>>356 EVAの構造
・ネルフが開発した、対使徒戦用の汎用人型決戦兵器。
有線の電力供給で稼動。内部電源のみでは5分しかもたない。
・2000年、南極で発見された第一使徒をもとに
クローン再生したものである。
その意味で使徒と同じような共通機構を持つ。
その一例が、物理域にまで影響を及ぼすΑΤフィールドである。
エヴァと使徒との違いといえば、S2機関と魂がなかったことである。
・エヴァとは人の形を捨てた魂の入れ物であり、
自我の拡大=大きな人間として具現化したものである。
エヴァを操作するにあたって、魂の入っていないエヴァに、
魂を入れる必要があった。
これをパイロットという。
だが、パイロットだけではエヴァは動かない。
あるいはきちんとした性能を発揮する事が出来ないのである。
・エヴァ=神の肉体と魂たる人間の間に格差をなくすため、
コアというユニットが使われた。
コアにはパイロットの母の魂が入れられており、
これを介在して操縦が出来るのである。
零号機が性能的に劣っていたり、 開発に難儀していたのは
コアのシステムがうまく作られておらず、
また零号機パイロット、レイに母がいなかったためである。
359 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/01(日) 05:18:54 ID:K9i0LVJv
357 358ありがと
たださあ
コアって母親に限らず肉親、兄弟でもいいんじゃない肝移植とかみたいに
「ひとり速やかにコアの準備が可能な子供がいます」ってのは準備=魂の抽出じゃないの?
シンジの級友ってひかりもけんすけも母親いないけど既に魂を抽出済?
だとしたらトウジひとりが「速やかに可能」じゃないでしょ
魂の抽出=死亡しても不自然じゃない肉親のいる唯一人がトウジなんじゃない?
360 :
名無しが氏んでも代わりはいるもの:2005/05/01(日) 05:34:03 ID:K9i0LVJv
兵器を動かす為に魂を抽出しますなんて非公開でしょ魂の抽出=殺人なんだし
トウジの妹なら死んでも不自然じゃないからコアに選ばれたんじゃないの?
361 :
ぴえーる:2005/05/01(日) 07:46:30 ID:???
うちはそこでそうは思わなかったけど。
生●がくるってことは妊娠できるって意味だから
エヴァは奥が深いなー(´・ω・`)
>>359 >>358はゲームのエヴァ2の情報で、
これがガイナからの公式回答だから間違いないみたい。
俺も最初妹かと思ったけど、よくよく考えたら、
トウジだったら実験前に妹を見舞いに行くと思うんだよ。
これまでしょっちゅういってたんだから。
けど、死んじゃいました。けどパイロットは、やってね。
だとトウジが納得しないでしょ。
パイロットになる条件に妹の病院の転院があったんだから。
ただ、どうして速やかに可能だったかが、不明。
初号機も弐号機も母親がEVAの接触実験でコアに魂が残ったみたいだから、
トウジの母親も???
っていうかシンジのクラスメイトの母親全員???
無理ありすぎ……死んだ人間の魂をサルベージする方法を見つけたのか?
あと、どっかのサイトで、子供を守ろうとする母親の想い(母性本能)があって
はじめて使徒に対抗できる強力なATフィールドが出せる。
っていうのがあって、ああ、なるほどって思ったよ。
じゃあ、零号機はどうなんだ、とも思ったけど……
363 :
ぴえーる:2005/05/04(水) 13:38:29 ID:???
リリスってなんなのさ
アダムってなんなのさ
ネルフってなんなのさ
使途がどうして攻めてくるのかもわからん
とりあえずわかるように説明してくれ(・∀・)このアフォに
364 :
ぴえーる:2005/05/04(水) 17:40:55 ID:???
でもエヴァはスキデス
365 :
ぴえーる:2005/05/04(水) 23:00:12 ID:???
>>363 なんかムカツク言い方してゴメンナサイ(´・ω・`)
作品のお約束。
>363
リリスって人間のコトでない?知った気して間違ってたらスマソ
自分もよく知らないのですよ
教えてくだされ、ネ申!!
あの地下にいる巨人がリリスって前に書いてあったけど
なにを元にあの巨人ができたのかよく・・・
リリス
黒い月を運ぶ、月(地球の衛星となった)から来た。
月と地球の接触による、ジャイアントインパクト=ファーストインパクトを引き起こした。
ターミナルドグマに磔にされている白い巨人であり、猿やイルカ、最終形態としてリリン、すなわち人類を生み出した。
なお、LCL液体は、リリスの体液である。
リリスには魂がなかった。そして、その魂は、レイに宿っていた。
レイの肉体のコピーはいくらでも作れたが、レイそのものが常に一体しか存在しえなかっ
たのはこのためである。
レイはユイの肉体のコピーではあっても、魂はそうでなかったのである。
アダム
第一始祖民族によって地球に着床した、生命の始源たる存在。
葛城調査隊により南極で発見されたが、調査中、S2機関の人為的暴走によりばらばらの肉片となって退化した。
アダムには魂がなかった。セカンドインパクトの時、肉体がばらばらになり、魂はどこかに飛んでいたのである。
魂は後にゼーレによって回収、受肉され、これは渚カヲルという形になる。
カヲルにしてみればエヴァは自分の身体の一部だから、自由に扱える。ただし、中には入れない。
なぜならその身体には、魂(パイロットの母の)があるからである。
使徒
生物/非生物の概念を越えた、正体不明の人類の敵。
通常兵器による攻撃では、まったく歯が立たず圧倒的な攻撃力を持つ。
第3新東京市地下、ジオフロントにあるネルフ本部を目指して侵攻して来る。
アダムから生まれた生命こそが使徒である。
一方、リリスから誕生したのは人類である。
リリスから誕生した生物に比べて、巨大で単一という性質を有する生物である。
アダムベースの生命は、本来地球で芽吹き、そこで繁栄するはずの生命だった。
一つの星に二つの生命の種はいらない、だから、片方は排除する。
裏死海文書に記された内容通りに、アダムベースの生命は己の生存をかけた生存競争を挑んできた。
あるものは、リリスにアクセスすることで全生命にリセットをかけようと、あるものは何も考えず、
あるものは始祖アダムを取り返すために。
それぞれの生存繁栄戦略の元、アダムベースの生命、使徒は動き出すことになった。
特務機関ネルフ
使徒の調査、研究およびその殲滅を目的とする国連直属の特務機関である。
本部は第3新東京市、アメリカに第1支部、第2支部、ドイツに第3支部がある。
政府とネルフとの関係はあまりいいものではなく、使徒が来るのはネルフのせいだと考えている。
ネルフの予算承認権は国連の小組織である人類補完委員会が持っている。
ネルフは、使途を殲滅するという目的の一方で、人類の進化=神への道をも目指している。
両方の目的達成は、一つのキーの存在によって行われる。
それが、エヴァである。
ネルフ本部は、リリスを入れた黒い月の中に作られている。
使徒がネルフ本部を目指してやって来るのは、ターミナルドグマにある白い巨人、リリスに接触するためである。
使徒は、アダムではなく初めからリリスを目指していたのである。
ネルフの歴史
使徒と呼ばれる物体に対する調査、研究および、殲滅を目的として国連直属の特務機関として2010年に結成された。
ネルフはゼーレの目的を体現する実行組織であり、最も重要な組織となる、ゲヒルン時代とは違い、半ば公然とした組織である。
セカンドインパクトにより、ゼーレはむしろ先鋭化し、強力に計画を推進し始めた。
ともかくも神の奇跡は本当に実在し、神に限りなく近い存在であるアダムも実在したのである。
アダムの発見は、確信となって、ゼーレの背中を押した。
黒い月、即ち箱根の発掘とリリスの発見、人工進化研究所の設立とそれに続くゲヒルンの構築、人類限界説の流布、人類補完委員会
の設立、使徒との戦闘をにらんだ国連主導の世界構築。
これらは、セカンドインパクトに前後して一斉に行われた。
そして、アダムの復活計画=E計画。
聖書で言うアダムの肋骨から創ったというそれは、EVAと呼ばれた。
これらは順次行われ、そして今に続くことになる。
人類補完委員会。
本来は国連の小委員会でしかないそこは、実質上世界を手玉にとるゼーレの下部組織である。
この委員会は人類限界説を根拠とし、その対処を検討する存在として設立され、自前の研究機関を持つことになった。
これを人工進化研究所という。
人工進化研究所はアダムの破片を手に入れたことで、ゼーレのより強い介入を受け、組織体系を強化、実質上の直轄下部組織、
秘密組織ゲヒルンとなった。
ゲヒルンは準備組織であり、次なる組織であるネルフの下地となった。
そうして、ネルフが作られた。
ジオフロント
第3新東京市の地下に存在し、ネルフ本部施設が建築された謎の巨大な地下空間。
直径6キロ、高さ0.9キロの半球型の空間だが、現在はその89%が埋没している。
地上の集光ブロックから光ファイバーにより太陽光が送り込まれ、地上と同様の明るさを保つ。
建築されているのは、ネルフの施設がほとんどだが、民間人の避難シェルターも存在する。
ネルフ本部があるジオフロントとは別に、南極にもジオフロントは存在した。
そして、その中にはアダムと称される第一使徒が発見された。
ジオフロントの正体は、ネルフ本部があるものを「黒い月」、南極のものを「白い月」という。
黒い月にはリリス、白い月にはアダムが入っている。
まず、アダムを入れた白い月が地球に落ち、本来別の星系に行くはずだった黒い月が地球重力に囚われて、地面に激突して
バウンドした後、地球の周囲を巡る衛星になった。
リリスを入れた黒い月は、残骸だけを残して天に残り、中の種たるリリスは、地球に着床した。
リリスが落ちたのは今で言う南極付近だったと思われるが、そのあとのプレート移動によって、最終的には日本の箱根付近
にまで移動することになる。
箱根の大空洞はそれであり、後のネルフ本部は、ここに作られることになった。
ゲヒルン
ネルフの前身ともいえる調査組織。
2010年、赤城ナオコがマギシステムを完成させると同時に解体。
赤城ナオコを除き、構成員は全計画の遂行組織としてネルフに移行した。
ゲヒルンとは、人工進化研究所のゼーレの裏向きの機関の名称。
人工進化研究所は国連に認められた株組織で、人工進化の研究を表向きの目的として行っていた。
ゲヒルンの目的は、アダム再生計画(E計画)。
実際はコピーを作る事=EVAを作る事であった。
そして、より実行に近づき拡大したスタイルとしてネルフを結成した。
ゼーレ
人類補完計画を遂行するためにネルフを背後から操る秘密結社。
ネルフの資金のほとんどはここから出ている。
中世暗黒期に誕生した、秘教秘密結社。
元は、宗教教団であった。
ゼーレはゆるやかに確実に勢力を伸ばし、ついに1900年代中頃には最後の抵抗勢力を叩き潰して人類世界を裏から支配する隠然たる勢力となった。
これは2015年現在も続いている。
裏死海文書を手に入れたゼーレは、それまで先祖の世迷い話程度にしか思っていなかった教義にもう一度目を向ける事になった。
神の奇跡を、預言という形で目の当たりにしたことで、信心に立ち返ったといっていい。
教義とはアダム・カダモンへの道、すなわち不老不死の神に近づく事である。
死海文書
使徒の出現時期が記されていた預言書、未来記である。
ゼーレは、巨額の富を持つがゆえに芸術や学術のパトロン集団という側面も持っていた。
人工進化研究所、ゲヒルンなどは、全てゼーレの出資によるものである。
元が宗教教団であったためか、ゼーレは己の宗教の遺構調査の資金援助等も良くこなした。
この中でゼーレにとっても、人類にとっても重要な転機となるものが発掘される。
裏死海文書である。
裏死海文書は、第一始祖民族が生命の種(始源の存在)と、保安装置であるロンギヌスの槍の使い方を記したマニュアル、
あるいは運用時の計画書を、宗教集団が己の教義にあてはめつつ写本したものである。
過去の計画書で今も動きつづける点では、預言書である。
それまでゼーレ自身は断片的にその内容、存在を知っていたが、まさか実際に存在し、意味ある預言が存在し、
完全に近い形で出てくるとは、思ってもいなかったのである。
それはすぐさま本部に送られ、そして、事実自体はすぐに情報操作されて隠蔽されることになった。
後に公表された重要でないものを死海文書、ゼーレが持ち去ったものを、裏死海文書という。
ロンギヌスの槍
南極で、白い月からアダムと共に発見された。
ロンギヌスの槍は本来生命の種とセットになった保安装置である。
意志を持った槍であり、自力で移動する能力も持つ一種の生命体である。
これは神に近い=不死の力を持った生命の種(始源の存在)の動きを停止させる事が出来るアイテムであり、
生命の種(始源の存在)が神に及ばない、その理由でもある。
第一始祖民族は生命の種(始源の存在)が自分達の目的に沿わないときの対策としてこれを用意していた。
リリスと対になっているロンギヌスの槍はおそらくファーストインパクトの時の衝撃で
リリスから抜けて離れ離れになったと思われる。
この槍は今も見つかっていない。ひょっとすれば破壊されたのかもしれない。
ゲンドウやゼーレが、神への道を開くためにそれまでやってきたリリスの増殖を最終段階まで一時的に止めるために、
ネルフはアダムとセットになっていたロンギヌスの槍を、輸送する事になる。
第一始祖民族
使徒を創ったとされる存在。その目的の詳細は不明である。
最初に宇宙人がいた。
第一始祖民族とも言われるその人型種族は、銀河系の各地に生命の種をばら蒔き始めた。
その理由がなんだったのか、何を目指していたのか今となっては、分からない。
はっきりしている事は複数の種がばら蒔かれた事である。
運の悪い事に、そのうち二つが、たまたま同じ星に落ちた。
白い月のアダム、そして黒い月のリリスである。
第一始祖民族は月というキャリア(運び屋)の中に完全なる空洞(これも月)を
作り、そこに始源の存在という種を入れて宇宙に送り出した。
それこそが、彼らのテクノロジーでありまた、使徒や人類からすれば、彼らは神とも言える。
EVA初号機
パイロットはサード・チルドレン、碇シンジ。
テストタイプのエヴァンゲリオンである。
初号機の開発過程において、接触実験の被験者となったのは、シンジの母である碇ユイであった。
尚、被験者の碇ユイは、2004年、自ら希望して初号機との接触実験を行い、命を落としている。
通常、エヴァのコアにはパイロットとのリンクのために、パイロットの母の魂が入っている。
初号機の場合、ユイの魂である。
ゼーレにとっては、かねてから裏切りの気配があるゲンドウの息子が初号機のパイロットという事を危険視している。
神の魂になる存在は、思い通りになる存在がいいとゼーレは考えていたのである。
一方、ゲンドウは初号機を自分の思い通りになる神にしようと企てている。
ΑΤフィールド
使徒とエヴァだけが発生させる事が出来る絶対的な物理防壁。
使徒のΑΤフィールドの前には、地球上のあらゆる通常兵器は歯が立たない。
使徒との戦闘においては、エヴァがΑΤフィールドを中和する。
人間にもΑΤフィールドはあるが、使徒ほどの強力な力を持たないと、物理力に影響を与えられない。
魂の座が肉体で、それを決定するのがΑΤフィールド=自我(他者と隔てる心の壁)である。
人が人たりえるのは、人がそう思っているからである。
ΑΤフィールドの拡大、それの極限は無制限の自我=神であり、その前で人は自我を崩壊してLCLに戻る。
S2機関
スーパーソレノイド機関という、使徒の永久動力機関である。
自己修復機能、変形などの生物の常識を超えた使徒の能力はこれによるものと思われる。
S2機関の理論は葛城博士によって提唱された。
世界は螺旋で出来ており、DNAと同じその形からエネルギーを得ている。
ここから螺旋のエネルギー=無尽蔵のエネルギーを得ようとするエンジンとしてS2機関の存在が構想されていた。
生命の実。
エヴァがアダムと同等の存在になるために足りない物の一つである。
セカンドインパクト
ゼーレによる出資で葛城調査隊はアダムとロンギヌスの槍が入った白い月を発見する事になる。
2000年9月13日
人間は、もう一つの生命の種であるアダムを目覚めさせてしまった。
葛城調査隊はロンギヌスの槍を使い必死に再封印しようとするが、失敗。
最終的にはS2機関の人為的暴走と思われる(詳細は、調査隊が全滅しているために不明)現象で、
完全な破局=ΑΤフィールド消失による全生命のリセットとアダムベースの生態系構築だけは阻止される形になった。
これを、セカンドインパクトという。
一般に知られている隕石衝突による説は、情報操作されたものである。
この事件でアダムは、ばらばらの肉片となってしまった。
この大爆発で発生した大津波と溶け出した氷により、海抜は数十メートル上昇。
南半球諸島あわせて20億以上の人々が死亡。
爆発のエネルギーで地軸は曲がり、地球規模で気象は変化し日本は常夏の国になってしまった。
このセカンドインパクトにより、世界各地で干ばつ、洪水、噴火や異常気象が発生。
各国に経済恐慌と内戦が起きた。
サードインパクト
ネルフ職員には使徒がターミナルドグマの白い巨人、
アダムと接触するとセカンドインパクト同等の爆発が起こると説明されている。
実際には人類補完計画の発動となる。
ターミナルドグマのリリス、またはアダムのどちらかでも使徒が接触すると、サードインパクトが発生するとされる。
サードインパクトの正体は、人が人の境界を失い、人が融けることを言う。
生命は終末を迎え(終末の内容は不明)、ΑΤフィールドを失う(人間の形も維持出来なくなる)。
アスカの母、惣流・キョウコ・ツェッペリン
アスカの母はEVAの接触実験の際に魂の一部、
その中でも娘を愛する母性の部分だけがエヴァ弐号機に残った。
母が娘を娘と認識できなくなったのはそのせいである。
母親のエヴァとの接触実験後、ほどなくマルドゥック機関より、
アスカは弐号機パイロットとして選出される。
碇ユイ
碇シンジの母であり、ゲンドウの妻。
2004年に死亡、享年27歳。
碇ユイは、優秀な遺伝子工学の権威でもあった。
2004年、開発中の初号機に接触実験を行い、その実験中に死亡したとされる。
ユイは、接触実験の被験者となった事で初号機にその魂を宿らせる事になった。
シンジが初号機パイロットになったのも、ユイの魂が宿っているからである。
ユイは、ゼーレの有力者の子女の一人であり、ゼーレの計画すら、それなりに理解出来る立場にあった。
ゲンドウはそれを知っており、ユイに近づいた。
碇ゲンドウ
ネルフの最高司令官であり、碇シンジの父である。
目的のためには手段を選ばない冷徹な性格の持ち主であり、部下からは少々苦手とされている。
かつて存在したゲヒルン、人工進化研究所の所長を務めていた。
情報操作、隠蔽工作を得意とし、ネルフの運営資金を得るために活動する。
ゼーレと繋がりがある碇ユイと結婚し、自らもゼーレの一員となってE計画、人類補完計画、
ネルフの実行責任者などの要職を歴任している。
ゼーレの構成員になったばかりの頃、南極へ向かった葛城調査隊の監査役をしていた。
ゲンドウは、ゼーレと同じく使徒の殲滅および、人類補完計画を目的としていたが、
その実体は死んだユイと再会する事を目的としている。
ゲンドウは反逆の意志を悟られないよう動きつづけ、ゼーレはこれを厳しく監視し、場合によっては脅しをかけている。
ゲンドウの野望
使徒の殲滅および、人類補完計画を遂行する事を目的としている。
ゲンドウは神への道(人類補完計画)を目指すふりをしながら、その実体は死んだユイと再会することを目的としている。
ゲンドウが初号機にこだわり、初号機において神への道を開こうとしていたのは、その一点を問題にしていたからであった。
ゼーレがゼーレの意のままに扱える神を用意しようとしていたのに対して、ゲンドウはゲンドウで、
自分の思い通りに動く神を作ろうと、裏では己の目的のために計画を進めていた。
ゲンドウは、復元中のアダムの欠片と融合し、
レイ=リリスとの融合を経て初号機との融合(ユイとの再会)を果たそうと思っている。
ダミープラグ
ダミーシステム用に開発された、エントリープラグ。パイロットがいなくても、
エヴァをパイロットがそこにいるかのように思わせる事で起動させる事が出来る。
ダミープラグには、人格のコピーがされているが、魂はコピー出来ない。
なぜ出来ないのか、どうやればいいのか。
それはゼーレやネルフの技術部門にとって神への道を探るために重要な研究テーマであり、
長年にわたって対処が研究されていた。
その失敗例がユイやアスカの母である。
ダミープラグとはその途中で生まれてきたものである。
ダミーシステムとは、研究の末開発された人工的な魂である。
ただ機能的には大幅に劣り、エヴァを動かすという程度の機能しか持たせられなかった。
マルドゥック機関
エヴァのパイロット選出のために、設けられた人類補完委員会直属の諮問機関である。
非公開に活動している事もあり、組織の実態は不透明である。
マルドゥック機関を構成する、108の関連企業はすべてダミーであり、本来そのような組織は存在しない。
マルドゥック機関からネルフに提出されていた報告書は、実はネルフ内で作成されていたものである。
マルドゥック機関による適格者選抜の偽装が必要な理由は、
適格者をゲンドウが任意に選ぶ(ゲンドウにとって都合がいい者)際、
表向きにそれを出さないためにある。
人類補完計画の内容
E計画、アダム計画と並ぶネルフの三大計画の一つで、ゼーレがもっとも重要視するものである。
人類補完計画とは、不死を目指す計画である。
エヴァはゼーレにとって重要な存在で、神への道を開く一つの鍵だった。
なぜならそれが、神にもっとも近いアダムのコピーだったからである。
まだ足りないものこそいくつかあるが、その部分さえどうにかすれば、
人は神か、あるいはそれに限りなく近い存在を手に入れることが出来ると思われた。
それは人の足りない部分を補完する事で神への道が開かれるというゼーレの教義でもある。
人は神を拾ったら、何をするか。
自分も神になろうと思ったのである。
使徒との戦いが行われる一方、人が神へ至る道も、計画化されて進んでいた。
それは一つにS2機関の搭載による魂の座である神の肉体=EVAの完成である。
次に魂の混入の後、最後に天敵であり、保安装置であるロンギヌスの槍を消滅させる事で、
誰によっても滅する事の出来ない神に近いものが完成する。
あるいは神そのものが。
ゼーレはこの人の作りし神によって、優良な者(自分達)を神に近いところへ導くつもりであった。