タイトルの心の名を読める人 俟ってます。
夢の中で詠めます、永遠に俟っています
悪夢を奏でる時もあります
読むときは自己責任で…。
sage進行でお願いします。
沈むまで暫しの刻を…
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
躰を労わらない夢
今宵も静かに俟ちましょう。
休息を…。
今宵は惟で、おやすみなさい 酔い夢を。
鍛錬 突貫工事 空き缶
今宵も静かに俟ちましょう。
歪んだ路を歩ませるモノ
思想を喰らうモノ
誰も気づかない共食いはじめてるモノ
護れるのは絆ある人達、誇りもつ人々
地からの耳鳴り…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
ありえない構造物
腐食の刻
今宵も静かに俟ちましょう。
厖大な自我のみ
共生の心無く、嘘偽りを吐けなくなり本心を撒き散らす。
届くことの無い鳴声を。
八千代に綴られた想い
想いの言霊が悪意の災いを祓う
最後は人か人知及ばぬ計か
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
舞込む便りは、秘密の沈黙
今宵も静かに俟ちましょう。
傍観の刻
語らず推移を見極める
…備えて。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
連れ出された知人
消えた携帯番号
末席
今宵も静かに俟ちましょう。
私を尋ねてきた訪問者、知人が出迎えその後の消息不明
携帯で連絡をと…、自己の携帯のデータ消去されてる
思い出せない番号
独りで望む会議。
並列の数字
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
豪雨の散歩
今宵も静かに俟ちましょう。
予約した本を受け取りに
視界ゼロの豪雨
足元は乾いてる
錯乱してる勘…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
淫靡の誘惑 心の波紋 秘めた決意
今宵も静かに俟ちましょう。
数多の崩壊の夢
裂けた大地
あの光景は実在するのか…
争い血が流れるか大地が唸り続けるかの二択
私は観ているだけ。
覚悟無き者
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
地形を変えた大地の怒号
今宵も静かに俟ちましょう。
振回す人
人形の動き
特異なケース
不思議な色彩の画を描くひと
長く筆を持つ
邪魔されて自由に描けない
……カケナイ
気紛れの観たもの
薄れた気配と浮き出た線
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
刻逆り。
旅立ちの見守り。
今宵も静かに俟ちましょう。
運転中に崖の方へ引き寄せられ落ちてゆく
何度も最初から…落ちるの変わらず
違いは道路、最後は未舗装…
螺旋巻けて、回避
低額な対価
不安な眼差し
続く路へ
結末は不変
往く道程の違い、歴史の違い。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
洞穴への探検、蛮族の洗礼
秘密の施設と遊具
今宵も静かに俟ちましょう。
周辺の招かざる客
上のレスは現実世界のこと
昼間の出来事…
幾人の犠牲
怯え?喜びの悼み
名もなき失われし躍動
惹きこんだ無垢
短命の多芸
紛れ込んだ狂気
祓う心
潜む心
誰の心
待ち望む返歌
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
惑わす玩具
今宵も静かに俟ちましょう。
白い毛玉
幼い貴方にはそう観えた
天井の隅に留まってる、気配あるもの
畏れた貴方は兄を呼び
隣の部屋へ逃げ出した
兄に訊いた
さわれた?いきてる?うごいた?
答えは「…」
自分で改めて覗いた時には、既に消えていた
何故逃げたの?。
静の命が動の命を摂取
輝きが落ち、壱つに
無数の胞子の放出と沈黙
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
三度の妨害
キエナイ幻覚
喪われた原本
今宵も静かに俟ちましょう。
語らない、拾った事は。
言わない、持ち去られたのは。
臆病な心は、口を噤む。
怖いから、其の経験しかないから…。
苦しんでる、戻すこともできないから…。
私は眺めてるだけ…。
静かな歩み
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心地よい眠りに誘う枕
今宵も静かに俟ちましょう。
右目の痛み
先入観
トマラナイ咳
想いを覘く、今宵の戯事…
緑に発光する幹
桶に立ち、踊る人
輪を通過する
私を捉えようとする手
丸い部屋
縄梯子
起上がった石畳
揺らぐ者達
排水溝の蓋の上を歩く…
此処まで…。
今宵はここで、おやすみなさお 酔い夢を。
中途半端な志
今宵も静かに俟ちましょう。
浅くなる河
舞い続ける音色
浸かる片足
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
…思ふこと、前スレ1000何を開放?
思念が留まってる気も…。
今宵も静かに俟ちましょう。
深い眠りの為…
今宵は惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
呼んだのは誰?。
此処ではないの…
螺旋の海で…。
夢無の刻
今宵も静かに俟ちましょう。
背後に立つもの
視線を送り気付いて貰えるのを待ってた
突然現われた気配に、戸惑い声を待つ
呼吸の乱れを見極め、半歩、歩み寄る
体勢を整え、出方を待つ
肩へ腕を伸ばし…軽く触れる…
女性と判断…静観
ドアのほうへ歩みだし消える…
何故、振り返らなかったの?
壱度だけ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
見ていないのか…
封じられてるのか…
今宵も静かに俟ちましょう。
…ドアノブの故障
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
滴る雲
今宵も静かに俟ちましょう。
雲からの氷柱、滴る妙薬の雫
置いたグラスでは享けとめられず
霧散し点々と跡を残す
積まれた書物から紛れた日記を探す
出掛ける直前に隠される鍵
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
夢を追歩…
…購わず
今宵も静かに俟ちましょう。
呼込む想い、戻れない先しかない路
初手も二の矢、三の矢も差は非ず
絆薄き者の不自由な二択
怒り狂う共存の友か暴君か
無辜の筆
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
現を…
今宵も静に俟ちましょう。
一旦綴じます。
皆さん良いお年を。
覘き…愕き…気高き…
今宵も静に俟ちましょう
はためき始めた祓う心
その息吹の芽は血を越え宿る
喪っても気付く事無く
浪費した刻と金品
僅かな残骸をめぐる醜い争い
言って解らぬ存在を討払う
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
あの路へ歩む事が、永遠に無い様に。
今宵も静かに俟ちましょう。
深い罪、人では救えない闇
棲繰られた人、自覚無く
忘れ去れた過去を繰り返してきた…
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
左の瞳はこどもの眼
右の瞳は己の眼
今宵も静かに俟ちましょう。
参道を歩む
排水管を這う
石垣の底
今宵は此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
過ちの終焉
今宵も静かに俟ちましょう。
躰への違和感
視ていたのは左の瞳?心?脳?
記さないのは混乱の元凶
隠れようとする浅墓な試み
響かない言霊の合唱
見向きされない偽りの誓
虚偽で歪んだ進路は安定のため回復へ
キエテイク口先だけの者達
目先しか視えない地獄の亡者供
平穏を乱した罪と罰
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
欠け始めた櫛
今宵も静かに俟ちましょう。
最初の独りが崩壊の兆し
本能か、一蓮托生の途へ
誰も従わない道を。
廃墟の宴の間
消息不明、悪酔い、足掻き続ける陽動した人達
闇へ逝く、萎えた気力、悪態を晒し続ける者達
愚かな暴挙へ、混沌を望み、其々独りきえ逝く
氷柱 石礫 赤い紐
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
貫く風 伏兵 衛星
今宵も静かに俟ちましょう。
日程だけの旅行計画
消えてゆく参加者に気付く筈もなく
永久の眠りに誘われる
遊戯の刻は終わり
醒めた己の姿に慄き
離反、脱落、崩壊…
其々の悪夢へ
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2010/01/13(水) 14:26:24 ID:JZTBHe4x
保守っといてさしあげます
離別の名
鳴り響く霜
凍える喉
地表の吹雪、堪える言霊
歪んだ思惑、冷徹な謀
謀略の終焉、鏡の様に
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
泡の通路 緑の閃光
今宵も静かに俟ちましょう
上下左右に歪むトンネル
泡の流れる先
疲れる前兆
基礎のない街
積み上げた不揃いの石
抜き出す盗人は住人
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を
疑心暗鬼の出航
今宵も静かに俟ちましょう。
足りない包装紙、不揃いで合わないサイズ。
微かな信用の糸は断裂直前。
身を削り傷める嘘
看取られた仮死状態。
彷徨いの刻
今宵は此処で、お休みなさい酔い夢を
融けた氷菓子 消えた釣銭 衣装に隠したもの
今宵も静かに俟ちましょう。
窺う処を誤る事無く
我の姿を周知し
静に刻を俟つ
電話 旅立ち 選択
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
静かな青虫 想い歩み 魅かれる不安
今宵も静かに俟ちましょう。
侵食した他の存在を認めない海草
陽の優しさを独占
底を枯らし、閉じ込める。
時折洩れた僅かな陽射しを分け与えてた
無意識に最善を。
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
積まれた石の両壁
ミツメテル瞳…
素顔の対面
今宵も静かに俟ちましょう。
刻を隔したのは私
心を護るため
往く時の知らせ
混乱の招待
所在不明の告知
最後に残った脇道
震える涙
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
見知らぬ人 荒れた路面 遠い散策
今宵も静かに俟ちましょう。
帰りの旅路の行方
閉じられた工場で…
圧縮された末路
付き纏う幻影
心癒す為に…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
誘い込まれ惑わされる…脅えた瞳。
今宵も静かに俟ちましょう。
呪縛は解かれ、秩序が戻る
カオスに誘う企みも頓挫
決意に掻き消される幻
息吹と鼓動が待ち望む
思い願で支え…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
言霊を俟ってる人々…
今宵も静に俟ちましょう。
址…。
其処に起っていた私。
現実での痕跡。
誘いの声、切欠と後押しも。
鈍足の汽笛、荒れてゆく景色。
混沌の情報、歩みで辿り着く廃墟…。
過ぎた刻。
消えた眼前の風景
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
視界を閉じた夢。
今宵も静に俟ちましょう。
白いカーテン
モップを振り回す
床と天井が白い部屋
視点のズレ
不規則な時間の流れ
不鮮明なモノクロ
喪いつつあるの、其れとも…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
続いてゆく夢、何度も目覚め…幾度もの往復。
今宵も静に俟ちましょう。
欺けない本心
背けぬ人、仮面を外さず
澄んだ心の視た世界
終わらぬ戯言
已まない拍手
其処は何処?。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
静かな刻
今宵も静に俟ちましょう。
秘めた沈黙
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
幾人の尋ね人
無言の対面
今宵も静に俟ちましょう。
癒し鎮める刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
駅前…待っていた人
今宵も静に俟ちましょう。
地方の空港?存在するか不明。
何かを求め彷徨ってた。
求める処は、経ち入れず
傍らの知人は入れ替わる
刻は未。
痛みが醒める。
止める為
刻を戻す為
呼込んだ現実 望んだ結末
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
織成す夢
今宵も静に俟ちましょう。
欲望の罠、闇の香り
逃げ回る小さい者達
私の左手に逃げ込んだ卵
孵った愛しい其
喰らうもの
石をもって払う
迷い込んだ墓地
胸に隠れる其
特異なつなぎを纏…
訪問した一人、外の顔。
毎朝の降下、強風の不安とつぼむ恐怖
強がりな面、支える者一人…
風は増すことはあっても止む事なし
細工は…
面は無意味
彼方に仕えてはいない
異成る刻を魅せましょう
残りの方々は何時…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
参本の帯、満月に因り…
今宵も静に俟ちましょう。
砕け落ちる仮面、素顔曝す
吐き出す言霊は飾らない本心のみに
享けた深い傷の意味を悟らず
蓄えた力を失い
産出した毒に溺れ
悪夢の中へ
宴の掟を破り追放
繋がりを断ち切られ孤独の航海
拙い技術と知識で荒波へ
永い嵐の夢の中
見守る刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
さぐりあい…
今宵も静かに俟ちましょう。
閉じ込めてた滴
儚い思い
喜怒哀楽の夢
代償と祟り
夢の伝言遊戯
送届ける闇の道
消滅した逃避への扉
通じてる両極端の思い
想いの代償
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
四肢削る足掻き
今宵も静かに俟ちましょう。
揺らぎ落ち、就いた先は…
思惑の風、照らす陽
異なる滴、割れた大地
未曾有の騒乱、逃げる為政者
…記したくない過去も
複雑怪奇な綱引き
審判は存在せず
勝者の大地
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
散らかった部屋、無造作に積み上げられた舞台衣装
聴講…記した文非ず、隅の落書き
今宵も静かに俟ちましょう。
夜間の校舎、静かに集まり
あの人が皆の前で語る
映像の提出、音声の記憶、ホワイトボードの文字列
貴方は私が目の前に座ってるの気づかず…
忘れ失った伝聞
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
舞台裏から敷地外へ
今宵も静かに俟ちましょう。
言霊を嗜む刻は過ぎ
脚の猛攻
思惑は外れ破綻へ
敵の二の矢・参の矢は無い…
構える大地が崩れてくるから
其れさえも気付いていないでしょう
彷徨う亡霊と成り果てるのか。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思い出の遊具…
今宵も静かに俟ちましょう。
世代を超える伝言
願い叶え給え
押し留める思い
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
験されてる?
同伴者を替え、繰り返す…
今宵も静かに俟ちましょう。
誘い込まれる痛み
精錬された結晶
貫く思い
足元から迫るトンネル
試作の施工
どの様な方が舞込むの
願う方へ傾き始めた思い
危機を感じられ畏れるように
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
獣道の登山
浴びた無数の殻
今宵も静かに俟ちましょう。
畏れに挑み、諌められ。
五感を閉じ過去るのを待つ
茶番に吐きあう為
記したとき、祓う代償は加重され
その姿を曝される
欺く為の名は堕ち、本心を命枯れるまで吐く
のた打ち回る者達
己の心を…
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
地を這うもの、瑕を与える
目的の品は見付からず、贋品パックを…
今宵も静かに俟ちましょう。
戯れて此方から伺う事も…
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
道中の出遭い…
今宵も静かに俟ちましょう。
見極める為、天地の星空を眺めましょう。
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
粛々と夢で討つ…
今宵も静かに俟ちましょう。
騒乱を振り撒き理不尽な要求…
離別と離反
情を討ち切る、冷徹な矛
交わす言霊なく立去る
乱した者の罪と罰
価値を知らず触れ・汚し・疵付けた…
犯した罪を避け、逃避の罰
敏感に…表情に表れた者
内からの侵食に犯されし者
倒壊は呆気なく…
年月の重みを
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
争乱の中で見失う
直ぐ様取戻した秩序と孤立の扇動者達
今宵も静かに俟ちましょう。
秘めた意志が示される
怯えた心を励ます様に
抑え付けられた邪心を祓う為に
国土を覆い尽くす
幻惑を掃う思いの詩
想いのままに
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
不自由な悪夢の代償
今宵も静かに俟ちましょう。
突然の沈黙
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
暫しの休息を
今宵も静かに俟ってます。
矛先を見極める為に…
今宵はこれで、お休みなさい 酔い夢を。
静かなる刻を。
今宵も休息の刻 お休みなさい、酔い夢を
欺かれた落下の悪夢
寄り添う傍らの人ならざる者
道半ば潰えた心と潜む心
今一度…
今宵も静かに俟ちましょう。
心意を見極める為の再度の旅立ちを
偲び、心の淵を眺める
祭りの最中へ
表裏の影の糸を辿り…
狂った刻を祓う
空白の刻を生め
本来の途を
護りの封を解除の鍵を…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
隠し持つ凶器
言霊と異なる素行
複数の凶器と姦計が公然と曝される
今宵は惟だけ、お休みなさい 悪夢の宴を愉しみましょう。
示したURL弐つ
邪魔する呼びかけの声
今宵も静かに俟ちましょう。
欺き操作する代償
感情で焼け尽くす寿命
涸れる声と手段
解放たれた心の波紋
澄渡る旭日
此処か似たところ…
代理の来訪者、捲くし立てるレス
織り交ぜられた書き手
最後に墓標を弐つ
其処へ向わず、記された言霊の暗唱は叶わず
迷わせた貴方を呼ぶ声
とある夢を…
土左衛門の気持、水面の誘い
穏やかな眠り…
我視て騒ぐ者…制服呼び寄せる
引き上げられた土の重み、安眠を奪う
人目を盗み、水面への逃避は僅かな歩み
飛び込み音を残し目覚める我
魅かれた思い
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
浮き出た氏名と写真…
同伴者の選択
今宵も静かに俟ちましょう。
御遊戯ではない、弁えず遊び惚ける
人々の心、此処に在らず
詞を享け入れない程の退化を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
湖畔の月
今宵も静かに俟ちましょう。
知らずに迷い込んだ方へ
道標の絆を。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
明暗 迷いの決別 口先妖怪
今宵も静かに俟ちましょう。
背後に迫る氷の結晶
崩壊した硝子の像、破片に呑込まれる
血の滴と一筋の路
空の囁きと大地の病状
代理の夢は現の思い
夢を背に…
儚い誘う力、想いの願
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
悪夢の饗宴、終り無き宴を
今宵も静かに俟ちましょう。
毎夜の舞踊会、
記した数と発した言霊の重みだけ
踊り狂いましょう…
足腰が萎え様とも息絶えても。
裏の魔手に悪夢で応じる
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
新種の栗 忍ばせる者 静める豪雨
今宵も静かに俟ちましょう。
古の侵食されし地
何時度も割れ、隆起す
糸は経ちきれ自然の浄化
人か神々かの、力の選択
古の文学に学ばない者の敗北
悪夢より撒いた種の発芽を俟ちましょう
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
巻きつく釣り糸 迷路の湯船 魚群
今宵も静かに俟ちましょう。
伝えたかったのは大臣の歩いた道筋
澄み切った湯、外した視線が永い刻
貴方の首に巻きつく糸
解く隙を狙うもの、石の壁に…
魚の名と数
釣銭の種類と数
望まない来客
無言の残り香
迷子の便り
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
石像の老人は何奴
安易な攻防を後悔
粛々と眺める
今宵も静かに俟ちましょう。
落下傘から温泉の散策に替えた大臣
壁の中へ葬られた数名の刺客
三と五と壱八と弐拾参
今度は何処へ参りましょう
途切れた安否
古の絵巻で蘇る
地獄絵図か漫談か
幾世に磨かれた魂
独りずつの御持て成し
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の影の旅立ち
振返る夢なし
今宵も静かに俟ちましょう。
現実に甦る悪夢
反射の拒絶を後悔
断裂の夢
逃げ惑う群集、森から此方へ…
鉄条網と沼に阻まれ立ち尽くす
追い返す為、警備兵の発砲…
威嚇ではない、先導するものが狙われる
時代と場所が曖昧な…
振返らなかった貴方。
幼い頃とは逆の視点…否な気配は消えかかってる
今、気づきました。
変わりつつある…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
悪夢と違う百年戦争
今宵も静かに俟ちましょう。
悪意の絆は容易くキレナイ
人生に懸かる呪縛の鎖
絡め摂られる罠
晩く気づき足掻きはじめた人々…
共に観た百年戦争の夢は
別の機会に…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
多数の訪問客…
今宵も静かに俟ちましょう。
螺旋の絆と対を成す
心の絆と絆の記憶
慾は絆を経ちきる
秘めた思い 連夜の散策 捉まれる袖
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思い分かち合う心
監察の眼、摘み取る指
人目を憚ることなく
今宵も静かに俟ちましょう
今宵は静にミツメテタ…
背中合わせの絵
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
毀れる記憶
未帰還の遷視の心
今宵も静かに俟ちましょう。
放たれた思い
憑依の監視
想いを蓄えて帰還
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心偽り戯れる
今宵も静に俟ちましょう。
名と姿を騙る
記憶の快楽へ捺しこめる
膜の玉
容易く疵付き、歪む
拙い修復は追い付かず
歪みの連鎖は加速する
神の息と手を
優しさか厳しさか
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思いを護る日々
今宵も静に俟ちましょう。
曝す本性 退避の民衆 孤立政府
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
無意識の旅立ち
今宵も静に俟ちましょう。
向かい合う三対の石像
足元に其れは置かれてた
背後に隠されてたのも
粉砕され辺りに散らばってた…
上書きされた落書きと
埋めた跡
供えられた花束
ここは・・の中。
凪がれる刻
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
便りを俟つ
今宵も静に俟ちましょう。
解放たれた門は一度だけ…
鍵付は幾度も
対等な交換ほど強い効力…
奪えるが報いも
永遠はあるが時は無い…
住民の代償は
解れた心は読み耽る
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
消えたネガ
存在しない壱コマ
見知らぬ記憶媒体
今宵も静に俟ちましょう。
侵食の根が断ち切れて
縁切り蠢く
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
紅い創は3つ
遅い治癒は心の離別
今宵も静に俟ちましょう。
瓦礫のお城
積み上がる事無く崩れ去る
白紙に描いた情景、筆も入ってない
鳴き始め喚く、其の声は何処にもとどかない
お城と作れないこども達
由緒ある心を壊そうとする
自分にないから奪おうとする
なにも出来ないこども達
全てを奪おうと悪巧み
儚い悪夢を観はじめて
零から始める夢作り
仲の悪い仲間だけで暮らしてく
人の絆を見極めて、支える御霊
球の震えを結んで
世界の中の壱つの国を重ね眺めて
刻は一致しなくとも…
拡げて観える者、畳んで解るもの
波の揺らぎと蓄えたもの
和が覆い尽くすか
怨みが侵食し尽くすか
夢の中での神の名を…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
老いた姿…掴めぬ思い。
控えめな叫び我の心に。
今宵も静に俟ちましょう。
見極めて退く事無く応じましょう。
思いの時差
乱れた苛立ちが招く
一夜の願を
拾う断片
出遭わなかった刻
人柱の貴方
詠う言霊は響く
背中の温もりか
闇夜の声か
粛々と冷徹に
思い秘めた言霊を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
飛翔する刃
今宵も静に俟ちましょう。
瞬時の来訪者
喉へ黒の痣を
人違いか警告か
現実と悪夢の狭間で揺らぐ
隠れて掲げた掟は
離反の狼煙
狼狽する為政者
海へ空へと押遣られる
平穏の望む
山を越えた
誇りを懸けた争乱
望んだ途へ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
座敷での数多の空席
静かに待つ童たち
空へ淹れるお茶
今宵も静かに俟ちましょう。
貴方の想い…
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
意のままの球
見知らぬ相手
忘れたスコア
今宵も静かに俟ちましょう。
突き上げる警告
歪みが交叉する
停まった思考、節穴と壊れたレコーダー
操られ起立する人形
速い摩耗と壊れる舞台
隠したい台本を曝け出され
炙り出された時は人か地か
どちらに選ばれた?
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心苦しい場違いな刻
水道の岩
今宵も静かに俟ちましょう。
泣いていた人、溢れていた涙
選択を間違え変わったまだ観ない刻
平穏な家族達 絶えない笑顔 資格ない人
球体を望み、強引に流す
滝に落ち、跳ねた先へ逃げてゆく
無人の安堵と警報音・人声
笑顔の為の盾に
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
始動 影取 古株の陥落
今宵も静かに俟ちましょう。
静に歩み寄る、心砕く為
腐敗の鎖を曝け出し民に周知を
手足のみならず口への装着の企てを
波紋は目隠しを僅かにずらし
左側のヘッドホンは外れ、右側は故障
足枷は外れ行列から離脱
潜んでた脚本家は筆が止まり
監督は失踪
役者はアドリブを封じられる
混乱の幕を。
深夜の徘徊と散策
今宵は此処で、悪夢を愉しみましょう。
悠々と散策 灯火と篝火 満天の星空
今宵も静かに俟ちましょう。
数多の心へ
記憶と思いの散策
経ちきる矛と………。
絶望の悪夢から
掴み取った悪夢へ
貴方の選択は?。
想い溢れるまま
悪夢へ誘う
今宵も此処で、悪夢を愉しみましょう。
心の灯火を点けまわる
今宵も静かに俟ちましょう。
心と記憶へ絡み付く両腕
分散した想いの針
怯えて閉ざした記憶
むこうに観たものは?
無意識の拒絶の後悔
遅れてきた・・・
意識・思考の法り
今宵は此処で、悪夢を愉しみましょう。
斥候の三連夜
夢のない明方
今宵も静かに俟ちましょう。
燈す火種を奪う
耳を塞ぎ指をなぞる
真の闇の心蝕む蠢き
無数の倒壊の刻
今宵も此処で、悪夢を愉しみましょう。
誰の記憶
両脇の友人
警備を無視した威嚇
今宵も静に俟ちましょう。
偽世界の浜辺 円満な商談への微笑み
侵入者への銃口 躊躇い足元へ
咲く前に散る桜
地表に広がる根
擬態の樹皮
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
童に化けて易と冒し
迷った雀は夜空へ
今宵も静かに俟ちましょう。
絡み始めた操り糸
他の切断試み始め
討ち捨てられる
利口な幼児、心を見抜く
無邪気な謎賭けで行く道塞ぐ
彷徨う小鳥は窓を探す
絆の空白に撓む力
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
倉庫で蠢くもの
今宵も静かに俟ちましょう。
外務の方との戯れで真意を尋ねましょう。
無念の思いの道案内を。
因縁の性を。
師の叱責を。
無限回廊へ団体様を。
闇の散策を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
初歩の罠 自室 想いの喪失
今宵も静かに俟ちましょう。
引き摺り込まれたのは怠慢で鈍感な戦士
光を眺め闇の中へ
繋がる思いと大地の一撃
五感を奪われ彷徨い始める
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
鏡の破片…砕く作業…
山積みの鏡の欠片、裏返しの意味。
今宵も静かに俟ちましょう。
無機な空間
映らない破片
積み上げられた残骸
片付を指示した人…
表情の違いは感度
悪影響の負荷は変わらない
桜の散り始めが…
優しい思いを穢した罪
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
想うまま…
今宵も静かに俟ちましょう。
絶ちきれてゆく危うい世界
揺らぐ咆哮を理解せず
海辺の砂像に夢中
解体出来ず破壊し
白紙委任状を差出す
白髪と抜け毛、深い皺としみのピエロ
己の失火、踊り狂う。
別れの道
穏かな仲での安置してた劇薬
心地よい世界からの分離、濃縮へ。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
受渡の鍵、なくした物と壊れた物
今宵も静かに俟ちましょう。
「っつ」だったかな?。
もう壱つは名称…。
可能なら戻って回収したい。
願望、己の業を擦り付けた獣
其の足は穢した大地と一蓮托生
飛ぶ羽も泳ぐ足もなし
00の消失と希望
事実と真実の謀、其の終末
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
叱責…
今宵も静かに俟ちましょう。
様々な眼差し 遠い距離感 孤独
今宵は此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
夢無刻
今宵も静かに俟ちましょう。
白装束の者達
喉元への無数の右腕
今一度の機会を。
揺らめき合う波紋
疎外された片隅
掬い取られ、在るべき処へ
不安な蠢き
騒乱の毀れる雫
刻の接ぐ思い
四度目の訪問へ
今宵も此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
遠目の監視 定めた人数 隠れた使者
今宵も静かに俟ちましょう。
薄れゆく線に気づかず
各々戯れる
ゆったりとした流れは
解放つ?蓄える?
気ままな準備
迫る日々
彼らの起ち位置は!?
まだ目覚めぬ結末。
あの旅の夢を観れそう…
期待秘め
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
傍観者の観察者達
今宵も静かに俟ちましょう。
君が代の言霊を畏れる者達
飢えて堕ちた者を享け止められる?
指折り数えた独りの小指
其の刻での癒えた僅かな心
容易く闇に呑み込まれて逝く
冷徹に俟ちましょう。
己で絶ちきり這い出るまで。
影に立つ貴女
其の心へ往きましょう
盲点の心へ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
悠々 爛漫 ぶらんこ
今宵も静に俟ちましょう。
国土に芽生える息吹
衣替えの木、其の根元
加速の重圧
今宵は此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
続く二択…
今宵も静かに俟ちましょう。
今の監視と過去の追跡
繋がる扉、上書きで消された住所
議場を阻む連れ…
凶器を隠匿した管理人
過ぎ去る中、只一台向かって来る其れ。
演じた終劇
隠し通路とミツカラナイ金庫
月の流れ、二幕。
タリナイテアシ…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
和菓子 電池 祭り
今宵も静かに俟ちましょう。
祭りに向かう人達を背に
異形の者が混じりこむ
見慣れぬ和菓子の店舗に目を奪われ
背後の私に気づかない
未だ入手困難な端末を持ち
予備電源を探し街を彷徨う
空に再び、漆黒の悪意が…
財布は鞄の中に
今宵はここで、おやすみなさい 酔い夢を。
纏わり憑く従者
今宵も静かに俟ちましょう。
斬られたタイヤ
歪んだもうひとつのハンドル
追走する学生…増殖する
二つずらしたのは私…
瞳に休息を
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
食材の選択とは知らず…
今宵も静かに俟ちましょう。
着席の迷い、相席の二人組みの会話は鍵
一口も食さず余興へ
街へ放たれた謎、争奪戦と観客
道順を失わない様に。
今宵は惟で、おやすみなさい 酔い夢を。
英雄と腐死軍団、二つの映画が競う時…
今宵も静かに俟ちましょう。
時期の告示
日?時間?
間違えた英雄の名を暗唱
偽りの看板を外す者は最後の愚者
吹溜りに逃げ込んだ賊
破壊したのは愚像
キエタヒト…逃げた人
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
繋がる陰の願う途
鋏で絶ちましょう、そなた達の縁を
我の首を欲しる者よ。
今宵も静かに俟ちましょう。
眼下の紐を三度切り落とす…
足掻くその花に斬り込みを
憑き伏せる為の策を
背後に控える種を凡て刈取る為
不規則な宴への招待を。
指折り数えて俟ちましょう。
乱れた刻から避ける為。
今宵は此処で…お休みなさい 悪夢を愉しみましょう。
呼覚ます鳴声は…
今宵も静かに俟ちましょう。
文字列を探す流し読み
邪魔をする鳴声の主は?。
夢を共有…
覗かれた野心
拡散の加速
刻まれる記憶と思いを
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
数字のランダム表示
足跡を気にさせる策略
今宵も静かに俟ちましょう。
周知の刻 萌芽 摘み 末梢
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
明確な線は誰の縁
呼覚ます耳元の呟き
今宵も静かに俟ちましょう。
沈黙 まなざし 合図
今宵もこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
寝床に幽閉
今宵も静かに俟ちましょう。
痕の原因と隠蔽
花の柄 何処の地図 階数
行動を…
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
思考を奪う指示、密かな数え
今宵も静かに俟ちましょう。
精密機械へ畳んだ衣装
寄り道の遅刻
自転車を借りる交渉
多勢に無勢…笑止。
白装束の方々との遊戯を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
辛労 霞 気概
今宵も静かに俟ちましょう。
懐へ 心の内 眼前
今宵は此処で、お休みなさい 悪夢を愉しみましょう。
足止めの策略
負荷の増大
紅い画面
今宵も静かに俟ちましょう。
心の何処かで誤りを認めるのを待ち望む腕が…
僅かだが創を憑けた…
迷ってるの…
視てるだけ
避けるだけ
共有してるだけ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
捜し間もなしの拒絶
今宵も静かに俟ちましょう。
捜してるバルコニーから螺旋の非常階段へ
隠し通路の先
忌嫌われた女神たちの棲家へ
礼儀を怠り追放
沈黙のまま
遷し身 悪縁切り 咎絶ち
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
陽射 青空 満天
今宵も静かに俟ちましょう。
無音の静けさは…
悪夢を呼び醒ます
迷い人を惑わす
悪夢を奏で誘い込む
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
揺ぎ無い意志を秘めた人
見極め立ち塞ぐ
今宵も静かに俟ちましょう。
死神と天使と呼ばせ
眼の前に出現
知恵と知識ない偽りの存在
迷路で放置
狭い視野
消える単色
痛みの転がり
鍛えられてない矛、掴む両腕なく
拾われ欲した力で討たれ折れる。
操り糸は凡て曝け出され
焼き祓える
十指は朽果て…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
政の遺跡を修復中…
閉じた扉から漏れた光が眼をミツメル
隠し扉から洩れる蠢く音
今宵も静かに俟ちましょう。
想いが辿り着いた処
遥かな刻の過ち
礼儀心得ない者達
地の底へ旅発ち
置去りの浮れた死の宴
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
眺める刻
今宵も静かに俟ちましょう。
傍観の代償
情報の交感
見護る優しさ
今宵はこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
書籍の封印
今宵も静かに俟ちましょう。
望む景色を想いうかべ散策中
視界を遮る煽られたチラシ
偽りの情報満載の過去の遺物
怪しげな文字列
思考不用の画像
鍵は強い風と破り捨てた先
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
後れる伝書
今宵も静かに俟ちましょう。
新たな舞の囃子
背後の死角へ
黒幕の黒子の許
乱舞を愉しみましょう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
玉の内に秘めたもの
今宵も静かに俟ちましょう。
鉛の樹皮、水銀の果汁
偽りの黄金の果実を摘む
種を探す為に潰し続ける
鍵は拾った数から
潰した個数
堪える刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
珍獣の来客
招きいれた人
今宵も静かに俟ちましょう。
窓から入ろうとした犬と猫…
拒否した貴方
生茂っていた木が鍵
目覚めると寛いでいる獣
招き入れたのは隣の他人
氏名が鍵
容れて貰えなかった珍獣
其れは私の遣い
休憩の刻を…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
積み上げたもの
今宵も静かに俟ちましょう。
時化に備えてきた者達
始動の芽
替わるまでの沈黙を
塞ぐのに足りない…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
結界の淵を覗いた代償?。
繰り返された悪夢…
今宵も静かに俟ちましょう。
老い続ける刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
群れの珍獣
今宵も静かに俟ちましょう。
丸いぬいぐるみ
中身は骨と空気
転がす在るべき処へ
其処に潜んでた…
惑わす為の囁き
選択・判別できる人
毒の雨と血の雨を撒き散らし者
幻想の中で踊り狂う
叫びながら黄泉の途へ
付き従う人々少なし
印を定めに参りましょう
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
静まる波紋…
今宵も静かに俟ちましょう。
一時の休息 遥かな想い 暗雲と月
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
磨ぐ 座禅 閃き
今宵も静かに俟ちましょう。
定まった別れ道
想い描く暮らしの違い顕れ
少数の無能な叛乱
断絶と遠島
心か自然か…択んだ選択は?。
玩具の取り上げ
壊されかけた心を護るため
ゴミ箱からの回収
拙くても修復、無駄にしない教え
悪餓鬼のお仕置き
座敷牢と村十分
新たな鬼退治を…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
好敵手 覗いた者 深淵へ
今宵も静かに俟ちましょう。
年代と容姿が狂ってる友人
否イメージは貴方のレスから
廃墟の工場、天井の数式は鍵の地図
マンガだけの書店…紛れ込んだ古書に…折れた鍵
鍵を無視しても行きたかった処
其処に棲むモノ
平穏な月 仕掛けたからくり 空の吃驚箱
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
裂けた裾
今宵も静かに俟ちましょう。
小さな悩みを増幅
それしかないの?
本陣はいいの?
ミツメル瞳
誕生の前からなら気づかない
疎かな外出
両腕の痺れ
折れない心
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
夢なしの日
今宵も静かに俟ちましょう
何も成さず
言霊の吐け
砕けた土台
覚束無い足取り
最初は一人、総崩れの波紋
不運に残される独り
鳴き声は世界にこだまする
沈黙の月
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の記憶を奪い取る者
今宵も静かに俟ちましょう。
蓄積 溜め 集中
記憶の盗賊
その衣の色は?
紐が縺れた機関車ごっこ
行き先も役割も定まらず
客は引きずり転ばす
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
鋏で斬られは創は
彼の方の断罪
今宵も静かに俟ちましょう
闇途を歩みながら船を
老いて朽ちる根を
実を成す前に断つ為
分けた心達へ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
強風 折れた若木
今宵も静かに俟ちましょう。
コンクリートに生える樹
強風に耐え、謎の折れ
樹木の名が鍵
風は東から
場所は貴方の育った所
だから…在りえない風向き
凪がれの視えぬ月
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
蟲の屍 朽ちたホーム 穢れを掃う
今宵も静かに俟ちましょう。
朽ちたマンションの修復
入った先は異様な姿
見知らぬ蟲の屍の山
相方は作業場の右へ、貴方は闇の左へ
日の当たらない廊下を進んでいった
快適に住めるよう清掃中の親子
廃墟を其の侭で受け入れる家族
本来の持ち主の表札
私は背後の寮の屋上に…
静かに刻を俟ちましょう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
明朝に私の名を呼ぶ声…
今宵も静かに俟ちましょう。
連呼…
性別不明の声…
夢の内でなく現実の方で
呼覚ます音色
今宵も此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
厳重に梱包された心
今宵も静かに俟ちましょう。
隠した心算の舞台裏
音は筒抜け
覗き込まないでも見渡せる
三歩先も考えられない思考で
宴の後の本性曝け出し
二度目はこない永遠に
崩壊の幕を眺めましょう
穢れた膜が剥がれ落ちる
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
焙り出される者
今宵も静かに俟ちましょう。
其の者達には漆黒の闇
血塗れの中、定まらぬ矛先
敵味方解らずに蠢き続ける
堪えきれず叫ぶ
此方の声届かず
影と為る
記して語り受け継ぐ
酒の香り
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
是だけ騒がしい静の月
今宵も静かに俟ちましょう。
備える前の騒乱
割れた卵…内から?外から?
親鳥に摂りつくモノ
血肉を狙う獣
刻を捺し続けた人々
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
定まらない視線
空き巣
拍手の数だけ
今宵も静かに俟ちましょう。
想い願う人
摂取のみのもの
足を摂られながら進む先
最後まで視てる
狭間の夢の戯言を…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
獣達の宴
今宵も静かに俟ちましょう。
舞うもののけ
二本足の獣、我の姿見えず踊り狂う
我の興味で舞の終了
去る先は迷宮
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
連夜の獣の訪問…
今宵も静かに俟ちましょう。
絡みつく糸
注意深く観察して存在を確認
指で引っ掛ける…強靭で食い込む
張り巡らされてるのに
無防備に突き進む
存在を知りながら煽ったり
騙し誘導する
其の者の首には既に無数の糸
傍観者の私も無傷では…
大きな馬…
…私がこどもの姿でした。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
夜 偏った街 無言
今宵も静かに俟ちましょう。
悪意の闇ではなく、日の落ちた夜
闇夜の祭り!?
人が疎らななった後に気づく
片寄った・・。
違和感を感じなかったから表れなかった拒絶
帰宅は間違い。
酷い文書…
休息の刻を。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
内の眠りの中に
囁く呼掛けを俟つ
今宵も静かに俟ちましょう。
夜の夢だと思ってた…最初の頃は。
空を覆ってたのは悪意の霧
星に観えたのは……
想い霧は地上まで降りて
心を凍てつかせる
力なき者も容易に侵入
悪夢は酷なる
空の領域で…
雨も落ちてくる
数多の穴も
陽射はある
語りかけは内へ
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
休息は参夜
今宵も静かに俟ちましょう。
遊び呆ける
刻の浪費の代償知らず
手順を無視した浅墓な創作
流れゆく血に己も雑じってるのに
静の月に怪我人が舞う
息吹き…人ではないものの
今宵は此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
腐敗の牙
今宵も静かに俟ちましょう
欺くもの
役割演じ行方を阻む
鍵を使わせる
見極めようと試みる
曝した姿は
張りぼての牙
演じてた姿
片割れの顔が鍵
代理は今夜まで…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
後れた一人
今宵も静かに俟ちましょう。
語らず行き交う人々
静かに佇み
成り行きを見守る
遅れてる方を俟つ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
晩過ぎた目覚め
今宵も静かに俟ちましょう。
禍を招く者 悲痛 底に浮ぶ月
今宵はこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
此方 離反 奉加
今宵も静かに俟ちましょう。
思いの袖引き
振り返った先は…
左右のどの方角?
灯された塔の数は
周辺を照らしてた?
路に連なってた?
迎えの人相は?
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
雪ぐ雨
今宵も静かに俟ちましょう。
呼び覚まされた混沌の記憶
代償未払いで迷わせられると?
悪意の残り香で様々なものが通過
時折立ち止まる
どちらの思いが優ってたのか
月が替れば…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
さだまらない視点
今宵も静かに俟ちましょう。
悪路 見知らぬ地 新月
今宵は霧雨、お休みなさい 酔い夢を。
何時もの席 静かな時の和がれ 閉店前
今宵も静かに俟ちましょう
志の凪がれ
無風が微風に
掃う嵐へ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
渦の回転はどっちだった?
今宵も静かに俟ちましょう。
洗面器の内は反時計回り
溢れ出た床では時計回り…
彷徨う心
導かれた隙間
望んだ世界
護る為の人柱
感謝の心?
寂れたセカイ
精練の為
瓦礫の廃墟
片隅で積み上げる心
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
蒼白い影
今宵も静かに俟ちましょう。
バルコニーへ続く階段を駆ける犬と飼い主。
ガラス扉を内から叩く影
発光した主は扉を壊し外界へ
畏れ慄き其れから逃げ出す
竦んだ足で飛び降りた
囮となる為に自ら駆け出した…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
騒々しい静けさが終わる月
今宵も静かに俟ちましょう。
あえて語る事柄なし
次の月は誕生の月
躍動 機能不全 公然の秘密
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
欠け始め
今宵も静かに俟ちましょう。
偲ぶ方 忍ぶ人 臨む刻
今宵も惟だけ…お休みなさい 酔い夢を。
静かな工房
今宵も静かに俟ちましょう。
息吹きの造形
硝子ではなく宝石
在りえない誕生石
煌びやかな膜
兆戦し続ける職人
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
縁の月
今宵も静かに俟ちましょう。
彼の者共に同じ報いを…
蘇る悪夢へ
繋がった腐れ縁を
鎖がみえぬヒト
鼓動は聴こえる?
脈は?
痛みからの暴力
立てたとき定まった扉
二度と変わらない
こじ開ければ崩壊
錆付いた鍵穴と蝶番
歪んだ城と運命を共に
巨大な影が本態
飼い馴らせない鳥
突付かれ踏み潰され
戦く人々
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
影の成果 衆目の果実
今宵も静かに俟ちましょう。
先払いの代償
左中指 トマラナイ咳 心の記憶
倒れた者達の綱引き
撒き散らす罵声
奪い取られた時間
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
雷鳴 滴る汗 視線
今宵も静かに俟ちましょう。
もし同調してるのなら
体調を崩してる?
足掻きに撒きこまれぬ様、静観を。
心達の帰還と祝福を
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
今宵三度の旅立ち
今宵も静かに俟ちましょう。
腕の数 指の数 空いてる手
今宵はこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
御忍びの訪問へ
今宵も静かに俟ちましょ。
眺めの良い指定席へ
…幻聴!?
繰り返してる…
消滅?
…今一度
捉えきりたい
今宵もここで、悪夢を愉しみましょう。
迷子と方向音痴
今宵も静かに俟ちましょう。
9時頃…
背中…紅いシャツを羽織る
細かい花柄の壁…
入り込む影、出てくる頭部
外の世界との繋がり痛みの箇所
謀略の治療
切り刻んだ跡に残った罪…穢す喜び
逃走の背後
奪い尽くされた故郷
決意を…気高き心
今宵もここで、お休みなさい 酔い夢を。
繋がった縁を頼り都へ
今宵も静かに俟ちましょう。
表裏…時間は8分の1以下
認識の拡散は数倍
文字を追い求める者
一人彷徨い始め
絡め捕られる
今宵もここで、お休みなさい 酔い夢を。
騒がしい来客の前から逃避
今宵も静かに俟ちましょう。
印刷できない情景
滲んだ数枚の紙
枚数は?
写りこんだ人物
其処には存在しない筈の他人
他の写真を探すのを妨害する上階
騒がしく降りてきた人
乱入してきた人達
住宅街を縫う巨体
逃げ出した起点を背後から眺める
細工しながらの終点への散策
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
狭い屋敷の商店を彷徨う
今宵も静かに俟ちましょう。
必要ない軽自動車
古い型の自転車
消えた商品棚
欲しい物は隠されてた
捜すほど迷い込む
師を探す
未熟な心を導く方を
穢れた大地を共に清める人達を
受け継ぐ出逢いを求め
詩の様に
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙と瞬き
今宵も静かに俟ちましょう。
招待状を待つ
配達される事がない主への
7日前に届く…そのカードを
無断侵入は諦め
裏門からでも往く
見届ける為に
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
静かな朝を
今宵も静かに俟ちましょう。
石膏の枯木
崩れた枯葉
白い雨
変り果てた庭を眺めてた
咽を焼く
音とともに噴出す紅い水
枯木の姿は?
爪を裁てた
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
礼儀作法の掟
今宵も静かに俟ちましょう。
歪んだテーブルに並んだ料理
殺意を秘めた主人
一方的な試合
水溜りに這い蹲る少女
登山の頂上付近
車道は無いのに駐車場
惑わされる
屋敷の前…
興味なく通り過ぎた
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
道標の方は其処に
今宵も静かに俟ちましょう。
縁が在るかの例
星を包む願いを
秤の先は…
今宵はこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
口は欺けても
行動は曝け出される
今宵も静かに俟ちましょう。
本能の赴くまま
失いながら光を求め
幻覚の途を彷徨い
孤独の終焉へ
闇の中騒いだ
己の山彦に慄き
深遠へ逝く
消失してゆく力
其れも受け継ぐ
行使する前に
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
背後に佇むもの
今宵も静かに俟ちましょう
意識だけ先に往き
背後の屍は誰?
斬れなかったから一覧托生
袋小路への突入
落ちた一角
自称優勝候補
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
存在に気づき
興味をもった童
知られた理
秘密ねと合図
今宵も静かに俟ちましょう。
想い浅ければ成しえない
深い想いは惹かれる
知り合いの領域に迷い込む
驚く素顔と立てた指
重なる領域に私の箱
中身を伺う貴女
誤った近道
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
右手の中の託された物
今宵も静かに俟ちましょう。
想い起こして…
柵の鎖 隠さない疑心暗鬼 己のみ
誤魔化せない本心を周知され
繋がった業から足掻き蠢く
運を使果した賭け
相手は思い庇ってた
其方の価値は幻
掲げた宝物はガラクタ
懐には硝子球
己の姿を知りなさい
半身の魔物を抱えたまま…
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
是が幻影を映す靄
気づかない危機
今宵も静かに俟ちましょう。
推しあいと
惹きあい
錯誤の代償
塞ぐ為の呪
変わらぬ思い
一粒の欠片
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
択んだ後の世界
両方の悪夢を鮮明に…
今宵も静かに俟ちましょう。
何を望んで往く
知らされてない思い
覆われてる霧
晴渡る先
其処に住まう者
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
海上と地上の違い
揺れと風
今宵も静かに俟ちましょう
別けた意志
秘めた心
観てるだけ
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
夫々の想いと思惑
今宵も静かに俟ちましょう。
痛みは私
苦衷は貴方
心の鎖
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
みえないもの
無念が纏わり憑く
今宵も静かに俟ちましょう。
奴等の足掻き!?
迫る執念に軽い獲物を携え
囮となり立去る
青白い硝子の砦で迎え撃つ
幼い稚児の双頭
罠はどちらに…
背後から伸ばす時
狼煙と同時に
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
虚ろなペット
今宵も静かに俟ちましょう
ぬいぐるみ如き
瞳は私の目を外さない
上下に揺すっても
荷台に載せられ離れて行く時も
損失を嘆く芸人
人形の傍らで懇願
尋ねられ
呼ばれる前に
ナノラレル
始動…。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
手離せない心の闇
秘めた意志で排除
今宵も静かに俟ちましょう。
誘い込まれた会議室
同じ姿の三人
ホワイトボードに記された文字列
其れが鍵
一人目はどこを怪我した?
二人目の狙われた位置は?
三人目が潜んでたところは?
答えが鍵の錆とり方法
観てたんでしょう彼方達は…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
半身が連夜観てる夢…
意識しない様に
今宵も静かに俟ちましょう。
導いた先は悪夢の現実化
恐れ戦き引くこと敵わず
従者達は幻
時を遡る逆の途
積み重ねた業が降懸る
懐の珠を落しながら
変わらぬ日常
景色は未来を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙と傍観
今宵も静かに俟ちましょう。
思い包み抱く
享けつけず堕ちる点
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
追われてる貴女
私の不慣れな衣装を眺め微笑む
今宵も静かに俟ちましょう
砂浜に倒れ込むこども達
いきてはいない
しんでもいない
俟っている迎を…
異質な海の家には
儚い賑いが
紛い物を夢中で選ぶ
背を向けた一人
四方の残り
温かみのない感触
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
熱帯夜の忘却
今宵も静かに俟ちましょう。
渦の中 忍び足 掛け声
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
礼儀の心得、無作法の思考
今宵も静かに俟ちましょう。
母親の分も付けられたとき
つり銭は様々な時代の硬貨
仲間外れ…其れが鍵
遊技場
数多にある隠し通路
壱つ除いて凡て罠
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
惑わされず本陣へ
今宵も静かに俟ちましょう。
心の映し身
臨むまま想うまま
膝を立てたちあがる
見据えたまま
孤独ではないのだから
護る想い
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
印は針
彷徨う針
心で揺れる
今宵も静かに俟ちましょう。
癒せない痛みは思いの願い
息吹の微風が掃う言霊
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
今宵も静かに俟ちましょう。
避難所引越しの為、避難所のレスを此処に貼ります。
御容赦を。
1 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/03(火) 22:17:10 .psmTUA20
悪夢を語る夜もあります。
読まれる方は自己責任で…。
今宵も静かに俟ちましょう。
2 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/04(水) 22:49:56 .psmTUA20
失った六日を
日を改めて綴ります
お休みなさい、酔い夢を。
3 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/05(木) 20:42:26 .psmTUA20
壱拾月弐拾九日
漆黒の霧、悪意の霧に呑まれた街
侵された子達の粗暴な振る舞い
個々を祓う貴方
元凶を絶ちたい私
宿る心が……
今宵からは此処でも俟ちましょう。
4 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k 投稿日: 2009/11/06(金) 22:40:41 .psmTUA20
壱拾月参拾日
悪夢を潰していた日々
思いを伝え導く
償わせるための殺掠
消えない希望の火種を消去る為の闇の日々
絶ちきるための悪夢
淫らな悪意の結晶は元凶へ
5 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/07(土) 22:45:49 .psmTUA20
毎夜同じIDですね?。
変化は必要。
壱拾月参拾壱日
観えない大地のうねり
山彦の応え
幾人が聴き取れた
信頼の無い紙切れを喜ぶ
7 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/08(日) 22:40:32 .psmTUA20
途中送信してしまいました。
壱拾壱月壱日
唸る響き
貴方のみに聴こえてる
何を求め、無視したの
8 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/09(月) 22:51:56 .psmTUA20
壱拾壱月二日
上書される夢
無駄なのに…
足掻くほど魂に絡みつくのに
其の結末は彼方達の代償
9 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/10(火) 22:32:14 .psmTUA20
壱拾壱月三日
明日から
往く…。
10 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/11(水) 22:32:18 .psmTUA20
幻惑の古木の卑しい根
惑わし呪い吐く
己の呪いで死期を早め
心の醜さを曝け出す
幻惑の霧に隠され
本性暴かれるとき
冷徹な決断で縁を絶つ
11 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/12(木) 22:29:50 .psmTUA20
根に貫かれた操り人形
騙し、欺き、強迫
獲物を飼う
欺瞞の霧、滅され
消え去る前にも足掻き続け
悪行が暴かれる
12 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/13(金) 22:22:51 .psmTUA20
狂気を吐く偽善者
壊れ、崩壊の止まらない思考
独り叫び続ける…何処にも届かない言霊
過去の業が湧き溢れたのも認めず
書に狂人と記される
13 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/14(土) 22:26:00 .psmTUA20
うたた寝で夢を見てはいけない
直ぐに起きてしまうから
特異な夢だったら、断裂するよ…。
別れた片割れは、何処かで迷子。
14 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/15(日) 23:08:44 .psmTUA20
突き進む…
何も思考せず…
初手は奈落へ。
15 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/16(月) 22:43:46 .psmTUA20
血を呼び込むのを自覚しない
愚かな者たち
過ちを認めないでしょう
独り闇に沈もうとも
16 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/17(火) 22:49:31 .psmTUA20
悪意を吐き続けた者達の末路を
知恵を貸した者
力を貸した者
金を貸した者
情報を操作した者
供に滅び行く様を見守りましょう。
17 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/18(水) 22:32:28 .psmTUA20
幽かな気配と
永い半身の不在
18 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/19(木) 22:23:20 .psmTUA20
崩壊の刻
再生?否…誕生の創造。
汚された魂の転生
19 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/20(金) 22:45:32 .psmTUA20
犬は貴方の光を奪おうとしてた
夜道を行かせない為?
歩道の呪文を踏ませる為?
貴方は最後
先頭のご老人に不審は感じなかったの?
犬が吼えていた時、沈黙の時。
20 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/21(土) 22:50:07 .psmTUA20
其処へは弐度目
荒された後書
雨を俟ちましょう
土流となり、流れる様を
21 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/22(日) 22:46:52 sfZZpOSo0
貴方が忌嫌う事を否、沈黙…
希望と願いより、冷徹な現実が眼下に繰り広げられる
過去から語る綴られて来た途
22 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/23(月) 22:27:30 Q5vUuwns0
避難所の筈だったのに
毎夜のレス…
囚われてはいないようですが…
悪意を持ち他人に入り込む人たちもいる…
暫しの様子見を…
23 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/24(火) 22:45:34 ZVPooM.Y0
公演者達をを傍観させて
観客と乱入した通行人との乱闘
受け継いだ魂の覚醒
暴徒の処分と追放
粛々と幕は再び上がる、乱される前に
24 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/25(水) 22:46:11 4BLDYLms0
慾塗れの烏合の衆
堕落の鎖に繋がれながら
各々四方へ歩みだす
幻を追いながら
因果を絶ち
絆の陽が昇る
残った悪意を完全に祓うために
25 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/26(木) 22:23:36 5nR8irL20
ループする夢の終わらせ方は簡単
捜せばいいの、探せばよいの、ミツカルカラ。
此処に来なければ終わり…ソレダケ。
26 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/27(金) 22:42:17 QNsMLNUc0
思考が凝り固まり本心のみ語り
嘘を吐くこと叶わず
虚偽の言霊は己のみを蝕み命を削る
淫らな夢は破れさる
27 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/28(土) 22:49:05 3CT8n0HI0
別れた心を御霊と言った
或る所に、置いてきぼりの心の欠片
単純な受け答えのみの幼い心の遷し身
刻を解かれるのはどちら?。
28 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/29(日) 22:38:06 IJd0aa8.0
鎮まれ心
怒りに惹かれないように…
30 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/11/30(月) 22:34:32 o3ov/PYY0
今宵は語るの已めましょう
31 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/01(火) 22:45:39 TNSm7dH.0
生易しくない自然との共存
偽りの共存を唱える、異文化と?ありえないこと…同じ地で。
核は討ちあがった
拡散された悪意は総べて其処へ
堕ちる日は遠くない
32 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/02(水) 22:30:08 SDL1jGQ60
石化した悪夢の欠片
拾いあげるも、儚く砕け散る
持ち主の断末魔を残し
…此処までの様、続はまたの機会に。
33 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/03(木) 22:30:16 j1NpRsuQ0
両手で掴んだ絆は経ち切れることなし
両手の其々の絆は相手次第
複数を抱える絆は抜け落ちるのみ
縛り付ければ一蓮托生
34 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/04(金) 22:50:34 IiWR9hrA0
絆…否、其れは妖しげな糸
絡め、生気を奪う
眼眩んだ人々の過ち
導いた災いの、記した物・幻覚の波・操作されし人
朽ちて看取るものなし
35 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/05(土) 22:31:51 vAKLJS4A0
迷路を歩む
何時しか気付く
設計者は誰なのかと
兄と競い
容易く看破された己の図
解けず迷い、破り去った兄上の
壁の亀裂を眺めて
36 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/06(日) 22:41:24 3OZiV48o0
刻を粗末にする愚かな為政者たち
深淵の悪意を垣間見て、恐れ戦き散る
其れがその地の崩壊の起爆
37 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/07(月) 22:40:52 uPBZTWIc0
思惑は叶わず
貪欲な謀り事の代償は先を絶ちきり根が枯れる
大地の警告を無理解
撒いた種に苦しむ様を理解しない
滅びはそなた達の欲望
悪意の霧に穢されて無い僅かな人
38 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/08(火) 22:48:19 Pka45caE0
冷徹な血
死者の尊厳
気高き誇り
39 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/09(水) 22:36:36 /awHvutQ0
断末魔の咆哮を掻き消す大地の怒号と血
鳴り止まない叫びは営みを止まらせる
姦計は破綻し身一つで逃げ出す為政者
‥越えた嘲笑う者達には消え往く世界へ
心の絆か粗暴な力の選択
自然の一部、共に往ける民のみ。
40 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/10(木) 22:30:58 kGLzGhWQ0
こどもの頃に当り前に存在してた物が無い世界
何一つも…
共有の夢の記憶が支えの世界
認めない…
宝の鍵の開放
土台の積み替え
別れの世界
逢えない世界…
41 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/11(金) 22:37:46 VwSHejtc0
貴方が見た私は月の満ち欠けに逢わせ彷徨っていました…
42 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/12(土) 22:13:47 CH.K7z7E0
様々な掲示板で…
43 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/13(日) 23:01:40 DXmAHjb20
嘶け…
44 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/14(月) 22:41:04 3D8QLLcY0
雲の糸を視つけられるのは
破滅への行軍の従者達の誰?
其の糸は切れた絆
取戻せる人は幾人?
欺いた民衆を救える?
刻は余裕なし
45 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/15(火) 22:35:55 sLof8r8k0
選べぬ絆…螺旋の命
選択の絆‥心の目で
偽りの絆、アナタの足から愚者の手の数多の鎖
46 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/15(火) 22:37:53 sLof8r8k0
誰?。
気のせい…。
47 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/16(水) 22:51:08 .o0OWNns0
気づかない切傷
涸れた血が錯覚を誘う
呼び込んだ悪夢の想い
延々と続いた悪夢の選択
今を選んだ
48 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/17(木) 22:31:16 wo5X8yFc0
生命の灯火
焔の終焉が絆の断裂では在らず
互いの足元を照らし援けた日々
49 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/17(木) 22:42:46 wo5X8yFc0
踊り狂う操り人形
断裂した糸に巻かれ此方をミツメル
語らない…
自己の意志で動いていなかったこと悟る人形
黒子を探す…
動けないのに。
50 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/18(金) 22:39:12 7SU2L4/M0
夢でみた、強い願いを叶える神様の話
結末は…。
現実だったらカオスを招く
個々の願いを叶えるなら…どうなるんでしょう?
オモイダシタクナイ。
51 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/19(土) 22:43:14 A4LcuYbo0
警告はした…
愚か者の行く末は…
乱の暴走へ、結末を享けいれず
他人を呪い退路を断つ
穏やかな暮らしは過去へ
52 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/20(日) 22:45:17 6mNPoZck0
源流への通過点
権力の亡者は耐えられるの
純粋な結晶に…想い念に。
衆人の前での終焉
空席を巡る崩壊への騒乱
脈打つことはない…。
53 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/21(月) 22:43:15 qBUIDQ5g0
狂気を呼覚ました責任を
悪意を煽った償いを
三度目の前に処刑を
最後に何を記す
54 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/22(火) 22:28:19 lV1HLVBI0
優しい熱さと抉る牙の痛み
涸れた涙は誰の
粉砕された悪夢
55 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/23(水) 22:30:09 wNQDJqWU0
席順を気にしない人
重要性を認識しない人々
拒否は権利、拒絶も可。
一歩惹いて、周辺ではなく全てを、過去も含め…。
56 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/24(木) 22:40:26 xH8DyMcY0
此方でも戯事を…
今宵23時に想ってくれた方を…
57 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/24(木) 23:04:08 xH8DyMcY0
眼前で待つ瞳
胡坐の人
部屋の外へ
此処まで…。
58 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/25(金) 22:08:05 N2ktiXeo0
想い動かない躰
視点が定まらず
彷徨う傀儡の指導者
棲み分けかあの二択か
59 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/26(土) 22:19:14 hSteQtco0
堕落に誘う悪夢
因縁の誘い
訣別を
60 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/27(日) 22:48:23 KaI4HrkY0
明日からは別の思いを…
61 名前: 心孔偽 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/28(月) 22:29:37 uPaEuu6.0
今夜は休息。
62 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/29(火) 22:27:00 sIV4PuTY0
凪がれる日々
自然の周波数に合わせた暮らし
畏れるも変わらない習慣
共にあゆんで来たのだから
63 名前: [sage] 投稿日: 2009/12/30(水) 22:45:23 XMaLPvSI0
享けいれる不便の往き様
恐怖を越えた笑顔の営み
新たな四季
64 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/30(水) 22:47:23 XMaLPvSI0
あらら…
疲れてるようですね。
休息を。
65 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2009/12/31(木) 22:16:01 /kMWBx4A0
修羅場の会談
多勢に無勢と嘆く、この地の何処にも響かぬ声で。
信頼を得て、周知された法と罰
66 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/01(金) 22:34:05 JIHoecrw0
迷い訪問してしまったの
私を驚いて見つめる三人
静かに去るのみ
裏表の逆…
67 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/02(土) 22:22:31 9yLcNKkk0
気付きなさい足元を…
彼方達の掴んでる物は何?…
歩んできた道を振り返って…
あと僅かでも動けは、往くも退くも地獄。
68 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/03(日) 22:15:19 qEJwCKsw0
責任を曖昧に
悪事の謀議
知らぬは当人のみ
存在しない基礎
建築時から歪んだ理想
静かな退去
69 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/04(月) 22:33:03 d8clpB9k0
安らぎの言霊は護りの調
明確にみえるとき
揺ぎ無い遺志が宿る
70 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/05(火) 22:34:57 /VZ17oUk0
みつめ逢った時
言霊はない…
振り返る事も…
まだ先の過去を信じて…
71 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/06(水) 22:25:30 KdsYr3hw0
秘めた闘志
ひとつ・ひとつ、解れた糸を…
寄せて耐える
夜明け前の闇
72 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/07(木) 20:44:57 MYDg/QNw0
今宵は此方で…。
静かな刻と舞を
今宵も静かに俟ちましょう。
73 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/07(木) 22:17:34 MYDg/QNw0
見極めてる心裏を
辿って行く、知らしめる為に
関わり合いの在る者総てに降懸る
加護なき者の成れの果てを周知する為に
74 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/07(木) 22:23:47 MYDg/QNw0
欺けず
逃げられず
身代わり効かず…
堕ちて逝く魂
75 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/07(木) 22:25:38 MYDg/QNw0
呪の波紋
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
76 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/08(金) 20:38:59 Xv/T.T9A0
異形の蛇 名のない国士 二人の教師
今宵も静に俟ちましょう。
77 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/08(金) 22:19:14 Xv/T.T9A0
足掻く…底無し沼で…
囚われてるのに…
78 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/08(金) 22:27:17 Xv/T.T9A0
侵入も繋がりもない悪夢
自然の一部を奪うこと叶わず
奪える物ではないのに…悪夢をみてる
嫉妬からの略奪
79 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/08(金) 22:30:14 Xv/T.T9A0
何処でもかわらない往き方を
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
80 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/09(土) 20:31:44 .EiKKjHM0
醒めぬ悪夢、心の根から呼込む
触れては為らぬ、立入った者達への罰
発した言霊と行使した行為は死罪
悪夢の種を…眠る人へ
萌芽の先は心しだい…
凍てつく笑顔…
散る微笑み…
とまらぬ涙、苦笑…
人災の猛暑、泣笑…
君が代のように、かわらない世界へ
81 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/09(土) 22:16:25 .EiKKjHM0
炎の河と清流
森林の病んだ樹木を打倒す岩石
不可思議な放射線
大地の拒絶、沖合までの咆哮
呑み込む泡、拒絶の灰
82 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/09(土) 22:19:11 .EiKKjHM0
認めたくない悪夢の片割
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
83 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/10(日) 20:26:43 8OLxgEk60
偽りの七人
記憶の改竄
消された名
今宵も静に俟ちましょう。
84 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/10(日) 22:09:14 8OLxgEk60
新手?
独りと対峙、残りに囲まれる…
愉しい化かし合い
変わらぬ、或時期を攻める…
今宵は私からも、搦め手を。
今宵はここで、悪夢を愉しみましょう 酔い夢を。
85 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/11(月) 20:32:52 IC3kWC.g0
夜間の校舎、目的の三階へ
配電盤を弄る人、私に気付く
灯りを待ち、構わず探す…其処を
今宵も静かに俟ちましょう。
86 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/11(月) 22:15:10 IC3kWC.g0
本音しか吐き出せず
可笑しな口調と指摘されない
己のみを焦がし続ける
偽りの楽園の悪夢から目覚める様
寝ぼけている人、眠りにつく人に囁き始める
魘されてる人を、生気を奪われる前に…おはようと
87 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/11(月) 22:22:14 IC3kWC.g0
悪意の思いは、在るべき所へ
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
88 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/12(火) 20:30:24 EEehAQR.0
平穏な日常まで戻された…
今宵も静かに俟ちましょう。
89 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/12(火) 22:08:36 EEehAQR.0
三人ではない…独り
器用にコロコロ替えてる
水面下は…
90 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/12(火) 22:20:17 EEehAQR.0
思惑に押し潰される人形
第参の途は啓ける?
歪みを見極められない人々
今宵はここまで、お休みなさい 酔い夢を。
91 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/14(木) 20:37:41 xGFKUgr60
醜い足掻き 自然の斥候 不可領域
今宵も静かに俟ちましょう。
92 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/14(木) 22:19:57 xGFKUgr60
昆虫の影
人影に突き進む
無色な時間
93 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/14(木) 22:27:52 xGFKUgr60
崩壊への加速、思考は置去りに…
揺ぎ無いものが安住
脅える、何を…曝される現実と過去に?。
静かに歩む者の足元を護る為
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
94 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/15(金) 20:33:17 tLAg4.zE0
青葉の儘枯れ落ち、根は離れ、幹は割れる。
今宵も静に俟ちましょう。
95 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/15(金) 22:20:21 tLAg4.zE0
振子の様に…
揺れの幅は違えど…
揃う方向…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
96 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/17(日) 22:19:58 v3YKTYec0
思いの本能、享けとめ
厳しさを笑顔で…
ゆっくり取り戻して行く
旭をみつめて
97 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/18(月) 22:24:19 9Z4QBhjw0
火種抱えての見送り
暖かく癒すか刃を剥くか
看てるだけしか叶わず
98 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/19(火) 22:17:23 3m4FXX3w0
無意識の領域
見守った日々
覚悟。
99 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/20(水) 22:29:24 slGZYDn20
道は必ず在ります
可能な限り構築した線で…
みつけて。
100 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/21(木) 22:23:09 BAOcOgBI0
螺旋の中を流れ往く思い
言霊で繋がる絆
これからも。
101 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/23(土) 22:20:38 Yixo1YR20
違う!?。
何処かが!?。
善い方への流なら。
102 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/24(日) 22:26:46 z4MQTkto0
無辜の包容力と血の冷徹
どちらに往く
落ちた雫は何色
103 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/01/26(火) 22:21:18
始動、意志の鼓動
何処へ…
105 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/03/01(月) 22:16:24
螺旋の集落
建て直し中の想い
無人の放送局
廃墟で蠢くもの
バス車内での廻る五百円硬貨
引き抜く者と披露する者
今宵はここで、お休みなさい 酔い夢を。
106 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/03/02(火) 22:12:32
迫る腕、見覚えのある人
付き従う人達
かわし横へ往く
107 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/03/02(火) 22:20:23
受継ぐ思いの絆
其の地で共に時を過す絆
絶ち切らんと企てる者
矛は己へ
108 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/03/02(火) 22:26:48
右腕の白き者達へ
次は容赦しません
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
109 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/12(月) 20:24:43
雨宿り 濡れて俯く者 白い蜥蜴
今宵も静かに俟ちましょう。
110 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/12(月) 22:05:22
規制は解除されてますが…
今宵は此の侭、此処で。
111 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/12(月) 22:15:03
小さな、微小な力で変えたまだ観ぬ刻
悪夢への流れを反らす為
礫をぶつけ、砂利を撒いた
芽を庇い、大木を苗のうちに掃った
帰られることを信じて
今宵は此処で…お休みなさい 酔い夢を。
112 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/20(火) 20:33:47
ひとつひとつ、拾いあげる割れた小石
砕いて流水へ
今宵も静かに俟ちましょう。
113 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/20(火) 22:23:16
月の替わる前の波乱…
警告さえない者…
足元も視えず
無い道を目指し
其処へ沈んで行く
私は観てるだけ…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
114 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/21(水) 20:31:52
来訪者の方々…
寄り道の自転車
佇んで待っていた人
連れ添う貴女
六つの紅い鍵
確かに請けとりました。
今宵も静かに俟ちましょう。
115 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/21(水) 22:17:03
聴こえてこない叫び声
地面に彫った歪な文字、持つた枝は?。
鍵は二つ
学芸会、主役を演じられない坊ちゃん
追い掃われたこどもたち、その椅子狙う
業の事故病気で先に去る
残った観客、舞台に曳きだされる
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
116 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/24(土) 20:26:40
沈黙
今宵も静かに俟ちましょう
117 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/24(土) 22:17:40
思いと誇り在る人達
妄想と歪んだ思想の者供
引き摺られる民
呪縛を絶ちきり己の途へ
118 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/24(土) 22:19:57
某処での死の言霊のレス
互いに影響はないでしょう。
思いは此処へ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
119 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/25(日) 20:37:35
来訪者だった?
仲裁の為の会談 時間切れ 奥の手
今宵も静かに俟ちましょう。
120 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/25(日) 22:11:42
語る刻なし
今宵は此れだけ、お休みなさい 酔い夢を。
121 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/26(月) 20:29:55
宴会場の端 閉ざされた瞳 笑
今宵も静かに俟ちましょう
122 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/04/26(月) 22:18:48
踏み荒された種火
陶酔の宴と秘めた闘志
三幕の為に舞台裏の訪問
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
123 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/05/07(金) 21:02:51
過去と未来の娘たち
今宵も静かに俟ちましょう。
124 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/05/07(金) 22:16:55
なぞる途…
今宵は惟だけ、おやすみなさい 酔い夢を。
125 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/01(木) 20:14:40 VIMZXEso0
準備を早めた方が賢明?
今宵も静かに俟ちましょう。
126 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/01(木) 22:11:16 VIMZXEso0
自由な刻に書き止めれるよう
要した所へ
整い次第に参りましょう
127 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/01(木) 22:20:02 VIMZXEso0
風の音色 虫の詩 落ちた青葉
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
128 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/02(金) 20:15:40 8d4IXop60
思いの習練
真昼の目覚め
今宵も静かに俟ちましょう。
129 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/02(金) 22:08:03 8d4IXop60
不可思議な位置
背景が浮かぶのを待つ
思いの友の帰る波
包み込む想いで
その日を迎える
今宵は惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
130 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/03(土) 20:20:56 /KsNJ02U0
打ち砕くための波状の凪がれ
摘む為の参度の鈴
今宵も静かに俟ちましょう。
131 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/03(土) 22:13:29 /KsNJ02U0
空回りのこぶし
小さな世界の共有
大きく映しだし足元から崩れる
迷いを払う、友からの言霊
這い蹲る虚ろな落書
想いは239…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
132 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/04(日) 20:23:11 J29ywTP.0
幽閉された世界
今宵も静かに俟ちましょう。
133 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/04(日) 22:11:07 J29ywTP.0
七日の願い
願うは己の途?世の流れ?
今宵は此処でお休みなさい 酔い夢を。
134 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/05(月) 20:16:40 rzfjlUjY0
問い続ける事
今宵も静かに俟ちましょう。
135 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/05(月) 22:20:11 rzfjlUjY0
静かに隙を…
其の日の眠りを俟ちましょう
どちらの雫が零れ様とも
仕掛けた歯車は停まらない
其れが選択だから
老化は急かした代償
其の重みを背負うことも叶わず
珠は落ち砕ける
其れは硝子の破片
今宵も此処まで、お休みなさい 酔い夢を
136 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/06(火) 20:17:43 s9GQiYDI0
印を授けて廻りましょう
今宵も静かに俟ちましょう。
137 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/06(火) 22:11:22 s9GQiYDI0
刺さった幾つかの棘
登る途中に気づかず
下山中の痛みで滑降
喚き散らし思考を働かせず
しゃがみ込む
天候如何に?
道連れか…
佇んで観ていただけ
意識されない様に
途切れた瞬間そっと忍び寄る
触れて印を
道標を
毒にも薬にもなるソレ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
138 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/07(水) 20:21:41 t7ify2mM0
耕作されてない田畑
茂る杉林
寂れた農道を歩く
其処の箇所、幅数メートル
耳元での羽音、警告鳴き
何度も往復し捜した…
聴こえなくなる中心を
今宵も静かに俟ちましょう。
139 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/07(水) 22:15:43 t7ify2mM0
思う侭隠さず語り
本心を曝け出し語り尽す
偽れず誤魔化せず
何処を
夢か現実化の悪夢か
引寄せられる結末へ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
140 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/08(木) 20:16:40 sqPZXRkY0
祝賀会場 片寄る出席者 私のグラス
今宵も静かに俟ちましょう。
141 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/08(木) 22:08:03 sqPZXRkY0
幾度も掏り返られたグラス
誰にも解らない行方
空のままでは永遠に不明
注ぎ込むのは?
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
142 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/09(金) 20:19:10 4GRD6EkU0
続く選択と終幕
二章へ跳ぶか三幕へか
今宵も静かに俟ちましょう
143 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/09(金) 22:17:10 4GRD6EkU0
心に付けて回った印
護るもの
巣繰るもの
畏れるもの
堕ちるのは…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
144 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/11(日) 22:08:31 9Ad26h1k0
連投規制されましたので此方に。
沈黙 看取り 抜刀
今宵はこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
145 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/12(月) 22:06:44 84ogMZo20
規制の障壁…重い壱拾弐枚
侮蔑の怒り
切取られた形跡
偽りの知人
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
146 名前: 心の雫 ◆Jlo/Gaa/.k [sage] 投稿日: 2010/07/13(火) 22:04:14 EPlLHUCA0
明後日には貼り終えるでしょう
継続 恩 誓
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
…避難所のレスは此処まで
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の淵
今宵は刻無、お休みなさい 酔い夢を。
遷し身の心数多に駆回る
記憶の欠片拾う日々
今宵も静かに俟ちましょう。
遇わせた心は誰の心
童心に帰った心を眺め
慣れた視線をうけながら
降る欠片を俟つ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の隙を窺う存在
其れを眺める…
今宵も静かに俟ちましょう。
変わらぬ上辺だけ
参るなら近辺で見極めましょう
相応しい姿で
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
分裂は容易く
拠点での融合は困難
今宵も静かに俟ちましょう。
砂地に灌いだ悪夢
結晶の塔
蠢く敗れた夢
偽った管理人
今宵もここで、お休みなさい 酔い夢を。
為す前の凋落
言葉遊びが終わり
老いた現実
今宵も静かに俟ちましょう。
避難所が引越した処
此処に記すのを忘れてました。
其処は呟くところ
部屋の模様替えもまだです。
験される試練
誰を?
前後の比較を
隠しきれない事柄
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
毎夜彷徨う泣虫
今宵も静かに俟ちましょう。
感知しない爆音
唸る排気口
消えた非常灯
今宵もこれだけ…お休みなさい 酔い夢を。
隙を衝く
其処は虚無
地を這う
朽ちた四肢
別れた舌から搾り出される苦痛
足掻く…
今宵も静かに俟ちましょう。
迷走 背中の張り紙 滴る水銀
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
整頓の為の沈黙
今宵も静かに俟ちましょう。
語りを阻む夜
月も落ち風は止む
未明の旭が記憶を消す
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
電話の託 落ちた歯 墓地の散策
今宵も静かに俟ちましょう。
知っていた声
会話内容は秘密
産み落とされた親知らず
誘われた知らない、聞いたこともない地名
次は向かっているでしょう…同行は誰と誰
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
黒牛 現れない引取り手 捕食者の視点
今宵も静かに俟ちましょう。
失った刻
変化 正体 仕草
咥えて運んだもの
確認後、其れは駆け回る
留まらせる為の罠
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
微笑 冷笑 泣笑
今宵も静かに俟ちましょう。
彷徨い繰り帰す
観察される貴方
解れた先を求め
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
闇を焼く日照り 拡散された雲 記憶の修練
今宵も静かに俟ちましょう。
背後にいた気配を絶って
仕草を待っていた
あのあいずを
振り返った視線を遅らせて
足元に置かれてる筈だった
最後の鍵は
駆けていった人
其の手に握るものは?
今宵もここで、お休みなさい 酔い夢を。
三度重ねる時
過ぎた記憶の別視点を
今宵も静かに俟ちましょう。
這いずる陰
何を求め?
どちら側の想いが縁り深いか
淵まで覗けば…
ミテルダケ
今宵も此処で、お休みなさ 酔い夢を。
先回りの為の散策
今宵も静かに俟ちましょう。
略奪者の乗ってた車種は?
徒歩での近道
鍵は途中の・・・の裏
観察力ないと気づかない…
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
想いを妨げる睡魔
未明までの闘争
放物線を描く光の矢
今宵も静かに俟ちましょう。
夢の上書き
相反する思惑
抜け殻
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
被われた殻を破る
行届く思い
狎れの果てへ
今宵も静かに俟ちましょう。
足元の鳴声
靴裏の違和感
揺れる街灯
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙 環視 囮
今宵も静かに俟ちましょう。
願望、曝け出された本心の叫びは断末魔に
その響きは地を這いずり回る遅い号砲
双方に潜んでいた萌芽の開始
悪夢の現実化はならず。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
小さきもの
穢れない白
跳ね回り横着武人
両手の中へ
覗き込んでは駄目
ソレは宿主を探してるから
今宵も静かに俟ちましょう
其れは人の形
性別容姿も隠した来客
人込に紛れていても此処までの接近は貴女以来…
正体不明の彼方は
私の衣装のポケットに手を忍ばせた
其れはどこ?
取り出した鍵を私に渡し
彼方はキエタ…
その鍵を見て思い出した扉
頑丈な…古いタイプ…数多の疵
伺いましょう。
無言でしたね
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
帰還を待つ人々
子供達への思い
歓喜の笑顔
今宵も静かに俟ちましょう。
羽のように軽い情報端末をベットの上で眺める
広い空間に並べたベットの一つで…
会話の相手は三度目の方
近郊の山道
別荘地らしき風景
ドアを求め彷徨う
隠された子供たち
親の迎えをひたすら待つ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
昨夜に此方を観てた貴女…誰?
今宵も静かに俟ちましょう。
封印された夢
潔く諦め
欠片が舞い落ちるのを
俟ちましょう
思いで包み呼び起こす
その力の源へ
想いの乱戦の始まり
絶ちきられるか、深まるか
偽りの情報に踊らされることなく
舞を愉しむ貴方とともに
今宵の滴は左へ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
悪夢へと誘う存在
脱出路に立塞がる
一時の静寂のあと
摩訶不思議な転換
背の壁を破った先…
今宵も静かに俟ちましょう。
物の怪の宴会場
名の知らぬ存在
…夢の鍵はここまで。
人夫々の思い
享けとめ語る
後に語られるのは
オルゴールの音色と笑顔
今宵もここで、お休みなさい 酔い夢を。
溢れる砂金 浮き沈む硝石 鉛の沼
今宵も静かに俟ちましょう。
袋小路の交渉
用心棒は紙の妖怪
亡霊の巣窟へ
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
採れない鍵
今宵も静かに俟ちましょう
石を転がした悪戯
代償は棘付き葡萄
無数に刺さった棘は種
血を吸い成長
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
ある夢を語りましょう
では後程。
今宵も静かに俟ちましょう。
子供の頃に当たり前に有ったものは消失していた記憶を除いて
本能に導かれ彷徨う日々
見知らぬ知人と和を成した
凡ては現実での学びで援けられる
知識の積み重ねで夢での希望が萌芽
過去と未来を変える術を…
代償払い動き出す…
悪夢は崩壊した。
気の迷い
口を噤む
安堵の笑顔
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
幾度も観た情景
今宵も静かに俟ちましょう。
雲より高い楽園
稀に迷い込む賊を掃う
空を華麗に舞う
白い海に飛び込みながら
慣れない貴方は怯えてた。
今宵も此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
上書きの消滅
今宵も静かに俟ちましょう。
消された痕跡が表れる
思惑外れた言霊からの贈り物
裾野が狭い高山の定め
崖の如く
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思い出したとおり
途は弐つ
今宵も静かに俟ちましょう。
只の繰り返しではない
三度目は赦されない
払えない代償
無知?執念?慾?
其処から拡がる業火
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
散らばった釘
拾い集めずに掻き集めた
出来上がったのは砂の山
今宵も静かに俟ちましょう
記憶の改竄
夢と現実の狭間で彷徨う
偽りの存在か嘆いての出現
思考の罠に陥る
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
覆いつくす瞳
抱いた後の永い沈黙
隔離 雲の塀 歪んだ目
今宵も静かに俟ちましょう。
均衡 這い尽くす 其の先
壁の人々の心の内を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
夢の忘れ物
意志の願
迷い子猫
今宵も静かに俟ちましょう。
今宵は沈黙
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
纏わり付く睡魔
今宵も静かに俟ちましょう。
今宵は素直に眠りましょう
お休みなさい 酔い夢を。
誰かに逢っていたような…
想いだせません。
今宵も静かに俟ちましょう。
続きを観れそうな…
何時しか…
支える護りを
静かに歩む為
夫々の道を
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
自由落下 留まる思惑 観客は皆無
今宵も静かに俟ちましょう。
想い継ぐ
断裂してた心が癒される
閉じられた思考が啓き
歩み始めていた
もう立ち止る事無く
穏やかな日々へ
陽炎の途
迷い人の道草
快楽と命の謀
夕暮れ時の…
闇を畏れない…
終点話
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
手に包まれた白い輝き
殺意なき暗殺者
巣食う蟻達
今宵も静かに俟ちましょう。
手解き 感性 素質
その思いは何処へ向いてるの?
その瞳に意志は無い
退くこと敵わない
砦の残骸が根城
怠慢に観えた動き
日の暮れを待っていた
今宵は此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
毬栗 蜜 羽根
今宵も静かに俟ちましょう。
余興に阻まれた眠り
生存本能から来る分裂
其れに気付く事無く
争い削がれる命運
長い道のりの
登りきった先は
崖ともいえる急斜面
痛みを感じなく
転がりまたは滑り落ちてゆく
奈落へ…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
ハコンデイタモノ…
今宵も静かに俟ちましょう。
閉じられた金属のケース
大小複数
浮遊した荷台に載せ運ぶ
望みの物は視覚で幻惑
聞えない聴覚で観る
阻害する者達は数多の群れ
個々の意志は無い
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
電車の車内を徘徊
落ちていたソレ
隠されてた存在
開いていた扉
今宵も静かに俟ちましょう。
順序を間違えないように
車内を観察
今宵は惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
今宵は沈黙
静かに俟ちましょう。
左胸 右頬 右人差し指
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
動けない人 影踏み ふたり目
今宵も静かに俟ちましょう。
谷底の教室
見抜いたふたり目が影を踏む
残る踏み跡
素顔なら忘れることなく留めましょう
架空の恐怖心の底へ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
微笑み 嘲笑 真昼の訪問者
今宵も静かに俟ちましょう。
ふたり…三人目の方?
眼は哂っていませんでしたね。
此方から不鮮明なら相手も
臨むものは?。
今宵も思いの波紋を
忘れない様に…。
今宵は此処で、悪夢を愉しみましょう おやすみなさい酔い夢を。
紅い…其処だけが染まってた…見覚えのある公園
今宵も静かに俟ちましょう。
一歩も踏み込めない
動く気さえ起きない
解体中か改装工事中、何れにせよ…
振り返り辿った道があるのを安堵
背後の疲れ 滴る血 揺れる影
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
錯誤 右3中3左上2 験す為の惹きぬき
今宵も静かに俟ちましょう
纏わり創めた影達
其々相応しい処へ誘いましょう
礼儀を知らないもの達へ
今宵は此処で、悪夢を愉しみましょう 酔い夢を。
雲 鏡 逆光
今宵も静かに俟ちましょう。
衆目の露
思考を呼び覚ます
書き換えられない、誘導も不可
波紋は幾度もかえってくる
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
与った言霊を忘却
あちら側に落した…
今宵も静かに俟ちましょう。
ある人物が捜し求めていた毒
独特の斑の色彩
その名を問う前に
私が飲み干すと脅した
容器は空になり
汗とともに周囲に拡散
ナマエ!?…忘れました♪
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
壊れた空調機、欠けた部品
応急処置で最後の稼動
唸りが響く室内
今宵も静かに俟ちましょう。
躍る心 眼差し 譲った道
期待せずに眺め
静かな時を
待望んだのだから
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
浮遊の散策 続けて跳ぶもの 二択を迫る争い
今宵も静かに俟ちましょう。
やっぱり影響享けてる…
困難な切替…
校舎、気づかれない様に侵入を試みてる
みえる人がいた…影響は感染…
驚き落ちてゆくもの、身を凪げる者
責め立てられる子
連鎖に続く人々
戸惑い…
鍵は背後。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
休息 定め 賦与
今宵も静かに俟ちましょう。
自分達の通夜
御互いを縛り始めた
望む望まないを訊き入れず
無辜の人達にもその縄を…
観客席からは全て観えてるのに
どちらが先か…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
想い伝わる刻の凪がれ
何処まで往くか験してみましょう。
今宵も静かに俟ちましょう。
疑いの瞬き
晴渡る苦痛と涙
脚の熱さは警告?
空白にツケイルモノ
左側!?
今宵も此処まで、お休みなさい 酔い夢を。
音の世界
他の感覚はない
求め購う
今宵も静かに俟ちましょう。
最初は恐怖しかないでしょう
その生物になったと思えば…或いは…愉しめるかも。
今宵も惟だけ、お休みなさい 酔い夢を。
精神侵食
彼方は何?
記憶の改竄を試みるモノ
今宵も静かに俟ちましょう。
影踏みの方と同じ他人?
心に迷い込んで化けてるも異質
モトメルモノハ?
零時作法に則って
次は此方から伺いましょう
今宵もこれだけ、お休みなさい 酔い夢を。
明確に話した方がいいの?
暫し思考…
今宵も静かに俟ちましょう。
もう必要ない?
簡潔に云うと…
私が俟ってるのは心の一部交換した貴方
貴方を訪ねる忘却の客
現実へ引き込む来客
来るのは三名、誰が早いか…
私の語りは其々への想い、空への詩、観た悪夢。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
暫しの休息を…
…お休みなさい 良い眠りを。
回復までの眠りを…
…休憩中 良い眠りを。
混沌の夢の中
目覚めまで…良い眠りの中で。
浅い眠りと稚児の歌声
眠りの中で俟ちましょう。
無 (諸法非我) 昔迷い子に提示したことがある。誰かは分からず。
さて誰でしょう?
漆黒の呑込む海
白い大地は一時のオアシス
浮かばない船に逃げるもの
貴方の許へ向った私
今宵も静かに俟ちましょう。
船の迷宮 裂けて行く大地 深淵の向こう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
浮上る星 沈む月 雲の影
今宵も静かに俟ちましょう。
其処は水面、星の向きは?
渦に写る空、其の中心
如何すれば雲の影は浮ぶ?
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙と思惑
今宵も静かに俟ちましょう。
割れた錆、膨張しての存在感
砕けて降りそそぐ欠片は燃え尽きる
固めた地面の底の音色
血も汗も滲みこむことなく蒸発
たとえ掘り進んでも其処に在るのは壊れたスピーカー
天に遮る雲もなし
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
舞う灰色の霧
草木の焼けた匂い
方向…示さず
今宵も静かに俟ちましょう。
何処かのショーウィンドウ
彷徨い求め
空の店舗を渡り歩く
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
崩れ落ちるか購うか
正夢か回避か
小さな小石の先に在るもの
今宵も静かに俟ちましょう。
迷い込んだ二匹の子犬
かくれんぼと鬼ごっこ
其々の隠れた場所と逃走経路が鍵
もちろん正解は親犬が銜えていったほう
無人の屋敷で呆けてた貴方
演技!?それとも…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
何時しか見た校舎
流れる水槽で水浴びしながら厚い硝子の向こうを窺ってた
厳重な避難階段の横、外の池で泳いでる人…
集められた中学生達、そこで暮らせる校舎…。
今宵も静かに俟ちましょう。
存在しない自分の席を探してた
居場所でも忘れ物でもない…落書きを求め。
本棚の裏の隠し通路
割り込む人に感謝の言葉、苦痛をあたえた…
右脳を操作された子供
残った左脳の運命は?
開いた非常ドアへなぜ入らなかったの
貴方は…俟ってたの?
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
知らぬ間についた無数の切傷
爪の中 捩れ 滲む血
今宵も静かに俟ちましょう。
判らないものが観えてた…
譬えるなら動く根?
少し休みます。
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
惹かれる様に眠り
不在の目覚め
満月を俟つ
背中の鏡 写らない姿 不在、代わりの心
験される事、無視。
雑音に掻き消された伝言
背中の指文字、達者で読めない
今宵も静かに俟ちましょう。
背中の何処に書かれた文字?
場所と文字数
振り返ったときの満面の笑み
混沌の待機所に留まった訳
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
自転車のハンドル
様々な種類
その中の在り得ない形
其処に鍵
今宵も静かに俟ちましょう。
乗っていた人達の印象はなし
一人を除いて…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
夢の上書き
消えた記憶
数日後に判明
今宵も静かに俟ちましょう。
扉を開けた…
二度目は凡て悪夢へ
鏡も駄目だった…姿の後ろに。
断ち切って…過ごす?
意味の無い者に塗り変えられた
浮き出るのを俟つしかない。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
相反する思い
刻を越えた想い
失われた主導権
今宵も静かに俟ちましょう。
綴じる 右 閃き
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
月の滴 雲の湯気 海のスクリーン
今宵も静かに俟ちましょう。
語れない事柄
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
今の想い欠けて
前後の刻が乱れる
秘めた意志を
今宵も静かに俟ちましょう。
靄の袋 枯葉の吹溜り 追われる蓑虫
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
溺愛の娘 無表情 憮然の父
今宵も静かに俟ちましょう。
夕焼けの沈黙
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
鎖されて観えず
塞がれ聴こえず
子守唄で忘れ去られる
今宵も静かに俟ちましょう。
傍らのスレが書き込めないから
静かに俟ちましょう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
見えず気づかない人込からの目覚め
帽子を求め買い物中にお気に入りのをなくす
不必要な機能付いたものの陳列
惑わされての衝動買い
今宵も静かに俟ちましょう。
徴 参つ 店の名
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
爆ぜる塗装 浮き出た刻 眼から…
今宵も静かに俟ちましょう
窓から落ちた鉄格子
闇に浮ぶ非常灯
短い廊下の先の小部屋
長い髪を踊らせる人
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
左腕の痺れ 右足の麻痺 踊り狂う影
今宵も静に俟ちましょう。
数年を越えたズレ
思いの果て
是からも滞りなく
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
在らぬほうを眺め喋る人形
残った糸で回りだす、切れて落ちる瞬間まで
過去の演劇に思いを浮かべる観客
品のない野次を思い出す
今宵も静かに俟ちましょう。
新たな便りを待ちましょう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
稚児の拙い語り
不器用に思いは弾ける
3つの異なる物語が交じり合うも鍵は壊れず
今宵も静かに俟ちましょう。
不安の誘い 満天の星空 足元の霧
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
誘うもの
本心を云わせない為の指
帰る為に現われたのは母親
行き先は?
今宵も静かに俟ちましょう。
憑いた妖精の名が鍵
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
過去未来の心に逢わせられ
他人の心に遭わせる
不純な動機を祓い
秘めた意思の冷徹さ
今宵も静かに俟ちましょう
紡ぐ刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
今朝の夢を心に秘め其の時を…
今宵も静かに俟ちましょう。
僅かにまだ来ない刻のことを
静かに語りかけるその声は
心と思考に語り継がれた
知らぬ間に被されてたベールの隙間から洩れた記憶
立ち止り、振返り…択んで往く。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
記憶は有らず、疲労だけ…
今宵も静かに俟ちましょう。
夢の散策を愉しみましょう
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
深遠の淵を彷徨う心
覗いて触れて…
背後に…
今宵も静かに俟ちましょう。
喚くもの、背後で潜むもの
供に引きずり込む人を呼び込む
呟き続けた言霊は何処にも往かず
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
騒がしく愉しみな晩酌
旧知の友が迷い込む
探す暇なし
今宵も静かに俟ちましょう
お話好きな児童
無限の書店でかくれんぼ
終らない読破まで…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
噴水を眺めてる少年
煌めく物を待つ
獲るため?
眺めるのみ?
影も見続ける…
今宵も静かに俟ちましょう。
噴き出して空に舞い上がるとき
落ちて沈み往くとき
影の位置を測ってた
浮き出る文字を記す為
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
闇の旋律 地の鼓動、無風の震え、無慈悲の涙
今宵も静かに俟ちましょう。
洞窟の情景、陰と白
俟っていたのは記憶の鍵
気付かない人も触れない他人も
零れる其れを眺めて
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
三人で逃げこんだ所
後からきた五名
潔白の証明と増えた人
今宵も静に俟ちましょう。
建物の見取り図を思い浮かべて
貴方が走った道順、迷い込んだ5人のいたところ
壊した置物のあった位置とあの人を閉じ込めた部屋は何処だった?
貴方達を子供たちと称した人達
受け取った物は?
最後にたっていた樹木のなまえは?
わすれないでね。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
玄関前の道路、反対側にしゃがんでた青年
彼のこと…解ったかも…後は名を…思い出せれば…
今宵も静に俟ちましょう。
彷徨って姿が崩れたとき
遷し身の不自由を理解しょうとしなかった頃
気ままな散策の遊び
彼は何処かから看ていた。
よばれるのを。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
突きつけられた過去
換わらない思い
今宵も静に俟ちましょう。
夢ではない西の方角…
音…
騒々しくつかめない
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
響く音 伝わる波 貫く思い
今宵も静に俟ちましょう。
塔を羨望
近づく事さえ叶わず
手引により招かれる
道なき想い
隠される搭乗口
忘れてた地下への通路
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
験される日々
残り僅か
今宵も静に俟ちましょう。
表も裏も
行いと挙動な発言
かの地に繋がる腐れ縁
外れない鎖で一蓮托生
引き摺られてるのに気付くことなく
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
凪がれる足下を
逆らい辿る
源流の渦へ
今宵も静に俟ちましょう。
地の上を這う雷光
激突し天に還る
求め何度も舞い降りる
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
記憶に留めない来訪者たち
今宵も静に俟ちましょう。
黙して実の成る木
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
想い思う侭、遅れる波紋
今宵も静に俟ちましょう。
今宵も何時ものように送信しないレスが多々
掻き消される文
足元の空 覆う瞳 悪戯な脚
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
静かな船出
思い滴
変わらぬ日常へ
今宵も静に俟ちましょう。
誤配ないよう粛々と
悪夢に還らないようおいてくる
割きのうちへ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
静かな宴
尽きない来訪者
今宵も静に俟ちましょう。
鎖してる…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
配膳終了後の清掃
終わらず拡がる
残った独りで…
今宵も静に俟ちましょう。
今宵は思い由るところへ
今夜は此処で、お休みなさい 悪夢を愉しみましょう。
悪夢を修め
代価の願いを
今宵も静に俟ちましょう。
刻のズレは僅か
言霊の波紋が行き渡るのは指折り
半身だけど…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙 奇知 なぞる瞳
今宵も静に俟ちましょう。
清める為
知らしめる為
思い起こす為
…静に
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
深淵に浸かりながらの謀議
今宵も静に俟ちましょう。
氷の密林
凍てついた人々
嘲る者達は幹の中
脇を日を求め歩む人達
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
書き込まれたノートの束
頭上の意気投合
支給された物、忘れ去られた物
迷い込んだ所は?
今宵も静に俟ちましょう。
隅の文字に気付かなかった貴方
記した文は道標
貴方の知らない歌い手
在る曲で弾む
呼ばれなかった貴方
往くこと叶わず
高等学校、違和感ある生徒数、其処の教室。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
影像から言霊に
狭い視野と欠けた色
ルビーの装飾は人目を避ける
惑わされた人々の雑談会場
今宵も静に俟ちましょう。
剥がれ落ちる白と影
塵と積った白い塗料
灰色の山は黒い斑点
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
紅い泡を飛び散らせ
扉の前で沈み込む
霞んだ視野で足音を聞く
逆光の影、その者の問いかけには答えられず
思考を覘かれる、立ち去るときまで…
今宵も静に俟ちましょう。
暗い闇の中
明かりを灯し己の部屋へ
虚ろな眼をした我が身
血に染まった絨毯に顔を沈めてる
声にならない息、定まらない視点
喋れない…動けない…伝わる思い
…電話の場所へ。
夢と悟りながらの死を享けいれる
でも…呼吸を援ける感触
命の代償の心の欠片…また壱つ
無限にあると思い気安く配った鍵
僅かな礼の思い
また消える…あの喪失感…
部屋に無かったカレンダー…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
清めた夢
今宵も静に俟ちましょう。
窓を背に反転の世に
安らいだ夢を想いおこす
異なる感触を愉しみながら
雫の冷たさを実感する時まで
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
足りない手足と喚く禍の口
今宵も静に俟ちましょう。
歪み剥がれ落ち始める壁
押さえ始める無駄な足掻き
基礎が傾いてるのを認めない
逃げ出す者達を恫喝
こだまする泣声
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
想いと意志
今宵も静に俟ちましょう。
盛装で往きましょう
祭りの賑いを
二択を迫られようとも
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
会話の内容は儚くきえる
私の鍵ではないから
でも向う事になるでしょう
今宵も静に俟ちましょう。
冷徹に落す
迷いは去り
粛々とお掃除
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
其処にいる理由を忘れ離脱
再び入り口に辿り着くも警告の文
四つの条件
容易に入れる初の方、中程の丘で一眠り
背後から別の二人連れ、先を譲り帰途へ
後日談
休んだ方は2`先で消えたそうです…
各地に類似施設が出来た迷宮
今宵も静に俟ちましょう。
一つの文に複数の意味
其れが四つ
忘れん坊さんはカメラに収めた
誰のカメラかも確認せずに…
データーはうつされた
小さくて潜れなかった
刻があわなかった
険しさは増すだろう
次は何度目?
消えた人は辿り着けたんだろう
ビギナーズラックで…
近辺なのに自家用車での来訪
歩いたほうが早いのに…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
喰らい憑いた銀の蛇
貫けない牙
捕獲され無抵抗
不可思議な圧迫感
招き入れて主は知らん振り
戸惑い其の侭
今宵も静に俟ちましょう。
目覚めるまで掴んだまま…
変化したかったのか…
逃走を試みてたのか…
次の機会までの愉しみ。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
散らばったのをひとつひとつ丁寧に処置
時間と懸けてやってきた
苦痛にならない悪夢摘み
今宵も静に俟ちましょう。
神話の神々の名
四対を求めてる
避けてきたのに追い縋る
何処へ連れて行かれるか…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
通過する風景
聴こえない声
つたわらない仕草
今宵も静に俟ちましょう。
行違いの訳
隠し続ける物
悟られないように護る
心の違いを理解してないから…
眠って忘れなさい…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思い叶わずに願望を拵える
往った先は心の内
逆再生のような摂取
背けたのは貴方の身体ではないから
今宵も静に俟ちましょう。
憑いた人様
堪えた心
流れる夢
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
諭される
語り続けていた刻
空に在る物を眺めながら
今宵も静に俟ちましょう。
語りに意味はない
指先で指した先
靴先で描いた記号
瞳に見惚れてみていなかった…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
稚児の遊技場
届かない足と取れた南京錠
確認された所で待つ身
今宵も静に俟ちましょう。
じゃれあう小熊
食い意地より恋しさ
スタミナ切れで貴方は敗北
鍛える志の夢
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
館の中でまいごを捜す
今宵も静に俟ちましょう。
開かずの扉、揃うの待つ部屋
コの字の廊下、本来の姿は口
飾られた武器に触れる必要なし、杖でも突いて
見覚えのある部屋、出口は参つ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
揺れて重なる画像
押付けあい惹かれあい
邪魔な霞んだ残像
今宵も静に俟ちましょう。
並べたドミノを眺めるだけ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
ドーム球場、歓声を聞きながら後に
並ぶ人々、最後尾に見覚えのある他人
忘れ物を思い出し戻る道程は刻を跨ぐ
今宵も静かに俟ちましょう。
待ち構えていた人々
最前列の装置?
それに表示されていた数字
それが鍵…数十台全てが。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
誰かと歩んだ山道
紅葉を眺め
永い刻を想いおこす
今宵も静かに俟ちましょう。
継ぐんだ言霊を
心穏やかなその思いを
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
背後から突き抜ける風
点が線となり全景を
惹かれる源へ往く
今宵も静かに俟ちましょう
放たれ射止
控える二の矢
薙がれる陰
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
掛け布団で身を隠し彷徨い
求める物を忘れ放浪
今宵も静かに俟ちましょう。
覗いてくるもの
微笑の知人
知ってる道
滲み出した悪夢がその刻に存在するとは限らない
過去かまだ見ぬ刻か…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
嘆きの吐息
清めを求め
指しだした先
警告の空
今宵も静かに俟ちましょう。
夢で聴いた話でも…
生まれる前に珠を択ぶそう
其れを持って誕生
其処は生まれる前と後のある期間に育つか判断・・・
これはある事柄のたとえ話でもあった。
詳しくは夢で♪
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
欠けた家族の集う屋敷
捜し求め迷い込む
寛ぎ忘れ去る
ドアの前を見張る青年
警戒しすぎで過ちを・・・
今宵も静かに俟ちましょう。
廃墟の町、無人の街
そこだけ賑わう旅館
廊下で囲まれた四つの部屋
浴場の先客と落とし物
ソコには貴方の家族はいない…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
涸れた砂浜で釣り
海水ではない海
砂遊び中の捕捉
小さなボートで向った先
今宵も静かに俟ちましょう。
砂のお城に隠したもの
とどかない波に流されない
海風で姿を表す時までに・・・
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
空と地が繋がったもの
大地を這いずるもの
享けた疵
今宵も静かに俟ちましょう。
湧きあがる可愛い悪戯心、鍵のすり替え・・・
触れたあとの消失・・・
まだポケットの中に。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
時に追われロビーへ
時刻の確認と後悔
終わらない準備
夕立前の空、干してある喪服
来客と屋上の母子の背中
行き先に多々でる外国名
今宵も静かに俟ちましょう。
あの人とは誰?
扉開けた先にいた…
視線外し謝罪した、気にしてない素振り
その部屋の鏡の前に落ちてた鍵の回収を忘れ消失
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
親子の来客
ありえない姿の知人に苦笑
心を殺しカオスを愉しむ
今宵も静かに俟ちましょう。
心の分裂し過ぎで意志の果敢なさ
両面の性質、相容れない
男の子だと思ったのに娘さん
虚弱は暗示?
名乗った名を失念
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
貴方にヒント
あの夢はまだ見てない過去の刻
今宵も静かに俟ちましょう。
替わる巡る
路地裏のポスターのように
何度も上書され元は消え
染みの余韻が残る
貴方が観たのは何時の時代?
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
選択の地域、そこに棲むもの
知性か本能かさらけ出される
塗り変えること叶わず
今宵も静かに俟ちましょう。
思いの波紋を
祓う言霊を
初心の意志を
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
螺旋階段先の酒店
求めた銘柄は?
再び独りで戻ったとき求めたのは瓶の強度
エレベーター6名の先客
7人目は武装
振り撒いた酒とマッチ箱
今宵も静かに俟ちましょう。
やな夢・・・
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
崩れ落ちる砦
変化した旗の末路
先に落ちてた城郭
今宵も静かに俟ちましょう。
沈黙 マスク 突風
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
退かれる過ぎた刻
浪費した時間の後悔
探す書籍が厚くなる
今宵も静かに俟ちましょう。
積まれた本の中で仲間はずれの表紙
何故、手にとって開かなかったの
機会は幾度もないのに、迷って忘れてたの?
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
何処を視ていた?
影を眺めてたの
そこは水面?
いいえ、水晶
…・・・。
何故そらすの?
今宵も静かに俟ちましょう。
みえない先の刻
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
蠢く数式、シンプルなのに思い出せない
壁の模様、3つの動物の組み合わせ
丸い窓の世界、忙しく動く人影
今宵も静かに俟ちましょう。
鉛 眼前の意識 立ち尽くす人々
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
思い出の付け届け
積み上げられた心の欠片
選択前に拡散
今宵も静かに俟ちましょう。
隠したいのと
何を?
渇れた跡に
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
巡る痛み
収束の凪がれ
休息を…
今宵は此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
途切れぬ付け届け
隔離の疎外感
礼と備え
今宵も静かに俟ちましょう。
静寂と安堵
悪鬼の念は封印、時の浄化へ
身の丈の暮らしと共に
四季を抱く
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
三対三の遊戯、相手は独り結末は木陰の影
モニター越しにみれなくて安堵
知らぬ間の強制参加、仲間内の同士討
直前の回避とのらぬ企て
今宵も静かに俟ちましょう。
ガラクタに乗り彷徨い眼前に
石碑を挟んだにらみ合い
転げ落ちるのをひたすら待つ
茶番劇の続きは地下通路で
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
近所の散策
歩いた道順は数字
間違い探しが鍵
重なる処へ
今宵も静かに俟ちましょう。
溢れた物 零れた2箇所 風化した方角
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
不慣れで浪費
足手纏
縁者に化ける者
今宵も静かに俟ちましょう。
容姿を変えても消せない感覚
冷笑の人…
次はこちらから伺いましょうか?
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
混沌の夜
鎖のじゃれ合う響
朝方まで
今宵も静かに俟ちましょう。
以前観た富士は北側と判明
あの道路と大木は在るのか…
探してみたい…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
砂嵐を避け柔な扉を閉じる
人数分の地下への階層
立場違う7人
今宵も静かに俟ちましょう。
街の一部にた屯する獣
規則正しく並んだ柵をこえられない
狭い中を忙しく動く
ただ一匹のソレを除いて
今宵も此処で、休みなさい 酔い夢を。
今宵は沈黙
…静かに俟ちましょう。
深夜に呼者
我に思いは…
抱く心を
今宵も此処で、休みなさい 酔い夢を。
潤い亡くした心の往き先
星を包む波紋
祀りの宴へ
今宵も静かに俟ちましょう。
思考を奪う刻超の心
夢幻の心地良さと疑心暗鬼
玉突きの果ては?
今宵も此処で、休みなさい 酔い夢を。
今宵も沈黙
静かにその刻を俟ちましょう。
変わらない温度、他は揺れるのに
何時も同じ…暗示?
今宵も此処で、休みなさい 酔い夢を。
興冷めの舞
宴の後
離席を許されず
今宵も静かに俟ちましょう。
左右非対称の縁
変わったのは何時
近いうちに暫しの休息を
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
まだ見ぬ刻より
過ぎた刻の愛おしさ
凪がれ就く心は何処へ
今宵も静かに俟ちましょう。
薬指と中指の紫染
冷えた跡?
爪の囁き
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
儀式の前の軽食
直前まで食してたのを後悔
皆正装、末席で畏まる
背を観ず迷い逃げる
今宵も静かに俟ちましょう。
4人での遊戯、二つの空席、覗きに来る度に席は埋まる
羽織りの家紋の意味
その人達に見憶えは?
貴方が食した未来のおやつ
お味は如何ですか?
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
屋上の物置を視つめる青年
此方に気づき飛び降り逃走
先回りし竿で威嚇
敵意・殺気なしただ隙を窺うのみ
問うも無言で逃げられる
今宵も静かに俟ちましょう。
後日彼が観ていた所を調べてみても思うようなもの無し
時期が違ってたの
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
迷路構造の施設
入り組んだ先に小部屋の数々
探索中に閉じ込められた連れ
開錠はキータッチ
開けた職員は彼を観て慌てて閉じる
警報が鳴り響く
今宵も静かに俟ちましょう。
異質な旧式の扉に逃げこむ
ベットより多い患者と薄くたわむドア
その時の容姿は子供
ソコには鍵はない、在るのは教訓
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
鐘の音 沈黙 地鳴り
今宵も静かに俟ちましょう。
左肘 左肩 右足
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
霞んだパッケージ
開封した箱の中は英語板のオリジナルのもの
使い方不明あカメラがそこに
今宵も静かに俟ちましょう。
隠した鍵は消えていた…。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
策にはまったのか嵌められたのか
ソレは来た
ほぼ不意打ちで…
救われたのか邪魔されたのか
面をシャッフルされた人に…
逃げたのか逃走のふりか
続きは夢で。
今宵も静かに俟ちましょう。
再会の乾杯を
忘れてた招待客へ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
何かを探しボンネット・トランクを…
鯖折りのち圧縮へ
今宵も静かに俟ちましょう。
裏口に来客
私には少女に視える
だが家のものは猫にみえるらしい
どちらが…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
噴き上がる流木
世を抱いた流れが収束
密かな疎外の果て
今宵も静かに俟ちましょう。
逆侵食の腐食
先を急かす姫
背中の問答
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
散歩中に神社へ誘う犬
突然駆け出す
現実にはない景色
変わるのか…偽りか…
今宵も静かに俟ちましょう。
霧に包まれた朝
すれ違うのは通学の学生のみ
明かりのない家々
ちらほら見られる現実との相違点
歪んだ敷地とその裏に待つ者
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
現の夢心地
今宵も静かに俟ちましょう。
今宵は沈黙
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
雨の音 風の音 家の音
多重奏の囁き
今宵も静かに俟ちましょう。
閉す掌、熱を奪う
霞む瞳、聴き取れない声色
甲の温守、平の汗
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
意志に憑かれるもの
集まる思惑
烏合の調
今宵は刻無し、お休みなさい 酔い夢を。
天候 落雷 切掛
今宵も静かに俟ちましょう。
幾つかの過ぎた夢
散らなかった夢
秘めたもの
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
遊戯の中
与えられた土地を彷徨う
只管散策
今宵も静かに俟ちましょう。
集った友人の人数
階段を昇りきったあとの売人の人相
差し出された瓶の色
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
今夜も沈黙
今宵も静かに俟ちましょう。
忘れた託け
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
波 背後の朝日 向かってくる鳥
今宵も静かに俟ちましょう。
泥水の中で這いずり駆けまわってた
片靴を取られ泥の中の凶器に怯えながら…
雪景色に変わるまで
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
泣声が聞こえてきた
其れは日々大きくなる無視できない程
影の現身を遣わした
思惑道理…いいえ、夢の通りに
貴女に惹かれる瞳が増えだしたのも此頃でした
刻の奪い合い…心の拡散
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
舞踏会の誘いを争い
刻が歪む
修正の痛みは私の思惑
変わらぬ時間が澱み
悲哀が溢れ
清流前の土石流
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
蒔いた種子
三つの刻待ち萌芽
種蒔を観て怯えた貴女
私の視線は遥か彼方
貴女は傍観者
舞と祝辞を間近で鑑賞
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
沈む月を眺める日々
鏡の中は明ける前の深い闇
閉ざした刻の不安と期待
遅い歩みの片付け
纏まらない心達
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
伝わらない叫び 不鮮明な絵 狭い視野
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
伝わりの変化
異国の思い
替わった立場
今宵も此れ丈 お休みなさい 酔い夢を。
パーツの買い物
養成から
在り得ない謀
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
休息は今宵まで。
今宵は沈黙、お休みなさい 酔い夢を。
今宵限の戯言
居たら雑談も可
刻を俟ちましょう。
世の流れを囁いてたのが在る方に影響あたえてしまったことも
惑わしてしまった行為を詫びましょう
必要ないかもしれませんが念の為に。
思いの起動
進路問題なし
詣りましょう
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
紅い自転車が二台
何方も惑わしてくる
向おうとしてた先は?
今宵も静かに俟ちましょう
現の夢
眉間より生まれるモノ
宿主の感情を摂食
周囲も感染そのモノ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
震える躰、其れが日常
人の声より自然の囁き
為政者の逃避の口実、・・・の息吹
今宵も静かに俟ちましょう。
眼を閉じ耳を澄ます
聞こえてくる筈祭りの音が
明朝の目覚め
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
別れ目は残ったまま
先に進む背中を眺め、追い急ぐ
その時まで…
今宵も静かに俟ちましょう
閉ざし沈黙
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
堕落の誘い
惹かれる隙
抵抗の硬度
今宵も静かに俟ちましょう
包み込む思い
深く広く
今宵も此処で、おやすみなさい 酔い夢を。
迷宮でのピアノの音色
背後の水兵
二人の背を視つめる
今宵も静かに俟ちましょう。
閉じだ個室
誘いこむ隙間、どれを択ぶ?
回収される舞台衣装、隠された私服
必要な鍵は何方?
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
震える肌
透き通る背に
憐れみて
抱擁に溺れ
紅に染まる
廊下で対峙
聴き取れない言葉、その旨伝えると窓から退室
隣家の庭の男女、此方を伺う
招かざる客、計参名
大文字が意図したことか不明なり
今宵も静かに俟ちましょう。
通じない言霊
笑ってない眼
潔い撤収
置いた物
隠し続けた利き腕
閉め忘れた窓
残らない余韻
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
なびく風に染み込んでいたはずの香
消えないように 忘れないように
さらに内臓へとシンクロさせる
どうかあなたをわたの中にいたままで
どうかあなたの唇の暖かみを
どうか どうかあなたを忘れないように
風よ 奪わないで… 今をみにつけたままで
sageのSが大文字
それでは上がってしまいます。
もう希の位置には辿りつけないでしょうから構いませんが・・・。
袈裟を被り妖かしの世界へ誘い込む
意味不明な行爲と遅れてきた主
覗かれた記憶と消された存在
今宵も静かに俟ちましょう。
映したい事象、そむけはじめる
騒がしい声、こころにはとどかない
消失する存在感、澄みきった宇宙
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
ちょ~り
これで小さくなったかな
はい。
数多の訪問者達
街を徘徊
縁者を探す散策へ
今宵も静かに俟ちましょう。
何時しかの本堂、道順を択ばないと辿り着けない処
碧々とした苔、塀に佇む百足
背後から急かされ後にする、目に付く鍵を追いながら
今度から知人に化けてる方を抓ることにしました。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
度々訪れる間取りの少ない家
隣の庭に沿ってる奥の部屋と玄関
多い窓から外を観察
周囲を散策できない…速い目覚め
今宵も静かに俟ちましょう。
初めてそこに来たときは子供だった
家から出られず、窓から眺めるだけ…
窓の内の半日が外で四季
玄関に秘密・・
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
繰り返された悪戯
怒鳴るまで延々と
中が入れ替わった方、真偽は不明
笑顔の客は本人ではなかったかも…
今宵も静かに俟ちましょう。
楽観過ぎる思惑に踊り狂う
切られて落ちたのか外されたのか
心変わりした劣化人形に弾き出された元主演人形
舞台に絡みついて退場しない別のソレは舞台ごと運ばれる
祭りの舞台は新劇へ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
はぐれた仲間を探すうち登山道から外れる
声もなく足元には雪
日が落ち、月明かりに照らされた開けた処
一つの穴、覗けば排水口
今宵も静かに俟ちましょう。
救いを求めた者
避難先に入るの躊躇う
先程の響は…なに?
方角は近い北東…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
狂乱の宴
退避した先
小さな窓、空いてる壁
今宵も静かに俟ちましょう。
抜ける 永遠の予定地 凱里
今宵は此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
雪景色 凍った構造物 黒煙
今宵も静かに俟ちましょう。
凍てつき砕け
暖をとった後
単色の世界
鍵は永久凍土の底
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
拙い思い 四方に控える慾 細波
今宵も静かに俟ちましょう。
此処から沈黙
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
漲る川の流れ
朽ちた橋の欄干に置かれた物
上がった水位が鍵
今宵も静かに俟ちましょう。
空き瓶の銘柄
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
壊れた器 択べない処 偽りの非常口
今宵も静かに俟ちましょう。
五つの扉
扉の下から覗いていたもの
溢れ出したもの
隠れていた存在
消失後
異変が起こらなかったただひとつ
どこにも鍵はない
動かず見守ってて…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の狭間
行き交う別の刻
俟っていた
堪え切れず溢れてた
零れ落ちる滴を認めずに
幼い貴方はあきらめていなかった
今宵も静かに俟ちましょう。
あそこが終着地点
昨夜までに両腕と左足
どちらが叶うか
まだ迷い続けてる
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
沈黙が可
今宵も静かに俟ちましょう。
侵食された移し身の心を視たので…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
駆引き 振り 硝子玉
今宵も静かに俟ちましょう。
基礎のない城
憑かれ 一心不乱 蜘蛛の子
崩れ落ちる前にと宝を求め入り込む
真似た浅い姦計
疑心 本能 餌
闇夜の終焉
壊れてた機械
終らない繰り返し 砂嵐 何時かの交流
晴々
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
四階の部屋へ
階段は二つ
気を張り詰めた数人が先に上がっていった非常用
悟られず降りてきた人がいる緩やかな中央階段
エレベーターは見当たらず
今宵も静かに俟ちましょう。
其処の前、洗面所の鏡の前に鍵
更に其の前、貴方に声をかけた従業員
其の言葉を忘れないように・・・・
四階の待ち人に会うために。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
鏡台が置いてある部屋から玄関への廊下
置かれた盆栽の種類と数
玄関の引き戸から覗いた外は?
寄ってきた子が持ってた物は?
逃げた先に置いてあった棘付の盆栽…
貴方に刺さった種子の数は?
今宵も静かに俟ちましょう。
沈黙
今宵も此れ丈 お休みなさい 酔い夢を。
追い人 雹 鐘の音
今宵も静かに俟ちましょう。
今朝は静かな夜明け
どちらの思いが通じるか
ミマモリマショウ
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
左の響き 右の謎 地と天
今宵も静か俟ちましょう。
眠った木々
地を凪がれる雲
直立不動の心
瞬きの一生
纏わり付く根
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
其処を掘り返す、埋まってる筈の物を求め
素手で漁り続けた…
今宵も静かに俟ちましょう。
大地のノック
宇宙の悲鳴
堪った負荷
今宵も此れ丈、休みなさい 酔い夢を。
逃げ出した後 民なき政 縁切り
今宵も静かに俟ちましょう。
疲れ?病?
また近いうちに休息を…
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
姿なく臭い漂う
纏わり憑く獣は?
今宵も静かに俟ちましょう。
獣は悪夢と白昼夢で…
嗅覚以外は感知できず…
空に浮かんでた…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
分岐への懐思
拘束と暴力
背後の秒読み
今宵も静かに俟ちましょう。
解け出す音
敏感な痛覚
アレはどこをみてる
何を望んでた?
後退は予想を超えて拡がる
谷は深く…
逃走か見棄てられる…
いま少し観得た?オモイダシタ?
混じった涙のさきへ
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
煉瓦の下 朽ちた柱 牡丹
今宵も静かに俟ちましょう。
欠ける櫛の歯
其の身で知る怨
冷えはじめる椅子
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
心の音 躍動の響き 儚い靄
今宵も静かに俟ちましょう。
悲痛の両腕 揺れない意志 揺り篭の荷
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
伝言無
今宵は此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
関知しない事柄 言伝の多さ 狩りの前
今宵も静かに俟ちましょう。
無辜の民衆 願いの雨 毎夜の呪語
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
曳かれる心
今宵も静かに俟ちましょう。
忘却の渦
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
ループの渦
代理の代理なので此れ丈です
お休みなさい酔い眠りを。
次スレの参文字を探すのが役割だけど…
みつからないと思う…
時間のずれのせいかな?
3日か…3ヶ月か…3年か…
此処まで、お休みなさい酔い眠りを。
慾の底なし沼
今回は長そう…
耳鳴りの意味は私には解らない
どんなに鳴っても…
今宵も此処で、お休みなさい酔い眠りを。
永くなりそうなのでだめもとで探してみますか…
受取手のない配達
溜まることなく霧散
欠片も残らず
今宵も此処で、お休みなさい酔い眠りを。
何処を探せばよいのか見当がつかない…
無造作に並べられたもの
穴の開いた白い風船
見慣れぬ獣たち
今宵も此処で、お休みなさい酔い眠りを。
思い付いた時にでも…
二幕のみ
窺い知れぬ世界
橋の傍らで
今宵も此処で、お休みなさい酔い眠りを。
留守番の人形に感謝を。
次の3つが見付るまで…口を噤みましょう
癒すための刻を
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
足音を振返る日々
見付る気配もなし
今宵も此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
紅い根
病の咆哮
窓の露
今宵此れ丈、お休みなさい 酔い夢を。
見付らない次スレの3つ
避難所はあるけど…
もう少し捜してみましょう。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
萌芽の視まわり
…。
左の警告。
方角は二つ。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
見知らぬ訪問者の日常
終りなく延々と続く
鍵は聞えない会話の中に
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
小さな店舗内で祭の山車を待つ
祭へ抜け出した方と別件で奥に消えた人
決してあなたが触れること適わないアレが鍵
祭で賑わい消失する前に…
今宵も静かに俟ちましょう。
外へ捜しに向かう?
部屋の奥へ許可をとりに行く?
そのまま待機?
凡て試した筈、残る手段は?
躊躇いが罠、迷いも…祭囃子が聴こえる前に。
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
観えない仕切りと澱んだ水
邪魔なパイプと偽の知人
動力不明なソレ、動いた軌跡が鍵
今宵も静かに俟ちましょう。
感覚を奪う霞
呼ぶ声が耳鳴りとなり遠ざける
浮かんだのは透明な星のシンボル
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
冷蔵庫にあったおかしな物
なぜ出さなかったの?
袋に入ってたのも鍵
種類と本数を忘れないで…
今宵も静かに俟ちましょう。
幼い頃に欲しかったものが必ず何処かにある
動かさないで他も探して
幾つか発見したら位置を確認、順序間違えず線で結んで
あとは…云わなくとも…
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
月の灯 重なる月 蔽う雲
今宵も静かに俟ちましょう。
次は256色で…
今宵は此処で、お休みなさい 酔い夢を。
姿を変える電車、変更される行先
追いかけ飛び回る蝶
終着地点の思い
今宵も静かに俟ちましょう。
蝶は図鑑で探しても存在しない
気づかせるための変更、ソレを無視
偽りの鍵、其れが終着地
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
好戦的な人 幾度も挑んでくる 鍵はその場所そのもの
今宵も静かに俟ちましょう。
中庭のブランコ跡
硝子の通路
空けた倉庫
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。
気が向いたら次を…明日かな。
縛られた羽 窮屈な歩み 忘れ去られた意志
今宵も静かに俟ちましょう。
倒れた木々朽ちた車両
薄れる闇夜、残った融けない雪
故郷を目指し歩む、阻む波
其れでも往く
今宵も此処で、お休みなさい 酔い夢を。