NTRはここで語ろう

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351この調子なら簡単に・・・
だがカヲルは、レイの問いに答えずに黙って上着を脱いで上半身裸となった。
そして、その次には動けないレイの上にまたがり、同じようにレイの上着を脱がせようとした。
「……いやっ!」
カヲルの突然の行動に、レイは身を捩って逃れようとしたが、けがをしている身ではそれが抵抗の限界だった。
すぐにレイの控えめな白い胸が、カヲルの視線に晒されることとなった。
「どういうつもりなの!!」
レイの瞳には、怒りの炎が浮かんでいた。カヲルの行為に裏切られたと言う思いがレイの体を包んでいた。
だが、カヲルは何の表情も浮かべず、レイの右手を取ると自分の心臓の位置へとそれを置いた。
そして同じように、自分の右手をレイの左乳房へとあてがった。
「……な、何をするの!」
「言っただろう?少しだけシンジ君を裏切って欲しいと。
 ネルフに知られず、君のATフィールドに干渉するのにこれしか思い浮かばなかったんだ」
そう言うとカヲルは、いきなりレイへと口付けた。それはアスカとの間で交わした、触れるようなものとは違い、舌を絡ませるような濃厚な口付けだった。
カヲルは、右手でレイの胸に愛撫を加えながら、息の詰まるような激しい口付けを続けた。
カヲルの暴挙に、初めは懸命な抵抗をしていたレイだったが、酸欠によるものなのか、次第に意識が霞んでくるのに連れ、カヲルの行為を受け入れるようになっていった。
352この調子なら簡単に・・・:03/09/16 14:54 ID:???
初めは、一方的にレイを貪るカヲルだったが、次第にレイもカヲルの愛撫に反応するようになっていった。
そして、ついにはレイからカヲルの舌に、自分の舌を絡めるようになった時、突然胸に置かれたお互いの手が、まるで泥の中に沈んでいくようにずぶずぶとお互いの身体の中へと沈み始めた。
それは、レイにかつて無い快感を感じさせた。
「あっああぁ〜」
今まで感じたことの無い快感に、思わずレイの唇から歓喜の声がもれ出てきた。
ATフィールドの侵食と言う行為は、性的な快感としてレイにその影響を与えていた。
「すまない。
 こうするのが一番簡単な方法なんだ。
 君は僕のATフィールドと同調することで、本来の姿を思い出すことが出来る」
そう説明するカヲルの言葉は、今のレイには届いていなかった。
レイは、更なる高みを求めて、更にカヲルと同一化しようと自分からカヲルを抱き寄せようとしていた。
無意識に快感を求める行動なのだが、何時の間にかレイは骨折した左腕を使ってカヲルを抱き寄せようともしていた。
「これ以上はダメだよ。
 お互いの境界がなくなってしまう。
 それに、君と一つになるのは僕じゃない」
カヲルはそう言うと、一つになろうと求めるレイを振り切るようにレイとの融合を解き始めた。
「い、いやっ、やめないで……」
レイの口からは、行為を続けて欲しいとの懇願が漏れ出る。
だが、カヲルはレイの願いを叶えるつもりはなかった。
少し乱暴ではあるが、いきなりATフィールドの同調を解くことで二人のつながりを解いたのだ。
だがその時の衝撃で、レイは短い叫びをあげて失神することになった。
完全に満足したわけではないが、それでも未熟なレイは達してしまったようだ。