しよってばぁ…ねぇ…シンジぃ…

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ああ…では

連投規制が怖いので、5レスあたりで合いの手を
入れていただければありがたいです

タイトル :
【18禁】行為のみ【3P】
 綾波が欠席していることに、アスカは昼休みまで気がつかなかった。
「綾波さん、だいじょうぶかしら」
 向かい合って弁当をつついていた洞木が、箸を止めて言ったのだ。
「欠席、優等生が。気がつかなかったわ」アスカは缶ジュースで食べかけていた
ハンバーガーを飲み下した。「今日は起動試験のスケジュールでもないはずだし。
シンジ、シンジはどこ」
 アスカは教室を見回した。シンジはいない。
「旦さんは、便所や」窓際で相田と話し込んでいた鈴原が答えた。「優しうしてくれんから、
最近溜まっとんのちゃうか」
 アスカは返事をしなかった。かわりに「よくあんな下品なのと付き合ってられるわね」
 洞木は頬から首まで真っ赤になり、うつむいた。「い、いいところだって、あるんだから」
「あばたもえくぼって言うんでしょ、そういうの。あ、シンジ、シンジったら」
「なんだい、アスカ」シンジの表情には屈託がない。
 それがアスカには気に入らなかった。どうしてこいつはいつもいつもいつもいつも
悩みなんてないみたいに演技できるのだろう。
「優等生が欠席なのよ、アンタ理由知ってるでしょ」
 シンジはうなずいた。「昨夜のシンクロテストの後、追加のデータが必要だって
リツコさんに言われて残ってたから…多分徹夜だと思うよ」
「追加のデータ」アスカは首を振った。「知らないわよ、そんなの」
「だってアスカ、シンクロテスト終わったらさっさと一人で帰っちゃうんだもの。
あの後ゲートで呼ばれて引き返したんだ」
「アタシのデータは、どうなのよ」アスカは
座ったまま上目でシンジを見た。「取り直しなの」
 シンジは首を振った。「綾波のだけ同期が
千分の三ずれてたんだって」
「災難ね、優等生もネルフの技術陣には
勝てないってか」
「碇君、今日のプリント持っていってもらえる」洞木が
シンジにプリントを差し出した。「綾波さんに届けて」
 シンジは少しからだをそらしながらプリントを
受け取った。「ぼ、僕が行くの」
「みんなで気をつけてあげようって決めたでしょ、
先週はあたしが行ったんだから」
「わ、わかったよ。ちゃんと行くよ」
「ああら、まんざらでもないみたいね、シンジ」アスカは
半音高い声でからかった。綾波の件がからむと、
どうしても興奮してしまう。
「お、旦那の浮気を大目に見るんかいな、器量がでかいわ」
 外野の野次は無視と決め込んだ。
「ヒカリ、アタシちょっと寄るところあるんだ。また、明日ね」アスカは嘘をついた。
 洞木は疑わない。「わかった、じゃね」
 綾波の部屋に行くシンジのことが頭から離れず、午後の授業は
一番重要な国語だったというのに、内容は何一つ覚えていなかった。
 洞木の背中がかどを曲がって消えると、アスカは振り向いて
綾波のアパートをめざした。
 建設機械の規則的な音がうるさかった。突然、首すじにしたたる汗を意識した。
気がつくと音に合わせた歩調になる。アスカは歯を食いしばった。
 なぜシンジと綾波のことになるとこんなに気分が乱れるのだろう。
シンジはミサトのアパートで同居しているとはいえそんな親密な仲ではないし、
どこで何をしようと勝手なはずだ。その証拠にアタシだって同じように勝手に
ふるまっているじゃないか、それなのに、なぜ。アスカは自問自答しながら歩いた。
 アスカは綾波の部屋のある棟の玄関で立ち止まり、真上を見上げた。
シンジはほんの数分前に着いたばかりのはずだ。プリントを渡したら
すぐに出てくるだろう。
 しかし、炎天下の日差しに照らされながら腕時計をにらみ、2分待っても
シンジは出てこなかった。アスカは額をぬぐって深呼吸をした。
 それから大股で玄関にはいると、ひとつしかないエレベータの昇降ボタンを
乱暴に押した。汗で指がすべった。
 エレベータは綾波の部屋のある階からゆっくりと降りてきた。
アスカは扉が開いたらシンジが出てくるのではないかと期待したが、
出てきたのは熱気だけで、中は無人だった。
 アスカはくちびるを噛んで中にはいった。
 エレベータはまたゆっくりと階をきざんだ。「これが最後よ」アスカは
独りごちた。「アンタがエレベータを待ってなかったら」
 アスカの期待は又してもかなえられなかった。
 アスカはしばらくの間、一人で廊下に立っていた。
 それでもシンジは来なかった。
 アスカはうつむいて綾波の部屋に向かった。
ブラボー!
 アスカは綾波の部屋の前に立った。
 この中に、シンジが綾波とふたりでいるのだ。
 インターフォンが壊れていることは知っていた。
 綾波が扉に鍵をかけないことも知っていた。
 なぜアタシはこそこそしなければいけないのよ、とアスカは思った。
アタシにやましいことなんかなにもない、アタシは同級生を、
仲間のパイロットを心配して来ただけでしょ。
 アスカは首を振った。嘘ばっかり。アタシは優等生のことなんか
気にしてない。だったらなぜアタシはここにいるの。
 そして、無言のまま扉の取手をにぎり、右に回して手前にひいた。
扉は音もなく開いた。
 最後に来た時と同じ風景だった。薄汚れて、人気のない玄関。
靴が二足、きちんと並んでいた。
 並んだ靴を見てアスカは鼻にしわを寄せた。そして、扉を後ろ手に閉じ、
シンジの運動靴のとなりに自分の靴を脱ぎ捨てると廊下を進んで居間にはいった。
 シンジは一人で部屋を掃除していた。
「綾波」人の気配に気づいたらしい。シンジは振り向いて
ちょっと目を見開いた。「アスカか。びっくりした」
「優等生はどこ」アスカは居間を見渡した。右手の鏡台と衣装箪笥は
きれいに片づけられていて、それまでそこにあったにちがいない
ゴミや汚れた包帯は、今はシンジの左手のポリ袋の中だった。
 シンジはちょうど食卓の上に乱雑に積み上がった機能性食品の空箱と
やぶれた中袋の山をポリ袋にさらい込んでいるところだった。
「アンタ一人なわけ、ないわよね」
「綾波はシャワー浴びてるよ、音が聞こえるだろ」シンジはアスカが
通って来た廊下のほうを示した。
 アスカは一瞬だまった。興奮していて聞こえなかったのだ。
「あ、あんた…ナニやってるのよ、プリント渡したら帰れば
いいじゃない、いつまでもぐずぐずと」
「僕が来たとき、綾波はもうシャワー使ってたんだよ。
だから、出てくるの待ってるあいだに」
「はん、無敵のシンジ様は優等生の召し使いでもありました、
ってワケ。お似合いね」
「アスカ…綾波はまだ片づけるの得意じゃないんだよ、
知ってるだろう」
「綾波、あやなみ、あ・や・な・み、って、アンタいつでも優等生のことばっかり」
アスカは自分の腕を抱いた。「なんでそうなの、なんでそんなに優しいの、
なんでいつもいつも」
「アスカ」
 アスカはうつむいて肩をふるわせた。不覚にも涙がひとすじ流れるのを
止められなかった。
「優等生が出てきたら、アンタ優等生とナニするつもりだったの」
「え…何のこと」
 アスカはうつむいたまま叫んだ「とぼけないでよ!アタシには
指一本触れたこともないくせに」
「アスカ何を言ってるの」
「アンタ優等生のどこが好きなの、無口で愛そうもなくて人形みたいな
あんな女のどこがいいのよ、アンタ優等生とナニしてるの」
「何してる、って、一体」シンジは首を振ったがアスカは見ていなかった。
「アンタいつもこうして優等生がシャワー浴びている時にここに来て、
優等生があそこから出てくるのを待ってるの、ハダカの優等生が好きなんでしょ」
 うつむいたままでアスカは制服の肩のボタンをはずした。
「アスカ」シンジはポリ袋を床に落として途方にくれたように両手を伸ばした。
 アスカはブラウスのボタンを一番上から順番にはずした。ぼつ、
ぼつという音がひびいた。「アンタ、ハダカが好きなんでしょ、アタシだって…」
 アスカはブラウスを肩から落とすと両手をシンジの脇の下にいれて
軽く抱いた。胸が押されてアスカはかすかにため息をついた。
両手はシンジの背中をまさぐった。
 シンジの両手がはだかの背中にふれて、アスカは一瞬全身を震わせた。
「ごめん」
「いいの」それだけ言うのがやっとだった。アスカはだまってシンジの
背中をさすり、シャツをつかんだ。
 背後で扉の開く音がした。そのままの姿勢で振り向くと、
首から大きなバスタオルをかけた綾波がふたりを見ていた。
「綾波」
 綾波は何度かまばたきした。
「碇君…あなたたち…」
 そして、ふたりに向かって歩いて来た。
 バスタオルがゆれて胸のふくらみと乳首があらわになった。
 アスカはだまって目を見開いた。綾波の裸体を正面から
こんなにあけすけに眺めたことがなかったのだ。
下腹部の薄いかげりを通してまだ濡れた部分がはっきり見えた。
アスカの下半身の内側で何かがぎゅっと縮んだような気がした。
 綾波は無言のままアスカの右側に立ち、左手をシンジの首に
回すと口づけした。
「ゆ・優等生」
 アスカの視線の先に鏡台があって三人の姿を写していた。
綾波の右手(鏡の中の左手)はシンジの左手を掴んで
バスタオルの下の胸にさそっていた。
 シンジの右手(鏡の外の左手)はひかれるままに
バスタオルの下に隠れ、綾波の右手が下に下がってもついて行かなかった。
 綾波の右手はそのままシンジのベルトにかかり、ベルトをはずしはじめた。
「あ、あんたなんかに…あんたなんかに渡すもんか」
 アスカは背中に回していた両腕を抜き、シンジのシャツのボタンをはずしはじめた。
 シンジの右手に力がはいった。アスカはつかまれた背中の痛みに身もだえしたが、
最後のボタンをはずすまで手を止めなかった。
 シンジのシャツの前がはだけ、同時に軽い音を立ててズボンが足首に落ちた。
グート!
 アスカは両手を自分の背中に回し、ブラジャーのホックをはずした。
ぱちりと音がしてシンジの右手がびくっとした。アスカは
ゆっくりとブラジャーを床に落とした。
「どうお、アタシの胸もためしてみる」アスカは右手で背中に
回っているシンジの右手を軽くつかむと自分の胸に当てさせた。
 シンジの手のひらが乳首に当たった。手のひらは一瞬じっとして、
それから指がゆっくりと降りてきた。
 乳首が敏感に反応してふくらみ始めたのがわかった。
 アスカは両手を自分の尻に回すと白い下着を下にさげ、
片足のひざを上げて脱ぎ捨てた。
 隣で綾波がバスタオルをはらりとはずすのが見えた。
そしてやっとシンジの唇を離した。
 シンジは大きく息をついてふたりの胸を掴んでいる
自分の両手を見つめていた。「綾波…アスカ…」
 綾波はアスカを見た。頬が上気して視線は焦点が定まっていなかった。
そして目が合うとアスカの肩を抱き寄せて自らは身を引き、
ふたりを正対させてシンジの後ろにまわった。
 アスカは胸をシンジにあずけたままで両手をシンジの首にかけ、
顔を引き寄せて口づけた。舌を入れるとシンジも応えた。
 シンジの後ろで綾波がシャツを脱がせていた。
 アスカはシンジを抱き寄せようとしたが綾波は
シンジの脇の下から手を出してアスカを待たせ、
そのまま白いティーの裾をまくりあげて脱がせた。
 自由になったシンジの両手があらためてアスカの背中に回ってきた。
シンジに引き寄せられるようにしてアスカは脱いだスカートを踏み越えた。
シンジの左手が肩に向かってすべるように上がり、
右手はゆっくりと尻をなでていた。からだの芯がうずくように熱くなってきた。
はだかの胸と胸が合わさってシンジの暖かみが伝わり、
乳首から肩にかけてしびれが走った。
 綾波が後ろからシンジの下着を下げていた。シンジは協力して
片方のひざを曲げ、足を抜くと反対側の足をあげた。
 アスカはシンジが背中をなでまわす快感にまた身もだえした。
そして軽くつぶされている胸をいっそうシンジに押しつけ、腰を近づけた。
 下腹部に固くて細いものの当たる感触がした。「シンジのなの、まさか…」アスカは
思わず目を見開き、口をはずしてふたりの距離を取り自分の下腹部をのぞきこんだ。
 綾波の右手がシンジの腰にまわり、つつみこんでいた。その指の関節が当たったのだった。
 シンジはなにも言わずにアスカを引き寄せた。
 アスカは一瞬抵抗したが、胸が合わさるとまたぞくっとした感覚が全身をおそい、
力が抜けてしまった。
 今度は、胸の谷間に綾波の左手の甲がさわっていた。綾波は背中からシンジに
自分の体をあずけて寄りかかり、うなじに頬を押しつけてシンジの首に接吻していた。
 アスカの両手の甲に綾波の胸がかぶさり、つぶれた乳首の感触が伝わってきた。
 綾波はゆっくりと後ずさり、シンジはアスカを抱き寄せて従った。
 アスカはまた目を閉じてシンジと口づけし、舌をからませながらついて行った。
 寝台のところまで移動すると綾波はシンジから離れてアスカの後ろにまわった。
 綾波の右手がわきの下をすり抜け、アスカの乳房を包み込んだ。人差し指と中指が
やさしく乳首をからめ取り、そっと転がすように揉んだ。
 アスカはたまらず逃げようとしたが、綾波の左手に腰を捉えられ、シンジの手に
背中と首を押さえられて動けなかった。
 綾波の左手は腰を伝って下に降りていった。そして手のひらをぬめりの
ある部分に置き、上からゆっくりと円を描くようになで回した。
 愛撫された部分が緊張したように熱くなった。しびれたような感覚が下半身を
包んだ。アスカはひざをがくがくさせた。
 綾波は人差し指と小指で内股を軽く掻いた。手のひらでなで回すのは
止めないままに指を離し、またそっと内股にふれた。
 アスカの全身の力が抜けていくようだった。もう立っていられなかった。
 アスカの腰が落ちるのに気づいたふたりはアスカを支えて寝台に座らせた。
右側にシンジが、左側に綾波が座った。ふたりはアスカのひざを片足ずつ
抱えると、持ち上げて大きく開かせ、それぞれの股の間に下ろした。
シンジは唇をうばったまま離さず、左手は背中からわきの下を
まわってアスカの胸をつつみ、右手は向かい合った綾波の胸にのびていた。
綾波はアスカに横からぴったりと寄り添い、右手はシンジの左手と交差して
アスカの胸を、左手はアスカの下半身をとらえていた。
 アスカは右手を下に下ろした。手のひらにシンジが当たった。アスカは
ぎょっとして手を引いた。
 シンジの右手がアスカの右手をとらえた。そしてもう一度自分自身に
アスカを誘導した。
 アスカは目を閉じていたので何がなんだかわからないままにその固くて
柔らかく、熱いものをつかんだ。そして綾波がしていたやり方を思い出して、
そっと、ゆっくりと手を動かしてみた。
 シンジの呼吸が荒くなり、やり方が正解だとわかった。
 綾波の左手は執拗にアスカの下半身をいじっていたが、今までずっと
遠慮するようにその周囲だけを攻めていたその中心に向かって
汗にぬれた中指をゆっくりと乗せてきた。
 この初めての感覚に、すでに興奮しきっていたアスカのからだは
もっと敏感に反応し、アスカは思わず綾波の左手をつかんだ。
 その手をさらにシンジが掴み、そっと自分の背中にみちびいた。
 アスカはシンジの背中に爪を立てた。綾波の指が当たるたびに
爪でシンジの背中を引っかいた。シンジは口をはなして息をついた。
「アスカ、それ痛いよ」
「ご、ごめん」
 アスカはそれだけ言うのがやっとだった。
 綾波の中指は一番敏感な部分にさわったり、軽く叩いたりしていたが、
今はそこに乗せたままで軽く押していた。リズミカルな動きで軽く押し、
もう少し強く押し、引き、また軽く押し、引きとくりかえしていた。
その間も他の指はその周辺を休みなくなで回し、押し上げ、叩き、
軽く爪を立てたりしていた。
 アスカはその指の動きごとに全身を震わせた。快感の波が
だんだんと大きく、強くなっていくのがわかった。
 シンジがまた唇を求めてきた。アスカは応じて舌をからませた。
 綾波の中指がぐいと進入してきた。快感の大波がアスカをつつんだ。
アスカは首をそらしてシンジから逃れた。そして寝床に倒れ込み、
大きくため息をついた。シンジが追ってきて右の乳房をくわえた。
アスカは歯を食いしばって目をつぶり両手を握りしめた。
そして首を振ると両手でシンジの頭を抱きしめた。
 綾波の中指はしばらくアスカの内側をまさぐったあといったん出ていった。
そしてすぐにまたはいってきたがアスカのからだは敏感にこれをとらえて綾波を締めつけた。
 アスカはシンジを抱えたまま背中を浮かせ、また大きく喘いだ。
 シンジの右手がアスカの下半身に伸びて綾波に加勢した。
内股の一番上の部分で綾波の指と接するくらいのところから
尻の割れ目にかけてのところから始まって、びしょびしょに濡れた皮膚を
ぬぐうようにゆっくりとやさしくなでていき、だんだんとひざに向かって降りていった。
その手はいったん離れると、こんどは反対側の足のひざの裏を
手についた汗と愛液で濡らし、ゆっくりと上に向かってはい上がってきた。
 アスカは下半身全体がしびれたようになってきて、ふたりの手が
どこにあるのかあるいは何本の手と指がアスカの身体をはい回っているのか
わからなくなってきた。
「真っ赤なんだ」とアスカは思った。「アタシのあそこはもう真っ赤になってるんだ、
そしてびしょびしょに濡れてふたりの指や手を汚しているんだわ」
 ふたりの手が止まった。
 シンジの頭が少し上がった。
 アスカは綾波とシンジが視線を交わしたことに気がついたがそれが
どういう意味なのかはわからなかったし、そんなことに興味はなかった。
そして、ねだるように腰を動かした。
 ふたりはアスカの足を持ち上げてとじさせた。綾波はいざるようにして
寝台の枕のほうに向かい、体育座りの格好で両腕を開いてふたりを招いた。
シンジはアスカの脇の下とひざに両腕を入れるとアスカを抱き上げた。
そして、寝台の足元を回って綾波の所まで運ぶとそのからだを綾波に
持たれかけさせた。綾波はアスカの脇の下に両腕をいれてアスカを下から抱いた。
 アスカは綾波の両方の胸を背中に感じながら肩をゆっくりと動かしてその胸をもんだ。
 ふたたび膝が開かれてアスカはシンジが寝台に乗ってきたことに気がついた。
 シンジは両手をアスカの膝の間に入れてゆっくりと開いていた。
 綾波の両足が外側からわり込んで開くのを助けた。シンジの手が離れても
綾波はアスカの足を開き続け、それから「膝、曲げて」と言った。
 アスカが従うと綾波は足をアスカの足首にからめて引いた。
アスカはカエルのように両足を開いてシンジを迎えいれた。
 シンジはゆっくりとアスカにかぶさってきた。片手を寝台につき、
片手をシンジ自身に沿えていた。シンジはまたアスカに口づけした。
それから上半身を寄せて胸を合わせた。
 綾波はアスカの両手をシンジの背中に回させた。それから脇の下、
腰の順にそっと指をすべらせて両側からアスカ自身を包み、ゆっくりと外側にひっぱった。
 アスカは肩まで赤くなったがシンジから逃げるかわりに両方の腕に力を入れた。
シンジのからだがさらに近づき、何かがアスカに触った気がした。アスカは息を止めた。
 綾波の両手はアスカを開いたまま少しずつ指を動かしてアスカを刺激していた。
それに気を取られているうちにアスカに触った何かはいったん離れたあと
もう一度今度はもっと強く押しつけてきた。アスカは腰をふって後ろに
下がろうとしたが綾波はアスカの全身をしっかりと抱きとめていてそれはかなわなかった。
 ぐい、と強い刺激があってアスカはあやうくシンジの舌を噛むところだった。
そのかわりにシンジの口から顔を逸らして悲鳴を上げた。
「あ、ああー、あっあっあっ」そして顔を左右にふって長い髪で綾波の顔を打った。
シンジはいつでも受け
 シンジがアスカの中にはいってきた。どこまでもどこまでも止まらないような
気がした。痛みはあったが快感が勝っていた。
「碇君をもっと強く抱きしめて」
 アスカは従った。
 するとシンジはもっと奥まで進入してきた。
 アスカは頭の中が真っ白になった。目を閉じても極彩色の星が何百も何千も
きらめいているようで明るく、そのくせなにも見えなかった。
 目を開くとシンジと目が合った。シンジはアスカを見つめていた。
「…うごくよ」
 アスカは唾を飲んでうなずいた。
 シンジの腰が浮いてアスカの内側がしぼんだようになった。
それからまた押されていっぱいになった。アスカは動きに合わせてあえいだ。
 綾波の両手はアスカの腰を両側からつかんでいた。そして、
シンジの動きに合わせてアスカが腰を動かすように仕向けた。
 シンジの前後動は少しずつ大きくなった。それからまた小刻みになり、
また大きくなった。
 それに合わせるように快感の大波がアスカを包み、腰の動きは
波頭をさらに高くした。アスカはシンジを力一杯抱きしめ、
あごをシンジの肩に乗せて天井を見あげた。その目はうつろだった。
 後ろから綾波がからだを寄せた。
 シンジの顔の動きでふたりが口づけているのが分かり、
アスカの快感はますます高まった。
 綾波がアスカの背中に下半身を押しつけてきた。
当たった部分は汗で上気し、熱くなっていた。アスカは腰を振って応えた。
綾波は胸もアスカの背中に押しつけてぐりぐりと回した。
綾波の息づかいが荒くなりアスカの耳に吐息がかかった。
ふいに息が止まり、ふたりがまた口づけしているのが分かった。
 綾波の両手がアスカの腰を離れたがアスカは自ら腰を動かすのを止めなかった。
綾波の左手がアスカの頭にあたり、アスカはふたりがいっそう強く
抱き合っていることに気付いた。
 ふたりではなく三人全員が互いを硬く抱きしめあっていた。
 シンジの腰の動きが激しくなりアスカはシンジの背中に爪を立てた。
シンジは抗議せずにますます動きを早く、大きくし、ますますアスカに
奥深く進入してきた。
 次の瞬間シンジが全身を震わせてふたりを全力で抱きしめた。
 アスカの全身を快感の大波が襲い、アスカはシンジを受け止めた。
燃えるように熱い塊がアスカのからだを貫いた。アスカは
小さな悲鳴をあげて全身を硬直させ、そして気を失ったようになった。
骨という骨がみんな溶けてしまったようだった。指一本動かせなかった。
快感の波動が寄せては返す波のようにアスカの中を通り抜けていき、
だんだんと遠くなっていった。
 綾波がアスカの頬に手を添えた。汗で濡れて、冷たい指だった。
 アスカは振り向き、綾波と口づけした。
 シンジがアスカから身をはがすように起きあがった。
汗ばんだ風がふたりの間にはいり込み、
シンジは視線を落としてアスカの中にある自分自身を見た。
「アスカ、抜くよ」
 シンジがゆっくりとアスカの中から退いていった。
 自分のからだに空洞ができていくようだとアスカは思った。「そんなのイヤ」
「どうしたの」シンジが心配そうに聞いた。
「いっしょにいて、置いていかないで」その言葉と裏腹に、
アスカはシンジの最後に残っていた部分を外に押し出した。「ああ」
「いつもいっしょにいるよ」シンジはやさしく答えた。「綾波も」
 綾波もうなずいた。「心がかよっているから」そして
アスカの右手を自分の胸に押しあてた。
「ありがとう」アスカの声は震えていた。
ENDE?
-------- FIN ----------

おそまつさまでした