そうりゅう・あすか・らんぐれーでござる

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昨晩、家に帰ったんです。実家。
そしたらなんか鍵が閉まってて家に入れないんです。
で、時計見たら午前2時とかなってるんです。
もうね、アホかと。バカかと。
丑三つ時で昼間閉めない鍵閉めてんじゃねーよ、です。
まぁそんなわけで家族起こすわけにもいかないので
金ないから近所の吉野家で並とギョク頼んで日の出待つことにしたんです。
店員2人に対して俺1人。
店員は奥に引っ込んで雑談して、オレは独りでノートパソで時間つぶし。これがいい感じ

で、朝になって家に電話して帰ろうとしたら外人が入ってきたんです。ガイジン
片言の日本語で「ギュウドン、オミソシル」です。そのあと何人か客が入ってきて朝っぽい雰囲気
ちょっと外人に興味持って見てたら、Uの字テーブルの向かいに座った奴を睨んでるんです。
刺すか刺されるかな雰囲気に発展するのかと、向かいの奴をみたら
残業明けか、日曜出勤のハゲた中年サラリーマンが食ってるんです。真っ赤な丼を
それは牛丼じゃなくて、紅ショウガ丼になってるんです。入れすぎやっちゅーねん
それを見て不思議に思った外人が「ソレ、ソレ」とか言い出して
サラリーマンが「これ?生姜、しょうが。おいしいよ」とか言って馴れ馴れしく話しだしたのよ。
もうね、ビックリです。こんな場末の吉野家で国際交流ですか?ショウガで人類皆兄弟ですか。
丼が空になってた外人さんが「スイマセン、オカワリ。オカワリ」とか言い出して
並とみそ汁をまた頼んだですよ。紅ショウガ食べるために
それにつられて俺も並を追加したんです。だくだくで、
じゃあ雑炊みたいな牛丼が出てきてビックリです。
噂には聞いてたけどまさか本当に雑炊みたいのが出てくるとわ・・・
オロオロしながら食ってたら隣の若者が特盛に唐辛子のフタ開けて半分くらい入れてるし、
もう、なにがなにやら。おまけに「お茶2杯下さい」とか言い出すし、
店のそばにダンボールハウスに住んでるホームレスの人も入ってきて
並頼んで、ペットボトルに「茶、入れて」とか言い出すし、もう、なにがなにやら。
紅ショウガ丼食ってるサラリーマン、それと親しくなった外人さん、
唐辛子入れまくり若者、持参ペットボトルにお茶を催促するホームレスさん、
並とギョクで夜を明かして2杯目にだくだく食ってる俺、平然と応対する店員。
朝の吉野家は不思議で一杯ですよ。

ちなみにこんな体験は生まれて初めてなので寝てる友達にリアルタイムメール送ってました。
なんか本当に感動したのでアスカさんにも報告したかったです。長文スマソ。