': : :/: :/;.、=7;、イ;i: : |: : : : 、: ヽ
!: : /': :'´ ;| 'iァz;、,'ト|: :/;イ: : : }: i l
!: : : : : : :{ `''゛'` !/'´/イ;ィ:/: リ'!
'; : : : : ;|ヾ ,ィ')y'/;ィ:/
ヽ:|'; :{ヘ _ ゝ./!'´ !'
>>11 /' ヽ! 、 ´,. ィ':i/ 面白くないわ
_,,..../ /` ‐' ´l/リ゛ アスカはそんなことしないわ
ノ `丶、 {、 ´ それに不潔よ
/ ' ‐- 、 \トヽ、 どうしてもそんなSSを書くなら
,イ;;;:::、:_:::::::`ヽ、 _\!`)、 某SSサイトへ行って
i;/ ヽ::::::::::::', `>ヶ、:> 私の綺麗な思い出を消さないでほしいの
! '、:::::::::::',∨|:ハ! ', 私が少しでも人としていられた時を汚されたくない
/ iヽ、:i::::::',. |:| ';〉 私は人じゃないから。
おまえら落ち着け!
落ち着いて職人の登場を待つのだ!
ついでに、安易にエロを書くな。スレ汚しだ。
22 :
冬月:04/09/13 21:59:51 ID:???
まだ結論をだすには早すぎるのではないか?碇
「あの子、マヤっていったわね。今夜、罠にかけようかしら」
前スレを保存したのは俺だけじゃないだろうなw
いま、有力な職人といえば
ダミー氏、前スレ770、そして最近見掛けないけど偽アスカ氏、それだけだよな?
おめでとう
29 :
偽アスカ:04/09/14 01:02:16 ID:???
30 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/14 01:10:16 ID:qKvMdFIT
ねーたんチュキチュキ
A月A日 気分が大雨
危機だ。困った。一大事だ。こんなこと絶対にありえない。
例えるなら、鈴原とヒカリがお手手繋いでショッピングに行くような、
ミサトとリツコが明日にでも嫁いでいくような、
…いや、そんなもんじゃ済まないかもしれない。
そもそもの発端は今日の起動実験。
いつもは三人揃ってやる実験だけど、
どういうわけが今日はあたしとシンジだけがやらされることになった。
リツコ曰く、先の使徒戦での同時シンクロのデータを取るためらしい。
エヴァに乗ると、狭いプラグ内じゃどうしてもシンジと体が密着してしまう。
メインパイロットは当然あたしなので、シンジは背後に張り付くわけだけど、これがもう。
あのね、あんたは中年の親父か。実験の開始から、ずっとニヤケっ放し。
同僚の意外な一面を見て、結構ブルーになるあたし。
とりあえず、あとでハーゲンダッツを買わせようと思った。
にへら笑いを浮かべるシンジを殴りつつではあったけど、
実験は途中まではすこぶる順調だった。
でも、ウイルスなのかエラーなのか突然のシステムダウン。
あたしとシンジは高濃度に圧縮されたLCLの中でシンクロを余儀なくされて、
エヴァは悪い予感の通りに暴走。あたしたちは気を失ってしまった。
続き
で、目を覚ましたのは医務室のベッドの上。頭がガンガンして、
体の節々に違和感があったけど、命があったことを神様に生暖かく感謝。
そしたらいきなり、「良かった!目を覚ましたのね!」とミサトに抱きつかれた。
押し付けられた胸がでかくて軽くむかつく。あとで揉みしだいてやることを決意。
「本当に良かった…。」ミサトは半泣きだった。
正直、ここまで心配されると気分は悪くない。
でも、すぐに表情が曇って「でもね、アスカが目を覚まさないの…」
舐めたことを。「あたしはあんたの目の前にいるでしょうが」と言ってやったら、
馬鹿を見るような目で見られる。
「あのね、シンジ君。こういうときに冗談は笑えないわ」
「冗談言ってるのはそっちでしょうが!」ちょっと半ギレ。
でも、それすらミサトには通用しなかった。
ミサトは顔色を変えて「り、リツコ!シンジ君が!シンジ君が〜!」と叫ぶと、
でかい乳を揺らしながら医務室を去ってしまった。
あたしもこれはさすがにおかしいと思った。
ミサトは不真面目だけど、きっちりするところはちゃんとわきまえてるからだ。
とりあえず報収集しようと、あたしも医務室から出ようとした時、
ふと脇のベッドから人の気配を感じた。
きっとシンジだ。そうに違いない。あたしはそう思って、仕切りのカーテンを開けた。
すると案の定、そこには見慣れた顔が。
白い肌、端正な顔、長く美しい髪。アイドル顔負けの絶世の美少女。
…そう、つまり。
隣のベッドに…、あたしがいた…。
そんな始まり方もあったか、それだと二人の秘密ではなくなるがマタ別の赴きもあるな
このスレに投下しようとして一つ書いてみたんだけどただのFFになっちゃった。
需要あるなら晒すけど、どうすか?
問題ない。
焼月肉日
今日の夕食は焼肉だった。ミサトは今日も残業で帰りが遅い。
アタシはここぞとばかりにミサトの分のお肉も平らげた。
途中、シンジは「ミサトさんがかわいそうじゃないか。」なんて言ってきたけど、
アタシは「ふん、家族の団らんを大切にしないミサトが悪いのよ。」と返してやった。
その後、満腹になったお腹をさすりながらリビングでくつろいでいると、ミサトが帰ってきた。
「おかえり、今日は焼肉だったのに残念ね、もうお肉残ってないわよ。」
するとミサトは一瞬だけ悔しそうな顔をすると、なにやらニヤニヤし始めた。
「何がおかしいのよ?」
ミサトはお風呂場に目を向けた。今はシンジが入っている。
「ふっふーん、なるほどねぇ、シンジ君ったら。
いい?アスカ、それはシンジ君からのメッセージよ。」
ハイ?一体何を言ってるんだ、このオバサンは?
「いい、アスカ。日本ではね、古来より男女一組で焼肉を食べていいのは
恋人同士だけって決まりがあるのよ!」
な、な、な、何ですってぇ!?
「シンジ君はアスカとそんな関係になれるように願って、今晩は焼肉にしたのね、
きっと…いえ、間違いなく。」
遠い目をするミサト。
「ほ、本当に!?」
「シンジ君はアスカとそんな関係になれるように願って、今晩は焼肉にしたのね、
きっと…いえ、間違いなく。」
遠い目をするミサト。
「ほ、本当に!?」
「勿論よ、そんな大事な事で嘘つく訳ないじゃない。それにしても遠回しなやり方ねぇ…
まぁでもそこがシンちゃんらしいと言えばシンちゃんらしいわね。」
何てこと、あの焼肉にそんな願い、メッセージが込められていたなんて…
そんな、シンジに何て言えば…
うろたえるアタシを、ミサトはそっと優しく抱きしめてくれた。
「大丈夫よ、素直に今の気持ちを伝えれば、きっとシンジ君はわかってくれるわ。
あ、シンジ君お風呂上がったみたい、じゃあ、邪魔者は引っ込むから頑張るのよ!
大丈夫、盗み聞きしたりなんかしないわよ。」
そう言うとミサトはパチッとウィンクを一つ残して自分の部屋へと消えた。
ありがとう、ミサト。
焼肉食べちゃってゴメンね。今度はお肉一枚くらいは残しとくからね。
ミサトが居なくなると同時に、
今度はお風呂から上がったばかりのシンジがリビングにやって来た。
シンジはソファーに腰を掛けるとテレビをつけてチャンネルを回し始める。
アタシは大きく深呼吸をして意を決した。
(アスカ、行くわよ!)
「あ、あ、あのね、シンジ。その、は、話があるんだけど…」
「え?なに?」
シンジがテレビの方を向いてるのは幸いだった。
何故ならアタシは今、自分でも分かるくらいに真っ赤な顔をしている。
それにあんな話を聞いた後でシンジの顔をまともに見る自信が無かったからだ。
「そ、その、何て言うか
ア、アンタがアタシの事そんな風に想ってくれてたなんて知らなかったわ。
ま、まぁアタシとしては全然嬉しくもなんとも、いや、ちょっとは、
いや、本当はすごく嬉しかったりするんだけど、
その、あの、何て言うかア、アタシは全然そんな気ないんだけどね、
ま、まぁどうしてもって言うならアンタが望むような、
そんな関係になってあげなくもないかなぁって言うか、
むしろお願いしたい、みたいな…」
「…?。それ、何の話?」
シンジはアタシにきょとんとした顔を向ける。
「…?。それ、何の話?」
シンジはアタシにきょとんとした顔を向ける。
アタシは照れのせいでシンジの顔を直視できず、思わずそっぽを向いた。
「んもぅ、とぼけないでよ!シンジの意地悪ぅ。」
「いや、本当に何の事かわからないよ?アスカ?」
「だーかーらー、焼肉よ!焼肉!もう忘れたの?」
「え、焼肉?あれだけ食べたのにまだ食べたいの?焼肉が?」
「もう、本当に分からないの?アタシ達、一緒に焼肉食べた仲なのよ!?」
「もう、本当に分からないの?アタシ達、一緒に焼肉食べた仲なのよ!?」
そのときだった。
「…ブフッ、…アハ、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ!!」
ミサトの部屋から下品な笑い声があがった。
アタシはハッとしてミサトの部屋のふすまを勢いよく開けた。
「アヒャヒャ!「んもぅ、シンジの意地悪ぅ」だってさ、アヒャヒャヒャ!」
ミサトは腹を抱えながら転げ回っている。
「なんだ、ミサトさん帰ってたんだ。」
アタシの横からシンジも顔を出す。
「アヒャヒャ!「まだ焼肉食べたいの?」シンちゃんてばもう最高!アヒャヒャヒャ!」
足をバタバタさせるミサト。
フフ、フフフ、そう、そういうことなのね?ミサト。
「ねぇシンジ?」
「何、アスカ?」
「アヒャヒャ!「アタシ達、一緒に焼肉食べた仲なのよ!?」
どんな仲よ、それ!アヒャヒャヒャ! 」
「なんで今日焼肉だったの?」
アタシは額をヒクつかせながらも、できるだけ冷静に尋ねた。
「なんでって、今日近所のスーパーで肉が特売だったからだよ?」
「フ、フフ、そう、ありがと。」
「アヒャヒャヒャ!!特売ですって、特売!アヒャヒャヒャ!!」
焼月肉日
今日はミサトの命日になりそうだ。
GJ!! ぱっとみ、ミサトがBSEにでもかかったかとオモタヨw
そこはそれ牛ですから。
このスレ見るたび「綾波の日記」というのがあってもいいんじゃないか? と思うのだが、いかんせん
「今日思ったこと」とか「業務日誌」を超えるものを書く自信がまるでないので断念。
それにしてもLASはやっぱりアスカ一人称が萌える。
乙!
たまにはギャグ系もいいとオモタ
>48
あ、できたんだ。先週の金曜に検索かけたときにはなかったから。TNX。
カヲル君の日記ってないよな
使徒日記か
52 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/14 18:30:22 ID:cANlazjw
age
53 :
”?”:04/09/14 18:48:33 ID:???
age
(´∀`)焼肉話イイネ
催月 眠日
今日、シンジに催眠術をかけてみた。
「そんな催眠術入門なんて子供向けの本でかかるわけないと思うけど…」
と笑っていたシンジだけど、開始五分であっさりかかった。
これは、あたしの天性の素質か、シンジがかかりやすい体質なのか。たぶん両方だろう。
まずはお約束の質問。
「アンタの前世はなに?」
首を前後にユラユラさせ、眠たそうな目でシンジは答える。
「バッタ」
「…バッタ?」
「ウン、ボク、コメツキバッタ」
…リアルな答えに、催眠術に完璧にかかっていると確信したあたしは、更に質問した。
「アンタの初恋の人は?」
「…ぞうぐみのミヨちゃん」
「アンタの隠しモノの場所は?」
「…机の一番下の引き出しの奥」
(続き)
なかなか素直な反応で大変結構。
そして、いよいよ本番。
「アンタの一番嬉しいことは?」
「…人に褒められること」
「誰に褒められると、一番嬉しい?」
「……アスカ」
「アンタの一番好きなことは?」
「…料理を作って、食べてもらうこと」
「誰に食べてもらうと一番嬉しい?」
「……アスカ」
最後の質問は当然これだ。
まあ、わかっていても、質問するのはそれなりに緊張したけどね。
「アンタは、誰が一番好き?」
-----今日は、とても満足した一日だった。
さいこーです。
あぁ、俺もこのレベルで書けるようになりたいな・・・。
ヲヲ、ダミー氏も移住完了っすか。
GJっす。
59 :
793:04/09/14 21:03:04 ID:???
次スレお疲れ様です。
皆さんの優しさに感動した793が懲りずにやってきました。
私は前作の世界を引き継いで独自路線で行こうと思いますので、よろしくお願いします。
次回から、書き込み前の前フリはできるだけ無しにしますので、今回はお許しください。
では、続きをどうぞ。
60 :
793:04/09/14 21:04:04 ID:???
登月下日
罰ゲームで私たちチルドレンの関係が変わって以来、ファーストの行動の変化が目に付く。ネルフではもちろん、学校でもシンジに寄り添いたがるの。
「碇、いつの間に綾波と付き合うようになったんだ?」
「付き合うって言うのかなぁ…」
さすがに人前でいちゃついたりはしないけど、あれじゃ、どこから見ても恋人にしか見えないわ。
下校の時も、ファーストは掃除当番のシンジを待って下校するの。
「ファースト、遊びに来たの?珍しいわね」
「いいえ、碇君を送りに来ただけよ」
この前なんか、ファーストの奴がウチの玄関までシンジを送ってきたのよ。役柄が反対だっつぅの。
その時は、ついでにファーストも上がってもらって、三人で楽しんだけどね。
それで、シンジとファーストを二人きりにするのも何かと心配だから、今日から私も下校を一緒にすることにしたの。
「こら、ファースト、少しシンジから離れて歩きなさいよ」
「どうして?」
「どうしてって…シンジが歩き辛いからよ!」
「碇君、そうなの?」
「う、うん、そうかも…」
「そうなのね…」
下校の時、二人の歩く遅さと、ファーストがシンジに密着して歩く姿に呆れたわ。どうりで学校中の噂になる筈よ。シンジのことだから、文句が言えなかったのね。
それにしても、ファーストの奴、私が文句を言うと何かとつけてシンジに確認しようとするのよね。意外とファーストは他人に依存するタイプなのかも。
ダミー氏キタ━━━━(Д゚(○=(゚∀゚)=○)Д゚)━━━━━!!!
ネ申 ( ・ ∀ ・ ) 溶 け そ う
ネタが被っても、細部まで全く同一でもなければ構わんさ。
むしろ是非続き書いて欲しい。
>>29 倶楽部の偽アスカとここの偽アスカは同じ人ですか?
緑月 猿日
今日はシンジが催眠術をかけさせてといってきた。
どうも朝からあたしがニヤニヤしっぱなしだったのが気になったらしい。
断わると、「不公平だよ…」とかぼやくので、渋々かけさせてやることにする。
でも、その前に警告した。
「もしかかっても、変な質問や、スケベな真似したら、タダじゃおかないからね!」
シンジは驚いた顔をした。どうやら、そこまで考えていなかったよう。
余計なこといっちゃった、と思いながら部屋の真ん中の椅子に腰を降ろす。
「はい、じゃあ、このライターの火を見て…って、あちちっ!」
まったく不器用だ。
「それじゃあ、目を閉じて僕が三つ数えると、腕が上がらなく…なるよね?」
そんな弱気で催眠術がかかるわけないでしょ。
怒鳴って終わらせることも簡単だけど、面白いからかかったフリをしてみた。
昨日のシンジと同じように、頭をゆっくり前後に揺らして、目をトロンとしてみる。
「えーと、かかったかなあ…」
おそるおそる覗き込んでくるシンジだけど、あたしの反応がないのでかかったと判断したらしい。
「では、最初の質問です。あなたの前世は誰ですか?」
…やっぱりお約束が来た。だから、あたしは催眠術にかかったフリをしたまま胸を張って答える。
(続き)
「あたしはマリー・アントワネット!」
「ええっ!?」
シンがエラク驚いているので、更に追い打ちをかけてみた。
「そう。あたしが凋落した首飾り事件の代理人はストラスブールの大司教。
そして、あたしはパンがなければケーキを食べろなんていってないわ!
出典はジャン・ジャック・ルソーが書いた『告白』よ!」
「うわ〜、ホンモノだ〜」
歓心しきりのシンジ。やっぱこいつはバカだとしみじみ思う。
「でも、すみません、アスカに用があるんで、戻ってもらえませんか…?」
なんで丁寧語なんだか。
「仕方ないわね…」
あたしはムニャムニャいって、椅子の背もたれに身体を預け、脱力した様子を見せた。
ほっとしたらしいシンジは、次の質問をしてきた。
「えーと、それじゃ…」
正直、シンジがどんな質問をしてくるか、ドキドキした。
(続き)
「中華とフレンチ、どっちが好き?」
…ずり落ちそうになったのをこらえたあたしは、手放しで褒められてもいいと思う。
そんなの催眠術かけなくても普通に訊けばいいでしょ!! と怒鳴りたいのを必死に押さえて答えた。
「…シンジが作るなら、どっちでもいい」
ぴくつくまぶたを薄く上げてみれば、熱心にメモをとるシンジがいた。
「じゃあ、プレゼントもらうとしたら、うんと高価なのと手作りなのと、どっちがいい?」
「…シンジがくれるなら手作りでもいい」
「旅行に行くとしたら、北と南、どっちがいい?」
「…連れて行ってくれるなら、どっちでも」
顔色もかえずふんふんとメモをとるシンジは、ある意味たいしたモノだ。
むしろ、死んでしまえこの鈍感男!! なんて思ってたら、最後に来ましたやっぱり予想通りの質問。
「アスカは、僕のことが好き?」
「…嫌いじゃない」
予め覚悟を決めてなけりゃ、そっけない返事が出来たかどうか。
とにかく、これで終わりだ思ってたら、なんかシンジが周囲をキョロキョロと見回している。なにやってるんだろう、二人しかいないのに----。
(続き)
「…最後に、僕にキスをしてください」
全身が跳ねないように、全力を振り絞った。
まさかシンジが、という驚きとともに、なぜかあたしは顎をそらして唇を突き出していた。
なぜなら、あたしはいま催眠術にかかっている、と自己正当化できたから。
だから、燃えたぎるような大人のキスをしたとしても、なんら問題ない。だって、催眠術にかかっているんだもん。
シンジの顔が目前にきたらしい。髪が額に触れる。
薄目を開けたあたしの目前には-------シンジのほっぺたがあった。
「どうしたの、シンジくんそれ?」
「いやあ、はははは…」
ミサトが帰ってきたらしい。シンジの白々しい返答がまったくもってカンに触る。
まったく、アイツはどうしてこうカンジンカナメのところで…!!
…まあいい、ペナルティはうけてもらおう。
シンジのほっぺたには、くっきりとあたしの歯形が残っている。
明日、学校で、どう誤魔化すのかじっくり見届けてやる、あの根性ナシ!
あ゙あ゙あ゙あ゙ぁ゙( ゚ ∀ ゚)
や は り ネ申 ! 素晴らしい
昨日読んだ文庫一冊よりこっちのが好きだ
(・∀・)むしろ短編文庫化キボン
>>「はい、じゃあ、このライターの火を見て…って、あちちっ!」
まったく不器用だ。
萌えた
も・・・萌え死ぬ
ダミーアスカ氏GJ
何かもうそこらのFFは目じゃないですね…
フリースペースでも借りてサイト運営なさってもよいのでは?
今までの分の保存も兼ねて。
ウチでよければスペース貸しますよ?(笑
>>77 ダミー氏の正体は名うての作家だという予感
出すぎたマネはよせ
というか藻前はナニモンだ
まぁまぁ。落ち着け。
思ってたより反応良かったので嬉しいです。
気が向いたらまた書きたいと思います。
それにしてもダミーアスカ氏はさすがっすね。
かなり萌えました。
保管庫キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
ネ申!
待ってました!
タイム月 カプセル日
今日、学校で宿題が出た。
なんでも、10年後の自分に手紙を書けってこと。
そんでもって、タイムカプセルに入れて、校庭に埋めるらしい。
夕食後、部屋に籠もって頑張っていたけど、全然思い浮かばないので、見本を見てみることにする。
「シンジ〜、しろくまアイス買ってきて〜」
近場のコンビニに置いてないアイスを買いに走らせた。
その間にシンジの部屋に侵入してみたら、机の上に置いてあるのを発見。
さっそく読んでみたら、ちょっと感動したので、少し長いけど転載してみる。
(続き)
『十年後の僕へ
あなたは何をやってますか?
自分でいうのもなんだけど、ちょっと想像がつきません。
今の僕にやりたいこととか、将来なりたいものとかがないからです。
でも、出来たら、人に必要とされる仕事とかに就いていると嬉しいです。
誰からも必要とされないことほど悲しいことはないからです。
子供の頃の記憶はきっと一生消えないと思います。
だけど、頑張ってください。
将来の僕は忘れているかもしれないから書いておきますけど、今の僕は少し幸せです。
なぜなら、こんな僕でも必要としてくれる人がいるからです。
アスカもミサトさんも、僕の料理を美味しいと食べてくれるし、僕が掃除をすると喜んでくれます。
トウジとかケンスケは、ハウスキーパー代わりにされているだけだ、って呆れてますが、僕はそう思いません。
アスカだってミサトさんだって、やれば掃除でも炊事でもなんでも出来るんだろうけど、わざとしないで僕の居場所を作ってくれているんだと思います。
だって、そうでなきゃ、長々と一緒に住んでいる説明がつかないでしょう?
二人とも、きっと、僕のことが放っておけないんだ、なんて考えるのは甘えでしょうか。
できれば、ずっと二人と一緒に暮らしたいけど、たぶん無理でしょう。
特に、ミサトさんなんか適齢期過ぎてるし。さすがに十年たったら、ミサトさんも結婚してますよね?
だから、せめて、十年後も、アスカの近くにいられて、少しでも必要とされていれば、うれしいなあ…』
(続き)
シンジが帰って来る前に手紙を返し、自室へ引き上げた。
おかげで書くことが決まった。
未来のあたしに贈る言葉は、たった一言でじゅうぶんだ。
『十年後のあたしへ
隣にいるバカの世話をくれぐれもよろしく』
リアルタイム遭遇キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!
GJです。
(d´∀`)ちょっと感動物
93 :
冬月:04/09/15 21:20:14 ID:???
アスカの未来は碇の息子に委ねられた
どっちかっつーと逆かもな
95 :
793:04/09/15 21:32:25 ID:???
負月組日
まずいわ。これも全部、ファーストの馬鹿がシンジに露骨に甘えるせいよ。周りの目には、私が二人の邪魔者に見えるみたい。
今日は学校でヒカリに変な勘違いをされたわ。
「私はアスカを応援するから。碇君をあきらめちゃ駄目よ!」
「何のこと?」
「つらいのは良く分かるわ。でも、負けちゃ駄目よ!」
ヒカリが何の事を言ってるのか分からなかったけど、昼休みに理解したわ。
昼休みに私は校舎裏へ呼び出されたの。
「アタシに何か用?」
「お、来てくれたんだ」
「で、用は?」
「このシチュエーションでする事は一つだ。それはだ。俗に言う告白しかない。つぅことで、俺と付き合って欲しい」
呼び出しに応じた私が馬鹿だったわ。告白なんて最近はほとんど無かったから、少し油断してたわ。
私は相手を見るまでも無く断ったわ。
「嫌よ。それじゃ」
「碇には綾波がいる。あきらめて俺と付き合ってくれ」
「関係ないわ」
「碇のどこがいいんだ?あんなのエヴァのパイロットってだけで、ヒョロヒョロの根暗――はぎゃぁっ」
続く
96 :
793:04/09/15 21:33:08 ID:???
続き
無駄な時間をとらせた罰として、この告白男は即時殲滅。まぁ、おかげで私に向けられる周囲の目が理解できたわ。
ようするに、私は恋に敗れて諦め切れない、哀れな女に見えるのね。
冗談じゃないわ。この私に敗北なんてありえないのよ!
事実無根だけど、こう周りに思われるのは我慢できないわ。
だから、私は誤解を払拭するために行動したわ。
「あ、アスカ、今日はどうしたの?」
「たまにはいいでしょ?今更、恥ずかしがる仲でもないし」
下校時の校庭で、私はシンジと腕を組んだわ。シンジの驚く顔が初々しくてかわいかったわ。
「弐号機パイロット、歩行の妨げになるわ」
「軽く腕を組むだけなら大丈夫よ」
「軽くならいいのね」
「あ、綾波!?」
反対側をファーストに取られたのが気に食わないけど、人前で馴れ合うのも悪くなかったわ。癖になりそうで怖いわね。
でも、シンジには悪い事をしたかも。周りの目を気にして冷や汗を流していたわ。
全く、私が腕を組んであげてる時に、周りを気にするなんて失礼ね。
シンジにはもう少し度胸を持って欲しいわ。
793氏のが徐々にボディブローの如く効いてきた
期待してます
だんだん調子が戻ってきたみたいだな
ところで元スレ1氏の保管庫もあったはずだが、どこだったっけ?
100 :
冬月:04/09/15 22:41:56 ID:???
100ゲト
神の降臨を待つか
>>88-90 イイですねぇ。
個人的にかなり気に入りました。
これからも頑張って下さいね。
心から期待しています。
BeingにあったSHIN氏の「過ぎ去りし心...」を思い出した
104 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/16 00:23:47 ID:Iohn2/Zq
ねーたんチュキチュキ
生意気言うのも(OK!OK!
寝坊をするのも(OK!OK!
相談事なら(スッキリ!バッチリ!
お姉ちゃんに、まかせなさい!
ごろにゃんする顔(ラブラブ ラブリー!
あの子を見るのは(バッテン!バッテン!
Like? or Love? get sweet time!
108 :
793:04/09/16 20:16:11 ID:???
個月室日
今日はファーストに何度も驚かされたわ。
何にかって?
聞いてよ、ファーストが一人暮らしなのを思い出して、ファーストの部屋に行ったのよ。
何のためにって?
そんな野暮な事は聞かないの。……って、自分と話すなんて、今日の私は相当に参っているわね。
とにかく、ファーストの部屋に行ってみたけど、お邪魔する前から驚きの連続だったわ。
「ねぇ、シンジ、ここって人が住んでるの?」
「住んでるよ。綾波しか見たことないけど…」
「私も見たことがないわ」
ファーストも住人を見たことが無いって言ってたし……あそこは隔離病棟ですか?
冗談はこれくらいにして、まず、あの建物は何?コンクリート打ちっぱなしの未完成にしか見えないわ。
「ここがファーストの部屋なの?郵便物が溢れてるんだけど‥‥」
「そうよ。入って」
ダイレクトメールが散乱する玄関前から嫌な予感がしてたんだけど、その予感が外れる事はなかったわ。
続く
109 :
793:04/09/16 20:16:50 ID:???
続き
「何よこれ…本当にここで暮らしてるの?」
「暮らしてるわ」
「はは…やっぱり、驚くよね」
あのファーストあって、あの部屋ありね。あまりの生活感の無さに、私は唖然とするだけだったわ。
床も壁も天井もコンクリート剥き出しの状態。あるのは貧相なパイプベッドとワークデスクだけ。
はっきり言って、並みの病室以下。独房と同じね。
「アンタ、こんな所に住んでいて何も感じないの?」
「何を?」
「あーもういいわ!シンジ、部屋の掃除から始めるわよ」
「綾波、掃除するけど、いい?」
「ええ、お願いするわ」
こんな部屋でゆっくりするのはできそうにないから、私は落ち着ける空間を作る事にしたわ。
「うん。きれいになったね」
「ありがとう…」
「綾波もしっかり掃除をしないと駄目だよ」
「わかったわ」
続く
110 :
793:04/09/16 20:17:49 ID:???
続き
女性なのに部屋を掃除されて喜んでいるファーストも、この部屋と同じくらい理解不能だったわ。
「掃除をしたら、本当に物が無くなっちゃったわね……」
「うん、ちょっと殺風景かも」
ファーストの部屋を見て思ったけど、ファーストは生きるのに最低限必要な物以外は持たないみたい。
食器はわずかにあるだけで、服も制服と埃を被った真新しい服が数着あっただけ。
あの部屋を見た限り、ファーストにいい影響があるとは思えないわ。
「ファースト、こんな所で楽しむのは無理よ。次の休みに部屋の模様替えをするわよ」
「そうすれば、碇君と気持ちよくなれるの?」
「あ、綾波!?そんなふうに言わなくても…」
「そうよ」
「わかったわ。でも、私は何をすればいいのか分からないわ」
「アタシに任せてくれればいいわ」
「そう。それじゃ、お願いするわ」
それで、今度の休みにファーストの部屋を改装することにしたの。
改装は業者に任せるとして、足りない物が多いから、ショッピングにも行かないとね。シンジも荷物持ちで連れて行こうかな。
それにしても、ファーストは結構な好き者だったのね。かく言う私も嫌いじゃないけどね。
>>110 このシリーズ終わってからで良いから、投下は日記にしてくれ。
エロはもう良いよ。ほかでやってくれ
問題ない。スルーして続けたまえ793
いや、もういいよ。
ここはいつからSSスレになったんだ?
>>116 んな事言ったらダミーアスカ氏のスタイルも日記とは思えないよ
>>113>>115-117 ええい!元も子もない事いうな!
だいたい、113のスレめちゃ過疎ってるじゃねーか!
そんなとこでいいもん書いても意味ねーよ!
793氏はそのままでいいよ。
つか、肌にあわないなら、そっちの板にいって盛り上げてくれや。
あと、SSでない正しい日記形態とやらでも書いて投下してくれ
○月×日
今日も先生は根府川の思い出話をしていた。
滞りなく授業も終わり、シンジと下校途中、夕飯の買い物をして帰宅。
何が食べたい?と聞かれて、なんでも良いと答えたら、ハンバーグになった。
どうもアイツは私の好物を勝手にハンバーグだと決めつけているふしがある。
私の最近のブームはトンカツなのに。
日記書く時点になって気がついた。トンカツにしてもらえばよかった。
明日はトンカツを作らせよう。
スライサーがあるから、キャベツの千切りくらいは手伝ってあげてもいいかな。
あまり優しくしてやると、すぐに勘違いするので、その程度でいいだろう。
現在22時。ミサトはまだ帰ってこない。
まだ眠く無いので、非常に退屈だ。
ヤツと二人きりの退屈は危険。またあの時みたいに退屈に責任を押しつけて
とんでもない行動に出てしまう。
ハーレム系最低FFなのでどこにいてもかまわない
どうせよまねーし
あまり日記に拘ると、会話文が無くなるんじゃないかな?
アスカの一人称で、ただの日記よりは回想みたいに書いてくれると俺的には嬉しいな。
そうすれば会話文は、『(アスカにとって)印象的だった台詞』として描かれると思うし、
その場の状況を的確に表現するための『彩り』的な役割も果たすと思う。
そういった意味では、やはりダミーアスカ氏は本当に上手いと思う。
いや、よまねー奴が来るなよ
ダミーの間違いだった。
漏れはダーク氏も好きですよ?
碇アスカの日記キボン
おまいら、何気に
>>120とシンジの日記がリンクしてますよ
ヲヲ、こりゃびっくり
後部座席アスカの日記が読みたい。
スマン、いつの間にLASじゃなければダメになったんだ、ここ?
いや、LASじゃなきゃいかんって事は無い。
ただ、LASの方がウケがいいだけだ。
>>131 ダメじゃないけど、アスカとカヲルが絡んだりなんてしたら
厨に叩かれそうな気配は十二分にある
>>131 どのあたりをみてLASじゃなきゃだめに
なったと思ったの?
たんにスレor板違いって話だと思ってたんだけど。
エロ小説はエロパロでどうぞ
盛り上がってないからこっちに書く。
とかそんな理由で板違い
も許されるなら、なんでもOK!DANE
131あたりが変なこと言い出したからだろ。
まーともかく全体的に落ち着け。
ここは基本的になんでもありだろ
それをLAS厨がぎゃーぎゃー騒いでるだけ。いやなら見なきゃいいのにな
まあそんなことを言ってる俺もLAS厨な人だが
度が過ぎなければ何でもアリなんだよ
6月6日
今日から日記を書いてみようと思う。
ミサトの家を出て、一人暮らしを始めて早2ヶ月。
何かをした覚えもないけど、あっという間に月日は過ぎていった。
一人で暮らすのは寂しいかなとちょっとだけ不安だったけど、案外、気楽なところが
気に入っている。誰の目も気にしなくていいというのは、とっても楽。
掃除・洗濯も慣れてみると、それほど大変じゃないし、料理も思っていたより簡単だった。
こんなことなら最初っから一人暮らしをすればよかった。かなり後悔。
高校に行くようになってからは、サークルが忙しいけど、それもけっこう楽しいし。
そういえば、最近、ヒカリやシンジの顔を見てないけど、どうしているんだろう。
学校が違うから、顔を会わすことも滅多にないし。
でも、連絡が無いということは元気な印。大丈夫だろう。
明日は朝練があるから、もう寝よう。
>137
誰もLASじゃないからダメだ、とか言ってないわけだが、と繰り返してみる。
俺は多少日記ぽくても構わないよ派だが、問題は「日記じゃなくてFFじゃん」てことなんだろ。
向こうを応援するわけではないけど、そーやって争点をすりかえようとするのは、どうもね。
"何でもアリ"ってのが、アスカの日記である必要もない、てつもりならまた話が違うけどな。
>139
それはそれとして、新たな職人さんですか?
期待です。
その日付、シンジの誕生日なのは偶然なのか狙いなのか・・・。
狙ってるに決まってるじゃん。アンチLASスレでの
>誰かここに思いっきりLAS厨が痛がりそうなの書いてみない?
>LASオンリーってわけではないようなのでないので嵐にはならないし
をうけての作品だろ。
なんか>131あたりからの地ならしがいやーんな感じ。
おれも>142に同意だな。
なんか前スレとは空気違いますね…
>>143 ざっと見たけど、甘LASマンセーなんてレスしてる香具師いないじゃんか。
職人に余所いけなんてほざいてた馬鹿は、SSスタイルと日記スタイルが云々言ってた香具師と、
エロハーレムに過敏反応した香具師であって、LAS厨ですら無いし。
適当にレスつけるのはやめたほうがイイな。
マターリいこうや
大好き流れの奴らが甘LAS職人以外の書き手に噛み付いてるんじゃね?
もういいって
イタモノ書くのは普通に荒らしだと思うが・・・・・・・・・・・
アンチスレでもそういうことになってたし。
>>148 だから、そーゆう適当なレスが荒れるもとになるっちゅうに…
大好きスレでは、日記スレはLAS専門では無いから注意して読み分けようや、って流れなんだよ。
>>150 そもそもイタモノなんて投下されてないっつーの。
SSは他スレで
日記はここで
簡単なことなのになんで荒れてんの?
書き手は誰もいなくなった予感♪
152の続き
書いてる人が自分が書くものを日記だと思ってるなら
ここでいいじゃん。
サッカー部のキャプテン?
別に誰でも。
日記スレ色々巡回してみた。
シンジ、レイ、アスカ、ミサトさん、今のところこの4人?
個人的にはカヲル君なんかの日記も読みたいな〜
リツコ日記に挑戦してみようかな。
ゲンドウとのあんなことやこんなことがいっぱいなやつ。
需要は多そうだ。
もうちょい落ち着けや
どこのスレも
ヴァカ吠える→職人消える の永久ループな罠
◎月△日
今日は弐号機だけの起動実験があった。
家に着いたのはもう夜の九時を回っていた。
リビングに入ると、なにやら食い入るようにテレビを観ているバカが一人。
一体何の番組だろ?そう思って新聞のテレビ欄を見ると『ドキッ!女だらけの水泳大会』
……とりあえず一発殴っておいた。
するとシンジは「あ!?あれ、アスカ……帰ってたの!?」と目を丸くしている。
コイツ、あたしが帰って来たことにすら気づいてなかったのね。
怒りに震えるあたしの表情を見て、シンジはなにやら誤解したらしく、慌ててテレビのチャンネルを替えた。
その行為に、一層フラストレーションが溜まる。
あたしは乱暴にシンジからリモコンを奪うと、また元のチャンネルに戻してやった。
「ジャマして悪かったわね、どうぞごゆっくり!」と言い残し、あたしは風呂場に向かった。
今思えば、なんであんなにイラついていたんだろう。
とにかくその時のあたしは、なんかこう、むしゃくしゃしてたわけで。
んで、まあ、深い意味はないんだけど、風呂上りに、タオル一枚巻いただけの格好で、リビングに戻ったわけで。
その上、これ見よがしに、シンジの斜め後ろのソファーに腰掛けたりして。
……その時のシンジの反応ったらなかった。
ギョッと目を丸くして、思わずすぐに視線をテレビに戻すんだけど、もはや水着タレントなんぞは意識の外のようで、
ずっとソワソワしっぱなし。
テレビを観るふりしながら、チラチラチラチラ、あたしの方に視線を向けていた。
正直、すごく恥ずかしかったんだけど、なんか、あんまり嫌な気分じゃなかった。
さっきまでの鬱屈とした気持ちが、和らいでいくのを感じた。
だから……まあ、結局、その番組が終わるまで、あたしはそのままの格好で居たわけで。
その結果―――見事にカゼを引いてしまった。
やっぱり、バカの相手をするとロクなことがない。
今度やる時は、タオルの下にちゃんと服を着ることにしよう。
流れを気にせず投下した強者GJ!
◇月◆日
予想もしてなかった事態が起きた。それは下校途中でのこと。
今日シンジは放課後、給食委員会の集まりがあるとかで、アタシは1人で帰るハメに。
よりによってなんで今日に集まりなんかあったのよ!バカ。バカシンジ!
相田に告白された。
「実はずっと好きだったんだ」って。
校門出るぐらいの時にアイツと会って、ま、一緒に帰ることになったんだけど。
エヴァの話やアイツが戦争ごっこを1人でやってる話や、あと何だろう。忘れた。
たぶんたわいもない話。ちゃんと聞いてなかったから覚えてない。
それに、その後のアイツの衝撃告白も多少影響してるんだわ。
頭脳超明晰、容姿超端麗のアタシだから、そりゃ告白されても当たり前よね。
でも、いざ実際、真面目な顔で言われた時は正直リアクションに困った。
「惣流のそういう気の強い所、オレは好きだ」だなんて。
一瞬、シンジの顔が頭に浮かんだ。
シンジにこのことを話そうか。言ったらシンジ、どんなリアクションするんだろ。
アイツには全然関係のないことなのにね。
考え出したらイライラしてきたので、今日はもうやめ。
学校によって色んな委員会があるもんなんだよ。
小学、中学はな。
>>165はシンジの学校、給食無いじゃん、て言いたかったとオモ。
強き心を持つ書き手に感謝の言葉を GJ
○月△日
昼休み、シンジに夕飯をトンカツにするよう命令しようとしたら
ヤツの方からトンカツにしようかと思ってるなんて事を言い出した。
驚きのあまり、私もトンカツにしてと言おうとしていた事を話してしまったので
メガネ、ジャージ、ヒカリから冷やかしの洗礼を受けた。
いつもの事なので、軽く流しておいたが、以心伝心みたいで少し嬉しかった。
帰りにスーパーに寄って材料を買った。
キャベツをカートに入れようとしたら、カツ煮にしようかと思ってるので、キャベツ
はいらないとシンジが言い出した。普通のトンカツで良いと一喝し、キャベツ購入。
完全なる以心伝心までの道のりは遠いようだ。
別に目指してないけど。
予定通り、スライサーでキャベツの千切りを担当する。
シンジは意外そうな顔であ、あ、あ、ありがとうなんてどもってた。失礼な。
しかし安全設計が不完全なスライサーのせいで指を切ってしまった。
痛みに声をあげたら、あのバカが反射的に私の指を口にくわえた。
顔が赤くなる前に、スライサーで指を切るなんて・・と言ってくれた事には感謝する。
怒鳴って、赤い顔をごまかす事が出来たと思う。
絆創膏を貼ってもらって、トンカツを揚げるシンジの後ろ姿を見ていた。
こいつはなんでこうもエプロンが似合うんだろう。
シンジとミサトはカラシをたっぷりつけて食べていた。
トンカツにカラシって合わないと思うんだけどなあ。
日本人のセンスは良いのか悪いのか判断に狂う事が多々ある。
◎月△日
今日は実に暑い日だった。
この暑さをしのぐには、もはやアイスしかない。
そう確信したあたしは、シンジにお使いを命じた。
しかしシンジはどうやら反抗期らしく、
「なんで僕が買いに行かなきゃいけないんだよ。欲しけりゃ自分で行けばいいだろ」などとのたまう。
だが聡明なあたしは、こういう場合の対処法も考慮済みだ。
「あ、そう。せっかく買って来てくれたらキスしてあげようと思ったのに」
ピクリと反応する、バカの耳。
「ほ……本当に?」
まったくスケベなやつだ。
「ええ。嘘は言わないわ。」
さらりと答えると、「約束だからね」と言い残して、颯爽と出て行った。
シンジのあまりの情けなさに頭痛がしたが、まあ上手くいったのでいいとしよう。
十分ほど経った後、シンジが帰宅した。
「……はあ、はあ……か、買って来たよ!ほら!」
肩で息をしながら、これ見よがしにコンビニの袋を掲げる。
何も走ることないだろうに。
こいつのバカさ加減にまた頭痛がした。
「…で、アスカ……その、約束の…」
「はいはい、わかってるわよ」
あたしはシンジの正面に立った。
「……目、閉じて」
言われるがままに、目をぎゅっとつぶるシンジ。素直でよろしい。
「あたしがいいっていうまで、目、開けちゃだめよ」
コクリ、と頷くシンジ。
「……じゃ、いくわよ」
そう言って、あたしはシンジの唇にそっと押し当てた。
……ちくわを。
30秒ほど経った後、ゆっくりとちくわを離す。
ほんとはもっと見ていたかったけど、あいにく、真っ赤な顔でちくわと接吻するシンジの顔を、
笑いをこらえながら見続けるのは、それが限界だった。
ちくわをスカートのポケットに隠し、「目、開けていいわよ」と言うと、シンジはうっすらと目を開けた。
だが、まだその目はトロ〜ンとしており、夢見心地、といった表情だった。
そして金魚みたいに口をパクパク動かしたかと思うと、
消え入りそうな声で「……あ、ありがと……」とだけ言い残し、ふらふらと部屋に戻って行った。
あたしは、実に爽快な気分だった。作戦は、完璧に成功したのだから。
……が、今になってみると、なんかビミョーな気分になってきている。
なんでだろう。なんか、もったいないことをしたような……
やっぱり、普通にキスしてやった方がよかったかな。
…断っておくが、これはあくまでも、シンジの為を思ってのことである。
別にあたしの方がキスしたいだとか、そういうことではない。
175 :
793:04/09/17 21:29:42 ID:???
793ですが、私の書き込みが大変な迷惑をかけたようで、心苦しく思っております。
謝罪するだけでは何なので、とりあえずは考えていた事を書いておきます。
私はスレのルールを知らなかったので、日記形式のSSを書き込んでいました。
SS内の会話文は飛ばしても意味が通じるように、飾りに抑えようとは努力していました。
私はアスカもレイも気に入っているので、シンジと合わせた三人で楽しく付き合える話を書きたかったのです。
肉体関係を持たせたのは、あの三人が仲直りするには、それくらいのきっかけが必要だと思ったからです。
今の話で本編を再構築しようと、結構な先まで話を作ってあるので、荒れる前に移動しようと思います。
この「アスカの日記」スレで応援してくださった方々には申し訳ありませんが、こちらで自由に書き込もうと思います。
SS創作スレ
http://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1087585663/ こちらでは日記形式にこだわらないかもしれません。
それでは、お騒がせしました。
スレタイ変更を変更してしまえば万事解決だ(ちょっとマジ
次スレのスレタイ候補:
【アスカのある思い出の中】
めげない職人さんGJ!
>175
ごくろうさま。
まー俺としては、あまり日記になってない、エロであるってのはそれほど気にしなくてもと思うんだが。
(LRASはスレ的に問題ないし、それを理由にスレ違いと言った者も実在しないのでどーでもいい)
最初に指摘した人の言うように、今作はこのまま、次作があるならその時にはもっと日記ぽく、で充分だったような。
ここで書くと心労があるだろうから移動は止められないけど、もしスレの荒れを防ぐのが理由の場合は、むしろ留まったほうがイイと思う。
「追い出した」「いやあれはスレ違いだったから」で論争する火種を蒔いてくことになるから。
>>171-174 171とそれ以外は同じ職人さんか?
分からんけど、ともかくGJ、そして乙ですわ。
LRASって見るととても違和感を感じる
180 :
171:04/09/17 21:49:51 ID:???
>>178 アスカのトンカツ好きを広めようと、昨日に引き続きシンジ日記とリンクして書きました。
書き込みの目的はそれだけです。
172以降は別の職人さんですね。
とんかつ補完計画だ
>>175 Oh No!
俺もそっちにピュ−
まったく、職人さんを追い出しても何一つこのスレにとって
プラスにならないのが、わかんないのかな?
そーいう、中身のない挑発文も何一つプラスになりません。
もう済んだ事とマターリいきましょう。
いやまだだと思うのなら、せめてきちんと他者のレスを受けた上での意見でないと、だらだら嫌な空気を続けるだけで無意味です。
>>183 お前みたいに一々反応するやつがいるから議論が納まんないんじゃないの?
って俺もかよ!!
182がいらねーこというからだな。
むしろ今こそあなたのような御仁が必要なのですよ。
大歓迎ですよ。
GJ!
シンジがおバカで可愛いね。
弱虫月 庭に咲く日
現在、マンションのベランダにはひまわりがの鉢植えがある。
以前、観葉植物だけではもったいない、と提案したら、シンジのバカが買ってきたものだ。
なんでよりによってひまわり!? と詰め寄ったら、「えーと、アスカの雰囲気にピッタリかな、と思って…」て目を泳がせてたっけ。
当然頭をどついておく。
なぜか、買い出しにやったシンジに着いてきたファーストが、ベランダに設置しようとしたカイワレ大根プラントを殲滅したのもいい想い出だ。
もっと派手な花がいいのに、と思っていたけれど、しばらくして満開に咲いたひまわりを見て、評価を改めた。
学校にあるのより鮮やか色彩は、シンジのマメな世話の賜物だろうか。
力強く太陽を振り仰ぐ花は、自分でいうのもなんだけど、あたしの雰囲気にマッチしてる。
ファーストも呼んで観賞させてたら、不意に質問してきた。
「碇くん、わたしにぴったりの花はなに?」
(続き)
「え〜と…月見草とかスミレとか…?」
「彼岸花」
「アスカ、それはヒドイよ…」
「じゃあ、エゾトリカブトでいいでしょ? 花、青くて綺麗だし」
「……」
ファースト、なんか遠い目をしてた。
とにかく、あたしがひまわりを気に入ったのは言うまでもない。
ゴホウビ代わりにシンジに撮らせてやった、あたしが黄色いワンピースを着てひまわりを抱いたワンショットは、今でもお気に入りだ。
無理矢理シンジの携帯の待ち受けに設定してやったし。
もうしばらくしてから枯れたのは仕方ないけど、一緒にシンジと種を広い集めながら、また咲かせようねと話をした。
なぜかファーストも手伝いに来てたので、種を半分お裾分けする。
ファーストの殺風景な部屋が、ひまわりでいっぱいになっているのを想像して------難しかった。
まあ、ひまわりはある程度ほっといても大きくなるし、ファーストもこういう生活上の潤いみたいなものが必要だと思うし。
「…ありがとう」
珍しく嬉しそうな表情で礼をいったファーストが印象的だった。
(続き)
*追記
あたしとシンジが回収した種は、その日の夜に全部なくなっていた。
「あれ? アンタたち、あたしのツマミを栽培してくれてたんじゃないの?」
以上、翌朝飲んだくれの保護者の弁。
「…ごちそうさま。美味しかったわ」
以上、翌日学校で会ったファーストの弁。
…コイツら、あたしになんか恨みでもあるんだろうか?
あーもーホント最高ですわ
レイが可愛い
>>188-190 ( ・∀・)b GJです!!
情景が自然に浮かんでくる文章には脱帽です。
マターリ気長に続けてください。応援してます。ヽ(´ー`)ノ
乙です!
いやぁ、癒し系ですねぇ。
ミサとさんのおつまみ宣言も笑えましたよ。
>>189 ダミーアスカさんすばらしいっす。
> あたしが黄色いワンピースを着てひまわりを抱いたワンショット
これ、どこかの絵師さん描いてくれないかなぁ。
朝から癒される
196 :
冬月:04/09/18 20:46:02 ID:???
>>無理矢理シンジの携帯の待ち受けに設定してやったし。
私の待ち受けにもして貰おうか。
(´∀`)マターリ
水泳月 沈没日
今日は、ネルフのプールで、シンジとファーストと三人で泳いだ。
あたしの水着は黄色に黒の細いラインが入ったワンピースタイプ。フリルがついてて結構可愛い。
まあ、そんなにサービスすることもないなあ、と思って先日買ってきた大人しめなヤツ。
「うん、いつもと違っておしとやかな雰囲気で凄くいいよ」とシンジも褒めてくれた。
その場ではちょっと嬉しくて小躍りしてしまったけど、今思い返すと、かなり失礼なコメントだと思う。
ファーストはあたしと対照的な格好だった。
白に薄いグリーンの縁取りされたセパレート。
しきりにおへそを隠しながらシンジにチラチラ視線を送っていたのは、何の真似だったんだろう?
(続き)
それはそうと、シンジについて新たな発見があった。
アイツが泳ぐのを見てたら、凄くダイナミックなストロークに、盛大な息継ぎ、豪快なバタ足を披露してくれた。
「ど、どう?」
肩で息をしながらプールの底に足をついて振り返ってくるシンジだけど、5メートルも進んでいない。
「…新しい泳法だとしたらかなり斬新ね」
正直、溺れているのかと思った。
シンジが情けない表情をつくったので、お情けで個人レッスンをしてあげることにする。
「ほら、もっと爪先を伸ばして!」
両手を取って引いてあげながらバタ足の訓練を開始。
その脇でファーストのヤツが一人泳いでいるわけだけど、こっちもかなりイヤな泳ぎ方だ。
ちゃぽんと沈んだかと思うとそのまま潜航して、50メートルくらい先で不意に急浮上する。
広いプールのそこかしらに不意に出現するファーストは、はっきりいって心臓によろしくない。
「…よく息が続くね、綾波…」
プールサイドで休憩中、水面を眺めてシンジはいう。
「あんたがヘタレすぎるのよ!」
あたしは容赦なくいった。だって、あれだけ練習してやって、ビートバン使って10メートル進めるようにしかならなかったのだから。
(続き)
相変らずファーストはプールのあちこちに出現しているわけで、ふと思いついたあたしはシンジに耳打ちする。
「…え〜、やだよ、そんなこというの…」
「いいからいってみなさいよ! 絶対面白いから!」
果たして、あたしたちの側の水面に浮上したファーストへ、シンジはまるでささやくように言った。
「綾波って、シンクロナイズトスイミングの選手みたいだ」
…効果は劇的だった。
無言でファーストはプールの真ん中へいったかと思うと水面に消える。
次に水面から出てきたのはスラリと伸びた右足だけで、真っ直ぐ伸びたそれはその場でクルクル回転した。
いったん右足は消えて、今度は両足が飛び出してくる。それがまるではさみの用に交差される。
あたしもシンジも思わず拍手しちゃったわよ。
「…意外とやるわね、ファーストのヤツ」
見つめる先には、優雅に動くファーストの足がある。
「でも、ずいぶんと綾波、潜りっぱなしじゃない?」
「大丈夫でしょ、アイツ、メチャクチャ肺活量ありそうだし」
(続き)
両足も水面に消える。そしてファーストは浮上してきた。うつぶせで。
演出の一環だろうかとしばらく眺めていたんだけど。
ピクリとも動かないその姿に、あたしもシンジも顔を見合わせたのも一瞬、先を争うようにプールへと飛び込んだ。
二人がかりで、どうにかファーストをプールサイドまで引き上げる。
案の定、ファーストは呼吸をしてなかった。
「ど、どうしよう、心臓マッサージ? 人工呼吸?」
オロオロするシンジの顔はファーストの顔へ、手はファーストの胸のあたりをいったりきたりしている。
こりゃダメだ、と判断したあたしは、怒鳴りつけた。
「いいからアンタは医務室へ連絡しなさい!! 当直がいなかったらリツコでも呼んで!! こっちはあたしがなんとかしておくから!!」
真っ青な顔をしてシンジはうなずくと駆け出した。
その背中を最後まで見送らず、あたしはファーストに目を戻す。
頭の中では緊急蘇生のマニュアルを展開する。
確かに呼吸は止まっていた。
マニュアルの一節を思いだし、頭の奥が冷たくなった。血の気が引いたのも自分でわかったくらいだ。
ファーストが呼吸停止してから4分以上は経っている。そして、5分を過ぎれば、蘇生率は限りなく0に近づく。
(続き)
…過去形で書くけど、後にも先にもこれほどファーストのことを心配したことはない。そして、これっきりだ。
もはや一刻の猶予もない、と人口呼吸するべく鼻を摘んだとたん、なんとファーストのヤツ、目をパチリと開いたのだ。
唖然とするあたしに向かい、不服そうに眉毛をよせてポツリと一言。
「もう少しで碇くんにしてもらえたのに…」
ファースト、おそるべし。
GJ
ほのぼのオチで良い
205 :
冬月:04/09/19 00:13:55 ID:???
>>「もう少しで碇くんにしてもらえたのに…」
私じゃ不服かね?
じーさんは用済み。
(・∀・)いろいろイイ!
ダミー氏はオチや笑いの取り方が上手
溺れた時は女はうつ伏せではなく仰向うわっあqwせdrftgyふじこl
心臓とめれるのかw
心臓あqwせdrftgyふじこlp
◎月△日
今日はシンジと一緒に借りてきた映画を観た。
古い作品だったけど、なかなか感動的な物語で、ラストでは不覚にも涙ぐんでしまった。
そしてシンジはと言うと、意外というか何というか、コイツはあたし以上に涙もろかった。
観終わってからも、えぐっ、えぐっ、と泣き続けていた。
恋愛映画でここまで泣く男子も珍しいと思う。
最初はやや呆れてシンジの泣きっぷりを見ていたあたしだったが、なんだか段々……必死に涙を拭う姿が健気に思えてきた。
そして、ふと思ってしまったのだ。「………泣いてるシンジって、可愛い」と。
……この時、あたしはほとんど無意識だったのだが、気付くとあたしは―――シンジの頭をなでていた。
不思議に思ったシンジが、「?……あ、あすか?」と涙目を向けてきて初めて、あたしは不意に我に返り、手を離した。
「あ!いや、これはまあ……」思わず、言葉に詰まってしまった。
もちろん「アンタが可愛かったから」なんて言えるはずもなくて。
キョトンとするシンジに見つめられて、自分の顔が上気していくのがわかった。
「え、えーっと……す、隙ありっ!」尚も不思議そうな顔を向けるシンジに、あたしは咄嗟に飛び掛った。
気まずい空気になるのを未然に防ごうとしたわけだが……今思えば、この時かなり動揺していたのだと思う。
勢いそのまま、とりあえずシンジにヘッドロックを掛けてみる。見よう見まねの即興技なので、極まるはずもなかったけど。
「!? な、なにするんだよ!?」というシンジの抗議の声を無視し、あたしはヘッドロックらしきものを掛け続けた。
「せ、せっかくだからもっと泣かしてあげるわ!このっ、このっ」……てな具合に。
しかし思ったよりもシンジは冷静だった。
「な、なにを訳のわかんないこと……そういうことなら、僕だって」
と言うや否や、あたしの脇腹をくすぐってきた。
思わず、「ひゃおう!?」という奇声を発してしまった。一生の不覚だ。
そのあたしの反応にシンジは大爆笑。
「あ、あははははは!! ひゃ…ひゃおうって! あははは!!」
さっきまでメソメソ泣いていたのが嘘のようだった。
「よくもやったわね〜このっ!」と、あたしも逆襲。
「ちょ、ちょっとアス……あ、あははははっ!!」
シンジがここまで笑うのは初めて見たような気がする。
つられてあたしもなんだか楽しくなってきて、一緒に笑った。
そのまま小一時間ほど、あたし達は笑いながらじゃれ合っていた。
と言っても、あたしが一方的に四の字固めらしきものやコブラツイストのようなものを掛けてただけだけど。
今日はいい一日だった。
やっぱりシンジといると退屈しない。
エディタの置換コマンドでキャラを入れ替えてみました。
ごめんなさいごめんなさい
>>86の職人さん
86 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :04/08/23 19:00 ID:???
今日はひさしぶりにトウジとケンスケと3人で遊んだ。
二人もどうやらふかわに夢中なようで終始カチーンを連呼している。
あたしはついていけなかった。あたしの今のマイブームはもちろん
ハッスル!ハッスル!だ。腕を引くときに腰を突き出すのもマスターした。
シンジとレイはまだ腰を突き出すのが難しいらしくマスターしていない。
あたしは少し自慢に思った。こんなあたしでも得意な分野があるのかもしれない。
でも最近ペンペンの視線が冷たい気がする。気のせいかな。
▼月 ●日
今日は、なんとも不愉快で、腹が立って、、それでいてちょっと嬉しい日だった。
思い返すとムカムカする事の方が多いけれど、ある意味記念日みたいなモンだったから、順番を追って書いてみる。
放課後、シンジと学校から帰る途中、ガラが悪くて頭が腐ってそうでモラルの枯れ果ててそうな三人組と遭遇した。
あたしのビボウに魅了されるのは仕方ないんだろうけど、こういう連中は無視するに限る。
いつものコトとばかりにあたしはツカツカと連中の前を通過したんだけど。
ふと、シンジがついてこないので振り返れば、汚らしい三人組に絡まれていた。
まったくトロくてタイミングの悪いヤツ! なんて思ったけど見捨てていくわけにもいかない。
道を戻ると、三人組の誰かが口笛を吹いた。
そして、連中がどんな台詞を口にしたのか、全然覚えていない。どうせ、ロクでもないことだと思うし。
あたしがはっきり覚えているのは、シンジの胸ぐらを掴んでいたヤツが、無防備なシンジの右頬を殴ったことだ。
(続き)
反射的に殴ったチンピラに攻撃しようとしたんだけど、まずここで不愉快なことが一つ。
今日の体育の授業でのマット体操で、あたしは運の悪いことにロンダートに失敗、左足首を痛めていた。
だから、いつもなら音もなく近づいて殲滅できたのに、少しだけタイミングがずれた。
結果、三人組の一人に、こともあろうかあたしは自慢の髪の先端をつかまれていた。
乱暴につかみ上げられ思わず悲鳴が洩れる。
歯を食いしばり、涙で滲む視界で見上げた先に展開された光景は、ちょっと忘れられそうもない。
あたしの髪をつかんでいたチンピラの顔面に、細長い角材が勢いよく叩きつけられていた。
鼻血をまき散らしながら飛んでいくその姿を見送って、一体誰が? と視線を巡らせれば…。
いつのまにかあたしのすぐ側に、角材を握ってきょとんとしているシンジがいた。まるで、自分が何をしたか気づいてないかのように。
不思議そうに首をひねるシンジに、ちょっと見とれた。その角材、どこから持ってきたのよ、とツッコムのも忘れていたくらい。
そして、不愉快なことの二つ目が起きた。
繰り返し書いておくけど、今日のあたしは左足首を痛めていた。
だから、茫然としていた他のチンピラ二人が、シンジを殴りつけるのを防ぐのが間に合わなかった。
あたしの目前で、シンジは顔面に二発強烈なパンチを食らって吹っ飛んだ。
(続き)
…ダウンしたシンジをどうにかマンションまで運んできたのは、つい一時間前ほど。
リビングに転がし、救急セットで傷を消毒して、腫れ上がった顔に冷たく絞ったタオルを乗せてやる。
痛みにうめくシンジの口に無理矢理鎮痛剤を突っ込んでやったら、30分くらいしてようやく穏やかな息をつき始めた。
「まったく、なんであんな無謀なことをするのよ?」
あたしは取りあえず文句を言った。絶好調のあたしでなくても、あんなヤツらの5人や10人くらい敵ではない。
事実例の三人組は、地面にはたき倒したあと、念入りに股間を蹴飛ばしておいた。
仮に蘇生できたら、別性で新しい人生を歩んでくれることをこころから願う。
「…ごめん。でも、アスカの悲鳴を聞いたら、なにがなんだかわからなくなっちゃって…」
タオルの下からこもった声が聞こえてくる。
「…何いってるんだか、ばーか」
これがちょっと嬉しいコト。
そして、シンジが他ならぬあたしのことでキレるという今日は、ある意味記念日だと思う。
シンジの洩らす声が寝息に変わるまで側にいて、そっと離れた。
帰ってきたミサトに事情を話して夕食のカップ麺を手渡し、あたしは部屋へと戻り、この日記を書いている。
まったく不本意なんだけど、なんとなくホッペタがにニヤけてしまう今日みたいな出来事は、今までのあたしの経験にない。
だから、シンジが眠るまで膝枕なんてしてあげたのは、その、ゴホウビみたいなものだ。
膝枕から降ろすとき、腫れて熱を持ってた右ホッペにもう一つちょっとゴホウビをあげたのは、ま、オマケかな…。
うーむグレイト
(・∀・)ワーイ
立派だよ、シンジ君。
そして、ダミー氏乙です。
GJ!!!
体重なんて、飯食っただけで食った分増えるのに、あの体重計バナシは萎えっす。
グッジェアァァァヴ
紅葉月 十五夜日
今日、放課後珍しくレイに誘われた。
シンジは新型兵器の導入のための臨時のテストでネルフへ行ったのでアタシ一人だった。
レイが言うには、最近郊外にできた大型のショッピングセンターの中にあるデザート売り場のプリンが
非常においしいので一緒に食べたいとのことだった。
ショッピングセンターが独自に運行している巡回バスで向かう。車内ではあまり話をしなかった。
お店に入るとレイが一目散にデザート売り場に向かった。こっちを振り向いておいでおいでをする。何だか
子供みたいな感じがしてほほえましかった。
隣接するオープンテラスで食べたプリンはたしかにおいしかった。紅茶もよかった。
用件を切り出したのはレイの方だった。
自分のことも名前で呼んで欲しいという。アタシとシンジのやりとりを見ていてうらやましかったらしい。
少し頬を染めてこちらをうかがうレイの様子は本当に子供のようだった。
おごってもらったお礼もあるし別にそれくらいならと思って了解した。
アタシもずっとファーストとしか呼んでいなかったので少し慣れなかったけど、改めて名前で呼ぶとやっぱり
気恥ずかしいし、こっちも何だかくすぐったい。でも、名前で呼ばれてうれしそうにほほえむレイの姿は女のアタシ
から見てもきれいで可愛らしかった。帰りのバスの中では学校とかシンジのこととかいろいろ話をした。
明日からもう少しレイにやさしくしてあげようと思う。
レイ…レーちゃん。
いいなぁこういうの
是非続けてほしいです
次の日。学校でレイから何やら紙切れをもらった。
音読してくれと言うので読んでみた。
「レイ、V−MAX発動!」
するとレイは「レディ。」とか言う。
よくわからないが、とにかく嬉しそうだったのでよし。
紅葉月 後悔日
やられた。レイはやはり油断すべき相手ではなかった。
今朝教室に入るなりレイが、一緒に登校したシンジのそばに素早く近づくといきなり手を握りながら「おはよ
うシンジくん」と言ったのだ!しかも顔を赤らめながら!
昨日のあれは今日のための下準備だったのか。
唖然としているアタシの横でレイはシンジに昨日のアタシたちのことを話しながら、だからシンジとも名前で
呼び合いたいと言い出した。バカシンジはこれまたバカだから顔を赤くしながら「う、うん。わかったよ、レイ」
とか言ってやがる。はめられた、アタシはまんまとはめられたのだ。
周りでは二バカがはやし立ててさらにその周りではヒカリを先頭にクラスのみんなが注目している。ヒカリは
アタシの気も知らないで「綾波さんと仲良くなれて良かったねアスカ」とか言ってるし。あんな状況で暴れたら
アタシ一人が悪者だ。必死で我慢したけど、代わりに家に帰ってきてからシンジのほおに紅葉を咲かせてやっ
たわ。
あんまり悔しいのでミサトに愚痴ったら「さすがレイも策士ね」といって笑ってやがった。
今日アタシは新しく二つの言葉を覚えた。
「策士」と「深謀遠慮」。
レイを策の海におぼれさせる作戦を考えながら今日は寝る。
スバラシイ!!
>>228 それはそれで良し。
仲良き事は美しきかな。
でもその役、シンジの方が良いような。
「僕の名はシンジ。地球は狙われている」
パチパチパチ。
「・・・こんな感じでいいのかな・・・何か・・・照れるな」
>>231 アルバトロ・ナル・エイジ・アスカ
シンジ君はアンナ役でしょう。
whoopsさんがダミーさんにリンク希望しているわけだが。
>233
別に俺が決めることではないが、個人的な願いとしては是非とも止めて欲しいな。
イタLASスキーじゃん、whoops氏とかって。
ぶっちゃけ通常LAS系の作家にこれ以上近寄んないでくれと思うよ。米あたりと仲良くやっててくれよって。
まぁ、ホントあくまで個人的にな。名無しの一読者なぞに、止められる権利は欠片もねぇし。
wh氏ってイタLASスキーなの?
その割にアスシンは鉄板みたいな感じだけど。
LAKな話も書いてたけど一回きりみたいだし。
シンジの恋人のアスカがケンスケに抱いてと迫ったりもしてるがな。
他には氏自身の作品以外、コメントなどからの推量じゃないの?
まぁ、ここで氏について語っても仕方ない。
俺もリンクは止めて欲しいけど、だからどうしたってとこだろうしなw
マターリ日記の投下だけを待とうや。
彼はエヴァ板嫌いだった筈なのに今ではどっぷりな所がお茶目だw
239 :
冬月:04/09/23 19:55:02 ID:???
うめ昆布茶でも飲んで彼らを待つとするか、碇。
241 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/23 22:03:40 ID:ntB7GgXP
台所で炒め物をしながら
シン「キノコがのこのこ元気の子♪、アスカ」
居間でくついでる
アス「う〜ん?」
シン「キノコがのこのこ元気の子♪」
アス「・・・エリンギまいたけブナしめじ」
シン「おー(・∀・)エリンギまいたけぶなしめじ♪」
アス「ご機嫌ねシンジ。それよりもお腹すいた〜」
歌詞違うし…( ´,_ゝ`)
☆月 ★日
四時限目の保健体育が自習になったので、エスケープしてクラスの女子たちとおしゃべりをした。
場所は校舎の三階の隅にある資料室で、滅多に人がやってこない。
使っていない教材なんかがたくさんあって、ほこりっぽいんだけど、隠れ場にはピッタリ。
他にも学校にはこういうポイントが幾つかあって、その日によって転々としてるから、まず先生にも見つからない。
ヒカリみたいにあたしの子供の頃も話せる親友ってのもいいものだけど、こういう風に一緒にサボって気兼ねなく話せるクラスメートも貴重だ。
オカタクもなくウブでもない年頃の女の子たちが集まるんだから、だいたい男の子とかソノ手のことが話題になる。
ここでクラスメートの誰彼を品定めしたり、目当ての男子をわざとこき下ろしたりするスリルと興奮はたまらない。
今日、まず話題に上げられたのは鈴原だった。
ヒカリが居合わせたら憤慨しそうな台詞で品評しまくり、最後はヒカリが真っ赤になって気絶しそうな結論で締めくくる。
あたしも内心でヒカリに謝りながら、鈴原のことをあげつらったものだ。
そして、次に話が向けられたのはあたしの方だった。
「アスカちゃんの方はどうなの?」
「碇くんははっきり言ってお買い得よね〜。優しいし、料理とか家事も出来るっていうし…」
「事前に仕込んであるから、楽っていえば楽よね、色々と」
…ねたまれるのは分かっている。だからここでいかに反感を買わないよう言い返すか、いわゆる腕の見せ所だ。
あたしは、出来るだけ平然と、他人事のように言う。
「結局、アイツは家事が出来るだけみたいなもんよ。優しいっていうより、ありゃ臆病ね。
初めてあった頃なんか、おどおどしっぱなしでぶん殴ろうかと思ったくらいよ?
他に取り柄はないし、人望もゼロ。オトコとしての魅力はなし、ね」
「そのわりには彼のこと良く知ってるわね〜?」
(続き)
挑発的な台詞に熱くなってはダメ。あたしは努めてクールに言い返した。
「残念だけど、あたしの理想はもっと高いの。
例えば…あたしがどこにいてもすぐ見つけてくれてさ。
あたしが何も言わなくても、そうね、『トンカツが食べたい!』なんて思っただけでポンと作ってもってきてくれたり。
そんで後輩の美少女とかに慕われてモテモテみたいな感じじゃなきゃ」
部屋にいたみんなが呆れ顔になったので、あたしは無事回避成功したことを確信する。
そして、ちょうど四時限目終了のチャイムが鳴った。そろそろ教室へ戻ろうかという雰囲気になる。
その時だ。
不意に資料室の扉が開き、ツカツカと歩み寄ってくる影。あたしの前で足を止めたのはなんとシンジ本人だった。
ビックリして硬直するあたしに、シンジは早口でいった。
「ああ、ここにいたんだね、アスカ。
お弁当持ってきたよ。今日のオカズはトンカツだからね。
ちょっと吹奏楽部の後輩の子に、昼休み中にチェロの手入れの仕方教えて欲しいって言われてるから、もういくね」
そのままさっさと資料室を出ていってしまうので、反射的に追いかけてしまった。
そして、どうしてこんな質問をしてしまったのか。自分でも情けない。
「ちょ、ちょっと! その後輩の子って、もしかして女の子!?」
シンジは振り返って首をひねる。
「ううん、男の子だけど…?」
ほっとして胸を撫で下ろし資料室を振り返って、あたしはおしゃべり仲間全員の異様に鋭い視線が集中しているのを自覚した。
----刺さるような視線ってのは本当に痛いんだと体感した今日。
凄すぎる。
(・∀・)イイ!!
ていうかシンジはアスカにだけ反応する特殊な嗅覚でも発達しているのか?w
素晴らしい。
ぐっぢょヴ!
トンカツキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
やっぱとんかつじゃなくてはんばーぐだろう・・・
相変わらず(・∀・)イイ!が、
>>245 の「凄すぎる」の一言が(・∀・)イイ!
>>249 ハンバーグが弁当のおかずに入ってたら珍しいか?
とんかつは毎日弁当のおかずに入っててもおかしくない料理か?
考えろや
>>252 まあ、ハンバーグの枕詞は「アスカの好物」っていうほどエヴァFFでは定着してるしなぁ
だから言ってるんじゃないの?
シンジにしてみればハンバーグを弁当に入れるとアスカが喜ぶって構図がもうあって
必然的にハンバーグが弁当に入る確率は高い
だからアスカは普段あまりつくってくれないトンカツを例にした と思うけどな
無意味に深読みしてるなw
256 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/09/24 04:52:17 ID:/TsG/hsd
好物とか関係なしにたまたまその時はトンカツが食べたかった、でいいじゃないか。
嫌いな食べ物じゃなければ、何となくその食べ物を妙に食べたくなるときぐらいあるだろ?
まぁ落ち着け。
ていうかageないでね。
ダミーアスカ氏、いつもありがとう!
と感謝しつつ、マターリと次作を待とうや。
sage忘れスマン
自分のレス読み返したら何か無意味に偉そうだった…
二重にスマン…orz
ただ単にダミー氏がトンカツ補完計画に乗っただけだろ?
a
ダミー氏乙っす!
今回もありがとうございまそ
>>241 レイ「ピーって何?」
シン「!」
アス「!」
トンカツかハンバーグかでそこまで必死になる
お前らが微笑ましい
ちなみに俺はトンカツ派だ
ところで、ドイツ人ってハンバーグをよく食べるものなの?
俺のイメージでは、ビールとソーセージなんだが。
>>264 まぁ一応ハンブルグ→ハンバーグ
だし、、ねぇ。ドイツではよく食べるのかもね。
今は日本人のほうが食べてそうだけど。
チンギスハーンだったかがハンバーグの元をつくったんだよな
生肉だったらしいがw
というかハンバーグじゃ偶然性が低いだろ
SS設定ではハンバーグ好きがデフォなんだからアスカもそこまで動揺しない
まあ、なんでもいいがトンカツって色気無いな。
だが、それがいい
そう、色気がないのが逆にリアルで色っぽい
セクースの後に一緒に味噌ラーメンを食うようなもんだな。
公式の九州ラーメンをもう少し尊重したれよw
それ公式じゃないし
>>272 アスカ「好きな食べ物は九州ラーメン!すっごくコクのあるやつね!」
アニメイトのボイスカセットだろ?あれ公式じゃないよ
何を基準に公式と呼ぶかって話だな。
でもスレ違いだ!
トンカツをNGワード指定してたんで日記まであぼーんしてしまったw
きっとそーいう人がいると思っていた。
気づけて良かったね。
ハンバーグは黒くて縁起が悪い
勝気なアスカにはやっぱりトンカツだよ。
黒くて縁起が悪いって酷く強引だなw
食べてるとこ想像すると、ハンバーグよりトンカツの方が好感もてるな
じゃあ間をとってアスカの好物はメンチカツでFA
いろんな好物があっていいじゃん・・・
なんで一つに纏めるんだよ
とんかつが好物というのが定着したようでよかった
俺から見るととんかつが定着したと言うよりとんかつ厨が定着してしまったように見えるんだが
個人でハンバーグやらトンカツ言うのは勝手だがぐだぐだでスレ無駄に消費されても困る
トンカツ厨は少しはスレの空気を読んで欲しいものだな。
トンカツヘイトまで発生したか
まぁ、正直言ってやりすぎ。
最初は応援してたけど、段々ウザく感じるようになってきたな。
うむ、雑談でトンカツは控えた方がよいね
じゃぁ、他の話題頂戴よ
FFシンジは14歳なのに料理の天才みたいに書かれてるから、
作るのはとんかつとかハンバーグ程度の方が良い
>>291 料理の天才となっているのに、FFで描かれているのは簡単な料理ばかりだよね。
書き手の知識の狭さが窺えて笑える。
じゃ天才はどんな料理作るんだろう?
煮魚とか難しいよな。
アスカ煮魚喰わなさそうだなぁ・・・。
でもさトンカツはともかく、ハンバーグって旨いの作るの結構難しいよ。
それとシンジの奴、何好物なんだっけ?
>>292 逆に難しい料理のことばかりだらだら並べられてもこっちは萎えるけどな。
料理の知識ひけらかしてるみたいでさ。
天才も萎えるな
あくまで家庭的なシンちゃんに萌え
FFだからねぇ。
書き手の知識狭さの問題じゃないでしょ。不必要だし。それを笑うのもどーかと。
それに、簡単な料理を人より上手く作ったり、工夫して美味しくしたりってのは、むしろ本当に料理の上手な人しかできないことだよ。
別にシンジが料理上手でなければいけないって事は無い
>295
それは俺も。家庭的とか、手馴れてるとか程度でいい。
モチロン、同年代の特に男子の中では上手な部類だろうけど。
逆にアスカの手料理はマズイというイメージが・・・
綾波に至っては台所に立たせたくないw
あの・・・50レス以上雑談に使っていますが、ここって雑談スレじゃないですよね?
アスカの日記についての雑談でも、やるんだったら雑談スレでやってはいかがですか?
そういう私のレスもスレ違いなんで、もうこんな事書きませんが・・・。
うるせー、禿げ
おまえら落ち着け
落ち着いて神降臨を待つのだ。
∂⌒⌒ヘ
| ミ/ハ)ヽヽ
|.ィゝ´Д`ノ ポークカツレツマダー?
__リш||∀||.4_
||\ Ф ̄ ̄Ф \
||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
トンカツ(゚听)イラネ
シュニッツエル?
304=落ち着けなかった人
おい、お前・・・
テリヤキハンバーグとポークジンジャーがいいね
|;;;;;;/ |i::::::;;:/;;;;;;;;;;::::\:::::::::::::::::::::::::::::::::::i \;;;::::i
,-=-,、 |,;;;;/━┓ |;:::/;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::\:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ┏━i;;::::|
.i | .|i;;;;| _//;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::: ~`=-----;;;:::::::::::| .|;;:::::|
|l | |l;;;;|/;/~'i:::;;::::::;;;;;:::;;;;;;;;;:;;:::;::;::::;::::::::;;;;;;;;;;.::\,;;:::| /;;;;:::::|
_ .|ヽ ノi |;;;;l::i::/ |;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::;;;;;;;;;;;;;:;:::::::::::;;;::::::::::::ヽ;;::iノ;;|;;;:::::::|
/ ~ヽ, | | |;;;;|::|/ヽ,, ./:::::::::::::::::::::::::::::::::;;:::::::,-、;;;::::::::::ヾ;:::::ヽi|;;|;;;;;|:::i:::| ここはあたしの日記帳だから
ヾ \ .|ヽ ノi i|;;:::|;/ /:::::;;::::::;;;;;;;::::::::::::::,- ,:::| i, ヽ--、;;\;;;;>;i;;;::i:::|:::|
\ノ ヽ, | |, i|::::/ヽ ,,,./;;/:;;;;;/i/ヽ;;;:i:::| ヽヽ \\ .\.;;|\i|;::|::::i:::|::::|.
ヽ ヽ | 'l~-ノ ..///;;;//ヾ=,,, |::::|::::ヽ ヽ> il ` |;;;,\;;;;:|:::|::|:::::| チラシの裏にでも書いてなさい
\、ノ ヽ,,ノjヽ ノ " ノi;;;;,//i ;ヽ,,,゚,,,,>:|ヽ| ヽ i ヽ" ヽ 'i| ̄ ̄~~\|::::|i
ヽ, 丶 ヽ,, ヽ:::/;;;;;;i|.  ̄ ヽ| /i "____ / .|i::::|
___/ヾ ノ .ヽ,::::::::;ヽ |l{二,,,,----,,,)/ |::::| ね!
 ̄ ̄ ~-:;;:; \,,.ヽ\ ,,,,. ヽノヽ_,,,,,,,----/; |l:::|
,,ノ__ソ_ ) / ~=,,,,,\ ”^━=/ー~~^^^ ”i |,:|;i
 ̄ ̄|~ / /  ̄^^~ヽ_|, ,,=-----< (◎) i|;|/
▼月 △日
この間、シンジと一緒に帰る途中、陸橋を渡っているとき、カバンにつけていたキーホルダーを下の道路まで落っことしてしまった。
猿のヌイグルミで結構お気に入りのヤツ。
あたしが『取ってきて!』って命令しなくても、シンジがさっさと陸橋を降りていったのは、あたしの日頃のシツケがいいからだろう。
車用の信号が赤に変わるのを確かめて、シンジはゆっくりと道路の真ん中まで歩いて行く。
その時、一台のスポーツカーは信号を無視して突っ込んできた。
背筋が一瞬で凍り付くような感覚。
シンジがひかれる! と思っているのに、どう考えも間に合わない絶望的な距離とタイミング。
思い返すのも嫌なくらいの恐怖だった。
結局、スポーツカーはシンジをギリギリに掠めて走り去って、シンジはぺたりとその場にへたりこんでいた。
そのバカの姿を認めても、あたしの心臓はまだバクバクいっていた。
だから、戻ってきてあたしにキーホルダーを差し出すシンジの蒼白な顔に、手形が残るような強烈なビンタを食らわせてやった。
「アンタ、なにやってんのよ!! もう少しで死ぬところだったのよ!?」
「そんなこといわれても…僕が悪いの…?」
生意気にも反論してきたので、そのまま家に帰るまで口をきいてやらなかった。
実際はそれどころじゃなく、ガクガクと震える膝を無理矢理動かして帰るので精一杯だっただけなんだけどさ。
(続き)
ブツブツいいながらイジケているシンジを横目に、あたしは部屋にこもった。
考えたのは、もちろんさっきの出来事。
あれほど怖いと思ったのは随分と久しぶりだのことだった。
あたしが一番おそれてることはシンジを失うことへの恐怖。
そりゃあ、アイツがいなくなったりしたら、ご飯を作ってくれたり掃除をしてくれたりする人がいなくなって困るし…。
いや、違う。答えはもっと単純。
シンジがいなくなったら、たぶんあたしはいつものあたしでいられるなくなる。…それだけだ。
それと、もう一つ嫌なこと、。
あたしの目前で、見知ったヤツがいなくなるのは嫌だ。
あたしが干渉できる状況なのに、フリョの出来事であのバカを死なせたりするのは、絶対に嫌だ。
…そんなに悔しい思いをするのは、一度きりで十分だ。
だから、あたしの手の届く範囲で、絶対アイツから目を離さないようにしよう。
あたし自身の精神的な平和のためにも。
そう結論づけるのに、それほど時間はかからなかった。
以上、本日、シンジと手を繋いで帰ってきた理由。
(・∀・)イイ
シンジ( ´Д)人(∀` )アスカ ワーイ
はわわわわ〜ん
キタ━━(゚∀゚)━━ヨ
待ってましたヽ(´ー`)ノ
ほわわわ〜ん
・゜゚・*:.。..。.:*・゜(´┏┓`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
もうね、ネ申かと。
_,,_,,,,,
,,r '";;iiiiiiiiiiiiiiiiiii;;`i;,,、
/::::;;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;;;;;;::`;,、
/::;;;;;;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;;;:::::\
l:;iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii;:r、
'liiiiiiiiiiii/iiiiiiトiiiiiiiiiiiiハiiiiiiiiiiiiiiiハヽ
,-、iiii/liトハiiハiii/ lハliリiiiiiiil"`'
〈 `'jV .____,,,i,,__ii _,,,iiトiiiハ/
ヽ、_ '" r-ョァー "ya-//"
ヽ ゛~` '、 "~'/''" そんなこといわれても…
_r-|ヽ、 _ _'" , ' 僕が悪いの…?
_,./'/ ii ` 、 ' , rt,_
'"_,, / l" `''";l、ヽ, "' ,
/ `, `〉 i、 ` ,、
/i i,ー-、 _,,r`i ヽ, \、
/ ,_ヽー-- -ー''l ヽ 'i,
' '~` ̄ 'l
シンちゃんかわいいな
職人になるために修行してくるぜ
□月 17日
学校から一人帰って来て冷蔵庫を開けると、三分の一ほど手がついたプリンがあった。
先日はなかったものだ。
昨夜からミサトが帰ってきてないことを思い出し、シンジの食べかけだろうと判断する。
お腹が空いていたので、ご馳走になる。
同じ棚に少しだけかじられたシュークリームもあった。もちろん美味しくいただく。
他にも、口の開いた500mlのペットボトル飲料もあったので、こちらも一口。
食べかけや飲み残しばっかり冷蔵庫に入れておくなんて、シンジも行儀悪くなったと思った。
夕食後、お風呂上がりにそのことでシンジをからかってやると、顔を真っ赤にして「知らないよ!」なんていってたっけ。
仕方ないか。考えてみれば間接キスだもんね、これ。
実際キスしてるのに、いつまでたっても奥手でウブなヤツ。
まあ、調子に乗ってオオカミになられても困るし……それがアイツのカワイイとこでもあるんだけどね。
さて、もうパジャマ着がえて寝ようっと。
□月18日
今日、学校から帰ってきてみると、なんとファーストがいた。
冷蔵庫を開けて、中になんかせっせと詰め込みながらブツブツいっている。
あたしが帰ってきたのに気づいていないみたいなので、そっと近づいて聞いてみると、
「碇くんと間接キス…。碇くんと間接キス…。うふふふ…」
……おえ
アスカさん、つわりですか?
レイの行動が何だか(´∀`)イイ
327 :
770:04/09/27 04:36:03 ID:???
秋月晴日
今日は学園祭だった。
とはいっても学校行事とかは苦手なので、屋上でのんびり
ひなたぼっこしてた。
気が付くと昼過ぎで少しお腹が空いた。
しまった。弁当は教室に置いてきた鞄の中だ。
教室に戻ったりしたら、こんな時間まで出し物サボってた事に対してヒカリに
何を言われるかわかったもんじゃない。
そうこうアタシが悩んでいると、誰かが屋上にあがってきた。シンジだった。「どこ行ったかと思って探したよ。はい、お弁当。」
そう言ってアタシに弁当箱を渡した。
「あとさ…カレー。作ってきたからよかったら食べてよ。」
そういえばクラスの出し物はカレーライスだったわね。たしか鈴原の案。
「それじゃ、僕もう戻るね。」
「待ちなさい!」
「え?」
「アタシはお弁当だけで十分だから…カレーはアンタが食べなさい!」
屋上でシンジと昼食をとった。こうして二人っきりでいるのは
久しぶりな気がした。
この後、ヒカリに見つかりこっぴどく叱られた。
>770氏
不良アスカですね。
アスカに説教する委員長萌え(´Д`*)
>>329 すごい!
素晴らしい!
夏って感じがします。
ネ申が降臨しまつた
うわー、スゴイ!!
ありがたい!
なのに最近書きこめなくてスミマセン!
>>329 素晴らしいです。アリガトウ!
>>333 毎度楽しませてもらってます。
焦らず、でもヨロシクっす!
>>329 それと、もしよろしければ、保管所のTOP絵に飾らせていただきたのですが…。
194です。
>>329 今までのエヴァ絵師さんでは(漏れは)見たことのないタッチですけど、
さぞかし名のある絵師さんなのでは?
大変すばらしいです!
>>335 このアスカの第一の生みの親はダミーさんです、
どうぞダミーさんの好きにしてやってください。
>>336 すんません、自分まるでどこにも名のない絵師です(汗
でもこのアスカはどっかで見た事あるんだよな。
名も無いってのがさり気なくて格好イイね。
ひまわりアスカイイね。
V月 7日
本日、三日前から考えていた作戦を実行に移した。
実行プロセスと詳細は下に記す。
@お風呂上がり、リビングでTVを見ながら待ちかまえる。
予想通り着替え一式を抱えた目標が浴室へ移動開始。
A精一杯しなを作って立ち上がり、対象を動揺させる。同時に、あくまでさり気なく肩に腕をまわす。
どちらかというと怯えていたような顔をしていたが、気にしない。
Bそしてそのまま首に腕を引っかけ、同時に足払いを敢行。
クッションを狙って頭を叩きつけてやったが、めちゃくちゃ痛がっていた。
C床にぶっ倒れたシンジの上に覆い被さる。
相手の両腕を自分の両膝で押さえつけるのがポイント。
Dおもむろに顔を覗き込み、抵抗する気を奪う。
目を真っ直ぐ覗きこむと、慌てて目を逸らす。涙目で頬を上気させるシンジって、結構色気があったり。
E顔を近づけ、毛抜きでソレを抜き取る。
「い、痛いってば、アスカ!」
「息しないで。鼻息がこそばゆいから」
F肌荒れ防止クリームを塗ってあげて撤収。
ようやく解放してあげると、シンジがえらく傷ついた目でこちらを見ていた。
(続き)
本日の成果…短いアゴヒゲ12本。
統括
シンジの顔にヒゲは似合わない。司令みたいになったら困るし。
そりゃあ加持さんみたいな無精ヒゲも悪くもないけどさ…。
とにかく、将来、シンジも絶対感謝してくれるに決まっている。
ああ、いいことをするって、とっても気持ちがいい。
V月 8日
本日、ファーストがやってきて、シンジのアゴに丹念に毛生え薬を塗っていった。
どうやらファーストのヤツ、司令みたいな顔がお気に入りらしい。
ボケっとしているシンジのアゴをテッテイテキに洗浄してやった。
まったくこのバカ、無防備に変なモン塗られてんじゃないわよ!!
ぜえーったい、シンジは司令みたいにしてやんないからね。
アヤシイし、フケツそうだし、無気味だし。
だいたい、あたしの好みじゃないのよ、あのヒゲはっ!!
…ところで、ヒゲに毛生え薬って効くんだろうか?
・゜゚・*:.。..。.:*・゜(´┏┓`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
>>343 根本から抜いても髭は濃くなるんですよ!
ちゃんと火であぶって毛根根絶しないと、アスカちゃん!
こわ・・・w
ダミー氏GJ!!
でも、あごのヒゲって抜いたら歯並びがガタガタになるんじゃなかったっけ?
>あごのヒゲって抜いたら歯並びがガタガタになるんじゃなかったっけ?
それホント?
でも、俺昔からクセで抜いちゃうけど、歯並びぜんぜん問題ないよ。
ダミーさん乙っす。
抜いた直後に肌を冷やすのも効果あり。
脱毛スレになってるw
毛剃りスレはまだあるの?
あるよ。
9月21日が現時点での最終更新日で、スレ住人は続きを待ち望んでいます。
「アスカたん」で検索すれ。
六月 星日
TV番組の公開電話相談へ応募したら、見事に当選した。
番組自体は最近流行の占いもので、小太りのオバサンの占いと辛口トークが売りのヤツ。
生放送で、一般人がTV出演して相談するパートと、プロフィールと顔写真を送って電話で占ってもらうパートがある。
あたしが当選したのは後者のほうだ。
せっかくだから、いつものメンバーを集めて、電話相談に当選したことを教えず一緒にTV鑑賞をすることにした。
それが、今日だったわけだけど…。
夕食後、シンジがマメマメしくお茶やお茶菓子を出している間に番組が始まった。
開始そうそう、例のオバサンのドアップに、鈴原がぼやいた。
「ああ、ワシ、あんまこのオバハン好かんのや…」
「オレも好きじゃないね…」
相田も賛同の声を上げた。
なんかヒカリまで苦い顔をしてたので、あたしはなんとか盛り上げようとした。
「ま、まあ、取りあえず見ましょ。絶対面白いから。ほら、ファーストもなんかいってやりなさいよ!」
「知らない。初めてみるから」
「…」
ファーストのヤツ、のんきにお茶飲んでせんべいを食べてやがる。
「アスカ、みんなそういってるんだから、別の番組にチャンネル変えたら?」
シンジのバカまでそういってきた。
だけど、あたしは断固拒否。リモコンを抱えて徹底抗戦の構え。
「いーや! 絶対この番組を見るの!」
(続き)
先行き不安だったけど、番組が始まればそれならに盛り上がるところもあり、前半パートが無事終了した。
「さっきの、ありゃ、あのオカンが悪いでぇ…」
腕組みしてウンウン鈴原が唸っているとCMも終わり、いよいよ待望の後半パートが始まった。
『さて、では電話相談のコーナーです。
本日のトップバターは、第三新東京市のAさん(仮名)です!』
TVの中の司会者がそういって電話をかけた。
少しの間をおいて、リビングの電話が鳴ったときのみんなの顔は、そりゃ見物だったわよ。
あたしは悠然と受話器をとり、スピーカーのスイッチを入れてから答えた。
「もしもし?」
TVからもほぼ同時にあたしの声がもれる。全員驚いた顔。最高だ。
『えーと、Aさん(仮名)でいらっしゃいますね? はい、それではいま先生に替わりますので…』
受話器を持った司会者から、画面は椅子に座ったままのオバサンへと移った。
難しい顔をしたオバサンのテーブルの前にはなにやら資料が置いてある。
TV画面からは読み取れないが、おそらくあたしが応募したときに同封した履歴書だろう。
まあ、名前と写真、生年を含まない誕生日と身長体重以外、全部デタラメ送ったんだけどね。
(続き)
あたしはせいいっぱいしおらしい声で尋ねた。
「えっと…彼とわたしの相性はどうなんでしょうか?」
眉毛を八の形にしたオバサンは一言。
『最悪ね』
噴き出しそうになるのを我慢していると、TVの中のオバサンは履歴書をめくっている。
『アナタの送ってくれたプロフィール見ると、相手の男もずいぶん若いけど、いやーひどいね〜。男の風上にも置けないね。
家事も何もしないで、毎日フラフラしてるんだって?』
「そうなんですよ。わたしを無理矢理ドイツから連れてきたってのに…。まったく甲斐性なし根性なしで…」
『この子、Sくん(仮名)っていうの? 見るからに、スジの通ってなさそうな、柔弱そうな子だ。
そのくせに、一度キレるとわけが分からなくなる面相をしてる。
それとアナタ、若い身空で、相当苦労してるでしょ? 多分、一度や二度、殺されそうな目にあってるよ』
「はい、よく分かりますね!? ほんとにもう、どうしたらいいのか…」
リビングを見回せば、シンジは心底情けなさそうな顔をしていた。
なんか、背筋がゾクゾクした。なんかくせになりそうな快感。
鈴原と相田は「変態だ…変態がいる…」なんてうめいている。
ヒカリは「アスカ…あなた、どんなプロフィール送ったの?」と茫然としてて、ファーストは相変らずの無表情。
(続き)
『相手の男、改めようとしてる?』
「…努力はしてるみたいですが…」
『じゃあ、改善しなかったら別れた方がいいね』
「…はい、そうします」
電話の向こうには表情は見えない。ここで、わざと泣き声を作って返事をしてはい終了、となるはずだった。
『いや、やっぱり別れたほうがいいね。でないと、地獄に落ちるよ?』
「…はい?」
あたしは受話器を持ち直していた。思えば、ここまでが楽しめた部分かも知れない。
『だからね、アナタたち、別れないと、地獄に落ちるよ?
このS(仮名)ってのは、女っぽい顔してるけど、こりゃあダメだ。多分性根が腐りきってる。
アナタに依存して、いつまでもぶら下がっているタイプだね。
もし将来子供出来ても、そんな関係続けてたんじゃ、子供たちは絶対不幸になるね。
アナタたちが良くてもね、子供たちは親を選べないから』
(続き)
「はあ…」
自分でも声が険悪になるのが分かったくらいだ。
『とにかく、アナタ、こんな女が腐ったみたいな男とはさっさと縁を切ったほうがいいよ!
でないと、アンタまで地獄に落ちることになる!
それとも、こんなナメクジみたいにナヨナヨした男、あたしが地獄に落としてあげようか?』
確かにその時、あたしは頭の中で何かがプツンと切れたのを感じた。
「ふざけんじゃないわよっ!?人が黙って聞いてりゃ、ベラベラと勝手なことばかり言って!
はん! 面相でなにが分かるってのよ? それとあたしの将来まで指図されたくないわよ!
子供は親を選べない!? 作ってもないものをグダグダいわれたくないわよ、この詐欺師!
なんせ、その履歴書、ほとんどデタラメなんだからね!? 占い師だったらそれくらい見破ってみなさいよ!
確かに根性と甲斐性はないけどね、コイツは掃除も料理もベラボーに出来るんだからね、おあいにくさまっ!!」
…思い出せる限り書き出してみたけど、ひょっとしたら、もっと過激なことをいっていたかも知れない。
受話器を叩きつけるように切り、ついでにTVのスイッチも切った。
怒りが収まらないまま肩で息をしてリビングを見回すと、ファーストが急に拍手を始めた。
鳩がバレットガンを喰らったみたいな顔をしているシンジを除いて全員が拍手を始めて、声をそろえて一言。
「おみごと」
(続き)
自分の部屋に閉じこもって頭から布団を被った。だから、その後どうなったかは知らない。
みんな、どんな顔をして帰ったんだろうか…。
夜も遅くなってからようやく布団から這い出し、気持ちを落ち着ける意味も込めて、今この日記を書いているわけだけど…。
ダメだ! リビングを飛び出して来るとき見た鈴原や相田のニヤニヤ笑いが頭にこびりついてるっ!!
…明日、学校行きたくない……。
さすがアスカ。
お見事ですダミー氏。
でもこれ、次の日以降に続けられそう。
ま、二人して地獄に落ちるってのはある意味あたってるわけだが……原作では(笑)
続きがあるならレイに同じことをやらせてみて欲しいかも。
やべー、ダミーアスカ中毒になったw
たまりません。
逆ギレGJ。
ある意味自爆っぽくてアスカらしい
学月園日
ムカつくムカつくムカつく。
今日、転校生が来た。確か名前は……覚えてない。覚えたくもない
まぁ女で髪が青くてパンをクワエていて
口うるさいって記憶だけはある。
……結構覚えてるわ。
ともかく今日はその女のせいで物凄く気分が悪い。
正確には女のせいでは無くその女に対する隣の家に住んでるバカの態度にだ。
隣の席に女が来たからって
授業中はいつも寝てるくせにずーーーっと転校生とコソコソ話なんかして。
絶対に今度のテストの時は、ノートなんか写させてやるもんか!
昼休みだって転校生と一緒にご飯食べてたわね。
いつもだったらあいつからアタシに「一緒に食べない?」って聞いてくるのに…
今日はアタシのこと無視よ、無視!!
絶対許さない。土下座してきたって一緒にご飯なんか食べてやんないだから!
けどここまでは序の口。
今日最も腹が立ったのはあのバカが放課後のアタシの荷物持ちの誘いを断ったこと。
しかも理由が転校生に街を案内するからですって。
何よ!要は転校生とデートするってことじゃない!!
あまりにもムカついたんで一発殴ってやったわ。
……………アタシとなんかしたことないのに…デートなんて…
…ハッ!何、書いてるんだろアタシ…
ヤメヤメ、今日はもう寝よう。
とりあえず明日はあのバカにたくさん奢って貰おう。
覚悟してなさい、バカシンジ!!
続かない
続かないのかーーっ!!
学エヴァアスカもイイね。
学園系は新鮮だねぇ
ルビー月 指輪日
今日、シンジに指輪をプレゼントさせた。
嬉しい反面、めちゃくちゃ疲れているあたしがいる。
まったく、アイツが鈍感なせいだ。
無理矢理荷物持ちと称して買い物に付き合わせて、渋々ついてきたのはいい。
しかし、アイツが気づくまで、いったい何件のアクセサリー屋や露店の前を往復したことだろう?
結局、全然気づくそぶりもないので、とうとう一緒に露店を覗き込んだ。
普通、、あたしが「あ、あのデザインいいわよねー?」なんていたっらすぐ気づくわよね?
なのに、あのバカ「そうだね。ところで、夕飯の買い物もしてきたいんだけど…」ですって?
さすがに、頭に来て、足踏んづけてから早足でその場を離れ、そっぽ向いて口もきいてやらなかった。
そこでようやくあのバカ、思い至ったらしい。
慌ててもと来た道を戻って行って、あたしにおずおずと小さな包み紙を渡して来たのよね。
(続き)
「なに、それ?」
そっけなくいって、シンジをイジめるのはあたしの特権。
「その…プレゼント…」
「聞こえないわよ?」
「だからっ…!! プレゼントだよ、僕からの…」
そこでようやく受け取ってやった。とびっきりの笑顔と引き替えにね。
後は上機嫌で家まで帰ってきて、もったいぶって包みを開けてみた。
これで中身が指輪じゃなかった、なんてオチはさすがにつかなかった。
なのに、、あたしのテンションは結構さがってしまった。
だって、あたしが「いいわよねー?」っていったデザインと違う指輪だったのだ。
おまけに、少しあたしの指のサイズより小さいし。
ま、シンジらしいとはいえなくもないけど。
今、日記を書きながら左手の指先で転がしてるんだけど、これはこれで悪くないかも、って気になってくる。
シンジが初めて自主的に贈ってくれたアクセサリーだ。
あたしがせっつかなきゃならなかったことは、この際無視してしまおう。
シンプルな銀色が、電気スタンドの光を反射して結構キレイ。
サイズがあわないならチェーンでも通して首にかければいいんだし。
でも指輪だから、指にはめてみなきゃねー。
ちょっときついけど、せっかくだから薬指にでもはめてみようかな…。
(続き)
…抜けなくなった。
オチがかいしんのクリティカルです
すげーいい
つーか神だよあんた。
ゴッドォォォォォォオォォォォォ!!!
>>370 アスカもシンジもむちゃくちゃかわいいっ!
無理にでも薬指にはめちゃう心意気がステキです。
おもしろいス!
日記だけに、翌日の様子などに続けても読んでみたい。
……日付が寺尾聡だってことに今気が付いた(笑)
なるほど。
シンジは歌詞の内容を知っていたからシンプルな
シルバーのリングを選んだのか。
抜けないんだから、そのまま連れ添ってあげてね?
ルビー月 指輪2日
今日は、最低最悪の一日だった。
繰り返して書く。今日は、最低最悪の一日だったのだ。
一晩明けても指輪は抜けてなかった。
昨夜遅く、セッケン水で洗ったりしたんだけど、やっぱり自然にどうとなるものでもないらしい。
シンジを先に登校させ、寝不足気味の頭で考えた。
どうしよう、いっそ欠席しようか、なんてちょと思ったけど、サボっちゃまずい授業もある。
指自体は血が止まってウッケツしているわけでもないし、不自由なく動く。
健康面では今すぐどうこうという問題ではないし、いざとなったらどっかのお店に行って切断してもらえば…。
でも、シンジに貰ったものを傷つけるのも嫌だ、とその時は思ったわけで。
すると、結論は、外れるのを待つしかない。
そこであたしが持ち出したのは包帯だった。
薬指だけに隠れるくらいに少し巻こうと思ったんだけど、上手くできなくて結局左手全体がグルグル巻きになってしまった。
不格好だけど、そのまましぶしぶ登校した。ちなみに遅刻はしなかった。
授業中も、あくまでさり気なく振る舞う。なんとか注目されず四時限まで無事経過した。
(続き)
そして、運命のというか、最悪のというか、壊滅的というかの昼休みになった。
いつもの通り、左手を隠して右手でシンジからお弁当を受け取り、ヒカリたちとお昼ご飯を食べようとした。
「あら? アスカ、その左手、どうかしたの?」
ヒカリが気づいた。薄々予想していたあたしは、平然と答えた。
…どうして、あんな返事を選択していたのだろう。それがまさかああなるなんて、後悔してもしきれない。
「ああ、これ? ちょっと火傷したのよ」
「そうなの? 結構ヒドそうね。大丈夫?」
「大丈夫よ、ちゃんと処置したし」
あははーとそこで笑って終わるハズの会話に、なんとシンジのバカが首を突っ込んできた。
普段は鈍感でアホ面さらして、あたしが悪口いっても反応しないくせに、なんでこんな時は敏感なのか。
「え? 火傷したの!? 大丈夫、アスカ?」
このバカ、よりによって心配そうな顔をして近づいてくる。
案の定、ヒカリまで不審な顔になった。
「あれ? 碇くんが手当してくれたんじゃなかったの?」
「ううん、僕はしてないよ。それに、アスカ、朝出かける前、包帯してなかったよね?
…もしかして、あのあと怪我して、自分で処置したの?」
(続き)
軽いパニックに陥っていたあたしは、反射的にうなづいてしまった。
しまった、と思っても、もう遅かった。
「ちょっとアスカ、傷見せて」
珍しく真剣な顔になるシンジの顔が、この上なく憎らしい。
「み、見せなくても大丈夫よ!! あたしはちゃんと応急処置のレクチャーも受けてるんだし…」
後ずさりしながら左手を庇っていると、なにかにぶつかった。振り返って見ると、ヒカリだった。
「洞木さん、お願い」
シンジの声にヒカリがうなづいたかと思うと、あたしは後ろから押さえ込まれていた。
逃げようともがいていると、左手はシンジに掴まれる。
そして包帯を解かれていく恐怖は、筆舌に尽くしがたい。
「ちょっとやめなさいよ! 大丈夫だっていってるでしょお!?」
「ダメだよ。アスカはなんだかんだいって適当なことするんだから…」
「ヒカリも離してよっ! 大丈夫だってばあ!!」
「アスカ、碇くんに任せなさい」
後は何を叫んだか、あまり覚えていない。
覚えているのは、シンジの「火傷痕なんか残ると大変だよ?女の子なんだからさ…」
という、この状況じゃなかったら感動していたかも知れない呟き。
(続き)
もう、噛みついても蹴飛ばしてもいいから脱出しようと思ったその時。
あたしの左手から包帯は取り払われ、薬指の指輪がクラス全員の目に晒されたのだった。
確かに、クラス全員が硬直した音を、あたしは聞いた。
でも、まだ冗談で紛らわせられるとも思った。
自分で買った指輪、もしくはミサトから借りた指輪を遊んではめていて、取れなくなったとか。
どうにかごまかそうと口を開こうとしたら……シンジが、あのジャイアントバカ!!
「昨日、僕があげた指輪だ…」
本人は呟いたつもりだったんだろうけど。
静まり返った教室の隅々まで響き渡ったそれは、N2兵器クラスの破壊力を発揮してくれた。
…そのあとの教室での出来事は、思い返したくもないし書きたくもない。
逃げるように学校から帰ってきて、それから自室へこもりっぱなし。
ああ、、もう、明日、どんな顔して学校いけばいいのよ!? 相変らず指輪は抜けないし!!
髪をムシャクシャにして引きちぎってしまいたい。
イライラする。恥ずかしい。泣きたい。
「ねえ、アスカー? どうしてシンジくん、リビングに大の字になってのびてるのー?」
ミサトの声なんか、なーんにも聞こえない!!
連投キテターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
超GJ!(爆笑)
リクエストに答えるのはすばらしいけど
蛇足だった希ガス
いや、漏れは十分楽しめた。
が、最後シンちゃんが大の字に・・てとこがイマイチわからん。
381 名前:ダミーアスカ@3 メェル:sage 投稿日:04/10/02 00:00:00
0ゾロもキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
>>387 イッテヨシ
>388
恥ずかしさが頂点に達したアスカに殴り倒されたものと思われ(笑)
まあ感想は人それぞれでしょうが、ダミー氏のサービス精神は敬意に値しますよ?
(楽しみだってことさ)
で、リクしたのは俺です。
ダミー氏ありがとう!!
まさかこんな早く読めるとは思ってなかった。サイコウです。
こーいう学校での騒ぎはイイ!
落ちの「ミサトの声なんか、なーんにも聞こえない!!」もツボでした。
ルビー月 指輪3日
今日、学校へいった。開き直って指輪をしたままだ。相変らず取れなかったし。
教室へ入ると、視線が集まってくるのが分かった。
しばらくは顔を腫らしたシンジの方へ視線が集中していたけど、しばらくするとあたしのほうへ戻る。
そして、シンジとあたしとをいったりきたりしてる気配。
そんな微妙な空気の中、ヒカリが引きつった笑顔で話しかけてきた。
「あ、あの…アスカ? それって、婚約指輪とかと違う…よね?」
あたしは声を押し殺して答える。
「んなわきゃないでしょ? これは、確かにその…シンジから貰ったものだけど。
ただ、ふざけて指にはめたら、取れなくなっただけ」
どういうわけか、ヒカリは胸を撫で下ろした。
「そう、よね。そうなのよね、あははは」
その向こうで歓声を上げる相田。悔しそうな声を出したのは鈴原だ。
「よっしゃ、オレの勝ちだな!!」
「くそ〜、ワイは絶対モノホンやと思ってたのにのう〜」
どうやら賭けていたらしい。後でなんか奢らせてやる。
(続き)
とにかくヒカリの発言と、二バカのおかげで、随分と空気は弛んだ。
それでも居心地が悪いことには変わりない。
だから、滅多に近づかないファーストの側へいってみた。
だって、コイツはいつでもマイペースだと思ってたから。
他の連中と違って、冷やかしとかしないタイプだろうし。
今日も、昨日のことなんか全然知らないという風に自分の席で本を読んでいた。
普段と変わらないファーストに、色々と安心しする。
また難しい専門書でも読んでいるんでしょ、とばかりに声をかけてみた。
「ねえ、ファースト。それ、なんの本読んでるの?」
ファーストは無表情で本の背表紙をこちらに向けた。
【指輪物語】
…やっぱりコイツはあたしの宿敵だ、と思った。
(続き)
家に帰ったら帰ったで、これまた珍しくリツコから携帯に電話があった。
出るなり、
『ああ、アスカ? それくらいの指輪なら、技研のカッターですぐ切断できるわよ?』
即効で切った。
まったく、あたしはこの指輪自体は切ったりするつもりはないのに…と思ってたら、また着信が。
『大丈夫よ、切断前と寸分の狂いもなく復元できるから』
今度は、電源もろとも切ってやった。
明らかにおもしろがっている気配にイライラする。
どうせ、話を伝えたのはミサトだろうけど、今回の指輪の話はどこまで広がっているのだろうか。
とても気になる…。
ダミ子最高!
次回はいよいよゲンドウパパと冬月おじいちゃん登場か!?w
何はともあれ乙です!
最高です!
最後のオチが今から楽しみですな。
ダミーアスカ氏は、最後のオチまでもう考えているのだろうか?
ルビー月 指輪4日。
今日は休日だった。
でも、いまだ指輪は抜けず、出かける気にもなれなかった。
というわけで、部屋にこもっていると、ドアがノックされたのだ。
ドアを開けると、なんか申しわけなさそうな顔をしたシンジが立っていた。
伏せられた視線が、なんとなくあたしの左手に注がれていたような気がしたので、右手で隠す。
「何しにきたのよ…」
なんか、顔を見ただけで反射的にムカツイていたと思う。だから、自然と言葉もキツめだった。
だって、コイツが小さい指輪を買ってきたせいで、おまけのバカ発言のせいで、こんなことになったんだからさ。
そりゃあ、プレゼント自体は嬉しかったけど…。
しばらくシンジはうつむいていたかとおもうと、まったく不意にあたしの左手を掴んだ。
振り払おうとしたのにガッチリ掴んで、そのまま引きずって行こうとする。
「ちょっと、止めてよ!」
言っても離してくれない。
「痛いってば!!」
悲鳴を上げて、ようやくシンジは足を止めた。
(続き)
「いきなり人の手掴んで、どこに連れてこうとしてんのよ!?」
怒鳴りつけると、振り返ったシンジは真剣な顔をしていた。でもどこか痛々しく、悲しそうだった。
「ねえ、アスカ。今からリツコさんところにでも行って、この指輪を切って外してもらおうよ…」
「…!!」
とっさに言葉が出てこなかった。更にシンジは言ってくる。
「だって、それのせいでアスカは迷惑してるんでしょ? …僕だって、そんなつもりでプレゼントしたわけじゃないし…」
じゃあ、どんなつもりでプレゼントしたのよ!!と怒鳴る代わりに、あたしは半分叫んでいた。
「いやよ!!」
「…どうしてさ?」
「だって、この指輪はね、鈍感バカナンセンス大王のアンタがようやく自主的にくれたモンだもの。
そんなギネス級に記念的なもの、切ったり壊したりしちゃもったいないじゃない!
無傷で保管しておいて、孫の代までずっとバカにしてやるのよ、あははは!」
思えば、恥ずかしい上に挑発的な台詞のオンパレードだった。
まあ、半分くらい本心が混じってはいたけど。
ところが、シンジはちょっと怯んだ様子を見せただけで、代わりに自分の右手をポケットに突っ込んだのよね。
(続き)
あたしの目前に差し出された右手を開くと、中には小さな包み紙。
「新しいのを買ってきたんだ。…だから、その指輪はあきらめなよ」
ちょっと驚いた。そして、少しだけ嬉しかったのだ。少しだけね。
「…いやよ」
なのに、あたしの口から出たのは、否定的なセリフ。
「どうして?」
やはりシンジも驚いた声を上げた。
そういわれても困る。その時は、あたしだってどうしてか分からなかったのだから。
「だって、アスカ、迷惑してるでしょ? それのせいでみんなから冷やかされて、ここ数日イライラしっぱなしじゃないか!!」
それに、あたしはどう答えたんだろうか。
「別に指輪もらったこと自体は迷惑ってわけじゃないわよ!!
ううん、根本的にアンタが普段からちゃんとマメにプレゼントしてくれれば…!!
じゃなくて!! アンタの態度もね、ユージューフダンだから誤解されちゃう場合もあって…!!
ああっ、なにいってるか、自分でもわからなくなっちゃったじゃないっ!!」
出来るだけ正確に書き出してみたけど…こんな感じかな?
面食らって突っ立っているシンジの前で、あたしは思いっきり左手を振り払った。
瞬間、リビングの隅の方で、乾いた音がなった。
二人して音のした方を見て、続いてあたしの左手を見る。
薬指から指輪はなくなっていた。
(続き)
以上が、今回の指輪騒動のテンマツだ。
無事に指輪も抜けたし、新しい指輪までもらえた。
しかも、新しい方は、あたしが「いいわねー」っていってたデザイン。
しっかり覚えていてくれたんだ、シンジのヤツ。
当然、最初の指輪の方で問いつめてやったら、「そっちのほうがアスカに似合うと思ったんだよ…」と照れていた。
だから、色々と許してやることにする。そもそも無理矢理小さいのをはめたあたしも悪いんだしね。
しばらくミサトからニヤニヤされたり、クラスで冷やかされるのもしょうがないか。
カンジンの指輪が外れちゃったんだから、すぐにほとぼとりも冷めるでしょ。
そういうわけで、最初の指輪はチェーンをとおして机の中に大事にしまってある。
もう一つの指輪は…はめてみようかな?
せっかくだから薬指に。
(続き)
…また、抜けなくなった。
でも、右手だから、ま、いいか…。
ダミーアスカさん、最高です。
今回のオチも良かったですよー。
右手の薬指はもろに婚約指輪だぞw
ドイツ語圏ではそうらしいね。
お疲れ様。
大変楽しく読ませて頂きました。
しかし綾波さん・・・。
・・・君、ゴクリ?
ダミーアスカ氏のSSに登場する綾波さん、結構お茶目さんで好き。
ダミー氏乙っす
スンゲーおもしろかったです
ダミーアスカさん、乙です!
>>406-407 アスカさんにはそういう願望というか、意図がある希ガス。
「ドイツだったら誤解されるけど、日本なら・・・」 みたいな。
周りに騒がれず、自分の心の中だけで婚約指輪として悦にいれる訳ですな
ダミー氏乙!
この調子で面白いのどんどん書いて下さい
7月 7日
なんか日本では今日は七夕といって、竹に願い事を書いた紙をぶら下げる風習があるそうだ。
なんでも短冊とかいうらしい。
先日、シンジのバカからポンと短冊を渡されて、七夕の由来とか色々説明を受けた。
おりひめだかひこぼしだか知らないけど、一年に一回しか会えないなんて、かわいそうというより根性がないと思う。
そんなエライ神様だかなんだかしんないけど、邪魔されたら排除すればいいじゃない!!
ってなことをシンジにいったら、「アスカらしいや」ですって。
なーんか最近、アイツ物事をハッキリいうのよねー。
それはともかく、シンジの書いた短冊を見せて、といったら断わられた。
どんなことをお願いするのかすごく興味があたので、そこで深追いせず、後でこっそり見てやることにする。
みんなが寝静まった夜遅く、つまり、ついさっき見に行って来た。
真っ暗なベランダでペンライトつけてさ。
そんなに大きくない竹には、結構たくさんの短冊がぶら下げてある。
まず、手近な一枚を見て、ビックリしたわよ、そりゃ。
『綾波が、僕のことを好きになってくれますように』
(続き)
正直ショックで、半分以上ボーゼンとしながら、別の短冊にも手を伸ばす。
『ミサトさんが、僕のことを好きになってくれますように』
これにも驚いたけど、ある予感が別の短冊を見るようにせかす。
ペンライトの小さな光で、全部見るのは結構大変だった。
『トウジが、僕のことを好きになってくれますように』
『ケンスケが、僕のことを好きになってくれますように』
『洞木さんが、僕のことを好きになってくれますように』
『リツコさんが、僕のことを好きになってくれますように』
『加持さんが、僕のことを好きになってくれますように』
『青葉さんが、僕のことを好きになってくれますように』
『日向さんが、僕のことを好きになってくれますように』
『伊吹さんが、僕のことを好きになってくれますように』
(続き)
…なんのことはない、あのバカ、同じ書式のを大量に吊していたのだ。
例外は二枚だけ。
『もうこれ以上歳を取りませんように』
これはミサトのらしい。筆跡からして、なんとも切実な内容。
『父さんが、僕に優しくしてくれますように』
さりげなく吊してあったこれには、少し泣けてきた。
もちろん、あたしの名前も吊されてたわよ。
アホらしいから、竹から外してやった。
だって、かなっているのに願い事するなんてバカじゃないの?
ついでに、ファーストの名前のヤツは引きちぎって捨ててやり、代わりにあたしの短冊を吊す。
『シンジのバカと鈍感が治りますように』
頑張って、一番上に吊してやったんだから、かなってくれなきゃ困る。
回収した短冊は、日記のしおりにでも再利用してあげよう。
(続き)
今、短冊を見直して気づいた。
みんなと同じ書式だと思ったのに、微妙に…いや、えらく違っていた。
『アスカが、僕のことを好きでいてくれますように』
…不意打ちをくらったような気分。
シンジのくせに。
くそう。
リアルタイムでキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
・゜゚・*:.。..。.:*・゜(´┏┓`)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・
巧妙な(つもりの)隠蔽工作?
>>419 >なーんか最近、アイツ物事をハッキリいうのよねー。
>好きでいてくれますように』
>くそう。
ってことでシンジは実はアスカの気持ちを知ってたってことじゃね?
しかし、ダミー氏が
>だって、かなっているのに願い事するなんてバカじゃないの?
なんて直接的な表現を使ったのには少々驚きが…
ああこの世界ではまだ7月なんだ・・・
いいな、いいなぁ・・
今回のすごい好きだ。
皆へのシンジきゅんの願いがとても寂しくてカワイイ。
私の愛はいらないのかね?
ふっ、やはりあの碇の息子だ…(忘れられた人)
↑禿藁
キタ━━━━━━(゚tl゚ )━━━━━━!!!!!!
r:-' ー 、. ,、,、
. ,、,、 ヽ、二)'フ キタ━(゚tl゚ )━!!!!!!
キタ━(゚tl゚ )━!!!!!! } | r:-' ー 、
r:-' ー 、 / |. ヽ、二)'フ
ヽ、二)'フ | ,イ | .} |
} |. / | | | / |
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. | ,イ |. / | | |. / || |
426 :
開成:04/10/04 17:08:35 ID:???
変にエロいより興奮しますね
ダミーアスカさんこれからもよろしく
荒らし糞コテ、ここまで来ちゃったのか
アンカー間違いっすか?
向こうでは暴れてるみたいだな
くれぐれも荒らしは放置で。専用ブラウザでNGワード登録を。基本。
434 :
428:04/10/04 21:38:29 ID:???
物凄くアンカーをミスってるよ漏れ…
ラリってたとしか思えないミスだ
もう寝よう
ダミー氏ばかりに頼らずに
職人をもっと増やすべきだ とおもった
幼月なじみ日
今日の寝起きは最悪だった。
1日経てば気分も晴れるだろうと思ったが全然だった。
むしろ悪化したと言える。学校をサボりたいとまで思った。
だが何時までも悩んでるわけにはいかなかった。隣の家のバカを起こさなくてはならないからだ
登校中は少しだけ気分が良かった。シンジが放課後、アタシにあんみつを奢ってくれると言ったからだ。
…決して無理矢理言わせた訳ではない
途中でヒカリと会った。(一緒にジャージとメガネがいたが省略)
しばらく歩きながらヒカリと会話をしてると
突然後ろから甲高い、耳障りな声が聞こえた。
「おっはよー、シンジ君」
「おはよう。綾波。」
挨拶を済ませシンジの横に並んだ転校生はそのままシンジと会話をしだした。(一緒にジャージとメガネがry)
聞いてると内容はなんてことない雑談をしてるだけなのに
自分でも分からない、理解出来ない感情に襲われた。
これは怒り?
悲しみ?
嫉妬?
それとも…恐怖?
ただ分かったこともある。それはこの場に居たくない。これ以上シンジが他の女と会話してるのを見たくないということだった。
だから走った。ヒカリが何か言ってたが構わず走った。
気がつくとアタシは泣きながら走っていた。
続く?
紅葉月 反省日
アタシは嫌な女なのかな。
今日、レイがまたアタシを誘った。今日はシンジもいる。この間は二人きりだったので今日はシンジも誘って
一緒にプリンを食べたいという。
この間のことがあるので警戒したが、そんなこと知るはずもないシンジは二つ返事でOKした。
レイはもじもじしながら笑っていた。
フルーツたっぷりのプリンアラモードと紅茶。前回と同じメニューだ。おいしい。シンジもご機嫌な様子でパク
ついている。レイもそんなシンジの様子に満足げだった。考えてみれば三人でこんなことをするのは初めてか
もしれない。
シンジも驚いていたけど、レイは意外にもおしゃべりだった。もちろんクラスの女子に比べれば無口だけど、
自分から話題を振ってくるレイは充分おしゃべりと言える。それによく笑う。げらげら笑うのではなく、小さくクスリ
と笑う。内気な子供そのものに見えた。
レイの姿を見ているうちに自分が勘違いをしているのではないかと思えてきた。昨日のことはシンジと仲良く
なりたいと思うのもあっただろうけど、アタシとも本当に仲良くなりたかったのかもしれない。
これは罠だ謀略だ略奪愛だと嫉妬した自分がちょっとだけ恥ずかしい。
帰り際、またこうして三人で遊びたいとレイが言った。アタシたちは次の約束をして別れた。
家に帰ってきてからシンジがぽつりと漏らした「綾波もさみしいんだね」という言葉が耳から離れない。
ごめんね、レイ。
でもシンジだけは譲れない。
乙 続きもガンガッテ!
ぎゃらり月 ふぇいく日
美術の時間、ファーストの意外な才能が披露された。
本日の美術の課題は、男女ペアを組んで互いのスケッチ。
ヒカリは当然鈴原と組んでいて、あたしも仕方ないからシンジと組んでやる。
だって、他のやつに、絵とはいえあたしのビボウが描写できるわけないじゃない。
まあ、シンジにも無理だろうけど、少なくとも耐えられる。
これをことわざで苦肉の策とかいうんだっけ?
とにかく、シンジとペアを決めた直後のファーストの顔が見物だった。
あんな悲しそうな顔されても、早い者勝ちだもんね。
だから、ファーストはしぶしぶといった感じで相田と組んでいた。
天才であるあたしは絵を描き上げるのに20分もかからない。
たちまち暇になったので、シンジに「毎日見てるんだから、モデルがいなくても描けるでしょ?」
といいふくめて、フラフラと他のみんなを見学してまわった。
(続き)
鈴原の、まるで小学生みたいな絵には噴き出しそうになった。
ヒカリの美化の仕方には、苦笑するしかない。鈴原って、そんなバラをくわえてるみたいなイメージ?
あたしの他に描き終えていたのはファーストで、澄まして座っていたので、勝手に横に伏せてあった絵を見てやる。
…はっきりってべらぼーに上手かった。
鉛筆の線はそれほど多くないのに、しっかりと人物が描かれている。
すごく生き生きとした表情を、そのまま画用紙に移したような…。
ただ一つ問題が。
絵に描かれていたのは相田じゃなくシンジだった。
向かい合ってスケッチする意味がないじゃない!! と怒鳴ろうととして止めた。
気づかずにいっしょうけんめい描いている相田が、さすがに気の毒だ。
代わりに、「ファースト、あんたスゴイわね。もしかして、彫刻とかも出来る?」
試しに、近くの棚にあった彫刻刀と小さな板を手渡してやる。
ちょっと首をひねっていたファーストだけど、コイツも暇だったらしい、もうぜんと板を彫り始めた。
ものの五分と経たず、シンジの横顔を彫り上げたのを見て、あたしも冗談ぬきで拍手をおくったわよ。
面白そうだったので、まだ残っていた木片やら板やら、筆箱から新品の消しゴムなんかも渡してみた。
(続き)
とことんすごかった。
とんでもない勢いでシンジの横顔やら正面の顔やら、小さな人形やら彫り上げるファーストを見て、
傍目のあたしにも、ファーストの頭の中でマカデミィア・ナッツみたいな実が弾けているのが分かったくらい。
ファーストは、終了のチャイムが鳴り終わるまでに、全部で10体以上の『作品』を彫り上げた。
そして、あたしは美術の教師に怒られたあげく、残された『作品』の処理に困り果てた。
結局、あたしが処分せず持って帰ってきたのは消しゴムだけ。
まっさらで真四角の消しゴムの側面に、シンジの笑顔が彫ってある。
他はもったいないとおもったけど、全部焼却処分してやった。
ファーストが物欲しそうな顔してたけど、アンタはもう一回自分で作ればいいでしょ! と説き伏せた。
欲しがっていたクラスメートもいたけど、持ち帰らせるのは耐えられなかった。
だから、処分するフリして、こっそり持ち出せたのはこの消しゴムだけってわけ。
思いもがけない収穫にホクホクしていると、なぜかシンジだけが不満顔でブツブツいっていた。
「ひどいよ、僕の顔があんななんてさ…」
あたしの描いた顔のスケッチがよほど気に入らなかったのだろう。
廊下からここまで延々と聞こえてくるぼやきは、はっきりいってウザッたい。
あたしはキュピズムが得意なんだから仕方ないじゃない!
goodな展開とオチでした。
ところでシンジ君が描いたアスカのスケッチの出来はどうだったのでしょう。
ゲルニカみたいな
関係ないですが最近アスカ関連スレに荒し多いですね。
ここも心配になってきました。
だ○ねに比べれば屁でもない
449 :
開成:04/10/05 22:19:47 ID:???
職人さんはみんなGJ
このコテハンは譲れませんが
ジュンさんもアスカの日記書いてるね。
そうですね。内容がなんであれ職人さんあってのエヴァ板ですから。
気に食わない内容だからと職人追い出しちゃいけませよね。
なんか多分アレの事を皮肉ってんだろーなと想定して言うが、
気に食おうが食うまいが、スレ違いなら仕方ない。
>>451 書きたいならここで書けばいいのに。
2ちゃん用のコテハンでさ。
普段から感じてるけどジュン氏は自己顕示欲が強いんだろうな。
本当に本気で自己顕示欲強いんだったらここで名前出して投下するでしょ。
意識過剰と自己顕示欲強いは別物と思われ。
ダミー氏のところのBBSにいた名無し三世ってサードか?
>>453 まさかスレ違いなら荒らしても仕方ないって言ってるの、君?
>>449 んこスレ荒らしてる人と同一?
だったら嵐はやめた方がいいよ。
>>457 逆だろ。
スレ違いで投下してくる職人なんて荒らしの類だから、追い出されても仕方ないってことやろ。
まぁ何にしろ嵐はいかんと。
こんな事でスレ消費しないで、マターリ、マターリ次の投下を待とう。
>>459 お前、それ本気で言ってんなら病院行ってこい
荒らしてる奴と一緒になw
461、今自分が荒らしの一員と化してることに気づいて
つまり、ここをダミー専用スレにしろと?
??
今までどおり、アスカの日記なら何でもよかろ。
それはダミー氏に負担がかかりすぎるだろうに
>>453 何がスレ違いなんだ
今日投下された作品か?
とりあえず修行してくるわ
>>465 全知全能の神=ダミー氏
だからできないはずは無い!
>>466 俺も確信は持てないんだが多分このスレの話ではない
まったく話の流れが読めん。
ダミー氏専用のスレがほしいなら別に立てれば良いんじゃない?
ここは、初めて書く人でもぜんぜんOK
だと思うんで、みんなで盛り上げてくださいな。
結論:マターリと投下を待とう。アスカ日記書いてくれる職人さんなら誰でも歓迎。
>>466 436の作品じゃないの?
日記になってないし
>>474 じゃなくて、多分某コテハンが荒らしてる某スレのことだと思う。
>477
いや、474がそう思っただけだから心配するな。
あの程度の日記じゃなさくらい、構う事はない。
つーか続きヨロ。
479 :
452:04/10/06 07:45:49 ID:???
私の発言の意味は、某スレを荒し職人の追い出しを謀った者と同一のコテハンがこのスレにも現れた事に釘を刺したものです。
453氏の発言はこの裏の意味をふまえてのものであり、スレ違い云々はこのスレとは関係ありません。
分かりにくい発言で場を乱したことをお詫びします。
>>479 あなたは悪くないです。
悪いのは荒らすコテハンであり、
それを止めさせようとした事を攻める人は多分このスレにはいません。
でも荒らしは釘刺すとかよりスルー・無視が基本なので、そこんとこヨロシク
某コテハンのせいでこのスレも少し荒れ気味でちょっと鬱orz
とりあえずこの話題を止めて、職人さん方の投下だけを待とう↓
同意ということで
485 :
開成:04/10/06 12:26:41 ID:???
全くだ!俺はこのスレを楽しみにしてるんだから荒らすな池沼共wwwwwww
とにかく荒らさずに待てやwwwwww
>>450-483は荒らした罰として氏ねwwwwwwww
要求するだけでもアレだからみんなで一丁書いてみるか?
あー、それぞれ時間のある者は挑戦してみてもいいかもな。
ダミー氏のようにいくつもネタを出すのは難しいけど、一回くらいなら出来なくはないかも知れん。
やってみないと分からんけど。
488 :
開成:04/10/06 12:46:41 ID:???
キモイwwwwwwwwww
489 :
開成:04/10/06 12:52:00 ID:???
さっさと書いてこの俺を楽しませろ糟共wwwwwwww
490 :
開成:04/10/06 14:51:06 ID:???
お前らなんでそんなにキモイの?
正直死んだほうがいいと思うよwwwwwwwww
お前ら養護学校の授業にはついていけてるの?
無理だろうね
なんせ君たちは引きこもりの知的障害者だからwwwwwwww
wの〜
数は〜
池沼の〜バロメ〜タ〜〜〜♪
493 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/06 19:19:04 ID:PgtzKwpN
445
ゲルニカ……!
メール欄にsageと入れましょう。この種のスレはsage進行推奨です。
あめあめ月 ふれふれ日
今日は朝っぱらから空が曇っていた。
天気予報では、降水確率は40%と言っている。
降るわけ無いとたかをくくってカサを持たずに学校に行くことにした。
結局、学校にいる間は雨なんか降らなかった。
放課後、鈴原とヒカリは週番で遅くなり、相田は写真を撮りに行くとかで
久しぶりにシンジと二人っきりで帰れた。
シンジと話しながら帰る最中、学校とマンションのちょうど中間あたりで
勢い良く雨が降り出した。
「はぁ・・・」
まだマンションまで10分ぐらいある、雨でぬれるのが嫌なので走り出そうとしたら
隣を歩いてたシンジが折りたたみ傘を開いた。
ここでシンジが「一緒に入ろうよ」なんて言ってきたら感動モノだが、
こいつにそんな甲斐性があるとは思えない。
再び走り出そうとしたら、シンジに呼び止められた。
「アスカ」
「なによ、アタシ急いでるんだけど」
「えっと・・その・・・い、一緒に入らない?」
「・・・え?」
シンジがなにを言ったのか一瞬理解できなかった。
「このままじゃアスカ風邪引いちゃうかもしれないよ。だから・・・」
「・・・・・・そうね、せっかくだから入れてもらうわ」
アタシは傘に入り、シンジと並んで歩き出した。
496 :
続き:04/10/06 20:22:26 ID:???
アタシはふと思った、この状況はもしかして
『あいあい傘』というものではないだろうか。
それを考えた瞬間顔が熱くなった。
チラッとシンジの方を見てみるとシンジも顔が赤かった、
どうやらシンジも分かっているようだ。
お互いに気まずくて一言も会話をすることなく歩いていた。
そういえばこのカサは折りたたみ傘なので人ひとり分ぐらいしか
スペースがないはずだ、にもかかわらずアタシは濡れていない。
シンジの方を見てみると、シンジの左肩がカサからはみ出ていた。
シンジは体の左半分がびしょ濡れになっている。
おまけに道路側を歩いているので車のはねるドロが足元に掛かっている。
『・・・もう、ムリしちゃって』
アタシはシンジの腕に自分の腕を絡めた。
「ア、アスカ!?」
シンジは真っ赤な顔して狼狽した。
多分、アタシも赤い顔してるんだろうな。
「こうすればアンタも濡れずにすむでしょ」
「気づいてたんだ・・・」
「当たり前よ。そんな事よりこのアタシと腕組んで帰れるのよ、感謝しなさい」
「あ、ありがとう」
照れながら礼を言うシンジ、顔がもう真っ赤である。
「どーいたしまして」
アタシは笑顔で答えた。
その後、会話をしつつもシンジに寄り添いながら雨の道を歩いた。
たまには雨もいいかもしれないと思った。
イイヨイイヨー
まあ、ありふれた話だからな。
エヴァFFどころか、ありとあらゆるところにコレと同じようなのがあるし。
できれば、オチがほしかったところだ。
>499
ありふれたといっても日記だからこれでいいんだが、498のいう通り、日記形式でこれと同じネタがあった気がする。
家族月 29日
今日はミサトの給料日ということで、前々から計画していたすき焼きパーティを実行する。
なぜかファーストも招待されてるんだけど、コイツは肉を食べないみたいだから寛大に許可した。
こういう日は例外的にあたしが材料の買い出しに行くことになっている。
その理由は後述するけど、せっかくだからファーストにも手伝いをさせることにした。
駅前まで一緒に行き、買い出しのメモを渡してファーストと別れた。
「あたしはお肉屋さん。アンタは八百屋ね!」
我ながらピッタリの役割分担だと思う。アイツは野菜好きだし。
野菜の買い出しの方が量や種類が多いのは、別に関係ない。関係ないったらない!
猪木月アリ日
「くぅ、アンタどういうつもり?」
「見ての通りだよ、アスカ」
今日はシンジと二人きりの夜だった。夕食を済ませた後居間でくつろいでいると、つまらない事(何だったか忘れた)で言い合いになった。鉄拳制裁を加えてやろうと構えたあたしの前に、シンジは突然仰向けに横たわったのだ。
「どうしたの?僕をぶつ気じゃなかったの?」
「お望み通りにしてやるわよ!」
顔面にケリを入れてやろうとしたが、逆に蹴り足を捕ってあたしを引き倒そうとしてきた。
「!」
「加持さんに教わったんだ…もう僕にアスカの技は通用しないよ」
あたしは以前からシンジが生意気言ったりするたび蹴ったりどついたりしてきた。しかしシンジが反撃らしい反撃をしてきた事はない。
それがまさかこうして逆襲してくる日が来るなんて…
(つづく)
(続き)
あたしがわざわざ買い物に足を運ぶ理由は、至極単純だ。
店先で、にっこり笑ってみせるだけで、たくさんおまけしてもらえる。
ランクが一つ上のお肉を同じ値段で売ってもらえるのは当たり前。
今日もいいお肉をたくさん包んでもらって、スキップしながらマンションに帰ったら、
重そうな袋をぶら下げたファーストが先に着いていた。
さっそくキッチンでお互いの成果を披露すれば、結果は歴然。
ファーストの買い物は、メモ通りのものが完璧にそろえられていた。
ただし、オマケは一切ないもよう。
まあ、コイツの無愛想な顔じゃ、オマケする気も起きないわよね。
なんて思いながら、勝ち誇っていたわよ、その時は。
残っていたシンジも特製のタレを作り終わり、食材も切り分け、ミサトの帰りをまってすぐにご飯になった。
ミサトはビールをかっくらい、あたしは美味しいお肉を思い切り楽しむ。
いつもはシンジのバカに「肉ばかりでなく野菜も食べなきゃだめだよ」なんていわれるんだけど、
今日はファーストがせっせと野菜を食べてくれたので、お小言もなかった。
(続き)
満腹になってリビングに寝そべって、ゆっくりとTVを見た。
シンジは例によってお片づけタイム。
ファーストも一緒にTVを見てたんだけど、不意に立ち上がり、リビングを出て行った。
寝そべったまま、キッチンの方を向くと、ファーストがなんか洗い物をしてるシンジに近づいている。
ファーストの手にはどこからもってきたのか袋が握られていた。
袋を開けると、中身はブドウらしい。
お腹がいっぱいになった頭でボーっと見てたら、ファーストのヤツ、なんかブドウを一粒とって、シンジに声をかけていた。
水音に混じって会話が聞こえた。
「ん? 綾波?」
「これ、食べない…?」
「どうしたの、そのブドウ?」
「八百屋さんでオマケしてもらった…」
「食べたいけど、後でね。今、ぼく洗い物してるし」
「食べさせてあげるわ…」
ファーストの白い指がブドウを摘んで、シンジの口へ運ぶのを見たとき、あたしが跳ね起きたのは書くまでもない。
「…おいしい?」
「うん、おいしいよ」
なーんていっているシンジへ体当たり。ついでにファーストの手からブドウをむしり取って全部食べてやった。
(続き)
「…アスカ、そんなに食べたかったの、ブドウ?」
「碇くんに食べてもらいたかったのに…」
なんだかんだいってる二人を無視してキッチンを出る。
そんで、またリビングへ横になり、さり気なく監視を続行した。
さすがに、それ以上の手をファーストを打ってはこなっかったけど。
まったく、ファーストのヤツ、油断もスキもあったもんじゃない。
ちゃっかりオマケをもらったうえに隠してるなんて…。
しかし、ファーストとシンジのラブラブな空間を形成前に破壊できたのはいいけれど、なんだろう、この敗北感は…?
506 :
502:04/10/07 01:01:34 ID:???
ダミー氏に割り込んでしまうとは…まじで申し訳ない。
いやお気になさらず…。
今まで割り込みなかったほうが不思議だから(笑)
アスカ、レイ、シンジ…みんな微妙な関係でなんかいいですね!
アスカ、レイ、シンジ…みんな微妙な関係でなんかいいですね!
>>502の続きも読みたいです。
文月晃のエロマンガの短編集のやつで見たな。
あとBOYS BE…とかの定番なやつ?
何を見たんだか分からん
あたしはゆっくりしゃがむと膝立ちになり、シンジの脚のあいだに座った。
「シンジも、…男だったのね。ちょっと…見直しちゃった」
濡れた瞳で見つめる。
「え…ア、アス…」
「どうしたのよ…持ち込まないの?寝技に」
…シンジは今、鼻血とうっ血で顔を朱に染めて気絶している。かなり凄惨な状態だが、その表情はひどく満足気だ。
一方勝利者のはずのあたしは恥ずかしさと後悔にまみれ、プライドの代わりに大事なものを無くした想いにさいなまれた。せめて記憶が消えるようシンジの首を念入りに絞め直して、この日記を書いている。
…だから嫌だったのよ、スカートはいてるってのに三角絞めを使うのは!
注記
「この試合の型がのちに碇‐アスカ状態と呼ばれ、異種格闘技戦における大きな壁となるのである」民明書房刊『碇ゲンドウのPRIDE、誕生』より
スカートはいて三角締めかyp
何はともあれGJ!
ところでアスカタン、シンジ君に早く喝入れてな。
チンジャウyp
三角締めってどんな技?
518 :
515:04/10/07 18:21:08 ID:???
>>516 サンクス
なるほど、記憶を消さなきゃいけないわけだ。
夏月 祭り日
なんだから知らないけど、マンションの前の公園でやる夏祭りで、焼きそばの屋台を運営することになった。
ミサトが命令権を行使してあたしたちチルドレンを招集したくらいだから、
町内会とかいう組織の影響力ってのはそんなにスゴイものなのだろうか。
シンジが調理係でファーストがパックに焼きそばを詰める係。
そしてあたしは販売係。適材適所の見本みたいなものだ。
ちなみに売り上げの何割かはおこづかいとして支給されるということで、結構マジだった。
値段設定は一つ450円。
高いんじゃ…ってシンジは文句いっていたけど、アイツはもっと自分の料理の腕を自覚したほうがいいと思う。
だいたい、焼きそばの屋台を出すって聞いたとたん、焼き方の練習を始めたのはシンジだ。
いまやソースの焦がすタイミングまで完璧。ぜひプライベートでも作らせてやろう。
夕方にはあたしもファーストも浴衣を着て、屋台の前にいた。
これは、購買客が集中する夜間に向けて、いまのうちから作り置きしておこうという作戦だ。
そもそも、あたしが販売してる時点で飛ぶように売れるのはハッキリしているのだから。
そういうと、ファーストは無言だけど、シンジはやる気まんまんで、早速鉄板に油を引いていた。
たちまちいい匂いが漂い始めて、まだ少ないお客がこちらを見てくるのはなかなかにいい気分だった。
(続き)
さっそくお客が来たと思ったら、生意気そうな小学生の集団だった。
「一ついくら?」
「一個450円」
「え〜、高いよ〜」
思った通りブーブー文句を言ってくる。
はっきりいってこの年代の購買力に期待してないあたしは、あくまでも譲らない。
「まからない?」
「まけてあげない」
冷やかな声と目であたしは答えた。
すると、何人かが集まって頭をよせあって相談している。
その中の一人、特にカワイイ系の顔立ちの男の子が、ニコニコしながら店先までやって来た。
そんな顔にあたしはだまされない。
この年頃の子供ってのは、笑顔の裏でおそろしく悪賢いことを考えている。
他ならぬあたしがそうだったんだから、間違いない。
「ねえ、お姉さん。すっごい美人だね〜」
…そう来たか、と思った。
発想も着眼点も落第。
このあたしが今さら容姿を他人から褒められてもうれしがれるわけがない。…シンジからならともかく。
(続き)
あたしが手を払って追い払い、店の中へ視線を戻せば、なんと別働隊がファーストに接触していた。
ファーストのヤツは、なんか困った顔をしていた。きっと容姿を褒められるのに慣れてないからだろう。
結局、ファーストも攻略できず引き下がった別働隊は、本隊と合流してまた相談を始める。
しばらくして、また例の可愛い子がやってきた。
「ねえ、お姉さん…」
何度来てもムダムダとばかりに、あたしはそっぽを向く。
「あそこで焼きそば焼いてるの、お姉さんの彼氏?」
ピクっ(あたしの耳が立った擬音表現)
「カッコイイね、あの人」
ねじりはちまきにちょっと大きめのハッピを着て焼きそばをじゃんじゃん焼くシンジは、確かにいつもと違ってかっこよく見えた。
だからあたしはそっぽを向いたまま、そっけない声で尋ねた。
(続き)
「…いくつ欲しいの?」
男の子はデヘヘと笑いながら立てた指は三本。
「全部で1000円ね」
お札を受け取り、焼きそばの入ったパックを三つとろうとして、取る必要はなかった。
いつの間にか隣にきたファーストが、すでに三つ分を抱えて手渡すところ。
そのパックに目を見張った。だって、全部はち切れそうなくらいパンパンに詰め込まれていたんだもの。
「ちょっと、ファースト、なんのつもりよ?」
「…サービス」
あたしがファーストに詰め寄っている間に、小学生たちは走っていってしまった。
正直やられたかな? なんて思ったけど、気分が良くなったから差し引きゼロ。
これから盛り返せばいいんだし、なんて考えてたら、なんとアイツら、日が落ちかかったころまたやって来た。
シンジの焼きそばに味をしめたんだろうけど、そうそうサービスしてやるわけにはいかない。
おこづかいもかかっているんだから、と決意も新たにしていると、また例の子がやってきた。
(続き)
「ねえ、お姉さん」
無視無視とあたしは心の中で念じていた。
「あのお兄さん、あっちの青い髪のお姉さんの彼氏?」
1秒も経たず無視できなくなった。
「違うわよ、アイツはあの女の彼氏なんかじゃないわよ!」
小声で、それでも鋭く叫んでしまった。
すると男の子はニッコリ笑って、
「やっぱり? あの人、お姉さんとお似合いだもんね〜」
「…本当にそう思う?」
「うん、思う思う」
「これ、あげるわ」
…焼きそばを5パックもあげてしまった。
(続き)
ありがと、お幸せに〜、なんて手を振りながら走って行く後ろ姿を眺め、またすごく気分がよくなった。
で、また振り返って店の中を見て絶句してしまった。
なんか、ファーストのところに別働隊の男の子が来ていて、そしてファーストのヤツ、焼きそばを10パックも渡していたのだ!
問いつめてやろうと思ったら、こういうときに限ってぞくぞくと客がやってくる。
その客の列は途切れることがなく、見物にやってきたヒカリや鈴原や相田にも手伝わせて、結局売り切れるまで働いてしまった。
マンションに帰って来て、この日記をつけながら、ようやくファーストに尋ね忘れた事に気づく。
アイツは、一体なんて言われたんだろ?
…まあ、いいや。今日はとにかく疲れてしまった。
あんなに働いてお金を稼いだのは初めてだ。
結構売り上げもあったみたいで、まだシンジは収益簿をつけてるみたいだし。
おこづかいがどれだけ増えるか、楽しみ。
そういえば、さっきシャワーを浴びて部屋に戻ってくる途中、
「売り上げがあわない!!」
なんてシンジが頭を抱えていたけど、断じてあたしのせいじゃない。
(・∀・)ホホーゥ イイ!
餓鬼がレイに言った言葉を大体予想できるようにさせておいて答えは出さないというにくい演出
GJ
オッテュ
( ・∀・)b GJ!!
ねじりはちまきのシンジきゅん、浴衣姿のアスカしゃんにレイたん・・・'`ァ(;´Д`)'`ァ
今日の昼食ヤキソバケテーイ!
オナカスイタyo
今回のは俺的にマイベスト
GJ
531 :
開成:04/10/08 20:17:40 ID:???
このスレをageて荒らしてる開成は偽者ですよ
まあ皆はスルーしてくれていて助かります
まあこれもスルーしてください
なんて言ったら書き込むなって怒られそうですが(藁
しかし偽者なんて僕のファンでしょうか?
イルカ月 少年日
今日は、三バカとあたしにヒカリ、そしてファーストも一緒に海水浴へといってきた。
本当は保護者としてミサトに車を出してもらいたかったんだけど、仕事があるとのこと。
「海は身も心も開放的にするわよ〜♪ 特に夜の海なんかロマンティックだわよ?」
なんていってたので、日帰り旅行であることを説明した。
とたんにつまらなそうな顔になるミサトは、つくづく保護者の資格はないと思う。
とにかく、朝も早くから駅前に集合して、電車に乗った。
その時点で行き先は知らなかった。全部相田に一任してたから。
何回から乗り換えて着いた場所は、寂しい無人駅だった。
「本当に、こんなとこに泳げるとこあるの?」
あたしは睨んだんだけど、相田は自信たっぷりに言った。
「大丈夫、この先に穴場中の穴場があるぜ」
荷物を抱えぞろぞろ舗装もされてない道を歩いて行くと潮の香りがした。
もう少し歩いて開けた視界に、あたしも感嘆を惜しまなかった。
(続き)
緩やかに眼下に広がる畑。真っ直ぐのびたあぜ道。
その先に整備された道路を挟んで、ゴミもほとんど落ちてない白い砂浜が扇状に広がっていたのだ。
当然、海もきれいだ。
ただし、出店とか一つもない。それでも自販機が二つにトイレらしき小屋があった。
海水浴場である証拠だろう。あたしがそう推察していると、鈴原のバカが駆け出していた。
「一番のりや〜」
と道路を横断、熱い熱いいいながら砂浜を駆け抜けて、荷物を放り出すように海へ飛び込んでいる。
すると、他のみんなも駆け出していた。
まったくみんなガキだわね、と思った。もちろん、あたしは砂浜に二番乗りだったけどね。
適当な場所に荷物を置く。
続いて、置くだけで広がるテントを展開した。
女の子チームはここで着替えて、男の子チームは鈴原を見ての通り、中に着込んで来ていたみたい。
ちなみに今日のあたしの水着は、ブルーの縁取りが入った黄色いワンピースタイプ。
実は、ビキニの、結構ダイタンなヤツも持ってきていたんだけど、着る気をなくしたのだ。
だって、ヒカリってば、スクール水着なんてもってくるんだもの。
ファーストでさえ普通の白い水着もってきているのに…ねえ?
それとも最近はこーゆーのが流行っているのかしら。
(続き)
着替えを終えてテントの外へ出ると、鈴原と相田は拍手。
続いて相田はデジタルカメラのシャッターを切っていた。
シンジはというと、砂浜にひっくりかえりぜーぜー荒い息をついている。
あたしが着替えているうちに風船に息を吹き込んでおくよう命令したからだ。
見事に大きなイルカの風船は膨らんでいたので、エライエライと褒めてあげた。
日焼け止めを塗り終えると、さっそく風船を抱えて海へ飛び込む。
ヒカリが準備体操だなんだと騒いでいたけど無視した。
プカプカ浮かんでいるだけで、最高に気持ち良かった。
みんなも近くに来たりしたので、海水をかけあったりして遊ぶ。
鈴原もイカダみたいにでっかい風船を持ってきていて、その上に立とうとしてひっくり返っていた。
相田は、空気をためて発射する水鉄砲を持ってきていたので、借りてシンジを集中攻撃してみる。
ファーストがビーチバレーのボールを持ってきていたのには驚いた。
でも、NERVのロゴが入ったボールに、コイツは本当に身の回りの品に色気がない、と再認識したり。
しかも、「左手はそえるだけ…」なんてブツブツいいながらしつこくあたしの頭を狙ってくる。
むかついたので、空気を抜いて海中に捨ててやった。
(続き)
お昼はバーベキューをした。
炭火を起こし、クーラーボックスの中からシンジが準備していた食材をジャンジャン焼いた。
浜辺にはあたしたち以外人影はなく、本当にプライベートビーチ気分。
「本当に穴場よね〜。広いしきれいだし」
ヒカリが食べながら絶賛した。
あたしも賛同の声を上げる。相田を少し見直したりした。
お昼も済むと、あたしは一人風船に乗って海へ繰り出す。
そして海の方から砂浜の様子をうかがった。
鈴原はビーチパラソルの下で砂に埋もれて昼寝。ヒカリはその横で文庫本なんか読んでいる。
シンジは一人後片づけに洗い物なんかしてて、相田は自販機まで買い物に行った。
ファーストのヤツがトイレに立ったのを確認し、実行した。シンジが波打ち際まで手を洗いに来たタイミングを見計らって。
イルカの風船から転げ落ち、悲鳴を上げる。
手足をばたつかせながら溺れたフリをして見てると、はっと顔を上げたシンジが、すぐおかず海へ飛び込んできた。
じゃばじゃばとスゴイ水しぶきを上げてこちらに向かって来ると思いきや、勢いは途中でとまり、なんかジタバタしている。
よくよく見れば、溺れているのはシンジの方で、あたしは急いで駆けつけたわよ。
「あ、足がつった…」
あたしに肩を担がれて、シンジはむせながらいった。
砂浜に上げれば、さすがに騒ぎに気づいたらしく、みんなが集まってきた。
「碇くん、大丈夫!?」
「溺れたんか?」
みんなが口々に騒ぐ中、ファーストのヤツが唇を突き出したままシンジに突っ込んできたので、受け止めて海に放り込んでやる。
まったく何をしたいんだか。
…それは、あたしにも言えることだけど。
(続き)
そろそろ帰ろうか、なんて誰かがいいだしたのは、だいたい三時ごろ。
あたしの口から異存はなかったけど、文句は出た。
つまり、シャワーを浴びて着替えたいのに、ここにはそういう設備がないってこと。
海で嫌なことの一つは、乾くと海水がベトつくことなのよね。
「ふふふ、そこいらへんも抜かりはないよ。はっきりいって今回のプランは完璧だぜ?」
相田は今度もやけに自信たっぷりで眼鏡を光らせる。
水着のままで荷物を抱え、相田の後に付いていく。
着た道ではなく舗装された道路をしばらく歩き、なんか民家が見えてきた。
相変らず人影がないまま道を進んで、相田が足を止めたのは煙突のある建物の前。
「銭湯やっ!!」
『男』と『女』ののれんが揺れている姿に、鈴原が歓声を上げた。
なるほど、穴場の海水浴場に、その近くに銭湯、たしかに完璧だ、なんて思っているうちに、三バカは銭湯の中に突入している。
あたしたちも当然入ることにした。
番台(っていうらしい)には小さなおばあちゃんが座っていて、あたしたちを見て珍しそうに笑っていた。
ふがふがと口を動かして、
「ずいぶんと若くて、可愛らしいお客さんじゃのう」
といってた思う。
(続き)
銭湯の中もこれが結構広くて、あたしたち以外にお客がなく、ここでも貸し切り気分。
シャンプーがないので髪をよくゆすいでから湯船につかった。
これも気分は最高で、こんな海水浴ならまた来たいなんて思ったものだ。
ところで、この銭湯は、しきりの壁の上が少し開いていて、男湯の声がよく聞こえる。
とくに鈴原のでかい声が非常にうるさい。
「おおっ!? そういえば帰りに穿くパンツ忘れてきたんや、わし!! よっしゃ帰りはノーパンや!!」
隣で湯船につかっているヒカリに聞いてみた。
「ヒカリ、あんた、あんなヤツがいいわけ?」
「…ごめんなさい、コメントは控えさせて…」
(続き)
帰りの電車も閑散としていて、あたしたちの貸し切り状態みたいなもんだった。
だからみんな好き勝手な場所に座った。
鈴原は長いすに完全に手足を伸ばして横になっている。その横に、膝枕をしそこなったヒカリ。
相田はボックス席の一つを占領してデジカメの整備をしてたけど、疲れたのかうたたねをしている。
その反対のボックスにはファーストがいた。
開けた窓によりかかり、片肘をついて夕焼けの景色を眺める姿は、あたしがいうのもなんだけど、ずいぶん絵になっていた。
相田のヤツも、こういうシャッターチャンスをものにできないようじゃね。
でも、色々写真とってたみたいだから、後でもらって壁紙にでもして貼り付けよう。携帯や学校のPCかどこかに。
なんて思っていると、肩になにかが寄りかかってくる気配。
あたしの席は長いすで、隣にシンジが座っていたはず…と思って首を向けると、シンジがバカ面さらして眠りこけていた。
少し腹がたって、あたしも眠かったのに眠気が飛んでしまった。
だいたい、シチュエーションが逆でしょ? 普通は、女の子が男の子の肩に寄りかかるものなのに。
起こしてやろうかと思ったけど、そのまま寝かせてやることにした。
なぜなら、あたしが溺れたフリをしたとき、脇目もふらず海に飛び込んだシンジが鮮明に記憶に残っていたから。
その後、足をつってシンジのほうが溺れたのはカッコ悪かったけど、それでも、ほんの少し、ほんの少しだけ嬉しかったのだ。
結局、乗り換えるまでシンジに肩をかしてあげた。
そして、その間、あたしの顔が赤かったとしたら、きっと夕焼けのせい。
おお、いつものより長い。
そして変わらずに良い。
あいかわらずスゲー!
>しかも、「左手はそえるだけ…」なんてブツブツいいながらしつこくあたしの頭を狙ってくる。
死ぬほどワロタ
ダミー氏キター
最近アスカよりレイの方がいい味だしてる気が
543 :
QA:04/10/08 22:15:02 ID:???
>>541 自分的には、
>みんなが口々に騒ぐ中、ファーストのヤツが
>唇を突き出したままシンジに突っ込んできたので、
>受け止めて海に放り込んでやる。
ここが笑いのツボを直撃。
>>531 仮にそれが偽者だとしても、君が他スレで散々荒らした行為が原因だと自覚してるのかい?
偽者、偽者と言う前に荒らし行為を即刻止めるべきなんじゃないのかな?
>だって、ヒカリってば、スクール水着なんてもってくるんだもの。
>ファーストでさえ普通の白い水着もってきているのに…ねえ?
レイではなくヒカリをスクール水着にした事にセンスを感じるw
レイは本部のプールで白の水着を着ていたし
_n
( l _、_
\ \ ( <_,` )
ヽ___ ̄ ̄ ) グッジョブ!!
/ /
捨て月猫日拾う曜日
今日一人で学校の帰り道を歩いていたら突然の雨に降られた。
急いで家に帰ろうとしたら、道端に段ボール箱が置いてあった。
中を覗いてみたら一匹の子猫がいた。
捨て猫だった。
私は拾うかこのまま帰るか悩んだ末に拾うことにした。
家には既にペンペンがいるのでシンジやミサトに見つからないように飼うことにした。
見つからないようにブラウスの中に子猫を隠して家に帰った。
シンジはいつも通りだった。
今日はシンジの鈍感に感謝した。
急いで部屋に入り子猫をタオルで拭いてやった。
シンジがお風呂を沸かしてくれてたので子猫と一緒に入ることにした。
タオルに子猫を隠して風呂場に向かう途中でニャーと鳴いたときは、さすがのシンジも気がついたが、私の独り言としてごまかした。
少し恥ずかしかった
(続く)
http://age.tubo.80.kg/age01/img-box/img20041009005144.jpg ↑重いです、スミマセン(汗
実は先のダミーさんの日記はミニックがかいたイラストを
ダミーさんに補完していただいたコラボレーション作品なのです!
ダミーさん、すてきな日記を本当にありがとうございます。
いつもより長いのもちょー嬉しいです。
私のチキンハートはただ今バクバクフル稼動中です。
アスカがイルカを気に入っているという設定、
シンジがふくらませたという形で補っていただいて、感激です!
レイのレイアップシュート、そうです、わたしも全く同じ
シチュエーションを考えていましたV
HNのことなのですが、サイトは一応持っていますが
アニメのアの字もない写真サイトなので本HNの方は伏せさせていただきます。
、のでこれからはミニックを名乗ります。よろしくお願いします!!
>549
おー!GJ!
>>531 その話が本当なら他スレで暴れまわっているのも君じゃないの?
もしも、君だったのなら荒らしは止めてくれないかな。俺はこのスレもあっちのスレも
好きなんだ。いや、エヴァ板自体が大好きなんだ。だから頼むよ開成君。もう止めてくれ。
それにしても気づいてみたら日付が城みちる……こないだの寺尾聡よりさらに古い(笑)
>>548 すみません、うっかり割り込んでしまいました。
本当にごめんなさい(泣
ネコスキーなので続きが楽しみですvvvv
○月×日 大雨
今日は大雨。そんなわけで、家に閉じこもってゲームでもしようという
シンジの珍しい誘いの言葉があったので、ミサトとの買い物はキャン
セルした。
シンジが持ってきたのは前世紀後半にはやったというファミコンという
チンケなゲーム機。見た目もチンケなら中身もチンケかと思いつつも
ドラなんとか3というのをやってみた。
あぁ、人生もRPGのように積み重ねていってレベルアップできたらいい
わねぇ というアタシの正直な意見に「宝箱かたっぱしから空けて、も
う何度もゲームオーバーになっているあたりがそんな感じだね」という
シンジの正直な意見にあたしはカセット引っこ抜いて投げつけてやった。
どうやらその衝撃でシンジと貸主である相田のデータが消えたらしいが
アタシのデータは残っていたのでとりあえず、明日も続きをしようと思う。
本物の偽アスカキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
(続き)
私はお風呂に入り、子猫の体の汚れを丁寧に洗ってあげた。
汚れが落ちた子猫の体は白に黒と茶の模様だった。
今度シンジに種類を聞いてみようと思う。
その後は子猫と湯舟に入った。
子猫はとても気持ちよさそうにしていた。
ペンペンみたく風呂好きなのかもしれない。
お風呂から上がり、牛乳と小皿を拝借して子猫にあげた。
シンジに牛乳はコップで飲むように言われたが無視した。
よほどお腹が空いていたのだろう、沢山飲んでくれた。
夕食後は部屋に篭り子猫と遊んだ。
喉をごろごろしたり、ボールを転がしてみたりした。
子猫の仕草一つ一つがとても可愛らしかった。
今まさに今日の日記を書いているその横で遊び疲れて寝ている子猫がいる。
これから子猫と寝ようと思う。
おやすみなさい
>548
なんか「雨の日の贈りもの」とか「ねこようび」を思い出すな。GJ!
おお、このスレも活性化してきたな。
職人の皆様乙です。
559 :
548:04/10/09 11:44:36 ID:???
>>548ですが
皆様がよろしければ、この日記の続編をシリーズ形式で投下しようと思うんですが、HNは付けたほうがいいですか?
教えてください
名スレですね
>>559 強制するわけではないけれども、ハンドルとトリップを付けてもらえるとありがたいっす。
青月 空日
この天才たるあたしにも苦手なものがある。
…こんな風に書き出してしまった以上、やはり正直に告白しなければならない。
超絶天才美少女のあたしにも弱点が一つだけあるのだ。
それは……自転車に乗れないこと。
アメリカにいたときもドイツにいたときも乗りこなせなかった。
それが、今頃になって乗れるようになろうと思ったのは、とある理由から。
その理由はおいておくとして、シンジを連れて、本日は特訓を試みた。
ちょっとした高台にある小さな公園に、シンジを自転車に乗せて先行させた。
その後を、完全防備のあたしが徒歩でおっかけたわけ。
人気のない公園では、シンジが暇そうにブランコに乗っていた。
で、あたしの姿を見るなり、目を丸くしてくれた。
「アスカ、それ、なんのスポーツするつもりなの…?」
あたしは長袖長ズボンの迷彩服を着ていた。
両手には皮グローブ。両肘と膝にはエルボーパットにニーパット。
そんで胴体にはケブラー繊維を編み込んだジャケットを着て、完全無欠の特訓スタイルだったのに。
まったく失礼なヤツ! と怒ると、シンジはまたも呆れ顔。
「自転車を乗る練習に、そんなに重装備なんて聞いたことないよ…」
「うっさいわね! あたしの珠のお肌に傷でもついたら、どうするつもり!?」
そう怒鳴ったら大人しくなったっけ。
でも、さすがに動きづらいから、ジャケットは外したけど。
「さっさとコツを教えなさいよ!」
あたしが自転車にまたがっていうと、シンジは困った顔をした。
「コツって言われても…。ただ、何回か転べば、いやでも乗れるようになると思うよ?」
「アンタばかぁ!? 転ぶのイヤだから、コツ聞いてるんじゃないの!!」
「……」
シンジのやつ、妙に長いため息ついてから言った。
「とりあえず、僕が後ろで支えてあげるから、乗ってみようか…?」
…その後の特訓風景は、あんまり詳細に記したいものではない。
ええ、やりましたとも、「絶対後ろで支えててね?」「離したら怒るからね?」ってしつこいくらい注意して支えてもらって走り出し、
しばらくヨロヨロとペダルをこいで後ろ振り向いたら、シンジが遠くで手を振っていて、直後に横転する、なんて屈辱的なお約束までねっ!!
重装備のおかげで傷は負わなかったけど、自慢の金髪は砂まみれ。おまけに気がついたら日が暮れようとしていた。
つまりは、丸一日かけても乗りこなせなかったのだ、このあたしが。
力無くうなだれるあたしの目前に、さっそうと自転車に乗ったシンジが止まった。
「取りあえず今日は帰ろう。もう日が暮れちゃうし」
怒鳴り返す力も残っていなかったあたしは、仕方なく荷台に横座りになった。
シンジの腰に腕をまわし、ついでにちょっとだけ首でも絞めてやろうか、なんて考えてるうちに自転車は公園を出た。
高台からおりるわけだから必然的に下り坂で、それほどペダルをこがなくても適当なスピードは出る。
不意にシンジが訊いてきた。
「ねえ、アスカ。どうして急に自転車に乗ろうなんて思ったの?」
疲れもあって黙っていることにする。
まさか、よく高原や遊園地のCMとかに出てくる二人乗りの自転車に乗りたかったから、なんて口が裂けてもいえない。
それに一緒に乗せてやる予定のバカは、あたしの沈黙をどう解釈したのか、明るい口調で続けた。
「でも、アスカが自転車に乗れないなんて…」
「…悪かったわね」
「いや、違うよ。なんでも出来るって思っていたアスカにも苦手なものがあるなんてさ」
「アンタ、バカにしてるでしょ?」
「違うってば。なんていうか、その安心したんだよ」
「…安心?」
「うん。完璧すぎるものって、なんかかえって近寄りづらくなるでしょ? それはアスカも一緒で…。ううん、違うかな。
つまりは、何か一つくらい苦手なことがあるアスカの方が、僕はす…」
その一言を、あたしは聞き逃さない。
「…す?」
「い、いや、その、す、ステキかな…なんて」
あたしはすかさずシンジの首に腕を食い込ませた。
「正直に答えて。でないとしめ落とすわよ?」
苦しそうに声を上擦らせてシンジ。
「そんな、ゆるしてよ…。僕が、しめ落とされたら、アスカも…転んじゃうよ?」
「死なばもろとも、よ」
しばらく自転車は蛇行運転を続けていたが、結局シンジは白旗を上げた。
そして、本日の苦労を帳消しにした上にお釣りが来る魔法の一言は、夏の夜風に、東の空の一番星だけが知っている……・
なんちゃって。
自転車横座りキタ━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!!
アスカ様、自転車の練習はまずペダルを外して足で蹴って進む
ことからはじめると上達が早いそうです。
>よく高原や遊園地のCMとかに出てくる二人乗りの自転車に乗りたかったから
ダミー氏 GJ!
この努力が「鋼鉄2」冒頭で実を結ぶ?
ダミーさんすごいですね
どうしよう……。
この話、俺的に究極すぎるぞ。
頭が 真 っ 白 になりました。
ダミー氏すごすぎっスよ
あまりのすごさに読んだ後に床を転がっちまった
一昨日の週間予報では昨日から一週間晴れマークだったのに
昨日の週間予報では今週半ばまで雨って
574 :
573:04/10/11 07:44:46 ID:???
ごめん超誤爆した
次は天気予報が外れたってネタの催促かw
●月×日 大雨
雨だ。せっかく楽しみにしていたお買い物が台無しだ。ついでに開店
したばかりの回るお寿司屋にもいくつもりだったのに、とても悔しい。
お気に入りの若山源蔵さんのラジオでは晴れだって言ってたのに.....
とても裏切られた気分だ。
シンジは雨でいけなくなったのに、すがすがしい顔をしている。まるで
荷物持ちやらずにすんでよかったーみたいなにこにこ笑顔。今日とい
う日をどれだけ楽しみに、つまらない学校の授業受けたり、つまらない
エヴァのテスト受けたりしてきたのに。
しゃくに障ったので、シンジが食材を買い物に行った隙に布団を干して
おいてあげた。
そんなわけで今日は、日曜日のつまらないテレビを見る。帰ってきた
シンジとの一悶着で時間をつぶせたのでよしとしよう。1粒で2度おいし
いってこのことをいうのよね。今日行けなかった買い物は、あした学校
の帰りにでもいくこととする。
577 :
548:04/10/11 13:56:24 ID:???
子猫の 月 名前決定 日
今朝の私は子猫に顔を舐められて目が覚めた。
とてもくすぐったかったが悪くは無かった。
子猫に朝ご飯の牛乳をあげた。
朝食後に私は子猫を連れて近所のペットショップに出掛けた。
目的は猫を飼うために必要な物を買い揃えるためだ。
ペットショップに入り猫用のグッズのコーナーを見つけたはいいが、猫の飼い方をあまり知らなかった私はどれを買えばいいのか分からなかった。
私が困っていると、「どうしたの?」と若い女性の店員が声をかけてくれた。
私は思い切って店員に猫の飼い方を聞いてみた。
店員の親切で詳しい説明を私は持って来たメモに書き記した。
(続く)
_、_
( ,_ノ` ) n
 ̄ \ ( E) 偽氏グッジョブ!!
フ /ヽ ヽ_//
BJ!じゃなくてGJ!
ルージュ月 伝言日
昨日はパーティーがあった。
さんざん食べて飲んでいつ眠ったかはわからない。
だから日記を書けなかったので、今朝起きてから書いている。
先日、あたしが学校から帰ってくると、なんだかよくわからないけど顔見知りのみんなが集まっていた。
キッチンからリビングにかけ飾り付けも済んでいて、テーブルには出来合いの料理が並んでいた。
ミサトなんかは既に酔っぱらっているみたいで、ビール缶片手に絡んでくる。
とりあえず着替えさせてと浴室へ逃げ込み、シャワーを浴びてから参加した。
まず適当に料理をツマミながらシンジの姿をさがした。
なんか、日向さんや青葉さん、2バカとかに囲まれておどおどしていた。
多分、料理を作ったり動き回る必要がないから、手持ち無沙汰なんだろうと推測する。
とりあえずマヤと話し終えたらしいヒカリを捕まえて、何のパーティーか訊いてみた。
「ごめん、わたしもよく知らないの…」
との返事。
ファーストは知っているわけないし、おそらく主催者はミサトなんだろうけど酔っぱらって訊ける感じじゃない。
まあ、昇進祝いかなんかでしょ、なんてタカをくくって、あたしは手近にあったコップの液体を一気に飲んだ。
ほのかに甘みがあって喉に熱いそれは、たぶんワインかなんかのお酒だったと思う。
結構美味しくて、近くにあったビンから勝手に注いで飲んだ。
身体の中から熱くなって、ふわふわといい気持ちになったのを覚えている。これが酔っぱらうってヤツなのかしら?
それのせいかは知らないけど、その後の記憶はかなりアヤシイ。
(続き)
遅れてやってきたリツコが、どういうわけかあたしたち女の子全員にプレゼントをくれた。
小さな包み紙の中身は、可愛らしいピンクの口紅で、あたしはお礼をいいながらも、全員違う色だったらいいのに、なんて思った。
ヒカリと一緒に、使ったことがないっていうファーストに塗ってあげた。
あたしも塗って、ファーストと一緒に鏡を覗き込んだところまでは覚えている。
それから、何時頃どうやって部屋へ戻ってベッドへ転がり込んだのか、全然覚えていない。
さっき目を覚ましてトイレに行こうとドアを開けたら、部屋の前の廊下に、ファーストが飛行形態に変形中のロボットみたいな格好で寝てるし。
リビングもそれはヒドイものだった。
カーテンが引かれて薄暗い中、床やテーブルには空き瓶やらなにやら散らかり放題。
相田と鈴原は上半身裸で折り重なるように寝ていたし、ミサトはソファーにふんぞり返ってイビキをかいていた。
ヒカリは毛布を被って壁に背中を預けて寝てたし、他の姿の見えない人たちはみんな帰ったのかなあ。
もちろん、シンジもリビングの床に転がっていた。
トイレから帰ってきたあたしはちょっとムカついている。
原因は、シンジの脳天気そうな寝顔の両方のホッペタについたピンク色のルージュのあと。
数えたら4つもあったそれは、はたして誰がしたものなんだろうか。
ファーストがドサクサ紛れにしたとしたら、腹が立つ。
…あたしがしたものなら……いいのかな…?
うおおおおおおお!
ダミー氏GJ!
うーん、アスカ、レイ、ヒカリ、あと一人は誰だろう。
585 :
QA:04/10/11 23:50:47 ID:???
>ファーストが飛行形態に変形中のロボットみたいな格好で寝てるし。
こっちの方が気になった自分は・・・orz
>586
一人が4回ってのもありうるんだが(笑)
ミサトが一回、対抗してアスカが一回。綾波が一回、対抗してアスカが一回。
おとなしく後日談?待ってようよ。
ダミー氏も偽氏もがんばってください
591 :
548:04/10/12 01:27:18 ID:???
家に帰ってきて、シンジに部屋に入らないように釘を刺した。
部屋に入り、ペットショップの店員のアドバイスで買ってきた物を広げてメモに目を通してみた。
とりあえずトイレのしつけをしてみた。
そこら辺でされたら堪らないから。
買ってきた猫用トイレを置いて、これはトイレだよと教える。
しつけに必要なのは根気と愛情だと教わったので、子猫が床にしてしまったことは厳しく叱る。
これも愛情だ。
後始末を終えると子猫が甘えて来たので、猫じゃらしとボールで遊んであげた。
遊びながら、まだ子猫の名前を決めてなかった事を思い出した。
592 :
548:04/10/12 01:30:53 ID:???
子猫の名前は、私の名前の惣流・アスカ・ラングレーのラングレーから取ってランと名付ける。
シンジの名前も候補にあったが、却下した。
ランは三毛猫という種類で性別はメスだそうだ。
早速ランと呼びながら夕食まで遊んであげる。
夕食時にシンジに猫の匂いがすると言われてしまいドキリとしたが、それ以上の追求はなかったのでほっとする。
シンジはこういう時だけ勘が鋭い
今は隠しているが、いつかはシンジやミサトにばれてしまうかもしれない。
そうなった時はなるようになれだ。
そう考えることにしよう。
593 :
548:04/10/12 01:36:20 ID:???
更新遅れてすみません。
こんな感じで不定期に投下したいと思います。
駄文ですみません。
OTL
正直上手いと思う。
無理の無いペースで続きよろ。
>>548氏
乙 もうちょっと行間詰めるといい気がする
548氏乙っす
こんなマターリした話書けるなんてすごいっすね
みなさんGJ
ダミーアスカ氏のHP、ガンガン更新してる。掲示板のほうをマメにみないとミニック氏のCG見逃す危険が(笑)
ケンスケによる盗撮、ていうのがちょっとなぁ・・・
汁的にはデフォなキャラなんだがな。
犯罪的盗撮魔ケンスケw
つーかもう前のイラスト落ちてんじゃん! 早ッ!
>>599 うん。漏れもそれが嫌だ。
葛城邸浴室まで盗撮可能ってヤヴァイって。
相田の盗撮ってどのことをいってるのかわりあせん、
どこ?
イルカ月少年日のことです。
前日に下見に行った次いでにカメラを仕込んだ、と…。
アニメ9話よりケンスケは盗撮がデフォルメだと思っています。
が、鋼鉄2ndでは明らかに盗撮キャラではありませんし、
自分の考えがフォーマットであるとも思っていません。
不快になった方には本当にすみません。
あと、できればこのスレッド内であちらに投下したイラストのことは
さけていただきたいと思います。
どうか、よろしくお願いします。
>>604 あーこれね。確かにちょっと嫌がられるかもね。
というか、俺は嫌いだなぁ。
まぁ書く書かないは個人の自由だから
どーでもいいっちゃ、どーでもいいけど
できればちょっとHなCGはLASがらみが良かったw
まぁ、落ち着け
ミニックたんが避けてっていってるんだし、ここで感想は止めとこうや。
>607
まぁ、落ち着いてはいると思うけどね
ヘイト作者が叩かれるように
気に入らない絵を描くようだったら、容赦なく叩く
それが嫌なら、書かないか、地下にでももぐれ。
('A`) ))
( ―( ̄`ヽ_ノ⌒ヽ
ノ ) ) \ ))
)ヽ : ノ:::: )
丿 ,:' ))
(( (___,,.;:-−''"´``'‐'
('A`)ノ /⌒⌒`〜、
εo ノ( ヘ//⌒' ノ )
⊂ニニニニニニニニニニニニ⊃
>>610 叩かれるのがイヤってより、このスレで話題になるのを避けよう(日記で埋めるべきだから)てことでしょ。
良かった嫌だったのどちらにしても、感想は件の掲示板に行って書けばよいのさ。
ダカラサァ
('A`)ゞ <('A`)>
ノ( ヘヘ ヽ('A`)⌒ヘヘ へ(ヘノ
この話題はこのへんで終わりだ、次いってみよう
ダミーアスカ氏の日記、日付が完全にナツメロシリーズ化しているな(笑)。ていうかむしろ曲タイトルから
ネタ拾ってるのかもしけないな(笑)。「ルージュの伝言」は誰の歌か忘れてたんだけど、荒井(松任谷)由美でいいのか?
いいよ
>616
君に悪気が無いのは分かるが
あっちの掲示板で君が使った「馬耳東風」って言葉は
「春風が吹くと人は喜ぶが、馬は何の感動も示さない」
ってことで忠告、意見を聞かない、理解できないアフォに使う言葉だよ。
まあミニックたんは怒ったりせんだろうが。
>>564ダミー氏
遅レスだが
>「アスカ、それ、なんのスポーツするつもりなの…?」
このセリフ笑わせてもらいました。
「こうるさい」て表現も含めて、過ぎた話題をもう一度波立たせようとしてるとしか見えんかったが
>618
ああ、確かに言葉が足りんかったなあ。
「馬耳東風」の語義はあなたのいう通りで、あの文章では言い訳の仕様もない。
私は「馬耳東風と聞き流して(=馬耳東風を装って雑言を相手にせず)」というつもりだったんだけど。
掲示板にお詫びしてくるね。忠告感謝。
>>618 荒らしはスルーしましょう
付き合ってたら腹が立つだけですよ
>538 からの分岐です。
勝手に改変 月 すまんですorz 日
海水浴は最高だった。今度は二人っきりで行きたい。
でも同時に最低でもあった。
以下、頭に血が上るのを抑えるためにも順序立てて記したい。
海水でべたついた身体を銭湯で洗い流してすっきりして、三人で湯船に
のんびり浸かっていたとき。
はじめに見つけたのはファーストだった。
「アレ何?」
ファーストが指さすのは銭湯の洗い場の壁に掛けてある鏡。
入り口近くの一つだけ蛇口が使用不可の札がかかっていたところだった。
よく見ると鏡が少し浮いている。
ファーストが湯から上がってその鏡の方へ近づくと、裏側を確かめるようにして
のぞき込んでから手招きをした。アタシとヒカリもファーストにならって鏡の裏を見た。
何かある。ファーストが鏡を外してひっくり返した。鏡が簡単に外れたのも驚きだが
もっと驚いたのは鏡の裏に黒い箱が貼り付けられていたことだ。
ちょうどDVDのトールケースくらいの大きさのそれは、鏡の縁に添うようにくっついていて
角の所から爪楊枝の先くらいの出っ張りが生えていた。
(続き)
よく見るとそれは一定の間隔で左右に動いている。
さらによく見るとその出っ張りの先にはレンズのようなものが見えた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・相田・・・・
(続き)
ヒカリは黙って立ち上がると湯船に飛び込み口元までぶくぶくと湯に浸かった。
顔が耳まで真っ赤なのがどっちの理由なのかはわからない。
アタシとファーストも湯に浸かる。
隠しカメラはファーストが湯に沈めた。そのまま湯の中でバキバキとカメラを砕くファーストの姿は
かなり怖かった。ヒカリは赤い顔を少し青くさせていた。
「私の裸を見ていいのは碇君だけ」
聞き捨てならない台詞だったが、今はファーストを刺激するべきではないと本能が告げるので素直に従う。
三日月形の口で笑うのはやめて欲しいと思った。
壊れたカメラの残骸からは記録メディアの類は見つからなかった。長いケーブルを巻き付けたアンテナが
代わりに入っていた。無線式だったのだ。
(続き)
アタシたち三人は無言でアイコンタクトをとる。
目線だけで会話するなんて某凄腕の狙撃手みたいだけど、決議は0.2秒で下された。
乙女の審議
提訴:相田の処遇
ASUKA・1 有罪
REI・2 有罪
HIKARI・3 有罪
決議:相田・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・死刑
(続き)
帰りの電車の中では疲れのせいでみんなうたた寝状態。ヒカリも鈴原の近くで膝枕したそうだった。
アタシはシンジの隣で肩を貸している。
実行係はファーストだった。これはファーストが立候補した。標的の座るボックス席の反対側に座って
奴の様子をうかがっている。デジカメを整備しながらうたた寝をはじめた目標を確認するやエヴァに
乗っているときでも見せないような素早さで的に近づくと、まるで阿修羅のように腕を奮わせて目的の
物をあさっていた。
10秒もかかっていなかったと思う。
仕事を終えたファーストはシンジを挟んでアタシの反対側に座るといくつかの記録メディアとHDDを
手渡してきた。
「これで全部よ」
断言したファーストはシンジの頭に手を回すと自分の方へ引き寄せついでに手を握って一緒に眠り
だした。
何かむかついたがファーストの働きに免じて見逃そう。
それにしてもあの短時間でノートPCまでバラすとは信じがたい素早さだ。
ファーストには何か超能力でもあるのだろうか。
銭湯で隠しカメラを見つけたときもだ。
今でもどうやってあんなものを見つけることができたのか不思議でならない。
でもこれでとりあえずは一安心。
あとは中身を検分したあとデータを抹消するだけだ。
勝手に改変 月 すまんですorz 後日
・・・・処刑完了。
くだらねえ
勝手に改変 月 すまんですorz 付記日
今日、データの検分をするためにファーストとヒカリが家に来た。
シンジは実験で帰りは遅い。
うすうす気づいてはいたが、目視と客観的な資料との照合により
乙女の審議システムの序列を全会一致で変更することになった。
変更後の序列は以下の通り。
ただし序列の決定要因は最高機密である。
HIKARI・1
ASUKA・2
REI・3
閉会後アタシとファーストは涙目でいっしょに牛乳を飲んだ。
チラシの裏にでも書いてろ(AA略
>>622-627,629
あなたのオリジナリティもオチも何もない作品を読んで、
改めてダミーアスカ氏の作品の素晴らしさがよく分かりました。
そういう意味ではありがとう。
・・・でも、チラシの裏にでも書いてろ。
>629
そもそもヒカリがアスカより胸があるわけなかろう
またケンスケいじりを勘違いしている思考停止のヘイト坊やか
>>633 当然公式ではないがN2BOMBではでかかったな
N2が彼女らのオフィシャルなデザインて解釈だめですか?そうですか。
>>622-627 別にチラシの(ryとは言いませんが、特定のキャラを貶めることでしか
オチをつけられないのであればお話を書くという行為には向いていないと思います。
何で荒れてんの?
おいおいw あんな糞絵かいたから
それを見事に補完してくれたんだろ。
盗撮の絵のことは、何も言わないデーw
って言われて、さっさと引き下がった奴らが
えらそうに、何がヘイトだよ。
糞絵師が消え去れ。
>>622-627 GJ!!
絵師さんは関係ないじゃん
>>642 >>622-627の日記の元がダーク氏の所に投稿された
絵が元だからじゃない?ケンスケが風呂場を盗撮。
そもそもここはダーク氏専用スレじゃないし
褒め称えるだけのスレでもないと思うんだよなぁ。
すばらしい作品を書いているとは思うけど
だからって、他の人をさげすむのに
名前を出すのはどうかと思う。
ダーク氏まんせースレでもたてて
その中で引きこもってやってる分にはかまわないけどね。
ま、ここでメモ帳とかいってるやつらは、複数人にみせかけた
自演だろうけど。
ダークじゃなくてダミーだぞw
643は闇氏粘着が高じて、誰も彼もが闇氏に見えて仕方がない
噛み付きたがりヨクシャテリア坊やと見たw
感想と云う名目で荒らす蛆虫どもをまとめて生ゴミの日に出してやりたい。
放置が最善
>>622-627 が何でここまで煽られるネタなのかが逆に解らない。
文章もまともだし、一応オチもあるし。
昔、他人の日記の分岐はダメって言うローカルでもあったの?
教えてエロイ人!
>>648 他サイトのネタを使ったからじゃないの?
>>605でここではあのイラストネタは避けてくれってあったし。
まぁ上手い下手はべつにしてさ、せっかく投下したものをここまで散々に言われると次に誰も投下してくれなくなるんじゃなかろうか?
とりあえず自分に合わんと思ったらスルーしておけばいいんだし。
少なくともこの作品に文句をいえる権利があるのは元ネタになったダミーアスカ氏だけだと思う。
>少なくともこの作品に文句をいえる権利があるのは元ネタになったダミーアスカ氏だけだと思う。
冗談でもそんな頭の悪い発言するなよ
とりあえず、ここが荒れると困るのは日記スレ住人共通ではなかろか。
言いたい事は皆あるだろうけど(俺だってある)、過ぎたこととしてマターリと次の投下を待とうや。
654 :
648:04/10/15 14:05:52 ID:???
絵がどうのこうのではなくて、ケンスケ・ヘイトが嫌われたんだろ。
それに、純粋につまらないし。
感想およびマンセーは別スレだなやっぱ。
2chのエヴァFFを語るスレの正式版を立てろってとこか。
>>655 お前のほうがつまらねーよ。
なに他の奴がつまらないって言った。
みたいなスタンスなんだよ。
どうせ上の発言も自分が言ったんだろw
作者と住人が自演を繰り返すスレ
ほらほら移動ですよおまえら
>>661 お前も煽るなと。
この話題はここで終了な。
>>663 ハァ?お前何様?なんでお前に命令されなきゃなれねぇーんだよバーカ!!
氏ね
「アスカの日記」以外はスレ違い
..@⌒⌒@
从 从ノ从) ミ _ ドスッ
ルノ从 从ノ┌─┴┴─┐
从人从ノ]つ...終了 .|
<___.ゝ.└─┬┬─┘
(/(/ . ││ _ε3
自演はほっといて次の投下を待つべし
おお、1枚の挿絵で青春の1ページのようなLASFFが、変態セッティングの盗撮旅行へw
営業してる銭湯にカメラをしかけてるぐらいだからトイレらしき小屋にも当然、それを使ってヒロインズを脅迫すると。
アスカの汁風味日記が必要だぜ。
エロパロ板へ逝け
なんかいつの間にかすてきな事になっていたんですね。
仕事に余裕ができたら僕も再開したいな。
ウェブサイトだけは豆に更新はしているのだけれど...
猪木の言葉の通りだ
このスレ次は投下と統合でよくない?
重複臭いし。
何でもいいけど自分が気に入らない投下があったからといって
荒らすのは止めろよ
職人が減るだろ
678 :
548:04/10/15 22:40:28 ID:???
子猫 月 留守番 日
今日は私が学校へいく日なのでランの初めてのお留守番だ。
ランのトイレの掃除と食事の用意は私がしたが、留守中のお世話はペンペンに託す事にした。
ペンペンにはまだランを紹介してなかったので、最初はびっくりしてランを見ていたが、
ランが「ニャー」と鳴きながら擦り寄ったら、頼もしく手を上げてくれた。
私は安心して、先に行かせていたシンジを追い掛けた。
しかし、学校では中々落ち着けなかった。
よく考えたら、ペンペンは賢いとはいえペンギンなので、出来ることは限られている。
朝の安心が、いつの間にか心配に変わっていた。
その後は授業もヒカリとの話しもお弁当の味も頭に入っていなかった。
シンジがそんな私を心配してくれたが、「何でもない」と言ってごまかした。
まだシンジに相談する訳にはいかなかったから。
(続く)
乙ニャ!
ランというネーミングはアレを思い出すな
けんけんのやつか?w
1氏のサイトってどこだったっけ。
>>1氏
お久しぶりです。続き、気になっているので、お待ちしています。
第弐の方はまだ生きてるのかなあ。
683 :
548:04/10/15 23:11:31 ID:???
(続き)
私は学校が終わると全速力で家に走っていた。
急いで家に入り、ランとペンペンを探したが、リビングには居なかった。
私の部屋の襖を開けると、ペンペンがぐったりした様子で床に伏せていた。
ランは、その横でぐっすりと寝ていた。
安心したら、全身の力がどっと抜けた。
改めて家全体を見回したが、特に問題が無かった。
私はペンペンを抱き締めると「お疲れ様ペンペン」と言ってあげた。
ペンペンは少し緊張しているみたいだった。
その夜はペンペンの食事当番を私が引き受けた。
今日一日ランのお世話を引き受けてくれた事ヘのせめてものお礼だ。
シンジもミサトも珍しがっていた。
お風呂もランとペンペンと一緒に入った。
結構楽しかった。
ペンペンは寝るときに頼もしく手を上げると冷蔵庫に戻って行った。
ありがとうペンペン。
明日もお願いね。
>ペンペンは寝るときに頼もしく手を上げると冷蔵庫に戻って行った。
ペンペンカコイイ
子猫の世話をするペンペン……
カワ(・∀・)イイ!!
ダミー氏来ないかなぁ〜
大人しく待ってろ
鮨月 寿司日
シンジが「夕食は何がいい?」って聞いてきたので、「大トロのお寿司」と答えた。
「えーと、メチャクチャ高いんだよ…?」
目尾を白黒させるシンジに、
「代金はネルフに払わせりゃいいんだから、早く作ってよ!!」
と怒鳴りつける。
それでも、なんだかんだいいながら、本当に用意したシンジはスゴイと思う。
お皿いっぱいに並んだ大トロの寿司を見て、帰ってきたミサトはボーゼンとしてこういった。
「今日、何のお祝いごと…?」
どうやら日本ではパーティではお寿司を食べる習慣があるらしい。日本文化は本当に奥が深い。
実のところ、あたしは生のお魚を食べたことがなかった。
ましてや、お寿司なんて、実物を見るのはこれが初めてだ。
なんか牛肉みたいに脂がのった楕円形の赤いお肉の下に、固めたご飯がしかれている。
「初めて握ってみたから、お寿司として美味しいかどうかわからないけど…」
とシンジがブツブツ言い訳みたいなのをしてたけど、かまわず一つ食べてみた。
…味の表現は、はっきりいって難しかった。
甘いようで、それでいて脂っぽいというかなんというか…。
わさびとかいう緑色のヤツも好きになれない。なんか鼻の奥がツーンとして涙が出たし。
だから、あたしは一個食べただけで限界だった。
「ごちそうさま…」
あたしが箸を置くと、シンジの表情がみるみる不安そうになった。
「どうしたの? 美味しくなかった?」
といわれても困る。不味いとか美味しいとかいうレベルとは違って、たぶん民族性の違いだと思うから。
つまりは、日系ドイツ人とアメリカ人のクォーターのあたしには馴染みのない味であって…って説明するのがメンドくさい。
あたしは適当に微笑んで部屋に引き上げることにした。
背後でミサトが「あら、おいしーじゃない!! 最高っ!」なんて声を上げていたけど無視する。
そしてこの日記を書いているわけだけど、実は急に大トロのお寿司が食べたい、なんていったのには理由がある。
つい先日、相田と鈴原の会話を小耳に挟んだからだ。
『…しっかし、シンジのヤツもなあ。あいつの判断基準は全部、惣流じゃん?
なんでもかんでもアスカアスカアスカって。
もったいないっていえばもったいないんだよな。もっと自分の選択の幅広げりゃいいのに』
『んなこといっても、ありゃしょうがないわ。
…そうやなあ。例えばや。もし、初めて入った寿司屋で、初めて食べたのが極上の大トロやったとしたら?
したら、他のネタなんか、なにも食べる気になれへんとちゃうか?』
『なるほど、それは分かりやすい例えだな…。確かに大トロって表現はバッチリだね。
…まあ、他のネタもつまめるのに、全然つまむ気がないのは、シンジらしいっていえばシンジらしいんだけどね』
『アイツの場合、それに気づいているかどうかも問題やろなー。
しかし、大トロばっか食い続けられるのも、ある意味才能とちゃうやろか?
実際に喰ってるかどうかは知らんけどな!!』
―――以上、最後が下品な笑い声で終わった2バカの会話。
この話の意味を理解しようとシンジに注文したんだけど、よくわからない。
あたしが大トロ…?
ひょっとして、あたしって脂っぽくてクドイ女なのかな…。
旨い!
じゃなかった、上手いっす、ダミー氏。
GJ
ダミー氏GJ!そして乙っす
君月 胸キュン日
先日、ネルフの大浴場に入っていたら、どういうわけかファーストも入ってきた。
入れ違いで出るのは、なんか逃げみたいに思えたので、出来るだけオウヘイな格好で浴槽の中に手足を伸ばす。
軽くあたしを一度見ただけで、ファーストは身体を洗い(それもあっという間に!)前も隠さず浴槽へ入ってきた。
結構きれいな身体の線をしている。でも、あたしには及ばないわね。
なんてのんびり眺めていたあたしの視線は、ファーストの白い胸で釘付けになってしまった。
思わず、自分のと見比べてしまう。
「アンタ、結構、胸あるのね…」
ファーストはきょとんとして、
「そう?」
それだけいって、あとは目を閉じてお湯に浸かっている。
なんかむかついたけど、ここでケンカを売っても始まらない。
とにかくお風呂を上がることにしたあたしの後ろで、ぼそっとファーストはとんでもない爆弾を投げつけてきた。
(続き)
「あたしの胸、前に碇くんにさわられたことあるの…」
自分でもコメカミに血管が浮くのが分かったくらい。
「そ、そう? あんな根性なしの甲斐性なしが、そんな芸当できたんだ。新発見ね、あははは」
どうにか、落ち着いた声で返すと、ファーストはすかさずもう一つ投げつけてきた。
「あなたは、まだ触ってもらったことないの?」
自分でもコメカミの血管が切れたのが分かったくらい。
「おあいにくさまっ! あたしはそんな安い女じゃないのよっ!」
言い捨てて、浴室を飛び出す。
正直、ファーストごときにあんなこといわれて、悔しかった。なにより頭にきた。
怒りにまかせ、脱衣所のロッカーを一列分全部ベコベコにしてようやく落ち着いた。
ムナしさとともに沸き上がってきたのは、素朴な疑問。
シンジも、胸が大きい子の方がいいのかなあ…。
(続き)
それを確認すべく、今日、鈴原のバカを捕まえて訊いてみた。
人選ミスな気がしないでもないけれど、この手の話題をあっけらかんと語れるのはコイツくらいしかいないわけで。
「そりゃあ、胸がないよりあったほうがええわ」
即答だった。それはあんたの場合でしょ?じゃあ、シンジは? と尋ねると、
「アイツの場合、乳がなくてもあってもかまわんとちゃうかー?」
とニヤリと笑われた。
意味が理解できずあたしが首をひねっていると、鈴原はとうとうと演説してくれた。
「そもそもな、男はオカンのおっぱいを吸って大きくなったんや。
だから、男が大きなおっぱいに憧れるのは本能ちゅーヤツや。
男はみんなおっぱい星人なんや!!」
なんか説得力のある力説に、あたしがボーゼンとしていると、鈴原はまたニヤリと笑った。
ただし、今度のは前のと違うすけべそうな笑い。
(続き)
「…ここだけの話な、うちのクラスで一番乳がでかいのは、イインチョやとワシはにらんでる…?」
言葉が途中で止まり、バカの視線があたしの後ろで固定されている。
振り返れば、やっぱりヒカリが立っていたわけで。
「す〜ず〜は〜ら〜!!」
ヒカリの怒声に続き、言葉では表記しがたい悲鳴があがったけど、あたしはさっさとその場を退避。
で、さっきマンションに帰るなり、シャワーを浴びながらあらためて自分の胸を調べてみた。
自分でいうのもなんだけど、ツヤツヤしてて形の良い胸。
それでも、悔しいけれどファーストのより少し小さいように思えた。
まだ発展途上なのは間違いないけれど、はやく大きくなりたい。
ミサトなんか、大きいと肩がこって大変よ〜、なんていうけど、かまうもんか。
日本には『大は小を兼ねる』ってコトワザもあるし。
この日記を書きながらも、あたしの天才的な頭脳は着々と幾つかのプランを練り上げている。
さっそく明日から幾つか実行してみよう。
君月 胸キュン2日
今日は牛乳を一パック飲んで熱いお風呂に肩までつかってついでに熱いお湯を出してできるだけ胸にあてるようにして
1時間くらいガンバっていたらなんか頭がクラクラしてきて気持ちわるくなったのでもう寝る…。
本日のプラン
熱膨張作戦……失敗
男はみんなおっぱい星人なんや!
・・・てことはこの宇宙のどこかにおっぱい星っていうのがあるわけであって、
男はみんなそこから何らかの手段を用いて地球に来たわけだ。
勉強になった。
ってそんなことはさておき、ダミー氏GJ
みんなかどうかは知らないけど俺はオパイ星人です
シャワーは下から当てるのがコツ
ダミー氏凄過ぎ
シンジが揉んで大きくしてやりゃいいのに
>>704 そんなことする間柄になったら、日記が終わってしまうじゃないか
育児日記にすれば・・・Σ(゚Д゚)ハッ
いやいやな、何でもない((;゚Д゚)ガクガクブルブル
落ち着け、落ち着くんだ
コラそこ、股間に手を回すな
オッパイって興奮すると張るよね
詳しくって…
女がその気になってるとオパーイ全体に張りがあるっつーか
若干硬くなってるよ。
スレ違いすまんです…
なるほど、男がその気になると尻の穴が緩んで分泌液がでてくるようなものですな
,iillllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllllif;
.,illllllllllllllllllllllllハiillllllllllllllllllllllllii
,;illlllllllllllllllリハll 'lllハlメllll'llllllllllllir
;illlllllllllハlll'--lリ' リ -ト-lリlllllllllliii'
..illllトlハl ",,..._ ,,.. iilllllllルi
. 'iiトii、 ,; ;''"`''' '''"`''ヾ /ii"
'{、<`, , /"/
`ヾ、_、 , _ " ,// / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
'\ ヽ、_ブ ,/ <
>>711そして、それを柔らかくするのが男の仕事!!
l゛ 、 / \________
| ゛' ..,_,, r "
ェ‐‐ー-----―rl、
/_,, `ー- 、
ノ '''¬- 、.. √7
l" ヽ 〉 |
/ `ヽ,くヽ,,L,,__
l _,,_ , y ^ \\ /
,, / へt-,,,._ ヽヽ/__
," / 7「 ̄;;;;`l
l , \ | 'l;;;O;;;;l
' " 丶 l l;;;;;;;;;;;;l
゛ / \/;;;;;;;;;;k'
゛ ヽ、 へ,;;;;;;;; >
ヽ `、 ゛ゝ;;;;;;",,
中くらいの美乳が一番いいね
でかすぎて垂れ乳になってるまたは近々なりそうなのとか、デカ乳輪とかはちょっと・・。
ブヨブヨデブで丸く飛び出た腹に乗垂れかかったでか乳輪のタレパイなんてなると最悪。
まぁ好きになった人のなら、よほど異常なものじゃなければなんでもいいよね。
俺、乳首の形が気に食わなかった+乳輪から毛が生えてたのが許せなくて前の彼女と別れたけどな。
>>715 こういうやつって「チンコ小さいから嫌」とかいって男を振る最低女と同レベルなんだなぁ
嫌なものは嫌なんだからしょうがない
荒れる原因になるからこの話題は止めましょ。
そーいやー前にやる時服ぬがしたら乳輪がめっちゃでかくて
完璧に萎えちゃってできなくなったことあったな…
かなりかわいい子だったんだが当時の俺には衝撃強すぎたんだろーな、きっと
犬月鍋日
放課後、ふと道路脇に目をやると、段ボールを見つけてしまった。
なにやら中から、クーン、クーンと音がする。
どうしても気になって箱を開けてみたら、そこにいたの一匹の白い子犬。
シロ。
思わずアタシはそう名付けていた。
少ない日本語のぼきゃぶらりいでは一番かわいいと思う。
両腕にシロを抱くと、体温がぬくぬくして、体も柔らかくて、柔らかくて、柔らかくて……
今日の晩ご飯は、キムチ風肉鍋だった。
材料は、一部不明。
肉鍋の肉は柔らかかったですか?アスカさん。
泣けた2
9月19日(土) 晴れ
弐号機を乗せた船団は、佐世保を出航。
ネルフ本部に着くのは明日。
日程は予定どうり。
第5使徒戦のフィルムを見る。三回目。
日本に居るのは敵だ。
使徒。
零号機パイロット。
初号機パイロット。
―――――
9月20日(日) 晴れ
第6使徒、襲来。
初号機パイロットは冴えない子供。
電子辞書の漢字変換は選択する種類が多くて面倒。
同音異義語の多い言語は洗練されていないと思う。
9月21日(月) 晴れ
第壱中学校に編入。
日本の中学は、9月から始まるわけではないらしい。
零号機パイロットにも会う。変な子。
―――――
9月22日(火) 曇りのち晴れ
本部でのシンクロテスト。
技術部主任の赤木博士は、赤木ナオコの娘。金髪。
シンクロ値、2下がる。
推測される理由は、「環境の変化に伴う動揺」
そんなもの、私にはない。
9月23日(水)晴れ
加持さんも本部所属が正式に決まったらしい。
所属部署は知らない。
ミサトなら知っているだろう。
なのに、ミサトに会っても聞けないのは何故か。
―――――
9月24日(木) 晴れ
中学の授業は退屈。
子供に興味はない。
マギに接触したが、私のコードでは閲覧が制限されている。
本部は、機密が多い。
9月26日(金) 晴れ
日本には、雨が降らないのか?
訓練では本部のチルドレンと一緒にやる。
二人とも素人。
ファーストの所属期間は私よりも長いはず。おかしい。
―――――
9月27日(土) 晴れ
独逸支部の職員帰国。
せいせいした。
9月28日(日) 曇り
ハーモニクステスト。
部屋の掃除。
洞木ヒカリと買い物。
下着、歯磨き粉は必要経費に計上。
猫のメモは、私物。
―――――
9月29日(月) 晴れ
猫のメモに私信を書き、授業中にヒカリに渡す。
チャットのほうが楽だと思う。
ヒカリは『古式ゆかしい撫子タイプ』なのかもしれない。
母と同じだ。(左文、線書き削除)
続きキボンヌ
シリアスなアスカ日記ですか。
これはこれでイイ。
これはこれで大変だぞ。
一応の推測によるとマトリエル戦が11/13、キスの日が12/20らしい。
以降は完全に闇。
9月25日・・・記載漏れ
一日ずつ日付を訂正 すまん
>>730 ソース希望、御願いします。
9月29日(火) 晴れ
第7使徒、襲来。
作戦の続行は不可。一時撤退。
葛城家に引越す。
悔しくて、眠れない。
―――――
9月30日(水) 晴れ、夜に雨
家庭内での分担を決める。
シンジとユニゾンの訓練。
日本の家は狭い。
常時感じる人の気配が、気に障る。
10月1日(木) 曇り
過去の栄光に縋る姿は無様だ。
でも、過去を切り離すことも出来ない。
寮で一人部屋をもらって、10年。
父の家にも挨拶に寄ったことしかない。
一緒に住むのは、作戦のためだ。
まだシンジに会ってから、二週間。
短い期間で、馴れ馴れしい態度を取る男は信用できない。
―――――
10月2日(金) 晴れ
ヒカリと、鈴原相田が訪ねてくる。
頭を冷やすために家を出た私を、シンジが追ってきた。
あれだけ怒鳴られながら、追ってくる心境がわからない。
理由を言わないので、代わりに私の決意を聞かせた。
10月3日(土) 晴れ、後曇り
一日中訓練。
―――――
10月4日(日) 曇り
訓練使用の音楽が耳について離れない。
日本の漫才は、早口すぎてよく分からない。
テレビを見ながら大口を開けて笑うシンジは子供だ。
10月5日(月) 晴れ
弐号機の準備が整う。
シンクロ、ハーモニクス再調整。
ユニゾンも合格点になった。
明日が待ちどうしい。
―――――
10月6日(火) 晴れ
使徒が再度侵攻。
二点同時過重攻撃の展開によって殲滅。
最後の失敗が惜しまれる。
シンジは、目を開けて寝言を言う。
10月7日(水) 晴れ
修学旅行の事前学習で、ヒカリの班に誘われる。
必要ないと思ったが、授業を休むわけにもいかないらしい。
日本の学校は不効率。
でも、ヒカリに頼まれると断れない。
友達だから?
―――――
10月8日(木) 雨
健康診断。
シンクロテスト。
数値は元に戻る。
>>731 ソースは
11/13 「静止した闇の中で」冒頭で冬月が読んでいる新聞の日付
12/20 Renewal of エヴァ板の看板スレより
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1057068521/328-335 この間にサハクィエル、イロウル、14話と入れるには手頃な感覚かと。
サンダルフォンからマトリエルが開いてしまいますが。
ちなみに第七使徒戦はカレンダーだと11日なんですが、これは2015年
10月のものではなく制作当時のカレンダーの丸写しなので、ここは気に
せず今のままでいいかと思われます。
修学旅行は、アスカ転入の日に黒板に「保管計画(ママ)まであと25日」
とあるのを解釈して10/16(この日サンダルフォン戦)とする人がそれな
りにいますが、まあこれも勝手にやって良いかと。
「嘘と沈黙」のあとは完全に闇の中です。
せいぜいDEATHの冒頭で、空母の上でアスカが加持に迫った九ヶ月後、
ミサトが加持に抱かれているサルベージ直後だというのがあるくらいですが
DEATHの時間経過はデタラメなのでこれも参考とするにはどうかと。
早いレス、有り難う御座いました。
いえ、もし何かのお役に立てたなら幸いです。
今後とも応援致します。
そしてここまでの投下、乙です。
ということは作品中にアスカは13→14才になったのか?
>>741 それは言わないお約束。
なのではなく、誕生日の方が後付けだから。
テレビ版が終わろうとするころになって、声優の誕生日と同じ日が割り当てられた。
例外は「不明」設定のレイ、「セカンドインパクトの日」設定のカヲル、
三話で画面に誕生日が映ったトウジとケンスケの四人。
つまり、劇中で誕生日がいつ来るかにかかわらず、子供たちは永遠の14歳。
作中で全員が14歳だと言明されたこともないんだからいいだろ
14歳の誕生日を迎えると恐竜に先祖がえりします
>>743 作中では言っていないが、設定では全員14歳だしガイナックス公式にも
全員14歳と書かれているのだから、その辺ははっきりさせておかないと。
でも「手帳の隅」に限らずFFではちゃんと誕生日に年を取っていいと思う。
で、2016年の6/6までに終わればいい。
同学年の中で6/6より前に生まれた子供はいないので。
>>745 それは13だった時期があったことを否定しないってことでいいじゃん。
終わるまでに14になればそれでいいでそ。
>>746 勿論アニメ内だって生まれた時から14歳だったわけではないからw
でも2015年の描写内に限っては13歳であったときというのはないわけで
FFではどのように扱ってもいいけど、アニメではちゃんと区別しておくべきだと。
そもそもアニメでは誕生日関連の話がないんだから気にする必要なし
13のが萌える
謎スレか質雑スレにでも行け
で、ダミー氏は?
元々大事なのは神経の発達具合だから、14歳前後であれば問題なしでしょ。
後付でも設定は設定だし、アスカを13歳と解釈しても別にヨシ。
カヲルも15だしな
10月9日(金) 晴れ
学校でも一日中テストの日。
辞書、ノートの持ち込みは禁止。
不可解。
―――――
10月10日(土) 晴れ
テスト終了。
ヒカリや班の子達と図書館に行く。
帰りに、紫のアイスクリームを食べる。
ジェラートより甘い。
10月11日(日) 晴れ
ハーモニクステスト。
使用武器の座学。
―――――
10月12日(月) 曇り、一時雨
弐号機の整備終わる。
変更項目のチェック。
10月13日(火) 曇り
夕食当番。
冷凍庫の作り置きを使う。
ジャガイモ抜きのカレー。
シンジのだったので、ズルだと言われる。
―――――
10月14日(水) 晴れ
自主訓練。
銃器に、新規項目を追加。
10月15日(木) 晴れ
加持さんとデート。
修学旅行は不可。
ヒカリ、ごめん。
―――――
10月16日(金) 朝雨、後晴れ
第8使徒、発見。
―――――
10月17日(土) 晴れ
浅間山火口にて、弐号機が使徒を殲滅。
シンジが、…(以下、解読不能)。
初めて、露天風呂に入る。
投下乙です。
ところで祝日の設定はどうしましょ。
もう書かれてしまった後ですからあれですが。
というか、調べたら2015年の9月は
20日(日)
21日(敬老の日)
22日(国民の祝日)
23日(秋分の日)
で4連休なんですな。
エヴァ制作の95年はまだハッピーマンデー施行前なので敬老の日は15日ということにしましょう。
それで22日も休日で無くなる。
体育の日も10/10で。
と言っても10/10はもう書かれてますね。
すみません、うるさいだけで。無視して頂ければ。
と申しつつ、もしかしたらユイの命日は12/23の天皇誕生日かと思ったり。この日、大安なんですよね。
ごめんなさい、ユイの命日の話は忘れてください。
「あしたは日曜日」ってちゃんと台詞で言ってました。
ほんと、うるさいだけで申し訳ありません。
後は黙って、作品を楽しませて頂きます。
ここまで考えたことなかった。
乙であります。
深い考察乙
で、ダミー氏は?
夢月 中日
世の中には睡眠学習とかいうものがある。
半睡眠状態がどーとかっていうけれど、はっきりいってあたしは信用していない。
だいたい、それで学習できるなら、もっとみんな活用してるわけだし。
でも、実際試して見なければ納得しないあたり、ツクヅクあたしは探求心に溢れててエライと思う。
用意したものは当然枕。
そして先日リツコのラボからこっそり借りてきた、超薄型ボイスレコーダーに声を吹き込んでみた。
「シンジは、あたしの大好きなものを作りたくなる。朝ご飯に作りたくなる…」
ってな声を吹き込んでリピート、タイマー設定。枕の中に仕込んでみた。
そんでもって、シンジがお風呂に入っている間に、アイツの枕と交換してきたわけ。
買い物に行ったとき、無理矢理おそろいを買ってきた甲斐があるというものだ。
これで実験が上手くいったら、もっと具体的で、ちょっと過激な台詞でも吹き込んでみようかな…。
シンジの枕を使って、シンジの髪の匂いを嗅ぎながら、けっこう幸せに眠りについたのは20分くらい前。
それが、なんでまた起きてこの日記を書いているかというと。
電気を消した途端、どこからかブツブツと聞こえてきた声。
我慢しきれなくて起きあがり、声の出所を探ればそれはあたしがもたれた枕から聞こえたのだ。
つまり、シンジの枕から。
中をあけたらビックリ、あたしが仕込んだのと同じレコーダーが。
そこから、延々と「碇くんスキ碇くんスキ碇くんスキ…」というファーストの声が。
当然、レコーダーをぶち壊し、ゴミ箱に捨ててやる。
五日くらい前にファーストが夕飯食べに来たから、たぶんその時に仕込んでいったんだと思う。
よく、あたしの気づかないうちに…。
それより、なんか最近後手後手に回っているみたいで凄く不愉快だ。発想的にも行動的にも。
くわえて、やっぱり睡眠学習の効果はないみたいだから、あたしの心の中は結構フクザツ…。
766 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/22 00:55:25 ID:CMyqKMzO
わろった(・∀・)
>>765 GJ
誤動作で
「シンジは、あたし・大好き・・シンジは、あたし・大好き・・シンジは、あたし・好き・・・」
とリピートされてしまい、翌朝妙に顔を赤くして目をそらしつつもアスカを意識するシンジ。
後日、新しいメッセージに入れ替えようと再びシンジのマクラを
チェックした際にその誤動作で再生されるメッセージに気づき、
シンジ以上に顔を真っ赤にしてしまうアスカ。
なんて分岐も想像してしまった。
更に、その分岐で
夜中に目が覚めたシンジ、
「シンジは、あたし・大好き・・シンジは、あたし・大好き・・シンジは、あたし・好き・・・」
というメッセージに気づいてしまう。
同じように、アスカのマクラにも
「僕もアスカの事が大好きだ、愛してるよ。…僕もアスカの事が大好き、愛してるよ。…」
と入れた録音機を仕込む。
後日、シンジのマクラの録音機の誤動作に気づき、
更には自分のマクラに入った録音機に吹き込まれたメッセージにも気づき、
恥ずかしさと嬉しさで撃沈するアスカ。
シンジが自分のマクラの録音機に気づいて、そっちの録音機に
「僕もアスカの事が大好きだ、愛してるよ。…」ってなメッセージを入れて
回収しに来たアスカがそれを聴いて撃沈、、なんてのもまた良いな。
いくらでも分岐妄想できる美味しい設定、イイ!!
>>765 >これで実験が上手くいったら、もっと具体的で、ちょっと過激な台詞でも吹き込んでみようかな…。
イカンと思いつつもついニヤけてしまったよ。書き手の思うつぼやね。
ダミー氏GJ。
そういえば数年前、「自分の好きな内容の夢を見る」っていう
テーマに挑んでいるサイトで(記憶があやふやなんで違ってたらスマソ)
寝ながら聞くためのアスカやレイのセリフ集を作っていた
ところがあったような気が……
あったなあ。
色んな夢が見られるとかいってアニメの夢しかないという激しいサイトだった希ガス。
枕に仕込むだけでは飽き足らず、枕元まで言って直接耳に吹き込もうとするアスカ。
行ってみたら既にレイがいるのを発見。火花散らす二人。
スレ違いっすね。スマソ
世界日 叫日
今日はシンジと一緒に古めのビデオを見た。
恋人が白血病になってしまうストーリーで、10年くらい前に爆発的に売れた小説を映画化したものだとか。
あたしは、まあ、それなりに見てたんだけど、シンジのヤツ、目を真っ赤にしてティッシュで鼻をかみまくり。
どっちかというと、シンジの様子を眺めていたほうが面白かったのは事実で、観賞後、ふざけて訊いてみた。
「ねえ、シンジ? もし、あたしがその映画のヒロインみたいになったらどうする?」
…めちゃくちゃ怒られた。
「冗談でも、そんなこと言わないでよ!」ってスゴイ剣幕で。
こんな真剣なシンジはみたことないくらい。
それだけあたしのことを大事に思ってくれている、なんて考えるのは自惚れかなあ。
これくらい普段から真剣に感情を表してくれれば、あたしも考えるのにね、色々と…。
月 日
古めの映画が気に入ったので、また古い映画を借りて来た。
巨大化したトマトVS人類の映画。
見ていたシンジが一言。
「もしエヴァで巨大トマトと戦ったらさ、踏んづけた時の感触もあるんだよね?
もしも人間丸呑みにしてたトマト踏んづけたら…」
とキモイ事を言うので殴っておいた。
その日の夕方、たまに加持さんが「魚釣れたぞー」とやって来て、
三匹ほど魚を置いていった。
シンジはただでご飯のオカズが手に入る事に興味を示したらしく、熱心に話をしていた。
加持さんはその辺の石をひっくり返して、張り付いていた虫を餌にしていると言う。
やがて加持さんは帰り、シンジはその魚を焼き始めた。
そしてテーブルにおくと、魚をじっと見つめ始め、やがて一言。
「これさ、まだ胃袋の中にまだ変な虫入ってるんだよね…」
強烈なローキックを打ち込んでおいた。
ミサトが帰って来た。
台所で悶えるシンジにどうしたのと尋ね、シンジは経緯を説明した。
するとミサトは、
「あっはっは、そんな事気にしてたら生きて行けないわよー」
と魚を内臓ごと(さすがに頭と骨は残した)ビールのつまみにしてしまった。
ネルフの幹部は伊達ではないのね。
>>772 ラブラブですな。
いーから早くくっついちまえよお前らはよーって感じw
>>773 三段オチ猛烈にワロタw
サンマは頭とはらわたを取って、あとはそのままバリバリ食える。
俺は骨も尻尾も噛み砕いて食べている。
昔、「ドカベン」で岩鬼が「貧乏臭くてマズイ」っていいながら
いつもめちゃくちゃ美味そうにバリバリ骨ごと食ってるのに影響された
祝日は重要だった。
忘れてました、ごめん。
教えてくれて、有難う。
10月20日(火) 曇り
階段下で猫と目があった。
三毛だからメス?
―――――
10月21日(水) 晴れ
弐号機の整備終了。
変更項目のチェック。
直接シンクロ。
違和感は無し。
10月22日(木) 晴れ
目覚まし時計よりも二分早く起きた。
妙に、得をした気分になる。
「早起きは三文の徳」
―――――
10月23日(金) 朝雨、後晴れ
使徒戦のシミュレーション。
「魚類形」というのを始めてやる。
結果、2勝3敗。
明日、リベンジ。
10月24日(土) 晴れ
接近戦のほうが勝率がいい。
負けたら死ぬが。
あとで計算したら、4%違った。
洗脳。ネルフは、どこも同じ。
―――――
10月25日(日) 晴れ、夕方から曇り
シンジの作るハンバーグは、味が間抜け。
ヒカリに電話で相談する。
・調味料が足りない。“ナツメグ”
明日、購入予定。
10月26日(月) 曇り、夜雨
ナツメグの記憶。
寮には厨房はなかった。
4歳より前のもの?
―――――
10月27日(火) 曇り
体育で長距離走。
瞬発力のほうは、自信がある。
おつー
硬質な文章、なかなか新鮮でいい味出してますよー
すごいねー
乙
オチは「かゆ、うま」だな
更新、乙です。
次の使徒戦まで間があるので、文化祭なんてどうでしょう。
時期的にもちょうどいいかななんて思いますし。
リクエストなんて生意気ですけど。
キラートマトわろた
のび太のくせに生意気だ
文化祭は、期末テスト後の予定。
・中間テスト(10月上旬)
・修学旅行(10/16〜)
・期末テスト(12月中旬)
・文化祭 (12/21〜)
・期末休み(冬休み?)…変かな?
10月28日(水) 晴れ
朝ご飯は、甘い卵焼きと納豆。
甘い卵焼きにはケチャップをかけないほうがいい。
―――――
10月29日(木) 晴れ
シンジが洗濯物を取り込み忘れる。
厳重注意。
10月30日(金) 晴れ
ライフル照準に違和感。
技術部に具申。
―――――
10月31日(土) 雨、後晴れ
シンクロ時の動体視力を計測。
裸眼との差は、脳に対するストレス。
11月1日(日) 晴れ
健康診断。
体重の増加。
食生活の見直し。
―――――
11月2日(月) 晴れ
冷蔵庫の掃除。
不要物の撤去。断固、撤去。
11月3日(火) 晴れ
祝日、ヒカリと買い物。
お弁当用ダイエットメニューを教わる。
別途、メモ。
―――――
11月4日(水) 晴れ、一時雨
柱形の虹を見た。
短い。
794 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/25 16:18:32 ID:MB81Dfyt
ダミーさんがいないとやっぱり寂しい…
11月5日(木) 曇り
ひまわりを買う。
ミサトが「季節外れだ」と言う。
季節?
ミサトも古い。
―――――
11月6日(金) 晴れ
射撃成績表を入手。
目標、7位順位を上げる。
11月7日(土) 曇り
目にいいプルーンキャンディ。
黒い。
ラズベリーより不味い。
―――――
11月8日(日) 晴れ
自主練。
ファーストとかち合う。
11月9日(月) 晴れ、夜雨
ハーモニクステスト。
シンジの成績がいい。
―――――
11月10日(火) 雨
気分が悪い。
夕食の麻婆茄子、味付けを間違う。
11月11日(水) 曇り、後晴れ
ヒカリと喧嘩。
絶不調。
―――――
11月12日(木) 晴れ
仲直り。
週末は、ヒカリ宅訪問予定。
お土産はなににするか?
こんな萌えるLAS初めてだ・・・。
ダミーさん続きマターリ待ってます。
>>798 11日と12日がそれらしくて好きです。
今後も待ってます。
ダミー日記が滞っているのには、それなりの理由があったわけで…
>>437の続き
気付いたらアタシは公園に居た。
第三新東京市が一望出来る公園だ。
しばらくベンチに座ってボーっとしてた。何を考えてたかは覚えてない
ふと隣に人の気配を感じたので顔を横に向けてみて驚いた。
バカシンジがいた。走って来たのか物凄く息が上がってた。
アタシはシンジが落ち着くのを待ってどうしてここにいるのか聞いた。
「あ、アスカこそ突然走り出してどうしたの?」
「あんたには関係無いわよ…」
「関係無いって…」
「五月蝿いわね!!サッサと転校生のとこに行けばいいじゃない!」
喋った後に後悔した。これじゃアタシが転校生のせいで怒ってるのがバレバレだ。
「……綾波の所?何で?」
…どうやらコイツはアタシが考えていた以上に鈍感だったようだ。
十年近く付き合っていてまだ新たな発見が出来るとは…
やはりシンジといると飽きない。
と、同時にやはりシンジは誰にも渡したくないと思った。
コイツはアタシのだ。
頭の先からつま先まで全部アタシのものだ。
アイツにその気が無くても関係無い。必ずアタシの方に振り向かせてやる。
アタシが本気になれば転校生なんて目じゃない。
元々、待っているだけってのは性に合わない。思い立ったら吉日とも言うし。
そう思ったらなんか気分がスッキリしてきた。
「ど、どうしたのアスカ…突然笑って。」
シンジが驚いて話しかけてきた。
当然よね。さっきまで不機嫌な顔してたのに今じゃ笑ってるんだから。
慌てふためいてるシンジを見るのも楽しい。
そんなシンジにとっておきの笑顔を見せてアタシは言った。
「ねぇ、シンジ。もう学校行っても間に合わないから
どうせならサボって町に遊びに行こうよ。」
「………はい?」
「なにマヌケな顔してんのよバカシンジ。」
「だって学校サボっていいわけがないよ…それに遊びにだなんて。」
「うるさいわね。アンタに拒否権は無いの。ほら行くわよ。」
「まっ、待ってよアスカ。」
アタシが足早に公園を出ようとすると必死にシンジは追いかけて来た。
805 :
ラスト:04/10/26 15:11:11 ID:???
その後の出来事は書かないことにする。文章にするのは恥ずかしいし…
それに書いておかなくてもアタシは映像として思い出せるから。
シンジが顔を真っ赤にして、けどしっかりとアタシの目を見て言ってくれた言葉を…
今夜よく寝れそう。明日からが楽しみだ。
おわり
やっと書けた〜
初めて書いてみたけど頭の中のネタを文章にするってムズいっすね。
ダミー氏や他スレの職人方は凄いや。
半年くらいROMって力つけて来ます。
さよなら×3
乙。なかなかよい感じでしたよ。再度のご来訪をお待ちしております。
11月13日(金) 晴れ
第9使徒、襲来。
ネルフ停電。
―――――
11月14日(土) 晴れ
明日の準備。
チョコレートコスモスの花束。
カシスのジェラート。
これは、ヒカリが食べてみたいと言ったから。
明日は、ダイエットをお休みにする。
11月15日(日) 晴れ
ヒカリのうちは一軒家。
姉妹、…どう書いていいか判らない。
―――――
11月16日(月) 曇り
ネルフは停電の片づけが、まだ終わってない。
パイロットは邪魔。
停電は人為的なもの。
教訓・「人の敵は人」
・「人の口に戸は立てられない」
11月17日(火) 晴れ
新しいシャンプー。
パッションフラワーの香り。
―――――
11月18日(水) 雨、後曇り
弐号機の見学。
外されていた装甲に、穴、発見。
11月19日(木) 曇り
健康診断。
背中に赤い痕。
人間は想像でも火傷する。
―――――
11月20日(金) 晴れ
シャンプーをミニボトルに詰めて、ヒカリに分ける。
姉妹だと共有物が多いと言う。
たとえばシャンプーも、そう。
ヒカリの妹は、ヒカリと同じ匂いがしてた。
うちで同じなのは、…ペンペン?
ダミー氏も今は別のことで忙しいんだろうなぁ。
麺月 ラ王日
あたしの大好物の一つにチャーシュー麺がある。
お気に入りの屋台も見つけたけど、電車に乗らなきゃ食べにいけないので、最近はもっぱらシンジに作らせている。
最初はたいしたことない味だったけど、17回くらい作らせたら、見事に極上のチャーシューを作ってくれるようになった。
三日もじっくり煮込んだその味たるや最高だ。
「お店に出しても売れるんじゃない?」ってあたしがいってもシンジは笑って首を振るだけだけど。
とにかく、今日は夕食に大好きなチャーシュー麺が出るハッピーデイだったわけ。
あんまり嬉しくて、おもわずファーストも招待してあげた。
肉はダメだろうけど、ラーメン自体は食べられるだろうしね、と思って。
ところが、シンジがラーメンをも盛りつけたわけだけど、ちゃんとファーストのぶんにもチャーシューや煮卵がのっけてあった。
「綾波は食べられなくても、料理は見た目も大事だからね」ってのがシンジの意見。
意外とこだわりをもっているんだ、と感心した。
ちなみにあたしは食べ方にこだわりをもっている。
チャーシューは三枚のっているから、まず最初に一枚食べて、麺を半分くらい食べたらもう一枚。
麺を食べきってから最後の一枚を食べ、スープを飲み干して終わる。
今日もいつものパターン通りに、二枚目のチャーシューまで進んだ。
その時、あたしの向かい側の席では、シンジとファーストが隣あって座っていた。
そしてファーストのやつ、こともあろうに自分のぶんの煮卵をシンジに食べさせてようとしていた。
「碇くん、あーん…」
「い、いいよ、綾波」
「いいから食べて。あたし、食べられないもの…」
(続き)
いつもなら、すっ飛んでいってシンジをぶっ飛ばすところだけど、今日のあたしはカンダイにファーストの行動を許してやることにする。
なぜなら、ファーストは、とろけるような絶品のチャーシューを食べることが出来ないのだから。
これを味わえない不幸なファーストが、シンジにちょっかいを出すのくらいは大目に見てやろう。
そう思い、チラチラこちらを見てくるシンジを無視していると、ミサトが帰ってきた。
「いらっしゃい、レイ。あ、今日はチャーシュー麺ね♪」
ミサトのヤツもチャーシューをつまみに盛大にビールを飲むんだろうな、なんて考えながら、あたしは至福の一時を味わう。
そして、残った麺を全部食べ終え、最後のチャーシューにはしをのばそうとしたとき、それは起こった。
あたしのドンブリの中へ、無造作に指が突入。チャーシューをつまみ上げた。
とっさに反応出来ないでいると、指先は持ち主、つまりミサトの口の中へチャーシューを放り込んだのだ。
「へへん、も〜らい♪ やっぱ、最高に美味しいわね!」
ってミサトの声も意味も、全く分からなかった。
恥ずかしいけど、その時のあたしの理性は、完全にマヒしていたと思う。
今になって冷静に分析すれば、次にあたしがとった行動は本能に寄るものであり、以下のように解析出来る。
まず、ミサトに対して怒りを感じるよりも、何もないドンブリの中になおチャーシューを捜し続けたのは、いつものこだわりゆえ。
そして、チャーシューが見つからないので、次にとっさに別のチャーシューを求めたのは、代替行為以外の何ものでもない。
目前のシンジのドンブリにもファーストのドンブリにもチャーシューが見当たず。
最後の一枚はファーストのはしの先につままれていて、それがまさに「あーん」とシンジが口を開けた中に入ろうとしていた。
そのタイミングは、決してあたしのせいじゃない。
間髪おかず最後の一枚を求めてテーブルを越えてダイビングしたのは、そうしないとチャーシューが食べられなかったから。
そうしなければ、あたしの食事が終わらないから。
(続き)
…結局、あたしの唇の脇を掠めただけで、チャーシューは食べられなかった。
シンジに覆い被さる形で床に倒れ込んだあたしの目前に、どこからか飛んできたチャーシューがゆっくりと着地したのはそのすぐあと。
さすがにそれを食べる気にはなれなかった。
…強調するけど、あたしが悪いわけじゃない。あたしのこだわりの食事プランを邪魔したミサトが悪いのだ。
なのに、シンジからは、
「そんなにチャーシュー食べたいなら、まだあるのに…」
とフガフガ嫌味を言われた。
ファーストに至っては、
「浅ましいわね…」
などと冷たい目でこっちを見やがった。
ファーストのくせに、ムカつくムカつくムカつく!
まったくもって最悪だ。
さらに頭にくることがもう一つ。
シンジの前歯にぶつけた前歯が痛くて、今夜は眠れそうもない…。
いいネタ、ご馳走様ですた
乙です
汁物の周りでダイブするなんて危ないですよ
レイって卵もダメなんだっけ?
ナディアがオーケーだったから多分大丈夫。
LCLを連想させる血の味、匂いがダメだと思うから玉子はいけそうな気がする。
でもネタの為ならどっちでも良いとも思ったり。
821 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/10/26 20:58:22 ID:xLv+VxlD
やった、やった!ダミーさんが帰ってきた!
卵も動物性たんぱく質だからダメなんじゃないかな。
LCLを連想させるっていうよりも、命のあるものを食べること自体が嫌なんじゃないかと。
嫌悪の理由はLCLの味・・とかではなく、自分の存在の由来に絡むトラウマみたいなものじゃないかな。
あの水槽に浮かぶたくさんの自分の形をした肉の塊、
自分もあのおぞましい人工の肉から生み出された・・・というそこら辺のモノが原因かと。
>>815 最後の一行が最高ですね。非常にアスカらしい。
あーアスカかわいい・・・
うぁ、かわいい・・・
ほんとにダミー氏神だな。拝ませて頂きます。
ダミーアスカさん、素敵な日記をありがとう。
ダミー氏乙です。
手帳の隅氏も続き期待しています。
11月13日(金) 晴れ
第9使徒、襲来。
ネルフ停電。
―――――
11月14日(土) 晴れ
明日の準備。
チョコレートコスモスの花束。
カシスのジェラート。
これは、ヒカリが食べてみたいと言ったから。
明日は、ダイエットをお休みにする。
ごめん。送信間違えた。
11月21日(土) 晴れ
シンクロテスト。
更新手続きに手間取る。
―――――
11月22日(日) 曇り
公園で爪砥ぎする猫を見る。
キジトラ。
観察していたら、逃げられた。
11月23日(月) 曇り、後晴れ
ヒカリに爪の話を聞く。
日本の迷信。
シンジと二人、夜、爪を切る。
―――――
11月24日(火) 晴れ
マギの点検。
ネルフは休み。
今日、使徒が来たらどうなったろう?
11月25日(水) 晴れ
肉じゃがを作ったら、ジャガイモが消えた。
溶けないジャガイモの購入を希望。
―――――
11月26日(木) 晴れ、一時雨
シンジがコロッケを作る。
玉ねぎ多すぎ。
コロッケじゃなくてメンチカツだったのか?
11月27日(金) 曇り、夜雨
シミュレーション機の不調。
使徒が、二体続けて出る。
惨敗。
二体…分裂使徒以外にも可能性は(以下、不明)
―――――
11月28日(土) 晴れ
寝不足。
首が痛い。
肩こりかも。
爪の迷信って何だっけ?
>>833 親の死に目に会えなくなる。
電燈がない時代の話。
夜爪→夜詰め→通夜という連想で縁起がよくないと聞かされた。
言霊的な発想だな。
だとするとなんでシンジと二人で爪切ったのかわからん。
二人とも親の死に目を見たくないという暗い情念なんだよ。
シンジはゲンドウとの。
アスカは養父母との。
こわっ
幼いころからひどい目に合わされて
親の死に目なんか会いたくねぇ、という
シンジとアスカの心理描写がうまく書かれているな
熊月 クマー日
今日、放課後ゲームセンターによって、クレーンゲームにチャレンジした。
でっかい熊のヌイグルミが入ってて、一回200円のヤツ。
微妙にとれそうでとれなくて、結局、手持ちのお金を全部使っても取れなかった。
一緒に連れてきたシンジに手の平を出したけど、
「僕のお金も全部つかっちゃったじゃないか…」
などと生意気にも反論してきたので、財布を取り上げて中身を調べてやる。
見事に小銭はなくなっていて、でもお札が残ってると思ったら、なんか商店街の福引き券だった。
まぎらわしいもの入れてるんじゃないわよ、ってシンジに八つ当たりをしてゲームセンターを出る。
帰り道を歩きながら、なんであんなもの取るのにおこづかいを全部使ってしまったのだろう、なんて激しく後悔。
そして、その途中商店街によって、例の福引き券で、見事4等賞を引き当てた。
でっかい熊のヌイグルミだった…。
まあ、人生とか運なんてこんなもんだろうと思う。
せっかくだから部屋に飾って、名前書いた名札を付けてやった。
『シンジツヴァイ』
キックの練習をするのに丁度いいのだこれは。
熊月 クマー2日
なんかヒカリやクラスの女子とかが『シンジツヴァイ』を見たいというので、学校にもっていくことにする。
当然運搬させたのは、アインのほうのシンジだ。
背中にツヴァイを括り付けてやったシンジは、予想通り盛大に文句をいっていた。
「アスカ〜、重いし恥ずかしいよ〜」
「そう? あたしは全然重くないし、恥ずかしくもないわよ?」
「……」
生徒中の視線を集めてツヴァイは教室まで運搬された。
くたびれ果てて自分の机に突っ伏すシンジを横目に、さっそく女子たちにヒロウした。
「うわ〜、大きいわね〜」
「でも可愛い〜」
「抱っこして寝たいな〜」
みんな口々にいうので、かなりあたしは満足した。
ちなみに、胸の名札はドイツ語で書いてあるので読めるヤツはいない。従って誰もつっこんでこない。
そうこうしているうちに予鈴が鳴った。
「ねえ、アスカ? ところで、それ、授業中、どこにしまっておくの…?」
ヒカリから指摘されて、初めて気づいた。確かに、教室の後ろに無造作に放置しておくわけにもいかない。
だからといって、どこかに隠しにいく時間もなかったわけ。
とっさにあたしは適当に空いていた席へとツヴァイのヤツを設置した。
そこがファーストの席だと気づいたのは、担任が教室へ入ってきたころ。
クラスメート全員が笑いをこらえる中、担任はまったく気づかず出席を取り始めた。
相田の次でさっそくつまずく。そして、なんかとんでもないものを見るような声で、
「…綾波?」
そこまでがみんなの我慢の限界だった。
爆笑に包まれた教室の中で、あたしは一人きぜんと立ち上がる。
「先生。ファースト、じゃなかった、綾波さんの代理だそうです」
「…この熊のヌイグルミがか?」
「いいえ、カールです。彼の名前はカール・グスタフ・フォン・綾波です」
あたしの口から出任せに先生は茫然とし、クラスメートたちは更に笑い転げた。
あたしだって、顔は平静をよそおってたけど、もう少しで腹筋が千切れそうだったわよ。
「まあ…惣流がそういうなら、そうなんだろうな…」
教師は、思考停止するように呟いた。まったく正解だ。
そんでもって、優等生ってのも、教師を言いくるめるってのに便利だ。
笑いは後を引いたけど、どうにかHRは終わった。
さすがに次の授業の時も置きっぱなしにしておく気はなかったので、廊下の奥の音楽準備室へ隠しておいたけどね。
そんなツヴァイが再出動したのはお昼休みになってからだった。
シンジのお弁当を食べ終え、窓際の席でイチゴ牛乳をすすってると、ファーストのヤツが今頃登校して来るところ。
さっそくツヴァイを取りにいって、シンジの席に設置してやった。シンジは丁度次の教科に使う器材を取りに行っていなかったので。
だから、何も知らないで教室へ入ってきたファーストは見物だった。
「…碇くん、急に毛深くなったの?」
コイツは間違いなく天然だ、と確信しながら、あたしは笑いをこらえてファーストに声をかける。
「そう、シンジのヤツ、昨日、悪い魔法かけられちゃってさあ。ぬいぐるみに変えられちゃったのよ」
そう答えたとたん、なんとファーストのヤツ、ツヴァイの鼻先にキスしようとしたのだ!
慌ててファーストの鼻先からツヴァイを回収すると、
「魔法は、お姫さまのキスで解ける…」
って、頬を赤くしている。
「アンタね、脳みそまでファンタジーかかってるの? そんなわけないでしょ!?」
「いいから貸して…。意地悪な魔女の呪いは私が解いてみせるわ…」
「だーれが、意地悪な魔女よ! だれがっ!」
ってな感じでファーストとやり合ってると、ツヴァイが思いっきり手からすっぽ抜けた。
天井あたりまでゆっくり弧を描いてあがってから、ツヴァイは教室の入り口辺りめがけ落下を開始した。
そしてそこには、五時限目の数学で使う器材一式を抱えたシンジが入ってくるところ。
次に展開された光景は、正直あんまり詳細に描写したくない。
つまりは、シンジが抱えてきたでっかい三角定規の先端に、ツヴァイの首がぐっさりささったのだ。
どうみても致命傷な感じで。
あたしが思わずその場に顔を覆って泣き崩れると、たちまち女子が周囲に集まってきて、その後気まずそうなシンジがやってきた。
「あ〜あ、こりゃ、シンジ、ボロクソいわれるでぇ〜」
とか、鈴原のバカの声しか聞こえない中、シンジがおそるおそるって感じで声をかけてきた。
「あの…ごめんね?」
なんで、コイツがあやまるんだろう? むしろ、悪いのはこっちのほうなのに。
そう思ったあたしは、スクっと立ち上がり、青ざめたシンジの顔面に指を突きつけた。
「いい? あのヌイグルミより大きくて可愛いヤツを今度ゲームセンターで取ってくるのよ!! もしくは福引きでね!! 」
胸を張って宣言するように言っていると、なぜかほっとした顔でヒカリが話しかけてきた。
「なんだ、アスカ、嘘泣きだったのね〜」
「そうよ、当たり前じゃない。このあたしがあの程度でへこむと思う!?」
…な〜んて、その場では適当なコトをいったけど、実際あたしはへこんでいる。
あの時、あたしは本気で泣いていたのに、ヒカリにもそう思われなかったなんて。
普段のあたしがあたしだからだろうか? ジレンマだ…。
・ ・ ・
そして何より、あれはシンジが福引きで当ててあたしにくれたものだったのに…。
やっぱりヌイグルミは再起不能で学校の焼却炉で処分された。
昼間笑ったぶん、余計に悲しい…。
自業自得としか。
熊月 クマー3日
今日、何事もなくもう寝ようと思ってたら、ドアがノックされて開けたらシンジが立っていた。
「ゲームセンター行ったらもうなくなってて。だかkら、今の僕の手持ちのお金じゃ、これが限界で…」
って渡された、一抱えもある袋を開けると、中から首にリボンをした可愛い熊のヌイグルミが出てきた。
びっくりしてないふりをして、シンジに訊く。
「なによ、これ?」
「だから、この間の替わりだよ」
「…あんたばかぁ!? あんなの冗談に決まってるでしょ? そもそもあれは、あたしも悪いんだからさ」
シンジはちょっと怯んだようだったけど、ボソボソと、確認するように言った。
「だって、アスカがあの時、本気で泣いていたから…」
10秒くらい固まっていたと思う。
そして、短くお礼をいってドアを閉じた。
「そう、じゃあもらっておくわ。ありがと」
で、ドアを閉じたとたん、ヌイグルミを抱えてベッドへダイビング。
そのままヌイグルミを抱きしめてしばらくゴロゴロして、ようやくこの日記の続きを書いているんだけど、なんか頭がまとまらなくて困る。
嬉しいようなくすぐったいような恥ずかしいような…
まったく、あのバカ
普段は鈍感なのに。
シンジのくせに。
なによう…。
>>839 待ってましただ。
乙です。
やはしアスカだけに「ツヴァイ」なのですね。2は。
>>844 自分のミスなら哀しくないってもんではなかろうよ。
日付けだけ見て、街中に熊が出没する話だと思ってしまった。
あっちのクマーが浮かんだ俺はもうだめだorz
ちょっとアスカを甘やかせすぎ
ダミー氏乙、そしてGJ!
終盤の恥らうアスカに萌えた
綾波がドイツ語読める落ちかと思ったら違った!
おもしろかたよー。いつも乙。
思うにドイツ語でもシンジは「sinji」なんじゃなかろうか?(笑)
>>852 ドイツ語で「彼氏」や[好きな人」って書かれてて読めるか?
女の子のぬいぐるみに、shinjiと書かれたプレートがついていれば、
そりゃあ、想像することは一つしかないじゃん。
ダミー氏、いつも楽しみにしています。
>やっぱりヌイグルミは再起不能で学校の焼却炉で処分された。
自分はモノに割と愛着持つ方なんで、このシーンのツヴァイが
ちと可哀想でした。
(痛々しい状態のツヴァイをこのままにしておくのは
かえって気の毒ということなのでしょうが)
自分、首に三角定規が刺さった時点で
慣れない手つきでこっそりツヴァイを手術する(あるいはシンジにさせる)
アスカを勝手に想像してしまったもんで……
∩___∩
| ノ ヽ
/ ● ● | ドライ──!!
| ( _●_) ミ
彡、 |∪| 、`\
/ __ ヽノ /´> )
(___) / (_/
| /
| /\ \
| / ) )
∪ ( \
\_)
>853
名札は「シンジ・ツヴァイ」のはずだが……
>855
これは確かに読めんわ(笑)。tnx
>>855 たぶん同年代っぽいw
当時は先生に筆記体で書けって言われてたなぁ
でも、後でノート見直すと自分の字とはいえ筆記体って読みづらいのな
>>855 >>860 というか、最近は筆記体を習わない。弟がそう言ってたのでビックリした。
ゆとり教育の賜物(ぉ
呪月 怨日
あたしはホラー映画が好きなほう。
スプラッタ系も、サスペンス系もいけるし、一番のお気に入りはゾンビ相手に銃を撃ちまくったりするヤツ。
なんでホラー映画のヒロインは絶叫ばっかして逃げないのかしら? なんてヒカリと話していたら、相田のヤツがDVDを何枚か貸してくれた。
「和製ものはクるぜ〜…?」なんていっていたけど。
さっそく帰ってから見てみた。考えてみれば、日本製のホラー映画を見るのは初めてだな、なんて思いながら。
…スゴク後悔しました。
カンベンしてください。
どうして日本人って、こう精神的にじわじわくるものを作るのが上手いの!?
見終わってクッション抱きしめてボーゼンとしてて、帰ってきたシンジに不意に声をかけられ、思わず悲鳴を上げてしまった。
クツジョクだ。
その後も、押し入れやカーテンの隙間が気になって仕方がないので、全部シンジにしめさせた。
それでも、部屋で一人きりになって寝ようと思っても怖くて仕方がなかった。
あいにくミサトが留守だから、一緒に布団に潜り込むなんて出来ない。
…仕方ないから部屋にシンジを呼んだ。
あたしが眠るまで側にいさせようとしたんだけど、どういうわけか眠くならない。
気を紛らわす為に、今、腕で隠しながら日記を書いているんだけど…。
「何書いてるの、アスカ…」
覗いてくるバカの眠そうな声にムカついて、アドレナリンが分泌されて目が覚めるから怒っちゃダメって自分に言い聞かせて…。
ちょっと、シンジ! だからあたしより先に寝ちゃダメだってば!!
もはや実況だなw
次は是非「箪笥」をご覧くださいアスカ様(ホラーちゃうけど)。
11月29日(日) 晴れ
発熱。
風邪を引いた。
―――――
11月30日(月) 晴れ
シンジがオレンジジュースを温めた物を持ってきた。
酸味が強い。
ミサトは玉子酒。
変な匂い。
どちらも飲む。
12月1日(火) 曇り、後晴れ
全快。
リハビリ代わりにジムで走りこむ。
―――――
12月2日(水)
体力測定。
肺活量の減少。
走るより、水泳か。
12月3日(木)
カキ氷機、購入。
ペンペンにやり方を教える。
生活費に計上、要相談。
―――――
12月4日(金)
誕生日。
ヒカリにプレゼントを貰う。
ペンギンの目覚まし時計。
シンジには、言わなかった。
…なんとなく。
12月5日(土) 晴れ
夕食のデザートにケーキ。
「太るからいらない」と言ったら、落ち込んでた。
一口食べる。
残りは、明日。
―――――
12月6日(日) 晴れ
来週末は期末テスト。
ヒカリと勉強。
おやつに、昨日のケーキを出す。
ケーキの購入店、判明。
12月5日の夕食のデザートにケーキ。
これはもしかして、面と向かっておめでとうとは言えなかったから
一日遅れのバースディケーキのつもりだったのか!?
でも食べてもらえず落ち込むシンジ。
それをみて一口だけでも食べるアスカの不器用な優しさを感じる。
短い中でも色々妄想できるから面白いw
これからも頑張って下さい!