超常現象関係ぶっちゃけスレッド

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146,アブダクション
ではわれわれに及ぼす影響とはどんなものだろうか?ジョン・マックは「(アブダクティーの)体験と
総意の現実(コンセンサス・リアリティ)のあいだの不整合」について語り、こう付け加えている。「私
の信じるところでは、理屈をつけるどころか、何が現実で何が可能かという既存の枠組み
の中では納得のいく説明をつける方法はまったくない」(「その現実」<ノエティック・サイエンス・レヴ
ュー>1992年秋季号)。

言いかえれば、こうした現象で重要なのが人類に対する影響であれば、その目的は、総意
の無条件に受容している我々の条件反射を除去することではないだろうか。

多くの場合、この条件反射による当事者の影響は心の痛手だが、同時に刺激的でもある。
その典型的な例がジョンとスー・ディ夫妻のケースだ。1974年10月27日、夫妻はスーの両親の家を
出て、テレビで演劇番組を見ようと車で45分のエセックス州エイヴリーの自宅へむかった。後部座席
には11歳、10歳、7歳の3人の子供たちが乗っていた。最初に楕円形の青い発光体が頭上
を飛んでいるのを見つけたのは10歳の子だった。一同は飛行機だろうと思った。やがてあ
たりが妙に静かになり、前方に広がる緑の霧の中へ入るとカーラジオから雑音がして煙が出始
めたため、ジョンが配線を引き抜いた。するとエンジンがくんと止まった。かと思うと一瞬後に
はまた車を走らせていたが、なぜかジョンは一瞬スーがいなくなったような気がした。「みんな
大丈夫か?」と言ったものの、気がつくと隣にスーが座っていた。

自宅へ戻ると、テレビには何も映らず、時計を見ると午前一時近くだった。2時間以上もの時
間が消えてしまっていたのだ。

この奇妙な体験を境に、ディ家の人々の性格に変化が起こる。ジョンは以前より自身に満ち、
創造的になり、「人生についての詩」などをものするようになった。スーもまた前より自信が
ついた。10歳の子供は読み書きが他の子より遅れ気味だったのだが、出し抜けに進歩を見
せた。一家は菜食主義になり、飲酒はほとんどしなくなってしまった。またヘビースモーカーだっ
たジョンは禁煙してしまう。

やがて家の中でポルターガイスト現象が起きはじめた。裏のドアが乱暴に開き、壁にばたんとあた
る。物品が消え、数日後に現れる。ラベンダーの説明のつかない匂いがする。この奇怪な試練
のせいでジョンはとうとう神経衰弱になり、仕事をやめる羽目になった。
147,:2008/09/06(土) 21:51:13 ID:SVOr6CfO
ラジオのUFO番組を聴いたジョンの連絡を受け、UFO研究家のアンディ・コリンズがエイヴリーの家
を訪れ、やはrち、ポルターガイスト現象に遭遇した。コリンズの紹介でレナード・ワイルダーという催眠
術師にかかったジョンは、何が起きたかを思い出し始めた。最初は催眠術にかかるのを嫌が
っていたスーザンも、ひとりでに思い出し始めると、催眠術を受けるようになった。

ジョンは車が白い光に包まれ、上昇していく感じがしたのを思い出した。そこで気を失った
らしく、気がつくと格納庫を見下ろすバルコニーに立っていた。自分の車は白であるにもかか
わらず、眼下の青い車が自分のものだと分かった。前の座席では2人の人間が眠っており、
後部座席にはもっと人がいるらしかった。スーはジョンの隣に立っていたのをおぼえているが、
したの車の横にもジョンと10歳の子どもが立っているのを見た。ただし、そのとき二人は自
分の横にも立っていたという(ジョン・スペンサーは、これはそのときデイ一家が体外離脱体験
をしていたことを示しているようだと言っている)。

ジョンは検査室へつれていかれ、そこで意識を失う。目が覚めると台に載せられており、何
かの装置でスキャンされていた。背の高い3体の生物が見守っており、いっしょにいた2体の
小柄な生物はひどく醜く、大きな耳とくちばしのような鼻、3角の目をした伝説のゴブリン
のような相貌だった。この2体はペンのような器具でジョンを検査していた。

背の高いほうは銀色のつなぎ服をしており、テレパシーで交信しあっているように思われたと
いう。検査が終わると彼らは、ジョンを連れて乗り物のほかの部分を案内してまわり、レクリエー
ション区画や操縦室まで見せてくれた。操縦室では太陽系の画像を見せられ(これはフラッシュバッ
ク的な見せ方だった)、環境汚染で死滅した惑星のホログラム画像も見せられた。最後に別の部
屋で独りになると、驚いたことに息をのむほどに美しい女性が入ってきて、やがて出て行
った。ここでジョンは、自分が車に戻っているのに気付いた。
148,:2008/09/06(土) 21:53:54 ID:SVOr6CfO
スーは検査室に連れて行かれ、台に縛り付けられるのを覚えていた。そこで藤色の液体を塗
られ、身体検査をされた。気がつくとガウンを着ていたが、きがえをした記憶は無かった。
身体検査が陰部付近に及んだので悲鳴をあげた。だが、背の高い生物の一体が手を額に置
くと、ふっと気を失ってしまった。

あとでスーも船内を案内され、スクリーン上の画像を見せられたが、その宇宙から見た画像や自
分の住んでいる場所の画像もあった。

スーはこの時点で、自分たちを誘拐した生物に帰りたくないといい、生物たちはいてもいい
と同意したようだ。しかしジョンが車に入り、車が消え始めるのを見るときが変わり、やは
り、帰りたいと頼んだ。するとスーは車の中に戻っていた。これでジョンが一瞬スーが消えたよ
うな気がしたのに、気がつくと隣にスーがいたことの説明になるかもしれない。

デイ夫妻と話した人々はみな、そのきわめて前向きで誠実な人柄に打たれる。ここでおぼえ
ておいていただきたいが、アブダクティーはほかのアブダクション体験談に感化されているのだとい
う、良くある非難はここに当てはまらない。この事件がおきたのは1974年(夫婦が公
表したのは1977年だが)で、この年のアブダクション報告は、イギリスではこのケースだけなのだ
(アメリカでさえ少なかった)。

こ0のケースからは多くの重要な情報が得られる。まず最初に、エイリアンには危害を加えようと
いう意図が明らかになった。不快な身体検査以外エイリアンたちは友好的だったと思われ、デイ
一家を知的生物として扱っている。この体験の影響として夫婦は以前より自信をつけ、自
分たちの健康とこの惑星の健全性により関心を持つようになった。ジョンの神経衰弱は明ら
かに鮮明な夢とポルターガイスト現象が原因だ(ポルターガイストが原因で精神的に参ってしまう例は
これだけではない)。しかしのちにジョンは、より芸術的活動にかかわる仕事に就いた。10
歳の子供は成績が上がったし、一番下の子供は、大人になったら大きな宇宙船を建造して、
何千という人々を地球の外へ連れて行きたいといっている。

大まかに言ってこのケースは、アブダクション体験は「意識の扉を開く」というジョン・マックの見方を
裏付けているようだ。マックはまた、自らのアブダクティー研究ではたくさんの証拠が「宇宙は意
味と知性の真空どころか、、、、普遍的な知性に満ちており、、、その知性には人類も参加でき
るのだ」という自説を裏付けていると述べている。
149,:2008/09/06(土) 22:02:25 ID:SVOr6CfO
だが、ポルターガイスト現象が起きたのはなぜか? 最も可能性の高い説明はこうである。ポルター
ガイスト現象はエイリアンとは無関係だが、アブダクション体験でデイ一家が何らかの形で開かれたため
に人間と他の領域の現実(たとえばモンローのローカルU)とのあいだの境界が弱まり、攻撃を受
けやすくなったのではないだろうか。ここでもまた、本書で何度と無く指摘してきたUF
O現象と超常現象領域との関連性が注目される。

私にとって最も興味深かったのは、本書執筆のために調査する過程で浮かび上がってきた、
UFO体験と拡張された(あるいは深められた)意識状態との関連性だ。たとえばジャック・
ヴァレの紹介している事例である。この女性はオックスフォードへ向かう途中にUFOを目撃して以
来、「自然と現実への新規な洞察」を体験し、「不可知論者から霊知論者へ」と宗旨がえし
てしまったという(その後、ジョンとスー夫妻の場合のように超自然的体験をすることになる)。
わたしはこれまでずっと、人間の意識の奇妙な限定的性質に心を奪われてきたが、処女作
「アウトサイダー」ではこれを自己流で原罪と名づけた。後に書いたグルジェフについての本で
は、もっと正確を期して「人間は腕時計のゼンマイで動くグランドファーザー・クロックのようなものだ」
と述べた。人間お意識は、時たまひらめく洞察を有効活用するには貧弱すぎるのだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%88%E7%8F%BE%E8%B1%A1ポルターガイスト
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%AC%E7%9C%A0%E8%A1%93催眠術
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%AC%E3%83%91%E3%82%B7%E3%83%BCテレパシー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%AA%E7%A2%BA%E8%AA%8D%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E7%89%A9%E4%BD%93#.E3.82.A2.E3.83.96.E3.83.80.E3.82.AF.E3.82.B7.E3.83.A7.E3.83.B3アブダクション
150,:2008/09/07(日) 09:43:56 ID:XpprmbZ5


















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151,:2008/09/07(日) 09:44:56 ID:XpprmbZ5


このような洞察がどんなものかを表現した作家がいる。東洋神秘主義を学ぶポール・ロバーツは、
<ホワイ>誌1997年秋季号に寄せた「コンタクト成立」と題するUFO体験談でこう書いてい
るン。ロバーツは1969年、コーンウォールで2人の友人と共にUFOを目撃した。巨大な円盤は電
気的な強い回転音を発し(まったく音を立てないという多くのUFOとは異なる)、20分
間も微動だにせず、ただ色を変化させながら滞空していた。やがて7、8個の小さな円盤
がどこからともなく表れ、この巨大円盤と合体したが、大きな円盤に開口部は見えなかっ
た。円盤はゆるいジグザグな飛行コースをとって大西洋上へ出ると、スピードを上げて天高く飛
び去った。友人の一人である数学者の考えでは、時速2万マイル以上は出ていた。


3人とも、変人と思われるのがいやで通報せず、「冷静に対処」した。

2ヵ月後、月夜の晩にロバーツが今度は友人一人と海辺に行ったときのことだ。2人は警官に、
この近辺では「事件が起きているン」と警告された。

警官が去ると、背後で声が聞こえ、つづいて大きなブーンという音がして浜辺の地面が振動
した。空には何も見えなかった。するとだしぬけに「まるで巨大なフラッシュをたいたように」
あたりが明るくなった。二人がパニックに陥る暇も無く、背後の声が「君たちに危険は無い」
という意味のことを告げた。それから、2体の輝く生き物が物陰から表れた。ロバーツの連れ
はのちに、「翼の無い天使」のようだったと描写している。その後ろにもっといることにロバ
ーツは気付いた。やがて巨大な卵形の光が降下してきて、ふと気がつくと2人はその内部に
いた。液体のように流れる光に囲まれ、2人は寒気を感じた。2人ともそこで夢を見てい
るような感覚に襲われ、テレパシーによるコンタクトを感じた。
152,:2008/09/07(日) 09:46:10 ID:XpprmbZ5
ロバーツはこうかいている。

この話をするのは気が重いといわざるをえない。というのも、どの第3種接近遭遇にもつ
きもののことらしいからだ。しかし、われわれの聞いた話の大部分は、地球人が賢明にな
らないかぎりのこの惑星の未来は暗い、という悲観的な警告だった。2人とも30年たっ
てようやく理解できたのだが、多少の違いといえば、地球を破壊する元凶は人間の行為ば
かりか、人間の現在の特性にもあるといわれたことだ。我々が個々のまとまりと考えてい
る存在(人、植物相、動物相、惑星)は、じつは単一の存在だという。古代世界で信じら
れていたように、たとえばシェークスピアなど明らかにそうだが、地震や天変地異は人間界の出
来事と相関関係にあり、前兆であると同時に宇宙規模の非道に対する反応でもあるという
のだ。

だがいいニュースもあった。現状のままでいる必要は無いのだ。この惑星の行く末は、人の運
命と同じく変えられる。ただし、我々自身が自己変革を遂げればの話だが。そして私たち
2人には、時いたればその方法が示されるといわれたが、どうやら人類全員になんらかの
形で示されるものらしい。

その後、頭上をあがっていく卵形の光が見えた。ふたたび振動音がして、光は45度の角
度で尾を引きながら宵闇に消えていった。

2人は無言のまま何時間もへたり込んでいた、とロバーツは言う。やがて友人のほうが口を開
いた。「これで1から10まで事情が変わったようだな」。自分たちの学会での立場を守る
ために、二人はこの体験を誰にも話すまいと誓った。ロバーツは、この生地を執筆するに当た
って事前に友人の許可を取らねばならなかったと記している。
153,:2008/09/07(日) 09:47:55 ID:XpprmbZ5



















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154,サイババ:2008/09/07(日) 09:49:28 ID:XpprmbZ5
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A4%E3%83%BB%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%90%E3%83%90サイババ
話はこれで終わりではない。1975年、ロバーツがインドで奇跡の人サイババと出席したときの
ことだ。サイババは物品を空中から取り出したり、病人を治したりするので有名だった。ロバ
ーツが核物理学者のS・K・バガヴァンタムと宇宙旅行について議論していたところへサイババがや
ってきて、何を話し込んでいるのかとたずねた。ロバーツはサイババに、UFOやほかの惑星上
の生命について質問した。サイババはそれに応えて、目を閉じてみなさいと言った。言われ
たとおりにすると、サイババの親指が額に押し付けられるのをロバーツは感じた。

すぐさま脳裏に、身震いするほど美しい光景が広がった。自らの発する渦状の球の中の球、
そのなかの宝石世界が次から次へと見えた。私はそのすべてに同時に存在し、無数の世界
のそれぞれ独特の芳香、感触、音、風景をすべてはっきりと認識していた。私はあらゆる
世界のすべての住人であり、同時にその誰一人として私ではなかった。夢と同じく万物は
私から発し、しまも私とは無関係に存在して、はかなくも欠くべからざる吸気吸気のよう
に私の内外を流れめぐっている。さらにそこに真の果ては無く、純粋に喜びで形づくられ
たかにおもえる無限の生命に不可能は存在しない。この宇宙の存在は文字通りの永遠であ
り、無限の世界に終わりは無く、、、、

サイババは二人に言った。「外宇宙、そして内宇宙。内宇宙こそ唯一無二、真の宇宙なのだ」

UFOはわれわれの誠心内部から来ているのか、とロバーツは聞いた。「精神ではない。心だ。
心とは神の精神、そうだろう?宇宙人は心から来るのだ。神の心から。目を閉じ、鼻、口、
耳を塞ぎなさい。世界はあるかな?匂いも味も手触りも無く、目も見えず、耳も聞こえな
い。そうだね?世界は消えてしまった。それでもあなたは消えていない。どうかな、お二
方。まこと万物はあなたによってあるのだ。ところが今あなたは、この宇宙の壮観をつく
りたもうたのは神だと考えておいでだ」
155,:2008/09/07(日) 09:52:27 ID:XpprmbZ5

サイババが立ち去ると、ロバーツとバガヴァンダムは嵐のごとき理解を体感した。「UFOはたしか
に実在する。ただし、その乗員はわれわれのような血肉をそなえた存在ではない。確率が
どうあろうと、われわれはユニークなのだ。宇宙のどこにもわれわれのような生命形態はない。
私が友人と目の当たりにした生物は思考と光からできていた。彼らは概念、真の概念なの
だ。そして彼らが過去に、そして現在も携えてきているのは、超高密度に圧縮された真実
なのだ」

これでは何から何までジョン・スペンサーやジャック・ヴァレの研究したUFO現象とはまるで噛み合
わないように思われるかもしれない。だが興味深い共通点もある。スチュアート・ホルロイドの「地
球上陸への序曲」に登場するトムはフィリス・シュレマーを介して、地球は宇宙の事象に
おいて特に重要な意味を持っているが、現在のところ、その地球が隘路となって他の惑星
の進化を遂げていると説明していた。

「万物はあなたによってある」というサイババの言葉は、どこか妙にコペンハーゲン解釈による宇
宙観のように聞こえる。天文学者のデヴィッド・ダーリングの意見はこうだ。「それは有力な補
強証拠になる、、、何が現実かを確率するうえで、意識は決定的な役割を果たしているのだ。
われわれの五感に届いた時点では、どんな情報もせいぜいが実体のない混沌としたエネルギー
でしかない。視覚、聴覚などどれをとっても、われわれが物理的世界に向けて投影する情
報ほど首尾一貫した状態ではない。我々が知っている宇宙は、完全に脳の中で構築され、
体験されているのであり、精神によって構築されるまで、現実は舞台の袖でまっていなく
てはならないのだ」(D・ダーリング著「永遠の方程式」103ページ)。