ぶっちゃけミサトさん

このエントリーをはてなブックマークに追加
「頑張るミサトさん」

とりあえず、身体のラインの調整のために、トレーニングを再開。
軍事教練時代を思い出すわ。メニューは半分だけど・・・・
持久走、射撃訓練、障害踏破、水泳。
作戦部の仕事は滞ってきたので、日向君に押しつける。
まあ本人は「あなたの役にたてるなら・・・・」だから良いわよね。

やっと4週間。
最初のほうは、一日たってから襲ってくる全身の筋肉痛に
のたうち、椅子に座るにも立ち上がるにも「どっこい・・・しょ・・・・」の
起動音が知らずに漏れていた。
優しいシンちゃんは、「・・・大丈夫ですか?」と心配そうに聞いてきてくれる。
ありがと、嬉しいけど、もうちょっとだけ待っててね・・・・んふふふ・・・・

このごろ、ようやく、トレーニングに身体がついてくるようになった。
筋肉痛も、我慢できないレベルじゃない。便秘も綺麗に治ったし。
毎朝、全裸で鏡をみてチェーック。よしよし、だいぶ引き締まってきたわね。
最初の頃は、「ぬぁんで一日3時間のトレーニングで効果がないのよ!!」
と鏡をたたき割っていたけど。年取ると、効果が出てくるまでしばらくかかるわね。


あからさまにシンちゃんを誘って薄着なアスカを見てむかつく。
若い頃は、成長にだいぶカロリーをとられるから、日常生活だけで、
余分なお肉はつかなくなる。オノレ。
色白い。腰細い。足長い。
殺意という感情にちょっと負けそうになる。ふん、小娘。
いいのよいいのよ、若さをそうやって無駄遣いしてなさい。もう少したったら
焦り出すから。殺意を熱意に変換して、今日もトレーニング。

太ももとお尻の筋肉が締まってくると、良い感じ?ウェストサイズも
ベルト穴一つ分小さくなった。「イェス!イェス!」と気合いの入ったガッツポーズを
かましていたら、シンちゃんに目撃された。
「・・・・ごはんですよ・・・・」
「あ、ありがとね・・・・」
 ああ、野望が一歩遠ざかった・・
 身体は引き締まっても、根付いた親父的行動は忘れてた。次から気をつけよう。

 一日50回×4セットのツイスト腹筋の効果も上がってきた。だけど、脂肪が
落ちたせいもあって、腹筋に線が入ってきた。脂肪で段がつくよりずっと良いけど、
やりすぎると筋肉女になるかも・・・しんちゃん、手弱女が好きかしら?サイズは
落ちたから、後は維持だけにしよう。腹筋6つ確認って、あんまり女っぽくないし。

大胸筋もしまってきたせいか、自慢のバストも角度が上がってきた。
ノーブラでも、トップの角度は上向き。よっしゃ!
やりすぎると、これもかたくなっちゃうかもしれないから、「弾力がある」
程度にしとかなきゃね。

テストで、ノーブラTシャツにホットパンツで外出してみたら、馬鹿そうな大学生ども
やジャリ高校生どもが結構ナンパしてきた。ヤリたいだけとはいえ自信がつく。
感謝を込めてボディブローをかまし、財布だけ抜き取って路地裏に蹴りこんでおいた。
中の一人がうめいて起きあがろうとしたので、みぞおちをローファーの先端で思い切り
蹴り抜いてとどめを刺しておいた。筋トレだけだと、ちょっと技が正確じゃなくなってた。
反省。せしめたお金で、ランジェリー購入。武装はしっかりしないとね。

括約筋と内ももの筋肉のトレーニングもがっちりやったわ。括約筋も筋肉痛に
なるなんて知らなかったけど・・・・バナナ切断も楽に出来る。
最初、出てこなくなってちょっと焦ったけど・・・
「ごめん、シンちゃん・・・お願いだから吸い出して・・・」
「え、そ、そんなこと・・・出来るわけないじゃないですか・・・」
「恥ずかしくて・・・他の人になんて頼めないわ・・・・」
「じゃ・・・じゃあ・・・・」
「あ・・・もう、もうとれたの・・・もう良いの、シンちゃんっ!!」
 なーんてことになってたら・・・うへへへへ・・・あらやだ、よだれが。
 自分を抱きしめてくねくねしてたけど、今度は注意して、シンちゃんが周囲に
いないことを確認済み。ペンペンが真っ青な顔で逃げてったけど。
後でシンちゃんに、必死になにかを訴えてたけど、シンちゃんは餌をねだられてると思って
焼き魚とビールをあげていた。あのときのペンペンの悲しそうな顔は忘れられない。
シンちゃんがペンギンと会話できなくて良かったわ。

あとで、飲み会に呼んだレイに、必死にまたなにかを訴えてた。
じっとペンペンを見て、うなずいたレイは「そう・・・ご苦労様。」と一言だけ。
あとは冷たい視線でこっちを見てる。な、なによ。
結局のその飲み会の間中、レイは私を監視し続けていた。
ふふん、そんなことしたって、私はシンちゃんと同棲しているのよ、同棲!
帰る前に、シンちゃんに「お風呂と・・・寝室では、気をつけて。敵は近くにいるわ」
と念を押してたけど、シンちゃんは顔にハテナマーク。鈍感さがこうなると有り難いわね。

 夕ご飯の前に、リビングの姿見でこのごろ恒例となったボディチェック
(服は着ている、念のため)をやってたら、お料理を負えたシンちゃんが
エプロン姿でやってきて、
「あれ、ミサトさん、痩せました?」
 なんて言ってきてくれたので、嬉しくなって思いきり抱きしめてしまった。
男子中学生の身体の感触&匂い。たまらーん・・・・
 顔を真っ赤にして暴れるシンちゃん。でも、ズボン越しにぎっちりかたくなったものの感触は
堪能。わぁかいって良いわよね。むき出しのシンちゃんの腕に、ノーブラでシャツ一枚越しの
自慢のおっぱいを押しつけたせいもあるだろうけど。乳首たってたし。
 理性崩壊まで後数秒ってとこで、アスカ登場。真っ赤になって引きはがしにかかった。
この居候の分際で・・・・
 まあいいわ、準備は十分、反応も上々だし。

 シンちゃんが登校後、こっそりごみ箱をのぞく。おおー、あるある。例のティッシュがたくさん
・・・こりゃ、4.5回はやったわね、もう・・・シンちゃんったら・・・
戦利品を回収。
 今日は、作戦部の権限をフルに勝つよう、アスカだけ追加の運用試験を入れておいた。
これで帰宅は深夜過ぎだ。ぬふふふふ。

 そして、決戦は始まる。



野望に燃えるミサトさんナイス!
激しくGJ!でした。続編も期待してます。

起動音を漏らすミサトさんに萌えw
ageてみるか。
sageてしまってた。まいちど
いいね
乙です
299275:04/11/25 23:00:49 ID:???
いや〜、面白い。
何とおチャメでスケベなミサトさん。

ところでこのエヴァ板には「ミサト」の付くスレが沢山あります。
私はここともう1つのスレを比較しながら楽しませて頂いております。
(そのスレはこことは対照的なシリアス路線で、投稿者の予告では
そろそろ完結とのこと。現在のレス数は偶然にもここと同様の約300)

続きを期待しております。
ミサトさんと一緒に300get
301頑張るミサトさん:04/11/26 03:40:36 ID:???
 今日はいつもより早い時間に入浴。
 いつものバブ(筋肉痛対策・・・我ながらオヤヂだわ)じゃなくて、
フランスから通販で個人輸入した薔薇の香料を入れて入浴。かの有名な
クレオパトラも使ったってアレ。軽トラック一杯の生花から、ほんの小ビン
一つ分しかとれないとかで、無茶苦茶高かったわ。ブルジョワ用ね。
 でも、高いだけあって、芳香は絶品!あんまり香りが強くて引かれても
あれだから、「肌からほのかに香る」程度になるように量を加減。
(香水ぷんぷんさせてるおばさんって多いし)

 肌は念入りに念入りに磨き上げておいて、最後に冷たいシャワーで
引き締める。脱衣所の鏡の前で最終チェック。うっしゃ、肌のハリ、
ツヤ、おーるOK!ガッツポーズは自粛。

 おへそと、そのちょっと下に、例の香水をほんの一滴だけ。かなりの
熱意と下心をこめて!
 顔を両手でひっぱたいて気合いを入れると(やっぱりオヤジかしら?)
気合いを押し隠して脱衣所を出る。

 と、がくっと力が抜けてしまった。
 攻略目標対象、すなわちシンちゃん14歳は、家事疲れか(ゴメンね、任せっきりで)
リビングのソファで、すやすやとうたた寝の真っ最中だった。
 くそう、人がせっかく気合い入れて「準備」してたのに・・・・
 ちょっと肩すかしを食らった気分。どう誘ってどう引きずり込み、どう落とし
(墜とし・・・いや、堕とし、かな?)て「抜き差しならぬところ」まで
持って行くか、18通りの戦術シミュレーションはしてみたけど、
「相手が家事疲れて寝てた」
 という状況はなかったなあ・・・・
302頑張るミサトさん:04/11/26 03:42:23 ID:???
 仕方ないので、ビールを冷蔵庫からビールを出して、シンちゃんが起きるまで
一人でやってよう。おつまみは、匂いの強くないものと思って、柿ピー。
「・・・あとは、シンちゃんの寝顔、とかね。くーっ、たまらん!」
 ああ、やっぱりオヤジかも。

 シンちゃんのお隣にちょっとお邪魔します。
 プルを引いて、麦のがっちりした味のする、エビチュをいただきます。
くーっ、いや、本当にたまらん。350缶の最初の一杯を一息にやって、
喉をごしごしっとこすっていく感触は、本当にたまんない。
 2缶めのプルを引いて、今度はゆっくり口を付けながら、シンちゃんの
寝顔を観察。たぶん、夕食の下ごしらえを終えて、私がお風呂から上がってくるのを
待っててくれた(できたてをいつも食べさせてくれる、感謝!)ときに、
眠くなっちゃったみたいね。
 ひよこのエプロンを付けたまま、気持ちよさそうに寝てる寝てる。

 お昼寝中の子犬を撫でるみたいに、(やりすぎて噛まれたこともあるけど)
シンちゃんの髪をそーっと撫でてみる。うむ、かなり良い感触。
 確かにつまみとしてはかなり良い。気がついたら、じりじりとシンちゃん
に接近していた。ソファに背を預けて眠るシンちゃんに、じわじわと接近して、
ぴったりくっついてみる。
 うむ、たまらん。
 贅沢なひとときであります。
303頑張るミサトさん:04/11/26 03:43:15 ID:???

 体勢が崩れて、シンちゃんがことん、と頭を、私の肩に預けてきた。
 通常だったらほほえましい一シーンだが、現在の私には、ちょっと刺激が
強すぎる。自分の鼻息で、はっと我に返った。
 片手で、シンちゃんのお尻を(ナイス感触!)たっぷりなで回し、
もう片手で、シンちゃんの胸元をまさぐっていることに気がつき、えいやっと
てを引きはがす。名残惜しいが、シンちゃんに「酔っぱらい」はともかく、
「痴女」だの「変態」だのとおもわれるとかなり落ち込むし。

 でもシンちゃんの体温と感触・・・良い。
 また気がつくと、シンちゃんの股間に右手が伸びて・・・まずいまずい、
左手・・・もっとまずい、シンちゃんの手をつかんで、こっちの股間に・・・
持ち主の意思に逆らって・・・いや、忠実すぎるのかもしれないが、
とにかくまずい両手を叱咤して・・・寝てるところを襲うなんてのは、戦術的に
・・・
 ああ、でも、もう・・・

 その瞬間、シンちゃんがいきなり目を覚ました。
「・・・あれ・・・なに・・・・」
 理解した瞬間、我ながらすさまじい早さでシンちゃんから両手を離し、
こっちも寝たふり。
「・・・ミサト、さん・・・」
 ちょっと寝ぼけてる最中のシンちゃんが、我に返る前の絶妙のタイミングで、
こっちにも起きる。
「・・・あ、シンちゃん・・・
 おっと、ゴメンね!」
304頑張るミサトさん:04/11/26 03:46:22 ID:???
 ちょっと驚いた振りをして、「密着」した体勢から距離をとる。シンちゃんに
疑問を抱く暇を与えずに!
「ごめーん、居眠りしてるシンちゃんがあんまし気持ちよさそうだったから、
いつの間にか私も、よっかかって居眠りしてたみたい。重かったでしょ?」
「え?いや、あの、そんな・・・重くは、なかったですけど・・・」
「そーう?よかった・・・んふふふ、じゃ、ごはんにしましょ。」
「あ、はい!すぐできますからね。」


 チッ、ちょっと惜しかったけど・・・まあいい。そのさらさらした髪も、
すべすべのほっぺも、すらっとした手足も、毎晩自分でしか使っていない
・・・も、もうすぐたっぷりいじめてあけるからねえ・・・・
 シンちゃんのキッチンの背中を見つめながら、両手をわきわきして
グフフフと含み笑う。
 シンちゃんが、なにか危機を感じたのか、お尻を落ち着かなく片手で払って
不安そうにちょっとこっちを振り返る。
 その瞬間には、私はとっておきのにぱっとした笑顔を送ってあげる。
シンちゃんも、安心したように微笑んで(可憐だわっ!)料理に戻る。
もっとも、その瞬間、また黒い微笑みにこっちは戻ってるんだけど。

「はい、お待たせしました!!」
「わーい!いただきますっ!」
(って、これ・・・)
 テーブルの上に並んだ、シンちゃんの力作は・・
 パスタはペペノンチーノ、ジャンボな餃子、鶏のガーリック唐揚げ、
牛肉と野菜のニンニクソース炒め・・・その他、その他。

305頑張るミサトさん:04/11/26 03:47:25 ID:???
 どれもこれも、私の好物だけど、ニンニク系で匂いの強いのばっかり・・・
表情に出したつもりはなかったけど、敏感に(こういうとこだけ)シンちゃんは
察したらしく、不安そうに聞いてくる。
「きらいなものでも、ありました?」
「えっ、まっさかー!?全部大好物よっ!」
「綾波が・・・ミサトさん、このごろ疲れ気味だから、好物でもつくってあげたらって。
教えてくれたんです。」
(くっ・・・あのこむすめええええ!)
 考えたわね。大人のキスがニンニクの味なんつったら、シンちゃんの精神汚染は
かなり凄いことになりそうだし。さらに、シンちゃんの力作、食べなかったら
シンちゃん悲しむし、がっつり食べたらその後の胴回りが気になるって寸法ね。

 笑顔で「いただきます」のあと、食べ過ぎず、かといってシンちゃんに怪しまれない
程度にセーブするという、つらーいつらーい作戦を実行しながら、レイの早期排除に
考えを巡らせる。
 一方、シンちゃんも、何も知らずに(ムフフ)笑顔で食事してる。その笑顔に気を
とられてて、気がつくと、自分の割り当て分を全部平らげてしまっていることに気付いた。
「おかわり、よそいますね。」
「あ、その、えーと・・・」
 絶妙のタイミングで、シンちゃんがおかわりをよそってくれる。

 シンちゃんのいぢわる・・・

 夕食後、規定量の4倍の量のブレスケアを飲み下し、一生懸命必死に
歯ブラシを使いながら、レイを呪う私。

 勝負はこれから、勝負はこれからよ!!