革命機ヴァルヴレイヴでエロパロ2

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1名無しさん@ピンキー
革命機ヴァルヴレイヴのエロパロスレ
エロネタ・非エロ妄想・SSなどご自由にどうぞ
SSを投下する前は前置きに注意書きとカップリング表記を推奨
荒らしはスルー

前スレ
http://pele.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1368179746

次スレは>>980か480kを越えた時に立ててください。
2名無しさん@ピンキー:2013/12/03(火) 15:44:54.45 ID:TsLak1mi
>>1何立ててんだよ
テメエ、ニコニコ大百科出身の20代前半エルエル腐BBAだろ
重複何だよ糞屑喪女
3名無しさん@ピンキー:2013/12/03(火) 16:06:09.62 ID:HVulcYA+
>>1
4名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 00:22:18.05 ID:KjjFfHus
↓以下エロエロ腐禁止
5名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 00:24:21.59 ID:2cH+KNqB
前スレの投下は結局エルエルフでマンズリするドリ婆だったな
一本くらいハルトとショーコで書いてやれよw
6名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 00:47:42.51 ID:TpL99iYb
ハルショコ厨乙
7名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 01:19:20.39 ID:2652EmlW
釣られるなよ
8名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 01:36:48.59 ID:kCwnYNiY
取り敢えず対荒らし用のテンプレ用意したほうが良いんじゃない?
さらなつ注意書きとか
9名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 11:28:46.55 ID:82ObWMn+
タヒ
呪いかけてやるよ
腐が質の悪いSSを投下しない呪いな
エルエルフタヒ
10名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 13:48:09.58 ID:KjjFfHus
エロエロ腐タヒ!!!
11名無しさん@ピンキー:2013/12/04(水) 15:44:38.32 ID:OoQ7qkn1
パンティぐっしょりドリーム婆
12名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 01:31:04.59 ID:MKr7NLRb
どうでもいいからサッサとエロいSS書けよ

こんだけ本編めちゃくちゃなら本編との齟齬はあんまり気にしなくても良いだろうし
13名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 02:19:18.78 ID:GWJq/nYW
イオリとショーコがペニスバンドつけてマンコ突き合うレズください
14名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 13:34:26.64 ID:aWIVAt95
本編、本当にひでぇことになってるな
構成が雑で、何より脚本が酷い

二次創作で付け入る隙をわざと作っているのか?
と、思いたくなるようなレベル
15名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 13:39:35.07 ID:KgDhfrPe
スレ違い
16名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 20:12:46.44 ID:MKr7NLRb
>>14
そんな状態だと二次創作自体が作られなくなるのはギルクラが証明したはずなんだが
17名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 21:52:43.82 ID:p4Iwuvz9
>>14
ОVAでも出すなら別だけど
どう考えてもあと3話で終わらん内容だろ、コレ。
いらない部分で時間をかけすぎ。
18名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 23:08:19.81 ID:+kUN5nrh
もうキャラだけ使った本編無視のパロでいいんじゃね
四コマのノリ嫌いじゃないよ
19名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 23:13:21.07 ID:QB3YvE8j
エロパロな時点で本編無視だから今更気にする事ない
20名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 23:23:26.25 ID:GWJq/nYW
モブ生徒に輪姦されて宇宙に捨てられるショーコくれ
21名無しさん@ピンキー:2013/12/08(日) 23:32:21.66 ID:DUarhIb9
前スレ埋めろよ
22名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 00:48:16.21 ID:a4jcxeM6
>>14
薄い本やエロパロにというよりスパロボ参戦して
スパロボマジックで悲劇回避前提なシナリオな気がする。

スパロボ参戦はあくまで結果だがそれに最初から頼り切ってる気がする。
23名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 01:02:06.64 ID:TEIEo3S5
>>21
書き込めるなら書き込んで来いよ

アードライとサキの絡みだけ楽しみに見ることにした
24名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 02:53:52.65 ID:zfZl572Y
マジ基地展開が、俺達のヴヴヴが帰ってきた
ショーコはあれでも1期よりはまともだしな
25名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 08:06:41.81 ID:Y210Xvo1
カインと総統に前と後ろから突かれるサキの3P
26名無しさん@ピンキー:2013/12/09(月) 16:25:19.40 ID:x4Ddjeym
ついに1が書き込み不可になったか。ageとこう。
ヴァルブレイブは純愛派と凌辱派、どっちが多い?
27名無しさん@ピンキー:2013/12/10(火) 01:47:02.50 ID:rXxYvWdK
イクスアイン、アードライ、クーフィアの3人はハーノインの仇討ちの為マギウスに対抗する決意を固める。
キルシュバオムに乗った3人とカーミラに乗ったサキは協力し新しい拠点を手に入れたハルト達と合流する。
世界に正体を曝されたハルト達は、逆に101人評議会、隠された歴史を世界に曝け出す。
これを知った人間達はWIRED上でも現実世界でも大混乱に陥る。
フル・インパクトはルーンの消費量が激しく、コクピットを複座に改造し
常にエルエルフのルーンがハルトに流れ込むシステムを作る。
改造された弐号機にはカインが搭乗する。カインを倒し弐号機を奪取する。
プルーとピノの再会により呪いが祝福に変わる。
この二人が銀河帝国の種である。

22話
月面に着陸したハルトとエルエルフは絶望の中互いの心情をぶつけ合う。
その頃アキラとサンダーに真実を聞いたショーコ達は自分たちの愚かさを嘆き涙する。
そして静止する間も無く虚をついたショーコは壱号機に乗り込み、マギウスとなるのであった。
ハルトとエルエルフのいる月面にたどり着いたショーコは2人に胸のうちの全てを吐き出す。
そして3人は話し合い、生き残った全員を誘導して廃墟と化したモジュール77へと戻る。
モジュール77で生き残り全員に真実を告げ、このまま人間のまま死に近い場所にいるか
それともマギウスになり勝機を見出だすかを問う。
結果、壱号機・参号機・六号機を用い全員がマギウスとなる。
同じ頃ハルト達はモジュール77最奥部に眠っていた最後のヴァルヴレイヴ
橙色の七号機『火照』を発見するのであった・・・
28名無しさん@ピンキー:2013/12/10(火) 01:47:30.87 ID:F8O39nBA
純愛系が良いな
29名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 14:52:59.86 ID:IIW+G32F
アードライとサキで進展しないかな
30名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 15:42:23.67 ID:VQMwMtde
ああ、容量超えたのか
31名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 17:45:27.55 ID:OfX11y1W
サキがアードライに「ハルトなんてつまらん男より、本当の男の良さを教えてやる。」とか罵られながら徹底的にイカサレルのを、お願いします。
32名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 19:32:14.44 ID:H7HxTbtO
ショーコがアルス兵に輪姦される話をお願いします
33名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 19:35:25.80 ID:+muHvkJT
アードライをジャックしたり殺したりしなかったのはサキなりのデレかな
34名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 19:43:37.07 ID:eJLS685r
本編の事は本スレかサキスレで聞けば
35名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 19:47:18.68 ID:FDAZq3AG
サキがドルシア兵に輪姦される話をお願いします
仕上げは総統とカインで
36名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 21:12:43.32 ID:QyP8W/1a
ショーコがモブ学生とモブ兵士に汚く輪姦された後
全裸で宇宙に捨てられて死ぬ話ください
37名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 21:22:19.06 ID:i5HiHgXz
サキがドルシア兵に輪姦されカインに手足切断されて
宇宙のゴミとして捨てられる様子を全世界に中継される話下さい
38名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 21:36:05.33 ID:XAal/DLF
いつまでも続きそうだな
39名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 23:00:51.32 ID:H1IBUSeP
この先ほとんど書く人いないよー
この前K12書いてくれた職人にも文句や批評ばっかりだしねw
自分で書けばいいのに
40名無しさん@ピンキー:2013/12/11(水) 23:03:16.47 ID:7VSRMMsr
>>39
ご本人様でしょうか?
41名無しさん@ピンキー:2013/12/12(木) 23:38:15.51 ID:jJGs6quI
止まっているのか?
切断やらでダルマは苦手だな。関節を外す程度なら問題はないのだが
42名無しさん@ピンキー:2013/12/12(木) 23:46:51.26 ID:UeTDdRyp
苦手ならいちいち言わず読まなきゃいいだけ
43名無しさん@ピンキー:2013/12/13(金) 00:39:33.97 ID:3JN94jXU
エルエルフとクリムヒルトでセックルしろよ
44名無しさん@ピンキー:2013/12/13(金) 22:04:22.17 ID:kvu5d0lz
エルエルフが誰と子作りするのかだけが楽しみ
45名無しさん@ピンキー:2013/12/14(土) 01:13:45.89 ID:eah21zP6
>>44
この展開じゃハルト以外ないだろw
孕むのはエルエルフ
46名無しさん@ピンキー:2013/12/14(土) 18:11:30.22 ID:e/1gTxXJ
無理矢理ハッピーエンドにいくなら、エルエルフが王になる。
記憶を失ったリーゼロッテの身体を保護、1から関係を作り直しの展開だな。
かぐや姫並に数年で大人、元に近い精神状態になれば――
ハルトは、子ども作ってお亡くなりになっているかどうか。
47名無しさん@ピンキー:2013/12/16(月) 06:43:29.98 ID:5UUlSTNJ
ショーコが生き残った生徒にお前のせいだってレイポされる展開はよ
48名無しさん@ピンキー:2013/12/16(月) 12:10:15.38 ID:DEYLThNM
サキが化け物と言われ刺されながらドルシア兵達にレイプされる展開はよ
49名無しさん@ピンキー:2013/12/16(月) 12:19:40.32 ID:P/073HVc
>>47 >>48
展開が思いつくなら箇条書きでいいから書いてみたらどうだ?
その妄想を出しちゃえよ。その内容を
50名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 00:33:26.56 ID:nY990ESU
この一連の事件が起こらずに
ハルトがショーコと普通に告白して付き合って初体験HしたらってIFのエロパロ読みたい

エロパロ板も2chの規制の影響受けるんか?
51名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 00:38:54.58 ID:LLTAREje
>>50
いいな幸せな2人の初H読みたい
規制はどうなんだろ、わからないや
52友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:05:50.14 ID:Tsw1fOOY
前スレ446の人です。またまた今さらですが続き投下です。
http://mimizun.com/log/2ch/eroparo/1368179746/
↑の446、899〜901の続きになります。執筆時期の放映上、17話からの分岐になります。

「ハルト、私わかったことがあるの」
 少年をロープで縛り終え、壁際に寝かすとそう切り出した。
「なんだかんだ言って、これが欲しかっただけなのね」
 呆然と立ち尽くすハルトに跪き、ズボンのチャックをまさぐる。彼はこの状況を発見してから何もできずにいた。


「僕はわからないよ、流木野さん」
 ベルトをはずす。地球の重力に従ってズボンが落ちる。露わになった下着のさらに奥を躊躇せずに右手が進んだ。
「真逆なんだ。君は喜んでカミツキになった。暴走(あんなこと)があっても僕を嫌わない……。どころか自分からあのときみたいなことをしようとしている。全然、わからないよ……」
 右手に溢れる年上の男の子の性器は上で語るのと裏腹に当然大きくなっていた。でもそれは肉体の主張にすぎない。


「言って。ハルト、あなたは誰が好きなの? 」
「流木野さ!…ン!」
 彼をベッドに押し倒す。上に来ているシャツを勢いまかせで千切る。あのときと同じ。
 けれど私は私の意思でそれをするんだ。それがどんな罪でも。
 ようやく露わになった。十数分前シャワー室でみた男の裸。


「僕は、ショーコのことが好きだ。でも、一緒にはなれない。僕は化け物で、隣にいるなんておこがましい存在だ。」
「そう」
「どうしようもない奴なんだ。マリエを死なせてしまった。ショーコに嫌われたくなくて、皆を騙して、もっと早く打ち明けていればマリエは死に向かったりしなかったかもしれない……!」
「そう」
「死んでしまえばいいんだ、こんな奴。いや、いずれ死ぬ。ルーンを吸い尽くされて」
 彼の歯がカタカタと震える。
「でも、それでも死にたくない。生きたい。どんなに惨めでも、生きたいんだ……!」
53友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:07:21.56 ID:Tsw1fOOY
「やっと言ったわね。建前じゃない本音。……だから私も言うわ」

 そっと顔を近づける。彼の頬を両手で包んで、その唇にくちづける。ありったけ真心をこめたキス。

 目を開けて、彼の瞳をのぞく。そして言う。

「私はハルトが好き。ショーコさんを好きでい続けるあなたが好き。だから私もあなたを好きでい続ける。どんなにかっこ悪くても、全部受け止めてあげる」




「う、そだ」

「うそじゃない」

「嘘だよ……」目をそらす。

 その顔をもう一度グッと引き寄せてそのまま胸を押し付ける。涙が乳房のカーブをたどっていくのを感じた。




「ハルトのダメなところ、かっこ悪いところ、知ってるよ。優しいところも、強いところも、それに、」

 右手を彼の胸板に這わせる。本当に愛おしい気持ちでなぞる。腹筋を、おへそを、そして性器を。

「とびきり恥ずかしいところも。」

 ハルトの頬が赤く染まる。もう一度キスをしてやりたい気持ちになる。
54友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:09:21.71 ID:Tsw1fOOY
下にいる彼が涙をぬぐった。その眼は潤んでいたが、そこからはみ出る意思が見えた。
「流木野さんに、そう言ってもらえて嬉しいよ。だから、僕も精いっぱい、受け入れるから」
 そこで観る側と観られる側が交代したような気分になった。さっきからずっと裸なのに、改めて視線が全身に注がれて、何も隠しきれずに身をよじる。
その動作すらいやらしく思えてたまらない。

「いくよ」
「…うんっ」


 もう一度くちづける。今度は彼から。押し倒す体勢が入れ替わり、私が下になる。
 私の口の中で、舌と舌を不器用に絡ます。求めるほどに息が出来なくなり、口と口が完全に融合する直前ではなす。

「んっ…!むぁあ…ハァ…ハァ」

 体は空気を欲しがるが、心はまだ足りないという風に、名残惜しく唇が上を向いていた。

 そのままハルトは止まらず、冷たい手を私の乳房に当てる。ひんやりとした感触と、好きな人の接触とが私の身体を震わして、胸が跳ねる。
 一瞬はなれた乳房をもう一度捕まえて、また優しく撫ぜる。あの祠のときと違って優しく、それでいてたくましくもある愛撫。

 さっきの少年のぎこちなさとも
「全然ッ……違う……アァン!」

 自分の中にまだこんなに快楽があったなんて。乳首を摘まむ人差し指のせいで口からよだれを垂らし、下からはどろどろとしたものが溢れて止まらなかった。
 先ほど少年で遊んだ快感を上書きしていく。
55友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:11:40.77 ID:Tsw1fOOY
 私は、ショーコさんにはなれない。


 彼女のように強く在れない。彼の心は手に入らない。
 でも、肉体だけの寂しいつながりにだってこんなに愛を感じる。
 欲望しかない交わりにも絆を認められる。

 私は彼の陰毛だって愛せるし、肛門にだってキスをしてみせる。

「来てッ!ハルト……!」

 彼の頭を抱きしめるように自分の胸に誘う。ハルトは左の乳房にキスして、そこから強い吸引力が発生する。

「あっ!……いいっ!いいわ!」
 新しい波に引きずられながら、私は眼下で乳を吸う男の、濡れた髪の毛を宝物のように撫でた。
 このくせっ毛の頭も今は自分のものだ。その向こうに広がる男の子の背中も、すべて。


 彼の唾液の軌跡が私の乳房から、下に下に。脇腹を通っておへそに落ち、そこで彼の舌が遊ぶ。
「ふあっ!? ハルト、くすぐった……」
 執拗におへそをかき回す。
 グラビアで何度も見せてきたそこが、とてもいやらしい音を立てていじくり回されて。

「うぅ……うんっ……すごい、ヘンな気持ち……」

 そこで彼の顔が上がり、目が合う。
「流木野さん、すごくキレイ……」
「や……何見てるのッ」
 たまらず顔をそらす。いまどんな顔してた!?
56友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:13:30.62 ID:Tsw1fOOY
 そうした隙に、ハルトはさらに下に。そけい部のラインをつぅとキスでなぞり、さっきからだらしなく溢れる私の秘所へ。
 愛液で十分以上に濡れた股の間を、舌がさらに塗りつぶすように這う。
 その奥へわずかに侵入したのがわかる。私の体はさらに熱を帯び、下半身が反応してまた震える。

「やっ……あっ! あふぁっ!!」

 じゅるじゅる、音を立てて責められていく。両の乳首もひとりでに硬さを増し、反応する。
「あっ、あっ、はぁ……」

 されるがままでいることに至福を感じ始めたとき、その責めが途切れた。両膝をかかえられて、カエルが仰向けになったような体勢になる。
 彼の視線が刺さる。

 そう、この体勢は全部丸見えになるのだ。どろどろになった膣も、陰毛の生え方も、その下にある肛門もすべて。
 この恥ずかしさを今彼は見渡しているのだ。視線に晒されて、肛門すら反応してみっともなくひくひくいっている。
 けれどそれを拒否する言葉はもうなかった。


「いくよ、流木野さん」
 来る。

「ええ、きて……」
 彼の手が膝を大きく開く。それに伴って膣がぱっくりと割れるのを感じた。空気が流れ込む。
 そして、彼のペニスの形を感じる。
57友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:15:52.37 ID:Tsw1fOOY
「うぐぅっ……!」
「! 大丈夫? 痛かったら……」
「いいの。もっと来て。もっと感じていたいの……!」

 繋がってる感覚。男の子が私の中にいてくれる。痛みとともに溢れる幸福。
 かつて感じたことがある感覚。あのときは恐怖と諦めがあった。そう思っていた。
 けど、あのときもそうだったんじゃないの? 心を手に入れられない絶望より、はるかに確かな肉棒の存在に愛情をおぼえたんじゃないの?


「あんっ! ぁんっ! すき! だいすき! 」
「ハァッ! あっ! ぼくも、君のことが……!」

 ゆるやかに、かつ激しく突かれる。言葉より何よりこの感覚が真実だった。
 男の体を見る。汗ばんだ細い上半身が私のために動いている。
 その筋肉が、乳首が、腕が、気持ちよく歪む表情が、愛おしくてたまらない。
 気づけば涙が流れていた。痛みからじゃない。ずっと、こうなりかたった喜びに。

「い、いくよ流木野さん
「ええ、きて! いっしょにっ……! 」
「あぁぁっ! ハァッ……!」

 放出された。私の膣内に。
 がっしりと膣が彼を締め付け、そこから絞り出されておびただしいほどのハルトが私を満たした。
 快楽の奔流が全身すべてを駆け巡って、しびれるように体を震わす。ひとつになっている彼もそうだと思った。

 ペニスが引き抜かれる。彼の体重が私の体に折り重なる。
 触れ合う体温が幸せで、口から吐く二人の息が交じり合うのも嬉しかった。
 力が完全に抜けて動けない。ただ、彼の体を感じていた。すると

「えっ」

 彼の腕が私を包み込んだ。抱きしめられていた。

「流木野さん、君は一人ぼっちなんかじゃない」

「うん……うん……」

 右隣の頭から発せられる声に、やっと素直にうなずいた。
58友情、欲望、犠牲の雨  ◆90mKrIJYxE :2013/12/17(火) 15:20:02.20 ID:Tsw1fOOY
「ハルト、その痣、」

 私たちは先ほど再会したシャワー室で体を流しながら、お互いの体をまた求めていた。

「え? これ、なんだろう? 全く覚えがない……」彼は左肩にある痣をなんとか凝視したり、触ったりする。

「私も、同じのあるの。見て」
 私は濡れた自分の左膝を差し出した。彼が一瞬で赤くなって目をそらす。

「や、違う! そっちじゃなくて」……そっちでもいいんだけど。

 彼の右手をとって私の左の太股に誘う。その手がとても感じる。

「これ、僕のとおなじ……」

 私の左膝にも同じ痣が浮かんでいる。地球に降下して程ない頃見つけた。


「これって、カミツキの、呪いなのかも……」
 苦々しい表情を浮かべる。彼の痣に口づけた。

「違うわ。これは私たちの、祝福よ」

fin.


これで完結です。長々とすいません。感想、応援、アドバイス等ありがとうございます!
まだ書くネタはあるので、放映終了までにもう1,2本投下したいです。
規制中につきほんと書き込むこと自体がハードルなんですがまたいずれ…。
59名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 15:28:16.17 ID:qFoRE9zi
投下前にカプ表記入れてくれ
60名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 15:44:34.36 ID:jTn7luJY
GJ、エロかったよ〜
61名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 16:17:20.52 ID:3SAdlFcY
輪姦されてゴミのように捨てられるショーコもさっさと書けや
62名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 16:33:05.80 ID:CWzN7Mow
輪姦後串刺しにされ全裸で宇宙のゴミとして捨てられるサキはよ
63名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 18:24:58.45 ID:NEkWPKYK
久しぶりの乙でした
エロ楽しかった
64名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 20:11:44.33 ID:HxInohMa
>>52
GJ!
サキちゃんエロくて良かったわ〜
65名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 23:43:04.08 ID:3SZI3qnO
GJ!
エロの合間にサキとハルトの本音を織り交ぜてるのがよかった

あと、言いたくないが
こんなスレまできて書き込むアンチの人って…
66名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 23:43:12.87 ID:2eC9QBrY
>>52
ナイスです!
エロ可愛い
67名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 23:58:33.82 ID:u4PwQWyE
エルエルフとリオンの濃厚セックス
68名無しさん@ピンキー:2013/12/17(火) 23:59:51.19 ID:U4AUKwPo
>>50
自分もハルト×ショーコを前スレから期待してる。
まがりなりにも主人公と幼馴染カップルのはずなのに、未だに投下されないもんなあ。
IFでも何でもいいので、誰かたのんます。
69名無しさん@ピンキー:2013/12/18(水) 04:57:35.42 ID:xNe/n7Pz
>>68
キチガイと空気レイパーの不人気カップルだからしょうがない
70名無しさん@ピンキー:2013/12/18(水) 05:17:44.19 ID:i4NGCL7W
>>68
同じく投下待ってる
71名無しさん@ピンキー:2013/12/19(木) 00:12:44.57 ID:LG0QCh25
>>68
全裸で待機しときます。
72名無しさん@ピンキー:2013/12/19(木) 00:45:20.54 ID:rx5FTvhI
凍死すんなよw
73名無しさん@ピンキー:2013/12/19(木) 18:16:24.38 ID:EK1kmoHl
>>58
GJ
メモ帳に書いてUSBとかに保存しておくのがベターですね
74名無しさん@ピンキー:2013/12/21(土) 08:56:58.86 ID:UXLa6NOm
ルーン補給と引き換えに
Hした記憶を食われるハルトとサキの逢瀬を希望
75名無しさん@ピンキー:2013/12/21(土) 10:05:28.18 ID:sNwoTudq
エルエルフとリオン先生のセックスはよ
76名無しさん@ピンキー:2013/12/21(土) 19:21:08.72 ID:OtgihLsO
>>75
エルエルフがハルトの次に会話したのはリオン先生だったね
77名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 08:48:44.37 ID:cS/kD+4L
アキラ×ショーコ 誰かはよ。
78名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 10:04:33.52 ID:0OnpIS03
>>77
キチガイとカップリングされるアキラがかわいそうだろうが
79名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 10:28:27.17 ID:FTdTkOur
パロスレにまで粘着するキチガイアンチ
80名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 18:59:57.01 ID:OyjYK7Mr
リオン先生物って少ないよな
良いキャラだと思うんだけど
カプ相手がいないのがつらいのだろうか
81名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 19:28:58.32 ID:krsoCZVT
需要が少ないのだろ
貴生川とねんごろになったり、生徒を逃がすためにアルス兵にいじられたり
色々シチュはあるだろうがね
82名無しさん@ピンキー:2013/12/23(月) 01:35:05.50 ID:LjLceFxd
エルエルフにおっぱい萌えされてたりネタはあるんだけどな
83名無しさん@ピンキー:2013/12/23(月) 12:37:34.94 ID:0nZS2bto
ラジオでミハエルフ童貞確定か
童貞エルフを優しく手解きするリオン先生はよ
84名無しさん@ピンキー:2013/12/23(月) 17:25:22.40 ID:UuFrlmWy
>>83
その情報kwsk
85名無しさん@ピンキー:2013/12/23(月) 17:31:37.01 ID:9AvDXZ5v
>>84
エルエルフが想っているリーゼロッテ
出会った回数が2回、接触時間が1時間にも満たないのに
中世時代のDT野郎って
ルル山が言ってた

ttp://www.valvrave.com/radio/
86名無しさん@ピンキー:2013/12/23(月) 18:00:05.27 ID:UuFrlmWy
>>85
ラジオ初めて聞いたけどおもしれーなw
87名無しさん@ピンキー:2013/12/24(火) 03:17:34.13 ID:E/3Cc/K7
エルエルフは巨乳に反応する
88名無しさん@ピンキー:2013/12/24(火) 11:14:06.44 ID:isKR7KYG
リーゼロッテはBカップなのに
89名無しさん@ピンキー:2013/12/25(水) 00:49:31.06 ID:qjLN3gFB
>>88
リーゼロッテ>>>(壁)>>>巨乳>>(壁)>>それ以外(ゴミ)
90名無しさん@ピンキー:2013/12/27(金) 07:04:59.18 ID:tp2KX74y
最終回見た
いろいろ喪失感があり過ぎて何とも言えない…
91名無しさん@ピンキー:2013/12/27(金) 07:58:17.82 ID:yp9MPPS3
感想は本スレで
92名無しさん@ピンキー:2013/12/27(金) 22:01:21.47 ID:qoqUkErC
あれだ。200年後のサキとアキラとショーコで誰かプリーズ
93名無しさん@ピンキー:2013/12/27(金) 22:04:27.38 ID:jZNPB6h1
>>90
喪失感って言葉にワロタ

アードライとサキにフラグがあると聞いたから最終回はやく見たいな
もうそれだけでいい(投げやり
94名無しさん@ピンキー:2013/12/27(金) 23:31:00.29 ID:M2AqnFZi
>>90
最終回がアレだったせいで
かえって、いろんな妄想が膨らんでくる
誰か、ハルト生存ルートプリーズ
95名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 01:39:40.83 ID:n3iQmbuz
>>93
アドサキフラグは無くねえか?
96名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 01:44:11.56 ID:0VNEtnBB
>>95
聞いた話によればアードライが受け取ったゴニョゴニョに対してサキが何か言ってたらしいけど
もしかしてそこまでの描写がアニメではなかったとか?
まぁ日曜日1時を楽しみにしてるよ
97名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 04:32:55.62 ID:n3iQmbuz
男が取ってんじゃないわよ空気読めよって事だろうに
98名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 12:23:16.55 ID:Vd5WKzKo
>93
フラグと呼べるようなものではないから。
99名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 14:07:12.36 ID:0VNEtnBB
>>97 >>98
自分にとったらそれだけで未来のアドサキ妄想は成立だから問題ない
100名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 18:15:24.19 ID:/ZNbHxLH
触手を持った宇宙人にアキラちゃんが襲われてしまう!
101名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 19:46:55.03 ID:tpJN3LCP
200年後も、アキラちゃんは処女のままかな?
教母様とか言われていると、男は近づきがたいし
102名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 01:46:22.07 ID:tvjOLHTO
ブーケをアードライに取られて焦ったクリム姐さんの逆レイプ物はよ
103名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 05:35:51.19 ID:YKZXeyyf
>>101
カミツキ三人娘の中で唯一セックスを知ってるサキが
二人をレクチャーする3Pの百合はよ
104名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 09:10:18.60 ID:uJS6G9I/
>>103
1号機のパイロットは発作持ちなんですが…
105名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 12:21:11.46 ID:GCwsxzvP
ショーコが発作起こしてエルエルフを逆レイプ
106名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 14:32:25.73 ID:YKZXeyyf
>>105
niji_hamo乙
107名無しさん@ピンキー:2013/12/29(日) 15:14:58.11 ID:9+IcVNwX
>>94
ギルクラの祭生存ルートとか待てど暮らせど来ないから、
何だかんだで書くなら早い方が良いな
108名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 00:21:36.34 ID:MM9HnhvL
誰かハルト生存のショーコとの絡みを書いてくれ・・・
ショーコがキスしたらハルトにルーンが戻って蘇生したとか何でもいいよもう。
109名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 01:28:43.88 ID:iluW67gU
見たいなそれ
110名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 02:07:39.79 ID:mF8Cn9Pg
>>108
でも21話からのショーコの株下がりの影響で荒れそう
見るのも抵抗有る
111名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 03:24:34.04 ID:HoRLuA2T
廃人になったハルトの上で腰を振るショーコならまあ

最後は海岸でサキと追いかけあっているシーンで終わり
112名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 06:29:07.55 ID:+msisrqm
ハルトの張型作って毎晩使うショーコ
113名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 07:04:21.25 ID:nWQL8gD1
アンチ云々は置いといて
ハルトとどんな会話させればいいのか思いつかないのがきつい
114名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 07:15:51.58 ID:dk4AwszT
>>110
抵抗あるならおまえが見なきゃいいだけじゃん
115名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 08:23:56.64 ID:+msisrqm
>>113
「来ないでバケモノ」でいい
116名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 17:50:48.68 ID:LcEaTq93
アドサキが見たい
もしくはエルエルフとリオン先生で子作り
117名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 21:12:57.02 ID:+msisrqm
ゲテモノ異星人と3Pするショーコ書いて
118名無しさん@ピンキー:2013/12/30(月) 23:58:41.60 ID:xDSHWfMh
総統とカインと3Pするサキ書いて
119名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 00:49:02.45 ID:6dXguL3U
23話で約束を交わすセツクスをするハルトとサキ書いて
120名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 09:36:59.82 ID:Zki9vR4z
エルエルフとリオンの子作りセツクス書いて
121名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 10:23:02.51 ID:QUCswJDv
>>120
正直王子に繋がるにはそれしかないよなw
122名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 13:18:21.20 ID:Ofy3Kp0v
>>121
リオン先生以外にも、生き残り女子はいるだろう
まあ、エルエルフと接点あるのがほとんどいないが
123名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 13:42:30.49 ID:DiDMr0YH
これから接点できて結ばれます
124名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 15:44:57.58 ID:QUCswJDv
>>122
エルエルフはリオンちゃんのおっぱい大好きだし
何より声がリオンだしな
125名無しさん@ピンキー:2013/12/31(火) 19:19:54.96 ID:O8F38ccH
案外リョナが全然ないな
カミツキは不死身で痛みはあるからリョナにもってこいなのに
126名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 13:07:49.74 ID:hstqlYxZ
片思いのハルトが正気を失って力ずくで犯してくる以上の残酷なシチュエーションって
なかなか無いだろ
傷だけが残酷さではないよ
127名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 14:35:17.35 ID:67V9Gj0a
童貞エルエルフに手ほどきするリオン先生はよ
128名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 19:04:17.33 ID:8TH3g+vb
リオン先生あの体付きで今まで彼氏いなかったらしいから
年上ぶったのにパニクって中々おもしろいことになりそうだな
129名無しさん@ピンキー:2014/01/02(木) 20:47:22.01 ID:r9qvkCX8
じゃあリオンとエルエルフははじめて同志か
130名無しさん@ピンキー:2014/01/02(木) 21:49:54.45 ID:ksSeotgg
最高だな…
131名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 12:17:28.21 ID:QWGqAbkt
「七海リオン、アンタ大人だろう、指導してくれ」
「そんな事言ったって私だってはじめてなのよう」
「なん…だとっ」
132名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 17:50:23.62 ID:10udXy+O
>>125
モジュールの運営資金稼ぎのため
リョナAVデビューするサキちゃんとか
「全て実写、特撮一切なし!」
「流木野サキの柔肌を、凶刃が切り裂く!」
すげー売れそうだ
133名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 18:22:22.34 ID:gKE9cwK4
身体を張る子やで…
134名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 20:27:03.88 ID:iqANYjhI
豪勢な寝室に俺とアイツだけ…
ありとあらゆる大人のオモチャ…
ベッドで待つハルト…

エルエルフ「導き出される答えは!」
135名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 21:11:46.44 ID:n7KDLzho
「続きはwebで」
136名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 22:44:43.31 ID:10udXy+O
>>133
身体はハルトのもの、に見えた
137名無しさん@ピンキー:2014/01/03(金) 23:20:14.87 ID:XM3fSi3L
間違ってはいないな
138名無しさん@ピンキー:2014/01/04(土) 12:02:29.44 ID:C0XYZW9Q
>>131
マニュアル通り淡々と愛撫するエルエルフに
ムードがないと落胆しつつ体は正直なリオン先生とか
いいね
139名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 16:16:57.67 ID:O7dtPft5
リオンとエルエルフの子孫でFAだな
140名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 19:13:14.67 ID:V9XkjScF
冬休み使ってハルト生存√サキ編のSS作ってみたが
ぜんぜんエロくない上に無駄に長い(19kB、原稿用紙30枚?)けど
需要ある?
141名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 19:21:16.78 ID:aZIOdWEJ
いいんじゃないか
書いたんなら投下すれば
142名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 19:22:09.94 ID:a6K8Y8Xj
需要ある?とか誘い受けしなくていいよ
143【ハルトxサキ】嘘の絆 1:2014/01/05(日) 19:57:18.46 ID:V9XkjScF
  モジュールの天蓋が夕闇色に染まるころ、私はハルトをここへ呼び出した、
二人にとって、あの忌まわしい呪いの絆が刻まれた、この場所に。
 すっかり人口密度の下がったモジュール77では、こんな時間にここを訪れる人は
いない。だからここは、密会には最適な場所といえる。
 「流木野さん!」
 階段の下から、ハルトの声が聞こえてきた。私の姿を見て、駆け足で上ってくる。
 約束の時間までは、まだ15分ある。だがそれでも、私はこう言わなければいけない。
 「遅い!」
 「?約束は6時ちょうどじゃないの?」
 「私を待たせたことに、代わりはないでしょう。」
 それは、かつて交わされた言葉。彼と私との、秘密の一ページ。
 「…ごめん。」
 そしてハルトは、またしても同じ言葉を紡ぐ。
 そう、変わらないのだ。ハルトは変わっていない。ただ一つ変わっているのは、
 ハルトには、記憶が残っていないのだ。
144【ハルトxサキ】嘘の絆 2:2014/01/05(日) 19:58:41.68 ID:V9XkjScF
 モジュール77奪還作戦、その最後の戦いで、ハルトはほとんど全ての記憶を失った。
 ハルトに残っていたのは、ほんの数時間分の記憶、
 エルエルフと交わした約束、
 私と交わした約束、
 そして、それらの記憶をも上回るショーコさんへの想い。
 それが、ハルトに残された全ての記憶だった。
 ぎりぎりの戦いだった。私とアキラの援護が少しでも遅れたら、ハルトはその記憶を、
命を、ルーンの全てを使い切ってしまっただろう。
 ハルトが戻ってきたとき、私は激しく後悔した。だってそれは、かつての私の、
望み通りの結末だったからだ。
 ショーコさんの記憶を失えば、ショーコさんと同じ立場で、ハルトを愛することが
できる、そんな都合のいい結末。まるで私が望んだことで、ハルトの記憶が消えたように
思えたのだ。
 ただひとつだけ、思い通りにならなかったことは…。
 「それで、用事ってなに?」
 ハルトの声で、我を取り戻す。少し思い詰めていたようだ。
 「ハルトって、今までのこと、何も憶えていないのよね?」
 「う、うん」
 ハルトは弱々しく頷く。
 「だから、教えてあげる。」
 ハルトを呼び出した理由、それは、ハルトが忘れてしまったもの、私しか知らない、
二人だけの秘密。
 「ここはね、伝説の祠と呼ばれているのよ。」
 それは、咲森生徒なら、誰でも知っている話。けどそれは、私が話したいことではない。
 「ここで何があったのか、ハルトに教えたかったの。」
 そういって、ハルトの方に一歩近づく。右手をハルトの肩から頬へ、そしてうなじへと
まわす。
 「流木野、さん?」
 戸惑うハルトを無視して、そのまま顔を近づけ…
 「!」
 私は、ハルトの唇を奪った。
145【ハルトxサキ】嘘の絆 3:2014/01/05(日) 19:59:39.41 ID:V9XkjScF
 それはあの日から、ずっとしたかった事。
 唇を重ねるだけのキス、ただそれだけで私の鼓動が高鳴るのを感じる。
 「流木野さん、どうして?」
 唇を離した後、ハルトが尋ねる、これもまた、同じ台詞で。
 「ふふふっ」
 つい可笑しくなって吹き出してしまう。だってハルトはハルトなんだもん。
 驚いた表情のまま、ハルトは固まっている。
無理もない、私のことは、まだ「戦友」としか認識していないのだから。
 「これはね、後払い。」
 「あとばらい?」
 ハルトの頭の中は、たぶん、疑問符がいっぱい舞っていることだろう。
 私は悪戯っぽい微笑を浮かべて、答える。
 「私の再デビューに協力してくれた、お礼よ。」
 それは、かつての私がとった行動の繰り替えし。
 私は、自分が有名になるために、ハルトの名声を利用した。7億人のフレンドがいる
ハルトを利用した。彼の体をジャックし、都合のいい情報を流した。
 「だから、お礼がしたかったの。」
 そういうと、ハルトの体にしな垂れ掛かる、ハルトの胸に、顔をうずめるように。
 「流木野さん…」
 でも本当は、違う。後払いなんかいらない。
 だって、前払いは、とっくに済ませてあるのだから、私のファーストキスで。
 「なーんてね。」
 「え!」
 顔を上げて、ハルトを見上げる。営業スマイルを浮かべる私を、ハルトは豆鉄砲でも
食らったような呆けた顔で眺めている。
 「だって」
 放心状態のハルトをよそに、私は彼の体に抱きつく。彼の頬に頬を寄せるようにして…
 「嘘だから。」
 彼の首筋に噛み付く。
 「うわあああ」
 ハルトが悲鳴を上げるが、もう遅い。私の意識は、ハルトの中に流れ込んでいく。
146【ハルトxサキ】嘘の絆 4:2014/01/05(日) 20:01:10.69 ID:V9XkjScF
−−−−

 「さてと」
 ハルトの体をジャックした私は、力を失った私の体を支える。そして地面へ
ゆっくりと横たえる。
 前にジャックしたときも、自分の体を運ぶのは奇妙な感覚だった。自分が目の前に
倒れているのに、自分はここにいるのだから。
 私は、準備を始めることにした。
 まずは服、ハルトの服を脱ぎ始める。咲森学園の男子制服はブレザーにYシャツと
ネクタイ、それにズボンとシンプルだ。
 私は、いやハルトは、あっという間に素っ裸になった。ハルトの体とはいえ、
全裸になるのはやはり恥ずかしい。でも、後のことを考えると、
服は脱いでおいたほうがいい。
 「あら?」
 裸になって、ハルト体を改めて確認する。すると、左鎖骨あたりに、見慣れない
痣があることに気付く。
 「こんなあざ、有ったかしら?」
 形で言えば、真ん中の欠けた三菱、そんな赤痣がハルトの左胸に浮かんでいるのだ。
 「前はたしか、なかったわよね?」
 私は記憶をたどる、といっても、ハルトの裸を見たのは、あの時だけ。
 悲しみと痛みで苛まれた私は、ハルトの姿を直視できないでいた。
 こんな痣が有ったとしても、おそらく気付くことはなかっただろう。
 他に、体に異常はなかった。
 次に私は、自分の体に取り掛かる。
 本当は私も全裸の方が、後片付けが楽なのだが、ここはあえて半脱ぎにする。
 まずは胸元のリボンを外し、ブラウスとブレザーのボタンを外す。
 そしてブラウスを肩まで脱がせると、ブラの肩紐を腕側に下ろす。
そしてブラを少しだけ下げ、乳首が見えない程度に胸を晒す。
 最後にパンティーを下ろし、左足だけ抜く。
私のパンティーは右腿にかかっただけで、私の秘所はスカートの下、外気に晒されている。
 「これでよし!」
 服を脱がし終えると私は、ハルトの体を、私の足の間に割り込ませる。
 その時、私は気付いた、私の、ハルトの男根が力強く滾っているのを。
 「私って、興奮しているの?自分の体なのに。」
 それは充血して、硬く反りあがっていた。理不尽なこととは思いつつ、これは、
男の子の体がもつ現象だと割り切る。それに、勃起していた方が、後のことも進めやすい。
 私の、ハルトの一物を、私の秘裂をなぞるように被せる。こうすれば、間違って
挿入とかはおきないだろう。
 後は、私と両手を繋ぐ。私とハルトの手をお互いに繋ぎ合わせる。
 恋人繋ぎというらしい。
 全ての準備が終わった。後は、私の心の準備だけ。
 私は、繋がっている手を、その小指を見る。繋がり方は違うけど、
今ハルトの小指と絡んでいる。それだけでよかった。
 「絶対に、諦めない!」
 私の心の準備は終わった。あとは
 「!」
 ハルトの歯で、私の首筋に噛み付いた。
147【ハルトxサキ】嘘の絆 5:2014/01/05(日) 20:02:54.76 ID:V9XkjScF
−−−−

 「…流木野さ、!!」
 意識を取り戻して最初に見たのは、ハルトの驚く顔だった。ハルトは状況を
理解できていない。硬直した顔が、羞恥に赤く染まっていく。
 「うわあ」
 ハルトが飛びのこうとする。けれど、逃がさない。
 「待って!」
 私はハルトの手をガッチリと結ぶと、足を絡めてハルトを動けなくする。
 ここからが、ここからが”本番”なのだ。
 「聞いて、ハルト!」
 私は、真剣なまなざしでハルトを見つめる。
 「これには訳があるの。」
 「流木野さん?」
 私と見詰め合うハルト、しかし直に顔を背ける。そりゃ、これだけ扇情的な
格好をしているんだから、直視できないのだろうけど。
 「なんで?こんな…、僕は…」
 ハルトはたぶん、まだ理解していない、自分がジャックされたことも、
私がこの状況を作ったことも。
 「ハルト、私を見て」
 片手を外し、ハルトの横顔に添えると、ゆ
っくりと私の方に振り向かせる。
 「これは、ハルトにとって、必要なことなの。」
 切実な、訴えるような眼差しで、再度ハルトを見つめる。そう、ここから先は、
私の演技力しだい。
 「流木野さん…」
 ハルトは紅潮したまま、再び私を見つめる。その瞳の奥には、羞恥以上に、
今”犯してしまった罪”に対する動揺が浮かんでいた。
 「これは、ハルトがしたことじゃない。私が望んだことなの。」
 「君が?」
 「そう、私がハルトの体をジャックしたの。」
 私は、少しだけ悪戯っぽい笑みを浮かべると、ハルトの体を少しだけ引き寄せる。
 「ジャックって」
 ハルトはようやく理解したようだ、自分は騙されていたのだと。
 「どうして?」
 再び繰り返される言葉。けど私は、今度はわざと悲痛な表情を浮かべながら、
ハルトに告げる。
 「だってこれが、ハルトにとって必要なことだから。」
 「僕にとって?」
 「ハルト、あなたルーンがほとんど残ってないんでしょ?」
 「!」
 動揺するハルトに、追い討ちをかける。
148【ハルトxサキ】嘘の絆 6:2014/01/05(日) 20:04:22.67 ID:V9XkjScF
 戦争が終わってしばらく経ったといっても、ハルトがすごした日々は短い。
一度の出撃で数年分の記憶を消費するハルトは、次の出撃があれば確実に命を落とす。
 世界はいまだ流動的だ。いまはマギウス狩りの最中で、モジュール77を
攻撃しようという勢力はいない。
 私たちはカミツキが、マギウスと違う存在だと説明している。
 しかし、カミツキをマギウス同様危険視し、抹殺しようとする勢力が現れないとも
限らない。
 そのとき、ハルトはきっと出撃するだろう、自分の命が犠牲になることも厭わずに。

 「ルーンを得るには、他人をジャックするしかない。
 けど、他人を犠牲にはしたくない。そう思ってるでしょ?」
 ハルトに諭すように、説明する。
 「でも、あるのよ!他人を犠牲にせず、ルーンを獲得する方法が!」
 私は思いのたけをこめて、ハルトに呼びかける。これが、ハルトを救う
唯一の方法なのだ。
 「それは!」
 ハルトも思わず息を呑む。他人を犠牲にするくらいなら、自らを傷つけることを選ぶ、
優しいハルト。そんなハルトなら、他人を犠牲にせずに、ルーンを獲得する方法が
あるならば、直にでも知りたがるはずだ。
 「それが、これよ。」
 真っ直ぐにハルトを見つめて、私は告げる。
 「これ?」
 ハルトには、理解できていないだろう。視線をあらぬ方向に向けては、
顔を赤らめたり、再び目をそらしたりしている。
 「セックスよ。」
 「!」
 ハルトの顔は、ひときわ紅潮すると文字通り固まってしまった。

 あの日、ハルトの衝動が頂点に達したとき、ハルトは暴走した。
 私に噛み付くでもなく、力任せに私を押し倒し、服を引き裂いた。
 ハルトの瞳には、獣の欲望が滾っていた。
 そんなハルトに、私は身を竦めるだけだった。
 ハルトは獣のような咆哮を揚げながら、その男根を、濡れてもいない私の秘所に
突き立てた。
 身体が裂けるかのような衝撃が駆け抜け、私の純潔は奪われた。
 ハルトになら、捧げてもいいと思っていた。けれどそれが、優しさもいたわりもない、
こんな獣のようなまぐわいになるなんて、思ってもいなかった。
 それでも、
 ハルトが苦しんでるのが分かったから、
 ハルトが求めてくれるのが分かったから、
 私は、ハルトを受け入れた。

 その後2ヶ月ほど、ハルトの発作は起こらなかった。
 後で貴生川先生から、ハルトの発作は、ルーンの枯渇による禁断症状だと教えられた。
 私とセックスしたことで、発作が収まったのだとすると、セックスには
ルーンを補充する働きがあることになる。
 私はそう、結論付けた。
149【ハルトxサキ】嘘の絆 7:2014/01/05(日) 20:05:45.45 ID:V9XkjScF
 「ハルトは、禁断症状の話を聞いたわよね?あれは、ルーンが枯渇した際の
 危険信号だけど、あの症状は、本能の暴走に見えるのよ。」
 私は、上に覆いかぶさったままのハルトに丁寧に説明する。
 「だから私は、それが性衝動に近いんじゃないかって思ったの。」
 嘘だ。そんなこと、当時は気付いていない。
 「それで私が、ハルトを誘ったのよ。」
 嘘だ。私は、無理やりハルトに襲われたのだ。
 「ハルトは始め、嫌がったけど、他の人を襲わなくて済むならって。」
 嘘だ。ハルトは他の人を襲わないよう、自ら檻にはいったのだ。
 嘘を嘘で塗り固めた後、最後に、私は本音で訴える。
 これだけは、私の譲れない想いなのだから。
 「だから、ハルト、私を抱いて!」
 「流木野さん…けど、なんで?」
 ハルトはようやく、硬直が解けたようだ。紅潮しながらも、優しく見つめ返してくる。
 ハルトの疑問、それはつまり、なぜ私がこんなことをしたのか?だろう。
 「だってハルト、ヘタレなんだもん。」
 「うっ!」
 ハルトが再び固まる。
 私の言葉に間違いはない。ハルトは檻の中で、私の誘いを拒絶したのだ。
 たとえそれがハルトの優しさだとしても、今はそんなこと言っている場合ではない。
 ハルトにとっては、生死を分ける問題なのだから。
 「それに私には、これくらいしか出来ないから。」
 そして、おもいっきり縋り付くまなざしで、甘えるような声でハルトに囁く。
 「ハルトを、助けたいの。」
150【ハルトxサキ】嘘の絆 8:2014/01/05(日) 20:06:58.41 ID:V9XkjScF
 「…わかったよ、流木野さん」
 ハルトは、澄んだ瞳で見つめ返してきた。
 吹っ切れた後の、力強い瞳、ハルトの中に秘められた、意志の力。
 「流木野さん、僕は、あなたを抱きます。」
 もう、彼の目に迷いはない。
 そしてハルトは、自らの意思でキスをしてきた。私からじゃない、ハルトからの
初めてのキス。それは私と同じように、唇を重ねるだけのキスだけど、私は、
自らの舌を伸ばす。
 ハルトも一瞬驚いた表情を浮かべたが、直に舌を絡ませあって、お互いの舌を舐めあう。
 「ぷはぁ」
 名残惜しそうに唇を離すと、唾液のアーチが一瞬きらめく。
 私はハルトの手を離すと、彼の頭を抱えるように両手で包み込む。
 そしてもう一度、熱い口付けを交わす。
 口付けの後、ハルトは私の胸にむしゃぶりつく。このあたり、知識はなくても、
本能で動いているのかしら?
 私が肩をすくめると、ブラの肩紐が降りて、私の胸が晒しだされる。
 ハルトは赤ん坊のように、右の乳首に吸い付く。左の胸は、荒々しく揉みしだかれる。
それだけじゃあまり、気持ちよくない。
 「その、舌を使って…」
 ハルトも理解したようだ。唇で乳輪までくわえ込んだまま、舌先で乳首を転がす。
舌がなでるたび、私の乳首に甘い刺激が奔る。みるみる乳首が硬くなっていくのが分かる。
 「くふぅ、そうよ、ハルト」
 私の左の胸、ハルトの右手に、私の左手を重ねる。
 ただがむしゃらに胸を揉んでいた右手をリードして、胸全体を絞り上げるようにさせる。
 そして、胸の頂点へ向かって揉みしだき、硬くなった乳首へ、ハルトの唇が当てられる。
 「うっく」
 びちゃびちゃと音を立てながら、今度は左の乳首を嘗め回す。
 「そうよ、ハルト」
 ハルトは夢中で、左右の胸を交互に責める。
 ただ胸を弄られているだけなのに、私は官能の高みへと上っていく。
 でも、これはまだ序盤。
 私はハルトの右手を、スカートの下、秘唇へと導いていく。
 「…触って」
 ハルトは半身になって、ぎこちなく、襞に沿って指を這わす。だが、知識も経験もない
ハルトは、どうして良いか分からずにいる。
 ちょっとだけ嘆息すると、再びハルトの手をリードする。ハルトの指を
秘裂に差し入れさせる、まるで、ハルトの手を使って、オナニーしているみたいに。
 そんな背徳的な考えのせいか、私の秘唇は徐々に湿り気を帯び、愛液が指に絡んでくる。
 「そうやって、中をかきまぜるの!」
 ハルトは徐々に、指の使い方を憶えてきている。
 本当は、胸や秘所だけでなく、全身で愛ししてもらいたいのだけど、
今のハルトには無理だろう。
 私は、ハルトの一物に手を掛ける。それは既に硬く反り返っている。
 それを私の、秘裂へと導く。
 「流木野さん」
 ハルトも気付いたようだ。愛撫の手を止めると、私を見つめてくる。
 私は、思いっきりの眼差しで、ハルトを誘う。
 「ハルト、来て!」
 ハルトは座りなおすと、一物を秘唇にあてがう。ハルトの亀頭が、私の襞に触れる。
 「流木野さん!」
 そしてハルトは、一気に腰を打ちつける。
151pinot_noir ◆q9aHb2qp0ab5 :2014/01/05(日) 20:51:58.26 ID:idrnFY4F
支援するヨ
152【ハルトxサキ】嘘の絆 9:2014/01/05(日) 20:58:57.93 ID:V9XkjScF
 「きぃ!」
 私は思わず声を上げてしまった。あの時と同じ、身を裂くような痛み。
 声を上げまいと思っていたのに、結局叫んでしまったのだ。
 「流木野さん…」
 ハルトは動かない。私を気遣って、動けないでいるのだ。
 「大丈夫よ、ハルト」
 苦笑いを浮かべながら、ちょっとだけべそをかきながら、ハルトに答える。
 「大丈夫、だから」
 「でも!」
 「私たちカミツキはね、傷が直るでしょ?」
 ハルトには説明しなければならない、私たちの、呪われた絆を。
 「だから、直ってしまうのよ、処女膜も!」
 「!」
 さすがにハルトも驚いている。ハルトの視線が私の下肢に、二人の繋がりに注がれる。
 そこには、血を纏った彼の男根がある。
 「でも、大丈夫、痛いのは一瞬だけ。」
 嘘だ。痛みはこれで終わりなんかじゃない。
 「今はもう、痛くないから。」
 嘘だ。今でも私の秘裂からは、重い鈍痛があがってきている。
 「それに、だんだんと気持ちよくなるから。」
 嘘だ。あの時も、最後まで気持ちよくなんてならなかった。
 再び嘘を嘘で塗り固め、私はハルトを誘う。
 「だから、動いてもいいよ」
 「流木野さん!」
 けど今度は、ハルトも騙されなかった。涙を浮かべながら、身を引こうとする。
 けど、逃がさない。
 「時には強がりも、必要でしょ?」
 これも、かつて交わした言葉。
 「それに、このままじゃなにも変わらないわ。」
 そう、ここでやめても、ハルトのルーンは補充されない。
 セックスのどの段階でルーンが補充されるか分からないが、たぶん、
挿入だけでは済まされない筈だ。
 「お願い、このままじゃ辛いの。」
 実際、挿入してからの圧迫感と鈍痛は、今も脳髄へと駆け上がってくる。
 「くっ」
 ハルトは覚悟を決めたように、腰を動かし始める。その顔は、本来の快感からくる愉悦
より、悲痛とも後悔とも取れる表情を浮かべて。少しでも、私の苦痛を長引かせないよう
がむしゃらに腰を打ち付けてくる。
 私も耐える、まるであの時と同じような獣のようなまぐわいに。
 そして私は異変に気付く、ハルトの顔に浮かんだ暴走の兆しに。
 「これって!」
 私は、かつてと同じように、ハルトの背中に縋り付く。
 そう、私は決めたのだ、彼の全てを受け止めると。
 ハルトは獣のように抽挿を繰り返し、私は
そのたびに引き裂かれるような痛みを感じる。けれど痛みに慣れたのか、痛みと同時に、
痛み以外の感覚が湧き上がってくる。
 そして、感覚とは別に、私の中に渦巻く、さまざまな感情があふれ出てくる。
 愛おしさ、忌まわしさ、慈しみ、労わり、
狂おしいまでの感情の波を、私はためらわず解き放つ。
 「ハルト!」
 そしてハルトも、獣の咆哮とともに、精液を解き放っていた。
 「あああああ」
 どくどくどくん!
 注ぎ込まれる熱い液に、その鼓動にあわせるように、胎内に別の熱が集まってくる。
それは胎内に留まらず外へと溢れだし、私とハルトを包み込むように広がった。
 「これは!」
 それは、あのときには気付かなかったこと。二人を包み込む、優しい光。
 「ルーンの、光」
 そして、ルーンの光に包まれながら、私は、苦痛以上の絶頂を感じて果てた。
153【ハルトxサキ】嘘の絆 10:2014/01/05(日) 21:00:10.14 ID:V9XkjScF
 精を放った後も、しばらくそのまま身体を重ね、私たちはまどろみにも似た余韻を感じ
ている。ハルトは、既に、元に戻っている。
 そうして無言で抱き合った後、ハルトは私の顔を覗き込む。
 「流木野さん、僕は…」
 「その先は、無しよ。」
 ハルトの唇に人差し指を当てて、彼の言葉を遮る。そう、この後の台詞も分かっている。
彼はハルトなんだから、きっと同じ結論に達する。
 「今はまだ、考えがまとまらないでしょう。だってハルトは、知らないことが
 多すぎるんだから。」
 そう、ハルトは何も分かっていない。自分がかつて、どんな悩みを抱えていたのかも、
何故、彼女のことを愛おしく思うのかも。
 「だから、結論はあせらないで。」
 そう言って、ハルトから身を離す。幸い、服は破かれていなかった。
 私たちは背中合わせに、身づくろいをする。
 服は無事だが、ハルトの精液の量は予想外だった。手持ちのティッシュだけじゃ
ふき取れない。
 しかたなく、そのままパンティを穿く。
 「あのね、ハルト」
 服を着終えたあと、ハルトの方を見ずに、私は話しかける。
 「その、またルーンが足りなくなったら、いつでも声をかけて。」
 「流木野さん、君は…」
 「こんなこと、他の人には頼めないでしょ?」
 振り返りながら、悪戯っぽい笑顔を浮かべる。
 「私だって、痛いのは好きじゃないけど。これは、私にしか出来ないことだから」
 「流木野さん…」
 「これは、私たちだけの、秘密よ。」
 そう、これは、嘘で固めた、私たちの、
 新しい絆。
154【ハルトxサキ】嘘の絆 epilogue:2014/01/05(日) 21:02:35.02 ID:V9XkjScF
−−−−

 「ハアルトオオオ!」
 祠の階段を下りたころ、遠くから駆け寄ってくる人影が見えた。
 ショーコさんだ。
 「ハルト、流木野さんと一緒にいたんだ。」
 「ええ、ハルト色々と忘れているみたいだから、案内していたの。」
 高揚する気持ちを抑えて、私は素っ気無く答えた。
 今はまだショーコさんに、二人の関係を知られるわけにはいかない。
 ハルトはバツの悪そうな表情をして、視線をそらしている。
 さすがに情事の後では、ショーコさんを直視できないでいるようだ。
 「あのね、ハルト」
 そんなことお構いなしに、ショーコさんはハルトの正面に回りこみ、両手を掴んだ。
 「ハルト、あのね、わたし…」
 ショーコさんが言い澱む。
 元気はつらつとした表情が、悲痛なまでの真剣な眼差しへと変わる。
 「わたしね、カミツキに、なったよ!」

 「ショーコ!」
 ハルトは絶句した、そして、私も。
 ささやかな静寂の時が、夕闇の中、流れる。
 「ショーコ、どうして?」
 最初に問いかけたのは、ハルトだった。
 「だって、ハルトの傍に居たいから!
 分かっている、我侭なのは分かっている。
 ハルトがそんなこと、望んでないことも。
 けど、もうイヤなの、待ってるだけ、守られているだけなんて!
 私はずっと、ハルトと一緒に居たいの!」
 思いの丈を吐露したショーコさんは、涙を浮かべてハルトを見つめる。
 そしてハルトも、涙を浮かべながら答える。
 「どうして、僕たちは…」
 そしてハルトは、ショーコさんを抱きすくめる。
 涙して抱き合う二人は、まるで恋愛映画の一シーンのよう、
 そう、傷つけあい、赦しあう恋人同士のように。

 こうして私のささやかなアドバンテージは、ショーコさんの決意によって
脆くも崩されてしまった。
 けれどもそれは、分かっていたこと、
 何れショーコさんも、同じ道を選ぶだろうということは。
 私は二人に背を向けると、ひとり歩き去る。
 声をかけるなんて、無粋なまねはしない。
 ハルトがショーコさんを選ぶなんて、そんなこと分かりきっている。
 記憶を失ってなお、ハルトはショーコさんを想い続けている。
 そんな二人の間に割り込むのだ、生半可の苦労では済まされない。
 けれど私は、誓ったのだ、あの時、あの日のハルトと。

 決して諦めない!
 諦めないんだから!
155140:2014/01/05(日) 21:06:55.44 ID:V9XkjScF
ハルト生存√サキ編、嘘の絆でした

本編でぶん投げられたレイプの設定を掘り返して、
ルーン供給を口実にハルトを篭絡するサキちゃんを描こうとしたら
こんな感じになってしまいました

最後に、ショーコも出てきましたが、ショーコ編はたぶん書かないので
誰か頼みます。

>>151
支援thx
156名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 23:10:11.78 ID:wxlhyom0
おつでした
157名無しさん@ピンキー:2014/01/05(日) 23:50:02.69 ID:cixB0OgZ
>>155
GJ
158名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 02:07:51.28 ID:tr/XGhCg
リオンちゃんとエルエルフの初セックスはよ
159名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 08:33:19.18 ID:9o1ay//F
>>155
久々の投稿だよ
こんなに嬉しいことはない
GJ
160名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 09:44:18.30 ID:YCm+Ype8
>>155
乙です、気が向いたらショーコ編もお願いします
161名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 10:37:29.86 ID:+Ig6kH9Y
>>160
キチガイ女なんか見たくない
162名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 10:46:48.23 ID:fCv5BDUu
投下されても見なきゃいいだけ
163名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 11:45:35.02 ID:m8+zDzqY
>>155
GJ
サキさんショーコの裏切りは知ってたのかな?
あれがあったら、もっと有利に運べるのではと思いました
今度はサキさん選ぶ√がたあれば宜しくお願いします
164名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 12:03:22.41 ID:6Mj1R3ta
>>155
GJ
ハルサキハルショコ両方いける口なので
ハルショコ版もいつかお願いします
アドサキもどなたかの見たい
165名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 15:46:57.12 ID:h5iV4VGy
貴生川リオン
エルエルフリオンとか
166名無しさん@ピンキー:2014/01/08(水) 09:10:10.17 ID:sIKQr8WU
>>155
乙カレー!
GJですた
167155:2014/01/11(土) 13:11:04.72 ID:xLfUFcqL
みなさんレスthx
つたない作品でしたが、気に入っていただければ幸いです

あと、一応説明しておくと
サキの処女設定は小説2巻から
処女膜再生は外伝コミック流星の乙女を参照しています

年明け早々仕事が鬼モードに入ってて
ssとか書く暇なかったけど
3連休はなんとか確保できたので
ショーコ編も書いて見ます
期待しないで待っていてください
168名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 13:32:06.46 ID:6tbvT9/5
>>167
楽しみです!
169名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 13:42:06.69 ID:7riJgGSL
>>167
乙です!ショーコ編も楽しみにしてます
170名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 15:38:41.34 ID:aKtGfXNm
>>167
乙です
待ってます
171名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 17:38:46.05 ID:C1hRsvw/
キチガイ
172名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 18:08:49.14 ID:i6fIXgXg
173名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 18:26:56.40 ID:C1hRsvw/
ショーコを好きな奴は精神異常者だろ
174名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 18:37:01.89 ID:6tbvT9/5
自分はサキが苦手だったがここのスレみてさらにサキが無理になったわ
ショーコがかわいそう

そんな不毛な話をするよりアキラちゃんにセクハラしたい
175名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 19:06:56.65 ID:i6fIXgXg
一連のマンセーレスは、作者自演による地ならしかい?
だったら、前スレのように荒廃するだけだから、やめとけ
特に、ショーコものみたいな世論の殆どを敵に回すようなもんで、それやったら、
本当に最悪だからな
176名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 19:21:07.36 ID:6tbvT9/5
>>175
お前みたいなキチガイ雌豚はブサ男のチンカスでもしゃぶってろよ
177名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 20:07:18.42 ID:C1hRsvw/
公式唯一の恋愛相手であるハルトとすら二次作品を拒否されるショーコンゴ
178名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 20:43:00.03 ID:38WABJVI
>>174
自分はショーコが苦手だったがこのレスみてさらにショーコが無理になったわ
アキラがかわいそう

こう言われたいのか?
179名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 20:46:33.50 ID:IXTTGdbp
パロスレにまで来て作品投下させまいとスレを荒らすキチガイキャラアンチは
無視でいいよ作品投下する人達。どんな作品も楽しみにしてます
180名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 22:14:22.45 ID:C1hRsvw/
ショーコ好きな奴なんているのかよ
181名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 22:52:33.75 ID:uioFp7+H
>>167
補足乙です。気長にお待ちしています
182名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 23:10:17.97 ID:oTwToT1l
エルエルフリオン
アドサキ期待
183名無しさん@ピンキー:2014/01/11(土) 23:17:36.04 ID:C1hRsvw/
>>182
あんたのID面白いな
184名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 08:04:08.91 ID:tbC3UVKa
ショーコものなんか投下された日には、
炎上必至だな

やめとけ、マジで
185名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 10:38:41.32 ID:zfnxxga8
184が炎上中
186名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 11:53:28.88 ID:ImDKBnCe
ハルトタカヒも見たい
187名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 20:21:38.34 ID:J6LYcsBJ
>>184
まったくだ
ハルトを殺したクズ女の分際でな
188名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 21:50:25.87 ID:jo6y9Z95
本当に自分の事しか考えられない人ばっかりだね
189名無しさん@ピンキー:2014/01/13(月) 04:17:12.07 ID:sPWjjfXv
エロこそが正義
190名無しさん@ピンキー:2014/01/17(金) 16:58:41.30 ID:CMNxssLO
エロい投稿待ってる
191名無しさん@ピンキー:2014/01/17(金) 20:17:20.04 ID:LB+EkJoy
待ってる待ってる
192名無しさん@ピンキー:2014/01/18(土) 01:15:40.51 ID:KzzxpPJR
エルリオンで子作りセックスはよ
193名無しさん@ピンキー:2014/01/22(水) 19:36:14.25 ID:JEHuMzTk
何も来ないな
194名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 19:30:11.11 ID:cdunPlLA
何か来る?
195名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 19:51:41.60 ID:MJR6Hmg2
来る予定だったのにキャラアンチが発狂して投下させない流れにした
196名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 20:38:14.05 ID:MN4cmKoj
待ってるでー
197名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 20:42:48.59 ID:RSKpGQDK
糞ショーコ以外なら何でも歓迎
198名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 21:14:46.46 ID:9oq0wzjt
ショーコアンチはスレ荒らさんでくれ
職人さんに当たるのは筋違いだろ
199名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 22:19:38.26 ID:RSKpGQDK
今更ショーコ好きな奴なんかいるかよ
200名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 22:24:03.05 ID:QPh9pOUd
いるよ。投下お待ちしています
201155:2014/01/28(火) 00:45:45.64 ID:0MV7AnMz
みなさん待たせて申し訳ないが
ショーコの話は書くのが難しい
書けば書くほど、ショーコの言い訳帳になってしまう
ようやく、エロいところまで来たと思ったら
すでに「嘘の絆」を超えていたw

少し見直したいので、もうちょっと待ってください
202名無しさん@ピンキー:2014/01/28(火) 01:00:00.50 ID:/vHvml/i
>>201
乙です!のんびりお待ちしています
203名無しさん@ピンキー:2014/01/28(火) 11:06:02.02 ID:pB+c3J8S
構成や文章力なんか期待されてないのに自意識過剰な奴だな
204名無しさん@ピンキー:2014/01/28(火) 11:06:58.22 ID:1b5qba2R
>>201
気長に待ってます
205名無しさん@ピンキー:2014/01/28(火) 11:33:21.73 ID:V3adJ9Bj
>>201
楽しみっす
206名無しさん@ピンキー:2014/01/30(木) 12:13:23.60 ID:DHncqwYo
自演キチショーコ厨以外は拒否してるのが分からないのか
207名無しさん@ピンキー:2014/01/30(木) 19:22:10.72 ID:j01zuajC
>>206
荒れるからそういうのはNG
分からんでもないけど皆飢えてるから
208名無しさん@ピンキー:2014/01/30(木) 21:32:20.80 ID:66+H7j0c
ショーコ好きだから投下楽しみに待ってるお
209名無しさん@ピンキー:2014/01/30(木) 22:37:16.96 ID:gi/adsiB
同じく
210名無しさん@ピンキー:2014/01/31(金) 15:25:06.42 ID:LDMyGvZf
自演臭パネエ
211名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 13:37:49.88 ID:188scbnH
ショーコが異星人にめちゃめちゃに犯されるSSまだー?
212名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 14:06:24.31 ID:ZMqlP9df
サキがドルシア兵にめちゃめちゃに輪姦されるSSまだー?
213名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 15:48:33.70 ID:6tIfQZLa
グロリョナは勘弁
214名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 16:37:56.09 ID:K+tOSOp5
お前が読まなきゃいいだけ
215名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 19:12:22.90 ID:IgLBOSAr
ショーコが異星人にまわされて宇宙に放り出されて破裂死するSSまだー?
216名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 19:26:21.52 ID:K/XB8fjw
サキがドルシア兵に輪姦されてバラバラ死体の宇宙ゴミになるSSまだー?
217名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 20:24:54.80 ID:EWzCnJHQ
まあ、せっかく不死身設定あるんだからリョナが見たいって気持ちはわかる
218名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 20:31:14.27 ID:u1/IrJyi
本編で痛い目に合わなかったショーコのリョナが見たいな
219名無しさん@ピンキー:2014/02/01(土) 20:34:44.68 ID:vBFOrB90
残念でしたここでも見れません
220名無しさん@ピンキー:2014/02/02(日) 14:42:17.91 ID:BiIsK16r
リオンエロ
221名無しさん@ピンキー:2014/02/02(日) 22:04:27.33 ID:v/YF6lUV
エルエルフ×リオンで子作りセクロス
222名無しさん@ピンキー:2014/02/11(火) 01:15:55.09 ID:9fKXPwZ4
来ないな
223流木野サキの黒歴史 (サキ凌辱風味):2014/02/19(水) 01:16:58.49 ID:RiC+hduf
最近投下がないので、まだ最後まで書いてないけどつなぎの読み物などよろしければ。

19話で拘束されてからのサキちゃんの受難記録です。

「ヴァルヴレイヴのパイロット、流木野サキだな?」

 銃口が心臓を正確に狙っている。
 取り戻した身体の感覚を馴染ませないうちにいつか感じた死の感触が胸に纏う。

「聞きたいことが……多すぎる! 」


「今までカーツベルフだったのはお前なのか? 何の為に潜入していた? イヤ、その力は何だ? 」
 矢継ぎ早に質問を浴びせるアードライ。答えないサキ。
 状況は膠着していたが、アードライはそのまま疑問をぶつけることで平静を取り戻し、サキは逃げる隙を必死に探していた。

「……答えるつもりはない、というわけか。この状況で、余裕だな」
(彼は、甘い。その人柄からも作戦上からも今ここで私を即死させることはない。威嚇の一発。これを擦り抜ければ……)

バァン

 左足に衝撃が落ちてきた。思考が途切れ、足の甲の熱が全身を縛るように響く。
 ただよう硝煙。上官として接してきた彼には見つけられなかった眼光。

「容赦はしないぞ。答える気がなければ、連れ帰ってじっくり聞くまで」
「お断りよ!」

 右足を踏み込む。撃たれた左足も後に続ける。撃たれた人間の反応を超え、一瞬虚を突かれるアードライ。脇をすり抜け、部屋を抜けていく。

「その足で走れるはずがッ……!」
 その後を追う。彼女は確かに撃たれた。血液を足跡のように散らしている。だがそれは10メートルもすると途切れ、健康な学生並みの速力で逃げる背中が見える。
 不可解だ。わけがわからない。
 輸送艦に求める彼はいなかった。しかしやっとその手がかりの尻尾を掴んだ。なのにそれはまた理屈を超えたところで自分の手から逃れようとしている。
 許せない。許せるものか。


 ひとりでに引き金を引いていた。前を行く女が胸から血を噴いて倒れる光景を映画のスクリーンのように見つめた。

「しまった!」
 軍人失格だ。折角の手がかりを、貴重な捕虜を殺ってしまった。
 また動転した気を必死に抑えながら、うつ伏せに血濡れた流木野サキにかけよる。
 流れ出した血液、開いた瞳孔、どう見てもこれは……

「!?」

 ありえないことが起こった。死んだ肉体が大きく脈打ち、瞳に光が戻った。開いてそのままだった口は、呼吸をしているように見えた。

「生き返った……だと!?」
 戸惑いながらも、その手は素早く仕事をこなした。流木野サキの身体をひっくりかえし、仰向けにした。
 血で汚れた服の前面をナイフで切る。そのまま上半身をはだけさせる。白い胸に対照的な赤がペイントされている。
 確かに心臓の位置に銃痕はあった。しかしそれは十数秒で逆再生のようにふさがっていった。
 アードライは仮説と確証を同時に得た。
 彼は流木野サキの四肢をナイフで傷つけ、何の抵抗もさせずに彼女を捕縛した。
224流木野サキの黒歴史 (サキ凌辱風味)2:2014/02/19(水) 01:18:33.60 ID:RiC+hduf
 ドルシア月周回軌道軍の旗艦、ランメルスベルク。
 カイン大佐が率いる戦艦の中に、鹵獲したヴァルヴレイヴWと、そのパイロットである被検体が収容されていた。

 流木野サキは手術室に似た部屋に送られていた。大の字に四肢を固定されている。
 地球降下用に拵えた緑の軍服は、上半身を切り開かれた状態で身に着けている。露わになっている胸に空気が触れて寒い。
 目隠しはないが、口元は完全に封じられていた。バレているのだ。カミツキとしての習性は。

 手術着をつけた男が6人ほど、部屋に入って彼女を見下ろす。その視線はおよそ人に向けるにそぐわない冷たさを備えていた。強がりが弛緩する。この後起きる最悪の想像が止まらない。

「服を」
 手術着のひとりが指示を出す。ハサミで軍服、下着の別なくサキの着ているものを切り取ってしまう。
 豊満な胸だけでなく、開かれた長い脚も、その付け根にある秘所もすべてが晒される。
 手術台の上から射す光が、彼女のあらゆる箇所を照らしていた。
 裸身を見つめられて、羞恥に赤くなる顔も、隠せなかった。涙目になりながらも強く男たちを睨み返している。
 しかしその勢い、いつまで保つか。

「メス」
 握られた刃物。光を受けて輝くそれが、サキの目の前を通り、胸のすぐ下を切りつける。
「ん゛ーーーー!!!!んむ゛〜〜!!!」
 完全に封をしてなお響く悲鳴。裸身が拘束のなか、わずかな自由でガタガタ跳ねている。
 噴き出す血。そのまま開いてしまって、中で動いている心臓を刺し、止める。

 一時、確かに心臓は動きを止めた。だが、すぐに鼓動を再開する。
 開いた傷も、手で閉じるとひとりでにつながった。
 流木野サキ自身も、一瞬の死の後、意識を取り戻し喘ぐ。
「フゥーッ!……フゥー!」
 体は先程までの暴れ方とは一変し、手術台に完全に体重を預ける。
 そして、くたっとなった両脚をたどって、露わになってる性器からじょぼじょぼと失禁し始めた。
225流木野サキの黒歴史 (サキ凌辱風味)3:2014/02/19(水) 01:19:24.05 ID:RiC+hduf
「……!」
 彼女はそれに気付くと目を閉じ顔を横にした。何一つ隠せやしないのだが、それでも必死に耐えているようだ。
「丁度いい。尿の採取を。アレも用意しろ」
 紙コップを性器にあてがい、噴き出す尿を受け止めていく。
 この醜態の前でも淡々と仕事をする男たち。しかし、サキの身体の一点に注がれる視線がやや熱を帯びているのを彼女は察知した。

 ひとしきり出し切ると、紙コップを離した。どうやら検査に十分な量は取れたらしい。ガーゼで尿道口を含む性器全体と、身体にかかったおしっこが拭き取られた。
 気持ち悪い。触れられたくなかった。あの日の彼の手の感触を宝物のように思い出そうとした。
 そして、ガーゼはその下にある肛門も拭き取った。極めてデリケートな感触に声が出そうになる。
 そこに男の指の感触。ナカに、入っていく。

「んんんんぁっ……」
 たまらず声を上げる。男の一人が笑ったような気がした。
 指は奥まで達し、座薬らしきものを埋め込んだ。
 すると、急に腸に痛みを感じ、その一瞬後にするすると抜け出るような感覚があった。
(これはっ…!)
 察知した。そして、絶対に出すまいと肛門をきつく締めた。

「我慢しても無駄だよ。さあ、出してしまいなさい」
(やだ、やだ)
 身をよじり抵抗する。抵抗になってないが。
 もう一度肛門を指で刺激される。そこから両脚にかけて力が抜けていく。出る。

 ちびり、ちびりと穴から排便させられる。便がぬるりと出ていく快感を体で感じた。男たちがその様子をじっと見つめているのを見てしまった。
 いやらしい、いやらしい。
 完全に羞恥の色に塗りつぶされ、乳首は張り、締めるように硬くなった。便をしている最中に、膣からはどろどろと愛液が流れるのを感じた。
閉じていた性器がひとりでに開く。何かを受け入れるかのように。

 出された便も、男たちは採取してしまうと、拘束されたままのサキをストレッチャーで別室へ運ぶ。糞尿を撒き散らした後の十代の女子が股を開かれたまま仰向けで移動していく。
 それを見下ろす手術着の男たち。

 その部屋は4畳ほどの小さな白い箱だった。そこにポツンと置いてある手術台に再度拘束される。男たちは入ってこない。
 そして、部屋の扉が閉まる直前、一人の少年が放り込まれた。いや、一目ではわからなかった。白い華奢な物体だった。それも裸だった。
 その顔には見覚えがあった。
226流木野サキの黒歴史 (サキ凌辱風味)4:2014/02/19(水) 01:22:08.02 ID:RiC+hduf
 手術室の男たちはその部屋の隣の部屋で、様子をモニターしている。その眼は研究者然として真剣だが、さきほどの検査とは違い、雑談が混じる。
「あれ、どうだった?」
「調べた限りでは間違いなく人間。ただ、乗っ取られていた時の記憶はないな」
「まあ、ちょうどよかったな。カルルスタインのガキならいくら使っても問題ない」
「手頃なマウスが2体……か」


 裸の少年は一つだけ命令されていた。「目の前の女を犯せ」
 目が覚めて、帰還してから何の情報も与えられず、身体をいじくり回された。
 自分はどこにいたのか、信じられなくなっていた。
 ただ「生き残る」。カルルスタインで学んだ唯一尊いことに従った。

(いやっ、やあっ!)
 口が封じられた彼女は悲鳴さえ満足に上げさせてもらえない。
 つい数日前までの自分が、わたしに襲い掛かる。
 
 子供の手遊びが残酷に乱暴にサキの乳房をかき混ぜる。
 その動きとは別に下半身は別の生き物のように振る舞う。開かれたサキの膝裏のあたりに両足を踏み、しゃがむ形から小ぶりながら屹立するそれを穴に押し付ける。
 しかし、うまく入らなかった。それはピッタリと閉じられ、最後の最後で抵抗を示しているのか。柔らかく突く感触だけがサキを震わせ、その感覚で少年を迎えてしまいそうになる。

(ダメ、ダメ……ハルト…! 私を助けて……!)

 業を煮やした少年は体勢を180度変え、尻をサキの方へ向ける形をとった。
 彼の尻とぶら下がる睾丸が至近距離にあり、目を奪われる。それも一瞬、

(あっ!やぁっ……!)

 少年はその唇とその舌で門を濡らして濡らしてこじ開ける。
 胸に落ちる液体の感触。透明で粘性を帯びた水がぽたあぽたぽた胸を汚す。

 少年は出来に満足し、再度体勢を変え、早くも垂らし続けるそれを今度は丁寧にあてがう。
 剣があっさりと挿入される。

 痛みは一瞬だった。その後には気怠い快楽。
 子供らしく突きながら、少年はサキの胸を舌で征服する。
 這いずり回る舌に附いて動く後頭部を薄目で見る。
 サキはその癖っ毛を懐かしむ。

(祠で……)

 かつて同じような景色を見た気がした。頭を撫でて受け入れた気がした。
 ああ、馬鹿だな。あんな解りやすい言葉に、乗ってしまえば。そうできずに、こんな出来の悪いレプリカさえ愛しいと思っている。決して私は殺されはしないが、たぶんもう逢えない。

「… … … ! 」

「んんんんん!」

「… … … ! 」

 つま先から乳首の頂から腋の下から髪の毛一本までエロに充たされながら「ハルト」の放出を受け入れた。
 ただ両の眼から知らず流れるものだけが彼女の精神を具現化していた。
227名無しさん@ピンキー:2014/02/19(水) 01:26:05.35 ID:RiC+hduf
続きは近いうちに書き上げるんでそのうちー。
もういらねぇと言われても投下するんでしばしお待ちを。

あとは誰か他にじゃんじゃん投下してくれると幸い
228名無しさん@ピンキー:2014/02/19(水) 04:58:42.85 ID:xb7bZ9eS
>>227
乙です!久々の投下有難い
229名無しさん@ピンキー:2014/02/19(水) 06:24:59.31 ID:O60hGatd
>>227
投下おつです
230名無しさん@ピンキー:2014/02/19(水) 18:18:15.01 ID:sEMr+NOT
>>227
乙です!
231名無しさん@ピンキー:2014/02/19(水) 21:53:41.58 ID:kWoDuBWq
>>227
乙です
これは負けられない
232名無しさん@ピンキー:2014/02/23(日) 13:17:07.25 ID:j/k7daFY
23話で約束を交わして「生きることを諦めさせない」セツクス来ないかな?
233名無しさん@ピンキー:2014/02/23(日) 13:27:36.20 ID:OYAdigx5
ショーコの逆レイプください
234名無しさん@ピンキー:2014/02/27(木) 20:20:27.50 ID:CCEqert8
待機保守
235名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 01:42:16.14 ID:hbuMtkgz
投下待ち
236名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 18:09:22.96 ID:PziOPlnb
ちん○がにょきにょき生えてきたショーコが男女問わずレイプするの下さい><
237名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 20:10:53.44 ID:Z4iSOkuX
ちん○がにょきにょき生えてきたサキがドルシア兵男女問わずレイプした話希望
238名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 21:29:38.61 ID:v+zG3HIy
リオンとエルエルフの初夜
239名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 23:00:58.33 ID:J4jw+sh4
>>238
エルエルフがリーゼロッテ以外で唯一絆された相手がリオンだもんな
240名無しさん@ピンキー:2014/03/04(火) 02:44:12.87 ID:+1tD2fh4
でもそこに至る経緯が想像できない…
241名無しさん@ピンキー:2014/03/08(土) 17:44:22.15 ID:9ggvuVGg
小説版でセツクスがルーンに関わることが発覚
投下なにか来るか楽しみ
242名無しさん@ピンキー:2014/03/08(土) 17:55:13.56 ID:Gj5HKk/X
>>241
イヤ、アニメの時点で大体そうだってわかってただろ?
10台のガキにとって性行為なんて強烈な体験だから
ルーンに関係してくるのは解り切ってた事
243名無しさん@ピンキー:2014/03/08(土) 17:57:33.35 ID:9ggvuVGg
>>242
まあそうなんだけど
小説出るまでは
そこまでの詳細や補完とか分からなかったからね

ttp://pbs.twimg.com/media/BiLHVqSCQAEuTp2.jpg
244名無しさん@ピンキー:2014/03/09(日) 03:51:48.68 ID:es9lZi1e
>>243 しかしひっでぇ文章だな
245名無しさん@ピンキー:2014/03/30(日) 19:07:56.30 ID:qM9oyQQL
なにか来る?
246名無しさん@ピンキー:2014/03/31(月) 16:07:19.17 ID:hQjPstr+
ジンとナオのエロ書く奴いないのか
247名無しさん@ピンキー:2014/03/31(月) 20:03:42.69 ID:Ouse9hcA
>>246
ジンとナオはニヤニヤカップルだわ
248名無しさん@ピンキー:2014/04/09(水) 15:52:27.75 ID:LrY/2Z0Q
全裸age待機
249名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 18:45:09.19 ID:c6htrF2o
なんだか、予想以上に時間がかかってしまったが、ショーコ編が何とか書けた
前作、嘘の絆の2.5倍で、しかもエロ薄…
しかも8割方、ショーコの言い訳という誰得仕様
書いてる途中で小説版が出るし、
いっそ小説版準拠で書き直そうかと思ったほど
けど、話のプロットと折り合いがつきそうにないので、結局そのまま書き上げた

嘘の絆の続きになるので、ショーコがいきなりカミツキ化してます
あと、ハルトが妙に積極的だけど、これは
ルーンの補充という、大義名分があるからです
250【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆:2014/04/13(日) 18:46:48.07 ID:c6htrF2o
「ショーコさん、ショーコさん!」
「…ショーコちゃん」
気がつくと、わたしの目の前には心配そうに覗き込むアキラちゃんと流木野さんの顔、
そして狭い天井があった。
ここはパイロット控え室、モジュール77の下層にある、ヴァルヴレイヴの格納庫内の一室。
そこでわたしは、仰向けになって浮かんでいる。
低重力ゆえに浮いているが、どうやら倒れてしまったようだ。
わたしは、どうしたのだろう。
「ショーコちゃん、よかった、気付いた。」
「わたしは…」
まだ、頭がはっきりしていない。わたしはどうしてここにいるんだっけ?
確かわたしは、ヴァルヴレイヴの戦闘訓練をしていたはずだ。
新米パイロットのわたしを鍛えてもらうため、流木野さんとアキラちゃんの三人で模擬戦を実施したのだ。
カーミラの高機動戦法に翻弄され、散々な目にあったあと、わたし達はこの控え室で合流した。
女の子同士だし人目を気にすることもない。わたし達はそのまま着替えを始めていた。
ハルトとお揃いの赤いパイロットスーツ、そのファスナーに手を掛けたとき、それは起こった。
急に、胸を締め付けるような痛みと、眩暈のような視界のゆがみ、
そしてのどの奥にからくる激しい渇きに襲われた。
そのとき、髪を引き上げた直後の、流木野さんの白いうなじが覗いた。
わたしは、引き込まれるように流木野さんに近づき、そのうなじに歯をたて…
「ショーコさん、あなた」
そこでちょうど、わたしの記憶は途絶えていた。
「発作を、起こしたのよ。」

−−−−

「ヴァルヴレイヴは、時縞の記憶で動いている。」

モジュールを脱出した直後、わたし達は疑心暗鬼に囚われていた。
流木野さんの処刑と、その後の復活。アイリーンさんや北川さんのお父さんの惨たらしい死。
そして、直後に始まった虐殺。
何が起きたのか、何を信じていいのか分からなかった。
そしてハルトが、ずっと一緒だと約束してくれたハルトが、その約束を忘れていた。
忘れる筈のない約束を!
そのとき目の前に居たのは、わたしの知らないハルト、
いや、ハルトの姿をした、わたしの知らない存在だった。
だから、わたしは、
ハルトを、アルスに売り渡したのだ、自分達の身可愛さに。

わたしは、ハルトを信じ切れなかった。

七海先生の取り成しで、降下組のシャトルと話し合いを行うことになった。
そこで貴生川先生から、ハルトたちカミツキ、つまりヴァルヴレイヴのパイロットの説明を受けた。
ヴァルヴレイヴとの契約により、ハルト達はカミツキになったこと、そして…

「ハルトの、記憶?」
意味が分からなかった。ハルトがヴァルヴレイヴを動かしているって、それは操縦しているってことじゃないの?
「ヴァルヴレイヴの燃料は、情報原子ルーン、つまり、人の記憶だ。」
 記憶が燃料?
「ヴァルヴレイヴの稼働時間に比例して、時縞は記憶を失っていく。」
そして、初めて理解した、ハルトは約束を忘れたんじゃない、記憶を消されたのだと。
ハルトはわたし達を守るために、約束含め、他の全てを捨てさったのだ。
251【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 2:2014/04/13(日) 18:48:30.52 ID:c6htrF2o
−−−−

「発作を起こしたそうだな、指南ショーコ。」
執務室に戻ると、エルエルフが声を掛けてくる。
「えっ、あ、うん。」
ついさっきの事なのに、もうエルエルフの耳には入っているのだ。
わたしも席に付くとPCを立ち上げる。これからは、総理大臣としてのわたしの時間。
目下の課題は、新生ジオールの旧ジオールからの分離交渉についてだ。
「発作のリスクについては、あらかじめ説明しておいた筈だ。」
エルエルフは作業を止めると、あからさまに不機嫌な視線を向けてくる。
わたしがカミツキになってから、何度かこの視線でにらまれた。
そんなに、わたしがカミツキになったのが気に食わないのだろうか?
「それは、分かってるって言ったでしょ?」
「お前がカミツキになったことは、まだ公表されていない。だが…。」
何時になくエルエルフは、強い口調で語りかけてくる。
「…もし今度の会議の席上で発作を起こすようなことがあれば、今までの苦労は全て水泡に帰す。」
それは、恫喝とも取れる発言。
「だったら、なによ。」
ついつい言い返してしまう。
エルエルフは席を立つと、わたしの方に歩いてくる。いったい何をするつもり?
「俺はかつて、時縞ハルトと契約を交わした。ハルトが他人を襲わないよう、俺が餌となる契約だ。」
それは、初めて聞いた。ハルトが発作に悩まされていたとは聞いていたが、
まさかそんな解消法を取っていたの?
「その契約は今も有効だ。」
そういうと唐突に、襟元のスカーフを緩め、首筋を晒す。
「え、え?え!」
わたしはちょっとパニクる。エルエルフって、こんなことする子だったっけ?
「…どうした、ジャックしないのか?」
「えっと、エルエルフ、それって、噛み付けってこと?」
「貴様にはルーンの補給が必要だ。」
エルエルフはもう一度、首を傾げて首筋を晒してくる。
「あの、それはちょっと、というか…。」
エルエルフの白い肌を見ていると、唐突に先ほどの出来事を思い出す、
流木野さんの白いうなじ、そして、エルエルフの白い首筋。
「だめだめだめ、そんなのだめだって!」
わたしは何故か叫んでいた。何故か?叫ばないと、ほんとに噛み付きそうだったから。
『わたし、エルエルフを襲おうとしてた?』
「…そうか」
そう言うと、エルエルフは衣を正す。
「ルーンの補充は貴様のノルマだ。会議までに補充を済ませておけ。」
それだけ言うと席に戻って、黙々と作業を再開した。
252【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 3:2014/04/13(日) 18:50:32.83 ID:c6htrF2o
−−−−

公務を終えて寮の部屋に戻る途中、二人の人影を見かけた。ハルトと流木野さんだ。
最近、二人が一緒に居るのを、よく見かける。
二人ともパイロットだったから、接点があるのは分かっている。
けど、流木野さんのハルトへの態度が、以前にも増して馴れ馴れしいのが気にかかる。
もしかして、二人は…
ハルトと流木野さん、似合わないといえば似合わない組み合わせだ。
ただ二人は、ヴァルヴレイヴのパイロットとして、モジュールを代表する存在として世界に知られている。
もしも、二人が付き合ってたとしたら…
わたしは、何を考えているのだろう?ハルトが誰と付き合おうと、関係ないことなのに。

今のわたしには、ハルトに愛される資格なんてないのに。

そのまま気付かない振りをして通り過ぎようとしたが…
「流木野さん、それって」
「ショーコさんのことが心配なんでしょ?だったら、ちゃんとキメなさい。」
流木野さんに押しだされる形で、ハルトはわたしの視界に入ってくる。
顔を向けずに視線だけ泳がせると、流木野さんはどこかへ行ってしまったようだ。
「ショーコ、あ、あのっ」
どもりながらハルトが問いかける、緊張しているのか、ちょっとぎこちない。
「ほ、発作を、起こしたんだって?」
さっき流木野さんから聞いたのだろう。
「…うん。」
わたしは素っ気無く答える。
「あの、ショーコがだけが苦しむことないよ。僕だって、1号機のパイロットなんだから。」
『でもハルトは…』
言いかけてわたしは言葉を呑む。ハルトをこれ以上1号機に乗せるわけにはいかない。
そう、これはわたしが望んだこと。ハルトと同じ苦しみを味わうこと、それが、わたしの贖罪。
「わたしは大丈夫だから、心配しないで。」
ぜんぜん大丈夫じゃない、けど、これ以上はハルトを巻き込みたくない。
「ショーコ!」
そのまま立ち去ろうとしたわたしを、ハルトの右手が強引に引き止める。肩を掴んだ右手が微かに震えている。
「ショーコには、僕のようになって欲しくないんだ!」
それはハルトの願い。記憶を無くしてしまったハルトの、記憶を無くす前からの願い。
だけど、その願いは聴けない。だって、これはわたしの、わたしに科せられた罰なのだから。
わたしはハルトの手を振り払うと、そのま駆け出していた。
「ショーコ!」
今のわたしには、ハルトの優しさにすがることさえ許されないのだから。
253【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 4:2014/04/13(日) 18:52:21.75 ID:c6htrF2o
−−−−

寮の自室で、一人ぼんやりとしている。
マリエが居なくなってから、妙に閑散とした室内で、こうしてぼーっとしていることが多くなった。
以前だったらマリエとおしゃべりしたり、アキラちゃんとチャットしたりしてたのに、
最近は夜、誰とも話さなくなっていた。
マリエ、わたしの一番の友達。彼女と過ごしたこの部屋も、今はもの寂しく感じる。
記憶を無くしていたのに、それを感じさせない明るさと強さを持った娘。
わたしのことも影から支えてくれた。総理大臣になれたのも、マリエのおかげだ。
マリエの死は悲しかったが、それ以上にショックだったのは、
彼女がヴァルヴレイヴに乗っていたこと。
ヴァルヴレイヴの所為で命を散らせたこと。
そしてハルトも、そうなっていたかも知れないこと。

マリエのことを考えていた筈なのに、気付くとハルトのことを考えてしまう。
「ハルト…」
思い浮かべるのは、幼い頃から、ずっと一緒に居てくれた男の子。
けれどその笑顔を、優しさを、わたしは自ら捨ててしまった。
今のわたしは、後悔と懺悔を繰り返す、愚かな女。
「ああ、ハルト」
でも、胸の内には、まだ未練が残っている。
ハルトに愛されたいと思っている、そんな資格なんて無いのに。
「うぅん」
だからわたしは、浅ましくも求めてしまう、空想上の、思い人を。
パジャマの前をはだけると、自分の胸を手で包む。ハルトなら、どう触ってくれるだろう?
優しく揉んでくれるだろうか?
「うくっ、うん」
左の手のひらで乳を揉み上げながら、指で乳首をつまむ。
ハルトなら、優しく啄んでくれるかな?それとも舐めてくれるかな?
「ああ、ハルトォ」
我慢できずに、右手をパンティの下、私の性器へと伸ばす。薄い茂みの先、既にそこは、
湿り気を帯びていて、わたしの指が来るのを待ちわびている。
「ああ、入れて、ハルト」
妄想のハルトを受け入れるように、自分の指を割れ目に差し込む。
くちゅ
既に濡れているわたしの秘裂は、わたしの指を受け入れる。
『ハルトに、入れてほしい』
そう思うとたまらず、わたしは指をうごめかせる。人差し指で襞をなぞり、中指で中を
かき回す。そして、中指を差し込みながら、親指と人差し指で、肉芽を摘む。
「そこっ、ハルト、あはぁ」
胸を揉む左手にも、力が入ってくる。右胸と左胸を交互に揉みながら、わたしの劣情を
引き出していく。
右手の指は1本では足りず、中指に薬指を添えて、浅いところと深いところ往復するよ
うにかき回す。
粘りつくわたしの液が、秘裂から指に、指から襞にと広がる。
そして、指先がわたしの大切な膜に届く頃
「ハルト、いくぅ!」
わたしは、絶頂を迎える。
「ハルトオオ!」

『また、しちゃった』
わたしは、何度目か分からないため息をつく。
けっして叶うことの無い願い。
けっして届くことの無い思い。
なのにわたしは、ハルトを求めてしまう。

わたしは、罪人なのに。
254【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 5:2014/04/13(日) 18:54:44.90 ID:c6htrF2o
−−−−

「ハルトー!」
ハルトが帰還したとき、わたしはただただハルトにすがりついた。
総理大臣とか代表とか、そんなの関係ない。ただハルトに謝りたかった。
「ハルト、ごめんなさい、ハルト!」
それは、何度謝罪しても、赦されない罪。
どれだけ詰られても、どれだけ責められても、償いようのない過ち。
それでもわたしは、ただ謝るしかなかった。

「…ごめん、ショーコ。」
けれどハルトは、わたしを責めなかった。
なんで?なんでハルトが謝るの?
わたしは、叱ってほしかった。罵ってほしかった。それが当たり前、わたしの犯した罪、
ハルトを裏切ったわたしに対する、相応の罰。

わたしは、罰を受けたかったのだ、罪を償うために。

ハルトは優しい。きっとわたし達を理解し、赦してしまうだろう。でもそれではダメ。
ハルトの好意に甘え、わたしの罪をなかったことにしてしまうこと、それは、ハルトの
苦悩を無にしてしまうこと。
それは同時に、わたしの中で、わたしの罪が、永遠に赦されないということ。

なのに、ハルトは…
「…なにも憶えていないんだ。」
現実は、どこまでも残酷だった。

−−−−

「まだ補充していないのか、指南ショーコ。」
二度目の発作は、運悪くエルエルフの目の前で起きた。
執務室に入る直前、胸が締め付けられるように苦しくなり、扉が開いた途端、
エルエルフの首筋に噛み付こうとしていた。
椅子の足に躓かなければ、そのままエルエルフをジャックしてたことだろう。もっとも、
彼に噛み付ければの話だが…
頭を振って立ち上がると、エルエルフが蔑むような視線で睨み付けている。
「なぜ補充を拒む、指南ショーコ。」
わたしは答えない、答えられない。
エルエルフはそんなわたしをつまらなそう睨むと、独り言をつぶやいた。
「繰り返される発作と抑制、
機能停止するヴァルヴレイヴ各機、
再契約と発作の解消、
崩壊を始めた時縞の記憶、
記憶を失い死亡した、野火マリエ、
導き出される結論は、リミッターの解除!」
なんだ、質問する前から分かってたの?
「お前は、記憶が消えることを期待しているのか?指南ショーコ。」
わたしは沈黙する、この場合の沈黙が何を意味するか、わたしにだって分かる。
「それが、お前なりの”贖罪”なのか…」
またも言葉に詰まる。エルエルフに、この男に隠し事なんてできない、
そんなの、分かってたことじゃない!
「…ならば、協力してやろう。」
言うが早いか、エルエルフは拳銃を抜き放ち、
「え?!」
ターーン!
軽い銃声が、聞こえ…
255【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 6:2014/04/13(日) 18:57:14.42 ID:c6htrF2o
「うっ!」
気が付くと、天井を見上げていた。
頭が、痛い。
視界が、霞む。
目の前が、薄赤く染まっているよう。
わたしは身体を起こす。どうやら仰向けに倒れていたようだ。
鼻の上辺りが、何かぬめぬめする。左手の甲で拭うと、赤い血が付いていた。
「わたし、何?」
分からない、わたしがなぜ倒れているのか。
分からない、わたしがなぜ血を流しているのか。
わたしはあの時、確か銃声を聞いて…
「はっ!」
わたしの前に、銃を構えるエルエルフが立っていた。

「どうした、指南ショーコ。」
「い、いやぁ」
わたしは、エルエルフに撃たれたのだ。

「衣服に血糊が付かないよう、頭を撃ったんだがな。」
「な、なんで!」
わたしはパニクってた。なんで?なんでわたしが撃たれるの?
「カミツキがヘッドショット程度で死なないことは確認済みだ。」
「そうじゃなくて!」
思わずわたしは叫んでいた。何故か、不条理だと感じた。
「…カミツキは、その肉体の再生にルーンを消費する。
つまり、肉体の損耗が激しいほど、ルーンは枯渇し、発作は起き易くなる。」
それは、理屈だ、だからといって。
「まだ、発作が起きないようだな。」
ターーン!
再び銃声が…

気が付くと、天井を見上げていた。
頭が、痛い。
視界が、霞む。
目の前が、薄赤く染まっているよう。
わたしは身体を起こすと、そのままドアまで駆け出した。
この男はたぶん、何度でもわたしを殺すだろう。
怖かった!
ただただ、エルエルフが怖かった。

ピッ!
「…俺だ。」
エルエルフが携帯を使ってる隙に、わたしは振り向きもせずに外に駆け出す。

−−−−

気が付いたら、こんなところに来ていた。
執務室を飛び出し、校庭を駆け抜け、とにかく、少しでも校舎から遠いところへと走ってきた。
本当は、逃げちゃだめだったのに。
わたしの望みをかなえるためなら、痛くても、辛くても、発作が起きるまで、エルエルフに殺され続けるべきだった。
けど、出来なかった。
わたしはまた、自分の身可愛さに、逃げてしまった。
わたしには、度胸も根性もない。あるのは、身勝手さと我侭だけ。
自分勝手にカミツキになって、自暴自棄で記憶を消そうとして、自分可愛さで逃げ出した。全てわたしの身勝手。
「まったく、勝手よね、わたし。」
わたしは薄ら笑いを浮かべる。今は、自嘲するしかなかった。
256【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 7:2014/04/13(日) 18:59:39.46 ID:c6htrF2o
そしてたどり着いたのが、ここ。
「伝説の祠、か」
ここは、わたしとハルトの分岐点。
両思いになれるはずのこの場所で、わたしとハルトは道を違えてしまった。
ハルトはわたしを、みんなを守る道を。
わたしは、ハルトと並び立つ道を。
ハルトに並び立とうとして、総理大臣になった。
みんなを守ろうとして、各国代表と交渉し、サミット開催にまでこぎつけた。
けれど、全部無駄になった。
わたしは、マギウス達に騙されて、ハルトを裏切った。
わたしが、ハルトを信じられなかったから、みんなが、多くの人が犠牲になった。
犬塚先輩、山田君、その他たくさんの学園の仲間たち。
そしてわたしは、ハルトを、いや、ハルトの中のわたしを失った。
今のハルトは、ただの友達。
小さいときからの思い出も、何も残っていない。
わたしのことも、ただのショーコというクラスメイト。
それでも、ハルトが生きていてくれて良かった。それだけでよかった。
それ以上はもう何も、望むべくもないのに。
「うっく!」
自然と、涙が溢れてきた。もう泣かないって決めたのに!
「うあああぁ」
草むらにしゃがみ込むと、わたしは押さえきれずに泣き出していた。

「ショーコ!」
階段を上がって、ハルトが駆け寄ってくる。
こんなところ、ハルトに見られたくない!
でも身体は言うことを聞かず、ただ震えて座り込んだまま。
「エルエルフから聞いたよ。」
さっきの携帯は、ハルト宛だったの?。
「あの、僕が言っても説得力がないけど、ショーコが負い目を感じる必要、ないから。」
ハルトは優しく語り掛けてくる。
「悪いのは僕なんだから。」
「ハルトは悪くない!」
そう、ハルトは悪くない、悪いのはわたし。
ハルトを信じ切れなかった、わたしの罪。
「僕が、カミツキのこと話さなかったから…なんだろ?」
ハルトは、あのときのことを憶えていない、わたしがハルトを売り渡したときの事を。
「違うの、違うのよハルト。」
ハルトが話してくれなかったから、信じられなかったんじゃない。わたしはあのとき、
ハルトをハルトと認められなかった。
たった一つの約束を、あの屋上で語った思い出を忘れていたから、それだけの理由で。
なのに、ハルトはわたしを責めない。誰もわたしを責めない、
わたしは総理大臣なのだから、皆の責任を負うはずなのに。
学園内の対立を誤魔化すために、責任がうやむやになっていたから。

「わたしは、罰を受けなくてはならないの!」

誰も、わたしを罰してくれない。だから、自分で自分を罰しようとした、
わたしの一番大切な、ハルトとの思い出を消すことで。
カミツキになれば、何れ記憶を失う。それはとても怖いこと。
記憶が壊れていく恐怖を、ハルトはどうやって乗り越えたのだろう?
ハルトは、わたし達のために全てを捨てた。
わたしも、全ての記憶を失えば、ハルトと同じ場所に立てるかな?
257【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 8:2014/04/13(日) 19:01:59.75 ID:c6htrF2o
「ショーコ、僕は…」
逸らしていた視線を上げ、目の前のハルトを見る。ハルトは、泣いていた。
「なんで?」
なんでハルトが泣く必要があるの?わたしが、我侭言ってるだけなのに。
「僕のこと、忘れてほしくないんだ。」
それはハルトの望み。全てを失ったハルトの、最後の望み。
「僕はみんな失ってしまったけど、ショーコとの思い出も無くなってしまったけど、
だから、忘れてほしくないんだ!僕が僕だったことを。」

「そんなの、辛いよ…」
わたしは辛うじて、言葉を紡いだ。
わたしは憶えている、ハルトとの約束、ハルトと通った道、ハルトと学んだ教室。
なのにハルトは憶えていない。わたしだけが知っている、ハルトの過去、ハルトとの思い出。
ハルトが忘れてしまったそれら思い出を、全部背負えというの?
ハルトは忘れてしまってるのに!

「ショーコには、辛いと思うけど、これは僕の我侭だから。」
涙目のハルトの顔に、あの真剣な表情が浮かぶ。
あまり自己主張しないハルトだが、それでも譲れないものがあるとき、あの表情をする。
記憶をなくしても変わらない、ハルトの表情。
頑として受け付けない、そのための意思表示。

忘れさせてもくれない。一生、罪の意識に苛まれ続けなければならない。けど…
「それが、償いになるの?」

ハルトが望むのなら、それは受け入れたい、否、受け入れなければならない。
ようやく分かった、わたしは罰を受けたかったんじゃない。罰を受けることで、罪の意識を誤魔化したかったのだ。
わたしの罪は一生消えないもの。一生かかって償わなければいけないもの。
一生、罪の意識に苛まれること、それ自体が、罰。
けどわたしは、より楽な道を選んでいた。
記憶をなくすことで、罪の意識を忘れようとしていた。
なんて、なんて身勝手なわたし!

「ほら、涙を拭いて。」
ハルトはハンカチを取り出すと、顔を拭ってくれた、涙と血糊で薄汚れた、わたしの顔を。
そっか、わたし、撃たれたんだっけ。
そのとき
「くっ!」
わたしの胸に、締め付けるような痛みが奔る。前には、前かがみになったハルトの涙ながらの笑顔。
そして、わたしは…
258【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 9:2014/04/13(日) 19:04:07.06 ID:c6htrF2o
「うん?」
気づくと、唇にやわらかい感触がある。目の前には、少し傾げたハルトの顔、そして…
『わたし、キスしている!』
ハルトの唇が、わたしの唇を塞いでいる。
わたしの、ファーストキス。
ハルトとの、ファーストキス。
ハルトの唇が、啄ばむようにわたしの唇をなでる。それだけで、脳の芯に痺れが奔る。
わたしは思わず、舌先を伸ばして、ハルトの唇を舐める。
それが合図になったのか、ハルトも舌を伸ばして、わたしの唇を割ってくる。
二人の舌を互いに絡め合い、口腔を擦り合う。それを、息苦しくなるまで続ける。
唇を離したとき、わたしの身体は、すっかり力が抜けていた。頭が蕩けて、何も考えられなくなっていて、
わたしはそのまま、草地に倒れこんだ。
わたしを支えようとしたハルトは、そのまま覆いかぶさる格好になる。
これって、この格好って…
ハルトに、押し倒されているみたい。
「ショーコ…」
目の前のハルトが、心配そうに覗き込んでいる。さっきの、発作の所為だろうか?
「ハルト、わたし…」
「ショーコ、あのっ」
お互いに、声を掛けようとして、言葉に詰まる。ハルトの顔が、何故か赤らんでいく。
その時、初めて気付いた、ハルトのネクタイが緩み、シャツのボタンが2つ3つ飛んでいるのが。
『えっ?』
さっきまでは普通の服装だったのに…
もしかして、これも発作の所為?
わたしが暴れた所為で、ハルトの服が乱れてしまった…
わたし、ハルトを襲おうとしたの?
今は、押し倒されている格好だけど、もしかしたら、わたしがハルトを押し倒していたかもしれない…

「ショーコ!」
わたしが、混乱する頭を整理している合間に、ハルトが話しかけてくる、
何故か、場違いなほど真剣な表情で。
「…僕も、オトコノコなんだ。」
そう言うと、わたしの胸に右手を当ててくる。ブラウスを避け、ブラジャーの上からわたしの胸を掴む。
ハルトの服だけじゃない、わたしのブラウスも胸元が肌蹴ていて、ブラが覗いていた。
『まるで、わたしが誘っているみたい。』
そう意識すると、急に顔が火照ってくる。
けれど、胸に手を当てたまま、ハルトは動かない。そう、こんな状況になっても、ハルトはわたしを気遣ってくれている。
「…いいよ、ハルトになら…」
わたしは、かすかに呟く。
本当は違う、今すぐにでもハルトに抱いてほしい。けれど、まだわだかまりもある、
わたしに抱いてもらえる資格が、愛される資格があるのか?と。
ただ、ハルトがしたいのならば、わたしは喜んで全てを捧げる。
弄ばれてもいい、捨てられてもいい、ハルトが望むこと、全部叶えたいのだから。
「ショーコ…」
そうしてハルトは、再び口付けをしてくれる。
ゆっくりと唇を重ねると、ハルトが、舌を伸ばしてくる。
わたしも舌を伸ばして、ハルトの舌と絡める。お互いの口の中に舌を伸ばし、口腔を舐め合う。
キスの最中からハルトの右手が、ブラ越しに左の胸を揉み始める。
最初は鷲掴みにされたみたいで少し痛かったが、徐々に周りから胸を揉みあげるようにしてくれる。
「くふっ」
口内の蕩ける感触と胸から昇る快感に息を漏らしたことで、いったんわたし達のキスは中断する。
ハルトの唇から引く糸は、わたしの唇からあごへと落ちていく。
259【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 10:2014/04/13(日) 19:07:18.50 ID:c6htrF2o
『ハルトが、キスしてくれた…』

もうそれだけで、天にも昇る気持ちだった。
さっきみたいな、発作による事故じゃない。
ハルトが、わたしを求めてくれる。
ならばわたしも…
ハルトが揉んでいる左の胸に自分の左手をあてがう。
それは制止の意味、だけど本当は直に触ってほしいから。
フロントホックを外すと、ブラをずらす。それで、わたしの二つの胸が、ハルトの眼前に晒される。
ごくっ!
ハルトが生唾を飲み込むのが分かった。
『わたしの胸、どうかな?』
問いかけるまでもなく、ハルトは胸に吸い付いてくる。
赤ん坊のように乳首をしゃぶる、唇で啄ばむ。舌先で転がすように舐める。
「はうぅん!」
そして胸の谷間に頬ずりしながら、乳輪を嘗め回す。
今まで感じたことのない快感、
『自分でするときより、キモチイイ…』
思わず、ハルトの頭を抱きしめる。もっともっと、弄ってほしい、舐めてほしい。
ハルトは右手で胸を揉みしだきながら、唇と舌で乳首を攻める。
「くうぅん、ハルトォ…」
そんなハルトの攻めを感じながら、わたしは思う、

こんな幸せなこと、あってもいいの?
わたしは、ハルトを売った女。
わたしは、ハルトを拒んだ女。
そんなわたしが、ハルトに抱かれて、こんな幸せな気持ちに、なっていいの?

答えは、ない。
今はただ、流されるまま、ハルトのために尽くそう。
「あはっ!」
つい甘い声が漏れてしまう。
ハルトが求めてくれるなら、わたしは全てを捧げられる。
スカートに手を掛けるとホックを外し、腰から腿までずり下げる。
胸をこねていたハルトも、わたしの動きに気付いたようだ。
身体を起こすと、スカートを脱ぐのを手伝ってくれる。
身体を横にずらし、わたしの両足を持ち上げるとスカートを引き抜く。
そして横向きになったハルトの前に、わたしの下肢が、少し湿ったパンティが晒される。
「ショーコ…」
ハルトは足元に近づくと、左足を持ち上げ、腿に口付けをする。
そして、徐々に上のほう、わたしの秘所に向かって唇を這わせてくる、ときに啄ばみ、ときに舐めて。
そしてハルトの口先が、わたしの谷間を覆う布の前まで来る。
わたしの中からは蜜が湧き出て、パンティに薄っすらとシミを作る。そのシミの上に、ハルトの唇が重なる。
「ふわっ」
布越しに伝わる感触に、思わず声を上げる。唇を離すと、ハルトはパンティに手を掛ける。
ハルトはゆっくりと、蒸れたパンティを下ろしてゆく。わたしの中の、雌の匂いがひろがってゆく。
ハルトはまじまじと、わたしの恥ずかしいところ見つめている。そして…
ぴちゃっ
ざらついた感触が、左の襞をなぞる。
「ひあぁぁん」
ハルトが、わたしのあそこを、いやらしいところを、舐めあげている。
「ハルト、そんなところ…」
わたしの言葉など意に介さず、ハルトは秘部を嘗め回す。わたしの秘裂に舌を浅く差し
込むと、中から湧き出す蜜を、左右の襞に舐め広げる、びちゃびちゃと音をたてながら。
『わたし、気持ちよくなっちゃう!』
ハルトに尽くしたいと思っているのに、これじゃアベコベだ。けれど、どうやって尽くせば…
不意に、左足を持ち上げていた手が離れる。ハルトは、自分のベルトに手を掛けていた、
そして、一気にズボンを下ろす。
ズボンを脱いだハルトの下肢から、肉の塊が突き出ている。
260【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 11:2014/04/13(日) 19:10:26.93 ID:c6htrF2o
『これが、ハルトのおち○ちん』
以前に、無修正ビデオを見たことがあるけど、それと同じものが、ハルトの股間についているなんて…
びくびくと脈打つ肉塊は、とても同じ生き物の一部とは思えない、グロテスクな姿をしていた。
『あれが、あんなものが、わたしの中に入るの?』
それはやっぱり、ちょっと怖い。
ハルトのものだとは分かっているけど、初めてなんだから、怖いものは怖い。
「ショーコ…」
ハルトが声を掛けてくれる。ハルトが、わたしを心配しているときの声だ。
わたしの怯えが、伝わってしまったの?
「わ、わたしは大丈夫だから…」
あわてて笑顔で取り繕う。本当は大丈夫じゃない。
けど、ハルトのものが思ったより立派すぎて、怖くなったなんて言えない。
「ハルトの、したいようにして。」
それだけ言うのが精一杯だった。
ハルトは再び正対すると、わたしの足を開いて身体を割り込ませてくる。
思わず、足を閉じそうになるけど、なんとか力を抜いてハルトを受け入れる。
わたしの割れ目に、熱くて硬いものが押し当てられる。
「ショーコ、いくよ…」
そこで一旦、ハルトの動きが止まる。あくまで、わたしを気遣ってくれる。
「うん!」
わたしは小さくうなづく。そして、
「むっ!」
「くっ!」
ハルトの肉塊が、わたしの秘所に入ってくる。
愛液で濡れてる筈なのに、わたしの秘所からは、鈍い痛みと圧迫感が伝わってくる。
『痛い、やっぱり痛い。』
声を漏らしそうになるのを必死で抑える。
わたしはハルトに尽くすと決めたのに、こんなことでハルトを気遣わせたくない。
いまのわたしにできることは、精一杯の笑顔でいること。たとえ涙を流しても…
あれ、わたし、泣いてるの?
痛いから?苦しいから?ううん、違う。
きっと、ハルトと繋がっているから…
そして、
びちっ!
身体を切り裂くような痛みが、脳髄へと駆け上がってくる。
261【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 12:2014/04/13(日) 19:12:14.47 ID:c6htrF2o
「きいぃ!」
さすがに、声を出してしまった。痛い、イタイ、いたい。
ハルトのものが、わたしの初めてを貫いた。
わたしの、初めて。
ずっと捧げたいと思っていた、わたしの処女。
股間から、おなかの奥から、鋭い痛みがわたしを苛む。
けれどわたしは、もっと別のもので胸が一杯になる。
「うっ、うわあああああん。」
抑え切れなかった。ハルトがわたしの処女を奪ってくれた。
それだけで、こんなに嬉しいなんて!
「ショーコ!大丈夫か?」
ハルトはやっぱり気遣ってくれる。身体を、腰を引こうとする。
「ちがうの、痛いからじゃないの。」
本当は痛いのもあるけれど、それだけじゃない。
「嬉しいの、わたし、嬉しいの!」
想いが言葉に紡がれる。隠す必要もない、本当の気持ち。
「わたし、ハルトにあんな酷い事したのに、
あんな酷い事言ったのに。
絶対赦してもらえないと思っていたのに!」
わたしの中の自責と後悔があふれ出る。
「なのに、ハルトに抱いてもらえるなんて、
初めてを捧げられるなんて!」
「ショーコ」
「嬉しい、嬉しすぎるよお…」
わたしはまた泣いていた。涙も言葉も想いも、止め処もなく溢れ出てくる。
「ねえハルト、わたし変かな?」
泣きじゃくるわたしの顔に、ハルトが手を伸ばしてくる、目尻に指を当て、涙を拭いてくれる。
「これが、ショーコなんだね。」
ハルトは繋がったまま、わたしの目を見つめてくる、優しいけど、真剣な表情で。
ハルトはわたしを知らない。ハルトの中に、わたしとの思い出は残っていない。
だからこれが、ハルトにとってのわたしの全て。
ハルトとの、新しい絆。
262【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 13:2014/04/13(日) 19:14:46.04 ID:c6htrF2o
「…いいよ、動いても。」
思いの丈を吐露して、ようやく一息つく。
ハルトはその間、じっとしていた。わたしが落ち着くのを、待っていてくれた。
「ハルトに気持ちよくなってほしいから…」
本当は、まだ鈍い痛みが繰り返し上がって来ているけど、
このままじゃ、ハルトはいけないだろうし、時には、強がりも必要だから。
「うん。」
ハルトは頷くと、腰を動かし始める。
ずずっ
肉棒が中で擦れて、わたしの襞を巻き込む。
「きゃん。」
やっぱり痛い。内壁を擦られるたびに、熱いような痛みが奔り、押し広げられる鈍い痛みと重なる。
でも、ハルトに感じてほしいから、痛みに耐える。
「はっ、ショーコ!」
けどやっぱり、ハルトには分かってしまう、わたしが痛がっているのが、痛みに耐えているのが。
『ハルトは、ハルトなんだ。』
記憶をなくしたのに、わたしの仕草なんて憶えてないはずなのに、ハルトには分かってしまう。
「大丈夫、だから…」
わたしはそれでも、ハルトを促す。ハルトが求めてくれるんだから、何だって我慢できる。
「初めてで痛いのは、しょうがないんだから…」
見つめる先の、ハルトの瞳、こんな時でも、澄んだ瞳をしている。
色に溺れるでもなく、わたしのことを気遣う、優しい瞳。
ふたたびハルトは動き出す。今はただ耐えるだけ。ハルトが望むこと、全部叶えたいから。
「ふぅ、ショーコ、僕は、はっ」
ハルトな何かを言いかけて、止める、たぶんそれは、今は必要ないもの。
ハルトの想いが、ハルトの気持ちが、どこにあるのかは分からない。
けど、これだけは分かる、
ハルトが、いまこの時を、大切に思ってくれていることが。
ハルトにとって今のわたしが、新たな思い出の一幕になること、それがすごく嬉しい。
「うっ、くぅん」
だから、無様な姿は見せられない。精一杯の笑顔で、ちょっとだけ涙目だけど、
それでも今の喜びを伝えたい。
だって、本当に嬉しいんだもの!
突き上げられるたびに痛みが襲うけど、それよりも、今こうして、ハルトと繋がっている事の方が、ずっと嬉しい。
だから
「ハルト、来て!」
もっと貪欲に、ハルトを求める。
「うっ、ショーコ」
ハルトもだんだんとペースを上げてくる。
痛みも増すけれど、それとは別な感覚も芽生えてくる。
膣壁を擦る動きが、熱いハルトの脈動が、痛み以外の感覚を引き出してくる。
そう、自分で慰めていたときに感じたのと、同じ快感。
今は痛みの嵐のなかで光る、小さな灯火に過ぎないけど、
これが、ハルトによってもたらされたものだと思うと、とたんに嬉しくなってくる。
「あぁ、ハルト、ハルトォ」
痛いけど、痛いからこそ、ハルトのくれる快楽を求める。
263【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 14:2014/04/13(日) 19:16:45.43 ID:c6htrF2o
「ふぅ、はぁ、はぁ」
ハルトの息遣いも荒くなってくる。そのとき、ハルトの表情に、急に変化が現れる。
『えっ!』
ハルトの眼は血走り、顔には引っかき傷のような赤い痣が浮かんでいる。
顔に出る、赤い痣。
それって確か、発作の兆し…
わたしはまだ、自分の発作を見たことがない。
だから聞いていた発作の症状も、ハルトの症状についてだけ。
『これが、ハルトの発作…』
ハルトもまた、ルーンの渇きを感じていたの?
そして、わたしにも訪れる、胸を締め付ける痛みと、堪えようのない渇き。
けれど、その渇きは、別の衝動で塗りつぶされる。
おなかの奥、わたしとハルトの繋がっている所、鈍い痛みを上がるその場所から、
こみ上げてくる、熱く痺れるような衝動。
痛みも痺れも渇きも、一緒くたになって、頭の中をかき回してゆく。
そして、
「あぁ、ハルト、来る、来ちゃう!」
「はぁ、ショーコ、僕も!」
どくっどくっ!
熱い奔流が、わたしの中に注ぎ込まれる。
「はあぁぁぁん」
おなかの中に溢れてくる、熱い塊と熱い液。
それが脈動するたびに、痛みを超えた刺激がわたしの脳へと駆け上がってくる。
『ハルトの、せーえき』
熱に浮かされた様に、わたしも絶頂を迎える。
そのとき、何か暖かな光が、わたし達を包んでいるような気がした。

−−−−

ハルトが精を放った後、倒れこんだ姿勢のまま、草むらから空を見上げる。
ハルトはわたしの胸の上で、浅く息をついてる。
まだ、痛みが鼓動にあわせてにじり上がってくるけど、今はそれ以上に、満ち足りた気持ちで一杯だった。
『ハルトと、Hしちゃった…』
それは、ずっと思い続けていた願い、けれど、けっして叶えられないと思っていた願い。
ハルトが帰ってきてから、ううん、ハルトを拒否してから、ずっと考え続けていた、
どうすればハルトに赦してもらえるのか、と。
けど、それは徒労だった。ハルトに赦してもらうことは、もうできない。
けど、だけど
ハルトに、抱いてもらえた。
発作の衝動を口実にした、ただの事故のようなものだけど、それでも
ハルトに、処女を捧げられた。
それだけで、胸の奥が暖かくなる。
264【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 15:2014/04/13(日) 19:18:28.85 ID:c6htrF2o
「うっ、ううっ」
胸の上で、ハルトがうなっている、胸元に水滴が落ちる。
ハルトが、泣いている。
「ハルト?」
ハルトの顔を覗き込むが、ハルトは顔を背けたまま呟く。
「僕には、分からないんだ、なぜこんな気持ちになるのか…」
記憶を失った、ハルトの戸惑い、それはたぶん、わたしのこと。
ハルトはわたしを知らない、そして、以前のハルトの想いも…。
わたしを抱いたことで、ハルトが罪悪感を感じているの?
それは、少し寂しい。
わたしは、ハルトが好き。だけど、それを口にすることはできない。
ハルトに、気持ちを押し付けることはできない。
「…気にしなくてもいいよ。」
わたしは、努めて笑顔を作る。ハルトの負担にならないこと、それが今のわたしの務め。
「わたしとの事は、遊びでかまわないから、だって…」
「ショーコ」
「だってわたしは、ハルトを裏切ったから。」
「!」
ハルトの表情が暗くなる。何度も繰り返し話した、わたしとハルトの決別の話。
『だからわたしには、ハルトに愛される資格なんてないの!』
口元から零れ落ちそうになる、心の叫び。でも今は、それさえもハルトを拘束してしまう。
「ショーコ、でも君は…」
ハルトは、たぶんわたしを庇おうとする、記憶をなくしても、ハルトはハルトなのだから。
本当は、過去の全てを清算して、ハルトに愛されたい。けれどそれは、もう無理なこと。
あの時の過ちで、わたしは自らハルトを拒んでしまった。
『ハルトに愛されなくてもいいの、わたしは、変わらず愛し続けるから。』
そう、これは、わたしの我侭。
報われない好きでも、いいじゃないの!
「ハルトは、気にしないでいいよ。」
わたしは一生、罪を背負わなければいけない。一生、罰を受け続けなれればいけない。
遊びでも、慰みでもいい、たとえ、ハルトに愛されなくても。
ハルトが望めば、何度でもこの身体を捧げ、ハルトを受け入れる、
この、おなかの中の熱い滾りのように。
その時不意に、わたしの脳裏に浮かんだこと、

それで、もし、わたしが妊娠したら…

今までの満ち足りた気持ちが、急に萎えていく。
わたしは、ハルトのあかちゃんを生みたい。けど、ハルトがそれを望まなかったら?
ハルトに隠れて、生むことができるだろうか?今のわたしに。
総理大臣としても、パイロットとしての役割もあるわたしに。
…堕ろす、しかない。
わたしは、ハルトが好き。でも、ハルトの負担にはなりたくない。
次は、ちゃんと避妊しないと…。

「…ショーコ、君はそれでいいの?」

急に落ち込んだのを心配したのか、ハルトが問いかけてくる。
その問いかけに、心が揺さぶられる。
「だって、仕方ないじゃない!ハルトは、何も憶えていないんだから!」
ハルトは、わたしの思いに応えられない、それ以前に、わたしはこの思いを伝えられない。
だからわたしの思いは、けっして報われない…
265【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 16:2014/04/13(日) 19:20:45.15 ID:c6htrF2o
「…僕には分からないんだ!なぜ、ショーコのことが好きなのか!」
「えっ?」
突然の告白に、一瞬、わたしの頭の中が空っぽになる。
ハルトが、好きって、言ってくれた。
「最後の、あのマギウスとの戦いで、僕は全ての記憶を失ってしまった。
けど、あの時、ショーコのことを、ショーコが一生懸命だったことを思い出して…」
涙ながらにハルトは語る、ハルトに残っていた最後の記憶を。
「ショーコのためにも負けられないって、そう思ったんだ!」
「なん、で?」
なんで、ハルトはわたしなんかのために戦ったの?あんな酷い事をした後なのに!
「理由なんか分からない。ただひとつ、分かっているのは…」
ハルトは眼に涙を湛えならが、わたしを見詰める。
「あの時の僕は、ショーコが好きだったんだ。」
「う、そ…」
あんな酷い仕打ちをした後なのに、ハルトはわたしのことを思ってくれていた。
何故だろう、すごく嬉しいことのはずなのに、何故かすごく悲しい。
わたしは、手に入れられるはずだったものを、自ら捨て去っていた、
ハルトの心を、ハルトの愛を。

時は戻らない、ハルトの記憶も戻らない。
「あああぁぁ」
後悔が、言葉にならないうめき声として溢れ出る。
これが、わたしの背負った罪、わたしが受ける罰。
わたしが償わなくてはならない、わたし自身の過ち。
「ごめんなさい、ハルト、ごめんなさい…」
謝るのは何度目だろう?何度謝れば赦されるのだろう?
「ショーコ!」
ハルトが心配そうに見詰めている。
さっきまではハルトが泣いていたのに、今ではわたしが泣き叫んでいる。

「わたしも、ハルトが好き!」

言ってしまった、けっして言うまいと決めていた言葉。
「ずっと前から好きだった、ずっとずっと前から言いたかった、けど…」
わたしは、自分の思いがとめられない。
「わたしは、ハルトを裏切ったから、ハルトを傷つけてしまったから…」
吐息が掛かるほど近くにある、ハルトの顔、ハルトの唇、涙に濡れた、ハルトの瞳。
すぐにでも手に入れられるほどの距離、けど、決して縮まらない距離。
「わたし、ハルトに謝りたかった、赦してもらいたかったの、けど…」
けれどハルトは、昔のハルトは、もういない。
今のハルトは、わたしの罪を知らないから、ハルトは、優しすぎるから…。
「わたしは、誰に謝ればいいの?」
結局わたしは、誰からも赦されない…
266【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 17:2014/04/13(日) 19:22:58.70 ID:c6htrF2o
「…ごめんショーコ。」
『優しい』ハルトは、それでもわたしを庇おうとする。
「なんで、なんでこんなときまで謝るのよ!」
わたしの見つめる先、ハルトの瞳は、涙を流しながら、それでも優しげに光っている。
「過去に囚われたいたのは、僕の方だったんだね。」
「えっ!」
ハルトの言葉が、理解できなかった。過去を忘れてしまったはずの、ハルトの過去?
「…ショーコと一緒にいれば、昔の僕が、取り戻せるんじゃないか?って。」
「あっ!」
『僕が僕だったこと』
ハルトの願い、ハルトが知りたがっていたこと。
「ショーコには、辛い思いをさせると分かってた。
でも、ショーコといれば、昔の僕が、ショーコとの絆が、取り戻せるんじゃないかと思っていたんだ。」
わたしは、改めて思い知らされる、わたしが失ったものを。
わたしは、こんなにもハルトに想われていたんだ。
「けど、間違ってた。僕はもう、元には戻れないんだ…」
寂しそうに微笑むハルト。
「そんなことない!ハルトは、ハルトだよ!」
それだけは間違いない、だってハルトは、こんなにも優しいんだから。そして…
「いいんだ、元に戻れなくても、自分の、今の気持ちが分かっただけで。」
「ハルト…」

「やり直そう、はじめから。」
 
ハルトはそう言うと、涙を振り払って見つめてくる、あの譲れない思いを秘めた、真剣な眼差しで。
…そう、ハルトは、こんなにも強い意思をもっているんだから。
「でも、わたしは何も償っていない…」
やり直す、ハルトと二人で。なんて甘美な誘惑だろう。
でも、わたしは何もしていない。ハルトになにもしてあげられない。
処女を捧げたのだって、わたしの願い。
なのにハルトは、わたしを赦すというの?

「それじゃ、ダメ!」
わたしは、わたしを赦せない。
「わたしは、やり直さない。わたしは、変われない。だって…」
さっき心に誓ったばかりじゃない!一生、罪を背負っていくって。
「わたしは変わらず、ハルトのことが好きなんだから!」

「それでいいよ、ショーコ。」
ハルトは、涙を拭って微笑んでくれる。
そこにいるのはたぶん、新しいハルト。
過去に決別し、信じる未来を目指す、力強い意思で。
だけどやっぱり、ハルトはハルト。
わたしは、ハルトの過去を担おう。嘗てのハルトが、今のわたし達に何を残してくれたのか、
それをハルトに伝えよう。

それが、わたしの償い。
古いハルトと新しいハルト。どっちも、ハルトなんだから!
267【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 18:2014/04/13(日) 19:25:06.90 ID:c6htrF2o
そして、どちらともなく、再び唇を重ね合わせる。ハルトとの、3度目のキス。
やっと、やっと繋がった、身体でなく、心が。
わたし達は遠慮なく唇を貪る。唇を啄ばみ、舌を絡め、口腔を、歯茎を嘗め回す。
キスを続けながら、ハルトの右手がわたしの胸を揉みしだく。
「ふぁあ」
思わず吐息が漏れる。名残惜しそうに伸びる二人の唾液。ハルトは唇を離したけど、キ
スをやめるつもりはないみたい。唇からあご、首筋、鎖骨へとキスの雨を降らせていく
「ああ、ハルト…」
わたしは、ハルトの胸元に手を伸ばす。わずかに残ったボタンを外し、下着をたくし上
げると、意外としっかりした胸板が覗く。
『男の子も、乳首で感じたりするのかな?』
ハルトの乳首を撫でようと、手のひらを胸に押し付ける。指の谷間で乳首を挟むと、手のひらを回すように胸を擦る。
「うぅ!」
ハルトは感じてくれたのか、くぐもった声を漏らす。
そんなわたしの行動に対抗してか、
「くん!」
ハルトの唇が、わたしの右の乳首をくわえ込む。
唇で啄ばみながら、舌先で転がされると、甘い刺激が胸から這い上がってくる。
それでも、もっと強い刺激がほしいから
「…噛んでも、いいよ」
わたしは、ハルトにお願いする。
ハルトは、乳輪を嘗め回しながら、答える。
「ん、噛んじゃだめだって…」
そうだった。わたし達はカミツキ、噛み付くことで、相手の身体をジャックしてしまう。
『甘噛みもできないの…』
ちょっとだけ残念。でも、ハルトは、わたしを感じさせようと、舌と唇で乳首を弄り回してくれる。
『なんだか、ハルトに気持ちよくしてもらってばっかり。』
わたしだって、ハルトを気持ちよくしたいのに!
ハルトの胸から背中に手を回しならが、どうやったらハルトを感じさせらるか考える。
『やっぱり、アレよね?』
今は陰になって見えない、ハルトの男根。
あれに手を伸ばせば…と思うけど、小柄なわたしでは、手が届かない。
今は、背中を撫で回すのが精一杯。
胸を揉んでいたハルトの右手が、おなかの上を滑っていく。目的地はたぶん…
「ひぁ!」
わたしの秘所、ハルトの精を受け、今も中から愛液がにじみ出ている、わたしのいやらしい所。
ハルトは身体を右側にずらすと、斜め下からわたしに覆いかぶさる。右手は秘所に、左
手は右肩から背中に。そしてその唇が、右胸から左胸に移る。
「あん!きもちいぃ。」
右手の愛撫で硬くなっていた乳首は、唇で啄ばまれただけで感じてしまう。
ハルトの右手は、まだ秘唇の上を撫でるだけだけど、わたしの中からは、愛液と精液があふれ出てくる。
『今の体勢ならば…』
わたしは、おずおずと右手を伸ばす。身体が斜めになった分、たぶん近づいてるはず。
…そしてわたしの右手が、熱くて固い肉棒にたどり着く。
『これがハルトの…』
びくびくと脈打つ肉塊を、やんわりと握る。目で見たときより、手で触れたときのほうが、より大きく感じるなんて。
これが、わたしの中に入ったというの?
「うっ、ショーコ」
軽く握りこむと、ハルトが上ずった声を上あげる。痛かったのかな?
「ご、ごめんなさい!」
「ううん、その、驚いただけだから」
よかった、ハルトを痛がらせたわけじゃなかった。わたしは少しずつ、一物を擦り上げる。
『こんな感じでいい?』
そう問いかけるより先に
「きゅん!」
ハルトの指が、わたしの秘裂に挿し込まれる。
268名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 20:34:32.93 ID:ah8HCGTC
キター!待ってました!連投支援
269【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 19:2014/04/13(日) 20:42:04.15 ID:c6htrF2o
「はぁ、ハルトォ…」
ハルトの指が、濡れそぼった秘裂をぐちゃぐちゃにかき回す。
胸のような甘い刺激でなく、しびれるような感覚が上ってくる。
わたしも負けじと、右手を動かす、少しでもハルトに、感じてもらいたいから。
…といっても、どうすればいいのか、よく分からない、上下に擦ればいいらしいけれど、力加減とか、往復する速さとか。
とにかく感じて欲しいから、懸命に擦りあげる。
「シ、ショーコ!もぅ、僕は…」
「いいよ、か、掛けても」
ハルトも感じてくれいる。このまま射精されてもいい。でもハルトは
「うん、それじゃあ、もう一度」
そういうと秘所を弄るのをやめ、わたしの右手を優しく外す。
身体の向きを直すと、わたしの足を押し広げようとする。
やっぱり、入れる方がいいんだよね?
「ショーコ、力を抜いて。」
わたしはあわてて足の力を抜く。ハルトはしゃがみ込むと、男根を秘裂へと押し当てる。

今度は2回目なんだから、前より痛くないよね、あそこだって、よく濡れているし。
「…いくよ。」
「うん!」
今度は、流されるんじゃない、わたしも、ハルトと繋がりたいから。
そして、ハルトはゆっくりと、一物を押し込んでくる。
『やっぱり、キツイ?』
十分に濡れてるはずなのに、わたしの膣はハルトのものでギュウギュウになっている。
重い圧迫感が鈍痛となって湧き上がってくる、そして…
ぶちっ!
何かが裂けるような痛みが脳髄へと駆け上ってくる。
「きいぃぃ!」
ナニ、コレ?イタイ!
ちょっと、初めてのときと、同じくらい痛いじゃない。
「ショーコ!」
ハルトが心配そうに声を掛ける、やっぱり、痛いのがわかってしまうから。
「だ、だいじょうぶ。」
口では言うけれど、全然大丈夫じゃない。
引き裂かれるような鋭い痛みと、押し広げられる鈍い痛みとが交互に襲ってくる。
2回目なのに、全然楽になっていない。
「2回目じゃ、まだ慣れないのかなぁ。」
とりあえず苦笑いを浮かべ、泣きそうな痛みに耐える。初めての時だって我慢できたんだもの、今だって我慢できる。
「それより、ハルトはどう?」
痛みを紛らわすために、ハルトに話しかける。
「えっ、あ」
ハルトはキョトンとした表情を浮かべる。
わたしから、質問されるとは思ってなかったのだろう。
「わたしのなか、きもちいい?」
「ああ、暖かくて、きつくって、ってそうじゃない!」
流石に誤魔化せないか、ハルトは腰を引こうとする。
「待って!」
ハルトの手を取り、引き留める。
「このまま、続けて…」
「でもショーコ、まだ痛そうだし…」
やっぱり、ハルトは優しい。
「でも、痛いのでやめたら、何時までも気持ちよくなれないし…」
わたしだって、もっと気持ちよくなりたい。だから、ここで止めるなんていう選択はない。
それに…
「ハルトだって、気持ちよくなりたいんでしょ?」
今ハルトに動かれると、痛みで泣き出してしまいそうだけど、ハルトに喜んでもらえること、その方がずっと嬉しいから。
「だから、このまま続けて。」
270【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 20:2014/04/13(日) 20:43:31.81 ID:c6htrF2o
「…うん。」
ハルトは覚悟したように頷くと、ゆっくりと腰を動かし始める。
痛くないよう、わたしを気遣っての動きだけど、あまり効果はない。
やっぱり、痛い。
「うぐっ、くっ!」
引き裂かれる痛みに声を抑え切れず、小さな悲鳴が漏れてしまう。
「ショーコ、やっぱり…」
ハルトは肉棒を差し込んだまま動きを止める。
やっぱりハルトはハルトなんだな。こんなときでも、自分よりわたしのことを気遣ってくれる。
「だいじょうぶ、ちょっと声が出ただけ。もう、そんなに痛くないし…」
わたしは強がって、痛くないふりをする。
ハルトに気持ちよくなってもらいたい、そのためには、今は我慢するしかない。
「…」
ハルトは何も言わず、繋がったまま唇を重ねてくる。
「…ん!
そのままわたしに覆いかぶさると、背中に手を回し、強く抱きしめてくれる。
わたしも、ハルトのわきの下から背中に抱きつく。
上と下とで繋がったまま、抱きすくめられている。
背中を擦る感覚と、唇を啄ばまれる快感とで、だんだんと痛みが治まってくる。
少し息苦しくなって唇を離すと、今度は顔を寄せて頬ずりをしてくれる。
「はぁ、ショーコ」
そうしてハルトは、またゆっくりと抽挿を再開する。まだ痛いけど、これなら我慢できる。
「はうぅ、ハルトォ」
ハルトの胸で乳首が擦れて、ちょっと気持ちいい。
わたしを庇って、痛みを減らそうとして、全身でわたしを愛撫してくれる、そんなハルトの優しさが、心を満たしてくれる。

痛いけど、嬉しい!
痛いけど、気持ちいい!
痛いけど、大好き!

わたしも段々と感じてくる。さっきと同じしびれるような快感、突き上げられる度に、おなかの置くかが湧き上がってくる。
うねるような快楽の波、それらが痛みの信号と混ざって、頭の中をかき回していく。
「ああ、ハルト、ハルト!」
「うぅ、ショーコ、もう…」
ハルトの動きが速くなる。腰が跳ね上がるほどに衝かれ、わたしの身体も絶頂へと誘われる。そして…
「はぁぁ、ハルトォオオオ!」
「うくっ!」
どくん、どくん、とくん。
ハルトの精が放たれると同時に、わたしも絶頂の波に流されていく、おなかの中から湧き上がる、あの熱い奔流に。
「はあぁぁぁぁぁぁ!」
そして、何か暖かい光に包まれながら、わたしの意識も、絶頂に飲まれていった。
271【ハルトxショーコ】罪と罰と償いの絆 epilogue:2014/04/13(日) 20:46:58.92 ID:c6htrF2o
−−−−

「本日は遠路はるばるモジュール77にお越しいただき、ありがとうございます。」
そして、会議の日が訪れる。
かつてのサミットの会場となった咲森学園の体育館に、ドルシア、ジオール、そしてモジュール77の代表が集まった。、
ここでは、ドルシア王党派を中心としたレジスタンスの指導者達、
旧ジオールの官僚達を中心としたジオール暫定政権、
そして、わたしたちモジュール77の政府関係者が、一同に会している。
ドルシア内部ではまだ総統派の抵抗が激しく、統一までには時間がかかるらしい。
旧ジオールにしても、一部地域が総統派の部隊に占拠されており、完全な独立回復にはまだ関門が残されている。
しかし、このタイミングでドルシア新政府とジオール政府の高官との会合を設けることは、
世界に対して両者の正当性をアピールし、戦後の問題処理を円滑に行うための下準備をする意味がある。
そして、両政府の代表を招くことにより、わたし達モジュール77が、
何れの領土にも属さない独立国であることを、内外に宣伝する効果もある。
この会議で、わたしたちモジュール77は、旧ジオールとは異なる、新たな独立国としての建国を宣言する。
この会議は、わたし達カミツキと、人類との共存の第一歩なのだ。

「会議に先立ち、皆様にご報告しい事があります。」
わたしは、出席者一同に挨拶している。そして、ここからが本題だ。
「わたくし指南ショーコは、ヴァルヴレイヴのパイロット、カミツキになりました!」
代表達の表情はそれほどでもないが、背後の報道陣は、明らかに動揺していた。けれどそれは、彼の予想の範囲内だ。
「会議の開催前に、モジュール77の住民全員による、指南総理の信任投票を行っている。」
報道陣を前に、エルエルフは淡々と説明する。
「結果は、不信任1の信任多数で、指南総理の再任が決定した。」
エルエルフの説明に、報道陣も代表達も、黙り込むしかなかった。
「ちなみに、不信任の1票は、指南総理自身の票だ。」
そう、カミツキになったのは、わたしの身勝手。だから、ケジメはつけないといけない。
それでもみんなは、霊屋君や連坊小路会長達も、もちろんアキラちゃんや流木野さんも、わたしのことを信任してくれた。
これからわたしたちは、示さないといけないのだ、カミツキは人と共存できるということを。

あの日、ハルトと結ばれた日以来、わたしの発作はピタリと治まった。
ピノの話だと、ルーンが一杯になっているらしい。そしてそれは、偶然でも奇跡でもない。
ハルトとHしたことで、わたしの中がルーンで満たされたのだ。

わたしはなんとなく、ルーンの正体に気づいた。それはたぶん、人の「想い」。
人の記憶でも、身体の動かし方や、数学の方程式などには、「想い」が篭らない。
強く印象に残る思い出は、必ずそのときの「想い」もあわせて憶えているものだ。
そういった「想い」があるからこそ、人は生きていける。それこそが、人のもつルーンの本質なんじゃないかな?
ハルトとHしたとき、あの刹那の快感は、泡沫の夢として消えてしまうけれど、
そのときの強い「想い」は、ルーンに昇華されるのじゃないかな?
だとしたら、わたしたちは、人からルーンを奪うことなく、生きていくことができる。
そう、わたしたちカミツキは、かつてのマギウス達とは違う。自分達のルーンだけで、生きて行けるのだ。

「それでは、話し合いを始めましょう、わたしたちカミツキと、人との共存の道を。」
わたしたちは誰も犠牲にしない。人もカミツキも、手を取り合って生きていける。
それこそが、ハルトが造ろうとしていた国なんでしょう?

そうでしょう?ハルト。
272名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 20:55:03.80 ID:c6htrF2o
以上、ハルト生存ルート ショーコ編「罪と罰と償いの絆」でした
ショーコの発作からのなし崩しHというプロットはすぐ思いついたのですが、
ショーコに語らせると、なかなかHにたどり着けなくて苦労しました

あとハルトの記憶について、前作「嘘の絆」と間で齟齬がありますが
これは、ハルトがショーコに嘘をついている、という設定です
(ハルトは、ショーコが拒絶したシーンを憶えているけど、忘れたふりをしている)

>>268
支援thx
273名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 21:48:15.98 ID:WeCZ73DS
>>272
乙です。もう来ないかと思ってたので読めて嬉しい
やっぱり想い合うこの二人は良いなぁ
274名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 22:31:50.97 ID:ah8HCGTC
>>272
沢山乙でした!
仕草憶えてないはずなのに分かるってとこグっと来た
いろんな事乗り越えた末にやっと結ばれたハルト生存ルートよかったです
275名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 22:48:05.61 ID:PzC0sKjh
ショーコのエロかよ
まさに誰得だったな
276名無しさん@ピンキー:2014/04/13(日) 23:25:13.54 ID:LTqkKzrY
まさに俺得
>>272
GJ!ありがとう
277名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 03:19:57.92 ID:QCWgaK0e
自演マンセーうぜー
278名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 15:58:12.53 ID:nYLMrfQx
乙でした
次はハルト生存のサキか、外伝のジンとナオを書いて欲しいですね
279名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 19:28:58.75 ID:epNPyf2s
アドサキお願いします
280名無しさん@ピンキー:2014/04/14(月) 23:43:41.87 ID:SL3w8+C6
>>273>>274>>276>>278レスthx
待たせてしまいましたけど、
楽しんでもらえて幸いです

続きを書く予定はないけど、続くとしたら
たぶん、修羅場のち半分こエンドだろうなあ

ハルトxサキは、前作「嘘の絆」>>143-154を見てください
あと、ジンxナオだけど、情報少なくてイメージがわかない
アドxサキはちょっと…
281名無しさん@ピンキー:2014/04/15(火) 00:12:40.48 ID:Kkrf5Kvo
>>279
ここにも沸いたのか捏造カプヲタ
282名無しさん@ピンキー:2014/04/16(水) 17:07:07.08 ID:F8xdwznG
書ける人が書いてくれればおk
283名無しさん@ピンキー:2014/04/18(金) 15:42:16.54 ID:Gkf1etzz
ジンとナオは外伝の夫婦だな
284名無しさん@ピンキー:2014/04/19(土) 00:24:51.38 ID:y8zsr32M
今更だけど見入ったよ、お疲れさんでした。
285名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 17:56:23.85 ID:SBrtjG5v
保守ついでに予告
いま、サキ陵辱もの書いてます
まあ>>132のネタをちょっと膨らましただけなのだが
GW中に書き上がればいいな
286名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 20:38:40.55 ID:/DH3oUY8
ハルト生存でサキとの幸せものキボンヌ
287名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 21:18:07.55 ID:W6NNos3h
忌まわしい記憶が全てなくなったので
まっさらな気持ちでサキを愛するハルト
288名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 21:37:41.45 ID:nN6/RohI
>>280
その続くとしたらのお話を希望です
気長にお待ちしております
289名無しさん@ピンキー:2014/04/29(火) 21:49:27.78 ID:iXbCzCdA
百合を…
290名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 17:26:14.39 ID:2sZrOAVE
>>280
修羅場後、半分こ…
その発想はなかった
291名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 23:04:46.40 ID:zCH3wCNS
>>290
一応言っとくけど、ハルトを縦半分にぶった切って…
て意味ではないよ
まったく個人的な感想だけど、ショーコは独占欲弱そうだし
(ハルトがいれば、あとはどうでもいい?)
サキは逆に独占欲強いけど、ショーコに対しては
一歩引いた態度でとってるから(二号でもいい?)
ハルトの決断しだいでは、二股が成立するんじゃないかな?
292名無しさん@ピンキー:2014/05/01(木) 23:07:39.37 ID:2kyZCWeT
ハルトは二股できる器用さは無いイメージ
これも個人的な感想だけど
293名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 16:47:09.50 ID:qQgXNNvn
>>291
いっそのこと法律変えて一夫多妻を認める方針
某ラ◯グランの法律みたく兵士や戦士のみに適用化もありだね
294名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 17:36:06.19 ID:qjMFcoj/
>>293
総理大臣「そうだ!重婚を合法化しよう!」
法務大臣「そっそれは!よい考えだと思います。」
広報大臣「…」
外務大臣「…」
国防大臣「…あっ、あのぅ」
官房長官「それは、ちょっと、どうかと…」
295名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 21:49:05.82 ID:uQc3Kyxv
>>294
文科大臣「二次元との結婚は認められますか!?」
???「同性婚も合法にしてほしい」
296名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 22:05:53.79 ID:qQgXNNvn
>>291
何はともあれ、3Pも有りなネタがあればどなたか書いて頂きたい話ですな
>>294
同性は801板とレズ・百合萌え板直行ですな
297名無しさん@ピンキー:2014/05/04(日) 00:08:41.36 ID:iJyNUERw
>>295
???は、まさか国交大臣?
298285:2014/05/07(水) 00:08:31.46 ID:yZ5l4lP4
GWが数分前に終わってしまったが
何とか書きあがったので貼ります
299【サキ陵辱】パイロットフィルム 1:2014/05/07(水) 00:09:30.88 ID:yZ5l4lP4
カーテンが開けられると同時に、天井のライトが光を増す。ビデオカメラが一斉に、私の肢体を捉える。
私の両手にはそれぞれ縄が結び付けられ、それが左右の柱に空けられた穴を通っている。
穴の向こうで縄が引かれると、私の手首に縄目がきつく食い込む。
私が身に纏っているのは、粗末な貫頭衣だけ。下着は、付けてない。
これは、あの時と同じだ。
舞台袖から、白い軍服を纏った長身の男が歩いてくる。ご丁寧にアイパッチまで付けているが、
よく見ると袖の刺繍など、衣裳の細部が違えてある。男が手にする剣も、刃幅が狭く切っ先が鋭くなっている。
これは、あの時と同じではない。
男は、私の背後ではなく、斜め前に立つと、剣を大上段に振り被り、

ザシュ!
「きゃああああああああああああ!」
イ!タ!イ!
私の左の乳房が、肋骨が、そして心臓が、袈裟に切り払われる。
傷口から湧き出る燃えるような痛みと、息苦しいを通り越した圧迫感がせり上がり、私はしばし意識を失う。

再び意識を取り戻したとき、私の足は力を失っていて、両腕で吊り下げられる形になっていた。
血染めの貫頭衣はきれいに切り裂かれ、私の乳房も、おへそも、下肢も、カメラの前に晒されていた。
「ほう、きれいに傷が治るものだな。」
男はそういうと、私の胸に手を伸ばす。
最初は斬撃の痕をなぞるよう指を這わせていたが、唐突に左の乳房を鷲掴みにすると、
握りつぶすかのように揉みしだきはじめる。
「くっ!」
脳内には斬撃の痛みが残っているのに、その上から鈍い痛みが積み重なる。
「ふん、痛覚は残っているようだな。」
そして、こんな荒々しい愛撫の中でも、私の乳首は充血を始めていた。
「あぁ…」
「…ふん。」
男が手を離すと、勃起した乳首がカメラに晒される。カメラのズームが、私の乳房を拡大しているのが分かる。
なぜなら、私の目の前、カメラの背後のスクリーンに、今の映像が映し出されているから。

男は今度は乳首を摘むように指で擦ると、潰すかのように強く挟みつける。
「くん!」
男が指を離すと、赤みを増した乳首がより硬く勃起し、ぷるぷると小刻みに震える。

男は一旦身を引くと、再び剣を構える。今度は私の右前に立つと、ぼぼ垂直に剣を振り下ろす。
「ああぁ!」
肩から先の重みがなくなり、私の右腕が切り落とされた。切り口の、肩口の痛みが後から襲ってくる。
私の右手は縄に繋がれたまま、柱の前にぶら下がってる。
映像では私の腕の断面が、赤い血肉の間に白い骨が覗いているのが映し出される。
やがてそれが、薄い皮膜に覆われるところも。
「カミツキの再生能力か…」
男は忌々しげに言うと、ぶら下がっていた右手を持ってくる。貫頭衣がきれいに抜け落ちた、素のままの右手を私の肩にあてがう。
程なく、私の右手は肩に繋がった。
「…つまらんな。」
剣の血糊をふき取りながら、男は蔑むような目線で私を見る。そう、この男にとって、私の身体は「つまらない」ものなのだ。
「泣き言も命乞いもしない女など、痛めつける価値もない。」
このときだけ男は、芝居がかった台詞を言う。私は無言で返す。
「…ならば、こういうのはどうだ?」
男は、部下に命じて別の剣を持ってこさせた。前の剣よりも更に細い、串のような直刀だ。
男は私の左横に立つと、左手で乳房を鷲掴みにして、
「ぬん!」
「きっ!」
細い剣が横から、左の乳房を突き抜ける。男は右の乳房に手を掛けると、そのまま剣を貫通させる。
「あああああああ」
胸から上がってくる鋭い痛みに、思わずうめき声が漏れてしまう。
これこそが、この苦悶の表情が、この男が望んでいたものなのだろう。なぜなら、

これは、ビデオ撮影なのだから。
300【サキ陵辱】パイロットフィルム 2:2014/05/07(水) 00:10:52.25 ID:yZ5l4lP4
−−−−

多くの犠牲を払って取り戻したモジュール77。この小さなモジュールから、私たちは新たな国を築こうとしていた。
そんな矢先、私たちは思いもしない事態に陥った。
アルスに本拠を置く多国籍ファンドが、モジュール77の所有権を主張しだしたのだ。
調べると、ジオール政府と建築業者の間で、複雑なやり取りを示す資料が出てきた。

モジュール77を含む複数の区画は、ジオールの大手ゼネコンが落札していた。
当初の契約では、全区画の完成を持ってスフィア公社へ引き渡しを行う一括契約になっていた。
そのため、納入期日までは、モジュールの所有権はゼネコン側にあることになる。
ところが途中で、ジオール政府が、モジュール77のみの前倒し納入を要求してきたのだ。
モジュール77に咲森学園を、VVV計画の秘密基地を建設するために、早期にモジュール施設を接収したいと
政府は考えていたのだろう。ただ、ゼネコン側には、その情報は伝えられていなかった。
裏事情を知らないゼネコン側は、妥協案として、納入日までの間、モジュール77を賃貸する契約を結んだ。
こうして、モジュール77は借家状態で運用を開始していた。
全ての区画の建築が完了し、引渡しが完了すれば、賃貸契約も自動解約となるはずだった。
ただ、ドルシアのジオール侵攻で全てが狂ってしまった。
ジオール占領後、残りのモジュールの建築は中断され、検収の目処が立たなくなった。
また、占領後のジオールを統治したドルシア軍政局は、モジュール77の独立を口実に、
ゼネコンへの賃貸料の支払いを拒否。資金繰りに窮したゼネコンは、債権を売りに出した。
その債権を買ったのが、件の多国籍ファンドだった。

多国籍ファンドは、アルスの裁判所に、モジュール77の所有権に関する裁判を、モジュール77の住民に
告知することなく行った。アルスの高等裁判所は、モジュール77の所有権を多国籍ファンドのものと認めた。
そして、多国籍ファンドから、モジュール77の住人、つまり、新生ジオール政府に、延滞金含む賃貸料の支払いの
請求が届いた。しかもその内容には、期日までに支払いが行われない場合、住人に立ち退きを求める旨まで記載されていた。
もちろん、新生ジオール政府は正式に抗議を行い、裁判は無効との主張をした。
しかし、行政の多くをアルスに頼っていた新生ジオールの体制では、アルス裁判所の判決は無視できない。
終戦後、アルスの態度は明らかに硬化していた。私たちカミツキの存在を、マギウス同様危険視する世論が形成されていた。

結局私たちは、多国籍ファンドの主張する賃貸料の支払いのため、資金集めに奔走した。
終戦前に集められた寄付金は、特定危険生物7号指定のときに、全て凍結されていた。
凍結解除のための交渉は、アルスの横槍により難航している。
新たに、別の寄付金を集める口座を開設したが、以前ほどの金額は集まっていない。
やはり、カミツキの存在を危険視する勢力が、モジュール77への協力を阻む圧力を掛けているのだ。
ジオール政府はまだ機能を回復していないし、ドルシアもまだ内乱の最中だ。
他に融資を行ってくれるところを探しても、「カミツキ」を危険視する勢力の圧力か、どこに行っても拒否された。

そして、私の印税も入ってこない。
レコード会社は、私が「人間じゃない」ことが契約不履行にあたると主張しだしたのだ。
アイドルは普通、契約期間中に容姿の極端な変化がないよう、契約書や覚書を交わす。
アイドルが極端に肥満したり、悪趣味なタトゥーを入れたりするとイメージダウンにつながるからだ。
私が「カミツキ」なのが、イメージダウンに繋がるというのが、会社側の主張だ。
…契約時には、私は既にカミツキだったのに。
こんな無茶な主張に対しても、いちいち裁判を起こさないといけない。
しかし、この国には頼れる弁護士はいない。外部の弁護士を雇うにも、お金は必要なのだ。
それに、正当な手続きで印税を手に入れたとしても、多国籍ファンドの仕切った期日には間に合わない。

こうした八方塞の状況で、私のところに、とあるオファーが届いた。
それが私、流木野サキへの、アダルトビデオの出演依頼だった。
301【サキ陵辱】パイロットフィルム 3:2014/05/07(水) 00:12:17.86 ID:yZ5l4lP4
−−−−

乳房に突き刺さった剣は、刺さっているだけで、ジンジンとした鈍い痛みを伝えてくる。そして…
グイッ!
「くう!」
男が剣を抉る。縦から横へ、刃が回るたびに血が噴き出し、切り裂かれる鋭い痛みと、潰される鈍い痛みとが
同時に上がってくる。心臓を切られたときほどではないけれど、ずきずきと、痛みが際限なく湧き上がる。
「うううっ!」
痛みが止まらない、痛みが治まらない。傷が治らないのだから、ずっと痛みが継続する。
痛みが続くことが、こんなにも辛いことだなんて…。
ドルシアでの虜囚の時も、ここまでの苦痛は経験していない。
ドルシアでは、カミツキの能力を調べるための実験と称して、私の身体は切り刻まれた。
メスやナイフで身体を切り裂き、それが治るまでの時間を計測された。
この程度の痛みは、そのときに何度も乗り越えて来たのに…
私の目尻から涙が零れ落ちる、私が、痛みに屈服した証のように。

「そろそろ、次に移るか。」
男はそう言うと、剣を水平に抉り、
「ふん!」
「ぎゃああああああああああ!」
剣を外側に振りぬき、そのまま乳房を、乳首を真横に切り裂いた。切り裂かれる痛みが二つ、重なって襲ってくる。
二つの乳房が上下にぱっくりと割れ、鮮血がお腹から下肢まで染めていく。
男はすばやく手を伸ばすと、上下に割れたままの左の乳房を、そのまま揉みしだく。
「くううううううぅ」
傷が塞がらないよう、指を間に入れて、文字通り傷を抉るように揉む。
「ぐうぅ、くっ!」
熱い痛みが襲う度に、私は嗚咽を漏らす。堪えることなどできない。堪えても、意味などないのだから。
やがて、胸に飽きたかのように男は手を引く。大写しにされた私の胸から傷跡が消え、血まみれの乳房が顕になる。
そう、猟奇描写を伴っても、あくまでアダルトビデオ、私の裸を、恥ずかしいところを映し出すのが目的だ。
だから今、後背のスクリーンには、私の胸がアップで映されている。
次に男は私の背中に回ると、私の腰に手を当て、後ろに引っ張る。あわせて両手の縄が僅かに伸びる。
ちょうど私は、お尻を後ろに突き出した格好になる。今スクリーンには、わたしの締まったお尻が映し出されている。
血まみれの前面に比べて、背中やお尻はあまり血糊がついていない。
男は剣を部下に手渡すと、別のもの持ってこさせた。それは、シンプルな木製バットだった。
男は、バッティングのように大きく振り被って、
バチッツ!
「ひいぃぃぃぃぃ!」
私の左のお尻にバットを打ち付けた。
筋肉が寸断され、骨にまで響く。白い肌が内出血で浅黒く変色する。
傷が癒える間もなく、2発目が振るわれる。
バチッツ!
「ひぐっ!」
崩れた尻肉がさらに潰され、グチャグチャにされる。更に、
バチッツ!グチッツ!
「ぐうぅっ!ああぁぁ!」
3発目、4発目と、角度を変え、右のお尻が叩かれる。
スパンキングなどという、生易しいものではない。これは文字通り、拷問。
右のお尻が見る見る赤黒く染まる中、左のお尻は、元の白さに戻っていく。そこで、
バアァン!
「ひいぃ!」
両方のお尻に、水平にバットが叩きつけられる。
スクリーンには、私が髪を振り乱し、泣き叫ぶさまが映し出される。
垂れ下がる形の私の乳房が、叩かれるたびにプルンプルンと揺れる。
血塗れた肌の下から脂汗がにじみ、勃起した乳首から雫が落ちる。
それからは、バットの乱舞が続く。
「ひぎっ!ぐっ!がぁ!」
殴るペースを上げ、傷が癒える前に叩く。私のお尻は、腐ったトマトのように赤く爛れる。
「…ふう」
男がひと息つく。バットを杖のように地に衝き、袖で額の汗を拭う。
そこでようやく、私のお尻は元の白さにもどった。
302【サキ陵辱】パイロットフィルム 4:2014/05/07(水) 00:13:44.50 ID:yZ5l4lP4
−−−−

「よくいらっしゃいました、流木野サキさん。」
小さな雑居ビルの一室、殺風景な事務所を訪れた私は、プロデューサーを名乗る男の歓待を受けた。
アフロヘアに丸いサングラスをかけたその男は、安っぽい営業スマイルを浮かべて話しかける。
「わたし達のオファーに応答してくるとは、思ってもみませんでしたよ。」
『嘘をつけ!』
私は心の中で毒舌する。この男のオファーは、明らかにモジュール77の窮状を知っての行動だ。
多国籍ファンドの要求は、既にマスメディアによって報道されている。そして、モジュール77にお金がないことも。
「ここに着たといっても、まだ契約するとは言ってないわ。」
私はあえて、強気を示す。弱みを見せることはできない。
「私は、世界の流木野サキよ!そう易々と脱ぐわけにはいかないわ。」
「それはそうでしょうなあ。貴方のようなお美しい女性が、人前で肌を晒すんですから。」
プロデューサーはひじを付くと、いやらしい笑みを浮かべてこちらを見る。
サングラスの下で視線は分からないけど、芸能人の勘が「視姦されている」と告げている。
そう、こいつは既に、契約後の撮影について考えをめぐらせている!
こいつは、私が契約すると信じて疑ってない。
…ならば、せいぜい吹っ掛けてやろうじゃないの!
「しかし、大層な言い値ですなあ。普通、契約料だけでこれほどの額にはならないのですが…」
それはそうだ。「私」の言い値は、モジュール77が必要としている額よりも多い。
ショーコさん達の努力で、かなりの資金が集められている。それにもう少しの金額を加えれば、当座の危機は回避できる。
だが、私は「世界の流木野サキ」。自分を安売りすることはできない。
実はアキラに頼んで、私がAV出演を検討しているという情報を拡散してもらっている。
既にいくつかのレーベルが興味を示しており、ここでの交渉が決裂しても、他に出演するという選択肢もある。
それを交渉カードとして伏せておいて、こちらの契約金額を引き上げるのが狙いだ。

「まあ、いいでしょう。これも予想の範囲内ですから。」
「えっ!」
私は拍子抜けした。私の提示した額、満額で契約しようというのだ。経済感覚がずれている。
「このビデオは、貴方でなければ撮影できないものですから。」
プロデューサーは、やおら立ち上がると空を仰ぎ見るように手を広げた。
「そう、このビデオは、地球史上かつてない傑作となるのですから!」
その大仰なポーズに、私はある種の不安を感じた。これは芸術家、あるいは狂信者の言動だ。
サングラスの奥から覗く視線、見えないはずの視線に、私は狂気を感じる。
『私でなければ撮影できない?』
プロデューサーのその言葉も、私の不安を掻き立てる。
「流木野サキさん、私は、ドルシアに捕らえられた貴方を見ました。」
ドクン。心臓の鼓動が跳ね上がる。ドルシアの虜囚、この男が見たというもの。
「そう、あの美しい姿、心臓を貫かれる、あの断末魔の叫び。」
あのときの悪夢を、私が公開処刑された時のことを言っている。
「あの美しさは、他では表すことができない。そう、流木野さん、貴方でしか表現できない。」
私の膝が、がくがくと震えだす。奥歯もかみ合わず、カチカチと音を鳴らす。
私は理解してしまった、この男が、どんなビデオを録ろうとしているのか。
私でしか撮影できない、最高傑作。
「まさか…」
「そうですよ流木野さん。撮影するのは、貴方の、猟奇殺害ビデオです。」
303【サキ陵辱】パイロットフィルム 5:2014/05/07(水) 00:14:46.23 ID:yZ5l4lP4
−−−−

男は部下にバットを手渡すと、別のものを持ってこさせた。それは、シンプルでない木製のバット。
「ひぃっ!」
表面に金属片をびっしりと埋め込んだ、釘バットだった。
男は、それを先ほどと同じように振り被り、
「い、いや!やめて!!」
グチッ!ギリィ!
「ひっ!ひぎいいぃぃぃ!」
肉を抉る痛みと肉を潰される痛み、そして遅れて、皮と肉を切り裂く痛みが襲い掛かる。
「があああぁぁぁ…」
しかも、叩き付けた直後に柄を引っ張り、釘で肉をこそげ落とす。
私のお尻は一撃で血まみれになり、切り裂かれた傷跡と痣と、崩れた肉と脂肪が映し出される。
今度はわざと傷が治るのを待って、そして、血糊以外の傷跡が消えたのを見計らい、
バヂッ!ギリリ!
「ぐわぁ!があぁぁぁ!」
皮を裂き、肉を抉り、骨を砕く。容赦のない打撃が、2発3発と振るわれる。
「ぐぐっ!ひぐっ!ぎいぃぃぃ!」
悲鳴さえまともに上げられず、私は痛みに喘ぐ。
お尻の感覚がない。あるのは熱を帯び、ずたずたに切り裂かれた肉の塊、そして耐え難い痛みと衝撃だけ。
私は口から泡を吹き、よだれを垂らしながら、獣のような嗚咽を漏らす。
そんな私の醜悪な表情が、スクリーンに映し出される。
演技なんてできない。
今は、この痛みに、耐えるだけしかできないのだから。
後背の男は最後、釘バットを上段に構えると、無傷な私の背中に、腰に叩きつけてきた。
グギッ!
「ぎぐうぅ!」
背中の肉が抉れ、背骨が折れるのを感じた。

両手の縄は少し引き戻され、私は跪く形になっていた。そこに、2本の長ベンチが用意される。
ベンチというよりも、少し幅の広い平均台といった、飾りのない台だ。
それを私の左右に置くと、男達は私の足を持ち上げた。
「くっ」
男達の意図を察し、私は歯噛みする。私の両足はそれぞれ、ベンチをまたぐ形で外側に広げられた。
大きく開脚することで、私の性器が曝け出される。
スクリーンには、薄い陰毛の下、わずかに開いた秘唇がアップで映し出される。
軍服の男は平均台の間に入って、私の正面に立つ。男の右手の指が、乱暴に秘裂に差し込まれる。
「くぅん!」
今までの暴虐に比べたら、微かな痛み。それでも、悔しさが胸にこみ上げてくる。

ハルトにしか許したことのない場所、それが今から、この男達に蹂躙されるのだ。

覚悟はできていた。アダルトビデオの撮影なのだ、猟奇映像だけで、裸を晒すだけで済むわけがない。
それでも、私は耐えられる。私の初めては、ハルトに捧げてあるのだから。それに…
「貴様は処女か?」
男が、秘裂で指を動めかしながら問いかけてくる。
『そんなもの、すぐに分かるでしょ!』
声には出さず、男をにらみつけることで意思表示する。
ここから私は「演技」しなくてはならない。私が「未経験」だと装わなくてはならない。

私のビデオを、ショーコさんが直接見ることはないだろう。だけど、噂話は耳に入るかもしれない。
『流木野サキは、処女じゃない。誰かと経験済みだった。』
その相手が誰だったか、ショーコさんには知られたくない。だから私は「未経験」でなければいけないのだ。
幸い、私はカミツキ。肉体的には、永遠に処女のままだ。
あとは私の「演技」次第。喪失の悲しみを演じきってみせる。

「なら、これで試してみるか。」
軍服の男は一旦離れると、部下に持ってこさせたものを私の目の前にかざした。
それは、シンプルな木製のバットよりは一回り小さい。
握り手から先端へ向かって徐々に太さが増し、先端が丸みを帯びた木の棒、すりこぎだった。
304【サキ陵辱】パイロットフィルム 6:2014/05/07(水) 00:15:57.02 ID:yZ5l4lP4
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契約の内容はシンプルだった。
 私は、撮影に拒否権を持たない。
 私は、撮影中の如何なる行為も許容する。性行為および残虐行為も許容する。
 私は、撮影中に不慮の事故で死亡する可能性のあることを理解して契約する。
 私は、撮影中に不慮の事故で死亡したとしても、賠償請求をしない。
 撮影は、休憩時間を除き24時間とし、その間、外部との接触を禁じる。
あとは、契約金や出演料などの取り決めだけだ。
どのような内容の撮影か、具体的な説明はない。だた、提示された金額は、私に決断を迫っていた。
『このお金があれば、モジュールは救われる…』
お金を工面する手立ては限られている。今の私にできることは、この身体を売ることしかない。
レコード会社との契約は完全に反故にされるだろう。AV出演となれば、こちら側の非は明らかだ。
それでも、私の印税を遥かに上回る額が手に入る。
私は、契約書にサインした。
悪魔との契約書、あるいは奴隷契約書。
私はこの身体を、目の前の悪鬼に売り渡したのだ。
「さあ、それではスタジオに向かいましょうか。」
「まって、お金の振込みが先よ。」
私はスマホを取り出すと、アキラに連絡を取る。
「サキちゃん、すごいよ。お金が振り込まれてる!これで、賃貸料は賄えるよ!」
「そう、ショーコさんにはアキラから伝えておいて。」
「けどサキちゃん、ほんとにAVに出るの?」
「心配しないで、私は女優なのよ。」
アキラとの会話を切り上げると、プロデューサーに話しかける。
「契約成立ね。」

スタジオというのは、少し離れたところの倉庫街にあった。
普通の倉庫の地下に、撮影用のスタジオが隠されていた。
『なんでこんなところに?』
私は、少しだけ不安を感じていた。私は、とんでもないヤツラと契約してしまったのではないか、と。
そしてその不安は、すぐに確信に変わった。
地下に降りて最初に入った部屋は、いかがわしい道具が並んでいた。小道具や大道具を仕舞ってある倉庫のようだ。
鞭や荒縄、蝋燭などの他、首輪や皮の貞操帯などもある。
ただ、それらよりも目を引くのは、ナイフや剣などの刀剣類と、数々の拷問道具だった。
それらを一目見て、私は気付いてしまった。これらの道具は、よく手入れされている。
そう、これらの道具は、全て使い込まれている!
そのとき私は、昔聞いたある噂話を思い出した。

アイドル時代、私は売れっ子として妬まれ、孤立していた。それでも、他のアイドルや業界人との接触がないわけではなかった。
あるとき、別のアイドルグループの娘と話してたとき、その噂話を聞いたのだ。
「xxグループの○○ちゃん、最近出番がないけれど、ここだけの話、実は裏ビデオに出演しているらしいの。」
それだけなら、よくある話だ。売れなくなったアイドルがAVデビューする、あるいは、裏ビデオに出演する。
どちらも、売れないアイドルの末路としては、ありふれた話だ。私には関係ない。
「ところがその裏ビデオ、どうもヤバイものらしのよ。」
「ヤバイって?」
「リョナって言うの?何かすごい痛そうなことしてるんだって。」
猟奇的映像というのなら、特撮合成でなんとでもなる。むしろそんな需要があるという方が驚きだった。
「あたしが見たわけじゃないんだけれど、見た人がいうには『あれ、死んでる』って。」
瞬間、背筋に冷たいものが走った。まさか猟奇映像のために、実際に人を殺すなんて!
私は、頭に浮かんだ恐怖を、直後に打ち消した。
馬鹿馬鹿しい。そんなことがあるはずない。仮にもジオールは法治国家なのだ。
その娘の話は、そこで終わった。
ただ、件の○○ちゃんの姿をその後、見かけることはなかった。

私達はつい最近、世界の裏側に巨大な闇が存在していることを知った。
世界を裏から支配するもの、マギウスと101人評議会。
マギウスの存在は、アキラとエルエルフ達の手によって、世界に暴かれた。
しかし、マギウスの他にも、闇の勢力が存在しているとしたら…
私は、芸能界の深淵を覗き込んでしまったのかもしれない。
305【サキ陵辱】パイロットフィルム 7:2014/05/07(水) 00:17:14.83 ID:yZ5l4lP4
−−−−

太いすりこぎが、あまり濡れていない私の秘所に、無造作に突き立てられる。
ブチッ!
「ぎいぃぃぃぃ!」
痛い!あの時、ハルトに奪われたときより、遥かに痛い!柔らかさのない棒が膣を無理やり押し広げ、処女膜を破り去る。
肉が裂かれる鋭い痛みと、押し広げられる鈍い痛みとが同時に上がってくる。
私の頬を、新たな涙が流れ落ちる。
『悔しい!』
これは演技ではない、私の本心。私の性器が、こんな風に弄ばれるのが、心底悔しかった。
けど、ちょうど良い。私は「処女を失って」悔し涙を流している、そう見えるはずだ。
スクリーンに映る表情、悲痛な色を浮かべる私の表情は、望みどおりの印象を醸し出している。
「うぐっ!かはっ!」
その間も、男はすりこぎを前後させ、私の中を蹂躙していく。
単に往復させるだけでなく、ねじ回したり、腹や奥に斜めに押し込んだする。
これは、快楽ではなく苦痛を与えるための抽挿。そして、
「ふぐっ!」
すりこぎが最奥に押し込まれ、勢いよく引き抜かれる。
破瓜の鮮血と僅かな愛液が纏わり付いたすりこぎを、男は眼前に晒す。
「こいつは、記念に取っておいてやる。」
そう言うと、部下が用意したビニール袋に入れ、丁重に封止する。
あのすりこぎ、どうするつもりだろう?オークションにでも掛けるつもりだろうか?
そんなどうでもいいことことを考えていると、二人の人影が近づいてくる。
一人は漆黒の肌の背の高い男、もう一人は、相方よりやや背が低いが恰幅が大きい褐色の肌の男。
どちらもほぼ全裸だった。彼らが身に纏っているのは、軍靴と篭手、それに軍用のベレー帽だけだ。
漆黒の男が、その一物をいきり立てながら、私の前へ歩いてくる。褐色の男は、私の後ろへ回り込む。
何をしようとしているのか、私でも分かる。私を、前後から犯そうとしているのだ。
だが、それよりも不気味だったのは、男達の「篭手」だ。
手の甲を覆う金属より先、指の上に当たる部分に、鋭利な「爪」が付いている。
それがどういう効果をもたらすか、私はすぐにこの身で知ることになる。
漆黒の男が私の両腿を鷲掴みにする。
ズブリ!
「くぐっ!」
男は途中から篭手の爪を立て、腿の肉に爪を突き刺した。
腿にはそれぞれ五つの穴が穿たれ、鈍い痛みがジンジンと上がってくる。
男はそのまま腕を引き、私の身体を持ち上げる。
「くぅぅ!」
私の体重が、腿に食い込んだ爪に掛かる。爪は私の骨まで達し、きりきりと骨を軋ませる。
漆黒の男は、私の下に腰を突き出し、その一物の上に、私の身体を落とし込んだ。
ブチッ!
「きああぁぁぁぁ!」
私の「二度目」の破瓜が訪れた。痛みに苛まれながら、私は驚きの表情を作る。
そう、私は「驚かなくてはならない」、いまの苦痛に、破瓜の痛みに。
「う、そ!」
漆黒の男も気付いたようで、軍服男のほうを仰ぎ見る。
「どうした!」
流石に不審に思ったのか、軍服男が問いただす。
「こいつ、処女膜が残ってやがる。」
そう言うと、己の性器を引き抜き、絡みつく破瓜の血を見せ付ける。
「ほう。」
軍服男は感嘆の息を漏らすと、私の脇にやってくる。そして私のあごに手を掛けると、芝居がかった台詞を吐く。
「便利なものだな、カミツキというのは、処女膜まで再生するとはな。」
「くっ!」
私はあせりの表情を作る。今、初めて知ったというふりをする、これから、陵辱のたびに同じ痛みを味わうということを。
「なら、こちらはどうかな?」
私のお尻の穴に、暖かい塊が当たる。後ろの男が間近までせまっていた。
ズグッ
「ひいいぃぃぃぃ!」
なんの準備もなく、私のアナルに肉棒が突き刺さった。破瓜とは別の、鈍く重い痛みがせり上がってくる。そして…
306【サキ陵辱】パイロットフィルム 8:2014/05/07(水) 00:19:25.39 ID:yZ5l4lP4
−−−−

撮影所に用意されていたのは、重そうな緞帳と、その裏に立つ二本の柱だった。
それを見て私は、ここでどういう撮影が行われるのか、大体察した。
『あの時の再現をしようというのね。』
あの時、私が公開処刑されたとき、全世界に流された、あの映像を再現しようとしている。
「よく来たな流木野サキ!」
私に声をかけたのは、禿頭の大男だった。プロデューサー同様、丸いサングラスを掛けているが、そのガタイは一回り大きい。
堀の深い顔と、滲み出る野獣のような雰囲気から、今すぐに悪役俳優としてデビューできそうだ。というより、
『AV男優?』
プロデューサーから、その男が監督だと紹介された。
「いいか流木野、俺は貴様に演技など要求しない。貴様はただ、泣き喚いていればいい。」
彼はピデオ撮影としては、ひどい暴論を吐く。私に、女優としての役割を期待していないと言っているのだから。
「ただし、ひとつだけ言っておく。撮影中に、こいつがビデオだと、フィクションだと分かることは発言するな!
その場合、リテークに掛かる時間は撮影時間から省くからそのつもりでな。」
それだけ言うと、監督は撮影スタッフへの指示へ戻っていった。
この男達は、あくまで私を蹂躙、虐待する映像を、実際にあったかのように見せかけたいのだ。
確かに私は、ドルシア軍から「実験」という名の虐待を受けた。カミツキの能力を調べるためと、身体を切り刻まれた。
公開処刑を見た男達も、私がどんな処遇を受けていたか、妄想を掻き立てているのだろう。
このビデオはそれを満たすもの。男達の欲望のままに、私が受けていたであろう仕打ちを「再現」する。
確かに需要はあるだろう。私の処刑を目撃した、何十億もの男達、その1%、いや1万分の1でも、採算は取れそうだ。
「それではまず、コレを着てもらおうか。」
監督の脇のスタッフから手渡されたのは、粗末な貫頭衣。あの、公開処刑のときに纏っていたものと酷似していた。
「それで、控え室はどこ?」
手短に言われただけで、具体的な説明がない。私は、着替えのための場所を尋ねる。
「奥に共同の休憩室はあるが、控え室はない。」
それは、プライバシーが確保できないということ?
「今すぐ、この場で着替えるんだ!」
私は監督を睨みつける。「あのシーン」を再現するなら、当然衣装もあのときと同じ。監督は、私にここで裸になれ、と言っている。
私は靴とソックス、時計とブレスレットを外し、背中のファスナーに手を掛ける。
ここまで来た以上、どうせ私の裸は衆目に晒される。遅いか早いかの違いでしかない。
ファスナーをおろすと、私の足元にワンピースが抜け落ちる。あと、纏っているのは上下の下着だけ。
ブラを外すと、私は左手で胸を隠す。しかし私の胸は、細い左手一本では隠せない。
腕の上下から覗く肉厚、普段は誇らしく思うそれも、今は疎ましい。
監督は他の作業をせず、私を凝視している。まるで、私を値踏みでもしているかのように。
私は羞恥に顔を染めながら、パンティを下ろす。もう、私が身に纏っているものは、何もない。
「まて!」
私が急いで貫頭衣を纏おうとしたところ、監督に止められた。
「まずはその身体を、しっかりと見せてもらおう。」
監督が一歩、私のほうに近づいてくる。私は貫頭衣を前に翳し、肌を隠す。
「ちょっとまって、これは、撮影の一環なの?」
私の裸を、タダで見せる訳にはいかない。
監督は一瞬、不快感を示したが、すぐにスタッフに指示した。
「タイムキーパー!」
監督の言葉に、ストップウォッチを持った男が答える。
「よかろう、撮影時間にしてやる。その代わり、こっちの言うことにしたがってもらう。スタート!」
監督の声に、タイムキーパーと呼ばれた男が反応する。
「両手を左右に下ろし、足を少し開け。」
貫頭衣を床に落とし、言われたとおりに裸を晒す。
監督は正面から胸を、そして下肢へと視線を降ろす。そしてしゃがみ込むと、私の性器を凝視する。
手は出さない。ただ見るだけ。
次に立ち上がると、私の周りをぐるぐると回りだす。時折、カメラマンのように指で枠を作り、私の裸体を隅々まで視姦する。
他のスタッフも作業の手を止め、私の裸を凝視していた。
『こんなに大勢に、視られている…』
私は羞恥心に耐え、身体を強張らせる。今は耐えるしかない。この後、もっと恥ずかしいことをされるのだから。
「カット!」
「3分21秒です。」
監督の声に、タイムキーパーが答える。
「ふん、いたぶり甲斐のある、いい身体してるじゃないか。」
私はすぐに貫頭衣を纏う。あとはスタッフが私の両手に縄を縛り付けると、撮影の準備は整った。
307【サキ陵辱】パイロットフィルム 9:2014/05/07(水) 00:21:02.13 ID:yZ5l4lP4
−−−−

ブチッ!
「きいいぃぃぃ!」
漆黒の男が再度、男根を膣へ押し込んでくる。「三度」、破瓜の痛みが私を襲った。
「うぐぅぅぅ!」
前後の穴で、太い肉棒が抽挿される。薄い壁を境に、二つの肉棒が私の中で暴れている。
鈍く重く、圧迫される痛みが襲ってくる。そして腿からも、ジンジンとした痺れのような痛みが伝わってくる。更に、
「くきっ!」
後ろの男が、私の胸を揉み始めた、篭手に付いた爪を喰い込ませながら。
血染めの乳房に、新たな流血が加わる。
後ろの男は、深く喰い込んだ爪を、そのまま掻き毟るように引き裂く。
「ぎいぃ!」
常人ならば、乳房がもぎ取られてもおかしくない。それでも、私はカミツキ、やがて傷は塞がる。
男は傷が塞がる前に、今度は爪を立てず指の腹で揉みしだく。普段なら感じる愛撫も、ずたずたになった乳房では拷問と同じ。
そして愛撫の間も、男達のピストン運動は続いている。同時に衝かれることもあれば、交互に衝かれることもある。
受け入れることなんてできない。快楽なんて何もない、ただ拷問であるだけのセックス。
それでも男達は、勝手に快楽を感じている。男達の息が、徐々に荒くなっていくのが分かる。そして、
どくっ!どくっ!どくっ!どくっ!
「うおおおぉぉぉぉぉ!」
「いやああぁぁぁぁぁ!」
後ろの男が雄たけびを上げて、爪で、私の胸を引き裂きながら、お尻の穴に精を放つ。
どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!どぴゅっ!
「ふんんんんん!」
前の男も、腿の骨を軋ませながら、私の膣内に射精してくる。
「あああぁ、いやあぁぁぁ…」
力ない私の嘆きが、遅れて響く。スクリーンには、泣き腫らした私の憂い顔が映し出される。
男達が体を離すと、私の、だらしなく開かれた性器から、白濁と破瓜の血が零れ落ちた。

バシャーン!
男達が離れると、冷たい水が頭上から降り注ぐ。見ると、部下の男がバケツで水を浴びせたようだ。
それで、私の纏っていた出血は、大部分洗い流された。おそらく、男達の汚液を洗い流す意味もあるのだろう。
虚ろな目で前を見ると、軍服の男は白木の杭と木槌を持っていた。
『吸血鬼ものの定番ね。』
カミツキやマギウスは、厳密には吸血鬼ではない。しかし世間では、私たちを吸血鬼に準える人も多い。
かく言う私も、かつて自分をヴァンパイヤだと思ったことがある。カミツキに成りたての頃、カミツキの名称が定まっていないときだ。
しかし男は、私が思っていたこととは異なる方法で、白木の杭を使った。私の左の腿の上に杭を立てると、
ガンッ!ガンッ!ガンッ!
「くうっ!うっ!ふっ!」
杭が左腿に打ち付けられる。肉を裂き骨を貫通した杭は、そのままベンチの板まで貫く。
そして同じように、右の腿もベンチに打ち付けられる。熱を帯びたような鈍い痛みが、両腿から上がってくる。
そして、私を動けないようにしてから、男は部下から別のものを受け取る。
それは先ほど、私のお尻をグチャグチャに叩き潰した、血染めの釘バットだった。
男はそれを手に、私の前へ、股間へ近づいてくる。
「うそ!そんな…」
『そんなものが、入るはずない!』私がとっさに叫ぼうとしたとき、
ズシャ!
「ひぐっ!」
私の股間に、金属辺の塊がねじ込まれる。
イ!タ!イ!
頭の芯が、痛みの感覚が全て塗りつぶされたかのよう、切り裂かれ、押し広げられ、押しつぶされ、引き裂かれる。
イタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイイタイ
痛みが痛みとして知覚できないほど、股間から痛みが奔流のように流れ込んでくる。
「がああああああああああああああ!」
私は、獣のように吼えた。何も考えられない、痛い!痛い!痛い!痛みで思考が回らなくなる。
「ぎあああああああああああ!」
さらに、釘バットが引き抜かれる、私の膣を、性器を、陰唇を引き裂きながら。
私の血と肉片をべっとりと纏った釘バット、男は部下に、それを手渡す。
痛みでぼろぼろになった私は、視界の隅で、軍服の男がサーベルを手にするのを見た。
308【サキ陵辱】パイロットフィルム 10:2014/05/07(水) 00:22:49.25 ID:yZ5l4lP4
今度は部下の男が、釘バットを持って私の前に来る。軍服の男は、私の背後に回りこんでいる。
部下の男は、再び釘バットを私の股間にあてがう。
「お願い!もうやめて!」
そんな願いなど聞き入れられる訳もなく、
ズチャ!
「きゃああああああああああ!」
再び、釘バットが挿入される。しかも部下の男は、釘バットを引き抜かず、半分ぐらいでの抽挿を繰り返す。
肉を引き裂き、こそぎ、穿ち、抉る。痛みが湧水のように溢れ出て、私の心を蝕んでいく。そして、
ザシュ!
「かはっ!」
別の痛みで、意識が覚醒する。これは以前感じた痛み。
私は背後から、心臓を串刺しにされている!
これはそう、ドルシア軍につかまり、公開処刑されたときと同じ。
そして、しばし私の意識は落ちる。

意識を取り戻してすぐ、私は痛みに苛まれた。股間にはいまだ釘バットが突き刺さり、心臓にもサーベルが刺さったままだ。
「ふぐっ!」
心臓も動かない、なのに意識だけは戻る。そして程なく、再び意識が落ちる。

二度三度、意識が戻っては落ちるを繰り返す。男達は、サーベルを抜くつもりがない。
『私、ここで死ぬのかな?』
そんな弱気になったとき、ふと、声が聞こえた気がした。

「流木野さん。」
私を優しく呼ぶ声、私の大好きな人の声!
「ハルト!」
そこには、もう会えないと思っていた、優しい笑みを浮かべたハルトが立っていた。
「流木野さんは頑張ったよ。もう、無理しなくていんだよ。」
「ああ、ハルト、ハルト!」
私はハルトの胸に飛び込もうとして、駆け出した。だが、
「待って!」
私を引き止める人影、それは、
「私には、まだできることがあるでしょう。それに、」
私自身だった。
「私は『約束』したのでしょう、ハルトと。」
そうだった、私はハルトと約束したのだ。
たとえ、私の想いが叶わないと知っても、私は『約束』を守る。
だから、

『絶対に、諦めない!』

気が付くと、私は全裸で立ち尽くしてた。
男達は前後に吹き飛ばされ、サーベルも釘バットも、腿の杭も抜け落ちている。
ベンチはひしゃげて、足元に転がっている。
そして血染めの私の身体は、淡い光と纏っていた。
『これって、ルーンの光?』
エルエルフから聞いたハルトの力、ルーンを操る能力。
あの、命の際の体験で、私もルーンの力に目覚めたというの?

「カーット!」
「46分34秒。」
私の意識が、不意に現実に引き戻される。
「ようし流木野、休憩をやる。休憩室でシャワーを浴びて来い。」
監督はそう言うと、編集スタッフ達と打ち合わせを開始した。
私はADからタオルをもらうと、言われたとおり、休憩室に入った。
309【サキ陵辱】パイロットフィルム 11:2014/05/07(水) 00:24:36.88 ID:yZ5l4lP4
シャワーを浴び、血を洗い流しながら、先ほどの出来事を思い出す。
『あれはやはり、ルーンの光…』
ハルトが目覚めたという、ルーンの力。マギウス達と同様、呪文を媒介に、ルーンの力を引き出す。
アレがルーンの力かどうか、もう一度試してみようと思う。幸い、周りには人はいない。
念のためシャンプーなどの小物はシャワールームの外に出し、カーテンも開け放しにする。そして、
『絶対に、諦めない!』
呪文など唱えるまでもなく、私が念じたとおり、ルーンの光が周囲に広がる。
シャワーの水滴がルーンにはじかれ、ぱちゃぱちゃと音を立てている。
いまは単なる防護壁、硬質残光のようなもの。マギウス達のように複雑な術は使えない。
それでも私にとっては、貴重な武器を得たようなものだ。

そして私は、自分の身体の「ある変化」に気付いた。
『この腿の痣…』
左の腿に、赤い痣が浮かんでいる。最初は、杭を打たれたあとの名残かと思ったけど、一向に消える気配がない。
そして、鏡でその形を見て、驚愕した。三つの棘、崩れた三角形、あるいはV3つ。
『これって、ハルトの…』
ハルトの胸にあった痣と、同じ形をしている!

−−−−

ハルトの遺体を制服に着替えさせようと、エルエルフがハルトのパイロットスーツを脱がしにかかる。
私はその手伝いをして、ハルトのインナーシャツをめくりあげたとき、その痣に気付いた。
「エルエルフ、これって!」
「それはだいぶ前から時縞の胸に刻まれている。おそらく、カミツキ化の影響だろう。」
カミツキ化といっても、私にはそんな痣、刻まれていない。
おそらく、ハルトだけが背負ったもの。ハルトが背負った、カミツキの業のようなものだろうか?
私はそのとき、ハルトが背負っていた業を、少しでも肩代わりできたらと思っていた。
…そうすれば、ハルトを失うことはなかったかもしれない。

−−−−

「ああ、ハルト、ハルト!」
私は、シャワールームの中で泣き崩れる。
ハルトと、同じ痣。ハルトと、同じ力。
もう何も残っていないと思っていた、ハルトとの絆。
ハルトにだけ許したこの身体も、今日、男達に汚されてしまった。
それでも、この痣が、ルーンの力が、私とハルトとを繋いでくれる。
私は、まだ戦える。私は誓ったのだ、絶対に諦めないと。
だから私は、この身の全てを捧げて、モジュールを、ハルトが築こうとした国を守ろう!

シャワールームから出ると、バスローブ一枚という格好でスタジオに戻る。
『バスローブ一枚で撮影所なんて、AV女優みたいね。』
そう思って、一人苦笑する。みたいじゃない、今は、AV女優そのものなのだから。

「いやー良かったよ流木野さん、すばらしいフィルムが取れた。」
プロデューサーが手を広げて感動を表現している。
「特に最後の光、あれ、あんなのがだせるなんて…」
「怪我の功名ね。」
私は謙遜して肩をすくめる。実際、あの光は偶然出せたものだ。
もし、あの光が出せなかったら、私は殺されていたかもしれない。
「その調子で、本番も頑張ってね。」
「本、番、?」
一瞬、何を言っているのか分からなかった。本番って、それじゃ今までのは?
「あー、今までのはパイロットフィルムだから。」
「カミツキがどこまで耐えられるか、テストしてみたのさ。」
監督が会話に割り込んでくる。
私は不意に、契約内容を思い出した。撮影時間はたしか24時間。今は、まだ1時間も経過していない。
残り23時間、私は、今までのような責め苦を受け続けなければならない。
「いやああああああああああああ!」
そう、私の地獄は、まだ始まったばかりだった。
310【サキ陵辱】パイロットフィルム epilogue:2014/05/07(水) 00:27:48.06 ID:yZ5l4lP4
それから23時間、私への虐待と陵辱の時間が続いた。それでも、私は耐え続けた。
監督達からは、ルーンの光を使わないよう注意された。ルーンを使った場合、撮影をリテークすると。
どんな拷問にも汚辱にも、ひたすら耐え続けた。2回の仮眠と4回の食事をあわせると、ほぼ2日の撮影になった。
トイレ休憩はない。その場でしろ、と言われたからだ。
日の光の見えない場所では、時間感覚がまひしてしまう。タイムキーパーの累計時間だけを頼りに、私は耐え忍んだ。
おぞましい拷問の数々、赤く焼けた鋼のディルドー、鋭利な刃物でできた三角木馬、ガラス張りの「鉄の処女」。
常軌を逸した責め苦を受け、泣き喚きながら、それでも私は耐えた。
ハルトとの絆が、私に力をくれた。ハルトが守った世界を、今度は私が守る番。
そうして、数多の責めに耐え、最後は監督の指示通り、ルーンの光を使ったところで、私の撮影は終わった。

魂をすり減らしながら、私は何とかホテルへ帰りついた。撮影中に取り上げられたスマホは、ちゃんと返却された。
スマホをみると、アキラからメールが届いている。

「サキちゃん、やったよ。多国籍ファンドの裏帳簿を見つけた。
調べてみるとあの会社、ずいぶんあくどい事にも手を出しているみたい。
コレだけ証拠がそろえば、賃貸料だけじゃなく、モジュールの所有権も取り返せる。
サキちゃんも、そんな怪しいビデオ撮影なんかキャンセルして、早く戻ってきて!」

「ふ、ふふふふ。」
私は、思わず笑いが零れてきた。乾いた、引きつるような笑いが。
「私の努力は、なんだったのよーーーーー!」

−−−−

その後、撮影前にスマホで撮った写真を元に、アキラに画像解析を依頼した。
アキラは、どこからか件の裏ビデオを入手して、撮影所にあった小道具の画像と照合。
両者が一致することを突き止めた。そして、裏ビデオの被写体の少女が、確実に殺されている事実も。
地元の警察に連絡して、撮影所と事務所を捜索してもらったが、どちらも既にもぬけの殻だったそうだ。
彼らは再び、闇に潜った、けっして表に出てくることのない深淵に。
だが、私のビデオだけは「善意の第三者」に譲渡済みだった。
私はビデオを、撮影データを取り返そうとしたが、無理だった。
そして結局、私のビデオは発売された。

私のビデオは発売直後から、そのいかがわしい内容故に、ドルシア、ジオール始め多くの国で発禁処分になった。
だがARUSでは「カミツキの異常性を示すもの」として、人権団体や女性団体の抗議を無視して販売が続けられた。
単純所持が禁止されていないため、ARUSから禁止地域への密輸入は後を絶たなかった。
そして私のビデオは、アダルトビデオの売り上げ記録を軒並み更新する、空前の記録を打ち立てた。

こうして、私、流木野サキの名声は、望まぬ形で、世界に刻まれた…
311名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 00:35:55.95 ID:yZ5l4lP4
以上、サキ陵辱「パイロットフィルム」でした
元々は>>132の一発ネタだったんだけど、
当初はAV出たぐらいじゃモジュール運営資金は賄えないだろうとおもって
保留してたのだが、賃貸料というアイデアを思いついて、
あと、サキがルーンの力に目覚めるきっかけとからめてたら
面白そうだと思ったので、なんとか纏めました

あと、本編がひたすら痛々しいので、最後はギャグ落ちにしました
312名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 02:09:25.58 ID:yZ5l4lP4
しまった、ちょっとだけ訂正
>>308で、ルーンの光を使うシーンだけど、
杭やベンチだけでなく、両手の縄も吹き飛ばしてるつもりだったが
描写を忘れてしまった。
というわけで、ルーンの光を使えば、縄拘束も解けます。
313名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 10:01:57.51 ID:FiICnigV
乙です!こういうのも好きだから良かったです
314名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 10:35:32.56 ID:7ixkEsHf

今度はラブラブ物をどなたかに書いて頂きたい
315名無しさん@ピンキー:2014/05/07(水) 10:49:39.35 ID:6a3fqZlz
ラブラブものはほぼ全カプもう既出だし陵辱新鮮でいいな
乙でした
316名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 08:44:34.95 ID:ohBdyDcX

回されるかと思っていたので
自分にはグロが余りにもオーバー過ぎた

またハルト生存前提で何か書いてくれる人頼む
317311:2014/05/10(土) 00:00:06.26 ID:3h38NkqY
リョナ属性はやはりニッチかな?
少数でも喜んでいただければ幸いです

次は何書こうかと、プロット考え中です
リクエストがあればどうぞ
318名無しさん@ピンキー:2014/05/10(土) 00:32:53.22 ID:Qi/X79QF
>>317
乙です。ハルト生存、小説で約束してた告白の
続きをするハルトショーコを見たいです
もしくは一から関係やり直した上での告白とか
319名無しさん@ピンキー:2014/05/10(土) 10:37:20.35 ID:Ww0lO5LG
>>317
ハルト生存前提で戦後の「絶対に諦めない」約束を交わしたハルトとサキが見たいです
プラモコンテストの「サンライズ賞」を見て浮かんでいたネタです
プロットというか流れはこんな感じで

ハルト:最後まで戦い抜いたが、記憶の大半を失う(詳しくは下記で)

◆◇◆◇◆◇

先の戦いで、モジュール77初襲撃(アニメ第1話開始時)より以前の記憶を失ったハルト
それをサキに打ち明けた後、サキもハルトにプロポーズ時に自分の気持ちに嘘をついていたと告白
過去の記憶が消えたハルトにサキが自分の本当の想いを諦めたくない、
「もう一度チャンスが欲しい」と願い出る
ハルトもそれを承諾し、もう一度自分を見つめなおす考えを伝え、今度はサキともきちんと向き合い、後日に答えを出す約束を交わす

ハルトは最初の戦いから振り返り、自分を見つめなおす中、
ヴァルヴレイヴに乗ってからの自分の本当の苦しみ(発作の間隔など)を打ち明けられたのはサキだけだったと再認識する
その中でサキとの出会いを振り返り、本当の彼女を見出し、二度と「ひとりぼっち(+ドルシア捕虜のような目)」にしてはいけない、
「カミツキと人間が暮らせる国」を作る夢を描いていたハルトはサキと一緒に作っていきたい気持ちが芽生え、
二度と「ひとりぼっち」にはせず、「ふたりぼっち」になりたいと再度のプロポーズを決意する

約束の当日、ハルトはサキに再度のプロポーズ、戦いが始まって今まで気遣ってくれたことに感謝し、
今度は「責任」ではなく、二度と「ひとりぼっち」にはしない、サキと「ふたりぼっち」になりたい、「カミツキと人間が暮らせる国」を一緒に作って欲しい、
夢を絶対に諦めたくない、新たに芽生えた想いを絡めて自分の隣にいてほしいと伝える
サキもハルトの想いに今度は涙ながらに快諾し、ハルトに抱いていた本当の想いを伝え、いつか話した自分の過去が本当の話であったこと、
戦いの中でハルトを好きになり始めていたこと、一度目のプロポーズの時はハルトの気持ちが自分に向いてなかったのだと考えて断ったことを告白、謝罪する
2人は永遠の愛を誓い、国作りを絡めて、「カミツキと人間が暮らせる国作りを最後まで諦めない」約束を新たに交わす
(この前後から、ハルトのサキに対する呼び方も「流木野さん」ではなく「サキ」に変わる)

お互いの想いが届いた後は、今度は「カミツキの発作」ではなく、「ハルトの意思と想い」で抱いてほしいと願い出る
ハルトも了承し、ちゃんと優しく、想いを込めて抱くと伝え、真に身も心も結ばれる

-------------------------------------------------
(※あっても無くても良い挿入部分です)
数日後、まだカミツキに対する疑念が払われていない世界に対し、
ハルトは「カミツキと人間が暮らせる国」を作る、自分の想いを世界中に発信し、
カミツキの存在を世界に認めさせる
-------------------------------------------------

数カ月後、サトミとタカヒの結婚式の次の日に結婚式を挙げ、
豪華装飾を施した1号機、ウェディングドレス風にコーディネートされた4号機(カーミラ)の前に立ち、
「時縞ハルト」、そして「流木野サキ」改め、「時縞サキ」として未来を築く為に新たな目標に進み始める

◆◇◆◇◆◇

と、参考までにこんな感じで
これは>>317>>311)氏だけで無く、他に見て書いて下さる方が出ていただければ幸いです
320名無しさん@ピンキー:2014/05/11(日) 01:43:28.07 ID:AkeQ/e3E
ハルトとサキはお似合いの夫婦になりそうだな
321名無しさん@ピンキー:2014/05/11(日) 02:29:55.41 ID:yiBRZrTq
>>319
乙です
これだけでご飯3杯はいけるw
322名無しさん@ピンキー:2014/05/11(日) 19:40:57.52 ID:QKGfe+Gl
ちょっと鬱なプロットが思い浮かんだ
22話で、アードライがサキを逃さなかった場合
月面でハルトとエルエルフはあぼーん
脱出組は抵抗虚しく捕縛され、
全員処刑と思いきや、
ソウイチのツルの一声で、
全員無理やりカミツキ化させられた後、
モルモットにされる
カミツキ女子は、実験以外にも、性欲のはけ口として…
なんてのを、誰か書いてくれんかな?
323名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 00:11:06.62 ID:tLkjsHHS
>>320
ハルトはサキのことなんて全く相手にしてないからそれはない
324名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 00:22:56.62 ID:OjH62XJO
えっと、こんな過疎スレまで来てそれ言いますか?
325名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 00:24:12.17 ID:tLkjsHHS
事実だしね
326名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 09:53:20.13 ID:rwEebId7
リオンとエルエルフの子作りセックルを書いてくれる神はおらんのか
327名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 11:49:44.82 ID:uNqzPcHi
2014年05月13日 > tLkjsHHS
http://hissi.org/read.php/eroparo/20140513/dExranNISFM.html
このゴミがiなのは事実だし
328名無しさん@ピンキー:2014/05/13(火) 12:07:20.47 ID:F6HhMWT8
サキがゴミなのは事実
329名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 05:46:03.76 ID:pib7Sz+U
ゴミなのはオマヘ
330名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 06:02:03.65 ID:kY17xYrs
相手する奴もゴミ
331名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 08:30:34.34 ID:Hb4e9DtY
>>319か、外伝知ってたらジンとナオ書いてくれる神降臨を待つ
332名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 09:24:20.67 ID:8mdEP9I1
>>318もどなたかお願いします
333名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 10:05:34.89 ID:rALDBuId
サンダーアキラを頼む
334名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 11:12:45.13 ID:4/WjKnLn
サンダーの分度器プレイか
335名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 23:24:45.46 ID:qENiVVKn
>>318
小説版のハルト生存ルートも面白そうだけど
単純に告白ってのはどうかな?
むしろ小説版サキの「むりやりキスしてやろうかしら」で
修羅場ってくれた方が面白そう
336名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 23:59:55.30 ID:FIDtHmWd
>>335
最終的にハルショコが読めれば途中
修羅場ってても何でもお任せします
337名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 00:19:14.36 ID:SHZMr/zJ
1:ハルト生存後の修羅場のちはんぶんこED
2:319のアレ

3:空白の2ヶ月間
 ある案で男子の賛成が足りないため、
 自らの身体を差し出して支持を集めるショーコとか
338名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 12:09:27.78 ID:HyWrlwmM
4:ハルト生存後の別パターンプロットもどき(ハルト視点)

小説の告白の続きの約束を果たすために生きて戻ったが
記憶が一部欠けていて何の約束だったかを思い出せないハルト
何かを約束したはずが思い出せず、ショーコは何も言わない

時が経ちその後カミツキになったショーコと交代制で1号機のパイロットを務め
共に戦い共に過ごす時間が多くなっていく中で懐かしい以前にも知っていたような気持ちが
大きくなっていくのを感じ始めるハルト
そんな時、戦闘中敵の攻撃を受け1号機ごと近くの惑星に墜落し消息不明になるショーコ
まるで1話の光景がフラッシュバックしたかのような不安にかられつつ捜索に出るハルト

捜索後、墜落時の破損で動かなくなり山中の洞穴に隠してある1号機とショーコの無事を確認
ショーコの無事を知った際の感情、2人で洞穴という光景に何かを呼び起こされる感覚
応急修理と点検のためコックピットに入り墜落時の記録映像を見たハルト
そこには敵の攻撃を受けもうダメかと思った瞬間ハルトへの想いを口走ったショーコの映像が

これまでの感情、押し寄せる衝動、今ある気持ちが何なのか、理解と確信を得るハルト
約束を果たすためにショーコの元へ向かった後
コックピット画面にはピノの「HHHH」の文字。[終]
------------------------------------------------
小説の約束と1話と家出エピをきっかけにした話ですが
これに関係なく約束の話をどなたか書いて頂けたら幸いです
339名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 14:25:15.24 ID:u3wHZFwm
5:サンダーとアキラの課外授業
 はじめての分度器講座
340名無しさん@ピンキー:2014/05/15(木) 23:14:57.63 ID:8BYFk1ah
サンダーxアキラはなあ
サンダーは基本スケベだけど、根が優しいので、
アキラがちょっとでも怯えた態度見せたら、
そこで手出し止めてしまうだろうし、
アキラはアキラで元コミュ障だから
サンダーに迫られたら、あうあうして固まりそう

なんか、手握ったら、二人して1時間ぐらい固まってそう
341名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 03:43:49.00 ID:sySCsmuN
そもそもアキラとヤマダは仲間同士の絆であって恋愛感情ではない
342名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 06:23:55.81 ID:nSPaZBhd
え、パロスレで何言ってんのこの人
343名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 10:19:48.38 ID:3G6siDtT
タカヒお嬢様の0Gセックス希望
344名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 22:45:09.58 ID:NQ40Dpm9
アキラちゃんは百合のイメージが強すぎてなあ

アキラちゃんの百合エロ下さい
ショーコ×アキラでもサキ×アキラでもいいです
345名無しさん@ピンキー:2014/05/16(金) 23:31:17.70 ID:XVN38nME
>>319>>338みたいなプロットでも、
結構妄想を掻き立てられるな
しっかりしたSSも読みたいけど
こういうプロットも大歓迎
346名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 18:36:15.47 ID:WFbe2VnX
>>345
プロットが良いならしっかりしたSSで読みたいのも本音
共感して書いてくれる人望む
347名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 19:35:07.29 ID:8RVjgw4y
サトミとタカヒの初夜
348名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 19:36:14.66 ID:8RVjgw4y
サトミタカヒイオリの3P
349名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 19:38:29.73 ID:8RVjgw4y
キューマ
とアイナ
350名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 19:39:47.27 ID:8RVjgw4y
エルエルフと
リーゼロッテ
351名無しさん@ピンキー:2014/05/17(土) 21:11:32.97 ID:yO6+OflX
リオンと貴生川読みたい
352名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 12:42:49.75 ID:hTDH192D
プロットじゃなくてただの願望かよ
…まあ、書くのは勝手だけどな
あと>>348これすげー無理がある
ハルショコサキはまだ、ありえるかも?と思えるが
サトミはともかく、タカヒがイオリを認めるとは思えん
353名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 12:48:51.84 ID:e98US4/t
願望なんて今までいくらでも書き込みあったのに何を今更
354名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 12:56:22.81 ID:2qECyQty
>>352
有りだと自分が認められないから
文句言いたいだけの人は他行ってくれ
355名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 15:12:44.79 ID:a+0jW7QJ
リオンのパイズリでいくエルエルフ
356名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 15:18:11.60 ID:hTDH192D
>>354
いや、煽るつもりはなかったんだ
ただ、タカヒとイオリが仲良くしてるシチュが思い浮かばなかっただけで
お詫び代わりに、こんなプロットを考えてみた

基本は>>322で全員捕まってカミツキ化している状態
イオリは自分の私怨(ハルト射殺)が原因で皆が捕らえられたとの自責の念に加え
ドルシア兵に陵辱され、絶望のあまり自殺しようとするが、カミツキなので死ねない
そこをタカヒに叱咤され、絶望的な状況で、自身も陵辱されているのに気丈に振舞うタカヒを羨望の眼差しで見る
そこから二人の間に友情が芽生え、サトミに対する想いを確認
その後、いろいろあってなんとか脱出に成功し、二人してサトミに告白
サトミも、傷ついた二人を放っておけないのでそのまま3P
…なんてのを考えたが、需要はないかな?
357名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 17:10:27.65 ID:ee5PJoTJ
>>344
ショーコはアキラをバケモノ扱いして傷つけたので前者はやめろ
358名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 17:40:57.13 ID:ofbTa/zZ
沸いてきた
359名無しさん@ピンキー:2014/05/18(日) 20:16:48.88 ID:I3/kh5y0
カイン×リーゼロッテ
360名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 12:33:45.27 ID:Y4vGeBp9
>>357
情報隠蔽したサキのせいでな
361名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 14:32:17.66 ID:yWGzPOQ0
ハーノイン×クリムヒルト
362名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 15:24:07.29 ID:+L7vT4kS
ID:Y4vGeBp9
情報を隠せる有能な力があると思いこんでる妄想族「i」
-----
取り敢えず、男子の支持を集めるために身体でご奉仕するショーコってのはどう?
363名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 15:33:55.90 ID:ZUh4fwVh
oGoSKOI00
364名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 15:38:10.50 ID:InKU1Usc
サキとショーコが身体でオヤジ達に外交接待
365名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 16:06:29.14 ID:/8kUle4E
女のカミツキは全員接待セックス
もちろんアキラも
366名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 18:05:08.41 ID:9hRz1vt/
最後に裏切り者のサキだけ処刑
367名無しさん@ピンキー:2014/05/19(月) 20:06:41.89 ID:t2W4we8N
アキラの初体験を
368名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 20:37:00.65 ID:qEO3z4lG
ID:9hRz1vt/(>>366)は本社に通報済みらしいね
悪事と素性発覚するかね

まあともかくハルサキ物頼むわ
369名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 21:24:32.41 ID:0bxZGZ5o
通報済みならもういちいち構うのやめなよ
370名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 21:42:36.33 ID:qLuKQw2K
>>368
ハルトがサキを惨殺する話な
371名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 21:48:16.82 ID:qEO3z4lG
>>370
ハルトとサキに「>>368>>370」が惨殺される話なら刑務所でやれ
372名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 22:02:50.20 ID:7U8XCvbx
通報したしたアピールハルサキカプヲタさんは毎回余裕無さ過ぎだろ
本当に通報したなら自らiに絡みに行って召喚するような事せず逮捕待ってなよ
373名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 22:16:58.79 ID:d4KEul47
>>371
ハルトとサキがおまえとiを惨殺する話を自分で望むとは
スレの総意がよくわかってるじゃないか
374名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 22:39:39.12 ID:qEO3z4lG
>>373
ああ、間違えてた
>>366=>>370=>>373」だったわ
375名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 22:42:46.71 ID:ML3BByWb
371w少し落ち着けよ
376名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 22:48:06.08 ID:0bxZGZ5o
自分がミスったのに指摘されたらi扱いって凄い思考だな
377名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 23:47:39.02 ID:JtaKYZ0M
負け犬サキ厨痛すぎる
378名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 23:53:12.30 ID:sf5urEck
以下iに構う奴も荒らし
379名無しさん@ピンキー:2014/05/20(火) 23:57:04.34 ID:VTcDWpqd
とりあえず修羅場のち半分こエンド書き始めた
ただ、プロットがまとまりきってないので
結構時間がかかりそう
380名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 00:03:20.58 ID:3N+wrGEb
>>378
指摘する奴もまた荒らし
これ以上は不毛になるから連鎖終了

>>379
おお、楽しみにしてる
381名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 00:07:26.46 ID:CShPOB+L
間違いを指摘したら荒らしってねーよw
382名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 00:14:09.92 ID:Ef0jA6KV
とんでもルール持ち出してるのはミスした本人なんじゃね
383名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 00:19:52.05 ID:/XE7Swla
>>380
連鎖終了どころか自分で連鎖増やしてますよ
>>379
乙です
384名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 00:56:23.41 ID:OJPW+Hh6
エルエルフ
 ↓
 ハルト
  ↓
 ショーコ
   ↓
  サキ
    ↓
  アキラ
    ↓
   キューマ
     ↓
    サンダー
      ↓
     マリエ
       ↓
      サトミ
        ↓
       アイナ
         ↓
         タカヒ
          ↓
          リオン
           ↓
           イオリ
            ↓
           ミドリ
385名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 23:53:12.19 ID:I0YO7MNg
なんだこの暗号は?
386名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 23:58:27.61 ID:PcDYuSfb
気にせず作品投下待ってよう
387名無しさん@ピンキー:2014/05/22(木) 00:20:38.65 ID:0pQoq0QN
流木野サキ「ショーコさんにうっかり噛みついちゃった…しかもジャックしちゃった…」

ハルト「ショーコどうしたの?」

サキ「…」

サキ「…ハルト、私の部屋に来ない?」

ハルト「ショーコの部屋?いいよ」

サキ「えへへ…」
388名無しさん@ピンキー:2014/05/22(木) 11:25:45.74 ID:J0To2fPf
次はどんな作品が来るかな?
389名無しさん@ピンキー:2014/05/22(木) 14:41:37.51 ID:EqNnUdty
タカヒで
390名無しさん@ピンキー:2014/05/22(木) 20:05:37.93 ID:DEuCiNRL
>>387
ジャックプレイか
カミツキならば男女入れ替えも可能だし、
いろいろとプレイの幅が広がりそうだな
391名無しさん@ピンキー:2014/05/23(金) 19:19:28.02 ID:d1mq5SKn
ジンとナオ カモン
392名無しさん@ピンキー:2014/05/24(土) 00:01:33.71 ID:V0zdwiwe
「痛い!イタイイタイ!(女の子の初めてって、こんなに痛いものなのか…)」
「ふん、そうよ!私たちは、はっ、毎回、この、痛みにっ、耐えて、いるのよ!」
「流木野さん、それ、自分の体なんだから、もっと労わった方が…」
どぴゅ、どぴゅ、どぴゅ
「ああ、男の子って楽しい!」
393名無しさん@ピンキー:2014/05/25(日) 07:03:30.38 ID:tABsMfdB
あげ
394名無しさん@ピンキー:2014/05/25(日) 23:44:27.59 ID:rB6pOkdm
半分こエンド書いてるが、どーものりが悪い
息抜きに書き始めた陵辱ものの方が、なぜかのりが良い
こっちの方が先になるかもしれん
395名無しさん@ピンキー:2014/05/25(日) 23:55:23.95 ID:1UiIhcrv
何でも良いです
396名無しさん@ピンキー:2014/05/26(月) 23:55:48.30 ID:6N35av3Y
サンダーとタカヒの需要はあるか?
397名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 05:00:33.92 ID:NOqH/CF1
うん
398名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 19:40:00.54 ID:OPXAdCC8
>>394
グロリョナはやりようでは、エロとはかけ離れる内容(ヌケナイ内容)になるから心配
半分こ楽しみにしてます
399名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 20:27:23.83 ID:iwpp87xR
おまえがぬけるかどうかなんて394にはどうでもいい事だから
400名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 21:03:48.91 ID:rOPpt8fD
>>396
もし書いてるなら楽しみにしてる
401名無しさん@ピンキー:2014/05/29(木) 15:14:16.71 ID:Ja2oDKN3
あげ
402名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 23:02:04.04 ID:38xVFtbd
流星の乙女でも新情報なかったし、
妄想設定で200年後シナリオ書こうかな
403名無しさん@ピンキー:2014/05/30(金) 23:19:18.70 ID:tb/r6WKO
いらん
404名無しさん@ピンキー:2014/05/31(土) 05:50:50.99 ID:rOBzU3uD
キモいグロリョナよりはそっちのほうがよっぽどいるわ
405名無しさん@ピンキー:2014/05/31(土) 07:45:34.36 ID:tkKBpoY1
おまえらがいらない
406名無しさん@ピンキー:2014/06/01(日) 03:55:18.09 ID:bvUCNQsd
必死だな基地外
407名無しさん@ピンキー:2014/06/01(日) 07:02:41.71 ID:4Tex171A
基地外しかいない
408名無しさん@ピンキー:2014/06/02(月) 23:10:55.70 ID:LY+GoH6J
ドラマCD聞くと、半年後でも結構、情勢緊迫してて
エロエロやってる暇はないような気がする
409名無しさん@ピンキー:2014/06/02(月) 23:32:47.02 ID:DkD22Bjj
パロに暇とか関係ない
410名無しさん@ピンキー:2014/06/03(火) 21:51:16.72 ID:UxprETvg
情勢不安定で、明日をもしれない
ならば、生きているうちに、ヤレルことヤっとこう
ということで
みんなエロエロになってそう
411名無しさん@ピンキー:2014/06/06(金) 11:59:40.72 ID:UuTP74YZ
待機あげ
何かネタ来ないかな?
412名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 20:04:30.08 ID:JRKmZ60L
クリムヒルトとエルエルフがありえる展開になってきたな
413名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23:33:33.00 ID:DRS/7DyM
クリムさんとはメガネの相方生存させて筆下ろしさせてやれ
414名無しさん@ピンキー:2014/06/09(月) 23:36:58.15 ID:yUONXHhS
「クリムヒルト、私はお前のことが…」
「申し訳ありません、殿下。私は、既にミハエルと…」
「…ミハエル?」
415名無しさん@ピンキー:2014/06/10(火) 02:13:09.88 ID:/bsSNvZC
おっぱい大好きなエルエルフがクリムヒルトから
一晩中共に過ごす誘いを受けて何も起きないはずがない
416名無しさん@ピンキー:2014/06/10(火) 02:20:32.04 ID:kKgRTXRk
エルエルフとリオン先生も悪くない
417名無しさん@ピンキー:2014/06/10(火) 07:19:17.29 ID:/bsSNvZC
どっちも良いな
エルエルフは年上じゃないと難しそうだしな
418名無しさん@ピンキー:2014/06/11(水) 19:25:24.76 ID:BdQHxfq0
エルエルフは見た目ロリ中身BBAがお好みだからわりと幅広くいけるだろ
中の人的には某アニメでリオン先生とカップルだったからリオン先生でいい気もするがw
419名無しさん@ピンキー:2014/06/11(水) 23:59:11.49 ID:IL/GYGc5
ショーコとサキのレズものを
420名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 01:51:15.20 ID:5k9nzhY8
エルエルフはクリムヒルトとリオン両方のオッパイに
顔をうずめてしっくり来た方と関係を持てばいい
421名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 12:30:22.76 ID:/GKtzYsB
エルエルフ×サキでいいよ
422名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 13:14:21.29 ID:qDFs3J0n
エルエルフ×リーゼロッテでいいよ
423名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 13:54:10.02 ID:5k9nzhY8
>>422
イク時はどうせリーゼロッテの名を叫ぶからそれを許せる女じゃないとな
424名無しさん@ピンキー:2014/06/12(木) 14:47:48.75 ID:2mUW3xfl
パロだしリーゼロッテ限定じゃなくてもおk
リオンでもクリムの名前でもいい
425名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 21:38:03.81 ID:gd2/K+Ig
リーゼロッテ以外のキャラとラブラブしてても別に良いだろ
他の女とやってる最中にリーゼロッテリーゼロッテ言ってるエルエルフ想像したら気持ち悪すぎてワロタ
426名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 23:23:41.73 ID:OKhSJ9Fe
「…リーゼロッテ…」
「(ミハエルはまだ、リーゼロッテ様のことを…
 私ではやはり、リーゼロッテ様の代わりにはなれないのか)」
「ふんっ!くっ!」
「ミ、ミハエル!急に激しく…」
「俺はバカだ、こんな時まで、彼女の事を思い出すなんて!」
「うぅ、こ、これ以上は…」
「ああ、だ、出すぞ!」
どぴゅ、どぴゅ
「い、いくうぅぅ!」
「ああああ、アードライ!」
427名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 23:42:46.53 ID:cpTi1tzD
>>426
吹いた
428名無しさん@ピンキー:2014/06/13(金) 23:42:54.16 ID:3ev8eEqN
板違い
429名無しさん@ピンキー:2014/06/14(土) 12:05:06.17 ID:6+DvgD2X
ホモプレイならリーゼロッテの部分をハルトに置き換えてもなんら違和感ないんだよなぁ(笑)
430名無しさん@ピンキー:2014/06/15(日) 23:21:27.45 ID:lFS1+i4T
クリムヒルトと二人で、リーゼロッテやハーノインの思い出を語りながら
慣れない酒を飲んで泥酔し
気づいたら、クリムヒルトとベッドを共にしていて
愕然とするエルエルフ、なんてのを見てみたい
431名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 00:36:47.70 ID:dQ1xaQUq
>>430
エルエルフにとっては一番気心の知れた女性だし
クリムヒルトからしても面倒見てた可愛い部下だった訳だしな
432名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 15:25:40.62 ID:VssyqBu9
クリムヒルトはツンデレクール属性がエルエルフとかぶっててなんだかな
リオンのがいい
433名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 15:56:56.41 ID:L8eEYXte
>>430
いいねそれ
434名無しさん@ピンキー:2014/06/16(月) 20:00:54.28 ID:dQ1xaQUq
>>432
似たもの同士クリムヒルトも正反対タイプのリオンでも美味しい
435名無しさん@ピンキー:2014/06/19(木) 19:22:24.67 ID:hghap9zY
エルエルフの中の人「サキが一番好き、二番目はタカヒ」
436名無しさん@ピンキー:2014/06/19(木) 19:46:15.00 ID:XBYkLD+p
アキラとタカヒじゃなかった?ってか何で急に中の人の話?
437名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 15:22:11.47 ID:DPCHrote!
>>435

それは逢坂良太
438名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 17:05:20.08 ID:V/3fH0Ln
声優ネタは他で頼む
439名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 18:17:57.57 ID:a8l4FBgq
カイン×リーゼロッテ
440名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 21:55:21.40 ID:y1fiQW0O
逢坂さんはサキ一途で二番目に好きなキャラとかいないんじゃなかったっけ

そんな事より唯一公式夫婦のサトミタカヒ夫妻人気なさ過ぎ
441名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 22:03:23.24 ID:U7HRoWpH
>>439
前スレにあったよ

アキラちゃんのエロ読みたいが
相手が思いつかん

アキラxサンダーはフラグ立ってるけど
サンダーにとってアキラって、
もろにストライクゾーン外してるからなあ

あと、フラグ立ちそうなのは霊屋ぐらいだし
いっそ、アキラxサトミの禁断の兄妹愛とか?
442名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 22:07:52.61 ID:wGqNNn6r
>>440
逢坂は最初から個人ではサキ、作品ではハルトはショーコと
くっついてほしいっていうのはブレてないよ
どっちの話も二番目のキャラは出てない

サトミタカヒは公式でもう幸せになってるからあえてパロで
やる必要もないから欲求もないのかもよ
443名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 22:19:12.73 ID:a8l4FBgq
>>441
前スレ見てなかった有り難う
パロだからストライクゾーンとかまで気にしなくていいのでは
444名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 22:26:27.11 ID:V0VLA5N2
貴生川とリオンの再会エロ
サキとアードライの口付け実演講座
サトミとタカヒの初H
445名無しさん@ピンキー:2014/06/21(土) 23:34:18.64 ID:U7HRoWpH
>>443
いや、それはそうなんだが
なんか話が想像しにくい

「ア、アキラ(ちっちぇえ、Aカップおっぱいって、こんなもんなのか?)」
「…山田、なんかシツレイなこと考えてない?」
「いいいやいやいや、胸が小さいなんてそんなことはこれっぽちも…」
「…バカ」

なんか、エロにたどり着くのにスゲー時間がかかりそうだw
446名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 10:05:27.54 ID:/xC+m5iv
アキラちゃんは百合でお願いします

ショーコ×アキラ
サキ×アキラ
ナオ×アキラ
マリエ×アキラ
447名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 13:38:18.55 ID:kaDNL7PG
>>446
ショーコはマリエとだけまぐわってろ
アキラに手をだすな
448名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 13:49:45.62 ID:X5515gfu
やっぱりこのパターン
449名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 14:03:47.98 ID:e56vqot0
サキ×アキラ、ショーコ×アキラ好み
サンダー×タカヒもいい
450名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 16:46:53.13 ID:EY8nHLqk
ショーコアンチとiは同類
ショーコアンチ×iでケンカップルになれそう(笑)
451名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 19:22:58.33 ID:/UEQNCwc
あの世でキューマとアイナがベットイン
452名無しさん@ピンキー:2014/06/22(日) 23:52:24.72 ID:Q/mbgnXc
キューマとアイナのルーンの欠片をくっ付けるとか

小説版で、リーゼロッテのルーンの欠片を
エルエルフに渡すシーンがあるから
ルーンの欠片をくっつけるぐらい
出来てもいい気がする
453名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 10:59:31.14 ID:zMeqkXqa
タカヒとの結婚式直前の、
サトミのもとを訪ねるイオリ
「一度だけでいいんです!
抱いてください!」
イオリの切なる願いに負け
イオリを抱いてしまうサトミ

タカヒとの婚姻後、イオリの妊娠が発覚
タカヒに散々なじられるサトミと
タカヒとイオリの修羅場

…なんてのを誰か書いてくれんかな
454名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 11:07:59.67 ID:ULByeH2f
>>453
それまるっとサキとハルトとショーコじゃん
455名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 11:38:30.68 ID:91BkxdmM
え?
456名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 15:05:55.63 ID:NHu3uwfx
アイナちゃんが好きだったのはハルトだったらしいからハルト×アイナで先輩も巻き込んだドロドロ修羅場も見てみたい
457名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 15:36:04.05 ID:FbNi6QIT
サキ×サキが乗り移った少年兵
458名無しさん@ピンキー:2014/06/23(月) 17:02:21.39 ID:JyeEzKGk
>>457
>>223の人、続きがこないな
459名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 05:45:18.26 ID:Uw/oSyQ9
エルエルフ×リオン先生マダー?
460名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 19:19:04.99 ID:OxEoZiL+
エルエルフとクリムヒルトの濃厚セックルで
461名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 21:51:08.03 ID:ErZashai
エルエルフ×サキの新婚初夜で
462名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 22:11:04.53 ID:NcTYhxaJ
>>461
それは今までにないパターンだな
エルエルフの中に、ハルトのルーンが残ってる
なんて展開かな?
463名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 22:39:16.74 ID:uohGtoE6
アドサキもいい
464名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:24:15.70 ID:tVysY4eG
カイン×クリムヒルト
465名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:33:53.07 ID:E226Tw5t
サキ×ハルト
466名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:40:52.17 ID:OxEoZiL+
>>461
なにげにサキとエルエルフ気が合いそうだよな
467名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:47:29.59 ID:cTQ2//2S
ハルト×ショーコ
468名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:50:14.47 ID:tVysY4eG
エルエルフとクリムヒルトもなかなか合うと思う
469名無しさん@ピンキー:2014/06/24(火) 23:58:30.92 ID:gShWvmyq
エルエルフ×リーゼロッテ
470名無しさん@ピンキー:2014/06/25(水) 02:16:21.33 ID:XmLY5lrV
エルエル腐厨うざい
氏ね
471名無しさん@ピンキー:2014/06/25(水) 02:35:19.11 ID:wWxGNDRV
>>470
アードライ腐は来るな
472名無しさん@ピンキー:2014/06/25(水) 10:49:13.98 ID:6rIGlQd5
ハルト×アイナも実は結構相性良いと思う
恋愛面で泥沼になりそうな良い素材だったのに殺したのは勿体無い
473名無しさん@ピンキー:2014/06/25(水) 18:38:08.17 ID:wWxGNDRV
アイナちゃんは優しい子だから泥沼の争いなんかしない
474名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 23:39:48.50 ID:8E/JMABN
ハルト×実体化したピノ
475名無しさん@ピンキー:2014/07/05(土) 07:13:15.92 ID:uzyxFBgu
エルエルフがリオンかクリムヒルトとセックルする話まだー?
476【キューマxアイナ】想いの欠片 1:2014/07/09(水) 01:30:41.52 ID:CQJ4uCqB
「アイナ!」
「犬塚先輩!」

中空でがっしりと、ほほを寄せ合うように抱きしめ合う二人。
二人の目尻から頬へ、涙が伝い落ち、やがてひとつに混じる。
「やっと、やっと逢えました。」
「ああ、待たせてしまった。」
抱擁をやめ、互いに見詰め合う二人。二人は衣類は身に着けていなかったが、少女は眼鏡を掛けていた。
その眼鏡越しに映る少年は、少女の記憶よりも逞しさを増しているようだ。
「先輩、カミツキになったんですね。」
「…俺はアイナを守れなかった。だから、みんなを守れるように、カミツキになったんだ。」
少しだけ、少女の表情に陰がさす。
「そう、ですよね、私はもう、死んじゃって…」
少女がうつむくと、新たな、別の意味の涙がその頬をぬらす。
「…先輩も、亡くなったんですね…」
「…だが、こうして、またアイナと逢えた。」
うな垂れる少女を、少年は再び抱き締める、両の手でその背中を、細い腰を、締め付けるほど強く。
「…アイナ、俺は君が好きだ。」
「先輩…」
それは、遅すぎた告白。
少年にとっては、告げられなかった言葉。
少女にとっては、告げられることのなかった言葉。

二人の間に、しばしの静寂が訪れる。
「でも、わたしたち、何時までこうしていられるか、分からないのに…」
「だからこそ、今、伝えたいんだ、俺達の存在が、消え去る前に!」
少年の瞳に宿るのは、嘗ての悔恨と、それ故の決意。
少年の意志に、眼鏡の奥の、少女の瞳が再び潤む。

「…先輩、わたしも、好きです!」
「アイナ!」

しばし見詰めあった二人は、そのまま唇を重ねる。
軽く触れるだけのキス。
「わたしの、ファーストキスです。」
「…俺もだ。」
そのまま、今度はより濃厚な口付けを交わす。
舌を差込み、絡め合う。口腔を、歯茎を舐め、唇を啄ばむ。
少年は口付けしたまま、少女の肩から胸へと右手を滑らす。少女の小さな膨らみが、右手にすっぽりと収まる。
「うんっ!」
口付けしたまま、少女は嬌声をあげる。
「ふぅ、アイナ…」
口付けをやめ、少女を見詰める少年。キスと胸への愛撫で、恍惚とした表情を浮かべる少女。
しかし少年は、そこで動きを止める、右手は少女の胸を覆ったままで。
「…先、輩?」
不安げに少女が見上げる。
「ごめん、余計なことを考えていた。」
「余計なこと?」
「…目の前にいるアイナが、ただの俺の欲望の残滓なんじゃないかって。」
少年は理解していた、自分が既に死んでいることを。
ならば、目の前にいる少女は、本当に死んだ彼女なのだろうか?
人が死の前に見る走馬灯と同じで、この少女も、自分の願望が生み出したのではないかと。
「そう、ですよね。おかしい、ですよね…」
少女の声も、消え入るように萎んでゆく。
少女も理解している、自分が既に死んでいることを。
二人はここに、居るはずのない存在、まがい物の命。ならばこの想いも…

その時、不意に、声が聞こえた。
『相手にどう思われるかなんか、どうでもいい、僕がどうしたいか、なんだ!』
477【キューマxアイナ】想いの欠片 2:2014/07/09(水) 01:31:44.78 ID:CQJ4uCqB
「今のは!」
「…ハルトさん?」
それは微かに響く、懐かしい声。二人の間を取り持つ、共通の友。
「…そうだったな、ハルト。」
その声を聞き少年は、わだかまりを捨てる。
「誰かのためじゃない、俺自身のために、俺はカミツキになったんだ。」
そうして、再び少女を、強く抱き締める。
「アイナ、俺はもう迷わない。だから君を、俺のモノにする。」
少女も、自らもしがみつく様に、少年に抱きつく。
「…ハイ、先輩、よろこんで…」
抱き合っていた二人は、頬を寄せ合い、ふたたび口付けを交わす。
軽く唇同士で啄ばんだ後、少年の唇は、唇から頬へ、首筋から鎖骨へ、そして乳房から乳首へと降りてゆく。
「はぁうん、せんぱぁい。」
乳首を啄ばまれ、少女は甘く鳴く。初めての快感。少年から与えられる快楽に、戸惑いながらも喘ぐ。
少年は左手で背中を撫で回しながら、右手で再び乳房を揉む。
「うぅ、わたし胸、小さいから…」
少年の手には、物足りないサイズ。それでも少年は、小さな肉の山をやんわりと捏ねてゆく。
「小さくても可愛いよ、アイナの、おっぱい。」
そう言うと唇で乳首を吸うように覆い、舌で乳首の先端を舐める。
「くふぅん、それ、気持ち良いです!」
唇と手で胸を攻められ、少女は早くも軽い絶頂を感じていた。
「アイナって、意外と敏感なんだな。」
頬を片方の乳房に当て、舌先で反対の乳を舐める。顔を胸の谷間に埋めならが、左右の乳房を交互に舐める。
そして、開いた右手を、おへそから下へ、少女の淫裂へと導いていく。
「あぁん、そんな、恥ずかしいです…」
少女の秘唇には、何時しか愛液がにじみだしていた。
秘唇の左右、陰毛の生え際をなぞるように、少年は指を這わす。
そして右手で少女のスリットを擦りながら、左手を少女の臀部へと伸ばす。
「ひゃうん!」
お尻を軽く撫でられただけで、少女は悲鳴にも似た嬌声をあげる。
「…お尻も、弱いんだね。」
「あんっ、先輩の手が、気持ちよすぎるんです。」
そう言うと、今度は両方の手で尻肉を揉みはじめる。
「ひぃん、先輩、そんなにしちゃ…」
少女の止めるより早く、少年は舌先で少女のクレヴァスを舐める。
「うぁぁっ、そんなにされたら、わたし」
「…いっても、いいんだよ。」
少年は少しだけ意地悪な表情で笑うと、再び少女の秘唇を、尻肉を攻める。
「はあぁ、それじゃ、わたしも…」
上下の感覚のない空間で、少女の身体が、半回転する。
「うんぐっ!」
「うっ!」
少女の小さな手が、おずおずと、少年の竿を握り締める。
「うふっ、わたしも、攻めちゃいます。」
そう言うと少女は、唇で、少年の男根を包む。そして、唇と手を前後に擦り、一物を絞り込む。
「ふっ、じゃ、俺も!」
上下逆向きになった秘裂を、舌でなめあげる。
臀部の向きも逆になったが、手でこねる分には大差ない。
「うっぶ、ひもひひいへふ。」
男性器を銜えろれつが回らないながら、少女は答える。
少女も負けじと、唇をすぼめると頭ごと前後に竿を擦る。
左右の手は、少年の玉袋をやんわりと揉みあげる。
「ひゅふっ、アイナ、もう、出そうだ。」
スリットに舌を差し込んでいた少年は、急速に射精感を感じていた。
「ふえんふぁひ、はひへふあああい!」
一物を口に含んだまま、少女が答える。
「うっ、ア、アイナあぁ!」
どぶ、どぷ、どぷっ。
「きゃっ!」
少年の男性器から、白濁が放たれた。
478【キューマxアイナ】想いの欠片 3:2014/07/09(水) 01:33:11.75 ID:CQJ4uCqB
放たれた精液は、少女の口に納まりきらず、その顔へと注がれる。
重力のない空間で、精液はそのまま鼻に、頬に、眼鏡に貼り付く。
「だ、だいじょうぶか?」
少年が慌てて問いかける。
「あはっ、だいじょうぶです、ちょっと、眼鏡が見えにくいけど。」
そういって眼鏡を外し、指で拭う。顔の方は、左手の甲で撫でる。

ただ其れだけのことなのに、少年の中では、蠱惑的な行為に見えてしまう。
射精した直後の男根に、再び血が巡り、欲望が滾ってくる。
「アイナ!」
再び少女のと正対すると、少女の両足を持ち上げ、少年はその腰を少女の間に割り込ませる。
「…先輩…」
精液で汚れた眼鏡越しに、不安そうに見詰める少女。
少年は一旦動きを止め、少女を見詰め返す、その想いを受け入れてもらうために。
「…アイナ、入れるよ。」
それは、簡潔な答え。シンプルに、その想いを伝える。
「はい、わたしの初めて、もらって下さい。」
少女の答えに頷くと、少年は腰を押し進める。少年の男根が少女の秘唇に触れ、割り込む。
「くっ!」
愛液で濡れているとはいえ、少女の秘裂は初めてで固い。
それでも、少年は少女の足を引き寄せるように、徐々に自分の性器を押し込んでいく。
「うくっ」
少女は、押し広げられる、鈍い痛みに耐える。
やがて少年の一物が、少女の薄い膜に突き当たる。
再び、見詰め合う二人。この先は、もう後戻りできない。

ぷちっ!
「いきぃぃ!」
「ぐっ!」
少年は強く腰を押し込み、強引に膜を破り去る。そして、少年の性器が、全て少女の膣内に納まった。
破瓜の痛みに、身を裂かれるような痛みにも、少女は耐える。少女の目尻に再び涙が浮かぶ。
それは、少年も同じ。彼の一物は痛いほど締め付けられていて、やはり目尻に涙を浮かべている。
だが、二人とも分かっている、その涙の意味が。
「先輩…」
「ああ、アイナを、俺のものにしたぞ!」
それは、歓喜の涙。二人はこの時、身も心も、ひとつになった。
479【キューマxアイナ】想いの欠片 4:2014/07/09(水) 01:34:42.03 ID:CQJ4uCqB
それから、どれだけの時間が過ぎたか?
繋がったまま抱き合う二人は、お互いのぬくもりを肌で、そして敏感な箇所で、直に感じ取っていた。
「ふぅ、アイナの中は、温かくて、きつくって、気持ちいい。」
少年は、一度射精した所為か、男性器を包み込む肉壁の感触を堪能していた。
「…先輩、もう、だいじょうぶですから。」
そんな少年に安堵してか、少女が控えめに呟く。
本当はまだ、股間から伝わる鈍い痛みと、破瓜直後の鋭い痛みが残っている。
それでも、膣壁から伝わる一物の脈動が、女の性が、更なる快楽を求めている。
「…ああ、動くよ。」
少年は頷いて、少女の腰へ手を掛ける。
少女の細い腰を、両手で挟むように持つ。そして、
「アイナを、もっと気持ちよくさせたいから。」
少女の腰を持ち上げ、自分も腰を引く。
「くふうぅ!」
少年の性器が雁口近くまで引き抜かれ、秘唇が捲れかえる。
今度は少女の腰を引き付け、自身の腰を打ち付ける。
「うぁあん!」
僅か一往復だけで、少女の中に快楽が芽生えていた。
それが鈍く伝わる痛みと重なり、少女の心をかき乱す。

少年も、うごめく肉襞に新たな快感を覚える。
「うっ、アイナの中、締め付けられて…」
思わず、更に二度三度と、抽挿を繰り返す。繰り返すごとに、快楽が積み上げられる。
「ひうぅ!先輩、そんな激しく…」
少女は堪らず悲鳴を上げる。しかしそれには、甘い声色が混じっていた。
「アイナ、まだ痛いか?」
はっとして、少年は少女を気遣う。快楽に流され、つい、急ぎすぎてしまった、と。
「あのっ、まだ痛いですけど、それより!」
涙を浮かべつつも少女は、はにかみながら答える。
「…気持ちいいんです。」
「アイナ!」
こみ上げる愛おしさと、湧き上がる快感に、少年の腰の動きが加速する。
「ひゅん、くふっ、せっ、先輩!」
少年の抽挿に、徐々に早くなる腰の動きに、少女の身体は翻弄される。
だがその奥深く、膣洞から沸きあがる苦痛と快楽は、少女を別の意味で翻弄しようとしている。
そして少年も、膣洞を往復する毎に締め付けられ、急速に射精感を覚える。
「ア、アイナ、俺は、もう!」
「はっ、あっ、あふっ、先輩!中に!」
少女も甘く鳴きながら、湧き上がる快楽に流されていく。
少年は、絶頂をめざし、一心不乱に腰を振る。
少女は、ツーサイドアップの髪を振り乱し、少年の攻めを受け入れる。そして、
「アイナァァァ!」
どくっ、どくっ、どくっ、どくっ。
少年は、少女への想いと共に、少女の膣内に、熱い精液を直接放出した。
「ふわああぁぁぁぁぁ!」
同時に、少女も絶頂の頂に達していた。

二人して絶頂に達したまま、繋がったままで、二人は見つめあう。
「…アイナ、もう離さない。」
「うふっ、わたしもです、先輩。」
そして二人の身体は、心は、繋がったまま混じり合い、溶け合っていった。
480【キューマxアイナ】想いの欠片 epilogue:2014/07/09(水) 01:35:50.59 ID:CQJ4uCqB
それは、ただの幻想。
それは、ただの偶然。
ただ、それだけのはずなのに、
何故だろう、涙がとめどなく溢れてくる…

滲んだ視界の先、水滴の浮かぶバイザー越しに見えるのは、小さく輝く、ルーンの塊。
それは2つの塊が、絡み合い、混じり合い、繋がり合い、ひとつの結晶を形作っていた。
あたかも、それが元からひとつに繋がり合う塊であったかのように。
そしてそれは、睦み合う恋人同士が、互いを求め合い、まぐわう様にも似ていた。
まるで離れ離れになった恋人達が、ようやく巡り会い、ひとつになる。
そんな物語のような、小さな偶然。

アイナと、犬塚先輩の、二人の想いの欠片。

通常のルーンは物質に依存し、物質の変化とともに変容する。
しかし、何かの弾みで物質から切り離されたルーンは、物質からの干渉を受けない。
そうしたルーンは当初、周囲の空間に干渉し、淡い光を放つ。
だが、やがてルーンも不活性化し、空間への干渉力を、光を失う。
そうなると物質界からの検出は困難になり、ルーンの扱いに長けたマギウス以外には、存在そのものが認知されなくなる。
そして不活性化したルーンは、ルーン同士でも干渉しなくなる。
物質に組み込まれたルーンとも、ルーン同士がぶつかっても、ただ反発しあうだけ。
そうして不活性化したルーンの塊は、形を変えることなく、半永久的に虚空を漂う。

ただ、不活性化したルーンの間に、活性化したルーンが割り込んだ場合は?
二つのルーンの間を取り持つ、活性化されたルーン。
それを放った存在は、一人しか考えられない。

「ハルト、貴方なの?」

ヴァルヴレイヴによって奪われ、砕かれたハルトのルーン。
その、僅かなルーンの欠片が、二人のルーンを導き、巡り会わせた。
それは文字通り、起こりえない程の確率の、奇跡と呼んでいい、偶然の出来事。

「アイナ、犬塚先輩と、永遠に一緒ね!」

そう言って私は、ルーンの結晶を虚空へと放つ。
二人の結晶は、誰からも邪魔されることなく、虚空を漂い続けるだろう。

…もしかすると、いつの日か、誰かの心に、二人のルーンが宿るかもしれない。
リインカネーション、前世の記憶、自分の知らないはずの、もうひとつの想い。
その時、その人は、この二人の思いを受け継いでくれるだろうか?

そんなことを考えながら、私はカーミラを駆る。
私の大切な彼の、想いの欠片を求めて。
起こりえるはずのない、奇跡を信じて。
481名無しさん@ピンキー:2014/07/09(水) 01:42:40.16 ID:CQJ4uCqB
以上、キューマxアイナ「想いの欠片」でした。
>>452のネタを膨らませただけなのですが
こういう「救い」があってもいいかな?と思って書きました。

…本当は、修羅場が掛けなくてスランプぎみだったので
気分転換に書いてみたのですが
482名無しさん@ピンキー:2014/07/13(日) 00:20:50.48 ID:ki+T1B7Z
誰も来ないな
483名無しさん@ピンキー
サンダー×アキラを、アキラめない