前スレが容量埋まっちゃったので次スレ立てました。
そして先ほどの続き
・・・
・・
・
中年のオヤジ「くっははは、まさかあのクソガキがオレの上官だとはな。」
曙「・・・?」
曙は怪訝そうな顔をした。
この男にあんな小さな男の子の知り合いがいるとは思えなかったからだ。
中年のオヤジ「本家様もやることがえげつねぇな」
曙「本家・・・?」
思わず口から声が漏れた。
男にも聞こえたようで、愉快そうに顔をあくどく歪めて笑う。
中年のオヤジ「クハハッ、・・・・あいつはな、オレの予備だ」
男の瞳に宿る底知れぬ闇に曙はゴクリと唾を飲む。
中年のオヤジ「フン、・・・大方、オレが行方不明なのをいいことに分家のあのガキを当主に据えたんだろうぜ」
もう本家を継げる血筋は残ってねぇからな、と以前の彼を思わせる声音で続いた。
曙「(行方不明?何を言っているの?)」
本家?行方不明?今ここにいるのに何処が行方不明なの?血筋ってどういうこと?
曙には男の言っていることが理解できなかった。
何やら考え出した曙に男が耳元で愉しそうにつぶやく。
中年のオヤジ「ククッ、アイツの両親はな。俺共々、『おまえらに殺された』んだぜ?」
曙「ッー!?」
ガバッと飛び起きるとそこは布団の上だった。
はぁはぁと荒い息を整え必死に今見た夢----昨日のことを思い出す。
曙「私たちが・・・殺した?いつ?・・・・誰を?・・・痛っ・・」
何かが思い出せそうだが、思い出そうとすると激しい頭痛に苛まれる。
曙「(大切な何かを忘れている・・・?)」
その手には思い出せない”誰か”からもらったハズのハンカチが握られていた。
>>1乙
…と言いたいところだけど
次スレ誘導せずに前スレを自分のSSでいきなり埋めるのはどうかと思います
容量制限に気づかず投下しちゃったんでしょ、許したれ
>>3 申し訳ない
まさか容量制限ギリギリだったとは気づかなかったよ
おつおつ
知る人ぞ知る駆逐艦トップの潮ちゃんが浜風と熾烈なトップ争いをしていると聞いて
……RJにはどうでもいい話であった
潮(U)カップエントリー
潮・浜風・白露・村雨・夕立・涼風・長波・時雨・夕雲・特別枠 愛宕
若葉杯エントリー
若葉・睦月・初霜・満潮・霰・霞・うーちゃん・特別枠 RJ(改)・まるゆ
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>>8 潮(U)カップ出場にはにはちんこついてることが条件なのか(困惑)
鎮守府における皐月賞とは
睦月賞、きさらぎ賞(なぜひらがな?)、弥生賞、卯月賞、青葉賞、文月賞、長月賞……
多分大体の人が知っているのはきさらぎ賞と弥生賞と青葉賞くらいだな
競うというか潮ちゃんはむしろ最近悩みを分かち合える巨乳仲間が増えてすごい喜んでそうだ
ロリ巨乳勢力が拡大している
よーそろーである
お風呂騒動
伊58「てーとくー、何でてーとくは少佐なのに提督って呼ばれてるんでち?」
それはゴーヤのそんな些細な一言から始まった。
提督「ゴーヤか、どうしたんだ?突然」
いつの間にか背後に回り、抱きつかれる。
潜水艦だけあってか気配を消すのがうまいようで
何処からか突然現れ、よくこうして抱きつかれている。
始めのころは、柔らかい二つのふくらみを押し付けられて
あたふたとしたものだった。
最初はイクだけだったのだが、いつの間にかゴーヤたちも真似するようになっていた。
伊58「他の提督さんはみんな少将以上なのに不思議ねって
他の艦娘が話してるのを聞いたでち。なんででちか?」
提督「ふむ」
ゴーヤの言う通り、提督と呼ばれる者は少将以上が通常だった。
深海棲艦が現れるまでは。
伊19「イクも気になるの!」
ひょこっと何処にいたのかイクも抱きついてくる。
潜水艦は気配を消すと心も読めないので時折びっくりさせられ、心臓に悪い。
むにゅっとボリュームのあるふくらみにゴーヤが少し押され気味になった。
伊58「わわ、イクちゃんに押し出されちゃうでち」
伊19「いひひ、それそれ〜なの!」
むにむにと頭の上で乳相撲を始めるのは色々と困りものだ。
何処の提督がこの水着を指定したのだろうか。
まったくけしから・・いい趣味をしている。
伊401「なになに?ないしょのお話?しおいも気になっちゃうな〜」
伊8「あ、それなら・・・はちが知っていますよ」
にゅっと提督の足の間から二人が顔を出す。
提督「しおい、はち、何処から顔を出しているんだ・・・」
伊168「すみません司令官。目を離したすきにいなくなっちゃって・・・」
そういって遠征帰りのイムヤはしおいとはちを摘み上げる。
伊401「やだやだやだ!提督のおひざがいいよ〜」
ジタバタと提督の足にしがみついて離れなかった。
伊8「あ、それでははちは提督の右腕にしますね。」
大人しくイムヤにつかまったはずのはちが、いつの間にか右腕にしがみついていた。
イクに負けず劣らずの胸に腕を挟まれ、どうしたものかと思案する。
伊168「あっ、こら!もう・・・それじゃあ司令官の左腕はイムヤにお任せ!」
提督「う、動けん・・・」
心地よい刺激は魅力的だが、このままでは任務が遂行できそうにない。
どうしたものかと思案すること数瞬、先ほどはちは知っていると言っていたな。
提督「はち、代わりに説明してくれるか?」
伊8「んぁはっ、きゅ、急に動かれると、びっくりしちゃうんだよねぇ・・・」
そういえば大きな音などが苦手というのを話していたのを思い出した。
しかし今回のは少し違う。
伊8「(提督の腕が胸に擦れて・・・先っぽが///)」
・・・と心の声が聞こえてきた。
提督「はち、すまない」
ゆっくりはちの頭に手を持っていくとビクッと身構えたはちだったが、
「大丈夫だ」というこちらの目線に気付いたのか、ふっと力を抜いた。
伊8「ダンケ、提督の手は落ち着きます。」
伊19・伊58・伊401「あー!はっちゃんだけご褒美ずるい(の/でち)!」
一斉に他の艦娘から抗議の声が上がる。
提督「いや、これはご褒美では・・」
そう言いかけて目を輝かせる艦娘たちに、負けた。
伊19「んふー、提督の手はおっきくて気持ちいいなのねー」
伊401「んー、きもちいー。提督撫でるの上手ですね!」
伊58「あっ、二人も先にずるいでち!」
何処となくゴーヤが寂しそうだったのでわしゃわしゃと撫でてあげる。
伊58「や、やめるでち!なんでゴーヤだけ乱暴なのぉ?」
伊58「(てーとくはゴーヤのことが嫌いなのかなぁ・・・)」
ものすごく切ない感情が流れ込み、慌てて優しくなで掬う。
この力をもってしても、未だに乙女心というものはよくわからない・・・。
伊58「あ、ほんとに心地いいでち・・・///」
ほわぁ〜と夢見心地に、くてっとしな垂れかかってきた。
他の艦娘も皆恍惚としてしまっていることから、何か手のひらに
術でも施されているのではないかと本気で調べてみたが、
特に変わったところはなかった。
非常に謎だ。
伊168「あ、その・・・えっと」
ふと見上げると一人残ったイムヤがもじもじとしていた。
伊168「あ、あんまり痛くはしないでね?」
ギュッと目を瞑って祈りのポーズのようなイムヤに思わず噴き出した。
提督「ははっ、何か別のことに聞こえるな」
伊168「え?どういう・・・あっ・・・///」
撫ではじめると普段割とサバサバした性格のイムヤは
急にしおらしくなった。
伊168「これ・・・いいかも♥」
ふにゃふにゃとイムヤも床にぺたんと座り込んでしまい、
全ての潜水艦の撃沈(?)に成功した。
伊168「・・・そ、そういえばまるゆは?」
伊58「さっき木曾とカレー作ってるのを見かけたでち」
偶然か心を透かされたか、まるゆの話をしているのが聞こえた。
まるゆ・・・。
存在をすっかり忘れていたのを心の奥で詫びる。
そういえばこの鎮守府に左遷・・・いや、着任してから最初に懐かれたのも潜水艦だった。
潜水艦が着任するたびに次々に懐かれ、今では無音で気配もなく飛びつかれて、
気づくと潜水艦まみれになることもしばしばである。
伊8「・・・というわけで、提督は少佐にもかかわらず「提督」とか「司令官」って
呼ばれているわけです」
えっへんと胸を張るはちは普段は本に隠れて目立たないその大きなふくらみを
より一層目立たせて潜水艦たちの視線を集めていた。
潜水艦ズ「ゴクリ・・・」
伊168「と、とっても大きくて(?)わかりやすかったわ!」
伊401「なぁんだ〜、提督は術者だし何か特別なのかなって思ったのになぁ、ざーんねん」
伊19「艦娘を指揮する任務に着任した人はみんな司令官で提督なのね?」
伊58「みんなに教えてくるでち!」
・・・そう、例え階級が下がろうとも一度艦娘と結んだ信頼はそう簡単に断ち切れない。
提督が死亡しようとも、任務放棄して行方知れずとなろうとも、だ。
提督が一定期間着任しないとその鎮守府の艦娘は凍結され、
一定期間が過ぎると解体される。それは提督の死亡認定と同義だった。
・・・
・・
・
提督「ふぅ、いい湯だな・・・」
鎮守府には艦娘用と提督用の風呂がある。
本来は艦娘の入渠のための風呂しかないのだが、
提督執務室に特別に拵えさせたのだ。
普段は気づかれない布団の下の床に・・・。
伊19「ほんとに、いい湯なのね〜」
いつの間にかイクが横にいた。
提督「イク、いつの間・・に・・・・?、ぐっ」
なんだ・・・?
体が痺れて思うように動かない。
伊19「いっひひ!今日こそは追い詰めたのね!お礼は倍返しって言ってたのね!」
目をハート型にしながらイクが嬉しそうにこちらを見ていた。
迂闊だった。
先ほど飲んだ紅茶に一服盛られていたらしい。
今まで幾度となくモーションをかけられては迫られていたが
よもやここまでの強行にでるとは・・。
伊19「さぁ〜て、たっぷり可愛がってあげるの!」
ボディソープをたっぷりと水着の上からたっぷりと塗りたくり、
妖艶な笑みを浮かべながら迫ってくる。
提督「く・・・」
ぬりゅにゅり
伊19「んっふふ♪どう・・・なの?んっ♥きもち・・いい・・んんっ♥・・の?」
対面座位のような格好になってイクはしがみついて離さない。
ヌメヌメとした水着の感触と、二つの柔らかい弾力のある小山、
その先端の固くなった突起の感触にムクムクと劣情が鎌首をもたげる。
提督「イク・・・何を飲ませた・・ッ・・!」
伊19「いひひっ、ちょ〜っと、ゾウさんも一撃必殺なお薬を飲ませたのぉ!」
一撃必殺・・・殺す気か・・・。
本来毒の類の効かない血筋だが、この薬はやばい。
解毒用の呼吸法でも薬の分解に追いつかない。
伊19「あー!また逃げるつもりなの?今度は逃がさないの!」
そういうと水着を少しずらし、狙いを定めていた。
何をしようとしているのか察したが、時すでに遅し。
伊19「えいっ♥」
ずぶぅっ
あまりに勢いがありすぎて一気に一番奥まで突き刺さってしまった。
伊19「痛っ・・うぅぅぅぅぅ・・・痛い・・・のね・・・」
前戯もせずの挿入だったが、すでに膣中はとろとろになっていた。
それでも破瓜のあまりの痛みにイクはしがみついて涙を浮かべている。
提督「イク・・」
精一杯の気力を振り絞ってイクを撫でる。
破瓜の痛みと先ほどの快楽でイクも動けないようだった。
伊19「あ・・♥てーとく♥、提督はやさしいから好き・・なのね」
痛みに涙をため、快楽に蕩けきった顔で指を這わしてくる。
イクの瑞々しいぷっくりとした唇がゆっくりと近づいて、
・・・そのやさしい口づけを無言で受け入れた。
伊19「んっ・・・ん・・・♥」
痛みによるものではない涙がぽろぽろと湯船に落ちる。
伊19「やっと・・・受け入れてくれた・・・のね」
にひひ、と笑うと抽挿を始めた。
提督「イク、無理はするな」
伊19「無理じゃ・・んっ♥ない・・・のね!ふぁっ♥」
ズンズンと激しく動くイクの声音には艶がのっていて
言っていることは嘘でないことがわかる。
先ほどからきゅうきゅうと締め付けられていたためこちらはすでに限界は近い。
一気に反撃に出る。
---我、反撃ニ突入ス
提督「イク、いくぞ」
ズンズンズン
麻痺のとれた腰を激しくイクに打ち付ける。
伊19「あーっ♥んやぁ〜っ♥はげしっ♥すぎるのね〜♥」
伊19「こんなんで・・あっ♥・・イクを追い込んだつもりなの…?逆に燃えるのね!」
お互いに獣のように激しく求め合ううちに、限界が来るのはそう長くはなかった。
伊19「あっ♥あっ♥あっ♥もうっ・・イク、イクの〜♥」
提督「イク、俺も愛している。」
気恥ずかしさから返事を許さずイクの唇を奪う。
伊19「!?ンンッ〜〜〜〜♥♥♥」
イクはビクビクと大きく痙攣してギュッとしがみついて果てた。
・・・
・・
・
伊19「のぼせたのね〜」
イクがのぼせている間に、破瓜の血の混じった湯を捨て
もう一度湯を張りなおした。
提督「無茶をするからだぞ・・あまり心配させるな」
あの後ぐったりしてしまったイクを慌てて介抱して今に至る。
唸り続けるイクを団扇で仰ぎ続けたが、もうだいぶいいようだった。
伊19「んふー、提督は何をしても怒らないから好きなのね」
イクを仰ぐのをやめ頭を撫でていると気持ちよさそうにそんなことを言ってきた。
提督「いつも驚かされてばかりだな」
伊58「それー!でち!」
提督「うお、ご、ゴーヤ!?何処から・・・」
伊58「提督の湯船からこんにちは!ゴーヤだよ!って、イクちゃんだけずるいでち!
ゴーヤも提督と愛し合うでち!」
伊401「あー!次はしおいの番ってさっき決めたでしょ!?
ね、ね、提督!しおいとしよ?ね?いいよね?・・・ね?」
伊8「あんっ♥はっちゃんヤっちゃった?・・・んくっ♥」
いきなり挿入してきた初めてと思われるはちが、痛みに耐えて口づけをしてきた。
提督「く・・・いつの間にはちまで・・」
伊168「ず、ずるい!私も司令官に愛されたいのに!」
伊19「くぅっ、提督は渡さないのね!」
伊401「あーん、しおいも!ね!いいでしょ?ね?」
伊58「ゴーヤも忘れないでくだちい!」
こうしていつものごとく、鎮守府の夜は更けてゆく。
・・・
・・
・
まるゆ「隊長に美味しいって言ってもらえるかなぁ?」
木曾「何を言ってるんだ。木曾カレーにかかれば提督なんていちころだ。」
前に褒めてもらったしな。と木曾は照れ笑いをしつつ付け加えた。
まるゆ「まっててね!隊長!」
その日、カレーを持って行ったまるゆはお風呂騒動に巻き込まれ
カレーと一緒に美味しくいただかれたのだった。
以上です。
いつもながら連投規制気にして書いてると地の文がなくなっちゃってすみません。
ゲームのテキストっぽい感じにしようかと試行錯誤中です。
前スレが更新されなくて鯖落ちした?のかと思ったら容量限界だったんだなw
続きをずっと待ってたから全然気付いてなかったw投下とスレ立て乙です!
自分もJaneの次スレ検索機能でこのスレ見つけた
23 :
6-632:2014/04/18(金) 00:19:54.00 ID:QtNW1+0J
今回も結構胸糞悪いかもしれません
また、ゲーム中では絶対に起こり得ない描写があるのです。
いつも通り、書き溜めはしていないので、話がトンちゃうかもしれないのです。
***********************************************************************
あぁ、のぞみを捨てなければ奇跡は起こるんだ。
俺はそう思った。
そして、永遠の愛をこの病室で誓い合ったのだった。
これからきっとつらい事もあるだろう。俺が彼女を支えなくては・・・・。
*******************************************************************
俺はこの横須賀鎮守府に第六駆逐隊の指揮官として配属された。
駆逐艦たちの指揮はいつもハラハラの連続だ、
以前いた呉では戦艦や重巡洋艦の指揮を執っており安定した戦いができたが
彼女たち駆逐艦は攻撃力の高くなく、装甲も弱い。作戦立案に相当時間がかかってしまう
俺は次の作戦の為に毎回「夜更かし」をしてしまうのだ。
今日は日ごろの夜更かしが祟り、「寝坊」をしてしまった。
慌てて執務室に飛び込む。セーフか?遅刻か?
「もう、司令官!遅刻じゃないの!!」
秘書艦である雷が“めっ”と言わんばかりに大声を上げてきた
定刻より15分遅刻である。
本日の作戦は遠征と演習
彼女たちはもくもくとこなしている。
俺は次の大作戦に向けての作戦立案だ。
次の作戦、大本営から俺に押し付けられた作戦ではあるが
第六駆逐隊だけで敵の懐に忍び込み、敵戦艦を撃破するというかなり無茶な作戦だ
彼女たちは遠征や演習が終わり各自の部屋へ戻って行った
俺は当然残業。
誰一人失わない。そして敵を仕留めるための作戦を考えるために
24 :
6-632:2014/04/18(金) 00:57:26.70 ID:QtNW1+0J
作戦を考えては見たものの、何度シミュレートをしても誰かが大破、もしくは轟沈という結果が出る
俺は頭を抱えていた。
何時間たったのだろう、いや何百回シミュレートしたのだろう
はぁ〜と大きなため息をついてしまった
突然執務室の扉が開き、雷が入ってきた
「司令官。やっぱり悩んでるの?」
雷が心配した口調で問いかけてくる
「うん・・・・まぁ・・・」
俺はため息を吐きながら答えてしまった
「元気ないわねーそんなんじゃダメよ!」
雷はいつも通りの口調で俺を叱咤激励しつつ、シミュレート結果を俺から奪い
ふむふむと言いながら見つめていた
「司令官。もっと私を頼っていいのよ?」
大破した艦のところを指でさしながら雷は俺に言う
「だが、しかし下手をすればお前がごうち・・・」
轟沈と言いかけたとの時、俺の唇に雷は自分の唇を押しつけてきた
「私は司令官のの事が大好きだから、少しでも頼ってほしいの!」
雷がすかさず言ってきた
俺はと言うと情けないことに雷の突然のキスで不覚にも勃起してしまった。
「ありがとう、雷。もう一回キスしても良いか?」
俺はそれだけ言うと雷を抱きしめた
「うん」
雷がそう答えると遠慮なく、唇を重ね、自らの舌を雷の口内へ侵入させていく
雷は拒むことなく俺の舌に、舌を絡ませてきて俺の勃起したペニスを触り
刺激を与えてくる
俺もそれに応えるようふくらみ始めたばかりの胸を優しく揉む
お互いに服の上から刺激し合っていたが徐々にお互いの手を服の中に忍ばせていく
雷は俺のペニスを直接しごき、俺は雷の乳首をこねくり回す
舌を絡ませあってはいるものの互いに甘い声が混じる。
長いキスを終えいお互いに生まれたままの姿になる
幼く、そして申し訳程度に膨らんだ彼女の胸。その乳首にむしゃぶりつく
雷の口から甘い声が漏れる
俺の手は徐々に下半身へ伸びてゆき、まだ毛の生えていない雷の性器を弄る
かなり興奮しているのかすでに愛液でぐしょぐしょになっていた
指でクリトリスを弄る。
それにあわせ、雷も俺の亀頭を刺激する
「司令官も・・・。濡れてるわ」
甘い声を出しながらも、雷が一言言ってきた
俺のカウパー液を指先に付け、ぬちゃぬちゃいやらしい音を出している
俺は我慢できず、雷の性器にしゃぶりつく
膣を舌で刺激するとものすごく甘い声をあげる
「司令官、司令官!だめ、そこ、あああっ」
雷が奇声を上げると、性器から大量の蜜が勢いよく噴射された。
「司令官、もっとして。司令官のおちんちんで私の事もっと気持ち良くして」
雷が訴えてくる
俺はそれに応えるように、ペニスを雷の膣口にあてがいキスをしながら
ペニスを雷に埋めていった
25 :
6-632:2014/04/18(金) 01:13:41.71 ID:QtNW1+0J
俺は腰を動かし、ペニスに与えられる快感を貪っていた
「あっ、司令官、奥、そこ、コツコツされるのすきぃ」
雷の一番奥、子宮口にペニスが当たると彼女は大きな声を出して何度も何度も叫ぶ
「司令官、でももっと奥、赤ちゃんの部屋も気持ちよくして、赤ちゃんの部屋が疼いちゃうの」
ペニスが届かない子宮までも突いてほしい懇願してくる雷
俺は子宮口にペニスを勢い良くぶつける
「そこ、そこのもっと奥、司令官!願い!」
「子宮にはちんちん届かないよ。雷」
俺はピストン速度を落とし丹念にペニスと子宮口をキスさせながら雷を諭す
「でも、司令官奥が、奥に司令官が欲しいよ。」
少し涙を浮かべながら懇願する雷
「うん。でもちんちんは届かないんだ。精子でも良い?」
俺は激しいピストンを再開すると雷に問いかける
「うん。赤ちゃんの素でも良いから奥に、私の奥にちょうらい」
安心したように、腰をくねらせる雷
正直俺ももう限界だった
「イクよ、このまま奥で」
それだけ言うとペニスを一番奥まで挿れて、欲望をぶちまけた
「司令官の、赤ちゃんの素私の中に入ってくる。うれしい」
雷は恍惚とした表情で精液が体内に注がれるのを喜んでいた
26 :
6-632:2014/04/18(金) 01:24:47.60 ID:QtNW1+0J
翌日
雷を旗艦としあの殴り込み作戦が展開された
何とか敵旗艦を撃破したものの、帰還途中で敵の増援部隊に遭遇
雷が大破状態に陥った
俺は慌てて救難信号を発信し、救助隊に陸戦用の対人銃を携行させカッターで
艦隊に近づく
もう少しだけ持ってくれ
そう何度も祈った
だが、祈りは届かなかった
雷が沈んだ
俺は咄嗟にカッターに積んでおいた酸素ボンベを背負い、海へもぐった
雷の身体はかなりの速度で下へ下へと沈んでいく
俺は必死に沈みゆく雷を追った。
俺は何とか雷の足を引っ張ると雷の身体を引き寄せ、抱きしめながら上へ上へと昇ってゆく
無論息ができるか不明な状態ではあったが、酸素を雷にも分け与え、カッターへ這い上がる
急いで陸地へ向かうカッター
俺は必死で雷に水を吐かせ、人工呼吸施し、心臓マッサージを繰り返す
頼む、雷、目を開けてくれよ
何度祈ったか、何度願ったか
陸地へ付き衛生兵が雷を収容。近くの病院へ急行した
27 :
6-632:2014/04/18(金) 01:44:30.34 ID:QtNW1+0J
俺は医師に呼び出された
雷は一命を取り留めた、しかし脳へのダメージが大きく
仮に意識が戻ったとしても何等かの障害がでるであろうと告げられた。
鈍器で頭を殴られた気分だった。
俺は、雷を海軍航空部隊の基地の傍の病院へ転院させ、大本営の艦隊勤務から
航空基地勤務への転属を志願した。
艦隊勤務から離れ、新たな地である航空隊藤枝基地副司令として着任した俺は
暇さえあれば雷の見舞へ行った。
「雷、最近桜が綺麗なんだよ。今度見に行こうな」
雷の病室で俺は雷に話しかける
しかし、彼女はぼーっと外を眺めているだけ。
命の代償として雷の耳はほとんど聞こえなくなり、またしゃべることもほとんどできなくなった
トントンと雷の肩を叩く
俺の方を見るとちょっと悲しそうな笑顔を向ける
俺はスムーズな会話の為に幼児用の音の出るあいうえおパネルを雷にプレゼントした
これはひらがなが書いてあるボードでひらがなに触れると、書いてある文字を発音する
機能を有している
雷がボードを操作していく
「し、れ、い、か、ん、ご、め、ん、ね」
「こ、ん、な、わ、た、し、の、た、め、に」
無機質なパネルの朗読機能が雷の言葉を紡いでいく
俺は雷を抱きしめ大きな声で言った
「雷が悪い訳じゃない!俺があんな作戦却下しておけば、雷だってこんな身体にはならなかったのに」
雷は俺の頭を撫でた後、パネルを操作する
「し、れ、い、か、ん、は、わ、る、く、な、い」
「わ、た、し、が、ゆ、だ、ん、し、た、か、ら」
俺は自分を責めた。なんで雷がこんな目に合わなければならないんだろうと
「わ、た、し、が、ん、ば、つ、て、り、は、び、り、す、る、か、ら」
そう打ち込むと俺の耳元で
「だから、自分を責めないで司令官」
弱弱しくはあったが、消えそうな声ではあったが
雷の声で確かにそう言ってくれた。
数か月後
「司令官、おはよう。今日はリンゴが食べたいわ」
聴力はまだあまり回復はしていないものの、なんと話せるレベルまでに回復していた
のぞみを捨てなければ奇跡もおこせる。
どんなに辛くても二人で生きて行こうな。絶対に俺が支えていくから
愛してる、雷。
俺は雷の耳元でこうはっきり伝えた
「今度は、私が司令官を頼っちゃうからね。愛してる。司令官」
病室でお互い幸せなキスを交わした
28 :
6-632:2014/04/18(金) 01:57:41.88 ID:QtNW1+0J
何か中途半端感が否めませんが・・・・。
ちなみに提督が赴任した藤枝基地とは艦これの現段階での最新サーバ群である
岩川基地を管轄していた芙蓉部隊の司令部・練習場が置かれた基地であります
芙蓉部隊は岩川⇔藤枝で航空機・パイロットの補充、回収をし特別攻撃をせずとも
安定した勝率を誇っていたそうで
ちなみにその後、藤枝基地は静浜基地と名前を変更し現在でも航空自衛隊の基地
として機能しておりまする
次は皐月の続きをいい加減書くか
曙か
エロ抜きで今年50周年を迎える「アレ」と加賀さん。提督のウンチク混じり
のどれかを書こうと思います
29 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/18(金) 03:54:07.08 ID:5Rya/A0N
投下&スレたて乙です
>>28 乙です
システム(ルール)をぶち破ってでも取り戻す系はいいですね
以前とは逆にあーんされて看病されてる雷とか想像しました
雷を甘やかすシーンが読みたい(願望
それと、前スレでSS投稿中にスレ容量MAXという事態になって
新スレ誘導できずに迷われた方も結構いるようで色々と申し訳ない。
次はやっとこ我が艦隊の秘書官如月さんの登場予定です。遅い・・
何かダラダラと長くなっちゃってるけどいいのだろうか・・・(不安
秘書官如月さんって字面だけでエロい
俺の曙ちゃんがレベル98になったんだけど99までに必要な経験値多すぎやしないか?
1964年頃…?
>>33 経験値ってセクロスの回数のことだろ?
そのぶん頑張ってちゃんとしっかりパコれよって意味だ、言わせんなクソ提督
俺は本妻以外とヤる気はありません(半ギレ)
>>28 乙乙
こういう話は書くのに勇気要りそうだ
38 :
6-632:2014/04/19(土) 22:15:19.48 ID:1AcVbCPh
では予告の「アレ」を書きます
1.今回は非エロとなります
2.舞台は現在の日本となります。色々と原作クラッシャーです
3.史実部分に関しては細心の注意を払い研究しましたが、異なっていたらごめんなさい
*******************************************************************************
俺は、突如出現した「深海棲艦」に対応するため再編された海軍の横須賀鎮守府に勤務している指揮官だ
この謎の敵は海上自衛隊の力をもってしても排除できなかった恐ろしい敵だ
俺は現在秘書を務める加賀と新たな赴任地へ移動しているところだ
先日の人事異動で呉鎮守府へ移動となってしまった。
「加賀、どうだ快適か?」
「ええ、とても。でも提督、何で海路ではなく陸路を?」
加賀が首をかしげた。
俺はゆっくりとなぜ「コレ」を移動手段に選択したのかを加賀に語り始めた
「加賀は、“弾丸列車計画”というのを知っているか?」
ふと加賀に尋ねる
「確か、東京から下関を経由して満州に伸びる時速160キロを超える交通手段だった
と記憶してるわ。でも顛末は知らない。沈んでしまったから」
昔の記憶を辿るように遠い眼をして答える加賀
「そう、これはその弾丸列車の延長なんだよ。」
「ところで、加賀、桜花は・・・。知らないか」
「ええ」
加賀か間髪入れずに答える。まぁ無理もない桜花が開発されたころ
加賀は冷たい海の中に居たのだから
「桜花は旧海軍が開発した“特別攻撃”用の兵器なんだ。北上やゴーヤが嫌がる“アレ”と同系列だな」
加賀が震えて講義をする
「それが、今何の関係があるのですか!“アレ”が意味する事。提督も割ってるはずで」
俺は加賀の抗議にかぶせるように言う
「この乗り物はな、その桜花を設計してしまい、苦しんだ開発者が開発に絡んでる」
「それに、加賀に搭載してるゼロ戦の開発者や陸軍の通信技師もだ」
加賀は完全におかんむりだった
「では、何故提督はこんな危険な兵器でくつろいでいるのですか!!」
39 :
6-632:2014/04/19(土) 22:38:40.30 ID:1AcVbCPh
「だからだ、彼らはこの乗り物を設計する時に『もう二度と人殺しはしない
この乗り物に乗った人は何があっても死んではならない。絶対に安全なもの作る』
と心に固く誓ってこの乗り物を作ったそうだ。
そして、それらの指揮を執った人物は弾丸列車を夢を持ちつつ、志半ばで散った
者の息子だったという」
加賀は黙って聞いている
「彼らの思いが強かったからは知らないが、大きな地震が直撃し、ボディーマウントしつつも
この乗り物は誰も犠牲者を出さなかったと言いう逸話もある」
加賀も頷きながら
「私も、昔は皆を守りたかったから必死に戦った。この子(ゼロ戦)を作った人も
私が居なくなってから、守りたいものを必死に守れる子を作っていたのね」
とつぶやいた
乗り物か軽快な音楽を鳴らす
そののち女性の声が流れ始める
『まもなく、広島です。山陽線、呉線、可部線、芸備線はお乗換えです。
今日も、新幹線をご利用くださいまして、ありがとうございました。』
もうそろそろ、降りる支度をしなくては
「なぁ、加賀。50年の長い間、地震の直撃を受けてもなお、乗客が一人も死んでないんだ
それは、誇れることだろう?桜花をゼロ戦を開発して多くの人を殺したとひどく後悔した彼ら
への供養とならないか?」
加賀は冷静さを取り戻し
「そうね、きっと」
それだけ言ってドアを出る。
かつて、戦火の中多くの人の悲しみをこだまさせた技術は
時を経て日本を照らすひかりとなった
1964年からこの国を照らしているひかりは、やがて大きなのぞみとなり
この、みずほの国とも呼ばれる日本を照らし続けている。
「なぁ、加賀その・・・。ありがとう。この国を守ってくれて。
そして、これからは深海棲艦の駆逐の為にまた力を貸してほしい」
ぼそっと俺がつぶやく
あの戦いを知らない俺が言うのはルール違反かもしれないが・・・。
「抵当。その言葉で十分です」
いつもは表情が硬い加賀もこの時ばかりは満開のさくらのような笑顔を返してきた
40 :
6-632:2014/04/19(土) 22:49:35.22 ID:1AcVbCPh
と、いうことで完全自己満足な「アレ」を書きました。
はい、「しまかぜ」の時と同じように「鉄ヲタ提督シリーズ」ですが
多少史実を湾曲させてます
桜花の設計者→0系新幹線の車体をデザインした
ゼロ戦の設計者→正確にはゼロ戦の試験飛行中に発生した空中分解事故の原因を特定した人
→脱線事故に対してゼロ戦と同じ原理で発生する可能性を見出し台車につけるバネの改良
陸軍の人→ATC(列車の車間距離などを計算してコントロールする装置)の生みの親(2014年現在ご存命)
特にゼロ戦の人は目の前で海軍航空隊員を事故で亡くし桜花の人は桜花の「アレ」的運用に反対だったので
「新幹線は絶対に安全でなければいけない。もう誰も死なしてはならない」と口を酸っぱくして言っていたそうです。
加賀さんをいチョイスしたのは、わが艦隊一の空母だから・・・。
では乱文失礼しました
「じょうえつしんかんせん とき(・○・)」を思い出して涙目になっちまったじゃねーか!!
GJ
>>40 ここはエロパロ板だ。エロの欠片もないSSなど・・・!!
いい話をありがとう
43 :
43:2014/04/20(日) 20:28:26.56 ID:GxRafqlR
以前クズ提督とか加賀と翔鶴の修羅場とかを投下した者です。
浜風ものを書いたので投下します。
例によって
・長い
・エロが薄い
ので嫌いな方はスルーしてください。
ただ今回は修羅場とかバッドエンド成分はだいぶ薄いと思います。
44 :
43:2014/04/20(日) 20:29:33.63 ID:GxRafqlR
1
六畳半の、畳敷きの、何もかも必要以上という事の無いように設計された部屋の中で、唯一大仰な佇まいである壁掛け時計が静かに
時を刻んでいた。ごつ、ごつ、ごつと柔らかい地面に石を落とし続けているような音を発しながら、秒針は重たそうにその身をずっと
振り続ける。鼓膜を圧迫する沈黙へのただ一つの抵抗に、だが救援が現れたのは突然の事であった。
「起きてくださいな」
靄だった、掴み所の無い女の声。部屋の中央、蒲団の北側に寝そべる彼女は、身を捩りながらゆるゆると手を持ち上げた。華奢な手
首が隣に寝そべる男の肩に乗せられると、それをきっかけとしたように彼の寝息はぴたりと止んだ。代わりに犬の呻いたような声や荒
い深呼吸の擦過音が、覚醒した意識を示すように口から漏れ出してゆく。
「あたし、色々なお客さん知っているけれど、し終わった後にぐぅすか寝ちゃうのなんてあなたが初めてだわ」
拗ねた声音に酷く人工的な媚を感じながら、男はゆったりと瞼を持ち上げた。朱色の照明が瞳孔をぎゅっと圧縮し、水浴びしたみたい
にすっきりとした脳みそは、返答の言葉をすかさず口腔へと運ぶ。
「お金のほかにも、貴重な睡眠時間を削って逢いに来ているんだよ、僕は。激務なんだから、ほんとは君を抱くより寝ていたいんだ」
「まぁ! あたし強制した覚えはないわよ」
「精神的には求めていないはずなんだけど、体がね、言うことを聞かないんだな」
口元にふわりと握った拳を当てながら、彼女はくすくすと肩を震わせた。どうして娼婦というものは皆笑い方が上品なんだろうと、
彼は首を傾けた。それから枕もとの腕時計を手に取りながら、壁掛け時計の針をちらりと覗き見る。
この部屋への礼儀として、時刻確認は腕時計でしては駄目だと思っていた。娼館の小部屋に不釣合いな時計は、だからこそ特有の尊
厳を醸し出し、もしかしたら女を抱くためではなくこの時計を見るためにこそ時間を割いたのではないかと思えるほど、それは強大な
ものであった。
「でも、あなたの仕事場には女の子しかいないんでしょう? 欲求不満とは無縁そうだけれど」
蒲団からのそのそ這い出して、女も小首を傾げる。仕事だから仕方ないとは言え、余りに均整のとれた媚を何度も見せ付けられると
胃もたれしてくるのだった。男は頬にそっと手を這わせ、顔を自然な位置に戻してから口を開く。
「言うだろう? 一盗二婢三妾四妓五妻……」
「あら、私は四番目?」
「残念ながら、うちには人妻もいなければ女中もいない。独身だし、ましてや恋人もいやしない」
「やった。一番だ!」
苦笑しながら散らばった服を着込む。どうせ鎮守府に戻れば制服へ着替え直さなければならないから、億劫な事この上ない。しかし
素っ裸なまま外に出るほど、まだ人間を捨てたつもりもなかった。
「また来てくださる?」
部屋を出る直前、再三の女の媚が背中へ降り注ぎ、彼は一つ溜め息をついた。
「休みがとれればね」
そして敷居を跨ぎ戸の軋む音を聞きながら、とうとう気配を感じなくなると、そこでようやく安心が心中にじんわりと広がった。外套
を羽織り、ポケットに手を突っ込んでからゆったりと歩き出す。階段を降りロビーを抜けて、娼館の出入り口を開け放った。
建物が夕日を妨害して、路地は宵の様相を呈している。だが空高くを仰ぎ見れば、抜けるような橙の雲が未だ明るく光っていた。既
に帰還予定時の一刻過ぎ、だが彼は慌てる事も無く、てくてくと歩を進める。
そもそも海軍に休暇などという話ではあるが、それでも羽の休める時間は欲しかった。彼には提督としての自分が、完全に一個人で
ある自分と合体してしまうことへ、かなりの抵抗があったのだった。潜在的に仕事人間になる事のできない性質で、だからこそ月に一
度、半日だけの休暇が必要不可欠であったのだ。
上層部への、この特殊な有給の懇願は、思いのほか容易く汲み取られた。それは彼が提督職を厭に思いながら、反面成績は優秀であ
るという矛盾の証明でもあった。まさしく今、その休暇を使いきり、彼の心内は暗澹たるものである。
45 :
43:2014/04/20(日) 20:30:32.87 ID:GxRafqlR
道のり十五分、もうすぐ鎮守府の正門へ辿り付く頃合に、目の前遠くに人影が見えた。歩調は荒々しく、頬には朱が差されている。
馴染みのセーラー服の上にコートが羽織られ、裾が寒風を受けはためいていた。
長い前髪を揺らす彼女、浜風は、怒気を隠そうともせずみるみる提督に近づいてゆく。
「遅刻です! 今までどこをほっつき歩いていたんですか!」
開口一番の怒号は、提督の鼓膜をびりびりと震わせた。醸し出される覇気を全身に受け、思わず背筋が鳥肌立つ。
まさか娼婦を抱いてたとも言えず、彼は黙してはにかんだ。事実そのままを伝えれば、生真面目な彼女の事である。最悪失神しても
おかしくは無いだろう。
矢継ぎ早に繰り出される小言を聞き流しながら、唯何となくといった心緒が眼を動かした。服の生地越しの彼女の体躯。豊かな胸や
肉つきのいい大腿、相反する背丈。トランジスタグラマーとは死語に近いが、しかしこの体躯に名をつけるならまさしくそれが相応し
い。
男ならば誰しも情欲に駆られるべき肉の造形に、だが提督は唯の一片もそそられはしなかった。別段、既に欲望を吐き出しつくして
あった為ではない。彼女の生真面目さが一種の神聖を現出させ、そこに厭わしさを覚えずにはいられなかったからだ。
仕事の関係に終始するならば、提督は浜風を好んでいた。歴代の秘書の中、最も肌に合っているとさえ思ったほどだ。元々無駄が嫌
いな性分である。彼女の簡潔で的確な仕事は、悉く妙々、能率も格段に上がっていた。
だが、私生活においてまで何か一緒をするとなると、それはぞっとしない空想なのである。恐らくは俗の極みである自身が、対極に
位置する彼女に気後れしているのであろう。魚が清水を忌避するように、提督は穢れ無き純真を苦手に思っていたのだった。
46 :
43:2014/04/20(日) 20:32:03.84 ID:GxRafqlR
2
まただ、と浜風は思った。斜め前を行く提督からの、ほんの僅かな香の残滓。甘ったるいオリエンタル系の、間違えなく女性しか付
けようのない匂いが微かに鼻腔を刺していた。
休暇の度に毎回遅刻する彼は、何時もこの香りを漂わせながら帰還していた。その事に気が付いたのは実は極最近のことであったの
だが、一度ふいに嗅ぎ取ってしまって以来、やたらに鼻につくようになった。
何処に行っていたのかを聞いても、適当にはぐらかされるだけだ。彼はそれで充分誤魔化せたと思っているらしいが、その曖昧な態
度は寧ろ怪しみを増大させていた。はっきりしないということが厭で厭で仕方ない性分である。腹の底から苛々が際限なく湧き出して、
どうにも気分が悪かった。
執務室まで戻り、机の上に山積された書類を指し示す。提督は眉を顰めた後、露骨に気だるそうな風を装いながら着席した。
「夕食まで二時間です。それまでに終わらせてください」
浜風は彼の横に立つと、大げさにそう口にした。小さい子供が駄々をこねる様な口ぶりに思えて、提督の頬は独りでに釣り上がった。
勿論彼女に見られれば余計面倒臭いことになるのは分かっていたから、下唇を噛み締めて肩が震えるのを押さえ込む。
指示が無謀なものであることくらい、彼女自身も理解していた。だが遅刻さえしなければ容易に終わらす事のできる仕事量であった
はずなのだ。
恋人との睦みあいに勤しみ過ぎてこんな事態になったのだから、同情の余地は欠片もない。浜風はそう考え至ると、溜飲下げる思い
で提督を見下ろしていたのだった。
これは、彼女が生娘であるが故の誤解であった。欲望は等しくモラルの上にひれ伏すと、ましてや尊敬の念を抱いている直属の上司に
疚しい所はないはずだと信じて疑わない、生粋の処女が至った勘違いであった。海軍の将兵は自分より偉くて優秀であるという、謙遜
からの聖人視が提督の姿を酷く歪めていた。性欲の為だけに金を払いそれを解消するビジネスがこの世にあること事態、嫌悪をしてい
る彼女であった。まさか提督が、それに加味しているなどと思うわけもないのである。
結局、食堂集合のベルが鳴る頃には八割の書類が消え去っていた。伊達ではない成績であったが彼女の顔に笑みは無く、そして未だ
赦す気もありはしなかった。残った仕事を足したとて、この提督ならば夜の仕事を長引かせる事は無いだろう。実務の面での滞りは一
切無いであろう事を理解しながら、苛々は腹底に溜まり続ける一方である。
もうあの匂いは消えていた。いや、もしかしたら鼻が慣れただけなのかもしれないが、どちらにせよ香りを感じる事はできなくなっ
た。だのに、女の残滓が未だ彼の周りに漂っている気がして、不愉快な事この上ない。嫉妬という感情を知るに、未だ彼女は高潔過ぎ
たのだ。
雷に手を引かれ、提督は第六駆逐隊のいる長机へ向かった。それを横目に見、浜風はより一層奥歯を噛み締める。好意を惜しげもな
くぶつける艦娘を見ると、忌々しさが心内をのた打ち回るのだった。仮にも海軍の一員であるのだからふしだらな真似は控えるべきだ
し、ましてや手を取るなぞ言語道断の不品行である。そう思えど、注意をしたならあらぬ誤解が生じるであろうことに疑いは無かった
から、この煮えない感情は消化のしようがないのだった。
「独りなの?」
つと、背後から声をかける者があった。朗らかでありながら、どこか凛とした風格を備える声音。仰々しい艤装を解いた姿は宛ら年
頃のお嬢様であって、どう見繕ってもこの鎮守府の最終兵器だとは思えない。
戦艦大和は浜風の隣に立つと、愛想の良い笑顔を爛漫と向けた。浜風の心中には、未だ彼女が懇意に接してくれる事への感謝と後ろ
めたさがあって、その交錯はさも複雑な様相を呈していたのだが、勿論当の本人にはそんな事知る由も無かったのだった。坊ノ岬、護
りきれず先に逝った事。過去の事だと一蹴するには、記憶の中の無念と悔悟が厭に生々しく再現される。
大和は提督が手を引かれ離れていくのを目に取ると、得心いった表情で言葉を続けた。
「なるほど、ふられちゃったのね」
「ちがっ……別に提督なんか、何処に行ったって構いません!」
反応を見、くすくすと笑い声を漏らす大和に、浜風は恨めしい視線を送った。
47 :
43:2014/04/20(日) 20:33:04.61 ID:GxRafqlR
結局浜風は、大和と武蔵の定位置に参入する形で食を取る事になった。駆逐艦の中ではそれなりの体躯である彼女ではあるが、眼前
に戦艦二隻もあれば流石に小柄さが際立ちもする。どうにも居た堪れない気持ちを抱きもするが、流石に食い終わってすぐ席を立つの
も無礼ではあるし、暫くは話に参加していた。
話の内容そのものは、大変有意義ではあった。もうこの鎮守府に慣れたと言える位に歴も長い彼女だが、それでも二人に比べればま
だまだ新参もいいとこだった。未だ秘書として、半ば提督の庇護下にあるようなものであったから、存外知らない事も多かったのだ。
「提督って、今恋人はいるのでしょうか?」
会話の流れでそう疑問を口にした浜風は、次の瞬間には開いた間によって、発言の危うさを自覚する羽目になった。ふと視線を上げ
てみれば、武蔵はぽかんと口を開け大和は笑顔のまま硬直している。慌てて、
「いえ、私が提督をどうこうというわけではありません! 純粋に疑問に思って!」
そう弁解し、途端二人は顔を見合わせ口元に笑みを張り付かせた。
「聞いたこと無いし、いないと思うけれど……」と大和。
「“どうこうというわけではない”ということは、何かそういう噂でもあるのか?」と武蔵。
浜風は促されるままに、そのあらましを答えたのだった。即ち、休暇の度に提督に纏わり付く乳香について、また余りに怪しい彼自
身の態度について。全てを聞き終えると、武蔵は鼻を鳴らしてから口を開いた。
「なんだ貴様、そんな事も知らんかったのか。いいか、甲斐性の欠片もなさそうなあの提督だがな、実はそれなりに色は知ってい……」
得意げな顔で滔々と語りだしたその口は、突如大和の手によって塞がれた。抗議の視線が送られるのも厭わず、彼女はすかさずに耳
打ちし、途端武蔵ははっとしたように抵抗をやめた。露骨極まる行為であったが、確かに浜風の耳に大和の囁き声は入らなかった。咳
払い一つ、体勢を立て直した武蔵はさも先ほどの発言が無かったかのように仕切りなおしたのだった。
「まぁ、なんだ。貴様も何れかは知るときも来るだろうぜ。そんな、大した話ではない」
これ以降、どれだけ追求をしても二人が口を割る事は無かった。
48 :
43:2014/04/20(日) 20:34:05.75 ID:GxRafqlR
3
数日後の事である。提督への怒り、実態は嫉妬のそれであるが浜風は得体の知れないものだと認知しているその感情が一応の終息を
見せていたその日、太陽が精一杯下界を照らせども一向に気温の上がらない昼下がりの、ふとした時分にそれは起こった。
執務室、提督の傍らに立つ浜風は書類に傾注している彼の手元から、物々しい音がしたのを聞いた。木材がバキリとへし折られたよ
うな、背筋が鳥肌立つ不快音と同時、提督の口からは
「あっ」
と情けない悲鳴が漏れていた。見ると彼の手にされていた万年筆、その先端は見事なまでにひしゃげられており、断面からは血が噴
出すかのようにインクが零れて出していた。
提督は空いている方の手を黒染めにしながら何とか書類を守ろうとしていた。浜風は事態が掴めるや、当然黙って見ているのみなら
ず手近にあった布巾を投げつけた。以降、部屋の中には悲鳴と、書類の舞う紙の刷れる音だけが響き、しばらく静寂が戻る事はなかっ
たのだった。
対応が早かった事もあって重要書類への被害は何とか未然に防がれた。すっかり取り替えられた執務机の青クロスを見、浜風は今ま
で呼吸を忘れていたかのように長い長いため息をつく。結局、時間にして四十分は掛かっただろうか。床掃除をしていた提督もゆっく
りと立ち上がり、ようやく仕事を再開できると思った矢先、しかし彼の行動はその予想が楽観であったと、そう突きつけるものであっ
た。
「何を、しているんですか?」
呆然と言った言葉に、提督は短く
「直しに行かなきゃ」
と答えた。彼はラックに掛かっていた外套に袖を通すと、さもそれが当然といった様子で執務室の扉を開けた。
「待ってください!」
慌てて追いすがる浜風は、彼の腕を猛然と取るとそのまま前方に回りこんだ。しばらく頭の処理の追いついていなかった彼女は、彼
の手に先ほど壊れた万年筆が握られているのを見ると、怒りを露に彼を眇めた眼で睨みつけた。
「そういうのはまた今度にしてください! 別にボールペンでもサインはできるでしょう?」
「一度万年筆を知ってしまった身からすればね、ボールペンでサインを書くなんて書類に対する冒涜もいい所なんだよ。どうせ一時
間もあれば行って帰って来れるんだ」
「駄目です! 既にもうかなり時間が経っています! 今度にしてください!」
論争が進むにつれ寧ろ論争そのものが時間を浪費する魔物である事に気が付きはすれど、果たしてどちらも譲る事はなく、結局妥協の
案が挙がったのはそこからもう十分は経った後だった。
外出する役目は浜風が請け負った。提督は油性ボールペンで仕事を続行、本人がいなくなるよりかはロスも少ないだろうと思われた。
両者それぞれに不満が残り、だがそれ以外方法も見つからない。かくして、万年筆と提督直筆のメモを託された彼女は、慣れぬ鎮守府
外周の街を巡る事になったのだった。
準備を終えた後、鎮守府の正面玄関に辿り着いてから、浜風は託されたメモを開いた。そこには、贔屓にしているらしい文具屋まで
の行き方と、万年筆のメーカーやら型番、カタカナと記号の羅列が所狭しと書かれてあった。更にこれは失念していた事でもあったの
だが、メモに折り込まれるような形で幾枚かの紙幣が顔を覗かせ、良く一枚一枚弾いて見てみれば、全てに諭吉の胸像が描かれてあっ
た。
総額で八万円である。ぎょっとし、背筋を言い知れぬ不安感が這い上がった。大金を持つ事に罪悪を感じるのは潔癖の共通する性質
なのだろうが、果たして彼女もその例に漏れてはいなかったのだ。一度戻ろうかとも考えたが、買い替えとなった時にはもしかしたら
これぐらいの金額が必要なのかもしれないし、何より早く済ませたかったこともあって結局はそのまま戸をくぐった。
49 :
43:2014/04/20(日) 20:35:14.94 ID:GxRafqlR
財布を持っていなかった彼女は、紙幣を外套のポケットに入れ、尚不安であったから手も一緒に突っ込んでおいた。思えば着任以来、
街を訪れた事は一度も無い。唯でさえ心落ち着かないのに、掌に触れる紙の感触は恐慌への誘いを止めなかった。辺りを必死に見渡し、
人と擦れ違う度左手を強張らせるその様子は、まるで強迫観念に囚われた精神病患者のようでもある。
目的の文具屋に辿り着いたのは、そんな状態のまま十五分も歩き続けた後であった。一時以上歩いたに等しいような疲労を顔に滲ま
せながら、しかし兎に角ポケットの中の重りを無くしたかったから、彼女は息を整えることもせずにその店の戸を開けた。夕刻には陽
の光も入らなさそうな、狭い路地の寂れた店である。
最奥のガラスケースのカウンター越し、恐らく店主と思われる気の弱そうな老人が薄く開いた目を浜風へ向けた。短く切り揃えられ
た白髪や皺だらけの顔が、重ねられた齢をやたらに主張していた。ただその佇まい、猫背にもならずしゃんと地に立つその姿だけは、
かつての清勝を僅かに香らせている。
「な、直してもらいたいものがあるのですけれど」
厭な緊張が喉を震わせ、突っかかった言葉は静かに空気を震わせた。浜風はそれだけを何とか言うと、もう続く言葉も考えられなく
なり、ハンカチに包まれた万年筆とメモとをカウンターの上にそっと置いた。
老人が濁った瞳を、つぅと下へ滑らした。盛大にひしゃげた金のペン先を萎れた指が労わるように撫でる。ため息の後、かぶりを振
りながら彼は口を開いた。
「随分昔のメーカーのだ。もう倒産しちまって、部品も何もあったもんじゃないだろう……。断言はしねぇが、まぁ元通りにするの
はまず無理だろうな」
筆記具の造詣に深くない浜風は、それを聞くとあの提督の頑なさに納得のいく思いをした。愛用の長年使った筆ならば、確かに仕事
を放り出してまで修理を急ごうともするだろう。
無理をしてまで直したくは無いと、出掛けの浜風に提督はそう言っていた。筆記具には安楽死こそが尊ばれるべきだと言う彼の言葉
を思い出し、彼女は何やら湧き出し始めた愛着を切り捨てて、言葉を紡ぎだしたのだった。
「それと似たようなのはありますか?」
老人は一つ唸ると、
「割かし高いぞ」
と呟いた。
「構いません。一応、お金はあります」
「そうか」
ペン先を撫でた指先が、今度はガラスケースの上を滑る。ダイヤの指輪が保管されるようにケースの中で展示されているペン達の、
真ん中あたりが指し示された。
「そこの三つから選ぶといいだろう。デザインで気に入ったのを言ってくれ」
値札に書かれた金額は、端から六万五千、七万、五万九千。彼女にとっては生まれて始めての、超高額の買い物だった。
悩むわけにはいかなかった。あれだけ時間が無いと吼えていたのだからと、生真面目からの後ろめたさが焦燥を現出させていた。
こういうのは高ければ高いだけいいのだろう。彼女はそう結論付けると、七万円の筆を遠慮がちに指差した。
「まいど。……彼氏のかい? このペンは」
老人の吊りあがった口角から、突然のからかいが零れだす。浜風は素っ頓狂な悲鳴を上げると、裏返った声で反発した。
「ちが、います! わ、私のです!」
「いやぁ、それは嘘だねぇ。あんた、文具に対する執着が無さそうだもんよ」
「本当です! 彼氏とか、そういうのじゃありません!」
けらけらとした笑い声は、くぐもりながら広がった。
50 :
43:2014/04/20(日) 20:37:03.51 ID:GxRafqlR
最後まで彼は頑なに、恋人の存在を疑わなかった。店を出る際に掛けられた言葉は、
「彼氏によろしくな!」
であって、最早面倒くさくなっていた浜風はもう反論する事も無かったのだった。
右手に引っさげられた高級品。その重量が厭に重く感じられた。ビルの隙間から覗く晴天の元、こった腰をぐるりと回し大きく深呼
吸をする。体の節々、筋肉という筋肉が全て収縮しているようだった。
つと、鼻につく匂いがあった。薬品の甘い外殻をそのまま燻したような蠱惑の芳香。浜風は最初、一体何故自分がこの程度の仄かな
香りに意識を持っていかれるのか不思議でならなかった。別段、街を歩けば色々な匂いが、煙草であったりすれ違う人の香水であったり
が、厭でも肺に吸い込まれてしまうはずであった。何故この匂いだけがと、そう思いを巡らせた数瞬の後、彼女の記憶の底からは溢れ
迸る場面があった。
休暇の度に、提督の服に纏わり付く乳香。脳裏にまざまざと蘇る、不愉快な彼の誤魔化し。
ほぼ反射の域で、彼女は視線を巡らせた。匂いの元、その根源を目で見て確かめようとしたのだった。何の望みも無く、後の事さえ
何も考えず、ただただ知りたいという欲求が眼を忙しなく動かし続けた。
一点、路地の果てに城を見つけた。暖色の外壁が狭い路地をぴったりと埋め、場違いなほど絢爛な屋根が静かに街を見下ろしている。
間違えようも無く、香りはその城から発せられている。
幾ら生粋の処女たる浜風とて、それが何を生業とする所なのか察せ無いほど初心でもなかった。絶望的な心境の中、何故これ程まで
にショックを受けているのか、冷静に分析する自分もいた。
肺を埋める乳香の、そのおぞましさに身を震わせ、彼女は小走りに路地を行く。
執務室の戸を開け机に向かう提督の旋毛を見たとき、茫然自失であった心内に途端怒りの色が混じりだした。何も事情は知られてい
ないと、本気でそう思っているらしい佇まいを見、嫌悪と侮蔑とが湧き出して眩暈を感じるほどにまで増長する。
震える声で、何時も通りの仕草と口調を演じながら、彼女は買ってきた品物を机上に置いた。二、三言葉を交わし、じっと彼を観察
しながらそれを口に出す機会を待った。
未だ、確信はあれど証拠は無い。極僅かな確立でも自身の勘違いという可能性がある以上、怒りを感じる必要はないはずなのだ。焦
燥に駆られながらも、浜風は都合のいい妄想を止めることはしなかった。提督にはきちんとした恋人がおり、その恋人の使っている香
がたまたまあの娼館と同じであるのだと。ましてや同じ街であるのだから、買う場所も限られてくるわけであって、別段珍しい事では
ないはずだと。激情が顔を覗かせようとする度、そういった言い訳じみた文言が頭の中を駆け巡り、瀬戸際で波が引くのを何回も何回
も繰り返す。
コンバーターがインクを吸い上げ、銀のペン先が墨色に染まった。最後、外殻に覆われた万年筆が裏紙の上を滑り出し、吐き出され
るインクの量が徐々に落ち着きを見せ始める。
仕事を再開しようと彼が書類の束に指を掛けた瞬間、浜風は口を開いた。鼓動が一段と早まり、胸の奥に燈った熱がじんと腹へ下っ
たようだった。
「文具屋の路地の先に娼館がありますよね」
無機質な声音であった。ただ事実を確認する為だけの、情緒を暗に匂わせることもしない平坦な声に、提督は胃が縮み上がるのを感
じた。同時にこれから彼女が口にするであろう言葉、その話題が一体何なのかも容易に察することができて、自分勝手な悔悟が背肌を
一気に鳥肌立たせた。
どうして彼女がこの事を知っているのかだとか、そういった疑問は全て無為である。今の関係は確実に終端を迎え、そして今更引き
返す事もできない事を確信する。視線を逸らしながら、彼は震え声で答えた。
「ああ」
「行きましたね?」
彼女はすかさずに言葉を重ねた。先ほどと打って変わり、憤慨と蔑みが端々に迸っていた。
51 :
43:2014/04/20(日) 20:44:07.89 ID:GxRafqlR
誤魔化す気は更々無かった提督であったが、しかし肯定の言葉は喉につっかえ、すぐには出てこなかった。それは決して恐れからくる
ものではなく、今までの関係への名残惜しさが姑息な手段として口を開かせなかったのだ。
「……行った」
息を吐き、自分で生爪を剥がす心境でとうとうそう言い切ると、長い沈黙が重く空間に垂れかかった。語尾の残響も完全に消え失せ、
窓が風に揺られる物音だけが虚しく響き続けていた。
静寂が破られたのは、そこから一分は経った後だろうか。浜風の口から、
「最低」
ただその一単語が小さく零れ出た。本人さえ意識せぬまま、喉が独りでに震えたように吐き出された言葉だった。それを皮切りに不
気味に平坦だった心緒がようやく遅れて揺れ動き始め、疑問や怒りや、裏切られたような寂寥が頭をさぁっと侵蝕してゆく。
感情のままに口が開いた。自身に汚い語彙がこれ程まで備わっていたのかと、そう吃驚するほどの様々な罵声が提督へ無秩序に吐き
出された。
彼は手を止め唖の様に黙している。反発は許されず全てを聞く事が義務であると、そう思った故の態度であったのだが、当然彼女に
解されることは無かった。寧ろ、今彼の行動全てを厭悪に捕らえる浜風にとって、それは不貞腐れているから何も反応を返さないのだ
と解釈されるものであったのだ。
湧き出す憎悪に際限は無かった。一見堅実で篤実と思われた提督が実はそれなりに遊ぶ人間であったと、本来ならそう一言で片付け
られるはずであった。これ程までに烈しい憎しみの、その所以さえ分からない事が酷く不快で仕様がない。
感情の増長が留まることなく、とうとう足を動かした。浜風は提督の頬を叩こうと前へ一歩踏み出して、その段になりようやく自身
の怒りが大仰過ぎる事を自覚した。燃え上がる感情の片隅を、異様に冷えた客観が水を差すように過ぎ去った。今もし艤装が装備され
ていたなら、迷わずに彼を撃ち殺しているであろう事。半ば、殺意とも呼べるほどのその烈しい感情は、誰が見ても行き過ぎと思うも
のであった。そして、今までその感情に何も疑問を感じなかった事への恐怖が、突如として足元から湧き出したのだ。
木戸を荒々しく開けて、彼女は廊下へと飛び出してゆく。過ぎ去る空気が熱い頬を撫で、眩暈の揺らぎが体幹を崩した。ふら付きなが
らも、彼女はひたすらに走り続ける。握った拳が彼の頬へ向かわなかった事へ、ひたすらの安堵を覚えていた。
52 :
43:2014/04/20(日) 20:47:39.46 ID:GxRafqlR
4
自室の蒲団に顔を埋め、既に何刻過ぎ去ったのか。最初、ただ得体の知れない憎しみだけに支配された頭は、じわじわとその侵蝕が
退くと途端に寂寞を発し始めた。自身の口にした罵倒を思い返すとそれが到底許されざる罪に思われて、悔悟が胸の辺りをじくじくと
痛めつけていた。躁の後の鬱というに余りにその落差が激しく、彼女には情緒の安定しない自身の感情が何か不気味な代物に思えて仕
方が無かったのだ。
夕食の時間にも、彼女はここを動かなかった。ドアをノックされた回数は計三回。当然そのどれにも反応は返さなかった。今更外に
出る事への罪悪感による抵抗が、希薄になった時間感覚の中、心内を漠然と漂っている。
ようやく蒲団から這い出したのは二十三時過ぎ、更に立ち上がる事ができるようになるまでもう一時間掛かった。執務室へ赴こうと
思わせたその最大の要因は、ふと思い出された外套の右ポケットであった。
そこには万年筆を買うのに渡された紙幣の、余りの一枚が未だにあった。言い訳がないと動く事もままならない惰弱ぶりが厭に思え、
しかし動かないよりはましであったから、彼女は倦怠の極地の中でとうとう部屋を出たのであった。
寒々しい廊下の明かりが、じっと浜風を見つめていた。眠りに沈んだ鎮守府は寂寞感をより一層掻き立たせ、唯でさえ憂鬱な心中を
どんどんと沈み込ませていく。
執務室の戸から漏れ出す光が、未だ彼が仕事中であることを示した。秘書不在の中での執務であるから、とても今日の分を完遂でき
てはいないのだろう。そこに安堵を覚えながら、彼女は戸を開いたのだった。
執務机に座っていた提督は、木戸の軋む音がするなり顔をがばっと持ち上げた。既に風呂を終えた後なのか、何時もの軍服は壁に掛
かり、身に纏われているのは紺の甚平と半纏である。
無表情な彼女との視線の交錯、だが両者ともに口は開かずただ沈黙だけが鎮座した。片方でも初期に声を発せていたなら、どれだけ
楽であったのだろうか。沈黙が長引けば長引くほどに、心理の探り合いが膠着を強固にしていった。
状況打開の開口は、浜風が先であった。明確な目的を有していた故に、彼より幾らかは口が軽かったのだ。
「これを、返しにきました」
目を逸らし執務机に近づくと、彼女は握っていた紙幣を差し出した。体感として丸一分ほどの沈黙が、ようやく破られた事に吐息を
漏らしつつ彼は礼を言ってそれを受け取る。
唯一の話題が、この短いやり取りによって完全に終了した。提督は、彼女はすぐにでも反転してこの部屋を去るものだと思っていた
のだが、実際には、その場に突っ立ったまま目を逸らし黙って突っ立ているだけである。わざわざこの一万円札を返しに来たというこ
とは、つまり金輪際の関わりを絶つという意思表示だと思われた。嫌悪し二度と口を聞きたくも無いのに、なまじ真面目で律儀だから
無理してここに訪れたのだと、本気でそう考えていたからこそ今の彼女の姿は不可解な事この上なかったのだ。
それは気まずさからの逃避であるのか、彼は机の上の書類を一通り片付け始めた。どうせもう寝る予定でもあったのである。何時も
の習慣を凝視される事に慣れぬむず痒さを覚えながらひたすらに机上を綺麗にしてゆくと、ものの二分が過ぎる頃には紙類は完全に消え
ていた。
浜風の心中を、焦燥と不安が駆け巡っていた。これで終わりになっていいはずか無いという確信があり、しかしかと言ってこれ以上
何を話せばいいのか皆目検討もつかなかった。提督は許してくれるだろうかと顔を伺い、だが本来許すかどうか決める立場は自身である
はずで、状況と感情とがあべこべにひたすら混乱をもたらしている。
「すまなかった」
顔を上げると、席を立った提督が近くに寄っていた。彼女は、それが何に対する謝罪であるかを判別しかねていたし、彼自身もよく
分かってはいなかった。何と反応すべきか悩むうちに時間が余りに過ぎ去って、結局は無視をしたような形になった。そしてそれは、
提督の致命的誤解を完璧に補強する根拠になってしまったのだった。
53 :
43:2014/04/20(日) 20:49:54.17 ID:GxRafqlR
「君はまだ、第一艦隊で闘いたいか?」
唐突な疑問に、浜風は反射的に、
「は、はい」
と答えた。素っ頓狂な、裏返った声音の返事を聞き思わず苦笑をしてしまう。その瞳に写ったのは悲哀なのか、彼は続けて口を開く。
「便宜上として、一応は今のままでいさせてくれ。第一艦隊の旗艦として従来どおりに戦闘に参加してもらう。ただ、秘書仕事の方
には、もう参加してくれなくても構わない。明日からは別の艦娘を宛がおうと思っている」
言葉の趣旨を理解するには、彼女は彼の考えや誤解を認識できていなかった。だから、後半の文言を正しい意図で受け取る事もでき
ず、絶望的な心境はその暗がりを一気に広めていた。
「……どういう、ことですか」
「すまないとは本当に思っているんだ。君がその、なんていうか。私に対して失意とかそういうのを感じたなら申し訳ないし、だか
ら別段君が嫌だと思うことはしたくないというか。尊重したい、と思った」
「だからって、何で私に秘書を辞めろって言うんですか!? 私がそんなこと何時言ったんですか!」
怒りと形容するには、焦りと寂寥が余りに大きすぎた。提督の表情を覗き見れば、そこに浮かぶのは疑問である。だからこれがあて
つけではなくて、本心からの気遣いである事は察する事ができて、故に自身の望みとは離れたところへ行こうとする現実を引き止める
術が分からなかったのだ。
「君は、生真面目だから」
切り出された言葉が、生真面目という一単語が胸へ刃を突き立てる。
「生真面目だから、多分、本心で嫌だと思っていても秘書をしようとするだろう。義務に忠実に公私を分けようとするだろうから…
…でも、私の仕事は艦娘が幸せにあるようにすることだ。無理はしないでいいんだって、そう言いたい」
幾ら言葉を重ねてもこの誤解を解く事はできないと、彼女は荒ぶ感情の中で思った。彼へ言ってしまった罵倒の数々を前に、本当は
嫌いじゃないと口にするには余りに都合がいいように思われたのだ。もし、本気で説得をしたならば充分彼の持っている認識を改めさ
せる事ができたのに、それを口にする権利が無いという思い込みが、機会を永遠に奪ったのである。
どうしたらいいのか、考えを早急に纏めなくてはならないのに、荒立つ心情が集中を阻害していた。早く早くと焦る気持ちだけが前
に出て一向に具体的な文言が浮かばなかった。
「万年筆、ありがとう。書き易かったよ」
そう言うと、とうとう提督は踵を返し、浜風の横を通り過ぎた。
振り返り、すかさず彼の手を掴む。ただまだ行かせたくない、このまま行かせてはならないという思いが反射的に腕を伸ばした。肌
と肌が触れあい、少し冷えた体温を感じ、彼女の頭に閃いたことは正気の発想ではなかった。
自身がどれだけ頭のおかしい事をしようとしているのか、きちんとした憶えはあった。だがそういった事よりも、もっと重視される
べきことなのだという決め付けが、理性や正常な思考を悉く破壊していたのだった。
浜風はふと膝を床につけたかと思うと、寝巻き甚平の下に手を掛けて、半ば引きちぎるようにしてそれを下ろした。尋常な心理状態
では無い事を自覚しながら、しかし彼女は汚れこそがこの提督の側にいる事の一条件に思えてならなかったのだ。
突然の彼女の狂態に提督は狼狽した。理解が追いつかず、ただ後ろめたさと状況の背徳が口を開く事さえままならない硬直を引き起
こさせた。
下着から陰茎が引きずり出されたのを見て、ようやく彼は我に帰ることができた。
「おい! 何をする!」
反射的に腕を取り怒鳴りつけると、彼女の背は一瞬震えた。脅え怯んだその瞳には、だがすぐに意思の光が照り戻り、凄みは幾倍に
も増大しながら尚言葉は発されない。
54 :
43:2014/04/20(日) 20:52:28.98 ID:GxRafqlR
ぐいと頭を伸ばしたかと思うと、浜風は獣が肉を喰らうように萎えた彼のを口に含んだのだった。生々しい唇の圧や歯のぬめった鋭
利さを感じ、反射的に腕を引っ張っても一向彼女は動じなかった。必死に頭を振りながら舌を遮二無二動かし続け、吐息の最中には唾
液がぼとぼとと零れ落ちる。そのほとんどは彼女の豊満な胸元を汚していた。身体が前後する度に、服と下着に圧迫された乳房は小さ
く僅かに揺れていて、濡れた跡は歪に光を反射する。
のぼせたかのような頭の熱が、抵抗や理性というものを悉く霧散させた。彼女は夢のような半ば現実感の無い状態の中にあったから、
嫌悪して止まなかったはずの行為を今しているという事に疑問も何も感じなかったのである。
躊躇われた方法ではあったが、提督は彼女の頭を掴むと力を込めて押し退けようとした。だが、今度は自由になった両腕が腰にきつく
巻きつけられ、寧ろ体勢的にそこまで力は入らなかったからより引き離すのが困難になってしまった。舌が竿の裏をなぞり、尾てい骨
からむず痒さが競り上がる。口腔の感触、その冷たさや滑りが体のあちこちの筋肉を緩めさせ、最早意識は自身のそれに向かわざるを
得なくなった。
口の中、次第に大きくなってゆく彼を感じ、浜風はより一層烈しく頭を振る。だが稚拙の極みにある彼女の口淫が快楽だけを生むのか
といえば、当然そんなことは無かったのであった。
時折前歯が、亀頭の出っ張りを引っかいた。鋭い痛みが体の奥を突き抜け、しかしすぐに舌が慰撫するから悲鳴を上げるほどでは無い。
提督がマゾの気質を持っていたならむしろこれは射精を促す強力なペッティングでもあったのだろうが、現実には快楽を後退させる錯
謬の愛撫に他ならなかった。どれだけ唇が扱こうとも、一向に睾丸が熱を持つ事は無い。
なんとなしにそれを察したのだろう。浜風はふと動きを止めたかと思うと、じわじわと喉の奥にまで陰茎を挿し込み始めたのだった。
「よせ!」
ぎょっとした提督は本気で彼女を離そうとしたが、狭い喉口へ陰茎の先が沈み込むと、その生々しい柔らかさにまったく力が入らな
くなる。抵抗に素直に従う事ができたなら浜風とて楽ではあったのだろうが、意固地に凝り固まった汚れなくてはならないという義務
感が、決して自身を赦しはしなかったのだ。えずきそうになるのを堪えながら喉奥に何度も何度も迎え入れ、ひくつく動きを感じると
それが愉悦なのである。拷問じみた苦しみに涙が勝手に競り上がりだし、気管の入り口が痛むほど咽び返っても、決して口から彼を離
すことはしなかった。
懸命な奉仕に、だが直ぐに限界は来た。もう何度目かも分からない咳き込みが、しかしこれまでと違っていた事に当人も気が付いて
はいたのだった。ただ矜持が体の苦痛を無視しようとした。意思の力で封じ込める事ができると思われたそれは、膨大な力でもってと
うとう浜風を跪かせた。
逆流した胃液が、盛大に床を穢していった。吐瀉物は彼の靴にまで飛び散り、それが視界に入るや罪悪感が腹底から音を立てて湧き出
した。この程度の事もできないのかと自嘲の思いが一度巡ると、情けなさや不安感、寂寞が嗚咽や涙となって零れ出る。胸の熱さや胃
の痛みより、よっぽどそれが辛かった。
ひゅるひゅると喘ぎ出される吐息の痛ましさに、提督の心内にも自責の念が広がった。自身の行動が悉く彼女を傷つけた事を、今更
悔悟して何になるのか。朴念仁の、愚鈍で無力の愚図がこれを引き起こしたと、ただその事実が残るのみである。
「すまない」
背を摩り、そう口にした。言葉が耳に入ると、彼女の嗚咽はより一層烈しくなった。混沌とした感情の波が両者の間を埋め尽くし、
深夜の執務室は静かにそれを見つめている。
「秘書でいたいんだったら、何時まででもいていいから」
しばらくの間、浜風は立ち上がる事もままならなかった。この彼の台詞をきちんと理解できたのも、もうずっと後のことである。喜
も哀もミキサーによって混ぜこぜにされたように、混乱が感情を支配した。
結局はその日、浜風は提督の部屋に寝た。蒲団の匂い、あの香ではない彼自身の匂いに包まれながら、混濁した意識は途端に霧散し
た。
提督とて抵抗が無かったわけでもないが、しかしあそこまで疲弊した彼女を抱え艦娘の宿舎まで辿り着ける保証も無かったのだった。
浜風にはもう意思を伝えるような力も無く、しかしすぐに寝付いたということは拒絶されているのでもないのだろう。
安堵の寝顔に負い目を感じ、提督は部屋をあとにする。長い夜にずっと悔いを抱き続け、明けない空を眺め続けた。
55 :
43:2014/04/20(日) 20:54:43.79 ID:GxRafqlR
5
「やっぱり、ここに来ては駄目だったかな」
事のあらましの説明を、彼はそう締めくくった。下半身の気だるさがそのまま口に顕れたような、覇気の無い声音だった。
娼婦の反応たるや、予想のそれと寸分違わない。
「あなた、なんでここに来たのよ!」
自身の立場をかなぐり捨てた、一人の女としての反応だった。
彼とて、この反応を待ち望んでいたのかもしれない。彼女からきちんとここには来るなと、そう宣言されてようやく浜風と向き合え
る気がしたのだった。ただ、金を払い事を致した後にそう格好つけても、何も偉くない事は自覚はしていた。
「ほら、言うじゃない? 一盗二婢三妾四妓五妻……」
当人としては冗談で言った台詞であった。だが娼婦の目には途端怒りが燈り、
「ほんとに最低!」
その言と同時に平手が飛んできた。
彼女は部屋を出て行った。あくまで商いとしての関係に終始するのではなく、個人として罵倒してくれた事に心からの歓喜があった。
提督は服を手早く着ると、もう二度とは来ないであろうその部屋を後にした。
56 :
43:2014/04/20(日) 20:58:22.83 ID:GxRafqlR
以上になります。お目汚し失礼しました。
>>43 おお、加賀翔鶴の人か。この空気感好きです
いしあたま風ちゃん良いなあ
>>56 雰囲気を楽しめる文章、イイですね…
同じ巨乳駆逐でも
潮→男性に注がれる好奇の目線に恐怖してそう
夕雲→むしろ巨乳を武器に提督を籠絡してきそう
浜風→気にしてる風情がない
感じだしなぁ…浜風ちゃんの純真さよ
>>54 >>必死に頭を振りながら舌を遮二無二動かし続け、吐息の最中には唾
>>液がぼとぼとと零れ落ちる。そのほとんどは彼女の豊満な胸元を汚していた。身体が前後する度に、服と下着に圧迫された乳房は小さ
>>く僅かに揺れていて、濡れた跡は歪に光を反射する。
抜いた
>>43 いや……あんたほんと凄いわ……
くそうなんでうちの鎮守府にはいないんだよ!
俺の浜風でてくれえええええ!(血涙
61 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/22(火) 00:23:34.88 ID:jvklEm7v
良作age
62 :
3-91:2014/04/22(火) 01:14:13.68 ID:wHbOr9s/
おおイベントを前になんか素晴らしい投下の流れが…! 僭越ながら自分も一本
提督×球磨
お姉ちゃん肌なクマーに甘えっぱなしのイチャラブ純愛
人類敗北後の話だけど鬱要素はあまり無いつもり
連投規制で間隔空きますご勘弁を (ついでにハートマーク出るかテスト ♥)
63 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:15:50.12 ID:wHbOr9s/
数週間ほど前から、球磨と二人、山の中の穴蔵で生活している。
いや、まあ何故かと言えば、横須賀は深海棲艦に占領されてしまったからだ。
それで球磨と二人、呉へと逃げるつもりで脱出したら、呉も敵の手に落ちてるらしい。
こりゃどうすんべと思ってたら、球磨が船を出してくれて、かろうじて敵船が跳梁してない日本海を二人逃げる逃げる。
それでどこをどう逃げたものか俺は覚えてないが、球磨に聞けば、現在地は北海道某所の山中だという。
球磨は「の・ぼ・り・べ・つ! 登別行きたいクマー」などと無邪気に言っている。何のことやら。
……あ、書き忘れたかもしれないが、人類は深海棲艦に敗北した。
もちろん完全な敗北までには、各鎮守府の重雷装巡洋艦への「アレ」の配備通告、「日乃レポート事件」に始まる大規模な政変、
挺身特攻隊「暁の戦力外部隊」による深海棲艦の巣への神風突撃、飛行/潜水能力を有した「合体変形種」深海棲艦の出現と戦況の悪化、
太平洋を中心に投入された巨人兵器「イェーガー」の活躍、米国が主導で唱えた核兵器による徹底殲滅論と、
それを察知した深海棲艦側の「巨大深海氷山空母姫」のワシントンD.C.への先制攻撃と陥落、などなど……
今後100年は映画の脚本のネタに困らないようなドラマと涙の数々があったワケだが。
とにかく結果的に。
人類は敗北した。
…………
……
しかし今の球磨との二人の生活の中では、なぜかそんな敗戦の事実さえ、遠い星の出来事のように思えるのだった。
***
「おっ、提督、起きたクマー?」
まぶたを開けると、球磨のぱちくりした目と目が合った。
俺の目は、涙と目やにでかすんでる。おまけに頭は熱でフツフツ煮えるようだ。球磨の輪郭線もぼやけて見える。
「クマー、あいかわらず熱があるみたいだクマー」
「……ああ、治すように努めてるが……すまないな」
球磨が、湿った布で俺の顔を拭いてくれながら言う。
その手つきがすごく優しくて気持ちいいので、つい口の周りを汚した子供みたいに、球磨にお世話されるままになってしまう。
ここ一週間ほど、ガラにもなく熱なんて出して臥せっているのだった。
その間の看病をずっとこいつが、球磨が、一人っきりでしてくれている。
「ご飯は食べられるクマー? 出来れば少し栄養付けとくといいクマ」
顔を拭われて少しはしゃきっとした俺に球磨が言う。
言われてみれば、穴蔵の中にふわりと漂ういい匂い。
川魚の塩焼き、ふかして潰したジャガイモ、山菜にキノコ。そんな食事が、テーブル代わりにしてる木箱の上に並べられていた。
球磨が俺のために一品一品、苦労して山の中を集めてきてくれたのだろう。
熱のせいで、食欲はさほど湧かない。
けれどそんな球磨のいじらしさを思うと、何としても食べてやらねばという気になった。
寝床の上から身を起こす。
「提督、ムリに起きなくていいクマ−、球磨が食べさせてやるクマ」
64 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:18:05.20 ID:wHbOr9s/
……球磨の手で寝床に戻されてしまった。
仕方なくその言葉に甘えることにする。
「……すまん」
「気にするなクマー、提督だってきっと、球磨が風邪ひいたらおんなじことするクマ」
艦娘に風邪やらなんやらがあるのかはわからないが、球磨はそんなことを言う。
もしかしたら冗談なのかもしれない。
いずれにせよ俺も熱でふわふわする頭では適当な返しが思いつかないから、曖昧に笑って返す。
「ほれ、『あーん』だクマー」
「……」
「提督、『あーん』だって言ってるクマー」
「……あ、あーん」
逡巡したが結局、球磨に「あーん」で食べさせてもらう(所詮人間、その気になった艦娘の力には逆らえないから、従っておくのが賢いのだ)。
食べやすいように潰したジャガイモが、スプーンで口に運ばれる。
ほくほくして、塩気があって、噛むとジャガイモの甘みが出てきて、旨い。甘い。北海道だからか。
「うまいなー、球磨。うまいよ……にしてもコレ、どこで採ってきた?」
「ふふーん、球磨が山を下りてったら村があって、そこの地面一面にジャガイモが『生えてた』んだクマー」
「……すまんな、俺のために畑ドロボウまで」
自分のせいで軽巡・球磨に野生の熊さながらのマネをさせてると思うと、申し訳ない。球磨と、あと農家の人に対して。
「いーや違うクマ! すぐ近くに人の家もビニールハウスもあったけど、たぶんアレは野生のジャガイモだクマー、
球磨に採って採ってーって言ってたクマ」
「うーむ……野生かー、球磨が野生って言うんじゃしょうがないなー」
なんだか、球磨は俺に徹底的に気を遣わせないつもりらしい。
俺も特にそれを追求することはなく、今は旨いからいいか別に、などと思いつつ、モグモグと球磨の手からジャガイモを食べさせてもらう。
ジャガイモもふわふわなら、球磨と俺の会話もふわふわしてて、熱に当てられた俺の頭もふわふわで。
ついでに人類が深海の敵に負けてしまった事実さえ、何だか現実味がなくてふわふわしてて。
ぜんぶがぜんぶ、ぬいぐるみの中身のようにふわふわしてる。
それがこの、球磨と二人きりの空間だった。
「ほい、『あーん』だクマ」
「あーん……んむ、むぐ、うむ」
球磨の獲ってきた魚も、また格別旨かった。
しかも俺には自分で骨をとる苦労すらない。
ほぐされた状態の切り身を口に運ばれるたび、なんだか赤ん坊の頃に戻るような、イケナイ快楽が芽生えそうになる。
……このままでは俺は、球磨をお母さんだと思いこんでしまうんじゃなかろうか。
「提督、気に入ったクマ?」
「ああ、うん……この魚もうまい」
「そっちもだけど、その……球磨に『あーん』されるの、気に入ってしまったクマー?」
「…………!!!?? い、いや、そんなことはないぞ!? 断じてない!!」
いけないいけない。普段はゆるキャラみたいな言動してるくせに、こいつは妙に察しがいいのだ。
「ふっふっふ〜そりゃ残念クマ、なんなら提督が元気になった後も、食べさせてあげてもいいと思ったのにクマー」
「……〜〜〜〜〜!!!!!」
やばい、ちょっとしてもらいたいと思ってしまった。
「あ、あぁ〜〜〜それより、よく温かい料理が作れたな、大変だったろう?」
あわてて俺は話題を変える。
「大変?」
「ほら、山の中とはいえ、火を焚いて煙が出たら、たぶん山狩りに見つかるだろうし」
「あぁ……そのことかクマ」
65 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:19:57.59 ID:wHbOr9s/
事実、俺たちは追われる身だった。だから戦争が終結した今も、こうして隠れ潜んでいる。
追われると言っても、かつての敵、深海棲艦ではなく、人間の手によって。
そう。今回の敗戦の責を一方的に負わされたのが我々――提督や艦娘たちなのだ。
俺たちは各地に落ち延びたあとも、懸賞金をかけられ、鵜の目鷹の目で捜索され、追い立てられる運命だった。
「まあ、燃料用アルコールがあるから、しばらくは煙の出るたき木を燃やさないで済むクマ」
「なるほどな……まあ、何にせよお前たち艦娘には、本当に苦労をかけるな」
「……こっ、こんなの、昔の戦に比べたら苦労のうちに入らんクマ!」
しばらく穴蔵の中に沈黙が落ちた。さっきのふわふわした雰囲気なんてどこにもない、澱のような沈黙。
けど俺はやっぱりその重苦しさを引き受けねばならない気がした。だからこんな風に話題を変えてみせたのだ。
俺にはその責任があった。
実のところ、深海棲艦は重要な拠点や泊地を除いては、いっさい陸への侵攻をしてこなかったのだ。
ただ人類をすべての海域、すべての空域から追い出して、深海棲艦は満足してしまったらしい。
だから人類は滅ぼされることなく生き残った。俺と球磨もおかげで生き残った。
しかし生き残った人類が、当然そのやり場のない怒りの矛先を向けたのが、人類の海と空を守る戦に敗北してしまった軍人たちだ。
海と空という希望を失った世界で、俺や球磨たち艦娘は、地を這いずって生きていかねばならない。
人類すべての怨みを受けながら。
「すまん…………ぜんぶ、俺のせいだ」
ぽつりと呟いた瞬間、球磨にガッ!と胸ぐらをつかまれた。
これがベアクローか、と冗談を言う間もない。息がつまる。
「〜〜〜ばっ!! ばか言うんじゃねぇークマ!!! そんな、一人でそんな風に思っていたのかクマ!?
ひとりで、世界ぜんぶの運命をしょいこんだみたいな顔して、どうすんだクマー!!!?」
球磨に、そんな風に本気で叱られた。
ほとんど球磨の顔も涙まじりなのに、不思議とすごい気迫があって押されてしまう。さすがは球磨型5人の長女だ。
「こ、こら、な、なんとか言えクマー!!!」
「球磨、あの……く、くるしい……」
「!? ……あ! す、すまないクマ〜!!」
「い、いや大丈夫だ……」
球磨の手をぺしぺしとタップすると、あわてた球磨が離してくれた。
「……提督、やっぱり、そのことを気に病んで、それでこんな熱を出してしまったんだクマー。気づいてやれなくて、本当にすまんクマ……」
「何言ってる……机仕事だった俺なんかより、きっと本当に辛いのを我慢してるのは、矢面で戦っていたお前たちだろ……」
そうだ、結局俺の苦労なんて、ものの数ですらないのだ。
本当に最前線で敵艦と砲火を交え、仲間が沈んでいく横で、痛いのも泣きたいのも押し殺して、戦ってきた彼女らに比べれば。
なのに結局戦争を取り仕切るのは、俺のような安穏として無能な指揮官たちで、
彼女らがどれだけ戦争を終わらせたくても戦略に口を出す権限などなく。
帰ってきたら言われもない敗戦の責を負わされて、一方的に追い立てられる。
「……なあ、球磨。俺を自警団かどこかへ突き出して、その懸賞金でお前だけ逃げるといい。俺みたいな顔が売れてる士官と違って、うまく隠れ潜めるはずだ」
俺は球磨にも、きっと今までたくさん苦労をかけ、我慢させてきたはずだった。
だから球磨を、せめてこれ以上束縛したくはない。そういう思いがあった。
「なっ……何を言ってるクマー!!?」
「女だから尼寺に隠れたっていい。何にせよ、俺をかくまって逃げたり俺のために苦労するより、よっぽど自由で気ままな……」
「……て、提督……」
球磨の震える声に気づいて、顔を向ける。
「提督は、それが本当に球磨にとって幸せだと思っているクマ?」
球磨が、今度は本当にぽろぽろと涙をこぼしている。
俺はあわててその手を取る。
66 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:21:58.04 ID:wHbOr9s/
「い、いや俺は可能性の一つを述べてるだけであってだな」
「球磨の幸せは……苦労しないことでも、自由になることでもないクマ……」
そう言うと球磨が、寝床に横たわったままの俺の体に覆いかぶさってくる。
やわらかくて、温かくて、細っこい球磨の体が、ぎゅーっと押しつけられる。
人なつこい動物に抱きつかれてるみたいだ。
「球磨のしあわせは、好きなもの、守りたいもののために生きることだクマ。もしも、好きなものを守るために戦えるなら、
どこだってそこが戦場クマ。守りたいものが側にいてくれるなら、どこだってそこが球磨の家なんだクマ」
潤んだ瞳で俺の瞳を覗きこみながら、球磨が一言一言、はっきりと俺に語る。
「だから提督は、球磨の生きがいだクマー。ずっと……ずーっと、離さないクマー」
球磨にしつらえてもらった寝床の上で、球磨の腕と体に抱かれながら。
そんな風に宣言されてしまった。
なんでだろう。球磨の涙ぐんだ目に見つめられて、俺も涙が出てきてしまう。
俺を非難し、糾弾し、ひっぱたき、ののしる権利だってあるはずのこの球磨は。
俺が生きてるだけでいい、そう言ってくれている。
そんな風に言われると、何だか自分でも、それでもいいのかもなあという気分にさえなる。
このままずっと、球磨の腕に抱かれてても、いいのかもしれない。
「んっ……そうだ提督、食後のデザート、忘れてたクマー」
「デザー、ト……?」
言いながら球磨は、ほこほこ湯気を立ててるティーカップをテーブルから取り上げると。
その中身の液体を、自分でくいっとあおる。
そうしてから、球磨は俺に口づけた。
「……っ、んッ……ぅむっ」
球磨の口に含まれた液体が、俺の口に流し込まれる。
球磨の舌を伝って、喉の奥へ。口移しだった。
液体はあったかくて甘い。何よりとろりとなめらかだ。
そんな甘くて深い液体を、こくこくと、球磨の唇から分け与えてもらうのは、
まるで球磨から、あふれるような生命を分けてもらってるみたいだった。
「蜜湯だ、クマー。ハチミツと生姜を湯に溶いたクマ」
ぷは、と離した唇をちょっと舐めてから球磨が言う。
「元気の源だクマ」
たしかに甘さの中から活力を湧かせるみたいな、やさしい味だった。
けどそれがハチミツの味なのか、球磨とのキスの味なのかは、よくわからない。
そして、何よりも眠かった。
温かいものをたっぷり胃に入れたせいだろうか。
熱に悩む体が休息と回復を求めてるかのように、急に猛烈な眠気に襲われてしまう。
「球磨……すまん、少し、眠る……」
「ん、それはいいことだクマ。きっと起きたら今までどおり元気だクマ。球磨が、保証するクマ」
「……うん、球磨がそう言うなら、そうなんだろうな……」
「ふふふ〜、提督、目がとろんとしてきたクマ。おねむだクマー」
球磨がそう言いながら、俺の上に覆いかぶさってた体を少し動かす。
そして今度は、球磨が隣に寝ながら、俺をひしっと抱きしめる姿勢になる。
布団代わりのハグだ。
球磨が胸に俺の頭を抱いて、脚でしっかり、俺の腰につかまっている。
上質な毛皮につつまれてるみたいな、心地よい窮屈さと暖かさ。
球磨の胸もとから、汗と、女の子の香りと、ハチミツみたいないい匂いがした。
「球磨が抱きしめてやるクマー。こうして、あったかくして、眠るクマー」
67 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:23:15.01 ID:wHbOr9s/
こうして。
人類が敗北した世界で俺は。
暖かい巣穴の中、球磨に包まれながら、とろとろ、とろとろと眠ったのだった。
***
起きると、なんだか妙に寝覚めがスッキリとしていた。
昼寝から起きると怖いくらい頭が冴えわたってる時がたまにあるが、正にそんな感じだ。
と、そこで気づいたことだが、今まで患ってた熱がすっかり引いている。
ダルさも辛さも、体から抜けている。どうやらこの爽快さの原因はそれだった。
その代わり、何だか体全体がぽかぽかと暖かい。
狭くて、匂いがこもってて、ぬくい、獣のすみかにいるみたいだ。
「……球磨?」
思い出した。俺は球磨の体そのものに包まれて、寝ていたのだ。
球磨は起きてたらしく、俺が呼ぶとすぐに返事が返ってくる。
「クマ〜、提督、お目覚めクマー?」
「うん……おかげで、すごくよく眠れた」
「……そうかクマー」
「ああ、もう熱もすっかり引いたみたいだ」
「ん。なら、よかったクマー」
俺を胸に抱きながら喋るという奇妙な格好のせいか、何だかぎこちない球磨の返事。
「なあ……球磨?」
「なんだクマー?」
球磨の胸もとからもぞもぞ顔を出して、球磨の顔を見すえて言う。
その顔はちょっと蕩けていて、夢見るようだ。もしかすると眠いのかもしれない。
「その……ありがとう、な。さっきも、今までも、ずっと……」
「ふふふ〜〜、大したことじゃないクマー」
「いや、ほんとうに感謝してるんだ…………なあ、ところで、球磨」
「クマ〜?」
「お前、顔が赤くないか?」
いま気づいたのだが、球磨の顔はとろんと蕩けているだけでなく、なんとなく赤かった。
もし俺の看病のせいで伝染ったりしたのなら、申し訳ないどころの話ではないので、俺はちょっと本気で心配する。
「ん? あー……別に、気にするような理由じゃないクマ」
「そ、そうなのか? 何か出来ることがあったら、言ってほしいんだが……」
「……じゃあ、提督にひとつ頼み事してもいいクマー?」
「あ、ああ! もちろん、球磨のためなら何でも!」
「クマー。それじゃあ……」
球磨がちょっといたずらっぽい、不敵な笑みをうかべて言う。
「なら、ちょっと腰を引いてほしいクマー」
「……え?」
「その……提督の……が、当たってて……」
「……〜〜〜〜〜!!!!!? すっ、すまん!! 球磨っ、すぐ、離れるからっっ!!!」
68 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:24:08.83 ID:wHbOr9s/
寝床の中、隣り合って並ぶ球磨と俺の下半身。
その片方、俺の腰から、朝の元気にまかせて突き出たモノが。
球磨の腰に、無意識のうちにくいくいと自身を押しつけているのだ。
球磨が頬を染めてたのはそれでか!
しかし俺があわてて腰を引こうとした途端、球磨の両脚がガッチリと俺の腰を押さえてホールドしてきた。
「あーはっはっは!! あはは、はーっ、て、提督、冗談だクマ〜! 球磨はぜんぜんイヤじゃないクマ、本気に受け取らないでほしいクマー」
なるほど体がぽかぽか暖かいのは、まんざら球磨に包まれてるせいだけでもないらしかった。
まるで頭の熱がすべてそっちへ移ったように。
あるいは抵抗力が弱まっている間、体に入った微菌や悪いものを、ぜんぶそこから排出したいとでも言うように。
とにかく俺のモノは、極限まで熱く硬くなっていた。
……有り体に言えば、『溜まってる』状態なのだろう。熱のせいで寝込んで処理も出来なかった、この一週間分が、丸々。
そして俺の分身は、まるでその切ない熱のはけ口を球磨に求めているかのように、キュロット越しの球磨のそこへと、
厚かましくぐいぐい、ぐいぐいと自身を押しつけている。
そんな体の動作に気づいてしまうと、俺の中でも、腰の奥から登ってくるそわそわした欲望が、むらっと鎌首をもたげる。
「ふっふっふ〜……提督が寝てる間ずーっと、この子は可愛かったクマー」
「か、可愛いって……っ!」
「提督がくーくー眠り出すと、球磨の腰とくっついてるところで、この子がむくむく大きくなってきたクマ。
さすがに恥ずかしくて球磨がちょっと腰を引いたら、今度は寝てる提督が、自分から腰をくっつけてきたクマ〜」
「…………〜〜〜〜〜!!!」
「この子は球磨のお腹でも太ももでも、とにかく先っぽでつんつんしたり、すりすりしたり、くっついてきたがったクマー。
必死で球磨の中に入りたい入りたいって言ってるみたいで……ふふ、すごく可愛くって、球磨まで照れちゃったクマっ」
顔から火が出るような恥ずかしさで、しばらく絶句してしまう。
……そう言われるとまるで、俺が自分の体と性欲の操り人形のようではないか。いや、事実そうなのかもしれないけど。
しかしさすがに、寝起きの勃起と溜まった性欲に任せて、ずっと付きっきりで看病してきてくれた相手を抱く、
なんてのは、さすがに恩知らずとかいうレベルではないだろう。
球磨がどんなに無邪気に触れてきたり、どんなにこっちの無遠慮を許してくれても、そこまで甘えてはいけない。
こんな山の中の生活ではあるが、まだ俺は動物じゃなく、人間のつもりなのだ。
「な、なぁ球磨……離れてくれないか」
今度は俺が頼む番だった。
「クマー? 提督は、球磨としたくはないクマー?」
「そうとは言ってないが、そうじゃなくてだな……」
男の精神、というか男心は、必ずしも不随意な勃起と連動するものではないのだ。
しかしそれを女の子の球磨にどう説明すればわかってもらえるだろう。
と、そんなことを思っている合間にも、きゅーっと球磨の腰に密着させられている部分から、とても無視しがたい感触が伝わってくる。
キュロット越しの球磨のやわらかい丘の丸みが、屹立をやさしく包みこんでくれる感触。
いかん。このままでは本能に理性が負けて、ほんとうに獣になりかねない。
「クマー……うーん、提督は、ハチミツが媚薬の一種だって話、知ってるかクマー?」
「は、えぇ?」
突然そんな話を持ち出す球磨。
「もちろん球磨も詳しくは知らないクマー。けど、人間の食べ物が貧しかった昔は、栄養満点のハチミツはきっと、
それだけで身体を興奮させたはずだクマ。だから、最近精力のつくモノを食べてない提督にも、
ちょ、ちょっとはそーいう効果が出るかもとは、き、期待してたクマ……」
「球磨、お前……まるで『一服盛った』みたいな言い方を……」
「そうクマー! だーかーらっ」
そう言って球磨が背中を抱いてくる。
「球磨の、『計画通り』なんだクマっ」
「く、球磨……だって、何のために?」
「むぅー……好きだから、くっつきたい、つながりたいって、それだけじゃ、いけないクマー?」
69 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:25:55.44 ID:wHbOr9s/
そう言って球磨がもっとひしっと抱きついてくる。
いまや腰と同じように、お互いの腹と腹、胸と胸もくっつき合っていた。
球磨の鼓動が、こっちの体の中にも伝わってくる感じがする。
「提督の方は、どうなんだクマー?」
「俺の、方……」
「球磨のこと……その、好きクマー? 球磨と、くっついたり、つながったりしたいクマ?」
「俺は……」
そんなことを聞きながら、球磨の手が不安なようにこっちの背中をさ迷う。
その仕草に気づいて、思わずこっちも球磨の背中をぎゅーっと抱いてやる。
球磨の体はあたたかくて、やわらかいのに、しっかりと質量があった。
すごく、『生き物』だと実感する手触りだ。
何だか、こんなにあったかくてやさしい生き物に、自分が想われてることを、何かに感謝したい気持ちだった。
「球磨が好きだ……くっつきたいし、つながりたいと思ってる」
そう言って、球磨をもっと固く抱きしめる。
抱きしめると、球磨の言ってる「好き」と「くっつく」と「つながる」という言葉がもっとよく理解できる気がした。
三つはひとつづきの同じ意味の言葉のように思えた。
洞穴で二匹暮らすつがいや、母を求める哺乳動物の子供。あるいは群れで暮らしお互い依り添い暖め合う生き物みたいに。
相手を求めてくっつき合うのは自然なのだ。
好きな気持ちだけでも、下半身で球磨とつながりたいだけでもなくて。全身で球磨と『くっつきたい』のだ。
「……わかったクマー、それじゃあ……」
頭をこちらの肩に乗せたまま、球磨がささやく。
「いっぱい、くっついて、つながり合うクマ」
***
布団もない草の寝床の上で、球磨が下になり、俺が上になって、重なり合う。
ゆっくり、くすぐり合うような手つきでお互いの服を外していく。
まずは球磨のセーラーの上を脱がす。
すると、下着も何もなく、そのままの乳房が転がり出てきた。しかも結構、ある。
「ふっふっふ〜……意外におっきい球磨ちゃんって、よく言われるクマー」
白くてふわふわした胸を自慢するみたいに揺らしてみせる球磨。
「……感触、確かめてみたいクマー?」
その言葉に誘われるまでもなく、すでに両手が、丸くてやわらかいモチみたいなのに伸びていた。
初めは吸いつくようで、そしてふよふよふよふよと、どこまでもやわらかい感触。
あんなにしっかり締まった球磨の肢体に、こんなふわふわしたモノがくっついてるのが不思議でならない。
不思議でならないので顔をうずめてみる。
「ク、クマーっ?」
森の熊さんが驚く声がするが、気にしない。
球磨の胸の間は、ぎゅーっと挟みこまれる圧迫感があって。
そして心臓の鼓動がとくとく、とくとく、と聞こえてくる。思ったとおり、とても落ち着ける場所だった。
いい発見である。
「……ふふ、提督は甘えん坊さんだクマー」
「……うん」
球磨にそんな風に甘やかされながら、球磨の体を下へ、下へと降っていく。
球磨のお腹は、胸よりは数段しっかりした肉付きをしていて、うっすら筋肉が感じられる。これも、心地いい手触りだ。
その下、球磨のキュロットパンツの部分に至ると、さすがに球磨がちょっと身を震わせた。
70 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:29:08.15 ID:wHbOr9s/
「あ、て、提督……」
まだ何だか脱がせるのが勿体なくて、やっぱりその部分に顔をうずめてみた。
キュロットの股間の丸みの中に、球磨の大事な部分の形が隠れているのが感じられる。
圧迫されると気持ちがいいのか恥ずかしいのか、球磨の腰がふるふる、切なそうに震えて面白い。
ふくらみの部分に鼻先を押しつけて少し息を吸いこんでみる。
やっぱり汗の匂いと、それから山道の草みたいな匂いがする気がした。
「は、恥ずかしいクマ〜! そんなところ嗅がないでほしいクマーっ!」
「う、うわっ、球磨っ!」
ぐわしっ、と。
跳ね上がってきた球磨に押し返されて、逆に寝床にのされる。
そうして今度は球磨が上になって、俺の動きを封じ押さえつけてしまった。
形勢逆転、というワケらしい。
「ふしゅーっ……提督、おまえ、うまそうだクマー……」
そんなことを言いながら球磨が俺の体の上を、獲物の弱い部分を探し当てるみたいに、ふんふん、ふんふん、と嗅ぎ回る。
正直ちょっと冗談に聞こえない。
そのうち球磨の鼻がぴたりと、俺の首筋の上で止まった。
次の瞬間、狙い定めたようにその箇所が、ぴしゃ、ちゅるる、と水音を立てるようにして吸われる。
「うあ、あぁっ……球磨っ……!!」
首という生命につながる器官の周りを吸われると、くすぐったくって仕方がなかった。
きっと生命の危険を知らせる信号の一番弱いようなのがほとばしって、体を疼かせるからだろう。
その信号は下半身にも届くのか、俺の腰の奥にも小さな快楽の電流が、連動したように流れる。
「ぷはぁっ……提督の体、まだ熱いクマ。熱が残ってる感じがするクマー」
首筋に口づけたまま、球磨の手が俺の肩、胸骨、腹、脇の下と、遠慮なくするすると這い回る。
こんな硬いだけの身体のどこが面白いのだろう。いい匂いもしないし。
けれどどうやら球磨は、その雄臭さとでも言うべきものに興奮を覚えているらしい。
撫でまわすうちに淫靡さを増す球磨の手つきに、こちらまでつられて、昂ぶらされる。
「はぁーっ……すごく、熱いクマー……」
腰骨に頬ずりするようにしながら、球磨の手も熱を求めてそろそろと下へ降っていく。
まだ脱がされていない下半身の中心で屹立しているモノも、期待に身を震わせてしまう。
「クマ〜……いちばん熱いのは、ここかクマー?」
しゅるっと。履いたままだったズボンと下着を一気に下ろされる。熱の中心が外気にさらされた。
そしてソレが下着から顔を出したかと思う間もなく、球磨が顔を近づけ、鼻をよせてくる。
そのまま球磨が、ふんふん、ふんふん、と鼻をひくつかせた。
「あ、あぁっ……!! 球磨ぁっ……」
球磨の発情したような熱い吐息と、ときどき当たる鼻の感触。
溜まっていたばかりでなく、外の空気に触れるのすら久方ぶりのソレには、もどかしいぐらいの、繊細すぎる刺激だった。
「ふふ〜……はちきれそうで、雄の匂いがいっぱいしてるクマー」
そう言って一度舌なめずりをしたかと思うと。
ちろちろ、ちろちろと踊る球磨の舌先が竿全体を舐め回し始めた。
「ああぁぁぁ……っっ!!! く、球磨っ……! は、あぁっ……!!」
71 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:30:27.50 ID:wHbOr9s/
根本の茂みの生えてる辺りから、裏筋、敏感なカリの周り、そして先端の割れ目まで。
汚れを気にもせず、それどころか、より興奮しているかのように。
一週間分の垢をこそげ取ってくれるかのように、球磨の舌が俺のモノの上を這い回る。
獣が毛繕いをするみたいな、そんなさりげない動きなのに、俺は幾度となく腰を浮かせてしまう。
「仕上げだクマ」と球磨が、ついばむようにちゅう、ちゅっ、とそこかしこにキスを残していった後は、
ソレはもうてらてらと濡れて、先端から先走りすら溢れさせていた。
「ん……もっと、提督と全身で、くっつきたいクマー」
そう言いながら球磨が、俺の上に乗ったまま器用にキュロットパンツと下着を脱ぐ。
球磨に腰から下を押さえられている俺は、その動作にただ見とれるだけだ。
今までキュロットの奥に隠されていた場所には、わずかに茂みに覆われた、控えめな割れ目が現れていた。
そうして球磨が俺と球磨の付けていた最後の布を取り払ってしまうと、二人とも本当のむき出しの姿になる。
間に何も挟まるものはなかった。
「このカッコで、くっついてみるクマ?」
「え? ……あ、ああ、そうしよう」
そう言うが早いか球磨が両手を広げてぎゅーっと抱きついてくる。俺も両手を広げて受け止めてやる。
球磨のすべすべした頬と俺のヒゲでちりちりした頬。
ふっくらした胸と硬い胸。ふっくらした腰と硬い腰。
両者はぜんぜん違うもののはずなのに、何故だかぴとっ、と、一つにくっつくようだった。
こっちが呼吸するたびに球磨もそれに合わせて呼吸し、だんだん同じリズムで呼吸するようになる。
そうすると、本当にまるで二人が一つの生き物みたいだ。
境目のない世界で、球磨をぎゅーっと抱いてぎゅーっと抱かれて、ハチミツのようにとろり溶けて一つの体になる。そんな錯覚すら覚えた。
「……提督の、さっきよりすごい勢いで、球磨を突っついてるクマー」
「……うん」
そんな心地よさの中でも、やっぱりこの熱をもったモノの疼きだけは、どうも無視しようがない。
いまや球磨のぴったりとした割れ目に、直に押しつけられている屹立。
たしかに快感ではあるけれど、何だか同じ場所で足踏みしているだけのような焦燥感がある。
もっとやさしく自分を包んでくれる、ふさわしい入り口があるはずのソコの前で、
おあずけを食らっているのがもどかしくてしょうがないのだ。
「クマァ♥……提督、球磨にもっと、きゅーって、抱いてもらいたいクマ?」
そんな焦れた欲求を抱えているのを見透かすように、球磨が聞いてくる。
「あったかくて、とろとろして、ふわふわした球磨のナカで、きゅぅーっ、て、抱きしめられたいクマ?
提督のも、すっごく球磨の中に入りたがってるクマー」
「ああ……球磨の中に、入りたい」
「ふっふっふ〜、よく言えたクマー」
そう言うと俺の体の上で、球磨が少し身を引いて、腰を浮かせて膝立ちになる。
「それじゃ、球磨の方から迎え入れてやるクマー」
くち、と熱に喘いでひくひく震えている先端に、湿りのあるモノが触れた。
「は、あぁっ……!」
そして息をつく暇もないまま。
にゅる、ぬぷ、と、球磨が腰を深く沈めるにつれて、にゅくにゅくと球磨の暖かい蜜壷に入りこんでしまう。
気づいたときにはもう、肉茎全体がとっぷりと湯に浸かったみたいに、心地いい感触で満たされていた。
球磨の言ったとおりにあたたかくて、とろとろしてて、ふわふわしている。
「は、んぅっ……」
「く、球磨、その……大丈夫か?」
「……んっ……心配ご無用クマー、提督のがあったかくて、気持ちいいぐらいクマー」
さっき球磨にうながされるまま、わずかな抵抗をする膜に当たったときも、それをぷつりと破って進んでしまったが、
球磨は少しの痛みの他は、何も苦にしていないらしかった。
72 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:32:54.15 ID:wHbOr9s/
「ふふ〜、こんな体勢でつながる生き物は、きっとそうそういないクマー」
「まあ、そうだな……」
俺は球磨に上にのしかかられたまま、いわゆる⊥字不利……もとい、騎乗位の体勢で球磨とつながっていた。
こんな風に、雌が上位になって雄を搾りとるなんて交わり方をする動物が他にいたものか、寡聞にして知らない。
「でも、この方が球磨には動きやすいクマー。だから、提督……ふふ、動いて気持ちよくしてやるクマー」
そう宣言すると、球磨は俺の上で動き出す。
暖かい洞の中ぬくぬくしていたモノが、ちゅぷちゅぷ、ぬるぬると上下に激しく擦り上げられる。
ハチミツみたいな時間がとつぜん動き出したかのようだ。
球磨の荒い呼吸と共に、収縮しては痙攣する球磨の内側の秘肉。
それに圧迫され、揉み上げられ、ただ横たわったまま、敏感な部位へ与えられる快感を享受するのは、至上の快楽だった。
球磨が腰を沈め、苦しそうなくらいに俺の剛直をくわえ込み、そしてぬるぬると腰を動かして、
色んな液体に濡れた竿を見せつけるように引き抜き、またくわえ込む。
純粋で、白くてふかふかしてて、女らしさや淫らな部分なんてのが想像もつかない球磨が行う仕草だけに、それがとても淫靡で鮮烈な姿に写る。
「あっっ……く、球磨っ、ちょ、ちょっとタンマ!」
「クマ〜? どうしたクマー?」
制止の声をこちらが上げる間にも、にゅくにゅくと腰を振り立てる動きをやめない球磨。
そのたびに生まれる途方もない快感に、下半身からそろそろ危険信号が告げられる。
「そっ……そのっ、このままだと出っ……ヤバいから、一旦、抜いてくれるとっ……!!」
「んー? 提督は、気持ちよくないクマー?」
「いっ、いや、そうじゃなくて……」
しいて言うなら死ぬほど気持ちがいい。
「気持ちいいなら、何もガマンすることなんてないクマー。このまま、んっ、球磨のナカに、出してほしいクマ〜」
そう言うが早いか、球磨の腰の動きが、ただの上下運動から、こちらのモノを絞り上げるような動きに変わる。
「…………〜〜〜〜!!!!」
きゅう、きゅう、と。脚を閉じるようにして、蜜穴の中もいっしょに締めつけ、くわえ込んだ肉茎を圧迫するような動き。
そして脚を開いたかと思うと、今度はふりふりと、媚びるように腰を横に振ってみせ、中へと振動の快楽を送り込む。
さっきまでの、ただ性急なだけの動きが可愛く思えるほどだ。
同時に、その雄の快楽を誘うような動きの中に、これまでにないくらいに、『女』としての球磨を見出してしまう。
「く、球磨っ……!! もうヤバいっ、出、出るっ……!!!」
「大丈夫クマ、提督……来てほしい、クマー……」
腰を振り立てる球磨に追い詰められ、すべての部位を余すところなく刺激されるような、めくるめく快楽に浸されて。
こらえるために腰を引くことも出来ず、そろそろと登ってくる、じくじくした快感に押したてられるまま。
「〜〜〜〜ぁ、ああぁぁ……っっ!!」
やがて止めることの出来ない奔流が先端に登ってくるのを感じると、抵抗する間もなく。
びゅく、びゅく、と、溜まりにたまっていた熱い精を、球磨に捧げるように、内側へと漏らしてしまっていた。
もちろん一週間分の射精は一度の放出では途切れずに、二度、三度と、脈動しながら吐き出される。
そのたびに暴れる肉茎を、球磨の蜜穴がやさしくあやすみたいに抱きとめてくれるようで、
その心地よさにまた新たな快感を呼び起こされてしまう。
結局俺の分身は、長く尾を引く快楽の証を、ぴゅーっ、ぴゅっ、と球磨の中に噴き出させた後、
ようやく降参したようにくったりとなったのである。
「んっ……提督、気持ちよかったクマー? 球磨の中に、たくさん出てるクマー」
内側に射精されたばかりの自分の下腹部を撫でながら、球磨がそんなことを言う。
こうして尽くすのが何より嬉しいとでも言うような、慈しむようなその表情。
けれどその顔を見るたび、やっぱりそんな球磨の優しさにすがってばかりではいけないという気持ちが、心の奥で湧き起こる。
欲求を解放してひとここちついたせいか。また、球磨に対してすまないと思った。
73 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:34:27.24 ID:wHbOr9s/
「球磨……その……ごめん」
「なっ、なんで謝るクマー?」
「その、ホントは出す前に引き抜くなり何なり、しようと思ってたんだが……」
「……て、提督は、球磨との間に子供、作りたくないクマァ!??」
「……な、ええぇっ!!?」
絶句する。
いや、こんな風になる前は、そもそも球磨が子供の作り方を知っているとすら想像しなかった俺も悪いが……。
球磨が、俺との間に子供を、欲しがっている!?
「く、球磨は欲しいのか、子供……?」
「と、当然だクマっ!! 好きな相手といっしょに、子供作って、産みたいって思うのは、あ、当たり前の気持ちだクマー!!」
俺の上に覆いかぶさったまま抗弁する球磨の目は、真剣そのものだった。
「そっ、それに……」
球磨が俺の胸に顔をうずめながら、続ける。
「……たしかに球磨たちはこうして、深海の敵に負けてしまったクマー……けど、子供を作って、
その子供たちが戦いの記憶を受け継いで、新しい世界や、新しい戦いのための礎にするんなら、負け戦も、ちっともムダではないクマー」
「球磨…………」
ふたたび俺は言葉も紡げなくなる。
理解できないのではない。むしろ、ああそうか、平静感じていた球磨の強さは、ここにあったのかと実感したからだ。
俺が再戦のために奮起するでもなく、敗北を受け入れて生き方を考えるでもなく、ただのろのろと。
漫然とした自罰感に引きずられ、何かを生み出すことも出来ず、ただ球磨との安楽な生活を引き延ばしていた間に。
球磨はこんなにも希望にあふれた未来を思い描いていたのだ。
それでいて俺を無理に付き合わせようとせずに、ハチミツを媚薬代わりに盛ったり、
添い寝をしてくれたりして、事が自然に進むようお膳立てしてくれたのだろう。
体を重ねながら、俺との子供を産む未来に思いを馳せていただろう球磨に対して、俺は快楽を求めていただけだったなんて。
「……そうだよな、球磨。気持ちいいだけじゃ、ないもんな」
「く、クマっ?」
俺が身を起こすと、球磨がびっくりしたように身をすくめる。
「ずっと、考えてた。こんなに俺に尽くしてくれるお前自身は、何か望むものはないのかって。俺は何かしてやれないのかって」
球磨が驚いている隙に、そっとその顎に手を添えた。
「子供、作るぞ球磨。何人でも」
「あ、提督……」
ゆるやかに開いている球磨の唇に口づける。
やっぱりさっきの口移しの甘さは、ハチミツのせいだけではないらしい。
球磨が、んっ、と鼻にかかったような切ない声を漏らし、体がちょっと弛緩する。
その瞬間を見逃さず、腰をバネに力をこめて、体を倒す。
そうして俺は、球磨をふたたび押し倒す格好になった。
「て、提督……やっぱり、この体勢が好きクマー?」
「なに、お前にしてもらってばっかりじゃ、男としてアレだからな」
押し倒されると弱いのか、ちょっと身を縮こまらせる球磨。
その胸の上で、同じくふるふる揺れてるモノを掴み、やさしくマッサージするように揉みしだいてやる。
「あ、く……クマァっ!」
さっきの騎乗位の間中もずうっと、ぶるんぶるんと自己主張していた胸に、
ふかふかと指を沈め、こねるように揉む。コリをほぐすような感じだ。
やがて中心で、ピンク色の乳首がぷっくりと立ちふくらむ。何となく白米にちょんと乗った鮭の切り身みたいで、可愛らしい。
球磨の反応を楽しみつつ、ソレを口にふくみ、吸い上げてやる。
「ふぁ、はあぁぁっ……!! だ、だめクマァっっ!!」
ピンと勃ち上がったのを口の中でねぶり、転がすたびに、球磨がそんな嬌声と呼ぶにはあまりに可愛らしい声を上げる。
74 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:36:10.95 ID:wHbOr9s/
「こ、これは子供が出来たときにすることクマァ……子作りには、ぁんっ、関係ないクマァっ……!」
「いいや、関係あるぞ球磨。お前も一緒に気持ちよくなった方が、子供を作るにはいいんだ」
「え、えぇっ……!?」
それを証明するように俺は、二本の指をそっと、球磨の湿りの中に浸す。
そうして次第に指の動きを激しく、壷の中の蜜を探るように、わざとくちゅくちゅ、と音を立ててやる。
「はあぁ、ああぁッ……〜〜〜んんっ……!!」
「ほら球磨、この中、球磨が濡らしてビショビショにしてるけど、俺が放ったモノはだいぶ、こぼれ落ちちゃってるだろう?」
「……!? あ、あぁっ〜〜!? ほ、ほんとだクマ〜っ……!!」
その言葉に思わず自身の足の間に目をやった球磨が、驚きの声を上げる。
さっき俺があふれるほど放った精液が、割れ目の外へとかなり滴り落ちてしまっているのだ。
雌が騎乗位で雄から搾りとってしまっても、そのあと跨がったままの姿勢でいれば、重力に従って子種はこぼれ落ちる。自然の摂理だった。
「……その、俺を気持ちよくさせようとしてくれて、ありがとうな、球磨。だけどやっぱり、俺がちゃんと自分で動かなきゃダメだ。
球磨にしてもらうんじゃなくて、俺が動いて、球磨が身を起こせなくなるまで気持ちよくしてやんなきゃ」
「提督が、球磨を……」
「ああ。だから球磨、体を楽にしろ。あんまり、恥ずかしがるな」
「ク、クマぁ…………っ」
球磨は最初、女の子らしいためらいと恥じらいを見せつつも、次第に俺にゆだねるように、体の力を抜く。
それを確認すると、俺はゆっくり球磨の体に覆いかぶさり、曲線を愛でるように、
球磨の乳房や、腰や、球磨の体に官能をもたらすだろう場所を撫でさする。
そうして球磨が、安心したような、深い息で呼吸するようになったのを確かめると。
「……じゃ、もう一度、挿れるぞ」
「ん……クマァ♥……っ」
声をかけて安心させる。そして俺の肉茎の前にさらけ出されている球磨の秘肉の中へ、にゅくく、と、かき分けるように差し挿れた。
「……ん、あ、ああぁぁッ……!!」
自分から快楽を貪るため動かすのと、待ち焦がれた快楽が入ってくるのでは、やはり違うものなのか、
球磨が騎乗位のときは上げなかった甲高い声を放つ。
「あ、提督にっ……してもらう、のっ……ふぅっ、す、すごいクマっ……あぁッ!!」
にゅぷにゅぷと、球磨の予想もしない角度で突き入れてやったり、
膣壁を擦る竿の動きに合わせて乳首にも刺激を与えてやったりすると、涙を流して吐息を漏らす球磨。
そんな球磨のむき出しの反応が、俺も嬉しかった。
俺自身も、さっき球磨に跨がられていた時より快感が劣るなどということはない。
むしろ一突きごとに昂ぶりを見せる球磨の愛らしさに、ぞくぞくと、背中から腰まで快感の電流が流れる。反作用のように。
「んうぅっ……てっ、提督ぅっ……く、球磨がちゃんと気持ちよくなったら……あぁっ、子供、ほんとうにっ、出来やすくなるクマァ……っ!?」
「俺もよくはその、知らない……けど、自然な営みなんだから、これでいいんだ、球磨っ……
二人とも気持ちよくなれるやり方が、自然で、正解なはずだ」
少なくとも球磨の体の反応は、きっとこれだけでも子供を作るには十分だろうと思うくらい、熱心で意欲的だ。
どんなに激しく抜き挿ししても、決して子種を生むソレを離しはしないという風に、肉茎に吸いつき、からみついてくる秘肉。
射精を待ち焦がれ、あるいは煽り立てるように、とろりと愛液をまとった粘膜でつつみこみ、くにゅくにゅと収縮する内壁。
それらの動作をどれだけ球磨が自身の意思で行っているかはわからなかったが、とにかく刺激が繰り返されるたびに、
射精という見えつつある頂点へ向かって、一段一段確実に、登り詰めさせられていく。
「はッ、ああぁぁぁっっ……!! 提督、提督ぅっ……!! なんか……なんかっ……きちゃうクマァっ……!!!」
75 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:37:49.06 ID:wHbOr9s/
一方逆を言えば、そんな不随意の運動を繰り返す球磨の体も、限界が近いということなのだろう。
いまや球磨は、俺の手が触れるすべての箇所にこらえがたい快楽を感じるのか、
そのたびにお腹を押すと鳴き出す人形みたいに、切ない吐息まじりの声を上げている。
球磨の反応が俺を昂ぶらせ、昂ぶった俺の動きが、また球磨から好い反応を引き出す。
まったく自然はなんて生き物に都合よく出来ているのだろう。
「いいんだ球磨っ……気にせず受け止めろ、それが、気持ちいいって、ことなんだからっ……!」
「く、んうぅっ……!! 提督は……提督も、気持ちがいいクマァ……っ!?」
「ああっ、すごく、いい……! でも、もうそろそろ……っ!!」
俺が最後のスパートに腰の動きを一段と早めると、球磨もそれに気づいた様子を見せる。
「ひ、ぁああっ……!! 提督っ……! 提督の子種っ、いっぱい、んうっ、球磨の中に……ほしいクマァっ……!!
球磨に子供、作らせてほしいクマっ、あ、ああぁ……っっ!!」
「わかってる、球磨っ……! たくさん作るぞ……っ!! 俺の、俺の子供を生んでくれ、球磨ッ……!!」
「クマぁぁっ……あ、や、ぁん……んっ〜〜〜ぁぁあああっっ!!!!」
球磨がひときわ大きな声を出したかと思うと、背中を反らせて全身を大きく震わせた。
同時にきゅうっと締め付けを強くする蜜壷と、タガが外れたような球磨の乱れっぷりに、俺も完全に余裕を失う。
数回、きつく締め上げる球磨のナカに突き入れた後、最も深くに至った瞬間に、痺れるような快感が腰に走り、とうとう限界を迎えた。
どぷどぷと、球磨の最奥へと思う存分、精を叩きつける。それを待ち望んでいたかのように、球磨の内壁も合わせて動く。
蠕動する蜜壷にきゅうきゅうと揉みしだかれながら、最後の一滴まで搾りとられ球磨に捧げる快楽を俺は味わった。
***
恍惚をしばし味わいながら、球磨の上に折り重なるように倒れ込む。
隣に横たわる球磨も、深い快楽を感じているような蕩けた顔をしている。
見つめると少し照れたように笑った。
「ふぅ、んっ……提督の、あったかいのが、今度こそじんわりお腹の中に、広がってるクマァ……」
そう言う球磨の様子は、本当にお腹に子供を抱えた生き物のように、おごそかで安らかだ。
引き抜いた後の縦筋からは、わずかに白い液が滴っている。
まるでほつれた縫い目から綿いっぱいの愛を溢れさせるぬいぐるみだった。
まあこうして激しい動きもしなければ、俺の出したモノも無駄になることはないだろうからいいか、なんて思った瞬間。
「ふっふっふ〜。提督も、がんばったクマァ、えらかったクマー。クマクマァ♥」
などと連呼されつつ、頭を胸のところに抱かれ、撫でられてしまう。
……やっぱり球磨は元気である。
俺のしたことと言えば、ほとんど気持ちよさに任せて腰を振ったことにすぎないと思うのだが、
何だかそんな風に球磨にほめられると、自分でも本当に、何かを成し遂げたような気さえした。
そして二回続けて果てたことの疲れもあってか、なんとなく球磨に抱かれるこの体勢に落ち着いてしまう。
「なぁ、球磨」
「クマクマ?」
「その、なんだ……こうしてつがいになったからにはさ、俺も男として頑張るよ。
お前の夫の役目も果たすし、子供が生まれてきたら、ちゃんとした親になる覚悟がある……だから、その……」
両手で球磨の背中をぎゅっと抱き、球磨に身を寄せる。お気に入りのぬいぐるみを抱く子供のように。
球磨の頭と胸の間。球磨の吐息を頭の上で、球磨の鼓動を間近で感じられる、安らぎの場所へと顔をうずめてみる。
「あと少しだけ、球磨に甘えさせてくれ」
「ふふふ〜ん。お安い御用クマー」
76 :
提督×球磨:2014/04/22(火) 01:39:56.86 ID:wHbOr9s/
そう言って球磨が、二人の体がぴったり一つにくっつくぐらいに、強い力で抱き寄せてくれる。
こうすれば二人の体温の間にはすきま風すら通ることなく、やがて寝床の中はぬくぬくした熱で満たされるだろう。
二人の巣になったこの穴蔵の外では、雨がしとしと降っている気配がした。
その他には、球磨と俺の吐息、球磨と俺の心音だけ。あとは、何の音もない。
もしかしたら球磨と俺、二人の他は、誰ももう世界には残っていないような気さえした。
けれどそんな二人の間にも、いつか新しい生命の灯火が宿るのであり。
そして何より。俺は。
「……クマ〜……クマ〜……」
スピースピー、と。
いつの間にか眠りについた球磨の吐息と鼓動と体温を間近に感じつつ。
たとえこれが世界の終わりでも、球磨の腕の中に抱かれながら、俺は今例えようのないぐらい幸せなのだった。
(了)
乙
意外に優秀な球磨ちゃん可愛いよ、球磨ちゃん
燃費良いし、本当に優秀なんだよな、球磨ちゃんw
78 :
3-91:2014/04/22(火) 01:41:53.94 ID:wHbOr9s/
「球磨のセリフからクマの語尾を取るとすごくカッコいい」との話を聞いて以来、自分の中ではすっかり
『球磨=お姉ちゃん=甘えさせてくれそう』のイメージです。もちろん愛玩動物なクマーも好きだけど。モコモコボンボン!
イベントで資源がボロボロになってしまったらぜひ艦娘にたっぷり甘やかされたいものです
ちなみにこの話の後は、世界中で人類と艦娘のハーフが生まれて深海棲艦と対話が可能になり滅茶苦茶和解した
とかそんなご都合主義ハッピーエンド
では長文失礼しました
>>56 ええよ!ええよええよ!
石頭ちゃんがテンパって訳のわからん理屈に陥って強引にフェラ…こういうのもあるのか
良くある話をしよか。
雷と電を間違えるよなそんな話や。
せやかて、あの二人は姉妹や。怒りはするが、まぁ頃合い見て許しとる。
司令官はダメなんだからとか笑いながらな。
やけどな許されざる間違えちゅうんもあるんや。
例えば艦種もちゃう、ウチらからしたら似とるとこあるんは分からんでもない程度やのに、間違えたんやあの提督は。
遠征に行って、何で失敗したのか首を傾げられてもな。最上は駆逐艦やあらへんで。
まあ、二人とも提督つう呼び方やし、丁度ここんとこ雨が降らんかったんもあるやろな。
でや、主力艦隊に時雨、遠征部隊に最上なんちゅうアホな取り違えを朝一番にやらかしおったんや。
ん、提督か、今目隠しされてな攻められとるで。
「僕の事、分かるかな?」
とか囁かれながら、愚息踏まれとるんちゃうかな。
ま、起つかどうかは知らんけどな。昨日の夜はあら、あらあらと3方向から攻められとったし。
ほんまもんの命知らずやわ。よう間違えんであんなん。
今日は空きそうにないから明日の朝、また来ますかな。
黒潮はんも今日は寝ときや。
家具妖精が作ったダメになるソファに艦娘を押し倒してみた
RJ「わぷっ、なにすん・・・ふぁっ!?あかん!・・・あかんてぇ♥あぁ〜、きもちえ〜♥ウチをこんな・・・してどうするつもり〜?♥」
長門「このビッグ7と呼ばれ・・んほぉぉぉ♥♥」
曙「このクソ提督!なにす・・・・ふぁっ♥」
多摩「何するにゃ!?・・・ふにゃっ!?・・・にゃふにゃふ(すやぁ〜)」
北上「んあ?まあ、しょうがないよね・・・うん、しょうがないしょうがない・・・Zzz・・・」
如月「これ・・・だめぇ・・・きもちよすぎてっ・・・・はぁ〜〜〜ん♥(悶え」
羽黒「らめぇ・・・こんな姿みないでぇ〜(蕩け」
提督もこの後滅茶苦茶ダメになった
>>81 なかなかキャラのイメージ(役一名二次的イメージっぽい)が出てるな
雷や夕雲なんかも押し付けてみたいな
>>80 久々の龍驤ちゃん小噺乙
俺ももがみん、時雨から責められたいよ…
ボクっ娘ならz1もかな
>>82 >>約一名
長門さんのことですか?
ちょっとネタに走りました
ノリノリで絵を描いたんだけど何故か多摩以外どれもエロくなったので
家族に見られる前に破いて丸めて捨てました
でも折角なのでエロパロにそのネタだけ投下
>>80 このあとの龍驤ちゃんと黒潮ちゃんのは一体どんな責めになるんだ…w
最近ようやく着任出来て、書けるならSSも書きたいけど難しくて……
というわけでネタ的なものだけ投下していきますね
87 :
北上×提督:2014/04/25(金) 02:16:55.76 ID:eNyf9BLw
「提督……」
か細い声に振り向くと、先日重雷装巡洋艦からさらに改二へと改造を果たした北上が立っていた。
出撃や工廠での調整以外、鎮守府では艤装の所持を許可していない。
扉の前に立っているのはただの人、北上という一人の女性でしかなかった。
ふと思い立ち、自らの懐中時計に目をやると針は日付が変わる頃を指している。
「どうした、こんな時間に。珍しいな、消灯時間はとっくに過ぎてるぞ?」
「うん、ごめん。でもなんだか眠れなくってさ〜」
机に向き直って書類を集めながら、北上が起きている理由を考えてみる。
冷静に考えてみれば珍しいこともあったものだ。
大怪我して帰ってこようが、一日中ごろごろしていようが、北上はいつも決まった時間に寝ている。
もとい大井と同じ部屋に入れば、寝るなと言っても気付けば二人で抱きあって寝ている。
我らが鎮守府の名物、仲良し重雷装巡洋艦コンビ。
仲の良さが間違いなく目覚ましい戦果に繋がっているのは非常に喜ばしいことだ。
だからこそ珍しい、大井と起きているわけでもなく単独で北上が起きているのだから。
「大井はどうした?」
「んぁ〜、大井っちは部屋で寝てる」
「なおさら珍しいな、いつも二人で部屋に入れば電気が消えているところしか見ないのに」
「それは少し失礼じゃない? 人の事をいつも寝てるみたいに……」
「ははは、すまんすまん。どうした? 何か俺に用があってきたのか?」
「ん〜、まぁね〜……少し」
書類をまとめて立ち上がり、半身振り返ったところで一瞬頭が回らなくなってしまった。
廊下からの逆光で見えなかった北上の姿が目に飛び込んでくる。
改二になったのと同時、北上は若干服装が変わった。
服の色調が全体的に明るくなり、上着の裾が短くなったおかげでへそは露出している。
艦娘にとって中破、大破で服がお釈迦になることは決して少なくない。
出撃から戻ってきた艦隊を出迎えれば、全員そろって服が破れていることもある。
「あれ、どうしたの? 提督、目が点になってるけど?」
「あ、あぁいや、何でもない。なんでもないぞ」
「……ふ〜ん?」
怪しむように細められた北上の視線が突き刺さる。
見慣れていたと思っていた露出も、帰還直後ではなかったり艤装がなかったりするだけでここまで違うものか。
しかしこちらの視線を捕えて離さなかったのは、へそでも太ももでもない。
寝る前だったせいか、普段から結っている髪を全て解いた北上の姿だった。
「北上、今日はその、あれなんだな。髪の毛はまとめてないんだな?」
「髪? うん、寝る時まで結んでたら邪魔だしね〜、変?」
「へ、変だなんてそんなこと――!?」
88 :
北上×提督:2014/04/25(金) 02:17:27.92 ID:eNyf9BLw
変なことなんてない、むしろ普段のそっけなさからは想像も出来ないほど綺麗だった。
長い長い黒髪は北上の腰辺りまで伸び、山の裾野のように広がっている。
歩き出した北上の動きに従い、左右に軽やかに揺れる髪は艶やさを見せつけてくる。
露出したへその背景のように広がる髪と北上の白い肌とが重なり、色白な肌は純白に輝いているようにさえ見える。
艦娘? 否、今、目の前にいる北上を確かに女性として意識してしまっている自分がいた。
「ま、待て待て北上。何か用があって来たんだろう?」
「そうだけど、提督、何慌ててるの? 顔赤いんだけど……まさか提督、私のこと気になってんの?」
ギクッ、なんてありきたりな擬音が心臓から響いた気がした。
すぐに分かる、表情どころか身体が凝り固まったように動かなくなってしまっている。
さして広くない執務室、北上が僕の目の前に来るのに時間は掛からない。
顔が熱い、普段見ない黒い長髪をなびかせる北上にここまで心が揺さぶられるとは思わなかった。
もうばれないはずがない。
北上は僕の目の前で足を止めて、まじまじと顔を見つめてくることほんの一拍。
自信に満ちたような笑みを浮かべ――
「そりゃあ趣味いいね、実にイイよ! 提督!」
「ちょ、北上、止まって、やめっ!」
むにゅ、ふわぁ、ぎゅうう……男でよかったと思う瞬間である。
倒れこんできた北上の胸元に、柔らかなぬくもりと同時に幸せがあふれ出す。
入渠後ということもあって長く揺らめく髪から、風呂上り特有の石鹸のような甘い匂いが鼻を包む。
腰に回された北上の細い腕なら簡単に振り払えるはずなのに、万力のような力強さを感じる。
あぁ、許せ、呆れてくれ北上――僕はお前で女の子の柔らかさを満喫してしまっているのだ。
今では下がることを許さない大きな机に感謝すらしてしまい、今の状況を楽しんでしまっていた。
「あ〜……なんか、すっごい落ち着く……」
「そ、そそそ、そうでございますか?」
「提督は落ち着かない? 私はすっごい落ち着くんだけどな〜」
落ち着くわけがない、落ち着けるわけがない。
一歩間違えれば、露わになっている北上のへそに主砲がご挨拶しかねないのだ。
そんなことをすれば大井と北上の酸素魚雷が、愚息ごと僕を海へ葬るだろう。
しかしこちらのことも露知らず、北上は追い打ちと言わんばかりに恐ろしい事を言い放った。
「提督……」
「は、はい?」
「私とちゅーして?」
「……はい?」
「女の子に二回も言わせる気? ほら、ちゅーして」
北上はそう言いながら若干背伸びと同時に目を閉じ、唇を突き出してくる。
あまりにも無防備、そして可憐な目の前の少女に僕はどうすればいいのか分からなくなっていた。
89 :
北上×提督:2014/04/25(金) 02:18:32.66 ID:eNyf9BLw
今のところはこんな感じです
駄文の癖に中途半端で申し訳ないですけど、書けるなら続き書きたいな〜と思ってます
キャラ崩れたりしてたらごめんなさいな
はよ、続きはよ
91 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/25(金) 12:42:57.90 ID:Nl0K7HSP
お菓子コーナーで『おしゃぶり昆布浜風』なるものを見たのだが
浜風=フェラという風潮
え?浜風が海産物の風味の黒いものを一心にしゃぶって舌で弄んで何だって?
なに?浜風がしゃぶってたものからどろっとした白い液体があふれ出したって?
潮ちゃんは分かってるムッツリだけど浜風は無自覚シチュが似合う
半裸の鳳翔さんに背後から抱きつかれておっぱいとお乳首を押し付けられながら
「提督、振り返ってはダメですよ。今、障りがありますからね」
って言われたい。あるアニメひさびさに見たら妄想した。
対空はランダムで一隻が選ばれるらしいけど
その1隻が機銃・噴進砲・高角砲装備してないと対空砲火ってできないの?
対空値持ってる主砲や副砲じゃだめなのか
酒匂のセリフを聞いて思い浮かんだ即席SS、非エロ
鳳翔「提督、お疲れ様です、お風呂にしますか? ご飯にしますか? それとも・・・」
酒匂「さ・か・わ?」
ガタッ!!
「!?」
金剛「HEY! 提督ぅ〜その子、誰ですか〜?」
千歳「提督、ゆっくりお風呂でもどうでしょう?」
如月「司令官、如月が今・・・楽にしてあげる・・・」
榛名「提督・・・榛名には気を遣わなくても大丈夫です・・・」
三隈「提督、食事に行く? それとも飲みに行かれます?」
瑞鳳「半舷上陸で呑みに行っちゃう?」
鬼怒「じゃあ、肩揉んであげようか?」
伊19「てーとくー! イクが肩揉んであげるの〜!」
鈴谷「晩御飯はなんだろね〜・・・ね、提督」
高雄「えーと・・・どうしたら良いでしょうか・・・?」
大鳳「提督・・・疲れてない?」
酒匂「え? これってダメなの!?なんで〜!?」
ワーワーギャーギャー
「・・・・・・」
鳳翔「お茶にしましょうか」
まだまだ増える
完
>>98 艦娘たちが窓から入ってきたり天井の羽目板外して降りてきたり、
はたまた床下から上ってきたり壁をぶち破ってきたり
そんな光景を想像した
今日も鎮守府は平和だなあヽ(´ー`)ノ
艦娘からの嫉妬展開イイよね!
酒匂急便です
レベル1の電「最近司令が私を見ながらアナルバイブと何回も言うのです。」
アナルバイブって、一時期捨て艦戦法の隠語だったなぁ
天津風からチョロイ空気を感じる
ツンデレになりきれない感じでかわいいなあ天津風
鳳翔お艦は改二になると母乳が出るようになる
筑摩は千代田、大井、山城以上にシスコンっぷりがガチ過ぎて渋にエロどころか普通の絵も少ない
アレは初期の頃のアレのせいだと思う。なので頑張って改二にして剥がしてやらねば・・・
ついでに利根の下着も剥がしてやらないとな。ああ忙しい
雑コラ繋がりで秋雲も同じくらい少ないよな
クイーンの妙高は絵は彼女達よりもあるけど
クィーン……いや、いいたいことはわかるがw
ていうか秋雲に限らず建造不可のレア艦は絵師なりSS書きなりの職人提督もあまり持ってないから愛着も湧かず、創作にも繋がらない、せいぜい書けば出るで一枚絵一個書いて終了
なおかつ現状の最高戦力大和型とかと違って、ステータスも凡庸で、あきつ丸みたいに固有の特殊装備があるわけでもないから攻略において集める必要性もない
でも大和みたいに建造で出せるようになってもSS増えない例もあるよな…
大和の場合は大建のレシピには挑戦するだけでも相当の資源が必要なのに成功率低い以上、入手難易度は通常海域で初風掘るのと大差ないと思うよ
wikiによれば成功率10%くらいらしいけど、成功した奴じゃないと報告しないだろうから実際はもっと低いと見積もられてる。
大型建造連敗記録、40とか50とかって言ってる人もいるくらい。
使うレシピが40606020であれば6000×50の30万の弾薬・鋼材を使ってもでない奴は出ないレベル。
なおかつ海域ドロップはない。大建できても結局レア艦のままだから大して増えないよ
今回のイベントって如月の撃沈されたウェーク島だよね・・・
E-5へさすがに夕張と睦月型ではいけないけど如月さんで乗り越えて見せる
SSは当分書けそうにないわー
>>113 Z3旗艦でビスマルレシピ回したら一発で出た
独旗艦だと大和率大幅ダウンのはずなのに
代わりにビスマルいまだに出ないが
大和を旗艦にしてからというもの弾薬が今までの倍速で目減りする一方
まるゆはもっと出て欲しい
運上げられる貴重な資源
改二結婚した艦娘から運上げてる
大和は妄想しやすいキャラなんだけどなぁ
大和とホテルで、とか
あの半端ないおっぱいに谷間に挟むパイズリじゃなくて
おっぱいを持ち上げて正面から挿入で正真正銘の乳肉だけでのパイズリで乳内射精
>>115 イベント海域の攻略が終わり次第早急に大和パイズリSSの執筆に努められたし
愛宕とか島風とか絵的に映える子や、大和や大鳳みたいな普通に性格のいい子は逆にSSにはしづらいと言うが実際その通りなんだろうな
多少クセがあったりネタにしやすい子の方がお話は発展しやすいのだ…
>普通に性格のいい子は逆にSSにはしづらい
個人的には榛名さんがまさにそれだわ
出雲丸さんもそうかな。
>>116 たしかに癖の強い方がネタにしやすいわ
暁なんて俺的にはネタの宝庫
おねしょ布団を自分できちんと始末できる一人前のレディとか
しれーかんの寝室で剛毛ちん毛発見してあたふたとか
露出狂の変態提督に全裸見せられて股間のお稲荷さんand陰毛押し付けられて固まってるとか
響は歴史とかから悲劇的なのとかもやりやすいし
雷は空回り系のはずが赤いロリコンすら陥落させるくらいで動かしやすいけど
電はキャラは立ってるけど真面目度が高いから人気の割には動かしにくいか
三日月とか大潮とかも真面目キャラでネタないな
朝潮くらい突き抜けたクソ真面目ならともかく
初霜ちゃんだって真面目キャラだと思うよ!
慢心で撃沈させてしまった艦娘、そしてその戦闘でドロップ(あるいは直後の建造で一発出)してしまった
初期化されてしまった艦娘との交流はよ
「もう、お前の中には俺はいないんだな…」
>>122 よっしゃ、任せとき。ちょうどええ話があるわ。
ウチらの提督の話なんやけどな陸軍からせっつかれてキス島撤退作戦を強行軍で進めおったんや。
聞けば地獄の有り様で轟沈1以外にも大破2、絶対沈まない幸運艦ですら中破や。
そんな有り様やから提督も珍しく取り乱してな、見てられんかったわ。
翌日の事や、いつものように「私がいるじゃない」と付き従う秘書艦の姿に驚いたんや。
いやな、提督半狂乱やったから留守番だったウチら軽空母が書類片付けたんやけど、確かに轟沈したはずなんや。
新しく仲間になったのかと思ったんや。
あんさんの言うとおりな。せやったら止めよう思った。
悲しいだけやろ、誰かの代わりにしかなれへんのは。
やけど、よう見たら改やったんや。しかも、気づかれてへんように思っとるんやろけど、キスしとったし。
書類間違えたか思って慌てて駆け寄り聞いたわ。昨日沈んだのは誰やったんか、ってな。
したら遠い目しよってこう答えたんや「沈んだ艦も助けたいと思うのはいけないのでしょうか」って。
薄ら寒くなったウチはその場から逃げたんやけどな、半日して気づいたんや、中途半端やと。
夜やったけど、確認せな思った。本気でその気やったら沈んだ艦の名前は変えなアカンからな。
せやけど部屋におらん、もしやと思い提督の部屋に行けば聞こえて来るんは卑猥な水音に提督の洗い息づかい。
思わず偵察機飛ばしてもうたわ。
したらな。こう言っとったらしいねん。
「司令官、私だけいればいいじゃない」
うめぇ
そして、こえぇ
その撤退作戦に、彼女も参加していたとしたら……いやそれ以上考えるのはよそう。想像を飛躍しすぎだ。
126 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/28(月) 12:56:47.66 ID:ut+VIWfw
某Rちゃんは改だったなら轟沈→即ドロでそんなんでも見た目的な理由で落ち込み少なくなろうとできそう
128 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:25:49.96 ID:SsCgXSYY
ビスマルクです。例によって腹黒いので御注意ください。
『ブロンドVSブルネット』
1.
提督の執務室では、第一艦隊の旗艦を勤めた艦娘が報告を終えたところだった。
ラバウル赤旗艦隊の提督は、報告書の戦果に目を通している。若い面差しに似合わず、彼の肩の階級章は大将の位を示していた。
彼は英国・ダンヒル社製のパイプへ煙草を詰めた。パイプは、火を点じてから煙が出てくるまで時間がかかる。
たっぷり時間をかけて紫煙をくゆらせてから、若い軍人は帰投した艦娘を褒め称えた。
「素晴らしい戦果だ。よくやった、ビスマルク」
「当然でしょう! もっと褒めてもいいのよ」
戦艦の艦娘ビスマルクは喜色満面に胸を張った。
自慢げに鼻を鳴らす彼女の前で、司令官は机から腰を上げる。
紺碧の瞳で彼を情熱的に見つめるビスマルクに近寄ると、提督は白い手袋を外した。
艦娘の頬に手をやり、彼女の金糸のような美しい髪を指先に梳った。
「君の勇敢さは言葉では表現できない。アレクサンドル・スヴォーロフ勲章ものだ」
提督が艦娘ビスマルクの白い頬を撫でると、彼女は長い睫毛を伏せ、じゃれつく猫のように自分の手を男の手に添える。
心地よさげに吐息をこぼす艦娘の目を見つめ、提督は静かに言った。
「君の力をこれからも俺のため役立ててほしい」
「Wie Sie meinen. お望みのままに、提督」
提督が彼女の腰を抱き寄せると、ビスマルクは生け贄のように首筋を彼へ差し出す。
すでに艤装を外した首許に手をやり、提督は留め具を外していった。
ビスマルクの目が生きたサファイアのように輝いて見る前で、提督は緋色の錠を取り出した。
「勲章をやることはできないが、信頼の証を与える」
蕩然とビスマルクが見る前で、彼女のミルク色の首に首輪が嵌められた。
甘くため息をつき、ビスマルクは自分の首に揺れるハート型の錠に目を落とす。
満ち足りた顔で胸元を撫でる彼女を、提督は酷薄に見下ろした。
129 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:26:33.89 ID:SsCgXSYY
「これで君は、俺の許可なく解体されることも、近代化のエサにされることもない」
「失敬ね。私を誰かの材料にするですって?」
提督の不遜な発言に、ビスマルクは面白そうに唇の端を吊り上げた。
提督はいたって平静たる声で口にした。
「この鍵は俺以外には解けない。もし俺が死んでも、君たちは消えない」
無言のまま、ビスマルクは錠を指先でなぞった。
幼子のように目を輝かせて感触を確かめる美女の額に、提督はキスした。
2.
澄みきった蒼穹に陽光が煌いて、ラバウルの浜辺を照らしている。
浜辺に面したドックの壁に腕を組んで寄りかかった長門は、長い黒髪を潮風に揺らせていた。
彼女は玲瓏たる美貌の眉間に皺を寄せ、唇を一文字に引き結んでいる。
左右対称の凛然とした美貌は、なにやら不機嫌なオーラを放っていた。
「旗艦は、またあの新入りか」
燻るような口調で呟く長門に、加賀は静かな目を向けた。
彼女の周囲には、艦載機を操る妖精たちが羽虫のように緩やかに浮遊している。
彼らを白魚のような指先で労わってやりながら、加賀は指摘した。
「仕方ないわ。先程の演習でも、貴女は調子が出なかったもの。忖度するところではないわ」
いつも冷静な長門は、憎々しげに拳をドックの壁に叩きつけた。
長門の拳の形に凹んだ壁の穴を、加賀は無感情に眺めた。
「不機嫌そうね」
「当たり前だ! 私は、提督がお作りになった最初の戦艦だぞ!」
長い黒髪の美女は怒りを露にした。
長門や加賀にとって、沈んだ彼女たちを“建艦”して艦娘として復活させた提督は、単なる軍司令官ではなかった。
彼女たちは提督を上官ではなく、神にもツァーリにも等しい存在として崇めていた。
「私は、あの新入りより少ない資源で作られ、はるかに多くの戦果を挙げている! 奴とは比較にもならん!」
130 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:27:26.24 ID:SsCgXSYY
長門のビスマルクに対する怒りは、さまざまな要素が絡まったものだった。
戦艦ビスマルクは、第一次世界大戦を経たドイツ第三帝国の技術をつぎ込まれ、イギリス王立海軍との熾烈な戦闘の中で轟沈した。
一方、長門の前世になった戦艦は、長く出し惜しみされ、性能を発揮できなかったばかりか、敗戦後に敵だった国に引き渡された。
役立たずどもが、長門に力を振るわせず、あまつさえ敵の新兵器の実験台にさせたのだ。
建艦され、現世に転生したとき、長門が覚えていたのは、彼女を作った人間どもへの怒りだった。
辱めを受けた長門を、黄泉から呼び戻したのは提督だった。彼が長門に新しい命と、新しい戦場と、勝利を与えた。
提督とは長門にとって王であり、主であり、父であり、すべてだった。
ビスマルクは、前世の長門ができなかったことをした許しがたい存在というのみならず、王の寵愛を奪おうとする存在だった。
「お父様は、いったい何をしている? 最近はあの新入りと潜水艦の育成ばかりだ」
「我々はすでに南方海域の奥まで手をかけました。深海棲艦どもの巣に一発喰らわせるのも近いはず」
苛立たしげに舌打ちする同僚に、加賀は先程の長門のように腕を組んでみせる。
珍しく怒りを発露させている姉妹を前に、加賀は風に揺れる自分の黒髪を指先に絡めながら声を発した。
「来たるべき総攻撃を前に、造物主様は全員を戦力とすることをお考えなの」
「お父様の艦隊に、我々以外は不要だ!」
加賀の懇切丁寧な解説に、長門は柳眉を吊り上げ激昂した。
胸の前に突き出した拳を震えさせ、長門は忌々しげに太平洋を見やった。
「深海棲艦どもも新型を出してきたそうではないか。早く戦って殺したい!」
「ずいぶん彼女たちが憎いのね」
「とんでもない。私は連中が大好きだ」
長門は加賀に向き直ると、唇を冷酷な形に歪めた。
「殺せば殺すほど、お父様に愛してもらえるからな!」
南海の明るい陽光はラバウル全体に降り注いでいる。
長門の紅玉色の瞳は、その光を照り返して宝石のように煌いていた。
そこに燃え盛っているのは盲愛と、沈んだ艦船の怨恨だった。
姉妹の目を見て、加賀も薄く笑った。
「それは、同感ね」
131 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:27:58.76 ID:SsCgXSYY
真っ白な砂浜には、黒ずんだ案山子のような歪なものが突き立てられている。
杭に縛り付けられた、深海棲艦たちの死骸だった。
建艦された艦娘たちが、提督に忠誠を示すと称して、海から引きずって来たのだ。
彼女たちの中には、すでに骨になった者もいて、空の眼窩から故郷の海に悲しげな視線を送っている。
折り重なる深海棲艦たちに混じって、制服を着た骸骨がひとつあった。
潮風に晒され、すっかり色褪せてしまっているが、彼の腕章は“憲兵”と読めた。
ここはラバウル基地。
死の基地。
3.
執務室には男女の音と匂いに満ちていた。
「はぁ……ふぅ……」
壁に背を預けたビスマルクは、創造主と睦み合っていた。
重ねた唇から、男の舌が彼女の口腔へ差し入れられ、形のよい歯を舌先でなぞる。
絡まった白い指に力をこめ、金髪の美女は切なげに喘いだ。
「て、いとく……」
艦娘が提督の下腹部を繊手で探ると、すでに男は服を押し上げ昂ぶっていた。
彼を服の上から撫でさすって宥めながら、ビスマルクは必死に主の舌を吸った。
「ちゅ……んちゅ、ちゅぷ」
提督はそれに応じ、ビスマルクの胸の優しい脹らみに手を乗せた。
完璧な彫刻のような乳房を、彼女が自分にしているのと同じように、服の上から弄ぶ。
心臓の鼓動を確かめるように愛撫すると、ビスマルクは彼を慰めるのを止め、提督にしがみついた。
「あ……」
「お前は、実に優秀な艦娘だ」
ビスマルクの金色の髪を撫でながら、彼女の主は鉄のように熱く硬くなった陰茎を外気に晒した。
「ふ、ふん、こんなもの見せるなんて……本当に規律が緩んでいるわね」
132 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:28:30.46 ID:SsCgXSYY
欲望のはけ口を求めて反り返っている男根が現れるや、金髪の美女は醜悪な肉塊へ愛しげに頬をすり寄せた。
柔らかい頬の感触に、男根はますます刺激を求めて猛り狂った。
口では反抗的な科白を言いつつ、ビスマルクは茎に接吻した。
陰茎を頬張って、男を悦ばせる動きを始める艦娘の頬を、提督は撫でた。
「お前が優秀だから、こうなった」
「あら、そう? では、私が事態を収拾するのは当然ね」
鈴口に悪戯っぽくキスすると、ビスマルクは背を壁に預ける。
ビスマルクのすでにボタンを外した襟を、提督は人形でも着せ替えるように広げた。
豊かに張り出たミルク色の乳房が露になる。
自分の長い脚を肩にかけていく提督に、ビスマルクは微笑した。
提督は、彼女の唾液にまみれた男根の先端を、彼女の金色の草叢にあてがった。
ビスマルクが自信ありげに唇を嘗める。
期待に満ちて待ちわびる彼女の中へ、提督は侵入していった。
怒張した男の体が艦娘の中にずるずると滑り込んでいく。
「ん、あ、ああ……」
自分を犯しぬいていく提督を感じ、彼女は碧眼を虚空に向けて頤を震わせる。
完全に提督が体の中に収まってしまうと、金髪の艦娘はだらしなく顔を蕩けさせた。
軽く突き上げられると、ビスマルクは長い脚を提督に絡めた。
ビスマルクの中に入るのは、極上のオイルの中に入るようなものだった。
彼女に飲み込まれた男根の四方八方から、滑らかな快感が下腹部に伝わってくる。
提督は顔をしかめて濃厚な衝撃に耐えた。
抱えあげた艦娘を壁に押しつけ、提督は美女の奥を突き上げる。
かすかに眉間にしわを寄せ、確かめるように動き始める提督に、ビスマルクは問いかけた。
「ん……どうかしら、提督?」
彼女の勝気な科白と表情の奥に、提督はかすかな不安の響きを聞き取った。
提督はビスマルクの上気した頬に手をやった。
とたんに驚いて目を見開くビスマルクに顔を傾け、提督は彼女へ唇を重ねた。
最初は安心させるように唇を啄ばみ、続けて舌で口の中をなぞる。
逃げようとする舌を絡め取り、彼女に自分の唾液を送り込む。
彼に貫かれたまま、ビスマルクは一心に提督の唾液を嚥下していった。
提督が彼女から口を離すと、ビスマルクは飲みきれなかった提督と自分の涎を唇の端から溢れさせる。
潤んだ紺碧の瞳を見返し、提督は囁いた。
133 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:30:15.05 ID:SsCgXSYY
「素敵だ」
「も、もう、馬鹿ね……」
提督は息を荒くするビスマルクの胸元に手を伸ばし、ミルク色の乳房をつかんだ。
指に吸いついて押し返す乳房を揺すり、桜色の頂をいじってやると、ビスマルクは期待に満ちた息をこぼす。
「ん……あ……」
長い脚を震えさせ、彼女は腕を提督の首に回す。
ビスマルクは汗で顔に貼りつく髪をなで上げ、自信ありげに笑った。
「ていとく……私がやってあげてもよくってよ」
ビスマルクは提督の胸に手をやり、彼女を抱えあげていた男を後ろへ押しやる。
促されるまま押された提督は、艦娘と結合したまま床に尻をついた。
提督が冷淡な目で見上げる前で、金髪の美女はニヤリと笑った。
主に跨って、彼をくわえ込んだビスマルクは腰を妖艶に揺らせた。
提督を見下ろし、ビスマルクは唇を嘗めた。
彼の下腹部をしとど溢れる液で濡れさせ、ビスマルクは提督の上で腰を躍らせ始める。
豪奢な金髪を柔らかく髪を振り乱し、形のよい乳房を揺らして、ビスマルクは提督を味わった。
提督はビスマルクの腰に手をやり、ゆっくりと彼女に合わせ始める。
「ああ」
提督の耳元で、彼にしがみつくような格好のビスマルクは歓喜の鳴き声を漏らす。
ビスマルクは提督を喰らう動きを早めていった。
提督は、高みへ上っていく彼女の背に腕を回して抱き寄せた。そして、ビスマルクの子宮を思い切り突いた。
ビスマルクは悲鳴を上げた。それを無視し、提督は腰を思う様ビスマルクの子宮に叩き込む。
濃すぎる快楽から逃げようとする尻をしっかりと押さえ、提督はビスマルクの中を掻き回した。
「てっ、ていとくっ、強すぎるわっ」
よがり狂うビスマルクの乳房に顔を埋め、形のよい吸いやすい大きさの乳首に吸いつく。
充血した頂を歯で挟んで舌で転がすと、ビスマルクはより激しく悶えた。
ビスマルクの中が男の体に吸いついてくる。
滾った肉の剣を打ち込まれ、欲情した艦娘の体が熱い迸りを求めていた。
淫蕩に耽る艦娘を散々に責めさいなめ、提督は彼女へ欲望のたけを注ぎ込んだ。
「あ、ああ、あ……」
134 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:30:47.63 ID:SsCgXSYY
提督が自分の中で力強く痙攣するのを感じて、金髪の美女は淫靡に歌った。
彼に脱力した身を預け、ビスマルクは涙まで流した。提督の懐にすがりつき、戦艦の艦娘はむせび泣いた。
「提督、熱いわ……」
提督は無言のまま、彼女の金糸の髪を撫でた。
4.
「あの子達がそんなことを? 仕方のない連中だ。俺に似たのか」
机の上に乗った妖精となにやら話し込む提督の背後の壁には、旧ソ連の映画『戦艦ポチョムキン』のポスターが貼り付けられている。
ビスマルクが同僚たちから聞いたことには、かつては第六駆逐艦の艦娘たちが描いた掛け軸が掲げられていたのだそうだ。
だが、彼はその掛け軸をしまい込んで誰にも見せなくなってしまったらしい。
とはいえ、そのようなことはビスマルクにとっては瑣末なことだった。
すでに艤装を身に着けたビスマルクは、机の前に侍り、提督を見上げて微笑していた。
傾いた太陽の光が支配する、この茜色の世界で彼と過ごすことに比べれば、そんなことは取るに足らない問題だった。
「ありがとう。下がっていい」
妖精は光になって机上より舞い上がり、部屋から消失した。
ビスマルクが見つめる前で、提督は壁の戦略地図へ目をやった。
「南西海域に深海棲艦どもが戦力を集結させている」
提督は揺らがない目でビスマルクを見下ろした。
侍るビスマルクは、敬愛の目で提督を見返す。
若い軍人は彼が創った艦娘に言った。
「摩耶や木曾たちを随伴させる。行って俺を喜ばせてくれ、ビスマルク」
「お任せを、造物主殿!」
不敵な笑顔とともに、ビスマルクは颯爽と立ち上がった。
提督の前で拳を握り締め、ビスマルクは宣言した。
「この私、戦艦ビスマルクが出る以上、深海棲艦どもの行き先は唯一つ、地獄よ!」
135 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:34:05.92 ID:SsCgXSYY
身を翻し、ビスマルクは意気揚々と執務室を退出した。
扉を閉めると、彼女は提督に気づかれないよう、音を出さないようにしてドアへ凭れた。そして、自分の首筋を艤装の上から撫でる。
服の上から、提督に嵌められた錠の感触を確かめる。何度確かめても飽きなかった。
ビスマルクは信頼の証を受け取った喜びに震えた。
その場に立ち止まって、次に執務室へ呼ばれるのはいつか考えていると、廊下の奥から向かってくる人影が目の端に入った。
二つの人影が誰か理解するや、金髪の美女は形のよい唇を綻ばせる。
「あら? 旧式の戦艦さんね」
ビスマルクの揶揄に、長門は動じた風もなく彼女を見返した。
彼女の隣の加賀には見向きもせず、ビスマルクは長い黒髪の美女へ、無遠慮に視線を走らせる。
面白そうに桃色の唇に指先を這わせると、ビスマルクは長門を眺め、毒に満ちた猫撫で声を放った。
「ねえ、古い姉妹。日本には、むざむざ敵国に引き渡され、原爆の的にされた船がいるそうね」
加賀は大気が一瞬で張り詰めるのを感じた。張り詰めるどころか、凍りつき、ひび割れる音さえ聞こえそうだ。
黙っている長門の前で、ビスマルクは花のように唇を綻ばせた。
「そんな情けない船は提督に相応しくないわ。そう思わないかしら」
「虫ケラ姉妹が」
静かに煮え立つ殺意を露に、長門はビスマルクを見下ろす。紅玉色の瞳には冷たい火が燃えていた。
ビスマルクは意に介した風もなく、険しく強張った美貌を紺碧の瞳で傲然と見返した。
長門は、たいていの男を凌駕する長身をわずかに傾け、ビスマルクを睨めつけた。
「造物主殿の前で恥をかかんよう用心することだ」
「古い姉妹。吠え面かかないよう気をつけるのね」
剥き身の刃のような応酬が終わると、ビスマルクは自信ありげに鼻を鳴らし、踵を返した。
軍靴の硬い足音が回廊に反響する中、背を向け合った二人の艦娘は炎の目を燃やしていた。
das Ende/koniec/кoнец/おわり
136 :
スターリン:2014/04/28(月) 21:35:51.24 ID:SsCgXSYY
ビスマルクと聞くとおっさんしか思い浮かばなかったのにビスマルクちゃんが来てから悪い影響が出始めました
山本長官か誰かが、兵器の名前に個人名つけるのよくないって言ったらしいですけど本当にそう思います
ビスマルク育成中、うちの長門とビスマルクちゃんがこんな会話をしてませんように
憲兵ェ…
建造組とドロップ組で提督への意識の仕方が違ったりするのかな
うちには海外艦居ないから大丈夫(震え声)
もはや憲兵すらも止められぬ。止められるのは妖怪ネコ吊るし位なものだろうか。
入渠セックスは基本。
睦月は褒めると伸びる
髪が
吹雪 「アニメの主役なんて大役で緊張するな〜」
霧島 「頑張りなさいよ、アニメが大ヒットしたら銀幕版だって夢じゃないわ!」
金剛 「シナリオは提督とワタシの目くるめく愛の軌跡ネ〜」
長門 「いや、連合艦隊の活躍を描いた記録物だろう」
那珂 「那珂ちゃんが新世代アイドルとの葛藤を経て、ライブを大成功させるサクセスストーリーだよー」
神通 「幾ら同じ系列でもアイドルマ●ターの剽窃は不味いです…」
響 「提督はどんなものだと思うんだい?」
提督 「PG-17で湯煙と謎の閃光がない入渠風景が見れるんじゃないかな・・・」
_人人 人人_
> 大破 <
 ̄Y^Y^Y^Y ̄
加賀「アイドルマ●ターの真似がまずいのなら隕石壊すロボットアニメにしちゃいましょう」
青葉 「提督に嫌々ながら手込めにされる艦娘の爛れた鎮守府の日々を…」
吹雪「ロマンポ●ノじゃありません!」
敵地に取り残された陸軍を救うため、決死の撤退作戦を行う、我らが艦娘。
強力な敵艦隊の前に被弾する仲間と敵を睨みつけて敵艦隊へと向かう一人の艦娘。
そしてやっと見えた陸地で見たものは一体。
次回『雪風は沈まず、やっと会えた、出撃すいらいせんたん』
来週はウチ大活躍やで、ほめてほめて〜
吹雪「アニメで主役として活躍すれば、もう主人公()なんて言われない!」
提督「ゆるゆり」ボソッ
吹雪「おいやめろ」
\ふっぶき〜ん!/
主人公(笑)といったら某シンだなあ
一方主人公(笑)な名前が合わさったとある吹雪シンがどんなんだったかは資料なさ過ぎて知らないが
150 :
【凶】 :2014/05/01(木) 07:58:55.96 ID:mDI8FYLJ
鈴谷は凄くカジュアルに「エッチしよ」って言っても違和感なさそうだけど
その逆に攻められたらあたふたしちゃう純情キャラもできてポテンシャルは高いな
ビスマルク 「劇場版なら提督は私を選ぶのよね」
58 「私が振られる上に提督行方不明とかノーサンキューでち」
熊野に誘われるシチュが思いつかない
誘うのなら割とわかりやすい
熊野…それは誘っているのか?
無知シチュなら有り得る
>>152 58ァ!おめーの目はねーから!ランカスレイヤー1号2号がそっち向かったぞ!
最上の何気ない仕草にドキッとする展開とか、どう?
神通改二ってそこはかとなくくのいちの意匠がある気がする
>>155 レ級「ドーモ、58=サン、ビスマルク=サン。レ級です、艦娘沈むべし、慈悲とかない」
>>157 くの一といえば潜入・拘束・陵辱の3連コンボだよね。
華の二水戦旗艦が姉と妹を人質にとられてヌ級にぬっぽぬっぽされる話マダー?
精神崩壊は金剛
性奴隷は長門
悪堕ちは扶桑
平気な振りして逆らえない伊勢
戦艦NTRは個性があってよろしい
戦艦組は程度の差こそあれシスコン率高いから
それぞれのシスコン対象を人質にとれば割と簡単に言うこと聞きそう
提督に心を向けたまま寝取られ相手を淫具として合い挽きを繰り返す日向・・・
神通は最後のエピソードから駆逐艦達を提督の魔の手から守るため身を投げ出すのが似合うと思います
何故か提督の方が絞り尽くされるイメージまでセットだけどな
空母だとむしろ提督が他の空母に取られるのが似合うな
加賀とケッコンしてるのに赤城につまみ食いされたり瑞鶴に譲った筈なのに提督を誘惑しちゃう翔鶴とか
港湾棲姫にやられた。あのデカパイを揉めるなら死んでもいい。
魔性の潮はエロイな
ちょっと済まない
パソコン変えた際にURL忘れてしまったんだけど
「艦これの艦娘(正常・中破絵)・背景・小物、家具」の差分とかを
表示するHPの場所解らなくなってしまいました…
何方か知ってる方お助けを…
確か中破絵は、「ひん剥く」?か何かにチェック入れるやつだったと記憶してます。
姉妹仲のいい艦娘は寝取りたくなる
最終的に3Pしたい
>>169 わかるわ。ちよちととか扶桑山城とか翔鶴瑞鶴とか。
時雨としっぽりして依存させたい
不倫して相手に時雨が重くってと言って絶望する様子をながめたい
172 :
43と172:2014/05/02(金) 20:33:25.81 ID:uU2z+n35
>>43から浜風ものを投下した者です。続きを書いたので今から投下します。
修羅場とバッドエンド成分は例によって薄いです。
しえん
174 :
43と172:2014/05/02(金) 20:34:30.62 ID:uU2z+n35
1
柔らかい初春の陽が、執務室の床を照らしていた。人の一人もいないその部屋には、外からの鶺鴒の鳴き声が小さく響き、春風凪ぐ
と窓が大仰にガタガタと震えた。午後の麗らかな陽気に、しかし耳を澄ませてみれば、それ以外にも物音がある。
執務室北西の奥には、木戸に隔てられた部屋がある。広さは八畳。箪笥と蒲団以外何も置かれていないそこは、この鎮守府の長たる
提督の臥房である。洋間である執務室から一段の段差越しに廊下が伸び、先にはい草の畳が侘しく敷き詰められていた。景観は、さな
がらアパートの一室といったところであったが、この部屋の主が最低限の物しか置かないために生活感は絶無と言っていい。隅に遠慮
がちに敷かれた蒲団は、組み合わせとしては申し分ないはずなのに、どこか烈々と違和感を放っているのだった。
今、まさしくその蒲団に顔を埋め、毛布を手繰る艦娘がいた。蕩けた眼は薄く開き、頬は赤く、息は獣のように荒い。もぞもぞとマー
キングするかのように、体全体をなすり付けながら、時々思い出したかのように入り口の方へ視線を向ける。
浜風は提督の不在に、背信による情欲を昂ぶらせていた。半日の休暇は、だがもうすぐ終わるはずであった。何時彼が帰還して部屋
を覗くかも分からない状態で、だがこの羞恥の危機感が、むしろ興奮を促していた。
決して触れる事のできない腹底を熱い疼きがのた打ち回り、鋭敏になった皮膚感覚が触れるもの全てに悦楽を見出す。芳香肺に満ち、
彼に抱きすくめられているかのような錯覚が、妄想をより補強した。嫌悪して止まなかった“ああいった行為”を繰り返してきた彼の、
しかし手練れた指使いや舌や、或いは言葉を想像しては、内股が強張り震えるのだった。
彼女の根は、未だこういった衝動による行為を容認してはいなかった。逃げ道として、今の自分は本来の自分ではないという言い訳
を脳内に用意した上での自慰であった。だから、空想しているのは彼によって懲罰を受ける自分であり、そこに彼女は一種の救いを幻
想しているのである。
普段朗らかに何をされても許してしまうような提督の、蔑みや軽蔑の視線をイメージしては、心内でひたすらに謝り続ける。いかに
も無垢な風を装っておいて実はこんなに変態だったんだと、なじられ謗られ、だがそうした想像に顕れる胸の切なさや痛みが甘い悦び
だった。ごめんなさい、ごめんなさいと繰り返し胸の内に唱えた文言は、何時からか知らずの間に実際に口から呟き漏れていた。
捗々しく進んだ妄想の果ては、口淫である。約一月前、今考えてみれば気が触れていたとしか思えない行動だったあのフェラチオの、
苦しさや痛みや、彼の熱さ、鼓動。口や喉で感じえた全てのものを思い起こすのだった。
ただ妄想の中では、あの時のように自分からするのではなかった。彼から無理やりに髪を掴まれ、暴力的な肉槍が唇を割り、陵辱さ
れるように喉を犯されるのだ。彼女は屈辱と苦痛の罰を欲していた。むしろ痛めつけられる事が至上の欣悦なのである。
未だ、手は毛布を掴んだままであった。彼女は体を触る事さえしなければまだボーダーを越えてはいないと錯謬に認識し、その考え
に支配されていた。真面目で性を嫌悪する外面の自身が、情欲に翻弄されたこの様を決して許しはしないのである。
一回でも触れることができたならそれだけで容易に絶頂し、安堵と罪悪感の中で満足を感じるはずであった。この蒲団の香りを嗅ぎ
続けているのも途端、馬鹿馬鹿しくなって、自己嫌悪の念を胸に抱きながら部屋を出る事だってできるはずだ。
それが分かっていても、毛布を握っている掌を矜持がぐっと押さえつけていた。アクリル素材の毛羽立った繊維が、鉤爪状に皮膚を
突き刺しているようだった。狂おしい程にもどかしく、強情がきりきりと胸を締め付ける。
浜風は今一度、扉の方を確認した。視線を向けたとて彼の居場所を知れる訳も無く、耳を澄ませたとて隣の執務室に入ってきたのか
さえも分からない。無意味な行動であるしそういった自覚もあったのだが、自身のしようとしていることが余りに倒錯しているから、
確認せずにはいられなかったのだ。
体の熱に促されるまま、彼女は首もとのスカーフに手を掛けた。しゅるという布擦れの音が予想以上に大きく響き、ぎょっとして再
三ドアを見た。理性が引きとめようとするままに、しばらくは固まっていた彼女であったが、とうとう劣情が覚悟を定めると意を決し
てボタンにまで指を伸ばす。
175 :
43と172:2014/05/02(金) 20:36:09.03 ID:uU2z+n35
露出した胸元を冷えた空気が撫で上げた。完全に開かれ、腕の通されただけになったセーラー服が、背中の中ほどにまでするりと落ち
る。白く柔らかな背筋に隆起した肩甲骨の影が映り、荒い息遣いの上下する胸が、下着の中の乳房を僅かに揺らした。
フロントホックにまで手を掛ける。頂が露出するのに未だ抵抗があったから、すぐに毛布を手繰り寄せた。そのまま腹ばいに寝そべ
ると押し潰された双丘が厭に苦しく、肘を立てて体を支えた。
ほぼ半裸に近い状態で、凸の字になった蒲団と毛布を抱え込むようにして伏せている。自身の無様が意識され、まさしく性欲とでも
言うべき体の中からの衝動が頽れもした。だのに臓腑の熱さやぬめりや、そういったグロテスクな“何か”の疼きは一向留まる所を知
らず、その厭悪の無様に倣うより他はなかったのだった。
彼女はおずおずと、まるで芋虫が下界を這うように体を揺すり始めた。自重を取り残したかの如く、前後するたび体に遅れて擦られ
る、二つの柔らかな珠。ピリピリと火傷傷のような刺激が、桃色の頂を焦れったく凪いだ。絞られた肺が空気を吐き出し、独りでに震え
る喉が淫靡の音階を刻んだ。蒲団が余りにも彼を感じさせるから、まるで本人を穢しているかのような錯覚を覚え、胸を浸食する罪悪
感は途端にその速度を増したのだった。
強姦だ。浜風の脳裏にその一言が浮かび出た。これは彼を冒涜し、貶め、代わりに自身を満足たらしめる、即ち強姦に他ならない。
陵辱、強淫。文言が頭をよぎる度に異常の興奮が腹底から沸いてきた。奔放な彼を犯しつくし、もう二度と自分以外を見れないように
してやると、ほの暗い情欲が支配の悦を求め始めていた。罪の意識の反面に、獣の欲望が滾っているのだ。窮屈に潰れた谷間を蒸らす
汗が、それを表しているように思われた。
彼女の目尻から雫が零れ落ちた。どれだけ高潔にいようとしても、結局は肉の体には逆らえない。その歴然たる事実、今こうして蒲
団を後ろめたい用途に使っているという事に惨めさを感じていた。漏れ出す声は嗚咽か嬌声か、最早入り混じり区別はなくなっている。
崩壊した理性、顕れた獣性に従うまま、彼女は黒ストッキングの淵へ指を差し込んだ。腰を折り体をくの字に曲げ、ずるずると色白
が外気に触れていった。蜜を溢れさせた秘所は切なげにひくつき、降りてゆく下着との間に透明の橋を渡した。この穢れを、彼に塗り
たくる。その欲求は絶対に消化しなければならないものであった。さもなくば狂って切な過ぎて死んでしまうと、彼女は本気でそう信
仰しているのである。
一度高らかに上がった腰が、徐々に蒲団に近づいてゆく。もう頭からは、その後の処理であるとか倫理だとか性欲を押さえ込む思考
は悉く弾かれていた。今、まさしく、刺激への貪欲さを湛えた朱の口が彼とキスしようとする瞬間、
だが、突如として戸が開いた。
「なに、しているんだ?」
平坦の声であった。浜風は硬直し、指の一筋さえまったく動かせなくなっていた。冷水を頭から被されたように、心臓が縮こまり思
考が冷凍され、何もどうする事もできないのである。脳内には虚無が進展する。背中を露わに尻を突き出し、さっきまで穢していた提
督に実際にその姿を見られているのにも関わらず、恥も何もかもが消え落ちていた。当然声など出るわけも無い。不気味に揺れ動かな
い心内を、ただ客観に眺めているような感覚で、ただ硬直し続けていた。
「あ、僕は何も見ていないから。ごゆっくり」
そうして、察しの良い彼はクールに踵を返す。悲鳴と、蒲団を打ち据えるぼふ、ぼふという音が漏れ出し始めたのは、それから一分
は経った後であった。
176 :
43と172:2014/05/02(金) 20:38:48.31 ID:uU2z+n35
2
執務室とこの部屋とを遮る一枚の木戸は、今の浜風にとってまさしく地獄の門と同等のものであった。
幸いにして寝具に汚れはなかった。隅から隅まで執拗に視線を廻らし確認した後、乱れを整え、事をする前の状態にまで完全に復元
した。部屋の隅に消臭スプレーを見つけるや、毛布に細かな水滴の見えるまで吹き付けて、窓を開けると部屋の空気を団扇で遮二無二扇
ぎ続けた。どこにも残滓を残していない事を確認すると急ぎ扉にまで近づいたのだが、ドアノブを握ると恐怖や羞恥が腕の力を悉く抜
きさって、躊躇いの体勢のまま既に五分は過ぎ去っている。言い訳はできず、だからこそどんな顔をして彼と口を聞けばいいのかも分
からなかったのだ。
思えば一ト月前、この部屋で夜を明かした時も似たような心持であった。舌を噛み切りたくなるほどの情けなさや慙愧。蒲団のある
方とは反対の壁に背を付けて、肩膝を抱えて寝ていた彼を視界に入れ、彼女は嗚咽を我慢する事ができなかった。あれだけの事をした
のに唯一の寝床を貸し与え、離れた所からただ見守っていた。そう分かった途端に、自身の惨めさを到底許す事ができなくなったのだ
った。
もう死ぬしかないと本気で考えた。これ以上彼からの優しさや気遣いを受け取ったなら、完全に矜持が手折れると思った。その行き詰
まった寂寥が涙を溢れさせて、苦しみの喘ぎが過呼吸気味の息に乗った。舌を噛み切ろうと決意し、だが今までこうして生きてしまっ
ているのは、それもまた提督の庇護の為である。
あの時、泣きじゃくる声に目を覚ました提督は、まるで病人を献身的に介抱するが如く彼女の頭を撫でたのだった。絶対的な安心と
赦しとを与えられた彼女は、同時に甘えという惰弱を受け入れてしまい、結果的には死ぬに死ねなくなってしまったのだった。より彼
に近づきたいと、より優しくされたいという欲求が胸に甘美の灯を燈した。頭を撫でた彼の筋張った指が名残惜しく思え、そうして気
が付けば獣性と矜持のせめぎ合いに心をやつす日々である。
177 :
43と172:2014/05/02(金) 20:39:40.49 ID:uU2z+n35
まだ一ト月前に比べればましだと、浜風は短く溜め息を吐くと意を決してドアノブを回したのだった。午後の日に暖められた空気が、
開いた隙間から溢れた。
提督は所在なさげに執務机に座っていた。彼女の姿を認めるや、
「お土産あるんだけど、食べない?」
手元の紙袋を掲げながらそう言った。
「お土産、ですか?」
「すかのわって知らない? 焼きドーナツなんだけど」
「いえ……」
彼は袋を開けると、中から半透明の長箱を取り出した。こげ茶色の、しっとりとした輪っかが五個ほど連なり、その一つ一つがきち
んと小袋に入れられているようだ。
おおよそ、彼がこのまま無かった事にしようとしている事を浜風とて察知していた。それに従うのが得策だしお互いに楽だと分かっ
ていながら、だが礼儀という枷を人より重く感じる彼女である。箱を縛る紐を解こうとしている提督を見、果たして恥を忍ぶ事はでき
なかった。
「あの、提督」
「ん?」
「すみませんでした」
枕詞が、不在の隙にあなたの蒲団を使って自慰をしてしまって、であった。彼からは何も責められていないのに勝手に自身で恥辱を
向い入れ、それがまた惨めに思われた。視界に映る床のカーペットが俄かに霞み、歪んだ。
下げた頭にふわりと手が置かれた。
「はい、これ」
同時に、取り出された焼きドーナツが目の前に差し出される。
あくまで親切を押し通すという態度に、彼女はかっと頬が熱くなるのを感じた。彼からの優しさを感じるたびに何時も自殺衝動に襲
われて、今回も例に漏れず舌を噛み切りたくてならなかった。いっそからかわれた方が気楽であるのに、残酷にも無かった事にされる
から罪を清算する機会も失われたのである。
顔を上げ、差し出されたドーナツを受け取る。陰鬱な心緒が負に跳ねたのは、まさにその瞬間であった。
微かではあった。しかし間違えようも無く、彼の服には乳香が、忌まわしい娼婦の香がこびり付いていたのだった。罪悪感に打ちひし
がれた心を一瞬にして暗いものが侵蝕する。爆発的な勢いで文句や罵倒が頭を過ぎ去り、怒りが無限に増長しようと胸の底から溢れ出
す。感情のまま口が開こうとした瞬間、だがそれらの激情は萎むのも一瞬であった。
「もう来ないよって挨拶しに行っただけ。何もしていない」
全てを察したらしい提督は、呆れたような笑みを浮かべてそう言ったのだった。怒りに取って代わったのは、気恥ずかしさと例の舌
を噛み切りたい衝動で、しかも悪気の無い彼は更に追い討ちをかけた。
「君は色々とむつかしく考えすぎ」
浜風は羞恥にとうとう顔を上げる事もできず、ただドーナツを口にするだけになった。肩を震わせているらしい提督の様子が何とな
く空気に伝わってくると、やっぱりもう死ぬしかないと慙愧の念一色に囚われた。そんな状態では味に意識が向かうわけも無く、彼の
おいしいかという問いかけにもただ本心の篭らない頷きを返すだけである。彼女はしばらく、口を開く事さえできなくなった。
178 :
43と172:2014/05/02(金) 20:41:27.64 ID:uU2z+n35
3
クレーンの航空誘導灯が、闇夜に埋まった廊下を紅く俄かに彩った。丑三つ時、死んだように眠る鎮守府に息を潜めて歩く浜風は、
薄い青のパジャマを纏い執務室へと向かっていた。
上気している頬が、彼女の目的を黙して語る。昼に生殺しを喰らった彼女は、未だその欲求の発散をできていなかったのだ。触れな
いという枷を自身で嵌めてしまった為に、よほど刺激が足りなさ過ぎて満足を得ることなど到底不可能であった。自身の蒲団を使うに
は虚しさの寂寞に耐えられず、思い起こされるのは彼の臥房の匂いであった。
思い起こせば、そもそもこの一ヶ月の間に満足を覚えた事など一度も無かった。身体がオルガスムを迎えた事なら幾度かもありはし
たが、それが精神的満足に直結するかといえば当然否である。寧ろ、罪悪感と寂寥感とをない交ぜにした感情は、より一層の飢えを現
出させたのだった。
浜風はのぼせた様な心地のまま、とうとう執務室の前にまで辿り着いた。物音絶無の廊下に木戸の軋む音がやたらに響き、それは唯
でさえ高まっていた彼女の心拍をより一層激しくさせた。
灯りの消えた夜の執務室は、しかし大きな窓に月光が吸い込まれ割合明るくなっていた。彼の寝室にまで行く算段であった彼女はだが
戸を閉めてしまうと、足の動きを止めてしまった。この部屋が思っていた以上に見晴らしの良い為に、途端臆病風に吹かれたのだ。最
早このような時刻にこの場にいる時点で大して変態性に差もないのだが、人に見られた時のリスクというものに怯えが足元から湧き出
した。
しかし、帰るには腹底の熱が熱すぎた。逡巡の後、彼女の脳裏に閃いた妥協案は、いかにも生娘の辿り着いた純朴の倒錯である。
彼女は身を屈ませながら部屋の隅まで移動すると、ラックに掛かった提督の帽子を手に取ったのだった。愛おしそうに両手で胸に抱
え、それからおずおずと鼻へ近づける。薫香の吸気肺に満ち、ぼやける思考が更に酔った。匂いをひたすらに嗅ぎ続けながら、一方足は
導かれるようにして執務机に向かう。ちょうど腰丈の角へ到達すると、浜風は跨るようにして陰唇をそこへと押し当てた。
下着と厚いパジャマのアクリル生地越しに、堅く冷ややかなそれを感じた。無意識の内に呼吸が荒くなり、彼の帽子がマスクみたいに
覆っているから音がやたら大きくなった。さながら犬の息づかいと、時折鳥の鳴いたような嬌声が混じり、それは静寂の部屋に木霊す
る。腰を振る自身の姿を客観視して自己嫌悪が胸を刺すように痛ませても、興奮は一向冷め遣らない。自分の意思とは関係なく、求め
る快楽のままに身体が動く。その内に一番外のパジャマにさえ、しっとりとしたものが染み込みだしたらしかった。
ギシギシと机の軋む音が焦燥を煽った。自身の部屋でしていたよりも数段烈しい刺激に、だが彼女は背反の心持である。即ち、これを
延々続けたいという悦への欲望と、誰かに気が付かれる前に終わらせたいという理性であった。どちらがより強いかは、自明である。
179 :
43と172:2014/05/02(金) 20:44:29.44 ID:uU2z+n35
五分は経った後であろうか。もう少しで絶頂する段になって、彼女はつと動きを止めた。大きくなった気が、このまま終わらせた後に
残る思い置きを想起させたのだ。恐らくは熟睡しているであろう提督をたった扉一枚に隔てておいて、まったく関せずに終わるのは些
か勿体無いように思われた。
性の興奮が、彼女の箍を外していた。それは外面の彼女が見たならば目を覆うであろう乱れの自身であった。引き止める理性は余り
に弱く、ただただ興奮だけに体を委ねる。浜風はつい昼に訪れた背徳の部屋、その扉に手を掛けたのだった。
寝室の廊下に足を踏み入れた途端、心臓の鼓動がより一段と大きくなったようだった。マラソンの後のような息苦しさが、胸をひた
すらに締め付けた。忍び足に歩を進めてゆくと、とうとう視界には彼の寝姿が、蓑虫のような蒲団の膨らみが映り込んだ。
興奮に荒らげられた息を飲み込むように抑えながら、彼女は蒲団のすぐ横にぺたんと腰を下ろした。提督は、まるで彼女のこれから
の痴態を見るかのように横向きに眠っていた。当然、起きそうも無いことは分かっていたが、もし目を開けてしまったなら言い逃れはでき
ない訳で、そういった後の無さに羞恥がより一層煽られた。
彼女はおずおずと顔を毛布へと近づけた。半ばうずくまる様な格好のまま彼の直接の匂いを嗅ぎ、果たして今までの禁止を尊守する
理性は微塵も残ってはいなかった。体の一番熱い所へ、とうとう独りでに手が動いた。まともな思考回路は焼き切れて、今彼女を動か
すのは情欲の獣性だけである。
か細い指がそこへと到達する瞬間、期待の刺激が今まさに背筋を突き抜けようとして、だが微かな気配の揺らぎがぴたりと動きを静
止させた。
受け入れがたい現実であった。彼女は伏せた顔を上げようとしたが、恐怖が万力のように重く圧し掛かっていた。それでも、恐る恐
るに前を見れば、憂懼の予想は的中していたのだった。
怪訝に眇められた彼の眼が、じっとこちらを見据えていた。
恐怖の色が、情欲をさっと塗りつぶしたようだった。一回目の時と違い今度は焦燥の元、否定の言葉が口へと昇った。
「ち、違うんです。これ、は……」
掠れた声音の漏れると同時、意識せぬままに涙が溢れ出してきた。それは情けなさと羞恥の自己嫌悪だった。例の、死にたくなる願
望が胸の中を駆け巡り、咄嗟に窓の方へ視線を向けてしまうほどそれは強烈なものであった。
言葉は続かなかった。事実として、己の欲に促されるまま行為をしようとしていただけである。濡れた下着の冷たさを感じると自身
が醜い獣に思えて、ただただ胸の痛みが辛かった。つい半日前に同じ失敗をしておきながら反省もせずに情欲に呑まれた事が、恥ずか
しくてならない。
提督がむくりと起き上がった。それを見、浜風は反射的に立ち上がる。居た堪れなくなった彼女は言葉も無く逃げ出そうと踵を返し、
しかしぐいと引っ張られた手によって盛大にバランスを崩したのだった。
最初、天地が大仰に揺れたために、彼女は自身の体勢を理解する事ができなかった。背中に感じる体温が厭に熱く流れ込んできて、
それが意識されてからようやく、どうやら提督の足元に倒れこんだらしいことを察知した。しかも彼の息づかいがすぐ耳元に聞こえ、筋
張った手がウエストの辺りへ置かれていたから、半ば抱きすくめられているような状態らしく、暗い部屋の中でも分かるほどに頬が紅
へと染まっていった。
「あの……提督?」
五月蝿くなった鼓動が気恥ずかしく、彼女はそれが悟られないように体を離そうとした。だが、ただ置かれているだけだと思われてい
た彼の右腕が実はそれなりにかっちりと力の篭っていたために、肩甲骨辺りを触れないようにするのに精一杯で、背筋の中ほどには容
赦なく体の温かみが広がった。
180 :
43と172:2014/05/02(金) 20:47:30.04 ID:uU2z+n35
手を掴んでいた左手が蛇のようにするりと動いた。首元、一番上まできっちりと留められたボタンに人差し指が掛かると、一秒もか
からずに外される。魔法じみた手付きに感心や納得を覚えた浜風は、だが遅れてようやく事態を飲み込むと反射的にその腕を取ったの
だった。
「提督、あの……駄目です! こんなこと……」
制止の言葉に、だが彼が従うわけも無く、腰を固定していた右腕がつとわき腹を撫で上げた。跳ねるように前屈みになった彼女はそ
の拍子に手を離してしまい、そして二つ目のボタンも他愛なく外されてしまったのだった。
浜風は露出した鎖骨や胸元を隠そうと、屈んだまま開いた服の端同士を掴んだ。睨みつけるために振り返ろうとした瞬間、だが提督
が密着するように体を近づけたから、首を動かせなくなった。そうして握りこんだ掌には彼の右手が重なって、指の股へそれぞれの指
先が掘るようにして進入した。こそばゆさに耐え切れず握力が溶け出すように消え去って、だが手への愛撫は止まらない。腕の力が無く
なったのを確認するかの如く、提督は彼女の指や掌の窪みや手首にまで執拗に指を這わせ、とうとう死んだ蝉が木から落ちるように手が
襟元から剥離すると、すかさず空いていた左手が胸元の露出を高めていった。
上から四段のボタンが解かれた。最早下着以外に二つの丘を隠すものは無く、冷えた部屋の空気に触れて彼女は羞しさの極地にある。
「……もう、許してください」
捨て犬の鳴いたような懇願が、だが無慈悲にも無視をされ、フロントホックの金具をなぞった人差し指が片側の生地を押さえつけた。
器用にも中指と親指で金具そのものを摘み上げると、提督は上へと力が掛かるように手首を回した。縛る圧の消え去ったのを、浜風は
絶望的な心境で感じていた。
解くものを全て解きおえた左手は、腰骨の凸に乗せられた。右腕の人差し指が鎖骨の繋がる肩口の出っ張りをなぞり、そこから段々
と下へと降りる。徐々に徐々に柔らかみの増してゆく身体に、指が沈み込んでいく。とうとう圧される谷間に指の筋全部が消え去って、
手首の辺りが桜色の頂を擦ると、彼女は競り上がる声を我慢する事ができなかった。死にたくなるほどの羞恥に、だがそれも彼からの
愛撫の為と思うと熱は胸底に甘く溶け出す。表に立ち始めた情欲が、抵抗をぱたりとやめさせた。
表面を撫でるだけだった彼の手は、次第に激しさを増していった。指の間に尖った先端が摘み上げられ、掌は零れ落ちんばかりの膨
らみを押した。乳房は彼の動きに従順に蠢き、むず痒い熱が腹に蓄積されるようだった。
左手が下の隙間に侵入して、危機感のようなものは煽られど、それ以上の期待が抵抗をさせなかった。彼の指は遠慮も無くぬめる割
れ目の上端に辿り着き、焦れた直接の刺激は彼女の背中を大仰に跳ねさせた。
181 :
43と172:2014/05/02(金) 20:48:59.90 ID:uU2z+n35
余りの背徳に、彼女の頭は沸騰しそうになった。自身の欲望の本懐に提督の手が掛かり、改めて状況の異常さに気が付いたような心地
だった。自身は艦娘であり、彼は提督であり、そして当然今のこれは許されぜる事でありと、一つ一つ確認する度息がきりきりと詰まって
ゆく。
窒息しそうなほどに肺が絞られ、しかし彼は容赦も無く淫裂を的確になぞっていた。気を遣っているのか、決して淫靡の穴へは一寸
たりとも進入をせず、ただ塗れそぼる表面を愛撫するだけであった。
快楽の合理に寸分違わぬ、最早機械的とさえ形容できる動きである。ミキサーにかけられた様な思考の中、浜風は限界が近いのを他
人事のように察知した。
体中のあらゆる筋が突っ張って、それはもう痛いとさえ言えるものだった。息が止まり何秒も硬直があった後、がくがくと体の部分
部分が手折れだす。とてつもない疲労感が脱力の極みへと身体を誘い、浜風は提督の胸へと寄りかかった。
犬のように荒い呼吸が、僅かにではあるが時の経つにつれ落ち着いてゆく。提督は抜け出すように体を回し、浜風を自身の蒲団へと
寝そべらせた。
ぼぅと天井を見上げ、胸や腹のこそばゆさを感じる。視線を動かす事さえ億劫になった彼女は、だがどうやら彼が服の乱れを整えて
いるらしい事を知った。
「……最後まで、しないんですか?」
うわ言のようにそう聞くと、
「しちゃったらそれこそ問題だよ。……満足した? おやすみ」
提督は彼女の額に手をかざし、前髪を梳くように撫でた。寝ては駄目だと心のどこかが叫んだが、倦怠が瞼を閉ざしてゆく。充足と
飢えとを抱えたままに、意識がふわりと溶け消えた。
寝息を立て始めたのを確認してから、提督はおもむろに立ち上がった。二日酔いみたいに、壁に手をつけながらふらふらと廊下を進
み、執務室への戸をくぐる。開かれた戸の隙間が今度は完全に閉ざされたのを見て、それから彼は盛大に宙に向けて溜め息をついた。
彼女の恋慕を意識して、恐怖と呆れに心が荒ぶ。執務机の椅子に腰掛けると、どっと冷や汗が湧き出して、雫が額に浮き出る感触が
気持ち悪くてならなかった。
彼は倫理であるとか、そういった高尚な理由のために手を出さなかったのではなかった。純情を捧げられるという事への厭悪から、元々
行為を終わらせたくて仕様がなかったのだ。情欲に瞳を揺らがせた彼女の姿は、提督にとっては恐怖の対象でしかなく、しかし保身のための優しさがそれを伝える事をしなかった。
昔から同じ過ちを繰り返し続ける、愚かで矮小な性質である。
その場しのぎの愛撫であった。彼は関係の保持を求めながら、一方で欲求を受け止めはしないのだ。処女は童貞へ純潔を捧げなけれ
ばならないと、過去の経験がそう信仰させた。卑下による気遣いではない。保身のための弁解だった。
「なんで僕を好きになった……」
薄明かりの月光に独り言つ。泣き出したいような心緒が、波紋のように微か揺れる。
今回の事で彼女は誤解し、そして何時かの破裂が確定的になった。暫くは平穏になるだろうが、溜まり続ける不審はきっと本質を見
抜かせるはずである。好意から褥に就かせたのではなく、逃避として我慢をしていたのだと。その時、彼の臆病で愚劣な性根が間違え
なく彼女に傷を残す。憂鬱がひたすらに延伸し、心をすっぽりと覆ったようだった。
彼は執務机、中段の引き出しに手をかけた。顕れた中身のずっと奥、書類に隠されるように銀と紙の小箱がある。逃避の逃避だと自嘲
しながら、彼はその二つの箱を取り出した。
十重二十重と皺のついた紙箱から一本の巻きタバコを口に咥え、銀箱は上部を展開すると、フロントホイールに指を宛がう。甘い陰
気な煙が立ち上り、彼はつくづく悲しくなった。
C
規制くらったので携帯から
以上になります。駄文失礼しました。
やっぱり生真面目な娘にはクズダメ人間を宛てがいたくなりますわ(ゲス顔)
ちくしょーお預けとはひどいなりィ!
乙
>>143 それは艦これダークネスの楽しみに取っておけw
>>172 乙乙
この提督なんかふらっと自殺でもしそうな奴だなww
>>172 乙
クズダメでもいいじゃない。エロいんだもの!
※鬱展開、キャラ崩壊あります。ある意味悪堕ちというかNTR
「よく来てくれた。時間通りだな」
「……何かご用ですか?」
使われなくなって久しい軍の施設内に男女の声が響く。
男は軍の高級将校、女は艦娘。
「なに、簡単な話だ。君に新しい任務を与えようというのだよ」
「それなら私の上官に仰ってください」
「無茶を言うな。いない人間とは話はできん」
「……」
男はこの艦娘、伊勢の上官である提督のさらに上の立場にある。
そしてこの男の言う通り、現在彼女達の提督は鎮守府にはいない。
いや、既に提督などと呼ばれる者は数えるほどしかいないのだ。
深海棲艦との戦いに勝利し、敵を失った軍はそれまでの発言力を失い、それまでの規模を維持できなくなってきていた。
しかし、戦争の功労者がそう簡単に失脚する事はない。縮小にはそれなりの理由がある。
膨れ上がったまま敵を失った軍はやがてあらゆる腐敗の温床となった。
軍の縮小は事態を重く見た政府による刷新政策の一環ではあったが、即座に全てが良くなるわけではない。
現に、よく分からない容疑で拘束された彼女達の提督は未だに戻ってきておらず、後任の者も現れない。
「君の上官がいない以上、君に直接下命するのは当然だろう?」
伊勢は俯いたままぎゅっと拳を握った。以前に一度あった時から、この男は心底気に食わない。
彼女達の提督は実直で口数の少ない職人肌の人物で、周囲からは頑固親父とも言われてはいたが、
部下である彼女達の事は常に気にかけており、実の娘のように可愛がってもいた。
そんな提督を伊勢も憎からず思ってはいたが、今目の前にいるこの男はそれとは正反対だ。
保身と出世にしか興味のない、一言でいえばいけ好かない男というのが伊勢の抱いた第一印象だ。
自尊心と虚栄心が人の形を持ったようなその男は、まさに腐敗した軍の象徴のように思えた。
「わかりました……ご命令を」
とは言え、気に食わないからと上官の命令を無視するわけにもいかない。
「単刀直入に言おう。兵の慰問を命ずる……どういう意味かは君も分かるだろう?」
「なっ!?」
艦娘の慰問とは何か、暗黙の了解であった。
「わ、私には出来ません!」
とは言え、年頃の娘である彼女らがそんな命令を簡単に聞けるものでもない。
「娼婦でもない君には難しい任務だとは思うが、これならどうかね」
男は横に置かれたモニターのスイッチを入れる。
映し出されたのは、薄暗い部屋の中で椅子に縛り付けられ頭に拳銃を突きつけられた妹の姿。
「日向!?」
「伊勢!駄目だ!逃げろ!」
お互いの音は聞こえるようになっているらしい。
「君が出来ないと言うのなら、君の妹にやってもらうだけだ」
「伊勢、私は覚悟できている」
日向の言葉に男の唇が歪む。
「ああ言っているが?」
「ぐっ……」
男を睨みつける伊勢。
「こんな下種共のいう事を聞く必要はない。私は慰み者にされるお前なんか見たくない」
「下種だと?貴様、それが上官に対する態度か!」
モニターの中で拳銃を突きつけていた士官が日向を殴り倒す。
「やめてっ!止めてください!私が……私がやります」
「よせっ!駄目だ伊勢!戻れ!」
引きずり起こされた日向が叫ぶ。
「私だって慰み者にされる日向なんて見たくないよ」
伊勢はそう言いながらモニターに背を向け、背後に集まってきた下卑た笑みを浮かべる兵士たちの方へ歩いていく。
「やめろ!私がやる!」
「日向、私は日向のお姉ちゃんだよ?たまにはお姉ちゃんらしいことさせなさいな」
「実に美しき姉妹愛か、いいねぇ。終われば二人とも自由を保障しよう」
男の言葉には反応せず、伊勢は笑顔でモニターに振り返る。日向を安心させるためか、自分を安心させるためか。
「終わったら、一緒に帰ろ」
「伊勢……」
「さあ、最初は誰?」
大柄な兵士たちに囲まれながらいつも通りの声で叫ぶ。
兵士たちは目くばせすると、そのうちの一人の士官が進み出て伊勢の胸ぐらを掴み、乱暴に引き倒した。
「ぐうっ!」
「へへっ、流石は戦艦か。良い体してやがる」
言うなり士官は伊勢の袴に手を突っ込み下着に手をかけるとその中に指を入れ、まったく濡れてない秘部を触る。
「ううぅ……」
嫌悪感に顔をゆがめる伊勢だが、士官はお構いなしに下着ごと袴をずり下げながら自分もズボンを下ろして、怒張した一物を突きつける。
「さて、後がつかえていることだし早速……」
「あうっ!」
士官の大きな手が伊勢の胸をインナーの上から鷲掴みにし、巨大な一物を一気に伊勢の中へ押し込んでいく。
「んあああああっ!!」
押し広げるように進む侵入者に伊勢は苦痛の悲鳴をあげるが、
士官は侵入する速度を少しも緩めず最奥に押し込み、伊勢の腰を掴みあげて大きくゆする。
「あっ、ぐううぅ!いぎっいあああっ!」
伊勢の悲鳴に周囲から歓声が上がる。
やがて二人の間に滴る血に交じって白濁液が流れ落ちる。
「うくぅ!うっ、あっ……」
ビクンと伊勢の体が跳ね、人形のように動きを止める。
「この体で生娘とはな」
「艦娘ってのは男日照りなんだろ」
「あのおっさん、思ってた以上の堅物だったか」
周囲の兵士たちが口々に騒ぎ、伊勢の嗚咽を掻き消していく。
「少尉。時間短縮のため口及び肛門の使用を提案いたします」
「はっはっは。時間短縮か!まあいい。全員好きな所に並べ」
伊勢から一物を引き抜きつつ、少尉と呼ばれた士官が言うと兵士たちから再び歓声が上がり、やがて三つのグループに分かれた。
「よし、次」
少尉が伊勢から離れ、次の兵士が跨る。
同時に仰向けに寝かされている伊勢の背中側にも別の兵士が入り込み自分の腹の上に伊勢を乗せるように陣取る。
「えっ!?ちょ、ま、待って!やめて!そこは……」
「うん?何だ?やめてもいいのか?」
背中側の兵士の言葉に伊勢の理性が蘇る。
(駄目だ。私が拒めば日向が……)
「何なら妹ちゃんにやってもらってもいいんだぜ」
「そ、それだけはやめて!私がやります。私でやってください!」
三度兵士たちから歓声が上がる。
「聞いたか。自分からやってくださいだと」
兵士たちがはやし立てる中、伊勢は覚悟を決めて目を閉じる。
「いぎああああっ!!いっ、いだっ、お尻壊れぎいいいいいい!」
絶叫が響く。
「かひゅ!ひゅ!ひゅう!」
「おい殺すなよ」
笑い声が広がる。
前からも同時に突き上げられ、声にもならず肺から空気が絞り出されていく。
苦しさのあまり大きく開かれた伊勢の目に、先程と同じぐらいに巨大な一物が迫ってくる。
「ごむぅ!うむううう……むぐっ」
「ほらさっさと扱け」
叫び声に蓋をするように一物が口に押し込まれるが、とてもそんな事をする余裕などない。
とは言え、伊勢が落ち着くのを待ってくれるような紳士であればこのような事は端からしない。
「ほら、こうするんだ」
「ぐむう!もごぉ……」
兵士は伊勢の結わいた髪の根元を掴むと頭を前後させる。
苦しそうに顔を歪める伊勢だったが、吐き出すことは許されない。
「うぷっ!ごほっ、ごほっ!ごっ……くひいっ!」
噴出した大量の白濁液が伊勢の口から溢れだし、むせ返っている間にも前後の穴からの突き上げはやまない。
「おおっ、なんだかんだ言って感じてるじゃねえか」
「ちがっ……そんなんじゃ、ひゃあん!」
幸か不幸か、伊勢の体は前に関しては女として正常な反応を示し始めている。
「ふああっ!違う!気持ちよくなんか……あん!」
口とは裏腹に、伊勢はすでに快楽を感じ始めていた。
(なんで?私こんなの嫌なのに。気持ちいいなんて……そんな……)
「うふぁぁ!ひゃあん、ひっ、くううぅ」
伊勢の心とは裏腹に、前はくちゃくちゃと音を立てる。
「よし次だ」
洪水のように流れ、広がっていく白濁液の海の中、もう何度目か分からない交代の号令がかかる。
「ふひゃん!はぁ…はぁ…次、早く…」
「はは、乗ってきたじゃねえか」
伊勢の気持ちなど本当は知っているであろう兵士たちの中には、わざとじらすような態度を見せる者も出始めた。
(日向……もう少し、もう少しだからね…)
「いぎっ!ひゃあん、ひゃああっ!ぐむうぅぅ!」
かわるがわる全身を犯される中、伊勢はただ日向の事を思い耐え続ける。
「よし。これで全員か」
無限に続くように思われた責め苦は、ついに終わりを迎えた。
「よく耐えたな。敬服に値するよ」
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…。日向、日向は……?」
「ああ。勿論開放するさ」
一部始終を見ていた男は薄汚い笑みを浮かべながらそう言うと、顎で隅に設置された古い建屋を示す。
元々何かの格納庫か整備工場だったのだろうこの場所は、在りし日には事務所にでもしていたのだろう小さな建屋があった。
示された場所に、動かない体を引きずりながら一歩一歩近づく伊勢。
全身のどこにももう力は入らず、痛みを訴える下半身はいう事を聞かず、鉛のように重たく感じる。
「日向、日向……終わった、終わったよ……」
ようやく辿り着いた建屋の扉の前で伊勢は呟く。
涙と白濁液でぐしゃぐしゃになった顔に初めて笑顔が戻った。
「さあ、帰ろう。日向」
倒れ込むように扉を押し開け、中に転がり込む伊勢。
その目に映ったのは、
「んひいいっ!もっと、もっとぉ!ひひっ、あひいっ」
兵士たちに囲まれ、自分と同じぐらい白濁液に塗れながら、一糸まとわぬ姿でよがり狂う妹の姿。
「ひゅう、が…?」
目の前の現実が理解できず立ち尽くす伊勢に背後から男の声が聞こえてくる。
「ああそうだ、言い忘れていたが、殊勝な妹さんだね。姉の姿に心を痛めて自分が変わると言い出したよ。
それで本来なら君に行くはずだった分のいくらかを妹さんにお願いした」
「日向?嘘でしょ……?ねえ、ひゅうがぁ……」
「とは言え流石に私も気の毒に思ってね。少しでも助けになればと、ある薬を打ったんだが……どうも一回の量が多すぎたかな?」
男はおかしそうにそう続ける。
「おお何だ?姉ちゃんの方も混ざりたいってか?」
一人の兵士が立ち尽くした伊勢の腕を掴もうとした瞬間、
「日向に触るな糞共!!」
その腕を逆手にとって引き付けると、体勢を崩した兵士の首を掴み、後頭部を壁に叩きつけた。
崩れ落ちる兵士を尻目に、どこにそんな力が残っていたのか不思議なほどの勢いでもう一人近くにいた兵士にとびかかる伊勢。
怒りと憎しみに染まった悪鬼の如き表情からはいつもの温和な彼女は到底想像できない。
銃を抜くのも間に合わないと判断して素手で応戦しようとしたその兵士の腰から、
すれ違いざまに拳銃を奪い取るとハンマーのようにして頭を殴り飛ばす。
しかし、そこがお終いだった。
一瞬の隙をついた他の兵士たちが伊勢を羽交い絞めにし、一斉に馬乗りになって取り押さえる。
「いやはや、驚いたな。まだそんなに動けるか」
「貴様!殺す!殺す!殺してやる!」
素直に驚いたという風に現れた男に、伊勢は足元から睨みつけてそう叫ぶ。
「その調子ならもう一巡お願いできるかな?」
「離せっ!離せくそ!ぶっ殺してやる!」
呪詛の言葉を吐き続ける伊勢を集まってきた兵士たちが取り囲む。
やがて伊勢の声は途絶えたが、直後に一人の兵士が叫ぶ。
「おい!拘束具だ。何でもいい。口にはめろ!こいつ舌噛みきる気だ!」
腕を伊勢の口に押し込みながら部下に命じる。
「口は売り切れか」
「仕方ねえだろ。噛み千切られたいか?」
兵士たちが冗談めかして呟く。
「ああそうだ。元戦艦が二人。どちらも調教済みだ。薬代は料金に入っている」
建屋の中で男が電話でどこかに話している。
「ああ、うん。ははは、いやこれからも宜しく……では」
電話を切った男に一人の士官が報告する。
「中将。姉が到着しました」
「よし来たか。全くいい商売だ」
ほくそ笑みながら男は建屋を出ると、護衛の兵士たちと共に時間通りに現れた相手の前に立つ。
「妹は、山城は無事なんですか!?」
「ああ、無事だとも」
終
以上スレ汚し失礼しました。
伊勢日向は健全な意味で仲良しな感じが良いと思った。
普段温厚な子がブチぎれる程度の絶望感ていいよね(ゲス顔ダブルピース)
196 :
6-632:2014/05/04(日) 02:40:20.93 ID:IuMuSz5/
1.完全に原作無視となります
2.深海棲艦対策は「海軍」国民の財産・生命を守る役割が「海上自衛隊」であると
独自の解釈に基づいて書いています。
3.皐月(6-632)の続きです
**********************************************************************
「今年の候補生諸君は、気力・体力・精神力共に覇気があり期待できる」
俺は身重になった皐月の身を案じ、皐月とごく少数の親しい艦娘を連れて
艦隊勤務からここ“深海棲艦対策海軍・海上自衛隊”の幹部候補生学校に赴任した
ここでの役割は学校長。この学校では海軍出身者であっても、自衛隊の階級も一緒に付与される
請願移動であったが為、俺は今までの中将から1階級降格され少将となった。
自衛隊側では少将相当の「海将補」と呼ばれている。
5月。愛する妻の名前を冠する月
今日は新人である提督候補・艦候補と自衛隊幹部候補の入所後初の訓練成果を見る日だった
正直3月まで艦隊指揮を執っていた俺は海自側副校長から提示された文を読んだだけだった
今日のお勤めを終え宿舎へ帰る
「お帰り、司令官!」
皐月がいつもと変わらない様子で出迎えてくれた。
皐月を妊娠させてしまってからケッコンしたことにより、色んな方面から叩かれたが
この笑顔を見るとそんなのはどうでもよくなってしまう。
「ただいま。皐月」
皐月にキスをすると大きくなったお腹を撫でる
「早く会いたいな」
「うん。ボクも早く会いたい」
俺が言うと皐月も同意し一緒にお腹を撫でる。
それに応える様に俺たちの子が皐月のお腹を蹴る。
皐月はこの子が生まれたら艦娘養成学校の教官をやるんだと今から色々と準備をしている
「はい、司令官。ボクが作ったカレーだよ」
夕食には皐月の作ってくれたカレー
妊娠してから俺は皐月を艦隊勤務から外し、司令部付の人事にしていた
その時に間宮さんに色々料理を教えてもらっていたらしい
「どうだい?おいしい?」
皐月が俺の顔を覗き込む
「ああ、すごくおいしいよ」
俺がは子供のような笑顔で皐月に返す
「よかった。ボク。この子にもママのごはん美味しいって言ってもらえるかな?」
ちょっと不安そうな顔をみせる
「当たり前だろ?皐月の作るメシは世界一美味しいよ」
そういって、頭を撫でた
食事の後は二人で入浴。
お腹が大きくなり、浴槽に入るのも一苦労する皐月
転倒してお腹を打ってしまわないか心配で心配で俺から一緒に入るようになってしまった
197 :
6-632:2014/05/04(日) 02:53:35.48 ID:IuMuSz5/
「ねぇ、司令官。ごめんなボクがこんな事になっちゃったから、少将に降格して
ボクを守るためにこんなところまで来ちゃって」
突然、皐月が言い始めた
「あのね。あの・・・。実はボク。司令官の赤ちゃんが欲しくて、欲しくてどうしようもなくて
赤ちゃんできないように、司令官がいつも付けてくれてたのに穴あけちゃったんだ」
衝撃の告白。あのコンドームの穴は事故や初期不良ではなく、皐月が俺の子欲しさに
自分で穴をあけていたらしい
「だから、全部ボクが悪いんだ。ごめん。司令官・・・・」
今にも泣きだしそうな皐月
「なぁ、皐月。泣かないで。俺も本当は皐月に赤ちゃん産んでほしくてさ、あんなの付けたくない
って劣ってた時期があったんだよ。」
皐月は驚いたような表情を見せる
「だからさ、皐月に赤ちゃんができたって聞いたときはびっくりしたさ。でもそれよりも嬉しかった
今、この江田島で静かに過ごしてるのもすごく幸せなんだ。皐月。ありがとう」
さそれだけ言って皐月にキスをする。
俺は舌を皐月の口内に侵入させ皐月の舌と絡める
皐月も嫌がることなく舌を絡ませてくる
ケッコンいや皐月が妊娠する前までこのディープキスは互いに「エッチしたい」という合図になっていた
俺は久しぶりに皐月に欲情してしまった。
妊娠してから何回かはお互いの性器を舐めあいそれで満足する行為をしていたが
もう我慢できなかった
しかし、ここまで子供が大きくなった子宮に精液を流し込むと早産の恐れがあり
またこの子にミルクを上げるために普段おり大きくなった胸への愛撫も女性は痛いと言う
俺は皐月につらい思いをさせたくなかったので、皐月を愛撫することをためらっていた
すると皐月の手が俺のペニスに触れる
亀頭を優しく刺激し、竿を緩急をつけ扱いてゆく
そしてより一層激しく舌を絡めてきた
風呂から上がり俺は皐月の性器を丹念に舐めてゆく
クリトリス。そして膣内に舌を這わせる
妊娠して大きくなったお腹を見ると背徳感も湧いてくるが、
互いに発情しきってしまい、そんな事はもうどうでもよくなっていた。
皐月の膣奥から愛液がどんどん溢れてくる。
気持ちよさそうな喘ぎを出しつつ、その手は俺のペニスから出るカウパーを
潤滑剤にし、亀頭を丹念に攻める。
入れたい。皐月の中に出したい。
俺の理性は今にも焼き切れそうだ。
ペニスを皐月の膣口にあてがい、挿入しようとしたとき
俺たちの子が思い切り皐月のお腹を蹴る
これがブレーキになった。
しかし、もう止められない。止めたくない。
俺は「ある方法」を思いついた
198 :
6-632:2014/05/04(日) 03:04:53.44 ID:IuMuSz5/
俺は皐月の溢れ出る愛液をすくい、皐月の肛門へ塗りたくる
それだけじゃ足りないだろうとローションをたっぷり塗りたくる。
「ふぁっ、司令官。そこおしりだよ。」
皐月の肛門に指を入れ統括筋をほぐしていると皐月が驚いて声をあげだ
「皐月。俺はどうしても皐月とエッチしたい。でもこの子にもしものことがあったら」
それだけ言うと激しいキスをしつつ、アナルをほぐしてゆく
時間をかけゆっくりとほぐし、指が3本程入るようになってから皐月を見つめ、
ローションをたっぷりとつけたペニスを皐月のアナルにあてがう
「司令官!そこおしりだよ。おちんちん入れるところじゃないよ」
皐月は抗議の声を出す。
俺はそれに応えずに皐月にキスをする。
「皐月。皐月の2つ目の処女も俺が貰いたい。いや誰にも渡したくない」
俺ははっきりという
「うん・・・。昔さ、如月から聞いたんだ。処女は2つあるって。」
初めてした時のように。皐月の処女を貰った時のように目を硬くとじて恐怖と戦っている皐月
「司令官。ボクの処女。全部貰ってほしい」
その言葉を聞くと俺はゆっくりとペニスをアナルに埋めていく
199 :
6-632:2014/05/04(日) 03:13:40.11 ID:IuMuSz5/
時間をかけてほぐしたからだろうか、殆ど痛みもなかったらしく
「え?入ったの?」
と聞いてくる皐月
「全部入ったよ。俺は皐月の処女を2回も貰えて幸せだ」
「ボクもだよ。司令官」
見つめあってお互いに言う
俺はゆっくりと腰を動かす
「あっ!」
急に皐月が声をあげる
「痛かったか?」
咄嗟に腰を動かすのをやめて問いかける
「違うよ・・・。おしりなのに気持ち良くてその・・・」
自分は変態なのかもしれないという羞恥心から耳まで真っ赤にし小さな声で
皐月がつぶやく
俺はそれを聞いて激しく腰を動かし始めた
最初は羞恥心から声を抑えていた皐月も大きく喘ぎ声を出すようになった
俺はペニスの根元に与えられる締め付けで今にも射精しそうになる
「皐月。愛してるこのままイクよ」
「うん。ボクも司令官のとこ大好き」
皐月のこの言葉を聞き俺は大量の精液を肛内に出した。
事後のまったりした甘いひと時。
俺は幸せをかみしめていた
200 :
6-632:2014/05/04(日) 03:30:18.56 ID:IuMuSz5/
「司令官、お腹が痛いよ!ボク、死んじゃう!」
激しい痛みにポロポロ涙を流しながら耐える皐月。
次の瞬間、皐月の股間から水が流れ出てくる
「ボク、おもらししちゃったの?」
痛みに耐え、うずくまりながら聞いてくる皐月。
俺も気が動転していた
俺たちの子は?まさか、流産
そんな嫌な考えが頭をよぎり、気づいたら「非常召集」をかけていた
俺と皐月の部屋に古鷹が飛び込んでくる
事態を察知し皐月を病院へ緊急搬送
それを眺めながらが顔面蒼白になる俺に対し優しい顔で古鷹は告げる
「提督、慌てないで、大丈夫だから」
古鷹・加古・青葉に付き添われ病院へ
皐月が入ったであろう処置室の前で待つこと数時間
元気な赤ちゃんの泣き声が聞こえる
看護師に呼ばれ部屋に入るとそこには皐月と俺たちの子が
「司令官。女の子だよ」
それを聞き、俺は皐月の手を強く握り
「ありがとう。皐月。良く頑張ったな」
何度も何度も皐月に言い聞かせた
愛する妻の名前『皐月』を冠した月に
最愛の娘が誕生した。
俺は幸せをかみしめながらも、この笑顔を皐月をいや妻を娘を守るため
今まで以上に気合を入れねばと心に誓った
201 :
6-632:2014/05/04(日) 03:31:38.13 ID:IuMuSz5/
と言うことで
妊婦皐月とボテ腹ラブラブアナルでした
皐月はもう数本書くつもりです
おつおつ皐月たん穴明けるだなんて意外と業が深いな・・・
軽空母の村にオークが攻め込んでくるなんて…はよ
はよ。
軽空母寮にオーク(の様な提督と整備員の方々)が攻め込んできた。
隼鷹「宴会だー」
千歳「酒盛りよー」
鳳翔「準備しないと……」
赤城「私も混ぜろよ」
みんなして酒飲んでヒャッハーしました。
>>204 赤城さんは軽空母ではないということはオーク(食欲的な意味で)ですねわかります
姉妹艦沈めた提督の元に配属されて死ね死ね呟く艦娘がみたい
姉妹艦の仇のチンポに負けたりなんかしない!
憎んでても体は拒めない関係
アリです!
金剛にうわごとのように謝罪しながら司令に犯されて絶頂する比叡とか
妊娠中のセックスは全く問題ないってどっかの産婦人科の先生が言ってた
ムチャやると流れるけどな
安定期入ってからなら問題ありませんってことだろな
213 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/04(日) 17:14:08.54 ID:LQRdGP+n
>>209 艦娘を轟沈させて傷心の提督がその姉妹艦に面影を重ねて無理やり犯すのか
>>210 予定日5日過ぎても産まれず不安になっていた時、 旦那と仲良くすれば生まれると聞いてなるほどと思い、手をつないで散歩した。無事陣痛が始まり生まれた。
出産後その話をしたところ、周囲の人が妙に笑うので理由を聞いておどろいたw
このコピペ思い出した
お迎え棒ですねわかります
雷が自分が雷だと言い聞かせながらトラウマ持ちの提督に抱かれる
これはマズイ
間違えた
雷が自分が電だと言い聞かせながら
本人が無頓着or意識してないだけで鈴谷が熊野以上の名家のご令息という電波を受信したけどエロくならない…
↑ミス
×ご令息 ○ご令嬢
男の娘かよ
エロくできそうじゃねえか喜べよ
個人的にはふたなりっつうか女装つうか艦娘に♂生えてるのは見なかった事にしたくなるけど、そういう需要もあるかもしれないし
>>123は語り手RJ氏の『本気でその気やったら沈んだ艦の名前は変えなアカン』という所にグッと来てしまう
浜風のエロ書いてる途中だけど
>>172の人が行く所まで行くまでに完成したら良いかなって
艦隊の皆には秘密にしてるけど熊野だけは知ってて時々世話(意味深)してあげるとか、むしろ鉄板すぎる展開なんですが
お姫様直属のメイドは、ある程度の名家の令嬢でないとなれないとか、そんな感じですかねぇ。
>>221 172です。
自分遅筆なのでしばらく完成の見込みもないので、お気になさらずどかどか投下してくださって平気ですよ。というか投下してくださいお願いしますなんでも(ry
提督が熊野の執事だったら面白いかもしれない
226 :
6-632:2014/05/05(月) 12:40:48.91 ID:DEeWSUX5
職場で思い付いたんで、投下
島風「え?かけっこしたいんですか」
提督「あぁ」
島風「仕方ないですね」クチュクチュ
島風「イクッ」プシャー
提督「素晴らしい。じゃあ俺も」(島風の吹いた潮でずぶ濡れ)シコドピュッ島風「…提督も早いんですね」
提督「黙れ島風」
キレた提督は島風を押し倒し、その後激しくセックスした
ふぅ…午後の業務イッてくる
今日は“こどもの日”だから、余力があれば夜にでも暁を
>>225 提督が提督になれたのは艦娘としてスカウトされた熊野のコネというわけか
艦これにストーリーがあったなら熊野は実家が鎮守府のスポンサーというキャラになっているだろうな
そんな熊野が艦娘になったのは家督問題がどうこうとか思いついたがエロくないからやめといて電ちゃんネタでも書くか
大奥のようなドロドロ鎮守府も書いてみたいんじゃ^〜
駆逐なのに寵愛される娘や戦闘以外おざなりな娘の対立とか好きなんや
>>228 大奥でこれ思い出した
「連合艦隊を率いる“提督”に逆らうつもりか?
私がやれといったらやるのだ。
抱き合え」
だが問題点は抱き合う二人がガチレズになってしまうこと
いかん、危ないあぶないアブナイ……
だれがおにぎりな娘と言った?
それはわたしのおいなりさんだ
武蔵も育ち良さそうなんだけどなあ
以前、北上×提督を書いていたんですが、イベントで思わず筆が止まりまして、はい
結局始めて二週間ではE-2の突破すら危うく、諦めて続きを書き始めたところです
ただ個人的に北上さまはどうしてもエロい話よりいちゃこらさせたいところなんですが、
そこはせっかくのエロパロ板なのでエロくしたいかなと思ってます
もうしばしお待ちを、必ず完結はさせますので
任務娘に艦娘は心に前世のトラウマを抱えて不安定な娘が多いです。
何らかの方法で心神ともに安定させてあげたくださいねと無責任言われたい
そして艦娘のケアと称して爛れた鎮守府ライフを送りたい
>>227 執事ってことはそこそこ有能そうだしイケメンかつ人当りも良さそうで
何気に新しい提督像な気もしてきた
時雨みたいな子と一度仲良くなると絶対に依存されて離れない
SSのネタになればと思って外道提督シリーズ読み直したらみんな思ってた以上の外道ぶりでワロタ
十人十外道やね。おそろしいね。
提督 「書類と指輪を頼む」
明石 「なるほど・・・ケッコンですか。おめでとうございます。」
提督 「あ・・・ああ」
明石 「お名前を掘りますが誰に致しますか」
提督 「明石で頼む」
明石 「わかりました、明石ってえ・・・えェーーーー!?」
我、夜戦ニ突入ス
>>194 乙
個人的にはこうした軍の腐敗を自分の犠牲の代わりに世の中に流したせいで
畜生の身分に降格させられる青葉とか見てみたかったり
242 :
か〜ぼん:2014/05/07(水) 01:46:55.23 ID:fBO35W2t
大奥みたいな鎮守府できたら 春日局ポジはだれだろう・・・
>>242 有力候補はみんなのお艦こと鳳翔さん
他は赤城かねぇ
条件的には包容力が第一かな
皆に一目置かれる「この人に言われるんじゃ仕方ないな」程度の指導力も要るね
鳳翔さんの居酒屋さんにいきたい
人にらみで側室を黙らす加賀
先代に先立たれ若くして未亡人になりながらも面倒見がよい翔鶴
うーむ、どうしても空母系になるのな
やっぱり落ち着いた大人の女性イメージが強いね
戦艦だと、かろうじて大和がそんな感じか?
巡洋艦は・・・妙高と矢矧ってとこか
駆逐艦? 電一択でしょう!(錯乱
雷を除いてカカァ役の勤まる駆逐艦がいてたまるか
ドロドロ鎮守府で書き始めたはいいけどみんな黒くなるからキャラ崩壊がひどいことに
あえてみんな白いままでドロドロにしてみよう
251 :
か〜ぼん:2014/05/07(水) 23:59:54.88 ID:fBO35W2t
黒くても白くてもドロドロだとエロくなるんです!
>>248 雷は私の母になってくれたかもしれない女性だ
総帥は最近パチモン出てきてるんだからもうちょっとしっかりしてください
つまり白濁液でどろどろに・・・・・・
不知火が静かに嫉妬の炎をたぎらせる
何と素晴らしい事か
不知火と加賀ってタイプ似てるよね
気が合うのかな?
不知火は中破すると本性が出る
加賀 「あったまきた」
ぬいぬい 「おい、ゴラァ!?」
位違う
どちらかというと加賀さんと日向が似てるような気がする
赤城さんを華麗にスルーしつつ飛行甲板について熱く語る加賀さん
弥生・・・
262 :
か〜ぼん:2014/05/08(木) 22:59:21.50 ID:ahJr0itr
熊野に足コキされたい・・・
加賀さんは感情表現や喋るのが苦手なだけで感性や思考形態は割と普通の娘
日向はなんか根本的に感性や好みが他人とはちょっとズレてる天然気味な娘
ってイメージで結構似て非なる印象だなあ、個人的には
あえて言うなら弥生じゃね?
>>33 頑張って夜戦(意味深)したらケッコンできた!
「だから、怒ってないんですって!」
何度となく聞いた言葉、繰り返されたやり取り。そこではたと思う。
人並みには怒るのだろうか、と。もしそうならコミュニケーションの役に立つかもしれない。
「よし、ここはひとつ僕が悪役になって弥生ちゃんを挑発してみようか」
「挑発ですか?そんなの無駄ですよ! たとえ何を言われたところで弥生は、」
「弥生ってなんだか水雷戦隊に入り損ねて単艦で戦いそうな顔だよな(笑)』
「なんっ……でそこまで! 的確に人を傷つける台詞が言えるですか司令官はあああああっ!!」
このスレで卯月とか多摩とか球磨の発情期ネタあったっけ?
兎ネタといえば
発情
寂しいと死ぬ
とかもあるけど自分のフンを食べるってのはネタにならない、そりゃそうだ
>>266 そこは弥生ちゃんと球磨の会話にするべきだったんじゃないか?
食糞をする動物ってけっこうありふれてるからな
271 :
2-358:2014/05/09(金) 22:32:35.08 ID:F4ivOy+J
半年ほど前に妙高型の妄想を垂れ流していた者です。随分とご無沙汰しています。
とうとう妙高姉さんの時報ボイスに先を越されてしまいました。
最後は嫁の羽黒だけなのに。
というか嫁を書いているとあれもこれもってなりません?
何とか早めに踏ん切りつけて四姉妹コンプリートしたいです…。
待ってる
はんと…し…?
あれがそんな前な話なわけがない(震え
あれ?
え?あれか?
羽黒ちゃんがもじもじしててかわいいやつか??
半年も前だっけ……?
久々にまとめwikiみたら霊能力提督シリーズとかつけられててふいたw
まだネタバレしてないからだけど合ってるけど微妙に違うのですよね
>>271 すごいわかる
自分の場合はなんか筆が進まない・・・というか書けないわ
このままギブアップしそう・・・
いざ書こうとして携帯使っても別のサイトとかを見てしまうな
艦これやってる最中も渋の画像保存したり他にも色々とやってしまう
(PCでしか出来ないことだから仕方ないか)
季節にあわせたネタ除いても埃被ったネタがいっぱいで……
・艦これとナイトウォッチ三部作(上遠野作品)の設定とのクロスSSです。
・エロまでが2.4万字くらいあるので長くてごめん
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おれらは虚軍で刻を討つ
その日の授業は、午前で終わりだった。
俺の通う高等学校の生徒は、今全員が校庭に出ている。
と言っても、下校しているわけではない。校庭には運動会で見るような白いテントがいくつも並び、
俺たちはそこを終点として何列にも分かれて順番を待っている。
多分あのテントの下にいる人たちは、待っているの前に『静かに』をつけろと思っているだろう。
春の陽気と爽やかな風に誘われるように、皆が笑顔でがやがやと喋り放題だ。列の前後どころか
別の列に大声で話しかけているような奴もいる。
「お前選ばれちゃったらどうするよ!?」
「一軍の将とかすっげーワクワクするよな!」
「知ってるか? 艦娘って、提督に絶対服従らしいぜ?」
「ちょっと男子! 艦娘様にいやらしい目向けるのやめなさいよ!」
知り合って間もない1年生同士、目の前のイベントを熱く語り合っている。
俺はと言えば、前後の奴らが首尾よく話し相手を見つけてしまったため、平常通りに沈黙中だ。
ポケットの中の文庫本でも読んでいたい気分だったが、当然そこまでの自由は無いだろう。
虚空を見つめながら、じわりと汗ばむような陽気と青草の匂いが混じった春風を堪能して
隠すことなくあくびする。
遠くには列の先頭に並んだ奴らが下校していくのが見える。数十分後の俺の姿だ。
薄目になって半分眠りながら、列を進んでいく。
気付いた時にはもう次の次が俺の順番というくらいまで列を進んでいた。我ながら便利な特技だ。
テントの下にはなんだかでかい機械がいっぱいあって、その周りには医者のような人たちが
慌しく作業している。SF小説にでも出てきそうな光景を前に、俺の眠気もどこかへ吹き飛んで行った。
俺たち、『戦後』世代は……こういうテクノロジーと言うものに、強い憧れを持っているのだ。
今はもう限られた立場の人間にしか触れることのできない、科学とか、技術とか……そういった
ものの気配に。
人類が太陽系内の各惑星に拠点を築き、太陽系外に進出しようとした所に現れた『虚空牙』と
呼ばれる正体不明の敵性存在は、絶頂期を迎えていた人類を嘲笑うかのように軽々と叩きのめした。
何百という数の移民宇宙船の中には襲われずに外宇宙に飛び立ったものもあるというが、数十年
過ぎ去った今なお連絡を取ることはできていない。
これは宇宙船の安否がどうとかいうより、地球の現状に問題があった。
実質上無限に広い宇宙を光速の数千倍という途轍もない速さで移動する宇宙船と連絡するには、
普通に電波を飛ばしていたのでは絶対不可能だ。そのために時間に干渉することができる理論……
なんといったか……相克、かどー……かどの……? なんだかいう理論に基づいた、時間の流れ
そのものを早くできるという通信機でなければ無理だ。宇宙船が光速を超える速度を出せるのも
その原理で時間そのものを加速しているから、らしい。
だが今の人類にそんな大層な技術は無い。地球外の太陽系内拠点をことごとく破壊され、
ユーラシア大陸辺りにはコロニーまで落ち、さらに残り少ない資源と科学技術を奪い合う
戦争が勃発し、結果文明は衰退……いまや歴史の教科書で学ぶ20世紀後半程度の生活水準となった。
それも日本の話で、今は外がどうなのかすらもはや分からない。民間人には、海を越えた外国と
連絡しあうことさえも不可能なのだ。虚空牙に対する敗北の傷も癒えない所に、近年……ほんの数年ほど前、
俺やクラスメイトたちが中学生になった頃、人類は更なるディシプリンを科されることになる。
突如、全世界の海に正体不明の化け物たちが現れ、貴重な輸送船や軍艦を襲い始めた。さらに
小島の周りにコロニーを築き、人類の生息域を積極的に侵犯し始めたのだ。
深海棲艦、と身もふたもない名称のそいつこそが、出会うことさえ敵わない絶対真空の向こうに
陣取った虚空牙を抜かして、いまや人類世界の一番の敵なのだった。
「次。君、腕を出して」
顔のつくりは美形だが、どうにも冷たい感じのする女医……いや学者? 白衣を着たその人が、
緑色のフレームのメガネから冷たい視線を俺に向けている。さすがに緊張しながら、袖をまくって手首を上にして
差し出した。前の奴のを見ていて良かった。
しゅっ、とガス圧の注射で何かを埋め込まれ、テントの奥に通される。
入ってみて分かるが、小銃を肩に提げた軍人らしき男たちが脇を固めている。
緊張と等分の興奮。
本の中でしか見ない、なんだか光線でも出しそうな有機的な曲線を持つ銃をわき目にみつつ、
外からは完全に見えない領域に歩いていく。
すると前の奴はまだ中に居た。ここで再度の待ちがあるようだ。さすがに銃を持ったいかつい男の
前で私語をしている奴はいなかった。
列の先を見ると、折りたたみの長机、パイプ椅子に座った学者と、その前になにやら
青く燐光を放つ豪華な椅子がでんと据えてある。そこに列の先頭の女の子が座り、学者が目の前の
機械をなにやら操作して、しばらくすると手を止め、
「もういいですよ」
の一言でまた機械をいじりはじめた。きょとんとしていた女の子はため息を一つつくと、
垂れ幕を手で押しのけてテントの外へ出て行く。
それを見届けた俺は、
(もう見るもん全部見たな)
という気になって、帰ってから片付けるべき仕事……自宅でやっている家庭菜園での農作業の
予定を思い返す作業に入っていた。今日はカブの種をまく予定だ。
ボケっと待つことしばし、俺の番が来る。青い椅子は間近で見ると尻の部分や背中の
部分に宝石のようなレンズが嵌っている。なんとも未来感のある測定器をもっと見ていたくはあるが、
軍人を怒らせて得なことがあるとは思えないのでさっさと座った。
背もたれに身体を預けると、ピピー、というビーブ音が学者の前の機械から鳴る。
故障だろうか? それとも、まさか……
「……もういいですよ」
さっきの女の子とは違う、安堵のため息をついて俺は立ち上がり、そそくさと歩いてテントの外に出た。
それから4日。在りし日の技術の恩恵でカブが収穫できる程度の時間が流れた。
クラスメイトたちは、やっぱ選ばれる奴なんて早々いないよな、とか、あいつ学校来てないぞ、
いやただの風邪だって、とか、まだまだ検査ネタで盛り上がっている。
かくいう俺も、まだ強く印象が残っている一人だった。あそこで音が鳴ったとき、正直言って
俺が選ばれたのか!? と思った。と同時に、
(そんなことになったら面倒くさいだろうな)
と気後れする自分をはっきりと自覚しても居た。島国である日本では、海を我が物顔で占領する
深海棲艦は避けては通れない相手だ。とはいえ、人口は1000万を下回り、さらに農業や養殖技術の
進んだ今日に至っては、多少は不便になるだろうが絶滅したりはしないだろう、という程度の……
一般市民、さらに内陸の人間にとってはそんな程度の認識なのだった。
下校して、家の郵便受けを半ば無意識にあさる。どうせ新聞のチラシ程度しか入っていないそこに、
すこしごわごわした、上等な和紙のような感触を感じた。
何の気なしにそれを引き出すと、赤い紙に黒で文字が書かれていた。
「防衛……召集……舞鶴鎮守府……?」
確かに俺の名前が書かれている。階級は少佐。
目に痛い紅の色のそれを見つめて、親が買い物に出てくるまで、立ち尽くしていた。
そこから先はもう……あれよあれよと言う間に過ぎていった。その当日の夜になっていきなり
軍の人間が押しかけ、貴方の息子様は人類防衛のための稀有なる素質を持っている、とか
今人類は存亡の危機に立たされている、とかなんとか大仰な調子で語りだす。俺たち一家はと言えば、
ハイハイ頷くしかない。召集令状はただの演出だったんじゃないかという感さえあるその口上に
呆気に取られるばかりで……舞鶴という地名が京都という割と近場にあることは、召集を受諾する
という書類に拇印を押してから聞いたような有様だった。
どこか他人事のような宙ぶらりんの気分を味わいながらも、鎮守府……任地に持っていく荷物を
まとめていると嫌でも頭は冷え、打ち身の鈍痛のようにじわじわと実感がわいてくる。
人類防衛。
舞鶴鎮守府の提督。
艦娘を率いて戦う職業。
艦娘のことは知っている。と言うか、会ったことさえある。遠目に見ただけだが。
大昔に戦争で使われた船の魂が宿った精霊人というような触れ込みで、軍事パレードに参加したり、
基地が地元と交流祭を開く時には屋台の売り子なんかをしているらしい。らしいと言うのは
クラスメイトの……いや、元クラスメイトだった奴に聞いたからだ。そいつによれば、
行くところに行けば艦娘に毎日会うことだってできるらしい。退役して普通の職業に就く艦娘も
相当数居るのだとか。いつか艦娘の居る風俗店で遊ぶために今から貯金している、とか
言われた時にはどうしようかと思ったが……
軍人が置いていった厚さ五センチはある分厚い資料を見やる。
なにやら色々と契約事項とか注意書きが書かれているようだが、数時間で読めるような
ものではないと思い、ろくすっぽ読まずにぱらぱらめくっていく。
その中に、5枚の写真があった。
写っているのはいずれも少女。全員若く、かなりの美形と言える顔立ちだ。つい昨日までの
俺だったら、この美少女を肴にクラスメイトとの会話に花が咲いていたかもしれないが、
軍の書類に貼り付けられたそれは、俺に最初に与えられる、れっきとした戦力なのだ……
駆逐艦。英語でデストロイヤー。何を駆逐するのかと言えば、もともと魚雷しか装備していない
水雷艇というのが居たのだが、そいつを砲撃して駆逐するためのものだった。だが駆逐艦にだって
魚雷くらい簡単に積めるわけで、なんと水雷艇というカテゴリ自体を駆逐してしまった。
それ以来駆逐艦同士の駆逐し合いが起こってしまうわけで、ミイラ取りがミイラ? 違うか。
とにかく、写真の説明としてはこうだ。
『秘書候補駆逐艦級艦娘』
嫌がらせかと思うほどに漢字ばかりのそれは、この5人の美少女が全員駆逐艦ほどの戦力を有する
存在であると主張している。
生身の艦娘を見たことがある身としては、普通の少女としか思えなかったのだが……一体
どうやって戦うのだろうか? 船に変形したりするのか? それとも人型で巨大化したり?
自分の荷物は着替えを全部と読みかけの本、あと野菜の種を詰め込んでそれで仕舞いになり、
かといって寝付けそうにないので……とりあえずと言う気持ちで資料を読んでみることにした。
まず一人目、吹雪。吹雪型駆逐艦 1番艦と書いてあり、ネームシップ……つまり
1番艦と同じ意味だが、ネームシップであるがゆえに少し装備が充実していると言う。
じゃあこいつで良いんじゃないか? と思いながら、説明欄を見ると、正義感が強く実直、
努力家であるが融通が利かないとある。最後の一文がちょっと気になるが、まあおおむね
性格も美点が目立つと言っていいだろう。大きな瞳が印象的で、写真を見ただけなら
運動部に所属している女子高生と言う感じだ。あまり表情をださない証明写真のような
ショットであっても、なんとなく明るく誠実そうな人柄が伝わってくる。
ふむふむ言いながら次の写真を見る。
次は叢雲。吹雪型駆逐艦 5番艦。橙色の瞳と白に近い青色の髪に目を奪われる。
最初の吹雪が普通に日本人みたいな顔をしていたから、てっきり日本の船だからそういうものか
と思ったが、艦娘の容姿は常人とは違うらしい。で、性格はというと……孤高を好み、
自尊心が強いが、仲間の面倒をよく見る面もある、とある。つまりツンデレ、というアレなのか?
最初の一人と言うこともあるし、面倒見が良くて自分の意見をはっきり言ってくれそうなのは
ありがたいと言う気もする。珍しい色に負けないくらいの美人でもあるし。
三人目、漣。綾波型駆逐艦 9番艦。薄桃色の目と髪は、漫画でなく写真で見るとかなり目立つ。
先の二人に比べるとかなり女の子らしいというか、丸い印象を受ける。性格欄には……
行動は真面目だが、奇矯な言動をするとある。不思議ちゃんなのか……? でも真面目らしい。
よく分からないな。とりあえずパスしておこう。
四人目、電。暁型駆逐艦 4番艦。栗色の髪と同色の瞳。一番小柄で、か弱い少女という
形容がよく似合いそうだ。性格も見た目を裏切らず、やさしく穏やか、あわてん坊とある。
軍事資料にあわてん坊と書かれているので目を疑ってしまったがそう書いてある。文章を書いた奴の
私情が透けて見えるようだ。
しかしパス。最初の一人にこの娘を選んでしまったら、俺は戦いに行くよう命令できる自信がない。
五人目、五月雨。白露型駆逐艦 6番艦。濃い青の髪と瞳。上品そうなお嬢様という感じがする。
性格は……明るく意欲的、ただし粗忽な一面あり。ドジなのか? ドジ系は電に続いて二人目だぞ?
軍隊がそれで良いのだろうか?
クラスメイトとしてなら一番付き合いやすそうな感じはする。変な意味ではなく親しみやすそうだし。
……が、装備が充実して真面目な吹雪やこちらをフォローしてくれることが期待できそうな叢雲と
比べると、やはり一枚落ちるか。
これで全員見終わったが、本当にこいつらが駆逐艦の役目を果たすのだろうか? どこかの
アイドルのオーディションを受けに来たというほうがよほど納得が行く。もっと他に
情報がないかと見ると、各人の紹介ページには写真、型番、性格のほかに、MPLS適正値という
多分戦闘力にかかわる値が記されている。
だがその値はほとんど変化はない。高い順に叢雲、漣、電、吹雪、五月雨だが、その差は
1位と5位でも1%に満たない。特記事項も特に無く、無視していいような値に思われた。
吹雪の装備もそこまで差があるわけではないようで、要するに好みで決めて良いわけだ。
そうなると……吹雪か叢雲か。
順当に行けば吹雪なのだろうが……写真をじっと見つめていると、
(やっぱり綺麗な髪の色してるよなあ)
ミーハーな思いがわきあがってきた。
初期戦力として渡される5人にしてからが3人もすごい髪の色をしているし、艦娘では
普通なのかもしれないが……せっかく選ぶのならば『いかにも』という奴を選んでもいいだろう。
……うん。最初の一人は叢雲にしよう。
そう結論付けた頃にはもう夜も更けていて、ほんの少しだけ軽くなった気分で俺は床についた。
翌朝。夢でもなんでもなく、朝の六時に軍人が車に乗ってやってきた。
まだ春先で肌寒く、しかし瑞々しい草の匂いが混じり始める時期だ。ここいらの家は回りに
畑があるせいで余計にそう感じる。
「息子を、よろしくお願いします」
両親が頭を下げたので、俺もつられて下げる。
「では少佐殿、車に乗ってください。舞鶴鎮守府までお連れします」
この人は下士官と言うやつなのか。俺のようなガキにもきっちりと目上のように対応してきた。
しかし腹の底で何思われてるか分からない分、嫌な怖さがあるな。
「はい。よろしくお願いします」
とりあえず丁寧にしておくかと言うことで、俺もお辞儀する。敬礼のやり方も知らないしな。
「荷物はトランクに詰め込ませてもらいます」
軍人はニコリともせず俺の荷物を預かり、さっとトランクに入れてしまう。結構重いはずだが、
さすがの腕力って所か。
そして俺は、両親との挨拶もそこそこに、車に乗って故郷を後にしたのだった。
さて、俺の住んでいたところは山に囲まれた盆地だ。市街地から見える山々は木が生い茂り、
それなりに自然豊かに見える。
だが、左右を切り立った崖に挟まれた広い道を車で走るうち、山の向こう側が見えてくると
景色は一変する。
別に毒の川が流れていたりするわけじゃない。荒野になっているわけでもない。ただ……
大きな、運河が見えてくる。
かつての戦争の最大の爪あと。兵庫と京都の県境辺りから南南東に、幅30キロ、深さ1キロの
溝が刻まれ、大阪湾と日本海がつながっている。それ以外にも敵の攻撃によって山はえぐられ、
切り立った崖が目立つ。
放棄されたかつての大都市には植物が繁茂し、地上数百メートルにまで貪欲に成長する遺伝子
改造植物の恐ろしさを嫌と言うほど見せ付けてくれる。
俺たち安全な都市に住む住人は、修学旅行と称してこういう光景を見せられる。基本的に
世の中を舐めてるようなガキでさえも口をつぐまざるを得ないような光景を横目に、俺を乗せた
車は北上する。荒らされた国土は100年以上経っても元に戻らないとはいえ、道路の整備くらいは
問題ないようで、綺麗に舗装された道路は地平線の向こうまで蛇行しながら続いていく。
「あの。現地に着いたら……なにか説明……とか、あるんですか?」
がっちりした体系の、いかにも軍人という外見の男と何の会話も無く車の中に居ると息が詰まる。
とりあえず会話を試みることにした。
「いいえ、少佐。説明は事前にお渡しした資料が全てであります」
密室に二人きりでも、彼の態度は変わらなかった。
「ええ? 本当に何も無いんですか?」
「肯定であります。ただ、義務もほとんど無いと聞き及んでおりますので、ご自身のペースで
慣れていけば宜しいかと」
罰さない代わり放置という訳か。そんなのんびりした感じでいいのか? やっぱり深海棲艦の
脅威は大した事ではないのだろうか?
「そして、これも資料に書いてあることですが……重大な軍規違反を行った場合は極刑に処せられる
事もありますのでご注意を」
「極刑!?」
「はい。と言っても、もっとも重いものは適用者はまだ出ておりません。
艦娘を使って人類に弓引くという、大それた事態を想定しての厳罰です」
クーデター、軍のテロ集団化。確かに俺もそんなニュースは聞いたことが無い。
「ふうん……ま、俺もそんなことをする気は無いですよ」
「そう願っております」
それきり会話の接ぎ穂を見失ってしまい、数十分窓の外を眺める羽目になった。
次に口を開いたのは、さらに1時間ほど後、ついに行く手に海が見え初めてからだった。
「そうだ。俺には一人の艦娘が最初に貰えるって書いてあったんですが、それは
どうやって受け取ればいいんです?」
「まだ手続きがお済でなかったのですね。何、簡単ですよ。今おっしゃってくれれば
この場で向こうに連絡いたします」
軍人からのこともなげな返事に、俺は眉をひそめた。
もうすぐ到着すると言う頃になって連絡して、間に合う? 艦娘の扱いって一体
どうなってるんだ? それに……やっぱり申請してから移動するのが正しいんじゃないか。
「はあ……じゃあ、叢雲でお願いします」
「了解いたしました」
それきり軍人は無線の向こうと専門用語をふんだんに使って話し始める。
なんだか杜撰な組織構造を見せられたようで、始まる前から先が思いやられると
思わずため息が漏れるのだった。
それから小一時間ほど経つと、特に問題も無く鎮守府とやらに到着した。
縦にはさほど高くなく、しかし広い。いっちょ前の軍港のようにコンクリで固められたそれは、
俺にとっては歴史を描いたフィクションでしか目にしたことが無い光景だった。
緑色と灰色のかまぼこの様な倉庫がいくつも並び、兵舎と思われる2階建ての木造建築と
お互いに違和感を放ちあっている。
執務室まで荷物をお持ちします、と言って軍人が俺のトランクをひょいと取り出し、歩き出す。
どうやら俺の仕事場は、敷地の大体中央辺りにある割と豪華な建物らしい。
「あの……ここには他の人とか居ないんですか?」
スタスタと歩いていく軍人に、何とかついていく。
「いえ、おりません。この軍港は少佐殿の管轄であります」
「は……?」
敬語も忘れるほどの衝撃を覚えた。
このだだっ広い軍港に俺一人しか居ないのか?
「現在、舞鶴鎮守府には少佐殿を含め103人の提督が着任しております」
「つまり……ここみたいな軍港が、103以上あるって事ですか?」
「肯定であります。舞鶴鎮守府の軍区は、北は山形から西の島根までであります」
広いんだな意外と。しかしその中でもここは……ずばり舞鶴という地名の場所であるはずだ。
ほとんど無い道路標識にそう書いてあった。
軍人は俺が驚いている間にずんずん進み続け、両開きの扉を片手でぐいと押してあける。
意外と木のきしむ音は静かだった。だが、建物の中の静けさはそれ以上だった。
「まさか……本当に人が一人も居ないんですか?」
「肯定であります。この軍港には、少佐殿と、待機済みの駆逐艦叢雲のみであります」
本当に投げっぱなしのようで、予想以上にとんでもないところだという思いがこみ上げてくる。
二階の中央辺りにある俺の部屋に着いた時も、執務室の隣に私室という落ち着かない間取りに
文句を言うのも忘れていた。
ドアを開け、入り口近くに意外と丁寧にトランクを置き、軍人が俺に向き直る。
「では、私はこれで失礼します」
そう言って本気で帰ろうとする。
「あ、あの!」
「はい、少佐殿。なんでしょうか?」
何も考えず呼び止めてしまったので、つっかえつっかえになりながらも、俺は質問することにした。
「いや、えっと……何かこう、助言、みたいなものってないかな、と」
「助言……ですか。では、僭越ながら。
少佐殿……提督は、これより深海棲艦の討伐という無期限の任務に着任いたしますが、
先に述べたようにノルマなどは無いようでありますので、無理をせず慣れることです。
また、この軍港は維持も運用も高度に自動化されたシステムが採用されております。
最低限の食事さえ用意することができるそうですので、活用なされるとよろしいでしょう。
外出に関しては自由ですし、ノルマがないために何日でも外出できますが……この周りには
小規模な都市が1つあるきりですので、先任の提督方にとっては大して魅力的ではなかったようです」
意外と饒舌に、しかも役立つことばかりを喋ってくれたことに驚く。
「なるほど……ありがとうございます。自動化されたシステムっていうのは、どう使うか分かりますか?」
「私の知るところではありませんが……提督の執務室が全てのシステムを管制することができる、とは
聞いたことがありますので、試してみるとよろしいでしょう」
「分かりました。試してみます……本当に、どうもありがとう」
「いえ……いかに才能があるとはいえ、少佐殿のようにほんの少し前まで民間人でいらっしゃった方に
国防の重責を担わせてしまうのです。この位は。
……私はこの軍港に留まる事を許されておりませんので、ここまでとなりますが……どうか、御武運を」
そう言って、びしっと敬礼してくれる。敬礼で返せない自分が少し悔しいが、俺も精一杯の感謝を
こめてお辞儀で返した。
「それでは」
ざっ、ときびすを返すと、軍人は早足で歩いていった。さて、と……それじゃ、まずは……
飯の確保だな。執務室に行こう。トランクを部屋に放置して、数歩で執務室のドアノブに手をかける。
ピピー、と音がする。よく見ると、レトロっぽい木と真鍮製に見えてなんらかの認証機能を持っているらしい。
じゃあ木造建築も見た目だけか……?
きい、とかすかにきしむ音を立てて開いた扉の先には、すでに人影があった。
「遅い」
「えっ? あ、ごめん」
逆光で一瞬見えなかったその人は、水色の髪と橙色の瞳を持っていた。
「あんたが司令官ね。ま、せいぜい頑張りなさい!
私は特型駆逐艦、5番艦の叢雲! 南方作戦や、古鷹の救援、数々の作戦に参加した名艦よ!」
強い光をたたえた橙の瞳、白磁のようにつるりと滑らかで白い肌、小さく形の良い唇、嘘のように綺麗な
水色でありながら自然な眉と髪の色。
ぴったりと張り付くようなワンピースのセーラー服は、細身でありながらも十分にあるふくらみを強調
しているようで、肌を露出していないのに目のやり場に困るくらいだ。
「ふんっ……なによ、返事くらいしたらどう?」
何秒固まっていただろうか? 叢雲は腕組みをしてこちらをにらみつけている。いきなりやらかしてしまった。
「あっ、ああ……ごめん。その……えっと」
君が美人だから見とれていました、などという台詞をさらりと吐けるような人生経験など無い俺は、
見事に挙動が不審になる。
「だから何よ! はっきり言いなさいよね!」
それが叢雲の癇に触るのか、はっきりと眉を立てた。
「いや、だから……」
誤魔化すか? と思うが、この状況をひっくり返す言い訳を使うのはさらに難度が高そうだった。
「だから!?」
「ぐっ……」
なおも言葉に詰まる俺に、さらに苛立つ叢雲。
これから口に出す言葉を思うと、赤面してきた。
「叢雲が……実際に見たら、すごく美人だったから……見とれてたんだよ」
「なあっ!?」
叢雲の白い顔に一瞬で朱がさす。歯を食いしばるようにしてぐっと言葉を詰まらせ、腕をきつく組んで
そっぽを向いてしまった。
(最悪の出会いだな……やっぱり顔で選ぶなんてするんじゃなかったか)
素直に実直だと言う吹雪あたりを選んでおくべきだった……と後悔していると、叢雲がポツリとつぶやいた。
そのまま数秒、恐ろしく気まずい空気が流れる。
その硬直を破ったのは叢雲だった。
「わ……私の魅力が少しは理解できているようね! さっきの態度は水に流すわ!」
先ほどよりもさらに赤い顔でそう言った。すこし声が裏返っていた。
「……ああ! ありがとう、叢雲。それで早速なんだが、この軍港を管理維持するシステムをここから動かせるって
聞いたんだけど知らないか?」
ありがたく乗っからせてもらって、ようやく俺たちはこの鎮守府に着任を果たすのだった。
それからしばらく、叢雲に付き添ってもらって立派な机の上にある機械の操作方法を調べた。
意外というか当然と言うか、叢雲は機械の操作方法も自動化システムも知らなかった。そのおかげで
肩を寄せ合いなあらあーだこーだと機械の入力システムを弄れたので、まあ俺にとっては楽しい時間だった。
「ふうん……出撃、編成、補給、改装、入渠、工廠……戦力の管理システムか。ずいぶん簡単なつくりに
なってるんだな」
「そうね……あ、ほら。他にも色々できるみたいよ」
「え? いやせっかくだから、叢雲が編成に入ってるかを確認しようぜ」
「いいから! 他のを見るわよ! 他の!」
こんなやり取りが合ったり、他にも何度か叢雲の視線が俺の横顔に注がれているような気がしたが……
気になって視線を隣に向けると既に何も無かったように画面の方を向いているので、俺も集中することにした。
二つ折りのプラスチックの板のようなそれは、内側の片面が画面になっていて、もう片方を触ったり
つついたりすることで操作すると分かった。動力源も見当たらないしコンセントをさしたりする穴も
無いが、ずっと弄っていても電源が切れたりしないし、電池の残量などもどこにも表記が無いのは
まさにロストテクノロジーの産物と言う感じで、途中からは俺の顔のすぐ隣に叢雲の顔が寄せられている
ことにも気づかないくらいに熱中してしまった。
先ほど見た戦力管理システムに加え、軍港全体の設備の状況、拡張オプションの閲覧に、情報データベース
へのアクセス。これが大体の機能らしかった。
ふと、腹が減っているのに気づく。
「はあ……叢雲、腹が減ってないか?」
「え? そうね、そろそろ昼時だけど……」
軍港の設備状況を見る。どうやらこことは別の建物で食堂があるらしい。
「食堂があるらしいから、とりあえず行ってみよう。誰もいないとは思うけど、食い物は残ってるかも」
「ええ、そうしましょうか」
そう言って、連れ立って外に出る。
顔をしかめるほどではないが、潮風の臭いが鼻を刺激した。
春先の肌寒い風に晒されて首をすくめる俺とは対照的に、叢雲は凛然としている。強風にたなびく
長い髪を押さえながら歩く仕草さえ画になる。まあ、服が風に押し付けられて尻の形をくっきりと
浮かび上がらせた時にはそっちに目を奪われてしまったが。
そして、食堂の扉を開けた瞬間……俺たちは呆然と立ち尽くしてしまった。
「……驚いたな、これは」
先ほど軍人に言われた通り、この軍港は高度に自動化されていた。
と言っても、機械が絶えず動いていると言うわけではない。どころか見た目通りのレトロな造りだ。
食堂は結構な広さがある平屋の建物で、これも木造っぽい外観と内装をしている。先ほどちらっと見た
戦力情報では、俺は現在艦娘を100人……100体? 100隻? まで所有することが可能らしい。最大数に
同時に飯を振舞えるんじゃないかと言うくらいの広さがあった。
当然、そんな広い建物にも潮風は入り込むはずで、人の居ないこんな建物などべとべとに薄汚れて
いる……と言うことはまったく無かった。
そこらじゅうを、身長15センチの2,3頭身くらいの人型の何かがちょこまかと掃除していた。
「これは……小人?」
俺がつぶやいた瞬間ぎゅるり、と全員の顔がこちらを向く。はっきり言って怖い。つぶらな瞳に
特に何の感情も宿っていないその感じが、怖さを増幅させている。
「うっ……」
「きゃっ!?」
叢雲と同時に悲鳴を上げ、無意識に身体を寄せ合ってしまった。そのやわらかさといい匂いに
少し恐怖が和らぐ。
「ようこそ新任提督さん! 我々のことは妖精さんと呼んで下さいね!」
さっきの態度を全力でなかったことにする勢いで全員で満面の笑みを浮かべてばんざいで俺を
歓迎する彼らに、一瞬釈然としない思いを感じたが……自動化システムとやらがまさに彼らの
事であるのなら、裏を考えるだけ無意味と言うものだろう。俺たちは至近距離にあった顔を見合わせると、
「いつまで触ってんのよ!」
叢雲は、ばっと音を立てて離れた。腕を組んでそっぽを向いた彼女に苦笑してから、食堂に入る。
「おお……」
奥のキッチンから、複数人の妖精さんがトレイを頭上に担いで一番近いテーブルに載せている。
どうやら妖精さんは料理までできるようだ。一体あの身体でどうするんだろうか? あと、メニューは
1種類しかないのだろうか……
「あら、いい匂いね」
俺の後に入ってきた叢雲が、さすがに幾分か表情を緩ませて言った。妖精さん特製料理は、確かに
うまそうな匂いを漂わせている。その正体は、普通に炊いた米と味噌汁、そしてメインディッシュは
茶色と緑と白……レバニラ炒めのようだ。白は豆もやしで、どっさり入ったニラが食欲をそそる匂いを
放っている。妖精コックは和も中もいけるらしい。
「今は食べる人が二人しかいないので日替わりメニューしか作ってませんが、艦娘が増えてきたら
メニューを用意しますね」
そういうシステムなのか……戦う量に義務はないけど、活動するほどお得なことがあるという
餌で釣るわけだ。
軍隊とも思えぬ柔軟な発想と言うべきかどうかは、とりあえず食ってから考えることにした。
「ふう……結構美味かったな」
「そうね。料理も洗い物もやってるところを見せてもらえなかったけど」
やっぱり叢雲も気になってたのか。
「さ、これで飯の心配も無くなったし……休憩したらいよいよ何かやってみるか」
「何かってなによ……締まらないわね」
「いや、実際具体的にどういう仕事があるのか知らないからな」
「それもそうね……出撃って、どこにどうやって出撃するのかしら」
「とりあえずはさっきの戦力管理画面を見て考えようと思ってる」
「あっ……」
突然叢雲が立ち止まる。
「どうした?」
振り向くと、叢雲がじっと俺の顔を見つめてきた。心なしか頬が赤く、何かをためらっているように
橙色の瞳が揺れている。
「いや、その……そう! ニラを食べた後だし、歯を磨きたいなと思ったのよ」
「あー、そうか……」
今からこいつに戦場に行け、と命じなければならないのが悪い夢のように、叢雲は普通の……いや
飛び切り可愛い、一人の女の子だった。
それでも、いきなり歯磨きの話題を出されるとは思っていなかったが。
「俺は洗面用具も持ってきてるけど、叢雲は……自分の部屋とかあるのか?」
「特に何も情報はないわね……兵舎の一室を勝手に使わせてもらうわ」
「ああ、それでいいと思う。……ええと、それじゃあ1時間後に、さっきの執務室で」
「……ええ、分かったわ」
なんだかよく分からないままに、俺も食休みをとることにした。
部屋に戻った。さすがにああまで言われたら俺も歯を磨かざるを得ない。普段より
かなり丁寧に磨く。ついでにシャワーも浴びた。髪を乾かしてからトランクから
最低限の荷物を出し、提督の軍服らしき白い服に着替える。
「うーむ、これは……」
馬子にも衣装ならまだしも、着られているという感じしかしない。真っ白で割りと派手だし、
洗濯も大変そうで、貧乏性の俺としては余り好んで着たい服ではない。
「まあ、提督なんだからちゃんと着ないとダメだよな……叢雲たちを率いないといけないんだ」
口に出してはみるが、到底実感が伴っているとは言えなかった。
自室から徒歩3秒で執務室へ到着する。青のクロスがかかった提督の執務机は多分、前任者も
使っていたのだろう。よく臭いをかいでみれば、タバコの臭いやなんだか分からない饐えた臭いが
染み付いている。壁紙もどことなくくすんだように汚れているようだ。掃除しないとな、と思う。
今気にしていても仕方が無いと、椅子に座って待つ。
(そうだ、戦力管理画面を見ておこう)
先ほど叢雲が強引に話題をそらしたが、俺にとって一番重要な機能群だ。
とりあえず、編成を選んでみる。ぴろりっ、という音とともに画面が変わり、艦船選択画面になった。
「最初は誰も登録されていないのか。ええと……変更ボタン?」
おそらく、艦娘がここに表示されているのが前提の作りなのだろうそれを押してみると……
「表示が……ない?」
艦種/艦船名などの情報が表示されるであろうスペースには、赤字で「選択できる艦娘がいません!」
と表示されている。選べるのは『はずす』だけだ。
「叢雲は配属されていないのか? どうして……」
俺は立ち上がり、自分の部屋に置きっぱなしの資料を取りに行った。
一時間後。叢雲が執務室にやってきた。きゅっと引き結ばれた唇に緊張が見える気がする。
それとも、俺の気持ちがそう見せているだけなのだろうか。
「叢雲……」
対する俺は、この一時間弱、そわそわしっぱなしだった。初対面のとき叢雲が見せたいくつかの
挙動不審の理由を、俺は資料に見つけていた。
「資料に、君が俺の艦隊に所属するためには、初期化の手順を踏まなければならないって……」
そう聞いた叢雲は、かすかに頬を紅潮させた。努めて無表情で、直立不動を崩さないところに
彼女なりの意地を見た思いだった。
「そう……じゃ、じゃあとっとと済ますわよ」
そう言ってドアから俺にずんずん歩み寄ってくる。
叢雲はいいのか、という言葉を喉で止める。良いも何も、彼女はそのための存在なのだ。そして
その事実に誇りを持っている節が見られる以上、侮辱にしかならない。
「えっと、その……か、勘違いでなければだけど、初期化って言うのは……キス、で合ってるんだよな?」
ぴくり、と叢雲の動きが一瞬鈍り、顔の赤みを増しながら目をつぶってふんと鼻息をついた。
「そうよ。合ってるわよ。……さ、やりなさい」
机の向こうで赤い顔をしながら腕を組んで、こちらをにらみつけて来る。俺はごくりと喉を鳴らした。
「わ、わかった」
ぎくしゃくとした動きで立ち上がり、机を回り込んで叢雲と対面する。一歩一歩近づくたびに、胸は高鳴り、
叢雲の肌の質感さえ感じられるような距離まできて、お互いに見つめあった。
叢雲は俺より頭半分くらい背が低いので、必然顔を上に向けることになる。音も無く顔の横の
結った髪が流れた。
耳まで真っ赤になった叢雲が少し震えているのを見て、何か言わなければという衝動に駆られる。
「ん……叢雲。あー……これから、末永くよろしくお願いします」
叢雲は一瞬目を丸くして、困惑したように目を伏せ、眉を寄せたが……少し上目遣いでまた俺を
見つめ返した。
「は……はい」
その姿をみて、心の底から美しいと思う。叢雲が目を閉じた。万一にも失敗しないように
俺は目を閉じず、そっと彼女の肩に手を置いて、心臓の動悸に震えながら、唇を重ねた。
ただ触れ合わせただけなのに、叢雲の唇は柔らかくて温かくて、とんでもなく官能的な感触だった。
ほんの少し身じろぎするだけで電撃が走り抜けたような快感がほとばしる。
「んっ……ふぅ……んんっ!」
合わせた唇から、叢雲の悩ましい声の振動さえ感じ取れることが、無性にうれしい。
自分の欲求にしたがって、唇に吸い付いた。びくりと叢雲が大きく痙攣し、俺の胸に手を当てる。
だがそれ以上の抵抗は無い。
「んんっ、んうぅーー!」
叢雲の身もだえも大きくなり、声はどんどん艶がかってくる。俺が叢雲をこんなにしているんだと
思うと、なにか誇らしいような気持ちになって、赤子のように無心に吸い付いた。
何分間そうしていただろうか? 叢雲が終わりを切り出さないのをいいことにずっとやっていたが、
突然叢雲がしゃがみこんだ事でキスは終わった。
「だ、大丈夫か、叢雲!?」
あわてて声をかけるが、直後に息を飲んだ。
叢雲は尻餅をついて女の子座りしている。真っ赤な顔、半開きになった口の端からはきらきらと唾液の
跡が線を引き、焦点の合わないとろんとした目は涙がたたえられきらきら輝いている。
性行為の後のようなその淫靡な表情に目を奪われる。ふと胸元を見ると、先ほどは確かに無かったはずの
胸の頂点を示す突起が、目に見えるようになっていた。ごくりと固唾を呑んで、その光景を目に焼き付ける。
「はっ……そんな場合じゃなかった。叢雲、おい、叢雲!」
肩を掴んでゆすってやると、ハッと目の焦点が合う。瞬時に眉がつりあがり、キッと睨まれたかと思うと、
高々と拳を振り上げた。
「このっ……!」
今更調子に乗りすぎたという事が認識される。ああ、やっぱり殴られるよな、と観念して目を閉じたが
拳は落ちてこなかった。
「バカ」
恐る恐る目を開けた先には、顔をそらしてはいるものの耳まで真っ赤な叢雲がいた。
「……ごめん」
任務とはいえ……必要以上に馴れ馴れしくというか、やりすぎた。
正座で反省の意を示す俺に、叢雲は尻をはたきながら立ち上がり、大分と色の戻ってきた顔をしかめて
口をへの字に曲げながら不機嫌そうに言った。
「フン……別に気にしてないわよ。ただ、初期化は3秒もあれば終わるから、それ以上はいらないってだけ」
「そ、そうか」
「これから入ってくる娘たちには、もうちょっと……せ、節度を守りなさいよね!」
顔をそらして、頬をまた染めながら、そう言った。
「う……分かった」
またも気まずい沈黙が流れるも、息を大きく吸い込んだ叢雲が
「ほら! さっさと立って出撃準備!」
と立ちながら言って、せかしてくれたお陰で気を取り直すことができた。と言っても、
俺は正座しながらもある意味たっていたので非常に立ちづらかったが……叢雲があわてて
顔をそらしたのは、忘れることにした。
「んんっ! さてと……じゃあ早速、編成で叢雲を入れて、と」
ぽちぽちと操作すると、あっけなく叢雲は第一艦隊の旗艦となった。レベル1とあるが、まあ新任だしな。
「とりあえず出撃なのかな?」
「どうかしら……私は『任務』が気になるけど」
回りこんできた叢雲が、前かがみになって画面を覗き込んでくる。髪をかき上げたのか、ふわりといい匂いが
広がった。気を取られないようにそっと目を閉じて深呼吸する。
見ると、確かに上のほうに小さく書いてある。出撃や編成などで条件を満たすと報酬が貰えるようだ。
「ふうん……5つまで同時か。とりあえず適当に受けておくかな」
「いい加減ねえ……まあ仕方がないか」
正面海域を護れ! とあるが……実際どれほど差し迫った脅威なのか、いまいち実感ができない。
まあどの道、叢雲一人しかいないのだから特に考えることもなかった。
「さて、それじゃ出撃ボタンを……お? 演習なんてあるのか。最初はこれがいいんじゃないか?」
「……とりあえず見てみましょうか」
「うん。……え? 相手レベル50? 6人編成?」
「少なくともこっちも6人は居ないと、話にならなさそうね」
「そうだな……じゃあやっぱり出撃だな。正面海域……ここの? 今から行って大丈夫かな」
「大丈夫って……何がよ」
「いや、海の上で野宿とかできないだろ? 食料も持っていかないし……」
「そういえばそうね……この身体は食事も必要だし、眠くもなるのか。正面海域と言っても、
具体的に場所が分からないし……」
「でも出撃を選ぶことはできるんだよな。どういうことなんだろう」
「悩んでても仕方ないわ。とにかく決定を押して見ればいいんじゃない?」
「うん……分かった。気をつけてな、叢雲」
「ふふっ。この叢雲様に任せておきなさい!」
俺は決定ボタンを押した。
それと同時に、外からけたたましい音が響く。鉄の巨人が歩いているようなやかましさは、
明らかに背後……港からだ。広大なコンクリ舗装のスペースの一部がせりあがり、金属製の
レールが天高く伸びている。
「え……アレを使うのか?」
「そう……なんでしょう。行ってくるわね」
「あ、ああ。気をつけて。危ないようならすぐ戻ってくれよ」
「そうさせてもらうわ。じゃあね」
こうしてバタバタと慌しく、初出撃が始まった。
窓から見ていると、叢雲が駆け足でレールに近づいていく。既に装備らしき機械類を背負っていた。
ひらり、という感じで数メートルを余裕で飛び上がり、レールの根元に乗った六人掛けの椅子のようなものに
腰掛ける。
びいいいい、という耳障りなブザーが軍港全体に響き渡り、レールが微調整されたのか少し震えた。
そして次の瞬間、叢雲の前方の空間……レール全体にヴェールがかかったように薄暗くなる。ついに
叢雲が動き出した……と思ったら、一瞬にして吹っ飛ぶように加速し、水平線の向こうへと消えていった。
「だ……大丈夫なのか、あれ?」
突然鳴った電子音に振り向くと、簡易な地図が表示されている。
おそらくは、これが正面海域とやらの地図……いや海図と言うことなんだろう。
「ふふっ、いよいよ戦場ね!」
さらに、音声付の映像まで別窓で表示された。水面が少し近く、隅の方に棒が見えている。
おそらくは、叢雲の視界なのだろう。しかし……窓の外に比べて、空を行く雲の早さが異常だ。
早回しにしたようにすごい速度で流れている。
「叢雲、聞こえるか?」
「提督? そうか、通信はできるのね」
「よし、聞こえてるみたいだな……叢雲が出撃してから海図が表示されたんだが、
そこから北東へ向かうのが警備ルートらしい」
「了解。出発するわ」
少し緊張を孕んだ声音で返事をすると、映像と海図上の叢雲の反応が動き出す。
不謹慎ではあるがどきどきしてきた。
「時空切断航法、60倍速」
叢雲が何かの宣言をすると、一瞬映像が乱れ、その後復帰した。大海原の主観視点だから
分かりづらいが、これは……とんでもない速度が出てないか?
それを裏付けるように海図上の反応も冗談のようにスルスルと移動していく。正面にある
島が近づくのと、主観視点の映像を見るにやはり速度に間違いはないようだ。
「敵艦、見ゆ!」
速度に面食らっていた俺を、マイクからの声が引き戻した。
「交戦に入るわ!」
言うが早いか、映像に小さく見える黒い点に向かって叢雲が進路を変える。
そこで、俺は海原を支配する深海棲艦と言うものを始めて目にした。
黒い。と言うのが一番の感想だ。モノトーンの外殻に、目玉らしき部分が
内側からもれる緑の光で輝いている。相手も叢雲も高速すぎてよく見えないが、
前後に長い魚のような形らしい。
ざあああ、という水を跳ね除けて進む航行音が耳につく。並走してお互いに
射撃を当てる距離を測っているのだろうか。
「沈みなさい!」
不意に画面に叢雲の腕が映ったかと思うと、閃光と爆発音の後、数十メートルほど
離れた深海棲艦が跳ねる。着弾の衝撃でひっくり返ったらしい。
「よしっ、撃沈!」
画面に映った小さな握りこぶしと声の調子で、笑みを浮かべてガッツポーズをする
叢雲が目に浮かぶようだった。
「おおー……すごいな、叢雲」
思わずもれた感想に、
「ま、当然の結果よね」
と言う割には得意げに返してくる叢雲に、思わずこっちも笑顔になってしまった。
「さて……どうやら、正面の島を右か左に四半週すれば終わりらしいんだが……お?」
突如海図上に羅針盤と女の子が表示された。何の気なしにタッチしてみると、ぐるぐると
少女が羅針盤を回す。そして示されたのは……南東。
「なに? 提督。どうしたの?」
「ああ……すまない。画面に羅針盤が表示されて……妖精さんっていうのか? あの娘が
適当にまわして南東と出たんだが」
ふと見ると、叢雲は撃沈……いや水面に浮かんでいる深海棲艦に近づいているようだった。
「ふうん……それは多分、航路の選定をしているのね」
「航路の選定? 自由にはならないのか?」
「ええ、深海棲艦がいる場所はね、時空が乱れるのよ。艦娘はその領域に侵入するための能力を
持ってるけれど……それでも決まった場所しか通れないという制限付きよ。それを無視すると……」
海域の外にはじき出されるらしいわ。深海棲艦を退治しなければ行けないのは主にこの性質のせいね。
ひとたび群れを成せば、そこは艦娘以外……今は失われてしまった時空切断航法を使える兵器以外の
全てを締め出してしまうから」
「時空切断航法……か。確か何十年も前に太陽系外に旅立った宇宙船が、その技術を使って居たらしいな」
「そっちは、私たちの知るところじゃないけどね。何にせよ、私たち艦娘は昔と同じように敵を撃滅するだけよ」
その言い方がやけに冷たく聞こえて、俺はとっさに何か言おうとしたが……今まさに駆逐艦として……
人間ではない存在として戦闘に出ている叢雲に何を言えるものでもなく、他の話題に移った。
「しかし、そんな危ない場所に居たのか……所でさっきから何をやってるんだ?」
近くで見るとかなり大きく、全長4〜5メートルほどのそれに手を当てて何事かつぶやくと、いきなり
にゅうぅ、と粘土のように形を変えて、叢雲の背後……おそらく装備の中に収まってしまった。
「うおっ……何をしたんだ?」
「深海棲艦の回収よ。シャクだけど、こいつらは艦娘の装備の素材になるのよ」
さらりととんでもない事を聞いた気がする。
「そ、そうなのか?」
「詳しくは知らないけど、そうなのよ。運がよければこれで艦娘が一人増えるわ」
そういう風に増えるのか、艦娘は。てっきり活動することで軍の本部からもらうのかと思ったが……
一回出撃しただけで増えるなら、100なんてあっという間なんじゃないか? 不安になってきたな。
そんな俺をよそに、叢雲が聞いてきた。
「それで、どうするの? このまま作戦を続行?」
「ああ、そうだな……特に怪我もないようだし、続行しよう」
「了解。南東に進路を取るわ」
またも超速の進行が始まった。
291 :
!ninja:2014/05/10(土) 17:59:28.63 ID:I5F9d3oR
そして、そのわずか小一時間後。
「ありえないわ……この私が……」
叢雲は服と装備をぼろぼろにして帰投していた。
「ま、まあまあ……さすがに3対1じゃ無理だって」
ご機嫌斜めなのは分かりきっていたので、俺は妖精さんに言って蒸しタオルを用意していた。
叢雲はひったくるようにそれを奪うと、ごしごしと海水にまみれた顔をぬぐう。
「ふん……あんたにしては割と気が利くじゃない。ほめてあげる」
仮にも提督に対してこの口の聞き方はどうなんだろうと思わなくもないが、叢雲も大変な
目にあったことだし、礼として受け取っておこう。そう思えるくらいには、俺はこの艦娘を
好きになり始めていた。
しかしそれ以上に……
「えっと……中破してるみたいだし、入渠しないとな」
袖やストッキングはもちろん、腹の辺りが大きく裂け、ちらりと胸の下の部分さえ
見えてしまっている格好は、戦闘直後の叢雲には申し訳ないが非常に扇情的だった。
ほっそりとした腰、わずかに浮いてみえるあばらが華奢さを強調している。というか、
叢雲はこの服の下にブラをつけていないのだろうか? 次は普段から凝視してしまいそうだ。
「屈辱だわ……私がドック入りだなんて」
「ま、今日はゆっくり休んでくれ……あ、補給が先かな?」
突如足元で声がする。
「はいはーい、補給なら妖精さんについてきてくださーい。入渠にもあんないしまーす」
作業服らしきものを着た妖精さんについて叢雲が歩いていった。
こうして俺の艦隊の初出撃は終わった。
「提督さん! 新しい艦娘が加わりましたよ!」
ちょろちょろと妖精さんが俺の足元で走り回る。近くの倉庫の中に呼ばれて入っていった。
中には、鋼鉄製のベッドというか……はっきり言って棺おけみたいな形の、上蓋が透明な
ポッドの中に少女が目を閉じて横たわっている。
「じゃーん! さあ、キスをして目を覚ましてあげてください!」
「ああ……毎度これをやるのか。というかまだ目を覚ましてないのか?」
「ええ、叢雲さんは初期艦娘だから特別なんです。普通は初期化してから目覚めるんですよ」
もう文句も出てこないが、初耳のことばかりだな。
改めてポッドの中の少女を見ると、初期艦娘の一人だった電に見えた。が、ちょっとだけ
違うような気もする。
意を決して眠れる少女にキスをする。
「んっ……ふぅ……」
あどけない少女の唇から色っぽい吐息が漏れるのにどきどきしつつ、三秒くらいで離した。
「んん……」
むくりと身を起こすとすぐに目がさえたようで、くるりとこちらを向いた。
「始めまして司令官! 雷よ! かみなりじゃないわ! そこのとこもよろしく頼むわねっ!」
にっこりと笑って、電でなく雷が挨拶をした。
「ああ……いかずち、な。よろしく頼む」
よいしょっと、といいながらポッドから飛び降りた雷は、しげしげと俺の全身を眺めた。
落ち着かない思いをしていると、突然へにゃっ、という感じで相好を崩して笑う。
「なかなか良いじゃない……ね、司令官、私が目覚めたって事は、ちゅーしたのよね?」
「え、ま、まあ……そうだよ。初めてが俺で申し訳ないけど」
「えへへ……そっか。何だか胸の奥が熱い感じ……ねえねえ、もう一回ちゅーってしてみない?」
「うぇっ!?」
思わず変な声が出てしまう。叢雲とは打って変わって、ものすごく親しげでハイテンションだ。
小動物を思わせてとても可愛らしいが、しかし美少女でもあるわけで、急接近されると
ドキドキしてしまう。
「んーっ」
にゅうう、とタコの唇を突き出してくる雷に本気で唇を重ねたくなっている自分に
戸惑いながらも、何とか自制して彼女の肩に手を置いて止めた。
「ちょっ、落ち着いてくれよ。……とりあえず司令室に行こう」
「はーい!」
雷は特に気分を害することも無く、元気に同意してくれた。彼女なりの冗談だったのかもしれない。
倉庫の外に出ると、雷が腕を絡めてくる。
「あ、あの……」
「なあに? 司令官」
「どうして、腕を、その……」
「あっ、ごめんなさい、嫌だった?」
そう言って離れようとする雷を反射的に引き止めてしまう。
「いや、そうじゃなく。突然だから驚いたんだ」
ぱっと表情が明るくなり、雷が再び身体を寄せてきた。
「ん、ありがと。……何だかね、司令官のことが好きー、って気持ちが溢れてきて、
こうやってくっついてると凄く幸せなの」
くつろいだ表情をした雷の言葉には、嘘は感じられなかった。俺も俺で、
初対面の雷とくっついていて不思議と違和感を感じない。このまま雷の手を取って、
恋人のように手をつなぎながら歩くのが自然なんじゃないか……
そんな奇妙な親しみを感じながら、司令室まで歩いていった。
司令室に着くなり、雷が小首をかしげた。
「ここが司令官の部屋? なんだかタバコくさい……司令官タバコ吸うの?」
「いや、今日着任したばかりだからな。前任の司令室そのままだよ」
「そっか。そうよね、司令官はまだハタチって感じじゃないものね。
それより、今日着任って他の子はどれくらい居るの?」
どこまでくっついたままなのかと思ってそのままにさせて自分の椅子に座ると、
雷は俺のひざの上に腰をおろした。
ドキドキしながらもそっと腕を回して抱くようにすると、雷も腕を絡め、ぎゅっと
俺の腕を抱き寄せてきた。わずかなふくらみ、身体の柔らかさを感じて、興奮が限界を超える。
「あっ……」
すぐさま雷に悟られるが、恥ずかしくて声も出ない。
「し、司令官……あのね、今日の夜、司令官の部屋に行くから……だから、それまでは……ね?」
何を言っているのか理解が追いつかないままに、がくがくと首を縦に振る。
「そっ、そうだ、他の艦娘の話だったよな! 初期艦娘の叢雲一人しか居なかったんだ。
だから雷で二人目だよ」
「そうなの? じゃあ私にうーんと頼っていいからねっ!」
まだほんのり赤い頬のまま、腕の中の雷が俺を見上げてにっこり笑う。俺はといえば……
「……もう、司令官のえっち」
その可憐さに、またも興奮してしまうのだった。
それから気まずくなりながらも、雷は俺のひざから降りず……むしろ積極的に身体を密着させながら
二人して言葉少なに過ごした。
手持ち無沙汰の俺は目の前の端末を弄りだし、ふと気づく。
「あ、この『はじめての「編成」!』っての、今なら達成できるな。ちょっとやってみるか」
「そうね。報酬もあるみたいだし」
「よし、達成、と……お? 白雪?」
「あら、新しい子が来るのね。司令官、迎えに行ってあげましょうよ」
「そうだな……というより俺が行かないと目覚めないんだろうな」
「あ、そっか。他の娘とちゅーするのよね……司令官、私のこと忘れちゃ嫌よ?」
俺の袖をクイクイ引きながら見上げてくる雷に、なんと応えて良いか思案しながら……
俺は雷を引き連れて白雪を起こしに行った。
それから……あっという間に回復した叢雲が今度こそ3人で正面海域の敵を撃破し、
次なる海域への出撃許可が降りた。それと同時に、さらに二人……響と那珂が艦隊に加わった。
この二人もまた、雷よりは叢雲に近く……要するに俺に対して普通の態度だった。
雷だけが例外なのか、それともこの先艦娘を仲間にしていけば何人もそういうことがありうるのか……
不謹慎ながらわくわくしてしまうのは、哀しい男のサガなのだろうか。だが、そんな未来のことより
今気にかかっているのは……
「本当に……来るのかな」
執務室の隣、俺の私室で、俺は割りと豪華なベッドに腰掛けていた。風呂に入ったり歯を磨きまくったり、
そわそわして我ながらみっともないとは思うが……あんな美少女に夜這いを宣言されたら
誰だってこうなってしまうだろう。
窓の外には、夜でも明かりが落ちることなくいくつか輝いている。軍事行動が夜にまったくないとは
俺だって思っていないから別に不思議ではないが……これを維持している妖精さんには頭が下がる思いだった。
窓からでは兵舎は見えないため、雷が歩いている姿など見えるわけもないのだが、じっと地面を見ると
たまに妖精さんが歩いて移動していたりして、暇つぶしにはちょうど良かった。窓の向こうの波の音も
部屋の防音で遮られているような有様だったから、たとえ雷が前の廊下を歩いていても分からなかっただろう。
だから逆に、こんこん、という音が空耳でないことは、すぐに分かった。
「こ、こんばんは……司令官」
枕を抱いた美少女が、ドアを開けたすぐそこに立っていた。ピンク色のパジャマを着て艤装も無い
彼女は、ただの少女としか見えない。
「あ……ああ。その……は、入って。雷」
上目遣いにこちらを見るその瞳の輝きに吸い込まれそうになる。昼間と違って、誰はばかることなく
見つめていてもいいのだと思うと、自分の中の何かが暴発しそうだった。
こくりと頷くと、雷はとてとてと早足で俺の部屋に入ってきた。そして、ベッドと向かい合って
数秒逡巡してから、ベッドに腰掛けた。
抱いた枕に強く押し付けられた顔が真っ赤になっているのがすぐ分かる。
庇護欲とともに、嗜虐心をひどくくすぐられる光景だった。こんな可愛い娘を自分の好きに
できると思うと、心臓がばくばくと高鳴り、手が震えるほどだ。
足がもつれないように祈りながら、努めてゆっくりと雷の隣に……すぐ隣に、腰掛けた。
「雷……」
恐る恐る、彼女の細い太ももに手を載せる。湯上りのように温かく、しっとりと手が沈むような
やわらかさが、俺の理性をさらに溶かしていく。
雷はびくりと身体を震わせて、のろのろと顔を上げ、俺を見た。潤んだ瞳が、部屋の照明で
宝石のように輝いている。
「司令官、ん……」
そっとまぶたを伏せて、唇を差し出す。我慢の限界か、俺は流れるように唇を重ねていた。
それと同時に、雷が抱いていたそば殻の枕をそっと取り去り、俺の枕の方に投げる。
「んぅ、ふ、ちゅ……」
雷の方から、ついばむように俺の唇を吸ってくれる。俺は返礼とばかりに舌で雷の唇をなぞるように
撫でた。
「んっ、んむぅ、ふぁ……」
雷の身体全体が震えたのが分かる。上ずったような色っぽい声が、あどけない雷の口から発される度
たまらない興奮を覚えた。その細い腰を抱き、ゆっくりとベッドに押し倒してより深くキスをする。
「ちゅっ、んくっ、うんっ」
なるべく体重をかけないように雷と密着すると、その温かさ、やわらかさにめまいがする。キスは
とっくにお互いに舌を差し入れ、唾液を交換する深いものに移っていた。
そしてついに、俺の手が雷のかすかなふくらみに乗せられる。
小さな手が、俺の胸の辺りをぎゅっと掴むが……目は閉じたままで、ねっとりと舌を絡めてくるキスは
むしろ激しさを増している。
ふうふうと形の良い鼻から漏れる鼻息を唇の上の方に感じながら、小さな胸をまさぐりだした。
ふにふにと柔らかく甘い感触がするそれは、強く揉めば崩れてしまいそうなほどだが……実際にもんでみれば、
確かな瑞々しい肌の弾力がある。そしてパジャマの上からでも、一味違う感触の乳首がはっきりと分かった。
完全に覆いかぶさり、キスを続けながら胸の甘美な感触を味わっているだけで満足しそうな位に
雷の身体は最高だった。
だが、俺の欲望を煽り立てるように、雷はキスと愛撫を続けるとじっとりと首筋に汗をかき、乳首がどんどん
硬くなっていく。閉じられていた目はいつの間にか薄く開いていて、しかし色欲にまみれたように潤み、焦点を
結んでは居なかった。
ちゅる、と雷の吸引を引き剥がす音を立ててキスを終えると、銀の糸が俺の唇と、雷の引っ込められていない
ピンク色の舌の間にかかった。身を起こして、俺は服を脱ぐ。ズボンも全て脱いでしまうと、恥ずかしげも無く
勃起したそれを雷に見せ付けた。
そろりと首を向けて雷もそれを見ている。と同時に、首元に手を当てて、パジャマのボタンを外し始めていた。
そっと俺が雷の腰に……パジャマの下に手をかけると、手を止めずに無言で腰を浮かせる。パンツごと
脱がせた俺の目の前に、まぶしいくらいに白い雷の裸の下半身が飛び込んできた。
雷はさすがに顔を背けて、耳まで真っ赤にしている。やがてボタンを外し終わると、手でひさしを作って
目元を隠して、上ずったか細い声でこう言った。
「しれー、かん……電気、消して……ね? おねがい……」
その一言で俺の理性は完全に吹き飛び、雷の股間に顔をうずめて毛の一本も無い餅のように柔らかなその
肉ひだに舌を這わせていた。
「んくううぅうううっ、あうっ! だ、ああっ! しれーか、ぁあっ、そこだめ、そこっ、ああーーーっ!」
ちゅばっ、ちゅばっ、と塩味のぬるつく液体をすすり、むっとする匂いを胸いっぱいに嗅ぎながら、
クリトリスといわず膣穴といわず、欲望のままに雷のまんこにしゃぶりつく。細い肢体がのたうつように
跳ね、ベッドがぎしぎしと軋む姿が白い照明に照らされて、最高に淫靡だった。
与えられる快感に耐えかねたように身をよじり、俺から逃れようとするのを両太ももをがっちりと抱いて
逃がさない。ぴんと立ったクリトリスが眼前にあるので、皮に包まれたそれに吸い付き、口の中で
執拗に転がしてやる。
「ひぐっ、あうぅぅぅぅんっ! ひぃっ、あーーーーーっ!」
それまでは脱力していた両足をピンと伸ばし、部屋中に響くほどの声を上げて、雷がもだえ狂う。ぎちぎち、と
音のするくらい体全体に力をこめて硬直させ、がくがくと痙攣した後……糸が切れるように全身を脱力させた。
「はっ、はっ、はっ……」
時折ひくひくと痙攣し、浅く荒い息をつく雷の小さな身体が、女として芽吹いていくようなその光景に、
感動さえ覚える。まだ俺が口付けているまんこは幼女のように一筋でしかないが、奥からとろとろと蜜を
あふれさせ、雷の股と尻を卑猥に輝かせ、ベッドのシーツに大きなしみを作っていた。
「雷……そろそろ、入れるよ」
クリトリスを嘗め回されて絶頂し、息も絶え絶えの雷が、それでも気丈に、こくんと頷いた。
パジャマの上はまだ脱げておらず、俺が抱き起こして下のシャツとともに脱がしてやる。
「やだ……赤ちゃんみたいで恥ずかしいわ」
はにかむように笑う雷は、乳首をびんびんに立たせ、開いた股がしとどに濡れていてもなお、清らかに
美しかった。そんな彼女の手を握り締めながら、もう一方の手で俺の棒を握り、ぬるつく秘所にあてがって
入り口を探り当てていく。初めての性器への刺激に暴発しそうだ。
「ん……は、あぁ……もう少し、下……うん……あふっ、そこっ……」
悩ましい声で俺を雷は俺を導いてくれる。ぬぷ、と開いた膣の感触に、俺は腰を慎重に突き出し、
ついに雷に侵入を始めた。やけどしそうなほど熱く、そして押し返される狭さをねじ伏せて、力をこめる。
ぬるり、と愛液ですべり、ついに亀頭が飲み込まれる。そこから先は手を添える必要も無く、雷の身体を
抱き寄せ、少女を犯す至高の快楽に酔いしれた。すぐに処女膜と思しき抵抗に突き当たり、雷の顔を見る。
こくり、と頷いて、微笑んでくれた。
唇についた愛液を手の甲でぬぐい、俺は雷にそっとキスをしながら、処女膜を突き破った。
「んっ……!」
さすがに痛いのだろう、雷は目をつぶり眉を寄せて耐えている。俺はさらにずぶずぶと沈みこんで行き……
一番奥に達した時点で、勝手に射精してしまっていた。
「ふあっ、司令官のが、中で、びくんびくん、って震えてる……」
身体ががくがくと震え、目の前が真っ白になるほどの快楽を味わう。どくんどくんと、自分でも信じられないほど
長く射精が続き、雷の子宮を精子で侵していく。
射精が終わってもなお、俺のは硬いままだった。雷の身体を、まだまだむさぼりつくしたかった。
「んっ……司令官、その、もう大丈夫だと思うから……」
うごいて、いいよ。
顔を真っ赤にして、かすれるようなささやき声のその言葉で火がついたように、俺は腰を振りはじめた。
「んんっ、あ゛うっ! あぁっ!」
雷自身の愛液に俺の精液が加わり、処女の膣内であってもすべりは十分だった。ぐぷっ、ぐぷっ、と
粘液を肉壷の中でかき回す卑猥な音を立てて雷の処女膣をこね回すと、今までのあえぎ声とはさらに
違う、搾り出されるような、どこか獣のようでもある、生々しく雌を感じる声をあげて雷はもだえた。
初めて目にする汗に濡れた平坦な胸に吸い付いて、しょっぱさと共に感じる不思議な甘さを味わう。
みっちりと締め付け、まとわり付いてくるような雷の膣の感触に、俺はピストンの途中でも我慢することなく
射精していた。
「んひいぃいいんっ!! ひぐっ、うああぁぁあああんっ!」
まるで萎えることも無く、もはや泣き叫んでいるのと判別がつかないよがり声を上げている雷に
精液を流し込む。俺の脈動に合わせて膣をうねらせ、精液を搾り取ろうとするのに逆らわず、最奥で
じっとしてそのサービスを余すことなく享受してから、また腰を振る。いつの間にか握った手は離れ、
お互いに抱きついて密着し、舌を絡めあう。
それから何時間も同じ体勢で、抜かずの生殖行為に励み続けるのだった。
視界がなんとなく明るいのを感じ、目が覚めた。
「司令官、おはよ」
窓の外の薄明かりで照らされた雷は、やはり見とれるくらいに綺麗だ。俺の腕の中で、股間から俺の精液を
あふれさせている姿とくれば、特に。
どちらからとも無く唇を重ねて、一緒にシャワーを浴びた。当然また欲情して、ボディーソープを
塗り付けあいながらの対面座位で1発射精した。
せがまれて備え付けのドライヤーで雷の髪をぶおんぶおん乾かし、ちょいちょいと髪型を整えると、
持ってきた枕を抱いて雷は帰って行った。
「マルロクマルマルから訓練しようって、昨日みんなで話し合ったの」
だそうだ。にっこりと微笑みながら、小さく手を振って廊下を早足で去っていく雷を、俺はぼーっと
見送った。
一人自室で考えることは……
「やっぱり、何かあるんだろうな……あの注射か?」
キスで目覚める、うら若き娘の形をした兵器。好感度の高さ。身体の相性。何より俺の絶倫さ。
つまりは、そういうことなのだろう。艦娘と、それを率いるものを括る、鎖。女性の場合どうなるのか
興味がわかないでもないが、この分だと希少そうだ。
性臭漂う部屋の窓を開け放つ。大きなしみがついたシーツをはがして、洗濯機に放り込んだ。放って
置けば妖精さんが洗ってくれそうだが、さすがにそんな気にはなれない。
100人以上の提督。毎日数人増える艦娘。それらが社会に放たれ、まともな仕事にありつけるかどうか。
元クラスメイトの言葉を思い出す。性風俗に関わる艦娘は、すでにいるのだ。もしかしたら、雷と
同じ姿、同じ性格の娘が。
いや、むしろ普通に仕事に就いて生活しているほうが、周りの男がほうっておかないか。
「軍は、艦娘との混血を進めようとしているのか……?」
昨日見たとおり、時空がゆがんだ領域に侵入し、超高速で戦闘する力を艦娘は持っている。
人の形をしているが、明らかに人の領域を超越した力を持った存在。さらに、常人以上の美しさを持っている。
個人的には彼女たちと子孫を残せるのならむしろうれしい位だが、嫌悪感をもつ人もいるだろう。
特に女性側は淘汰の危機に晒される。
目的は、深海棲艦に対抗するためなのか、もっと先の何かを見据えているのか、それとも……
「……考える意味もない、か」
俺はため息をついて思考を中断した。仮に目的が分かったとしても、それを止められる立場でもない。
世に何百人の雷がいるのか分からないが、俺にとっての雷は今日抱いた彼女だけだ。そしてまだ見ぬ艦娘達もまた。
深海棲艦の脅威は実際あり、領域一帯を占領してしまうものと分かった。それに艦娘で対抗する行為は、
間違いなく人類のためにはなっているだろう。それで十分だ。俺にできることは、自分の艦娘を大事にすることだろう。
「さ、今日も一日、がんばりますか」
こうして、俺の提督としての人生が始まったのだった。
おわり
最初は北上さんとだらだらHするのを書こうとしたがそこまで進まなかった
幼女に抜か八とか鬼畜だなこの提督……いいぞもっとやれ
何気なくプレイしていた艦これの世界はこんなにもリアルだったのか…と思えるくらいリアリスティックな設定で良いと思います乙
あのー…初期艦の叢雲さんはどちらへ?
食堂で結婚したいけど無理だよなぁと呟いてみたい
世界設定からエロまでボリュームあるSSをありがとう 時間ある時に読ませていただくわ…
SS書きに上遠野フォロワーの人多いよねえ
駆逐艦ズは何歳くらいの設定なんだろうね
学生なのは間違いない
軍人学校的なのに通っている雰囲気だが女学校な感じがする
ここって女性提督ネタ書くとおこられるんだっけ?
女性提督というか百合に対する強烈なアレルギーを反応起こす奴がいる
かと言って女性提督と野郎の絡みだと艦これである必要性も無くなる
連装砲くん上位で女性提督とのオネショタものにしよう(錯乱
>>304 実は艦娘男体化とかいうジャンルまであるんだぜ
見たくないけど
そういう感じか
女性提督×艦娘を書くのはとくに禁止というわけではないんですな
わかったありがとう
>>307 >>1見ると注意書き必要っぽいな
あと強烈な反発起こす輩がいるらしいので下手したら荒れる
無難に百合スレに書くかチャレンジするかは任せた
>>306 渋とかで流行ってる「島風くん」は正直何の冗談かと思える
>>307 5スレ目の最後の方なんかが一番百合関連で荒れてた時期だな 見れる環境にあるなら参照するといいかも
百合スレもpinkだしエロは可能だお
反発起こすとかいう書き方が嫌らしいな
そもそも百合レズが普通に受け入れられると思うのが間違い
明確な名前ありなのに全く話題にならない島風漫画の青崎すみれ提督
百合より触手とか虫とかの方が好きだけど受け入れられやすさなら百合だと思うぞ
なんだか知らんがビスマルク乙パイは最高という流れか
私は想像妊娠できるほど開発された吹雪ちゃんのお尻の穴を推します
渋でタグや辞典が百合寄りに編集する馬鹿がいるから嫌い
渋の話をここに持ってくるバカは帰ってくれます?
さて、また以前のスレみたいな不毛な言い争い始めるのかな?
何が嫌かで語るより、何がエロいかで語れよ!(AA略)
エロありの百合なら渋の方が見てもらいやすいかなあとは思う
百合スレの方も、投下よりは百合語りの方が多い雑談ぽい空気だし
まあもちろん何をどこで書いても反応もらえないときはもらえないのだけれど…orz
>>1を読めばわかるのにわざと話振ってる時点で荒らそうとしてるのは明白
324 :
2-358:2014/05/11(日) 22:44:56.45 ID:QFRj+f2x
えっと不人気でおなじみの妙高型です。
半年ぶりのアップです。
すいません。丸二日推敲しましたがエロまでたどりつけませんでした。
戒めてとして最前半アップします。
後半も早めにアップします。
妙高型みすてないでぇ
325 :
2-358:2014/05/11(日) 22:45:56.04 ID:QFRj+f2x
4-1-1
鎮守府の食堂は喧騒に満ちていた。
喧騒を煽るかのように食欲をそそる香りが食堂に漂っている。
「カレーライス♪カレーライス♪」
謎の節をつけた歌を駆逐艦娘達が楽しそうに歌いながら配膳口に並んでいる。
金曜日の夕食はカレーライスである。
泊地からほど近い獅南島で夕食を取る艦娘もいるがカレーの日はほとんどの艦娘達がここで夕食をとる。
ここで暮らしている艦娘達全員を収めて余りある大食堂は付属の厨房も含めて鎮守府自慢の設備である。
食堂を仕切っているのは給糧艦『間宮』だが、艦娘達が手伝うことも多い。
「暁、にんじんは残さないんだぞ」
「一人前のレディは好き嫌いなんかないんだから。それにカレーのにんじんは、食べられるし」
「ねぇねぇ、今日のカレーは誰のカレーかな」
「電は鳳翔さんの辛くないカレーが良いのです」
カレーは海軍の定番メニューということもあり普段に増して手伝いを申し出る艦娘が多い。
客船仕込みの葡萄酒を使った飛鷹姉妹の欧風カレー。
豚ばら肉とたくさんのお野菜が入った鳳翔のカレーは正調おふくろの味だ。
意外なところでは酒粕を使った那智の和風カレーや苦瓜の入った伊58のカレーも人気だ。
「今日のカレーは……提督カレー、やったぁ!」
男子厨房に入るべからず、昭和の提督が見たら仰天するだろうが提督の趣味は料理である。
最初は内緒にしていたのだが、最近は良く厨房に立つようになっていた。
材料を刻んだり、具材を煮込んだりしながら戦略を練るのがいいらしい。
特に沖ノ島攻略戦が始まってからというもの、彼は厨房に立つことが増えた。
信頼し可愛がっている艦娘達が己が作った料理を喜んで食べてくれるのが何よりの気分転換なのだ。
今日の提督カレーはバターの香りが芳しいチキンカレーだ。
提督カレーは毎回色々変わる。きちんと手間をかけて作られた提督カレーは艦娘達に人気が高い。
配膳口では割烹着姿も神々しく《艦隊の母》鳳翔が艦娘達にカレーを盛り付けている。
「上々ね」
「メシウマ!」
「はぁ…癒されます…感謝ですね…」
「ほう。これはなかなかのものじゃな」
あちらこちらで艦娘達が楽しげにカレーを平らげていく。
併設されている厨房から提督がその光景を目を細めながら眺めている。
艦娘達との生活。
今の彼にとってかけがえのないものがそこにはあった。
暫く食堂を眺めていた提督は、傍らでいそいそと調理器具を片づけている艦娘に笑いかけた。
「羽黒、手伝ってくれてありがとう」
326 :
2-358:2014/05/11(日) 22:47:25.56 ID:QFRj+f2x
4-1-2
「いえ、あの、こちらこそありがとうございます」
恥ずかしそうに羽黒は微笑んだ。
白い三角巾と同じく白いエプロンが彼女の楚々とした魅力を強調する。
「司令官さんのお手伝いはお料理の勉強になります」
「そんなに大したものじゃないよ。でも羽黒が手伝ってくれて本当に助かった」
そう言っていつものように頭を撫でる。
艦娘の頭を撫でて労いや感謝の意を表すのは提督の癖だった。
羽黒は嬉しそうに頬を赤らめた。
―司令官さんの手、優しくてあったかい。
彼女は提督に対して好意以上の気持ちを持っていた。
だが、生来の気弱さからそれを提督に伝えられずにいる。
姉たちや一部の積極的な艦娘達はストレートに提督に気持ちを伝え、それ相応に提督との時間を楽しんでいる。
―私にはみんなみたいな積極性はないから…それに、もし、嫌いって言われたらどうしよう。
そう思い俯いている日々を続けていたが、二週間程前に見かけた提督と足柄の密事から羽黒の中で何かが芽生えた。
那智も妙高もそれぞれに提督と深い関係にある事を目撃してしまった。
同じ姉妹艦にできたのに。
自己嫌悪と嫉妬が羽黒の胸に渦巻いた。
ともすればそれは暗い悪い方へと彼女を導いてしまっただろう。
だが、ここで彼女は思い出す。
『艦内生活一般心得 宏量大度、精神爽快なるべし。狭量は軍隊の一致を破り、陰欝は士気を沮喪せしむ。』
帝国海軍昭和14年練習艦隊心得が彼女はうじうじするのを止め正面からの行動に出る事を決めた。
まごうことなく彼女は帝国海軍の一員、太平洋を所狭しと暴れまわった甲型巡洋艦なのだ。
そして『見敵必戦』こそは彼女達のモットーだった。
彼女は提督に思いを伝えるための作戦を練った。
そして、機会を増やせば同時に告白できる機会も増える、という結論に達した。
鳳翔にクッキーの作り方を習って以来、出撃の合間や休養日を使い料理の腕を磨いてきた。
特訓のおかげか一通りの事はできるようになり、ここしばらくは提督と肩を並べて厨房に立つことに成功していた。
取りあえず前哨戦に勝利したというべきだろう。
だが、彼女の目標はここではない。
―こ、ここで満足しちゃダメ。
327 :
2-358:2014/05/11(日) 22:53:24.20 ID:QFRj+f2x
4-1-3
意を決した羽黒は精一杯の勇気を奮い起こした。
「あ、あの司令官さん」
「ん?どうした」
「あの、その…」
もじもじと先に進まない。
そんな姿の羽黒に何人かの艦娘達が気付いて無言のエールを送る。
照れ屋でおとなしい羽黒はともすれば臆病なイメージが印象に残ってしまう。
しかし、戦場での彼女は勇敢かつ熟練した海古強者だった。
『海の餓狼』妙高型重巡の名に恥じないその戦いぶりとその身を持って僚艦の盾にすらなる仲間思いの性格から姉妹のみならず他の艦娘からの信頼も高い。
目の前で茹蛸のようになる羽黒の頭を撫でている提督も内心の昂ぶりを自覚していた。
艦娘達に囲まれた生活に好意を寄せてくれる艦娘からのアプローチ。
口さがない艦娘達から鎮守府の種馬だのち○こ司令だの呼ばれている提督だがそれ故、余計に博愛主義を貫いてきたし艦娘達も敢えて提督を独占することは無かった。
『海軍士官たるもの港ごとに女がいて、粋な遊びの一つや二つできなくてどうする』
英雄色を好む、という言葉が一種のステータスとして通ってた時代の記憶を根底に持つ艦娘達にとっては、男子たるもの複数の女性にもてることは美徳としてとられているようだ。
現代の女性から見たら男のわがままのそのものだが、何しろ相手は大正昭和の強い女ばかりだ。
艦娘達が自分を好いてくれているのは嬉しい。どの艦娘も愛しい。言うなればお妾さんだ。
だが、かつて連合艦隊を率いていた提督達に及びもつかないひよっこである事を自覚している彼にとってはどうにもこそばゆい現実でもあった。
帝国海軍の将帥たちのように粋にとはいかず、ただの優柔不断になっている自分をなさけなく思ってしまう。
数いる艦娘の中でも羽黒は提督の中では特別の艦娘だった。
カムラン半島沖で彼女に出会ったとき提督は彼女に恋してしまった。
他の艦娘達に抱く感情とそれはちょっと違っていた。
だからこそ余計に自分が羽黒に惚れている事を意識してしまうと他の艦娘達との関係が壊れてしまうようで怖かった。
はっと我に返るともじもじしている羽黒と視線が合ってしまった。
艤装を外し白い前掛けの前に手を組み猫背気味にこちらを見ていた羽黒は提督に一歩踏みよった。
「あの…今夜、お部屋にお伺いしても……いいですか?」
普段のおどおどした口調とは打って変わった決意の籠った声。
ぎゅっと握られた手が小刻みに震えていた。
今まで逃げていた自分が恥ずかしい。当に答えは出ていたのだ。
羽黒の引っ込み思案な性格を利用して、羽黒に振られる事を恐れていたのだ。
あの慎ましい羽黒が勇気を振り絞って言ってくれたのだ。
答えなければ日本男児ではない。
328 :
2-358:2014/05/11(日) 22:55:44.62 ID:QFRj+f2x
夷を決してた提督は出撃前のされと同等の緊張で羽黒に応えた。
「わかった……夕食終了後、2200に私室で待っている」
提督は前掛けを外し、照れ隠しか軍帽を目深にかぶると傍らの給糧艦間宮に声をかけると、そのまま足早に厨房から逃げるように出ていった。
羽黒は俯いたままエプロン裾を握りしめている。
―った……やったぁ。やっと言えたぁ……司令官さんと二人きり。
大きな瞳は潤み、今にも涙が零れ落ちそうだ。
立ち尽くす羽黒の肩が優しくそっと抱かれた。
顔を上げると鳳翔が柔和な笑顔を浮かべていた。
差し出されたハンカチで目頭を押さえると涙が零れる。しばらくの間、肩を抱いていた鳳翔がそっと促す。
「食べましょ。提督のカレー」
羽黒の心中をおもんばかってかそれ以上は何も言わない。
こくりと小さく頷いた羽黒は銀盆を持って食堂のテーブルに向かう。
銀盆の上には鳳翔の用意してくれたカレーライスと副菜が乗っている。
「おい、羽黒。ここだ」「どうしたの?失敗したの!まだチャンスあるか−」「足柄。声が大きいわ……ここ空いてるわよ」
ぽてぽてと心此処に無く歩く羽黒を姉たちが三者三様に呼び止めた。
姉たちは姉たちなりに羽黒の心配をしていたようだ。
ほとんどの艦娘達は食事に夢中で、提督と羽黒との一連のやりとりを見ていたものはごく少数だったが姉たちは一部始終を見ていたらしい。
さすがは姉妹艦である。
ちょっこんとテーブルに向かう羽黒を姉妹たちは神妙な顔で迎えた。
俯いてカレーを見つめる羽黒の表情は見えない。
暫くの沈黙の後、那智が口を開いた。
「その、なんだ……飲むか。今夜は私が付き合うぞ」
無関心なような顔をしてその実、情実細やかな次女が心配げに切り出す。
「い、一回や二回、断られたって大丈夫。チャレンジよチャレンジ!」
聞きようによってはカラ元気に聞こえてしまうところが足柄の悲しいところだ。
考えようによっては彼女が一番提督(の肉体?)に飢えているようにみえる。
だからライバルが減って喜ぶべきなんだろうがそこを励ましてしまうところが三女の良いところなのだろう。
「―提督が羽黒を傷つける事を言ったのなら後でしっかりお説教してあげる」
普段は優しくお淑やかな長女だが、敵に回すとこれほど怖い相手はいない。
提督に理路整然と意見できる娘は霧島と妙高、不知火ぐらいである。
「あ、あのね…」
俯いたまま、優しい末っ子はぽそりと口を開いた。
ゴクリ。
四姉妹の顔に緊張が走る。
「今夜、私室に…来なさいって」
三人の姉は顔を見合わせると微笑ましいちょっと意味深な笑顔で愛妹に言った。
「「羽黒、頑張ってね!」」
C
330 :
2-358:2014/05/11(日) 23:06:43.31 ID:QFRj+f2x
取りあえず羽黒、頑張った。
ダメなのは提督=書き手だ。
部屋のあれこれも、なんというか、全身舐めしゃぶってるのをなんとか
見ていただけるレベルにまとめてます。
…嫁、難しい。浮気の鈴谷と長波に手を出してしまいそう。
やっぱり羽黒ちゃんは最高だぜ!
乙っした。
続きに期待します。
超待ってたGJ
羽黒可愛い
せっかく棲み分けが済んで争いが落ち着いているのにwww
どうしても相容れないから離れたのに荒らす為に話題を掘り起こすのか
すいません、自分が過去の事を掘り起こしてました
今後はリロードを忘れずに不快な言動は避けるようにします
深海棲艦は駆逐艦軽巡が人外で、リルタカ鬼とお姉系を揃えてる
棲艦を殖やすのも任務である深海提督はお姉さんに興奮するタイプじゃないとツラいな
提督がガチ人外フェチだと殖やせないと誰が決めた?
ちなみに海軍士官は身の回りのこと全部自分でやるのがエラいとされておりまして
かの東郷元帥も晩年まで、孫のような年齢の新人の下女に自ら炊事洗濯はじめ家事の見本を見せてやってたとか、何とか
イ級提督とかいればむしろ人外型に興奮するのが普通なんじゃないだろうか?
雷撃一発で消し飛ぶような脆弱なイ級に組み敷かれ孕ませされる屈強なfragship達というネタ
手足無いじゃないですかー
>>338 そんな海軍士官も初めは初心者
針仕事で指を刺したらもちろん秘書艦ちゃんがおくちで舐めて癒してくれるんですよね
待てよ?
ということはちんこぺろぺろしてもらうためにぎゃああああああ
そういやパタリロで針の裏で肉棒に快楽を与えるとかいうのがあったなあ
とりあえず改行読みにくいのと台本形式はもう少し推敲した方がいい
○○(名前)「〜〜〜〜」みたいなのはなんか読む気しないね
>>345 1レス10行くらいの小ネタならその形式でも構わないけど数レスに跨がる大作でそれだと確かにちょっと「うわぁ」と思うことはある
まあ、それでOKって人や、場所があるからねぇ。ダメな人はとことんだけだけど。
スレチ
愚痴スレか控え室スレに行くべき
何れにしろ作者が投下しにくいような空気は誰の得にもならない
鳳翔さんと他の子も交えた
しっぽり乱交物見てみたい
最初鳳翔さんとの交いをそばで見てた○○ちゃんが興奮&濡れ濡れ
2の段に○○ちゃんが提督&鳳翔さんに同時責めされ絶頂
3の段に鳳翔さんと○○ちゃんがお互いを抱きながら提督に交互ズコバコドビュされて
ラストってやつで
取りあえず愚にもつかないSSは完全無視すべき
そうやって低レベルのSSを駆逐することがスレのレベルを高く保つ秘訣かと
若干水準に達しない物についてはきっちりと指導してやればいいいのでは?
台本とか見せられる方が得しない
あれ?
amp;って一体なんだ?(汗
こんなの打ち込んだ覚えないんだけど?…(汗
知ってる人これ何?
まあ、あと投下したらその前後にぺらぺら喋るべきじゃないね
黙って投下のみするのがマナー
作家気取りでなれ合おうとすり寄ってくるのはちょっとうざいうえに酷評されまいという意図が透けて見える
そういうのは姑息
投下物の質のみで勝負すべき
賞賛だろうが酷評だろうがすべて受け入れろ
>>353 批評家気取りのさくぶん()はちらしに書きなさいボウヤ
後、ボウヤにはpinkbbsは早いからママにご本読んでもらってなさいね
>>352 書き込むときに記号が実体参照(HTMLで特殊記号を書くやりかた)に置き換えられたのかと
使っているブラウザや専ブラを変えることでなんとかなるかもしれない
>>346 ト書き形式は腕次第じゃないかなあ? 好みはともあれト書き形式で商業に行った例(まおゆうとか)もあるんだし
完全主観形式、第三者視点、会話形式など色々あるが面白けりゃいいと思うぜよ
ここは下手の横好きを蹴りだすような場所でもねえべ?
下手とかマナーとか言い出すのは荒らしになるスレだと思ってたぞ
何にせよ、脳内でキャラの声とか、その場の雰囲気が見える感じのSSに当たるとすごく嬉しいよね
股ぐらがいきり立つ
投下する奴に足りないのは謙虚さかねぇ・・・
最近目に余る
技量の足りない書き手が自重すればスレの空気もよくなると思う
そして書き手は淘汰され駆逐されて、スレは過疎化していく、と。まあ荒れないだけ、ナンボかマシか。
何という「お客様」達であろうか
書き手には自由に作品を投下する権利があり読み手には気に入らない作品をスルーする権利がある
自分にとっての駄作は誰かにとっての良作
駆逐だのスレのレベルだのとおこがましいことを平然とのたまう馬鹿共は自分の感性こそ絶対だと盲信しているんだよな ほんと気持ち悪い
全くだ。ちなみに俺は駆逐艦娘が好きだ。
伸びてるからと思えば
ここの書提督方に
「分身姦(提督自身が)おけ」…の同好の方はおられませんか?
備考;
独占主義の方は「分身は「手足の延長」的感覚で操作。
概念的には「感覚がリンクした自分自身の群体」でイメージ
霧の艦隊のくれたタンスに変なスイッチ着いてたので押してみたらナノマテリアルで分裂とかで良いよもう
>>361 完全に同意ですわ。
まあ百合だのリョナだのなら冒頭に一言断りは欲しいがね
>>361 スレ住人にはスレの秩序を守る自由がある
スレ全体の将来を考えるなら、悪性の癌細胞は早期に除去する必要があるのは明白
劣悪な低レベル職人と住人がなれ合った結果
他の職人の投下し辛い環境が形成されて衰退していったスレをいくつも知っている
低レベル帯の投下を駆逐する事と
職人と住人の馴れ合いを防止するのが急務
今後はスレの清浄化を積極的に行っていこうと思う
>>360 お客様じゃなくて単発荒らしでしょ。便乗しているのもいるけど
>>364 初めて聞くジャンルだ。自分自身のコピーで回す感じのジャンル?
荒らしはスルーで
>>364 輪姦願望と純愛を両立したいのか
提督が一人しかいないならコピーすればいいじゃない
(20人に分身して合わせれば)加賀はんや赤城はんに負けへんで(どこがとは言わない)
まさかの天津飯提督か
>>368 >自分自身のコピーで回す感じ
まぁ、そんなイメージw
一度は考えたことない?
「前にも挿入しながらアナルと口にも挿入して、両手と髪で扱きたい(扱いてもらいたい?)
そしてヨガるところを見てみたい・・・」と・・・
自分で自分を犯すところを艦娘に見てもらうのかな?
…違うよな
こいついろんな所で分身分身言ってて気持ち悪いんだよな
思い出した頃に現れるから油断出来ん
しかも自演でレスつけるのがたち悪い
平日日中からおじちゃんたちお暇なの?
ここで辛口な自分アピールしててもお仕事見つからないよ?
はあ妖精さん丸呑みしたい
>>345-346 >>353 思いっきり自分のことだわ
小説書きたいんじゃなくてパロネタ思いついてこんなのどう?
って語りあいたかっただけなんだ
酷評でも貶す目的の横柄なものじゃなくて対等なアドバイス目的の酷評なら
大歓迎だったんだけどなぁ
むしろ欲しかった
とりあえずこのスレに文章投稿するのは撤退します
ROM専に戻るよ
なんか書きこみづらい場所になったのね
自分の作風に絶対の自信があるわけでないし他行きますね
投下する側がクオリティを求めるのは美徳だけど全員が持ってなくても問題じゃないし
逆に読む側がそれを要求するのは傲慢だよねー
じゃあ俺が書いてやるよ(迫真)
1,艦娘が生まれる少し前の話。太平洋の孤島で行われていた謎の生物兵器実験施設の強制査察のため
民間旅客機に偽装した一機の輸送機が飛行していた。
中には経験豊富なシールズ、証拠隠滅を狙うCIAエージェント、道先案内人として参加した施設から逃げ出した謎のエロスーツ着た美少女(比叡)と護衛の提督
ヘイロー降下を行い施設内に潜入した彼らが見たのはマッドサイエンティストの狂気と艦娘と深海棲艦は同じ人体実験から生まれたという地獄のような光景だった。
2.鬼畜エロ提督が支配する南海のとある鎮守府。今日も執務室に卑猥な音が響く。
今宵、榛名が毒牙にかけられようとしたその時、突然装甲服に紅い眼鏡のガスマスクをした部隊が突入し提督を拘束した。
司令部直属のクーデター鎮圧部隊として組織され、陸上ならば艦娘にも対抗出来る強力な装備を持つ彼らは艦娘の保護、艤装解除と鎮守府を捜索するうちにある異変に気付く。
解体と称した虐殺の痕跡、深海棲艦の気配、深海棲艦を神と崇める居ないはずの狂気の現地住民
そして、入渠ドック内で鎮守府のシステムと直結した港湾棲姫と遭遇した時、深海棲艦の戦略の変化が全貌を表し大規模近代化改修艦磯風の照準は首都へと向けられた。
タイムリミットは24時間。榛名は特殊部隊と共闘して磯風を止めることができるか!?
そうだよ童貞だよ(ガチギレ)
>>379 それが賢明かと
緩くて浅い馴れ合い目的のコミュニケーション希望で
雑談したいなら雑談スレで語るのが筋というもの
ここはあくまで作品発表及び評価の場
けじめはつけないとな
>>383 どうかな
RJの単発小ネタみたく雑談から派生してここだからこそ投下されたものもあるだろう
一定の方向性を設けた専門のサイトならともかくこういうところなら受け入れる幅が広い方が盛り上がりやすいし
作品の投下にしばらく間が開いた時に雑談があった方が人が離れにくいし作品が目につきやすい
ご立派な理念はけっこうだが人間としてありふれたことを無視しちゃあより空気の緩い方に人が流出するだけだ
まさに自治厨うぜえの流れ
さっきから評価うんぬん言っているのは自治厨じゃなくて単発荒らしだろ
IDくらい見れ
387 :
2-358:2014/05/14(水) 22:14:57.91 ID:I1RN5iVB
時報に続いて公式アンソロにまで置いて行かれそう…。
横鎮編の執筆者に羽黒一押しっぽいみにまる先生の名が。
なんとか5/16のペナン沖海戦(重巡羽黒最後の海戦)までに仕上げたい。
提督、迷ってないで押し倒した羽黒に何するか決めろ。
書いてると提督がじれったくなる時、ありません?
自分の振ったネタに自演でレスつけて空しくないか?
まあ放置したらレスつくのは無理だから仕方ないだろうが・・・
いいから作品のひとつや二つ黙って投稿しろよ
どうでもいい自己主張はチラシの裏にでも書いてろ
今度は自演認定の流れ
よく見破った、実は俺もあんたなんだよ
>>382 自分で沈めた深海棲艦の断末魔を感知野にもろに浴びて泣きわめきながら失禁したり、
提督に貴重な真水をたらい一杯集めさせてその中で行水する伊401ちゃんはまだですか
潜水艦娘に「君の音紋を取らせてくれ」っていったらどんな反応されるだろうか?
自演会話は続かないねぇ…
「ん……」
空が明るくなってきた時刻、俺は目が覚めた。
起きがけで多少ぼーっとしていたが、抱きしめていた、やわらかくあたたかい存在を確認した途端意識がはっきりとした。
穏やかな寝息をたてて、まるで天使のような顔で眠っている少女。
彼女の名は電。俺の妻で駆逐艦電の力を持った少女だがこうしているとどこにでもいる普通の少女と変わらない。
いつもは留めている髪をおろしたその姿はまた魅力的である。
その電の長い髪を撫でていたら電は驚いたように目を覚ました。一瞬の間の後安堵した顔で
「………おはよう……」
「おはよう、電。起こしてごめんな」
「いえ…」
「Доброе утро」
「二人ともおはよう」
聞き覚えのある二つの声に反応した俺達は声がした方を見た。
電の姉の響と雷がいた。その表情はほんの少し怒っているようだった。
「あなた達さあ……夫婦なんだからもっと激しく愛し合いなさいよ。そこまで繋がっているんだったら」
「まるで付き合いはじめた恋人同士って感じだね」
呆れた感じで言う二人。俺と電は正式に結婚していて。今お互いの性器を結合させていた。
電の膣内はとても暖かくて、動かさなくても気持ちがいい。
「寝る前にエッチするかと思ったら繋がっただけでそのまま寝ちゃうなんて…一応夫婦になったんでしょ」
「だって……そんなことしなくても、何もない時間だって、とっても幸せなのです」
「繋がっている時点で何もないって言えるのかな…」
繋がっただけで激しい行為に至らないのは初夜の時に電を痛がらせてしまったからかもしれない。
電も俺も性行為は初めてであり、勝手のわからない俺は電の都合も考えず勝手に動き、すぐに果てた。
電は大好きだった俺と初めてを交換し合えた喜びを表に出していたものの、
その顔は痛みと涙で溢れていた。涙は嬉し涙もあるだろうが、俺は罪悪感を感じた。
だから二回目以降は入れてもすぐに動かさずに電が慣れるまでじっと抱いたままでいた。
そんなことを繰り返しているうちに動かさなくとも入れただけ、繋がっただけでも割と満足出来るようになった。
いわゆるポリネシアンセックスというやつだろう。
俺は電と繋がりながら抱きしめることで心が満たされ、電も俺と繋がったまま包み込まれていることに心が満たされた。
もちろん射精だってそのうち起きるが、
俺達は毎晩眠ろうとしてから起き上がる時までに射精していようと繋がりを保っていた。
毎日毎日ヤっていたら赤ちゃんが出来ちゃわないかって?心配はいらないさ。
元々艦娘達には生理によって体調や心理の変化が起きることを防ぐために特製のピルを服用する事を義務付けた。
それにより有事の際に生理によって力を発揮出来ない事や、妊娠してしまい戦闘行為が不可能になる事態が防がれている。
「どんな性活送っているのか気になってここに来たけど……あなた達の事だから私達が口出しするようなことじゃないね」
「幸せそうだから気にしないでおくわ。じゃあね。電を悲しませちゃダメよ」
そう言って二人は部屋から出ていった。
「電……」
「いいの。あなたとただ繋がっているだけでもとても幸せだから……
私が沈んじゃうような怖い夢を見ても、目が覚めたら大好きなあなたが目の前にいてくれて…元気になれるのです」
電の素直な告白に思わずドキドキする俺。だがいつまでもドキドキしっぱなしではいられない。
「ところで…」
「うん…」
阿吽の呼吸のように通じ合う二人。互いの目の先には
俺も電も、響も雷も、完全に見て見ぬふりをしてあげていた少女の暁が放ったらかされたまま静かな寝息をたてていた。
これでも暁型では一番のお姉さんである。
「どうしよう…」
「せっかくだし久々に姉妹水入らずで一緒に寝たらどうだ?確か来客用に布団があったはず。あとパジャマも」
「うん、着替えて一緒に寝るね」
そう言って電はパジャマを着替えにいった。俺は新しい布団を用意しに行った。
ふとカレンダーを見たら今日は5月14日だった。
『私が沈んじゃうような怖い夢を見ても、目が覚めたら大好きなあなたが目の前にいてくれて…元気になれるのです』
俺は先ほどの電の言葉を思い出した。電が驚いたように目を覚ましたのはそういうことだったからなのかもしれないと思った。
愛する妻の苦しみや悲しみを和らげてあげたい。ずっと一緒にいて……二人で幸せになりたい……
そう思って俺は少々けだるい体を奮い立たせて今日も一日頑張ろうと決意した。
―終―
多少の独自設定も入れた電ちゃんとの甘々SSです
後書きは日付跨いだけど本文は何とか間に合った……
ちなみにタイトルは本当はGWに仕事ばかりなのでせめて朝はこうだったらなあ…と思って考えたものの名残です
でも朝起きたら電が目の前にいてくれたらそれだけで黄金色に輝く朝ですよね
それでは
>>396 作家気取りなのか知らんが
投下前にごちゃごちゃしゃべらないのは良いが
投下後にだらだら書き込んでるのは後書きのつもりなのか?
不愉快
>>397 お前が昼から書き込んでたキモヲタなのは分かったからハロワ逝け
>>397 黙ってられないなら回線切れ。お前がワナビならてめえが言ったルールに従っててめえの作品で勝負しろ
400 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 00:24:15.18 ID:k/qFbPCs
乙
そういえば「脳に特定の周波数の電流を流すことで明晰夢を起こす」って研究のニュース見たな
怖い夢を見そうになっても、夢見てる自分が内容を制御できるってやつ
戦闘体験によるトラウマ持ち向けの研究らしいから、艦娘にはぴったりかも
外部制御ではないから、エロ方面への応用は難しいかw
>>397 評論家気取りなのか知らんが
一人でチラシの裏に書いてる分には良いが
投下後にだらだら書き込んでるのは感想のつもりなのか?
不愉快
>>394 乙
義理の姉が見てる前で初夜とかとんでもない変態(褒め言葉)
ほーぅ。最近妙ーに解体に回される艦が多いと思っとったら。
ウチの提督は強い艦さえあればいい、お喋りはいらん、弱い軽空母など一切いらん言うんやな。
いやいや、それもまた真理や。否定する気ィはないで。
でもな。戦艦と正規空母だけの艦隊をな、黙々と運用してて楽しいか?
巨乳ばっかりに囲まれるのがホンマに天国か?
たまには弱くても貧乳でもおもろい娘が欲しいと、バカ話もしたいと、ほかの連中がそう思うことは無いと言い切れるんか。
自信のあったネタがウケなかったこと、
どうでもええと思った話が意外にも大ウケ、そんなのはウチもしょっちゅうやで。
そのネタが「イイ」かどうかは、誰かが決めるもんやない。語るウチですらもはっきり分からん。
だからハズレ聞かされたー思ても「そいつを消す」やなく「聞かなかったフリをする」でなきゃ、絶対に次が続かなくなるんや。
提督はまだ若いから、ちょっち分かりにくいかも知れんけどな。
エロくないのはいらんて?そりゃ技量やボリュームの差は当然、ある。千差万別や。
でもな。これだけは覚えとき。
どんな乳も最初から巨乳だったワケやないで。
お前の目の前の貧乳も化けるかもしれないんやで。
素材も見極めず追い払うのは結構やけど、その時になって後悔するなやっちゅう話や。提督。
伸びてると思ったら糞みたいなおしゃべりだったときの落胆を教えてやる
潮ちゃんのおっぱい揉む話Plz
提督に「潮っぱい」と崇め奉られて鬱陶しく思ってたのに、
浜っぱいに乗り換えられたら妙に悔しくて思わぬ行動に出る潮ちゃん
長波みたいなサバサバ娘がおっぱい揉まれて提督の思わぬテクもあり陥落寸前になってるのもいいとは思いませんかッ!!
長波ちゃんはそこはかとなく腐女子臭がしてどうも…
ただの田中少将フェチなのかもしれんが
単発自演会話が捗るねえw
このスレで単発単発ってちゃんと病院行ってる?
>>396 ポリネシアンセックスものとは珍しい
陽炎型ならいざ知らずそのほかの駆逐艦はロリ過ぎて負担凄そうだもんな……
乙乙
スレの流れ読んだが…
好きなのに酔ってしか提督に絡めない隼鷹さんが、以下にして他の艦娘とケッコンしようと考えて相談にくる提督に黒い感情をぶつけるかまで読んだ
後書きはするな何て言ってる人が居るみたいやけど
後書きは投稿者が作品に対する想いを書ける場やと思うんよ
せやから、後書き付けるな〜とかはあまり言わん方がええとちゃうん?
うちかて、フルフラットってばっかり言われとるけと、あんまり言われると傷つくわ
ほな、作者連中は頑張って書いてや
あ…あと、うちが巨乳になったヤツ誰か頼むわ…ほんまに
それは駆逐艦に航空甲板を追加で設置するようなものだ
最初からそのように設計されてたならまだしも
強引に追加してしまえば本来の持ち味がそがれるというものだ
よって、貴官の申請は却下せざるを得ない……得ないのだ……!
やったー比叡のエロパロできたよー(^o^)ノ
───アタシの名前は比叡。心に傷を負った艦娘。モテカワスリムで恋愛体質の愛されガール♪
アタシがつるんでる友達は援助交際をやってる榛名、鎮守府にナイショで
キャバクラで働いてる金剛。訳あって不良グループのヘッドになってる霧島。
友達がいてもやっぱり演習はタイクツ。今日も霧島とちょっとしたことで口喧嘩になった。
女のコ同士だとこんなこともあるからストレスが溜まるよね☆そんな時アタシは一人で繁華街を歩くことにしている。
がんばった自分へのご褒美ってやつ?自分らしさの演出とも言うかな!
「ヒエ〜ッwww」・・。そんなことをつぶやきながらしつこい提督を軽くあしらう。
「ワレアオバ、ちょっと話聞かせてくれない?」どいつもこいつも同じようなセリフしか言わない。
鎮守府の提督はカッコイイけどなんか薄っぺらくてキライだ。もっと等身大のアタシを見て欲しい。
「ワレアオバ・・。」・・・またか、とセレブなアタシは思った。シカトするつもりだったけど、
チラっとキャッチの男の顔を見た。
「・・!!」
・・・チガウ・・・今までの提督とはなにかが決定的に違う。スピリチュアルな感覚がアタシのカラダを
駆け巡った・・。「・・(カッコイイ・・!!・・これって運命・・?)」
男はホストだった。連れていかれて改装された。「ヒェーやめて!」練習戦艦をきめた。
「ガッシ!ボカッ!」アタシは死んだ。スイーツ(笑)
暖かくなると変なのがでるね
流し読みで油断してたら
>>362でお茶ふいた。俺も好きだ。
小ネタとか長いやつとか乙乙
ただのレス乞食なんだから構うなよ
ここは低レベルのレス乞食の自己顕示欲を満たす場所じゃ無いんだが
黙って投下だけするのが理想的な職人の姿だよな
ごくたまに一言くらい書き込む分にはかまわんが
調子扱いて饒舌になってベラベラ喋るのは正直うざい
少し自分の立場をわきまえた方が良いかと
五月雨ちゃんと涼風ちゃんのノースリーブに手突っ込んでおっぱい撫で撫でしたい
書き手やってるけど
今のスレの進行状況さ
怖くて投下できないよ
あ、あとまとめの人
古鷹と木曾が妊娠しちゃうのも、コテハン使ってなかった頃の私のです。シリーズに纏めて置いて下さい。
あと、このスレの作品ダブって登録されてます…
いつも、無理言ってすみません
調子こくを調子扱くって書くやつ見かけるけど
調子ってのはこすったりしごいたりするものなのかな
調子こきすぎるとティッシュが足りなくなるな… ウッ ふぅ…
>>422 御託はいいから
普通に投下すればいい話だと思うが?
元来作者と読者という物はシームレスにコミュニケーションするべきものではないだろう
読者にとっては作品に興味はあるが作者自身には興味はない
作品の出来がよければ評価されるし愚にもつかない代物なら叩かれる
ただそれだけ
とりあえず評論家様が正しい投下のやり方を我々に見せたらいいんじゃない?
何か話を書いてここに御託なしで投下してみてくれよ
ここって、同人感覚でやっちゃ駄目なのかな
お客様は居ない。書き手も読み手も参加者
交流が有っても良いと思うんだが…
イヤならスルーすれば良い。
同人感覚だとさ、書き手と読み手の交流から、その人に惹かれて作品も人も好きになっていく
(まぁ、オンオフの違いは在るけど)
ってのがあるからねぇ
それでいいって人もいれば、看過できない人もいるようで
>>427 匿名板でオフやツイみたいな交流は難しいからあまりそういう期待はしないほうがいい
俺的には雑談で盛り上がったりたまに投下を読んだりできるんならそれでいい
クソみたいな評論家様のお言葉は攻撃的だから、どうしても嫌な気分になるだろうけど、春イベで酒匂が取れなかったり大型で惨敗中で荒れてストレス発散しているクズで可哀想だな、って思えばちょっとは気にならなくてすむぞ
うちの鎮守府には酒匂ちゃんがいるからな!
>>427 そういう場所だと思うが荒らしたいID変え様がいるようで
投下したSSに反応がなくてムギャオーしている無職のワナビだと思えば気にならないかと
オフの日に、羽黒ちゃんをノーブラノーパンで連れ出して街をぶらぶらしながら
物陰でスカート捲ったりおっぱい揉んだりして恥ずかしがらせたい
>>426の暴言は例えるなら、レストランで出てきた料理が不味いので文句を言ったところ
料理人が文句があるならてめーが作れと逆ギレされた
といった感じか
あまり頭は良くなさそうではある
ちなみにそういうケースでは客の勘違いではなく
例外なくまずいというのが真実
荒らしはスルーで
>>431 後で涙目な羽黒から事情を聞かされた妙高姉さんが提督を滅茶苦茶怒るまでがセット
ID被ったけど別人です
自演失敗か・・・
自分の都合のいい流れにしたいようだな
_
//.|
//./|
//./| |
//./ /|. |
//./|/::/| | _______________
□/ / // | |. |
| |/.;;;;//. | ||. | という訳でID:h/6vZPjwは死刑
| | ;;;;;;// | ||| |_
| |.;;;// | |.|| ∧ ∧ |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| |//.. | | ||. ( ・∀・)
| |/. | |. || ( ) ワイワイ ガヤガヤ
______.| |___//| ||__ / | | |__
| | // |. ̄∠/(__(__) /.| ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧.
..∧_∧ (| |⌒/. ∧ ∧⊃イヤァァァ. //| (´-`;)(@・ )(;´∀)(
( ・∀・).(⌒| |//(;´Д`) // | ∧∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧∧
( )  ̄| |/ (⊃ / ⊂.⊃. // | (∀・ )( ´,_ゝ)( )(´∀`
| | |. | | / └─┘ // /. ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧. ∧_∧
(__)_) | | / // / <_` )(´・ω)(д゚` )(
| |/ // /. ∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧_∧ ∧
~~ // / ( )( ゚∀゚)(` )( )(゚д
. // / ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
. // / (д- )( )( ´,_ゝ)(^∀^)(∀` )
>>432 ちなみにお前はとある集団に勝手に入ってきて、「俺ルールと違うから変えろ」って言ってるだけに過ぎないんだよなぁ
>>438 このスレのローカルルールは明記されてないよな?
ならお前がいっていることはお前の俺ルールに過ぎないんだが?
>>432 それ金もらってんだから違うだろ
乞食に配給を無料で配ったら
クソマズイふざけんなちゃんと高級レストラン並みの出せゴルァ
って感じじゃね?
>>440 そういう認識ね
書き手は恵んでやる立場で
所詮読み手は乞食扱いか
>>440 皆が楽しんでいる場で態度悪く暴れる奴を乞食扱いするのは乞食に悪い
あいつらはちゃんと時と場所をわきまえるよ。人間なんだから
>>441 お前のマナーっつうか常識がズレすぎなんだよ
圧倒的に書き手に都合のいい常識ねぇ…
公共の場=匿名掲示板でそれを求めるなよ
賞賛だけほしいなら太鼓持ちだけ集めて自分のサイトでやってろって話な?
>>442 結局見下した物言いだな
上から目線でのご意見か
,,.:.:≧=-=ミメ .. | |
//〈/>'7"⌒:.`ヾ、 . | ,.r-= ニュッ |
__i.://.:.:.:./:.:.:./\.:.:.V . |,. (( -――-.(ソ |
〔__}].:..厶イ.:/し ー 、:.}ヘ ... ../ ̄ ̄~/::::::::::::::::::口 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|
/.:/厶イ/ ● ● ト{__/ . パンツの中から | ̄ ̄ /::/レヘ::::;ヘ:::::  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\|) 58だよ!
. 厶/.:人_ u /`ー‐ 、u |i こんにちわー! | /::l ┃`' ┃`-! ..|
. 厶イハ小:、 / / U八 ヒェー | i::〈 " ヮ "/| ..|
. /Vヾト、`二 ´_,,.イ/ | V_`ー―-.イ/ |
/ ∧ ∨ヽ//|⌒\ ... | |\ |
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/ タ {!!! _ ヽ、
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∧_∧_ \ `ヽ(´・ω・`)" .ノ/ / /`ー'
(´・ω・`)  ̄"⌒ヽ `、ヽ. ``Y" r ' 〈 `ヽ
/ ) ヽ' / 、 `、 i. 、 ¥ ノ `、 ヽ∧_∧
γ --‐ ' λ. ; `、` -‐´;`ー.イ 〉 ´・ω) ,-、、
f 、 ヾ / ) i 彡 i ミ/ / ノ  ̄⌒ヽ 「 〉
! ノヽ、._, '`"/ _,. '" } { ノ ' L `ヽ./ /
|  ̄`ー-`ヽ 〈 < _ ヽ. / `\ / , ' ノ\ ´ /
!、__,,, l ,\_,ソ ノ / /ヽ、 ヽ. ( ∠_ ヽ、_, '
〈'_,/ / / / ノ ヽ. ) i 、 ヽ
吾輩が利根である 筑摩と申します 僕が最上さ
>>444 どっちがズレた物言いしてるかいい加減気づけ
「荒らしはスルー」
こっちにアク禁する権限もなければ、相手が要求を押し通す権限もないんだから、とっととあぼーんして放置すればいいんじゃないか?
愉快犯な荒らしなら無視されれば飽きてどこかにいくだろうし、とにかく構わないことが大事だろ
自分にとって都合の悪い書き込み=荒らし
もう駄目だなここ
正直SS貼りたかったら他所行くといいよ
>>453 貼ればいいと思うが
称賛を受ける自由も批判される自由もあるんだから
耳に痛い意見は無かったことにしてNGすればいい話
取りあえず程度の低い投下が有ったら
ただ貶すだけでは理由がわからないだろうから
それ以前に投下された良い書き手の投下と比較して具体例を挙げた上で
どこが悪いかの指摘をしてやればわかりやすいと思う
平日真っ昼間からいらないことで盛り上がる暇人提督多すぎてな
まあこんなんやってる時点でたかが知れてるし、自分も同類なんだがな
その熱意を他に向けよう
>>441 例えなだけで別にどっちもけなす意図はないぞ
作品が読みたい飢えてる→乞食に例えた
読みたくないならわざわざ読んで評論書かないしな
自己顕示欲にまみれた作家先生様のありがたい投下早よ
>>432 →
>>438 →
>>439の流れですらもうID変わってんのに
そんな短時間で連投したら自演だってバレバレじゃないですか……
荒らしたいならもうちょっと脳みそ使ってくださいよ
取りあえず程度の低い評論家がいたら
ただのコミュ障でこういうところでしかでかい顔ができないだろうから
それ以前に書き込みされた他愛のない雑談や投下の話をして評論家をNGにした上で
艦娘のアナルの良いところを刺激してやれば潮吹きすると思う
面倒くさいのは上から目線でアドバイスみたいなことをする奴だな。本人に悪気はないのだろうが、大抵はスレが荒れる。
どこの馬の骨ともわからん奴が偉そうなこと言ったらそりゃ歓迎される訳ないだろうに、そういう所まで想像が働かないらしいね。ああいう連中は。
何にも共通して言えることだけど、ほんと無自覚な馬鹿ってのが一番始末に負えない。
409 名無しさん@ピンキー sage 2014/05/15(木) 07:37:07.38 ID:T2vPRqza
単発自演会話が捗るねえw
419 名無しさん@ピンキー sage 2014/05/15(木) 13:07:06.27 ID:T2vPRqza
ここは低レベルのレス乞食の自己顕示欲を満たす場所じゃ無いんだが
434 名無しさん@ピンキー sage 2014/05/15(木) 17:01:43.20 ID:T2vPRqza
荒らしはスルーで
>>431 後で涙目な羽黒から事情を聞かされた妙高姉さんが提督を滅茶苦茶怒るまでがセット
>>457 人を乞食扱いして見下してないとかw
読み手=乞食
書き手=レス乞食
どれだけえらいのかな?
無職が今日も無駄にネット上でだけ働きものだな
今日はたまたま休みなだけって自分に言い聞かせても後で惨めになるだけだぞ
鏡は親の金で喰ったメシを糞に変えるだけの薄汚いキモデブを正直に映してしまうんだから
例えなんだから完全に一致させる必要ないじゃん
まあ、そんな気になるなら乞食じゃなくてもいいよ
掲示板→試食会(同じ料理が趣味同士の集まりで、顔見知りではない者たちの交流の場)
書き手→料理提供者
読み手→試食者
こんな風に料理してみました!味はどう?おいしい?(あなたの言うとこのレス乞食)
クソマズイ前菜とかデザートはいらねーんだよ!うぜぇ!高級レストラン並みのメインディッシュよこせ!
要はマナーが悪い
言葉づかいが悪いのもそうだけど仮に悪い部分指摘するにしても
相手が人間であることを考えるべきじゃね?
前菜とかデザートはないほうがいいと思いますよ。メインディッシュはもっとこうした方がよくなると思うよ
程度が普通だと思う
まあ、作風として書いてる可能性もあるんだろうけど作者じゃないからわからん
>ID:+9pBxN3x
お前はそんなに妙高姉さんに怒られたいのか?
とりあえず嫁艦の得意料理でも語り合って落ち着けよ
ボルシチって食べたことないんだけどうまいの?
毎晩Верに自慢されるんだけど
>>469 牛肉、玉ねぎ、人参、キャベツをじっくり煮込んだ料理がまずいわけがない
ぶっちゃけ美味い
エロパロ板特有の普段は穏やかだけど荒れ始めたら長引く感じ結構すき
>>468 戦時中の物資不足の折の事だ。
本土には百数名の艦娘、その数倍の運用員などゆうに食わせる食料があると言うのに届く気配などない。
この島には何もないと言うのに何と戦えると言うのだろうか。
しかし、どんなにひもじくとも戦線を優先した。赤城に加賀に、長門に大和に優先的に物資を配給した。
そんなもの、幾度も続くものではなく、何度目かの補給線確保作戦に失敗したと連絡が来たとき、痩せこけた軽巡が駆逐が反乱をおこした。
しかしだ、赤城達ではないせよ、物資を回していた隼鷹が、最上が利根がいた。
虐殺にも等しい鎮圧だった。僅かな弾を撃ち弾切れとなり、回避運動を続ける燃料すらなく、やがては炎に消えた。
ああ、死しか救いはないのか。そう思い、最後の補給をし、いざ死地へと行かんとした時だ。
『私がいるじゃない』
そう言って彼女は缶詰めを差し出した。一度は離れたにも関わらず、物資などまともに渡していなかったにも関わらずだ。
彼女は一口も口にせず私に勧めた。あれほど美味い肉の缶詰など今生出会えやしないだろう。
生きていると実感した時、既に二十と少しにまで減った艦娘達に命令した。
撤退だ。と。
誇りを糧に戦いし艦も、最強の名高い艦も激昂した。
それを止めたのも彼女だ。
「帰りましょう。もう一度来れば良いに決まっているじゃない」
そう言って、私を支え旗艦となり海を進んだ。
本土へ帰り着く頃には艦娘の数は十を切っていた。しかし、私には彼女達がいた。
敵勢力下の突破作戦。それを支えたのは間違えなく彼女の差し出した肉缶に他ならない。
本土で彼女と式を挙げた後はその缶詰を食す事はなかったが、私を救ったあの肉缶は彼女の得意料理だと誇れるものだ。
しかし、缶の素材こそあれど肉などありはしないあの島で如何にしてあの缶詰を作ったのかは今の私には知り得ぬ事だ。
自分の正義のぶつけ合いはキモい
はっきり分かんだね
取りあえず技量の足りない無礼な書き手がいなくなればだいぶマシになるかな
投下を誘う撒き餌としての無理無理な話題での自演雑談が涙を誘うw
ここってこんな殺伐としてたっけ
めっちゃ怖いんだけど
なんで文句しか発言してないの?
>>476 昨日の昼くらいから変なのがわき始めてから流れが変になってる
そのうち落ち着くことを期待して待ってる
>>469 ボルシチは食べたことないけど毎晩別府は食べてる、おいしい
投下を誘う撒き餌としての無理無理な話題での自演雑談が涙を誘うw
ここはエロパロスレだと弁えないで主張したがる子供ばっかりだからね
??「いえ、私は遠慮しておきます」
誰か言うと思ったら案の定w
だが待ってほしい。白衣姿の雷が提督のために缶詰を作っていると書けばかわいく思える筈だ(錯乱)
投下を誘う撒き餌としての無理無理な話題での自演雑談が涙を誘うw
雪風「しれぇ!チキンブロスをどうぞ!」
空母はボーキを食うらしいがこうくうきにするにはボーキを精練するはずなんだが
いわば土ついた野菜を空母はくってるのではないか?
工場…ソイレントシステム…ウッ 頭が…
鉄塊にすぎなかった大戦当時のころ島内陸に野菜作りに行く兵士を見たせいで栽培に興味がある武蔵読みたい
投下を誘う撒き餌としての無理無理な話題での自演雑談が涙を誘うw
>>468 明石はんが作ってくれはったたこ焼きはえろう上手かったで。
いや素材がええとな、余計なもんなんもいらへんのや。
青のりもかつお節もマヨネーズもや。
熱々のたこ焼きを出汁につけて食べるんがおつやろ。
いや、ウチも作ろ思て練習したんやけどよう出来へんな。
やわらこうて崩れてまうんや。いや、あの技術驚きやわ。
……なあ、明石はん? なんでたこ焼きに穴子入っとるん?
わりと伸びてるから期待して来てみたらキモイ評論家もどきが暴れてるだけだった
いい作品いっぱい書いてくれてた人が基地外のせいで尻込みすることになると思うと悲しいわ
だな
まぁ黙って投下を待とう
きっと流れが変わるさ
雑談の合間に愚作を投下させていただく
そこからまた雑談が広がったりするのを感じて楽しむ
たまには雑談からネタ拾ったりネタ振ったりしてみる
そんなゆるいスレが好きです
評論家様みたいなのは多分他のスレにもいる荒らしがこっちに来たんだろうな
とにかく自演で書き手を叩きたがるのが特徴
>>403 お前は、無理なんだ、もうこれ以上は無理なんだ。
そう、速攻で思ってしまった俺はダメなんだろうか。いやまな板な彼女大好きよ、おれ
>>493 結局なれ合うことでなるべく叩かれたくないだけだろ
お前の考えが透けて見える
甘いんだよ
可哀想な事に教養が常人よりも足りていないせいで、
書き手の叩きかたすらワンパターンすぎてつまらないというのが致命的なんだよなぁ
創作系の板にはそういうワナビっぽいのがよく湧く
叩かれにくい空気の流れを作っておくことで投下したSSに対する批判を回避
どんな内容でも流れからGJ&乙
なんでもなあなあになる
結果スレのSSのレベルが低下する
そうやって衰退したスレはいくつもある
書き手と住人の馴れ合いは容認出来ない
容認出来ない()
R21時代から粗製乱造品上等で続いてきたのエロパロ板で何いってんだこの子
元々あったコミュニティに入ってきて自分の理想と違うから変えろとか三国人並の物言いだぞ、
ちっとは自分のレス読みなおして冷静に考えろw
>>499 お前みたいに粗悪な便所の落書き相当の妄想を投下することでスレが没落することを厭わない
自己顕示欲を満たしたいだけの寄生虫には消えてもらう
そういうのは自分の日記帳にでも書こうか
>>496 何と言われようと好きなものは変わらんし
貴方が大きな勘違いをしているのは
作品が偏ったり慣れ合ったりするから投下が減ってスレが衰退するのではなく
どんなジャンルも衰退すると少人数しか残らないから投下も減って慣れ合うように見えるだけということ
自分が好きなジャンルが飽きられた事実を、認められず誰かに転嫁したい心理かもしれんけど
>>396 電ちゃんSS投下乙です
射精しても萎えないなんてゴム無し電ちゃんがきもちいいからしょうがないよね
暁は将来性交しても眠気には勝てなかったよ状態で彼のを中に入れたまま寝てしまい
暁は仕方ないなあと彼が眠姦するまで予想できますわ
たかだか素人の、ましてやエロパロSSに評論家は何を期待してるんですかね?
書き手が前書き後書き書こうが別に良いがね。あまりにもあんまりなのは臭いと思うけど
むしろ今の状態のがマイナスだわ、さっさと抜きたいからオカズよこせオカズ
>>503 その反応を期待してる
それなりに延びたスレに必ずといっていいほど湧く蛆虫よ
まあ、大昔に他所のスレで叩かれぬいた書き手様()なんでしょうよ。哀れですわ
まだやってるのか…壊れるなぁ(呆れ)
評論家くん!病室に戻ろう
書いたことないよ俺
抜けりゃ後書き前書きその他は別にどうでもいいって言ってんの。わかる?評論家様とはまた違った点に不満があるわけよ
俺に言わせりゃ、非エロとか抜けない文書いてる奴の方がよっぽど湿気るから帰れと。ここエロパロよ?SS書きたきゃSS速報とかVIPとか艦これ板とか渋いけよと思う
評論家様とお客様と読者様が交差した時、物語は始まる
確かにろくに推敲もしてないようなさくぶんをだらだら投下されても反応に困る
曖昧なレスしか出来んので、できれば完全無視して投下直後に別の話題振ってスルーしたいとこだが
空気読めない馬鹿か、もしくは投下者が自演でレスつけるからそうもいかない
トリップもつけないしまじ勘弁してほしい
たぶんいっても無駄だから排除するしかない
排除するしかないとか強気なこと言いつつ
その場では言えないチキン野郎
評論家さん自演が捗ってますねえ
某鯖スレ以上の入れ食いっぷりっすね
ワナビ上等書捨て上等の場所にクオリティを保証しろってのがアホなんだから、そんなのは相手しなくていいのよ
>>511 書き手にクオリティを保証して投下させるのは無理である以上
劣悪な書き手を排除することでスレの品質向上を図っていく
最終的には良質の書き手のみが残り
スレのクオリティが向上することになる
では、新人賞なみにキチンとした理論と文章であなたがこのスレで劣悪だと思った書き手にレスどうぞ
あなたが劣悪書き手を見下せると言うならば彼らのどこが劣悪であるかを説明できますよね?
>>513 いや荒らしはほっとけよ
ID変えする卑劣かつ劣悪な評論家気取りの荒らしを排除することもできないんだからさ
>>513 すでに投下された物は削除出来ない以上
今後の投下に対して、これまでに投下された水準以上のSSを引用して
その書き手と比較して、どこが水準に満たないかを採点していきたい
また、すべての投下SSに対して、具体的に5段階評価での採点制を採ることで
自身の客観的な評価を自覚させれば
今後の向上心にも繋がるだろう
>>515 これはまたすごい香ばしいのが居ついたな
スレの過去作品全てを5段階評価したもの持ってきてから言え
>>517 取りあえず今後はすべての書き手を管理する都合上
トリップをつけることを義務づけたい
そうすることで水準に満たない書き手をNG登録出来るのと
今後出入り禁止にするのが容易になる
なるほど、前につまらんの一言で切り捨てられたのはこういう人がいるからなのか
おー、こんな丁寧にやってくれるのか、凄いなー
この評価方法ですら簡易だよな
きっともっとすごい評価方法でやってくれると期待している
高い水準を求めているようだしね
プロットはどうだとかそれこそ専門的なことまでね
採点に値しないレベルの投下については完全無視でいいと思う
しつこいようならつまらんで切り捨てれば
まあ評価者の善意を逆手にとってコピペ改変の評価強要の悪戯とかありそうだしな
すべての投下に対して詳細な評価は必要ないだろう
またえらい後退したなw
すべての投下SSに対して評価することで、客観的な評価を云々じゃなかったのかよw
>>525 評価という物はあくまで作品の体をなしている物について正当に下される物であり
便所の落書き程度の向上の余地のない物については評価に値しないだろう
例えば出版社に持ち込みにいったとして
持ち込んだ物が他者の作品を改変した盗作だったり小学生の作文程度の代物だったら門前払いを受けるのと同じこと
>>526 逃げ口上乙
盗作はともかく、つまらないものを何処がどうつまらないのか、
何処にどう手を入れれば面白くなるのか、客観的に分析できないってだけだろ、それ
ま、評価者として能力が低いみたいだから、仕方ないね、楽なほうに逃げるのも
なんか変なのが湧いてるな
>>526 ためしに過去の作品から自分が
評価に値するとでも思った作品を
ピックアップして評価したらどうなのさ
そんなこと、出来もしないのにいうわけないよね?
酷評も甘んじて受けろって言っておいて水準に満たないのは酷評すらしないとかおかしいぜ
>>どこが水準に満たないかを採点していきたい
評価着けるって言ったんだからちゃんと全部評価しろよw
金でも貰ってる訳でもないし評価して欲しいのなら投下する前に「評価して下さい」って書けば良い
別にプロ目指してる人がここに書いてる訳でもないし
仮に居たとしてもこんな場所での評価なんて気にも留めないだろう
確かに他人に見せるって行為をしているのだから、それなりの配慮は必要だと思うけど
投下している皆様方も特に問題のある文章、書き込みしているとは思えないのだが
評論家気取り様が”客観的に見て”一番気持ち悪くて問題ある書き込みしてるって何で気が付かないかな
匿名掲示板のエロパロ板で何評論しようってんだよ
それとも誰かに金でも払ってんの?
それなら金払ってる人だけに文句言ってくれよ
投下してる人たちが趣味の範囲で投下して”くれて”いるって理解してる?
”善意”の評論なんて誰も求めてないよ
求めてるのは書いた人が報われる程度の”乙”くらいだから
つまらないならつまらないって書き込んでも良いから投下し辛い雰囲気作るなよ
本当に気持ち悪い生ごみが居ついたな
長文失礼
そしてスレは荒廃する。エロパロ板でよく見る光景だ
やったな、評論家様
またお前さん達の勝ちだ、喜べよ
>>531 心配しなくても適当に雑談してれば投下あるだろ
SS作家に苦情言ってる奴ってスレに何か対価払ってんの?って話だ
きったねぇチンポ扱く時間費やした??1円の価値もつかない産廃じゃねーか
対価も出せない乞食がお客様気取りかおめでてーな
他人の金で餌食ってクソもらすしか能の無い無職豚ヲタはこれだから
適当な雑談すら出来なさそうなだよなお前ら
書けたは書けたけど評論家様の燃料になりそうな気がしないでもない
>>535 それなりの覚悟があるなら投下してみれ
どちらにせよスレが活性化するから
はよ
潮ちゃんのおっぱいちゅぱちゅぱしたい
539 :
535:2014/05/16(金) 20:21:14.00 ID:NLhT5gJZ
>>538 なぜトリップ?
今までつけてない人もいたけど?
書き手の管理には必須だろ
投下と書き手を紐付けないと不便なのは明白
たいした手間でもないだろうに
付けると都合悪いのか?
明白、で体言止めしてるあたり上記の荒らしと同一人物とみて間違いはないね
トリップ付けるも付けないも作者の自由 感想を書く人は荒れてようが穏やかだろうが書いていくぜ
そして荒らしに屈して投下が減ればまさしく荒らしの思う壺
スレの大多数はまともな人間というのを是非知っておいてくれ
>>541 だから四の五のいわずに投下すれば良いじゃん
今の流れなら叩かれにくいだろうから投下しやすいだろw
なんかね、昼間にそういう流れになっちゃったのよ
さっきからID変わりまくっている評論家様が酉を付ければ万事解決する気がしないでもない
>>535 あっさり評論拒否と言い出すような評論家様()なのであまり気にしなくていいかと
スレの救世主様の投下がどの程度か興味はあるなw
投下はよ
書き手の管理とか何様ですか?
作者が評論家様一人の為に書いてると思ってるのかこの生ごみ
お前が個人で似たようなサイト作って勝手にやってろよ
ROMってブログ立ち上げて感想でも評論でもしてれば良いだろ
頭使えよ
だからいつまでも乞食だの家畜だの呼ばれるんだよ
あ、投下お早くお願いします
楽しみ
>>540 このキチガイキモすぎる・・・
あれが駄目これが駄目と偉そうに選別だけしたがる名評論家気取りのカンチガイさん
それで面白いスレになってるなら良いが・・・
誰もお前にスレを変えてくれなんて頼んでない。
いいかげん自分がマイノリティな思想の持ち主だってことに気づけ
現に今の状況に不満があるのはお前だけだからな
お前は誰からも必要とされてないんだよ。
それが分かったらとっとと失せろ。
乞食のオナニーのおかずを勃起しながらしこしこかいてる作家気取りの先生様の投下楽しみですw
乞食からお褒めの言葉をいただくのが生き甲斐なのか・・・(困惑)
うーん、もう駄目やねこのスレ
評論家様読み手様の常套手段のID変え単発煽りが効果出てますわ
スルーできないおバカさんが構って、おもちゃにされて荒廃して終わり
エロパロ板特有の荒れ方で大草原不可避。
同一人物か模倣してるのか知らないしどうでもいいけど、手口も口調もいつになっても変わらなくて愛着すら覚える
枯れ木もなんとやら
投下待ってるですよ
所詮全年齢対象のゲームのスレなんだなあ
というのがよくわかるながれ
ちなみに意味分かって使ってるのか知らんけど
枯れ木もなんとやらはネガティブな表現なんで使いどころには気を付けたほうが
554 :
2-358:2014/05/16(金) 21:51:13.83 ID:OldZjHff
投下しずらくなっちゃいましたね。
半年ぶりに時間が作れたので続きを、なんて意気込んでた自分がバカみたいですね。
残念。
結局、自治も荒らしも暴れてる間はSSが良質駄作
関係なく投下されない環境になってるんですが
頭の中大丈夫なんですかねぇ?
むしろハードルが高いからこそ
それを乗り越えて投下されるSSはレベルが高い(確信)
究極的には作家なんて皆自己満足なんだから他人の評価なんて気にして書いてる内はまだまだよ
何人に評価されるかじゃなく誰に評価されるかが重要
それで飯食ってくわけでもなし、いっその事スレなんてメモ帳として使っとけばいいのよ
次投下されたSSを試しにいくつかの関連スレにコピペしてみようかな
そうすればいくつかは感想がつくだろうから
それをここに転載すれば書き手のやる気にもつながるかも
561 :
535:2014/05/16(金) 22:17:31.20 ID:NLhT5gJZ
遅くなってすいません。
トリップつけろってそういう意味ね
※本番無しです
※メタ発言あります
※鬼畜っていえば鬼畜
イベント期間中のある日のある鎮守府
「何だよル級改って…あれもうル(イジアナ)級だろ」
「また一部の人しかわからない愚痴を…」
提督の愚痴に臨時の秘書艦である青葉が答える。
主力艦が悉く入渠しているため、しばらくは唯一無傷だった青葉を秘書艦に据えておく。
「ところで司令官」
「うん?なんだ?」
「青葉とお医者さんごっこしましょう!」
瞬間、提督は消えた。
提督と執務室の扉との距離が急速に縮む。
青葉の視神経が目の前の人間が消えたと脳に伝え、脳がそれを理解したとき、
既に提督は扉から離れ、青葉の背後に迫っている。
今の提督にとっては島風すらもナメクジに等しい。
「誰に聞いた?」
「勿論如月さんに」
扉を施錠した手で青葉の肩を掴む提督。
顔色こそ必死に取り繕っているが、冷たい汗が止まらない。
以下回想
「ども〜青葉です〜。さて角川のフロム買収により恐らく一番風評被害が大きいであろう如月さん、何か一言お願いします!」
「うーん、そうねぇ……ああ、そう言えばこの前司令官と(以下略」
以上回想
「と言う訳でして」
「あのロリビッチ……」
「またまた〜。そのロリビッチとお医者さんごっこしたくせに」
562 :
535:2014/05/16(金) 22:21:28.91 ID:NLhT5gJZ
にやにやと笑う青葉に、憮然とした顔の提督が話を続ける。
「……で?お前の目的は何だ」
この問いに青葉は少しだけ頬を赤らめながら答える。
「青葉も、司令官とそういう事したいな〜」
頬を赤らめてはいるが、口に出すのも憚られると思っている訳ではない様だ。
「……そういう事とは?」
そう聞き返す提督。
何も青葉に具体的な内容を言わせることで恥ずかしがらせるようなプレイではなく、ただの時間稼ぎ。
そもそもそんなことで恥ずかしがるようならばこんな事を堂々と頼んだりはしない。
「えへへへ。司令官も知ってるくせに」
青葉も提督の考えなど分かっていると見えて、わざと勿体をつけている。
「大丈夫ですよ。如月さんはああ見えて口は堅いですから。青葉以外には喋ってませんでした」
「その口の堅い如月がなんで一番口の軽そうなお前に暴露したんだろうな?」
「むう。青葉も口は堅いですよ?司令官がお医者さんごっこしてくれれば、絶対に口外しません」
正直なところ全く信用できない。
とは言え、ここで下手に青葉の機嫌を損ねるのはまずい。
一瞬のうちにそう考えた提督は、ため息を一つつくと自分の机から半透明の液体が入った小さなビンを取り出した。
「……いいだろう」
そう呟き、振り向きざまに真後ろにいた青葉の両肩を掴んでその場に押し倒し服の中に手を入れると、指をその中に走らせる。
「ひゃ!」
咄嗟に声を上げた青葉だが、提督の動きは止まらず、腹や胸を撫でたり揉んだりしている。
ひとしきりそれらが終わった所で先程のビンに手を伸ばすと、青葉から離れて目で服を脱ぐように伝える。
上半身は一糸まとわぬ姿になった青葉に提督はビンの中身を指先につけた人差し指と中指とを先程撫でた場所に再度走らせる。
粘性の高いビンの中身は、提督が何度も指を往復させることで少しずつ青葉の体を包んでいく。
563 :
535:2014/05/16(金) 22:25:38.47 ID:NLhT5gJZ
「んっ……くっ……」
指が動く度に、青葉がかすかに声を上げる。
ある程度いきわたった所で、提督は突然青葉の体に舌を這わせた。
「ふひゃああ!」
突然の行動に驚きの悲鳴を上げる青葉だったが、提督はお構いなしに青葉に塗ったビンの中身を舐めとるように何度も舌を這わせ、
青葉の上を往復する。
「ふあっ!くふぅ!ひゃあ!」
ぴちゃぴちゃと提督の舌と唾液が青葉の上で音を立て、その度に青葉が声を上げる。
(おかしいな…青葉、こんな所弱くないのに……)
青葉の頭は、いつもと違う感覚に混乱し始めていた。
青葉は腹も胸も性感帯ではないと思っていたが、今の自分は全身が性感帯になったかのようにどこを触られても快感が打ち寄せる。
(まさかこの薬が!?)
青葉の考える通り、塗りたくられていたのは即効性のある媚薬の一種。
提督の舌はこの媚薬によって即席性感帯と化した青葉の体を舐めまわしていた。
「ひぅ!ふぁあああっ!!」
舌が這い回る度に青葉の体には悶えんばかりの快楽が押し寄せている。
上気した肌は湯気に包まれ、先程以上に頬が紅潮していて、荒い息遣いが静かな執務室に響く。
提督は唐突に舌での愛撫を止めると、再びビンから薬を掬い取り、
その指を自分に向かって投げ出されている青葉の股間に潜り込ませた。
「えっ!?し、司令かふぁあああああああん!!」
指が青葉の既に濡れはじめていた膣内に擦りつけられ、ただの浅瀬を大海原へと変えていく。
トロトロと青葉の愛液が床に広がり、青葉は今日一番の絶叫を上げる。
しかし、提督はそこまでだった。
青葉から指を引き抜くと、薬のビンを元の場所にしまいに行き、倒れている青葉には目もくれない。
「司令……官?あの…」
「うん?何だ青葉」
まるでついさっきまでの現象はすべて青葉の夢だったかのように、提督はいつも通りに振る舞っている。
(焦らしてる?このまま放置するなんて、司令官は青葉が思っていた以上の鬼畜ですね)
青葉は先程からの快楽の波にもはや理性が限界に達し始めている。
「し、司令官。早く、早くぅ……」
「どうした?」
既に気が狂いそうな青葉にとって、これは拷問に等しい。
流れ出る愛液は未だ止まらず、それが太ももを濡らすことすら既に快楽になり始めている。
(司令官はどうして平然としているのですかっ!?)
乙乙w
565 :
535:2014/05/16(金) 22:29:13.04 ID:NLhT5gJZ
提督は毎日この薬を少しずつ使って体を慣らしていくことで普通ならよがり狂うほどの量を使っても平然としていられるようになったが、
青葉は提督がそんな忍者のような事をしているなど知る由もない。
「早く、続きをっ!早く!」
「何だ?」
青葉の理性はここで限界を迎えた。
転がるようにして提督との間合いを詰めつつ飛び起きると、そのままタックルするように提督の腰にぶつかっていく。
それを受けた提督はとくに受け止める様子もなく、されるがままに仰向けになり青葉を自分の上に乗せる。
「司令官!もう青葉は我慢できません!」
カシャ
「えっ!?」
理性を完全に失ったはずの青葉の意識が、一瞬音のした提督の手に移る。
そこにはいつの間に用意したのか、小さなデジタルカメラが一台。こちらを向いている。
「…勝った」
「なっ、何を」
状況が呑み込めないでいる青葉に提督は不敵な笑みを浮かべながら今撮影したばかりの写真を見せる。
提督に馬乗りになる青葉。青葉に押し倒されている提督。
「これはどう見てもお前が俺を押し倒したように見えるよな?」
「!?」
「この写真を他の連中に見せたらどうなると思う?」
提督の狙いは初めからこの瞬間にあった。
もしこれを公表すれば、黙っていないであろう者達は青葉にも想像がつく。
「あ、あ、青葉を脅迫するおつもりですか!?」
「脅迫?いやいや、ただの取引だよ。さて俺がこの写真の事を忘れておくにはどうすればいいか?」
「くうううぅ…」
提督は取引と言ったが、「公正な」取引とは一言も言っていない。
青葉にとっては、首を縦に振る以外の選択肢など存在しないのだ。
566 :
535:2014/05/16(金) 22:31:54.08 ID:NLhT5gJZ
「とは言え、このまま放置と言うのも哀れだな。よし、これをつけておけ」
そう言って青葉に渡したのは大きなバイブ。
「もうすぐ遠征が帰ってくる。それで蓋をしておかんと色々怪しまれるぞ」
「くうう…司令官の鬼、悪魔!」
「これに懲りたら、あまり人を詮索しない事だな」
何か言いたげな青葉に蓋を押し込むと、扉をたたく音が聞こえ、提督は鍵を外しに行く。
青葉ははっとして服装の乱れをただし、表情を作る。
「皆よくやってくれた。ご苦労様」
「ふふん。これくらいレディーには朝飯前よ♪」
「この次もまた私に頼ってもいいのよ!」
無邪気に喜ぶ駆逐艦たちの横で、青葉は必死に平静を装っている。
提督はその姿を横目でとらえると、机の下で密かにスイッチを押す。
「ひゃああ!!」
「青葉さん?」
「お?どうした青葉?」
「あっ、いえ!何でもありません!」
提督もまた堪えるのに必死だった。
もっとも、こっちの必死は笑いを堪えることにだが。
「うふふ。青葉さんに話しておいて良かったわ。今度は私もあのお薬使ってもらおっと♪」
終
567 :
535:2014/05/16(金) 22:33:27.43 ID:NLhT5gJZ
以上スレ汚し失礼しました。
>>565 乙
今関連スレにコピペ中なんですこしまってくれ
そのままだと行数が多くてコピペ出来ないんで
分割してコピペしてる
ここのurlも貼ってるから直接ここに感想来るかも
>>566 乙。昔なにかのマンガで見た毒手を思い出した
背後でほくそ笑んでいる如月さんが実際オソロシイ
だから、良いから抜けるエロい文を投下しろっての。評価基準なんか抜けるor抜けないで良いんだからさー!
>>567 GJ!あんたの抜けるぜ!!
人の作品勝手にコピペとか畜生過ぎ
取りあえず百合スレと愚痴スレに貼っといたよ
ブラウザゲーム板はスレが多すぎるんでちょっと時間かかるけどすまんね
こんなゴミ貼り付けるな
全文貼るのは流石に手間だなw
まあ乱立してるブラウザゲーム板は導入部分とここのリンク貼っておくよ
しかしあっちは訳の分からない書き込みばっかだな
すぐ埋まりそうだからなるべく若いスレ中心に貼りまくってみるよ
だから貼るなって!
いやその何だ、何故転載する必要あるんだ?
こいつ何がしたいの?
真面目な話、wikiに直接作品投下できるようにしたほうがいいんじゃないの
これヤバイわ
キチガイが転載なんかしてんじゃねーよ。
せっかくの抜ける文を、人類の宝をよくもまぁ転載できたな…市ね
いくつかのスレに全文貼ったにもかかわらず完全スルーされててワロスw
他のスレからしたら荒らしみたいなもんだろ
読みたけりゃそんなことしなくてもこのスレ来る
そんなんじゃ甘いよ(マジキチスマイル)
転載するなら作者の心情を代弁した前書きとあとがきを付けなくちゃ・・・(使命感)
(´・ω・`)なになに?SSの流れなの?
金剛「なんだ俺の紅茶取り返してくれたのか 褒美やらんとな」
金剛「・・・」
金剛「何ナンダ!(突然興奮する患者) 潔ク死ネ!」
比叡何も反論せず戦闘になる
榛名「比叡っち王と戦わないで!勝てっこないんだから!」 ←傍観
霧島「紅茶取り返してきたのは我らだ!褒美よこせ!」
金剛「殺すつもりだったがこずるい奴め(???)気に入った 褒美をとらせよう」~ 比叡「話の分かる姉だな」
無為徒食の寄生虫が発狂したと聞いて
くだらない事やってないで就職活動いけよ無職
いい歳して不労は立派な犯罪だぞ?著作権の違反も含めてクズの見本だな
>>584 SSとかの2次創作って一応DMMの著作権違反になるの?
まあ無職じゃないと長文投下するの難しいだろうけど
二次創作のガイドラインについてDMMにここのurl貼って質問してみるかな
>>585 二次創作の場合、二次創作の作者が著作権を有してる
587 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 23:24:09.48 ID:+4H4pnt/
はぁマジでうざいわ
愚痴スレにまで来てくそうざい長文はりつけて感想はここにとか
ここを愚痴スレ代わりに使うわ
>>585 二次創作物の著作権は少々複雑だが
一次著作権がDMM及び艦これ運営(KADOKAWA)の所持
二次著作権が二次創作物の作者に与えられ、両方が有効となる
基本的に二次著作権は一次著作権に勝るものではない(訴えられれば負ける)が、これは二次著作権が社会的に弱い著作権であるという意味ではなくただの入れ子構造
この場合SSの作者の著作権は間違いなく有効である
あと、艦これの同人ガイドライン的には現時点で名前やキャラクターの使用は「KADOKAWAやDMMに迷惑がかからない範囲であれば」原則許可
ただしゲーム性のあるもののみ全面的に不許可(当然スレのSSはこの不許可ガイドラインに該当しない)
エロパロというか、エロ方面に関しては「そういうものは隠れてやるものです」
つまり「いいよ、とは言わないが見逃してやるから自己責任の範囲で何とかしろ」
となる
>>586 マジで?すげえ
じゃあポケモンの同人誌とかドラえもんのグッズとか作って売ったら大儲けだね
大元の著作権者が良く許すねえ
2次創作の2次創作はどうなの?
元の文面をちょっといじってさ
他人のふんどしでしか相撲取れない奴が一人前に権利だけ主張するなよw
構造的にはこう
一次創作者→著作権を主張できる→二次創作者、二次創作を転載したアホ
二次創作者→著作権を主張できる→二次創作を転載したアホ
2次創作の2次創作って、2×2で4次創作って言うのかな?どうなんだろうね?3次創作とか創作物に対する権利とか権利者とか難しい日本語分からないから、専門のスレで喋ってくれないかな?あと死ね
>>592 2次創作者が
主張すると具体的にどうなるわけ?
金取れんの?
>>590 何を勘違いしているか知らんがどちらも許されないぞ?
前者は著作権所持者(小学館やポケモンカンパニー(だっけ?))が許可していないし、これは原則どの業界も同じ
一次著作権を持つ人が駄目だといえば二次創作物は創作活動自体が許可されないので当然不許可(ディズニーなどはこれに該当)
一次著作権を持つ人が商業活動は駄目、同人販売は駄目、などといえば販売活動だけが許可されないので作ってもいいが売れないとなる(ポケモンなどが該当)
二次創作の二次創作(三次創作)もまったく同じ
一次著作権を持つ艦これ運営が許可していても
二次著作権を持つ二次創作物の作者がそれを下地にした創作活動を禁止していた場合当然創作活動の許可が下りていないので違法行為となる
微妙に違う別物だ、という意見についてはそれぞれの場合に審議が必要であるが、文章の場合一定の表現の同一性が認められれば概ねの場合は負ける
>>594 金取れるのか、といわれれば「はい」となる
とは言え金銭的不利益が発生していない場合小額訴訟なので実質的には訴訟費用+若干の金をふんだくれるだけだがね
ついでに転載物の削除申請件なども二次創作物の作者が保持しているので転載されたものについて掲示板運用者などに通報・削除させる権利も持つ(これが面倒なので転載して周る時点で荒らしになる)
まぁまとめると
明確に違法行為です 死ね
>>595 ありがとう
著作権の大本がでかいと裁判になるのねおk
ということは有名作家の同人ならともかく無職の2次創作者の著作権なんてカスみたいなもんじゃん
仮に仲間内で鑑これゲーム作ったとして
それがウィルスとかで外部に拡散して広まりまくったら作者が告訴されるわけかw
谷風の中破絵は人により見方が違うよな
スレの救世主先生のおかげでだいぶスレが活性化したから感謝だなw
おかわりはまだかね?w
読んでないけどおざなりな1行レスだけで詳細な感想がないということは内容はお察しということかな?
こうかくと2,3行自分でID変えて書いてくるかな?ww
>>597 いいえ、起こす気になれば個人でも普通に裁判沙汰です
無職の二次創作者の著作権と大手の出版社が持つ著作権に法律上の差異はありません
>仲間内で艦これゲーム作ったとして
まず製作が許可されていないので作ってはいけないものですが、この場合でも著作権は維持されます
まず外部に拡散し広まった時点で「アップローダー等直接の拡散源の管理者などに削除させる権利」を所持します(これがアップローダー管理者に無視された場合その時点で訴訟を起こすことが可能です)
同時にその拡散を行ったものに対しての訴訟権を所持します
これら全てを行った場合通常はそこで話が終わります
もしこれらがなされなかった場合
この場合一次著作権所持者はまず二次著作権所持者と同じ権利を持ち
アップローダー管理者への削除申請件や拡散者への訴訟権を所持します
またこの場合入れ子構造のため、拡散者には二次創作物(ゲーム)の製作者も含まれます(あくまで含まれるだけなので誰に対し訴訟するか、あるいはしないかは一次著作権所持者の裁量となります)
ただしこれら全ての場合において二次著作権が消失するということはありません
一次著作権所持者から訴えられた場合負けるというだけで、例え裁判が発生し負けた後でも二次著作権は保持し続けられます
上位の人には勝てんが投下しておこう
古鷹の顔のアレは公式とは違うが火傷設定。
「提……督?」
腕の中にすっぽりと収まってしまうサイズの少女。
自分はこんな少女に戦闘に出るよう命令しないといけないのだ。
「提督、提督。」
「すまん。」
更に強く、でも優しく、壊れ物を扱う様に抱きしめる。
「……提督慌てないで、大丈夫です。」
艤装を付けていないと、こんな、こんな細い少女なのか。
腕の位置を変え、抱えあげる。
「て、提督?」
自室のベットに寝かせ、ドアに鍵を掛ける。
古鷹は天使のような笑顔で待っていてくれた。
服をぬぎ、一糸纏わぬ姿になる。
月明かりに照らされた古鷹の体のところどころにある火傷の痕に、胸が締めつけられ、すこしでも彼女に優しく出来るよう気をつけながら花園へと迫る。
すでにそこはじっとりと濡れていた。
口を付ける、それだけでビクリ、と彼女の体が震える。
一気に舐めあげ、啜り、古鷹の味を味わう。
「ひゃっ、て、提督」
止まらない、止めない、勢いよく高みへと登りあげさせる。
可愛い、どうにかして堪えようとしている喘ぎ声が彼女の限界を教えてくれる、そして一際大きい痙攣が来たかと思うと、脱力してしまった。
イったようだ。
顔を覗きこむと、火傷に半分覆われた顔の黄金の瞳と目が合う。
「大丈夫です、提督。」
数瞬考え、首を横に振る。
「すまない、後、後1レベル待ってくれ。」
本番はケッコンしてからだと。
「提督は古い人です、そして酷い人です。」
「すまない。」
「いいです。そこが好きなんですから。」
「……提督、大丈夫です。慌てませんから。」
「ありがとう。」
二日後、この鎮守府に一組の夫婦が出来たそうな。
>>601 丁寧に説明していただいて恐縮です
その調子で2次創作者が2次創作者の2次創作者を著作権法違反の罪でレイブするSS書いていただけますか?
適当でいいから感想もらえるとうれしいなあ。
以上スレ汚し失礼しました。
角川もニコ動と提携するくらいだから著作権については比較的寛容な部類にはいるとは思うが
銭がかかってくると話は別だよな
所詮容認されてるのは金のかからないステマ位にしか考えてないんだろうな
企業の姿勢としては正しいが
エロに関係ない話してんじゃねーよサルども
艦これエロ同人は雨後の竹の子のごとく死ぬほどあるけど
ゲームがだめというガイドラインがあるのは同人でも当たればエロ本とちがってでかいからかな?
だとしたら容認して寺銭とったほうがいい気もするけどなあ
そろそろおなじような擬人化ジャンル乱立して勢いもかげってきたし
明らかに子供向けじゃ無いから同人がエロに偏ってももう平気でしょ
>>603 乙
古鷹みたいな子に傷があるのっていいよね
自演で1行レス感想をつけなくちゃ・・・(使命感)
そういやニコ動といえばおれもそれなりに動画投稿してるけど
コメント欲しいならそっちの方が遙かに反応もらえるぞ
再生数ミリオンいったのもあるしコメントも動画の種類にもよるがだいたい再生数の1割くらいはもらえる
とはいえ編集にそれなりに手間暇かけないと
いくらお気に入り人数多くてもそれなりの再生数とコメントだけどな
>>603 貴重な古鷹のSSをありがとう…
古鷹はこう、エロいイメージが浮かびにくい子だから書けるのは凄い尊敬する
>>603 二日で98から99とかかなり張り付いたな
前のSSを踏み台にして正解でした
あら、手口変えたのか。中々大変だったんじゃないの?お疲れ様
エロパロ板の蛆虫はとっても精力的で粘着性が強いから居着かれたらおしまい
最初に構ったからこの様になる
続けたいなら避難所作ってそこでやることを推奨するわ
わざわざIDを何回も変えて自演して煽ってくる姿勢、とっても感心いたします
評論家様書き手様読者様、次なるイキの良い宿主が見つかるとよろしいですね
>>611 艦これで動画っていうと実況・手書きアニメ・MMD・楽曲アレンジくらいしか思いつかないけど正直どれも敷居高い気がする。
艦これもそそわや夜伽話のようなエロパロ専用投稿場所が必要かのー
bbspinkも匿名性はともかくせめて会員制にしたほうがいいんじゃないかと思ってしまうわ
>>616 静画もあるべ
おれは絵心無いから無理だが
実況もsoftalk使えば少しは敷居低いかね?
あとは人の動画を親作品にしてMADとか
なんにせよ手間暇かけるのは一緒だが
自分の動画なら気に入らない奴はNG耳に痛いワードはNGワードにすれば
批判的意見は消滅するし
タグ荒らしも対応可能だし
限りなく自分に優しい環境が作れる
少なくともbbspinkのエロパロよりは遥かにましだろう
「提督」
「加賀」
「……提督」
「……加賀」
「提督……!」
「加賀!」
「提督、……提督……!」
「加賀、加賀……!」
「提督。……――」
「……加賀――」
「提督、……?」
「加賀!」
「っあ、提督っ」
「加賀っ、加賀……!!」
「て、いと――くっ……」
「加賀、っ……!!」
レノンとヨーコが呼び交わすだけのCDイメージしてみた
加賀さんのサイドテールにいたずらしてため息混じりに「……女は最も愛している男性にしか髪を触らせたりしないのですけど」
ってデレてほしいです、はい
>>602さんの儚いキズモノっぷりに触発されてしまったので
空気読まずに投下します
特に注意書きは無いと思いますが、甘いの苦手な方はさっと読み飛ばして下さい
622 :
621:2014/05/17(土) 03:43:16.67 ID:MyDEKS2I
「遅いぞ。…なんだその顔は」
古めかしい板張りに朝の冷気が心地よい、早朝の舞鶴鎮守府内・修練場。
そこから一段降り、弓道場も兼ねた庭場に、飾り気のない簡素な道着を来た艦娘の姿があった。
「…まさか今日、普通に朝練してるとは思わないじゃないの」
油断して寝過ごし、いつもより30分ほど遅れて現れたもう一人の艦娘は、抜身の木刀を一人振るっていた相方に向かって口を尖らせる。
「いつも言っているだろう。私のような弱い人間には、地道に毎日続けるということが大きな心の支えになっているんだ」
「良く言うわー。アンタが弱いってんならここの艦娘はほとんど戦力外だわよ」
「そんなことより早く用意をしろ。素振りばかりでは修練にならない」
手ぬぐいで額の汗を拭いながら板張りに上がってきた日向に背を向け、伊勢は立てかけてある木刀を取る。
「はいはい。…つっても、今日ばっかりはヘタなケガさせるワケにはいかないのよね…」
「なんだと?らしくないことを。遠慮なんかしてくれるな」
「あたしが後で皆に怒られるでしょーが!」
本気で首をかしげる相方に、ため息を付きながら首を振る伊勢。
――本当にこいつは、今日自分が何をする日なのか分かっているんだろうか?
***
「時間だな。――ありがとうございました」
型通りにぴっと頭を下げるその姿は、美しくないと言ったら嘘になるだろう。
「ありがとうございました。で、今日は遅れる訳には行かないんだからね。きちっと予定開始時刻までに現地に移動しなさいよ」
「分かっている、大丈夫だ。今日は一級主力として、役目をきっちりと果たさせてもらう」
悩む時期はもう過ぎた、と。
気遣うような、やや心配気な表情の相方に向かい、軽く微笑んでそう呟く。
見たことのない表情だ、と伊勢は思った。
「明日の朝も――」
「明日の朝は、アンタは来ないんじゃないかな」
賭けてもいいよ、とにやにやしながら伊勢は言った。
私の話をちゃんと聞いていたのか、と日向は若干むくれて答えた。
623 :
621:2014/05/17(土) 03:43:56.34 ID:MyDEKS2I
***
高い高い蒼空。
笑顔で祝福してくれる、仲間たち。
幸福と慈愛に満ちた態度でエスコートしてくれる、――愛しい人。
こんな日が来ることを、一体誰が予想しただろうか。
「すごい――綺麗よ、日向。今日の貴女は、間違いなく、世界一美しい軍艦だわ」
そう言われても、なんと答えていいか分からない。柄にもなく頬が熱く、頼りない純白の偽装の奥で、胸が高鳴るのを覚える。
「――美しさと強さを両立した扶桑型の一番艦に誉められるとは、光栄の到りだよ」
いいえ、今日は素直に負けを認めるわ。華のような笑顔でそう答えた彼女は、ブーケ・トスを受けるべく祝福者の輪の中に下っていった。
仲間たちに背を預け、全艦隊の旗艦を務めるかのような錯覚を一瞬、覚えた後――
慣れない指輪の嵌った手で、彼女はブーケを背後の虚空に放った。
624 :
621:2014/05/17(土) 03:45:20.18 ID:MyDEKS2I
***
「しかし――物好きだな、キミは。本当に私で良かったのか?」
「何回同じことを言わせる気だい?」
ベッドの中で抱きかかえられる、顔が近い。
かつて、いや、今も上司である人。提督。
私は今日、この人のものになった。
何らの実感はないが、独特の安心感はあった。まずはそれでいいか、ととりあえず日向は思った。
「これ――傷かな?」
肩のあたりの古傷を見つけたらしい。
「あいにくと、誰かに差し上げるつもりなど無かった身体でね」
今さら失望されても困るぞ、と日向は言った。
しかし。優しく抱きしめて唇を合わせてくるその反応は予想通りで――少し卑怯なやり方だったかもな、と日向はぼんやりと思った。
「…ん…」
互いに舌を絡め合う。燃えるような溶けるような、本能の予感。
相手の興奮を感じる息遣いが、更に自分を高めてゆく。
ほとんど全てのことは、邪魔な理性と共に思考から追い出されていった。
***
一糸まとわぬ姿にシーツを手繰り寄せてベッドの上に座った日向の背を、提督の指が背を撫ぜる。
「ここにも傷がある。本当にたくさんあるね」
無神経といってもいい言葉だったが、全く気にはならなかった。人徳故か、はたまた――惚れた弱みか。
「正面も。見ていい?」
囁くような声。断れるはずがない。
他の誰にも晒したことのない双丘を、熱意と好奇心に溢れた表情が見つめる。
最初はおそるおそるという風に、やがて大胆にやわやわと愛撫する提督の感触が、視線が、――たまらない。
「提督…あまり見られると、恥ずかしいんだが」
「…本当、可愛いな。日向さんは」
日向さん、というのは嫁になっても継続するつもりなのだろうか。
嫁、という単語が平然と脳内に現れたことに、自分で軽いショックを受けていると――
「…んぁっ」
色づいた左胸の先を、指先がぴんと跳ね上げた。痺れるような感触が頭頂を突き抜け、おかしな声が漏れる。
「て、提督、そこは…ぁ…」
意外にも無骨な指が、しっかりと日向の感じる場所を捉え、甘く切ない感触を脱力するほどに伝えてくる。
右乳房の下から先端までを爪先でなぞられ、総毛立つ感覚に思わず背を反らし、短い髪がふるふるとうなじを撫で擦る。
脇のあたりからちろちろと攻めてきた提督の舌先が、これまでに経験のないほど固く屹立した日向の乳首を掠め、焦らし、
「ぅあぁぁっ!」
――それをついに咥えられ口中で転がされた瞬間、日向は快楽に一際高く啼いた。
「あっ、あ、はっ…あぁぁ…っ」
指が腰をなぞり、首筋に触れ、髪を撫ぜる。
そのたびに発せられる、刺激と快楽をねだるような、みだらな雌の声。
快楽に喘ぎながら、次々に女を目覚めさせられる自分。
――伊勢には見せたくない姿だな、という思いがちらりと頭を掠めた。
625 :
621:2014/05/17(土) 03:46:15.13 ID:MyDEKS2I
***
「あっ?!」
全身に及ぶ愛撫にくったりと力も抜けきった頃、その手が唐突に、片方の膝裏を持ち上げた。
とろとろに熱く焦らされてしまった秘肉に、指先が触れてくる。
「ここも、綺麗だね…日向さん」
「やだ…ぁっ」
つぷ、とさしたる抵抗もなく、濡れた谷間に提督の指が第一関節のあたりまで浅く埋まった。日向の身体がびくりと震え、それにもまして心が期待し、逸る。
ゆっくりと襞を押し開き、狭い膣内の壁を味わうように、心地よいそれが自分の中をなぞり、抜かれ、――再び、今度は根本まで、深く、深く。
「――くっ、あっ、あっ、」
半身を寝床に押し付けて、高く開かれた脚をわななかせながら、自分の性が、反応が、くちゅくちゅと隠微な水音を寝室に響かせる。
「や、あっ、それ、気持ちいい…気持ちいい、ていと…く…っ!」
片足を抱えられたまま、指先を出し入れされ、肉芽をぬるぬると摘まれ、もはや理性など欠片も残っていない。
シーツを握りしめた左手に、更に力が入る。
「そろそろ、いいかな…少し、痛いかもしれないけれど」
こんな疵物の身体でも、欲してくれるのか。――愛して、くれるのか。
得体の知れない温かさが、腹の中から上がってくる。
好きだ。繋がりたい。――このひとと。
「いいぞ…乱暴でも、激しくても……思うように、愛してくれ。提督」
開いた両膝を立て、両手を伸ばして誘い入れる。提督が、日向の白い身体に覆いかぶさる。
「――うっ、くっ…」
熱くて固いそれを自分の中に受け入れた瞬間は、かすかな違和感と痛みに呻いたが。
「日向…さん…」
「大丈夫だ…もっと、奥まで来てもいいぞ」
やがて獣のように足を絡ませ、互いに自分からくねる腰を打ち付け合い、唇を合わせ、互いの体温を感じて、
「…っ、ふぅっ、うぁ、ぁっ…」
ぬちゅ、ぬちゅ、と巨きくて温かいそれが胎内をこするたび、これまで想像もしたこともない、痺れるような快楽が背筋を駆け上り、
「提督、もう、ダメだ、き、気持…よすぎ…、う、あぁん――!」
「っく…日向…さん…ッ!日向さん、日向さんっっ!」
やがて最高潮の快楽が、びくびくと提督の自身を震わせ、精を自分の中に放たせた瞬間――
呼吸すらも続かない悦楽の中。
日向は、幸福とは何かをはっきりと知ったような気がした。
626 :
621:2014/05/17(土) 03:47:30.26 ID:MyDEKS2I
***
「――好きだよ、日向さん」
「私も――と、言ってやればキミは満足するのかな」
結局、何度身体を重ねただろう。心地よく火照った頬を、彼の胸に押し付けた形で呟くような睦言を交わす。
「病めるときも健やかなるときも、真心を尽くすことを誓いますか?」
「それはもう、昼に誓うと言ったろう。私は」
「中破状態での無理な進軍は、今後しないと誓いますか?」
「――あのな。私は戦艦だぞ。武人だ。攻めるべき時に生命を惜しんでは――」
「誓いますね?」
もう君一人の身体じゃないんだよ、と提督は言った。
その言葉に秘められた意味を悟り、日向には言い返す言葉はなかった。
「ま、その時は秘書艦としてそばに居てくれればいい。君がどう思ったとしても、殺気立ったみんながきっと、君を戦場には立たせてくれないだろう」
「それは――なんだかくすぐったいな。この私が、守られる側になるなんて」
それこそ、想像もしなかった未来だ。
しかし自分はもう、その道を選んでしまったのだ。
「分かった。誓うよ。――それで、キミは何を誓ってくれるんだ?私だけってことはないだろう?」
「取っ組み合いの夫婦喧嘩は、一生しないと誓います」
日向はまるで少女の頃のように、声を上げて笑った。
「さて、…そろそろ離してくれ。朝の修練に行く時間になってしまった」
駄目ー。と、普段の姿からは想像もつかないような声でぎゅっと自分を抱きしめた提督の姿に、思わず眉間が寄った。
「こら。こんな甘えた男を、旦那にしたつもりはないぞ」
やだー、と同じ声が応える。こんな姿、他の艦娘が見たらどう思うだろう。
「それは命令か。提督としての」
「いいえ。愛する夫のお願いです」
「それなら――」
伊勢は正しかった訳か。
彼女の笑いが目に浮かぶようだったが――愛しい人と唇を合わせた瞬間、そんなことはどうでも良くなった。
これまでと殆ど同じで全く違う、新しい日々。
これからはこの幸福を、いつまでも続けるための努力をしてみようか、と日向は思った。
(End.)
627 :
621:2014/05/17(土) 03:48:07.22 ID:MyDEKS2I
以上、長い割にエロ薄めでゴメンナサイ
なおウチの日向さんとケッコンカッコカリするまではあとLv40くらいらしいです、改二実装はよ…
なるほどねえ・・・そういうことね
「提……督?」
腕の中にすっぽりと収まってしまうサイズの少女。
自分はこんな少女に戦闘に出るよう命令しないといけないのだ。
「提督、提督。」
「すまん。」
更に強く、でも優しく、壊れ物を扱う様に抱きしめる。
「……提督慌てないで、大丈夫です。」
艤装を付けていないと、こんな、こんな細い少女なのか。
腕の位置を変え、抱えあげる。
「て、提督?」
自室のベットに寝かせ、ドアに鍵を掛ける。
古鷹は天使のような笑顔で待っていてくれた。
服をぬぎ、一糸纏わぬ姿になる。
月明かりに照らされた古鷹の体のところどころにある火傷の痕に、胸が締めつけられ、すこしでも彼女に優しく出来るよう気をつけながら花園へと迫る。
すでにそこはじっとりと濡れていた。
口を付ける、それだけでビクリ、と彼女の体が震える。
一気に舐めあげ、啜り、古鷹の味を味わう。
「ひゃっ、て、提督」
止まらない、止めない、勢いよく高みへと登りあげさせる。
可愛い、どうにかして堪えようとしている喘ぎ声が彼女の限界を教えてくれる、そして一際大きい痙攣が来たかと思うと、脱力してしまった。
イったようだ。
顔を覗きこむと、火傷に半分覆われた顔の黄金の瞳と目が合う。
「大丈夫です、提督。」
数瞬考え、首を横に振る。
「すまない、後、後1レベル待ってくれ。」
本番はケッコンしてからだと。
「提督は古い人です、そして酷い人です。」
「すまない。」
「いいです。そこが好きなんですから。」
「……提督、大丈夫です。慌てませんから。」
「ありがとう。」
二日後、この鎮守府に一組の夫婦が出来たそうな。
※本番無しです
※メタ発言あります
※鬼畜っていえば鬼畜
イベント期間中のある日のある鎮守府
「何だよル級改って…あれもうル(イジアナ)級だろ」
「また一部の人しかわからない愚痴を…」
提督の愚痴に臨時の秘書艦である青葉が答える。
主力艦が悉く入渠しているため、しばらくは唯一無傷だった青葉を秘書艦に据えておく。
「ところで司令官」
「うん?なんだ?」
「青葉とお医者さんごっこしましょう!」
瞬間、提督は消えた。
提督と執務室の扉との距離が急速に縮む。
青葉の視神経が目の前の人間が消えたと脳に伝え、脳がそれを理解したとき、
既に提督は扉から離れ、青葉の背後に迫っている。
今の提督にとっては島風すらもナメクジに等しい。
「誰に聞いた?」
「勿論如月さんに」
扉を施錠した手で青葉の肩を掴む提督。
顔色こそ必死に取り繕っているが、冷たい汗が止まらない。
以下回想
「ども〜青葉です〜。さて角川のフロム買収により恐らく一番風評被害が大きいであろう如月さん、何か一言お願いします!」
「うーん、そうねぇ……ああ、そう言えばこの前司令官と(以下略」
以上回想
「と言う訳でして」
「あのロリビッチ……」
「またまた〜。そのロリビッチとお医者さんごっこしたくせに」
提督は毎日この薬を少しずつ使って体を慣らしていくことで普通ならよがり狂うほどの量を使っても平然としていられるようになったが、
青葉は提督がそんな忍者のような事をしているなど知る由もない。
「早く、続きをっ!早く!」
「何だ?」
青葉の理性はここで限界を迎えた。
転がるようにして提督との間合いを詰めつつ飛び起きると、そのままタックルするように提督の腰にぶつかっていく。
それを受けた提督はとくに受け止める様子もなく、されるがままに仰向けになり青葉を自分の上に乗せる。
「司令官!もう青葉は我慢できません!」
カシャ
「えっ!?」
理性を完全に失ったはずの青葉の意識が、一瞬音のした提督の手に移る。
そこにはいつの間に用意したのか、小さなデジタルカメラが一台。こちらを向いている。
「…勝った」
「なっ、何を」
状況が呑み込めないでいる青葉に提督は不敵な笑みを浮かべながら今撮影したばかりの写真を見せる。
提督に馬乗りになる青葉。青葉に押し倒されている提督。
「これはどう見てもお前が俺を押し倒したように見えるよな?」
「!?」
「この写真を他の連中に見せたらどうなると思う?」
提督の狙いは初めからこの瞬間にあった。
もしこれを公表すれば、黙っていないであろう者達は青葉にも想像がつく。
「あ、あ、青葉を脅迫するおつもりですか!?」
「脅迫?いやいや、ただの取引だよ。さて俺がこの写真の事を忘れておくにはどうすればいいか?」
「くうううぅ…」
提督は取引と言ったが、「公正な」取引とは一言も言っていない。
青葉にとっては、首を縦に振る以外の選択肢など存在しないのだ。
633 :
2-358:2014/05/17(土) 04:10:39.15 ID:09X+gTzW
ペナン沖海戦があった5/16中に間に合いませんでした。逡巡してる時間、勿体無かった。
妙高型4姉妹末っ子羽黒です。べた甘口です。
もうしばらくお付き合いの程を。
「とは言え、このまま放置と言うのも哀れだな。よし、これをつけておけ」
そう言って青葉に渡したのは大きなバイブ。
「もうすぐ遠征が帰ってくる。それで蓋をしておかんと色々怪しまれるぞ」
「くうう…司令官の鬼、悪魔!」
「これに懲りたら、あまり人を詮索しない事だな」
何か言いたげな青葉に蓋を押し込むと、扉をたたく音が聞こえ、提督は鍵を外しに行く。
青葉ははっとして服装の乱れをただし、表情を作る。
「皆よくやってくれた。ご苦労様」
「ふふん。これくらいレディーには朝飯前よ♪」
「この次もまた私に頼ってもいいのよ!」
無邪気に喜ぶ駆逐艦たちの横で、青葉は必死に平静を装っている。
提督はその姿を横目でとらえると、机の下で密かにスイッチを押す。
「ひゃああ!!」
「青葉さん?」
「お?どうした青葉?」
「あっ、いえ!何でもありません!」
提督もまた堪えるのに必死だった。
もっとも、こっちの必死は笑いを堪えることにだが。
「うふふ。青葉さんに話しておいて良かったわ。今度は私もあのお薬使ってもらおっと♪」
終
(何がしたいんだ?)
とりあえず埋まってしまって全然コメントなかったみたいなのでもう一度はっときました
637 :
2-358:2014/05/17(土) 04:11:46.96 ID:09X+gTzW
4-2-1
赤道直下とはいえ流石に夜になると涼しい風が吹く。
煌々と光る13夜月の月光が眩しいくらいに見える。
月明かりを楽しみたいため照明は抑え目にしている。
開け放した窓から入る風に含まれる潮の香が男の心を擽る。
―やっぱり、俺は海が好きなんだな。
柄にも無くロマンチックな気分になっている自分に苦笑する。
そして、高まる胸の鼓動が緊張からもたらされるものであることに改めて気づかされる。
―やれやれ、これじゃ童貞だな…昔はバーって言ったんだっけか。
帝国海軍の将帥に憧れ、それに近しい立場になった男は、それ故か妙に帝国海軍士官ぶりたがる傾向にあった。
その割に完璧に士官ぶれて無いところがこの男-提督の長所でもあり短所でもあった。
これから一人の艦娘が彼の私室を訪ねてくることになっていた。
夜、艦娘が独りで自室を訪ねてくる。
それ自体は特に珍しくも無かった。
だが、今晩訪ねてくる艦娘は特別だった。
大日本帝国海軍一等巡洋艦妙高型4番艦「羽黒」。
かの大戦では蘭印攻略戦を皮切りに、サンゴ海、ミッドウェー、ソロモン、マリアナ、レイテと勇戦し大戦最後の水上戦で倒れた勇者。
幸運艦、武勲艦の名を欲しい儘にし幾多の海軍士官下士官兵に愛された傑作重巡。
その魂を継いだ艦娘が彼の部屋にやってくる。
恐らくは彼と契りを結ぶために。
そして、彼は彼女を武勲艦だから愛しているのではない。
セミロングボブの黒髪も、いつも八の字気味の眉も、伏し目がちの大きな目も、少し猫背気味の姿勢も。
引っ込み思案なところも、仲間思いなところも、芯の強さも。
気が付けば彼女の全てに彼は恋をしていた。
―恋、しているのか?俺は!
ぶふっ、と変な息を漏らしてちゃぶ台に提督は突っ伏しながら赤面した。
いい歳を恥ずかしい、とは思うが短くない人生経験からしてこれは間違いない。
部下に恋するなど、まして自分よりも随分と年下に見える娘に恋するなど思ってもみない事だった。
「ふふ、道理で、緊張するわけだ」
顔を上げると口に出して笑いがこみあげてきた。
恋する彼女との初めての夜。
リラックスできるほど彼は男前では無かった。
キッチリ決めた二種軍装。オーデコロン。髪もしっかり整えた。
無論、既に入浴を済まし念入りに体も洗ってある。
笑えるぐらいの童貞力である。
それほどに彼は羽黒に恋をしていた。
時計は2155。
私室をノックする音が響いた。
「誰か?」
扉の向こうに誰がいるのかはわかっていたが、平静を装うため誰何の声をかける。
「羽黒です、宜しいでしょうか?」
大きくも小さくも無く、ただ静かだが強さを感じる声が返ってきた。
彼の恋してやまない、彼の心を沸き立たせ、不安にさせ、切なくさせる声が。
「入って宜しい」
赤道直下とはいえ流石に夜になると涼しい風が吹く。
煌々と光る13夜月の月光が眩しいくらいに見える。
月明かりを楽しみたいため照明は抑え目にしている。
開け放した窓から入る風に含まれる潮の香が男の心を擽る。
―やっぱり、俺は海が好きなんだな。
柄にも無くロマンチックな気分になっている自分に苦笑する。
そして、高まる胸の鼓動が緊張からもたらされるものであることに改めて気づかされる。
―やれやれ、これじゃ童貞だな…昔はバーって言ったんだっけか。
帝国海軍の将帥に憧れ、それに近しい立場になった男は、それ故か妙に帝国海軍士官ぶりたがる傾向にあった。
その割に完璧に士官ぶれて無いところがこの男-提督の長所でもあり短所でもあった。
これから一人の艦娘が彼の私室を訪ねてくることになっていた。
夜、艦娘が独りで自室を訪ねてくる。
それ自体は特に珍しくも無かった。
だが、今晩訪ねてくる艦娘は特別だった。
大日本帝国海軍一等巡洋艦妙高型4番艦「羽黒」。
かの大戦では蘭印攻略戦を皮切りに、サンゴ海、ミッドウェー、ソロモン、マリアナ、レイテと勇戦し大戦最後の水上戦で倒れた勇者。
幸運艦、武勲艦の名を欲しい儘にし幾多の海軍士官下士官兵に愛された傑作重巡。
その魂を継いだ艦娘が彼の部屋にやってくる。
恐らくは彼と契りを結ぶために。
そして、彼は彼女を武勲艦だから愛しているのではない。
セミロングボブの黒髪も、いつも八の字気味の眉も、伏し目がちの大きな目も、少し猫背気味の姿勢も。
引っ込み思案なところも、仲間思いなところも、芯の強さも。
気が付けば彼女の全てに彼は恋をしていた。
―恋、しているのか?俺は!
ぶふっ、と変な息を漏らしてちゃぶ台に提督は突っ伏しながら赤面した。
いい歳を恥ずかしい、とは思うが短くない人生経験からしてこれは間違いない。
部下に恋するなど、まして自分よりも随分と年下に見える娘に恋するなど思ってもみない事だった。
「ふふ、道理で、緊張するわけだ」
顔を上げると口に出して笑いがこみあげてきた。
恋する彼女との初めての夜。
リラックスできるほど彼は男前では無かった。
キッチリ決めた二種軍装。オーデコロン。髪もしっかり整えた。
無論、既に入浴を済まし念入りに体も洗ってある。
笑えるぐらいの童貞力である。
それほどに彼は羽黒に恋をしていた。
時計は2155。
私室をノックする音が響いた。
「誰か?」
扉の向こうに誰がいるのかはわかっていたが、平静を装うため誰何の声をかける。
「羽黒です、宜しいでしょうか?」
大きくも小さくも無く、ただ静かだが強さを感じる声が返ってきた。
彼の恋してやまない、彼の心を沸き立たせ、不安にさせ、切なくさせる声が。
「入って宜しい」
4-2-1
赤道直下とはいえ流石に夜になると涼しい風が吹く。
煌々と光る13夜月の月光が眩しいくらいに見える。
月明かりを楽しみたいため照明は抑え目にしている。
開け放した窓から入る風に含まれる潮の香が男の心を擽る。
―やっぱり、俺は海が好きなんだな。
柄にも無くロマンチックな気分になっている自分に苦笑する。
そして、高まる胸の鼓動が緊張からもたらされるものであることに改めて気づかされる。
―やれやれ、これじゃ童貞だな…昔はバーって言ったんだっけか。
帝国海軍の将帥に憧れ、それに近しい立場になった男は、それ故か妙に帝国海軍士官ぶりたがる傾向にあった。
その割に完璧に士官ぶれて無いところがこの男-提督の長所でもあり短所でもあった。
これから一人の艦娘が彼の私室を訪ねてくることになっていた。
夜、艦娘が独りで自室を訪ねてくる。
それ自体は特に珍しくも無かった。
だが、今晩訪ねてくる艦娘は特別だった。
大日本帝国海軍一等巡洋艦妙高型4番艦「羽黒」。
かの大戦では蘭印攻略戦を皮切りに、サンゴ海、ミッドウェー、ソロモン、マリアナ、レイテと勇戦し大戦最後の水上戦で倒れた勇者。
幸運艦、武勲艦の名を欲しい儘にし幾多の海軍士官下士官兵に愛された傑作重巡。
その魂を継いだ艦娘が彼の部屋にやってくる。
恐らくは彼と契りを結ぶために。
そして、彼は彼女を武勲艦だから愛しているのではない。
セミロングボブの黒髪も、いつも八の字気味の眉も、伏し目がちの大きな目も、少し猫背気味の姿勢も。
引っ込み思案なところも、仲間思いなところも、芯の強さも。
気が付けば彼女の全てに彼は恋をしていた。
―恋、しているのか?俺は!
ぶふっ、と変な息を漏らしてちゃぶ台に提督は突っ伏しながら赤面した。
いい歳を恥ずかしい、とは思うが短くない人生経験からしてこれは間違いない。
部下に恋するなど、まして自分よりも随分と年下に見える娘に恋するなど思ってもみない事だった。
「ふふ、道理で、緊張するわけだ」
顔を上げると口に出して笑いがこみあげてきた。
恋する彼女との初めての夜。
リラックスできるほど彼は男前では無かった。
キッチリ決めた二種軍装。オーデコロン。髪もしっかり整えた。
無論、既に入浴を済まし念入りに体も洗ってある。
笑えるぐらいの童貞力である。
それほどに彼は羽黒に恋をしていた。
時計は2155。
私室をノックする音が響いた。
「誰か?」
扉の向こうに誰がいるのかはわかっていたが、平静を装うため誰何の声をかける。
「羽黒です、宜しいでしょうか?」
大きくも小さくも無く、ただ静かだが強さを感じる声が返ってきた。
彼の恋してやまない、彼の心を沸き立たせ、不安にさせ、切なくさせる声が。
「入って宜しい」
640 :
2-358:2014/05/17(土) 04:16:23.45 ID:09X+gTzW
4-2-2
扉が開き、廊下の微かな灯りを背に受けた細いシルエットが浮かんだ。
セミロングボブの髪に銀色の髪飾り。
朱の射した顔に大きな瞳と可憐な唇。
そして、普段の妙高型お揃いの制服と同じ色の和服。
月光に冴えるたおやかな菫のような美しさに提督は息を飲んだ。
「…あの、司令官さん?」
普段の気弱気な羽黒の声で提督は我に返った。
「あ、いや、ごほん。どうぞ」
鯱ばって立ち上がると羽黒を中に招き入れる。
井草の畳に戦艦長門の模型を飾った箪笥と障子にちゃぶ台。
最近、戦果で手に入れた改修予算を一気に使って和風を好む彼は部屋を完全に和装に整えていた。
ホテルを改装した天井の高い鎮守府の部屋にいささかミスマッチではあったがここが落ち着くという艦娘も少なくない。
羽黒は出された座布団に静々と座った。
ちゃぶ台を挟み向かいに座った提督はまんじりともせずその姿を呆然と見つめた。
―綺麗だ。
暫く沈黙が続いたが、緊張感に耐えられなかった提督は口を開いた。
「その、似合ってるな。その菫色の和服」
「……ありがとうございます」
はにかむように羽黒は上目づかいに微笑んだ。
「妙高姉さんが選んでくれました。その、司令官さんのお部屋にはこの服が合うって」
そう言って羽黒は頬を染めた。
『そうそう、和服の方が殿方は色々と致しやすいし、誘いやすっ、げふ』
と力説する足柄を那智がひじ打ちをして黙らせた事は黙っている。
―はぅぅ、き、緊張するよぉ
誠意一杯の勇気を振り絞って提督の部屋に来たものの何をどうしたらよいか見当がつかない。
―そうだ、お酒。那智姉さんありがとう。
『お互いいける口なんだからこれを持っていけ』
と那智から渡されたのは山形の銘酒《羽黒山・純米吟醸》の四合瓶だ。
『あ、あ奴は吟醸が好きだから…』
頬を染めそっぽを向きながら酒を渡す那智。
上がり症な羽黒と妙なところで口下手な提督の事を考えての事なのだろう。
那智の心中が複雑なのは羽黒も理解できた。
提督は那智にとって飲み仲間であり、想い人でもある。
妹が本懐を遂げられるのは喜ばしいが、焼きもちも同時に焼いてしまう。根が素直な那智の顔にありありとそう書いてあった。
妙高が酒瓶を丁寧に包んでくれた。
『羽黒。あんまり飲ませちゃダメよ』
明日は土曜日。とは言え鎮守府は現在、難関海域を攻略中であり土曜日といえど課業は普通にある。
深酒をさせて鎮守府の運行が滞っては、現在の秘書艦である妙高の立場も無い。
『そうよぉ。飲み過ぎると提督も若く無いから、いざっ!て時に、勃たないかっ、うぼぁ』
余計な事を付け足そうとした足柄の水月に那智の拳がめり込んだ。今夜提督と夜を過ごせない八つ当たりが20%くらい入っていただろう。
扉が開き、廊下の微かな灯りを背に受けた細いシルエットが浮かんだ。
セミロングボブの髪に銀色の髪飾り。
朱の射した顔に大きな瞳と可憐な唇。
そして、普段の妙高型お揃いの制服と同じ色の和服。
月光に冴えるたおやかな菫のような美しさに提督は息を飲んだ。
「…あの、司令官さん?」
普段の気弱気な羽黒の声で提督は我に返った。
「あ、いや、ごほん。どうぞ」
鯱ばって立ち上がると羽黒を中に招き入れる。
井草の畳に戦艦長門の模型を飾った箪笥と障子にちゃぶ台。
最近、戦果で手に入れた改修予算を一気に使って和風を好む彼は部屋を完全に和装に整えていた。
ホテルを改装した天井の高い鎮守府の部屋にいささかミスマッチではあったがここが落ち着くという艦娘も少なくない。
羽黒は出された座布団に静々と座った。
ちゃぶ台を挟み向かいに座った提督はまんじりともせずその姿を呆然と見つめた。
―綺麗だ。
暫く沈黙が続いたが、緊張感に耐えられなかった提督は口を開いた。
「その、似合ってるな。その菫色の和服」
「……ありがとうございます」
はにかむように羽黒は上目づかいに微笑んだ。
「妙高姉さんが選んでくれました。その、司令官さんのお部屋にはこの服が合うって」
そう言って羽黒は頬を染めた。
『そうそう、和服の方が殿方は色々と致しやすいし、誘いやすっ、げふ』
と力説する足柄を那智がひじ打ちをして黙らせた事は黙っている。
―はぅぅ、き、緊張するよぉ
誠意一杯の勇気を振り絞って提督の部屋に来たものの何をどうしたらよいか見当がつかない。
―そうだ、お酒。那智姉さんありがとう。
『お互いいける口なんだからこれを持っていけ』
と那智から渡されたのは山形の銘酒《羽黒山・純米吟醸》の四合瓶だ。
『あ、あ奴は吟醸が好きだから…』
頬を染めそっぽを向きながら酒を渡す那智。
上がり症な羽黒と妙なところで口下手な提督の事を考えての事なのだろう。
那智の心中が複雑なのは羽黒も理解できた。
提督は那智にとって飲み仲間であり、想い人でもある。
妹が本懐を遂げられるのは喜ばしいが、焼きもちも同時に焼いてしまう。根が素直な那智の顔にありありとそう書いてあった。
妙高が酒瓶を丁寧に包んでくれた。
『羽黒。あんまり飲ませちゃダメよ』
明日は土曜日。とは言え鎮守府は現在、難関海域を攻略中であり土曜日といえど課業は普通にある。
深酒をさせて鎮守府の運行が滞っては、現在の秘書艦である妙高の立場も無い。
『そうよぉ。飲み過ぎると提督も若く無いから、いざっ!て時に、勃たないかっ、うぼぁ』
余計な事を付け足そうとした足柄の水月に那智の拳がめり込んだ。今夜提督と夜を過ごせない八つ当たりが20%くらい入っていただろう。
642 :
2-358:2014/05/17(土) 04:20:43.16 ID:09X+gTzW
4-2-3
「あの、司令官さん。こ、これ。い、一緒に飲みませんか」
「ん?おお、羽黒山の純米吟醸じゃないか!羽黒、ありがとう」
そう言うと茶箪笥から取り出した湯呑茶碗を二つ並べた。
「肴、肴は〜。はは、こんなのしかないか」
そう言って取り出したのは、携帯糧食のイワシの缶詰だ。
「本当は暖めた方が旨いんだけどな〜」
うきうきとイワシ缶のふたを開け、割り箸を二膳、ちゃぶ台に置いてから提督ははたと気づいた。
羽黒をほったらかしにしていた事を。
「す、すまん羽黒。久しぶりの吟醸酒だから浮かれちゃって…」
ちゃぶ台の向こうにちょこんと座った羽黒に真剣に頭を下げる提督。
日本酒を前に浮かれモードの中年士官をポカンと見ていた羽黒だが、やがてクスクスと笑い出した。
「司令官さん、お酒が大好きなんですね」
「へっ?……いやぁ、恥ずかしいところを見せたな」
羽黒が怒っていないと気づき、頭をポリポリと掻く提督の前に湯呑茶碗が出された。
「お一つ、どうぞ」
「ああ、すまない。いただこうか」
羽黒は嬉しかった。
普段から厳格というには程遠い提督ではあったが、こんなにくだけた姿を見るのは初めてだった。
それだけに彼に一歩近づけた気がした。もっともっといろんな彼を見たい、知りたい、近づきたい。
一緒にいたい。
少なくとも今夜、彼の最も近しい場所にいるのは自分なのだ。
勇気を出して良かった。
応援してくれた姉妹や鎮守府の仲間に感謝しながら茶碗に美酒を満たしていく。
「ど、どうぞ」
「羽黒も飲めただろ、さぁ」
恐縮する黒髪の艦娘がそっと茶碗を差し出した。
羽黒と二人きりで飲む。
今まであるようで無かったシチュエーションだ。
欠けていた時間を埋めるよう酒が満たされていく。
「じゃ、乾杯」
「あの、司令官さん。こ、これ。い、一緒に飲みませんか」
「ん?おお、羽黒山の純米吟醸じゃないか!羽黒、ありがとう」
そう言うと茶箪笥から取り出した湯呑茶碗を二つ並べた。
「肴、肴は〜。はは、こんなのしかないか」
そう言って取り出したのは、携帯糧食のイワシの缶詰だ。
「本当は暖めた方が旨いんだけどな〜」
うきうきとイワシ缶のふたを開け、割り箸を二膳、ちゃぶ台に置いてから提督ははたと気づいた。
羽黒をほったらかしにしていた事を。
「す、すまん羽黒。久しぶりの吟醸酒だから浮かれちゃって…」
ちゃぶ台の向こうにちょこんと座った羽黒に真剣に頭を下げる提督。
日本酒を前に浮かれモードの中年士官をポカンと見ていた羽黒だが、やがてクスクスと笑い出した。
「司令官さん、お酒が大好きなんですね」
「へっ?……いやぁ、恥ずかしいところを見せたな」
羽黒が怒っていないと気づき、頭をポリポリと掻く提督の前に湯呑茶碗が出された。
「お一つ、どうぞ」
「ああ、すまない。いただこうか」
羽黒は嬉しかった。
普段から厳格というには程遠い提督ではあったが、こんなにくだけた姿を見るのは初めてだった。
それだけに彼に一歩近づけた気がした。もっともっといろんな彼を見たい、知りたい、近づきたい。
一緒にいたい。
少なくとも今夜、彼の最も近しい場所にいるのは自分なのだ。
勇気を出して良かった。
応援してくれた姉妹や鎮守府の仲間に感謝しながら茶碗に美酒を満たしていく。
「ど、どうぞ」
「羽黒も飲めただろ、さぁ」
恐縮する黒髪の艦娘がそっと茶碗を差し出した。
羽黒と二人きりで飲む。
今まであるようで無かったシチュエーションだ。
欠けていた時間を埋めるよう酒が満たされていく。
「じゃ、乾杯」
644 :
2-358:2014/05/17(土) 04:22:33.15 ID:09X+gTzW
4-2-4
「か、乾杯」
茶碗をかかげると提督は一気にそれを煽った。芳醇な香りの液体が喉を下る。
本来なら一口含んでじっくりと胃の腑に落としていくのが良いのだろう。
しかし今は、乾杯、その言葉の通り盃(茶碗だが)を乾してしまいたい衝動を抑えることはできなかった。
緊張とそれを上回る高揚感。目の前にいる艦娘と二人の時間を持てた事が提督には嬉しかった。
菫色の衣に身を包んだ羽黒が酒瓶を掲げて待っていた。
咳払い一つしてそっと茶碗を差し出すと慎重に酒を注いでくれる。
紗で織られた和服の菫色と羽黒の白い肌が絶妙な色気を醸し出す。
袂からチラリと見える脇と胸元の合わせ目につい目が行ってしまう。
いつも猫背気味なので、気が付かなかったがそこそこのボリュームをそこは主張していた。
「あの……や、やっぱり、気になりますか?」
ひょいと顔を上げると赤面した羽黒と目が合った。
恥ずかしがりやの彼女は普段ならこんな表情の時は目線を逸らしているところなのだが、今日の羽黒は違った。
男の方が赤面しながら恐縮して先に視線を逸らしてしまった。
「い、いや…その、なんだ、気にならないと言えば嘘になる」
ちびりと酒を口にする。妙に喉が渇く。
「……羽黒。こんな近くで君を見た事が無かったから」
茶碗をちゃぶ台に置くと羽黒の傍らに座る。
「綺麗だよ、羽黒。気付かなくてゴメン」
恋する男の顔がすぐ隣に来て羽黒の心臓は一瞬ドキリとする。
普段なら尻尾を巻いて逃げ出してしまうのだが、今日の彼女は違っていた。
羞恥や怯懦よりも彼への思慕の念が勝った。
「私も……司令官さんの顔、こんなに近くで見るのは初めてです」
そう言って彼女は瞳を閉じた。
提督は羽黒の肩に手を置いた。一万d重巡娘とは思えないほど細く柔らかな肩。
そのままそっと己が胸に寄せると唇を重ねた。
薄明りの和室に二人の影が重なる。
二種軍装に重なった和装の菫色が薄明るい灯りの下で静かに揺れる。
「んっ、はー……はぁはぁはぁ、しれい、官さん、んんっ」
長い接吻で苦しくなった息を継いだ羽黒だが、提督の顔をほうと見つめると自らその唇に口づけた。
―司令官さん、司令官さん……。
ずっと恋焦がれていた男の唇は思っていたより熱くて強くて、切なかった。
―離したくない。このまま時間が止まってしまえばいいのに………。
「んふっ、ちゅちゅちゅ、んんっ、ふぁ、んちゅ」
「か、乾杯」
茶碗をかかげると提督は一気にそれを煽った。芳醇な香りの液体が喉を下る。
本来なら一口含んでじっくりと胃の腑に落としていくのが良いのだろう。
しかし今は、乾杯、その言葉の通り盃(茶碗だが)を乾してしまいたい衝動を抑えることはできなかった。
緊張とそれを上回る高揚感。目の前にいる艦娘と二人の時間を持てた事が提督には嬉しかった。
菫色の衣に身を包んだ羽黒が酒瓶を掲げて待っていた。
咳払い一つしてそっと茶碗を差し出すと慎重に酒を注いでくれる。
紗で織られた和服の菫色と羽黒の白い肌が絶妙な色気を醸し出す。
袂からチラリと見える脇と胸元の合わせ目につい目が行ってしまう。
いつも猫背気味なので、気が付かなかったがそこそこのボリュームをそこは主張していた。
「あの……や、やっぱり、気になりますか?」
ひょいと顔を上げると赤面した羽黒と目が合った。
恥ずかしがりやの彼女は普段ならこんな表情の時は目線を逸らしているところなのだが、今日の羽黒は違った。
男の方が赤面しながら恐縮して先に視線を逸らしてしまった。
「い、いや…その、なんだ、気にならないと言えば嘘になる」
ちびりと酒を口にする。妙に喉が渇く。
「……羽黒。こんな近くで君を見た事が無かったから」
茶碗をちゃぶ台に置くと羽黒の傍らに座る。
「綺麗だよ、羽黒。気付かなくてゴメン」
恋する男の顔がすぐ隣に来て羽黒の心臓は一瞬ドキリとする。
普段なら尻尾を巻いて逃げ出してしまうのだが、今日の彼女は違っていた。
羞恥や怯懦よりも彼への思慕の念が勝った。
「私も……司令官さんの顔、こんなに近くで見るのは初めてです」
そう言って彼女は瞳を閉じた。
提督は羽黒の肩に手を置いた。一万d重巡娘とは思えないほど細く柔らかな肩。
そのままそっと己が胸に寄せると唇を重ねた。
薄明りの和室に二人の影が重なる。
二種軍装に重なった和装の菫色が薄明るい灯りの下で静かに揺れる。
「んっ、はー……はぁはぁはぁ、しれい、官さん、んんっ」
長い接吻で苦しくなった息を継いだ羽黒だが、提督の顔をほうと見つめると自らその唇に口づけた。
―司令官さん、司令官さん……。
ずっと恋焦がれていた男の唇は思っていたより熱くて強くて、切なかった。
―離したくない。このまま時間が止まってしまえばいいのに………。
「んふっ、ちゅちゅちゅ、んんっ、ふぁ、んちゅ」
646 :
2-358:2014/05/17(土) 04:23:58.17 ID:09X+gTzW
4-2-5
「んっ、はぁ、はぁはぁはぁ、羽黒っ、待った」
執拗に唇を求める羽黒をそっと引きはがし提督は荒い息をついた。
「はぁはぁはぁ。はー、慌てないでくれ。俺も我慢できなくなる」
こつんと羽黒の額に自らの額を合わせ提督は苦笑いする。
彼とて思い焦がれた羽黒との接吻に興奮しないわけは無かった。
「あ、あの…ごめんなさい」
いつもの口癖が羽黒の口から洩れたが、いつものように顔を俯けてはいなかった。
羞恥に染まった真っ赤な顔を提督に向け精一杯の笑顔を作って見せる。
「が、我慢しないでください……羽黒、精一杯頑張ります」
「……羽黒っ」
男に我慢などできるはずも無かった。そのまま、ぎゅっと羽黒を抱きしめる。
「きゃっ、し、司令官さん?」
「羽黒、我慢しないぞ?いいな」
こくりと頷いた黒髪の娘の手を取った提督は彼女を夜具の上に導いた。
「んっ、はぁ、はぁはぁはぁ、羽黒っ、待った」
執拗に唇を求める羽黒をそっと引きはがし提督は荒い息をついた。
「はぁはぁはぁ。はー、慌てないでくれ。俺も我慢できなくなる」
こつんと羽黒の額に自らの額を合わせ提督は苦笑いする。
彼とて思い焦がれた羽黒との接吻に興奮しないわけは無かった。
「あ、あの…ごめんなさい」
いつもの口癖が羽黒の口から洩れたが、いつものように顔を俯けてはいなかった。
羞恥に染まった真っ赤な顔を提督に向け精一杯の笑顔を作って見せる。
「が、我慢しないでください……羽黒、精一杯頑張ります」
「……羽黒っ」
男に我慢などできるはずも無かった。そのまま、ぎゅっと羽黒を抱きしめる。
「きゃっ、し、司令官さん?」
「羽黒、我慢しないぞ?いいな」
こくりと頷いた黒髪の娘の手を取った提督は彼女を夜具の上に導いた。
648 :
2-358:2014/05/17(土) 04:24:48.01 ID:09X+gTzW
4-3-1
菫色は不思議な色だ。
楚々として清らかなイメージと蠱惑的で妖艶なイメージが混在していた。
夜具の上に横たわった羽黒が正にそうだった。
はだけた襟から上下する白い膨らみが垣間見える。
浅黄色の帯でくくられた腰は程よく肉付いてまろやかな曲線を描いている。
乱れた裾から伸びる足は陳腐な表現だが白魚のように美しかった。
思わずごくりと喉が鳴った。
そのままもう一度口づける。
「ん、んっ?、はぁぅ、ちゅ、れろ、ふぅんっ」
今度のキスは文字通り遠慮は無かった。
可憐な唇を割り開いて提督の舌が羽黒の口に侵入する。
閉じていた前歯をそっとノックするように優しく愛撫するとゆっくりと口腔が広がった。
そっと舌と舌を逢わせるとびくりと舌が震える。
あまりにも予想通りの彼女らしい反応が微笑ましい。
そのままゆっくりと舌を絡めると羽黒も合わせるように舌を絡める。
熱く湿った肉のうねりと時折ふれる奥歯の硬質の滑らかさが心地よい。
提督の舌と共に送り込まれる唾液をごくりと飲み込むと胃の中から体中に熱が伝播していく。
「ふぅ、んふぅちゅ、ちゅちゅ、んちゅ、ふぁ、れろ」
提督は羽黒の口内を堪能するとゆっくりと彼女の舌を自身の口内に引き入れる。
おずおずと提督の中に侵入した羽黒の舌は柔らかく提督の口内をくすぐり始める。
前歯、奥歯、歯の裏、歯茎、唇の裏側、舌の付け根、次第に動きは大胆になっていく。
口と口での愛撫を続けながら、提督の手が袖から胸に侵入する。
「んちゅ、ちゅ、ん、んんっ?ふぁっ司令官さん?」
「すまん。でも、我慢できないって、言ったろ」
肌襦袢の下にたどり着いた手がふわりと膨らみに触れた。
下着に抑えつけられていなかったそれは柔らかく弾力した。
「あっ、やっ、んん」
柳眉を八の字に寄せて羽黒は思わず声を出してしまう。
初めて男の手に触れられた乳房が熱い。
「や、んん、ふぅんっ、くぅ、あはぁ、ん」
―恥ずかしくて顔から火が出そう。でも、気持ちいぃ。
肉欲に浮かされ始め頭の芯がぼんやりとしてくる。
それでいて体の感覚はより敏感になって痺れる様な快感が広がる。
菫色は不思議な色だ。
楚々として清らかなイメージと蠱惑的で妖艶なイメージが混在していた。
夜具の上に横たわった羽黒が正にそうだった。
はだけた襟から上下する白い膨らみが垣間見える。
浅黄色の帯でくくられた腰は程よく肉付いてまろやかな曲線を描いている。
乱れた裾から伸びる足は陳腐な表現だが白魚のように美しかった。
思わずごくりと喉が鳴った。
そのままもう一度口づける。
「ん、んっ?、はぁぅ、ちゅ、れろ、ふぅんっ」
今度のキスは文字通り遠慮は無かった。
可憐な唇を割り開いて提督の舌が羽黒の口に侵入する。
閉じていた前歯をそっとノックするように優しく愛撫するとゆっくりと口腔が広がった。
そっと舌と舌を逢わせるとびくりと舌が震える。
あまりにも予想通りの彼女らしい反応が微笑ましい。
そのままゆっくりと舌を絡めると羽黒も合わせるように舌を絡める。
熱く湿った肉のうねりと時折ふれる奥歯の硬質の滑らかさが心地よい。
提督の舌と共に送り込まれる唾液をごくりと飲み込むと胃の中から体中に熱が伝播していく。
「ふぅ、んふぅちゅ、ちゅちゅ、んちゅ、ふぁ、れろ」
提督は羽黒の口内を堪能するとゆっくりと彼女の舌を自身の口内に引き入れる。
おずおずと提督の中に侵入した羽黒の舌は柔らかく提督の口内をくすぐり始める。
前歯、奥歯、歯の裏、歯茎、唇の裏側、舌の付け根、次第に動きは大胆になっていく。
口と口での愛撫を続けながら、提督の手が袖から胸に侵入する。
「んちゅ、ちゅ、ん、んんっ?ふぁっ司令官さん?」
「すまん。でも、我慢できないって、言ったろ」
肌襦袢の下にたどり着いた手がふわりと膨らみに触れた。
下着に抑えつけられていなかったそれは柔らかく弾力した。
「あっ、やっ、んん」
柳眉を八の字に寄せて羽黒は思わず声を出してしまう。
初めて男の手に触れられた乳房が熱い。
「や、んん、ふぅんっ、くぅ、あはぁ、ん」
―恥ずかしくて顔から火が出そう。でも、気持ちいぃ。
肉欲に浮かされ始め頭の芯がぼんやりとしてくる。
それでいて体の感覚はより敏感になって痺れる様な快感が広がる。
650 :
2-358:2014/05/17(土) 04:25:40.24 ID:09X+gTzW
4-3-2
「羽黒、脱がせるよ」
ぼんやりとする頭でセミロングボブの髪が頷いた。
緩んだ帯をそっと外し、下帯を解く。肌襦袢を開くと白い裸身が現れた。
きめ細やかな雪肌が羞恥と情欲でほんのりと桃色に染まっている。
細身の体はその名を持つ重巡洋艦の最上甲板が作る曲線のように優美かつ引き締まっている。
華奢な印象の肢体に比べて、乳房はふっくらと盛り上がりピラミッド型に配置された前部主砲群のように存在感を主張していた。
当然のことながら主砲塔とは違いあくまでもなだらかで柔らかな双乳の先は桜色に色付いた乳首がツンと上を向いている。
荒い息で上下する初々しい乳房と相反して、贅肉のついていない腹部はなだらかだ。
縦に窪んだおへそがチャーミングなアクセントに見える。
飾り気のない白い下着が安産型の尻を包んでいる。
そこから伸びる白い太腿が内股に閉じられて淫靡さを醸し出している。
「羽黒、綺麗だ……本当に綺麗だよ」
戦場から帰ってくる艦娘達の中には艤装だけでなく着衣が大きく損傷している娘もいる。
羽黒も例外ではない。むしろ他の艦を庇って被弾し中破状態で帰港してくる事が多い。
不謹慎ながら、破れた着衣の隙間からそのプロポーションを邪推してしまったことが無いと言えば嘘になる。
しかし、眼下に輝く裸身は提督の陳腐な想像をはるかに超えた美しさだった。
提督の手が無意識に桜色の頂を持つ果実に伸びた。
「やっぱりダメ、恥ずかしぃ、です……そんなに、見ないで」
消え入りそうな声で羽黒は羞恥を告げる。
顔を真っ赤にした羽黒がおずおずと胸を隠そうとする。その手を提督は柔らかく抑えた。
「ダメ……見たい。今夜は羽黒をもっと知りたい」
そう言って乳房に指をめり込ませる。驚くほどしっとりと柔らかな肉が提督の指を包む。
少し指先に力を入れると乳肉は優しく押し返してきた。その肌触りと弾力に提督の欲情が高まる。
「あぁ、ダメ、んんん…しれぇ、官さぁん、はぁ、くぅん」
乳房を手のひらで包むように揉まれると愉悦の波が広がり、羽黒の全身に痺れる様な快感が響いた。
興奮から体積を増した白桃は提督の指に吸い付く様に弾み、その度に羽黒の口からすすり泣くような吐息が漏れる。
快感で意識がぼぉとなり、汗が噴き出す。しっとりと濡れた裸身が快楽に踊る。
「羽黒、痛くないか?」
「んぁんっ、は、はぃ。大丈夫、です、んんっ」
「じゃあ、こっちはどうだい?」
先端で切なげに揺れていた桜色の乳首を提督がクリクリと捏ねた。
既に硬く尖っていた乳首から全身に鋭く快感が走った。
「ひぅっ、あはぁぁんっ、やめぇ、はうぅぁ、はぁんっ」
一際大きな嬌声が和室に響いた。同時に提督はタガが外れたように羽黒の乳首に吸い付いた。
チュウチュウと敏感な突起を吸い、ぞろりと舌の腹で舐る。コリコリとした感触がなんとも心地よい。
口による愛撫を免れていたもう一つの蕾も提督は逃さない。
指の腹で優しく、時に強く弾く。増々硬度を増した尖りを乳肉に押しつぶしてはやんわりと引っ張り上げる。
651 :
2-358:2014/05/17(土) 04:26:29.26 ID:09X+gTzW
4-3-3
「やっ、あはぁん、しれぇ、だめぇ、あはぁ、んっんん、あぁぁぁん」
乳房全体が熱く疼き、男の欲望に翻弄される桜の花芯は強烈な快感を全身に響かせる。
今まで感じた事のない快感が羽黒を責めたて、溶かしていく。
顔だけでなく首筋まで赤く染める羽黒の痴態に提督の隠れていた嗜虐心に火が付いた。
なだらかな腹をそろりと下り、いきなり純白の下着に包まれた秘苑を撫であげた。
「ひうっ、やあ、それ、はぅぅぅぅんっ」
「えっ?羽黒。お前、もうこんなに」
撫でた指先に纏いついた湿り気に提督は驚いた。湿り気というよりもそこは既に溢れる蜜でしとどに濡れていた。
「はぁはぁはぁはぁ、しれぃか、さん……私、こんな感じ、初めて」
「……嫌だったか?」
打ち続いた快楽の波で四肢の力を失い、荒く息をつきながら羽黒は喘ぎながら頭を振った。
桜色の頬に涙が伝う。チュッと提督の唇が雫を吸い取った。
そうしてから羽黒を全身に抱き寄せ耳元で呟く。
「じゃあ、もう少し羽黒のかわいいところを見せてくれ」
そういうと下着に指を滑り込ませ、ヒクつく秘裂を撫で上げた。
「あっ、いきなりっ、ダメぇ、んっ、ぁぁぁっ」
くちゅりと水音を立てて愛液が指の隙間から零れる。くちゅくちゅと探るように蠢いた指先は硬いコリコリとした器官を探り当てた。
既に包皮から頭をもたげていたそれを提督はくるりと指先で撫でた。
そのとたん羽黒の脊髄を鋭い快感が駆け上がった。
「ふあぁぁぁっ、そ、そこぉ、らめぇ、い、いきなりは、あぁぁぁぁぁん」
背筋を弓なりにして喘ぐ羽黒の裸身を片手で抱きながら、提督はもう一方の手で更にクリトリスを責めたてる。
指先で突起を摘まみすり合わせたかと思うと指の腹でグリグリと押し込む。
突起の根元から扱くように指を上下させ、先端をクリクリと弄り回す。
執拗に陰核を責めながら、唇で羽黒の全身にキスの雨を降らせる。
「ひぁっ、い、いぃ…そこぉ、すごぃ、そんな、の、あはぁぁぁぁんっ」
桜色の首筋、綺麗に窪んだ鎖骨、羽黒が喘ぐたび揺れる乳房、充血してぷっくりと盛り上がった乳輪、愛らしく形を変える臍。
それは愛撫というよりも食事だった。
飢えを満たすために一心不乱に獲物を貪る肉食獣のように届く範囲全てに唇で、舌で、提督は羽黒の全身を味わう。
生きたまま食事に供される娘には激痛の代わりに快楽が全身を支配していった。
そして、肉食獣の共演はクライマックスに向かおうとしていた。
連続する細かいオルガスムスで汗みずくの羽黒を提督は布団にそっと横たえる。
自ら着衣を全部脱ぎ去ると放心したかのような羽黒に口づけた。
「羽黒、いくよ……いいかい?」
「は、はい……司令官さん、私で良ければ」
「羽黒、脱がせるよ」
ぼんやりとする頭でセミロングボブの髪が頷いた。
緩んだ帯をそっと外し、下帯を解く。肌襦袢を開くと白い裸身が現れた。
きめ細やかな雪肌が羞恥と情欲でほんのりと桃色に染まっている。
細身の体はその名を持つ重巡洋艦の最上甲板が作る曲線のように優美かつ引き締まっている。
華奢な印象の肢体に比べて、乳房はふっくらと盛り上がりピラミッド型に配置された前部主砲群のように存在感を主張していた。
当然のことながら主砲塔とは違いあくまでもなだらかで柔らかな双乳の先は桜色に色付いた乳首がツンと上を向いている。
荒い息で上下する初々しい乳房と相反して、贅肉のついていない腹部はなだらかだ。
縦に窪んだおへそがチャーミングなアクセントに見える。
飾り気のない白い下着が安産型の尻を包んでいる。
そこから伸びる白い太腿が内股に閉じられて淫靡さを醸し出している。
「羽黒、綺麗だ……本当に綺麗だよ」
戦場から帰ってくる艦娘達の中には艤装だけでなく着衣が大きく損傷している娘もいる。
羽黒も例外ではない。むしろ他の艦を庇って被弾し中破状態で帰港してくる事が多い。
不謹慎ながら、破れた着衣の隙間からそのプロポーションを邪推してしまったことが無いと言えば嘘になる。
しかし、眼下に輝く裸身は提督の陳腐な想像をはるかに超えた美しさだった。
提督の手が無意識に桜色の頂を持つ果実に伸びた。
「やっぱりダメ、恥ずかしぃ、です……そんなに、見ないで」
消え入りそうな声で羽黒は羞恥を告げる。
顔を真っ赤にした羽黒がおずおずと胸を隠そうとする。その手を提督は柔らかく抑えた。
「ダメ……見たい。今夜は羽黒をもっと知りたい」
そう言って乳房に指をめり込ませる。驚くほどしっとりと柔らかな肉が提督の指を包む。
少し指先に力を入れると乳肉は優しく押し返してきた。その肌触りと弾力に提督の欲情が高まる。
「あぁ、ダメ、んんん…しれぇ、官さぁん、はぁ、くぅん」
乳房を手のひらで包むように揉まれると愉悦の波が広がり、羽黒の全身に痺れる様な快感が響いた。
興奮から体積を増した白桃は提督の指に吸い付く様に弾み、その度に羽黒の口からすすり泣くような吐息が漏れる。
快感で意識がぼぉとなり、汗が噴き出す。しっとりと濡れた裸身が快楽に踊る。
「羽黒、痛くないか?」
「んぁんっ、は、はぃ。大丈夫、です、んんっ」
「じゃあ、こっちはどうだい?」
先端で切なげに揺れていた桜色の乳首を提督がクリクリと捏ねた。
既に硬く尖っていた乳首から全身に鋭く快感が走った。
「ひぅっ、あはぁぁんっ、やめぇ、はうぅぁ、はぁんっ」
一際大きな嬌声が和室に響いた。同時に提督はタガが外れたように羽黒の乳首に吸い付いた。
チュウチュウと敏感な突起を吸い、ぞろりと舌の腹で舐る。コリコリとした感触がなんとも心地よい。
口による愛撫を免れていたもう一つの蕾も提督は逃さない。
指の腹で優しく、時に強く弾く。増々硬度を増した尖りを乳肉に押しつぶしてはやんわりと引っ張り上げる。
「やっ、あはぁん、しれぇ、だめぇ、あはぁ、んっんん、あぁぁぁん」
乳房全体が熱く疼き、男の欲望に翻弄される桜の花芯は強烈な快感を全身に響かせる。
今まで感じた事のない快感が羽黒を責めたて、溶かしていく。
顔だけでなく首筋まで赤く染める羽黒の痴態に提督の隠れていた嗜虐心に火が付いた。
なだらかな腹をそろりと下り、いきなり純白の下着に包まれた秘苑を撫であげた。
「ひうっ、やあ、それ、はぅぅぅぅんっ」
「えっ?羽黒。お前、もうこんなに」
撫でた指先に纏いついた湿り気に提督は驚いた。湿り気というよりもそこは既に溢れる蜜でしとどに濡れていた。
「はぁはぁはぁはぁ、しれぃか、さん……私、こんな感じ、初めて」
「……嫌だったか?」
打ち続いた快楽の波で四肢の力を失い、荒く息をつきながら羽黒は喘ぎながら頭を振った。
桜色の頬に涙が伝う。チュッと提督の唇が雫を吸い取った。
そうしてから羽黒を全身に抱き寄せ耳元で呟く。
「じゃあ、もう少し羽黒のかわいいところを見せてくれ」
そういうと下着に指を滑り込ませ、ヒクつく秘裂を撫で上げた。
「あっ、いきなりっ、ダメぇ、んっ、ぁぁぁっ」
くちゅりと水音を立てて愛液が指の隙間から零れる。くちゅくちゅと探るように蠢いた指先は硬いコリコリとした器官を探り当てた。
既に包皮から頭をもたげていたそれを提督はくるりと指先で撫でた。
そのとたん羽黒の脊髄を鋭い快感が駆け上がった。
「ふあぁぁぁっ、そ、そこぉ、らめぇ、い、いきなりは、あぁぁぁぁぁん」
背筋を弓なりにして喘ぐ羽黒の裸身を片手で抱きながら、提督はもう一方の手で更にクリトリスを責めたてる。
指先で突起を摘まみすり合わせたかと思うと指の腹でグリグリと押し込む。
突起の根元から扱くように指を上下させ、先端をクリクリと弄り回す。
執拗に陰核を責めながら、唇で羽黒の全身にキスの雨を降らせる。
「ひぁっ、い、いぃ…そこぉ、すごぃ、そんな、の、あはぁぁぁぁんっ」
桜色の首筋、綺麗に窪んだ鎖骨、羽黒が喘ぐたび揺れる乳房、充血してぷっくりと盛り上がった乳輪、愛らしく形を変える臍。
それは愛撫というよりも食事だった。
飢えを満たすために一心不乱に獲物を貪る肉食獣のように届く範囲全てに唇で、舌で、提督は羽黒の全身を味わう。
生きたまま食事に供される娘には激痛の代わりに快楽が全身を支配していった。
そして、肉食獣の共演はクライマックスに向かおうとしていた。
連続する細かいオルガスムスで汗みずくの羽黒を提督は布団にそっと横たえる。
自ら着衣を全部脱ぎ去ると放心したかのような羽黒に口づけた。
「羽黒、いくよ……いいかい?」
「は、はい……司令官さん、私で良ければ」
654 :
2-358:2014/05/17(土) 04:32:03.91 ID:09X+gTzW
4-3-4
ぐしょ濡れになった下着を取り去ると露に濡れた叢が現れた。少し大きめの大陰唇と小さくヒクつく小陰唇が淫靡に男を待っているかのようだ。
羽黒の足の間に体を入れた提督は己の切っ先を花弁にあてがった。触れた先端から女の胎内の熱さが伝わる。
そのままゆっくりと肉棒を羽黒に沈めていく。
亀頭が女肉をかき分けずぶずぶと奥に入る。
「くうぅっ、んんんんっ、はぅぅぅぅぅんっ」
固く目をつぶった羽黒は両手で布団を握りしめ衝撃に耐える。肉槍の膨らんだ先端が胎内を擦る感覚に羽黒は喘ぐ。
ゆっくりと挿入された男根を羽黒の可憐な秘孔は全て飲み込んだ。
ずんっと打ち込まれた提督自身が自身の胎内にあると胸の奥がほわっと暖かくなると同時に下半身が疼いてしまう。
「ん、くぅぅぅ、はぁはぁ、し司令官さんで、いっぱい、んん」
提督は羽黒に口づけた。そのまましばらくお互いの唇を啄み合う。
唇を重ねたままゆっくりと提督の腰が律動を開始した。
ぬちゅぬちゅと結合部から淫猥な音を出しながらペニスが羽黒の膣を擦り上げる。
亀頭の裏を擦っていく肉襞の感覚が提督の脳を焼く。
白熱する快感がを追い求めるように提督の腰の動きは加速していく。
びっちりと肉棒を咥えこんだ肉壁を押分けると羽黒の内臓が亀頭に絡みつきその精を搾り取ろうとしているように騒めく。
「ぐっ、は羽黒。すごい、気持ちいいよ、んん」
脳を焼く蜜壺の肉感に支配されて提督はひたすらに羽黒に腰を打ち付ける。
ずりずりと亀頭冠が膣壁を擦り、胎内を掻き分け侵入してくる。その度にゾクゾクとした快感が腰に走る。
特に膣口の裏側辺りをごりっと亀頭が通るときには頭の中が白くなるような快楽が体を貫いた。
膣壁全体で感じる肉棒の熱さと硬さが羽黒の心を満たす。
「ふあっ、あはぁんっ、しれぃかん、さん、来て、もっときてぇ」
手を上げて抱擁をねだる羽黒を抱きしめる。自身の胸板の下で柔らかく潰れる乳房の感覚が欲情を更に高める。
そのまま唇を奪うと舌を吸い上げる。羽黒も積極的に舌を絡め、ごくりとお互いの唾液を嚥下し合う。
息継ぎのため羽黒が口を離した隙に提督はたぷたぷと揺れる乳房にしゃぶりついた。
乱暴に舌でぐりぐりと乳首を舐り、唇で乳房を甘噛みする。
乳肉に刺激が与えられるたび、乳首が弄ばれるたび、愛液で滑る膣壁が男根をきゅっきゅっと締め上げた。
「あはぁっ、気持ちイイです……おっぱいも、おまたも、きもちいぃですっ」
「羽黒、俺も気持ち、イイよ。すごい、熱いっ」
愛液まみれの肉棒がトロトロに溶けた肉壺に入るたびに淫猥な水音がくちゅくちゅと響き、遅れて下腹と恥丘がぶつかり合うパンパンという音が続く。
提督の激しい息遣いと羽黒の恥ずかしげな嬌声と併せて二人の興奮を高めていく。
膣全体がペニスを包むように食い締め、ペニスはいよいよ硬度と体積を増し羽黒の胎内を圧迫する。
「羽黒、限界だ……いくよ」
655 :
2-358:2014/05/17(土) 04:32:50.51 ID:09X+gTzW
4-3-5
「は、はいぃっっ、私も、もう、きちゃうっ」
強烈に腰を動かして羽黒の最奥にペニスを差し入れると提督は引き金を振り絞った。
溜りに溜った精液が陰嚢から尿道口を駆け上がるのがわかる。
膨れ上がった亀頭から爆発するように白濁液が羽黒の子宮に叩き付けられる。
二度、三度と男根が烈しく胴震いを起こしながら熱い精液を羽黒の胎内に流し込んでいく。
放たれた精液の熱さと衝撃と愛する男の子種が胎内に満たされていく感覚を感じて羽黒も絶頂を迎える。
同時に最後の一滴まで精液を搾り取ろうとするかのように子宮と膣が収縮する。
「はあぁぅぅ、熱っ、しれぃかんさっ、イクぅっっっっ」
提督にしがみつきながら全身をガクガクと痙攣させて羽黒は気をやった。
魂まで吸い取られるような膣壁の蠢動に提督も一瞬、失神しかける何とか踏みとどまる。
最後の力を振り絞り羽黒の横にドサッと寝ころぶ。
力を失ったペニスが膣から抜け、愛液とカクテルされた精液がコポコポと女孔から零れ出る。
―羽黒、君が艦娘になってくれて、君に会えて、君を好きになれて……良かった。
横で眠る羽黒の裸身を抱き寄せて頬にキスをする。
そのまま愛しい女の体温を感じながら提督も意識を手放した。
…
……
………
潮騒と海鳥の声に後押しされて艦娘が目を開けると自分の部屋とは違う天井が見えた。
未だ覚醒しない頭のまま、寝返りをうった彼女の視界に入ったのは提督の寝顔だった。
―ふふ、司令官さんの寝顔、ちょっとかわいい……………へ?
一気に彼女、羽黒の意識は覚醒した。覚醒した途端に昨夜の情事を思い出す。
「あぅっ、昨日、私、司令官さんと……はぐぅぅ」
一気に茹蛸のように赤くなる羽黒。
同時に嬉しさもこみあげてくる。やっと傍にくる事ができた。私の大切な司令官さん。
しかし、同時に不安にもなる。
彼女の司令官さんは「みんなの提督」さんでもあるのだ。妙高型の姉妹を始め、榛名、鳳翔、千歳、雷を筆頭に駆逐艦勢とライバルは多い。
―まあ、海軍士官さんともなればお妾さんの一人や二人いても当然だし。お妾さんに。
とは思うが、一人や二人で済まないのが現状である。以前の彼女だったら諦めていたかもしれない。
しかし、彼女は諦めない自分を取り戻した。
不屈の重巡洋艦羽黒はその最後まで勇戦敢闘した幸運の重巡なのだから。
けれど油断するな羽黒。
提督を好きな艦娘はこのあともどんどん鎮守府にやってくるぞ。
そして、提督がガキの頃から好きだった軍艦の実装もやってくるぞ。
頑張れ羽黒。
指輪をもらえるその日まで。
ぐしょ濡れになった下着を取り去ると露に濡れた叢が現れた。少し大きめの大陰唇と小さくヒクつく小陰唇が淫靡に男を待っているかのようだ。
羽黒の足の間に体を入れた提督は己の切っ先を花弁にあてがった。触れた先端から女の胎内の熱さが伝わる。
そのままゆっくりと肉棒を羽黒に沈めていく。
亀頭が女肉をかき分けずぶずぶと奥に入る。
「くうぅっ、んんんんっ、はぅぅぅぅぅんっ」
固く目をつぶった羽黒は両手で布団を握りしめ衝撃に耐える。肉槍の膨らんだ先端が胎内を擦る感覚に羽黒は喘ぐ。
ゆっくりと挿入された男根を羽黒の可憐な秘孔は全て飲み込んだ。
ずんっと打ち込まれた提督自身が自身の胎内にあると胸の奥がほわっと暖かくなると同時に下半身が疼いてしまう。
「ん、くぅぅぅ、はぁはぁ、し司令官さんで、いっぱい、んん」
提督は羽黒に口づけた。そのまましばらくお互いの唇を啄み合う。
唇を重ねたままゆっくりと提督の腰が律動を開始した。
ぬちゅぬちゅと結合部から淫猥な音を出しながらペニスが羽黒の膣を擦り上げる。
亀頭の裏を擦っていく肉襞の感覚が提督の脳を焼く。
白熱する快感がを追い求めるように提督の腰の動きは加速していく。
びっちりと肉棒を咥えこんだ肉壁を押分けると羽黒の内臓が亀頭に絡みつきその精を搾り取ろうとしているように騒めく。
「ぐっ、は羽黒。すごい、気持ちいいよ、んん」
脳を焼く蜜壺の肉感に支配されて提督はひたすらに羽黒に腰を打ち付ける。
ずりずりと亀頭冠が膣壁を擦り、胎内を掻き分け侵入してくる。その度にゾクゾクとした快感が腰に走る。
特に膣口の裏側辺りをごりっと亀頭が通るときには頭の中が白くなるような快楽が体を貫いた。
膣壁全体で感じる肉棒の熱さと硬さが羽黒の心を満たす。
「ふあっ、あはぁんっ、しれぃかん、さん、来て、もっときてぇ」
手を上げて抱擁をねだる羽黒を抱きしめる。自身の胸板の下で柔らかく潰れる乳房の感覚が欲情を更に高める。
そのまま唇を奪うと舌を吸い上げる。羽黒も積極的に舌を絡め、ごくりとお互いの唾液を嚥下し合う。
息継ぎのため羽黒が口を離した隙に提督はたぷたぷと揺れる乳房にしゃぶりついた。
乱暴に舌でぐりぐりと乳首を舐り、唇で乳房を甘噛みする。
乳肉に刺激が与えられるたび、乳首が弄ばれるたび、愛液で滑る膣壁が男根をきゅっきゅっと締め上げた。
「あはぁっ、気持ちイイです……おっぱいも、おまたも、きもちいぃですっ」
「羽黒、俺も気持ち、イイよ。すごい、熱いっ」
愛液まみれの肉棒がトロトロに溶けた肉壺に入るたびに淫猥な水音がくちゅくちゅと響き、遅れて下腹と恥丘がぶつかり合うパンパンという音が続く。
提督の激しい息遣いと羽黒の恥ずかしげな嬌声と併せて二人の興奮を高めていく。
膣全体がペニスを包むように食い締め、ペニスはいよいよ硬度と体積を増し羽黒の胎内を圧迫する。
「羽黒、限界だ……いくよ」
グショヌスレムになった衣を取り去ると露に濡れた叢が現れた。僅か大きめのグラン陰唇と微粉化ヒクつくコ・クァゲ唇が淫靡に男を待って存在するかの……と予言書にも記されているようだ。
羽黒の大地を掴みし部位の運命の境界線に体を世界を切り開けた提督は己の切っ先をクァヴェンにあてがった。触れた先端から女体神の胎内の熱さが伝わる。
そのままゆっくりと肉棒を召喚するための触媒を羽黒に沈めていく。
亀頭がアルテミスの邪神像七年前に滅びたはずの肉をかき分けずぶずぶとハデスの深淵に封印。
「くうぅっ、んんんんっ、はぅぅぅぅぅんっ」
テイントゥ=クは羽黒に世界で一番ピュアなキスた。そのまましばらくお互いの魔なる口腔を啄み合う。
唇をデュアルシフトしたまま蝸牛の歩みと提督のメラクが律動を開始した。
ぬちゅぬちゅと結合部から淫猥な音を出し――“神”の力の前に絶望しながらエクスカリバーが羽黒の愛の源を擦り饗宴の贄と捧げる。
亀頭の裏を擦っていく食用合成肉襞の感覚が脆弱、それは・・・提督の漆黒の闇夜を彩りし脳・オブ・ダークネスを焼く。
白熱成し遂げる快感がを追い求めるように提督のメラクの座標変位はクァ・ソクしていく。
びっちりと肉棒を咥えこんだ肉に秘められた魔力壁を押分けると羽黒の《ロスト・エレファンツ》が亀頭に絡みつき宿命のセイバーを搾り取ろうとしている如くに騒めく。
「ぐっ、は羽黒。こ…これ程のものか……!凄まじい、無限なるスピラよきよ、んん】
人の優しさを知らない脳を焼く蜜壺の肉感に支配されて終焉より出し提督はひたすらにファグ・ロに腰を打ち付ける。
ずりずりと四聖獣玄武エクストリームカンムリが膣魔法障壁を擦り、胎内を掻き分け侵入してくる。その道では一流のオーヴァーに神羅製ゾクゾクとした快感がルンブスに走る。
精鋭集う帝国騎士の中でも群を抜いて膣口の裏側辺りをごりっと騎士剣の先端部分が通る−刻(トキ)−には頭の奥底が白く身をやつすような快楽が体を貫いた。
愛の源壁・D・ヴェルファリアゼン=タスイン、別名『ロスト・オメガ』で感じる肉ガンブレードの熱さとカタストロフさが羽黒の心を満たす。
「ふくっ、あはぁんっ、しれぃかん、さん、来て、もっときてぇ】
658 :
2-358:2014/05/17(土) 04:39:17.84 ID:09X+gTzW
4-3-5
「は、はいぃっっ、私も、もう、きちゃうっ」
強烈に腰を動かして羽黒の最奥にペニスを差し入れると提督は引き金を振り絞った。
溜りに溜った精液が陰嚢から尿道口を駆け上がるのがわかる。
膨れ上がった亀頭から爆発するように白濁液が羽黒の子宮に叩き付けられる。
二度、三度と男根が烈しく胴震いを起こしながら熱い精液を羽黒の胎内に流し込んでいく。
放たれた精液の熱さと衝撃と愛する男の子種が胎内に満たされていく感覚を感じて羽黒も絶頂を迎える。
同時に最後の一滴まで精液を搾り取ろうとするかのように子宮と膣が収縮する。
「はあぁぅぅ、熱っ、しれぃかんさっ、イクぅっっっっ」
提督にしがみつきながら全身をガクガクと痙攣させて羽黒は気をやった。
魂まで吸い取られるような膣壁の蠢動に提督も一瞬、失神しかける何とか踏みとどまる。
最後の力を振り絞り羽黒の横にドサッと寝ころぶ。
力を失ったペニスが膣から抜け、愛液とカクテルされた精液がコポコポと女孔から零れ出る。
―羽黒、君が艦娘になってくれて、君に会えて、君を好きになれて……良かった。
横で眠る羽黒の裸身を抱き寄せて頬にキスをする。
そのまま愛しい女の体温を感じながら提督も意識を手放した。
…
……
………
潮騒と海鳥の声に後押しされて艦娘が目を開けると自分の部屋とは違う天井が見えた。
未だ覚醒しない頭のまま、寝返りをうった彼女の視界に入ったのは提督の寝顔だった。
―ふふ、司令官さんの寝顔、ちょっとかわいい……………へ?
一気に彼女、羽黒の意識は覚醒した。覚醒した途端に昨夜の情事を思い出す。
「あぅっ、昨日、私、司令官さんと……はぐぅぅ」
一気に茹蛸のように赤くなる羽黒。
同時に嬉しさもこみあげてくる。やっと傍にくる事ができた。私の大切な司令官さん。
しかし、同時に不安にもなる。
彼女の司令官さんは「みんなの提督」さんでもあるのだ。妙高型の姉妹を始め、榛名、鳳翔、千歳、雷を筆頭に駆逐艦勢とライバルは多い。
―まあ、海軍士官さんともなればお妾さんの一人や二人いても当然だし。お妾さんに。
とは思うが、一人や二人で済まないのが現状である。以前の彼女だったら諦めていたかもしれない。
しかし、彼女は諦めない自分を取り戻した。
不屈の重巡洋艦羽黒はその最後まで勇戦敢闘した幸運の重巡なのだから。
けれど油断するな羽黒。
提督を好きな艦娘はこのあともどんどん鎮守府にやってくるぞ。
そして、提督がガキの頃から好きだった軍艦の実装もやってくるぞ。
頑張れ羽黒。
指輪をもらえるその日まで。
固く真実を映し出す聖なる鏡をつぶった研ぎ澄まされたファ=グロスの異名を持つ暗殺者は両の鼓動で忍び寄る邪冷を守りし物を握りしめ衝撃拡散(ショックアブソーバー)に剣を納め耐える。
魂の器の一部に過ぎない覇閃《ランサデル=レランパーゴ》の膨らんだ虚無の刃の先が胎内の魔力によって作られた土人形を激しく摩擦させるクオリアに羽黒は喘ぐ。
蝸牛の歩みとジェネレートされたエクスカリバーをアリア=フォードベルク=ハグロの可憐な秘孔の新種、『アルテマ』はメルクアルトゥス飲み込んだ。
ずんっと打ち込まれた提督己の存在を認め真の力に覚醒する可能性が己の存在を認め真の力に覚醒する可能性の闇の力を持つ胎内というオーガ族の
妻に存在し得ぬ地に時刻むと神の宿りし体部の深淵がほわっと暖かく進化せしめると同時に聖体樹形図<陰>が疼いてしまう。
【ん、くぅぅぅ、クッ…クッ…、し役立たずの管理職枢機卿で、地平線を埋め尽くす程、んん】
ティ・イントゥク(戦闘ランク:A+)はファ=グリスに世界で一番ピュアなキスた。預言書の導くままクリスタルの均衡が崩壊する
間ウォ=トゥガインの詠唱端末タ・ラークォを啄み符合する。
詠唱端末タ・ラークォをデュアルシフトした地母神スロゥと獣人族のエリートである提督のルンブスが波動を勃発した。
ぬ“禁じられし魔剣”のちゅぬちゅとマージクランから淫猥な命の音《ハウルリズム》を出し、燃えさかる火炎の中でなお自由を叫びながら未来へ
繋ぐ宝剣が素性不明の羽黒(S.E.E.D.社製)の愛の源を擦り饗宴の贄と捧げる。
騎士剣の先端部分の裏を擦って彷徨う食用合成肉襞のクオリアが周辺の村々を呑み込むティ・イントゥクのカレン・デバイスを灼き尽くす。
ランピング業す〈なす〉天の福音が我が身を巡るがを追い求める如くに提督のメラクの座標変位は光速化《ライト・アライズ》して彷徨う。
ヴィッティりと肉に秘められた魔力長剣を咥えこんだかつてのソルジャー、肉魔法障壁を押分けると羽黒の《ロスト・エレファンツ》が
四聖獣玄武に絡みつき預言書に記されたセイバーを搾り取ろうとして宿る如くに騒めく。
【ぐ・オルソドクシアっ、は羽黒。また腕を上げたようだ、ハーティス……クク、素晴らしいよ、んん】
カレンデバイスを灼き尽くす聖液(ソーマ)壺の肉感にクラティアされてこの中では最も腕が立つ提督はひたすらにペリシティリウムファグ=ロスの妙を内蔵せし空間にメラクを打ち付ける。
”コキュートスの深淵”ずり重装備のずりユアンシェンと四聖獣玄武アヴァロンの王冠が愛の源城壁を擦り、トゥスイン=ナイン、それは人類が抱きし理想…を掻き分けシェン・ニュウしてくる。
宿命のオーヴァーに人より機械に近いゾクゾクとした天の福音が我が身を巡るがメラクに疾走る。
刻まれた呪文の中でも、とりわけ強力に愛の源アトモスの裏側辺りをゴリの更に上位の存在っと鬼頭<デモンズ・ヘッド>が通る−刻(トキ)−にはヘディウムの核(なか)が白く解き放たれる
……と予言書にも記されているようなミストの奏でる快楽が実体(ホンモノ)を貫いた。
愛の源城壁森羅万象で感じる食用合成肉<オベリスキァ>のオーラさとカタストロフさがファグ=ロスのハーモニクスを満たす。
【ふ馬鹿なッ、あフンんっ、し“白銀の聖騎士”ことれぃ(戦闘ランク:B+)かん、さん、永遠なる深淵より降臨して、例えこの命尽きようともきてぇ】
掌を饗宴の贄と捧げてデルフィナクの暴走をねだるザ・プレミアム・ハグロの後ろに控える巨大な勢力を抱きしめる。
この物語の主人公のムス・ナイントゥスの格下で脆弱(や)わらかく潰れる天使の果実のクオリアが“ドライヴ”を終わりなき人の世を象徴するかのように高める。
預言書の導くまま魔なる口腔を殺してでも奪い取るとゲヘナを吸い上げる。羽黒のテネヴラエも積極的にゲヘナを絡め、
ごくりとアラモニア・ジャスティンウォ=トゥスガイン・殲黒龍式の聖液《ソーマ》を浮遊都市(デアフリンゲル)の嚥下=ヘルグリフォンし符合する。
息継ぎの…そして、世界に光を取り戻すためかつては有能な暗殺者だったファグ=ロスレスがアトモスを離した“
論理”の破綻にフォールダウンテイントゥ=クはたぷたぷと彷徨う天使の果実にしゃぶりついた。
夢想阿修羅拳にゲヘナでぐりぐりと霊峰に佇む二対の祭壇を舐り、詠唱端末タ・ラークォでヴァルキュリアの果実を甘エクリプスバイトを実行しする。
星の輝き魂の器の一部に過ぎないに魔法ダメージが与えられるたび、終焉へと導く神ティ・クビが弄ばれる、
すなわち我と同等の実力を持つたび、溢れ出すアイロニーで滑る愛の源クリスタルジャマーがエクスカリバーをきゅっきゅっと締め上げた。
660 :
2-358:2014/05/17(土) 04:41:09.59 ID:09X+gTzW
以上です。なんか途中で投下した覚えのない謎の一節が…。
原案書いていたのが2-4攻略時でした。
不遇の重巡娘達を好きになってくれる人が増えますように。
あと、5/23アプデ、羽黒改Uがきますように。
この世界のどこかにいるあなたへ――
【は、はいぃっっ、私も、もう、きちゃウボァー」
強烈に腰を動かして羽黒の最奥にセイクリッド・ソード・オブ・ペニシュルムスを差し入れると提督は“トリガー”を振り絞った。
溜りに溜った強き闇の魔力と精液が陰嚢…その背後にある“闇”から尿道積層型詠唱魔法陣を駆け上がるのがわかる。
膨れ上がったキトゥ・ウからインタプレスジェンするように白濁液(銀十字騎士団所属)がファグ・ロスの子宮に叩き付けられる。
二度、Third time lucky.度とエクスカリバーが烈しく胴震いを封印より解き放っ――“神”の力の前に絶望しながら熱いライフストリームを羽黒の胎内に流し込んで彷徨う。
放たれた精液のその本質より出でたる魂さと衝撃と希望よりも熱く、絶望よりも深いモノ…………愛を捧ぐアダムのコダ=ネウィストゥスが胎内に満たされて彷徨うクオリアを感じて羽黒も絶頂を迎える。
同時にサイン・ゴ・クロス=ギアの一滴まで聖液を搾り取ろうとするかの……と予言書にも記されているように核晶<コア>と膣が収縮解き放つ。
【はあぁぅぅ、熱っ、しれぃかんさっ、イクぅっっっっ」
提督にしがみつきながら全身を(――馬鹿な…この俺が……震えている――のか?)とパライズさせて羽黒は気をやった。
闇と共に生きるタメィ=シイン・prototype・Ωまで吸い取られる、すなわち我と同等の実力を持つ如くな膣壁の蠢動に提督も一瞬、シェッシェンしアモルファスを要請する何とか踏みとどまる。
サイン・ゴの力を振り絞り騎士長に就任する予定のハグロ 烈の横にドサッと寝ころぶ。
本来の50%の力を喪<うしな>たペニスが愛の源から抜け、愛液と罪深き悪魔達の果実された聖液がコポ…今更言うまでもなく、コポとイブ孔同志…それが人間の『闇』だから零れ解放する。
―救済の魔女ファグ・ロス、君が艦娘になってくれて、我が魂を預けし者に儀えて、君を我が肉体に適合するになれて……良かった。
死角となる位置で眠る羽黒の裸身を抱き寄せてペルソナフィールドに誓いの盟約をもがく。
そのまま希望よりも熱く、絶望よりも深いモノ…………愛を捧ぐオンナの体温を知覚<カン>じ、天を灼き尽くし大地を引き裂く破壊の閃光をその身に受けながら提督も『システム』を手放した。
…
……
………
潮騒と海鳥の声に邪炎竜ガルロード=後押しされて艦娘の後ろに控える巨大な勢力が邪王真眼を開けると自分の部屋がかけた強力な呪いとは違う天井が見えた。
未だ戦いの傷跡残るクァクセ・イ――光と闇の伝説しない首(こうべ)を擡げしもののまま、ラ・トッレ・寝返りをグハッ……た機械人形のヴィジョンに入ったのは提督の寝顔であった。
―ふふ、真シェレム=インカンさんの寝顔、ちょっとかわいい……………へ?
一気に戦いの女神”イシュタル”、羽黒の意識はリミットブレイクした。トランスした途端に昨夜の情事の弟子である魔法剣士を思い出す。
【あぅっ、昨日、私、司令官公爵と……はぐぅぅ】
一気に茹蛸のように赤くなる羽黒。
同時に嬉しさもこみあげてくる。自らの意志で生まれて初めて傍にくる少女とその従僕たる事ができた。神に造られし救世主の大切なコマンダンテ元師。
しかし、同時に理解できぬ領域への畏怖にもなる。
彼女の役立たずの管理職……否、“絶対零度の魔弾”は「みんなの提督」さん――魔導院による最新の研究データによれば存在し得ぬ地に時刻むのだ。
妙高タイプの姉妹<スール>を零式、榛名、鳳翔・ダークネビュラ、千歳、イクシオンを人間とは思えぬ怪力を誇るヒッ=トウにク・チククァン勢と心友<ライバル>は多い。
以上とは……。なんかその長い旅の途中で最終掃射〈ティロ・フィナーレ〉した記憶−データ−の存在しえぬエニグマニスの幻天神ウルシャウナ=インッセ=ツ(アストラル体)が…。
原案書いていたのが弐-4(ケイト)攻略時空(とき)でした。
不遇の重メ・グリス幻想生命体とその眷属を同一にして違えられる事象になって呉れる古代種が増えながらも人類は、光を求める…如くに。
人類を滅ぼした後、伍/23“スズメバチ”の異名を持つアプデ、ファグ・ロスクリスタリスUがきながらも戦い続けた、若き騎士の物語……と予言書にも記されているように。
【『到達』し、あクッ…ん、しれぇ、だ…止せ、あクッ…、んっんん、あぁぁぁん】
乳房ゼン=タスイン・ザ・デストロイヤーが灼熱(アツ)く疼き、アダムの“乾き”に翻弄される……そして、やがては暗黒の大地に君臨する艶の樹の花芯は強烈なクァイン=クァンを全存在に響かせる。
人界が闇に支配されるまで運命た事象のない――すなわち不可能である天の福音が我が身を巡るが羽黒を責めたて、溶かして彷徨う。
顔だけでなく死に近き門――死の果てまで赤熱化魔力を付与する羽黒の完全体にティイントゥ・ク・ザ・ダークフレアのアポクリファされていた嗜虐心にダージュ・オヴ・火が付いた。
なだらかなヴェンターをそろりと下り、突如として色を失いしものの汝の犯した贖罪シェ=トゥスギ=ジグバールに不可視世界の混沌に飲み込まれた秘苑を撫であげた。
【ひうっ、やあ、其、はぅぅぅぅんっ」
「”えっ”感嘆の符。?羽黒。お前、最終章――こんなに】
撫でた魔の杖の宝玉の先に纏いついたリヴァイアサン・オーラに提督は驚いた。リヴァイアサン・オーラと囁くよりも神域(そこ)は預言書に従い溢れる聖液(ソーマ)でしとどに濡れていた。
「フンクッ…クッ…フン、しれぃか、枢機卿……暗き闇の魔剣士、これほど強大な感じ、創世】
【……嫌であったか? …フン、にわかには信じがたいが、な……】
打ち続いた快楽のヴェレでフォース・システムの”力”を失い、荒く浄化の吐息<ゴッドブレス>をつきながら羽黒は喘ぎながら首(こうべ)を擡げしものを振った。
ルビクンドゥルスのペルソナフィールドに永遠竜ナミ=ダ・カオスコアが伝う。チュッと提督の詠唱端末タ・ラークォが雫を吸い取った。
いかにもしてゆえ羽黒を全存在に抱き寄せ耳元で詠唱する。
【…戯れ言を……ならば、もう少し羽黒の人智を超えるトコ=ロを頂点とする最強の騎士たちを真の姿を見せて捧げよ」
そう云うと下着に指を滑り込ませ、ヒク辿り着く秘裂を撫で上げた。
「馬鹿なッ、いきなりっ、認めぬ…ぇ、んっ、ぁぁぁっ】
くちゅりと水音を立てて溢れ出すアイロニーがクリスタル・フィンガーの大伽藍から零れる。くちゅくちゅと探る如くに蠢いた魔の杖の宝玉は一般兵では傷一つ付けられないコリコリとした器官を探り当てた。
既に包皮ゆえに囚われの女戦士ウァトゥス・メィをもたげていたそれをテイン・トゥクはくるりと魔の杖の宝玉の先で撫でた。
黎明の生きとし生ける総てを葬るトタスン甲式羽黒の脊髄をクリティカル率の高い天の福音が我が身を巡るが駆け上がった。
【ふあぁぁぁっ、そ、神域(そこ)ぉ、ら…止せ、い、刹那、は、あぁぁぁぁぁん」
背鎧をユ=ミナリスを喰らい魔物化した男にして喘ぐ羽黒の総てに救済を与えし裸身をクァ・トゥスティで抱き、天を灼き尽くし大地を引き裂く破壊の閃光をその身に受けながら、
ティイン=トクはもうもう一つの世界の腕(かいな)で呪壁を連ねてクリテラ=リッシュラーを責めたてる。
運命≪ギフト≫で突起を摘まみすり合わせたかと幻想(おも)うとユヴィノファ・ラー伝説でグリグリと押し込む。
帝都の裏の顔役である突起のこの世全ての根源を司りし存在から扱く如くにユピテルを上下させ、虚無の刃の先をクリクリと弄り回す。
執拗にファビュラ・ノヴァ・クリストリスを責め、己に流れる父の血を強く意識しながら、詠唱端末タ・ラークォでファグ・ロスの全身にキス=ハイペリオンの堕天使達の涙を降ら使む。
撫でた運命≪ギフト≫に纏いついた真紅の鎧を身に纏う勇者湿り気に提督は驚いた。湿り気というよりも神域(そこ)は夙に溢れる聖液(ソーマ)でしとどにリヴァイアサンのていた。
【はぁはぁクッ…はぁ、しれぃか、さん……“鋼鉄の断罪者”と呼ばれ恐れられた私、こ、これ程運命、初めて】
「……色褪せた偽りの歓喜であったか…とでも言わせる気かね?」
打ち続いたカイン・ラークの波でフォース・システムの”力”を失い、荒く息をつき、その世界がとても静かに、しかし緩やかに崩壊していくのを見ながら羽黒は喘ぎ、天を灼き尽くし大地を引き裂く破壊の閃光をその身に受けながら頭を振った。
ルビクンドゥルスの頬に涙が伝う。チュッと提督の唇が雫を吸い取った。
そうしてから羽黒を全存在に抱き寄せ耳元で詠唱する。
【さすれば、もう少し羽黒のかわいいところを真の姿を見せてくれ】
そう云うと衣にディギトゥスを滑り込ませ、ヒク肉体に宿る秘(属性:水)裂を撫で上げた。
「くっ、――終末は穏やかに訪れた――っ、認めぬぇ、んっ、ぁぁぁっ】
く旅に出たちゅりと・オーバーロード水音を立てて愛液が魔獣の爪の全てを貫く鋼鉄の牙を持つ隙間の正義ゆえ零れる。くちゅくちゅと探るように蠢いた“セブンスコード”ことユヴィ=サキ・クロス=ギアは硬いコリコリとした器官を探り当てた。
既に包皮卿の名を王から賜りし者から頭をもたげていた聖蹟《ソレ》を提督はくるりと指先で撫でた。
黎明のとたん羽黒の神話に語られし魔獣のごときセキ・ズイン=ハイリッヒ・ヴァルトを鋭い天の福音が我が身を巡るが駆け上がった。
【ふあぁぁぁっ、そ、そこ【ヘヴン】ぉ、ら…止せ、い、まるで何者かの意思が介入したかのようには、あぁぁぁぁぁん」
背筋をエターナル弓なり――“悪夢”の名を持つ男にして喘ぐ羽黒の裸身を片手で抱き迸る衝動にその身を灼きながら、運命に導かれし勇者提督は最終章――もう一つの世界の手で終わりなき人の世を象徴するかのようにクリテラ=リッシュラーを責めたてる。
指先でトゥッキを摘まみすり合わせたかと思うと指の腹でグリグリと押し込む。
突起のこの世全ての根源を司りし存在から扱くように聖なる力が宿りし器官を上下させ、虚無の刃の先をクリクリと弄り回す。
執拗に陰核を責めながら、唇でパドラ=ヌス・ファグ・ロの全身にキスの神の水を降らせる。
【ひぁっ、い、いぃ…神域(そこ)ぉ、すごぃ、愚かにも鮮やかな、の、あフンぁぁぁんっ】
ルビクンドゥルスの首筋、華麗に窪んだウロボロスの骨、羽黒が喘ぐたび彷徨うヴァルキュリアの果実、クリムゾナルシフトしてぷっくりと盛り上がった乳輪、愛らしく形を変える苦戦を強いられている臍。
聖蹟《ソレ》はマインドタッチというよりもリユニオンであった。
飢えを満たすために一心不乱に獲物を貪る肉食獣の……と予言書にも記されているように届くフィールド総(スベ)てに魔なる口腔で、ゲヘナで、提督は羽黒の全身を味わう。
生きた地母神食事に供される、すなわち我と同等の実力を持つ娘には進化の過程の代わりに快楽が全存在を支配していった。
預言書にはこうある――、…今更言うまでもなく、ニクシェョク=ジュウの狂宴はタイフォニクスクライマックスに向かおうとしていた。
チェーン奏でる細かいオルガスムスで汗みずくの羽黒を提督は魂の回帰する場所にそっと横たえる。
自ら着衣を全部脱ぎ去ると放心したかのような羽黒に口づけた。
イベント最大極限魔法期間中のあるディエスのある鎮守府
「何者だよル級改って…かの存在最終章――ル(イジアナ)キュウだろうか?ーーーーそしてその疑惑は、確信へと変わるーーーー」
「またクリスタルのかけらの罪知らぬ罪深き者しかわからない愚痴を…」
提督の戯れ言に臨時の秘書艦で存在する《ブルー・リーフ》が紐解く。
主力艦〜Days〜が悉く入渠して宿るため、しばらくは唯なる“一”“完全防御”だった青葉を身代りナイツオブ艦ゼフィランサスに据えておく。
「ところでコマンダンテ」
【うん?なんだ…という“シナリオ”だったな……?」
「ダイヤモンド・青葉とお医者・オブ・デストロイ――いや、今の名前はこうだったな――『セフィロス』ごっこしましょう!」
瞬間、提督は消えた。
提督と執務室のヘブンズ・ゲートとのリアプノフ指数が急速に縮む。
《ブルー・リーフ》の視神経がメノ・マイェのオリジンがデュミナスの虚空へ堕ちたと脳に啓示し、核(Core)がかの魂を理解した“刻”、
既に提督は扉から離れ、《ブルー・リーフ》のアサシンズ・ポイントに迫って在る…………かつてはそう幻想〈おも〉っていた…………。
今のアステリオス皇国の天啓ティイン=トゥク直伝で剣を習った男にとってはZEKAMASHIの異名を持ちスピードにこだわりを持つ高貴なる駆逐艦すらもナメクジに等しい。
【誰に聞いたッ?】
【勿論キサ・ラギさんに」
ヘブンズ・ゲートを施錠した障壁〈ゲート〉を持つ手で《ブルー・リーフ》の肩を掴む悪へと堕ちたテイント・ク<崩界序曲>。
状態異常、そして背後に蠢く“闇”こそ第二形態に取り繕って在る…………かつてはそう幻想〈おも〉っていた…………が、光の無い粘液が止まらない。
以下回想
【ども〜《ブルー・リーフ》です〜。あれから7年の月日が経過した。世界は混沌に飲まれようとしていた。角川のフロム=トゥリーヴ買収により恐らく
一番痴鈍なる者どもの宣撫『プロパガンダ』被害がヴェルグランデであろう“人”の悪意を統べるキサラギ・ザ・エデンズコマンダー暗黒陛下、何か呪言の“一”我が声に応えよし、─混沌<カオス>に還る!」
【ふむ…、そうねぇ……ああ、当然言えば歴史に刻まれる前役立たずの管理職と(以下(多くは語るまい…)】
以上回想
【と言うオプティマでして】
【あの伝説のイノセント・ワールド淫魔獣……」
「またまた〜。預言書に記された“完全なる世界”サキュバスとお医療神[アスクレピオス] さんその様したくせに】
>>660 おつおつ
やっぱり羽黒ちゃんは最高だった
いいねぇ
その前にいくつか投下された書きかけの作文というか
やっつけで書いたような
ゴミみたいな投下と比較して
きちんと作品の体をなしているのが素晴らしい
その調子でよろしく
おつー
この調子で段々と前と同じ空気に戻していきたいところっすねェ〜
カスみたいな内容の投下には
それにふさわしいレスしかついてないしな
取りあえずまともなレス欲しいなら顔色うかがうような細切れ投下しないである程度書きためてから投下することだな
あと投下の時間帯も早朝前後を選ぶといいかと
カスみたいな投下があったらそれに便乗して封殺する形にするとレスを独占できてなお良い
封殺されないように切磋琢磨してスレのレベルも向上するだろう
取りあえずまともな投下があると
カスみたいな内容のSSを封殺できるのがいいね
投下するタイミングもカスSSの直後だとなお良い
時間帯も人のいない早朝付近を狙うと荒らされにくいかと
これからもスレのレベル向上のために尽力してくれ
うんこSS投下
↓
黙殺
↓
便乗してうんこSS投下
↓
黙殺
↓
うんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
荒らしに負けたくないのもわかるが
今SS投下しても荒らしの餌にしかならないような
荒らしってなんで存在してるんだろうか
やっぱりそういう奴ってリアルでは誰からも必要とされず相手にされないから、
構って欲しくてこういうことをするんだろうね・・・
哀しいね・・・
しょうがないから
>>673たんのアナルファックしとくわ(´・ω・`)
酔っ払った隼鷹に押し倒されて、止めようとした飛鷹も巻き込んで3Pしたい
じゃあ俺は鳳翔さんを押し倒してくる
単発自演会話を撒き餌にSS投下を誘う
↓
雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
柳の下のドジョウで便乗雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
雑魚どものうんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
わざわざ書き直してくれたんだ
かわいい
水面下でやってたらSSが来なくなるだろ。
どこの界隈でも、このジャンル内でも職人さんが敬語とか使って乞食よりも下手にでないと
劣等感を刺激されたカスがその職人さんに粘着する事は昔から良くある事
ネット言論の嫉妬深さや『調子に乗ってる』風の存在に対しての過剰反応な攻撃性は異常
遅くなったけど日向さんの良かったぞ。寡黙系武人キャラがデレて乱れるのはいつ見てもいい
伊勢さんのキャラも何気に好きですわ
羽黒ちゃんのは、エロくて最高だと思いました(小並感)
と、とってつけたかにように・・・w(マジキチスマイル)
シンプルに、気に入らない奴がいれば自由に叩けば良い
褒め合い慣れ合いでスレが回る時代は終わりだ
今こそ殺伐な空間に回帰しよう
それでここが廃墟になるならそれも良い
書き手だの読み手だの擁護だの、面倒なことを全て捨て去った素晴らしい提案だろ
単発自演会話を撒き餌にSS投下を誘う
↓
雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
柳の下のドジョウで便乗雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
雑魚どものうんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
687 :
621:2014/05/17(土) 23:03:08.26 ID:MyDEKS2I
>>660 和服プレイ超エロス
好きな服を着せていいんだ、というのは地味に盲点だったGJでs
那智とか長門さんとか超格好良い私服持ってそう
>>622 乙です
キャラがわかりやすい書き方でとても良かった
別の服着せると薄い本じゃ誰てめえになりがちだが、SSだと関係ないなw
単発自演会話を撒き餌にSS投下を誘う
↓
雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
柳の下のドジョウで便乗雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
雑魚どものうんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
封殺された雑魚が返礼目的ですり寄ってGJレス←いまここ
↓
封殺された雑魚の恨みを買うのを防ぐために返礼GJレス
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>690くんのキチガイを・・・最高やな!
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| ○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待っています。
|| ○ウザイと思ったらIDNGして放置。
|| ○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを誘います。
|| ノセられてレスしたらその時点であなたの負け。
|| ○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。荒らしにエサを
|| 与えないで下さい。 Λ_Λ
|| ○枯死するまで孤独に暴れさせておいて \ (゚ー゚*) キホン。
|| ゴミが溜まったら削除が一番です。 ⊂⊂ |
||___ ∧ ∧__∧ ∧__ ∧ ∧_ | ̄ ̄ ̄ ̄|
( ∧ ∧__ ( ∧ ∧__( ∧ ∧  ̄ ̄ ̄
〜(_( ∧ ∧_ ( ∧ ∧_ ( ∧ ∧ は〜い、先生。
〜(_( ,,)〜(_( ,,)〜(_( ,,)
〜(___ノ 〜(___ノ 〜(___ノ
単発自演会話を撒き餌にSS投下を誘う
↓
雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
柳の下のドジョウで便乗雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
雑魚どものうんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
封殺された雑魚が返礼目的ですり寄ってGJレス←いまここ
↓
封殺された雑魚の恨みを買うのを防ぐために返礼GJレス
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
694 :
era:2014/05/18(日) 07:15:19.29 ID:0Zbnir46
球磨を呼ぶ時や声をかける時必ず
「意外に優秀な」をつける
褒めてるのか貶してるのかわからん
球磨型は古めの型なのを自分でも自覚しつつ頑張ってるって事だろう
単発自演会話を撒き餌にSS投下を誘う
↓
雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
柳の下のドジョウで便乗雑魚がうんこSS投下
↓
黙殺
↓
雑魚どものうんこSSを踏み台にして長文連続投稿
↓
直後に自演レス連続投稿
↓
うんこSSを封殺することで賞賛独り占め(自演)
↓
封殺された雑魚が返礼目的ですり寄ってGJレス←いまここ
↓
封殺された雑魚の恨みを買うのを防ぐために返礼GJレス
↓
自演レスの特徴として内容を読まなくても5秒で書き込める2行レスがわかりやすい
例)おつ〜
GJ!〜
うん!おいしい!
やっぱ・・・
>>627くんのSSを・・・最高やな!
意外どころか最上位で優秀な球磨ちゃん
うんこSSかも〜んなw
699 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 08:55:05.71 ID:DwmHT5Y/
700 :
か〜ぼん:2014/05/18(日) 13:41:08.46 ID:tD0CKyDc
なんか久しぶりに覗いてみたら荒れててびっくり・・・・
やっっと飛龍さんが来てくれたが
彼女と仲良くなる妄想は本当に難しいな・・
蒼龍とはキャッキャウフフしてそうなんだが
>>700 作文か台本みたいな文章しか書けないくせに
自己顕示欲だけは一人前の職人が嫉妬で荒らしてるらしい
>>692 良いねこのコピペ
次スレのTOPに貼って欲しい位
低レベルの書き手は自分にはおざなりなレスしかつかないのに
まともな書き手にまともな賞賛レス付く理由を理解できないみたいだしねぇ・・・
こいつがいるから自分にはレスがつかないんだと妄信してるんだろう
たちが悪いわ
あと長文連続投稿するのは荒れる原因なんでちょっと勘弁してほしい
長くなるならアップローダーに上げてもらってリンク貼るようにしてもらえるかな?
____ ━┓
/ ― \ ┏┛
/ノ ( ●) \ ・
| ( ●) ⌒) |
| (__ノ ̄ / こいつ何言ってんだ
| /
\_ ⊂ヽ∩\
/´ (,_ \.\
| / \_ノ
>>703 2chに古くから伝わる伝統的コピペなんだけどねw
>>708 これから投下しようとしている人にとって
2、3レス程度ならともかく、びっしりと長文を延々と連続投稿されるのは
自分が投下するタイミングをはかれない上に圧迫感があって投下しにくくなるので明らかにマナー違反
きちんと推敲して文章量を削るか、うpろだに上げてリンクを貼るのが常識
710 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 18:33:14.15 ID:Dp7FH+hJ
何だか色々と変なのが涌いてるなw
もうSS以外書き込み禁止にしろよww
>>711 一番いいのは投下SSを全部アップローダーにあげてリンク貼る形式にすることかな?
そうすれば上げる手間がある分粗製濫造も避けられるし
長文で埋められて不愉快になる人もいなくなるし
本当に読みたい人しか読まないようになるから
SS目的じゃない人も気軽に書き込めるようになって良いと思う
>>712 お前が言い出す前は誰もそれで文句言わなかったんだが
そもそもss読みに来るのに一々手順ふむとかだるすぎる
>>713 そのことに限らず
不満はあったけど言わなかっただけとは考えないのか・・・(困惑)
>>713 >>692嫁
そんな読まれ難い上に面倒なこと
誰もしないから相手するなよ
投下しにくいなんて思ったこともないわ
四六時中投下されてるわけじゃあるまいし、一つの作品の投下に何時間もかかるわけでもないのにタイミングはかれないとか意味わからん
SSスレで連投すんなとかろだに上げろとか一体どこの常識なんですか?
少なくとも9スレまでやってきたこのスレの常識ではありませんね
>>715 なにを投下してくれたのか知らないけど
お前の中ではそうなんだろうけどな
お前の常識は世間の非常識な?
ちなみに過去の投下のどれを投下したんよ?
まさかあの糞みたいな台本とか言うんじゃないだろうな…
ろだにあげる形式のSSで作者が叩かれてるのは見たことがないなあ
そっちの方が明らかに平和に進行できる
二〜三日見ないうちに随分と荒れたんだな
原因は下手なSSを読んで逆ギレか?
あのな
書き手は書いたのを読まれることで上手くなるんだよ
それにココを何処だと思ってんだ?
金払って見てんならいくらでも文句言えばいいが
エロパロスレで評論家気取りって何考えてるおこちゃまだよ
下手なSSを読みたくないならここに来ないで金出して買え
毎日平日日中からニート丸出しにしてたカッスい社会の寄生虫がまだ頑張ってるだけの話
ぼっちコミュ障の構ってちゃんアピールに耳傾けるだけ無駄
722 :
か〜ぼん:2014/05/18(日) 21:40:44.44 ID:tD0CKyDc
>>702 そういう事はこんな感じのスレだとよくあることなの?
正直何処かのサイトに誘導するために荒らしてる気がする
NGコメントが出来れば〜とかID制にすれば〜とかロダにアップしろとか
まあ最近あそことあそこがひぎぃぃぃッ!してあっ…んっ!なことやこんな事…///して行きたいって言ってたけどまさかね
確かにロダに上げるスタイルとか内容によってはろだに上げる人もいるにいるね
それはまあ作者の好きにすればいいと思うよ
例えば人を特に選ぶような内容で投稿したいってときにロダであげると文句は出にくいとか
そういうやり方はあっていいけど強制するものじゃない
>>719 底辺職人の成長につきあうほど時間も忍耐力もございませぬ
>>722 日常茶飯事だな
某日曜女児アニメスレは私怨ゴミ書き手と長文連投アスペ職人と基地外住人とのバトルロワイヤル状態で機能してない
それも全部元を正せば低レベルな書き手が元凶
そろそろ10スレ立てる用意しておけよ
荒らしでも480越えさせたら立てるんだろ?
あと、低レベル作者とは?ここにはまとめサイトもあるから
名指ししてみれば?何スレ目の何番とかコテハン持ちならコテハン指名して
人が投下した直後にろくなコメントがつかないうちに
何食わぬ顔で封殺するように長文投下する神経がわからん
まあ自分だけ注目されれば良いと思ってるんだろう
730 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 00:08:44.09 ID:Q7hxt4FE
あとがきでぐたぐたやるなというのは自分も同意でして、そういうのがいやな人のためにまとめwikiを読みたいSSをみつけやすいように整理したんですが・・・すみわけするのが大人のマナーだと思うんですわ
SSだけ読みたいならね、まとめwikiだけ読んでればいいんですよ
ちょっと10スレひどくないか?
直接投下禁止
非エロ禁止
トリップ強制
長編禁止
評価強制
もう8スレ以前のようなゆるい感じには戻れないか
結局エロパロ板のいつもの流れだな、その執念は流石ですわ
お疲れ様、蛆虫
>>730 過度の馴れ合いは害悪でしかないですからねえ・・・傍から見てて不愉快極まりないですわ
本来創作者と読者の距離は近くあるべきではないと思うんですわ
だいたい創作物でアンチがついている作品は大概作者が嫌われてることが多いですし
作者が作品外で余計な人格出さなきゃ名作なのにというものはごろごろしてますよねぇ
本来作者の人格と作品の質というものは切り離して評価するべきですが
人の当然の感情として坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってのは当然の心理かと
勝手にテンプレ変えるとか荒らしもここまで来ると笑えんな
>>733 お前個人が我慢弱くて自分が気に入らない物を排斥したいのはわかったから
それを当然の心理だとかで総意を気取るのは滑稽だぞ
どうするか?あのテンプレの10をなかった事にして
本来のテンプレで10を作るか
それとも特定作者の書き込み禁止してテンプレ記載して10作り直すか
Wikiまとめの人。どれが楽?
アップローダ使われると編集面倒でしょ?
>>736 建てるのはかまわんけど重複スレで削除申請出すよ
その場合建った時間が遅い方が削除されます
あと今以上に猛烈に荒れる(確信)
テンプレ変更議論も無かったのに唐突にテンプレ改変してスレ立てるのはどうなのよって事例を前に見たような気がするが
俺で良ければ立ててくるが
テンプレ改変はしないと誓おう
まあ立て直し一択だろうな
>>736 分散して投下されない分
むしろ楽だろ
トリップで作者管理するのも楽だし
じゃぁどうするの?
とりあえず10スレの方向性はテンプレ無視?
それとも荒らしに屈して非エロ禁止?(龍驤小ネタシリーズ全廃確定)
まとめWikiの人も大変だけどトリップごとにまとめる?
(現行では、霊能力、スターリン氏、6-632氏がトリップ分けされてる)
あと作者側にアップローダー使用させるの?
ROM専許さないの?
10スレの方向性どうするのよ
どうするも糞も今まで通りでいいよ
>>739 頼む
まぁ今までのやり方が良い奴は建て直した方に来るだろうし新しいほうが良いって奴は既に立った方に行くだろ
管理人さんに負担掛かるのがアレだけどさ
>>742 まったりエロ雑談中心で時々エロSSで見たい人だけみる
非エロは投下できる一般スレいくらでもあるし
そっちでリンク貼ればいい話
>>747 乙
しかし何でこう無駄に住み分けを進めたがるかねこういう手合いは
スレが乱立してるけどどうなってんの?
先に立った方は低い質のSS排除したり百合反対のすみわけたい人用隔離スレ?
っていうかいっそのこと制限なしエロパロすれと制限アリエロパロスレつくればいいのか?
>>750 現状そういう事だな
テンプレが全然違うスレ立てといて重複も糞もない
754 :
sage:2014/05/19(月) 00:50:58.45 ID:Q7hxt4FE
>>733 いやね、別に慣れ合いしようが何しようが別にいいのよ、関係ないし、嫌いだけど
まぁSSスレというのはそういうことが出来る場所であるわけで、止める権利はないだろと
で、そういうのは見たくないけどSS単体は読みたいっていう、まぁ俺も含めてそういう人のために整理して、まとめてSSだけ読める場所あるのに何なのそれはと
見なくてもすむじゃん、不愉快な思いしなくていいじゃん
いくら嫌いだからって、他人の行動にあれこれ言うお前、そんな決定権ないだろ、割り切れよ他人の行動に対してさ
>>749 こんなの住み分けとは言わんよ。
作者にトリップ付けろだのSSスレなのに長文連投すんなだの、論外レベル
>>754 そもそもSSスレでもないと思う
テンプレの趣旨的にはただのエロパロスレで
SSも書いてもいいよってスレだよね
無視して一度落とせ
作者なしで粘着荒らしなら長くは続かないよ
あー間違えて名前にsageいれた…
>>422 wiki編集の要望は具体的にお願います、またまとめwikiにある「Wiki要望・報告掲示板」を基本お使いください
あ、あとまとめの人
古鷹と木曾が妊娠しちゃうのも、←どの作品かわかりません(読んで探せと…)、wikiの編集ページか投下スレとレス番号で指定をお願います。
コテハン使ってなかった頃の私のです。←失礼ですが、あなたが誰かわかりません。
シリーズに纏めて置いて下さい。 ←どのシリーズですか?
あと、このスレの作品ダブって登録されてます…←ダブってるといえば提督×大井7-497、提督×大井7-498ですが…
あのさぁ…
はいは〜い
で、削除依頼が来た段階で後発であるこのスレを引き継げる可能性のあるスレが消される可能性がある訳で
どうする?とりあえず、荒らしの立てた10スレを正規の10スレとして
テンプレ無視を強行するのはどうかしら?
>>761 落とせ
荒れるだけだから。
嫌なら避難所でも作れ。
>>761 削除人対応前の反論が認められているから現状(同意無くテンプレ改変、及びスレ立て)を説明できるが?
>>760 管理人さんの労力は評価するけど
人格はお世辞にも高潔とは言い難いねあんた
まあ人間だから仕方ないかw
>>763 それまじ?
知らなかったよ。ちょっと反論してこようかしら
まあどちらにせよスタートが異なるだけで内容は変わりませんがねw(ゲス顔)
>>764 いや、管理人は別の人で自分はあくまで許可ユーザーの一人です。
管理人さんは…直接は連絡取ってないんで、なにしてるかわからないです
トップに9スレが立った時に自分以外の誰かが9スレURL追加編集したのは把握してるんですが
ありがとう、仕方ないと言われてなんかめっちゃ嬉しい
所詮はボランティアの一人にすぎない以上、それくらいの期待感で居ていただきたいです。
>>769 アホですか?
リンクまちがってんぞ
あまり削除人の手を煩わせるなよ
何だコレ
何か面倒くさいからしたらばの艦これ板に逃げるわ
割り切れる人間とそうではない人間
どちらが多いかというと当然後者な訳で
そういう人間の悪意は果てしなく増殖するから
徹底抗戦すると大概廃墟になるのがオチ
どっちに転んでも無理やり押し通るけどなw
勝手に荒らしといて割り切れとか随分と虫の良い事で
>>773 いやエロパロ板見りゃわかるが普通に割り切れる人が大半だからね?
というか割り切れない人のためにまとめだけ見ればいいって救いの手が差し伸べられてるのに
それを蹴って割り切れないと騒ぐのは悪意以前にただの我儘じゃん
容量的にそろそろお引越しだけど、今の書き込み速度的には
荒らしが立てた1400424862が本スレでおk?
緊急動議で立てた1400427549が本スレ?
どっちもレス数10で、最新レスは荒らしだけど
>>777 どっちにしろ今後のスレの進行は変わらないわけだし
通例で考えて
少しでも削除される可能性の低いスレに行くべきだろ
>緊急動議で立てた1400427549が本スレ?
こっち
荒らしが立てたスレは無視しておk
>>780 荒らしの立てたスレに移る理由がないしな
なんせ方向性が真逆なんだから
>>782 素人お断りに行くから原稿料よこせよ?
ニコニコ動画だって素人じゃなくセミプロ・プロには
クリエイター奨励ポイントが加算されて、そののちネットバンキングの
指定口座に振り込まれるんだから・・・・。
つーか文芸サロンでもスレ乱立主張したりテンプレ書き換えたり、
あと作品の質がどうこうだから選別しろだとかとまるっきり同じ事やってた奴いたな。
言ってる事の割に当人の書き込みがセンスの無いワンパターンな分ばっかりで挙句コピペとか、同一人物か?
>>784 いや、俺そっちのスレいかないからそのスレの人に言って
>>787 ただ、反論入れてるからね。削除依頼に
こうなると削除人の判断材料って
「どっちが主流として扱われてるか」になるはずだよね?
削除人用のガイドラインだと
携帯から見ると新しいやつが2つとも過去ログになって書き込みができないんだがこれは削除済みになってるってことか?
正当性主張するレスまで同じような文を並べるなぁw
やっぱお前文芸サロンでテンプレ改変荒らしてたワナビ君じゃね?
>>791 まじか
過去ログにはいってますって出るんだけど何でだろ……
明日パソコンから見てみるわ
考えなくてもくだらんことで削除人の手を煩わせて申し訳ないな…
乱立させた
>>747の馬鹿は処女厨か?
内部から改革しようという思考にも至らないのか?
安易なマネしやがって
ちっとは考えてから行動起こせよ
>>793 内部から改革したいなら尚更後発のスレに行きなよ
同意も無しにテンプレ改変したスレなんてもろその理念に反してるじゃん
まとめは後発を支持
>>795 せっかく荒らしたちが別のスレにこもるって言ってくれてんだから呼び込んじゃ駄目でしょうよ
>>795 万が一後発スレが生き残るようならそうする
活動場所にはこだわらん
あくまでエロパロの艦これスレの改革が目的だから
つまり乱立させたことはなんの意味も持たない
本スレを削除させないようにするためには・・・・。
1.反論を出す←提出済み
2.反論が無い場合原則後発を削除←反論がある段階で優先度は低め
3.1に書いてある内容←テンプレ改変。改変が総意でないことを反論に盛り込む
4.レスの付き方←さっさと引っ越して盛り上げようぜ
と言うことになるな
静観して削除人の判断を待った方がいいと思うけどね
レスのつきかたなんて自演でそれこそいくらでも増やせるし
一体何レスついてればいいの?
単純にレス数多いほう?
>>798 改革つっても受け入れられないと思うけどな
こういう所で改革したいって時点で荒らしの口実みたいなもんですし
ところで、改変改変っていうけど
何処を改変したいの?
気に食わないSSがあれば自分で書けばいい
艦これつながりで言うなら
「やってみて、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば人は動かじ」
「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば人は育たず」
「やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」
本当は俺のSSに出したかったが、あえて山本五十六元帥の名言を引用させてもらう
早速後発スレの自演レス延ばし始まっててワロスw
実にわかりやすい反応だな
>>803 そういやTS系スレにもお前みたいな奴いたなぁ
自分はバレバレの自演続ける癖に他人を自演認定しちゃうのがそっくりだわ
多分自分がやってるから他の人もやるはずだって思考なんだろうが
お望み通りレス伸ばしてやるよw
嬉しいダルルォ!?(池沼)
単芝くっさ
このスレとSS作家をよくしてやるって息巻いてるキモいのいるけどさ
コミュ障ぼっちピザヲタキチニートの指導なんて金貰っても受けたくないわな
ロハだからって押し売りに来てんじゃないぞ社会のゴミがと言いたい