こんなアスカは嫌だ!/でも好きだ!part8

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シンジ君帰宅。
「シンジぃ〜〜ッ!」 ガバッ
「うわっ!? ちょっアスっカッ…! うわ酒くさ!!」
シンジを発見したと同時に抱きつくアスカ。リビングには空の酒瓶がゴロゴロ。

「んふふシンジぃ〜」
「な、なにアスカ…?」

「あのさぁ…アタシが前に言った言葉。アンタが全部アタシのものに云々ってあったでしょ?」
「!……う、うん」
それは辛い記憶。シンジの罪の意識を呼び覚ます言葉。

「あれね、取り消すわ…」
「…え?」
その言葉に何故かより強い衝撃をうける。自分はとうとう見放されるのかと。

「アタシのモノにならないってぇなら…アンタを全部アタシのモノにしてやるーーッ!!」
その言葉の意味を考える間もなく押し倒される。確かな感覚は唇だけだった。