体験EVAの作者って「私の上司」とか言ってるトコ見ると、
やっぱり、リーマンだったんだね。
文章の端々から、リーマンの臭いがプンプンしてくると思ってたんだ。
それが悪い訳じゃないけど、そのリーマン的考え方を
14歳のアスカに求めるのも、大人げない気がする。
「戦争だから」って言い訳してたけどさ、
部下をうまく使えない上司も無能だと判定されるはず。
「わからせるチャンスは何度も与えた」って言いたんだろうし、
「見かけが14歳のシンジだからアスカが従わないだろう」って
考えが根底にあるみたいだけど、そこをうまく料理してナンボだった気がする。
読者はFFにリアルさを求めてると思うけど、現実そのものは見たくないと思う。
レイとのラブラブシーンはぜんぜん現実感なくて薄っぺらいのに、
アスカのとこだけ妙に大人ぶった現実をつきつけてきて、その温度差が寒かった。
結局、作者はアスカのエリート意識が鼻についたから、
「社会の厳しさを教えてやる」為にアスカを生け贄にして、
普段の生活の憂さ晴らしがしたかっただけじゃないかな。
カプ厨で括られるのやなんで書いとくけど、私はどちらかと言うとレイ寄りかな。
けどアスカも嫌いじゃない。