476 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/01(日) 17:42:10.88 ID:MGyIvqc+
希子ちゃんが細身の美少年の弟だったらもっと面白かったのになw
それでカレー週見たかったわw
満州での悠太郎を考えるとかなり面白い。
長身の男前で仕事をきっちりこなす、近寄り難い雰囲気の寡黙な男が、
ときどき空の弁当箱を眺めている姿が気になっていた朋輩が思い切って話しかけたら
愛妻との馴れ初めを一から聞かされて「嫁はごっつい食いしん坊なんですよ」だの
「嫁は背は高いんですけど何やかいらしいとこのある人で」だの
「僕、嫁に泣かれたなくて、嘘ついてここまで来てもうて…
でも嫁はわかって笑顔で送り出してくれてほんまええ女なんですよ」
とかもう惚気に次ぐ惚気で近寄り難い雰囲気どこいった状態になって、
仕方ないからもうお前に豚やるわ!嫁と食べたらええやん!となったんだろうな。
うざい位ノロケ聞かされて、ブタの丸焼きが旨いから作り方とブタクレクレしつこくされて、
「分かったから!ブタやるから黙っとけ!」
みたいに怒りながら言ったのに、引き揚げの時
「えっ?ほんとに付いてくんの?こいつマジやべぇ」的な狂気を感じて、大人しく渡したんですね、分かります
贅沢はステーキだの土曜日例のベッドシーンで滾ったので投下。
480 :
肉の値段:2014/06/09(月) 14:39:13.62 ID:T1B24kLZ
「高いってなんぼやったんですか。」
悠太郎は布団に手を置いて尋ねた。答えようとしないめ以子の布団をはがし、もう一度聞く。
「何ぼですか。」
はがされた布団を元に戻すが、笑顔ではぐらかし、全く答えようとはしないめ以子の着物のあわせから悠太郎は手を差し入れた。
そのまま肌の感触をやんわりと楽しむ。別段ひさしぶりというわけでもないが、やはりめ以子の肌は絶品でさわさわと焦らすかのように手を這わせ続けた。
「ちょっと、悠太郎さん!やめてください。」
「なんぼやったか言ってくれたら止めます。」
「子供らも向かいにおるんですよ。」
肉の値段についてはちょっとした罪悪感のあるめ以子は話題をそらした。
「別にええやないですか。悪いことしてるわけじゃなし。あの子らも分かってますよ。それか、蔵行きますか。」
一向にやまない悠太郎の愛撫に「いい声」が出てしまいそうになるのを必死にこらえながらめ以子は反論した。
「そういう問題じゃないでしょう。とにかく!今日は寝させてください。」
「せやから、なんぼやったか言ってくれたら止める言うてるやないですか。」
悠太郎にとって肉の値段などとうにどうでもいいこととなっていたが、め以子の反応が面白いので、なお条件として提示し続けた。
481 :
肉の値段:2014/06/09(月) 14:39:47.25 ID:T1B24kLZ
「・・・円です。」
め以子はついに観念したのか、小声で白状した。しかし、悠太郎の手は止まることがなかった。
「それは確かに高いですね。」
「ごめんなさい!明日から節約がんばりますか んっ」
悠太郎は着物の中の手を止めることなく、自らの唇でめ以子の言葉を封じ込めた。角度を変え、何度も何度も長く深いキスが繰り返される。
ようやく離された口を開き、細かい息を繰り返すめ以子に悠太郎は言ってのけた。
「体で払ってください。」
言うや否や悠太郎は半分はだけた着物のめ以子を横に抱え、立ち上がった。
悠太郎としてはただただめ以子をいただきたいだけであったが、め以子は悠太郎がひどく立腹なのだと思い、もう抵抗はしなかった。
蔵に入ると悠太郎はめ以子を下ろし、その首筋に痕をつけるように強く吸い始めたと同時に着物の帯をゆるめた。
くっきりと紅い花が咲いた首筋を満足そうに見つめたかと思うと不思議そうな顔でめ以子に尋ねた。
「今日は見えるとこはやめてくださいって言わないんですか。」
「そりゃ、嫌ですけど、お肉悪かったと思ってますし。」
悠太郎が思っている以上に肉の値段を気にしているらしい。これ幸いと悠太郎は自らの帯をとき、布団が敷かれた蔵の台に腰かけた。
「今日はあなたが、上に乗って、動いてください。」
いわゆる座位を要求してきた。帯はとかれ、着物はもはや羽織っているだけとなり、大切な部分はすべてあらわにされているめ以子は恥ずかしくて仕方なかったが、勇気を振り絞り、ひとまず悠太郎の足の間に正座した。
ちょうど目の前にある胸をふたたび悠太郎は愛撫し始めた。今度はつぼみをつまんだり、こねたり先ほどより強い刺激を送ってくる。思わずめ以子は声を漏らすほかなかった。
しばらくそうしていると悠太郎はまだですか?と挿入を促してきた。
自分から腰を落とさなければいけないことにどうしようもない羞恥を感じずにはいられず、より甲高い声を出してしまうめ以子。
悠太郎は子供が3人いようと、彼らが大きくなろうといまだに初々しい、いい反応を返してくるめ以子にいつも以上に興奮していた。
お互いに普段より感じてしまっているため、二人とも繋がってからはあっけなく果ててしまった。
そんな状態で1回で終わるはずもなく、年甲斐もなく、幾度も求め合ってようやく寝室に戻った。
翌日、め以子は昨夜ステーキを振る舞った人々から「ごちそうさん」と呼ばれ、感謝されたが、親しい近所の人らはその肌つやの良さや首筋の痕に気づき、「相変わらずお熱いんやね。」という一言も残したという。
>>480 いいですねー、ホントに言葉責めが似合うふたりです。
ごちそうさんでしたw
>>481 ほんとごちそうさん!です!
やっぱまだまだこの夫婦で萌えられる!!
484 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23:22:01.81 ID:YR4GcRW1
>>480 面白かったです!
やっぱりSな悠太郎はいい!!
悠太郎とめ以子はやっぱり萌えますな♪
485 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/19(木) 00:10:43.49 ID:1A3eDj53
ほんまゴンボなんやな…ゴクリ
誰か中の人も書いてくれないかなw
花咲相馬もお願いします
>>486 ごんぼはごんぼなりに旨味もかいらしさもあるんや、とカチムカしつつ
まあ、僕しか知らんでええことなんでと無表情で受け流す悠さん受信。
その脳内には夜のあんなことやこんなことの想像の翼が…
中の人書いて欲しい!お願いします!
それだけは勘弁して・・・
いやいや花咲相馬で
中の人も花咲も壮絶にスレチ
もうここも終わりかなあ…まだ色々読みたいけど
シナリオブックはかなりいい補完だった
>>493 読めなければ自分で書かはったらええやないですかぁ。
シナリオ本、まるや次男坊のめ以子評「猫みたいな顔してる」がツボだった。
満州で悠太郎は痩せてお腹すかした猫を見て嫁を思い出し
自分のぶんの飯を思わず差し出してしまえばいい。
495 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 18:50:06.95 ID:Uem6J9U0
満州でめ以子を抱く夢を見て必至に棒太郎を慰める悠太郎が見たいです。
一見でかくて色気のない二人だし
公式でのラブエピももひとつ物足りなかったのに
なんでか萌えるんだよね
不思議だ
婚約時代のスピンオフやってくれたらいいのに
>>496 だって中の人が・・・・w
婚約時代のスピンオフつーか
リアルで現在進行中?
この二人は朝ドラ史上最も萌えた公式カップルだった。
現にここでも、ピクシブでも創作数もカップリングでも一番だし。
そう言えばめ以子×源ちゃん、悠太郎×亜貴子とか全然なかったね。
まあ、源ちゃんはともかく亜貴子嫌いだからいいんだけどw
中の人同士の噂って
番組の為の話題作りじゃなかったのかー
うーん両者けして演技達者ではないのに
二人が並んでるとなぜか目が離せず
ときめいてしまったのはやはり漏れ出る物があったのかな
>>498 ピクシブにあるって知らなかったから、見に行ってきた
沢山あってグヘヘヘしながら読んでます
情報ごちそうさんです
ピクシブて登録めんどいから使ってなかったけど今まで書いた分の保管にも使えるならそっちのほうがいいんだろーか
こっちのが気楽だから今までここに投げてたんだけど
502 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 22:21:32.10 ID:EcUjjgyw
>>501 ぜひ、ピクシブに今までの分も含めて投稿をお願いします!!
登録すればR18も見られるので、ぜひお願いします!
ピクシブ読んできたー。
久しぶりに力作を再読できて幸せ。
ありがとございます。
504 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 22:49:23.90 ID:1nubFuSc
ピクシブありがとうございます!
久しぶりに萌えられて楽しかったです!!
505 :
悠太郎帰還後:2014/06/29(日) 22:58:55.53 ID:Xnbo+S13
和枝「め以子はん!なんやのこの年賀状!!」
め以子「あ、お姉さん!!突然どないしたんですか?」
和枝「どないしたはこっちの台詞だす。わての知らん名前が増えとるやないの。なんやのこれ」
め以子「ああ!すみませんお姉さんにはまだ連絡してなくて」
和枝「あんさんの息子、別の子と結婚したん?」
め以子「??ちゃいますよ。四人目の子と五人目の子です!」
和枝「は?」
め以子「せやから、四人目と五人目の」
和枝「あんさんと悠太郎の?」
め以子「そうですよ。あぁすみません、下の子の授乳の時間なんで、あとは悠太郎さんから聞いてください…」
和枝「あんさんらえらい仲良しですなあ。成人した子供もおって、今更四人目と五人目やなんて」
悠太郎「姉さんと希子のようなもんですよ」
和枝「…ま、西門の恥にならんようにな」
悠太郎「それはわかってます。あ、せっかくやしご報告させてもらいますけど、来年もう一人増える予定ですから」
和枝「…ごちそうさん」
時間設定おかしくなったけど気にしないで
>505
GJ!
西門夫婦、お姉さんに「ごちそうさん」と言わせたかった?
ふくの子よりも年下の子供?
希子「ちいねえちゃん、お兄ちゃん大丈夫?」
め以子「大丈夫って何かあった?」
希子「部屋から唸り声聞こえてくるんやけど」
め以子「あぁwあれ、唸り声やのうて歌なんよ」
希子「歌?!あれがですか?歌いうかお経みたいやったけど?」
め以子「悠太郎さんなりの子守唄なんやって」
希子「子守唄?」
め以子「ふ久達の時は仕事一本で何もせんかったから、できることは全部やりたい言うんよ」
希子「他には何してはるんですか?」
め以子「大ちゃんのお下がりの哺乳瓶あるから、ミルクやったりとか?それにな、赤ちゃん言葉も使うんよ」
希子「お兄ちゃん、なかなかの子煩悩やったんやね・・・」
め以子「そう?」
>>505 GJなので便乗した。
うま介、初夏のある日のこと。
「お?今日桜子は?」
「ああ、めいちゃんとこ。なんか最近、めいちゃん調子悪いみたいでさー」
「へえ、あのアホが珍しい」
「なんか身体重いし疲れやすいし、食欲もいまいちらしいよ」
「鬼の撹乱かいな」
「ま、色々大変やったからなあ。悠太郎さん帰ってきて安心して、いっぺんに疲れが出たんやないか」
「そんなとこだろうけど、なんせめいちゃん病気なんて殆どしたことないからさ。
桜子ちゃんが見かねて、一緒に行ってあげるわよーって」
男どもが他愛ない噂話を繰り広げていると、ドアがからんと開き桜子が帰ってきた。
椅子に腰掛け大げさにため息をつく妻に、室井がコーヒーを差し出す。
「どうだった?」
「どうもこうもない、元気よ元気」
「せやけど、調子悪かったんはほんまなんやろ」
ごくりとコーヒーを飲み、桜子が口を開く。
「おめでたですって」
「…え?」
「だから、つわりよ!身体重いのも疲れやすいのも食欲いまいちなのも!」
「いやいや、あいつ今いくつやねん」
「だから油断してたんですってよ!もう、やんなっちゃう!
聞かされた瞬間、め以子真っ赤になって黙り込んじゃって」
なんでこの年で親友夫婦の夜の事情をお察ししなきゃならないのよ、と桜子がまくしたてる。
「…まあ、随分仲良うしてるらしいって話は、泰ちゃんらもしてたけどなあ」
「孫もいるのにさ、恥かきっ子もいいとこだよね」
「本当、油断ってどんだけよ!」
呆れ笑いを噛み殺しながらそれぞれ持ち場に戻ろうとしたとき、ドアがからんと開いた。
振り向けばそこには噂の対象の大男。
「…僕の顔に何かついてますか?」
「別にぃ〜」
嫌味ったらしく呟く桜子を意にも介せず、悠太郎はよしだ汁を頼む。
「悠さん意外とよしだ汁好きだよね」
「まあ、最初はこんなもんどこに需要がと思ってましたけど、意外といけるというか。
あと、これ飲んでると何となく体調がいいんですよ」
期せずして沈黙が落ちたうま介に室井の忍び笑いがこだまする。
「そう…体調がいいんだ…そっかぁ…」
いたたまれなくなった源太が思わず悠太郎のシャツの襟を掴む。
「何するんですか?!」
「もうええわ!お前今日ははよ帰れ!」
「せやかてよしだ汁…」
「お前に飲ませるよしだ汁なんかないわボケ!」
…照れ笑いを浮かべた西門夫婦がうま介に訪れ皆をうんざりさせるまで、あと数日。
>>505>>509 ごちそうさんです!
情景が目に浮かびました。
やっぱり西門夫妻が子供三人で済む訳ないって(笑)
>>509便乗
亜貴子「次、西門め以子さんどうぞ」
め以子「失礼します…」
亜貴子「そちらは?」
桜子「付き添いの者です」
亜貴子「えらいお久しぶりですねぇ。今日はどうされました?」
め以子「ええと、最近調子が良くないんです。体がしんどいいうか、食欲もイマイチやし。もうずっとこんな感じなんです」
桜子「風邪も滅多にひかない子なんで、何かあったのかもしれないって病院連れてきたんですけど」
亜貴子「そうやねぇ・・・もう月のものは上がったん?」
め以子「あ、そういえば最近・・・悠太郎さん戻ってきてから止まってるかも・・・」
桜子「てことは三ヶ月くらい?」
め以子「うん。忙しくて全然気にかけてなかった」
亜貴子「そうやねぇ・・・夫婦生活はまだある?」
め以子「あ、ありますけど・・・///」
亜貴子「最後にしたのはいつですか?」
め以子「え・・・」
亜貴子「これも診察に必要なことやから」
め以子「き、昨日です・・・///」
亜貴子「・・・ほな悠ちゃん戻ってきてからは定期的にしてるいう解釈でええ?」
め以子「はい・・・///」
〜診察後〜
亜貴子「おめでとうございます。赤ちゃんできてますよ」
め以子「あ、赤ちゃん?!」
亜貴子「食欲なくなったんは悪阻やと思うわ。赤ちゃんは順調や」
桜子「め以子あんた・・・」
め以子「もう上がる年齢やと思って油断しとったらこれやもんなぁ///」
亜貴子「仲良さそうで羨ましいわ。ま、これからは体は大事に、無理せんように過ごすことやね」
め以子「はい///」
亜貴子「妊娠中に悠ちゃんが浮気でもしたらうちに言いにきて。しばいたるから」
桜子「(お前が言うな)」
うあぉあ
みなさんGJです!!
(夜、夫婦の寝室で)
悠太郎:なあ、め以子。僕が向こうに行ってる間、どうしてたんや
め以子:前も話しましたけど、お義姉さんのとこで終戦迎えた後はこっち戻って蔵座敷してましたよ
悠太郎:そういうことやなくて。一人でおるときに、したいなぁて思うたりすることなかったんですか?
め以子:したいって何を?
悠太郎:にぶちんですねぇ。・・・こういうことの続きですよ
(押し倒す悠太郎)
め以子:ちょ、ちょっと!
悠太郎:(ニヤリと笑って) 鈍いからや。で、どうなんですか?僕がおらん時に、したいと思ったことあるん?
め以子:(答えたくないので) 悠太郎さんが答えてくれたら、言います
悠太郎:僕はありましたよ
め以子:!!!
悠太郎:せやからそういう気持ちを処理してくれる女性がおる店に誘われたこともありますね
め以子:(少し不安そうに) そのお店・・・行ったんですか?
悠太郎:行くわけないでしょう
め以子:ほなどうしてたんですか?
悠太郎:一人で済ませてましたよ。あなたも見たことあるでしょ?
(自分が妊娠中や生理の時にオ○ニーしている悠太郎を目撃したことがあるめ以子)
め以子:まあ・・・
悠太郎:で?あなたは?
め以子:答えなあかんのですか?
悠太郎:僕が言ったら答えるって言いはったのあなたでしょ
め以子:(諦めて)・・・あ、ありましたよ!当たり前やないですか!なんなんですか!もう!
悠太郎:(独り言のように) め以子もそうやったんか。一緒やったんや。 一人でしてたん?
め以子:もう!まだ聞くんですか!そうですよ!一人でしてましたよ!
悠太郎:ほなここでして見せて
め以子:え・・・
悠太郎:僕がおらん時に一人でどうやってしてたんか教えて。め以子が一人でようなってるところが見たいんや
め以子:・・・悠太郎さんはそれで満足できるんですか?
悠太郎:め以子が一人でしてるとこ見ながら、僕も一人でするんや
め以子:それやったらええですけど・・・
〜何かがおかしい西門夫妻〜
毎日のぞくたびに投下されている、このしあわせ!
職人さま、ありがたう。
>>513 め以子が「悠太郎さんっ」って悶えてるの見て
我慢できずに途中で襲うんですね
わかります
ふ久誕生後の春先のこと〜うま介にてお花見
源太:ふ久ちゃん、だいぶ大きなったよなぁ
め以子:うん。ひと月早く生まれてきたから心配だったけど、すくすく!
馬介:何よりやな
源太:どれ、おじちゃんとお外の桜見てこよか
め以子の腕からふ久をひょいと抱き上げて外に連れて行く源太。
め以子が市場に来た時にいつも抱っこしているので、もう赤ん坊の扱いにもすっかり慣れた様子である。
め以子:源ちゃん、いつもああやってふ久のことあやしてくれるの
悠太郎:…ふ久は僕の娘なんですがね
め以子:うん?
悠太郎:今日は僕がおるんやから、ふ久の面倒は僕が見る言うてるんです
め以子:ほんと?でも大丈夫ですか?悠太郎さん抱っこ苦手よね?
悠太郎:大丈夫です。もう大丈夫になりましたから今日は僕に任せてあなたは食べてください
そう言うと悠太郎はうま介の外にいる源太とふ久のもとへ行く。
悠太郎:ふ久、お父ちゃんとあっち行こか
源太:なんやねん。今ワシと桜見てるやろ
悠太郎:ふ久が僕と向こう行きたい言うてますんで
源太:まだしゃべられへんやん!
悠太郎:ほんまに、もうええですから
源太からふ久を奪おうとすると、ふ久にギャン泣きされる悠太郎。
それでも無理矢理自分の腕の中に収めたもところ、ふ久は父親である悠太郎の方は一切見ず源太の方に顔を向けたまま大泣きしている。
構わずふ久を連れ出そうとする悠太郎を見兼ねた源太が再び抱っこをするとふ久はようやく泣き止んだ。
源太:よしよし。お前の父ちゃん無理矢理で困るなぁ。なんやふ久ちゃんは父ちゃんよりワシの方が好きか?
悠太郎:!! …あの!
源太:しーっ。ウトウトしとるしこれもうすぐ寝る思うわ
悠太郎:あ、ほな僕が抱っこしますから。重いでしょう
源太:ええよ別に。悠太郎さん抱き慣れてないんやろ?そういうの赤ん坊にも伝わるもんやで
そこにめ以子がやってくる。
め以子:悠太郎さん、源ちゃん、何かあったの?ふ久泣いてたみたいだけど…
悠太郎:…別段
源太:もう寝そうやから布団用意したげて
め以子:あ、うん。ありがと、源ちゃん
悠太郎:…
め以子:悠太郎さん、どうかしました?
悠太郎:ふ久ってほんまに…
め以子:?
悠太郎:僕に似てますか?
め以子:似てると思いますよ?私、ふ久寝かせてきますね
め以子が立ち去ったのを確認してから源太が忠告する。
源太:あんなぁ、変な想像する前に父ちゃんとしてやることぎょうさんあるんと違うか?こんなんワシに限ったことやないで
悠太郎:…?
源太:銀次さんとか市場におる男のほとんどがふ久ちゃんの抱っこ慣れてんで。ま、仕事も忙しいやろうけどこのままやとほんまにワシの娘やと思われてまうかもなぁ!
源太の最後の一言が脳裏に焼き付いた悠太郎は、その日からめ以子がありがた迷惑だと思うほどふ久の世話を手伝うようになった。
め以子「あんなぁ、お父ちゃんがな、もうあと一人か二人ほしいって言うてるんよ」
泰介「お父さんの勤めてる会社の話?」
め以子「ちゃうちゃう。家族の話や」
泰介「それって僕にはよ結婚しろいうこと?」
め以子「それもあるけど」
泰介「けど、何?」
め以子「ふ久は嫁いでもうたし、希子ちゃん達も局の近くに部屋借りとるし、泰介も大学で家から離れとるし、かっちゃんもおらんようになってしもたし。お父ちゃんが静かで寂しいて」
泰介「それってつまり…」
め以子「子どもをもう一人か二人ほしいなぁて言われてなぁ」
泰介「孫やなくて?」
め以子「せやかてあんたまだ結婚せえへんし、お姉ちゃんはここで暮らしてへんし」
泰介「そ、そうやけど…」
め以子「なんやあの頃は騒がしかったけど楽しかったなぁて。お父ちゃん賑やかな食卓が好きやから」
泰介「へ、へぇ…」
め以子「泰介はどない思う?今更兄弟増えるんは嫌?」
泰介「お父ちゃんとお母ちゃんがええなら、ええんやないかな…」
め以子「ほなそうさせてもらうわ」
そうさせてもらうわ、で、マジで埋めそうなめ以子超健康
活男:お父ちゃん
悠太郎:なんや?
活男:お父ちゃん、夜中に何してるん
悠太郎:えっ?
活男:夜中にな、お父ちゃんらの部屋から変な声が聞こえるんやけど。お母ちゃんに聞いたらお父ちゃんに聞いてって!
悠太郎:えっ…と、それはな、なんや、ええと、
ふ久:うち、それ知っとる
悠太郎:!?
ふ久:小さい時に、見たことある。お父ちゃんとお母ちゃんがな、裸になっとって、
泰介:活男、聞いたらあかん!
悠太郎:ふ、ふ久、どんなんやったか知らんけどな、多分寝ぼけて、
ふ久:声がな、いつものお父ちゃんとお母ちゃんの声と違って変やなぁって
悠太郎:ふ久、
ふ久:それでな、それを見たあとにな、泰介と活男が生まれてん
悠太郎:ふ久もうええから(汗)
ふ久:うち前も蔵でそれ聞いたんやけど、今度また兄弟生まれるん?
活男:えー!!わしもお兄ちゃんなれんのー!?
泰介:活男、あかんて!!
なんか、泰ちゃんは結婚出来そうな気がしない
顔良し頭良し性格良しの高スペックなのに、妙に要領悪そうなんだよなあ
522 :
NY:2014/07/19(土) 10:08:24.44 ID:KEG/55tF!
TaDYxM Thanks again for the blog. Cool.
め以子の身体を洗って綺麗にしてやると言って風呂場で身体中触りまくる変態悠太郎ください
524 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/20(日) 23:01:22.16 ID:iivxMhGZ
新婚当初からめ以子を風呂場に連れ込んでいちゃいちゃしてたと思う。
あのむっつり絶倫嫁大スキーの悠太郎が、こんな美味しいシチュを見逃すはずがない。
某CM風に
め以子は腹を空かせてぐずったふ久を抱き上げて乳房を口に含ませた。
悠太郎:ええなぁ、ふ久は
め以子:んー?
悠太郎:泣けばめ以子が抱っこしてくれるし、おっぱいも飲ませてもらえるやんか
め以子:もう、ふ久は赤ちゃんじゃない。赤ちゃんはみーんなそうですよ
悠太郎:せやからええなぁって
め以子:困ったお父ちゃんねぇ。ん?あれ、もういいのかな?
もうお腹いっぱいになってしまったのか、娘は乳から顔を離してウトウトし始めている。
今にも寝そうなふ久の背中を優しくさすってゲップを促したあと、ゆっくりとふ久を布団へ降ろした。その流れるような一連の動作はもうすっかり一人前の母親だ。
め以子:おやすみ、ふ久ちゃん
悠太郎:あっという間なんやな
め以子:ん?
悠太郎:おっぱい飲んでから寝るまで
め以子:あー。なかなか泣き止まない日もありますけどねぇ
はだけたままの胸元から目が離せない悠太郎はアホらしいと自分で思いつつも妻に甘えた。
悠太郎:…なぁ、ふ久にするみたいに抱っこしてくれへんか
め以子:えー?悠太郎さんはもう赤ちゃんじゃないでしょう?
悠太郎:赤ちゃんやもん
め以子:何、もう…ふざけちゃって
口ではそんなことを言いつつも、ぎゅうと抱きしめてくれる妻が愛おしい。
め以子:あ。
悠太郎:なんや?
め以子:ふ久も寝たし今夜は悠太郎さんと仲良くしてもいいかなぁって思ってたけど…
悠太郎:けど?
め以子:赤ちゃんには無理ですね、ふふっ
悠太郎: 赤ちゃんやめました!