.hackって何なんだ?

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1名無しが氏んでも代わりはいるもの
エース見ると、最近貞本新プロジェクトの.hackがよく出ているが、
あれって何じゃ?
2名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/01/09 07:59
>>1先生の作品 好評発売中!!

●かまって君            全2巻
●自己満足 〜白き伝説〜      全5巻
●新・かまって君          全28巻
●駄スレの立てかた         全78〜以下続巻

>>1先生の作品が読めるのは、2chだけ!!
              
3名無しが氏んでも代わりはいるもの:02/01/09 08:38
名無し >>1 襲来か、あまりに唐突だな。
名無し いつもの事だよ。悲惨な >>1 は何の前触れも無く訪れるものだ。
名無し 幸いとも言える。我々の楽しみが増えたと言う点においてはな。
名無し そいつはまだ解らんよ。スレが続かなければ無駄と同じだ。
名無し 左様、今や周知の事実となってしまった >>1 の処置。煽り、荒らし。
    板の運営は適切且つ、迅速に処理してもらわないと困るよ。
削除人 その点に関しては既に対処済みです。御安心を。

名無し ま、その通りだな。
名無し しかし、削除人君。EVA板の運営、もう少しうまく管理出来ないのかね?
名無し 厨房大量発生、駄スレの乱立、板が一つ傾くよ。
名無し 聞けば今日も、痛いドキュソが現われたそうではないか。
名無し 良スレが一体いくつsage進行で行われているか解っているのかね?
名無し それに、君の仕事はこれだけではあるまい。「良スレ早期HTML化計画」。
    これこそが君の急務だ。
職人  いずれにせよ、厨房、ドキュソ出現による計画の遅延は認められない。
    有志による自主的良スレ保存は一考しよう。
名無し では、後はスレ住民の仕事だ。
名無し 削除人君ご苦労だったな。
職人  削除人、後戻りは出来んぞ。
削除人 解っている。我々には時間が無いのだ。
>>1
「fack」の間違いです。

我々に向けた貞本のメッセージです。

                        〜惜しまれつつ終了〜
54:02/01/09 09:41
ああそうだよ、「fuck」の間違いだよ。
そうだよ俺が悪かったよ。笑え笑え。

モウコネエヨ、ウエエェン
>ウエエェン
軽く萌えてしまいましたが、何か?
「猫と人間の遺伝子の違いが何パーセントか、知ってるかい?」
突然の問いに彼女はきょとんと俺を見上げた。涙の隙間から。
「……?」
「おっと。外から見える、伏せて」
その頭を押さえると、ふさっとした感触。
・・・猫、だ。しみじみと猫だ。猫なんだが。

こんなに大きな愛玩動物を飼う羽目になるとは思わなかった。
大きな、とは乙女に酷過ぎるかな。仔猫ちゃんといこう。
仔猫ちゃんは助手席でシートを被っている。
怪しいといえば怪しいが、猫耳少女よりはマシな筈。

「ま、それは俺も知らないんだが。
あのウィルスは、その何パーセントだか何十パーセントだかを埋める効果が
あった、って訳だ。わかるかな?」
ふるふるっと仔猫ちゃんは大きく頭(かぶり)を振った。
そうだろう。理解なんかできたってしたくはない。偏狭な趣味の持ち主なら
別だが。例えば某マッドサイエンティスト、赤木リツコ博士のような。
「君があの場に居合わせたのは、不幸と言う他ないな」
俺は、あの薬の移送中だったんだ。個人的に・・・頼まれて、ね。
今、ちょっと・・・NERVがゴタゴタしてて。そのどさくさに紛れて運ぶ
予定だったのさ」
飛ばし飛ばしもいいところだが、機密事項だ。言える訳がない。
適当に誤魔化すという手もあった。
が、今まで真面目に生きてきました!と顔に書いてあるかのような少女を
騙すのは気が引けた。何故か。
いつもならむしろ、からかう対象だというのに。
・・・幼いから、か?
「詳しく言えなくて、悪いね。仕事柄、ちょっと・・・ね」
そこに至って俺はある事に気づき、振り向いた。
信号は赤。
「ところで、つかぬ事を伺うけど・・・」
俺の視線の先に気づいて、彼女もはっと口を押さえた。
「・・・喋れるのかい?」
そう。彼女は混乱の余り、一度も声を発していなかった。
ヒトを猫にしてしまうウィルス。
試作品は、彼女を悪趣味なコスプレ少女に変えたようにしか見えない。
が、・・・見えないところは?
彼女にも同じ不安がよぎったのだろう。
震える両手で、祈るように喉をなぞる。息を飲み込む音が聞こえた。
意を決したように、口を開く。
「……あ」
溜め息と共に、空気がゆるゆると二人の緊張が解けた事を伝える。

「いいね」
「……え?」
「初めて笑った。やはり女性は笑顔がいい。目の保養になる。
もちろん、泣き顔も可愛かったけど、ね」
ウィンクを投げ掛けただけで、途端にぱぁっと染まる頬。
新鮮な反応だ。悪くない。
どうして俺の周りには、こう純情な女が居ないかねぇ?謎だ。
ミステリーサークル並の謎だな。俺の周りだけポッカリだ。
・・・ん?マヤちゃんは別かな?いや、そうでもないな。
実はそんな環境も全く悪くなかったり、むしろ満足だったりするのだが。
生活には変化も必要だ。たまには。
どうせ避けられぬ面倒、せいぜい楽しむさ。

信号が変わった。
「本当は、ホテルでも用意しようと思ってたんだ。
こういう稼業なんでね。それなりのツテもある」
ただ。
「ひとがたくさんいるところ、なんて。この、格好じゃ……」
そう。帽子も被れやしない、尻尾も隠せない。
いっそサイヤ人のように腰に巻いてみるか?・・・いや、済まない。
セカンドインパクト前の漫画が好きでね。適当に聞き流してくれ。
そんな訳で、運搬中。
ウィルスのアンプルの代わりに仔猫ちゃんを、NERVではなく俺の家に。
一方は男も知らない、いたいけな中学生。一方は不精髭のオヤジときたら、
そりゃあ誰が見たって彼女が気の毒に決まってる。
・・・ああ、飛んで火に入るなんて思わないでくれ。年齢差いくつだと思って
るんだ。見くびらないでくれ。

・・・話が逸れたじゃないか。家の話だよ。家の。
端から見れば役得じゃないか、なんて声が聞こえてきそうなものなんだが。
俺の方も、かなり予想外の事態という奴で。
確かに、大学の頃はボロアパートで葛城と激しい日々を過ごした事もある。
が。
この仕事についてからは長い事、部屋には誰一人として上げていない。
急なドイツからの帰国で、あちらさんにはいい部屋も用意してもらったのに
半年もしない内にあの惨状。

思うに、人目がないということがイチバンの堕落への近道なんだな。
家に篭ってる主婦がブクブク太っていくっていうのも納得だ・・・おっと。
俺としたことが。レディーは皆、等しく美しく素晴らしいもんだよ。
いや、ホントホント。マジだってば。
アパートに着いた頃、彼女は泣き疲れたのか、眠っていた。
これはこれは。都合がいい。
俺はシートごと担ぎ上げると、そぅっと二階へと階段を登る。
意識があれば、嫌がるのをなだめすかして運ばなければいけないところだ。
お嬢さんの子守りの面倒さは、アスカで身に沁みている。
変なところで潔癖だから厄介なんだ。その癖、大人として扱われないと拗ねるし。
そういうところも含めて微笑ましいというのは、大きなお姉さんとなった某作戦部長も
同じなんだが。・・・やれやれ。

片手で支えたまま鍵を廻したところで、目が覚めたらしい。
「きゃっ……!」
「しーっ、騒がないで。話は部屋には入ってから。ね?」
こくん、と大人しく頷いた彼女を肩から下ろす。シートは被せたまま。
この年だと軽いね。件のお姉さんと違って。アイツも相当細いんだけどな。やっぱ胸か。
そんな『フケツ』な思考に浸っていた事はクラス委員長さんには当然申告もしない。

「悪かったね」
と。
チェーンをかける音に、ビクリとしたのがわかった。
そして、思わずビクッとしてしまったのを申し訳なく思っている事も。
「くつろいで・・・ったって無理か。しまったな、コーヒーしかない。
ちょっと待ってて」
「あっ…!私、やります!」
「いいんだよ。君はお客さんだろ?」
「でも、お世話になるんですから、これぐらいは」
おやおや。
「お世話、っていうことは・・・わかってるのかな?状況も、これからの事も」
「……たぶん。
おうちには、帰れるんですか?」
「いずれは、ね」
「いつまで……?」
あまり泣きそうな顔で見ないで欲しい。こっちだって申し訳ないと落ち込み気味だと
いうのに。いくらメゲない俺でも。
ここだけの話だが、ポーカーフェイス気取ってたって結構動揺してるんだよ。

無理だろうと構わずリッちゃんにねじこんで、場所を用意してもらえばよかった。
俺の家なだけに分が悪い。俺の部屋イコール俺の一部イコール俺の内部。
いや、別にホントにそこまで思ってる訳じゃないけどね。
・・・関係ないが、一部といえば風呂のキノコ、どうしたもんかな。
風呂には入るだろう。猫でも。
ん?なんでキノコなんか生えてるかって?
いや、蒸し暑いだろ?年中夏だし。
NERVのシャワー室を使ってる内に風呂掃除が面倒になり、現在に至る。以上。
何か文句でも?

掃除用具は確か、あった筈・・・マイペットとか。
と考え込んでいる間に、彼女がコーヒーを煎れてきた。
・・・俺のペースじゃない。
こんな応用が利かなさそうな潔癖少女も得意ジャンルの筈なんだが。
大人げないが、少々ご不満だ。
だがしかし。大人な俺は、そんな事おくびにも出さない。
「ありがとう。君は?」
「コーヒー、苦手で。ティーパックがありましたから。日付も大丈夫みたい。」
「そんなもんあったか?いやぁ、すっかり忘却の彼方だったよ」
頭を掻くと彼女がくすりと笑う。やっとリラックスできたようだ。
「お食事、お召し上がりになりました?」
「いや、まだ」
「あの…私、作らせていただいてもいいですか?」
「そこまでは。出前でも取るから、君はゆっくりしてて。
不本意な休暇だろうけど、神様に押し付けられた夏休みだとでも思って」
「いいえ、やらせてください!その方が落ち着けるんです。
いつもはご飯作ってる時間ですから」
確かに生活のリズムは崩さない方がいいかもしれない。
「じゃあ・・・申し訳ないけど、頼むよ。大したものは揃ってないけど。
・・・何か買ってこようか?」
彼女は隅々まで冷蔵庫を物色した後、くるりと振り返った。
「大丈夫!あるもので作るの、得意なんです。主婦ですから」
そういえば、彼女には母親がいなかった。
姉がいた筈だが、どうやら家事は彼女担当らしい。
リズミカルな包丁捌き、予め決まっていたかのような手順で、三つのコンロが
あっという間に埋まっていく。
彼女は、俺の事などすっかり忘れているらしく、かすかな鼻歌まで聞こえてきた。
彼女が集中できるように、観ているフリをしていたテレビから目を離し、ふと
見遣ると、歌に合わせて揺れるしっぽが、ふわっとスカートを・・・どうしたものやら。
とりあえずどっちの料理ショーでも見てお腹を空かせておく事にした。

「できました!」
「おっ、美味そうだな」
あの限られた調味料でよくここまで、という夕食が並ぶ。さすが主婦。
「座らないのかい?」
「いえ、ひとくち食べてもらってから。
味付け、好みじゃなかったら、直さないと…」
いいのに、と促しても聞かない。完璧主義らしい。苦労するタイプだな・・・。
「・・・うん、うまい。君のお父上は幸せだね。これを毎日食べられるなんて」
「ほんとですか!?」
それと共に、またしっぽがぴんっと立つ。それに伴なって、スカートも・・・。

言い辛い。
些細な事でもショックを受ける年頃だというのに。
俺は、できるだけどうでもいい事のような顔で指摘する。
「ところで仔猫ちゃん。そうやってしっぽを上げる度に、スカートも一緒に上がってるんだけど」
思った通り、ばっとすごい勢いでスカートを押さえる司令の画像きぼんぬ・・・じゃなったな。、
スカートを押さえた彼女はそのままへたり込んで、わっと顔を伏せた。
「見たんですかっ!?」
頬杖をついたまま、ニヤっと笑ってみせる。
「見たというか、見えたというか」
「ふ、不潔っ……!」
「不可抗力だよ。ふかこーりょく。
大丈夫。この年になると見慣れたもんだから。
君ぐらいの年の子のパンツなんて、見ても何とも思わないないよ」
「私が、いろいろ思うんですっ!!」
何とも思わない、の下りで微妙に複雑な表情を見せつつ、真っ赤な顔で怒鳴る。
「まぁ、怒るのは構わないけど、近所迷惑にならない程度で、ね。
ここ、防音もしっかりしてるから基本的に部屋で叫ぶ分にはご自由にどうぞ、
なんだけどな」
「そういう問題じゃないでしょう!」
ふるふると握った拳で、だんっ!とテーブルを叩く。
「さすがいいんちょさん。迫力が違うね。
ああ、冷めるよ。おかず。ほら座って」
「……っ」
おかずをレーザーで黒焦げにできそうな眼力で睨みつけつつ、彼女はそれでも
大人しく座った。
よし、ペースが掴めてきたな。なるほど。
「いいんちょさん、ひょっとして・・・俺と目、合わせられない?」
試しにからかうと、予想通りに反応。

俺の周りは、素直じゃない娘が多いんだ。
パターンさえ掴めれば、慣れたもんさ。
今日はここまでにしときます。
この板を参照した超マイナーカップリングです(w
一人称より三人称の方がいいかな?
希望シチュエーションのリクエスト募集中(誰も読んでないか・・・)

ウザイならやめるんでよろしくご指南下さい。
>>7
「猫と人間の遺伝子の違いが何パーセントか、知ってるかい?」
                ↓
「猫と人間では遺伝子が何パーセントか違うか、知ってるかい?」
訂正します。推敲できてないんで読みにくかったら申し訳ないです。
参考にした本人達にバレたら喫茶に逝けなくなるんでsage進行でコソーリ書きます。
晒されたら中断・・・
17●渚カヲル●:02/01/20 00:17

ほほぅ、これは…

…楽しみにしているよ。
とても、二人が、二人らしいね。
>>17
ミツカッチャッタヨ…(;´Д`)
あくまでも設定のヒントを戴いただけでして・・・
ご本人達とは一切関係ございません。
多少似せているのはちょっとしたお遊びという事でご了承下さい。

元々は御主人様加持とリツコの実験体となったマヤとして温めていたプロットでした。
しかし加持×マヤは名作Dear my Petがあるんで・・・
加持アススレも参照したんですけどね。
ttp://www24.big.or.jp/~ker/16/test/read.cgi?bbs=eva&key=999353653
書き始めてみると加持の一人称は想像以上に書きづらく苦心しております・・・
加持をシンジかケンスケに変更する事も考えました。
しかしそうすると猫耳ペットたんハァハァ設定に支障が生じますので断念した次第です。
その為、今回から文体に変更があるかもしれません。

ウザければいつでも中断しますんで忌憚なきご意見よろしくお願い致します。
やはり加持×マヤがいい、いや加持アスだろうというご要望でも結構です。
お待ちしております。
何故か俺はベッドに寝ていた。
まぁ、別段不自然ではない。昨日までなら。
しかし女子中学生と同居が始まったとなっては、ベッドは姫にお譲りして然るべきだろ?
もちろん俺もそう言った。遠慮する彼女を強引に寝かせたよ。俺はソファーに移って、ね。
だが。

「・・・どうして俺の足元で寝てるんだ、君は」
そう。多少なりとも猫化している彼女にとって、ベッドは広すぎたんだな。
ソファーの下で丸くなっていた方が余程安心できるらしい。
「……ごめんなさい……眠れないんです……」
そんなか細い声で言われても。
こっちはのうのうとソファーで横になってるってのに女の子を床に転がしとくなんてさ。
俺にはできない。信義に悖るよ。

「困ったねぇ・・・」
「あの……ベッド、お使いになってください」
「そういう訳にはいかないよ」
「でも……私、その方がいいんです。だってこのままじゃ、一睡もできない……」
「ええっと、それは困ったね・・・」
俺は同じ言葉を繰り返す他なかった。
さっきは無理矢理彼女を抱え上げてベッドに放り込んだんだが、仔猫ちゃんがこんなに困っている
というのに再びって訳にはいかないだろう?
仕方なく俺は、不本意ながら一旦ベッドに移ることにした。
ま、彼女が熟睡してから入れ替えればいいんだからな。しばらくの我慢だ。
それにしても、彼女が寝入る迄とはいえこんなところを葛城に見られたら何を言われるか、判った
もんじゃない。・・・いや、それ以前の時点でタコ殴りにされてるか。
その様子があまりにもリアルに想像できて思わず吹き出した時、足元に重みを感じた。
そして聞こえ出す静かな寝息。

・・・やれやれ。これも猫の習性って奴か?
寝惚けているようで、自分が男の寝床に潜り込んでいるという自覚はないようだ。
そりゃそうだな。こんな小さな娘が、なぁ?問題だよ。
俺はそっとベッドから離れるとソファーの毛布を丸まった彼女に掛け、再びベッドに潜り込んだ。

それからしばらく、まずソファーで彼女を寝床を譲り合った後ベッドに移動、彼女が寝惚けてベッド
に移って来るのを見計らってソファーの毛布を運び就寝というのが俺の日課になるんだが、その話は
また別の機会にって事で。
じゃ、おやすみ。
ハァハァ展開はどの程度なら許されますか?
>>20
かまわん。最後まで存分にやりたまえ。
>>21
Thxです。最後って(w
誤字脱字が多すぎるんでメモ帳に書いてからうpする方法を取ります。
それでも間違いがあったら申し訳ないです。
今までの話が第壱話で次が弐話です。伍話完結を予定しております。

他に考えている話もあるんですが実際書くかどうかは未定です。
レイ×アスカ
(二人で協力し合ってNERVを目指せ。猫少女である事を周囲に悟られず、バレないように無事内部に辿り
着けるのか!?)
マコト×ミサト
(うっかりメガネをなくしてしまったマコト。マルチだと信じて疑わないミサトに真実を隠し通せるのか)
リツコ×レイ
(移動中、エレベーターに閉じ込められてしまった二人。続く沈黙の中、見えない出口にリツコは耐えられる
のか。そして二人に友好的な会話はありえるのか)
ゲンドウ×冬月
(突然二人がユイの姿に!?お互いが愛する女性の体となってしまった事に呆然となるが、やがてぎこちない
交流が始まる)
加持×日向
(ひょんな事からスーパーの出勤表を盗み出さねばならない羽目になった二人。さくらとマルチに変装していざ
出陣だ!)
多分書きません・・・
「・・・なぁ。近頃、うちの猫が挙動不審で困ってるんだが」
「ほぅ、、、、なに?。アンタ、猫なんて飼い始めたの?」
「いや、知人から預かってるだけ」
「ふーん、、、、。それって、メス?」
「まぁ、そうだな」
「んー、そぉねぇ、、、、発情期じゃない?」
「ぶっ!」
「やだっ、きったないわねぇ、、、、。
あっ、コーヒー、アタシの服にまでかかってるじゃなーい。やめてよねぇ、、、、」
「いや、だってお前が・・・」
「なーによぅ。他人のせいにしないでよね。
猫なんだから、あったりまえじゃない。
ご不満なんだったら、リツコにでも聞いてくればぁ?。
ま、今はあの子、それどころじゃないと思うけど」

そう。そもそも俺が仔猫ちゃんを預かる羽目になったのもそのせいだった。
普通だったら、年の差があり過ぎる程に離れてるにしても、独り暮しの独身男が女子中学生を預かるなんて
あまり関心できたものではない。
・・・いや、そうでもないか。思い返せば。
改めて考えると異常な職場だな。まぁ俺も馴染みまくってるから支障はないんだが。
そんな事はいい。
とにかく何の問題もないなら、とっくに赤木博士の元に連れていき何とかしてもらってる。
何故それができないかっていうと・・・いわゆる非常事態、って奴さ。

「悪かったよ。でも、それはないんだ。その・・・発情期とか」
「なに口ごもってんのよ、猫のことで。気味わるいわね、、、、。
じゃ、まだ環境に適応できてないとか、そんなとこでしょ。
あのねぇ、、、、アタシ、いまシンちゃんのことで頭いっぱいなの。
くだらないことで悩ませないでくれる!?。アタシ、、、、きゃあっ!?」
「おっと」
大体予測できていた俺は、立ち上がり損ねてバランスを崩した彼女を支える。
「相変わらず危なっかしいな・・・。左腕、まだ当分使い物にならないんだろ?
せめて治るまで、ちょっとはおしとやかに・・・な?」
「離して!なんでいつもそう呑気なのよ、、、、。
アンタみたいに、デリカシーに欠けた人間ばっかりじゃないんだからね?
じゃ、アタシ、、、、もう行くから」
「ああ。猫の事、参考になったよ。ありがと。
・・・転ぶなよ」
「一言多いってーのよ!」
「生憎、性分なんでね。
葛城?」
「あによ?」
「今回の件。気持ちはわかるが・・・少しは切り離して考えた方がいい。
こんな事ばかりだからな。それひとつに引き摺られてちゃ、やっていけない。
難しいとは思うが。責任は責任として、だ。
・・・あまり、めげるなよ」
葛城は自由が利く方の腕で飲み干した缶のシュートを見事決めると、振り向かないまま俺にピースサインをして
去っていった。
サードチルドレン、碇シンジが初号機に取り込まれ早三日。俺が赤木博士の私物の運び屋を個人的に請け負った
のは、その前日。
頼まれたときは、俺もリッちゃんもこんな事態になるなんて予想もしていなかった。
NERVの最高指揮官である碇司令の子息であり、サードインパクトから世界を救う期待を一身に背負ったエヴァン
ゲリオン初号機パイロットでもある碇シンジ。
彼がヒトとしての姿を失ってからNERV内部はてんやわんやの大騒ぎだった。
それじゃなくとも本部は壊滅状態。弐号機零号機の損傷も甚大。初号機は前述の通り凍結。
猫ウィルスごときのワクチンを作るどころじゃないんだな。
一応リッちゃんの為に弁解しておくと、作ってなかった訳じゃない。本部の状態を見てお察しの通り。・・・割れ
ちゃったんだよ。
そして彼女は現在、母君でさえ成功しえなかったシンジ君のサルベージ計画で頭がいっぱいだ。
何せこちらには、シンジ君の命と世界の命運が懸かってるからな。
彼女の心境は俺には窺い知れない。が、今は女子中学生に耳としっぽがついてようが、生きてりゃいいじゃないか
ってところだと思う。というか間違いなく、そんなこと頭からすっぽり抜け落ちているに違いない。
彼女はあれでいて神経の細やかな女性だ。普段なら、何のフォローもなく「預かってくれ」なんて言わないだろう。
上の空だったんだな。
彼女も今が正念場って訳だ。偉大なる母君との決着・・・と言ったら大袈裟過ぎるかもしれないが。

俺も進退については頭を悩ませているよ。
正直、少し・・・面白くなってはきたがね。俺の立場は結構なピンチさ。綱渡りしてるようなものだから。
パイロット以外のところで興味深い事態にもなってきたし、命はまだ惜しいんだけど。核心に迫ってないからね。
もう少し時間が欲しいところ。

・・・不謹慎だったかな?
もちろん、シンジ君については心配してるよ。個人的な交流もあったし、ね。
だが、それとこれとは話が別。彼への思い遣りと俺の生活も別。
酷薄な印象を受けるかもしれないが、切り替えの早さはセカンドインパクト後に自然と身に付いたもんでね。
今更、どうにもしようがない。役に立つ事はあっても困ったことはないし。
何があろうと、例え大切な人が危険に晒されていようとも、それに気を囚われてばかりじゃ真実なんて追い求め
られないさ。人間失格マンセー、どんと来いだ。と、2ちゃんねらなのがバレるな・・・既にバレてるか。
半角マンセーSM板マンセー。

まぁ・・・。
多少情緒に欠けるかな、というところはあるかもしれないな。葛城にも指摘された通り。
人というものは何かを得る時には必ずそれと引き換えに他の何かを失うものなんだよ。・・・なんてね。
葛城は・・・空白の期間が長かった為にその辺りが不器用なのかもしれないな。

セカンドインパクト後世代は軟弱だと、俺の同僚がよくこぼしてるよ。仕方ないと思うんだがね。
あの状態が異常だったんだからさ。平和結構。
おかげで俺には何かが欠けてる。もっとも元々の性かもしれないんだが。というかその可能性大なんだが。

それにしても、うちの猫はどうしたんだろうな?
後で犬猫大好き板にでも行ってみるか。職場から2ch。我ながらこの非常時に安気なもんだ。
まぁ、今は俺達にできる事なんてないしね。特殊監察部はこういうとき無力だよ。
正直、休みどき。
いつも激務な分、隙を見て力を抜かないと身体が保たないのさ。
・・・言い訳だけど、ね。
文章力と構成力がないのでなかなかハァハァ展開まで辿り着けません(;´Д`)ノ
26心の声:02/01/23 03:21
(・ー・)・・・・・・
この猫って誰?
なんかさっぱりなんですけど・・・
スレ乗っ取りってやつですか?
>>26
申し訳ありません。シャッフル待ちでした。
できればsageでお願いしたんで、よろしくです。

>>27
あるスレを参照にしています。
エヴァに登場するキャラでそういった特徴のキャラは一人の筈ですから、
内容をお読み戴ければ誰であるかお判りになるかと・・・
>>10の中ほどをご覧下さい。

即氏スレの再利用中です。
参照キャラへの配慮から名前を伏せています。
判りづらくてすみません。
「ただいま」
鍵を廻す直前にチェーンを外す音。どうやら人間のときよりも聴覚が発達しているらしい。
アルファロメオのエンジン音を聞き分けられるとの事。その耳が目立ちさえしなければ、俺よりも諜報員に向い
ているかもしれない。リッちゃんはスパイ猫でも量産するつもりか?困るな。このご時世だ。リストラはキツイ。
何とか勘弁してもらえないものか・・・なんてな。

「お帰りなさい!」
ぱたぱたと駆け寄った彼女が、袋の中身を確認する。
彼女は外出ができない。だから食料調達は俺の役目だ。彼女が来るまでは週に一度買い出しに行く程度で冷凍庫の
稼動率が物凄いというのが常だったのだが。彼女はそれが我慢できないらしい。
「毎日、新鮮なものを食べないと。明日への活力が出ませんよ?」

既に夕食は用意されていた。前日に買ってきたもので作るってサイクルさ。
それにしても、やはり家に帰ると同時に飯にありつけるというのは嬉しいねぇ。お風呂も沸いてるし。極楽。
結婚などするつもりはないが、こういう毎日ってのもあったのかもしれないな。
俺がこんな稼業になかったら送っていたかもしれない生活。・・・ま、向いてないからいいんだけどな。

一方、彼女は不便な生活を強いられたもんだよ。
外にも出られない人にも会えないじゃストレス溜まるだろう。
唯一の娯楽はテレビとネット、本だけ。
読書は俺の数少ない趣味のひとつだから、古本屋が開ける程に有り余ってるんだが・・・。
ちなみに地震が起きたら間違いなく死ぬ。まぁ、本に埋もれてというのも悪くない。
しかし中学生には難しい本が多すぎるからな。読んではいるようだが。
テレビだって退屈する昼間に限ってロクなのがやってない。
そうそうネットの話。エヴァ板への書き込みまで制限というのは可哀想だから許可したが、もちろん今回の件につ
いては口止めしておいたよ。
「猫ですが何か?」なんて犬猫大好き板に立てたら面白かったかもしれないな。
煽り煽られ夢気分だ。・・・冗談だよ。
内容が制限されているにしても、今の彼女が唯一他人と接する事ができる機会だ。彼女はそれで息抜きしているよ
うだった。
ここは続けてもいいんですかねぇ・・・
放置してるだけで実はウザかったらその旨お願いします。
いつでも中断しますんで。
うざいと思ってる人は見なければいい。
sage進行でGO
>>32
どうもありがとうございます。
とりあえず続き書かせてもらいます。

自分としてはやはり他人が不快になる書き込みはしたくないんで・・・
中断が大仰なら方向転換もできますしいつでも遠慮なく書いて下さい。

ただし、このスレがageられると不快になる人もいると思うんでsageでお願いします。
時は変わって。

「し、死んでくださいっ…!」
パキラの鉢をよろよろと抱えながら彼女が俺に迫った。
襲われるのは大歓迎といきたいところだが、往生ってのはいただけない。
「落ち着いて。危ないから・・・いや、君が」
俺を消す以前に自分が逝ってしまうんではないだろうかという覚束無い足取り。
監督不行き届きで傷でもつけちゃ顔向けできないからね。飼い主としての義務だよ、そりゃあ。
「我慢できないんです!たった一人だろうと!知られてるっていうのが!
あなたさえ…あなたさえ消してしまえばっ…!」
そうだ。また何でこんな穏やかじゃない話になったかってのを言ってなかったな。悪い悪い。

まぁ、こんな訳だよ。
ウチの猫が妙だって話だったな。そういえば。
それで葛城にも相談したんだよ。結構本気だったんだが・・・全く参考にならなかったな。
期待した俺が馬鹿だったよ。適材適所っていうしな。俺のミスだ。
誤解なきように補足しておくと、アイツは繊細なタチだぞ。信じてくれとは言わないが。ただ、
発揮される範囲ってのが限定されてるんだよ。かなりね。

で、愛猫の話。具体的にどう変なのかってというと。

妙に・・・ソワソワしてるんだよ。
理由は知らない。ただ・・・やはり俺のせいなんじゃないかと。俺の帰宅後だもん。夕食の時間
までは、そんな事もないしね。
一人の方が落ち着くって事なのかねぇ。長時間二人きりってのが苦手なのかもしれない。聞くと
ころによると彼女は男性が苦手らしいからね。マヤちゃん同じタイプかな?
駄目だってのは接してるだけでよく判るよ。態度がこれでもかって程ぎこちない。まぁ、そうい
年頃なんだろう。いいねぇ。俺には遠すぎる過去だ。
気になるならストレートに聞けばいいだけの話なんだよな。
ただ・・・ねぇ。微妙なお年頃だからな。ガラスの世代って奴だ。下手打つと、取り返しがつか
ないからね。慎重にもなるってもんさ。

テレビを消して振り返ると、水を換えていた彼女がびくんっ、と危うく花瓶を落とし掛けた。
「セーフ、だね」
敢えて何も問わずおどけて笑い掛けた俺にも、ぎこちない笑顔。
何かあるならハッキリ言ってもらえた方がいいんだがなぁ・・・。

あちこちに視線を遣り、距離を保ったまま彼女が尋ねた。
「あの…お風呂は?」
「職場で浴びてきたから。君は?」
「私は、もう…。…あの」
「なんだい?」
「なんでもありません…」
・・・思春期の娘を持つ父親ってこういう心境なんだろうか。
あ、例えだぞ?まだそんな年じゃない。そうでもないか。いや、そんな事はいい。
帰宅を遅くしようかとも考えた。があ、今の彼女は外出もできない。火急の事態の際、対応ができ
ない。外部に洩れるのも困る。あのウィルスの被験者第一号でもあるし、不安要素が多すぎる。
「じゃ、そろそろ寝るかい?」
「あ…はい…」
彼女は俯いたまま、視線を彷徨わせた。噛んだ唇が赤いのを通り越して青い。やはり放っておけない。
「ちょっと待って。そこに座ってもらえるかな」
「は…あ、いえ。ちょっと…あの…寝ませんか?」
彼女はますます慌てた様子でスカートの裾をいじったりしながら力無く拒んだ。
「うん。手間は取らせないから。さすがに・・・見逃せないし」
「え…?」
「君の様子が、いつもと違うから」
「あ…。いえ、そんなことないです。だから…」
強引に寝室に向かおうとする彼女の腕を掴む。
「何をそんなに悩んでいるんだい?俺のこと、そんなに信用できない?話せないほど」
「違うんです…そんなんじゃ、あの…駄目なんです…」
「駄目?何が?」
抵抗する彼女に力を緩めながらも離しはしない。
「何が?言ってごらん」
「…なんでもないって言ってるじゃないですかっ…私、もう」
激しくスレ違い。
別のスレでやってくれ
単発質問は雑談スレ。
http://teri.2ch.net/test/read.cgi/eva/1011971638/l50
漫画については貞本スレで。
http://teri.2ch.net/test/read.cgi/eva/1012061821/l50
>>37
続きは?
sage