服装チェンジとヘアメイクの間、頼子は鏡を見ることを許されなかった。
頼子は自分がどうなっているのか、鏡を見たくてしょうがなかった。
「ねぇ、早く鏡を見せて。早く自分の姿を見たいの」
「慌てないの。いい頼子?驚くかもしれないけど、
今から見せる姿は正真正銘のあなたよ。
生まれ変わった自分の姿、その目で確認してみなさい」
香川は全身が映る鏡を頼子に向けた。
そこに映った姿は、頼子の知っている頼子の姿などではなかった。
別人、違う人。頼子ではない別の誰か。
頼子は思わず言葉を失った。
鏡に映る女は、とてつもなくいやらしい姿をしていた。
レースのついたピンクのネグリジェのようなドレスを身にまとい、
ブラを着けていないため、胸がこぼれそうなほど強調されていた。
下着はTバックを着用しているため、下からは尻の下半分が丸見えだった。
足元はテカテカの真っ黒なピンヒール。
ネイルはラメの入ったど派手なネイルを施され、
ところどころにラインストーンが入っている。
首元、ベルト、手首、指先にはそれぞれ悪趣味なアクセサリーが装着され、
少し身をよじるだけでジャラジャラと下品な音を立てる。
そしてもっとも変化していたのは、顔だった。
まっ黒のアイライナーとラメの散りばめられたアイシャドウで周りをぐるりと彩られた
目元には、付けまつ毛を二重、三重と重ねづけされ、
まるで渋谷のギャルのような目元に。
さらに目にはブルーの発色の良い特注のカラーコンタクトを入れられ、
まるでハーフのような顔立ちになっていた。
ナチュラルなアーチ型だった眉は容赦なくカミソリで剃りあげられ、
鋭角な細眉になった。そのせいで以前の頼子の顔に存在していた
表情の柔らかさが微塵も無くなっていた。
唇はオーバーリップ気味に描かれ、いつもの薄く小ぶりな唇とは違い
厚ぼったい、ぽってりとした唇に。
ショッキングピンクのリップの上から透明なグロスが塗られ、
テカテカに光を放っている。
唇の横にはほくろを描かれ、さらにエロティックな
印象を添えていた。
今の姿を誰が見ても、これが頼子だとは気づかないだろう。
「顔・・・・ちが・・・・・え??これ・・・・え?」
口を動かすと、同時に鏡に映った女の口も同じ動きをする。
「生まれ変わった気分はどう?見違えたでしょ?」
「そんな・・・うそ・・・・・え?私?これ・・・・」
鏡の中のケバい女が、こっちを見て目をこらす。
もはや頼子らしい面影は鏡の中に全く無かった。
唯一あるとすれば、その派手な風貌に不似合いな綺麗な
ストレートの黒髪だけであろうか。
「本当はヘアも変えたかったけど、時間かかりそうし、
今夜はそれで我慢してね〜」
「嘘でしょ?これが私なんて・・・こんなことって・・・」
あまりのショックに、頼子のほほに一筋の涙がこぼれた。
「あぁ〜〜泣かないの、せっかくのメイクが崩れちゃう〜」
「だって、だってびっくりしちゃって・・・」
あらためて鏡を覗き込む頼子。
まばたきをしただけで風が起こりそうなほど長いまつ毛。
外国人のように青く輝く瞳。
今にも男を罵倒しそうな下品な唇。
Sっ気の強そうなつりあがった眉。
こんなの私じゃない・・・絶対に私じゃないよぉ・・・。
驚きを抑えきれない頼子。
しかし驚きと同時に、頼子はどこか言い知れぬ感動と、快感を覚えていた。
変身願望というと安っぽい表現かもしれない。
ただ、この下品な見た目の女が私。今の私。
そう思うと胸の奥から新しい感情が次から次へと
芽生えてくるのであった。
「本当にこの鏡に映った姿が、今の自分なんだ・・・・・」
鏡の中の女が頬を上気させ、少し笑って見せた。
笑うと可愛い、私、可愛い・・・・。
「さぁ、そろそろ店に戻るわよ」
香川は頼子の手をつかんだ。
ここまでしかできてないっすごめんなさい。
>>733 乙乙
ここからどうなっていくか気になるね
735 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/04(水) 07:19:49.80 ID:4wrKsyT3
GJ
頼子の心境の変化と平常の外見の変化も詳しく書かれると、このスレにピッタリ
イケメンがおねえ野発想は奇抜で面白い設定
736 :
頼子の場合:2014/06/05(木) 05:46:51.04 ID:rJlXCT1H
店内に戻ると、頼子にはそこはまるで別世界に見えた。
黒のピンヒールでカツカツと音を立てながら一歩一歩踏み出す。
心臓が高鳴り、足元はふわふわと宙に浮いているようだった。
歩くたびに、半分以上あらわになった頼子の胸がぷるんぷるんと揺れる。
こんなカッコで人前に出るなんて!頼子は羞恥心と興奮が入り混じったような
今までに感じたことのない不思議な感情を抱いていた。
「さ、ここからが本番よぉ〜」
香川はさっき使った器具を再び頼子に手渡した。
「さぁ頼子ちゃん、さっきの要領でこれを吸うのよ」
「あの、香川さん、これって・・・・」
「今は何も考えなくていいの。今日は特別な日なのよ?さ、一緒に。
せぇの、すううううううううううーーーー」
「すううううううううううーーーー・・・・・・あああーー・・・・・」
「あら、今度は咳が出ないじゃない」
「ほんとだ、私、上手くなってる・・・」
「ふふ、頼子ちゃん、その調子よぉ〜」
「ああああーーーーーあーーーーきたぁーーーーーああーーーー・・・!!」
「どう?二度目はさっきより気持ちいいでしょう?」
「ふああああ??気持ちいいーー、ひ、ひもひいいいいーーーああぁ」
頼子の目は宙を仰ぎ、口の端から一筋よだれを垂らしてしまっていた。
「喜んでくれてよかったわぁ〜〜。頼子ちゃんはなかなか素質あるわよ」
「そしつー?そしつってなに?」
「中には生理的に受け付けない人もいるんだけど、まぁ細かいことは
気にしなくていーの。それより、お酒も一緒に飲むともっと気持ちよくなれるのよ〜」
「うん、コクコク、わぁーこのお酒おいしいーーー」
「でしょ?今夜は私のおごりだから、もっと飲んでいいわよ〜」
調子に乗って頼子は香川の出すカクテルを何杯も飲んでしまった。
酒と薬の力で頼子はまるで天国にでもいるような気分を味わっていた。
「こんなに楽しいの生まれて初めて!もう香川さん大好き!」
「ちょっと!そろそろ私のこと香川って呼ぶのは止めてよ。
ここじゃミンクって名前で呼ばれてるんだから!」
「ごめんなさいミンクさん、えへへ〜〜」
「ちょっと、抱きつかないでよ、うっとおしい!」
「ミンクさん私ちょっとトイレ〜」
「トイレはそこまっすぐ行ったとこだから、勝手に行きなさい」
「は〜〜い」
頼子はふらふらと立ち上がった。
トイレに行くと、洗面所の大きな鏡に知らない女が映り込む。
一瞬びくっとするがすぐに気づく。ああ、そっか、これ私なんだ。頼子は思った。
おっぱいを投げ出して、うつろな目つきでこっちを見ていた。
下品なカッコに下品なメイク。まるで娼婦だわ・・・。
鏡の中の自分を見ながら、頼子は思った。
今まで私は、すべて親の言う通りに生きてきた。
好きな男の子ができても恋愛には目もくれず、ひたすら勉強だけをしてきた。
そのおかげで、いい大学、いい企業に入ることができた。
両親は喜んでくれた。でも私は何も感じなかった。
そこに自分の意思など無かったから。
もっと友達と遊びたい。もっと男の子と話してみたい。
そういった欲求をずっと我慢してきた。
今じゃ社内でもまるで透明人間。誰にも自分のことが見えてないみたい。
本当にこのままでいいの?本当に・・・・・。
「・・・・・いいわけ、ない・・・」
目の前の女が言った。
「このままで・・・いいわけ、ないじゃない・・・!」
このまま誰の目にも触れられることなく一生を終えるなんて、そんなの嫌。
いつもの私なら、このまま何もできないかもしれない。
でも今はまるで別人。これは私なんかじゃない。
そうよ、これは夢、きっと夢なんだ。
本当の私は別にいて、今はこの女を操っているだけなんだ。
今だけは何をしたっていい。
だって、夢の中なんだから・・・・。
鏡の中の女は今まで見せたことのない顔で笑ったように見えた。
「おまたせーーミンクちゃーん」
「ちょっと〜頼子ちゃん遅い〜〜」
タバコの火をくゆらせながら香川は言った。
「ごめんね。ねぇ、それ、私にも一本くれない?」
「いいけど、アンタ普段タバコ吸ってたっけ?」
「吸ってないけど、今日初めて吸ってみようかなって思って」
「なるほど、頼子ちゃんやっとその気になれたのね。
うれしいわ〜、はい、火をつけてあげる」
「ジュゥー・・・」
「いい?火がついたら一気に吸うのよ。ハイ吸って!」
「すぅー・・・・うっ!ゲホッ!ゲホッ!ゲホッ!」
「ふふ、まぁ、最初はこうなるわよね〜」
「ゲホッ!ゲホッ!うぅーーー。待って、もう一度。すぅーーーーーーーー・・・・」
タバコの煙が頼子の肺を満たす。
頼子はその煙を一気に鼻から吐き出した。
「ふぅーーーーーーー。見て!吸えた!私の鼻からすごいケムリ!
可笑しい!アハハハハ!」
その後頼子は何度もタバコを吹かしてはケラケラ笑った。
タバコを口から離すと、タバコにピンク色のリップがべったりとついて、
ああ、私すっかり不良だわ、と頼子は思った。
しばらくすると、店の奥から一人の中年男性が現れた。
「ミンクさん、こんばんわ。今日も綺麗だね」
「あら、北山さん。いらしてたのね〜」
「さっきから気になっていたんだが、コチラの美人さんは?」
「あ、彼女ね、彼女はえーと、レイナちゃんっていうの。ね?」
「れ、レイナです、こんばんわ」
「レイナちゃんか〜〜、いやぁ、すごく美人だから驚いたよ」
「あ、ありがとう・・・・」
「ミンクさん、ちょっとご一緒してもいいかな?」
「ええ、どうぞ〜」
北山は図々しく香川と頼子の間に大きな尻をねじ込むように座った。
「レイナちゃんはどこの店で働いてるの?おじさん指名しちゃうよ〜」
「いえ、私はそんなんじゃ・・・」
「わかった、三丁目に新しくできたSMクラブだね?女王様だ」
「いえ、その、違くて・・・」
「北山さん、レイナちゃんは普段OLをやってるのよ〜」
「そうなのかい。いやぁ、こんなエロいお姉さんがOLだなんて、
男性社員がほっとかないでしょ」
「いえ、そんなことない、です・・・・」
北山は頼子の全身を舐め回すように見てきた。
胸の谷間から下半身から脚まで、頼子はこの上ない不快感を覚えた。
別人になったような気でいたが、実際に男を目の前にすると
全く積極的になれなかった。
「こんな美人には滅多にお目にかかれないな〜。今夜はおじさんの
相手をしてくれないかな。君ならいくらでも払うからさぁ」
「え、そんな急に言われても・・・・・ひゃう!!!!?」
北山は突然頼子の股間を擦り上げた。
「こんなカッコしといて、その気がないなんて言わせないよ。
それに下半身はもうこんなに濡れてるじゃないか」
事実、頼子のショーツはすでにぐっしょり濡れていた。
自分がまるで娼婦のような格好で人前に出ている、そう思うだけで
頼子はかなり前から性的な興奮を覚えていた。
これまで自覚は無かったが、北山に股間を触られたことで
頼子は一瞬のうちにそのことを自覚してしまった。
頼子はもう何がなんだかわからなかった。
陰で香川が北山に耳打ちする。
「北山さん、実は彼女、ここに来るのは今日が初めてなのよ。
私が配合した特製ハーブを吸ってるから、感度は抜群なのよ〜」
「なるほどねぇ、しかしミンクさんも人が悪いな」
「彼女男性経験がほとんど無いようだから、北山さんの手で喜ばせてあげて。優しくね」
「わかった。金はあとで支払うよ。さぁレイナちゃん、まずは僕を悦ばせてごらん」
そう言うと、北山はパンツを脱いで、自身の陰茎をあらわにした。
中年男性の節くれだった醜い陰茎を目の前にして、頼子はまだ混乱していた。
「ほら、触ってごらん」
店の中でこんなことが許されるのだろうか。
頼子は香川に目線を送って助けを求めたが、
香川はまるで突き放すようによそを向いてタバコを吸っていた。
仕方なく北山の陰茎に目を移す。
禿げ上がった小太りの中年男性の陰茎。汚い、醜い。
しかしなぜだろう、普段なら悲鳴を上げて逃げ出したいような状況だが、
今の頼子にはその光景がとても神聖なものに見えた。
おそるおそる陰茎に触る。温かい、どくんどくんと鼓動を感じる。
頭がボーっとする。
なぜだかわからないが、頼子はその節くれだった北山の分身を愛おしく思った。
おぼつかない手つきで前後に動かすと、北山の陰茎はムクムクと頭をもたげる。
可愛い・・・。頼子は思った。
「そうそう、その調子。次はその可愛いお口でしておくれ」
頼子はコクンと頷き、おそるおそるソレを咥える。
今まで味わったことの無いようなむせ返るような臭気が鼻腔に広がる。
亀頭をチロチロと舐めると、またムクムクと大きくなり、思わず北山が声をあげる。
「ああっ!頼子ちゃん、気持ちいいよ!」
可愛い・・・。北山の分身だけでなく、今度は北山自身が可愛く見えてきた。
上目遣いで北山の顔をのぞくと、禿げ上がったおじさんが
切なげな顔をして気持ちよさそうにしている。
男の人ってなんて愛おしいんだろう。
頼子は北山の陰茎をチロチロ舐めながら、上目遣いでいたずらっぽく笑った。
いまのわたしはわたしじゃない。
そう、これは夢の中なんだ。
だからこれを体験してるのは私じゃない。本当の私は別の場所にいて・・・・・・。
「あああぁーーーー!!!ああん!!キモチイイ!!気持ちいいよぉ!!」
だからどんなことをしたってかまわない。
今の私はとんでもないビッチ。
だからどんな男性とでも関係を持ってしまう。
本当の私は、いつか爽やかで背の高い男性と出会って、
恋に落ちて、何度もデートを重ねて、一緒に初めての夜を過ごして・・・・・。
「ほら!!気持ちいいか!!
オラ!!イク前はイクって言わねえかおい!!」
「ああイク!!イクぅぅ!!イっちゃああああぁぁ!」
プシャァァァァ!!
だからこれは夢・・・・これは夢なの・・・本当の私じゃないの・・・・。
意識を取り戻すと、頼子はまた別の身体に寄りかかり、別の口にキスをする。
頼子が北山とのセックスを終えたころ、気づけば店内は乱交状態になっていた。
他のテーブルの客同士がくっつき、さらに他のテーブルの客が加わり、
まるでひとつの固まりのように身体が絡まり合っていた。
いつの間にか自然と頼子もその固まりのうちのひとつになっていた。
男女関係なく身体を重ね、頼子は女性とも初めてのキスをした。
女性とのキスは甘美でねっとりしていて、男性とはまた違う種類の刺激があった。
性欲と性欲が入り混じる。
自分の中にいろんな人の性欲が入り込み、自分の性欲も
いろんな人に入っていく。
香川の配合した薬の影響による異常な快楽、薄れゆく意識の中で
頼子は思っていた。
もし天国が存在するならば、きっとこういうところなんだろうなと。
狂った宴の中、頼子は涙を流しながらセックスに身を沈めていった。
続きますw
741 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/05(木) 11:05:53.41 ID:ldeXStBt
GJ
優等生な真面目な性格を残しつつ、体は快楽に溺れていく
だからこれは夢・・・・これは夢なの・・・本当の私じゃないの・・・・。
これはまさに優等生が堕ちていく瞬間の描写だと思う
でも、一度快楽の味を覚えると・・・・・ここからがたまりません
ゆっくり堕トシテ、エロケバくしていってくださいな
742 :
頼子の場合:2014/06/05(木) 17:45:25.39 ID:rJlXCT1H
次の日、目が覚めると頼子は見知らぬ部屋のベッドの上にいた。
ここはどこ?昨日は一体どこで何をしてたっけ?
思い出せない。香川と一緒に酒を飲んで、そのあと、えーと・・・。
「あらぁ頼子ちゃん、おはよう。良く眠れたかしら?」
「あ、香川さん?あれ、私?」
「あなた昨日のこと覚えてないの?ほら、私の店でアナタもう
ぐっちゃぐちゃに乱れまくって、大変だったんだから」
かすかだが思い出せる。香川に変な薬を嗅がされて、
香川さんはミンクさんで、それから・・・・。
「あれって、夢じゃなかったの!?」
「夢?あはははは、何を言っているの?あなた鏡を御覧なさいな」
鏡を覗き込む。そこには超ミニのドレスを着て
下着もつけず胸を投げ出している自分の姿。
髪はボサボサ、化粧は汗でどろどろに崩れているが、
間違いなく昨日の”夢の中の”私だった。
「じゃあ、あれは本当に現実・・・・・」
頼子は顔からサーッと血の気が引くのがわかった。
「いまさら何を言っているの?今日は会社休みだから
私の部屋まで運んできたのよ。もう、大変だったんだから」
「ごめんなさい、迷惑かけちゃって。私、もう失礼しますから」
「待って。お風呂を入れてあるから、先にお風呂に入ってちょうだい。
それとお昼ご飯も作ってあるから食べていって」
「香川さん、ごめんなさい、本当にありがとう」
頼子は素直に香川の言葉に甘えることにした。
それにしてもまだ信じられない。
自分があんな大胆なことをしでかしたなんて。
それにあの薬、絶対普通じゃない・・・。
思わず身震いしてしまった。
「ああ、なんてこと・・・・」
頼子は激しく後悔した。
早く普段の生活に戻って、昨夜のことは忘れよう。
頼子は心に誓った。
風呂に入り化粧を落とし、すっかり普段の頼子に戻った。
「どう?気分は悪くない?」
「ええ、むしろスッキリしていい気分。あんなにお酒を飲んだのに、
二日酔いにもなってない・・・です」
「じゃあ、今日はこれから街に繰り出すわよ」
「ええ!そんなぁ!今日はもう帰りますよ」
「何言ってんの?アンタの変身はまだ終わってないじゃない」
「もういいんです、あんなの。昨日の夜限りですよ」
「何にもわかってないのね。アナタはすでに元のアナタじゃない。
もうとっくに後戻りはできないのよ」
香川は昨夜頼子に吸わせた器具を目の前に置いた。
頼子の身体に言い知れぬ感覚がよみがえる。
「これがなんだかわかるわよね?あのときの感覚、
簡単に忘れられるわけないもんね?」
頼子はこれがどういうものか理解していた。
でもあと一度、あと一度だけでいいからあの感覚を味わいたい。
そう思った。
「今日一日私に付き合ってくれたら、
もう一度アンタにこれをプレゼントしてあげるわ〜」
「・・・わかりました。今日は休みだし。でも今日一日だけですよ!」
「そうこなくっちゃ!じゃあお昼を食べたら早速メイクよ〜」
結局乗せられた・・・。頼子はため息をついた。
「今日は昨日とはちょっとメイクを変えてみたの。お昼仕様よ〜」
頼子は昨日とはまた少し違うメイクを施された。
妖艶さを残しつつ、とても26歳の女性とは思えないような
可愛い系のギャルメイクだった。
目元は昨日以上につけまつげバサバサで瞳の大きく見えるゴールドのカラコンを装着。
頬の上部にはピンク色のチークを塗られ、若々しい印象を与えていた。
口元は目元を際立たせるため控えめな薄ピンク色の可愛い唇に。
服は身体のラインが浮き彫りにされるようなピチピチの
派手なワンピースで、胸元からはブラのレースがはみ出していた。
超がつくほどのミニスカートからは網タイツを履いた脚が伸びる。
足元は蛍光色のハイヒールに、腰元には大きなバックルが目立つベルト。
手首と首元には金のアクセサリーが装着されていた。
「こ、これのどこが昼仕様なんですか!!」
「いいわねーーなかなかエロくてよ〜レイナちゃん」
「レイナちゃんじゃないです!」
本当に呆れた人!
でも自分で言うのもなんだけど、正直めちゃくちゃ可愛い。
改めて香川のメイクテクニックには感心してしまう。
頼子はまるでモデルにでもなったような気分だった。
「じゃあ出かけましょうか。まずはそのダッサいヘアスタイルを変えるわよ」
多少覚悟はしていたが、太陽の下、人通りの多い街中を歩くことは
昨夜の薄暗い店内を歩くのとはわけが違った。
道行く人の視線が頼子に突き刺さる。
「香川さん、みんな見てる、恥ずかしい・・・」
「何言ってるの?みんなアナタのこと、可愛いなぁ〜って見とれてんのよ。
もっと胸を張りなさい」
「そうなのかな・・・・だったらちょっとうれしいけど・・・」
頼子とは対照的に、香川はさわやかな”男装”姿だった。
周りからはきっと派手な彼女を連れたカップルに見られていることだろう。
しばらく街を歩いているうちに、お洒落な美容院に到着した。
香川はちゃっかり美容院を予約をしており、頼子はすぐに中に通される。
「じゃあ長さは変えずに、毛先を揃える感じでお願いします」
「いえ、今日は彼氏さんのご要望により、ブリーチする予定になっておりますが?」
ブリーチ?そんなの聞いてない。
「僕が頼んだんだよ頼子。美容師さん、今日は彼女をまっきんきんの
金髪にしてあげてください」
「かしこまりました。もう準備はできております。ではさっそく始めましょうか」
「ちょっと待って!香川さん、金髪にしたら私会社で困っちゃう!」
「大丈夫、今はよくできたウィッグがあるんだから。それを装着すればばれることはないよ」
「そ、そんな・・・」
「彼氏さんのおっしゃるとおり、今は会社にバレずにウィッグを着用されてる女性は
たくさんいらっしゃいますよ。それにもうすでに準備万端ですので、
今更キャンセルされても困ります」
「うぅ・・・・だったら仕方ないです・・・」
香川を見ると、遠くからにっこりしながら手を振っていた。
今まで一度も染めたことの無い頼子の黒髪は、色素が強く
色を抜くために三回もブリーチすることとなった。
担当の美容師はその筋ではかなり有名で、ブリーチに関してはかなりの腕前だった。
頼子の髪は驚くほど綺麗に脱色され、ブリーチされた頼子の髪は
白金色に輝いていた。その上からオレンジ系の色素で染め上げられ、
頼子の髪はオレンジがかった見事な金髪となった。
眉毛も髪と同時進行でブリーチし、同じ色で染め上げられた。
細眉にされた眉がさらに色素を失い、頼子の人相は更に変わってしまった。
最後に髪全体にパーマを当て、以前の真ん中分けだった前髪は
バッサリカットされ、ふわふわに巻かれた。
「終わりました。可愛くなりましたね」
完成した自分のヘアスタイルに、頼子は言葉を失った。
これまではメイクと服装がいかに変わろうとも、
ロングのストレートな黒髪だけは頼子のままであった。
その頼子にとって最後の面影が、完全に失われた瞬間だった。
鏡に映る自分の姿は、もはや完全な別人。
出かける前に香川に施された派手なメイクが、今の髪型にすごく似合っていた。
頼子は昨日感じた以上の衝撃に、思わず胸を振るわせた。
昔、頼子の黒髪と黒い瞳がまるでやまとなでしこのようだと
親戚にほめられたことがある。
お世辞だったのかもしれないが、頼子はそれがうれしかった。
それが今では根元から丁寧に脱色され、言葉どおりまっきんきんの金髪に。
瞳にはゴールドのカラコン。すっかり薄くなった眉のせいで日本人離れした表情に。
古き良きやまとなでしこの面影は、そこに存在しなかった。
自分の今まで積み上げてきた26年間のアンデンティティが
ガラガラと音を立てて崩れていくような感覚に見舞われた。
「もう、前の私が、なくなっちゃった・・・・」
頼子は頭の奥で大切な何かが弾けとんだような気がした。
香川の家に帰る途中、頼子は何度かスカウトされた。
最初はモデル事務所。次は雑誌の読者モデル。最後はAVのスカウトだった。
「君可愛いね」「君ならトップモデルも夢じゃないよ」
「君なら間違いなく売れるよ。連絡待ってるからね」
男どもが頼子のことを面白いように褒めちぎる。
26年間生きてきて、こんな経験は初めてのことだった。
頼子は言い知れぬ快感を覚えた。背中がゾクゾクする。
これが美人にだけ許された特権。正直悪くない。
時折ショップのショーケースに自分の姿が映る。
ふわふわの金髪を揺らしながらハイヒールで
颯爽と歩く姿は、もはや昨日までの頼子では無かった。
もう元の自分らしさはどこにも存在しない。
でも自分らしさってなに?
”地味で目立たない”のが私の持ってた自分らしさ?
だとしたらもう、そんなもの必要ない・・・!
金髪、カラコン、エロい服装、派手なメイク。
それだけでこんなにちやほやされるなら、
断然こっちの方が幸せじゃないか。
黒髪?黒い瞳?誰にも相手にされないなら、
古きよき”やまとなでしこ”なんてクソ食らえだわ。
頼子の胸の奥に新しい感情がふつふつと湧き上がる。
そして頼子ははっきりと自覚した。
私はたった今、生まれ変わったんだと。
「いーい?いくわよ、ブツッ!」
「痛っ!」
「消毒して・・・と。よし、いい感じよ」
香川の家に戻ると、頼子は両耳にピアス穴を開けてもらった。
当然今までピアスなど開けたこともなかった。
頼子は今まで存在しなかった自分の耳にキラリと光る
ゴールドのピアスに、うっとりしていた。
「とっても可愛い。香川さんありがとー」
「アンタ、見違えるように可愛くなったわね。とってもお似合いよ」
「そうかなぁー、ふふっ」
「昨日と違って自然な色気も出てる。内面も変わりつつある証拠ね」
「そう?自分ではわかんないけどね」
頼子はいたずらっぽく笑いながら香川に言った。
「ねえ、タバコ一本もらっていい?」
その日の夜も、頼子は香川の店に行った。
頼子はこの瞬間を心待ちにしていた。
「さぁ頼子ちゃん、お待ちかねのコ・レ」
「ミンク〜〜!早く!早くして!」
「はい、もういいわよ〜」
香川が渡すと、よっぽど限界だったのか、頼子はひったくるように器具を受け取った。
「すうううううぅぅぅーーーーああーーーーくるーーー!!きちゃうーーー!!!」
頼子は悲鳴に近い声をあげ、絶頂に達した。
「ああああああパッキパキになっちゃう!!あああああ!!」
一日ぶりのハイに、頼子の全身は打ち震えていた。
「あれ、昨日のレイナちゃんかい?金髪にしたのかい、随分様子が変わったねぇ」
近づいてきたのは昨夜出会った中年男性の北山だった。
「北山さぁーん!昨日ぶりー。ねぇ、私可愛くなったでしょー?」
「まるで見違えるようだよ。昨日もかわいかったけど、
今日はなんだか一段とエロいねぇ」
昨夜と同様、北山は頼子の身体を舐め回すように見てきた。
しかし頼子は昨夜感じたような不快感は一切感じることは無かった。
「そうでしょ、私、自分でも自分のエロさに驚いちゃってー」
頼子は自ら北山の股間に手を伸ばし、さすりながら話す。
「ねぇー?わたし昨日の北山さんとのセックスが頭から離れないの」
「本当かい、しょうがないビッチだなぁ頼子ちゃんは」
「今夜も、してくれる?」
「なんだい、もっとはっきり言ってくれなきゃわからないよ」
「だからぁ、私のマ○コにアンタのチ○ポを入れてズコズコしてって言ってんのぉ!」
頼子はわざと自分の知りえる最も下品な言葉を選んで北山に投げかけた。
その方が自分を興奮させることができるとわかっているからだ。
言い慣れない言葉を発して、頼子は恥ずかしさから一気に身体が熱くなった。
「全く、本当に見た目どおりのビッチに成り下がったな・・・」
そう言われると頼子はより一層興奮した。
これは夢なんかじゃない。これが私なんだ。これが本当の・・・・。
頼子は椅子に座った状態のまま、目いっぱい股を広げた。
短いスカートの下はノーパンだった。頼子のすでにとろとろに熟した秘部が丸見えになる。
「舐めて?」
そう言って頼子はゴテゴテのネイルが施された人差し指をしゃぶって見せる。
北山は目を見張った。
頼子のそこはてらてらと鈍く輝き、まるで宝石のように見えた。
「おおお・・・・なんと、なんと美しいんだ・・・・」
「早くして?」
「は、はいぃ!」
北山はまるで犬のようにピチャピチャと音を立ててむしゃぶりついた。
信じられないほどの快感が頼子の頭の中で何度も爆発する。
あまりの快感に絶叫はのどの奥でせき止められ、頼子ののどからは
「あふ・・・・ぐぇ・・・・・ぷぇ・・・・!」と嗚咽のような音しか出てこない。
頼子の意識は飛んだり戻ったりを何度も繰り返す。
ビクビクと身体を痙攣させ、口の端からは泡のようなものを吹き出していた。
頼子の中にある理性と呼ばれる細い糸が、プチンと切れたような気がした。
その夜も狂った宴、乱交パーティーは開催された。
頼子は昨夜よりも激しく、より積極的に宴を楽しんだ。
昨夜はただがむしゃらに求めるだけだったが、今回は
自分をじらしたり、相手のことを考えたりする余裕すらあった。
男女問わず顔も見知らぬ相手とセックスするという行為は
愛に満ち溢れた、この世でもっとも神聖な行為に思えた。
もう二度と戻れない、この快楽を知ってしまったからには・・・。
頼子は心のどこかでそう感じていた。
翌日、頼子は自分の部屋で目を覚ました。
今日はどうやって家に帰り着いたか、ちゃんと記憶がある。
頼子は慣れた手つきでタバコに火をつけ、ふぅーーーーっと一服する。
タバコの煙が肺を一気に満たす。頭がスーッとする。
とりあえず今日は仕事だ。あの夢のような時間のことは
ひとまず忘れて出勤しなくては。
鏡を見ると、そこに映ったのは目つきの悪い、金髪の私。
いかにも夜通し遊んで、遊び疲れたビッチの顔だ。
メイクもしてないのに、そこに映る表情は以前の頼子とはまるで違う。
あれ、私って普段どんな顔だったっけ・・・・。
わからない。とりあえず前はこんな感じの地味な化粧をしてたっけ。
髪を纏め上げ、香川にもらったウィッグを着けてみると、
想像以上に自然だった。
「これなら大丈夫・・・よね?」
そしてたった二日の間に、頼子の肉体は大きく変化していた。
まず、バストサイズが劇的に大きくなっていた。
以前着用していたブラが全く入らない。
「ん・・・・・きつ・・・・・」
なんとかブラをつけ上から制服を着るも、制服すら窮屈に感じた。
そして肌のハリツヤが信じられないほど良くなっていた。
頼子の肌はまるで化粧水のCMに出てくる女優のように白く輝いていた。
目に見える変化だけではない。
頼子の身体からは、目には見えない、
フェロモンのようなものが立ち上っていた。
身支度を済ませた頼子は、
ナチュラルメイクでも恐ろしいほどの色気を醸しだしていた。
「おはようございます」
「お、おはよう早川さん・・・」
「おはよう早川・・・」
出勤し、いつものように社員に挨拶する。
見た目は前と変わらないはずなのに、すれ違う男性社員の反応が全く違う。
「おい、早川なんかいつもと雰囲気違わないか?」
「あんなに可愛かったっけ」
「俺さっき挨拶されたぞ」
そんなささやきが頼子の耳に入る。頼子は思わず目を細めた。
スーツ姿の香川が頼子に耳打ちする。
「ちょっとアンタ社内でかなりウワサになってるわよ」
「なんでだろう、なるべく普段どおりにして来たつもりなのに」
「さぁね〜、せいぜい女子社員の嫉妬を買わないよう気をつけることね」
そう言い残し、香川は颯爽と歩いて行った。
「早川君、例の書類は出来てるかね」
「はい、課長、コチラです」
早川はニッコリ笑って書類を渡す。
「あ、ああ、どうもありがとう・・・」
課長はそそくさと戻っていく。
いつもは礼も言わず仏頂面で書類を受け取って行くのに。
頼子は周りの反応が面白くて仕方なかった。
いつものつまらなかった職場が、まるで別世界だ。
デスク越しに男性社員と目が合う。
頼子はにっこり微笑んで会釈をした。
男性社員は思わず目を伏せる。
頼子はそんな反応を愛おしく感じる。
ああ可愛い。男ってなんて可愛い生き物なんだろう。
もっと、もっと滅茶苦茶にしてやりたい・・・。
「ん!!!んん!!!んうううう!!」
頼子は会社のトイレでオナニーをしていた。
人が来てもバレないよう、精一杯声を潜める。
困ったことに仕事中にも関わらず、性欲を我慢できない。
やってもやっても欲求は膨らむばかりだ。
うう・・・・ツライ、ツライよぉ・・・・・。
早く夜になって。早く自分を解放させなきゃ死んでしまいそう!
「あ、また・・・あ、あああああんんんん!!」
頼子の股間はびゅっびゅっと潮を吹いてしまった。
ああ、助けて。早く本当の私に戻りたい。
本当の私はこんな地味で目立たない姿じゃない。
ほんとは金髪だし、もっと可愛いし、もっとエロい女なの。
早く可愛い服に着替えて、メイクして、そしてあの薬を!!
「ああああんあっあっあぅ!!」
想像しただけで愛液が滝のようにあふれ出てくる。
頼子はトイレットペーパーで股の間を拭きながら、夜の自分に思いを馳せた。
定時まであと五時間・・・。
長い長い就業時間はまだ始まったばかりだった。
おわりです。燃え尽きましたw
GJ
いいですなぁ…
751 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/10(火) 02:14:15.85 ID:J0fyFOk2
堕落させる男の立場で書いてみるのも面白いかもしれん
ネタ【キャン黒ギャルにされた姉妹】
父をはやくに亡くし、母子家庭で育った優等生姉妹。
姉は成績優秀かつ剣道部主将という文武両道の美少女。
妹はクラス委員長で水泳部のエース。
しかし母も亡くなってしまい、離婚した元・義父のもとに身を寄せることに。
離婚の原因は性格の不一致。母から切り出したものであり、その矜持から慰謝料や養育費の受け取りも拒否した。
もともと周囲の強引な薦めで再婚したのであり、派手な女が好みの義父と、お堅い母とでは愛称が悪かった。
しかし他に頼る相手もいない姉妹は義父にすがるしかなかった。
義父は面倒を見ることと引き換えに、自分が勤める健康医療品メーカーの「黒ギャル・キャンペーンガール」になるよう姉妹に命じる。
マッサージ器やトレーニング器具に日焼けマシン、サプリメントや健康食品に、果ては化粧品まで幅広く手掛けている会社だった。
「日焼けした肌で健康的なイメージを」という理由で棺桶のような日焼けマシンに閉じ込められ、姉妹は美白肌を真っ黒のガングロにされる。
さらに艶やかな黒髪を、姉はギラギラした金髪に、妹は茶髪に染め上げられる。
運動量を管理されて筋肉は落ち、引き締まった身体はだらしなくなり、さらに「美容栄養食」の効果により、まるで豊胸手術でもしたような爆乳に。
このあと超ハイレグのユニフォームを着せられるのだが、それを会社の重役たちに披露した際、ハミ毛していたため、
陰毛が見えたりしたら不祥事だということで、その場で姉妹そろって剃毛されちゃうが、堕落関係無いのでヤメ。
753 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/26(木) 14:06:08.93 ID:MOxJ4/+g
今まで妊娠・堕児ネタが出てないのが不思議だ・・・・
初歩的且つ常識的な質問だけど、ヤクきめた女が妊娠したら、
もれなく子供にはなんらかの障害が出来るんでしたっけ?
754 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/02(水) 19:57:40.94 ID:02dL7spu
俺の名前は、茂木ユウマ
自分で言うのもなんだが、顔がジャニーズ系のお陰で
高校に入ってからは、彼女が三人、その他女子とのセックスは十人以上もあり
常に不満はなかった
ただ、処女が一人もいなくて、大なり小なり差があっても
ある程度男慣れしている女ばかりだった
先週、彼女と別れた俺は、
「今度は処女の女で、できれば垢抜けていない女を探して、俺の思い通りの女にしてやろう」
というどす黒い計画を思いついた
三年になり、数週間経過して、新入生が入部していた
文化系の部活なので、ほとんど実態活動が無いんだけどね
今年は、男子三人。女子が五人入部してきた
その中のひとりは、ひと目でかわいいと分かる女だった
軽く化粧をして、髪も茶髪で、スカートも新入生の割にかなり短い
おそらく、今までも彼氏が何人もいて、男慣れしている感じだった
容姿もあいなって、二年、三年の男子は勇崎に集中していた。
確かに、可愛いと思うが、彼女にしても、今までの女と変わらないんだろうな
心の中でそう思いながら、他の新入生を見回した
地味系でさんまみたいな女。ただのデブ。
カリカリしていて、気が短そうな女。全員ハズレ。
そして、最後の一人を見たが、結構いい感じの女子だった。
重そうな長い黒髪で縁が太いメガネで、ブレザーも生真面目にきちんと着ている
スカートはさすがに膝上だが、それでも五センチぐらいなので、かなり地味な感じだった。
あと、胸は結構大きそうだった。
なんとなく、大きい感じに見えるのが恥ずかしいから、
キツめのサイズのブラをしている感じに見えた。(あくまで勘だけど)
そこで、俺は、結崎以外の四人に軽く話をしながら、
目的の子を観察する事にした。
ターゲットの女子の名前は、鈴原ミヤという名前だった
おそらく中学まで、男子・女子という環境だったのだろう。
男慣れしていない感じで、先輩ということもあるが、よそよそしく、丁寧語ばかりだった。
多少、面倒だが、少しずつ仲良くなって、鈴原を落とそうと思った。
さいわい、他の部員は、結崎目当てだろうから、鈴原狙いは俺だけだろう
その後、部活で、他の女子とも話しつつ、鈴原ともたわいのない話をした
たまに二人で本を運んだりする時があったので、そういう時はいつもと違う話をして
「他の女子には内緒だからね」といって、少しだけ特別扱いをしている事を理解させる
少し優しいところも見せる。
もしかして、茂木先輩は私の事好きなのかなと思わせる
それでも、「こんな地味な私が告白しても迷惑だよね」と思ってくれると更に思う壺
最近の会話では、鈴原が顔が赤くなったり、照れたりして、引っかかったかなと思うようになってきた。
そして、五月後半になり、部活後にお話がありますと、メールで呼び出された。
人気のない校舎裏。鈴原に彼女がいないか聞かれて、「今はいないよ」と返した。
俺の中で確信に変わっていた。
ただ、鈴原も緊張しているのか、それをなかなか言えないでいた。
このままだと、鈴原も可哀想だと思い、「もしかして、俺に相談ある?」と補助をする
鈴原も「は、はい…」とだけ答えた。
俺は「俺ができることなら、力になるよ」「鈴原はいい奴だから、ほっとけないしさ」と言った
そうすると、やっと口を開いて「私、茂木先輩の事が好きです」と言われた。
少し驚いた表情をワザと見せて、
「うん、分かった。俺も鈴原の事好きだよ」というと、鈴原の表情がかわり、その場で泣きだした。
俺は心の中で、計画どおりとニヤリと笑っていた。
一緒に帰った帰りに、いろいろ話してくれた
最初に見た時から、好きだった事。
勇崎みたいな美女がいるので、自分では絶対にダメだと思っていた事。
それでも、諦めたくないので、告白する事に決めた事
一ヶ月、話して見て分かったが、基本的にすごい真面目でいい奴だと思った。
こんな子を堕とすのは気が引けると思っていたが、
実際に告白されて見ると、どう変えてやろうかなと思っていた。
最低な男だと思うかもしれないが、何人かの女と付き合ったせいで
俺の考えは、女ってこんな醜い生き物なんだなと思うようになっていた。
あと、付き合っている事は内緒という条件をつけた。
理由は、同じ部活なので、バレると気まずいという適当な理由をつけたが
鈴原は、うんうんと疑いもせずに納得していた。
別れ際に、ビルの裏に行きキスをした。
鈴原は照れていたが、まんざらでもない様子だった。
そして、土曜日にデートをした。
デートというより相談が多かった。どうやら勇崎があまり好きでないらしい
しかし、逆に考えると、今の自分に持ってないものを持っていて羨ましいという現れ
私より、勇崎さんの方が美人とか、もし先に勇崎さんに告白されたらというIF質問
俺は単純に「俺は、勇崎より、ミヤの方が可愛いと思うぞ」と言ってやった。
ミヤは嬉しそうだったが、それでも、男子はみんな勇崎さんを見てると行ってきた。
ここまで、面白いほどにうまく行ってきた。この対抗心を利用する手はないと思った。
「それなら、少しだけオシャレというか、周りにアピールしてみるのはどうかな?」といった。
週が明けて、6月になった。
授業が終って、部活に行くと、すでに数人いた。
先にミヤはいて、こっちを見て「おつかれさまでーす」と言われた。
俺は適当に返事を返すと、開いていたミヤの隣の椅子に座り、ミヤを見た。
先週より、スカートを短くして、膝上十五センチになり
衣替えなので、ブラウスだけになっていたが、まじめにキッチリ閉めていた
ネクタイは一個ボタンを開け、少しだけ緩めていて、少しだけ垢抜けた感じに変わっていた。
帰りは他の男子や女子と同じ駅まで一緒に帰り別れた。
そして、メールで「前より可愛くなったよ」と送ると、
数分後に「すごく嬉しいありがとう。もっと頑張る」と返事が返ってきた。
金曜日、用事があると嘘をついて、いつものグループと別行動を取り
ミヤの地元の駅で合流し、駅のデパートで買い物をして、人気のない階段の踊り場でキスをする
今日は、少し先に進もうと思っていたので、
立ち上がって、ワザとバランスを崩して、ミヤの胸に軽く触れる
俺は、ものすごいバツが悪そうな顔をして誤ると
「別にいいですよ。彼女だし、それに、そんなに嫌じゃないです…」といい視線を逸らした。
「気を使ってくれて、ありがと」といいつつ、人がいないのを確認して、
「も、もう一回触ってもいいかな?」と不安げな顔で訴えた
ミヤは何も言わずにこくんと頷いた。
ブラウス越しに胸をもみ始めた。ミヤの顔が火照って行くのがわかった。
他の部分にも手を回して、腰に手をやり、ブラウスを外に出し、そこから手を中に入れる
「あっ」とミヤの反応が強くなる
ブラウス越しから、ブラを直接触ってもんでいるので、さっきより感度が上がっていた。
「は、恥ずかしいよ」と言っていたが、「ここは誰もこないから大丈夫」と行って誤魔化した。
何も言わないのだから、基本的には悪くは思っていないのだろう
羞恥心と快楽の板挟みで、後者がリードしつつあるといった具合だろう
少なくても、告白直後だったら、前者が勝っていただろう
少しだけ垢抜けて、周りに見られ始めた事で、タガが緩み始めていると思った
その後、数分続けたが、下の階から、人が来る足音がして辞めた。
ミヤはドキドキしていたが、立ち上がってブラウスを中に入れようとしていたので
俺が「外に出してた方がいいと思うけどな」というと、
「じゃあそうする」といって、スカートの中に入っていたブラウスを全部外に出した。
こうやって、少しずつ変えていけばいい。
週が開けると、靴下がルーズソックスに変わっていた。
そして、ネクタイも前より更に緩い感じになり、男子の注目が勇崎だけでなく
少しずつミヤの方にも行くようになっていった。
ミヤも、その視線を恥ずかしいと思わずに、見られている事が
ステーテスだと思うようになっていっていた。
六月末になり、期末テストが終了した。
午前で終わりだったので、ミヤを打ち上げと称して家に誘った。
七時までは親はいない。ミヤも覚悟しているだろう。
部屋に入って、しばらく多愛もない話をしていて、
ミヤの横に行ってキスをして、ブラウスの中に手を入れて胸を揉む
最初は恥ずかしがっていたが、何回もするうちに、
自分から抱きついて来たりして、誘ってくる事もあった。
ブラウスを上に上げると、素肌が見える。
胸までブラウスを持ち上げて、両腕で今までより強く刺激する。
「あ、ダメ、だめ…」と少しだけ恥ずがしがっているが、強引にキスで口を塞ぐ
次にスカートが乱れて、あらわになっているふとももに触れる
相変わらず、「ダメ、恥ずかしい」と行っているが、か細く、逆に期待しているように思える
そして、下着に中に手を入れて、指であそこで刺激する
「ああ、そこダメぇ…」と手を払おうとするが、右手であそこを刺激して
左手では、胸を揉んでいて、反抗できる力を失われていった。
そうなったのを確認して、ミヤを立ち上がらせて、ベットの上に座らせた。
再びキスから初めて、ネクタイを取り、ブラウスのボタンをすべてはずして、
ミヤをベットに押し倒して、肌ふとんをかける。
俺は、制服を脱ぎ、トランクスだけなり、ふとんの中に入る
最初は、下着が見られるのが恥ずかしいだろうから、こうやって緊張をほぐす
といっても、見えない分だけ、さっきより、下着に手を入れて、あそこをいじり回す
「もう、グチョグチョだよ。感じちゃってる?」と言葉攻めをする
体勢が別途の中で変わるので、いい感じの時にブラを外す。
そして、初めて、直で胸を揉む。前からある程度確信していたが
やはり、サイズに合わないブラだったみたいで跡が残っていた。
理由を聞くと「恥ずかしい」という予想通りの答えが返ってきたが
俺は「もう見られるのが快感になっちゃったでしょ?」と意地悪な質問をする
「べ、別に、そんな事ない…」と羞恥心を覗かせるが
俺が、「ちゃんとサイズあったブラしたら、もっと見られちゃうよ。
それに、エッチたくさんしたら、もっと大きくなるから、新しいの買わないとね」と行ってやった。
何も反抗してこなかったので、おそらくは今度からはサイズがあったものに変わるだろう
こうしている間にスカートも下げて、パンツも下におろして、生まれたままに姿になった。
しかし、すぐに入れる事はせずに、しばらく愛撫を続けた。
しばらくは布団で見えないように気遣いしてやったが
徐々に布団が乱れて、ミヤの裸が丸見えになっていった。
ミヤも、恥ずかしい以上に、愛撫が気持ちいいと思い、羞恥心が薄らいでた
そして、ミヤに「挿れるよ」と覚悟を決めるようにいい足を開かせる
挿入しようと思ったが、処女だったので、今までと違ってうまく入らなかった。
それから、十分が経過した。入りそうで入らない。
俺も処女は初めてなので、具合がよくわからなかった。
それでも、さっきより、少しだけ中に入った感触があったので、強引に挿入をした。
処女膜を剥がしているのが嫌でも分かった。
それと同時に、今までの彼女や女で感じなかった締まり具合を感じた。
「い、痛い…」
ミヤの顔が変わっていた。
俺も動揺してしまい、「ミヤ、大丈夫?」と聞いたが
ミヤは、「痛いけど、大丈夫。最初だから仕方ないし…」と俺を気遣った。
ミヤには悪いが、今までセックスした中で、圧倒的に気持ちよかった。
処女であることと、それを壊した背徳感もあるのか、我を忘れて、挿入を繰り返す。
ミヤが頑張って我慢していたのは分かっていたが、俺の方がミヤより快感を優先していた。
ミヤの方も、痛いのは変わっていないが、徐々にあえぎ声が出始めていた。
「ミヤ、大丈夫?と再度聞いた。
「大丈夫、もう慣れたし、奥に当たるとなんか変な気持ちになる」
「なんか、自分がおかしくなりそう…」
ミヤも感じるようになっていた。
ミヤの顔を見ると、もっと力強く奥に入れたくなる。
先ほどより、力強く奥に挿入すると、ミヤのあえぎ声が大きくなった。
何回もすると、痛さより、ちんこを入れられる気持ちよさに消されていった。
「あん、あん」「いい、いいっつ!!」「もっと、もっと奥に…」
ミヤも完全に少女から女に変わっていた。俺のチンコを求めるメスへとなった瞬間だった。
さすがに、俺もこれ以上は耐えれないので、「ミヤ、中に出すぞ」といい
ミヤも「中、中、ああん、いいっっ!!!」とあそこを突き出し完全に誘っていた。
その数秒後に、中出しをした。
止まらないかもしれないと思うほど、出たと思う。
俺とミヤはそのままベットに倒れこんだ
しばらく、放心状態だった。
時間は午後三時になっていた。外でセミの声が聞こえる。
俺は、ミヤに「痛かった? ごめんね」と気遣いを見せる
ミヤは「最初は痛かったけど、思ったよりは痛くなかったよ」と言った。
そのまま一時間が過ぎて、四時になり、帰り支度をする。
そして、四時半に一緒に駅まで行き、ミヤと別れる。
処女の締まり具合を初めて知り、今までのセックスがいかにヤリマンだったのかを理解した。
それと同時に、これが始まりである事をユウマは思い出し
ミヤをこれから、どういう風に変えていこうか、どこまで堕ちていくのか?
半月後に始まる夏休みが楽しみで仕方なかった。(つづく)
続き待ってます。
投下ありがとう!
乙乙
775 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/07(月) 07:13:10.72 ID:RyK17Woj
久々の投下、乙です。
夏休みの変化に期待大です。
じっくり落していく過程に興奮しました!
つづき待ってます!!
外部サイトだが神SSを発見してしまった・・・
>>779 ありがとう。
でも、これ知ってたw
何度もお世話になったww
このスレの住人だったと思うんだが・・・