復活・エヴァ本議論スレッド

このエントリーをはてなブックマークに追加
97ケペル博士

1:書名 「井出功二の エヴァンゲリオン フォーエヴァー」
2:発行所 アミューズブックス
3:1997年9月25日初版発行
4:定価 \1200ー(税別)
5:現在の実勢価格 \100〜600-
6:寸評、感想
ニッポン放送「ゲルゲット・ショッキングセンター」から生まれた本。
ファンの声を元に、声優を中心にして各スタッフへのインタビューを
まとめている。
アニメ誌は別にして、ファンの視点でブームを総括した物は意外に少ない。
人気キャラ・ベスト10。各話のストーリーダイジェストとファンの視点からの
突っ込み。
緒方恵美のインタビューではEOEのラストシーンで何度やってもOKにならず、
実際にみやむーの首を絞めたとか、庵野の知り合いの女性に起きた事実だと
か興味深い記述も見られる。
特に最後の大月俊倫プロデューサーは重要。
彼がいかに庵野秀明を買っていたか。また、大月の存在なくしては
エヴァそのもののが存在しなかった点を明らかにしている。
良い意味で、いかにも有能誠実なビジネスマン。
自身の性格からか、あまり注目されることはないが、庵野に比べて過小評価
されている。
井上慎一郎と共に実際のエヴァブーム立役者と言えるだろう。