936 :
家族になろうよ:2014/06/29(日) 11:04:29.00 ID:tKNj9fUL
指で犯すのを一端止め、ぎゅうと抱きしめてそう誓う。
紫色の瞳がきれいに涙の膜を張って見上げてくるのに、肩から肋骨にかけての傷跡を示した。
「ほら、右半身が吹っ飛んでも大丈夫だっただろ」
「…っ!」
セーラやルイーズを庇い、強烈な竜の一撃を受けたオズインは、鎧ごと体の右半分を溶かした。
人体が焦げる嫌なにおいと煙の中、ルイーズが神器の一撃で竜を蹴散らし、セーラは無我夢中でリカバーをふるったのだ。
酸と炎で肉体が溶ける速度とセーラの祈りが競り合い、ぎりぎりの所で奇跡が起こった。
「…だいじょぶじゃ、なかったでしょ。私、オズイン様が死ぬかと思って、怖くて…」
あの時は、無茶しないでよとかセーラ様のすばらしい祈りに感謝しなさいとか言っていたはずなのに。
「悪い」
「…うん」
傷跡をなぞる細い左手が、つうっと男の筋肉をなぞっていく。
指輪を用意しないとな、なんて考えていると、ふとセーラの動きが止まり困ったように見上げて来た。
「えっと、あの…」
「ん?」
ふっと目を遣った男の下腹部に、見慣れないものがあって困惑する。
「お、おずいんさま、の、おっきくない、ですか?」
「多少は」
戦場では、まあ立ちション野糞で性器を見る事などよくある事だ。
男の生理現象として、衛生救護の天幕の中で、負傷兵が処理するのを見た事もあるし、朝勃ちなども知りはしている。
しかし、臨戦態勢のソレを見るのは初めてだし、何よりセーラが見た事があるどれよりも大きい気がした。
「だから、焦らなくていいと言っている」
「でも…」
そっと手を触れてみると、あまりの熱さにびっくりする。
兵士達がしていたように、手で握って擦れば良いのかと根元の方を掴んでみるが、人差し指と親指がくっつかない。
「は…」
一度擦るだけで、オズインが低く唸る。その声がすごく色っぽくて、セーラまでぞくんとしてしまう。
「オズイン様、きもちい、ですか?」
「ああ」
自分だけじゃ無くて、彼も気持ちが良いのだ。
それに、こんなになるほど求めてくれているのだと思うと、体の奥が熱くなる。
さっきまでは苦しくて違和感ばかりだったはずなのに、指で広げられていたところがひくひくして苦しい。
「あの、オズイン、様」
「何だ?」
たどたどしく陰茎を擦る手に快感をはぐらかされながらも、オズインは笑んで返事をする。
はぁ、と小さな唇からこぼれる甘い吐息。セーラの肌が汗にしっとりと濡れて、えも言えない色気が咲き始めている。
ぺたんとオズインのあぐらに座ったセーラは、そっと自分の性器に指で触れた。
「ちゃんと、セーラを、オズインさまの、お嫁さんにしてください…」
937 :
家族になろうよ:2014/06/29(日) 11:06:34.44 ID:tKNj9fUL
そっと押し倒されて、オズインにのし掛かられる。
雨のように降る口づけに応えていると、びりっと股間に裂けるような痛みが走る。
「い、いたぁあ…、ひっ、あつ、いたぁあい…っ」
めり込んでくるものは想像以上に大きくて熱くて、小さくて狭いセーラの腹を一杯にしていく。
骨盤すらきしむ気がして、でもあのオズインがケモノみたいに襲ってくるのが嬉しくて、胸の中は幸せで満たされる。
「お、ずいんさま、きもちい、の?」
「っは、ああ、保たない」
馴らしていたせいもあって、多少の出血はあるものの、はいらないだとか内臓を傷つけることは免れた。
狭すぎる膣に、不慣れな体。もっとじっくり、快感だけを得るようにしてやりたかったのに。
「ふあ、せーらできもちよく、なって?もっと、おずいんさま、きて…!」
先程のお嫁さん発言といい、彼女はとことんオズインの庇護欲を掻き立ててくる。
愛が足りない故の被虐的な、自分を易々と差し出してしまうセーラ。
「あ、あ、ふやぁあ…んっ、らめ、そこ、ふあぁああんっ」
「…良かった」
腰を抱え、ごく小さな動きで彼女が鳴く所に当るよう犯していく。
せめて初めてが苦痛まみれにはならないように、と快感を探し当てたところでオズインの根気が切れた。
「あ、あ、ふぁっ、おずい、さま…」
「セー…ラ」
シーツをぐちゃぐちゃにかき混ぜている手を取って、背中に回すように誘導してやる。
途端にがりっと爪を立てられて、それすらじいんと痺れて目の前の体を貪ってしまう。
「…っ、う、熱ッ…、あ?」
「は、ぁ…」
奥に精をぶちまけて、それでもなお萎えない欲に驚く。
それほどオヤジではないとは言うが、もうすぐ四十に届こうかという年齢では、やはり若い頃のようには行かない筈なのに。
結合部から溢れる白濁したものと血を見て、またすぐに男は煽られる。
「…明日、治療院は休め。俺が連絡しておく」
「…っ?は、あ…また、おく…っごりごりって、やだ…ぁ」
暫くは、離してやれそうも無いから。
938 :
家族になろうよ:2014/06/29(日) 11:08:03.15 ID:tKNj9fUL
「エルク、どうしたの」
慌てて走ってくる夫の弟子に、ルイーズは優しく問いかける。
邸宅の庭で、二人目がいるお腹を撫でながら弓で遊ぶ息子を見守っていたのだが。
「せ、セーラのヤツが、オズイン様と結婚するって…!」
「あら、やっとなの?」
手紙を手に呆然とするエルクを尻目に、ルイーズはコロコロと笑う。
「や、やっとですって?あの高慢ちきワガママ女をなんでわざわざ…!」
「エルクは鈍いのですね」
辛辣な事を言われ、さすがに傷つく。
「結婚式はいつですの、お祝いを贈らなければなりませんわ」
ルイーズの脳裏に、死闘での記憶が蘇る。
強大な竜のブレスに、迷うことなく身を差し出した重騎士。
良くて半身不随、ほぼ死亡かと思われた彼に奇跡を起こしたシスター。
本人らがどう思おうと、ルイーズには二人に強い絆があることを、見抜いていたのだった。
939 :
家族になろうよ:2014/06/29(日) 11:10:12.14 ID:tKNj9fUL
以上になります。改行がまちまちで済みませんでした。
末永く爆発しろ!乙です
GJです、「天国を見せてあげよう」ってオズインの台詞がかっこいいな
死が二人を分かつまで末永く爆発してくれ
お嫁さん発言でこっちが爆発しそうになったぜ…GJ!
GJ!
>>938 GJ! いい話だ……
オズイン様の包容力があると、セーラの奔放さが輝く!
>>938 乙! あと、エルク……
最近は烈火祭なのか!?
個人的には嬉しいけど!
男と女一人ずつ…
ボールスとウェンディですねわかります
保管庫のミスト陵辱と覚醒小ネタが逆になってんな
>>945 烈火がVCで出たからだろうかね
覚醒も誕生日ネタとかで2年前は盛り上がったりもしたけど今はネタは尽きてきたしな
オズセラGJ! でした。
最後まで安心して読めたわ。
烈火は中古だと2000円ぐらいで底堅いからなぁ。
VCで手を出す気になる人も多いかな?
軍師×リン甘々百合とオズイン×セーラの幸せエッチが読めて眼福だ、Gj!
>>918 さあテ○アモさんのおっぱいを揉む作業に戻るんだ
封印の支援会話見直してたけど、すごくあっさりしてて驚いた。
テキストが短めだから容量の問題なのかもしれないけど。
色々もどかしくてもったいない!
ドロシーとウェンディ、それとキャス辺りがホントもったいない…。
封印は後のシリーズやってるとあっさりに見えるかもね
俺は割とあれぐらいでいいと思ってるが
想像の余地があっていいんじゃない?って思うけどなー
この組み合わせは恋愛かもしれないしそうじゃないかもしれないとか、プレイヤーによって様々な可能性があるし
情報不足でも過多でもない、ちょうどいいくらいだと思う
否定
途中送信…orz
否定も肯定もされてないからかえって自由でいいと思う
設定あるとどうしてもそれに縛られちゃうし
軍師リンにオズセラと、両作堪能しました
たまらんねぇ
俺は封印くらいの濃度が逆にそそるけどね
ただ組み合わせの量は欲しい
支援会話とか、二次創作の材料にしてくださいと言わんばかりだよな
ここの大きな指針になってる気がする
組み合わせの量が多すぎても過剰摂取状態になるというか、どれに萌えたらいいか分からなくなる事があるから
ある程度絞ってくれる方がありがたいな
聖戦みたいに、会話は一部のカップルしかないけど組み合わせ自体はほぼ自由みたいなのが好き
封印なんか支援会話を見返せない&組合せがノーヒントだからこいつらに支援会話あるんかい!?な組合せもチラホラ
アストールとイグレーヌさんとかあの二人は初見じゃ絶対気付かない
リリーナは説得したゴンザレスやガレットに支援会話があるから、
ロイも説得(それも3回)したキャスと支援会話があるに違いないフヒヒと思ってひたすら隣接させたのもいい思い出
マリナスとロイが支援あると信じて何ターンも隣接させてたのが懐かしい
>>953 ルトガーとクラリーネの支援とか想像の余地があって好きだったな
リリーナとゴンザレスの支援A見た時は、ゴンザレスがオスティアに
庭師かなんかとして雇われるってEDでもいいなと思った
ルゥは間違いなくショタ属性つけたわ
なまあし少年魔道士の正統後継者と確信したね
最近生脚少年魔道士いないなそう言えば
覚醒はリヒト辺りその予定だった気もするが、
近作だと兵種またぎが出来る=おっさんもその格好でNGなんじゃないか?
最新のだとセネリオとトパックか?
オーツおじさんなんて悲劇があったっけ
まぁ別に復活を強く要望するわけでもないが
魔道士リヒトのグラフィックは専用なんだから生足でも良かったのに
生足じゃないけど下半身がけっこう際どいミニスカ黒タイツなヘンリーは…うん、年齢的にはショタと言うより青年に片足つっこんでるよな
サーリャとの支援で少年とは言われてたけど…うーん
とりあえずショタ枠とナイスミドル枠は次回作に期待だな
アレはサーリャがペレジアにいた頃に聞いたヘンリーの噂話だから
サーリャがペレジアにいた9章の時点では少年だったけど
それから2年後の12章以降は青年に片足突っ込んでいてもおかしくはない
リズがドニに支援会話で
「わたしより年下の 数少ない仲間だからね。 なんでも頼ってくれていいんだよ。」
って言ってたから、ショタ枠はドニ
しかしキャラ紹介で「青年」となっているドニ
ちょっと期待していたけど流石に三回目の手槍さんの誕生日ネタは無かったか
隠してるのに貧乳を見破った上にそれを長所として上げちゃうドニは貧乳マニア
普段から鎧を着ているわけじゃないんと思ったがビーチにいるアンナさんは騙していたな
秘湯のアンナさんは見抜いていたけども
ティアモさんと結ばれないせいで、自分の中では巨乳好きというイメージがすっかり定着してしまったクロムさん
少なくともスミアとオリヴィエは巨乳(リズ談)
ユニ男はイベントある女性だけで見るとサーリャはバインバインだけど
手槍さんルキナセレナを見るとどちらかと言えば貧乳の方が好みなのかもしれない
リズより小柄なクロム嫁ロリ巨乳ユニ子が
産後すぐに母乳滲ませながら戦場を駆け回ってると思うと
色々はかどります
乙でござる
リズは子供と接している時にしっかりお母さんしているのが個人的に最高
ロリママ、いい……
スマブラルキナはデフォユニ子の娘設定で参戦してたらと思うとちょっとワクワクします
スマブラルフレ
男女ともに美人だな
覚醒のみプレイ経験ありの俺としては結構嬉しい参戦だが
プレイするときはいつも糸目ルフレでやってたからあの顔にはあまり馴染みがないという