A「花火たん……いや、花火
俺たちをてこずらせるのなら少し痛い目を見て貰うかね…」
今まで半ばふざけ気味の口調が一変し、冷たい響きになる。
B「聞き分けの無いペットには……お仕置きが必要だな」
冷笑を浮かべたBが床にしゃがむ花火に近づいてくる。
花火「私は……あなたたちのペットなどでは……」
B「ペットだよ!」
言下に否定するBの言葉と同時に、一閃が飛ぶ。
花火「うあぁぁ!!」
花火の脇腹に赤い筋が刻まれた。
Bの手にあるのは、彼女もコクリコのサーカスで見た事のある
猛獣を躾けるための鞭だった。
B「う〜ん、花火たんの悲鳴は最高だね〜」
A「全ストになれないのなら代わりに歌って貰うかね……ククク」