【金蹴り】女が男を金的攻撃で倒すSS 5【電気按摩】

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1名無しさん@ピンキー
版権(漫画・アニメ・ゲーム)・オリキャラ等の
金蹴りや電気按摩といった金的攻撃があるSSならなんでもOK!
ただし女→男でお願いします。

それ以外は別所でお願いします。

※前スレ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1356348135/
2名無しさん@ピンキー:2014/04/12(土) 00:19:38.15 ID:+QGCNUt+
容量越えてたので
3名無しさん@ピンキー:2014/04/12(土) 10:31:04.09 ID:eGEbLYSE
サンキュー>>1
4名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 13:59:36.20 ID:h2Q3G8xm
エクストリームって連載終了したの?
5名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 19:03:00.00 ID:+ys6yJgk
需要なかったしな
6名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 00:25:07.98 ID:Zf/Ij3Z6
>>5
いやあったんだけど
7名無しさん@ピンキー:2014/04/17(木) 20:40:27.84 ID:KA+187H3
>>6せやな
8名無しさん@ピンキー:2014/04/17(木) 21:36:36.64 ID:bt3YwqmV
せやせや
9名無しさん@ピンキー:2014/04/17(木) 22:50:17.83 ID:DyJ2meup
今週も来なかったらもう終わりだな・・・
10名無しさん@ピンキー:2014/04/19(土) 23:40:07.16 ID:gObSE+df
今週はエクストリームの更新はあるのかな?
11名無しさん@ピンキー:2014/04/20(日) 22:49:46.95 ID:eo6YBbLm
エクストリーム更新なしか
12名無しさん@ピンキー:2014/04/21(月) 16:44:10.20 ID:o/173QQz
作者どうした
13名無しさん@ピンキー:2014/04/22(火) 04:50:25.26 ID:GwGzB3+H
ボランティアでやってくれてるんだから急かすのはどうかと
14名無しさん@ピンキー:2014/04/22(火) 22:19:46.05 ID:8OUtUQwE
いやでも一ヶ月ごとの更新と言ったのは向こうなんだから遅れるなり更新周期を変えるなり
何か書き込みがあってもいいんでないの
まー期待せずに待ってることにするけどさ
15名無しさん@ピンキー:2014/04/23(水) 00:25:59.91 ID:8Gh/QU1d
>>14
禿同
16名無しさん@ピンキー:2014/04/23(水) 05:20:10.53 ID:w+dmyTi+
仕事の都合で1ヶ月周期でしかPC触れないって言うてたやん
せやったら4月やし、仕方ない部分もあるやろ
17名無しさん@ピンキー:2014/04/23(水) 20:06:06.05 ID:CnuMMSiy
専用ブラウザーを使わずに「金的」で検索してみると
その4のスレだけ出て、このスレは表示されないな
18名無しさん@ピンキー:2014/04/24(木) 17:21:26.29 ID:9Bx40ihV
>>17
なんで?
19名無しさん@ピンキー:2014/04/26(土) 10:01:02.80 ID:YfJ/cw3S
今週もなさそうだな

作者どうした?
20名無しさん@ピンキー:2014/04/27(日) 22:34:58.66 ID:3PVtE+10
21名無しさん@ピンキー:2014/04/27(日) 23:18:39.23 ID:FoOqXUvN
>>20
グロ
22名無しさん@ピンキー:2014/04/28(月) 21:39:07.03 ID:JRXpYbHA
そういや結局テンプレって追加しなくて良かったのかい
23名無しさん@ピンキー:2014/04/28(月) 22:50:17.30 ID:Pp9s100G
忘れてたな
際立って迷惑だった少数名が最近おとなしいからw
24名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 00:26:42.93 ID:6f74h9af
新しいスレが立ったの知らないんだろ、きっと?
いいじゃないか
来ないほうが平和で
25名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 01:21:29.27 ID:YaKpnYQM
ていうか、あれ少数というか1人だよな
26名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 19:30:10.98 ID:p6pEazNU
そのうち盗作くんとかもこっちに流れ込んでくると思うと胸がキュンキュンします
まあアレはガチ厨房っぽいからしばらくは発見出来んだろうが
27名無しさん@ピンキー:2014/04/30(水) 12:59:24.22 ID:vX6KGHa3
盗作君を転載してるまとめブログ君もどうかと思う
28名無しさん@ピンキー:2014/04/30(水) 16:21:00.53 ID:WumOkeVf
クラッシュギャルシリーズもいいな。
29名無しさん@ピンキー:2014/04/30(水) 19:36:02.91 ID:vptOMhWX
ここ結構見てる人いるのな
30名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 06:49:23.97 ID:qLRmLJe8
点呼を取ってみるか
番号、1!
31名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 07:25:10.98 ID:hM1VaFaD
2…(照れ)
32名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 07:32:02.56 ID:4ojvqYTu
死ね
33名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 11:02:31.80 ID:wJ/jcjgh
ゴルァ
34名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 11:57:32.14 ID:0uzo6PbY
ふぉーう!(HG)
35名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:04:58.15 ID:lX+JF0z6
上のレス見て何か、股を開いて蹴りやすくした状態で並んで、美しい女性士官に点呼と同時に股間を蹴られてうずくまって行く兵士達を妄想してしまったよ。

「1!」
ガコ!
元気良く返事をした兵士の股間にこの世でもっとも恐ろしい衝撃が炸裂し、短い悲鳴を上げて、1と叫んだ兵士は、股間を押えて悶絶した。
手加減はあったものの潰れる寸前までひしゃげた睾丸を押えていた。

「2…(照れ)」
と答えた兵士は、股間を蹴られる事を知ってて、潰さない程度を知ってたので、むしろ美しい女性士官に蹴られる事に快感を感じ股間を膨らませて居た、当然激しい蹴りを股間に浴びて悶絶してたが、射精したようでどこか幸せそうだった。
「死ね!」
と番号代わりに答えた兵士は悲惨だった。
女性士官は、ニヤッと笑うとズボンとパンツの中に手を入れて、直接睾丸袋を握り締めて力を入れた。

グニュ!
「ぎぇ!くあぁぁ…」
潰さない程度だったが、指の形に少し睾丸がヘコみ、激痛の余りに小水と精液を漏らし、パンツやズボンを濡らして気絶する。

…みたいな。
36名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:17:39.63 ID:lX+JF0z6
因みに書き忘れたけど、1は膝蹴り、2は足の甲による玉蹴りです。

「ゴルァ…」
と叫ぼうとした兵士は、いきなりズボンとパンツをずりさげられた。
「うあ?」

兵士の性器が露になり、外気に触れてぶらぶらと揺れる、暖いパンツに包まれてた玉袋がだらしなくぶらぶらと揺れている、持ち主の兵士が、羞恥に頬を染めて更に何かを言おうとしたが
、玉袋から発生した恐ろしい衝撃に何も言えず短い悲鳴を上げて痛めた玉袋を押えて気絶する。

バッチーン!
女性士官は、素早く背後に回って、晒された玉袋に力一杯のデコピンをかましたのだ。

玉袋の後ろには副睾丸と言う組織があり、神経の束が特に集まる場所なので、そこから発生する激痛はもっとも恐ろしいとされる、睾丸を弾かれた男は勃起する間もなく倒れて気絶した。
37名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:23:01.68 ID:lX+JF0z6
「ふぉーう(HG)」
と叫びながら股間を蹴って下さいとばかりに股間突出す兵士に女性士官は苦笑する。

「お前、既に玉無しでは無いか…」
労る様にその玉の無い股間を撫でてその場を離れた女性士官は、お前達はまだまだ訓練が足りないと告げて…

この後は、想像に任せる。
38名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:23:39.42 ID:8ttXg3RX
君はあまりこの性癖を分かっていない
39名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:26:16.74 ID:lX+JF0z6
あ、潰した方が良かった?
40名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 12:43:01.30 ID:QUz9sPje
>>39
その質問が既に分かってない証拠だと思う
潰す潰さないの問題じゃなくて根本的にツボを外してる
41名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 13:03:30.43 ID:lX+JF0z6
どういうのがツボなのかなあ?
42名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 13:05:11.72 ID:0uzo6PbY
おれは久々にこういうきっかけ作ってくれたのでアリだと思うよW
ただ、確かにちょっとセンスどことは違うと思った。
ありがとね。
43名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 13:15:23.06 ID:lX+JF0z6
ごめんな、もうちょっとこのスレの傾向を見てからちゃんとしたSS投下するよ。
今回のはSSですらないし、個人的な妄想でした。
44名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 17:38:47.97 ID:W5g1aqE2
まぁスレが盛り上がるのはいいことだ
45名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 19:07:26.37 ID:Pcy7J+16
>>41
すまん、少し言葉がキツかったわ
書いてくれた事自体には感謝してます

ツボに関してはただ痛め付けられる事に興奮するんじゃなくて男の最大の急所を痛みの分からない女に攻撃される「状況」がポイントだと俺は思ってる
例えば蹴られて気絶するよりは悶えている所を女に見られて「そんなに痛いの?」とか言われる方が良い
まあ説明しにくいんで最近のならエクストリームとかゴールドファイトとか読んでみると良いと思います!
46名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 20:40:39.46 ID:Qh+c0ddq
>>43
有難や
47名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 21:02:40.04 ID:0uzo6PbY
はぁありがたや〜 ありがたや

俺は玉に当たったときの痛みを上手く表現してほしいと思ってる。
そして、物凄い激痛なのに、なんでかちょっとされてみたいあの感覚。
どう痛いのか女の子が聞くような感じも良いかな。それとそのいためた
金玉とか周辺の竿を女の子が掴んだりつまんだりして感触を確かめるような
描画があると嬉しい。俺が文才ないのでどうしても期待してまふ。
48名無しさん@ピンキー:2014/05/02(金) 01:49:04.76 ID:WHgjIqNZ
>>47
どうでもいいけど君下げ方分かるかい?
別にsage進行って訳じゃないから良いんだけどさ
49名無しさん@ピンキー:2014/05/02(金) 02:39:44.70 ID:rGxaKUiR
取れたての白子おいしー
50名無しさん@ピンキー:2014/05/02(金) 08:04:59.58 ID:RqG9CPRH
51うふ〜ん:うふ〜ん ID:DELETED
うふ〜ん
52名無しさん@ピンキー:2014/05/02(金) 14:13:33.97 ID:piHtjn8s
「金玉を蹴る女たち」新作来た
53名無しさん@ピンキー:2014/05/02(金) 21:37:39.53 ID:rGxaKUiR
金玉にデコピンして苦しむ男を見て笑う女に金玉を移植して実際の苦しみを体験させたい。
54名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 01:04:21.33 ID:68QpMqlZ
>>52
こんな神サイトがあったのか
55名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 01:37:34.64 ID:SAXRkYTZ
>>52
ここで言うなっての…
せっかく良いサイトなのにこういう所に晒すと変なのが流れこむんだよ
56名無しさん@ピンキー:2014/05/05(月) 00:28:45.17 ID:17mEU86t
>>47
確かに、年頃の女子は、異性の性器に対する興味は凄いから、ペニスや玉の性的な感覚や感触や痛めた時の感じを知りたがるよね。

実際玉を痛めた姿見て笑うし、触ったり揉んだりするの好きだし。
57名無しさん@ピンキー:2014/05/05(月) 01:23:13.35 ID:5mxvpGwi
そういう意味ではエクストリーム最強だった
58名無しさん@ピンキー:2014/05/06(火) 22:28:51.90 ID:KoTPLfmm
投下しにくいなあ。
59名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 18:18:47.89 ID:FHpgmnuE
>>58
何で?
SS投下は歓迎
60名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 19:07:02.62 ID:jaqE43xS
重複スレ立ってるけどなんかあったの?
61名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 20:10:06.73 ID:ztDcpkpp
エクストリーム厨専用スレみたいで超キモい
62名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 20:37:27.32 ID:/ItyO8c6
エクストリームは犠牲になったのだ
63名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 01:37:21.32 ID:p2ipV0dm
俺はまだゴールドファイトも待ってるから(震え声)

つーかどっちにしろ作者だけでも戻ってこないかね
エクストリームないしゴールドファイトの続きが難しいなら別作品でも良いし
64名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 01:42:29.51 ID:p2ipV0dm
あとこういう書き手不足な状況なので新規作者も大歓迎よ
という訳で>>58に期待
65名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 19:52:55.33 ID:hAwZWqXN
>>58
俺も期待してる
66名無しさん@ピンキー:2014/05/09(金) 03:00:59.85 ID:mrGIDHBj
古武術では「釣鐘殺」て技があるけど、要は殴ったり握り潰す技らしいが、美しい女性が使って男の脆弱性を嘲笑われたい。
67名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 18:50:52.20 ID:Yo+s+XaE
結局エクストリームってどうなったんだろ
68名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 22:59:38.55 ID:j3Hsl4HR
だれか、古典太平記にリクエストが出ている海パンの話を
書いてくれよ
69名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 00:58:54.56 ID:7tNN1d4x
いい加減そのリクエスト出しまくる行為が迷惑だと気付こうか
70名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 12:20:12.04 ID:fV8XuWOr
ゴールドファイト
71名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 01:40:46.23 ID:8gUKEAZ+
「「「!!!」」」
 3人全員が僕を驚きの目で見ながら固まってしまっている。賢者志望の盗賊、自称「悟った」ライラですら目が点だ。
「……勇者、お前一体……」
 流石にいつもは冷静なソフィアさんですらそう発するのがやっとだった。僕は続ける。
「だから、僕の急所を握って欲しいんです。僕は、僕は勇者です。僕には全ての人々を救わなければ……
 守らなければいけない義務がある。この先どんな魔物が待ってるか分からないし、魔王は僕らが想像しているよりも
 きっとずっと強大で激しい戦いになるでしょう。……だから……だから、どんな痛みにも耐えられる僕でなきゃいけないんです!」
「だ……だからってお前……」
 言葉に詰まるソフィアさんに尚も食い下がる。
「父さんならきっと耐えられる筈だから! 父さんなら股間を蹴られたりしたって立ち上がれる筈だから!
 勇者は……勇者はそれくらいできなきゃ世界なんて救えない!!」
 僕は叫んだ。僕は僕の覚悟を、決意を声に出した。……父さんだって男だからきっと痛いだろう。
感じる痛みは多分僕と同じだ。
 でも、でも父さんならきっと立ち上がるに違いない。だって「勇者」だから。勇者は全ての人の苦しみを背負って立つ者だから。
「……あの方なら……か」
 惟うところあったのか口元に手をやるソフィアさん。しばしの潜思の後、僕に視線を戻すと静かに口を開いた。
「……解った。そうしよう」
「ちょっ、ちょっとソフィアさん!」
 慌てて止めに入るミスラ。その顔が赤いのは……まぁ色々あるからだと思う。
「勇者は本気だ、汲み取れ」
「……でっ、ですけど……その……潰れたりしたら……」
 後半部分がか細い。僕とそんなに歳の離れてない、まだ少女な彼女には口にし辛いものがあるだろう。
僕もよくよく考えれば女の人の前でとんでもないこと言ってしまった気もする。
「ならお前が治せ、何の為の僧侶だ!」
 ピシャリと言いやるソフィアさんの前にミスラはそれ以上の明確な反論はできないようだった。
「ライラ、お前はどう思う?」
「いいんじゃない? まだミスラが蘇生呪文覚えてないから棺桶引っ張るのが面倒だけど、
 死んだら死んだでどれくらいの力で死ぬか知ることができるし。
 金的の有用性を学ぶ絶好の機会だ。賢者志望の私としては少しでも多くの知識を得たい」
 いつも持ち歩いているメモ帳を取り出して返事するライラ。……クールというかズレてるというか……。
……というか死ぬのを前提にしないで欲しいなぁ。
 けれど戦士となったソフィアさんに全力で握られたら……。「どんな痛みにも耐える」そう決意したものの股間が寒くなり、さっきまでの痛みがぶり返す。
 ……でも……。
「いいんだな?」
 でも、僕の心は決まってる! 迷いは無い!
「ハイ!」
 虚勢かもしれないけれど元気よく答えた。少しでも怯えるところがあればソフィアさんに負い目を感じさせてしまうだろうから。

「分かった。……いくぞ」
 彼女は頷くと僕の股間に手を伸ばしか弱い、とてもか弱い命の木の実を握り締めた。
72名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 01:45:48.10 ID:8gUKEAZ+
投下がないようなんで繋ぎにでもなればと
ttp://tekitama.blog.fc2.com/category6-2.html#entry12
の続きを
悶絶描写は次からですが、次がいつになるかは未定
すみません
73名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 06:22:00.18 ID:oUodGKZq
そういやDQって死んでも生き返るのになんで パパスやオルテガは生き返らないんだろう
74名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 07:42:49.04 ID:RzT/lUlm
本来そこで死ぬ運命じゃなかった人間しか生き返らせられないとかじゃね
75名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 11:15:29.68 ID:P7YnY7/D
>>72
これも続きはもうないかと思ってたから嬉しいよ
76名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 23:59:12.47 ID:3H7Clfw8
勇者だったら金玉くらい鍛えろ
77名無しさん@ピンキー:2014/05/25(日) 08:59:16.16 ID:q7gmjaU3
何でSSの作者って失踪しちゃうんだろな
78名無しさん@ピンキー:2014/05/29(木) 20:14:18.71 ID:g2229d6S
未だに毎週土曜日を期待しちゃう
79名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 10:42:52.20 ID:FqIFeslW
さて、明日は土曜日だ…
80名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 18:51:44.17 ID:TOeQNKdP
更新はないだろ

僅かに期待はするけど
81名無しさん@ピンキー:2014/06/01(日) 23:44:41.74 ID:sZfan2s3
今週も更新なし
82名無しさん@ピンキー:2014/06/02(月) 01:11:30.42 ID:VQLEmVhF
(´;ω;`)
83名無しさん@ピンキー:2014/06/07(土) 21:49:03.17 ID:LD+wTYxX
来いよ!SS作者!
84名無しさん@ピンキー:2014/06/08(日) 23:53:56.20 ID:xXUImjHB
前スレにあった女装少年に1回だけ金蹴りする丁寧なSSを書いた人は
まだいる?
続きが読みたい
85名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 21:44:42.43 ID:z9E1dNHR
生きてますよー
丁寧とかお褒めの言葉ありがとうございます(違う人だったらどうしよう)
続きは・・・書こうとしているのですが、全然筆が進みません。申し訳ない
86名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 22:47:08.01 ID:bZ1ySaWw
>>85
ファイト!
87名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23:49:54.82 ID:xaNVgGp0
ストーリーがね…
88名無しさん@ピンキー:2014/06/10(火) 00:11:23.26 ID:zf6IpSIS
俺も書くことにした
やるやる詐欺にならないようにがんばるわ
89名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 13:50:29.39 ID:VZ7x1cnA
http://youtu.be/NKRMAPk-no4
スト4の最新作
もちろん男キャラにも使うこと可能
90名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 05:50:32.35 ID:cyN6Ci3Y
>>89
男→女はスレチ


とはいえものすごくいいな
91名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 07:10:28.46 ID:6kzlO1TQ
えっ蹴ってるの女だよね
92名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 07:41:36.82 ID:cyN6Ci3Y
ドコにナニを入れてどうすればああなるのかはまったくの謎だが、とりあえずれっきとしたオトコ
93名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 08:29:27.71 ID:qd2rMMMl
今週も更新ないのか

終わったな
94名無しさん@ピンキー:2014/06/15(日) 00:49:00.70 ID:/aQC6hgE
ポイズンの性別は作品によってまちまち(女性とあったり不明とされてるのもある)
95名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 23:02:07.18 ID:+SyADlAH
やっぱエクストリームって神だったんだな

更新がなくなって改めてそう思った
96名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 23:25:43.49 ID:4wuGCC7O
ただ正直あれだけ長大にすれば全部やり切る前にネタ切れるだろうなとは思ってた
蹴りの練習に到達する前に途切れてしまったのが残念
97名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 01:24:58.65 ID:5C84bDqV
お通夜モードだな、おまえら
98名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 06:50:23.59 ID:tX8XF8+e
いつまでもエクストリームエクストリーム言い続けるのもいい加減ウザい
99名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 07:14:17.57 ID:tcoCKHvd
結局あれは作者の都合で終わったのか
作者の身に何かあったのか
100名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 07:37:55.91 ID:ZjDON97e
101名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:04:14.20 ID:5C84bDqV
書いてみたんだけど、ちょい金的描写少なめ
お気に召さない人もいるかもだけど、過疎ってるし投稿していい?
102名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:17:19.31 ID:4u3ZQvlQ
いんじゃない?
個人的には投下するだけでも立派だと思うよ
特にこういう人のいない所だと
103名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:19:34.83 ID:ehOnRsKP
投稿していい?じゃなくて勝手に投稿すればいい
SSスレは本来そういう所
104名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:25:49.13 ID:5C84bDqV
そだね
改行全然入れてなかったからそこだけいじるわ
ちょいまち
105名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:33:07.16 ID:5C84bDqV
そいじゃきりのいいとこまで投稿するよー
実は「小説家になろう」ってとこにも投稿済みなんだけど
たぶんあっちはしばらく人こないから、こっちで感想もらえると嬉しい
106名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:33:43.34 ID:5C84bDqV
カリカリカリ…

ほんの少しだけ暑くなってきたばかりの初夏の夜。虫の音の一つもなく、シャープペンの
先がノートと擦れ合う心地よい、わたしの大好きな音が自室に響く。テスト前の勉強中。
いまは英語。高校3年生になったわたし、山田玲奈は、定期テストに対するプレッシャー
なんてものをちょっぴり感じるようになっていた。一応進学校に通ってるから、いろいろ
うるさくも言われるしね。

わたしの大好きな音が止まってシンとした静寂が訪れる。

「…ダメだぁ。集中できない」

ちゃんと勉強しなきゃ。そう思っているのに、さっきからチラチラと脳裏をかすめている
光景のせいで、ノートの上で踊る異国の文字の並びには何の意味も読み取れなくなってい
た。
107名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:34:27.45 ID:5C84bDqV
今日は月曜日だった。テスト週間の初日で、本来なら放課後は図書館なり家なりでみっち
り勉強しなくてはならなかった。でも、最後の授業も掃除も終わってさぁ家に帰って勉強
だというタイミングで、自分に甘いわたしは「ヤル気補充のため!」と誰にともなくあり
がちな言い訳をしつつ、帰宅途中の寄り道を決心したのだった。目的地は街中のデパート。
中学の頃から趣味にしてるアロマの専門店がテナントで入ってるところ。街中と言っても
学校からも家からもそう遠くない。

アロマの専門店という少しばかりマニアックな空間に友達を付き合わせるのは気が引けて
一人で行くことに決めたわたしは、デパートの6階に入っているショップを目指して延々
と続くエスカレーターに乗っていた。運悪く、目の前には人目をはばかりもせずいちゃつ
く若いカップルがいて、こういう人たちは何を考えてるんだろうと苛立ちを感じていた。

「うざ」

聞こえない程度の声でつぶやいてみたり。男の方が女に抱きついて、自分より一段上に立
つ女の腰に手を回している。サカリのついた動物のよう。中学生でもあるまいに。女の方
も嫌がる様子はなく、こちらから見えない顔はきっと緩み切っているに違いなかった。馬
鹿みたい。

4階へ向かう昇りエスカレーターの終わりがようやく近づいて、次もこのカップルの後ろ
だったら嫌だな4階で降りてくれないかなと思っていたとき。男の体がいやらしく動き、
手が女の胸へ向かった。

「も〜こら!」

女がついに、腰に回った男の腕を勢いをつけて振りほどいた。と同時に男が「はうぅっ!
!」と変な声を上げて蹲る。男を置いてエスカレーターから降りた女も「え?」と声を上
げて振り返る。一瞬のことで突然のことだった。エスカレーターの段が平らな板になって
吸い込まれていく地点に蹲ったままに止まってしまった男は予期せぬ障害物となり、わた
しはつまずいてしまう。
108名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:35:05.68 ID:5C84bDqV
心の中で幼稚な男と女を毒づきながらも、半ば余所見をしていたわたしの体は完全にバラ
ンスを失い、素直に倒れる他なかった。蹲る男の横に倒れたわたしは、何が起こったのか
わからず顔を上げる。そこには「あぅ…」と女の子のような声を上げる男の何かに怯える
ような表情があった。「どうしたの?」と慌てて声をかけた女は、しゃがみこんで男の肩
に手をかけた。ポカンとした表情のわたしと一瞬目が合う。

「……あ…タマ。いった…タマ…」

男が目を瞑り、やはり女の子のような声を出した。女はまだ「え?」と言っておろおろし
ていたが、わたしのずいぶん後ろに乗っていたはずの人たちが何事かという顔をしながら
すぐそこまで迫っているのに気づいたわたしは「えと、とりあえずどかないと」と言って
立ち上がると、女の手首と男のシャツの肩あたりを掴んで引っ張り、移動を促した。

女もようやく物事の優先順位を理解したらしく「立てる?あっち行くよ?」と声をかけ、
男を誘導しはじめた。男は2人の女に引っ張られるままつま先立ちのようになりながらも
立ち上がると、内股で腰を後ろにつきだした中腰の姿勢でヨチヨチと歩き出した。変な格
好。顔は必死。わたしがそう思っていると「ちょっと大丈夫?…ふっ、ふふ」と女が失笑
する。

友達といると、なんでもないことに一人が笑い、一人が笑うともう一人笑い、なんとなし
にみんなが笑ってしまう。そんなときがある。ちょうどそんな具合に女につられたわたし
も「ふふっ」と笑ってしまった。わたしたちは顔を見合わせる。口元がにやけいてるのを
お互いに確認し、クスクスと控えめに笑い合った。
109名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:35:39.71 ID:5C84bDqV
「…あ、もっ…ちょっと、もうダメ…」

エレベーターの乗り降りの邪魔にならない程度の場所までなんとか移動したあたりで、な
にやら肩で息をしている男が再び蹲ってしまった。

「てかなにこれ?…大丈夫かな?」

言葉とは裏腹にもはや男のことなど心配してなさそうな女は、少し馬鹿にした調子でわた
しに問いかけた。そんなことわたしにもわからなかった。

「なんかさっき…その、タマって」

笑いの収まらないわたしは途切れ途切れにそう答えた。

「ぷっ」

再び吹き出した女と共に、ニヤニヤしながら男を見下ろす。笑いを共有したわたしと女は、
その場にいる者同士としてのシンパシーを感じていた。さっきまで他人だったわたしたち
は、恋人同士であろう男と女よりもむしろ親密な関係のようだった。本当に、ついさっき
まではこの女も含めて心の中で見下していたはずなのに、不思議だった。

足元で苦しみ続ける男を尻目に、わたしたちは会話を続ける。

「さっき手が何かに当たった感じがしたんだけど」
「そのとき、ですかね」
「タマタマに?」
「ぷっ」
「もう!可哀相だから笑わないであげて」
「あ、ごめんなさい」
「でも本当にちょっと当たっちゃっただけなんだけどね……ふふ」
「笑ってるじゃないですか!」
「だってさぁ!!あははは」
110名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:36:20.59 ID:5C84bDqV
男は丸くなり、片手で股間を大事そうに押さえていた。もう片方の手で体を起こそうとし
ている。がんばって顔をあげる。あ、今日結構短いから下着見えちゃったかも。

「大丈夫?」

女が声をかけたが、男は「ぁ…」とか細い声一つ上げて苦悶の表情と共にまた頭を下げて
しまった。よっぽど大事なのか今度は両手で股間を覆った。なんか守ろうとしてるみたい。
なんかわたしたちがイジメてるみたい。

「てかごめんね。さっき転んじゃったよね」
「いえ、大丈夫です。びっくりしましたけど」
「あの。あとはこっちでなんとかするから。ありがとね」

女が礼を言ってきた。そのとき周囲の人々が歩きながらもこちらへ目をやっているのに気
づいたわたしは、急に恥ずかしい気分に襲われた。

「あ、はい。じゃ、じゃあわたしはこれで」

さっと頭を下げると逃げるように上へ向かうエレベーターに乗った。振り返ると女が手を
振っていた。足元に蹲る男。まるで女の所有物のようだった。
111名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:37:04.17 ID:5C84bDqV
わたしは手持ち無沙汰なようにシャープペンをくるくると回す。「はぁー」とため息を吐
くと、テスト勉強に戻るべくシャープペンを持ち直し、すっと、吐いた息を吸いなおす。
肺が空気で満たされ切った瞬間、あの男の必死の形相での内股ヨチヨチ歩きが再び脳裏を
よぎり「ぷっ…くっ、あは…はははは」と吹き出してしまった。

「あーもーホント無理。なにあれ」

もう今日のテスト勉強はあきらめるべきだと悟った私は、シャープペンを机に置きノート
を閉じる。

タマって言ってた。金玉のこと、なんだろうな。

急所だって聞いたことはある。プロレスで急所蹴り!とか言って悪役のレスラーが相手の
股間を蹴るのも見たことがある。蹴られた方は歯を食いしばって床をバンバン叩いたり股
間に手をやったりして、ひとしきりのパフォーマンスが終わると怒った様子で悪役のレス
ラーに技をかけていた。そりゃあ恥ずかしい場所だし、そこを押さえて痛がっている姿を
観客にも見られるわけだから、怒って当然。普通の格闘技で急所攻撃が反則なのも、相手
に恥をかかせるようなことはしない、みたいな何か騎士道精神のようなものだと思ってた。

でも。蹲りながら「タマ…」って言うあの男の姿を思い出す。女の子みたいな情けない声。
いま思うと、まるで女やわたしにすがるような感じだった。小さい子が転んで「ママー」
って泣く感じ。小さい子なら頭でも撫でてあげればいいけど。あいつ大人だし。そもそも
自分についてないもののこと言われたってどうしてあげればいいのかわからない。そう思
うとますます滑稽で、わたしはまた「ぷっ」と吹き出してしまった。

「玲奈ー、ご飯にするよー」
「はーい」

下の階からお母さんの呼ぶ声が聞こえた。まだ小腹が減った程度の状態だったが、ひとま
ず夕食をとることにした。残しておいて後で食べてもいいし。
112名無しさん@ピンキー:2014/06/17(火) 23:39:12.80 ID:5C84bDqV
ういー
では一旦こんなとこで
「小説家になろう」の方は投稿したてなので検索にかからないかも
よかったら明日以降適当なワードで検索しとくれ
113名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 00:13:23.88 ID:sAV9nQcO
自分はあんまハードなのは苦手だからこういうのは好き
心理描写も好み。恋人である男女よりも女の優越感みたいなもので深く繋がれた気がする、みたいなとことか
ただ、強いて難点挙げるとすれば途中で「エレベーター」と書いてあるから混乱する
あと、胸にきた手を振りほどく動作で一段下にいる男の股間に手が当たるかなとか
(若い女ならヒールあるの履いてる可能性高いだろうし)
細かいとこ気にしちゃってスマンです
でも、雰囲気いいし、これからどう「成長」していくんだろうとわくわくする
114名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 00:44:13.38 ID:jP2yQznI
ハードになればなるほど急所性が薄れるというか、別に金蹴りじゃなくても良くなるんだよな
その点こういうのは良く分かってる作品だなって思う
軽い衝撃で蹲ってる男を女視点でニヤニヤしながら眺めるのが凄く良い感じ
ただ前の人も言ってるようにやや状況説明不足かなとは思った
115名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 00:49:02.97 ID:D4hOzAkn
>>113
感想ども
まず「エレベーター」はいかんですわな。某所のは適当に修正しとく
あと当たるのか問題も実は自分でもそう思ってたんだわ
まー主人公からはよく見えない死角の話なので、女が男の腕から逃れるように少し腰を下ろしたとか適当に解釈しといておくんなまし
116名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 00:53:12.28 ID:jP2yQznI
無理して全レスはしなくていいよ
ここあくまで2chなのでむしろ過度な馴れ合いはしない方が吉
117名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 03:32:18.77 ID:R/C4IRvP
乙です!
すごくよかった!
118名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 07:44:06.33 ID:CFgULZ6x
最近、俺が嵌ってる風俗が有るんだけど。
即プレイってヤツ。さりとて、お金もないしなあ。
激安ってのでも探していくと、大塚とか池袋に突き当たった。
特に池袋は激戦区で、値段が安いのにかわいい子が数知れず。
ラブホも激戦で、平日の午前中だとまばら・・・割引してるところも特に東池袋だと多い。

受付の有る店が狙い目で、
プレイ時間によってはAFが無料とか、潮吹き?が無料とか、色々選べておつだよ。

お金が有ると、渋谷や大久保に遠征するが、高くてブスだと失望。
119名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 16:39:19.36 ID:9QcE1Ybm
>>118
確かに池袋は風俗多い
120名無しさん@ピンキー:2014/06/18(水) 22:56:40.29 ID:JJxs/FVv
金玉蹴っちゃイヤァ!
オカマになっちゃうじゃないのよ!
121名無しさん@ピンキー:2014/06/19(木) 01:04:48.63 ID:y8iFxqSj
新作の小説、めちゃ萌えるよ!
122名無しさん@ピンキー:2014/06/19(木) 19:49:37.63 ID:5+5Ci8Th
>>121
今投下されたやつ?
123名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 19:35:28.22 ID:SvjbOThS
>106を見て小説を読もうに行ったけど検索ワードが分からず見つけきれなかったわ
124名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:26:51.00 ID:vFUQuEGX
>>123
ごめん!書き忘れてたけどR18のやつはノクターンノベルズってサイトに流れるんだわ
そっちで検索してもらうと出てくるはず
ワードは金蹴りとかでおけ。いまんとこ金蹴りないけどな!

んでついでなんで向こうに投稿済みのぶんこっちにもうぷるわ
最初に断っておくと金的関係ない描写がそこそこ長く続くんでそこは勘弁してください
後半はスレチじゃない…はず

まーどうせ過疎ってるし気にせず行くよー
125名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:28:00.49 ID:vFUQuEGX
>>111続き

ときどきデパートでの例の事件を思い出しては口元をゆがめる日々を送りつつも、わたし
はなんとかテスト週間、そしてテスト本番を乗り切った。テストが終わってしばらくの間
、友達と遊んだりもしたが、高校3年生に休息などないと言わんばかりに授業は進み、気
の休まる間はない。一年生や二年生のときの内容を復習する授業やセンター試験の対策を
する授業など、受験のための授業がうざったい。必要なのはわかるけど。おもしろくない。

受験生独自のストレスは何もわたしだけが抱えるものではない。教室全体の空気がピリピ
リとしている。進学校で、勉学に関してはうるさい学校だったが、ついこの間まではみん
な部活でストレスを発散していた。ちなみにわたしはソフトテニス部だった。でもいまや
部活も引退して捌け口のないストレスは別の行き場を探している。その結果なのだろうか
。最近イジメが加速中。別に暴力はないし、そもそも表立って問題になるようなことは誰
もしない。一部の人間を無視したり、棘のある言葉を投げかけてみたりする。ほとんどは、
そんなささやかなもの。

昼休みになると、我がクラスのストレスの捌け口が、パシリとして購買からいろいろなも
のを買ってくる。注文した生徒に配布していく。もちろんわたしは頼んでない。そんな子
供っぽいことに加担しない。しかし教室の後ろ側の席に座るわたしからは、そんな光景が
否応なく視界へ入ってくる。
126名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:28:59.42 ID:vFUQuEGX
哀れな捌け口は、我がクラスの場合、男子生徒だった。内田俊介。彼は男子生徒からも女
子生徒からも汚い虫のような扱いを受けている。話し方と仕草がキモい。堂々としてさえ
いれば普通だと思う。顔とか体形とかは。恐らく彼の致命的な欠点は、この進学校におけ
る致命的な欠点は、成績が悪いことだ。結果、成績が平均か、平均より少し下くらいの生
徒から馬鹿にされているわけだ。自分より下の人間をイジメて安心を得る。なんてわかり
やすい。

「てかおまえさ、自分の飯はどうするわけ?」

わたしが弁当を食べ終えたちょうどその頃、イジメグループが追加で買いに行かせた飲み
物を内田がデリバリーしてるとき、彼の昼休みの大半を奪った張本人が白々しくそう尋ね
た。イジメグループの中心人物。高田悠馬。クラス全員から避けられている内田だが、イ
ジメと呼べるほどの横暴を振りかざしているのは、この高田とその取り巻き連中だけ。

「お弁当あるから、えと、急いで食べようかな。」

愛想笑いをしながら内田が答える。「オベントウねぇ」と言うと高田がニヤリと笑う。

「それちょっとこっちに持ってこいよ」
「えっ」
「いいからさ」

何を考えているのか高田がそう要求すると、内田は言われるままに弁当をとってきて高田
に渡す。

「これを…うらあぁ!!」

渡された弁当を突然ブンブンと上下左右に揺す振る高田。うわ、馬鹿くさ。周囲の取り巻
き連中が笑っている。元ボクシング部の高田の腕力にかかれば弁当の中身はグチャグチャ
だろう。
127名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:29:37.76 ID:vFUQuEGX
「あ…ああ」

なんか変な声を出しながらオドオドしてるだけの内田。うわ、情けな。さらに高田は弁当
のふたを開けると飲みかけだったコーラを注ぎはじめた。あーもー馬鹿の極み。

「ほら、急いで食うならこの方がかきこみやすいだろ」
「あ、あり…が、とう」

悲しそうな顔をしながら内田が弁当を受け取る。

「そっかぁー食べやすくしてあげたんだ!ゆーちゃんやっさしぃー」
「ホント悠馬は思いやりあるわ。そういうとこが好き♪」

高田のことをゆーちゃんって呼んだのは、高田と中学からの友人らしい岸本響。結構遠く
にある中学校だから、うちの学年にはこの二人しか出身者がいない。体育とかよく見学し
てる虚弱体質の美少年で、ヘタをするとこいつの方がイジメられそうなもんだけど、頭は
いいのと高田とつるんでいるのとでクラスでの地位は高い。んでのろけっぽいセリフを吐
いたウザすぎるビッチが上原彩香。ちなみに彩香はわたしと同じ元テニ部で高田と付き合
ってる。

「おい彩香。お前もこいつの弁当食いやすくなるようになんか工夫してやれよ」
「えーわたしはぃいよぉー」
「いいからなんかしろや。はよ」
「しょうがないなぁ…」

たぶん本当に嫌なのだろう、彩香が困り顔で何をしたものか悩んでいる。馬鹿の高田と付
き合ってはいるが、自分まで低レベルなイジメに直接参加するのは気が引けるに違いない。
でも彼氏に合わせなきゃ。大変だね。
128名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:30:32.76 ID:vFUQuEGX
「じゃあ…」

彩香は飲んでいたお茶を口に含みうがいをするようにブクブクと音を立てると、一歩前に
出ると、内田の持っている、グチャグチャの中身がコーラに浸された弁当の中にお茶を吐
き出した。

「うわぁやるなー」
「彩香ちゃんエグいね!相変わらず」

高田と岸本も笑いながらはやし立てる。

「だってコーラだけだと甘過ぎるし?お茶も入れたほうがいいかなぁーって。あと響うる
 さい」

まず意味がわからないし視界から消えて欲しい。彩香とわたしはテニ部時代も犬猿の仲の
ようなものだったけど、一つだけ彩香の長所を挙げられるとすれば、態度がはっきりして
ることだ。んで彩香は岸本がキライ。脳筋で不良な高田が好きで、ナヨナヨしてる美少年
の岸本がキライ。

「おい内田。彩香に礼言えよ」
「ありがとう、上原さん」
「つば飲ませてくれてありがとー!でしょ?」
「つば飲ませ…」
「いや言わなくていい!!てか響黙れ」

低レベルなイジメに加担して痛いことをしてる自覚のある彩香は、岸本の思惑通り頬を赤
らめ内田の言葉をさえぎる。まー彩香と岸本も犬猿の中に近いのかな。わたしと彩香ほど
ではないけど。
129名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:31:23.85 ID:vFUQuEGX
「おまえら仲いいよな」

友人と彼女のやりとりを心底嬉しそうに眺める高田。致命的な馬鹿。成績は平均程度のは
ずだが、やはり学業と人間性は無関係らしい。あ、てかもうすぐ昼休み終わりじゃん。

「…また内田くん、イジメられてる」
「えっ!?ん…んん。そうだね」

突然斜め後ろから話しかけられた。声の主は安藤久美。この子も元テニ部。マネージャー
だけど。いきなりぼそっとつぶやくの止めようよ。

「最近エスカレートしてるよね」
「そうね。どーでもいいけど」
「かわいそう…だよ」

久美は演技でも何でもなくこういうことを言う。

「かもね」
「なんとも思わないの?玲奈」
「いやぁー、だからかわいそうだとは…思ってるけど?」
「彩香だけでもやめてくれないかな」
「ないでしょ」
「高田くんと岸本くんじゃ…話聞いてくれないし」
「彩香よりは岸本のが会話できそー彩香よりはワンちゃんのが会話できそー」
「それ玲奈だけ」
「そうかな」
「内田くん…」
「この話まだ続くの?」
「わたし…」

キーンコーンカーンコーン
130名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:32:44.71 ID:vFUQuEGX
チャイムに会話を遮られて、何か言いかけたように見えた久美はそのまま自分の席へ戻っ
ていった。なんだろ。久美にしてはなんか…そんな止めたいのかな?あのイジメ。



わたしは家に帰り自分の部屋へたどり着くと、冷蔵庫からとってきた冷えた麦茶をコップ
へ注いでコクコクと飲み干す。この先真夏にもなると冷たい飲み物では大した救いになら
なくなっていくけど、いまはまだ極上の救い。

なんとなく、今日の昼休みの内田イジメの光景を思い出した。あのイジメをこれから毎日
観察していくのは嫌だなぁ、と思う。いまに嫌気が差すだろう。みんな誰かがイジメられ
ているのを見て落ち着いているというか、要するにイジメを傍観することで擬似的にイジ
メに参加してストレスを発散してる面があるけど、受験のプレッシャーを肌で感じる時期
に入ったらあの馬鹿騒ぎを眼にするだけでかえってストレスに違いない。

大体わたしの視界にあの連中が入ってるのが問題。とわたしは自分の席が教室の後ろ側で
あることを呪う。でも背後で騒がれてもそれはそれで…なんて不毛な思考を続けていると
、わたしはまたデパートでの例の事件を思い出した。わたしの目の前でいちゃつくカップ
ル。わたしの目の前で巻き起こる馬鹿騒ぎ。エスカレーターに乗ってるときに見た光景と
クラスの光景が重なる。男の「タマ…」と呻く声が聞こえた気がした。

わたしはふと思い立ち、ベッドの下にある中学のときの保健の教科書を取り出した。高校
のは学校のロッカーの中。ベッドに腰掛けつつページを捲っていくと、全裸の男子と女子
それぞれを前から見たときと横から見たときの絵が載っている。マンガっぽい絵柄で現実
感はないけど。男子を横から見るとおちんちんがピョコっと飛び出ていて、中学の頃「な
んかギャグみたい」と感じたのを思い出す。いままで注視したことのなかった金玉は、お
ちんちんに隠れていてあまり存在感がない。小さな膨らみ。
131名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:36:49.29 ID:vFUQuEGX
「これがあんなに痛いのかなぁ」

というかあれは痛いんだろうか。内股になって中腰になって馬鹿みたいにヨチヨチ歩く。
手がぶつかっただけで人間があんな風になるなんて、イマイチ想像できない。痛み以上の
何かを男は感じていたのだろうか。

次のページを捲ると横から見た男性生殖器の断面図が載っていた。

「うわ…」

思わず声を上げてしまう。前のページのマンガっぽい絵で見ても大して存在感のなかった
金玉が、こちらの断面図では大きな存在感を放っていた。だらりとぶら下がっていて、中
にはタマが入っている。タマと体を結ぶ細い管は頼りなくて、下に引っ張ったら簡単に切
れそうに見えた。こうして見るとかなり邪魔くさい。

これどうやってズボンはいてるの?てか足閉じれるの?股下何センチか損するよね?男子
がスカートはけば?…とか。いろいろ考えてしまった。何よりタマが意外と大きい…本当
にこんなのがぶら下がってるのかな?男兄弟もいないわたしにはわからなかった。お父さ
んとはすごく小さい頃一緒にお風呂に入った記憶はある。でもよく覚えてない。彼氏はい
たことあるけど…そこまでいってないし。

ベッドに体を投げ出す。デパートで、最初は心の中で馬鹿にしていたあの女と一緒に、蹲
る男を見下ろしたあの不思議な感覚。あの感覚は何なんだろう。そんなことを考えながら
わたしは、夕食まで仮眠をとることに決めた。勉強は夜の方がはかどるし、と誰にともな
くありがちな言い訳をしながら。
132名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:37:51.93 ID:vFUQuEGX
金曜日になった。今週も今日でおしまい。昼休みになると内田がパシられて走って行った。
今日はイジメ観察は止めることにしたわたしは、弁当を持って自販機へ向かった。冷たい
飲み物があれば、適当に外の日陰で食べるのもいいだろう。この時期はまだ。そう思って
飲み物を選んでいると、急に誰かに話しかけられた。

「おっとぉー?玲奈ちゃんじゃん。やっほー」

妙に親しげなその声の主は、親しくもなんともない高田悠馬だった。こいつは少しかわい
い女の子には常に親しげだ。

「ジュース買うの?てか一人?弁当だったら俺らと…」
「んーん、買うのは紅茶」

そっけなく答える。

「高田くんはジュース買いにきたの?」
「そうそう。もうソッコー飲みたい感じ!」
「いつもみたく内田くんに買いに行かせないの?」
「いやだからもうソッコー飲みたい感じ!なわけよ。てか"内田くん"かぁ。みんな呼び捨
 てにしてんのにな。まっじめ〜」
「そうかな」
「優しいねぇ。そいや玲奈ちゃんって彩香と仲良かった?元テニ部でしょ、同じ?」

なわけないでしょ。

「まぁ普通だね。部活とクラスが同じってだけだし」
「いや接点ありまくりじゃん!そっかー、二人は仲良しさんかー」

だから違うって。
133名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:38:54.91 ID:vFUQuEGX
「彼女の親友だってのに、俺ってば玲奈ちゃんと接点少なかったようなー?いままでー?」
「まぁ普通じゃない?」
「俺もっと仲良くなりたいなぁ」

会話しながらじりじりと近寄ってきていた高田が自販機に手をつき、わたしを追い詰める
ような姿勢で見下ろしてきた。いわゆる壁ドン。壁じゃないけど。てかなにこいつ?

「彩香がさー俺の筋肉最高って二の腕とか腹筋とかよく褒めてくれるんだわ。ほら、俺ボ
 クサーだし?闘う男の身体、みたいな。やっぱ女子ってみんなそういうの好きなん?」
「わたしはそうでもな…」
「てか俺玲奈ちゃん相当好みなんだよなぁー」
「いやなに…」
「この腰つきとか?」

そう言って高田がわたしの腰に手を回してくる。「きゃっ」っと小さな叫び声が口から漏
れて、わたしは自分で驚く。腰を撫でる手がお尻の方に近づく。高田の顔。距離が近い…
……怖い。

「ん。なんかいい匂いする。香水?」

化粧はほぼしないが、アロマの延長として香水はつけていた。顔を首筋に近づけてスンス
ンと音を立て匂いをかぐ高田。気持ち悪い。わたしは逃げようとして、しかし萎縮してし
まっていた体は動かない。足がすくんでいる。呼吸が止まって苦しい。あれ?なんで?屈
辱的な感情が押し寄せる。心臓がうるさい。

「うわー顔真っ赤じゃん。期待してる?」

指摘されてさらに顔が熱くなる。視界が歪んだ。涙がこぼれるのがわかった。
134名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:39:41.02 ID:vFUQuEGX
と、急に高田との距離が広がる。やっと息を吐くことができた。しかし吸い込もうとする
と肺が痙攣する。まるで泣きそうな子供のように。高田からもそう見えているだろう。

「あ、やり過ぎちゃった?冗談だよ…ごめん、ね?」

高田はそう言いつつ、覗き込むような姿勢をとる。謝られたことが悔しい。気を使ってあ
げなくてはいけない存在として扱われたことが悔しい。

「ちょっと黙んないでよ。マジごめんな、ってかあれかっ!?焦らし過ぎた?」

おどけた調子で不愉快なだけの冗談を言う高田に罵声を浴びせたかったが、口を開くと嗚
咽が漏れそうでできなかった。泣きたくなんかないのに。

「あー…まー俺ちょっと教室戻るわ」

高田がジュースも買わないまま、気まずそうに教室へ向けて歩いていった。わたしは涙を
ぬぐい、誰にも見られていないことを確認するとすぐにその場を離れた。何も考えられな
かった。
135名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:40:29.54 ID:vFUQuEGX
高田の顔を見たくなくて…高田に顔を見られたくなくて、わたしはそのまま保健室へ行っ
た。早退したいと告げると、保健の先生は「まー受験生大変だろうけどね。そうよね。み
んな大変よね」と意味不明なコメントをしつつ了承してくれた。昼休み終わる5分くらい
前のぎりぎりタイミングで久美にメールを出し、休み時間の間に荷物を取ってきてもらっ
た。

「早退って、どうしたの?」
「ちょっと…帰りたいの」
「大丈夫?何か…」
「帰りたいの!」
「…そう」

キーンコーンカーンコーン

昼休みの終わりを告げるチャイム。つらそうな表情の久美は、目を伏せて振り返り教室へ
と戻って行く。ごめんね。いまもう、わけわかんないの。無理なの。

けど助かった…荷物をとってきてくれる人がいなければ自分で行くしかない。さもなくば
担任に頼むか。どちらも嫌だった。

何も考えられない頭のまま、わたしはとにかく学校から離れるように足を動かした。

わたしはプライドが高い。自分で自覚がある程度には。いつも馬鹿にしている高田に迫ら
れて、逃げられなくて、抵抗できなくて、涙が出て…全部そのプライドのせいなのだろう
か。高田に謝られたあの瞬間を思い出す。そのちっぽけなプライドをいとも簡単にへし折
られた。

ふと立ち止まって振り返り、歩いてきた道を呆然と眺める。私以外に人も車も見当たらな
いまっすぐな道。痛いほど青い空。そよ風に揺れる街路樹。葉と葉の擦れ合う音がわたし
を笑ってるように感じた。自分が学校を逃げ出してきた事実を突きつけられているようで
、へし折られたはずのプライドが再び刺激される。たったあれだけのことで逃げ出した自
分の弱さを直視したくなくて、また泣きそうになりながら足を動かした。
136名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:42:19.81 ID:vFUQuEGX
交差点に行き当たり、赤の信号を見て足を止めた。しかしじっとしているのが耐えられず
、家に帰るには渡る必要のない横断歩道を渡る。渡りきったところでわたしは、この道を
進むと例のデパートへ通じることを思い出した。

その瞬間、わたしの中に強烈なイメージが流れ込んできた。いや、それはわたし自身の中
から湧き出してきたのかもしれなかった。イメージの奔流の中、わたしはただ立ちつくす。

錯乱でもしたかのように頭の中に複数の光景が同時に浮かび重なる。記憶が捏造されるよ
うに未来でも予知したかのように、一つの見たことのない光景が頭の中に広がった。わた
しが全裸の高田を従わせている。まるでわたしの所有物のように、高田はわたしの足元に
蹲り股間を両手で押さえてその逞しい筋肉を震わせている。わたしは制服姿だった。わた
しは高田の腕を蹴りつける。彼の自慢の二の腕に食い込むローファーの堅い革。ひらひら
と誇らしげに舞うスカート。高田が蹴られた二の腕を反対側の手で覆って四つん這いにな
ると、支えを失った金玉が股の間でぶらぶらと揺れる。無様。弱者の象徴。

不思議なことに、そこにはもう一組の男女がいた。彩香と岸本だった。岸本もまた全裸で
彩香の足元に蹲っている。小柄で中性的な体格の美少年は、大人びた顔つきの少女と見紛
うほど可憐だった。彩香がしかし、その綺麗な顔面を足の甲で蹴り上げると、顔を抑えて
仰向けに転がった岸本の股間には余計なものがついている。そんなもの晒して恥ずかしく
ない?

見たことのない光景の中、わたしは彩香と目を合わせた。わたしたちの間には、そこにあ
ったはずの犬猿としての関係はなく、一つの不思議なシンパシーがあった。



わたしは家に帰ると、早退してきたことだけ親に告げて部屋へ戻り、すぐにベッドに倒れ
こんだ。頭はまた何も考えられない状態に戻ってしまっていた。疲れで鉛のように重く感
じる手足がベッドに沈み込む。わたしはそのまま眠り、母が「晩御飯できたよ」とわざわ
ざ2階まで起こしにくるまで眠り続けた。夕食は結局、食べなかった。

またいつの間にか眠ってしまって、何時間寝た後かわからない真夜中に目が覚めた。真っ
暗で何も見えない部屋の静寂が、ぼんやりとした感覚を助長するように感じた。あの見た
ことのない光景について考える。非現実的な光景。だがあり得ない未来ではない。そう感
じる。女の手が軽くぶつかるだけで、体の自由を奪える急所。その急所を両手で大事そう
に必死で守る男の姿…馬鹿みたい。
137名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:43:41.97 ID:vFUQuEGX
長々さーせん
ぼちぼち金的描写に入ります
138名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:47:30.81 ID:vFUQuEGX
月曜日、登校するとまず久美にお礼を言った。いろいろ詮索されたけど、はぐらかしてた
ら諦めて引いてくれた。ごめんね、心配してくれてるのに。2限目の終わったところで、
高田がおどけた感じに、特になんとない風に話かけてきた。本人は自然にしたつもりだろ
うけど十分不自然だったし、おかげで彩香に睨まれた。久美もちらっとこっちを見た気が
する。「この前のことなら気にしてないからね。わたしこそごめんね?びっくりしちゃっ
ただけだから」って小声で言いつつにっこり微笑む。どこのいい子ちゃんですか、っと。
しかし高田は満足したようで、いつも通りのノリで軽口を言ってすぐ去って行った。彩香
の視線がウザい。

その週はただただ準備していた。計画の準備。

そして土曜日の朝10時。わたしは学校の比較的近くにある公園に来ていた。今日のわた
しは、気張ったおしゃれをしてる。上は半そでの白ブラウスをベースにアクセントカラー
に赤と黒も盛り込む。下はミニのプリーツスカート。結構際どいやつで、正直恥ずかしい。
待つこと10分ほど。

「ごめん山田さん。ちょっと遅れたかな?」

待ち人の岸本響が姿を見せる。

「うん、ちょっとだけね。大丈夫だよ♪」

わたしは公園の脇にある喫茶店に岸本を誘導し、二人で入る。窓際に座る。日差しのよい
散歩道に面した窓の向こうには、絶景とまではいかないものの、和やかな優しい風景が広
がっていた。休日だが人通りも多過ぎず、落ち着いた場所。
139名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:49:12.17 ID:vFUQuEGX
わたしは紅茶のケーキセットを頼んだ。岸本はコーヒーのケーキセット。友達と話すとき
も基本はテンション低空飛行なわたしが、今日は積極的に話し手に回る。明るく、でもち
ょっと緊張気味に。楽しそうな笑顔を見せる。

「あっ、てかさ。岸本くん、じゃなくて…名前で呼んじゃダメかな?」
「いいよ。もちろん」
「よかった。じゃあ響くんって呼ぶねっ♪」
「"くん"もいらないよ。響でいい」
「ありがとぉー!!じゃあわたしも玲奈でいいからね♡」

つらい。

わたしが休日に岸本、もとい響を呼び出し、挙句こんな演技をしているのには理由がある。
もちろん高田への復讐のためだ。簡単に言うとこいつで実験するつもりだった。男を服従
させるのに、どのくらい手間がかかるか。身体的に、精神的に屈服させるのにどれだけ時
間がかかるか。だって、それもわからずいきなりボクサーの高田を相手にするのはリスク
が高過ぎるから。

それに…高田を前にするには、もう少し気持ちの整理が要る。情けないけど。

体育をしょっちゅう見学してる虚弱体質の美少年。響が相手なら怖気づいたりしない。き
っと。高田や彩香と一緒にいても、響からは嫌な印象を受けなかった。こうして話してい
てもわりといいやつっぽい。背だってわたしとほぼ同じだし、体格も華奢だし。実際、わ
たしのが力も強いと思う。響なら、怖くない。それに響に近づき、さらに高田にも近づけ
ば、あいつの隙が見えてくるかもしれない。

けど響は響で厄介な相手ではある。高田と違って頭もいいし周りがよく見えてる。みんな
と笑ってても心の中では冷めた部分があって、周囲を観察してる。わかるんだ、なんとな
く。わたしと似てるから。まずは警戒心を解かなきゃ。てっとりばやいのは馬鹿を演じる
こと。そう思ったわたしは「かわいい自分を一生懸命アピールする女の子」を一生懸命ア
ピールして、響にアプローチしてたってわけ。
140名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:50:10.26 ID:vFUQuEGX
「あのね。中学の頃からアロマやってて」
「へぇー、女の子らしい趣味だね」
「えへへ。部屋がいい香りでいっぱいになってすごいいい気持ちになるの」
「香りっていろいろ種類あるんでしょ?」
「そうそう。心がやすらぐようなのもあるし、気分をリフレッシュできるようなのとかー、
 あといろんな効能もあるからね。体にもいいんだよ?わたしはとにかくハーブ系がすき
 なんだけど…って、あ、ごめんね。一方的に」
「ううん。すごいね。おもしろそう」

よしよし。お世辞でも乗ってはくるよね。

「あの、もしよかったらさ、もう少し遊んでからその…」
「ん?」
「わたしの部屋…こない?」
「え、いいの?」
「いやだから、アロマ興味あったら体験してもらいたいなぁって。あのだから、もちろん
 今度でもいいし、てか興味なかったら…」
「いいよ。その、お邪魔させて?」
「うん!ありがとう」

わたしは心から嬉しそうな笑顔を浮かべるとすぐに「あっ」と小さな声を上げる。

「でも男の子が好きそうなのって、いま部屋にないかも。部屋に行く前にショップ寄って
 いいかな?ちょっと遠回りになるかもだけど」
「うん。いいよ」

とりあえず計画通り。
141名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:51:24.28 ID:vFUQuEGX
わたしと響はさらに30分ほど会話を続け、喫茶店を出ると街へ向かった。お互いの知っ
てる店をちょこちょこ回る。響のファッションの趣味は全体に中性的な雰囲気、というか
なんとなくフェミニンな感じだということもわかった。どうでもいいけど。らしいと言え
ばらしい。

お昼ごはんも一緒に食べた後、予定通り、わたしたちは例のデパートへ向かう。6階のショップを目指して二人でエスカ
レーターに乗る。わたしが響の一段上。4階へ向かうエスカレーターの途中、わたしは振
り返る。

「自販機寄っていい?次の階にあるから」
「いいよ。結構歩いたし、のど渇いたよね」
「実はさっきからカラカラだったの。もういい加減夏だよね。暑い」

エスカレーターの終わりが見える。わたしが蹲る男につまずいて転んだところ。女と一緒
に足元に蹲る男を見下ろしたときの感覚を思い起こす。ちらりと振り返ってもう一度響を
見る。こんなやつ、どうとでもできる。大丈夫。

わたしは自販機のところへ響を誘導する。4階を選んだ理由は、自分を奮い立たせるため
。だけではなかった。自販機コーナーはフロアの隅の奥まったスペースにある。両脇のテ
ナントはいま両方とも空いていて、トイレとも離れている。人がほとんどこないのだ。

「何にしよっか」

ジュースを選んでいる響の後ろからわたしは近づく。周りには誰もいない。

「ねぇ、響…」
「ん?」
142名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:52:34.60 ID:vFUQuEGX
響が振り返ると、そこには色っぽい表情を浮かべるわたしの顔がある。戸惑う響。構わず
さらに響へ近づくとわたしは、自分の体と自販機の間に響を挟むようにしつつ、自販機に
右手をつく。いわゆる壁ドン姿勢。いや、そんな勢いはつけてないけど。これが…あのと
きの高田の視点、なのかな。

「な、なに?」

自販機についたわたしの右腕に手をかけようとする響。その手を逆に乱暴に掴みあげる。
響の左手首にわたしの指が食い込む。響の呼吸が止まっている。驚いたような怯えたよう
な目。思考の停止した表情。わたしは顔を近づけて、響の綺麗な唇にキスをした。

「…ん…んっ」

声にならない声をあげ抵抗しようとする響の左手首をますます乱暴に握り締め、左手で首
筋を優しくさする。響の体から力が抜け、自販機に寄りかかる姿勢のまま少し腰の位置が
下がる。響の顔から熱を感じる。わたしは響の顔が上向きになるように左手で顎を押し上
げる。響が目を瞑る。

抵抗力を失った響を確認したわたしの唇が、少し変形してニヤリと笑う。嗜虐的な感情が
湧き上がり、背中がぞくりと震えた。わたしは自分の体をさらに響の体へ押しつけるよう
に動かすと同時に、右膝を跳ね上げる。膝に近い太もものあたりに柔らかいモノを押し潰
す感触があった。

「んんんっー!!」

驚きに見開かれた響の目。わたしもまた驚いたような目で見つめ返す。響の肺から漏れた
空気がわたしの口の中に入ってくる。不快。

響の体が自販機前面の金属で覆われた部分をズズズッっと滑り、床にぺたんと尻をつく。
呼吸の止まってしまっている美少年は、M字開脚のようなみっともない姿勢にも構わず両
手で股間を覆い、恥ずかしい場所をきゅっと握り締める。だっさ。
143名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:54:09.65 ID:vFUQuEGX
「ぁ…ぁう…」

響は女の子のような声で喘ぐ。あのときのあの男と同じ。やっぱり、同じ。苦しそうに目
を瞑り歯を食いしばっている。もう呼吸はできるのか、肩を上下させはじめた。大事なと
ころをきゅっと握り続けている響の手を見て、わたしは少しエッチな気持ちになる。そこ
に握るモノがついてるんだ。女のわたしには、それだけで想像できない。

「ちょ、ちょっとどうしたの響?大丈夫?」

しゃがみこんだわたしは響と目線の高さを合わせ、きょとんとした表情を作ってみせる。
開かれた響の目がわたしの顔を見つめる。大また開きで股間を押さえる自分の格好に気づ
いたのか、響は急に恥ずかしそうな表情になると股間から手を離し、股を閉じる。あれ?
なんだ動けるの?床に右手をついた響は体を前傾させ、左手を床に垂直に立てて四つん這
いのような姿勢になる。

「あ、あの。ちょっと…太ももに玲奈の足が当たって…」

は?

「内股のとこだったから痛くて…」

なに?金玉打ったこと、ばれてないと思ってるの?馬鹿?あんなに必死に金玉握ってたじ
ゃん。

「もう大丈夫だから」
「え、と…ごめんね。でも、そんなに強く当たったかな?」
「いや、その、打ちどころが悪くて」

打ちどころねぇ。そりゃ金玉じゃ…そっか!響のやつ、女の子に金玉打ったって言いたく
ないんだ。それで隠してるんだ。
144名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:54:53.66 ID:vFUQuEGX
わたしは吹き出しそうになるのを必死で堪える。心の中では爆笑中。かわいそ。そもそも
わたし、わざとあんたの金玉蹴ったのにね。ばれてないと思ってるんだ。わたしのこと疑
ってないんだ。でもそうだよね。女の子が狙って金玉蹴るわけないもんね。そう思い込ん
でるんだね。

でもばれないわけないじゃん!あんな格好、女の子は絶対しないもん。握るモノがついて
ないんだから。切なそうな声を上げて、男の子だけについてるモノを大切そうに握る。す
っごくエッチ。誰だってわかるよ。男の子だけの急所を、金玉を打ったんだって!

「そう。ならいいけど…あっそれよりごめんなさい!いきなりキスなんて」
「いや、えと、嫌じゃなかったよ。別に。」
「ホントにそんなことするつもりじゃなかったんだけど。なんか急に変な気分になって。
 もうわたしったら、恥ずかしい!」

花も恥らう乙女演出。手遅れな気もするけど。

「でも、意外と積極的なんだね。クラスでは控えめなのに」
「…響だけ…だょ?」
「えっと…ありがと」

苦しさの残る響の表情に赤みが増す。

「あ、わたし何買うか決めたよ。ジュース。」
「ああ、うん」
「響も早く決めて!はやくアロマショップいこ♪」

わたしは明るく言いつつ立ち上がり、響にも立ち上がることを促す。

「う、うん」
145名無しさん@ピンキー:2014/06/20(金) 23:56:10.50 ID:vFUQuEGX
響は少し小さな声で返事をすると、ぎこちない動作で立ち上がった。不自然な前傾姿勢。
響の右手が一瞬股間に向かいそうになり、さっと体の横に戻る。我慢してる。金玉守りた
いの我慢してる。かわいい。

わたしと響はジュースを買い、自販機の横のベンチで飲んだ。わたしは本当にのどが渇い
ていたこともあってすぐに飲み干す。笑顔を見せ隠してるもののまだ苦しそうな響は、途
中まで飲んで「もういいや」と言うとボトルをバッグにしまった。

わたしたちは再び上りのエスカレーターへ向かった。退屈なエスカレーターの上。わたし
は考える。響は思ったより簡単に立ち上がってしまった。例の事件のとき蹲っていた男は
かなり長い時間そのままだった。そもそも恥じも外聞もないといった様子で、もっと必死
な感じだったと思う。

きっとうまく当たってなかったんだ。体が接近し過ぎてて膝でなく太ももで蹴ったから。
もっとうまく当てないと。蹴るのって難しいな…と考えていたわたしは名案を思いつく。
あんなに弱い力でも効くんだったら、足じゃなくて手で十分だ。それに手の方が正確に狙
える。

わたしの口元が歪む。美少年の響がM字開脚のようなみっともない格好で金玉をきゅっと
握る光景を思い出す。惨め。金玉打ったことを女の子に隠そうとするちっぽけなプライド
。わたしのと同じちっぽけなプライド。そう、わたしのと同じ。ねぇ知ってる?そんなの、
簡単に壊れちゃうんだよ?
146名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 00:08:23.98 ID:F3o/d7mt
しえん
147名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 00:59:08.59 ID:k8xCa/ff
連投規制ェ…そろそろいけるかな?
148名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:00:39.46 ID:k8xCa/ff
では続きをば


6階に着き、アロマショップに着いた。響はまだちょっぴり前傾姿勢。本人はたぶん、気
づかれてないつもりなんだろうね。

ショップに入ると、いろいろなアロマを響に紹介する。わたしの説明にときに興味深そう
に、ときに楽しげにリアクションを返す響にわたしは演技なしではしゃいでしまう。わた
しの好きなハーブ系のやつを適当に試させると響はときおりうっとりした表情をみせた。
こいつ、結構向いてるかも。趣味で話の合う友達の少なかったわたしは、響に好印象を抱
いてしまう。これからすることが悪事に思えてくる。

ダメダメ。これは必要なこと。それに…金玉を守るように握る響の震える手を思い出すと
、再び嗜虐的な感情が湧き上がる。唇が歪むのがわかった。わたしが店内を見渡すと予定
通り、いるのは女性客ばっかり。

「あ、ねぇ!あっちに珍しいのあるんだよ♪」

わたしは響の右手首を左手で掴む。はしゃぐテンションのままを装い、スキップでもしそ
うなリズミカルな早足で、響を強引に引っ張る。前傾姿勢の響が慌ててついてこようとし
てぎこちなく足を動かす 。

「ほらはやく」

わたしは響を急かし、何人かの並ぶレジの前を通り過ぎる直前「あっ!」と声を上げると
同時に、響の手首を掴む左手をパッと離す。右足で踏み止まりつつ振り返る。遠心力で勢
いのついた右手を軽く握り、計算通りの位置にあった響の股間を肘から下のスナップです
くい上げた。

パァン!!

想像してたより大きな音が響き渡る。
149名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:01:57.99 ID:k8xCa/ff
「さっき、自販機にお釣り忘れたかも!」

わたしは適当なことを口にしつつ響を観察する。響は口を半開きにして、内股でお尻を後
ろに突き出す格好で静止していた。

「か……ぁ…」

呼吸が止まっている。さっきよりもうまく当たったのが自分でもわかった。勢いに任せた
さっきとは違い、右手に柔らかいぐにゅっとした感触を感じながらわたしは、それを押し
潰すように冷静に力を加えたのだ。それでも全然本気ではなかったけど、とにかく正確に
打ち上げた。ズボンの上からではわからないが、髪さえ長ければ少女と見紛うような響の
股間はもっこりとしていて、そこには確かに男の象徴があったのだった。

「あれ?響!?」

わたしは心配そうな慌てたような声をわざと大き目に上げる。周囲の客が、レジの店員が
注目する。もちろん全員が女性。二人組の女子中学生たち、女子大生くらいの三人組、OL
っぽい人、レジの店員もまだ20代前半といった具合だ。彼女たち全員の視線がわたしと響
に注がれている。

「大丈夫?えっと。また内股に当たっちゃった?」

わたしはわざとそう問いかける。響はすがるような目をわたしに向け「ぁ…んん…」と喘
ぎ声を漏らしながら、わたしの肩に手をかけて体重を預けてきた。

「ちょ、ちょっと!」

わたしは驚いたふりをして、響の手を振り払い一歩下がる。支えを失った響は内股でヨチ
ヨチと前に進み、今度はわたしの腰に抱きついて体重を預けてくる。つま先立ちになった
脚がぷるぷると震えている。かわいい。甘えん坊の子供みたい。
150名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:03:42.42 ID:k8xCa/ff
周囲の女性たちがざわざわと声を上げはじめる。

「えっ、何?どうしたの?」
「…変なかっこ」
「大丈夫なの?」

わたしも響に問いかける。

「ねぇちょっと、何してんの?大丈夫??」

響がわたしのお腹に押し付けた頭をふるふると横に振る。わたしは自分にしがみついてい
る響の腕を引き離すと響の頭を優しくなで「ほらいい子だから。どこが痛いの?ちゃんと
言って?」と子供をあやすように話しかける。

「…タマ、が」
「タマって…えっ、金玉?」

小さく返事をした響の言葉をわざと大きな声で露骨に表現する。思わず吹き出した女性た
ちのクスクスという笑い声が聞こえる。わたしが恥ずかしそうな表情を作りながら、レジ
に並ぶ女性客をちらりと眺めると、楽しそうな表情の人もいれば困惑してる人もまだいる
ようだ。二人組の女子中学生たちは顔を真っ赤にして、一人はいかにも恥ずかしそうに口
に手を当てている。もうちょっと、かな。

どうしたものかとわたしが思案していると、響がわたしに引き離された手を股間へと持っ
ていく。女の子なら何もついてないその部位を下から支えるように抑えると…

ぴょん…ぴょん、ぴょん

「は?」
151名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:05:46.21 ID:k8xCa/ff
予想外の出来事にわたしは素の反応を声に出してしまう。股間に両手を当てる響が中腰の
姿勢から少し上体を起こし、内股で小さくジャンプしはじめた。ジャンプ…というか、上
から下への勢いをつけては踏み止まる感じ。

ぴょん、ぴょん、ぴょん

うわこれ。これ、無理…

「ぷっははははは!ちょっと何、何してんの?あっはは」

わたしは堪え切れずに爆笑してしまう。演技が吹っ飛んでしまっていた。どうなってんの?
周囲のクスクス笑いも遠慮がなくなっている。さっきは困惑気味だった女子中学生たちも
、お腹を抱えて笑っていた。女性たちの楽しげな笑い声で店内が満たされる。そんな中、
OLっぽい人が笑いを堪えながら声をかけてくる。

「それね、金玉降ろしてるんだよ」
「え?え、降ろすん…ですか?金玉を?」
「わかんないけどそのぴょんぴょん飛ぶやつ、金玉を降ろすって言うの。苦しくなくなる
 んだって」
「え、なに…だっさ」
「ぷっ…ちょ、ちょっとそんなこと言っちゃダメだよ!がんばってるんだから!」
「あ、はい」

正面に顔を戻すと、恥ずかしそうに顔を真っ赤にした響と目が合う。

「ごめん。笑っちゃって。がんばって…金玉降ろそうね?」
「も、もういいよ」
「ダメだよ!響まだ苦しそうじゃん。ほら、わたしも手伝ってあげるから。がんばろ?」
152名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:08:30.83 ID:k8xCa/ff
わたしはまた子供をあやすような口調に戻ると、響の両肩を横から掴むようにする。「い
くよ響。せーのっ、で飛ぼうね?」と言うと、響がコクリとうなずく。わたしは目を合わ
せるようにしながら「せーのっ!」と音頭をとり、自分も響の真似をするように下から上
への勢いをつけて踏み止まる。

「せーのっ!」

ぴょん

「せーのっ!」

ぴょん

二人で小さく飛ぶのを繰り替えす。すると三人組の女子大生らしき女性客が冷やかしっぽ
く声援を送ってきた。

「がんばれー!」
「がんばってぇー響くぅーん!」
「金玉降ろせ!金玉降ろせ!…キャハハハ」

ちらりと目をやると、案の定三人とも、馬鹿にし切った態度でお腹を抱えている。二人組
みの女子中学生たちはニヤニヤとしながらこちらを指差し、なにやらコソコソ話している
。響を心配する者は一人としていなくなり、女性たちの輪の中にただ一つの異物となる。
そうこうしていると、響が飛ばなくなった。
153名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:09:54.99 ID:k8xCa/ff
「…もぅいい。だぃじょう、ぶ」
「そう?金玉降りたの?」
「だ、大丈夫だから」
「でも、まだ抑えてるよね?」

わたしが股間を指差すと、響は慌てて手を離す。しかしその動作には未練がましいような
ぎこちなさがあった。

「いや、守ってたいんだったら、抑えてていいよ?」
「いいって!平気だよ」
「怖いんじゃないの?」
「違うって!」

顔を真っ赤にしたままの響は、泣きそうになりながら「もうやめて」という視線をわたし
に送ってくる。わたしは「はぁ…」と軽くため息を吐く。

「ふーん。ならいいけど…よかったね。金玉降りて」

そう言うと、さりげなく響の股間の方へ持っていった右手で柔らかいもっこりを平手打ち
にする。手首だけの軽いスナップに応えるような、ぷるんとした感触が手のひらに残った。

「ああぁー!!!」

びっくりするくらい大きな声で叫んだ響の体がびくっと震えると、条件反射のように手で
股間を守り内股でお尻を後ろに突き出す。海老のように背中を丸めている。爆笑の渦が沸
き起こる。レジの店員までもが涙をにじませながら笑っていた。

「ビビリすぎでしょ」
「よっわ!」
「怖いんだぁ〜」
「オモチャみたい」
「あっははは」
「かっこわるぅ〜い」
「キャッハハ…バッカみたい!」
154名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:11:19.65 ID:k8xCa/ff
響の目に涙が浮かぶ。わたしはまた「はぁ…」と軽くため息を吐いた。

「もぅ!やっぱり怖いんじゃん」

わたしは腕を引っ張って響を強引に立たせると、なおも前傾姿勢の響に呆れたような怒っ
たような口調でそう言った。

「あのね、わたしには金玉ないからわかんないんだよ?みんな笑ってるじゃない。みんな
 わかんないの、女の子なんだから!金玉守ってたいんだったらちゃんとそう言って!」

軽く睨むようにして、響を叱りつける。

「ほらちゃんと答えて。金玉怖いんでしょ」
「怖い…です」
「何が!」
「金玉痛いの、怖い」
「そんな弱いものだったらちゃんと守ってなきゃダメでしょ?」
「…」
「周りみんな女の子なんだから、危ないでしょ?誰も注意してないの。誰もそんなモノつ
 いてないんだからね」

股間を押さえる響の手に、わたしは自分の手を重ねる。

「男の子なんだから。大事なところ守ってても恥ずかしくないんだよ?いい?」

響の股間から手を離し、すくっと背筋を伸ばしたわたしは前傾姿勢のままコクリとうなず
く響を見下ろす。

「じゃあ急いで買いたいもの買ってくるから、そこで待ってて!」
155名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:30:50.29 ID:F3o/d7mt
支援
156名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:37:29.09 ID:k8xCa/ff
いけますか?
157名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:38:59.54 ID:k8xCa/ff
有無を言わせない態度でそう言うと、わたしはその場を離れる。惨めな格好のまま一人取
り残された響は、レジに並ぶ女性客たちの見世物と化す。下にうつむく響を誰もが遠慮な
くジロジロと観察する。少女と見紛うほどの美少年。それが股間のモノを両手で守るよう
に握り、自らの"男"を強調している。ヒソヒソという話し声が店内に響く。

「やっぱ怖いのかな」
「じゃない?大事なところだもんね」
「足ぷるぷるしててかわいい」
「弱すぎ」
「大変だね、男って」
「危ないよね」
「ぶらぶらさせてて平気なのかな」
「平気じゃないんだって!守ってないと不安なんだよ」
「女でよかったー」
「ねー」

その痛みとも恐怖とも無縁の異性たちに惨めな姿を晒す響。金玉の痛みはわからないわた
しにも、恥辱に押し潰されそうな響の心理は理解できた。きっと、響を見世物にしている
女性客たちも同じ。それでもみんな、響を見下すように観察するのを止めない。それでも
響は金玉から手を離せない。

いまならはっきりとわかる。響を笑う女性たちを傍観しながら、わたしはそう思った。あ
のとき、先週の月曜日、蹲る哀れな男を女二人で見下ろしていたときの感覚。あれは優越
感。女だけが共有できる優越感だった。男という生き物を見下ろす快感の源泉。

ズボンの上にもくっきりと浮かぶ、美しい股間のラインを誇らしげに見せ付ける女性たち
と、股間にぶら下がる弱者の象徴を隠すように守るように握り締める響。両者の間に共感
はなく、女に生まれた優越感からくる一体感と男であることの劣等感からくる孤立感が、
どうしようもない断絶を形成していた。
158名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:40:17.84 ID:k8xCa/ff
そろそろ限界かな。そう思ったわたしは適当な品を持ってレジに並ぶ。響はわたしをちら
ちら見ながら、お母さんの迎えでも待つようにじっと耐えていた。会計を済ませて響の方
へ行くと、わたしは「待たせてごめんね」と謝る。泣きそうな表情だった響の目に涙がに
じむ。「玲奈…」と泣きつくようなか細い声を出す。ちっぽけなプライドも折れちゃった
かな。

わたしは響の左手を掴み、うつむき加減な響の顔を覗き込むような姿勢をとる。

「ほら、男の子なんだから泣いちゃダメだよ?金玉ついてるでしょ?」

あちこちで失笑が漏れる。「だからじゃん」というつぶやきが聞こえる。わたしは構わず
「行こ」と言って響の左手を引く。胸を張って歩くわたしは、右手で股間を押さえたまま
の響が内股で歩くスピードに合わせてやる。少し歩いては、崩れ落ちそうな響を休ませる。

ショップを出た正面にある二人がけのベンチにさっきの二人組の女子中学生たちが座って
いた。響を指差して遠慮なく吹き出す。

「まだ金玉痛いのー?」
「キャハハ!もう面白過ぎ!」
「弱いなぁ〜」
「奴隷みたい」

響に突き刺さる残酷な言葉。わたしは少し振り返ると「大丈夫だからね?」と小さく声を
かける。響がコクリとうなずいた。警戒心など微塵も感じられなくなった響は、もう完全
にわたしのことを信用し切ってる。これで響はわたしのもの。わたしの所有物だ。そう思
った。
159名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 01:44:07.69 ID:k8xCa/ff
しえんどうもでしたー 今回はここまでです
続きも少し書いてるけど、もうしばらく響きゅんパートな感じ

てかみんなも書こうよ〜
正直自分の文章であれするのにも限界がだな(え
160名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 02:51:02.33 ID:/57Tbq7M
前回と同じく雰囲気とか「(金蹴りスレ的な)女らしさ」出すのが上手いと思う
ただ前も指摘されてたけど情景描写や状況設定にやや弱いところがあるのが気になる
(ヒソヒソ声にしてはちょっと聞こえ過ぎてる等)
他は、テンポの良さやたたみかけるカンジを出す為にやってるんだろうけれど
会話文の連続はあんまり多用しない方がいい
(独白箇所が丁寧なだけに余計目立つ)
・・・と偉そうなこと言ってすまんです
でも、内面性を掘り下げる今までにあまりなかったタイプの話なのもあって期待してます
161名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 10:17:02.78 ID:e8KB/z0F
検索しても見つからないって言ってた人
女性視点で探したら比較的楽に見つかったよ

このスレにはタイトルは載ってないけど
「男という弱い生き物」ってタイトルだった

でも今はこのスレにも同時投稿してるようなんで
無理して探すまでもないかな?
162名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 10:20:03.22 ID:F3o/d7mt
途中から女の会話や反応が下品になったのが微妙だけどまあ好みか
>>148くらいまではガチで最高だったんだが
偶然を装って膝金とかそれを隠そうとする男とか精神的な描写が丁寧なのは凄く良い
163名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 11:44:08.25 ID:k8xCa/ff
>>160
今後書く参考にしようと思うんだけど、よかったら少し質問に答えとくれ

> (ヒソヒソ声にしてはちょっと聞こえ過ぎてる等)
例えばだけど、商品を選んでレジの列に主人公が並んだ後にヒソヒソ声を聞いてるって描写のがベター?

> 会話文の連続はあんまり多用しない方がいい
具体例挙げてくれると助かる
多用しすぎに見えるとことか


あと下品ってのについては何を指してるかはっきりわからないんだけど、淫語を使いすぎない方向で行こうとは思う
もともと淫語モノの同人とか好きなもんである程度入れたいのもあるんだけどやっぱ小説には合わないからな
絵のインパクトがあってはじめて萌えるというか
164名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 12:15:16.18 ID:F3o/d7mt
>>160

「ビビリすぎでしょ」
「よっわ!」
「怖いんだぁ〜」
「オモチャみたい」
「あっははは」
「かっこわるぅ〜い」
「キャッハハ…バッカみたい!」

特に下品だと感じたのはやっぱりこういうヒソヒソ話かなぁ
この辺から急に女の反応がわざとらしくなったというか
ちゃんと男女の性差に注目してる点は良いんだが
といってもあくまで個人的な好みなので気にせず好きに書けばいいよ
165名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 13:04:53.59 ID:/57Tbq7M
>>163
添削はホントは自分なんかよりもラノベとかVIP板かどこかの住人のが的確なこといえるんだろうけど

>例えばだけど、商品を選んでレジの列に主人公が並んだ後にヒソヒソ声を聞いてるって描写のがベター?
そうした方が不自然性が減ると思う
視点が誰でもない第三者的な場合は元のでもいいんだろうけど
主人公視点の話だから「ちょっと耳良過ぎない? もしくは人がすごく狭い範囲に固まってる
(デパートってバーゲン会場でもなければそこまで混まないだろうし)」てなっちゃう
(サービス精神やアニメ的な演出意識して台詞入れたんだろうけど)


>具体例挙げてくれると助かる
>多用しすぎに見えるとことか
前回のだけど

「さっき手が何かに当たった感じがしたんだけど」
「そのとき、ですかね」
「タマタマに?」
「ぷっ」
「もう!可哀相だから笑わないであげて」
「あ、ごめんなさい」
「でも本当にちょっと当たっちゃっただけなんだけどね……ふふ」
「笑ってるじゃないですか!」
「だってさぁ!!あははは」

とか
これに似た箇所いくつかあるけど
短くていいから地の文もう少し挟んだ方がいいと思う

いやホント書けないくせに色々言ってゴメンね
でも気にして何も書けなくなったら台無しなので無視しても結構です
166名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 20:24:54.71 ID:k8xCa/ff
thx>>164>>165
なるほど
いや実はモブキャラのセリフ&描写は意図的に削ってたんだけど、要は極端過ぎたみたいね
参考にするよ
167名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 11:48:39.36 ID:jsjXBZ4w
要はとか言いつつ全然要約出来てない気はするが期待してる
168名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 16:41:16.77 ID:/aKTLTcd
要約というか本人が書く上での要点なんだろ
169名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 13:32:01.29 ID:zHPiobgB
もう少し作者が増えたらにぎやかでいいのになー
170名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 10:47:10.73 ID:GXgp8XEd
>>162
むしろそれがいい
171名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 19:56:23.81 ID:aCqtoAr8
こういう役にも立たない指示は無視でいいよ
172名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 21:17:43.17 ID:q6AeHl6X
指示っつーかただの感想だけどな
173名無しさん@ピンキー:2014/06/27(金) 12:24:03.90 ID:MvoodY2c
参考にするから具体的に教えてと言われたから書いた訳ですしおすし
しかも無視して良いとも書いてるし
174名無しさん@ピンキー:2014/06/27(金) 23:22:13.22 ID:ZOLudmJO
版権ものも大歓迎です
格闘ゲームとかにも金蹴りする女キャラとかたくさんいるし
175名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:00:34.92 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム 99--------
輝「(今回は大技は狙わない。小技で攻めて倒す。)」
輝は連敗の敗因は大技を狙いすぎたことと分析していた。
技をかわされ、金的を打たれたことが負けにつながったと考えた。
そのため、かわされても隙の小さい小技をつなげて、葵に反撃の余地を与えない作戦で臨んだ。
試合が始まり、前半は互いに距離をとったけん制が続いた。試合が動いたのは開始1分だった。
輝「せいせいせいせいぃ!」
輝は葵に突きの連攻を仕掛けた。葵は防ぎきれずに後ろに下がる。
葵「(速い。マズイ。)」
輝「(いける。金的攻撃へ繋げさせなければ、いつもの葵だ。大したことはない。)」
リーチの長さ、運動能力の高さなど、輝は自分の強みを生かした戦法でジワジワと葵を追い詰める。開始2分が経過した頃、葵は息が上がっていた。
葵「ハァッ、ハァッ、(強い。やはり強い。さすが全国ベスト4だけある。でも...)」
葵は一方的に勝てると考えて臨んだ試合が思い通りに進まず、攻め倦んでいた。
ただ、輝の強さを再認識したが、諦めてはいなかった。空手ルールならいざ知らず、エクストリームルールである以上、チャンスがあれば男子は一撃で戦闘不能にすることができる。
たとえ試合の終盤まで輝は試合を優位に進めようとも、最後の1秒で戦闘不能にすることもできる。
よく、杏が陽たち中二の男子を相手に、残り5秒で突然金的を突いて仕留める試合をしていた。
これは、試合時間いっぱいまで下級生の練習に付き合いつつ、短期間で相手を倒す杏自身の練習も兼ねていた。
陽たちも杏が試合終了間際に金的を狙ってくるのはわかっていた。だが、金的を攻められるプレッシャーに負けてパニック状態になり、杏の金的攻撃を防げずにいた。
今の葵が輝にそれほどのプレッシャーをかけられるわけではないが、終盤まで逆転のチャンスはあると考えていた。
葵は輝に悟られないよう気をつけながら、輝のタマの位置を確認した。
176名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:01:41.92 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム100--------
輝「ハァッ、ハァッ、(ここまでは、こっちのペースで進んでいる。でも、最後まで気が抜けない。)」
試合を優勢に進めている輝も、あまり余裕はなかった。試合時間が過ぎるまで、何が起こるかわからない。
空手では常に優位に立っている女子相手に、あと一歩のところで決定的な一撃をくらって、手に仕掛けた勝利を得られなかった経験が何度もある。
今相手をしている葵にしてもそうだ。自信を持って臨んだ試合で連敗している。
輝は堅実に攻めていたが、本調子ではなかった。試合前から、タマが縮み上がったままで、試合中も葵からの一撃に内心怯えていた。
輝は自分が追い込んでいる葵の様子を伺った。
細い体の女性は肩で息をしていたが、目つきは試合を投げておらず、勝機をうかがっているように見えた。そこには色っぽささえ感じた。
暴漢が性行為目的で女性を襲ったとき同じような感覚になるかもしれない。輝はそう思った。
輝「(かなり疲弊しているな...どうしよう、一気に決めるか。でも、トラップかも...どうしよう...ええい!)」
迷いながら、疲れている葵目掛けて、輝は踏み込んで間合いを詰め、突きを放とうとした。
葵「(あ...このパターンは...)」
輝の動きを見て、葵は始めて輝のタマを試合で握ったときのシチュエーションを思い出した。
葵「(動きに迷いがあるわね。これなら反応できる。一か八か...)」
輝「(あ...しまっ...)」
輝は行き絶え絶えだった葵が、突然自分の動きに反応して戸惑った。同時に輝は負けを覚悟した。
葵は身をかがめ、輝の死角に移動した。その位置には輝の致命的な急所ががら空きになっていた。
輝は後悔した。葵を前にして、このような隙を与えると、直後に輝にはとても耐え切れない激痛を与えられることを覚悟していた。
輝の予想通り、輝は自身の2個のタマがか細い指で触られたような、違和感を覚えた。
このような時、男性しか経験することの無い、遅れて耐えられない激痛と、タマを守りきれなかった後悔とに苦しむことになる。
177名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:02:46.72 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム101--------
輝「(...あれ?)」
葵の指先が輝の最も脆く敏感な部分を触った感覚があった。だが恐怖していた激痛が襲ってこない。ただ、下半身が何かに圧迫されているような、窮屈になったような感じがした。
輝「(下半身に違和感があるけど、強い痛みは無い。どうなってるんだ?)」
輝は葵から金的を攻撃されたはずなのに、痛くないことに戸惑っていた。葵は観察するように間合いをとって、構え、そして輝の様子を伺っている。
輝「(もう10秒くらい経つのに、痛みが襲ってこない。続けてもいいのか?)」
葵は距離をとっているが特に攻めてくる様子が無い。
輝「(...金的攻撃に失敗したのか?助かった。まだチャンスがある。)」
輝は再び葵を追い詰めることにした。葵との距離を縮めるため、踏み込んだ瞬間だった。
輝「はぁあああううぅ...うぅ...。」
輝の股間に激痛が走った。輝は突然自分の卵が締め上げられたかのような理不尽な激痛に驚き、たまらず大声を上げた。
颯真「ええっ?!」
試合を観戦していた者には何が起こったのかわからない。攻めに転じようとした輝が突然、金的攻撃を受けたかのような反応をし始めたのだ。輝と対する葵との距離は十分離れていた。
輝「ぐぅぅぅ...うぅ...。」
輝は堪らず股間を押さえて、内股になり、その場にしゃがみこむ。誰かから習わずとも、睾丸の危機を認識したときに自然に行う男性独特の睾丸を守るための所作を、輝の男の本能が輝の体に命令した。
葵「(よし、成功!)」
自壊するように股間を押さえたまま崩れていった輝を見て、葵は小さく拳を握りガッツポーズをした。
これは、勝利を確信したことと、自分の考えた技が成功したことと、両方に対する喜びだった。
つい数分前まで激しい攻撃を繰り出していた輝を無事しとめることができ、緊張感から介抱された葵は、目の前の獲物を落ち着いて眺めた。
葵を何度も危機に陥れた猛獣は、痛めた急所全力でかばっていた。葵はたった一回の攻撃、いや、攻撃ともいえないような所作によって、全く抵抗することができなくなった猛獣を見て、思わず笑みがこぼれた。
178名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:03:56.18 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム102--------
杏「(...すごい。)」
杏は葵のスキルに感心した。
葵は輝のタマに強い衝撃を与えないようにしつつ、輝のタマを輝の下腹部に押し込んだのだった。そうすることで、輝のタマは上がった状態になる。
下腹部に収まったタマは、輝が動かなければ刺激を受けることはない。しかし、輝が踏み込んだ瞬間、足を含めた下腹部の筋肉の動きによって、下腹部にある輝のタマは圧迫される。
輝はタマを上げられた時点で、タマを下すべきだった。
葵は空手では目立った成績を残せなかったが、エクストリームルールでは、葵を指導した杏と、葵の金的攻撃に散々やられた輝にとって、記憶に残る選手となった。
心咲「それでは両者構えて。始め!」
1年前の連勝経験から、葵は輝をやりやすい相手と考えていた。空手では全く歯が立たなかったが、これは葵の腕力・脚力不足が原因だった。
しかし、エクストリームでは輝のタマに当てることができればよいのだ。一年ぶりではあったが、輝のタマの大きさ・感触は既にイメージできている。
一方の輝は、葵に苦手意識を植え付けられていた。葵から自分のタマを守りきる自信が持てなかった。
目の前の細見の年下の女子によって、数分後悶絶させられるイメージが頭から離れなかった。
表情には出さないように務めたが、無意識のうちに腰が引けて、タマが縮み上がっていた。
葵「(輝さん、空手の時と一緒で怖い顔して睨んでるけど、腰が引けて構えが崩れてるみたい。タマも縮み上がってるみたいだし。もしかして、ビビッってる?仕掛けてみようかな?)」
最初から切り込むことはあまりない葵だが、既に精神的に優位にあると判断し、大胆に踏み込んだ。
いきなり距離を縮めてきた葵に驚き、輝は驚いた。
輝「わ...(何...いきなり??)」
輝は腰が引けていたため、反応が遅れ、構えを崩しながら後退する。
杏「(何やってんの。ビビりまくりじゃない。)輝ぅ!構えて!構えて!相手みて!」
杏は情けなくなった。仮にも高1にして、空手の全国大会で活躍した選手が、地区大会止まりの年下の女子の金的攻撃を恐れ逃げ惑っているのだ。
179名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:04:59.30 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム103--------
輝「(くそ...)」
輝は体勢を立て直すため、落ち着くように自分に言い聞かせた。
何より杏を失望させたくなかった。空手では杏よりも強かったが、男性の筋力の優位性によるものだった。輝は杏のほうが輝よりも、運動能力、指導力など主将としての資質が高いと感じていて、劣等感を感じていた。
少しでも杏に追いつきたいという、感情が輝の中には以前からあったのだ。
葵に対する恐怖と、杏に対する感情とが交錯し、パニック状態になり、輝の試合への集中力は低下していた。輝の動きの鈍さから、輝が試合に集中してないことは葵も感じ取った。
葵は、輝の様子から、目的を達成するため、最も確実性の高い戦略を立て、実行することにした。
人間はパニック状態になると、思考が単純になり、その場しのぎの対応しか取れなくなる。
これは、プレッシャーの要因を取り除くことにしか意識がいかなくなるためである。
葵はさらに踏み込み、輝に圧力をかける。そして、構えが崩れた輝の顔を狙ってジャブを連発した。
輝「わ!!!」
輝の意識は顔に集中し、思わずガードを上げた。
葵「(チャンス!)」
輝の股間はノーガードになった。が、葵は確実に輝を仕留めるため、潜り込むように、更に輝に近づいた。そして、輝の下半身に覆いかぶさるような体勢で輝の腰を両手で掴んだ。
輝「あ!!やめ!!」
葵「(よし!嫌がってるみたいだけど、ごめんなさい、輝さん。容赦しませんよ。徹底的にやります!)はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!...」
葵は渾身の膝蹴りを輝のタマ目がけて、下から突き上げた。輝が崩れるまで繰り返した。
輝「おぉ...(やめ...)おぅ...(や...)がぁ...あぁ...」
葵の膝が輝の股間に突き刺さる度に、輝は悲鳴を上げた。葵の体の最も硬い部分が、輝の最も脆い部分に打ち込まれる。立て直そうにも、葵の体が輝の下半身に覆いかぶさっており、輝はタマを守ることができなかった。
対応に迷っている間に、次々と葵の膝が輝の急所へ何度も打ち込まれ、輝は自分の体を支える力も失い、崩れた。
180名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:06:04.17 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム104--------
葵「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ...」
葵は興奮していた。
一年前に仕留めた獣は、別の世界で名を上げていた。
再び対峙した獣の動揺を察知し、最も確実な方法で仕留める過程を短時間で判断し、実行できたことに快感を覚えた。
勝負は膝蹴り1発で勝負はついていたが、普段感じたことのないサディスティックな感情が湧きあがった。
これが葵にとってのエクストリームの魅力だった。自分の身体能力では、とても敵わないはずの猛者を震いあがらせ、優位に立つことができることに優越感を感じていた。
できるだけ多く、できるだけ強く、輝の急所へ葵は右膝を突き込んだ。葵の右膝には輝の柔らかいものを押し潰した感触が残っていた。
膝蹴りする瞬間、葵は自分のサディスティックな感情を抑えるのに必死だった。
というのも、膝蹴りの角度を少し変えて、輝のタマを輝の骨格と挟むように蹴りこめば、輝のタマを潰すこともできた。輝のタマを潰さないよう手加減したこともまた、葵の優越感を高めた。
葵「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ...(少しやりすぎたかしら...でも杏さんも颯真を手酷くいたぶってたし、まあいいか...)」
輝「ぐぅ...う...うぅ...」
葵「(かなり攻めたから、金活が大変そうね。)」
痛みから逃れるために体を無意識に曲げたり、ばたつかせたりしている輝を見下ろしながら、葵は少し反省した。
杏「(葵ちゃん、強くなったな〜。身体能力は相変わらずだけど、迷いなく攻められるようになったね。それにしても輝は情けないわね。30秒も持たずにこの有り様...今日の最速KOじゃない?)」
輝自身、膝蹴りを一撃されるごとに、男性機能が損なわれる恐怖と受けていた。葵の容赦ない攻撃に完全に心が折れていた。
また、蓮も葵の攻めに圧倒されていた。輝のタマに葵の膝が入るごとに、両手を股間に押し付け、思わずうめき声を出してしまった。
エクストリームの試合をした葵は始めて見たが、空手の試合と異なり、恐ろしいほど攻撃的だと感じていた。
特に、OBリーグ3位だった輝を、最下位だった葵が、金的攻撃を許容したことによって、一方的に攻め立て、秒殺する事実が受け入れられなかった。
蓮は空手では輝に全く歯が立たなかったが、葵にはここ最近負けたことはない。しかし、今後のエクストリームの練習で、葵と対戦することを考えると、とても気が重くなった。
181名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:07:08.13 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム105--------
愛菜「今年の中学生、容赦ないわね。特にさっきの葵ちゃんだっけ?OBリーグのときと比べてかなり攻撃的だったわね。」
杏「あの子は特別なんですよ。輝と相性がよかったし。」
葵に運ばれていく輝を目で追いながら杏は答えた。
愛菜「あなたは勝てるわよね?2歳も年下の子に負けるわけないよね?」
翔「ああ、勝つよ、勝てる。今年は勝てるよ。」
翔は投げやりに答えた。
翔は昨年もOB戦に参加した。そのときは輝や杏が中3だった。今も同じ部活に所属している、杏と同級生にタマを突き上げられ、撃沈した。
翔も中学のときに杏の同級生と何度か対戦しており、翔の動きは研究されていた。そのため1年前は分が悪い試合だった。
高1男子は中3女子に動きを研究されている分、OB戦では不利になることが多い。散々練習しているため、翔は杏の学年の女子全員に金活されたことがあり、タマのサイズなども筒抜けになっていた。
一方、高2では中学生と直接エクストリームルールで対戦するのは初めてである。そのため、お互いの戦術がわからないことや、苦手意識などなく、OBリーグなど空手で対戦したときの印象で戦うことができる。
翔は対戦する心咲をなんとなく覚えている。当時は背が高い女子という印象だった。
空手経験者だったため、それらしい型はできていたが、格闘技にしてはもっさりした動きだった印象がある。
そのため、翔は心咲より身体能力の優位性を生かし、押し切れると考えていた。
美結「それでは、第5戦目始めます。」
心咲の今年の成績は、部内ランキング8位で、OBリーグでは12位、地区大会のベスト16だった。
心咲は空手では身長の高さ、手足の長さを生かし、間合いをとって攻める戦法をとることが多い。
女子にしては力がある方で、湊など軽量の男子に力負けしていない。
ただ、動きは遅めで、手数が多い相手が苦手である。
心咲と対戦する翔は、OBリーグでは2位、高校総体では全国ベスト4まで残っている。
182名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:08:21.33 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム106--------
今年の高2では最高の成績で、ベスト4まで残ったのは翔だけだった。
身長は190pもあり、翔も身長を生かした戦法をとる。
陸より更に身長が高い翔が相手となると、心咲の身長アドバンテージはほとんど無いようなものだった。
心咲「よろしくお願いします。」
心咲は大きな声で翔へ挨拶した。
翔「よ、よろしくお願いします。」
翔は違和感を感じていた。
翔は心咲とOBリーグの時も対戦した。その時は身長で有利な翔に心咲の戦法はあまり有効ではなかった。
心咲は自身より長身者が苦手なのではない。
同じく長身の陸とは何度も対戦して、腕を磨いている。
翔は陸より動きが早く、心咲では対処できなかったのだ。
翔にとって心咲は格下と考えていた。
心咲は顔を上げた。表情は全く怖気づいていない、自信に満ち溢れているように見えた。
翔「(勝算があるのか?金的ありになったとはいえ、あの動きで俺が捕えられるとでも...あ...うわぁ...)」
今更ながら、翔は心咲の自信の根拠を理解した。
翔「(な...すごい体してるな...中3だよな...う...まずい...うう...これから試合だというのに...)」
心咲の体は女性として完成されていた。長身であるだけでなく、女性のパーツは成熟していた。また、顔立ちも整っている。この場では高校女子を含めても、最も女を表現していた。
心咲と並ぶと、高3の平均以上である莉緒ですらバストやヒップのサイズで見劣りする。体の発達がやや遅れ気味な高1高2の杏や愛菜に至っては、心咲のほうがお姉さんかというくらい発育に差があった。
そんな体を心咲は全く隠すことなく、むしろ翔にアピールするかのように見せ付けた。心咲の体を翔の本能が理解し、翔のものが固くなり、練習着越しに翔の下半身から突起が膨張しているのが、目に付いた。
183名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:09:30.64 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム107--------
翔「(なんていやらしい体を晒してるんだ...目のやり場に困る...。)」
芽依「ねえ、翔さんの下半身って...」
凛「ええ、大きくなってるわよね...」
陽菜「ちょっと、いやらしくない〜?」
中2の女子がざわつき始め、翔は更に焦り始めた。
愛菜「...心咲ちゃん、あの子、ボインになったわね。どれくらいあるのかしら...」
杏「...し、知りませんよ。私に聞かないでくださいよ。それより今の翔さんは何pくらいになってるんですか。」
愛菜「そ、それこそ私に聞かないでよ。...13p位なんじゃないの?全くいやらしい...」
愛菜と杏は、生々しい受け答えをしていたが、年下の心咲に女として大敗を喫し、心中穏やかではなかった。
二人とも、無意識に両手が両胸にいき、心咲よりどれくらい足りてないのかを調べていた。
また、先ほど陽のタマを見て、同年代の男子のタマが小さいことへ不満を漏らしただけに、自分たちの未熟を思い知らされ、気まずくなった。
実は、美結、心咲、葵の中3女子の3人は対高校男子戦を3連勝したいと考えていた。
このエクストリームルールのOB戦は空手部がエクストリームに参戦した年から始まり、毎年のOB戦の結果はずっと記録されている。
第一回目はOBの高校生はエクストリーム未経験者だったが、中学生も技術が成熟していなかったため、金的は決まらず、男性優位の結果になったようである。
中学のエクストリーム経験者が高校でエクストリームも取り入れ、第二回大会で初めて金的KOがでたそうだ。
高1女子が中3男子への金的蹴りだった。中学女子も高校女子も、空手で勝てない女子が男子に勝ったことで大変盛り上がった。
また蹴られた男子は金的負けすることへの耐性がなく泣いていたそうだ。
それから金的KOの比率が徐々に高まり、第五回大会で初めて中3女子が高1男子に金的勝ちした。
また、第七回大会で高校女子が中3男子を3タテした。
184名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:10:33.80 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム108--------
美結「(そろそろいいかしら。)」
第十回大会では女子の勝率が男子を上回る結果が得られた。
審判の美結の視線は、翔に気づかれないようにしながら、翔のものへ注がれていた。
中3女子の3連勝は前例がない。
この計画は葵が言い出したことだった。
エクストリームは、金的攻撃禁止であった男性優位空手と異なり、性別による優位性のない格闘技という位置づけになっている。
しかし、葵はエクストリームが成熟すると、女性優位になると考えていた。
エクストリームの極意は、男子を狩るスキルの習得と考えていた。
また、大会の歴史をみると、女子の成績は年々向上している。
この流れから次のステップへ移行するには、中3女子の3連勝だと考えた。
中3女子3連勝を成し遂げる際に、課題となるのは、高2男子、高3男子の攻略である。
中3女子が高2男子に勝った記録は今まで数えるほどしかなく、高3男子に至っては一度も勝ったことがない。
そこで、確実とはいかなくても、勝率を上げるプランを中3女子3人で相談したのだった。
心咲は翔に身体能力で勝てない。が、エクストリームは身体能力を競うものではない。
心咲が翔のタマを打つことができればよいのだ。
それさえできれば、190pの巨体を沈めることができる。
そのための戦略として、心咲の女の武器を有効活用することになった。
心咲の体は大抵の成人男性が満足するほどに完成されていた。
蓮は翔に同情した。
185名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:13:48.51 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム109--------
蓮「(うわぁ...あの人、翔さんだっけ?やりづらいだろうなぁ...)」
つい先日、蓮も心咲の体を見て、困惑している間に蓮のタマへ心咲の膝を打ち込まれた。ファールカップ越しだったが、蓮自身も一瞬で固くなり、ファールカップが窮屈になったのを覚えている。
空手部男子にとって心咲は最も性欲処理に使用されるコンテンツでもある。その彼女が裸同然の練習着で目の前に立たれると、性欲旺盛な年代の男子では理性を保つことは困難だろう。
美結「それでは試合前のチェックをお願いします。」
美結は試合を進行した。
この進行のタイミングは、翔の状態を観察しながら行うと決めていた。
特に、翔のものが固くなりきり、中2女子のギャラリーが騒ぎ始めたころに、心咲にチェックさせるつもりだった。
心咲「失礼します。ん?あっ!...」
心咲は翔のタマを触りながら、翔の硬くなったものへも偶然当たったかのように触れ、意味ありげなリアクションをした。その際、硬くなった竿を刺激するのを忘れなかった。
翔「あ...いや...」
翔は心咲へ誤解を与えたと思い、言い訳しようとしたが、対応に困り更に焦った。
一方の心咲は男性のものが固くなることには慣れていた。
心咲の体は中2の時点で既に成熟していた。
そのため、当時からほとんど毎回の対戦で、男子は硬くせざるを得なかったのだ。
心咲が固くなっていないものを見れるのは、金活をしているときくらいだったのだ。
最初は心咲も困惑したが、自分の体は男子の理性を失わせ、判断力を低下させる女の武器と考え、今ではどれだけ早く男子を硬化させられるかを研究している。
心咲「(ふふ、これだけ大きくなれば、邪魔になって動きづらいはず。タマは標準サイズだけど竿は長めなのね。)」
心咲「チェック終わりました。」
美結「それでは構えて。始め!」
186名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:15:08.18 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム110--------
翔「(な...早...)」
心咲「はいっ!はいっ!はいっ!はいっ!」
間髪入れず、翔に攻め込んだ。
翔は慌てて構えるが違和感がある。下半身の突起が動くたびに揺れるのだ。
翔は不安に思い、思わず腰を引き気味に構える。
心咲は翔に体を誇示するように構え、上半身の豊かな胸を揺らしながら大きく攻めた。
愛菜「(まずいわね。このままだと翔は勝てないわ。)」
全国ベスト4、そして、来年の空手の大会では優勝候補の筆頭となるであろう翔は、心咲を前にまともに構えることすらできずにいた。
翔は、焦りから視野が狭くなっていた。また、思考も正常に機能しておらず、単純な判断しかできなくなっていた。
構えも不十分で、移動範囲が狭くなり、移動方向も制限された。
そのような状況であったため、翔は心咲の攻撃を避けながら平常心を保つよう心掛けていた。
雑念を捨て、ものが正常になればいつも通りに試合運びができると考えていたのだ。
しかし、心咲は翔の心理を読んでいた。
翔がパニック状態の間は、翔の攻めは単調で脅威ではない。パフォーマンス面で心咲が優位に立てる。
この状況を維持するため、心咲は翔を攻めながら、時折、挑発するように女のパーツをアピールし、翔の心理を刺激した。
試合は心咲のペースで進んだ。だが、なかなか心咲に決定的なチャンスが生まれない。これは、翔の試合運びの上手さでもあった。
心咲の挑発は男心を刺激するものだった。平常心を忘れ、男の本能が優ってしまうと、正常な判断ができない状態で心咲に攻め込んでしまう。
心咲は単調な攻めしかできない翔であれば、攻撃をかわし金的を攻撃することは可能だと考えていた。そのため、翔が攻めに転じるのを待っていた。
翔もまた心咲の戦略を感じ取っており、平常心を取り戻すことに務めていた。平常心で挑めば、身体能力で優る翔が勝負を制するだろう。
187名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:16:16.27 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム111--------
心咲「(この状況を打破するためには、もっと大胆なことをやらないといけないわね。)」
心咲は徐々に焦り始めた。この試合、早々に決着をつけるつもりでいた。翔が挑発にのったら、翔の攻撃をかわし、翔の宝玉へ渾身の一撃をきめて、翔は激痛を表現しながら沈むことになると考えていた。
しかし、翔は挑発にのらず、徐々に平常心を取り戻しつある。試合開始時と比較して、翔のものが小さくなっているのがわかった。このように、男性の心理状態が視覚的に理解できることは女性選手にとって便利だった。
心咲は上段へ攻撃を集中することにした。
攻め手が金的攻撃をきめる際の常套手段の一つに、攻め手が上段を攻撃し、守り手のガードを上段に上げさせた後、手薄になった金的を一撃する方法がある。
特に顔を攻撃されると、多くの人は全力で顔を守る。顔は目鼻耳口など感覚器が多い。刺激を認識しやすい一方で急所が集中している個所でもある。
そのため、顔を攻撃されると全力で顔を守る習性がある。そうした場合、金的は無防備になり、容易に攻撃することができるのだ。
この動作は護身術の基本動作でもある。前の試合では、葵もこの考えのもと、上段攻撃を集中した。
何の訓練も受けていない男性に対してこの攻撃を仕掛けると、ほぼ100%金的攻撃をきめることができる。
一方、金的を禁止していない格闘技では、上段の守りを行うときには金的も守る型を推奨している。
心咲の立て続けの上段攻撃を受けて、心咲が金的蹴り狙いの上段攻撃を始めたと考えた。
心咲のしつこい攻撃をかわしながら、翔の左手は金的攻撃に対応できるよう下段に構えられていた。心咲の挑発もなくなり、心咲の動きも見えてきた。翔は反撃の時期を伺っていた。
しかし、心咲の狙いは別のところにあった。上段攻撃を防ぎつつ、金的攻撃を警戒していた翔は、突然心咲を見失った。
突然の出来事に困惑していた翔は、両足首に違和感を感じた。
かと思うと、両足が足首から引っ張られ、体が浮いた。
翔は頭から床に落ちると予測し、反射的に両手で受け身をとった。
翔「はうっ!!」
受け身をとったのもつかの間、タマを圧迫されている感覚が伝わってきた。
両足で立とうとしても自由に動かない。見ると、心咲の両脇で翔の両足は押さえられていた。
188名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:17:19.94 ID:BtYr2tKx
--------エクストリーム112--------
愛菜「これって...電気アンマ...。」
心咲「キツイのいきますよ!」
心咲は翔に予告すると、翔の両玉を踵で押さえ、振動を与えながら押しつぶした。
翔「あああああああああぁぁぁぁぁぁああああああぁぁぁあああああぁぁぁ...」
翔は全力で痛みを表現した。
両手で心咲の足を押さえ、体を動かし、心咲の拘束から逃れようと抵抗したが、抵抗する度に心咲の足が股間に食い込み、痛みとなって翔へ帰ってきた。
翔は両足を心咲の両脇で固定されつつ、翔の股間は心咲の右足裏で押し込まれる形で捕えられていた。
心咲「(ふふ、完全に捕らえた。この2個ね。竿も刺激してあげようかしら。)」
翔は、遊びでは電気アンマを受けたことがあったかもしれないが、男性を仕留めることに徹底した技としての電気アンマを受けたのは生まれて初めての体験だった。
電気アンマはエクストリームでもあまり練習されていない。理由は、この体勢になることがほとんどないため、実用的でないと思われているためである。
実際に心咲が試合で使ったのも今回で2度目だ。
現在の中3女子が2年の時、一度この技の有用性について議論になったのだ。
金的攻撃の多くは打撃系で、たった一撃で勝負がついてしまう。しかし握ったときは、タマを手放すまで、継続してダメージを与えることができる。
女子にとって、この継続してダメージを与える技はとても魅力的だった。
タマを握られた男子は握った指のさじ加減で表情を変える。しかも反撃してこない。下手に刺激してタマを潰されるのを恐れているためだ。更に、男子の心が折れるまで継続することができる。
まさに、片手でできる拷問である。また、対面で男子が屈服するまでの男子の変化もわかる。
議論になった際、普段は強気な男子も、同じ議論をタマを握ってから行うと、弱気になり徐々に折れていくのである。
このような継続的にダメージと恐怖を与える技を、足技では実現できないのか?ということが議論され、電気アンマが上がったのだ。
美結「試してみようか。」
189名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 00:18:30.28 ID:BtYr2tKx
今月はここまでです。

更新にずいぶん時間がかかってしまいました。
楽しみにされていた方、待たせてしまいごめんなさい。

今月はリリースできるよう準備していたのですが、投稿する時間が取れませんでした。
今日やっと時間がとれました。

それでは、また来月。
190名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 09:46:35.05 ID:NkXhH037
うああああああああきたああああああああ
191名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 09:47:10.07 ID:FQN+qan8
やったぜ。
192名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 14:15:53.52 ID:v4osrhrm
よかったよかった
>>71の続きも待っとるで
193名無しさん@ピンキー:2014/06/28(土) 21:27:50.73 ID:KreuIj3z
エクストリーム作者乙
超嬉しいぜ
194名無しさん@ピンキー:2014/06/29(日) 01:21:29.47 ID:RxE2XLHD
来月も楽しみにしてる


今回は握って優越感に浸るみたいなのはなかったんだね
195名無しさん@ピンキー:2014/07/01(火) 23:21:19.57 ID:xDG96NOc
このスレも書き手が増えて嬉しい限り
196名無しさん@ピンキー:2014/07/03(木) 01:02:22.66 ID:nHnw/GsN
エクストリームの作者さんの生存が確認できた
これで明日からも頑張れる
197名無しさん@ピンキー:2014/07/03(木) 04:43:56.70 ID:+wj1ob1x
リビングで母親が電話しててうしろのほうで幼い姉弟がじゃれあい姉が弟に
電気あんまかけてるシーンがあった なんのドラマか思い出せない
198名無しさん@ピンキー:2014/07/03(木) 15:40:46.36 ID:boNInGpc
水野美紀のイスラエル、クラブマガが修行が最強やね
199名無しさん@ピンキー:2014/07/05(土) 07:32:24.65 ID:hx8PUpFp
「だれがだれにいででもおなじやおぼてーーー!はおおおおん(悶絶)
 世の中をはあああああああん、ひゃあはあはああああああん!(号泣)
「いのぢがげ で↑ぇっっふうぅぇえーーーーーん」
 おでが!リッゴウホしてやろうおぼで、世の中をっふっふえええええええん!」
 変えよはあああひゃあああああ、おもてーーーーはあああああん!(絶叫)」

「高齢者問題はぁ……グズッ……我が県のみンドゥッハッハッハッハッハアアアアァァ!
我が県のみンゥッハー! グズッ我が県のみならずぅう! 西宮……日本人の問題やないですかぁ……
命がけでッヘッヘエエェエェエエイ! アァアン!
「アダダニハワカラナイデショウネ!!(ブチギレ)」
200名無しさん@ピンキー:2014/07/05(土) 08:05:45.14 ID:alJal274
>>199
新しいSSかと思ったら議員のあれだった
201名無しさん@ピンキー:2014/07/05(土) 12:40:18.31 ID:qglAlAVY
金玉握られながらしゃべってると考えることもできるな
202名無しさん@ピンキー:2014/07/06(日) 05:50:14.16 ID:iDynKmIT
>>199
金的でそういうタイプのSSがあっても萎えるだけだ
203名無しさん@ピンキー:2014/07/06(日) 11:54:18.50 ID:m5akjj7R
ネタにマジレス
204名無しさん@ピンキー:2014/07/06(日) 13:37:40.18 ID:F6mUNzRO
ネタというか荒らしというか
205名無しさん@ピンキー:2014/07/08(火) 08:46:29.74 ID:sgdgSnpD
おい!らでるの部屋復活してるぞ!
206名無しさん@ピンキー:2014/07/08(火) 09:03:54.78 ID:GTkOVKce
知ってるけど更新がねーんだよな…
207名無しさん@ピンキー:2014/07/09(水) 01:24:58.77 ID:/PpWqE8g
正面から握られた場合、まだ反撃しようと思えばできる
でも後ろから握られた場合と電気按摩の体制になったら完全に詰みなんだよなあ
208名無しさん@ピンキー:2014/07/09(水) 19:55:23.95 ID:gr2wkDUH
電気アンマの体勢にされちゃうって事は、対峙した時点で詰んでるよ。
脚VS腕という明らかに有利な力勝負で制圧されてる訳だから、何しようが勝ち目は無い。
209 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:2014/07/09(水) 20:08:30.05 ID:Yb8Pc1nT
        _____
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     |::( 6  ー─◎─◎ )          q -´ 二 ヽ      |
     |ノ  (∵∴ ( o o)∴)         ノ_ ー  |      |
   /|   <  ∵   3 ∵>          \. ̄`  |      /
   ::::::\  ヽ        ノ\           O===== |
   :::::::::::::\_____ノ:::::::::::\        /          |
210名無しさん@ピンキー:2014/07/10(木) 02:06:00.30 ID:1VJARPjt
気持ち悪いもの張るな
211名無しさん@ピンキー:2014/07/11(金) 19:18:49.13 ID:NedG8+3b
明日はエクストリーム来るんかな?
212名無しさん@ピンキー:2014/07/11(金) 20:38:49.96 ID:odVp+bho
一ヶ月ごとだろ
213名無しさん@ピンキー:2014/07/12(土) 13:34:51.28 ID:SdaEA9Fw
エクストリーム最高
214名無しさん@ピンキー:2014/07/12(土) 14:47:04.66 ID:SIAd8+Oo
マキシブースト発売が楽しみだな
215名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 02:29:08.01 ID:892jQ0R9
>>214
そのゲーム、金的ネタとかあるん?
216名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:10:13.87 ID:YRo4GqC4
>>158の続き
とりあえず半分投稿して残りは夜投下します
最初の半分は金的描写少なめれすさーせん
217名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:11:30.78 ID:YRo4GqC4
響はまだ少し前傾姿勢だったが、歩いてるうちに痛みが和らいだのか表情は軽くなってい
た。アロマショップから十分離れると、響をベンチに座らせる。

「休もうね」
「うん。ありがと」

安心し切った笑顔で返してくる響。

その左隣に腰を下ろし、どこかしおらしい雰囲気の響を横目で観察する。うつむいて黙っ
ている。自分の晒した醜態に恥じ入っているのか、周囲の女性客に言われたことでも思い
出しているのか。女の子ばかりの空間でただ一点の異物だった響に、わたしだけが味方を
してあげた。きっともう警戒心は解けてるはず。わたしのことを信用し切ってるはず。計
画通りの成り行きに満足感を覚える。

なにより、男の自由を奪うことが本当に簡単なんだと確認できたことが嬉しい。ほんの少
し強く金玉を叩いてやれば、体の自由を奪える。その痛みと苦しみを女の子に知られたく
ないという健気な思いは、いざ知られてしまったとき強い羞恥心と劣等感へ転嫁される。
手に取るようにわかる響の心の動きは、わたしに支配感を与えた。こいつはわたしの手の
ひらの上だ。

「あのね。さっきのあれ、本当にごめんね。わたしの不注意で…」
「ううん。もう大丈夫だし」
「よかった。でもびっくりしたよ〜 手が当たっただけなのに動けなくなっちゃうんだも
 ん」
「あ…うん」
「大変なんだね。男の子は」

顔を赤くしてうつむく響。そうだよね。恥ずかしいよね。女の子に指摘されたら。異性に
気を使われるなんて、きっと悔しいよね。
218名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:12:21.65 ID:YRo4GqC4
「どうしよっか。この後」
「まだ少し痛いけど、しばらくしたら普通に歩けると思うよ」
「んーでも、わたしもちょっと疲れちゃったからなぁ」

響の苦しむ表情、か細い声、情けない格好を思い起こす。前は見下す気持ちしか生まれな
かったそんな姿も、いまは一生懸命我慢してる感じがかわいらしく思える。わたしの思い
通りに顔を赤くして黙ってしまう表情にも、胸がきゅんとする。ときどき、一瞬だけ嗜虐
的な感情が戻ってくるけど、わたしを信用し切っている響を愛おしく思う感情が邪魔をし
て、頭の中がごちゃごちゃになる。一つの感情に、一つのイメージに集中できない。

ほんの少し、響に情が移りはじめていた。自分の部屋に響を連れ込んだ後、いろいろと試
そうと思ってたけど…なんか、別にいいかも。響ともうちょっと話すのも悪くない。今度
はくだらない演技抜きで。そんな風に思った。

「響の家…」
「えっ?」
「響の家まで送ってってあげよっか?落ち着けるところで休みたいでしょ?」
「えと、まぁ確かに休みたいけど」
「遊ぶのはさ、また今度でもいいじゃん。なんなら明日だって日曜なんだし?」
「そう…だね」
「わたしの部屋もまた今度ね。代わりに響の部屋見せてよ」
「うん!」

わたしが笑顔で言うと、響も笑顔で返してくる。また響に触れたくなって、その左手に手
を伸ばす。わたしの動作に気づいた響がわたしの右手を見た。恥ずかしさがこみ上げて、
手が止まってしまう。クスリと笑う声が聞こえた。

「さっきまで握ってたくせに」

茶化すように言う響とは目を合わせずに、意を決すようにその左手をとる。
219名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:13:35.19 ID:YRo4GqC4
「さっきは手首だったし」

そう言って指を絡めようとする。響の手がちょうど同じ意図で動き、わたしたちは手をつ
ないだ。指と指の間がくすぐったい。ほんの数秒の沈黙に耐えられず、口を開く。

「キスまでしちゃったのになぁ。これすごい恥ずかしい」
「そうだね。でも玲奈、さっきまでとなんか違うよね」
「いや、緊張…してたから」
「そうかな?」

そんなはずないのに、なんだか見透かされているような気がして言葉を返せなかった。そ
の後は会話もなく、ずっと、すごく長く感じる時間を不思議な気持ちで過ごした。
220名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:14:45.09 ID:YRo4GqC4
わたしたちは手をつないだまま、響の家へ向かった。痛みの引いたらしい響がまっすぐに
立つと、わたしと背はほとんど変わらなくて目線の高さも一緒になる。生意気。

「ここだよ」

響が足をとめたのは、アパートの前だった。一軒家じゃないんだ。っていうかここ…

「言いそびれたけど、一人暮らしなんだよね」
「そう、なんだ」
「親がどっちも単身赴任なんだよ。気まずい事情とかないから」
「あ、うん」
「行こ」
「ここ…」
「ん?」
「ここ、うちと結構近いかも。道わかんなかったけど、学校からの方向似てる」
「そうなんだ。あとで地図調べてみよっか」

そんな話をしながら響の家、もとい部屋へ向かう。これから、男の子の一人暮らしの部屋
に入るんだ。そう思うと、ちょっとした背徳感。建物の外壁にまとわりつく階段を昇る。
2階へ上がり少し歩くと響が足を止める。

「ちょっと待ってね」

鍵をバッグから取り出した響は、一瞬緊張気味の表情を見せるとドアを開ける。

「どうぞ」
「お邪魔しまーす」

目の前に広がる風景は、まさに映画で見る一人暮らしの部屋そのものだった。いわゆるワ
ンルーム。入ったすぐ左手にキッチン、右手には風呂場やトイレなどの水場に通じるらし
き扉がある。ほんの少し進むとソファと小さく低い机、本棚、作業机を備えたロフトベッ
ドなどの詰め込まれた空間があって、それで全部。窓はそこそこ大きくて光をよくとりこ
んでいる。
221名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:15:42.02 ID:YRo4GqC4
じろじろ見すぎないようにさりげなく内装もチェックする。綺麗に整理整頓されてるけど、
女の子の部屋と違って全体に飾り気は少ない。アイドルのポスターでもあったら嫌だなと
思ってたけど、そういうものもなかった。

「お茶、淹れようか」
「あ、うん。ありがと」
「あのさ」
「何?」
「種類いくつかあるんだけど、選んでくれない?」
「うん」

なんとない緊張の解けないまま、ぎこちない会話を交わす。キッチンの方についていくと、
響が戸棚を開ける。

「さっきのお店でハーブのアロマ紹介してくれたよね。ぼくも、ハーブティー好きでいろ
 いろ集めてるんだ」
「そうだったんだ」

そうか。もともと好きだったのか。

「だからハーブティーでは聞いたことないのとかあってすごく面白かった」
「うん」
「こっちにも玲奈の知らないやつとかあればいいんだけど」

響が一歩身を引いて、戸棚の中を覗くよう促してくる。一歩前に出てしげしげと眺める。

「ローズ系とかミント系はとりあえずわかるけど…そっか、ジンジャーとかもあるんだね。
 なんか新鮮」
「飲みたいのあったら言って」
「うーん。いろいろ試したいけど、最初は響のオススメのがいいかも」
222名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:17:11.10 ID:YRo4GqC4
「そう?じゃあ…」

一つの箱からさっといくつかのパックを取り出した響は、戸棚を閉めて食器棚の方へ移動
する。ティーポットを取り出す。

「座って待ってて。お湯沸かさなきゃ」
「何にしたの?」
「飲んでからのお楽しみ。当ててみてね」

いたずらっぽい笑顔。また一瞬胸がドキッとしてわたしは慌てて振り向くと、壁にくっつ
くように配置されているソファーに腰掛ける。座り心地はいいけど、若干スペース取って
る気がする。しばらくすると響がティーポットとカップを二つ、几帳面にお盆に載せて運
んでくる。ほとんど距離ないのにね。

「そのソファーね、中学のときお母さんと住んでたときのやつ。この部屋で一番高い家具
 ね」
「一緒に住んでたんだ」
「子供の教育って理由で粘ってこっちにいてくれたんだけどね。もともと転勤の多い職種
 だから、高校に入ってからは一人暮らしになっちゃった」
「お父さんは?」
「ずっと単身赴任。それも海外」
223名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:18:42.43 ID:YRo4GqC4
机の上にセットを並べながら響が軽くため息を吐く。

「飲もう」
「うん」

響の淹れたハーブティーを飲みながら、わたしたちは他愛のない会話をした。恋人、みた
いに。午前の喫茶店のときとは違う落ち着いた会話。ちなみにハーブティーはフェンネル
を中心としたミックスだった、らしい。わかるか。


気づくと部屋が夕日の光に満たされていた。日の長くなった今日日、もう結構な時間かな。
ちょうど会話が途切れたところだった。

ふと思う。響になら、話してもいいんじゃないかな。計画のこと。響ならわかってくれる
かもしれない。もしかしたら、協力してくれるかもしれない。響に近づいたのが計画のた
めってことは黙っておくとして…

「あ、そういえばどうする?夕食もこの辺で適当に食べてく?もう帰るなら地図調べ…」
「あのさ、響」
「うん?」
「ちょっと、聞いて欲しいことがあるんだけど」
「何?」

言い出そうとして、黙ってしまう。人に弱みを見せるようなこと、わたしはいままでした
ことがなかった。だからあのことも誰にも言わなかった。高田にされたことを誰かに話そ
うなんて考えなかった。でも…わたしの言葉を待つ響の優しい表情を見ると、一人で抱え
込み続けることが急に苦しくてむなしいことに思えてくる。

聞いて欲しい。自分がはっきりそう思っていることを自覚して、口を開く。
224名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:20:39.53 ID:YRo4GqC4
「実はこの前、高田くんに言い寄られて」
「えっ、ゆーちゃんが?」

親しげな呼び名。胸がほんの少しチクリとする。

「そう。学校でね、いきなり好みだとか言われて、体触られて。わたしびっくりして泣い
 ちゃった」
「…」
「すごい、怖かったの。怖くて恥ずかしくて。なのに抵抗しなかったの勘違いされて、期
 待してるのかとか言われて。そのまま…"乱暴"されそうな感じで」

響は複雑な表情のまま黙っている。

「あんなことされたの初めてで。正直ショックだった」
「…つらかったね」
「うん。高田くんってさ、クラスでもイジメの中心だし前から苦手だったんだよね。でも
 自分が何かされるなんて思ってなかった」

響はまた黙り込む。

「それに意地っ張りだからさ、わたし。誰にも相談できなかったの。助けてって素直に言
えればいいのにね」
「わかるよ」
「でもなんかね、響には言えるような気がしたの」
「うん」
「ちゃんと聞いてくれそうって思ったから」
「もちろん。当たり前だよ」
「ありがと」

このお礼は本音。実際、少し胸が軽くなったように感じる。人に話すと全然違う。それと
も響だから、なんだろうか。そんなことを思って途切れた会話を放置していると、響の方
から口を開く。
225名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:21:57.56 ID:YRo4GqC4
「もう、謝ってもらったの?」
「ううん」
「だったらぼくから言うよ。玲奈にこんな大変な思いさせてるん…」
「いいよ。そんなことしなくて」
「…どうして?」

心配そうにわたしの顔を覗き込んでくる響。

「わたしね、決めたんだ。あいつに仕返ししてやるって」
「え?」
「自分が何をしたのかわからせてやりたいの。わたしが感じたのよりもっと酷い目に合わ
 せてやりたいの」
「玲奈?」
「だから響さ、協力してくれない?あいつが泣いて謝るくらい…」
「ちょ、ちょっと待ってよ玲奈!」

響が慌てた様子でわたしの言葉を遮る。

「話が急すぎるよ。玲奈、何か勘違いしてない?」

え?

「ゆーちゃん…その、悠馬はさ、玲奈に酷いことするつもりなかったんじゃないかな」
「何、言ってるの?」
「悠馬とは中学からの付き合いだから。悠馬は相手が本当に傷つくようなことはしないよ」
「だって現にわたし…」
「だから何か誤解してるってことない?悠馬はたぶん、ふざけてやっただけだと思うんだ」
「何、それ…ふざけてってわたしは泣くくらい…!!」
「それは、その。女の子には少し乱暴すぎたのかもしれないけど」

女の子には。その言葉に心臓が凍りついたように感じた。
226名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:24:05.82 ID:YRo4GqC4
「月曜日、悠馬に聞いてみるよ。悠馬がまだ謝ってないんならちゃんと謝らせるし、とに
 かく誤解があると思うから…」
「何それ」
「…玲奈」
「意味わかんないんだけど。響、わたしのこと信じてくれないの?」
「そうじゃなくてさ」
「そうでしょ。わたしよりあいつのこと信じるんだ」
「そうは言ってないから。とにかくきちんと確かめないと」
「何言ってんのよ!!」

怒鳴り声に驚いた響が押し黙る。背中と手足に不快な感覚が巡る。高いところに行って足
がすくむときみたいな。裏切られたように、わたしは感じた。

「あいつ、わたしの体触ったんだよ。彼女でもない子にふざけてそんなことするの!?」
「だ、だから、少し乱暴だったかもしれないけど…」
「なんであいつのこと庇うの?」
「なんでって…」
「もういい。わたしのこと、どうだっていいんだ」
「そんなこと言ってないよ。玲奈のこと心配だよ?でも悠馬は本当に、根はいいやつだか
 ら」

響があいつの名前を呼ぶたびに頭にくる。わたしは耐えられなくなって立ち上がる。頭の
中が真っ白だった。

「”女の子には”って何?」
「え?」
「さっきそう言ったよね。女の子には少し乱暴すぎたのかもって」
「それはだから…」
「女だから簡単なことで泣くってこと?女だからちょっとしたことで騒ぎ立ててるってこ
 と?そんな風に思ってるんだ」
「思ってないよ」
「わたしさ、そういう風に思われるの一番キライなんだけど」
「だから思ってないって」
227名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:27:07.96 ID:YRo4GqC4
響も立ち上がってわたしに目線の高さを合わせてくる。わたしのこと心配するよりわたし
のこと慰めるより、高田を庇う方が先なんだ。響なら、わかってくれると思ったのに。勘
違い?誤解?わたしの言うことなんて信用できないってこと?……違う。響は親友の高田
を信じてるから。女のわたしが言うことなんて、男同士の友情に比べたらとるに足らない
ものなんだ。

そうだ。そうだった、とわたしは思う。こいつは男なんだ。高田と同じ。男。

「少し落ち着こう?ね、玲奈?」

そう言って一歩近づき、わたしの肩に手をかけてくる響。高田が腰に手を回してきたとき
のような汚らわしさを感じた。意識することもなく、体が動く。

「触んないでっ!!」

響の手を払いのけると同時にそう叫んで、右足を振り上げる。

スパァン

鋭い音がして、響の体が一瞬浮き上がる。怒りのあまり、蹴った感触もよくわからなかっ
た。蹴りが股間に入ったのは確かだけど、うまく当たったのか当たらなかったのか。しか
し目の前の響の様子は、4階の自販機のときとも、6階のアロマショップのときとも明ら
かに違った。

目を丸くした響は少し腰を引いたような姿勢のまま固まっていた。それがわずかに傾き、
そのままソファーと机の間の狭い空間へと倒れこむ。受身もとらない着地で大きな音がし
た。一瞬「あっ…あっ」と無機質な声を漏らしたかと思うと、急にガクガクと震えはじめ
る。首を捻るようにして白目をむいている。口からよだれが垂れ、泡までふきはじめた。

わたしはさすがに慌てた。
228名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:28:32.17 ID:YRo4GqC4
「ちょ、ちょっと響!?」

邪魔な机をずらし、響の傍に駆け寄る。ガクガクという動きが止まると何度かビクッと体
が痙攣し、そのままピクリともしなくなった。首の力が抜けだらりとしている。口からこ
ぼれる泡を除いて、動きがまったくなかった。部屋の中に急に静寂が訪れる。しん、じゃ
った?響の様子が死んだようにしか見えなくてそう思ってしまった。

「うそ?」

怖くなってあたりを見渡す。救急車?携帯どこやったっけ?違う。まずは息があるか確か
めなきゃ。人工呼吸?心臓マッサージ?どうしよう?どうすればいいの?パニックに陥っ
たわたしは泣きそうになりながら、とにかく息を確かめようと響の唇に耳を傾ける。

と………ちゃんと息をしていた。少しの間呆然として、今度は響の胸に耳を当ててみる。

トクン、トクン

ちゃんと音がする。呼吸があるなら心臓も動いてるに決まっているのに、わたしはそれで
ようやく安心して落ち着きを取り戻す。


どうなってるの?これ、わたしがやったの?わたしの味方をしてくれない響が、男である
響が憎くて急所を蹴り上げてやった。蹲る響を見下ろしてザマァ見ろと言ってやりたかっ
たから。でもそれだけだよ?

気絶した響を観察する。泡は消えたが、まだ白目でよだれを垂らしている。かわいい顔が
台無し。目線を下半身へ移すと、股間を抑えた手が太ももに挟まれている…やっぱりわた
しが蹴ったせいなんだ。金玉蹴っただけで、こうなっちゃうんだ。

背中がぞくりと震える。男って、なんて弱いんだろう。
229名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:29:56.49 ID:YRo4GqC4
男が金玉を抑える様は女から見て滑稽でしかない。わたしもそれがおかしくて面白くて、
響の苦しむ姿には笑いを堪えるのに必死だった。金玉を大切そうに握る手がエッチに思え
て少し興奮したりもした。でも、ここまで危険な場所だとは正直思ってなかった。特別力
が強いわけでもない女子高生のわたし。そのわたしに一発蹴られただけで泡を吹いて気絶
するなんて。

胸がドキドキする。わたしは興奮していた。顔が熱くなって呼吸が速まる。自分を抑え切
れず、響のお腹の上にまたがって股間を押さえたままの手を引き剥がすと、ベルトをはず
してズボンに手をかける。思い切ってずりずりとズボンを下げた。ボクサーブリーフに包
まれたもっこりが顔を出す。恥ずかしさで顔がさらに熱くなるのがわかった。手で叩き上
げたときにももっこりとした感触を感じたけど、実際に見るとやっぱり恥ずかしい。その
もっこりに手を当てて軽く握ってみる。独特の柔らかさがいやらしい。

また、唇が歪むのがわかった。今度は下着に手をかける。ちらりと振り返ると、響は相変
わらず気絶したまま起きる気配はない。わたしは意を決し、ズボンのときと同じ要領で下
着をずり下げた。黒い毛が見えたかと思うと、おちんちんがぷるんと飛び出す。さらにぐ
っとずり下げてやると、赤黒い袋が見えた。まわりの部分とは明らかに色が違う。グロい。

指で触れて、その異様な柔らかさに驚く。キモチワルイ。響が自分で握っていたときの手
の形を思い出しながら、金玉を軽く握ってみる。手の中に納まった柔らかいモノはすごく
熱くて、そして思っていたよりずっと大きかった。保健の教科書の断面図で見たときも大
きいと思ったけど、実際のボリュームは想像以上。揉んでみるとグニュグニュと変形して、
二つの球体がなめらかに動くのがわかる。

そうやって揉んでいると、金玉が他のどの部位とも違う特別な場所だという実感がわいて
きた。蹴られただけで意識を失うほどの急所。まさに男だけの急所。女には想像もできな
いほどデリケートなモノ。いや、違う。金玉じゃなくて、男が女には想像できないほどデ
リケートなんだ。男は弱い。金玉を守って生きる弱い生き物。これが自分についていたら
と思うとぞっとする。絶対邪魔だし、こんなものを必死に守るなんて惨め過ぎる。
230名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:31:55.69 ID:YRo4GqC4
金玉から手を放す。ぷるんとして元の位置に戻った。立ち上がると少し離れた位置に移動
して、おちんちんも金玉も丸出にした響を眺める。変な体。ふと思い立って、ずり下げた
ズボンと下着を今度は完全に脱がせてしまう。靴下もシャツも脱がせ、アクセサリーもは
ずす。

そして全裸になった響を見下ろす。薄暗くなった部屋の中、響の肢体はなまめかしく光っ
ていた。綺麗な肌の白さが生殖器の異物感をことさらに強調する。股の間に二つの球体の
浮き上がる赤黒い袋をつけた響は、わたしとまったく違う生き物だった。

その惨めな生き物を見下ろしながら、わたしは自分の間違いに気づいた。異常な光景が、
わたしをかえって冷静にするようだった。

響なら協力してくれるかもしれない?なんて馬鹿なことを考えていたんだろう。協力なん
ていらない。響はただ、わたしに従えばいい。みっともない袋をぶら下げたこの滑稽な生
き物と、わたしは対等じゃない。そう。男は女に従うべきなんだ。それが正しい姿。だか
ら女の方が優れているし、男はこんなにも脆くできている。女が簡単に支配できるように、
弱点をぶら下げている。

響を屈服させる。心の動きを見透かすまでもなく、響が自分からすべてをさらけ出して従
うまで痛めつけてやろう。わざとらしく目を引く男の象徴を。男に生まれたということが
どういうことか、理解するまで。
231名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:33:22.62 ID:YRo4GqC4
とりあえずここまで。またあとで。
232名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 12:41:50.01 ID:zt69WpEX
乙乙
相変わらず内面的な描写が上手くて凄く良い
続き期待してます
233名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 18:03:47.98 ID:DFEp3GFg
相変わらず主人公の描写が上手い
賢くて抜け目無いキャラである一方やや感情に流されがちなところも「女らしさ」がよく出ている
ただ、同種である筈の響がお人好しの美少年になってる感がやや残念
でも回を重ねる毎に文章がキレイになってる
234名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 18:53:13.64 ID:/q6cV1bx
評論家様ちっす
235名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 19:23:14.16 ID:4zT1uluK
ここまで人物を掘り下げて書ける人は今までで初めてだと思う
批評もレベルの高さの裏返しだろう
236名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 23:55:05.68 ID:YRo4GqC4
>>230の続き投下します。感想は本当にありがたいです。
せっかくこういうとこに投稿してるってのもあるし

> ただ、同種である筈の響がお人好しの美少年になってる感がやや残念
そういやそんなことも書いたっけww
237名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 23:56:04.29 ID:YRo4GqC4
決意が固まると、わたしは準備にとりかかった。

はじめに、部屋の隅に置いたバッグから携帯を取り出し家に電話をかける。お母さんが出
て、今日は友達の家に泊まるから夕飯はいらないと告げると「もう作っちゃったじゃない!
なんでもっと早く言わないの?!」やら「それで誰の家に泊まるの?いきなりおしかける
ようなことして、何か持っていかなくていいの?」やら散々小言を言われたが、とりあえ
ず以前も泊まったことのある久美の家に泊まることにして、あとは適当にごまかし電話を
切る。次に全裸で気を失ったままの響を中心に、スペースを確保するように家具の配置を
調整。狭いから限界があるけど、多少は広くなる。響の服はロフトベッドの上に投げた。
最後に部屋の鍵が閉まっていることを確認し、部屋にある通信機器をチェックする。固定
電話はなく、ノートパソコンと携帯だけ。携帯は電池をはずす。

これで一晩は邪魔が入らない。すっかり冷めてしまったハーブティーの残りを自分のカッ
プに注いで一気に飲み干す。深呼吸をして、再び響を眺める。大声を上げられたら面倒だ
し、本当なら口にガムテープでも貼った方がいいのかな。とはいえこの部屋にガムテープ
があるかはわからないし、響の性格を考えたら心配ないだろう。

仰向けの響の左隣にかがみ込むと、頬を軽く叩きながら声をかける。

「響っ!ほら起きて」

しばらく続けると、響の表情が苦しげに歪みまぶたが持ち上がる。ぼーっとした表情でわ
たしの顔を見上げてきた。

「…れい、な?」

わたしはにっこりとした微笑を返す。

「やっと起きたね。響、気絶してたんだよ?」
「…」
238名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 23:57:31.17 ID:YRo4GqC4
偽物の笑みを消すと、わたしは問いかける。

「早速だけど、さっきの話に戻ろっか?”女の子には”ってどういう意味?まだ答えてな
 いよね?」
「ん…え?」

状況もよくわかってない響にまくし立てる。

「わたしわかんなくてさぁ。なんで響は女の子にそんなナメた口きけるのかなぁーって。
 蹴られただけで気絶しちゃうモノぶら下げた響がっ!」

言いながら、左手を赤黒い袋めがけて振り下ろす。重力に引かれるままに加速した平手が
ぴしゃりと音を立てた。

「あああぁーー!!ぁお、お…はぅ…」

目を見開いて叫び声を上げた響が、反射的に股間を両手で覆い呼吸を乱す。その過剰な反
応に、わたしは手を叩いて笑った。響の顔が一瞬悔しいように悲しいように歪み、すぐに
驚きの表情へと変わる。

生殖器に直接手が触れた感触に違和感を持ったのだろう。自らの股間へと目を向けた響が、
ようやく自分が全裸であることに気づいた。

「あれっ?!ふく、は?」
「やっと気づいた?かっこ悪いよね、男の子の体って。変なものぶら下げて恥ずかしくな
 い?」

響の手がすばやく動いて、両手の隙間から飛び出していたおちんちんを隠す。顔が急激に
赤くなるのが見てとれた。
239名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 23:59:49.64 ID:YRo4GqC4
「そうだよね?そうやって隠しといた方がいいよ。みっともないもんね?」

わたしは響の両肩に手を当てると、体重をかけて地面に押し付けた。そのまま響にまたが
り四つん這いの体勢をとると、これ以上ないくらい真っ赤になった響の顔を上から眺めて
クスクスと笑った。

「…やめて」

響が涙のにじむ目をそらしながら、か細い声で言った。右手を響の肩から離して、乳首を
つつく。

「ひぁっ!」

女の子のような声で反応してくる。わたしは湧き上がる嗜虐的な感情のままに、驚きで半
開きになった響の唇に自分の唇を重ねる。抵抗してくるが、右手で首を強引に固定しキス
を続ける。

しばらくすると、響の左右の手がわたしの両肩を押し上げてくるのがわかった。わたしは
首を抑えつける右手をそのままに、左手でがら空きになった金玉を握る。

「んー、んんー!!」

全然力も入れてないのに、響は助けを求めるような情けない調子で声にならない声を上げ
る。わたしは長いキスから響を解放すると、上半身を起こした。左手を一旦金玉から離す
と、すぐに馬乗りの姿勢になり、今度は右手で背後にある金玉袋を掴み、捻り上げる。

「だめぇー!だめ!やめてやめて!!」

響が必死の声音で叫んだ。わたしはそれと同じくらい大きな声で笑いながら、響の表情を
観察する。泣いていた。怯え切って、パニックになっている。気絶から目覚めたばかりで
状況もよくわからない中、突然急所を痛めつけられ完全に冷静さを失っているのだ。右手
でわたしのスカートをぎゅっと握っている。
240名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:00:55.99 ID:cQWnGOUz
「あっはは!何、響そんな怖いの?」

わたしのからかう言葉に、子供がなきじゃくるときのような表情になりながらも唇を引き
結ぶ響。必死にいつも通りの声を装う。

「お願い。そこ止めて。そこだけはダメだから…」

わたしも馬鹿にするような調子を抑えて、できるだけいつも通りの声で返す。

「そうなの?そんなに痛い?」
「痛いょ…」
「ふっ…そうなんだ。大変だね。でもしょうがなくない?女の子にはわかんないしさ」

右手に力を入れていく。金玉の弾力と、それがわずかに変形する生々しい感触をわたしは
楽しむ。

「ちょっ…ダメ!つぶれちゃう、つぶれちゃう!!」
「何言ってんの?なわけないじゃん」
「お願い。怖い、怖いから…あっ…」

少しずつ力を強めていく中で言葉が途切れ、響は歯を食いしばって全身を硬直させた。呼
吸も止まっている。まだ全然本気じゃないんだけどなぁ。マジ弱過ぎ。必死で頼み込んで
くる響にとりあえず満足していたわたしは、一旦手の力を緩める。

「怖いって何?つぶれるのが怖いの?」

響が肩で息をして、苦しげにあえぐ。
241名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:01:58.15 ID:cQWnGOUz
「答えて!」
「…わかん、ないけど、怖い」
「ちゃんと答えないと思いっきり握るよ?」
「やめて!………玲奈に握られるのが怖い」
「わたしが怖いの?」
「玲奈には、わかんないから」
「何が?」
「女の子には、金玉のことわかんないから」

その返答に、わたしはニヤリと笑う。

「そりゃね!ついてないんだから。ねぇ響、わたしたち気が合うかもよ?」
「え?」
「だからわたしもそう思ってたの。あのさ、男の子が金玉抑えて蹲ってるとき、女の子が
 どう思ってるかわかる?」

首を横に振る響。

「かっこ悪いとか、馬鹿みたいとか、かわいそうとかいろいろ思うけど、正直わかんない
 んだよね。なにあれ?ってのが一番の本音なの。だから好奇心もわくのね。金玉蹴って
 みたいとか、握ってみたいとか思うわけ。男の子のかっこ悪いとこ見ちゃった女の子は、
 みんなそう思ってるよ?」

響は黙っている。

「で、それを実行に移しちゃう子もいるわけ。しょうがないよね?だって面白いんだもん」
「そんな…」
「そう。これは女の子側の事情。これって男の子からしたらすっごい残酷でしょ?きっと。
 痛くて大変なのに、それを全然理解してもらえなくって。それどころか女の子の好奇心の
 せいでもっと酷い目に合わされるんだもん。だから怖いって思うんじゃない?違う?」
「…」
242名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:03:03.71 ID:cQWnGOUz
沈黙したままの響に苛立ち、金玉を握ったまま右手首を捻り上げる。

「違うか違わないか聞いてるんだけど」
「違わない!…と思う」
「でしょ?」

得意げに言って、再び響の金玉に力を加える。

「ああっ!」
「女の子が金玉をいじめたいって思うのも仕方ないことだし、それを男の子が怖がるのも
 仕方ないことなわけ。つまりさ、それが自然なんだよ。男は女に怯えながら、必死で金
 玉守んなきゃいけないの。そういう風にできてるんだよ」

響はまた全身を硬直させている。馬乗りの姿勢を崩して、金玉を握ったまま響の右隣に移
動する。響が何か言おうとして口を開いた瞬間、その赤黒い袋に指を食い込ませるように
して、金玉を上に引っ張り上げた。

「ほぉああーーー!」

へんてこな叫び声を上げる響は、反射的に膝を立てて腰を浮かせる。さらに引っ張ると、
仰向けの四つん這いのような姿勢でブリッジのように腰を突き出す。わたしは吹き出して
しまう。

「ぷっふはは!!その格好!めっちゃガニ股じゃん。あ、すごい。玉袋すごい伸びてるよ」
「やめ…」
「響、自分じゃ見えないかなぁ。見せてあげたいなぁ。あのね、すごいみっともないよ?
袋が伸び切って、金玉が飛び出てるみたいになっちゃってるの。あれみたい。犬のリード。
お散歩連れてってあげよっか?」

ガニ股に開かれた響の足がプルプルと痙攣しはじめる。ぱっと手を離すと、ドサリと音を
立てて腰が床に打ち付けられる。そのまま右半身を下に横向きになって、海老のように丸
くなり金玉を手で守る姿勢をとった。
243名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:04:19.49 ID:cQWnGOUz
「わかる?金玉ってこのためについてるんだよ?女の子にいじめてもらうためにぶら下が
 ってんの。そんな目立つところに、蹴りやすいように握りやすいようにぶらぶらぶらぶ
 らって」

左手で響の髪の毛を乱暴に引っ張り、顔をわたしの方に向けさせる。右手ではスカートを
まくり、薄く小さな布に包まれた女の股間を見せ付ける。滑稽なもっこりのない、すっき
りとした股間。

「見て?綺麗でしょ?どっちが優れてるかわかるよねぇ?その惨めなモノぶら下げてる時
 点で負け組なわけ。だから響は女のわたしに従わなきゃいけないの。そうでしょ?」
「…」
「答えて!」

怯えた表情でふるふると首を縦に振る響。

「ちゃんと答えて」
「そ、そうです」
「何が?」
「玲奈に従います」
「ふーん」
「お、男だから…女の子に従います」
「何で?」
「男だから、金玉がついてるから…」

わたしは満足して、今度は偽物じゃない微笑を浮かべた。

「だよねー!そしたらさ、その惨めに金玉守ってるのもお似合いでいいんだけどさ。一旦
 手どけてよ」

ためらいがちにおずおずと手をどける響。さっきまでよりもさらに赤黒さが増したように
見える金玉袋が、重力に従ってだらんと垂れ下がる。
244名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:05:22.05 ID:cQWnGOUz
「ホントみっともないよね」

言いながら左手で袋の根元を掴むと、金玉を搾り出すようにしてやる。形のあらわになっ
た二つの球体を右手で軽く握る。

「あっ!」
「うるさい。力入れてないでしょ…これさ、思いっきり握ったらどうなると思う?」
「ダメやめて!」
「違くて。わたしの言うこと聞いてればそんなことしないから。でも、もしわたしが全力
 で握ったらどうなるかわかる?」
「つぶれ、ます」
「金玉つぶれたらどうなるんだろうね?気絶じゃすまないかもよ?死んじゃうか、少なく
 とも一生のトラウマになるよね」
「…」

想像してしまったのか、響の顔が青ざめていく。

「ふふっ,そんな怖い?…とにかくさ。女の子がその気になったら簡単につぶせるんだか
 らね?こんな脆いものぶら下げてて無事なのは、女の子たちのお情けなの。わかる?」
「はい…」
「だから響は感謝しないといけないんだよ?朝起きて、自分の金玉が無事だったら、それ
 は女の子たちの優しさのおかげなの。わたしの優しさのおかげなの。男は女に、金玉を
 ぶら下げさせてもらってるの。そうでしょ?」
「そう、です」

響は単なる恐怖からでなく、わたしの言葉に賛同している。わたしにはそれがわかった。
だってここまでされたら、いやでも理解する。金玉がいかに脆いか。それをぶら下げてい
ることがいかに危険なことか。股間を押さえて悶絶する男を見下ろすときに女の子が感じ
ることを、金玉をぶら下げることに慣れ切っている男が普段感じないことを、響は実感し
たはずだ。その実感が響の態度に表れていた。
245名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:06:41.48 ID:cQWnGOUz
「つまりね、金玉の所有権は女の子にあるわけ。響がぶら下げてるこれも、本当はわたし
 のものなの。だから約束して?これからわたしが金玉出せって言ったら、いつでもどこ
 でもすぐに金玉出して?」
「それは…」
「だって当然でしょ?そもそも金玉は女の子が蹴ったり握ったりするためについてるんだ
 から。女の子にぶら下げさせてもらってるものなんだから」
「…」

わたしは沈黙を許さず、袋の根元を握った左手を引っ張り上げる。

「ああ!ぁあ、ぉ…」
「嫌だったらいますぐつぶしてあげてもいいんだよ?」
「わ、わかったから!します。しますから…」
「心配しなくても、人目のあるところでは命令しないから。そんなことしたら問題になる
 でしょ。わたしまで大変なことになっちゃう」

左手の力を緩めてやる。

「それから当たり前だけど、他の命令も聞いてね。ま、金玉握って脅せばなんでもするん
 だろうけどさ」
「…はい」

情けない返事にクスリと笑う。もう十分満足だけど、決定的な証拠が欲しい。響がわたし
に屈服したとわかる、確かな証拠。そう考えて少しの間思案する。そして命令する。はじ
めての命令。

「じゃ早速。いまからオナニーして?」
「え?」
「すぐにはじめて!わたしが飽きるまでに終わらせなかったら、また金玉で気絶させるか
 ら」
246名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:07:50.10 ID:cQWnGOUz
薄くなっていた怯えの表情が響の顔に戻る。慌てておちんちんを掴んだ響は、仰向けの姿
勢になってオナニーをはじめる。いつもそうしてるのかな。響の惨めな様子は、わたしに
一際強い満足感を与えた。

立ち上がると、響をまたいで移動しソファーに腰を下ろす。疲れた。

「ぁ…ん…」

いやらしい声を漏らしながら、響が恥ずかしそうにおちんちんをこすっている。彼氏とセ
ックスしたという友達から以前聞いた話だと、硬くなると倍以上のサイズになるはずなん
だけど、響のはあまり大きくなった感じがしない。これからなのかな。

しばらく待つとクチュクチュと卑猥な音がしはじめたが、やはりおちんちんはさほど大き
くなっていなかった。個人差かな。そんなことを思いながら、響の気持ちよさそうな表情
ともどかしいような体の動きを観察する。すっかり暗くなった部屋の中で、月の光が照ら
す響の白い肌はいよいよなまめかしく光っている。そしてやはり、その綺麗な体が男の生
殖器の滑稽さを強調していた。ゆさゆさと揺れる袋が、中に収められた玉のボリュームを
思わせる。

わたしは自分も興奮してきているのを感じた。勢いでこんな命令しちゃったけど、冷静に
眺めていると恥ずかしさがこみ上げてくる。響の無様な股間を眺めながら、自分の股間を
さする。滑らかなライン。何もついてないそこに、わたしは自分の女としての美しさを感
じた。優越感に勝る甘美な官能だった。

また、何も考えないままに体が動いた。立ち上がり、スカートを脱ぐ。異性のすぐ傍で下
着だけに覆われた頼りない下半身が、さらに性感を高める。そのまま下着も脱ぐと、オナ
ニーに集中して目を閉じている響の頭の方へ移動し、その顔をまたぐようにして仁王立ち
した。足音で気づいた響が目を開け、驚いて手を止める。
247名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:14:07.90 ID:h+HRPnf1
しえん
248名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:15:14.24 ID:cQWnGOUz
「続けて」

そう言ってわたしは腰を下ろし、響の顔面に股間を擦り付けた。響の手が再び動きはじめ
る。

「ほら、わかる?響と違って金玉ないでしょ。すごいと思わない?」

かなり濡れてきてるのが自分でもわかった。

「わたしね、女で本当によかった。金玉なんてついてたら生きていけないよ。男ってホン
 トかわいそう…」

響の唇にすっかり濡れたそこを押し付ける。指でクリトリスを刺激しながら、わたしはぼ
ーっとした頭で響の手が規則的に動くのを眺めていた。

「でもね。響が必死に金玉守ってるのも、わたしに金玉いじめられて怯えてるのも、わた
 しすっごく好きだよ。響が、好き。弱くて惨めで…わたしより劣ってる響が、大好き」

響の手の動きが一瞬不規則的になると、おちんちんが白い液体を噴き出した。はじめて見
た。男の子の射精。それを見ながら、わたしは自分もイッたように感じた。それに匹敵す
る満足感を得ていた。

腰をずらし、ちょうど真上から響の顔を見下ろす。上下の食い違ったわたしたちは、お互
いの恍惚とした表情を見つめ合う。

「男は女より劣ってるの。下等生物なの。惨めな金玉がその証拠でしょ」

右手で響の頬を焦らすように撫でつける。

「だから下等生物の響は、わたしに従うの。わたしの奴隷。ね?」

響がうなずく。その唇にわたしは自分の唇を近づける。上下の食い違ったまま。わたしの
体液が付着した響の唇に構わず口付けする。お互いの舌を絡め、何度も息継ぎをしながら、
長い長いキスをした。
249名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:18:06.96 ID:cQWnGOUz
ごめんね一旦ここまで。支援どうもでした
あと一個で連投規制とは運が悪い

しかしはやく物語の本筋を動かさないといけないんだけど、なかなかねぇ
250名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:44:33.03 ID:h+HRPnf1
素晴らし素晴らし
251名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 00:51:22.68 ID:YBNk3NjA
上手い。スゲー上手い
自分も昔書いたことあるけど、
その際テキトーな表現で逃げちゃった箇所をしっかり描ききってるから彼我の差にヘコむくらい
それでもあえてお節介言うとしたら、前に書いた設定を忘れる等は気を付けるべき
ラノベの書き方的な本にそういうこと載ってた気がする
252名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 06:19:11.48 ID:kD1qMk1x
>>233
むしろこれ響に萌えるSSじゃないの?
253名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 15:09:45.76 ID:cQWnGOUz
>>251ありがとー
やっぱ書いてたような人もいるんだなこういうとこは
ぜひまた書いてください!

> 前に書いた設定を忘れる等は気を付けるべき
なんか http://syosetu.com/ にメモ書きとかなんとかって機能があったけど、たぶんそういうのに使うんだろうなぁ
254名無しさん@ピンキー:2014/07/14(月) 23:48:20.40 ID:aAjHt+si
金的を通して女の優越感をしっかり書いてくれるのがありがたい
笑う、馬鹿にする、哀れむ、萌えるといった反応する女の子もオーソドックスな可愛らしさがあっていいけど
悶絶する男を見ると濡れるくらい興奮してしまうレベルまでいってる女の子もとてもいい
男は地獄、女は快感って構図で、埋められない性差を感じられるからかな

ただの感想でした これからもがんばれー
255名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 10:20:56.01 ID:QAOpaTyp
いやー素晴らしい作品だ
256名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 17:34:21.16 ID:YHy7lgMd
エクストリームといい上のやつといい豊作
257名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 17:51:59.03 ID:Qnbnw4Eq
>>256
ちなみに題名は「男という弱い生き物」です
258名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 19:03:22.70 ID:WLQSocTa
地の文がめっちゃエロいわあ
259名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 20:04:42.81 ID:qXaQgq5p
うん、嬉しいよな
このスレに活気が訪れるとはww
この調子で作者増えろ!
260名無しさん@ピンキー:2014/07/17(木) 20:37:46.66 ID:64p/3S/3
今週はエクストリーム来ると思うから心踊るわ
261名無しさん@ピンキー:2014/07/17(木) 21:45:07.80 ID:iOjaVoes
(いやだから一ヶ月ごとなんじゃ…)
262名無しさん@ピンキー:2014/07/17(木) 21:57:59.26 ID:PIUUSjDq
正直外野がエクストリームエクストリームうるさいとは前から思う
263名無しさん@ピンキー:2014/07/18(金) 05:20:56.46 ID:3sBosNzW
書き込めるかテスト
2643年1組:2014/07/18(金) 05:40:49.86 ID:3sBosNzW
なぜか衝動的に書いてみたくなった。
こういうのは思い立ったが吉日なので書いてみる。
短編ものなのであしからず。

登場人物紹介

梨奈(高3)……幼い時のとある出来事で、女の子として生まれたきたことに劣等感を抱く少女。
       大樹とは幼馴染だったが、小学生2年の時に転校して以来、会うことはなかった。
       しかし、再び転校したことで、10年ぶりに大樹と出会う。

大樹(高3)……とにかく体を鍛えることが好きなスポーツ少年。柔道とボクシングをやっている。
       腹筋が割れ、体は鎧のように固く、本人もそのことに自信をもっている。
2653年1組:2014/07/18(金) 06:48:53.57 ID:3sBosNzW
あれは確か、10年前の出来事だったと思う。
小学2年の学校からの帰り道のことだ。

その当時、あたしは幼稚園の頃から一緒だった大樹と、いつも遊んでいた。
何をするのにも何を遊ぶのにも一緒だったし、毎日が楽しかった。
それに、あたしは女の子にしては髪が短く、大樹は男の子にしては髪が長かった。
そのため2人とも、まるで自分の分身と遊んでいるようだった。

ところが、ひとつだけ違う"トコロ"があったのだ。

大樹「あー、今日も楽しかった!」
梨奈「もう夕方だね、帰ろっか♪」
大樹「もうそんな時間か…早いなぁ」

汗まみれになった2人は、大樹の家に向かった。

大樹の母「まあ、2人とも汗びっしょりじゃない!? お風呂わいてるから入りなさい」
大樹・梨奈「はぁーい!」

2人は服を脱ぎ、裸になった。当然のことながら、そこには男と女の違いがあった。
2663年1組:2014/07/18(金) 06:50:03.49 ID:3sBosNzW
梨奈「いいなぁ、大樹くんは……おちんちんがあって!」
大樹「どうだ、うらやましいだろ?(笑)」
梨奈「あたしにもこれがついていたら。。。あたしたち、もっと一緒になれるのにね!」
大樹「梨奈は女じゃん。ちんちんないもんな」
梨奈「あたしも欲しいなぁ。。。。。。半分でいいから分けて!」
大樹「無理言うなよぉ〜梨奈がちんちんつけて生まれてこないから悪いんだもん(笑)」
梨奈「じゃあさ、さわらせて?」
大樹「おう!」

あたしは大樹くんに"ソレ"が"ついている"ことがうらやましかった。
大樹くんには"ついていて"、あたしには"ついていない"。
あたしはいつも大樹くんと一緒に居たかっただけなのに、
なのに、神さま・・・どうして!?

梨奈「うわぁ〜おちんちんだぁぁ!!(嬉)」
大樹「へへへっ、うらやましいだろ〜?」
梨奈「やらわか〜い。こんな形してるんだぁ!!」

梨奈「ここからオシッコが出てくるの?」
大樹「おう!当たり前じゃん!」
梨奈「いいなぁ男の子のは…。あたしにもついてたら、一緒にオシッコできるのになぁ」
大樹「女って、ちんちんついてないから毎回座ってオシッコするんだよな」
梨奈「うん……」
大樹「ださくない??」
梨奈「え……」
大樹「力も弱いしすぐ泣くし……それに比べて男は力強いんだぞ!」
梨奈「。。。。。。」
大樹「女なんてどんだけ力をつけても、男にはかなわないんだぞ!」
梨奈「。。。。。。」

あたしは何も返す言葉がなかった。

梨奈「ねぇ、もうちょっと触らせて?」
大樹「いくら触っても、男にはなれねーよ!(笑)」

2人の間で、歯車が少しずつ音を立てて狂ってゆく。
"いつも一緒でいられる"……そう、信じてきたはずなのに。
その時だった。

梨奈「ねぇ、この丸っこいものはなぁに?」
大樹「ああ、それは……」

まだ無垢だったあたしは、大樹のタマをつかんで、中身を確かめるようにギュッと握った。

大樹「ぎゃああああ!!!」
梨奈「え……何!?」
大樹「い、いいから、あっちへ行け!」
梨奈「あたし、何か痛がることした?」
大樹「いいから出て行けよぉ!(涙)」

このことがきっかけで、関係はギクシャクし、あたしたちは遊ばなくなった。

そして間もなく、あたしは親の関係で転校を余儀なくされた。
………それにしても、大樹くんは何をあんなに痛がってたのか、当時のあたしにはわからなかった。
2673年1組:2014/07/18(金) 07:26:57.96 ID:3sBosNzW
それから10年の歳月が流れ、高校3年になった。
これも何かの縁だったのか、あたしは再び親の関係で転校した。
そして、学校の帰り道、偶然、大樹を目にした。
あたしは、ふと思い立ち、大樹に話しかけてみた。

梨奈「ねぇ、大樹くん!」
大樹「!!……もしかして、梨奈??」
梨奈「うん、ひさしぶり!」
大樹「久しぶりだなぁ!」
梨奈「身長高くなったね!しかも筋肉ムキムキだぁ!!」
大樹「柔道とボクシングやってるんだ」

当時の面影がないほどに、大樹は変わっていた。
2人は、これまでどういう学校生活を送っていたか、
今はどうしているかなど、たわいもない会話をした。

梨奈「ねぇ……あの時のこと、覚えてる?」
大樹「あの時?」
梨奈「ほら、あの時。いつものように遊んで、一緒にお風呂に入って……」
大樹「ああ、そういう時もあったよなぁ」
梨奈「あたし、本当に男の子がうらやましかったんだぁ」

梨奈「男の子はすごく力が強いし、トイレも楽だし、今でも時々うらやましいって感じるの」
大樹「まぁ、性別はこえられない壁だからな」
梨奈「だけどねっ、今は前とちょっと違うの…」

梨奈「ねぇ、あたしの家、すぐそこだから遊びに来ない?」
大樹「いや、いくら何でも、男1人で女の子の家にあがるのは………」
梨奈「幼馴染じゃないの。遠慮しないで(笑)」
2683年1組:2014/07/18(金) 08:00:50.85 ID:3sBosNzW
梨奈「それにしてもすごい筋肉だねぇ」
大樹「そりゃ、鍛えてるからな」
梨奈「ちょっと触らせて!」

梨奈の柔らかい手が、大樹の堅い筋肉に触れる。

梨奈「うわぁーすごいすごい!!」
大樹「腹筋も割れてるんだぞ」

そういうと、大樹は上半身裸になった。

梨奈「うわぁーすごいなぁ!!!」
大樹「どうだ、これが男のなかの男なんだぞ!」

梨奈「そうだ、一緒にお風呂に入らない?」
大樹「え!!???」
梨奈「ねぇ、入ろうよ!」
大樹「いや、ちょっと待ってよ!俺たち恋人でも何でもないのに……」
梨奈「いいじゃない?幼馴染なんだもん(笑)」
大樹「まぁ…そうだけど……」
梨奈「あたし、男のすべてが見たくなってきちゃったの」
大樹「いや、さすがにそれは……」
梨奈「ねぇ、お願い!今日だけだから!!」

大樹には"いくら幼馴染でも女の子とお風呂に入るわけには"という思いがあったが、
大樹の体は梨奈の柔らかい手に触れられ、次第に頑なな気持ちが解れていった。

大樹「わ、わかった。今日だけだぞ」
梨奈「じゃあ、お風呂わかすね!」

20分後。

梨奈「さ、お風呂わいたから入ろ♪」
大樹「あぁ、うん」

2人はお風呂の中に入った。
2693年1組:2014/07/18(金) 08:24:34.23 ID:3sBosNzW
梨奈「あ、おちんちんだぁ!!(笑)」
大樹「当たり前だろ……男なんだから!」
梨奈「あたし、ずっとうらやましかったんだ」

大樹「あんまりジロジロ見るなよ。。。」
梨奈「もし、あたしにもついてたら、ずっと一緒になれたかもしれないのに」
大樹「そんなに男になりたいなら、性転換でもしろよ(笑)」
梨奈「ううん、男になりたいんじゃないの。ついて生まれたかったの」

梨奈「でもね、あたし、最近は違うの。女の子でも良かったなって思うの」
大樹「そりゃ、梨奈は女の子なんだから……」
梨奈「男の子はすごく力強いでしょ。特に今の大樹は無敵みたいだもん」
大樹「ああ、今の学校では俺に適うやつはいないだろうな(笑)」

そういうと、梨奈は大樹の体に何度もポンポンとタッチし、軽くこぶしを作って殴った。

梨奈「すごい、痛くないんだ?」
大樹「おう、もっと強くしてもいいんだぞ?」
梨奈「じゃあ……」

梨奈は思いっきり大樹の体を殴った。
もちろん、鍛え上げられた大樹の体には、ちっともこたえなかった。

梨奈「すごーい、痛くないの?」
大樹「女の子のパンチくらいで痛がるなんて、男じゃないぜ(笑)」
梨奈「でもね、男の子のほうが弱い"トコロ"もあると思うよ?」

そういうと、梨奈は大樹のタマをつかんで、あの時と同じように、中身を確かめるようにしてギュッと握った。
2703年1組:2014/07/18(金) 08:49:03.98 ID:3sBosNzW
大樹「ぎゃああああ!!!」
梨奈「あははは、やっぱり痛いんだ(笑)」
大樹「ううううう………」
梨奈「筋肉ムキムキでも、"ここ"だけは変わってないんだね(笑)」

梨奈「あたしね、あの時にわかったんだ。男の子の"ここ"はすごく痛いんだってこと!」
大樹「そ、そこだけはナシだ。反則だ!!」
梨奈「反則となかいもん。男の子だもんね、耐えられるよね?」

そういうと、梨奈は大樹が押えているものを、それごと蹴り上げた。

大樹「ぎゃあああ!!!!!!」
梨奈「あははははは(笑)」
大樹「うああああ………」

梨奈「もうっ……手がジャマだなぁ。。。」

梨奈「大樹くんは恨みがあるわけじゃないけど、ごめんね?」

そういうと、梨奈は倒れ込んでいる大樹の頭を蹴った。

大樹「ぎゃあああ………!!!!!」

その瞬間、大樹は頭を押えようと、タマはがら空きとなった。
すかさず、梨奈はタマをつかんだ。

大樹「り……梨奈、お、お願いだ…………や、やめ…!!!」
梨奈「ごめんね、一度、やってみたかったの♪」

梨奈は少しずつ力を加えた。それとともに、大樹の顔は苦痛に満ちてゆく。

梨奈「あたしね、本当に大樹くんにおちんちんがあることがうらやましかったの」
梨奈「でもね、男の子って体が強くても"ここ"だけは弱いのね……何だか可愛い(笑)」
2713年1組:2014/07/18(金) 09:08:12.03 ID:3sBosNzW
大樹「ゆ、許してくれ……梨奈ぁぁあああ!!!」
梨奈「許す?何を?」

梨奈「大樹くんは何も悪いことしてないよ?でも、もうちょっと遊ばせて!」

そういうと梨奈は更にタマに力を加え、本気で握った。
女の子の力と言っても、これには大樹もたまったものではない。

大樹「ぎゃあああああああ!!!!」

大樹は、ダンゴ虫のようにゴロゴロと転がりまわった。
ようやく、梨奈は大樹のタマから手を離した。

梨奈「あたしね、女の子だからおちんちんないの。もちろんタマだって、ほら!」

梨奈は大樹に自分のスッキリした何もない"アソコ"を見せつけ、うらやましそうに言った。

梨奈「ねぇ、大樹くんは自分におちんちん、ついててよかったって思う?」
梨奈「あたしね、今日初めて、女の子に生まれて良かったって思ったよ!」
梨奈「ねえ、見て!!」

梨奈は大樹に自分の"アソコ"を見せつけながら言った。

梨奈「ほら、あたしは大樹くんと"ココ"が違うの……」

梨奈はパチンと、平手で自分の股間を叩いた。

梨奈「全然、痛くないよ??(笑)」

さらに、梨奈は"アソコ"をギュッと握ってみせた。

梨奈「ほら、全然痛くないもん(笑)」
梨奈「やっぱり大樹くんは男の子だから、"アソコ"だけは鍛えられないんだね(笑)」
梨奈「大樹くんには、ついていて……あたしにはついてないの」
梨奈「どう?うらやましいでしょ。。。(笑)」

大樹は痛みに耐えるのが必死で、返事ができる状況ではなかった。

梨奈「ああ…可愛い……すごく、可愛くて愛おしい!!(笑)」

梨奈は女の子として生まれた体に心から満足し、いつまでも苦しむ大樹の様子を愛おしく見つめていた。
2723年1組:2014/07/18(金) 09:10:41.34 ID:3sBosNzW
完結です。他の作者さんに比べると、少し雰囲気が違う作ですので好みが分かれると思います。
感想など、ありましたら、励みになります。
273名無しさん@ピンキー:2014/07/18(金) 11:29:14.78 ID:agg2fzm4
>>272
衰えたね
274名無しさん@ピンキー:2014/07/18(金) 14:36:37.07 ID:JVM3WFnQ
>>271乙!
やっぱマッチョ系の男が金的で崩れるってのはいいな

これ続くのかな?
続くならそのうちでいいから、梨奈の劣等感から優越感への変化がどの時点でどういう風に起きたのかもっと書いて欲しい!
二人が再会したときにも見えるけど、小学生のときに金玉が急所だとを知ってそのあと高校生になるまでどんな気持ちですごしてたのかなー的な
275名無しさん@ピンキー:2014/07/18(金) 16:26:07.03 ID:ffUiAYzM
3年1組久しぶりに見たわ

いいと思う!
276名無しさん@ピンキー:2014/07/18(金) 18:00:28.57 ID:o4sJiRxG
高校生になってまで金的して喜ぶだけってあるか?

いい感じだけど小学5年生同士の会話って感じ
277名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 02:31:16.87 ID:tYHNKRrB
いい感じにポイントは押さえられてると思う
が、文章が荒くて推敲不足のように感じる
278名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 02:37:40.05 ID:N9HA4pOO
SSなんだからこのくらい簡潔でもいいと思うけど
とはいえ確かに会話内容が高校生ではないな
279名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 03:02:45.55 ID:UhX4psw2
そう雰囲気が違うとは感じなかったしセンスはあると思った
違うと感じたのは文体
素人だからあまり詳しい事は言えんが会話文に(笑)や(涙)が付いてるのは非常に違和感がある
280名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 13:47:57.27 ID:Qf9q9JSk
衝動的に書いてみたくなったって言うにしてはいい感じだとは思うけど
2813年1組:2014/07/19(土) 18:42:34.11 ID:jP8+TeGK
>>273
時間がなくて後半は焦って書いた。やっぱり焦ると良いの書けないな。
あと3スレ分くらい書けたら良かったと自己反省。

>>274
残念ながら今のところ考えてない。梨奈の劣等感から優越感への変化は
書こうと思ったが、あれだけの内容でも、4時間近くかかっているので、
長くなりそうだったから、やめた。

>>275
名前を覚えてもらえるだけでうれしい。また気が向いたら書きます。

>>276
自分には小学生が主役のものしか書くセンスないなぁと、つくづく感じた。
以前に「ガキには興奮しない」という書き込みがあって、多少気にはしていたが
気にすることなく、自分を貫いて小学生ものばかり書いてもいいんかな。

>>277
推敲しながら書くと時間がかかるんで、順番に書けたものから送信した。
衝動的に書いて載せていくのは良くないんかな。

>>278
すまん、自分で書きながら高校生じゃないなって思った。
逆に聞くと、この作品のなかの会話として、アリの上限は何年生くらい?
中学生としても難しいんかな。

>>279、>>All
それは考えたことなかったな。少数派の考えなのか、多くの人が思っているのか。
他の人も(笑)や(涙)は違和感を感じるか、聞いてみたい。

>>280
ありがとうございます。自分は定期的に書くのが苦手なんです。
エロっていうのは、やっぱり「その気」の時にしか興奮できないんで。
2823年1組:2014/07/19(土) 18:43:30.62 ID:jP8+TeGK
>>273
3スレ分→3レス分の間違い。
283名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 20:45:47.18 ID:N9HA4pOO
文体は別にいいかな
不快な違和感とかは全くないよ
違和感あるかないかの2択で言うと若干あるんだけど、ケータイ小説とかでもふつーにありそうだしね
まぁ個性でしょ
284名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 20:54:49.43 ID:N9HA4pOO
>>281
あ、てか俺>>278なんだけど、中学1年ならありかなぁ
実体験から言っても、私服だった小学校から制服の中学校に上がって
男女の差を強く意識した時期だった
そのくせ小学生気分も抜けてなくて精神的にも未熟だしな
285名無しさん@ピンキー:2014/07/19(土) 23:35:17.45 ID:9sImx6FT
保守
286名無しさん@ピンキー:2014/07/20(日) 01:54:27.89 ID:IEt6yEOD
>>281
一応読み物を書く上で文章見直すのは基本と言っておく
即興はよほど文章力・構成力に自信のある人以外はやらない方が無難
当然粗が多くなるしあんたが言うように焦って書く事にもなるから普通はある程度書き溜めて推敲してから投下する
どうしても衝動的に書きたいなら好きにすれば良いが
287名無しさん@ピンキー:2014/07/20(日) 10:31:50.38 ID:lHHod7kD
すっげぇ下手糞だけど需要あんなら良いんじゃねーの
288名無しさん@ピンキー
>>149見てると別の物に目覚めそうになる