村上春樹 in エヴァンゲリオン板

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83名無しが氏んでも代わりはいるもの
「結局、あなたの考えた人類補完計画って、良くも悪くもあなた独りのものなのよね。碇君はきっと人類補完計画のことなんて一度も考えなかったんじゃないかしら?」
そうだな、シンジはたぶん人類補完計画のことなんて考えもしなかったろう。でも僕はネルフの最高責任者で、ここはネルフ本部なのだ。
今更シンジのことを持ち出されても困る。
「ネルフは私だ」と私は冬月の真似をして言った。
「あなたって面白い人ね」と言ってレイはくすくす笑った。
自慢じゃないけれど、私は綾波レイを笑わせるのがけっこう得意なのだ。