こんな委員長は嫌だ!/でも好きだ!

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何の気もなく教場へ入ると、黒板いっぱい位な大きな字で、【スケバン刑事】と書いてある。
私の顔を見てみんなわぁと笑った。私は馬鹿々々しいから、【ヨーヨーを投げちゃおかしいか】と聞いた。
すると生徒の一人が、「然し逮捕は過ぎるぞな、もし」と言った。逮捕しようが連行しおうが、私の道具で
私が確保するのに文句があるもんかと、さっさとHRを済ましてロッカーに帰ってきた。
十分経って次の授業にでると【一つスケバンヨーヨー巧み也。但し笑う可からず】と黒板に書いてある。
さっきは別に腹も立たなかったが今度は癪に障った。冗談も度を越せばいたづらだ。
質問スレの横レス(反対語は、回答者へ質問)のようなもので、誰も誉め手はない。
喫茶者は此呼吸が分からないから、どこ迄押していっても構わないという了見だろう。
一時間も歩くと見物するスレもないような過疎板に住んで、外に何も芸がないから、ヨーヨー事件を
セカンドインパクトのように触れちらかすんだろう。憐れな奴らだ。
子供の時から、こんな教育されるから、いやにひねっこびた、植木鉢の楓見た様な小人ができるんだ。
無邪気なら一所に笑ってもいいが、こりゃなんだ。名無しの癖に乙に毒気を持ってる。
「こんないたづらが面白いか、卑怯な冗談だ。君らは卑怯という意味を知ってるか」と言ったら、
「自分がしたことを笑われて怒るのが卑怯ぢゃろうがな、もし」と答えた奴がある。
やな奴だ。
わざわざ大三新東京から、こんな奴を殲滅にきたのかと思ったら情けなくなった。
×喫茶者
〇喫茶客

×大三新東京
〇第三新東京