【大阪・豊中】 ザ・千里タワー [50階建てマンション]★001

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64名無し不動さん
朝日新聞 大阪北摂 2008年12月9日火曜日

39階の窓ガラス飛散
豊中 建設中のマンション

豊中市の千里ニュータウンで建設中の地上50階建てマンション「ザ・千里タワー」
(新千里東町1丁目)で6日、屋上のクレーンでつり下げていた金属製の足場が突風に
あおられ、39階(高さ約116メートル)の窓ガラス(1メートル×1.4メートル)
を割る事故があった。粉々になったガラス片は周囲約45メートルの範囲に散らばり、
市道にかかる歩道橋の手すりにはめられた強化ガラス1枚(1.1メートル×2メートル)
がひび割れていた。けが人はなかった。
 施工する竹中工務店(本社・大阪市)や報告を受けた豊中市によると、6日午前10時
すぎ、工事用の足場の一部を北側の壁面に沿ってクレーンで降ろす作業をしていたところ、
風にあおられて北東側の窓ガラスにぶつかったという。作業前の計測では風速は7〜8
メートルで、法律でこうした作業をしないことが定められている風速10メートルには
達していなかったという。完成時にはガラス割れなどを保護するシートが窓に張られる
予定だったが、この時はまだ張られていなかった。同社は「読み切れない風が吹いて、
迷惑をかけてしまった」としている。
 報告を受けた豊中市建築審査課などは、敷地外にガラスを散乱したことを重くみて、
作業の安全確保について報告を求める方針。
 同マンションは千里ニュータウン再整備事業の中核施設で、先月も施工ミスで19階の
柱を損傷する事故があった。(島俊彰)