あーあ 投稿者:まなかじ 投稿日: 4月 1日(月)21時20分57秒
>匿名希望さ
ついにネタ割っちまってやんの(笑
FF読みの皆様、関係者の一人として私メからもご説明申し上げておきますると。
キャラ萌えの記号論では、この作品は語れないのです。
要は。
本編中では、杜撰な作戦準備、とことん兵力逐次投入、拙劣な戦術行動しかとれなかったNERV。
高濃度のミリヲタからすれば、見ててこれほどイタいものはないのね(自爆
こんだけバカやってりゃ、本編やEoEであんなことになっちまうのも当然だべ? というね。
こりゃあなんとかならんのか?
で、NERVをまともに真面目に、人類の存亡を賭するに相応しい軍事組織に改変しよう、その
方向で設定を作り、その想定下に本編の状況を追ってみよう、というのが「体験EVA」のコン
セプトです。
だから、このシミュレートに登場人物は乗っかる…というか、乗っけてるだけなのですね。
「あるキャラにこういうことをさせたいから、そういう設定を作る」のではなくて、「そう
いう設定があるから、あるキャラはそういう動きをする」わけです。
そこのところを誤解なきようにお願いするものであります
まとめるとすれば、
体験EVAはコンセプトどおりに書かれた、
「NERVにまともに戦争をさせてみたかったFF」
より正確を期すなら
「NERVにまともに戦争させられるような設定を作って、そのシミュレートをランした結果を
記した一人称戦記SS」
であり、全てはそのシミュレートの想定如何にかかっていたわけです。
その想定はなによりNERVという組織に対して有利になるように組まれており、特定キャラを
対称にしたものではない。
こんなところでしょうか
まあ、ミリヲタ度も病膏肓に入るというカンジですが、
チルドレンたちの「戦闘」を描きたかったのではないのです。
NERVの「戦争」を描きたかった、そういう作品です。
ですから、作者に対して僭越を承知で言えば、むしろ三人称で織っていくべきテーマだった
かもしれません。
その場合、分量は更に現在の数倍に達したでしょうけれど(ぉぃ