>>1 この乙を使われよ
前スレ埋まる前に落ちちゃったな…
何はともあれ、スマブラにFE勢、特にルキナと女ルフレの参戦決まって嬉しい
クロムは…気の毒だったが、まだ何らかの希望はあるみたいだから期待しよう
デフォユニ子の可愛さに惚れてプレイし始めたから参戦嬉しすぎるわ…
かわいすぎて嫁にやりたくないという弊害が発生したが
>>4 なんらかっていうかきりふだでちょっと出てくるってだけだろw
ルキナの切り札はクロムリズウードエメリナの性王ファミリー勢揃いでよろしく
そういやスマブラのエロパロスレってないのか
昔あったような気がするんだけど
そういやスマブラのエロパロスレってない?
昔あったような気がするんだけど気のせいか
二重になっとる…済まない
スマブラエロパロスレは某キャラの女体化うんぬんで一悶着あって
過疎った後落ちたと思う
新作が発売されたらまた誰か立ててくれるんでないかい
ここもルセアを女体化したら荒れるんですかね?
何かどっちでもあんまり変わらない気がする、ルセアだし
リベラもそうだな
リベラは体格が完全に男
デフォルメされたラバーキーホルダーだと女にしか見えないけども
16 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:13:30.63 ID:7Bvl5xbh
新スレ+50スレおめでとうございます
記念…というわけではありませんが投下します
クロム×マイユニット♀
突然おっぱじまる。濡れ場短め挿入なし
スマブラ参戦ネタです。PVの一瞬の暗転に色気を感じてしまい、煩悩で膨らませたらこうなりました
ルキナとマイユニット♂も都合上少しだけ出てきますが
台詞などはほぼありませんごめんなさい
マイユニットの名前は男女どちらもルフレです
どちらがどちらなのか分かりやすくしたつもりですが、読みにくかったらすみません
NGはIDかタイトルでお願いします
ではでは
17 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:15:13.94 ID:7Bvl5xbh
数名の戦士達が激しい戦いを繰り広げる円形の闘技場。
天窓から降り注ぐ白い光は彼らを照らし、鮮やかな陰影で描き出している。
だが戦いの中心区域より遠く離れた一箇所に、失意に沈む一人の戦士がいた。
「俺の出番は……ない、のか……」
そう呟くのはまだ若い男だった。倒れ伏した体はぐったりとして動かない。
剣戟と雄叫び、鎧がぶつかり合う音。魔法の破裂音。
彼にとってそれらは決して縁遠いものではなかったはずだった。
けれども今は、どれ一つとして手が届きそうにない。
時折、地につけた頬から地響きが伝わってきて、それによってまだ戦いが続いていることを知るばかりだった。
一際大きな爆発音がして、土埃と共に小石の粒がぱらぱらと降ってきた。
目を痛めないように瞼を閉じた。そうして一度閉じてしまうと、もう一度開けるのがひどく億劫になる。
まだ耳は戦場の音を捉えていたが、そうして一体何になるというのか。最早彼に戦う機会は残されていない。
虚しさに心を占められそうで、目を閉じたままそっと戦場から顔を背けた。
不意に、影が差した。瞼越しに天窓からの光が遮られるのを感じ取り、そこに人がいるのだと理解する。
誰かが笑いに来たのか――自嘲気味にそちらへと顔を向ける。
「クロムさん」
ごく近い場所から発せられた声は、若い女のものだった。
「……ルフレ」
乾いた唇で辛うじて名を紡ぐと、目の前の女は目を細めて微笑んだ。
そのまま白い手を伸ばし、男――クロムの目元を数度なぞって砂粒を払い落としてくれる。
まだ戦いは続いているようだが、新たにクロムの顔が汚れることはなかった。
戦場とクロムの間にルフレが座り込んでおり、飛んでくる砂埃を彼女の背中が遮っているからだ。
クロムは地面に身を投げ出したまま、じっとルフレを見上げた。
「いつまで、そうしているのですか?」
一瞬、言われたことの意味が分からなかった。
軋む喉で尋ねようとして、しかしクロムより先にルフレが再び口を開く。
「……あなたがどういう状況に陥っているかは、知っています。その結果、こんな風に倒れることになった」
「なら、分かるだろう。俺はもう戦えない。放っておいてくれ……」
投げ捨てるように言って、固く目を閉じる。
これできっとルフレは彼から離れていくだろうと思って――。
しかし傍の気配は一歩も動かないどころか、立ち上がる気配さえ見せない。
小石が転がる音が何度かしたが、それらがクロムに降りかかることはやはり、なかった。
「……いつまで、そうしている気だ」
先程ルフレにかけられた言葉を、今度はクロムが言う。
「あなたが立ち上がるまで」
その答えに眉を寄せ、じっとりと薄目を開ける。光の中で女は変わらず、微笑んでいた。
「約束したはずですよ。あなたが倒れたら、私が何度でも助け起こすと」
18 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:17:31.19 ID:7Bvl5xbh
闘技場の地面に投げ出されたまま何も掴むもののなかったクロムの手に、ルフレの右手が重なる。
「闇の中で、ギムレーに負けそうになったとき、諦めるなと、私達は半身だと呼んでくれたのはあなたでしょう。
どんな困難にあっても諦めず立ち上がるあなたが、前を向いているクロムさんだから、私は……」
「……俺、は」
ルフレの声に導かれて、遠ざかっていた多くのものが鮮やかに輝きを取り戻していく。
「それに」
繋いだ手は離さないまま、ルフレが少しだけ体をずらした。
その向こうには、剣と魔道書を手に戦い続ける男の姿がある。
「あなたのもう一人の半身も、まだ諦めていませんよ」
彼もまた、こちらへ戦いの余波が来ないよう立ち回っていた。
簡単に避けられるであろう攻撃を避けず、弾き飛ばし、或いは受け止めて。
そうして生まれた隙を狙ってくる敵はルキナが食い止め、押し返している。
「ルフレ……ルキナ……」
立つ場所は違っていても抱える思いは同じ――。
クロムの心に、目に、熱いものがこみ上げてくる。
「まだ、地面と仲良くする時間が必要ですか? 私の……私達の主人公さん?」
少しばかり挑戦的な響きのある問いに、クロムは笑って首を振った。
「いいや」
身を起こそうとするクロムに合わせて、ルフレが手を引く。
しっかりと繋ぎ合った手が温かな力を伝えてきた。
「こんなのは、俺らしくないよな」
膝を立てて立ち上がり、両足で大地を踏みしめる。
逆転した視点の高さに懐かしいものを感じ、しかしそれを言葉にすることはなく、ただ静かに手が離される。
逆手に持っていたファルシオンを正しく握り直し、そして正面を見据える。
闘技場の中央では一際大きな爆発が起きていた。
舞い上がる土煙の中からルフレが飛び出す。その右手には眩い光が集まる。
「俺を呼べ、ルフレ!」
「――――クロム!」
叫んだ瞬間、ルフレの手の中の光が大きく弾ける。と同時にクロムの足下に魔方陣が輝いた。
直後、彼の姿はその場から掻き消え――戦場の只中、彼を喚んだ半身のすぐ傍に移動していた。
「行くぞっ!」
「ああ!」
短い応酬でお互いの考えを理解する。驚く敵方の戦士を二人で囲み、息つく暇もない連続攻撃に沈めた。
何もかもを破壊しつくす勢いで只管攻撃を続ける。
しかし、やがてクロムの腕は手応えを感じなくなってきた。
見れば彼の体は光を纏い、少しずつ薄れていっているではないか。
「クロム」
「時間切れだ」
心配そうなルフレの声に、軽く応えてみせる。
19 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:19:18.98 ID:7Bvl5xbh
相手を倒すには至らなかったが、戦況はルフレにかなり有利になった。
あとは彼がいつも通りに戦うだけでいい。必ず最高の結果を掴むことだろう。
「お前なら勝てる」
「……ああ! やってみせる」
最後の僅かな時間でルフレと拳を突き合わせ――そしてクロムの視界は白に染まった。
次に目を開いたとき、クロムは薄暗がりの中にいた。
闘技場の各所――主戦場からは遠い壁際に設置された垂れ幕の一つ、その下の僅かな空間へと戻されたようだ。
「おかえりなさい」
「……ただいま」
柔らかな闇の中を歩み寄ってくる、もう一人のルフレと微笑み合う。
いまだ戦いは続いている。だが心配はしていなかった。
「あいつらは……勝つかな」
「勝ちますよ。ほら」
垂れ幕を少しだけ捲って、広い闘技場をそっと窺い見る。
中央ではルキナとルフレが並んで戦い、敵を圧倒していた。その眩しさに思わず目を細める。
「なあ、ルフレ」
「はい……あっ」
クロムよりも低い位置にある肩を抱き寄せる。
急に近づいた距離にルフレは少々落ち着かない様子だが、気にせず首元に顔を埋めた。
「……ありがとう」
小さく囁くと一瞬驚いた後に、ふわりと寄り添ってくれる。
肩から背中、腰へと手を移動させても拒否はされず、両腕で抱き締めた。
服越しに感じる柔らかさに、つい腕に力が入ってしまう。
掠めるように首筋に唇を這わせ、耳朶を軽く食んでみるとルフレがぴくりと震えた。
「……あ、あの、クロムさん。ここでは、ちょっと」
「大丈夫だ、誰も見ていない」
「いえいえ! だめですって、だめ……やぁんっ」
ちゅ、ちゅ、と音を立てながら片腕でルフレの腰を抱え、もう一本の腕で無骨なベルトを緩めていく。
きっちりと収まっていた上着の裾を引きずり出すと、クロムは己の手袋を噛んで乱暴に引き抜き、露わになった手を乱れた衣服の下へと滑り込ませた。
ルフレのしっとりとした肌に指を沈み込ませ、すぐに温かなふくらみへと辿り着く。
緊張のためなのか、既に起ちあがっていた先端を指の間に挟んで軽く締め付けてやった。
「――ん、んん……っ」
声を漏らすまいとルフレは唇を噛んで刺激を耐える。
だが、上擦った声はもう十分な甘さを含んでいるようで、クロムは腰を抱く腕を下肢へと伸ばした。
「あっ、あ、だめ……!」
ルフレが不埒な手を押し止めようとするものの、全く力の入らない腕では何らの役にも立たず、あっさりとその場所へ触れられてしまう。
ちゅく、と濡れた音が響いた。
「……濡れてる。興奮してたのか?」
問いかけながら、指先を前後に動かす。奥から手前へ、手前から奥へ。時折、深く突き入れる。
20 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:22:09.34 ID:7Bvl5xbh
「ふ、ちが、ちがい、ま」
「でも、こんなになってるな」
「ぁ、ああ……っ!」
ぐちゅぐちゅと音が出るように、激しくかき回す。
ベルトの戒めがなくなったズボンは太腿辺りまでずり落ちて、小さな下着が露わになった。それを力任せにずり下げてしまう。
陰部をほぼ全て露出させられる格好だが、ルフレは最早クロムの手を止めるどころではないのか、自らの顔の下半分を手で押さえて悲鳴を飲み込もうとしている。
白い太腿とその間のふっくらした丘に濡れた指を擦り付けて、ぬらぬらと光らせる。
薄い垂れ幕一枚隔てただけで外には大勢の人がいるとは思えないほど、卑猥な光景だった。
そこで、外の歓声が大きくなる。どうやらもうすぐ勝負が決まるようだ。
「ルフレ、こっちだ」
「え、あぅ」
外からは肌が見えないようルフレと向かい合う位置に体勢を変え、外套の上から抱き締める。
一方で、片腕は二人の間に潜り込み、濡れた秘部を下から上に突き上げ、揺らし、ルフレを追い詰め始めた。
「ひぁ! や、ぁ……あっ」
時折ルフレが零す高い声も、戦闘による爆音と歓声にかき消されてしまい、密着しているお互い以外には聞こえない。
幕の外の戦いに呼応するように指の動きは激しくなり、声の間隔がどんどん狭まっていく。
そして最高潮に高まったとき、場内に割れんばかりの大歓声が響いた。
嵐のような興奮と熱気の渦の中で、ルフレの嬌声は静かに溶けていった。
(なんだ、これ……)
勝利のファンファーレが鳴り響く中、戦友で親友そして半身たる男の傍に近寄ったルフレは、辺りに漂う妙な空気にすぐに気づいた。
思わず、傍に伴っていたルキナを背に庇った。この先危険――そうルフレの勘が訴えている。
実父の爛れた性活をルキナに見せてはならない。そんなある種の使命感のようなものがルフレを支えていた。
「――優勝おめでとう、ルフレ」
「ぁ……おめでとう、ございます……」
問題の男は涼しげな顔で立っているが、片腕に女を――自分と同じくルフレという、クロムの半身――を抱いていて。
彼女の着衣に大きな乱れはない。だがどこか気だるげな、とろりとした様子に、疑いを晴らすことができない。
「……ねえ、クロム。僕達が戦っていた間、君は一体……何をしていたのかな?」
「ん? い、いや……それはだな……」
言葉を濁すクロムに、やはりか、とルフレは疑惑を確信に変えた。
21 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:25:55.87 ID:7Bvl5xbh
これ以上の問答は不要とばかりに左手に雷の魔道書を出現させ、びしばしとチャージを始める。
一方クロムも、剣は抜かないまでも防御の姿勢をとって身構え、ルフレを抱き寄せた。
一触即発の空気の中、二人の間の距離がじりじりと縮まりかけたとき、ぴんぽんぱんぽーんと奇妙な旋律が場内に流れた。
「何だ?」
広い闘技場に音が何重にも反響して、酷い不協和音を生み出している。
クロムが片耳を押さえながら天井を見上げた。
――ここで大事なお知らせです――
「お知らせ……?」
ルフレも雷のチャージを一時中断し、放送に耳を傾ける。
――女性のルフレも使えます――
「えっ」
「えっ」
「えっ」
三人同時に声を発し、そして固まる。ぽんぺんぷんぴーん、と。また妙な旋律が流れて放送の終了を知らせたが、もう誰もそんなことは気にしていなかった。
男女二人のルフレが我に返ったとき、クロムの目からは光が――消えていた。
「……! く、クロム! 大丈夫かい!?」
「あの、クロムさ……んぅ!?」
女のルフレの言葉は途中でクロムの唇に吸い込まれて消えた。
そして離れたと思ったら彼女を荷物のように抱え、何か叫ぼうとしたその口を掌で覆った。
「おいクロム何して」
「……ルフレ」
「な、なんだい?」
光のない目をしたクロムが、ぐるんっ、と顔を動かしてルフレを見た。
先程まで戦局を動かしていたのはルフレの方だったのに、今の彼の瞳の暗さにたじろいでしまう。
「悪いが、こっちのルフレはしばらく手が離せそうにない」
「あぁそうなんだ……って、いやいや駄目だよこれからPVの続きが」
「そういうわけだからルフレ。後は頼む」
「えちょ」
「諦めるな、お前ならやれる。ルキナ、負けるなよ」
「はいお父様!」
戦いを終えたばかりのルフレと、静かに成り行きを見守っていたルキナへ大体棒読みの激励をして、クロムは風のように去っていった。
その腕に女のルフレを抱えて……。
22 :
幸せな不参戦:2014/07/20(日) 00:27:16.68 ID:7Bvl5xbh
その後――――。
「ほらルフレ。もう一回言ってみろ」
「あっ、はふぅ……か、かくごは……い、いですかぁ……ああんっ!」
「よし……次は魔法の練習だ」
「……ぅ……ぎが、ふぁいあ……ひっく」
「もっと大きな声で」
「ひぁっあああ!と、とろんっ、トロンー!」
という発声練習があったとか、なかったとか……。
「最後の切り札のときは、何て言うんだ?」
「……むさん」
「うん?」
「くろむさん……きて……」
「ああ、わかった。いこう」
これはこれで、クロムは結構、幸せだった。
おわり。
以上です。お粗末さまでした
GJ!
やはりクロユニはいいものだ
GJ!!
スマブラ10本予約した
GJです!ルフレ(男の方)いい奴だなw
0721の日なので、(リヒト×)ルフレを投稿します。
規制で去年投稿できなかったぶん、スナック感覚で楽しんでいただければと思います。
NGはお手数ですがIDでお願いします。
汗臭い。正直なところ、それが最初の感想だった。
リヒトの私室を訪れたルフレは、彼のローブを発見した。椅子にかけてあったそれを部屋に入って一番に見つけた彼女は、彼のローブを手に取りつい匂いをかいでしまったのである。
「……私ったら何を」
言うだけ後の祭りである。誰にも見られていないことだけが幸いだった。もしも、誰かに覗かれていれば、汚名を被らざるをえない。様々な分野にて才能を発揮する軍師が、実は他人の外套の匂いを嗅ぐのが好みという噂は、ルフレにとっても嫌なものなのである。
ふと思い立って周りを見てみる。扉は閉めてある。窓から外を見ても、目に入ってくるのはいい天気な野外のみ。人影など気配すらもなかった。
だからこそである。再度ローブを鼻へと近づけ、一杯に空気を吸い込む。何度も嗅ぎなれた匂いが脳髄を刺激する。
まさに刺激だった。彼の匂いを嗅いでいると、彼女は正常な判断ができなくなる。今日もそうだった。数日前に肌を重ねたことを思い出し、ルフレは一人顔を赤くした。
「……もう」
誰ともなく呟くルフレ。
そういえば、そのときもリヒトの部屋だった。まさにここである。目の前のベッドで、押し寄せる快感にルフレは喘いでばかりだった。
「あう。あうあう……」
一度走り出した妄想はとまらない。数日前のことを思い出し、更にルフレは赤くなる。
知らずのうちに、内股をこすり合わせていた。
「あっ……」
微かに走った快感。それは決して否定できるものではなかった。
「だ、駄目……。リヒトさんの部屋なのにぃ……あうう……」
鼻から彼のローブを離せない。リヒトの匂いを随時送り込んでくる外套は、ルフレの脳髄を刺激し続ける。
匂いは重要な要素である。少なくとも、今のルフレには情欲を刺激するものだった。
彼女はそうして気づいた。知らずのうちに、内股をこすり合わせていたことを。
「やっ」
嫌がる声をあげるものの、身体は止まらなかった。むしろ、リヒトのローブを更に強く握りしめる。まるで、もっと匂いを欲しがるかのように。
彼女はスカート姿である。健康的な太腿を露出させながら戦う姿にリヒトは気が気でないのは、ルフレは知らないところであった。
そのような心配もつゆ知らず、彼女は太腿をこすり合わせる。
「あっ……リヒトさっ……」
がくがくと足が震え、その場に立っていることもままならない。震える足のまま、彼女は部屋のベッドへと導かれるように腰を下ろした。
まさに数日前に肌を重ねたベッドだった。一層記憶が鮮やかに蘇り、ルフレは更に真っ赤になる。
「だめですっ……!」
否定の言葉も、もはや意味がない。ルフレはスカートの中へと手を伸ばした。
ぐしょりという音がしっかりと彼女の耳へと届く。ルフレは、びくりと身体を震わせた。ローブはもちろんのこと、リヒトが使用しているベッドも濃厚な彼の匂いを残している。その匂いが彼女を刺激し、麻痺させていく。
「んっ、あっ」
濡れた秘所をこすりつつ、ルフレは声を漏らす。蜜が指にまとわりつき、更に滑りをよくしていく。
「っあ、やっ!リヒト……さっ……」
もうとまらなかった。ルフレは秘所へと指を這わせたまま、横へと身体を倒す。
一層布団に沈んだ彼女の鼻に、更に彼の匂いが伝わってきた。
浮かされたあの熱は完全に戻ってきていた。だからこそ、彼女はとまる術を知らない。
「あっ、やあっ!んっ、あっ!」
部屋に響く水音。その音が自らから出ているものとわかり、彼女はまた顔を赤くする。何も知らない人間が見れば、まるで熱病にかかったかと勘違いするかのようだった。
いや、何も知らない人間などいない。ルフレの蕩けた表情を見れば、誰だって全容を察する。彼女とて公衆の面前で事に及ぶつもりなかった。たとえ他人の部屋とて、限られた空間だからこそである。
「リヒトさっ、リヒトさぁん!リヒト……!」
思いを寄せる男の名を呼びつつ、ルフレは頂きへと駆け上っていく。
そして、その頂きにはあっさりと到達した。
「リヒトさ……あああっ!」
びくんびくんと痙攣させるルフレ。部屋には水音ではなく、彼女の荒い息遣いが響いていた。
「はぁっ……はぁっ……は……」
必死に息をルフレは整える。手に伝わる熱い液体へと視線を移し、誰ともなく呟いた。
「やってしまいました……。リヒトさんのお部屋でなんて……」
やってしまった。まさにそうなのである。ルフレは知るよしもない。
部屋主が今まさに扉を開けようとしていることを。
支援
0721の日なのでここで終わりです。
お目汚し失礼しました。