変なもの入れないで

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変なスレ立てないで
>>19
ちんこ立てないで
トウジ「変な物入れ、ないでぇ」
ティ、ティンポ〜
  ,、-‐'"             /  r' |.j,!
   |   、     _,..、 -‐ '" ' ‐-、,____`ヽ,
.   |   ` i-‐ ' "   ,、,         ヽ'
    |      |,-‐/ミ、/:::::\、_
    |   _,,.-‐"~::::::::::::::::::::::::::::::``‐、-、_
     !  7/:::::::::::/ハ::::、:、::::::::::::::::::ヾ‐i`〉
    |  '/:::::::/::__;∠!∧:ヽヽ\::ヽ::::、ヾ|/:ヽ
     i ' i':;::/レ/   ヾヽ〉ゞ\_>_ヽ、レハ:i::::i
     l  W'ヘ|(  0 ! ! 0  ヽヾ|ノノ|::|::::|
      l  ヽノ >;;,,, ' ヽ、   .ノ /'‐i:::|::|::::|
      i   !、   ‘    `"!!! ._〉ヾ!|./::::|
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フ_4゛ \     ̄`‐- 、 ___ ,、 ‐ ⌒ ヽ!::::::::l|
ニ-‐'-、  `ー-         ̄ `'' "` ‐`‐、|:|
   ,.> ,、-i‐っ‐- 、. _            ` ヽi
  (_,ノ'゛ /`ヽ     `` ‐- 、           ヽ
      /   ヽ、,、 -‐ '' "〈 `` 、_    _,人
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      /              /:::::::|:::::/::::::/::|:ノ:ノ
良すれ
僕たち純真無垢なsageブラザーズ!
人目につかないようにsageてあげるよ!
 ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ∧_∧     ∧_∧    sage
   (・∀・ )    ( ・∀・)    sage
   /    \    /   \ sage
  ⊂(  ヽノ つ ⊂ヽ/  ) つ  sage
    し(_)     (_)J
おい喪前ら!!こんな板で遊んでる場合じゃねーぞ!!

祭りだよ!祭り!!
出遅れんじゃねーぞ!!

↓現行スレだが5分もすれば消化されちまう!

【祭り】おっぱいがいっぱい part.5〜奥菜恵降臨〜【狂乱】
http://tv2.2ch.net/test/read.cgi/eva/1038360362
27名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/12/05 02:13 ID:YWjoAYTR
>>26
漏れはもう騙されないぞ(藁
んじゃ、次いってみよー。
  ,、-‐'"             /  r' |.j,!
   |   、     _,..、 -‐ '" ' ‐-、,____`ヽ,
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     l  W'ヘ|(  0 ! ! 0  ヽヾ|ノノ|::|::::|
      l  ヽノ >;;,,, ' ヽ、   .ノ /'‐i:::|::|::::| 納豆に砂糖〜!?
      i   !、   ‘    `"!!! ._〉ヾ!|./::::| 変なもの入れないでよ!!
-‐/ ̄,`" ‐- 、_\⊂===ニ二)  .ノ‐ '゛|/::::::|
フ_4゛ \     ̄`‐- 、 ___ ,、 ‐ ⌒ ヽ!::::::::l|
ニ-‐'-、  `ー-         ̄ `'' "` ‐`‐、|:|
   ,.> ,、-i‐っ‐- 、. _            ` ヽi
  (_,ノ'゛ /`ヽ     `` ‐- 、           ヽ
      /   ヽ、,、 -‐ '' "〈 `` 、_    _,人
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     l  W'ヘ|(  0 ! ! 0  ヽヾ|ノノ|::|::::|
      l  ヽノ >;;,,, ' ヽ、   .ノ /'‐i:::|::|::::| 味噌汁にかりんとう〜?
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ニ-‐'-、  `ー-         ̄ `'' "` ‐`‐、|:|
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  (_,ノ'゛ /`ヽ     `` ‐- 、           ヽ
30172:03/01/02 02:56 ID:???
ギリギリの正月

碇シンジがこんな人間になったのは訳がある。
彼が預けられたのは、とあるキャバクラだった。気が付いたらホホステスさんに育てられていた。
そこに住んでいるというだけで白い目で見られるような土地だったけど、思い出いっぱいだ。
離れるのは辛くもあった。
父親に日増しに似ていくという顔は、気に入らない。
第三新東京という所に行くにあたって、お世話になった人たちがアルバイト料をくれた。
中学生になってから働いた分だ。なんにも使わなかったおかげで額にびっくりした。
シンジは空を眺めながら迎えを待っている。
「葛城さんねぇ……困ったなぁ」
シンジは髪をかきあげて、漫画雑誌をゴミ箱に投げた。
非常警報が鳴っている。
ズシン、ズシンという音は前方のアレが立てている音だろう。
「怪獣、だよなぁ。パパ、いったい何やってる人なんだ?」
とつぶやいた時、車がやってきた。
「お、お待たせ、シンジくん、よね?」
31172:03/01/02 03:05 ID:???
「し、シンジくん、どうしよう。追いつかれちゃう」
「葛城さん、アクセルもっと踏んで下さい」
 葛城ミサトはどうやらちょっと気が弱いらしい。シンジはパニックにならないように
深呼吸している。
 ここでパニクッたらダメだ。
「ああ、スピード出すぎてる。どうしよ、どうしよう逃げちゃダメ逃げちゃダメ」
目がイッてしまっている。
「か、葛城さん、ヤバい」
 シンジはハンドルを奪うとなんとか追突しないようにきっていく。
「いやあぁぁぁぁぁ、もういやあぁぁぁぁ誰か助けて」
 ミサトは叫んで無茶苦茶に運転を始める。
「お、落ち着けよ」
「いやあぁぁぁ」
聞いてない。
ミサト車が衝突しようとした時、それを大きなロボットが持ち上げた。
「葛城一尉、減俸ものね」
「あっ、綾波さん」
「問題ない」
 ミサトは正気に返り、ロボットが怪物の足止めをしている間に彼らはネルフへ向かったのだった。
32172:03/01/02 03:13 ID:???
「……ミサト、またやったのね!!」
「ご、ごめんなさい、リツコ。どうしても怖かったから」
 ネルフについて、シンジは赤木リツコというやけに体育会系の博士と一緒に歩いていた。
「あの、父はどこにいるんですかね?」
 何やらゴムボートで移動しながら、リツコはシンジを睨んだ。
「いけすかないわね。子供のくせにその渋い態度はなに?」
「ハハ、そんなことないですよ。特にあなたのような人に」
言ったシンジが殴られた。
リツコは何やら気に食わないようだ。
「痛いなぁ。ひどいことをする手ですね」
「根性の悪いガキには当然よ」
シンジは肩をかくめてみせた。
33172:03/01/02 03:27 ID:???
「シンジ、出撃」
「父さん、何を言ってるんだか」
「……使徒を殲滅しろ」
「つまり、アレに乗れということですか。困ったなぁ」
 シンジがミサトを見れば、ミサトは目を逸らし、リツコはなぜかガッツポーズだ。
 父親はというと、無表情にシンジを見ている。
「父さん」
「これが、私の絆だ」
「分かったよ」
 シンジは初号機に乗った。そして暴走して使徒を殲滅したのだった。

病院で目覚めると、レイに会った。
「やぁ、そういえば、助けてくれたのキミだったね」
シンジは可愛い外見と判断したレイに声をかける。
「問題ない」
「そ、そうか。悪いね」
「サードチルドレン、私は忙しいの。下らないことで声をかけないで」
シンジはレイが去った後に、困ったなぁ、とつぶやいた。
34172:03/01/02 03:28 ID:???
「あ、あのシンジくん」
「ミサトさん、僕はこれからどうしたらいいんですかね?」
ミサトはびくびくしながら、胸を押し上げるように手を組む。困っている姿だが、酔わせて持ち帰りたく
なる態度だ。
「と、とりあえず、その、う、ウチに来る?」
「……そりゃぁ、悪い話じゃないですけど。僕も男ですよ」
「あっ、その、そんな意味じゃないの……」
「ハハ、正直な人ですね。僕は中学生ですよ」
 言った後に、視線を胸に合わせた。なかなか……。
「でも、お父さんがなんていうか」
「同居されてるんですか?」
「そうじゃなくて、そのシンジくんの」
シンジは父に会うことに決めた。文句も言ってやりたかった
35172:03/01/02 03:33 ID:???
「父さん、初対面に近いね」
「……そうだな」
司令室では、なぜか古いロックが流れていた。
ゲンドウの隣にいる老人が足でリズムを取っている。
「やあ、シンジくん。私はキミのお父さんの補佐をしている冬月だ」
「どうも」
なぜか存在感の薄い老人にシンジは頭を下げた。
「父さん、僕に今後もアレに乗って戦え、と」
「……」
無言こそ肯定なのだろう。
「……葛城くんに世話は一任している」
「父さんも困った人だな」
「……何を言うんだ」
「自分で考えるさ。どこに行くかはね」
「……そうか」
シンジは司令室を後にした。
「何も言ってやらなくていいのか、碇」
「冬月先生……そこにいたのか」
36172:03/01/02 03:51 ID:???
結局、シンジは葛城家に住むことになった。
「困ったなぁ」
趣味は悪くなく、片付いた部屋で、さらに言えば料理もなかなかの葛城ミサトだが、欠点がある。
シンジを気にせず寝ることだ。隣の布団いい体が寝ているというのも困る話だ。
「これは別にいいってこと、なんだよなぁ」
シンジはミサトの顔を覗き込む。すやすやと寝ていて、何やら可愛い。
「加持くん……」
胸に手を伸ばした時、そんな寝言が聞こえた。
「……風邪、ひきますよ」
シンジは布団を直してやってから、ソファで寝ることにした。
男前だな、僕は、などと考えていた。

次の使徒戦はなんとか無事に終わった。
外に出ていたクラスメートをかばったせいで、まだ腹が痛い。
「シンジくんっ、ごめんね、ごめんね」
ミサトがシンジに抱きついた。
「いいですよ、ミサトさん。無事でしたから」
そこにやって来たのはリツコだった。
「シンジくんっ、歯をかみしめなさい」
凄いパンチだった。脳が揺れて、しばらく動けそうにない。
「な、なにを」
「勝手な行動は慎みなさい。命令違反は重罪よ。生きてたからいいようなものの、今度やったら
この程度じゃすまないわよ」
「つ、ひどい手ですよ、ほんとに」
「根性の悪いヤツ」
ミサトはリツコを見て、ああ、カッコイイとか思っていた。
司令がミサトを見ていた。
「はい分かってます」
ミサトは小さく、そうつぶやいていた。
37172:03/01/02 04:09 ID:???
ミサトとゲンドウの関係を、リツコは知っていた。
ミサトが襲われたことも、それから色々なことを知っている。
ミサトがシンジを引き取ったのも愛しいゲンドウのためだ。
「……バカな女」
「えっ、なんか言いましたか」
マヤが振り向いて言った。
「なんでもないわ。残業頼むわね」
「マジですか、そんなひどいですよ」
「今度、エヴァの内部整備やらせてあげるわ」
「はいっ、赤木博士、喜んで」
マヤは大げさな敬礼で返した。

ヤシマ作戦が始まるまでに、ミサトが家を開ける間隔を理解していた。
「あーあ、加持ってやつあの巨乳を好きにできるんだよなぁ……」
下らない想像に、シンジは小さく笑った。
出前を取って、家でゆっくりとしていると、今までが変な環境だったことに気づいた。

ミサトはゲンドウに寄り添っていた。
父親を恨み、使徒を恨み、復讐を実行させてくれる男は同居している少年の父親で、その愛人がわたし。
「ねぇ、使徒はあとどれくらいいるの?」
「……まだたくさんだ」
「いつもそっけないですね。ね、ゲンドウさん、もう一回しましょ」
「……離れろ」
「あっ、ごめんなさい……ゲンドウさん、怒った?」
「……先に帰るぞ」
「……ゲンドウさん」
ミサトは自分を哀れんで、少し泣いた。
38172:03/01/02 04:20 ID:???
シンジはプリントわ届けに来ただけだが、なぜかレイの上にいた。
しかも ハ ダ カ だ !!
「す、すまない」
「問題ない」
これは、オーケーということだろうか。シンジはごくりと唾を飲み込む。
一応、経験が無いわけではない。
「……どくならどけ、どかないなら帰れ」
早く犯れということか!!
「レ、レイちゃん!! ごふぅ」
思い切り、タマを蹴られた。
レイはシンジをゴミでも見るかのように睨むと、服を着た。
「いったいなぁ……どうしてそこまでするかな」
「用が無いなら帰りなさい」
「ちょっとくらい語らいの時間があってもいいだろ、レイちゃん」
「私に時間は無い」
「ひ、ひどくないかな」
「そうでもない」
会話の流れがつかめない……。
そして、ヤシマ作戦終了。
39172:03/01/02 04:45 ID:???
「れ、レイちゃん、無事か?」
エントリープラグを工具でこじあけたシンジがレイを見る。
いつもの仏頂面だ。
「問題ない」
「そ、そうか、よかった」
「なんでドモるんだ?」
「き、キミの反応があまりに冷淡だから」
「この状況でどんな顔をしたらいいか分からない」
「わ、笑えばいいと思うよ」
シンジはその言葉を後悔した。
口の端を歪めて、レイはにやりと笑ったのである。
夢に見るな、これ、とシンジは思った。
「まあいいさ。帰ろう」
「ああ、そうね」
ようやく、慣れてきた。悪いヤツなのかそうでないかは、今の所判別不能。
シンジは困ったなぁねとつぶやいた。最近口癖になりつつある。

「アスカよん、よろしくね」
 船上でパンツ祭りを繰り広げた外人が言った。
 シンジは、なんだか一目で、その豪快な所を気に入った。
「碇シンジ、サードだよ。よろしく」
「ふーん、まあまあかな。よろしくねん惣流・アスカ・ラングレーよ」
 こんな笑い方の女は好きだ。なんだか落ち着く。
「船、案内頼めるかな」
「いいわよ、エスコートしてあげわ」
手を取った時、そこに割って入った男がいた。
「よろしく、俺は加持リョウジだ」
「どうも、加持さん」
「ああ、シンジくん」
「あっ、加持、くん……」
ミサトが固まっていた。
40172:03/01/02 04:57 ID:???
「全く、いまだにうじうじしてんのかよ。ミサトは変わらないな」
どこか苛立たしげに加持は言うと、小さく舌打ちを打った。
「か、加持くん、元気だった」
「ああ、お前に捨てられてからな。司令のモノは美味しいかよ」
「そ、そんなこと言わなくったって」
「お前は俺を利用して捨てて、今更何しに来たんだよ。笑わせるな、使徒わ倒すネルフ
の作戦部長だと。男のモノをくわえこんで」
「やめなさいよ」
止めたのはアスカだった。加持がアスカを睨む。
「そうだな、大人気ない」
「ひどいよ、加持くん……」
ミサトは泣いていた。男を喜ばせる泣き方だった。
「複雑みたいだね」
「……あんたはミサトに着いててよ。また、後でね」
アスカは加持と共に歩いていった。
「ほら、ミサトさん、行こう」
ミサトはシンジに抱きついて、泣いた。
レイとゲンドウはそれぞれ別の人物と入替えた方が良かったのでは。
なんか元の性格とのギャップが少なくて違和感があんまり無いです(苦笑
ミサトが愛人やってるのが予想外ですた。


見切った! 冬月=青葉。マヤ=マコト。加持=ケンスケw
あり?
マヤ=ケンスケか? 加持がわからんなぁ。
43172:03/01/02 05:22 ID:???
「ごめんね、シンジくん。ごめんね、こんな姿見せて」
「まっ、いいんだけどね」
シンジは困ったなぁ、とつぶやきそうになった。
ミサトが父親の愛人で、……それには薄々感づいていたが、酷い家庭環境だ。
キャバクラでそだったことからか、こういう女の人がいるのは知っていた。何かに依存
しないと生きられない人だ。
最初は加持で、いつも誰かに助けを求めている。助けてくれるなら、誰でもいい。今はシンジだ。
「ミサトさん、行きましょう。書類、渡さないと」
「いや、ここにいて」
ミサトはシンジにすがる。シンジは困った顔で、ハンカチで顔を拭いてやる。
化粧は落ちていたが、綺麗だ。その綺麗は汚したくなるキレイ、なのだ。
 そして、使徒がやってきた。
シンジはアスカと共に、弐号機に乗っていた。ミサトは加持が見ている。
「シンちゃん、ミサトが心配」
「そりゃ、アレ見たらな」
「多分、大丈夫よ。加持さんも大人なんだし、あんまりいい性格じゃないけど」
「……キミは、面白いな」
シンジはこんな状況で、笑顔を見せるアスカが気にいった。
惚れそうだ。
44172:03/01/02 05:30 ID:???
>>41
加持はアスカだよん。

「ミサト、捕まっとけよ」
「う、うん……」
 揺れる船で、ミサトは加持とよりそっていた。
 懐かしい恋の相手だ。大学の時のコンパで男に持ち帰りされそうになったのを助けて
もらったのが縁だった。それから、ミサトを守るのは加持の役目で、いつしか共に暮らしていた。
だが、使徒を倒すためにミサトは司令の元へ走った。
加持はミサトの必死になった使徒について調べた。そして、届け物を持っている。
ミサトは変わっていなかった。
苛々するくらい弱くて、それでバカだ。
「ミサト、なんで、そんなに父親のことが」
「いやっ、父さん……助けて」
「ミサト、俺は、俺はお前のために」
ミサトの目はどこも見ていなかった。加持はなぜか泣きそうになった。
「畜生……、なんで、お前は俺を愛さないんだ。俺はお前がいて楽しかったのに……」
「加持くん……一緒にいて、離さないで」
追いかけなかったことを後悔した。ミサトは深く、静かに壊れかけている。
あの時、言えなかった言葉を言うべきだった。

使徒は殲滅された。
そして、ミサトは司令にアダムを渡し、にこりと微笑んでいた。
45172:03/01/02 19:44 ID:???
使徒をたくさん倒した。
シンジはアスカと一緒に暮らさざるをえない状況を楽しんでいた。
少しずつ距離が縮まっていくのが、嬉しかった。
「一番でいなきゃならいのよ」
食事をしている時に、アスカは言った。
ミサトはいつもの愛人タイムでいない。
「そういうもんかね」
「ママのためだしね。それが、あたしの理由だから」
「……やめようぜ、そういうの」
「どうして?」
「キミらしくないからだ」
アスカは微笑んで、続きを言うことはなかった。
シンジは小さくため息をついて、洗い物へ向かった。

「ミサト、司令は何をしようとしてるの?」
リツコが銃をミサトに向けていた。
「やだ、何の冗談……やめてよ」
「ずっとあなたを止めたかったのよ」
「や、やめてよ、リツコ、わたしたち友達でしょ……ね、やめよ」
リツコは唇を噛んだ。
「あなたどうしていつもそうなのよ。大事なことから目を逸らして、いつだって逃げてばかりでっ」
「リツコには分かんないよ……。怖いもん、生きてるって怖いことだらけで」
「そうやって人に頼らないで、あなたは大人なのよ」
「リツコなんか、大嫌い」
銃声が響いた。
「み、ミサト……どうして」
「使徒を倒さなくちゃ、また父さんに怒られちゃう……」
リツコは撃たれた腹を抑えながら、銃を放した。
ミサトは取り出した銃をリツコに向けた。
「……ミサト、放っておいてごめんね」
リツコの言葉は届かなかった。
加持が電話を取った時、嫌な予感は実現のものになった。
『加持、くん。久しぶり』
「リッちゃん、行方不明になってたはずだが、どこにいるんだ」
『残り時間が少ないのよ。手短に言うわ、ミサトを止めて。人類補完計画は……』
「リッちゃん」
『ダメ傍受されてるわね。ダミーを潰すのよ、後は任せた。失敗しないでよ』
電話は切れた。
加持が最後に聞いたリツコの声だった。

シンジは暴走したり、リツコが消えたり、レイが不死身なのを確認したりして、カヲルと会っていた。
アスカともう一歩の所で止まっている。
アスカは使徒にやられたりしていたが、まだ元気だ。シンジが口説き続けているが、まだ答えは無い。
「キミはサードチルドレンだね」
「ああ、そうだよ」
そして、渚カヲルとであった。
「キミはフィフスかな」
「そうだけど、……その首筋のアザは?」
「ああねミサトさんが酔っ払って」
「ふ、不潔だ……」
シンジは固まったカヲルを見て、困ったな、とつぶやいた。
47名無しが氏んでも代わりはいるもの:03/01/03 02:06 ID:liWqlih9
「……フィフスか」
射るような視線でカヲルを睨んだのはレイだった。
ネルフに来たはいいが、レイが炭の状態から蘇ったのをシンジは知っている。
「れ、レイちゃん……なんで生きてんだよ」
「問題ない」
大有りだ。
「う、この目つきの悪い人は……」
「ファーストの綾波レイ。多分、悪者だね」
「よ、よろしく、お、お願いします」
「うむ、問題ないわ」
アスカは病院にいた。カヲルをレイに任せ、シンジは病室へ向かう。

48名無しが氏んでも代わりはいるもの:03/01/03 02:07 ID:liWqlih9
「あっ、シンちゃん」
「同い年なんだから、ちゃん付けはやめよう。アスカちゃん」
シンジの言葉に、アスカは笑った。
アスカは、使徒との戦いで傷をおっていた。しばらく弐号機は動かせそうにない。
「フィフス、来たんでしょ」
「ああ、へんなヤツだった」
「もう、あたしいらないのかな」
「それは無いな」
「どうして」
「僕には必要だから、じゃだめかな」
アスカの手を握ると、アスカは力なく笑んだ。
「嘘つき」
「今の気持ちは本当だよ。ガキの勢いだけどね」
アスカは弱弱しい笑みで、シンジを見上げた。
唇が触れて、シンジはアスカの上半身を抱きしめた。
「キミと会うために、生まれてきたんだ。なんてのはクサすぎかな?」
「好きよ、シンジ」
シンジは小さく笑った。
「いつから好きでいてくれたんだ?」
「前すぎて忘れちゃった」
ミサトさんが何かを企んでいる。シンジはそう思った。
加持はいない。
リツコも加持も、ミサトと会ってからいなくなった。
シンジはこぶしを握り締めて、やれることをやろうと思った。
あげるつもりなかったのに……。しまった。

「あっ、シンちゃん」
「同い年なんだから、ちゃん付けはやめよう。アスカちゃん」
シンジの言葉に、アスカは笑った。
アスカは、使徒との戦いで傷をおっていた。しばらく弐号機は動かせそうにない。
「フィフス、来たんでしょ」
「ああ、へんなヤツだった」
「もう、あたしいらないのかな」
「それは無いな」
「どうして」
「僕には必要だから、じゃだめかな」
アスカの手を握ると、アスカは力なく笑んだ。
「嘘つき」
「今の気持ちは本当だよ。ガキの勢いだけどね」
アスカは弱弱しい笑みで、シンジを見上げた。
唇が触れて、シンジはアスカの上半身を抱きしめた。
「キミと会うために、生まれてきたんだ。なんてのはクサすぎかな?」
「好きよ、シンジ」
シンジは小さく笑った。
「いつから好きでいてくれたんだ?」
「前すぎて忘れちゃった」
ミサトさんが何かを企んでいる。シンジはそう思った。
加持はいない。
リツコも加持も、ミサトと会ってからいなくなった。
シンジはこぶしを握り締めて、やれることをやろうと思った。
レイがカヲルを握っていた。
「わたしの友達、か。笑わせるわ」
レイが嫌な笑みを浮かべた。
「う、キミは、リリン、何を考えてるんだよ。僕たちが殺しあうなんて……」
「生き残りを許されるのは私だけ。司令は奥さんと会えない。わたしだけが存在する完全な世界」
「リリン、キミは人を犠牲にして……」
「さよなら」
カヲルは握りつぶされた。
レイはゴミを捨てる仕草で、それを踏み潰す。
「……レイ、始めたか」
ゲンドウは無表情に、司令室でつぶやいた。
発令所が戦自に攻め込まれ、ネルフでは虐殺が始まっていた。
シンジはマヤの原付でミサトを捜していた。
カヲル殲滅後に、ミサトはゲンドウに捨てられていた。
ミサトはそれから、行方が知れない。
「加持くぅん、ね。どこにいるの。隠れないでよ……」
通路で座り込んでいるミサトを見つけて、シンジはその手を取った。
「ミサトさん、何やってるんですか。アスカも、レイちゃんも戦ってるんですよ。早く、
早く発令所に行きましょう。ミサトさんがいないと、みんな不安がってて」
「いやぁ、もういやなの……。死にたい」
「バカかお前はっ。いつもいつも、誰かに頼って。自分で決めろよ、なんで、なんでいつでも
誰かのせいにして逃げてんだよ」
「シンジ、くん?」
「しっかり生きて、しっかり死んでくれよっ。そうじゃなかったら、僕はあんたのこと許さないからなっ」
「シンジくん」
「ヤバいっ」
 シンジはミサトを原付の後ろに乗せるとむ、全速力で走り出す。
銃弾が後ろから放たれる。

地上では、レイとアスカが量産機の相手をしていた。
復活するバケモノは強過ぎる。
「レイ、ちょっちピンチじゃない?」
「問題ない。やらないと、死ぬだけよ」
「言ってくれんじゃない。シンちゃん、早く来てよ」
ブログナイフで量産機の胸を突き刺す。レイが、凄いパンチで量産機のコアを破壊した。
「倒せる……。コアね」
「ナイス、レイ」
レイは、どのタイミングで弐号機を破壊しようか迷った。
「ミサトさん、初号機はどこなんですか?」
「ターミナルドグマ……」
「案内よろしく」
ミサトの道案内で、なんとも不気味な所にたどり着く。その近くで初号機は封印されていた。
「ミサトさん、一人で戻れますか?」
「……」
「とにかく僕は、地上に出ますよ。後はしっかりやって下さい」
シンジは初号機へ向かった。
ミサトはリリスへと向かっていた。

「……葛城くん」
ゲンドウはミサトにつぶやいた。
「司令、人類補完計画で父さんに復讐できるんでしょ」
「……」
「ねぇ、何が起こるんです」
ミサトが銃をゲンドウに向けた。
「……司令ってお父さんみたい」
「何を言うんだ」
銃声が響き、倒れたのはミサトだった。
「……葛城くん、始めよう。欠けた自我をもって」
量産機が減ってきた時、初号機がようやく地上に現われた。
その瞬間、レイが最初に気づいた。
「まさか、ここで起こす気なの……」
「レイあんた何を。キャアアアア」
アスカの胸に飛来したロンギヌスが突き刺さっていた。
「アスカっ」
シンジが叫ぶ。
「し、シンジ……遅いよ……カーペット買いにいきたかったのに……」
その時、初号機が吼えた。
ATフィールドの羽が生成され、群がった量産機を全て弾き飛ばした。
同時に撃ちこまれた何百発ものN2弾頭をシンジのフィールドが無効化する。
しかし、地面が割れた。
「み、ミサトさん……」
アスカの弐号機に、何かがまとわりつき、それは人の形になった。
葛城ミサトが微笑んでいる。
「なんでだよ、ミサトさん、どうして、どうしてアスカを……」
『これが補完計画なのよ』
シンジは巨大なミサトにつかまれる。
レイは、逃げていた。
そのまま、シンジは上空に持ち上げられ、宇宙へ向かっている。
「ミサトさん、何をするつもりなんだっ」
「溶け合うのはとてもとても気持ちいいことなのよ」
「ふざけんなっ」
シンジはその手を振り解こうとするが、離れない。
>>41
カヲルにしちゃ違和感があるとは思ったんだが、青葉がいたか、全然思い浮かばなかった。
アスカは、母と出会っていた。
首をしめて殺そうとして、さらに勝手に死んだ母親だ。
「母さん」
「アスカちゃん、溶け合うのはとてもとても気持ちいいことなのよ」
「母さん……」
「アスカちゃん」
「嘘つき」
「嘘じやないわ」
「母さんは、狂って死んだの。溶け合いたくなんてない。シンジが、シンジがいるもの。まだ
キスしかしてないし、セックスだってまだしてない。ミサトみたいになんて、なりたくない」
アスカはシンジに会いたいと願った。
それだけで、別にいい。

レイはエヴァを捨てて、ターミナルドグマにいた。
「司令、どうして葛城一尉を」
レイは銃を向けている。
「私は私だ。お前ではない」
「司令……奥様は手に入らなくなってもいいの」
「……さよならだ」
「本当に、司令は」
レイの誤算だった。司令は、世界に疲れ果て、全てがとけることを望んだのだ。
レイはとけてしまえば使徒の本分を遂行できない。
銃撃戦の後、倒れたのはゲンドウだった。
「……葛城一尉にはやらせない」
 レイはアダムを奪うと、リリスがいたはずの十字架を睨んだ。
レイであるはずのリリスは、今はミサトと一つになっている。
零号機に乗り込み、レイは量産機からありったけの槍を奪った。
「ミサトさん、あんたのやりたかったのはそんなことかよ」
『シンジくん、一つになりましょう』
シンジは発令所とコンタクトを取る。
「シンジくん。ヤバいわ。葛城一尉の誘惑に負けたらみんな自我を失って水になってイヤーン
な感じよ」
マヤが独特のノリで叫ぶ。
「クソッ、殺されるまで耐えてみるさ」
「あっ、レイが向かったわ。シンジくん、今よ、エヴァのプログブレードを出して」
「えっ、何ですかそれ」
「プログナイフを出すのよ」
シンジはなんとかプログナイフを出すと、握った瞬間にそれが伸びた。三段伸縮式らしい。
「技術部の努力とロマンの塊よ。シンジくんやっちまえっ」
マヤはこんな状況なのにテンションが高い。
巨大ミサトの腕を切って、初号機は落下する。
「うっ、忘れてた。ここ空の上だ」
初号機が吼えてフィールドの翼で空を飛ぶ。
「なんでもアリかよ!!」
言った時、コピーロンギヌスがミサトの右の胸を裂いていた。下で、レイが投げているのだ。
『シンジくん、どうしてイジメるの……。アスカも、なんでわたしを拒絶するの』
「気持ち悪いからに決まってんだろ。何が一つになるだ。そんなもん、やってたまるかよ」
シンジは叫び、ミサトの手から逃れながら、プログブレードで応戦する。
「シンジくん、アスカの反応があるわ。アスカと、弐号機と葛城さんの融合は不完全よ。愛の力で
アスカを取り戻すのよ」
「アスカ、僕の声が聞こえるか。早く、アスカ戻ってくれ。ピンチなんだ」
シンジは叫ぶが、反応はない。
「シンジくん、葛城さんの右目にアスカはいるわ。アスカを引きずり出して」
「マヤさん、マジっすか?」
「大マジよ」
シンジは、ミサトの右目に蹴りを入れると、そこに手をつっこみグロすぎる感触に悲鳴をあげ
そうになった。
が、たしかに手の感触をつかんだ。
「アスカあぁぁぁ」

「司令、死なれては困ります。重要参考人ですから」
加持がゲンドウを応急手当していた。
「……助けるのか」
「ええ、こうなるまでに国連に助けを求めましたからね。被疑者死亡では形になりません」
「……人は寂しさに耐えられない」
「哲学ですね。ですけど、俺はそんなもの望まない」
戦自が武装解除したのは国連の介入でだ。
「アスカ帰ってこいよ。葛城、絶対許さない……」
『シンジくん、どうして、どうしてわたしを捨てるの』
「違う、僕はこんなの認めない。そんな嘘は、大嫌いだ。ミサトさん、しっかり生きてって
約束したじゃないか」
『シンジくん、わたしは、わたしは』
「アンタは、そういう所がダメなのよん、ミサト。目、覚ましなさい。加持さんに見捨てられないようにね」
アスカのつぶやきと同時に、ミサトは聞いてしまった。地上の加持の一言を。
『い、いやああぁぁぁぁ』
「アスカ」
「シンジ」
 シンジがアスカの胸に刺さったロンギヌスを抜き、巨大ミサトの額に投げつけた。
頭が消し飛び、それは、分解されていく。
初号機は弐号機を抱きしめて、地上へ落下する。
「ATフィールドが、……ごめん、アスカ、墜落死だね」
「謝るなんてあなたらしくないわ。シンジ、あえて良かった……ありがとう」
「僕も、あえてよかった。幸せになれない宿命だったのかな」
「そのセリフ、クサすぎ」
発令所も黙って二人の会話を聞いていた。
地上に叩きつけられるはずのその瞬間、ふわりと浮いた。
「よやったわね、サード、セカンド……」
レイがそれをATフィールドで受け止めていた。

そして、全ては終局へ向かった。
碇ゲンドウは国連に逮捕され、レイは何時の間にか逃げ出していた。
シンジとアスカは情報操作のため、ヒーロー扱いされることになり、ネルフは解体される方向で
動いている。
加持はくわえ煙草で鑑識の去ったターミナルドグマにいた。
ミサトはもう戻ってことない。いつのまに、こんなことになったのだろう。
たしかに、ミサトを愛していた。
リツコの死体も発見され、勝気な友人の墓前を弔った。
リリスの死体は腐敗する様子もなく、そこにある。研究員があちこち切っていて無残な姿だ。
「ミサト……やり直したいんだ。そうじゃなきゃ、俺は自分もお前も許せない」
              ……本当に?………
「愛してるよ、今でも」
             ………ありがとう………
加持は物音に振り向いた。
リリスからミサトがずるりと落ちてきたのだ。
「ミサト、お前、どうして」
「あれ……ここどこだろ。加持くん、レポートもう出した?」
「お前」
「寮の門限間に合わないし、泊まっていっていい」
ミサトは大学生のころに戻っていた。
加持は少し泣いて、こう答えた。
「ああ、いいさ。一緒に暮らそう」

おわり。
職人さんあけおめ&乙彼様っす。
もう、誰が誰なんだか頭の中ぐちゃぐちゃです。
…もしかして、他スレで書いてた職人さん?
>>60
そうだよ。
じゃ、またどこかで会う日まで。
>>61
レスありがd。
暇なときにまた書いて欲しかったり。
遅いけど、祝完結あげ!
うああああ!LAS最高だあああ!サンクス、職人さん!
いや、LASじゃないだろ。生得だけじゃん。




って、そんなこたぁ関係無く!!!おもろかったぜあんちゃん。
65アヌス:03/01/04 22:14 ID:0Tydf7tD
もっとアナルを責めるとよかったがな。。。
http://www10.plala.or.jp/the-vsop1985/
>>61 作者さん
お疲れさま、楽しめましたです。

しかしこの流れと文体とか気配は……あなたシソジさん?
67山崎渉:03/01/11 04:40 ID:???
(^^)
68山崎渉
(^^)