前スレが埋まるまで落ちなきゃいいけど。
前スレの動画で思ったんだが
最近のパワプロお色気シーンは、オチつけなくなったんだな
いいね
SSのネタを思いつく
↓
キャラの細かいところが思い出せないのでサクセスやり直す
↓
お、なかなかええ感じの選手にできとるやん
↓
禿特攻失敗
↓
けっきょく書くのも進まず
何やってたんだろ俺
パワプロにはよくあること
石原
西山?
関川
今さら気づいたが、前スレ
>>964て斎藤雅樹かwww
きずなが可愛すぎて辛い
主様とかいう浪漫に溢れすぎな二人称
前スレ落ちたか
最近は結婚しても登録名でよんでくる嫁がいて困る
14 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/31(水) NY:AN:NY.AN ID:jsVRyOIN
>>13 自分で設定できるようにすればいいのにねぇ
マイライフの交遊で進歩したのって奥居周りぐらいか、って感じだしなぁ
といっても亜美だってまりんからそう大きく進歩したわけでもないし
2013マイライフはそこらへんもっとねぇ
捕手
てめぇと同じ名字だろうがって話はあったな
まぁマイライフに限った話じゃないが
彼女候補と名前がかぶると地味にシュールだわ
子宝率とかいうあまりにも露骨な数値
かつてコーチたちはマムシの効果をぼかしてたが
20 :
835:2013/08/06(火) NY:AN:NY.AN ID:x8//V7kY
また小ネタが出来たやで
バルカンズに入った友沢とみずきの話
友沢がバルカンズに電撃トレードされ、私もその後を追うようにバルカンズに合流したことで、今まで続けていた「勝負」は一旦中止となった。
とはいえ、モチベーションの維持やパフォーマンスの向上に一役買っていたそれが無くなっては困る面もある。
だから、色々と条件を付けて(勿論、チーム全体の利益を考えた上で)試合に臨もう、ということで私達の意向は一致していた。
……のだけれど。
「……いや、もう、なんていうかね……脱帽っていうか、呆れ返るのを通り越して称賛ものの活躍だけどさ」
「おう」
「いきなり卸したてのユニフォームでプレイはやめない!?まだシーズン初日よ?!汗臭いし、」
「い・や・だ」
「ひえー?!」
私が馬鹿だった。エロ沢のエロ沢たる所以を侮っていた。
シーズン開幕カードの3戦の内、
・マルチヒットを打つこと
・盗塁を2つ以上決めること
・ヒーローインタビューを受けること
・私を勝利投手にすること
この4つの条件を提示し、
「もし一試合で全部達成出来たら煮るなり焼くなりあんたの自由にしてもいい」と言ってしまった。
マルチヒットに関しては、伊達に昨季2冠王ではない。調子が良ければ簡単な条件だ。
盗塁だって、塁に出てしまえばチャンスがある、という点ではそこまで難しい話でも無い。
しかし、ヒーローインタビューと私に勝ちを付けることはなかなかに厳しいはずだった。
お立ち台に行くにはまず試合に勝ち、その上でゲームのキーマンを演じていなければならない。当然これは狙って出来るものじゃない。
そして中継ぎ起用がメインの私に勝ちを付けるというのは、投手戦かビハインドか、いずれにせよ苦しい戦いの中でしか達成できない。
いくら友沢だろうと、全ての条件を満たす活躍なんて出来るわけが無い。そう決めつけてしまった自分の浅はかさが憎い。
開幕戦、同点で迎えた8回を任された私は、走者を出しつつも無難にリリーフをこなし、ベンチから裏の自軍の攻撃を見守っていた。
ワンアウトの後聖が出塁し、4番の友沢に打順が回る。聖は鈍足だ、ヒットではホームに帰ってこれまい。
しかし、妙な安心感から息をついた私の耳に届いたのは、一際大きい歓声。何事かと顔を上げると、狙い澄ましたような初球打ちで、
ボールをスクリーンに叩き込んだ友沢が、珍しくガッツポーズでベースを回っている姿が目に飛び込んできた。
この日既に2安打2盗塁、更にダメ押しとなる決勝2ラン。お立ち台は確定だ。この瞬間、私は自分の身に迫る危険を感じ取っていた。
「ちょっ、ほんと、勘弁……」
「……なんだ、アンダーはもう替えてやがんのか……ちっ」
「どんだけ変態なのよこの馬鹿!?ていうか、私には明日の登板が……」
「トレーナーから聞いてあるぞ。お前の連投はまず無いってな」
「ぐぬぬ……この男は……」
妙な所で徹底した下調べに、最早怒りさえ覚える。しかし私は敗者なのだ。逆らう術は残念ながら無い。
「お、縞パン……」
「悪かったわねぇ色気の無い縞パンで?!仕方ないじゃない!こうなることなんて想定して無かったん」
「いや、オッケーだ。そそる」
「死んじゃえ!?この変質者……あっ、ふぁん、ダメ、お腹、やぁぁぁぁ……」
……実は、私もちょっっっとだけ、この状況を愉しんでいるというのは、秘密。
25 :
835:2013/08/06(火) NY:AN:NY.AN ID:x8//V7kY
清々しいマイライフプレイにバルカンズサイドはウキウキ
ていうか前スレからの流れやけど前スレ落ちとるやん(絶望)
おつおつ
愛(と書いて肉欲と読む)の力は偉大だなぁ
チームメイトと恋人になれば、マルチ安打&盗塁も簡単になる?
>>16 どうせなら2013はまりん&亜美同時に出して欲しい
姉妹なのは分かったが何歳差かが微妙だが
そういえば今日は智恵ちゃんの誕生日。
プロ5年目の春に21で登場するから
自分より必ず年下になるんだよな彼女。
マイライフだと既にタイトルの常連になっている事も多いけど、
それまで鳴かず飛ばずだったのが
5年目に覚醒、お立ち台も増える→タイトルゲット→デレさせる
というシチュもなかなか悪くない。ベタだけどねw
実際オリジナル選手で狙うとそんな感じになるよね
32 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/08(木) NY:AN:NY.AN ID:P229kI/I
8月8日はひょうたんの日
ただし智恵ちゃんの体型は
33 :
835:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:ItaO/lH+
想像以上に2013がアレな感じだなぁ 予約したけど(白目)
そんでまた小ネタやで バルカンズに入った友沢とみずきの話その2
開幕戦の時のことがよほど堪えたのか、勝負の形式は「ヒーローインタビューを受けたら勝ち、それ以外は引き分け」
という単純明快な内容に落ち着いた。厳しい条件ほどモチベーションが上がるのがばれてしまったようだ。
その後、打者であるこちらが有利とはいえ、さすがに開幕戦の時のようなワンマンショーを連発出来るわけも無く、ずっと引き分けが続く。
そんな中、芦谷の不調により急遽先発を任された橘が8回1失点の好投。久し振りに勝者の権利を獲得することとなった。
「ふふふ、やっぱ良いわねぇ。勝者の特権って」
「……」
「こら、エッチいのはだーめ」
「ちっ」
「全く……油断も隙もありゃしない……あっ、そこ、もっと背中の真ん中の辺り……そうそう、きくぅ〜」
命ぜられたのは、試合後のマッサージだ。エロいのは禁止という非情な条件付き。生殺しである。
「どうせ今日危ない日だから無理なのよ?あんた分かってるのそこら辺」
「ぬぅ……」
まだこちらは何も言って無いのだが、大体考えていることは読まれているらしい。これは本当に何も出来なさそうだ。
「……うん、そろそろ背中はいいや。脚お願い」
「ん」
寝そべっていた橘が体勢を変えてベッドに腰掛ける。ドヤ顔で脚を組み、あごで俺に指図をする。
「女王様気取りか」
「何とでも言いなさい、召使い君」
「はぁ……」
跪くような形になった俺は、早速ふくらはぎを揉みにかかった。すべすべとしていて、柔らかくて、それでいて程良く筋肉もついている。
「あんっ」
「……エロい声出すなよ。そういうの禁止って言ったのはそっちの方じゃないか」
「仕方ないじゃん……あっ、そこはもっと強めでも……んんっ」
目の前に実に美味しそうなふくらはぎや太ももがあって、上からは悩ましげな声が聞こえてくるこの状況。果たして俺は我慢出来るのだろうか。
「ふぃー……満足満足。良い働きだったわよ。褒めて遣わすわ」
「あぁそうですか……」
途中何度も引っ叩かれつつ、何とかマッサージは終了。半ば拷問のような時間であった。自分の忍耐力を褒めてやりたい。
「さて、じゃあ俺も戻るとするか。何か疲れたし……ん?」
「……」
ジャージの裾を引っ張られて引き留められた。
「……まだ何かあんの?」
「えっと、その……」
「?」
「……一緒に寝ない?」
「……おいおい、今日は危ない日だって言ったのはお前だろうが。第一、他の奴らもここに泊ってるんだぞ」
「え、エッチなのは無しで、って話。ていうか、チームの人間ならとっくに私達の事気付いてるし、今更よ」
「そりゃそうかもしれんが……言っておくけどいい加減俺も我慢出来ないかもしれねーぞ」
「そこは努力しなさいよ。今日は私のターンなんだから」
「無茶苦茶言いやがるな」
「だ、だって……くっついてたいし……あーもう!とにかく命令!あんたには拒否権無いでしょ!」
結局そのまま押し切られ、一緒のベッドで寝ることになってしまった。今日は俺が負けのはずなのだが、何だか色々と美味しい日らしい。
腕を真横に伸ばすと、そこにすっぽり収まるように橘が頭を乗せる。橘は大変これがお気に入りらしく、一緒に寝る時はいつもこうするのだ。
伸ばしている腕を少し曲げて、頭を撫でてやると、気持ち良さそうに身を捩る。まるで愛玩動物のようである。
(襲っちまいそうだな……ん?)
ふと視線を下げると、何だか橘の様子がおかしかった。体を丸くして、肩で息をしているように見える。
「おい、具合悪いのか?」
「……な、何でも、ない……」
「何でも無いわけ無いだろうが……熱は……あれ、無い……って、お前」
額に手を当てると、ごくごく普通の温度だったのだけれど、少し上を向かせた顔は真っ赤で、目は潤んでいた。
まるで、こちらを誘っているような――
「……なぁ、橘」
自分でも驚くくらい意地の悪い声が出た。
「お前の方が我慢出来なくなってるんじゃないのか?」
「そ、そんな、こと」
「前から思ってたんだけどな、お前って、あの日が近付くと欲しくなるんだろ」
「……うぅ、だって、あんたのマッサージ、気持ち良かったんだもん……」
そう言ったきり俯いた橘の体に、空いている方の手を這わす。わざと敏感な所は触らないように、ゆっくりと全身を撫で回す。
「ふぁ……」
「嫌がらないんだな」
「……」
「黙ってちゃ何も分かんねーぞ……っと」
「?!んんっ!?」
「……もうびしょびしょじゃないか。さては弄ってたろお前」
不意に手を伸ばした橘の股間は、すっかり準備が出来ている様子だ。
「……どうする?」
「……」
「俺は、まぁこのままでも良いけど?」
嘘だ。今すぐにこいつにのしかかって、めちゃめちゃに犯してやりたい。しかし、何せ危険日である。相手の同意は必要だ。
「……一回、だけ」
「だけでいいのか?」
「危険日だし」
「……分かった。じゃあ一回だ」
そう言った俺は、ベッドから出ずにそのまま橘に覆い被さる。うつ伏せに寝かせて、下の方だけずり下ろす。
「えっ、ちょっ、何この体勢」
「一回だけだし、一番気持ち良い体位で満足させてやろうかなって」
「一番気持ち良いって……あっ、嘘、このまま挿入れるの?」
「らしいな。結構楽な姿勢だろ?」
「そりゃそうだけど……うぁぁぁ……」
既にいきり立っていたペニスを、押し込むように橘の中に沈めて行く。実はバックの方から犯すことは今まであまりしていなかった。
顔が見えないと嫌だ、という橘の強い要望があるからだ。しかし今日は、橘の方も待ち焦がれていた為か文句は無い。
それを示すかのように、すっかり濡れそぼった肉が強く俺のペニスを締めつける。
「な、何これ……へ、変な、感じ」
「気持ち良いだろ?俺はすげー良いぞ」
「ふやっ、んあっ、確かに、すごい、かもっ……ん!んー!」
びくん、と橘の体が突っ張った。こいつは感じやすい方だが、ここまで早く果てるというのも珍しい。やはりこの体勢はイイようだ。
「……お、終わりね」
「はぁ?」
「だって一回って」
「お前、自分だけイっておいてこっちはほったらかしか」
「う、うぅ」
「そもそもお前だって満足してないだろうが。とりあえず俺がイくまでな」
「やっぱり流されるじゃないのよぅ……こんなの、だ、め、なのに、あぁぁっ?!」
長めのストロークで突き込むと、それだけでまたイってしまったようで、嬌声が橘の口から洩れた。結構大きな声だったので、今更口を押さえている。
「どうせならこっちで塞いでやるよ……」
「えっ?ん!んうっ、ん!?んー!?んー?!」
多少無理な体勢になってしまうが、顔をこちらに向かせてキスで口を塞ぐ。挿入ている時のキスはこいつも好きなはずだから、我慢してくれるだろう。
単にずり下ろしただけで完全に下を脱がせていないせいか、余計にじたばたと悶える橘は、何だか滑稽だ。
「んふぁっ、ぷぁ……す、ごい、すごいよ、わけわかんない、おかしく、なっちゃうぅぅ」
「はっ、はっ……なっちまえ、そら!」
「ふぁぁぁあぁあぁっ?!」
ぴったりと腰を押しつけたまま、ぐりぐりと奥の方を責め立てる。何度もイっているのか、最早声の抑えようが無いらしい。
枕に顔を埋めて何とかそれを誤魔化した橘の体の奥に、限界だった俺のペニスから精液が――
――あれ?
「あ、やば……ぐぅ……っ!!」
「!?〜〜〜ッ!?」
――
カポーン
「……どうすんのよ」
「は、はは……だ、大丈夫だろ、多分」
「大丈夫なわけ無いでしょ!?今日は赤信号よ!?真っ赤なのよ?!」
「でもあの状況で一度ベッドから抜け出すのは何か違うだろ。それに誘ったのはお前じゃん」
「ぬぬ……それは……」
「……今日俺ノーヒットだったし、当たらねーだろ」
「何その情けない根拠」
「うっさい」
「4タコ乙!私の華麗な投球に改めて感謝しなさ」
「みずき、お風呂か?ちょっとサインについて相談が」ガラガラ
「「 」」
「……」
「……ごゆっくり」ガラガラ
「ちょっと!?」
「待てー?!」
43 :
835:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:ItaO/lH+
途中規制されつつ何とか終了
当たったかどうかはタイトルからお察し
実際女子選手とか現実に居たらめんどくさいだろうなぁ
44 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/09(金) NY:AN:NY.AN ID:WMwDkvcn
おつー
サクセスはまさかの高校野球編とはな
なんだかめんどくさいシステムだが………
嫌いじゃない
GJ!
やっぱ危険日は燃えるわ
乙乙やで。
みずきは翻弄されて輝く女だわ。
2013はなぁ……システムはともかく、立ち絵が……。
あれで萌えるキャラ出てくるのか?
47 :
835:2013/08/10(土) NY:AN:NY.AN ID:8Co403RQ
基本的に今まで饅頭頭の2〜3等身のキャラに萌えてたんだから大丈夫でしょ(適当)
デッキシステムでキャラを好きに組めるということは、友沢みずきの共闘シナリオとかも可能だろうし、組み合わせによる専用イベントとかもあるかもしれないし
でもどうせ守×進とか守×友沢とかしか期待できないだろうから、詳細が分かって無い今の内に妄想を逞しく働かせて現実逃避
話は変わるけどスライダーのスナップに手○ンの動きを応用させることを思い付いたゲス沢がみずカスにしたり顔でアドバイスをするとかいう話を思い付いた 誰か書いて
守×進とかいかがわしい書き方よのう
スライダーが上手いと手マ●が上手いとか
蛇先輩や友沢、久遠あたりが一気にギャグになっちまうなw
久遠「友沢選手は男としても尊敬しています(意味深)」
そもそも国レベルで身体能力トップクラスであろう友沢辺りに抱かれたら、もう他の男じゃ物足りなくなりそうだ
このみずきちゃんは大変な日々を送っているに違いない
Death Scythe(意味深
52 :
835:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
結局自家発電に走って2本立て
1つ目:手マ○の小ネタ
2つ目:お馬鹿路線の会話劇
53 :
あどばいす:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「……友沢!」
「あん?」
試合終了後、ロッカーに戻る途中で呼び止められる。声の主は、見事なリリーフでチームに勝ちをもたらした、橘みずき。
「ヒロインはどうしたんだよ」
「もう終わったわよそんなの」
そんなの、とは随分な言い草だ。二人だけの勝負がかかっていると言うのに。
「えっと……ありがと」
「は?」
「さっきマウンドで、あんたアドバイスしてくれたじゃない。あれのおかげで、スライダー良くなったから」
「あぁ、成程……ていうか、後でも良いじゃないかそんなの」
「い、今すぐ言いたかったのよ。そういう気分だったの!」
そう言ったきり、ぷいとそっぽを向けた橘は、なんともいじらしく。
「……わっ!?ちょっ、今は報道の連中が……」
思わずくしゃくしゃと頭を撫でてしまった。
54 :
あどばいす:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「大丈夫さこれくらい。そもそもお前の家が怖くて記事にはならないだろ」
「そうかもしれないけど……」
借りた猫のよう、とは言い得て妙なものだ。妙な所で慎重で、奥ゆかしい。
「それにしても、どうせならもっと早く教えなさいよね。折角同じチームなんだから……」
「……」
ぶちぶちと文句のような小言を言い始めた橘の横で、俺はほくそ笑んでいた。
どうして、俺がそんなアドバイスをさっき出せたのか。きっかけは自分にあるというのを、こいつは全く気付いていない。
「……言えるわけ無いか」
「ん?何か言った?」
「何でも無い」
55 :
あどばいす:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
『ひぁあああぁああぁ?!だめ、らめぇぇえぇえぇええええ!?』
つい先日、あんなにひいひい言わせてやった時の、俺の手の形をそのまま応用させてみただけなのだ、などと言ったら。
真っ赤になって、俺を全力で引っ叩くに決まっている。或いは、泡を吹いて倒れてしまうのが先か。
「……何よ、ニヤニヤしちゃって」
「さぁな」
「変なの」
――
(やれやれ、相変わらず仲の良いことだ。隠しているつもりなら、もう少し憚ってくれればいいものを)
「人の恋路を邪魔する奴は、馬に蹴られてテキサス・ヒット」
「……またフルの迷言が増えるのか」
「……今日はこんな所か」
トレーニングを終え、ロッカーに向かう。至っていつも通りだ。しかし、今日に限っては違うようで。
「え、ちょっと、みずき、そこは……」
「ん?」
奥の方、平たく言えば女子ロッカーから妙な声が漏れ聞こえてきた。
「ふふ。ここでしょ?ポイントは」
「え、みずきちょっと……なーっ!?」
(……何してんだ?)
当然男子と女子のロッカーは直通では無く、ドアを二つほど隔てた向こうにあるのだが、しばらくすると、疲れた様子の橘と六道が出てきた。
「はぁ、はぁ、ふぅ」
「もうくたくただぞ……ん?」
先に気付いた六道が不思議そうな顔でこちらを見つめて来た。と、相棒の視線の先を追った橘の顔が歪む。
57 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「げ。友沢じゃない」
「お前ら、何やってたんだ?」
「ツボマッサージの練習だ」
「なんだそりゃ……そういうのって、素人同然の奴がやり合うとロクな事にならんぞ」
「何よ偉そうに。あんたも素人の癖して……」
やれやれ、といった風に肩をすくめた橘とは違って、六道は神妙な顔をしている。
「待て、みずき。確か友沢先輩は合気道の有段者だ。私達よりはその手のことに詳しいかもしれん」
「そうなの?」
「……まぁ、確かに少しかじった事はあるよ」
実際は、自分の体のケアの為に多少調べたという程度なのだが、橘の態度が鼻に付いたので、少し盛った表現をしてみる。
「ふーん……じゃあさ、ちょっと手伝いなさいよ」
「は?」
「ふむ。確かにもう一人いてくれた方が色々とやりやすいかもな」
「……言っておくが、お前らの実験台になるのは御免だぞ」
「失礼ね。私はともかく、聖の体に触れるんだから有り難く思いなさい」
「何でお前が偉そうなんだ……」
(そもそもお互いの関係について開き直っているのは気のせいだろうか)
そんなこんなで、奇妙な共同作業が始まった。
58 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「……で、何で俺は羽交い絞めにされているんだ?」
「ふふふ……積年の恨みって奴よ。聖、しっかり抑えてなさい」
「うむ」
「六道……」
(こういう時のみずきは手がつけられん。貴方もよく御存じだろう)
「むぅ」
実は六道の、見た目よりも中々ふくよかな素敵なあれが当たっているので悪い気はしないのだが、
「……」
「ぐぇ!?おい、今のどこがマッサージだ、おま……ぎゃー?!」
「おお……正中線への的確な攻撃……見事だ」
「あんた今何かよからぬこと考えたでしょ!その罰よ!ふん!!!!」
「故障者リスト入りさせる気か!?」
「そんなヤワでプロ張れると思ってんの?!次はこっちよ!」
「ぐぁー?!」
ツボ押しという名のリンチは30分ほど続いた。
59 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
しかし所詮三日天下である。厳正なじゃんけんの結果、今度は俺が橘にツボ押しをすることになった。
「六道、頼んだ」
「うむ。任せろ」
「聖?!裏切ったわね!?」
「裏切るも何も、さっきから私は抑え役をやっているだけだぞ」
「よくも調子に乗りやがってくれたなこいつ」
「し、仕方ないじゃない!?いつもいつもあんたペースだから……あ」
「いつも?」
「……六道、そこで疑問を挟まれると俺も困るんだ。流してくれ」
「……ふむ、了解した。所で友沢先輩。折角だ、何か良いツボを教えてはくれまいか」
「ツボねぇ……そうだな、まずは……ここかな?」
「ひゃ?!」
「耳たぶ?」
「敏感な部分だからな。当然体の力を抜くツボなんかもあるんだ」
「ほう……参考になる」
完全に出任せである。これは単なる橘へのお仕置きだ。くにくにと、夜に散々そうやっているように優しく揉んでやる。
60 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「や、やめ、なさ……」
「おぉ……確かに、みずきの体から力が抜けてきたようだ」
「だろ?」
「こ、こいつ……!」
「次は……そうだな、ここら辺かな」
「ふぁん!?」
二の腕。ここは最近見つけたポイントだ。まだ橘自身も慣れていない為か、びくんと体が強張る。
「こう、ここら辺をつまむと……ほら」
「興味深い反応だ」ムフー
「ちょっ、聖、あんたまで、こら!そんなっ、やわやわと、触らな、ぁぁっ」
「んー?どうした橘、顔真っ赤だぞ」
「あんたねぇ!?」
「さて、次はこっちだ」
「あふぅ」
「お腹か」
「臍は内臓に近いからな、多分。特にここら辺が……」
「いやぁー!?」
倍返しとはいかないものの、小一時間弄り倒してやった。すっかり息も絶え絶えになった橘。良い気味である。
61 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「さ、さぁ、今度は聖の番よ……」
「そのことなんだが、みずき、ちょっと耳を貸せ」
「え?」
(仮に私がツボ押しされるとして、羽交い絞めにするのは友沢先輩なのか?)
(……そ、そうなるんじゃない?)
(そうか……ふむ、成程、あの逞しい腕……見動きは全くもって出来ないだろうな……)
(……)
(あぁ、それかみずきが抑えてくれた方が、私としてはやりやすいかもな。となると友沢先輩にツボを押されるわけだが……ふむ、これは手強そうだ)
「……!?だ、ダメ!そんなの絶対ダメ!」
「おや、そうなのか?私としては別にどちらでも……」
「ダメって言ったらダメ!いくら聖でも、ダメな物はダメ!!」
「何の話してんだお前ら」
「〜〜ッ!ふ、ふん!もう疲れたのよ!帰る!」
妙にカリカリした様子の橘は、そのままロッカーの奥に消えた。
62 :
友情タッグ結成?:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
「……ささやき戦術、ってやつか」
「ふ……そういうことにしておこう」
「六道」
「ん?」
「やるな」
「……友沢先輩こそ」
友 沢 と 聖 の 間 に 友 情 が 芽 生 え ま し た
63 :
835:2013/08/14(水) NY:AN:NY.AN ID:VO65nZgx
終わりやで
フルさんが適当過ぎて自分に呆れるけどまぁ勘弁な
友情っていうより劣情タッグが完成してしまった 被害者は勿論みずカス、しゃーない
>>63 GJ!
もうみずきは自分から弄ばれにいってるなw
劣情タッグとか危険な響きしかしない
あおいちゃんの頃から女性選手のそれには煩悩が溢れてますしおすし
これはいい女房やね
前スレまでまとめてきた。
835氏のお陰で、俺市場でみずきの株が上昇中だわ。
69 :
835:2013/08/18(日) NY:AN:NY.AN ID:DYcH4VRt
>>68 乙やで
実はまとめサイトだと最初の友沢とみずきの話がところどころ抜けてたりして変な感じなのよね
時間ある時に修正してもらえると嬉しいです
みずきを都合良くエッチな娘にし過ぎたかと最近思わないでも無いが、楽しんでくれる人がいるならいいや
>>835氏が権藤権藤雨権藤の酷使状態なので、
俺も再規制食らわん内に一本投下します。
※注意
主人公×あおい、しかし恋愛要素薄め。エロも薄め。
7の頃の、今となっちゃ黒歴史っぽい母子家庭あおいちゃんの設定を一部使ってます。
前に投下した作品とは、タイトルが似ているだけで、まったく関係はありません。
「ある元高校球児の回想」
●1
「ねぇ。キミが、僕のこと可愛いって、本当に思ってくれてるなら……」
あの日、四畳半の質素な部屋の真ん中で、あおいちゃんは俺の手を握ってきた。
彼女の手は、痛いほど力を入っていたが、同時に、触れ合った肌を通して、彼女の細かい震えが伝わってきている。
彼女の表情は、泣き出しそうになるのを、必死に抑えているようだった。
あの日。高校生活三度目の夏休みの、その最後の日を、俺は今でも忘れられない。
●2
長くバッテリーを組んだ投手と捕手の間には、特別な絆が生まれる、なんて話があるらしい。
小学生の頃から捕手をやっていた俺にとっては、この話は半信半疑ってところだろうか。
18.44メートル先のマウンドでサインを交わす。投手が首を縦に振ると、俺はミットを構え、
投手は片足を上げながら身体を捻る。腰の回転と共に、振られた腕から放たれた白球が、こちらに迫ってくる。
俺は高速道路のクルマよりも速いその白球をミットに収めるべく、軌道を睨みつける。
手のひらにじんと響く、重い痺れを待ちながら。
俺たちバッテリーは、相手チームとの攻防戦の中で、何千回もこの動作を繰り返している。
確かに、そういう経験を積み重ねていれば、同じチームでも、投手との関係は深くなるだろう。
実際、マウンド上の投手の姿は、キャッチャーボックスから見上げるのが、絶対に一番格好いい。
ただ、俺が今まで組んだ投手の中でも、早川あおいはやっぱり別格だった。
マウンドで左足を上げた後、身体をひねりながら上体を沈めていく。アンダーハンド独特の軌道を描く直球。
男でもそうそう投げられないエグい高速シンカー。あんまり頼りにならなかったカーブ。
普段は滅多にミットを外さないコントロールだが、打ち込まれてカッカし出すと、こっちは球を止めるだけでもう一苦労。
俺が組んでいた当時から、あおいちゃんはある種の象徴に祭り上げられていた。
二年生の夏だった。県大会でなんとか勝ち進みながら、規約によって甲子園出場を阻まれた女性投手。
その後、署名運動やら何やらで、数カ月がかりで規約を変えさせ、最後の夏で甲子園出場を果たした。
署名運動の言い出しっぺは俺たち野球部だったが、まさかここまで上手くいくとは予想していなかった。
こんな背景を持ってるせいで、彼女は甲子園の――いや、野球界の時の人と化していた。
俺の目に一番鮮やかに焼き付いていた、マウンド上のあおいちゃんも、その偶像に似ていたと思う。
●3
部屋の中のあおいちゃんは、白地に淡い桃色の花を散らした浴衣姿だった。
“まだ一回しか着てないから、家の中でだけでも、もうちょっと着たいんだ”なんて、彼女は呟いた。
その一回目のお披露目も、俺は見ている。野球部引退の打ち上げで、三年生みんなで地元の夏祭りに行った時の話だ。
あおいちゃんは、いつも結んでいる髪を下ろして、件の浴衣を着て、歩く度にからんころんと下駄の音を立てていた。
これ以上ないほど夏祭りに合った装いに、俺は勿論、その場の全員――彼女の親友であるマネージャーでさえ――目を奪われた。
彼女自身も、全身から“女の子らしく決まった!”という自信に溢れていて、眩しさに拍車を掛けていた。
が、俺たちは満足に夏祭りを楽しめなかった。あおいちゃんは最早全国区の有名人だった。
そんな彼女が、人の集まる祭りの会場に来てしまったことから、ちょっとした騒ぎになってしまった。
結局、彼女の浴衣お披露目も野球部の打ち上げも、不本意な形で終わってしまった。
●4
「二人だけで、打ち上げのやり直しをしたかったんだ。誘う時、すごく緊張しちゃったよ。
でも……キミが家まで来てくれて、本当に嬉しい」
“二人だけで”なんて誘い文句を、あおいちゃんから言われたら、もう行くしかないだろう。
電話でそんな台詞を言われて、俺は一も二も無くなった。彼女の家に行くのは、初めてだった。
「ごめんね、女所帯なのに、むさ苦しいところで」
あおいちゃんの家は、小さくて古い一戸建てだった。表札から、彼女が母子家庭だというのが察せられた。
彼女の四畳半の部屋は、教科書や鞄などの、学校で使うような代物と、あとは野球道具が置かれているばかり。
女の子らしい部分と言ったら、ハンガーにかかっている恋恋高校ぐらいのものだった。
そんな地味な部屋の中で、夏祭りと同じように、女の子らしさを目一杯出したあおいちゃんが佇んでいる。
現実感の薄い光景だった。
「あの時は、キミから感想を聞けなかったけど……似合ってる、かな」
似合ってるに決まっていた。後は、ものすごく可愛い、ぐらいしか言えなかった。
「ホント? あはは、嬉しいな、ホントに……」
俺の拙い褒め言葉を聞くと、あおいちゃんは柔らかく微笑した。
●5
「今まで、さ。僕は、野球ばっかりやってて、女の子らしいことなんか、してなかったから、
可愛い、なんてお世辞ぐらいでしか言われたこと無かったよ。
それが、甲子園出たらさ、いきなりアイドルみたいな扱いになっちゃって」
普通、男所帯の野球部の中で、あおいちゃんのルックスの女の子が居れば、それだけでチヤホヤされるはずだ。
けれど、いくつかの条件が重なって、彼女はそういう扱いをされていなかった。
「だから、可愛いなんて言葉が、あっちこっちから飛んできて、もう信じられなくなっちゃったよ。
前は、僕が女の子じゃなかったら、もっとのびのびと野球ができるのに、何て思ってたのが、分からないものだよね」
まず、俺たちの通う恋恋高校は、最近まで伝統ある女子校であり、未だに生徒の大半が女子だった。
おかげで俺たち野球部男子は、普段から気圧されるほどの女っ気に囲まれている。
また、野球部の顧問の先生とマネージャーも一因だろう。顧問の加藤先生は、妙齢の色気滲み出る素敵なお姉さん。
そしてマネージャーのはるかちゃんは、清楚とか可憐という言葉に相応しいお嬢様。
そうした女性たちが部内にいるせいで、あおいちゃんの女の子としての魅力が過小評価されてたフシがある。
特にはるかちゃんは、あおいちゃんとの付き合いが長いと聞いている。
あのはるかちゃんと並んでいたせいで、以前から自身の女の子らしさに疑問を持っていたのかもしれない。
最後に、あおいちゃんは、高校球児として常に男子と対等に渡り合おうと、懸命に努力していた。
それを俺たちは間近で見ていたから、彼女を女の子扱いするのが軽々しい行動と、何となく思ってしまっていた。
「でも、僕は、キミの言うことなら、信じられるよ。僕は、ずっとキミを信じてマウンドに立って、
それで、約束通り甲子園まで行けた。だから、キミから、可愛いって言われるのが、嬉しくて……」
あおいちゃんの肌は、顔どころか首まで真っ赤になっていた。白い浴衣が、その赤さを引き立てている。
もう俺は興奮していた。あおいちゃんの潤んだ眼差し。髪の毛あたりからいい匂いがして、肺や心臓まで動揺しそうだ。
「ねぇ。キミが、僕のこと可愛いって、本当に思ってくれてるなら……」
あおいちゃんの艶姿は、マウンド上の彼女とは、大きく趣が異なっていた。
無性に、彼女に触れたいと俺は思った。だが、俺の身体は動かなかった。
俺の中には、彼女と交わした幾千もの投球が、彼女との深いつながりとして刻まれていた。
そしてその中で俺と彼女は、18.44メートルの、決して触れ合えない距離を隔てていた。
「キス、して。僕のことを抱いて。初めては、キミであって欲しいから」
俺が、おずおずと腕を伸ばすと、あおいちゃんはその腕を取って、俺の懐に飛び込んできた。初めてのキス。
県大会決勝で勝った時も、ホームベースに駆け寄る彼女をこうやって受け止めたな、なんてことを、俺は暢気に思い出した。
●6
慣れないキス。あおいちゃんのくちびるの感触。舌に微かな甘酸っぱさが沁みる。彼女が身体を寄せてくる。
距離が近くなって、彼女の女の子の匂いが、ますます濃厚になってくる。
浴衣の薄布越しに感じられる、暖かく柔らかい手足。夏の終わりは、セミの声も収まった静かで、唾液や衣擦れの音が響く。
息苦しくなってくちびるを離す。少し乱れた浴衣から、じわりと汗の浮いた彼女の肌が見える。
五感が全て彼女に占領されて、頭までいっぱいになってしまう。
「きゃっ……ふ、ふぁ、ああっ」
堪らなくなった俺は、帯を解くのももどかしく、浴衣越しにあおいちゃんの胸を揉んだ。
手のひらで彼女の膨らみを覆った瞬間、俺は気づいた。彼女は、なんと下着をつけていない。
俺の豹変に、彼女は身体を強張らせる。口から出てきた声は、戸惑いの色が強かった。
「ひっ、ひあぁ、ああっ! そ、そこ、だめ、だめぇっ」
そんなあおいちゃんの声に、俺はますます興奮して、手のひらに収まる程度の膨らみを弄った。
程なく、浴衣越しに彼女の乳首の場所がわかるようになって、俺はその突起を指先でころころと転がした。
「だめだって、そこ、声、出ちゃう、でちゃうからっ」
その声が、可愛いんだ、と俺はあおいちゃんに囁いた。そうすると、彼女は幾分大人しくなった。
また俺は彼女の乳首をつねった。浴衣の中に手を突っ込んで、ピンと立った感触を手のひらで堪能した。
「そこ、だめぇ、ちくび、擦れて、すれちゃう、ひ、あ、ひああっ」
またあおいちゃんの声が高くなっていくと、俺は彼女を撫でながら、可愛い可愛いと繰り返し囁く。
浴衣は完全にはだけて、汗に濡れた彼女の膨らみが晒された。先端の突起は、わずかにくすんだ薄紅色。
「や、やぁっ、おっぱい、可愛いなんて、言わない、で、ひ、ひぁああっ」
あおいちゃんは、胸の膨らみは控えさに対して、乳首の自己主張は目立っていた。
小指の先ぐらいに勃ったそれを、三本指で摘まれて軽く擦られるのが、どうやらお好みのようだった。
彼女の反応も、だんだん強く大きくなっていった。最初は乳首を抓られても、鎖骨や肩口のあたりをびくつかせるだけだった。
どんどん彼女の胸を責めていく。すると彼女は、次第に反応を変えていった。首を左右に振るようになった。
引き締まったお腹は大きく引っ込んだり戻ったりするようになった。ぎゅっと閉じていたくちびるが、開きっぱなしになった。
腕は、もう俺の手を払おうとせず、すっかり着崩れた浴衣をぎゅっと握っているばかりになった。
「は、はあぁっ、僕、なんか、これ、おか、おかしく、なっちゃって、ひ、ひあっ!」
あおいちゃんの下半身、特にお尻が、弛緩と緊張を繰り返す。鍛えられてるから、その動きのリズムがよく分かる。
脚は膝を曲げたり伸ばしたり、足裏やかかとが床を擦る。足の指が猫の手のように丸まっている。
そうやって不規則に脚を動かすものだから、浴衣はずり上がり、膝頭が顕になり、太腿までがちらつく。
「いあ、ひあっ、あ、な、なんか、あ、は、はあぁ――ひあぁっ」
あおいちゃんは、プツンと声を途切れさせると、ひゅうひゅうとした発作のような呼吸音を漏らした。
そのまま苦しげに身体を喘がせ、ぐっしょりと濡れた肌に、汗の筋がいくつも垂れ落ちた。
肩口あたりには、下ろしていた彼女の髪が乱れて張り付いていた。それが、たぶん彼女の初めての絶頂だった。
●7
俺は、あおいちゃんと交わるつもりだった。
なので、朦朧としている彼女の浴衣を、苦心しながら脱がせた。
彼女の一張羅を汚すわけには行かなかったから。
あおいちゃんを部屋の畳に寝かして、脚を開かせた。彼女の陰毛までが、肌にべったりと張り付いていた。
十分に厚みのある下半身に対して、彼女の女性器は細く控えめで、頼りない風に見えた。
それで幾分冷静になった俺は、視線を上げて彼女の顔を見た。彼女は上目遣いの覚束ない視線で、かろうじて俺を見つめ返した。
俺は彼女の頬を手で撫でながら、もう一度彼女に、今度は自分からキスをした。
「いいよ……さっき言った通りだよ。初めては、キミであって欲しい」
俺は自分のソレを、彼女にあてがおうとした。俺も初体験だったから、なかなか上手く行かなかった。
するとあおいちゃんは、少し動かないで、と呟くと、自分から腰を浮かせてきた。
彼女のアシストのおかげで、俺たちはなんとか挿入を果たした。
あおいちゃんの表情は、明らかに痛みを堪えていた。それで俺が深入りを躊躇うと、彼女は手を広げた。
「抱きしめて、もっと近くに……このままじゃ、泣いちゃうから」
俺は腰をかがめて、あおいちゃんの背中に腕を回した。彼女も俺の背中に手を回してきた。
その動きの拍子に、挿入が深くなる。もう完全に処女は失われただろう。童貞であった俺には、判断できなかったが。
彼女は俺の首元にかじりついていた。痛みを堪える泣き顔を見せたくなかったのか。
入れた俺の方の痛みも馬鹿にならなかったから、彼女のそれは相当だったはずだ。
あおいちゃんの苦しげな呼吸が、耳に響いてくる。俺はしばらく身体を動かせなかった。
彼女の中の締め付けは勿論、彼女の手足が、一挙手もさせないほど完全に俺の身体に絡みついていた。
彼女が愛おしくて、俺は彼女の頭と背中を、おそるおそる撫でさすった。少しでも彼女を楽にしたかった。
「……ごめんね、いつも、僕の、我儘、聞いてくれて……甘えて、ばっかりで……」
あおいちゃんの言葉を聞いて、性欲に浮かされていた俺の頭が、若干冷えてきた。
今、彼女に感じている愛おしさが、いわゆる彼氏彼女の間に抱くような感情なのか、それとも、
掛け替えの無い戦友が、たまたま可愛らしい女の子だったから生じた感情なのか。俺はどちらとも判断できなかった。
あおいちゃんが彼女になってくれたら、間違いなく嬉しいと思う。
でも、マウンドとキャッチャーボックスの間で、あおいちゃんと過ごした時間を思い返すと、
普通の彼氏彼女がするデートだとか、そういう経験がひどく俗っぽい、底の浅いものに感じられた。
「こんな時に、可愛い、なんて言っちゃ……そんなの、反則だよ……」
あおいちゃんにきつく抱き締められているので、彼女の顔は直接見えなかったが、彼女は泣いているらしかった。
彼女の涙らしき雫が、俺の肩を伝っているのが分かった。
今まであおいちゃんと過ごしてきた日々――まずマウンド上に悠然と佇む彼女の立ち姿が浮かんだ。
次に、教室で笑ったり怒ったりする彼女が、部室ではるかちゃんとおしゃべりする彼女が、
野球のできない歯痒さを抑えながらマネージャーの仕事に打ち込む彼女が、
選手に復帰出来た時に涙ぐみながら笑った彼女が、次々と現れては消えていった。
俺も、腕に力を入れ直してあおいちゃんを抱き直した。俺までもらい泣きしてしまいそうだったから。
●8
高校卒業後、俺は大学に進学した。今も大学の野球部に所属し、捕手として投手たちの球を受けている。
一方彼女は、ドラフトで指名を受け、千葉ロッテマリーンズに入団。
ルーキーイヤーから一軍での登板を果たし、中継ぎ陣の一角を担っている。彼女は、まだまだ時の人だ。
今は、ちょうど登板直前らしい。マリンスタジアムのマウンドで投球練習をしている姿が、テレビ中継に流れている。
彼女の投球を受けている捕手は、マウンド上の彼女を見て、何を思っているんだろうか。
投手早川あおいは、俺以外の捕手からは、どう見えるんだろうか。逆に彼女は、何を思っているんだろうか。
モニター向こうのバッテリーの姿を見ながら、俺は二人の心境を思わずにはいられなかった。
(おしまい)
今更なんだが、注意書きだけ見ると、7の話みたいやね
読めばわかると思うけど、これ9主×あおいちゃんの話や
変な書き方してすまんな
なんか結構誤字脱字があったから(あおいちゃんの一人称は「僕」じゃなくて「ボク」だし……)
上のシロモノは、出来ればまとめサイトで読んでもらえるとありがたい。
自分の追加するついでに、
>>835氏の修正しといた。
どうやらID指定でスレ本文から
>>835氏のSSを抽出したから、
連投規制回避用の ID:bzoYugyxで投下された部分がまるまる抜けてたようやね。
GJ
ちょうど高校野球の季節ってのもあって
なんか切なさが倍増したわ
GJです
最近投下増えてうれしい
バッテリーの人間関係とか、いろいろ考えさせるわな
あ、でも鈴本は絶許
81 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:b6h0GZ07
14で湧いたアレ(名前も言いたくない)か。スタッ腐の寵愛丸出しでうんざりした記憶がある。
14の聖なんかパワプロを終始アレと比較してるビッチだったもんな
82 :
835:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:Gd0mmFSU
>>76 作品GJ&修正ありがとうございます
主人公のプロ入りまであおいちゃんはフリーでいてくれるんだろうか
鈴本はグラマーな姉持ちらしいから、公式で掘り下げてくれれば色々美味しいキャラになりそうなんだけどなぁ
鈴本の幻影を振り切る為に自棄になって婚活頑張ろうとするも挫折する聖ちゃん、みたいな話、誰か書こう(提言)
14の鈴なんとかはキャラクター、言動、能力の全てが鼻につく
「あたしのかんがえたさいきょうのせんしゅ」だったもんな。まさに誰得。
何が悲しくてうざいカップルのラブコメ見せつけられなきゃいけないんだか
それもグラウンドで。存在抹消されて当然。
と思ってたら、パワスタとやらに聖とセットで復活させたあたり、
制作側は何もわかってないんだな。黒歴史のままにしとけっての。
鈴本はキャラがあっさりし過ぎなんだよな
確か何かのイベントで語られたけど、みずきが聖に目をつけたきっかけが
「鈴本の大暴投を止めたの見て、聖の捕球技術に気づいた」ってのがあったよな?
もうこっから先はただの妄想なんだが
そのあたり掘り下げて、鈴本が暴投か何かで聖ちゃん怪我させちゃったりとかして
それがきっかけで鈴本が「いくら防具があるとはいえ、憎からず思う女の子へ百数十km/hの硬球投げ込めるか?」
とか葛藤してバッテリーが組めなくなり、二人は別々のチームで野球するようになった
なんて過去話があると、聖ちゃんから見た鈴本が、ただの「昔好きだった人」だけでなく
「捕手として野球選手として、自分を認めさせなければならない相手」になるわけで、野球での対決に燃えが出てくるし
元々バッテリー組んでたが今は組んでないって曰くありげな設定が活きるし……
そんぐらいの話は公式で作ってるだろうと思ったら、ありゃ何だかねぇ……
よく見たら保管庫で保管漏れしてたのがまた補完されてる
乙です
まあ屑本のことはいいよ。
こっちはマイライフの嫁さえいただけたら…
87 :
835:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:3oHZ9ERV
公式にopムービー来てた 今回はサクセス3年間遊べるっぽい 俄然楽しみになって来た
そして小ネタ投入 エロ要素は無いよごめんね
88 :
835:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:3oHZ9ERV
「あおいさん!久し振りです!」
「みずき!最近調子良いよね、何か良いことでもあったのかな?」
「はるかさん、控室には……」
「うふふ、パワ堂のきんつば、勿論置いてありますよ」
「……」
貴重なシーズン中のオフに呼び出されて、正直だるいという感想しか無かったのだが、美女4人がキャッキャウフフと仲良くはしゃぐ姿は眼福だ。
今日は、以前七瀬はるかとの間で行われた取引の関係で、広告やCMの素材撮影が行われる日だった。
スタジオの場所と日時の指定しかされていなかったので、共演者がいるかどうかさえも分からなかったのだが、どうやら橘達も呼ばれていたらしい。
「それにしても、あのCM嫌いの友沢が主役だなんてねぇ」
「別に嫌いなわけじゃないぞ。仕事受けてる暇があんまり無いだけだ」
「しかし、最初にはるかさんから聞いた時は私もびっくりしたぞ」
「ボクもボクも。友沢君、こういうのあんまり好きそうじゃないし……はるかってば、どうやって口説いたの?」
「企業秘密、ですわ。ね、友沢さん♪」
「……あー、まー、そういうことで……って、おい橘、何で足踏んでるんだお前は」
「べっつにぃー?あんたの足が私の足を置く所にたまたまあっただけですしぃー?」
(みずき可愛い)
「?よくわかんないけど、今日は一緒にお仕事するんだから、二人とも喧嘩はダメだよ?」
(あおい可愛い)
「それで、肝心の撮影はどういう風に進行するんだ?」
「えーと、まずは皆さんに野球マンスーツに着替えてもらって……あ、友沢さんのはこちらに用意してあるので、どうぞ」
女性陣の控室とは少し離れた所、何だか物々しい扉の前に連れて行かれる。
「なんだこのいかにも特撮チックな装飾の扉……」
「ふふふ、こういうのはまず形から入るのが肝心なのです」
目を輝かせて得意気に言い放つ七瀬はるか。やっぱりこのおねーさん、美人だがそれ以上に変人である。
「中に入るとスーツ一式がありますから、取説を参照しつつ装着して下さい」
「部屋やスーツに変な仕掛けとか無いだろうな」
「部屋の内装は普通の控室ですよ。スーツの方は変では無い仕掛けが盛りだくさんです、と言っておきましょう。まぁ取説参照が一番手っ取り早いので」
「分かった」
「……本当は手取り足取り解説してスーツの構造を熟知してもらいたい所なんですけどね」
「?」
「私が友沢さんといると誰かさんが怖いので♪」
「……」
気にしないようにしていたが、刺すような視線が背中に当たっているのは、やっぱりそういうことらしい。
――
「おお……!」
「うわ、すごい。友沢君、かっこいいね」
「ふ、ふん。案外似あうじゃん」
着替えた俺がスタジオに行くと、既に撮影していた3人が集まって来た。じろじろ見られるので結構恥ずかしい。
「今までは女性用でチューンしていたので、丸みを帯びたデザインだったんですけれど、5号スーツは友沢さん用ということで、
男の子っぽく鋭角的な感じに仕上げてみました。青いカラーリングは友沢さんの御希望です」
「5号?ってことは4号もいるのか?」
「一応いらっしゃいますよ。結構な御歳なので不参加ですけど。参加してくれたらカラー的に丁度良かったんですけどねぇ」
あおいさんと七瀬はるかはどことなく遠い目だ。4号は二人の知り合いらしい。
「……で、友沢も来たし全員で撮影する感じかしら?」
「はい。取りあえず集合写真をとってしまいましょう」
「どういう風に並ぶの?」
「そうですねぇ……」
七瀬はるかは少しの思案顔の後、良いことを思いついたように目を輝かせた。何だかとても嫌な予感がする。
「……友沢さんを真ん中にして、左右に一人ずつ、もう一人はだっこして貰いましょう!」
「は?」
「お、お姫様だっこか?!」
「勿論♪」
「こ、これは私で決まりよね。だって一番軽いし、2号だから真ん中っぽいし、それから、えぇと……」
「ん、みずき、それはちょっと聞き捨てならないなぁ。体重なら引退しちゃったボクの方が軽いはずだよ」
「センターは1号でも2号でも3号でも大差無いぞ。まずここは厳正に体重測定をしてだな……」
「拒否権は無いのか」
「当然です♪」
「うへぇ」
まるでこれを想定していたと言わんばかりに即座に用意された体重計と入れ替わるように、俺や男性スタッフは閉め出された。
『うそだぁあああああああああ!?』
『いよっしゃああああああ!!』
『な゛あ゛ーっ!?』
あの人達は体重計で戦争でもしているのか。しばらくすると、ニコニコ笑った七瀬はるかが扉を開けた。もう入っていいらしい。
「……ということで、お姫様は2号に決まりました!おめでとうございます!」
「いぇーい♪」
「げ、現役の子に負けるなんて……ボクが何か悪いことしたって言うの……?」
「きんつばの差で負けた……うぅ、お姫様抱っこ……」
「友沢さんも、おめでとうございます。良かったですね?」
「はぁ」
実際橘以外が選ばれたりしたら面倒なことになりそうだったので、おめでとうと言われるのは間違いではないのだが、含みのある言い方は勘弁して欲しい。
ともかく、女性に体重の話は厳禁だと言うのを改めて思い知りつつ、撮影は開始された。
「それではまず感想を一言」
「わ、悪くない、って感じかしら。うふふ」
「楽な体勢じゃないからさっさと撮影して下さいお願いします」
「あらあら、それじゃ早速撮っちゃいますね」
まずは1枚目。カメラのフラッシュが焚かれる。
「……あおい!拗ねてないでスマイルスマイル!」
「うぅ……分かったよぅ……」
どうやら失敗だったらしい。そのままもう一度フラッシュ。
「……聖ちゃん!悔しいのは分かるけど正面見て!」
「ぬぅ、すまない」
またも失敗だったらしい。ちょっと腕が痺れてきた。
(……!?ちょっと、あんたどこ触ってんのよ!)
(肘に負担掛けない為だ、我慢しろ)
少し深めに抱え込むと、ちょうど橘のおっぱいが手に触れる。別に嘘は言っていないし、そもそもここまで俺の意志など無視されているのだから、
このくらいの役得があっても罰は当たらないだろう。と、カメラのフラッシュ。
「……良い感じです!みずきちゃん、腕を友沢君の首に回して下さい!」
「は、はーい」
(!おっ、これは……)
体勢の関係で、橘自身の腕によって、俺の手が彼女のおっぱいに押し付けられる。ラッキーだ。
(あ、あんまり動かすんじゃないわよ)
(……こういう風に?)
「……ひぇっ?!」
「?みずき、どうかした?」
「な、何でも無いです!」
「いきますよー?」
カメラのフラッシュ。
「……友沢さん!良い表情です、そのままお願いします!みずきちゃん、恥ずかしいかもしれないけど、笑顔でよろしく!」
「了解でーす」
「は、はい、ごめんなさい……あ、あんたねぇ……!」
「ほれほれ、力抜け」
「ひゃん!?」
橘の太ももを撫でる。いや、これは撫でたのでは無い。抱え直しただけである。他意は無いのだ。と、カメラのフラッシュ。
「……うん、良い感じ!このまま後何回か撮るので、皆よろしく!」
(……だそうだ。この後も撫でてやろう)
(余計なお世話よこのエロ……)
「あふっ」
「?」
(仲良いなほんと)
撮影は順調に進んだが、その間悪戯しまくってやったのは言うまでも無い。
因みに、この時の写真で作られたポスターは、最初の内は非売品として関係店舗などに配布されたのだが、
『みずきちゃんの表情がセクシー』と大変評判になり、後に応募券を使ったプレゼントキャンペーンが展開されるまでになったのであった。
94 :
835:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:3oHZ9ERV
終わりやで 前スレの話の続きですまんな 興味あったらまとめサイトで見てね
5号スーツはガッチャマン2号的な感じで
公式のムービー見てたら、時系列のリセットが起きそうな予感がしてきた
少なくとも高校3年間で猪狩兄弟・友沢と共闘出来るっぽいし、予約特典で聖ちゃんもいるから
守と友沢達が同学年、進と聖ちゃんが同学年、とかあるかも?
3年目に入って来る1年生の後輩として出すとイベント少なくなっちゃうから、人気キャラは同学年か一つ下に年齢リセットされそう
おぉ乙乙!
野球選手の腕独占とか贅沢なシチュだな
カネヤンなんか自分の息子すら左腕には抱かなかったってのに
>>94 猪狩守と友沢が同じ学年になったら、猪狩世代のあおいと、
友沢世代のみずきが、同世代のライバルになるのかな。
俺は面白そうだと思うけど、もうパラレルワールドだな。
プロ野球なら、第一世代が球団の中堅、第二が若手、第三がルーキーとかいけたのにな
まぁそれ言い出したら矢部とかどこ世代だって話になるか
矢部、奥居は永遠のパワプロ世代。
奥居、まりん、亜美。
この3人はお互いにまったく似ていない
またパワ子でプレイしたいな
ツンデレ気味なみずきとは顔をあわせれば喧嘩ばかり
でもお互いは信頼しあってる
という俺設定が生かされるときはいつくるんだろうか?
現行の公式設定で強引にパワ子×みずき書くと
猪狩世代のパワ子とは年齢差4歳だから、どう絡ませたもんか
パワ子はアホの子かわいい
まぁパワプロは時空を超えるし、パワ子が時空を超えてもいいべ。
女性選手としての市民権を、幸子でもナッチでもパワ子でもなく
雅が獲得したことについて
かしまし編は、男だらけの球界で女性選手が生きていく、という葛藤がすっぽーん抜けてるからなぁ。
(そういうあおいちゃんとかが持ってた背景を、かしましは意図的に消したフシがあるし)
となると、乗り越える試練がひとつ減るから、キャラを深めにくいんだよなぁ。
幸子はまさか再登場するとは思わなかったわ。
スイーツ(笑
が流行ってた頃だしなぁ
とんがってたソフトボール少女が
結婚して落ち着いたら幸子exってか
108 :
小ネタ:愛情タッグ結成!:2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN ID:JNFlYgqx
練習中
ギュイイイイン!!
「相変わらずやるな、六道」
「うむ。先輩も流石だ」
「……」
練習後
「……聖と仲良いのね」
「ん?何だ急に」
「別に。後これ。ちょっと調子乗り過ぎじゃない?」
「パワスポ……あぁ、その記事か。まぁ俺クラスなら外ウケ意識しないとな。球団からも言われてるし」
「俺クラスぅ~……?はんっ!調子乗ってんじゃないわよこの万年猿野郎」
「……あ?」
「あーら、聞こえなかった?良いわ、もう一回言ってあげる……この万年脳内ピンクの猿頭ヤロー!!」
「……お前、何をそんなに怒ってるんだ?」
「……ふん!」
「?あっ!おい、置いてきぼりか!」
「さっきみずきとすれ違ったらひどく不機嫌だったぞ。先輩、みずきと喧嘩でもしたのか?」
「俺が聞きたいわ」
「?」
(……思い当たる節は無くも無いけど、な)
次の日
「……何であんたがブルペンにいるのよ」
「監督の指示」(大嘘)
「はぁ?」
「前から思ってたんだけどな、もっと握りをこう……」
「ちょ、ちょっと……」
「そっちの方がスライダーは曲がる」
「何よ偉そうに」
「騙されたと思って投げてみろ」
「……ふん」シュピー
グググッ
「……」
「な?」
「た、たまたまでしょこんなの……」
「……強情な奴だな……まぁいい。今日はみっちり俺のスライダーを伝授してやるよ」
「か、勝手に人の練習計画を……」
ギュイイイイイイイン!!!
「あ」
(矢部曰く、謎の音がするとタッグ結成成功らしいが……)
「……せ、せっかくだし?あんたのお小言を聞いてあげなくもないわよ?別に、聖の時よりも効果音が長いから嬉しいとかっ、そういうのじゃないんだからねっ!!」
(ちょれー)
110 :
835:2013/08/30(金) NY:AN:NY.AN ID:JNFlYgqx
メタネタと最後の台詞を言わせたかっただけだった
ていうか2013は3年間遊べないみたいじゃないですか(白目)
時系列もリセットよりは世代別シナリオ配信っぽいしこれもうわかんねぇな
とりあえず待ち遠しいのは変わらないけど
ああ、最初のギュイイインってタッグ発動時のエフェクトか
何やってるんだと思ってしまった
乙です
友みず好きなので、毎回楽しみにしています
友みずニキの酷使が凄い
実にGJ
114 :
835:2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN ID:6H1aLA3/
酷使酷使&酷使でワイの脳細胞はボロボロ
なんてこともなくまた小ネタやで 規制に引っ掛かりそうだけど
開幕から好調を維持していたバルカンズは、カイザースを下して見事にリーグ優勝を果たした。原動力は何と言ってもあの二人だ。
「いぇええええええええい!!無礼講よ!無礼講なのよー!!!」
「おい、やめろ、馬鹿……ぶは!?六道、お前も何とか……お前もうぼぁー?!」
シーズン途中から先発に転向し好投を続けたみずきと、周囲の様々なプレッシャーを撥ね退けて今年も2冠に輝いた友沢先輩である。
戦力はおろか、練習環境なども不安定だったバルカンズを、勝てるチームとしてここまで引っ張って来た二人は、ビールかけの主役に相応しい。
さすがに女性ということで遠慮が有るのか、被害もとい祝福の少なめなみずきと比べると、友沢先輩の集中攻撃のされっぷりが若干気の毒ではあったが。
この日、間違いなく私達チームは最高の瞬間を迎えたのだ。
――
「あはははは!あははあはあは……もう最っ高ね!」
「何でお前はそんなに元気なんだ……あれだけはしゃいでたくせに」
「だって、だって、優勝よ!一番よ!!イチバーン!」
「あぁ分かった分かった、分かったからちょっと静かにしてくれ」
「……もーう!連れないなぁ友沢クンったらぁ!」
あぁ、これは今までで一番酔ってるんじゃないか、こいつは。俺に圧し掛かってビールをかけ続ける合間に相当飲んでいたようだ。とても酒臭い。
カイザース時代とは比べ物にならない手厚い洗礼に晒された俺は、一度着替えると言ってロッカーに緊急避難していた。
橘はとにかく俺をいじめ抜きたいのか、どさくさに紛れてくっ付いて来たのだ。どうやら俺達は主役に祭り上げられているようだし、どちらかは残った方が良いと――
『FooooooOOOOOOOOOOOOOOO!!!!』
『猛田!イッキ!猛田!イッキ!』
『聖ちゃんの!カッコいいとこ見てみたい!それ!……』
――杞憂だった。むしろこのまま帰るのが賢い選択なのかもしれない。そう考えつつも、律義に替えのユニフォームに着替えるとは、俺も毒されたものだ。
カイザースの頃はどうのこうのと言うつもりは無いけれど、今回の勝利の美酒は格別だと言わざるを得ないのだろう。
練習内容や態度、その環境、試合への姿勢や意気込み。チームメイトも何も違う所からスタートした今シーズンは、俺にとって非常に意義深いものとなった。
……まぁ、正直な話、その意義の大半を担っているのは、今横に居る女なのだけれど。
人間の肉欲と言うのは本当に業が深く……勿論、それだけじゃあ無い。単純に、橘が投げる試合は勝たせてやりたかった、というのは否めない。
それどころか、良い所を見せてやろうだなんて、まるで小学生の考えるような事を、大の大人が考えていたり。
「……ふっ」
「あら、どうしたのぉ?」
思わず自分に笑ってしまう。
「なんでもない……なんでもないさ」
「へーんなのー」
「こら、だから圧し掛かるのはもう……ん?」
取り繕った俺にしなだれかかって来た橘の感触は、とてもよく知っている感じで、でもそれは情況的に普通はあり得ないものだった。
「……なーに?」
「……何で上着を脱いでるんだ、お前」
振り返った俺が見たのは、ビールが染みて濡れてしまったブラの紐を弄ぶ橘の姿だった。こっちは座っていた為、実に美味しそうな臍が目の前に来る。
「だって、私も濡れちゃったしぃー」
「誰か来たらどうするんだ馬鹿」
「……!ねぇねぇ、それって、私のカラダを他の奴に見せたくない、ってこと?」
少し暗めの蛍光灯に照らされた橘の肢体は、汗か、ビールか、とにかくしっとりと湿った感じで、少しも生傷の無い綺麗な表面が特に強調されて俺の目に映る。
目尻はとろんと下がり、愛してやまないその瑞々しく生意気な唇は、吊り上がって挑発的にこちらの様子を伺う。
「た、橘……お前、酔ってるだろ」
くらくらと目眩がしそうな錯覚に陥りながら――いや、実際これはアルコールのせいもあるが――俺は目の前の女に問いかけた。
「ぷーだ。酔って無いも―ん」
子供のように口を膨らませるその仕草は、艶めかしい空気を醸すこの場には酷く似合わないような、却って彼女らしいような。
「……んー」
「?!」
前触れも無く前進して来た橘を思わず受け止めた俺に、いつもより熱くて柔らかい橘の唇が重なる。
「んふぁっ……ぷぁ……えへへ、久し振りだぁ……」
「むぐ……ん……お前……」
「ゲン担ぎだか何だか知らないけど、一月もこーんな良い女放っておくなんて、ほんと……んむ……っあ……」
恨めしそうな、寂しそうな声音で紡がれた言葉にはっとする。
そうだ、そういえばそうだった。でも、そもそもそれはこいつが言い出したことじゃ無かったか。
それに、優勝するまで、恋人としての付き合いは控える、というのはお互い納得の上で決めたことだったはずだ。
「ぷは……んちゅ……むー……んふぅ……」
あぁ、今更どっちが言い出したかなんてどうでもいい。大事なのは、俺がこいつを一月も抱いてやらなかったことと、今がとても不味い状況だと言うことだ。
このままじゃあ、こいつのカラダを誰かに見られてしまう。違う。こいつの痴態を。これも違う?いや?違わない?ともかく、不味い。
「……ねぇ、このまま、シちゃおっか?」
「は?ば、馬鹿野郎!それはいくら何でも……っ!」
いつの間にかベルトを緩めていた橘の手は、片方で俺のペニスに触れ、もう片方で自分の秘所に俺の手を導いていた。
久し振りの橘の手の感触は言うまでも無いが、それ以上に俺の心を揺さぶったのは、とうに準備万端で待ちきれない様子の橘のカラダの方であった。
「……我慢、出来ないの、あんたのせいなんだよ……?」
「うぅ……」
絡みつくように耳元で囁く橘の声は、扇情的であると同時に全く余裕が無いもので、ぷつりと理性の糸が切れる音さえ幻聴しかけた。
……のだが。
「……うっ」
「ん?」
「きぼちわるい……」
「……は?」
「ちょっと……たんま……うぇえぇぇ……」
「お、おい!?大丈夫か、橘、おい!」
突然蹲った橘は、さっきまでの官能的な雰囲気が嘘のように無くなって、単なる酔っ払いと化してしまった――と思われた。
「みずき、友沢先輩、そろそろ戻って来てくれ。まだまだ今夜は……えっ」
ちょうどよく現れた六道だったが、さすがにただならぬ雰囲気を察したのか、ロッカーの入り口で固まっている。
あのまま致していたらと思うと冷や汗ものどころでは済まないが、この状況で人が増えるのは有り難かった。
「六道、良かった、橘をトイレとかに連れてって面倒見てやってくれ」
「……お邪魔だったようだな。でもロッカーではダメだぞ。うん」
「違う!いや違わなくもない……けどどうでも良いわそんなの!とにかく、こいつ今具合悪そうだから……あー、ほら、俺のジャージ羽織れ」
「うぅ……最悪……頑張ったのにぃ……」
「頑張ったのか……」
「しゃべるなもう!?」
――
「……つ、つわり?!」
電話口で思わず叫んでしまった。あぁ、朋恵、そんな期待の眼差しをお兄ちゃんに向けないでくれ。翔太、エロいこと考えたら殺す。
『う、うん。みたい』
「じゃ、じゃあ……」
『……そういうこと』
「いや一体いつ……」
『4タコの日』
「うっ」
『……球団とかに、どう、説明しよっか?』
「……」
『友沢?』
「……俺が何とかするから、お前はゆっくり休め。休んでくれ。休んで下さい」
『でも、それじゃあ』
「男の俺が責任取らないでどうするんだよ」
『……ふふ』
「何だよ」
『嬉しいのよばーか』
「……おう。俺も正直嬉しいぞ。でも頭痛いけどな」
『そうね……チームの皆に、監督たちにも謝らないと……ていうかCSやばいじゃない』
「お前の分俺が働く」
『大きく出たわね』
「俺は有言実行だ」
『……あはは!そういえばそうだったわ』
「あぁ、任せておけよ」
『……じゃ、期待してるわね……あ・な・た』
「っ?!」
電話が切れる。父さん、コーヒー全部床にこぼれてるぞ。母さん、笑顔が怖いですね。
――20XX年度、球界最大の戦犯、ここに爆誕――
123 :
835:2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN ID:6H1aLA3/
終わりやで
行き場の無いみずきちゃんの性欲は友沢くんが責任を持って処理するので問題有りません(意味深)穴は一つじゃないから(至言)
でも残念ながらバルカンズは実質エース格を欠いてCS敗退してしまうでしょう それどころじゃない大ニュースが飛び交いそうではありますが
835氏はJFKも真っ青の鉄腕やでぇ。
友沢が処理してあげるほうなんね……(ゲス顔
乙!
おもしろかった
こりゃなんとかなるなる婚だな
GJ!
もちろん野球チームが作れるぐらい子作りするんですよね?
128 :
小ネタ:名字:2013/09/02(月) 15:54:57.26 ID:wRVM6yCO
「ねぇ」
「ん?」
「名字どうするの私達」
「あー」
「橘亮……は何かダメ」
「何でだよ」
「字面が無駄にカッコいいじゃない。腹立つ」
「どんな理由だ……じゃあ友沢みずきはどうなんだよ」
「……」
「……?おい」
「……な、中々、良いじゃない……そっか……友沢……友沢みずき、かぁ。うふふ」
「……選手登録はどうすんの?」
「私はみずきで良いじゃん」
「そっか。じゃあ決まりな。嫁に来い」
「うん!」
129 :
835:2013/09/02(月) 15:59:06.75 ID:wRVM6yCO
友沢み とか 亮 だと選手登録微妙だしこうなりそう
子供は一人を大事に育てるんじゃないかなぁ そもそもみずきちゃんなら産休後現役続行望みそうだし
まぁ熟れ熟れのみずきちゃんを、いかに友沢が躾けられるかによるんじゃないですかねぇ(ゲス顔)
RYOとかMIZUKIにすれば解決
とうとう友沢もショットガンか。
友沢×みずき、楽しませて貰いましたわい。
何気に今日はマイライフの亜美の誕生日だったり。
しかし奥居亜美はともかく、姉の奥居まりんって変わった名前だよなぁ、よくよく見ると。
亜美ちゃんは赤い糸使って1年目からアタックかけたなぁ 心なしか小さめの目(奥居の影響か)が何とも可愛くて好き
でも実は最初に電話に出た時のまんま奥居顔の子供亜美ちゃんも好きです(小声)
マイライフ嫁って誕生日の設定あったのな。
15のうつわライフしかやってなかったもんだから気が付かなかった。15嫁は誕生日はおろか年齢の概念も無いんだよなぁ
家族の年齢とか飾りだしなぁ。子供とかいくつになってもあんまり変わらんし。
まぁ豊田泰光みたいに、子供から「お前の親父は役立たず、と言われたのでボコボコにしてしまった」
とか言われるイベントがあったら嫌だなぁ。
娘がライバル球団の選手になってしまったので
そいつとの対決に力が入るお父さん
>>132 まりんってのは通称で本名は別に漢字があるんだよ、きっと
…『魔鈴』とか
??「俺の父ちゃんは三冠王だぞ!」
>>137 そんな白銀聖闘士みたいな名前はちょっと…
夫婦喧嘩になろうものなら粉砕されそうだし。
>>141 あぁ魔法使いのキャラね
懐かしいなぁ…
まりんは何気に最速だと17歳で嫁に出来たよな。
ロマン溢れてるわ。
聖ちゃんとスッスで話考えようとしたけどうまくいかない
やっぱ実際の絡みが無いキャラだと無理があるか
今後あるかもしれない全日本編とか、2013のデッキシステムに期待やね
>>134 最近のだとこんな感じみたいですぜ。参考までに
4月 真尋&紫子(1)、ゆい(15)、かえで&圭(17)あやめ(27)、ありす(28)
5月 ひかり(10)、春奈(13)さゆり(24)、朋美(25)
6月 涼子(1)、小春(2)
7月 舞子(7)、早矢(8)、のぞみ(14)、ちひろ(25)、麻耶(29)
8月 郁美(6)、智恵(8)
9月 亜美(4)、きずな&美緒(15)、綾子(30)
10月 こまち(1)、ジュリ(23)
4月7月に 多いのな。それと
>さゆり(24)
てっきりまたさゆりさんが鯖読んだのかと
>>144 スッス早すぎたコンプレックスの爆発、兄に完全勝利するため投手に転向
なお聖タチバナに進学のもよう
設定なんて無視アンド無視
パワポケ設定を流用して、トレーナーになったスッスが聖ちゃんに性的なケアとか。
スッスの性格的に、男女の差別とかはしないだろうから、
女性への差別という壁にぶち当たった聖ちゃんをフォローして仲良くなる的なのは割とありかもしれない
というかそっちの方が鈴何とかルートよりも楽しそうだから573さん全日本編はよ
鬼畜スッス路線いいゾ^〜
世代リセットするならいっその事
マイライフ・メジャーライフ嫁の制服姿なんてのも…
ただのプレイみたくなっちまう人が……。
橘の妊娠をチームの皆に報告した俺は、祝福という名の熱いリンチを受けた。まぁ、しょうがない。
祝ってくれたことには変わりないし、むしろすんなり受け入れてくれた仲間に感謝しなくては。
今日は日程の谷間だったが、練習中も色々とどやされたおかげで、帰りが大分遅くなってしまった。
そんな俺を待っていたのは――
「「お帰りなさーい!」」
「……何でいるの?」
「うわ、お兄ちゃんひどい。みずきさん、ずっと待ってたのに」
「嫁が家にいちゃまずい?」
「……まずくないな。体大丈夫なのか?」
「うん。まだまだ普通に動けるわよ。チームにだって付いて行くつもりなんだから」
「いや、それはさすがにアウトだろ」
「ベンチから応援くらいなら良いってお医者様から許可貰ったも―ん」
「あ、そういえば、みずきさんの荷物、お兄ちゃんの部屋に置いておいたからね」
「は?荷物って」
「新居見つけるまではここに住ませてもらうわよ。お義母様にもお義父様にも、もう許可は頂いてるからね」
「部屋が無いぞ」
「あんたの部屋でいいじゃん」
「おい!?」
「……あ、えっと、その、二人とも、仲良くするなら、他の家族がいない時にね?」
「もーう!やーだ朋恵ちゃんったらおませさんなんだからぁ!」
「朋恵が汚れたー?!」
「弟妹離れしなさいよあんた」
――
夕飯は肉じゃがだった。味の方は文句無し。旦那は胃袋から支配するのだ、と橘は上機嫌に言っていた。
その後、朋恵のキラキラとした視線から一時退避するように自室へ。まぁ、橘も付いて来ているからあんまり意味は無いのだが。
「全く、事前に連絡くらい入れてくれよ……」
「だってびっくりさせたかったんだもーん……ていうか、綺麗な部屋よね。見直したわ。やけにパソコンがごついけど」
パソコンに触れられると一瞬ヒヤリとする。変に弄くったりはしていないようだが、アレがバレたら婚約破棄どころでは済まないかもしれない。
「……あ、そうだ」
「お?」
何かを思い出したらしい橘は、いつも付けている三日月型のペンダントを外すと、それを目の前に突きだした。
「……何?」
「これ、あんたにあげる」
「あげるって……大事なものなんだろ?いつも付けてるし」
「いや、その……えぇと……」
「?」
もごもごと、何か言い辛そうな様子だ。
「……決めてたから」
「決めてた?」
「……私に、大切な人が出来たら、これをあげる、って」
「……」
「渡すのが今になっちゃったのは、その……ちょっと、色々タイミング逃してたって言うか、何か、改まると、恥ずかしくってさ?言い出しづらくて……わ?!」
「あーもうかわいいなお前は!」
「きもっ?!きーもーいー!」
「ならもっと強く拒否してみやがれ」
「ぬぬ……そう出来ないの知ってて言ってる癖に」
「分かってるじゃないか」
目一杯抱きしめてから、少し離れて、手渡されたペンダントを付ける。
「……似合うか?」
「案外様になってるわよ」
「……うん、よし。次から試合に持っていくわ」
「当然。私だと思って大切にしなさいよね」
満面の笑みを浮かべた橘の顔が近付く。自然と俺も――
「お兄ちゃん、みずきさん、お風呂沸いた――」
「「……」」
「……ご、ごめんなさいっ?!」
「ま、待て!?朋恵、違うんだ、これは」
「そ、そうそう!埃がね?!埃がね!?」
何はともあれ、当分の間、色々と賑やかな毎日が過ごせそうである。
――
「……あの精神注入棒とかいうのは持って来てんの?」
「一応ね。どうかした?」
「……」
「……DVD?」
「振り下ろせ」
「は?」
「良いから振り下ろせ」
「壊れちゃうわよ?」
「それでいい」
「……えい」グシャー パリーン
「よし!」
「……一体何ごと?」
「まぁ、アレだ。俺の秘蔵のコレクションさ」
「……えっちぃ奴?」
「うん」
「……」ベシッ ベキッ
「念入りだな」
「当たり前でしょ!?」
156 :
835:2013/09/08(日) 23:22:57.80 ID:01YOD/bf
男友沢、出産後にハメ撮りを希望する なお流石に許可は出ない模様
乙
壊したのかw
だめだこの友沢www
あれ、例のアレかと思ったけど、
アレは確か矢部制作のPCに入ってたような……
160 :
835:2013/09/09(月) 20:08:06.78 ID:sfkv2iLj
>>159 ディスクとして持ってたから、みずきに壊させたことで完全にこの世から抹消されたんやで
なお男ゲス沢、ハメ撮りは今後節目ごとにしつこく頼んでいく模様
ある意味エロ写メ強要よりひどいwww
あっ!サクセスもマイライフもポリゴンになった!!
さぁてどうなるかねぇ
164 :
835:2013/09/13(金) 18:44:35.34 ID:Fmu30wJW
スッスと聖ちゃん、エロいのはまだ思い浮かばんけど、その前置き的なのが出来たやで
・聖ちゃんが既に鈴○に振られている
・聖ちゃんが日本代表に入った事がある
そんな感じの設定ではいよろしくゥ
実質エースだったみずきを欠いて戦うことになったCSは、連日の乱打戦の末、カイザースにリベンジを果たされてしまっていた。
ベンチで必死に応援するみずきの姿は割と目立っていたようで、なぜ起用しなかったのかという声も各所から聞こえて来ている。
もう彼女と友沢先輩のことを隠し通すのは難しい。日本シリーズ前に、正式に記者会見を開くということで話は進んでいた。となると心配なのは世間の反応である。
これまでのCSの打撃記録をあらかた塗り替える八面六臂の活躍を見せ、特別表彰まで掻っ攫った友沢先輩ではあるが、敗退という事実までは覆せない。
しかも、みずきが投げていたら或いは、という戦評が大半を占めているのだから、二人がバッシングの嵐に晒されるのは避けられないだろう。
そこで、しばらくはゆっくり二人に会えなくなるだろうと考えた私は、今の内にと友沢先輩の家を訪ねていた。
「それにしてもさぁ、聖にはいいひととか居ないの?」
持参したお土産のきんつばをお茶うけにしつつ、他愛の無い世間話に華を咲かせている途中、ふとみずきがそんなことを言い出した。
「いいひと、とは」
「私にとっての亮みたいな」
これ見よがしに横に座る友沢先輩の腕に抱きつくみずき。名前で呼び合うのは二人きりの時だけなの、と惚気ていたのが何だか懐かしい。
抱きつかれた友沢先輩は、やれやれという感じでなすがままにされている。察するに、二人の時はいつもこんな調子なのだろう。相変わらず熱々である。
「いないな。今は欲しいとも思わないし」
「ちょっと前まではスズモトガーダイスケガーってうるさかったのにねぇ」
「いつの話だ……振られたのは大学の時だぞ」
「へー、今でもアドレスは知ってるんだ」
「あっ!?私の携帯!?」
バッグに入れておいたはずの私の携帯は、いつの間にかみずきの手の中に有った。アドレス帳を見ているらしい。親友ながらなんて奴だ。
「みずき……さすがにそれはダメだろ、早く返してやれ」
「いいのよ、どーせ男の子のアドレスなんてチーム関係者くらいしか……あら?」
「お?」
気になる名前でも有ったのか、みずきの動きが止まった。嗜めていた友沢先輩まで一緒に画面を見ている。
「おい、さすがに怒るぞ二人とも」
「ちょ、ちょっと聖!これどういうこと?!」
「は?」
他人から自分の携帯の画面を突き付けられるとは、何だか珍しい状況である。肝心の画面に表示されていたのは――
「……あぁ、なんだ、進さんか」
「す、進さん?!名前呼び!レベル高っ!」
「何の話だ全く……いい加減返せ、ほら」
携帯電話を取り戻した私は、バッグの一番下にそれを突っ込む。今度から気をつけなくては。と、妙な注目を浴びている事に気付く。
「……?どうしたのだ、二人とも」
「……六道、進さんと知り合いなのか?」
「そうだが?」
「詳しく聞かせなさいよ!初耳よ初耳!」
「詳しくと言われても、一体何を話せと」
「考えてみれば、前の日本代表の時に一緒だったから、面識は有るわけだよな……?」
友沢先輩が呟く。全くもってその通りなのだが、みずきがカットイン。
「でも聖が携帯持ち始めたのプロ入ってからでしょ?代表って私が選ばれなかった時の奴よね?あの時聖は大学生だったから、携帯は持って無いはずよ」
「普通にその後も会っているだけだぞ」
「だ・か・ら!それを詳しく教えなさいって言ってるの!馴れ初めも含めて!」
「馴れ初めって……付き合っているわけじゃないのだが」
「いいから教えなさい!きーにーなーるー!」
「駄々っ子かお前は……」
「妊婦にストレス与えるとお腹の子供に悪影響がうんぬんかんぬん」
「よし!話してくれ六道!」
「変わり身が早過ぎるぞ先輩……」
とはいえ、こういう時のみずきがどうにもならないことは私も身に染みて理解しているから、しぶしぶ事のいきさつを話し始めるのだった。
――
大学最後の年は、今ではあまり思い出したくないようなどん底の時期だった。因みに、大輔に振られたのもちょうどこの頃である。
女性選手でもプロで戦える事は、あおいさんやみずきが証明してくれた。だから自分も、きっちり実績を挙げれば、すんなりプロ入り出来るものと考えていたのに。
客観的に見て、リーグ歴代でも十分傑出した成績を残した私に突き付けられたのは、結局は女性であるという変えようの無い事実と、各球団の色の悪い反応であった。
よりにもよってそのタイミングで、日本代表選抜に選ばれてしまったとあって、当時は自分の運命を呪ったものである。あの時ほど野球をやっていて辛い時は無かった。
空虚な気持に更に追い打ちを掛けたのは、招聘された代表メンバーの、私に対するやんわりとした差別だ。勿論例外もあったが、ほんの極一部だった。
例えば、私がミスをしても、野次などは飛ばされない。女だからと見逃されて、特に指摘もされずにそのままにされてしまう。
そして、私が誰かのミスを指摘したとしても、表面上は了承されるのだが、女の言う事だから、とでも言うように真には受けて貰えない。
現役プロ選手も多く参加し、野球に対する意識も高い筈のこのチームでさえこれなのだ。プロの世界に入ればどうなるか、想像出来ないほど馬鹿ではなかった。
あぁ、何で私は、こんなに惨めな思いをしてまでグラウンドに立ち続けているのだろうか。いっそここから逃げてしまえば、随分と楽になるのではないか。
全体練習の後、私は独りでベンチに座って塞ぎ込んでいた。性差というどうしようもない壁が、幾度も味わって来た諦めと絶望が、また私の心を支配し始めていた。
遅れてチームに合流した進さんと出会ったのは、そんな時だった。
『こんにちわ!』
『……もう夜ですよ』
『あぁ、すいません。さっきこっちについたばかりで時差ボケが……えぇと、こんばんわ、初めまして。猪狩進です』
『知っていますよ。ご丁寧にどうも。私は……』
『六道聖さん、ですよね?』
『……よく御存知ですね』
『注目している選手は事前にチェックをするものです』
『私なんかを注目しても、何にもならないと思いますが』
『お節介ですけれど、過小評価はダメですよ。僕らはキャッチャーなんだから、選手の評価は冷静に客観的に行うべきです。それが自分だとしても、ね』
『……それには、確かに同意します』
『もしかして、何かお悩み事でも?』
『は?』
『随分元気が無いな、と思いまして。結構はっきり物を言う……男勝りなタイプの方だと聞いていたので』
『男勝り……ふっ』
『?』
『その言葉、結局私が女だと強調するような言葉ですね』
『……怒っちゃいましたか?』
『いえ……単に自分が女であることが恨めしくて。初対面の貴方に八つ当たりするような形になったのは謝ります』
『君が女性であることの何がいけないんですか?』
『それは』
『グラウンドでは男も女も関係無いはずです』
『……言うのは簡単ですね』
『でも君は、それを実践して来たからこそ、何よりそれだけ野球が好きだからこそ、ここにいるんじゃありませんか?』
『!』
『因みに、僕が君に注目しているのは、単純に技術がずば抜けているからですよ。綺麗だなー、とかいう極々個人的な感想もありますけれど』
『なっ……!か、からかっているのですか、貴方は』
『……ふふ、ようやく顔を上げてくれましたね。うん、思った通りの子だ』
『ぬぬ……』
『あ、そうだ、よければキャッチボールでもしませんか?他の人、もう帰っちゃってますし。動けば少しは気も晴れますよ』
『慎んでお断』
『あ、やっぱりこれ、先輩命令ということで。プロの世界は上下関係結構厳しいですからね。当然拒否権は無し』
『なー!?』
『あはは!じゃ、早速行きましょうか!』
そう言って、手を差し伸べてくれた進さんは、やっぱり笑っていて。不承不承ながらもその手を取った私は、それが何だかひどく眩しく見えたのを覚えている。
考えてみれば、タチバナの時が例外的だっただけで、中学や大学の野球部に入部した時だって、女である私に対する差別はあった。
この時は、自分の将来のことや、大輔のことが重なって、必要以上にネガティブになり過ぎていただけだったのだ。
やさぐれて不貞腐れていた私に、色々と世話を焼いて立ち直らせてくれたのが、進さんだったというわけである。
――
「――それからずっとお世話になっているよ。実績のまるで無い頃から自主トレに誘って貰ったり、食事に誘って貰ったり……」
「いいひといるじゃん!」
「は?」
「自主トレはともかく、お食事は完全にデートじゃないの」
「でーと?何を馬鹿な。するのは野球の話ばっかりだぞ?」
「共通の趣味の話で盛り上がってるって言うんじゃないかそれ」
「……家柄が違い過ぎる。妹分くらいには思ってくれているかもしれないが、どう考えてもそれ以上とは」
「愛に家とか身分なんて関係無いわよ」
それを体現している二人が目の前に居ると、確かにそんな気もして来る。
「……あー、進さんが自主トレにカイザースの連中を誘わなくなったのは、なるほどそういう……」
「むむ……有り得ない。あの人が、私を、そんな……」
「あー?!写メまである!いや、これはもう完全に黒!真っ黒!!」
「そ、それは去年、携帯の使い方がよく分からなかった私に、進さんが教えてくれて……ていうかまた勝手に!?」
「六道は、進さんのことどう思ってるんだ?」
「ど、どうと言われても……」
今までは兄のような人としか思っていなかったのが、みずき達があれこれと煽り立てるせいで、よく分からなくなって来た。
そもそもあの人は、私達の世代の、特にキャッチャーにとっては、神様のような存在であって、そういう対象として見るのが畏れ多かったというのもあるが。
「せ、性格は、好ましいと思う。優しいし、気さくだし……」
「まぁあの人より良い人間なんてそういないだろうなぁ。俺も新人の頃随分世話してもらったし」
「正統派イケメンを地で行く端正な顔立ちに、爽やかな笑顔……聖の好みどストライクっぽいわね」
「こ、好みとか、そういうわけでは……」
「違うの?」
「……あぅ」
正直ど真ん中である。どうしよう。考えれば考えるほど、体が熱っぽくなって、頭に血が上って、胸が締め付けられるような感覚を覚える。
しかも、一緒に出掛けた時の、着物が似合っているだの、綺麗ですねだの、そういう社交辞令的な沢山の言葉が頭の中で反響し始めた。
いつも優しくて、朗らかに笑ってくれる進さんの顔が、二重になって、三重になって……
「……きゅぅ……」
「あ、オーバーヒート」
「……取りあえず、氷持ってくるわ」
172 :
835:2013/09/13(金) 19:02:04.01 ID:Fmu30wJW
おわりやで 自分なりに違和感無い設定考えるとこの辺りで限界
六道捕手、携帯を盗み見られる痛恨のミス
その内全日本編でスッスと聖ちゃんの友情タッグとか実現しないかな
似たタイプの能力だし、他人に依存気味だった?という共通点もあるんだからいくらでも話は考えられそうなもんだけど
乙やでー。
そういや神童さんの嫁さんはみずきの姉だっけ?
またすごい人間関係になるなぁ。
174 :
835:2013/09/13(金) 23:08:52.21 ID:Fmu30wJW
分かりづらくなってしまったが、この設定の中のスッスはアメリカでバリバリ活躍してる感じで、主に冬場を利用して聖ちゃんと交流していた模様
そういえばパワポケだとアンヌと仲良かったりするんだっけか よく知らんが
>>173 「神童さんと添い遂げられないならせめてみずきちゃんに取り入って家族になろう」みたいな畜生ホモ路線のスッスを一瞬考えたけどやっぱりやめました
スッスにはホモの印象が強くて女キャラとの絡みがピンとこない(錯乱)
前某所で見た、スッスと聖がデートしてるSS思いだした
すごくいいと思う
もうしばらくしたら鬼畜スマイルのスッスに聖が頂かれる訳ですね
友情あるとすれば間違いなく守備のダブル友情だろうなー
W友情タッグ練習後、一定確率で選択肢イベントが発生
進 を選ぶと広角打法
聖 を選ぶとバント○
一緒に を選ぶとアベレージヒッター
更にその後の展開次第ではキャッチャー○、キャッチャー◎、ささやき戦術などの取得チャンス到来
こんな感じだとイベント的に楽しいし育成的にもおいしい
なおぐう聖有能捕手猪狩進とぐう畜骨折量産機スッスは別人な模様
い、今なら(ミート*2)%ってかなりおいしい確率やし……。
スッス「今の能力査定なら(ミート/2)%くらいでちょうどイイね(ニッコリ)」
良心的になったと思ったが
広角打法自体のレア度かなり落ちたから妥当か
どうせ本を持ち込む・・・ほどの能力じゃないか
パワプロ2013、どうも今までとは違うみたいだ。もう別のゲームみたくなりかけている。
しかしポリゴンはないよなー、あのポリゴンは
おっと、そういえば今日はマイライフのきずなの誕生日だった。
過去ログ覗いてみたが、ポタ4発売当時の人気が半端なかったな。
歴代でも早矢に匹敵するくらいの人気を得たんじゃなかろか。
プレゼントに自分のサイン色紙渡して
「プレゼントは…貰う人の気持ちを考えて選んだほうがいいぞ」
とか睨まれたのもいい思い出。
巨大ぬいぐるみ渡されて最高に喜んでくれるのがまた。毎晩抱いて寝てるのかと思うと
おお、そうだった。お誕生日おめ
ポタ4発売までずっと伏せられていたからな、きずなの存在は。
イベントは完全新規で気合の入れようが違っていた。
出会うまでが一苦労で、一日署長で恋に落ちるところも含めて。
そんで結婚したら「主様…」とかもうね。極めつけは安産型ときてる。
こりゃ人気出るのも頷けますわ
御影さんはポタ3で消化不良というか、そこで終わるかってイベントだったからなぁ。
だからもうますますねぇ。
野球留学中の兄を助けるために自身も留学して勉学に励んだけど、
大学を出る前に兄様に死なれてしまって、帰国して警官になった場合の命がきずな、みたいに解釈してる。平行世界の同一人物みたいな。
ポタ3のサクセス彼女をマイライフに連れて行く、それが果たせなかったその代償というか再利用というか。
さておきポタ3のPotacaには
御影命(みかげ みこと) パワフル第三高校/生徒
▼クーデレ風釣り目の妹系、女性軍人風
「自分を知り、敵を知らば百戦危うからず…以上」
ちなみに命ちゃんは隣のクラスに来た美少女転校生「サクセスメモ」より
公式で『クーデレ』といってるんだよな。なんかマヴラブの某キャラみたいだったし
ポタ3、それ以前の『13』で彼女をマイライフへ連れていけたら…
と考えることは良くある。
まりんと早矢復帰しないかなぁ
もう最近は再登板枠無いんだっけ
もういっそのこと歴代嫁総出演とかやってくれたらなー。11から数えて50人近くいるけどさ
今までのさゆりさん&智恵ちゃんみたいな先輩後輩アナだけといわずに、
まりん亜美姉妹の共演はもちろん、ルナと真尋さんの女医コンビとか、スッチーの集まりとか、
横の繋がりも見てみたい
ヘタしたら某遊撃手みたいに、アイドルみんな食ったりできちゃうぞ……。
もちろん現地妻・不倫イベントも完備
そこまで行ってこその夜の三冠王だよな
マイライフにも太閤Vみたいなイベコンがあったら良いのにね。
ユーザーの方で勝手にスクリプトを書いて、
自由にイベントを挿入できて、数値もグラフィックも弄れて、
好きなキャラ、好きな彼女候補も登場させ放題で。
しかもそれらをデータにしてユーザーの間でやり取りできてさ。
それがマイライフの究極だと思う。
まあそんな贅沢は言わないにしても、せめて彼女引継システムの復活、
20年縛りの廃止、二世プロ入りとかは見てみたいけどね
山本昌みたいに成長させ続けろ、とは言わないが、せめて30年はやりたいよな。
そったら親子対決とかできて燃えるのに。
195 :
835:2013/09/18(水) 20:46:54.99 ID:t7M2F58p
適当なタイミングで二世選手に鞍替えしてそれを何回も続けて100年間位遊んでみたいなと思ったことは有ったなぁ
そういえばパワスタで野球マスク日本代表入り(SR化)してた
ところでマスクってなんか変態っぽいよね
本場アメリカで鍛えたスローセックス術で聖ちゃんをあへあへ辛抱たまらん状態に導いて自分好みに改造していくマスク着用鬼畜スマイル進みたいな話誰か書いてくれませんかねぇ
もともとスッスは鬼畜イケメンってイメージが(個人的に)あるし、
聖ちゃんは見た目が好きだから、書いたっていいんだけどさ。
最近パワプロは第一世代とパワポタしかやってないもんで、
聖ちゃんのキャラけっこう忘れかけてるわ。
なんかいい参考資料無い?
聖に目隠し(提案)
835氏に触発されて、友みずの妄想が止まらない
>>193 マイライフにイベコンなんか出来た日には
真っ先に絵久のグラとイベント作ってゴールインするわ
まあ実現はしそうにないから、ここがあるんだよな
>>196 六道聖 イベント集で検索するといいかもしれない
もうスッスが聖ちゃん育成日記でも書けばいいんじゃないでしょうかねぇ
それはやばいぞ……。
スッスって何のこと?
進くんのこと
2012のパワスタスレだと初期R+はそんなに強くなくて地味で
後期R+とSRは強かったけどクレバーは東條がいればいいよだったからやっぱり地味で
名前が出るときは必ずホモネタとセットだったな・・・
挙句投手8枠が神童、野手8枠が進&神童なんてオーダーのスクショ貼られてたり
あんないい子を役立たずのホモネタ要員扱いなんて許せない(棒読み
守「どうしてこうなった」
>>205 スッスブチギレアフロは黙ってろよ
でもスッスは力不足を補うためにも雅ちゃんに意外性教えてもらったらいいと思います
>>835氏のせいで、はるかが盗撮女っていうイメージがついてしまった。
どうにかしてもらいたい。
前回の9主×あおいのSSを読んでくださった方、
感想を寄せてくださった方、ありがとうございます。
この場にて御礼申し上げます。
また一本投下します。
9主とあおいが出てきますが、前回とはまったく関係のないお話です。
※あらすじ
プロ野球選手あおいちゃんは、はるか自作のえっちな映像を見ることになってしまった。
※注意
9主×はるか
あおいちゃんの恋人は居ることになってるけど登場しないので各自で補完推奨。
話の都合上、9主の名前を設定してるけど、赤田勲+豊原浩司ってだけで決めたので、
これも不都合があれば各自で脳内置換推奨。
【That's tha way she likes it】
●1
ボクは今、自宅マンションの一室で、自分のノートパソコンを開いている。モニタには、フォルダがひとつ。
外付けのマウスでそれをダブルクリックすると、フォルダの中が開かれて、
ナンバリングされた四本の動画ファイルと、テキストファイルがひとつ見える。
テキストのファイル名は『あおいへ』と銘打たれている。
ボクはそのアイコンに、ポインタを合わせては外し、合わせては外し、というのを、十分以上繰り返していた。
――何さ、この有り様。思春期の女子高生みたいじゃあるまいし。
このファイルたちは、ボクの親友・七瀬はるかが、ボクに手渡ししてきたディスクに保存されていたものだ。
ボクは、まだ中身を見ていないが、その内容は、はるかから聞かされている。
このファイルたちには、ボクの親友と、かつての野球部の戦友の、情事が記録されているらしい。
――そりゃ、ボクも、要らないとは言わなかったけど。まさかこうなるとは。
事の発端は、ボクがはるかにした相談だった。
シーズンが終わって時間が取れるようになったボクは、休日にはるかと会っていた。
職業の都合上、ボクは全国を飛び回るので、はるかと直接話をする機会も少なくなってしまって、
久しぶりに親友と水入らずになれたボクは、いろいろなことを話し、いろいろなことを聞いた。
その中で、ボクの恋人が話題に出てきた。
マスコミに漏れたら大事になるので、彼との関係について、ボクは殆ど誰にも話していなかった。
が、はるかには、以前に電話で少しだけ彼について話したことがあった。
『その方と、最近うまく行ってる?』なんてはるかは言ってきて、ボクは咄嗟に口籠った。
そうなるとさぁ大変。はるかはすごく心配そうな顔で、ボクのことをじっと見つめてくる。
無理に聞いてこないのが、はるからしいけれど、下手に根掘り葉掘り聞かれるよりも、
あんなはるかの視線を浴びる方が、よっぽど内心にチクチクと刺さる。
ボクは、はるかの目に押し負けて、彼についての悩みを打ち明けた。
単刀直入に言うと、ボクは彼とどうやってセックスしたらいいのか分からない、というのが問題だった。
ボクは、初めて交際した異性が彼だったから、性的な経験は無いし、知識も保健体育止まりだった。
彼はボクに輪をかけた野球狂なので、彼にリードしてもらうのも、あんまり期待できない。
かと言って、本やビデオで知識を得ようにも、マスコミの目を気にしないといけない身分なので、
そうそう自分で買いに行くわけにも行かないし、職場に相談できる人もいなかった。
口走ってから、ああ言っちゃったなぁ、と後悔を覚えながら、ボクははるかを見つめ返した。
はるかは難しげな表情で考え込んでいた。
ちなみに、はるかには、ご両親公認の交際相手がいる。
その人とは高校時代からの付き合いで、赤田くんと言って、ボクもよく知っている男の人だ。
●2
『あおいは、そういうことのやり方、知りたいの』と、はるかは小声で聞いてきた。
ボクたちは、ボクの自宅マンションに二人きりだったから、誰が盗み聞きしているわけでもないのに、
無性に周囲が憚られた。はるかは顔をうっすらと赤くしていた。
知りたくない、と言ったら、嘘になる。ボクだって、彼との関係は真剣に考えている。
加えて、ボクたちの仕事が身体が資本。できるだけ、セックスについて確かな知識を得ておきたい。
勿論、恥ずかしいという気持ちはあるけれど。
――はるかは、そういう経験があるの。
とボクが聞いてみると、はるかはコクリと頷いた。
可愛い。女のボクから見ても、まず感嘆が、後から少しの羨望が沸き上がってくる。
楚々とした風采と立ち居振る舞いは、中学時代から男子の人気の的だった。
さらにここ数年は、大人の女性の色気が入り混じってきた。ボクとは大違いだ。
『あの――赤田さん、しか、知らないけど』と、はるかは小声で答えた。
そりゃあ、そうだとは思っていたけれど、さ。
ただでさえ、知人の情事について知るのは、独特のきまり悪さがあるのに、
それが知人同士となれば、ボクのきまり悪さは二倍になった。
『あおいは、そういうことのやり方、知りたいの』と、はるかは再び小声で聞いてきた。
はるかに性生活について尋ねる、ということは、赤田くんのそれをも知ることになる。
しかも、赤田くんには当然内緒で。さすがに、羞恥心に混じって罪悪感が芽生えた。
赤田くんの話になると、ボクたちはどうも、おぼこい思春期の頃の心持ちに戻ってしまうみたいだ。
『私は、知っておいた方が、うまくいくと思うよ』と、はるかは続けた。
どうやらはるかは、七瀬家の教育方針があって、初体験の時点である程度の知識を持っていたらしい。
ボクの七瀬家に対するイメージが、半分くらい塗り替えられた。
ボクは、赤田くんには内緒にして欲しい、とはるかに頼んだ。
さすがに赤田くんには、ボクがセックスの知識を必要としている、とは知られたくなかった。
はるかは逡巡していた。隠し事を作る、ということに気が咎めているようだ。
ボクは、じゃあ赤田くん以外には内緒で、赤田くんについては、はるかに任せる、と言い直した。
ボクは焦燥感にかられていた。はるかは『少し考えさせて』と返した。その日、その話題はそれきりだった。
後日、はるかと少しだけ会える時間が取れたので、はるかと一緒にお茶を飲んでいると、
はるかは徐に一枚のディスクをボクに渡してきた。『誰も居ないところで、イヤホンつけて見て』と囁きながら。
これは、とボクが聞くと、はるかは『私と、あの人の……』とだけ返した。ボクは大方の内容を察した。
そのディスクを、今日ボクは自分のノートパソコンのドライブに入れた。
ボクは固唾を呑んでモニタを見守っていたが、フォルダがひとつ開いただけだった。
どうやら、データをそのままディスクにコピーしているらしい。
てっきり自動再生が始まると思っていたボクは、出鼻をくじかれて、一度固めたと思った覚悟が揺らいできた。
そうしてモニタを見回すと、フォルダの最後に、『あおいへ』と題されたテキストファイルがあることに気づいた。
アイコンをクリックすると、色が変わる。選択された状態になる。
煮え切らないボクは、ダブルクリックができない。マウスのクリック音が、やけにか細かった。
スクリーンセーバーが立ち上がる。マウスに触れて、またモニタにフォルダが映る。
そこからボクは逡巡する。またスクリーンセーバーが立ち上がる。ボクは何をやってるんだろう。
そんな膠着状態は、ボクの携帯の着信音で破られた。
彼専用に設定しておいた着信音だった。ボクはピッチャー返しよりも早く反応した。
●3
彼との電話が終わると、時間は予想以上に過ぎていた。
元々、一日の予定が片付いてから、はるかのディスクを確認しようとしていたため、
ノートパソコン前でうだうだしていた時点で、けっこういい時間になっていた。
もうそろそろ、寝ておかないといけない時間帯だ。
彼からの電話がなかったら、たぶんボクはこのままノートパソコンを閉じてベッドに入っていたと思う。
それで、ディスクの内容が気になって、寝付けない夜を過ごしてはずだ。
けれど、ボクは時計を無視して、ファイルたちを見る腹を決めた。
いくら親友のモノとはいえ、セックスの映像を見るだけでこんな調子では、本番が思いやられるから。
意を決したボクは、まずテキストファイルを読むことにした。
『あおいへ。
考えた結果、赤田さんには内緒で、この映像を渡します。
できる限り編集で短くしましたが、かなり長丁場になってしまいました。
時間に余裕のある時に見て下さい』
冒頭には、こう書かれていたが、ボクは今更止めるつもりはなかった。
編集、ということは、はるかは自分のそういう場面を見ながら、動画を切り貼りしていたんだろうか。
ボクもピッチングフォームのチェックで、似た作業をした経験があるけれど、
はるかは一体どんな気持ちでその作業をしていたのか、ボクには想像が及ばなかった。
『最初のファイルは、全部する前の雰囲気作りだから、
あおいが分かっているなら飛ばしてもいいと思う。ただ、肌を合わせる前から、時間をかけて、
お互いの気持ちを盛り上げていくことは、すごく大事だから、忘れないで』
はるかのメッセージで少し拍子抜けしたボクは、一番若いナンバーが振られたファイルをウインドウで開いた。
映像は、リビングルームで始まった。二人が同居してるマンションの一室だと見当をつけた。
赤田くんが、着崩したシャツにスラックスで、ソファに座っている。
手には小さなメモ帳とペンを持っていた。何かメモをとっているらしい。
視点が人間の背丈にしては高く、カメラがずっと動かないので、
おそらく部屋の高い位置に隠しカメラを据え付けて撮影したんだろう。
程なく画面外から、白いエプロンをつけたはるかが現れる。
はるかの栗色の長髪は、高校時代と違って、リボンでうなじあたりにまとめられている。
そうして耳が出ただけで、はるかがぐっと大人っぽく見えた。
――浩司さん、か。ボクの前では『赤田さん』呼びだったのに。すっかり若奥様だね。
はるかが赤田くんに呼びかけた。浩司さん、というのは、赤田くんの下の名前だ。
ボクの知る限りでは、はるかが赤田くんを下の名前で呼んだ覚えはない。
もしかしたら、高校時代に付き合い始めた時から、二人きりの時はそう呼んでいたのかも。
はるかが来て、赤田くんはノートと筆記用具を机にしまった。
使い古し具合や、バッグに入れたのを見ると、野球の研究ノートかも。
はるかが白いエプロンを外す。クリーム色に、ベージュのアクセント模様がついたセーターが、暖かそうだ。
二人は並んでソファに座って、何事か話している。声が小さくなったので、内容は聞き取れない。
●4
『初めての時は、無理しなくていいけれど、予め“してもいい”と“これからする”の符牒を決めておきましょう。
口に出すと、せっかく作った雰囲気が壊れてしまうことがあるし、言葉に出さずに察するのは、難しいから』
――いわゆるイエス・ノー枕みたいなもの、ね。
『普通はイエス・ノーしか分けないけど、私が“してもいい”と“これからする”を分けてるのは、
そのタイムラグで準備をして、気分を高めていくため。ちなみに“してもいい”は白いエプロン、よ』
――え、あれが、既に、おーけーの合図、だって。
ボクは動揺のあまり、メッセージを読み進める目が止まった。
動画再生ソフトの中の二人は、素知らぬ顔。いつの間にか、黒い酒瓶とグラスをテーブルに出している。
親しげではあるけれど、肩をくっつけたりしていないから、まだイヤらしい感じはしない。
――もう、この時点で、二人共、する、つもりなんだ。
そう思うと、ワイングラスでちびちびとやっている二人の姿が、焦れったく見えてくる。
画質がそこまで高くないから、二人の細かい表情までは判別できない。
でも、首をかしげて穏やかに笑っているであろう、はるかの目。グラスの脚に絡む指。
時折ジェスチャーの交える赤田くんの手。何もかもが、二人だけのサインに見えてくる。
『次の“これからする”は、私の髪を、あの人が解く時よ』
気づけば、ボクは動画ソフトのショートカットキーで、十秒ずつ動画のコマを送っていた。
ショートカットキーをぱちぱちと、人差し指で規則的に叩いていた。
退屈なパラパラ漫画のように、二人がソファの上で、カクカクとぎこちなく動いた。
――あは、はは。何だろう、一番焦れてるのは、ボクじゃないか。
いつ、赤田くんが、はるかの髪に手を伸ばすのだろうと、ボクは動画を見ながら、コマ送りを続けた。
程なくして、赤田くんが徐に、はるかの栗色の髪に手を触れた。
ボクはキーボードからマウスに手を伸ばして、ソフトの再生ボタンをクリックした。
滑らかな動きに戻った二人。はるかの髪をまとめるリボンに、赤田くんが指を触れようとする。
はるかはくすぐったそうな顔をして、首をくねらせ、細い肩を上下させる。
その拍子に、セーターの首元から、はるかの鎖骨が出ては隠れ、浮いては沈みするのが見える。
赤田くんは、それを面白がったのか、すぐにリボンを解かずに、はるかの首筋に触れたり、肩に手を回したりした。
かすかな笑い声が、ボクの耳に填まったイヤホンから聞こえてくる。
やがて赤田くんは、はるかの肩をがっちりと抱き寄せて、はるかの髪を手櫛で梳き始めた。
体勢が変わって、はるかの表情は少し見えづらくなった。それでもボクは、はるかに釘付けだった。
『あおいって、髪の毛が敏感でしょう。それに、いつもおさげだから、髪を解いたら、かなり印象が変わると思うわ。
だから、ある意味私よりも、髪の毛を合図に使うのは、向いているかもしれない』
――冗談じゃないよ。ボクがあんなことされ続けたら、本当に悶絶しちゃう。
はるかは、赤田くんの胸に顔を寄せた。ボクからは、はるかの顔が殆ど見えなくなった。
赤田くんが、はるかのリボンの一端を引っ張ると、結び目はするりと解けて、
はるかの髪が、扇のように広がった。その動作は、それが孕む意味とは裏腹に、とてもさり気ないものだった。
●5
最初の動画ファイルが終わると、ボクは溜息をついた。
頬が、熱い。手で触って確かめなくても分かる。
心臓の跳ねる音が、イヤホンのせいでいやに大きく聞こえる。
真っ暗になった再生ソフトの画面には、ボクの顔の目から上が、黒と灰色で映っている。
寝る前に解いておいたボクの髪が、さっきぱらりと広がった、はるかの髪の毛に、一瞬だけ重なる。
そう思った瞬間、背筋の辺りから、ぞくぞくとした身震いが広がっていった。
イヤホンを外そうとする。手が逸れて、指先が耳殻に当たる。
自分の指なのに、思わず上半身が引き攣ってしまう。
真夜中目前のボクは、ただ赤田くんとはるかがイチャついてる映像を、
飛ばし飛ばしで見ていただけなのに、おかしな気分になっている。
――彼だったら、ボクの髪を、どう触ってくるかな。
正直、高校時代のボクは、赤田くんのことが好きだった。
でも、あれから数年。今の赤田くんについては、ボクはよく知らない。
――彼は、この赤田くんとは違って、こんな慣れた手つきじゃないだろうね。
今のボクの恋人を、ふとした瞬間に、あの頃の赤田くんと重ねてしまうことがある。
はるかには黙っていたけど、今の赤田くんを知ることによって、
高校時代の赤田くんに囚われた自分の心を吹っ切りたい、という気持ちが、ボクにはあった。
今のはるかと赤田くんとの映像をせがんだ動機に、そういう打算が、無かったとはいえない。
はるかの変わり様だって、相当なものだ。
中学時代までは、はるかに寄り付く悪い虫は、ボクが片っ端から追い払っていた。
だから、男の人とあんなに近づいて、あまつさえ身を預けるなんて経験は無かったはず。
高校時代、はるかと赤田くんが付き合い始めた、と知らされた時から、
二人はそういう触れ合いをしてるのかな、という想像をしたことはある。
もっとも、ボク自身にそういう経験が無かったから、その想像はひどく朧気だったけれど。
――はるか、この時点で撮られてるって、知ってたんだよね。自分で、仕掛けたんだから、ね。
はるかが赤田くんに向けていた視線は、カメラへの意識をまったく感じさせないものだった。
恋する乙女なんて、可愛らしい瞳じゃなかった。もっと深く、目線がかち合ったら、吸い込まれそうな瞳だった。
首をかしげる角度。くちづけたグラスをテーブルに戻す手の動き。呼吸で上下する肩口。
はるかの一挙手一投足が、なまめかしく見えてくる。女のボクが、どきりとしてしまうほど。
――いいの、この姿、ボクに見せちゃって。ボクに、こんな姿、見せたこと、無かったよね。
赤田くんと違って、はるかは、この姿をボクに見られることを知っている。
ボクは、はるかと一緒にお風呂に入ったり、布団を並べて眠ったことがあるから、
家族と赤田くんの次くらいには、はるかのことを知っていると思っていたけれど。
いや、赤田くんに対しても、ボクの方が付き合い長いんだから、女同士なんだから、
ボクの方がはるかについて分かってる、なんて心密かに思っていたけれど。
――そんな、恋人だけに見せる顔、ボクに見せちゃって、いいの。ねぇ、はるか。
ボクは、おそるおそる二番目の動画ファイルにポインタを合わせた。
ここから先には、はるかの、もっとすごい姿が、収められている。
また大きくなっていく心拍音を感じながら、ボクは震える指でファイルをダブルクリックした。
●6
今度の映像は、リビングとは別の部屋から始まっていた。
視点がまったく動かないから、また固定カメラなんだろうと思う。
――これが、はるかと小波君の寝てるベッド、か。
動画再生ソフトには、部屋の壁と、無地薄橙色のシーツがかかったダブルベッドだけが映っている。
光の加減は、毛布の柄がかろうじて見えるかな、程度の明るさ。
カメラの高さは、ベッドよりもやや上。アングルは、水平から二〜三十度ぐらい下。
枕の向きを考えると、ベッドに寝る人間を、真西から捉える配置になっている。
たぶん、あの壁の対面側に置いてある家具か何かに、はるかはこのカメラを仕込んだのだろう。
そんなことを考えている内に、人影がひとり、カメラの視界に入ってきた。
――ちょ、ちょっとはるかったらっ、白襦袢なんか着てるよ。
予想外の格好での登場に、ボクは面食らった。
襦袢なんて、今どき和服を着る時ぐらいしか見ないよ。
『パジャマで勝負できる服があるなら、構わないけれど、もし自信がないなら、襦袢はけっこうおすすめ。
まず、ネグリジェとか、凝った下着よりは気楽に着られて、洗い易いのがいいの。
それに着崩れても、ジャージやスウェットほど、だらしない印象にはならないのもいいわ』
――ま、まぁ浴衣みたいな感じ、と思えば、使えるかなとは思うけど。
――もしかして、赤田くんの好みなのかな。確かに、清楚なはるかには、白襦袢がよく似合ってる。
真っ白な襦袢の襟をしっかりと合わせて、はるかはベッドに腰掛けた。
薄暗い部屋、暖色のベッドに、はるかのシルエットが白く浮かび上がっている。
そうなると、さっきはあんなに蠱惑的だった顔つきも、なんだか神妙な気がしてくる。
栗色の髪のしっとり具合も合わさって、まるで斎戒沐浴でもしてきたみたいな風情だった。
はるかが腰掛けているベッドの部分は、カメラ越しにもそれと分かるぐらい沈んでいる。
はるかの体型を考えると、ベッドはかなりふかふかした品物みたいだ。
果たして赤田くんはどんな格好をしてくるのか、と思っていると、はるかが不意に目線を上げた。
赤田くんが部屋に入ってきたようだ。画面に現れた赤田くんは、
はるかに合わせたのか、藍色の襦袢――色のせいで浴衣に見える――を羽織っていた。
二人はベッドに並んで横たわった。ベッド真横からのカメラ視点だと、はるかが手前で、赤田くんが奥。
ちょうど頭から足の先までが収まっている。はるかが、予め計算してカメラを仕掛けたのだろう。
少しはるかが足側の方に身体をずらした。赤田くんの右手を、はるかは両手で握っていた。
はるかは、赤田くんの右手を、恭しく捧げ持つように構え、その中指にくちづけていた。
『普通はキスから始めると思う。指を舐めるのは、一般的な愛撫ではないわ。私が好きだから、しているの。
赤田さんが、普段、野球ボールを握っているこの右手は、すごく特別な感じがするから』
――その理屈だと、ボクの右手も……彼は、触れたいとか、思ったりするのかな。
はるかの手は白く細い。ボクよりもずっと料理が上手いのが、手だけでは俄に信じ難い。
赤田くんの手は、太く節くれだっている。バットやボールを力強く握っている画が、簡単に想像できる。
ボクの手は、当然というべきか、赤田くんの方に近い。
手入れはできる限り欠かしてないけど、肉刺の痕は消え切ってないし、皮膚も厚くなっている。
●7
――女らしくない手、かな。
マウスから右手を離して、モニタのはるかを真似るように、ボクは自分の右手を口元に寄せた。
舌を添えると、塩辛い。短く切った爪を、舌で舐る。はるかの動きに合わせて、指を咥える。
『口唇は、性器よりも敏感な粘膜、という説もあるくらい、特別なところ。
セックスの手順が、決まってキスから始まるのは、そういう合理性があるの』
ボクは、潤んだ瞳で赤田くんを見上げるはるかを、その口中から出入りする赤田くんの指を見ながら、
自分の指を咥えていた。ボクは、はるかを自分に重ねているのか、赤田くんを自分に重ねているのか、
彼を自分に重ねているのか、曖昧なまま、感覚がふらふらとしていた。
慣れぬくちびる使いで、はしたない音を口元から漏らしながら、右手の指を唾液で濡らしていた。
――変、なの。こんなの、子供、みたいで。なのに。
はるかの四肢と背中が、白襦袢の薄衣で、その丸みを晒されつつ、隠されつつ。足先から脹脛までがちらりとのぞく。
ようやく赤田くんの指を解放したはるかは、赤田くんに身体を近づける。さらさらと衣擦れの音がする。
動きだけで通じ合ったのか、赤田くんが、襦袢に包まれたはるかの肩を抱いて、今度は唇同士のキス。
はるかが赤田くんの方に顔を向けているから、表情はよく見えない。
その代わり、ぱらりとカーテンのように広がっているはるかの髪――同じ女でも見惚れる――は、
はるかの背中側であるボクのカメラ越しの視点じゃなければ、堪能できないだろう。
ボクのくちびるは、はるかたちとは違って、指の感触しかなくて、無性に寂しくなった。
少し恍惚が褪せたボクは、動画からテキストエディタにポインタを動かした。
マウスに自分の唾液がべったりとついてしまったが、後で拭えばいいと開き直った。
『キスをする時は、鼻の頭がぶつかり合わないように、首を少し傾げるといいわ。
歯と歯がぶつかってしまったりしてないかしら。これは、両方が同時にくちびるを近づけるから起こるの。
キスを待つ役と、くちびるを近づける役を分担すること。そうすれば起きないわ』
――何だよ、はるか。ボクだって、キスぐらい、したことあるよ。
――確かに、彼と初めてした時は、前歯と前歯がぶつかってしまったけどさ。
はるかと赤田くんは、試行錯誤するように、そろそろと手足をずらしては戻し、立てては倒し、
と動かしながら、くちびる同士のキスを続ける。大人しいのに色気を感じるのは、
動きが柔らかくて、二人の間に慣れが見て取れるからだろう。
『この場合は、私が受け。キスは、受けが顔を下にするの。
カメラの位置関係上、見えにくいと思うけど、これはお互いのくちびるを少し離して、舌を絡ませてるの。
こうすると、口の周りが唾液でべたべたしにくくなるわ。
もし口蓋内で舌を絡ませたいなら、くちびるをしっかりくっつけて、
お互い姿勢は安定させて、唾液が外に漏れないようにしながら、するの』
メッセージの解説が丁寧さが、はるかとボクの経験差を見せ付けられているようで、
ボクは言い知れない疎外感を覚えた。はるかが、大人の階段の数十段上を先行している気がした。
そうしてボクが呆然としていると、二人が顔と顔を離した。はるかは背中を向けているので見えない。
一方、赤田くんは、すっかりでれでれの間抜け面だった。昔から分かりやすいんだから。
『赤田さんのこと、だらしない顔なんて思ったでしょ。だめだよ。他人事だから、そう見えるの』
――ああ、失礼しましたねぇ。はるかったら、ボクの思考を、どこまで見透かしてるんだろ。
●8
赤田くんのでれでれ顔で、ちょっと小休止な気分だったボクは、次の瞬間仰天した。
何を思ったのか、はるかがこっち――ボクの見ているカメラ側――を振り返って、ベッドから居りて、
カメラに近づいてくる。え、これ何、いきなりどうしたの。
はるかがこちらに近づいてきて、カメラの視界が、少し乱れた白襦袢の布地に覆われた。
かたん、かたんとカメラそのものが僅かに揺れる。ずりずりと、硬い何かを擦る音がする。
『この辺り、手際が悪くてごめんね。ローションを出しておくの、忘れてたの。
男性のペニスはえぐいので、あらかじめ味付きで、誤飲しても問題ないローションを用意しておくといいわ。
ローションは人肌に温めておくこと。湯煎がいいよ。電子レンジは傷むことがあるから、避けたほうが無難。
初心者でも、多少は楽になるはず。滑りも良くなって、愛撫もしやすくなるから、一石二鳥』
――いきなり近づいてきたから何かと思ったら、このガタガタは、ローションを探してる動作なのね。
――って、男性の、ペニス、ペニスだって、え。
ボクがメッセージ中のペニス、という単語に反応しかねていると、
ローションを探し当てたのか、はるかがカメラから離れた。再びカメラに室内の光景が広がる。
ベッドの上に座っている赤田くんが見える。藍色の浴衣をくつろげていて、その合間からあの器官が見えた。
――う、うわ、大きい、これ、本当にはるかの中に入れるのかな……。
赤田くんのソレは、ボクやはるかの手では覆い切れないぐらいの長さ、大きさだった。
臍まで届かんばかりの勢いな男性のソレを、ボクは初めて目にした。
男の人のソレは、みんなあんなのなんだろうか。まずい、ちょっと怖くなってきたよ。
はるかは、シャンプーみたいな容器から、すうっと掌にローションを垂らして、伸ばしていった。。
指の間で糸が引くほど塗れさせたら、くちびるに一塗り。リップの膨らみが、てらてらと光る。
扇情的なはるかの口を、赤田くんのソレが迎え撃つ。棒というにはいびつな形で、ゴツゴツとした流木を思わせる。
赤田くんのソレの先端に、はるかがくちづける。舌をべろりと晒して、先端の張り出しを舐める。
赤田くんはと言えば、座ったまま、ソレにむしゃぶりついているはるかの頭を撫でている。
はるかは口だけでなく、手でもソレに触れる。蔓のように指をソレに巻きつけたり、ソレの根本の、下の、その、
『野球を見てるとわかると思うけど、睾丸はとてもデリケートだから、無理に愛撫することはないわ』
あの、楚々とした良家のお嬢様のはるかが、こんな、そんな、ねぇ。どう反応しろと。
はるかが、ソレを口に含む。長い長いソレを、ゆっくりと口内に収めていく。
苦しげな表情で、整った顔を歪ませながら、喉まで届きそうな深さまで、飲み込んでいく。
ボクは、思わず自分の喉が突かれたような吐き気を催した。唾液が勝手に口の中に溜まっている。
『男の人のペニスの感覚は、先端と尿道に集中しているらしいので、フェラチオはそこをメインに攻めるべき。
ここまで深く咥える行為は、演出みたいなものだから、真似しなくてもいいよ』
はるかが苦しそうな様子なのを見かねたのか、赤田くんがはるかの頬に手を添えた。制止しようとしてるらしい。
でもはるかは、息苦しさそのままの涙目で、赤田くんを見上げて、頬に添えられた赤田くんの手首を掴んだ。
はるかは顔を上下させる。舌っ足らずな呻きを上げながら、上下の幅が大きく、動きが速くなっていく。
<はるか、止めて。口で出す気分じゃないんだ>
この瞬間、この映像の中で、ボクは初めて赤田くんの発言を判別できた。
はるかは名残惜しげな目で赤田くんを見上げ、動きを緩めた。
『当然、喉の奥まで突かれるから、苦しくて、頭がぼうっとして、反射的な吐き気も出てくるんだけど、
それに逆らって押し込んで、押し返されてするのが、最近の私の好みなんだ』
――そんなことメッセージに書かれても。はるかったら、変態みたいだよ。
●9
『恥ずかしいけれど、どこが気持ちいいとか、どういう触り方が気持ちいい、という感覚は、
可能な限り男性の方に伝えるべき。男性は手探りだから、こちらも協力しないと、スムーズにはいかないの』
はるかの白襦袢が、汗を吸って、ところどころ肌にくっついている。
絹地だからか、完全に張り付くこともなく、けれど、はるかの女らしい身体の丸みを出すには、充分な具合。
昔、高校時代の美術で見た、フランスかどこかの裸婦絵を連想させる。
ただ、記憶の中の絵と違って、目の前のはるかは、ボクの親友だ。
はるかの眼差しは、観客のボクではなく、映像の中の赤田くんに向けられている。
愛撫に合わせて震える、はるかの手足の動きが見える。はるかの抑え気味の嬌声が、衣擦れ混じりに聞こえる。
赤田くんの手をせがむ台詞を、映像の中のはるかは、カメラの向こうのボクに聞かせている。
画面内に籠められた、イヤらしい熱さが、ボクに迫ってくる。
<はるかってば、何だか、いつもより積極的だね>
赤田くんは、例のでれでれ顔で呟いた。そんな緩みきった顔に反して、手管はすらすらと滑らか。
はるかの白襦袢に包まれた肌を、体温を掬って塗るように、丹念に撫でる。
くすぐったくて、じれったくて、でも、もっと続けて欲しい。分かる。はるかの顔が、そう言ってる。
赤田くんが、はるかの白襦袢の衿に顔を埋める。薄衣と肌の間に蠢く熱気を、吸われてる。
さすがのはるかも、これには参ったようで、眉を下げた困り顔で、くちびるを尖らせていた。
『襦袢を使うなら、普通の下着より篭りやすいので、お風呂では念入りに身体を洗っておいてね』
――満更でもないくせに、しれっとこんなメッセージ書くんだから。
赤田くんは、ようやくはるかの白襦袢の合わせ目を開く。
絹地の白襦袢から出てきたはるかの肌は、肌下にじっとり血の気の広がっている様がよく分かる。
明るさは肌より白襦袢の方が強いけど、肌の方が彩度が高くて、格段の温度差があるように見える。
――やっぱり高校時代よりも大きくなってる、はるかのおっぱい。
赤田くんの手で包まれると、もう明らかに違いが分かる。大きい。
しかも、包んでくる手に逆らわず、けれど膨らみは主張してくる、絶妙の弾力。
ボクは自分の胸に手を当てる。頼りない。どこぞのメガネには、丸底フラスコ体型なんて言われちゃった。
ただ、仮に、はるかぐらいのものがついてしまうと、本業に差し支えが出るんだよね。
――や、やだな、ボクったら、もしかして、興奮、してる。
胸に手を当てた拍子に、自分の拍動の強さを思い知る。
はるかの胸がぷるぷると形を変える。襦袢越しに乳首が浮いてて、イヤらしいなんてものじゃない。
ボクの手が勝手に動く。見よう見まねで、赤田くんの手つきに追従する。
ボクの肌にも、いつの間にか汗が浮いていて、顔から落ちた雫が、ノートパソコンのタッチパッドで潰れる。
――違う、よ。気持ちよくなんか、ない、ないんだ。
そりゃそう。色気の足りない身体に、拙い手つき。
気持ちいいはずがない。ただ、肌の下がフラストレーションに埋められていく。
短く切っているはずの爪が、パジャマ越しの肌に食い込んで痛む。そんな、乱暴にしても、全然ダメなのに。
●10
動画再生ソフトに映る二人の姿は、ことこと煮物でもするように、お互いの身体を擦り合う。
ボクは、もう訳がわからなくなってる。さしづめ、鍋を吹きこぼして慌ててる感じだ。
――やめて、置いてかないでよ、そんな、ずるいよ。
モニタの向こう側の二人は、ボクを置き去りにして先に進む。ボクは停止ボタンすら押せない。
赤田くんの手が、はるかの大事なところに伸びる。白襦袢の色が、濡れて変わってしまっている。
<はるか、やっぱり興奮してるよね>
そう言う赤田くんだって、ボクから見たら、充分昂ってるよ。
例のソレは、はるかの身体に隠れてる状態だけど。目がでれでれじゃなくなってるから、分かる。
ギラつく顔が、どこかバッターボックスでの姿を連想させる。
はるかが白襦袢に包まれた脚を捩る。吐息は、音だけで視界が曇らせそうな錯覚がするほど熱い。
聞こえるか聞こえないかの水音が、ついにイヤホンから流れこんできて、
生々しさが増してきて、ボクの意識が釘付けになる。
さっきはるかが咥えた時とは逆に、今度は赤田くんが、はるかの大事なところに顔を近づける。
上のくちびるにしたような、ゆっくりと近づいて触れるキス。
なのにずっと背徳的な匂いがする。
――ああ、今更。ボクは、何を、覗き見してるんだろ。
赤田くんのソレの衝撃とか、はるかの白襦袢とか、いろいろあって意識から飛びかけてたけど、
ボクが覗き見してるのは、そういうことなんだ、と思い知らされる。
――はるかったら、赤田くんからはちょうど見えない位置だからって、なんて顔してるんだよ。
それはおそらく、はるかの顔のせいだ。そこにキスされてる、はるかの表情は、
目も当てられないくらい……この映像、はるか自分でチェックしたんだよね。
ちょっと信じられない。ボクだったら即座に映像を切って抹消してしまうだろう。
水音が、もう聞き流せない大きさになってくる。
はるかの脚が伸ばされたり、曲がったり、筋張ったり、弛緩したり。
ぎくしゃくした動きの一回ごとに、ボクの親友だった人が変わっていく。
はるかはどこへ行ってしまうんだろう。
はるかは何事か呟いている。ボクには、くちびるが少し開いたのしか分からない。
どこが気持ちいいとか、どういう触り方をして欲しいとか、赤田くんに伝えているのだろうか。
夢現みたいな顔しながら、そんなことができる意識を保ってるのが、空恐ろしい。
――これ、参考にしろっていうのは、キツイよ。
ボクはまたマウスを動かしてコマ送りをした。
はるかの肢体が、ベッドの上で、あっちへ振られ、こっちへ振られ、その断片が入れ替わり立ち代わり。
乾きかけた右手のべたつきが、ボクをさらに沈ませた。もうシークバーが動かなくなっていた。
●11
四本の内、二本目まで見終わった。正直、ボクはもう挫けかけていた。
容量や内容に差はあるだろうけれど、ようやく折り返し。
――展開を考えると、これからが本番、だよね。
既に日付は変わっていた。いつもならとうに寝ている時間だ。
なのにこんなに目が冴えてしまっている。これは、初めてのブルペン入りする前日以来かも。
もう今夜中に眠りにつくことは諦めた。ボクは三番目の動画を開いた。
はるかと赤田くんが向かい合って座っている。はるかはベッドの枕側、赤田くんは毛布側で、
ボクから見ると、はるかが左側、赤田くんは右側に並んでいる。
はるかは赤田くんの両肩に手をかけていた。まだ挿入はしていないようだ。
『ここで、本当はコンドームを着けてもらうはずだったんだけど、赤田さんに、はるかとの子供が欲しい、
って言われて、押し切られて、つい私は折れちゃったから、映像では着けずに続行してるわ。
あおいは選手生命にもかかわるから、ここは真似しないで、避妊はちゃんとした方がいいと思う』
テキストファイルを読み進めたら、こんな殊勝なことを書いてたけど、
映像中のはるかは、赤田くんに身体摺り寄せて甘えたい放題してる。
横からのアングルだから、はるかの白襦袢の崩れ具合が目立ってなくて、
また栗色のストレートヘアの長さが際立ってるから、画的に綺麗な感じになってるけど、
口角の脱力っぷりでだいぶ相殺されてる。目の辺りだって、もうぐずぐずだ。
赤田くんは座ったまま上体を後ろ気味に反らす。
重心が後ろに寄ったので、手を背中側に突いて上体を支えている。
はるかは赤田くんの身体を膝立ちで跨いで、赤田くんの肩に手を乗せながら、挿入しようとする構え。
入れる瞬間が、はるかの白襦袢に遮られて――脱がないのかな。赤田くんは脱いでるけど――見えない。
だからボクは、二人の息遣いの変化で、赤田くんのソレが収まったことを察した。
『おそらく、挿入してからは、最初だと上手くいかないと思う。気にし過ぎないようにね。
ほら、イザナギとイザナミだって最初は失敗してるし、私も、それらしくなるまで、時間かかったから』
――そういうボケは要らないんだけど。
『女性上位の体位は、慣れてからの方がいいわ。抱き地蔵みたいに、男性側の肩に手を乗せるといいわ。
体勢が安定するよ。あるいは、百閉みたいに男性が背中を倒して、手を握り合うのもいいと思う』
ボクの知らない感触をじっくり堪能するように、はるかは繋がった身体を前後に揺すっていた。
下ろした髪に、耳が隠れている。身体に絡みつく白襦袢で、はるかの動きはしめやかに覆われる。
赤田くんの肩に両手を添えているのも、一種の健気さを醸している。
でも、はらはらと揺れる髪が、カーテンのように隠している顔は、
赤田くんの子供が欲しい欲しいと、あそこを奥まで踏み入られて、笑ったり泣いたりしてるんだ。
ボクが映像から分かるのは、はるかの声と、身体の曲線の変わり様だけだったけど。
はるかの声が高くなっていく。ぬっちゃ、ぬっちゃと水音が目立ってくる。
大人しくしていた赤田くんも、テンションが上がってきて、腰を使っていた。
パン、パン、と肌を張る軽快なリズムが響く。やがて、はるかの背中が、がくん、とへたった。
●12
赤田くんは、腰使いのペースを落とした。そのまま首を曲げて、はるかに顔を近づける。
乱れ気味のはるかのロングヘアに、赤田くんの顔が半分ほど隠された。
はるかは、ボクからでも分かるほど、赤田くんの肩に爪を食い込ませていた。
あんなに食い込ませたら、絶対に痕が残ってしまうだろう。
はるかの嬌声は、喉の奥から滲み出るような感じになっていた。
母音のはっきりしない、例えるなら、子供がしゃくりあげる響きに似ている。
『達する、ということを、どう表したら良いのかは、私もよく分からない。
どうしたらいいか、というのも、アドバイスはできない。身体的には、楽ではないと思う。
体の中を、容赦無く掻き回されてるから、当然といえばそうなんだけど。
でもね、幸せよ。何も、考えられなくなるくらい』
はるかが膝を突いている辺りの、シーツの皺の寄り方をよく見ると、
ただ腰を揺すっているだけではなく、重心があっちこっちに揺れているのが分かる。
栗色の髪と白襦袢のコントラストが、折り重なったり、離れたりしている。
間違いなく破廉恥な光景なのに、幻想的だった。
白の儚さと、覚束ない腰つきが、そう見せたのかもしれない。
ついに、力の抜けたはるかが、上体を倒して、赤田くんの肩口に顔を埋めた。
赤田くんはそれに応じて、片手をはるかの肩に回し、腹筋に力を入れて、ゆっくりと背中を倒す。
絡み合ったまま、ベッドの上に寝転がった格好になる。
はるかの背中に、汗を吸った薄衣がべったり貼り付いて、お尻から脚からの線が丸分かりだ。
もう、これ裸と変わらないんじゃないかな。
姿勢が変わった拍子に、白襦袢の裾から、はるかの足先がはみ出していた。
その足の甲と指は、頻りにシーツを擦って乱している。
はるかの身体には、まだ赤田くんのソレの余韻が残っているらしい。
結局、いつ射精があったのか、ボクには分からなかった。
はるかに比べると、赤田くんの反応は隠れがちで地味だったし。
だいたい男の人の射精の瞬間とか見たことないし。
――こりゃ、近いうちにお祝い用意しなきゃいけないな。
はるかは、両腕を赤田くんの首に回していた。
赤田くんは、はるかの頭を撫でて、また乱れた髪を手櫛で梳いていた。
ボクはそれを見ながら、映像の鮮烈さを受け止めきれず、取り留めのない思考に逃避していた。
今夜も、はるかと赤田くんは、このベッドで肌を重ねているんだろうか。
――何も考えられなくなるくらい、幸せ、か。
もやもやとした澱みが胸を圧すので、ボクは大袈裟に溜息をついた。
動画の三本目が終わると、ボクはイヤホンを耳から外した。
深夜の部屋に響くノートパソコンの駆動音が、妙に耳障りだった。
(区切りがいいのでここで終わり)
(続きを書くとしたらたぶんはるか中心だと思う)
>>207 乙
楽しまさせていただきました
ぜひともはるか編→あおい実践編をお願いしたい
221 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/24(火) 00:14:46.01 ID:FBfdJbhs
乙
正直襦袢ってなんだろうか、わからんからぐぐった
これはやばいね
AH→発射回数が凄い
PH→発射量が凄い
サブポジ○→どんな体位でもいける
威圧感→常に攻め側
つまり友沢は稀に見る性豪としての素養を備えている……?
なんてことを考え付いた僕は疲れているに違いない
内野安打○がついてないのが残念だ。
保守
もうすぐ今シーズンも終わりか……
この間、西武の熊代がサヨナラ打った時、
その日に子供が生まれたって話を聞いて、どこのマイライフだと思った。
はるかちゃんが盗撮魔という風評被害
しかし浪漫はある
228 :
835:2013/10/03(木) 18:40:15.99 ID:vUacyVbX
風評被害やったぜ。
(スッスと聖んの話はまだ出来て)ないです(半ギレ)
kohada鯖落ちててパワプロパワスタの話が出来ないの早く何とかなってくりー
>>223 意外性→脱ぐと凄い
つまり雅ちゃんは豊満な肉体を持っている……?
夜のインサイドワーク(意味深
チャンス4、5
初球○
内野安打○
言うまでもない
内野安打○ってどういうこっちゃ?
内野安打
↓
中でヒット
↓
中出しして当てる
連打○とか強力そう
>>223がパワプロ15版の友沢だから、同じくパワプロ15版みずきで
キレ4→(潮吹き等の)キレが良い
力配分→長時間のプレイも安心
クロスファイヤー→?
変化球中心→変則プレイもばっちり
テンポ○→?
うーむ クロスファイヤーとテンポ○が思い付かん
そしてテンポ○がチンポ○に見えた僕もお疲れのようだ
クロスファイヤーは十字砲火が由来だから、砲塔二本でも大丈夫!
二本差しや二本持ちにも対応できるよ! ってビッチ仕様でいいんじゃない。
>>207-219の続き。
というより容量的にオマケ。
●13
『次は側位。いわゆる菊一文字ね。密着感はそれほど高くないけれど、足腰にかかる負担が少ないのがいいわ。
あとは、挿入角度が深く、しかも斜めだから、普段とちょっと違う気分になるのもいいの』
ボクは最後の、四本目の動画ファイルを再生している。
襦袢を脱ぎ捨ててハダカになったはるかが、ベッドに横向きに寝そべっている。
赤田くんは、ボクから見るとはるかのすぐ奥側に、少し斜めの体勢ではるかに寄り添っている。
ふと、赤田くんが半身を起こして、はるかの髪に手を伸ばしている。
『映像で初めて気づいたんだけど、この時赤田さんが私の髪を結ぼうとしてるのは、
このままだと、私の髪を背中に敷いてしまうからだと思う。
あおいも、髪下ろしたら背中まで届く長さだろうから、気をつけてね』
襦袢ごしに見ていたはるかの身体は、いやらしさが隠微さの内に見え隠れしていて、
ボクでも何とか直視することができた。が、今のはるかは、こう言っちゃなんだけど、全部丸見えだ。
赤田くんの手が、はるかの後頭部あたりで、はるかの髪の毛をいじっている。
ボクの知っていた彼は、野球漬けの朴念仁だったくせに、解く時と言い、結ぶ時と言い、もう手慣れた感じだ。
赤田くんの動きが何か響いたのか、はるかはくいっとおとがいを反らし、ボクには聞き取れない呻きを漏らしていた。
――ああ、はるかの顔、完全にやられちゃってる。
ほぼ仰向けの、はるかの身体。重力に張り合っているはるかのおっぱいが、
はるかの些細な動きひとつひとつに合わせて揺らぐのが見える。
腰のくびれからお尻のラインとか、女のボクから見ても惚れぼれする。
と、赤田くんがはるかの右膝裏を手で持ち上げて、脚を大きく開かせた。
とうとうあそこまで画面に晒されてしまった。手入れされていたであろう陰毛が、型くずれして肌にへばりついている。
はるかの開かれた脚に、赤田くんが半身を割り込ませて、その、あの――ぺ、ペニスを、
はるかのあそこに差し入れる。赤田くんの目線は、股間ではなくはるかの顔の方に行ってたから、
このやり方も、ふたりは手慣れたものなんだろうか。
『こう、入り口を優しく摩すられるのは、見た目よりも来ちゃうの。期待感を煽られてしまって』
ずる、ずると赤田くんが浅いところを緩慢に動く。はるかの抱え上げられた右脚。
特に膝から先がかくん、かくんと上下する。あまり明瞭でない映像でも、ぬちゃぬちゃと糸を引く湿り気が見て取れる。
宙ぶらりんのはるかの右肢を気遣ったのか、赤田くんは身体をずらした。
ベッドにくっついたまま、びく、びくと思い出したようにシーツを擦って乱す、はるかの左足――を、
赤田くんは膝立ちで跨いで、天井へ高々と伸ばされたはるかの右足を抱え――
はるかのコメントによると、巣篭もり、というらしいが、何がなんやら。
『勢いでこんなことになってるけど、実際は、こんなに目まぐるしく体位を変えない方がいいわ』
――はぁ、そうですか。
体位が移って、下半身同士の密着具合が高まって、より奥まで刺激を受けるようになった。
はるかは、膨らまされた期待感のせいか、とろんとしていた瞳が、目をぎゅっと歪ませたようになる。
空いている両手で口元を抑えている。声を出すのが恥ずかしいのかな。もう、余裕が無いんだ。
●14
赤田くんは、ゆったりとしながらも、深い抜き差しを続けている。
抱え込んだはるかの右肢が、抜き差しに呼応してびくつくのが、たいそう気に入っているのか、
はるかの脹脛あたりに時折頬ずりしたりもしている。天井に向けられたはるかの足先が、
ぐっと縮こまったり、わずかに広がったりする様が、ボクの見たアングルからでも、ぎりぎり収まっている。
『たぶんその辺りで、赤田さんが、私のアンダーバストのあたりを手で擦ってる場面があるはず。
これ、映像だと地味に見えるかもしれないけれど、私にとってはすごくたまらなかった。
心臓まで赤田さんに捧げたような錯覚がして、ただ触られてるだけなのに、きゅうっと締め付けられる感じがするの』
はるかの奥まで突き刺したまま、赤田くんは空いている右手を伸ばして、はるかの臍のあたりを撫でていた。
下腹部に意識がいっていたせいか、はるかは悲鳴じみた声を上げた。
この反応に気を良くしたらしく、赤田くんは右手をはるかの肌に這わせる。
小さな子をあやすような、優しげな手つきだった。けれど、それがはるかにはたまらないようだ。
薄く開いた目に、涙が滲んでいる。嬌声が啜り泣くような、切羽詰まった響きを交えてくる。
もうぐちょぐちょに濡れてしまっている、はるかのあそこを、赤田くんは右手で軽く撫でて、
陰毛を弄んで、指と指の間に糸が引く様を、はるかに見せつけている。
白く粘つくそれは、最初は精液かと思ったのだけど、どうやら違うようだ。
いやらしく嬲られているというのに、はるかは赤田くんに身を任せたままだ。
荒くなった呼吸、首筋、鎖骨の浮き沈み、合わせて大きなおっぱいもわずかに動く。
さっきまで上に跨って、主導権を握っていた時と違って、もう貪られるばかり。
喘ぎ声が、もう手でも押し殺しきれなくなっている。当然、ボクはこんなはるかの声を聞いたことなんか無い。
ボクが映像を眺めていると、徐に、はるかが背中から腰にかけてのラインを反らせた。
腰がベッドから浮きかけるが、赤田くんに下肢ごとがっちりホールドされているので、
あそこを深く突かれながら、身体をがくつかせることしかできていない。
内腿の震えが、大きく開脚させられてるせいで、あそこ辺りの引き攣りが晒されて痛々しい。
それでいて、なんだか間が抜けた体勢でもあって――もう、現実感が薄い。
赤田くんが、抱えていたはるかの右足をベッドに下ろした。
そのまま、はるかの両膝を寄せてくっつけ――はるかは、もうされるがままだ――両足を胸の方に折り曲げさせる。
そうして上向きになったはるかのあそこを、赤田くんが挿入したまま膝立ちになり、上から責める構えらしい。
直前の体勢と比べると、はるかが脚を閉じて折り畳んだ分、アクロバティックさが薄れた。
代わりに、実用性、というか、射精を子宮まで届かせて、子供を作る、そういう感じが露骨に出てる。
あそこを、あんなに深く、突かれて、はるかはもう、声を留めることさえ忘れて、
きっと、撮られてることなんか忘却の彼方だ。
――あれだけ、奥まで、やられちゃったら、絶対に、おかしくなる。
頭がくらくらする。机に両肘をついて、頭を突っ伏してしまう。もう画面なんか見えない。
耳に貼り付いたイヤホンから、赤田くんとはるかの息遣いが流し込まれる。
息が熱い。机の板が曇る。腕に触れる頬の感触で、ボクの顔が紅潮してるのが分かってしまう。
あれ、おかしいね。ボクは、何にも、されてないのに。ずくん、と下っ腹が締め付けられる気がする。
ぎしぎしベッドが軋んだり、肌がぶつかり合う音がするのに合わせて、引きつけを起こしたように、
あそこが落ち着かなくなる。もう机に突っ伏したまま、顔も上げられない。
――やめて、もう、そんなの、見せないで。ボクまで、おかしく、なる。
イヤホンを引っこ抜こうとしても、指に力が入らない。
頬は熱に浮かされたようなのに、手先はかじかんでるのか、うまく動かない。
拭ったはずのマウスに、べったりと嫌な脂汗。
●15
もう画面は見えない。はるかの汗が浮いた肌も、引き攣ったり緩んだりを繰り返す肢体も。
でも見えてしまう。影送りの影のように、視界に焼き付いて、目を閉じても映ったまま。
意識が朦朧としてくる。脚を捩ると、自分の下腹部に意識が行ってしまう。
音で抜き差しを感じる。その度に、はるかとボク自身がリンクしたかような、そんな錯覚が立ち上ってくる。
おかしな話。でも、抜き差しの折々に、はるかが息を飲むのを察すると、ボクの息も詰まりそうになる。
もう頭の中なんて、とっくのとうにぐちゃぐちゃになってるんだろう。
頭を大事な右腕に乗せたまま、商売道具の右腕が痺れてくるぐらいなのに。
脳髄が渦を巻いて、ぐるぐる回って――あの気まぐれな浜風みたいに――目を開けるのも億劫になる。
――やめてよ、はるか、もう、息も絶え絶えじゃないか。
嬌声で叫び過ぎたのか、はるかの声が、ハスキーになってる。
変な唾が出てくる。喉がぎこちない。ムリヤリ唾を飲み込む。
きっと身体も、奥まで、何度も、何度も、突かれて、ばらばらになりそうなぐらい。
――やだ、いやだ、こんなの、ボクじゃ、ない、こんなの。
ずくん、ずくんが、だんだん重たくなる。
身体を前に倒したっきり、戻せないまま。臍あたりに鈍い熱さが溜まっていく。
くるしい。あつい。身体が、感覚だけ残して、どこかに溶けていきそう、
『達する、ということを、どう表したら良いのかは、私もよく分からない。
どうしたらいいか、というのも、アドバイスはできない。身体的には、楽ではないと思う』
やめて、本当に、こんなの、やだ。おねがい、はるか、もう、やめて。ボクの、中に、入って、こないで。
『体の中を、容赦無く掻き回されてるから、当然といえばそうなんだけど。
でもね、幸せよ。何も、考えられなくなるくらい』
そんなの、うそ。
――何で、はるかは、
だって、ボクは、ひとりで、こんなに、苦しくて、切ないのに。
――そんな、幸せそうな顔、してるの。
ボクの意識は、そこで途切れた。
ねぇ、はるか。せっかく身体を張って、お手本を見せてもらったんだけど。
それを活かすのは、少し先になりそうだよ。
「あおいちゃーん。どうしちゃったの。風邪なんか引いちゃって。シーズンオフだから、まだそんなうるさく言われないけど」
「ごめんね……その、友達に借りた……え、映画がね、面白くて、つい夜更かししちゃって」
「ふーん。あおいちゃんが、映画にそんな熱中するなんてね。俺もちょっと興味湧いてきたな」
「ぜ、ぜったいダメ! み、見せるのぜったいダメだからっ!」
「あ、ほら、風邪治ってないのに大声出しちゃいけないよ」
(おしまい)
(読んでくれた人ありがとう)
(ビッチ仕様はさすがに強引だったと反省しております)
GJ
乙!
241 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/07(月) 18:38:05.21 ID:l9VfSVS6
たった三ヶ月でここまで伸びるとは
2013発売直前だからかね
VIPにはちっともパワプロSS立たないが
ここまで約5分の1のレスが一人に依るものだからな
友みずニキ新作はよ
さゆりさんを嫁にしようと思ったら五年経たないと結婚できないんだ
30過ぎてようやく……ってことかな?
「……ぐぬぬ……ふがー!!」
「おいおい、たかがゲーム如きで暴れるなよ」
「だって不公平よ!こんなザコP私じゃない!何よ打たれ強さ2って!安定度2って!」
「試合でランナー出したらすぐぴよる奴が何言ってんだ。感情の波が激しいのも安定度2でぴったりじゃないか」
「あんたが無駄に操作上手いから余計むかつくのよ!」
「ロックオン最大で凡打しか打てないお前を尊敬するわ」
「しかもそっちは無駄に強いだけじゃなく、マイナスになる能力付いて無いし……つーまーんーなーいー!!」
「……はぁ、やれやれ。だったら……」
「ふぇ……?あっ、ちょっ、こら、どこ触って……」
「一緒に遊ぶのがつまらんなら別の遊びをしようじゃないか」
「ひゃめ……これは、あ、遊びじゃなくて、えっちぃ奴……」
「……責められるとすぐ降参する。日によっては自分から積極的に来る」
「な、何が言いたいのよ……?」
「打たれ強さ2と安定度2」
「うるっさ……ぁふぅ」
245 :
835:2013/10/09(水) 13:38:14.39 ID:Afe+v55C
書いてて思ったけどロックオン最大でまともに打撃出来ないみずかすとかマジやばい 可愛すぎてカレンさんも吹っ飛ぶ
ついでに野球マン2号にポーカーフェイス付いてるの見て、友沢と同じだと無駄にリアクションするようなみずかすだとなおヤバイ
話変わるけど聖ちゃんのキャッチャー◎は安産型の証だと勝手に都合よく解釈しておこうと思いました(こなみ)
>>243 初登場の13では早矢、智恵といったつわものが並び
復活したポタ4にはさらにきずなという伏兵が。
結構軌道に乗らないと結婚出来ないから初代アナウンサーはやや不遇気味だよね。
さゆりさん普通に可愛いんだが、やはり年上なのが……。
早矢といえば保管庫のタチバナ学園での早矢SSは凄く良かった。
13の早矢は高卒ルーキーだと同年代なのがサクセス選手と絡めやすくていいね。
高卒ルーキーじゃないといけないって思い込んでるだけで、社会人ドラ1とかでやればつり合い取れる人なのかもな>さゆりさん
あは〜ん
パワプロ能力を性的に見たレスがいくつかあるが
男女逆だとどういう解釈になるんだろうか
まあ男女で被ってる能力自体少ないんだがAHとか
252 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/17(木) 07:16:44.23 ID:hQyOTGRo
ほ
あは〜ん
254 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/21(月) 15:25:33.98 ID:v8AjFZj7
急に書き込み減ったな
早矢って結婚したら淫乱になるのかな
256 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/24(木) 18:19:34.65 ID:Vy4pJG5G
今日は新作の発売日だが
あまりいないみたいだな、買った人
まあ、仕方ないか
258 :
835:2013/10/25(金) 19:29:47.62 ID:7MGoc6wo
めっちゃあそんどるでー
とりあえず大体みんな可愛い ネタに走ってる奴もいるけど、イベントデッキシステム悪くない
ザッハトルテに悶えるスッスとか「しゅわしゅわしておいしいぞ」ってラムネ渡して来る聖ちゃんとかイイネ
雑魚顔の鈴○?なんのこったよ(すっとぼけ)
259 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/25(金) 21:23:26.16 ID:mPxGqmyM
261 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/26(土) 02:06:32.60 ID:rGHVIHTR
えっ
浴衣姿ってサクセス中のガバガバ3Dだけじゃないのか
まだ間に合いますか?(小声
>>261 特殊コス姿は一部イベントと練習場、試合中に見られる
コナスタ事前予約のSRと他店舗予約のRの限定品なのでもう間にあわん模様
試合練習のグラは2012のと少なくともあからさまに悪くは変わっとらん印象やな
なんでイベント立ち絵だけパーフェクト残念なの・・・?
地味にパワフル高校じゃないって事は光り輝く学び舎〜♪の校歌聴けないのか・・・
アンドロメダとかまた聴きたいなー
サクセス本編で最初に矢部カスが
「今回のサクセスはオールスター仕様でやんす」
とわざわざ言うくらい完全に年齢時系列無視仕様になってる
田中まさるとか福家が高2扱いだし、スッスと聖ちゃんとみずかすはまとめて高1
3人娘に関しては、
オープニングイベントで配布された水着あおいちゃんが見た目フラスコどころかドラム缶で残念
イベントの仕様的に有能過ぎるスッスのあおりを受けた聖ちゃんが「なんだこの相撲取り?!」状態
みずかすは割とマジで可愛いので現在一人勝ちかも
みずカスはKONAMIのお偉いさんと寝てますね…間違いない
スクリュー(意味深
マリンボール(意味深)→水が出る
クレッセントムーン(意味深)→月、夜……あっ
ささやき戦術(意味深)→いわずもがな バント○も球と棒の扱いが巧いと考えるとひどい
うわぁ……これは枕やってますね……たまげたなぁ
そういえばスッスだけれど理香さんとのコンボイベントが有りましたよ
ホモもおねショタもイケるスッスは両刀使いだった……?
現実でもゲイよりバイの方が多いから多少はね?
「……はぁ、ようやく70本安打達成……あおいさんキター!!ちょっと見なさいよ、超かわいいんだけど」
(ドラム缶っていったらぶん殴られるからやめておこう)
「いやー、ようやく選手の作り方も分かって来たし、目指すは200本安打のSRあおいさんね」
「……5、4、3……うん。残念だったな。もうそのチャレンジ終わりだぞ。次はアフロの守さんだ。むしろよく間に合ったな」
「は?!げげ、本当だ……あーん、私のあおいさんがぁ」
「SRなら俺がもう取ってるから、デッキ組む時にそれ使えばいい」
「あんた何安打まで行ったの?」
「……400ちょいだな」
「うへー、すご」
「初日からたっぷり遊んでおいて70本のお前がおかしい」
「しょうがないじゃん、私操作下手だし。大体今のシナリオやる気出ないのよ。次に期待してる」
「激闘編に?操作下手なお前が?」
「悪いの?」
「どうせ『むぎー!』とかいってコントローラ投げ出す癖に」
「むむ……頑張るもん……」
「何で?」
「……あんた使えるっぽいから、頑張る」
(なにこのかわいいいきもの)
270 :
835:2013/10/28(月) 02:35:21.41 ID:a7b/S85l
サクセスとパワチャレを遊んでる人にしか分からないネタですまんな
ちなみに日曜までのパワチャレのイベントは500安打くらい、ランキングは300位くらいでした
2013のキャラそんなに可愛いの?
だったら2013の話題は禁止にしようぜ
みんな老後の貯金を切り崩してまで買いたくなってしまうから
デザインは正直不細工だな
特に特典の浴衣verの3人娘がひどすぎて、相撲取りだの六道親方だの言われてる
あおいちゃんの水着姿も、おしゃれ関係のセンスが壊滅的という設定を踏襲してるのか
>>269の通りドラム缶にしか見えん
ただ、各キャラ毎のイベント自体は中々魅力的に描写されてる そのおかげで3Dグラも案外可愛く思えてくる
短いのはどうしようも無いけど、今回のサクセスは悪くない出来 ライターがパワポケ系なんじゃないかという説があって、割とぶっ飛んだ話も出て来ちゃうけど(スッス関連など)
時間巻き戻しとかいう課金アイテム出したり、ガチャ実装したせいで叩かれ気味だけど、買ってない人間が過剰反応しちゃってる感が強いね
俺としてはマイライフが充実してればそれだけで買うかもしれんのだがどうなんだろう・・・
さすがにまた嫁候補が2012のに3人ほど足しましたは無いよな・・・?
サクセスのほうの彼女も気になるけど
発売前情報は不安しかなかったけど、評判の高さに買ってみたらそこそこ面白かったな。
紺野は理想的な良マネだよ。性能もいいしデートも可愛いしラブパワー発動しまくりだし。
八代可愛かったのになぁ
10代で孕ませられるというのが最高だった
八代って主人公より2歳下だっけか。
高卒ルーキーで最速結婚狙えば行けるな(ゲス顔)
え・・・マジで2012から続投なの
オールスター的にいっぱいいてとかだよなそうであってくれよ
今確認したら麻耶ちゃんよりも新キャラの五十鈴ちゃんの方が1歳年下だった
これは孕ませるしかありませんねぇ(ゲス顔)
変えんでいいとこコロコロ変えるくせに何でこういうとこだけ変えないんだろう
別に2012の嫁候補s嫌いじゃないから良いけどさ
アイドル女子アナ幼馴染の看護師は3年連続だろ・・・
せめてイベントがコピペだけじゃないことを祈ろう
流石にサクセスの彼女はエミーはるかほむらじゃないよな・・・よな?
>>282 サクセス彼女は今は2人しか居ない。いつものカレンさんとマネージャーの紺野美崎って子。
紺野はかなり可愛い。デッキに入れとかないと付き合えないけど、デッキに入れとけば練習ストーカーで交際出来る。
彼女になる前からラブパワー発動したり、イベントも美味しいものばっかで優良彼女。
クリア後のイベントでもマイライフで乗り換える布石に対して先手を打ってたり。
2012だと自分が21歳以上でなければ
嫁が懐妊しないという仕様になっていたが、今回はどうだろうね
285 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/03(日) 11:06:23.26 ID:5Vy6E3dx
てか新シナリオはいつ配信なんだ
激闘編は11/7配信 メインキャラには帝王勢とかかな 山口さんはもうキャラ出ちゃってる(残念性能らしい 南無)
デッキの関係で聖と進一緒に入れた時に思った事だけど、
進みたいな天才が同期で入部して来たら聖の心が折れないか心配 すげーコンプレックス抱えちゃいそう
進がどうやらケーキ狂いだというのが判明したので、甘いものつながりで仲良くやってくれたらこの板的に美味しかったんだけどな
287 :
835:2013/11/06(水) 16:21:44.71 ID:d6CRduUE
前から書いてるスッス聖んの話がまだ完成しそうに無いから、代わりに2013版の二人の話でも書くやで
※2013準拠なので進聖みずきが同学年
※エロは皆無
猪狩進は、紛れも無い天才だ。同じ捕手の身としては悔しい気もするが、客観的に見るとそう評価するのが最も妥当だった。
キャッチング、スローイング、リード、ブロック、全てにおいて高いレベルの技術を持ち、投手の力を最大限に引き出す術もしっかりと心得ている。
捕手専任なのが勿体ないくらい、走塁その他の技術も高い。彼が少し訓練を積めば、部内で彼からポジションを奪われない野手などいないだろう。
唯一の穴として、少々パワー不足だという点を挙げる事も出来るけれど、彼はまだ私と同じ高校1年生。伸びしろはいくらでも有るに決まっている。
そもそもその天性のバットコントロールで、プロ顔負けの広角打法を操り、随分簡単そうに鋭い打球を飛ばしてしまうのだから、その穴も無いに等しい。
野球部内は勿論のことながら、その人懐っこい性格と穏やかな物腰は、学園内でもすこぶる評判が良い。高慢で気難しい所のある兄の守氏との最大の違いだ。
偶然にも私は猪狩とクラスが一緒なのだが、普段の授業でも非常に優秀で全く隙が無い。当然嫌味ったらしい部分など皆無で、常に自然体なのだから驚きである。
最近では有志によるファンクラブなんてものさえ出来てしまったらしい。まるで漫画の中から出てきたような、現実離れした完璧超人。それが猪狩進という人間だった。
「あっ、こっちも新作だ……うわぁ、いいな、いいなぁ」
「……」
しかし、今目の前にいるのがその男であるという事実を、私の頭は少々……いや、かなり受け容れかねていた。
夏が過ぎて秋に差し掛かろうかというタイミングで発覚した、校長の致命的な経営ミスの煽りを受け、学園内はどこもかしこも慢性的な備品不足である。
成り行きで学園の存続を託された我が野球部でさえそれは例外ではなく、部員を派遣して頻繁に備品調達を行わなければならない状況にあった。
ちゃらんぽらん……もとい人の好いキャプテンが人を連れて買いに行く事も多いのだが、最近は1年生を軸に当番制で回していた。そして、今日の当番は私と猪狩である。
今思えば練習熱心な猪狩が、嬉々として買い出しに出かけるという事の違和感について、もっと想像を巡らせておくべきだったのかもしれない。
驚くような手際の良さでリストアップされた備品を買い漁ったこの男は、予定よりも随分早い帰途の途中、最近評判になっているケーキ屋さんの前で立ち止まり、
へばりつく、という表現そのままに店のウィンドウに食らいついていた。既に10分ほど経っているが、これっぽっちも自重する気配は見られない。
正直、少しみっともないくらいだ。普段の完璧っぷりなど見る影も無い。出来ることなら他人の振りをしたいが、同じユニフォームを着ている時点でそれは不可能であった。
「お、おい……猪狩?」
「なんですか?」
意を決して話しかけた私に振り返った猪狩は、にこにこと笑っている。見たことも無いくらいの上機嫌だ。まぁ、こいつは基本常に笑顔なのだが。
「……もしかして、ケーキ、好きなのか?」
「はい!」
眩しいくらいの会心の笑顔に、思わず一歩引いてしまった。猪狩はそんな私の様子など気にも留めず、すぐにケーキの方に視線を戻す。
「……仮にも部活中だぞ、我慢し……うっ?!」
常識的な意見を言おうとしただけなのに、再び振り返った猪狩の顔は、今度は見たことも無いくらいの悲壮感に満ち溢れていた。
子供かお前は!という言葉が頭に浮かんでくるものの、余りにも悲しそうなその表情に口を噤んでしまう。これではまるでこちらが悪者ではないか。
どうすればいいのか分からず固まる私と、今にも泣き出しそうな猪狩の睨めっこが続く。と、不意に冷静な表情になった猪狩が口を開いた。
「……聖さん、甘いものお好きですよねぇ」
「ま、まぁ、人並みにな」
「またまた御冗談を。和風スイーツには目が無いと、橘さんが言ってましたよ」
「……何が言いたい」
「見て下さい」
「……!」
「『秋限定 さつまいもと抹茶のムースケーキ』……へぇ、1日限定100個かぁ。うん、とっても美味しそうです」
猪狩の指先は、店の中心の方にある大きめのポップを指し示していた。そのポップの下に、落ち着いた緑色に黄色が眩しい、非常に美味しそうなケーキが並んでいる。
人気商品なのだろう、私達が見ている目の前で既に2個、3個と売れてしまった。数は残り少ない。仮に今から店内に入れば、何とか『二人分』は確保出来そうな感じだ。
「ここのお店のムースは外れ無しなんですよねぇ……?」
「……だ、駄目だ駄目だ駄目だ。私達はあくまでもお使いで……」
「実は僕、キャプテンと買い出しに来ると大抵ここのお店で休憩してるんですよ」
「……ほ、ほーう……」
「まぁ、僕の我儘がきっかけなんですけど、キャプテンもいつも美味しそうにケーキ食べてます」
「……キャプテン、公認……?」
「あぁ、そういえばこの前は、紺野先輩にこっそりお土産なんかも買ってましたねぇ。大喜びだったらしいですよ」
「……紺野先輩も……」
「うふふ……さぁ、どうしましょうか?」
私の顔色を伺う猪狩の表情は、言い逃れようの無いくらいの腹黒さで、この時以来、私の中の猪狩進という人間の評価は様変わりすることになった。
――
後日
「……げ、私買い出し当番じゃん……うー、今日はしっかり練習したい気分なのにー……ねー聖、代わってくれない?」
「我儘を言うなみずき。皆やってる事なんだ、しっかり行ってこい」
「分かってるけどさぁ……はぁ、私進くん苦手なのよねぇ……欠点無さ過ぎで弄れないし……」
「……!今日はみずきと猪狩が当番なのか」
「そうだけどー?」
「……気が変わった。交代してやっても良いぞ」
「まじ!?ラッキー……ていうか珍しいわね、聖がそんなこと言い出すなんて」
「たまにはこういう事もあるさ」
「……えっ!?まさかまさか、もしかして、そういう事?」
「は?」
「鈴ナントカ一筋のあんたが……いや、そっか、成程。そういえばクラス一緒だっけ。聖ちゃんってばとことん面食いねぇ……ていうか、完璧人間好き?」
「何の話をしてるのかは知らないが……猪狩は別に完璧人間では無いぞ?」
「はぁ?あれで完璧人間じゃないとか、どんだけ理想高いのよあんた」
「だから何の話を……」
「橘さーん?買い出し行きますよー?」
「む……猪狩、今日はみずきではなく私になった。さっさと行こう」
「あれ、そうなんですか?分かりました。ぱぱっと終わらせちゃいましょうか!」
「うむ!」
「……あの二人、あんなに仲良さげだったかしら?」
292 :
835:2013/11/06(水) 16:35:43.12 ID:d6CRduUE
終わりやで
こんな感じの二人だったら色々漲るなぁ という自分勝手な設定ですまんな
オナニー萌えSS最高や!エロなんて無理やったんや!
話変わるけど鈴ナントカさんがモブ顔1年のくせに明らかに2年の守より強くて草不可避でした (最初から過去シリーズ並の性能)
育成お助けキャラとしても中々優秀やし、スタッフは今後彼をどう扱いたいのかこれもうわかんねぇな
乙やで
久しぶりにPS2を引っ張りだして13決を遊んでみたが、
やっぱり彼女候補のレベルが高い。
13はお世辞にも良い野球ゲームとは言い難かったけど、
聖初登場もあり、サクセスマイライフ共に印象に残る娘が多かった。
彼女らに再登場の目はあるんだろか。ポリゴンは勘弁だが
そのうち出てきそうな気はする。改悪されないという保証はないが
さておき13はここ的にはかなり有用だと思う。
マイライフにしても早送りといい道場システムといい、かなり順当に進化してる。
無印はともかく、13決はまだ遊べるレベルだし。
サクセス彼女引継がこの13で出来ていれば…
「小波さんの……赤ちゃん欲しいな……」
「ちゅっ……小波さんの唾液……おいしい……」
「私の唾液のんで……マムシドリンクより美味しい? ……うれしいな」
「男の人のおちんちん……こんなにおおきいんだ……」
「いいっ!すごくいいのっ!」
「もっと出して……小波さんの赤ちゃん産みたいから……」
「赤ちゃんいっぱい欲しい……いっぱいいっぱい家族を作ろうね……」
早矢との結婚生活はこんな感じなのか?
赤ちゃん作るためにヤりまくってそう。
>>296 おそらくパワプロ史上最も多量の精液を搾り取ったキャラに違いない。
孕みやすさでいえば
S:早矢
A:きずな、真尋、まりん
B:ちひろ、智恵
C:その他
多分こんな感じ
「誰が迷子よ!あたしは栗原智恵!れっきとした女子アナの卵なんですからね!」
↓2年後
「キャーダーリン!カッコ良すぎ最高!見て、これ買ったの!
つ【マムシドリンク】延長戦も頑張ろうね、ダーリン!」
これは子供ができやすいのも納得ですわ
301 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/16(土) 21:14:27.50 ID:Dwfi2p1v
ほ
最近のマイライフの評判が良くないせいか、
あやめのヤンデレっぷりがあまり取り上げられないのが寂しいところ
303 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/19(火) 17:31:09.17 ID:SJEbfHf9
数年ぶりに、パワプロ10のマイライフで遊んだが、最近のと全然違うな
まず、デートや遊びに誘えないし
そもそも体力ゲージとか、もちろんメシも食うことすら存在しないし
でも、試合の結果表示のときに、スポーツ新聞が表示されるのはイイネ
パワプロ10のマイライフはSFCのパワプロ3時代のサクセスを意識してたからな。
11になっていきなり進化した。
そして愛ちゃんが可愛かった。
305 :
835:2013/11/20(水) 18:58:17.96 ID:Z+o5njJi
>>164辺りのスッスと聖んの話がようやく形になったやで
※でも微えろ程度
※規制回避のため間隔が変に空く可能性有
自宅のものより広い浴槽の中で、私は少し沈んでぶくぶくと泡を立てていた。その一つ一つにアルコールが溶け出して行くかのようで、だんだんと酔いも醒めて来ている。
「……」
ちょうどみずき達から散々煽られた日の夜に、進さんから電話が来て。当然まともに受け答えなど出来ようも無く。めーるを扱えない自分の機械音痴を呪った。
毎年誘って貰う食事。今年は、あの人の行きつけの居酒屋さんだ。ムードなんかとはほぼ無縁の、気安いお店。正直助かった。
とはいえ、顔を合わせるのは、やっぱり恥ずかしく。どうしようもないから、お酒の力に頼ることにした。
でもそれは、自分を誤魔化す為にそうしたのじゃ無く。自分をさらけ出す為にそうしたのかもしれない。結果論ではあるけれど。
私はつい先刻の自分の言動を、大胆不敵だとは思いこそすれ、後悔などはしていなかったのだ。
「……帰りたくありません、か」
ドラマの見過ぎだ、ミーハーだ、そういう風に思われたかもしれない。改めて口に出すと、首の辺りから頭のてっぺんまで熱くなってしまうような台詞だった。
――
「コーヒーかココア、どっちが良いですか?」
浴室から出てきた私に、進さんはそう言った。少し悩んでから私は、
「……ココアで」
と答えた。にこりと笑った進さんは、持っていたカップの片方を渡して来る。既に用意されていたココアは、砂糖たっぷりで私好みの味だった。
「……180カロリー……」
「ちょっと砂糖入れすぎでしたか」
「いえ……どうせ今日は、摂取カロリーは度外視するつもりだったので」
「僕との食事の為に?」
「そうですね」
「ふふ、光栄です」
そんなやりとりをしつつ、促されたソファに腰掛ける。座り心地は良好。そこはかとなく高級品っぽい。
部屋を見渡すと、神童氏や兄の守氏を始めとする有名選手達のポスターがずらりと並んでいる。
節目ごとの記念ボールや、様々な大会の表彰状、集合写真。野球少年がそのまま大人になった、という感じの部屋。進さんらしくて好ましい。
「……向こうで一番最初に作られた僕のグッズなんです。何だか嬉しくて、つい飾っちゃったんですよね」
進さんのポスターに私が注目していることに気付いたのか、少し恥ずかしそうに本人は言う。
「あ、聖さんのポスターもその内貼る予定なんですよ」
「えっ」
「なかなか良いのが無くて……えぇと、野球マン、でしたっけ。あのポスターが今の所有力候補だったり」
「えぇ……いや、まぁ確かにアレは結構気合が入ってますが」
「駄目ですかね?」
「……どうせなら、ちゃんと野球をやっているものをお願いします」
他愛の無い会話は、そこで一度途切れてしまう。カップを置いた時のカチャリという音が、やけに大きく聞こえる。
「……あ、あの」
ほんの少しの沈黙だというのに、私にとってそれはひどく間が悪く、何を言おうか、ということをしっかり考える前に、とりあえず声を出していた。
「……どうぞ?」
「あぅ……むむむ……えぇと、その」
進さんはいつも通り微笑んでいて、あたふたと醜態をさらす私とは対照的であった……そうだ、そもそも――
「――どうして、進さんのような人が、私なんかを」
口に出してから、しまった、と思った。こういう言い方は、多分好まれない。いくらこの人が優しいとはいえ、気分を害してしまうのではないか。
そんな予想が頭の中に過ったのだけれど、それとほぼ同時、頭の上に降って来た暖かい感触に、固まる。
「初めて会った時も言ったような気がしますけれど、君はもっと自分を客観的に評価するべきだと、僕は思っていますよ」
「客観的に、ですか」
「はい」
「……女であることを加味しても、何とかそこそこの成績を残している、若手の捕手で」
「んー……そう来ますか。まだまだお固い」
少しだけ髪を乱すように、進さんの手が私の頭を撫ぜる。幼い頃、父や母によくしてもらったような、少し懐かしいような感触の動き。
「僕としては、もっと単純なんですが」
「単純……後輩、とかそういう?」
「それは勿論。『可愛い』というのが頭に付きますけどね。そして今この状況であれば……魅力的な女性、かな」
「むむ……」
「ふむ……そうですね。最初は、似ているなぁと」
いまいち納得のいかない私を見かねたのか、進さんはゆっくりと語り出す。
「似ている?」
「ええ。代表メンバーが発表されてすぐ、僕は君のプレー映像を取り寄せました。同じキャッチャーな上、最年少の君は注目株でしたから」
「しかし、プレーを見た所で、あなたと私が似ているというのは無理が有ります。今でこそ進さんのプレーは参考にさせてもらっていますが……」
「僕が似ていると思ったのは、プレーそのものじゃないんですよ」
「……?」
「特に集中している時の、君の目。それが昔の僕みたいで」
「目、ですか」
「誰かを追い求めているような感じと言いますか……まぁ、個人的な感想なんですけれどね」
「……」
「実際の所どうなのか、というのは別として、一度そういう風に見えてしまうと、放っておけなくて」
「それで、私に構ってくれるようになった」
「そういうことになるのかな。で、聖さんの無防備さに、ころっ、と」
「む、無防備……」
少年のような笑顔を浮かべる進さんを前にして、私はこれまでの自分の迂闊さ、無自覚さを呪わずにはいられなかった。
――
「こ、こういうことは初心者なので、ご指導ご鞭撻のほどを……」
「僕も別に上級者というわけではないので、そんなに緊張しないで下さい」
聖さんは今、僕のベッドに腰掛けていた。カチコチに固まってしまっている彼女を見て、つい吹き出してしまう。
初心者という割には、その格好は初心者らしからぬもの。まぁ、僕がそうさせたのだけれど。
数時間前までは、こうやって聖さんが僕の部屋に来るなんていう状況に持って来るまで、後2-3年はかかるだろうと思っていたのだから、
それを見越した用意なんてしていたわけもなく、とりあえず、サイズに余裕のあるシャツなんかを貸してあげているのだ。
部屋に着いたばかりの時点では多少お酒が残っていたとはいえ、疑問や抵抗を何も挟まず、それを着る事を了承した聖さんは、良くも悪くも世間知らずだった。
別に僕は特殊な性癖や嗜好を持っているつもりは無いけれど、そこはかとない浪漫をひしひしと感じている所である。
「……長袖の方が良かったかも」
「進さん?」
「あっ、いえ、こっちの話です」
おどおどとこちらの様子を伺う彼女をほったらかしにしてしまった事に少々申し訳無さを感じつつ、僕もベッドに腰掛けた。
未経験の子の相手というのは初めてでは無かったけれど、ここまで緊張している相手というのは覚えが無い。
まずはスキンシップから始めよう。というか、今日の所はそれだけでも十分だと思っていた。
「あっ、あのっ!」
「はい?」
「こ、ここまで来ておいて、あれなのですが、今日は……その、『最後』までは、しないで……」
「僕もそのつもりですから、安心して下さい」
「……そう、なのですか?」
ほう、と強張っていた身体から力を抜くように息をついた彼女は、おそらく行為自体に対する抵抗感や恐怖があるのだろう。
「別に急くような事ではありませんからね。今日は、まぁちょっと踏み込んだスキンシップ程度、って感じで」
「すきんしっぷ……」
「例えば……こうやって頭を撫でたり」
「……んっ」
「腕や脚を軽くマッサージしてみたり」
「く、くすぐったいです」
「それから――」
「ひゃ?!」
まだ少し湿り気の残る髪の毛を弄びながら、おでこに口づける。
「ふふ、びっくりしましたか?」
「なっ……あっ、当たり前です!いきなり、そんな」
「額へのキスは友情を表わすとか。向こうだとほっぺなんかもよくされますね」
「ぬぬ……あめりかん、という奴ですか」
「頬は厚意、手の上が尊敬……唇はまぁ、言わずもがなです」
「唇……」
「経験は?」
「……ありません」
「……じゃあ、僕が貰っても?」
「……」
一度深めに呼吸をした聖さんは、口を真一文字に引き結ぶ。目を瞑ってぷるぷると震えている様は、奥ゆかしくもコミカルだ。
でも、さすがにこのまま唇を奪ってしまおうとは考えられなかった僕は、力の入り過ぎているその唇の真ん中に指を宛がった。
「……ふぇ?」
「これじゃあスキンシップにならないですよ。もっとリラックスしなきゃ」
両方のほっぺに手を当て、軽く押したり、つまんだり。想像以上にぷにぷに、もちもちとした彼女の肌の感触を楽しむ。
「うーん……ずっと触ってたいですねぇ」
「ひゃ、ひゃめてくりゃはい……」
「あぁ、すいません、つい……まぁ、何と言いますか。僕としては、キスもこれと似たようなものだと思うのです」
「?」
「さっき言ったように、特別な意味を持つ場合も有りますけれど、いちいちそういうことに囚われなくても、ね」
「……すきんしっぷの一部だ、と」
「そういうことです」
彼女の顔から手を離して、少し改まった感じで向き合う。
「僕は君ともっと仲良くなりたい。もっと触れ合いたいし、キスだってしたい。君はどうですか?」
「……私、は」
「……これまでは、あなたの事を尊敬する先輩だと……そういう風にしか、考えようとしなかった。選手としての実績とか、家柄の違いとか、そういうものを気にして」
「ふむ」
「でも……今は、あなたの事を、もっと知りたい。そう思っています」
「ではどうしましょう?」
「うっ……き、きす、します」
「ふふふ、よろしい。じゃあ、力を抜いて……?」
まだ少し固さの残る彼女の肩を掴んで、そっとこちらに引き寄せ、軽く唇を触れ合わせて数秒。顔を離すと、ゆっくりと聖さんが目を開いた。
「……案外、どうってことないのですね」
「物足りなかったですか?」
「べ、別に、そういうわけでは」
「最初からフレンチキスというのはやりすぎかなぁと思ったのですけれど……しちゃいましょうか」
「んんっ?!」
今度は少し強引に。ベッドに聖さんを組み伏せ、彼女の口内を味わう。歯列をなぞり、歯をこじ開け、唾液を交換しながら舌を絡ませる。微かな甘味。
(やっぱり砂糖入れ過ぎだったかなぁ)
「んっ、んあ、ふむ……けほ、えほ!」
「っと……すいません、苦しかったですか?」
「す、少しだけ……」
至近距離で見る上気した彼女の顔というのは、強く僕の嗜虐心をくすぐった。とはいえ、僕のペースでやるわけにはいかない。きちんとお伺いを立てなければ。
「……もう一度しても?」
「えぇと」
「今度はゆっくりです」
「……お願い、します」
経験の浅い子に特有の、期待と不安の入り混じった声音。ぞくりと背筋に走る興奮に流され過ぎないよう注意を払いつつ、再び唇を合わせた。
「っは……んぅっ……ぁぅ」
次第に慣れてきたのか、遠慮がちながらも彼女の舌が蠢く。ここは敢えて自分から求めないで、彼女の為すがままにされてみようか。
「ぷぁ、んふっ、ん……?……っは、あ、あの?」
「なんですか?」
「……何か、失礼でもしてしまったでしょうか?」
「ふふふ、そんなことは無いですよ。君のやり方を観察していたんです」
「観察……」
「結構情熱的ですね。飲み込みが早いのかな」
「うっ……や、やめて下さい。まるで、いやらしい子じゃないですか」
「あはは、ちょっと意地悪でしたか。そういえば、真っ赤になる聖さんって少し珍しいかもしれませんね。すごく魅力的……」
「ふぁっ……?!」
息が上がっているせいもあるのか、白い肌を胸元まで赤くしている彼女のうなじに唇を這わせる。
「あっ、そこは、だめ……ひっ?!」
(そんな反応をされてしまったら、余計に虐めたくなっちゃうなぁ)
甘く噛んだり、舌の先でつついたり。その度に彼女の体が強張り、或いは脱力し。その様子があんまりいじらしいものだから、ついつい調子に乗ってしまう。
「ふぇ……ぁっ?!な、何を……ぁ、ひゃん」
「……ありゃ、ちょっと強過ぎたかな」
人に見られたら、どう考えても言い訳の出来ない位置に、思いっ切り痕をつけてしまった。
「いわゆるキスマークというあれですね」
「きすまーく……おぉ……」
「後で絆創膏貼っちゃいましょう。練習で傷が付いたとか、そういう事にして」
不思議そうに自分の首を撫でる聖さんは、妙齢の女性というよりは小さな子供のように見えた。
「次は……そうですね。うん。ちょっと胸やお腹を触る感じで」
「胸……」
「嫌ですか?」
「い、いえっ、そういうわけでは無いのですが……えぇと、がっかりさせてしまうのではないかと」
「?」
「……大きさの問題で」
「あはは、安心して下さい、僕は巨乳より美乳派ですから」
「?!」
「というのは冗談……でも無いですけれど。まぁ、僕にとって大事なのは、君が相手だというその一点なので」
「そういうものですか」
「そういうものですよ」
「……うぅ、でも見られるのは、まだ心の準備が」
「ふむ……なら、今日は服の上からにしましょう」
「……そ、それなら、まぁ」
自分を抱き締めるように組んでいた腕を解いた彼女だったけれど、それでもなお表情は固いままだ。このまま弄くるのは少々可哀そうな気がして来る。
「……えい」
「ひぇっ?!」
「まずはお腹からいきましょうか」
「ひゃ、ちょ、あは、あふ」
「脇腹は弱点のようですね。覚えておきましょう」
これで少しは緊張も解れるだろう。くすぐる手を段々と上の方に伸ばして行く。
「あはは、はは、や、やめ……あっ!?」
「あれ、聖さん、もしかしてブラ外してます?」
「……色気の無いいつものスポーツブラだったので、恥ずかしいような気がして」
「で、着けて無いと」
「は、はい……」
「うーん、恥ずかしいかどうかは人に依るでしょうけれど……これは中々フェティッシュな気が」
「ふぇてぃっしゅ、とは?」
「矢部さん辺りが大喜びしそうです」
「……」
「露骨に嫌な顔になりましたね」
「自分の無知がこんなに嫌だと思ったのは久し振りです……」
苦々しい表情と、顔の赤さが不釣り合いなことこの上ない。拗ね始めてしまった彼女の御機嫌を取るように、後ろに回り込んで抱きすくめた。
「……手つき、いやらしいですね」
「まぁ、いやらしい事の真っ最中ですから」
「た、確かに……ぁ」
「痛かったら言って下さい」
胸の膨らみの頂点、仄かに突起した部分を布の上からそっと摘まむ。このシャツはそんなに厚手のものでは無いから、温度や感触はほぼそのまま。彼女の体が強張る。
「い、痛くは、無いっ、ですが……ぅぁ、あ、ひっ」
「かなり感度が良いみたいですね。また弱点発見です……ちょっと強くしますよー?」
「あ゛ぁっ?!」
指先に力を込めた瞬間、がくん、と彼女の体が傾いた。
「おっと」
「〜〜ッ?!〜〜ッ!?」
ぼすん、と後ろからベッドに倒れ込む。腕の中の聖さんは、口を手で押さえてじたばたと暴れていた。
初心な割に敏感な反応というのは、たまらなくそそるものがある。未だ悶えている彼女に再び手を伸ばした。
「ひゃぁ?!ちょっ、待って……まだ」
「『まだ』、何ですか?」
「……っ、あ、くぅっ……」
「もしかして、気持ち良くなっちゃいました?」
「ちが……」
「……ちょっとだけ予定変更です」
「え……な、何を……っ?!」
貸しているハーフパンツは、当然彼女にとっては大きめだ。腰の辺りから、するりと簡単に手が入ってしまう。小振りで引き締まったお尻を直接撫で回す。
これ以上無いくらい引き攣った彼女は、言葉も口に出来ないまま僕に視線を送る。睨んでいる、と言っても良いかもしれない。
「さ、最後までは、しないって」
「ええ。『最後までは』しません。ただ、こういう場合、一度気持ち良くなって貰う方が良いんですよね」
「気持ち良く、など……」
「嘘はいけませんよ?すぐに分かっちゃいますから」
お尻の方から、太股の間に手を入れて、前の方に手首を曲げる。綿素材らしいショーツ越しでも分かる、確かな湿り気が指先に返ってくる。
日々しっかり鍛えているだけあって、彼女の太股は固いくらいの感触だけれど、それが逆に、自分以外の誰にも触らせた事の無いであろう、秘部の柔らかさを強調していた。
「そ、こは……っぁ、ん、んん……」
切なそうな声が耳に心地良い。指で彼女を弄ぶペースを保ったまま、息遣いさえ逃さないようにと、更に体を密着させる。
「我慢しないで下さいね……僕はもっと聖さんの声、聞きたいと思っていますから」
「へ、へんたい、みたいな、事を言うの、やめて下さ……くぅっ……」
「がっかりさせてしまうかもしれませんけれど、男は皆へんたいさんですよ。好きな女性と二人っきりの時は、特にね」
触れるか触れないか、ミリ単位の調節をしながら、彼女自身をなぞっていく。耳に歯を立てて、やわやわと甘噛みすると、ぶるりと彼女の体が震えるのが分かった。
「う、うぅっ、くひっ……!」
「ふふふ……一度声を出すと、多分とっても気持ち良いんですが」
「そんなの、はしたな……あっ、ぁ」
なぞるだけだった指を、不意に内側に押し込んだ。微かな水音と共に、指が聖さんの中に入り込む。同時に、これでもかというくらいに強く締めつけられる。
「ふああああああ?!」
思った通りの素敵な声だ。僅かに痙攣する彼女を抱いたまま、僕は呑気に感慨に耽るのだった。
――
「落ち着きました?」
「な、何とか……」
嘘だ。顔を合わせるのも憚られる。人前であんな風に声を上げるなど生まれて初めてだった。穴があったら入りたいとは正にこれを言うのだろう。
しかし、体勢としては、未だに私は抱かれたままだった。髪を弄ぶ手つきが優しい。この人はこういう状態に慣れている。そんな印象を受けた。
「……ずるいです」
「え?」
「私は初めての事ばかりだというのに、進さんは余裕綽々だ。これは不公平ではないでしょうか」
「拒んでくれても良いんですよ?」
「それは……えぇと」
「ふふふ……まぁ、多少嫌がられてもこうするつもりでしたけどね。僕、支配欲とか独占欲は強い方ですから」
そう言うと、進さんはさっききすまーくをつけた辺りに顔を埋める。只でさえ血が上っている首筋が、吐息に反応して一段と熱くなる。
「んっ……!」
「ようやく君を腕の中に収める事が出来て、年甲斐も無くはしゃいでいるんです……だから、まぁ、大目に見て下さい」
「ま、また……ぁっ」
案外私も、この状況を愉しんでいるのかもしれなかった。でも、それを認めると、いよいよ進さんの掌の上で弄ばれているようで、何だか癪な気もする。
まだ眠気はやって来そうにない。今日は経験した事の無いような、長い夜になりそうだった。
320 :
835:2013/11/20(水) 20:45:55.53 ID:Z+o5njJi
>>304 そう、11で大幅にパワーアップした。以降の基盤となるほどに。
しかも決定版でまさかの嫁追加。しかもその相手は
今のパワプロでは考えられない
GJ
スッスの変態紳士ッぷりが清々しい
>>320 おお〜いいっすなぁ
進は絶対兄貴より手慣れたイメージ
835氏には今年のスコット鉄太朗並みの期待をしてるよ(ニッコリ
324 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/21(木) 23:53:55.23 ID:v11kaJpl
聖ちゃんと組ませるなら、スッスもそろそろ脂の乗り始める年頃になるイメージだなぁ。
325 :
835:2013/11/22(金) 00:26:43.20 ID:uwDykF14
グラフィック持ちの主要キャラ達は能力高い分初期ステで打ち止めだけど、実際にはモブ選手みたいに成長しているはず
そういう都合の良い解釈で書いてるので、メジャーリーガー仕様スッスはオールB〜Aぐらいの設定
聖ちゃんとの年齢差は多分3-4歳ほど
しかし30前後のイケメン独身貴族とか危険な匂いしかしませんねぇ(意味深)
乙だじょ
うむむ、パワプロっぽくてエロいSSを書く方法は、未だに発見されてないですな
こうして連作で既成事実化させるのも一つの方法だけど、原作無視のキモい妄想だと言われればそれまでだし
「……」
「……あ、起きた」
目を覚ますと、進さんが真横でニコニコと笑っていた。一瞬夢の中と勘違いしそうになるものの、とりあえず挨拶。
「……お、おはようございまひゅ」
「おはようございます。今噛みました?噛みましたよね」
「なっ、なんで……?あっ、そうか、昨日……!まさか、ずっと起きていた、とは言いませんよね?」
「起きたのは今さっきですよ。で、可愛い寝顔をのんびり眺めてました」
「かわ……!?ひ、人の寝顔を見るのは、悪趣味では」
「真横に聖さんが居るんだもの。不可抗力ですよ」
そう言うと進さんは大きく伸びをして体を起こした。私もとりあえずむくりと体を起こす。
「さて……朝ごはん、どうしましょうか?」
「……私が作りましょう。服を貸してもらったり、お風呂を使わせて貰ったり、昨日から与えられてばかりで申し訳ないので」
「別に気にしなくて良いのに……僕は随分愉しませて貰いましたから」
「むむむ……」
昨日からやられっぱなしで面白くない。そんな私の心境を見透かすような、進さんにしては珍しく意地の悪い笑顔であった。
「ふふふ……まぁ良いでしょう。お任せします」
「キッチンを借りますね。材料は大丈夫でしょうか」
「多分一通りの物は揃っていると思いますが……あ、うちクッキングヒーターですけど、使い方分かります?」
「それくらいは……」
その内、こうやって進さんと一緒に朝を迎えることも多くなっていくのだろうか。
(そうなったら……なれたら、いいな)
窓から射す暖かな光は、今日が快晴らしいことを伝えている。良い一日になりそうだ。
328 :
835:2013/11/22(金) 21:47:27.86 ID:uwDykF14
好きなキャラをベタなシチュエーションに落とし込んでネタにもならないようなネタを書くのが一番楽しいと思いました(こなみ)
連作は結構好きな手法というか、書きたいものを書く為の準備と批判避け両方を兼ねてくれるからバランス良い感じで好きです
エロSS書きとは既存SSを拾ってきてキャラ名を変えるだけの簡単なお仕事です
330 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/23(土) 15:40:51.64 ID:5GGrJmhq
>>320 おおっ、進と聖ちゃんの話。乙乙です。
でも、インサイドワークって銘打つからには、
インサイドを期待したいところなんですがね(ゲス顔
昨日が11月22日でいい夫婦の日
今日は11月23日でいい兄さんの日だよ、守兄さん
332 :
835:2013/11/24(日) 22:40:57.40 ID:g97I7kJs
>>329 おう、簡単なら早く書くんだよ、おう(迫真)
>>330 タイトルは適当なんです!センセンシャル!
まぁとりあえずまた小ネタができたやで 小ネタをいくらでも想起させてくれる2013は良作だった……?
※みずき(と聖)の居る激闘高校編
※えろはやっぱり皆無
激闘対壱琉の甲子園決勝は、もつれこんだ延長十回、3番手として登板した橘が痛恨の被弾。その後何とか持ち直し、裏の攻撃に移る。
打順は1番の矢部部から。点差は1点、決して分の悪い勝負じゃない。いつも通り、自分達の野球をやれば、勝てる筈。
けれど、マウンドから戻って来た橘は、今にも泣きそうな顔で通路の方に下がって行ってしまった。
六道や鶴屋と共に、下級生ながらベンチ入りを勝ち取ったその努力は、この大一番を任せるに値していたと、誰もが理解している。
さっきの一発は、むしろ相手を称賛するべきなのだ。しかし、負けん気も責任感も人一倍強い彼女にとって、その一打は余りにも無情だった。
「監督」
「……時間は無いぞ。手短にな」
矢部部達の結果次第とはいえ、4番の俺に回ってくる可能性は十分に考えられる。本来はそれを見越して、ベンチで準備をするのが一番賢い選択なのだろう。
でも俺は、キャプテンとして、共に頑張って来たチームメイトとして、彼女を放っておくなんていう事は出来なかったのだ。
ベンチから通路に出て少し進むと、照明の当たらない暗がりに、ちょこんと置かれたような人間の影が見えた。
近くまで歩いて行って、しゃがんで視線を合わせる。いつものしっぽみたいに跳ねた髪は、少し萎れているような気さえした。
「……何よ」
「良い投球だった」
「はっ……馬鹿にしてるわけ?ウチのキャプテン様は性格が悪いのね」
「何とでも言えば良い。皆、お前に任せた監督の判断を間違いだとは思っちゃいないよ」
「嘘よ。もし、負けちゃったら、どうせ後で、あ、あいつのせいで、負けたんだ、って、そうやって……」
「橘」
出来る限り優しく、抱き締めてやる。肩が小刻みに震えている。マウンドでは大きく見えるくらいの橘だったけれど、今に限っては本当に小さな存在に感じられた。
「我慢するな。泣きたい時は遠慮なく泣け」
「泣いて……ぐずっ、なん、か……無い……う、うぅっ……」
「ほら、出したいものぜーんぶ出しちまえ。言いたい事も、全部」
「……ご、ごめ、な゛さ……ごめ゛……う、うわぁぁぁあああぁあぁ……!」
「よしよし」
妹や弟が泣いた時にそうしてやったように、背中を撫でて、落ち着くのを待ってやる。しがみつくその手の強さは、ピッチャーというよりは女の子のそれだった。
――
「……はー……ごめん、みっともないとこ見せたわ」
「気にするな。慣れてるし」
「ぐぬぬ……妹さん達の事なんだろうけど、何かむかつく……」
1分ほど経つと、いつもの橘に戻っていた。しおらしいのも悪くは無いけれど、憎まれ口を叩くくらいの方がこいつらしいと思う。
「あーあ……友沢と野球するの、これが最後なのに。最悪の結果になっちゃった」
「あほか。最後なんて事があるかよ。あとちゃんと敬語くらい使え。いつも言ってるだろう?」
「うぅ……友沢……先輩」
「全く……」
古い付き合いだから、こいつは俺への敬称を忘れがちだ。入部は私の方が先だからと、屁理屈をこねる事もあったっけ。
「準備とかしなくて良いの?」
「御尤もな指摘だが、まぁ大丈夫だろ。練習は嘘をつかないのさ」
「はぁ……最早宗教よね。あんたの練習への絶対的な信頼は。だからここまで来られたんでしょうけど」
「そう思うなら、ちゃんとベンチで見てろ。お前の仇、取ってやるから」
「むむ……わ、分かったわよ……」
「……あー、取り込み中、非常に申し訳無いんだが……」
「あ、監督」
「ひえっ?!あ痛っ、あっ、えっと、これは、その、ええと」
ベンチの方から掛けられた声に、橘が飛び退く。勢いをつけ過ぎてどこかぶつけたらしい。
「何今更慌ててるんだお前。泣きに行ったのくらい誰でも分かってるぞ」
「そういう事じゃなくて……」
「ゴホン……友沢、そろそろ出番だ。2アウト2塁くらいか……お前なら何とかしてくれるだろう。行って来い、キャプテン」
「うす」
激闘側の懸命の応援がこの場所にまで響いて来ていた。次の打席が勝負になる事は間違い無いだろう。
「あっ、と、友沢……先輩」
「ん?」
ベンチに出ようとした俺を、橘が呼び止める。
「ほ、本当に、仇、取ってくれたら」
「おう」
「…………くらいは、……なくもない、のよ?」
「……」
「……な、何よ!何か言いなさいよ!?」
「はっ、ははは……取り消しは無しだぞ?」
暗がりでも分かるくらいに顔が真っ赤なのは、さっき大泣きしたせいなのか、それとも。
「なら、絶対、勝って」
「任せろ」
(ワシ置いてきぼり?)
――
バッターボックスに立つ。2塁には矢部部。お得意のヘッドスライディングでセーフをもぎ取ったのだろう、只でさえ色黒な顔は正に真っ黒だった。
ベンチには蛇島、渋谷、少豪月、鶴屋、大塔……見事送りバントを決めたらしい六道は説教をしている。相手は勿論、一番端でばつが悪そうにしている橘である。
ピッチャーは直井。相手のエース、大曲が変化球を軸にした軟投派だったのに対して、こちらは本格派といった所。
審判の合図。観客席からの大きな声援。ベンチから聞こえる、仲間達の必死の願い。
狙うのは初球だ。俺達の夏を、ここで決める。その一心を、次の一振りに込めるのだ。
『壱琉高校、ピッチャーは2番手直井、対する激闘は4番、友沢。第一球……!打ちました!友沢初球から打って出た、センター下がる、下がる、大きいぞ――!!』
――
(勝ったは勝ったけど……)
宿舎への帰りのバスの中、俺は充実感よりも悔しさを感じていた。試合には勝った。それは嬉しい。今までやって来たことが実を結んだのだ。
本来は手放しで喜びたい所だった。しかし。
(前の方、賑やかだな)
ほぼ全員が、一番前の座席に座っている少豪月を弄り倒していた。決勝打を打った、今日のヒーローである。5打数1安打。美味しい所を持って行ったのだ。
そう。あの大飛球は、結局スタンドには入らなかったのだ。無風に近かったはずだから、単純に俺が相手の球威に負けてしまったことになる。
とはいえ矢部部が生還するのには十分のツーベースヒット。決勝のホームも踏んだ。満足していないなどということは無い。我ながらよくやった。
でも、仇は取るという大口を叩いた割には、中途半端な結果に終わってしまったなぁ、という感覚がどうにも強く、俺は所在無い感じで窓の外を眺めていた。
「……ねぇ」
「ん?」
「隣、いい?」
前の方で皆に混ざっていた橘が、不意にこっちにやって来て、そんな俺の隣に座る。情けなくて視線は合わせられたものじゃない。
「……馬鹿にしに来たのか?」
「そんなわけないでしょ。仇、取ってくれたじゃん」
「取ったのは少豪月だろ。俺はお膳立てをしただけだ」
「ううん、十分だったよ。だって、初球から思いっ切り振ってくれたんだもの。あんた、いつもなら何球か見る筈なのに」
「たまたまさ。甘い球だったから振った。それだけだよ」
「素直じゃ無いわね……まぁ、うん、あんたの今の気持ちなんてどうでも良いか。大事なのは私の気持ちなんだから」
「お?」
瞬間、時間が止まったのじゃないか、とさえ思えた。気付いた時にはもう、甘い香りと揺れる髪の毛は、視界の端の方へ移動してしまっている。
「『御褒美』!……感謝しなさいよね!」
それだけ言うと、橘は皆の輪の中へ空元気に突っ込んでいく。移動中だから静かにしろ、なんていう監督の怒鳴り声は、誰も聞いちゃいない。
「……くくっ、ばかじゃないのか、あいつ」
後ろから見て分かるくらい顔が真っ赤なのは、一体どうやって言い訳するつもりなのだろうか。恥ずかしいのを通り越して、笑いしか出てこなかった。
――
『御褒美のチューくらいは、してあげなくもない、のよ?』
339 :
835:2013/11/24(日) 22:52:10.82 ID:L3w0yQy9
終わりやで
御褒美にチューをくれる大天使橘みずきと、5回も持たず炎上する癖に先発に回る2013のくれっせんとむーん(笑)は別人
ふぉぉぉ乙です!
??「本当は自分がちゅーしたいんじゃないか?」
341 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/28(木) 17:27:54.31 ID:NQdHeFmT
ほ
342 :
835:2013/11/30(土) 01:22:55.04 ID:V1sP+dJE
「……ん?」
学園の方の用事があって、他の部員達より大分遅れてランニングをしている時の事だった。
自分と同じユニフォームを着た人間が二人、前の方を歩いている。
(進と六道……あぁ、今日の買い出し当番か)
時計を確認すると、他の買い出し当番よりも随分仕事が早いように思えた。さすが我が弟、買い出しと言えど手抜かりは無いということか。
しかも重そうな荷物は率先して持っているようだ。レディファーストもしっかり心得ているなんて、兄としては鼻が高い。
ここは良き先輩として、ねぎらいの言葉くらいはかけてやろう。そう思って少し走るペースを上げた。
だが、あともう少しで追い付く、という所で、二人は学園とは違う方向へと曲がって行く。
まだ買い出しが残っていたのだろうか。そちらの方向には、備品を売っているような店舗は無かったはずなのだけれど。
そもそも、最近生徒達の間で評判になっているケーキ屋くらいしか、寄るような店の無い区画で――
(ん……?ケーキ……いや、まさか)
そのケーキ屋というのは、角を曲がってすぐの場所にあった。そして、路上に二人の影は無い。
(部活中だぞ?いくら進とはいえ、弁えているはず……)
嫌な予感に引き摺られるように、そのケーキ屋の中を覗き込む。
『はぁあぁぁあぁあぁぁ!やっぱりケーキ最高!』
『うむ。今週の新メニューは当たりだな』
バランスを崩して転びかけてしまった。何をしているのだ、こいつらは。部活の買い出し中だというのに、堂々とケーキを食べているではないか。
弟よ、ガラス越しでも丸聞こえだぞ。六道、1年の中では進と同じくらいに評価していたのに、その体たらくは何だ。
呆れて声も出ない。ルーチンワークであるランニングに水を差されてしまったこともあって、沸々と怒りが込み上げて来る。
かといって、怒鳴りながら店内に乱入などでもしたら僕の品位が損なわれるだけだ。ここは待ち伏せして、二人が出てきた所に灸を据えてやろう。
(――しかし)
可愛い弟の、見たことも無いようなはしゃぎ方に、正直戸惑ってしまう。しかもその横に居るのは、父や母や僕ではなく、他人である六道だ。
その六道も、普段の無表情が嘘のように生き生きしているではないか。二人とも本当に楽しそうにしている。
もしかして僕は、ちょっかいを出すのが無粋な現場に居あわせてしまっているのでは――
「あれ?猪狩先輩、なにしてるんですかぁ?」
「ん……げ!た、橘」
「あれあれ?あれあれあれ?もしかして……ランニングさぼってケーキ食べようとか、そーゆー感じ?」
「ち、違う!これは……」
「わーい、紺野先輩に言いつけちゃおーっと♪」
「待て!?おい、誤解だ、これは進が……」
それからしばらく、僕はマネージャーから白い目で見られたり、橘から嫌味を言われたりする羽目になるのであった。
345 :
835:2013/11/30(土) 01:27:39.57 ID:V1sP+dJE
終わりやで
みずかすも用事で遅れてランニングしてた系の話
守は絶対損する側の人間だと思っている 美味しい役回りだね(ニッコリ)
この流れでいったい何を書けというのやら
ちょっと前の高校野球で、ダグアウトだかグラウンドだかで
キスしてるバッテリー(なんか作戦らしい)がネタにされてたけど
神童さんとスッスじゃ、洒落にならんくて
高校野球ファンのうちのいくらかはイケない悶絶しそう
作戦とはいえそれガチな人じゃないと出来ないんじゃないですか(震え声)
そういえば新シナリオで女子選手ばかりの聖ジャスミンって高校が出てきましたね
2011の時の彼女候補が選手化してて
変な所で切れた
2011の時の彼女候補が選手化してる中、新登場の太刀川って娘が可愛かった
でも太刀川ってどう考えてもネコタチのタチだと思うんですけど(名推理)
>>348 それバッテリーちがう
前橋商業(現オリ)の後藤駿太やろ
>>350 2013はやっとらんが、誰かネコでもいた?
そういや昔犬猫がいたな、今見るとかなり露骨に腐ってた感じ
PS2で止まってるパワプラーとしてはどんどん取り残されていく感
PS2言うても、7と15じゃ大違いよ
9ばっかり遊んでいきなり2011辺りから復帰した勢だけど、遊んでみれば普通に楽しいよ
選手ごとの固有アクションとか、試合中のパフォーマンスや演出は相応に進化してるから、のんびりプレイしながらそれを見つけて行くだけで時間過ぎる
ただサクセス重視で考えると、2013は初日から遊んでる人間とそれ以外の人間で、かなり選手作成の難易度が変わってしまっているので、今から始めて強い選手作りたいって人は厳しいかもしれん
そこを埋めるのが賛否両論の課金要素のはずなんだが、現状だと投資に見合う効果は全く期待できないというね
でも購入者増えたらここも賑わうかもしれないし、興味あるなら買っても良いと思うな 一応価格自体は安いから
2013の彼女候補は今の所みんなかわいい
紺野美崎→有能&一途なおてんばジャージ娘 機械音痴 彼女にする時の選択肢によるが初球○(意味深)が貰える
木村美香→優等生なお嬢様 モデルもこなす才媛 紺野ちゃんが人気過ぎて若干あおりを喰らっているものの友沢とのイベントもあり優秀
牟良咲凛子→マスクがトレードマークの不良(?)娘 可愛い台詞が多い感じ 好物は甘食
矢部姉は使って無いから分からん カレンさんは相変わらず有能
おととし買ったパワポタ4がまだ現役だわ
情熱とサクセスはすぐ飽きたが、マイライフが時間泥棒すぎる
まださゆり、小春、真尋、きずなしかイベント見てないわ
智恵ちゃんはまだなのか・・・
マイライフの彼女ってなんであんなに萌えるのか?
イベントは多いわけではないが、やっぱ内容じゃね
360 :
835:2013/12/12(木) 18:00:48.34 ID:ot3+kkIm
361 :
流し打ち○:2013/12/12(木) 18:01:24.01 ID:ot3+kkIm
今年の進さんとの自主トレは、今までのものとは少し違っていた。関係の進展によって、精神的な距離が縮まったのは勿論なのだが。
(……それにしても、近い)
「聖さん?」
「あっ、いや、すいません」
すぐ後ろから掛けられた声。首にかかる吐息に少しどぎまぎしてしまう。鼓動も早くなって来て、どうにも落ち着かない。
今は打撃のフォームチェックをしているのだけれど、進さんはぴったりと私の後ろにくっついていた。
以前も手取り足取りでフォームを矯正して貰った事が有るとはいえ、今回のは余りに近過ぎる。
その分進さんの熱意が伝わってくることもあり、遠慮など出来るわけも無く、色々と委縮しながら為すがままにされていた。
「うーん……聖さん、もうちょっとリラックス出来ます?」
「え、えぇと、ごめんなさい、この状況ではちょっと無理が」
「……恥ずかしがる必要無いのに」
「うっ……し、しかし」
「コーチや監督から、こういう風に指導を受ける事もあるでしょう?」
「それとこれとは、勝手が違います」
「ふむ……えい」
「ひゃん?!なっ、ちょっ、どこ触って……!」
両脇に差し込まれた手は、そのまま私の胸の辺りを撫でる。直接触るかどうかの絶妙な距離を保っているのが歯がゆい。
362 :
流し打ち○:2013/12/12(木) 18:02:55.47 ID:ot3+kkIm
「もっと胸を張って貰おうかと思いまして」
「ふざけないで下さい!」
「大真面目ですよ僕は。他意は……ちょっとだけあるかもしれないですが」
「なー?!あっ、ひんっ、や、止めて」
脇腹は弱い部分なのだ。それを一番よく知っているはずの進さんの手が、容赦なく触ってくる。
「おっ、力が良い感じに抜けてきましたね」
「こ、腰が抜けてしまいます……ご勘弁を……」
「……じゃあ、今度はこっちかな?」
「え?」
片方の感触が消えて、お尻の後ろに気配が移った。
「な、何を」
「股間をもう少し柔軟に使いましょう。さぁ、脚を開いて下さいね」
「うひゃん?!」
股間にダイレクトタッチ。そのまま掌が強く押し付けられ、少し体が浮き上がるような形になる。
進さんの固くて大きな手を、体温を、私の一番敏感な部分が余す所なく感じ取っていく。
「へ、へんたい!?すけべ!!」
「はっはっは、実益も兼ねているからセーフですよ」
「鬼畜ですか貴方は?!ここはベッドの上じゃないのですよ!?」
「おや、ベッドの上なら良いんですか?」
「そ、そういう、わけでは」
「実際もう少し股を開かないと教えようが無いんです。恥ずかしがらずに、さぁ」
「くっ……これで目に見える効果が無かったら、後で覚えておいて貰いますからね……!」
「おぉ怖い怖い。ならもっと真剣に教えなくちゃ」
363 :
流し打ち○:2013/12/12(木) 18:04:53.50 ID:ot3+kkIm
その後も手取り足取りの密着指導は続けられた。その結果。
「……はい、これでマシンのボールを打ってみましょうか」
カキーン
「……」
「ね?効果あったでしょう?ボールの力を殺さず、そのまま弾き飛ばす感触も掴めたと思いますが」
「……くっ、悔しい……あんなえっちな手つきで触られたのに、本当に、スムーズにバットが出る……おかしい、何かの間違いだ……」
「うふふ……夜はこの続きにしましょうかねぇ。あぁ、楽しみだなぁ……?」
往年の名選手達が培ってきた特殊技術、広角打法。現役選手としてそれを自在に使いこなすこの人の指導は、悔しいけれど間違ってはいなかったのだった。
364 :
835:2013/12/12(木) 18:09:17.64 ID:ot3+kkIm
終わりやで
聖レイプ!パワハラセクハラ畜生と化した進!
そういえば2013だと野球マン3号が流し打ち持ちになってるんだよなぁ
ミートやパワーも一段階上がってるし、1号はパワーCにまで引き上げられてるし、やっぱりあのスーツには何か秘密が……?
ちょうど今着るとトンデモ能力が手に入る服のアニメが・・・
366 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/22(日) 11:47:59.37 ID:YMXn2Oii
ほ
367 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/25(水) 17:06:49.95 ID:y33Htnse
メリークリス保守
368 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/28(土) 19:36:15.50 ID:EfWoVhtt
師走だからか書き込み少ないな
369 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 23:47:26.05 ID:dioTxUs4
あけましておめでとうございました
370 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/06(月) 17:34:44.44 ID:dpW/i9Gw
VIPでパワプロSSスレ増えてきたな
371 :
835:2014/01/07(火) 22:02:50.97 ID:cnUf6ocA
あけましておめでとうございます
友沢とみずきin駈杜の話が出来たやで 全くエロくは無いが、聖ジャスミン配信前に一個くらいは……という気持ちで
2013駈杜編やってない人にはすまんな
※友沢2年、みずき1年
「橘、ちょっといいか?」
「はい?何ですか?」
「部の事で相談したい事が有るから、部活が終わった後残って欲しいんだけど」
「はぁ……んじゃ、今日は最後に着替えますね」
「ん。じゃあ、そういうことで」
――
駈杜は、テンテンの教え、という胡散臭い規則を中心に回っている、一風変わった高校だ。
スカウトされて転校してきた俺のような外様の人間からすると、時にそれはひどく異常なモノとして感じられてしまう。
生え抜きの駈杜生でも違和感を覚えている人間はいるようで、現在の校内はお世辞にも一枚岩とは言い難い状況にあるのだ。
さて、俺は野球をする為にここにやって来たのだから、そんないかにも面倒臭そうな校内の派閥争いなどに構っている暇は本来無い筈だった。
しかし、実力を見込まれてキャプテンとして指名されたが故に、そうやって我関せずの態度を取るわけにもいかなくなっていた。
テンテンの教えに反する人間――通称ハンテン――が、どうやら野球部内にもいるらしいのである。以前は思想の自由だろうと気に留めていなかったのだが、
今回の秋の大会への参加見送りの原因というのが、そいつらが学校上層部の反感を買ったことにあるらしい、となれば、否が応でも話は変わってくる。
監督と一緒に理事長に直接確かめようとしたのだけれど、適当に理由を付けられてあしらわれるばかり。
こんな状況では、来年の夏の大会はおろか、普段の部活動にさえ支障が出てしまうかもしれない。現に、模範生達が遠目にこちらを見張っていることさえある。
今出来ることは、これ以上野球部の学内評価が下がらないように、ハンテン及び中立派に我慢して貰う他ない。
そう判断した俺と監督は、手分けして対象となる部員達と地道な話し合いを続けていた。
努力の甲斐も有って、有村やマネージャーの凛子といった、主だった面子には何とか話を付ける事が出来た。残すは橘みずき唯一人。
橘曰く、『良い子ちゃんにも程が有る』テンテンの教えは、生粋のお嬢様育ちでワガママ体質の彼女と相性が悪いようで、様々な場面でトラブルを起こしていた。
監督の説得には全く応じる気が無いようで、のらりくらりとかわし続けている始末。もう俺が何とかする他ないのだ。
幸い、俺達は昔からの腐れ縁とも言える関係。部内では一番信用されているという自負もあった。
――
「……どーぞー」
「おう」
部室の中から声がかかる。着替えはもう済んだようだ。辺りはすっかり暗くなっていて、他の部員達はとっくに帰ってしまっていた。
ドアを開けると、制服姿の橘が水筒のお茶を飲んでいる。ちょっと変わった香りが仄かに鼻をくすぐった。
「部の事で相談……でしたっけ?」
「まぁな。多分予想は付いてるだろうけど」
「テンテンの教えの事だったら、もう問題無いですよ。私、アレ守ることにしたんで」
思わぬ言葉に目を丸くしてしまう。何だ、ようやく割り切ってくれるようになったか。
「……本当か?」
「はい。これからはちゃんと教えに則ります」
「意外だな、お前の口からそんな言葉が出るなんて」
「もーう、センパイったら、私を不良か何かと勘違いしてるんじゃないですかぁ?」
「……はぁ。まぁ、なんにせよお前がそうしてくれるなら助かるよ」
口論になって引っ掻かれるくらいは覚悟していたから、正直拍子抜けしてしまった。これで当面は部の活動を心配しなくて済みそうだ。
と、不意に橘がこちらに近づく。
「……?どうかしたか?」
「んー……まぁ、お話はもう終わりですよね」
「あぁ。わざわざ残らせて悪かったな」
「じゃあ……えい」
「のわっ?!」
いきなり突き飛ばされて尻もちをついた。
「おい!何するんだ突ぜ……んうっ?!」
「……っぷはぁ……えへへ。せっかく二人きりなんだし、イイコトしましょ?せーんぱい」
何だこれは。目の前に橘の顔があって、口が柔らかいものに触れて。いつの間にか彼女は俺に馬乗りになっている。
「お、お前、一体何考えて……!」
「何って……うーん、センパイの事、かなぁ。もう、女の子にそれ以上言わせるのはダメですよ?そういうの、かいしょーなしって言うんですからね」
「はぁ?!頭でも打ったのかお前は」
「ぶー……素直じゃ無いなぁ……コッチはもう反応してるみたいですけど。ふふふ、体って正直」
「ぐっ……」
自分でも本当は分かっていた。ふかふかした橘のお尻を、俺のアレが見事に突き上げている事を。頭の回転は状況に全く追い付いていないが。
「……そうだ。ねぇセンパイ、私のおっぱい、見たいですか?」
「ば、馬鹿、お前、自分が何してるか分かって……」
「だーかーらぁ。素直になりましょう?ね?……んっ……」
「!?」
一度離れていた橘の顔が再び近付く。水筒の中身を口に含んで、口移しでそれを俺に呑ませようとする。
むせ返るような女の子の匂いに意識が持っていかれ、抗えるはずもなく、少しだけ温くなったお茶が俺の喉を通って行く。何だ、この味。
「……ほら、もう一回聞きますよ?センパイ、私のおっぱい、見たい?」
「……」
おかしい。確かに俺はここに居る筈なのに、自分の体がどこにも無いような、或いは自分の存在が辺りに広がって行くような、そんな感覚。
目の前にいる橘の声も、遠くから響くような、頭の中から直接響いているような。
『――――』
「……み、たい……」
「やっぱり!私知ってるんですからね。センパイや他の皆が、練習中に私の体の色んな所をじろじろ見てるの」
「す、すまん……不可抗力で……」
「うふふ……素直になれたから、センパイには御褒美として見せてあげます」
制服の前のボタンが外れて、その下のシャツのボタンが外れる。薄いピンクの可愛らしい下着が露わになる。そこにむしゃぶりつくように顔を押し付けた。
さっきまでは理性が働いて踏み止まっていた筈なのに、どうして。もう一人の自分が、自分の蛮行を見守っているような、そんな有りもしない錯覚。
「きゃん……もう、センパイったら甘えんぼさん?っていうか、センパイって試合で私が登板する時、いつもお尻見てますよね」
「……仕方、ない、だろ……お前が、挑発的、だから、いけないんだぞ……」
「そうそう、もっと聞かせて?一番好きなのは、私のどの部分?」
「……首筋」
「へぇ……うなじ萌えってやつ?あはは、おじさん臭い!で、そんな首筋の素敵なみずきちゃんをどうしたいと思ってるんですか?」
「……滅茶苦茶に、して、やりたい……」
「わ!大胆!……でもセンパイになら、良いかな。私、昔からセンパイの事、良いなって思ってたし。先輩は?」
「……最初に会った時から、可愛いと、思って……」
おいおい、どうしたというのだ俺は。さっきからとんでもない事を……いや、まぁ、本心ではあったが。とにかくべらべらと喋り過ぎている。
『――――』
まるで何かによって、そうする事を仕向けられているように。
「ねぇ、センパイ……?」
「た、橘……?」
「ここから先は、ちゃんとした言葉で伝えてくれないと、お預けしちゃいますけど……」
そう言うと彼女は、そのままスカートをたくしあげ――
――
「せーんせ!おはようございます!」
「あら、橘さん。おはようございます……一体どうしたの?随分と御機嫌ね。良い事でもあったのかしら」
「ふっふっふ……いやぁ、まぁ、そういうことですよ……先生のおまじないの効いたお茶、効果抜群でした!」
びしっと敬礼のようなポーズを決める彼女。
「あらあら……それは良かったわ。力になれて何より」
「本当にありがとうございます!テンテンの教えって、凄いですね!」
「うふふ……えぇ、その通りですよ。これからはきちんと校則を守って下さいね」
「はい!……あっ、センパーイ!」
猫のような軽い身のこなしで去っていく橘さん。その先には、野球部のキャプテンを務める友沢君。どうやら、万事上手くいったようだ。
――
「……理事長」
「ほっほっほ。分かっていますよ。首尾は上々のようですね」
「はい。『彼』もより一層、生徒達への興味を持ってくれたようです」
「そのようですね。素直になれない二人の仲を、『彼』の力を使い取り持つ……我ながら素晴らしい発想だ」
「彼女達二人の活躍で、駈杜は更に注目されるでしょう」
「そしてゆくゆくは、彼らの子供にも……おっと、これは気が早過ぎますねぇ。ほっほっほ……」
「おほほほほ……」
『――――』
379 :
835:2014/01/07(火) 22:26:27.70 ID:cnUf6ocA
終わりやで
ハーブティーしか無かったけど、いいかな?→二人は仲良く洗脳されて終了 という話
これもう(BADENDなのか)わかんねぇな
スカートたくしあげた先は各自補完して、どうぞ
次はスッスが野球アカデミーのロッカーで聖ちゃんを苛める話でも書きたいです(願望)
あ、聖ジャスミン編配信も楽しみです(ステマ)
乙でやんす。
乙でやんす(血涙
あけおめンゴ
みずきの小悪魔ぶりが再認識できたわ
あーあ聖ちゃんが横浜に顕現しねぇかなぁ
補完とか、そんなにおれらの妄想力を試してぇかあああっ……!
みずきのくせに可愛い反応しやがって……。
乙おつ
ジャスミン学園とか言うどうにでも使えるハーレム高校も出たな
ちーちゃん可愛い
パワ子でやりたかったな、ジャスミンは
かりんちゃん見た目可愛いのに口調がイロモノすぎて見てられん
388 :
835:2014/01/21(火) 22:08:44.37 ID:62/Vhlkc
保守がてらに何系でもない小ネタやでー
※2013準拠?
※特に何高校という縛りは無いしエロも無い
389 :
家族の写真?:2014/01/21(火) 22:09:54.25 ID:62/Vhlkc
「んもー、超かわいー……ぐふふふ」
「……頭大丈夫か?」
「あら、何よいきなり。失礼しちゃうわ」
「いきなりそんな下品な笑い声を上げられたら、気が触れでもしたのかと思うじゃないか」
部活が終わって、男子諸君が着替え終わった後、二人でゆっくり部室を使っている時の事。
不審者を目撃したかのような面持ちの私に、相棒が突き出して来たのは、1枚の写真だった。
「これは……友沢先輩と、妹さん達か」
「超可愛くない?天使じゃない?やばくない?」
「可愛いのは大いに認めるが、何でそんなものをみずきが持っているのだ?この前来た時に撮った物でもなさそうだし」
「今日拾った」
「拾ったって……おい、それ明らかに友沢先輩の私物だろう。返した方が良いぞ」
「それは勿論。でも明日ね。今日帰ったら焼き増ししなくちゃ……むふふ」
どうやら持ち帰る気満々らしい。悪びれる素振りなど微塵も無かった。漏れた笑いは完全に危険人物のそれである。
「友沢先輩が探していたらどうするつもりだ?」
「大丈夫でしょ、写真の一枚くらい勝手に借りたって……」
390 :
家族の写真?:2014/01/21(火) 22:10:35.42 ID:62/Vhlkc
と、その時。コンコンと、部室の扉がノックされる。揃って固まった私達。取りあえずみずきが返事をしてみる。
「……入ってまーす?」
『橘?あぁ、そうか、まだ残ってたのか』
噂をすれば何とやら、友沢先輩本人の御登場である。
『部室、今入って良いか?』
「別に構わ……むぐ」
「ちょっ、ちょっと待って下さーい!?まだ着替えてる途中なんですぅ!」
『あっ、す、すまん!』
いきなり口を塞がれたことに視線で抗議する。そもそも、私達はとっくの昔に着替え終わっているのだが。
「なんのつもりだ?」
「黙って!……せ、せんぱーい?何か部室に用事ですかー?」
『探してるものがあるんだ。校舎もグラウンドも探したけど見つからなくて……』
「……肝心のお探しの物は何でしょうか?」
『ん、六道もいたのか……まぁ、その、あれだ……家族の写真、というか』
391 :
家族の写真?:2014/01/21(火) 22:11:46.83 ID:62/Vhlkc
少し恥ずかしそうな、或いは情けないといった感じの先輩の弱々しい声を聞いて、私はさっきとは違う意味での批判的な視線を相棒に向けた。
私でさえ先輩の憔悴した様子をありありと想像できるのだから、みずきにそれが出来ない筈も無い。息を詰まらせたように固くなっている。
『あれが無くなると、なんだか家族に悪い事でも起きるんじゃないかって不安でさ……ゆっくりしてた所に悪いけど、ちょっと部室の中、探させてくれないか』
「ぬぬ……わ、分かりましたー、ちょこっと、ちょこっと待って下さいね、今着替え終わりますから……」
この期に及んでまだ写真を手放そうとしないみずき。それどころか、愛用のスポーツバッグに仕舞いこもうとしているではないか。
さすがにこれは見過ごすわけにはいかない。先輩の心の平穏の為、私は一芝居うつことにした。
一応悪い事をしている意識が有るのだろう、もたついている彼女の手から素早く、かつ写真が破れたりしないように細心の注意を払いながら、それをひったくる。
「あっ!?ちょっと、なにすんの……」
「……あーっ!これは!なんと!友沢先輩と!御家族の!仲睦まじい様子が映った!写真ではないかぁー!」
『!ほ、ほんとか?そこにあるのか?!』
「はい!正に今ここに!」
「聖、こら、あんた」
「観念しろみずき、悪いことはしてはいけないのだぞ」
「それは、そうだけど……」
結局すぐにドアを開けて、友沢先輩に写真を引き渡してあげた。写真を見た時の、完全に力の抜けきった先輩の姿は、普段のそつの無い姿とは対照的で滑稽なほどだった。
392 :
家族の写真?:2014/01/21(火) 22:13:36.36 ID:62/Vhlkc
――
「あーあ、折角のチャンスだったのにぃ……」
「なんのチャンスだ全く……」
帰り道、まだみずきは文句を垂れている。まぁ、先日突然先輩を探して二人がやって来た時の、みずきの甘やかし加減を見ていれば、この反応も無理からぬように思えた。
「そんなに写真が欲しかったなら、携帯で撮影でもすれば良かったじゃないか」
「あんな素敵な写真を携帯のちゃちいカメラで撮り直す?有り得ないわ……むむむ、でも最悪それでも良かったのかしら。引き延ばしとか……却下、品質が落ちちゃう」
「はぁ……いっそ貸して貰えないか頼んでみたらどうだ?」
「あの感じだと絶対貸してくれないって。下手したら仲良しエピソードとか披露されちゃって、余計に悶々としないといけなくなっちゃうわよ」
「お前のその、友沢先輩の妹さん弟さんに対する過剰な入れ込み具合はなんなんだ……確かに非常に可愛らしい二人ではあるが」
「一人っ子だと逆に分かんないのかなぁ」
「何が」
「この……姉もしくは兄はいるけれど、妹弟はいないという私の……重大な喪失感というか、耐え難い苦痛というか……」
「そういうものなのか……?」
「……んあー?!もーう!もーう!私もあんな風にあの子たちを抱きしめたーいー!『お姉ちゃん』って言われたーいー!お持ち帰りしーたーいー!」
夜道でそんな危ないことを喚き始めた相棒に頭痛を覚えつつも、ふと閃いた『ある考え』を教えてやる辺り、私は人間が出来ているのではないかと思う。
少なくとも、目の前の駄々っ子よりまともなのは確実だ。
「……そんなに言うなら、お姉ちゃんになってしまえばいいじゃないか」
「はぁ?一体どうやって……はっ!?お金に物を言わせて攫う……あ、アリかもしれない……」
「馬鹿。そんな犯罪に手を染めなくても、手っ取り早い方法があるだろうが」
「マジで!?」
そもそも、友沢先輩とは旧知の仲、腐れ縁であることは本人同士認めているのだから、どうしてその方法に思い至らないのか、私には不思議でならなかった。
393 :
835:2014/01/21(火) 22:20:10.60 ID:62/Vhlkc
おわりやで
聖「先輩と結婚すれば全て解決するぞ」
という話
やっぱり友みずがナンバーワン!(錯乱)
多分こんな感じの写真なんでしょう→
http://i.imgur.com/EIgL5Pu.png 今更ですが2013の友沢は畜生度や苦労人感が薄く、本来同期であるみずきとの絡みも無くて残念
神高とのホモ展開くらいしか期待出来ないなんておかしい、こんなことは許されない
おつおつやでー。
友みずを書いておきながら、何故にそんなホモ押しするんですか(困惑
>>393 かわええのう……
みずきは自分が妹で、しかもシスコン入っとるから
思うところがあるんやろな
GJ〜!
お姉ちゃんぶりたいお年頃イイネ・
398 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/27(月) 23:54:17.20 ID:8LP7844d
ほ!
突然だけど、かえでちゃんの告白イベント可愛すぎて砂糖吐いた……。
400 :
835:2014/01/31(金) 19:31:08.83 ID:CFuWVdFa
また小ネタやで
こんな感じだったら良いなっていう妄想なんでお手柔らかに
※やっぱりエロは無いよ
「聖さぁ」
「……何だ」
「もしかしなくても不機嫌よね」
「……ふん」
「猪狩君!サイン下さい!」
「私も!」
「もう一枚お願いッス!さっきのは保存用で次は観賞用にするッス!」
「み、みなさん、落ち着いて下さい……あぁ、そんな押さないで……」
年頃のミーハーな女性野球ファンにとって、猪狩兄弟というのはアイドルみたいなものである。
その証拠に、聖ジャスミンとの練習試合の後、真っ先にサインを希望した川星選手などから猪狩は取り囲まれていた。
兄が過度なファンサービスをしないのとは対照的に、彼はその持ち前の人の良さから、サービスしすぎる傾向があるのだ。
「進君取られちゃって悔しいんだ?」
「はっ……違う。あんな鼻の下伸ばしてる奴から、スタメンマスクを奪えなかった自分にイライラしているのだ」
「別に鼻の下は伸ばしてないでしょ。単純に困ってる顔よあれは」
黄色い声援に囲まれ、さぞ気分が良い事だろう。何だか『あいつ』を見ているようで、反吐が出そうだった。
と、猪狩と目が合う。あぁ、それだ、そのいかにも好まれそうなはにかみ方。やっぱり『あいつ』を思い出してしまう。
とてもじゃないが見ていられなくて、顔を逸らす。一連の様子を見て、みずきがため息をついた。
「全く……そんなんじゃ嫌われちゃうわよ?」
「嫌われてもいいさ……ああいう手合いは、人を嫌おうが表面には出さないものだ」
「経験者は語るって奴?気取っちゃって……」
そんなやり取りをしていると、ようやく解放されたらしい猪狩がこちらに近付いて来た。
「猪狩君お疲れー。人気者は辛いわね」
「よして下さいよ、橘さん」
「……ふん」
「聖さん?」
「何だ」
「えぇっと……もしかして、機嫌が悪い……?」
「あーあー、進君、気にしなくていいよ。はしかみたいなもんだから」
「……?よく分かりませんけれど……とりあえず、御礼を言わせて下さい」
「は?」
「8回のあのプレー、聖さんが相手じゃないと成立しなかったでしょう。ありがとうございます」
「あぁ、あれ凄かったね!変則だったけどばっちり決まってたし」
8回表、ジャスミンの攻撃だった。先頭の2番、美藤選手がヒットで出塁すると、3番川星選手がまさかの外野への痛打。
それまで貧弱な内野フライと送りバントしかこなしていなかった伏兵の一打は、当たりが良すぎた為に結果単打だったものの、
1点差を覆すには十分なチャンスメイクとなっていた。迎える4番の大空選手は、おっとりとした雰囲気からは想像出来ない飛ばし屋。
投手戦の様相を呈していた試合は、この終盤になって大きく動こうとしていた。少なくとも同点は覚悟しなければならない、そんな場面。
ここで機転を利かしたのが猪狩である。初球でストライクを取った矢先、ファーストに入っていた私に座ったまま矢のような送球。
自らの殊勲の一打に浮き足立っていた川星選手はこれに対応できず塁上死。気が逸って大きくリードを取っていた美藤選手が唖然としている間に、
私がセカンドへ間髪入れず送球し、一気にツーアウトをもぎ取ったのだ。その後は猪狩先輩がしっかり持ち直し、無失点で切り抜けることが出来た。
川星選手の身体能力的限界と、美藤選手の焦りに付け込んだ、乾坤一擲のプレーであった。
「失敗する不安とかは無かったの?」
「信じてましたから、聖さんの事。きっと僕と同じ考えに行き着いてくれるだろうって」
「む……」
あの場面での選択肢としては、一番見返りが大きいのがあのプレーだった。しかし、私がキャッチャーだったらあれは成立しなかっただろう。
相手の虚を突くには、最低限のモーションで送球をしなければならない。地肩が弱い私では、アウトに出来る確率は五分以下。
この手のプレーは、一発で決めなければ意味が無いというのに、その成功率の低さは致命的だ。勿論ファーストも重要。
キャッチャーの意図を汲める人間でなければ、とっさのカバーなど出来るはずも無い。だから、普通はあんな博打のようなプレーはしないのである。
一見無謀なそれが、詳しい打ち合わせも無しに成功したのは、同じ境地に立って試合全体を見渡すことの出来る、私と猪狩だからこそであった。
「二人の絆が勝った、って感じ?」
「絆、ですか……そう言われるとちょっと恥ずかしい気もしますけど、嬉しいです」
「ま、まぁ私も、猪狩ならばあそこで仕掛けるだろうと、その、信用は、していたぞ。うむ」
――
「あれ、みずきちゃん、どうしたの、そんな疲れた顔して」
「紺野先輩……見て下さいよ、あれ」
「……あぁ、また二人で盛り上がってるんだ」
「聖ったら、さっきまで拗ねてたくせして、なんとまぁ生き生きと……」
「あのカウントで外角攻めは、ちょっと消極的なのではないか?」
「少し迷いましたけど、なんとなく苦手そうな感じだったので、試す意味も含めてあのコースに」
「ふむ……それは実際に座らないと分からないか……まぁ、君がそう判断したなら、多分そうだったのだろうな」
「他に気になる所ってありましたか?」
「そうだな……5回のランナー1塁、確か4球目だ。あそこは……」
入部したての頃の聖は、猪狩君の事を倒すべきライバルだと認識していたはずだった。
しかし今では大分打ち解けて、なんだかんだで良い感じのコンビになっている。聖の方は、まだ何か葛藤があるようだけど。
天才肌なのに無茶なトレーニングを好んだり、贔屓球団が泥沼の低迷期だったり、共通する話題が何かと多いのも原因だろう。
因みに、最近猪狩君は外野の練習をしている。二人で試合に参加出来るように、とのこと。猪狩先輩もびっくりである。
チーム事情的には嬉しい事ではあるのだけれど、ちょくちょく二人の世界に入ってしまうのは勘弁して欲しい所だった。
「私は見てて面白いから構わないけど、みずきちゃんや守君的には面白くないのかな?」
「別に私は大丈夫ですよ。私も先輩側ですから。猪狩先輩は知りませんけども」
「……よし、これで課題は明確になった。早速練習しなければ……付き合ってもらえるだろうか?」
「はい!喜んで!」
「っ……!う、うん、では行こう」
「あーあー、聖ったらちょろすぎでしょ」
「進君って可愛いから、笑顔で大抵はイチコロよね。自覚が無いのがまた何とも……」
まぁ、確かに外野から眺める分には興味深いから、このまま見守るのが一番良いのかもしれなかった。
405 :
835:2014/01/31(金) 19:48:28.02 ID:CFuWVdFa
終わりやで
守「ぐぬぬ……六道、不埒な泥棒猫め……」という話 守はブラコン、はっきりわかんだね
書き込んでから呼称のミスに気づくとかやめたくなりますよー
>>404『入部したての〜とのこと』の中の猪狩君=進ってことで、はい、ヨロシクゥ!
文中のプレーは昔読んだ漫画か何かからうろ覚えで引っ張ってきた奴なので、ルール上のとんでもないミスがあるかもしれない すまんな
最近ちょろいヒロインをちょろインとかいうそうですね。聖ちゃんは鈴本に引っかかってしまうからちょろいんじゃないでしょうか
進君はニコニコ優男だからどうしても無自覚女たらしなイメージを持ってしまう 好きなキャラなんだけどね
捕手が一塁走者殺しにかかるのって、
いつだかの巨人が優勝決定した時、阿部が刺殺して決めたことがあったよな。
>贔屓球団が泥沼の低迷期
ほっこりしてたところを叩き落とされた 訴訟
Deと檻はそれぞれ聖と進が入ってくれるから将来安泰だね(白目)
進が外野サブポジ持ってたらそりゃ心強いわな 俊足も肩も生かせるし
聖ちゃんは鈴本の気まぐれナックルを追いかけて調教されちゃったんだろうなぁ>ちょろイン
俊足の捕手で外野に飛ばされたというと、飯田を思い出す。
あれはノムさんの持論と古田のせいでもあるが……
ぶっちゃけパワプロの彼女も何回か出かけたら落ちるあたり相当なちょろイン・・・
2011とか短いのもあって2回くらい遊んだら彼女になった気がする
遊び友達寄りの彼女だから弾道アップと言う名の大人のイベントはしないけど
女子アナとか一回もデートしてないのに恋に落ちるぜ……。
ありすなんか【即堕ち】だよな
413 :
835:2014/02/03(月) 21:38:58.70 ID:qMOcRyq/
どんどん架空のカップリングを推して行くスタイル
ということでまた小ネタやで
※エロは無いがお色気展開的な何かはある
※季節感は0
それは、兄さんと一緒に、郊外のプール施設にトレーニングを兼ねて遊びに行った時の事でした。
「ん……?あれ、六道じゃないか?」
「え?あっ、本当だ」
入口の辺りで、きょろきょろと周りを見回している、ちょっと挙動不審な女の子。紛れも無く、六道聖さんその人でした。僕たちは近付いて声をかけます。
「聖さん、どうしたんですか?」
「むっ!猪狩……と、猪狩先輩。どうも」
「分かりにくいからいい加減何とかならないのか、その呼び方」
「すいません」
「まぁまぁ……で、どうしてプールに?橘さんと遊びに来たんでしょうか?」
「『うぉーたーすらいだー』なる変化球を見に来たのだ」
「……は?」
「……えぇと?」
「みずきから聞いたのだが、どうしても詳細は教えないと意地の悪い事を言われてな……ここに来れば直接見る事が出来ると聞いて」
「……橘のやつ、相変わらず人をおちょくるのが好きだな……いや、これは知らない六道もどうかと思うが」
「……やはり、普通なら知っている変化球なのですね」
面目無い、といった感じに聖さんの顔が曇ります。
「ここまで来たのは良いのですが、何分こういう場所には縁が無いもので」
「それで困っていたんですね」
「むむ……情けない所を見られてしまった」
「泳げる用意はしてきたんですか?」
「うむ。みずきから言われて、その点はばっちりだ。野球の道具はいらない、と言われたのは解せないんだが」
「さすがの橘もそこまで悪魔じゃなかったか」
「よかったら、案内しましょうか?ウォータースライダー」
「良いのか?二人はここに遊びに来たのだろう?」
「トレーニングも兼ねてですけれどね。それに、ウォータースライダーなら遊ぶのと一緒ですし」
「うーん、ますます分からなくなって来たぞ……?『うぉーたーすらいだー』……一体、どんな変化球なのだ……?」
「……僕はそんな面倒そうな事はごめんだぞ。一人で案内してやれ、進。先にいつものプールに行っているからな」
そういうと、兄さんは興味は無いといった風に先に歩いて行ってしまいます。兄さんらしいとは思うけれど、もうちょっと言い方を考えられないものでしょうか。
「……すまない、猪狩」
「気にしないで下さい。僕はウォータースライダー好きですから」
「好き嫌いの分かれるものなのか?」
「大抵の人は好きなんじゃないでしょうか」
「ふむ……どんな場面でも使える、便利な変化球なのだな」
未だ勘違いをしている聖さんがおかしくて、僕もとうとう吹き出してしまいました。憮然とした顔の聖さんには、少し申し訳有りませんでしたが。
――
「待たせたな」
「……」
「……どうした?」
「……い、いえ、何でも無いです。とりあえず、行きましょうか」
「うむ!よろしく頼むぞ」
くるりと向きを変えた僕は、自然と早足になってしまいました。更衣室を出た所で合流したのですが、早くそこを離れたくなったのです。
一つの所に長く留まりたくない、という方が正確かもしれません。原因は聖さんでした。
ぴんと張った背筋に、適度に肉感のある均整のとれた体。不思議とあざ一つ無いきめ細やかで白い肌に、白と水色のパレオが良く似合っています。
その堂々たる姿は一際異彩を放っているようです。本人に自覚は無いのですが、周囲のお客さんの目を引くのに、十分過ぎるほどの容姿を彼女は持っていました。
ある程度予想はしていたはずなのに、いざ同級生の女の子の水着姿を前にして、僕は動揺を隠す事が出来ないでいたのです。
「……さすが猪狩だ。他のお客さんがみんなこちらを見ているな」
「……あはは」
一応、自分がこういう所で目立ちやすいというのは理解しているつもりですが、明らかに別種の視線の方が多い気がします。
「うわー、あの子達、可愛い!」
「カップルかな?」
「お似合いだねぇ」
喧噪に紛れて聞こえてくるそんな会話。あれは誰か別の人達を指しているのです。そう思わないとやっていられません。
恥ずかしくて顔から火が出そうでした。何とかして兄さんに付いて来てもらった方が良かったと、後悔してももう遅いのです。
今の僕に出来ることは、表情の変化を気取られないように、彼女をエスコートする事だけでした。
「むっ!猪狩、猪狩!あれはなんだろうか」
「あぁ、あれは、流れるプール……」
「流れるのか!?面白そうだな。寄って行っても良いか?」
「……ど、どうぞ」
とはいえ、いつになくはしゃぐ聖さんを無碍に扱うわけにもいきません。ウォータースライダーまでは、まだ随分と時間がかかりそうです。
――
「なんと……『うぉーたーすらいだー』とは、大きな滑り台の事だったのか……スライド……スライダー……なるほどなぁ」
「何でも野球に結び付けて考えるのは、あまりよくないかもしれませんね。教えない橘さんもどうかと思いますけれど」
「むむ……自分の無知が嫌になるな。しかし確かにこれは、皆が好みそうだ」
このプール施設の目玉でもある大型ウォータースライダーの前に、僕と聖さんは立っていました。さて、これで僕のお仕事は終わりになるのですが。
「聖さんは、どうしますか?」
「折角だし、これも楽しんでいきたいが……猪狩、その……また一緒に来てはくれまいか」
(ですよねぇ)
先ほどの流れるプールも一緒に入りました。だからこれは当然予測の範囲内です。
別に、聖さんと一緒に遊ぶ事が嫌では無いのですが、周囲の好奇の目に晒されるというのも、また事実でした。
「……僕で良ければ、喜んで」
「そうか!では行こう!」
でも、彼女の笑顔が魅力的だったもので、ここまで来たら開き直ってやろうと、僕は考え始めていたのです。
聖さんの挙動にはあまりにも隙が多く、目を離してはいられなかったというのも理由ですが。
――
「……えぇと、本気で、これで滑るんでしょうか?」
「ダメなのか?」
「いや、その、何と言いますか」
「?」
順番が来て、係員の方に促されるままスタンバイしたのですが、いきなり僕は後悔していました。
今の体勢は、僕が前に座り、そのすぐ後ろに聖さんが居て、僕の肩に彼女が掴まるような形。視線の端に、白い脚が入っています。
少しでも僕が動こうものなら、腰や脚が柔らかい彼女の太股やふくらはぎに触れてしまう、何ともキワどい状態。
順番待ちのお客さんや、係員の方の生温かい視線が、容赦なく僕の背中に突き刺さります。役得というより拷問です。
「後ろがつかえているようだぞ。早く行こう」
「あ、あのー……聖さん、出来れば別々に……」
と、彼女の気配が近付きました。首筋に吐息がかかって、思わず背筋が伸びてしまいます。
「……こういうのは、初めてだから、ちょっと怖いのだ……」
耳元でそんな風に弱々しく囁かれてしまっては、健全な男がその申し出を断れるでしょうか。断れるはずがありません。
かーっと血が上って来る感じを自覚しつつ、僕は覚悟を決めたのです。
「い、行きますよ?」
「う、うむ」
ぎゅっ、と肩に掛かる力が強くなりました。突っ張っていた手を離して、水の流れに体を任せます。
「お、おお、おおおお……」
(うわー!?うわー?!)
滑って行く間に、どんどん体が密着していきます。背中に当たるのは、聖さんの。
(だ、ダメだ!それ以上いけない!考えるな!考えるな!)
「す、すまん、猪狩、やっぱり怖い、しがみつかせてくれ……!」
「ひゃー!?」
不意に押しつけられた体。腕はいつの間にか僕のお腹に回されています。肩には彼女の頭が乗っているようです。
「あわ、あわわあわあ」
「む……よ、よし、慣れて来たぞ……おお、おっ、うお」
コースに合わせて右に左に体が傾くのですが、その度に、当たっているアレが背中に擦れるというか、確かな弾力を持って感覚に訴えかけて来るというか。
とにかくもう滑る楽しさなどとは無縁の、罪悪感というか、してやったりというか、ともかく色々な感情が渦を巻いているかのようでした。
プールの目玉だけあって、その全長は結構長いようで、もう何回も曲がったり下ったりしている筈なのに、なかなか終わる気配がありません。
「わはは!猪狩!楽しい!楽しいぞ、ウォータースライダー!」
「あははー?!」
そろそろ僕の中で何かが切れかけようとしていたその時、ようやく視界が開けました。着水の衝撃で、背中から重みが消えて、お腹に回っていた腕も離れて行きます。
ゴーグルはしていなかったので、思いっ切り水が目に入りました。
「ぷは!はー、はー……ど、どうにかなる所だった……」
「あはは、あははは、何だ、猪狩、怖かったのか?」
「こ、こっちの話……ん?」
目を擦りながら振り返った僕は、指の隙間から見える聖さんの姿に違和感を覚えました。けたけたと愉快そうに笑っているらしい彼女の肩に、有る筈のものが無いのです。
最初は気のせいかと思ったのですが、凄まじく嫌な予感がして、急いで目を見開いて確認してみました。果たして、そこにはもう落ちる寸前といった体の水着が――
「〜〜っ?!?!」
「うぉっ!?な、なな、なんだ?!い、猪狩!?」
反射的に聖さんを抱き締めると、ちょうど水着が完全に外れたらしく、さっきまで僕の背中に押し付けられていた聖さんの、聖さんの、お、おっ(自主規制)
「あっ!?」
「すいませんすいませんごめんなさいごめんなさい!他意は無いんです!ただ最悪の事態を避けようとしただけなんです!」
声を殺しながらまくしたてるという、一見矛盾する行動。
「ど、どうしよう?!」
「こっ、このまま、何とか水着を……あぁっ、大丈夫です!?見てません!見ませんから!」
幸い、近くにいた親切な御婦人達が事態に気付いてくれたらしく、聖さんの貞操の危機(?)は避けられたのでした。
――
「うぅ……本当に、なんとお詫びをすればいいのか……」
「……詫びなどいらないよ。あれははしゃぎ過ぎた私の不注意が招いたものだ」
一段落ついた後、休憩スペースで僕は平謝りをしていました。聖さんは落ち着かない様子でしたが、別段不機嫌というわけでも無いのが救いでした。
「むしろ猪狩には、御礼を言いたい」
「……許して貰えると?」
「そう言っているだろう?全く……」
折角最近仲良くなれたというのに、それが台無しになってしまうのじゃないか、という僕の不安は、杞憂に終わってくれるようです。
「……君だから、許すのだぞ……?」
「えっ?」
「い、いや、何でも、無い……」
ぽつりと聞こえた言葉は、僕の聞き間違いだったのか、それとも――
422 :
835:2014/02/03(月) 21:56:08.03 ID:qMOcRyq/
終わりやで
守「ぐぬぬ……六道、あの女狐め……」という話 なお興味無い振りを装いつつばっちり一連の様子を監視していた模様
プール関連の描写がおざなりなのは僕がしばらくプールに行って無いからです(半ギレ)
なんか最後のやり取りをやらせたかっただけな気もする
進くんはニコニコ鬼畜坊ちゃんだから難聴なのは仕様です
>一連の様子を監視していた
つまりポロンしたところもしっかり見てたんですね。
さすがだよ兄さん!
424 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/08(土) 16:44:22.23 ID:tWyAyAMY
ほほ
425 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/11(火) 23:07:31.75 ID:3a/b/atP
ほほほ
426 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/18(火) 14:03:59.81 ID:1IFl4aH2
ほほほほ
おい、今里ちゃんはまだか
パワプロ×絵久の新婚初夜ください
マイライフやってるんだけど、
マムシドリンクやすっっぽん粉末買って呑んで嫁と寝る度に、
「ああ、四球がキュンキュンするほどぶち込んで流し込んでるのかなぁ」
と思ってしまって集中できない。
430 :
835:2014/02/22(土) 19:57:51.48 ID:XQOt0noJ
見たいものが有ったら自分で書くのが一番早いんやで(ニッコリ)
というわけで保守がてらの小ネタ
※二人は同じクラス
※二人は大概仲良し
431 :
はやい(確信):2014/02/22(土) 19:59:33.30 ID:XQOt0noJ
去年のバレンタインの時、下足棚がチョコで埋まって靴が入れられないという事態に直面した僕は、念の為いつもより随分早く学校に向かっていました。
校門に着いたのが7時前、用務員さんくらいしかやって来ていないはず。さすがにこの時間帯ならば、チョコ攻勢に遭う事は無いだろう、と思っていたのですが。
「嘘」
自分の下足棚の中には、昨日は確かに無かった筈の小さな可愛らしい包みが一つ。
こんな非常識な時間帯に先手を打たれている、という事に対する純粋な驚きと、ちょっぴりの戦慄が背筋を駆け巡ります。
「……あれ?」
しかし、ある物を見つけた事によって、僕の中に有った悪い感情は一気に吹き飛んでしまいました。
それは、わりかし見慣れた、僕の物より少し小さな、何の変哲も無い革靴。そう、僕の予想が外れていないのであれば、この包みはおそらく――。
――
気付けば教室まで一息に走り抜けた後でした。ほんの少しだけ乱れた息を整え、引き戸を勢いよく開けると。
「……い、猪狩?」
「やっぱり……!」
そこには、目を丸くした聖さんが座っていたのです。
432 :
はやい(確信):2014/02/22(土) 20:01:31.80 ID:XQOt0noJ
「……!よ、用事を思い出した、私は部室に行く」
「それなら一緒に行きましょう!僕もどうせ始業まで向こうで過ごすつもりでしたから」
「なっ……え、遠慮する。付いて来るな、後から来い。むしろ来るな」
「まぁまぁそう言わずに……」
そう僕が言うのが早いか、素早く荷物を手に取った聖さんは、流れるような動作で反対側の引き戸を開けて、出て行ってしまいます。
とはいえ、僕は慌てません。授業に必要な荷物を机に入れてから、余裕を持って彼女を追いかけます。
「……ひ・じ・り・さん!」
「うわっ!?くっ……やはり追い付かれるか」
一応僕は足の速さで言うと部内トップクラス。対する聖さんは、残念ながら最も遅い人に挙げられる鈍足さんです。
どたばたと必死で脚を動かしている彼女には申し訳ないのですが、その姿は極めてチャーミングでした。
「ありがとうございます!すごく嬉しいです!」
「知らん!あのチョコは、私が来た時にはもう……」
「あれ?チョコってなんですか?僕はまだ何も言ってませんよ?」
「なー?!は、嵌められた!」
「いやぁ、光栄だなぁ。今年最初のチョコが聖さんからで、しかもこんなに朝早くだなんて」
「むむ……まぁ、お前今日誕生日だしな……で、でも勘違いするなよ!別に手作りだからといって、特別な意味は……」
「手作り!?ますます嬉しいです!」
「あああああ?!」
走る事に精一杯なのか、珍しく語るに落ちている聖さん。しばらくは良いネタに出来そうです。
433 :
835:2014/02/22(土) 20:05:21.04 ID:XQOt0noJ
終わりやで
タイトルの割に時期が遅過ぎるって、それ一番言われてるから(白目)
どんなにニッチだろうと僕は進君と聖ちゃんの組み合わせを推し続けます(真顔)
多分聖ちゃんがドスドス走ってても進君はスタスタ歩けば追い付いちゃうと思うんですよね 走力倍近く離れてるし
しかしいつの間に画像認証なんてものが導入されたのか……専ブラは関係無いっぽいけど
434 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/28(金) 11:05:25.94 ID:zE4IvMfi
あげてみる
こういうのは漫画だと面白いんだろうけどねえ
436 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/07(金) 19:56:24.45 ID:w2sMkaXo
ほ
け
438 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 00:17:07.04 ID:OJy5hhCH
ん
439 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/23(日) 00:08:54.43 ID:kYicTrBT
た
い
い
く
443 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/29(土) 15:16:37.44 ID:GC3sDMoa
保健体育
444 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/06(日) 01:52:04.02 ID:6xFEO4xH
ほ
り
446 :
◆UYOMNZkX3A :2014/04/06(日) 16:42:56.73 ID:6xFEO4xH
か
10日みずき
448 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/24(木) 04:07:14.97 ID:ZnZfb0h8
極端に更新減ったな
投下がなくとも、ヒロインで語り合うのも歓迎だ
PS3持ってないから語れない
子宝率とかいうあまりにも露骨なパラメータ
ひじりんをレイプしたいでやんす
パワプロ、3作品くらいしかプレイしてないんですが
人気あるヒロインって、聖とあおいちゃん、みずきって感じなんですかね?
>>452 むしろ聖に逆レイプされたパワプロを支える絵久の物語期待
>>453 2011から登場した小山雅がそれに並ぶ人気と市民権を得た感じ
雅ちゃんのあたりから完全についていけなくなって2013でトドメ刺された感じ
456 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/14(水) 01:47:18.50 ID:IspMMEHj
>>454 ありがとう
検索してみたけど、小山雅、良さそうなキャラですね。
いいね。
460 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/27(火) 23:24:55.05 ID:Q/UeVzPa
>>460 あぁ10当時のみずきは後輩キャラで可愛かった。今では考えられませんが。
ところで、どういう基準で保管庫からピックアップしてるんですか。
456は素晴らしい作品だと思います。
が、460書いた本人に今言わせていただくと……。
本番やっちゃえるようなネタじゃないし、語彙に手抜きは目立ち、濡れ場も冗長で、今読むと恥ずかしすぎまする。
でも、こんな薄っぺらいプロットで一本仕上げて投下しちまえたこの頃の自分は、良い意味で、若かった。
まぁその若さも、次にエミーを書くと宣言までしておいて挫折するまでだったんですけども。
今頃になってですが、期待していた方にお詫び申し上げます。
ワールド高校とやらでマイライフ嫁が登場するのか
ただ過去作のはいないと
それはそれでよいかもしれない
保守○
SSにおけるパワプロっぽさとは何かを考えると詰まる
パワプロならではのネタ、か
七夕といえば13サクセスで彼女のたんざく覗いて
プレゼントするイベントあったよな
13彼女にも浴衣グラが欲しかった
七夕の翌日に誕生日を迎える早矢こそマイライフの
いやパワプロのメインヒロインと呼ぶに相応しい
どうしてこういう状況になったのだろう。
「ねぇ、起きてる?」
「い、一応…」
ただ同僚の荷物を部屋に運ぶだけだったのにいつの間にか…寝床を共にすることになった。
普通の男女が寝床を共にするのであればそれはそれでまあ問題はないのだが、今回は相手が職業柄手を出してはいけない相手なのでまずい。
それは重々自覚しているつもりなのだが断れない自分がいる。
夏場の試合の後で疲れ切っているのに眠気は一切ない。むしろ眠気はさえていく一方だ。
女性経験のない自分にはなおさらだ。
そもそも自分にはこういう状況になるつもりはなかった。
たまたま帰りの足がなくなった同僚を家まで送って行った。 それから荷物を運ぶのを手伝い終え帰ろうとした時、事件は起きた。
「あのさ、もう少し話したいことがあるから…いいかな?」
この言葉が自分をこの状況へと引きずり込んだ。
彼女に引き留められた後、2人の間には沈黙が漂っていた。
正確には彼女は話を切り出そうにも苦しそうだった。
いつものはきはき話す印象とは違う。 思わず心配になる。
「…どうしたの、あおいちゃん。」
すると名前を呼ばれ我に帰ったのか、はっとしたような表情をした後に口を開けた。
「えっと、その…」
しかし、すぐに言葉は途切れる。 おかしい、明らかにいつもの彼女とは違う。
次第に表情は曇っていき、肩を震わせすすり声が聞こえた。
「うっ…ぐすっ…」
突然の涙に驚いた。 声をかけようにも言葉が出ない。
「…大丈夫?」
彼女が泣き止んだのはそれから少し後だった。
泣いている途中、自分は特に何もできなかった。
抱きしめることもなく、涙を拭いてやることもなく、ただそこにいるだけだった。
「…うん。 ごめん、急に泣き出して…」
「ああ、まあびっくりはしたけど気にしなくていいよ。」
また、二人の間に沈黙が訪れる。
こんな時なんて話せばいいかわからず、また話を切り出せない自分に嫌悪感を抱く。
「…聞かないの?」
「ん?」
沈黙を破ったのは彼女だった。
「…ボクが、なんで泣いたか」
うつむいていた顔をこちらに向けると、泣きはらした目をこちらにのぞかせた。
「…うん。」
「…そっか。」
度胸がないというのもあるが、一番は訳を聞くのはとても野暮ったく思えたからだ。
「「…あのさ、」」
二人の声が重なる。
「…そっち先にどうぞ」
「いや、そっちがしゃべってよ。」
彼女だけにしゃべらせるのもなんだか不公平そうで罪悪感があるのでしゃべらせてもらうことにした。
「なんで俺を呼び止めたの?」
そう言うと彼女は心なしか痛いところを突かれたような表情をして、その後自信なさげに続けた。
「…恥ずかしいけどさ、」
「うん。」
「最近…家で一人でいるとさみしくてさ。」
「…」
「それで今日、いつも野球でしか一緒にいられない小波君が家に来てくれて…うれしかった。」
彼女の口から明かされることにドキッとする。
「でも帰っちゃうってなった時に、またあのさみしさを味わうのかなって思ったら…」
「…そっか。」
一つ謎が解けてすっきりした気持ちと、さっきのドキドキが入り混じった何とも落ち着かない気分が自分を支配する。
「…ごめんね、試合で疲れているのに呼び止めちゃって。」
「…いや、いいよ。」
「…でさ、小波君。」
「…うん。」
「今日…一緒にいてほしいんだ。」
やり取りの中で薄々勘づいたあおいちゃんの気持ち。
Yesで答えたい。 もしあおいちゃんが野球選手じゃなければすぐに答えられるのに。
「…だめ、かな。」
返事に悩んでいると、不安でいっぱいそうな表情でポツリと呟いた。
この時、自分の中で腹が決まった。
「一緒にいるよ、今晩。」
そして今に至る。
腹を決めて言ったはいいものの、実際は想像をはるかに超えるものだった。
一人暮らしゆえ寝床のベッドは2人入るには窮屈で必然的に体を寄せ合うことになる。
普段顔を合わせている時ではあまり意識しないことまで意識せざるを得なくなってしまう。
寝方も分からなくなっているところに彼女の呟きが聞こえた。
「手…貸して」
横を振り向くことなく手を出すと、両手で握り返された。
心臓の鼓動がより一層早くなる。
「…ごめんね。」
彼女が呟く。
「…小波君のやさしさに、甘えていること。」
「…気負うなよ」
「俺だって腹は決めたんだ。 今まで野球選手ってことでしっかり向き合ってはいなかったけれど、ちゃんと向き合うよ。一人の女性として」
言った後にとても恥ずかしくなって、何かに解放された感じがした。
目が覚めると、横に彼女の寝顔があった。
寝覚めの身には刺激が強すぎてドキドキする。
しばらくして隣人も目を覚ました。
「おはよう、あおいちゃん。」
「おはよう、小波君。」
起きた後、少し互いにぼんやりと見つめあった後、昨晩のやり取りを思い出してか赤面する。
「「あのさ、」」
また話を切り出そうとしてお互い言葉が重なったが、互いの腹の音も重なった。
「「…ハハハ!」」
さっきまでの緊張が嘘のようにお互い笑う。
「そういや昨日は何も食べずに寝ちゃったね。」
「うん。ボク、お腹すいたよ。」
「俺もだよ、朝飯どうする?どっか食べに行く?」
「いや、ボクが作るよ。」
出来上がった朝食を食べていると、彼女が切り出した。
「ゆうべはありがとう。久々にぐっすり眠れたよ。」
「そりゃあどうも」
ここ最近あまり見ることのなかった元気な表情を浮かべる。
「…ねえ、小波君。」
表情を少し引き締めて彼女は言う。
「小波君と一緒にいると、安心できてどんなことでも乗り越えられると思う。」
「野球でもそうかもしれないけど、もう君がいないとダメなんだ。」
「…だから、ずっと一緒にいてほしい。」
腹を決めたはずなのに、いざこういう場面を迎えると戸惑ってしまう。
本来男が言わなくてはいけないセリフを女性の彼女に言わせてしまっていることもあって答えに時間がかかる。
「…だめ、かな?」
でも、もう答えは決まっていた。
これだけ彼女に勇気を出させた以上それに応えないといけない。
「一緒にいるよ、ずっと。」
以上で終わりです。
文才、作品の知識などいろいろ至らない点はあると思います。 失礼しました。
あと、非エロなので期待された方申し訳ありません。
あおいちゃんがかわいいということが再確認されたな。
いいねいいね!
かわいいけど・・・パワプロかなあ?
他の女性選手バージョン揃えりゃパワプロっぽくなるよ(提案
あおいちゃんと小波くん出てくれば
何がどうなっても、パワプロ以外の何もンでもないだろう。
>>479 そう…(無関心)
一応過去作があるんでそれでオナシャス
あおいは一般男性の目線からするとガチガチに鍛えたアスリートだけど
屈強なパワプロから見たら女の子っていうのを
某ギャルゲーム批評でやっていたのを思い出す