1 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/11(日) 01:35:41.40 ID:3VLdqerp
H26上半期朝ドラで萌えるスレです。
2 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/11(日) 01:39:05.53 ID:3VLdqerp
まだ公式カップル出てないから早いかなと思いましたが
恋模様は色々出てきつつあるので立ててみました。
個人的には朝市や兄やんに頑張ってほしい所ですが
今のとこ、はなと蓮子様が一番カップルっぽいのが悩みどころですw
蓮子様と嘉納伝助にひそかに期待。
伝助を単純なヒールで処理したらもったいないと思う。
離縁したDV池沼前夫は、ありゃ洒落にならんが。
蓮子×兄やん
おとう×おかあ
変態仮面様×花子
とか期待
編集長×富山先生が抜けてる
兄やん×連子じゃないところがいいなw
白鳥かをる子様とブラックバーン校長を素材にする猛者はいませんか?
ゴートゥーベーッド!!!(性的な意味で)
編集長×富山先生は生々し過ぎてアレだな…
醍醐ちゃんは相手がいないから素材にはならなさそうだ
醍醐×花子でしょ
下級生にもモテモテだし百合素質あるよ
そっちもすでにあるんだw
九州言葉がわからんので嘉納伝助書けねえ。残念。
経産婦蓮子様…いいよね…
・兄やん×蓮子で一本。
・エロは全くありません。
・訛りは適当です。
それでも許せるという方はおつきあいください。
本物のお姫様というものを吉太郎は初めて見た。
勿論それは祖父や母、末の妹にとっても同じだったのだろうけれど、
むしろ吉太郎にとっては「初めて見た『女性』」だった。
いや、当然家族にも近所にも女子は居る。そんなことくらいは分かっている。
けれど吉太郎の知る「女」というのは例えば男よりも体が小さいとか力が弱いとかそういう事であり、
男たる吉太郎は女達よりも良く働き守り支えねばならぬという事なのだと思っていた。
子供に対する大人の考え方ようなものだったのだ。
だから美しく色が白く柔らかな物腰でとても良い香りがする人が妹の後ろから現れた時、
まさに物語上の天女のような、己とは全く異なるものが存在すると初めて知ったのである。
自分は男という生き物でありこの世には全く違う女という生き物が居るのだ、と。
天女のようなお姫様は、あらゆる意味で吉太郎たちの想像を超えていた。
美しいだとか気品が溢れているということはもとより、
愚にもつかぬほうとうを嬉しそうに食べてくれたり、地主を凛とした態度で追い返したり、
その時の「皆で枕を並べるのを楽しみにしていた」がまさかの本気だったりした。
さらには
「いやいやお嬢様を床に寝させるわけにはいかねえずら、お布団で寝てくれし」
という皆の懇願にも耳を貸さず、
「だって家族って川の字で寝るものなんでしょう?一人でお布団なんて嫌。わたくしも入れてくださいな。
それとも家族じゃない人間が皆さまに混ざるのはご迷惑かしら?」
と小首を傾げ、家族一同を動揺させた挙句に
「あら、ももちゃんはお母様とはなちゃんに挟まれて眠りたいのね?素敵。
だったら、わたくしもはなちゃんの隣が良いわ」
と勝手に寝る順番を決めていた。
誰もその意見に逆らえなかった時点で吉太郎の寝位置には選択肢が二つしか残されていない。
が母の隣で寝ればお客人のお嬢様を家の隅で寝させることになってしまう。
かといってお嬢様の隣に一応は男である自分が寝ていいものなのか。
身の置き所に著しく迷い右往左往していた吉太郎は、
「何やってんだ吉太郎、お嬢様を端にする気じゃねえずらな?隙間風が当たってお風邪ひかれたらどうするだべ」
と母に叱責されることになった。
……とまあそのような事情で。
葉山伯爵家御令嬢・葉山蓮子様が吉太郎の隣、一尺の距離で寝息を立てている。
16 :
天からのA:2014/05/18(日) 17:08:57.64 ID:f+sNGWKq
タイトルつけ忘れました、すみませんw
(―――眠れねえずら)
当然のことながら全く眠れない。
左側に居る蓮子に精一杯の気を遣い背を向けて寝ているのだけれど、背後が気になって仕方がない。
吉太郎は「明星」を抱きしめた。
先ほど蓮子から貰った本は床に置くのは躊躇われ、かといって我が家に綺麗に仕舞えるような場所がある訳もなく、
結局置き場所が決まらぬまま今だ左腕の中である。
(本ってのはこんなに長い間持ったままでも痛まねえだか)
ふと吉太郎は不安になる。何しろ初めて手にした「自分だけの本」である。
丁寧にとは思うものの実際どのように扱うべきなのかよく解からない。
せめて例え眠っても身体の下にならぬようにしようと体勢を動かしていると、背中に何かがぶつかった。
「―――っ?」
それはどうやらこちら側に寝返りをうったらしい蓮子だった。
なにげなく振り返って、あまりの距離の近さに声を出しそうになってしまった吉太郎は慌てて口を右手で塞ぐ。
下手に皆を起こして、家族に怪しまれるのも蓮子にやましいことを考えるような男だと思われるのも嫌だ。
(ど……どうするだけ)
口を塞いだまま吉太郎は逡巡する。
おそらく、また蓮子から距離を取るのが一番いいのだろう。いや、吉太郎の精神衛生上は絶対に蓮子から離れるべきである。
しかし。
『隙間風が当たってお風邪ひかれたらどうするだべ』
母の言葉が頭を過ぎる。
ここのところの夜の隙間風は冷える。家族は慣れているのでもはやこの程度では何ともないけれど、蓮子は大丈夫だろうか。
このまま吉太郎が壁となって風を遮るべきなのではないのか。そもそも、お嬢様というのはどのくらいお体が弱いのだろうか。
ぐるぐると考えるがまったく正しそうな答えが出てこない。
元来あまり働くのが得意とは言えない吉太郎の脳みそは、今や破裂寸前である。
いっそ、もうこのまま朝まで眠ってしまおうか。
思考が麻痺したのか、「何も考えず何もなかったことにしてとりあえずやり過ごす」という結論が頭を過ぎる。
それが正しいのかもしれない。どうせたった一晩のことだ。余計な事を考えてもしかたがない。
朝になれば蓮子は天上の世界へ帰ってゆくのだ。
そう。
蓮子と吉太郎は住む世界自体が違うのだから。
伯爵令嬢と小作人の子倅など、二度と逢う機会はないのだろうから。
―――吉太郎は急に切なくなった。
胸が苦しい。
もう逢うことはないと一度考えてしまえばそれは揺るぎなき真実のように思われる。
こうして蓮子と親しく過ごすことなど、きっともう二度と有り得ない。
ならば。
せめてあとちょっとだけ。
(蓮子さんのお顔を見ても―――)
ふと浮かんだその誘惑に、逆らうのは無理そうだった。
17 :
天からのB:2014/05/18(日) 17:09:48.87 ID:f+sNGWKq
吉太郎はそうっと蓮子の側に向きなおった。
左側を下にする形になってしまったけれど、努力の甲斐あり今のところ左腕の中の本は無事である。
蓮子はとても安らかな顔をして眠っていた。
それはいかにも吉太郎の内面になどお構いなしで、胸がますます苦しくなる。
その顔近くに置いてある両手に、吉太郎は右手を近づけてみた。もう少しで触れそうだ。
あと、たった三寸で触れるというのに。
……吉太郎と蓮子を隔てるその三寸は、あまりに遠い。
おそらく永遠に埋まらぬであろうその距離を、それでも少しくらい縮めたくて吉太郎は指を近づけてみた。
もう少し。
もうちょっと。
あと、ほんの少しだけ。
―――まさに触れようかというその瞬間、急に両手で右手を握られ吉太郎は危うく大声を出しそうになった。
(い、一体、)
何が起きたというのだ。何故このようなことになっている。
よく解からぬまま吉太郎の心の臓はばくばくと音を立てる。頭にも血が上りぐらぐらとする。
蓮子に気が付かれてしまいからかわれたのかと思ったが相変わらず夢の中のようだ。
「これからもおともだちでいてね、はなちゃん」
蓮子が急に呟いたので吉太郎はまた緊張したけれど、その内容に少し胸をなでおろした。
きっと蓮子は妹と友情を誓い合う夢でも見ているのだろう。
なんということもない、答えを知ってみれば簡単である。
残る問題はあと一つ。
蓮子が今大事そうに両手で握りしめているのは。
(はなの手じゃねえずら……)
吉太郎のひっそりとした抗議は蓮子には届いてくれそうもなかった。
蓮子の手はしっとりとなめらかで柔らかだった。
野良作業など全く縁のない、お嬢様の手。
手を握られてもますます露わになる二人の距離に、吉太郎は暗澹たる気分になった。
葉山蓮子様は遠いお方なのだ、本当に。
どうやっても届かぬお人なのだ、小作人風情には。
それがこの世と道理というものだ。
吉太郎の気持ちはねじくれた。
ねじくれたまま、吉太郎は考える。
いっそ届かぬものならば。
いっそ埋まらぬ距離ならば。
(なら……)
どうせ何が起きてもこの世の道理は変わりはなしない。
例えば―――吉太郎が蓮子に接吻のひとつもしてみても。
18 :
天からのC:2014/05/18(日) 17:10:44.81 ID:f+sNGWKq
止めた方がいいのではないか。道理だなんだは全て言い訳で、実はただ単に吉太郎自身が接吻したかっただけではないのか。
吉太郎は迷ったけれど結局自分を止められなかった。
身体を蓮子の近くに寄せるととても良い香りがした。ももが喜んでいたのはこれか、と馬鹿馬鹿しいことを考える。
そろそろと顔を近づけた。なんて綺麗なお顔だろう。
「んん―――」
あと少しというところで蓮子が身じろぎした。
吉太郎は硬直する。やましいことを考えていたのがついに気が付かれてしまったか。
しかし蓮子の身じろぎはただの寝返りだったようで、吉太郎の手を握ったまま仰向けになり今度は胸に抱きかかえた。
(おっどろいただなあ)
(やっぱ後ろめたい事なんて考えるもんでねえ)
(きっとこんな固いとこだからお嬢様は寝づらいんだべな)
(それよりさっきから言いたいんだけんど、その手ははなのじゃねえずら)
いや。
いやいやいや。
吉太郎は現実逃避を止め、現状を受け止めねばならない。
―――蓮子に胸にしっかりと抱き込まれた吉太郎の右手は、その柔らかい部分を思い切り鷲掴みにしていた。
「……てえぇっ?」
ついに吉太郎は大声を出し、壁際へ飛び退いた。
抱え込んだ腕を急に引き抜かれた蓮子は、流石に目が覚めたようだった。
「ん……、ああ、起きてしまったわ」
半身を起こした蓮子は、壁際に張り付いている吉太郎に気が付いたようだった。
「吉太郎さんも起きてしまわれたの?」
「い、いや、おらは」
ずっと寝ていないのだがそれは言わない方が良かろう。
「おらはその、……ネズミが出たから家の外に」
「ネズミ?」
「その……ももが、ネズミが大嫌えで、見ると大騒ぎするもんだから出しておかねばと―――」
嘘をつくにしても他にあるだろう、と吉太郎は思った。あまりにも無理がある。
「そう」
しかし蓮子は何故か目を細めた。
「吉太郎さんは本当に善いお兄様なのね」
そう言いながら蓮子は文鳥が居る鳥籠を見た。
どこか憂いを帯びたその顔が月の光に照らされ浮かび上がる。
ほんの少し寝乱れた後ろ髪が白い首筋に掛かる様が艶めかしくて、吉太郎はどきりとした。
同時に何故か先ほどの右手の感触を思い出し、吉太郎の鼓動はますます速くなった。
こんなことは早く忘れなければならぬと思えば思う程記憶ははっきりと鮮明になり、
ほつれ毛や少しだけ緩んだ襟元や、先ほどまで握っていた手や重ねようと思っていた唇ばかりが目に入る。
「お―――おら、お爺やんのとこで寝るずら」
吉太郎はふらりと立ち上がった。これ以上ここに居てはいけない。自分が何をするか分からない。
「やはりわたくしが居てはお邪魔だったかしら」
蓮子は首を傾げた。月に照らされる首筋がますます美しく、吉太郎は目を逸らす。
「い、いや、明日の畑の用意だべ。お爺やんとおらと二人でするけ」
苦し紛れのひどい嘘も、蓮子はそのまま受け止めたようだった。
「そう、大変なのね。吉太郎さんみたいな素敵なお兄様が居てはなちゃんは幸せ者だわ。―――わたくしも欲しいくらい」
その呟きが吉太郎にとってどんな破壊力を持っているのか気が付かず、蓮子は文鳥の元へと立ち上がった。
「お、お爺やん、おら、今夜はこっちで寝てもいいだけ」
「明星」を抱きしめて小屋を訪れた吉太郎を、祖父はすべて理解したような半分同情したような笑みで迎えてくれた。
《了》
19 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 17:12:13.93 ID:f+sNGWKq
というわけで、スレを立てた身なので一本。
エロスがなくて済みません。
神召喚へのお供えという事でw
色んな萌えがみられますよーに。
乙!
葛藤の末おじいやん部屋へ移動したのかあ
兄やん純情過ぎて可愛いよ
乙!
22 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 19:01:59.26 ID:yz6nOlbj
ラブコメ感が出てきたので上げとこうw
23 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 20:21:48.30 ID:J7KuVYbm
東大寺学園は私立の中高一貫校で、男子校だった。寮もなく、大阪の実家から毎日電車で片道2時間かけて通う日々。
初めは有名な進学校へ進んだことで有頂天だったし、今まで通り気の合う仲間と楽しく学校生活を過ごしていけるものだと思っていた。
でも、それは僕の空想だった。中高一貫教育の進学校には、関西圏から多くの「できる」子たちが集っていた。
有名大学という目標と、限られた座席を手にするための競争の日々。
入学後はじめの夏休みを迎えるまでに、小学校で培ってきた僕の小さなプライドはあっという間に崩れ去った。
周りを見渡しても、僕と同じくらい勉強ができる奴は沢山いた。
それでも、1年生のうちはまだよかった。中学校2年、そして3年…校内はどんどん大学受験一色に染まっていく。
そんな学校の中で僕はある意味、孤独だった。校内でも将来を期待される頭の良いグループや、勉強への熱意を失い少しグレたグループ。
その中間でもがくその他大勢…。朝夕、長時間かけて学校に通い、学校の勉強と硬式テニス部の活動に必死な僕。
小学校で仲良かった地元の仲間との距離は必然的に開いてしまっていた。
周りに本当に気持ちを分かち合える友達もいない。
どんどん進むカリキュラムをこなすのに必死な勉強は年を経るごとに、増えていく…。
僕は疲れ切っていた。紙やすりで擦り付けるように、心をすり減らしていた。
そして、「タイミング」というのだろうか。
世間のニュースでは官僚の汚職や接待、天下りなど、僕が“目標を諦める理由”が満ちていた。
僕は追われ続ける生活に耐えられなくなり、15歳で不登校になった。
http://daisuke-sakamoto.jp/hansei
24 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/28(水) 20:00:38.23 ID:tOua3rlg
>>23 東大寺学園と聞くと「ある事件」を連想する
高橋伴明さんがOBで同窓生の顔役してると
ここの卒業生の保護者から聞いたことある
明石家さんま氏は近所だったし成績良かったから
この中学受験したそうです
行く気は全くなかったようですが
もし受かって東大行って官僚にでもなってたら
日本はどーなってたのかってたまに思う
ここ行く学力あるなら 自由な校風の灘を目指して
校則がない灘で中・高校を落ちこぼれといわれても
楽しい学園生活を送りたい
25 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/29(木) 17:10:50.83 ID:v3MeklqH
ヒロインはな の私生活の方がエロパロ向きか
「花子さん、大変。ドイツの小説にわたくしたちが出ていてよ」
「ほんとですか?点子ちゃんとアントン…」
「あら。蓮子ちゃんと安藤、かとおもったわ。わたくしとしたことが。おーほっほっほ」
28 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/25(水) 20:41:45.12 ID:n377p+y/
久しぶりに上げとこうかな
花子も蓮様も恋愛が動いてきてるね
花子と蓮様の恋愛でいいわ
村岡って既婚者だよね?
32 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 11:57:51.84 ID:DguSQGO3
上官「安東伍長、貴様が、加納蓮子の取り調べを担当しろ。いかなる拷問も許可する。」
兄やん「ゴクッ・・・・。」
そこはいかなる拷問も許可でなく、体に傷が残る方法はやめろ、華族連中が騒ぐと面倒だぐらいに言ってくれないと
村岡兄弟で妄想
朝のテレビ小説でキスシーンとは結構思い切ったな
36 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/20(日) 20:28:42.91 ID:cXHjZbTc
これまでにもちょこちょこっとあるよ
ヒロインがネグリジェ姿でベッドに誘って初めて体験するシーンとかあった
キスシーンは「ふたりっ子」でもあったよ。
時代が違うからこのドラマとは比較できんが
ヒロインの一人(双子の姉)は婚前交渉もしてた
38 :
名無しさん@ピンキー:
>>37 その「ふたりっ子」のこといったんだけどね
菊池麻衣子が社長の息子で京大生役の山本太郎誘ったシーンとかね
このときは金持ちでない幼馴染役の伊原剛志と結婚したけど
「やんちゃくれ」のkissシーン結構ガバっといってビックリした
「純情きらり」のキスは綺麗なシーンだった
あととかいたらキリないけどそれなりにあったな