リリンの生み出した文化の極みだYO!!
ファーストと喧嘩したので、
久しぶりに「あんた馬鹿ぁ!?」の名台詞と共に頬を張ってやろうとしたら、
ビンタにカウンターをあわせられた。
悔しいのでエクセリヲンで3日ほど修行した。
あたしにとっては3日間だけど、
ウラシマ効果で12時間ほどしか経ってないはず。
見てなさい。明日こそ。
むかつく。
せっかく『カウンター返し』を習得したのに、
ファーストは『カウンター返しカウンター』を習得していた。
見てなさい。今度こそ。
多分ファーストは『カウンター返しカウンター返しカウンター』
を今頃習得しているはず。甘いわ。
今日のあたしはそれをみこして
『カウンター返しカウンター返しカウンター返し』を習得して来た。
おかげですっかりエクセリヲンのすし屋とは顔なじみ。
結局ATフィールドではじかれた。しかも、
『カウンター返しカウンター返しカウンター返しカウンター』
と言ったら、
「いっこカウンター多いわ…」
と突っ込まれた。むかつく。
ワラタ
ナルトのゲームやりたくなったw
∀月A日
何故か今晩はファーストがウチに泊まった。しかもアタシの部屋に。
もちろんベッドなんて使わせるものですか。アンタなんてアタシ
の部屋の床で寝れるだけありがたく思うなさい。
シャワーを浴びて部屋に戻ったら、ファーストがアタシのベッドで寝ている。
彼女の寝顔はまるで死んでいるようだった。
ピクリとも動かず、ただベッドに仰向けになっているだけ。
少し気味が悪いがアタシのベッドを返して貰わなければならないので、
とりあえず鼻と口にガムテープを貼ってみた。
10秒後、ファーストの青白い顔がさらに青くなるのが判った。
さらに30秒後、不規則な痙攣を始めた。でも起きる気配はない。
アタシの部屋で永遠の眠りに就かれても困るのでとりあえずテープを剥がそうとした、その時!
彼女の目が開いた。ガバッと身体を直角に曲げたように起き上がり、アタシの顔を見ながらテープを
剥がす。そして
「あのとき…私のがイチバンだった…」
と呟き、倒れるように再び眠りについた。
今晩は床で寝よう。
P.S ちょっちちびった
蒼月穹日
今日はシンジの奴に付き合って深夜のアニメを見た
なぁにコレのパイロットスーツ、私たちのパクりじゃない
と思っていると女のパイロットが自爆した
「あははは!武器が効かないから自爆って!もう少し頑張りなさいよ、ねぇシンジ?」
とシンジに問いかけると、
「う…うん」とどうも煮えきらない
面白くないのでトイレに立とうと後ろを向くと、
目を大きく見開いたファーストがじっ…と私を見ていた
まる
今日も藁田YO!!
イイね!ひじょーにgoodだね!
日記マ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━ダ????
ちょっとマテ
÷月※日
和食にも慣れてきたので現在、アレに挑戦している。
アレ…つまり納豆だ。
匂いが全然ダメなのもあったけど、シンジに色々アレンジさせてみた。
納豆チャーハンなんか匂いも気にならなくて、粘りも出ないので食べ安かった。
というわけで、徐々にレベルを上げてみた。
五目納豆、マグロ納豆、カラシ納豆ときてやっぱり王道はネギ納豆だ。
これでご飯がすすむすすむ。
健康にもいいし、朝食べるのがベストなんだろうけど、夜限定にしている。
朝食べると、いくら歯磨きしても丸一日口の中が粘っこい気がするし、
匂いも取れない気がするからだ。
シンジも納豆ご飯にあうオカズとか工夫してくれているし、ますますはまりそう。
だけど、よくミサトのヤツ、納豆をツマミにビール飲めるわよねぇ…。
納豆料理ならファーストも食べられるだろうし、そのうち招待してやろうっと。
÷月*日
あたしの納豆ブームは永遠に封印することにする。
*この日記が後世になってなにかしらの価値を持つことは、あたしの美貌と才能を持ってすれば確定事項なんだろうけど、
万が一個人のプライバシーを越えて公開されたときを考慮し、下に警句を記す。
…納豆を食べた夜は、あまり熱いキスをしないことをオススメする。
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
ナットクセーヾ(◇ ̄;ヽ) =3=3=3 ヾ(´ε`ヽ)=3=3=3 チュー
月日
シンジが何かの入った紙袋をアタシに渡した。中にはスクール水着が入ってた。
それをアタシに手渡すなり土下座して「お願いアスカ、着て!」
とかぬかしたので脇腹を思い切り蹴ってやった。
誰がこんなダサくて、いかにもオタクが好みそうなの着るもんですか。
…よく見てみると胸の所に「あすか」と平仮名で書かれたワッペンが縫いつけてあった。
…そんなに見たかったのかな?
仕方ないので着てやった。
シンジの奴、さっきまで死にそうな顔してたクセに、なんて幸せそうな顔をしているんだろう。
喜んで貰えたならまぁ良かった。
袋の中にまだ何か入っていた。
「れい」と平仮名で書かれたワッペンだった…
グハッ・・・イイ!
ag月 e日
秋の夜長ということで、ここ二週間ほど、シンジと二人で深夜放送のアニメを見た。
いわゆる恋愛もので、元は18歳未満禁止とゆーアレなゲームをアニメ化したものらしい。
こんなもの民放に流すのは正直どうかと思ったけど、内容は昼メロと大して変わらない気がする。
話の流れは主人公の恋人が事故にあって昏睡状態になり、いつ目覚めるか分からなくなる。
その間支えてくれた友人だと思っていた女の子と両思いになるという展開。
で、昏睡状態だった恋人が目覚めて、ドロドロの恋愛模様が展開されるパターンなわけ。
とにかく主人公のヘタレッぷりが目につくアニメだった。
優柔不断でグジグジしてて、誰かさんにそっくりよ。まあアニメのほうのがカッコイイけどさ。
最終回は、元の恋人と別れて、現在の彼女と添い遂げるという、まああたし的には納得できるパターンだったけど、
主人公の情けなさは余計際だつ。
だって、最後の最後にも元恋人の女の子に尻を叩かれてるわけでしょ、あれは?
それを見て、シンジのヤツが「よかったねぇ」などと目を潤ませているので、そこでブチ切れ。
思わずいってやった。
「もし、ファーストのヤツが事故って目ぇ覚まさなくなっても、あたしは髪なんか切ってあげないからね!?」
「…はぁ?」
予想通り、にぶちん極まりない返答だった。
こんな鈍感なヤツだから、つくづくあたしも苦労するわけだ。
ナイト月メア日
ネルフ本部をフラフラしていたら、いきなり警報が鳴り響いた。
使徒が出現したと聞き大慌てで弐号機に乗り込んだ。
目標の映像をディスプレイで確認。そこには、シンジが映っていた。
宙に浮かぶシンジは初号機を引きつれ、ドグマを降下していた。
どういうことかとミサトに尋ねると、シンジは使徒だった、と一言言っただけだった。
シンジを追って降下する中、エントリープラグの中でシンジの裏切りに対して怒りと、悲しみを浮かべた。
ヘブンズドア近くでシンジに追いついた、シンジは微笑みながら一言、
「待っていたよアスカ・・」
などと言ってきた。
よくもまぁヌケヌケと、そんな事を言えたものだ。
「アタシの気持ちを裏切ったのね・・・許さない!」
「裏切ってなんかないさ、僕はアスカが好きだよ?」
「うるさい!」
シンジに平手打ち(エヴァで)を食らわしてやろうと思った。しかしATフィールドに弾かれてしまった。
初号機と取っ組み合いながら最下層にたどり着いた。
シンジは悲しげな目をしてアダムのいるほうに向かった。
追いかけたいが初号機が足に絡み付いてくる。
722 :
続き:04/08/27 20:35 ID:???
初号機を吹き飛ばし、シンジとアダムのところにたどり着いた。
シンジは眉を寄せながらアダムの前に漂っていた。
弐号機でシンジを鷲づかみにした。
「シンジ!」
「ありがとう、君に会えて嬉しかったよ。」
「・・・」
「最後に一言、運動したほうがいいよ、今年は2`増えてたよね」
「なんですってぇ!」
グシャッ!視界が暗転していった。
「ハッ!」
目が覚めた、どうやら夢だったようだ。
汗びっしょりだ、ひどい夢だった。
シャワーを浴びた後体重を量ってみた、夢でシンジがいっていたとおりだ。
その日、ネルフに行き、日向さんに無理矢理頼んでシンジが使徒かどうかを調べてもらった。
反応は・・・やはり人間だ色々ホッとした。
理由は、シンジが使徒ではないこと。
そして、2`増加のひみつをしらないことだ。
J月I日 晴れ
最近ドキドキしている、シンジを見ると胸が苦しくなる。息が
切れて、心臓が高鳴り、授業もなにもかもが手に付かなく
なっていた。
シンジがなんだってーのよ、なんでこんなに苦しいのよ、と
思っていた。あんなちんちくりんにこのアタシがドキドキして
眼もあわすことができないなんて
レイと何かはなしている。気になる。こっちを見た、気になる。
そう思ってた
今日の定期検診で、動悸息切れ 体力不足ねアスカ だってー
単なるスタミナ切れじゃないの ばかアスカ
でも、気になるのはどうしてだろう
やっぱこのスレは(・∀・)イイ!!
なんか大好きスレと同じような気がするのは俺だけですよね?そうだよね??
僕ら極悪非道の山崎ブラザーズ(^^)
今日もネタもないのにぬるぽageします(^^)
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∧_∧ ∧_∧ ぬるぽ(^^)
( ^^ ∩) (∩ ^^ )
(つ 丿 ( ⊂) ぬるぽ(^^)
( ヽノ ヽ/ ) ぬるぽ(^^)
し(_) (_)J
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ノ,.、 ゝ、.__
/ー 、,__、,.__ `\
/_,,._/_,ジ=、\ \
/ - 、,_ ヽ、_ :》、\ l
>>726 / ィ‐ 、_`'‐ 、,_ヾ゛\ `ヽ/´\ ガッ
/ / | \_ ` ‐ 、_> ヽ_/〉
/ | 〉、_/ヽ7\_i/__\_li∠、
`'>|iヘ/'`Y´`|i //T/,-‐`ニ _‐、>'"\
//ヽ∧_ハ.イ`メ‐|./ハ'、__ 〉ノ!丶、 \
,..、/./ ,.<ゝィ;;/ `゛‐イノ」|ヘ――‐ イ!ヽ `丶\
/ゝへヽ_./ 〉YV'y‐|`vヘ \ヽ-t‐'" ,|i `i |
/ `'ー‐'/r'v‐i'ヾ_,トイY'\_  ̄7\/ | / ト‐''´
ヽ、_ ∠ーf_ハ.,l、.ト|´\ノ ソ! |ト、 \l\ !| /
`''‐'゛  ̄||i`ヽ ‐| /`l/ |.| ヽ \\V
|l / `ヽ/ | | ヽ ヽ\\ _
〉く / // ヽ ヽ \_\` ‐ 、
|ヽ/ ,イ _// \ \_/ \\ \
| | / | / \ \_`ー 、_ \
! i.∧ |.| //`ー、 r‐‐=ニ\
// ハ l |.| / ̄ ̄ / \\
/ヘ〈_/ ヽl | // / ヽ
生月死日
どうやらアタシはもうだめらしい。
意識はあるけど身体が動かない。動かす気にもならない。
点滴やらなんやらがアタシの身体に刺さっている。
定期的に反応する心電図。
今、アタシ以外の誰かがこの病室にいる。たぶん看護師とかだろう。
てゆーか誰でもいい。どうせ死ぬんだから。
何故かわからないけど、そんな感じ。死んだ方がマシ。
「あーあ、こんなになるならシンジともう一回くらいキスしてもよかったな…」
「…アスカ」
なんだシンジだったの。恥ずかしいこと聞かれちゃったな。
でも、なんか別にいいや…
ってヲイ!死ぬのかよ!
このあとシンジが自家発電して、有り余った余剰電力をアスカに移してアスカ復活w
某月7日
今日からシンジのヤツが一週間いなくなる。
なんでも北海道の料理学校の見学がてら一人旅だとか。
まあ、アイツの動機なんかどうでもいいけどね。
とにかく、一週間羽を伸ばせるわけで、さっそくビデオとDVDを大量に借りこんできた。
部屋は広く感じるし、静かな上にTVを独り占めできてもう最高。
早めのシャワーを浴び、夕食はピザなんかとってつまみながら、前から見たかった映画をたくさん見た。
行儀悪いだなんだとうるさくいわれないし、イヤラシイ視線も感じず優雅に過ごす。
もともとあたしには、こんなアメリケェンな生活スタイルのほうがあっているのだ。
深夜になってミサトが返ってきて「ご飯は?」なんて寝ぼけたこといってるので無視して部屋に引き上げた。
さあて、明日は何しよっと。
732 :
ダミーアスカ@3:04/08/29 22:35 ID:ht6z6Lax
某月8日
目を覚ますと、お昼近かった。
気分爽快とまではいかないけど、充実した睡眠。
リビングへ行くと人気はなく、ミサトはすでにご出勤の様子。
キッチンには空き缶やつまみの袋が散乱していた。てゆーか、誰が片づけるのよ、これ?
パンでも焼いて食べようかと思ったけど、キッチンの惨状に呆れて外へ食べに行くことにする。
近所の喫茶店でランチを食べてさっさとマンションに戻る。
お昼のバラエティ番組を見て、その後は昨日のビデオの続き。
夕方になったので夕食の支度をすることにする。
シンジのヤツがご丁寧に「ご飯の炊き方」のレシピまで用意していってくれたけど、そんなモン無視無視!
この天才のあたしにかかれば、直感で料理を再現するなどお茶の子さいさいだ。
というわけで、本日の夕食は……。
最近のコンビニのお弁当は、種類も多くて結構おいしかった。
あげちまった、スマソ
いや全然OK
続きをヨロ
某月9日
なんか室内全部がほこりっぽくなったような気がする。
目覚めてすぐそう思った。
シンジが旅行へいって三日目。
たった三日なのに、なんか加速度的に家が汚れていく。
そんな雰囲気を文字通り払拭するため、今日は掃除をすることにした。
窓を全部開け放ち、掃除機をかけ、お風呂も洗った。
部屋は綺麗になったけど、なんかお風呂はお湯を溜めようとしたら泡が出て困った。
洗剤を流し忘れていたみたい。自分でやってて不手際に腹が立った。
今日も充実した日を送るべく、ヒカリに遊びにこないか電話してみた。
「…あのね、アスカ。あたしたちは受験生なの。普通、受験生は遊ばない、いえ、遊べないものなのよ?」
と、笑顔を引きつらせて怒っているような声がしたので慌てて切る。
受験勉強なんて、どこの学校にも受かる自信があるからすっかり忘れていた。
そういえば、シンジの今回の旅行も、進学の一環なのよね…。
代りにとばかりにミサトに遊びに連れていってくれるよう打診した。
しかし、遊びどころか仕事が立て込んで、二、三日帰れそうにないとのこと。
(続き)
結局、夕飯はカップラーメンを啜って終わらした。
凄くものたりない夕食だった。
適当にTVを眺め、11時前に戸締まりをして寝室へ戻る。
今、日記をつけながら感じる、この感覚、なんていうのだろう?
物足りないというか歯ごたえがないというか…。
とにかく、ひどくつまらない。
せっかくの一人きりなのに。
明日は早く起きよう。起きてどこかに遊びに行こう。
久しぶりに一人だ。自由気ままに。
…大丈夫、あたしは寂しくなんかない。
8月30日
あの時・・・
あの腕にもう少し力が加えられていたら・・・
それでもきっとアタシは抵抗しなかっただろう
シンジがアタシの死を望むなら仕方ないと思った
拒絶の対象でしかないアタシを、重荷でしかないアタシを
シンジはココロの奥底で憎んでいると思っていたから・・・
でも、今は…そう思わない…
シンジはきっとアタシが怖かったんだ・・・
重荷だと感じていたのも事実だろうけど…それ以上に…
憎しみだけでは人を殺せない
怖いから殺すのよ・・・何故?
シンジはアタシを愛していた
なのに…その後アタシから逃げるように自殺をした
シンジの自殺の本当の理由は・・・?
あの時殺して欲しかった・・・
置き去りにされたアタシは素直に死ぬこともできない
>>737 ひ、羊のうたとは…。
確かに羊は
志砂=ゲンドウさん
一砂=シンジきゅん「自分の父親に嫉妬するなんて考えもしなかった」
千砂=レイたそ「父さんは私の身も心も支配していた」(声も林原さん)
なところがあるな。
いや、それだけです。だから何だというツッコミは勘弁して下さい。
シンジもいないし一人で暇なので、ファーストを呼んだ。
あいつも暇だから…案の定一発でOK。
電話を切ってトイレに行って…出たらファーストがやって来た。
ずいぶん早いがファーストだし気にしない。
ねぇ、と世間話を切り出すが、ファーストは何も言わずに台所に行って、
ラーメン食べてホットケーキ食べて、最後にポテチをほうばりながら、
「帰るわ。ぶほっ。」
とほうばり過ぎのポテチをあたしの顔に吹き付けて帰って行った。
むかつくので一発殴ってやったが。
するとまたファーストが戻って来て、
「来たわ。何か食べさせて。」
あんたさっき食べたばかりでしょ!
だがファーストは知らないの一点張り。
そのうちべそをかき始めたので、しかたなくプリングルスをくれてやった。
>>737何故かcomm suser tod思い出した
740げっととかはどうでも良いとして、
どうしても社会と国語の宿題が面倒くさかったので、
ヒカリのを写させてもらおうとニセ勉強会を企画した。
今回はファーストもグル。
のこのこやって来たヒカリのノートをゲットして、
さっそく丸写し…しようとしたら、
「鈴原の宿題、手伝ってくれない? あの馬鹿、一ページもやってないのよ。」
二人で明確な拒否の姿勢を貫くと、
「どうせあたしの宿題丸写ししようってんだから、別にいいでしょ?」
…ばれてる。
結局その日は三人がかりでトウジの宿題をやるハメになってしまった。
自分のまいたタネとはいっても、何か悔しいので、
ファーストにトウジのトリ頭を丸坊主にするように言っておいた。
742 :
737:04/08/30 11:59 ID:???
>>738 君すごいね。この一文で元ネタを看破するなんて。
743 :
737:04/08/30 12:04 ID:???
ということで続き
8月31日
昨日の日記を読み返してみた。やっぱり一人だと暗いことばかり考えてしまう。
アタシが死んだらシンジが戻ってくるのかといえば、答えはNO。
アタシは使徒との戦いが終わってもまだミサトの家に居候している。
シンジが自殺を試みた家に・・・
それはシンジに対しての未練かどうかはわからない。
でも、朝目覚めたらシンジは何食わぬ顔で朝食を作っていて、
アタシに昔のように微笑んでくれるかもしれない・・・そんな思いがあるのは確かだ。
シンジがこの家からいなくなってから、アタシの朝は早くなった。朝食も昼の弁当も
作らねばならないからだ。アタシは6時に起きて、朝食、お弁当を作り、ミサトを起こす。
その後、朝の支度を終わらせ、学校に行く。これが今の朝の日課だ。
学校ではアタシはシンジがいた時とは変わらない日々を過ごしている。
ヒカリとは仲がいいし、2バカも相変わらずうるさい。
ただ、シンジの話題は誰も出さない。話題を出すのが怖いんだと思う、みんな。
744 :
737:04/08/30 12:05 ID:???
アタシは学校が終わってから、この2ヶ月毎日通っている病院に向かった。
505号室ここにアイツがいる。アタシはドアを開け病室に入った。
その部屋のベットの上、身体に管をまかれて定期的な呼吸をしながら
シンジは眠っていた。シンジが自殺をしたのは、2ヶ月前、自分の誕生日の
次の日だ。遺書は無く発作的な自殺だったと思われる。幸い発見が早く
一命は取り留めたものの、そのまま意識は戻らなかった。
医者の話によれば、シンジの意識が戻らないのは精神的なものが原因らしく、
生きようとする意志さえあれば目を覚ます可能性がある(少ない可能性であるが)
と言っていた。
アタシはシンジの意識を回復させるため、毎日この病室に通い、
学校での出来事を眠っているシンジに話している。「今日学校でこんな楽しいこと
があった」「2バカがあんなバカなことをやった」日常の楽しい話をしたら、
シンジが目を覚ますのではないかと思いながら。
アタシにはシンジの自殺の原因はわからない。赤い海で救出されてから、
アタシとシンジは幸せな時間を過ごしていたと思う。アタシは笑ったし、
シンジも笑ってた。なんでシンジは自殺なんかしたんだろ。
アタシのせいなのかな?知りたい、知りたい、知りたい。
「なんで死のうとしたの?」
アタシはシンジに話しかけた。
「・・・・・・・」
でも返ってくるのは沈黙だけ。アタシはシンジの身体に覆いかぶさり、
少し泣いた。呼吸が聞こえた、シンジの生きているという証。
これがある限りアタシはあきらめないだろう。アタシはシンジに別れを
告げて部屋を出た。
「またね・・・」
もちろんシンジに返事はなかった。
明日もがんばろう・・・
漏れは羊のうた大好きだったのに気付かんかったよ
ダミーマダー?(AA略
某月10日
今日は、昨日の予告通り早起きして、めいっぱいおしゃれして外へ遊びにいった。
さっそく駅前で何人からか声をかけられたけど、無視して映画を見る。
適当に選んで入ったら恋愛もので、予想通り面白くなかった。
アクションものにしておけば良かったと心から後悔し、ぐちる相手もいないものだからストレスが余計たまる。
続いて、ファーストフードで朝食兼昼食を済ませウインドゥショッピング。
途中で、前から目をつけていた服がまとめて値引きしていたのは、あたしの日頃の行いが良いからだろう。
目移りする服をひっつかみ、胸の前にもってきて会わせて見下ろしてから後ろを振り返り-----そこに、あたしの姿だけが映った鏡を見た。
…一人きりなのに笑顔を向けて、バカみたいだった。
急に何もかもどうでもよくなる。
フラフラと店を出て、気がついたらマンションの前だった。
手にはコンビニの袋があって中身はサンドイッチ。
買い物したんだろうけど記憶にない。
自分でも困惑しながら部屋に戻り、玄関を開けて違和感に襲われた。
何かが違う。
何かが欠けている。
思いつかないままキッチンへ行き、薄汚れた流しを見て気がついた。
そう、匂いが違うのだ。
料理の匂いがない。
心を落ち着かせてくれる温かな匂いがない。
だから気づくしなかった。
…足りないのはシンジの匂い----。
(続き)
シャワーを浴びて自室へ戻ってくると、テーブルの上で携帯電話が振動していた。
慌てて手にもったとたん切れたそれの着歴は『ヴァカシンジ』だった。
マナーモードにしてたのを後悔して、こちらからかけ直すか悩んでいると、すぐにメールが来た。
それの送り主はやっぱりシンジで、短い文に画像が添付されていた。
>『電話が繋がらないようなのでメールします。
こちらは元気でやっています。北海道はやっぱり景色とかすごく綺麗で、アスカにも見せてあげたいと思いました』
添付されていた画像を開くと、青い空の下の広大な牧場が写っていた。
なんとなく胸が温かくなったので、メールを返信してやることにする。
>>『そんなとこほっつき歩いてないでさっさと帰ってきなさいよ。
寂しくてしかたないじゃない』
そこまで打って携帯をベッドへ放り出し、頭を冷やす。何考えてるんだろ、あたしは。
メールを打ち直すべく携帯を拾い直して…自分でも血の気が引くのが分かった。
携帯の画面には<メールの送信は正常に終了しました>の文字が。
慌ててもう一つメールを打って携帯の電源を切り寝ることにする。
ちなみに二通目のメールの文面はこう。
>>『なーんて、さっきのメールは冗談だからね?
アンタがいなくてセイセイするわ。当分帰ってこなくていいわよ。なんならそっちでノタレ死んで、北海道の土に還っちゃったら?』
…本当に何考えてるんだろ、あたし。
ワロタ。なかなか良いですな
ダミーアスカ氏やっぱ上手いなぁ…
某月11日
今日は、目を覚ましてメチャクチャ驚いた。
だって、目を開けたら、シンジがこちらを見下ろしていたのだ。
「おはよう、アスカ…」
静かに笑っているバカのホッペタをひっぱってみる。
「いひゃいよ、あひゅか…」
夢じゃなかった。
「どうしたのよ、あんた!? 帰ってくるのは明後日でしょ!?」
「…うん。でも、見たいところはほとんど見て廻ったし。それに…」
シンジは照れたような表情で頬をポリポリ掻いて、
「アスカからのメールもらったら、急に帰りたくなっちゃって…」
ホッペタが熱くなるのが分かる。
「あ、あんたバカぁ!? せっかく北海道くんだりまで行ったのに、適当に引き上げてくるんじゃないわよ!!
それに…ええと、帰ってくるなり黙って部屋に入り込んだ挙げ句、乙女の寝顔を眺めてるなんて、何様のつもりよ、悪趣味ねっ!」
シンジは困惑した表情でいった。
「て、言われても…。ここ、僕の部屋だし。というより、どうしてアスカは僕のベッドで寝てるの?」
……すっかり忘れていた。昨夜はなんか落ち着かなくて眠れなくて、なぜかシンジの部屋へ来てしまったことを。
目の前が真っ赤になって、気がついたらシンジのホッペタを思い切り引っぱたいていたのは、その、まあご愛敬ということで。
キタ━(゚∀゚)━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!
せんくす
ダミーアスカ氏に乾杯
かんぱーい!
ぷぎゅ月 る日
今日、学校から帰ってくると、リビングのテーブルの上にメイド服が置いてあった。
誰のなんだろう? とシンジを呼んだけど留守のよう。…暇なので、着てみることにした。
少し大きくてスカートも長いんだけど、なんとか着られた。ついでにホワイトブリムもつけて完璧。
洗面所の鏡で見てみる。うん可愛い。
「ただいま〜」
ちょうどシンジが帰ってきたので、そのままの格好で出迎えてみた。
「どう、似合うっしょ? 」
「う、うん…」
目を丸くして、照れたように笑って、最後に困ったような表情になる。
どうせすけべえなコトでも考えたに違いない。
「それにしても、なんでメイド服なんてあるのよ?」
エプロンを引っ張りながら尋ねると、なぜかシンジは言いにくそう。
「その…それは文化祭で使うんだよ」
「へー、誰が着るの?」
答えておいて自分の間抜けさに呆れた。
「いっとくけど、あたしはそんな人前で着てやらないからね!?」
「えっ、ち、ちがうよ!!」
「じゃあ、誰が着るのよ!?」
あたしに睨まれながら、おそるおそるシンジは言った。
「…僕」
GJ!
他所のスレじゃ、メイドシンジをさんざんおもちゃにしてるくせになw
(続き)
「なんでアンタが着るわけ?」
「…文化祭で女装喫茶することになったんだよ。アスカはこの間のHRサボったから知らないんだろうけど」
ということは、相田や鈴原のバカも女装するわけだ。それは面白そう。
「ふーん、じゃあさっそく着てみなさいよ」
「えー? いますぐ…?」
渋るシンジを無理矢理着替えるよう命令する。
しばらくして自室から出てきたシンジは………ちょっと見物だった。
長い黒髪のウイッグを被った格好は、もともとの線の細さもあるんだろうけど、余計繊細に見える。まるで本当の女の子みたい。
「…ど、どう?」
上目遣いの視線に親指を上げて応える。
「よーし、あとはあたしに任せなさい!」
かくして、化粧を施して『作品』は完成した。
その完成度ときたら、玄関先で黙って出迎えさせたら、ミサトのヤツが目を白黒させて「間違えました!」と叫ぶと30分くらい戻ってこなかったくらい。
文化祭が楽しみだ。
メイド服を着た本物のメイドって見ることあるんだろうか。
ぶ月 ぎゅる日
今日の文化祭はとにかく疲れた。
ほぼ一日中メイド服姿で動き回っていたのだから仕方ない。
結果として、女装喫茶は営業しなかった。
シンジと他の連中とのギャップが酷かったからだ。鈴原の巫女さんスタイルなんか、ハリウッドのホラーの特殊メイクかと思ったくらいだし。
結局、シンジのメイド姿はみんなに一度も披露されることなく、あたしの提案した普通の(?)メイド喫茶に変更されたわけだ。
最初は文句を言っていたヒカリも鈴原に褒められてノリノリだったし、ファーストもシンジに褒めさせたらまんざらでもないようだった。
あたしも奮闘したおかげで、売り上げが校内ナンバー1だったのは言うまでもない。
「ねえ、アスカ。もう脱いでもいいでしょ?」
今日の夕飯のとき、涙声でシンジが訴えてたけど、聞こえないふりをした。
あたしの一日の報酬の代価に、帰ってきてからシンジにずっとメイドの格好をさせた。
あたしの機転のおかげで人前で女装しなくて済んだのだから、あたしの前だけで女装してもバチは当たらないと思う。
「しっかし、似合うわよね〜…」
ビール片手のミサトがいるのは、しょうがないか。
とにかく、明日には服を返すというので、今日が正真正銘の見納めだ。
ファーストのヤツも知らない、見せてないシンジの女装姿。特権というほどでもないんだろうけど、優越感はあるのよね〜。
まあ、シンジに変なクセがついても困るし、これっきりにしておこう…。
そして倒錯シンジスレで続編、っと。
普通のアスカってこんなに淡白なのかと感心しましたよw
いやぁ面白い、実に面白い。
続きを期待しますよ。
$月 ≧日
シンジのヤツがリビングのテーブルの上に携帯を放置したままお風呂へ行ったので、さっそくいじって見る。
なんか、あたしからくらいしか着歴がない上に、発歴もほとんどないのはシンジらしいといえばシンジらしい。
メモリナンバーの一番上があたしになっていたのに歓心したので、メールを読むのは勘弁してやることにする。
まあ、それは冗談。あたしはメールの内容まで盗み読むほど悪趣味じゃない。
でも、付属カメラで撮った画像データはケンブンした。
あら、意外と結構量がある…と思ったら、なんか雑誌の料理のレシピを撮したのものばかりで頭が痛くなった。
これって犯罪じゃないのー?と思いつつ、他の画像を捜したら、ありました、ファーストの顔のアップの写真。
なんかムカツイて次のファイルを見たら、今度はミサトのアップ。
その下の画像データを開けば相田や鈴原のもあって、どれも同じアングルの同じ距離から撮ったものみたい。
これではっきりした。どうもシンジのヤツ、勝手に携帯を使われているらしい。
大量の顔のアップは、シンジが自主的に撮ったわけではなく、みんな勝手にアイツの携帯で自分を撮して保存しているのだ。
消さずにとっておくなんてバカの面目躍如ね、なんて思いつつ、あたしは更に画像を漁った。
不意に表示された画像に、凍り付く。
表示されたのは、どうみてもシンジのヤツが自主的に撮ったとしか思えない画像。
学校の机に片肘をついて窓の外を眺めているあたしの写真だった。
何も見なかったことにして部屋へ戻り、この日記を書いてさっさと寝ることにする。
…クーラーをギンギンに効かせても涼しくない上に、心臓の音がすごくうるさい。
携帯ネタイイ、今時感あってグー。
善月悪日
今日は花火をした。
本当はシンジと二人でしようと思ってたのに、いつの間にか鈴原・相田を呼んでいた…バカ
仕方ないのでヒカリも呼んだ。
ファーストは呼んでないのに何故か来た。
三バカがロケット花火の撃ち合いをしていた。やっぱりバカだ。
よい子は真似しないでね。
アタシ達は線香花火をしながら話していた。
「ヒカリ、最近鈴原とはどうなのよ?」
「どうって…別に、…ただ昔と違って普通に話したり…遊んだりするくらいよ」
「どんな事話すの?何して遊んでるの?」
そう聞くとヒカリは顔を紅くして黙ってしまった。「…野暮な事聞かないの。若い男女がすることなんて…熱い」
ファーストの発言を止めるべく、アタシは選考花火の
火種を彼女の手の甲に落とした。
三バカはドラゴン花火を口に加えて遊んでた。
こうしてアタシ達の夏は終わった。
P.S 三バカが打ち合っていた花火の流れ弾がファーストに向かって
飛んできたとき、彼女の目の前で弾き返された現象は何だったのだろう?
771 :
770:04/09/04 03:55 ID:???
×選考花火
〇線香花火
772 :
770:04/09/04 03:56 ID:???
てゆーかダメだ…ダミー氏の様に書けないOTL
スレ汚しスマソ
>>770 >ファーストの発言を止めるべく、アタシは選考花火の火種を彼女の手の甲に落とした。
>三バカはドラゴン花火を口に加えて遊んでた。
ワロタ
シンジ君がくわえてるのを想像するとかなり笑える。けっこう良作。
ヘラ月 ヘラ日
今日の夕方、シンジの帰りが少し遅かった。
あたしが「ご飯、ご飯〜」と寝転がったまま足をバタバタさせると、ああごめんね、といいながらすぐ学生服の上にエプロンをつけてキッチンに行く。
まったく、あたしを飢え死にさせる気だろうか。
リビングにはバカの鞄となんか長方形の紙袋。駅前の本屋のロゴが印刷されたそれから、シンジはそこに寄り道してきて遅れたのだと推理する。
実証すべく、袋を開けて見ることにした。
ちなみに明記しておくけど、シンジにプライバシーはない。
軍隊は、上官のもと統制された行動をとることにより、より大きな力を発揮する。その為に、上官は部下のことを知悉しておくことが必要不可欠だ。
シンジだって、優秀な上官に指揮されたほうが、結果的に幸福になるに決まっている。アイツ自身のそれが上官の幸福と重複すれば、この上ない幸福だろう、きっと。
よって、ことあたしに関しては、シンジの言い分は通用しない。聞いてあげない。
…なんか、妙にダラダラと書いてしまったけど、とにかく理論武装覚悟完了したあたしは紙袋を開けてみたのだ。
どうやら内容物は二冊分のよう。まず手前の一冊をちょっと引っ張ってみる。
薄っぺらで光沢のある表紙が見えた。えっちな雑誌だったら、あとでイビッてやると思ってゆっくり引き出すと…
『今日のお料理 お弁当特集増刊号』
…気を取り直して、もう一冊の方をひっぱりだす。こっちのは結構分厚い。
タイトルを見て結構茫然とした。
なんで『ゼ○シィ』!?
776 :
770:04/09/04 16:43 ID:???
_、_
>>770よ
( ,_ノ` ) ダミー氏と共にスレを盛り立てて欲しい
ζ
[ ̄]'E
.  ̄
つーか本家はどこ行ったんだ?
そういやこの人NTR祭りら辺の時に現れたからNTRも書いてたなw
(続き)
キッチンから戻ってくる気配に、あわてて雑誌を袋に戻して、元の床のポジションに寝っ転がったのは、0.5秒もかからなかったと思う。
「もうすぐできるからね」と戻ってきて手を拭きながら微笑むシンジに、どんなことを口走ってしまったのか、正直よく覚えていない。
取りあえず、覚えているだけでも書き出してみる。
「ロ、ロシアでは、妊娠すると14歳でも結婚できるのよね! TVでいってたんだけど、し、知ってた?」
「あっちの国ではセカンドインパクトで減った分の人口も加速度的に回復してきているそうよ。 それで、その風潮はだんだん南下してきてるってさ」
「それに伴い、最近、女性が働きに出て、男性が家事や育児をするスタイルも復興、増えてるんですって!」
…などなど。
それに対するシンジの返事はたしかこう。
「ふーん、むこうの方はそもそもの結婚年齢が低いんだってね。確か、学生結婚する人も多いとか」
「そういえば、日本でもようやく出産援助金の増額もされはじめたよ。政府も多産を奨励しているし」
「ロシアでは、女性が働きにでるケースが多くて、要職を占める割合も多いそうだよ。すると、やっぱり、僕みたいに家事ばっかりしている男の人も多いのかなあ」
無邪気な顔でこう言われたときのあたしの気持ちは、神のみぞ知るってヤツだ。いや、悪魔のほうが共感してくれるに違いない。
背骨に熱湯を注ぎ込まれ、心臓をこねくりまわされるような感じに硬直していると、ミサトが帰ってきた。
(続き)
…案の定、オチは、ミサトが『ゼク○ィ』を買って来てくれるようシンジに依頼しただけだった。
心臓を宥めながら、ビールと本片手のミサトに詰問する。
「もしかして、ミサト、結婚するの?!」
ミサトはきょとんとして、
「はあ? 相手もいないのに、どーやってするわけ?」
あたしが絶句していると、ミサトは本を捲りながらケラケラ笑っている。
「見て見て、シンちゃん、これ、この間友人の結婚式に行ったとき使っていたホテルなんだけどさ〜。
挙げた本人は500万だとかいってたけど、これには300万って書いてあるわ。見栄張るのも大変ね〜。
こっちのドレスも、本人がいってたより安物だわ〜」
…この行き遅れ、歪みきってやがる。
残っていたご飯をかき込み、乱暴にテーブルへ食器置いてキッチンを出た。
真っ直ぐ部屋に戻り、いまこの日記を書いているわけだけど…。
見直せば見直すほど、ブザマな場所が出てくる。
こんなことを口走ってしまったなんて、一生の不覚だ。なんか五回くらい生まれ変わっても足りないくらい。
あまりに忌まわしい今日の日記は、記憶とともにのり付けして封印することにする。
さあ、のりが乾いたら、シンジでもイジめてこよう…。
>>770氏もオモシロイヨ ガンガッテ!
てゆーか、オレ少し書くの控えたほういい?
いや、がんがん書いてくれ
787 :
770:04/09/05 09:35 ID:???
>>784どもです。
ダミー氏の様に毎回良いものは書けませんけど、
精進させて頂きます(`・ω・´)
交流なんかせずに以前みたいに黙々と日記書いてくれおまえら。頼む。
&月 〜日
本日は、全国模試だった。あの、マークシートで黒くマスを鉛筆で染めるヤツ。
あたしはこのマークシートってヤツが大嫌いだ。なんで嫌いかというと、あたしのフルネームが名前の欄に書ききれないからだ。
電算機で読み取るタイプだから一文字づつマークして書き込まなきゃならないのは仕様なんだろうけど、圧倒的に升目が足りない。
そりゃ日本人にあわせてあるんだから仕方ないんだろうけど、「そうりゅう あすか」だけじゃ尻切れトンボじゃない?
あたしはラングレーも書きたいのよ! と思ってもどうしようもない。
「そうりゅう あすか」としか書いてない名前欄だと不愉快なので、あたしはいつも最後に名前を記入するようにしている。
今日のテストもそうだった。
最後の現文のテストもそうそうに仕上げ、時間があったのでのんびりと名前欄とにらめっこ。
暇なのもあって、どうやったらあたしのフルネームが収まるか検討する。
文字を小さくしても…ダメ。勝手に欄を増やしても…ダメ。どだい物理的には無理か。
だとすると…名字を変えるくらいしかないか。たとえば結婚したりしてさ。
欄の中に書いた名前は、単に気まぐれであって、他意はない。絶対にない。ないったらない。
「いかり あすか」
(続き)
自分で書いておいて、なんでぼんやりしていたのだろう。気がついたら、机の上の答案用紙がなかった。
顔を上げれば、係のヤツが回収していくところだった。
「ちょ、ちょっと待って!」
「え?惣流さん、ミスでもしたの? 珍しいな〜」
「…こ、このあたしがミスなんてするわけないじゃない。答案用紙が落ちそうに見えたから注意しただけよ、AHAHAHAHA」
「だよね〜」
…あたしは今、この日記をつけながらモーレツに後悔している。
どうしてあの時強引に答案用紙をむしり取って、書き直さなかっただろう。---でも、それは過ぎてしまったことだ。
あたしに残された選択肢は二つ。
あの名前で成績が全国規模で発表される恥に耐えるか。
恥を忍んで事情を話し、リツコかマヤにハッキングしてもらい、模試のデータを改竄するか。
…どちらにしろ、恥をかくのは確定ってのが最悪だ。
ダレカタスケテ…
グハァ!
GJ!!!!!!!!!!!!
ネェ(・∀・)続キマダー
痛月感日
今日はシンジにカッコ悪い所を見せてしまった。
いつものようにミサトの帰りが遅いので、シンジと二人きりの夕食を楽しんでいた。
楽しんでいると言っても、決して顔には出さない。シンジと居て楽しいなんて、誰にも知られたくないから。
それで、私はすました顔でシンジと向き合い、食事をしてたんだけど、その時、アクシデントが起きたの。
遠くから飛行機の轟音が聞こえてきたと思ったら、突然、世界が揺れ動いたの。食器のぶつかり合う音が聞こえたわ。
「アスカも机の下に隠れて!」
真面目なシンジは学校で教わったとおりに、テーブルの下に隠れていた。
私としたことが、揺れている間は怖くて動けなかった。
だって、仕方がないでしょ?日本に来る前は地震の少ない土地に住んでたんだから。
「もう大丈夫みたいだね。あ〜、夕飯がめちゃくちゃだよぉ」
シンジがテーブルの下から出てきて、テーブルの上の惨事を嘆いていた。
私は何を思ったのか、揺れが収まってからテーブルの下に身を隠した。
続く
続き
「アスカ、もう揺れてないよ?心配なら外に逃げたほうがいいよ」
私は急いで外に逃げようとした。それが失敗だった。
「アスカ、大丈夫?」
テーブルの下から出る際、私はテーブルの角に激しく後頭部をぶつけた。
私は怖くて痛くて泣きたい気分だった。普通なら恥ずかしくて泣きたくなるんだろうけど、その時の私にそんな余裕はなかった。
痛くて頭を抱えている私の隣に、シンジが心配して腰を下ろしてくれたの。
「シンジーっ!!」
やっちゃいましたよ。
あろう事か、この私があのシンジに泣きついちゃいましたよ。
その時のシンジの表情は、残念だけど見てる余裕がなかったわ。
落ち着いた私は、シンジの顔を見る前にビンタをくれてやったわ。これも、やっちゃいましたよ。
あれから、シンジとは顔を会わせてない。ていうか、どんな顔をして会えっていうのよー
やっぱり、何も無かった事にしよう。
何食わぬ顔でシンジに挨拶。
シンジが持ち出そうとしたら、即行で口をふさぐ。
これで問題なし!!
……はぁ
GJ!
イイペコ的アスカですな。
ダミー氏のはとれにあ的アスカだな
>796
……とれ「と」にあ。
おっ!また期待の新星登場か!?
このスレも活気が出てきたなぁ。
エー君早く帰ってきてー!
・・・って誰だよ!?