1 :
kATu:
乞うご期待(キルビル)
2 :
kATu:03/12/23 13:18 ID:RbKA6MU+
まぁ要するにエヴァでキルビル再現しようやていう企画
どう?
えっと、どう反応すればいい?
4 :
kATu:03/12/23 13:20 ID:RbKA6MU+
配役
ザ・ブライト=アスカ
オーレン=レイ
クレイジー88のボス=トウジ
ゴーゴー夕張=委員長
ヴァニータ=ミサト
エルドライバー=リツコ
ビル=ゲンドウ
ヴァニータの子供=カヲル
階段で蹴り飛ばされたやつ=ケンスケ
ザ・ブライトの夫=シンジ
服部半蔵=加持
どう?
5 :
kATu:03/12/23 13:28 ID:RbKA6MU+
そうそうキルビル見てないヒト見ないほうがいいよ(ネタバレだから)
ヴァニータの子供を変更しようと思ってるんだが・・・何がいい?
誰かいい案教えて・・・
どっかで忠告しなかったっけ?
コテをつけるなら面白いことをしろ
自分が寒いことを書いていてみんなが嫌がってるのに気づいてやめるのは普通の人間
わかってもやめないのは厨
スレは資源。あなたの立てたスレで1つスレが消えるんだからよく考えなさいな
7 :
kATu:03/12/23 13:39 ID:RbKA6MU+
結構考えたよ俺(3週間)
まあ、がんばれよ。
じゃあ頑張って良スレにしてくれ
10 :
kATu:03/12/23 21:11 ID:RbKA6MU+
貴方達のその言葉出来る限り無駄には、しません
11 :
kATu:03/12/23 21:17 ID:RbKA6MU+
明日から製作開始・・・
シンジは下唇噛み切られた奴だな。
13 :
kATu:03/12/24 13:05 ID:3B+SVtpV
≫12違う違う
式場で礼服きて倒れていたのが居ただろあれ
つーかシンジを変更しようと考えてるんだが・・・
14 :
kATu:03/12/24 15:21 ID:3B+SVtpV
アスカ「私は、あの組織から足を洗い夫と幸せに暮らす予定だった・・・」
「でもあいつらが私の家族・友達・夫・そして体の中にいた子供まで・・・」
「許せない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
続く・・・
渚カヲル…名前を変えて口調を変えて痛さを隠して別ハンで活動中か…
でもアンカーの癖は隠せてないね
16 :
kATu:03/12/24 15:32 ID:3B+SVtpV
ピーンポーン(ブザー)
ミサト「あら!もう帰ってきたのね」
ガチャッ
ミサト「あっ御前は」
ビシッ(殴る音)
ビシッ!バキッ!ボキッ!ガシャーン!バリーン!
ブルンッッッ(エンジン音)
カヲル「ただい・・・・・」(荒れ果ててるから・・・)
ミサト「おかえりちょっとペンペンが暴れたから・・・」
ミサト「このヒトは、お母さんの友達なの・・・」
アスカ「私にも子供が居たの今は、丁度4歳になる子供が・・・」
ミサト「お母さん達2人で話があるから部屋に居なさい・・・」
スタスタスタ
続く・・・
何このスレ
19 :
kATu:03/12/26 15:35 ID:YsXZY7RU
ミサト「コーヒーでも飲む?」
アスカ「いれないわ」
ミサト「貴方が生きてるとわ思ってなかったわ」
アスカ「でいつ殺されたいの?」
ミサト「いつでもいいけど息子の前では、殺さないで」
ミサト「あらいけないもうこんな時間息子にフレークあげなきゃ」
カシャ!ズドン(銃声)
ヒュッ!(投げる音)ドスッ
ミサト「うっ・・・・」ドタン!
カチャッ(ドアを開ける音)
カヲル「・・・・・・・」
アスカ「貴方の前で殺しちゃったわね」
「じゃあ10年後かに待ってるわよ」
カヲル「・・・・・・・・」
続く
20 :
kATu:03/12/26 15:39 ID:YsXZY7RU
私は、次にレイを頃す事にした
彼女が1番見つけやすくゲンドウと最も仲がヨカッタ
彼女は、日本のヤクザの頂点にいる
だから見つけやすかった・・・・
21 :
kATu:03/12/26 15:42 ID:YsXZY7RU
お知らせ
あとシンちゃんの役が決まりました!!!
シンジ=服部半蔵の弟子のようなの
に決まったんで☆夜☆露☆死☆苦☆
23 :
kATu:03/12/26 15:59 ID:YsXZY7RU
氏ねよ>>1
晒しage
28 :
kATu:03/12/27 14:49 ID:hVVLdSiS
29 :
kATu:03/12/29 14:09 ID:QO/ZL4U0
>>20の続き
そして私は、ドイツから日本の沖縄に来たそして伝説の刀鍛冶の加持リョウジの店に来た
加持「いらっしゃいお嬢さん」
加持「久しぶりのお客さんだほら御持て成ししろ!おい!」
シンジ「分ったよで何飲むの?」
アスカ「焼酎」
加持「ほら早く持って来いで・・お嬢さん何処から来たの?」
アスカ「ドイツ」
加持「日本語は、覚えたかい?」
アスカ「ええこんにちは」
加持「グットグット日本語は、一番覚えやすいからね」
アスカ「どうも」
加持「で日本に何しに来たの?」
アスカ「ネズミを狩りにきたので貴方の刀が要るの」
加持「私の刀を使うとは、相当大きなネズミだろう・・・」
続く
30 :
kATu:03/12/29 14:15 ID:QO/ZL4U0
>>29の続き
そして私は、店の屋根裏部屋に行った
加持「ここにある刀は、全部私が作った刀だ」
アスカ「譲って」
加持「これは、全部非売品でね」
アスカ「売ってとは、言ってないわよ譲ってと言ったわ」
加持「もう人殺しの道具は、造らないんだ」
アスカ「これでも・・・」
加持「そ・・・それは・・俺の男の勲章・・・」
アスカ「どう?」
加持「分った・・・1ヶ月造るのにかかるから修行しなさい」
アスカ「どうも」
続く・・・
31 :
kATu:03/12/29 14:19 ID:QO/ZL4U0
>>30の続き
そして1週間経った・・・
加持「貴方にこの刀を授ける」
その刀には、加持リョウジと彫ってあった
アスカ「どうも」
そして私は、レイの居る日本の東京に行った・・・
32 :
kATu:03/12/29 14:22 ID:QO/ZL4U0
追加キャラ
オーレンの弁護士・・・マヤ
33 :
kATu:03/12/29 14:32 ID:QO/ZL4U0
>>31の続き
そして私は、レイの行きつけのヴァー「倶楽部エヴァンゲリオン」
へ行った
案内「ささっこちらで御座います」
案内(チャーリー)「どうぞどうぞ」
そしてレイ一向は、客間へ行った
レイの手下A「おい御前チャーリーブラウンに似てないか?」
レイの手下B「似てる似てる」
レイの手下C「チャーリーキスして」
案内(チャーリー)「それは、困ります」
レイの手下C「エェーーッ」
そして私は、レイの客間に忍び込み入ろうとしたが・・・
ビューッ(投げる音)
スコン!(刺さる音)
レイ「委員長!」
柱にデラックスゲンドウ人形が刺さった
ガラーッ(開ける音)
委員長「何も居ないわよ」
レイ「・・・」
そして私は、レイの弁護士をトイレで捕まえレイの前に差し出そうとした
続く
34 :
kATu:03/12/29 14:37 ID:QO/ZL4U0
アスカ「レイッ!」
ガラーッ
レイ「貴方まさかあのときの・・・」
アスカ「ええそうよ」
レイ「生きてるとは、思わなかったわ」
アスカ「いまから御前を頃してゲンドウを頃しに行く」
レイ「貴方をゲンちゃんの前には、行かせないわ・・・」
レイ「御前達・・・・」
手下「何ですか?」
レイ「殺っちまいな!!!」
続く・・・
35 :
kATu:03/12/30 20:25 ID:6ukWPy9x
訂正
>>33の
そして私は、レイの弁護士をトイレで捕まえレイの前に差し出そうとした・・・×
そして私は、レイの弁護士をトイレで捕まえレイの前に差し出した・・・○
36 :
kATu:03/12/30 20:26 ID:6ukWPy9x
それじゃ皆さん
喉に餅詰まらせないように
じゃあ良いお年を
大晦日age
38 :
kATu:04/01/02 17:48 ID:Fst4a4ib
カン!カキン!ジョパッ!スパッ!ブスッ!グシャ!
それから小1時間・・・
今の続き
続く・・・
※caution!!※※kATu=渚カヲル には反応してはいけません※※caution!!※
・彼は自分が面白いと思っています。可哀想なので放置してあげましょう
・彼は自分がそこそこ頭がいいと思っていますが、実際は馬鹿だということに
気づいていません。放置してあげましょう
・sageろと何回も言われてもageるのは、釣り、または嫌がらせであると思われます。
さんざん煽られたので仕返ししようとしている器が小さすぎる厨房です。
放置してあげましょう
・反応すると、喜んでレスしてきますが大抵
「ありがとう」「いい人だな」
など意味のないことを書いてくるので反応しない方が吉です
・ネットなんだから自由にさせればいいじゃないか、と思う人もいるでしょうが、
自由というのは最低限のマナーを守って初めて認められるものです。
彼はage荒らし、スレ違いレス多数、下ネタの大量投下など、マナーを守っていません。
放置してあげてください
・NGワードに入れるのが最良の策です。IEの方は2chブラウザを導入することをお勧めします
・kATuがどんなにむかつくレスをしてきても、放置してあげましょう。
放置したあなたは人間としてkATuより上です
・私が人間のカスであることは重々承知しております。
しかしkATuのあまりのカスぶりには私もホトホト困り果てております。
みなさま、ご協力お願いします <(__)>
40 :
kATu:04/01/02 18:47 ID:Fst4a4ib
上等じゃねぇかカス野郎
俺主のスレにこいつが来るとは
んじゃ宣戦布告!
↑(嘘)
41 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/04 23:54 ID:NT8JxPlj
シンジの真似下手っぴだよ
42 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/05 00:44 ID:UylmsNva
授業中に喪前のノートにでも書いてりゃいいだろ・・・・
なぜ全国規模で公開する必要がある?もういい加減にしてくれ。
こっちまでこのスレタイ見るたびに痛くてしょーがないんだ!
ゲンちゃんって・・・・・
ゲンドウか!?( ゜Д゜)
実にオサレですね
オサレ?何それ?
お洒落→オサレ
2漫に載ってるかな?
まじで
じじくさい
ですよ
きんちょうが
もっとあれば
いいですね
気にしないで下さい
えぇ、あんまり関係ないですし
てっいうかね
くるしいんですよ
レッスン・ワンってかんじで
なおさらこのスレを雑談スレにしない?
kATuはもう来ないだろうし・・・
78 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:04/01/05 12:01 ID:qgrnVr+4
>>73 レイとアスカ・・・・
もう測ったらしい・・・・
もうじきメールが来るはずだ・・・
来次第報告します
79 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [age] 投稿日:04/01/05 12:05 ID:UubUfiT/
>>77 23話でも感じてるしセックスでも感じるだろ
80 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:04/01/05 12:49 ID:qgrnVr+4
あとメール来ました・・・
でかいのは・・・・・・・
ジャカジャカジャカジャカ!!!!チン!
アスカだそうです・・・
あの野郎下らないことしてくれたよ・・・
81 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:04/01/05 13:36 ID:iVaJhTgP
>>80 意味が全くわからん。何を計ったら結果が出るんだ?
82 名前:名無しが氏んでも代わりはいるもの [sage] 投稿日:04/01/05 15:29 ID:3Oo3klfE
>>81 そいつは渚カヲル、またはKatuを名乗る白痴だ。無視しておけ。
IDあぼーんしとくのが一番だがな。
ま
じ
で
き
も
い
気
え
て
く
レ
お前に言ってんだよ!!W
>>48
俺
>>48だけど俺は、kATuじゃない!!!
kATuのパソでヤッテルだけ!
kATuは今育成計画に夢中
わかった?じゃそんじゃ!
>>51 あぁっ!別人格のお方でしたかw
これはこれは失礼しましたw。
あなたの中のkATu君に
『二度と表側の人格に出てくんじゃねぇ!この知障が!』
って言っておいてくださいね?
馬鹿はバカだって言われてもわからねえよな。裸でいい気になってた、寓話の王さまよかバカだぜ、てめぇは。
53 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :04/01/05 13:42 ID:qgrnVr+4
あっ俺kATuのダチだけど・・・
kATu!!!?てめぇ下ネタばら撒き過ぎ!!!
分らないのか!?アフォ
分ったら初心者板で修行しろ
あとkATuは今補完計画買って(;´Д`)ハァハァしてます!!(kATuの家で今レスった)
あと俺がkATuと渚を扱いときますんで安心してください
(kATuと渚は、別の人物)
あと皆さんこのバカァな2人が迷惑掛けました
本当に申し訳ありませんでした・・・
と謝るアスカ
54 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :04/01/05 13:45 ID:JlrB06FU
>>53 好きになれません
55 :名無しが氏んでも代わりはいるもの :04/01/05 15:37 ID:4maHu7SU
>>53 おい豚。てめぇはそれで人が笑うとでも思っているのか?
人にユーモアを感じさせる話題ってのは、高度な知的活動を必要とするんだよ。
てめぇのはただの知障だ。ウザいから死んでろ。
……と、女囚コマンドのナチス女看守みたいに黒のビザールルックで
鞭をびゅんびゅん唸らせてくれるアスカ。
アンダー無しでもろ出しの胸は、微妙の部分がサスペンダーに隠れていて絶対画面に映らない仕様。
( ・ω・)もにゅ? 良スレになってきた? もにゅ?(・ω・ )
今kATuが吼えた・・・
だから分ってないな・・・
だから今kATuは今育成計画やってんだよ
もう・・・なんか・・CCヲタみたいな感じでやってる・・・
あぁこいつと絶交しようかな・・・
こんなダチが居たらどうする?
タノムダレカ・・・救援部隊ヨコシテ・・・
救援信号・・・・
イヤホントアイツヤヴァイ
学校ノ女子ニバラスカ・・・
バカはどれだけ指摘されても自分がバカだって和かんねぇよな。だってヴァカだから。
やい、てめーが渚だかkasuだか名前を変えたり、みっともなくname欄を隠して自作自演しても
すぐバレてたのは何故だか知ってっか?
てめーの書く文章には統一されたバカっぷりが丸出しで滲んでるからだよ。この脳みそ空っけつヴァカ!
小学校?
いや厨房
アイツホントドウシヨウカ・・・
ダレカ・・イイ案ナイ?・・・
CCヲタヲ対処スル方法・・・
あぁ、やっぱりなぁ……って感じだよ。
中学生丸出しだったもんね?w
十五歳以上であれはさすがにヤバいからねぇ(・ω・ )
まぁ、まだ間に合うよ!
大丈夫!!
この板から消えろ
最後が痛いよ( ゜Д゜)
つーか貴方は、何歳?高校生?
もうみんな放っといてやれ。
こんなやつが社会に出たらどうせ踏み潰される。それだけこいつの思考回路はおかしい。
馬鹿につきあうと馬鹿になるぞ?
またkATuが吼えた・・・
イイ加減アイツヲ処理シヨウ・・・
ダレカベレッタ貸シテ・・・
シグ(ミサト仕様)デモイイヨ・・・
17歳の自由人だ!チクショウヽ(`Д´)ノ
去年の夏に喧嘩、飲酒、喫煙が重なってめでたくドロップ・アウトだYO!
喧嘩は自校と、飲酒は一口、喫煙は初めて!なのになんで俺が.゚・(つД`゜)・゜.
こんなのおかしいって………。
アッアッタ・・・H&K
ヨシ・・・弾入レテ・・・
ガシャッ
フフフ・・・悪ク思ワナイデクレ・・・・
kATu「なんかガシャッって聞こえたが・・・」
俺「なんもないよ・・・」
kATu「フーン」
俺「開けるぞ」
ガラーーーーッ
kATu「てめぇ何しやがんだ!」
スチャッ
ズダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ
ドタン!
フフ・・・あいつ育成計画で・・・
>>65 まぁ元気出せよ・・・俺がこんなこと言えないけど・・・
俺なんか・・・生徒指導の英語のババァの先公に宣戦布告したし・・・
担任には、「るせぇ!クソジジィ!」とか言っちゃったし・・・
まっ元気出せよ!
>>68 何それ?音が出るって聞いたけど・・・何?
メタルギア・ソリッドの‥‥…まぁ、madだな。
mad???
マッド???
何それ?
おい!!!
>>68キモイゾ!!!
ウエッ・・・・
サソガリア飲んだ気分だ・・・
分かりやすく言うと
アニメやゲームの音、画像、台詞を使って造った一つの話?かなぁ
専門はわかんね
でも案外・・・
・・・・・・・・・・・・・・ウフッ・・・・・
「何考えてんのよ」
しばらくお待ちください・・・・(音声のみで)
ビシッ!バキッ!ボキッ!ガスッ!ガスッ!
んじゃまた明日・・・
kATuしごいとくから・・・期待しといて・・・
オルァ!!!シャー行くぞ!オラァ!
闘魂!!!!!
マッドギアか…
一瞬女の顔が出てくる絶叫ものだと思って警戒してしもた
78 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/06 12:33 ID:WuweEmdX
お詫びと言って難だが・・・kATuのバカァ話
これは、1ヶ月前の話である・・・
俺「おい!kATu」
kATu「なんや?」
俺「これ同じヤツがあったからやる」
kATu「サンキュー」
俺「どういた」
そしてkATuは、その晩・・・
kATu「飲めるかな・・・・」そして飲んだ・・・
翌日腹壊して学校休んだ・・・
79 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/06 13:35 ID:5OGTiTqU
∧_∧ ∧_∧
_( ´∀`) (´∀` )
三(⌒), ノ⊃ (
>>1 ) 糞スレは・・
 ̄/ /) ) | | |
. 〈_)\_) (__(___)
∧_∧ .∧_∧
( ´∀) (´∀` )
≡≡三 三ニ⌒)
>>1 .) 立てんなって
/ /) )  ̄.| | |
〈__)__) (__(___)
∧_∧ ,__ ∧_∧
( ´)ノ ):;:;)∀`)
/  ̄,ノ''
>>1 ) 言ったろうが
C /~ / / /
(\
\\
(\\
\\\
(\\\\
(\\\\\
\\ |||
( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ⊂⊃
 ̄ ̄( ̄ ̄//// ̄\ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ̄(//// ̄\\( ゜Д゜) <
>>79るせぇよ! ゴルァ !!
".;": (/(/// ̄(つ つ \_____________
".;": (/(/| \\
.;".;": ..;".;;: (/((/ ∧|\\ .;".;": ..;.;".;
.;".;": .. ; ∪ ∪ \\ .;".;": ..;.;".
.;".;" .;".; \\
ゴ オ ォ ォ …… ! ! \\ ;": ..;.;".;":
.;".;": _.;.;__ \\ ド カ ァ ン !
.;".;": ..;.;".; ζ /_.;_/| .;".;"_ \\ .;".;.;".;":
.;".;": ..;.;".;": ;:'.;| ΓΓ | |;":从へ_/| \\.;".;"_.;__..:
从へ从へへ从 ; ζ | Γ从 | |;:.. |从Γ | | \\ ∠___/|
( ⌒( ⌒ ) ζ | 从Γ | |.:;. |从Γζ.;"._ \\|ΓΓΓ| |
( ⌒ ⌒ ⌒ ); | ΓΓ | |.;;::|ΓΓ | | ( 从へ;: |从ΓΓ| |
Σ( ⌒( ⌒ ) ζ ( ( ) )⌒ ) ( 从へ从)_.;;:.;|Γ从Γ| |
( (( ( ⌒ )) ) 从 Σ( ⌒( 从へ从) ∠___/|
Σ (( ( ⌒ )) ) )(( ⌒ ( 从へ从) .;".;:;|ΓΓΓ| |
(( ⌒ ( ( ) )⌒ );:; .;".;": ..;.;".;":|从ΓΓ| |
81 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/06 15:06 ID:WuweEmdX
つーか
>>68 最後あたりに出てきたのって・・・・
機械だろ?
・・・・・・・・・・悪夢だ・・・・・・・
機械とヤルなんて・・・
スネーク・・・
つか感情回路つけたバカァはどいつだ?
実に奇怪だ・・・・(シャレ?)
つーかスネークは、いつから
ヤリマンになったんだ?
サイボーグ忍者は人間ですよ
つか最初のスネークが見ていた
18禁アニメで犯されてんのは、誰?
観てからにして
巫女系のキャラだろ?
87 :
kATu:04/01/25 21:27 ID:fZybpOLG
いままで散々叩かれたけど
2chやめようかとも考えたけど・・・
キル・ゲンドウ終わらしてやめようと思うから
明日からキル・ゲンドウ再起動します!!!
つか俺をKAsuとか言うのやめてください
あと俺今後たぶん荒らさないと思います(多分)
また変な事したらちょっと言ってください
以上
(スイマセン・・・)
このスレだけにしてね?
多分じゃねえだろ。絶対って言えよ。
そうじゃなきゃ書き込むな。
あと、荒らしにも反応するな。放置しとけ
じゃあ2chで叩かれない方法
1・このスレ以外コテでの書き込みはしない。
2・sageる
3・2chプラウザ推奨
4・ネタスレで弁解雑談等しない。
5・キャラコテスレでスレ主じゃ無いのに回答しない。自分のネタ披露も必要無し。
6・荒らしに反応しない
7・空気を読む(重要)
91 :
kATu:04/01/26 17:00 ID:aC1bwQqN
なるほど
>>90さん俺それ3ヶ月無視してやってたからな・・・
92 :
kATu:04/01/26 17:01 ID:aC1bwQqN
ゴメンあageちまったすまん!
93 :
kATu:04/01/26 17:03 ID:aC1bwQqN
94 :
kATu:04/01/26 17:10 ID:aC1bwQqN
>>33 そして8人の雑魚を片付けた
アスカ「あたしと戦う雑魚は、こんだけ?」
すると・・・・
パリリラ♪パラリア♪(珍走族のラッパ)
レイ「もう来たようだ・・・」
すると8方からトウジ率いる雑魚軍団が・・・(約88人)
そして8方全て雑魚で埋まった
そして雑魚がかかってきた
続く・・・
95 :
kATu:04/01/26 17:13 ID:aC1bwQqN
カン!カキン!ジョパッ!スパッ!ブスッ!グシャ!
それから小1時間・・・
今の続き
続く・・・
96 :
kATu:04/01/26 17:19 ID:aC1bwQqN
こうしてレイの用心棒・委員長・クレイジー88のボス・トウジ
と雑魚88匹・・・・
ん?1匹居る・・・
ガシッ
ケンスケ「うっわわっわわわわわ」
アスカ「(こいつは、さっきも私に2度も立ち向かったバカァだ
1度扱いとくか)」
そして私は、刀でこいつのケツを叩き始めた
ビシッ!ビシッ!
アスカ「ママのとこにおかえり!」
カシャ!(フラッシュ)
アスカ「何撮ってんのよ」
ケンスケ「やった〜パンチラゲトー」
ドスッ!
・・・・・・・・
残るは、レイだけだ
続く・・・
97 :
kATu:04/01/26 17:25 ID:aC1bwQqN
そして私は、部屋中探し当てたそして
倶楽部の最下層にレイは、居た
そしてレイは、ロンギヌスの槍を持ってた・・・
カン!カキン!ジョパッ!スパッ!ブスッ!グシャ!
スパン!
左腕を切られた
カン!カキン!ジョパッ!スパッ!ブスッ!グシャ!
グショッ・・・・・
レイ「たはり・・・加持リョウジの刀だった・・・」
そして倒した・・・
でもまだゲンドウは、居る
私は、ヤツを倒さない限り氏ねない・・・
Fin・・・・theEND
98 :
kATu:04/01/26 17:27 ID:aC1bwQqN
たった今からこのスレの役目は、終了しましたから
雑談スレで利用してください
長い間迷惑掛けて誠に申し訳ありませんでした
99 :
kATu:04/01/28 01:04 ID:zfqzKuKh
みなさん
早く使って下さい
なんで使わないんですか?
俺が使っていいっていってんのに!!
100 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/28 01:44 ID:p9zCHmkD
| ̄``''- 、
| `゙''ー- 、 ________
| ,. -‐ ''´ ̄ ̄`ヽ、_ /
|, - '´ ̄ `ヽ、 /
/ `ヽ、ヽ /
_/ ヽヽ/
/ / / / / / ヽハ
く / /! | 〃 _/__ l| | | | | | | ||ヽ
\l// / | /|'´ ∧ || | |ー、|| | | l | ヽ
/ハ/ | | ヽ/ ヽ | ヽ | || /|ヽ/! |/ | ヽ
/ | ||ヽ { ,r===、 \| _!V |// // .! |
| || |l |ヽ!'´ ̄`゙ , ==ミ、 /イ川 |─┘
| ハ|| || | """ ┌---┐ ` / // |
V !ヽ ト! ヽ、 | ! / //| /
ヽ! \ハ` 、 ヽ、__ノ ,.イ/ // | /
┌/)/)/)/)/)/)/)/)/)/)lー/ ` ー‐┬ '´ レ//l/ |/
|(/(/(/(/(/(/(/(/(/(/│|| | \ 〃
r'´ ̄ヽ | |.ト / \
/  ̄`ア | | | ⌒/ 入
〉  ̄二) ヒキコモリのKASUは .| | | / // ヽ
〈! ,. -' | | ヽ∠-----', '´ ',
| \| | とっとと死にやがれ! | |<二Z二 ̄ / ',
| | | _r'---| [ ``ヽ、 ',
| | | >-、__ [ ヽ !
\.| l. ヽ、 [ ヽ |
ヽ| \ r' ヽ、 |
俺はkATuじゃないけど(kATuは今育成にはまってるから)
>>100 そうのはいわない方がいいです!!!
>>101 チャットとかメールとかそんなのと同じノリで書き込みしてないか?
ここは掲示板だ。色んな人が見てるし記録が何日も残ってるんだぞ。
友達だか知り合いだか本人だか知らないが本当に書き込むのを止めた方がいいと思う。
でなきゃ初心者板で半年くらいROMしたほうがいい。
本当に致命的に程度が低すぎ
>>102 違います!!
俺はkATuには会ったこともありません!!!!
全くの他人です。
何決めつけてるんですか?wwW
あと決めつけバカ以外の、みなさん!
早く雑談して下さい!!!!!
104 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/01/28 23:58 ID:0ndAdH98
>>102 ここまでバカだと、なんかほほえましいよなぁ
もう反応しない方がいいかも。
もしかして別人が名を騙ってやってるかもしれないし・・・。
このまま書き込まずにdat落ちもしくはだがねに狙って一気に1000まで行って頂くかのどっちかだな
106 :
kATu:04/01/30 18:24 ID:RTiaIX6c
>>99 貴様誰だ!!!
俺が本物だぞ!!!╬
俺は、このスレに最近レスってないよ
╬╬( ゜Д゜) ╬╬
kATuです、本人です。
先日同じクラスの好きな女の子がホームページ作ったんですよ。
彼女HPを作ったのがよほど嬉しかったのか、クラス全員にURL教えたんです。
それまで一度も喋ったことが無かったのですが(まぁ喋りたくても喋れなかったのが実際のところですがね)
最初はROMってるだけでしたが徐々にBBSに書き込みなんかも出来るようになりました。
おかげで学校で会っても言葉を交わせるようになりました。
そんなある日のBBSで、いいサイト見つけたよ!URLはこちら!と
ttp://www.****/** と書き込みました。
「なんで最初のhは書かないの?」と彼女よりレス。
そうですいつものクセでやっちゃいました…
「知ってる、それはにちゃんねるのやり方だ!」と匿名レスが…
「ハッカーは来ないで」と最終通告を受けました。
つい自暴自棄になってこのようなスレを立てたことをお許し下さい。
おいおいエヴァ板で初心者叩きはやめれって
個人的にKatuさんのエヴァのSS読みたいわなー
それにしても最近の日本の映画家は何やってんの!!
キルビルやラストサムライなんて日本映画らしい作品はみんな外人に作られちゃってるじゃないか…
スレと関係ないが庵野はキューティーハニーの特撮映画を作ってるみたいだが、
外人が作った日本映画のキルビルは超えらて欲しいが…今の庵野じゃ無理か○| ̄|_
初心者は叩きませんよ?
荒らしに『お前は荒らしだ!』っておしえてるだけですが?
>>109 どっかにSS投稿してたよ。LASだったかね。見れたものじゃないけど
112 :
kATu:04/02/07 22:43 ID:PCE1cn2i
せっかくだから、書き込むか。
ここなら誰も見ないだろうし。
ゆうべ、夢の中に綾波レイが出てきたのよ、エヴァのヒロインの。
アニメに出てくるときの、あの中学校の制服のまんまで、さ。
夢って設定が曖昧だから、未だに詳しいことは分からないんだけれど、どうも、レイと俺とはいい仲っぽかった。
いい仲というと、すぐに鼻の下を伸ばすヤツがでそうだけど、そうじゃない。
ちょうど、ヤシマ作戦終了時のシンジとレイの関係って感じ?
信頼のシの字がふたりの間にぼんやりと浮かんでくるような……さ。
もちろん、夢の中で俺はシンジじゃないんだけどね。
……夕日が差し込む教室でふたりきり、そんなシチュエーションだった。
レイは、林原めぐみの声で俺に言ったんだ。
「約束はやぶらないで、ね」
約束?
俺はその約束が何かは知らなかった、ただ、レイに言われるままに
「指きりげんまん」をしていた。
次の瞬間、目が冷めた。五年ぶりの夢精だった。
嫁が出て行って二週間。未だにどこへ行ったか分からない。
まったくここはひどいインターネットですね
皆さんはひとの痛みがわからないのでしょうか
匿名だからといって無責任な発言が多すぎますよ!!
被害者の人権はどうでも良いというのでしょうか?
ニュースステーションの筑紫さんが、インターネットのことを、
便所のトイレって言っているのを知ってます?あなたたちは
どうせニュースも見ないから知らないと存じますが。
とうとう、本気で呆れています。おばあちゃんが、どれどれ?と
画面を覗きにきました。それから、おとうさんも来ました。
その6分後、妹も来ました。あなたたちは、我が家に笑われています。
とてもいい具合です。家族みんなが、この人たちおかしいね
おかしいねって、互いに罵り合っています。おかあさんは、
もう3年家に帰ってきてませんが、必ずおかあさんもおかしいね、
って云うと思いますよ。どうです?私に謝るなら、今のうちですよ。
私はこれでも気が遠いほうなんです。また3日後、ここに来ます。
114 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/02/18 22:10 ID:P9/3uBaY
>>109 ハニーは、予想だが、キルビルとちゃりえんを足して2で割ったようなのに
なるのではないだろうか。
ただ、それだと少し中途半端かも・・・
中3の時、身体測定で男の子のアレを、はじめてこすった。そのとき、
保健室だったんだけど、いつもなら上だけ脱いで、下はブルマで女子
だけで体重とかをはかることになってたんだけど、なぜか男子もいっ
しょで、しかも担任に「全部脱いで」って言われて、みんなでえーっ、
とか言ってたんだけど、「早くしなさい」って言われて、みんな全裸になった。
男子も女子もみんな同じ部屋で全裸だったから、男子はみんな、おちんちんが
ビンビンになってて、顔真っ赤になってた。そしたら、担任がコンドームを
一枚ずつ女子に配りながら、「今から出席番号順に女子は、男子のおちんちんに
コンドームをかぶせて、手でこすってあげなさい。少しこすってたら、おちんちん
の先から白い液体がでてくるから、そうしたら先生のところに白い液体を入れた
ままでコンドームを持って来なさい」って言った。
男子のほうから「おーっ!」って声があがったけど、私たちはどうしようって感じ
だった。いよいよ私のところにもコンドームが来て、担任が、
「ほら、女子!早くする!」って言ったから、みんなしぶしぶ出席番号の合う
男子のところに行った。でも、うちのクラス女子がひとり多かったから、
どうするのかなーって思ってたら、担任がパンツ脱いでスタンバッてた。
私は、クラスの中で背が小さいほうのKくんに当たったんだけど、やっぱり
女子の裸見ててすごい興奮してたらしくて、すぐいっちゃった。
担任は、ぶつぶつ言いながら、手で相手の女子の股間をずーっといじってた。
ちょっとぐちゃぐちゃ音してたけど。でも、あれだけの男のアレ見て、本当は、
すごいぬれててバレないか、ひやひやしてた。家に帰ってすぐオナニーした。
Kくんのおちんちんが頭から離れなかった。
あとで保健の先生に聞いたら、「文部科学省」の発育調査だからって言われた
んだけど、ほんとかなー?
それはさておき
>>1、糞スレたてんな。
キル・ビルってマカー製作のアンチビルゲイツ映画かとオモッターヨ
どうでも良いがアンチしてる連中はアンチする物について認識が無い場合が多いからな
何言食わず嫌いが何言っても信用される訳が無い
スレ違いスマソ
キルビルは、匂い(尖ってるのにどことなくノスタルジック)が庵野的だったので楽しめた。
夕張タン(;´Д`)ハァハァ
_ __ ____________
/_i__ ヽ /
○------------------⊂iニ ||д・|| | < 何か文句ある!?
\ リ|∞/ | | \
⊂iニ_/_ル  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/♯♯ヽ
/~/~~|~|~
|-| \\
⊂ ) ⊂ )
ちなみに今日はゆうばりファンタでハニー初公開があったらすい。
122 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/02/23 12:40 ID:IJDW6Gbj
俺昨日思ったんだけど・・・
エヴァで色々な映画再現したらどうなるか考えて見ない?
じゃ最初は、シンジ君たちが中Bという点もありBRを再現しようでは、ないかね?
ゲ「これから皆さんに殺し合いをしてもらいます」
ア「氏ねやシンジイィィィィィィィィィィィ!」
ドスッ
シ「綾波っ!」
シ「貴方は氏なないわ、私が守るもの」
ア「じゃあちゃっちゃとおっ氏ねや、この人形風情があぁぁぁぁぁぁ!」
ドスッ
シ「綾波っ!」
レ「大丈夫」
ア「なかなかしぶといのぉ? じゃあこんなんはどうじゃぁぁぁぁぁ!」
バキューンバキューンバキューン
シ「綾な……あふっ(流れ弾一発、綾波を貫通した弾丸一発で氏亡)」
レ「碇くんっ!」
ア「無敵のシンジ様がこうもあっさり逝っちゃうとは思っても見ませんでしたわ
おほほほほほほほほほほおほほおほほおほほほひゃあひゃひひょケヒョケヒョ」
レ「……ATフィールド全開」
ア「な、なんですってぇぇぇぇぇぇぇぇ! あふっ(ATフィールド水平展開で首チョンパ)」
ケロたんのネタはおもろいねえ
先に展開してシンジをかばえと63秒問い詰めたい。
127 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:04/02/27 21:55 ID:nr7cjrk3
なんか盛り上がってるね
これで良かったのよね・・・kATu君・・・
次のお題は、・・・・ターミネーター!!!
「君、使徒?」
尋ねながらシンジは、おとぎ話としか思えなかった、母、ユイの言葉を頭の中で反芻していた。
使徒。人に似て異なるもの。未知のエネルギーで無限に活動し、人知に拠るあらゆる攻撃を受け付けない。
「ええ。レイ=アヤナミ、要人暗殺用人型使徒」
暗殺、と聞いてシンジは腰を抜かしかけた。
「いま受けている命令は、あなたを守ること」
「命令って、誰の?」
「あなたの。30年後のあなたが、今のあなたを守れって」
「ややこしいな。さっきのも君と同じ使徒なの?」
「同じじゃない。カヲル=ナギサ、後期調整型でわたしより性能が高い」
「いきなり手を離すなよ、危ないだろ」
「離せって言った」
「僕の言うこときくの?」
「そう設定されているから」
少し考えてから、冗談めかして言った。
「スカートめくっていい?」
129 :
kATu:04/02/29 19:30 ID:ILsQfnpj
>>127君
これでイイ(・∀・)のだ!!!
有難うね
このままエヴァ映画小説でも書きまくってくれたまえ
早く書いてください!マダですか!?
口先ばっかりですねw
おこりますよ
まだですかあqwせdrftgyふじこlp;@
明日辺りに書いてみるよ
今更だが助けて欲しい事があるんだ
今エヴァBRの小説だいたい出来てるんだけど
川 田 に あ た る 人 物 が 居 な い !
トウジはダメだし
どうすれば・・・
と言うわけでなんか考えて欲しい
是非お願いします
133 :
kATu:04/04/15 16:01 ID:RRIJ99C0
でもsage状態なら誰も見てくれないから
ageときます
でもホント今回の作品は思ってた以上いい作品なので皆さん期待していてください
>>132 > 今エヴァBRの小説だいたい出来てるんだけど
> 川 田 に あ た る 人 物 が 居 な い !
それはだいたいできてるというのか?
保守るな馬鹿。さっさとdat落ちさせろ
今日発表予定デス
保守
最下層おめでとう。
test
上がらないのか?
間違えた
キル・ビルは見てない
>>16 荒れたアスファルトの路面が、夏の日差しに焼け付く。
虫さえも息を止めたかのような、静止した午後を黒い影がよぎった。
ピーンポーン
誰・・・もう息子が帰ったのだろうか。
気だるげに体を起こしたその女は、玄関へと続く短い廊下を見やった。
迎えに出なければならない。母親なら、そうするだろう。
親子らしいところのない、二人だけの生活。
真似事だとわかっていたが、女には家族というものへの未練があった。
「あら!もう帰ってきたのね」
わざとらしく声をあげながら、ドアを開ける。
ドアの向こうにいるはずの、息子に聞かせるつもりで。
薄く開いたドアから入ってきたのは、息子ではなかった。
夏の強い日差しが作り出した、影そのもの。
だが、その襲撃者の歪んだ青い眼差しに、女は見覚えがあった。
「あっ、お前は」
女の声は途切れた。
一方的に振るわれる、暴力。
体格の差はない二つの体がもつれ、部屋は荒らされた。
駐車場から聴こえた車の排気音。
止まるエンジンの音が均衡を破った。
女は、死に物狂いで襲撃者を振りきる。
息子には見せられない。
「ただい・・・・・」
息子が息を飲んだのがわかった。
玄関から続く部屋は、足の踏み場もないほどに散らかっている。
女が叩き付けられた棚から落ちた食器の破片が、
鋭利な切っ先をさらしていた。
「おかえり、ちょっとペンペンが暴れたから・・・
このヒトは、お母さんの友達なの・・・」
女は取り繕うように早口で述べ、髪を整える。
もう一人は、息も乱していない。
傍らの襲撃者、赤い髪の相手を息子の眼から隠すように前に出る。
女は、息子に自分の過去を知られたくなかった。
背後から聞こえるのは、さながら過去からの亡霊の囁き。
「私にも子供が居たの、今は丁度4歳になる子供が・・・」
怨嗟の滲む繰言を、息子に聞かせる気はなかった。
「お母さん達、2人で話があるから部屋に居なさい・・・」
嫌とは言わせない。
女が息子を突き放すのは、いつものことだった。
部屋の惨状に驚いていても、女の言葉に息子は従った。
息子を見るのはこれが最後かもしれない。
部屋の扉が閉まるまで、振り返りもしない息子の背中を
女はただじっと見つめた。
>>19 「アスカ。コーヒーでも飲む?」
突然の来訪、そして暴力。
昔のままの呼びかけに相手が応えるはずはないと思いながらも、
女は親しげに声をかけた。
道化であることも、自分を誤魔化すことにもたけている。
自嘲の笑みを喉奥で噛み殺し、他意のない笑顔を作る。
「いらないわ」
そっけない返事が返る。
答えないだろうと思っていた相手からの言葉に女は驚く。
もしかしたら、話ができるかもしれない。
女は、言葉を探した。
「貴方が生きてるとは思ってなかったわ」
直截な表現だが、伝え方によって印象も変わる。
(生きていてくれて嬉しい)そう聴こえるように、声音を調節する。
女からの反応を探るような視線を、アスカと呼ばれた者はただ見返した。
「で、いつ殺されたいの?」
無機質な声。
ガラスのような青い瞳に、感情は映っていなかった。
その顔の中に、かつての快活だった少女の面影はない。
「いつでもいいけど、息子の前では殺さないで」
これ以上話を続けることは無駄だとわかった。
だが、ただで殺される気はない。
女は何気ないそぶりで席を立とうとした。
「あらいけないもうこんな時間。息子にフレークあげなきゃ」
一瞬の隙があればいい。
女は射撃の腕に自信があった。
息子を牽制に出したのは、アスカがそのことについて話したからだ。
自分の子供とダブらせて、隙を見せなさい。
あなたの子供のところに送ってあげるから。
しかし、隙を作ったのは女のほうだった。
息子の部屋のドアが開く。
・・・カヲルっ。
人を殺す自分の姿を見て、息子はどう思うか。
劇鉄にかかった指のわずかな震えが、明暗を分けた。
胸に刺さったナイフ、銃口から上がる細い煙。
それが女が見た最後のものだった。
「・・・・・・・」
「貴方の前で殺しちゃったわね
じゃあ、10年後にでも待ってるわよ」
ドアの影で彼女の息子が話を聞いていたことに、アスカは気づいていた。
言葉もなく背中にあたる視線だけが、驚愕を伝える。
時間がたてば、それは憎しみに変わるだろう。
アスカの気持ちがそう変わっていったように。
追いかけてくればいい。
そして、闇に染まるといい。
部屋を出れば、熱風が吹き付ける。
Tokyou−3 変わることのない、千年の夏に耐える都市。
怨嗟を育てるのに、この街は相応しい。
女の死を振り切るように、アスカは踏み出した。
「バイバイ、・・・ミサト」
―――続く?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ぬるぽ・・・・・・・・・。
続けろ!!
もっともっと〜
とりあえず
>>149・・・がっ(ry
>>14 悪夢が眠りという安息を奪うたび、殺すべき者の数を数えた。
その筆頭は、当然ゲンドウだ。
あの男こそが、アスカを地獄に突き落とした。
「私は、あの組織から足を洗い夫と幸せに暮らす予定だった・・・
でもあいつらが、私の家族・友達・夫・そして体の中にいた子供まで・・・
許せない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
あの日、白い衣装に身を包んだアスカは全ての幸せが約束されたものだと思っていた。
アスカの隣に立つのは、共に辛い出来事を乗り越えることで絆を育んできた男だった。
ある組織の中でアスカと彼は出会い、共に戦ってきた。
彼女たちを祝福してくれるものは、皆それを知っていた。
アスカたちを巻き込んだその戦いは、広く世界そのものにも影響を及ぼしていた。
参列者の誰もがそのことによって、少なからぬ傷を負っていたこともまた確かだった。
だが、それも過去の出来事だった。アスカはそう思い込んでいた。
心残りがあるとすれば、夫となるべき男の父が参列を拒んだことだけ。
アスカはそう思っていた。・・・・・そのときまで。
―幸せ―だった。
下肢を破水で汚し血にまみれた相方を抱いて、
簒奪者の銃口の前で狂気に身をゆだねた、その瞬間まで。
>>20 ―――私は、次にレイを殺す事にした
彼女が1番見つけやすく、ゲンドウと最も仲がヨカッタ
彼女は、日本の組織の頂点にいる
だから見つけやすかった・・・
レイ・・・かつては友だったはずの女。
アスカにとって、夫として選んだ男意外には唯一戦友と呼べる相手だった。
裏切りにさらされたその瞬間まで、友だと思っていた。
偽物の、その人形を。
隠すようにしまわれていた夫の手記には、その事実が記されていた。
頁を破り取り握り締めて、慟哭した。
友はすでに死んでいた。・・・過去の、戦いの中で。
その手記には、こう書かれていた『三番目のクローン』と。
レイと仲が良かったはずの夫が、彼女と距離をおいていたのは、
自分のせいだとアスカは思っていた。
レイよりも、アスカを選んだからだと。
人形は友の仮面を外し、その手で殺戮の幕を開けた。
それがもし、愛ゆえの憎悪だったなら納得したかもしれない。
許せないと思う気持ちとは裏腹に、その憎悪を肯定しただろう。
だが、人形には操り糸がついていただけだった。
糸の先にいたのは『ゲンドウ』
人形の持ち主であり、夫の実父であった男。
アスカは許さない。
彼女を裏切り、その全てを奪った者たちを。
レイを壊す・・・・・・友の姿を汚した『物』を。
>>29 レイを次の標的に定めた。
レイを殺すには、情報と何より武器が必要だった。
アスカの復讐のためにドイツで得た情報の中には、
標的の他にも知った名前がいくつかあった。
地下にもぐり武器密売に手を染めたその男の名は、加持リョウジ。
過去の戦いの中で、記憶のほとんどを失った男。
あの後ミサトと一時縁りを戻したが、すぐに別れ、
姿をくらましていた。
必要なら、全てを利用する。
心は決まっていた。
加持の店を探しだした。
その店は表向きただの居酒屋を模していた。
南方の民俗音楽エイサーがかかる、こじんまりとした佇まいの隠れ家。
店の入り口には崩れた書体の墨字で「おきなわ」と書かれていたが、
読むこともなくドアをくぐった。
流木を削ったカウンターに肘を着けば、男がやってくる。
加持だった。
「いらっしゃいお嬢さん」
時の流れが、男の姿をどれほど変えようと、
声までは変えられなかったらしい。
過去の思い出と、それは当り前のように重なった。
「久しぶりのお客さんだ。ほら御持て成ししろ!おい!」
加持には、こちらが誰かわからないようだった。
或いは、わからないふりをしているのか。
距離をおいた視線に気づいた様子も無く、加持は厨房に怒鳴った。
「分ったよ。で、何飲むの?」
厨房から出てきた、小柄な男に思わず息を呑んだ。
・・・・・・シンジ。
その男は、似すぎていた。
「焼酎」
動揺を見せるわけには行かない。
声を殺し、できるだけ平坦な声音を作った。
「ほら早く持って来い。で、・・・お嬢さん何処から来たんだ?」
シンジに似た男は、加持の声にまた厨房に戻った。
揺れた心を隠したくて、加持を見ずに応える。
「ドイツ」
「日本語は、覚えたかい?」
「ええ、こんにちは」
「グットグット。日本語は、一番覚えやすいからな」
「どうも」
あの男は戻ってこない。何かあるのか?
裏があるなら、全て殺し尽くすまでだ。
その口元には、笑みが浮かんでいた。
「で、日本には何しに?」
異国からの客の笑みに目を奪われながら、加持が問い掛けた。
若い女には不相応な、凄惨な微笑。
美しい顔立ちを歪ませることなく狂わせた、笑み。
嫌悪と渇望が、加持の中で同時に沸き起こった。
「ネズミを狩りにきたので、貴方の刀が要るの」
吐息のような囁きで、その女は答えた。
こいつは、闇を抱えた女だ。
加持は興奮を隠すように、俯いて呟いた。
「俺の刀を使うなんて、相当大きなネズミだな・・・」
>>30 「武器を見せて」
睦言めいた囁きに、加持は黙って頷いた。
厨房を横切り、屋根裏部屋への隠し階段を上る。
シンジに似たあの男は、冷蔵庫の影から二人の姿を見ていた。
「ここにある刀は、全部私が作った刀だ」
独自にチューンナップされた様々な銃器。
加持はそれを『刀』と呼んでいた。
「譲って」
全ての武器を一つずつ品定めしながら言った。
「これは、全部非売品でね」
「売ってとは、言ってないわよ。譲ってと言ったわ」
「もう人殺しの道具は、造らないんだ」
この女に渡せば、これらの刀は必ず血に塗れる。
加持の想像の中で、硝煙と血の幻影を纏った女は美しかった。
だが、この女は若すぎる。
加持の刀には相応しいとは思えなかった。
「これでも・・・」
加持の返答に、アスカは静かに目を伏せた。
そしてゆっくりと、懐からあるものを取り出した。
「そ・・・それは・・俺の・・・」
小さな銀環を通した黒いクロスのネックレス。
ミサトの血に濡れた、復讐の証だった。
加持はそのクロスに見覚えがあった。その、指輪にも。
加持は悟るしかなかった。
それを持っていた女が、もう生きてはいないことを。
目の前にいるのは、復讐者という生き物だった。
「どう?」
「分った。
・・・個人向けのチューニングには1ヶ月だ。
造るのに時間がかかるから、その間は好きにしてろ」
「どうも」
もう加持を見ることなく、その部屋を後にした。
読んでるやつって、いるのかな?
綾波組の組長レイさんがこんな事言ってました
「続けちまいなッ!!!」
続きギボン
あと良スレの予感
161 :
160:04/10/12 13:56:26 ID:???
>>128 僕の名前は碇シンジ14歳
母さんは勤め先で事故が起きて精神がおかしくなり
今も病院にいる。
でも母さんには、不思議な事に合わせてもらえない。
父さんもその事故で重傷を負った
でも父さんは、その事故について一切口にしようとしない。
それから僕は、10歳の頃父さんの部下の葛城に預けられた。
そして12歳の時僕は、その時から酒・煙草・オレオレ詐欺といった
非行に走り始めた。
そしてこの日 いつも通り仲間のトウジとケンスケと一緒に
銀行のATMをハクってそしてATMから金を取り出し
その金で遊びに行く予定だった
でもその日はいつもと様子が違ってた・・・
>>31 期日を前にしてアスカの部屋に来たのは、加持ではなかった。
ドアの前には、あのシンジに似た少年が立っていた。
落ちつかなげに視線を揺らし、腕を差し出す。
警戒心を露にしたアスカにさらに怯えながら、少年が渡したのは一つの鍵だった。
飾り気のないキーホルダーには、加持の名が彫ってある。
おそらくこれは、武器庫のものだろう。
「・・・こ、この『刀』をあなたに、って、加持さんが」
小さな声で、伝言が伝えられる。
アスカが鍵を受け取っても、少年は動かなかった。
「どうも。
まだ、なにか」
「あ、あの・・・」
その少年は言葉を捜しているようだった。
それは、過去のシンジのしぐさによく似ていた。
顔だけではなく、行動の一つ一つまで彼はシンジに似ていた。
アスカはドアを閉めることなく、シンジの言葉を待った。
「・・・加持さん、いなくなっちゃったんだ。
僕、これから、どうすればいいのかな・・・」
俯いた少年の首は細かった。
・・・シンジなら、こんな子供ではない。
生きていたとしたら、アスカと同じように年をとっているはず。
なぜこの少年を追い出せないのか。
アスカは凍りついた自分の感情について、考えながら目を瞑った。
あの日からアスカの中には、憎しみ以外の感情はないと思っていた。
「私は、Tokyou−3に行くわ」
「・・・そこに、加持さんが?」
復讐の道行きに、随伴はいらない。
分かっていながら、アスカはその少年を振り払えなかった。
>>32 エヴァの維持には莫大な費用が掛かる。
乗り手が居なくなっても、日本の組織はエヴァを手放そうとはしなかった。
レイの行動予定を探るためには、マギにハッキングをかける必要があった。
マギは、過去の戦いで666プロテクトを使用していた。
その後、独立したネットワークになっている。
データを盗むには本部にもぐりこむしかなかった。
パスワードは、赤木リツコのものを使った。
リツコは、アスカの結婚式より前に死んでいた。
償いのつもりだったのか、『結婚の祝い』にと、遺言のようにそのパスはアスカたちに届けられていた。
現在の技術部を取り仕切り、レイの片腕とも言われているのは伊吹マヤだ。
対外的には弁護士を名乗っているようだが、組織の中では今も実質的ナンバー2である技術部長の役を果たしている。
だが、マヤが技術部長の名を継ぐ事を辞退したという情報をアスカは手に入れていた。
組織の中で技術部長は、長い間、空白になっている。
そんなマヤがリツコのパスを書き換えるはずがないことを、アスカは知っていた。
本部の警備は旧体制と同じくマギに頼りきりだ。
マギを騙すことが出来れば、本部に入り込むことはたやすかった。
>>35 アスカは、伊吹マヤを狙った。
彼女はリツコの助手であり、真実を知るものの一人だった。
真実を知りながら、アスカをだましていた裏切り者の一人だった。
自分の手を直接汚さなければどんなことでも出来る人間であることを、アスカは調べ上げていた。
人気のない女子トイレは、いい死角だった。
「な、何っ」
「ひさしぶりね、マヤ」
「・・・まさか、アスカなの?」
アスカは、無駄な会話をする気は無かった。
当身で気を失わせて連れ出す。
潔癖症なマヤが、常時監視されていることを良しとする筈が無い。
マヤの生体反応があれば、マギはモニターを切った。
アスカはやすやすとマヤを連れ出した。
>>33 アスカはレイの居場所を突き止めた。
レイはあるホテルの最上階を借り切っており、そのホテルのバーである「倶楽部エヴァ(ry」に出入りしていることが分かった。
緩まぬ陽光はビルに反射し、見上げる視線を射る。
「どうしても一緒に」と言い続ける少年を置いて、家を出た。
今回だけは、連れて来るわけには行かなかった。
各階で仕掛けを施し、予約を取った部屋で着替える。
バーの入り口で佇めば、意味ありげな視線には事欠かない。
アスカにとっては、もはや何の価値も覚えなくなった容姿だ。
だがその利用価値は、充分に承知している。
紅く塗った唇で嫣然と微笑めば、視線はため息に変わる。
その賛美はアスカの心の一片をも、動かすことは出来なかったが。
アスカのことを眩しげな、それでいて暖かな眼差しで見つめてくれた夫はもういない。
「ささっ、こちらで御座います」
「どうぞどうぞ」
口数の多い案内役を、目を細めるだけで黙らせる。
煩い男は、気に入らない。
室内は照明が抑えられ、気を逸らす事もないほどの音楽が流れている。
カウンターに肘を着いたアスカのもとに、リキュールが運ばれてくる。
華奢なグラスに湛えられたそれは、微かな光を受けて揺れる。
ホワイト・レディ。
アスカの存在の、おそらく対極にこそ相応しい酒だ。
その皮肉はアスカの口元を僅かにほころばせた。
「おい御前チャーリーブラウンに似てないか?」
「似てる似てる」
「チャーリーキスして」
「それは、困ります」
背後のボックスに座る客の声にも、緊張感はない。
いや、だからこそ、おかしかった。
この場に相応しい会話ではない。
カウンターについた腕を支点に、一瞬でその後ろへと身を躍らせる。
赤い髪の軌跡を追うようにナイフが飛び、棚のグラスを割る。
「エェーーッ」
「なーんで、避けちゃうかナァ」
「チャーリーが下手糞だからでしょ」
「そうそう、チャーリーが下手だから〜」
ふざけた会話の間にも、次々と銃弾が打ち込まれる。
不意打ちを狙ったためか、ナイフは最初の一撃だけだったようだ。
巻き込まれまいと逃げる客を気にする様子もない。
床に伏せたアスカは、背後から近づこうとした男を割れたガラスの破片で黙らせる。
武器を取り上げカウンターから蹴り出す。
顔さえも見なかった男は、アスカの網膜に赤い飛沫の印象を残しただけだった。
それさえも時を置かず、立ち込める硝煙と零れたアルコールに掻き消される。
静かにやる必要はすでにない。
アスカは仕掛けを作動させると、レイの部屋へ続くドアを探す。
このバーからは直通のエレベーターがあるはずだった。
爆音がすべてを飲み込む。
その音を背後に聞きながら、アスカはその厚いドアの向こうに滑り込んだ。
>>34 「委員長!」
「何も居ないわよ。
・・・っ!」
レイの声に不用意にドアを開けた女を、一撃で黙らせる。
崩折れた女に一瞥も与えず、アスカはその部屋に姿を現した。
レイの前に立つのは、復讐の女神ネメシス。
爆風にさらされた髪は赤銅に波打ち、アスカの背を彩る。
灰に汚れた頬を拭くこともなく、青い瞳を光らせたアスカは美しかった。
「レイッ!」
「・・・あなた、誰?
ここに許しもなく入るものはいないわ。
出て行きなさい。」
透き通った真紅と、深い青が交わる。
漣一つ立たないルビーは、アスカを見つめる。
「忘れたとは言わせない。
ゲンドウの操り人形!
私は、お前を許さない」
「貴方まさかあのときの・・・」
「ええそうよ。
ようやく思い出したのね。
あんたにとっては、忘れてしまえるほどのこと・・・。
けれど、私にとってシンジは全てだった!!」
激昂しようとも、アスカが構える銃の照準は揺るがない。
復讐のために、何もかも捨てた。
そして、今、ここにいる。
「生きてるとは、思わなかったわ。
惣流・アスカ・ラングレー。
エヴァンゲリオン弐号機、専属パイロット。
そして、碇シンジの妻になるはずだった女」
「・・・ッ。
いまから御前を殺して、ゲンドウも殺しに行く!」
「貴方を碇司令の前には、行かせないわ・・・」
レイが狙ったのは、アスカの顔だった。
目前に据えられた銃口を無視し、アスカの命を狙う。
避ける事が叶わないことを悟ったアスカは、銃でレイの投げたナイフを弾く。
体勢を崩したアスカを、さらにナイフが襲う。
片腕を犠牲にすることによって、アスカはレイの動きを止めた。
レイの首からは、血が溢れ出す。
「もう、終わりね。
最後くらい、何か言いなさい。
人形でも、遺言ぐらいは聞いてあげるわ」
「・・・残念、ね。
私は、貴方の殺したい、レイでは、な、いわ。
わた、しは4人、目、だから。
もう、す、ぐ、部下、が来る。
司令、の場、所、貴方は、知ら・・・」
血まみれの人形はその赤い瞳に、最後まで感情を浮かべることはなかった。
ビルの外には、ヘリを含む組織の機動部隊などが集まってきていた。
しかし最上階を除いたほとんどの階は、アスカの仕掛けた爆薬によって破壊されている。
ここまで辿り着くことも、出来ないだろう。
「ゲンドウの居場所は、マヤが話してくれたわ。
この部屋から、地下へ行くことが出来るそうね。
・・・、お前にはもう聞こえないわね」
アスカは、振り返らなかった。
>>94 エレベーターは音も立てず、ゆっくりと地下へと降りる。
奈落の底に落ちる感覚。
深く深く、アスカを誘い込む。
沈み込む体を誰も支えてはくれない。
厳重なセキュリティを解除するためのパスコードを打ち込む。
短い機械音と共に、コードを受付たことを示すグリーンが点滅する。
だが、最終チェックになっていた生態スキャンが反応した。
アスカを侵入者とみなし、システムが牙を剥く。
アスカを襲ったのは、小型自立制御機械。
エヴァか、あるいは使徒の機能を応用したものか。
独特の動きはアスカの記憶にあった。
精神を苛み続ける疑似体験。
連鎖反応のように、身体が思い出す。
戦いの記憶は体に刻み込まれている。
それが、エヴァに乗ってのものであったとしても。
そして8機の雑魚を片付けた。
「私と戦う雑魚は、こんだけ?」
嘲うアスカに、小型レーザーが襲い掛かる。
8方全てが、不可視の刃で埋まった。
…もうすぐ、終わる。
kATu の書いた文
178 :
161:04/10/20 09:29:31 ID:???
そうだな
最後までガンガレ
>>96 「臆病者の棲む場所はどこも同じ・・・」
乱れた息を整え、残った武器を点検する。
破壊された通路に立つアスカの姿は凄惨だった。
腰まであった長い髪は、邪魔になったので無造作に切り落とした。
俯けば不揃いの髪先が襟足を撫でる。
特殊繊維で織られたコートはぼろ布と化し、服としての態を成していない。
腕の傷を縛る布は、ドレスの裾を切り裂いたものだ。
傷は全身にあり、露になった長い脚にも、未だ血を滲ませるものがある。
それでもなお、アスカの姿には他者を竦ませる気迫があった。
眼差しを死に据えた、残酷な復讐者の匂いを、その身に纏っている。
「見学は、終わり?」
通路最奥、最後の扉の脇にある一つの気配。
殺気でも、戦う者の持つ気配でもない。
しかし、姿は見えないがそこに男がいることにアスカは気づいていた。
アスカの蹴った機械の破片が、壁に当たり大きな音を立てる。
「出てこないなら、こっちから行くわ」
冷えた声が途切れる前に、壁の一部がスライドする。
「うっわわっわわわわわ」
隠し部屋に潜んでいた男は、ふざけた悲鳴と共に転がり出てきた。
床に這い蹲ったままの男の顔には、見覚えがあった。
「なぜ、ここに?」
アスカの銃口が、男の眉間を狙う。
「ひどいな。
俺も、幼馴染だろ。
これ、どけてくれないか?」
男の声は震えていたが、言葉は確りしていた。
ずれた眼鏡を直す仕草は、昔と変わらない。
男は、シンジの友人の一人だった。
この男が共犯であるとは、アスカの調べた情報にはなかった。
「雇われたのさ」
「いつから?」
返答しだいでは、殺す。
親かった人々は裏切りに汚れ、アスカの手はすでに血にまみれている。
例外は、いらない。
「いつからだったかな?・・・っと、嘘だよ。
8ヶ月前だ。
うちの会社が、ここの傘下になったのさ。
下請けの下請けだけどな。
そしたら、綾波に引き抜かれた。
それからだよ、嘘じゃない」
殺してしまえと、アスカの本能は囁く。
僅かな期間で、これほどの深部を任されるようになるとも思えない。
「うちは軍需関連がメインでさ。
だからこの辺のも、うちからの納入品。
侵入者が、惣流だったとは思わなかったけど。
でも、強いな。
ああ、惣流は昔から強かったけどな」
ぺらぺらと息継ぎの間もなく、喋り続けるのは恐怖からなのか。
「凄いかっこだよな〜。
悪いってんじゃないぜ。いや、むしろカッコイイかな。
眼福ってやつ?
惣流の写真は人気だったよ。
これも売れるだろうな。
やった〜、パンチラゲトーって、か・・・」
男の手にあったのは、その掌に収まるほどの小型カメラ。
だが、そのシャッターは押されることなく、持った手ごと撃ち抜かれる。
「グヱ、くっ、どうして・・・」
「バカな男。
黙って、ママのとこに帰ればよかったのに。
私は二度も命を狙われて許せるほど、お人よしじゃないの」
その手から落ちたカメラは、床に当たってフラッシュが点く。
集束された光は、男の血で濡れた床を半瞬ほど抉り、消えた。
あと一つ。
だけど
>>97で、どうまとめれば終わるんだ?
kATu…、恐ろしいやつ
>>97 厚い扉の向こうは薄暗い空間だった。
どのくらいの温度が体を満足させるのか、そんなことも見失った肌を冷やりとした空気が撫でる。
茫漠たる空虚。
暗闇に目を慣らす。
生き物の気配はない。
だが、アスカは警戒を怠らなかった。
部屋の中心にあるのは、大き目の四角い箱だった。
水音がしている。
鼻腔に感じる微かな潮の香は、LCLのようだった。
アスカは銃を構えた。
LCLは、生命活動を維持するための補助装置の役割もこなしている。
ならば、その中に存在するものは、何らかの生命のはずだ。
そして、この最終ステージに上がるモノは、自分以外はすべて敵だ。
アスカの指が、引き金に掛かる。
その瞬間、明かりが点いた。
薄暮に近い程度の明るさだが、暗闇に慣らしたアスカの目が眩む。
目は見えないが、何者かの存在を感じ、アスカは反射的に銃を向ける。
打ち出された銃弾は、硬質な音を立てて弾かれた。
その、何もなかった空間で。
「セカンド・チルドレンに、再開の挨拶を。
何故、ここに?」
真紅の瞳、薄灰の髪の昔のままの少女がアスカの前に立っていた。
アスカの視界が、彼女の姿を捉えた。
「何故?…よくそんなことが言えるわね。
それを、お前が尋く?
わかっているはずよ」
「そうね。
・・・4番目を殺したのね。
あの子は生まれたばかりだった」
「私の子も死んだわ。
4年前に、お前に殺された」
「復讐?」
「そうよ」
「復讐は、何も生まない」
「だから?
人形に説教されるなんてね。
お前には、私の気もちはわからない。
人間の『心』は!」
「わたしは、人形じゃない」
返答の声を聞かず、アスカの指が引き金を引く。
叩き込まれる銃弾は、少女の肌を裂き、血煙を上げ、その存在をただの肉塊に変えるはずだった。
フルオートの振動がしずまり、指先が抵抗をなくしたそれから離れる。
アスカに投げ捨てられた銃は、透明な赤い壁に阻まれて落ちた。
少女の目前で、床に跳ねた重い鉄の音だけが、その空間に響く。
「化け物」
「いいえ。
わたしは『ヒト』。
たとえ、この命が・・・」
「笑わせないで!
操り人形の癖に!
お前は『死ね』と言われれば『死ぬ』んでしょう!
『殺せ』と言われたから『殺した』んでしょう!
自分で考えることを放棄して、他人の言いなりになるやつは人形で充分よ。
お前は、『自分』を捨てたのよ。
『自分』を捨てて、『人形』になったんだわ」
アスカは肌に仕込んだナイフを抜く。
少女が展開する壁の強度は、ナイフ程度では壊せないことは実証済みだ。
ならば、スピードではどうか?
アスカの脚が床を蹴る。
間近に映る少女の面差し。
アスカはナイフを拒む透明な壁に、角度を変えて次々と打ち込む。
防戦一方の少女の動きにつれ、その灰色の髪がアスカを掠める。
過去、一年を越える戦渦の中で、たった三人しかいない仲間だった少女。
それほど親しくしていたわけではない。
個人的な言葉を交わしたことすら、おそらく数えるほどだろう。
それでも、友だと信じていた。
背を任せ戦った日々は、夢ではない。
戦況が悪くなる中で相手を憎んだこともあったが、それさえも信頼と背中合わせだった。
少女の力量はよく知っている。
何度も、訓練の中で拳を合わせた。
生き残るために。
だが、信じていたものは全て、あの日、赤い悪夢に飲み込まれた。
アスカの記憶を染める愛した男の血が、少女を塗りつぶす。
ここに居るのは、アスカの敵。
・・・テキハコロス・・・
「私は、お前を許さない。
私を、シンジを、皆の気持ちを裏切った、お前を!
お前は、もう私の友達じゃない!
ゲンドウ!!
お前もよ!
シンジはお前に裏切られながらも慕ってた!
でも、もうお前はシンジの父じゃない!!」
アスカに追い詰められ、少女の背が中央の箱につく。
少女には、これ以上下がるための後が無い。
「ここまでね、ファースト。
いいえ、三番目の人形。
私の友は、二番目のレイだけよ。
私と同じにシンジを愛して、シンジのために死んだあの子だけ。
人形のお前なんていらない。
すぐにゲンドウも、同じところに送ってやるわ」
少女は掌で、背に当たる箱の表面を撫でた。
無防備に伸ばされたその左腕を、アスカのナイフが切断する。
壁は、展開されなかった。
白い腕は床に落ち、あふれた液体が箱を濡らす。
血よりもはるかに薄く、透明度の高いその液体はLCLによく似ていた。
箱は、二人の前で内側から光度を高めていく。
薄暗い部屋の中で青白く光るその箱の内側には、おぼろげな人影。
少女の喉下にナイフを突きつけながら、アスカは目を凝らした。
「・・・っ、ゲンドウ!」
二股に先の割れた奇妙な槍と共に、そこにはゲンドウが沈んでいた。
「わたしを、殺せるのはこの槍だけ」
少女の言葉に槍はゆっくりと浮かび上がり、空間で静止する。
アスカはその槍に見覚えが会った。
「ロンギヌス・・・の、やり」
「そう。
その一部を培養したもの。
これも、クローン」
「・・・何故?」
「何故?・・・それを、貴方が聞くの?
貴方は知っているはず」
繰り返される会話。
空中に留まる槍。
LCLに沈む男。
片腕の無い少女。
「この槍が反応するもの・・・それは」
「死への渇望」
アスカの手の中に、滑り込んでくる槍。
緩やかに瞬く、紅い瞳。
「殺して、セカンド。
全てを。
終わらせて」
槍の発する、生き物のような鼓動。
誘われるように、それは少女へと呑み込まれていく。
背後の男もろともに、一本の槍が繋ぐ。
復讐の完結。
アスカの手によって、少女は箱に縫いとめられた。
静かに目を伏せた少女の顔には、苦痛の影すら見せず、微かな微笑すらある。
美しい胡蝶の、標本のように。
「ファースト・・・」
「さよなら」
トンッ。
背後からの軽い衝撃に、アスカは少女の体に手をつく。
華奢な体は、命の名残をとどめぬほどに冷たい。
死者に身を委ねたまま、アスカは振り返った。
両手を突き出した格好で、アスカの背後に立っていたのは、あの少年だった。
アスカが加持の元から連れ出し、この襲撃には連れてこなかったはずの。
シンジによく似た、少年。
「・・・シン、ジ?」
「オリジナルは、死んだか。
役立たずには、用は無い。
・・・レイ、お前には失望した」
「まさか」
少年は、片頬を歪めて笑った。
「加持の『刀』も少しは役に立ったようだ」
アスカの腹部からあふれ出す真紅。
急速に奪われていく熱に、アスカの視界が滲む。
背を向ける、アスカの愛した男の姿。
だが、その中には・・・。
薄れゆく意識の中で、アスカは歯を食いしばる。
復讐は終わったかに見えた。
でも、まだゲンドウは、居る 。
私は、ヤツを倒さない限り死ねない・・・
Fin・・・・theEND
終わった。
終わった・・・のか?
ああ、疲れた。
a-1
なんて、汚れた二人なのだろう。
リツコはそう思い、薄らと笑った。
LCLの滲んだ白衣を脱ぎ捨てる。
暗い部屋の中、布に散る濡れた影は血の跡のようだ。
朱に塗れた二人。
このくちづけに、血の匂いのしないことが不思議だった。
触れ合う個所は、どこもかしこも、罪で汚れている。
『人』を殺す、この手も。
それを望む、この人も。
a-2
このからだを、きつく引き寄せて抱き締める。
なすがままに身をしならせるリツコの耳に唇を寄せて、男は何事かを囁く。
リツコは、かたく瞳を閉じてその背に腕を回す。
男の言葉を、聞きたくなかった。
恐ろしく強いこの人の、その腕だけは恐ろしく優しいから。
目的のためなら、その身を、心を傷つける事になんの躊躇いももたない人だから。
何も聞きたくない。
何も、言わせたくなかった。
どうよ
b-1
「怖いんだ。・・・助けて。助けてよ、・・・」
「起きてよ。ねぇ、目を覚ましてよ・・・だけなんだよ。助けてよ」
「助けてよ・・・ねぇ・・・誰か僕を・・・
お願いだから僕を助けて・・・
助けてよ・・・助けてよ・・・・・・
僕を助けてよ!
一人にしないで!
僕を見捨てないで!!僕を殺さないで!!」
b-2
冥く深い地の底で、少女は男の前に立っていた。
遠く遠く、彼方より呼ぶ声。
己の伽藍に響くその求めに、少女は赤い瞳を伏せる。
「・・・私をユイの所へ導いてくれ」
その深淵からの希求に応え、少女の器は冷たく微笑んだ。
誰かが呼んでいる。
目前の男よりもつよく。
「頼む。待ってくれ、レイ」
「だめ、碇君が呼んでる」
b-3
白色の光が、視界に広がる。
周囲には大勢の人の気配。
そして、薬剤の匂い。
「患者さん、気がつきました」
「よかったわね、もう大丈夫よ」
「どこか痛いところはある?
ああ、声はどうかしら、話は出来る?」
幾つもの女性の声が、重なって聞こえる。
カノンのように、繰り返される心配と安堵の声。
「ここは、どこ?」
「ここはね、第三東京中央病院。
貴方は、都市部中心の爆発事故から助かったのよ。
まさに奇跡ね。
だから、頑張らないと駄目よ」
b-4
高く響く、優しい声。
いたわる様に触れる、指先。
心配気に覗き込む、視線。
初めて知る、ぬくもり。
「よかったわ。
誰も助かった人なんていないと、思ってたのよ。
怖かったでしょう?
貴方が無事だったのは、誰かが守ってくれたのかもしれないわ。
神様、・・・いいえ。
お父さんか、お母さんかもしれないわね」
父も母も知らないと、言わなかったのは何故?
ここにあるのは、造られた命。
碇ゲンドウ。
赤木リツコ。
b-5
「ごめんなさいね。
辛いことを思い出させてしまって。
いいのよ、今は何も言わなくても。
時間が癒してくれるものもあるわ。
・・・名前は、言える?」
名前。
同種の個体を識別する、コード。
器のナンバー。
ファースト・チルドレン。
綾波レイ・サード。
レプリカ。
モルモット。
不適合、バッドコピー。
b-6
「記憶が混乱しているのかもしれないわね。
あんなことがあった後ですもの。
大丈夫よ、そのうち思い出すわ。
ゆっくりと、あせらなくていいからね。
みんな、貴方が眼を覚ますのを待っていたのよ。
助けてあげたいって、そう願ってたわ。
だから、心配しないで。
治るまで、ここに居てもいいのだから」
白衣の女性は、私の手を取って、視線を合わせて話す。
穏やかな声で。
言葉は、日本語。
知っている、言語。
でも、何故?
優しくされる理由を、私は知らない。
b-7
白い廊下。
ここを歩くのは、二度目。
最初にここに来たとき、彼に会った。
私の知らないことを話す、少年。
碇シンジ。
私には、わからない。
三人目だから。
b-8
長い廊下に、光を取り込む窓。
病院の窓は、大きなガラス。
映る影は、私。
これは、誰?
茶色い髪。
黒い左目。
頭部に巻かれた包帯の下の右目も、黒?
これは、誰?
綾波レイ。
サルベージの失敗。
遺伝子の欠損。
これは、誰?
b-9
佇む少女の視線の先。
病室のドアが開き、転がるように少年が出てくる。
息が荒い。
泣いた後のように、その目元が赤い。
何も目に入らないかのように走り出した少年は、廊下に立つ彼女にぶつかった。
縺れ、倒れこむ。
突然失った平衡感覚に、少年はしばし混乱する。
自分の下の柔らかな、感触。
確かな、人の体温。
息を止め、目を開ければ、間近に開いた瞳。
濡れた黒の中に、お互いを映し出す。
b-10
「あ、あ、ご、ごめん。
ぼ、僕は・・・」
既視感が、言葉を奪う。
廊下に倒れこんだまま、声も無く、見つめあう。
この時、過去の記憶を辿ったのは、少年だけではなかった。
これは、誰?
知ってる、人。
碇シンジ。
私を、呼んだ人。
b-11
躊躇いがちに、伸ばされた指。
その手をとったのは、何故?
そのまま、二人は黙って歩いた。
廊下を抜け、階段を下りる。
ドアをくぐっても、その手は放さない。
手を繋いで歩く、それは、初めてのしぐさ。
まばらな木立が涼やかな影をつくる、病院の中庭。
中天に日のあるこの時間帯、ほかに人の姿は見えない。
椅子をさけ、花壇の置石に腰掛ける。
場所がない分、二人の距離は近かった。
b-12
「・・・名前。
聞いても?」
肩が触れるほど傍にいなければ、聞こえないほどの小さな声で少年は言った。
その問いを正確に聞き取った少女は、しばし考えるように視線を伏せる。
少女の脳裏には、窓ガラスに映った自分の姿が浮かんでいた。
名前、・・・同種の個体を識別する、コード。
以前、私の器は綾波レイと呼ばれていた。
その『綾波レイ』と、今現在の自分の外見的特長は一致しない。
記憶の不連続性も、判断を鈍らせる。
私は、誰?
b-13
思考に沈みかけた少女を引き戻したのは、微かな振動だった。
少年の肩が震えている。
膝の上に握り締めた彼の拳は、濡れていた。
俯いているせいで、顔は見えない。
止まることなく落ち続けるその雫に惹かれ、手を伸ばす。
手のひらに落ちたそれは、仄かに温かい。
「涙」
「・・・っ、ふっ、・・・う」
少年の殺しきれなかった泣き声が、耳に留まる。
何故、泣くのか。
悲しみの理由を、少女は知らない。
b-14
「ごめん。
・・・泣いたりして」
「いいえ」
「変、だよね。
・・・突然。
なんか、知ってる人に似てたから」
「誰?」
「・・・友達」
「そう」
「聞かないの?」
「なにを?」
「・・・わからない。
でも、僕の・・・こととか」
b-15
とりとめもなく、彼は話し続ける。
学校のこと。
転校する前。
友人の話。
家でのこと。
知り合った人々。
悲しいこと。
戦いのゆくえ。
濡れた手は乾き、風が髪を揺らす。
震えはもう感じない。
それでも。
差し込む日差しより、隣り合った肩のほうが温かい気がした。
b-16
「こんなふうに話したの、初めてなんだ。
・・・どうしてかな。
あ、えっと、名前。
ええと、君のじゃなくて、僕の・・・」
「知ってるわ。
碇シンジ。
・・・碇君」
「うん」
はにかんで俯く少年の、耳が赤い。
「ごめん。
僕、名前とか覚えるの苦手で。
同じ学校だったんだよね?
ごめん、覚えてなくて。
あの、今度は忘れないから!
だから、あの・・・。
名前、教えてほしいんだ」
b-17
名前。
私の名前。
「どうして?」
「どうしてって・・・。
呼びたいから。
・・・・名前で、呼びたい」
私を、呼ぶ声。
碇君が、求めた。
だから、ここに。
ガフの部屋にあった、魂は一つ。
器は違っても、彼の声に応えたのは私。
『綾波レイ』とは、名のれない。
それは、この器の名前ではないから。
浮かんだのは、目覚めたときに傍らにいた医師のネームプレート。
優しく手を握り、励ましてくれた人。
彼女の名前は、
「・・・霧島」
b-18
「きりしま、さん?」
「そう」
「きりしま、えっと・・・」
「真名」
「マナさん」
「そう」
名づけは、言霊。
継承される『綾波レイ』という呪縛。
それから解放されたことを、感じる。
彼の声が心地よく響く。
新しい名が、真実の名になるように。
意味を、重ねる。
「もう一度。
名前を呼んで、碇君」
ジャンジャンジャンジャンジャンジャン〜
私はアスカ
EVA弐号機のパイロット
EVAに乗るのが私にとっての誇りなの・・・っていうんじゃな〜い・・・
でも・・・あんたの代わりにEVAに乗るパイロットは・・・
何百人といますから!!残念!!
俺はアスカ大好き俺は綾波大好き
やっぱ一番すきなのは、可愛い可愛い幼少アスカっていうんじゃな〜い・・・
でも・・あんたみたいなのが小学生誘拐したりするんですから!!残念!!
俺は開成俺は荒らしの開成
エヴァ板ってろくなヤツいねーなっていうんじゃな〜い
でも・・・あんたのやってる行為は・・・ニート以下ですから!!残念!!
拙者・・・来週晴れてさいたま市民になりますから・・・・
切腹!!
1
一声。
頭上高くで鳴いた鳥の声に驚き、シンジは空を見上げた。
秋の風はここ数日の暗雲を払い、透き通る空は高みまで青い。
「鷹?」
ためらいがちな声は聞くものもいない空気に溶ける。
シンジは一度、小首を傾げると、頭上を仰ぎ鳥を探した。
手をかざし日差しを遮らねばならないほど、外は光にあふれている。
シンジの機嫌はよかった。
久しぶりの自由。
そして、青空。
肌をさす冷たい空気さえも、彼の浮き立つ心を醒ましたりはしない。
運悪く些細な罪で捕まり、脱獄不可能と謳われたネルフの牢獄に囚われたのは二ヶ月前。
弁護してくれる者もいない孤児同然のシンジは、そのままその牢獄で一生を終えるか、貴族の慰みに吊るし首の見世物になるしかない運命だった。
そう、シンジがただの少年だったならば。
2
しかし、シンジは現在こうして外の空気を吸い、大腕を振ってとは言えないが自由を謳歌している。
それを可能にしたのは、満足に盗みも出来ないシンジのただ一つの特技ゆえだ。
彼は一見すると、取り立てて優れたところなど何一つ無いかに見える。
けれども唯一つだけ、シンジは他者より優れたところがあった。
彼の、持つ能力。
それは、空間認識力である。
どのような場所にあろうとも、己のいる場所を感知できる力。
普段は道に迷わないという程度にしか使われることの無い能力である。
だが、これが脱出不可能といわれたネルフの地下迷宮を、抜け出す役に立ったのだ。
左右どころか上下すら見失いかねない複雑な廃棄ダクトを使い、このやせっぽっちの少年は脱獄を果たした。
3
脱獄不可の牢獄を誇り、罪人に厳しい処置をとることが有名な規律都市「第三東京市」
シンジはそこから逃げ出したただ一人の罪人となった。
数にも入らぬこそ泥だが、それでも逃げられたとあっては都市の面目が保てない。
彼にはすでに追っ手がかけられいる。
そのことはシンジも理解していた。
だからこそ、こうしてなれない山道を歩いている。
彼は、第三東京市からの逃亡を選択したのだ。
シンジの生まれは第三東京市であり、彼はそこから今まで一度も出たことが無い。
だが、そこに留まれば確実にその命が奪われてしまうことがわかっていた。
幸いにも、第三東京市は外部の都市とひどく仲が悪かった。
第三東京市を支配しているネルフは、さらに嫌われているとさえ言える。
別の街に入ってしまえば、多くは他都市のネルフの介入にいい顔はしないだろう。
セカンドインパクトを、各々の裁断で乗り越えた都市は独立独歩の気風が染みており、競争意識も強い。
下町に逃げ込んでしまえば、孤児一人など到底見つかることはない。
4
踏み出した足元で枯れ草が乾いた音を立て、シンジは軽く身を竦めた。
行くなら南がいいかもしれない。
体に巻きつけた外套は薄く、この先の寒さをしのぐには心もとなかった。
再び、鳥の声が聞こえた。
今度は、近い木の梢から。
「うわっ、綺麗な鳥。
・・・やっぱり鷹、かなぁ?」
シンジの上げた感嘆の声に、再びその鳥は空に舞い上がった。
梢を蹴り翼を広げ、風を掴み優雅に滑空する。
鳥は小柄だった。
巣立ちしたばかりの若鷹だろうか。
秋の日差しを受け、羽が金色に光る。
5
金色に光る羽を持つ鷹などシンジは初めて見た。
詳しいことはわからないが、鷹狩中の鷹ではないようだ。
山道とはいえ、こんなに都市近くでは鷹狩用の獲物などいるはずもない。
鷹を放って運動させるにしても、もっとそれに適した場所があるだろう。
三たび、鷹が声を上げる。
美しい鳥。
あの鷹を捕まえて売れば、けっこうなお金になりそうだった。
鷹は青い空を背に、秋の日を受けて光り輝く。
手遊びに作った弓を持ち上げかけ、シンジは一つため息を吐くと、それを下ろした。
シンジは弓が得意だということはない。
あのような綺麗な鳥を、傷一つつけずに落とすことなど出来ないこともわかっていた。
シンジは別段鳥が好きだというわけではないが、空を舞うあの鳥を傷つけるのは本意ではないような気がした。
・・・あんなに、きれいなのだから。
シンジは元通りに弓を肩にかけると、再び歩き出した。
6
背後から羽ばたきの音が聞こえる。
慌てて首をすくめたその頭上をかすめ、一声鳴くと、鷹はシンジの視線の先で旋回した。
緩やかな弧を描いて飛び、シンジの側から離れていこうとしない。
「人懐こいんだ。
誰かに飼われてるのかなぁ。
…おいで、射たりしないから」
シンジは左腕をかかげてみた。
鷹がとまってくれるなどとは思わない。
冗談のつもりの行為だったが、あの金色の鷹と触れ合うことを望む気持も僅かにあった。
「っう、わぁ!」
だから、鷹が翼を体に引き寄せ急降下してきたとき、シンジは思わず声を上げ目を閉じた。
7
鷹の羽が作る風が頬を叩き、左腕に痛みと重みを感じる。
そして、あたたかさも。
おそるおそる目を開いたシンジの左腕には、ちょこんととまった鷹がいた。
「…ぁ」
感嘆は声にならない。
彼の腕に舞い降りてきたのは、いままでに見たこともないほど美しい生き物だった。
シンジは知らなかったが、くちばしの付け根に黄色が残るその鷹はまだ成鳥ではない。
そのため一般の鷹よりやや小ぶりで、シンジの腕にも負担にならない重さとなっている。
また、シンジの目を奪ったあの陽光を弾いていた羽毛は、普通の鷹と違い茶色ではなく金褐色だ。
そこに純白の羽毛が雪のように散らばっている。
翼の先の風きり羽に浮かぶ濃い金の斑も繊細で、その造りの一つ一つがまるで芸術作品だ。
そして、何よりもシンジの声を奪ったのは、その鷹の瞳だった。
見上げる空の最も深いところを映したかのような、天上の青。
8
シンジのやせた腕に食い込む鷹の鋭い爪の痛みさえも、その青い瞳を覗き込めば問題にすら思えない。
そう思わせるほどに美しい生き物が、自分の腕の上にいる。
驚きと喜びに、シンジの鼓動は早鐘を打つ。
鷹は怯えた様子もなく、覗き込んだシンジの前髪をくちばしで軽く引っ張る。
甘えたその仕草は人馴れしており、笑みを誘う愛らしさがある。
もしもこの鷹が主人からはぐれた鳥ならば、少しの間なら一緒にいられるかもしれない。
明日をも知れない逃亡者の身では鳥を飼うことなど出来ないが、せめてこの山道を歩く間くらいは…。
鷹に魅せられたシンジが、うっとりとその小さな背を撫でた時、風に乗って人の声が聞こえてきた。
「・・カ、アスカ。
どこ?……アスカ!」
大きな声ではない。
それどころか、感情を殺したかのような抑揚のない声音。
しかし、その声は秋風よりもたやすくシンジの胸のうちに滑り込んだ。
どこか記憶の底をかき乱すような、不思議な痛みを伴って。
9
シンジが目を凝らし声の主を探せば、腕の鷹が「ピィ」と鳴いて街道の向こうへと首を巡らせる。
「…ぁ、おまえのご主人様?
そっか、じゃぁ、またね」
その動きを見たシンジは、落胆を隠せない声で鷹に向かい呟いた。
彼らが別れを惜しむ間もなく、一人と一羽の前には黒い騎影が現れる。
シンジが逃げる隙も与えず、足早に近づいてきた馬は巨躯だった。
いっそ青く見えるほどに艶やかな、深い黒毛の馬。
馬上の主は外套の頭巾を下ろしている為、顔はわからない。
だが、馬が大きいせいか、乗り手はずいぶんと小柄に見える。
「ここに、いたの」
馬上からおちた震えるような声が、シンジの胸に響く。
女にしては低く、男にしては高い声。
長旅に汚れた、元は白かったであろう外套から、腕が差し伸べられるさまが見える。
「アスカ」
鷹を呼ぶその声は、まるでセイレーンの唄声。
誘惑の呪唄にも似たそれに、シンジの体は知らず震える。
10
馬上の主が何者なのかはわからないが、馬の腹帯に括られた槍を見る限り只者ではない。
ネルフという都市の警備隊に追われる身である以上、シンジが警戒しなければいけない相手は多い。
馬に乗り武器を操るなら、『騎士』か『傭兵』の類だ。
本来なら回れ右して、すぐさま逃げ出すべきなのだろう。
しかしシンジは、その頭巾のしたから僅かにのぞいた薄い唇が動くさまから眼が離せない。
こぼれる声が、もっと聞きたい。
もっと!
「どうして、アスカ?
…心配、させないで」
体重を感じさせない動きで馬上から滑り降り、革の篭手を巻いた腕をあげる。
翻った外套のしたのしつらえは騎士の服装。
だが、その華奢さは?
見ることだけで精一杯のシンジは、縫いとめられたかのように動けない。
そして、ここで初めて「アスカ」がとまる相手が人間だと気づいたかのように、その人は顔を上げた。
ふわりと頭巾が背に落ち、隠されていた顔があらわになる。
シンジに向い、ひたりと据えられた、真紅の宝玉。
その時、世界が動きを止めたような気がした。
11
「ごめんなさい。アスカが、迷惑をかけたのね」
息をすることさえも忘れた、数瞬の沈黙。
冷たい空気を震わせる声が、シンジに覚醒を促す。
「えっ。あ、えっと、平気。
迷惑なんて…。
あの、すごく、綺麗な鷹だね。
これ、君の?」
極上のルビーを思わせるその瞳を、いつまでも眺めていたいという気持ちを振り切り、
シンジはぎこちない笑みを浮かべる。
彼の腕にとまったままでいた鷹は、彼の言葉に不満を示すかのように小さく鳴いた。
くちばしに銜えていた黒髪を強く引かれ、シンジはあわてて鷹に意識を移す。
「あ、痛っ、ごめん、お前を無視したわけじゃないんだ。
だから、ごめんって。
髪が、好きなのかな?
ああ、もう、引っぱらないでよ。
…アスカ、ごめんね」
12
慰めに軽く背を撫でたシンジの指に、鷹は満足したかのように体を震わせる。
青い目を細めたその様子は、親鳥に甘える雛のようだった。
シンジと鷹の仲のよい仕草に、紅玉が驚きに見開かれる。
「…珍しい………。
貴方は、アスカが怖くはないの?」
「えっ、なんで?」
「アスカは、人に慣れないわ。
それに、人もアスカを怖がる。
…不用意に触れれば、肉を噛み千切られるもの」
「うそ…?」
覗き込むシンジに応えるように小首をかしげた鷹が、くちばしをくわっと開く。
そして、ぴくんと跳ねたシンジを小ばかにするようにクゥと鳴くと、彼の髪を挟んだ。
そのまま、いたずらするようにシンジの髪をくわえて遊んでいる。
先ほど同様、鷹の遊ぶ姿は幼げで愛らしく、とても無邪気に見える。
口を開けられたときは驚いたが、シンジには言われるように危険な鳥には思えない。
13
「アスカ、行きましょう。
この人にも用事があるわ。
…わたし達にも」
戯れる鷹とシンジをしばらく沈黙で見守った後、その人は静かに声をおとす。
鷹に向かい、人に話すように話しかけることも奇異だったが、
その冷たく抑制された声音にシンジの顔が強張る。
シンジは追われる身だ。
この道の先にあるのは「第三新東京市」
何者ともわからぬ彼らだが、シンジと出会ったことを市の警備隊に連絡されれば、
今度こそ彼の命はない。
「…あっ」
彼の人にかけられた言葉を聞き分けたように、シンジの腕を鷹が離れる。
それがまるで己の幸運に見放されたかのようにシンジには思え、
物理的な痛みを伴って訴えかける。
僅かなふれあいであったにしろ、そのぬくもりを失うのは「寂しい」と。
羽ばたき一つで腕を移った鷹を右腕にとまらせ、再び紅玉がシンジを映す。
14
「アスカを、…ありがとう。
迷惑、かけてごめんなさい。
…さよなら」
あっさりと馬へ向く、華奢な背中。
片腕で体を支え、驚くほどの軽いしぐさで馬上に乗り上げると、
振り返る気配すらなくその人は去っていく。
「…っ、待って!」
木立を抜けるその姿に、シンジは考えるよりも先に声が出ていた。
馬上の影を転がるようにして追いかける。
シンジは警備隊に追われる身。
慣れた町を出ることも、命には代えられない。
それはシンジにもわかっている。
けれどそこには、言いようのない寂しさがあった。
孤児であるシンジには、暖かい思い出などは縁がない。
しかし慣れたねぐらも、冷たい人々も、物心ついたときからシンジの傍らにあったものだ。
それをすべて捨てなければならない。
心の奥に伏せておくはずだった想いが、鷹とのふれあいで解けてしまった。
これ以上、独りの道行きには耐えられない。
あぼーん
ダメ
15
外套が翻り、鷹の主が振り返る。
しかし彼らは、シンジの呼び声に答えたわけではなかった。
鷹の発する、甲高い警戒音。
シンジの耳にも、数騎の騎馬が全速力でこっちに向かって来る音が聞き取れた。
木立に見え隠れする騎手は、第三東京市警の備隊の印を染め抜いた軍衣を着ており、
馬にも同じ模様がついた馬外套を着せている。
白地に濃い紅の無花果の葉。
彼らはネルフ直属の部隊でもある。
「に、逃げなきゃ…」
声は出たけれど、足が動かない。
追っ手に捕まってしまえば、シンジの命などないも同然だ。
縺れる足をどうにか運び、隠れる場所を探すように視線を動かす。
「貴方も、………追われているの?」
いつの間に近くにきたのだろうか?
その時、見上げるほどの馬の背から、シンジがもう一度聞きたいと願っていた声が落とされた。
16
「あの街で、何をしたの」
追っ手の姿が迫っているのに、その声は静かで落ち着いていた。
冬の近い木立の中には、身を隠せる場所などない。
シンジの足では騎馬の警備兵から逃げることは絶望的だった。
これが最後ならば。
この人と、話をしたい。
シンジの上げた視線の先で、その人は彼の答えを待っている。
真っ直ぐに見詰めて来る視線。
それは今までシンジの人生の中で、一度として与えられたことのないようなものだった。
話す相手を「人」として認める対等な視線。
シンジはその「目」の前で、自分が落ち着いていくのを感じていた。
彼の言葉を待つように、鷹も静かに留まっている。
「牢から抜け出したんだ」
「ただの牢獄破りなら、ここまで追手はかからないわ。
でも、………貴方が抜け出したのが、あの地下牢獄なら別。
あの牢獄は重罪を犯した者しか入れられない」
17
冷たい声は、シンジの心を凍らせる。
蔑まれることも、虐げられることにも慣れているはずなのに、彼女の侮蔑の言葉に震えがはしる。
今までのシンジなら、俯きその痛みをやり過ごしてきただろう。
しかし、シンジは声を上げた。
意識する前に言葉が口から飛び出した。
「僕はスリだ。
生きるための方法なんて、他に知らない!
でも人殺しはしない!
僕より弱い人からも取らない!
盗んだのはお金持ちと、意地悪な教会の人からだけだ!
皆に恵みを与えると言っているくせに、自分達ばかり贅沢してるやつから取ってやったんだ!」
一息に言い切ったせいで、シンジの息が弾む。
言い終えた後、なんで自分は言い訳してるのだろうかと可笑しくなる。
彼のその自嘲の笑みに、鷹が小さくチィと鳴く。
「貴方は。…義賊?」
シンジの言い分を黙って聞いていた人が、穏やかに問いかけてくる。
「まさか。
そんなんじゃないよ。僕はただの泥棒だよ」
18
相手の声に、シンジは自分の粋がった言葉がいまさらながらに恥ずかしくなる。
この綺麗な人の前で、自分はどんなにか矮小な存在だろう。
けれどそれでも、シンジの中にはシンジなりのプライドがあった。
どうしようもない人間の屑だとは、思われたくない。
そうは思うものの、他人に意見するなどシンジにとっては生まれて初めてのことだ。
シンジの視線は左右に彷徨い、先ほどの強い口調で自分の意見を訴えた姿とは正反対の、
どこかいたたまれない様子で身を縮める。
そんな少年の様子に、彼女はさらに声をやわらげた。
「……そう。そんな貴方だからこそ、アスカは。
………彼女は貴方の腕で、翼を休めたのね」
声に宿ったものは微笑だった。
シンジは惚けたように、彼女の唇に浮かんだ笑みを見つめた。
―――しかし、その会話の間に、騎馬の追っ手は二人に近づいてきていた。
19
騎馬の一団は、シンジたちの前に立ちふさがると居丈高に声を張り上げた。
「その男を出しなさい! 庇うようなら貴方も同罪です!」
「その男はこともあろうか、ネルフの大司教様から柘榴石のロザリオを盗んだ大罪人だぞ!」
次々と浴びせかけられる声に対し、シンジは怯え竦んでいる。
そのシンジをしばし見てから、彼女はゆっくりと騎士たちのほうへ振り返った。
そして深くかぶっていた外套の頭巾を背におとす。
淡い水色の髪が、秋の空に映えた。
「日向二尉、青葉二尉。
私の顔を忘れましたか?」
現われた彼女の顔と静かな声に、叫んでいた二人の騎士が目を見張る。
眼鏡をかけたほうの騎士が、思わずと言うように呟いた。
「………綾波、レイ………」
シンジもまた驚いていた。
彼女が警備隊と知り合いだったなんて。
20
逃げなくては。
例え足が動かなくても。
空転するシンジの頭の中では、ただ彼女の名前が繰り返されている。
それでも僅かづつだが震える足を引きずるように後ずさりを始めたシンジだったが、
次に聞こえた言葉に足を止めた。
「帰って、碇大司教に伝えなさい。
綾波レイが『復讐のために』帰ってきたと」
激しい語調に険しい声。
あまりのその剣幕に、シンジは下がった足を戻して、そろそろとレイの近くに移動し顔を見上げた。
刃のような眼差しと、きつく結ばれた唇。
「碇大司教」
彼女が見据えているのは、目前の騎士たちではないだろう。
その司教との間に何があったのかシンジには到底分からないけれど、「復讐」とは穏やかでない。
今までシンジに見せていた姿とは違う、新たなレイの一面。
シンジは、怖い人間が嫌いだった。
弱者に八つ当たりする人間は多く、彼もまた幾度もそのような人間に傷つけられてきた。
しかし彼女の見せた厳しさは、シンジに恐怖を齎さなかった。
おそらくその理由は、シンジの見上げたレイの表情の中にあった痛みのせいだろう。
それは巧妙に隠されていたけれど、同じ痛みを知るシンジにはわかってしまった。
彼女も誰かによって傷つけられた、被害者であることが。
21
シンジの見守る中、レイに名を呼ばれた二人の騎士達も沈痛な面持ちで顔を見合わせている。
少しして、意を決したように眼鏡の騎士は馬を少し前に進ませると、ひそめた声で言った。
「綾波レイ様。
ファースト・チルドレンと呼ばれていたほどの貴方が………。
どうして大司教様と袂を分かつことになったのか、私達にはわかりません。
………あれほど司教様とご懇意になされていたのに。
まして、惣流家の姫君を連れて出奔されるなど。
あの方は。
あの方は、『異端者』です」
もう一人の長髪の騎士も、馬を進ませて言葉を続ける。
「あの異端者を連れ帰れば「罪は問わない」と大司教様はおっしゃっています。
どうかネルフにお戻りください」
二人の騎士の言葉に、色の白いレイの顔がさらに青ざめたようにシンジは感じた。
「異端者………。
アスカが異端ならば、私もまた異端。
彼女をよく知っている貴方達が、何故そのように言うのか、私にはわからない。
貴方達は本当に、彼女を異端者だと思っているの?」
レイの声は真冬の氷よりも冷たく響く。
22
レイに問われ、二人の騎士は苦渋に顔を歪ませている。
眼鏡の騎士が何か言うように口を開きかけたが、もう一人の騎士が小突いて止めた。
「言うな。言えばお前も異端とみなされる」
「…お許しください。我々にはこの選択しかなかったのです」
それから騎士達はぐっと唇をかみしめると、表情を改めた。
「貴女ほどの方は、この先も現れることはないかもしれません。
エヴァの称号を得られたのは、今も貴女一人。
ロンギヌスの槍さえも、貴女を選ばれた。
……今の貴女は、あの異端者の魔法にかかっているのです。
大司教様が魔法を解いてくださいます。どうかお戻りください。
貴女のお帰りを待つ者は、今も大勢居ります。
そして、大司教様からは………。
貴女様を見つけたら、連れ帰るよう申しつけられています。
どのような手を使っても…と」
「………どのような手。
そこまで私を言っておきながら、どうやって捕らえるつもりですか」
彼らの答えはなかった。
幾つもの鞘鳴りの音を立てて、剣が引き抜かれる。
―――役に立ちそうにない設定資料―――
ロンギヌスの槍
・罪人ロンギヌスの遺品
・キリストを殺し深い後悔に苛まれたロンギヌスの残留思念によって、
死を渇望する者に刃を向ける性質を持つ。
碇ゲンドウ (旧姓 六文儀)
・枢機卿 大司教と呼ばれている。
・女教皇【碇ユイ】と密かに愛し合い、シンジが生まれる。
・しかし、ユイは死亡。シンジは行方不明に。
・死を望むも、神の教え(自殺するとユイの所に逝けない)
で自殺できないゲンドウはロンギヌスの槍を手に入れようと企む。
アスカ
・惣流家の娘にして、ロンギヌスの槍の正当な後継者。
・槍を手に入れようとするゲンドウに求婚される。
レイ
・ロンギヌスの槍の使い手にして、アスカの幼馴染の女性騎士。
・ユイの縁者。
246 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/03/27(日) 01:46:12 ID:6P2AfS7z
このスレでは学校生活に関わる、身近なことから、
先輩後輩・友人・教師等との人間関係、学業・進路、部活・課外活動等までについての
悩みを持つ人の、総合相談スレッドです。
注:このスレタイにある「鬱」は、憂鬱を指し、鬱病とは別物です
僕らは皆生きている〜♪
生きているけど
>>1は氏ね
┌───────────────────
│あ、どうもスイマセン、
>>1がお騒がせしました・・・
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/⌒\ っ /\
/'⌒'ヽ \ っ/\ |
(●.●) )/ |: | すぐ連れて逝きますんで・・・
>冊/ ./ |: /
/⌒ ミミ \ 〆
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|√7ミ |::| ト、 |
|:/ V_ハ |
/| i | ∧|∧
и .i N /⌒ ヽ)
>>1 λヘ、| i .NV | | |
V\W ( 、 ∪
|| |
∪∪
ゲゲゲ
糞スレ
低能
もう一度あなたを抱き締めたい
寝る子は育つ。