106 :
,:
、、、 DNAと交感するシャーマン 、、、
ナーバイの研究は、幻覚剤の科学的分析から始まった。これらは、人間の重要なホルモンであるセロ
トニンを模倣することによって作用する。セロトニンは脳の中ほどにある松果体から分泌される―
―「第三の目」と呼ばれる部位だ。
セロトニンは、今もなお完全には解明されていないが、どうやら知性の発達と関係しているらし
い。人間は動物よりもセロトニンの分泌量が多い。その目的は、知性を拡大し、性的成長を抑制
することにあるようだ。性的成長が早いものよりも遅いもののほうが、より知的な傾向が
あるのはそのためかもしれない。
セロトニンは、脳細胞間の科学的伝達物質として作用する。さらにまた、セロトニンと、メスカリンやアヤワス
カのような幻覚剤は、脳の中にある鍵穴に適合する鍵として働くと考えられている。だが、
ペルーのインディオの膨大な薬草の知識との関連はなんだろうか?ナーバイの最初の――そして最
も重要な――前提は、植物に関する知識はアヤワスカによるヴィジョンから学んだというインディオの
言葉は真実かもしれないというものだ。
107 :
,:2008/10/13(月) 10:55:09 ID:CSX2Qe9g
どうも地形的に半島の上に育まれる霊性はマズイのかもなあ
地質とか地勢とか風水とかマグマとかの分布がヤバイ影響を与えてるんだろうが詳細が判らないな
絡めて考えられる知識を持ってる人に考察願いたい。
109 :
,:2008/10/14(火) 21:22:35 ID:EMXJT0Kc
ほとんどの科学者は――当然ながら――幻覚剤によるヴィジョンは単に無意識の産物であり、
夢と同様のものだと考えている。だがナーバイには、彼に向かってお前はただの人間に過ぎな
い、と語りかけた蛍光色の蛇は、単なる夢ではないという確信があった。そしてこのこと
から彼は、植物に関するシャーマンの情報はその植物自身から来たという、精神に異常をきたし
たかのような仮説を真剣に考え始めた。かのユングも、無意識の精神に住む特定の存在と会
話することが出来、その主の存在は客観的実在であると考えていた。
105 :,:2008/10/13(月) 10:13:19 ID:CSX2Qe9g
2日後、インディオの友人が言った。カメラを持ってきてその蛇を撮ればよかったのに。ナーバイは、
ヴィジョンはフィルムには写らないよと言ったが、友人は言う、「いや写る。凄く鮮やかな色だか
ら」。彼は友人の言うことをナンセンスだと決めつけたが、後にこのインディオの言ったことは真実
だと気づいた。 >> ??
107のとおりなんだけど、いやらしいね、、、。105とつじつまが合うかどうか、、、。
110 :
,:2008/10/14(火) 21:30:52 ID:EMXJT0Kc
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E8%BB%B8世界軸 クリッチロウによれば、世界軸の観念は北極星と結びついている。先に述べたように、北極星は
しばしば「釘の星」「天の釘」などと呼ばれ、世界軸をあるべき場所に固定しているとされ
る。シャーマンの家には屋根を突き破ってそびえる中央の柱が建てられるが、これは世界軸を象
徴しており、シャーマンは「天」に達するためにこれを登攀せねばならない。この柱には7つの
階層があるが、シャーマンのはしごにも7つの横桟がある。それによってシャーマンは、宇宙の7つ
の区域を上昇することが出来る――我々の日常会話で無常の幸福を表すのに使われる表現
「第7天にいるようだ」は、いうまでもなくこれに由来している。
さらに、7という数は世界の神話、魔術、宗教に普遍的に見られる。ブルーワーの「英語故事成
語大辞典」では、7は「秘儀の、あるいは聖なる数字」と定義されている。だがなぜ7は
これほど普遍的に神秘主義や魔術と関連させられているのだろうか?イギリスの研究家ジェフリ
ー・アシュによれば、それは大熊座の7つ星に由来しているという。
もちろんこれは北半球だけの話だが、一方では世界中で魔術数と見なされている(彼はプレ
アデスが「7姉妹」と呼ばれることにも気づいていたかもしれない)。私としては、その答は
シャーマニズムにあると主張したい。シャーマニズムそれ自体と、その7段のはじごの観念は全世界に
共通だ(エリアーデとクリッチロウはいずれも指摘しているが、9もまた中心的な位置を占めており、
シャーマンの家の棟木にはしばしば9つの切り欠きがある)。
オーストリアのアボリジニの伝承では、世界は虹色の蛇が水晶の力を借りて創造したものであるとい
う。またコロンビア・アマゾンのデサナ族(アヤワスカを服用する)もまた、宇宙のアナコンダと水晶の神話
を持っている。これを知ったナーバイは、偶然ではありえないと確信した。
111 :
,:2008/10/14(火) 21:35:18 ID:EMXJT0Kc
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%82%B9プレアデス 神話を主題とするジョセフ・キャンベルの4巻本でも、「聖なる場面を表現するほとんどのイメージ」
に絡み合う蛇のシンボルがあると言う。ナーバイは、宇宙を誕生させた宇宙的な蛇の神話を、アマゾ
ン流域、メキインシコ、オーストラリア、シュメール、エジプト、ペルシア、インド、太平洋、クレタ、ギリシア、スカンジナビア
に見出している。レヴァントでも、「創世記」以前に少なくとも7000年間にわたって、蛇の姿
をした創造物が崇められていた。間もなくナーバイは、絡み合う蛇はDNAのシンボルであり(絡
み合う蛇で象徴されるヘルメスの杖。この杖は超越的な力や叡智を現すが、それは左の二重螺
旋のDNAのイメージに重なる。)、そして-―ここが最も議論を呼ぶところだが-―シャーマンは何ら
かの手段でDNAと交感している――というか、DNAがシャーマンと交感している、と確信す
るようになった。「そのヴィジョンの中で、シャーマンは自らの意識を分子レベルまで沈潜させる」。
アマゾン流域の人類学者ヘラルド・ライヘル・ドルマトフは、アヤワスカによる彼自身のヴィジョンを「植物の顕
写真のようだった」と述べている。彼はいう、「クラーレの処方は生命を創造した存在から与え
られたと言う彼らの話は文字通り真実だ。その知識はヴィジョンの中で見た存在からもたらさ
れたという言葉は、まさにその通りのことを意味している」。
ナーバイは言う、「私は動揺した。「原始民族」の「神話」と分子生物学の間に繋がりがあるな
どと言うことに気づいた人間は誰一人いないようだ。二十螺旋はもう何千年も前から、世
界中のいたるところで、生命の原理の象徴だったと言うのに」。
これが事実なら、実に驚くべきことである。そしてもしもDNAがシャーマンの「師」として機
能することが可能であるのなら、それはすべての科学者が嫌悪する観念に繋がると言うこ
とを認めねばならない――「目的論」だ。
112 :
,:2008/10/14(火) 21:42:25 ID:EMXJT0Kc