1:書名 「NEWTYPE 100%COLLECTION 29 新世紀エヴァンゲリオン」
2:発行所 角川書店
3:1997年2月28日初版発行
4:定価 \1456-(税別)
5:現在の実勢価格 \300〜1000ー
6:寸評、感想
エヴァの資料として基本中の基本。同シリーズは全体にレベルが高いが、
これは、その中でも出色の出来といえる。
グラフィックも美しく、キャラ萌えには当然だが、特に注目すべきは四頁に
渡る初期の企画書。
*使徒は「人類補完計画」を阻止するために出現する。
*第三新東京市は静岡だった。
*使徒の正体は「第一始祖民族」が世界各地に残した古代遺物。
*赤木リツコは盆栽とパンク・ロックが趣味。(金髪に染めているのは
このためらしい)
*各種「装甲服」や「特殊装備」を出動の際に「素体」に装着する。
(あきらかに「サンダーバード」の影響)
*初号機だけは後に「陽電子機関」を装備するが、動作が不安定。
(当初予定されていた月からの最終使徒決戦への伏線)
等々、これだけ読んでもFAQ(よくある疑問)の直接的ヒントになると
思われる。
蛇足だが、最近また古書店での回転率が早くなっているそうだ。
新たなエヴァファンか、それとも従来のファンが買い直して
いるのだろうか?