血なまぐさかったり殺伐としていたりする世界で生きる女性達とエロエロするお話を
戦火の方はヒロインが襲われるのがメインだし。似てるようで違うもの
ではないだろうか?
言わば以前あった傭兵や軍人でエロパロみたいなもので
要するにブラックラグーンとかヨルムンガンドに登場するようなヒロインの話ってことかな?
バルメ姉さんを戦火しようとしたら逆に殲滅されそうだしw
5 :
戦車兵:2014/06/20(金) 17:16:39.20 ID:QLBIm/tU
零戦で米軍の艦載機を追い払い、帰投した私は出頭命令を受けた。
「私は納得できません!」
「納得できずとも、帰還しろ」
目の前の海軍将校が静かに告げた。
「海軍航空隊やヤハタ隊がこの島を守るために戦っているのになぜ
私は内地に帰還しなければならないのですか!?」
飛行服のまま私は詰め寄った。
「米軍の艦隊がフィリピンを出港した……これは内密だが陸軍の
者達は未だ、連合艦隊が健在であると思っている」
「そんな――艦隊はレイテで……」
「声が大きい!島を防衛する海軍陸戦隊でも一部の者しか知らん。
これは私の推測だが大本営はこの島を見捨てる気だ。後日、
飛行場には地雷を埋設するように命令がくるだろう」
「そんな事をすれば!陸軍の同胞が」
飛行場に地雷を埋設する……それは制空権を失う事となり
先の海戦で艦隊がほぼ壊滅したことは白昼の元に晒される。
それを知った陸軍の将兵は、どう思うだろう
「君はまだ若い。ましてや女性だ」
私はその言葉にカチンときた。
「島の陸軍には私より若い女性…いえ、少女達が!兵士としているのですよ!?
ま、まさかそんな理由で――」
「……失言だった。すまん…しかし、君の帰還は変わらん」
将校は命令書を私に押しつけ、言った。
「島には私も残る。水本家の一員として先に逝く」
「おじ様!わ、私も」
「これは命令だ!」
零戦のチョークが外れ、私は機を進ませた。
飛行場の脇では、陸軍の少女兵士達が鉄兜を振って、笑顔で見送ってくれた。
あの娘達がこんな島の為に命を賭すくらいなら、米軍にくれてやればいいのに。
私は水本燕(つばめ)、水本一族のパイロットだ。
一応、軍人スレに投下する予定だった冒頭部で投下。
前に書いた『米軍整備兵と中尉』の対になる話です。
6 :
戦車兵:2014/06/20(金) 17:20:10.00 ID:QLBIm/tU
私の名前はシュルフィーナ=グリンデ。
戦車の砲手を務めている、女性戦車兵だ。
戦争の長期化で人材が不足している為、今や男も女も関係なく戦地で戦っている。
私は小さい頃に英国の分家に養子に出された。元々の故郷はグリンデ家の本家がある『帝国』。
欧州では大きく、科学の発達した国だけど前の大戦後、一部のおかしな人達が国を牛耳ってから
しだいに狂い始め、気付いた頃には周辺諸国を飲み込み『帝国』と称していた。
それ以来、戦乱という魔の手を大陸全土に広げていった。それを見過ごしてはいられない。
私の義父さんは軍の高官であり、その娘が戦わないのはおかしな話だ。
お手伝いさんの中には子供達を全員、戦地に送り出した人もいるのに。
義父さんと義母さんには『戦争になんか行かせない』と猛烈な反対を受けた。
けど、私はその反対を押し切り、志願した。
……本当は小さい頃、微かに記憶に残っている姉さんに会いたい。
姉さんはグリンデ本家の長女として『帝国』にいる。
養子に出されてから会った事はないけど…きっと無事だ。
私はそう信じている。
『戦車兵外伝』
『……ああ…これは酷いですね』
操縦手のメアリー=ポートが言った。私より1つ下の21歳の女性兵士だ。
年が近いせいか何かと話が合う。もともとは紡績工場で働いていたらしいが、
空襲で父親をなくし、母親と姉妹を養う為に軍に入ったらしい。
『…全滅ですか』
これは装填手のトウマ=ロレンス=タナベ。こちらは26歳。
祖先が極東の国から移住してきたらしく私達とは顔つきが少し違う。
黒い瞳に黒い髪。彼の祖先の国は帝国軍と同盟を結んでいる、心境は複雑だろう。
7 :
戦車兵:2014/06/20(金) 17:21:39.78 ID:QLBIm/tU
『いくら装甲が紙みたいな戦車でも10両はいたのに…中尉、ロイヤルでも出てきたんでしょうか?』
無線手のウェンリア=ディードマン。この戦車で一番年下の18歳の女性兵士。
この戦争初期に帝国に併合されてしまった小国の元・貴族令嬢様だ。
私も一応はグリンデ家の分家なワケで貴族…という事になるのかもしれない。
この戦車のコールネームが『ティンカーベル』なことから、ついたあだ名が『ウェンディ』
『ふむロイヤルだったら厄介だな……ウェンディ、司令部を』
『はい……繋がりました、どうぞ』
『こちらティンカーベル、ネバーランド応答せよ』
最後に戦車長のアルフレッド=ダイモン中尉。
元々は灼熱の大陸で帝国軍と戦っていたらしいけど、帝都侵攻作戦の為に転属させられたらしい。
戦歴は素晴らしく、もっと厳格な人かと思ったけど、私達に対して気さくに話しかけてくれた。
顎を覆う髭がとってもダンディなナイスミドル。
年齢は不詳、戦地なのに髭の手入れは欠かさない。
『こちらネバーランド、先遣隊の状況を報告せよ』
『先遣隊の戦車は絶望的。アンブッシュで撃破されたらしい。
敵の数は不明だが一部の生存者からの情報によると敵は1両だったと言っている』
先遣隊が敵と交戦し、最後の通信を残して4日が過ぎた。
大隊の移動に手間取り、やっとの事で現地に到着した私達が
見たのは無惨な戦車の残骸。
ハーフトラックに至っては榴弾で引き裂かれたように破壊されている。
たった1両でここまで的確な射撃はできるものなのだろうか?
『1両?確かか?』
『森の中に後退する帝国戦車をその兵が目撃したそうだ。しかし戦闘中の混乱の中だ、信憑性は薄い』
『了解……第3小隊は明朝0600、歩兵中隊と共に10キロ進出せよ』
『10キロ……あ〜…ん〜…西にか?』
『東だ』
『他の部隊は?』
『帝国の反撃は潰したが、こちらの損害も多い。その影響で各師団の再編に手間取っている。
大隊も補給が遅れ、他の戦車隊は橋の確保で動かせん』
『……たった6両で偵察か。この貴重な戦車をハナっから偵察に使うのか?』
『上からの命令だ。明日は空軍の定期便が援護につく。以上、交信終了』
……車内無線に響く中尉のため息。これは悪いニュースがある時だ。
『あー、あまり気の進まん任務だ。我々、第3小隊は明朝0600に歩兵中隊と共に
10qほど進出する。偵察任務だ』
車内に無言の落胆が広がる。この戦車は偵察任務に適していない。
搭載している戦車砲は連合軍の中で唯一帝国戦車を撃破できる戦車砲だが
車体は同盟国の歩兵支援戦車のモノで、敵戦車の砲の前では装甲は『紙』であり、
なお且つこの目立つ長砲身は『長鼻』と呼ばれ、帝国軍の第一撃破目標とされている。
そのために本来は後方にいて『お呼び』が掛かったら現場に出て行く戦車なのだ。
そうでなければ待ち伏せしかない。現在の連合軍には帝国戦車とのガチの撃ち合いで
勝てる戦車など存在しない。5〜6両やられても数で押し、
空軍の支援やコイツで撃破するというのが常套手段だ。
それでも別の戦場ではたった1両の帝国主力戦車によって
同盟軍の戦車大隊の進撃が遅れたという噂がある。
事実、我が軍でもたった1両の重戦車にコテンパンにやられた部隊もある。
帝国戦車は規格外に強くて、優秀な戦車兵が多いのだ。
8 :
戦車兵:2014/06/20(金) 17:22:16.83 ID:QLBIm/tU
「あーまず…代用コーヒーってまずい」
「チョコレートも大味で甘すぎです…こんなの食べてたら味覚がおかしくなりますよ」
夕方、連合軍の救援隊が到着し、救護所が設置された。
この時期は帝国軍もかなり弱体化し、こんな場所に救護所を作っても問題はなかった。
戦闘があったのは4日前、とうの昔に帝国軍は引き払って後退中だろう。
戦車の横で弾薬の空き箱に座り、私達は給与されたレーションと
代用コーヒーで夕食を取っていた。車外で食べる食事は久しぶりだ。
が、総じて不味い。基地で食べる暖かい食事と紅茶が恋しい。そして私達を見る歩兵連中の視線が痛い。
ウチの戦車の男女比率は男2人に女が3人、むさ苦しくはないが
それでもやはりニオイはつく。シラミが発生しないだけでもよしとしよう。
「一昨日も昨日も今日もランチョンミート……フィーナ先輩、そっち
のソーセージ&ビーンズと代えてくれませんか?」
これはメアリー。階級は共に軍曹なのだが私が年上という事で
彼女は私のことを先輩と呼ぶ。
「それ不味いからイヤよ。くじ引きで決めたんだから、恨むんなら
ツキの無さを恨みなさい。あーソーセージ美味しィ♪」
実際の所は単なる塩辛いソーセージとドロドロの豆煮だが、ランチョンミートよりはマシだ。
「パンじゃなくて米食いてぇなぁ……」
パサパサのパンを囓りながらトウマが言った。
「准尉、オートミールならありますよ」
ウェンディがオートミールの缶詰を勧めた。
「……穀物粥じゃねぇよ…米の事だ」
トウマの故郷の主食なのだろう。私達の味覚とは若干異なる彼も
連合軍の食事には辟易していた。
「ライス?シラミですか?」
「違う!米だ!つづりは『R・I・C・E!』お前が言ってるのは『L・I・C・E』の方だろ!」
「虫を食べるのですかぁ…極東は神秘の国。文化も違いますから恥ずかしがらないで下さい」
笑ってニッコリなウェンディ。イヤミでなく純粋にそう思っているだけにトウマも
怒るに怒れない。さすが元・貴族の令嬢様だ。
「もういい。ウェンディ、お前はKレーションでも食ってろ」
プイっとそっぽを向くトウマ。
「同盟軍空挺部隊のKレーションは食べ物ではないですね。
空挺隊の人達はタバコだけ抜き取って中身は川に流してましたから。」
「同盟国産恐怖のKレーション…あんなものまで給与された私達って一体?」
「砂漠でも俺達はお荷物扱いされてたからなぁ……」
とこれは中尉。そんな話をしながら夜は更けていった。
歩哨は歩兵に任せて、テントで眠る私達。もちろん男女は別々だ。
深夜にふと目が覚めた…横に寝てたはずのウェンディがいない。
メアリーは相変わらず毛布を被って何やら寝言を言っている。きっと
国に残してきた家族の夢でも見ているんだろう。
トイレに行きがてら探すか…と思い、メアリーを起こさないように
私は起きあがった。歩兵の歩哨がいるのでまず脱走はないだろう。
きっとウェンディもトイレなんだろうなぁ…と寝ぼけ眼で私はテントの外に出た。
9 :
戦車兵:2014/06/20(金) 17:36:24.26 ID:QLBIm/tU
愛車のティンカーヴェルの前を通り、森の中に入り、
適当な茂みの中に屈んだ。小の方でも
薬莢の中にするのは未だに慣れない…女性の比率が
高くても慣れないのはきっと性格なんだろうなぁ…と
そんな事を思って、用を足し終えた私…すると
「は……あ…はぅ…あん…ん…中尉…」
「ああ…ウェンディ……くッ…」
茂みの向こうから声がする。
………え、えーと…こ、これって…ま、まさか?
私はそーっと茂みの向こうを覗いてみた。
中尉とウェンディが薄暗い森でヤっている。
中尉はズボンだけ脱ぎ、背後からウェンディ覆い被さっていた。
ウェンディは木の幹に押しつけられるような格好のまま、
シャツをずらして胸を露出させ、お尻を突き出している。
「ん…もっと、もっと私…つ、んあはっ……」
「ウェンディ……ウェンディ…」
ズンッと背後から力強く、腰を突き出す中尉。
それに呼応しぷるんっと震えるウェンディの色白な胸とお尻。
そして中尉はすぐに腰を引き、直後に力一杯叩きつける。
「んはぁ…中尉…もっと…触っ……ひいん!」
「ああ、あぁ…気持ち…いい締まりだ…くっ……」
中尉の力強い突きの度に身悶え、くぐもった声を上げるウェンディ。
「あはッ!…もっと、もっと突いて、突いて下さい…あう…んん」
引いては突き、引いては突きの繰り返し、中尉はその合間にウェンディの
胸に手をやり揉みこねる。着やせするタイプなのか?
ウェンディの胸は結構、大きい。
あ…ヤ、ヤバイ……目の前で盛られて…私の方も何だか…その
ムズムズしてきた…最近は自分でもシテないからなぁ…。
おしまい
これは戦車兵と戦車長の読み切りモノ
特に続く予定はないので保守ついでに投下
おお〜戦車兵さん久しぶりですね
以前の軍人や傭兵でエロパロスレを落としてすまない
12 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 11:38:33.58 ID:OiSCiAYe
おっ、復活してるじゃん
立てた人GJ、投下した人もGJ
現代のマフィアってどんな感じなんだ?
映画みたいにマシンガンぶっ放したり、派手に抗争したりしてんのかな
メキシコとか北九州とかシャレになってない
イスラム原理主義もやってる事はマフィアに近い部分があるな
流石にそんなことしたらすぐにK察のお世話になっちゃうからなぁ…。
裏で色々やってるんじゃないかなぁ。
色仕掛けで市の要人に取りいったり、
水商売系の斡旋したり
R18用のビデオ撮影したり
今年はバラグリオン作戦70周年でもあるのでソ連軍もので
「この日に一大攻勢を行う事に意義がある!」
と政治将校が熱く語る。
「三年前の今日はファシストドイツによる祖国への侵略が始まった日だからだ。そんな時期にファシストを大いに叩ける作戦が始まるのだから素晴らしいではないか。これほど意味のある意趣返しもなかろう」
1941年6月22日にソビエト連邦はヒトラーのドイツ帝国から侵略を受けた。首都モスクワの門前にまでドイツ軍は攻め寄せたが冬将軍の寒波と伸びに伸びた補給線がドイツ軍の戦力を低下させモスクワは陥落を免れた。
それから三年間は独ソ双方による攻防が続き前年のスターリングラードとクルスクでの勝利によりソ連軍は戦線の主導権を握った。そして1944年6月22日の現在。ソ連軍はウクライナの北隣にあるベラルーシを解放するバラグチオン作戦を発動させる。
ドイツ軍のバルバロッサ作戦の屈辱を晴らす戦いとして。
「もう3年か・・・」
戦車小隊を率いる・アニーシャ・ブロワ中尉はソ連が大祖国戦争と称するこの戦争が三年にも及んでいた事をしみじみと思う。
極東のハバロフスクで生まれ育ったアニーシャは独ソ戦が始まるや青年共産同盟の一員であるからと軍人を志願し1942年のレニングラード解囲戦からT34戦車の車長として戦った。
生死の境を幾つも乗り越えいつの間にか20歳になっていた。
「それでもまだこの戦争は終わりそうには無いか」
三年過ぎても戦争は激しくなるばかりだ。政治将校は「ベルリンを攻め落とすまで戦いは終わらない」と何度か言っていたがどうもそうらしい。
「赤き十月より全車前進せよ」
戦車旅団本部からの無線連絡が入る。
「前進!前進だ!」
無線の装備が小隊長ぐらいまでしか普及していないソ連軍にあって隊長が部下へ指示を出すのは旗や信号弾による合図だ。アニーシャは夜明け前なので照明弾で合図を出す。
本来なら自軍の位置や攻撃意図を暴露するから信号弾は避けたいが今はその心配は無い。1km辺り250門もの猛烈な砲撃をソ連軍がドイツ軍へ浴びせているのだから。
アニーシャ中隊の戦車は工兵がプリチャピ湿地に板を敷いた道を行く。
「こんな所から戦車が来るとは思わないだろう。それにこの盛大な砲兵の射撃。今度の作戦は上手く行きそうだ。
「目標12時の敵陣地!突っ込め!」
アニーシャの戦車中隊は何度目かの敵陣地への攻撃を仕掛けた。
アニーシャ中隊はT34/85の1943年型を装備している。既に量産と配備が成っている新型の85ミリ砲を備えた1944年型ではないが防御力と機動力は変わりはない。
「突撃砲だ!1両やられたぞ!」
「二時の方向だ!撃て!」
ドイツ軍は各地で孤立していたが激しい抵抗をしていた。
「正面に対戦車砲だ!」
操縦手が驚く。
「機銃を撃ちこみながら潰せ!」
アニーシャの戦車の正面に草で偽装された対戦車砲が現れた。
「当たった!」
「砲塔だ。大丈夫!」
対戦車砲の放った砲弾がアニーシャの戦車の砲塔にぶつかった。砲弾は傾斜のある装甲を滑り弾かれた。
「行くぞ!対戦車砲を潰す!」
操縦手は意を決して敵陣地にある対戦車砲へ車体をぶつけのしかかる。鉄と鉄がぶつかる鋭い音と衝撃が車内に響く。
「すぐに前へ出ろはまってしまうぞ」
いつまでも対戦車砲を潰してばかりもいられない。ましてや敵陣地の中だ。
「敵陣地を掻き回せ!」
アニーシャの戦車中隊が暴れる耕運機の如くドイツ軍の陣地を蹂躙する。その時になると歩兵が追いつき陣地の掃討に入る。
「これでまた一つ敵部隊を潰したな。それにしても脆い」
作戦は快調であった。作戦開始から11日目にベラルーシの首都であるミンスクを解放し今やポーランドの首都であるワルシャワへ近づくほどの電撃戦を展開していた。
ドイツ軍はヒトラーから厳重な死守命令を受けたせいで戦術的な戦線の整理も出来ず、その場に留まり続けたせいでソ連軍の動きに成す術が無く各個撃破された。
「気分がいい。この調子でベルリンまで行けそうだ」
アニーシャ中隊の先任下士官であるペーチャ・デニソフ軍曹がウォッカをあおりながら上機嫌で言った。アニーシャ中隊は補給と再編成で半日だけ進撃を止め森の中にあった。
「聞いた話だとアメリカ軍やイギリス軍がフランスに上陸してドイツ軍はそっちに戦力を集中しているらしいわ」
アニーシャはそう士官同士の会話から知った情報を教えた。
「フランスがどこか分からないけど他所へドイツ軍が行くなら大歓迎だねえ」
ペーチャはそこまで教養の高い女性では無かったが下士官としては優秀である。
「酒が飲めて気分がいいので私はこれで」
ペーチャがにっこり笑いながらその場を去る。残る酒の臭いがアニーシャの鼻をつく。
「あ〜私も一口飲もうかな」
十日以上も緊張の連続でありアニーシャも少し酒でも飲んで気分転換がしたかった。
アニーシャはウォッカを貰おうと歩く。時間は夜である。制空権も我が方にあり最前線からは後方の位置でもあるから焚き火があちこちで燃やされ久しぶりの酒に誰もが浮かれている。
この浮かれ過ぎ具合は注意すべきかもしれないがアニーシャは兵士が人間がどんなものか知っているので見守るだけにした。士気を維持するにはハメを少しは外すべきだ。
「そう。時にはハメを外さないと」
政治将校の監視に何度も求められる祖国や党への忠誠が日常のソ連軍ではストレスがたまってしまう。だからこそハメを外すべきだとアニーシャは思う。
だがハメをかなり外している現場へアニーシャは来てしまう。
「そこ、いい。ああん」
ペーチャがT34の斜めの前面装甲に寝そべり大股を開き兵の突きを受けている。
服は上着だけ着ているが前は開き豊かな胸が露になっている。ズボンは脱ぎ下半身は裸である。
「いいわ。すごくいい!」
ペーチャは突き上げられ黒髪と胸を揺らしながら悦んでいる。
「ちょっとペーチャ!ハメを外し過ぎよ!」
アニーシャはペーチャの淫らな姿を見ながら心中でそうツッコミを入れる。
ペーチャを抱く男の顔は暗くて少し分かりづらいがペーチャの戦車に乗る兵だと分かった。
「部下とあんな…」
アニーシャの戦車には操縦手と装填手が男である。だが部下であるとの思いが強く異性としてはあまり意識はしていなかった。それだけにペーチャはどう割り切っているのだろうかと思えた。
「もっと強くう〜揉んで吸ってえ」
ペーチャは覆い被さり胸を揉みながら吸う兵士の頭と背中を抱き開いた両足を腰に絡めた。
「あんなにしがみついて・・・」
ペーチャはズボンだけ脱いだ兵士にしがみつきながら突き入れをを受ける。兵士は腰の動きをより激しくしてペーチャを前面装甲にこすり付けるように上下させる。
「軍曹出ます!もう!」
「いいわ。出しなさい!ああ!」
兵士の動きが一段と激しくなりペーチャをT34の装甲に押し付けんばかりに突いてから身体を震わせ動きを止めた。射精したようだ。
ペーチャは両手で兵士の背中を抱き両足は兵士の腰を抱き留めていた。二人ともしばらくそのままの姿勢で息を荒げている。
「あんなにやって!私だってしたいのに!」
アニーシャは憤懣やるせない気持ちだった。私だってあんなに抱かれたい。酒よりも男が欲しい!そんな憤懣を心中で炸裂させた。
とはいえ部下を漁る事は軍人としての理性が抑えた。
なのでアニーシャは自分の戦車に入るやズボンをずらし股間を露出させ上着の前も開く。そして車長の椅子に大股開きをして座るや左手で胸を右手で股間を弄り始める。
「はあ…はあ…」
アニーシャは目を瞑り先ほどの熱いペーチャの情事を思い出しながら自慰に耽る。
胸を揉まれながら突かれるペーチャ。気持ちよさそうだった。
アニーシャは人差し指を中へ突きいれながらあの時のペーチャの悦びを体感しようとする。性交を見た興奮と戦場でのストレスが快楽を増大させる。
人差し指はすぐに濡れアニーシャの美乳は乳首を尖らせ左手の愛撫に形を歪ませる。
「ああ…はあああ・・・・あああ」
ペーチャのあられもない姿を何度も思い出しながら指の突きを早め乳首を摘んだりするアニーシャ。
「隊長。何でしたら私がお相手しますよ」
いきなり砲等の天蓋を開けて語りかける声がしてアニーシャは動転し胸を両手で隠し股を閉じる動作を急にやって椅子から落ちそうになる。
「バスネルじゃない。何を言ってるの?」
リアナ・バスネル上等兵。アニーシャの戦車で砲手をしている16歳の少女だ。
「ですから私が隊長の溜まっているのを発散させてあげますよ」
「分かって言っているの?」
はっきりと言うリアナにアニーシャは戸惑う。
「任せてくださいよ」
そう言うやリアナは戦車の中に入る。勿論天蓋は閉じて。
「私はこの部隊に来る前に女だけの戦車部隊に居たんです。だから女同士で慰め合う事もありましてね」
リアナはアニーシャの腕をどけて胸をまた露出させ脚も広げて股を露にさせた。
「お、女同士で抱くの?」
アニーシャは士官として隊長としての威厳は消え性の知識が乏しい生娘みたいになっている。
「そうです。同じ苦労をしているから同じ気持ちになるみたいで」
リアナはそう答えた。そうなると男同士もあるのかとアニーシャはふと思ってしまう。
「それに女同士なら気持ちいい所は分かりますから」
リアナの怪しさを含んだ言葉にアニーシャは心を震わせる。それは期待しているからだ。
「では失礼します」
リアナはアニーシャの胸を揉みながら乳首を吸う。
「ああ・・・はあ・・・」
それまでとは違う声色でアニーシャは鳴く。
リアナは両方の乳首を満遍なく舐め回しつつ右手でアニーシャの股へ伸ばす。
「すごい濡れ濡れですね隊長」
リアナは悪戯な笑みを浮かべて言う。
「さっきまで、そこ触っていたから・・・・」
アニーシャは顔を真っ赤にした。
「お股が寂しそうに泣いてますよ〜」
リアナはそう茶化しながらアニーシャの股へ顔を降ろす。
「ひゃあ。そこお〜」
リアナはアニーシャの秘部を舐めクンニを始めた。上下に舌を動かし愛撫したかと思えば豆を突くように舐めたり吸ったりした。
「あああ、いいい。すごくいいわあ」
先ほどの自慰とは違う快感にアニーシャは悦びの声を高く上げる。
「もう、もうダメえ!」
リアナがアニーシャの花弁を嘗め回しつつ豆も突く段になるとアニーシャは達した。
「ああ…はああああ」
アニーシャは車長の椅子の上で仰け反りながら果てた。
「満足できましたか?」
口の周りがアニーシャの愛液で濡らしながらリアナが尋ねた。
「満足よ。とっても・・・」
アニーシャは肩で息をしながら答えた。
「良かった。満足して貰えて」
リアナはハンカチで唇を拭きながらニコリと笑う。
(私の中隊は思っていたよりもハレンチだったのね)
まだ絶頂の余韻に浸りながらリアナはそう自分の部隊の実態を感じた。
とりあえず。ここまで
仕事の関係で次の投稿が未定なので投下したい方はお先にどうぞ
新作戦車モノ乙
女戦車長で百合は新鮮だ
T34—85って強そうなイメージがあるけど
約5万5千両も生産されたが、4万5千両も戦闘で撃破されたらしい
運用方法が悪かったのかな?
基本あのころのロシアの戦術は「前へ、前へ」の戦列歩兵の頃と同じ戦法だからな…
そりゃ戦いなれてるドイツ軍とまともにぶつかったら…
とりあえず数で押し切ったものの…(数を揃える為に女性兵士もどんどん投入したとかなんとか)
26 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 22:58:37.71 ID:JLSCGjTN
乙
軍人って女騎士も含まれる?
27 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/30(月) 03:52:08.67 ID:04rgP17h
うむ
マフィアといえばショットガンは欠かせないよね
あとサブマシンガン
ハマキ
えらい古めかしいマフィア像だなw
>>26 さすがに女騎士スレでやれよ
と思ったけどスレないんだな
単独だと辛そうだけど検索には引っ掛かって欲しい感じの微妙な立ち位置
でもここよりは、女勇者スレの方が合致しそう
ここで書こうか迷ってる(んですよね?ですよね?)人が言う騎士ってのは
勇者スレに該当するようなドラクエ的ファンタジー世界観のそれとは別物だと思うけど
>>5の続き
IF本土防空隊
エロなし
レイテ沖の海戦で日本の艦船はほとんど沈んだ。
唯一の救いは主力艦隊が湾内に突入し、輸送船団を壊滅させたことだ。
それは米軍のフィリピン攻略を大きく狂わせた。
が、それが何になる?ただ戦争が伸びただけだ。
敵は正規空母を主力とした海軍に、最新鋭の装備を施された陸軍。
対してこちらは艦船が壊滅した海軍と、武器・弾薬・食糧にさえ事欠く陸軍。
そもそも敵艦隊への攻撃手段が航空機による特攻という時点で話にならない。
特別攻撃隊に使用される機体は旧式化した機体があてがわれ、
中には練習機にドラム缶を積んで出撃している者もいた。
それらは総じて航空機が真っ直ぐに飛ばせるぐらいの技量しか
ない少年や少女兵だ。
私は特攻隊に志願したが、今までの戦果と練度から却下され
本土防空部隊に編入された。
似たような境遇の女性搭乗員は私を含め3人いた。
「唐橋飛曹長であります」
「松本上飛曹で、あ、あります!少尉殿」
2人の女性が私に向かって敬礼した。
「水本燕よ。そんなに固くならなくてもいいわ。これからよろしくね」
軽く敬礼して、握手した。
「小笠原のエースに会えるなんて光栄です!
是非、艦載機を撃墜した話を聞かせてください!」
一番、若い松本雪(ゆき)上飛曹が元気いっぱいに言った。
彼女は満州から本土へ来たとのこと。
顔に似合わず零戦でB17を3機も撃墜した猛者だという。
「かの水本家の少尉殿と共に戦えること、私も誇りに思います。
よろしくお願いします、少尉殿」
こちらは唐橋優子(ゆうこ)厚木航空隊に所属し、そのまま編入されたとのことだ。
雷電を駆って、B29を2機も撃墜した凄腕だ。
私より二人とも年下の女性であり、
松本上飛曹はまだ少女といってもいい年齢だろう。
挨拶を交わしていると、早々に『第九格納庫に出頭せよ』命令を受けた。
格納庫にて上官であろう老人に向かって私達は敬礼した。
「水本少尉、唐橋飛曹長、松本上飛曹、出頭しました」
「ああ…ご苦労さん…とまぁ、中島君…中島君」
老人が下がると、私達より背の低い……というか子供?
がてとてとと歩いてきた。
「えー諸君、よく集まってくれました。僕は鶴野敬(タカシ)
技術将校だけど階級は少佐なので、君達の上官になります」
えっへん…と言わんばかりに両腕を腰にあてる少年。
「ね、ね、ボク…どこからきたの?お母さんはどこかな?」
幼児をあやすように雪が言った。
この子供が上官とは思えない。思えるわけがない。
「失敬な!上官だと言っているぢゃないか!僕は少佐だぞ
お前より偉いんだぞ!水本少尉、部下の教育がなってないぞ!
とゆーか何か言って!」
そんなメゾソプラノな声で言われても迫力がない。
「海軍の人員不足はここまで深刻化しているのでしょうか?」
私は実に悲壮な顔をしていたのだろう、自称少佐は眉をつり上げていった。
「どういう意味だ!こら上飛曹!頭を撫でるな!」
雪に抱きつかれ、頬をふにーと伸ばされている少年を
尻目に唐橋飛曹長が老人問う。
「あの…失礼ですが、貴方が私達の上官なのでは?」
老人は皺のよった眼を飛曹長に向けた。
「ん?いや、ワシは整備兵長じゃよ?お若いの」
「ど、どうして海軍の制服を着ているのですか!?」
「んー…あ…これ、ツナギじゃなかったの?」
格納庫の奥から若い整備兵が汚れた整備服を持ってきた。
「整備長!ツナギじゃないですよ!ソレ!こっちに着替えてください!」
半ば痴呆が入り始めているの老人に子供にしか見えない将校。
私は、もしかしてとんでもない隊に配属されたのではないか?
と背筋が寒くなった。
続
>>35 GJ続けー!
でも雪は本当の上官だと気付いた時点で真っ青になって手のひら返す感じのが好み