エヴァ小説批評&批判スレッド5

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俺はLRS人だけど、やはりこの話は不快で読むのを止めた。
主人公がアスカに対して悪意を持ってるとしか思えないほど冷たいとことかね。
一度成長したかに見えたアスカに対しても主人公が冷遇してるのを見て読むのを
止めたんだが、実はアスカの成長が見たくて読みつづけていただけで、その前から
物語に対してはかなり萎えていた。

やはり徹底的に主人公に優しい世界、ってのがねぇ。
前スレで誰かが言っていたけど、「世間から冷たい目で見られてるミリヲタが
気持ち良く生きられて、周囲の賞賛を得られる歪んだ世界」なわけよ、アレは。
主人公もその上にあぐらをかいて、威張りたい放題。
俺はミリヲタじゃねーから良く知らないけどさ、予算使いすぎな気がするし。
限定された状況で困難を切り抜ける、と言うこの手の話の面白みを切り捨ててる
ところは、最強スパシンが出てくる話と一緒だな。

俺は気弱なシンジが一生懸命戦っていた本編や、シンジの成長を描こうとしている
貞本版が好きなんだよ。
そう言うシンジだからこそ、レイとのラブラブシーンで萌えてたわけだ。
だからずっと断罪モノや強すぎるスパシンものについてはずっと批判的ではあったよ。
あったけど、、、、正直、読んでて不快だと思ったことは今までなかった。

何でここまで不快に感じてしまったのか?
やはり俺は途中までこの物語に期待してしまっていたのだと思う。
エヴァの軍事的な運用と言う目新しさに期待し、アスカの成長物語だと誤読して
キャラ萌えを超えた活劇に期待していたんだな。
だから俺にとっては、この話は最悪の形で裏切られた気分なんじゃないかと思う。
だから作者逝ってよしだが、途中まで読んだ俺も逝ってよしな気分だわ。