『「いやもう最高、だって日本で1番の才能だって認められたってことでしょ、
あの世界的な名監督の映画に参加するんだから、これをきっかけにしてアメリカあたりから
バンバンと仕事が回ってきて、それも日本なんてケタが3つくらい違うくらいの
バジェットで時間もたっぷりあって、やりたいことが何だって出来ちゃう。
でもって1本やれば田園調布に家が建つ、みたいなギャラももらえるんだから笑っちゃうよね、
もう日本でなんて仕事できないよ、これからは日本のアニメーターもどんどんハリウッドに
出ていかなきゃね、ってか放っておいたってオファーは来るよ」』
クエンティン・タランティーノ監督作品、「キル・ビル」アニメーションのパート担当・中澤一登(談)