こんなエヴァ小説が読んでみたい!!

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283名無しが氏んでも代わりはいるもの
使徒の存在は公然の秘密であったが、迎撃兵器とそのパイロットの実体は完全な秘匿下にあった。
迎撃主力兵器たるEVAはその特性から、パイロットに特殊な資質と常時平衡な精神状態を要求した。
その適正は希少ではあったが決して皆無ではなく
ただちに数百人の候補生が召集され登場実験が開始される。
しかし起動試験前の過程の段階で207人の候補生全てがEVAに吸収消化され消滅してしまう。
使徒来訪まで時間もなく事態を重くみた人類補完委員会、下部組織「マルドゥック」は
現存する残りの候補者全てを年齢性別区別なく強制徴集してしまう。
そしてこれは秘密裏に行なわれた。
彼等は人類存続の使命の元、自我を一切考慮されない訓練の名を借りた”適正化”を施行され
厳密に区分化されたスケジュールで管理される事になった。
2年の施行の内に89人いた候補者は少数は物理的に死亡し、ある者は廃人化し実験体となり
過半数は前任者と同じく消失した。
4人にまで目減りした候補生は、期日ぎりぎりにその全員の起動成功が確認される。
”晴れて”第一の出所者となったのは4人中2番目の適正値を誇るNo,03の被検体「イカリ・シンジ」。
彼は丁重に晴れ舞台となる使徒迎撃都市「第3新東京市」に護送される。
そこに単独迎えに来た女性葛城ミサトとの接見を果た事で
彼は初めて自分達の境遇が公然とされていない事を知る。
しかし訓練の成果かその事実に彼が心を乱す事はなかった。使徒来襲五日前の事である。

・彼は自分達候補生以外に適性者がいる事を知らされていない。
 その事実は彼、又候補生にとってはあってはならない事である。
 無機質な雰囲気。無表情とは違うが平常時との感情の切り替えに落差が在り過ぎる。
 シンジは表は平静だがアスカに対すると内心平静ではいられない。
・アスカは自然発生した天然の適性者で、候補者とも施設とも一切関係ない。
 アスカ自身は全員自分ち同じ様な適性者と思っている。
 全適性者中最高値をマークする天才
・レイは原作通りただし身体の動きがいつもぎこちない。(動くのになれていない)
・NERVで施設の存在と実情を知っているのは例の3人のみ
・ゲンドウにとってシンジの件は本意ではない。内心一応身を案じてはいる。