753 :
名無しさん@ピンキー:
エロゲー板のレズスレから誘導されて来ますた。上の流れを見るとここでいいのかな?
逢魔刻壱のレズエロ漫画「ダメ人間じゃん」の二次創作を書いてみたのです。
ここを借りてOKでしょうか。あんま原作にない設定を作ったり、
原作の流れを大きく動かすようなドラマチックな話にはしませんでした。
タイトル付けるならなんだろう……ダメ人間じゃん7DAYS?
以下知らない人向けに原作説明
単行本「猫飯(ねこまんま)」フランス書院 Xコミックス
に、二作+1収録の読み切り連作。
・橋本さん……主人公。ロングで眼鏡。学校では優等生だが、
学外では三つ編みをほどいて援交している人。タバコも常習。
一人暮らし。飄々としてマイペースな感じで、ヘテロだったが。
・相原……ふつうに男子に人気がありそうな大人しくて可愛いショートの子だが、
クラスではいつも一人でいる。実は、お姉様…保健の先生とハードレズ関係。
調教とかそういう世界に生きてる人らしい。「あたし……普通じゃないから……」
(あらすじ)夜の公園でばったり出くわした橋本さんと相原。とくにこれまで
付き合いもなかった同級生のふたり。話すうち、援交とレズ、というそれぞれの
ヒミツを、お互い初めて人に打ち明け合うことに。そのままふたりは、してしまう。
以後特に何が変わったってこともないんだが、
橋本さんの部屋には時々、相原が訪れるようになっている。
754 :
8月4日:02/07/23 01:03 ID:c01cXXP1
雨も降ってるってのに夜中の9時過ぎに玄関の呼び鈴を押す奴がいたから、
誰だ?と思ってドアの覗き穴から見たら、相原だった。
「ごめん……いきなり……。橋本さん」
大荷物を抱えて、傘は差してるけどあちこち濡れネズミになっていた。
とにかく部屋に上げてやって、バスタオルを貸す。ボイラーにも、火を入れた。
「どうした? なんか……あったか?」
夏休み。今日から一週間、相原んちは親が家を空け、その間相原は、
“先生”とどっか知らんがずっと一緒にいる予定らしかった。私は、そう思ってた。
「………うん…………」
相原は口を濁したので、それ以上は聞かないでシャワーを貸してやった。
シャワーを浴びて出て来ると、相原は言った。
「あの、橋本さん……。今日、泊めて……くれないかな」
「いいのか? その……。ウチとか帰んなくて」
「母さんたちは毎晩9時にウチに電話してくるから、その時だけいれば大丈夫なんだ」
「ふーん」
夕飯も食ってないらしかったので、買い置きのカップラーメンを食べてもらった。
雨も強くなってきてて、買い出しや外食にも行きづらかったし。
相原は大きなバッグからパジャマを出し、それに着替えてラーメンを啜っている。
バッグの中身はやっぱり、思いっきりお泊りセットだったみたいだ。
たぶん、先生とのために用意した、そのまんま。
相原の状況にそれ以上ツッコミを入れることもできず、
他の話題をふるにしてもヘンになりそうだし、そのまま早めに寝ることに決めた。
毎回相原が来る度にそうしてるから今日も同じベッドで寝たけど、
そういう気分にはならなかったので、セックスはしなかった。
でも、別に怒ってるわけじゃないし、これじゃちょっと冷たいかな?と思って、
こっちから一回だけキスをした。…これで多少は安心してくれたか?
私より先に寝息をたてはじめたから、たぶん、してくれたんだろう。
755 :
8月5日:02/07/23 01:05 ID:c01cXXP1
目が覚めると、相原はまだ横で寝息をたてていた。
前に泊まった時は、私よりずっと早く起きて朝ご飯作ってくれたりなんか
したこともあるし、昨日はよほど疲れてたのかもしれない。
もう明るいから、なんとなく寝顔を観察する。
可愛い女の子の寝顔ってのは……目の保養になるなあ。
「ん……おはよ……」相原は、結構遅めに起きた。「おっす」
目をこすりながら起き上がってきた相原は、口の端によだれが垂れているのに
ハッ!と気付き、うろたえながらパジャマの袖で拭く。間抜けで可愛い。
私はコンビニで買ってきた食べ物をテーブルの上に並べていた。「コレ。朝ご飯」
何をするわけでもなく、本読んだり、TV見たりして一日普通に過ごした。
昼はふたりで近所のファミレス、夜はまたコンビニ弁当。
夜8時半頃、昨日言った通り親からの電話のために「一回帰る」と相原は言った。
夜遅いし、一緒に行くよ、と当然言ったが、「ん。大丈夫。大丈夫だから」と
相原の返事はなぜか色よくない。結局本当に一人で行ってしまった。
手持ちぶさただし、なんかじっとしていたくなかったので、私は風呂に入った。
たったったっ…と駆けて来る音がする。呼び鈴に玄関を開けると、「ただいまっ」と
明るい声がして、息を切らした相原が私に抱き着いてきた。テンション、上がってる。
「お風呂、入ったんだ」と言って、私の湿った髪を気持ち良さそうに撫でた。
結局そのまま雰囲気が盛り上がってしまって、私はその場で押し倒された。
無事に帰ってきたんだから、たっぷり可愛がってやろうと思ったんだけど、
逆にいつも通りにこっちがたっぷり可愛がられてしまった。
相原の上手さには、参るな…相変わらず。こっちだって男とは結構経験あるんだが、
自分の舌がすごく感じる性器だなんてことは相原に舌で責められるまで知らなかったし、
私をクンニだけでイカせることができるのも、いまだに相原だけだ。
もっとキスがしたい気分だったのに、相原は私のソコに拘って、ひたすらシックス
ナインで責め続けた。快感に負けて、腰を浮かして押し付けてしまう私も情けねーが。
756 :
8月6日:02/07/23 01:05 ID:c01cXXP1
目が覚めると、私らは玄関先でシックスナインの姿勢のまま寝てしまっていた。
夏だしカーペットの上だし、いーけど…。
それにしても、朝起きて目の前がいきなりま○こっていうこの状況は可笑しい。笑う。
この状況を相原にも味わわせてやろうと、私は相原が起きるのをそのまま待った。
ところで昨日はこっちもずいぶん責めたつもりだったのに、相原は衣服をほとんど
着たまま。こっちはいつの間にか素っ裸にされていた。やっぱ、敵わんなあ。
あうっ……と小さい声がして、相原が起きたようだった。「おはよ…、橋本さん」
このお互いの状況にさすがに相原もくすっと笑ったが、そのまま相原は、
ちゅっ、とクリトリスに口付けてきた。お、おはようのキス代わりか?
こういうこと真顔でしてくるからなあ。相原…。
「わ……、やめ……」
相原が本格的に優しい愛撫を開始したので、焦った。くそ、身体の力が…抜ける……。
「橋本さんのクリトリスって、ぷりっとして可愛いんだよ…。
明るいお日様の下で見ると、よけい、そう思う」
恥ずかしいこと言うな……。でもまた、そのまま、イカされてしまう……。
明るいのに、たっぷりと濃いのを何時間もしてしまった後、相原は聞いて来た。
「ねえ橋本さん、今週ずっと泊まってって……いい?」
私が帰省するのは11日だし、もちろん何の異存もなかった。
今日は、夜9時の一旦帰宅に同行するのを、相原は気持ちよくOKした。
缶ジュース片手に夜の住宅街を肩を並べて歩いた。いろいろ、話をした。ふつうの話。
相原の家は……。……ちょっと、洒落にならねえぞ、という大きさだった。
さすがは勝手知ったる自分の家。相原は初めて見るぐらい活動的で余裕たっぷりだ。
電話が終わった後、私はすすめられるままお風呂に入った。総桧(ひのき)、だぜ…。
「いいかな……」相原が入って来て、私たちは背中を流し合った。髪まで洗い合った。
私は髪長いからいいって言ったんだけど、相原も小学校の頃は長くしてたから、
慣れてるから大丈夫、と押し切られた。こんなこと他人とし合うのは、初めてだ。
「もし良かったら、今日はウチに泊まってく?」「……うん」
なんか健全な人ん家でそこの娘さんとセックスするってのは、微妙な背徳感があった。
続きは(たぶん)また明日……
>757
続き待ってるけど、そろそろかな?
759 :
8月7日:02/07/24 02:48 ID:INHSfKah
相原が生まれ育った相原の部屋のベッドで、ふたりしてハダカで目が覚めた。
泊まるつもりで来たわけじゃないから、起きると相原の下着を借りることになった。
上はサイズ合わないので(相原「う〜……」)、下だけ。ヘ、ヘンな気分だ。
お昼、うどんのお湯を沸していると、久々にいつもの援交相手の男からメールが来た。
“今日どうよ”だって。…………。今月はまだそういうのなかったし、
帰省もしなきゃならない月なんで金銭的には正直、助かる。
相原とそういう関係になったからって、別に男とするのが嫌になったりはしないし。
でも……。相原は部屋でTV見てる。いつものお昼のバラエティ見て、
私の部屋で笑ってる。そんな相原が今日部屋にいるのに、それをひとりでここに残して
外で男とヤッてる自分を想像したら、凄く嫌な気分になった。
私は“ゴメン。予定あるから今週はパス”と返信した。
これで帰省前はピンチだ。外食ばかりじゃなく、ちょっとは自炊もしねーとなあ。
一週間ずっと部屋いるのもアレなので、ふたりして街へ出た。
服や靴や小物、CDの店をあちこち見て、結局何も買わなかったんだけど。
「橋本さん、ゲーセンとかよく来るの?」「いや、一年ぶりぐらいかなー」
その頃は、援交やそうじゃない相手の男と、ちょくちょく来ていた。私はほとんど
このギター弾くゲームばかりやってたな。あの頃はおかげで全曲制覇までした。
ただ、上手いのはいいが無表情で直立不動でやるのは恐いからよせ、と言われたが。
だから意識して身体の力抜いてやる。いまは。
最新バージョンにも昔の曲はまだ残ってたので、相原の目の前で全クリしてやった。
「すごい、橋本さんすごーい」
相原は、飛び跳ね始めるんじゃねーかってぐらい、本気で感動していた。
たかがゲームでこんなに感動されるのは初めてだよ。でも、興奮した相原に
無言でみつめられながら頭をなでなでされたら、なんか私までぐっと来てしまった。
馬鹿か私は。ゲーセンでゲームやって誉められて危うく涙出そうにまでなったら、
そりゃ人がゲームクリアしたの見て本気で感動する奴より馬鹿だろう。
その晩は相原がカレー作ってくれた。ふたりで食って、午前3時までエッチして、寝た。
昨日の晩のことをもうひとつ。毎晩帰んなくても、私のウチに泊まるって言えば
良くねえ?と相原に言ってみた。同じクラスの女の子の友達。マズくはないだろ。
「で、でも……。橋本さんに迷惑とか……かかると……」
相原は消極的だった。私は強引に押し切った。そんで、相原は両親に電話して、
私も、相原の親御さんと初めて話した。名前と素性、住所と電話番号言って。
電話番号は、携帯じゃなくて親が付けた部屋の回線のやつ。
相原のお母さんは、意外とふつうな感じだった。
「ごめんね……ありがとう」
電話を切った後、相原は私の頭をぎゅっと抱えた。
カレーは二日目が美味ーんだよな、なんて言いながら、
ふたりで朝昼と連カレーして部屋をカレー臭くした。
キスしてもカレー味だし。こういうのはあんま男とはしたくはないな。ハハ…。
そのあと、私がトイレ入ってると、部屋で携帯が鳴った。着メロは、
私のはずっとエアロスミスの曲、前の携帯も同じ曲だったから、私のじゃない。
CMのキャラものの可愛い曲。相原のだろう。前はおさかな天国の時もあったな。
“はい……うん……そ、そんな……違い…ます……”
部屋が狭いから、筒抜けで聞こえてしまう。親や同級生と話してる感じじゃなかった。
結局、相原が切るまでトイレから出られなくなった。
小だったのに、時間的にはうんこになってしまった。
「橋本さんごめん……。先生から、電話来たの……」
「まだ少しは時間あんだろ?」
「う、うん……あっ」
洗ったばっかりの冷たい手で相原の小さい頭を抱えると、私は相原の唇を奪った。
私からこんなに激しくするのは、珍しい。ぷはっ……と息を吐いて相原の口が離れる。
「30分ぐらいなら、いいだろ?」「うん……さ、30分ぐらいなら。はう」
私は相原の後ろ髪を掻き上げると、うなじを吸った。相原に使われたテクだ。
30分で済ますつもりなんて、ほんとは最初から全然なかった。