いいす。
H月C日
今日は、なぜか日向さんと青葉さんに囲まれた。
二人は僕の腕をしっかりとガードすると、そのままズルズルと休憩所に連れて行かれた。
そして、二人が僕の顔に顔を近づけながら、
シンジ君はアスカとレイどっちがいいんだ!?まさか、年増が好きとか!
青葉さんは1人で盛り上がっていた。と、そこに日向さんが
それってミサトさんも入ってるのか?入ってないよな!!!
と青葉さんの襟首を掴んでいた。あ、そう言えば日向さんミサトさん好きだったっけ・・・
なぜか、この二人にトウジとケンスケの影を重ねてしまった。
って言っても、一番の決め手は日向さんとケンスケの眼鏡繋がりだったんだけど。
なんていうか、好きな子でも相手から見透かされた様に名前を出されると否定したくなるのか
僕はその時、マヤさんみたいな家庭的で程よい年上の女の人がタイプですって言った。
そうすると青葉さんと日向さんは手を顎に当てる仕草をしながら、
これは予想外の結果が返ってきたな・・・確かにマヤちゃんは人気はあるしな・・・
と、青葉さんが言った。
日向さんはその隣で、ネルフの女性陣のほとんどが個性が強すぎて、マヤちゃんみたいな子は
没個性的に見えてしまうんだが・・・確かに言われると・・・
日向さんは眼鏡を掛けているのは伊達じゃないみたいだ。
でも、この人の思考は時々暴走するので恐い。
青葉さんは分かったって言うと、マヤちゃんはなんか年下好みみたいだから気をつけてな。
と手を振って何処かへ去っていった。
その後を続いて、日向さんが考え込みながら同じく去っていく。
僕はその時、青葉さんに言われた言葉の意味が分からなかった。
だけど、次の日その言葉の意味を知ることとなる。
アスカからは冷たく当たられ睨まれるし、リツコさんは好奇の目で僕の事を見てくるし、
マヤさんからは妖しい視線を感じる。
僕が見つめられてるなと思って、マヤさんを見るとマヤさんは視線を外してくる。
しかも、何処に行っても見られている感がする。
偶然なのか必然なのか分からないけど、マヤさんがいつも付けている香水の匂いがするし・・・
僕が真実を知ったのは、ミサトさんの一言だった。
あーあ、シンちゃんがどんな女性が好みかで、賭けしてたのにボロ負けだわ〜。
シンちゃんなら、アスカかレイに行くんだと思ったんだけどね。
あ、そうそう。アスカがすごく怒ってたわよん。
って、ビールを飲みながら、ケラケラと笑っていた。
そう、僕はネタにされたのだった。
マヤさんの痛い程の視線とアスカの冷たい目線に明日も耐えなければいけないのはつらいな。
(;゚∀゚)マヤタン…
次の日その→その後僕は
訂正です。
お手数かけますm(_ _)m
そしてこの後、シンジとアスカの関係は本編のようにギスギスしたものになるわけか・・・
今日は頑張って、大放出しちゃおうかと思います(汗
オッテュ
H月D日
アスカがおかしい。
いつもは加持さん加持さんって連呼しながら飛びついていくのに、
今日は僕の腕をアスカが組んだまま外してくれなかったんだ。
僕がアスカにどうしたんだよ?何か変な物でも食べた?って聞くと、
アスカは、僕を睨みながら何も言わなかったけど、恋人に見える様にするのよ。
嬉しそうにしなかったら殺すわよ。それだけ言うと、ニコニコし出した。
僕は頭をフル回転させていた為、その時の顔はアスカの出したオーダーに合ってなかったかもしれない。
でも、次の瞬間僕は全てを理解できた。
マヤさんと十字の通路で鉢合わせになった時にアスカがマヤさんを恨めしい目で見ていたからだ。
年下の女の子に睨まれて、マヤさんは目をウルウルさせながら怯えていたけど、結構かわいいとか思ってしまった。
そこには、ライオンに睨まれた弱々しいシカという構図が成り立っていた。
マヤさんは僕の顔をじーっと訴えかける様な目で見つめるとそのまま去っていってしまった。
勝ったと思ったのかアスカの顔には晴れ晴れとした表情が浮かんでいた。
僕が椅子に座ろうよって言っても、アスカは僕の腕を放さずに座っている。
しかも、椅子に座っていると顔を僕の肩に乗せてくる。寸分狂わずにアスカの髪の匂いがした。
とてもいい匂いだし、ここで始めて凄い緊張してきてしまった。
僕は、さっきから胸も当たってるし、アスカ離してよ。って言ったら、
アスカは、それも狙ってたのよ。何なら、じかに触らせてあげよっか?って
エッチな顔で見てくるものだから、僕の頭には一気に血が昇ってしまった。
そして、僕は鼻から生暖かい液体が流れるのを感じながら、気が遠のいた。
気づけば、僕は医務室で横になってたんだけど、起きてからもびっくりしたんだ。
アスカが僕の手をずっと握ったまま、僕の顔を見てたからだ。
その後は僕はもう抵抗しなかった。
結構、甘えてくるっていうか積極的なアスカっていいものだって思った。
そう思ってから、加持さんが凄く羨ましくなったんだけどね。
今日はこれぐらいで。
できたら、短い間隔で書いていこうと思います。
ですが、忙しい時は少し間隔が空いてしまうかと思いますが、ご了承くださいませm(_ _)m
オッテュ
マヤタン(´・ω・)カワイソス
乙でした
マヤさん何も悪いことしてないのにかわいそう
いや可愛いぞマヤ
神GJ!
マ〜ヤ!
マ〜ヤ!!
GJ
931 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/07/24(日) 03:01:45 ID:QDns82tj
碇ってなんて読むの?
よど
掟
ジョナサン
ばくれつカブト虫
>>848 遅すぎるが言っておきたい。
太郎さん、いいんちょ忘れてるよ・゜・(ノД`)・゜・。
委員長は風邪で寝込んでたor姉妹だけで七夕を祝いたかったので不参加ということで脳内補完
たろさの代わりに、みんなで考えるってのはいかがかと?。
つーことで
「世界人類が幸せでありますように」
公開PROXYからの投稿は受け付けてませんって事で大変でした・・・
すっかり忘れてました、委員長(笑
自分なら、料理がもっと上手くなりますように。 トウジに食べさせるんだろうな
って書いてたと思います。
d米
続きマダー?
こんな素晴らしいスレがあるとは…GJ!
H月E日
夏休みが始まった。
だけど、一年を通して夏の気候なのであまり実感は湧かない。
エヴァのパイロットとしてのお給料は貰ってるんだけど、ミサトさんが将来の為に
って言って、1ヶ月に貰えるのは5000円だけだ。
正直言って、全然足らない。家の家計は自分に任せなさいって言ってる割に
ミサトさんは家計を無視して、ブランド物の服や香水、ビールやインスタント食品ばっか買い込んでくる。
だから、食費は僕の小遣い5000円全部注ぎ込んでいる。
そこで、夏休みに中学生の僕でも雇ってくれるバイト先を探した。
僕が探したけど、何も見つからなかったので加持さんに聞いてみた。
すると、第二新東京の山の避暑地にある別荘の管理を1週間やらせて貰える事になった。
日給は8000円で、合計金額は56000円だ。
管理と言っても、冷房の効いた部屋の中でのんびりしていればいい、と加持さんは教えてくれたので少し楽だった。
しかし、家計を助けるためとはいえ、1週間も家に居なかったらミサトさんがどうなるか分からないけど、
56000円もあったら、帰ってきた時にいい物食べさせてあげられるしいいやと割り切る。
でも、1週間分の掃除するの大変だろうなぁ・・・
思いがけないことが起こった。
アスカがいっしょに着いて来るって言ったことだ。
確かに1週間ミサトさんと二人の生活はきついとは思うけど、その間委員長の家行けばいいとか
思ったけど、アスカは断固として僕に付いていくらしい。
最近、アスカが子供っぽいというか・・・前に比べたら、甘えてくる方が多くなったけど、
こんな調子で甘えられたら、胃に穴が開きそうだよ。
今日は一日目なんだけど、着いた途端アスカは冷房のある部屋でごろごろし出した。
僕は、一応掃き掃除とかいろんな所を拭いたりもしたのに・・・
台所は綺麗だったので、夕食はそのまま作れた。僕も冷房のある部屋でごろごろしたいけど、
アスカと二人だと恥ずかしくなるので、台所横の部屋でテレビを見ながら、日記を書いてる。
ああ、明日はどうなるのかな・・・
キタワァ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゚・*:.。. .。.:*・゜゚・* !!!!!
H月F日 昼。
別荘管理2日目。
掃除とご飯を作る以外何もする事が無くてすごく暇だ。
どうせなら、ごろごろしているアスカを観察してやろうと思う。
アスカがアンタは違う部屋を使うのよ。って言うなら、僕はまだ安心したんだけど、
アスカが執拗にいっしょに居ろって言うから、なんだか警戒しちゃうんだよな。
それに恥ずかしいし・・・
何も変な事しないし、観察するだけだからいっしょに居てても大丈夫だよね・・・
12時丁度にご飯を作って、アスカのいる冷房が効いた部屋に二人分の食事を持っていく。
それを見たアスカは、やっと素直になったのね。と言って、笑顔になった。
13時頃、ご飯を食べ終わったアスカは座布団を枕にして、昼ドラを見始めた。
最近の昼ドラは欲望が渦巻いている系の物語ばっかりだ。
昼間なのに、男の人と女の人の情事が映し出されていた。
僕は、気まずい感じで画面から目を逸らせたんだけど、アスカはそのシーンを食い入るように見つめている。
その番組が終った後、なぜか僕の顔を恨めしげに見てきたんだけど、
何を考えているんだろうか?何か、変なこと考えてたんだろうか・・・
14時にはアスカはお昼寝の時間が始まっていた。
冷房が直接当たる場所でへそ出して寝てしまったので、風邪を引かないように毛布を掛けてやる。
そう言えば、アスカはいつもエアコンが一番効いた場所を探し出してそこに居座る傾向があるような・・・
僕もアスカが寝たので、食事の後片付けと掃除をする事にした。
一階の応接間も綺麗にしないといけないし。
その後、僕も昼寝をする事にしよう。アスカの寝相は結構悪いから、離れて寝なきゃ・・・
アスカの起きてからの観察日記は夜書くことにする。
H月E日トリップ付いてませんでしたが、あれ自分が書いたものです。
オッテュ
・ω・)っ 乙カレー
涼しい所探すのって猫だっけ?
おちゅ
H月F日 夜
18時。アスカは全然起きない。というか、口を開けて寝る姿ってかなりかわいいんだな。
なんか、全く起きないのが悔しいのでもうタオルケットを二枚重ねがけしておいた。
僕が料理を作り終ったときには起きてくるだろうと思い、夕食を作りに行った。
19時25分頃、事件は起こった。
アスカの居座る部屋からあつーーーーいっていう声が聞こえた後、そのままドタドタと台所までやってきて、
なんか暑いと思ったら、毛布が3枚も掛けてあったのアンタのせいでしょ!!
サウナに入ってる夢見ちゃったじゃない!!それにどうしてクーラー消しちゃったのよ!!
って、僕の指で指しながら怒ってきた。
僕が冷房に当たりすぎると体に良くないよって言っても、アスカはアタシは風邪引かないもん!!
とか、屁理屈言ってくる。アスカが怒ると、主旨以外の事は無視しちゃうのを思い出す。
とりあえず、ご飯を作っているのでその場はしのげた。
でも、アスカが怒っているのを見て少しだけ気分が晴れた。
20時ちょっと過ぎに作ったご飯を持って、部屋に戻った。
アスカは冷房を全開・・・18度設定にしてガンガンに部屋を冷却してた。
確かにドイツと比べたら、湿度が高くて暑苦しいのは分かるけど、日本育ちの僕にはきつい。
それにさっきの事をまだ怒っているようで、ろくに話を聞かずに料理だけを口に運ぶ。
やりすぎたかなって思っていたけど、その内にアスカが僕に話しかけてきた。
ねぇ、別荘の管理するのはいいけど、ずっと部屋の中に居なきゃならないの?って聞いてきたから、
それがバイトの目的だから仕方ないよと切り返すと、
アンタ女の子と二人で別荘に居るのに何もしようと思わないの?とか
女の子が居るんだから、何処かに連れて行くのが普通でしょ!とか言ってくる。
僕に何をして欲しいんだろう・・・
とりあえず、あまりにもアスカが何処か行きたいっていうものだから、
別荘にある電話で加持さんの携帯に電話して、この近くに何かあるか聞いてみた。
近くに夏場だけ開店する喫茶店とおみやげ屋が一体になった店があるらしい。
H月F日 夜
季節も丁度夏だし、それに僕とアスカがこの別荘に入る前に他の別荘にも車が止まっていたし
店はオープンしているだろうと思い、アスカにその店に行こうと提案する。
アスカは、何かロマンチックじゃない。とかしょぼいわねぇとか言ってたけど、
いつも10時にある恋愛ドラマを見ずに寝たから、結構期待しているのかな。
流石にいっしょの部屋に寝るのはやばいなと思い、僕が部屋から出て行こうとすると
アスカが呟くような声で、意気地なし・・・って言ってた。
僕の方からは雑魚寝したアスカの後ろ姿しか見えなかったけど、なぜか顔が見たかった。
とりあえず、焦りつつもおやすみと言って部屋を出た。
ドキドキしつつ、皿洗いをしてから台所横の部屋に布団を引いて寝る事にしる。
明日は早起きして、喫茶店を探してみるかな・・・
僕とアスカが来たときには見当たらなかったから、もうちょっと奥の方にあると思うし。
ちょっと楽しみな僕が居たりするんだけどね。
しる・・・orz
(*゚ー゚)b ドンマイ!!
太郎氏 乙であります
_ -‐- 、 _
,. r−<、/ ̄`ヽ、 `\_
||/  ̄ヽ ヽ`\
, -〉′' l \ \ ! ,ハ
/ / , ,′/ ,ィ|', ヽ, i \ , V ∠ _
// 1 ,' l | 」_|∧ '、 i |ヽ. _, 、 i , 仏ヽ、
! / j , |j |´/ ,ゝ、| 、 |ヽ,、<\| |∨ i
, - 、 j/ 〈 / ∧/ / ! ヒメヽヾT´ヒソノ レハ|' i l
{ } { / 八) r ` _少′! |
l | ! ,′, \ t- −1 /′i U | < 太郎、あんた気に入ったわ!
, ┤ !、 | ,' / _」ヘ、| / ,.ィ' l l U |
( \,、 -‐v'ニ、 ̄ \ くl`ー '´ |\l l U |
|ヽ い' _ 、イ \ ヽ \ \ ´冫 > 、! ! |
l\辷 イー ´ | h ) ! >ヘ./∠、 \! |
` ー ' \._ ! ゝ ト、 〈_i_/ハ\_〉 > |
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| / l / V |l |イ l l
〈 ノ ,∠ - ┬ヘ/ l ,' l/ l/ !l
 ̄ノj ,ハ 人. / l ′/ ノ !
乙乙乙!
ほう、一気にこられましたな……。
乙という言葉を以って、労いに代えさせていただきたい。
というかGJ! 一家を背負って立つシンジ君萌え。
H月G日 朝。
朝5時に起きて、喫茶店の場所を調べに行った。
思ったとおり、場所はこの別荘より少し奥に行ったほうにポツンと佇んでいた。
ご飯は炊いていないので、食パンを焼いて、ハムエッグとサラダを作った。
アスカはキュウリとか日本の野菜は嫌いなので、それを抜いて作った。
キュウリの酢付け美味しいんだけどなぁ・・・
しかし、加持さんが前もって食材を冷蔵庫に入れてくれておいたから助かったな。
その後、アスカと朝食を摂った。
なぜかアスカは鼻歌を歌いながら、大袈裟にパンを千切っては口に持っていく。
僕はその様子をじっと見つめていると、見られているのに恥ずかしくなったのか、
別にあんたとお出掛けするから嬉しそうにしてるんじゃないからね!!って、言われた。
そうなのかな?でも、アスカが嬉しそうなのは確かだった。
一通り、後片付けも終ったのでアスカに行く用意をするように告げに行った。
ドアを開けるとそこには麦わら帽子とワンピースに着替えたアスカが行くの?って感じで僕の顔を見たんだ。
僕はアスカって犬っぽい所もあるし、猫っぽい所もあるなぁって・・・
出かけるのにワクワクして僕の方を見てくるアスカって子犬みたいでかわいいや。
でも、そこで微笑んでしまったのが悪かった。
何気持ち悪く笑ってんのよ!って言いながら、背中を平手で強打された・・・
とりあえず、アスカが玄関の前で大声出して僕を呼ぶので、日記はこれぐらいにして
出かけてこようと思う。
シンちゃん…キュウリは欧州でも食べるよ…
キュウリは俺も嫌いだ。
つまり、シンちゃんはキュウリが嫌いなアスカにだまされているのか