>>1 よく見る 艦これ 厨 の一例
http://hissi.org/read.php/gameswf/20131011/TERzWStnVy8.html http://hissi.org/read.php/gameswf/20131011/RTI5QlVsWVA.html http://unkar.org/r/news/1379463574 **17億 Angry Birds ( アクティブ ユーザー数は 2億5000万人 )
2000万 パズル&ドラゴンズ(パズドラ)
1400万 おさわり探偵なめこ栽培キット( シリーズ累計は 3000万 )
1000万 神撃のバハムート 、探検ドリランド
*900万 クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ
*800万 ドラゴンコレクション ( ドラコレ )
*700万 にゃんこ大戦争
*500万 ケリ姫スイーツ 、拡散性ミリオンアーサー 、対戦☆ZOOKEEPER ( ズーキーパー )
*400万 戦国コレクション 、ぷよぷよ!!クエスト 、逆襲のファンタジカ 、プロ野球PRIDE
*350万 アイドルマスター シンデレラガールズ ( モバマス ) 、キングダムコンクエスト
*300万 ブラウザ三国志 ( ブラ三 ) 、神魔×継承!ラグナブレイク 、ガールフレンド(仮)
*100万 艦隊これくしょん -艦これ-
↑ 登録 規制で 話題を引っ張る 品薄商法 口コミ という建前で ステマ宣伝 自慢は 2chの スレの勢い (笑
そこら中の スレで 宣伝レス 撒き散らし パズドラや モバマス、東方などを 持ち出しながら 艦これ ageを 始めるのが 艦これ 厨
都合が悪いと ブラウザゲーと ソーシャル アプリゲーは 違うから 比べるなと 言うが、ならば 分際を 弁えて 巣から 出てくるな ステマ 角川と 底辺 企業 DMMは 氏ね
また 他作品を 貶しながら 特定作品を 持ち上げる 行為は 東方で 紅魔キャラを 持ち上げ 他を 貶す 紅魔 厨に 瓜二つ
東方の 宣伝 レスを 撒き散らしていた 中にも 同人 イナゴ 紅魔 厨が 多くおり 行動の 類似性から 艦これ 厨と 紅魔 厨は 相当数 被っている
東方 モバマス ステまどマギ 艦これ 等、 ピョンピョンと 流行り物に 飛び移る 同人 イナゴ ( 東方 厨 = 紅魔 厨 = 艦これ 厨 )は作品や キャラ になんて 何の 興味もなく 消耗品としか 見ていない
艦なんぞ 村紗にでも 全部 沈められとけ
http://i.imgur.com/gYSCSLw.jpg ■東方 警察とは 同人 175が 批判を 逸らすため、 自分を 被害者に でっち上げた マッチポンプ
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=36015380 ちなみに この ふぁっ熊 とかいう 糞同人ゴロ 、 東方 モバマス まどか 艦これ 全てに 手を付けている (笑
■東方のイナゴロサークル
RRR ( りおし / 座敷 ) 、ネオサイクロン中指 ( ふぁっ熊 ) 、 TRICK&TREAT ( 松下ゆう ) 、 ツキヨミ 、 さいピン×こやき 、 あちきのメガネ 、 負け組クラブ
D.D.D. ( チャンコ増田 ) 、 ぽんじゆうす? 、逸遊団 、 HappyBirthday ( 丸ちゃん。 ) トレス 前科あり
http://red.ribbon.to/~amrtrace/maru.html
>>1 チッなんてスレ建乙……あ、いえ何でもありません、ウフフ
あは〜ん
>>1航戦の誇り乙です!
+ i! + +
+ ___ノ;} + ___ +
, ´: : : : : : : : `ヽ、,_ _ + , ´: : : : : : : :`ヽ、 +
/: : : : : : : : : : : : : : :\: ::ヽ /: : : : : : : : : : : : : ::\
/: : : l: : : : | : : : : : : ト、 : ヽ : :ヽ / : : : / : : : : : : : : : :l : : :ヽ、 +
/: : : : l : : : 八 : : : : ./_ヽ : ヽ: : | + /: : : : l: : : : : ノ'、: : : :l::ヽ : : :', + +
,: :: : : : !: : :ノ ヽl\/ ヽ:ノ: : | ,::: :: : :! : : :メ \N´ ̄ヽ: : ノ
l: :「ヽ: :| : ノ ィ== ==、 :i: |: : ::j l::「ヽi :ヽ/ ィ== ==、:i: |
+ .ヽ:ヽィ: : :|: //// ///|: | : :,' + |: ヽィi : :| //// ///|: | +
\: : : :i ┌------ j:八丿 + |: : : :| : | ┌------ .|: | +
ヽ :::|、 ヽ、_____ノ ,.ィ′+ + l: : : :| : l、 ヽ、_____ノ .ィ|: |
+ ヽrケ、=‐-t--r-ァ:イ/ i: : : | : |.、=‐-t--r-ァイ/ .|:.| + +
+ + ` ., '`iヽヽ//、::i|:;+ + + "i: : :l :l:, '`iヽヽ//、::iЕ) リ +
/ ,'个-`_8:、`、 ',: :ヽi/ ,'个-`_8:/|~|
/ ,'::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: 、ヽ. ',: :./ ,'::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: 、ヽ
>>6 少しずつ改変加えてるのが好感を持てるわけがない
人気が出たら変な奴が沸くのはどんなものだって一緒さ
ディスる奴もいれば無駄に宣伝する奴もいるし夕張のおへそぺろぺろにわかが変な行動起こすのも一緒。
それを見守るか反応するかどうかで変わると思う。
マジレスしてしまっ響とぐるぐるまわりたい
17 :ぼくらはトイ名無しキッズ:2013/08/12(月) 18:25:35.72 ID:QphV+fTj0
>>1 登録・ダウンロード数
25000万人 Angry Birds(左はアクティブユーザー数、DL数は17億)
1700万人 パズル&ドラゴンズ (パズドラ)
1000万人 神撃のバハムート 、 探検ドリランド 、 釣り★スタ 、 おさわり探偵なめこ栽培キット 、 なめこ栽培キットSeasons
*750万人 ドラゴンコレクション (ドラコレ)
*600万人 おさわり探偵 なめこ栽培キット Deluxe
*500万人 拡散性ミリオンアーサー 、 恋してキャバ嬢
*400万人 戦国コレクション(戦コレ) 、 逆襲のファンタジカ
*350万人 アイドルマスター シンデレラガールズ (モバマス) 、 キングダムコンクエスト
*300万人 ブラウザ三国志 (ブラ三) 、 クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ 、 チョコットランド 、 対戦☆ZOOKEEPER
*250万人 ガールフレンド(仮)
*220万人 100万人の信長の野望
*200万人 神魔×継承!ラグナブレイク 、 三国INFINITY 、 みんなとモンハンカードマスター 、 大乱闘! UTOPIAー 、 ケリ姫スイーツ
*180万人 大連携!!オーディンバトル
*150万人 大戦乱!!三国志バトル 、 運命のクランバトル 、 アヴァロンの騎士 、 秘書コレクション 、 大召喚!!マジゲート 、 戦国サーガ 、 冒険クイズキングダム
*100万人 戦国IXA(イクサ) 、 デジモンコレクターズ 、 ROAD TO DRAGONS(ロード・トゥ・ドラゴン)
BOUND MONSTERS(バウンドモンスターズ) 、 無敵三国 、 神界のヴァルキリー 、 ドラゴンコインズ
**70万人 ドラゴンリーグX
**60万人 モンスタードラゴン【MONSTER×DRAGON】 (モンドラ) 、 剣と魔法のログレス
**50万人 のぶニャがの野望
**45万人 究極×進化!戦国ブレイク (戦ブレ)
**40万人 ブレイブリーデフォルト プレイングブレージュ
**30万人 艦隊これくしょん -艦これ- ←←←←何?この雑魚(笑)
信じられるか?これ3か月前のやつだぜ。
今のと比べると、今のが必死すぎて笑えてくる。
>>15 「ふぁ〜…今日も疲れたな…」
「司令官、お疲れ様」
「響もお疲れ様…なぁ響、就寝前に俺の部屋に来い」
「……またアレ?」
「そう、アレ」
「司令官も物好きだね…私なんて抱いて何がおもしろいのやら…」
「響がいい」
「……了解。11時に行く」
「待ってるぞ」
イチマルゴーゴー
「司令官、入るよ」
「いらっしゃい響!待ってたぞ」
「……準備万端、って感じだね」
「当たり前だ!歯磨きもトイレも済ませたからな!ほら早く布団に入れ。もう夜も寒いぞ」
「はいはい… それじゃあ、どうぞ」
「では遠慮なく」
むぎゅ〜
「響はあったかいなぁ…」
「司令官もあったかいよ」
「うん、寒い日は響を抱き枕にして寝るのが一番だな」
「夏にもやったじゃないか」
「暑くても寒くても響がいるならそれでいい!」
「はぁ……何でもいいから早く寝なよ。明日は私は朝早くから遠征だから」
「三日ぐらい帰ってこないよなぁ… 響がいない間俺はどうやって寝たらいいんだ…」
「雷なら喜んでやってくれると思うよ」
「………」
「司令官?」
「Ура!(ウラー!)」
「!?ちょ、何なのさ! ……っイタッ く、苦し…」
「必殺布団グルグル巻きだ」
「司令官も一緒で暑苦しいんだけど…」
「これなら寒くないし、響も俺から離れないだろ。遠征でいない間の響補充も完璧だ」
「……何でもいいから早く寝なよ」
「おう、おやすみ響」
「おやすみ司令官」
>>14 追い上げつーか伸びすごいよなぁ。
このスレも前スレが3週間と経たずに容量越えかぁ…。
響ちゃんに便乗して
瑞鳳のお弁当
「お昼です!提督、外でお弁当広げましょ」
「おっ、もうそんな時間か」
「今日も卵焼き作ったのか?」
「うん! 提督の分もちゃんと作ってあるから召しあがれ」
「それじゃ遠慮なく、あ〜ん」
「へっ?」
「え、食べさせてくれるんじゃないの?」
「もう、しょうがないなぁ。はい、あ〜ん」
「パクッ、もぐもぐ。やっぱり瑞鳳の料理は美味しいなぁ」
「えへへっ、じゃあお返しに明日は提督に朝ごはん作って欲しいな〜」
「いいぞ〜、その代わり朝まで俺の部屋な!」
「も、もうっ……しょうがないなぁ」
「あ〜瑞鳳は可愛いなぁ」
「きゃっ! て、提督、まだお弁当残ってるよっ?」
「じゃあ瑞鳳はこのまま俺の膝の上でご飯を食べよう」
「ごちそうさま〜。さて、モゾモゾ」
「ぁっ…提督?格納庫まさぐるの止めてくれない?んぅっ!」
「最近は邪魔!って言わなくなったなー」
「だ、だって言ってもやめてくれないし」
「そのとおりー、だって今まさぐらないでいつまさぐるの?」
「今で!……って違う〜!!」
イチャチャラブラブ
「……まったく真昼間っから……だれかあのバカップルを止めてちょうだい……って赤城さん。ヨダレ垂れてるわよ」
「(お弁当美味しそうでしたね……強いて言うならボーキサイト分が足りませんでしたが)」
台詞だけって初めて書いてみたけど難しいネー
>>19 自分も瑞鳳ちゃんの格納庫をまさぐってくる
21 :
提督×加賀:2013/10/22(火) 22:48:27.55 ID:2WE6/SYn
病弱提督×長門はもうちょっとかかりそうなので、先に加賀さんを投下する。
お尻ぺんぺんとかがあるので嫌いな人はNGよろしく。エチュエム!!エチュエム!!
------------------------------------------------------------------
鎮守府・提督執務室──
「この、」
制帽に眼差しを伏せた提督の手の中で、鉛筆が2本、まとめて音をたててへし折れる。
「……大バカもんどもがァァーーーーッッ!!!」
四十六糎三連装砲並みの怒声が、鎮守府のすみずみにまでも響き渡る。
執務室の窓が、台風の時のように大揺れに揺れる。次の瞬間、それらは内側からの音圧に耐え切れず緩やかに外側へ膨らみ、撓おうとした窓枠との力の対立に耐え切れず、ぱりん!ぱりーん!と弾けて飛んでいった。
「貴様らは? いったい? どういう? 了見で? ──平和であるべき食事の時間に? いさかいなんぞ? 起こしたのだ──」
奥歯を鳴らした提督が、常に護身用に傍らに置いてある短鞭──郷里で趣味にしていた乗馬用の流用だそうである
──で自らの手をぱちぱちと、語尾を上げるごとに叩いている。
「あ゛あ!?」
凄まれたその眼光こそ、深海棲艦も恐れをなして逃げ出すであろう。直接の叱責を受けていながら、“ああ提督、怒ったお顔も勇ましくてお素適です”などと頭の片隅で加賀は思う。
「……そ、その──……最初は、些細なことだったのです。……」
つかえつかえ、鞭のなる音の中、加賀は釈明する。
コン……コン。
控えめなノックが、執務室に漂う夜の静寂を打ち破った。
「入りたまえ」
僕は努めてぶっきらぼうに、ドアの向こうの気配へと声をかける。
「て、提督、失礼……します」
おどおどした様子で、ひとりの少女が、月明かりだけが照らす執務室の扉を開いた。
「い、磯波……です。ご、ご命令により……出頭いたしました」
消え入りそうな声で彼女は名乗り、執務室の入り口で敬礼をした。
僕が黙って頷くと、磯波は真鍮のドアノブを回し、静かに扉を閉めた。
しばし僕は、青白い月の光に浮かぶ磯波の姿をしげしげと観察する。
穏やかな波間を思わせる、三つ編みの黒髪。日々、遠征の任に駆り出されながらも白さを保つ若々しい肌。
膝より少しだけ高い、吹雪型のセーラー服から垣間見える、柔らかそうな太腿――。
普段彼女が足を踏み入れることも、いや、直接的に話したことさえも殆どない僕の部屋に招かれた彼女は、
いつにも増して小さく、儚く見える。兵装が完全に解かれているから、尚更だ。
現に、この部屋の中にいるのは磯波と僕だけだというのに、彼女は一向に僕と目を合わせようとしない。
宵闇の中、長いまつ毛の奥にある瞳は、所在なさげに内股に寄せられたブーツへと落とされたままだ。
ふぅ、と僕が大きくため息をつくと、それだけで磯波は細い肩をぴくっと躍らせた。
それでも僕は黙ったまま、磯波に視線を注ぎ込む。
「……ぅう」
磯波は、セーラー服のタイをいじりながら、チラチラと僕を見た。その視線は、僕からの一言を引き出そうと必死だった。
海から吹き込む穏やかな風が窓から吹き込み、白いカーテンを揺らす。時が確かに進んでいることを示すかのように。
だが、それでも僕は革張りの椅子に深く腰をかけたまま、彼女をじっ……と見つめたままだ。
磯波は、震えているようにさえ見えたかもしれない。
「あっ……あのう……提督」
部屋の隅と僕の間を、まるでげっ歯類の動物のように素早く、しかし自信なさげに視線を揺らしながら、
磯波が唇を開いた。
「磯波に……何かご用でしょうか」
彼女がこの鎮守府に配属されて2週間。僕は初めて、そのの声を聞いたような気がした。
それは、本当に女の子らしく、か細く……そして消え入りそうな声だった。
仮に月が出ていなければ、実体が目の前に映し出されていなければ、耳に届いてさえいなかったかもしれない。
磯波はそれ程までに控えめな声で、ようやく言葉を口にした。
僕はその、確かにこの部屋の空気を震わせた磯波の声の余韻を耳に感じながら、彼女を手招きした。
まるで壁でもあるかのようにその場から離れなかった磯波が、ようやく小股で執務机へと近づいてくる。
絨毯が敷いてあるとはいえ、磯波はブーツ履きだ。しかし、足音がほとんどしない。
意識的に音を殺しているのだとすれば、どれだけ自分に自信がないのだろうか。
もっとも、僕が彼女をこの部屋に呼んだ理由は、まさにそれなのだが……。
磯波は思った通り、執務机からたっぷり1メートルの間を取って、僕の正面に立った。
僕からは机を挟んで、ほとんど2メートルも離れていることになる。
「はぁ……」
僕は思わずため息をついた。
「磯波?」
努めて優しく名前を呼んだつもりが、彼女は身体を強張らせ、両目を固く閉じてしまった。
「どうして呼ばれたか、分かっているかい?」
首を縦にも、横に振るでもなく、ますます磯波は体を小さく、固くした。
「ふぅ……」
僕はしょうがなく二度目のため息をつき、ほの暗い中、デスクの書類を手にした。
「磯波……君が配属されて2週間だ。だが残念ながら、吹雪型の中では、残念ながら先輩諸氏のような
戦績を残せていない。遠征にしても、作戦にしても、だ。分かるね?」
「は……はい……」
磯波は僕と、僕の言葉からも視線を逸らしたまま、細い首を小さく縦に振った。
月明かりのせいではなく、磯波の顔は、真っ青だった。
「しかも聞いたところによれば、何度か他の艦娘と衝突しかけたとか?」
「ッツ……!」
磯波はまるで金槌で打たれたかのように頭を引っ込ませ、ぎゅっとセーラー服の裾を掴んだ。
「今のは正式な情報ではない。あくまで噂に聞いただけだ。しかし、本当なのかい?」
僕の問いかけにも、磯波は口をつぐんだままだった。
「磯波、答えたまえ」
「……う……わ、わた……」
「はっきり答えたまえ!」
焦れた僕は、少しだけ語気を荒げ彼女の言葉を遮った。それだけで――
「くぅ、 う……」
磯波の足元の絨毯を、たっ、たっ……と涙が打った。
磯波は薄い唇を噛みしめ、必死に涙を堪えようとしているようだった。しかし、白い肌を伝う熱い雫は
その意志とは裏腹に、絨毯を濡らし続けている。
「はぁ……」
一体何度目になるだろう。僕は再びため息をつき――
24 :
提督×加賀:2013/10/22(火) 22:51:30.61 ID:2WE6/SYn
艦娘たちの食事は、“食事”という名前こそ取っているが、要するに燃料補給である。
人間の姿かたちである以上、提督の食事に相伴したりもするが、
本当の食事は鋼材であったりボーキサイトであったり弾薬燃料であったり──要するに、諸々の資材である。
その資材が、彼女たちが茶碗へ注いだり椀へ盛ったりする段階に、
何故か米飯や味噌汁や数々の菜の格好に変じているのかはともかくとして、だ。
始まりは赤城が、加賀の“食事”を、自分よりも多いとからかったことによる。
正規空母は、製造──生まれてくるにも勿論だが、維持していくにも数多の資材が要る。
とある中尉に“女も積めばノン・ストップ”と言わしめた原子力空母のようには、中々都合よくはいかない。
それはしばしば食事の風景において、たおやかな外見の娘らしからぬ大食漢ぶり、という見た目になる。
そして艦娘たちが、おおよそ女学生ぐらいの精神年齢であることを鑑みれば、
同性に大食いと言われることは、耐え難い侮辱なのである。
言った相手も言われた相手も、そのクラスは正規空母。飯の量のわずかな多寡で、
ましてや、その言う相手が姉妹ならば。
──食卓は、戦場と化した。
口の出し合いから始まり、なぜかお互いの艦載機がひらひら空中を舞い始め、
そして赤城が打ち振るった皿が運悪くその手からすっぽ抜け──加賀がとり舵一杯でそれを避け
──騒ぎを聞きつけた提督の額に、気持ちよく真正面からクリーンヒットしたのである。
提督の制帽の上には、美味そうにこんがりと焼けた秋刀魚(弾薬)が載る結果となった。
入渠中の赤城は、整備兵によって素早く“修復継続の要あり”と庇ってもらえたが、
五体無事な加賀はそうもいかない。
「ほーーーーー」
「以上──報告は終わりです、提督。申し訳ありませんでした」
提督は鞭を鳴らし、その先端を片手で受け止め、といった苛立ちの挙措そのままに、加賀を睨んでいる。
「ぶっちゃけ言うぞ。阿呆か貴様らは」
「返す言葉もありません……」
「大体、兵装の良し悪しで、自分が強いお前が弱いといった言い争いなら、
軍人誰もが自分最強と思いたいものだから分からんでもないが。
何が悲しゅうて、俺の艦娘がメシで争わなきゃならん?」
「申し訳ありません……」
「貴様らは出撃して無事帰還してメシ食って寝て出撃して、とっととこの戦争を終わらせることに終始しろ。
いいか、以後二度とメシで争うことは許さん。
……俺が、艦娘の食事も満足に調達できん甲斐性なしと言われている気分になる」
「て、提督」
素直に許されたことを喜ぶべきか、まだ眼を伏せておくべきか迷った加賀の頬が、少し熱くなった。
秘書を務める高雄が、“怒りっぽいけれどお可愛らしい方ですよ”と微笑む理由が分かった気がしたが、直立不動は崩さずにおく。
何しろ提督は、以上だとかここまでだとか、解散だとかいう言葉を口に出していない。
「説教はここまでだ。来い、加賀」
──そして、人差し指を振って、提督は加賀を呼んだ。
呼ばれた加賀は素直に、執務机を回り込み、彼の椅子の横に立つ。
磯波ちゃん、ああ磯波ちゃん 磯波ちゃん。
呼び出したはいいけれど、
優しく抱きしめたもんか、一発頬を叩いてみたものか、
調教済みの彼女を呼び出したものか、どうしたものか。
我、吹雪型ニ執心ナル提督諸氏及ビ陸軍ノ助言ヲ斯フ者也。
うっ、提督×加賀の人、失礼しました。
気ニセズ続ケラレタシ。
27 :
提督×加賀:2013/10/22(火) 23:00:37.68 ID:2WE6/SYn
被ってしまった。こっちこそすまそん
>>25磯波ちゃん提督
いじめられっこ磯波ちゃんが
他の艦娘(提督に調教済み)にいじめられて
ロヲタア
などを仕込まれてその挙句
提督に呼ばれておる風景
を所望したく存ずる也
----------------------------------------
「……きゃっ……!」
「……後は、姉妹仲をきちんとするよう、お仕置きをしておかんとなあ」
腕が引っ張られた、と思った瞬間には、加賀の身体は倒れこんでいた。椅子に腰掛けた提督の膝の上に、まるごと上体を伏している。
だが脚は投げ出されているから、丸っきり幼児に対する仕置きの姿勢と変わらない。
臀の肉を遠慮なく、五指の爪をめり込ませるようにして揉まれる。ぺろんと、短い行灯袴まで捲られてしまった。
「てっ、提督っ、何、なにをなさっ……きゃあッ、いやあッ!」
「……駆逐艦たちはまだ子供子供しているからな。これでも俺はまだ自重の強いほうだぞ。
暴れるな加賀。少し踏ん張れ──そらっ!」
「痛ぁっ……!」
派手な音と共に、加賀の臀部に、赤い大きな紅葉が咲いた。
痛み自体はそれほどでもないが、繰り返すに女学生ほどの精神年齢の艦娘にとって、
尻を引っぱたかれる行為は、羞恥以外の何ものでもない。
提督も、鎮守府の長として赴任してくる前には、各種“精神注入棒”にさんざん痛めつけられたのだろう。
今加賀に振るわれているのが、真物の“バッタ”でないだけマシとは言えようが、痛いものは痛い。
「姉妹(きょうだい)は仲良く! 飯が少なければ分け合い!
提督を! 嫉妬させるくらいの! 仲むつまじさで! おるようにせよ!!」
「は、はいっ──てっ、提督っ、もっ、痛っ、ごめんなさっ──申し訳、ありませんーッ!」
ついに加賀が本格的な涙目になるころ、提督の仕置きは終わりを告げた。
痛む臀は、袴が戻ってくるだけでもひりひりする。それでもはしたない姿は見せるまいと、
加賀はなんとか机に両手をついて、どうにかこうにか提督の膝から体を起こす。
「加賀」
折れ曲がった袴の襞が、再び捲り上げられて、加賀の腿にひんやりと空気が染みた。
それだけではない。硬い、皮革で作られた舌が、彼女の秘所に、下着越しにめり込んでいた。
28 :
提督×加賀:2013/10/22(火) 23:07:54.75 ID:2WE6/SYn
「貴様、こいつは何だ? 仕置きだと言っただろう、よりにもよって尻を撲たれていたのに濡らすなんぞ──」
「……っ、あァッ!?」
加賀の秘所を蹂躙しているのは、提督が携えた乗馬鞭だ。
熱を持ったそこが、温かくも丹念でもない革鞭の先端に、滲んだ愛液とともにぐりぐりとこね回される。
意に反して蕩けたその中に下着が食い込んでいき、発情した粘膜を提督の眼前に露にした。
今や加賀は、執務机に上半身を伏せ、真赤に腫れた臀と、ねっとりと綻びた女の秘密を、提督に向けて突き出す格好だった。
「……普段はつんけんと取り澄ましているくせにな。加賀、貴様の夜戦に関する練度はどんなもんだ? あ?」
「んんぅっ……! や、提督っ、そこ、やめてっ──はう、っア……!」
持ち替えられた鞭が、今度は重点的に、一番敏感なクリトリスをとんとんと叩き始める。
愛液でぬるぬるの革は、やや強い刺激ではあれど、痛むものではない。
それどころか、ひと叩きごとに蜜の量は増えるばかりで、秘所はすっかり下着から透けていた。
加賀が恐れるのは、提督の気まぐれだ。もし思い切り、こんな状態の秘所を打たれてしまったら。
痛みに気絶できるならば、まだいい。その刺激で、快感のはじけた先へ連れて行かれてしまったら。
気づけば彼女の腰は切なげに揺れるようになり、提督が鞭を自ら動かさなくとも、
悦いところを探して淫らなうねりを見せていた。
秘所の谷間のふくらみの中に、加賀が鞭を挟みこんで、喘ぎ声と愛液を垂れ流すようになるまで、
提督はにやにやと笑みを浮かべたまま、その遊びに熱中していた。
「んっ、んくぅっ……て、提督っ、…………わ、わたしっ、だめです──おかしくなってしまうっ!」
既に加賀の腿には、愛駅がべったりと、油のように滴っている。
戸惑いがちな腰の動きは、彼女の悦楽に火をつけて煽るばかりで、達する直前ではあっても、
解放するまでには至っていないらしかった。
提督の笑みがいっそう深くなり、今度は鞭の先端を下着へ引っ掛けて、小器用にぺろりとそれを剥ぎ取る。
加賀の欲情をたっぷり含んだ薄い布地は、頼りなく彼女の太股へ引っかかり、艶めかしくそこを彩った。
「……そんなに男のものが欲しいのか。いいぞ、加賀──くれてやる。たっぷり味わえよ」
「──……っ、ん、あぁっ、あ、いやぁあぁっ……!!」
とうとう膣口に訪れた剛直の熱さが、一瞬で加賀を狂わせた。
ぎりぎりで堪えていた欲情が、秘所から爪先、頭のてっぺんまで駆け上り、浸していく。
初々しい襞がきゅうきゅうと牡を締め付け、子宮へまでも導こうとして、絞り上げる。
二人の肌のぶつかり合う音が、先ほどの打擲よりも激しく、嫌らしく、執務室に長いこと響いた。
「沈んじゃうっ……提督、加賀が、しずんじゃいますッ…………提督ので、あんっ、轟沈、させられちゃ、う──、!」
やがて、喉奥から随喜の叫びを放って、背筋を反らしながら──提督の剛直を食い締めながら、加賀が達する。
結合部に淫らな匂いの熱い潮が浴びせられて、それを感じ取った提督もまた、大量の精液を膣内にぶちまけた。
絶頂してもなお、雄を締め付けて離そうとしない膣に苦労しながら、彼はぽつりと呟いた。
「やれやれ。……一航戦は良く似た能力だが、姉妹揃って──これとはな」
-------------------------------------------------------
以上。おめよごし。
>>28 スパンキングたまらんなぁ…乙!
(あと赤城型と加賀型で二人とも一番艦だから姉妹ではないと思うぞ)
30 :
提督×加賀:2013/10/22(火) 23:29:50.30 ID:2WE6/SYn
>>29 センキュードッモー
しまった。金剛四姉妹と混同してしまってたわ。
どっちかっていうと姉妹(スール)みたいな感じかね。
似たような導入だから一瞬混同して焦ったw
>>28 艦これって軍隊組織につきもののSM的上下関係とか古風な男性上位の構図とかを
うまくやれば嫌な話にせずに組み込める題材だと思うんだ、そして実にうまくできてるGJ
>>25 これはすでに調教済みか高度な誘い受けに見えますわ…
磯波ちゃんさりげに吹雪型の中でもトップクラスに可愛いと思う(主観)
お尻ぺんぺんされる加賀さんもいいが、加賀さんにぺんぺんされるのもいいなぁ
赤城さんとの話もkwsk
磯波ちゃん提督の続きマダー?って思ったけど
>>23までしか書いていないのか?
気長に待ってるぜ!
乙!!
赤城さんとの話はどこかな
3スレ目? 完成していたの?
よし・・・・・がんばる(初雪感
>>25 貴様あ――っ! まさか磯波ちゃん可愛さに何も考えずに書いちゃったテヘペロ☆ とか言うんではないだろうなァっ!
36 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:31:31.03 ID:iBP+RcUh
提督×秋雲を投下します。
ちょっと長いかもしれない。途中で終わります。
まだエロには入らない。次回の投下であるはず。
37 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:39:34.31 ID:iBP+RcUh
01
仕事が立て込んでいる時の為に執務室には布団と枕を一式用意しているが、もちろん私専用のプライベートルームは存在している。
別の基地に勤める友人の司令官は仕事で使う執務室のすぐ隣に個室を用意していると聞いたが、私は仕事とオフの線引きを明確にしないと気がすまない性分だった。
執務室の隣にプライベートルームを置いてしまうとどうしても仕事とオフの切替がやりにくい。
軍という組織の仕組み上、基地の敷地外でそういった場所を用意しても容易に帰ることは出来ないので、敷地内で極力執務室から遠い場所にプライベートルームを作った。
その部屋には軍事関係の物は軍服以外は一切置いていない。基地内外の移動で軍服の着用を義務付けられていなかったら軍服さえ執務室に残して置きたかった。
物でさえ仕事に関わる物はプライベートルームからは遠ざけたかったのだから、仕事で関わっている艦娘たちをそこへ招き入れることも一度もしたことがなかった。
私は彼女たちのことは誰一人嫌っていない。むしろ信用しているし、有り難いことに彼女たちは私のことを信頼していた。
しかし私にとってみれば彼女たちは仕事のパートナーであって、それ以上でもそれ以下でもない。艦娘は今世界中で起こっている化け物との戦争で必要な戦力だ。
彼女たちがいなければ我々人間は既に深海から生まれた化け物に侵略され最悪絶滅していたかもしれない。その点に関しては私は艦娘に感謝をしているし好意を抱いている。
だがその気持ちに恋愛の類は一切ないのだ。この基地の中で男は私の他にもいたが、艦娘と対等に渡り合えているのは私だけであった。
己の司令官としての手腕もそれなりの功績をおさめているので艦娘たちからの信頼も厚い。そうなれば自然とその信頼を恋愛感情の一種として捉える艦娘も出て来る。
艦娘はその凄まじい戦闘力を持ちながらも、感性は普通の女性そのものだ。そして男と女がいる環境で愛だの恋だの浮いた話が出てこないはずがない。
私に積極的にアピールする艦娘も何人かいたが、私はどうしてもそういった感情を抱く気にはなれなかった。
上手く誤魔化したり流したりして彼女たちのプライドを傷つけないように接するので精一杯だった。
艦娘は美しく、可憐で、いじらしく、可愛らしい存在だ。なんとも魅力的な外見である。それでも私は艦娘を一個人として見れなかった。
艦娘が私を一人の人間として接しても、私は彼女たちを仕事の一つにしか見ていなかった。だから純粋に私に好意を抱く艦娘には申し訳なさを感じていた。
38 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:40:24.47 ID:iBP+RcUh
そんな私の徹底した拘りの隙をついて、数ヶ月前から数十冊のスケッチブックが部屋の本棚に置かれるようになった。
表紙の色は何色か被っていたが、黒色だけは一冊のみだ。黒のスケッチブックだけは白紙のページが半分以上残っていたが、
他の色のスケッチブックには我が基地にいるほとんどすべての艦娘とスタッフ、そして海域に蔓延る深海棲艦がページいっぱいに描かれていた。
スケッチブックに描かれた者たちは今にも動き出しそうな程生き生きとしていた。特に最近完成した瑞鶴の力強さには見ているこちらも武者震いをしてしまう。
久々の出撃に赴く瑞鶴の姿を描いたものだ。雲一つない晴れ渡った空の日、私の部屋の窓の傍で椅子に座り、スケッチブックは窓の縁を背に膝の上に立て、
目は港にいる第一艦隊と鉛筆の黒に彩られていく白の空間を交互に見ながら、描いていたのだ。私も窓から港を見たが、誰かが港にいることは分かってもそれが誰かは見分けはつかない。
いくら視力に優れた人間でも私の部屋から港にいるもの全員を判別することなど、裸眼では不可能だ。
しかし彼女は違った。私の部屋から港までの距離なら顔の表情まで分かると楽しそうに言っていた。演習場で厳つい顔をしている私の姿も分かるとも。
自分の顔など意識をしたことはないが、そう言われた時は少し気恥ずかしかった。
その翌日は演習場で訓練をしていた時に彼女に見られていることを何となく意識してしまい妙な表情をしてしまったのだろう、
その日の業務を終えて部屋に帰った時に彼女にそのことでからかわれた。
しばらくしたらその状況も慣れて演習場でも普段通りに戻れた。彼女はつまらないなぁ、と残念そうに呟き、私は苦笑した。
彼女はいつも私の部屋にいた。私が帰る時は必ず窓の傍にスケッチブックを抱えながら座っていた。私を見るとおかえり、と明るく出迎えてくれた。
私は誰も自分の部屋に招き入れたくなかった。それが艦娘なら尚更だ。しかし彼女だけは違った。けれども追い出す気にはなれなかった。
それに部屋に彼女がいると不愉快などころか、居心地の良さを感じていた。私はきっと彼女に艦娘に抱くモノとは違う好意を感じていたのだ。
しかし、私には分かっていた。それは純粋な好意ではなく、ただの――――――
39 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:42:24.33 ID:iBP+RcUh
02
「提督!朝だよ朝朝〜!起きて〜!」
グイグイと体を揺さぶられ、目を開けると茶目っ気のある笑い顔が私を見ていた。半身をゆっくりと起こして瞼をこすり、隣に目をやった。
「おはよう提督!」
「……おはよう、秋雲」
視界にパジャマ姿の秋雲が映っていた。まだ眠気眼の私の頬を秋雲はペチペチと軽く叩く。
「だーいじょうぶー?昨日はちょっと飲みすぎたんじゃないのぉ〜?」
昨晩は月に一度の軍士官と議会の集まりで酒を飲んだ。酒は弱い方ではないが、少し飲みすぎたのかもしれない。一晩寝ても酔いの気分がまだ残っていた。
私は掛け布団を横に除けて立ち上がった。首にかけていた二つの鍵のペンダントが小さな金属音をたてた。
「これぐらいどうってことはない。午後には楽になる」
若干ふらついた足取りで洗面所へと向かう。蛇口を捻って水を出し顔を洗った。何度か水を顔にこすりつけてから傍にかけていた白いタオルで顔を拭いた。
吹き終わるとタオルを元に戻し後ろを振り返ると、秋雲が私と彼女の布団二式を畳み終えたところだった。朝食の準備を始めようと思い台所へ向かおうとしたが、ちゃぶ台には既に食事が用意されていた。
「秋雲さんのスペシャル朝食だよ〜」
したり顔で秋雲は言った。
「二日酔いの提督のために作ってあげたんだから、味わって食べてよぉ〜?」
いつもなら私が朝食を作っているが、秋雲が気を遣ってくれたのだろう。その行為が嬉しくて自然と顔が綻んだ。
「ありがとう秋雲」
私と秋雲はちゃぶ台の前に座った。台には箸、白米、目玉焼き、味噌汁、焼き魚が並んでいた。秋雲の前にも同じものが置かれている。私が手を合わせると秋雲も手を合わせた。
「いただきます」
箸を手に取りまずは白米を一口食べる。出来立ての米の歯ごたえとほのかな良い香りに噛みながら涎が沸き出た。次に味噌汁の椀を持ち上げて端を唇につけ傾けた。
味噌の香りと共に味が口一杯に広がる。ダシの煮干が良いアクセントになっていた。
「どうどう?おいしい?」
秋雲が興味深々に聞いてきた。私は椀を口から離す。
「あぁ、おいしい。お前も料理は出来るんだな」
私の褒め言葉に秋雲はフフンっと自慢げに腕を組んだ。
「秋雲さんは絵だけが取り得じゃないのさぁ〜まっ 原稿で忙しい時はカップ麺とか簡単なものですますんだけど」
「そうか」
秋雲の話を聞きながら私は箸を進めた。秋雲は食べながらあれやこれやと話を始める。原稿がどうの、絵がどうの、料理がどうの。
私はたまに相槌を打ったり口を挟んだりするが、基本的に秋雲の話に耳を傾けて静かにしていた。ここは私と秋雲の空間。この部屋で秋雲と過ごす時間が今では日常の一部と化し、
私はこの時間を何よりも大事にしたい気持ちが強くなっていた。
食事を終えると二人でごちそうさまをした。秋雲は食器を片付け、私は歯を磨く。歯を綺麗にしてから洗面所のカーテンを引いて秋雲からこちらが見えないようにした。
壁にかけていた軍服を取り着替える。上着のボタンを下から上へと留めていく度に気持ちが引き締まっていった。首につけているペンダントを襟の中に入れ、
鏡で身だしなみのチェックを完了するとカーテンを開けた。秋雲は軍帽を持って目の前に立っていた。私は軍帽を受け取ると頭につけ、また鏡で確認する。よし、準備完了だ。
「ひゅ〜提督かっこいい〜」
秋雲のからかうような声を適当に流し、私はドアノブを掴んでドアを開けた。
「あ、ねぇ、今日は帰りは遅くなるの?」
ドアノブに手をかけたまま、私は少し考えた。
「多少は定時を過ぎるかもしれないが、八時までには戻るはずだ」
「そっか〜じゃあ夜ご飯も作ってあげよっか?」
「いいのか?」
「いいよいいよ〜今日は秋雲さんの特大サービスデイでーす」
秋雲は調子良く笑った。私もつられて目元が緩んだ。
「楽しみにしている。……ではいってくる」
ピンっと張った腕が目の前で大袈裟にブンブンと揺れた。
「いってらっしゃーい!」
笑顔で見送られ、私はドアを閉めた。襟の中からペンダントを取り出し、鍵の一つを鍵穴に差し込む。
ガチャリ。
それから最近ドアの左に取り付けた南京錠をセットした。残りの鍵で南京錠を閉める。
ガチャリ。
これで誰も私の部屋へ入れない。
秋雲も私の部屋から出て行かない。
ここは私と秋雲の空間。
誰にも邪魔はさせない。
私はペンダントを再び襟の中へ戻すと、仕事場へと向かった。
40 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:44:00.95 ID:iBP+RcUh
03
執務室へ通じる廊下を歩いているとドアの前に見慣れた白い長髪が見えた。女の顔が私の方に向けられる。
「おはようございます提督」
「おはよう、翔鶴」
翔鶴はドアノブを引いてドアを開けた。私は会釈をすると執務室へと入り、やや遅れて後ろからドアの閉まる音が聞こえた。
「お体は大丈夫ですか。いつもより少し気分が悪そうですが」
「昨日は少し飲みすぎたが、昼には酒も抜ける。気にしなくていい」
「ではお茶を用意しますね」
そう言って翔鶴は給湯室へと消えた。私は執務机のリクライニングチェアーを引いて腰かけた。座り心地のよい感触に私は安心して背中をもたれさせる。
緩慢な動きでノートパソコンの電源をいれパスワードを入力してロックを解除すると翔鶴が電気ポットと湯飲みを乗せたトレイを持って机の前まで来ていた。
書類や本が置かれていないスペースにトレイを置き、湯飲みを私の前に差し出した。
「ありがとう」
感謝の言葉を述べて湯飲みを手に取る。手に伝わる仄かな温かさに気持ちが和らいで口をつけた。
「第二艦隊は予定通り朝の11時に帰投するそうです。第一艦隊の出撃の準備も整っています」
「そうか。出撃は第二が帰って来た後だ。また第三を午後13時からタンカー護衛任務に送る。メンバーは……旗艦を龍田、時雨、白露、村雨、以上4隻だ」
「了解しました。第一の編成に変更はありませんか」
「ない。予定通りだ」
「演習はどうしましょう」
私はデスクトップにある船のアイコンをクリックした。数秒後にこの基地にいるすべての艦娘の名前のリストが出てきた。一覧にザッと目を通して頭の中で編成を考える。
「旗艦を大井、榛名、ヴェールヌイ、阿武隈、那智、羽黒の6隻。午前も午後もこのメンバーだ。大井は……もうすぐで改二にできるか」
大井の名前をクリックして彼女の現時点でのステータスを確認した。北上は既に改二になっており第一艦隊の主力として活躍していた。
大井も改二にして改修すれば一ヶ月以内には北上と一緒に第一に組ませられるだろう。
「……演習はそのメンバーでよろしいのですね」
確認の声に私は頷いた。
「あぁ、頼む」
「……本当に?」
私は顔を上げた。翔鶴は不安そうな目で私を見ていた。
「何か問題でもあるのか」
翔鶴は目を伏せる。
「……了解しました」
その言葉には不満が滲み出ていた。私はそれに気付かない振りをしてディスプレイに目を戻した。
「翔鶴も第一で出撃だ。秘書の仕事はもういい。お前にとっては初めての南方海域への出撃だ。念入りに準備をしろ」
「……はい」
翔鶴は頭を下げるとドアへと向かってた。ドアを開けて執務室から出ていく間に翔鶴の視線を感じたが、私はノートパソコンから目を離さなかった。
バタンと閉まる音を聞いてから私はドアへ目を向けた。
翔鶴の不満の原因は分かっている。しかし今の私にはその不満を解消してやる気持ちが全くなかった。任務遂行に支障をきたさないからだ。
翔鶴は不満を持っても私の決定に決して逆らわない。私が彼女の上司で、これは仕事だからだ。
私は提督という立場に甘えていた。
41 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:45:11.57 ID:iBP+RcUh
04
ヒトマルマルゴー。
書類の処理をしていると控え目なノックの音が聞こえた。ガチャリとドアが開き、失礼しますと声がした。翔鶴だ。
「提督、議会の方がいらっしゃっています」
私は耳を疑った。
「そんな話は聞いてないぞ。何故突然」
「はい、何でも近くに来たからついでに顔を出されたようです。どうなさいますか」
「どうもこうも……分かった。今から行く。翔鶴は同行しなくていい」
「分かりました」
翔鶴は再び部屋を出ていった。私は頭を押さえた。議会の人間とは昨晩の集会で酒を飲み交わしたが、しばらくは顔を合わせたくなかった。
だからといって挨拶もせずに帰らせるのは相手の気分を害するだろう。私は気分がのらないままチェアーから立ち上がった。
42 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:46:46.80 ID:iBP+RcUh
05
「やぁ提督!昨日ぶり!」
応接室に入った私に朗らかに挨拶してきたのは、議会に在籍している友人だった。
「訪ねるなら訪ねるで連絡をくれないか。こちらは常時暇ではないんだ」
私の文句に友人は小気味良く笑った。
「まぁまぁ固いことは言いなさんな。俺は昨日みたいな集会がない限りここらへんは滅多に来ないから色々ぶらつきたいんだよ。それに」
友人の口元がにやついた。
「艦娘っつーのを見てみたかったんだ。いや〜可愛いねぇ、翔鶴ちゃんだっけ?髪が白い子」
私は思わず苦笑した。いかにも軟派な友人らしい。
「ここに案内されるまでに他にも女の子を見たけど、子供もいるんだな〜選り取り緑じゃねーか。羨ましいね」
「あんまりふざけたことを言っているとお前の奥さんに言いつけるぞ」
「おいおい!勘弁してくれよ!」
友人は顔の前に手を合わせる。やれやれ、私は溜め息をはいた。
「……基地内を見たければ案内をつけよう。翔鶴は出撃を控えているから別の艦娘にやってもらうが構わないか」
「おうよろしく!オススメの可愛い子ちゃんで頼むぜ!」
「では、私は仕事が立て込んでいるから失礼する。十分以内に案内をここに寄越そう。あと食堂にも寄るといい。腕のいい料理人がいるんだ」
そう言って私は部屋を出ようとした。
「なぁ、待てよ。そう急いで片付けねぇといけねぇやつなのか」
友人の言葉で私の足が止まる。私は後ろを振り返らなかった。
「あぁ、そうだ。私は忙しいのでね」
「翔鶴ちゃんから何も聞いてねーの?」
翔鶴から?その言葉が気にかかり体を友人の方へ向けた。
「お前のお陰で南方海域に進出できたろ?その功績を讃えて国から賞状と勲章が貰える話」
「…?その話は確か」
「そ、お前は辞退するって言ったが… メンツってもんがあるんだ。
議会のお偉いさん方はお前の気をどうにかして変えさせろって俺に念を押してね…ショージキ参ってる訳よ、お前の頑固さには」
昨晩の酒の席でも友人だけではなく他の人間からもその話を再三された。御託はいいからとにかく素直に貰えと。なんなら多少のお小遣いもやってもいいと。
「ただ受け取るだけじゃねーか。何かをしろって話でもない。受け取るだけでクソを出すより簡単に羨ましがられる名誉を得られる」
「…今でも充分と言えるほどの評価を得ている。これ以上は私には釣り合わない。
それに私よりも艦娘にこそ賞状や勲章は与えられるべきだ。私は単に作戦を考え、指示をしただけだ」
「軍と政界ってところはまだまだ男社会でさぁ……”艦娘の戦果をお前が代表して受け取る”、これでもダメか?」
例え友人に説得されようとも、私の意志は変わらない。
「艦娘にはあっても、――――――私自身に受け取る資格がない」
静かな時間が流れた。友人もついに諦めたのだろう。私はドアノブを引いた。
「――――――臆病者め」
憎まれ口に思わず口元に笑みが浮かんだ。今の私にはお似合いの言葉だった。
「失礼する」
私は応接室のドアを閉めた。左手につけている腕時計を見ると十時五十分を指していた。この時間なら第二艦隊の出迎えが出来そうだ。私は港へと足を進めた。
43 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:50:28.46 ID:iBP+RcUh
06
私が港に着いた頃には翔鶴が既に第二艦隊の旗艦の神通と話をしていた。周りにいた第六駆逐隊の雷が私に気付いて「司令官ー!」と嬉しそうに呼びかけた。
「ただいま司令官!資源いっぱい取ってきたわよ〜」
雷が自慢げに言った。電も「なのです!」と便乗する。
「いつもより量が多いですよ。大成功ですね」
翔鶴が第二が持ち帰った箱の山を指差した。工廠スタッフの妖精がえっちらほっちらと箱を工場へと運んでいく。
「みんなよくやった。流石だな」
「当然よ!一人前のレディーなんだからこれぐらい朝飯前なんだから」
暁がツンとした態度でいる隣で響は無言で頷いた。その様子が微笑ましい。
「疲れただろう。今日はもう休んでいいぞ」
はい、と第二が返事をした。私と翔鶴以外は寮へと向かって行った。二人きりになったので私は話を切り出した。
「翔鶴、友人から私に何か言うように言われていたのではないか」
はい、と返事が聞こえた。
「賞状と勲章の件は、提督にはお考えがあって受け取らないのですから私が口を挟む必要はありません」
それに、と翔鶴は続ける。
「私は賞状にも勲章にも興味はありません。他の艦娘たちもそうでしょう。誰も貴方の判断を咎めません。深海棲艦もまだいますからね」
翔鶴は海の向こうを見据えた。私もそちらに目を向ける。私には水平線しか見えないが、翔鶴の目には何が映っているだろうか。あの化け物たちが見えるのだろうか。
「怖いか」
私の問いかけを聞いて翔鶴は私に振り返る。目の前の顔はこれからの出撃に戸惑っているようにも、期待しているようにも、恐れているようにも見えた。
翔鶴がここへ来たのは数週間前のことだ。古参と比べればまだ練度は低いが、持ち前の能力もあってそれなりの戦力を身につけた。
あとは実戦経験を重ねれば主力の一航戦である赤城と加賀に追い付けるだろう。
「分かりません。ですが、五航戦として恥じない戦果をあげる所存です。不在の一航戦の先輩たちの分まで頑張ります」
赤城は今は第四艦隊の旗艦になり、加賀と共に遠征に行っていた。帰りは明後日になる。この基地には正規空母は赤城、加賀、翔鶴、そしてもう一隻の四隻しかいない。
南西諸島海域を攻略中に出会った赤城と加賀は我が軍のトップレベルの強さだ。その二隻を遠征に送り出したのは、その長期遠征が難しいものであること、
そして不在により翔鶴の気を引き締めさせて戦闘力の向上を刺激するためだ。正規空母以外にも軽空母や戦艦など、翔鶴よりも錬度の高いものはいるので赤城と加賀の不在にそれほどの不安を抱いていなかった。
「翔鶴一人での出撃ではない。戦慣れしている陸奥も榛名も、北上、不知火もいる。隼鷹もサポートしてくれるさ。それに今回は偵察だ。気負わなくてもいいが、適度な緊張は保っておけ――――――お前には期待しているんだ」
私は翔鶴の肩を叩いた。少しでも翔鶴を励ましたかった。しかし翔鶴の顔に陰りが差し込んだ。
44 :
提督×秋雲:2013/10/23(水) 00:52:04.26 ID:iBP+RcUh
「……期待しているのは、”私だけ”なのでしょうか」
一瞬喉が詰まった。翔鶴は秘書として有能だった。書類の処理も卒なくこなし、雑務も艦隊の世話もキチンとやってくれる。演習を通して戦力もあげていき、遠征でも出撃でも結果を残してきた。
決して私情を挟まず私の言う通り、望む通りに行動してきた。しかし今の翔鶴は仕事仲間の枠から抜け出そうとしている。今まで何度かそういう機会があったが翔鶴は自身を抑え込んでいた。だが今は、きっと今ならその殻は破られる。
「提督は、どうして”あの子”を閉じ込めているのですか」
翔鶴は私の目を真っ直ぐに見る。その目に居心地の悪さを感じながらも私は目を逸らすことができない程身体が緊張していた。私の手はタイミングを失って翔鶴の肩に置かれたままだ。
「艦娘は深海棲艦と戦う為に生まれました。それが私たちの存在意義です。中には戦いを望まない者もいます…それでも、私たちはその為にここにいるんです。みんな求められれば戦いに赴きます。勝つために己を鍛えます。
それなのに貴方は、あの子をどうして戦いから遠ざけるのですか。装備もすべて外して…出撃はおろか遠征も演習にも出さない。何故ですか」
「それは…」
「私はここに来てからまだ一ヶ月も経過していません。新参者の私に先輩たちも提督も、色々教えてくれました。装備だって強力なものを与えてくださいました…
私より遅れて入ったあの子にも同じことをしていたではありませんか。それをどうして急に止めたのですか、提督」
今まで溜めに溜めていた疑問を翔鶴は私にぶつけていた。翔鶴は私から答えを求めていた。私は、私は。
「……っ――――――」
翔鶴の顔が歪んだ。私が翔鶴の小さな肩を強く握っていたからだ。いや、握るというよりも、服越しからでも中の肉を抉り出さんばかりに爪を立てていた。
「……出撃は十二時三十分だ。他の第一メンバーに伝えろ。さぁ行け」
肩から手を離した。翔鶴は痛んだ肩を手で押さえた。
「……了解、しました」
小さく呟くと翔鶴は私に背を向けて歩き出した。私はその遠くなる背中を最後まで見送らず、何も見えない水平線を見ていた。
-----------
一旦ここで終わり。続きはまた後日
皆さんGJ!
46 :
スターリン:2013/10/23(水) 02:44:59.70 ID:fvNcWe6n
ちょっと修羅場系なので、苦手な人は注意をお願いします。
『出口がない』
真っ赤な夕日が、ラバウルの海原を鮮烈な赤に染めていた。
「中世のポーランドでは、貴婦人に貴族はこう挨拶した」
暮色に染まった執務室で、若い士官は、駆逐艦・吹雪の前に跪き、彼女の手を取った。吹雪が彼
の行動に驚き戸惑っていると、目を閉じた彼は艦娘の手に顔を近づけ、柔らかい手の甲へ唇を落と
した。雪のような白い頬を赤くした吹雪を見上げ、彼女の司令官――提督は言った。
「私の礼節をすべて貴女に捧げる、という意味だ。……これからも一緒に戦ってくれ」
吹雪と提督が初めて、鎮守府周辺の敵艦隊を初めて殲滅した後のことだった。あの時、確か吹雪
は、提督が新しく建艦した駆逐艦とともに初めての任務を終えたのだった。
あの時建艦されたのは誰だったか、もう思い出せない。
「司令官。戦果のご報告に参りました」
「吹雪か。入れ」
提督の執務室に入ると、吹雪は柳眉を曇らせた。
机の上の書類に目を向けている司令官の傍らには、吹雪と同じように秘書艦を務める艦娘たちが
いた。歴戦の実力者である彼女たちは、入れ替わり立ち代わり旗艦を交替し、提督の艦隊の先頭で
戦っている。
「うざい。うざい。マジうざい」
何やら抗議の声を上げているのは、重巡洋艦・摩耶。戦況が激化してきたころ、吹雪に代わって旗
艦の任に就き、吹雪よりも早く改造を受けた艦娘だった。彼女は、提督の艦隊で最初に戦艦や空母
を打ち沈めた主力艦だった。
摩耶は提督がペンを握っていない方の肩に縋り付き、提督が彼女の足の間に差し入れた手を動か
すたび、上気した顔で提督を罵っていた。とはいえ、物欲しげに緩んだ唇や、提督の服をつかむ指
先は、彼女の科白とは不釣り合いだった。
ペンを置いた提督は、侍従のごとく傍らに侍る長身の美女に目を向けた。
「金剛が改造を完了し、空母や戦艦もだいぶ数が揃ってきた。長門、沖ノ島海域の突破を試してみよ
47 :
スターリン:2013/10/23(水) 02:45:49.23 ID:fvNcWe6n
うと思うが、どう思う?」
戦艦・長門は、怜悧な美貌を提督に向けると、提督のペンを置いた右手を取り、艶めかしく自分の
腰や胸元へ誘った。彼の手に愛撫を受けながら、彼女は熱のこもった目で提督に囁いた。
「同意する、造物主殿。あなたの命を受ければ、私はいかなる海域にも赴き、いかなる敵艦も沈めて
みせよう」
長門は“造物主”と提督を呼んだ。
平然と。“青い空”とでも言うかのように。
この艦隊の、提督自ら資源を割いて建艦した、“建艦組”の艦娘たちにままあることだった。“建艦
組”のうち、第一線で戦い続けている艦娘たちは、自ら挙げた武勲と、司令官と戦いの中で築いた
絆、そして提督の手によって作り出されたという自負を同一視し、提督を唯一無二の指導者と仰いで
いた。
「頼もしい。アレクサンドル・ネフスキー勲章ものだ」
長門に、提督は肉付きの薄い頬に皮肉な笑みを浮かべて応えた。提督は長門から手を戻すと、硬
直した吹雪が両手で持ったままの報告書へ差しのべた。慌てて吹雪が差し出した報告書を受け取る
と、若い士官は静かな笑顔で言った。
「ありがとう、吹雪」
その笑顔が、吹雪がはじめて彼に出会ったころとまったく同じで、吹雪は見るに堪えなかった。
「いえ、提督、私は」
彼の顔から眼をそらし、口の中で声にならない声をつぶやく吹雪の前で、提督は書面に目を落とし
ながら平然と言った。
「とはいえ、弾薬が枯渇してきた。もう少し資源を確保してからだな」
「長門の言った通りだぞ、提督」
いつの間にか床に腰を下ろした摩耶が、提督の膝にそろそろと手を這わせながら言った。
「お前が指令を下してくれれば、あたしは……」
摩耶は言いながら提督のベルトを緩めた。白いズボンの中から、充血した陰茎がはね出ると、摩耶
48 :
スターリン:2013/10/23(水) 02:46:33.53 ID:fvNcWe6n
はそれを見つめて陶然とため息をついた。吹雪が見ている前で、摩耶は醜悪な肉の塊にためらうこ
となく口づけ、雄の体臭を吸い込み、黒々とした怒張に舌を這わせた。
吹雪はしばらく、この異様な肉の宴の前で立ち尽くしていた。
「どうした?」
提督は茫然と立つ吹雪に目を向けた。
摩耶の奉仕を受けていた提督は、摩耶の柔らかい髪を撫で、彼女の白い耳朶に何事か囁いた。摩
耶は不満そうに提督を見上げたが、喉まで飲み込んでいた男根から唇を離すと、静かに体をひい
た。提督は濡れた男根をしまうと、立ち上がって吹雪の前に歩いてきた。
「吹雪?」
提督は膝を折ると、頭一つ背が低い吹雪の顔を覗き込んだ。吹雪は、摩耶の憎悪に満ちた瞳から
床へ目をそらしていた。吹雪の顔を見て、眉をひそめた提督は白い手袋を彼女の頬へやった。
「具合が悪そうだ」
「な、何でもないんです!」
吹雪は反射的に彼の手を払いのけた。目を見開く提督の顔を見て、吹雪はまるで自分が平手打ち
されたかのように愕然とした。茫然と彼女を見ている提督に、吹雪は慌てて弁解した。
「あっ……こ、これは違うんです、提督、私は……」
提督が口を開く前に吹雪は踵を返し、執務室の入口へ駆け出した。
後ろから、摩耶の怒りに満ちた声と、いつも冷静な長門の声が聞こえてきた。
「なんだ! 最初の秘書艦だか何だか知らねえけど、バカにしやがって! 提督、なんであんな駆逐
艦をいつまでも置いておくんだ? あたしや隼鷹の近代化材料にしちまえばいいんだ!」
「やめろ、摩耶。吹雪は造物主殿を最も長く支えた、最古参の戦士だ。造物主殿には造物主殿のお
考えがある」
鎮守府の海岸で、提督は砂の上に座って夜の真っ黒な海を眺めていた。その背後に何者かが立
つ気配を感じると、彼は振り返りもせずに言った。
49 :
スターリン:2013/10/23(水) 02:47:11.42 ID:fvNcWe6n
「吹雪」
こちらに顔も向けないまま声をかけてきた提督に、吹雪は自嘲するように言った。
「司令官……私も、あなたを神と呼んだ方がいいですか?」
「次にそんなことを言えば、君を解体する」
提督は間髪入れずに吐き捨てた。吹雪は微笑して、司令官の横に座った。吹雪は、彼女に目もく
れずに夜の海を見ている提督の横顔を見た。
「構いませんよ。普通の女の子になって、本当の秘書になりましょうか」
「君は秘書艦だ。初めて就任した時からの戦友だ。対等な存在だ」
嘆息すると、提督は軍帽の庇で顔の半分を隠した。
「摩耶を許してやってくれ」
「提督に、近代化を重ねていただきましたけど、もう私は沖ノ島海域では戦力になれませんから」
苦々しげに言う提督に、吹雪は悪びれずに言った。提督の顔を見つめたまま、膝を抱いた吹雪は
彼に問いかけた。
「なぜ建艦した艦娘たちを特別扱いするのです?」
「別に、入渠や補給の順に差をつけたことはない」
「なぜ抱くのです?」
静かに答えた提督に、吹雪は質問を重ねた。
「あなたの閨に行ったことがあるのは、赤城ではなく加賀です。羽黒や愛宕ではなく、摩耶や高雄。
龍驤ではなく、飛鷹と隼鷹。比叡や金剛は一度もないのに、長門だけ。私や島風ではなく、響。な
ぜ、彼女たちにだけお情けを?」
吹雪は膝を抱いた腕に力を込めた。
「それに、あんな呼び方は、本来あなたなら許さないはずです」
提督は黙っていた。
南海の星空の下で、吹雪はただ彼の答えを待っていた。無理矢理に聞き出す話題ではないと思っ
50 :
スターリン:2013/10/23(水) 02:48:06.49 ID:fvNcWe6n
たからだ。吹雪は潮騒と、夜風と、提督の息遣いだけを耳にしながら、彼が口を開くのをずっと待って
いた。
彼女の司令官は、やがて軍帽を脱いで、帽子の内側に目を落としながら言った。
「俺は二度も建艦した船を沈めた。千代田が轟沈した時、俺は二度と同じ愚を踏まんと誓った。しか
し木曾までも沈めた。千代田の時も、木曾の時も、君たちは俺のせいじゃないと言ってくれた。だが、
俺のせいだ。一生忘れられない、おぞましい記憶だ」
提督は吹雪に初めて顔を向けた。若い士官は、目だけが不釣り合いな真っ黒な目をしていた。
「俺は、一緒に戦ってくれと君に頼んだ。なのに、俺は君たちを使い潰した。俺は、せめて彼女たち
には、轟沈した二人にしてやれなかったことをしてやりたい。して欲しいことは何でもするし、呼び方
ぐらいで目くじらを立てたりはしない。……任務中でなければ」
彼は吹雪の顎に手をやった。
「提督、私は」
吹雪が何かを言おうとする前に、提督は吹雪の顎から手を離した。彼は吹雪に背を向け、砂の上を
歩いていった。やがて、鎮守府の砂浜の上には、吹雪だけが取り残されていた。彼女は暗い海を背
にしながら、姿を消した司令官のことを思った。
塩気の混じった風が、吹雪の黒髪を揺らした。
彼女は呟いた。
「愛しています」
Das Ende/конец/おわり
お目汚し失礼しました。さっさと寝ます
生やせばおkっていう理屈がよくわからん
あは〜ん
皆様おつおつ
>>44 おお秋雲がきたかー、続きが楽しみなような怖いような不穏さを感じる
>>50 なるほど赤いw
建造された艦とそうでない艦では意識が違うってのは面白い観点だな
クズ提督の続きまだかな?
朝潮大潮満潮に追加ボイスきたし時雨ちゃんも改二きたしエロパロネタも増えるかな(チラッ
あは〜ん
ちとちよの時報ボイスがなかなか良かった
千代田デレはじめてるじゃないか
そしてまさかの居酒屋鳳翔が公式設定にw
子猫を拾ってきた電に「鎮守府では飼えない」と言って涙目にさせたい。
さらに猫を守りたい第六駆の全員が涙目で唇をかんでるところで「鎮守府では飼えないが、俺の家なら飼える」と折れて、四人の顔をパアアアッと咲かせたい。
>>58 これでもっともらしい理由をつけて第六駆逐隊を家に連れ込むことが出来るようになったって訳だ…
(同じ駆逐艦の漣がウサギ飼ってるのは秘密だぞ!)
朧はカニ飼ってるぞ!
獣姦と異種姦がなんですと?!
蟹はちょっと難しいけど、ウサギ×漣ちゃんのネタもここでの投下はあり?
暁「多摩ちゃんや球磨ちゃんは鎮守府で飼っていいのにどうして猫はだめなの?!」
みたいな超絶理論を言われたい
提督「猫なら多摩がいるだろ!」
多摩「猫じゃないにゃ〜〜」 ※提督の背中を爪でガリガリ
提督「ギャーーーーーーッ」
図鑑で多摩のページ開くとご奉公ってところ、ご奉仕って読んでるのね
誘ってるのかな?
67 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/24(木) 01:22:33.89 ID:egUH0Hrf
>>46 おつおつ。
独特の解釈で、楽しませてもらいました。
でも、
>>龍驤ではなく、飛鷹と隼鷹。
ここで「乳のでかさの差だ」という提督の声が…おや、あのプロペラ音の群れはなんだry
68 :
提督×秋雲:2013/10/24(木) 01:26:02.10 ID:I8RxkNbI
>>37 の続き。また途中で終わります。
07
「じゃっじゃ〜ん!秋雲さん特製の晩御飯だよ〜」
ちゃぶ台の上には炊き込みご飯、豚汁、ハンバーグとサラダが並んでいた。ハンバーグの少し不恰好な形から、手作りだと分かる。
「なんだ、意外に料理はできるんだな」
素直に感心すると秋雲は右手でVサインを作った。
「どうどう?惚れ直した?」
「さぁ、食べてみないと分からないな」
「もぉー味もいいに決まってるしー」
「じゃあ食べるか」
私が手を合わせると秋雲もそれに倣った。いただきます、と二人の声が重なり、箸を掴んだ。ハンバーグを一口サイズに分けて舌に乗せた。
風味も味も申し分がない。歯の圧力を肉にのせると肉汁が中から零れ落ち口内を蹂躙した。さらに噛み締め感触を味わう。
そうやって幸せな気分に浸っていると秋雲がややぁと話しかけた。
「っつーか提督ー、いくら偵察で様子見だからって翔鶴をサブ島沖に行かせて良かったの?」
「錬度はまだ高くはないが… 随伴に北上たちがいるから大丈夫だろう。状況によっては即時撤退の命も出している。多少の損傷も経験の内だ」
うーん、と秋雲は浮かない顔だ。
「うちって正規空母も軽空母も少ないよねー」
「そうだな… あわよくば今回の出撃で新しい空母と出会えるといいんだが… 建造は、中々運に恵まれないから」
「二航戦がいたらいいのに〜あ、でも××の方がいいかな〜」
秋雲はニカッと笑う。
「××がずっと描きたかったしー!」
私は何も言わず、ただ曖昧に笑い返した。先ほどまで美味に感じていたハンバーグが急に味気ないものへと変わった気がした。
69 :
提督×秋雲:2013/10/24(木) 01:28:29.79 ID:I8RxkNbI
コン、コンコン。
無機質な音に体が跳ねた。音の方向へ振り返る。部屋のドアから音は聞こえていた。
コンコンコン。
先ほどよりもさらに強い音が室内に響く。最初に驚いていた私だが、段々と怒りが込み上げてきた。プライベートルームの場所は艦娘には教えてはいるが、何かある場合は携帯による連絡のみを徹底させていたつもりだった。
部屋には直接来るなとも分かり易く丁寧に命令したはずだ。ルールを破ることを厭わない音が私の神経を逆撫でする。
ドン!ドン!ドン!
音が益々乱暴になった。私は箸を置くと立ち上がり急ぎ足でドアへ向かう。居間の襖を閉めることは忘れなかった。一体誰だ、私の空間を邪魔するものは。私と秋雲だけのこの居心地のいい空間を――――――理由によっては私はそいつを、
ドアの鍵を解除した。乱暴な音に紛れてカチッと音がした。ドアノブを引く。チェーンロックはつけたままなので五センチしか開けなかったが、怒りで沸騰していた私の頭はその音の正体を見て一気に顔が青ざめた。
「提督さん… 直接お話があるんです。いいですか」
久々に見た顔は怒りを抑え込んでいるように見えた。ここで話すのは不味い、私はそう感じると外で話そうと提案した。相手は了承するとドアから離れて隙間からは見えなくなった。私は急いでチェーンロックを外してドアノブをさらに引いた。
極力開けるスペースを狭くして私一人がギリギリ通れる程度にした。そんなことをしなくても居間の襖を閉めているのだから、秋雲からは見えないのに。
部屋から出てすぐに私はドアを閉めた。ペンダントを首から取りドアに鍵を挿して回した。もちろん南京錠も忘れなかった。
「………随分用心深いのね………」
私の徹底ぶりを見て声が僅かに動揺していた。このような姿を誰にも見せたくなかったが、私の部屋を守るためにはこうするしかなかった。
「……外に行くぞ」
ペンダントを再び首にかけてから私は歩き出した。私の後ろから足音がついてきた。
数分歩いて、棟の外へ出た。辺りはすっかり暗い。出入り口に飾られている明かりの下で私たちは立ち止まった。
「話はなんだ」
そう問いかけずとも私には何の話かは察していた。
「……先輩たちから提督さんの話は聞いてる。みんな提督さんのことを信頼しているし、提督さんも艦娘を大事に扱ってるって…ちゃんと分かる」
どうやら艦娘たちの間では私の評判は悪くはないようだ。
「仕事以外だとちょっとそっけないって言われてるけど…でも優しい人だって分かる。新参者の私にも色々教えてくれた――――――最初の頃は」
声のトーンが低くなった。
「提督さんには提督さんの考えがある。それが何なのか分からないけど……信じてた。信じようとしてた。きっとその内前みたいに戻るって思いたかった。だからずっと我慢していた」
目が悔しさと怒りで震えていた。
「自分のことなら我慢できる…でも、でも翔鶴姉は何も関係ない!私の、瑞鶴のことで責めないで!」
怒気を孕んだ声で相手は――――――瑞鶴は私に言った。
70 :
提督×秋雲:2013/10/24(木) 01:31:50.20 ID:I8RxkNbI
「……翔鶴が話したのか」
「…部屋から港を見てたの…何を話しているかまでは分からなかった。でも翔鶴姉の様子がちょっと変だったから…無理矢理問い詰めただけ。
翔鶴姉はどうってことない、自分は大丈夫だって言っていたけど……」
瑞鶴は私を真っ直ぐ見ていた。翔鶴と同じ瞳の色だ。
「提督さんは、瑞鶴が嫌いなの?」
「…嫌いではない。艦娘のお陰で深海棲艦と対抗できるんだ、感謝しているよ。もちろん…瑞鶴にも」
「ならどうして瑞鶴を前線から遠ざけるの?演習も、遠征にも出さない。装備もすべて外して、寮外へ出るなって命令して……
瑞鶴がここに来た時はちゃんと指導してくれたじゃない。それが突然…こんなことになって…」
瑞鶴が来てからしばらくして、私は瑞鶴から戦う為の術をすべて取り上げて寮棟に閉じ込めた。閉じ込めた、といっても監禁した訳ではない。
寮内なら自由に歩き回る許可は与えていた。外出することだけを禁止したのだ。
私は明確な理由を伝えず艦娘たちは困惑を隠せなかったが、みな黙って従っていた。不当な扱いを受けた瑞鶴も私の決定に逆らわなかった。瑞鶴には逆らえない理由があったからだ。
「……瑞鶴が気に入らないなら瑞鶴だけを嫌ってください。翔鶴姉には何もしないでください。いっそのこと、」
瑞鶴は迷いなく、言った。
「解体でも素材にでもしてください。瑞鶴は提督さんの命令に逆らったんだから」
最初に瑞鶴に外出禁止を言い渡した時はもちろん瑞鶴は納得しなかった。だから私は反抗の意思を殺がせる為に、命令に逆らえば解体または近代化改修の素材にするとも言ったのだ。
瑞鶴はそれを聞いて渋々ながら私に従った。周りの艦娘も私に余計な刺激を与えないように瑞鶴の話題を極力避けた。翔鶴もだ。
瑞鶴は私から目を逸らさなかった。翔鶴と同じ色の瞳には自暴自棄と諦めと反発心が入り混じっていた。私は目を逸らした。
「……寮に戻れ。今回のことは不問にする」
「提督さん…?」
「下がれ瑞鶴。何度も言わせるな」
数秒、数分の沈黙が流れた。足音が聞こえ、ついに遠くなっていった。私はようやく顔をあげて瑞鶴が去ったであろう方角を見つめる。闇が広がっていて、瑞鶴を覆い隠していた。
「………」
私は棟の中へと入った。エレベーターに乗り、十五階のボタンを押した。私を入れた箱が上へ登っていく。高い電子音が一瞬なり、ドアが開いた。
私は無音の廊下を靴音を響かせながら歩き、自分の部屋の前に到着した。首からペンダントを外しドアノブと南京錠の鍵を解除した。
カチャリ。カチャリ。ドアノブを引いて部屋の中へと帰る。ドアの鍵を閉め、チェーンロックもした。室内を振り返ると襖の僅かな隙間から光が漏れていた。
電気はついたままのようだ。しかしまるでここには私以外の誰もいないかのように静かだった。
「秋雲?」
名前を呼んでも何の返事も返って来なかった。
「秋雲」
急いで靴を脱いで襖へと手を伸ばす。手が襖に触れた瞬間音が鳴るほど勢いよく開けた。
71 :
提督×秋雲:2013/10/24(木) 01:32:55.21 ID:I8RxkNbI
「お帰り、提督」
秋雲はいた。いつもの笑顔で私を迎えてくれた。私は思わず安堵の息をはいた。
「……ただいま、秋雲」
食事は私が部屋を離れる前と同じ状態だった。
「私に構わず食べていても良かったんだぞ」
私は自分の座布団の上に座りながら言った。
「折角提督のために作ったんだよー?一緒に食べたいじゃん。あとご飯冷めちゃったねー あっためなおす?」
秋雲は部屋に置いてある電子レンジを指差した。私は頭を横に振る。
「いや、このままでもいい。少しぐらい冷めてもおいしさは変わらないさ。秋雲は使いたかったら使ってもいいぞ」
「ん〜いいや!私もこのまま食べる!……あ、ねぇ提督」
「どうした」
「誰と話していたの?」
私は落ち着いて自分の箸を掴んだ。
「――――――鳳翔だよ」
そっかぁ、と秋雲は呟いた。
そして私たちは食事を再開した。
72 :
提督×秋雲:2013/10/24(木) 01:34:45.66 ID:I8RxkNbI
08
食事が終わると秋雲が食器を片付けた。流し台で皿を洗っている音を聞きながら私は窓の外を見ていた。星が夜空いっぱいに輝いていた。満月も雲に隠れることなく光を照らしていた。
これなら翔鶴や赤城たちの航海にも道を指し示してくれるだろう。
「ねぇ、提督ー」
水と食器の音と一緒に秋雲の声が聞こえた。
「何だ?」
急に水の音が途切れた。蛇口を閉めたのだろう。
「本当はさ、――――――」
ブーブーブー。ブーブーブー。
ちゃぶ台の上に置いていた携帯が震えだした。そしてメロディが流れ出し私は慌てて携帯を手に取った。このメロディは緊急事態が発生した場合に使う回線からの着信メロディとして設定していたからだ。
「一体どうした」
携帯の向こうから「司令」という声がした。霧島だ。
「司令、第一艦隊からの緊急通信が入りました」
霧島の声のトーンがいつもより低い。
「通信…?!何があった」
「夜間航行中に襲撃を受けたそうです。敵に気付く前に撃たれて…完全に不意打ちです」
夜間の襲撃!いつもなら敵の深海棲艦とは日が沈む前に砲撃戦をしていた。それが夜まで続くこともあったが、夜の襲撃は初めてだった。
どうやらサブ島沖海域の敵は今までの海域で遭遇した物よりも夜目が利くようだった。
「第一は今どうなってる?!」
夜戦となると正規空母と軽空母は何も出来ない。第一にいる翔鶴と隼鷹は無事だろうか。
「……通信が途切れて繋がりません。現状第一艦隊の安否は確認できません」
(なんてことだ!敵に先手を打たれるとは…!)
焦りが全身を駆け巡る。砲撃戦で通信機器がやられてしまったのだろうか。頭の中でこれからのプランを考えようとした時に霧島が再び私を呼んだ。
「司令、通信が途絶える前に不知火が言っていましたが……」
「何だ?さっさと言え」
中々切り出さない霧島に腹を立てた。不知火の伝言に打開策のヒントでも何でもあるかもしれないのに、私は霧島を促す。数秒置いてからようやく霧島は言った。
「――――――翔鶴が沈む、と――――――」
****今日はここで終わりです。
誰得感満載ですが、ヤンキー提督を再び書いてしまいました。
ツンツン比叡とヤンキー提督の仲直り。
金剛もあっさりですが一応居ます
74 :
73:2013/10/24(木) 03:19:02.98 ID:SyM2GnYm
青空の陽光と海面からの反射光が、おそらく戦時中から照らし続けてきたであろう年季モノの建造物、横須賀鎮守府。
その3階、執務室…士官制服に短い金髪をツンツンと逆立てた奇妙な若い「提督」のナワバリに、怒号が響く。
「だ・か・らッ!!あれは誰がみたって中破の戦艦を追うべき場面でしょ?!なんで敵駆逐艦優先に指示変えたの!」
「いやぁ…オレがそうしたい、そうすべきと思ったからであって、普通に言うこと聞いてくれればそれで良いと思うんだけど?」
今日の采配について怒鳴りこんできたショートカットのボーイッシュな艦娘に、とても軍人に見えない面構えのヤンキー提督が机に両脚を上げて組んだまま応戦する。
あいにく戦艦1隻に攻め込まれた位でビビるような男でも、部下と本気のケンカする体面を気にする男でもない。そういう場面での精神はチンピラのそれに限りなく近い。
「比叡、あれは命令ヨ。ここはこれでも軍属で、こんな人でも司令は司令ネ」
「…お前あとで屋上な」
ジト目で睨みつける提督から視線を外し、見た目の話ヨーと口笛を吹く本日の秘書艦は金剛。
「姉様も姉様よ。こんなチャラい奴とずっとイチャイチャして!戦艦の誇りはどうしたのよ?!」
比叡の怒りの矛先が金剛にまで向けられる。前世紀からずっと大好きだった誇り高き金剛型一番艦の現在の姿が、久々に再会した二番艦たる彼女にはまったく気に入らない。
「…比叡。テートクは…」
「やめろ、金剛。…オレの指示がきけねーっつーのか、比叡ちゃんよ」
「気安く呼ばないで」
「あぁ?何言ってんだテメェ」
怒気を含んで立ち上がる提督。二人は相手の目を至近距離で殺気を込めて睨みつけ、互いに一歩もひかずついに額をゴリゴリと押し付けあう。さながらシカのケンカである。
額に青スジを浮かべた比叡が、先に口を開いた。
「伝わらないならはっきり言ってあげる。…戦況読めないなら口出さないで!やる気ないなら辞めなさい!この、素人提督!!」
「んだとテメェ?!装備ひっぺがして練習艦に戻して欲しそうだなぁコラ!あぁ?!」
提督の怒号に、思わず4番砲塔を抑える比叡。
「う、そ、それは………てか、し、素人の割に妙に詳しいじゃないの…!!」
トラウマを突かれて引いてしまった比叡を見下し、一転優位に立った提督は相手を指差しドヤ顔でふんぞり返る。
「こっちにゃ頭脳派の霧島センセがついてんだよ。てめーの恥ずかしい過去もアワレな最後もぜんぶバレバレだぜ」
「〜〜〜〜〜!!!」
肉食獣の顔で歯ぎしりする比叡であったが、もはや流れは相手にある。
「あ……あんたなんかの言うこと、絶対聞いてやんないから!そのうち金剛姉様も返してもらうからね、覚悟してなさい!!!!」
凄まじい勢いでドアを蹴り閉め、比叡は大股で執務室を後にした。
ドスドスという床を踏み抜かんばかりの足音が、やがて遠ざかっていった。
75 :
73:2013/10/24(木) 03:20:50.79 ID:SyM2GnYm
「――と。ああは言ったけれども、やっぱちょっとマズイかな…」
廊下の突き当たりまで来て比叡は、口を尖らせたまま形の良い顎に手を当てて考えていた。熱するのが早いぶん冷えるのも異常に早い。
ここ以外に彼女に往くあてはないし、そもそも――彼女の心から敬愛する金剛はすっかりここに馴染んでいるのである。
『金剛お姉さまのいる場所はすなわち私の居場所』と考えている比叡にとって、鎮守府から出てゆくのはよく考えなくともそもそも選択肢ではなかった。
(姉様に嫌われないためだ。あのチャラい提督のためなんかじゃない)
自分を納得させる言い訳をなんとか見つけ出し、執務室の扉の前に再び立ったそのとき。
「――そうだ。オレがたった一隻を与えられてこの鎮守府に来た頃、あいつは艦を救いに行くため二日も三日もオレを根気よく説得した。オレは意地を張って聞く耳持たず、逃げることばかり考えてた」
室内から、提督の声が聞こえた。思わず聞き耳を立てる。
「そのうちあいつは一人で海に出ていって、帰ってこなかった。引き換えに軽巡二隻を、この鎮守府に寄越して」
「神通は泣いてたヨ。覚えていないけれど、彼女を沈めてしまったかもしれないって」
姉の――金剛の声。比叡は扉に寄り掛かるようにして聴音に務める。不知火が怪訝な顔で後ろを通り過ぎていった。
「あいつを見つけるのはこの鎮守府の優先的な目的だ。私物化と言われても仕方ねーけどな…はやくあいつを引き上げてやって、この数カ月の成果――お前らを見せてさ」
――少しは頑張ったんだぜ、とドヤ顔で見せつけてやりたいんだ。そう付け足した提督の声は、いつもの調子からは想像もつかないほど静かで、遠かった。
「比叡には、まだ誰も伝えてなかったんだな。戦術戦略から見ればきっと、アイツの方が正しいコトを言ってんだろう。…次に合ったら、オレからワビ入れて、説明しとく」
「あの娘は…吹雪は、とってもマジメな良い娘だったネ。テートクのお陰で助かったわたしたちだけど、それはあの娘がわたしたちを助けてくれたも同然ヨ」
だから、と言った姉の声は、これまで比叡が聞いたこともない優しさを含んでいた。
「だからテートクは、間違ってないヨ。比叡も本当はとっても良い娘、きっと分かってくれるネ」
「金剛…」
「テートク…」
次の瞬間、ドアを蹴破って比叡が室内に再び舞い戻った。
76 :
73:2013/10/24(木) 03:21:28.51 ID:SyM2GnYm
「すみません全部聴いちゃいました!謝らないとならないのは――ワビなきゃなんないのはあたしのほうです!!!すみません!!!」
「!?」
比叡は入室するなりガッと勢いよくアタマを下げたため、金剛が赤面してさっと背を向け、乱れかけた服の胸のあたりを正したのには幸い(?)気づかなかった。
「駆逐艦を優先することに、そんな大切な目的があったとか――その、あたし、知らなくて――!」
「あ、あぁ……いや、オマエだけが悪いワケじゃねーし。つか、そもそも事情の説明も大してしねーで、こっちもついアツくなっちまってスマンかった。この通りだ」
とりあえず瞬間的な混乱から立ち直った後、提督も男らしくツンツン頭をすっと下げ、言葉を続ける。
「――だがとにかく、今のオレにはお前らの力が要る。お前の言うとおり何にも知らねーシロウトだが、そこは――頼む、としか言えない」
それらの態度とセリフに、俯いたまま驚く比叡の頬が思わず熱くなる。
いや自分のためっていうかそれは結局、いまだ彷徨う艦娘たちのためで…
あれ、なんか…実はすっごいいいヒトなんじゃないこの人??
もしかしてやっぱり、あたしが言い過ぎのお子様だっただけ?まずい、なんかガッツリヘコみそうだわこの展開……
「比叡。テートクはそういう寂しさと後悔を背負いつつもそんな素振りは一切見せず、強く明るくわたしたちを導いてくれるできたお人ネ」
金剛が珍しく姉の顔で強く伝える。大好きな姉の言でも自分の直感を肯定され、比叡はうつむいた顔が上げられない。
「そんなテートクの寂しさつらさを少しでも紛らわせるべく、わたしはこうしてテートクと頻繁にスキンシップをとっているのデース」
「……ふーん」
ついでの弁解にものすごく疑いの表情でクビを傾げる比叡だったが、そんなことは意に介さず金剛は畳み掛ける。
「それはそうと、比叡はテートクのハートをいたく傷つけてしまったネ。ワビる方法はこうなったらひとつヨ」
「え」
提督と比叡の声がキレイにハモる。
「大丈夫、ワタシと一緒ならコワくないネー。一緒に可愛がってもらいまショー!!」
「あ、そういう仲直りなら大歓迎。今日もう仕事ないからベッド行こうぜ、比叡」
「………ひ………えぇぇぇえぇぇぇ?!」
驚愕の悲鳴が、鎮守府に響いた。
77 :
73:2013/10/24(木) 03:21:59.07 ID:SyM2GnYm
「ドーデス?テートク?」
「いやドーデスも何も…キレイなカラダしてんなー。本当に」
カーテンの隙間から遮りきれない陽光の差し込む、昼下がりの提督の私室。
「あ、あの…」
そこには大きめのベッドの上に座り込み、大好きな姉に背後から拘束するように抱きすくめられ力なく困惑する比叡の姿があった。
「自慢の妹デスヨー。テートクは脱がないんですカー?」
「まぁとりあえず、観るだけで」
(うぅ…な、なんでこんなことに…)
比叡の衣服は言葉巧みに金剛によってすべてが床に剥き捨てられ、髪飾りのみを残し芸術品のような裸体を晒した彼女は、頬を染めて怯えた瞳で正面の金髪提督を見つめている。
「ね、姉さま…恥ずかしい、んですけど…」
自分を抱きしめている、背後の金剛を振り返る。姉も提督も着衣のままなのに、自分だけが全裸でいるというのが居たたまれないほど恥ずかしい。
「恥ずかしいのはこっちヨー。あんなに堂々と上官に逆らって、アナタは軍属としての自覚はあるノ?」
「……」
叱られた子供が拗ねるように、言い返せもせず意外に長いまつ目を伏せた比叡に、金剛は優しく顔を近づけ――そのまま軽く、唇を奪った。
「ウソ。アナタはアナタらしくが一番。でもネ――ベッドの上では武装解除が、艦娘の心意気ヨ」
「姉さま…」
心を蕩かすようにあちこちに繰り返されるキスの感触と、金剛の優しい声が、比叡の抵抗する力を徐々に奪ってゆく――次の瞬間。
金剛の両手が不意に、背後から比叡の形の良い両脚の膝裏を持ち上げ、左右に大きく開いた。
「ね、姉さま!?」
「さあテートク。御召艦の美しさ、隅々までじっくりとご鑑賞下さいネー」
「や、いやぁ!姉さま、こんな……格好……!!」
全裸で大きく美脚を広げられ、当然、正面の男性に柔らかなふとももの間のモノ――性器を露出する体勢になる比叡。
「へー。色もカタチもきれいなもんだな。毛も多すぎず少なすぎず、なんというか上品な感じ」
「やぁぁぁ……!みないで、みないでぇぇぇ……」
味わったことのない恥辱が、電撃のように全身を震わせる。しかし姉の手は硬く動かず、全裸で脚をMの字に開かれた彼女にはぎゅっと目を瞑り首を左右に振るしか抵抗はできなかった。
「下の穴も綺麗だし、全体的に匂いもしない――いやむしろ、なんか良いニオイする」
「やああぁぁぁぁ……!!」
「ピンクのポッチはまだ半分、皮の中――お、ちょっと出てきた?」
「やだやだぁぁぁ!!もう見ないで、言わないでえぇぇぇぇ!!」
どこにも触れられてもいないのに――両胸の先端と、見つめられる一点に切ない何かが集中してゆく感覚に、涙目の比叡は身をわななかせた。
金剛に持ち上げられた比叡の両脚はじたばたと暴れるのをやがて止め、提督の左右に突き上がった足指の先がぴんと伸びたりぎゅっと丸まったりを繰り返す。
「は――はぁぁ――」
「あー、完全に皮から出てきた。興奮してるな、比叡。……ちょっと濡れてきてるし。あ、戦艦だから――排水?」
「うあああぁぁ…あ、あああぁぁぁぁ…」
完全に真っ赤になった顔を両手で抑えた比叡に、金剛が背後から優しく声を掛ける。
「比叡……大丈夫だから。テートクに全部お見せするのヨ。ココロも、カラダも、全部」
「もう…やあぁぁぁ…」
こんなガサツな自分が、キレイであっても仕方がない。
たとえ多少見目が良くても、男性になんか好かれるはずがない――敬愛する金剛を、すべての艦娘を姉や妹と呼んで慕う彼女の心の根底には、そのようなコンプレックスがあったことを比叡自身は知らない。
だが。
「キレイだぜ、比叡。お前はたぶんこの鎮守府で、オレが今まで見てきた中で、最高にキレイな艦だ」
「――――!」
提督の気負いのない一言が、彼女の堰を破った。途端に全身を火照らせた彼女のカラダは、ガタガタと大きく震え出し。
吐息を感じるほどの距離で、提督の目前に晒された彼女自身が、やがて一際大きく収縮して――そして。
「や、やだ、なんかヘン――来る、来ちゃうよぉ――あ、あああぁぁぁぁああッ!!」
胸にも性器にも触れられないままに。制御の効かない甘やかな感覚は頂点に達し、比叡の美体はびくびくと到達を迎えた。
78 :
73:2013/10/24(木) 03:22:44.29 ID:SyM2GnYm
「比叡……」
金剛が荒い息を吐く妹を、愛しげにぎゅっと抱きしめる。既に拘束を解かれた両脚はそれと気づいていないのか慣れてしまったのか、形を変えず大きく膝を割ったまま。
「え、もしかしてもうイッたの?まだ触ってないのに?」
――肉付きの締まった両のふとももの間に、提督のツンツン頭を挟んだままで。
「比叡のココ、ひくひくしてて――ちょっとだけ谷間が開いてて、ときどき蜜が溢れてくる――すっげぇエロい」
「…や、やあぁぁ…言わないで、恥ずかしい……もう、もう…やだ、また、きちゃ――う――!う、うぁぁぁぁッ!!」
視線と言葉と、頂点を超えた恥ずかしささえも快楽に繋げてしまうかのような自分の身体を制御できず、比叡は間を置かず白い喉を大きく反らして、姉に似た豊かな胸を揺らしながら二度目の絶頂を迎えた。
「…感じやすいんだなー。追い打ちかけるようだけど、触っても良い?」
「モチロンデスヨー」
――な、なんで姉さまが答えるのよ…。あたしのなのに…。
比叡にわずかに抵抗の感情が蘇りかけたが、この状況は『謝罪』であり『懲罰』である、という意識が基本的には生真面目な彼女に心の奥底でブレーキを掛けてしまう。
「や…やああぁぁぁっ……ふっ…くぅぅ…っ!」
やがて侵入してきた指の感触。触れられずに二度も達した身体が、待ちかねたように狂喜するように受け入れてしまう。再びぎゅっと目を閉じる比叡。
「お前のココもぐもぐしてんぞ、比叡」
「…し…しかた…ないの…!あたしが、やってるんじゃ……な……あぁん、は――」
気持ちいい。
気持ちいい。
背後から姉さまに抱かれて、正面から提督に触れられて、胸がどきどきして――ものすごく、心地いい。
「あぁァァァ…ッ!!」
一際大きな声で啼くのも、自分の身体が望むままに背を反らすのも、さっきほどの抵抗はない。
無意識のうちに腰は大きく揺れ、自分の右手が揺れる自分の乳房を揉みしだく。
「そろそろまたイキそうか?」
「ん、もう、あ、…うあああ、ああああ……あ、はぁんっ!!ふぁぁぁッ…!」
慣れてきてしまったのか、三度目の快楽は頂点の限界を超え――二度、三度と絶頂の潮を吹き上げた後、体力と精神を消耗し尽くした比叡は、くったりとシーツの上に突っ伏した。
「テートク?そろそろここ、窮屈になってきたんじゃないノ?」
「まーそりゃね。比叡キレイだしな。――金剛、もしかして妬いてる?」
金剛が四つん這いで提督ににじりより、無言のまま軽く押し倒すのを白く霞んだ視界の端に捉えつつ――比叡は混乱と疲労の向こう側に、快楽を求める裸の自分が目覚めつつあるのを感じていた。
79 :
73:2013/10/24(木) 03:23:43.11 ID:SyM2GnYm
――提督の陰部を露出させて口に含み、指と舌とで丁寧に奉仕し、勃ち上げる姉の姿。
黒レースの下着のみを脱ぎ捨てて提督に跨り、挑発的な表情で着衣のまま身体を落とす姉の姿。
やがて――腰をくねらせつつ、リズミカルに上下に揺れ、快楽に嬌声を上げ髪を振り乱す姉の姿。
二人の手慣れた感じの痴態をどこか遠くで見つめるような気分だった比叡の心が、不意に疼く。
でも。でも、絶対に気づかれるから――
――いや。
あれだけの姿を晒して、今更何を恥ずかしがるというのか。
そう思い至ったとき、すでに彼女が快楽を求めることを阻むものはなかった。
比叡の指先は、自分の脚の間へと伸び――人差し指の先端が、いまだ乾くことのない秘肉の間へと飲み込まれる。
「は、はッ、はぁッ…」
ぴちゃぴちゃと派手な水音を立てて自分の性器を出入りする自分の右手指。
感触も、その音すらも、気持ちが良い。
空いた左手は乳房の先、無意識に固く色づいた自分の胸先をこねまわし始める。
ぴりぴりした感触が、気持ちが良い。
「あ、…あ、キモチいい……キモチいいよぉ……ねえさまぁ……」
愛する姉の性交を見ながらの自慰は、まるで自分が抱かれているようで、
恥辱のない世界、背徳感のない行為は、――気持ちが、良かった。
やがて二人がこちらに気づく。比叡にもしてあげてクダサイ、そんな声が遠くで聞こえる。
そして自分は自分の欲望を声に出し、伝える――
「さっきの、カタチで、してください――」
背後に姉さま、正面に提督、すべてを解放した自分――そこから失神へ至るまでは、良く覚えていない。
支援
81 :
73:2013/10/24(木) 03:24:36.24 ID:SyM2GnYm
――翌朝も、よく晴れた日だった。
「…大丈夫かな。勢いであそこまでやっちゃったけど」
「ダイジョブヨー。すっきりさっぱりがあの娘の良いところネ。はい紅茶デース」
執務室に鎮座したまま、今朝一発目はどういうリアクションが返ってくるかといろいろ脳内シミュレーションが絶えない提督に対し、金剛はあっけらかんと言い放つ。
やがてぱたぱたと元気な足音が近づいてきて――
「おはようございます!、司令、姉さま!なにかご用の向きはございませんか!!」
昨日とはうってかわって満面の笑顔の比叡が、執務室の扉を蹴り開けた。
「じゃせっかく横須賀だからオマエ用のスカジャンとグラサン買ってこい。あとオレにヤキソバパン」
「わたしはメロンパンネー」
「了解!気合い入れて、いってきます!」
元気な足音が入ってきた時と同じように、遠ざかってゆく。
「さすがテートク、もはや手足のように」
「うん。なんか自動的に身体が反応してた。思った以上にしっくりくるわ」
ずずずと紅茶を啜るヤンキー提督。司令と呼んだのは、今後は命令に服従するつもりの表れなのか――
と。
はやくも元気な足音が帰ってきたかと思うと、再び執務室の扉が蹴り開けられた。
「大事なこと言い忘れました!」
「どうしたノ、比叡?」
「司令も姉様も、――大好きです!」
顔を見合わせる提督と金剛の表情が、思わず緩む。
「あと」
「ん?」
「――昨日は超気持ちよかったです!今度もまた絶対誘ってください!」
ふたたびぱたぱたと去っていく足音を聞きながら、提督が再び紅茶をすする。
「…なんか、大事なものをぶっ壊しちまったんじゃないよな?」
「艦娘はあるがままが一番。もちょっと紅茶が飲みたいネー」
若干不安げな提督の表情を尻目に、笑顔で再び紅茶を入れに行く金剛。
まぁいいか、と金髪提督は口の中で呟いた。――とりあえず、付き合いにくい奴ではなさそうだし。
「そういや、あとまだ来てないのは榛名ってのか?どんなタイプなんだ?」
「えっとネー…」
横須賀鎮守府は今日も、平和であった。
(End.)
>>81GJ
なんと流れのよいヒエーの落とし方・・・!
そしてお姉様がお姉様しててそれもまたよしですな!
「・・・」スピー
「提督、起きてください、朝ですよ?」軽くゆさゆさ
「んん・・・」むにゃむにゃ
「ど、どうしましょう、起きて頂けません・・・榛名はどうすれば・・・」
「・・・」すやぁ・・・!
「そういえばお姉様が、眠った人を起こすにはと・・・周りに誰も居ませんよね・・・?」キョロキョロ
ちゅっ
「───し、ししし、して、しまいました!は、榛名は、て、てーとくにき、き、キス・・・!」
「んぅ・・・榛名?」
「───!ひゃい!」
「お早う・・・なんか顔赤いけど大丈夫か?」
「お、お早うございます!はい!榛名は大丈夫です!失礼します!」バタバタ
「・・・?」
はるにゃんは純真
おお「ヤン提がゆく」の第二回。おもしろやらしかったです。
次回は榛名あらわる?
小官、ヤン提と摩耶は顔合わせた瞬間に電気が走り
「ンだこらテメ、どこのモンよマジブッころっそテメこら」(ビキイッ
展開になると思います。
ああ、ひとつ書き忘れた。
比叡くん、ドアは手で開けるものだぞw
???「マイクチェックの時間だコラァ!」(ゲシゲシ)
ヤン提督?
紅茶繋がりで金剛と意気投合するのか…(困惑)
あは〜ん
あは〜ん
>>81 GJ!
>>82 良いね
まぁドキドキしながら腕にしがみ付いてくれたりしてくれる方が可愛いと思うけど
提督×叢雲かけたよー
※強姦描写アリにつき苦手な御仁はスルーされたし
ただ方向としては純愛のつもり…です
ちょっぴり長いんで6レスぐらい使うけどご勘弁
92 :
提督×叢雲@:2013/10/24(木) 20:11:15.15 ID:ebEPLb1G
「昇進するって、誰が? …えっ、あんたが!?」
私の言葉に司令はコクリとうなずいた。
そして、口で何か言う代わりに、本部からの高速暗号通信を見せてくる。
いつだって、この司令官は無口なのだ。無口で、鈍感。
「ちょっと見るわよ…へーぇ、こんな大艦隊を指揮するようになるのね、あんたもやるじゃない」
通信文には、私の司令官を海域突破の功によって昇進させる旨、そして新しく彼の旗下に入る艦隊の詳細が書かれている。
その艦隊に、私、叢雲はいない。
「ふぅん、やっぱり配属は変わるのね。でも、気候もいい土地じゃない。ま、せいぜい頑張りなさい」
次なる彼の赴任地、これも、ここから遠く離れた南方の泊地だ。
要するにこの通達は、私たちの関係の終わりを示していた。
もちろん、関係、って変な意味じゃないけれど。
彼が司令官としてここに着任して以来ずっと、司令と旗艦という形で上手く(まぁ、衝突もそりゃ絶えなかったけど)…上手くやってきたこの間柄も、もう終わりなのだ。
…あぁいけないいけない。私がこんなしんみりした調子じゃ。
こいつはこれから大事な艦隊を預かる身なんだから、気合いを入れてやんなくちゃ。
「ほら、なーにをしみったれた顔してんのよ! 昇進よ、嬉しくないの!? この私が喜んであげてるのよ?」
そう言ってぺしっと肩を叩いてやると、ようやくこいつも我に返ったらしい。
若く精悍なその顔が、こっちに向き直る。その仕草に、一瞬ドキッとしてしまう。
「あ…あぁ、いや、すまない。ちょっと俺も気が動転したんだ」
「こっちの台詞よ。ヘボでモグリのあんたが出世するなんてね…ま、素直に祝ってあげるわ。まだ、言ってなかったわね…おめでとう」
「ああ。ありがとう…」
私からの祝福に、司令は肩をすくめてお礼を返してみせる。
「うん、本当によかったわね…さて、夜も遅いし私はおいとまさせてもらうわ。あんたも明日から任地へ向かうんでしょ? それじゃ、おやす…」
「ま、待ってくれ…叢雲っ!」
突然に、司令は私の手をぎゅっと握ってきた。
今まで私の手や肩に、触れようとしたことさえなかったのに(まあ私が、酸素魚雷を食らわせるぞって、最初に脅したせいでもあるんだけど)。
おかげで私はすっかりパニクってしまう。
「そ、その…なんだ、ほ、本当にありがとう…叢雲」
「へっ…な、何!? どうしたってのよっ!?」
「い、いやその…お前には、ここに着任したときから、ずっと色々、艦娘の扱いとかを、お、教えてもらってきただろう!? だから俺は叢雲に、す、すごく感謝しててだな…!」
私の目の前で司令は、口をぱくぱくさせて、言葉をつっかえさせてる。慣れないことをするからだと思う。
顔までそんなに赤くしちゃって。
正直ドギマギして、こんなこと言われるだけで心臓をばくばくさせてるのは、私の方だっていうのに。
「む、叢雲っ、俺は…お、お前のことがっ…」
「ちょ、ちょっと離してってば、バカ!!」
93 :
提督×叢雲A:2013/10/24(木) 20:12:00.84 ID:ebEPLb1G
あろうことか、私はその手をふりほどいてしまった。
その瞬間、司令の顔が、子供のような呆然とした表情に変わるのが見えて、私の胸がちくりと痛む。
「…………!!」
私は、もうおやすみの言葉も言わずに、後ろを向いて駆け出すと、執務室を後にしてしまった。
取り残されたように佇む司令を、一人そこに残して。
私の、バカ、馬鹿、ばか。
私は部屋に帰ると、寝巻きにも着替えずにベッドに突っ伏していた。
どうして私は、私を求めてくれる司令の手をはたき落として、拒絶してしまったんだろう?
司令は私との別れをもっと惜しみたかったのかもしれない。
司令は私を……好き、だとかなんとか、言ってくれるつもりだったのかもしれない。
司令は私を、抱きしめてくれようとしたのかもしれない。
でも、そのどれもを私は、あんな風に手を払いのけて、突っぱねてしまった。
「…なんで、素直になれないかなぁ…私」
無口でモグリで融通が利かないけれど、そんな司令に、私は…いつの頃からか好意を持っていた。
ううん、好意なんてもんじゃない。好き。
いつか私の口から言おうと思っていた、その言葉。
それを朴念仁のあいつの方から、しかも明日には別れるという頃になって、あんな風な余裕もない、ムードもない告白をしようとするもんだから。
だから、私は嫌になって逃げ出してしまったんだろうか?
…けれどもう私には、今から引き返して、彼に好きなんて言うことは出来ないだろう。
私にはその勇気がない。資格もない。
ホントはあいつは、有能だ。この水雷戦隊を率いるだけに収まる器ではないのだ。
いち駆逐艦にすぎない私が、彼を引き留め、栄光の座から遠ざけるなんてことは、きっと、誰のためにもならない。
そう、だから私は、自分からこの恋を諦めることに決めたんだ。
「……ん、あれ…な、何でかしら…っ」
そう考えると涙が次々、つぎつぎと溢れてきた。
彼を思う涙だろうか? …いや、この先いくらでも出世して、人の尊敬を集めるだろうあいつの未来を考えたら、涙なんて流れるはずはない。
これは自己憐憫の、汚い涙だ。私は流れ出るソレを拭う。消えてしまえと思う。
私は、暖かく湿らせたタオルを目にかけて、横になって眠ろうとした。
泣き腫らした目なんかで、彼を見送るわけにはいかない。
明日は笑顔で、あいつの門出を見送ってあげなくちゃ――。
94 :
提督×叢雲B:2013/10/24(木) 20:13:12.95 ID:ebEPLb1G
(あ……司令の…うで、だ)
夢の中で、私は司令官の腕につつまれていた。
たくましい腕が、私の髪や頬を優しく撫でさする感触が伝わってくる。
それが夢だと気づいたのはもちろん、今まで司令がそんな風に私に触れたことなんて、一度もないから。
すぐに、こんな破廉恥で虫のいい夢を見る自分を、あさましい女だと思った。けど同時に、もう少しだけこの夢に浸っていたいと思う私がいる。
夢の中の彼は、私の上に覆いかぶさるようになったかと思うと、次の瞬間、私の唇にそっとキスをしてくれた。
それだけで私は嬉しくてたまらなくって、涙が出そうになる。
(司令……司令っ…!)
声を出して彼を呼びたかった。けれど私の喉は張り付いたようになって、何の音も漏れない。
これが夢の不条理というやつ?
そうして私がおとぎ話の人魚姫のように声も出ないままでいるうちに、今まで私の髪や頬を撫でていた彼の腕が、だんだん下の方へ伸びていくのを感じた。
(えっ……ちょ、ちょ、ちょっと!! ダメ、ダメだって!!)
頭ではそう思いつつ、私は制止することが出来なかった。
どうやら、声が出ないのと同じく、私は手も足も、文字通り指一本動かせないのだ。なんて夢。
抵抗できない私をよそに、司令の手は、私の薄い胸の上を、無造作に突き出た足を、スカートとストッキングに守られた私のお尻の上を、欲望に突き動かされたような手つきで這い回っている。
暖かい口づけをしてくれた彼の唇からも、いつしか、荒い、興奮した様子の息が漏れていた。
と、私の下半身を探っていた一方の手が、スカートの下に潜り込むと、私のストッキングとその下のパンティを、いっぺんに掴んだ。
(やっ…やだ…!! ありえないっ…!!)
たとえ夢とはいえ、こんなこと、私は望んでない!
私は必死に目を見開こうとした。夢の中で、目を覚まそうと。
(……え?)
私は一瞬、状況が飲み込めなかった。
何が起こっているのか。私の体に、何が行われてるのか。
「叢雲…叢雲っ…!」
目を開けると、さっきの夢とよく似た光景がそこにはあった。
私の体はベッドに横たえられている。
そしてそんな私の上に、司令が――信じられないけれど、今度は夢ではない――司令が、覆いかぶさっている。
けれど、感触は。胸や、背中や、お尻や…口では言えないようなところまでを、ところ構わず這い回られる、その感触は。
夢の中よりずっとリアルで生々しいもの。
そう、夢の中と同じく私の体は、ベッドに這いつくばって私を見下ろす司令の指に、手によって、蹂躙されていた。
(し…司令…!? ちょっとウソ…何を…っ!)
叫ぼうとしても声が出ない。こんなところまで夢の中と同じなんて。
けれど少し事情が違うのは、私は理由なく声が出せない訳ではなく、口に詰め物がされているのだった。たぶん私が寝る前に瞼に被せた、温タオル。
身をよじらせて抗議しようとしたけれど、どうやら腕は、すでに脱がされた私自身の上着で、頭の上でひとつに縛られ、動けなくされている。そして足は司令の膝の下に抑え込まれていた。
私が夢で触れられているとか、動けないと感じていたのは、全部、現実に起こっていたことだったのだ。
執務室を飛び出たあと私は、たぶん鍵をかけることも忘れて、寝入ってしまったんだろう。
夢の中のすべては、寝ている間に彼が部屋に忍び入って、私の体にしたこと。きっと、もっと乱暴だったに違いないけど。
95 :
提督×叢雲C:2013/10/24(木) 20:15:13.16 ID:ebEPLb1G
(どうして、こんな……っ!!)
あまりの理不尽に、困惑や涙より先に、怒りがこみあげてくる。
これではまるで、レイプだ。
私は組み敷かれて、動けない体をいいようにもてあそばれている。
それも見ず知らずの誰かでなく、想いを寄せていた相手に。
なんで、こんなことを、と叫びたかった。
私が何度か首を振ってもがくと、ようやく口にされていた詰め物が唾液の糸を引いて取れた。
「や…やめなさいっ!! あ…あんたっ…なに考えてるのよっ!!」
私の声は、自分でもみっともないほど恐怖に震えていて、ほとんど意味を成してなかっただろう。
けれど司令は、それで声を抑える詰め物が取れたのに気づくと、とっさに自分の手で私の口を再びふさぎ、私はまただんまりを強制された。
その時、私に向けられた目は、あの時、執務室で私がその手を払いのけた時と同じ、子供のような――
泣き出す直前の子供のようなあの目と、そっくり同じだった。
私に向き直ったのは一瞬だけで、すぐに司令は、私の首に顔を埋める。
そして、唇が私の首元に近寄せられ、激しいキスのような勢いで、その部分が吸われた。
(〜〜〜〜〜〜〜っっ!!!)
甘い電流のような痺れが、私の体を襲った。
ちゅうっ、と音が立てられるのを、私の頭は、あの夢の優しいキスの続きででもあるかのように錯覚してしまう。
「叢雲…」
司令はうわ言のように、私の名前しか繰り返さない。
彼は私の首の付け根から離れると、その唇をさらに下の方へ、鎖骨を下り、私の胸へと滑らせていく。
そうだ、もう上着は脱がされているのだから、私の胸は裸のまま、たぶん私が起きたときからずっと、彼の前にさらされていたのだ。
そのことに今さら気づいて、私はかあっと赤面する。
そんな私にお構いなく、司令の温かい唇は、私の肌の上を転がるようにして、ついに胸の先端にたどり着くと、それへと舌を這わせた。
(い…やぁっ…! ………ああぁっっ…!!)
きっと、口をふさがれていなかったら、乞うような嬌声を上げてしまっていただろう。
まるで彼に触れられた部分に次々新しい神経が通っていくみたいに、全身の感覚が一点に集中する。
舌で舐られるたび、私の胸の先っぽが、もう快感につんと立って主張しているのが自分でもわかって、また火が出るほど恥ずかしくなる。
こんな乱暴な愛撫の一つ一つに、私の体が馬鹿みたいに反応してしまっているのに、彼もとっくに気が付いているはず。
手に唇に触れられただけでビクンと体は震え、耳も顔も真っ赤になってる。
私のこと、夜這いをかけられて、組み伏せられて、興奮してしまうようなヘンタイ艦娘だって思うだろうか?
(私だって…ホントはこんなの……っ!)
ホントは、こんな風なの、望んでなんかいない。
私だって、恋をする女の子だ。司令の腕に抱かれたり、ついには体を許してしまうのを、想像したことだって幾度かある。
けれどそういうのは、愛の言葉を囁いたり、おたがい抱きしめ合ったり、キスをしたり、そんな優しい、愛の手続きの後で行うものだって、そう私は空想していた。
それなのに、何で、こんな――。
必死に足を動かして、彼の体の下から逃げだそうと試みるけれど、膝から下を体重をかけて抑え込まれているから、もがくことしか出来なかった。
しまいには口をふさいでいる手にかじりついたりしたけど、ちっとも動じない。
そうこうしているうちに、司令の自由な方の片手が、私の太股の部分に、すっと触れる。
手のひらと四本の指は、ストッキング越しの足の手触りを楽しむように、そして親指は、私の下着のクロッチ部分の上に―。
96 :
提督×叢雲D:2013/10/24(木) 20:16:10.04 ID:ebEPLb1G
(――やっ……あっ、ありえないって、こんな…!!)
自分でも触れたことのない部分を刺激されて、未知の感覚が私を襲う。
司令の親指は私の女の子の部分を、その縦筋を二重の布の上からたしかめるように、何度も上下する。
そのたびに痛いような、疼くような、もどかしい感じが私の頭に走り抜けるのだ。
やがて二本、三本と、ぜんぶの指が責めに加わった。
まるで私のあそこがすっぽり、彼の手の中に収められてしまったみたいな感覚。
上も下も、すべての部分を、絶え間なく私は責め立てられてゆく。
くち、くち、と下着の中からは、おしっこを拭くときみたいな、恥ずかしい水音が漏れている。
私の耳にも、彼の耳にも聞こえる水音が、響きわたる。
ずっと、はぁはぁと荒かった司令の息づかいが、さらに昂ぶるように、速まっていく。
恐怖と、恥ずかしさと、困惑と、気持ちよさで、私がもう何もわからなくなりそうになった頃。
びびびっ、と音を立てて、ストッキングが破られた。
(あ……)
ちょうど股間部分が破かれて、空気にさらされたのが分かる。
続けて、いつの間にベルトを外したのか、司令は軍袴を膝まで落とすと、性急な手つきで下帯も脱いだ。
暗くてはっきりとは見えなかったけれど、黒々と屹立したシルエットが、その下から現れていた。
「叢雲――」
激しい息づかいの中で私の名前を呼んで、司令が、私により深くのしかかる。
くい、と、パンティが指で横にずらされたらしかった。
そうして露わにされた私の大事なとこに、こんどは指じゃない、さっきの屹立したモノが、あてがわれる感触がある。
熱いソレが、にゅち、にゅち、とぬめる入り口を、なぞっている。
いやだ。
背筋に悪寒が走る。
私は、他の艦娘にくらべて、エッチのこととかなんとか、そういう興味は薄い方だと思う。
他の子たちが、キャーキャー言いながら回し読みする春本だって、ほとんど手にとって眺めたりしなかった。
けれどこのとき、司令がこれから何をしようとしてるのか、直感的に私は悟った。
いやだ、やめて!
あんたのこと、嫌いになりたくない。
お願い。
口を動かせない私の頬を、涙がつたった。私の口をふさいでいる司令の手にもそれがぽたぽたと落ちる。
司令がはっと気づき、私と彼の目と目が合う。
むらくも、と彼の唇が動く。
彼の目に、いま私はどう映ってるんだろう?
元秘書艦の女の子?
それともただの性欲のはけ口?
さんざん生意気で横柄な態度をとっておいて、いざ押し倒されたら涙で許しを請おうとする、馬鹿な小娘?
「お前が…お前がいけないんだ、叢雲……俺の気持ちに気づかないから…」
その言葉は、まるで司令が自分自身に言い聞かせてるみたいだった。
それだけ呟くと、彼は私の顔から目をそらして。
一気に腰を進めた。
97 :
提督×叢雲E:2013/10/24(木) 20:17:25.71 ID:ebEPLb1G
(…………………っ!!!)
ぷつっ、と。
何かが弾けるような感触と共に、私の中に、熱いものが押し入った。
ダメ、痛い。やだ。やだ。やだ。やだ。痛いっ、痛い! 頭には、それしかない。
私の体は全力で締めつけて追い出そうとするけど、力負けして、鉄柱のようなそれが結局、おへその下まで入ってくる。異物感がすごい。
どう考えても私の中にそんなスペースなんてないと思うのに。
彼が弾丸で私の下腹部に穴を穿って、ぐりぐり押し広げているんじゃないか、そんな錯覚すら覚えた。
「……ふっ、ぁ……叢雲…っ!!」
そんな私をよそに、彼は感極まったような声を上げる。
ゆっくりと、段々と激しく、引き抜いては私を突き上げる。こっちは痛いってのに。
私が痛みで腰を引こうとすると、お尻を手でつかまえられて、押し戻された。そのせいで、司令の先端が、私の最奥をゴリゴリとこする。
ずちゅっ、ずちゅっ。
そんな間の抜けた水音が、司令と私の腰が、繋がったり離れたりするたびに響く。
私の激痛なんてまるで関係ないみたいで滑稽だった。
滑稽と言えば、このベッドがきしむ音も、司令の必死な息づかいも。
早く、はやく終わってほしい。
私はもうただそれだけを祈っていた。
今はけだものみたいになってる彼も、ひとしきり満足したら、元に戻ってくれるだろうか?
『お前がいけないんだ、叢雲……俺の気持ちに気づかないから…』
頭の中で勝手に、さっきの彼の言葉がくり返される。
一体、どこでボタンをかけ違ったんだろう?
鈍感で、朴念仁だなんて、ののしっておきながら、私こそ司令官の気持ちを推し量ろうとしなかった。
もし私が勇気を出して言っていたら。
もしあの手を払いのけなかったら。
こんな風にはならなかったかもしれないのに。
でも、もし私のことを好きだっていうんなら、なんでこんな酷い仕打ちをするんだろう?
好きだけど、それでも私があんまり生意気な子だから、痛めつけてやりたかった、とか。
――この体の痛みも、胸の痛みも。罰なんだろうか。
「叢雲…叢雲っ……!」
熱に浮かされたみたいな彼の声で、現実に引き戻される。
ピストンがいちだんと速くなったかと思うと、私を突き上げてた剛直が、勢いよく引き抜かれた。
あ、と考える間もなく、熱い飛沫が、私の下腹に、二度、三度と飛び散った。
熱湯がかけられたかと思って、つい、ひゃあっ、と声を上げる。
と、ここで私はようやく、口をふさいでいた彼の手が、どけられたのに気がついた。
「あ…」
気づくと、司令が私の顔の横に手をついて、私を見下ろしていた。
呼吸はさっきほど荒くない。落ち着いてきてる。
状況が違えば、ドラマによく出てくる、男が恋人を押し倒した直後みたいな構図だ。
ふいに司令が、すっと私の顔に手を伸ばす。
98 :
提督×叢雲F:2013/10/24(木) 20:18:13.35 ID:ebEPLb1G
「や…やめ…っ!」
私は反射的に目をつむってしまった。
何かまだ、ぶたれたり、もう一度、犯されたりするんじゃないかと思っていたから。
そんな私の頬を、温もりを持った指が、優しく拭っていく。
身をすくめていた私が、おそるおそる目を開くと、司令は身を乗り出して、私の頭の上、拘束されてた私の手首の縛めを、ほどいてくれていた。
放心した頭で私は、終わったのかな? などとぼんやりと思った。
…何が?
相変わらず司令は私の上で、言うべき言葉を決めかねているみたいな顔をしている。
「痛い…」
私がぽつりと言った。じっさいそれは、正直な感想だ。
縛られてた手も痛いし、抑えられてた足も、あそこも…。
「だろうな」
司令はそう返す。
ああそうね、「すまない」なんて言ってたら、きっとぶん殴ってるところだわ。
…そうだ、私にこれだけ酷いことをしておいて…今さら、優しさなんか、いらない。
徹底的に私を、慰みものにでも、すればいいのに。
でも司令は代わりに、部屋にあったティッシュで、私のお腹を汚してた精液と、破瓜の血とを拭ってくれていた。
「………なんで、そんなに優しく、するなら…」
だったら何で、最初から優しく、してくれなかったの。
途中から、また溢れてきた涙で言葉にならなかった。けれど彼は意味を察したらしい。
「…お前に、徹底的に嫌われたかったから」
私のいない艦隊なんて考えられなかったから。私に想われないで去るくらいなら、いっそ壊すくらいに痛めつけて、一生私の心の中に残りたかったから。
司令はそんな風に訥々と語る。
それを聞いて私は、ああ、この人は馬鹿だと悟った。
私と同じたぐいの、馬鹿。
司令を好きでいるのが辛くて、司令の告白を聞くのが怖くて逃げ出した私と。
私に愛されてないと思い込んで、いっそ私にひどく嫌われようと想ったこの人と。
救いようのないくらいの馬鹿二人だ。
99 :
提督×叢雲G:2013/10/24(木) 20:18:48.75 ID:ebEPLb1G
「叢雲……俺を軍令部に訴えて更迭するなり何なり、好きにするといい…お前がいない場所なんて、どこだろうが変わらないからな」
司令はベッドサイドに腰かけ、何かもう、達観したような口調で言う。
私から顔をそむけて、私に未練を持たないようにしているんだろうと思った。
「…そうね…こういうのはどう? 代わりにあんたが、私のお願い、何でも一つ聞くの」
彼の背が、ぴくっと動く。
私が提案なんかしたことが意外なんだろう。
「…ああいいよ。深海棲艦の巣に飛び込めって言うなら、そうしよう」
「バカ。そんなこと、死んだってさせない」
司令の背中から、私はぴたっと抱き着く。裸の大きな背中が、私を抱き留めてくれてる。
「む…叢雲!?」
明らかにうろたえる彼を制して、私は伝えた。
私の「お願い」を。
「私を、あんたの新しい艦隊に入れて、今まで通り秘書艦にして。あんたのコネだろうが、何だろうが全部使って、ねじ込みなさい」
「叢雲、お前…」
司令が驚いて私に向き直る。その顎をつかまえて、私はそこに唇を重ねた。
私からのキス、私の初めてのキスだ。
キスは、とくにレモンの味なんてしなくて、唇に流れた自分の涙の味がした。
あと、司令のヒゲの剃り跡がちょっとざらざらする。
三秒くらいそうして唇を合わせていて、やっと離してから、私が言う。
「…あんたがいないとこなんて、どこへも行きたくないのは…私だって同じなんだから」
一緒よ、ずっと。
それだけ言うと、彼がすごい勢いで、私を抱きしめてきた。
むらくも、叢雲、と。私の名前を必死で呼ぶ。
いいのよ、と私は言う。
私たちお互い、馬鹿なんだから。きっとこうでもしなきゃ、伝えられなかったから。
それから私たちはしばらくの間、抱きしめ合ったままでいた。
まるで今まで足りなかった言葉を補うみたいに、ただ抱きしめ合っていた。
以上、「叢雲のナマイキ面が涙でくしゃくしゃになるまで強姦したい!けど純愛もしたいうわああどうしよう!」患者の駄文でした
改行のせいで縦に伸びてしまいすみません
>>100 貴 官 が 神 か、超GJ
俺も最初選んだ艦叢雲だったわー同じ心境だったわー
>>100 その病気を上手く調理できてて、すげえ良かったよ!
>>100 叢雲のナマイキさをうまく料理し、
最後に幸せに丸く収めるワザマエ。ゴウランガ!
これは、最初の艦に叢雲を選んだ提督すべてに読ませたい。
艦これエロパロは、週ごとにハードル上がって行く。
書けるやつ集まってきてんだろうなあ。
,,.:.:≧=-=ミメ
//〈/>'7"⌒:.`ヾ、
__i.://.:.:.:./:.:.:./\.:.:.V
〔__}].:..厶イ.:/し ー 、:.}ヘ
/.:/厶イ/ ● ● ト{__/
. 厶/.:人_ u /`ー‐ 、u |i
. 厶イハ小:、 / / U八 いつの間にか上のほうで脱がされてた!
. /Vヾト、`二 ´_,,.イ/
/ ∧ ∨ヽ//|⌒\
/⌒\/ ハ ∨// .|、 /ス
>>103 荒らしの連投で伸びてるスレを除くと板全体でぶっちぎりの勢いと投下数をしばらくキープしてるからなぁ
実際凄い
段々上手い人が来始めて自信なくすwww
なくす・・・
>>106 一か八かで投下してみるのもありだと思うぞ。
自分はうまい下手はあまり気にしない
読んで状況をいかに自分の脳内で妄想できるかがコツだと思ってる
自分の考え付かないシチュだとかその他もろもろの刺激が大事なのです!
>>106 演習で元帥と当たっても経験値がもらえると思うんだ!
・・・とでも思うことにする。読ませて頂くときは嬉しいが
書くときは元帥や大将を前に恥覚悟で書くぜ。
>>106 しっかりした文章を堪能したいって時もあれば、気楽にサクッと読みたいって需要もあるし、
特にエロ二次創作だと思い入れや勢い、キャラやシチュの選定が重要だったりもするので
そこを全然気にするなってのは難しくても、読み手としてはあまり気にせずに投下していただけると嬉しい
投下数や多様性はスレの活性化に直結するしね
蒼龍×提督(途中からリバ)の妄想が止まらなくてメモ帳に出力してるんだけど
これって全部出来上がってから投下するもんなん?
それとも随時投下するものなの?
完結するならどっちでもいいです
途中放置が一番生殺しで悶絶する
>>107〜110
ありがたい
経験値稼ぎか・・・
今までと変わらず出来たものは投下してみるよ
何個か書いてきたけど
続編で書くとどっちにしろイチャラブ系ばっかになって飽きられちゃうかな?
ここはうpしてから考えるインターネットだと聞きました
>>114 艦むすはヤキモチ焼くし、小さいケンカもするし、仲直りしたり、戦闘シーン入れたり、ちょっとイベントあったり、他の艦むすを絡ませたり、連載はいろいろできると思う。
読み切りに比べてストーリー転がしてくの大変だけどな!
ここって、ちょいSMプレイだったり凌辱系はありなんかな。
「モンダイナイネー」
「どんな状況でも戦ってご覧に入れます」
「で、でもやはりお嫌な方もいらっしゃるので・・・」
「事前の注意書きは厳守ですね」
>>118 レスサンクス。山城ちゃんでなんか書けたら
その時載せるわ。
熊野のセリフがやたらエロくて色々妄想してしまう……まだドロップしてないが。
122 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:08:34.51 ID:ZMz0MdlS
>>46の続きです。
相変わらず狂信的な艦娘たちと提督の話です。
『俺の艦隊がこんなに狂信的なわけがない』
「我らが指揮官――造物主殿」
作戦から帰投した第一艦隊の艦娘たちが執務室に入ると、旗艦である戦艦・長門は尊崇と敬愛に
満ちた目で提督を見上げ、躊躇することなくその前に跪いた。彼女と同じ建艦組の加賀も、長門の
後に倣い、司令官へ粛々と跪いた。
長門は彼女を建艦した神へ報告した。
「愚劣にも造物主殿に抗い、我らが姉・千代田と木曾を殺した、深海棲艦どもの首を獲って参った」
加賀が立ち上がると、提督の前へ進み出て、深淵の神に仕える巫女のように、銀色の盆に載せた
二つの供物を差し出した――戦艦タ級と空母ヲ級の生首だった。
もちろん、第一艦隊が首を奪ってきた二体の深海棲艦は、かつて提督の艦娘を轟沈させた船とは
別の個体だ。千代田を轟沈させたタ級は次の瞬間に摩耶の砲撃で沈められ、木曾を轟沈させたヲ
級は吹雪の雷撃によって木端微塵にされていた。ところが提督は、ただ彼らを殺し返すだけでは飽
き足らず、同型艦から首を奪ってくるよう建艦組へ命令を下していた。
白い手袋をした手が伸び、戦艦タ級の黒髪と空母ヲ級の頭部から伸びる触手をつかんで持ち上
げた。空中で、二つの首は、命のない目で指揮官の顔を見返していた。空虚な瞳に映った唇が、飽
食した鮫のように笑った。
提督が生首から手を放すと、空を舞って現れた妖精たちがそれを受け止め、二つの首を工廠へと
運び込んでいった。防腐処置を施し、提督の部屋に飾るためだ。提督は深海棲艦の死体に触れた
手袋を取ると、長門の髪を撫で、加賀の頬を撫でた。
「よくやった」
陶然と見上げる建艦組たちの目を見返して、提督は言った。加賀は、自分の頬に触れる提督の手
に自分の手を添え、愛しげに頬を摺り寄せた。
「提督……造物主殿」
提督と、彼に心酔し文字通り隷属する建艦組の間には、今や、末期のビザンチン帝国や古代ペル
シャ帝国を思わせる、頽廃と個人崇拝が蔓延していた。彼女たちは、提督がひとたび命令を下せ
ば、自分の姉妹艦の首でも取ってくるだろう。
「すまない、造物主殿」
長門は跪いたまま、恥ずかしげに俯いた。
「出撃前、偉そうなことを言っておきながら、私は沖ノ島海域の完全制圧に至らなかった」
「問題ない」
提督は長門の顎に手をやって、彼女の顔を上げさせた。そして、陶然と自分を見つめる長門の前
に膝を折り、自分の唇を重ねた。提督が唇を離しても、酩酊したように彼から目をそらさない長門に
微笑してから、提督は第一艦隊のメンバーを見回した。
123 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:09:22.57 ID:ZMz0MdlS
「最悪なのは、君たちが沈み、俺の艦隊が主要構成員を失って、作戦の継続が不可能になること
だ。俺が死んでも代わりがいるが、君たちにはない」
建艦組は厳粛と、神託に耳を傾けるかのように提督の言葉に聞き入っていた。提督の言葉が終る
とともに、畏敬に満ちたため息をつく建艦組とは対照的に、“ドロップ組”の実力者である金剛は、陽
気に諸手を挙げた。
「提督がなんだか幻影旅団みたいなこと言い出しマシタ! フランクリンみたいでカッコいいデス!
ラァァァヴ!」
金剛が、まさしくダイヤモンドのような明るい声とともに提督の首筋に飛びついた。提督の首に縋り
付いて、彼の顔に頬を摺り寄せる金剛に振り回され、提督は彼女と一緒に独楽のように回った。金
剛の姉妹艦である比叡がそれを見咎め、抗議の声を上げた。
「お姉さま! また提督の部屋から漫画持ち出しましたね! 私にも貸してください!」
ひとしきり振り回された後、提督は金剛を床に降ろし、笑い交じりに言った。
「それにしても、今回は結構やられたな」
提督が金剛の煤で汚れた頬を指先で拭うと、恭順と跪いたままの長門はまた美貌を曇らせた。彼
女はずっと手で隠している左の胸と、折れ曲がった砲身に目をやった。
「申し開きもない、造物主殿。ほとんど損害がないのは比叡と赤城だけで、金剛と伊勢は小破。加賀
は中破で、私は……」
長門は口ごもった。
「大破だ」
恥じ入るように言った長門の肩に、提督は手を置いた。
「強大な敵に対して技巧を凝らして戦い、生き延びた。ミハイル・クトゥーゾフ勲章ものだ」
提督は彼を見上げる長門を見返した。
「無茶をさせたな。高速修復材を持って、入渠ドックへ行け」
提督は艦娘たちをまた見回した。
「御苦労だった。他の者も損害の大きな順に入渠するように」
提督の言葉とともに、皆が入渠ドックへ向かって執務室から出ていった。そんな中、長門だけは立
ち上がらずに部屋の中に残っていた。提督は床に膝をついたままの艦娘に静かな目を向けた。
「どうした?」
彼が目をやると、拝跪したままの格好の長門は、肩に乗った手に自分の手を重ねた。長門は彼女
の指導者へ、欲情に濡れた秋波を送った。
「造物主殿」
提督は膝を折ると、長門にまた唇を重ねた。夢でも見るかのように目を閉じて余韻に浸っている長
門の耳元に提督は囁いた。
「まず入渠して来い」
「あたしはあんたを造物主なんて呼んだりしねえぞ。長門や加賀とは違うんだ」
執務室の机の影で、床に座った摩耶は足をばたつかせた。提督は書類をまとめながら、夕日の中
124 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:10:16.03 ID:ZMz0MdlS
に座っている摩耶に目を向けた。
「お前や木曾を作った時の秘書艦は吹雪だった。吹雪に似たんだろう」
「は? あたしがあんな駆逐艦に似てるって?」
眉を吊り上げた摩耶に、提督は毫も表情を動かさないまま言った。
「少なくとも、お前と作った長門や高雄は、吹雪よりお前に似てる」
「あたしは、あんたが頼りないから助けてるだけだぜ。あんたが少佐の時からな。わかってんの?」
摩耶は飛び起きると、提督の前で腰に手をやり、不機嫌そうに問いかけた。提督は書類を脇へど
けると、摩耶の前で腕を組んだ。
「そうだ。君のおかげで空母や戦艦相手にも渡り合えるようになった。その鎖は、俺の信頼の証だ」
提督は摩耶の首筋に手をやった。建艦組とドロップ組の区別なく、エリートにのみ許された装身具
が摩耶の白い首筋にはあった。近代化材料になることや解体されることを許さぬことを示す、提督が
かけた錠だ。
「使い慣れた兵器を廃棄するのは信条に反する」
夕日を受けた提督の唇は血を啜ったように濡れ、薄く微笑しているようだった。抗いようのない魅惑
と恐怖に、摩耶の背筋に怖気が走った。
摩耶は唇を歪めると、舌先で唇を嘗めた。
「あんたは怖い奴だよ、提督。完全に狂ってるぜ。吹雪の奴も、よくあんたについてきたもんだ」
摩耶は椅子に座った提督の上にしなだれかかった。摩耶は提督の手を自分の胸の上に置いた。
「長門が来る前に、どう?」
「欲しいのか」
問いかけではなかった。
夜が深まり、鎮守府には闇が満ちていた。
執務室を控え目にノックすると、すぐに扉が開いた。長門は自ら扉を開けた提督に驚き、立ちすく
み、彼の顔へ恥ずかしげに目をやった。提督はそんな長門をしばらく静かに見つめていた。長門が
居心地悪げにまごついていると、提督は一歩踏み出して、長身の長門を抱きしめた。
「あ」
力強く抱きしめられて、長門は思わず声を漏らした。彼の腕の中で脱力した様子の長門の耳朶を
唇に挟むと、提督は長門の敏感な箇所を舌先でねぶった。
「あっ! うあ!」
提督は長門の腰を抱き寄せ、柔らかさを確かめるように尻に指を喰い込ませた。すでに彼に触れ
られることを全身で期待している長門は、提督の一挙一動に反応し、漏れ出る声を抑えようとしてい
た。熱く湿った息を吐く長門に、提督は尋ねた。
「相変わらず敏感だな。怪我は治ったか?」
長門は肩で息をしながら提督に目を向けた。
「……肯定だ、造物主殿。傷一つない。あなたにお作り頂いた時のままだ」
「確かめよう。おいで」
125 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:10:58.56 ID:ZMz0MdlS
提督は軽々と長身の長門を抱え上げた。恥ずかしそうに身をすくめる長門を抱えたまま、提督は
足でドアを閉めると、悠々と部屋の中へ入っていく。彼に運ばれながら、長門は薄暗い部屋の中で
赤面した。
「造物主殿、重くないだろうか」
「艤装も外してる。軽いものだ」
寝台の上に長門を横たえた提督は、不安そうに尋ねた長門にまたキスした。
すでにカーテンは閉め切ってあった。提督は横たわった長門の足の間に膝を滑り込ませると、ダン
スにでも誘うかのように長門の手首をとり、また腰に片方の手を回して、彼女の上半身を抱き起し
た。
期待に満ちて長門が目を閉じると、彼は何も言われずともまた彼女に唇を重ね、舌を滑り込ませ
て、それを待ちわびていた長門の舌と絡め合わせる。長門の口の中すべてを舌先でなぞり、長門の
唾液すべてを汲み取ろうとする提督にしがみつき、長門も必死に彼へ唾液を送り、彼の唾液を受け
取ろうとした。
「ん、んう……んあ」
長門は唇から溢れた彼女と提督の唾液に、口元をしとど濡れさせながら、助けを求めるようにあえ
いだ。頭の中と耳の中に水音が淫らに響いていると、長門の腹の底でも貪欲な熱が目覚めてくる。
「はあ、造物主殿……私にさわって」
懇願するように言ってから、長門は自分で胸をはだけ、待ち焦がれたように先端で肉の芽を尖らせ
ている乳房を揉みしだき、指先で充血した乳首を弾いてみせた。提督はそんな長門に微笑した。
「そこだけでいいのか?」
提督は長門の腹を撫でると、彼女のへそをなぞるようにして、そのまま手を下腹部へ滑り込ませ
た。
「うあ」
すでに熱くなっていることが長門自身もわかる部分を指でなぞられ、彼女は切なげに眉間を寄せ
た。溢れ出した長門の蜜を指先に絡めて、提督は長門の裂け目により深く指を潜り込ませた。物欲
しげに開いた口は、また唇で塞がれた。
長門はまた、提督から唾液を注ぎ込まれた。長門は彼が送り込む毒液を、彼の胸元にすがりつき
ながら、必死に嚥下していった。その間にも、提督の指先は長門の中へ進み、胸元では焦らすよう
に長門の胸の頂をこすっている。
長門が恐る恐る彼の方にも手を伸ばすと、提督もふと声を漏らした。
「ん」
「はあ、はあ……苦しそうだな、提督」
長門はすっかりテントを張っている提督の局部を、宥めるかのように手でさすった。
長門は提督の懐に体を滑り込ませると、ジッパーを開けた途端に飛び出した陰茎の先端に口づけ
た。長門は提督の唾液にまみれた舌で裏筋をなぞり、脈打つ男根を頬張って崇め讃えた。長門は
下着を下ろすと、先ほど提督に弄ばれて猛っている陰部に指をやり、提督の性器を咥えたまま、自
分でも刺激し始めた。
126 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:11:57.81 ID:ZMz0MdlS
えずきそうになるまで陰茎を喉まで飲み込み、長門は必死に頭を動かして、提督に快楽を味わわ
せようとした。長門の奉仕を受けながら、提督は満足そうに長門の黒髪を撫で、長門が体を動かす
たびに揺れ動く乳房を揉んでいた。
「うまくなったな、長門」
「はあ」
称賛の声に顔を上げ、長門はいったん口を離し、提督を見上げた。その間にも長門は指先で熱い
肉の塊を包み、快楽に震えている陰茎を刺激していた。
「造物主殿のせいだぞ……あなたのにおいに触れていると、私は……」
唾液に濡れて怒張している陰茎に頬を摺り寄せて、長門は幾重にも醜悪な肉の兇器へキスした。
長門は自ら両の乳房を寄せて、そそり立っている陰茎を挟むと、胸の谷間から飛び出た先端を嘗め
ながら、上半身全体で提督に刺激を与え始めた。
「はあ……はあ……」
提督の肉の件を胸に抱いていた長門は、口の中で先端が力強く脈打つのを感じた。
次の瞬間、長門は口の中を満たすほどの勢いで始まった射精を舌の上に受け止めていた。長門
は蕩けた表情で、提督を口に咥えたまま、提督が彼女の中にすっかり最初の精液を吐き出し終える
まで待ち続けていた。
長門が陰茎から唇を離すと、長門の唇と男の体の間に、白い精液と長門の唾液が混じった橋がで
きた。唇の端に垂れた液を、提督は指で掬い取り、長門の顔へ塗り伸ばした。熱に浮かされたような
表情で生臭い精子を嚥下しながら、長門は提督の指が自分の顔を穢すに任せた。
提督を見つめて、長門は自ら残った服を脱いでいった。やがて彼の前で、長門は全装備を外し、
ただの長い黒髪の女の姿になった。身に着けているのは、摩耶と同じように、長門に提督がつけた
錠だけだった。
「造物主殿……お情けを」
長門は提督に裸の尻を向けると、待ち焦がれたように白く濁った涎を垂らす陰部を指で自ら広げ
た。溢れだす蜜を指先で掬うと、指を自分の中へ差し入れてみせる。
微笑した提督は、長門が指を突っ込んだ場所に手を這わせると、いきなり彼の指を突き入れた。目
を見開いた長門があげた声を楽しげに聞きながら、彼は長門の首筋に舌を這わせた。彼のいきり
立った男根の先端が、長門の腰から尻にかけてをなぞり、その感触に、長門の背筋には電流が走っ
た。
提督は、猫のような声を上げて期待に震える長門に囁いた。
「頼むのは、こっちの方だ」
「あ……んう!」
提督が長門の中に滑り込んできた。
すっかり潤っていた長門は、シーツを掴み、反射的に陰部を締め、提督の感触を確かめようとし
た。提督は長門の尻をつかみ、涎を垂らして絡みつかせる長門の中を味わい尽くすかのように、最
初から兇暴なピストン運動を開始した。
「ああっ! ああ! んああっ!」
127 :
スターリン:2013/10/25(金) 20:15:09.03 ID:ZMz0MdlS
提督が腰を引くたびに、提督に絡みついた長門の涎が自分の太腿を汚すのを長門は感じた。揺
れ動く乳房を回した手で受け止めて、提督は長門に囁いた。
「可愛いぞ」
「ああ、提督、嬉しい……あう!」
提督が深く奥を抉ると、長門は腰が砕けて突っ伏した。長門は、自分の胸にやった提督の手に自
分の手を重ね、もう片方で充血している陰核を擦った。すべてが官能に結び付き、長門を狂わせ
た。
提督と舌を絡めながら、長門は息も絶え絶えに懇請した。
「はあ、はあ……ああ、造物主殿、どうか、このまま……」
提督はそれに答えず、長門の腰に手を回し、結合部をさらに押し付けた。長門は白い喉を震わ
せ、提督が与える快楽を甘受した。長門の尻を提督の下腹部が打つ音が部屋中に響いた。長門が
夢うつつの快楽に悶える中、提督はますます長門を犯す動きを速めた。
やがて、提督が長門のひときわ奥深くへ突き入れ、子宮を突かれた長門が喘鳴を漏らすと、長門
の腰に回した手に力を込めながら、提督は欲情を炸裂させた。射精が始まり、長門の子宮を穢し
た。長門は自分の中で痙攣する提督を感じ、救いを求めるように手を伸ばした。
「ああ……造物主殿、お父様」
提督は長門の中から陰茎を引き抜いて、まだ脈打っている男根を長門の頬へ押し付けた。自分と
提督のものが混じった粘液に頬を汚されながら、長門はまた唇を開き、なかば本能的に、舌先を動
かして、提督の陰茎を洗い清めた。
陰茎にまとわりついた液を丁寧に嘗め取ると、まだ息の荒い長門は、自分を見下ろす提督に、懺
悔するかのように言った。
「愛している」
提督は、子供のように自分を見上げる長門の頬に手を添え、また唇を重ねた。
「俺も愛してるよ」
長門は満ち足りた表情で提督の首に腕を回した。
膜がかかった、浮腫んだような不気味な月が夜の海を照らしていた。
das Ende/koniec/конец/おわり
お目汚し失礼しました。
乙でした。
乙です。
とてもエロくてイイです……
このエロいいな…乙です
あと、よく書いたら出るって言いますが、榛名書いたら榛名がでて、比叡読んだら比叡ドロップしたので、皆さんも願掛けに一発行って見ませんか?
わりと効果あるかも…
131 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:32:32.96 ID:5/EKdnMR
わーいイチャラブ蒼龍×提督できたよー
結構長くなったけど投下するよー
132 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:33:47.99 ID:5/EKdnMR
「うむ、よくやった」
「でしょー?」
本日の成果は九九艦爆、瑞雲、烈風、謎ペンギン。言うまでもなく装備の開発である。
我が鎮守府の台所事情はこういった組織の例に漏れず厳しく、
決戦時はともかく日々の鍛錬に戦艦娘たちを存分に活躍させる余裕は残念ながら無い。
必定、主なダメージソースは空母や軽空母たちに頼らざるをえず、性能の良い艦載機の開発は急務だった。
前任の艦載機開発担当であった赤城さんは戦力面では申し分なかったものの装備の開発は苦手だったようで、
現在は赤城さんを引き継いだこの蒼龍が、秘書兼艦載機開発を担ってくれている。
「ちょうど空母が増えて艦戦が足りなくなっていたところだ。
そろそろ零式52型は引退だな。いつもながら助かるよ」
「へへ、もっと褒めてくれてもいいよー?」
彼女はたしかに戦力面で一航戦に劣るものの、装備の開発は比較的得意なようで、
現在うちに配備されている強力な艦載機たちのほとんどが彼女の手によるものだ。
「千歳型、飛鷹型に鳳翔、祥鳳…うちの軽空母たちにも最新型がほぼ行き渡ったしな。
これで鍛錬や撃退任務が捗る。これからも頼むよ」
「うん、任されよう!」
加えて、彼女は装備開発を褒めるとたちまち上機嫌になるのだ。『以前』は褒められ慣れていなかったと見える。
どんな娘でも、自分の言葉で喜んでもらえるなら嬉しいものだ。
「欲を言えばまだ少し足りないが、一段落したし…そうだな。蒼龍には褒美を与えよう」
「えっ…褒美…?」
「そう、ご褒美だ。装備以外にも秘書として日ごろ世話になっているし、君の働きには報いてやらないとな。
何か欲しいものはないか? 貧乏なうちでもボーキサイトの1000や2000なら出してやれるぞ。
あるいは休暇とか、間宮さんアイス食べ放題とか…」
「それは…確かに魅力的だけど…」
?何やらちょっと様子が変だ。申し出が気に入らなかった…わけではないようだが。
まさか、もっと大それたものをご所望なのだろうか。先ほど言ったボーキ2000は結構奮発したつもりなのだが…
「…そうですね。提督、あれ何ですか?」
「?……っっ!」
蒼龍が指差した方向に気を取られた瞬間、俺の視界いっぱいに彼女の顔が映り、唇に何か柔らかい物が触れたのだ。
一瞬の出来事。
蒼龍はすぐに離れたが、俺は椅子に座ったまままるで石になったみたいに動けなかった。
次第に事態を飲み込み、理解し、今更ながらに頬が熱く、鼓動が早くなっていく俺をよそに、
「ひひっ、ご褒美。頂いちゃいました」
いたずらっぽく、しかし俺と同じように頬を染めて笑う蒼龍の姿があった。
133 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:36:35.34 ID:5/EKdnMR
*******************************************************************************
元々俺は何か下心があって彼女に秘書を任命したわけではない。
当時、艦載機開発が不得手な赤城さん以外に正規空母は蒼龍しかいなかった、というだけである。
試しに彼女にやらせてみたら、しょっぱなから流星と彩雲を引き当て、めでたく開発要員と相成ったのである。
それからは彼女の相方である飛龍を始め正規空母も揃ってきたが、ゲン担ぎもあり艦載機の開発と、
ついでに秘書も蒼龍に頼んできた。
そこに他意はなかったが、先日の一件以降、当然というか何というか。俺は蒼龍を意識せざるを得なくなった。
というのも…
「…21型零戦、零式水偵、謎ペンギン、流星改…か。流石だな」
「へへー。…提督、またご褒美、欲しいです」
「…っ」
彼女は装備開発が成功するたびに、その、『ご褒美』をねだるようになったのである。
や、別に、決して嫌というわけではない。むしろ望外の慕情を向けられることには未だに現実感はないものの
間違いなく嬉しい気持ちの方が大きい。
しかし、俺はこの手のことに決定的に疎かった。慣れていなかったのだ。
ましてや俺は提督、艦娘たちの全てを背負う立場である。特定の艦娘に肩入れすることは決してあってはならないのであり、
「…ちゅ、はむ、ぅぅん…ぷぁ」
俺がくだらないことで思考を空回りさせている間に、蒼龍は俺の唇をついばみ、舐っている。
困ったことに『ご褒美』は回を重ねるごとにエスカレートしており、唇を触れさせるだけの行為から
次第に情熱的な、舌と唇を積極的に絡ませる、恋人同士のするそれと変わらないものになっていた。
どうすればいいかわからない俺は、ただぼんやりと彼女の蕩けた表情を眺めながら、
柔らかい女性の唇と唾液の生々しい匂いを感じることしかできないでいる。
「ちゅ。ふふ、ごちそうさまでした…提督、また、期待しててくださいね。
…もちろん、装備の開発に、ですよ?」
あどけない顔つきとはチグハグな艶っぽい声で終わりを告げられ、俺も夢から覚めたように執務室を見渡す。
蒼龍は何事もなかったかのように自分の席に収まり、仕事を再開している。
おそらく俺が頼んだ、遠征結果と戦意高揚状態の相関を調べるデータの整理だろう。
しかしその頬は上気したままで、表情もどこか嬉しそうな――
「!」
不意に目線を上げた蒼龍とまともに目が合ってしまった。
慌てて自分の仕事を再開するが、俺の心臓が平静を取り戻すにはもう少し時間がかかるようだ…
134 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:40:20.43 ID:5/EKdnMR
**************************************************************************************
「…」
報告書をめくりながら、俺は内心驚いていた。
確かにレベリングはそれなりに熱心にやったが、難所であると思われていたカスガダマ沖海戦を
我が第一艦隊はわずか5回のトライでHPゲージを削りきり、あっさりと突破してしまったようだ。
「どーですか司令!私だってやれば出来るんですよ!金剛お姉さまには及びませんけどね!」
「ワタシもexcite fightしたんですヨー?でも、敵に与えたdamageは榛名には敵いませんけどネー!」
「そ、そんな…榛名はただ、夢中で…」
「吾輩にかかれば、この程度当然だな!」
「潜水艦は徹底的に無視。潜水艦に攻撃できない艦を集めて夜戦で止め。
私の計算と司令官さんの戦術、ばっちりはまってましたね。さすがです」
「…ああ。お前たち、よくやってくれた」
いつになく執務室が賑やかなのも無理もない。ここ最近になかった大戦果だからだ。
特に、ボスにとどめを刺しMVPまでかっさらった利根は鼻高々である。
しかし、俺の目線が吸い寄せられるのは…
「いやあ、さすがですね皆さん。私が支援した甲斐がありました」
「oh!蒼龍が敵の艦載機をほとんどstrikeしてくれたから私達砲撃に専念できたネ!Nice assistだったヨ!」
「むう…確かに敵のヒコーキはほとんど飛んでこなかったな。吾輩も楽だったぞ」
「今回の蒼龍さんには防空を全てお任せしてましたからね」
そう。今回蒼龍はダメージ源となる艦攻隊・艦爆隊を一切積まず、艦戦と彩雲のみを載せた極端な構成だったのだ。
夜戦重視の戦術のため普段は2隻入れている空母を一隻に減らし、その分艦攻隊・艦爆隊を積むスペースが無くなってしまったのである。
結果、蒼龍は火力的には一切貢献できない構成となってしまった。もちろん、指示したのは俺である。
勝利するためとはいえ、ずっと付き合ってきた彼女を完全に裏方に回す形にしてしまうのは正直心苦しかったのだが
この戦果ならきっと彼女も納得してくれることだろう。
が…
135 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:42:39.53 ID:5/EKdnMR
「提督…私、今回すっごい地味でした」
第一艦隊の面々が意気揚々と自分たちの部屋へ引き上げたあと、取り残された形となった蒼龍がつぶやいた。
「…仕方ないじゃないか。彩雲と艦隊をカバーする分の烈風を積んだら、艦攻艦爆を積むことなんてできないんだから」
「じゃあ、じゃあ、艦載機数の多い加賀さんを使えばよかったじゃないですか!」
「い、いや、確かにそうなんだが…」
何故か不機嫌である。いや、不機嫌とは少し違うような…?
「提督、加賀さんもちゃんとレベル上げしてたじゃないですか。私、知ってるんですよ!」
「そりゃお前はずっと秘書艦だったしな…」
「じゃあどうしてですか」
お前を外したくなかったからだ、などと恥ずかしくて言えない。
「…まあいいです。そりゃあ、私だって僚艦の防空は大切な仕事だってわかってますよ。
でも、私も攻撃に貢献して、MVPを取りたかったんです。…提督のために」
最後に付け足された語に激しく動揺しているのが自分でもわかる。
「い、いや、蒼龍はよくやったよ。蒼龍がいなかったら今回の勝利は覚束なかった」
「本当ですか?」
「ああ。真のMVPはお前だ」
「じゃあ…『ご褒美』、下さいよ。いつもより、豪華なの」
ようやくわかった。不機嫌ではない、これは…
「今夜…部屋で待ってます、からね…」
思わぬ追い打ちを食らい、固まった俺が気づいた時には、彼女は既に執務室からいなくなっていた。
136 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:45:51.16 ID:5/EKdnMR
***********************************************************************************************
無論いくら疎い俺でも、蒼龍のセリフがどういう意味を持ってるのかぐらいはわかる。
残っていた仕事を終わらせ(まるで手に付かなかったのは言うまでもない)、身を清めた俺は
神妙な心持ちで空母寮を訪れ、蒼龍の部屋の前に立っていた。
意を決して、ノックする。
コンコン。
「はーい、どうぞ」
いつもと変わらぬ…ように聞こえる蒼龍の声に幾分平静を取り戻した俺は、ぎこちない動きでドアを開けた。
「ふふ、いらっしゃい」
「ああ…」
艦娘たちの部屋は簡素ながら、要望に応じて和室と洋室に振り分けている。蒼龍の部屋は和室である。
勧められるままに座布団に座った俺は、事前に何回もシミュレートした通り口を開いた。
「蒼龍、今回は本当によくやってくれた。感謝して――」
「もう提督、それはさっき聞きましたー。もちろん嬉しいですけど、私が欲しいのは、『豪華なご褒美」ですよ」
「う…」
いきなり予定が狂ってしまった。仕方あるまい…いくらか段階をすっ飛ばすことにする。
「蒼龍…隣に座ってくれるか?」
「はい♪」
いかにも嬉しそうに、蒼龍が俺の隣に収まる。
それだけではなく、じいっとこちらを見続けている。正直気恥ずかしくてしょうがないのだが
目線を逸らすといろいろアウトな気がして外せない。
出所不明の義務感に突き動かされ、俺の腕は半ば無意識的に蒼龍の背中に回っていた。
「蒼龍」
「はい」
柔らかい。温かい。名を呼びながら抱きしめるだけで、こうも気持ちが昂るものなのか。
こいつが愛しくてしょうがない。
「よく…やってくれた。お前は最高の空母…いや、艦娘だよ」
「…はい」
「これからずっと、俺の秘書をやってくれるか」
「…! ず、ずっと、ですか?」
「そうだ。ずっとだ。…嫌か?」
「嫌じゃ、ない、です、けど…驚きました。提督はもっと奥手だと思っていたのですが」
しまった、すっ飛ばしすぎたか。
「でもそんな…土壇場で突っ走っちゃう提督も…好きです」
その言葉に心臓が跳ね上がりそうになる。ただでさえ人生最大速度で鼓動しているというのに。
改めて蒼龍を見つめる。
濡れた瞳。柔らかそうなほっぺ。龍の髭のような紐でしばった、幼い印象を際立たせる二つのお下げ。
今までさんざん見てきた顔のはずなのに、吸い込まれそうな錯覚に陥る。
いや、実際に吸い込まれていた。いつの間にか、俺は唇を重ねていた。
今までとは違って自分からするキスの、なんと甘美なことか。俺はひたすらに蒼龍の唇を、舌を、貪った。
137 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:46:42.25 ID:5/EKdnMR
ひとしきり堪能した後、ようやく口を離した。銀色の橋がぷちりと千切れる。
「…嬉しいです。キス、提督からしてくれたことなかったから」
「すまん」
「最初の時だって、私、すごく勇気を出してやったんですよ?」
「…すまん」
「でも良かったです。私がああでもしなきゃ、提督は私のこと、意識してくれませんでしたものね」
「…ああ。感謝してる」
「何言ってんですか。感謝してるのはこっちの方ですよ」
「え?」
「私…ずっと落ち込んでたんです。正規空母の中じゃ弱いし、そのくせ燃費は正規空母並だし。
隼鷹や飛鷹なんか、私とほとんど艦載機数が変わらないのに、燃費はずっといいし。
飛龍は私よりずっと運がいいし…正直、客観的に考えて、あえて私を使う理由なんて殆ど無いんです…
なのに提督は、私を重用してくれました。そればかりか、秘書に据えて、装備開発まで任せていただいて」
…そうか。あの喜びようにはそういう事情があったのか。
偶然にも、俺が艦載機担当に据えたことで一航戦のふたりに感じていた劣等感を和らげていたのか。
しかし…と、よせばいいのに思わずネタばらしをしてしまう。
「…それは、赤城さん以外にお前しかいなかったというだけで」
「でも、飛龍や瑞鶴たちがうちに来ても、提督は私を外しませんでしたよね?」
「そりゃまあ、そうだが…」
「どうしてですか?」
「…考えたこともなかった。とにかくお前を外すという選択肢が端から無かった…だけ…」
…うん?ということは、つまり、…そういうことなのだろうか?
「提督ったら、やっぱり自覚なかったんですね。ほんとうに可愛い人です。
とにかく、私だって提督に、とっても救われてたんですよ。そこが重要なんです。
おかげで、私は二航戦の誇りを保つことが出来ました。だから…大好きです」
再び心臓がドクンと跳ねる。蒼龍と触れ合ってる場所が馬鹿みたいに熱く、頭の中も茹だっているのがわかる。
乱暴にはすまい、という理性の欠片を必死に保ち、彼女を抱きしめたまま囁く。
「…いいか?」
「私が誘ったんです。してくれなきゃ怒りますよ。あ…でも…明かりは消して欲しいです…」
立ち上がるのももどかしく、片腕で蒼龍を抱いたまま膝立ちで電灯の紐を引く。
部屋がふっと暗くなり、窓から差す埠頭の街灯が、微かにお互いの輪郭を浮かび上がらせる。
「ん…他には…?」
「…なるべく、優しく…でも激しく…してください…」
目を伏せて、ぎりぎり聞き取れる声でおねだりする彼女は、たまらなく淫靡だった。
138 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:49:17.59 ID:5/EKdnMR
*****************************************************************************************************
「…あ…」
布団に横たえた蒼龍の袴の紐をゆるめ、上半身の着物を開き露出させると大きめの双丘がこぼれ出る。
蒼龍の胸は大きめだが、戦艦娘たちのように形がしっかりしているわけではない。
おそらく服が比較的ゆったりしているのもあるだろうが、仰向けになった蒼龍の胸はやや潰れ、
いつも見るよりは小さい印象を受ける。
「んっ …ふ…んんぅ…」
しかしその分、柔らかさは尋常ではない。しっとりと汗を帯びた、
まるで搗きたての餅のような乳肉を撫でるたび、蒼龍の口からは悩ましげな吐息が漏れる。
闇の中でふるふると震える乳首にむしゃぶりつきたい衝動をこらえつつ、
あえてそこを避けマッサージするように優しく撫で、揉んでいく。
同時に袴の中に手を差し入れて鼠径部や恥丘を下着の上から指を這わせ、蒼龍の劣情を煽っていく。
「うう…提督…っ」
「何だ…?」
「…っ 提督って…意外に意地悪なんですね…」
「そうか?」
「そうですよぉ…」
そろそろだろう。自分の指を舐めて濡らし、コリコリと尖った乳首を転がしたり軽く摘み上げる。
反対側の乳首は直接口付けし、舌で転がす。かすかに、汗の塩気を感じる…
「ん、んんっ…!は、ひゃんっ…はぁ、はぁ、あ、くぅん…あ、そこ、は、ああっ…!」
ぐしょぐしょに濡れそぼった下着の上から、今度は肉豆と割れ目に強く指を這わせると
嬌声が一段高くなる。
「やあっ…提督、直、にぃっ…!」
精一杯のおねだりにこちらが我慢できなくなり、下着に手を突っ込み柔らかな肉襞を指の腹で撫でると
喘ぎ声がひときわ高くなる。
しとど濡れた肉のスリットに指を差し入れゆっくりかき混ぜる。
「ひぃんっ…はぁっ、はあ、あっ、あ、あぁ、指、ぃぃ…っ、! そこ、ぞくってぇ…」
親指がクリトリスに触れるたび、蒼龍はビクビクと痙攣し、膣内の指を締め付ける。
いつの間にか蒼龍の腰は指を追いかけるように艶かしく動き、手のひらと下着はべっとりと愛液で汚れている。
完全に用を為さなくなったそれを丁寧に脱がすと、ついに蒼龍の女陰が完全に姿を現した。
発情し開花したソコは今まで見たどんなものよりもエロく、俺は思わず彼女の股間に顔を埋める。
「ひあっ…!?」
汗と女の匂いがむわりと顔を包み、舌を膣口に差し入れて愛液を啜ると
淫らに発情した蒼龍の味と匂いが口腔を満たす。
「舐め…っ あ、いいんっ、音立てないでぇっ…! 舌、あ、たま、ふわふわって、私ぃ、はぁんっ…」
もちろん音はわざとである。
139 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:51:23.18 ID:5/EKdnMR
蒼龍の愛液を存分に堪能し、目の前で存在を主張しているクリトリスに舌を這わせながら、肉穴を指でほじくった。
「!!ソコ、舐めちゃ、ひ、ひゃんっ……はぁっ、はあ、あっ、あ、あぁ、指、ぃぃ…っ、! そこ、ぞくってぇ…」
どうやら性感帯を探り当てたようだ。ソコを指の腹でトントンと叩きながら、思い切りクリトリスを吸い上げた。
「やぁ、はぁんっ、いっ…!? そ、こ…ああああぁぁっ…」
蒼龍は腰を浮かせながらブルブルと震わせ、数瞬後ドサリと布団に落下する。
指を引き抜くと、大量の愛液がどろりと溢れでた。
「はぁ…はぁ…提督…すごいですよぉ…あっ、あむ…」
くたりと身体を弛緩させた蒼龍はたまらなく扇情的で、俺は思わず彼女の口にむしゃぶりついていた。
「むっ…んん…っ…ん、あ、ていと、んむぅっ…ちゅっ、ちゅうっ…」
舌を絡め合い、唾液を舐め取り、自らの唾液を蒼龍の口内に送り込む。
先ほどとは違う、蹂躙するような、搾取するような激しいキス。
蒼龍の体液を摂取しているという事実にどうしようもなく興奮し、脳が熱暴走を起こしている。
「…ぷはっ! はぁっ、はぁっ、て、ていとくぅ、息できませんよぉ…」
「すまん…蒼龍があんまりにもエロ可愛くて」
「っ そ、そういうこと言うのやめてください…」
「蒼龍の口もアソコも美味しかった」
「ちょっ!だ、だからぁ…」
「次は、蒼龍がしてくれると嬉しいな」
「……!!」
調子に乗って言葉責めを重ねると、蒼龍は完全に固まってしまった。
…少し調子に乗り過ぎたかもしれない。引かれてしまったか…?
だんだん不安と後悔が大きくなっていく俺の視界が突然回転し、
蒼龍の顔がすぐ前に…否、上に位置する。どうやら体勢が逆転してしまったようだ。
「提督のご希望、よぉっくわかりました。そこまで仰るなら私も遠慮はしません。
今まで私が提督にしたかったこと、存ッ分にやらせていただきます」
鼻息荒く迫る蒼龍。あれ…?なんか俺、間違ったスイッチ入れちゃったような…?
「はむぅっ!?…ん、んぅ…あ、あう、そう…むふぅ…!」
誠に残念ながら、これは俺の声。
そう、つい先程とは逆の構図。蒼龍が俺に覆いかぶさり口内を舌で蹂躙しているのである。
次々と蒼龍の唾液が送り込まれ、溺れそうになる俺。
限界に近いところでようやく口が解放された。
140 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:54:29.98 ID:5/EKdnMR
「ぷはっ、はっ、はっ、そ、蒼龍、お前…」
「やっぱり私の提督はとっても可愛いです ささ、楽にしてくださいね…♪」
丁寧にシャツを剥がされ、夜気にさらされる俺の肌に蒼龍の熱い柔肌が直接重ねられる。
耳、頬、首筋、胸元にキスの雨と舌が這いまわり、乳首が弄ばれる。
「そ、蒼龍…」
「だぁめですよ、今は私がしてるんですから」
胸、鳩尾、臍、下腹部…
俺の肌の上をぬらぬらと這いまわる舌はだんだん下の方にずれていき、
ズボンを脱がされ、屹立した下着のテントに到達する。
「はぁ…提督の、こんなに…んっ…」
下着の上から口に含まれ、舌で弄られている…ようだ。布越しにされているため確証が持てない。何より、もどかしい。
「ふーっ…すぅー…これが…提督の…」
おまけに匂いまで嗅がれているようだ。やばい。風呂に入ってきたとはいえ、こいつヤバイ。エロい。
そうこうするうちに下着まで脱がされ、限界まで勃起した肉槍が蒼龍の目前に曝される。
「…すごい…」
トロンとした目で俺のモノを見つめる蒼龍。恐る恐るといった動作でそれを手に取り、顔を近づけていく。
「んっ…すーっ、ちゅ…すごい、エッチな匂いと味…あっつい…」
いかん。なぜ俺が恥ずかしいのだ。普通逆ではないのか。
いや…しかし俺もついさっき蒼龍に同じことを…蒼龍は同じことをしてくれているだけ…
「うわっ!?そ、蒼龍、そこは…」
「男の方も、ここは気持ちよくなれるって聞きましたよ?」
こいつ今「も」って言わなかったか!?
「…でも初めてなのにちょっとやりすぎですよね…今回は撫でるだけにしておきますね♪」
つ、つっと指先で撫でられる俺の菊門。やばい、こいつヤバイ。
141 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:56:07.10 ID:5/EKdnMR
「ぁむうぅ」
「うぁあっ!?」
大混乱から立ち直る間もなく突然俺の陰茎が生暖かいものに包まれた。
先端を咥えられたままカリ首に舌が這いまわり、鈴口が刺激される。
「んっ、んぷ、んっ、んんん…ぷぁっ、はっ、んんっ
ぐぷっ、じゅぷあっ、はあっ、あむっ、んっ、んん、ううんっ♪」
くぐもった吐息と淫らな水音、陰茎への刺激、何より蕩けた顔で俺のモノを一心不乱に舐めしゃぶる蒼龍の表情が
劣情と射精欲を煽り立てる。
「お…いっ、そう、りゅう、ダメ…だっ…!」
「ひもひよふにゃいれふか?」
「ちがっ…よすぎて、出ちまう…っ」
「んふー♪ …ちゅる、じゅ、ふぁ、ん、んぶぅ、ちゅぷ、ちゅっ……じゅるるるるっ!」
むしろ一層情熱的にフェラチオを再開する蒼龍。その嬉しそうな顔を見た瞬間、ついに我慢が決壊する。
びゅ、びゅぶぅっ!どぐっ、どぐっ…どぷっ…
「んぷっ!?ん、ん〜っ ぷはっ、こほっ、うわ、わっ…」
たまらず蒼龍が吐き出した精液が俺の下腹部にぼたぼたと垂れ、
それでも収まらない射精が蒼龍の顔を白濁液で汚していく。
「これが…提督の精子…なんですね… …ふふ、エッチな味と匂い」
「す、すまん、口の中で…うわっ!?」
じゅずずぅ、ぴちゃ、ちゅぱっ…
なんと蒼龍は俺の腹に落ちた精液を舐め取り始めたのだ。
馬鹿、やめとけという言葉も聞かず夢中で俺の子種を啜るその姿はどうしようもなくエロくて、
俺の制止の声はだんだんと掠れて消えてしまっていた。
ちゅぷん、と萎えてしまった俺の陰茎に残った精液まで吸い出して、蒼龍はニカッと笑う。
「ごちそうさまっ♪」
「お、お前…お前…」
得意げな顔で俺の胸に抱きつく蒼龍。
「馬鹿だな、飲まなくていいのに」
「違いますよ、私が飲みたかったんです。…そりゃ、味はあんまり良くなかったですけど。
私で気持ちよくなってくれた、好きな人の精子なんですから。飲みたいに決まってます。
それに、提督の子種ですよ?…興奮するじゃないですか」
「…お前がそんなにエロいとは知らなかったよ」
「なーに言ってんですか提督。提督だって私のを飲んだじゃないですか。エロいのはお互い様です。
お、おまけに…美味しかった、だなんて…」
「う…あ、あれは…」
思い出させるな顔から火が出る。
しかし言われてみればその通りである。その通りであるが、艦娘はもう少しお淑やかであって欲しかったというか、
ちょっと想像と違ったというか…
142 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:57:12.69 ID:5/EKdnMR
「というか、いやに手慣れてないか?本当に初めてなのか?」
「あのですね提督…私達の生活、ご存知ですよね?
今までそんなコトする暇なんてありませんでしたし、第一相手がいませんよ」
「いやまあ、確かにそうなんだが…あんなことの知識はどこから…」
「秘密です。でも、私がやったことぐらいの知識はだいたいみんな知ってますよ?
駆逐艦の子たちでも知ってる娘がいるくらいですから」
「…オゥ…」
なんということだ。我が鎮守府がそんな事態になっていたとは…恐ろしい。
「そういう提督こそ、なんか手際良かったですよね…
女っ気の全くない生活をしてらっしゃいますが…実は女性経験が結構お有りで?」
「き、企業秘密だ」
「ほらぁー」
ご想像にお任せします。
「…私達だって、女の子ですから。そういうことに興味はあります。
私も提督にアプローチした時から、いつかこんな時が来るかなって…考えたり、れ、練習したり…」
バカヤロウ、何突然エロ可愛らしいこと言ってんだ。おかげで元気になっちまったじゃねえか。
「あ…提督の…」
蒼龍も気づいたらしい。改めて蒼龍を組み敷いて抱きしめながら、耳元で囁く。
「…挿れるぞ」
「はい…私でいっぱい、気持ちよくなってくださいね…」
そそり立つ怒張をあてがい、ゆっくり、ゆっくりと腰を進める。
「っ」
ペニスが、蒼龍の充血した小陰唇を掻き分け―
「っう、ううっ…」
膣口をこじ開け―
「くうっ…あ、ああっ…」
処女膜を引き裂き―
「あ…あ…っは、はうっ!はっ、はっ、あ…」
遂に最奥に到達した…
「ぜん、ぶ、入りましたか…?」
「ああ…大丈夫か…?」
「は、はい…痛いけど…痛いのも…嬉しいです…」
クソッ、どんだけ可愛いんだこいつは。
「提督…このまま、ぎゅっとしてください…
…あと、キスもしてください…」
言われなくても。
143 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:58:31.84 ID:5/EKdnMR
存分にお互いの唾液を交換し合ったあと、頃合いを見計らいゆっくりと腰を動かし始める。
「っ!」
「だ、大丈夫か?」
「はい…ちょっと痛いけど…平気…動いてください…
私、は、提督と繋がってるだけで…っ、あっあ、んんっ…」
いちいち興奮させるようなことを言うな。加減できなくなる。
ピストン運動は控え、ゆっくりと円を描くように腰を動かす。
それだけで蒼龍の膣内はきゅうきゅうと締め付け、信じられないほどの快感をもたらす。
「はぁ、はぁっ、提督、提督ぅ…」
「蒼龍、好きだっ、蒼龍っ…」
互いの名を呼ぶたびに嬉しさと快感がこみ上げてくる。
それは蒼龍も同じなようで、彼女の腰の動きもだんだんと大胆になっていく。
結合部から出るずちゅ、ぶちゅという卑猥な水音が脳髄を刺激し、蒼龍の息遣いと熱気が頭を熱く甘く蕩かしていく。
「はぁっ、あ、! あっ、てい、とく、ああっ、そ、こぉ、だぁめっ…!」
たゆんたゆんと揺れている柔らかい乳肉を掴むと、蒼龍の嬌声が一段と激しくなる。
そんな蒼龍がたまらなく愛しくて、腰を動かしたまま覆いかぶさって唇を貪った。
「ちゅむぅ、ちゅぶっ、ちゅる、んっ、ぷぁっ、んんっ、あはぁっ
きも、ちいい、ですかっ…?て、とくっ、あ、わ、わたしできもち、よく、なれてるっ…?」
「ああっ、最高だっ…蒼龍のナカ、熱くて、ぬるぬるでっ…搾り取られそうだっ…!」
「よかっ…た、わた、しも、はぁっ、ていとくのぉ、いいっ…きもち、いいですっ…」
前戯でさんざん濡らしたのが良かったのか、蒼龍はほとんどもう痛がる素振りを見せない。
それとも蒼龍のしていた『練習』の成果だろうか?
「ちゅ、ぺろ、はぁ、すっ…き、な、人の、だからぁっ …きもちいい、の、かなっ…」
そんな詮無い思考も蒼龍の台詞で塗りつぶされ、
彼女の胎内にすべてを注ぎ込むことしか考えられなくなってゆく。
「う、うあっ…も、だめだっ…蒼龍…っ」
「はいっ、はいっ、わたしの、なかでぇっ…ぜんっ、ぶっ…わたしもっ…!」
どくんっ、どびゅうっ、びゅるる、びくっ、びくっ…
限界まで我慢した欲望が爆発し、蒼龍の最奥に牡汁が流れこむ。
同時に蒼龍の膣肉もまるで絞りだすようにうねり、痙攣し、貪欲に子種を飲み込んでいく。
「っあ…あ…あつい、の、どくどく、って、出てます…」
人生最高の充足感を味わいながら、蒼龍の肚に一滴残らず注ぎ込んだ。
そのまま倒れるように蒼龍に覆いかぶさり、心地良い倦怠感を共有する…
「はぁっ、はぁっ、気持よかったよ、蒼龍…」
「私も、です…私…幸せです…」
この期に及んでまだそんな可愛いことを言うか。俺を殺す気か。
144 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 22:59:20.45 ID:5/EKdnMR
互いの体温をひとしきり楽しんで、ようやく蒼龍から離れる。
萎えた陰茎を蒼龍の膣穴から引き抜くと、愛液と精液の混ざったものがゴポリと溢れ出る。
「いっぱい出ましたね…」
二回目だというのに、我ながらよくこんなに出したものだ。
「…っとと、ティッシュティッシュ」
「ああいいんです、後で私が片付けますから。それに―」
「え?」
「いえ…何でもないです…あの…ちょっと勿体無いなって思っただけです…思っただけですよ?」
この子は…
「…で、大丈夫だったか?最後の方は俺も気遣いとかできなかった、すまん」
「いえ…最初は痛かったですけど…途中からわけわかんなくなってましたし…
多分、気持よかった…ですし…夢中になってくれたのなら、嬉しい…です」
そう言葉を紡ぐ蒼龍がまた可愛くて、たまらず俺は彼女を抱きしめる。
「…これからも、よろしくな」
「はい…こちらこそ♪」
蒼龍が眠りについたあと、このまま蒼龍を抱いて眠りたい衝動をこらえ、俺は空母寮を後にしたのだった。
145 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 23:00:23.83 ID:5/EKdnMR
***********************************************************************************
「エエー!まだ付き合ってなかったんですカー!?」
「…え?」
翌日、朝食の席で蒼龍を改めて秘書に据えることを皆に伝えた。
最初は「提督は何当然のことを言っているのだろう」という雰囲気だったので、
もうちょっとその…詳しく説明したらこの反応である。
「…え、どういうこと?」
「だってテイトク、蒼龍と一緒にいるトキはいつもso sweetなatmosphereじゃないですカ!」
「…マジで?」
ちなみに金剛は砲・電探の開発担当であるため、何回か臨時に秘書艦を務めている。
自分としては蒼龍と変わらぬ態度で接していたつもりだったのだが…
「ワタシもテイトクダイスキですケド、さすがに蒼龍には敵わないネー」
「蒼龍さんもラブラブでしたし、どう見ても余人の入る隙はなかったですからね…」
「アレで隠していたつもりだったとは…提督は余程嘘を付くのが下手と見えるの」
鳥海と利根に追撃を食らい、茫然とする俺。ということは…
「な?昨日は早々に引き上げて正解だったじゃろ?」
「ですね」
「Nice ideaだったネ」
「え!?お姉さま、あれってそういうことだったんですか!?」
やはり、昨日は気を利かせてくれていたのか。若干一名気づいていなかったようだが…
「提督と蒼龍さんが、そ、そんな関係だったなんて…」
「あー…やっぱりそうだったんだね」
「お、朧は知ってたの!?」
「まあ…ちょっと怪しいかなぁって」
「うーん、ご主人様呼びも考えないといけないかなぁ?」
「フン、クソ提督にはもったいないわね」
第七駆逐隊の面々ですらこの反応である。
「ああ…それで昨日は特に声が大きかったのね」
「!?」
「ちょっと飛龍…はしたないですよ」
「ご、ごめんなさい、赤城さん」
今度は蒼龍が動揺する番である。飛龍は蒼龍の隣の部屋だ。
もちろん昨日が初めてで、つまり…
当然ながらそんなことは口にしないが、顔を真赤にして俯く蒼龍はすこぶる可愛かった。次回の責めネタは決まりだな。
そんなことを考えながら、俺は朝食と幸せを噛みしめているのだった。
146 :
蒼龍×提督:2013/10/25(金) 23:03:59.98 ID:5/EKdnMR
終わり。駄文失礼しましたー
初めてやったけどすんげー恥ずかしいのなこれ。友人知人に見られたら死ぬしかない
乙でした。
いい作品どうも。
>>146 GJ!
初めてとは思えない上手さに嫉妬
ほとんどLV上げてない蒼龍さんちゃんと使おうかなと思わせられたw
>>146 おいおいセニョール、これホントに書くの初めてか?
ちゃんと濃ゆいエロ入ってるし淫語の使い方もいいし、落ちも付いてるし。ずいぶんうまいよね?
時間かけて書いたのを評価されるとスゲー嬉しいものだから、またがんばって楽しませてください。
そして最後に俺の蒼龍はレベル13だった orz
ここはどんどん投下のハードル上げていくなぁw
俺はもうついていけそうにないぜ
>>146 プロの犯行としか思えん
ぐはっ…GJ…!
初めてでこれとか…
ダメ元で提督×暁とか書いてたが文才なさの駄文とハードル高すぎてもうだめぽ…
>>152 一人前のレディーとしては貴官の原稿の完成を望むものである
>>152 台風が来ているからこのまま全裸待機していると風邪をひいてしまうではないか…
待っているぞ
これってエロなしは駄目な感じ?
それとも他にいいスレある?
イチャラブだけでも十分美味しく頂けるのである。
全年齢の方には艦これ系SSスレあるんかな?あるんならそっちの方が見てくれる人は多いかもしれんが
初めてで下手な上に短いのですいません。
…………
執務室で淡々と仕事をしていた所で急に提督が口を開いた。
「なあ、夕張、第六駆逐隊の遠征終わりまで後どのくらいだ?」
「それなら後もうすぐです。」
「そうか、じゃあ迎えに行って来るよ。」
「それなら、工廠で新しい艦も出来ているはずですよ。」
「そうか、有難う。」
提督が上着を羽織りながら出ていく。
「……はあ。」
この提督は姉妹艦、というものが好きすぎる提督だ。
資材的に大変で有っても、姉妹艦をセットで使い続ける。
仲が良いことはいいと思う。
だけど姉妹のいない私は、ずっと資料整理などしか働けない。
「……はあ。」
「ため息ついてると幸せが逃げるよー。」
「……加古ね……」
「出撃出来ないからって暗いよー、のんびりと行こうよー。」
「あんたはのんびりしすぎなのよ。まだ古鷹がいないから、って。」
「ZZzz…」
加古は提督が居なくなるとよく執務室に来る。
執務室の日あたりが良いから昼寝しやすいらしい。
そこまで干渉して来ない上に、出撃出来ない者同士、気負わずに会話出来る。
でも、いつかは加古も出撃してしまうのよね……。
「ん?妖精さんなあに?紙?」
妖精さんが持ってきた紙は提督から私への連絡だった。
加古を連れて工廠まで来るように。との事。
「加古、起きて、呼ばれてるよ。」
「んー?なんでー……?」
もしかして、噂すれば影かしら……。
意外とここでも非エロな文あるし
結構寛容的な人多いし
「おう、来てくれたか。」
「重巡洋艦、古鷹です。」
ああ、予想通りか……
「ふ、る、た、かーー」
「うわ、加古!」
「待ってたんだよー待ってたんだよー。」
「えへへ、ごめんね。」
これで、気楽に話せる人がまた居なくなってしまった。
まあ、いつかは来ると思っていたからいいや。
「夕張、さんですよね?」
古鷹が意外にも私に声を掛けてきた。
「ええ、そうよ。」
「重巡、古鷹です。」
「うん、知ってるわ。」
「えっと、昔はありがとうございました。」
「え、昔?」
「えと、昔、私という船を造る際に、貴女のデータを活かさせて貰ったので。そう、私にとって、夕張さんはお姉さんなんです。」
「私があなたの姉…って事?」
「そう、なります。」
「え、え。」
急な事実に顔が真っ赤になる。
「おー、夕張は私のお姉ちゃんだったのかー。」
加古までお姉ちゃんだなんて言ってくる。
顔が真っ赤になる。
「おーそうなのか、じゃあ、これから三人組で指示をだすから、よろしくな。」
「提督、って事は私も出撃して良いんですか!?」
「ああいいさ、姉妹なんだろう?一緒にいきたまえ。」
「よろしくお願いします、夕張お姉さん。」
「よろしくだよー夕張お姉ちゃん。」
「軽巡洋艦の妹が重巡なんて知らないわよ……こちらこそ、よろしくお願いします。」
「よし、出撃!」
「「「はい!」」」
古鷹型好きと初めての金枠で夕張好きが混ざった結果こうなりました。
いちゃこらや、長文書ける人って凄いんだな……
読んで頂けたら有難うございます。
良いじゃない…
そういや古鷹の左目周りのあれは髪の影だそうだけど火傷ぽく見えちゃうんだよなぁ
普通のキャラ物と違って史実を絡められるのがいいよね。乙です
初正規空母が蒼龍かつエース空母も蒼龍な俺提督感涙
3-4は加賀さん翔鶴さんに任せちゃってごめんね!
天龍×龍田×100万人の妄想提督に捧ぐ。
地の文なしの一発ネタですが。みんな自由にカこう……もとい書こう!
〜天龍様がお怒りのようです〜
「ハッ、だーらしねえなあ……」
「な〜に〜? なに読んでるのぉ、天龍ちゃん?」
「あぁ? これだよこれ! お前もこれ見てみろって、龍田!」
「ん〜? 『ハードル高すぎ』、ってところ?」
「そうそう!ったく書く前から怖気づいてんじゃねえってのなあ? 艦娘の誰を書こうが何を書こうが、好きにしろってのさ!」
「そうね〜。せっかく妄想をカタチにしたんだからぁ、それを見せて貰えたら嬉しいわよね〜ぇ?」
「だろ? 俺もそう思うんだよ。もうこんな僻地に来てる時点で、同じ穴のムジナ、ってな?」
「なぁに? 同じ穴の兄弟って?」
「ブフゥゥーッ! ゲホゲホ!」
「やぁだぁ、天龍ちゃんてば、コーヒー汚〜い」
「おまっ、龍田、何……ゲホゲホ! 言ってんだよ!」
「でもぉ、私、そういうウブな提督さんも、嫌いじゃないかもぉ〜」
「は? バーカおっめ、肝っ玉の小さいヤツのどこがいいんだよ。だいたいそんな提督に着いて行けるか?」
「え〜? 確かに作戦ではそうでもぉ、こんなイヤ〜ンなスレに書き込むような提督さんはぁ、
ちょ〜っとシャイなぐらいの方が、実は良いモノもってそうじゃな〜い?」
「ふーん、そんなモンかねぇ。俺に言わせりゃ、書いてアップしてナンボだと思ってるぜ?」
「え〜?」
「内容ともかく、ビシバシ書いてドヤ顔してるような提督の方が、スタンス的にモノは確かじゃねえか?」
「だあからあ、天龍ちゃん、ちがくってぇ」
「は?」
「『モノ』って、そっちじゃな・く・て……」
「何を言って――」
「だぁからぁ、提督さんたちのお○ンポのスゴさが――」
「だーーーーーーーーーー!」
「あらぁ〜? どうしたの、天龍ちゃん?」
「バカ! バカバカお前っ龍田! どうしたお前、さっきからちょっと……ヘンだぞぉ?」
「何言ってるの、天龍ちゃん?」
「は、ハハ……なんだよ、何だよオイどうしっ……んぶっ?」
「ん……ちゅっ……ぷはぁ。ヘンなのは天龍ちゃんでしょぉ? 悪いお口、封じちゃうわよぉ?」
「はぁっ、おい、ひゃめろ、龍――んんっ!」
「ふふ……キスだけで、こんなにおっぱいの先っぽ、硬くしちゃってぇ。ほらほらぁ?」
「あんっ、おいっ……ひゃあああっ、だめ、だめェっ!」
「こんな夜中にぃ、独りでこんなスレ開いて、一体何をしてたのかなぁ?」
「うる、っせぇ! ころ、す……」
「くちゅっ……」
「ひゃ、あ、たつッ……舐めちゃ……イヤだぁっ!」
「相変わらず、おっきいのに敏感なおっぱいね〜。ほら天龍ちゃん? よそ見しないでぇ、モニタ見てぇ?」
「は……え……?」
「このモニタの向こうでぇ、一体何人の提督さん達が、天龍ちゃんのエッチな姿を想像してるのかしらねぇ?」
「おま……たつ……何バカなこと……」
「でも天龍ちゃん、さっきよりも先っぽ硬くなってるわぁ? ほらっ、ほらほらぁ」
「あうぅっ!?」
「あらっ、天龍ちゃんの感じてる姿で、提督さん達のオ○ンポまで、ど〜んどん、おっきくなってきたわよぉ〜?」
「ひっ、ひあっ、畜、生ぉ……! やめろっ、たつ……あはぁんッ!」
「我慢できなくて、もうシゴいちゃってる提督さんもいる……聞こえるわぁ? しゅっ、しゅっ、しゅっ……って」
「ふっざけ……やめろぉ! 俺の胸まで……シゴくんじゃ……あはぁん!」
「天龍ちゃん、ヨダレ垂れてるわよぉ? そろそろ提督さんのオ○ンポの先からも、ヌルヌルが……」
「おひっ……もう……嫌だぁ……だめっ、ダメだ俺、ああ、たつ、たぁっ!」
「フフ……天龍ちゃん、もう逝きたいの〜?」
「もっと、先っぽ……やめないでェ! あっ、あっ!」
「ほらほら、感じちゃぇ〜! ぷちゅっ、じゅるっ、じるるるッ!」
「ふあああああ〜〜〜! たつた! たつたあッ! たつッ……! 俺っ、も……! イッ……!」
「ぷはっ……ふふふぅ〜」
「……えぇ? 何で……龍田ぁ……。 ハァハァ……も、もっとぉ! たつた……ってばァ……」
「天龍ちゃん、ご挨拶は?」
「は……何……を……」
「だァめよぉ。これから逝く前に、提督たちにご挨拶なさい?」
「やだ……ふざ……っけ……!」
「じゃあ、おしまいねぇ〜。おやすみぃ〜」
「……さい」
「ん〜?」
「イかせて……ください……お願いします……! うぅ……」
「ふふふ……だれがぁ?」
「ッツ……! 俺、けい、じゅん……天龍が」
「どこでぇ?」
「おっぱいの……さきっぽ……」
「ふふふっ、何するところを〜?」
「イく、ところ……を」
「ど・う・し・て・ほ・し・い・の?」
「提督たち……見てくださいィィッ!」
「よくできましたぁ〜! ぶちゅうぅっ!」
「んはあぁぁぁぁぁ〜っッツ! あっ! あぁッ!」
「ほらほらほら〜! こんどはおねだりして〜? 自分で言えるわね、天龍ちゃん?」
「ひゃあああ! おれ、てんりうがぁ、こんな……カチカチの……ちっ、ちくび、
いじらえただけで……イくとこ、見て、犯してッ! 提督のぶっといのでっ、犯してくらさいッ!」
「あらっ、提督さん達、しっかり聞こえたみたいよ〜?」
「ほっ、ほんろに? ほんろ、たつたっ、あっ、うあ! はぁぁン!」
「うんう〜ん! すごいすご〜い! 提督のオ○ンポ、びくびくしながら天龍ちゃんの周りを囲んでる〜!」
「ひゃめっ、あっ、こんな、距離……じゃ! 全部……あたっちゃ……はぁぁぁぁッ?!」
「ふふ、羨ましいわぁ〜? この数じゃ絶対に、もう二度と浮きあがって来られないわね〜?」
「ていとくぅ! かけてっ、おれのおっぱいに、白くてアツい……魚雷……あああああ!」
「エッチなおねだりねぇ。もうみ〜んな、天龍ちゃんにメロメロよ? ちゅくちゅくちゅく……」
「あっ、もっ俺、だめェ!だめ、おれ、おれ、おれ…………あぐッ、い……イ……くゥ……!」
「ふふ……い〜っちばん先に逝っちゃうのは、誰かしらぁ? ちゅううううっ!」
「ふあっ、イくっ、イくうっ! ッツ……は、はあぁぁぁぁぁ〜〜〜〜〜んッ!!」
「はぁ、はぁ、はぁ、……天龍ちゃん、素敵な最期だったわよぉ?」
「は…… ウゥ…… うグッ……」 ビクッ、ビクン……
「あらぁ〜? ちょ〜っとコーヒーのおクスリが効きすぎたみた〜い。それじゃあ私たちはベッドで
続きをするからぁ、提督さん達? スッキリした顔してないで、もっかい妄想高めてねェ?
と〜っても素敵なSS、天龍ちゃんとふたりで、楽しみにしてるからね〜」
……あ、でもぉ、天龍ちゃんの初めては……ふふっ、死にたいのぉ〜?
END
167 :
蒼龍×提督:2013/10/26(土) 03:54:47.26 ID:JvAfb6GO
>>147−152
あざっす。
褒めてもらえるのはもちろん嬉しいんだけど、
「ここはちょっち変」とか「ここはこうだともっと萌えるorちんこもげる」とかダメ出ししても全然いいのよ?
もちろんそれを作者が受け入れる義理はないけど、作者は客観的に見ることはできないし需要は供給を刺激するので。
俺この台風の中を帰宅したらSSを書くんだ
書けば書く程長くなる自分は駄目だった
>>167 ☓もちろんそれを作者が受け入れる義理はないけど
○それを受け入れられるかどうかはわからないけど
見返したら何やら凄い偉そうな文になってた。正直すまんかった。
>>169 言いたい事は理解しているから安心して。
ちなみに、ウチの蒼龍さんのレベルは60です。
>>132 やめて!! 正規空母の中で蒼龍だけ個性薄くて息してないの!!
とか言ってたのに・・・貴方が神だ
個人的には一、二航戦はお互い呼び捨てだと思ってたけど、些細なことですね
GJでした
>>168 書けば書く程長くなる病、マジ治らないから困る
困る…
>168
藤原瞳先生にでも弟子入りしたらどうか?
>>168 現在進行形で長くなってる途中でしてね(´・ω・`)
でもそこに行くまでの過程も書きたいって思うと仕方ない気がしなくもないのです
ちとちよの時報聞いてたら
千歳が提督にお熱なのに感づいて千代田がお姉を提督に近付けまいと秘書艦になって提督を監視して
そうこうしてるうちに提督が千代田のこと気になり出しちゃう修羅場が頭に浮かんで困る
>>176 早くそれを文章化する作業に戻るんだ
そういえば龍田さんにいじられたいという提督は多いと思うが龍田さんを逆にいじってみたいと思う提督も俺だけじゃないと思うんですよ
あとで殺される気もするけど
>>177 龍田さんをめっちゃ困らせてしょうがないなぁ〜って言わせたい
>>177 いじるのとは違うけど、
天龍ちゃんを人質にして龍田さんに迫る鬼畜提督という電波が浮かんできた
エロパロ板だからエロくできればベターなんだけど、
パロだけでもグッドだと思うんですよ?
Sはやられるのには打たれ弱いらしいぞ?
すんごい長くなった
そして何故か予定外のものがいろいろ入りまくった
途中で規制はいるかも
前スレ
>>741の瑞鶴の続き
「第二次攻撃隊、稼動機、全機発艦!」
瑞鶴の声と同時に多数の艦載機が敵艦隊を蹂躙していく。
主力艦隊にはまだ練度が劣るとは言えそこは最新の正規空母
相手に空母がいなかったということもあり、あっさりと制空権を抑えた後
アウトレンジからの攻撃で次々と巡洋艦や駆逐艦が沈んでゆく。
そして第二次攻撃隊の帰還を待たず突撃していった他の艦娘たちの攻撃により
あっという間に戦闘は終結した。
「どうした瑞鶴、MVP取った割には機嫌が悪いな」
「だって相手は軽巡と駆逐艦の艦隊でしょ、勝って当然じゃない」
「まぁ戦力差で言えば確かに圧倒的ではあったが味方に被害が出ないに越したことはない、よくやってくれた」
「う、うん……」
瑞鶴の視線の先では帰還時の恒例とも言うべき頭撫でが駆逐艦たちに行われている。
中には子供扱いしないで欲しいという娘もいるので嫌がる相手や年長組には『基本的には』していないが
「あーずるいなー。鈴谷もなでてよー」
「お前もか、別に構わんが」
「へへー」
こういう例外もいたりする。
「……(ぐぬぬ)」
思い切り不機嫌な顔でその様子を眺め、自分もなでて欲しいという言葉を必死に飲み込む瑞鶴。
(ず、瑞鶴は正規空母なんだからっ!!)
そう自分に必死に言い聞かせる、が……
「提督、翔鶴姉達が帰ってきたみたいよ」
主力である第一艦隊が帰還する。
そういえば瑞鶴が秘書艦になってから第一艦隊の報告に立ち会うのは初めてだ。
(やっぱりみんな風格あるよね……翔鶴姉もすごい馴染んでるなぁ)
歴戦をくぐり抜けてきたという自信からくるオーラのようなものを感じて正直圧倒される。
「提督、第一艦隊帰還した」
旗艦長門の報告に口元を緩める提督。
「ご苦労、圧勝だったそうだな。翔鶴が小破か、ゆっくり休んで疲れと傷を癒せ」
「はい」
何気ないやり取りの中にある確たる信頼関係とやはり自分はまだ子供なのかという悔しさを感じる。
(……頭撫でられたいなんて思ってるようじゃダメだよね……もっとがんばらなk)
「ヘーイ、テートクゥー!」
「どうした金剛?」
「どうしたじゃないネー、いつものアレして欲しいネー!」
「はいはい」
と、提督は金剛に近寄り
ナデナデ
「は?」
瑞鶴が小さく間の抜けた声を上げる。
「やっぱり帰ってきたらこれがないと落ち着かないネー!」
(ま、まぁ金剛さんは普段から思いっきり行動に出てるしね……)
ナデナデ
「へ?」
「そんな……榛名にはもったいないです……」
金剛に続いて頭を撫でられ顔を赤くする榛名。
(は、榛名さんも、ま、まぁ……ね)
思わぬ光景に内心動揺しまくる瑞鶴。
ナデナデ
「へへっ……ありがとね」
(えっ、北上さんも!? 提督大井さんに刺されるよ!?)
ナデナデ
「連合艦隊の旗艦を務めた栄光に比べれば微々たるものだが、貰っておこう……か」
頬を微妙に赤らめて呟く長門。
(長門さん!なんかカッコいいこと言ってるけど表情がセリフと逆ですよ!?)
ナデナデ
「……良い作戦指揮でした。こんな艦隊なら、また一緒に出撃したいものです」
(一航戦ッ──────!!!)
そして最後に
ナデナデ
「うふふ、瑞鶴が見ている前だと少し恥ずかしいですね」
(し、翔鶴姉まで………!!)
「では解散!」
その言葉と同時に部屋を出ていく6人。
「じゃあ瑞鶴、私ドックに行ってくるわね」
そう言って翔鶴も出て行った数分後。
「提督さんのバカァ─────!!!」
ワナワナと体を震わせた瑞鶴の罵声と同時に理不尽な暴力が提督を襲うのであった。
「ふん……なによ……提督さんのバーカバーカ……チェッ」
膝を抱えて自室の部屋の隅でいじける瑞鶴、そしてその態勢のままゴロリと横になる。
(翔鶴姉のあんな顔……今まで見たことなかったな……)
頭を撫でられている時の翔鶴の顔、普段自分に向けてくれる笑顔とは違う
気配りのある自慢の姉がみせていたのはまるで恋する───
「ああもうっ! なんなのよー!!」
提督に八つ当たりしていた時もそうだったが胸がざわざわする。
他の艦娘たちと触れ合っているところを思い出すとさらにざわざわは酷くなる。
わかってはいるのだが認めたくない、だからこんな言葉が口から出てしまうのだ。
「提督さんのバカ……」
枕を抱き締めながら自分がして欲しかった事を想像する。
以下妄想
「提督さんっ! 瑞鶴頑張ったよ!」
「よくやったな瑞鶴」
ナデナデ
「えへへ……提督さん」
「ん?」
「大好き(はぁと」
「俺もだよ瑞鶴」
提督が瑞鶴の唇を塞ぐ。
ちょっとびっくりするけど提督のするがままに任せる。
空いている手で抱き寄せられ、頭を撫でていた手は徐々に下に下がり……
「あっ……提督さん! そこは……」
「ダメか?」
「……ううん。提督さんなら……いいよ」
気がつくと瑞鶴は自分の指を下着の中に入れ、自慰をしていた。
「提督さん……んっ……提督さん……」
妄想の中で瑞鶴は提督に純潔を捧げる。
指使いがだんだんと激しさを増し、瑞鶴の口から押し殺した喘ぎ声が漏れる。
「やっ…! 提督さん! 瑞鶴、イっちゃうっ……!!」
自身の奥に指を突き入れると同時に瑞鶴の体がビクンと跳ね、軽く絶頂に達する。
ハァハァと息を整えながらボンヤリと自分の愛液にまみれた指を見つめる瑞鶴。
そしてノロノロと体を動かしティッシュで指とアソコを拭き、再び枕を抱きしめる。
(この枕が提督さんだったらいいのに……)
しばらくしてそんなことを思いながら先ほどの自分の行為を思い出し、自己嫌悪に陥る。(………く)
(なんで素直に言えないのかな……こんな性格じゃ好きになってなんか……もらえないよね)
いつも何かしようとしては空回ってばかりいる気がする。(……かく)
(それに翔鶴姉にも……ううん、ほかの人にもどうせかないっこないし……)
はぁ〜と深くため息をつく(…いかく?)
(だけど、少しくらい気づいてくれたっていいじゃない)
そう思いながらまたいつもの言葉をこぼしてしまう。
「提督さんのバーカ……」
「瑞鶴?」
「瑞鶴、提督と何かあったの?」
背後から翔鶴の声がして文字通り飛び上がる。
「しょ、翔鶴姉!?」
お風呂上がりの翔鶴がいつの間にか瑞鶴の背後に立っていた。
湯から上がったばかりでほんのりと肌の上気している翔鶴は同性から見ても艶かしい色気を醸し出している。
「べ、別に……何も……」
「あら、提督のこと呟いてるからどうしたのかしらって」
「へ……? ……翔鶴姉……どのくらい前からいたの?」
「5分くらいかしら、瑞鶴ったらちっとも気づかないんだもの」
つまり5分間ずっと恥ずかしい妄想をしていて気づかず、独り言を聞かれていたということだ。
「イヤァァァァァァァ!!」
真っ赤になった顔を枕にうずめてジタバタと転げまわる瑞鶴
クスクス笑いながら見守る翔鶴をよそに10分ほど転がっていた。
「落ち着いた?」
「う、うん……」
転げまわっている間に翔鶴がいれてくれたお茶を一口飲む。
「あ、あのね……一つ聞きたいんだけど……」
「あら、あらたまってどうしたの?」
「そ、その……翔鶴姉って……提督さ、て、提督のことどう思ってるのかな……って」
「そうね〜、提督のことは好きよ? というよりここの鎮守府にいる娘達はみんな好きなんじゃないかしら」
なんともないかのように答える翔鶴に瑞鶴は盛大にずっこける。
「え、いや! そ、そうじゃなくて、そう言う意味の好きじゃなくて!」
「?」
「あの……その……い、異性として……その……ゴニョゴニョ」
顔を赤くして口ごもる瑞鶴に翔鶴はあぁ……という笑顔を向ける。
「そうね、正直に言うと困ってしまうわね」
「え、どういうこと?」
予想のしていなかった答えに瑞鶴の顔が?になる。
そんな瑞鶴に翔鶴は笑顔のままで爆弾発言をかました。
「だって、妹と同じ人を好きになってしまっているんですもの」
「……へ?」
全く表情を変えない翔鶴とは対照的に瑞鶴の顔がみるみるうちに赤くなってゆく。
「そっそそそそそそんなことないっ!!」
「あらあら」
そんな瑞鶴の様子を楽しそうに見ていた翔鶴だが、少し真面目な顔になり、瑞鶴の手の上に自分の手を乗せ静かに尋ねる。
「本当に……そうなの?」
「…………」
瑞鶴は目を逸らして黙りこくってしまう。
「だ、だって……どうせかなわないから……翔鶴姉みたいに強くないし。む、胸だってゴニョゴニョ」
「それはあなたの気持ちとは全然関係ないわよ?」
「う……」
「提督のこと、好きなんでしょ?」
………コクン
「うふふ、素直でよろしい」
畳を見つめながら瑞鶴は考える、姉妹だというのにこの余裕の差は何なんだろうと。
「気持ちってね……多分ちゃんと言葉にしなければ伝わらないものなのよ」
そう言う翔鶴は優しく語りかけてくる。
でも、と瑞鶴は思う。そう言うなら翔鶴はもう提督に対して……
「翔鶴姉は……もう提督にそのこと話しちゃったの?」
少なくとも提督からはそういう感情は見受けられなかった、と思う。
そんな瑞鶴の言葉を聞いた翔鶴は困ったような笑顔を浮かべて答える。
「それがね、まだなの。私だって怖いのよ。拒絶されたらどうしようって」
お淑やかな雰囲気の中にも凛とした強さを持ち、一航戦にまで実力を認められた姉の意外な言葉に瑞鶴は目を丸くする。
「し、翔鶴姉ならそんなこと……!」
「ふふっ、私も瑞鶴と同じなのよ。思っていてもなかなか素直に言い出せない」
と、何かを思い出すように天井を見上げる。
「翔鶴姉?」
「ん……違うわね。一回だけあったわ、素直に気持ちをぶつけたこと」
「そうなの?」
「ええ、前に加賀さんのこと瑞鶴から言われたことあったでしょう? それで思い出したの」
その頃着任したばかりの翔鶴は正規空母という肩書きに見合った戦果を上げられず
当時秘書官であった加賀からは名指しで
「五航戦の子なんかと一緒にしないで」
と言われていた。
そして言い返せない自分が情けなかった。
かつて付けられた被害担当艦という不名誉なあだ名を思い出させるかのように出撃するたびにドックに入る日々。
今の瑞鶴にとっての翔鶴のように頼れる人もおらず、鬱々とした感情が溜まっていった。
そんな感情がその日ついに爆発した。
いつものように中破し、惨めな姿で帰ってきた翔鶴は暗い気持ちで戦闘詳細を報告した。
いつものように優しく労いの言葉をかけてくれる提督。
だが隣に立っていた加賀の視線が、翔鶴には冷たく自分を見下すものに思えてならなかった。
そう思った瞬間言わずにいられなかった。
自分なんていてもいなくても変わらない
なんでボロボロの自分にそんな優しい言葉をかけるのか、いっそ罵られたほうがマシだ
他にもひどい言葉をたくさん言った気がする。
もう自分でも何を言っているか分からずに気がついたら泣いていた。
それと同時に提督が優しく抱きしめてくれていることに気づいた。
何も言わずに頭を撫でてくれるその暖かな感触にまた涙が溢れ
今まで溜めていたものを吐き出すように提督の胸でわんわん泣き続けた。
泣き止んで我に返り、慌てて周りを見ると執務室には自分と提督しかいなかった。
加賀はどこに行ったのだろう?
恐る恐る尋ねると「多分演習場」という答えが帰ってきた。
「何故?」という翔鶴の問いに笑いながら提督は答えた。
「あいつも昔は今のお前と同じだった。だがお前よりも強い今も必死に自分を高めようと努力し続けている。何故だかわかるか?」
「わかりません……」
「怖いからだ。きっと翔鶴は強くなる加賀は思っている。
だからこそ一航戦……単なる先輩としての意地に思えなくもないが
お前にとっての目標でありつづけようと人一倍自分を律しようとしている」
まぁ口調がきついのはあの性格だから仕方ないが、と付け加える。
正直信じられなかった、加賀が自分をそこまで評価しているなんて。
だが、ある日演習場で加賀の訓練を翔鶴は目にする。
通常の訓練が終わった後も居残り
発着艦と攻撃指示を反復し続ける姿を。
自分の思い通りに艦載機を操る、それがどれだけ難しいかは同じ空母である翔鶴にもわかっていた。
見ている間一切気を抜かずにより早く、より速く、より正確に
鬼気迫る表情で訓練を続ける加賀を『美しい』と思った。
そして自分は一体何をやっているのだろうと。
最新の正規空母であることによる慢心があったことは否定できないが
それ以上に覚悟の段階で彼女とは埋められるはずのない差ができてしまっていたのだ。
(もう迷わない、いつかきっとこの人に追いついてみせる)
そう決意した翔鶴の足は自然と演習場に向かっていた。
「………」
並んで訓練を開始した翔鶴を加賀は横目でチラリと見ただけだった。
その視線を気にすることなく加賀に負けじと艦載機を発艦させる。
そして宣言する。
「いつかきっと……加賀さんに追いついて、追い抜いてみせます!」
「……五航戦の子には負けないわ」
加賀はそっけない声を返した。
だが翔鶴は確かに見た、ほんの一瞬だが加賀が微笑んでいたのを……
「その時からかしらね……全て受け止めてくれた提督を好きになって
加賀さんからだんだん『五航戦の子』って言われなくなっていったのは」
翔鶴の長い話を聞いた瑞鶴は黙りこくっている。
自分にもし翔鶴姉がいなかったらどうだったろう。
きっとその時の翔鶴姉と一緒で耐えられなかったと思う。
そして自暴自棄を起こしたであろう自分を提督は受け止めてくれるだろうか。
(きっと提督さんは受け止めてくれるんだろうな……)
明確な証明などできるはずもないが、瑞鶴はそう確信していた。
だから好きになってしまったのだろう、姉と同じように。
「翔鶴姉……」
「なに?」
「瑞鶴も頑張る……翔鶴姉達に追いつけるように!!」
「うふふ、期待してるわ。瑞鶴……でも今は夜間だから訓練できないわよ?」
今にも飛び出しそうだった瑞鶴が固まる、そうだ……空母は野戦無理だった……
夜戦……という言葉で以前提督の言葉を勘違いした記憶が蘇る。
(提督さんと夜戦……)
さっきの妄想が脳裏をよぎり、真っ赤になりながら頭をぶんぶん振って追い出そうとする。
「瑞鶴……大丈夫?」
「だ、大丈夫……そ、それと……その……提督さんのことは……」
「そのことなんだけど……」
翔鶴はニッコリ笑って一言。
「どうせだし、今から二人で言いに行きましょうか?」
「へ……? え、えぇぇぇぇぇぇぇぇ!? な、なんで!?」
「せっかくの機会だし……それに私もまだ一人で言う勇気がないもの」
「え……う……い、いや……その……」
有無を言わさず姉に腕を掴まれて瑞鶴はズルズルと引きずられていくのであった。
「え〜と……これは……瑞鶴?」
「う、うぅ〜……」
執務室に入った二人が目にしたのはまるで誰かに爆撃でも受けたかのような惨状の執務室と
床で大破して気を失っている提督だった。
「こ、これは……その……」
癇癪を起こして全力で提督に爆撃を浴びせた瑞鶴は状況の確認もせずに
「提督さんの大バカァァァァァァァァ!!」
と叫びながら飛び出していってしまったため、提督がどんな状態かわからなかったのだ。
「怪我はそこまで酷くないわね。気を失っている……というより眠ってしまっているようだけど」
「……う」
「あ! て、提督さん!?」
うめいた提督が目を開き、周囲を見回す。
「提督、大丈夫ですか?」
「……翔鶴と瑞鶴か……まぁ、少し体は痛むが。最近寝不足だったからそのまま寝てしまったようだな」
ほっと胸をなでおろして謝ろうとする翔鶴を瑞鶴が止めた。
「あの……提督さん。……ひどい事してごめんなさい」
提督の正面に正座し、涙を浮かべながら瑞鶴が謝る。
もしかしたら大怪我を負わせていたかもしれない、改めて部屋の惨状を見てそう思う。
「……ふぅ、二度はごめんだぞ?」
「……はい、ごめんなさい」
「さて、じゃあ提督はドックに連れていきましょうか」
「……いや、医務室でいいだろ」
提督の反応は至極真っ当なものだ。
そもそもドックは艦娘用のもので原理はよくわからないが傷や損傷を高速で癒すことができる。
確かにそのよくわからない効果で傷は早く治るかもしれないが普通は男子禁制の場所だ。
「大丈夫ですよ。今日は私が最後でしたから今は誰もいません」
「いやしかし……」
「ほら瑞鶴、そっちの肩を持って」
「う、うん。わかった」
「いや、お前ら人の話を」
と言いたいところではあるが正直体に力が入らない。
抵抗する間もなくドックに到着。
「ちょっと待て、わかった。ここで直すからその手をどけろ」
提督の声に焦りの色が浮かぶ、原因は二人が自分の服を脱がそうとしていることだ。
なんとか歩ける程度には感覚が戻っている。
流石にこれ以上させるのは風紀上望ましくない。
タオルだけ受け取ると器用に前を隠して服を脱ぎ、危なっかしい足取りで湯船に歩いて行った。
半裸は見られているがこの際仕方あるまい、さすがに体が限界だった。
湯船に浸かると不思議な感じが体を駆け巡る。
これがドックの効果かー……などど考えながら体の感覚を確かめる。
体ははほぼ動くようになった、傷や火傷はまだ痛むがそれは時間に任せればいいだろう。
もう少ししたら出るか、と考えていたところでガラガラと脱衣所の扉が開いた。
「はい?」
そこにいるのはバスタオルで体を包んだ翔鶴と同じくバスタオルで体を覆い、顔を赤くした瑞鶴だった。
「おい、お前達は別にドックに入る意味がないだろう。それに俺はもうすぐ出る。入るならそのあとにしてくれ」
笑顔でそれを無視しつつ翔鶴は湯船に入り、提督の隣に座る。
そして遅れて瑞鶴もその反対側に座った。
「……なんなんだ一体……」
「本当に提督……あなたという人は、鋭いのか鈍いのか未だによくわかりません」
いつにもまして静かな瑞鶴は姉よりも体を密着させてくる。
完全に離脱するタイミングを逃した提督は諦めたように背を湯船につけた。
しばしの間静かな時間が流れる。
「……あのね」
「ん?」
瑞鶴が口を開く。
「瑞鶴が勝手に怒って提督を爆撃したのはね……その……瑞鶴も、頭なでて欲しかったから……」
提督の頭の中が今日の出来事を掘り起こす。
そういえばなでられていないのは瑞鶴だけだ。
ただ、言わなかったのでそういうことをされるのは嫌だと思ったからであった。
ただでさえ爆撃してくるし、とはいえ
チャプン、という音ともに提督の右腕が湯から出て瑞鶴の頭をなでる。
「濡れた手で申し訳ないけど、な」
なでられている瑞鶴の方はというと、真っ赤な顔をしながらもおとなしくそれを受け入れている。
「うふふ、良かったわね瑞鶴」
「……うん」
姉の言葉に素直に頷く瑞鶴
「さて、それじゃ俺はそろそろ上がる」
そう言って湯船を上がるがなぜか二人共付いてくる上に洗い場の方に誘導されてしまう。
「いつもの気を使っていただいているお礼にお背中流させていただきますね」
「瑞鶴は……さっきのお詫び」
提督とて男だ、二人の態度が何を示しているのか完全に分からないほど愚かではない。
だがそれは彼自身の決めたルールを破る行為に他ならなかった。
「すまないが「提督」
提督の言葉は翔鶴の言葉で遮られ、彼女の体が背中に密着する。
「提督……私はあなたが好きです。ずっと前からお慕いしていました……それに瑞鶴も」
その言葉と同時に斜めから瑞鶴が提督の体に細い腕をまわす。
「うん……瑞鶴も提督さんのことが好き……大好き」
力はそれほどでもない、だが振りほどくことを躊躇われるほどの意志がその腕に込められていることを感じる。
再び静寂に包まれるドック内、提督の声が静かに紡がれる。
「お前たちの好意は嬉しい、と思う。だがそれ以前に俺は提督だ。
特定の部下と関係を持ってそれが指揮や士気に悪影響をもたらしてしまっては本末転倒になってしまう」
ある程度好意に気づいたとしても応じなかった理由がそれだろう。
(ほんとに頑固なんだから……)
瑞鶴としてはもっと職権乱用してもいいと思ってるくらいだ。
だが、翔鶴はにっこり笑いながら全く予想外のセリフを紡ぎ出す。
「提督も意外と甲斐性がないのですね」
「は?」
「『提督ならば艦娘の10人や20人養ってやる』位のことを言ってくださってもいいと思いますよ?」
さらりととんでもないことを発言する翔鶴。
要約してしまえば『YOUハーレム作っちゃいなYO! 誰も邪魔しないからSA!!』ということだ
それに、と翔鶴は言葉を続ける。
「提督ならきっとうまくできますよ、それどころか絶対に守りたい人が鎮守府にいて自分たちの帰りを待っていてくれる。
こんなに嬉しいこと、そしてこれ以上ないくらいに士気を高めてくれる事はありません」
「…………ッ!?」
逡巡する提督の唇に突然柔らかいものが触れる
瑞鶴が目一杯の勇気を振り絞って提督の唇を奪ったのだった。
舌を入れるとかそういうことはなしに、ただただ自分の思いをぶつけるかのように提督に口付ける瑞鶴。
ようやく唇を離すと真っ赤になりながらも真っ直ぐな目で提督を見つめる。
「瑞鶴も絶対翔鶴姉や加賀さんみたいになるために頑張る
……だけど強くなりたいのはそれだけじゃなくて……その、提督さんやみんなを守りたいから」
「瑞鶴……」
今までの彼女とは違う、どこか吹っ切れた迷いのない瞳でそう宣言する彼女を見つめる。
「提督」
「ん?……んんっ!?」
今度は翔鶴に唇を奪われる。
「お願いします。提督が私たちを受け入れてくれたように今度は私たちが提督を受け入れたいんです」
唇を離すと穏やかな中にも譲れない強さを秘めた目で提督を見つめる翔鶴。
「……負けたよ。憲兵でも軍法会議でもなんでも持って来い」
「提督!」
「提督さん!!」
本当に嬉しそうに提督の体を強く抱きしめる二人。
「〜〜〜〜っ!!」
ムクムク
「どうしたの提督さん……ってきゃあ!」
提督の視線がそらされたのを見て視線を下げた瑞鶴の目に入ったのは
すっかり元気になってタオルの下からこれでもかと主張する提督の分身の姿だった。
「仕方ないだろ、俺だって男なんだから……それにお前達みたいな美人に抱きつかれたら普通はこうなる」
(お前達? って瑞鶴のことも美人って言ってくれてるんだ……!!)
翔鶴が美人なのは瑞鶴から見たって一目瞭然だ。
そんな姉と同じに見てくれている、それが嬉しくてますます提督の体にしがみつく。
提督からすると後ろからは翔鶴の体全体、特に背中に二つの柔らかいものが強く押し付けられ
さらに前からは今まで見たことがないくらい素直になった瑞鶴の若々しい肌が密着して
これで体に興奮するなというのが無理な話だろう。
思う存分提督の体に抱きついた二人が提督の前に移動しタオルを取り外すと
下からはすっかり固くなり反り返った肉棒が現れる。
「これが提督……殿方の……」
「お、思ってたよりおっきい……」
「あんまりジロジロ見ないでくれ……これでもかなり恥ずかしいんだ」
目を逸らしながら言う提督を無視して瑞鶴に尋ねる翔鶴。
「ねぇ瑞鶴、どうしてさしあげるのが一番いいのかしら」
「えっ!? そ、そこで瑞鶴に聞くの!?」
「ごめんなさい、私よりは知っているかなって」
「そ、その……確かこうされると気持ちいいって書いてあったかな……」
そう言いながら瑞鶴はおずおずと肉棒に舌を這わせる。
舌が触れた瞬間、ビクッと肉棒が震える。
「あら、提督。大丈夫ですか?」
「あ、ああ……その、気持ちいいぞ瑞鶴」
褒められて嬉しくなり日々の妄想で培われた技術を提督の分身にぶつけていると
反対側から翔鶴も肉棒に舌を這わせ始める。
「ん……ペロッ……これでよろしいのですか?提督」
「うっ……あ、あぁ……」
ある意味目の前の光景は天国である。
あの美人の鶴姉妹が自分のモノをこれ以上ないくらい愛おしげに舐めてくれているのだ。
これで興奮しない男がいようか、いやいない(反語)
口や舌捌きは当然ぎこちないが、そんなことはおつりが来て有り余るほどに目に映る光景は扇情的だ。
提督とて一応健全な男子だ、その光景とまるで取り合いをするかのように竿や亀頭に与えられる刺激は
限界を迎えるに十分すぎるものだった。
「うっ…二人共離れろ!」
だがその言葉に二人は従わず、唇を亀頭に押し付け舌による攻撃で止めを刺した。
ドビュルルルルッ!!
白い液体が先端から吐き出され、二人の顔を汚してゆく。
目を閉じ、逃げずに受け止めた二人がゆっくりと目を開く。
「これが……提督の子種」
「し、翔鶴姉!?」
瑞鶴の顔についた精液をゆっくりと舐め取ってゆく翔鶴。
その背徳的な光景は精を放出したばかりのソレを再び固くするのに申し分のない光景だった。
「提督さんの……また大きくなってる」
「し、仕方ないだろう」
「提督……」
「翔鶴?」
うっとりとした顔を提督に向けながら翔鶴が自分と瑞鶴がまとっているタオルを外し
「お願いします……どうか次は提督のお好きなように……」
正直そこからはよく覚えていない。
理性の切れた頭で本能のまま二人の体を貪った。
唇を奪い、体中に手を這わせ、秘所に舌を這わせた。
指を入れ、豆を弄り、二人が喜びに悶える姿をぼんやりとした頭で見つめていた。
そしてそそり立ったモノを入れようとした時ふと迷ったことで少しばかり我に返る。
(こ、この場合……どっちを先にすればいんだ)
息を荒くして絶頂の余韻に浸ってた翔鶴が提督の様子に気づくとニッコリと微笑む。
「提督、瑞鶴から先にしてあげてください。この子がいなければ今日こんなことをする勇気、出ませんでしたから」
そう言うと翔鶴は瑞鶴の足を開け、割れ目を指で広げる。
綺麗なピンク色のそこはヒクヒクと蠢き、物欲し気なよだれを垂れ流している。
「ぁ……やぁ……恥ずかしいよぉ……」
顔を赤くする瑞鶴だが、抵抗は全くしようとしない。
頷いて瑞鶴に近づき、先端を割れ目にすりつける。
それだけの刺激で瑞鶴の中からさらに愛液が漏れて先端に絡みつく。
「じゃあ行くぞ瑞鶴」
「……うん」
「よかったわね瑞鶴。でも提督、私にもちゃんとしてくださいね?」
「ああ」
そう言うとゆっくりと瑞鶴の中に侵入をはじめる。
「あっ……くっ……痛っ」
「うっ……瑞鶴、力を抜け」
「で。でも……」
痛みに顔をしかめる瑞鶴の頭を翔鶴の手が優しくなでる。
「大丈夫よ瑞鶴。私もいるから、ね?」
「ぁ……翔鶴姉……」
抵抗が弱まった瑞鶴の中をゆっくりと進み、やがて先端が処女膜に達する。
少し力を入れるとプチンという感覚とともに結合部から初めての証である血が流れる。
さらに用心深く肉壁をかき分け、コツンという感触とともに肉棒の先端が瑞鶴の子宮に達した。
「全部入ったぞ……瑞鶴」
「あ……提督さん……グスッ……嬉しい」
痛みと嬉しさで涙を流す瑞鶴の目尻に優しく手を伸ばし涙をぬぐい取ってやる。
「それじゃあ……動かすぞ」
「うん……提督さん……瑞鶴の中でたくさん気持ちよくなって……」
ゆっくりと腰を前後に動かす、瑞鶴の中はきつく肉棒を締め付けて気を抜くとすぐにでも果ててしまいそうだ。
何度か往復するとだんだんきつさが薄れ、それと入れ替わるようにやわやわと肉壁が優しく全体を包み込み
愛液を潤滑油としてグチャグチャと卑猥な音が結合部から漏れ始める。
それと同時に瑞鶴の声にもだんだん喘ぎ声が混じり始める。
頭を撫でていた翔鶴の手は今は優しく瑞鶴の乳首や肉芽を刺激し、その度に瑞鶴の体はビクンと跳ね
キュウキュウと提督を締め付ける。
「あっ!ダメ翔鶴姉!!これ以上されたら瑞鶴おかしくなっちゃうッ!!」
「いいのよ、おかしくなって」
そう言ってさらに瑞鶴の体に刺激を与える翔鶴。
提督の方はすっかり馴染んだ瑞鶴の中に容赦なく自分のものを叩きこんでいる。
全身に与えられる快感に瑞鶴はあっという間に絶頂に上り詰めてく。
「あっ……!やぁっ! 提督さん…翔鶴姉……! 瑞鶴、もう……もうっ────!!!」
瑞鶴の膣内がギュウっと欲望を締め付ける。
「クッ……瑞鶴!!」
その刺激を存分に味わおうと一番奥に叩きつけ、先端が子宮を叩いた瞬間
ドクンッ!!
大量の熱い白濁液が瑞鶴の一番奥に放たれる。
「ふぁぁぁ……あったかいのがいっぱい……入ってくるよぉ」
その感覚を瑞鶴は本当に嬉しそうな表情で受け入れていた。
ズルッ……
精を吐き出した肉棒を瑞鶴から引き抜き翔鶴を見ると
「……ん……はぁ……すごい」
瑞鶴の痴態を見ていた翔鶴はぎこちなく自分の秘所に手を伸ばしていた。
普段の彼女からは全く想像できないその光景に再び元気を取り戻していく欲望。
(我ながら業が深いな、人間ってのは全く)
そんなことを思いながら翔鶴を抱き寄せる。
「ぁ……提督」
赤らんだ顔で翔鶴は提督の顔を見て小さく頷く。
瑞鶴の血と愛液、そして精液で汚れた肉棒を翔鶴の割れ目に押し当てる。
優しい表情で頷く翔鶴に笑みを返して今度は昇格の中に挿入してゆく。
瑞鶴ほどではないがやはりきつい、だが翔鶴は必死に声を上げずに痛みに耐えている。
ズブズブと肉棒が翔鶴の中を押し分け、彼女の処女膜を突き破る。
一旦そこで侵入を止め、翔鶴の息が落ち着くのを待つ。
「て、提督……私は……大丈夫ですから」
「そういうわけには行かない、それに仕返しをしたがっている奴がそこにいるぞ?」
気丈な言葉を放つ翔鶴にいたずらっぽい笑みを投げかける。
「え?」
いつの間にか余韻から復活した瑞鶴がやわやわと翔鶴の胸を揉みしだく。
「ひゃう!? ず、瑞鶴?」
「さっきのお返し、それに翔鶴姉にも気持ちよくなって欲しいし……」
そう言いながら今度は胸にくちづけ、赤ん坊のように翔鶴の乳首を赤ん坊のように吸う。
「あんっ……ふぁぁっ!!」
翔鶴の気が上にそれている間に徐々に腰を動かす提督。
その場で細かく動かしていると緊張がほぐれてきた翔鶴の中から愛液が溢れ
徐々にスムーズに動かせるようになったのを確認すると不意に一番奥まで突きこんでやる。
子宮を叩いた瞬間キュンと中が締まり、危うく出してしまいそうになるところを歯を食いしばってこらえる。
「て、提督も瑞鶴も……いきなりしてくるなんてずるい……です」
その嗜虐心をそそる表情に反応して大きさを増す肉棒。
「あっ……中で大きく! ず、瑞鶴も……ダメェ!!」
長い銀髪を振り乱してイヤイヤする翔鶴の中を思う存分に提督の欲望が蹂躙する。
「翔鶴姉……可愛い」
そう呟いた瑞鶴は結合部に顔を近づけ、翔鶴の陰核を舌で刺激する。
そのたびに翔鶴の体が跳ね、快楽から逃げようとするのだが腰をがっちり掴んだ提督の腕がそれを許さない。
「やぁっ! こん、な……気持ちいいの……私知らな……あぁっ!!」
結合部は翔鶴の愛液と血でピンク色の泡が立ち、瑞鶴の時と同じグチャグチャと淫猥な音と翔鶴の喘ぎ声が風呂場に響いている。
感じやすいのか既に数回イっている翔鶴が提督に懇願の目を向ける。
「お願い……します……わ、私……もうっ!」
「ああ……いくぞ翔鶴」
提督の方もそろそろ限界だった、腰の動きを早め、ラストスパートに移る。
激しく肉と肉がぶつかる音が響き、完全に快楽に支配された翔鶴の息絶え絶えな声が欲望を刺激し
「翔鶴……出すぞっ!!」
「ああっ……!提督!提督!私も、もうっ!!」
ドクン!!
今日三回目の射精が翔鶴の中で暴れ狂う。
ビクンビクンと大きく体をのけぞらした翔鶴の体が落ち着いた頃
ようやく収まったモノを引き抜くと入り切らなかった精液がゴポッっと翔鶴の中から溢れた。
そして3人は荒い息を吐きながらしばらく快楽の余韻に浸っていた。
それぞれ体を洗い流した3人がドックから出て廊下を歩いているとバッタリと加賀に出くわした。
「あら」
そう言いながら3人を一瞥する加賀。
提督の両脇は翔鶴と瑞鶴がそれぞれ腕をとってしがみついている。
「はぁ……せめてもう少し声を抑える努力をしなさい」
とため息を漏らした加賀の言葉に固まる三人。
風呂場の反響でどうやら外に丸聞こえだったらしい。
「あと提督」
「ハイ」
「提督たるものが率先して風紀を乱す行為をなさるのはどうかと思いますが」
「いや、まぁ……その、言葉もない」
翔鶴があんなことを言ったとはえ、加賀の言うことは正論だ。
「全く……してしまったものは仕方ないですが」
そう言ってすれ違い、廊下を曲がって加賀は消える。
「まぁ……あれが正論だよな」
「ふふ……いいんです。だって提督は言ってくださったでしょう?
10人20人の艦娘くらい養ってくれって言ったら『憲兵でも軍法会議でもなんでも持って来い』って」
「oh! それは本当デスカ!?」
「こ、金剛さん!?」
瑞鶴が驚いた声を上げる。
「お、お姉さま! 飛び出していってどうするんですか!?」
突然登場した金剛の後ろから榛名が現れる。
「榛名、気にすることないネー! 翔鶴サン達に先を越されてしまったと思いましたが
その言葉からするとまだチャンスは十分にアリマース!!」
「はぁ……さっきまで提督を取られたって泣いていらっしゃったというのに」
「な、ななな何の話ネ!? 榛名だって思いっきり涙ぐんでたじゃないデスカー!?」
「そ、それは……その……」
「と、というわけで改めてバーニングラァァァァァァ」
「そこは譲れません」
呆気にとられてそれを見ていた3人をよそに提督の胸に飛び込もうとした金剛の体が空を切る。
いつの間にか提督の背後に回っていた加賀が提督を羽交い絞めにして後ろに引っ張り。
危うく金剛は壁の直前で慌てて停止する。
「提督、少しお話が」
「ちょ、ちょっと待て! 引っ張るな!!」
「oh、加賀サン! 抜けがけはずるいデス!!」
「とにかく提督、先ほどの言葉の件について詳しく話していただきます」
そう言って提督をズルズル引きずっていく加賀。
「ふふ、加賀さんも素直じゃないんだから」
「へっ?」
一連の流れに完全に飲まれていた瑞鶴が疑問の声を上げる。
「あら、見てなかった? 提督を引っ張っていく加賀さん、顔が真っ赤だったわよ。さっきの瑞鶴みたいに」
「うっ……え、えっとじゃあ加賀さんて……」
「そうね、私達と同じだったのかもしれないわね」
告白はした。
受け入れてもらえた。
まぁその後がいろいろグダグダだった気がしなくもないが
それでもこの人達となら上手くやっていけるのかな
そんなことを瑞鶴は思った。
もう昨日までの自分ではない、瑞鶴には目指すものと守るべきものができたのだから
おわり
最初瑞鶴だけの予定だったのにどうsてこうなった
あと昨日出たアンソロの延々といない瑞鶴の名を呼び続ける翔鶴さんの話が
少し前までのうちにソックリで笑ってしまいました
あは〜ん
>>195 GJ
姉妹も可愛かったが加賀さんに萌えたw
投稿が多くて楽しい
クソックソッ翔鶴姉さんを持ってない俺への嫌がらせですか(`;ω;´)
…にしても正規空母率高すぎだぬ。出てきてないのは人妻空母の飛龍さんだけかな?
>>195 やばいたまらんGJすぎるwww
とくに加賀の「そこは譲れません」にハートが射抜かれた(〃ω〃)
>>201 多聞丸の嫁に手を出したらどうなるのか・・・
>>203 嫁というか未亡人だね。リアル響子さんだわ
なかなか無い属性だから上手く使いたい設定ではあるね
ところで蒼龍×提督の近代化改修(エロさ10%UP・当社比)が終わったんだが、これはどうやってうpすべきなの?
205 :
2-358:2013/10/27(日) 07:56:50.38 ID:KvuDWa8w
前スレの那智さんの続きです。
ちょっと直したつもりが那智さんがベッドでデレ始めてしまって、
結局ほぼ全部書き直しになっちゃいました。
では、そっと投下。
206 :
2-358:2013/10/27(日) 07:57:20.97 ID:KvuDWa8w
南洋の夜空は無数の星の瞬きと青白いほど美しい三日月が暑さを忘れさせるほ
ど美しい。
海を渡る風は昼の熱波とは反対に爽やかに涼気を運んでくる。
火照った顔に海風が心地よい。
古いホテルを改修したこの鎮守府にはバルコニーや立派な厨房、果てはプール
までついている。
提督執務室はかつてのスイートルームを改装したものらしく、バルコニーが併
設されていた。
古いテーブルの上には本土から遥々やってきた純米酒”那智の滝”。
クリスタルのグラスに注がれた酒が満点の星を映して煌く。
満天下の酒宴。
男と女、二人きり…。
テーブルに肩肘をついて那智はグラスを乾した。
サイドポニーに纏めた黒髪から除く怜悧な顔に朱が射している。
ほぅ、と酒気を帯びた息を吐き出しテーブルの向こうに座る提督に熱っぽい視
線を向ける。
「うむ、やはり及び腰の射撃は駄目だな」
「20.3サンチ砲の散布界、遠距離では厳しいか…」
「そうだ。やはり肉薄攻撃が一番敵に打撃を与えられる」
「いや、それは損害が大きい。航空先制で敵の行足を止めるのが先決だ」
幻想的な夜景には全くそぐわない生臭いというか現実というか、そんな会話が
テーブルの上を行きかっていた。
生真面目に返答をする提督の顔はさして酔いは見られない。
夕刻から飲み始めて既に数時間。
一升瓶は既にカラに近い。そのほとんどは那智の体内に消えていったのだが。
しばらく給仕を兼ねて妙高も同席していたのだが、『今日は布団で寝たい』と
一言残してフラフラと自室へと帰って行った。
その後もミリタリー知識爆発で那智は戦術論を提督に吹っかけ続けている。
「93式酸素魚雷の過早爆発も改善しなければ−」
「…那智、そろそろ世もふけた。お開きにしないか?」
珍しく酔いのまわっている那智に提督はやんわりとストップをかけた。
「らりを言う。まだまだ艦隊について話さねばならん」
「それは作戦会議でもできるだろ?今日はもう休みなさい」
席を立った提督は優しく諭して那智の肩に手を置いた。
「……や」
那智は俯いたまま呟いた。
解けばかなりの長髪であるサイドポニーに隠れて表情は見えない。
「ん?どうした那智」
提督は腰を折って顔を覗き込む。
視界の中で那智の顔が急速に近づく。
「んっ、ちゅっ……」
唇に柔らかな感触が触れた。
207 :
2-358:2013/10/27(日) 07:58:03.03 ID:KvuDWa8w
「ん?んんっ!……那智どうした」
不意打ちのキス。
重なり合うだけの稚拙な接吻。
だが、奇襲を成功させた重巡娘は、とても勝者とは思えない顔をしていた。
伏せた目、下がった眉、今にも泣きだしそうな口元。
寂しげに俯く顔は主人を見送る子犬のように弱弱しげだった。
酒気と羞恥で頬を限界まで赤くしながら那智はか細い声で哭いた。
「…行っちゃやだ。ここにいて」
ワイシャツの裾を掴み涙目で見上げる那智にいつもの怜悧な戦術家の面影はな
い。
「どうした?」
片膝をついて那智の目線に自分の目線を合わせる。
しかし、端正な美貌は視線を逃げるように横を向く。
そっと那智の頭に手をやりことさら優しく問う。
「何かあったのか?」
「………」
しばらくの沈黙の後、那智は提督の胸におずおずと縋り付いた。
突然の、というよりも普段の那智からは想像もできない行動に提督は驚きつつ
もそっと抱きしめる。
抱きとめながらゆっくりと頭を撫で続ける。
しばらくして那智は口を開いた。
「わ、私には戦の話しか、ない。その……貴様と対等に話せることが」
相変わらず顔は胸につけたまま那智は続ける。
「青葉のように豊富な話題も無く、第六駆逐隊のように無邪気に話すことも出
来ない」
那智の声は照れるように、拗ねるように、甘えるように聞こえた。
「……一緒に居たい。戦場で指揮される艦船としてではなく、私個人として」
那智は顔を上げた。
涼しげな瞳は普段の冷静な輝きとは違う輝きを湛えている。
彼女の奥にあった感情を直線的に語っている。
「貴様が、司令が……あなたが好き」
−言ってしまった。
那智の頭の中は空っぽでいて尚且つ混乱していた。
−好きだ、
−ダメだ私たちは軍人だ軍艦だ、
−でも………
顔を限界まで赤面させて那智は言葉を続けた。
「だ、だから、その、足柄のマネをして、その、みようかと」
「不器用だな」
「な、何だ、んっ、んんん」
苦笑した顔で提督は言って、那智の抗議を唇で塞いだ。
「ん、ふぅ、はあ……貴様も不器用ではないか」
「そうだな……那智、いいのか」
紅潮した頬の朱は戦闘の時の朱ではない。
熱病に浮かされたように震える唇も潤んで全てを差し出すような瞳も彼女らし
くは無かった。
だが、本当の彼女の姿がそこにあった。
「ああ。私を愛してくれ……」
208 :
2-358:2013/10/27(日) 08:12:48.61 ID:KvuDWa8w
「んっんんんん、お、大きぃ、うあっ」
嬌声が提督の寝室に響いた。
自分が思ったより大きな声をあげてしまって那智は顔を真っ赤にした。
−思ってたよりきつい、
とても結合部は見られないが、自分の秘所が限界近く広がって男を迎えていることはわかる。
真っ白いシーツに広がった黒髪が乱れる。
細く長い手足、柳のような細腰、丸みを帯びたてはいるが引き締まった臀部。
仰向けになっても崩れない双球が腰の律動と同時に跳ねる。
提督の眼下にある裸身は月明かりに照らされて、神秘的でさえある。
戦場で冷静に果断に判断を下す怜悧な姿とはまた違う情熱的な那智の痴態に興奮が高まる。
「あっあっあっあっ、あぅんっ、そこ、いいっ」
限界まで硬度を増した肉槍が那智の奥を突く。
熱いぬかるみが硬い肉にかき回されるたび那智の口から嬌声が漏れる。
「んんんっ、くぅっ、ふあぁぁぁぁぁぁっ」
カリ首が膣の上側を奥から入り口の裏側に引っ搔くと那智はひときわ大きな快感を吐息とともに吐き出した。
「そこっ、すご、いっ!!」
「はあはあはあ、ここか?……どうだっ」
提督は那智の足首を掴みV字に足を股を開く。
同時に自身の腰と那智の腰を密着させ奥を抉るように腰を細かに打ち付ける。
クチュクチュと捏ねる様な水音が結合部から漏れる。
互いの陰毛が擦れあい陰嚢が那智の蟻の門渡りを叩く。
快楽のツボを細かくペニスで擦られて那智はよがり哭く。
「それっ、だ。あふあぁぁぁ、提督ぅっ、ダメだ、イって、しまうっ」
「イッていいよ……んっ、んっ、んっ」
殊更にグリグリと快感のスポットを擦る。
「ひあっ、ダメ、だ、イクぅ、イクイクっ、んんんン〜」
那智が右手の人差し指を噛み絶頂に伴う嬌声を押し殺す。
背が弓なりになり体がガクガクと震える。
狭い肉洞の襞一枚一枚が絡むように陰茎を食い締める。
強烈な刺激に耐え、提督は那智の足を下した。
繋がったまま那智の背に手を回して抱きしめる。
そっとキスをすると穏やかに那智が反応を返す。
そのまま緩やかにバードキスを暫く続ける。
「ちゅっ、ちゅ、んちゅっ……司令」
「ん?どうした」
「中で、まだ硬い……」
209 :
2-358:2013/10/27(日) 08:14:16.96 ID:KvuDWa8w
蕩けた瞳で那智は甘えるように言った。
「イッて、出して欲しい……あなたが欲しい」
「わかった……いくぞ」
那智の体ごと持ち上げ対面座位の姿勢になる。
「うあっ、あはぁぁぁんぅぅ、ふ、深ぃっ」
より深く肉棒が那智の中に刺さる。
抱きしめた那智の体温を全身で感じながら提督は那智を突き上げる。
「那智……熱っ、くっ」
「んあぁぁぁぁぁっ、すごいっ、いいっ」
普段はサイドポニーで纏めている豊かな黒髪を振り乱して那智は悶える。
冷静で物事に動じない那智が、自身の腰の動きに為すがまま翻弄されている。
快感に溺れ、素直に感情を吐露している。
「んっ、那智は、可愛いな」思わずニヤリとしながら耳元で呟いてしまう。
耳朶まで真っ赤に染めた那智が赤子がいやいやとするように首を揺する。
「か、かわいく、なんか、ないっ、だめ、だめだってぇ」
「そんなこと、ないさ……ホラ」
そう意地悪く笑って目の前で揺れる美乳にキスの雨を降らせる。
「んあっ、ちょっ、ダメェっ、んふぅぅぅっ」
不意打ちに那智の顎が上がる。
吸い付くような滑らかな柔肌の唇に心地よい。
いつの間にか那智の上半身は梅が咲いたかのようにキスマークで彩られる。
「キ、キスマーク、残っちゃうからぁ」
「じゃあ、ここならいいのかな」
「ひゃぁっ、あふぅんっ、ふあぁっ、ダメ、びりびりするぅ」
興奮で硬くしこった桜色の先端に吸い付かれて那智はむせび泣く。
舌先で敏感な突飛を舐り乳房に押し込む。
押し返される感触を舌で楽しみ、唇で桜色の突起のコリコリとした弾力をまた楽しむ。
「や、やあっ、乳首、吸っちゃ、ダメぇ」
チュウチュウと乳首を吸い上げると那智は提督の頭を抱えてよがる。
「はぁぁんぅ、もうらめぇ、気持ちいぃぃ」
ガクガクと体を揺らして那智が脱力する。
そのまま重力に任せて那智を横たえる。
「やっやだぁ、司令、しれぃ、ぎゅって、ぎゅってぇ」
210 :
2-358:2013/10/27(日) 08:15:53.48 ID:KvuDWa8w
暫く荒い息をついていた那智だが、胸にあった温もりが無くなって急に不安になったのか両手を出して抱擁をねだる。
「司令、きす、きっすして、ん、んちゅ、ちゅぷ、んう」
愛欲全開で己を求める姿に提督の肉棒が硬さを増し、衝動が律動を要求する。
「んっ、はぁはぁ…那智、いくぞ」
辛抱たまらなくなった提督はラストスパートに向けて抽送を始める。
がっちりと腰を抱え、腰を激しく打ち付ける。
「すごっ、すごいっ、つよっ、いぃぃっ、待っ、て」
「くっ、すまん、止められないっ」
那智が眉間に皺を寄せて弱弱しげに乱れる姿が提督の加虐心に火をつける。
−この娘を俺のものにしたい、
−畜生、結局は地位を利用して艦娘達をいいようにしてるだけじゃないか。
相反する感情が心の奥底で渦巻くがそれを上回る原初の欲求が体を支配する。
「あっあっぁっあっあっぁっ、あはぁぁぁんっ」
抽挿と同時に美乳が上下に揺れる。
じゅぶじゅぶと結合部から淫靡な音が漏れる。
未だ硬さを残した膣口が丸く目いっぱいに広がりペニスを食い締める。
充血した陰核が首をもたげ、性器がメスの本能にざわめいている事を示す。
「くっ、那智、出る、よ」
「んんぅっ、だしてぇ、そのままきてぇ」
両足を提督の腰に絡め、那智は息も絶え絶えながら言った。
「あなたを、ちょうだいっ、あなたを刻んでぇっ」
一際強烈にペニスが那智の奥に打ち込まれる。
直後、提督の背筋を電流が走る。
「ぐっ、出るっ!」
「熱っ、熱いっ、出てるぅ、あはぁぁぁん」
那智の最奥に熱い迸りが叩き付けられる。
211 :
2-358:2013/10/27(日) 08:18:25.85 ID:KvuDWa8w
「いくっイクぅっ、うぅぅっ、あぁぁぁぁぁっ」
剛直の胴震い、膣内を満たしていく熱い生命の元を感じて那智も二度目の絶頂を迎える。
膣壁が陰茎に残った精液を絞り出すように収縮する。
トロリと結合部から白濁が滲み出す。
「はあはあはあ、那智……」
脱力が全身を襲い、提督は倒れこみ那智の胸に顔を埋める。
鼻孔を那智の匂いが満たす。
そっと那智の手が提督の頭を抱く。
暫くして那智が口を開いた。
「……これで、私もあなたのものだ」
そっと顔を上げるとすっかり険の取れた顔の那智がいた。
「心置きなく戦地に行ける……」
すっかり悟りを開いたような那智の物言いに提督は体を起こして那智の顔を覗き込む。
「おい、変な物言いは止せ。まるで−」
「安心しろ」
まるで遺言を残すかのような那智の言葉に抗議の声をあげる提督を那智は微笑みながら遮った。
「沈むつもりは無い。帰ってくる意味がここにできたから」
そう言って提督に甘えるように抱きつく。
「七生報国、何度でも私は死地から帰ってくる。だが、今度報いるのは大八州ではない」
頬を赤らめた那智の顔が提督に近づく。
ちゅっ、と触れる様なキスをすると那智はもじもじと視線を外す。
「だ、大好きなあなたの為に……」
「那智……」
いつも怜悧な艦娘の”娘”の部分を感じて提督は胸がいっぱいになった。
−そうだ。この娘達をこの港に必ず帰って来させるのが俺の仕事なんだ、
世界の海を蹂躙する深海棲艦。
迎え撃つは連合艦隊の魂を受け継ぐ戦乙女、艦娘。
いつ果てるとも無い戦い。
それは戦船として生まれてしまった彼女達の宿命。
ならば、俺が港になろう。
彼女達が喜んで帰ってくる港に。
殊更、にっこりと優しく笑い那智の体を抱きしめる。
暖かな提督の胸に体を預けた娘はやがて安堵の寝息を立て始める。
いつしか男も甘美な眠りに落ちていった。
……
………
…………
「ひっ、いやぁぁぁぁぁっ!!!!!」
翌朝、鎮守府を貫く大きな悲鳴で那智は目を覚ました。
寝室の入り口にセミロングボブの艦娘が顔を手で覆って腰を抜かしている。
もっとも指の間から、大きな目を更に大きく見開いて事が見えているのだが。
「んん?羽黒か。ああ、すまん。もう起床時か………うわぁぁぁぁぁ!!!」
今度は那智の声が鎮守府に響いた。
裸の自分。しかも体には乳房を中心に無数のキスマーク。
横には裸の提督。しかも男の生理現象で股間は絶賛自己主張中。
常識的に考えて、他人に、まして姉妹に見せていい姿ではない。
あたふたと布団をかき集め、自分と未だ夢の中の幸せな男のおっ立ったナニを隠しながら那智は声の限り叫んだ。
「見ないで。見ないで!!」
212 :
2-358:2013/10/27(日) 08:22:43.41 ID:KvuDWa8w
以上です。
改行難しい。
あまりに恥ずかしい事を書いてしまったので、
いらないオチをつけた気も。
お目汚しではありますが、妙高型4姉妹書き終わるまで
おつきあい頂ければと思います。
乙
那智さん不器用可愛い
しかしこれ単体だと那智さん可愛いだが、修羅場の予感しかせんぞ…
あと欲を言えば前戯シーンが欲しいなあ
乙
那智さん可愛い(;´Д`)ハァハァ
那智ちゃんの「見ないで」に吹いたわwww
>>204 まとめwikiにあがった時に修正を適用するってのが一番スマートかもしれない
217 :
なのです☆:2013/10/27(日) 13:50:29.72 ID:S2qmw6BM
みんな凄い妄想力ですね!
そして文章もうまいです☆
艦コレはプレイはしていませんが女の子が可愛くて大好きです。
艦コレプレイしていない&ちょっとかじった程度の知識で自分も何か書いて見たいと思いますです。
妄想とかは良くするけど、普段文章とかメール以外書かないし、小説も読まないから文章力とか無いかも……
皆様のお目汚ししちゃうかも知れないので時間をかけてテキストにまとめてみるのです!
では文章練ってみますので1日ほどお時間を下さいなのです☆
また来ます。その時は生暖か〜く見守ってくださいね!
じゃ初小説考えてくるのです☆ド素人の本気を見るのです☆
スルーで
次々と姉の痴態を目にした羽黒ちゃんの貞操やいかに!
見ないでとか言うけどあんな可愛い声で鳴かれたら注目しちゃうよね
>>217 プレイしてお気に入りの娘を見つけてから書きなさい。やってないけど〜とか言っちゃうと叩かれちゃうぞ☆
221 :
なのです☆:2013/10/27(日) 15:21:36.14 ID:S2qmw6BM
>>220 有難うございます。
先ずは、艦コレをプレイしてオキニの子を見つけて書いてみる事にするのです。
その際はまたよろしくお願いしますです。
でわでわ…
那智さんまでトロトロにふやかすワザマエ、ゴウランガ!
羽黒ちゃんのひとり遊びがはかどるネー!
陸軍としては羽黒ちゃんの守りを壊すべく、次は足柄那智妙高の3人とも提督に食われてほしい。
作者の筆力、極限まで絞り出していただきたい。
愛宕さんはどこじゃい
>>223に言われて保管庫をほじくり返したが、主演が愛宕ってまだない。
(ちなみに高雄もないよ)重巡洋艦の二大巨乳じゃない巨頭は、いつ現れるのか。
薄い本での主演が多いほどSS畑ではとれなくなるというジンクスが
愛宕さんはイラスト映えする体つきなのも一因だと思う
あの魅力を文章だけで引き出すのは中々難しい
もがみんとじゃれ合ってるうちに段々そういう雰囲気になって行為に至る直前で他の航巡の子達が帰ってくる展開を思いついた
>>225 確かに。あの薄い本で大人気のすばやい駆逐艦もまだ一本しか。
おやおや。連装砲さんの砲身がこっちを向いていますよ?
千代田の入浴ボイスを聞くと「じゃあ、わかってるよな」という鬼畜展開に持っていきたくなる
絵を描いてて楽しいデザイン、と
文章で描写して楽しいキャラ、はまた別だからな
たとえば島風のデザインは特徴的な記号満載で前者としては抜群だけど、
絡める姉妹艦がいなかったりキャラ性がスピード狂に集約しすぎてたりと後者としてはそうでもない
入手率が低い艦娘だとあんまり増えないなやっぱ
>>231 俺、巻雲さんをゲットしたら、SS一本仕上げるんだ…
>>227 そこから最上型ハーレムとかに発展してもいい
ふだん男子なんて目にしないので興味津々なお嬢様学校の子たちにもみくちゃにされるみたいで気持ちいいぞ
>>227 陸軍の総意として訪ねるが、
それはもがみんがおにんにんであるという前提で話をしておられるのか。
そこをお聞かせ願いたい(`・ω・´)
>>234 申し訳ないがもがみんを男の娘やらふたなりと言い張る輩は営倉送りにしているのだ
つまり生えてても生えてなくても美味しく頂ける俺大勝利というわけですね
>>235 貴官はなにやら勘違いをしておられるようだ。小官も貴官と同じく、
もがみんは「ボクだって女の子なんだよ」派である。
なんでそんなに生やしたいのか俺には分からん
きこりの切り株でいいじゃないかきのこでもなくたけのこでもなく
全艦で時報ボイス追加されないかな
少ないボイスだけの艦だと細かいキャラ性がわからん…
>>229 おまおれ
千代田「お姉には黙ってて!(何でもするから!)」
提督「ん?今何でもするって言ったよね(言ってない)」
こういうシチュから始まるプレイを何度も想像してるわ。
vita版だとまず間違いなく全キャラに時報搭載されるだろうね
触り反応も充実するだろうグヘヘ
憲兵さーんって呼んだらここにいる全員しょっ引かれるな…
赤城や加賀って提督との絡みよりも二人の絡みのほうが人気あんの?
個人的にはマグロっぽい加賀さんにスゲーそそられるので提督との爛れた関係書いてくれてもいいのよ
赤賀とか言ってるけどそこまで流行ってるわけでもない
カプ豚が持ち上げてるだけ
千代田とか大井っちってデレるまでの経緯が完全に「〜に近づく邪魔者だから私の手で排除してやるわ!」的な
反転物のラブコメで妄想できて大好きなんだけどどう考えても長編になっちゃうなぁ
上手い方法はないものか
反転までを最初にダイジェストでバッと書いてからイチャイチャ……というのは些か乱暴すぎるか。
イチャイチャさせながら、回想や地の文でツンツンしてた時期のことを書いていくとかね。
あとエロに繋がらないけど、ツンツンさせながらも反転を匂わせつつ了とか。
まぁ詳細に書きたいなら長編が一番だとは思う。
変態提督×変態夕張ちゃんの後半編、風邪引いちゃったけど今でも待ってます
初春って人気ないなぁ…はぁ
だったら一筆書いて布教しようぜ!
脳内だと凄まじい量のイメージ湧くけどいざ文に起すと難しい
断片でもいいから晒すと他の人の妄想ネタになるってばっちゃが言ってた
ちなみに俺も「如月は史実だと全然活躍できなかったからせめて艦これ世界では活躍できるよう積極アピールしてる」
「だから実は純情乙女だけど無理してエロい台詞喋ってる」説を聞いてわっふるわっふる
朝潮はちょっとだけ知っていて
満潮はわりと知っていて
荒潮はエッチ師匠と言われてて
大潮はちょっとだけ知っていて
霞もちょっとだけ知っていて
霰はキスは天ぷらがいいと思っている。
あさしお隊が大好きです。
なんの性的知識もなく、前戯だけでイッてしまって
これが…これが子作りセックス…
とか呆然してる潮ちゃんに本当の子作りを教えてあげたい
>>253 性知識ないんだから「これがセックスなんですね‥‥‥」ぐらいでしょ
榛名って銀髪?
黒髪だと思われ。
一番いいのは公式に聞いてみることだけど。
一応純国産艦だしなぁ
比叡は部品のほとんどがイギリス製だからちょっと茶髪入った髪だし
図らずもまだ生きてた比叡を雷処分してしまった雪風が艦娘となって甦った比叡に罪悪感感じつつもイチャコラするのをイメージしたが私にはハードルが高かった
初春は他の駆逐艦と雰囲気も性格の傾向も全然違いそうなんだけど、それに関しては公式的な見解って何かあるのかな。
初春と子日はわりと無茶な設計で作られた超ピーキーな駆逐艦なので、
この二人が色んな意味で浮いてるのは(設計を見直された3番艦以降の若葉や初霜が姉に似てないのも含めて)
そのあたりを意識してるんじゃないかと
あと、初春は重量バランスが悪くて転覆寸前までいったエピソードがあるんで、
外見年齢と口調がアンバランスなキャラ付けはそれが理由かも。
睦月、初雪、菊月、三日月が台風がくるのを怖がって提督の布団に潜り込もうとするとか。
大人なのに妙高もやってくる。
>255-257
金剛が金髪でないのが不思議でならない。
パツキン金剛さんは股が緩そうで嫌です。
>>260 アンバランスをロリ→ババァという解釈をするとはやるな運営
本当に史実をキャラ作りに上手く料理されてんだな
俺の中では艦これは擬人化モノの中ではデモンベイン以来の革命だわ
声優がババア声なだけです
前スレ北上様の続き
しかしまだエロにはたどりつけていないのであった
「やー提督ー」
「お、北上か。ちょうどいいところに」
「ん? あたしに何か用事でもあったの?」
「いや、この間の事なんだけどな」
今言っているのは以前大井に北上から好意を向けられていると勘違いされた件だ。
「……本当にちゃんと説明したんだろうな」
「あーそれがさぁ」
────────────────────────
「あーいたいた大井っち。昨日のことなんだけどさぁ」
「きっ北上さん!? いいの!何も言わないで!!」
「大井っち?」
「わかってた……わかってたのよ私だって!!」
「あ〜わかってたんならいいや」
────────────────────────
「って感じでわかってたらしいよ?」
「いや、それ絶対わかってないだろ」
「そうかな? なんかあったの?」
「遠征の旗艦に任命したら殺されそうな視線で睨まれてな」
「ほうほう」
「『私を遠ざけている間に北上さんを手篭めにするつもりね!?』とか泣き叫び始めてな」
「わーお」
「駆逐艦の連中がドン引きしてたぞ」
「災難だねぇ」
「いや、半分位お前のせいだろ」
「あははー、どうしたもんかねー」
「どうしたもんかねーってそれ俺のセリフだよ。とりあえず大井に寝首を掻かれるのは勘弁願いたいんだが」
「あたしもアブノーマルな趣味じゃないよーってことは言っておいたほうがいいよねぇ」
「どうしたもんかなぁ……」
しばらく二人で頭をひねる。
「お、そうだ」
北上がポンと手を打つ。
「なんか妙案でも思いついたか?」
「うん、あれだよ。あたしと提督が付き合っちゃえばいいんじゃない?」
「はぁ?」
「公認てことになればさすがに大井っちも自重するだろうし、あたしも変な誤解されずにすむしさ」
「いや、ていうかお前それでいいの?」
「ん? 別に嫌じゃないよ? ああ、提督が嫌だった?」
「いや、別に俺も嫌じゃないけどな」
「じゃあ、それでいいんじゃない?」
「なんだか微妙にコレジャナイ気がするんだが……まぁいいか」
かくして提督LOVE勢が発狂しそうな過程を経て北上と付き合うことになったのであった。
「で、付き合うことにしたわけだけどどうすんの?」
「どうすんのって言われてもなぁ」
恋人的な触れ合い……
────────────────────────
提督「ははは〜待ってよマイハニ〜」
北上「うふふ〜捕まえてご覧なさい〜」
────────────────────────
「ないわー」
「だよねー」
そもそ北上とイチャついているという画がイマイチ想像できない。
「やっぱり私の思っていた通りね!!」
その声と同時に反射的にしゃがんだ瞬間、頭のあった場所を砲弾が通りすぎる。
「あ、大井っちおかえりー」
「ちょっと待て、殺す気か」
「はい、まさか避けられるとは」
「あっさり肯定するな! っていうか予定より3時間くらい帰ってくるのが早いだろ」
「ええ、北上さんを提督の毒牙にかけさせないように全速力で往復してきましたから」
「全速力って……それ持ち帰った燃料分消費してるだろ」
大井の後ろで第六駆逐隊の面々が地面にへばって死にかけている。
「はい、北上さんの身の安全には変えられませんし」
「遠征の意味がねぇ……」
頭を抱えたところで北上が口を開く。
「あーそうそう、大井っち。あたし提督と付き合うことになったから」
「え!? い、いつの間に!?」
「えーと、5分くらい前?」
ピシッっという音ともに大井が石化する。
「だからさー大井っちも親友なら祝福して……って大井っち?」
「だめだこりゃ、完全に固まってる」
大井の目の前で手を振るが彼女は全く反応しない。
「しかたない、一息ついたらドックに放り込んどいてくれって……うわっ!?」
さっきまで息絶え絶えだった駆逐艦たちが目を輝かせたり潤ませたりしながら詰め寄ってくる。
「し、司令官と北上さん付き合ってたの!? ど、どこまでしたの!?」
「司令官もなかなかやるね」
「お、大人なのです……」
「グ、グスッ……あ、暁は一人前のレディなんだからそんなこと聞いて取り乱したりしないんだからっ!」
「いや、どこまでも何も5分前の出来事だと……」
「やっぱ駆逐艦うざいわー……」
「納 得 い き ま せ ん !!」
「うぉっ!? 意外と復活早かったな」
「北上さんの言葉は信じますが提督の言葉は全く信用できません!!」
「いや、そこまで言いきられるとさすがに傷つくんだが」
「ならばその証拠をここで示してみてください!!」
「いや、具体的には?」
「北上さんを本当に愛しているのなら魂の篭った言葉を私に見せてください!!」
「え、それでいいの?あーじゃあ『北上愛してるー(棒』」
「わーい(棒」
「全っ然ダメです!」
駆逐艦達がキャーキャー言う中あっさりとダメ出しされる。
「魂どころか気持ちの欠片も篭っていないじゃないですか!!」
「ああもう、めんどくさいな……北上ー好きだー!」
「全くなってません!!」
────10分後
「そうだ! どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
北上!
好きだァー! 北上! 愛しているんだ! 北上ィー!
鎮守府に来る前から 好きだったんだ!
(省略されました。全てを読むにはここをクリックしてください) 」
「クッ……」
「ゼーゼー……」
肩で息をしながらどこかで聞いたことのあるような長い上にこっ恥ずかしい告白セリフを言い終える。
「フッ……私の負けね……北上さん、提督はどうでもいいですけどあなたの幸せを祈っているわっ!!」
「ちょっと待て、あそこまで言わせておいてこっちはどうでもいいのか……」
走り去る大井を顔を真っ赤にして告白を聞いていた駆逐艦の面々が追いかけていく。
「はー……疲れた」
「あははー、お疲れ様。でもさー、さっきのはさすがに恥ずかしいかなー」
「言ってるこっちはもっと恥ずかしかったと思うぞ」
「まーそうだよねー」
「そうだよねって……わっ」
突然北上が胸のしがみついてくる。
「おい、北上?」
「まぁでも、ちょっと嬉しかったかな?」
そう言うと顔を上げて笑う。
(あれ、なんか可愛いぞ……っていうかコイツこんな顔も出来たんだな)
不意に見せられた北上の笑顔にドキっとしてしまう。
「まー誤解も解けたみたいだしめでたしめでたし。んじゃお礼」
「お礼?」
「そ、今度は唇にチューしてあげる」
「いいのか?」
「まぁ付き合ってるんだしいいんじゃない?」
「そっか」
流れに任せて北上に顔を近づけると北上が目を閉じる。
そのままこちらも目を閉じて柔らかな唇にこちらの唇を合わせる……
カシャッ!
「!?」
「青葉、見ちゃいました!!」
口付けの態勢のまま固まる、さすがに北上も固まっている。
「昼下がりの情事! 北上さんをめぐる提督と大井さんのドロドロの三角関係!!
こ、これは大スクープですよ!?」
静かに顔を離し、笑顔を作って青葉に声をかける。
「青葉、お前これから解体な」
「20射線の酸素魚雷、2回いきますよー」
「えっ、ちょ、まっ……キャー!!」
そんなこんなでかろうじて青葉の口をふさぐことには成功したのだった。
つづく
いいよいいよー仮面カップルがガチカップルに、は王道ですよ
大層なGJ
こうゆう気負わない入り方できるのも北上さまの魅力
272 :
2-358:2013/10/28(月) 23:31:16.26 ID:qI7kwG6Y
GJ!
超キャラ出てて素晴らしい。声聞こえてくる。
俺も頑張ろう。
相変わらず青葉はオチ担当だなw
>>266 書いたのはご苦労さんだけど、
この台本形式でどうやってエッチシ−ン書くのよ。
俺これもう濡れ場なくてもいーけどね
イチャラブくらいでも十分に良作(つかすでに良作)になるだろう
北上さんのキャラをよく書いたな〜と思った
酔った隼鷹は搾り取るけど素面の時はウブなイメージ
そして安定のオチ要員、青葉
わーい! 北上さんだあ。大井っちの出番も多くて個人的に勝利Sな感じですよ。
しかし相変わらずエロパロ鎮守府は盛り上がってますなー。
やっぱり基本設定の懐が広い(つか、あまり明かされてない)のと
それぞれキャラが立ってる&お色気ありなのが、SS書きの想像力を
否応なしに書き立てるのかなー。
ときに貴官らは
1 艦これ着任後にSSに目覚め、執筆開始
2 SS書きが艦これに着任、執筆開始
どちらなのかなーと、ちょっと気になりまして。本官は2なのでありますが、
1の人たちが増えているからこその活況ぶりなのかなあ、とも。ありがたや。
エロパロ五年ぶりだけど、俺も一応2ですわ。
あは〜ん
自分も2だけど、艦これで3年振りくらいに投下するモチベが湧いたなあ
そういう復帰組も結構多いんじゃなかろうか
個人的には、公式は女キャラオンリーでありつつ
提督という半オリキャラの男が許容される土壌があるのも書きやすい理由のひとつかな
話に合わせてキャラ付けをある程度好きに設定できるしね
>>278 一応2
SS書きと言えるほど大したものではないけど
なかなか自分の想像を表に出すなんて出来ないから時々書かせて貰ってるな
他の作品で不人気というか嫌われキャラが好きだったからかけなかったのもあって何度か頑張らせて頂いているよ
1の部類に入るので出しゃばらない程度に書かせていただいてる
いやはや他のSS書きさんの作品が参考になることなること…
こんなに作者がいるのか…
自分、シチュエーションを何個か思い浮かべる暮らしかできないから羨ましい
>>284 一回ワードや紙に書いてみたら意外と行ける
翌日見直してうぁあああああって成るのもまたいいものだし
読み専だけど妄想だけなら…
妄想をどばーって垂れ流すだけでもいいんじゃよ
それに感化されて筆を執る人もいるはずだ。
2だなぁ
エロじゃないのもちらほら書いてたことはあるけど
今は艦これが一番妄想しやすい
私は元々趣味で小説書いてて艦これやり始めてから2chで投下するSSを書き始めたパターン 一応1かな
もういいよ
お風呂に入っていたらもがみんが提督が居るのに気がつかずお風呂に入ってきて慌てる展開とかどうですかねぇ
タオルを纏ってもらって一緒にお風呂に入って背中流してもらったりとか
293 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:19:46.44 ID:Fc+CvhM0
…実は当方、艦コレが好きで、数日前にこのスレを見つけて以来、すぐにノートパットに文をまとめ始めたのですが、なにぶんSSを書くのは初めてゆえ、びびって投稿出来ない小心者です…
気軽に投稿して良い物か悩んでおります…鬼畜展開&被害者の艦ムスのその後まで想像してかいてしまった… どうしよう、この文章…
>>293 陸軍としてはsageることを強く求める。
>>279 下手の横好きで続けてきたサイドストーリー等の自給自足を
艦これで久しぶりにやってみようかなと思った……だから、強いて言うなら2?
297 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:42:21.90 ID:Fc+CvhM0
皆様ありがとうございます。ではお言葉に甘えて資料公開をさせていただけます。
ご気分を害される方が居られましたらすみません。 では、始めさせていただきます。
長くなりますが、すでにまとめてあるものをコピペいたしますので一気に行きます。
長いですので一章ごとにまとめを入れます。30分ほどお時間頂きます。
>>293 様のご意見どうりsageで投稿いたします。
ではよろしくお願いいたします。
298 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:46:38.31 ID:Fc+CvhM0
第一章〜仕組まれた非公式模擬演習編〜
数日前、敵総督(地元のワルイ先輩。有名大手企業社長の長男)から総督(金持ちのボンボン、現在オニィ系のチャラオ。大学で経済学部を専攻、留年により現在5年生)
がライン上で
敵総督『お前んとこの艦ムスってさ、マジマブくね?一回うちの艦ブス(笑)と非公式模擬演習しようぜ?
場所はシケた公式会場の海上じゃなくてさー 渋谷のクラブ貸し切ってさーDJとか呼ぼうぜ?
後、お前が最近ドロップした電ってさ元うちの嬢なのよ、とりあえずヤリ飽きたら返却しといてや
うちの魚雷スタッフが電の体が恋しいってるせーのよwwじゃよろしく頼むわw』
とのコメントが入り、総督が
総督『マジっすか!?ww電って先輩の所の女だったんスか!?マジすんませんw食っちゃいましたw
でもあいつガバガバで丁度要らねーわっ思ってた時だったんスよw
なんか最近あいつ、『付き合ってほしいのです☆』とか言い出してちょっとウザくなってたんすよね〜w
でいっつも『ゴムだけは付けて欲しいのです…赤ちゃん出来ちゃうのです…下ろしたくないのです…』とか言うッスよ?
テメーは毎日危険日かっつーのwwマジ困ってたんッスよww
いや〜マジ助かったっスww返却しますんで 今度運営には内緒で非公式模擬演習訓練よろしくッスw
場所はいつもの代々木公園の近くのクラブ〇〇〇ッスね? 今回は自分が電食ったお詫びに会場とDJ用意して置くんでW』
そして翌週、仕組まれた非公式模擬演習が行われたのであった…
しかし、当日提督と敵提督は参加せず、代わりに代行の提督が派遣されてきた。
…それはこれから起こる参事を誰かが通報して、警察ガサ入れが来ても、自分らには飛び火しない様に用意した
彼らの替え玉だった。
提督の命令で、いつもの倍の自給を貰い、模擬戦と言う名のクラブイベントに出演…もとい出撃する
ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたま、電たんの四人でいつもどうり出撃したが、そこは何時もの戦闘会場ではなく、
人ごみが行きかう渋谷…行き違う歩行者達の生暖かい視線を感じながらも、彼女たちは指定された場所に就いた…
299 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:47:26.84 ID:Fc+CvhM0
しかし…そこは艦コレイベントには似つかわしくない、一軒のクラブだった…。
外には『本日貸切』の看板が…、中に入ると、薄暗い店内にはオシャレなバーに20代前半と思われる男のバイトが数名、提督が呼んだと言う大学の艦コレサークルの男と、
股の緩そうな女子大生、怪しい雰囲気の黒服の男が大勢いて、異様な雰囲気を放っていた…
何か不穏な空気を感じつつも、4人は店内を傷つけないようにと提督から渡されたふわふわのスポンジ製の弾を装填し、模擬戦を開始する…
しかし、敵のターンになった時それは起こった…。
敵艦ムスの背後に設置されていた暗幕から、待機していた敵魚雷(魚雷のマスクを被った上半身裸、下は黒タイツのムキムキマッチョ男(全員30代後半、会社員だが趣味で艦コレ活動に参加)以下『魚』)20人が放たれる。
ギャラリーの笑い声と、DJが流すノリの良い音楽に、おびえる4人の艦ムス達の悲鳴はかき消されていった…。
(この時流れた音楽♪江頭2:50のテーマでもある、♪布袋寅泰『スリル』♪)
そして、なぜか魚雷アニキたちに集中的に狙われる電たん…!!
恐怖の顔で逃げる電たん(以下『電』)…でも 転んで… 追いつかれて…
電『ふえぇぇぇ!?まさか…!!お兄ちゃんたちはっ…!!え?…なんで!? 何でここにいるのです!?
まっまさか……いやぁ…!!こないでぇ!もう…もう嫌なのですっ!!
あそこには…あそこだけには…帰りたくない…帰りたくないのです!!離すのですっ!!
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!はなしてぇぇぇぇえぇっ!!!』
ただ事では無いと感じ、電を助けに行く三人。
しかし、今回の出撃は実践では無くあくまでも非公式な模擬演習。ふわふわのスポンジ弾しか装備していなかった、非力な艦ムス達に
マッチョな敵魚雷アニキを留められる筈もなく、あっけなく捕まり縛り上げられる ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたま、の3人。
そんな中、魚雷アニキたちに追われ、転んで動けなくなった電たんは、
魚雷アニキたちに数人で羽交い絞めにされ、
後ろの戦艦コスを乱暴に剥ぎ取られると、服や下着を無慈悲に破かれ、電マをクリトリスに押し付けられ、極太ヴァイヴで犯され始める。
電『えっ!?こんな所で!?やらぁ!!みんな見てるのです!!いやなのですっ!!やめるのですっ!!』
と言いながら大洪水の電たん。そして大の大人の腕位の大きさのバイブをぬるりとマ〇ンコに加えこむ…
それを見て赤面している3人に、魚雷アニキの一人がDJ用のマイクを手に取り、敵総督や自分たちと電たんとの関係を
DJの音楽に合わせ語りだす…
300 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:48:21.56 ID:Fc+CvhM0
その概要は
・実は電たんは赤ちゃんポストに捨てられ、3歳まで児童保護施設で育った事。
・敵の提督(当時20代未婚ロリコン癖)が施設へ多額の資金を融資する条件で3歳の電たんを実質買い取った事。
・その後すぐ(3歳1か月の時)から性的な訓練と改造をされ始めたこと。
・敵提督が『電マ』攻めが大好きにだった為、名前を『電マ(読み方を「でんマ」→「いなずマ」』に変えた事。
・5歳で部隊全員の魚雷アニキ(当時全員20代前半、提督の大学の後輩)の相手もしていた事。
・12歳での出産経験や多くの中絶経験が有る事等を暴露する。
そして、その証拠にと幼少期から性器の拡張開発をされてきたイヤラシイ体を他の艦ムスや多くのギャラリーに見せつけるアニキ…!!
M次開脚した電たんに3人は悲鳴を上げたが、会場はから湧き上がる歓声と、カメラ小僧のシャッター音で彼女たちの声はかき消されていく…。
…しかし、電たんの体は見世物にふさわしいモノだった…
ぜかまし、那珂ちゃん、赤木ねぇたまの3人が見たモノとは…
…電たんの子供らしい顔と声に似つかわしくない、巨大なバイブをくわえ込むとろっとろアソコからはみ出る黒ずんだ大きな具、そして巨大な勃起したクリトリス。
…体の割には大きな胸、そして大きな乳輪とあずき色の乳首。
…お腹には立てに真っ直ぐ伸びる帝王切開の後。
…そして赤面し目を両手で隠しすすり泣く電たんの顔。
魚『おい、お前ら見てみろよこのクリWW最初は普通の大きさのクリだったんだが、ガキの時から起きてる時は俺らが常にクリいじってたんだぜW
3歳の時には自分でいじるようになってなぁW 一人でいる時はいつもオナってたよなぁW
寝てる時もクリ吸引機付けさせてたらこのでかさになったんだよW ガチのド変態なんだぜこいつはよ!!』
更に兄貴はいかずちたんのマンコからバイブを抜き取ると静かに両こぶしをマンコに突っ込み…
魚『見えてるかぁ!? コイツ15なのに腕が2本もマ〇コに入るんだぜ?
コイツはなぁ、3歳の時からおもちゃ使ってマ〇コ広げてんのよ。たしか4歳で大人用のヴァイヴ入れられてヨガってたかなぁ?
12でガキ作った後は見ての通りガバガバよW』
そこで弱弱しく答える電たん…
電『うぅっ みんな…みないで…みないでなのです…』
301 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:49:11.54 ID:Fc+CvhM0
そんな中、嫌がりながらも 無茶苦茶にされた以前の体験を思い出しさらにぬれる電たん その反応を見逃さず攻めまくる魚雷アニキ…!!
そして魚雷アニキたちは 電たんがスパイとして今の艦隊に送られたという無い罪を電たんに自白させる…。
電『もうら、らめぇっみんな…みんなが…お友達が、みてるよぅっ…っんひぃ!!』
魚『おい、お友達だってえ!?お前内通してたんだよなぁ? ああ? これから一緒にお家に帰るんだよなぁ? あああ!?
もっと激しくかき回すぞゴルァ!? 白状しねぇと昔みたいに2日間寝かさずに犯し続けるぞ!? あぁぁ!?』
電『そんなこと…なぃ…よぅ!そんなこと…してな…… うわぁぁっいぁ…やらぁっ! そっそこっやっっ!! わかりまひたぁ したのぉ!! ないつうぅしたらのぉぉおぉっ!!
いやぁっいやぁあ だからぁやめてぇぇぇぇぇぇ んひぃぃぃぃぃぃぃぃ!』
魚『ゴルァ! てめぇ言葉の最後に『なのです』と言えと言っただろおがぁあぁ!! ズボズボ激しくすんぞゴルァ!!
てめぇの娘も同罪だぞ! 今日は二人とも寝かせねぇからなぁ 解ってんのか!? ゴルァ!!』
電『っひぐぅ!! わかっらからぁぁぁあ やめへぇえなのぉでしゅぅぅ!!』
……本当は性的虐待をする提督の家で12歳で長女を出産、虐待の対象が娘(現在3歳)に移り、無理やり娘と気離された電たんは14歳で都内で一人住まいをする事になる。
生まれて初めて自由になった電たんが、生まれて初めて自分でやりたいと思った事。それが現在バイトでやっている艦コレへの参加だった…。
そこで生まれて初めての友達が出来たのだった…。楽しい艦隊バイトで職場の仲間を裏切るなんて事はこれまで微塵も考えた事が無かった。
今はちょっと自信のない顔をしていて、仕事終わりに”エッチの時だけは優しい提督”とのエッチが楽しみでオナニー中毒ですなおな普通の15歳…。
それが電たんだった…。
しかし、縛られたぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの前に居るのはもはや
みんなの知っている電たんでは無く淫乱でイヤラシイ一匹の裏切り者のメスだった
302 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:51:06.45 ID:Fc+CvhM0
そんな中、なかちゃんが大げさに
那珂『電ちゃんさいてぇ!電ちゃん不潔よっ!!』
わざとらしく、大げさに騒ぎ出す…。
腰が抜け、縛られたまま壁に寄りかかり涙目で震えながらうつむくぜかましとあかぎねぇ、軽蔑の視線と言葉をおくるなかちゃんの姿を見て、
皆の仲間に戻れない事を悟った電たんは、精神が半壊してしまい、絶望と快感で顔をくちゃくちゃにしながらただただ泣くだけだった…。
そんな電たんを敵魚雷アニキは犯し続けた。時間が立つにつれ、クラブ内には電たんは何時ものカワイイ声ではなく、女としての電のいやらしい声が響く様になっていった…
どれだけ時間がたっただろう……腰が抜け、泣きながらうつむく、ぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの3人の両脇を奥から出てきた黒服の屈強な男たちが持ち抱え、
外に連れて出し、表に用意されていた黒い車(日産:NV350キャラバン)にかつぎ込みむと、自分たちも乗り込みそのまま本拠地へと三人を送り届けた…
その道中、この一人の黒服の男が一部始終の動画を撮ったSDカードを取り出し、起こった出来事を提督に報告するように伝えると、それを那珂ちゃんに渡した。
ぜかまし、なかちゃん、あかぎねぇたまの3人は、提督が本拠地として使っている親から買ってもらった都内某所にある高級マンションの玄関フロアー下ろされ、黒服の男はインターホンで提督を呼び出すと
そのまま車に乗りどこかに消えた。
帰りが遅く心配し、待機していた子の日や金剛に肩を借り、やっとたどり着いた部屋で倒れこむ三人…。
恐怖とショックで提督の部屋に備え付けの布団に包まり泣き続けるぜかまし、
ソファーに崩れ落ちる様に座り、目に涙を浮かべ小刻みに震え吐き気を訴える赤木ねぇ、
取り乱す那珂ちゃん
唯一、会話ができる状態だった那珂ちゃんが、事の一部始終を話す。
そしてカワイイ艦ムス達のまえでSDカードに入った動画ファイルを、備え付けのウーハが効いた大型テレビで流す提督。
それを見てショックを受ける艦ムス達…
クラブでの出来事を思い出し『うぁぁぁぁあぁっ!』と奇声を上げ、号泣する"ぜかまし"。
精神的ショックにトドメを刺され、ソファーのクッションに顔をうずめたまま小動物の様に震える"赤木ねぇ"。
『なに?なにこれぇ…ひどいよぉ…うわぁ… はぁ、はぁ。』と言いながら、どうしていいか解らずオロオロするも、画面に目が釘づけで赤面し、
おまたを濡らすという生理的反応をし、更には床オナニーしちゃう那珂ちゃんより若干足りない子、"ゴウヤ"。
いつものあのわざとらしい作りキャラがすっかり抜け、真顔でポケットからそっとタバコ(マルボロ)を取り出し火をつけ、タバコをふかせながら、
眉間にシワを寄せ、私物のポーチから出した缶コーヒー(BOSSのブラック無糖)を飲みながら
『……若いわー……』と言って、深いため息をつき、遠くを見つめ、過ぎ去った日を思い起こす"子の日様"。
(この時、子の日様のバックに流れるBGM♪平原綾香『明日』♪)
艦隊からの脱退を決意し、動画が流れている間、艦コレ本部へメールをし、派遣(ドロップ)先確保に動き出す金剛四姉妹。
303 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:51:49.28 ID:Fc+CvhM0
提督と敵提督の仕組んだ事で、電たんを始末する為の作戦だった…しかしオニイ系でチャラオの総督は
まるで何も知りませんでしたと言わんばかりに、白々しく動画を見ながら。こう言い放った……。
提督『マジか? オイ、マジか? あいつ、どんくさい奴だったけど体だけは最高だったんだがな!!
マジねぇわwwてか裏切り者がいなくなって良かったと言えば良かったんじゃね?
電ってさー最近、『付き合ってほしいのです☆』とか言ってしつこかったんだよね〜。
俺には那珂っていうマブイ彼女がいるっつーのww電、てめぇは遊びだったんだよwヴァーカ!!
マジすっきりしたわ〜、なぁ皆もそう思うだろ?思うよなぁ!?』
那珂『なっ何言ってるの!?提督!ちょっとは反省して!?電ちゃんを助けてあげてぇっ!!うっ…うぇぇぇえぇぇん…』
提督『わりぃって、先輩には電を可愛がるように言っとくから、な?那珂泣かないでくれよ…』
泣きながら訴える那珂…それを抱き寄せる提督…この時、弱りきってって精神が全壊し、おそらく重度のPTSDを発症しているであろう"ぜかまし"、"赤木ねぇたま"以外の他の艦ムス達は薄々きずいていたのだ…
『ぜったい提督が電ちゃんをはめたんだ!(たぶん那珂ちゃんも共犯)』…と
実は、国内の大手証券会社の創業者一族の息子で長男のボンボンの提督が『艦ムス』活動を行っている理由は『可愛い娘とヤりまくれるから。』
レベル上げやゲームなんざ二の次だった。それが理由で自分の好みの艦ムスのみを数人しか集めなかったのだ。
そうだと解っていても提督に逆らうと本当に何をされるか解らないと言う恐怖から、艦ムスたちは提督に何も言えず、今まではうつむくしかなかった。
しかし、その『恐怖』の出来事が今日、突然、何の前触れもなく起こった…。
本当に、本当に提督の艦隊は最悪だった。普通に出撃する事すらできない。出撃できる条件は『強さ』ではなく『提督とのヤった回数』だった。
出撃できないと言う事はバイト代に直結する為、生活の掛っている艦ムスは必至だった。
家の借金を返済したいあかぎねぇたまなどは提督に進んで体を差し出して、家庭に迷惑を掛けまいと提督宅で一日一食のご飯も一杯食べさせてもらってたし、
ぜかましは両親ともに他界し、兄弟たちを食べさせるために多くの現金を得ようとわざと薄着をして提督にいつでもいじられやすい恰好をわざとしていたのだった…。
逆に加賀さんの様に
加賀『わたし、夫が居ますんで、そういうのは無理です。提督はヤる事しか頭にないのですか?真面目にゲームされ無いんだったら働かれてはいかがですか?』
などと口答えする艦ムス達は自分で止めて行ったか、提督によりお払い箱にされていたのだった…。
しかし、ビッチでヤンデレで頭のズレてる那珂ちゃんだけはは提督と本気で付き合ってた。
…那珂ちゃんは提督を愛していた。提督も少し頭が足りないが見かけは可愛い、常に中出しさせてくれる那珂ちゃんを気に入っていた。
DQNカップルとしてはお似合いの二人だった…。
そう、電たんはリア充DQN達にハメられたのだった。
304 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:54:37.37 ID:Fc+CvhM0
第一章〜仕組まれた模擬演習編〜のまとめ☆
提督の田舎のヤンキー先輩である敵提督から模擬演習のお誘いと、
ドロップした電たん返還のメールが届く。
提督も電たんを処分したかったため、
ドロップと言う形で二度と艦隊にもどる気が起きない様に
クラブに艦ムス達に電たんの過去を暴露し、電たんの心ズタズタに傷つけた上で
電たんを回収した。
提督は鬱陶しい電たんを処分でき大満足。
那珂ちゃんは女狐を処分で来て内心大喜び。
それでは2章に行きます。
305 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:56:09.83 ID:Fc+CvhM0
第二章〜復讐編 電の本気を見るのです☆〜
裏切り者の汚名を着せられた電たんが艦隊から消えた後、艦隊を解散した提督(25)となかちゃん(17)がめでたく出来ちゃった婚で結婚。
提督の艦隊に居た艦ムス達も他の派遣先へとドロップされていった。
それから14年後。提督は艦隊活動を卒業し親のコネで都内某大手商社へ勤務。
那珂ちゃんも年収一千万超えの一流サラリーマンの専業主婦として東京都二子玉川でセレブ暮らしをしていた…
これがずっとこの生活が続くと思っていた… そう、一人息子の高校受験の前までは…
異変は息子が都立中学から高校受験をする年、中学三年の春に起こった…
息子はそれまで受けたいと言っていた山手線目白駅の近くにある某有名私立高校を『うけたくない、中卒で働く』と言い出しグレはじめたのだ…
有名商社に勤め、自慢の跡取りが急変した事に激怒する父(元提督)、泣き崩れる母(那珂)。
そんな中、その年の11月1日、息子が『中学卒業したら俺この人と結婚するから』と女性を連れてきた…
その女性を見て顔面蒼白&ガクブルの父(元提督)、崩れ落ちる母(那珂)。
そこに立っていたのは、印章は少し変わったが14年前、敵魚雷アニキに車で連れ去られた電たんだった…。
14年前、電たんはあの後、都内某所に有る敵総督の家に連れ去られ、3歳になる娘と一緒にねちっこいプレイをされながら、
提督がメール添付で送ってきた、ビデオカメラ(提督が部屋に仕掛けた、いつもはハメ撮りをするための高画質カメラ)の映像を見ていた。総督の
『マジか? オイ、マジか? あいつ、どんくさい奴だったけど体だけは最高だったんだがな!!
マジねぇわwwてか裏切り者がいなくなって良かったと言えば良かったんじゃね?
あいつ、『付き合ってほしいのです☆』とか言ってしつこかったんだよね〜。
俺には那珂っていうマブイ彼女がいるっつーのww電、てめぇは遊びだったんだよwヴァーカ!!
マジすっきりしたわ〜、なぁ皆もそう思うだろ?思うよなぁ!?』
と言う発言も聞いていた。
…エッチの時に提督が言ってくれる優しい言葉を信じていた素直で単純な電たんは、この時初めて提督の本音を知った。
306 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:57:32.95 ID:Fc+CvhM0
そして、やっと…、やっと、生まれて初めて出来た『仲間』と、帰る場所を失った電たんの精神はついに大破。
それから敵提督と魚雷アニキ達はまるで死んだ魚の目のになった虚ろな電ちゃんの体を飽きるまで凌辱し、その後は電たんを21歳で吉原に売り飛ばしたのだった…。
しかし、持ち前の可愛さと、『なのです☆』言葉を使うキャラを生かし、驚異的な指名率を誇った電たんは
30才前に自由の身になった…電たんは頑張った……
そう…あの那珂ちゃんと提督に復讐する為に…
そうして息子に近づき、息子を性のトリコにし、家庭を合法的に崩壊させる事にしたのだった…
…そしてこれまで有った事を全て三人の前で語る電たん…
提督は足から崩れ落ち、那珂ちゃんは号泣で地面に這いつくばり、息子は泣きながら発狂。
そしていかずちたんは笑いながらその場を去った…。
電『あはははっ やったのです! やってやったのです!!
家庭崩壊!提督撃沈!那珂大破!頑張ったのです!! 電は本気をみせたのです!!』
その年、提督の家庭は崩壊。親の遺産相続で立てた都内某所の立派な一軒家も数年後には競売に出される事となった…
307 :
なのです☆:2013/10/29(火) 21:59:26.07 ID:Fc+CvhM0
第二章〜復讐編 電の本気を見るのです☆〜のまとめ☆
鬱陶しい電たんを処分する事が出来た提督は、那珂ちゃんと出来ちゃった結婚。
電たんは3歳から14歳まで性的虐待受けていた敵提督の家に連れもどされ、
そこで提督の本心と彼女である那珂ちゃんのことを初めて知ったのだった…。
精神的に不安定になった電たんは、昔の様におもちゃのとして扱われる女の子にもどる。
21歳で吉原に売られるまで、滅茶苦茶に犯された電たんは、提督と那珂ちゃんへの復讐を誓う。
血がにじむような営業と努力で吉原を卒業した電たんは、
ついに提督と那珂ちゃんに復讐を遂げる。彼らの家庭は崩壊した。
短いですがこれで2章はおわりです。
それでは最終章の3章始めます。
え、まだ続くの?このコピペ。長すぎるよ
309 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:00:43.80 ID:Fc+CvhM0
第三章〜アフター編 みんなのその後〜
その後、提督の息子は高校には進学せず、柄の悪い連中とつるむ様になり、
親名義のキャッシュカード(プラチナカード)を盗み、新宿、六本木で17の時から豪遊。
親にばれ、カードを留められてからはマコムやプロミヌ、マイフルなどのサラ金から金を借りるようになり、
実家の資産を食いつぶしてしまう。
ハタチの時渋谷の某クラブで覚せい剤を打っているのを警察に現行犯逮捕。取り調べの際
『好きでやっているんじゃないんだ!! 奴が…あいつが来るんです!これをしないと不安で堪らないんだ!!助けてくれぇ!!』
と言ったという。
ドラック逮捕者専用の刑務所にて現在服役中。
元提督は息子の変貌ぶりに精神を病むようになり、勤めていた某大手商社を自己都合により退職。
その後、精神科への通院に使用している京王井の頭線で、股が緩そうな女子大生に
『この人、痴漢ですっ!!』と虚偽の告発をされ、現行犯逮捕。
無実の罪で服役し8月に出所する。
提督はその年の12月、代々木公園で、段ボールにくるまって凍死しているのを通行人に発見される。
生前彼は家の中で
元提督『赤いのが…!ほら、そこに…!!来るなっ…!俺は悪くないんだ…!!』
と意味不明のうわ言を言い続けていたと言う。
那珂ちゃんは、夫の失業後、夫宅の遺産で生活を切り盛りしていたが、ドラ息子の悪行により、
資産もなくなり、更には息子がマコムやプロミヌ、マイフル等の街金かで作った借金の取り立てに怯え、次第にひきこもるようになる。
しかし、借金のかたに家を取られてからは、東京を離れ神奈川郊外のボロくて安いアパートに一人で住むようになる。
コンビニバイトをしていたが、続かず、30過ぎで風俗の姫デビュー。
神奈川県横浜市中区桜木町に有る某安マッサージ店で働いていたが、まるで別人の様になってしまった…
『戦艦のアイドル!那珂ちゃんだよ〜!!』と言っていたあのころの面影はもうどこにも無かった。
ただただ疲れ切った顔をして、白髪の混じったお団子ヘアーの那珂ちゃんがそこに居るだけだった…。
そして、半年前から通っているメンタルクリニックで
那珂『最近赤いのが来るんです…気が付いたら視界の隅に…ほら! 今先生の後ろを…!! うわぁぁぁぁぁ!!』
と叫びながら暴れ、医師を負傷させた為、某国立精神病院へ強制入院となった。
しかし、医師と看護師の目を盗み屋上からヒモ無しバンジーをし、帰らぬ人になってしまう…。
310 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:01:42.62 ID:Fc+CvhM0
敵総督は親の後を継ぎ、大企業の社長になった。 親の代より兼ねて闇社会とのつながりを指摘されていたが
世襲である彼もまた、その『遺産』を受け継いだようだ…
しかしそれも長くは続かなかった、不摂生な生活をしていたせいもあり、癌となったのだ
しかも発見が遅れたため、発見時には既に末期状態だったと言う…
寝たきりとなった敵総督は会社を弟に託して引退し、療養を続けて居たが今年の初め死亡した。
生前病室で毎日深夜ナースコールを押し、
敵総督『赤いのが…赤い奴がくるっ…奴が夜になるとくるんだ! 俺を一人にせんでくれぇ!頼む!!』
とうわごとのようにしゃべっていたと言う。
敵魚雷アニキたちは、覚醒時代から『同好会』と言う形で敵総督の艦コレ活動に参加していたロリコンどもだったが、その実態は
昼間は真面目に働くサラリーマンだった。試合のある日のみ、魚雷に変装し人間将棋の様に人の駒としてゲームへ参加し汗を流しす事を楽しみ、
夜には打ち上げも兼ねて敵提督の監禁している幼女を楽しむと言う鬼畜どもだった。
彼らの大半は同じ某有名大手電気機器製造業メーカーに勤める営業マンだった為、時間を合わせて艦コレに参加する事が可能だったのだ。
しかし、それが災いした。
彼らの会社では年に一回慰安旅行が有り、バスをチャーターして遠出をしていたがそのバスが高速道路の縁石に激突し横転してしまう。
多くの死傷者を出したが、不思議な事に亡くなったのは敵総督の艦コレに参加した社員のみだった。
運転手の供述によると、濃霧の中、高速道路に立つ赤い服を着た女性がおり、それをよける為ハンドルを切ったら縁石に激突し横転したという。
それ以外の会社や自営業をしていた魚雷アニキたちも、不慮の事故や経営不振による自殺など、誰一人生き残った者はいない。
皆一様に死ぬ前に『アイツ』を見たという。
311 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:02:26.45 ID:Fc+CvhM0
電たんの長女(文月?本当の名前は電しか知らない)は11歳の初産の時に死亡、元々、生まれてから戸籍登録もなく、医者も秘密を守るロリコン医者による無保険診療だった為、
何の個人データも持ち合わせていなかった…名前すらも…
遺体は魚雷アニキの一人が務める火葬場で火葬。彼女が生きていた証の小さな骨壺は墓地の納骨堂に無縁仏として入れることとなった。
電たんの長女の長女は、2歳から毎日エッチ三昧。お外に出してもらえず、
お勉強も絵本の代わりにエロ同人を渡され、エッチの事しか知らない幼女セクサロイドに。
敵総督たちがいかずちたんや、いかずちたんの娘で得た幼女開発テクニックにより、
強力吸引ポンプでクリトリス調教されたり、マンコやアナルには何でも楽々入る体に改造されたのだった…。
しかし、敵提督の死亡後、児童養護施設に預けられることとなり今は『りゅうじょう』ちゃんと呼ばれているらしい。
龍驤ちゃんは現在、その施設の職員さんの相手をするのを夜な夜な楽しんでいるという…。
しかし、そんなお盛んな龍驤ちゃんが最近、妙な事を言うようになったのだ。
夕方、龍驤ちゃんはたまに施設の二階から窓ガラスの外を見て、
龍驤『ねぇほら!あの赤い人お洋服のおねえちゃんなんよ!あのおねぇちゃんがりゅうじょうを守ってくれるんや!』
と職員たちに楽しそうに言うのだ…。
児童養護施設の龍驤ちゃん担当女性ケースワーカーは、度重なる性的虐待のストレスで幻覚を見ているのだろうと思っていたが、
最近施設で奇妙な事が起こるようになった事も気になっていた…
他の児童が廊下で『赤い女の人がたまにいるんだよ?』と言っていることだ…
そんな中、たまたま夜勤明けのケースワーカーの彼女は目にしてしまったのだ…
龍驤ちゃんの見つめる先に、薄い茶色のざんばら髪をピンクの髪留めで止めた、腐った魚の様な目を見開いて斜め上を見つめる、顎がゆがんだ赤い服の女性を…
?『あはぁ…!あは、あはははっあはははっあはははははははははあははははははは!!!!!!』
とその赤い服の女は耳に残る不気味な声で笑っていた。彼女は腰を抜かしたが、龍驤ちゃんは楽しそうに話しかけてきた
龍驤『これがね、”い…ずま”おねぇちゃんなんよ、すっごくつよいんやで〜☆』
名前だけが良く聞き取れなかったがその女から目をそらし戻した時には女はすでに消えていた。
彼女それを仲間に話すと『疲れてるのよW』と言う話になり彼女自身もそうだと思い帰宅する事にした…
しかし、彼女がその事について二度と語る事は無かった…帰宅途中、居眠り運転車両と接触事故を起こし帰らぬ人となったからだ。
312 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:04:19.66 ID:Fc+CvhM0
電たんはどこにいったのだろうか…?
正直な所、電たんの詳しい消息は最近まで分かっていなかった。ただ、唯一解っていたのは提督の家に乗り込んだその次の日に
静岡方面へ向かう彼女の愛車とそのナンバープレート。そしてその運転手が高速道路の監視カメラに映っていたという事実だけだった。
その時運転手が身に着けていた服は、電たんが、吉原で愛用していた艦コレ活動で着ていたセーラー服に似た赤いドレスだった…。
数年後、ふざけて樹海を探索する4人の地元の大学生グループが樹海のけもの道の先で一台の赤い車を発見した。
車は車両で入れるギリギリの所で発見され、そこに至るまでの悪路で車体は傷つきL外部は塗装が所々剥げ、苔むしてはいたが、窓はしまって居た為、車内に私物と車検書がそのまま残っていた。
キーは付いたままでドアを開ける事が出来た為、彼らは中を見ることにした。
中にはボロボロの車検書と電たんが吉原の仕事でよく使っていた赤い服、そして有効期限の切れた免許証がこの車が電の物である事を物語っていた…。
しかし、若者はその車検書の近くで妙な物を見つける。長い年月と雨漏りの水で腐食しボロボロの1冊のノートだったが、かろうじて読める所はあった。
内容からどうやら、数年書き込むタイプの日記調の様だった。そこには女の子らしい可愛い字で何やら書いてあった。
(以下…は腐食により判読不能な部分)
????・11・2
『……………………た!これで……………(判読不能)…………………よ。明日…海に行って、自…するんだ………………………………………(判読不能)…………………………………………っとさよならできる。』
…所々読み取れる文章から意味不明で。日記は20××年11月2日で終わっていた。
若者はそれが何かは解らなかったが、生理的に嫌な物を感じ、手を放してしまった。
車内に残された物で持ち主が女性だったと想像できた為、好奇心も有り、若者たちは念の為車の周りを調べる事にした…
車の置いてある場所から20メートルほど進んだ時だった。前方に防空壕の様な窪みが有り、その奥に白い物が見えた…
それは赤い服を着たまま亡くなった女性者と思われる白骨化した亡骸だった。
白骨化していたが、明るい茶色の髪の束と、ピンクの髪留めが下あごの骨がズレた頭蓋骨の横に固まってそのまま残っていた。
そして遺体の上には、電たんが艦コレに楽しく参戦していた頃に来ていた可愛いセーラー服のデザインに良く似た色あせて苔むした赤いコート…
穴の周りには彼女のお気に入りであったであろう女の子らしい、ちっちゃくて可愛い小物やアクセサリー類、精神科で処方される強力な睡眠薬の他、
注射機や白い粉の様な物が入ったビニールの小袋等が、女性用の可愛いバッグから出て散らばっていた。
彼女が生前精神を病みドラックに手を出していたことが伺わせていた。
その後、手を合わせ110番で通報し現在地を手持ちのGPSで知らせる若者たち。
警察が到着し、事情を聴かれる4人、その時樹海を駆け抜ける風に乗って、木々の擦れる音と一緒に女性の声が聞こえてきた。
木々の音 『ザーー…ザザーーー……ザーーーー……ザーーーーーー………ザーーーー―……ザー……』
???? 『………な………………の……………で………………す…………………………………………』
そこにいる警官、大学生全員が確かにその擦れるような弱弱しい声を聞いたのだった。
明るくはなかったが優しい声だった…
彼らは、全員で変わり果てた彼女に手を合わせ、顔も解らない彼女の冥福を祈る事しかできなかった…
313 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:05:24.44 ID:Fc+CvhM0
第三章〜アフター編 みんなのその後〜のまとめ☆
その後みんなはどうなったのかの解説☆
詳しい事は文章を読んでね☆
提督と那珂ちゃんの息子
…精神的に不安定となり、ドラックに手をだし逮捕。日常的にみる幻覚から逃れるためにドラックをしていたと供述している。
現在服役中。
元提督
…精神が不安的となり、仕事を退職。
自責の念からか幻覚を見るようになり、
最終的に代々木公園にて行き倒れる。
警察の司法解剖の結果凍死との事だった。
那珂ちゃん
…息子がてを付け慣れないほど荒れ、夫も無くし精神的に不安定となる。
全ての資産を失い、生活の為に風俗嬢をするが心的ストレスからか、幻覚を見る様になり他者に危害を加える様になったため
国立精神病院に強制入院させられるが、屋上から飛び降り帰らぬ人となる。
敵提督
…実家の遺産を引き継ぎ何不自由ない生活を行っていたが、不摂生な生活の末、末期癌に侵され亡くなる。
強い抗がん剤を服用していたせいか幻覚を見るようになり亡くなる前は極度に怯えるようになっていた。
敵魚雷アニキ
…彼らの大半は同じ職場で真面目に働くサラリーマンだった。
しかし、同じ職場であったため、慰安旅行のバスアーにて、ツアーバス会社の運転手が起こした事故により
全員帰らぬ人となった。その他、電にかかわった全ての魚雷アニキは何らかの形で亡くなったと言う。
いかずちたんの長女(戸籍登録されておらず名前も無い)
…12歳で誰の子供か解らない女児を出産。初産で有った事と、出産時の年齢が低すぎた事も有り母体に負荷が掛り過ぎて死亡してしまう。
遺体は当時魚雷アニキの一人が務める火葬場にて火葬され、無縁仏に葬られる。
龍驤ちゃん(雷たんの長女の子供)
…敵提督の執拗な性的虐待を受け、ド変態に育つ。
敵提督の死後、電に関係する人物が次々に死亡した為、身元引受人に名乗りを挙げる者がおらず、児童養護施設へ入る。
空中を見つめ”何か”と一緒に、子供の良くする一人遊びをしていたが、
ケースワーカーがその”何か”目撃するも、ケースワーカ―が死亡した為、その正体は不明。
いかずちたん
…提督と那珂ちゃんの家庭を崩壊させた次の日、高速道路の監視カメラに静岡方面へと向かっているのを目撃された後
行方不明に。
その後遺体と所持品や車、遺書らしきものが発見されるがその状況から、提督と那珂ちゃんに報復した翌日には
睡眠薬や安定剤、違法ドラック等の薬物の多量接種によりオバードース(急性中毒)となり、冬、誰も居ない樹海で動けなくなり凍死をしたと思われる。
(既に白骨化していたため何を摂取したか等の詳しい事は不明)
第一発見者や警察官ら全員が遺体の周辺で女性の声を聴いたと言う。
THE END
これは何が始まってるんです?
315 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:07:19.70 ID:Fc+CvhM0
皆さま、お付き合い有難うございました。鬼畜な流れで済みませんでした。
本当にただの妄想を書いてしまいました。有難うございました。
できれば感想などございましたらよろしくお願いいたします。
316 :
なのです☆:2013/10/29(火) 22:10:03.73 ID:Fc+CvhM0
長文失礼いたしました。
「響、おはよう、朝だよ」
「んん…司令…おふぁよう…」
響は寝ぼけた様子で布団から半身を起こしている。
「朝食作ってきたから早く行かないと冷めるよ?」
「むにゃむにゃ…もう少し…」
と言って布団に再び入る響を起こそうと提督は布団に手を掛ける。しかし響は提督の手を払い注意が逸れた隙に足払いをかけ、布団の中に連れ込む。
「ちょっと!響!なにやってんの!」
「こうすれば私は寝れる、私を好きな司令は私と一緒にいれる、素晴らしく合理的じゃないか…」
「でも響、朝食は?」
「提督を食べちゃうから問題ないよ」
肉食系響と貧弱オカン系提督、あると思います。続き?あるわけねぇよ
トイレに行ってる間にiPod touchでぽちぽち書いてたら被りかけてたでござる
被るも何も投下はあんたのだけだろ
なにこれw
もしかして荒らしにロックオンされた?
便所の落書きの方がまだマシだな
>>316 長文乙ー。……面白かったけれど、最後のまとめは特には要らないんじゃないかな?
>>322 どう見ても荒らしだろ。触るなそんなの。
>>323 こんなコピペあったのか……知らずに反応した。すまん。
325 :
なのです☆:2013/10/29(火) 23:20:31.88 ID:Fc+CvhM0
>>323>>322 すみません 荒らすつもりはなかったです。文章は私が一から妄想した物をまとめたものです。今後このようなSSを書くのはやめ、読み専になろうと思います。気分を害された皆様、大変失礼いたしました。
326 :
220:2013/10/29(火) 23:56:31.13 ID:enJn+Dr5
よーっし炊きつけた俺が責任とってマジレスしちゃうぞー☆
まずなー、大前提としてこの内容、艦これSSである必然性が全然ないよ。
というか、むしろオークに襲われた軽空母の村並みに艦これの世界観と設定ガン無視。艦これキャラ使う必要性がない(大事なことなので(ry
加えて激鬱&グロ&オリキャラ多数&全員死亡エンド。あと長すぎ。そりゃあ拒否反応出まくりですわ。
他人の趣味の否定はタブーだからしないし、この内容だとこのスレしか無いかなー…ってんでスレチとも言いがたい。
艦これに、東方で言う排水口的な場所もまだ無いしね。(無いよね?東方好きなら排水口でググれば多分幸せになれるよ
が、内容的に歓迎されざるのも確かなわけで…
結論として…かなりニッチな趣味なので、そっと胸にしまうか、どうしても発表したいなら、そういうブログを立ち上げるのが最善かなぁ。
あと、この日数とこの文章量、加えてこのキャラチョイス…艦これやってない疑惑濃厚…
そういうのいいから共々消えてくれ
「おい、濡れるぞ」
「やぁ・・・いい雨だね」
「本降りになる前に帰るぞ」
「うん、いこうか」
「思ったより濡れちまったな」
「そうだね、少し冷えちゃったよ・・・暖めて、くれる?」
「ありがとう・・・大好き、だよ」
時雨はしっとりした恋愛がよく似合うな
時雨ちゃんは改二になってすごく女の子っぽくなったけど、雨が似合うのは改造前だなぁ
まー、前例のない斬新さはあったが、逆に斬新過ぎてついて誰も行けずに荒らし認定されちゃったって奴だな。
どっかのSSを名前だけ変えた程度の様な印象受けたし。
>>329 雨で冷えてしまった心と身体を暖めてくれた提督への愛で女の子らしくなったんだね
まだ育成途中だわ・・・
332 :
なのです☆:2013/10/30(水) 00:25:03.85 ID:lDiYliFA
>>326丁寧な感想ありがとうございます。
数日前にこのスレを見付けたのは事実で、その間思いついたことをノートパットに綴りまとめました。
たしかに、ただただ電のイラストをみて、何か裏が有り、あの口癖をしている様な印象を受けた為、そこから妄想を広げていっただけなので、今思うともっと艦コレの世界観を入れ、SSを作成するべきだったと思います。
それと、ニッチな趣味な事は間違いないです。気分を害された方には心からお詫び申し上げます。
後、艦コレはアカウント持ってる友人宅で面白そうなのでさせてもらってハマりました。
それで現在アカウント申請中です。
今回、確かに空気を崩したのは間違いないです、胸の中にしまっているべき伏魔殿的な物だったと思います。
初めて自分の中のキャラクターに対する妄想を、このような文章にして公開しましたが、ネットとはいえ、
個人の趣味のサイトではなく、多くの人が行きかうこの様な場所でニッチな趣味全開で何らかの作品を発表するのは今後控えようと思います。
又、発表する際は事前通告を行った上で行おうと思います。皆様、大変失礼いたしました。
とっととNG突っ込んどけ
プレイしてないけど書くとか言ってる時点で荒らし同然のアホだから
まあまあ、ニワカがいなくなったらジャンルはおしまいですよ
それにこういう趣味でも需要はどっかにあるもんですわ。
唯でさえ作る側は貴重なんだから、居場所さえ間違わなきゃいいだけ
でも二次創作名乗るなら、せめてプレイはしろよ?
戦局(空気)を変える!!(FE覚醒の軍師風に)
>>269 北上様の続き
北上と付き合うことになってから1ヶ月、特に変わったことはない。
最初のうちこそ結構な注目を浴び
大井はなんとか諦めてくれた変わりに何故かその他複数の艦娘から殺気を感じていたりもしたが
二人共特に何かするでもなくこれまで通りだったため、いつの間にか普段の日常に戻っている。
以前と変わった点といえば……
ガチャ
「おかえりー」
「おー、ただいまー」
ここ2週間くらい前からたまに北上が私室に勝手に入り浸っていることがあるくらいだ。
最初に見たときは部屋を間違えたのかと思ってかなり慌てたのだが
「何してんの」
「こっちの部屋の方がくつろげるし」
とのお言葉を頂戴した。
まぁ確かに仮にも提督の私室なのだから寮よりは広いし床も絨毯引きだ(寮はフローリング)。
「あんまりそういうの良くないんじゃね?」
「いーじゃん付き合ってるんだし」
と任務が終わった後とかに勝手にゴロゴロされている。
まぁこちらも着替えは更衣室で済ませるし
取られたり見られて困るようなものがあるわけでもないので面倒なので放置している。
重要書類なんかは執務室で施錠して保管しているので問題ないだろう。
そんなわけで帰ってきたら北上が部屋にいるのも慣れてしまっていた。
「そういや雑誌届いてなかったか?」
「あーこれ?」
「それそれ、って人の荷物を勝手に開けるな。しかも読むな」
「まーまー気にしない気にしない、っていうか提督もこういうの読むんだねぇ」
「いや、どういうのだよ」
「『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』」
「俺が読んでるのは連載されてる漫画だ」
「ああ、この『ファム痛クリアコミック GUNこれ』って奴?」
「そうそれ」
北上が読んでいる雑誌は定期購読している雑誌で内容は基本的にくだらないゴシップ誌なのだが
連載されている漫画が好きなので月一で送ってもらっている。
銃から転生した漢達の熱くもくだらない日常を描いた漫画だ、面白いぞ、本当だぞ。
「というわけだからそれをよこせ」
俺専用座椅子に座って北上に催促する。
「えー、あたしも今読みはじめたばっかなんだけど」
「そもそも俺が買った雑誌じゃないか」
「ん〜、じゃあ一緒に読む?」
「まぁそれでもいいけど」
「ほい」
そう返事をして北上が近づいてきた。
ポフッ
「んじゃ読みますかー」
「おい、人を座椅子替わりにするな」
「仕方ないじゃん、座椅子それ一つしかないんだし」
人を背もたれにした北上が悠々と雑誌を開く。
北上は背も低く雑誌を読む分には特に問題はないので諦めることにした。
「おおっ、なんかわけわからない理由で争いが始まったんだけど?」
「一応史実ネタが入ってるらしいからそれなんだろ、詳しくは知らん」
そんなやりとりをしつつとりあえずGUNこれは読み終わった。
「じゃあ目当ては読み終わったからどいていいぞ」
「えー、こっちのほうが本読むのに楽なんだけど」
「ふてぶてしいなおい」
「まーまー、読み終わったらどくからさ」
「まぁたまには他の記事も読んでみるか……」
そんなこんなでどかなさそうなので一緒に記事を読むことにした。
「ん、どうかした?」
「いや、なんでもない」
(しかしやっぱつまらん記事が多いな……それにしてもちょっとマズイ)
記事がつまらないのは予想の上だったので特に問題はない。
問題なのは今更ながら気づいたこの態勢だった。
さっきまでは漫画に気を取られていたからいいのだが
よくよく考えると思いっきり北上と体を密着させていた事に気づく。
しかも膝の上とかではなく文字通り密着しているため、股間の上にちょうど北上が座っていることになる。
記事がつまらないので余計に北上の体温やら体つきが気になってしまい
さらに間の悪いことに最近処理していなかったせいで少しずつ股間に血が集まり始める。
(とりあえず我慢だ俺……我慢我慢)
読み終わればどいてくれるだろうから……そう思っていると北上の手が次のページをめくった。
『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』
(おいぃぃ!?)
記事の内容はとある鎮守府で一際激しいセクハラを受けたという
匿名M型駆逐艦2番艦Kさんという艦娘へのインタビューだった。
───ではKさん、普段の言動を曲解した提督が激しいセクハラを行ってきたと?
K「はい『ああ、お前の言うとおり俺は好きモノだぞ? へっへっへ……いつでもいいんだろう?』
なんて言いながら毎日のように執務室で体中をまさぐられていました……」
───執務室でですか!? 職場で取る行為とはとても思えませんね
K「はい、でもそれだけじゃなくてドックでお休みしようとするとベッドの中に侵入してきたり」
───公僕であるというのにそのような振る舞い、それ以前に人として言語道断ですね
具体的にはどのような行いを?
K「はい、背後から太い魚雷(意味深)をグリグリ押し付けながら
逃げられないように押さえつけられて執拗にお尻を撫でながらそのまま指をずらして私の恥ずかしいところを(以下略)」
「提督ー……」
「……うん、言いたいことはわかる。すまん」
すっかり元気になった息子が北上のお尻、というかアソコのあたりをグリグリ押している。
なんでよりによってこのタイミングでこの記事に当たるんだろう。
「提督ってもしかして欲求不満だった?」
「まぁ……最近は少し」
隠してもしょうがないので正直に答える。
数秒間お互いに沈黙。
「あー……うん、あれだ。抱き枕のマネくらいならしてもいいよ」
そっぽを向きながら答える北上の好意に甘えて腰に手を回して少し強めに抱き寄せてみる。
テントが北上の下着と擦れ、下着と太もものあいだに位置を移動する。
ちょっとだけ北上の体がビクっとはねた。
「……北上?」
呼んでみるがどこか心ここにあらずという感じで雑誌を見つめている。
見てみると頬がほんのり赤く染まっている。
「北上」
もう一度呼ぶと体をビクッと反応させながらこっちを向いた。
「な、なにさ。ていと───ンっ」
振り向いた北上の唇を塞ぐ。
硬直する北上の体だが、片手で頭を撫でてやるとだんだん力が抜け始める。
唇を離すと数秒間惚けていた北上が抗議の言葉を口にする。
「提督ー……いきなりするとかちょっとずるいよ?」
「悪い、やたら可愛かったから」
「いや……あたしはその、可愛いとかいうガラじゃ……いや、嬉しいけどさ」
「嫌だったか?」
「いや……あ、そう言う意味じゃなくてその……嫌じゃなかったけどさ、ただ」
「ただ?」
「この態勢だと首が痛い」
「じゃ正面向くか?」
「……ん」
腕の力を抜くと体の上で器用に態勢を変えてこちらに抱きつく格好になる。
動きが落ち着くのを待ってからもう一度北上の体に手を回す。
「なぁ」
「ん?」
「続きがしたいって言ったら怒るか?」
「……別にいいよ……嫌じゃないし」
「そっか」
そう言いながらもう一度唇を塞ぎゆっくりと北上の口内に舌を入れていくと
おずおずとした感じで北上の舌がそれを迎える。
「ん……ちゅっ……レロッ……ちゅぱ……」
北上の舌の感触を楽しみながら彼女の背中を優しく撫でつつその手がだんだんと下に降りてゆく。
(雑誌だとこんな感じだったか……)
北上の小ぶりな尻をそっと、だが執拗に撫で回す。
時折体を震わせているが特に抵抗しようとはしていない。
(次は……)
尻を撫で回していた手を止め、中指を下着の上から北上の割れ目に滑らせる。
北上の体がビクっと反応し、尻肉よりも柔らかでそして少し湿った感触を指先に感じる。
(やっぱりさっきので少し興奮してたのか)
まぁ硬くなったものを押し付けられながらあんな記事読んでれば多少なりともこういう反応にはなるのかもしれない。
ゆっくりと焦らすような動きでしばらく割れ目をなぞっていると北上の腰が微妙に動き始める。
おそらく無意識の動きなのだろうが、まるでアソコを指にもっと押し付けようとしてるようだ。
(ではご期待にお答えして)
下着をずらしながら人差指と薬指で割れ目を広げ、既に愛液の染み出している柔肉の内部に中指の腹を擦り付けてやる。
「ッ────!!」
その瞬間北上が唇を離し、大きく体を仰け反らせる。
そのまま指に愛液を絡みつかせながら秘裂をゆっくりと往復させると
北上は崩れ落ちまいとこちらの首に手を回し顎を肩に乗せて必死に歯を食いしばる。
「ぁっ……くぁ……っふぁ……んんっ……!」
北上の髪の感触を頬に感じながら十分に愛液に塗れた指を肉芽に伸ばす。
丁寧に皮をむいて指先で刺激してやると腰が浮き、北上の口から懇願が漏れる。
「て……とく……そこ……ダ、ダメだっ……あうっ!!」
だが断る、と言わんばかりに小刻みな動きで責め続け
ダメ押しに人差し指と中指で挟んだ瞬間。
ビクッビクッ!
北上の体が一際大きく跳ね、こちらの手を愛液で汚しながら脱力した。
「……あー、死ぬかと思った」
「悪い、やりすぎた気がしなくもない」
脱力した北上から聞こえてきた声にちょっと罪悪感を感じながら謝る。
「ホントだよ……って、わっ」
北上の視線を辿るとそこには先ほどより更に膨らみ、今にもズボンを突き破らんとする勢いのテントが立っていた。
あんな痴態を見せられたのだ、こうもなるだろう。
「えーと、とりあえずどうすればいいのかな」
「よければ手でして欲しいなー、とか」
「うー、仕方ないなー。まぁさっきの仕返しもしたいし」
そう言いながらチャックに手を伸ばす北上、多少手こずったが口を開けて取り出すことに成功する。
ブルンッ!
「うわ、グロッ!」
「グロいとか言うな、一般的にはこういう形のはずだ」
おそらく本物を生で初めて見た北上の感想にため息をつきながら答える。
「んで、コレどうすればいいの?」
「いや、つつくな(これはこれで気持ちいいが)。あれだ、手で握ってしごいてくれ」
「こんな感じ?」
ヌチャッという音とともに北上の手が肉棒を包む。
「なんかヌルヌルするんだけど」
「そういうもんだ、男も女も同じだろ」
そう言って北上の愛液に濡れた指を見せる。
ギュッ!
「イテッ! そんなに力入れるな、痛いだろ」
抗議するが北上はそっぽを向いたまま息子をしごいている。
顔が赤くなってるところからすると割とさっきのは恥ずかしかったらしい。
「じゃあ、仕返しとは言われたが黙ってやられるのもアレだから勝負な」
そう言って気を取り直し、愛液が滴っている北上の秘部に手を伸ばす。
「ヘっ? 勝負って……っ!!」
ツプッ……という音ともに指が一本北上の中に飲み込まれる。
既に充分濡れそぼっていたそこは指をゆっくりと飲み込んだ。
そのまま出し入れを開始する。
「ッ!……先にイッった方の負けな」
北上の手から与えられる刺激に耐えつつ指を前後させる。
ギュッ……
北上を見ると空いた手でこちらの服をつかみ、目をつぶって顔を真っ赤にしながら指の刺激に耐え
必死に肉棒をしごいている。
(ヤバ……かわいい)
普段とのギャップのせいで更に肉棒が大きくなる。
(だが負けん!)
北上の手の温もりに耐えつつ肉壁の中を指で掻き、さらに指をもう一本追加してやる。
北上も断続的に腰を浮かせながら必死に肉棒をしごき
お互い無言で喘ぎ声だけをあげながら相手に快感を与えるために手を動かす。
「……で、出る…!!」
「……くぅっ───!!」
指が性感帯を掻いた瞬間北上の手がギュッとカリを締め上げ
膣内から愛液が吹き出すのと同時に膨張した肉棒から勢いよく白濁液が放たれた。
お互い余韻に浸りながら荒い息を整える。
「う〜ドロドロする〜」
「そういうものなんだから仕方ないだろ」
精液で汚れた手を涙ながらに見る北上。
まぁ初めて見るものだから仕方ない、そう思ってると北上の視線が泳いでいることに気づく。
「どうした?」
「いや……その」
珍しく歯切れが悪い。
「最後まで……しないのかなーって」
ここまでしておいてなんだがさすがに無理やりするのは本意ではない。
「や……北上が嫌じゃなければしたいかなー……と」
「ま、まぁあたしも提督が嫌じゃなければいいんだけどさー……」
「それはない」
そう言いながら抱きしめる。
「わっ! ちょ! 提督、今汚いって!」
手についた精液のことを言っているのだろうが
「あぁ、明日洗濯に出すから大丈夫」
「そういうもん?」
「そういうもん」
一連の流れのあいだにここしばらく欲求不満だった分身は期待に胸をふくらませて復活している。
北上の腰を掴んで跨らせ、秘裂に先端をこすりつける。
「んっ……」
「とりあえずできるだけ力を抜け、こっちもなるべくゆっくりするから」
「うん」
そう言って腰を落としてくる北上の中に先端がぬるりと挿入されていく。
「っく……っつう……!」
やはり結構きついようだ、一旦そこで止めさせる。
「はぁっ……はぁっ……」
目尻に涙を貯めながら荒い息を吐く北上
多少快感を与えて体をほぐそう、と思い北上の上着(改二衣装)をまくり上げる。
「わっ!?」
驚く北上をよそに僅かな膨らみを優しく揉みほぐしながら先端に舌を滑らせる。
腕に固く尖っている乳首を味わうように吸い、歯で軽く挟んで舌で刺激してやる。
不意の刺激にビクビクと反応する北上に対し、ダメ押しとばかりにクリトリスに向かって空いた手を伸ばす。
「ん……ぁっ……! はい…って……くるっ……!」
力の抜けた北上の体がズブズブと肉棒を受け入れてゆく。
体重を支えきれずにそれを迎え入れた膣内の処女膜による抵抗もあっさりと放棄され、結合部から血が流れ出る。
そして先端に当たるトンっという感触が北上の奥まで到達したことを告げた。
「最後まで入ったぞ……」
「う…ん……す…ごい熱い……」
こちらにもたれかかってきた北上を慌てて支えてやる。
「少し……楽になってきた」
「じゃあ、ゆっくり動かすぞ」
「うん」
腰を掴むとゆっくりと持ち上げる。
表情からしてまだ苦痛の色が強いようだ。
きつく締め上げる膣内の刺激に抗いながらまたゆっくりと腰を沈めていく。
それを何回も繰り返す。
「提……督……」
「……なんだ?」
「結構……良くなって……きたかも」
何度も繰り返した抽送でそれなりに中がほぐれてきたらしい。
多少強めに突き入れてやると
「くぅっ……!」
明らかに今までよりもヌルっとした感触が返ってくる。
「これなら……いけるかな」
北上の腰を持ち上げるのではなく、自分の腰を振り始める。
正直既に限界寸前だった。
何度か強めに突き上げてやると腰の上に跨っている北上がしがみついてくる。
全身で抱きしめてくるその体を抱きしめ返してさらに何度も突き上げ、鈴口を子宮に強くこすりつける。
「クッ! イクぞ北上!!」
「あ…たしも……も……無理っ!!」
ギュウウっと北上の中が肉棒を締め上げ、その刺激に反応した先端から吐き出された白濁液が北上の中を満たす。
ブルルっと快楽の余韻に浸りながら、二人は数分間繋がったまま動かなかった。
「はぁ……疲れた」
「大丈夫だったか?」
「ま、まぁ最後の方はだいぶ大丈夫だったよ」
「そうか……ところで……」
「……マジで?」
「スマン」
「はー……仕方ないなー」
中で再び大きくなる肉棒を感じた北上は盛大にため息をつくのだった。
────翌朝
「あー提督おはよー」
「あぁ、おはよう」
「あのさー」
「だいたい言いたいことはわかってる」
「盛りすぎ」
「ごめん」
結局あのあと正常位で一回バックで一回、最後にさすがにきつそうだったので素股で一回。
「割とかなり腰がだるいんだけど」
「うん、悪かった」
「とりあえず汗流したいんだけど」
「……部屋に備え付けの浴槽があって良かった」
「提督ー」
「いや、ほんとごめん」
全然良くなくて朝から2回戦突入、結果北上の腰大破。
汗は流したものの既に朝食の時間だ。
「まー仕方ないか、んじゃ連れてってよ」
「……まぁそうなるよな」
今回は許してもらえた、まぁその今度があるかどうかがこれから決まるわけだが。
北上をお姫様だっこして食堂についた瞬間、無数の視線が突き刺さる。
視線にも種類があって一々列挙していくとキリがない上に精神衛生上良くないので無表情で北上を席まで運ぶ
真向かいの大井から凄まじい殺気が迸っている気がするが必死に勇気を振り絞り北上を席に付かせる。
「やー助かったよー」
「いやーどういたしまして」
うまく笑えてるんだろうか、すごい不安だ。
「ねぇ北上さん」
「んーどうしたの?」
「なんでまた朝からこんな派手な登場するハメになったのかしら?」
嫌な汗が背中をつたう、返答しだいによっては多分この場でミンチにされる。
「あー寝坊して慌てて走ってたら提督に激突して足捻っちゃってさー
それでお詫び兼ねて運んでもらったんだよ」
「(笑)あら、でも私が北上さん迎えに行ったら部屋にいなかったんだけど」
「あーだって提督の部屋で寝ちゃったからさー」
ザワ…ザワ…
あーなんか呼吸することすら困難なくらい空気が固まってるんですケド
「提督の部屋にあった『GUNこれ』って漫画が面白くてさー。
部屋で読んでたらそのまま寝ちった」
「起こすの悪いと思ってそのままにして悪かった」
ナイスフォロー! これで辻褄は合う……はずだ。
「まぁ……とりあえずそういうことにしておいてあげますね提督?(笑)」
「お、おう」
こうしてさしあたっての命の危険は回避した。
命があるって素晴らしい、しばらくは控えよう。
「提督ー『今度から』はちゃんと考えてねー」
「わかってる『今度から』はちゃんと考えてする」
朝飯食い終わったあと、またお姫様だっこで部屋に戻るコイツの顔を見られなくなったらたまらんからな。
おわり
>>343 GJ!
ここのSS読んでたら育てたくなる子が増えて困るわw
>>344 北上さまがかわえええええ
確かにここでSSを読んで育成に走った娘が何人かいるw
よっしゃーエロ妄想を描きまくるぞー
↓
PCカタカタ
↓
興奮冷める
↓
エロとか不潔だな純粋な恋愛だけでいいな
これを何回も繰り返してお蔵入りにしてる
>>343 GJ
待ってたんだこれを
>>346 エロ無しでも読みたいんだがのう
注意書きありでならOKだとは思うんだが
投下してくれと手放しには言いづらいもどかしさがある
エロSSネタを思いつく
↓
展開を考えてエロエロ妄想で頭がいっぱい
↓
うっ……ふぅ
↓
書くのメンドクセ('A`)
このパターンが多いんですがどうすれば
名前欄で
NG指定は名前欄でってことの方が多いんじゃないと言いたかったorz
>>343 GJ!北上さんと提督と大井っちの三角関係か(ただし、北上さんサンドイッチだけど)
>>343 うむ…俺のイメージ通りや、北上様かわええ…
でも俺の書いてるKさんのSS出しづらくなったじゃねーか!
>>348 有りすぎて困る
書き出すのも結構時間掛かるしのう
>>348 でもある程度エロい気分を盛り上げないとエロい文章書けないんだよな
某調教SLGの口上書いてたから凄いわかる。
>343
おお、ぶっきらぼうカップル!
朝から我が魚雷貯蔵庫が火を噴きそうになったではないかGJ。
この煩悩は必ず我が艦隊のSSにてお返しさせていただく!
しかし腰の強い提督さんやで……でもこの食事の後さ、
北上「じゃー提督、運んで」
提督「お、おう……」
\腰グッキ/
北上「あー、自業自得だよねー」
大井「自業自得って……どういうことかしら!?」
って感じになりそうだ(笑)
股間に血が集まってるときは脳に血が巡らなくて文章が書けないジレンマ…
>>354 あー、艦これだと角川さんに禁止されてるから作れないエラいやつか…
>>343 お疲れ。ぜひシリーズ化キボン。
というか、台本じゃないSS書くワザマエあるじゃないか!
わっふるわっふる
358 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 10:09:59.70 ID:RgysNt53
>>348 よう同志。
ぶっちゃけネタはある(提督×第六駆逐隊)んだがシリアス路線にしたせいか前座長くなったり、エロに関係無い場所膨らんでまとまらない…
ヘマってsage忘れた…すまん
>>358 これは短編小説なんだから、ふくらむところはふくらんでもOKだ。
(ただし司馬遼太郎レベルの脱線は除く)
やめてください!膨らむところ膨らまないで泣いてる独特なシルエットの軽空母の子もいるんですよ!!
あは〜ん
軽空母と言えば隼鷹、飛鷹らの貨客船改装組の改二妄想がちょっとたぎった
豪華客船ってことで武装も(胸部装甲も)パワーアップでドレスアップ、恥じらいつつも嬉しそうな飛鷹に、「これが私かい…!?」と真っ赤になって固まりっぱなしの隼鷹とか
RJはその内パワーアップしそうな気がする
背も手足もスラッとしたスレンダー美人とか、そっち方面か?
隼鷹、飛鷹の二人は普通に着こなして、そういう場での礼儀作法もたたき込まれてそう
でも控え室に戻れば大股広げてもいそうだけど
>>363 ええい、アムロ! 龍Jさんはあのボディだからこその龍Jさんだとなぜわからん!
で、お酌やら敬語やらでストレス、
たまったいらいらムラムラを提督にぶつける(性的な(ry)わけだな
艦隊維持を目的とした大人の接待
お好みの艦娘がご奉仕致します
あぁ、遠征ってそういう・・・
他の話欠いてるから手が出ないネタ
観艦式に行けと言われて行ったはいいが、そこはブヒ元帥だらけの姦艦式。
ロリ趣味なブヒ元帥どものチンポで後ろも前も、口もわきの下も次々と犯されて処女を散らしていく駆逐隊のお話
みたいなのはあるが、誰を出すかが困る。
ブッキーは前より先にアナル奪われて「そんなっ、ダメですうっ!」でいいのかもしれん。
>>369 吹雪「司令官の為に、私、頑張ります!」
司令官「はぅはぅ・・・orz」
北上様が可愛くて、思わず>>337-の北上様視点ができてしまった(
>>337とは別人です)。
こういうのって投下してもいいもんなん?
かまわん、射出しろ。
提督と付き合うことになってから1ヶ月だけど、一向に進展はない。
大井っちはなんとか説得できたけど、一部の娘からはちょっと嫌われちゃったかな。
ああ見えて提督は割と人気者だから仕方ないね。
付き合い始めたきっかけがきっかけだったから、提督とはいつの間にか普段の日常に戻ってしまっている。
あの時はこう見えて、結構緊張したんだけどなー…
…そこで、あたしはある作戦に出た。
ガチャ
「おかえりー」
「おー、ただいまー」
提督の私室をたまり場にするのだ。名づけて「提督と一緒にいれば好感度だって上がるよね」作戦。
我ながら安直だけど、これぐらいしか思いつかなかったのよね、実際。
最初にやったときは正直ちょっと不安だった。
「何してんの」
「こっちの部屋の方がくつろげるし」
「あんまりそういうの良くないんじゃね?」
「いーじゃん付き合ってるんだし」
仮にも上官の私室に勝手に入ってるんだし、追い出されたり、引かれたりしないかな…とも思ってたけど
案外あっさりと提督は受け入れてくれた。…面倒なだけだったのかもしれないけどね。
「そういや雑誌届いてなかったか?」
「あーこれ?」
「それそれ、って人の荷物を勝手に開けるな。しかも読むな」
「まーまー気にしない気にしない、っていうか提督もこういうの読むんだねぇ」
「いや、どういうのだよ」
「『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』」
「俺が読んでるのは連載されてる漫画だ」
「ああ、この『ファム痛クリアコミック GUNこれ』って奴?」
「そうそれ」
提督が定期購読しているというこれは、内容はよくあるいわゆるゴシップ誌。あたしはこういうの結構好き。
提督はオマケで連載されている漫画が目当てで買ってるらしいけど、あたしはそっちは正直良くわかんない。
「というわけだからそれをよこせ」
座椅子にどっかと座った提督が手を差し出してくる。
「えー、あたしも今読みはじめたばっかなんだけど」
「そもそも俺が買った雑誌じゃないか」
「ん〜、じゃあ一緒に読む?」
「まぁそれでもいいけど」
…これは、ひょっとしてチャンス?なけなしの勇気を振り絞ってみてもいいかも知んない。
「ほい」
ポフッ
「んじゃ読みますかー」
わわっ…提督と密着してる…
「おい、人を座椅子替わりにするな」
「仕方ないじゃん、座椅子それ一つしかないんだし」
何の気なしにしたふりをして、あたしは雑誌を開く。良かった、拒絶されなくて。
「おおっ、なんかわけわからない理由で争いが始まったんだけど?」
「一応史実ネタが入ってるらしいからそれなんだろ、詳しくは知らん」
背中が暖かくて、実は内容は半分も入ってきてない。
「じゃあ目当ては読み終わったからどいていいぞ」
「えー、こっちのほうが本読むのに楽なんだけど」
「ふてぶてしいなおい」
…やっぱりあたしってば意識されてない?まあ、あたしだから仕方ないよねー…
「まーまー、読み終わったらどくからさ」
「まぁたまには他の記事も読んでみるか……」
でも幸いにというか、嫌がられてもないっぽい。これでうざいとか言われてたら立ち直れなかったかも。
「ん、どうかした?」
「いや、なんでもない」
いつの間にかゴシップ記事の内容に気を取られていたあたしは、提督の様子がちょっとおかしいことに気づいた。
…あれ、これはひょっとしたらひょっとするかも…?
そうして次のページを開くと、丁度よく刺激的な記事が目に飛び込んできた。
『闇に隠された悲劇 艦娘へのセクハラ疑惑を追う!』
記事の内容はとある鎮守府で一際激しいセクハラを受けたという
匿名M型駆逐艦2番艦Kさんという艦娘へのインタビューだった。
───ではKさん、普段の言動を曲解した提督が激しいセクハラを行ってきたと?
K「はい『ああ、お前の言うとおり俺は好きモノだぞ? へっへっへ……いつでもいいんだろう?』
なんて言いながら毎日のように執務室で体中をまさぐられていました……」
───執務室でですか!? 職場で取る行為とはとても思えませんね
K「はい、でもそれだけじゃなくてドックでお休みしようとするとベッドの中に侵入してきたり」
───公僕であるというのにそのような振る舞い、それ以前に人として言語道断ですね
具体的にはどのような行いを?
K「はい、背後から太い魚雷(意味深)をグリグリ押し付けながら
逃げられないように押さえつけられて執拗にお尻を撫でながらそのまま指をずらして私の恥ずかしいところを(以下略)」
>>366 雷「駄目じゃない、司令官!お風呂の残り湯はすぐ抜くんじゃなくてお洗濯とかにだって使えるんだから!
あとお出かけとかする時はコンセントとか抜いておくと電気代が助かったりするんだからね!」
…わっわっわっ。
あたしが腰掛けてた、ちょうど提督のその…アソコのあたりで、なんか動いてる。
これって、これって、あれだよね?
「提督ー……」
「……うん、言いたいことはわかる。すまん」
更に大胆に突っ込んでみる。
「提督ってもしかして欲求不満だった?」
「まぁ……最近は少し」
数秒間お互いに沈黙。
うわぁ…提督もあたしを女の子として見ててくれてたんだ…
これは、もしかして行けるんじゃない?
「あー……うん、あれだ。抱き枕のマネくらいならしてもいいよ」
何でもない風を装って言ってみると、腰に手を回して少し強めに抱き寄せられた。うわっ、うわぁー…
と同時に、提督のあの部分があたしのアソコをすーっと撫でていく。
ちょっとだけ体がビクっとはねた。
「……北上?」
やばい。多分あたし、今顔真っ赤だ。
「北上」
「な、なにさ。ていと───ンっ」
呼ぶ声に思わず振り向いた私の唇に、提督の唇が突然重ねられた。
びっくりし過ぎて体が固まっちゃったけど、提督が優しく撫でてくれたおかげでだんだん気持ちが落ち着いてくる。
どれだけキスしてたかわかんない。ようやく解放されたので、形だけの文句を言ってみる。
「提督ー……いきなりするとかちょっとずるいよ?」
「悪い、やたら可愛かったから」
かっ、かわっ…!?予想外の台詞に激しく動揺するあたし。
「いや……あたしはその、可愛いとかいうガラじゃ……いや、嬉しいけどさ」
「嫌だったか?」
んなわけ無いじゃんもー。
「いや……あ、そう言う意味じゃなくてその……嫌じゃなかったけどさ、ただ」
「ただ?」
「この態勢だと首が痛い」
「じゃ正面向くか?」
「……ん」
提督の腕の中で体の向きを変えて、提督にまたがって抱きつく格好になる。
その上、腰に手を回されて抱きしめられた。ヤバイ。これやばい。
「なぁ」
「ん?」
「続きがしたいって言ったら怒るか?」
き、来た。
「……別にいいよ……嫌じゃないし」
「そっか」
もう一度唇を塞がれ、それどころかゆっくりと舌まで入ってくるやばい。
あたしもしてあげなくちゃ、と慣れないながらも舌を絡めてると、頭の中がぼーっとしてくる。
「ん……ちゅっ……レロッ……ちゅぱ……」
ひゃー…提督の手、どんどん下に降りてきてる…あたしのお尻、触ってる…
「っ」
お尻を撫で回していた手を止まり、て、提督の、指が、あたしのアソコ、触ってるよぉ〜っ。
いつの間にかちょっと濡れてたこともバレちゃうかもしんない。
しばらくは提督はあたしの下着の上からなぞってるだけだった。つ、次は何されるんだろう…?
と、いきなり下着をずらされて、今度は、直接…!
「ッ────!!」
その瞬間、たまらず体が仰け反る。
提督はそれにも構わず、クチュクチュと私のアソコを弄っている。
羞恥と興奮と気持よさで、あたしは為されるがまま、提督に抱きついていることしかできなかった。
「ぁっ……くぁ……っふぁ……んんっ……!」
やばい。あたしの口から、あたしじゃないみたいなエロい声が出てる。
提督の指の侵略はそれだけにとどまらず、ついに私の一番敏感な場所に迫ってくる。
「て……とく……そこ……ダ、ダメだっ……あうっ!!」
当然とばかりに指は止まらず、あたしのクリトリスをいじめ続ける。
ぬるぬるになったソコが指で挟まれた瞬間、あたしの頭の奥でスパークがバチバチと弾ける。
絶頂を味わって、あたしの体はくたりと崩れ落ちた。
「……あー、死ぬかと思った」
「悪い、やりすぎた気がしなくもない」
「ホントだよ……って、わっ」
いつの間にか、提督のソコはものすごく膨らんでいた。
「えーと、とりあえずどうすればいいのかな」
「よければ手でして欲しいなー、とか」
ほほー…手で、ねぇ…
「うー、仕方ないなー。まぁさっきの仕返しもしたいし」
あたしだけ恥ずかしい思いをするのはずるい。多少手こずったが口を開けて取り出すことに成功する。
ブルンッ!
「うわ、グロッ!」
思わず言ってしまった。
「グロいとか言うな、一般的にはこういう形のはずだ」
一般的とか言われても、グロいものはグロい。けど、ちょっと傷つけちゃったかなぁ?
「んで、コレどうすればいいの?」
「いや、つつくな。あれだ、手で握ってしごいてくれ」
「こんな感じ?」
ヌチャッという音ととも提督のお…おちんちんを掴む。うわぁ…なんかヌルヌルしてる。
「なんかヌルヌルするんだけど」
「そういうもんだ、男も女も同じだろ」
そう言ってあたしのアソコをいじってた手を見せてくる。そこにも同じようにベッタリと私の…
ギュッ!
「イテッ! そんなに力入れるな、痛いだろ」
思わず手に力が入ってしまった。ちょっと気の毒な気もするが、あんな恥ずかしい思いをさせたんだからいい気味だ。
「じゃあ、仕返しとは言われたが黙ってやられるのもアレだから勝負な」
「ヘっ? 勝負って……っ!!」
いつの間にか私のアソコに伸ばされていた提督の指が、ツプッ……という音ともに私のナカに入ってきて、そのままナカをいじり回す
「ッ!……先にイッった方の負けな」
何その勝負…わけ…分かんない…
でも、勝負ということは、あたしだってシてあげられるということ。
さっき言われたように、必死に提督のおちんちんをしごく。
うん、提督の息も荒くなってきてる。多分…これで合ってる。
と、うわ、わっ…突然もう一本の指があたしのナカに入ってきた。
時々ナカの天井がグリッとされるだけで、腰が浮きそうになる。
あたしを気持ちよくさせようって気持ちが指や息遣いから伝わってきて、
それが嬉しくって、あたしも提督のおちんちんを気持よくさせてあげようと必死に手を動かした。
「……で、出る…!!」
「……くぅっ───!!」
提督の指がキモチイイところを何度目か叩いた瞬間、あたしは耐え切れなくなって達してしまった。
同時に、提督のおちんちんからも白いドロッとした液体―多分、精子―が噴きだした。
お互いそのままの姿勢で、しばらく余韻を楽しむ。
「う〜ドロドロする〜」
「そういうものなんだから仕方ないだろ」
おかげで手が汚れちゃったけど、提督のだと思うとフシギとそんなに嫌じゃない。あたしってばちょっと変態チック?
…で、次は、いよいよ…アレだよね。
「どうした?」
「いや……その」
あれ…しないの?
「最後まで……しないのかなーって」
こんなこと女の子に言わすなってー…
「や……北上が嫌じゃなければしたいかなー……と」
ここまでやっといて何言ってるのさ、したいに決まってるじゃん…とはさすがに言えない。
「ま、まぁあたしも提督が嫌じゃなければいいんだけどさー……」
「それはない」
いきなり抱きしめられる。そういうの、卑怯。
「わっ! ちょ! 提督、今汚いって!」
私のアソコ、ドロドロなのに提督のズボン、汚しちゃう…
「あぁ、明日洗濯に出すから大丈夫」
「そういうもん?」
「そういうもん」
いつの間にか、小さくなっていた提督のおちんちんは復活していた。
提督の上に座ると、それがあたしの…アソコに当って…うう、エロいなあ…
「んっ……」
「とりあえずできるだけ力を抜け、こっちもなるべくゆっくりするから」
「うん」
今までで一番緊張してるのにそんなこと言われても無理…
でも、今更止めるなんて絶対ヤダ。意を決して、提督のおちんちんを受け入れていく。
「っく……っつう……!」
噂には聞いていたが、かなり辛い。あんなのが私のアソコに入っていってるんだから当然だけど。
「はぁっ……はぁっ……」
痛みに耐えていると、提督が私のちょっと露出度高めな上着をまくり上げた。
「わっ!?」
そのまま手があたしの胸を撫で、もう片方の乳首がちゅっちゅっと吸われる。
いきなりでちょっとびっくりしたけど、これは…うん、これはなんて言うかくすぐったいというか…悪くない。
時々歯で優しく挟まれて舌でちろちろってされると、思わず反応してしまう。
更に提督の空いてる方の手があたしのアソコに伸びて、敏感な場所をクリクリと弄られる。
「ん……ぁっ……! はい…って……くるっ……!」
それに合わせておちんちんが少しずつ入ってくる。さっきよりは…ちょっと楽になってる?
やがて、ちょっと引っかかってた感触(多分…アレだ)が無くなって、ついにおちんちんがあたしの一番奥まで入ってしまった。
「最後まで入ったぞ……」
「う…ん……す…ごい熱い……」
そう、痛いというか、熱いって感じ。提督のを全部受け入れられたことにホッとしていると、提督がぎゅっと抱き止めてくれた。嬉しい。
「少し……楽になってきた」
「じゃあ、ゆっくり動かすぞ」
「うん」
あたしの腰が持ち上げられ、ナカのおちんちんもズルリと抜かれていく。
腰が沈められ、おちんちんがまた入ってくる。
多分、それが気持ちいいんだろう。あたしが痛くても、提督がこんなに必死になって気持ちよくなってくれるなら、悪い気はしない。
それに、何回も繰り返されるうちに、あたしもちょっとずつ楽になってきた。
「提……督……」
「……なんだ?」
「結構……良くなって……きたかも」
提督には遠慮してほしくない。強がり半分で言ってみたけど、大丈夫かなあ?
「くぅっ……!」
あたしの言葉で、おちんちんが少し乱暴に入ってくるけど、思ったほどの痛みはない。あれ、本当に慣れてきた?
「これなら……いけるかな」
既にあたしの腰を持ち上げるのではなく、提督が自分で腰を動かしてる。
時々おちんちんがあたしの奥を叩くたび、あたしは提督に抱きついてしまう。そうすると、提督も抱きしめ返してくれる。
それがすごく嬉しくて、頭の中がふわふわする。痛みは、いつの間にかなくなっていた。
「クッ! イクぞ北上!!」
「あ…たしも……も……無理っ!!」
ふわふわはどんどん大きくなって、ついに弾けてしまう。
それと同時に提督のおちんちんがナカでビクビク震えて、あったかい感触がナカに広がっていく。アレが私の中に…出されてる。
それがなぜか無性に嬉しくって、あたしはずっと提督を抱きしめていた。
いつまでそうしてただろう。
「はぁ……疲れた」
「大丈夫だったか?」
「ま、まぁ最後の方はだいぶ大丈夫だったよ」
「そうか……ところで……」
あたしの中で、再びムクムクと大きくなる提督のおちんちん。
「……マジで?」
「スマン」
「はー……仕方ないなー」
そう言いつつも、あたしはちょっと楽しんでいた。
────翌朝
「あー提督おはよー」
「あぁ、おはよう」
「あのさー」
「だいたい言いたいことはわかってる」
「盛りすぎ」
「ごめん」
結局あのあともう一回に後ろから一回(超恥ずかしかった)、その上あたしのアソコにこすりつけてもう一回していた。
夢中になってくれるのは嬉しいんだけど、さすがにちょっときつい。体力的な意味で。
「割とかなり腰がだるいんだけど」
「うん、悪かった」
そのせいで、体中いろんな汁でベトベトだ。
「とりあえず汗流したいんだけど」
「……部屋に備え付けの浴槽があって良かった」
「提督ー」
「いや、ほんとごめん」
結局サカッた提督のせいで2回戦突入、あたしの腰はガクガクになっていた。
やばい、もう朝食の時間だ。
「まー仕方ないか、んじゃ連れてってよ」
「……まぁそうなるよな」
甘えてみるとあっさり抱き上げられた。うん…これは結構…いい。
提督に抱っこされたまま食堂についた瞬間、無数の視線があたしたちに突き刺さる。まあそうだよねー…
提督があたしの席まで運んでくれたけど、向かいの大井っちが何かすごい睨んでる。あえて見なかったことにする。
「やー助かったよー」
「いやーどういたしまして」
うまく笑えてるんだろうか、すごい不安だ。
「ねぇ北上さん」
「んーどうしたの?」
「なんでまた朝からこんな派手な登場するハメになったのかしら?」
き、来た。仕方なく、さっきから考えていた言い訳をひねり出す。
「あー寝坊して慌てて走ってたら提督に激突して足捻っちゃってさー
それでお詫び兼ねて運んでもらったんだよ」
く、苦しいかな―?
「(笑)あら、でも私が北上さん迎えに行ったら部屋にいなかったんだけど」
「あーだって提督の部屋で寝ちゃったからさー」
ザワ…ザワ…
つい正直に答えてしまったが、よく考えなくても結構ヤバイ。空気ヤバイ。
しかし、突如あたしの脳裏に閃いたものがあった。
「提督の部屋にあった『GUNこれ』って漫画が面白くてさー。
部屋で読んでたらそのまま寝ちった」
「起こすの悪いと思ってそのままにして悪かった」
ナイスフォロー! 辻褄合ってる…よね?
「まぁ……とりあえずそういうことにしておいてあげますね提督?(笑)」
「お、おう」
ふぅー…さしあたって(提督の)命の危機は去ったようだ。(提督の)命があるって素晴らしい。
「提督ー『今度から』はちゃんと考えてねー」
「わかってる『今度から』はちゃんと考えてする」
まだ、提督としたいことたくさんあるからね!
おわり
ID:Ye/OjjEw氏に感謝。彼の中の北上様イメージとずれてなきゃいいんだけど。
それと、勝手に使ってごめんね!
>>383 ID変わってるかもしれないけどなんという僥倖!
北上様を書いた甲斐があったというもの!!
むしろいつも書くときはて提督も書き手も相手側の感情までは読めない
というイメージで書いているので
うわやべぇ、提督北上さんにマジ愛されてんじゃん!
と超ニヤニヤしながらヒャッホウですよ
>>383 うん、艦むす視点のエロパロは好き。どんどんやって。
386 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/30(水) 20:44:21.26 ID:0SHcPwTE
いいねぇ、シビれるねぇ、ありがとね
>>387 保管、ありがと・・・(続き)がんばる・・・。
こうなると大井っちともにゃんにゃんしたいが難易度が高いな・・・
393 :
2-358:2013/10/30(水) 23:00:49.85 ID:cdwa/hl0
>>387 乙です…あの、(遅筆で)ごめんなさい
続き頑張って書いてます。励みになります。
早く書かないと、脇で出てくる艦娘達に浮気したくなってくる…。
鳳翔さんとか扶桑姉さまとか榛名とか陽炎とか…。
適度な浮気は、本妻への愛を長続きさせるのに有効なスパイスになるんだぜ!
(続編放置して新規に短編書いた自分の所行から目をそらしながら)
【宣伝】wikiの蒼龍×提督を改訂しました。エロさがちょっとだけ上がったよ!
>>392 許可だしましたよろしくなのです!
自分も続きものを放置して新規を書いてシコシコしてるけど浮気じゃない、その時は本気だった…
急がず焦らず浮気しつつ続きも新しいのも書いたらいいと思います。
>>395 こりゃまた新しくシコシコできるってもんだな… 乙!
大井は気持ち悪いBOTを支持してる百合豚のせいで印象が悪い
>>398 あのbotひどいよな… 大井さんだけネタ要因になっているならいいけど
他キャラの巻き込み方がひどすぎる。木曾とか薬中にされてすげー不快になった
俺提督はあのbotの大井さんは同じ名前の別人だと認識してる。
本物の大井さんは「提督も愛してます」って常に告白してくるからいい子だよ(´・ω・`)
大井っちはどうでもいいけど
時雨にアナル尻尾差し込んで「待て」をしてから
盛りまくってる夕立と何度もやって、次かと期待した顔の時雨に
今日は疲れたしもう寝るかーって言った時の時雨の顔を想像したらとてもかわいいです
401 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/31(木) 00:17:14.46 ID:CF9zcyme
大井っちはレズ扱いされるほど北上北上言ってないんだがなぁ
どちらかと言えば改修してからのトリガーハッピー地味た魚雷キチ化のほうが印象強い
同意だわw<トーピードハッピー化
というか、ちとちよとか比叡さんがお姉お姉さま言いまくってるのに比べると、全くと言っていいほど言ってなくね?
二次創作に文句言ったってしかたなかろう。
そもそも二次界隈からしてキャラ崩壊上等じゃんか…RJちゃん然り足柄さん然り
大井さんのガチレズネタはまだ公式準拠じゃん
>北上さんを傷つけるの……誰?
>北上さん!あ…提督…なんですか?
>北上さんがいいって言うなら…
>北上さん、大丈夫かな?
>北上さん!なんだ提督なの?あいえ、いいんですけど。あはい、提督も愛してます!
それなりには言ってる。あと
>ぅあぁ〜、大井っち身体触るのやめてよー。……って、提督じゃん、何やってんの?
北上側のこれがあるからなあw
405 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/31(木) 00:49:40.31 ID:TgkPrc5O
大井っちはまだデレるからガチではないっしょ
ケッコンカッコカリで提督ヤンデレ勢への道を拓くみたいだし
一番どうしようもないのは山城さんだな
あの子ホントに扶桑と不幸の話しかしねぇ…
山城さんは提督のパンツ拝借して提督への悪態つきながらも匂い嗅ぎながらオナニーするってネタなら考えたことあるけど文章には出来なかった
後は不幸で視野狭窄気味な山城さんを提督が鎮守府に溶け込めるように導いてあげるほのぼの綺麗なお話とかね
まぁコレも山城は姉キチ以外認めないって人から見たらキャラ崩壊や貶めだろって言う人がいるかもしれんし
キャラについては自分の持論しっかり持ちつつも他者のコレが好きってのにわざわざ反論はしないほうがいいね
変なとこから対立煽りが沸いたりもするし
山城さんが不幸だわ…って言ってる時にいきなり抱きしめてあげたい
409 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/31(木) 01:13:45.37 ID:CF9zcyme
その点比叡っていいキャラしてるよね
姉キチもギャグも姉と同じ人を好きになっちゃったシチュもこなせる万能さ
まあ金剛型って時点で勝ち組な気もするけど
満潮がデレたのはいいけど
いざネタ捻ろうとしてもミーハーって思われるのがイヤでネタが投下されないジレンマ
俺、19ちゃんを手に入れたら記念に1本書くんだ……。
姉キチっぽい千代田も普通に提督と絡むからな
ガチレズ厨さんは現実見たほうがいいよ
夜の鎮守府。
既に艦娘達が寝静まった後も提督の執務室だけはまだ灯りが灯っている。
いや、正確には執務室の奥にある提督の居室である。
フローリングの床には衣服が脱ぎ散らかされ、室内に響く嬌声から男女が逢瀬を楽しんでいるのがわかる。
居室にあるベッドの上で提督は秘書艦である熊野と体を重ねていた。
「てい……とく……提督っ! はぁ……あん!」
「いいぞ熊野、そのまま好きに動いくんだ……」
「提督、あん……いけませんわ、今胸を触られたら……っ!ふあっ!あああっ!」
提督は自分の上でリズミカルに腰を振る熊野の胸に手を伸ばし、その小ぶりだが柔らかい乳房を揉みしだき乳首をクリクリと弄る。
それに合わせるかの如く、熊野の動きが激しくなったかと思えば次の瞬間膣内がきゅうっ!と締まり提督のペニスから精を絞り取らんとする。
(やばいな、何時も感じているのに気を抜いたらあっさり果てそうになる)
そう思いながらも、提督は射精しそうになるのを耐える。
まだ早い、もっと快楽を充填してから自分も熊野も満足できる絶頂を迎えたい。
そんなことを思いながら今度は空いているもう片方の手を熊野の秘部に伸ばす。
「熊野……もっと気持ちよくしてやる」
「提督ぅ、な、何を……ふあぁっ!そこはダメですわ!」
熊野の無毛の恥丘、その奥にあるクリトリスを提督が指でつまんでやると軽い絶頂を迎えたのか、彼女の腰の動きが一瞬止まる。
「相変わらず、感じやすいな熊野は……オマンコの締まりも最高だ」
「わたくしも……あん、提督のオチンポが気持ちよくて溺れてしまいそうです……ああっ……凄い……」
溺れる。
海ではなく、自分に溺れるという熊野の言葉に提督は(俺も同じだ)と思う。
いや、すでに彼女とこの様な関係になってから毎晩体を重ねているのだからすでに溺れるどころか轟沈しているみたいなものだ。
「提督、わたくしもう……」
そう思っているうちに、熊野の腰の動きが戻ってくる。
いや、先ほどより激しい動きになっている。
軽い絶頂が呼び水になったのだろう。
「なら、ラストスパートだな……俺もそろそろ……」
提督はそう言って熊野の下で腰を動かし、彼女を絶頂に導こうとする。
一方の熊野は不意の動きに「ひゃぁっ!」と叫ぶと体をのけ反らせた。
「て、提督っ!いきなり突き上げるなんてひどいです……あんっ!」
「熊野も今の締め付けは完全に不意打ちだぞ……そんなに締め付けたら、マジでイっちまう……」
「なら提督、いつものように膣内(なか)へ……ううん、子宮の奥まで注いで欲しいですわっ」
「俺も同じ気持ちだ。全部注ぎ込んでやるからな」
そう言うと提督は熊野の下から更にズンズンと腰を突き上げる。
突き上げる度に、肉棒の先端が熊野の子宮口をノックするのがわかった。
「提督、そんなにこすり付けられたら……気持ち良すぎて、おかしくなっちゃいますわ……提督……」
「ああ……俺も、熊野が吸い付いて離れない……最高だ」
お互いがもたらす快楽に提督と熊野はまるで一体化していくかのような感覚に襲われる。
それでも、性器の感覚だけははっきりとしていた。
やがて、快楽が絶頂に達する。
「提督、提督……私、も、う……ふあぁっ!あああああああああっ!」
「くうっ!俺も出るっ!」
絶頂に達すると同時に、熊野の膣が提督の肉棒を更に奥へ吸い込むように締め付ける。
それに合わせて提督も快楽に身を震わせて精液を熊野の膣内に解き放つ。
ドクドクと肉棒から際限なく噴出する精液が熊野の子宮へと注ぎ込まれ、受け止めきれなかった精液が結合部からあふれ出す。
それを見ながら提督は満足そうな笑みを浮かべると熊野もまた困った様な、しかし幸せそうに微笑む。
(何度も熊野の膣内に放って満たしてきたけど、この充実感だけは変わらないな……むしろ増していく一方だ)
「あ、ああ……提督の精液がいっぱい……入ってきてますわ…………んんっ!!」
それまで、快楽にうっとりとしていた熊野がいきなり何かに耐えるような表情を浮かべる。
一方の提督は、熊野のわずかに震える下腹部を見て彼女の変調が何によってもたらされたかを察した。
「我慢しなくていいぞ、ここでしても」
「ここでって、そんなこと出来ませんわ……って、提督そこはだめぇ!」
提督は熊野の乳房から手を放すと、その下腹部を軽く押す。
更に、もう一方の手を熊野の恥丘に伸ばすと、再びクリトリスを刺激する。
「ほら、ここをこうやって刺激すれば……ほら、出しちゃえよ」
「あ、ああ、提督それ以上さわられたら私もう出てしま…………あ、あぁあああああ!」
提督がそれまで指先でこするだけだった勃起したクリトリスを指でつまんだのが決定打になったのか、熊野の尿道から愛液とは異なる黄色い液体が漏れ出す。
そして、それは一気に決壊するように放出された。
「くぅ……おしっこが止まりませんわ…………提督、見ないで……見ないでください……」
熊野が羞恥心で顔を真っ赤にしている間にも漏れ出した尿は提督の下腹部を濡らし、ベッドのシーツを黄色く染める。
「恥ずかしがらなくていいぞ、気持ちよかったんだろ?」
「提督……ですが私、おしっこを提督にも……」
上体を起こした提督は自分の下腹部に温かみを感じながら羞恥心で顔を真っ赤にしている熊野を抱きしめる。
「だから、いいって。熊野のお漏らしは初めてじゃないしそれに……」
「それに……なんですの?」
「こうやって熊野のおしっこがかかったってことで俺は熊野のモノって事になるわけだからな」
「もう、提督は酷いですわ。わたくしはワンちゃんではありませんことよ……」
提督の言葉に熊野は更に赤くなった顔を、提督の胸板に預ける。
だが、提督の言葉は彼女の羞恥心を薄めたのは確かだった。
………………。
暫しの時間が経過し、提督と熊野はベッドに体を横たえていた。
熊野は提督の体に身を預け、提督も彼女の体を抱きしめている。
室内は精液と愛液と尿の混ざり合った香りが充満しているが、今の二人は気にならなかった。
「提督……んー、ちゅっ」
「ん、んん……」
熊野が唇を重ねてくると、提督もそれに応える形で舌を絡ませる。
「毎晩体を重ねているのに何でまだお互い求め合うんだろうな……」
「きっと、運命だと思いますわ……」
しなやかな指で提督の胸にハートマークを描きながら熊野は嬉しそうに呟く。
「運命、か。そうかもしれないな」
「初めてお会いした時からこうなる運命だった……今はそう思えますの」
「俺は、熊野が鎮守府に来た時はこうなるなんて思ってなかったよ。秘書艦にした最初の頃が大変だったのはよく覚えているけどな」
「あら、その割にはわたくしを秘書艦にしてから他の娘と交代させなかったのはどうしてですの?」
「それは……」
「それは?」
熊野の言葉に、提督はポリポリと頬を掻いてから笑ってみせる。
そしてこう言った。
「お前に一目ぼれしたからだよ。熊野」
その言葉に対して、熊野は……。
「すぅ……すぅ……ん……」
「寝ちゃったか……俺も寝るかな」
可愛い寝息をたてる熊野の頬にキスをした提督は彼女を抱きしめたまま眠ることにする。
朝起きたら間違いなく「提督のおかげで、寝不足でしてよ……」と言われるな。と思いながら。
以上です。
>>121で書き込んだけど自分の妄想を文章にしたらこうなりました。
あと、鈴谷の話は投下されているのにくまのんの話がなかったのと、くまのんドロップを祈願して。
ではでは。
GJ
俺も熊野いないから建造してくる
SS書けば出るなら…
ただSSで書けばでるをやろうと思うと、動画とかで確認しないとキャラクターを掴めないまま書かざるを得ないという
>>377 雷ちゃん、それはエコだよ!
あと割り込んでるしw
とりあえず、現時点で一番SSが書きにくいのはくまりんここと三隈だと思う。
熊野鈴谷と違い建造では出ないし。
大和は持っている人それなりにいそうだが。
大和は1万人くらいしか持ってないよ
>>422 ぶっちゃけ三隅は……誰も書かなくてもいいんじゃね? あんまそそられんし。
実装されないのが悪い
上二人と下二人かなり絵も違うのがな
最上の下着で自慰に耽る三隈か?
もがっさんて、どれぐらい性知識あるんだろう。あんまりなさそうなんだが。
くまりんこちょっととぼけた感じのお嬢様で可愛いんだぞ
ご飯も作ってくれるしアレのお誘いもしてくれるぞ
普及率による認知度はどうしようもないのはわかるが話題にしずらいのは寂しいもんだね
>>417 最近くまのん出たからこれは嬉しい
くまのんは重巡ダントツの貧乳なのが私的にポイント高い
>>422 初風さんのこと忘れないであげてください
何かにつけて妙高姉さんの方が怖いと言うから
だったらとばかりにえちぃことをryとか
432 :
3-22:2013/10/31(木) 22:38:10.59 ID:jIzhqeWa
ドーモ、エロパロテートク=サン。 磯波ちゃん提督(3-22)です。
先日勢いで投下した中途半端な作品に、色々なアイデアありがとうございました。
結果、磯波ちゃんをなじっていじって改造(意味深)する話になりました。
今夜は静かですので、まだ途中ではありますが書いた分をアップさせて頂きます。
コン……コン。
控えめなノックが、執務室に漂う夜の静寂を打ち破った。
「入りたまえ」
僕は努めてぶっきらぼうに、ドアの向こうの気配へと声をかける。
「て、提督、失礼……します」
おどおどした様子のひとりの少女が、月明かりだけが照らす執務室の扉を開いた。
「い、磯波……です。ご、ご命令により……出頭いたしました」
消え入りそうな声で彼女は名乗り、執務室の入り口で敬礼をした。
僕が黙って頷くと、磯波は真鍮のドアノブを回し、静かに扉を閉めた。
しばし僕は、青白い月の光に浮かぶ磯波の姿をしげしげと観察する。
穏やかな波間を思わせる、三つ編みの黒髪。日々、遠征の任に駆り出されながらも白さを保つ若々しい肌。
膝より少しだけ高い、吹雪型のセーラー服から垣間見える、柔らかそうな太腿――。
普段彼女が足を踏み入れることも、いや、直接的に話したことさえも殆どない僕の部屋に
招かれた彼女は、いつにも増して小さく、儚く見える。兵装が完全に解かれている今は尚更だ。
現に、この部屋の中にいるのは磯波と僕だけだというのに、彼女は一向に僕と目を合わせようとしない。
照明が完全に落とされた執務室の中、磯波の長いまつ毛の奥にある瞳は、内股に寄せられたブーツへと
所在なさげに落とされたままだ。
ふぅ、と僕が大きくため息をつくと、それだけで磯波は細い肩をぴくっと躍らせた。
それでも僕は黙ったまま、磯波に更に視線を注ぎ込む。
「……ぅう」
磯波は、吹雪型が揃って纏うセーラー服の胸元の紐をいじりながら、チラチラと僕を見た。
僕からの一言を引き出そうと、必死のようだった。
海から吹き込む穏やかな風が窓から吹き込み、白いカーテンを揺らす。重たい空気の中、
時が確かに進んでいることを示すかのように。
だが、それでも僕は革張りの椅子に深く腰をかけたまま、彼女をじっ……と見つめたままだ。
磯波は、震えているようにさえ見えた。
「あっ……あのう……提督」
部屋の隅と僕の間を、まるでげっ歯類の動物のように素早く、しかし居場所なさげに視線を
揺らしながら、磯波がようやく唇を開いた。
「磯波に……何かご用でしょうか?」
彼女がこの鎮守府に配属されて2週間。僕は初めて、その声をまともに聞いたような気がした。
それは、本当に女の子らしく、か細く……そして消え入りそうな声だった。
仮に月が雲に隠れていて、磯波の実体が目の前に映し出されていなければ、耳に届いてさえ
いなかったかもしれない。
磯波はそれ程までに控えめな声で、ようやく言葉を口にしたのだった。
僕はその声の余韻を耳に感じながら、彼女を手招きする。
部屋に入ってからというもの、一歩たりとその場を動かなかった磯波が、ようやく小股で
執務机へと近づいてきた。しかし絨毯が敷いてあるとはいえ、足音がほとんどしない。
意識的に音を殺しているのだとすれば、どれだけ自分に自信がないのだろうか。
――もっとも、僕が彼女をこの部屋に呼んだ理由は、まさにそれなのだけど。
磯波は思った通り、執務机の前にたっぷり1メートルの間を取って、僕の正面に立った。
僕からは机を挟んで、ほとんど2メートルも離れていることになる。
「はぁ……」
予想はしていたことだが、僕は思わず2度目のため息をつき――
「磯波?」
ようやく彼女の名前を口にした。
優しく名前を呼んだつもりが、彼女は身体を強張らせ、両目をぎゅっと閉じてしまった。
言い訳もできず、叱られるのを待つだけの子供のようだ。
「自分がどうしてこの部屋に呼ばれたか、分かっているかい?」
首を縦にも、横に振るでもなく、ますます磯波は体を小さく、固くしてしまう。
僕はほの暗い中、デスクの書類受けに手を伸ばした。
「磯波、配属されてどれくらいになった?」
「えっ?」
「二週間だ」
忠実な秘書艦娘が纏めた数枚のレポートをぱらぱらと捲り、そのうちの一枚を彼女の方へと差し向ける。
「見たまえ」
磯波はまるで危険な生き物にでも触れるかのように、コピー用紙におどおどと手を伸ばす。
暗闇の中では読みづらいのだろう、柔和そうな垂れ気味の目が細められ、書類を走った途端――
「あ……ぅ……!」
磯波は驚愕とも恐怖ともつかない顔になり、そのまま硬直した。
「それは君の、ここ二週間の成績を纏めたものだが、見てのとおりだよ。残念ながら
、先輩諸氏のような戦績を残せてはいない。遠征にしても、作戦にしても、だ。分かるね?」
「は……はい……」
磯波はがっくりと肩を落としたまま、細い首を小さく縦に振った。
「同じ吹雪型と比較すると、なおのこと顕著だ。どうしてこんなに差が出るんだろうな? ん?」
月明かりのせいでなく、磯波の顔は、真っ青だった。
「あのっ……あの、提督……!」
磯波はレポートを持つ両手を強張らせながら、何かを伝えようと必死だった。
「これは……そのっ、私……」
「それに聞いたところによれば、何度か他の艦娘と衝突しかけたとか?」
意見しかけた磯波を、僕はより強い言葉で一蹴してやる。
「その衝突が原因で隊は陣形を乱し、結果的に燃料と弾薬を海中に失ったそうじゃないか……」
磯波は口を開いたまま、自分の意見を完全に失っていた。息をするのさえ忘れていそうだった。
「あの日は悪天候だったからな。遠征の報告書には、荒天に伴う高波の影響で物資を消失した、
とされていたよ。正式な報告書には、君の不始末はひとつも上がってきていない。言った通り、
あくまで『噂』だ」
磯波は魂が抜けたような、愕然とした表情のまま、何も映ってはいないであろう瞳をレポート用紙に
落としている。提督である僕と会話していることさえ、否定するかのように。
「だが、君の成績を見るにつけ、一度直接に確認しておかねばと思ってね。磯波、衝突は真実か?」
答える代わりに磯波は、よろけるように半歩、後ろに下がった。
「どうした磯波、答えたまえ」
「……う……わ、わた……」
「磯波! はっきり答えたまえ!」
焦れた僕は、少しだけ語気を荒げ彼女の言葉を再び遮った。それだけで――
「くぅ、 う……」
どこまでも静まり返った部屋に、たっ、たっ……と、絨毯に雫が落ちる音が響いた。
磯波の、涙だった。
磯波は薄い唇を噛みしめ、必死に涙を堪えようとしている。しかしその意志とは裏腹に、
熱い雫が白い頬に幾重もの軌跡を描いては、カーテンを透かす星の光に輝いた。
「それが貴艦の答えか、磯波?」
僕は椅子から立ち上がると、磯波の方へとゆっくり近づいていく。
「その涙が、僕に対する答えだというんだな?」
静かな僕の怒声に、ひんっと磯波が子犬のように鳴いた。
そしてまるで磁石の同極のように、僕が近づいた分だけ離れようとする。
だが、逃がすつもりは毛頭ない。
「どこへ行くんだ」
磯波の細い手首を、僕はがっしりと掴む。
「いや……あっ!」
磯波はレポートを取り落とし、僕から逃れようと顔を背けた。
「その涙が何で出来ているか、分かって泣いてるのか! 答えろ磯波!」
「うぅっ、は、放してぇ!」
「貴艦が目からこぼしているそれは、何だと聞いてるんだ、僕は!」
抵抗しようとする磯波の手を振り払い、僕はもう片方の手で磯波のきれいに編み込まれた
おさげを掴み、容赦なく引っ張った。
「きゃあぁぁ!?」
磯波の悲鳴と散らした涙がきらめいて、暗黒の絨毯へと吸い込まれていく。
「提督ッ! うあっ、痛い、いたいですぅっ!」
「まだ『無駄』にする気か、その涙を、あぁ?」
悲鳴を上げるのも構わず、僕は磯波の小さな耳を引き寄せて、息さえかかるであろう距離で言い放つ。
「貴艦が流しているそれは、戦列を同じくしている駆逐艦娘達が運んできた『燃料』だろうが!?」
抵抗する磯波の体から、ふっと力が抜けたのが、良く分かった。
「日々危険な海域を掻い潜り、やせ細る兵站を何とか維持しているのに……何だ貴艦は?
燃料一滴持ち帰れもせず、ロクな戦果も無いくせに、のうのうと補給まで受けて、更に無駄遣いか!」
返事がない中、「ふっ」と僕は小さく鼻で笑い、もう一言。
「磯波……我が鎮守府はね、常に逼迫しているんだよ。燃料も弾薬も……それに鋼材も」
力の抜け切った磯波の腕を放し、僕は頬を伝う涙を指で掬った。人間のそれと同じく、熱い。
「この涙さえ、一滴も無駄にはできないんだぞ?」
言って、朴は磯波の雫を口に含んで見せた。
塩辛く、ほのかに甘い味が舌に広がり、消えた。
「常勝無敗、そんなもの僕は端から求めていやしないさ。だがね、子供のお使いにも劣るような
近海の輸送任務も果たせず、あまつさえ味方に損害を与えてしまうような艦は……僕の手には
少々余ってしまってね」
「あ……あ、ぁ……」
「君の処遇は、試験運用期間の終わりを待つまでもなく決まりそうだ、磯波。貴艦の意向は既に伺ったしな」
「え……?」
顔を背けたままの磯波が、怯えきった表情で僕を見つめた。
「わたし……まだ、何も」
「何を言ってるんだ、貴艦は。僕は確かに『聞いた』よ?」
磯波の細い肩にぽんと手を突き、僕は笑顔で首を横に振った。
「僕の質問に対して、磯波。貴艦は無言だった。即ち衝突の一件は申し開きの余地無し、と。そうだな?」
ただでさえ青白かった磯波の顔から、さああっと音を立てて血が引いていった。
「ち、ちが――」
「磯波、貴艦は最期に正しい判断をした。衝突した艦を修理するために、自ら一肌脱いで――」
「だめっ……提督! い、嫌……いやあぁ……ッ!」
僕の最後通告は、磯波のか細い悲鳴にかき消された。
硬直したままだった磯波の身体が急にがくがくっ! と震えたかと思うと――
ぽたっ、ぱたぼた……っ。
スカートの下から漏れ出した雫が、絨毯に染みを広がらせていく。やがてその波は勢いを増し――
しゅわああ、あああ……。
あふれ出した温かな金色の流れが、湯気を上げながら絨毯へと降り注いだ。
太腿にも幾筋もの細かな流れが至り、紺のハイソックスをしとどに濡らしている。
「うぅっ、うううう〜ッ……」
磯波は絶望とも、解放ともつかない声で呻いた。きつく閉ざされた瞼の間からも、まだ涙が溢れている。
僕がおさげを放してやると、磯波は自分の作った水たまりの上に膝を折りへたり込んだ。
まだ全てが出切らないのだろう。細い肩を震わせ、磯波は両手で顔を覆い、すすり泣いている。
「ふっ、何だ貴艦は。燃料タンクにも欠陥があるのか?」
たった今、体を離れたばかりの生暖かく、そして若々しい磯波のにおいを吸い込みながら、僕は笑う。
「貴艦の姉さん達が聞いたら、さぞ悲しむだろうね。それこそ姉妹などとはもう――」
「いゃ……です……! て、と……く……!」
磯波は顔を覆っていた両手で濡れたスカートの裾を握りしめ、僕を食い入るように見つめていた。
「提……督……! 磯波の、お願いです……!」
そして涙に揺れる瞳に、ありったけの哀願と崩壊寸前の理性を浮かばせ、
「か、解体だけは……どうか……許してください……! えぐ……ひうっ……うぅぅ……」
何とかそれだけを言い切ると、磯波は天井を仰ぎ、静かにすすり泣き始めてしまった。
「すんっ……まだっ、まだ、磯、波は……うあぁ……あぁ……ぁぁ……」
僕の乱暴な扱いに抗ったからだろう。セーラー服はすっかり着崩れ、さらけ出た肩が夜風に震えている。
月夜に照らされながら細い顎を上げて涙にくれる磯波は、船首をもたげて静かに沈んでいく軍艦を思わせた。
磯波は、完全に堕ちかけていた。このまま放っておけば、手を下さずとも次の作戦あたりで
沈むかもしれない。
静かに彼女が朽ち果てる姿を見ていることもできる。だが、僕はそうはしなかった。
――そうしては、意味が無いのだからね。
「磯波……解体は、嫌か?」
磯波はうっすらと黒い瞳を開き、言葉を知らぬ子供のようにこくっと頷いた。
まだ、魂は生きているようだ。そこは艦娘、歴戦の軍用艦の名を引き継ぐ少女達である。
「そうか……だが磯波、僕は貴艦を今のまま運用することはできない。故に『改造』する」
「かい、ぞう?」
「あぁ、そうだ」
言いながら、僕は磯波の前にしゃがみ込んで視線を同じくした。
「磯波……人にも艦にも、『向き不向き』がある。僕は貴艦らのようには戦えない。しかし、
貴艦らを率い、深海棲艦に立ち向かう術を与えることはできる。『適材適所』とでも言おうか」
「はい……」
磯波は時折しゃくりあげながら、涙声で応じる。僕はゆ磯波が落ち着くのを待ち、続ける。
「磯波、君は艦娘ではあるが、今はたまたま、戦いに『向いていない』だけかもしれない。
ならば、貴艦は生まれ変わらねばならない。貴艦が建造され、進水され、この鎮守府に就役した
ことに、意味を持たせる。それは貴艦を『改造』する事のみによって成し得ることだ。分かるね?」
「は、はい……!」
磯波は若い。蒼白だった頬に血色が戻り、何も知らない子供同然の瞳に、月と星の光が再び
差し込んでいる。暴れて着崩れたセーラー服の奥で止まりかけていた心臓が強く動き出して
いるのが手に取るように分かった。
僕はよし、と小さく頷く。
「磯波、では早速だが、改造の儀式に移る。深呼吸して、息を整えろ」
「はい、提督!」
磯波は袖で顔を拭うと、言われた通り、二度、三度と胸を開いて大きく息を吸い、少しむせながら
吐き出した。
「よおし、いいだろう」
僕は人差し指を柔らかな磯波の頬に寄せ、拭いきれなかった涙をそっ……と掬い取る。
そしてその指を、ゆっくりと磯波の鼻先へ。
「磯波……目を離すな。僕の、貴艦の提督の、人差し指から」
「はい……」
磯波の黒目がちな瞳が、しっかりと、僕の指先を捉えている。
「貴艦を改造する第一歩、それは、貴艦自信をよりよく知ることに他ならない」
「はい……」
僕はその視線を試すように、ほんの僅かに指を右へ、左へと動かしながら、静かに囁く。
「磯波、僕はこれからひとつ質問をするが」
「はぃ」
「貴艦はその答えを、もう知っている。僕は既に、貴艦に答えを与えている。磯波……いいね?」
「は…………ぃ」
極度の集中からか、磯波の表情は虚ろになりつつも、その唇は既に僕がこれから命じようと
してることを鋭敏に察していた。
僕は磯波の正中で、ぴたりと指を止め、問う。
「磯波……貴艦の身体から零れた『これ』は、何だ?」
磯波は答えるよりも早く、そっと唇を開き――
「んっ……」
僕の指を、優しく暖かな口の中へと運んで、ちゅぱっと涙を舐めとった。
「ん……ふっ……。『これ』は、皆が運んでくれた……燃料、です……提督」
「良い娘だぞ、磯波」
優しく頭を撫でてやると、雲間を抜けた月の光が、ふっと強まった。
カーテン越しに届くその静かで鮮やかな白に照らされた磯波の表情を見て、僕は少し驚いた。
磯波は、笑顔を浮かべていた。
「あ、ありがとうございます、提督……」
思わず細められた磯波の眼から、悲しみや恐怖とは違う涙がこぼれる。
「おっと、磯波?」
「も、申し訳ありません……れろ……んちゅ」
咄嗟に僕が手で受け止めたそれに、磯波は躊躇なく滑らかな舌を這わせ、丹念に舐め取る。
「は、初めて……だったので、つい」
「何がだい?」
「そのっ、提督に……褒められたのが」
磯波は僕の手を取ったまま、はにかむように小さく、口もとだけで笑った。
瞳からまた涙がこぼれるのを防いだつもりだったのかもしれない。
――成程、健気で……想像以上に早い『仕上がり』だな。
「磯波……!」
次の段階の到来を感じた僕は、へたりこんだままの磯波の足元へと手を伸ばした……。
今日はここまで。次回は改造してやれると思います。
>提督×加賀=サン
貴官より
>>27にて頂戴した
ロヲタア(レア☆☆☆)
いつの日か必ずや磯波ちゃんに装備させる所存であります。
畜生、焦らしやがるぜ
GJ! この磯波ちゃんひどく嗜虐心をそそられるな、いじめられても仕方が無いね
早急に続きを熱望する所存である
>>426 絵が違うのも当然で、鈴谷と熊野は鈴谷型と呼ばれる場合もあるからね
船体強度なんかの見直しが図られてる実質的な改最上型なんよ
>>405 好きで山城旗艦にしてたから他のレズレズな子はどんなもんか知らんかったけど
他者の目から見て一番レズなの山城なのか…否定はできんがやはりショックだわ。
この子ホント喋る話題が偏り過ぎてるから、時報でもう少しパターン欲しいのよね…
特に提督への絡みが「なんだ提督なの?」ってのがイメージとして強すぎるし。
443 :
提督×如月:2013/11/01(金) 03:57:30.07 ID:xyCu7qAn
「んもぅー、ギリギリまで一緒にいたいのに。あなたも、一緒にお休みする?」
「…」
意味深なセリフを吐く目の前の少女…いや『艦娘』に内心ため息をつく。
「…馬鹿なこと言ってないで、さっさと入渠してこい」
「司令官ったら、つれないわねぇ…うふっ」
ゆっくりとした足取りで執務室を出て行く駆逐艦娘を見送り、俺はドサリと椅子に腰を下ろす。
…まったく、何を考えているんだか。
何の因果か艦娘達を指揮して未知の敵「深海棲艦」を叩く「提督」となって、はや数週間。
新米提督の俺には彼女…如月のような駆逐艦娘でも貴重な戦力であり、初期に出逢った縁もあって思い入れもそれなりにある。
見た目に反して(と言っては失礼かもしれないが)秘書としてはそれなりに有能なので、未だに秘書艦を務めてもらっているのだが
彼女の言動には未だ掴みきれないところがあり、慣れないのだ。
…いやまあ、正直に言ってしまうと、あの思わせぶりな態度にいちいちドキマギしているだけなのだが
中破姿であんな事言われたら嫌でも反応してしまう。ただでさえ目の遣り場に困るのだ。
俺だってあれが信頼ゆえの冗談の類だということはわかっている。
わかっているが、淡い期待をしてしまうのが男という生き物なのだ。
「…はぁ」
本日何度目かわからない溜息をついて、次の攻略目標を確認する。
「製油所地帯沿岸」。
まだ近場とはいえ、そろそろ敵の戦力が本格的に充実してくることが予想される。
俺にできるのは、鍛錬の計画を立ててやることと、艦娘の報告を元に手持ちの戦力で攻略方法を模索することだけ。
一緒に戦ってやることができないのは歯がゆいが、俺なんかが戦場に出ても邪魔なだけだろう。適材適所というものがある。
とにかく、ここを抑えれば燃料の調達に一定の目処が立つだろう。
資源はどれも不足しているが、特に燃料不足は我が鎮守府において喫緊の課題である。
うちの戦力も充実しているとは言えないが、一応俺なりには鍛錬を積ませたつもりだ。
ベストメンバーをぶつけて、あとは上手くいくようここで祈っているのみだ。
444 :
提督×如月:2013/11/01(金) 03:58:27.34 ID:xyCu7qAn
********************************************************************************************************
「…まさか、これほどとは」
提出された報告書を眺め、俺は顔をしかめていた。
大破2、中破2、小破1。撃沈艦こそ出さなかったものの、惨敗である。
初めて確認された深海棲艦。暫定的に「ル級」と名付けたそれは、既存の深海棲艦の火力を大きく上回るものだった。
おそらく戦艦クラスだろう。このような近海に出現するとは…
今までは比較的楽に進めてこれただけに、ショックは大きい。少々楽観視が過ぎたようだ。
「すみません司令官…私の力及ばず…」
報告書を提出した如月もまた、手ひどくやられていた。
「いやー、やばかったやばかった。ありゃあかなりの強敵だねぇ」
「gkbrでしたよ、ご主人様ぁ」
「水上爆撃機での攻撃も、ほとんど効果ありませんでした」
「やはり私達のような軽巡や駆逐艦だけでは力不足なのでしょうか」
「…かもしれないな。ともかく、対策を考えておく。
皆、ご苦労だった。損傷を受けたものはすみやかにドックに。今日はもう休んでくれ。
…あー、如月は修復後、執務室に来るように」
「…! は、はい…」
全員の修理が完了するのは、まあ3時間後といったところだろう。
消沈した足取りで出て行く皆を見ながら、どうしたものかと考えあぐねる俺だった。
445 :
提督×如月:2013/11/01(金) 04:00:24.53 ID:xyCu7qAn
「司令官。如月、参りました」
「ん。入ってくれ」
ガチャ、とドアを開けて入ってくる如月。まだやられたショックが尾を引いているのか、やはりいつもより元気が無い。
「修復は完了したか?」
「…はい。問題ないです」
「うむ、良かった。お前が一番やられていたからな、心配だった」
「は、はい。申し訳ありません」
「はは、別に責めたわけじゃないよ。ドックの妖精さんにお礼を言いな。…で、次回の作戦だが」
「っ!」
ビクリと肩を震わせる如月。
「…ん、どうした?」
「い、いえ…」
「そうか?…コホン、製油所地帯沿岸の攻略にあたってだが、対策として…まあ対策と呼べるほどのものでもないな。
鍛錬を積み、挑むだけだ。目標として、今回攻略にあたった全員を改造できるレベルにまで引き上げる。
特に北上と千歳は、改造することでかなりの強化を期待でき―どうした?」
「え…?」
如月は呆然とした面持ちでこちらを眺めている。
「い、いえ…あの、より強力な艦の採用は考えないので?」
「うむ…俺も考えたんだがな。建造、運用ともに我が鎮守府の台所事情ではちと厳しくてな。
今のメンバーを強化する方針で行くことにしたよ」
「…」
「…と、いうのは半分建前でな」
「え?」
「正直なところ、俺は今のメンツにはそれなりに愛着があるのだよ。もちろん今後限界が来るだろうが、
それまでは頑張れるところまで頑張ろうと思っている」
「では、私を呼び出したのは…?」
「何を言ってるんだ、君は俺の秘書艦だろう?今後の予定を把握しておく必要があるじゃないか。皆に伝えておいてくれ」
「…」
「…あー、本音の部分は伝えなくていいぞ、こっ恥ずかしいからな」
「…は、はい!では、失礼しますっ…」
ドアが閉まる音を聞を聞きながら、俺も今日のところは切り上げることにする。
そういや、今回は如月のセクハラ…もとい、社交誘惑(と勝手に名づけた)は無かったなぁ、などと考えながら
風呂に入るべく執務室を後にしたのだった。
446 :
提督×如月:2013/11/01(金) 04:02:06.64 ID:xyCu7qAn
********************************************************************************************************
次の日から、地道な鍛錬の日々が始まった。ひたすら近海の雑魚達を虱潰しに潰して回るのだ。
漣からは「ああ、ファンタジー北島ですね」などと言われたが…正直意味がよくわからなかったので適当に相槌を打っておいた。
まあ、時間がかかるのは否めないが、今のメンバーでいくならこれがおそらく最短ルートなのである。
そうこうしているうちに千歳が改造可能になり、その副産物である甲標的を同じく改造した北上に載せると効率は飛躍的に上がった。
もちろん彼女らにずっと付き合っている他のメンバーも着々とレベルを上げ、ついに全員が改造済みとなった。
「…ふむ」
俺はその旨を報告する報告書を満足気に眺め、それを持ってきた如月に目線を向けた。
「うん、ここまで強化すればなんとかなるだろう。如月、ご苦労だったな。皆にも伝えてくれ」
「は、はいっ!」
いよいよ明日、リベンジを決行する。如月も緊張しているようだ。
「できることはだいたいやった。あとは君たちの頑張り次第だ。期待しているよ」
「はい!で、では、失礼します…」
「ははは、そう気負うな。何なら添い寝してやろうか?」
「! お、おやすみなさいっ」
「ああ、おやすみ」
パタパタパタ…がちゃん。
うん、意外に可愛い反応するじゃないか。今までやられっぱなしだったがたまにはやり返すのもいいだろう。
そういえば最近は社交誘惑の頻度も落ちてきており、無ければ無いでなんとなく寂しい気もする。
まあ忙しかったしな。疲れていてはそんな余裕もあるまい。
俺も明日に備えて早めに休むとしよう。
447 :
提督×如月:2013/11/01(金) 04:02:59.33 ID:xyCu7qAn
********************************************************************************************************
いよいよ翌朝である。埠頭にて、出発前の艦娘たちへの激励。
「えー、ごほん。本日はお日柄もよく―」
いやいや、なぜ俺が緊張してるんだ。
「ごほんごほん。えー、今日こそは諸君らの練度を見せつけるときである。
ル級は手強い相手だが、レベルが倍になった諸君らは十分対抗できると私は信じている。
各員の奮闘を期待する」
「はいっ!」「はーい!」「はい…」「はーい」「うーい」「はっ!」
「あー…最後に一つ。帰ってくることが最大の戦果だ。そこを忘れないように。以上」
「「「「「「「はい!」」」」」」
鍛え上げた艦娘達を送り出したあとは俺にできることはない。せいぜい執務室をそわそわと歩きまわるぐらいである。
近海なので結果はすぐ出る。その時を待つのみである…
448 :
提督×如月:2013/11/01(金) 04:07:51.35 ID:xyCu7qAn
とりあえずここまで。
場合によっては全3回になるかも…磯波ちゃん虐めたい。
450 :
提督×如月:2013/11/01(金) 05:06:43.77 ID:xyCu7qAn
>>450 マジかwww
こういう好感度変化はすげぇ好きだわ
続き期待しておりまする
なんか分割投下ばかりだな
いいじゃん分割投下
続きが早く読みたいけど焦らされてるっていうことに興奮する
一週間投稿が全くないよりか毎日何がしかの話が読める方がいいし
だから分割でもまとめて投下でもどっちだって大歓迎っすよ
磯波ちゃんも如月ちゃんも続き楽しみにしています
投下乙
1-3の戦艦は真面目に怖かったからな…
最上を初めて脱がしてくれた方だけど
「金剛。俺はお前を改二にしない。いや、したくない。今のままのお前でいてくれ」
「いいヨ……ワタシ、提督が好きなワタシのままでいたいネ」
「金剛っ……」
「提督うっ……」
改二を見て瞬時に俺提督の頭はこれが浮かんだ。
響とヴェールヌイの二隻持ちは邪道だと言って譲らない俺提督
2隻もちもへったくれもなく、最大LVが日向の51LVの我が鎮守府にとっては、改二ってなんじゃーってくらい先の話。
チッ。金剛を二隻育てりゃいいのです。
ネンネ野郎ばっかなのです。
(ぷらずまAA略
愛のために一隻のみ育て、
愛のために改造拒否も辞さぬ構えなり。
余りにもログインできずにムラムラじゃないむしゃくしゃして書いた。
拙いが許してくれ
深夜の鎮守府の指令室に響くのは粘着質な水音とこぼれる熱っぽい吐息。椅子に座る提督の性器を小さな口をいっぱいに頬張り舌で転がす。
綾波型駆逐艦、漣はその頬を自身の髪と同じくピンクに染めながら一心に奉仕をする。
「んふ…」「…ッ」
喉奥を使い涙で目を潤わせながら射精を促す
「出るぞッ」
どっぷりと放たれた白濁が漣の喉を通る。提督の性器が口から離れるがまだ出し切られなかった精液がつぅっと橋を作る。
「んく…メシマズッ!」「そりゃそうだろう、つかメシマズって…」
数か月前
本土から離れたこの泊地に漣と共に着任し、最低限の資材でやりくり、資材確保に奔走しようやく出撃できたのは着任から5日後。
艦隊と呼ぶには小さいが近海の深海棲艦を初めて倒し、初のMVPを獲得したのは漣だった。
「ご主人様。MVPのご褒美ください」
と修繕を終えた彼女の要求に
「分った。ある程度のモノなら何でも言ってくれ」
と書類整理の片手間で答えた。すると彼女は私の隣に移動し
「ん?今、なんでもって言いましたよね?」
と耳元でささやかれた。私が反応するが早いか机と私の間に入り込みすとんと向かい合う形で私の膝の上に座る。
そしてぽかんとする私の唇にちゅうと唇があてがわれる。それも触れるような可愛らしいモノでなく舌を入れ歯の隙間から此方の口内を貪るような激しいモノだった。
数十秒好き勝手に動いた彼女の舌はぴちゃという水音と共にゆっくりと離れていく
「何を…」「ご主人様…」
うつむき体を震わせ抱きついてくる。思わず抱きしめると少し震えが止まりポツリポツリと語りだした
「この体で初めて出撃して、初めて敵艦を沈めてその時は嬉しかった、です。でもふと前に沈んだ時の事思い出してそれで…次沈むのは私かもって」
何時もの軽い調子でなく小さくなった彼女。
「だから、私、ご主人様に私の全部あげたくってその…」
そう言い終わる前にギュッと抱きしめる腕を強める
「大丈夫だ、私は絶対に誰も沈めたりしない」「ご主人様ぁ…」
彼女は顔を上げる。泣きそうな、しかしそれを抑え込みニィっと笑顔を作る
「女の子に此処までさせたからには答えないとな」「…ハイ」
今度はこちらからゆっくりと唇を重ねる。
まずは唇が触れるくらいに、そして舌を唇の間に滑り込ませ歯列をなぞる。そして舌同士を絡める。
「…ふあ」「ふう、次行くぞ」
コクっと頷くのを確認してセーラー服の中に手を入れる。膨らみかけの胸にある突起を爪で弾くとぴくんと体がはねる。
こんな少女を今からめちゃくちゃにするという背徳感が段々と興奮に変わっていく。
胸を弄る右手もほどほどに左手をスカートの中に突っ込む
「ひゃぁ!」「無理だと思ったらいえよ」
止まるか分らないけどと思いながらパンツの外から幼い裂け目をなぞる。すでに濡れている為ぬるっとした感触と柔らかな肉の弾力が指に絡む
「んん…」
必死に声を抑えようと手で口を押さえているのを見てなおさら声を出させたくなる。パンツをずらし直接指で陰核を刺激する。そして中指を膣内に入れていく
「ああ!」
きつく周囲の肉が指を締め付ける。ゆっくりと動かし解していく
「ご、主人、様ぁ!」
切なげな声が荒い息遣いと共に聞こえる。そして二本目の指を入れていく。くちくちゃという水音を大きくし羞恥心をあおる。
「さて…」「ご、主人様…やっち、まうのね…?」「嫌なら止めるが」「うんん、大丈夫です」
漣の愛液で濡れたズボンのチャックを開けるとギンギンに勃ち上がった陰茎が顔を出す
「グロイですね…」「お前なぁ…」
雰囲気も何もない感想にあきれつつも漣の腰を持ち上げる
「行くぞ」「お願いします」
にち…と粘着質な音と共に陰茎が飲み込まれていく。流石に慣らしたがキツくすぐには入らない。その間に再び右手で胸と左手で陰核を刺激し、啄むようにキスをする。
半分飲み込まれたくらいで緩慢な動きで腰を動かす。段々と深く飲み込まれていく陰茎に比例し柔らかく締め付けられる快感が強くなる。
そして陰茎が全てのみ込まれたところで動きを激しくしていく。
「あっ!ご主人様ッ!コレ気持ち、いい!」「ッ…漣!」
キュウと締め付けが強くなりゴプッと溜められた精液が漣の中に放たれる
「今回も〜やられてしまいましたが〜」
布団にくるまりニカッと笑う漣に腕枕をしながらあいている手で頭を撫でる。初夜から数か月、体を重ねるのはまだ片手で数えるほどだが段々と慣れたようで
「?どうかしましたか?ご主人様?」「ん?いや初めての時の気弱な漣ちゃんはもう見れないのかなーってな」
そう返すとむっとしたような表情になり
「女の子は弱いところは簡単には見せないんです」
と言い返してきた。もっとも彼女を悲しませるようなことはしないつもりだが
「漣」「なんですか?」「これからもよろしくな」「ハイ!」
「しかし全然育たないですねこの胸」
折角ご主人様が揉んでくれているのにと自身の胸を見て呟く
「揉んだら大きくなるってのは迷信かもな」「いやそんなことは無いですよ」「というと?」
「だって潮っぱいは私が揉んで育てたから」「やってる事エロおやじじゃねえか」
以上です。先日ようやく書記官の漣が50レベル、二人目と三人目も改にできたので
お目汚し失礼しました
さぁイベントがんばろうぜ
乙
乙乙
第七駆逐隊もっと増えろ
伊19はあれだな
痛がらせようとして肩揉んでくるのを「気持ちいい」って言い張って
ムキになって力入れようとして体寄せてきて当たってる感触を楽しんでから
お礼に揉み返してやろうって前に座らせてにゃんにゃんだな
469 :
2-358:2013/11/01(金) 23:11:49.16 ID:eauyy1DP
乙です。
第七駆逐隊は夫々個性があっていいチーム。
……E−1突破目前で落ちたonz。
実は阿賀野型は妙高型と並んで好きな艦艇なので、今回のイベントは
本当に待ってた。
妙高4姉妹の続き書きながらつながるの待ちます。
>>457 ごめんな…でも俺の脳内設定では響とヴェールヌイはメガ進化的なノリで好きなタイミングで切り替え可能なんだ
猫襲来の情報を得てから暇だったので1スレのヲ級の続きを書いたので投下
ちなみに今回もヲ級は人語を喋らない設定なのでよろしく
横須賀鎮守府。
イベントが始まって大量の猫が襲来したとしても冷静に対処できる歴戦の古強者が集う最前線。
もちろん、秘書艦を勤める艦娘達も激戦を潜り抜けてきたエリート揃いであるのが一般的である。
そう、あくまで一般的な話ではある…
「司令官、第二艦隊ただ今帰投したよ。」
「お帰り響。今回も遠征ご苦労だった」
この鎮守府においてもイベントに備えて資材を貯蓄するべく、ここ最近は第二艦隊から第四艦隊までが遠征に繰り出している。
その甲斐あって、ようやく目標とする量の資材を確保することが出来た。
「これで鉄底海峡の攻略を行う準備が整った。作戦は明日の早朝から開始される予定だ。今夜はゆっくり休んでくれ。」
「ああ、そうさせてもらうよ。お疲れ。」
コトッ
報告を済ませ、駆逐艦寮に戻ろうとする響に、秘書艦が労いの気持ちをこめて茶を出す。
「ヲッ!」
「ほう、これはいいな、スパシーバ。」
一般的な鎮守府とは異なり、我が鎮守府において秘書艦を務めているのは、正規空母「ヲ級」と呼称されている深海棲艦だった。
詳しい経緯については、保管庫を参照されたし。
コトッ
「ヲッ!」
「ああ、ありがとうヲ級。折角だから私たちも少し休憩するか」
ついでではないだろうが、ヲ級は響にだけではなく、私にも茶を淹れてくれた。
書類仕事をしていた執務机から、最近司令室に用意された炬燵へと移動する。
某球磨型軽巡も思わず丸くなりそうな逸品というだけあって、中々に上等なものである。
「折角だ。響も少し温まっていくといい。」
「いいのかい?愛する二人の邪魔をするのは少々気が引けるんだが…」
「そういう気の遣い方を一体どこで覚えてきたんだ…」
「ヲッ?」
先日の青葉の襲撃によって、鎮守府内において俺とヲ級の誤った関係が明らかになってから数週間が経過した。
その間に正規空母達からは祝電が届き、駆逐艦達からは質問攻めにあい、上層部の査察に対しては一部戦艦・重巡・軽巡によるHANASHIAIなどがあり、あっという間に今日に至った。
当のヲ級はというと、以前と特に変わりなく過ごしている。ただ、今の響のように他の艦娘が気を遣うようになったためか、以前よりも私と一緒に過ごす時間が多くなった。
私としてはありがたいような、気恥ずかしいような気持ちだが、何とか平常通り過ごしている(はず)。
「ヲッ!」
中々炬燵に入ろうとしない響に業を煮やしたのか、ヲ級は響の体を抱き上げて自分の膝の上に乗せるような形で炬燵に入れてしまった。
「さすがにこれは、恥ずかしいな…」
「観念してそのまま少し休んでいけ。それに、ヲ級がそうしたがっているようだから遠慮はいらんぞ。」
「ヲッ!」
恥ずかしがってか頬を染めて、それでも少し嬉しそうな顔をしている響と、響を抱っこできてご満悦なヲ級。
そんな二人の微笑ましい光景を眺めつつ、炬燵に入って茶をすする贅沢な時間。
「しかしそうしていると、まるで仲のいい姉妹みたいだな。」
「ヲッ?」
二人とも白い肌と白い髪で、眼の色は違っているが、見た目が何となく似ていたため、ふとそんなことを呟いてしまった。
「それを言うなら親子じゃないかな、“お父さん”?」
「ゲフッ!」
「ヲッ?」
響の不意打ちによって気管に茶が侵入しかけたが、何とか吹き出さずに済んだ。
「となると、司令官とヲ級が夫婦で、私と暁、雷、電が四人姉妹な家族か…。それも悪くないよね、“お父さん”?」
「すみません、この話はここまでにしてくださいお願いします…」
「ヲッ?」
響の手痛い反撃に抵抗の意思を挫かれた私は、早々に降伏を宣言した。それ以上いけない。
「仕方ない。このあとは弟が欲しい、とねだってみたいところだったがそれは次の機会にするとしよう。」
「堪忍してつかぁさい…」
「ヲッ?」
「冗談だよ。さて、そろそろ戻るよ。これ以上遅くなると雷や電が様子を見にきてしまうだろうから。」
そういって響は炬燵から出て、部屋へと戻っていった。
響がいなくなり、ヲ級と二人で炬燵に入ったまま、先ほどの会話を思い出す。
(ヲ級と夫婦…、第六駆逐隊が娘か…、悪くないどころの話ではないが…)
「ヲッ?」
(しかし深海棲艦と結婚となると色々と問題が発生するし、そもそも戦時中に司令官がそんなことをするわけには…)
「ヲッ!」
響の言葉に誘発され、妄想という名の思考を重ねている隙に、ヲ級が膝の上に乗ってきた。
どうやら先ほどの響が嬉しそうだったので、自分もやってみたかったようだ。
「ちょっ!ヲ級さん!」
「ヲー!」
膝の上で嬉しそうにしているヲ級。
密着したことにより、ヲ級の匂いや柔らかさなどを直に感じることが出来て、色々とマズイ事態になりつつある。
それに、万が一こんなところを誰か(主に某重巡)に見られでもしたら…、と思った矢先に、
ガチャ
「“お父さん”!もーっと私に頼って良いのよ!」
「あの・・・“お、お父さん”?」
「あ、暁は、ただ炬燵に入りにきただけなんだから!ほ、本当よ!」
ヲ級を膝に乗せたままの状態で、先ほど戻っていった響と同じ第六駆逐隊の三人が、突如として司令室に入ってきた。
「司令官、すまない。途中まで迎えに来ていたみたいで、遅くなった理由を話していたらこういうことになってしまって…。」
と、戻ってきた響がこの状況について説明をしてくれた。
どうやらうっかりヲ級の膝の上とか“お父さん”とかについて話をしてしまったようだった。
「あっ!“お母さん”ったら、“お父さん”に甘えててずるーい!」
「ちょっと、羨ましいのです…」
「うぅ…、暁は一人前のレディーだから羨ましくなんか…」
「それ、関係あるのかい?」
「お前ら、明日は朝から出撃なんだから早く休むように言っておいただろうに…」
「ヲッ?」
「なになに?なんの話ですか?」
「お前は帰れ!」
騒ぐを聞きつけた某重巡によって、更なる騒ぎが起きたためか、翌朝の作戦開始は予定よりも大幅に遅れることとなったのは別の話である。
以上になります
赤福食べながら書いたため、エロさ0、甘さ多めになった
反省はしていない
明日は猫が来ないことを祈ってヲ級と寝てきますので起こさないでください
>>475 乙乙
まぁ多分明日以降も猫の大攻勢きそうよね
相変わらず青葉のオチ要因っぷりはパナイな
漣「いやぁ〜潮っぱいは最高ですな〜」モミモミ
朧「同じ物を食べてるのに…」フニフニ
曙「どうやったらこんなになるのよ」ツンツン
潮「もう…やめてください…あん…」
唐突にこんなイメージがうかんだが俺は悪くねぇ!
提督「どうした、神通? 調子が悪そうだな」
神通「はい……少し、おなかが……痛みます」
提督「生まれそうなのか!?」
神通「」
>>475 あなたがあの提督か。ここから娘と妻がこんがらがった
爛れた関係が始まるわけですな!(違
提督陣が猫に襲われて執筆が捗っているのを喜ぶべきか悲しむべきか
>>478 噴いたwでも最初に名前を見た時同じことをおもった
ファンタジー北島ってグルグルネタかwなついなw
伊19の発言も見た目も何もかもがエロくて満足です
しかも提督大好きっ子っていう……
潜水艦の子たちはかなり幼いと思うんよね。
いいよイクちゃん、小さいのに上手だね。
そこから導かれる結論はうっ…ふう。なんだっけ。
潜水艦娘達のソープランドか・・・胸が熱いな!
水中フェラとか得意そう
58に「提督の魚雷は暴れん坊でち」とか言われながら弄繰り回されたいですはい
…そんな邪念のせいで58来ないんだろうか
金剛改二の時報で比叡の叫びが云々って、金剛が提督の部屋に尻尾ふりふりで朝の挨拶に来て金剛と同衾してるのを目の当たりにしたショックのもの?
それとも金剛姉様に夜戦を掛けようとしたら、もぬけの空のベッドを目の当たりにしての叫びなの?
487 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/02(土) 15:39:04.94 ID:6UVjlQBr
朝五時に挨拶も夜這いもないだろ
比叡のことだしベッドから落ちたとかそんなじゃね
中破した榛名ちゃんに上着かけてあげたい
俺は扶桑姉様にかけてあげたい
扶桑姉さまの中破絵って1秒後には片乳見えるよね
最上を後ろから抱きしめたい、やわらかいに違いない
武蔵さんに叱られてちょっと慰められたい
清々しい朝。開かれた窓の外に見える鎮守府近海は穏やかで、カモメの声さえ届く。
淹れたてのコーヒーを嗜みながら、僕が青葉が刷ったばかりの朝刊を読んでいると――
「提督! おはよう!」
ノックも無しに元気良く扉を開いて、我が艦隊の秘書艦娘、最上が現れた。
「おっこれは……う〜ん、いい匂い! 提督、何それコーヒー?」
部屋に入って敬礼も早々、最上は鼻をくんくん利かせて、僕のカップを指差す。
「あぁ、そうだ。最上も飲むか」
「えー、いや、まあ……僕はいいや。匂いだけで」
「苦くて嫌いなんだよな?」
「そんなコト無いよぉ。お風呂上りにいつも飲んでるし」
最上は腰に手を当てて、右手をくいっと口元で傾けて見せた。
「コーヒー牛乳だろそれは」
「絶対にコーヒー牛乳のが美味しいもんねー。間宮さんのは絶品なんだよ?」
「いつまでもお子様だと、駆逐艦娘どもにバカにされるぞ」
「なっ、余計なお世話だよ!」
最上は口を尖らせて、べぇっと小さく舌を出した。
正直このお友達感覚……もう少しどうにかならないものかと思ってはいる。
僕は黙ってコーヒーをもう一口。
「……で、それで? 提督、今日はどうするの?」
その一瞬で、最上はもう気持ちを切り替えていた。
これから始まる一日に思いを馳せ、にっと歯を見せて笑う。
この切り替えの早さや、さばけた雰囲気が、僕が彼女を秘書艦娘に指名している理由だ。
「えっと、第4艦隊はまず補給だね。そうしたら、深海棲艦の動きが活発な方面で偵察かな」
作戦の立案補助能力や、部隊への配慮も上々だし、
「この前ドックで衝突しかけちゃってさあ……あそこの角、ミラーがいるよ。まったく」
そそっかしい彼女が時折挟む他愛のない会話も、僕にとっては重要な情報源だった。
――でも。僕は一つだけ気にしていることがある。
「う〜ん、そうだな……」
僕は資料やらを情報やらを最上から手渡されると、いつもあれやこれやと考えを巡らせる。、
当然その間、最上は手持ち無沙汰だ。はじめこそ、まっすぐに立って僕の様子を伺っているが、
しばらくすると癖毛をいじったり、つま先をとんとん鳴らしたり、暇そうにし始める。
「ソファ、座ってていいぞ」
「ん? いや、別にいいや」
「じゃ楽にしてろ。まだかかる」
「イエッサ〜」
最上も邪魔する素振りは見せない。自分がこの鎮守府で戦闘に参加する以上、この僕の決定が
いかに重要なことか、彼女なりに理解しているのだろう。
そうして最上はいつも決まって窓の方へと向かうと、窓枠に手を突いて外を眺め始める。
開け放たれた窓から吹き込む涼しい朝の風が、栗色の髪をさあっと揺らす。
言動も服装も髪型も、どこか少年らしい最上だったが、こうやって窓の外を眺めている横顔に、
僕は最上の中に確実に存在する『少女』を意識せずにはいられない。
きっと結ばれた口元や長いまつ毛、キュロットからすっと伸びる健康そうな脚。
窓の外のに広がる果てない海を見つめるくりっとした瞳も、艦娘らしい不思議な憂いを湛えている。
――でもね?
ぐい、ぐいぐいっ。
しばらくすると最上は、決まって爪先立ちになって、窓の縁に押し付け始めるんです。
えぇ、その、キュロットの。はい。正面の。
……股の辺りを。
最上は、別にそれをしているからと言ってヘンな声を出したりするわけじゃない。
表情一つ変わらない。ただ一心に窓の外へと気持ちを傾けているはずだ。なのに――
ぎゅっ。ぎゅ。
最上は質素な窓の木枠に対し、股の辺りで全体重を預けている。
キュロットに隠された小さなお尻が時折、何かを探るように左右に揺れる。
――絶対無意識なんだよな、アレ。
僕は別にそれに対して邪心を抱いたりしない。まだ子供の、少女になりかけの艦娘がひとり、
何だか良く分からないうちに何だかイイキモチー? になっているだけなわけで。
僕は結局今日も注意することも出来ないまま作戦をまとめると、ふうっとため息をついた。
それが僕の合図だ。
最上は待ってましたとばかりにこちらをくるっと振り向き、とととっと笑顔で僕の方に
近づいてきて、執務机の角に勢い良く両手を突き――
あろうことかですよ、はい。そうなんです。
ぎゅーっ。
そのままの勢いで、執務机の角っこに、ぎゅぎゅぎゅ〜っと押し付けるんです。
ええ、キュロットの。はい。正面の。
……オンナノコの、大事な辺りを。
「提督ッ、決まった?」
そしてそのまま、押し付けた股間を支点にして、やじろべえみたいにバランスを取って
僕に身を乗り出してくるんです。
「あ、あぁ……。だいたい最上が考えてくれた通りだ、まずは――」
聞く体勢はどうあれ、最上は真面目に僕の話に耳を傾ける。指示を二度聞き返すこともない。
最上はしっかり、秘書艦娘としての責務を果たしているのだ。
股間をぐりぐりと机の角っこに押し付けて、小さくお尻を揺らしながら。
「それじゃ提督、僕は先に作戦室で準備してるから。5分後に集合だよ?」
一通りの説明を聞くと、最上は資料を脇に挟んで足早にドアへと向かう。
そしてくるっとコマのようにこちらを振り向き、小さくウィンクして敬礼した。
「今日も僕、頑張るからね! 提督も頑張ろっ?」
ドアが閉じられて、残されたのは僕一人。
最上は部屋に長居するわけでもなく、僕に特別懐いているでもなく……。
ちょうど良い距離感を保って、僕と最上は互いの任務を果たしていると思う。
僕は冷めたコーヒーを飲み干して立ち上がり、さっきまで最上が身を預けていた執務机の角を撫でた。
まだ、ぬくもりが残っているような気がして、小さな罪悪感と虚しさ感じたが、それもそこまでだ。
――そのうち、やらなくなるだろな。
僕はちょっとだけ笑うと帽子を被り直し、最上たちの待つ作戦室へと向かった。
=えんど=
>>428 もがみんは無意識・無自覚な角オナ派。
もがみんを第一秘書艦娘にしているワシ提督が言うのだから間違いない。
しかし異論は認める。
>>495 陸軍としては全面的に同意するものである
>>495 現代って、ウォシュレットを使っていて「ナンカ、ココニアテルトイイカモー」に気づく少女が多いそうな。
>>495 合衆国はこの件に関し日本側の主張に同意することを表明する
つまりは犯ってしまえ、と
愛宕が来たら呼んでくれ
>>495 提督がもがみんの性の目覚めを優しく手ほどきしてあげる続きはよ!!
イクちゃんが性的すぎて何か書きたくなってきた
イクちゃんはどうしてもボンビーの顔が思い浮かぶのでなんか無理なんだよなぁ…
武蔵さん中破絵で気に入った
イクちゃんで思い出したが
>>411の人は無事入手出来たのだろーか……
>>411 最近始めたばかりってんでもない限り大丈夫じゃね?
2-4のほうが難しいレベルだし
もがみん続き期待
E-3は終わったけどE-4は今日出来そうな気が全くしないので
待機時間中にムシャクシャして書いた
>>503にも期待するものである
先日着任したばかりの潜水艦伊19、通称(自称)イク。
そもおも潜水艦自体数が少ない現状において貴重な戦力となりうる彼女。
早速秘書官に任命したのはいいのだが……
「てーとくー イクを待たせるっててどういう了見なの? お仕置きされたいの!?」
「いや、今は特にしてもらうことはないからおとなしくしていろ」
懐いてくれるのはいいのだがちょっと振り回され気味だ。
「あー、じゃあ肩でも揉んでくれるか?」
仕方ないのでソファに移り声をかける。
案の定目をキラキラさせながら
「てーとく〜肩こってるなの?」
そう言いながら後ろに回り込む。
「まぁ少しな」
「てーとくは何をしても怒らないから好きなのね!」
今のところ実害のないイタズラしかされていないので苦笑して聞き流す。
度が過ぎてきたら多少は説教することもあるだろうが……
そう考えているうちにイクは肩を掴んで揉み始める。
「ほら、こうするとどぉ〜?痛い〜?えっへへへ!」
悪戯っぽく笑いながら肩を揉み始めるイク。
どうやら「イタタ」というリアクションを期待していたようだが
あいにく肩のコリはだいぶきつい方なのと
正直まだLVの低い彼女の腕力では全く痛く感じない。
「いや、別に」
「え? じゃ、じゃあこれでどうなの〜!」
「まぁ、ちょうどいいかな」
本人としては割と本気で頑張っているらしのだが……
「く〜、じゃあこう!なの!」
ムニッ
「ん?」
背中に感じる柔らかい感触。
どうやら力を入れるのに夢中で体が近づいて胸を押し付けていることに気づいていないらしい。
「こ、これでどうなのっ!?」
「ああ……気持ちいいな」
ムニムニ…
さすがにちょっとだけ肩が痛いのだがそれよりも背中に押し付けられる感触の方がはるかにインパクトが強く
そう簡単に開放してやる気にはなれない。
「はぁ……はぁ……疲れたの……」
「お疲れ様」
肩をもんでもらった上にあんなサプライズを味わえるとはなかなか嬉しい誤算だった。
それと同時に邪な欲望が胸に宿り始める。
「じゃあお礼だ。イク、こっちに来い」
深く座りなおすとソファの空いた空間にイクを招く。
「なんなのてーとく?」
微妙に不機嫌そうな顔をしながら目の前に背中を向けて座るイク。
「肩揉んでもらったお礼にイクの肩を揉んでやる」
そう言いながら彼女の肩に手を伸ばし、力加減に気を遣いながら揉み始める。
「ん〜、てーとく肩揉むの上手なの!」
「そうか、そりゃよかった」
すっかり上機嫌になったイクの肩をしばらく揉みほぐしてやる。
さて
「じゃあ、ほかの部分のコリもほぐしてやろう」
「ほかのところ?」
「ああ」
そう言うと彼女の脇に手を入れ、大きな胸を揉みしだく。
「ふぇってーとく!? そ、そこは凝ってないの!」
「そうか?」
とぼけた振りをしながらたっぷりとした大きさのイクの胸の感触を楽しむようにいやらしく手を動かす。
ムニュムニュと手の中でイクの胸は面白いように形を変え、感触だけでなく視覚的にもこちらを興奮させる。
イクがこちらの手を掴んでくるが彼女の手には力が入っていない。
「はぁ……はぁ……て、てーとく。だめなの……イクのおっぱいは……くぅん!……こってなんか……んっ…ないの」
「本当か?」
イクの胸の先端にあたる部分が水着の下から微妙にポッチを作っているのを目ざとく見つけ
そこを指で挟んでやる。
「ふぁぁっ!?」
「嘘をつくなイク。こんなに凝ってるじゃないか」
重点的にそこをコリコリとしごいてやるとあっという間に水着の下からはっきりわかるくらいに自己主張をし始める。
「だ、だめぇ……てーとく……そ、そこはダメなのぉ」
「こんなに凝ってるのに……何がダメなんだ?」
親指と人さし指で乳首を弄り胸を揉み続けながらイクに尋ねる。
「そこ弄られるとイク、お股のところがウズウズしてくるの……」
「ほう、どこだ? このあたりか?」
そう言いながら素早くモジモジしているイクの股間に手を滑らせ、割れ目のあたりを指でなぞる。
水着の上からムワっとした湿気を感じながら丹念に指を水着に食い込ませ
クリトリスのあるあたりを押し込んで刺激してやる。
「あぁっ! てーとく! そこダメ! ダメなのぉ!!」
プシャッ! ショロロロロ……
初めての刺激に耐え切れず、イクは絶頂を迎えると同時に失禁してしまった。
水着の内側から暖かい液体が溢れ、執務室の床を濡らす。
「イク……」
「ふ、ふぇ?」
「お前は本当に悪い子だ、執務室の中でおもらしをするなんて良くないな」
「そ、そんなぁ……」
てーとくのせいなの!と言いたげな視線を黙殺しつつチャックを下ろしながらイクに告げる。
「悪い子にはお仕置きが必要だな」
叱られると思ったらしいイクがビクンと体を震わせながら目をつぶる。
「イク、そこの机に手を付け」
「う、うん……」
怒鳴られたりしなかったことでホッとした様子のイクが机に手をつき、こちらにお尻を突き出したような格好になる。
「じゃあ、お仕置きをはじめるぞ」
そう言いながらイクの水着をずらし、ワレメに肉棒を押し付け挿入していく。
てっきりお尻を叩かれると思っていたらしいイクが軽くパニックに陥る。
「ふぇっ、て、てーとく!? おちんちんをイクに入れるの!?」
「ああそうだ、これがオシオキだ」
「そ、そんなおっきいのはいらな……んっ……い、痛っ!」
イクの体がこわばったのを見計らっていったん挿入を中止し、やさしく声をかけてやる。
「イク、一つお仕置きを痛く感じないようにするアドバイスをしてやろう」
「あ、あどばいす……?」
「そうだ、力を抜いて深呼吸してみろ……ああ、そうだ」
言葉通りにできるだけ力を抜いて深呼吸するイクに合わせて徐々に奥へ侵入していく。
途中の抵抗も躊躇無く突き破り、やがて先端が彼女の子宮に当たるのを感じた。
キツイ締め付けに絶えながら再び彼女の胸に手を延ばし
汗でしっとりと湿った水着の上から思う存分感触を楽しみ、先端を刺激する。
「ほらイク、まだ力が入ってるぞ?」
コリコリと揉みほぐしてやるたび、イクの体がビクンビクンと跳ねる。
「やっ…! だ、だってそこ、どうしたら力が抜けるのかわからないの!」
「じゃあ力が抜けるまで揉んでやろう」
「ふぇぇぇっ! ダメッ! ダメなのぉ!!」
イクが胸の快感に翻弄されている間にゆっくりと小刻みに腰を動かしてなじませる。
多少なじんできたイクの中をだんだん大きな動きでかき回し始める。
感じやすい体質なのかきついことはきついがたっぷりと分泌される愛液のおかげで
それなりにスムーズに動かせるようにはなっている。
「やっ! て、てーとく! おちんちん動かしちゃダメなのっ!」
「お仕置きなんだからしょうがないだろう、ちょっとくらい痛いのは我慢しろ」
「だ、だって……はんっ!……痛いのと一緒…に……変な感じがぁするのっ!!」
気づくとジュブジュブと大量の愛液が結合部で泡を立てている。
「痛くないだなんてまだオシオキが足りないようだな」
そう言いながら勢いよくパンパンと肉がぶつかる音を立てながらイクに欲望を叩きつける。
「あっ!あっ! ダメっ! てーとく! それ以上されたら……イク、おかしくなっちゃうのっ!!」
イクのほうは完全に痛みを快感が凌駕してしまったようで腰をガクガクさせながら必死に突き上げに耐えている。
「参ったな、これじゃオシオキじゃなくてご褒美になってしまうな」
そう呟きながらラストスパートをかける。
卑猥な音を執務室に響かせながら、完全に力の抜けたイクの腰をつかみ膣内を蹂躙する。
「て、てーとく! てーとく!! イク……もうダメなのぉっ!!!」
「クッ…!!」
イクの中が肉棒をギュっと締め付けた瞬間、先端から白い欲望が吹き出てイクの子宮を満たす。
腹の中に暖かいモノが注ぎ込まれる感覚を感じながら、イクの膣はしばらく震える肉棒を締め続けた。
「本当にあれじゃあお仕置きじゃなくてご褒美になってしまったなー(棒」
「ペロッ……うん……なんだかよくわからないけど…チュパ……気持ちよくて目がチカチカしたの……」
脱力したイクを床に座らせ、精液と愛液で汚れたペニスをお掃除と称してしゃぶらせている。
気持ちよくしてくれるモノだと認識しているイクは夢中になってそれを舐めまわしている
「じゃあこれからMVPを取ってきたらこれからはさっきのご褒美をしてやろう」
「チュッ…レロッ…ホント?てーとく」
「ああ、ただ、みんなには内緒でな。じゃなきゃしてやらないぞ?」
そういうとうっとりした目でイクは頷いた。
───二日後
「イク 大金星なのね! てーとくのご褒美、期待しちゃうなのねー」
そしてイクしか知らないご褒美がまた始まる。
おわり
>>493 >>511 最上んもイクちゃんも乙!
二人とも初メインで読めてよかった
イベント攻略最優先になり筆が止まっているのは俺提督だけではない
ボスを逸れるかボスだけ綺麗に食べ残すかの連続でイベントのイライラを発散したい俺提督もいるぞ
E3のボスを何回落としてもレア艦娘にカスリもしない俺提督もいるぜ
E-2のボスを未だ落とせない俺提督もここに…
能代ちゃん突っついてみたけど、この娘何にもわかってないな
こんなエロい体してるのに無知シチュ妄想が捗るぜ
7月に着任して3ヶ月半
ずっと追い求めていた古鷹にこの間ようやく会えた
ただいい子過ぎてエロい展開に持って行きにくい
E2を終えた後で陽炎ちゃんがすごいたくましく見える
不知火に話題を取られがちだけどいいよね
ALL30でも出る古鷹に3カ月も会えなかったのはある意味凄いな……
陽炎はノベライズの出来がよければ注目されそう
やっと会えたに!に運命を感じる
ボンビーって意見を聞くが、19の口調でアイマスの美希思い浮かべるのは俺だけなのか
>>446 ファンタジー北島
グルグルで城の周りでザコ敵を倒し続けてレベル99になった人だっけ?
懐かしいww
すまない、Sが大文字で上げてしまったorz
>>523 ドンマイ
それにしても熊野、磯波、漣、如月、最上に伊19とSS書かれる艦娘増えたな
今はイベントで人が少ないだろうが
資材回復とバケツ集めで数日は出撃控える提督が戻ってくるから大丈夫だ
自分もその1人だ
最上好きがいて私は嬉しいです
航空巡洋艦にしたはいいが飛行甲板が邪魔で中破時の脇腹がちょっと隠れてる事に気が付く
だが肩から胸にかけての破れ方はいいものだ
現れて24時間たつかたたぬかのうちに
イクちゃん早くも膣内射精されるの巻。
あかん、こりゃあかんでぇ!
そりゃあ泳ぐ18禁というタグが渋でつけられるくらいだし仕方ないね
提督の寝顔を独占して穏やかに慈しむ扶桑姉様とか翔鶴お姉ちゃんとか加賀さんとか鳳翔さんとかまだですかね
目が覚めた提督に布団に引っ張りこまれて朝からハッスルして、起こしに来た妹勢(加賀さんの場合赤城さん)が
「あ、朝からなんて事を・・・んっ」
ってドアの隙間越しに覗きながらくちゅくちゅしたりする展開とか
イムヤはともかく新入りのイクの方が先にデビューしちゃったのでゴーヤ建造祈願で書いてみた
練度向上の為近海の敵艦を狩り尽くしたため数日、休息を取れるようになった。
本日は晴天、絶好の海水日和である。普段は艤装に身を包んだ艦娘たちも水着に着替え思う存分遊ぶつもりらしい。
普段は艦娘が屯し騒がしい指令室も今はペンの走る音しかない。しかし全く艦娘がいない訳ではない。
「ゴーヤ、お前は遊びに行かないのか?」「海の中なら毎日泳いでるでち、飽きたのぉ」
とソファーに寝転がり足をプラプラさせている伊58通称ゴーヤが答える
我が艦隊唯一の潜水艦として働き尽くしの彼女にとっては休日まで海には入りたくないらしい。その割にはいつもの水着にセーラー服というスタイルだが
「いつも酷使してすまないとは思っているさ」「あ、大丈夫でち!そういうのが私の仕事だって分ってるし、てーとくのお役に立てれて嬉しいでち!」
そういうとにっこりと笑みを返してくる。
「そうか?いつも頑張ってくれてるし何かして欲しい事とか欲しいものはあるか?」「欲しいもの…あ」
ポンと手を叩く。何か閃いたらしい
「で、湯加減はどうだ?」「最高でち!ドックのお風呂も好きだけどこうして、てーとくと入るお風呂は格別でち!」
彼女の欲しいモノ。それは指令室の隣にある檜の温泉に提督と一緒に入ること。流石に真っ裸という訳にもいかず二人とも水着である。
「良いお湯でち〜」「ああ、そうだな」
提督の頬は赤い。それはお湯によって暖まっただけではなく膝の上にゴーヤを乗せる形で風呂に入っているからである。
ゴーヤが体を揺らすたび彼女のスク水を着た尻が水着越しに陰部を刺激してくる。
「てーとく、なんかお尻に固いものが当たってるでち」「いや、これはだな」
流石に気が付いたゴーヤが不思議そうに顔を見上げる。そして体制を向かい合うような格好に変え右手で硬くなった提督のモノをギュッと掴む
「むお!?」「てーとく?これは何でち?」
純粋な好奇心に光る眼、そして小さな手は容赦なく刺激を与えてくる。そしてそのままズルっと水着を脱がされる
「うぁ…てーとくも魚雷さんもってたんでちね!」「いや、これは魚雷じゃないんだが」
なでなでと提督の魚雷を撫で始める。
「あ、大きくなったでち、てーとくの魚雷さんは暴れん坊さんでち」「ゴーヤ、やめろ」
会館に流されかけた理性を奮い立たせゴーヤを静止させようとするが、どぷっと堪えきれなかった精子が湯船に放たれる。白いそれは熱によってさらにベタつきゴーヤの手に引っ付く。
「なんか出て来たでち!?」
やってしまったと真っ白になる提督をよそに手についた精子をパクッと口に含む。
「不味いでち…」「ゴーヤ…」
ゆらりと提督の腕がゴーヤを掴む。
「て、てーとく?ちょっと怖いでち…その悪戯は謝るでち。だから」
なけなしの理性も切れた提督はゴーヤのスク水の股間部の布をずらす
「やめて!」
抗議の声は届かず提督の腕を外そうとするも腕力でかなわず。そのまま提督の右手の太い指がゴーヤのぷっくりとした土手の肉をつまみふにふにと揉みだす
「いや、ん、てーとくぅ…」
初めて他人に触られる快感にぶるっと体を震わせるゴーヤ。そして提督の指はお湯とは違う滑りを感じゆっくりと肉の裂け目に入っていく。そして左手で水着越しに胸を愛撫する。
「ひゃ!てーとくの指ぃ…ゴーヤの中に入ってぇ…あん…」
抵抗する力も抜けされるがままになるゴーヤに提督が声をかける
「どうだ?」「ふぇ…指とぉお湯が入ってきて、キモチイイ」
そうかと答えると提督はゴーヤの唇を奪う。それに反発もせずすんなりと提督の舌を受け入れ気持ち良くなるためゴーヤも舌を動かす。口からこぼれた唾液がぴちゃっとお湯に溶ける。
「ゴーヤ、お前の中にコイツを入れたい」
先ほどよりもまた大きくなった提督のモノ。それをうっとりと見つめこくりとうなずくゴーヤ。
(さっきの指だけであんなに気持ちよかったでち…あんな太い魚雷さんなら…)
そして向かい合ったままゴーヤは腰を浮かしゆっくりと飲み込んでゆく。ぷちっとゴーヤの中の何かが切れ赤い血が湯に広がる
「痛ッ…」「ゆっくり息をして力を抜きなさい」「ふぁ…はい」
すぅと息をするたびにゆっくりとゴーヤの中に飲み込まれていく。
「痛いの…飛んでった、でち」「ん、ゴーヤはおりこうさんだからな」
胸を弄る左手をとめ頭を撫でてやるとゴーヤは気持ちよさそうに目を細める
「動くぞ…もっと気持ち良くなれるからな」「ハイでち!」
ばちゃばちゃと湯が音を立て二人の腰が動き出す。
「あぁ!てーとく、キモチイイでちぃ!」
水の弾かれる音とゴーヤの甲高い声がだんだんと大きくなっていく。風呂場の反響も気にせず激しくなる動きについにゴーヤは達する
「てーとくぅ!来ちゃう何か来ちゃう」「我慢するなよ」「あ、あぁあああああ!」
「で、一緒に入って我慢比べしてゴーヤがのぼせた…と?」「はい、面目次第もございません」
あの後逆上せたゴーヤの水着を正しソファーで寝かせているところを霧島さんに見つかり提督は説教中。
「まったく、何時もはまともなのにどうしてこんな事を…」「いや…うん…若気の至りと言いますか」「まさか、ゴーヤに如何わしいことを…」「いえ、滅相もございません」
流石に本当のことを言えるはずもなくじっと説教を受けている
「私だって一緒に入りたいのに…」「?霧島さん何か…」「何でもありません、次からは気を付けてくださいね!彼女の代わりはいないんですから」「ハイ、すいませんでしたぁ!」
なんで霧島さんENDにしたのか分らないんでE-3にマイクチェックしてくる
モルダー。あなた疲れてるのよw
やはりゴーヤは無知シチュだな、
>>534はよくわかっておる
マイクチェックをカチコミの隠語みたいに使うんじゃねぇww
乙でした
じゃあ、あなたの股間のマイクチェックを
???「あっかんわ、
>>534提督! こらアカン!
あんなぁ、これな? 霧島ニキが「彼女の代わりはいないんですから」言うたとこで間髪いれずに
「それは君もだ、霧島」言うて、霧島ニキが「へっ、何て……」って頬を赤らめた瞬間に
チッスで唇塞いでまえば、そのまま第二ラウンド開始の流れやんかあ! ホンマ、乙女心を分かって欲しいわあ」
と、我が艦隊の喋るまな板がマセた事をのたまってましたので、リンゴ擦っておきました。
>>534提督、GJと思います! 無知ムチでエロかった!
何これコピペ?
天龍ちゃんが「夜戦に行くならオレを外すなよ?」って言うたびに「それはお前の態度次第だな」ってゲス顔で返したくなる俺提督
>>540 気を悪くしたんならスマン・・・
霧島ネキxゴーヤx提督なんていう夢の3Pが叶うかと思ってしまったんだ・・・。
どんまい。テンション上がってうっかり変なこと書いちゃうなんて誰にでもあるさ。
544 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:14:59.80 ID:BxqF8UXX
やけに長い午後が終わった。待ちきれず暮れつつある埠頭で待つ俺のもとに、ついに艦隊が帰投してきた。
「提督、第一艦隊、ただ今帰投しました!」
しかし、帰投の報告をしたのは長良であった。旗艦はもちろん如月だったはずである。
どくどくと跳ねる心臓を抑え、なるたけ平静を装って長良に声をかける。
「ああ、ご苦労だった。戦果と損害を報告せよ」
「はい。我が艦隊は製油所地帯の敵の排除に成功。次のエリアに進軍可能です。
損害ですが…」
どくん。
「―大破1、中破2。如月の損害が特にひどく、撃沈は免れましたが辛うじて浮いている状態です。
航行不能のため神通が曳航しており、到着は今しばらく―」
その後の長良の報告は耳に入らなかった。
練度が足りなかったか。慢心だったのか。いや、いくら練度を上げても損害をゼロにすることはできない。
しかし敵の火力が高いことはわかっていたはずだ。「愛着がある」程度の理由は艦娘をひどく傷つける結果となっても正当化できるのか。
自問自答が頭の中をグルグルと回り、後悔の念が押し寄せてくる。
「…わかった。よくやってくれた。損傷を受けたものは、すみやかにドックに入りなさい。その後はゆっくり休んでくれていい」
「はい、分かりました…あ!神通たちが到着したようです!」
「!」
急いで港の方を見ると、神通と彼女に手を引かれている如月がちょうど入港するところだった。
「神通!」
「提督!如月が、如月が…」
涙目の神通から、ぐったりとしている如月を受け取って抱き上げ、そのままドックへ走る。
「あ…司令…官…」
「! 大丈夫か、如月!」
「わが艦隊、は…やりましたよ…私も…ううっ」
「今は喋らなくていい、すぐに入渠させてやるからな…妖精さん!」
ドックに駆け込み、周りで飛び跳ねているドックの妖精さんを呼び集める。
「こいつを…早く直してやって下さい!」
「はーい」「またひどくやられましたなー」「まあ、なんとかなるです?」「しすてむじょう、ておくれはありえませぬゆえ」
「…っ、お願いします!」
545 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:16:19.26 ID:BxqF8UXX
********************************************************************************************************
ドックの妖精さんに託したら、もう俺にできることはない。執務室に戻り、如月の修復を待つ。
当然仕事など手につかず、悶々とするしかできなかった。今日初めて自覚した、俺の中での如月の存在の大きさ。
艦娘とはいえ、あんな小さな娘に無理をさせてしまった。もう少しで俺は彼女を失うかも知れなかった。
その恐怖と己の愚鈍さへの自責の二重苦に苛まれ、どれだけ経っただろうか。コンコン、という控えめなノックの音に顔を上げる
「… 如月です」
「! あ、ああ、入りなさい」
「司令官…ご、ご心配を、おか、お掛け…」
「…かった」
「え?」
「よかった…帰ってきてくれて…」
「ああ、あのあの、司令…!?」
俺は思わず如月に駆け寄り、抱きしめながら泣いていた。
俺の腕の中にすっぽり入るほど小さく、そして温かい。
ここにいてくれることに感謝しながら、俺はいつまでそうしていただろう。
「あの…ご報告を…」
「あ、ああ…」
報告なら長良から受けたが、正直あの時は動転していたのでほとんど聞けていない。
何より如月から聞かないと、報告を受けたという実感が湧かない。
「わ、我が艦隊は、製油所沿岸にて敵主力艦隊を発見。前回の接敵時と同じく、戦艦『ル級』を確認。交戦状態に入りました。
戦闘の結果、敵艦隊の撃滅に成功。我が艦隊の損害は駆逐艦大破1、軽巡・雷巡それぞれ中破1。戦果と比較すれば、軽微と言えるでしょう」
「…」
確かに、戦果と損害の比較としてならそうだろう。しかし、俺には「駆逐艦大破1、軽巡、雷巡中破2」で片付けられてしまうそれを軽微と呼びたくない。
この小さな艦娘が傷つく姿を、軽微とは呼びたくないのだ。
だがそれは艦娘の前で言う訳にはいかない。俺は提督なのだから。
「…ああ、よくやってくれた。君は俺の自慢の艦娘だよ」
「ひぅ…っ」
頭を撫でながら労いの言葉をかけると、如月は真っ赤になって固まってしまった。
「はは、ちょっと気障だったかな。…ご苦労様。ゆっくり休みなさい」
「は、はいぃ…お、おやすみなさい」
「ああ…」
退室する如月を見送り、安堵と、さっきの自分の醜態に今更ながらに羞恥を覚えながら、
俺も就寝の準備を始めるのだった。
546 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:20:31.72 ID:BxqF8UXX
********************************************************************************************************
次の海域は「南西諸島防衛戦」。ここを突破すれば、いよいよ本格的に敵を叩くことになる。
なるのだが…
「…あ、あの、おは、おは…」
「…ああ、おはよう如月」
…如月の挙動がすっかり不審になってしまったのだ。
「は、はい…」
顔を赤らめて返事を絞りだす如月。
いや…これは挙動不審というか…どう見ても、その…
原因は明らかに先日の俺の所業だろう。どうやら図らずもクリティカルヒットしてしまったようだ。
今までイケイケな如月しか見たことがないこともあり、この如月はこの如月で破壊力抜群だった、おそらくこちらが素の如月なのだろう。
当然「接待誘惑」もぱたりと無くなったが、あれは無理してキャラ付けをしていたのだろうか?
まあ、そのへんはこの際どうでもいい。問題は如月の秘書業に支障が出ていることと、
ついでに他の艦娘たちの「早く何とかしてやれや(意訳」な有形無形のちょっかいがうざったいことである。
しかし、そんなことを言われても俺は提督である。個人的にはその…非常に嬉しいのだが、立場上その気持ちに応える訳にはいかないのだ。
それにこっちだってこんなことに手馴れているわけではない。…困った。
「情報によると、南西諸島には空母が出現するらしい。なので、千歳を重点的に鍛えようと思う。
…あー、それでだな。一時的に千歳に旗艦を務めさせてみようと思うのだが…」
「…はい」
あーもう、そんな悲しそうな顔をするな!
「あくまで一時的な措置だぞ。南西諸島防衛戦には君にも頑張ってもらうつもりだ」
「はい…では、千歳さんをお呼びしてきますね」
しゅんとした様子で退室する如月。
…はぁ。何とかしてやりたいのはやまやまなんだがなぁ…
547 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:22:10.32 ID:BxqF8UXX
********************************************************************************************************
「提督。千歳、参りました」
「ああ、入ってくれ」
如月に呼ばれてきた千歳に、次の海域での作戦の概要を説明する。
「――というわけだ。期待しているよ」
「了解です。…ところで提督、なにかお悩みですか?」
雰囲気を察したのだろう、千歳は目端が利く。…そうだ、彼女に相談してみるのもいいかもしれない。
「いや、どうしたものかってね」
「ふふ、如月ちゃんのことですね?」
流石である。
「受け止めてあげればいいじゃないですか。よっ、色男!」
「あのなぁ…そう簡単な話じゃない。俺は…提督なんだ。艦娘と特別な関係になる訳にはいかない」
「それは規律的な意味でおっしゃってるんですか?」
「そうだ。万一そんなことになってしまったら、おそらく業務に支障が出るだろう。
贔屓をするなと如月に反感を持つものが出てくることも考えられる。第一、あんな小さい娘と―」
「提督は、あの娘のことをどう思われているんです?」
俺の台詞を遮って、千歳が質問をぶつけてくる。
「…うちの大事な艦娘の一人だ」
「そういう意味で聞いたのではないとお分かりのはずです」
「…」
くそう。「全てお見通しです」みたいな顔してやがる。
そう…俺だって、如月にどうしようもなく惹かれているのだ。如月を失いそうになって初めて自覚した、自身の気持ち。
千歳相手では、どうやら隠し通すのは無理なようだ。
「…そんなに俺、バレバレか?」
「はい」
マジかよ。即答されてしまった。
548 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:24:20.69 ID:BxqF8UXX
「提督。あの娘が以前、どうして誘惑するようなセリフを言っていたか御存知ですか?」
「…いや…」
「あの娘はですね、『前』はほとんど何もできないまま沈んでしまったんです。
ずっとそれを気にしていたと、せめて『ここ』では、役に立ちたい…活躍したい、と…そう言っていました」
「…!」
「だから、ちょっと無理してでも積極的に振る舞って。あれが、あの娘なりの精一杯のアピールだったんでしょうね。
もちろん、提督はそんな誘いに乗らないというのはあの娘もわかっていたでしょうけど。
でも…製油所地帯沿岸の攻略で、だいぶ心境に変化があったみたいですよ?」
「…?この間の戦いで?」
俺が如月にアレ(泣きつき&クサいセリフ)をやらかしたのは、つい先日のはずだが…
「どういうことだ」
「ふふ…本人に聞いてみてはどうですか?」
千歳が言葉尻をドアの向こうに向ける。…え、まさか…
予感は残念ながら大当たりし、頬を染めた如月がドアの影から姿を現す。やばい、全部聞かれてたか…?
「では私、ちょーっと野暮用で席を外しますね。しばらくは帰ってきませんし、
この部屋には誰も入ってきませんからご心配なく〜♪」
「お、おい!」
無責任にもそう放言していなくなる千歳。ドアがバタンと閉じられて、静寂が執務室を支配する。おい、どうすんだこれ…
…と、如月は無言でこちらに近づいてきて、俺のそばまでやってくる。やばい、どうする。
549 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:25:30.81 ID:BxqF8UXX
「あ、あのな如月…」
「以前、ここに呼び出された時です」
「え…」
「私達が製油所地帯沿岸の攻略に失敗して、ボロボロになって帰ってきた時です。
所詮、私は旧式の駆逐艦。あんな深海棲艦に、とても敵わない。私はもう司令官のお役に立てないって思いました。
ですから入渠のあと呼び出された時、きっと私は艦隊から外されてしまうんだって。い、いよいよお役御免だって。私、すごく怖かった。
でも…」
如月の目からポロポロと涙がこぼれ落ちる。
「でも、司令官は、き、如月のこと、使ってくれるって。私は秘書艦でいいんだって。
わ、わたし、まだまだお役に立てるんだって。嬉しくて…気づいたら、司令官のこと、す、好きに、なっちゃってました…」
…そうか。あれがきっかけだったのか。思えば、あの頃から如月の雰囲気は変わっていたっけ。
「…最初は諦めようって、忘れようって思ってました。司令官は司令官なんですから、こんなこと言われたって困るだろうって。
司令官だって、あくまで私を艦娘としてああいうことを言ってくれたんだろうし、私だけに向けられた優しさではなかっただろうから。
でも、大破して帰ってきた私を、あんなに必死に抱きかかえて、ドックまで連れて行ってくれて。
帰ってきてくれてよかったって泣いてくれました。おかげで、気持ちが抑えられなく…なってしまいました…
私にはそれをどうすることもできなくって、落ち込んでたら、千歳さんが相談に乗ってくれて。私に任せろ、なんとかしてやるって…」
くそう、それで千歳の奴、誘導尋問のごとくカマかけてきやがったのか。不覚…
「それで、あの、司令官…さっきのは…」
「くそっ…ああそうだよ。俺だってお前のことは好きだ。でも…うわっ!」
如月が抱きついてくる。落ち着け、落ち着け俺の煩悩。
「それは…女の子として…ですか?」
「…ああ。俺もつい最近わかったんだが、な。艦娘は皆平等に接しなきゃならんのに、提督失格さ…俺は」
「でも、私は…嬉しいです」
その言葉にどきりと心臓が跳ねる。もはや、俺には拒絶することができなかった。
俺の腕の中で如月の、物言いたげな大きな瞳がこちらを見つめている。彼女の欲していることを、俺は正確に読み取っていた。
「ん…ふ…」
唇を重ねるだけの、しかし決定的な行為。
どれだけそうしていただろう。キスを終えて、ほう、とため息を吐く如月。
「お願いです…如月を司令官のものに、して…」
上気し潤んだ瞳で投げかけられるその『誘惑』は、今までに彼女が放ってきたものとは、明らかに異質だった…
550 :
提督×如月:2013/11/03(日) 22:28:27.89 ID:BxqF8UXX
とりあえずここまで。以下絶賛執筆中。
エロシーン長くて終わんねーYO!
おう、問題ないさ乙
>>550 乙!
ここを見てると育てたい艦娘がどんどん増えてきて困る…
・ヮ・)<妖精さんがとても可愛らしくてよかったのです
>>551 乙であります!素の如月さん設定、いいよね!
でも
>「しすてむじょう、ておくれはありえませぬゆえ」
この妖精さんに萌えまくってしまいましたどうしてくれますか責任(ry
確かにこの喋り方してそうだし。
うちの如月さんは今、イベントで火の車中の艦隊のために八面六臂の活躍で
補給線を維持してくれてるわー・・
武蔵手に入れたけどエロボディすぎる
558 :
!ninja:2013/11/03(日) 23:25:42.17 ID:OZupR8iP
>>550 乙!
本気で惚れ込んでいるからこそ
恥ずかしい子だと思われてないかと後悔し始めて、という解釈でもありですよ?
559 :
提督の誕生日:2013/11/03(日) 23:40:12.66 ID:AkQ8hJti
「HAPPY BIRTHDAY、提督ゥ!!」
今日は俺の誕生日。それもかわいい艦娘達と出会って初めての誕生日である。
「ありがとう」と俺は返した。
「提督のために私たちがPremiumなPresentを用意したネ!」
彼女達は何を用意してくれたのだろう。そう思っていると
「あ…あの……こっちの夜の戦いは初めてで……で、でも、精一杯頑張ります!」
服の上からでもわかる豊かなおっぱいをさらけ出し、いつもとは雰囲気が違う愛宕。
「お…わた、わたし達、提督の為なら…」
いつもの男口調とは違い、たどたどしくも女口調で喋る天龍。
「私、司令官の為なら初めての痛みなんて大丈夫なのです!」
スカートをたくし上げてパンツだけを横にずらしながら秘所をさらけ出し、
いつものように一生懸命さを出して何かを頑張ろうとする電。
「提督ゥ!私たちがVirginをPresentするヨ!好きなコ、Selectしてイイヨ!」
どうやら彼女達は俺に処女を捧げようとしているみたいだ。戸惑っていると
「おっそーい!もっと早く決断してよ!」と島風が不満顔で文句を言う。
「すまない、誕生日プレゼントだからって君達の純潔を貰えない」と速攻で返す。
「ちょっと待てよ!俺達艦娘達の好意を無駄にするのか!?」
「い、いや、俺はどっちかというと初体験をこういう風にしてヤるのに少し抵抗が…」
「司令官…ひょっとして童貞ですか?」
「ああ」
割って入ってきた雷の言葉に対して恥じることなく即答した。
「提督ってかわいい女の子に目がないのに妙なところで意気地無しなのです」
「すまない。だけど君達の気持ちは受けとったよ。いつかきっと……」
「まあ誰とするかは決断を後回しにしてもいいけど、戦いではちゃんと即決してよね」
「ゴメン、君達を失望させたみたいで」
「失望なんてしていませんよ。むしろ提督の意外な一面を知れてよかったです」
彼女達は恥ずかしい思いをしただろうに健気に笑顔を見せていた。
いつか彼女達や、ここにいない艦娘達から誰かを選ばなきゃならない日が来る。いや、選ばないという選択肢もあるだろう。
いずれにせよ、後悔しないように選択し、生きていきたい。
今日はそういった考え方を艦娘達から間接的に教わった気がした。
きっとこれが今年の誕生日プレゼントなのかもしれない。ありがとう…みんな……
すごい夢オチ臭を感じる
それは提督が最期に見た僅かな夢だったのだ・・・
金剛型はコスプレが似会う
564 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/04(月) 01:58:32.28 ID:gkbBy5F/
金剛4姉妹で麻雀すればいいんじゃない?(すっとぼけ)
提督・雪風改・時雨改二・伊58改で卓を囲む麻雀
提督の変わりに陸奥を入れようか
開幕爆死不可避
失礼致します。龍田(ふたなり)×天竜のレズモノを投下します。
本番ありの内容です。シチュエーションが苦手な方や龍田、天竜のファンの方は
速やかに撤退願います。
「コラ!俺を第一線がら下げるなっての!」
ドック内に罵声が響く。
天竜型一番艦天竜…綺麗なショートカットに緋色の瞳。そしてちょっと尖った形の大きい胸とプロポーションの整った肉体。
そんな容姿端麗の姿からは想像の出来ない言葉の荒さ。
先の戦闘にて破損した為提督よりドック入りを命じられ、半ば強引にドックへ入れられたのが不満であった。
「くそっ!なんで俺が…」
そうぼやきながらもドックでの修理が始まる。ところどころ破けた衣服が損傷具合を物語る。
普段から勝気のせいか、建造以来ドックに入っては出て行っての繰り返しをする天竜。
「もうガタガタ言ってもしょうがねーか…」
ドックの常連の為、修理が始まればどうにもならないことを悟り諦めに入る。
「仕方ねぇなぁ〜」
「あとはまぁ任せるぜ」
そう言ってドックで仮眠に入る天竜。
それからどのくらいの時間がたっただろうか…躰に伝わる違和感で目を覚ます。
「んんっ…?」
誰かに抱き締められ明らかに胸を触られている…
その感触に最初は鈍い反応を示すが違和感を悟ると慌てて起きる。
が、躰を抑えられ起き上がれない。
「くっ」
こんなことをするのは何処の誰だ?そう思いながら怒りの表情で振り返る。
するとそこには天竜と同じ髪の色をしたセミロングの女の子。
華奢な躰付きからは想像も出来ない力で抑えられる。そして目が合うと紫色の瞳が怪しく光る。
「お、おまっ!んっ!!」
怒り、叫ぶその瞬間、唇を唇でふさがれる。
そしてすぐさま進入してくる舌が天竜の口内をまさぐる。
「んーっ!んーっ!!」
怒りの表情を浮かべながらも思いもよらない行動に驚き、一瞬の隙に両手を押さえられてしまう。
そして口元は抵抗も出来ずなすがままにされてしまう。
唇を舐められ舌を絡められ抵抗が出来ない。しばらくそんな状況が続き相手が満足したのか唇を離す。
「い、いきなり何をっ!」
唇が離れた瞬間、涎の糸を引きながら叫ぶ。
「うふ、何か気になることでも?」
袖口で糸をぬぐいながら余裕の表情を浮かべる女の子。
天竜に良く似た顔と華奢に見える躰、胸は天竜とは異なりマシュマロのようなふっくらとした大きな乳房。
女の子特有の甘いにおいを香らせる彼女。それが天竜型二番艦龍田。
「何かって!見れば分かるだろ!ドックで休んでるんだよ!」
いつもどおりの荒い言葉で叫ぶ。
「うん、知ってるわよ。気持ちよさそうに休んでいたからもっと気持ちよくなってもらおうと思って」
そういって天竜の服の中に手を滑り込ませ胸を触る。
「ひゃぁっ!!」
普段出さないような女の子らしい悲鳴を上げる。
「あら〜わたしのキス、そんなに良かった?」
「もう乳首ビンビンに立ってるよわよ〜」
硬くなった乳首を指で転がしながらその感触を確かめる。
「う、うるさいっ!!」
「さっさとその手を止めろ」
顔を赤らめながら叫ぶ天竜。
当然そんな制止は龍田には届かない。
「だって気持ちいいんでしょ?天竜ちゃん」
「乳首硬くして、こんなに躰ビクビクさせちゃってさぁ…」
「可愛いね〜」
手で胸を刺激しながら徐々に服を脱がせる。
天竜も嫌がりはするものの龍田が躰を押し付けているせいか思うように抵抗できない。
「やめっ!んんっ!!ぁんっ!!」
「や、やめっ!ひゃぁっ!!やめろぉ」
顔をますます赤らめ時々甘い声を出しながら龍田を押しのけようとする。が、それもかなわずもぞもぞと抵抗するたびに徐々に脱がされる衣服。
ジャケットは傍に転がりシャツのボタンは全て外される。
その間も天竜の胸を手で揉み解し、乳首を刺激し、首元にキスマークをつけ、時には乳首を唇で吸い上げる龍田。
「ひゃぁぁんっ!!」
「やめろぉ…やめろぉよぉ…」
「んんーっ!!はぁはぁぁ!!」
最初の頃からは大分大人しくなる天竜。抵抗がかなわない諦めと、躰が快楽に反応してしまっているせいかだんだんと勢いが無くなる。
「ほら、後一枚よっ!」
しばらくすると上半身は下着一枚の姿になる。そして龍田はその一枚もためらうことなく脱がす。
「はいっ!」
掛け声と共にブルンと飛び出す天竜の乳房。大きな胸に綺麗な桃色の乳輪、そしてツンと尖った乳首。
「やった」
「天竜ちゃん、凄く興奮してるねぇ」
「わたし嬉しいなぁ〜」
にやにやと微笑みながら天竜のロケットのように尖った乳房を楽しむ龍田。
「はぁ…はぁ…ひゃぁっ!!」
「そ、そんなにっ!!あぁんっ!!」
「…んんっ!や、やめっ!!はぁんっ!!」
乳房をしつこく刺激され全身に快楽が走る。その淫らな快楽で意識は淀み、躰は火照り欲情する。肌にはしっとりと汗をかき、その艶っぽさが龍田を更に刺激する。
「ふふふっ…天竜ちゃん、凄くいいにおいする」
「はぁ…んんっ!」
そう言いながら責めるを止めない龍田。首元を舐め、舌を這わせ天竜の腋まで刺激する。
「そ、そんなところ!ひゃぁぁんっ!」
腋を舐められ妙な刺激が伝わる。
「はぁぁぁ…天竜ちゃんの腋、いいにおい…」
「んんっ!」
香りをかぎながら舌で執拗に刺激する。
「ふぁぁっ!!」
「やめっ!!!っんん!!」
「なぁに?やめてほしいのぉ?」
「とか、言いつつほんとは気持ちいいくせにっ!」
普段も強気の天竜。抵抗は弱くなるものの、龍田の快楽の責めにはなかなか折れない。そんな様子を確認しながら今度はスカートに手をかける。
そして一気にめくり上げる。
「ひゃっ!」
「だ、だめっ!!」
「見るなっ!!見るなぁ!!」
顔を真っ赤にして叫ぶ天竜。スカートの中には真っ黒なショーツ。布の少ないTバックタイプのを身に付けていた。
しかし、そのショーツはもはや役には立たず止めることの出来ない大量の愛液で濡れていた。
「天竜ちゃん、どうしたの?」
勝ち誇った表情で問いかける龍田。
「くっそがぁ…っ!」
一番恥ずかしいところを見られて激昂する天竜。
だが既にイニシアチブを龍田に取られている状況ではもはや戦況は覆らない。
「そんな怒った表情もそそるなぁ〜」
そう言って唇を舌なめずりをする龍田。
そして今度は盛り上がっている自分のスカートをゆっくりと摘み上げる。するとあるはずの無いものがそこにはあり天竜を驚かせる。
「お、おまっ!な、なんだよ」
「そ、それっ…!?」
龍田のスカートの中には白いレースのついた可愛らしい下着が秘部を隠しているものの、天竜と同様、愛液により濡れており無毛の恥丘が透けて見える。
驚くべきはその上。秘裂の付け根から伸びる大きいそれ。可愛い下着からはみ出したそれはあまりに似つかわしくない。
「うふ、何か気になることでも?」
それはどう見ても男根だった。華奢で可愛い龍田からは全く想像出来ないもの。
「わたしの14cm単装砲はどうかしらぁ?」
がちがちに硬くなっているそれは先端からはカウパーを溢れさせ準備万端だった。
「ど、どうって…お前…」
ただただ驚く天竜。女の子の龍田にそれが付いていることや、その大きさ、太さ。あまりの出来事に頭が付いてこない。
そんな驚き固まる天竜を尻目に息遣いが荒くなる龍田。
「はぁはぁ…はぁはぁ…」
「もう我慢できないなぁ〜」
そう言って力任せに天竜を押し倒す龍田。
「ふぁぁっ?!」
「や、やめっ!」
突然のことに驚くも、先ほどからの快楽で力も入らずあっさり押し倒されてしまう。
「はぁはぁはぁはぁ…」
荒い息遣いで男根を天竜の下着に押し付ける。
「お、おいっ!!やっ!!!」
慌てて止めようとする天竜だったが暴走する龍田は一気にそれで貫く。
「はぁいっ!」
押し付けた男根は愛液とカウパーで潤滑剤の役割をし、生地の少ない天竜の下着の隙間から秘部へ一気に挿入される。
「ふぁぁぁっ!!!」
思わず驚きと悲鳴が混ざるような声で天竜が叫ぶ。
龍田は挿入したそれを一気に膣奥まで進入させる。溢れる愛液のおかげで子宮口まで一気に到達する。
「あはぁ…天竜ちゃんの膣中、あったか〜い」
「ぬるぬるしていてキモチイイ〜」
そう言って大きくゆっくりと確かめるように腰を動かす龍田。
「はぁんっ!!」
「こ、こんな、こんなのっ!!」
「ちょっとぉ〜天竜ちゃん、そんなにキモチイイのぉ?」
「膣中締め過ぎだよぉ〜」
あまりの気持ちよさに快楽をコントロールできない天竜。本能のまま龍田の肉棒を締め付ける。
「ふぁぁぁんっ!!」
「そ、そんなこというなぁっ!!!ひゃぁあぁっ!!」
少しでも腰が動くたび膣中が不規則にぎゅっぎゅっと男根を締め上げる。
そして第一回目は予告無く訪れた。
「んっもうっ!気持ちよすぎるからって!」
「締め過ぎだよぉ」
そう言って肉棒を膣奥に挿入した瞬間。
「あっ!?く、くるっ!!」
「ふぁぁんっ!だ、だめっ!」
「はぁはぁはぁぁぁぁあああんっ!!」
いきなり絶頂を迎える天竜。そしてその瞬間、子宮口を刺激している肉棒を吸い上げるように締め上げる。
「ちょっ!ちょっとぉ!!んんーっ!!!」
突然の天竜の絶頂と締め付け。それに伴う強烈な快楽が龍田を襲い身構えることも無くあっさりと白濁液を発射する。
「んんっ!!はぁぁんっ!!」
「はぁぁぁっ!!お、奥に…出、出てるっ!!」
「こ、こんなの、気持ち…良すぎる…」
「我慢とか…無理…無理…」
天竜の搾り取るような締め付けに膣奥で暴れる肉棒からどぼどぼと溢れる白濁液。
快楽のあまり全く制御も利かず本能の赴くまま肉棒を締め上げる天竜の膣と、それにひたすら濃厚な精液を出し続ける龍田。
「あははっ!!」
「こんな…んんっ!凄い…はぁんっ!!」
「赤ちゃん出来ちゃうぐらい出しちゃってる!!」
あまりの快楽にイクのが止まらない天竜だが龍田の台詞を聞いた瞬間、動揺してしまう。
「はぁぁっ!!」
「は、孕むの…だ、だめだっ!!」
「はぁあっ!!!だ、駄目なのにっっ!!」
「ひゃぁあぁっ!!」
「イ、イクのがぁっ!!はぁっ!!」
首を振り妊娠を恐れるものの快楽を止めることもできずひたすら肉棒から精液を搾り続ける。
締め上げるたびに膣奥に吐き出される精液。
「ふふっ!」
「天竜ちゃん、かわいい〜」
「孕むの嫌だと言う割には淫欲に負けてきゅっきゅっ締め付ける膣中」
「もっと素直になればいいのに〜」
戸惑う天竜を見下ろしながらにやにやと微笑む龍田。
「んんんっ!!」
「ちっ…ちっくしょぉ!」
意識とは別にイクのが止まらない天竜が怒声を上げる。そしてキッと龍田を睨み反抗を見せる天竜。
「んー?」
「躰は気持ちよくなっているのに…」
「天龍ちゃんがなんかすご〜い顔でにらんでるし、うふふ」
「なぁに?あんなによがっていたのに…素直じゃないなぁ〜」
「仕方ないわねぇ〜」
「追撃するね〜、絶対逃がさないんだから」
天竜の反抗的な瞳が龍田の加虐心を強く刺激する。
どうしても堕ちる姿が見たくなった龍田は膣中から抜かずにそのまま腰を動かしだす。
「ちょっ!ま、まてっ!!ひゃぁっ!!」
「い、イッたばかりだから…んんーっ!」
一度絶頂を迎えている天竜の躰はかなり感度があがり少しの刺激が強烈な快楽になり前身に伝わる。
「ふぁぁっ!!」
「や、やめ…んっあぁんっ!!」
腰を動かすたびに女の子のような甘い声を出すようになる天竜。挿入を繰り返す無毛の秘裂からは先ほど出された精液が愛液と混ざりながらあふれ出る。
恥丘の端からは真っ赤に腫れ上がったクリトリスが顔を出している。
「ふふっ天竜ちゃんのアソコ、凄く可愛いわぁ〜」
「こんなに腫れちゃって…えいっ!」
そう言いながら天竜のクリトリスを刺激する龍田。
「ああぁんっ!!」
「そ、それダメだっ!!」
そう叫んだ瞬間再び膣中が震える。
「はあぁっっ!!」
「い、いっくぅっ!!」
腰がガクガクと振るえ龍田の肉棒を締め上げる。
「んんっ!!」
「き、きつぅ…」
天竜の締め上げに思わず射精しそうになる龍田。
「もう、すぐにイッちゃうんだから…」
「もっとわたしのことも考えてよぉ〜」
「そんな娘にはおしおきー」
自分で刺激しておきながら意と反する絶頂を迎える天竜に理不尽にもおしおきをする龍田。
「そんなに敏感ならこんなのはどう?」
そういうとイッたばかりの天竜のクリトリスを更に刺激する。
「あがっ!!」
「あ"あ"あ"!!」
すると再び強烈な絶頂が天竜を襲いさっきよりも強めに膣中を締める。
「ひゃぁっ!!」
その波打つような刺激に思わず龍田も悲鳴を上げる。
そして先ほどとは違い膣口から液体が飛び出す。
「あれ?天竜ちゃん…」
「もしかし…それ潮?」
何が起こったのかもはや頭が回らない天竜。
「あはは〜天竜ちゃん潮吹いた〜」
「そんなに気持ちいいの〜?ここー」
嬉しそうに膣口を刺激しながら腰を動かす。
するともう完全に淫欲に飲まれ膣奥からはドロリとした本気汁が垂れ、肉棒の出し入れの手助けをする。
「も、もう…」
「こ、これ以上は…はぁぁんっ!!」
もうここまで来ると天竜の意識は性欲に負け抵抗をするのを諦めていた。
ただただ龍田に身を任せひたすら淫靡な快楽の海を漂う。
「んっんんっ!!」
徐々に腰の動きを激しくしていく龍田。そして繰り返し小さい絶頂を迎える天竜。
もうお互いに快楽の頂点が迫ってきていた。
「はぁはぁ…天竜ちゃん…本当は…」
「んっ!もう…我慢…出来ないんでしょ?」
腰をばしばし打ち付けながら耳元で囁く龍田。
それもそのはず。天竜の乳首はしっかりと勃起し秘裂からはもう止まらない愛液。膣奥にはこんこんとあたる子宮口が下りてきている。もう絶頂が近いのは言わなくても分かる状態だった。
「ほらぁ…はぁぁんっ!」
「ちゃんと…正直に…言わないと…んっ」
「膣中で出してあげないわよぉ」
腰を打ち付けられるたびに快楽が走り脳髄を麻痺させられていく天竜。
ここまで来るともはや思考回路は働かない状態だった。
「ほらぁ…どうなのぉ?」
「んんっ!」
唇が重なり改めて下を絡める。上からも下からも快楽が襲いもう抵抗など出来なくなっていた。
「はぁぁんっ!!」
「もう…っ!!だ、ダメだっ!!」
「出せっ!!我慢…出来ないんだっ!!」
そう叫ぶと脚を龍田の腰に絡ませ中出しを要求する天竜。
「あははっ!そんなに?そんなになぉ?」
「赤ちゃん、孕んじゃうかもよぉ?」
全くあせることなく嬉しそうに質問をする龍田。
「はぁんっあぁっん!!」
「だ、だって…こんなの…こんなにきもちいいの」
「が、我慢できるか!」
そう叫ぶと自ら腰を動かし快楽を貪る。
それに答えるように龍田も男性と変わらないくらいの激しい腰の動きで絶頂へと上っていく。
「んんっ!!」
「はぁはぁぁぁっ!!」
「そ、そんなにっ!!」
「ダメだっ!!もう…いぃぃっ!!」
「イクっ!!!」
先に絶頂迎えたのは天竜だった。強烈な締め付けと溢れる潮。躰がガクガクと震える。
「んんっ!!」
「わたしもぉ〜」
その締め上げにつられ龍田も絶頂を迎え膣奥に再び精液を吐き出す。
「はぁぁっ!!」
「膣中に熱いのが…」
龍田の精液を受け止めながら悦びの表情を浮かべる天竜。
「きもちいぃ〜」
「こんなに出したら本当に孕んじゃうわよ〜天竜ちゃん」
射精をしながらにやりと笑う龍田。
「ってもう聞こえてないかな」
そんな龍田をよそに天竜は射精の快楽を味わいながら躰をビクッビクッと震わせ満足そうに絶頂の余韻に浸っていた。
こうして小さいドックの中での淫靡な時間は過ぎていった…
……………
…………
……
コンコン。
提督の部屋にノックの音が響く。
「開いているわよ」
若くして艦娘達の提督となった女の子がその部屋にはいた。
「龍田です。入りまーす」
扉を開けると普段よりも艶っぽい龍田が入ってくる。
「天竜ちゃんについて報告でーす。先にドック入りした天竜ちゃんですが修理時間延長です」
その報告を聞きふーっとため息を吐きながら提督が質問をする。
「何をした?」
「いやぁ…色々「お手伝い」しているうちに熱くなって…」
綺麗な髪をいじりながら気まずそうな表情を浮かべる龍田。
「…まぁいいわ、あなたのその表情を見れば何をしたかは想像できるわ」
「下がっていいわよ」
「はぁ〜い」
「あ、提督のも「お手伝い」しましょうか?」
そう言っていつもの表情で微笑みなが舌なめずりをする龍田だった。
投下終了です。
艦これエロパロ初投下なのでゆるーく楽しんで貰えると嬉しいです…
百合ならまず百合って書いておいて欲しい……ってのは勝手すぎるかね
乙乙。たまにはふたなりもいいよね!
同一人物の連続しているセリフはひとつのカギカッコにまとめてくれる方が嬉しい。
>>579 レズもの注意って書いてあるじゃん…
しかし、ふたなり×女はレズと呼んでいいのだろうか
58は癒されるなぁ・・・はふぅ・・・
これは百合でしょ
あと天竜しゃなくて天龍な
しゃなくてじゃなくてじゃなくてな
>>585 なんか笑ったwwww
だめだ…E4で疲れてるのかな…
武蔵さんのおっぱいが見えないよ…
やすんでいーよん
ナンチテ
んんwww
あまたつはキャラが立ってるので脳内でいろいろと作り上げないといかんですなwww
このあまたつSSはちょっとキャラの再現力が不足気味なのでGJはありえないwww
しかしナイストライですなwww
次に期待ですなww
>>560-562 いいじゃないか夢くらい見たって
親からも誕生日に言及されなかったし……
もし艦娘に誕生日を非公式につけるとしたら元ネタの艦の完成日か、それとも初出航日なのか
妄想か、工廠には分娩台があり、開発は秘書艦に中出ししたのちに
ガチャガチャサイズの装備品カプセルを産む。艦娘が女性なのはこのため。
加賀さんが烈風入った体温残るガチャをやりました、と渡してくれる。
龍驤ちゃんのように、提督ぅウチが提督との赤ん坊産むの見たってなぁと出産?を見せたい艦娘もいる。
失敗してもペンギン産んだりせず空カプセルが出るだけ。グロいしな。
因みに空カプセルは再利用する→開発資材は減らない
その発想力に脱帽
596 :
3-495:2013/11/04(月) 20:25:59.46 ID:ZWGgOKra
かどっこ好き秘書・もがみんの続きなんですけど、
一向にエロくなるどころか抜錨しちゃいそうですゴメン。
お色気要素はブラ話だけです・・・。
でも、もがみんはきっと世話焼き秘書に違いない。
ほんでもって、長良とは仲がいいと思うんだ。史実ガン無視だけど。
〜鎮守府 ヒトフタゴーマル〜
昼食を終え、青空の中天から、陽がまっすぐに降り注ぐ時間。
誰かが聞いているのだろう。古く歪んだクラシックのレコードが、穏やかな潮風に乗って聞こえてくる。
戦時、それも軍施設の中とは思えない、ゆったりまったりした鎮守府の昼下がり。
その柔らかな空気は、提督の執務室も例外ではない。
夏が過ぎ、真昼でも過ごしやすいこの季節だ。扇風機もエアコンも、とうにお役御免。
執務机の灰皿から立ち上る紫煙も、天女の羽衣のようにすぅっ……と天井へと消えていく。
誰にも邪魔されることの無い、何にも変えがたい至福の時間だが――
バーン!
何の遠慮も無しに、木製のドアが豪快な音を立てて開け放たれた。
「提督ー! 起床おぉーッ!」
暢気な空気をブチ破る、秘書艦娘・最上の大声が部屋中に響き渡る。しかし、
「んっがー んっごー」
提督は帽子で顔を隠し、机に脚を投げ出して高いびきだ。
「起床ー! 起床きしょうキッショー! ぱっぱらっぱらっぱらっぱぱっぱらー♪」
だが最上も負けていない。両手でメガホンを作り、起床ラッパの口真似をしながら提督の
すぐ耳元で騒ぎ散らす。
「はがぁ〜……許せ、あとゴフン……」
ようやく気づいたのだろうが、帽子の下から聞こえる声は夢うつつだ。
「何ノンキな事言ってるんだい提督! あと10分でヒトサンマルマルだぞ!?」
「ほわあぁぁ〜……むにむに……」
「今日はこの後、お偉いさん達が会議に来るって言ってたじゃないか!」
「ん〜? あと10分……あるんらろ……? いいじゃん……ぐぅ……」
「駄ぁ目っ!」
最上は提督の顔を覆っていた帽子をかっぱらうと、自分の頭の上にひょいと載せた。
白昼の眩しさに晒され、提督の眉間がぎゅーっと寄せられる。しかしそれでも起きない。
「ったくー、いーっつもこれなんだから……」
文句を垂れながらも、最上は少しだけ微笑む。
そして、食堂から持ってきていたキンキンに冷えたお絞りを提督の顔の上に広げた。
「ほらほら! シャキっとしてよ提督!」
そして乱暴な勢いで、ぐわしぐわしと脂っぽい顔をすっかりふき取ってやる。
「んが……ふわ〜あぁ」
ここまでやって、ようやく提督の目覚めは半分。なおも寝ぼけ眼な状態である。
「提督、机から脚下ろして」
「あー」
「こっち向けて」
「んー」
寝ぼけている提督は、秘書艦娘――最上の言いなりだ。
背もたれつきの立派な回転椅子をくるんと半回転させ、ブーツを最上のほうに向ける。
「身支度ぐらい、自分で出来るようになってよ……ったく」
最上は腕をまくると、キュロットのポケットから布きれと靴墨、それからブラシを取り出し、
ブーツをピカピカに磨き上げる。
執務室の壁掛けの時計は、ヒトフタゴーサン。
――おっ、いいタイムじゃない? 僕。
「はい、立ってー?」
「むー」
「襟正して、ボタン掛けてー?」
「はー」
「タバコいっぷくー?」
「すぱー」
「コーヒーひとくちー?」
「ごくー」
ここでようやく、最上は腕組みをして、目の前にもっそり立っている我らが提督の姿を
つま先から頭のてっぺんまで確認する。
「靴よし、服よし、顔……まあよし」
最上はふんっと鼻息を荒くして笑うと、背伸びして提督の頭に帽子を返した。
「よし! 提督、完成! 至急、会議室に出撃されたし!」
「ふわあ〜あぁ、ありがと、もがみん……『大将』……」
あくびまじりの提督は最上の顔を半開きの目でちらっと見て、気の抜けた敬礼をする。
「『大将』って何さ。僕は重巡洋艦、も・が・み、だよ!」
意味の分からない二つ名をつけられ、最上はぶすっとしながら敬礼を返す。
「ちゃんと名前を呼んでよね。僕まで笑われるだろ?」
「はいはい……んじゃ、後よろしくな……」
おぼつかない足取りで廊下を歩いていく提督の後姿に向かって、最上は火打石を振るう。
「提督、ちゃんと話し合ってよね? 途中で寝たりしたら、僕怒っちゃうぞ?」
提督はふらふらしながら背中越しに右手を振ると、階段の方へと消えていった。
「相っ変わらず世話が焼けるんだから、ホントに……」
自分以外誰もいなくなった執務室前の廊下で、最上はふうっとため息をつく。
そうは言いつつも、最上は提督の秘書という役割が気に入っていた。普段、特に寝起きは
あんな感じだが、提督はああ見えて一応は提督になるだけの軍人である。
最上は執務室に戻り、建屋の正面玄関が見える窓から身を乗り出し、下を覗き込む。
――あ、来た。
見れば、黒塗りの高級車が既に停車しており、そこから数人の将校がぞろぞろと敷地内に
歩いてきたところだった。我らが提督も玄関から現れ、先ほどとは別人のような
きりっとした足取りと敬礼でもって迎え入れる。
最上は窓辺に押し付けた股の辺りで身体のバランスを取りながら――そうしているのが
何だか最上は好きなのだ――足をぶらぶらさせ、提督の姿が会議室のある建屋に消えるのを見届けた。
ボォン……。
執務室の柱時計が、ぴったりヒトサンマルマルを告げる。
「ふー……」
この執務室に押しかけて、ここまでたったの10分だ。
しかし、何より大きな仕事をやり遂げたような不思議な充足感が、最上の心を満たす。
自分達のリーダーのいちばん近くで仕事が出来る光栄さもあるし、鎮守府全体と海までを
一望できるこの窓を独り占めできるのも、最上は好きだった。
今頃は、駆逐艦娘で賑やかな第四艦隊が製油所地帯海域の偵察を終え、この穏やかな鎮守府へ
針路を取っている頃だろう。
――今日も、明日も……平和が続くと良いけどな。
それだと艦娘の自分は仕事が無くなってしまうし、事実、到底無理なお話だ。
しかし、だからこそ最上は思うのだ。
雨でも、風でも、毎日こうしてこの風景を見続けられるなら、
提督や仲間の艦娘たちと一緒に鎮守府で過ごしてける日が続くなら、そして――
――誰一人欠けることなく、少しでも長く、みんなと過ごせたなら良いな。
コン、コン。
「最上ちゃん、最上ちゃん?」
開け放たれたままの執務室のドアが控え目に叩かれ、最上は背中越しに振り向いた。
ドアの陰で、短めの黒髪をサイドに纏めた艦娘が、小さく手を振っている。
「あっ、長良!」
「司令官、会議行った?」
最上は頷きながら、こちらの様子を伺っていた長良を手招きした。
「大丈夫だって。僕しかいないから。コホン……君、入りたまえ」
長良はくすくす笑いながら、執務室のドアをくぐった。
「ウチの司令官、そんなじゃないし……って……? プッ、ククク……!」
最初は最上の真似事で笑っていたであろう長良が、最上の顔を間近で見るや、今度は
口を押さえて噴き出してしまった。
「ん? 長良、どうかしたの?」
「だって……ハハハ! 最上ちゃんの、その顔! ホントに司令官ごっこするつもり?」
「はあ!? 顔……って」
黒のサイドテールを揺らして笑う長良に指摘され、最上は慌てて窓ガラスに自分の顔を映す。
「あーっ!」
最上の鼻の下には、真っ黒なひげが横一文字に描かれていた。
見れば、両手が靴墨で真っ黒だ。
――もしかして、さっきの『もがみん大将』って……ぐぬぬぬ!
「んもーっ、提督! 気づいてたなんて! 僕、本気で怒ったかんねー!」
悔しさと恥ずかしさがない交ぜになって、最上はぶんぶん拳を振り回した。
「アハハ。でも最上ちゃん、結構似合ってるよ?」
「あーっ、何? 長良までそんなこと言うの?」
「じょ、冗談だよ、冗談!」
思い切り頬を膨らませた最上に、長良もたじたじ、苦笑いで話題を変える。
「そ、それよりさ。午後、時間は大丈夫?」
「そりゃあ、もっちろんさ!」
提督の顔を拭いたばかりのタオルで自分の顔もごしごし拭きながら、最上がぱあっと
笑顔を見せた。
「走り込みでしょ? 行こう行こう! 第四艦隊が帰ってくる前に!」
「よしきたあ!」
長良はぐっとガッツポーズを見せ、こちらもにっこりと笑う。
「あ、でも長良、その前にさ」
「え?」
「ちょーっと掃除、手伝って」
バツ悪そうに最上が指差すその先には、真っ黒な指紋でべっとり汚れた窓枠があった。
〜鎮守府 営舎前 ヒトサンサンマル〜
「さぁーって、今日もコンディション最高! ひとっ走りいきますかあ!」
長良はぎゅっとハチマキを締めなおすと、手足の関節を入念にほぐしていく。
長良は袖の無い紅白のセーラー服に膝上丈の赤袴、それにニーソックスという、いつも通りの
服装のままだ。しかし艤装を解いたその姿は、艦娘たちの中でも一際陸上で運動するのに
適している服装だといえそうだった。ただ一点違うとすれば、腰の後ろにドラム缶を模した
水筒がくくりつけられているということだった。
「気合が入っているねえ、長良。よーし、僕も負けないよ」
ぐいぐいと腰を捻って体操する最上は、エンジ色のセーラー服の上着だけを脱いで、
白のタンクトップとキュロットという軽い出で立ちだ。長良の走りこみに付き合うときは、
いつもこの格好だった。
「ま、航続距離なら僕に軍配が上がるからね?」
「瞬発力だったら、長良の脚にだって分がありますから!」
準備体操をする二人は笑顔だったが、内心は本気だ。
負けず嫌いの艦娘の目線が、照明弾を思わせるほどの火花を散らす。
「がんばれー ふたりともー」
「お昼ごはんのすぐ後だってのに、よくやるよねー」
営舎で休んでいる非番の艦娘たちも、二人の走りには興味しんしんだ。
いつの間にやら、営舎の窓には見慣れた顔が幾つも並んでいた。
計らずも観客を背負った最上は、自分の中のエンジンがごうんと力強く動いたのを感じた。
横に並んだ長良も同じのようだ。その場で小さくぴょんぴょんと跳ねるたび、表情が
リラックスという名の深い集中に満ち溢れていく。
「ふたりともー いいー?」
待ち切れなさそうな営舎の二階からの声に、最上と長良は手を振って――
「よーい どん!」
背中から聞こえたスタートの合図と同時に、二人は秋の爽やかな風となって走り始めた。
「おっ先にぃ!」
先手を打ったのは長良だ。滑るように加速していく背中を見て、最上はにやりとする。
――どうやらコンディション最高っていうのは、嘘じゃないみたいだね。
こうやって長良と走るようになったのはいつからだろうか。もう良く覚えてはいないが、
最上は長良と何かとウマがあった。提督が居ないときなどは食事を一緒にとることも多いし、
他の艦娘に比べてオンナノコオンナノコしていないところが、最上には何だか安心だった。
それに何より、長良の快活で裏表の無い性格や、朝昼晩と欠かさず走り込みを続ける実直さと
体力を、最上は尊敬していた。
作戦中の素早い動きや、波間を縫って深海棲艦に肉薄する姿は、持ち前の勇敢さと日ごろの
鍛錬による自信の賜物に違いない。
――僕が提督だったら、長良を秘書にしたいなあ。
そんな事を思いながら、最上も腕を振る力を強め、長良の背中に追いすがり……そして並ぶ。
「いきなりそんなに飛ばして……。大丈夫なのかい?」
「最上ちゃんこそ、長柄の脚に着いてこれる?」
鎮守府の外周を大きく回るランニングコースにも、秋が来ているようだった。夏は吸い込む
だけで火傷しそうに暑かった空気も、軽口を叩きながらでも走れるくらいに快適だ。
快晴の空に見上げる太陽も、汗ばむ肌に心地良いぐらいである。
「すっかり良い季節だねえ」
「本当に! コンディションも良いわけだわ〜」
ランニング日和というよりも行楽日和という方がしっくりくる、柔らかな昼下がりのせいだろう。
工廠の裏を抜け、鎮守府の港近くの小さな砂浜へと到達する頃には、ふたりのボルテージは
すっかり下がっていた。
「それで酷いんだよ、提督ってば。僕の顔見て『もがみん大将』なんて!」
「アハハ。今度寝てるときに、逆襲してみたらいいんじゃない?」
「あっ、いいねえ、それ! いまに見てろよ〜、提督〜!」
そんなお喋りが弾む、楽しいジョギングになってしまっている。
「それにしても、長良はスタイルがいいよねえ」
併走する長良のしゃきっとした姿勢を見て、最上は思ったことをそのまま口にした。
「そ、そんなことないよ。ふつうだよ」
照れながらも、長良は少し嬉しそうだ。
「謙遜しなくていいって。ランニング以外にも何かしてる?」
「うん、簡単な筋トレかな。でも、やっぱり走り込みが楽しいんだけどね」
ほうほうと、最上は長良の四肢をまじまじと観察する。軽く日焼けした肌の下で、
長良の細いフレームを包むしなやかな筋肉が躍動しているのが良く分かる。
「やだ最上ちゃん、なんだかオジサンぽいよ? 視線が」
気づいた長良が、最上の肩を冗談ぽく肘で小突いた。
「でも良いことばかりじゃないよ。長良、また脚に筋肉ついてきちゃったみたいで」
「いいじゃない、筋肉! 海兵隊みたいなモリモリマッチョマンは困るけど」
「よ、良くないよぉ〜」
長良は風に流れる黒髪に滴る汗を掻き分け、はぁっと意味ありげなため息を突いた。
「あんまり鍛えすぎるとボトムヘビーになって航行しづらいし、それに……」
「それに?」
「えぇっと、その……」
珍しかった。いつも歯切れの良い長良が、言葉に詰まって頬をぽりぽりと掻いている。
「どうしたの? 顔、赤いけど」
「そっその、最上ちゃん、あの……これは長良との秘密だよ? 内緒にしてくれる?」
最上は一瞬ぎょっとした。あの長良が、自分に内緒話をしてくるとは思いも寄らなかった。
よっぽど言いづらいことが、この長柄のボディーに隠されているとでも言うのだろうか。
――うーん、約束事は慎重にすべきだけど……
「良いよ。黙ってるから」
長良の均整取れた肉体の秘密が分かるかもしれない……という好奇心にあっさり負けて、
最上は二つ返事で小指を立ててみせた。
視線を泳がせていた長良だったが、最上としっかり指切りをして、ようやくこそこそ声で話す。
『その、あの……結構さ。筋肉って、重くてね。長良、最近体重がさ……』
「えーっ、たいじゅう?! なー……」
「やだ――! 最上ちゃん、声おっきいってばぁ――!」
なーんだ、そんなことかあ、という言葉が放たれるよりも早く、長柄の人差し指が最上の唇を
ぎゅーっと押さえ込んだ。
『ヒミツだって、言ったばっかりでしょーっ?!』
殆ど口パクで叫ぶと、長良はおでこが当たりそうなくらいに最上に詰め寄った。
体重。その言葉一言だけで、この反応だ。
その先まで口走っていたら、一体今頃どうなっていただろう?
――あ、危なかったなぁー、僕。
作戦中に等しいぐらいに鬼気迫る長良に気圧され、最上の足は、ぴったり止まっていた。
「ご、ごめんごめん。僕が悪かったよ」
両手を合わせてぺこぺこ、最上が平謝りに謝ると、長良は「もうっ」とむくれて、どかっと
砂浜に腰を下ろした。ふたりは、丁度ランニングの半分を終えようというところまで来ていた。
「最上ちゃん、デリカシー無いんだから……」
「で、デリカシー……かい?」
普段殆ど耳にも口にもしない言葉が、しかも長良の口から飛び出して、横に座る最上はたじろいだ。
「そうだよお。最上ちゃん、全然気にしないの?」
「う、うーん……そういえば僕、もうずっと体重計には乗っていないね」
「はぁ〜? お幸せですこと!」
呆れた表情の長良は、腰から水筒を外して飲むと、最上の頬にぴたっとくっつける。
「ひゃっ! ありがと!」
水筒を傾けると、キンと冷えた甘露が溢れ出し、レモンの香りと共に最上の喉を潤していく。
「ふーっ、生き返るぅ。長良のハチミツレモンは、本当に美味しいね!」
「間宮さん直伝だからね」
ひとくちふたくち味わって、もう一口飲んで、ようやく水筒を返す。
「でも何だろ、今日はいつもよりハチミツが薄目?」
「はぁ……ホントに最上ちゃん、何も気にしてないんだから……」
長柄のジトっとした非難めいた視線が、最上の身体の色んなところを突き刺す。
「長良ね、実は前から気になってたんだけど」
「え、僕?」
「そう、その……」
小さなためらいの後、長良は照れくさそうな早口で呟いた。
「最上ちゃん、いつもノーブラなの?」
「ノーブラ……ああ、うん。そうさ?」
長良の茶色い瞳が向かう先に気づいて、最上は事も無げに答えた。
タンクトップの襟元をぱたぱたしながら、そういえば……と思い出す。
「僕、ブラジャーって着けたことないなー」
「えぇっ、そうなの? 一回も?」
「一回も。だって持ってないし」
「まさか、一枚も?」
「一枚も」
ざぁ……んと、静かに寄せては返す波の音だけが、二人の間をすり抜けた。
長良はまるでその音を隠れ蓑にするかのように、座ったまま、そおっと少しだけ背伸びする。
そして、最上のはだけた襟元に視線を落とし――
「あ、そ、そっか……そうなんだ。は、ハハハ……すみません」
ぎこちなく笑いながら、もじもじと膝を抱えて小さな三角座りになった。
「なんだい? 長良ってば、変なの!」
「だ、だから……すみません、ってば……」
「それじゃあ、そういう長良はブラジャーしてるっていうのかい?」
最上がたずねると、長良はもじもじしながら鎖骨の辺りをさすってみせる。
「長良は、してるよ? スポブラだけど」
「すぽ……ぶら?」
まったく聞いたことの無い単語だったが、心当たりにポンと最上が手を打つ。
「ああ、飛行機についてるアレ?」
「最上ちゃん、それスポイラー」
「違うの?」
「違う! ぜんっぜん違う!」
長良は「艦娘にスポイラー要らないでしょうが!」と不満そうに最上に詰め寄ると、
きょろきょろと周囲を伺い、意を決したようにセーラー服の襟元を引き下げ、中を広げて見せた。
「スポブラ! スポーツブラジャーのこと!」
最上は、長良の制服の暗がりの中に目を凝らす。石鹸とレモンの混じった香りの向こうに、
長良の胸をぴったりと覆っている桃色の下着が見えた。
「こ、これがスポブラだよ。分かったでしょっ!」
これ以上たまらないという感じで、長良はまたすぐに膝を抱えてしまった。
「ええっと……」
最上は思い出しながら、自分の胸の辺りでスカスカと手を動かし、ジェスチャーする。
「こう……肩紐とカップじゃなくて、何だろ。僕のよりもピッタリした、胸だけ覆った
タンクトップ、みたいな……?」
「そう、そう!」
「そんなピタピタで、息苦しくないの?」
「ぜんっぜん! むしろ長良は動きやすいよ」
「ふーん?」
――ホントかなあ?
生返事しつつ、最上はどうもピンとこなかった。
――動きやすいって、胸が揺れないってことだよね? 一応ブラジャーだし。
今は外洋の任務にあたって鎮守府を離れている戦艦や、正規空母達なら話も分かる。
中にはドックの風呂に浮くような胸の持ち主さえいるのだ。あれを野放しにしておいたら、
両胸に水風船をぶら下げて動き回るような感覚になるのだろう。ブラジャーの必要性も頷ける。
しかし、長良の胸元はお世辞にも――
「いやぁ、分かるよ? でもさ……っと、おおっと」
最上は慌てて自分の口を両手で押さえ、またしても飛び出しそうになった言葉を飲み込んだ。
「で、デリカシーデリカシー」
「も〜が〜み〜ちゃ〜ん〜?」
急に周囲が暗くなり、最上ははっと頭上を仰ぎ――腰を抜かした。
そこには、歯をぎりぎり鳴らしながら涙目で最上を見下ろす、長柄の姿があった。
日輪を背負うその姿は、まさに護国の戦姫……いや大魔神である。
「わあっ、ななな、何だよ長良! 僕は何も言っていないだろッ!?」
「目は口ほどにモノを言うって言葉、知ってるよね……?」
長良の両手が、猛禽の爪のごとくワシワシと蠢いた。
今ならリンゴだろうと弾丸だろうと、豆腐のように握りつぶしそうだ。
「もう二度とブラなんかいらないように、長良が近代化改修してあげよっか……?」
その手が向かう先を察し、最上の背筋を冷たい汗が滴り落ちる。
「やっ、やめてよ長良! 早まるなって! きっとまだまだ大きくなるさ! ホントだよ!」
ブチィンと、長柄のハチマキが音を立てて千切れた。
「うううううるさーい! もう遅い遅い遅いッ! そんな言い訳、ぜんっぜん遅――」
パッパラッパラッパラッパパッパラー!
長良が最上に飛び掛らんとしようとした、まさにその時。
秋晴れの鎮守府に、スピーカーを通して乾いたラッパの音が轟いた。
その瞬間だった。
ばし、ばしばしばしいいいっ!
背中に、赤く鋭い雷のような衝動がほとばしり、最上は思わず「ひうっ」と声を上げた。
尻餅をついたままの最上をよそに、長良もその場に慄然と立ち尽くし、鎮守府の高台にある
スピーカーを食い入るように見つめている。
ラッパの音がこだまするたびに、最上の頭の中で、胸の奥で、幾つものギアが次々と
噛み合い、海原を切り裂く鋼鉄の塊が動き出す轟音が迫る。きっと長良も同じだろう。
「「非常呼集……!」」
ランニングも。
ハチミツレモンも。
デリカシーも。
ブラジャーも。
そして、ふたりのわだかまりさえも。
艦娘たちのひとときの『非日常』は、ラッパの音がもたらす『日常』によって、既に遠く、
遥か夢の向こうへと追いやられていた。
そしてその代わりに、自分の中の『軍艦』が姿を現し、全身に熱い血を送り込んでゆく。
これが自分の本性なのかどうなのか、最上には分からない。
しかし、最上は感じるのだ。
ビーズを蒔いたようにきらめく水平線の彼方に迫る、倒すべき存在の陰、深海棲艦の姿を。
最上は長良に差し伸べられた手を取って立ち上がり、お互い目配せで「うん」と頷くと、
ここまで走ったときの何倍もの猛ダッシュで、営舎への道を引き返した。
背中を押し、大地を蹴る足を動かす、内なる衝動が命じるままに。
そう、心震わせる、あの『抜錨』の瞬間を求めて――。
=えんど=
かどっこを…かどっこをー!
何この萌えるのに燃えるステキ展開。
ブラジャーもw
艦と娘の対比が良いねGJ
>>596 くまりんこのコスをした女性提督に襲われるもがみんと脳内変換した
>>595 もがみんが女性提督(くまりんこコス)に襲われてるんですね、解りますん
>>596 GJ
そして、先程は安価ミス失礼しましたorz
百合スレに帰れ
艦これに百合スレはないよ?
冒頭に注意文があるんだから合わないのは各自で読み飛ばしなさいよ
艦これ百合スレは百合板なんだよなぁ
あっちだと逆に板違いになる可能性も
あるんか
正直すまんかった
うまく使い分けて仲良くエロパロ
忘れちゃダメだよ
戦姫が提督に恋をしたら
ようやくE-2突破した俺提督が通りますよ。
イクちゃんのSSが早くも投下されていてワロタw
同時に能代ちゃんのSSが来るのか期待してしまう。
そりゃそういうスレなんだから当然じゃね?
あっちのことなんかどうでもいい
早くあんたらの嫁の話を見せてくれ
潜水艦娘4人に搾られて職務どころじゃなくなる提督の電波が飛んで着たが書く時間が無いぜ……!
イクもだがハチも相当ヤバいと思うの。
イクの肩揉む台詞が気に入った
それはそうとお艦と宴会してからのーという話を書いてるんだが
書き始めたあとでお艦がつぶれる様が想像できないという事態に
酔い潰れた鳳翔さんか・・・確かに想像できない
別に潰さなくてもほろ酔いでちょっと大胆になった鳳翔さんでもいいんやで
ほんのり朱に染まった顔で「少し、酔っちゃったみたいです……」なんて寄りかかられたらもう
お前らありがとう
しかしその状態で抱いていいのかどうか判断に迷うな・・・
628 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/06(水) 06:00:15.05 ID:Tter7fQ5
鳳翔さんは何か良心が痛むんだよなぁ…
なんだ、この雰囲気は…
みんな一気にブルー?
やっぱり考え直して酔い潰す方針はやめた
レイプものは好きじゃないからそういう方針にはしないでいくわ
前スレでは練習でRJ逆レイプとか書いちゃったけど…
>>625 今日は、甘えてもいいですか・・・?
って身を任せてきたら断れないだろうけどねぇ
提督のお子さんが遊びに来てたけど熱出してダウンして
看病してるうちにあらあらうふふになって
ボク、将来は提督になるよ!
ってどハマりさせちゃう展開とかもありだよね(父親も同じ道を辿った)
E4で心が荒んでエロSSが進まねぇ
ぽいぽいちゃんバケツぶっかけまくりでごめんよ…
>>626 鳳翔さんは空気読める大人の女性だから、提督が求めてきやすいように酔った演技をしてくれるよ
一夜明けたら普通に男より早く起きて、昨晩の乱れた姿なんぞ夢だったんじゃないかと思えるくらい平然とした姿で味噌汁ついでくれるよ
>>632 ボロボロになるまでいたぶった娘相手に、
「とっととバケツ呑んで股ぁ開けや。あ? 聞いてんのか?」
的な感じで荒んでもいいのよ
朝五時の鎮守府に響き渡る比叡の叫び声ネタはよ
お姉さま起こしに行ったら、提督としっぽりやった後でした。ひぇぇぇ〜。
ってネタはあった喃。どっかに。
提督→比叡→金剛の三角関係の展開が頭に浮かんだ
金剛ちゃん派の俺も最近は比叡の魅力に気付いてさ
提督←→比叡で相思相愛なんだけど、提督←←金剛の提督激Loveを目の当たりにして
お姉さまも大好きな比叡は金剛を立て、身を引く比叡とそれを察する提督と金剛の三角関係が俺の最近のトレンド
まあ、そこに榛名が混ざると屑提督の出来上がりな気もする
榛名の二号さんでもいいですオーラはあかん
良い子すぎて悪い子になっちゃう榛名ちゃんいいぞ〜
>>639 霧島「はいはいワロスワロス」お茶ズビー
霧島ちゃんだって純情派にも愛人さんにもいつでも転べるポジションじゃないですかー
あとメガネ属性は艦これでは人材皆無なのでそれだけで貴重
4人もいるのに役割がダブらない金剛四姉妹は二次創作的に色々と完成されすぎ
霧島さんには俺のマイクチェックをお願いします。
今回のイベントで眼鏡艦隊組めるくらいには増えたけどね眼鏡
金剛 好きな相手には惜しみなく愛を全弾斉射。ノリと快楽には逆らわない。相手が自分を愛していると分かればオールOK。
比叡 相手の好意を素直に信じず「気のせい気のせい」で見落とすタイプ。四姉妹でいちばん女らしくない自分の自覚があり「可愛い」の言葉が苦手。
霧島 「愛はロジックじゃない」とつねづね金剛に言われているが、どうしても男を能力本位で見るケがあり、その上自分はあまり男からウケがよくないだろうと思っている。一点突破で攻めてくる相手に、とてもとても弱い。
榛名 恋愛は受け身ばかりで攻めたことがない。が、提督に関しては金剛すら差し置いても、の気持ちがあるらしい。金剛のように自然にアピールできたらと思うあまり、たまに慣れない事をして提督をビビらせる。
金剛 好きな相手には惜しみなく愛を全弾斉射。ノリと快楽には逆らわない。相手が自分を愛していると分かればオールOK。
比叡 相手の好意を素直に信じず「気のせい気のせい」で見落とすタイプ。四姉妹でいちばん女らしくない自分の自覚があり「可愛い」の言葉が苦手。
霧島 「愛はロジックじゃない」とつねづね金剛に言われているが、どうしても男を能力本位で見るケがあり、その上自分はあまり男からウケがよくないだろうと思っている。一点突破で攻めてくる相手に、とてもとても弱い。
榛名 恋愛は受け身ばかりで攻めたことがない。が、提督に関しては金剛すら差し置いても、の気持ちがあるらしい。金剛のように自然にアピールできたらと思うあまり、たまに慣れない事をして提督をビビらせる。
みたいな俺設定。
ギャー二回書いたゴメン
謝罪は良いから金剛姉妹で話を書くんだ
>>646 いいねいいね、さあ誰かを対象にして書くんだ。ハーレムでもいいけどそれだと霧島さんが無理だな
>>629ブルーな雰囲気ならピンクにすればいいじゃない
>>539でまない…RJに案貰ったんで書いてみた。
ゴーヤと霧島の3P。正直3Pとか初めてだし霧島さんらしくないが許してください何でもしますから
海水浴ではしゃぎ過ぎた艦娘たちは早々に夕飯を食べ終え各自の部屋に戻るヒトハチマルマル。
何時もはうるさい食堂で霧島は湯呑に入れたお茶をゆっくりと飲んでいた。普段は姉の金剛に合わせ紅茶を飲むことが多いが、生まれも育ちも日本な彼女はどちらかと言えば緑茶の方が好みだったりする。
「あ、霧島さん。今時間良いでち?」
振り向くと提督が羽織らせたのかぶかぶかの上着を着たゴーヤがピッと背を伸ばして立っていた
「あら、ゴーヤ。体は大丈夫?」「ハイでち!心配かけてごめんなさい」
ぺこりと頭を下げるゴーヤに隣に座るように促す。
「失礼しますでち」「そんなに畏まらなくてもいいわよ?それで何か用かしら?」「あの、てーとくの事まだ怒ってるでち?」
霧島の顔を覗いつつそう聞いてくるゴーヤに
「大丈夫よ、怒っていないわ」
そう返すとニッパとゴーヤの顔に笑みが戻る。
「よかったでち。」「ふふ、ゴーヤは指令が大好きなのね」「ハイでち!」
いつもの調子に戻ったゴーヤに頬が無意識のうちにゆるむ。
「あ、それででちね」「まだ何か?」「今日これから何か予定とかあるでち?」
うーんと考えるがとくにはない。いつも賑やかな姉たちは遊び疲れて寝ているし榛名もそれにつき合わされてくたーっとしている
「とくにはないわ。どうかしたの?」「んと、霧島さんもてーとくとお風呂入りたいって言ってたでち。だから一緒に入ろうかなって」
不意を突かれカッと顔が赤くなる霧島。
「き、聞いていたの?」「ハイでち。」「いえあれは、その…」「じゃあフタマルマルマルに指令室にくるでち、水着忘れちゃだめでち!」
そう言い残すと真っ赤になった霧島を置いて鼻歌交じりに食道から出ていくのであった。
「指令とお風呂…」
つぶやきながら霧島は自室の衣装ダンスから水着を取り出す。彼女は資料庫の整理を提督に頼まれていたためこの水着は着用していない。
―指令と一緒にお風呂に入る―そんな想像をした自分の少しに緩んだ顔に気が付きパンとほほを叩く。
ダメよ霧島、この鎮守府の風紀を乱しては。そう言い聞かせふぅと息をつく。
「あ、あれ?」
気が付けば指令室の前。手には水着を入れた小さな鞄。時刻はヒトキュウゴーゴー
無意識のうちに指令室に来てしまった。しかも五分前に。今なら引き返せると思いつつもその手は指令室の扉にかかり、開けていた
「霧島さん?早いでちね」「え、ええ」
指令室にいたのはゴーヤのみだった
「指令は?」「今お風呂でち。さ、早く行くでち」
そして霧島はゴーヤに手を引かれ更衣室に消えてゆくのだった
「はぁ…やってしまった」
こんこんとわく風呂に入りつつ天井を見上げる。自分の艦隊に所属する潜水艦と性行をしてしまった。(字面にすると物凄いな)
別段彼女だけを特別扱いするわけには職務上行けないのだが体の関係となってしまへばそうも言えない。どうしたものかそう思案していると急に浴室のドアが開く
「てーとく!」
水しぶきを建てながらお湯に入りさも当然のように提督の膝の上に座るゴーヤ。そして水着に着替えおずおずと入って来る霧島にポカーンと口を開ける提督
「お、お邪魔します」「え、あ、え?」
霧島はちゃぷっと静かに入り提督の左隣に座る。提督はというとぽかんとしながらも霧島の豊満な体に目が釘付けとなっている。
「あ、てーとくの魚雷さんこんにちはでち!」
当然男として反応してしまう物は仕方なくゴーヤの尻の下でムクムクと大きく勃起する提督の魚雷。以前と違い提督は水着など付けていないため直にゴーヤの尻とスク水に当たっている。
ゴーヤが尻をどけ向かい合うように座ると尻の下で隠れていた魚雷が当然霧島からも見える訳で
「お、大きい…これが指令の…」「霧島さん、てーとくの魚雷さんは凄いでち。こうやってなでなでしてあげるともっと大きくなるでち!」「おい、ゴーヤ止めなさ、オウッ!」
提督がゴーヤを止めようとするが不意に霧島の手が竿を握り阻まれてしまう。
ちゃぷちゃぷと霧島の細く白い手が竿をしごきゴーヤの小さく肉付きのいい手が先端を撫で繰り回す。同時に霧島の豊満な胸がギュッと提督の左腕に当たり、太ももではゴーヤのスク水を着た尻が当たる。
そんな状況で我慢が続く訳もなくどっぷりと湯の中に射精してしまう。
「これが、指令の精液…」「それ不味いでち」
湯の中をフワフワと漂う精液を救いまじまじと見つめる霧島と以前精液を口にしたときの感想を言いゴーヤ。そんな中すでに歯止めがきかない提督の魚雷は再び高度を上げる。
「好き勝手すんな!」
と右手でゴーヤの頭を捕まえキスをし、左手で霧島の股間部を弄りだす。
「んちゅ…ふぁ…てーとく…」「や、駄目です。し、しれぇ!」
ばちゃばちゃという水音と共に熱がこもった声が響く。
「ぷは…霧島さん、こんなことをしたんですから覚悟は出来ていますよね」
ゴーヤとのキスを止め隣にいる霧島に声をかける。普段は眼鏡をかけ凛とした彼女とは思えないくらいに溶けきった表情に理性など吹っ飛ばしてむしゃぶりつきそうになるのを堪え最終警告をする。
「は、い。指令…お願いします」
その言葉を聞き提督の欲求が爆発する。左手はそのまま動かしながらかぷっと胸の先端にかぶり付き吸い上げる
「あ、だめ…ん…そんなに吸っては」「ふぁめ?」「しゃべらないでぇ!」
ゴーヤには右手で股間に指を入れ少し荒々しく動かす。
「てーとくぅ!指、キモチイイでちぃ!」
そして霧島の胸から口を離した提督はゴーヤに耳打ちをする。
「ゴーヤ、霧島さんの胸どう思う?」「ふぁ…すっごく柔らかそう…でち」「よし、じゃあゴーヤは右胸を舐めて霧島さんを気持ちよくしてあげよう」「ハイでち!」「二人とも何を話して…」
霧島が言い終わる前に二人はそれぞれ左右のたわわな胸にしゃぶりつく
「あぁあああ!」
当然ゴーヤたちの中に入れている指を動かしながら貪るように胸をしゃぶる。
「あ、やめッ、イッ、イクゥ!」
霧島の股間からお湯とは違う暖かさの水が放たれ気を失った。
「ゴーヤ、次はお前だ」「ハイでち!」
霧島の中から指をだしゴーヤの股を覆うスク水をどかす。ぬめっとした粘液を出す肉穴に硬度を上げた提督の魚雷がゆっくり入ってゆく。昼間に一度経験したとは言ってもまだ幼いそこはきつい。ゆっくりと侵入させてゆくとぶるっとゴーヤが震える。
「痛いか?」「うんん、大丈夫でち…てーとく、もっと深く入れて…」
提督にしがみ付くように密着するゴーヤの頭を撫でながら魚雷はゴーヤの奥深くに進んでゆく。
「此処までか。動くぞ…」「ん」
激しく水音を立てながら互いに求め合う提督とゴーヤ。その音に目を覚ました霧島は無意識に自身の性器を弄っていた。同時に彼に対し愛を叫ぶ姉に対しての引け目を感じていた。
(私なんかが金剛姉様より先に指令とこんなことになるなんて)
そんな彼女をよそに目の前の男女の行為は終盤に差し掛かっていた。
「行くぞゴーヤ!」「あ、来て!てーとく!」
ビクンと二人の体が震えゆっくりと結合部が離される。ぽたぽたとお湯に落ちる精液と愛液。
「気持ち…よかった…でち」
くたっと気を失ったゴーヤに提督はバスタオルをかけそして霧島を見つめる。まだ硬度を失っていない。それを見るうちに金剛に対する引け目がすっと消えていく。
「指令、改めてお願いします」「ああ」「私を抱いてください」
その後二人は激しく求めあった。胸を貪りしがみ付き指で性器を弄られ…そして
「行くぞ」「はい」
お湯から出て浴室の壁に手を付き尻を突き出す形になった霧島の性器にゆっくりと提督の肉棒が入っていく。
ゴーヤと違い柔らかくそして優しく包み込むような肉のうねりに直ぐに腰を振りたい気持ちを抑えじっくり入れて行く
そして入りきったのを確認しゆっくりと腰を突き出す。そのたびにプルプル震える胸や形のいい尻を鷲掴みにする。
「あ、それダメ、です」
胸を弄りながら突いてやると一層ナカが締まる。そして提督も知らず知らず腰が激しくなる。
「霧島、さん、イきそうだ」「はぁ、ください、指令の、私に!」
ドップリと霧島の中に出し二人はストンと床にへたり込む。
「ヘイ!霧島!こんな時間に何処に行ってたのかナー?」「金剛姉様!?いえ。その…」
自室に戻る途中の寮内でばったりと姉に遭遇してしまった。
「ドックにもいないし心配シタノヨ?」「御免なさい…」
このまま白を切るつもりの霧島だったが偶然ゴーヤがそこを通りかかり
「霧島さん!またいつかてーとくとお風呂入るでち!」
と言ってしまった
「お風呂ネー」「あ、あの姉様?」「比叡!」「ハイ此処に!」「霧島を連行シマス!」「了解」
「え、ちょっと姉様!?あーれー…」
翌日から提督の入浴中に艦娘たちが浴室に侵入、経費に大量のまむしドリンクが追加されたのはまた別の話
特別扱いできないと悩むならみんなだいちゃえばいいじゃないと最後にそんな電波が届いた
>>654 よくやった、他の娘とのお風呂シーンをさらに追加提出する権利を上げよう
>特別扱いできないと悩むならみんなだいちゃえばいいじゃない
何本か書いてるのだがこれでいいじゃない!
と思い始めてきた最近
「榛名、疲れた。茶を飲もう」
「ええ、榛名で良いならお相手しましょう」
「榛名、メシを一緒に食わんか」
「ええ、榛名で良いならお相手しましょう」
「榛名、将棋の相手はできるか」
「ええ! 榛名で良いならお相手しましょう!」
「榛名、七並べかババ抜きはどうだ」
「ええ……? あの、榛名で良いならお相手しますけど、その……」
「……ふたりだけ、か? 言うな、侘しくなる」
「(遊戯としてそれは成立するのかしら……?)」
「(貧乏艦隊はつらい……)」
四十路くらいの枯れた、やや甲斐性なしバツイチ頓珍漢提督と
おおまじめーに秘書艦やってる榛名を妄想した
灯火管制の下で質素なメシを食ってせんべい布団でイタす二人が見たかった
ちょっとワードパッド立ち上げてくるわ
657 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:09:42.51 ID:AVBfOaCr
>>654 おお、エロいエロい。霧島さんなし崩しワロタwもうちょっと意思を強く持ってw
あと「指令」じゃなくて「司令」ね
>>655 ええー…真っ向から逆らうものができてしまったんだが。
という訳で続きができたので投下する。
658 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:11:18.68 ID:AVBfOaCr
********************************************************************************************************
執務室の奥の仮眠ベッドに如月を横たえさせる。
「あ…あの…司令官…」
「何だ?」
「私…こ、こういうの、初めてだから…」
「ああ…俺に任せてくれればいい。楽にしててくれ」
コクリと頷く如月に寄り添い、体を抱き寄せて
ときおり軽くキスをしながら、背中やうなじ、頬を優しく撫でて、緊張を解してやる。
「…ん…は、あ…司令……っ」
肌に触れる度に俺の腕の中で悩ましげな吐息を漏らす如月は、それだけでどうしようもなくこちらの興奮を煽る。
今すぐ滅茶苦茶にしたい衝動を必死に堪え、丁寧に進めていく。
「…脱がすぞ」
「っ」
ぴくりと体を震わせてこちらを見つめる如月を肯定と受け取り、セーラー服のリボンをしゅるりと引きぬく。
胸元のホックを外し服の前面をぱかりと開くと、華奢な少女の素肌を覆う、少し派手な下着が現れる。
中破時に見慣れたそれは、しかしまじまじと見たのはこれが初めてである。
如月が顔を真っ赤に染めて恥じらう様子も加わって、以前よりも余程扇情的な姿だった。
「綺麗だ、如月。如月の輝く肌、もっと近くで見たい」
「や、やぁっ…」
自分で言う時は我慢出来ても、さすがに他人に言われるのは恥ずかしいのだろう。分かってて言っているのだが。
「ブラ、取るよ」
返事はない。きゅっと目をつむったまま、羞恥に耐えることしかできないようだ。
抱きしめるように如月の背中に手を回し、ホックを外してブラジャーを脱がすと、控えめながらも美しい双丘が現れた。
「如月の胸、とても綺麗だ」
「〜〜〜っ」
まるで宝物に触るかのように、如月の胸にそっと触れる。
触られた瞬間はビクリと震えたものの、ゆっくりと撫でてマッサージするように揉んでいくと
如月の体からだんだんと力が抜けていく。
「…っあ、 …はぁ…はぁ…っん、んんっ…あ…」
時折漏れる微かな嬌声がスパイスとなり、俺自身も如月の体に夢中になっていく。
乳首は充血してツンと尖り、俺の指がそこに触れる度に一段高い喘ぎ声を上げる。
その声は俺が唇で乳首をはみ、舌で刺激するとどんどん大きくなっていく…
「はんっ…あ、しれいか、ああっ、あ、そこっ、そんなにっ…はぁんっ…」
頃合いを見計らって胸への愛撫を中断すると、物欲しげな如月の目線とぶつかる。
「…下、触るよ」
「はぁ…はぁ…っ」
宣言と同時にスカートの中に手を差し入れ、滑らかな太腿を撫でる。
撫でる度にぴくりと体を震わせるが、拒絶の意思は感じられない。
そのまま焦らすように少しずつ手の位置を陰部の方に近づけていく。
659 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:12:39.57 ID:AVBfOaCr
「はぁっ…はぁ…、あっ、んん…っ」
やがて…ついに如月の下着に手をかけ、その上から恥丘を、クリトリスを、スジを撫で回す。
スカートの中でワレメを下着ごと弄って、くちくちと淫靡な水音を立てているのに直接見えないその動きは、
だからこそより扇情的な刺激となって、俺と如月を煽り立てる。
「見ても…いいかな?」
荒い息のまま無言でこくこくと頷く如月。
留め具を外してスカートを取り去ると、ブラと同色のショーツが露出する。
既にうっすらと染みの付いているそれをたっぷりと時間を掛けて脱がしていく。
蠱惑的な曲線を描く無毛の恥丘が、きれいなピンク色のスジが、愛液の糸を引きながら露わになっていく…
「全部無くなったよ、如月…如月の身体、すごく綺麗で可愛い」
「やぁっ…そ、そんな、言わないで…っ」
「もっと見てみたいな。如月の身体、全部見せて欲しい。いいかな」
確認するポーズは取るものの、ここまで来たらもう止められない。
つややかな如月の太腿を優しく撫でながら、ゆっくりと股を開かせてゆく。
やがて…愛液にまみれた如月のまだ幼さを残した女性器が完全に曝け出される。
すべてを見られている羞恥にプルプルと震える如月。
「…〜〜〜っっ…」
「全部見せてくれたね。ありがとう如月」
安心させるように抱きしめキスすると、羞恥も少しは和らいだか震えは止まる。
その体勢のまま、覆うものの無くなった如月のワレメに手を伸ばす。
「あっ…! しれ、ぃ、ゆ、び、は、はぁんっ は、はいって、ひ、ひぃんっ」
愛液でヌルヌルになったスジにそって中指をなぞらせ、膣内の浅い場所をちゅくちゅくと弄り、クリトリスを優しく指で押しつぶす。
その度に一際甘い悲鳴が執務室に響く。
自分の指先の動き一つで愛する女の子が嬌声を上げることが嬉しくて、未成熟な少女のワレメを好き放題弄くり回すことに夢中になる俺。
同時に首筋、乳首、臍…と、キスする場所をどんどん下に移していく。
「ぁぁっ…し、れい…っ そこ、だめぇっ…な、舐めるの、やぁ、やああっ…!」
下腹部、太腿の付け根、恥丘、包皮に覆われたクリトリスにキスを繰り返し、如月の一番大切な場所にぬるりと舌を這わせる。
少女の性器を味わうことで頭がいっぱいになった俺は、スジを指でくぱぁと広げ、奥に隠されていた膣口に舌を伸ばす。
時折ヒクヒクと蠢くそこを直接舌で愛撫し、止めどなく分泌される愛液を夢中で舐めとる。
「あっ…ふわぁぁぁ、んっ、ふ…っ そ、そこ、あ…あっ しれ、ぇ、ふぁ、あ、は、あぁー… っあ、あっあっあぁあー…っ」
如月はもはや甘い啼き声を抑えようともせず、与えられる淫らな快楽に身を委ねている。
トロトロにこなれた肉穴は指を侵入させると容易にそれを飲み込み、膣内を掻き回す度にぬちぬちゅと粘質な音を立てている。
トドメとばかりに、俺は露出し始めている陰核を包皮ごとちゅう、と吸い上げた。
「っくひ、ぃぃぃっ…う、あ、っ… 、あ、はぁっ、はぁっ、はぁ…」
その途端、如月の身体がブルブルと震えて膣内の指がきゅうきゅうと不規則に締め付けられ、やがてくたりと弛緩する。
どうやら達してしまったようだ。
660 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:14:03.05 ID:AVBfOaCr
身体を火照らせた如月の息が整えるまで待ち、もう一度唇を塞ぐ。
「んっ…ふ、ひれぇ、は、ちゅ、ぴちゅっ、んん、んぅっ…ちゅ、はぁ、司令…」
今度は舌と舌を絡め合う、濃密なキス。お互いの唇をはみ、自分の唾液を送り込み、相手のそれを舐めとる、口でするセックス。
ちゅく、くちゅる、ちゅぱちゅぽと派手に音を立て、如月の吐息さえ全て自分の肺腑に取り込みたくなる。
脳髄まで甘く蕩けて、口の周りがベトベトになってもまだやめない。やめたくない。
「あふぅ、ふっ、ふっ…はぁ、あむっ… ちゅう …っ…ぷはっ!はぁっはぁっ、はぁっ…」
限界まで如月の口腔を犯して、ようやく口を離し、抱き合ったままベッドに身体を投げ出した。
しばらく息を整えて、俺も立ち上がって衣服を乱暴に脱ぎ去る。如月との間にあるもの全てが、もどかしい。
…と、お互い生まれたままの姿になったところで、如月がひしと抱きついてきて、そのまま動かなくなる。
「…お、おい。どうした…?」
「…」
手当たり次第俺の身体にキスをしながら、そのままずるずると身体を落とし、如月の身体が、顔が、下にずれていく。これは、もしかして…
そうこうしているうちに如月は膝立ちになり、如月のちょうど目の前にいきり立った俺のペニスが姿を現す。
如月のキスは、当然ソコにも降り注ぐ。
「…ちゅ、ん、はぁ、ちゅ、ちゅぷ、ちゅぴ、はぁ、はぁ、れろ、ちゅぷっ…」
やはりそうだ。如月は俺のやったことをそのまま俺に返そうとしているのだ。
如月が俺の愚息に口付けしているというだけで腰が砕けそうになり、たまらずベッドに座り込むがそれでも如月の奉仕は止まらない。
「ちゅ、ふうっ、ふう、ちゅぷっ、ちゅぴっ、ぢゅるぅ、はぁ、はぁ、くちゅっ、ぴちゃっ、ぴちゅっ…」
むしろ俺の様子を見て自信を付けたようで、フェラチオはどんどん大胆になっていく。
「はぁっ、はぁっ、き、さらぎ…根本、から、舐め上げて…それから、唾を塗りつけるみたいにっ…全体を…」
「… れろぉっ…ちゅ、ちゅっ、にゅるぅ、はぁ、れるぅっ、ちゅうっ、ちゅくっ、はぁ、はぁ、ちゅ、ぺろ…」
無言で俺のリクエストに応える如月。
如月の熱い吐息と柔らかい小さな舌が這いまわり、剛直全体が如月の唾液まみれになっていく。
拙くとも俺を気持ちよくさせようという思惟が舌遣いから伝わって、それがより快感を加速させる。
「う、ん…いい、ぞ…手でゆるく握って…しごきながら、先っぽをしゃぶってみて…」
「はぁ、はぁ、… ぱく、んふぅっ、ちゅっ、んふ、ん、んっ、はぁ、はぁ、んんぅっ、ちゅ、ちゅぴっ…」
根本が如月の小さな手で握られ、唾液とカウパーでにゅちにゅちといやらしい音を立ててゆっくりとしごかれる。
亀頭が熱い口内に包まれ、カリ首がちゅうちゅうと吸われる。
時折、これでいい?と確かめるように上目遣いで見られるのが堪らない。
「っく、はぁっ、そ、それから、出来るところまででいいから、深く咥えこんでみて…っ」
「… くぷぷっ、ぬろぉぉ、ぐぷっ、ぐっぽ、じゅぶっ、くぷっ、くぽっ、くぽっ、くぽっ…」
俺の注文になるたけ応えようと、動きはどんどん激しくなっていく。
自分の小さな口に不釣り合いな、男のモノを咥えこんでいるというのに、表情はトロンと蕩けている。
俺も如月にクンニしていたときは、こんな表情だったのだろうか…そんなことを考えているうちに、限界はあっという間に近づいてきた。
661 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:15:09.63 ID:AVBfOaCr
「ちゅる、じゅ、ちゅぽっちゅぽっ、ふぁ、ん、ぐっぽ、んぶぅ、ちゅっぷ、ちゅっ……ぢゅううううっ!」
「っくあっ…き、如月…離れろ…っ」
しかし如月はペニスに吸い付いたまま離れない。むしろ尿道口が舌先で弄りられながら、ちゅうっと吸い上げられた。その瞬間―
ぶびっ、びゅるるるーっ! どくん、どぐっ、びゅ、びゅっ…
「っ! んぷ、っ、んっ、…っ … こぷっ、ふ、ふ、ふう、ふう…」
欲望が決壊し、性欲の塊が如月の口内にぶち撒かれる。
溢れた白濁液をぼたぼたと垂らしながらも、如月は懸命に受け止めている。
「ふー…ふーっ… …んくっ…はー、はー…」
大半は零してしまったが、確かに今、口内に残っている分を飲み込んだ。
その上、発射して萎えてしまったペニスにも舌を這わせ、精液の汚れを舐めとっている。
「き、如月…っ」
「…かったですか?」
「え?」
「きっ…気持ち良かったですか…?」
「あ、ああ…見て分かる通り…最高だった。無理を言ってすまなかったな」
「いえ…そんなここと…ないです…私が、してあげたかったんです…」
しかし…口のまわりを俺の精液で汚したままはにかむ如月は…
「如月…お前、やっぱエロいわ」
「ええぅっ…!」
662 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:16:12.89 ID:AVBfOaCr
今更ながらに自分のやった行為を思い出して耳まで染まる如月を、俺は抱き上げて改めてベッドに寝かせる。
仰向けの如月に覆いかぶさり、耳元で囁く。
「…できるだけ優しくする。きつかったら言えよ」
「多分…大丈夫です。司令官は優しいですから…」
「…っ」
多分他意なく放っている言葉なのだろうが、いちいちドキリとさせられる。
一気に挿入したい気持ちを抑え、剛直の先端を如月の花弁に押し当てる。
双方ともに既にいろんな体液でヌルヌルになっており、触れた場所から熱く火照った如月の高い体温が伝わってくる。
少しでも緊張をほぐそうと、こちらを見上げる如月の頭を優しく撫でた。
「…いくぞ。力、抜いて…」
「は、はい…」
腰をゆっくりと押し進め、俺の肉棒が小さな如月の胎内に侵入していく。
「っあ…」
狭い膣口に亀頭が飲み込まれる。さっきのフェラチオに似た、しかし肉で握りしめられるような感触。
「…っく、あ…あっ…」
更に慎重に進めると、亀頭に何かが突っかかる。多分、これが、如月の…
意を決して、さらに肉槍を押しこんでいく。
「ふ…うっ、はっ、は…っ くああっ…! …はーっ、はーっ、はーっ…」
プツリという感触とともに更に陰茎が膣内に沈み、やがてコリコリとした肉の壁に突き当たる…
「如月…全、部、入ったぞ…大丈夫か…?」
「は、はい… っっ!」
如月の顔が苦痛に歪む。
「っお、おい…やっぱりやめる―」
「だめッ…!」
慌てた俺の声を、如月が遮る。
「だめ…やめないで…私、は、大丈夫、です、から…」
…如月は、役に立てなくなるのが怖いと言っていた。その恐怖が、『以前』の記憶が、そう言わせるのだろうか。
だとすれば、今止めれば更に彼女を傷つけてしまうだろう。
「…如月…」
「はぁ、はぁ、ぁむ…ん…」
痛みを堪える如月に、繋がったままキスする。
同時に首筋や背中を優しく愛撫しながら、胎内の異物に慣れるまで抱きしめてやる。
しばらくそうすることで、ギチギチだった膣内も少しずつ緩くなってくる。
663 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:17:39.01 ID:AVBfOaCr
「ふっ…う…あぁ、はぁ、ん、うあっ、は…っ」
前戯でさんざん濡らしていたのが良かったのか、一旦動けるようになると意外と抵抗は少ない。
きつすぎる膣圧と分泌される愛液が、逆にゾクゾクする快感となって俺のペニスを責めたてる。
「あ…あん、はぁ、んん…んっ、ぁ、はぅ、はぁ、はぁ、んゃっ…」
漏れる吐息に甘いものが混ざり始めた。如月も大分慣れてきたようだ。
もう少し大胆に、膣内をかき混ぜるように腰を動かす。
「あぁ、はぁんっ、はぁ、はぁ、 ! う、あぁっ…! しれい、は、やぁんっ…!」
少女の小さな肉穴に俺の肉棒が飲み込まれ、その光景がにゅちゅ、くちゅ、という淫らな水音とともに興奮を煽る。
意識して亀頭で天井を擦り上げると、その度に甘い嬌声が上がり、膣内のモノがきゅん、と締め付けられる。
射精してしまいそうになるのを懸命に堪え、如月の美しいとしか表現できない上半身に手を伸ばす。
「ひぃんっ!あ、や、そこ、も、さわっちゃ、あっ、わ、わた、しぃっ… 〜〜〜っ」
グミのようにしこった乳首を指でこね、押しつぶすと、如月の受けた刺激がそのまま膣肉からの刺激に変換される。
その様子があまりにもいやらしくて、射精欲も限界に近づいてくる。
腰を動かしながら無意識に如月の裸体を抱きしめて、耳元で絶頂が近いことを告げる。
「きさ、らぎっ…だす、ぞっ…お前のナカにっ…ぜん、ぶ、だす…からなっ…!」
「は、いっ… はいっ… きさらぎ、をっ…しれい、かんの、ものに、してっ…」
その懇願とともに膣内が子種を欲するかのようにきゅうう〜っと締め付けられ、それがトリガーとなって欲望が爆発する。
ドクッ!ビュルル、ビュルッ、ビュッ…
肉棒がどくんどくんと脈動し、俺の精が如月の胎内に流れ込んでいく…
「はぁっ、あ、びくびくってっ…しれいかんのっ…なかに、いっぱい、あぁ…っ」
「はぁ、はぁ、きさらぎっ…」
溜めていたものを最後まで注ぎ込んだあとも、如月の小さくて熱い体を抱きしめたまま、離れることができない。
如月の華奢な腕も俺の背中を抱いて、俺達は溶け合ったかのように一体となっていた。
どれだけそうしていただろうか。
お互いの息も落ち着き、ようやく離れて萎えた陰茎を引き抜くと、生々しい色合いの粘液がごぽりと溢れ出る。
それを指先で拭い放心状態の如月の口元に持って行くと、無言でちゅぱゅぴとしゃぶりだす。
…やっぱり、如月はエロい。
「…あ、司令官…」
「ん?」
「…ずっと、お側に置いてくださいね」
初めて出会った時に聞いた、しかし全く違う意味を持った言葉。
俺もその時と同じ、だが少しだけ違う返事を返した。
「…ああ。これから"も"、よろしくな」
********************************************************************************************************
その後、如月の態度はほとんど以前の様子に戻り、秘書業にも問題はなくなった(千歳を筆頭とする他の艦娘の冷やかしは未解決のままである)。
が、「社交誘惑」に時折社交ではないものが混じるようになり、その判別に俺が苦悩することになったのは言うまでもない。
乙でした。
480kb超えているので次スレ立ててきます。
665 :
提督×如月:2013/11/06(水) 23:20:27.85 ID:AVBfOaCr
終わり。
フラ重巡とエリ重巡とフラ軽巡と羅針盤がE4ボスに会わせてくれないのでむしゃくしゃしてやった。
今では遠征している。
如月と言うより別の娘みたいな感じがしたがGJだった。
あとスレ立ても乙でしたよ?
素晴らしい
陸軍は好感度システム実装の際にはこんな如月になることを要求する
あ^〜大井さんとイチャイチャしたいんじゃ〜
>>669 一回デレるとそっからは進展早そうだよね大井っち
浮気したり北上さんに手を出したりしたら、酸素魚雷で掘られそうだけどね。
北上さんが魔の手にかかる位なら的な面もあるだろうし。
渋にあった奴だけど
「あーあ、大井っちも提督のチンコには勝てなかったか〜」
ってネタとシチュエーション大好き
北上さんが危ない!→私が身代わりになります!→提督だいすきですぅ〜
でも、大井っちは北上さん混ざらなくても即落ちしそうな気もする
北上さんと提督がイチャイチャしてるのを嫉妬と羨望の目で見つめる大井
そこで、北上さんと提督は一計を案じた。
「付き合えないのなら、仲間になってしまえばいいじゃない!」
かくして北上さんと提督による、大井さん調教計画がスタートした…
大井さんは濡れ場では受け、はっきり分かんだね(断言)
674 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/08(金) 01:08:43.91 ID:JbFtDp+4
大井っちは誤解されやすいがちゃんとデレるし好意的ではあるよ
改二の頃には時々腹黒だったり異常な魚雷愛が高じて所構わず雷撃したがるだけで提督のこともちゃんと好きだと思うよ
つまり大井っちとのイチャイチャも見たい
大井っちは改二で付き合い方が気安くなってる感じが良いね
武蔵が改でデレまくってる
「提督のこれ、短小速射砲でごめんね」
と、168達に謝る夢を見た
……疲れてるんだな、うん。
日本人の平均より微妙に小さくて凹むorz
鳳翔さんは良いお嫁さん
まさに良妻賢母
(艦隊のアイドルに……那珂出しッ!)
というネタを考えたので誰か使ってほしい
今朝も元気に鳳翔さんと建造(子作り)してくるわ
那珂ちゃんは解体しました
泣きながら官邸内を投げ惑う那珂ちゃんを鉈持って追い回して工廠室に追い詰める
那珂ちゃんが最後に見た光景は鈍色に光る鉈が自分に振り下ろされるところだったんじゃないかな
妙高可愛い
髪の毛摘まんだり撫でたりしたい
艦娘孕ませすぎると、憲兵さんにつれてかれるって聞いたけど
那珂那珂来ないなぁ
「うっ……那珂に出すぞ!」
「え? どうして那珂に出すんですか!?」
「えっ。いや、いつも那珂に出してるし……」
「いつも!?」
「えっ」
「提督って浮気性なんですか」
「えっと……私はお前の那珂に出したいだけで」
「いや別に那珂は私のものじゃないですし」
「なにそれこわい」
萎えちゃうww
那珂「顔はやめてぇ~」
>>680 >泣きながら官邸内を投げ惑う那珂ちゃん
官邸内とな…?
もしや安倍ちゃんも提督か⁉︎
687 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/11(月) 04:13:43.64 ID:Rx1Dp+U8
うめ
那珂ちゃんに顔射とな
膣内ちゃん
ヤンデレ荒潮ちゃんによる朝潮姉さん調教とかいう電波…
熊野可愛いよ熊野。
>>690 処女だけは提督に捧げたいという朝潮の哀願を聞いて、そこ以外をねちこく調教完了する荒潮。なんかみなぎってきた。
荒潮や朝潮って司令官呼びだったっけ、提督呼びだったっけorz
>>690,692
提督の見ている前で調教したり、
姉のいやらしい所を提督に見せつけながら自慰したりする荒潮
そんな2人の艶姿や痴態にむくむくと単装砲を膨らませる
みたいな電波が飛んできた。
朝潮は「司令官!」だけど、
荒潮は呼びかけのボイスがなくないか?
ああ…荒潮が用意したエロ下着をつけた朝潮ちゃんが、仕込まれた性技で提督に奉仕しつつ、処女を捧げるんやね。
「うふふ。朝潮ちゃん、だらしない顔ね? 提督さんの、そぉんなに気持ちいい?」
的な。
朝潮型姉妹は同じ駆逐隊所属だった筈だから、荒潮も司令官で良さそうかな?
(夕立の場合、提督さん呼びは吉川氏が殉職後の特進で少将になったからっぽい)
よいと思います。アラレも
「…しれいかん?」
だし。さあ、あとは貴官のわっふる次第だ。
っと。あと4kbか
飛龍のふとももに頬摺りしながら、蒼龍の胸に挟まれ、加賀さんにペロペロされつつ、赤城に加賀さん掘らせたい
E−3がクリアできぬ
重巡のレベルが足らんのかな
>>699 航戦2
雷巡2
空母2
でそれなりに楽に行ったよ
一周ボス昼で終われば燃料弾薬380くらい
E3なんかメンテ後逸れまくるようになった気はする
>>699 俺は空母3、戦艦1、重巡2で行ったな。
重巡は31の足柄と26の古鷹で、他の子は40〜50ぐらい。
まぁ、改造済みで近代化改修が十分なら問題ないんじゃないか。
うちはE2がクリアできない
どうしてもボスまでに中破被弾する
だから中破轟沈はあったとしてもRJの胸が愛宕とかを超えるぐらいの確率だとあれほど…
>>704 ???「それなら中破進軍は危険やな!」
んー、涙出てきたで
デカけりゃいいってもんじゃねーのさ!!
小さくても育てる楽しみがあるだろ(キリッ
重巡Tさん「妹の乳は我輩が育てた!」
「少々育てすぎてしまったかもしれんが…」
>>709 よーしお嬢さんの胸はおじさんが育ててあげようねー
麻耶と鳥海の胸も育ててやってくれないか。ないわけではないが、あるかと言われればもう一声だし
一瞬高雄さんって我輩何てどっかで言ってたか?と思ったが重巡違いだった
我輩とか言わないTさんは妹さん並に育ってますがな
やっぱ重巡はでかい(確信)
日本重巡の原型として作られたメロンちゃんだが大事なところは駆逐艦レベルであった
>>715 思わずアソコがパイパンなのかと勘違いしたw
ありのままの彼女が好きだ、とか言ってやる提督はいないのかwww
ん?みんな好きだよ。ありのままの娘達が可愛くてたまらない
好きだからちょっとからかいたくなるのよ
メロンちゃんの胸がメロンサイズになるまで愛でたい
くまのんは毎日乳揉んであげたら成長して母乳が出るタイプと言ってみる
>>719 改二に期待
どこかのスレにおじいさんが夕張に実際に乗ってたという人がいたわ
あーなんか書き出しだけの奴か
俺おじいさんだけど、夕張が俺に挫傷してきた事ならあるよ
724 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/15(金) 22:45:53.93 ID:yftzxkqy
まつゆきって護衛艦になら乗ったことあるわ
実装されてないけど
文月になら毎日乗ってる
睦月と対面座位でしながら、しっかりと抱きしめて頭わしゃわしゃしてあげたい
おっぱい
鳳翔さんに毎日乗ってる(性的な意味で)
むしろ鳳翔さんが毎朝乗ってる