住宅ローン返せず、家は取り上げられた

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57名無し不動さん
「お金は銀行に預けるな/金融リテラシーの基本と実践/勝間和代」

●住宅は個人で持つ最も大きな「金融商品」である。
●住宅という「資産」とそれにマッチングさせた住宅ローンという「負債」を抱えるれっきとした
「金融商品」。
●住宅ローンは銀行にとって対個人では大きな儲けになる商売。銀行は対個人向では、住宅ローンと大口定期以外
は儲かっていないと言っても過言で無い。
●銀行が儲かるというのは個人が損をさせられているということ。
●高度成長時は「負債」側の住宅ローンに仮に3%を払っても、「資産」側の住宅が利回り5%で
運用されれば差引き2%の利益となり、個人は儲かった。
●2000年代には平均して「資産」は4%の下落、「負債」が3%とすると毎年差引き7%の損失が
発生する計算に。
●人口減少が始まった現在、住宅地の大幅な上昇は期待薄。住宅を資産と考えて
ローンを組む場合、資産、負債それぞれの利回り迄考えて物件を吟味する必要あり。
●金融商品としては土地の値段が上がりにくいときは、ローンを組むべきでない。
毎月払っているのはほとんど金利分なので、資産形成の観点では住み続けること自体が
マイナスに。
58名無し不動さん:2008/03/09(日) 08:39:39 ID:???
●頭金が有るなら資産運用した方が儲かる。リスク資産への投資は平均して6-7%のリターンを生む。
●それでも住宅を買いたい場合、買ってはいけない最たるものが新築マンション。
●新築マンションには業者の広告費・利鞘が20-30%が含まれており、転売する時点で
その分値下がりすることに。
●マンションのデメリットは他にも@自分の意思で建て替え出来ない。A修繕積立金・維持費
の単価を自分で決められず、また将来の資産価値からその分を割り引かなければならない。
●金融資産としては中古の方が賢い。
●そうは言っても「所有欲」を満たすためにどうしても欲しい場合は、
その「所有欲」を満たすためにどれだけのコストを自分が払っているかを計算することが大事。
●最近、都心で賃貸で住み続けながら多額の金融資産を持つ層が増えている。
最も合理的な行動を取るとこのような形になるから。
●住宅ローンは銀行、住宅メーカー、家具、車、家電の需要を伸ばすため、
公民上げての巨大な「集金システム」である。
●多くの人は無防備に何となく多額の住宅ローンを組むので、他の金融資産がもてなくなる。