エヴァンゲリオン・バトルロワイヤル

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1:01/10/09 20:04
前回作ったスレがいつの間にか消えてしまったので、また作ります。
今回は真面目に連作しようと思うので、よろしく。
検索くらいしろや。

バトルロワイヤル、誰が勝つ?
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=eva&key=1001070609
3:01/10/09 20:25
『シンジへ 今日の午後1時、ネルフ本部の作戦会議室へ来るように ゲンドウ』

 何度も読み返した手紙を眺めながら、シンジは溜め息を付いた。
 ここは、第三新東京市のほぼ中心に位置する、ネルフ総本部。
 国連直属の機関で、存在自体が国連のトップシークレットに掲げられる施設である。
 本来なら、シンジのような中学生が入れる場所ではないのだが、彼には特別な事情があった。
 その事情とは、彼が「サードチルドレン」と呼ばれる存在であること。使徒に対抗できる唯一の存在・汎用人型決戦兵器「エヴァンゲリオン」に乗れる、希有な存在だということである。
 こう書くと、まるで彼が英雄であるかのような印象を与えるが、そんなことはない。シンジは元来、人付き合いが苦手で弱気な少年である。そして何より、彼は人を傷付けることを嫌う。そんな彼は、戦士と呼ぶにはあまりに頼りない存在であった。
 事実、シンジがエヴァに乗ることを最も嫌っているのは、彼自身である。そして今日も、そのせいでネルフ本部に呼ばれた。せっかくの日曜日だというのに。
(どうせまた、父さんに怒られるんだ。この前の作戦で失敗したから・・・)
 そんな暗鬱な気持ちを抑えながら、シンジは作戦本部へ続く扉を開けた。
 と、同時に、シンジは目を見開いた。
 そこには何人もの人がいた。
 かつてこの場所に、これほど多くの人間が集ったことはない。少なくともシンジは、この場所でこれほど多くの人を見た覚えがない。いったい、今から何が始まるのだろう?
 その中の一人、赤いジャケットとミニスカートをはいた女性が、シンジに話しかけた。
「あれ、シンジ君? あなたも呼ばれたの?」
「あ、ミサトさん。リツコさん、加持さん、それに綾波も・・・」
「僕もいるよ」
「あ、カヲル君? どうしてここに!?」
「俺達もいるぜ、シンジ君」
「シゲルさんも? マコトさんやマヤさんまで・・・ネルフの関係者が、みんな呼ばれているんですか?」
「ネルフだけやないで、転校生」
「あれっ? トウジにケンスケ、ヒカリさんも? おまけにノゾミさん、コダマさんもいる・・・!」
 信じられない、といった表情でシンジは周りを見回した。第三新東京市に来てからシンジが知りあった人が、みんなここにいる。しかも、ネルフの関係者だけでなく、シンジの学校のクラスメートまで。
 彼らをこんな所に連れてきて良いのだろうか? ここはトップシークレットの固まりだ。シンジやアスカのクラスメートとはいえ、これはちょっと安易過ぎないだろうか?
 と、そのとき、司令部へ続く扉が開いた。
 そこから現れたのは、シンジの父・ゲンドウだった。いつものように、すました表情で一同の前に立つ。
 それと同時に、ゲンドウが通ってきた扉の向こうから、国連軍の制服を着た男が現れた。
 一瞬、本部全体がざわめいた。扉の向こうから、何人もの、いや何十人もの軍人が現れたからだ。皆、一様に背が高く、何らかの格闘技に秀でていそうだ。銃器を構えて仁王立ちするその姿は、不気味な威厳を醸し出している。
 何事かとどよめく面々。そんな連中を無視するかのように、ゲンドウは口を開いた。

「今日は君たちに、ちょっとしたゲームをやってもらう」
4ケンチャン(イタイイタイ病):01/10/09 20:36
にんにん
5:01/10/09 20:48
「ゲーム?」
 ネルフ作戦本部長・葛城ミサトが口を開いた。
 ゲンドウの言う「ゲーム」が、単なるお遊びではないということくらい、子供にでも分かった。妙にいかめしいゲンドウの表情、そして彼の後ろに並ぶ軍人達。どう見ても、今日の会合は短時間では済みそうになかった。
「まずはこれを見て貰おう」
 ゲンドウが背後のコンソールに手を伸ばすと、巨大な画面に地図のようなものが映し出された。
 それは、このネルフ本部の地図だった。シンジやミサトには見慣れた光景だが、詳しく知らないトウジやヒカリのために、わざわざ用意したのだろう。
「これがゲームの舞台だ。君たちには、この中を自由に動き回る権利がある。ただし、この舞台の外に出ることは許されない。それはすなわち、君たちの死を意味する」
「死?」
「そうだ。今日は、きみたちにゲームを・・・ちょっとした、殺し合いをやってもらう」
「なっ・・・!」
 騒然とする一同。彼らは互いに顔を見合わせ、自分の耳が信じられないといった表情になった。
 と、技術部門統括の赤木リツコが口を開いた。
「理由を言ってください、司令! 殺し合いをする目的は、何なのですか!?」
「再生するためだ」
 興奮するリツコを尻目に、ゲンドウが涼しげな顔で言った。
「この街は、すっかり駄目になってしまった。使徒には敗れ、人々の心はすさみ、環境破壊は進行していくばかり。この辺りで、この街を一から再生する必要がある。そこで、君たちの中から最も優秀な人材を選び、その人物を中心に街を再生していくのだ」
「そ、そんな・・・勝手な・・・」
「言っておくが、君たちに選択権はない。拒否すれば、首に埋め込まれた小型爆弾が爆発するからな」
「・・・!」
 一同は、慌てて首に手をやった。
 手を当てると、首の右側に小さな傷跡があるのが分かる。周りの人間に目をやると、皆、首に傷がある。
 恐らく、眠っている間にでも埋め込まれたのだろう。その非道さに、一同は身震いさせた。
「お、おい、ケンスケ・・・」
 震える声を抑えつつ、トウジがケンスケの耳元に口を当てた。
「ケンスケ、あのオッサン、おかしいんとちゃうか? 何でワシら、殺し合いなんか・・・」
「トウジ! 私語すんじゃねえ!」
 ゲンドウは懐からナイフを取り出すと、トウジめがけて投げつけた。
 ナイフはトウジの額を正確に貫いた。一瞬後、崩れ落ちるトウジの体。彼の倒れた床が、一瞬のうちに血で赤くなった。
「いやあああっ!」
 悲鳴を上げ、ヒカリがその場に座り込んだ。他の面々も、恐怖に引きつった顔でトウジから離れていく。
 そんな連中を冷ややかに見つめながら、ゲンドウは言った。
「ははっ、悪いな。俺が殺したら反則だよな」
「と・・・父さん! どういうことなんだよ、これは!」
「黙れ! お前もクラスメートと同じようになりたいのか!」
「うっ・・・!」
 父の恫喝に、シンジは押し黙った。
 何気なく足下を動かすと、ピチャリという音が鳴った。きっと、トウジの死体から流れた血が、シンジの足下まで流れてきたのだろう。シンジは恐ろしさのあまり、視線を下へやることができなくなった。
「では、ゲームを始める前に、これを見て貰おう」
 ゲンドウは再びコンソールに指を走らせ、画面を切り替えた。
 その一瞬後、画面が切り替わり、一人の少女の顔が大写しになった。
『はーい。みんな、元気ー?』
 アスカだった。不自然にあか抜けた表情と声に、一同はさらなる恐怖を感じざるを得なかった。

 (一名、死亡)
6:01/10/09 20:50
(現在の生存者)
シンジ、レイ、アスカ、カヲル、ミサト、リツコ、加持、マコト、シゲル、マヤ、ケンスケ、ヒカリ、ノゾミ、コダマ

(現在の死亡者)
ケンスケ
7:01/10/09 20:51
ごめんなさい、現在の死亡者はトウジでした。ケンスケはまだ生きています。
重複スレです。鯖への負担を考え、既存のスレに移動しましょう。

===================終了=======================


バトルロワイヤル、誰が勝つ?
http://teri.2ch.net/test/read.cgi?bbs=eva&key=1001070609
9ケンチャン(イタイイタイ病):01/10/09 21:11
 にんにん
1は検索してからスレッドを立てろ。
>>2で言われてるのに無視するな。
既存スレに移動し、このスレは削除依頼を出しとけ。
悲惨な1のいるスレになっちゃったね
12:01/10/10 19:30
でもさー、前回のは倉庫に入っちゃったじゃん。
13:01/10/10 19:40
あー、分かったよ! このスレ終わりだ! 管理人、このスレ消してくれ!
(゚ё゚)クサー
ちょっとだけ、1が可愛そう。
あ、おれは1じゃないぞ。念のため。
>>15
あんた人権擁護主義ってやつ?
15みたいな人がいたほうがイイ
1=17だとしたら、萌えかも(ワラ
続き読みたかったんだけどな。
20:01/10/11 19:45
とりあえず、さっき削除依頼を出しておきました。
また機会があれば続きを書きますので、よろしく。
 ∧∞∧
    ′从 从)         Λ_Λ
    ヽゝ゚∀゚ν         ( ´д`)∵‥プシュ
   ━━つ━つ━━∞∞∞(  ========
⊂~ノ   8 /          | | | ∵‥
 し\_ヘ_/           (__)_)
     し'
22:01/10/13 19:54
おい管理人、さっさと消せや! 余計なスレがいつまでものさばってると、イライラしてくるんだよ!
========= 1はもう書き込むな。終了 =========

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_ ′从 从)_ ′w从w _    もう寝る。
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オレ アレ キライ
28 :01/12/22 00:52
>>2が消えとる。