レズエロはジャンル足り得るか?

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7738月8日 -2-
私はそれから20分以上、服を着たまま相原とキスし合い、抱きしめ合った。
「橋本さん……これ以上はなんにもしない、の…?」
これだって外で女同士でなんて、できないことだぞ。
『終わりだ』と言われて、急に相原が惜しくなっていた。
男とは違う、私より小さな身体の、体温…、触感…、甘い匂いを、
服越しに味わう。たっぷり、時間をかけて。
そして、口付けた。相原にされたテクを総動員して。
耳を、触るか触らないかの微妙な感覚で唇で挟みつつ、
上から下につ──…っと降りる。そして、耳たぶの甘噛み。「ひゃうっ」
顔なんて、あらゆるところを唇の先で味わった。
まず唇。やわらかいまぶた。細いあご。鼻の先。そして唇を避けて、その上。横。下。
唇をわざと避けたら、相原はよけい感じたみたいだ。「んんん…ン……」
首から上にキスを受けているだけなのに、相原が頬を染めて喘ぎ出している。
「あの……橋本さんっ」
それなのに、相原は口を開いた。
「じ、時間が……そろそろ……」
「……こんな身体になった相手を置いてくのか………?」
私のパンツの中に手を取られ、引き込まれた相原が、あっ…と声をあげた。
触れた瞬間、熱さが伝わったろう。そこはもう、湧き出たものでびしょ濡れだ。
私だって、顔は真っ赤になってると思う。

キスをしたまま、ちょっと強引に相原のパンツを下ろす。私のも脱ぐ。
「あそこ、合わせて…」「…クリトリス?」「………うん」
ふたりのスカートの奥の奥で、熱く湿った部分がくちゅりと音を立てて接触する。
探るように腰をずらし、そして、ふたりのそこは出会う。
「ぬ、脱がないの……? 服……」
私は黙って相原の口に舌を差し入れ、相原の舌を激しく犯した。
さっきまでと、日常と同じ格好のまま、上下ふたつの器官を繋ぎ合せ、
私たちの肉体はゆさゆさと揺れ動く。
私の口内に、相原の喘ぎ声がこだまする。相原の口内に、私の喘ぎ声も。
7748月8日 -3-:02/08/10 06:58 ID:kMiMxEzO
どうせこうしていれば、いつかは相原にイニシアチブは取られてしまうから、
私はいま、おもいきり相原を攻めていた。
「ふあっ……あっ駄目。あ、は、はしもっ……さんっ…!」
これだけ潤っていなきゃ直接こんな風には触れさせられないほど過敏な、
クリトリスって場所。それが踊るようにふたつ、もつれ合う感触…。
「相原っ……んっ…んっ…んっ!…んんー……っっ!!」
ちゅっちゅっと、私は、立て続けに相原に口付けながら、快感を味わう。
相原もいつの間にか抱き着きながら私に全体重を預け、快感を求めて、
浮いた腰を一生懸命揺すっている。
「服着たまま…へ、あっ…! へんな、感じっ…!」
抱いた相原の服の生地の感触も愛しい。それ越しに感じる体温も。
「イク…イくぅ! いくいくいくっっ……あハァッ……!」
相原は私の背中をぎゅうっと握りながら、私の腕の中でぶるぶると震えた。
私も、三秒ほど遅れてその爆発に続いた。
「相原ぁぁ………………っっ!! ………っっっ!!!」

イッた後の常のように、私たちはくたっと倒れ込んだ。
でも、今日の私の行動は、迅速だ。まだ息を荒くしたまま、寝転がったまま、
腕を伸ばして相原のブラウスの前のボタンをぷちぷちと開き始める。
相原もはぁはぁと息を切らしながら、それを見守っている。
「橋本さん……」
前を開けると、身を起こし、私はするっとと相原の背中に手を潜り込ませた。
子供っぽい相原のブラの留め金を、一瞬で外す。
「相原だってもう、あそこびしょびしょじゃん……。
そんなんで向こうに行っちゃって、いいのかよ?」
「で、でも……」
「相原。最初に家帰った時、私をどうしても連れてかなかったの…」
「………」
「アレ、先生と会うか、連絡取ろう、と思ったからだろ?」
「!」
7758月8日 -4-:02/08/10 06:59 ID:kMiMxEzO
相原の、さっき私のキスをまんべんなく浴びた顔が、びっくりしている。
「……ごめんなさい」
「いや……別に謝ってほしいとかじゃなくて」
「……ごめんなさい」
「いや、だからさ、……」
私は、ゆっくり相原の身体に覆い被さって抱きしめ、囁(ささや)いた。
「いきなり来た相原をさ──別に、構わんけど──泊めたじゃん。私。
私のわがままも一回聞いてくんねえ? おあいこ、ってことでさ……」
相原の小さくて熱い身体は、動かない。
「もうちょっと……私と一緒に、いてくれよ……」

キスを繰り返しながら、不安げな相原を全裸に剥いた。私も、全部脱いだ。
肩に手を伸ばそうとして、…でも、不安げなその相原の表情を見た時、
私は、ちょっと躊躇してしまった。
そしたら、私の顔を見た相原は、身体を伸ばしてちゅっと口付けてくれた。
……どんな顔してたんだろ、私。
「ん……わかった……。いいよ、橋本さん……」
相原は、ちょっとフクザツな顔をしながら、細い両腕を私の方に伸ばしてくれた。

「あのさ、相原…」「?」
「相原、その、いつもする時…、……私に遠慮してねーか?」「え?」
「なんかふつうにするだけじゃなく……、その……、私相手にしたいこと、
やらせてみたいこと、いっぱい抑えてるよーな気が…すんだけど」
相原も合点がいったような顔をする。
「ああ、うん、でも、……でも」
相原は恥ずかしそうにうつむく。
「でもいいの! 私がヘンタイなだけだから。その……ヘン、だからっ」
「いいよ。今日は」
なんか、一言言うごとに、呼吸が早くなってくる。
「今日は、私相手にしたいこと…、全部していいから…」
7768月8日 -5-:02/08/10 06:59 ID:kMiMxEzO

駄目だよ、橋本さんをヘンタイにしちゃうから……駄目。

 私がしたいんだよ。して欲しいんだ。

後悔するよ、たぶん。私みたいなヘンタイじゃない、ふつうの人なら、
きっと後悔する。

 レズってる時点で、世間から見たらヘンタイって言われるって。私だって。
 相原と変わんねえよ。何も、変わんねえ。

でも……。

 後悔しないなんて思ってないけど……、けど、
 相原にされるなら、後悔してもいいや………………って、感じなんだ。いま。



 マジに、さ。
7778月8日 -6-:02/08/10 07:00 ID:kMiMxEzO
私は、大きく股を開いて、生まれて初めてのオナニーを相原に見てもらっている。
「うっ……、あ……、んぐっ…ハッ……、相、原ぁ…」
はぁっ、はっ…、と、初めてのわりには我ながら本格的っぽい息が出始めている。

橋本さんてオナニーしないの? 相原は、そう聞いてきた。正直に、しないと答えた。
自分で触っても、特に感じなかったし。過敏なだけだったり、痛かったり。
それで別に構わなかった。淡白なのかもな。
「私はするよ。先生に会う前からも、ずっとひとりでしてた。毎晩みたいに。
橋本さんとしてからは、橋本さんのことも思って、そ、その……………、
しちゃっ、た…。何回も。数え切れない…ぐらい……」
「…………。あは…は…。相原のズリネタか、私…」
……男にも、面と向かってこんなこと言われたことねーよ。
思わず、暗がりでこっそり私を使って数え切れないぐらいオナニーする
相原の小さな姿を、想像してしまう。下腹のあたりが、勝手に、きゅっと熱くなる。
「橋本さんのオナニー……見たいな。できれば、私のコト想像して、オナるとこ……」
私は……、了承した。

胸、乳首、あそこ、クリトリス…。でも、いじってみてもやっぱり、感じなかった。
男どもや、相原にされる時みたいないい気分にはなれない。
「駄目? やっぱり、橋本さん……」「うん……」「……あ。じゃ、こうしてみるね」
相原は手を伸ばして私のあそこに触れ、そしてその手を、私に握らせた。
私に相原の手を動かさせるのだ。相原の指で、私は自分のクリトリスをこすった。
「触ってるのが私の手なら、自分で動かしても、感じるでしょ?」「ん……」
触るのが、他人の手と自分の手では感触が全く違う。
自分で自分をくすぐってみれば、すぐわかる。
こうしているうちに、自分でいじる際の
手の動かし方のコツを覚えさせるのが、相原の目的だった。
「ちょっとわかってきた? じゃあ次は、自分の指で」
「ただいじるんじゃないの…。私にしてくれる時みたいに。
相手を気持ち良くしてあげようって感じで。この場合、相手は、自分の身体」
7788月8日 -7-:02/08/10 07:00 ID:kMiMxEzO
私はいま、生まれて初めて自慰を覚えつつある。しかも人に付きっ切りで指導されて。
ただ意味もなく動かしたり、強く触ったりするだけじゃ駄目だったんだ。
人には自然にしてやってたことを、興味ない自分の身体が対象になると、
まるでやっていなかったんだ、私は。
「私のこと考えて……橋本さん」「んっ、考え、てる……」
指をくにくに動かしながら、私は本当に頭いっぱい相原のことを考えていた。
いま正面に見える可愛い顔。あの気持ちいい指使い。小さな唇での、キスの嵐。
「じゃ、私も始めるね……」
相原も、私の正面で足を広げ、まったく同じポーズを取って、
自分の性器をいじり出した。自分の手で自分に可愛い声を出させ始める相原。
手を伸ばせばすぐ触れられる距離なのに、お互いのことで頭をいっぱいにしながら、
あえて自分の手で自分を慰め、その恥ずかしい姿を互いに見せ合う、私たちふたり。
なんだろコレ。なんだろう、コレ…。
本気で気持ち良くなってきたから、オナニーを他人に見せるっていう
洒落にならん恥ずかしさが、ようやく私の胸にもズン…ッと落ちて来た。
自分で自分をいじってまで気持ち良くなりたい、恥ずかしいエロ女。
しかも、相手をズリネタにしてるのまで、最初からバレている。
恥ずかしい。恥ずかしいよ……。全身が真っ赤になってるかもしんない。
「橋本さんっ」
相原が、ま○こをこすり続けたまま私に近寄って来た。
やっぱ、そろそろ本番するのか……?と思ったら、違った。
相原は私の横に並ぶと、肩をくっつけて、そのままオナニーを続けたのだ。
肩を並べてオナニーにふける、エロ女、ふたり……。
相原は、自分の股間から私の顔に目線を移した。
肩を小刻みに揺らしたまま、潤んだ目で私をみつめている。
わかってる。相手が自分のことを考えながらオナニーでイク瞬間の顔を見たいんだ。
私だって、そうだから。
「橋本さんっ……すっごく気持ちいいの……。んっんっ、気持ち、いいのっ」
「恥ずかしーよ相原……。すげえ、恥ずかしい……。恥ずかしい……! うっ…あ…」
部屋の中で、にちゃにちゃにちゃ、という恥ずい音が、ダブルでハモっている。
7798月8日 -8-:02/08/10 07:01 ID:kMiMxEzO
「……っっ!!!」そして突然、よく知っている熱い衝撃が股間に発生した。
自分の指で自分にそれを起こす生まれて初めての事態にひどく動揺しながら、
私はみっともないぐらい身体を震わせた。
「ああ、相原っっ! 相原……っっ!!」
相原も、微笑みだか泣き入ってんだかわからない表情でそんな私を見守りながら、
自分のフィニッシュを導いた。
「橋本、さぁぁん────っっ!! はうっ…!」

……たっぷりと余韻に痺れる時間をとって、そして。相原は、次の行動に移った。
「もう今日は、橋本さんの初めてをいっぱいもらっちゃう…から」
でかいバッグの中から、ヘアピンと糸、そして……、
消毒用アルコールなんて物までを出して来た。
「尿道炎になったら大変だから、もし自分でする時も、消毒は絶対忘れないでね」
「自分ではたぶん、さすがにしねーかなー……」
ヘアピンの消毒を終えると、相原はマジな顔を向けてきた。
「尿道オナニーは、一度おぼえたら……絶対、またしちゃうと思う」
ごくっと喉が鳴った。まさかとは思うが、でも、少なくとも本人にとって
『後悔させるかも』っていう言葉は、伊達じゃなかったみたいだった。
「万が一のことも考えて、取れなくならないようにちゃんと糸付けておくから」
相原は私の股間に張り付くと、慎重に私の穴を広げて狙いを定める。
むずがゆい穴に、必要以上の鋭い刺激が侵入してきた。「はうっっ!!」
いまこの瞬間まで、そこにむずがゆい穴があるなんてことすら、
意識したこともなかったのだ。私は、おしっこの穴まで相原に犯された。
「動かないで……まだ入るよ……まだ入るから。
痛いのは大丈夫。絶対、ケガはさせないから……」
「あ……ああ……」
痛いより、予想以上の長さが私の中に消えていくのに、動揺する。
「どう?」「穴の中に、細長いのが入ってる……。ジンジンする。恐え、よ…」
私はきっと情けない顔をしていたはずだ。
「ジンジンする? それが、尿道オナニーの、感じてるってことだよ……」
7808月8日 -9-:02/08/10 07:01 ID:kMiMxEzO
危険な場所を性的目的でいじっていることには、確かに興奮した。
相原が、見ていてもわからないほど微妙に指に力を入れただけで、
私のそこの痛みと刺激は、ずぅんと重くなる。「ひっ……」
「橋本さん。自分で、土手の上を押してみて。弱く…」
「あ……ああう……。なんだコレ……。ああ……」
じん…じん……。チク…チクッ……。
相原が大丈夫だって言ってくれなきゃ、恐くてすぐにでもやめてたろう。
でも、危険なインストラクターの手引きで、
私は、尿道オナニーって奴の第一回を、けっこう長い時間に渡って味わった。
「じゃ、一回抜くね……」
私の体内からはみ出た先っぽを摘まんで、相原はほんの少しくりくりと左右に回す。
「ひゃうっ!」
ぴっ──……。
「はっ!はぁぁんっ!!」
一瞬で、ヘアピンは抜かれた。
抜く瞬間の刺激が凄かった。そして、抜かれた後も、異物感と刺激はその穴に残った。
いままで意識したこともなかったその穴を、私は、今日、知ってしまったらしい…。
「痛ぅ……。はぁ……。……あ、相原ぁ、相原もよくするのか? その、これ……」
「私……。最近は、先生が毎回新品のカテーテル……医療用のチューブを持って来て、
両端を私と先生の尿道に刺して、繋がるの…。
それで、お互いの体内におしっこを送り合って、交換するの…」
「う、嘘だろ……」聞いてるだけでクラクラする。
それを言ってるだけでふわっと気持ち良さそうな顔になってくる相原は、
確かに自分で言う通り、もう本物のヘンタイなのかもしれない。
「…信じられないほど気持ちいいよ……。橋本さん、橋本さんもしたい? 私と」
「う……うぅ…っ」
私と相原が、この部屋で、全裸で股を大きく開いて……
無機質な医療用の管であそことあそこを繋げて……おしっこを交換する……。
そんな光景を想像しただけで、私は股間を自分で抑えていた。感じたのだ。
私にももう、何かの目覚めは始まりつつある。
7818月8日 -10-:02/08/10 07:02 ID:AcqsgSq3
四つん這いになった全裸の私を、相原は横抱きに抱えていた。
「橋本さん、本当に一回もないの? 誰にも?」
「そっちは……ない。まだ、誰にも」
「私、橋本さんのお尻のバージンも、もらっちゃうんだ……」
ごくっと唾を飲む音。相原の目が、興奮でとろんとしている。
ウェットティッシュで何度も拭いてもらった後、私はそこを触る許可を出した。
つん……と触れられただけでかなりの刺激が走ったのに、
すぐに相原の指はくりくりと容赦なく動き出した。
「うわっ……うあぁっ……!」
「橋本さん、ほんとに、私以外には全然触られたこともないの……?」
「そ、そんなの、ガキの頃カゼで、おふくろに座薬入れられたぐらいだって! あっ」
「座薬かぁ……。私もそのうち、橋本さんに座薬入れさせてもらいたいかも…」
「あんっ…」「カゼひいたら、座薬の入れっことかしない…? ひいちゃった方が、
今日みたいに、お尻の穴を相手に完全に無防備に明け渡すの」「んんっ…!」
相原に可愛い声でヘンタイなことを言われる度に、想像して、感じて、声が出ちまう。
いよいよ本格的にビョーキだ、私も。ヤベえ……。
そしてついに相原は、ローションを付けた指を、
ドリルみたいに回しながら何の予告もなく私の中に滑り込ませてきた。
「はぅ…………っ!」
じゅっじゅっ…と音が聞こえてくるんじゃないかってぐらい遠慮なく、
私の初めてを掻き回す。
「相原ぁぁ………」
私の求めに応じて、相原は唇を重ねてくれた。
なんだか、処女喪失しながらカレシに愛情たっぷりのキスをしてもらう
清純少女みてえだ。同性の、ちっちゃな女の子相手にさあ……。
「ローションいいでしょ。橋本さん、初めてでキツいのに、すっごく良く滑るよ」
指が、潜っては出、潜っては出る。出る度に、そこに排泄感が走った。
「相原ストップ。ごめん、なんか……うんこ……っ、くっ、出ちゃいそうだっ」
とうとう私は泣きを入れた。
「大丈夫。それは必ずそう感じるものだから。経験ないと、特に」
7828月8日 -11-:02/08/10 07:03 ID:AcqsgSq3
相原は全然容赦してくれなかった。初めてをもらうだけじゃ満足できず、
今日私に何かをおぼえさせようとしているのだ。
「ふあっ…! ヤだぁっ! あ、あは……、ひィ……、ヘン…ヘンな感じで…っ」
未通の器官に、耐えられない感触。そして催す、排泄感。
タブーなことぞろいの場所を容赦なく責められるのは、
すっごく相原に『犯されている』感じを高める。
これ以上はダメ、というボーダーを軽々と越えられて犯されている気分になる。
「橋本さん、ダメ! お尻から力を抜いて。だいじょぶだから、リラックスするの」
「ご、ごめん……!」
ものすごい弱点を相手に抑えられてるから、素直に従うしかない。そんな状態。
相原は一度指を抜くと、もっと太い指を挿入して来た。
「ひゃうぅっっ!」
たっぷりのローションを使って、さらに激しく突き込んで来る。
「んああっ……! 私のそこを何だと思ってるんだ、とか言いてえ気分だよ……んっ」
「ここ? ……橋本さんの、えっちな穴かな…。私がもらったバージンで…、
今日の、開発目標。私が、橋本さんをアナルセックスできる娘に変えちゃうの……」
「うあ……」
相原にいやらしいことを言われる度に、いちいち下半身に、じん、じんと響く。
相原は、指をピストンさせたまま顔を近づけて、私のあそこを舌で責め始めた。
「ふあ…っっ!!」
びっくりして腰を左右に振ってしまう。
「ん……ん……」
さんざん舌を穴に突き込んだり、襞(ひだ)を舐めまわした後、相原は、
私の身体の下で仰向けになって、今度はクリトリスを自分の舌の捕虜にした。
「ああぅあ……っ!! くぁっ!!」
それを全部、指のピストンを一度も止めずにするのだ。
こんな器用な調教者に捕まった私は、たぶん、すごい不運な幸福者なんだろう。
「ひぃぃああぁっ…! 相原。相原。あいはら……っ!」
マズい。快楽とシンクロして責められたら、
私の身体は尻まで一緒に快楽の場所として記憶してしまいそうだ…。
7838月8日 -12-:02/08/10 07:03 ID:AcqsgSq3
本気で尻をおぼえさせられそうになりながら、でも、私は気付いた。
大は出なかったが、別の限界が、来ていた。
「相原、今度はダメ……。本気で、ダメだ。うっぐっ! も、漏らし…そうなんだ」
ぷはっ…、と相原がクリトリスから口を離した。「おしっこなの? 橋本さん?」
だが相原は、指を止めなかった。
「橋本さん。橋本さんがお漏らしするところ、見たい」「ええ……っ!?」
「私の目の前でまた、お漏らしして欲しい……」「そ、そんなっ……あうっ」
相原と初めてした時、私は公園で相原にイカされてしまった。
下を舐められて遂には小をしてしまい、相原は、それを全部飲んでくれた……。
相原は、尻の指を動かし続けながら身体を起こすと、
無理に私に肩を貸して立ち上がらせた。
「お風呂でして……」
腰に力が入らない私を、指で犯し続けたまま相原は少しずつ引き摺ってゆく。
風呂場に辿り着いた頃には、本物の限界が来た。
「ヤだぁぁぁぁ!!!」
しゃがみ込んだ股間の前を左手で、後ろを右手で責められながら、私は、
我慢できずにお漏らしをしてしまった……。母親に抱えられた赤ちゃんみたいに。
「橋本さん、可愛いっ!」
頬にちゅっちゅっと相原に口付けられ、失禁と肛辱の屈辱の中、
私は、壮絶にイッた──。

すごい恥ずかしさの真っ只中でも、相原が優しく抱きしめてキスしてくれていると、
なんだか守られてるような気がして安心してしまう。
そんな自分は、何かを失ったか、何かを相原に譲り渡してしまったような気が、
すごくする。
私が相原を部屋に引き止めてから、もう何時間かが経過しつつある。
でも、それを口にしなかったら相原も黙っていてくれるのがなんとなくわかったので、
私はあえてそのことに触れなかった。ズルいよな…私。
相原が私から腕を離し、立ち上がった。
「今度は、私がトイレ……。ゴメン」
7848月8日 -13-:02/08/10 07:04 ID:AcqsgSq3
狭い私のアパートだが、風呂場とトイレが別なのがちょっとしたポイントだ。
トイレに行こうとする相原の手を、私は掴んだ。
前に考えていたあることを実行するなら、今日、いまだと思ったからだ。
「相原……小か?」「うん。おしっこ…だよ」
私は、相原の尻に腕を回して、抱いた。
「前さぁ、相原、私のを、その……、飲んだじゃん」「う、うん…」
相原の喉がこくっと鳴った。
「じゃ、今度は私の番な。私が、相原のを飲むから」「ええっ!?」
相原は本気でびっくりしていた。
「駄目だよ、駄目っ! 橋本さん、橋本さんがそこまでしたら、駄目だよう…!」
「…どうしてさ」
「橋本さんが、そこまでヘンタイになったら駄目……」
「いいじゃん。相原も飲んだから、私も飲む。おあいこだよ」
「ひ…、人の……便器にまでなるようなヘンタイは、私だけで…いいからっ」
「私がしたいんだよ。相原。…今日は私が、相原の便器になるから……」
言われた相原の方が、顔を真っ赤にしていた。
私は相原をバスタブの縁に座らせると、相原のそこに口を被せた。
割れ目を舌でなぞって、静かに放出をうながす。
「駄目……」
ぷるっ、と身体が震えて、私の口の中で、相原は決壊した。
ふたりとも無言になり、シンとした風呂場の中に、
私の口の中にこもる放尿の音だけが響いていた。
味は……すごかった。食べ物や飲み物じゃない物を口にした時、
一瞬で吐き出す人間の本能。いま私は、この上なくそれを実感していた。
すごいとしか言いようがない……この味は。とても味わうどころじゃないから、
味を感じないように息を止めて、必死に喉の奥に飲み込むしかなかった。
あの時私の味を確かめていた相原は、やっぱりすごいとしか言いようがない。
そんなことを尿を飲み続けながら考える私も、何モンなんだかって感じだが。
相原の体温をした温い排泄物が、口から喉を通って私の体内に入ってゆく感触が、
温さで、よくわかった。…不思議な感動……。
7858月8日 -14-:02/08/10 07:04 ID:AcqsgSq3
見上げる私と、見下ろす相原。
この位置関係だと、なにか主従関係のような感覚もおぼえる。
やがて、相原の奔流は終わって、とうとう吐かずにすべてを飲み下した自分に、
私はまた少しヘンな感動をおぼえる。
雫が一滴二滴落ちるだけの段階になったので、それを吸ってやって、舐めて、
私は口を離した。ようやく、呼吸をした。
「ぷはぁ────っっ……」
相原の顔は真っ赤だ。目が、虚ろだ。
「は…しもとさんっ……」
かがみ込むと、力いっぱい抱き着いて、キスをして来た。
自分のがまだ私の口には残ってるのに、気にしていない……。いまの相原は。
「橋本さん……。さっきしたばっかりだけど……まだ残ってる? いま、できる?」
「な、何が?」「……おしっこ」「出ると思うけど……って、相原……」
「このままじゃなんだか悪いよ……。また今度は、私の番っ」
相原は、私をバスタブの縁に座らせると、さっきまでの私と同じ姿勢を取った。
そして、自分の番を遂行した。

全裸で、風呂場の床で、頬をくっつけて抱き合いながら、
私たちふたりは余韻に浸っていた。
「ね、橋本さん」「ん……?」
「うんちも……してみる?」「え……?」
「お通じとプレイのために、いちじくも持ってるんだ、私…。バッグの中に」
「いや、それはちょっと……まだいいよ」「うん。わかった」
でも、相原は言葉を続けた。
「うんちをするとこまで見られちゃうと、人間、すっごくラクになるよ……。
ここまで見られちゃったんだから、もうこの人には何を見せても同じだなってなるの。
人間としてのモードが変わる感じ」
それはちょっと、恐い。
でも、その相原の言葉と、私の胸の中には、なにかの予感があったかもしれない。
7868月8日 -15-:02/08/10 07:05 ID:AcqsgSq3
身体と風呂場を洗い流して部屋に戻ると、私たちはベッドで抱き合いながら眠った。
軽いまどろみから起きると、ふたたび性的行為は再開された。
もう、窓の外は暗くなってきている。
これだけいろいろしたのに、今日、ベッドでするのは、初めてだった。
胸をたっぷり揉まれ、吸われて、すっかり身体の力が抜けた後、
相原は私の膣に指を入れて擦り、もう一本でクリトリスをなぶった。
そして……、舌でお尻の穴を愛撫し出した。
「ひゃううっ!」
背筋をぞくぞくとしたものが走る。
過敏さでは、現在、尻の穴は私の身体中でナンバーワンだ。
クリトリスだって、もっと触れられ慣れてるし、気持ちもいい。
その感触にいくら悶えても相原はやめてくれないから、
私はまた相原に犯されている気分をたっぷり味わわされた。
私も身体を回すと、相原の膣とクリトリスを指で責め出す。
目の前で悶える相原のお尻を見ながら、ふっと私のしなきゃいけないことに気付いた。
……私も、舌で、相原のお尻の穴を舐める……。
「んあっ!」
洗った後だから、ヘンな味なんてしない。
でも、舌に触れる襞(ひだ)の感触を、私はたぶん忘れられないだろう…と思った。
787名無しさん@ピンキー:02/08/10 07:07 ID:AcqsgSq3
以上エロパートですたヽ(´ー`)ノ
あとは残りの二日間分。
もう書いてあるので、今夜うぷしますです。
788名無しさん@ピンキー:02/08/10 15:17 ID:cId5ulJx
>787
正直、もう書くのやめたかとも思ってたが、待ってた甲斐があったよ。
エロ部分が濃いね。ブラボー。
残りも楽しみにしてるよん。先生との決着もあるのかな?
789名無しさん@ピンキー :02/08/10 20:49 ID:Nye4fzg6
>787
明日逢魔刻壱のサークルいきますか?
7908月9日:02/08/10 23:48 ID:tyAvzdGT
目覚めを呼びかけたのは、相原の呼ぶ声だった。
ベッドの上でタオルケットにくるまれながら、私は目を覚ました。
自分で被ったおぼえはないから、この優しい感触は、相原が掛けてくれたものだろう。
寝ぼけ眼(まなこ)で、裸の身体を起こした。
相原は、もうちゃんと服を着て、手には、ウチに来た時の荷物を持っていた。
「橋本さん。私……そろそろ行くから…」「…………そっか……」
目が、はっきりと覚めた。
相原は、落ち着いていた。なんだかすっきりした顔してる。
最後に一度、私にキスをすると、玄関を閉め、相原は静かに私の部屋を出て行った。

私の引き止めに、相原は予想をはるかに越えて付き合ってくれたから、
もう、引き止めようという気は、起きて来なかった。
『もうちょっといてくれ』って言葉に応えてくれたんだとしたら、
時間的にはすでにものすごい『もうちょっと』になっていた。

起きて着替えると、私は冷蔵庫でギリギリ頑張っていたカレーをひとりで片づけた。
カレー臭くなった部屋を換気するために、全部の窓を開け、換気扇も点けると、
カレーの匂いと一緒に相原の残り香も全部外に流れて、消えて行った。
一人になって部屋が空虚になったというより、なんだか相原が居た数日間の方が
夢だったような感じが、胸に急速に広がって来て、嫌だった。
(“本格的パスタ”、作ってもらえなかったな──)
ふたりでカレーを食いながら、今月ピンチだから自炊を増やさなきゃ、という話を
(援交の件には触れないで)話していたら、イタリアに住んでた経験がある
伯母さんから教わった、本場式の本格的パスタを作ってあげるって相原は言ってた。
元の、一人暮らし状態に戻った部屋で、そんなくだらないことを私は思い出していた。

夜。私は、買ってきた新品のゲーム機をTVに繋いで、延々何時間もやり込んでいた。
おい今月のピンチはどうすんだ、帰省はどうすんだよ、という心の声を
封殺して買ってきた代物だ。我ながら、目茶苦茶だ。
でもおかげで、少なくともゲームしてる間は、シリアスなことは何も考えずに済んだ。
7918月10日:02/08/10 23:49 ID:tyAvzdGT
玄関の呼び鈴が鳴っている。
それでようやく、私は目を覚ました。
徹夜ゲーして、そのまま床で寝てしまったみたいだ。
時計を見たら──、ゲ……、もう夕方になってる。
夕日が斜めに部屋に差し込んで来ている。
私は、ふらふらと玄関に向かって、ドアの覗き穴を見た。

相原が、立っていた。

最初の日と、同じように。
手には、大荷物と傘の代わりに、
今度は食材でいっぱいの大きなスーパーの袋を持っていた。
「……パスタ作る約束……まだだったから……」
ドアを開けると、相原は、ちょっとおどおどしながら、そう言って微笑んだ。
私はその笑顔を、少しの間黙って眺めていた。
「………待ってたよ」
そしてぐしぐしと相原の髪を撫でた。

私たちの時間は、緩やかに過ぎてゆく。
くだらないことを繰り返し、繰り返し、ゆっくり、ダラダラ、ダラダラと……。


                             おわり