>>1おつ
規制で携帯しか使えんで面倒くさがってたわ
「T」〜乙
前スレ1000ナイス
明日の手槍祭楽しみだ
>>1 乙!そしてありがとう!
明日七夕か。ソンシンは七夕するのか?w
ひぃぃ…
>>1乙するぅ〜!
>>4 彦星と織り姫に負けないくらい、僕たちも熱い夜を過ごそう…
と七夕Hにいそしむユニ男サイリ夫婦の姿が浮かんだ
レンハユニ子夫婦も同じく
明日ティアモか……時間ないけど書きたいな
>>6 そもそも七夕って、もともと真面目だったのに仲良過ぎて(性的な意味で)
仕事しない二人を怒った天帝に引き離された夫婦の話だからなぁ
もともと真面目なのに(ユニ男&サイリ)
結婚後仲良過ぎて仕事しなくなり(女王&軍師)
怒ったレンハ(とクロム)にユニ男イーリスに出稼ぎに出され、七夕だけ帰国を許される…
………あると思います!w
>>10 GJ!
両方とも女の子がかわいくて良かった
男二人が対照的なのもいいね
ラストはバジーリオの策だったに一票
>>10 いいな!gj!
バジーリオの掘り下げもう少しみたかったな
バジーリオめずらしいからw
なんでDLにするのか意味わからん
>>10 乙!ってかバジーリオかっけぇw
オチなぁ…自分、ギャンレルは不幸萌えだからそっち方面で妄想しとくわ
これ、誰が策を弄してても不思議じゃないシチュなんだな…
>>13 見ればわかるけど、小出し投下は規制ひっかかりそうだって職人さんの判断じゃないか?
>>10 GJ!ギャンレル×エメリナの初々しさとバジーリオの策士っぷりが良い!
ラストはバジーリオの策に一票。慌てて駆けつけたルフレを美味しく頂いちゃうんだと思いたい。
読める人はいいけど
ファイル形式の関係でどうしても読むことができない人もいるわけで
ティアモ誕生日おめでとう!ということで、投下します。
◆マイユニ男×ティアモ
途中で投下できなくなる心配があるので、支援いただけると助かります。
無理だった場合には、少し時間をおきます。よろしくお願いします。
NGは「ティアモの胸が大きくなった話」で
「ティアモの胸が大きくなった?」
それは、軍師である自分が娘のセレナと話していた時のことだった。
「そうよ。母さんが喜んで話してたのを聞いたの」
「そんな馬鹿な……ティアモの胸が大きくなるはずがないのに……!」
ティアモは胸の小ささを気にして、書物などを読んでは涙ぐましい努力をしていたが、それが実を結ぶことはなかった。
彼女の胸が大きくなることは無いのだ。
「ねぇ、なんでそんな必死なわけ? 母さんの胸が大きくなったら困るの?」
「いや……セレナも知ってると思うけど、ティアモは何でも上手くこなす天才なんだ。そういう風に呼ばれるのは好きじゃないっていうのは分かってるけど、本当にティアモは何でも出来るんだよ」
その言葉にセレナも思い当たる節があるのか、少し目を逸らした。
「だけど、胸が他の女性より小さいかもって思い悩んでいるティアモは、可愛いんだ。もしティアモの胸が本当に大きくなっているとしたら、ティアモには弱点が無くなってしまうだろう。天才にあったはずの欠点が無くなると、どうなるか分かるかい?」
「胸が大きくなったら…………」
そう言ってセレナは目線を下げると、自分の胸を見ていた。
ティアモの血を受け継いでいるからか、セレナの胸も残ね……程よいものだった。
「あたしなら、別になんとも思わないけど? ちょっと恐いものが無くなるとか」
まったく素直じゃない娘だが、その通りだった。
「胸の大きくなったティアモは、完全に完璧になるんだ。そうなったら、本当にティアモはどうなってしまうのか想像がつかない。きっと、誰も手が付けられなくなる……」
「そんな……今まででも充分に母さんは完璧だったのに、これ以上になったら……あたしはどうすればいいのよ!?」
「落ち着くんだ、セレナ。ティアモの胸を、引っ込めればいいんだ」
「は!?」
過去の苦い記憶を思い出したのか、取り乱したセレナの両肩に手を置いて落ち着かせてあげた。
この世界では、セレナを母親のティアモと比べる人間はいないが、余程色んなことを言われてきたのだろう。
「胸を引っ込めるって……どうやって?」
「まだ本当に胸が大きくなったのか分からないからね、確かめるんだ。そして、本当に胸が大きくなっていた場合には、僕がなんとか引っ込めるよ」
もしかしたら、胸を押したら引っ込むのかもしれない。
そんなことが出来るはずは無いとは分かっていたが、ティアモに自信を持たれないためには、出来ないことでもやってみるしかなかった。
「父さん……何かメチャクチャな気がするけど、応援するわ。頑張って!」
「ああ、任せておくんだ。セレナも……大きくなるといいね」
その直後、僕はセレナからグーで殴られたが、ティアモに似て繊細な子だと思った。
「やあ、ティアモ。よく来てくれたね」
「ええ……急な用事だってセレナが慌ててたから、急いで来たんだけど……」
二人で使っている天幕にて、ティアモを呼び出して来てもらった。
今こうしてティアモの胸元を目で見ても、頑丈な胸当てのせいでサイズは分からない。
そもそも胸の些細な変化などは、男からしたら理解できるわけがないのだ。
「うん、実は……ティアモの胸を揉もうと思ってね」
「ええ……!? いきなり何言ってるの? まだお昼だし……天幕の外も誰か歩いてるから、いつ誰に見られるか分からないわよ?」
突然に何を言い出すんだというティアモの冷たい視線を受けながら、それでも真偽を確かめるために、ここは何とか粘るしかなかった。
「いいんだ。誰かが来たら、見せ付けてあげればいい」
「はぁ……何があったか知らないけど、どうしてそんなにがっついてるの?」
ティアモが呆れているので心が折れそうになったが、ここで引いてはいけない。
「実は……セレナが胸の大きさで悩んでいるんだ」
「…………」
それを聞いた瞬間、ティアモが無言になった。責任を感じているんだろうか。
「僕としては、その悩みを解消させてあげたいと思ってるんだけど……」
「いいわ、あたしも協力してあげる。なんでも言って」
途端にティアモは身を乗り出して、食い気味に寄ってきた。
セレナが自分と同じことで悩んでいると知って、共感したんだろうか。
「わかった、じゃあティアモの胸を揉ませてもらうよ」
「……やっぱり意味がわからないけど、セレナの為なのね?」
こうして、ティアモは溜め息を吐きながらも、協力をしてくれることになった。
◆
胸当てだけでなく、腕や肩など身を守る鎧のすべて脱いでもらい、ティアモは炎のように燃える柄の服のみを着ている、無防備な状態になった。
「それで……あたしはどうすればいいの?」
「これで目隠しをしよう。ちょっと大事な実験をしようと思うからね」
ティアモの胸の変化をしっかりと確認するためだったが、あまりジロジロ見ているのでは疑われてしまうと思ったのだ。
「これ、本当にセレナの為なの?」
僕が黙って頷くと、ティアモはあまり乗り気じゃなさそうにしながらも、頭を前に差し出してくれた
「はい、これでいいんでしょ」
ティアモの目を隠すようにして白い布切れを巻き、頭の後ろで結んだ。
更に無防備なティアモの完成だ。もし誰かが入ってきたら気まずいことになるだろう。
いつも夜になるとティアモは腰を振って乱れているが、彼女は根が真面目であるため、今のように陽が高い内には、こういったことを積極的にしないように割り切っていた。
いつ屍兵が現れるなどして召集がかかるか分からないというのもあったが、そういうところにティアモの真面目な性格がよく表れていると思っていた。
「じゃあ、少し触っていくよ、ティアモ」
「え、ええ……」
この時間帯ではティアモが乗り気じゃないのは分かっていたが、いつまでも気丈に振舞って居られるのは面白くなかった。
セレナに言われたこともあり、ティアモの胸をじっくりと観察してみる。
大きく盛り上がった胸当てを外したことにより、そこに現れているのは程よくも小ぶりなティアモの胸だった。
胸当てを外した時に分かる空洞には残念な感じが多少あったが、これがティアモなのだ。
胸の大きさなどは、関係ない。
「あれ……別に変わってない気がするなぁ……前と同じじゃないか」
「ねぇ、どこを見てるの?」
じっくりと胸を観察していたところで、冷たい声が響いてきた。
「大丈夫だったよ、ティアモ。異常はなかった。いつも通りです」
「なんか腹が立ってきたんだけど、気のせいかしら? もう目隠しは取るわよ?」
胸のサイズが変わってなかったことで安心したのか、思わず本音が漏れてしまった。
「いや、まだそのままでいいよ。せっかくだから」
そうして、ティアモの身体を押し倒した。
◆
「はぁんッ!」
ピンク色の乳首を口に含むと、ティアモの身体が敏感に跳ねた。
そのまま舌を滑り込ませ、唾液を乳首に絡ませながら軽く突ついてあげる。
「はぁ……ッはぁぁ……ッちょっと……そこばっかり……っ」
じゅるるるっ、ちゅッちゅるるるる……ッ!
ティアモの顔を見ると、彼女はだらしなく口を開いて気持ち良さそうにしていた。
目隠しをしていることで視覚が奪われ、ティアモは身体を少し触られるだけで、その部分が必要以上に敏感に反応してしまうのかもしれない。
「あん……ッはぁ……ッっはぁん……ッっ!」
もはや言葉もいらない程に、ティアモの顔はとろけていった。
目隠しをしていても、今のティアモの瞳がどんな風になっているのかは想像できた。
舌と唇による愛撫により、ねっとりと唾液が絡まったティアモの乳首は、舌の上で転がせるほどに固く勃起してしまっていた。
「はぁッはぁぁ……ねぇ、も……もういいでしょ? これ以上やられたら……本当にだめだから……続きは夜にでも……しましょう……?」
まだ抵抗をする力が残っていたことに驚きつつ、ティアモの乳首を少し噛んでやった。
「ひゃあぁんッ!」
何が起こったのかと思う程に身体が跳ね上がり、その直後にティアモは自分の胸が唇に挟まれたまま歯で刺激されたのだと気付いたようだ。
「……もうすぐ終わるから、楽にしてればいいよ、ティアモ」
「で……でもぉ…………」
それ以上を語る言葉は無く、再びティアモの胸に集中する。
口を目いっぱい開いた状態で、乳首だけでなく柔らかな乳肉にもかぶりついた。
「ああぁッすごぃ……ッ全然見えないのに……すごい……ッっ」
気が付くと自分の右手はティアモの股下に入り込んでおり、湿ったショーツの中に指を泳がせていた。股下は彼女の愛液が垂れ流されていたのか、すっかりびしょ濡れだ。
「お……お願いだから、今はまだ……ッだめ……だから……ッっ」
目隠しをしたティアモの言葉は聞こえないフリをして、股下に侵入した指は愛液を垂れ流す中心に辿り着いた。
ティアモは必死に両脚を閉じて拒もうとしているが、胸は乳首もろとも唇で犯され、その抵抗にも力が感じられなかった。
「ほら、ティアモ。脚を広げれば、楽になるよ」
「はぁ……ッもうだめ、だめなのに……ぃッ……いじわる…………ッッ」
これまで我慢していたものが限界を超えたのか、それとも完全に堕ちてしまったのか、ティアモの両脚のガードが弾けるように解けた。
侵入した指は真っ直ぐにティアモの蜜を垂らす割れ目を狙い、容赦なく指を二本三本と突き挿れていく。
「あはあぁぁぁッッッ!」
ティアモの身体が大きく跳ねたかと思うと、何度か痙攣をしていた。
同時に膣内に挿れた指に温かいものが感じられ、そこから漏れたものだと分かった。
どうやら指を挿れただけで達してしまったようだ。
「はぁッはぁっ……はぁ……っも……もうだめ……ぇ……ッ」
もはやティアモの顔は見ていられないほどだったが、口からは唾液を垂れ流し、舌をだらしなく出している顔は、とても天才と呼ばれる女とは思えない顔をしていた。
膣内に挿れていた指を一気に引き抜くと、またティアモの身体が跳ね上がり、何度か股間から水を噴き出した。
「もう……こんな顔じゃ……外に出れないじゃない…………ッ」
ティアモが目隠しを自分で外すと、そこから現れた瞳は涙目で、恥ずかしさに悶絶するティアモの姿があった。
「いい顔だよ、ティアモ。とても人に見せられない、綺麗な顔だ」
◆
行為が終わった後。
ティアモは少し腹を立てて怒っていたが、すぐに許してくれた。
「ところでティアモ、単刀直入に聞きたいことがあるんだ」
「……何?」
何を言われるのかと不安そうにするティアモだったが、そんなに心配することを言われると思ったんだろうか。
「セレナが言ってたんだ。ティアモが胸が大きくなったって話してるのを見たんだって。あれは、結局なんだったのかな?」
「ああ……あれね……。はぁ……見てたのね…………」
思い当たる節があったのか、一瞬で溜め息を吐かれた。
不思議そうにティアモの顔を見ると、
「あれは……本に書いてあったから」
「は……?」
「だから、大きくなるとか、大きくなったって自己暗示をかけ続けると、本当にそうなっていくって書いてあったのよ……もう」
言わせないで、と怒られた。え……?
「自己暗示をかける……つまり、セレナが聞いてたのはティアモが胸に話しかけていたのを聞いただけ…………?」
「そうよ! もうッ胸のことは言わないでって言ってるでしょ!?」
「ごめんなさい」
話を聞いていただけなのに、気付いたら物凄い剣幕で怒られていた。
確かにこれは、人には言えないほど恥ずかしいかもしれない。
自分で自分の胸に、大きくなーれ……とティアモは言っていたのだ。
その姿を想像するだけで、不思議と目頭が熱くなってきた。
「ティアモ……」
「ちょ、ちょっと! そんな可哀想なものを見る目で見ないで!?」
「大丈夫、大丈夫だよ。胸は揉めば大きくなるって言うし、頑張ろう」
その直後、ティアモはうつ伏せになって突っ伏した。
何度か声をかけても起きてはくれず、完全にへそを曲げてしまったようだ。
別に胸の大きさぐらい気にしなくても問題ないのに、と思っているが、こんな風に拗ねているティアモの姿は、滅多に見られないだろう。
天才と呼ばれる彼女の、貴重な姿だ。
◆
その後、ティアモの胸は少しだが大きくなったらしい。
僕とセレナは本当に驚いたが、どうやらティアモに聞いたところ、あの日から揉まれている内に、気づいたらそうなっていた……ということだった。
少し照れながら笑うティアモは嬉しそうで、こっちまで嬉しくなった。
自信たっぷりになった天才という姿はなく、心なしか前よりも余裕が感じられた。
それでも、イーリスにはまだまだ胸の大きな女性は居るからか、そういう話になるとティアモは常にピリピリしているけど、そこがまた可愛いところだった。
胸が大きくなることが実証されたからか、セレナは僕のところへよく来るようになった。
それを追い出そうとするティアモの姿も見かけるが、これでよかったのだろう。
今日も、ティアモの胸を大きくしてあげよう。
おわり
>>17-22で以上です。
なんとかティアモ誕生日に間に合ってよかったです。
ティアモおめでとう! ありがとうございました
前スレで泣き寝入りしようか迷ってたもんだが、助言頂いたんで頑張ってたった今書き上げてみたよ
ただ今日は、もう寝るんで明日辺り見直しor修正して何もなかったら明日の夜にでも投下したいんだがよろしいかね?
ちなみにマイユニリズサーリャの3P
あ、ごめん。
リロッてなかった。から投下きてたの気付かなかった。
流れ切ってスマソ
>>10 GJ! ストレートにベタ甘ギャンエメは初、か…!?
オチは黒ムも一枚噛んでると思っておくw
>>17 GJ! ユニ男愛されてるな
ギャンエメいいな…
政略結婚もあり得たかもしれん組み合わせ
ギャンレル「俺の股間のサンダーソードが火を噴くぜ!」
エメリナ「うふふ、ソレで私の超魔防を貫けるの?」
ギャンエメはこんな幼稚な想像しか出来なかったんでいいもん見れた。作者さん長文乙でした
>>30 聖王様に言葉責めされまくるギャンレルか
それもいいな
エメリナは加入してもアレだからなぁ…
エロパロ的に弄りにくいどころか戦闘に出すのも申し訳なくて(ボイスが…)二軍にしちゃったよ
あ、でも献身的に世話を焼くフレデリクが勢い余って的な展開もいいな
フレエメ良いな
勢い余って押し倒してしまって罪悪感に落ち込むフレデリクの頭を
エメリナがよしよししてたら良いよ
最近バックグラウンドSS(ギャンレルがまだ王の時期)を見返して
ギャンインが気になってきた
お互いの腹を探り合いながら睦み合ってそうで燃え
TES
>>33 バジーリオ×フラヴィアもギャンレル×インバースもセフレという印象は同じだが
バジフラが明るく体育会系なセックスしてそうなのに対し
ギャンインはお互い全く信用してないけど後腐れないからって理由でヤってそう。
フラヴィアとバジーリオコンビはいたした後に
「さっさと嫁もらえ」「お前こそ良いオトコはいないのか」
とか雑談の延長線上のような気がするなぁ…
というかあの二人の場合は間にオリヴィエが入って3Pのイメージしかないw
俺的にはバジーリオとオリヴィエのSが見たかったなぁ
案外お似合いだと思う
オリヴィエはバジーリオから閨房術と暗殺術を叩き込まれていそうなイメージ
外交を有利に進める為にオリヴィエを使って他国を篭絡しようとするが、結局オリヴィエを手放せず…みたいな
同じくあの二人の支援Sは見たかったな
容姿のギャップと性格のバランスが合ってると思うんだ
若くてエロい嫁さんを全力で可愛がる豪快で策士なエロオヤジ
予告通り強引に書き上げたから投下よろし?
結構、長いから規制くらったら支援頼んます。
覚醒 マイユニリズサーリャの3P
※ 事項としてマイユニの名前はデフォルトじゃなくて形式上〇〇になってますんで
では開始すんよ
夜もふけてすっかり寝静まった城内。
今、起きてる人間のほとんどは、深夜の勤務を担当している警備の兵がほとんどだろう。
そんな明かりも薄い廊下を〇〇は、汗で額を濡らして歩いていた。
暑苦しい夜だった。
それに加えて、〇〇は、つい先程までクロムやウ゛ェイクらと共に剣術の訓練をしてきたところだった。
〇〇は、気晴らし程度のつもりだったが当の二人は、ムキになってしまい、〇〇には、ついて行けなくなってしまったのでまだ続けてる二人を尻目に一足先に切り上げて来た。
後は、汗を流したら新しい戦術書にも目を通してさっさと寝ようかとそう思っていた矢先だった。
「ねぇ、ちょっといいかしら?」
「ん?」
額の汗を袖で拭うと〇〇は、振り返った。
「サーリャか。どうした?」
そこに居たのは、サーリャだった。サーリャは、ゆらゆらと揺れる夜の明かりの中で佇むように立っていた。
「どうしたの。息が荒いわよ。……フフ」
その息が当たりそうなほど……いや、確実に当たってる。
サーリャは、〇〇の顔のすぐ側まで自分を顔を接近させた。
サーリャは、どこか嬉しそうにくぐもった笑いを浮かべていた。
「い、いや、まあ。これは、ついさっきまで運動を……それより何か用か?」
思わず、さっと距離を取る。
いい加減、サーリャの本気かどうかよくわからないストーカー紛いの奇行にも、ようやくなれてきたつもりだったが、どうもこういう不意打ちには、弱い。
と、いうのもサーリャは、いつも暗い表情で呪術なんてものをやってるもんだから他人からあまり良い印象を持たれない。のだがその実は、よくよく注目するとかなりの美人だった。
その上、スタイルも軍中随一と評判なほどのナイスバディ。
そしてその服装も本人は、無自覚なんか随分と艶やかな男を惑わすようファッションだった。
そんなサーリャにいきなり接近されたもんなら思わず気後れしてたじろいでしまう。
「何よ……。そんな邪険にしなくたっていいじゃない」
どうやら気に触ったらしくサーリャは、ムッとしたようだった。
「い、いや、すまん。いきなりだったもんでな。それより何か用なのか?」
「ええ、そうよ」
と、ここで〇〇は、サーリャが抱えている小ビンに気付いた。
「これ……。よかったら使ってみて……」
と、サーリャは、小ビンを差し出した。
透明な硝子ビンに入ったそれは、綺麗なピンク色でうっすら透き通っていた。
「へー、ありがとう。もしかしてこれ香水か?」
「……ええ、そうよ」
「そうなのか。でもそれなら俺なんかよりサーリャが使った方がいいんじゃないか?」
「……どうして?」
「え、だってほら、男の俺なんかが使うより女の子のサーリャが使った方がいいんじゃないか?」
何か変なことでも言っただろうか。
何やらサーリャは、ばつが悪そうな顔をしていた。
「……私は、もう、同じのを持ってるから」
「なら、他の女性陣にあげた方が……。ほら、マリアベルとかこういうの好きそうだし」
「あなたに……使って欲しいの……。だからあなたに持って来たの」
「そ、そうなのか?」
「ええ。もし、誰かにやったりしたら呪うわよ……」
この発言。恐らくは、脅しじゃないだろうから困る。
「……そっか。わかったよ。なら大事に使わせてもらうよ」
「……あ」
〇〇は、サーリャの手から小ビンを受けとった。
「しっかし、綺麗なピンク色だよな。これ、いくらしたんだ?」
「そんなに……。材料費しかかからなかったし……」
「え!? これサーリャが作ったのか!?」
「ええ、そうよ……。何? 嫌ならやめる?」
「いや、使わせてもらうよ」
「……え?」
本人にとって予想外の答えだったのか驚いたようにサーリャの目が見開いた。
「わざわざ俺のために作ってくれたんだろ。香水って正直あんまり使用したことないけどありがたく使わせてもらうよ」
「そ、そう……」
どこかぎこちない。歯切れの悪い返事だった。
サーリャは、目を伏せるとそれっきり〇〇の方を見ようとは、しなかった。
「使ってみてもいいか?」
〇〇が尋ねるとサーリャは、びくんと肩を震わせた。
「……ええ、もちろん」
「なら、さっそく……」
「…………! やっぱダメ……!」
小ビンの蓋をとろうとした瞬間、〇〇の手からサーリャは、香水を奪い返した。
突然、大声をあげて香水を奪われた〇〇は、目を丸くして驚いた。
「やっぱダメね。こんな物で手に入れても全然嬉しくない……」
「な、なんだよいきなり……!」
「ごめんなさい……! また、改めてプレゼントするからこれは、返してもらうわ……」
「あ、ああ。別にかまわないけど……そんなに惜しかったんなら無理してくれなくったっていいんだぞ」
「ええ、わかってるわ……。次からは、気をつける」
と、その時だった。
カラム「僕はここにいるよ」
◆
(〇〇さんもう寝たかな?)
すっかり静まり返った宮内をリズは、袋を手に一人歩いていた。
袋には、カエルが入っていた。
外から見えないそれは、また〇〇にいたずらをしようと苦手なのを我慢してリズが捕まえてきたものだった。
先程、中庭で兄のクロムに聞いたら〇〇は、すでにもう自室に戻ったと言っていた。
今すぐ行けばまだ起きてるだろうと思ってリズは、〇〇の部屋に向かっているところだった。
「今日は、〇〇さんに会えなかったしな。起きてるといいんだけど……」
もし起きていたらこれをクッキーや何やらと偽って渡し、脅かしてやろう。
怒られは、するだろうがあわよくばそこから、少しでも寝る前にお話でも出来たらいいな、などとリズは、少し期待していた。
「もし寝てたらこの子で起こしてみようかなフッフーン。あ、でも、そしたら本気で怒るかな……。本気で嫌わちゃって翌日から口聞いてくれなくなったらやだし……うーん」
などと頭を悩ませているとリズは、ふと袋の中がやたらと静かなのに気付いた。
「あれ? おかしいな。さっきまで元気だったのに……。もしかしてカエルさん死んじゃったかな?」
軽く振ってみる。
……反応は、ない。
もしかして何かの拍子で握り潰してしまったのだろうか。
リズは、大慌てで袋の中を確認した。
直後、袋の中から勢いよくカエルが飛び出した。
「……え?」
◆
「ひぃーん! とって! 誰かとって! カエルが! カエルが!」
何? と二人が振り向くよりも早く、サーリャの背中に勢いよく走って来たリズが激突した。
「ッ……!」
「な、おい!? うっ!」
その拍子、サーリャが持っていた香水のビンが宙を舞った。
空中で回転したそれは、途中で蓋が落ち、〇〇は、中のピンク色の液体を全て頭から被ってしまった。
「うう、〇〇さん! カエルが! 服の中に!」
夜中だというのも忘れて大声でパニクるリズは、〇〇の姿を確認すると涙目で助けを求めた。
「リズか!? 落ち着け。何が……ん!」
リズの首元にカエルらしきものが見えた。
大方、またこれでも使って悪戯でもするつもりだったんだろう。
〇〇は、首元からカエルをつまむとその辺に投げ捨てた。
「ほら、とったぞ。もう大丈夫だ」
「ホント? ありがとう〇〇さん ……はぇ!」
ホッとして顔を上げたリズだったがどこか様子がおかしかった。
「どうした?」
「あれ……なんだろう。なんか……変……!」
徐々に呼吸が荒くなってる。
よく見ると顔もなんだか熱っぽい。
さっきまでなんともなさそうだったのに何かおかしい。
心配になった〇〇は、思わずリズの肩を押さえて問い詰めた。
「大丈夫かリズ。何だか様子が変だぞ」
「なんだろ……私……私……熱い……!」
「なんだ。何かの病気か。待ってろ今すぐ医者を……うっぷ!」
柔らかい感触が〇〇の言葉を遮った。
リズの唇だった。
「ちょっ、待て、何を……うっ!」
突然のことで混乱する〇〇の唇をリズは再びふさいだ。
「ん……ん、ちゅうっ……〇〇さん」
とろけるようなキスだった。情熱的なキスでもあった。
舌の動きがまるで別な生き物のようにこちらの舌に絡み付いて来る。まさかあの子供っぽいリズがこんな口づけをしてくるとは、〇〇には、思いもよらないことだった。
「〇〇さん……私……私」
そっとリズの手が〇〇の服かかった。
「お、おい、待てリズ。ホント待て。お前何する気だ……!」
「ダメよ……」
瞬間、二人の間にサーリャ割って入った。
「サーリャ! 助かっ……っ!!」
今度は、サーリャに唇をふさがれた。
吸い付くような、熱いキスだった。
「……っぷ、は。サーリャ!?」
「ああ! サーリャさん!」
「……うるさい」
キッとサーリャは、リズを睨んだ。
それに一瞬、怯んだリズだったがすぐに負けじとむー、と睨み返した。
「……悪いけどちょっと黙ってて」
サーリャは、〇〇に向き直った。
「今、あなたが頭から被ったのは……媚薬よ」
「はぁ!?」
「私が作ったのよ。……ごめんなさい。本当は、それであなたを私の虜にするつもりだったの。でも、やめたの。あなたがあまりにもすんなり信用するから……それに、そんなものであなたを手に入れて嬉しくなかったもの……」
心から謝罪してるらしくサーリャの表情は、とても暗い面持ちだった。
「媚薬って……もしかしてリズの様子がおかしいのも……ん? ちょっと待て。それなんかおかしくないか?」
「ええ、そうね。恐らく、これは、私のミスだわ。認めたくないけどね……」
ぎりぃ、と悔しげにサーリャは、奥歯を噛み締めた。
「とりあえず、場所を移しましょう。じゃないと……ん……色々と大変よ。私も……彼女も……そして、あなたよね」
フフ、といつものように、嫌、それ以上に妖しくサーリャは、微笑んだ。
◆
「たぶん、分量を間違えたみたい」
と、言うのは、サーリャの談だった。
「あれを作るには、自分の体の一部が必要なのよ」
「体の一部?」
「ええ、髪の毛とか皮膚の一部とかそんなんでいいわ。あれには、私の唾液が入っていたわ」
「な、唾液!? そんなのを俺は、顔面に被ったのかよ!」
「ええ、そうよ。でもほんの数量よ。気にしなくっていいわ」
フフと妖しく笑う。
「でもぉ、なんで……ぇ……そんなぁ……?」
〇〇の隣でベッドに座るリズが尋ねた。
話が終わるまで待て、とサーリャに凄まれ今は、渋々座っているがその顔は、かなり辛そうだった。
先程までよりも呼吸は、深く乱れ、吐息もさっきより熱を帯びている。
それに時より身体をびくんとくねらせ身をよじらせていた。
「そうしなきゃ……私以外に……ん……発情されても……困るでしょ……」
サーリャも同様だった。
先程から立ってるのも辛そうなほどその表情を歪め、リズと同じように熱く吐息を漏らしていた。
「でもそれじゃ俺じゃなくて俺がサーリャに欲情しなきゃおかしいんじゃないか?」
「ん……だから失敗……っ……なのよ。……ぁ、〇〇はさっき汗かいてたでしょ」
「ああ。運動してきたから結構な量だったかもな」
「だからよ。っ……失敗したって言うのは……。私の唾液の量が少なかったから……はぁ……〇〇の汗に負けちゃったみたい……ぅ」
最早、立ってるのも限界らしい。
身体を折り曲げサーリャは、〇〇の膝元へと崩れ落ちた。
「お、おい、大丈夫か?」
「大丈夫じゃないよ」
不意打ち気味に耳元でリズが叫んだ。
「すごく、すごく切ないよ。こんなのすごく辛くて耐えられないよ。もう……!」
泣き出すように叫ぶとリズは、再び〇〇に唇を重ねてきた。
「ええ、そうね。まさかこんなに強いなんて」
「って、おい! お前何してんだ!」
カチャカチャとサーリャは、〇〇のズボンをまさぐり一気にそれを引き下ろした。
「あはッ、なんだ〇〇。あなたももうこんなになってるんだ」
嬉しそうにサーリャは、いきり勃ったそれを見た。
「……すごい。これが〇〇さんの……」
リズも初めて見た男性のそれを食い入るように見た。
実は、香水を浴びたころからずっとこうだった。
媚薬のせいなのもあるだろうがこんな魅力的な女性二人も迫まれ、こんないやらしい姿を見せられたのだ。男として反応しないわけがなかった。
「これが〇〇の……フフ」
すでにギンギンだったそれにサーリャは、しゃぶりついた。
「なあっ! おい、サーリャ!? くうっ!」
「あは、おいしい……はむっ……ちゅぱ……じゅる……ん……今さら……じゅぷ……止められないわ……ぢゅるる…それにこれ……放って置いたら気が狂うくらい強いわよ」
「お前また、なんてものを……うっ」
こちらもまた気が狂いそうだった。
ぎこちなくも必死に、サーリャは、夢中で〇〇のものを口で刺激し続けた。
あまり上手じゃないのは、恐らく経験がないのだろう。
だがそれでも夢中で自分のものをしゃぶるサーリャの姿は、ただそれだけで興奮する。
これ以上刺激されたら理性なんか一発で吹っ飛んでしまいそうだった。
「〇〇さーん」
涙声なリズの声に振り向くとリズは、物欲しそうな顔でこちらを見ていた。
「私も……〇〇さんを……」
リズももう我慢の限界だったのか、すでに服を脱ぎさって下着だけの姿だった。
ブラもパンツも子供っぽい白だった。
幼い顔、子供のような可愛らしい下着。だが、反面その下から僅かに覗かせる白い肌と、膨らみは、充分に大人だった。
サーリャほどでは、ないがリズ十二分にスタイルがいい。
リズの身体が小刻みに揺れるたびにその自己主張のある胸がぷるんと揺れた。
「……ん」
リズは、〇〇の手をとるとその指先を口にふくんだ。
まるでキャンディーでも舐めるようにリズは、指先をしゃぶり、指筋を何度も舌でなぞった。
「〇〇さん。私のを……触って」
と、リズは、その手を自らの膨らみに寄せた。
柔らかい。ほどよい弾力とあたたかな感触が〇〇の鼓動をもの凄い勢いで加速してくる。
「んっ……〇〇さーん」
とろけそうなほど甘い吐息でリズは、言った。
薬のせいですでに火照ったリズの身体は、布地の上からでもわかるほど胸のぽっちが主張している。
「あひゅんっ! んん……〇〇さーん」
その柔らなもの堪能するように〇〇は、リズの胸を揉みほぐした。
布地の上からその突起を指でつまむとそのたびにリズの口からいやらしい息がこぼれた。
「ハァハァ、〇〇さん。〇〇さーん」
手を動かすたびにリズは、〇〇の名を呼びだらしない表情をさらした。
「ねえ、こっちも見てよ……」
サーリャもまたとろけた顔で甘えてきた。
視線を戻すとサーリャは、うっとりとした顔で〇〇の肉棒に頬ずりをした。
そんな姿に、自分の中から溢れ出すものが掻き立てられる。
「いっぱい気持ち良くなって……!」
サーリャは、袋から筋をなぞるように何度も何度も味わうように舌先で〇〇のそれを刺激した。
(ク、まずい。これは……)
繰り返されるねっとりと快感に関がきかなくなった〇〇のそれは、暴発したかのように一気に吹き出した。
「キャッ……!」
吹き出した白濁としたそれは、サーリャの顔に降り注ぎ、彼女の顔から垂れたそれが彼女の胸元まで白く汚した。
「もう、出すならちゃんと言ってよ。〇〇の精液……全部飲みたかったのに……」
そのままかぷりと亀頭をくわえるとサーリャは、まだ流れでる先端のものを吸い上げた。。
「す、すごい……こんなにたくさん。……あ」
初めて見た男性の射精の瞬間、そしてそれを嬉しそうに舐めとるサーリャを見てリズは、釘付けだった。
そしてその飛び散った精液の一部が自分の手に少量付着しているのにリズは、気づいた。
一体、どんな感じなんだんだろう。
嬉々としてそれを飲むサーリャを見ていたリズは、そんなことを思った。
ごくり、とリズは、生唾を飲む。
リズは、恐る恐ると、手に付いたそれをゆっくりと口に運んだ。
「……ふぇ。苦手」
それが率直な感想だった。だが、なんか嫌いじゃない。
リズは、自分でも気付かない内に精液の付いた自分の指をそれがなくなるまで一生懸命にしゃぶっていた。
もっと……欲しいかも。
指に付着したそれを舐めきった時、リズは、そう思った。
そして次にリズの目に入ったのは、〇〇のものをしゃぶるサーリャの姿だった。
「フフ……〇〇ったら出したばっかなのに全然衰えない。すごく熱い。全然元気……」
「ッ……そりゃ薬のせいだろう」
「ええ、そうね。でも、その分いっぱい楽しめそうね……じゃるる」
うっ、と〇〇の体が悶える。
〇〇さん。気持ち良さそう。
それを見ていたリズは、考えるよりも早く行動していた。
「……はむっ!」
「あ……!」
頬張るようにリズは、その固くなった肉棒を口にくわえた。
「な、リズ!」
「ん……じゅぷ……じゅるる」
〇〇呼びかけにも意に介さずリズは、一心不乱それをしゃぶっていた。
「ずるいわ。それ、先にしてたのは、私なのに……」
横取りされてサーリャは、不服そうだった。
サーリャも負けじと側面から無理矢理に〇〇の竿を舌で撫でた。
「っ……お前らいい加減に……。こうなったのは、薬のせいなんだぞ。それなのにこういうの……絶対によくないぞ。このまま続けていたらみんな後悔するぞ!」
「んちゅ……そんなことないよ」
とリズは、口を離さずに
「私……んじゅる……なんで〇〇さんに……ちゅぷっ……いつもいたずらしてたか……じゅる……知ってる?」
「……え? そりゃ……」
「私……〇〇さんのことずっと……ちゅる……好きだったんだよ」
「ええっ!?」
思いもがけないリズの告白に、〇〇の声は、裏返った。
「そ、そりゃ、こんないきなりなんてちょっとやだけど……ホントは、もっとロマンチックなのがよかったけど……でも〇〇さんなら…………〇〇さんなら私、全然かまわない! ううん、〇〇さんじゃなきゃ嫌っ!!」
そう言い見上げたリズの瞳は、本気だった。
さっきまでの発情しきっただらしない顔じゃなくて。涙ぐんでいるが何かに流されるような薬に負けたなんて思わせない真っ直ぐな目だった。
恐らく、小刻みに震えるその小さな肩は、薬だけのせいじゃない。そう感じさせるものだった。
「……私は……なんでもいいわ。こんなのを作ったのだって〇〇を私のものにしたかったからだし、〇〇さえよかったら私は、なんだっていいわ」
と、サーリャも〇〇とは、目を合わせずぼやくように言った。
ほんのり顔が赤いのも、こちらも薬のせいだけじゃないだろう。
「……それにこの薬。ほっといたらたぶん切なくて気が狂っちゃうわ。強すぎてね」
「……お前は、なんてものを作ってんだ」
「……ごめんなさい。……でも」
「いや、わかった」
「っ……!」
「こうなった以上仕方がないな。正直、複雑だけど二人がいいなら俺も受け入れよう」
「〇〇さん」
「〇〇」
「それにこんな魅力的な女の子が二人も相手をしてくれるんだ。男冥利に尽きるってもんだろ。ただ、観念しろよ。こうなった以上、俺は、とまらないぞ」
と、〇〇は、手を伸ばし下着の上からリズの割れ目をそっとなぞった。
「ひゃっっ! 〇〇さん!」
びくん、とリズは、体を反らした。
「続けてくれないかなリズ」
「う、うん。しゃっ! きゃん! ……ちゅぷ」
リズが奉仕してくれる間、〇〇は、リズのブラを外すともう片方の手でリズの下半身をまさぐった。
薬のせいだろう。すでにリズの下半身は、下着が秘蜜でグチョグチョになるほど濡れていた。
〇〇は、つまむようにリズの秘所を刺激するとそのたびに、リズは、その身を歪めて感じさせていた。
その間にもリズは、ちろちろと舌先で〇〇のを刺激してくれる。
最初は、ぎこちない動きだったが徐々に慣れてきたのか小気味良い刺激が〇〇を優越にさせた。
「ずるいわ。私も……〇〇」
リズが羨ましくなったのか我慢を切らしたサーリャは、その豊満な胸を〇〇の顔面に押し付けてきた。
「フフ……〇〇……ひゃい!」
今度は、サーリャの下半身をそっと撫でた。
下着越しでは、なく服の上からだというのに驚くほどサーリャは、反応さている。
「けっこう可愛い声出すんだな」
「ん……可愛い……私が? ……ひゃ!」
再び、サーリャの秘所を愛撫する。
服の上からだというのにそれがわかるほどぐっちょり濡れている。
「ああ、可愛いよサーリャ」
「ひゃぁ……んん……嬉しい……わ……〇〇……ああ!」
服の上から刺激を続けるが驚くほどにサーリャは、感じてくれる。
これも薬が原因なのか、それとも感じ安い体質なのか。
サーリャは、〇〇にされるがままに身を委ねてその艶めかしい身体を揺らしていた。
「リズ。もう、いいぞ」
「ふぇ?」
肉棒から口を離したリズを〇〇は、ベッドに押し倒した。
同時に残った最後の一枚を剥ぎ取るとその細い脚押さえて強引に脚を開かせた。
「あ……」
「もう充分だよな。挿れるぞリズ」
「う、うん」
恥ずかしそうに、だけどどこか期待した様子でリズは、頷いた。
挿入前にそっと秘所を指で撫でた。
ビクン、とリズの身が揺れる。
もう、準備完了。いつでもOKといった感じだ。いやらしい汁が溢れ出てる。
〇〇は、自分の膨れあがったそれをリズの中へと挿入した。
「ひぎぃ……! ん……!」
「っ、きっつぃ……!」
初めてなだけあってリズの中は、恐ろしいほどの締め付けだった。
纏わり付くような気持ち良さは、ちょっとでも気を抜くと瞬く間にいってしまいそうなほどの恐ろしい快楽だった。
「大丈夫か。辛いならすぐやめるからな」
「嫌……やめちゃ……やだよ」
今にも泣き出しそうな声だった。
「痛いけど……でも……気持ちいいよ」
「本当か? 血が出てるぞ」
「うん……平気。それに〇〇さんと……もっと……繋がっていたい……んんっ」
必死に耐える姿があまりにも愛らしくて、たまらず〇〇は、リズの唇に少々強引な口づけをした。
「フッ、初めてなのにそんな感じるなんて……リズもけっこうスケベなんだな」
「そんなんじゃ……っ……ないよ……んー……薬のしぇい…………せいだよ……ぁ……〇〇さんの…………意地悪」
「ッ……リズ、俺、そろそろ」
「私も……もう……」
お互いにそろそろ限界が近い。ラストスパートへと向けて腰の動きが徐々に加速していった。
「ぁめぇ……〇〇しゃん……私……もう……」
「俺も……イクぞ……リズ!」
「うん……きて……きて……きてぇぇーー!」
ミリエル「実に興味深いです」
リズに強く抱かれ、注ぎ込むように〇〇は、膣内に射精した。
「へへ……〇〇さんのが……中に……」
気が抜けて虚ろ気だが、どこか嬉しそうにリズは、微笑みを浮かべた。
(しまった。膣中に出すつもりは、なかったのに……)
つい夢中になって出してしまったが後の祭。リズの中から引き抜くと入りきらなかった液状のそれが流れ出た。
「ねえ、〇〇」
と、後ろから身体を押し付け誘惑するような甘い吐息でサーリャが囁いた。
「もういいでしょ。私をほっぽっといて……。早く私にも頂戴」
〇〇が返事をするよりも早くサーリャは、先程射精したばかりの肉棒へと顔を近づけた。
「フフ、2度も出したのに全然元気じゃない。出したばかりなのに手間がいらないほど元気。フフ、いやらしいわね」
つん、と指先で突つきサーリャは、悪戯っぽく笑った。
「い、嫌、俺のは、薬が効いてるから」
「何よ。そういえばさっきそんな会話をあの女としてたわね。憎たらしいわ」
と、サーリャは、〇〇のそれを口に含んだ。
「ん……ぢゅぷぷ……〇〇のせーえき……。あの女のもついてるのが気にいらないけどそれでも綺麗にしないとね……じゅるる」
念入りにサーリャは、肉棒を掃除するとこちらに尻を向けて物欲しそうに妖艶な動きで言った。
「ねぇ、頂戴……」
「……ああ」
〇〇は、突き出されたお尻を割れ目にそってそっと指で撫でた。
「あ……んん」
「心なしかさっきより濡れてないか」
「そりゃ……私ほったらかしてあんなの見せられたら……これでも我慢してたのよ。あなたに……して…………欲しかったから……」
途中から顔をこちらから反らしたサーリャだったがその顔は、耳まで赤くなっていたのが〇〇には、わかった。
「わかった。入れるぞ」
「ええ、いいわ。〇〇ならいつでも……」
「……これ、破くぞ」
「ええ……」
局部回りのタイツを破くと衣類をずらし、サーリャの秘所に一気に挿入した。
「ッ! ……はぁ……〇〇。〇〇のが私に、入って来る」
「くっ、お前のきついな。動くぞ」
「いいわ。〇〇が好きなように動いて!」
「そうか。なら」
突き上げるように〇〇は、サーリャの中をどんどん突いた。
「大丈夫かサーリャ」
「いい、いいわ。〇〇のが私の中に……。もっと、もっと私を犯して!」
「ッ……いやらしい奴だホントに」
「あは、だって〇〇が犯してくれてるんだもの。興奮しないわけがないわ」
「そっか」
と〇〇は、体位を変えてサーリャをこちらに向けさせた。
「俺もかなり興奮してるよ。こんな可愛いサーリャを見れて」
「ッ……」
不意打ちだったらしくこの言葉にサーリャの顔を真っ赤にして縮こまった。
「ずるいわ……こんなの……意地悪な人。私の顔を観るために体位を変えたのね……」
「あ、ばれたか。でもこれだけじゃないさ」
と〇〇は、唇を重ねた。
「こんな目的もあった」
「ッッ……! ずるい人……」
「はは、そうかもな」
火が出そうなほどサーリャは、真っ赤だった。
そんなサーリャに〇〇は、もう一度キスをした。
今度は、舌を絡めた熱いキスだった。
「ん……ちゅぶ……んん」
サーリャもそれに応じようと積極的に舌を絡めてきた。
お互い夢中になって互いの舌を絡め合い互いの唾液を混ざ合っていた。
「なあ」
「何?」
「そろそろイキそうだ」
「いいわ。私も……あなたのタイミングで……」
絶頂に向けてピストン運動が加速する。
時より、肉と肉がぶつかり合うたびにやらしく揺れるサーリャの胸をいじりながら夢中で腰を降り続けた。
「い、イクぞ……サーリャ」
「きて! いっぱい私にきて!!」
「っ!」
イク瞬間、自分の肉棒を引き抜くと溜まってた白濁が噴水のように発射された。
吐き出した精液は、糸が切れたように絶頂をむかえたサーリャの身体に降り注いだ。
「ハァハァ、今度は、ちゃんと……って、まだ元気なのかよ俺」
すでに何度か射精し、たった今も出したばかりなのにも関わらず〇〇の肉棒は、今だ健在。元気ギンギンな状態だった。
薬の影響が強いとは、いえ自分でも呆れるほど元気なものだった。
「〇〇さん」
回復したリズが這い寄るように〇〇に接近して来た。
「まだ、元気だね」
「ああ、自分でもびっくりするくらい元気だよ。正直、俺は、疲れて来たというのに」
「えへへ、でも私、まだまだ欲しいな〇〇さん」
甘えるような小悪魔的な笑みでリズは、言った。
「ちょっと待ちなさいよ」
とサーリャも起き上がった。
その表情は、どこか不満気だった。
サーリャは、〇〇に近寄ると〇〇の腕をギュッとつねった。
「痛ッ!」
「なんで私には、中にくれなかったのよ。この女には、やっといて……」
「いや、だってそりゃ流石にまずいだろ」
「何がまずいのよ。子供が出来たってちゃんと育てるから大丈夫よ。フフフ、〇〇と私の子供……大事にしてみせるわ」
「あ、サーリャさんずるーい。私も〇〇さんの子供欲しい」
「ちょっと落ち着けって! まずいだろ。そりゃやっちゃったもんは、仕方ないけどそんな二人も孕ませるなんてそんな……」
「……うるさい」
強引にサーリャは、〇〇を押し倒した。
「大丈夫よ。例えあなたが選ばなくてもあなたには、迷惑かけないわ。だから……私にあなたの子供も頂戴」
ゾッとするような悪魔的な淫らかな笑み。
サーリャは、有無を言わさずに〇〇のものを再度自分に挿入した。
「はうぅぅっ……! いいわ〇〇! いい……! そのまま……頂戴……〇〇の子供を……!」
「あ、サーリャさんずるい! 私も」
とリズも〇〇の顔上に跨がった。
「うわっぷ、待てリズ。サーリャも!」
「ああ、〇〇のが……当たる」
「〇〇さんの息が……ねぇ、〇〇さーん」
「ぐ、えーい、こうなりゃヤケだ!」
やけくそ気味に吐き捨てると〇〇は、はサーリャを突き上げ、リズの秘蜜を舌先で刺激した。
「ひゃあぁぁ! 〇〇さん!」
「ひぐっ! ……〇〇!」
そこからは、三人は、ただただひたすらにやり続けた。
疲れ果てて朝になるまで獣のように〇〇は、二人に注ぎ込んでいった。
夜は、まだまだ長そうだ。
…………続く?
以上です
エロパロ初挑戦で未熟でスマン
強引に書き上げた ×
途中で力尽きた 〇
これにこりなきゃまたやるかも
では、寝ますわ
媚薬プレイえろいな、サーリャいい仕事した
3人ともすごく楽しそうなのが良い
GJ!
GJ
でれでれリズかわいい
そういや覚醒には媚薬ならぬヒヤクがあったな(絆の収穫祭にて)
デジェルの乱れ姿が美味しかった
>>10 今頃でごめんだけど読んだ
軍師つーか策士が策を弄する系の話好きだからものすごくツボった…!ありがとう!
誰がどんな策を使ったかってどうにでも解釈できる状態にとどめてあるから個人的に
ツボな解釈で楽しめて感動した
そしてオチはやっぱりおいしくいただかれてしまうルフレしか見えないw
新婚べたべたギャンエメも可愛いな!
浮ついてるギャンレル可愛いよw
>>39を楽しく読んだ後に
>>10を読み返したら
ユニ子をたらし込んだバジーリオがフラヴィアを巻き込んでユニ子を責めたり
ユニ子にロンクーの筆下ろしをさせてやる展開が浮かんでしまった
両手に花も良いけど二人がかりでいろいろされるユニ子も良いと思うんだ
「ウチのエースがいつまでもそんなんじゃ困ります」
とあくまでも理性的に限界突破ユニ子に押し倒されるか
「バジーリオ様のご命令ですから」
と調教済ユニ子に押し倒されるか
どっちにしろバジーリオの前で襲われるロンクーかw
でも個人的にはロンクーオリヴィエも好きだな
>>57 GJ!!
リズとサーリャはマジ好きだからめちゃくちゃ良かった!!
……余談だがウドノワWマーク異母兄妹(姉弟)想像してニヤニヤしたのは俺だけか?
オリヴィエは禿様の傀儡とか子飼いとかいうイメージが強いよね
オリヴィエ婚はどうしても禿の影がチラチラと・・・
とくにクロオリとロンオリはその傾向が強そう
クロオリは将来のイーリスをゴニョゴニョ・・・
(もちろん乗っ取るわけではではないが外交のイニシアティブは握りたい的な)
ロンオリは言わずもがな
女が苦手なDT後継者をハニトラ(?)でがんじがらめに・・・
ちなみに
>>10ラストは
主犯(?)は禿だけど、黒ムさんも一枚噛んでるに1票!
表向きは陰惨な苛めからマイユニを保護するという体(てい)になっているが
つまりは将来を見越した外交の為
フェリアにマイユニを「売った」という・・・
食わせ者の他国王からわざわざ紹介された美女というとハニトラ的なものを連想するな
オリヴィエはマタ・ハリみたいなもんかと思ってた
シルヴィアやリーン達みたいに生活の為にダンサーしてるわけでも無さそうで
禿の多大な庇護の元で趣味の踊りを続け、時には禿の為に工作活動的な事もする
一介の踊り子にしてはエメリナとも面識あるらしいから上流階級のその筋の人達の間では有名人なのかも知れん
とまぁ、裏を読むのは楽しい
トラキアの話題ですまんが、ミランダが駆け落ちした騎士って
既出キャラなら誰が候補になるんだろうか
同じようにバックに権力者(養父)がいる某踊り子に比べてオリヴィエのハニトラオーラはなんなんだろうw
>>64 黒ムなら、マイユニがフェリアのどんなポジションにいても必要ならば呼び戻す自信があるというか洗脳(調教)してそうだしな
どこかで見かけたけど、 クロオリ&ロンリズの上でバジユニ子になるとバジーリオ一人勝ちシナリオに…w
>>66 コノモールかな
駆け落ち先で主従関係から解放されて夫婦仲良く暮らしたと妄想
>>67 チェンプル使って暗殺者になれるところとかじゃね?
あとは隣国の王子サマの横で「恥ずかしいです〜」とか言いながらお尻丸出しでダンス踊っているところとかか?
>>68 自分も最初コノモールおじさんかと思ったんだけれど駆け落ちするってくらいだから
あのミランダが国とか身分とかどうでも良くなるほどの魅力みたいなものがあったりするんじゃないかと
オリヴィエを実の娘のように扱うバジーリオ
略してバジーリお父さんを想像してみたことがあるが
オリヴィエが結婚するときに
「お前が自分の意思で選んだんだから俺がとやかく言う筋合いはねぇよ」
と言ってあっさり送り出す非常に聞き分けのよい父親像しか想像できなかった
あと結婚相手に「なんかムカつくから一発ブン殴らせろ」とか言う姿も
>>71 格好良い事言って送り出した後寂しくなって酒飲んでメソメソしちゃうバジーリオと
そんなハゲ頭を撫でながら
「立派な父親だったよ」
よしよし、と慰めるフラヴィア。まで想像した。
オリヴィエがフェリアに残りそうなのはヘンリーと結婚した時ぐらいか
カラムとかユニ男もフェリアに連れてこれるんじゃないか
ユニ男の場合は優秀な軍師をフェリアに引っ張りたいバジーリオの策を疑ってしまうw
トラキアって、ぬいぐるみ同梱セットとか無かったっけ…?
トラキアも実生活が忙しくてできなかった作品だなぁ
てかもうアーカイブで一気にガッと出してくれないかな、
そのまま移植でいいから
あったな
ドラゴンとペガサスのミニぬいぐるみセット
>>70 じゃあリーフ側近の騎士、フィンで…
って思ったが、フィンは駆け落ちしなさそうなタイプだしなあ
>>75 トラキアならWiiUで今日配信されたばかりじゃないか
ロンクーと結婚した場合もフェリア残留でないの
「隣国の王子にハニトラ仕掛けたら女苦手なはずの身内が引っかかった。解せ(ry
>>67 すごく個人的なイメージなんだけど、マイユニは男女問わず個人的な能力はバカ高いけど
他人が絡むと途端に残念になりそうなイメージが。押しに弱そうというか…ファウダーにあっさり操られたし
あれは血統のせいかファウダー経由でギムレーでも流れ込んでたかなんだろうけど
>>77 あ、いやトラキアに限らずできるかぎりの過去作をこう…無理かw
トラキアいいよな
>>75 持ってるよ
実家に多分まだあるよ
トラキアは女性キャラの境遇に妄想しがいのある子が多いな
ラーラ、サラ、ミランダ、ナンナ、マリータ、ティナ
捕まったり操られたり
トラキアは強制収容所とかおいしすぎ
強制収容所いいシステムだったなー
利用するかしないか選べるし、エロ妄想もはかどる
敵に捕らえられ、味方の前でアレコレされる女性キャラ達…
とか何とか色々妄想が広がっておいしいな
トラキアの捕らえる・強制収容所システムはエロ的にありがたい仕様だった
また復活してくれんかな
>>84 関係ない話を唐突にするけど、女キャラが恋人作らずに脱落しても、
父親不明で普通に子世代が登場する救済システムはほしいな
>>85 負けた女キャラがその後どうなって、子供ができたのかを想像すると色々滾るな
父親不明シチュも好物だが、個人的には子供キャラの父親欄に『父親:山賊』や『父親:○○兵』って載ってるのも好きかも
…FEのceroがBでは済まなくなりそうだがw
ミーシャなんかそんな感じそうで
シリーズ歴代で捕らわれてる女性キャラは多いけど、トラキアやベルサガのシステムだと女性キャラ全員がそういうシチュに出来るから捗るな
今の時代に実際にそんなキャラに出てこられても喜ぶ人の方が少ないだろうな
俺は喜ぶぜ!
囚われてたリーンの「あんまり…大丈夫じゃない…」が好き
あれは妄想しがいのある良い台詞だったと思う…
>>91 > あれは妄想しがいのある良い台詞だったと思う…
処女好きにとってはトラウマものかもしれないけれど
犯されて傷心のリーンを深い愛情で心身ともに慰める展開もアリと思うんだ
まあ俺のアレスはナンナといちゃついていたけれど
アレスといえばコミカライズの影響でアレユリ頑張った覚えがある
聖戦はコミカライズが多かったけど、CPにそれぞれ理由があってなるほどだったなあ
アレナンはお互いパラディンだから使いやすいし支援会話がナンナ攻めっぽくていいな
>>92 リーンもアレスも元から童貞処女でもないんだろうが
あの件で若干距離が出来たところに親戚話でナンナと親しくなったと妄想…
リーフはティニーとくっつけてたな、元敵同士はいいものだ、背景にしがらみがある程燃える
さすがに一年以上経過したからか、落ち着いてきた感じがあるな。
支部も閲覧が1000とか普通だったが、今は100・200とゆっくりだ
暁一部の、ララベルさんやクルトと牢獄から脱出するマップの会話がエロかった
ララベルさんの「私達はここで何されるのかしら…
ああ、私には勇者さんがいるというのに…!」(うろ覚え)
って台詞にそこはかとないエロスを感じた
支部の覚醒小説はカプ傾向がここや世間と違ってるのもあるな
意外なカプが投稿数多かったする
>>95 ドラマCD出たらまた伸びそうな気がするな
サーリャフィギュアにスマブラにメガテンコラボにとまだまだ覚醒熱が続きそうで楽しみ
メガテンコラボは舞台が現代らしいので大丈夫かと期待のような不安がw
メガテンコラボは期待しない方がいいんじゃない?
別に現代でも構わないけど、ゲームシステムはどうなるのか
まぁ毎年新作出るようなシリーズじゃないから、悪くても賑やかしにはなりそうだが
いや、そうじゃなくて。インデックス民事再生だよ
申請受理されたの?ゲーム部門がこのまま開発続けられる状況ならいいけど…まだ不透明だし
>>102 つい先日新情報出たし、開発続行なのは間違いないんじゃないかな
舞台が現代ということは、バイブ責めとかエロ写真撮影とか
FE本編では不可能なシチュも出来るってことだよな
楽しみなような怖いような
前スレの最後の方にあった封印現パロみたいな展開をキボン
聖戦の系譜を現代パロしたら、
一人の妹を巡って、同母兄と異父兄の熱い戦いが
見れるんですかね?
リアルな昼ドラになるな…
ディアドラ=孤児院で育つ孤独な美少女。実は良家の出
シグルド=町でディアドラを助けて一目ぼれ後結婚までするどこぞの御曹司
アルヴィス=ディアドラの異父兄。記憶喪失になったディアドラと結婚
ユリウスって仕込んだ時期考えるとコープルより年下だよなあ
イシュタルは彼が十代入ったばかりのころから愛してたんだろうか
あんな邪気眼よりラインハルト選べば幸せなサンダー一家になれたのかもな
愛してたつーかずっと持ってた好意がどこかで愛にCCしたんだろうけどな
ユリウス周りは老若男女問わず策略本気事故行きずりでドロドロの肉欲劇場になってそうだと思いながらプレイしてたな
>>106 昼メロっちゅーか
韓流ドラマや大昔の大映ドラマ(「赤い」シリーズとか)のノリだな・・・
正直イシュタルがユリウスに恋愛感情持ってたかってのは疑問だなぁ
幼馴染みとしての感情と、「自分ならユリウスのロプト化を止められたのでは」との自責が大きいと思う
終章のイシュタル出撃時の会話が、どうも恬淡としてて、唯一聖戦本編で
「愛してる」ってイシュタルが言ったくだりが、自発的な発言じゃないし
(しかも直前に「しばしお側を離れ〜」とか言いつつ戦闘では「最後の戦いを見せてやろう!」
とか大嘘ついてるせいで余計ユリウスに言わされた感がある)
少なくとも、終章時点では恋愛感情は消えてたか、彼女が愛した頃のユリウスは戻らないと諦めてたと思う
まぁ俺がユリイシュ贔屓してないせいだろうが
ティニーの話だと「二人は愛し合っていた」みたいだったけどな。
イシュタルはユリウスのロプト化とか、トラ7でラインハルトに嫉妬して
左遷したりとか子供狩りの時に辟易してたし、この頃から純粋な愛が薄れたんじゃないかな?
大沢版だと魔力なき者がイシュタルに触れたらしんでしまうけどユリウスは死ななかったという話があったなあ
全く理由のないぽっと出の設定はちょっと納得出来ないな
聖戦の話題のところ豚切りですみません、投下します
・(バグで増殖した)クロム’S×マイユニ♀(ルフレ)の3P
・と言いつつ喘ぎ少なめでエロ描写薄めかもしれません
・NGは「トライアングルナイト?」でお願いします
夜、近隣の村落からは距離のある開けた一帯。
そこに駐留するイーリスとフェリアの連合軍の陣地内、立ち並ぶ天幕のひとつから、
微かに悩ましげな女の声と何かをかき回しているようなぐちゅぐちゅとした音が途切れることなく響いてくる。
もし誰かが天幕の側を通りかかり耳を澄ませたなら、大いに顔を赤らめ逃げ出すことだろう。
男女の交わりの知識が少しでもある者であれば、それらの音声が何を意味するのか即座に察する筈だ。
そして実際、薄暗い天幕の中では外に漏れ聞こえてくる音から想像するのと寸分違わない光景が繰り広げられていた。
「…っふ、あ、んっ、ふぁあっ……ぁっ…んっ……!」
行軍用の簡易寝台の上でうつ伏せになり、
腰だけを高く突き上げるような格好で後ろから引き締まった体躯の男に貫かれる女。
互いに今夜幾度達したのか、泡立ちすらしている結合部から太股にかけては蜜と白濁が入り交じって流れ落ち、既に下の敷布も濡れて染みを作っている。更に、行為の激しさを窺わせるように二人の全身には珠のような汗が浮かんでいた。
体勢的には女のほうが無理矢理犯されているように見えなくもない。
背後からというのはまるで獣の交尾だと信心深い人間は嫌悪感を覚えることもあるし、腰に回された男の腕も、まるで彼女を逃さぬように捕らえてでもいるかのようだ。
けれど彼等は軍内でも知らぬ者はいないほど仲睦まじい恋人同士――否、夫婦なのだった。
聖王代理クロムと、その妻ルフレ。
記憶喪失で行き倒れていた女性を妃に、という出来過ぎた物語のようにして結ばれた二人。
吟遊詩人や劇作家たちの筆も追いつかない位、その熱愛ぶりを語る逸話は多い。
だから皆が寝静まった後、昼の間は否応なしに意識せざるを得ない立場を忘れてこのように互いを求め合うことも、決して非難されるべきものではないだろう。
しかし今夜は、些か様相が異なっている。
寝台の上には実はもうひとり、別の人間がいたのだ。
しかも寝台の上方に腰掛けたその男は硬くそそり立った自分のものをルフレに咥えさせ、
背後のクロムを飲み込んでいるのとはまた異なる、温かく柔らかな口中に何度も白いものを吐き出していた。
その為に、ルフレの方で処理しきれなかった分が時折こぽりと溢れて、上気した赤い頬も汚していく。
「ふぁ、ん、んんっ! う、ふ……」
くぐもった甘い嬌声。上下の口を同時に犯され、
二人の男の欲を幾度も受け止め続けるある意味異常な状況下でも、暗闇の中でも分かるほど彼女の顔は快楽に蕩け、
表皮がほんのりと薄桃色に染まった身体はどちらの男も悦んで貪っていた。
日中の理知的な様子が嘘のように乱れるルフレを見て、口淫をさせていた男の方が愛おしげにその髪を撫でる。
「……これで分かっただろう? どちらも俺だと」
発された低くどこか艶のある声は――彼女の夫と似ていた。それどころか、寸分違わず同じだった。
灯りを落とした天幕内は暗くつぶさに眺め比べてみることは叶わないが、
鍛え上げられた体躯に幾つかある傷の位置、熱に浮かされたような濃紺の瞳、
同色の髪に縁取られた相貌、何もかも『聖王代理クロム』そのもの。
今ルフレが口中いっぱいに頬張って懸命に奉仕を続けている肉棒も、
半身と呼び合う愛しい夫のものと同一だともう十分に分かっていた。
上の口で味わっているそれを、少し前までは下の方で受け入れていた為だ。
初夜からこちら、クロムだけに愛され続けたルフレの中はすっかり彼のものに馴染んでしまったからよく理解できた。
目の前の男もクロムなのだと。
答えの代わりにルフレは一際大きく音を立て、舌を絡ませて口全体で愛撫を施す。
すると彼女の意識が前方に向いたことが気に食わないのか、背後のクロムが濡れそぼった秘所をより一層奥まで突き上げ、
名を呼びながら汗ばんだルフレの背に噛み付くような口付けを与えてきた。
平時であれば痛みを覚えるのだろうが、情欲に火照った身体はすぐにそれを快感へと変えてしまい、
奉仕の合間切なげな吐息を漏らすと共に反射的にクロムを締め付けてしまう。
正直な反応に満足したのか再び落ちてきた唇は優しかったが、それはそれで堪らないものがある。
要は、クロムの行為すべてが意識が飛びそうになるほど気持ち良いのだ。
今夜はずっとこの繰り返しだった。二人のクロムは前後を入れ替え、繰り返し繰り返しルフレを責め続ける。
天幕内には三人が発する熱気、愛液のにおいが充満していた。
もう、どれくらいの時間が経ったのか分からない。
通常ではあり得ない事態と、いつもの倍と言って良いくらい彼女を悶えさせる快楽にルフレの理性はほとんど麻痺しかけていた。
辛うじて踏みとどまっているのはほんの僅かな部分だけで、それは何故このような事態になってしまったのか必死に思考をまとめようとする。
けれど普段ですらクロムに翻弄されるばかりなのに、彼が二人になってしまった今では到底無理な話だ。
それでもどうにか思い起こすと――――。
***
事の起こりは、軍への新たな加入者が増えるにつれ資金不足が深刻になってきた為、異界へ赴いたことだった。
イーリス南方の小島にある不思議な門は、どういった原理なのかは知らないがルフレたちを様々な異界へ運んでくれる。
その内のひとつに、大金を溜め込んだ屍兵が数多くいる場所があるのだ。
敵は逃亡するばかりで積極的に攻撃してこないので比較的安全に資金を稼ぐことができる。
今日も軍内の主だった者が総掛かりで複数回その異界へ赴き、取得した金塊がその日の目標額に達したことで門の外へと戻って来た。
問題が発生したのはちょうどその後だ。
門の入口には軍に加わっている商人アンナの姉妹がおり、
彼女に「お疲れ様」と労われながら隣にいた筈のクロムを見遣ると……彼が、二人になっていた。
始めは目の錯覚かと思った。戦闘中、ルフレの目には自軍敵軍を問わず様々な情報が『視える』。
不可思議な力だがクロムの軍師としてこれ以上有用な能力もない。
異界の門と同じく原理は分からないがありがたく活用させてもらっている。
しかし連戦して疲労が溜まったあまり幻覚を見たのだろうか、と。
咄嗟に考えられたのはそれだった。けれど。
「あ、の……クロムさん?」
「「どうした、ルフレ?」」
同じ声、同じ間合いで二人のクロムが答える。本当に、二人の人間が同時に口を開いたようだった。
まさか幻覚に加え幻聴まで、とルフレの意識が遠くなりかけたところで彼等はまじまじとお互いに見つめ合い。
「「うおっ?! な、なななな何だ?!」」
まったく同じ仕草で相手を指差し、驚愕の声を上げたのだった。
「あらら、これは困ったわね」
「アンナさん、あの、あの、これは一体……!」
クロムの声に異変を察知したのかアンナが近寄ってくる。
周囲の仲間たちは自分の目が信じられないような面持ちで、二人に増えた軍主を見守っていた。
ルフレも気持ちは同じで、まったく頭がついていけない。
クロムと、彼と瓜二つの男性見比べながら途方に暮れた声を上げる。
しかしアンナはあっけらかんと笑いながらこう言った。
「多分異界を出て、セーブデータを記録した時にバグが起きちゃったのね」
「へ? せぇぶでーた……? ばぐ……?」
「ああ、ごめんなさい。今のはなしなし。えーっとね……何て言えばいいのかしら。
つまりちょっとした不具合が起きているみたいなのよ」
それから何やら様々なことをまくし立てられたのだが、さっぱり理解できず。
とにかく異界の門を出入りしたり、街道などに出没する屍兵を退治したりしていれば自然に解決するだろうということだけはどうにか分かった。
ならば善は急げと意味なく異界の門の出入りを繰り返したのだが、
少しも状況が変わらない内に日が暮れてしまい、陣中に戻ることになったのだった……。
***
「うーん……」
「どうしてそんなに悩むんだ」
「そうだぞ、ルフレ。まあ不思議なことは不思議だがその内元に戻るだろうさ」
「そうは言いましても。お二人とも本当に、本当にクロムさん……なんですか?」
「「疑うのか?」」
「い、いえ! そんなことはないのですけれど、でも」
眉根を寄せられ慌てて弁解はしたが、何事も理詰めで考えてしまうルフレにとって今のこの、
あり得る筈がない事態は正直理解できる許容量を超えていた。
現在三人――そう、二人ではなく三人だ――がいるのはクロムの天幕の中である。
軍主の為のものだけあって、それなりに広い。
その中で椅子に腰掛け唸り続けるルフレの目の前には、隣り合って並ぶ依然夫と同じ顔をした男が二人。
左を見、右を見て、もう一度左を見る。
だが視界には相変わらず見慣れたクロムと瓜二つの男性が二人。
どれだけ穴が空くほど眺めようと二人。夕刻から今までどれだけ見つめ続けてもこのままだ。
不機嫌そうな、夫と同じ顔をした男に同時に視線を向けられる奇妙な状況。
それにほとほと弱り切ったルフレは、現状をあり得ないと否定してかかる思考と折り合いをつけるべく、
彼らが両者共に『クロム』なのだと確証が得られそうな質問は何か考えようとする。
だがその前に軽く腕を引かれたと思うと、次の瞬間には彼に抱き締められていた。
くつくつと先程までの様子とは打って変わって楽しげな笑い声が間近で響く。
「あ、あの!」
「そんなに疑うなら、確かめてみるか」
「たたたた、確かめるって、何を……ひあっ?!」
彼の拘束から逃れようともがく中、更に別方向から笑い声が重なった。
途端に走る、甘い痺れ。見れば隣のクロムが引き寄せた手の甲を舐めたのだった。
彼は「色気がない悲鳴だな」と苦笑交じりに囁きながらこう続ける。
「俺たちがお前の知る『クロム』と同一人物なんだと確かめるのに、いい方法があるじゃないか」
「え」
嫌な予感がした。動きをより激しくして抵抗するが、拘束は一向に緩む気配がない。
それどころか、ルフレを抱き締めているクロムの方は嬉々として彼女のローブに手をかけ脱がそうとし始めていた。
「や、ちょ、やめてくださ…あっ、っあん!」
「今夜はいつもの二倍……お前を愛してやる」
***
そして、快楽の波に何度も押し流されそうになりながら事の経緯をすべて思い出せた頃には、ルフレは高みに上り詰める寸前まで来ていた。
それは彼女を貪る二人も同じようで、どんどん抽挿の速度は早まっていく。
「っう、ん! んんっ! ふあぁぁ!」
「…は…っ、いやらしいな、ルフレ。上でも下でも俺を咥え込んで……まだ欲しがってる」
時折後方からクロムが苦しげな声を上げるのは、自分の中が、よく馴染んだ男の剛直にきつく絡みついて締め付けるからだ。
より奥へ、奥へと誘うように。
それを思い知らせるように掠れた声で囁く間にも、彼はこちらへ覆い被さり胸の膨らみを乱暴に掴んで揉みしだく。
羞恥心と新しい刺激で淫らな水音は一層の激しさを増した。
滴る蜜と白液、汗で敷布の染みがまた濃くなる。
身体は一度目の交わりから正直だったが、心も、今や男に二人がかりで犯されるというこの異様な事態を受け入れていた。
というよりは正常な思考できなくなりつつあるというのが正しいかもしれない。
秘裂の奥を掻き回す熱杭に意識を持って行かれれば、引き戻すように深く口中へもうひとつのそれを押し込まれる。
逆に、未だ衰えを見せない口で咥え込んだものへ一心に奉仕すれば先刻のように別の快楽が与えられ後方へ注意を戻すよう促されもして。
おかしくなりそうだ。いや、もうおかしくなっている。
激しい水音に聴覚まで犯されているような気がした。
額や頬に張り付いてしまった髪を優しく掻き上げる仕草、熱を帯びた吐息が肌を擽る感触、
天幕内に充満する蜜と白濁のにおい、すべてがルフレを追い詰めていく。
「っ、くっ!」
「ん、んむうううっ! ぷ、あっ……!」
やがて揃って絶頂を迎え、前後から再び欲望の迸りを受けたルフレは白濁をすべて喉の奥に収めきった後、
半ば放心状態になっていた。全身が火照って燃えるようでとりわけ下腹の辺りがひどく熱い。
吐精したクロムのものは口腔内から引き抜かれたが、同時に達した秘部の中にある方は胎内で依然脈打っている。
「っん……ぁ、ん」
自重を支えきれず、崩れ落ちそうになった身体は繋がったままのクロムに抱き寄せられた。
彼は掠れた甘い喘ぎを漏らすルフレの首筋に唇を寄せ、汗ばんだ震える肌を味わうようにくちづけの雨を降らせる。
その度に絶頂の余韻に浸る中が蠢くのが分かり、気恥ずかしさにクロムの腕の中から抜け出そうとするが、
支えがなければ身を起こしていられない状態では無理な話だった。
むしろ、却って自分の膣内でまだ硬度を保っているものに中を擦り付けるような動きになってしまう。
「あっ……ふああっ…」
敏感な部分に当たり、瞬時に湧き上がる衝動をやり過ごす為に身を捩っても別の感じる箇所にぶつかる。
少しだけ平静さを取り戻していた思考が、また熱に押し流されそうだ。
そんなルフレに背後から腕を回しているクロムは艶のある声でこう囁く。
「なあ、ルフレ。……俺は、誰だ?」
「……くろむさ、ん……ぁっ!」
「それなら、俺は?」
くぐもった声で尋ねるのは、ルフレの細い指先を口に含んだもうひとりのクロムだ。
わざとらしくぴちゃぴちゃと音を鳴らして指を舐め上げる舌の動きに身体が跳ねる。
いやいやと首を振って引き抜こうとしても離してくれない。
「や、んっ…! く、くろむさん……くろむさんですぅうっ!」
「……いい子だ」
口を離して乱れた髪を一房つまみ、彼は労るように優しく唇を落とす。
背後からのくちづけも止まり、白いものに塗れた陰茎もずるりと抜き出て
包み込むような温もりを感じるだけになるとようやく落ち着いてくる。
いつもより激しい責めに身体はもう疲労の極地にあった。
クロムとの行為が嫌いな訳ではなく、全身で彼を感じられるのは嬉しい。
だが目蓋が重く、このまま愛しい人に抱かれて眠りたかった。けれど。
「ひぁぁあっ?!」
身体が浮き上がるような感覚の後、幾度も精を注ぎ込まれぬめった秘裂の奥に硬いものが侵入してくる。
今度は指を舐めていたクロムと向き合う形で座らされたのだ。
「あ……くろむさん……」
「本当はもう眠らせてやりたいんだが……俺は疑われて傷ついたし、お仕置きが必要だろう?」
「そうだな。覚悟しておけよ、ルフレ。どんな姿でもすぐ俺のことが分かるようにたっぷり教え込んでやる」
微笑む二人に明日一日、自分が寝台から出られないであろうことを確信して、ルフレは諦めたように、
そしてどこか甘えるように自ら腕を回してクロムに抱きついた。
***
その後、軍内で一騒動を巻き起こした聖王代理の増殖事件は
またきっかけが分からぬまま解決した。
ただそれからしばらく、しきりに異界へ行こうとする聖王代理と、
必死に止めようとする妻という光景が見られたとか。
以上です
121 :
114:2013/07/14(日) NY:AN:NY.AN ID:/wUxWWXG
115-120で終了です
もっとエロくしたかったけど力及ばず……
お目汚しすみません
読んで頂いてありがとうございました
>>114 GJ!
クロユニの汎用性の高さよ…
はっちゃけたセックスしてる時でも愛情信頼思いやりが根底にある感じがイイ
クロムS×ユニ子Mの印象あるなぁ
ユニ子は昼間冷静な軍師してるが夜はいつまで経ってもどこか初心く夫に翻弄されてるイメージ
>>114 GJ!
そりゃ弱点を知りつくした同一人物×2ゆえ
ユニ子への攻めも効果的でしょうねぇ・・・
ところでクロムさん
ココだけの話ですが
さる場所に真実の泉というモノが存在しましt(ゲス顔
なおご対面シーンで
杉田の「ぬおっ!」ボイスが脳内に鳴り響いて茶ぁ噴いたw
なんと言って良いのかよくわからないけど(褒め言葉)GJ!
しかしルキナとマークが2人ずつ現れそうな状況だなw
GJ!!
美味しすぎるバグだ
ルフレの「くろむさん」呼びが最高
みんなの前ではしっかりしてる軍師が、夫クロムの前では乱れて恍惚に浸っていく姿が大好きだ
>>114 GJ!
最近3Pもの多くて嬉しい
>>122 汎用性と言えばクロユニ♀支援Bが他キャラで起きた場合を想像すると滾る
初めて見た女の肌から頭から離れなくて悶々とした末に襲っちゃう童貞組とか
裸を見たことをばらされたくなければ言うことを聞けと強請って関係しちゃう年長組とか
女同士だから恥ずかしがらなくても良いじゃないと迫るサーリャとか
>>127 それいいな
ちとグレゴ×マイユニで妄想してくる
>>114 GJ!
普段は理性的な女がトロトロにされるシチュが大好きだから
ユニ子は誰が相手でも美味しくいただいてます
ティアサガのエロパロSSでヴェガ×クリシーヌを投下します。
注意点は以下の通り、苦手な人はスルーで
・クリシーヌの恋人アルドの人物像について創作があります
・ヴェガが童貞
・クリシーヌがシゲンとヴェガの死闘以前に売春で暮らしを立てていた描写あり
大戦後、黒の剣士ヴェガは女剣士クリシーヌを道連れにしてシュラムの里へと向かった。
道中に出没する魔物や夜盗の類は彼の敵でなく、里を目指す旅に大した波乱はない。
(私、これでいいのかな……)
そんなヴェガの後ろからついていくクリシーヌは、複雑な想いを内に秘めていた。
彼女の恋人アルドはヴェガによって殺された。
互いに命を賭けた男の戦いであろうと何であろうと、その事実は変わらない。
アルドという支えがいなくなってから、彼女の人生は変貌した。
町娘が一人で生きられる程、戦乱の世は甘くはない。
色街に身を沈めて辛苦の思いで日銭を稼ぎ
時には盗賊の情婦になって盗みを手伝いながら必死に剣を学んだ。
それらの苦労は全て、いつか仇の男を討つためではなかったのか。
仇と再会した時、ヴェガと彼女の剣技には大きな開きがありとても適わなかった。
魔剣士シゲンに殺しを依頼するも、彼らの命を削り合う真剣勝負を見て怖じ気づいてしまった。
それ以降、クリシーヌは昔の事を水に流した……つもりだった。
しかし深く愛していたアルドに対する想いは、簡単には断ち切れない。
復活の宝珠・ダクリュオンの存在を知った時、彼女はアルドの事しか考えられなくなっていた。
アルドが生き返る――それは彼女が夢にまで見ていた叶わぬ望みであった。
クリシーヌは最早周りの事など思慮にも入れず、衝動的にそれを盗み出して単身モースの塔に登った。
その場所は恐ろしい魔物たちの巣窟だった。
クリシーヌは恋人との再会のみを強く心に描いて魔物相手に奮闘し、階段を上っていく。
だが一向に減る気配のない魔群に対し、持参している刀剣は酷使に耐えきれず潰れていった。
やがて最後のシミターも折れ、クリシーヌはなすすべなく飛び交うガーゴイルたちから逃げ惑った。
五階の部屋は複雑につながりあっていて、どこをどう辿って行けばいいのか見当もつかなかった。
必死の思いで小部屋へと逃げ込み、忙しない息を抑えて身を潜める。
逃げる途中で足首をくじいてしまい、もう一歩も歩けそうになかった。
外ではドラゴンゾンビとゴーレムが石壁にぶつかっている。
脆くなっている古壁が壊れるのも時間の問題だった。
「アルド……助けて……」
袋小路に追い詰められたクリシーヌは、大粒の涙を流しながらかつての恋人の名を呼んだ。
壁がガラガラと崩れて恐ろしいドラゴンゾンビの顔が現れた時、彼女は死を覚悟した。
だがその一頭はおぞましい断末魔を上げながら、前方の床にその巨体を沈めた。
黒い血飛沫が腐臭と共に辺りに立ち込める。
その後ろから黒い人影が見えた。
「アルド……!」
クリシーヌは呼びかけたが、そこにいたのはアルドではなく黒服を纏った剣士だった。
「……ヴェガ!?」
ヴェガは一言も語らず、クリシーヌの側に寄ってマンゴーシュを投げ渡した後
踵を返してゴーレムの群れに飛び込んだ。
ゴーレムたちは次々とその硬身を彼の殺刃の贄にされ、崩れ去っていく。
彼は呼吸一つ乱さずに見事な太刀筋で魔獣たちを屠っていった。
そしてホームズ、シゲンが続いて目の前に現れる。
彼らは彼女の手からダクリュオンを奪い返しただけで
助けようともせずに魔獣たちとの闘いに身を戻していく。
その冷たい態度は、仲間を裏切った彼女を見果てぬ夢から覚ました。
彼女自身も微力ながら受け取った剣を振るって活路を見いだす。
やがて戦闘が一段落すると、クリシーヌはホームズの前に歩み寄った。
「貴方たちを裏切ったんだもの……覚悟は出来ているわ。殺すなら殺して」
「都合の良い女だな……勝手にお宝を盗んで仲間の手を煩わして
今度はてめぇが死ぬのまで助けて欲しいとか言いやがって」
ホームズが嫌味混じりに溜め息を吐く。
クリシーヌはずっとうつむいてその言葉を聞いていた。
「いいか、俺は疲れている。これ以上余計な仕事を持ち込むな。
……じゃあイル村に帰るぞ」
「ちょ、ちょっと!」
結局クリシーヌは何のお咎めもなくホームズ軍に留まる事になった。
唖然としている彼女に向かって、シゲンはホームズが許した理由をこう語った。
「ホームズの奴はお前の気持ちを汲んだんだよ。
だが、今回のような騒ぎはこれまでにしろよ」
「……。ええ……」
こうして、クリシーヌの恋人を蘇らせる夢は水泡となって消えた。
それ自体は無念であるが、前より諦めがついた。
「ねぇ、ヴェガ……」
島を離れた後、クリシーヌは甲板一人でいたヴェガに近づき、話しかける。
「……何だ」
「……。あの時は、ありがとう……」
「礼など必要ない。俺にとっては取るに足らない事だ」
「それでも、礼を言っておくよ」
「ふん……勝手にしろ」
# # #
最初はただの冷血漢とばかり思っていたヴェガだったが
こうして寝食を共にしているうちに、クリシーヌはヴェガの考えや心が分かるようになっていた。
旅の途中、野宿をしたある晩の事だった。
付近の魔物を粗方倒し尽くしたヴェガは、焚き火の準備が整うとその場にごろんと横になった。
丁度クリシーヌに背を見せている体勢である。
在軍時ですら相手に背を向ける事を嫌い、座ったまま寝ていた彼にとってそれは無防備に等しかった。
「……どうした」
ヴェガは後ろを見たままクリシーヌに言い放った。
「……今なら楽に俺を殺せるぞ」
クリシーヌは、ヴェガに対する憎しみをどこか捨てきれない部分があった。
彼はそれを察してわざと背を向けたのだ。
ヴェガが自分に対して多少の自責の念を持っている事を知り、クリシーヌは驚きつつも思わず笑ってしまった。
その時既に彼女の中で彼に対する憎しみは跡形もなく消えてしまっていた。
「安心して休んだらいいよヴェガ。あんたの背中は、私が守っておくからさ」
「……」
ヴェガの反応はなかった。昼間剣を振るい続けた疲れは相当なものだったのだろう。
すぐに体の心まで深い眠りに入ってしまった。
# # #
クリシーヌとヴェガの二人は辺鄙な山麓の集落、シュラムの里へと辿り着いた。
そこは傭兵たちをはじめとする無頼漢たちの言わば城だった。
クリシーヌは早速傭兵ギルドに登録しがてら挨拶して回った。
この町はヴェガの名声が轟いているため、彼のネームバリューのお陰で依頼については事欠かなかった。
クリシーヌも彼についていき、ミッションを達成して日銭を稼いだ。
そこで彼女は、酒場のマスターとヴェガが話している内容をある日盗み聞きした。
「ヴェガ、お前も律儀な奴だな。まだアルドの女を守っているのか?」
「ああ、約束だからな」
(守るって……?)
気になったクリシーヌはイストリアから移住したという酒場のマスターから詳しい事を聞いた。
# # #
数年前――
ヴェガはイストリアの町外れにあるさびれた酒場で友人のアルドと酒を酌み交わしていた。
街中の酒場はいつも陽気な音楽と五月蝿い酔っ払いがたむろしているため、彼はあまり好きではなかった。
だから彼は寂れた場所にある酒場に好んで足を運ぶ。
彼の対面に座っているのはアルドである。彼はかつてヴェガと同じギルドに属していて、旧知の仲だった。
人付き合いの良いアルドは、いつも一人であるヴェガにも進んで関わりを持とうとした。
最初は眉を顰めていたヴェガだったが、そんな関係が何年も続いているうちに
彼にだけは胸中を覗かせるようになった。
「話はなんだい、ヴェガ?」
グラスに注いだ果実酒を軽くあおり、アルドは対面のヴェガに話しかけた。しかし当の彼は黙したままだった。
「ほら、いつも酒は一人で飲むお前がわざわざ俺を呼んだんだ。
何かあるはずだろう。黙り込んでいちゃあ分からないぜ」
しかし中々ヴェガは喋ろうとしなかった。仕方なくアルドは他愛もない世間話をしながら酒を口につける。
後頭部をかきながら三杯目の酒をグラスに注いだ時、ヴェガの重い口がやっと開いた。
「……アルド」
「ん」
「お前を、殺す事になった」
季節は冬の最中である。外では冷たい北風が灰色の音を立てて吹き続けていた。
「ははは、随分と律儀な死神もいたもんだな……」
ヴェガから衝撃的な知らせを耳にしたにもかかわらず
アルドは顔色一つ変えずにグラスをくいっと傾けて仰ぎ飲む。
「人の寿命をわざわざ知らせるなんて、よ」
「冗談ではない」
「お前が冗談を言うような人間でない事ぐらい、分かっているさ」
喉を鳴らして美味そうに酒を飲み干したアルドは、ヴェガにも酒を勧めた。しかし彼は全く飲もうとしない。
「分かっているなら、何故平然としている」
「……。俺は今、酒を飲んでいるが、こうしている間にも何度か殺せただろう。
お前の腕なら俺くらい造作なく殺しのけているはずさ」
「……」
「ヴェガ、お互い何時死ぬか分からない商売稼業をやっているんだ。
俺だってとっくに死ぬ覚悟は出来ている」
アルドは酒の肴を給仕に頼んだ。
「依頼主はブラードの侯爵だろう」
「……! ……なぜ分かった」
やがて棗の塩漬けがテーブルに届いた。アルドはそれをムシャムシャと食べながら喋っていく。
彼は数年前にある老人の依頼を引き受けた。
ブラードに居を構えていた侯爵の甥に当たる人物は
品性劣悪で叔父の財力を頼みに良民たちを害していた。
特に女癖が悪く、見境なしに美しい生娘をさらい慰み者にする事で有名だった。
依頼主の老人には二人の孫娘がいた。しかしいずれも件の人物の毒牙にかかってしまった。
無理やり屋敷で相手をさせられて翌朝に二人とも短刀を胸に突き立てて自殺したという。
彼女たちの婿と兄の四人は役人に訴えたが、侯爵の甥は多額の賄賂を掴ませて役人を抱え込んだ。
「逆に爺さんたちが訴えられて、四人の男たちは見せしめに処刑された。
後には棒で打たれて不具になった爺さんだけが残った。
明日にも死にそうな爺さんが、家と田畑を売った金と引き換えに
その甥を殺してくれと言って来たんだ。
払いの少ない仕事だったが、久々に胸の透くいい仕事をさせてもらったよ」
ヴェガはその話を黙って聞いていた。
「だが、殺された側の身内にはそんな悪行なんて関係ないよな。
いつか逆恨みのため、アサシンでも雇って俺にけしかけてくると思っていたよ」
「……お前には世話になった」
「はは、お前の口からそんな言葉が出るとはね。酒気に当たったかい?」
いつの間にか空いていたヴェガのグラスに、アルドが果実酒を注ぐ。
「……」
「俺を殺す事を躊躇ってくれてありがとうよヴェガ。
俺はお前の事を友達と思っていたが、それは独り善がりでなかったんだな。
今日ほど嬉しい日はないよ」
「……逃げろ、アルド」
「はは、……今夜はやけに酒が旨いな」
満面の笑みでアルドは酒とツマミを堪能する。
「お前では俺に勝てない……」
「そうだな」
「だから逃げろ」
「ふっ、ヴェガ。今夜のお前は随分お喋りじゃないか。こんなに愉快な夜は初めてだよ」
「お前には、家族がいる」
「家族か。親父は一昨年に流行病で死んだからもういない。
お袋はもっと前からいないから問題ないさ」
「名前は知らんが、女がいたはずだ」
ヴェガは相手が事ある毎に恋人の話をくちにしていた事を覚えていた。
「女……ああ、確かにあいつはいい女だな。
意外と気だても良いし、一緒になって身を固めるのも悪くない娘だ」
「アルド、俺は天涯孤独の身だ。死のうが悲しむ人間はいない」
「……一人いるぜ」
「誰だ」
「俺だよ」
アルドは席を立ち、テーブルに立てかけておいた銀剣を手にした。
「どうせなら今始めようぜヴェガ。ひょっとすると俺が勝つかもしれないしな」
「……。どうしてもやるのか」
アルドはうなづいた。二人の所属していたギルドは任務失敗について厳しい事で有名だった。
甥もそうだが叔父の侯爵も根回しして任務失敗したヴェガを亡き者にする事を考えるに違いない。
アルドは彼の剣才を惜しんだ。そして友が万が一戦い以外の場で殺される事を良しとしなかった。
「ヴェガ、お前がお前の事をどう思っているかは知らない。
だが……勝手な理屈だがな、俺はお前につまらない死に様を与えたくないんだ」
「……」
「それと……お前にはもっと、何ていうかさ
……何でもいいから人並みに幸せを感じてもらいたい。
だから命を必要以上に粗末にするな。お前の剣は、もっと大きな事に使え」
「……分かった。だが、今からの死合いには容赦しないぞ」
「いいとも。お前なら相手にとって不足はない。
……だが、頼む。死合いの前に二つだけ聞いて欲しい事がある」
「何だ」
「ツケを残したままあの世に行くのはむず痒い。だから今夜の酒はお前が払ってくれ」
「ああ、そのくらい訳はない」
「そうか。だが二つ目は少し厄介だぞ」
「早く話せ」
「それは……」
# # #
クリシーヌはヴェガを問い詰めて二人の交わした約束を聞いた。
ヴェガはずっと黙っていたが、やがてクリシーヌに根負けして真実を語った。
「アルドは戦いの前にこう言った。『俺が負けたらクリシーヌを守って欲しい。
あいつは強い女だ。一人になっても強かに生きられる力がある。
だが、時折見せる弱い部分もない訳じゃない。俺はそれが心配でならない』と。
俺はアルドを殺した後、お前の面倒を見る事を引き受けた。
しかしお前は、俺がアルドを斬る所を見てしまった。
あの時のお前は泣き叫んで俺に何度となく罵声を浴びせた。
当然、約束事など切り出しようがない。だから俺はその場を去るしかなかった。
それから俺は色々と裏で根回しをして便宜を図った。
だが俺は正直剣以外の事は不得手だ。何とか援助を整えた矢先
お前は里から出て行き、行方が分からなくなってしまった」
「それで……私を」
ヴェガはうなづいた。クリシーヌは彼の話を聞いて呆然とした。
かつて復讐の対象としていたヴェガが、ずっと自分を守っていてくれた事を今初めて知ったのだ。
第一仇人が自分を守っていたなんて一体誰が信じられるだろうか。
「アルドは俺にとって得難い好敵手だった。奴が最期に臨んで俺に頼んだ事だ。
例えお前が俺を嫌おうと、死ぬまでこの遺志を遂行するつもりだ。それこそ、命に代えてもな」
「あんた、馬鹿よ……」
クリシーヌの頬に涙が伝う。
数年越しに感じたアルドの愛、ヴェガへの感謝と彼に対して敵意を抱いていた申し訳なさ
そして自分の愚かさ――それらの感情が混ざり合い涙の色となってて溶け込んでいる。
# # #
「本当にいいのか?」
「ええ……」
クリシーヌにヴェガは念を押すように尋ねた。
彼女はその溜息が出るような悩ましい裸体を彼の前に晒していた。
今夜、慎ましい一軒家の一室で彼女はヴェガと結ばれる。
この家はシュラムの里で彼らが建てた物である。
ヴェガは剣以外には本当に無頓着で家も夜露が凌げて横になれればいいという考えの持ち主だった。
これから一緒に住むのだからと、出来るだけ良い職人を雇い、素敵な家をこしらえてもらった。
「アルドの頼み事はまだ叶っていないわ」
故人アルドの遺志を知ったクリシーヌは、ヴェガに言った。
「俺は今もお前を守っている。それだけでは駄目なのか」
「アルドは貴方に人並みの幸せを持って欲しかったと聞いているわ。
だから……私が貴方にその幸せをあげる」
ヴェガがアルドの遺志を継いでクリシーヌを守ったように
クリシーヌもまたアルドの遺志を受けてヴェガを幸せにしようと考えたのだ。
人並みの幸せとは何か――月並みな発想かもしれないが
それは家庭と家族を持つ事だとクリシーヌは思っている。
だから彼女は、今まで助けてくれた代わりにこの死神と夫婦になり、それを教えていこうと決めた。
この申し出にはさすがのヴェガもいささか戸惑ったようだ。
だがアルドの願いでもある自らの幸せというものは、確かに他に思いつかなかった。
幸せになる見当のつかない彼は、一理あると考えてクリシーヌと夫婦になる事にした。
(アルド……私、これから幸せになるわ。
貴方の友と一緒に……。アルドなら、きっと許してくれるよね?)
アルド以外の男に身を任せる事自体は初めてではない。
クリシーヌは一時期それを商売として食いつないでいた。
もうあの頃の清楚なイストリア娘はどこにもいない。
ヴェガは事前に水浴し、クリシーヌの前で腰布一枚纏って立っている。
不規則な入浴習慣を持つ彼なりに気を遣っている事が分かった。
腰布の下から彼の雄々しい肉根がくっきりと形を表し自己主張している。
それは彼にも生殖欲求がある事を如実に示していた。
彼女は死神にも血の通った人間らしい所がある事に、逆にほっとしていた。
「ヴェガ……女を抱くのは初めて?」
クリシーヌはそれとなく聞いてみたもののヴェガは答えなかった。
彼女がその疑問を持った訳は、彼の眼色にあった。
強く感情を表に出さないヴェガであるが、女体の映ったその時の瞳は
色欲の靄によってうっすらと霞んでいる。
そして股下の肉剣も抑え難い臨戦態勢にあり収める肉鞘を、空しく宙に揺らぎながら求めていた。
腰巻きをめくるとその桃色の肉剣が露わになる。
大きさ長さ共に並以上だが、その薄桜色の肉肌には女の洗礼を受けた様子がなく
年齢に対してアンバランスな印象を彼女に与えた。
「……さっさと済ませたらどうだ」
ヴェガが眼下のクリシーヌに対しぶっきらぼうに言った。
それが早く肉交をしたくて堪らない気持ちの表れという事に
付き合いの長いクリシーヌはすぐ気づいた。
「あむっ……」
クリシーヌはヴェガの肉根を躊躇いなく口唇に含み、官能的に舐めしゃぶる。
舌の一挙一動に律儀に反応するウブな男根が、普段の本人の印象と正反対で何とも可愛らしい。
「んっ……ちゅっ……ちゅぷ……あむぅ……んう……」
柔らかな舌と唇を駆使して、クリシーヌはヴェガの雄を丹念に慰めている。
口内で撥ね跳ぶ淫唾は止まる事無く増量し、彼の肉茎をあっという間に唾液まみれにした。
鈴口を舌先でほじくるように責め立てるとヴェガはやや腰を引いて腹部に力を入れた。
肉感に満ちた濃厚な口淫を受けても、ヴェガは全く表情を変えなかった。
だが身体は至って正直に快悶を示している。
「じゅぶっ、ぢゅぶっ……ちゅぽぉ、はふ……んぶっ……
ふふ……どう? イクならイってもいいわよ」
ヴェガは一言も口に出さなくなり、とうとう目まで閉じてしまった。
視覚からの刺激を遮断して少しでも射精を遅らせようとしているのだ。
口数が極端にないのも、それを悟られないようにしているに過ぎない。
女より先に惚けてしまっては格好がつかないと思っているのだろう。
(ふふ、無駄な抵抗しちゃって……)
クリシーヌにはそんな死神の健気な態度が微笑ましく映った。
そして今まで偉そうにしていた仕返しとばかりに
その巨きな乳房を下から抱え、その柔厚な峡谷に肉根を挟み込む。
「むっ……!?」
虚を突かれたヴェガは思わずのけぞった。
クリシーヌは頬に微笑を浮かべながらその豊かな淫乳を
前、後、上、下、と包み擦って雄特有の強大な淫欲を挑発した。
絶え間ない舌責めと唾熱でふやけきった淫根にはどんな天国よりも心地良い土地に違いない。
「あらあら、童貞の死神さんには刺激が強過ぎたかしら」
クリシーヌはクスクスと笑いながら死神の雄根を淫乳で包み犯していく。
柔らかな乳肉とすべらかな乳肌の感触は果実のように甘く
耐えていると口内に唾液がじわりと湧き続ける。
ヴェガの肉根は既にこの乳姦の虜と化していて、膨縮と蠢動を繰り返しながら
しきりに快乳の妙を味わっていた。
「ふふ……目を開けて見てみたらどぉ?
あんたのが私の柔らかいお乳に苛められているわよ」
「くっ……下らん……っ」
ヴェガは喉を絞るようにしてやっとその言葉を発した。
それがやせ我慢だという事は声色から明白である。
「あら、そんな事言っちゃっていいのぉ? 強情ね……じゃあ……」
「……うっ……!」
クリシーヌは先程よりも激しく淫らに蜜乳を肉根に擦り付けた。
どこまでも柔らかく暖かい魅惑的な乳圧に、ヴェガは思わず口元を緩ませ、喘ぎを漏らす。
「こ、これはぁ……っ!」
「ほらほらぁ。いい加減死神さんのヨガり顔、私に見せてぇ……
お乳で肉棒を苛められて悦んでいる、だらしない死神さん!」
厚い乳間に顔を出していた肉帽にクリシーヌは舌を差し出した。
嬲るように舐め回しているとヴェガの表情が強張っていく。
引きがちな彼の腰を追って身を乗り出した彼女は
乳淫のペースを上げて、わざと音を立てて彼の恥頭をしゃぶり愛でた。
「うっ……、ううんっ……!!」
ヴェガがたまらずうなり声を出した途端、大きく膨張した肉茎の先から
濃白の淫矢が射出され、クリシーヌの白頬を強かに打つ。
「……きゃあっ!?」
肉砲は淫精を嵐の如く乱れ放った。
ぶびゅうぶびゅうと耳がただれそうになる猥音を幾度も鳴らし、発情臭を部屋に充満させていく。
膠のような粘りを持つ濃い白精がクリシーヌの乳間から噴射され、彼女の額や口を選ばず多量に張りついた。
「んもぅ……どれだけ我慢してたのよ。鼻にまで入っちゃったじゃない……」
クリシーヌは目蓋に垂れた淫汁を人差し指で拭い、それを口に運んだ。
今まで味わった事のない程濃厚で重い雄の淫味だった。
ヴェガは片手で顔を隠して必死に息を整えて体裁を取り戻そうとしている。
余程人に弱みを見られたくないらしい、とやや呆れ気味にクリシーヌは溜め息をついた。
「どうだった、私のおっぱい?」
「……悪くはない」
クリシーヌの質問にヴェガはそれだけ返事をした。
「もう、素直に良かったって言えばいいのに……」
# # #
「今度は俺の番だ」
やっと息の調子を取り戻したヴェガは、失態を打ち消そうと
強引にクリシーヌを押し倒し、その上に覆い被さる。
しかしその動きは極めて野暮ったく、剣を華麗に振るう戦場の面影はなかった。
「ちょ、ちょっとっ!? まだあんまり濡れてな……っ!」
前戯もなく挿入を強行しようとしたヴェガに対して、クリシーヌは腕を前に伸ばし、離そうとする。
だが女手で性欲の高ぶっている雄の蛮力を退かせる事は難しい。
結局荒息を吐きながら彼は彼女の身体をしっかりと組み敷いた。
「……?」
ヴェガが中々挿入をしないので、クリシーヌは閉じていた目をそっと開けて様子を見る。
すると彼は、精液でぬめった肉穂先を蜜穴に宛がおうと必死になっていた。
肉兜が先で滑って上手く挿入が出来ないらしい。
クリシーヌは笑い声を抑えてヴェガに話しかけた。
「もぉ……がっつかないで少しは落ち着いたら?」
「俺は、がっついてなどいない……くっ……!」
ムキになっているヴェガは陰部を凝視して挿入を再度試みるものの
上手く行くはずがなく氷上の亀のように滑っている。
自前の剣の扱いに関してはどうも素人の域を出ていないようだ。
「はいはい……ほら、ここよ。ここに入れるの」
見かねたクリシーヌはヴェガの淫根を細手で優しく掴み、自身の膣穴へと導いた。
挿し入れる方向が定まると、彼は腰をぐんと前に出して一気に根元まで肉穴を挿し犯した。
「あはぁ……っ!」
ヴェガはクリシーヌの肢体を固く抱き締めて、己の内で暴れ狂う肉欲を彼女の淫穴にぶつけ続けた。
潤いの少ない恥孔を乱暴に突かれ、クリシーヌは反射的に眉間を歪ませる。
しかしやや時間が経つと最初感じていた痛みはすっかり飛散し、女孔は昔の感覚を取り戻していた。
肉茎に付着していた雄汁のぬめりが功を奏して、膣襞の負担は存外軽い。
抜挿自体も技術はともかくスムーズに行えている。
馴らされたものの緊々とした彼女の蜜膣は
女色の経験皆無な彼の童貞根をどこまでも快包してしごき抜いた。
「あんっ……! ヴェガぁ……っ!
もっとぉ、もっとゆっくり……してぇ……っ!」
桃色の艶息を漏らしながら、クリシーヌは腹上で腰を振る男に乞うた。
しかしヴェガは彼女の言葉を聞かずに、依然としてペースを度外視した蛮交を嵐のように繰り返すだけだった。
既に彼は強過ぎる興奮のあまり、相手の言葉が耳に入って来ない。
肉欲をそのまま絵に描いたような童貞的抜挿をヴェガは一心不乱に行い続けた。
普段は何を考えているのか全く分からない無愛想な剣士が
今、女体を前にして色を覚えたばかりの少年と化して淫姦に励んでいる。
肉色の欲望に振り回されて自制しきれていない彼の姿を見て、クリシーヌはクスリと微笑んだ。
彼の姿は確かに男としては無様だった。
だがそれはまたクリシーヌの眼に――実際ヴェガの方が年上なのだが――愛らしい弟のように映った。
汲めども尽きせぬ彼の愛欲を、クリシーヌは深い慈愛によって包み込み、自らの奥へと導いていく。
「ヴェガ……イキたかったらいつでもいってね……全部、受け止めてあげるから」
二匹の雌雄は肌をぴたりと重ねて交わっている。小さな寝室は既に濃い春気に満たされていた。
肉と肉がぶつかり合い、互いの淫液が発し合う熱によって深く溶け込んでいく。
「ああんっ……! んうっ、ん、……あはぁっ……!」
ヴェガの腹下でクリシーヌの愛乳は淫らに揺れ、雄欲を強かに揺さぶった。
彼はその痴乳を武骨な手で揉みしだき、愛らしい乳突にむしゃぶりつく。
吸音を幾度も響かせながら、彼は赤子に還ったかのように乳首にかじりつき、舐り尽くす。
アルドの優しい愛撫と比べて、ヴェガのそれは不器用そのもので荒々しかった。
だが今のクリシーヌにとって、それは昔の恋人のものと同じくらいに愛おしいものなのだ。
気がつくと彼女の子部屋の口は下方に寄り、彼の淫槌を迎える準備をしていた。
乱突により肉剣の先が何度となく子宮口を叩いてくる。
「ううっ……!」
ヴェガは歯を食いしばり、身体を弓のようにのけぞらせた。
刹那、逞しい雄根はその身を激しく膨縮させ、睾玉から汲み取った淫精をドブドブと解き放った。
「あはぁっ……! 熱いぃ……っ、ヴェガの童貞ミルクぅ……ナカにビュクビュク射精てるぅ……!」
暴射されたヴェガの淫根汁は、肉穂に密着した子宮の内腔に全て注ぎ込まれていった。
しかし当の彼は涙ぐまんばかりの童貞喪失の快韻に浸る事なく、腰を降り続けた。
快悦を味わう時間も惜しいと、再び激しい抽挿に励む。
互いの愛汁が肉杵に突かれてじゅぶじゅぶと卑音を奏でながら
無数の淫泡となって、結合部位から垂れていく。
「あっ、ああっ、あんっ! だめぇ……っ!
童貞喪失したてのチンポでぇ、オマンコイカされちゃうのぉ……っ!」
気がつけばクリシーヌは切なげに喘ぎ、随喜の涙を流してヴェガを受け入れていた。
不思議な巡り合わせもあったものだ。恋人を殺されて骨髄に入るまで憎み尽くしていた相手と、
彼女は今、愛を交わし合っているのである。
「あっ、……んくっ……っ! い、いぃ……いくぅ――っっ!」
ヴェガの背中に爪を立てて、とうとうクリシーヌは女歓の極みに達した。
脚は宙を蹴り、ピンとつま先まで快感が通っていく。
雄の奉仕を受けた恥華は悦波にさざめき、淫根に深く吸い付いて離れない。
ヴェガもその抱擁に耐えきれず再びその熱い発情汁をドクドクと膣奥に忙射した。
二人は小休止を入れる事なく早朝まで淫姦をし続けた。
# # #
「んっ……」
先に目を覚ましたのはクリシーヌだった。
その時彼女はヴェガの逞しい左腕に抱かれているのを知った。
淫姦を繰り返しているうちに眠ってしまったのだろう、寝ぼけた頭で彼女は察した。
彼女の蜜穴には彼の肥厚な肉剣が一定の硬度を保ちながら
木栓のように挿されたままになっていた。
盛った野兎の如き激しい愛交を行ったためか、淫穴が少しヒリヒリと痛んでむず痒い。
これほど長く身体を重ねたのは果たして何年ぶりだろうか。
陰茎を抜き取ろうにも、蜜精が淫穴からどろりと溢れ出てきそうで躊躇ってしまう。
腹奥に幾度も注がれた大量の精汁は膣襞に深く纏わりついていて、心なしか身体も重く感じた。
「もぅ……、どんだけヤッたのよ……」
クリシーヌは呆れた様子で溜め息をつき、眼前のヴェガを静かに見据えた。
彼はまるで乳を腹に入れた赤子のように健やかな顔つきで眠っている。
「ヴェガもこんな顔をするのね……ふふっ」
クリシーヌはそんなヴェガの寝顔を見て疲れを忘れて優しく微笑みかけた。
彼の口唇に軽く口づけをしたが、余程疲れたのか彼は眉一本動かさずに寝続けている。
「んっ……これからベッドでたっぷり鍛えてあげるから。覚悟してね……死神さん」
クリシーヌはそう独りごちると目蓋を閉じて
うら暖かな光の中、死神が起きるまでしばし惰眠を貪る事にした。
以上です
戦力としてはイマイチですが、おっぱいは即戦力クラスのクリシーヌSSでした
>>140 エロに至る過程もエロの密度も濃くて良かった
クリシーヌのおっぱいはエロ過ぎるよな
久々にティアサガやり直したくなったわ……GJ!
ちょっと空気読まないで投下いいかい?
前回覚醒マイユニリズサーリャを投下したもんでその続きでマイユニマー子リズの3Pっす
注意事項
・近親描写あり
・やっぱりマイユニの名前表記が〇〇
・また無駄に長めなので詰まったら支援求む
でわ
翌朝。
なんとかいつも通りに起きられた〇〇だったが、明け方近くまでハッスルしていたのが祟ってか酷い眠気と疲労感が〇〇を襲った。
これからクロム達との打ち合わせがあるっていうのに、朝からこんな調子では、今日一日、先が思いやられてしまうようだった。
「よお、おはよう〇〇。ずいぶんと眠そうだな」
部屋に入るなり挨拶するクロムは、くわっと大きなあくびをした。
「おはようクロム。ちょっと色々とな。それよりどうした。お前も珍しく眠そうじゃないか」
「ああ、ちょっとな。昨日、あの後終わってから水浴びしてから寝ようとしたんだが……」
「したが?」
「その……マリアベルが先に水浴びしててな。それで……そのあんまり綺麗だったんでつい調子に乗ってしまって……」
「なるほど。夫婦仲がよろしいようで」
やっぱり疲れているのだろう。
普段ならそんな話をするだけでも稀なクロムがこんな時間からぽろっともらす辺り、クロムもかなりの寝不足なんだろう。
「おうおう、どうしたお前ら。元気ねぇぞ、おい!」
と、そこに朝だというのに血がたぎるほど元気なウ゛ェイクがやって来た。
「お前は、元気だなウ゛ェイク」
「おうよ。俺様は、どんな時も元気だぜ。元気すぎてたった今、寝起きがてらにカミさんとやってきたところだぜ」
へへっとウ゛ェイクは、妙に得意気だった。
「そうか……それは、ノノもさぞ大変だったろうな」
「あーん? そんなことねぇよ。俺とノノは、ラブラブだぜ。今朝だって先に起きて誘ってきたのは、ノノの方だぜ」
「そ、そうか。意外だな……」
「クロム。この話続けなきゃダメか?」
正直、あの見た目が幼いノノがどんな風に誘ってくるのか、二人の夜の営み(朝だけど)興味はなくは、なかったがそろそろ他の面々も起床してくるころだ。
この辺でやめとかないとほとんど寝てないクロムと〇〇は、深夜のテンションなノリでどんどん深い方へ行ってしまう可能性があったのでそろそろこの辺にしいた方が無難だろう。
「そうだな。この話は、一旦、やめにしよう」
「ん? そうか。そんじゃそうすっか。それより〇〇。お前は、結婚しないのかよ」
「結婚?」
応よっ! とウ゛ェイク。正直、寝不足の〇〇には、この声のでかさは、勘弁してほしい。
「そうだな、それは、俺も常々思っていた」
クロムも賛同したように頷いた。
「だろだろ? 結婚ってのは、いいぜ。家帰った時、誰か居るってのは。まあ、俺様の場合、家帰るのも大体ノノと一緒だがな」
「そうだな。結婚してわかったが家族が出来るとそれだけで気持ちが温かくなるからな。お前もそろそろ嫁を迎えてもいいんじゃないか?」
「結婚か……」
〇〇の脳裏に二人の女性が浮かんだ。
昨晩は、薬のせいもあってサーリャとリズ、二人を相手に関係を持ってしまった。
あんなことになった以上、何かしら責任は、とるつもりだがこの場合どう責任をとればよいのだろうか。
まさか二人とも娶るわけには、いかないだろうし、だからといって片方だけ娶るのも角が立つ気がする。
(……やっぱり、話し合うしかないか)
とりあえず、これが終わったら話をしに行くことにしよう。
どんな結末になろうと自分の蒔いた種だしな、と〇〇は、自分に言い聞かせ紅茶を口に運んだ。
「どうだ〇〇。お前さえよかったらリズをもらってくれないか。リズもお前に懐いてるみたいだし、きっとリズも了承してくれるぞ」
「他にもほれ、あのストーカーの……サーリャとか言ったか。あいつなんてどうだ? へへっ、俺様が見た限りあいつお前にゾッコンみたいじゃねーか」
「ぶっ! ゴホッゴホッ!!」
「うおっ! 汚ねぇな、おい!」
「だ、大丈夫か〇〇?」
◆
〇〇が部屋に戻ると部屋の中が大変なことになっていた。
「あ、おかえり〇〇さん」
散らばった本の中からリズが挨拶をした。
部屋の中は、とっちらかっていた。
すでに本棚がいっぱいになっていたので部屋の隅に積み重ねていたはずの本の山が部屋中に散らばっていた。
もう、ほとんど足の踏み場もないような状態だった。
「……一応、聞こう。何やってんだ?」
「いやー、実は、こんだけ本がたくさんあるんだから〇〇さんの性癖がわかるような物が一冊くらいあるんじゃないかな、と思ってたらこんなになっちゃいまして……」
「ねぇよ、そんなもん。ここにあるのは、全部戦術書とかその類だ」
「……これ昼下がりの狂気な妻達って書いてあるけど?」
「……それは、スミアから借りた本だ。お前らが探してるようないかがわし本なんてここには……」
「……フフ、あったわ」
崩れて川になっていた本の中からサーリャが飛び出した。
「ペガサスのようなものに寝盗られる幼妻」
「うわ……また、ずいぶんマニアックなタイトルだね」
「そうね……もし私が誰かと結婚したら〇〇が寝盗ってくれるかしら……」
「はぁ!? ちょっと待て。俺そんな本知らないぞ。なんだそれは!?」
「……あら、何かメモが挟まってるわ」
「え、どれどれ? 〇〇さんの」
「いや、だから俺は、知らないって」
と、サーリャが取り出したメモを三人は、覗きこんだ。
“ヘンリーの本だからね。ちゃんと返してくださいよウ゛ェイクさん“
「「「………………」」」
しばし、部屋の中に沈黙が続いた。
「そういえば、私あなたに言い忘れたことがあったの……」
ぽいっと本を投げ捨てると何事もなかったかのようにサーリャは、語りだした。
「言い忘れたこと?」
「うん、私もそれがあるからって、ここで待ってたんだ」
二人も本には、ノータッチ。
とりあえずウ゛ェイクには、後でどういうことなのか問い詰めることにしようと〇〇は、心の中で誓った。
「で、その言い忘れたことってのは、なんだ?」
「ええ、実は、昨日の薬のことなんだけど……あれ、中毒性があるの」
「……は?」
中毒性。その言葉に〇〇の思考が固まった。
「ねぇ、サーリャさん。中毒性ってどういうこと」
「フフ、だからね……あの薬は、手違いであなたの汗が原料になった。そして私とリズは、あなたの体液……精液や唾液をいっぱい摂取したわ。上からもしたからもね……フフフ」
獲物を見つけて舌なめずりする蛇のような笑みだった。
「だから私達は、あなたに定期的に犯してもらわないといけないよ……わかった?」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。言ってる意味がよく……」
「ねぇ、もし定期的にしてもらえなかったらどうなるの?」
頭が真っ白になる〇〇を脇目にリズは、手を上げて質問した。
「そうね……どんどん性欲が押さえられなくなって、その人以外の人に犯してもらっても満足することも出来ない。それで最後には、気が狂ってしまうでしょうね」
ドーン、と石斧で頭を殴られた。そんな錯覚に〇〇は、陥った。
「フフフ、だから……責任とってよね〇〇」
もう、絶対に逃がさない。そう告げてるような笑みだった。
「お前は、本当になんてものを作ってくれたんだよ」
「フフ、ごめんなさい〇〇。でもこれ、薬と言っても呪いのようなものだから解毒も効果ないわよ」
「うわ、じゃあ、私達責任とってもらわないとね」
全然残念そうじゃない。むしろリズは、嬉しそうに言った。
「と、いうわけでよろしいね〇〇さん」
「フフ……よろしくね〇〇……」
満面の笑み(サーリャは、ちょっと違う気もするが)で二人は、〇〇を見た。
一瞬にして、目の前が真っ暗になったような錯覚に〇〇は、捕われたがすぐに持ち直した。。
気が滅入るというか、酷く情けない。
〇〇は、二人と一生こんな関係を続けなければならないとは……。
だが、それも悪くないか。
みっともなくともこんな素敵な女性二人に縛られ、縛り合っていくんだ。
むしろ、ここは、狂喜するとこかもしれないな。
「ああ、わかった。よろしくな二人とも」
自嘲するように〇〇は、笑うと二人に挨拶をした。
◆
その後の話し合いで〇〇は、リズと婚約することとなった。
サーリャ曰く、リズは、王族であるが故、自分と結婚するよりリズと〇〇が結婚した方が色々と都合が良い、とのことだったが……。
「うーん、確かに私は、〇〇さんと結婚出来ていつも一緒に居られて嬉しいけど……サーリャさんは、それでいいの?」
と、リズが聞くと
「別にかまわないわ。どんな形であれ〇〇が私のことを愛してくれるのなら……。それに……〇〇の妻もいいけど〇〇の性奴隷っていうのも悪くないわ。……〇〇の性奴隷……フフフ。何かしら……こう聞くと酷くゾクゾクするわ」
とのことらしい。
なんか色々と問題があるような気がしないでもないが、とりあえずそれが三人で話し合った結果だった。
そして〇〇は、リズと結婚をした。
もちろん、その後もリズとの合意の上でサーリャとの関係は、続いている。
そして……。
◆
「父さん。居る?」
ひょっこっとドアの隙間からマークは、部屋の中を覗き込んだ。
「ん、どうしたマーク」
読んでいた本を置くと〇〇は、マークを室内に招き入れた。
「ほら、この間の戦術書。一冊しかないから父さん一緒にみよって言ってくれたじゃない」
「ああ、そういえばそうだったな」
「もう、父さんったらひどい。私ったら昨日からずっと楽しみにしてたっていうのに」
拗ねるような膨れっ顔でマークは、言った。
マークが仲間に加わったのは、ほんの数日前だ。
クロム達と一緒に時の遺跡を訪れた際、偶然、マークが迷子になっていたところを発見してそのまま仲間に加わったのだが、マークは、〇〇と同じで記憶をなくしたらしく自分と〇〇のことくらいしか覚えていなかった。
恐らくは、ルキナと同じで未来から来たのだろうが、それを知らなかった〇〇は、マークが自分の娘だと言った際には、思わず「母親は、誰だ」と聞いてしまった。
その際、クロムからは、
「お前の妻は、リズなんだからリズに決まってるだろ」
と突っ込まれてしまった。
髪の色から察するにリズと同じ金髪なので恐らくは、クロムの言う通りなのかもしれない。
一応、後で本人にもリズと一緒に聞いてみたが
「うーん、そうだったような。そうじゃなかったような……でも、きっとリズさんが私の母さんですよ。覚えてないけどきっとそうです」
とのことだった。
「確か撤退戦についてのやつだったよな……あれ?」
がさごそと積み上げた本の中を探すがお目当ての品が見つからない。
確かにここに置いてたはずだったのだがどこにしまったのだろう。
「どうしたの父さん?」
「あれ、おかしいな。確かここに……」
机やクローゼットの方も見てみたが見つからない。
〇〇は、思い当たるとこを全て調べてみたが結局、目的のものは、発見出来なかった。
「もしかしてスミアに返した本に紛れてたか? それともこの間ノノにいたずらされた時か? すまないなマーク。ちょっと探して来るから少し待っていてくれ」
「あ、はい、わかったわ父さん」
「すまない。すぐ戻るから」
と〇〇は、部屋を出て行ってしまった。
「……む、行っちゃったな」
一人残されたマークは、室内を見渡した。
「ここが父さんの部屋。ふふ、なんだか懐かしい匂いがする。父さんの匂いかしら……あ」
マークの目についたのは、〇〇の服。ハンガーにかけられていた〇〇が普段着ているローブだった。
「父さんの服……ふふ」
何か思いついたようにマークは、笑うと服の前まで近寄った。
そっとマークは、服へ手を伸ばすとマークは、それに包まるように中に入った。
「えへへ、父さんの服ー。ふふ、父さんの匂ーい」
遠目から見たら父さんに似てるだろうか?
そんなことを考えながらマークは、〇〇の服にくるくると包まった。
「…………はっ、そうだ!」
マークは、思い立ったように言うとかけてあったローブから抜け出した。
次にマークは、ベッドの横へと移動した。
「もう、父さんったらベッド汚い」
ベッドの上にまで散乱した本をマークは、まとめるとベッドから下ろした。
「これは……そのままにしときましょう」
シーツの上には、〇〇の肌着もあった。
マークは、一度は、それも手に取ったがそれは、元の位置に戻して置くことにした。
「よし、後は…………えいっ!」
ぽすっ、とマークは、ベッドの上へと倒れ込んだ。
「えへへ、ここも父さんの匂ーい。父さんいつもここで寝てるんだもんね」
至福の一時、といったような顔でマークは、ベッドの上をコロコロと転がってシーツに染み付い〇〇の匂いを堪能していた。
「……あれ?」
机の上に光るものがあった。
あれは、何かしら、とマークは、ベッドからはい出ると机の上にあったそれを手に取った。
光っていたのは、硝子で出来た小さな小ビンだった。
小ビンの中には、半透明の綺麗なピンク色をした液体が入っていた。
「へぇー、父さん香水なんか使うんだ。これなんの匂いだろ。……キャ」
蓋を開けてちょっとだけ匂いを嗅ぐつもりだったが手が滑べらせてしまった。
マークは、慌ててビンをキャッチするが液体は、少量、手にこぼしてしまった。
「あ、危なかった」
急いでマークは、ビンに蓋をするとビンを元あった場所にそっとを戻した。
「手に付いたのは、もったいないからそのまま塗っちゃいましょ。ふふ、これで父さんと同じ匂いだ」
ルンルンとマークは、手についたそれを腕全体へと伸ばしていった。
「よお、マーク待たせたな」
「あ、父さん」
ここで〇〇が帰って来た。
マークは、先程までのことがなかったような振る舞いで〇〇に駆け寄った。
「やっぱりスミアだった。見つかってよかったよ。さっ、約束通り一緒に見よう」
「うん!」
〇〇は、ベッドに腰掛けた。
机には、椅子が一つしかなかったのでマークを横に座らせて一緒にみようと〇〇の気遣いだった。
「ほら、どうした。立ってたら一緒にみれないだろ」
「はーい」
座り安いように〇〇が横に避けてやるとマークも腰を下ろした。
「…………あのマークさん」
「なーに父さん。急に他人行儀になっちゃって」
「なんでそこに座ってんだ?」
マークが座ったのは、〇〇の横では、なく〇〇の膝の上であった。
「ん? 気にしないで父さん。ささ、早く読みましょう」
「気にするだろう。さっさと下りろ。重いだろうが」
するとマークは、むっとしたように
「何よ父さん。私だって女の子なのよ。なのに重いだなんて失礼じゃない」
「失礼も何も、いきなり人の上に乗るなんてどういう了見だよ」
「む、何よ父さんったら」
くるっとマークは、姿勢を変えると甘えるように〇〇の首元に両腕を回した。
「父さんは、娘にこんなことされて嬉しくないの?」
寂しそうな上目遣いでマークは、〇〇の顔を覗き込んできた。
これには、〇〇の鼓動もマークが自分の娘だということを忘れて高くはね売った。
「い、いや、そりゃ……娘に甘えられるのは、悪い気がしないけど……」
「ホント!」
パッとマークの顔が明るくなった。
マークは、嬉しそうに笑うと〇〇に抱き着いた。
あまりの愛らしさに危うくマークが自分の娘だということをついつい忘れてしまいそうなそんな勢いだった。
「嬉しい……。ねぇ、父さん」
「な、なんだ?」
「キス……して欲しいな」
「はぁ!?」
突然、何を言い出すんだと〇〇は、声を荒げるがマークは、依然マイペースに
「ねえ、いいでしょ」
「い、いや、何言ってんだお前は、俺とお前は、親子でその……あ、そうだ。本読も本。もうその体勢でいいから一緒に……」
「もう、それは、いいから!」
「あ!」
〇〇から本を奪い取るとマークは、本を投げ捨てた。
「ねぇ、いいでしょ父さん」
「お前、さっきから何言ってんだ。さっきも言ったけど俺達は、親子で……」
「いいじゃないキスくらい。あ、もしかしてやっぱり父さんは、私のことが嫌いなんだ……」
「い、嫌、そういう問題じゃなくてだな……」
「嫌いなんだ……」
「いや、だから……」
「うぇーん! 父さんは、私のこと嫌いなんだ! 父さんは、私なんて居ない方がいいと思ってるだァー!!」
大号泣。マークは、顔がくちゃくちゃになるほどに大泣きをした。
「っ、わかった! わかったから! キスしてやるから泣くんじゃない!」
それを聞くなり、マークは、泣くのをやめた。
「……ホントに?」
「……ああ、本当だ」
「ちゃんと口にしてくれる?」
「っ……! ああ、わかった。口にしてやる。だから泣くんじゃない」
「うん、わかった……ぐすっ」
マークは、涙を拭うと〇〇に向き直った。
マークは、しばらく恥じらいながらも〇〇の目を凝視するとそっと瞼を閉じた。
(クソッ、可愛らしい反応しやがって)
一人前な女としての反応に、敗北心を感じながら〇〇は、マークに口づけをした。
柔らかい唇だった。
母親であるリズのそれに似てるかと思ったがそれとは、また違った感触だった。
「ん……」
目を開けるとマークは、嬉しそうにはにかんだ。
「えへへ、父さんとキス……ねぇ、父さん」
「ん? ……うおっ!」
不意打ち気味にマークは、〇〇をベッドに押し倒した。
「……しよ」
「はぁ!? お前何言ってんだ!」
「私……初めては、父さんがいい」
「マーク。今ならまだ怒らないから……ムグッ!」
強引にマークは、に〇〇に唇を重ねた。
「ん、ちゅぷ……ちゅる……はむっ……ん」
かなり熱の入ったキスだった。
先程の軽いキスとは、違いマークは、恋人同士のようなねちっこいキスで舌を絡めてきた。
「っぱ! はぁはぁ……父さん」
「っ! ……マークいい加減に……!」
その刹那、机の上にあるものを発見した。
あの薬だ。
リズとサーリャを発情させてエロエロにしたあの媚薬が自分の机に置いてあった。
(なんであの薬がまだ残ってんだ……まさか!)
〇〇は、視線をマークに移した。
とろんとした瞳。赤く火照った肌に熱く乱れた吐息。
間違いない。あの時と同じ症状だった。
「父さん。私もう……」
「わ、馬鹿!」
するするっとマークは、衣類を脱ぎ捨てると下着だけの姿になった。
「大丈夫よ父さん安心して。こんなこともあろうかと思って私だって前もって勉強しといたから父さんを満足させてあげられるわ」
「ひどく不安になる言葉だな、おい」
「んもう、何よ父さんったら。子供扱いして……フン、いいわよ」
「あ、おいこら!」
と、マークは、下半身を〇〇の頭の方へずらし、馬乗りになったままもぞもぞと〇〇の下半身をまさぐった。
「ぐっ……マーク……うっ!」
こうなったら力付くでもマークを止めようとした〇〇だったが、眼前にあったマークのそれを見て動きを止めた。
マークの秘処だった。
むせ返るようないやらしい雌の匂い。
鼻先が当たりそうなほど接近したマークのそれは、汁が滴るほどに下着をぐっちょり濡らし、ずれた布地からピンク色の未成熟なそれが顔を覗かせていた。
目を逸らそうにも距離が近すぎる。
目の前のそれは、男としての本能を誘発し、獣のような〇〇の欲望を強く刺激していた。
「おおっ、なーんだ。父さんったら全然準備OKじゃないの」
「ぐっ、しまった……!」
マークのそれに気を取られてた隙にマークは、〇〇の肉棒を取り出していた。
「よかった。本当は、父さんもやりたかったんだね」
「く、違っ……!」
「ふふ、それじゃあ早速……」
あーん、と小さな口を目一杯広げてマークは、大きくなった〇〇のものを口に含んだ。
「ん……しゅぷ…………んん!」
ちゅぽっといやらしい音を立ててマークは、それから口を離したー
「父さん大変! 父さんのおっきすぎて私の口に全部入らない」
「そうか……なら、やめるか?」
「むう、大丈夫。やってみせます」
〇〇の言葉が気に触ったのかムキになったマークは、再び、今度は、口の中がいっぱいになるほど〇〇のものをくわえ込んだ。
「ん、んん、んんん……!」
吐き出さないよう、歯に当たらないよう細心の注意を払いながらマークは、ぎこちなく、不器用ながらもそれを舌で回していた。
しかし、時より当たり頬の裏側の感触や血の繋がった娘との行為という背徳感が興奮を誘うのか〇〇のは、そう時間もかけずに限界をむかえた。
「く、駄目だ……出る!」
「え? あ、んんん!?」
マークの口内に〇〇は、射精をした。
「んぐっふ、ゲホッゲホ……!」
喉の奥で射精されたマークは、むせ返るようにそれを吐き出した。
「あ、あれ……おかしいな。こういう場合ちゃんと飲むはずだったのに……ケホッ」
呼吸を整えたマークは、床にこぼした〇〇の精液を指をくわえて眺めた。
「せっかく父さんが出してくれたのに……もったいないわよね」
と、マークは、躊躇う素振りすら見せずに舌先で直接、床についた精液を舐めとった。
「な、マーク。何やってんだ」
「ん、だって……せっかくの父さんの精液が……もったいないでしょ」
「あー、もう、わかった。そんなことしなくてもまた出してやるからそんなことするんじゃない」
「え、ホント父さん!」
バッと体を起こしてマークは、〇〇を見た。
「ああ、仕方ないな。けど、今回だけだからな」
「本当に……? わーい、やりました。」
子供のようにマークは、喜んだ。
マークがこうなったのは、あの薬のせいだ。
サーリャも言っていたがあの薬は、かなり強力で放って置いても治るものじゃい。
ならばいっそ、やらなければならないのなら開き直ってやることにしようと〇〇は、決めることにした。
(決して娘に発情した訳じゃないぞ。うん)
自分に言い聞かすように〇〇は、何度も胸の中で呟いた。
「えっと、えっと、じゃあ、私何すればいいの?」
「どうした。こんな時のために勉強してきたんじゃないのか」
「うう、父さん痛いとこ突くわね……えっと、えっと」
〇〇に受け入れられたのが余程嬉しかったのか。マークの頭は、すっかり舞い上がっており、次にどうすればいいかがすんなりと出て来なかった。
「ったく、しょうがないな」
「あ」
じれったくなった〇〇は、マークを押し倒した。
〇〇は、覆いかぶさるようにマークを下にするとマークは、急に恥ずかしくなったのか顔を赤らめて肩を縮こまった。
「どうした?」
それを見た〇〇の顔は、実に意地が悪いものだった。
「いや、だって、その……なんか……」
「フッ、可愛いぞマーク」
そう言うとマークは、びくんと肩を揺らした。
「と、父さんも……かっこいいですよ……やんっ!」
下着をずらし、発達途上の胸を露出させると〇〇は、へそ下からはい上がるようにマークの乳首へと舌先を上らせた。
「と、父さん……いやらしい……」
「こうなったのは、お前のせいだけどな」
と、〇〇は、さっき出したばかりの肉棒をマークの顔へと差し出した。
「さっきみたいに無理しなくていいからやってみな」
「うん、わかった……ちゅぅ」
と、今度は、亀頭だけをくわえるようにマークは、口で刺激した。
「同じところだけじゃなくて全体を綺麗にするように」
「ん……ぢゅるる……ちゅちゅ……こう……?」
「ああ、うまいぞ」
「気持ちいい……の?」
「ああ、気持ちいいぞ」
「えへへ、それならよかった……ひぐっ!」
ツンとなっているマークの乳首を引っ張るように〇〇は、つまんだ。
マークは、そこが弱いらしくちょっとつまんだだけでも身体を歪めて感じている。
リズも乳首は、弱かったがマークも同じらしい。流石は、母娘とでもいうべきだろうか。
〇〇は、もて遊ぶように何度もマークの乳首をいじくると今度は、胸全体を揉みしだいだ。
胸自体は、リズと違ってまだまだ未成熟らしく片手におさまるほどだったがそれでもその手で楽しめるほどには、マークの胸は、膨らんでいた。
「胸は、まだまだ頑張った方がいいな」
「む、何よ父さんったら。私だってもう少ししたらバインバインになるんですからね。そしたら父さんのものを挟んであげるわ」
「ん? 俺のって?」
「おちんちんに決まってるじゃないですか。あれ、どうしたの父さん……きゃんっ!」
マークの下半身へ手を伸ばすとマークの秘処を指で刺激した。
「……お前さ。そういうのは、もっと恥じらってだな……」
「ひゃっっん! ……父しゃん……ごめんなしゃい」
「そういういやらしい娘は、お仕置きしなきゃな」
と、〇〇は、最後の一枚を脱がすと自分も裸になった。
マークの秘処は、まだ、幼く陰毛が生えそろっていないつるつるとしたものだった。
「くるの父さん……? うん、きて……お願い……」
お尻をこちらに向けると、マークは、腰を振って〇〇におねだりをした。
「…………ダメだ」
「えっ?」
マークは、驚いたように
「なんで……? 私、こんなになっちゃったよ? ……ねぇ、どうして?」
マークは、今にも泣きそうな切ない声を漏らした。
「お仕置きだって言っただろ。そんないやらしい娘を甘やかしてどうするんだ」
「そんなー…」
切なさのあまり、マークは、身をよじらせて自らの手で胸や秘処を刺激し始めた。
「ん……んん……こんなの壊れちゃいます。あふっ……父さん……お願い……お願いだから……」
ぼろぼろとマークの目から涙がこぼれた。
流石に可哀相か。
もう少し、身悶える自分の娘のオナニーを眺めていたかったが仕方あるまい。
〇〇は、自らの肉棒を構えるとマークの秘処へと押し当てた。
「行くぞマーク」
「うん、父さ……ん!」
マークの中に一気に挿入した。
「い、痛ぃっ……でも、気持ち……いい」
この反応もリズ達の時と同じだった。
どうやらあの薬は、発情を誘うだけでなく処女膜を破った時の痛みまで軽減するように出来ているようだ。
「ああ、いい……父さん! 父さん!」
「く……俺も……かなりいい」
マークの膣中は、母親であるリズのそれとは、また違ったものだった。
ぱっくりとくわえたマークの秘処は、食らいつくように〇〇のものを離さない。
ピストン運動を繰り返すたびに電撃のような快感が全身を走る。
「父さん……私もう……限界」
「なら……一緒にイクか」
そろそろラストスパートだ。
〇〇だけじゃくマークまで腰を振ってお互いの絶頂を高めていく。
「あふっ……ダメ……ダメです……イっちゃう……イッちゃっ……!」
「っ!」
押し寄せたそれを注ぎ込むように〇〇は、マークの中へと射精した。
「ハァハァ……父さん……よかったわ」
「ああ……俺も……感じ入ったよ……」
「ああーー!!!」
お互いに絶頂をむかえ、一息をついた瞬間、絹を裂くようにそれは、やって来た。
「り、リズ!?」
「母さん!?」
その瞬間、〇〇は、石化した。
そこには、リズが居た。
〇〇の部屋へとやって来たリズは、裸になった二人の姿を見てワナワナと肩を震わせていた。
「ちょっと! 何やってんの二人とも!」
「ま、待て。違うんだリズ!」
「何って………は! ナニにです!」
「お前は、少し黙ってろ!」
慌て言い訳をする〇〇だが当然の如くリズは、聞く耳を持たない。
>>140 うわはぁクリシーヌたまらねぇ!
いろんな意味で性的過ぎるんだよあいつ……
クール童貞ヴェガも確かにそういうイメージあるわ
「何は、ナニって、キィー! 何それうまいこと言ったつもり!」
「……!」
火を噴く勢いのリズにマークは、びっくりしたように
「当たり前だ。不思議そうな顔でこっち見んな!」
「ちょっと〇〇さん聞いてるの!」
「はい、聞いてます」
思わず正座。
それを見たマークもとりあえず隣に正座した。
「わかってるの! 〇〇さんは、わ・た・し・の旦那さんなんだよ。それなのにサーリャさん以外の……しかも、よりによって自分の娘に手を出すなんて何考えてんの!」
「サーリャさん?」
「そこは、気にしなくていいぞマーク」
「これは、立派な浮気だよ。わかってるの!」
いつになく、今まで見たこともないほどにリズは、激怒していた。
まあ、確かに自分の旦那と娘がセックスしてる現場なんかに遭遇なんてしたらこうなるのは、普通なのだが。
あまりの剣幕に〇〇は、リズに物言うことすら出来ずになっていた。
「大体この間だって私と二人っきりだったのに他の女の人に……って」
リズは、〇〇の局部を指差した。
「なんで怒られてるのにそこ元気なの!」
リズが指差した先、〇〇の肉棒は、ギンギンに元気であった。
念のためにいって置くが〇〇は、別にリズに叱られて興奮してる訳では、ない。
先程〇〇のものは、射精したばかりだったが、未だに興奮状態だったため二回戦目に向けて自然と固くなりスタンバイしているような状態であった。
「うわ、父さん元気。すごーい」
そんな〇〇の肉棒をマークは、感心したように見た。
「ん、もう、真面目に聞きなさいよ!」
「でも母さん。父さんのこれとっても苦しそうですよ」
「あのねマーク、あなた怒られてる自覚あるの? ……って何やってるの!」
「ふふ、父さんの……はむっ」
怒鳴るリズを無視してマークは、〇〇の亀頭を口に含んだ。
「ちょ、ちょっと、何してるのよ!」
「あっ!」
無理矢理にリズは、マークを引っぺがすとマークは、残念そうに〇〇のそれを見つめた。
「あなたね! 言ってるそばから!」
「もう、なんで怒るんですか母さん」
「当たり前でしょ! 旦那さんが娘に寝盗られてんだよ」
「むー、難しいですね。あ、そうだ」
「え、ちょっと何を……ひゃ!」
マークは、リズの背後に回り込むとその胸を揉みしだいだ。
「あ、母さんも胸弱いんですね。私と一緒だ」
「ひゅぅ、ちょ、ちょっとマーク。いきなり何を……!」
「はい、母さんは、私が父さんを独り占めするのが許せないみたいですので、それなら母さんも一緒に父さんに愛してもらえばいいと思って」
「な、何をそんなんじゃ……はうぅ!」
マークの攻めにリズは、身を弄ばれていた。
「だ、ダメェ……胸ばかり攻めないでェ……」
「はい? そうですかそれなら」
と、マークは、スカートの中へと手を伸ばした。
「しゃあぁっ……!」
「母さんって感じ安いんですね。ふふ、なんだか私も興奮してきちゃいました」
「ちょっと、いい加減にしないと母さん怒るよ」
「えいっ」
「え、キャーー!」
マークが服をずり下げるとぷるんとリズのたわわな胸が外気へと顔を出した。
〇〇には、いつも見慣れてるはずのリズのそれだったが不意打ちだったためか、それともマークに弄ばれているリズの姿を見て興奮しているのか〇〇のものは、再び固くなっていた。
リズは、真っ赤になって露出したそれを腕で隠すとその場に疼くまった。
「ダメよ母さん。ほら、父さんが見てる」
と、マークは、またリズの手をどけようと秘処を指先でいじくった。
「ひぃ、悪かったよぅ。悪かったから……もう許してよう」
娘にいいようにやられて母親としての威厳をズタボロにされたリズは、今にも泣きそうだった。
だがマークは、そんな母親には、お構いなしに攻めの手を緩めなかった。
「ひゃ……んぁ……しゃん……ぴゃあ……あん……!」
「母さんダメですよ。一人だけ気持ち良くなっちゃ」
「……ひゃい?」
マークは、息を吹き掛けるようにそっと
「ほら、見てください。父さんのおちんちん。あんなに苦しそうですよ」
「あ……!」
眼前にある固くなったそれを見てリズは、呼吸を止めた。
「ほら、母さんも気持ち良くしないと」
マークが囁くとリズは、コクりと頷いた。
直後、リズは、マークに言われるがままに固くなった〇〇のそれを口でくわえた。
「はぷっ……ちゅちゅ……じゅる……じゅりゅりゅ」
「はくっ、リズ!」
リズは、すっかりスイッチが入ってしまったのか一心不乱に〇〇のそれを舐めていた。
「わあ、母さんったら夢中ですね。では、私も」
負けじとマークも側面から参戦した。
「ん……だめよマーク……これは母しゃんの……りゅゅ……なのよォ……」
「ちゅる……それは……ぢゅちゅ……ずるいでしゅ……母さん。……私だって父さんのこと……大好きゅ……」
争うように二人は、〇〇のそれをむしゃぶりつく。
娘と妻が一緒になって攻めぎ合うその姿は、圧巻の一言。
未だ多少の後ろめたさは拭えないもののこのような情景、興奮しないはずがなかった。
「リズ」
「はう? きゅっ!」
強引に自分のをリズの口に押し込むとほぼ同時に〇〇は、口内で射精した。
「あ、母さんずるいです」
「……ふぇ? んん!」
ねっとりとリズが肉棒から口を離すとマークは、透かさずキスをした。
「はふ……ちゅぅ……んん……父さんのせーえき……」
「はうう……ぢゅ……ダメぇ……せっかく私のなのに……」
口の中の精液を奪われまいとリズは、必死に舌先で抵抗するがマークは、それを押しのけてリズの口の中から〇〇の精液を横取りしていた。
「なあ、二人とも」
「ふぅ?」
「はい?」
と、口を止めて二人は、視線だけでこちらを見た。
「次は、どうして欲しい?」
と、〇〇は、出したばかりの肉棒を二人の前に差し出した。
それを見て二人は、精液とお互いの唾液が混じった生唾をゴクン、と飲み込んだ。
「して……欲しいな……〇〇さんの」
もじもじと照れる様子でリズは、消えそうなくらい小っちゃな声で呟いた。
すでに何度も数を身体で重ねているの関係だが、未だに見せるリズのこの恥じらいは、堪らなく可愛い。
優しく抱きしめてやりたいと同時にちょっといじめてあげたくもなる。そう思わせる素振りだった。
「何をどうって?」
「だ、だから〇〇さんのを……わ、私の……ここに」
「はっきり言ってくれないとわからないな。なあ、マーク」
「はい、私も父さんのおちんちんを私のおまんこの中に欲し……いたっ!」
ぺちん、とおでこにでこぴん。
こっちは、こっちで恥じらいがなくて困る。
なんていうか、こうはっきりと言われてしまうといじめてて楽しくない。
「もう、〇〇さんは、いっつもこういう時意地悪する……」
「はは、ごめんごめん。だってリズが可愛いすぎるからさ」
「なるほど。そうすれば父さんは、喜ぶんですか。てっきり私は、もっと淫語を連発した方が喜ぶと……イタっ!」
でこぴん二発目。
マークは、額を押さえると叱られた子犬のようにしゅんとなった。
「それじゃあ、二人ともベッドに寝てくれ」
そう言うと〇〇は、二人を重ねるようにベッドに寝かせた。
「いくぞ二人とも」
「はい、父さん」
「う、うん。私も……ぴゃん!」
マークの下になったリズの中に〇〇は、挿入した。
「うう……〇〇さん……気持ち……気持ちいいよ……!」
「母さん。すごく感じてる顔……んちゅ」
感じるリズにマークは、そっと唇を重ねた。
〇〇は、自分のそれを引き抜くと続けてマークの中へと入れた。
「んぐっ……父さん!」
「んもう、マークったらいたずらばっかりして……お仕置きだよ」
「ひゃあぁぁ! 乳首……噛ま……や!」
「ふふん、お母さんを舐めるから……しゃん!」
今まで好き勝手やられてたリズは、ここが好機とばかりに反撃に出た。
〇〇は、そんな絡み合う妻と娘の身体を代わる代わる交互に犯した。
「そろそろイクぞ二人とも」
「はいィ……父ひゃん……どうぞ」
「あう……らめよマーク……次は、わたしゅの……」
もう二人とも呂律が回らなくなっていた。
かくいう〇〇も限界だった。
最後の仕上げにと〇〇は、腰のピストン運動を加速させていった。
「はふ……はふ、〇〇しゃん……わたし……イッッーー…!」
「イきましゅ……私、イっちゃいましゅ……父しゃ……ああッーー……!」
二人がイク瞬間、〇〇は、ほぼ同時に自分の肉棒を引き抜いた。
絶頂に達してぐったりする二人に〇〇は、自分の精液を存分に吐き出した。
「はぁはぁ、ひどいよ〇〇しゃん……私の中に……出してくれないと……」
「そうですよ。でも、父さんの精液が……えへへ」
不満そうなリズとは、対照的に精液まみれになったマークは、嬉しそうだった。
「すまんなリズ。なら、次どうすればわかるよな」
と、〇〇は、それでも萎えることのないそれをリズに差し出した。
「む、もう……〇〇さんのエッチなんだから……へへ、はぷっ」
「うわ、父さん絶倫ですね。流石に私もこれには、引きますね……」
「なら、マークは、見ているか?」
「あん、父さんのいじわる……」
こうして三人は、家族での第二ラウンドを開始した。
◆
「ぐっ、流石に調子にノリすぎたか」
ことが済んだ後、全身にのしかかるような疲労感が〇〇をどっと襲った。
あれからかなりの時間やっていた気がすれ。
マークとリズも力尽き今は、〇〇のベッドですやすやと眠っている。
お互い、幸せそうな穏やかな寝顔だった。
寄り添って寝るその姿は、歳が近いため姉妹のようにも見えるが〇〇には、微笑ましい本当の母子のようにも見えた。
「クスッ、悩みなんてなさそうな顔して」
「本当よね」
「うわあぁぁぁ!!」
ベッドの横からぬっとサーリャの顔が覗かせた。
驚いた〇〇は、隣に二人が寝ているのも忘れ、大声でベッドから転げ落ちた。
「何よ。そんなに驚くことないじゃない」
「さ、サーリャ? そりゃびっくりするわ」
と、飛び跳ねた心臓を押さえて〇〇は、
「って、いつから居たんだよお前は」
「フフフ、結構前から居たわよ。まさか自分の娘にまで手を出すだなんて〇〇も鬼畜よね」
何故か嬉しそうにくぐもった声でサーリャは、笑った。
「違う。で、思い出したぞ。なあ、サーリャなんであの薬がここにあるんだよ」
と、〇〇は、机の上にあった今回のそもそも現況を指差した。
「ああ、あれね。実は、前回、あなたがぶちまけた薬、あのままほって置いたらそれを嗅いだ人があなたに夢中になってしまうかもしれなかったから私が掃除したの。それで出来る限り回収したのがあのビンってわけね」
「で、なんで俺の部屋にあるんだよ」
「だってあなたの汗が入ってるからあなたが持ってるべきだと思って……ふふ、それに私は、もうあなたのものだから」
嬉し恥ずかし、といったようにサーリャは、うっとりと言った。
「おかげで俺は、こんなんだけどな」
「ええ、そうね。でも安心して。もし、私に娘が出来たらちゃんとあなた専用にするために調教しとくから……ふふ」
「やめてくれ。いや、本当やめて……サーリャさん?」
「フフ、フフ、フフフフフフッ!」
>>130 GJ!! 貴重なティアサガ成分ありがとう!ありがとう!
クリシーヌさん…ゲーム画面のあのポージングは反則だよな
文字通り「バストショット」だw
妖しい笑いが部屋中に響き渡る。
まさかこの時のサーリャの発言がそう遠くない内に現実のものになろうとは、この時の〇〇には、思ってもないことだった。
以上です
途中、混乱させるようなことしてホントすんません
携帯からやってたが途中充電とか切れたもんで混乱して(言い訳)
ついでに言うとマー子の口調微妙に自信がない。
なんかグダグダになったんで反省して泣き寝入りますわノシ
>>140 GJ! ティアサガではシエラに続いてクリシーヌか……エロスですなぁ。
クリ姉さん見た目はケバいけど、レネ墜落とか見てると、中身は気骨の在る女なんだよね。そういうところも出てて素敵だった。
アルドとヴェガの設定も良かった。ヴェガはジュリア関係の裏切りでレンツェンハイマー殺しにかかったり、義理堅いイメージあったから。
>>140 >>164 GJ!
最近投下が多くて嬉しいわぁ
ただ名前表記が〇〇だとすげー読み辛いからルフレでいいよ
ゲームで名前変更する人のための処置かな
>>140 GJ!おっぱい強すぎw
男慣れしてるけどかわいい女といい年した童貞の組み合わせがツボった
>>164 >>166も言ってるけど名前はデフォのルフレで良いと思うよ
自分で付けた名前で読みたいときはメモ帳にでも貼って置換すればおkだし
>>140 GJ!
クリシーヌの包容力が最高だわ。
クリシーヌは、巨乳を見せ付けているような服装しているからな。
たぶん敵が乳揺れに気を取られている隙に、盗みをやっているんじゃないのかww
170 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/17(水) NY:AN:NY.AN ID:hZw3Hr2h
>>164 GJ!超GJ!
リズマク3Pいいね!
…サーリャの発言実現にも期待してます!
改めてティアサガの画面映像を思い出すと、けっこうキャラ絵大きく表示してるんだよね
まあ時代の流れなんだけど、美麗な3D映像よりああいうのの方が妄想のしがいがあったな…
>>140 事後も二人で繋がり合ってるシーンが、愛があってとても好き
クリシーヌの憎しみが愛へと変わる描写が良い
>>164 気持ち良さに呂律が回らなくなったリズとマークが凄くエロくて良かった
マークの涙ぐみおねだりにキュンときた
どちらの職人さんもGJ!
>>140 GJ!
今までクリシーヌはそんな贔屓じゃなかったが、これでイメージ変わったわ
何か急に真面目なマー子の妄想が降ってきたので投下。
*ギムレー→マー子陵辱ネタ。
*DLC絶望の未来編の異界で、「2」前後
*ですが、直接戦闘はせず。攻略側のルフレ(♀)とも遭遇せず、を前提に。
*オチとしては単に男女Wマークで平和な未来獲得を妄想したかっただけかもしれません。
(マー子は記憶を無くしません)
「マーク!僕の事はもういい、諦めるんだ。
君はこんな所にいてはいけない、早くルキナ達に合流するんだ!」
暗い礼拝堂に響く父さんの声は、身振りにそぐわぬ小さな声だ。
どんどん、父さんが父さんでなくなっていくのを証明されているようで、胸が締め付けられる。
「嫌です!」
父さん譲りとよく言われた目に全ての意思を込めて真っ直ぐに眼前の「父さん」を見つめる。
「私はもう、どこにも行きません。父さんの傍にいるって決めたんです。
誰に何を言われようと、どんな事をされようとも」
「マーク…」
父さんの腕が、私を抱きしめる。遠い遠い昔と寸分違わぬその感じ。
昔と違うのは、私自身が成長したのと父さんがヒトではなくなってしまった事、だけ。
「…すまない、マーク…」
私をギュッと抱きしめたまま嗚咽に震える父さんの背中に手を回す。
「大丈夫よ、父さん。きっとなんとかなるわ。だって父さんはすごい人だから!」
「…すまない…」
父さんの声は今にも消え入りそうだ。
「マーク、逃、げ…」
…また。それとももう、だろうか。父さんの腕の力が強くなる。
震えの質が嗚咽から嘲笑に変わった。
「マーク」
地の底から響くような、不吉な声。父さんの背に回していた手を降ろす。
「…はい、ギムレー様。」
ついさっきまで父さんだった存在は、邪竜に変質してしまった。
私の大好きな父さんは、邪竜ギムレーの器としてこの世に生を受けた父さんは、
世界の命運を賭けた戦いに敗北し…邪竜と化してしまった。私がまだ物心つくかつかぬかの頃の事だ。
もっとも、その事を知ったのはごく最近になってからだけど。
父さんとクロム王子が敗北した戦いの後、私は母さんと共に武器を取り、戦ってきた。
程なく母さんの戦死が伝えられ、戦える大人達も殆どいなくなってしまったこの世界。
私は最後の希望と言われる仲間達と袂を別った…
邪竜となりながらもまだ諦めていない、父さんを見つけたられたから。
「マーク。我に…忠誠を」
私を抱きしめたまま、邪竜が言う。
「ギムレー様…わた…っ…!」
唐突の浮遊感。ひょい、と抱えあげられ、祭壇の上に座らされる。
「僕の目を見て言ってごらん?マーク」
にこり、と父さんの顔で邪竜が微笑む。
「ギムレー様。私の忠誠は、ギムレー様と共に。」
私が邪竜ではなく父さんを見ている事は、承知の上だろう。
「良い子だね、マーク」
昔父さんがしてくれた様に、その手が私の頬を撫でる。懐かしい感傷にひたれるのはそこまでで、
次の瞬間にはそのまま硬い祭壇の上に押し倒され、唇を重ねられる。
侵入してくる邪竜の舌を教えられた通りに迎え入れ、もてなす…もう慣れっこだ。こんな事は。
「んっ、ぅ…ん」
わざと吐息が漏れる様に、ゆっくり咀嚼するように貪られながら、だんだんと気持が良くてなって
薄れかける意識を必死で理性につなぎ止める。
だめだ、邪竜に心まで明け渡しては。
「っぐぅっ!!」
突然、絡めていた舌を噛まれた。口の中に生暖かい感触と血の味が広がる。
「っ!」
痛みに思わず邪竜を振りほどこうともがくもののがっちりと頭は固定され、そのまま血の吹き出す
傷口を抉るように舌を舐め回され吸い上げられる。今度は激痛で飛びかかける意識をなんとか保とうと
とりあえず邪竜の身体にしがみつくと、邪竜がクックッと笑った。
なおも執拗に激痛を与えられ続け、どれくらいそうされていたのかはわからない。
舌も口中の感覚も麻痺して血の味もわからなくなった頃、じゅるりと邪竜の舌が引き抜かれ、解放された。
自分の口元を汚す血と唾液が混ざった滴を拭いながら邪竜がつまらなそうに呟く。
「あちらのマークもそうだけど。せっかく器の血を引いているというに、旨味のない血だな」
器の血、父さんの血。そうだ、最後まで諦めるものか。父さんも、世界も絶対に取り戻してみせる。
「くだらない雑種に成り下がったものだね。ファウダーがいたらさぞや憤慨しただろうな」
言いながら、私のショートパンツの裾を指でなぞる。
「あ…じ、自分で…」
痛みでうまく舌が回らない。これからされる事も、もう慣れた。シャツに手をかける。
「いや。これが済んだら仕事だ。下だけでいい」
「仕事…? んあっ」
ずらされた隙間から挿し込まれた指が敏感な所をまさぐる。
「宝物庫に侵入した者がいる。どうせ宝玉が目的だろう」
「…!」
ついこの間まで一緒に戦っていた仲間達の顔がよぎる。まさか、皆が。こんな危険な所まで…
「屍兵共に守らせてはいるが、まあ盗られるだろうな」
下着まで剥ぎ取られ押し広げられて、外気に晒されたところからとろとろとしたものが流れるのを
感じ、自己嫌悪に陥る。邪竜なんかの良いように躾けられている自分が腹立たしい。
「せいぜい足掻かせてあげようか。
彼らに希望なんて欠片も無いんだよ。こちらについた、賢い君ならわかるね?」
「あ…っふ、ギムレー様…」
こうして私を弄んでいる時、邪竜は父さんの顔をする。
優しかった頃の父さんそのままの邪竜に身体中を弄くり回され、それで気持ち良くなりつつある自分を
自己嫌悪する事でなんとかこちら側に踏み止まろうと努力する。
「気持ち良いかい?」
腿を抱えあげられ情けないほど蕩けた吐息を漏らす私に邪竜が呼びかける。
すぐ耳元で声がするということは。
「あっ…!」
ぐちゅっと大きな音をさせて邪竜のモノがねじ込まれてきた。
「こんなに小さい身体なのに、こんなに大きいモノ飲み込んじゃうなんて」
ずっ、ずっ、と奥まで進んでくるそれに圧されて胃がひっくり返りそうだ。
「ひっ…ぃあっ!」
邪竜のモノが私の中で痙攣するように跳ねる。痛い。
痛くて死にそうだけど、痛ければその分気持ち良さを意識しないで済む。
心まで邪竜に明け渡したくはない。
「まあ、馴らしたのは僕だけど…君の娘はいやらしいね、ルフレ」
びくん、と邪竜と私の身体が同時跳ねた。父さん?まさか。
ごりり、と中を抉りながら邪竜が笑う。
「ルフレ?抗わなくて良いのかい?…中に、出してしまうよ?」
「ひっ…!いあっ!」
いやらしい笑みを浮かべる邪竜の顔とは裏腹に、身体は私から離れようとするかのように痙攣する。
貫かれたままの場所に直に衝撃が加わり痛さのあまり息がつまる。まさか。
「ほら、どうした?お前の妻の時はもっと死に物狂いで抗ったじゃないか」
腰を痙攣させながら邪竜が突き上げはじめる。
「実は楽しんでるんじゃないのか、ルフレ?
マークもずいぶん彼女に似てきたし、僕に…お前に合わせて仕込んであるし」
「…っ!いやぁっ!!」
聞きたくない。見られたくない、父さんにこんな姿。
「ははは、痛がってるぞ、止めてやったらどうだ?」
邪竜の、父さんの身体の動きはますます統制がとれなくなってくる。
「いやっ、いやぁああっ!!」
父さんを感じたくなくて金切り声を上げ続けた。
「抗え、ルフレ!そのまま魂をすり減らして我に同化するがいい!」
犯しているのか離れようとしているのかわからない滅茶苦茶で支離滅裂な動きに翻弄されながら、
ひたすら叫びつづける。
「やっ、ぁひっ!!やめ、や…っ!」
私は大丈夫だから、お願い、父さん抵抗しないで…そこまで言おうとする前にぶつん、と意識が途切れた。
額に滴る液体の感触に、目が覚めた。
見上げると乗騎として使っている飛竜の下顎が見えた。…今のは、飛竜の涎か。
「…いたた…」
腰から下の衣服を剥ぎ取られたままの体はすっかり冷えきっている。
父さんは、どうしただろう。
体を起こすとすっかり戦支度を整えて屍兵の中隊が控えているのが目に入った。
そういえば、仕事があると言われていたっけ。のそりと起き上がると屍兵から治癒の魔法をかけられる。
…皮肉なものだ。屍に癒されるなんて。投げ捨てられていた服を拾い再び身に付け、用意されていた戦装束を
整える。行き先は屍兵達が知っているだろう。邪竜に命じられた通りの場所へ向かう彼らに付いて行けばいい。
そこで私が戦うのは…誰だろう。ついに友を手にかけないといけないのか。しかし、その懸念は杞憂だった。
宝玉「白炎」と「黒炎」を奪還した4人を追って陣を展開したものの、どこからか現れた援軍に屍兵達は全滅。
私自身もまともに戦いを挑む前に撃墜され、深い谷底へと墜ちたはず、だった。
ベッドの脇に腰掛けた女の人が、ふぅふぅと雑炊に息を吹きかけ、冷ましてくれている。
「はい、あーん」
にこり、と微笑んでひとさじ、差し出してくる。
ここはどこだろう、この人は誰だろう。
こんな不明確で不確定要素だらけの場所で自分は何をしているのだろう。
撃墜され、気がつけばこの女性の天幕にいた。
奪い返された宝玉は?あの強力な援軍はどこへ?あのまま邪竜と…教団と交戦したのだろうか。
それならば、父さんはどうなったのだろう?父さん…ぼろぼろとひとりでに涙がこぼれた。
……ダメだ、天才軍師ルフレの娘の癖に、こんな情けない事ではダメだ。しっかりしなくては。
ふわりと頬に何かが触れた。…手だ。目の前の女の人の。その手は優しく頬を撫でてくれる。父さんのように。
その手には父さんと全く同じ、邪竜の印が浮かんでいた。父さんと全く同じ場所に。この人は…この人も?
そんな筈は無い。父さんは世界にたった一人の、邪竜の器なのだから。でも。
よく見れば、女性は父さんと同じ意匠の外套を着ている。この人は一体?
「マーク」
ぎゅっと、抱きしめられる。この人は何故私の名前を知っているのだろう?
「マーク。よくがんばりましたね」
父さんとは全く別人なのに、何故か父さんに抱きしめられているような錯覚に、私は声を上げて泣きじゃくった。
おしまい。
DLC絶望未来のマークは切ないよな
思わず連れ帰ってちゅっちゅしたくなる
>>174 GJ!
強気でドSないつものマー子もいいけど
こういったちょっと気弱なマー子もいいね
虐げられてるマー子というのも新鮮でいいな
温泉で同じ戦術書二冊持ってたって、そういうことだよなってなって
一気に切なくなったわ
やっぱりマー子には天然ドSで明るくいて欲しい
真面目なシリアスなマー子いいなあ
いいよ、これ。GJ
マイユニ本人からしてそうだけど
記憶喪失の喪失前の記憶と生活は妄想楽しいよな
絶望DLCのマークたちのシリアスさは好きだ
覚醒の童貞と言えばロンクーだと思ってたんだがパリスも怪しい気がしてきた
ユニ子との支援会話で洗濯して貰っただけであの赤面っぷり
パリス加入ステージの敵って男ユニットばっかりだっけ
サーリャのフィギュア出るまで何回ふぅ…してるんだろう…
モブダクペのおっぱいはたまらない
何パターンかあるけど声もいい
話ぶったぎりですまん
唐突だがギャンレル×ルキナを投下しようと思う
クロム×マイユニ←ギャンレル前提のギャンレルによるルキナ陵辱
陵辱なので駄目な奴は要注意
NGは「遅すぎた恋情の果て」で頼む
「こ・・・こんなことをして、許されると思っているのですか?」
そう言ってお嬢ちゃんは勇ましく俺を睨み付けた。
忌々しい、俺がこの世で一番嫌いな野郎と同じ色の目だ。
そこに大嫌ぇなカミサマの印が浮かんでると来りゃあもう!
相手が女でなきゃ、目ン玉抉ってるところだ。
ま、これからオタノシミだってのにそんな勿体ねえ事ぁしねえけどな。
「さあなあ?お嬢ちゃんが俺を許さねえってんなら、許されねえんじゃねえか?」
「許すわけないでしょう!お父様もお母様もあなたを信用して迎え入れたというのに・・・あなたはそれを裏切るのですか!」
「ヘッヘ、悪ぃなあ。俺ぁ性根がとことん腐ってんだよ。やりたいと思った事をやる。それは今も昔も変わらねーよ」
「やりたい事・・・?」
「まだわかんねーか?女が身動きを封じられて、野郎の前に転がされる。
アンタが来た世界ってのは絶望の世界なんだろ?意味くらいわかるだろうが」
そう言って俺はベッドに転がされた女の身体に手を這わせる。
凹凸の少ねえ身体はこいつの母親とは大違いだが、乳の柔らかさは十分俺の手を楽しませてくれた。
「やめ・・・っ、やめてください!」
「おーおー、いいぜいいぜ。雰囲気出るじゃねえか。せいぜい頑張って抵抗してくれや。できればの話だがなあ?」
弱々しく抵抗する女にはお構いなしに、俺は微かな膨らみを服の上から揉んでやる。
古い英雄サマを真似たとかいう服は色気の一つもなかったが、タイツに爪を立てて引き裂いてやったら多少は色っぺえ格好になった。
そのままタイツの破れ目から手を突っ込んで、すべすべした太腿を撫でさする。
「いやっ、いやぁ、気持ち悪い・・・!」
「そのうち気持ち良くなるから安心しろや。大事なあいつらの娘だ、優しくしてやんぜぇ?」
嫌悪に歪めた顔はそれでも十分に別嬪だった。
そこに一番嫌いな野郎と、初めて本気で惚れた女の面影を見て俺は苛立つ。
つい乳を揉む手に力が加わって、女が苦痛のうめき声を漏らした。
あんなに女に本気で惚れたのは初めてだった。
あれほどにあいつらを苦しめて、コケにした俺にも丁寧に話しかけ、笑いかけてくれたその女に俺は一瞬で心を奪われた。
こいつの為なら、いっそ本気で善人になってやってもいいと思った。
だが、俺がそいつに惚れた時には、もうそいつの目にはただ一人の男しか映っていなかった。
俺がこの世で最も嫌い、最も憎み、そして最後まで結局勝つことができなかった野郎。
そいつは皮肉な事に俺との戦争で野郎と結ばれ、俺が腑抜けてあちこち彷徨ってる間に野郎のガキまで孕まされていた。
俺がどれだけそいつに尽くそうと、善人ぶろうと、俺の入る余地はもうどこにもなかった。
仲良く腕を組んで歩くそいつらを見る度に俺は苛立ち、腑抜けた俺自身に怒り、そしてどうにもならない現実に空しさを覚えていた。
世界は変わらねえ。俺もだ。
なら無理してイイ子チャンぶる必要はねえ。
いっそ野郎の目の届かねえ内にそいつを犯してやろうかとも思ったが、野郎は軍主、そいつは軍師で四六時中一緒に居やがる。
俺が犯すどころか、奴らがしっぽりオタノシミの場面に遭遇することすらあった。
どうにかできねえか考える間も街に下りて女を買ったりしてみたが、とても満足できるもんじゃねえ。
いっそ正面きって一発ヤらせろとそいつに頼み込んでみようかとすら思った時、俺の目の前を通り過ぎたのがこの女だった。
未来から来た、そいつと野郎の娘だ。
確か・・・ああ、ルキナとか言ったな。
自分の両親の馴れ初めを訊いて回ってるとかで、俺の所にもやってきたわけだ。
惚れた女が別の男と乳繰り合う話なんざ胸くそ悪くて話せる訳もなかったが、俺はふとルキナを見て思いついた。
あいつらの娘なら、俺のこの欲求を満たしてくれるかもしれない。
なにせ娘だ、中の具合も似てるかもしれねえだろ?
そう思ったら、俄然興味が湧いてきた。
だから思いついたと同時に、俺は即行動に移った。
敵だったヤツの目線から見た親父とお袋の馴れ初めなんかそうそう聞けねえだろ、ちっとばかし長くなるからまあゆっくりできるところで。
ああ、あいつらに見つかったらきっと話を止められるから人目につかねえところがいい。
そう言ってルキナを街外れの森にある小屋に連れ出した。
そこは俺が女を連れ込んで楽しむ時の為に確保してる場所で、優しいお仲間の連中も街の連中も滅多に寄りつかねえ。
お人好しなルキナは興味津々、俺についてきた。
小屋に入れて、こっそり鍵を掛けると俺はらしくもなくルキナに茶をいれてやった。
もちろん特製の、飲めば暫くは身体に力が入らなくなるぐれえに美味いってやつ。
何の疑いもなくルキナは茶を飲んで、そして今に至るってわけだ。
「オッパイの大きさはオカアサマには似なかったようだなぁ?アレか、伯母様似ってヤツか?」
服の合わせを開いて、インナーもたくしあげて剥き出しにした乳を撫で回す。
多少は気にしてるんだろう、ルキナの頬が赤くなった。
「あなたには・・・関係ないでしょう・・・!」
「へッ、そうかい?おめぇの伯母様もオッパイはそんなにでかくなかったからな」
「な・・・っ、それはっ」
「あーあ。いただいたぜ?俺がまだペレジア王だった時にな。処女ってなめんどくせえもんだと思ってたが、ちっと考えが変わったな。
あの処女膜破るときの感覚と、お高くとまった聖王サマの顔が歪む瞬間、今思い出してもおっ勃つなあ」
「ひ・・・卑劣な!あなたは、そんなことをしてエメリナ様を!」
「言っとくがな、あいつが壊れたのは俺のせいじゃねえぞ?ありゃあ行く先々でヤられまくってんな。お前も同じようになるかもしれねえけどな」
「なにを・・・っ、ひっ!?」
指で散々しこり勃たせた乳首を、舌で舐めてやる。
引きつった悲鳴を上げてルキナは身を捩るが、抵抗はそこまでだ。薬にやられた身体にゃろくに力が入らねえ。
片手で反対側の乳を揉みながら、ぷるぷるした乳首をわざと音を立てて吸うとルキナの身体がぶるぶると震えた。
時々しゃっくりのような声が聞こえるのは、悲鳴を堪えているからだろう。
全く健気なもんだが、残念ながら俺はその我慢する様に余計に煽られる。
舌で乳輪をなぞるようになめ回していた乳首に軽く歯を立てて、上に引っ張るとついにルキナは悲鳴を上げた。
「ひっ、いやっ、痛・・・っ!」
「痛いってこたぁねえだろ?こんなビンビンにしやがって」
「あっ、くっ・・・嫌っ、いや・・・あぅんっ」
うっすら歯形のついた乳首を、また優しく舌で転がしてやる。
肉付きの薄い乳の真ん中で、濡れて赤くなった乳首が勃っててすげえやらしい。
涙目の顔は憎い野郎の面影が濃いが、その中には惚れた女の面影も混ざっていて俺は興奮した。
たまらなくなって、また乳首にむしゃぶりつきながら股ぐらのタイツを引き裂く。
「きゃぁっ!そこはっ、そこはだめっ!」
「ダメじゃねえだろ?お?ちょっと濡れてんじゃねえか?」
下着の上から秘裂をぐにぐにと押して擦る。
まだそこは十分に濡れているとは言えなかったが、布越しにも湿った感じは伝わってきた。
布を押しつけるようにして股ぐらを擦って、豆の位置を探る。
ようやく探り当てたそこを長い爪で掻いて刺激すると、ルキナの声が明らかに艶っぽくなった。
「はぁん、いや、あう・・・あぁ」
「いっちょ前に女の声になってきたじゃねえか。おら、ここが気持ちいいんだろ?」
「気持ちよくなんか・・・ないです・・・ぅ、あふっ」
盛りのついたメスの声で否定されてもちっとも説得力がねえ。
まどろっこしくなって、下着も引き裂くと俺はその股ぐらに顔を埋める。
抵抗して閉じようとする太腿にはろくに力が入ってねえ。逆に柔らかい腿の肉が俺の顔を挟んで、心地よく刺激する。
ルキナの秘部はまだまっさらなピンク色で、愛液に濡れていやらしくひくついていた。
果物でも貪るように、俺はその秘部に食らいつく。
「んはぁっ!?そ、そんなとこっ、いや、あっ、あん、あんんっ、舐め、ないでぇっ!」
「んん、んぐっ、旨えじゃねえか、お嬢ちゃんのココ」
「いやぁっ、そんなこと、聞きたくないっ!あん、あふっ、ああぁんっ」
狭い雌孔を舌でこじ開けて、まだ未使用の膣内を舐め回す。
ちっとばかししょんべん臭えが、甘酸っぱいメスの匂いが立ちこめて俺のモノもガチガチに硬くなってきた。
下品に音を立てて、犬みてえに秘部を舐めて啜りまくってやる。
夢中になって啜り上げてると、豆が皮から剥けてきた。
親指で豆を転がしてやると、膣内が締まる。
「へっへ、初めてで無理矢理ヤられて、こんだけびしょびしょに濡らすたぁ、お嬢ちゃんすげえ淫乱だな」
「ちが・・・違いますっ・・・!」
「違わねえよ。ああ、お前ぇのオカアサマもこんな淫乱だったのかもな?
オトウサマにこんな風にされて、ぐちゃぐちゃに濡らしてヒィヒィヨガってたんだろうなぁ?」
「黙りなさい!お父様とっ、お母様を侮辱することは許しませんっ!」
「そんな淫乱夫婦から生まれたお前ぇが淫乱なのも仕方ねえよな?おら、豆もこんなにガッチガチにしてよ?」
「ひぅっ・・・!やんっ、あっ、あっ、あひ・・・ぃっ!」
豆を押しつぶすようにして指を震わせると、ルキナはがくがくと身体を痙攣させた。
へっ、あっけなくイっちまったらしい。
涙とヨダレでぐちゃぐちゃになった顔で惚けてるが、俺は休ませてやるつもりはない。
ぱっくり開いた秘部に指を二本突っ込んでやる。
「く・・・ふっ」
一度イった秘部はあっけなく俺の指を飲み込む。
そのまま力任せにぐちゃぐちゃと膣内を掻き混ぜて、出し入れを繰り返すとルキナが悲鳴じみた声を上げた。
「いや、やぁぁぁっ、ひゃん、はぁんっ、だめ、らめぇぇっ!」
「オラ、休んでんじゃねえぞ?イけ、イけっ!」
「あっ、あん、あんっ、はぁぁぁんっ!」
盛大に潮を吹いてまたイったルキナに、俺は街の女じゃ到底得られなかった満足感を得ていた。
ああ、俺はこうしたかった。
本当なら、こいつの母親を。
だがそれが無理なら、こいつでもいい。
たらたらと愛液を垂れ流す秘部を、また無理矢理に指で擦り立てる。
泡立つくらいに指を出し入れしてやると、ヘコヘコとルキナは腰を振り始めた。
「あん、あんんっ、も・・・う、やめ、てぇ・・・!私、壊れ・・・てっ」
「いいぜぇ?壊れろよ。オトウサマもオカアサマも悲しんでくれるだろぉ?」
「い・・・や、ひゃ・・・あんっ、あ、あっ、あひっ、ひいい・・・っ!」
いつもの凜々しいお姫様のツラはどこへやら、アヘ顔を晒してルキナはまたイった。
そろそろ手が疲れてきて、俺も秘部から指を抜いてやる。
ぐずぐずにとろけてほぐれたそこはヒクヒクとやらしく蠢いて雄を誘っていた。
もう十分に優しくしてやったよな?
俺は服を脱ぐのももどかしく、勃起したモノを取り出す。
焦点の合わねえルキナの目の前にそいつを見せると、ルキナは短く悲鳴を上げて逃げようとした。
薬と何度もイった身体で、逃げられるはずもねえのにな。
モノで柔らかい頬を軽く叩いて怯えさせると、俺はルキナの両脚を掴んだ。
めいっぱい大股を押っ広げてやってから、雌孔にモノを擦りつける。
「ひっ・・・あん、いや・・・です、それだけは・・・!」
「あんだけヒィヒィ言ってて、今更だろぉ?そのうち、やみつきになるぜ?」
「いや・・・いやぁ、お母様・・・お母様ぁ・・・!」
「何にでも祈れよ。どうせ、届かねえけどな・・・っ!」
「いやあああああっ!」
十分ほぐしたつもりだったが、ルキナの雌孔はすげえきつくて入れた俺の方が痛みを覚えるほどだった。
それでも無理矢理ねじ込むようにして、処女の穴をこじ開ける。
「あ、あああ・・・あっ、あう」
どうにか一番奥までねじ込むと、一気に腰を引く。
血はあまり出てねえようだが、初めてなのは間違いなかった。
あいつらの娘だ。大事に大事に壊してやろうかと思ったが、俺もいい加減出したくてたまらねえ。
俺の形を覚え込ませるように出し入れを繰り返してる内に、ルキナの身体のこわばりもほぐれてきた。
それをいいことに、俺のいいように腰を動かす。
「あっ、あっ、あうっ、うぅ・・・ん」
まだ気持ちいいってな段階じゃねえんだろう。うめき声とも喘ぎ声ともつかねえ、
中途半端な声を上げながらルキナは俺に揺さぶられるままで、抵抗も諦めきってやがる。
まあ、この身体を好きなようにできるなら、どうでもいい。
「へ・・・へへっ、出すぞ、お嬢ちゃん。お前ぇの・・・イーリスのお姫様の中に、たっぷり出してやるからな?」
「だ・・・す?」
「ああ、上手くいきゃあ、大好きなオトウサマとオカアサマに孫の顔がっ、見せられるかもな・・・っ!」
「っ・・・!いや・・・いやっ、中は、いやあっ!」
「遅えよっ!オラ、孕め、孕めぇっ!」
「いやっ・・・あっ、あっ、あああぁ・・・っはぁぁぁぁぁんっ!」
たまらねえ気持ちよさと同時に、俺の精液が勢いよくルキナの腹の中にぶちまけられる。
中出しされて、ルキナもイったらしい。青い目をいっぱいに見開いて、信じられねえって顔をしてるが、下のお口は正直だ。
初めてだってのに、俺のモノから更に絞り取ろうと雌孔はいやらしく蠢いている。
いかにも清楚で凜々しいお姫様といった風情のこのガキが、いっぱしに女の身体をしているという事実に俺はまた興奮した。
雌孔の中で早くも硬さを取り戻しつつある俺のモノに、ルキナの顔に絶望が浮かぶ。
「ま、まだ、大きくっ・・・」
「お嬢ちゃんがあんまり可愛いから、暫くは収まらねえよ。
なあに、心配しなくても、そのうちこれが大好きでたまらなくなるから安心しろや」
「ひっ・・・だめっ、あ、動かさないでっ」
「動かなきゃ、イけねえだろ?」
「あ、あんっ、いや・・・もう、いやぁ・・・あぁん」
てらてらと愛液を絡みつかせて俺がモノを抜いてやると、ルキナの腰はもどかしげに揺れた。
こいつは素質ありだ。
俺は乱暴にルキナをうつぶせにすると、小せえ尻を撫で回して秘部を開いた。
くぱぁ、と音がするような粘ついた粘膜が物欲しそうにひくついてやがる。
「まあ、楽しんでくれよ。満足させてやっから・・・よっ!」
「ひぁぁっ!?」
背後から貫かれて、ルキナの手が救いを求めるようにシーツを掴む。
白い尻肉を波打たせて後ろからめいっぱい突いてやると、その手がシーツに刻む皺が増えていく。
シーツを噛んで声を堪えてるんだろう。嬌声はくぐもっていてよく聞こえねえが、ま、そのうちヒィヒィいい声で鳴くようになるだろう。
「ふぁぁっ、んっ、ふぅっん、はふっ・・・んくぅぅっ」
ぐったりした上半身を抱えるようにして乳を撫で回すと膣内が心地よく締まる。
乳首はもうビンビンにおっ勃って、掌が擦る度にぷるぷると震えていた。
こいつの母親なら、さぞ揉み心地もバツグンだろうが。
そのうちルキナも大きくなるんなら、毎日揉んで吸ってやってもいいかもしれねえな。
そんな事を考えながら、腰の動きを早めてやる。
「んん?またイきそうか?」
「はぅんっ、あん、ふぐ・・・ぅぅんっ」
まだ意地を張る元気くらいはあるらしい。
首を振るルキナに俺はにやりと笑って更に激しく膣奥を突いてやった。
尻肉が俺の腹とあたって乾いた音を立てる。
その尻をぐにぐにと揉んで、蕾の辺りを刺激して軽く指をねじ込む。
こっちも教えてやったらいいかもしれねえ。
指先だけだが、今までで一番中が締まった。
ははっ、こいつは最高のオモチャを手に入れたぜ。
「そら、いくぞ・・・いくぞぉっ!全部子宮で飲めよっ!」
「はぅっ、あ、また中・・・っ!あひぃぃっ!?」
脈打つ俺のモノが一滴残らず精液を吐き出してから、心地いいルキナの雌孔からモノを引き抜く。
ぐずぐずにされた秘部から白い精液が溢れてくるのがたまらなく卑猥だった。
「最高だぜ、お嬢ちゃん。あんたも気持ちよかったろ?」
「ふ・・・っく・・・ううっ・・・」
ルキナは枕に顔を埋めて泣いている。
そりゃあ仲間だと信じてた奴に犯されたんじゃ当然だよな。
だが、俺は慰めて謝ってやるほど人間できちゃいねえ。
白いものを垂れ流すルキナの秘部に指を突っ込み、ゆっくりと掻き混ぜてやる。
うつぶせたままのルキナの尻がぷるぷると震えた。
「は・・・ぁあ、あぁん・・・」
「もうクセになってきてんだろ?早くオトウサマとオカアサマに孫の顔を見せないとなぁ?」
「いや・・・です、もう・・・いやぁ・・・」
「嫌、なんて言えねえくらい壊してやるよ。気持ちいいだろ?ん?」
全くたいした精神力だとは思うが、もうルキナの雌孔は雄を求めてひくつきだしている。
堕ちるのも時間の問題だろ。
またルキナを仰向けに転がすと、俺は残った衣服をむしり取って全裸にしたルキナの上にのしかかった。
最も憎い野郎の面と。
最も愛しい女の面と。
二つを併せ持つルキナの顔が絶望にまみれ――やがて、快楽にとろけていく。
こんな女から生まれた孫の面をみたあいつらの顔が、今から楽しみだ。
なあ、クロム、ルフレ?
お前らは、本当にいいガキを作ってくれたぜ。
掠れた嬌声を上げるルキナの雌孔にモノを沈めながら、俺は初めて心の底から二人に感謝した。
終わり。
どうでもいいけどギャンレルにするかフレデリクにするかすげえ迷った。
過多というより
需要と供給が一極集中して他のものはSSでも落としにくい
雑談になると更に嫌がられる
「流れかえたきゃ投下しろ」→投下→数レス内に一極集中モノの話題にすり替わる
うぜぇ
>>200 読んだ読んだ!
こういう拗れた奴がたまんなく好きだわ
GJ!
ギャンレル安定の下衆ぶりだな
本編でもそのくらい頑張ってくれれば…w
>>200 GJ!実に良い凌辱。絶望のルキナ可哀想萌え。
赤い髪の子供産んじゃったルキナに呆然とする聖王一家まで想像したわw
>>200 下種なギャンレルおいしい、GJ!
喘ぐルキナが色っぽくて萌えた
クロルフ要素もあって嬉しい
>>200 GJ!
鬼畜なギャンレルさんはめっちゃ輝いとるで
ビーチマップで海パン姿で闇魔法ぶっぱなすギャンレルさんも別の意味で輝いてたと思うの
あのマップは個人的に三角帽子ビキニのミリエルさん最高マップなんだけどさw
>>200 GJ!!
やっぱりギャンレルさんはクズい方が素敵です
この後、ルキナの異変に気付いたルフレがギャンレルを問いただして親子丼もおいしいし
まったく気付かずにルキナを祝福して病んでいくルキナもおいしいと思います
>>200 GJ!
下衆から純愛(?)までこなせる
ギャンレルってけっこう万能かもしれない・・・
(ってか、このルキナのお母さんはパイユニなのか)
ロンクー×ミリエル本番なしですが投下させてください。
NGはタイトルでお願いします。
・ロンクー×ミリエル
支援S前提
「ロンクーさん、実験に付き合ってください」
「またか…いつまで続くんだ…」
分厚いノートとペンを持って朝から天幕にやって来たミリエルに、思わずため息が漏れた。
「? 好きなだけ実験できると言ったのはロンクーさんです」
「それはそうだが…」
指輪を渡したときに"好きなだけ実験できる"と言ったのは確かだ。
しかしそれから毎日天幕がメスの動物で埋め尽くされたり、隙間なく一面に裸婦画を飾られたりといった被害を受け、
その都度「なるほど…興味深い…」とデータを取られた身にもなってほしい。
…実験が生き甲斐のミリエルには全く理解出来ないだろうが。
「女性が苦手なのは変わりはありませんか?」
「何度も言っているだろう…女が苦手なのは変わらん」
「私だけは大丈夫なのも、変わりはありませんか?」
「そうだ」
何度も繰り返したやりとりをしながら、自分たちは本当に夫婦と言えるのだろうかと考える。
指輪を渡したはいいものの、毎日実験に付き合っているばかりで口づけすら交わしたことがない。
人前で恥ずかしげもなくイチャつく奴らに眉をひそめていたが、正直羨む気持ちが全くないと言えば嘘になる。
感情表現が苦手な自分が言えたことではないが、ミリエルは好奇心以外の感情を表に出すことが少ない。
まさか実験がしたかったから結婚したわけではないだろうが、ミリエルは本当に自分を好いて結婚したのだろうか
思えば彼女から好きだと言われたこともない。
「はじめは私も苦手としていたはずですが、なぜ恐怖が消えたのでしょうか…非常に興味深い…」
「それは……」
お前のことが好きだから、と言いかけてはじめて、
自分もまたミリエルにはっきりと好きだと告げたことがないと気づく。
彼女が自分は大丈夫なのかと毎日尋ねるのは、この言葉を期待してのことだったのだろうか。
「何か心あたりがあるのですか?」
ズイと顔を寄せて興味津々といった様子のミリエルを前に少々気圧されながらも、言わなければ、と拳を握り締める。
「俺が、お前だけは平気なのは…それは………」
「それは?」
「…………いや、なんでもない…」
……だめだ。
今まで一度だって女に好きだなどと告げたことがないのだ、
いざとなるとどうにも気恥ずかしさが先立って言葉が続かない。
いや、そもそもこれから実験というときに愛を囁くほうが不自然だろう、
と未練がましく心の中で言い訳をこぼして訝しげな表情のミリエルに向き直る。
「…で、何をするんだ」
「はい、今日は本当に私には苦手意識を持たないのか実験します」
「は?…何度もお前は大丈夫だと言っているだろう」
何をおかしなことを言っているのかと思わず声を上げれば、冷静な声が返ってくる。
「いえ。私と過ごす時間が長くなり、なおかつ私の服装がほとんど変わらないこともあって、
特定の外見的特長に当てはまる人物には苦手意識を持たなくても大丈夫だと刷り込まれているだけかもしれません」
「……何を言ってるのかよくわからんが、つまりいつもと違う服装でも大丈夫かどうか実験する、ということか?」
「はい。…では、準備をしますので少々後ろを向いていてください」
「………」
おとなしく後ろを向き、はあとため息を吐き出した。
彼女のことだ、自分には思いもよらないような格好をして見せるに違いない。
突拍子も無い言動に驚かされた数はゆうに両手の指を超えるだろう。
今回こそ何があっても平常心でいよう持とうと密かに決意する。
「準備ができました。こちらを向いてください」
「ああ…!?な、お、お前なんだその格好は!!」
今回は何があっても動じるものかという気持ちは一瞬にして吹き飛んだ。というか、平常心でいられるわけが無い。
「ん?やはり普段と違う格好では恐怖を感じますか?」
「近づくな!!いいから服を着ろ!!」
ミリエルは全裸だった。
分厚いローブも大きな三角帽も脱ぎ捨て、トレードマークの眼鏡だけを身に着けノートとペンを抱える姿はあまりに堂々としている。
普通は恥ずかしがるのではないのか。
それとも自分が女はこういうとき恥ずかしがるものだと思い込んでいただけで、
実際は裸を晒すことなどなんてことはないのだろうか。
目をそらし後ろを向けば、なるほど、と冷静な声が追いかけてくる。
「やはり恐怖を感じているようですね、興味深い…」
「も、もういいだろう!はやく服を…」
「いえ、まだ実験したいことがあります。ロンクーさん、そこに座ってください」
横目で彼女が指し示すほうを確認すれば、天幕に備え付けられた簡素な寝台が目に入った。
先程までの混乱が波が引くように去ってゆき、すぐさま空になった頭に浅ましい下心が雪崩れ込む。
「な、なんでそんなところに…」
「早くしてください」
言われるがまま寝台に腰掛け、ミリエルが視界に入らないように下を向く。
どうすればいい?俺も脱ぐべきなのか?というか裸で寝台に、ということは「そういうこと」なのか?
ぐるぐると疑問が巡り、情けないことに指先ひとつ動かすことができない。
「ロンクーさん、こちらを向いてください」
「…あ、ああ」
恐る恐る正面に立つ彼女の方へ顔を向ければ、輝くばかりの真っ白な肌が目に飛び込んでくる。
白い胸の先の淡い果実に、薄く恥部を隠す髪と同じ鮮やかな赤。
はじめて目にする女の裸はあまりに刺激的だ。
「顔が赤いですね。…脈も速いようです」
「!!」
首筋にひやりとした手を当てられ身体が跳ねる。
屈みこんでこちらを観察するミリエルの顔が近い。
抱えたノートで潰された柔らかそうな胸に無意識に生唾を飲み込んだ。
触りたいという欲求にしたがって恐る恐る手を伸ばす。
「ん?これは…」
ミリエルの視線をたどると勃ち上がった自身が服を押しあげていた。
カッと顔が羞恥に熱くなり、胸に伸ばしていた手を引っ込めブンブンと振り回す。
「ちっ、違う!これは…っ!」
「ロンクーさん、興奮しているのですか?」
「はっきり言うな!!そして見るな!!」
まじまじと観察を続けるミリエルに声を荒げてみるが意に介した様子はない。
「失礼します」
「や、やめろ!!」
おもむろに服に手を掛けズボンを脱がそうとするミリエルを静止しようと思わず立ち上がると、
その拍子にズボンと下穿きがずり下がり天を向いた肉剣がぶるりと飛び出した。
朝の清清しい空気に不似合いなそれは解放を喜んで震えている。
「あ…」
無言でじいっとむき出しの肉剣を眺めるミリエルに、下半身を晒したまま立ち尽くす自分。
いっそ今すぐ気を失ってしまいたいと思っても目の前の惨事が変わることはなく、永遠に感じられるほど長い一秒が過ぎてゆく。
「やはり興奮しているようですね。実に興味深い…」
「!!」
するりと伸ばされた手は躊躇うことなく肉剣を握った。
固さを確かめるように手に力をこめては抜くことを繰り返され、大げさなほどに脈打つ。
「ロンクーさん、座ってください。立ったままでは実験がやりにくいです」
「…っく」
トン、と肩を押され身体はなすすべもなく寝台に戻っていった。
その間も彼女のしなやかな白い手は肉剣に絡みついたままだ。
「…っ、ミリエル、手を離せ…!」
「何故です?」
動物を撫でるように優しく根元からスリスリと撫で上げられ、もどかしい刺激に息が詰まる。
ミリエルが何を考えているのか全く分からず頭は混乱するばかりだ。
普通はこういうときは男から行動するものではないのか。
それとも彼女にはそのつもりは無く、普段の実験と同じなのだろうか。
観察を続けているその顔を覗き込めば平然と変わらない理知的な瞳が向けられた。
「これはどういうことでしょう、ロンクーさん」
「なにが、だ…っ」
優しく全体を撫で上げる手いた指先が先端を押しつぶすような動きをはじめる。
肉剣は待ち望んだ快感にぴくぴくと反応を繰り返した。
その様子は飼い主に尻尾を振って擦り寄る犬に似ていた。
「ロンクーさんは私に苦手意識を持っていない。つまり女性として認識していないということです。
それにも関わらずこうして興奮している…どういうことでしょうか…」
「お、俺はお前を女だと思っていないわけでは…ない…」
「では、なぜ私が苦手ではないのでしょう」
ミリエルが語気を強めるのと同じくして手にも力がこめられ、にじんだ先走りが彼女の手を汚した。
何度も尋ねられたミリエルだけは平気な理由を、今度こそは言わなければ。
羞恥と快感のなか決意し口を開けば、突き刺さるようなミリエルの視線とかち合った。
「そ、それは…」
「それは?」
「俺が……俺がお前を…、す、好きだからだ…!惚れた女を、怖がるわけがないだろう…」
思わず口をつぐんでしまいそうになりながらも、何とか今度は好きだと告げた。
恥ずかしさに熱くなる頬に目をそらせても、こちらを見ているミリエルの視線に落ち着かない。
沈黙の後、肉剣に絡んでいた手が取り去られ代わりに頬に掌が添えられる。
「好き…。なるほど、人の心というものは実に興味深い…」
そう呟いたミリエルは今まで見たことも無いほどに自然な微笑みで、見惚れてしまうほど愛しい。
今すぐ抱き寄せて、口付けたい。
そう思って彼女に手を伸ばした瞬間だ。
「ロンクーさん、実験にご協力頂きありがとうございました」
「………は?」
いつもの調子に戻ったミリエルが畳まれた衣服のところへ戻り、テキパキとそれらを身につける。
呆気にとられて手を伸ばしたままの自分を尻目に、
瞬く間に身支度を整えたミリエルは天幕の入り口でくるりとこちらに向き直った。
「本日は勉強になりました。では、失礼します」
「ちょ、ちょっと待て…」
一礼し振り返ることなく出て行った背中を見送って、はっと我に返る。
張り詰めた肉剣を露出したまま寝台に腰掛ける姿のなんと情け無いことだろう。
中途半端に昂ぶらされて収まりのつかない肉剣を一体どうしろと言うのか。
深いため息を吐き出して、思わず掌で顔を覆う。
無様な姿を晒してしまった。
ミリエルは軽蔑などしないだろうが、これでは男の威厳も何もあったものではない。
しかし、何はともあれ彼女にはじめて「好きだ」と告げることができた。
「……一歩前進、ということでいい…のか?」
呟いた言葉は朝の清廉な空気に溶けた。
おわり
お目汚し失礼しました。最初の改行ミス読みにくいですね、すみません。
ロンクーとミリエルは好きなカップリングなのですが、
この二人どうやってセックスするんだ!?
と思わずにはいられないカップルでもあります。
>>213 GJ!
まったく動じないのがミリエルさんらしいw
そして動揺しまくりのロンクー可愛い
ロンクーなんという生殺しw
ミリエルは別れた後に時間差で赤面して「なぜでしょう?」とか言ってそう
二人の初夜が楽しみだ
ミリエルとかルーテとか好きだなあ
男の朴然仁とはちょっと違うよね
自分の興味ある事だけに突き進んでいた女が
自分に興味を持たれいたことを知ってドキドキしたみたいな
ルーテはアスレイ支援Aとか見るとうろたえてるけど
割とすぐに慣れてパンチのある愛情表現を見せてくれそう
指輪を飲もうとしたミリエルさんはホントに恋愛感情をどこかに封印してる感じが良い
ルーテさんはぶっとんでるように見えてアスレイに対してなついてる感が良い
学者系女子かわいいよ!
えろいことも熱心に覚えそうでたまらん
特にルーテなんか体格が炉利(初期値だとミルラにすら担がれる)だからギャップたまらん
ルーテさんいいよね
アスレイ相手だと支援会話のおかけで妄想が捗るが、
あえて他の山賊や男の場合を考えては萌え滾っている
指輪を飲もうとしたミリエルへのプロポーズの流れを見て
真っ先に思い出したのがアスルテの支援Aだったなぁ
ルーテは「勉強しました…」とか顔を赤くしながら
ベッドの上でアスレイのために頑張ってそうで萌え
普段冷静な人がベッドの上ではメロメロになるのって好きだ
225 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
凌辱、堅物な女性、幼馴染の流れでピンときたので投下
・レヴィン×フュリー
・フュリーは処女だが、恋人がいる設定(恋人の名前は出ません)
・凌辱描写有り。レヴィンは鬼畜かつ腹黒いが…?
・NGはタイトル「雪解けの日」で
・書き上がっていますが、規制が入るかも知れません
※※
そこは、見たことも無いような厳かで神秘的な土地であり、国であった。
――それが、初めて北に足を踏み入れた者たちの第一印象と言えよう。
建国以来、どこの国の政治的干渉も受けなかったシレジアでは、
数少ない貿易商が国境を行き交うばかりで、国の内情を知る外部の人間は殆ど居ない。
町は堅固な石造りが一般的で、活気や派手さに欠けるものの、
古い昔から語り継がれる、独特の美しい文化がそこには在った。
現在シグルド軍は王妃ラーナの庇護を受け、一行はセイレーン城にしばし滞在している。
表向きは行軍の準備時間という事にはなっていたが、
長い旅の疲れを癒すべく暫くの間は各々の自由時間というのが実際の所である。
まさか祖国の土をこんな形で再び踏むことになろうとはな…
レヴィンは昔好んで使っていた私室の窓から、見慣れた雪原の風景を表情も無く眺めていた。
捨てたはずの故郷を恋しいと思うなんて俺はどうかしているのか、
憂鬱で窮屈だった昔のことなぞ本当は忘れてしまいたかったが、
いつだって何かが足を引っ張って、もどかしい思いにとらわれる。
…何か…何か他の事をすれば、今だけでも俺の気持ちは晴れるのだろうか……
ややあって、ふと、ある考えが浮かんだ。
『そうだ、こんな日はフュリーで遊ぶとするか。たまには構ってやらないと淋しがるだろうしな』
最近は他の女性にかまけていたが、今日は幼馴染であり自分の部下でもある女をからかって、
気を紛らわそうと思い至ったのである。
226 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
※※
しん、と静まりかえった武器庫でフュリーはシグルドと何やら話をしていた。
生真面目な二人の事だ。今後の行軍の予定でも話し合っているのだろうか。
しばらく様子を見計らって、キリのいい所で顔を出せばいいと考えたレヴィンは、
暫く扉の後ろで待つことにした。
だが、聞こえてきたのは予想だにしていなかった事実であった。
「はい、本日からあの方と結婚を前提にお付き合いしようと思っております」
「しかし意外だな。フュリー、てっきり君は…」
「シグルド様…それはもう過去の話です。憧れと恋は全く違うものですから…」
「それは本当なのか?」
シグルドは半信半疑といった様子で聞き返すが、懸念は杞憂に終わった。
「はい、私などを望んで下さる方が居るとは思わなかったので、とても幸せです」
そう言って、フュリーは首元にある長い鎖につながれた美しい銀の指輪をシグルドに見せ、
愛おしそうに撫でて見せる。
「まだ他の方々には、交際を内緒にしているのですが、時期が来たら知らせようと思います」
溢れんばかりの彼女の笑顔が遠くからでも窺えた。途端、頭の中が真っ白になる。
そんな様子のレヴィンをよそに、彼女の恋人の話は続いていくばかりだった。
「そうか、二人の為にこれから部屋割りや天幕の関係も配置換えをしておかなければな。
君と同室のアイラには恋人の件は伏せて私から話をつけておくよ」
「えっ、あ、あの…そのような」
フュリーが顔を林檎のように真っ赤にしている様子が伺える。
軍内では、恋人のいない女性は同性同士で相室となっている事が多い。
どうやら今後は異性と関係を持つ事をシグルドから勧められているみたいで、
恥ずかしがっているのだろう。
シグルドもそんな純朴なフュリーの様子を面白がっているようだった。
そうした他愛もないやり取りの裏で、落ち着きを取り戻したレヴィンは考えを巡らせていた。
冗談ではない――。
――アレは、俺の所有物だ…そう、俺だけの。幼い頃からずっと…ずっとそう思っていた。
いや、今でもそう思っている。
フュリーが他の男と結ばれる。
それ以前に、俺以外の奴と仲睦まじく談笑するのでさえ言語道断だ。
自分以外の男に彼女が惚れるなんて考えた事も無い。
執着や嫉妬という単語とは一生無縁であると思っていたが、
産まれて初めてこのような黒い感情が自分の中にある事に気づかされる。
彼女はずっと俺一筋だという確信があっただけに、
裏切られた痛みが怒りとなってふつふつと湧きあがってくる。
とても肌寒く、カラっとした晴天が多い時期にも関わらず、
熱く湿り気を帯びた重たい風が足元を這っていく感覚。
清浄であるはずの彼を取り巻く空気が濁って泥のように流れ出してしまうのを、
もはや止められる者は誰もいなかった。
「さて…どう仕置きをしてやろうか、フュリー」
祖である聖戦士セティに瓜二つと言われる端正な貌をいびつに歪ませ、
狂気を孕んだ声で一人呟く。
レヴィンは自分の口元からグギリリ…と歯軋りする音に、自ら気が付かなかった。
227 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
※※
「シグルド様、これをフュリー隊長に渡せば良いのですね?かしこまりました」
「ああ、すまないがよろしく頼む」
新しい部屋割りの詳細を託された伝令の天馬騎士は、フュリーのもとへ向かう事となった。
フュリーは確か訓練も兼ねて闘技場に向かっていたはずだ。
古びた渡り廊下を抜け、別棟へと歩き出す。
と、いきなり後ろから声をかけられる。
「おい、フュリーの所に行くのか?」
振り返れば、数年ぶりに見るこの国の王子の姿があった。
美丈夫なのは相変わらずだが、眼光が以前より鋭くなったのは気のせいだろうか。
「レヴィン様。お久しぶりです。
仰る通り、これをフュリー隊長のところへ持っていくところで御座います」
最敬礼をし、失礼がないように心がける。
たとえ本人が吟遊詩人を装っていても彼は紛れもない王太子だ。
「そうかしこまるなよ。どうもそういうのは苦手でね。
ああ、そうだ、さっきシグルドに会ってその書簡をこっちに差し替えてくれ、だとさ」
そう言って、蝋印付きの封筒をひらひらと差し出す。
「あっ、そうだったのですか。それではこちらを隊長にお渡ししておきます」
「ああ、よろしくな」
そそくさと立ち去っていく伝令係の後ろ姿を見送ると、彼は“準備”にかかるべく、
とある重要な決意を胸に首都シレジアへの魔法陣を描いたのであった。
※※
寒さには慣れているはずだったが、夕方からの気温の変化で手がかじかんでいる。
フュリーは訓練を終えると、わずかな手荷物を持って書簡にあった場所を探すことにした。
「ええと、確かこの奥の部屋のはずなのだけど……」
部屋があるはずの場所は、入り組んだ道の行き止まりになっていた。
…地図が間違っているのだろうか。
一旦引き返して、シグルドにもう一度聞いてみたほうが賢明に思えたが、
疲れが溜まっており、どうしても足が止まってしまう。
はやる気持ちもあったが、フュリーは少し休んでから戻ることにした。
そして思考は自然と今夜の事へ向かっていた。自分の胸が高鳴ってくるのを感じる。
考えながら、何と無しに袋小路になっている煉瓦造りの壁に寄り掛かる。
それは何故か肩透かしを食らったような感触で…
『!!』
途端、壁がぐるりと回転し、後ろの空間に倒れこんでしまった。
どうやら隠し部屋に辿り着いたらしかったが、
頭を強打したせいでフュリーは次第に意識を手放していった……
228 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
「……ん…っ」
状況はよくわからないが、背中は石床ではなく柔らかい感触でとても心地が良い。
「ようやく目が覚めたようだな、フュリー」
視界にぼんやり色が戻ると、聞き覚えのある声が語りかけてくる。
まだ頭がズキズキと痛むせいか、うまく認識できない。
強烈な眠気と相まって、再び静寂の世界へと意識が飛んでいくが、何者かに悉く阻止されてしまう
「……おい、まだ寝る気か。全く世話が焼けるな」
声の主は苛立った様子で、額にひんやりとした手を当て、フュリーには理解できない言語を呟く。
「これで、頭の痛みも治まったはずだ。ほら、目を覚ませ」
すると、すぅっと痛みがひいて、パチリと目を開く事が出来た。
「!!」
ベッドの上にいる人物に驚くとともに、
自分が一糸纏わぬ姿になっている事にフュリーは唖然とする。
何故か指輪をかけていた鎖も胸元から無くなっている。
そして、寒さで勃っている自分の乳首を見て、この上なく恥ずかしく感じてしまう。
あわててシーツで身体を覆ってはみたものの、既に裸を見られた事には変わりはない…
普段は思ったことを口に出せない性格ではあるが、思わず抗議の言葉が出る。
いつものイタズラのつもりにしても、これは明らかに度が過ぎている。
「レヴィン様、一体どういうおつもりですか。部屋と戯れの相手を間違えていらっしゃいます」
彼はそれには答えず、逆に問いかけてくる。いつもよりも高圧的な口調に背筋が凍りそうになる。
「なあ、フュリー。お前の主君は誰だったのか教えてくれよ。
お前は確かそいつを追って軍に入ったと俺は記憶しているんだが」
普段の騎士としてのふるまいに彼は腹を立てているというのか。
誓って、職務を放棄したことなど一度もない。
「…レヴィン様!私の騎士としての忠誠を疑っておいでになると言うのですか!」
「じゃあ、ほかの全ての事柄より、俺の言う事が優先されるのは当然だよな。
勿論お前にとって一番大事なのは俺を満足させる事。そうだよな?フュリー」
確かに、騎士にとって最重要なのは主君の命だが、こんな理不尽な辱めを受ける言われはない。
加えて、彼は女性関係に全く困っていないはずだ。
フュリーには恋人がいるので、主の気まぐれで処女を散らすわけにはいかなかった。
「…戦場で貴方の為に命をかける事が私の名誉ですが、
私には将来を誓った方が居ます。どうか許して下さい」
「本当に何もわかってないみたいだな。助けにも来ない恋人とやらが何の役に立つんだ?」
明らかに小馬鹿にした口調で返されてしまう。そしてレヴィンは、さらに意味深な言葉を続ける。
「…やはり、寝ている間に首輪を付けておいて正解だったな
お前は昔のように俺の事だけを考えていりゃいいんだよ」
幼い頃、フュリーがひた隠しにしてきた淡い想いを彼は知っていたのだ…
でも、本当の恋を知った今は、レヴィンへの初恋は既に終わった事でしかない。
彼はそれが気に入らないのだろうか。
さっきからの態度は、今までに見た事が無い程に酷いものだ。
何か悪いものがレヴィンに憑いているとしか思えない。
「早く助けを呼ばなくては…」
このままだと、いけない。
フュリーは逃げ出す算段をつけようと、辺りを見渡すが窓やドアが見当たらない。
先程回転した壁を探そうにも、それが何処にあるのか全く分からなかった。
そんなフュリーに追い打ちをかけるかの如く、レヴィンは彼女の耳元で妖しく囁く。
「ここは密室だ。回転ドアは開かないように細工をしておいた。
今からじっくり時間をかけて再教育してやるから、その間に考えを改める事だな」
これがフュリーの人生を大きく変えるきっかけになる事を、
彼女はまだ知る由も無かったのであった…
229 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
※※
――果たして目の前にいる人物は、本当にかつて自分が憧れていた存在なのだろうか。
…底知れぬ恐ろしさで、胸がいっぱいになる。
思考が麻痺して殆ど何も考えられないが、彼は妙な事を言っていたような気がする…
先ほどの出来事をゆっくり反芻し、フュリーは不安の元凶となった単語に行き着いた。
「く、首輪っ?」
恐怖が叫びとなって、部屋の四隅にこだまする。咄嗟に自分の喉元を押さえてみたが、
首輪なぞどこにもなかった。
ほっと安心して、強ばった顔が少しだけ緩む。その表情の変化に満足したのか、
レヴィンはあっという間にシーツを剥ぎ取り、
片手に大きな手鏡を持ち、もう片方の手と自らの膝でフュリーの下肢を強引に開いた。
「ああ、俺は優しい主人だからな。そんなに目立つ所に所有印は付けないさ」
言いながら、あらわになったフュリーの陰唇を鏡に反射させる。
誰にも触れられた事がない薄桃色のそこには、
美しいエメラルド色のピアスが埋め込まれており、存在を主張している。
「…っ!?」
フュリーはただただ、我が目を疑うだけだった。
一部の特殊な性癖の者が、そういう場所にピアスを身に着けることは聞いてはいたが、
フュリーは自分自身の性器が装飾品を纏っている現状に、羞恥のあまり言葉も出ない。
――これでは男に見られる事を望んでいる、いやらしい女そのものだ。
何を勘違いしたのか、レヴィンはしゃあしゃあと言ってのける。
「どうした?声にならないくらいに、気に入ったのか。そのピアスは特別製だ。
俺の魔力だけに共鳴するから、俺以外の人間は受け入れられない身体になっている筈だ」
気に入るはずが無い。そんな代物は馬鹿げている。
レヴィンの目があるにも関わらず、フュリーは両手で自慰をするような恰好で、
必死になって、ピアスを外そうと試みる。
その瞬間、鋭い風刃に切り刻まれるような激しい痛みが下肢を走っていく。
「ぅくっ、ぁぁあああああ!!!」
加えて同時に襲ってきた強烈な不快感と吐き気で、ふいに涙がこみ上げてきた。
強く引っ張ったにも関わらず、ピアスの金具はビクともしなかったのだ。
「…どうして取れないの………」
それは、諦めに似た嘆息。さらに追い打ちをかけるかの様にレヴィンは続ける。
「だから言ったろう。お前の淫らな場所は、俺以外の人間を拒絶するって。
…ほら、泣くな。今から気持ちよくしてやるから」
そう言って、彼は痛みで腫れ上がったフュリーの肉びらに顔を寄せ、
慣れた所作でそのまま舌をねっとりと絡ませ、右へ左へと嬲り始める。
「は……っ…ふ、んっ……」
先ほどの痛みとは打って変わって、理性など溶けて無くなりそうな快感が局部から広がっていく。
太ももを撫でるように掠めるレヴィンの髪の柔らかい感触ですら、くすぐったくて気持ちがいい。
「ほぅら、早速お前のやらしい蜜が垂れてきたぞ。むせかえる程、匂いも甘い。
さっきまでは痛がっていたのに、全くお前は淫乱な女だな」
レヴィンはフュリーの花芯から、しとどに湧き上がる蜜液を、
まるで極上のワインを味わうかの如く延々と舐めあげている。
そんな汚い箇所を口に含まないで欲しかったが、彼はその考えを読んだかのように言放つ
「そう恥ずかしがるなよ。お前の味は最高にそそられる。男を堕落させる為にあるような身体だな」
「く、あぁんっ…もう…や、めてく…」
こんな事をこのまま許していては、気が狂って淫猥な事しか考えられない女になってしまう。
「ん?前戯はもう飽きたのか。なら、お前の花を開かせてやらねばな」
花芯のピアスを愛でるように舌で巻きつけて、ちゅっと吸い上げると、
彼は名残惜しそうに顔を離して腰布を解き、憤った欲望の証をフュリーの目の前に突き付けた。
230 :
雪解けの日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
噂で話を聞いた事はあったが、それは湿地に生える茸とはとても似つかない。
初めて目にする肉茎はひどく生々しい造形をしており、その先端は、
早く膣に入りたいと言わんばかりにヌラリとした液を帯びて妖しく輝いていた。
まるで、意思を持った生き物の様で、触らなくてもドクドクと脈打っているのが容易に想像出来る。
緊張で身体が思うように動かせないフュリーの脚を一気に押し広げ、
レヴィンは熱棒をフュリーの閉じた花弁に焦らすようにこすり付け始める。
フュリーは自分の下腹部が、陰具の影響のせいか強烈に疼いているのを感じた。
「なあ、フュリー。これからどうして欲しい?」
「…ん、はっ…だめです・・・・・・。挿れないで…くだ…」
恋人や夫以外の男性と性交するだなんて、もってのほかだ。
一刻も早くこの行為をやめて貰わなければ、自分を待ってくれている彼に申し訳が立たない。
だが非情にもレヴィンはどこか面白がった様子で囁く。
「じゃあ俺がお前の新しい恋人になってやるよ。
今からお前はずっと夢見ていた初恋の男に貫かれるんだ。どうだ、この上なく幸せだろう?」
人を惑わせるような艶やかな声がフュリーの脳裏に焼き付いて離れない。
確かに昔の自分なら、これを望んだのかも知れない。
「れ、レヴィン様…昔と今は違います。だから…、どうか………」
「他の男の事を考えている様な浮気な女は必要ない。俺は昔の一途なお前に戻って欲しいだけだ」
そう言うと、彼はフュリーの同意を得る事なく、一気に肉棒で固い蕾を突き上げた。
「ひぃっ…うっ…あああっ……」
破瓜の衝撃が全身に広がっていく。奇妙な異物感で頭がクラクラして正気を忘れそうになる。
「い、痛い…です…助けて…」
「痛がる表情も可愛いじゃないか。もっと苛めたくなってくるな」
グチュッヌチュと卑猥な水音を響かせながら、レヴィンは手加減無しで揺さぶりをかけていく。
最初はただ痛かったが、抽送が繰り返されるうちに今まで感じた事の無い快感を覚えていく。
「はぁっ、ん、……れ…ヴィン様っ、あぅ…あぁぁぁっ…」
フュリーの理性はいつの間にか切れていた。痛さが残っているにも関わらず、
気持ち良い感触を求め、自ら激しく腰を動かしている。
「処女を開いたばかりだというのに、お前の身体は強欲だな。
今から注いでやるから一旦動きを止めて、俺の顔だけを見ろ」
喜悦を味わい尽くしたフュリーの襞はすでに収縮し、雄を受け入れる態勢になっていた。
「フュリー…」
レヴィンは掠れた声で彼女の名を呟きながら口づけると共に、熱い飛沫をフュリーの最奥に放つ。
彼女が本当の意味で少女から女へと変わった瞬間を、レヴィンは情欲もあらわな表情で見つめてくる。
「これからは、俺が飽きるまでいつだって抱いてやるから安心しろ」
レヴィンの常軌を逸した行動は、かなり長く続く事になる。
フュリーは毎夜、淫らな喘ぎ声を漏らしながらも、
行為の後に決まって訪れる深い後悔に苛まれ続けていた。
231 :
雪解けの日日:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
※※
あれから三か月。終わりは呆気なかった。
レヴィンが性戯に飽きたのか、フュリーが密室から解放されて間もない頃だった。
トーヴェ兵との交戦がついに本格化し、軍の全員がシグルドの指揮のもと、配置についている。
ある日、偵察の任務の際に天幕に一人で休んでいたフュリーを訪ねてくる者がいた。
敵襲ならペガサスが知らせてくれるが、彼女の愛馬は来客に懐いている模様で、
くぅーん、と外で鼻を鳴らしている。
急な伝令だろうかと思って入口を開けた瞬間、驚きに目を見開く。
いつもの吟遊詩人の衣装ではなく、賢者の正装をしたレヴィンは、この上なく凛々しく見えた。
美しい濃紫色のマントには、シレジアの王族のみに使用が許されている紋章が刺繍されている。
高位魔法や杖を随分前から自在に操っていたのに、彼は頑なに衣装の変更を拒否していたはずだ。
この変化に何か意図する所があるのだろうが、フュリーには理解出来なかった。
しかしながら、主君の個人的な事情に深入りはしてはいけないので、敢えて黙っている事にした。
とりあえず、暖かいお茶を沸かしてレヴィンに差し出す。
「ああ、すまない。夜明け前なのに起こして悪かったな。突然だが、これをお前にやるよ。
俺はこれから、ちょっとばかし忙しくなるんでね。じゃあ、またな」
それだけ告げると、レヴィンは瞬く間に姿を消した。
薄暗い外を見遣る。ふかふかの雪には、足跡も無かった。
…レヴィンは関係が終わった女性に対し、いつも豪華な贈り物をしていた事が思い出される。
それは丁寧に作られたドレスであったり、透かし編みの美しい指輪だったり、時には花束だった。
別れの贈り物は、総じて高価な品だという事は当時の世間知らずのフュリーにも容易く想像出来た。
フュリーがレヴィンから渡された品物は、お世辞にも高価そうでもなければ、
彼が自ら店に赴いて買った物でも無さそうだった。
城の至る所に「それ」に似たような物が沢山あり、盗難に遭う心配さえないように思えた。
きっとその辺にあったという理由で、適当に手に取っただけの物であろう。
高価な品物には興味は無いが、自分はその程度の存在だったのかと、
やりきれない気持ちでいっぱいになる。
欲望の捌け口として利用され、多くの物を失ってしまった。
あれだけ酷い事をしておきながら、平然と去って行ったレヴィンを憎む事など出来なかったが、
月のものが大幅に遅れている事実がフュリーに重く圧し掛かってくる。
レヴィンは諍いを避けるため、決して自分の子供を持ちたがらなかった。
しかしながら自分は、ほぼ確実に妊娠している。子供の父親が誰かが公になれば、
ややこしい事態は避けられない。
真実を隠して一人で我が子を育てなければならないだろう。
フュリーのこれからの道は、このシレジアの長い冬の如く険しい。
そして恋人だと言ってくれたあの人も、最近になって新しい彼女が出来たと騎士仲間から聞いた。
他の男に純潔を穢された後、何事もなかったかのように元の鞘に収まることなぞ出来なかった。
だから別れは自分から切り出した。
本当に好きだった。だから、どうか幸せになって欲しい。それは心からの願いだった。
忘れることが出来ない程の屈辱や悲しみがあっても、強く、強く生きなければ――。
232 :
yu:2013/07/28(日) NY:AN:NY.AN ID:626b6WOn
フュリーは文字通り孤独になったが、何を失ったとしても、自分はもう泣き虫ではいられない。
姉マーニャの背中を追う存在のままでは、いつまで経っても見えない世界がある。
母親として、この名もなき子に道を示せるよう、死力を尽くして戦い抜く事。
そして「マーニャの妹」ではなく「騎士フュリー」として生きて、次の世代に見せたい夢があった。
嫉妬や屈辱や劣等感で、この白い大地を汚させはしない。
争いや悲しい出来事の多くは、醜い感情から始まっていくのだから……
――それは、一人きりの小さな誓い。
引っ込み思案で、いつも怯えていた女の影を捨てる日が来たのを実感する。
厳冬の朝の陽が天幕の隙間から差し込んでくる。
レヴィンから貰った古びた布きれが、風に煽られてフュリーの膝にふわりと乗る。
それは、優しく語りかけるような暖かさで、フュリーの不安な心の容を残らず払っていった。
まるで、一足早い春の訪れを予感させるかの様に。
<終わり>
モルダー、連投規制は八回までよ
8回までですか。教えてくれてありがとうございます
一部、題名にミスが出てしまいすみませんでした
名無しに戻ります
乙!
こういうのも良いな!
GJ!
シレジア親世代はいろいろとおいしい話だよな
GJ!
フュリーの決意がかっこ良くて痺れた
レヴィンひでー
フュリーそいつをフィンから受け継いだ勇者の槍で好きなだけ突くんだ!
今でもレヴィフュリは聖戦最愛カップルだな
すげー懐かしかった!シレジアンはいつ見ても良いな
GJ!
レヴィンが渡したのってもしかして・・・?
GJ!
レヴィンひでぇw(エロ的にはGJなのか?)
とはいえ後編では誰が父親かバレるだろいろんな意味で・・・
親世代ほぼ全員死んでるから意味ないけど
>>239 何かの布?何を暗示してるのかは自分は分からなかったぜ…
あーひさびさに聖戦またやりたくなって来た
勝手にトラ7でセティが持ってるセチの書とか
首に巻いてたマフラーとか、そういうの想像したよ
余韻の残る話だった、GJ
これはほんとGJ!
実家の聖戦をやりたくなっちまって困った
>>242 自分、古びた布切れでそこら辺にある物っていうから
偶々テーブル上にあった使い古しのナプキンとか
破れかけのハンカチかなんかだと思ってた・・・
手切れ金代わりがその程度のモノだったらレヴィンが鬼畜すぎるがw
>>232 レヴィンとの関係に燃えて堕ちかけながらも、最後はしっかりと自らの足で
立ち上ったフュリーが素敵だ
鬼畜気味な(褒め言葉)レヴィンがたまらん…ピアッシングプレイに萌えた
GJ!!
フュリーを適当に扱うなんてレヴィンこのやろうと思ったけど
そうか!渡したのがセティの書なら、セイジにクラスチェンジした理由にも繋がるな
放蕩王子は卒業して、妻を娶り王位を継ぐ覚悟が出来たとも読める
最後の段落も将来を感じさせてくれて秀逸!
トラナナ4章外伝での会話で古びた布きれ=セティの書って会話あったな
ピアスが変態すぎて良かったわ
レヴィンって個人的に歌が上手いジャイアンっぽいイメージが…
聖戦のセイジはみんな変態っぽくて好きだな
聖戦親世代はどこか哀しさが漂ってて好きだ
カップルのイチャイチャ会話を見てにやけながらも
この幸せはずっと続かないんだろうなと思うと切なくなる
聖戦もそうだけど、烈火のヘクトル周りもプレイしてて切なくなる…
そして聖戦、烈火のトラウマから覚醒の11章のくだりで
しまったこれは親世代全滅フラグか、やべぇ女性ユニット未婚がいるよ!
ってゾッとしたよw
確かに聖戦と烈火をプレイした後に覚醒やると焦るよな
11章終了時点で聖王夫婦しかカップル成立してなかったから「子世代どうなるんだろ…」と
ビクビクしてたw
聖戦等々と言えば、戦場の中で夫婦や恋人になるのってロマンがあって燃える
夜中になるとあちこちの天幕から嬌声が上がってるんだろなあ
>>249-250 >しまったこれは親世代全滅フラグか、やべぇ女性ユニット未婚がいるよ!
>11章終了時点で聖王夫婦しかカップル成立してなかったから「子世代どうなるんだろ…」と
冒頭に断章のアレを見せられ
悲劇的結末(絶望の未来)を刷り込まれてるから余計にな・・・
章が進むにつれ、あのバーハラの幻が脳裏を(ry
ウンメイヲカエルッ!
自分、ユリアの件がチラリと脳をよぎって
マイユニ誘拐洗脳フラグか!やばい、ユニ子剣も魔法もフル装備だよ!
って一瞬青くなったわw
……って、そういう意味でも印象深い作品だったんだなぁ…聖戦。
ファウダーはあんなに思わせぶりに登場しておいて見せ場がイマイチ
(断章での戦闘以外目立たない)
マイユニが死亡時は拉致イベントというかそういう台詞でも仕込めば良かったのにね
おっさんマイユニが拉致洗脳されてもなんか困る
みんな聖戦のトラウマが強いなw
覚醒はアカネイアベースの筈だが、結婚システムのせいかどうも聖戦のイメージが強かった
クロムは結婚後に非業の死を遂げて肉は裏切りエメリナが黒幕だと思ってたなぁ…
マイユニは犠牲END後は帰ってこないと思ってた
>>241 多分
>>242が言う様にトラキア776に出て来るセティの書と思われ
セティがカリンに渡した時カリンはただの布にしか思えなかったような代物だが、
実際には次期王妃に渡すものらしいという設定が・・・
そういや古びた「布」扱いだったね
アイテムとしてはセティの「書」だから、咄嗟につながらなかった
>>253 おっさんマイユニが洗脳→悪堕ちすれば貴重な鬼畜成分になれるじゃないか
>>254 >クロムは結婚後に非業の死を遂げて肉は裏切りエメリナが黒幕だと思ってたなぁ…
自分は覚醒発売前
公式HPのキャラ紹介を見て
エメリナが何らかのかたちで拉致監禁・洗脳されて
インバースになって(されて)クロムたちと敵対するものだと思ってた
(だって結構似てたし)
そして倒されると正気に戻り、それまでの自らの業を詫びて息絶える・・・(自決もアリ)
ふたりが鉢合わせする5章でその妄想はついえるのだけどw
だってエメリナ様と淫バースさんじゃおっぱいg
着やせしているとか寄せてあげてるだけとかそういう可能性あるぞ
聖戦士の書、懐かしいなあ。
洗脳妄想だと暗黒マリータが
レイドリックやサイアスの股間の剣を自在に立たせたり萎えさせたり
男とやりまくるプレイがいいな
WiiUのソフト容量ってどのくらいなんだろ
封印+烈火とかまとめて配信とか欲しい…
聖魔やりたいけどあれはもう出さないって公式が宣言しちゃったよね、確か…
>>262 聖魔は3DSでは無理になっただけで、WiiUでは出せる
聖魔はヒーニアスヴァネッサとユアンアメリアの後日談がエロかったのが印象に残ってる
愛人・でき婚ってシチュがたまらんかった
ゼトエイの支援もエロスを感じた…ああ、聖魔またやりたくなってきた
王子と直属騎士のカップルだから普通に王妃エンドかと思ってたら愛人だもんな、ヴァネッサ
でもエイリークとヒーニアスのドタバタ支援も好きだ
そして久々にヴァルターさんの語尾?なセリフが聞きたくなったぞ?
アンバサで落としたDS実家から回収してくるか…
ユアンアメリアは、パンツ見えてやったね!にも驚いたが、
ショタロリの生々しい下事情に何とも言えない気分になった
まあお姉ちゃんがエロエロだから、早熟なのもわからないではない
師匠も師匠で相手が箱入りオンリーだしな
ユアンってエロに関してはハイスペックな感じがするわ
ヒーニアスヴァネッサの後日談は確かに驚いたな
ゼトエイリークは後日談でしっかりくっついてて違った意味で驚いた
しかし聖魔のなにが悔やまれるって、ヴァルターさんがあっさり退場したことだな
封印のナーシェンも退場早かったし、何故こういいキャラばかり早期退場してしまうのか…
覚醒のWAKAME枠はギャンレルなのだろうか
聖戦のアルヴィスといい、あいつらは正攻法という単語を知らなさすぎて困る
覚醒だと、エクセライあたりも掘り下げてくれれば面白かったかもな
あの見た目だしいい変態成分に…
ここはGBA以降しか知らない人ばかり?
聖魔や覚醒の話題が多いからなんか嬉しい
聖魔15章のヴァルターvsエイリークのセリフはおいしかった
「今からお前を屈服させ、支配する男の顔だ」が中々のエロっぷり
>>269 エクセライ×サイリ的な展開を期待してたな…
兄が見てる前でアレコレされるサイリとか
聖魔は支援会話がなんかいちゃつき過ぎだと感じたが
ヴァルターとケセルダは認めざるを得ないとジャハナで思った
そしてあなたあなたあなただよ……サブキャラ周りの輝きはすごかったな
>>271 逆に俺はGBA以前とTSしか知らんが
覚醒は最新作だからともかく、ユグドラル勢の根強さが印象深い
リメイクもされてないのに
>>269 確かにあの人は男も女もオッケーそうな感じがするw
>>271 自分は初代暗黒竜〜紋章(SFC)までやって
所有ゲーム機等の関係で一時離れ
ほぼ20年ぶりに覚醒で返り咲いたクチ
同人(二次)ではなくてゲーマー的な意味で
(それでも聖戦・トラ7・新暗黒&紋章は遊べる環境であったが・・・しかしSFCソフトはお値段高かった)
聖戦・トラキア→覚醒な人間
機種の都合上
GBA以前だと初代暗黒竜と外伝が凄く好きだった
暗黒竜シーダの「そのけんでわたしをすきなようにして…」や
FE外伝終章のセリカの「むすうのビグルにかこまれて うごけないわ…」みたいな台詞に
妄想をかきたてられてた
アンバサ聖魔から入った。まさかこんなことになるとは
最近はSSも封印以降がメインになった感じだよな
そうだよな
スマブラで知名度が上がったのと携帯機中心に新作が出てるから
新規さんも手に取りやすくなったのかもな
ミネルバやリンダに最近ハマってる
囚われてる間に何があったのか考えるだけでご飯3杯いける
虜囚って言葉にエロさを感じる自分は多分末期
メディウスに種付けされた四人のシスター
知らずに父親役をするジュリアンやマリクとか良いかも知れない
リンダは見た目プラス奴隷や捕虜という境遇がエロい
>>281 シングルマザーなマリアとか危ないなあ……
マリアへのキャラ愛溢れたSS職人さんいたよな
過去作書くのは資料少ない分、難しいだろうけど
ストーリー上手い人ばかりで読むの楽しいから気が向いたら新作お願いします
もちろんGBA以降も盛り上がればいいな
単純に盛り上げたいならクロム×ルフレがGJレス多いし一番良いんではないかい?
ん??
ルフレちゃんと支援Sになりたい
クロルフから生まれたルキナってもしかしたらギムレーの聖痕があるんじゃないかと
想像してたら滾った、ルキナが肌を露出しないのは男装の他にもそうした理由が
あったんじゃないかと
行為の時に旦那に見られて、「見ないでください…」って恥らうルキナと
何事も無かったようにルキナのギムレー聖痕を撫でて行為を続ける旦那
って電波を受信した
リンダは、男装なかったら性奴隷にされてたかもな。
見た目もあれだから、履いてないとか言われているし。
ここはエロければ何でも盛り上がります
もちろんクロム×ルフレも好みなので待ってます
紋章はゴードン×パオラとかオグマ×ユミナがなぜか好きだったな
三姉妹はパオラが巨乳でカチュアが美乳でエストが貧乳のイメージ
マイ設定ではエストだけ腹違いの妹
リンダの男装姿は、追い詰められてる感じも相まって色気を感じたな
もしもノルダにマルス一行が来てなかったら…と思うと妄想が止まらん
魔道士服のスリットも良い
攻撃時は前側をおさえて捲れるのを恥ずかしがってるのがグッときた
紋章は容量ぎりぎりまで使ってたのに
固有戦闘グラに顔グラ2種類とかリンダは優遇されてる
……なぜ奴隷商人まで固有グラなのかはわからんが
泣くチキとかバック転するジュリアンとか
誰が見れるんだそれみたいなデータもあったな
リンダはプレーヤーの妄想に一考の余地を残してるよな
悪名高い(?)リーンとかマリータはほぼ製作者公式みたいなもんだし
しかし俺の場合、なぜかミネルバ様は、そーゆー妄想がピンとこない
個人的にはTSのエリシャさんがSもMも両方ありそうなんだが
>>288 今回のルキナの旦那がジェロームなせいか異様にしっくりきた
そして萌えた
ルキナもそうだけど露出低いキャラは浪漫があるな
>>281 あのほえほえお気楽マリーシアも
もしもラングに連れ去られてたらメディウスに・・・? ゴクリ
あ、でも支援(会話)相手がおらんか
さすがにおばあちゃん(一般人)を終章の説得役にはできんし・・・
後日談では不良娘(援侯?)フラグも立つし
マリーシアってけっこう淫乱なのかもな
>>292 実はマルスも下級リンダもフィーナもチェイニーも司祭マリクもチキも固有グラではないんだよなあ
単にクラス汎用グラだけど該当者が一人しかいないだけで純粋なキャラ固有グラはジュリアンだけ
なおシーマは色違いだけど別グラよりも色違いの方が節約になるとか
リンダはシリーズ重ねるごとにエロさと年齢(のイメージ)が増してるけど、DS版はやり過ぎな感じ
FC版は幼さがあるし、幼さとエロさが絶妙なバランスのSFC版が妄想が捗る
>>297 後日談でいうと、
サラが葉っぱの愛妾になっている可能性が存在する?
>>297 赤緑騎士やペガサス3姉妹系の「色違い」だって結局(当時の)ソフトの貧弱な容量を
いかにカバーするかという苦肉の策だったんだからね
固有グラがガンガン使えるって実はすごく贅沢な話なんだよね………
>>288 何かマークってちゃっかりギムレー痕ありそうな気がするけど
ユニ子娘ルキナもあったりする妄想も捗るよな
秘湯の四人にマイユニとの親子会話で邪痕についての話があれば良かったな
子世代は全員父(母)親と同じものがあるなんて喜びそうだし
特にウード
>>294 エリシャは初登場場面といい、アフリードとのやり取りといい
内心を押し隠して強がってるのがMに合う
が、鬼のような火力やマルジュ、ホームズへの言い種からSもできるイメージ
邪痕については本編でもう少し触れてほしかった
せめてファウダーくらいは何か言ってくるかと思ってたのに…
そろそろこのスレ本来の話題に戻ろうぜ
覚醒マイユニには専用スレあんだから、そっちでやればいい
邪痕(ギムレー)は聖痕(ナーガ)とはまた違って
ギムレーの『器』になり得る者にしか顕れないんだったっけか?
それも少なくとも百年単位で
まるでサラブレッドのように血統管理とか必要で
それには多分近親なんかもあったんだろうね
だから
>>288のように
マイユニ吾子に邪痕が出ることはまず無いんだろうけど
二次的にはやはり顕れる方がオイシイ
特にマイユニがナーガの祝福を受けたイーリス家の者と結ばれていると滾る
(相反する竜の血が結ばれたことにより突然変異を引き起こして・・・とか 厨二っぽいけど)
>>904 あ、すまん
書き込む前にリロっておくべきだったな・・・
ペレジア戦争終結からの空白期間が色々妄想できて楽しい
ユニ子だと特にエロパロ方面の妄想が捗る
あの期間、実は本人も気づかぬうちに操られて呼び出されて
器としての調整の為にファウダーと近親相姦とか…
リンダは服装が軽装すぎるからな。
戦闘時のスカート捲り押えながらだから、気にはしてそう。
聖魔のユアンが紋章にいたら、間違いなくスカートの中を確認しそう。
よきギムレーの器となるためにファウダーに洗脳されたり薬品盛られたりする
ユニ子とかも妄想してたなあ
イドゥンやギムレーの設定はエロ的に大好きだ
え!調教されるユニ雄!?
ユアンは自分が子供だから許されるって事を理解してやってるよな
温泉や銭湯では母親についていって女湯に入る感じの子供
さすがユアン!おれたちにできない事をry
ジェネリアでもアメリアのパンツをやすやすと見れちゃうユアン
その心眼、俺にくれださいお願いします
フュリーのまんまんみちんちんおっき
レヴィフュリってレイプから始まるのが正しい形だよね
よくマイユニがナーガの血筋と結婚すると〜
って例にクロムとルキナが例に上がるけど
ナーガそのものの血筋のチキでもいいんじゃね?
純血の神竜族の王女を穢して邪竜の精子を注ぐなんて背徳的
覚醒からの人達はチキの設定よく知らないか単にクロルフルキ萌えなんじゃね
見事にSS職人が消えてしまった
雑談の方がスレが伸びるからなのか.....
一週間前に投稿されてるじゃない
覚醒以外はカウントされないの?
>>314 外部じゃユニチキ結構見るんだが(not18禁)そういう目でしか見れなくなったじゃないか
どうしてくれるんだありがとう
覚醒マイユニの専用スレってなんぞ?
覚醒マイユニ♂♀のカプを語るスレだったらあるんよ
全年齢板にあるからエロ表現は無理だが
>>314 チキとの結婚はアンナさんと同じく
ファンサービスの一環だと思ってる人も多そうだ
あとその手の話が
クロユニ・ユニルキになりやすいのは
聖痕&邪痕というわかりやすい(イメージしやすい)モチーフがあるというのもあるかも
>>317 きっと316は1週間くらい投下がないと
雑談ばっかりと思うせっかちさんなんだよ
316だが、聖戦の王道は外部に沢山あるしな〜
うちのレヴィンはティルテュとラブイチャで固定カプだからフュリーにレイプは想像出来ないし
ティルの息子もイケメンだから贔屓してるわ
他の作品ならアスルテとかアイワユとかいいよな〜
俺の中では、ティルテュは本命レヴィン、対抗馬レックスだな
どっちも元々アーサーとティニーひいきから組んだ夫婦だったが
背景とか考えてるうちに愛着がわいてしまったクチだ……目から汗はちょっと笑ったがw
レヴィンとティルテュは会話がないのが勿体無いくらい似合いのカプだよなあ
まあその分、娘と会話があるけど
フュリーもシルヴィアも他の男とくっついたから近くにいたティルテュをレイプした的な4コマ昔読んだなぁw
(会話が無いけどお似合いってどういうことだろう)
ルックスがお似合いとかかな?多分
レックスがお似合いだって?
ナッツか
好きなら作品として書いてみると面白いよね。
ここはエロ作品で主張するタイプの板だし。
外部投稿が多い組み合わせも好きだし、個性的な組み合わせも好きだ。
昔アレス×パティを外部で書いたがエロ向けにしてみようかな・・・
自分の萌え主張は該当スレでやってくれ
あと暗に職人さんの作品を否定するようなことを同じスレで言うなよ
だから書き手が去ってくんだろ
雑談が増えて職人減ったなんて話が少しあったがさ
……正直、書いてるSSがスランプになっちゃって
だけどROMってるとナニか書き込みたくなって
それで雑談に参加してる人っていない? 俺のことだが……
スランプで3年ほどROMったが最近過去ネタをサルベージして書き始めた
俺のような書き手もいる
これだからフォルアーサー厨は
>>330 確かに
投下された作品のカプやシチュを貶すのはちょっとなあ…
貶し無しのエロ雑談は大好きだ
雑談から作品を思い付いて投下する人もいるしな
正直ここ数日の雑談は、SSのネタになるほど身のある内容じゃない
そしてエロでもない
新作来ればまた盛り上がるだろうけど
メガテンmeetsもここでやっていいのかな
問題と思うけど内容次第な気も
まぁ加賀氏が関わってただけってティアサガがスレ共有してるぐらいだし
よっぽど黒歴史なものでも無い限り大丈夫じゃないかね
問題と思うじゃない、問題無いと思うだ
すまぬ…
レゲエ君とラップちゃんのSSだって許されるよね……
むしろ激しく読んでみたいんだが
懐かしいな
>>342 書籍版FEに登場したオリキャラです
>>337 本編の内容&人気いかんだけど
女神FE専用スレ立てても過疎ってすぐに落ちそうな気が・・・w
となると、やっぱこのスレが妥当なのか?
メガテンスレ(あるのか?)に投下しても
FEネタもってきたら場違い感ありまくりそうだし
(メガテンスレがあったとしても二次人気的にPシリーズ多めでオサレ感満載スレの悪寒)
>>344 どうやらメガテンを含むアトラス総合と、そっから独立したペルソナのスレがあるらしい
ラルフの娘×カインなら普通にアリだな
最大の難点はラルフの娘に名前がないことだけど
エロ無しの単なるカップリング萌えを続けたいなら全年齢板へどうぞ
同感
こういう奴らがいるから書き手が逃げるんだよ…
自治厨
カプ厨
ミリエルはいざ初夜!という時に
「これが男性器ですか……興味深いです」
「何故大きくなるのでしょう。それに硬さも変化しています」
「睾丸の表皮が蠕動しています……ふむ、これが謎を解く鍵かもしれません」
などと細かく観察して報告してきそうで地味に興奮する。
>>353 ミリエルにホーケーチンポしゃぶらせて「恥垢の味が皮にまで移っています。
どれほど洗っていなければこれほどまでに濃い味になるのですか」
と言われて俯くドニキ
>>354 「統計の母数は多い方がデータの信頼性が増します」
と、軍内の男全員の色形硬度味を確かめようとするミリエル。
>>353 ヴェイクマイユニ支援A(オチともいう)では
ヴェイクの股間のブツをしげしげと観察してそうだw
「興奮すると膨張しますが、ある種の恐怖を感じると縮小する・・・実に興味深いです!」
シレジア組が好きな事もあり、前回SS投下
>>225氏つながりで
聖魔のあの「風」についてギャグ小ネタを
「風」タイトルの前スレ
>>630のルトガー×クラリーネの職人さんへも、新作支援として投下
〜注意事項〜
フォルデ×ヴァネッサ(ワイバーンナイト)前提
ギャグのみ。オチは最後
エロ本番はありませんが、下ネタがあります
キャラが原作と大きくかけ離れている箇所があります
1.
「そうですか、ティターニアはフォルデさんと結婚するのですね」
ここはルネス王都。
戦災で荒れ果てた街を復興すべく、ルーテをはじめとする同志が一堂に会している。
「ルーテさん。ティターニアではありません。ヴァネッサさんです」
少々慌てながら、彼女の発言を訂正したのはルーテの幼馴染、アスレイである。
「アスレイ。私から見たら、どちらでも特に問題ありません」
いつも通りの涼しい顔で、ルーテは目の前の紅茶を優雅に啜っている。
ティターニアはヴァネッサが駆るワイバーンだ。流石にフォルデも騎竜を妻にはしないだろう。
それすら問題では無いと言い張るルーテの器が大きいのか、単に世間からずれているだけなのか…
だが自称天才である、ルーテにはヴァネッサとティターニアの差異より大きな疑問があった。
「彼がプロポーズの際に言っていた、俺の風とは実際どういう物なのかが、私の疑問です」
「何故プロポーズの詳細を、ルーテさんが知っているのですか?」
またもやアスレイが、少々奇抜な言動をするルーテにツッコミを入れる。
「彼らの隣で親密な会話を拝聴しました。私、天才ですから」
盗み聞きと天才は全く関係ないが、さも自慢げにルーテは言葉を続ける。
「フォルデさんは風魔法を使えないにも関わらず、風を彼女に感じさせる。これは理解に苦しみます」
すると見かねたように、ジャハナの王子であるヨシュアが口を挟む。
「そりゃ、アレだろう。男が股間に持っている生殖器官の事だろう」
「セイショクキカン?何でしょうかそれは?」
初めて聞く単語に戸惑うルーテに声をかけたのは元・盗賊のコーマだ。
「おい、ルーテ。お前は賢者なのにそんな事も知らないのかよ。
男の股間から生えている肉剣、すなわちチンコだよチ・ン・コ」
言い終えると、お約束の如くビンタが飛ぶ。
「もうっ、コーマったら…。もっと綺麗な言葉を使ってくれなきゃっ……!」
半泣きになりながら、ネイミーが顔を赤く染めてポカポカとコーマの身体を軽く叩く。
コーマは暫くの間、ネイミーを宥めるのに必死になる。これもまた、日常の風景。
かくして、ルーテは一つの仮定に行き当たった。
「チンコという棒状の物体が、風を感じさせる…なるほど。こんなに単純な事だとは」
ようやく生殖行為の比喩だとルーテは気づいたのだろうか、
ヨシュアやコーマ達は、厄介事から逃れるようにその場を後にした。
2.
翌日、ルーテはある重大な事実を思い出した。
今日の同席者は、いつものアスレイとサレフ・ユアンの師弟とラーチェル・ドズラのロストン主従組。
俺の風の疑問について、再び皆に問いかける。
「皆さん、フォルデさんは風魔法を使えませんが、かぜの剣は使えます。
それで彼女を攻撃するのでしょうか?命をかけた愛情表現とは、とても危険な気がします」
「ルーテ、何を言っているのです?愛情表現は、危険なほうがロマンティックというのが世の常。
わたくしの愛読書の中には‘そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー’という異大陸の物もございますのよ」
「ガハハ。流石はラーチェル様!博識でいらっしゃいますな」
ルーテと、この主従は「混ぜるな危険」そのものである。
いろいろと間違っている気もするが、アスレイはもはや訂正する気力さえ残っていなかった。
次に口を挟んだのは、寡黙なポカラの賢者サレフである。
「エクスカリバーをその身で受けるというのか。しかし、異大陸のエクスカリバーは竜を即死させる程の物…」
「お師匠さま。きっとフォルデさんは、風の剣からエクスカリバーを出して彼女を貫く命がけの愛を持っているんだよ」
「…よく分からないが、それだと命がけになるのは彼女の方ではないのか?ううむ…」
サレフは首をひねって考え込んでいる。
「ヴァルターみたいに、相手を殺したいほどの強い愛ってのも存在するって思うんだ、僕」
「あれはただの変質者だと思っていたが、愛情からの行為だったのか?私には…理解できない…」
むしろ理解できないのが普通だ。アスレイはまともな人物が、一人でもいる事に安堵を覚える。
肝心のルーテはというと、なにやら一人でぶつぶつと呟いている。
ポク、ポク、ポク、ポク…チーン!
しばらくして、とんちの答えが浮かんだかのような表情でルーテが言う。
「俺の風…。私の推察が正しければ、きっとその正体は……」
ルーテは部屋を飛び出して、そのまま王城のフォルデの私室に向かった。
3.
「どうしたんだ、いきなり俺の部屋に来るなり、そんな勝ち誇った顔をして」
唖然としているフォルデに向かって堂々と挑みかかるように、ルーテは言う。
「私はようやく答えにたどり着きました。貴方の言う、俺の風の正体に」
「えっ?」
フォルデには、何の脈絡でこんな話になっているのか到底わからない。
ルーテは次に驚くべき発言をする。
「貴方が彼女に感じさせるという、俺の風の正体を優秀な私は完全に理解しました」
「あれを聞いてたのか。あ、あの発言は抽象的な物であっ…」
言い終わらないうちにルーテは熱弁をふるう。
「つまり、俺の風とは貴方の股間に生えているチンコという剣から生じる物です」
「はい?」
「棒状のもので風を起こすとなると、チンコとやらは、プロペラ式に超高速回転して暑い季節でも快適になる優れもの」
「いや、そんな事になったら普通に死にますってば!」
フォルデの冷静なツッコミも彼女には意味をなさない。
「そんなに立派な物をお持ちだったら、貴方は股間を隠さずに夏などは常に回転させておくべきです」
いろんな意味でもう言葉も出ないフォルデ。
「そして、チンコとやらは肉剣の異名を持っていると聞きました。そして貴方はかぜの剣を使える…
この2つの事実から、チンコはもう一つの素晴らしい性能を持っているという結論が導き出せます」
少し間をあけて、ルーテはさらに続ける。
「貴方の肉剣は、風の剣と完全に融合を果たす事によって、ティターニ…じゃなく愛する彼女を一撃死させるという、
異大陸の風魔法エクスカリバーを噴出させる、チンコ兵器に進化しているはずです」
そこに。たまたまやってきたエフラムが、「な、なんだってー」という顔で立ち尽くしている。
「これを切り取って有効活用すれば、ゾンビやガーゴイルを人の手を使うことなく容易に壊滅できる事でしょう」
「い、いや…一体どうすればそんな解答が…」
ようやく、絞り出したようにフォルデが言うが、やはり聞いては貰えない。
意外にもエフラムが、何やら思いついたように口を開く。
「…そうか、切り取って使えば民をゾンビ達から簡単に守れるのか。
フォルデ、申し訳ないが国の為だと思って協力しろ!」
レギンレイヴの切っ先がフォルデの股間に向けられる。
「ぎぇ!エフラム様……じ、冗談ですよね。ちょっ…待って」
「俺は大真面目だ。その代わりとは何だが、一生遊んで暮らせるほどの褒美を取らせてやる。覚悟!」
「い、いいいいえ結構です〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」
フォルデは暫くの間エフラムから逃げ続ける日が続く。
エフラムからの誤解が解けるころには、ルーテの関心は全く別の事柄に移っており、
この件で苦労したのはフォルデ一人という、ひどい結果になった。
優しいヴァネッサとの結婚だけが、当時のフォルデの心の癒しだったと、後に本人は泣きそうな顔で皆に語った。
だが、ルーテとヴァネッサは親友同士でもあったため、結婚後も災難続きだったのは言うまでもない。
そんな彼の苦労をねぎらうかの様に、
彼らの家には絶えず来客が溢れ、温かい家庭を築く事になるのは、もう少し先の話になる。
〜おわり〜
以上です。お目汚し失礼しました。
これはひどいwwwwwwwwwwwwww
聖魔はバカばっかりだな、だがそこがいい
申し訳ないけどさ
覚醒の話してる最中に関係ない作品をドンと持って来られても引く
過去作知らない層にもっと考慮して欲しい
>363
(おっ、釣りか?)
ルーテwww
違和感が無いのがすごいw
GJ!
GJ!
そんなアホな理屈が通ったら戦場がヤバイことになるぞルーテwww
俺こういういい意味でバカなSS書けないから羨ましいw
GJ!
どうしようもねぇなw
GJ ボケにボケを掛けると相乗効果でとんでもないことに
つかエフラム真に受けんな
「そのまま飲み込んで。僕のエクスカリバー」・・・って
何気になんて本読んでやがる!w(褒め言葉)
ということは「美しい花瓶にいくらの値をつける?」なんて蔵書もあるのか
ルーテさんは本当にばかわいいな
大好きだよ本当に
GJ!
これは笑ったwww突っ込み役が足りないwww
GJ!!
ミリエルさんと言いルーテと言い頭脳派変人天然女子の暴走は面白いなwww
超乙!
違和感仕事しろw
ギャグなのにキャラの特性が残ってるのは凄いな
このスレはエロギャグもこなせる万能スレだな
もしエクスカリバーがチンコから出たらエルレーンは嫉妬しなかっただろうな
一見専用に見えるマリクの司祭グラも露出用の観音開き仕様だったら笑うw
エイリーク:そういえばゼト。
ゼト:いかがなされた姫?
エイリーク:最近よく耳にするのですが・・・『アベノミクス』とは、いったい何でしょうか?
ゼト:ふむ・・・そういえば姫はB型でしたな?
エイリーク:はい。
ゼト:そして私がA型。
エイリーク:そうですね。
ゼト:それがこうして・・・
エイリーク:きゃっ!な、何・・・あ・・・あ・・・
ゼト:(ぱんぱん)こうして!(ぱんぱん)お腹の中で!(あんあん)混ざり合う!(ぱんぱん)それっ!(ぴゅっぴゅっ)
エイリーク:はあはあ・・・あん・・・ああ・・・
ゼト:はあはあ・・・こうして、アー(A)とベー(B)が混ざり合う。これがアベノミクスでございます。
エイリーク:なるほど。よくわかりました。
ゼト:お役に立てて何よりです。
去ったわけではないんだけど、最近規制がひどくてorz
GJ!いつもながら後になってジワジワ来るwwwwwwww
ゼト×エイリークは支援の相性がいいから身体の相性も良さそう
漢字違いだが、アベさん(ビラク)みたいな息子が生まれたら面白そうだ
いつもながら、ダミアン氏はよくそんなこと思い付いて投下するよなwww
アベノミクスが卑猥な単語だったとは・・・!
ABノミクスwww
明日から新聞やニュースを卑猥な目で見てしまいそうだ・・・
エロは意外な所や身近な所にあるもんなんだな…
ろだに頼らず長文投下したいんだけど
ここって1レス30行でしたっけ?
上のSS数えたら55行はあったよ
投下時間を指定してくれれば規制対策に支援を誰かがしてくれるかもしれない
>>382-384 トンクスです。たぶん、規制ひっかかる程ではないと思うので
また夜にお邪魔します
確か全角2048文字/Resの文字数規制もなかったっけ
もうPC規制が長すぎて忘れたから、詳細はsetting.txt見ないと解らんが
●買ってもいいけど、SS投下以外は携帯で十分なのがね……
387 :
381-1:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
46章の
>>5なのですが
ドラマCD第二弾を聞いていて思わず書いてしまったので投下します。
保管庫に保管していただいている
ttp://fets.x.fc2.com/dir/cont/46-01.html の続きになるので、こちらを読んで頂いた方で気に入ってくださった方に
読んで頂けるとうれしいです。
*注意事項*
(46章分ギャンレル→ルフレ)前提のクロムルフレ。黒くはないですが
各所が若干病んでいます。
ギャンレルが当て馬状態ですが、書いている本人はギャンレルさん好きです。
そんなわけで。
***
「……金塊、宝飾品、美術品…多数。資産価値は不明、追加調査中。
家紋入りの物品多々、捕虜の身元とあわせ調査中…ですか」
ばさり、と紙束がテーブルに投げ出される。
「捕虜、人質…。うちイーリス国民10名、
ヴァルム大陸含む外国人、確認中…?」
再び紙束が投げ出される。
「拘束した賊のうち、手配中の者……ああ、もう!」
テーブルに放り投げた書類を睨み付けてから、ルフレは乱暴にその山に突っ伏した。
まだ乾ききっていないインクの匂いが鼻を付く。
「…………集中、できません…」
椅子の上に足を乗せ、我が身を抱くようにルフレは体を縮こまらせた。
海辺の崖に建つ古城に賊が住み着いたのは、イーリスとペレジアの決戦の頃という。
戦後の混乱期という時勢も手伝い、いつの間にかザッハ海賊団などと名乗る海賊団の
巣窟と化した古城は、近隣の村や町に恐れられる事となった。
度重なる略奪に困り果てたその地方の領主がクロム達に助けを求めたのは、数日前の事。
道義的救援はもちろんの事、城の規模、立地的に今後の拠点として有用と判断したクロム達は早々に
海賊団を討伐したのだが。自分の膝に額を押し付け、ルフレが大きくため息をつく。
海賊団の中に信じられぬ人物がいのだ。『暗愚王』ギャンレル。
散開しクロムから離れた場所で戦っていた為にルフレは、戦場でクロムがいかにギャンレルと出会い、
どんな経緯で何を思って説き伏せたか知らない。
近くにいたフレデリクに言わせれば聖王に相応しい、正道を照らす陽光のごとき説得だったという。
ギャンレルという名を思い出すだけで激しくなる動悸、吹き出す脂汗を拭いながらルフレは自分に言い聞かせる。
「………こんな事じゃダメ、ですね」
クロムには、話していない。奇襲を受け率いていた兵士達を失った事は報告した。
軽いとはいえ処罰も受けた。が、自分の身に起きた事は伏せた。内々には話さねばと思いつつも
その後の決戦、勝利、クロムからの告白、結婚、ルキナの誕生。
言い出せないままあっと言う間にルフレを取り巻く世界は一変してしまった…
賊の討伐後、すぐ海賊に拉致された人々の救出作業に移ったルフレは、ギャンレルはもちろんクロムとも
顔を合わせていない。クロムは今頃、軍議の最中だろうが…。
のろのろと顔を上げ室内を見回す。城主の間だけあり広い部屋だった。ルフレがいる広間の奥、
巨大な姿見が埋め込まれた壁の向こうは寝室。さらに奥には浴室まであるという。
この部屋に来た時、これから数日間の逗留に備え快適に使えるよう手入れしておいたと
雑巾片手のフレデリクに説明された事だ。
「……ふふっ」
重厚な鎧姿で掃除に勤しむフレデリクの姿を想像して、ほんの少しだけ気分が和む。
使えるのならば、ひと風呂浴びて気分を入れ換えよう。
姿見に映っている自分の顔はひどく疲れて情けなかった。
愛用のローブを椅子の背に掛け浴室に向かうルフレの足取りは、よろよろと頼りなかった。
388 :
381-2:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
花嫁の純潔など、クロムにとってたいした意味は無かった。
そんなものは「花嫁」という贈答品の付加価値を強調するだけのもの。
自分が妻としたいのは政略の果ての贈り物ではなく、生涯を共に歩める伴侶なのだから。
だからルフレを妻として迎えた時、男性経験があった彼女の相手が気にならなくもなかったが
敢えて問いただすような事はしなかった。
出会ってからのルフレは公私共に常にクロムと共にあった。だとすればそれ以前…
失われた記憶の先の相手にこれといった嫉妬も沸くはずもなく。
むしろ房中では極端に臆病になるルフレを案じていたのだ。ほんの数刻前迄は。
「…ルフレが、ギャンレルに…?」
衝撃的な事実は、サーリャからもたらされた。
軍議も一段落しフレデリクと二人、次の軍議に備え城主の間にいるルフレを迎えに行く途中。
濃い闇に彩られた物陰から現れたサーリャに「なぜギャンレルを斬らなかった」といきなりなじられた。
矢継ぎ早に続けられた言葉にクロムはただ茫然とするしかなかった。
あの頃のとある夜。
うなされ、呼んでも目覚めないルフレを寝かしつける為に、サーリャは呪術による精神への干渉を行ったという。
決戦前に少しでも安眠し体を休ませようと彼女なりの気遣いだった。精神への干渉とは、記憶への干渉。
そこで垣間見てしまったルフレの秘密にサーリャは文字通り絶句した。
なまじ学習能力の高いルフレだけに、鮮明かつ正確に刻みこまれた強姦の記憶によって
肉体的な苦痛、エメリナを失った致命的な失策、自らの正体への不安。
ルフレが短い記憶に刻んだ恐怖が「ギャンレル」という形に凝り固まっていた。
「そういう事、でしたか…クロム様。いかがされますか?」
フレデリクが深く意味を込めた視線で問う。
物腰こそ穏やかだが利き腕は剣の柄を強く握っていた。
「…いや。あいつに言った言葉は本心だ。二言もない。手は出すな」
噛みしめるようにクロムは答える。
「ルフレ、には………」
頭を振ってフレデリクに背を向ける。
「すまんが、後の事は任せる」
「かしこまりました」
去る主君の背を見送りながら、フレデリクは静かに微笑んだ。
「サーリャさん。少し、お願いがあるのですが…」
元々はかなり力のある貴族が造った城なのだろう。あちこちに様々な意匠が施された、長い廊下の先。
重厚な扉の向こうが城主の間、軍主であるクロムと軍師であるルフレの為に司令室兼寝室として整えられている。
「ご苦労」
扉の前に立つ二人の警備兵にクロムが声をかける。
「…すまんが、朝まではもう少しあちら側に立っていてもらえるか?」
やや言いにくそうに命ずる主君の様子に、二人の兵士が顔を見合わせた。
やがて何かを察した一人が相棒を促し、そそくさと扉から離れた場所に移動する。
きょとんとした兵士と気まずいながらも羨望を滲ませる兵士。
二人の視線に見送られ、クロムは扉を開ける。
しかし、ルフレはいなかった。
当然いると思っていた姿が見当たらなかったので、クロムは肩透かしを食った気分になる。
奥の間から微かに水音がするという事は、湯あみでもしているのだろう。
部屋の中心に置かれた大きなテーブルの上には報告書の類が積み上げられ、
手前の椅子には彼女のローブがたたみもせず置き去られている。
所々「ルフレのかたち」を残して所在なさげに垂れ下がるローブを手に取った。
「…ルフレ…」
389 :
381-3:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
そもそも、自分は何がしたいんだ?クロムは自問自答する。
討伐の事後処理を中途半端に投げ出して。
ギャンレルが生きていた事はルフレの耳にも入っているだろうが、自分の秘密が知られたまでは
思ってもいないだろう。
(ギャンレルを説得した事を詫びる?いや、詫びる理由が無い…)
クロムは「秘密」を知らない事になっているのだから。
(ならば隠していた事を問いただす?)
ルフレが何故そんな重大な事を伏せたのか。
しかしそうなる遠因を作ったのも、ルフレひとりに抱え込ませてしまったのも全て
あの時の自分の不甲斐なさではないのか…考えれば考えるほどクロムの心に混乱と苛立ちが募る。
やがて苛立ちの矛先はルフレへと向かう。水くさいのではないか?隠し事は無し、と笑い合った日を思い出す。
あの頃、偶然目にしてしまったルフレの裸身…ふと、気付いてしまった。
あの時ルフレの背は、傷ひとつ無く白かった。しかし、夫婦として初めての夜に見た背には…
所々ひきつれたような傷跡があった。
今までは戦いで負った傷だと思っていたが、分厚いローブを着ているルフレの背にそんな傷がつくわけがないのだ。
ローブさえ着ていれば。サーリャの生々しい報告が頭をよぎる。
(…、テーブルに押さえつけられて…)
求婚を承けても、婚儀が執り行われるその日まで体を許そうとしなかったルフレ。
真面目なやつだと能天気に思っていた自分が腹立たしい。
ルフレは、あちこちに残った傷という痕跡が癒えるのを待っていたのだろう。
立ち上がってくれと叱咤し、半身になるとクロムに差し伸べられたルフレの手は、あの時既に踏みにじられ穢されていた。
クロムから、最愛の姉を奪った男によって。ぎゅ、とクロムの手がローブを握りしめたその時。
「あ…クロム、さん」
奥の間に通じる辺りから柔かな石鹸の香りと声が流れてきた。
見れば大きな姿見の前にルフレが立っている。
ローブを纏えば即戦場に立てそうに身支度を整えているが、風呂上がりらしく肌はほんのりと上気している。
目が合った一瞬に微かに目を反らすのは…何か都合が悪い事がある時の癖。
「す、すみません…散らかしっぱなしで…」
報告書の類を片付けるつもりなのか、慌てた様子でテーブルに取り付いたその背にクロムは目をやる。
「軍議は終わったんですか?何か新しい事は…」
細い肩紐の下。桜色に上気した肌に浮かぶ、薔薇色の傷跡。
酷く擦りむいた跡にも、何か小さな刃物で掻きむしられた跡にも見える。小さな刃物?
…例えばギャンレルが身につけていた金属爪のような。
「?………クロ…っ!」
返事のないクロムを訝しむように、振り返えろうとしたルフレを乱暴に抱き寄せる。
突然の抱擁に身を竦めるルフレの体を持ち上げると、テーブルに座らせた。
「クロムさん、なんですか、急にっ!」
ルフレは怒ったような口調だが、明らかに動揺している。
それに答えず、問答無用とばかりに唇を重ねながら腿を掴み開かせる。
「なっ…なに、を」
テーブルの奥に後退りしようとするルフレの腰を抱きよせ、スカートの中に手を潜りこませた。
風呂上がりで身を清めたばかりのはずのそこはうっすらと湿っている。
「…どうした?こんなにして」
下着をずらして指を差し入れると、くちゅりと蜜が溢れてくる。
「あ、あ」
ルフレは何か言おうとしているが、言葉にならないようだ。
クロムはテーブルに座らせた事で自分よりも高くなったルフレの顔を見上げた。
この過剰反応の裏側に、自分ではない男の影をありありと感じる。よりによって、あいつだ。
「嫌、か…?」
涙目で頷くルフレを見つめていたクロムの薄い唇が、真一文字に結ばれる。
「こんなになっているのに俺は嫌、か…他の男の事でも考えていたのか?」
「……っ!?」
見開かれたルフレの瞳には「クロム」が写っていない。
そう確信して、クロムは力任せにルフレを押し倒した。
390 :
381-4:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
ごつ、と体が天板に押し付けられる感触。覆い被さってくる血の匂いを漂わせた男の体。
あの時とそっくりな状況に、ルフレの思考が止まりかける。
(何が、一体…知られてしまった…?どうして…)
疑問符ばかり浮かんでぐるぐるとまわる視界に、赤い紗がかかるのをルフレは他人事のように感じていた。
荒い息遣いと共に身体中をまさぐられている感触も、妙に鈍くなってゆく。
隠し事はしない、そう約束したのに隠し事を抱え続けた罰だろうかとある種の達観が芽生えた時。
(おぞましい事だな)
頭の隅で誰かが囁いた。
(こんなに嫌がっているのに無理強いなど、結局あいつと同じではないか?)
ぬるりとした舌が首筋を這う感触。嫌悪感にルフレは体を捩る。
(…全く、どいつもこいつも。ルフレ、そいつは敵だぞ)
(……敵…?)
捩った体が引き戻されて、押し潰すように男の体が重なってきた。
(お前を傷つけ蹂躙し、服従させようとしている敵だ)
(…敵)
ルフレの視界からあらゆる焦点が失せ、完全に赤く染まる。
(そうだ、敵だ。何千年も前から。…殺してしまえ。これ以上傷つけられる前に)
何をされているかも判らないほど麻痺した中で、唯一はっきりと感覚がある右手に魔力が集中しはじめる。
(……敵…殺…?)
(そうだ、さっさと殺して自由になれ。今なら簡単だぞ。
あの時のように縛られてはいない…欲に溺れた愚か者を仕留めるなど容易いだろう?)
(…自由…)
パチッと小さな音を立て、ルフレの右手に小さな魔力の刃が現れた。
普段ならば、ルフレが嫌がればすぐに身を引いた。しかしクロムとて健康な成人男性である。
そのまま強引にと理性が振り切れかける事もあったが、その度に不安そうなルフレの姿に鋼の自制心が働いた。
しかし、クロムの腕の中でも心細そうに俯き続けていたのは。
(あいつの事を考えていた訳か…ずっと)
そこに愛情など無いことはわかっている。
全ての恐怖が詰まった記憶を呼び起こす行為に怯えていたのだと言うことも。
わかっていても、一度箍の外れた怒りは治まらない。
怒りの矛先がどこに向かっているのかすらあやふやになって、闇雲にルフレを貪る。
(初めての夜も、ルキナを授かった夜も。)
身を捩って逃げようとするルフレの体を元に戻させ、蓋をするようにのしかる。
真上から覗き込むが、脂汗を滲ませながら焦点のずれたルフレの目は、
目の前のクロムではなくギャンレルを見ているのだろう。
(どうすればルフレは俺を見る?)
ギャンレルがいなければ、時間をかけて忘れさせる事もできただろうが。
他でもない、自分がギャンレルをルフレの目の前に連れて来てしまった。
時間はない、とクロムの心に焦燥感が吹き出す。もたもたしていて、ルフレが奪われたら?
(…恐怖…?)
ふと、妙に冷たく醒めた思惑が浮かんでくる。
(恐怖に目が曇っているのならば、より強い恐怖で支配すればいい)
ルフレを支配する。この上なく甘美な響きに思えた。
クロムの手がルフレの短衣を力任せに剥ぎ取ろうと薄い布地を掴んだ瞬間。
指先に小さく鋭い痛みが走った。
「…ッ?」
ルフレの短衣を握った指先に細い鎖が絡みついている。以前、どこかの町でルフレに買い与えたロケットだ。
宝飾品というよりも雑貨。ありふれた安物だがルフレがずいぶんと気に入って…
ねだられ、気恥ずかしさを忍びつつ揃いで買った。
戦争が終わったら、絵師に頼んでルキナと三人の肖像を描いてもらおうと約束したのに、
クロムは早々に無くしてルフレにこっぴどく怒られた。
そして、ルキナ…未来からやって来たルキナも同じロケットを携えていた。
母の形見だと開けて見せてくれたロケットには、ルキナを抱く二人の肖像がはめ込まれていた。
「……!」
突然、憑き物が落ちたかのようにクロムの表情が正気を取り戻す。
(…俺は、何を…!)
組み敷いたルフレが小刻みに震えているのに激しい罪悪感と後悔が押し寄せる。
豊かな髪が汗で纏わりついた顔は、唇まで真っ白に硬直してしまっている。
クロムは慌てつつもできる限りそっと、ルフレの顔にかかっていた髪を払った。
391 :
381-5:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
刃となった魔力の塊。今まさにそれを解放しようとした瞬間、ルフレの視界から赤い紗が取り払われた。
体にかかっていた圧迫感も消え失せる。
瞬きも忘れていたせいで霞んだ視界に映るのは薄暗い石造りの天井、手前の大部分を占めるのは…青。
「ルフレ…すまん。俺は、なんて事を」
まだ焦点が結べず青い塊にしか見えないそれが、身を引いた。
「っ、クロムさ…」
けくっ、とルフレの喉が奇妙な音をたてた。
小さく咳き込んだ後に硬直が解けたのか、ルフレが大きく息を吐いて…嗚咽する。
ためらいがちにルフレを抱き起したクロムの顔に、涙の雫が雨のように降り注いだ。
「ルフレ…す…」
「あの…ごめんなさい…」
「…なぜ、お前が謝る…?」
「ちょっと、びっくりしただけです…あの、続け、て…」
それ以上を言う前に、まるで子供がするようにルフレがクロムに抱きついた。
予想外の事に立ち尽くすクロムの頭を抱き寄せて唇を重ねる。
クロムの口腔にほとんど自棄にも思えるような乱暴さでルフレの舌がねじ込まれ、
歯列をなぞり、舌を絡めとろうとうごめく。はじめこそ戸惑っていたクロムもすぐに応じた。
ルフレの舌は、極度の緊張からか乾いていた。絡めあわせようにも貼り付いてしまうほどに。
「ん…っふぅ…っ」
もどかしそうに奥深くまで舌を入れてくるルフレの背をクロムの手が愛撫する。その刺激にわずかに動きを
緩めたルフレの舌を押し戻し、今度はクロムがその歯列を舐め舌を絡める。触れる度にぱりぱりと音が
しそうに乾いたルフレの口腔に潤いを与えようとするかのように唾液を注ぎ込む。
それを一滴たりともこぼしたくない、とばかりにルフレもクロムにしがみつき、唇を密着させた。
そうして長い時間、先ほどまでの一方的な行為が嘘のように淫媚な二重奏を奏でながら二人は抱き合っていた。
クチュクチュと音がたつのも構わずにクロムの口づけを受け入れていたルフレの唇が、何か言おうと
もぐもぐと動き始めたので、名残惜しさを隠しもせずにクロムはルフレを解放した。
「……あ、の…」
見つめあう二人は、「知ってしまった事」と「知られてしまった事」を理解した。
そして、そんな事では揺らがぬ絆も。謝罪と黙許の視線が交錯する。
安堵の色を滲ませたルフレの瞳がほんの一瞬視線を逸らした瞬間。クロムの瞳が悪戯っぽく輝いた。
「続けてくれ、と言ったよな?」
クロムがルフレの脚を開かせる。もっとも、先ほどまでの口づけの際にルフレ本人がその脚を
クロムに絡ませていたので「クロムの胴から剥がした」が正しいのだが。流石にビクリと竦んだその
腿を安心させるように愛撫してから、おもむろに秘所に顔を埋めた。
「だっ…!やめ、そんなところ…っ!」
クロムの舌がとろとろと溢れていた蜜を舐めとる。
内股に滴った分まで執拗に吸い尽くすように舌を這わせてから、再び秘裂に舌を差し入れる。
ルフレがこぼしはじめた吐息は快感に蕩けている。そこにはもう恐怖など欠片も無いと確認したクロムは
蜜に浸ってこりこりと膨れあがった花芯を転がす。
激しい快感に大きく体を仰け反らせたルフレが、もっと、とばかりに腰を突き出している。
「あっ、あ…クロムさん……っ!もぅ…あぁっ!」
ひと際甘く、甲高い声でルフレは絶頂を迎えた。とめどなく溢れ出した蜜を今度はそのまま滴らせ、くたりと
脱力したルフレをそっとテーブルに寝かせる。
「………あ、の…」
達した直後で呼吸も整わないルフレの、妙に冷静な声にクロムが眉をひそめる。
「なんだ?」
もぞもぞとルフレが身を捩る。もう、逃げようとはしていないが。
「今更、なんですが………書類…」
ルフレの体の下で大量の報告書がしわくちゃになっていた。
この状況でそんな事を気にするルフレは、いつも通りのルフレだと…
こみ上げてきた妙なおかしさに、クロムが破顔する。
「じゃあ、場所を変えるか」
そのままルフレを抱き上げて、まっすぐに奥の間へと向かった。
ルフレはまだ何か言いたそうだったがおとなしく抱かれている。途中、大きな姿見に映った自分たちの姿に
恥ずかしそうにルフレは顔を伏せ、クロムはある一点を凝視する。
(…綺麗にしてやらないとな)
ルフレの背。インクがこすりついたのか、ちょうど「傷跡」の位置が黒く汚れていた。
392 :
381-6:2013/08/13(火) NY:AN:NY.AN ID:+yo2MFmJ
「かように、仲睦まじいご夫婦なのですよ」
目と鼻の先を、あられもない姿のルフレを抱いたクロムが通りすぎて行く。
ギャンレルは、盛大に叫び出したくなるのをこらえて目の前で涼しげな顔をしているフレデリクを睨みつけた。
二人が立っているのは薄暗く細い通路のような場所。
クロムやルフレの滞在する城主の間の壁の中。巨大な姿見の裏側だった。
偵察用か、護衛用か。城主の中に悪趣味な者がいたのかもしれない。
城主の間にはこんな密偵用の場所が設けられていた。姿見は、
城主の間から覗けばただの鏡だが、この小部屋からはガラス窓のように室内を見渡せた。
「イーリス軍ってのはサービス満点だねぇ…王様が嫁といちゃつくのを覗き見させてくれるなんざ」
夕刻。フレデリクに呼び出されたギャンレルはおもむろに縛り上げられこの部屋へ連れ込まれた。
見せつけられた光景は、幼い頃の記憶とそっくり同じ。欲しくてたまらない女が目の前で他の男に抱かれる姿…
(バレていやがったか)
ルフレを犯した事。バレているからこその状況だろうが、クロムの指示か?とギャンレルは訝しむ。
「貴重なもんを拝ませてもらえて光栄至極、
余韻ってやつでも楽しみたいんでとっとと離してもらえねぇか?」
ルフレの「所有権」を示すにはてきめんだがどう考えても何かが狂っているこの騎士の行動。
不気味だった。
「ギャンレルさん」
柔和な微笑みを浮かべながらフレデリクが…ギャンレルを縛り付けた荒縄を引く。
「せっかく、あなたにお会いできたでですから。エメリナ様の件、ルフレさんの件。
それと、我が天馬騎士団の件など個人的にお話したいという者が集まっておりまして。
ささやかですが…ちょっとしたお茶会を開いてくれるそうですよ」
「そいつは…」
話が長くなりそうだな。
ちらりと無人の鏡の向こうを見渡して、ギャンレルはふてぶてしく微笑んだ。
<おしまい>
行数に関してレスいただいた皆様、ありがとうございました。
GJ!嫉妬からのいちゃいちゃごちそうさまです。
見せつけられたギャンレルはご愁傷様としか…w
>>387 GJ!
ドラマCDは公式からの良い燃料投下だったな
GJ!
ギャンレルは頑張った
やっぱり覚醒SSが一番いいわ
>>387 GJ! 前のも好きだったからうれしい!
クロムはどうしても黒くなりがちなのはデフォなのか
そしてその後のギャンレルの処遇が気になるw
ここ凌辱ものとかでもええのんか?
エロパロだから、レイプでも輪姦でも何でもいいんじゃね?
ただ投下前はこのキャラが、こうなりますよとか注意書きとか
書いておいた方がよいと思う。
むしろ覚醒以外は陵辱の方が多いくらいだよな
今日の誕生日と陵辱が合わさって陵辱される禿ーリオが脳裏をよぎった
>>387 GJ!
何気に断章ネタまで盛り込むとは芸が細かい!
正直なこと白状しますと前作読後に
ルフレが誰かと支援S成立してると滾るよなぁ(特にクロム強制結婚フラグだと)
―― などと鬼畜なことを妄想しておりました・・・w
しかし黒ム以上に黒いよ、真っ黒だよフレデ肉さん!www
きっとあの姿見の秘密は清掃時に発見したんだろうな
例の件を知ってからギャンレルにプレッシャー与えるため
あの部屋をふたりに宛がったのだろうか?
だとしたらお主も悪よのぉ〜 ふぉっふぉっふぉ
(勿論最大の理由は「城主の部屋だから」なんでしょうけど)
それにしてもギャンレルの処遇もだけど
先代城主の生活も気になる
>>400 誰に凌辱されるんだ?w
手斧さんかうぬ様くらいしか思いつかんぞ
>>387 GJ!!いやークロム視点でもギャンレル視点でも素晴らしいNTRで感動しました。
これでエメリナが参入したら昼ドラも真っ青なドロドロ展開になりそうだ。
>>400 フラヴィアの欲求不満解消に付き合わされて朝まで頑張った挙句腰痛で寝込む禿、まで想像した。
>>398 ラブラブ和姦以外は注意書き推奨とか、そういう流れを作らないで欲しい
凌辱は特殊でも何でもないし、和姦以外はお客様ってニュアンスも嫌だ
和姦でも凌辱でも触手でもキャラとプレイ内容は書いといてくれると助かるな
特に地雷もないが
和姦だろうが強姦だろうが、話の傾向と注意事項は書いてから投下するものだと思ってたけど
大体の書き手はそうしてたから勝手にそう思ってたんだが違うのか?
個人的には、そうしてくれるとNGなものは避けやすくて助かる
和姦でも駄目なノリってあるし、別に強姦だけが要注意事項というわけではないんじゃ?
ラブラブ和姦な気分じゃないときもあるのでどんな内容でも最初に傾向を書いて貰えるとありがたいな
遊んだことない作品だけど好みのシチュだから読んでみて気に入ったこともあるし
>>387 何気にというとルキナの支援会話ネタも仕込んであってGJ!
恥ずかしそうにお揃いで買うクロムが思いっきり目に浮かんだわw
何か、その後もなんだかんだドロドロしそうなイーリス軍だよな、しかし
注意書きはスレ開始時は必須じゃなかったし
オチが見えるから嫌う職人さんもいるのがな
今は読み手側が求める傾向だから注意書きが嫌な職人さんは外部のが向いてるのかも知れない
覚醒持ってない人は居づらいかもな
去年なんて旧作の話題は雑談の場合も
自分で作品書いてからしろバカって空気だったし
作品間にヒエラルキーがあるみたいでイヤだった
保守するのも必要だけど雑談ばっかされてたら投下しにくいっしょ
投下する作品と違う話題で盛り上がってるなら尚更
去年は覚醒が出た年だから多くなるのは普通だと思うぞ。
今は落ち着いてきた
>>387 GJ!
クロユニいいわぁ〜
このあとギャンレルにルフレをどうやって抱いたとか初めてだったとか
クロムを煽ってくれたら面白くなりそうw
>>409 覚醒持ってないクチだが、居づらいっちゃ居づらい
が、覚醒が出る前だと雑談は聖戦ばかりだったし
いい加減そんなもんだと割り切ってる
という話をどうして覚醒のSSが投下された直後にするんだろう
「そうか、覚醒やってなくて居づらいのか〜、ぢゃ、他の書くね☆」
なんてサービス精神旺盛な書き手さんばかりじゃないんだしさ
しかも折角過去作ネタが投下されたら投下されたで
そのSSのシチュやカプを貶めるやつが出てくると
ここはひとつ例のため息をつくしかない
『...夏休みだなぁ......』
そりゃ社会人(成人)にだって夏休みはあるけど
この板でそれ言うか〜?w
(言いたいこと(年齢制限無視云々)は解らんでもないが)
覚醒やってここに来て、SS投下に触発されてWiiU版の聖戦買った人間もここにいるぞ。
嫁さん帰省しているうちに進めようと思ったのに序盤から難しくてちょっと詰んでるが……。
まだ年若い妹が既婚者だったり、妙に妄想をかき立てる設定だなあ>聖戦
>>417 都合の悪いこたぁ全部長期休みの所為にしようじゃないか
って自分はもう盆休み終わったけど
明日からしばらくひとり留守番状態の事務所でSS練るか…ってとこだよw
なんだろう、リアルタイムでプレイした時とは人生経験の経験値上がっちゃったせいかもしれないけど
リメイク出てても聖戦をまたプレイする気がおきない
親世代の不幸っぷりに、たぶん(涙腺が)耐えられない
キュアン、エスリン受難マップなんてまともに見られないよもう…
歳取ると涙もろくなるって本当なんだな
そんな人たちの為にリメイクでは生存ルートを…
でもぶっちゃけそんなことしたら最悪級の改悪ですわいな
聖戦と覚醒は恋愛要素濃いからね…
某軌跡シリーズといい、2chでは恋愛要素濃いゲームが歓迎される雰囲気みたいね
それは決め付けだろ
まあスレが新作一色になるのはいつものことだよ
他スレでもそうだし、蒼炎や暁が発売された時もそうだったしさ
特定作品しかやったことない書き手さんもいるだろうに
○○ばっかで肩身狭いわ〜(チラッチラッ は図太いわな
そうやって必要以上に煽るのも同レベルの行為かと
自分は書かないけど覚醒以外もplzって言ってるのが実際にいるのに
指摘しただけで煽られたと感じちゃうなんてどんだけ耐性ないの?
いつまでも引っ張るなしつこい
冷たい事を言うけれど、SS書かない人に発言権は無い
ここに限らず、SSスレはどこだってそうだけどさ
他作品をクレクレ?欲しいなら自分で書け!が基本です
書き手は萌えの自動販売機じゃない。あくまでも自分の萌えを表現しているだけ
正直この流れは覚醒も旧作も投下しづらい
じゃあ何がいいんだよおまえらw
メガテンとのコラボが出たら、否応にも全作のキャラが出るのだから、好きなので投下すりゃええ
覚醒SSが続く
↓
「覚醒ばかりで居づらい」
↓
過去作SSが投下される
↓
「うちは○○△△がラブラブだから○○□□のレイプ物はありえない」
じゃあ何なら満足するんだよと
自分で書けよと
まあ書き手の俺は、これからも好きなように投下するよ
俺はここ以外の常駐スレが、勢い1.0行けばいい方なんて有り様だから
作品について萌えだのえろだのの雑談が成立してるだけで有り難い
雑談すらなくて最終レスが数週間前とかだとそれはそれで投下しづらいしなぁ
このスレ、作品が投下されるとGJと感想を付けてくれるのがありがたい
モチべが上がるスレで嬉しい
435 :
人だみP:2013/08/15(木) NY:AN:NY.AN ID:msmgPUvP
またアクセス規制中orz
>>420 DLCで「逆・絶望の未来」みたいなのをやればいいと思うのさ
如何にバーハラの悲劇を回避するかというシナリオ
(●長の●望だって本編で本能寺回避できるんだ、おまけ的DLCでバーハラ回避できてもいいじゃん)
ラケシスってエルトでおなってそう
バーハラの悲劇回避しちゃったら、覚醒並みのバカップル親世代のオンパレードになるじゃないか…w
覚醒って親子がほぼ同世代である意味生々しいよな
一番いちゃつくというか熱が上がっている新婚期の親を、同世代の子が眺めてるんだから
普通の子供が幼過ぎて理解できなかった原光景なんかをガンガン目撃するんだと思うと捗る…!気がする
バーハラ回避といわずとも、シレジアでの一年間は昼夜問わずの
交尾三昧じゃない
最近エイリークを速攻で孕ませる無口なサレフが
どうやって行為に持ち込んだかが気になる
娘ってエイリーク顔の灰色パーマ髪剣士になるんだろうか
夢の無い事を言うとタイミングさえ合えば一回で、しかもばっちり中にしなくても(寸止め失敗)妊娠するからなぁ…
「子世代」がいる作品というと封印/烈火って比較的子供達の年齢バラけてて違和感ない。
覚醒はまあパラレルからやって来る子供達だしロランみたいな例もあるから何とも言えないけど
敵味方問わず聖戦の子世代の同世代っぷりは異常
親世代戦争してたんだか子作りしてたんだかわからない…w
生死が関わっているからか、兵士って常に勃起していると聞いた
>>440 こんな↓感じじゃね?
サレフ「ユアンから聞いた通り、炭酸水でしっかりと洗い流したのだが……」
>>440 サレフと結婚初夜、どちらからともなく自然とそういう流れになったと予想
自然を愛する二人なだけに
どんな体位でやったのか気になりますなぁ
なんかポリネシアン的なやり方を趣んでそう>サレフ
両手を天に、パレガ神への祈りを呟きながら
立った状態で向かい合ってスクワットSEX
これが、ポカラの掟
>>447 腰が鍛えられそうだなwサレフもエイリークも
あの二人は星空の下で野外Hをしてそうなイメージもある
妊娠しやすいサプリでも飲んでたんじゃね?
マカとか
「お師匠様大丈夫かな。挿入する場所分かってるのかな」みたいに
真顔で下世話な心配をしているユアンの前で苦笑いを浮かべる隊長がジャハナにいるなんて露知らず
ポカラの里でポリネシアン的なスローセックスでおぼこいエイリークを無表情のまま愛で続けるサレフ
ってとこまでは受信した
自分もED見て子供作ってる二人に度肝抜かれたクチだけど
スレの流れで色々と滾ってきた
師匠より性的にマセてる弟子は面白そう
ゴードンとかアスベルとかリリーナとかエルクとかヨファとか
師匠の性生活を心配するユアンは全く違和感無いのが不思議
サレフ頑張れ、超頑張れ
すげーピュアなミストが敵兵に孕まされる妄想で毎日をしのぐ
暁はヨファミ派にひどいことをしたよね
シノンさんより性知識豊富なヨファとかwwww
悪くないな
>>453 まあ蒼炎の時点でミストとボーレで特殊イベントあったし
流れ的にはミストとボーレが喧嘩しているだけなのに実は裏でHしているんじゃないかと妄想しているヨファ
そしてヨファのその妄想を聞かされて赤面するシノンさん
俺暁でミストが1番好きだけど
>>452のシチュ妄想したら興奮しまくってんだけどおかしいな
>>441 フィンの場合一度も触れたことがない女性を妊娠させることができる程度の能力持ってるな
早解きプレイしてたら、シルベール城で城守ってたフィンと
ブラギの塔にいたティルテュやブリギッドが
「愛し合っている」状態になったことがある
触れるどころか面会したことすらねーよ…みたいな…
3章でティルテュとブリギッドが加入してすぐのタイミングで占い屋に行ったら
まだ一度も会ったことないはずのフィンを好いていたときの驚き
グランベル大陸に轟く下半身の槍騎士フィンの勇名
>>459 インド神話風に……
@フィン、仰向けになってシコる
Aピュッピュッ!と空高く飛ぶ
B鳥のくちばしにゼリー状のザーメンが引っかかる
C鳥、オーガヒル方面に飛ぶ
D空からザーメン落ちる
E川や海で水浴びしていたティルテュ・ブリギッドの股間にイン!
F受 精 完 了
>>461 想像して噴いた
フィンの精子はどんだけ長持ちなんだw
マジレスすればその辺の子作りはシレジアでキュアンたちと帰る前までに
やったってことでいいだろw
さすがに好き云々はどうしようもないがw
ここにワープの杖があるじゃろ?
お久しぶりです。一本投下します。
前回のアーサー×レイリアを読んでくださった方、感想を寄せてくださった方には、改めてお礼申し上げます。
まえがき
※レヴィン×ティルテュ
エロ薄めです。話暗めです。弾く場合はIDでお願いします。
文量約60kb、●27まであります。濡れ場だけでいい人はCTRL+Fで●14まで飛ばしてください。
●1
セイレーン城の一室。雪国らしい、分厚い壁の小さな窓から差し込む月光の下、寝台をきしきしと揺らす人影がある。
人影は一組の男女だった。シレジアの王子レヴィンと、フリージの公女ティルテュ。
二人とも――放蕩王子、おてんば公女との評判はあったが――由緒ある家柄の子女である。
貴族の睦み合いは、お約束の手練手管に則る儀礼になりがちだが、その淡白さが、彼らの情交には見えない。
年頃にありがちな初々しさも無い。余人が羨みそうな甘美さも無い。官能に没入している気怠さもない。彼らは焦燥に満ちていた。
二人は衣服を無造作に脱ぎ散らしていた。脱いだり脱がせたりの間に、遊びは無かった。
顎まで涎でべたつくほど唇を貪っても、喉奥はからからに乾いている。背筋はどこか薄ら寒い。腕は宙に浮いているよう。
得体の知れない具合悪さを押し隠したくて、互いの肩を爪を立てたり、徒に舌を舐り回したり、絡みに狂おしさが増していく。
二人はその愛撫もどきを、楽しいと思っていない。
ただ、身体を重ねている間は、行き場のない感情を忘れられる、と二人は知ってしまった。
周りから取り残された孤独の中で、彼らに襲いかかってくる虚無感。湧き出してくる源は、彼ら自身の心中で、
ゆえに逃れようがなく、こうして別の衝動で誤魔化さなければ、たちまち意識を埋め尽くしてしまいそうだ。
二人は現世から飛び立っているのか、転げ落ちているのか。空が白むまで、現実からの不毛な逃避行に興じた。
「シレジアの雪は、風に舞い上がるのね。まるで砂糖細工みたいに、軽い」
夜が明けていた。セイレーンの寒い朝は、カラスも鳴かぬ静けさだった。
窓越しの雪景色を眺めながら、ティルテュは掠れ声で呟いた。彼女の瞼は、まだまだ重そうだ。
細い身体は、寝台で無造作に転がっている。顕になった肌は、静脈が透けて見え、白く寒々しい。
自慢の腰まで伸びた銀髪も、寝乱れたまま、シーツの上に散らばっている。
「美味しそうなら、いくらでも食べていいんだぞ」
「それは、嫌よ。甘くないんだもの」
ティルテュの呟きに応えるレヴィンも気怠げだった。彼は、寝癖のついた緑髪を手櫛で弄っているが、髪は一向に整わない。
彼の手が頭からずり落ちた。身繕いどころか、寝癖を直す気力さえ湧かなかったようだ。
甘い台詞を吐いてきた唇も、気障な笑みを浮かべ慣れた目も、眠りから醒め切っていない様子だ。
しどけない格好で朝寝から醒めた二人。彼らは物憂げな表情で見つめ合って、それから朝日に恨めしげな視線を投げる。
眩しさが痛い。視線を落としても、日光を反射する地の雪が目を刺してくる。外の明るさから目を逸らす。
早くも、夜の月や星明かりが恋しくなった。
「何だ、まさか、フリージの雪は舐めれば甘いのか」
「そんなわけないでしょ。もっと水っぽくて、降り積もっても、すぐに溶けるの」
レヴィンとティルテュの現況は、悩ましいものだった。
二人は、アグストリア連合王国の動乱の中、シグルド軍という軍団の同僚として出会った。
シグルド軍は、グランベル王国が動乱に介入するため、同国の名門貴族シグルドに命じて編成させた軍団であった。
もしシグルドの意図する通りに動乱が収束していれば、シグルド軍は解散し、二人の関係は進展しなかっただろう。
まして、こんな気怠い朝を共に迎えるなど、有り得なかった。
●2
「そもそも、フリージは雪が降るのか。アグストリアでは、ついに雪を見なかったから、フリージも降らないと思ってた」
「アグストリアから見たら、フリージ……と言うより、グランベル全土が真東にあるからねぇ。
内海を挟んで北にあるシレジアから見たら、どっちも似たようなものかしら」
動乱が終息した途端、シグルド軍は派兵元のグランベルから討伐軍を差し向けられた。
動乱で消耗したシグルド軍では、戦力的にも政治的にも、討伐軍に対抗する術は無い。シグルドたちは途方に暮れた。
そこへ、シレジア王国のラーナ王妃が亡命を持ちかけた。シグルドたちは申し出に応じて、シレジアに落ち延びた。
二人は他のシグルド軍の面々と同行し、シレジアのセイレーン城で軍団ごと食客をしていた。
「そういえば、このセイレーンって、フリージから見るとちょうど真北あたりなのよね。
今は雪が降ってるけど、晴れた日とかなら、向こうが見えたりしないのかな」
「さすがにもっと離れてるはずだ。そんなに近かったら、俺たちはこんな安穏としちゃいられない」
グランベル王国の討伐軍指揮官は、ティルテュの父・フリージ公レプトールだった。
彼女は、政治的な意図抜きでシグルド軍に同行していたので、父を頼りに帰国する選択肢もあった。
しかし、彼女は討伐軍が掲げた大義名分を信用せず、シグルド軍にとどまり、
そのままシレジア――彼女から見ると、故国グランベルと内海ひとつ隔てた北国――へ渡った。
今の彼女は、ただの公爵家の令嬢にしては、いささか数奇な立場に置かれていた。
「そうなの? シレジア天馬騎士団は、シレジアからアグストリアまで、直接ひとっ飛びだったじゃない」
「あれは相当無理して飛ばしたんだよ。軍船じゃ真似できん。俺らが船でシレジア来る時だって、オーガヒル経由しただろ。
オーガヒルは、海賊や敗残兵ぐらいの船数なら寄港できても、グランベルの正規軍じゃ狭くて入り切らないだろうし、
今じゃ航海に向かない冬場だ。内海と言っても広いし、慣れない場所に船を出すと、戦うどころじゃなくなる」
他方、レヴィンはシレジアの王子だが、二年前にシレジアを逐電していた。原因は、王家の後継者争いだった。
彼の父王が崩御し、遺言で王子の彼が後継者に指名されると、彼の叔父たちが不服の声を上げた。
それにラーナ王妃――彼の母親――の派閥が反発し、一触即発となった。当時の彼は、独断でシレジアから脱出した。
「ねぇ、この雪の季節が終わったら、私たち、どうなるのかな」
「お前は、終わった後の事を、考えてみたいか」
「……ううん。ごめん」
王子の失踪で争論が有耶無耶になり、現在のシレジアは、ラーナ王妃が暫定的に君臨している。
対して、レヴィンの叔父たちは、各自の封土に閉じこもり、不穏な動きを見せている。事実上、王国は分裂した。
その状況で、ラーナ王妃は、余所者であるシグルド軍を引っ張りこんだ。降雪の多い季節が終われば、確実に内戦となる。
勃発となる頃には――アグストリアの時と同様――グランベルも介入してくるだろう。
「そろそろ起きたほうがいいんじゃない。お付きの騎士さんたちが心配しちゃうわよ」
「やれやれ、前科者とはいえ、俺も信用がないもんよ」
寝台から身を起こしたレヴィンは、吟遊詩人の着流しに身を包む。
故郷から蒸発して以来、世を忍ぶ仮の姿として愛用していた。いつの間にか、王子の正装より馴染んでいた。
「ねえ、レヴィン。今日の夜も、来てくれるの」
「また暗くなったら来るよ。月よ夜空に凍ってしまえ、お前と過ごす夜が明けぬよう、なんて」
「あはは、さすが吟遊詩人、寝惚けた顔で、くっさい台詞がよく吐けること」
扉に手をかけたレヴィンと、寝台から身を起こしたティルテュの遣り取りは、情人の別れ際にしては乾いていた。
茶化された後朝で終わる逢引が、今の二人にとって、唯一心地良い時間だった。
どうしてそうなってしまったか、原因を知るには、さらに時を遡る必要がある。
●3
昼過ぎになった。レヴィンは知り合いと会わないように、人目を避けて、城の周りをぶらぶらしていた。
母親の支持者か、叔父たちの一派か、どちらと出くわしても面倒なことになる。
レヴィンにとって、玉座の据わりは耐え難く悪かった。王位争いを避けるため、という言い訳で、彼は玉座から逃げ出した。
それが一番だと彼は思った。実際のところ、かつても、今も、彼が故郷に留まる限り、後継者争いは不可避だった。
(フュリーたちがシャガールに一杯食わされてなきゃ、帰ってくることもなかったろうになぁ)
フュリーはシレジア王家に仕える天馬騎士であり、王子のレヴィンとも顔馴染みである。
彼女は、動乱に揺れていたアグストリアで、部下を率いて、失踪中の彼を捜索していた。
その捜索中に彼女は、アグストリア王シャガールに騙されて、シグルド軍を襲撃。
そこに、偶然シグルド軍に参戦していた彼がいて、思いがけない再会を迎えた。
レヴィンはフュリーの誤解を解いたが、素性が割れてしまった。もう素知らぬ顔はできず、彼女と共にシグルド軍に協力した。
結果、グランベルの討伐軍からシグルドの一味と見做され、まとめてシレジアまで落ち延びて、今に至る。
レヴィンがシグルドと行動を共にした理由は、動乱を起こしたシャガールへの憤慨と、
フュリーがシグルドにかけた迷惑を埋め合わせようとする義理程度のものだった。
彼は王権を軽視している。だから、簡単に王位継承争いから逃亡できた。他人の封建的地位についても無頓着で、
大貴族シグルドとの初対面の際に、一介の吟遊詩人の姿で、不敬罪を問われかねない皮肉を吐けた。
――わざわざ余所の国までおしかけて戦争するとは、よっぽどヒマらしいな
――ちょっとは働いてる者の身にもなってみろ、ドンパチやるのは勝手だが、俺たちは迷惑なんだよ
――口先だけならなんとでも言えるさ。本当に悪いと思っているなら、今すぐ国に帰ったらどうだ
(これが、シレジアの王子の宣った理屈か。まるで他人事だな。フュリーたちには、とても聞かせられない。
そんな巫山戯たこと言った傍から、俺はそのお人好し野郎の軍隊に転がり込んだんだよな。
俺は疲れてたんかねぇ、あの時のアグストリアに……ラケシスには悪いが、碌な国じゃなかったしな)
レヴィンは今でも、継承問題を黙殺している。彼を待ち続けたフュリーたち直属の臣下、母親、いくらかの臣民、
彼の即位を望んでいる者たちは少なくない。即位を望む心情は、彼も察している。
期待に応えられない自分について、彼なりに罪悪感も抱いている。しかし共感はしていない。
彼は、その者たちと違って“レヴィンこそが王でなければならない”とは思っていなかった。
(じゃなきゃ、逃げ出したりしねぇって。叔父上たちが良いとは言わんが、俺が王様やるより、たぶんマシだろ)
レヴィンの罪悪感の由来は、王族としての義務感ではなく、もっと素朴で個人的なもの――
単純に、期待に応えられない心苦しさ――だった。彼に故国を背負い立つ自負はない。
幸か不幸か、彼は人並みの政治感覚があった。
王子が失踪しても、残された二人の叔父が王位を争うだけなのは、彼も分かっていた。
彼が自分の統治能力をことさら低く見積もっているのは、自分の軽はずみな失踪を取り繕う正当化だった。
自分なんか、ここからいなくなってしまえばいい。
かつてそう考え、今はそう自分に言い聞かせているレヴィンだからこそ、
ティルテュが抱えていた物思いに気づき、彼女を放っておけなかった。
●4
(あの時のあいつったら、あんな寒かったのに、ひとりで外に座り込んで、湿気ってたなぁ)
レヴィンが城の周りをぶらぶらしていると、人気のない城脇のバービカンで、彼の足が止まった。
初めて、彼女と二人きりで一夜を過ごした場所だ。真昼間の風景の上に、一夜の記憶が重なっていく。現実と回想が混淆していく。
今、レヴィンが立ち尽くして眺めているあたり、城から突き出た小さな防塞の片隅に、あの夜のティルテュは座り込んでいた。
月光に照らされ、空からちらつく粉雪が銀髪に絡んでいる。緋色のヘッドドレスは、雪に濡れて色が変わっている。
藍色の眼差しが、宙空を無造作に穿っている。魔道士の装いから覗く白い肌は、血の気が失せて、陶器よりも冴えている。
華奢な身体の線が、背景の淡雪から浮いている。雪景色を見慣れた彼でさえ、息を飲んだ。
――お前、そんな格好で寒くないのかよ
見惚れはしたものの、レヴィンにとってティルテュは顔見知りなので、あの夜も気安く声をかけた。
彼女は無言のまま、視線を彼の方へ向けた。頬が月光に晒されて、涙が伝っていた跡が見えてしまう。
泣いた女に構うと碌な事がない、という経験に拠る警鐘と、彼女を放っておけない義侠心が、彼の胸を交互に刺した。
彼の内心で生じた小さな葛藤は、すぐに後者が制した。
――さあ、何ででしょうね。寒く、ないわね
さらさらと降る雪に混じって、地に埋もれそうな声が、ティルテュの口から漏れた。
レヴィンが耳を澄ましていなければ、聞き落としてしまっていただろう。
――寒いに決まってるだろう。それに、夜が明ける頃には、生き埋めになってしまうぞ
――それ、いいかもしれないわ
レヴィンが近寄ってきても、ティルテュは座り込んだまま動かなかった。
彼女は本当に寒さを感じていないようだ。冷感が麻痺してしまったのか、と彼は心配になった。
あの夜の此処は、レヴィンが立っている今日と比べると、積雪が浅かった。
今は、雪かきで作られた山が、ちょうど彼の肩の高さぐらいまで伸びている。
小さな雪山の影に、またティルテュが座り込んでやしないかと、彼は一瞬だけ想像した。
――やっぱり冷たいじゃねえか。お前、シレジアの冬舐めてるだろ、死ぬぞ
――レヴィンって、意外と優しいところあるのね
――こら。意外と、ってのは余計だ
――だって、いつもお付きの天馬騎士さんを邪険にしてるじゃない
レヴィンは、ティルテュのすぐそばに腰を下ろした。膝と膝がくっつきそうな距離。
当時の二人の関係は、シグルド軍に与する魔法の使い手同士、という程度だった。
ただの同僚だった二人が、ここまで身体を近づけるのは、当然ながら初めてだった。
――誰かに、私を探してって、頼まれたのかしら
――別に。ここじゃ、むしろ俺の方がお尋ね者だよ。だから、城に居づらくてなぁ
レヴィンは、ごく自然な所作で、彼女の冷え切った肩を抱いた。下心は全くなかった。
寒さで足が立たなくなってしまったのか、という彼の素朴な危惧が、彼の腕を動かしていた。
彼女はかすかな驚きを顔に浮かべた。おてんば扱いされているとはいえ、彼女は公爵家の令嬢。
肩を回されるほどの至近距離で、男に肌を触れられた経験が無かったらしい。
●5
――居づらいなんて、変なの。ここはあなたの故郷でしょ
――まぁな。でも、俺がいない方が、うまく回るんだよ、この国は。俺は、邪魔者なのさ
――あはっ、それなら、確かに居づらいわね。そういう気持ち、分かるかも知れない
レヴィンは、あの夜のティルテュとの遣り取り、彼女の姿を思い出しながら、あの夜と同じ場所へ座った。
彼女の頼りない重みが、冷えきりつつも柔らかかった肌の感触が、腕から思い起こされる。
顔を上げた。城を遠巻きに囲む針葉樹林が、こちらを見つめ返してくるように感じた。
――ねぇ、レヴィン、もうちょっと寄ってよ
――いいけど、狭くないか?
――やっぱり寒くなってきたのよ
――そんな薄着じゃなぁ
ティルテュは、しばらくしてレヴィンに身を預けてきた。彼は黙って、外套の中に、彼女をすっぽり包んでやる。
彼女の冷感が戻ってきたらしい。
――お前、しおらしいところもあるんだな
――何よ、その言い方。あなた、私のことなんだと思ってたの
――電撃バチンバチン言わせて、海賊なぎ倒してる第一印象が強くてな
――ひっどいわぁ。私だってねぇ、こういう気分の時もあるの
あの夜のティルテュが身を預けてきた理由は、レヴィンにも理解できた。
シグルドたちを陥れた陰謀に、彼女の父親が加担していたこと。その陰謀に、彼女自身がまんまと利用されたこと。
――フリージでは、私が謀反人シグルド一派の人質にされてる、ってことになってるらしいわね。笑っちゃうよね
私は、自分の勝手で、何の考えもなしに、クロード様に無理やりくっついて、ここまで来たのに
(お前の親父が、そこまで大それた野望持ってて、周到な計画を立てて、実行する人間だったら……
娘のお前がクロード神父について行こうが、行くまいが、結局俺たちは嵌められてただろうよ。
だから気に病むな……俺は本気でそう思っていたが、あの時のティルテュに、そうは言えなかった)
ティルテュは父を責めず、自分の軽挙を責めていた。彼女にとってレプトールは、良き父親だったようだ。
彼女に“お前の父親は、本当はお前なんてどうでもよかった”とも取れる言葉は、かけられなかった。
――私のせいで、シグルド様もみんなも謀反人扱いよ。どの面下げて、みんなに会えばいいの
“自分は邪魔者、いない方がいい”というレヴィンの愚痴が、ティルテュの琴線に響いたらしい。彼女の境遇故か。
彼が自然に腕を回したのと同じように、彼女も自然に彼の腕を受け入れていた。
二人は、悩ましい政争や、孤独感から逃れたい者同士として、優しい気遣いを軽く差し伸べ、軽く受け取ることができた。
何の裏も無く、それまでのしがらみも無く、これからの見通しも無いから、寒い寒いと、素直に身を寄せ合うことができた。
(自分なんか、ここに居ない方がいい、って……ティルテュは、昔の俺と同じで、本気でそう思ってるんだよな)
慣れぬ雪国の一人寝は辛かろう、なんて無責任なお節介を焼く間に、情が降り積もって、
あの夜からいくらか経った晩に、レヴィンはティルテュと褥を交わした。
彼女の心細さに乗じて深い関係に引きずり込む、なんて真似をしたせいで、彼は後ろめたさに付き纏われていた。
たとえそれが、わざとではなかった、としても。
レヴィンとティルテュのが情交に及び始めてまもなく、二人の密会が噂に流れた。
噂が広まっても、面と向かって口を出す人間は、今のセイレーン城にはいなかった。
●6
レヴィンが回想から醒めると、冬場の短い日照が陰りを見せていた。城沿いの小さな防塞は、静寂に沈んでいる。
彼が城内へ戻ろうと腰を上げると、白んだ空に、たったひとりの騎影が見えた。
シレジアの誇る天馬騎士。空を駆ける騎士が、彼に近づいてくる。凛とした相貌は、彼も見知ったもの。
「お勤めご苦労さんだな、マーニャ」
「誰のおかげなのでしょうね、レヴィン王子」
天馬騎士の名はマーニャ。同じ天馬騎士であるフュリーの姉で、シレジア天馬騎士団の筆頭。
ラーナ王妃の信頼も篤く、シグルド軍に亡命を持ちかける際は、王妃の名代として仲介を勤め上げた。
今の彼女は、シレジア王都で王妃に仕え、レヴィンの叔父たちに睨みを利かせているはずだった。
「へぇ、まさか俺の顔見るため、この雪深い時期に、王都からセイレーンくんだりまでやって来たのか。照れるな」
「そうであれば、気楽だったのですが、生憎と」
「だろうな。最近のキナ臭さったら。叔父上たちも急ぎ始めたからか、動きが露骨になってる。
そんな時期に、お前が王都を空けるなんて、余程のことだろうよ」
レヴィンの言葉を聞いて、マーニャは何か言いかけた言葉を噛み殺したようだ。
彼はただの世間話を振ったつもりだったため、彼女の反応が引っ掛かった。
「街をぶらついてりゃ、戦いが近いって噂が嫌でも聞こえてくる。雪解けの季節になれば、もう」
「シレジアの状況が分かっていて、まだ王子は此処に御座すのですね。あの時と違って」
「俺たちが帰ってきた時点で、もう手遅れだ。お前だって、シグルドを迎え入れる時点で、想像ついただろう」
マーニャとレヴィンが二人きりで話すのは、二年ぶりだった。
二人のお互いについての記憶は、先代国王の崩御直後に彼が逐電した時点で止まっていた。
政争の匂いを嗅ぎつけるやいなや逃げ出した、という彼の行動が、彼女の頭にあった。
シレジアの現況を彼が把握しながら、なおそこに留まっているのを見て、彼女は彼が当時から変わった、と感じたようだ。
「それでよ、マーニャは何で俺に会いに来たんだ。最近の俺は人目を避けてるから、城のこんな隅っこに居る。
お前だって、主な用件はシグルド絡みだろうが、ついでに俺を探して会ってく、なんてのんびりしてられるご身分か。
そんな余裕があるなら、俺なんかより、フュリーに顔見せてやれって」
「風の導きで、偶然居合わせただけかも知れませんよ」
「だからこんな場所、偶然で辿り着くわけが――無くもない、か。でもな」
マーニャは邂逅だと言ったが、レヴィンは彼女の言い分を信じなかった。
彼女は、シグルド軍をシレジアまで案内した時点で、軍中に彼が居ることを、ほぼ確実に知っていた。
仮に知らなかったとしても、妹のフュリーが真っ先に姉の耳に入れたはずだ。
彼女には、任務の合間を縫って、彼と個人的な接触を持つ機会があった。しかし今日まで、その機会は無かった。
「マーニャは、任務の途中で、足止めて顔馴染みと喋る、なんて真似しないからな。
フュリーと再会した時だって、その気なら時間を作れたろうに、仕事関係の話しかしてなかった。
そんな几帳面なお前が、たかが偶然姿を見たぐらいで、俺と暢気に駄弁ってるかね」
「おやおや、さっきから話していれば、しばらく見ない内に、大層耳聡くなったようですね」
「お前を見てなくとも、フュリーを見てりゃ分かる。あいつは、まだまだお前を頼りにしてるから」
レヴィンがフュリーに言及した瞬間、マーニャの顔色が変わった、と彼は感じた。
妹よりも幾分切れ長で、落ち着いた印象を与える目つきが、ほんのわずかに引き攣った。
●7
「あの子のことも、気にかけてくださっているのですね」
「フュリーは、危なっかしくてなぁ。そういうところ、昔から変わらない。俺はそれで安心したけどね。
アグストリアで再会した時のあいつが、もし変にすれてたら、俺は絶望してシレジアに帰って来なかったかも知れない」
「それは重畳。あの子にとっては、叙任以来いちばんの殊勲になるでしょう」
「おいおい、本気で言ってるのか。あいつ、どんだけ働いてなかったんだよ」
レヴィンはマーニャの意図がまったく読めなかった。わざわざ探してまで彼に会いに来るとは、どんな用件があってか。
今のところ、彼女は彼に喋らせてばかり。腹を探られているようだが、彼女は何を探っているのか。
「やめようぜ、こんな御託。マーニャが、私用で俺に会いに来た、ってつもりじゃないのは、残念だが、分かってる」
「私用であれば、良かったのですか。私は王子に顔を見せたが最後、王子から逃げられてしまう覚悟もしていましたが」
「お前は、一度好きになった女だからな。期待しちまうさ。ただ、合わせる顔が無くて、俺からは話し掛けられなかった」
レヴィンはマーニャの意図が読めなかった。彼女は話しあぐねている。意図に沿った話の展開ができていないようだ。
彼女は、騎士としての武勇や徳望には優れていても、腹に一物抱えた駆け引きは、妹と同様に不得意だった。
であれば、彼は先に内心を晒していく。律儀な彼女は、彼から内心を吐露されれば、彼に応じて自分も本心を打ち明けなければ、
との義務感に駆られると彼は見込んだ。自分の秘事を捨てる代わりに、相手の秘事を引き摺り出す。
後は、どちらの隠し事が、先に底を見せるかの問題だった。
マーニャは無言で立ち尽くしていた。黙りこくられると、顔を見つめたままなのが不自然に思えて、レヴィンは視線をずらした。
空の色は橙に変わっていた。角度のついた日差しが、女墻の凹凸で細切れにされて、二人の間に差し込んでいた。
「では、王子。あなたに、渡すものがあります」
マーニャはおもむろに、手のひらよりも一回りほど大きな、やや薄い直方体の包を懐から出した。
包の中身、彼女の胸に抱かれた代物を観取すると同時に、レヴィンの思考は停止した。
「シレジアが、シレジアであるために、あなたが、これを持っていなければならない」
フォルセティ。シレジア王家の直系のみが継承を許される、風の魔導書、十二聖戦士の一員、セティが享けた神器。
シレジア王の践祚に際し、これを所持することが、正統たる王の証とされる。
魔法に長けるレヴィンがこれを持てば、天地の間に吹く風を、全て従えることができる。
「母上が、お前に渡したのか」
「あなたが持てば、風が青草を従えるが如く、この国を治められます」
フォルセティの先代の持ち主は、レヴィンの父親だった。
この継承が成れば、シレジア国内どころか、ユグドラル大陸全土で、彼はシレジア王と認められる。
マーニャはその神器を彼の前に示した。
「風の導きなんて、妙な事を口走ったのは、そんな物を持ってたせいか。お前も結局は、俺に王様になれってクチか」
「私の個人的な望みをあわせた、私たちの総意、と受け取ってください」
●8
夕陽と影の縞模様を塗られたマーニャの姿。緑色の艶やかな長髪。白い肌。空と海を見通さんとする瞳。
すらりとした天馬騎士の装備。胸に抱えたフォルセティ。彼女は、シレジアに住まう人々の象徴を、身体に纏っていた。
シレジア臣民全てに見つめられている、と錯覚しそうな圧力を、レヴィンは彼女から受けていた。
「あなたは、シレジアと縁を切りたくて、シレジアを後にしたわけではないはずです。
金輪際関わるつもりが無いなら、のこのこ戻ってきたりしないでしょう」
「俺たちは、グランベルの連中に追っ立てられてシレジアに来たんだが」
「であるとしても、そんな煩わしい故郷のことなど、完全に耳を塞いでしまえば宜しい。ですがあなたは知っていた。
不躾を承知でお伺いしますが、あなたが王位継承を拒むのは、本心からではありませんね」
「ああ、ああ、そうか。そう思ったから、お前はフォルセティを持ってきたのか。
持ってきちまえば、お前はもう後に退けないが、代わりに俺は口八丁で誤魔化せなくなる」
レヴィンは溜息をついた。憎からず思っていた女の前で溜息など、彼らしくない粗相だった。
マーニャが彼に会いに来た理由は、彼にフォルセティを渡す大任に堪えるのが、彼女だけだったから。
そこに彼の考えが達すると、気落ちのような、虚しさのような感情が、彼の臓腑を通り過ぎていった。
(出てった時みたいに、単純に、自分がいなくなればこの国も少しはマシになる、って俺が今でも本気で思ってたら、
こんな諫言でも、素直に聞き入れることが出来たかね。何も疑わず、マーニャたちと歩めたのかね)
出奔以来、初めて二人きりで話すマーニャに、何を期待していたか。焼け木杭に火を、なんて汗臭い若気の下心か。
そんな気もした。そうでない気もした。どちらでも良くなった。どうでも良くなった。
「あなたがこの国を空けている間、ラーナ様がずっとこの国を知ろしめておられました。
あなたなら、その苦衷をも弁えておられるはずです。あなたのためにも、この国のためにも、どうかご決断を」
レヴィンは押し黙った。マーニャが促す決断など、今は埒外だった。
どこかで、彼女と彼は噛み合わなくなってしまっている。拗(こじ)れの在り処ばかりが、彼の心に掛かっている。
「確かに、母上やお前たちが苦労してるのを、横目で見ているだけなんて、そりゃいい気分はしねぇよ」
「でしたら、どうして、レヴィン様っ、フォルセティを取ってくださらないのですか」
マーニャの痛ましい声が、か細く消え去ろうとする日差しに絡まった。
乱れた心を抑えて、かろうじてレヴィンの前に立つ彼女は、もうすぐばらばらとなるシレジアそのものに見えた。
「ご立派な王様を玉座に据えとけば、国は上手くいく、なんて嘘だろ」
レヴィンは、底意で王権を軽んじていても、フュリーやマーニャに対しては、本心を隠した。
自分に流れるシレジア王家の血脈と、君臨の正当性を疑うことは、彼女らの忠誠の意義を疑うことでもある。
だから今まで、彼はその疑懼を、彼女ら騎士の生き方を否定する禁句を、口にできなかった。
「お前、ノディオンのエルトシャン王を知ってるか。俺は少ししか話せなかったけど、すごい奴だった。
人品骨柄風采気概、どれも抜群に優れていた。麾下のクロスナイツも忠勇名高く、手ごわかったぞ。
おまけに王の御手にゃ、神器の魔剣ミストルティンだ。さて、そいつが治めてた国はどうなったと思う」
今になって、その疑懼を、レヴィンは口に出してしまう。
引っ込みがつかなくなったのは、マーニャのみならず、彼も同じだった。
●9
「俺は他にも、世間では滅んだって言われてる国の王族と、何人も話した。イザークとか、ヴェルダンとか。
みんな俺より立派な連中だった。責任感があった。誇りがあった。王様の権威を信じていた」
王が死んで、貴族同士の内乱が起きて、他国の軍隊が介入して、動乱に荒れ果てるアグストリア。
周章狼狽の巷で、一介の吟遊詩人として彷徨った中で、レヴィンに王権への疑問が兆した。
「俺たち王家と臣下の力でシレジアの舵を取ってきた、って考えは、都合の良い思い込みじゃないか。
自分たちの腐心が骨折り損だ、なんて信じたくないあまり、自分たちの面目を買い被ってないか」
シレジアを背負ったつもりになって、臣民までそれに付き合わせて、玉座に座って偉い顔をしてると思いきや、
実は笛を吹き歩いて、無邪気な人々の行列を後ろに引き連れて、諸共に洞窟へ突き進んでいるだけだった、なんて。
レヴィンが吟遊詩人の仕事で笛を執る度に、そんな素っ頓狂で不気味な画が、脳裏にちらついていた。
「マーニャ、お前とか、フュリーとかみたいな連中は、疑ったことがないか」
「……ええ、そうですね。ありません。同じ天馬騎士でも、パメラやディートバあたりなら、あるかも知れませんが」
疑ったことがない、というマーニャの言が嘘か真か、レヴィンは判然としなかった。
考えようとしなかった。どちらであって欲しいとも思えなかった。
「疑う必要がありませんでした。あなたと共にあるのが、私の望みでした。あなたと私は、王子と騎士でした。
あなたと共に在りたくて、その居場所にシレジアを望んだ。厳しくて、美しくて、私の愛するこの大地を」
レヴィンは、あの名状しがたい圧力が、マーニャから失せたことに気づいた。彼女は心持ち目を伏せていた。
フォルセティの包を抱き締めていた。彼が今までに見た、彼女のどの姿よりも、今の彼女は美しく、遠く感じられた。
「私からのフォルセティは、受け取っていただけないのですね。
私は、この国の行く末を憂いて、より良い国を目指して、あなたにフォルセティを託したのではありません。
あなたが、この国を、私たちを、見てくださってさえいれば、それだけで、フォルセティを託すには十分でした。
あなたを、お慕いしておりましたから。あなたと、私たちで描く、シレジアの未来を、望んでは、いけませんか」
手を伸ばせば掴める距離なのに、マーニャは遠ざかっていく。禁句を持ち出した代償。
彼女がレヴィンと分かち合いたかった切望を、彼は否定してしまった。
(もしも、この台詞を二年前に聞けたなら、俺は今頃、シレジア王やってたな。それが良かったかは分からんが)
マーニャの台詞を聞いて、レヴィンに一抹の感傷が過ぎった。
感傷は、去りゆく彼女を見送っている間に失せていた。彼女は藍色の空に溶けて消えていった。
(じゃあな、俺の初恋)
レヴィンとマーニャが二人きりで交わした言葉は、これが最後となった。
●10
レヴィンは城内に帰った。無性に酒が飲みたくなって、普段は手を出さない赤ワインを衝動買いしてしまった。
すぐに飲んで酔いたかったが、止めた。上等の酒を独り占めしては、ティルテュが文句を言うだろう。
そうして街を歩いていると、フュリー麾下の天馬騎士の姿がちらほら見えた。彼はそそくさと人混みへ隠れた。
わざわざ姿を消さずとも、うるさいことは言ってこないはずだった。
レヴィンはシレジアの王子、ティルテュはフリージの公女である。一介の騎士が詮索するには、畏れ多い相手だ。
さらに彼は前科がある。以前も失踪で騒ぎになったのに、彼をうるさくつついて、また臍を曲げられ、
このキナ臭い時期に他家の公女と駆け落ちなどされたら……などの憂慮が、騎士たちにあった。
騎士たちの内心は彼も承知だった。彼が姿を消したのは、単にバツが悪かったからである。
レヴィンは、また夜を待ち遠しく思った。ティルテュに会いに行くのは、夜に彼女の部屋で、と暗黙の内に決まっていた。
彼の支持者も、彼女を気遣うシグルド軍の面々も、さすがに二人を憚って、部屋に近づかないからだ。
(自分が居ない方がいいんじゃないか、ってね。そんなこと言うなよ、ティルテュ)
レヴィンは皆が出歩かなくなる時間まで待ってから、綿を踏む足取りで、ティルテュの部屋の前に立つ。
男女の逢瀬の前なのに、興奮より胸騒ぎの方が強かった。
(どこか心が晴れないのは、家出してからずっとだが、今となっちゃ、お前といる時しか、鬱気が収まってくれない)
符牒通りに扉を叩く。少し時間を置いて、扉が細く開く。部屋の内と外から視線がかち合う。
部屋の主は、淡い紫の魔道士服に、薄紅色のケープを羽織っていた。自慢の銀髪を緋色のヘッドドレスで彩っている。
あの雪の夜と同じ格好だ。室内には似合わないティルテュの装いに、レヴィンは目を点にした。
「遅かったじゃない、女を待ちくたびれさせるなんて、伊達男気取りが笑わせるわ」
レヴィンの姿を認め、微笑を浮かべて客人を招こうとしたティルテュが、ふと手を止めた。
「ワインかぁ……私、あまり強くないよ」
「今日買ってきたんだ。別に今飲み干せって話じゃない。とりあえず置かせてくれよ。いつか飲むだろ」
これまでにも、レヴィンはティルテュの部屋に私物を持ち込んでいる。
彼自身が自分の部屋に居づらくなっているせいか、彼女の部屋を訪う口実を絶やさぬためか。
シレジアを逐電した後の彼は、流浪の吟遊詩人に身をやつしていて、私物が少なかった。
私物を彼女の部屋に置きっ放しにしていても、別段困らなかった。
●11
レヴィンが室内に滑りこみ、ティルテュが静かに扉を閉めた。
部屋は、公爵家令嬢の私室としては地味だった。衒った装飾もきらきらしい小物も無い。
広さも、フリージ城にある彼女の私室と比べれば半分以下。しかし、彼女に不満は無かった。
豪奢な設えがあったとしても、見せびらかす気分にならないし、
この底冷えするシレジアの地では、フリージ並みの広い間取りでは、暖炉の熱が行き渡らない。
「はぁ、冷えた冷えた。ここは落ち着くなぁ。無粋な奴らが近寄ってこないし。
人目を気にしてると、こんなに疲れるだなんて、戻るまで知らなかった」
「レヴィンったら、落ち着きすぎよ。それにそんな言い草、とても吟遊詩人やってた人間とは思えないわよ」
「あれは商売だったし、やってた場所が地元じゃなかったからな。顔見知りが居ないから、気楽だったんだ」
暖炉の近くに置かれた幅広の安楽椅子に、レヴィンは身をだらりと横たえた。
椅子の側には、脚の細い小さな丸テーブルが立っていた。テーブル板の上には、毛糸の絡まった編み棒が二本。
「ほら、そんなだらってしてないで、ちょっと場所空けてよ」
「へぇ、前に見た時よりだいぶ進んでる。羅紗の扱いも慣れたみたいだな」
「手遊びよ。やること無いし。シレジアって、意外とお手軽に毛糸が手に入るのね」
「この国は寒くてなぁ。フリージほど作物が育たないから、牧畜しっかりやらないと食べていけないんだよ」
レヴィンが腰を引いて身を正すと、ティルテュは彼の横に座った。
安楽椅子がぐらりと揺れて、また揺り戻される。一脚の椅子に二人掛けで、窮屈な居住まいだった。
他の椅子もあったが、いつも二人はこんな調子で暖炉の火に当たっている。
ティルテュが再び編み棒を動かし始める。レヴィンは暖炉の炎をぼうと眺めている。
薪がぱちぱちと弾ける音が、思い出したように部屋を転がっていく。
二人の間で、いつか聞いた話が、途切れ途切れに交わされる。これまでの逢瀬で、話題は既に尽き気味な上、
今の周りから浮いた生活では、話したくなるほど楽しい出来事も無かった。
「今日、あなたがここに来るのが遅れた理由、当ててもいいかしら?」
レヴィンには遅れた、との意識は無かったが、彼は何も言わなかった。
密会に明確な刻限は定めていなかった。待つ方が遅れた、と言えば、遅れたことにされる。
「今日ね、この部屋には、珍しい来客があったのよ。そのことを聞き及んだから、あなたの足が重くなった」
「珍しい来客、だって」
レヴィンは首をかしげた。彼は昼間ずっと人目を避けていたため、それらしい噂に覚えがなかった。
今日まともに会話した相手は、ティルテュとマーニャだけだった。
「昼過ぎにね、フュリーが来たの。あの子と二人きりで話すのは、今日が初めてだったから、ちょっと緊張しちゃったわ」
「緊張って、お前がそんなタチかよ」
今日の彼は、フュリーの姿は見ていない。見ていない間に、ティルテュと何か話していたらしい。
フュリーは天馬騎士の一隊を率いる長だが、領地も爵位も持たない平民。しかも生来の生真面目。
ティルテュとフュリーの会見が、ティルテュを緊張させたものなら、フュリーなど血が上り過ぎて気絶しかねない。
●12
「あなたとフュリーって、幼馴染なんですってね。昔は随分仲睦まじかったらしいわね」
「あいつがそう言ったのか?」
「口では言わなかったけど。目では、そう言ってたわ」
レヴィンは言葉に詰まった。ティルテュとフュリーは何を話してたのやら。
ティルテュはにやにやと口元を緩ませながら、彼を上目遣いで見つめている。
彼は、二人の会見を気にしてないふりをしようかと思ったが、すぐ断念した。
「なのに、せっかく再会した時には素っ気無くされて、寂しがってたわよ」
「あいつ、いくら注意しても『レヴィン王子』って呼ぶからなぁ。俺ぁ王になる気、さらさら無いんだってのに。
もう子供じゃなくなったんだ。俺を王子扱いしてくる内は、あいつの相手はしてやれないよ」
レヴィンは、かつての遁走のせいで、シレジアの面々に対する負い目を引きずっている。
王子の身分を完全に捨てるつもりだったが、置き手紙すら残さなかったのは、些かやり過ぎだったと思っている。
負い目を感じる心境のまま、王子時代を知る人間と顔を合わせていると、情に絆されてしまうのでは、と彼は自分をおそれていた。
フュリーたちの接触をまともにとりあっていては、王位継承を拒絶し切れないかも知れない。今朝までは、そう思っていた。
「へえ、そうなんだ。あの子、私の前では『王子』なんて呼ばなかった。ずっと『レヴィン様』って呼んでたけど」
「そうじゃなければ、と祈ってたんだが無駄だったか。やっぱり俺の話だったのな」
「えへへ。普段の行いのせいよ」
ティルテュはレヴィンに顔を近づけた。彼の視界が彼女に占領された。
戦場では綺羅びやかに舞う魔道士服も、二人だけの室内では、彼女の内心をぼやかしているように見えた。
彼女は彼の肩口に手を回して、身体を押し付けながら耳元で囁く。
「あの子、絶対あなたのこと好きよ。言い出せないだけで」
「それも、目でそう言ってたのか」
「そう。でも、あの子はだめ。私が、こうしちゃうから」
ティルテュは応とも言わせず、レヴィンの口唇を塞いだ。ほんの一瞬、くちびるが触れ合う。
彼と彼女はくちづけを何度も重ねてきたが、彼がくちびるを奪われたのはこれが初めてだった。
「レヴィン、あなたってさ、どうしようもない優柔不断よね」
不意打ちについていけないレヴィンに、ティルテュが耳元で追撃する。
自身が優柔不断さについては、彼にも自覚があった。彼女にそこを突かれる、とは思っていなかった。
これまで、お互いの政治的立場への言及は避けてきた。彼女にそこまで突かれる、とは思っていなかった。
「あなたが、王様になりたくない、って言ってても、私はいいのよ。でも、今日フュリーと喋っててね、気づいちゃった。
あなたは、まだ、この国を捨て切れていない。あなたに期待してる人たちを、無碍にできない。
だから、顔を合わせたくなくて、こうして私と暇をつぶしてるの」
「まさかとは思うが、お前まで連中に焚きつけられた、なんてことはないよな」
レヴィンは、ティルテュに喋らせっぱなしにしていると、嫌な方向に話題が転がりかねないと思った。
無理して返事を捻り出した。すぐに失言だと気づいた。露骨な話のすり替えを、彼女がどう受け取るか。
●13
「私は、不安なのよ」
「知ってる。お前は、露骨に構って欲しい気配出してたからな」
「あの夜の時と一緒にしないで」
あの夜から今まで、二人は居場所の無い者同士、共寝で心細さを紛らわしてきたが、
レヴィンには今も彼を待つ人が居て、ティルテュには彼女を待つ人が居なかった。
もし彼が、臣下たちに根負けして、王に祭り上げられたら――彼女とは、今までそういった話は避けていた。
誰がそんな話を彼女に吹き込んだか。彼に思い当たる人間は、ひとりしかいなかった。
「あなたがこの国を捨てて吟遊詩人に戻るか、この国に残って王様やるか。
どっちにしても、あなたは何も告げず、私の前から消えてしまうでしょう。その時が、いつになるか。
今日かもしれない、明日かもしれない。ねぇ、あなたにとって私は、自分の心が固まるまでの、無聊の慰めでしかないの」
ティルテュはレヴィンに寄りかかった。
彼の腕に伝わる彼女の存在感は、初夜に腕を回した時と比べて、ずっと重かった。
「そんなの、私は嫌よ。あの夜みたいに、誰も来なさそうな城の端で、
ひとり黄昏れるなんて真似、もうできないの。あなたが私を、放って置かなかったから。
それで、今日からは、この部屋であなたが来るのを待ってるだけ、なんてのもやめにするわ」
息がかかるほど近づけていた顔を離し、ティルテュは半目でレヴィンを見上げた。彼女の声音は、台詞に反して平坦だった。
彼女の言葉は、感情に任せて吐き出されたものではなかったようだ。
「あなたは、気障で、馴れ馴れしくて、自分勝手で、強引なくせに煮え切らない、
なのに私がつい甘えたくなっちゃう、そばに居てくれると、すごくあったかい、ただの吟遊詩人。
たとえシレジアの玉座から、シレジアの人たちから、あなたが逃げ遂せるとしても、私はあなたを逃がさないから」
「お前にしては、我の強い言い草だな」
「ねぇ、私がここにいるのって、元を辿れば、私がクロード様に我儘言って付いてったのが始まりなのよ。
あなたに今更遠慮なんかするかしら。私は、本来慎み深いタチじゃないわ」
レヴィンは、フュリーらの求めに自分が流されやしないか、という危惧は抱いていた。
ティルテュに迫られる危惧は、予想していなかった。同時に、彼女の不自然な格好にも合点した。
室内にそぐわない戦装束は、彼女が纏える中で、最も華やかな晴れ姿。
「この甲斐性無しに向かって、よく言ってくれたもんだな」
「でも、言われて嬉しかったでしょ。あなたは、王子ではない、王子失格な自分を、受け入れてもらいたい、
求められたいのよね。だって、私もそうなんだもの。分かっちゃうのよ」
クロードに強引に同行した。シグルド軍に参戦して海賊相手に大立ち回りした。父公に逆らってシレジアに亡命した。
ティルテュが公女らしからぬ奔放な行動に走った理由は、レヴィンが今まで即位できなかった理由と同じ、と彼女は信じた。
「でも、そんな駄々をこねてるから、何時まで経っても素直に王様になれないし、思い切ってこの国を捨てることもできない」
レヴィンとティルテュの欲求は、彼女の言う通り同じなのか。
彼は、どこかで重なっていて、どこかでずれている気がした。彼はそれでも構わないと思った。
「ねぇ、レヴィン。あなたが、好きよ。私なら、あなたが、どこへ向かおうとも、それでいいよ」
ティルテュは軽く唇を開きかけ、そのまま無言でレヴィンの手を握った。彼は咄嗟に言葉を返せなかった。
やがて彼は、こみ上げてくる笑いを噛み殺しながら、彼女の手を握り返す。生意気な女だと思いながら、生意気さが眩しい。
彼を見透かして得意気になった口振りへの、苛立ちと面映ゆさが交じる。まともに顔を合わせられない。
●14
唇を重ねる。戦場では詠唱を紡ぐ舌を絡ませる。くちづけのやり口も掴めてきた。
背中に手を回し合う。息遣いと体温を交換している。人に触れて、やっと自分の肉体に現実感が持てる。
肩口にかかる薄紅色のケープ、同じぐらい赤く上気したティルテュの白い首筋。
レヴィンが唇を押し付けると、彼女に一瞬の緊張が走る。
「そんなキスのやり方じゃ、痕が残っちゃうわよ」
「いいだろ、残しちまっても」
「もう、乙女の肌を何だと思ってるのよ」
「隠す相手がいるのかよ」
ティルテュに言いたい放題されて、レヴィンは挑発に乗ってしまった。彼女に触れる手が力む。
この間まで塞ぎ込んでたくせに、フュリーに焚きつけられ焦ってるくせに、そういう心中荒れ模様を彼に隠して、
思い切り良く決断した様な態度が、小面憎いこと。彼女の振る舞いが付け焼刃の虚勢だと、彼は見透かしていた。
(お前だって、誰かに受け入れてもらいたがってるのは同じだろうが)
それでいいよ、のくだりの後、ティルテュはきっと、あなたもそれでいいよね、と続けたかったんだろう。
私があなたを受け入れてあげる、という言葉は、それをあなたも受け入れて欲しい、という言葉と重なっている。
二つは表裏一体になっているから、レヴィンは皆まで言われずとも察した。
「ねぇ、レヴィン。黙ってないで何か言ってよ」
「ティルテュ、お前は、レヴィン王子だなんて、言ったりしないよな」
「情けない台詞、ね。気取り屋らしくない。フュリーが聞いたら、どんな顔するかしら」
「そんなの俺だって知るか。お前こそ、他の女の名前なんか出すなよ」
繋がり合いたい渇望を、臆病風にゆらゆらさせて、慣れた手つきと裏腹の、拙い睦言を囁き合う。
寝台の上に倒れ込んで、肌と肌とを擦り合わせ、どこまで自分を預けていいか、強がりながら測っている。
ティルテュがレヴィンの望みを感じ取ったように、レヴィンもティルテュの望みを感じ取っていた。
感じ取ってはいたが、彼は彼女に言わなかった。彼は、彼女の口から聞きたかった。
だから、改めて自分の望みを口にする。今日、彼が別れを告げた天馬騎士に使ったのと、同じやり口だった。
私怨
●15
レヴィンはティルテュの肢体に手を伸ばす。薄紅色のケープを引き剥がす。
薄紫の魔道士服は、肩口は鎖骨が隠れる辺りまでしか覆っていない。彼女の細腕があらわになる。
服の上から、胸の膨らみに指を這わせる。いきなり触れられて、彼女は呻きを漏らす。
「お前は、レヴィン王子だなんて、言ったりしないよな」
戸惑いに身体を固くして、目つきで咎め立ててきたティルテュ。レヴィンは彼女の抗議に構わず、一方的につぶやく。
無遠慮な手つきと裏腹の、弱々しい声音。彼女に、こんな弱みを見せたのは、初めてのはず。
ティルテュの首筋から下顎までを、レヴィンは指でなぞる。甘えた台詞を紡いだばかりの喉。手を広げて前頸に指をかける。
白い肌の皮一枚隔てた向こう側、首に通る大動脈から、彼女の鼓動が感じられる。
「お前、こうやって喉を掴まれたことがあるか。詠唱ができなきゃどうにもならない魔道士にとって、
ここは唇と並ぶ急所だよな。公女サマに細首に手をかける無礼者なんて、居なかったか」
「別に、首が急所って、魔道士関係ない、よね」
ティルテュがくぐもった呟きを漏らす。言葉に合わせて移ろう手の感触に、
レヴィンは彼女の一挙手一投足まで手中に収めた錯覚がする。彼女の側も似たようなものだった。
彼の指に押さえられているため、自分の脈拍が否でも意識される。口も殆ど開けず、呼吸さえ握られている。
「ティルテュ、お前が欲しい」
自分には背負い切れないからと、故郷を捨て、親も捨て、臣民も捨て、幼馴染も捨てた碌でなしのレヴィンが、
寄る辺無きティルテュに囁いた睦言。彼の駆る風よりも軽く儚い。
「いいのかしら。ここ一番の口説き文句が、それで」
「いいのかって、含み有り気だな」
「ちょっとね。でも、悔しいけど、ちょっとどきっとした」
ティルテュの脳裏に、聖弓イチイバルの主ブリギッドの偉容がちらついた。
ついこの間、彼女を仲間に加える口説き文句として、シグルドが放ったのが“きみがほしい”だった。
女同士の噂で伝え聞いた時は、彼女も乾いた笑いしか出なかった。
いざ投げかけられると、そのあまりな台詞でも、彼女はレヴィンの声に吹き流されてしまいたいと思った。
もっと言って欲しい台詞があった気もしたが、彼女は吹き流された。
●16
「なぁ、この髪、下ろしてもいいか」
「そっと、そっとよ。優しくして。結構痛いんだから」
「おいおい、俺がやるのかよ」
「下ろさせてあげる、って言ってるの。私が髪を触らせるなんて、滅多に無いんだからね」
二人は体勢を変えていた。寝台に座るティルテュの背中から、レヴィンが腕を回している。
彼女は軽く後ろに寄りかかっている。いつも見ている彼女のポニーテールが、彼の身体を掃いてくすぐったい。
髪を束ねるのは細手のリボン。緋色のヘッドドレスが銀色を引き立てる。
リボンで纏め切れなかった幾分の髪が、うなじの上でちらちらと奔放に垂れている。
彼が腕を戻して、ヘッドドレスとリボンの結び目を引いて解く。縛られていた彼女の銀髪が広がる。
フリージの雷精が絡みついているのか、豊かな髪量にしては、ふわふわと軽そうに彼女の背中を覆う。
「前から思ってたんだが、その服はお前の趣味なのか。戦場でもそれだったろ」
「こんな眩しい艶姿、戦場には似合わないってことかしら」
「ああ。部下を率いてるなら、大将は旗印兼ねてるんだから、目立つべきだってのも分かるが、今のお前に部下なんかいないし」
ティルテュの肩口からケープを脱がすと、なだらかな肩の稜線を、薄紫の魔道士服が包んでいる。
アグストリアの戦場で見た時も、セイレーン城の片隅で形を寄せ合った時も、彼女はこの姿だった。
「それもあるけど、派手な格好してる方が、案外負けて落ちる時に助かりやすいらしいの。
危なくなったら、地味な格好に着替えるから、先に派手な格好して注意を引いて、顔とかを目立たなくさせるんだって。
ご先祖様が、昔この手で助かったんだとか。それ偶然じゃないかしら。そういう験担ぎ、私は嫌いじゃないけど」
ティルテュは、髪を下ろしてうなじが隠れ、ほんの少しだけレヴィンの気配が遠くなった気がした。
彼女の感覚を見透かしたのか、彼は再び腕を後ろから回し、片手を鎖骨に、もう片手を彼女の手に重ねた。
彼の懐いっぱいを独り占めしている気分が、彼女には心地よかった。
●17
レヴィンの手が蠢く。ティルテュの身体に食い込む。肉付きはやや薄く、彼の手を押し返す弾力が豊かだった。
彼女はそれでも物足りないらしく、彼女の身に絡む彼の手を取って、自分に押し付けさせる。
血の気が肌に広がっていく。引っかき傷でもつけたら、血が溢れて止まらなくなりそうなほど、赤く熱く広がっていく。
「強引な触り方、好みじゃないんだろ」
「何、分かってたの。でも、あなたはいつもこんな感じでしょう。いいけどね」
「触るか触らないか、ってのが良いのか」
「あれはあれで、気持ちいいけどね。それ以上に、擽ったくて、焦れったいから」
肌を重ねたところから、じっとりと感触が変わっていく。レヴィンがティルテュの唇を指でなぞる。
彼女は彼の指にできたタコを舌先でなぞり返す。吟遊詩人稼業の賜物か、角質の強張った感触が舌先を削る。
彼は彼女の肩口を空いた手で探り、魔道士服の金具に触れる。彼女は気づいたが、彼の動くままにさせた。
ぱちり、と一瞬空をつつく音がして、彼女の服が肩から滑り落ちる。
彼女の髪に手をくぐらせる。銀髪が一枚幕のように寄れる。
うなじから首筋、肩甲骨に渡って形作られた、緊張を孕んだ弧が見える。
視線で肌を撫でられると、皮一枚隔てた肉叢がうずうずと軋る。ティルテュの切望が流し込まれ、
溢れる臨界点までせり上がり、白い薄膜で、彼女の肌で押さえつけられている。レヴィンがそっと指を触れさせる。
彼の指先も、切望で腫れ気味に膨れ、ぎこちない関節の曲げ伸ばしに合わせて、手の甲に筋が浮き沈みする。
「ふふ、そんなに力入っちゃって。今までで一番不慣れで辿々しいなんて、おかしいね」
抑圧されたものであると思うと、一層愛おしく感じられる。
途方に暮れていると思うと、一層近くに寄り添いたくなる。
シーツの上に伸ばしたティルテュの足。膝が曲がり、シーツが縒れて影を作る。
彼女が腰の位置をずらす。レヴィンとの間を隔てる魔道士服の薄布が、吟遊詩人の着流しと絡む。
魔道士服のスリットがずれて、黒い裏地の上に、太腿の線の続きを乗せて見せる。
「そういうお前は、科なんか作って、はしたないぞ」
「少し、息が荒くなってるわよ。気に入ったのかしら」
●18
指先を合わせる。時に弦を弾くために、先を伸ばしつつ角の落ちているレヴィンの爪。
魔道書の頁を手繰るために、丸く磨かれたティルテュの爪。堅さの下に体温を帯びている。
この爪を相手の肌に食い込ませたら、この爪を相手から肌に食い込まされたら、どんな痛みが、どんな熱さが、
この所在無い身体から滲んでくるだろうか。つい想像してしまうほど蠱惑的だった。
ティルテュは回されたレヴィンの腕に触れる。彼の腕の裏側、彼女の胸を横切る、真っ直ぐな尺骨と、骨を取り巻く筋肉。
彼の指が躊躇いがちに動くと、合わせて腕の裏側も動く。些細な動きまで感じ取ろうと、彼女は貪欲に意識を高める。
彼の手が彼女の下着に触れる。魔道士服とは対照的な、簡素なものだった。肩紐はあっけなく滑り落ちる。
彼女はわずかに身を捩らせた。下着で隠していた分だけ、胸の膨らみは熱が籠って、一層上気しているようだった。
「さっきから思ってたけど、いやに気取った脱がせ方するのね、今日は」
「いつもは適当だからな。こんな趣向も悪く無いだろ」
「いつもは余裕なかったしね」
レヴィンが伸ばした腕を曲げる。ティルテュの両鎖骨の間あたりに指先を置くと、彼女の吐息が手の甲を掠める。
彼女の左胸に、彼が左手を近づける。彼女の胸は、彼の手で包めるほどで、肌の奥から心臓の気配がする。
白皙に相応の、色素の薄い彼女の頂に、彼の親指が触れようというところで、彼女が溜息をつく。
「あなたの手に、収まっちゃいそうね」
「お誂え向きとは、このことだな」
ティルテュの吐息は、宙空さえ曇らせそうな潤みを含んでいた。
始めは、吟遊詩人が愛器を調律するように、膨らみの麓を摩る。レヴィンの調律に応じて、彼女も喉を軽く震わせる。
彼も呼吸から熱を零していた。二人の内側を渦巻く切望が、互いの身体を張り詰めさせる。
彼の右手は彼女の脇腹に伸びた。柔らかい感触を少し押し込むだけで、肋骨の硬さに突き当たる。
彼女の吐息とともに、横隔膜が動くのが分かる。息苦しさにつられて、彼女が唇を開く。
●19
「あんまり押さえちゃ駄目よ……いい声出せなくなるから」
「それはいいんだよ、別に」
レヴィンの左手は、ティルテュの胸を優しげに包み込み、右腕は彼女の細腰を締め上げる。
手のひらが緩やかなくびれの曲線を歪ませる。吟遊詩人とは言え、男の腕力をまともに受けて、彼女は呻く。
「ねぇ……レヴィン、ちょっと、これ、は……」
レヴィンの右腕で胴を絞られて、血の巡りや体温と共に、切望までがティルテュの上半身にせり上がって、
彼女は胸やら心臓やらの熱が上がっていく気がしていた。
「あっ……はぁぅ、ふ……」
レヴィンの左手が、徐にティルテュの胸の頂に触れた。身体を伝う刺激に、彼女はおとがいを反らす。
彼女の喉が反射的に出そうとした嬌声が、彼の右腕に邪魔されて、半開きの彼女の口から漏れる。
息苦しさ、体温、火花のような刺激が重なる。首筋は紅潮し、熱が立ち上り、脳漿が脳を煮崩してしまいそうだった。
「息苦しいのが、意外と悪くないんだ。俺も疲れるのが難点だが」
「あまり、やられたら……壊れちゃうかもよ。私、か弱い女の子なんだから……」
「じゃあ、止めてもいいか」
「決まってるでしょ。止めちゃ、いや」
言葉と同時に、レヴィンは緩めていた腕の拘束を引き締めた。ティルテュの腹に食い込むのは、左腕に変わっていた。
空いた右手は、彼女の下肢へ。脱ぎかけの魔道士服のスリットで、腰近くまで顕になった、彼女の右腿に触れる。
魔道士服に隠れた秘所に滑り込む。彼女が息を飲む音が、はっきりと聞こえる。
「触ってなかったのに、もうこっちは盛り上がってるみたいだな」
「……それ、あなたが言うの」
「はは、確かにおかしいな」
●20
秘所に伸ばされたレヴィンの指に、ティルテュは腰の位置をずらす。魔道士服と絡む両脚を強張らせる。
その拍子に、彼女は彼の欲棒が既に滾っているのを感知したようだ。
くちり、と湿った音がする。雌蜜が滲んでいる。触れた感触と、触れられた感触が、同時に伝わる。
二人は、互いの感覚が入り交じって神経を巡る錯覚に陥っていた。
成長の余地を残したティルテュの肢体と裏腹に、彼女の秘所は、情交に申し分なく堪える有様だった。
レヴィンは右手を、彼女の右脚側から寄せる。内腿の鼠径部から、恥丘の張り出しを撫でる。
彼女はもぞもぞと座り直す。彼女の尻肉の柔らかさが、彼に伝わってくる。
雌蜜を、糸が引くほど指に纏わせる。ティルテュの薄い草叢へ、レヴィンは指の腹を使って潤みを塗りつける。
彼女が声を出そうとすると、彼女の横隔膜の奔りが、左手で感じられる。声にならない婀娜(あだ)めきが、彼女の唇を濡らす。
内に封じてきた彼女の切望が、彼の圧迫に逆らって、捌け口を求めて跳ね回る。五臓六腑が混ぜっ返される。
「ひ、あ……そこ、だ、め……」
ティルテュの陰核にレヴィンの右手が触れる。彼女は背筋をびくつかせる。
両膝が内に寄る。肌に浮いてた汗が、背中の躍動で散って、彼を煽る。
湿り気を吸った彼女の銀髪が乱れて、何本か肌に引っ付いている。
彼は、指関節の二つ分ほど十分に濡らして、彼女の陰核に雌蜜を塗りつける。瞬く間に充血する。
遮蔽され切らなかった嬌声が、途切れ途切れに彼女から零れる。
レヴィンは中指を、ティルテュに浅く差し入れる。秘所の襞が待ち構えている。
関節ひとつも埋まらぬ内に、襞が喘ぎ喘ぎ動くのを感じ取る。
「おいおい、もう入り口だけの動きじゃないな、奥まで出来上がってるんじゃないか、これは」
背のレヴィンに身を委ねていたティルテュが、初めて顔を俯けた。これだけの接触で、
膣奥まで男を迎え入れる準備ができていたこと、それを煽られたことが、さすがに恥ずかしかったようだ。
「もう、いいだろ。こんなの見せられたら、俺は我慢できない」
「私の、せいみたいな、言い方……あなたも意地の悪い男、ね」
ふうふうと大儀そうに息をついたティルテュが、背中側のレヴィンに顔を向けた。
悪態とともに見返り投げかけられた視線は、言葉よりも挑発的に見えた。
●21
「あーあ、やっぱり痕になっちゃってるでしょ。あんなことするから」
くちゃくちゃに乱れてしまった着衣を脱ぎ、二人は寝台の上に裸で佇む。
ティルテュは仰向けに横たわって、膝立ちで向かい合わせのレヴィンを見上げている。
先ほど、彼に腕を回されて圧迫された部分が、紅斑になって、彼女の白い肌からうっすら浮き上がっていた。
「そう恨みがましげな目で見られてもなぁ。ティルテュだって満更でもなかっただろ」
昨日までは、自分の孤独感を紛らわせるために、只管身体をぶつけ合っていた。今夜の情交は違っていた。
二人は、互いの感覚が重なったような気分から、互いが昨日までとの違いに気づいている、と思っていた。
実際その思い込みは、まだ訂正する必要がなかった。
「ねえ、来ても、いいよ。ほら、身体が冷える前に」
この期に及んで“来てもいいよ”とティルテュが口にして、レヴィンは苦笑した。
このおてんば公女様は、この誘う言い方がたいへんお気に入りだ。今までは、そんな台詞で良かった。
お互い、傷つきそうな処に触れない、と暗黙の了解があって、他人の体温が感じられれば、さしあたって満足だったから。
「来てもいい、か。なら、今日はここも趣向を変えてみような」
レヴィンは、たまたま境遇が少し似ていて、暗黙の了解が通じて、人恋しさを慰め合えるから、
という理由で抱いた女に向けて“お前が欲しい”などの、後から言い訳できない口説き文句は、使わない。
ティルテュでなければ、と思ったから、初めて“お前が欲しい”と囁いて、肌を重ねる。
レヴィンは、ティルテュの曖昧に誘う言い方に、もう甘んじられなかった。
●22
きぃん、と部屋の隅から、何か固いものが叩かれた音がした。
突然の甲高い音にティルテュは驚き、身を起こそうとする。
「ああ、これだよ。立ち上がって取ってくるの、面倒でな」
レヴィンの手には、今日持ち込んだ赤ワインの硝子瓶が握られていた。
さっきの怪音は、彼得意の風魔法で、硝子瓶をここまで弾き飛ばして発せられたらしい。
「私も魔道士の端くれだけど、そんな物臭な魔法の使い方する人、初めて見たよ」
「そりゃ、普通はできないからな。並の風使いなら、まず瓶に正確に当てられない。当てても瓶を割ってしまう。
瓶を割らずとも明後日の方向に弾き飛ばしてしまう。方向が合ってても距離までは合わせられない」
「あーはいはい、すごいですね、伊達に風使いセティの血を――」
ティルテュがはっと息を飲んだ。ほぼ同時に、ぱきん、と甲高い音がして、硝子瓶の首が落ちた。
瓶の首はころころとシーツを転がって、彼女の膝元にぶつかり止まった。硝子瓶の切り口は、滑らかな楕円を描いていた。
「別に、言ってもいいんだぞ。周知の事実だしよ」
「で、お酒とかどういうつもりかな。今更、景気付けなんて無いでしょ」
「これはな、こうするのさ」
レヴィンは十分な硬さを得た肉棒の位置を調整しながら、片手で持ったワイン瓶を引っ繰り返した。
赤紫色の奔流が、ティルテュの紅斑混じりの白い腹を打つのを見ながら、彼は挿入する。
ワインの冷たさと秘所への侵攻が彼女を襲う。悲鳴のような感嘆のような吐息が溢れ出す。
「や、やぁっ、そんな、冷たいってば」
「雪の季節のシレジアは、赤の飲み頃にしちゃ冷え過ぎだ。人肌で暖めたら、丁度良くなるかもなぁ」
●23
あくまで“いいよ”と言うならば、どこまでいいか確かめてやろうと、レヴィンは敢えて無理を強いる、
彼は遠慮呵責無しに、戸惑うティルテュを組み敷いて、正面から欲棒を秘所に打ち付けている。
さらに上から彼女へ向けて、瓶中の残りを浴びせる。上気した肌に鮮やかな色を描く。
抽送に弾ける汗と赤ワインの香気が絡まって、甘苦い匂いにむせ返る。酒精が粘膜まで垂れて染み着く。
「こうやって真っ赤なの垂らしてみると、派手に処女散らしたみたいだ」
「やめてよ、そんな悪趣味な……んもう、これじゃ、シーツも汚れちゃう」
ティルテュの肢体は、まだ少女と淑女の間、といったぐらいの細さだったが、
活発さに相応の嬋(しな)やかさを以って、レヴィンの責めをいなしていた。
「ティルテュは、お気に召さないか」
「そんなご機嫌伺い言っちゃってさ。もういいって言ったのに、そんなに不安かしら」
呆れた素振りの声音と裏腹に、ティルテュはレヴィンを見上げ、挑発的に口角を上げた。
いつもはポニーテールに纏められている銀髪は、汗や酒で濡れて乱れ、寝台の上にばらばらに広がっている。
控えめな双乳が、つるりと滑らかな曲線のくびれが、赤紫色に浸食されて、倒錯的で無残な風情だった。
冷たい。熱い。肌が錯乱している。ワインが肌の熱を吸い、肌がワインの酒精を吸い、
肌の上を流れ落ちれば、粘膜に触れてひりつく。じりじりと赤の匂いが立ってくる。
ティルテュの柔肌に塗りこむように、レヴィンは両手を赤紫色を染めて、彼女のゆるやかな起伏を撫でる。
秘所への往来は、具合を味わうつもりか、そろそろと浅く穏当。
頃合いと見たレヴィンが、薄紅に濡れるティルテュの下腹から腰のあたりを両側から手で掴み、
がっちりと逃がさないように抱えたまま、欲棒で彼女の奥底に狙いを定める。
その間に幾分息を整えた彼女は、乱れた銀髪をかき上げて、藍色の虹彩で彼を見上げた。
●24
「お前のその、してもいいよ、って言い方、ずるくないか。この期に及んで、予防線張ってるみたいで」
「そう言うあなたが、その予防線を言質に好き放題できるんだから、それで良いじゃない」
レヴィンを見上げていたティルテュが、目を逸らした。
酒精が回り、二人とも声が上擦っている。台詞に反して、内に篭らせた切望は最高潮。
彼は上体を傾けて、彼女に顔を近づけた。彼女は目を合わさないままだった。
「拗ねながら好き放題させるとか、止めてくれよ。投げやりに見えるぞ」
「あなたは、私が無茶を受け入れてくれるから、こうしてるの?」
ティルテュは目だけでなく、顔もつんと逸らしていた。
「お気に召さないか、とか、予防線張ってるのはあなたよ。
私は、もう今夜からそういうの止めちゃったでしょ。あなたも、そういうのいい加減、止めて」
レヴィンは部屋に来てからの遣り取りを思い返す。ティルテュがフュリーに焚きつけられて、
分かった風な口振りをされて、言いたい放題で図星を指されて、彼は誤魔化した。
――あなたは、王子ではない、むしろ王子失格な自分を、受け入れてもらいたい
自分が受け入れてもらいたい癖に、人に向けて、あなたを受け入れてあげましょう、とか、そんな言葉尻が気に食わなくて、
レヴィンは、そんなご高配を賜るならば、甘え倒してやろうじゃないかと、ティルテュに好き放題してやった。
弱い顔も見せた。彼女の言質を測るように、無茶をエスカレートさせていった。
わざと普段よりも荒っぽい振る舞いをして、どこまで受け入れてくれるか、彼女を試した。
(独り寝の寂しさを紛らわしてくれるから、自分と似た憂き目を見ている気がしたから、
王子らしくなかったり公女らしくなかったりしても、受け入れて……だから、だから……そういう、条件付きで、昨日まで)
「ねぇ、何で、私が欲しいの?」
レヴィンとティルテュの欲求は、同じだったのか。事に及ぶ直前、彼女は同じだと言った。
彼は、どこかで重なっていて、どこかでずれていた気がした。どうやら、ほんの少しだけ、ずれていたようだ。
もひとつ支援
●25
もう一度、今度は鮮明に、ティルテュの言葉が思い出される。
――あなたは、気障で
(自覚は、ある)
――馴れ馴れしくて
(そのおかげで、あの夜、お前に声をかけられた)
――自分勝手で、強引なくせに煮え切らない
(参った、その通りだった)
――なのに私がつい甘えたくなっちゃう
(俺に甘えたい、なんて言った奴、お前が初めてだ)
――そばに居てくれると、すごくあったかい
(今でも、そう思ってくれているか?)
――ねぇ、レヴィン。あなたが
「なぁ、ティルテュ」
「……何かしら」
「お前が好きだ」
「待ちくたびれちゃった。あと百回は聞かせてもらうわ。夜が明けるまでに、よ」
そう言ったティルテュの顔は、寝台をしとど濡らす赤ワインより鮮やかだった。
●26
「あなたねぇ、もう言ってくれないんじゃないかと思ったわよ。甲斐性無しもここまでくると、たまらないわ」
拗ねた表情で憎まれ口を叩くティルテュ。レヴィンは身体を屈めて、つながったままの彼女を抱き上げる。
彼女がつんと目を逸らしていても、顔と顔がすぐ傍に近づけば、息遣いだけで相手の表情が思い描ける。
繋がりっぱなしの秘所は、体重移動の拍子に深い所まで肉棒を食い込まされる。不意打ちに、赤く染まった肢体が呻く。
「誰かに、好きって言って、ここまで照れ臭くなるのは初めてだ」
「そっかぁ。初めてなら、しょうがないかなぁ。どうせ、今まで適当に言ってたんでしょ」
肌は熱く力強く、粘膜は生暖かく優しげに包み込んでくる。レヴィンはティルテュの背中に手を回す。
華奢な僧帽筋から背骨の窪みまでを撫でると、肩甲骨までがくすぐったげに反応する。銀髪の湿った感触が手の甲をさらう。
彼女の胸の膨らみが、彼に押し付けられる。汗と酒に塗れ、肌が擦れ具合がつるつるとして、腕の中から零れてしまいそうだ。
「今、ちょっと、見ないで。ひどい顔、してると思うから」
ティルテュは、腕も脚も強くレヴィンに絡ませた。彼は自分の首筋で彼女の吐息を感じた。
笑声と嗚咽が混ざっていた。彼は、彼女の乱れた銀髪を梳いた。
彼女の髪は、彼が何度梳いてもふわふわと奔放だった。その感触を堪能し切ると、今度は彼女の頭を撫でた。
「ティルテュ、好きだ」
「好きって、もっと、言って」
ティルテュの声を聞いて、レヴィンの肉棒が跳ねた。
もう中まで身体を重ねているとはいえ、言葉に反応して果てかけたことに、彼はたじたじとした。
彼も、今の表情を彼女に見られないで良かった、と心の片隅で思った。
「……すけべ。レヴィンのすけべ」
「言ってろ。お前のせいだよ」
●27
結合部からする音は、赤ワインが立てる音にしては粘ついて響く。レヴィンが小刻みに腰を使うと、
ティルテュの内側が、包み込むと締め付けるの間ぐらいの勢いで、彼の肉棒を迎える。
今夜一番甘ったるい嬌声が、二人の耳朶をつつく。首と肩の半ばに爪を立てられた痛みが、何故か心地よい。
あまり近寄り過ぎて、陰毛がずりずりと擦れる。その刺激がまた痺れたらしく、彼女の下肢に電流が走る。
「や、やぁっ、だめ、これ、良過ぎ、よ」
途切れ途切れの声。むっと鼻腔を塗り潰す匂い。ちりちりと痺れる感触。じわりと伝え合う体温。
目を閉じると、この世界が、すぐそこで身体を重ねる相手だけに独占される。
いつまでも、こちらの世界に身を置いていたい気持ちと、欲望を開放してしまいたい気持ちが、
レヴィンの中で押し合い圧し合い、儚くも愛おしいティルテュの世界に、終わりが見えてくる。
「ね、ね、もうすぐ、なの?」
「ティルテュ、分かるのか」
「初めてじゃ、ないし……いつの間にか、覚えちゃったみたい」
「こりゃ、すけべもお互い様だな」
そこから先の声は、言葉を為さなかった。限界の近づいたレヴィンは、徹底的にティルテュの奥底を責め上げた。
秘所の内側が引き攣り、腰が浮いて、泣き叫び、その声もかすれて、おとがいを反らし、腰が躍り、やがて力が入らなくなる。
呼吸が飛び飛びになる。彼女は子供が駄々をこねるように首を振りながら、絡めた脚で、かろうじて彼を離さない。
二人はその情交を、苦しいとは思っていない。
ただ、身体を重ねている間は、忌憚のない感情を分かち合える、と二人は知った。
自制から解き放たれた耽溺の中で、彼らに打ち寄せられる衝動。湧き出してくる源は、彼ら自身の心中で、
ゆえに誤魔化しようがなく、眩暈がするほどの交錯の間に、たちまち意識を埋め尽くした。
二人はその意識の続く限り、激しく四肢を絡ませ合った。やがて月も夜も消えてしまった。
「朝、朝、朝も朝。いや、こりゃもう昼か」
凄惨なまでに乱れた寝台から二人が起き上がれたのは、もう朝も終わろうとする頃だった。
窓越しの雪景色を眺めながら、レヴィンは掠れ声で呟いた。窓からの陽光が眩しくて、彼は瞼を細めた。
彼が起き抜けの気力を振り絞って寝台から降りる。赤ワインの汚れは、もう諦めたほうが良さそうだった。
彼ごそごそと動いていると、ぼんやりと微睡んでいたティルテュが、赤黒く汚れたシーツから首を擡(もた)げて、
「ひどいこと、覚えさせられちゃった。あなたのせいよ」
レヴィンはすっかりハスキーになったティルテュの声を投げかけられた。
それを聞いた彼は、苦笑しながら彼女の着替えをとってやった。
「昼、一緒に出歩いてみないか。フリージに比べたらとんだ田舎だが、少しは見るものがあるだろ」
「何、案内してくれるの。いいわね、最近出歩いてなかったし」
「もう少ししたら、暢気に出歩けなくなるだろうし。今の内に、な」
レヴィンとティルテュの現況は、悩ましいままだった。
しかし、二人が共に迎える朝は、昨日よりだいぶ明るくなっていた。
(とりあえず一区切りです)
(支援どうも。久しぶりすぎて連投制限とか忘れてました)
ひゃあやべえGJすぎる!
ティルテュかわいい
レヴィンってなんかエロいキャラだよな
GJ!!
この2人の関係いいね!
盆休明けてようやく下界に戻ってきた。やっぱり煩悩まみれのシャバはいいなぁ…w
>>387 まさかの続編感動した!そして黒いフレデリクに意表を突かれた!
もうあれだ、そのルフレさんはクロムとギャンレルと三人でいちゃいちゃしてると良いよ
>>465 レヴィンティルテュ良いな。本編ではあっさりだから読みごたえがあった
普段軽いふたりの背景が重くて悲しい上に後を考えると切ないけどその分何か響いた。
全力でGJ!と言わせていただきます!
あと人だみ氏…新幹線の中で生茶吹きかけましたよ。
いい加減にしてください(誉め言葉)
498 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:WjPK8PjP
言葉が違う国から来たっぽいアテナと、異国の言語もわかるシーザって
ネタ的に絡めれそうなのに何一つ見ないなあ
アカネイア語をシーザに教えてもらった後に
「アテナ、お礼する。こうすると男、喜ぶ。
シーザが持ってた本、そう書いてあった」って、シーザのイチモツを
一生懸命に胸と口でしごいてあげるアテナか…いいな
>>465 GJ!
ワインプレイが淫靡な雰囲気でたまらんかった
>>499 何てものを教材にw
でも英語おぼえるにはエロ本を読むと良いって言うしな
アテナはおバカなんじゃなくて片言なだけだろうと…
流暢に話してるアテナってのも違和感あるけどさw
ラディは難しい本が読めないからマイユニが読んでやる的なのもあったが
いやらしい本で内容を手取り足取りやる・やらせるとかいうネタは想像できねー
手取り足取りって、片方が根本的に無知、かつ知りたがってる状況じゃないと成立しないからなぁ…
保管庫に入ってるカタリナクリスは面白かったw
恋愛必勝本の出番か
1
投下させて頂きます。
覚醒ネタでバジーリオとフライヴィアです。
この二人はもう、婚姻関係無いけど登場時から支援S相当なのではないかという雰囲気で。
お互い愛人もお小姓もいるけど本命は…というような関係という妄想で。
一部呼称、人物背景等妄想設定をてんこ盛りさせていただいています。
(都合上、クロムルフレ成分が含まれています)
(どうも、こういうのは苦手だね…)
さっきから幾度も躓きながら、フラヴィアは歩を進めていた。
毛足の長い絨毯の敷き詰められた長い廊下の先。目指す部屋までの距離を測り、ひとつため息。
金持ち相手の豪奢な内装と軍装というのは相性が悪い。先程から、戦闘用ブーツの金具に絨毯を引っ掻けてばかりだ。
それでも歩幅は大きく保ち、やがて到着した部屋の前で深呼吸。
ノックに返答はないが、いるのはわかっている。
「開けるよ、バジーリオ」
自分に宛がわれた部屋もそうなのだから今さらだが、
室内に敷き詰められた絨毯の毛足が廊下よりも長い事に軽い絶望感を覚える。
王侯貴族の特権というか、無用の気遣いというか。逗留先で割り振られる部屋はこんな設えが多い。
苛立ちつつ戸口でブーツを脱ぎ捨てた。素足ならば躓くまい。
腰から所在なく垂れ下がった幅広のガーターも外し、放り投げる。
用件のある人物…バジーリオは、窓の桟に腰かけて中庭を見下ろしていた。
(全く、一仕事終えたような満足顔してさ)
ずかずかと近づくフラヴィアには目もくれず中庭を眺めているその横に立つ。
「…おやまぁ、お熱い事で」
庭に植えられた大樹の下、クロムとルフレが額を寄せ合うように抱き合っているのが見える。
体越しに交差した互いの右腕が、この戦争を象徴しているようで。
「いや…よく見てみな?」
相変わらずフラヴィアの方は見ずバジーリオが言う。
クロムとルフレの向こう側、ちょうど木陰になる位置に目を凝らせばもうひとつ頭見える。
クロムと同じ色の髪を細い髪止めで押さえたあの頭は…
「ルキナ。」
三人が動いた。ルフレの胸元から顔をあげたルキナの顔は涙に濡れているが、悲しんでいる様子はない。
ぽろぽろと涙をこぼすルキナの頭をそっと撫でるルフレ、二人の肩を優しく抱くクロム。
「いじらしいねぇ…いい眺めじゃねぇか」
柄にもなく穏やかで優しい声音のバジーリオに、フラヴィアはかすかな苛立ちを覚える。
「ま、あの様子じゃイーリスは安泰さね。
それより、何か言うことがあるんじゃないかい?前・国王様」
「ん?」
バジーリオがようやくフラヴィアを見た。
そして、その顔が笑ってはいない事、むしろ不機嫌である事を見てとるとバツが悪そうに目を逸らした。
「おい…なんでそんなに機嫌悪ぃんだよ」
「なんでかねぇ?」
立てばフラヴィアより頭ひとつ以上長身のバジーリオだが、座っている今は目線の位置が殆ど変わらない。
つまり、不機嫌さが頂点の、刺すような視線をまともに受ける形なのだ。
「いや〜、身に覚えがありすぎてなんと…っ!」
ゴツッ!
フラヴィアが壁を殴りつける。
暴力の矛先が自分に向く前になんとかせねばとバジーリオが釈明を開始する。
「………騙すような真似して悪かったよ」
「よ・う・な?どう考えても騙されたとしか思えないんだけどねぇ?」
まるで沸騰間近のヤカンの傍にでもいるかのような怒りの気配にバジーリオの釈明が加速する。
「落ち着けって、世の中ウソをつけねぇヤツってのがいるんだろ?クロムとかルキナとかお前とか!」
「だからって一体どれだけ隠れてたんだい、そのでかい図体で!」
あまりにも型破りすぎるこの戦争の中でも特に型破りだった、あの策略。
ヴァルハルトに討たれたはずのバジーリオの生存と暗躍は、ごくわずかな者しか関知していなかった。
ルフレが命を奪いかけた、クロムにすら知らされていなかったという。
どこに潜むかわからぬギムレー側の密偵を完璧に欺く為にはやむを得ない策だったのだが。
「俺がどさくさに紛れて策を弄するのは昔っからだろうが……ん?」
バジーリオが、屍兵も怯みそうな剣幕のフラヴィアの顔を覗き込む。
「…泣くほど心配しててくれたなんざ光栄だな、現・国王様?」
どう見ても怒髪天のフラヴィアの目に涙などない。声とて震えてもいない。
しかしバジーリオには怒りの裏側にある感情が手にとるようにわかっている。
何せ、付き合いは呆れるほど長いのだ。
「誰が…っ!」
もう一声張り上げかけたフラヴィアの頬をバジーリオの手が包む。
そのまま、ごく軽く唇が触れる程度の口づけ。
(全く、この男ときたら)
浅い口づけを受けながら、フラヴィアは呆れ返る。
(毎度毎度こうやってはぐらかす…!)
薄く開けた唇を割ってするりと入って来たバジーリオの舌がひらひらと誘うが、応じてはやらない。
「フラヴィア…」
囁きの動きでも触れ合う程度に唇を離してバジーリオが囁く。
フラヴィアがつい、と距離をとろうとした耳元でも再び。
「…ヴィヴィ」
ぴたり、とフラヴィアの動きが止まる。
「誰だよ、それは」
ヴィヴィ。フラヴィアが年端もいかぬ少女だった頃、家族が彼女をそう呼んでいた。
もっとも、家族以外でこんな呼び名を覚えているはバジーリオくらいだが。
「お前だろ、ヴィヴィ?」
頬にあてられていた手にわずかに力が篭り、二人はまっすぐ見つめ合う格好になる。
「…ふん」
フラヴィアは鼻を鳴らすと、今度は彼女から口づけた。
普段の二人、蛮族の国の王などと名乗る二人からは想像できない、静かにお互いの感触を楽しむだけの口づけ。
フラヴィアの頬にあてられていたバジーリオの手が滑る。
片方は滑らかに首筋から背を移動し、もう片方は高く結い上げた髪をなぞって、解いた。
短いながらもフワリと浅黒い肌に散る淡い金髪は、真冬の陽光と雪解けの大地を思わせるのだが。
「うっとうしいねぇ」
ほどけた髪を気にしたフラヴィアが迷惑そうに頭を振る。情緒も何もない。
耳元できらりと光ったピアスまで、無機質な不満を表しているようだ。
「…ヴィヴィ」
苦笑いを隠しもせずバジーリオはフラヴィアの髪に指先を絡める。
「さっきから…。他に何か言うことはないのかい?」
バジーリオは何も言わずに髪を漉き、背をなぞっている。
単純な動きだが、熱を帯びた隻眼の視線と情の隠った大きな掌にフラヴィアの理性も艶を持ちはじめた。
体の奥、とりわけ下腹から沸き上がる痺れにも似た熱に気付いたフラヴィアは慌てて語気を強くする。
「あれからこっち、私がどれだけ苦労したかわかってるのかい?
ルフレは固まるしクロムはキレるし、サイリは泣くし。
生き延びた西の奴等は弔い合戦だって満身創痍で玉砕しようとするし」
くっくっ、とバジーリオが喉の奥で笑う。
(そんな事は承知の上、ってか)
このいい加減な癖に周到なボンクラのにやけ顔を見ていたら、無性に腹が立ってきた。
「だいたい、あんたって奴は…」
「そういやぁ」
出端を挫くつもりだったのか、そうではなかったのか。
フラヴィアの髪を漉きながら耳たぶをいじっていたバジーリオがふと呟く。
「……なんだい?」
「いや、後でいい」
「後ぉ?…っ!!」
フラヴィアの背にまわされていた手が急に、ぴったりとしたスカート越しに尻をなぞり太ももを引き寄せる。
不意打ちに先手を取られたフラヴィアは、窓の桟に座ったままのバジーリオの膝に跨がるような格好で収まった。
(小言を聞く気は無し、か)
恨めしげなフラヴィアの視線から逃れるように、バジーリオはフラヴィアの肩口に唇を這わせる。
シャツから露出した素肌を進む唇は柔らかな温もりを残し、フラヴィアの情欲をくすぐる。
(この位置関係だとさ…)
吐息ともため息ともつかぬ息を吐いて、フラヴィアはちらりと窓の下を見た。
中庭の三人はまだ同じ所に立っている。
(見上げられたら丸見え、なんだけどねぇ…っ…!)
そろりとバジーリオの手のひらがフラヴィアの胸にあてがわれた。
ゆっくりと円を描くように揉み上げられ、指先が乳首の周りをなぞる感触が服越しのもどかしさに煽られる。
「ふ…っ…」
思わずこぼれた吐息に、一瞬動きを止めたバジーリオの指先に力が入る。
肩口の唇も、舌をこすりつけるようにして首筋へと這い上がってきた。
「っ、ちょっと…!」
フラヴィーアはバジーリオの額を押し退ける。
何だとばかりに眉をつり上げつつも手を止めないバジーリオの手首を掴んで胸から引き剥がすと、
目配せして窓を示す。
「…青少年の教育に宜しくないだろ?」
バジーリオがにやりと笑む。
「あいつらだってやるこたぁやってる」
まあ、その結晶が三人の真ん中に身を埋めているルキナなのだが。
バジーリオが続きを進めようと手首に絡むフラヴィアの手を振りほどいた時。
甲高い声にが中庭に響き、軽い足音がこだまする。
二人が同時に外に視線を投げると、どこからか現れたマークが全身で、両親と姉に抱きついた。
中庭に響く少し迷惑そうな、それでいて幸せそうな家族の悲鳴。
「あー…、確かにちょっと、な」
バジーリオが言い淀む。
ルキナまではいいのかい?という疑問はさておき、二人は桟から降りた。
「さて、と」
壁際に立ち室内を見渡すバジーリオ。
背後で軽く裾を払う衣擦れにフラヴィアを振り返えろうとして…
「っ、おい!」
フラヴィアが体当たりをするようにバジーリオに寄りかかり壁に磔にする。
全身鍛えぬかれた筋肉の塊のバジーリオをよろめかすなど、ただの女性ならばそんな芸当は不可能だが。
フラヴィアは易々と磔にしたバジーリオの、露になっている胸筋に舌を這わせる。
「小言を聞く気は無いんだろ?」
挑発するようにバジーリオの服をずりあげ、さっきのお返しとでも言いたげに舌先で乳首を転がす。
「…ヴィヴィ」
バジーリオがフラヴィアの頬を愛撫する。
(全く、また子供扱いかい?)
バジーリオの片腕を掴んでいた手を放し、フラヴィアの手がバジーリオの股間をまさぐる。
ズボンの下で熱を帯び始めているものをぐいぐいと刺激してやれば、たちまち熱と固さが増してくる。
「…っ、ヴ…!」
その先は言わせずに唇を奪う。
先程とはうって変わった噛みつき合うような激しさに、二人の息遣いは荒く大きくなって行く。
「慌てなさんな」
「どっちが?」
いつの間にか反転していた体の位置。
バジーリオはフラヴィアを壁に押し付け体重を預けさせ、片足を高く抱え上げた。
「バジーリオ…この、ボンクラ…!」
フラヴィアの両腕がバジーリオのたくましい首に絡み付き、熱っぽく囁く。
「心配かけて、悪かったな…フラヴィア」
腿を掴んだバジーリオの手が滑り、フラヴィアの秘裂を探った。
すでにぐっしょりと下着まで濡らすそこを愛しげになぞりあげる。
「ふん、人の気も知らないで…」
フラヴィアの目を潤ませているのは欲情か、それ以外か。
フラヴィア本人にもわからなかった。
「あ…」
下着を潜り侵入してきた指の感触に、フラヴィアが吐息をもらす。
指が躊躇いなく芽を転がしはじめると、あっさりとそれは脹れあがった。
(堪え性がないったら…)
そんな刺激に自身の奥からとろりと溢れてくるものを感じながらフラヴィアは自分に苦笑する。
(まあ、いいか…)
二度と触れる事ができなくなったと、目の前で永久に亡くしてしまったと思っていた者が戻ったのだ。
たまには溺れるのも悪くはない。
「…っ」
粘着質の音をたて愛撫を繰り返していたバジーリオの指がするりと中に入り込んでくる。
「っ、そんなんじゃ…」
足りないと言う前に中で蠢く指の数が増える。無防備な場所を刺激される快感よりも、武骨ではあるがきちんと手入れされた
バジーリオの指が自分の中で自在に動きまわっている事に、フラヴィアの背がぞくぞくと粟立つ。
あの、取り澄ました指先を…隠しようもなく女を誘う為に整えられた指先を今、いやらしく汚し絡めとっているのは自分だ。
「…っは、う…んっ!」
バジーリオをからかってやろうかと開きかけた口が、口づけに塞がれる。
諌めるように指がねっとりとした動きでフラヴィアの芽を押し潰す。
意思とは無関係にびくんと痙攣した腰を抱き込んだバジーリオの意図を察してフラヴィアも両足を彼の腰に絡みつかせた。
ゆらりと視界が巡り…
毛足の長い絨毯は、足音をほとんど飲みこんで。不埒な水音だけが部屋を移動した。
ずっ、と小さく音を立ててベッドが沈む。
(こういう時に手を抜かないってのはあれだね…)
乱暴に放り投げたり、いきなり押し倒したりせず丁寧にベッドの端に座らせたフラヴィアを、
脱がしにかかるバジーリオの手つきは小憎たらしいほど手慣れている。
(このスケコマシ…普段どれだけ遊び回ってるんだい)
呆れつつも、負けじとフラヴィアもバジーリオの服に手をかける。
手近な場所に口づけを落としながら、二人は器用にぶつかったり妨げたりせず瞬く間にお互いを生まれたままの姿にする。
「俺がこういう事言うのも何だが…」
先程は薄いながらも丈夫な服に覆われていたフラヴィアの乳房をゆっくりと撫でながらバジーリオが言う。
色事の真っ最中には似つかわしくない普段通りの声音にちくり、とフラヴィアの胸の奥で何かが毛羽立った。
「もう少し、自分を大事にする戦い方をしろ」
乳房から手が離れ、フラヴィアの腿を体ひとつ分開かせる。
「…よりによって、あんたが言うかね?」
憮然としながらもフラヴィアは素直に体を開き、バジーリオを見上げる。
(あ、声の割に…)
眉根を寄せ何かを堪えるような表情のバジーリオにかすかな優越感を覚える。
「俺だから言うんだろ」
「…ぁっ!」
じゅるり、と唐突にバジーリオの舌がフラヴィアの体を這う。
性感を煽るような位置ではなく、癒えてはいるが真新しい傷痕を吸い上げる。
「…っ、妙な所、吸うんじゃないよ…!」
ひとつめから口を離すと、また別の傷痕へ。
「ここも…ここも」
むず痒そうに体を捩るフラヴィアを押さえつけたバジーリオが、耳元に頬を寄せた。
正直なところ、鎧が無ければ命に関わった傷も多い。そして、使い物にならなくした鎧も数えきれない。
「戦争中に何、悠長な事を。国王が気張らなくてどうするんだい!」
国王、といっても澄まし顔で玉座に据わるような者ではフェリア王は勤まらない。
先陣をきって戦場に踊り込み、敵を蹴散らし力を示す者でなければ、蛮族の末裔達は従わない。
「1人で背負い込むなと言ってるんだ。…何の為に俺がいる?」
(勝手に格好つけていなくなるくせに…!)
叫びたくなるのをぐっと堪える。今にはじまった事ではない。この男が王だった頃も、そのずっと前も。
「あんたじゃ頼りなさすぎて、ね」
皮肉さをたっぷりと込めた視線は大きな掌に遮られる。肉色に暗転した視界を眺めるフラヴィアの脳裏に、
ふと戦友の顔が浮かんだ。彼女は何故あんなにまっすぐに、「相棒」を信じられるのだろう。
いや、自分だってこの「相棒」を信じていない訳ではない。ないのだが…
「そいつは悪かった、な」
他に考えを巡らせていたおかげで無防備だった聴覚を犯すように耳元で囁かれる声は熱く掠れ、
その熱はフラヴィアの理性を焼き切ってしまいそうで。
(…何の話、だっけ…っ!!!)
すっかりおろそかになっていた場所に、熱い塊が押し付けられる。
「ちょ…っ!!」
ずくずくと柔肉を押し開き進んでくるものの圧倒的な質感に、フラヴィアの脳裏で真っ白な光が明滅する。
闇雲に突き進むような野暮はせず、時折泣き所を苛めるように責めたてる動き。
先程与えられた指先の快楽とは全く別物の、本能を揺さぶる快感にフラヴィアの体が本人の意識とは無関係に
雄を求めてくねり、絡み付く。
「ふっ…、ああっ…」
一番奥とその少し手前をぐりぐりと刺激される快感にフラヴィアがこぼす吐息に、バジーリオの雄も勢いを増し、
途切れがちに呼ばれる名にさらに力強さを増す。
「あっ…、はっ…ぃあっ!」
フラヴィアを満たし奥を抉っていたものが突如入口付近まで引き抜かれる。
未練げに細めかけたフラヴィアの目が、間髪入れず再び最奥まで貫かれ見開かれる。
じゅくじゅくと粘性の高い水音と共に響く肉と肉がぶつかりあう音、絶え間なく押し寄せる軽い絶頂感の連続に、
フラヴィア自身も夢中で腰を振る。喘ぎ声が交錯し互いの名を呼び合うだけになりながらもひたすらに快感を貪っていたが、
やがてバジーリオの動きが変わった事に気がつく。
(そろそろ…?)
バジーリオの限界を察したフラヴィアが、長くしなやかな脚でバジーリオを絡めとる。
「…っ、おい…!」
我慢できない癖に戸惑ったような、苦しげな息遣いで吐き出された声にフラヴィアがにぃと笑う。
「大丈夫、だっ…て…」
引き寄せたバジーリオを煽るように額や頬や、顎に口づける。
ざらりとしたあご髭の感触を楽しむように頬擦りしてから軽く唇を吸う。
「たまには、欲しいさ…っ、……ぅあっ…んん!」
遠慮をかなぐり捨てたバジーリオが、激しくフラヴィアを突き上げ始める。
「く…ぅ、フラ…ヴィアっ…!」
引き締まり殆ど贅肉の無いフラヴィアの体は、その暴力をしなやかな筋肉で受け止める。
呼応するように熱く蕩けた中もそこだけ意志のある生き物のようにバジーリオを熱烈に締めつけ、絡み付く。
「ああっ、あっ、バジーリオ…!…あああーーっ!」
突かれ、揺さぶられ、責めたてられたフラヴィアが達した次の瞬間、バジーリオもその中に全てを吐き出した。
バジーリオの全てを受け入れてもなお、フラヴィアは彼を解放しようとせずに。
荒い息を整えようともせずにゆるゆるとくねらせる腰をそっと愛撫しながら、
バジーリオはもう何度目かわからない口づけを落とした。
部屋の灯りも点さず、半ば絡み合ったまま微睡む二人を宵闇が包んでいた。
(…暑苦しい…)
先に目覚めたフラヴィアが、冷めた目で傍らにあるバジーリオの顔をまさぐる。
小さなうめき声を上げてフラヴィアから離れたバジーリオの寝顔をしげしげと見下ろした。
(何、考えてるのかねぇ…)
昔から、放蕩三昧のバジーリオの後始末はフラヴィアの仕事だった。
本来ならば過剰なまでに競い合う、東西の選王家の跡取り同士がこれほど…肉体関係は抜きにしても気安いのは稀な事だった。
もとより家族が多く気さくだったフラヴィア達の先代のおかげだろう。
幼い頃、「ヴィヴィ」と呼ばれていた頃はバジーリオの嫁に、などという話まで持ち上がった程だ。
それは幼いフラヴィア本人が全力で拒否したのだが。
(…そうか。そうだったっけね。)
別に、嫌だった訳ではない。
当時のフラヴィアはバジーリオに幼いながらも恋心のようなものを抱いていた。
恋というよりは、友情よりも一歩だけ強い親愛だったかもしれない。
それでも「バジーリオのお嫁さん」という未来にときめいた瞬間もあったのだ。しかし。
その頃は既に幼くとも担うべき役割を見つけていたのだ。
(私がしっかり国を締めてやらなきゃ、このボンクラが思い切り放蕩できないもんねぇ…)
ひとつになってしまえば担えなくなる役目もある。
そこに溝などなくても、留まる事が最善の場所もある。
ふふ、とこぼした小さな笑いにバジーリオが目を開けた。
「…ん……?」
物問いたげに視線を投げ掛けてくる隻眼の、眼帯を摘まむとパチンと弾いた。
「痛ぇっ!何するんだ、いきなり」
後だってのに色気のねぇ…とバジーリオが毒づく。
「そういや、さっき言いかけてた“後で”ってなんだい?」
実はずっと気になっていた。言いかけの言葉を思い返す。
「…ああ……後で、な」
なんだそりゃと呆れるフラヴィアに背を向けバジーリオがシーツを被る。
(色気が無いのはどっちだい…)
嘆息し、ベッドを降りたフラヴィアは足首まで埋まる絨毯にさらに嘆息しつつ、浴室へと向かって行った。
「あれ、フラヴィア様?」
戦争中でも唯一、場の雰囲気が和む食事時。
真後ろを通りかかったルフレが声をかけてきた。
「なんだい?」
「ピアス、新調したんですか?」
(おやおや、薄暗いってのによく気がつくもんだ。)
内心でギョッとしつつも、なんと言い訳しようかフラヴィアは考えあぐねる。
「あんたも目ざといね」
肯定も否定もしない。ルフレは興味津々といった風情で耳元を覗き込んでいる。
「赤って言うか、朱色って言うか…綺麗です」
「これはね、緋色っていうんだよ」
「へぇ…」
緋色は託された命運の色。守ると決めた、決意の色。「西」の至高の色。
(あのボンクラめ…小洒落た物、贈ってくれるもんだ)
関心するルフレの横顔越し、フラヴィアは遠くに見える大きな背中を眺めた。
<了>
朝っぱらから、失礼しました…
GJです!!
ホントなんでフラヴィアとバジ様の支援が無いのかと、公式に小一時間(r
ロリフラヴィアに思いを馳せたw
このコンビはランキング順位は低くても実際は好きな人多そうだな
やることやってるクロユニも気になるところw
おお、フェリア王コンビだGJ!!!
なんか大人同士の関係っぽくて良いね
あの二人に支援Sがないのは既にS相当の関係だから…って自分も思ってた
GJ!
この二人は本当に支援Sがなかったのが惜しかったので、嬉しい
一度は本気になりかけたことがあるとか、そういうのを経た二人っていいね
愛称で呼ぶとか萌える
ほんのりクロユニ分があったのも嬉しかった
>>510 GJ!
「逆に考えればいいさ、はじめから支援Sまで行っていたと・・・」ですね、わかr(ry
大人なふたり美味しいです。もぐもぐ・・・
いつか若い頃のお話も読んでみたい
「やることやってる」のはクロユニは勿論だけど
ルキナも誰かと「やることやってる」んでしょーか?
(んで、禿様はルキナの何かにぎってると)↑だから(まる見えでも)問題ないとw
あの二人は良いコンビつーか立ち位置クロユニと似てるからね
猪突猛進型と策士型コンビで基本熱血漢
>>514 ちゃっかりルキナから恋愛相談受けてたりしてな、バジーリオw
エイリークが6章で民間人を人質に取られて
敵に腕輪を寄越せと脅されて、民の命には代えられないと渡したけど
服を全部脱いで裸になれとか言われても、エイリークならこんな要求にも応じそうだな。
>>516 育ちの良いお姫様は下々の者に裸を見られることを気にしなかったりするらしいし
(普段から使用人に着替えを手伝わせるのが当たり前なので)
民のためならそんなことくらい何でもないと思って脱いでも不思議じゃないな
でも自分に向けられる獣のような男共の視線を感じるうちに
いつもと違う妖しいときめきが心の中に芽生えたりするとおいしい
「や、やめてください…!」みたいに恥らいながらも、内心興奮してる
エイリークを想像してドキッとした
露出プレイおいしい
>>505 GJ!
バジ→フラの「ヴィヴィ」呼びがかわいい
バジーリオを心配して常に想っているフラヴィアさんの健気さに萌えた
″クロムとルフレの交差した右腕〜″の部分が、聖と邪の交わりを表現していて好きだ
暁やっていつも思うけど3部のミストレテリィレが敵兵に睡眠薬入り差し入れ持っていくとこ
戦時下でムラムラしてる男たちの中に美少女3人だけとか下手したらこの3人自身が差し入れになっちゃってたよね
レテリィレは化身して逃げられるかもしれんけどミストは厳しいよね
ミストは正の気が強くて周りの男連中の性の気を高めるからな
あの変装用のフード付き長ローブを着ててもミストはエロかった
普段ミニスカ穿いて露出の多い娘が全身を覆った服を着てるのって何かそそる
ミストみたいな穢れの無い娘が敵兵に孕まされるの興奮する
エスリンを犯し抜くような話読みたい
相手は誰でもいい
>>510 GJ!!
真剣にバジーリオの事で胸を痛めてたんだろうなーと考えると
フラヴィアがすごく可愛く思えてくるわ。
>>522 それでボテ腹ファックからの公開出産ショーですねわかります。
ミストたんがボテ腹で母乳垂らしながらレイプ目で輪姦されてるの妄想するとたまらんわ
なんかこうトルバドール勢は平均して犯したくなる値が高い気がする。
と思ったんだが、プリシラだけは逆レイプかまして来そうなイメージがする……
ミストとかラーチェルが孕まされてるの読みたいわー
プリシラっていかにもヤンデレくさいもんな
セインとペアEDがあったのは意外だった
プリシラとセインにペアEDあったっけ?エルク、ギィ、ヒースにあるのは知ってるけど
支援会話はルセアとレイヴァン相手だけおかしいだけで他は普通に良い支援だと思うんだけどね
今確認したらペアEDはなかった
支援会話があったんだな
孕ませならユリウスが、ティニーを犯して種付けする話が面白かったな。
それどころかユリウスがセリス倒して、解放軍全滅させたら
女の子お持ち帰りして弄びそうな感じがする。
>>525 萌えた
ミストは蒼炎2章で山賊たちに拉致監禁されたシーンがあるから妄想が滾るな
毎日山賊たちにボテ腹をさすられたり母乳を吸われたり等々
自分が妊娠してるという事実を嫌でも自覚させられて、レイプ目でポロポロ涙を零してると萌える
>>525 マジでムラムラしてきたから誰かこういうシチュで書いてくだせぇお願いします
534 :
人だみP@携帯:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:YdjUWS6q
ゼト「姫、少しよろしいでしょうか?」
エイ「まあ、どうしたのですかゼト?」
ゼト「今回は私の方から質問させていただきたく。」
エイ「はい、どうぞ。」
ゼト「最近よく耳にするTPPとは、さて、何でしょうか?」
エイ「ターナとパン!パン!の略ですね。」
ゼト「おお!やはりご存知でしたか!これは無礼な質問をして申し訳ございませんでした。」
エイ「まあ、正解ですか!良かった!やはり相手はクーガーですね?」
ゼト「そうですな。」
規制中なので、携帯から。
だみ氏この●騒動でも規制食らっとるんかいwww
またこの聖魔で学ぶ(間違った)現代用語の基礎知識かww
>>534 天然ボケなゼトとエイリークに笑ったww
そりゃミストみたいな超ミニスカで戦場チョロチョロしてたらそりゃ犯されるわ
>>532 外伝のシルクも盗賊のアジトに監禁されてたんだよなぁ・・・
暗黒竜レナも山賊に捕まってたけど
シルクの方がよりエロく感じるのはなんでだ〜?
マップクリア後に仲間になるせいか?
それとも小説版ではまさかのアルム略奪愛かますせいか〜!?w
外伝シスターにはジェニーもいるね
孤島の修道院の箱入り(?)シスターってのも結構そそる
>>534 おいエイリークwww
非力なくせに戦場チョロチョロとか
エストファーネが思い出される
王宮を抜け出す直前に賞金稼ぎに捕まって
ガンガン犯された挙げ句死亡とか容易に想像できる
エストは立場が微妙にセネトの邪魔だし
誰かが無用? な気を利かせたとかありだな
>>539 レナさんはジュリアンが頑張ってかばってそうだからなあ
シルクさんあえて仲間にしなかったら、
祠に入る度に新しく湧いた盗賊に、続々と犯されて肉便器化なあたりがエロい
紋章 レナ
聖戦 ラケシス
封印 リリーナ
烈火 フロリーナ
聖魔 エイリーク
蒼炎 ワユ
暁 ミスト
覚醒 ティアモ
各作品でボテ腹輪姦が見たいキャラ
賊共の慰み物にされてすっかりボテ腹でボロボロになってるミストを
ボーレが助けて手当てする
…って展開が頭に浮かんだ
アイクならともかくボーレはいらん
お前らどんだけボテ腹レイプ目ミスト見たいんだよ
俺からもお願いします
できれば暁バージョンがいいです
血筋の関係で余計な事にならないように獣姦や竜姦をさせるのもいい
「いつかお兄ちゃんたちが助けてくれる」って希望も輪姦への抵抗心も
時間が経つにつれ失われていって、終いにはダッチワイフみたいに
只々男たちに突きまくられるが儘になるミストか…いいな
あのミストの明るい目から光が消えていく過程、確かに気になるかも
暁のミストミニスカ生足エロすぎるからムラムラしてる戦時中の男が放っておくわけがない
クレクレうぜえ
俺の中ではボテ腹はラーチェルがヒットだな。
ビグルの苗床にされていて欲しい。
いいなそれ
あとゴーゴンに卵を産み付けられたり
ボテミストもボテラーチェルもたまんねぇぜ
村娘補正でレベッカもボテ腹適性高そう
愛が全く無いプレイは最高だよな
美少女が知らん男の子供を孕むなんてたまらん
初代スレから現スレまでのログを.dat型式で持ってる人いる?
欠番、レス欠け無しが理想
見返りは後で考える
ティアサガのオープスのちっこいのを一個寄生させて
腹のなかでどんどん増殖してボテボテとかいいよね
あとオープスならラケルやレニーが得意の弓で無双しつつも
数に押し潰されてぐっちょぐっちょとか
>>555 dat落ちスレミラー変換機でググれ
後は自分で何とかしろ
オープスさんといえば、メーメルのヌシ・アークオープスさんは、
大量の子分を従え、瘴気溢れる洞窟沼のどまんなかに鎮座し、
使う武器は子分どもとは違う「神の手」だで。今見ると完全に陵辱だよな。
で、ホームズ隊の女どもをぐつぐつ開発搾取してやって、
やり過ぎて死んじゃったらご丁寧に★エリクサーで復活させてくれる。、
そういう永久機関だよねアレ。
妄想の方向性の殺伐っぷりが妙に懐かしくて笑えるw
昔、魔戦士の女グラ(ゼクスだかノインだか)を見て、
こりゃ素体にユリウスがムリヤリ特濃ロプト皇帝液を流し込んでドロドロに子宮洗脳して、
そんで魔戦士作ったんじゃないかなぁ、だからロプト直系が生まれるまで魔戦士居なかったんじゃないかなぁ、
とか考えたんだけど、
男魔戦士どうすんのコレ、って感じで萎えて止めた。
陵辱妄想も楽ではない。
>>559 ゼクスだね。マージファイターは
…ゼクスなのに女というのが今でも受け入れがたいんだが
オープスさんの子分は分裂するとHPも減るから対処しやすかったが
外伝ときたら…まあ武器の使用回数もなかったけどさ
★エリクサーの有効活用ですねっ!
>>560 ガンダムWかwww
>>559 ゼクスアハトズィーベンは聖戦士の血を引いてるし、
「聖戦士の血族が何らかの理由で闇落ちしたり死体を悪用されてる」
って感じの設定をトレジャーかなんかで見かけた記憶があるから
それに近いエグいことは実際やってるかもな
そもそもアルヴィスディアドラからしてエグい馴れ初めさせられてるし
名前の性別ったら、確かシャナンやスカサハも女じゃなかったっけ
鬼畜要員がユリウスしかいない子世代
こりゃドSドリンクでも飲ませないと無理か
エリートM使ったらMのエリートになるんだろ?
>>564 ファラとフリージの男たちはすべからくサディストとすればいい。
後、セリスのロプト面を書くとか。
568 :
555:2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN ID:3zz6a2Rh
>>557 出来たケースと出来なかったケースがあった。
お礼を兼ねて、このスレの全過去ログを.html形式と.dat形式でアップロードする。
詳しくは解凍ファイルのreadmeに。
ttp://www1.axfc.net/uploder/so/3013623.zip pass:FETS
解凍の際にはwindows環境を推奨する。
(それ以外の環境でも解凍されたログに影響は出ないはず。ただしreadmeが読めなくなる可能性が高いので注意。)
使用方法として、専ブラ環境下またはオフライン環境下での過去ログ閲覧、
あるいは/htmlフォルダそのものが保管庫に転用されることを想定している。
(スマホで閲覧といった高等技術は知らない。面白いと思うので各自で試されたし。)
利用者に制限は設けない。再配布についての制限も(自己責任の範囲で)ない。
アップロード期間は10日間に設定した。
569 :
555:2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN ID:3zz6a2Rh
htmlファイルなら今のまとめにも置いてあるけど、wiki作るってこと?
571 :
555:2013/08/31(土) NY:AN:NY.AN ID:3zz6a2Rh
自分が何かを作るというより、手伝いみたいなもん。
誰かがwiki作るのに使っても構わないし、保管庫の中の人がサイト更新に使ってもいい。
(htmlは前スレ47章まで収録済みだし、保管庫39章のレス番ずれも修正済み)
そもそも自分自身が●買うのを嫌う専ブラ使いだったんで、過去ログを●買わずに専ブラで読みたかったのが.datを集めた動機。
それでもって自分と似たような専ブラ使いは数多くいるだろうから、ついでにおすそ分け。
まあ.datは軽くて余計なデータがない分、仮にpinkbbsが潰れたとしても読み込み用のツールは開発され続けると思うけど。
ちと長くなった。
このスレのあらゆる住人の役に立てていれば、多少は苦労も酬われると思う。
レスを読み返したら
>>570への返答になってないのがわかったので、
あまり格好良くはないけどもう一度。
自分ひとりがwiki作ったところで、ミラーリングの効果としては現保管庫を含めてせいぜいサーバー2台分。
無いよりはずっとマシだけど、データ保全の観点からは心許ない。
自分のHDDが壊れて、せっかく保管していたファイルがエラーを吐かないとも限らないし。
しかしたとえば10人以上がファイルを保持できれば、47章までの内容について10個以上のデータでエラー参照できるようになる。
仮に日本全国のサーバーの大部分が壊れる事態になっても、個人の保管してたファイルから復活できる確率は飛躍的に上がる。
もし生ログを専ブラから引っ張って来れば、自分がうpしたデータのエラーも訂正してもらえる。
ミラーリングという言葉を使ったのはそういう事。
【ファ】
いまだ! パンチのちゃんす! はらだ!
ミラ〜リングがちゅ〜をきる〜 た〜たかえぼくらの〜……
【ニイメ】
あれが 竜……
ここって良くも悪くもSSが一番重宝されるスレだったのに変わったなあ
腹ボテ以外でも愛情かけて書いたものなら何でも歓迎じゃいかんのか?
歓迎だろう。何を見て言ってるんだ?
しかしSSも読む人がいないと寂しいのだ。
このスレったら、SSが投下されてない間は、
保守代わりに好き放題エロ雑談してる場所だからなぁ。
あんまり雑談の話題に出ない作品やシチュが
いざSS投下されると結構食いつきがあるから油断ならない
>>575 純愛やギャグ、腹ボテなしの強姦、近親等々もGJや感想が付いてたし
住民が皆腹ボテのみを歓迎してるわけでは無いと思うぞ
愛されルフレと性王の流れじゃないと気に食わないんだろ
クロルフは人気が高いからSS書きさんの数、それに対する感想GJも多いのであって
別に投下SSはクロルフにしなきゃダメって訳では無いと思うんだが…
誰もそこまで言ってないのに、クロユニハガーに話を持ってく時点でお察し。
まあクロユニというよりもユニ子好きな人はここ多いよね
一時期書き込みの内容とかで女性が増えたのかなって思うことはあった
そんなことよりイグレーヌさんのエロさが気になる
熟女っていいよな
585 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/01(日) 18:59:43.63 ID:d4+OoK6O
雑談容認で開き直っちゃってるあたりもう末期なんだよね
投下されればGJつくし〜
○○以外でも歓迎だし〜
クレクレ前提w
SS投下されてもすかさず既視感たっぷりの雑談が開始されるし
雑談だけしたいスレなんでしょ、ここ?
>>584 分かります同志
でも彼女と支援会話のある男性キャラは元旦那以外どうにも絡ませにくくって困っています
もうショタ喰いさせるしかないのでしょうか?
>>584 何気に結婚システムないFEで人妻って貴重だよな
他にもセルフィナとかユーノとかルイーズとかカリルとかいるね
妙に弓使いが多いな
>>585 雑談してはいけませんと、一行でも書いてあったか?
わざわざageてまで、ご苦労な事だな。
覚醒除いて母親と子供が同時加入するの無いんだよな
祖母と孫ならあるんだけど
ティアサガは妙に母親ちょい役が多かった印象だな。
娘よりも年下に見えるロリ人妻シルフィーゼ。
悪徳宰相に監禁されたとか、いい感じに薹が立った容姿が妄想を刺激するリーザ王妃。
お硬い感じのくせに、昔は娘と同様に空飛ぶパンツ丸見えだったクラリス神官長。
ミルク娘サンが順調に育ったら、と思える母親シルヴァ騎士団長。
ガーゼル教国のために身を捨てて国を傾けに行った魔女カルラ。
SS投下はよ
久しぶりに過去作引きずり出してプレイしたら
エロい
なんかそこはかとなくエロい
ルトガーがクラ子を連れてクトラ族へ行くとシンと一緒になったドロシーがいて
再会を喜ぶクラ子とドロシー、という図が前スレ読んで浮かんだ
殿方の好みは似ているようですわね
弓を構える時の、上体を張る姿勢のせいかなぁ
女弓兵って独特の色気を感じる
女弓兵はえろくて良いものだな
ノワールの「ひぃ!」ボイスにそこはかとなくS心をくすぐられる
>>596-597 胸筋が鍛えられるから
おっぱいも当然ぷるんと上向きに・・・
・・・はっ!
ルキナが(でさえ)弓兵系にCCするとそれなりになるのってもしや・・・?
>>598 覚醒弓兵系のあの大きい胸はプルンプルンじゃなくてムキムキなのかも知れないのかw
逞しく鍛え上げられた胸を見せつける覚醒弓兵♀たちは健康的な色気があってたまらんです
ネイミー「コーマ、やったよ! オリオンの弓が貰えたの! これでフォレストナイトになれるね」
コーマ「は? お前はスナイパーだろ」
ネイミー「え、でもフォレストの方が前線に出られるし」
コーマ「いいや、スナイパーだ」
ネイミー「速さ限界値はフォレストのが高いし」
コーマ「スナイパーっつってるだろ!」
ネイミー「ええっ、どうしてよ」
コーマ「お前が騎馬系になったら、お、俺がお前を守ってやれなくなるだろ!」
ネイミー「体格のCCボーナスだって、スナイパーは+1でフォレスト+3なのに」
コーマ「フォレストナイト最高だよな」
「通りすがりのイケメンから、『きみがほしい』なんて口説かれちゃいました」(仮名・Bさん)
「今まで進展の無かった幼馴染みと、スナイパーになった途端に急接近しました!」(仮名・Tさん)
「自分に自信が持てなかった私が、スナイパーになってみんなの視線を釘付けに!」(仮名・Dさん)
「冴えない村娘だった私が、あこがれのあの人のハートを射抜けました!」(仮名・Rさん)
さぁみんなもスナイパーになろう!
よく見たらオリオンの弓って何よ。矢じゃねえか。
>>601 「スナイパーの命中+20(・・・とアタック+)のおかげで
ラストバトルでは『お荷物』『出撃枠食うな』と呼ばれなくなりました。」 (仮名・Cさん)
「スナイパーにCCしておいたおかげ(?)でドラマCDでは
女の子とダブルする、ぶっ倒れたところを抱きとめるなど、おいしい役どころをいただきました。」 (仮名・Vさん)
>>600 ネイミーがフォレスト、コーマがローグだと、体格逆転するんだよな
一覧復帰カキコ
フィオーラちゅっちゅ
少し逸れてるんじゃね?
そろそろ全年齢板に移ったら?
作品書くのは結構な苦労だし、そうそう投下があるもんじゃない
小ネタや燃料が投下されるだけでもありがたいと思うよ
エロ読みたいからって焦れてるのをそういう方便にすり替えるのは好きくない
書き込みにいちいち18禁ネタねじ込めってか
エロパロの敷居もいつの間にか高くなったもんだな
天馬騎士と言えばさ
ミーシャとかファリナとかマーシャがさ
破格の報酬を提示され、疑念を持ちつつも雇われて
雇い主にねっちょねっちょ肉体を開発されて
目覚めつつある欲望に焦りつつも、これで生活が楽になる、とか強がって
その堕ちるか堕ちないかの微妙なところがたまらんのだが
って話題ばっかになっても俺はむしろ歓迎だが
>>610 ミーシャは陵辱よりもSSで幸せにしてやりたいが、何分相手が見つからなくて困る
同郷のセティの妾にしても「母を殺した男の息子に嫁ぐ」という背徳的な設定が
生まれてしまってどうもなぁ
俺の気に食わない雑談はやめろ。俺の楽しめる雑談をしろって事だろう
戦場なのにスリットとかミニスカとかけしからん服装が多すぎるからな
陵辱妄想が捗っても仕方ない
エイリークはけしからんと言われてもやめないどころかスカートを持ち上げる始末
エイリークは女版ハーレムアニメの主人公みたいだったな
そしてエフラムもハーレムアニメの主人公みたいだった
鬼畜凌辱は最高だよな
エイリークが帝国六将にまんこの中グッチョグッチョにされて
モブ兵腹ボテエンドとか見たい
俺もこのスレが救いのない展開だけになっても一向に構わんわ
>>611 >同郷のセティの妾にしても「母を殺した男の息子に嫁ぐ」という背徳的な設定が
今までセティ×ミーシャとか一度も考えたことなかったが、
そう考えりゃ燃えるなレヴィン息子との絡みが燃えるな。
>>615 >エイリークが帝国六将にまんこの中グッチョグッチョにされて
ヴァルターやケセルダはともかく、セライナもかよwww
聖魔やってた当時は、エイリークなら、リオンに操られて悪堕ちするのを期待してた。
悪い魔法使いに操られる味方とか、FEではお約束だし。
デューテ「……コロス」
2部レナ・マリア・ニーナ・エリス「……コロス」
ユリア「……コロス」
マリータ「……コロス」
ルーテ「……ムスコロス」
洗脳キャラってダークな色気を感じるな
囚われてあれやこれやされて我を失ってるのかと思うとぐっとくる
周りのみんなに愛されて大切にされてる女の子がモブ兵士に輪姦されて孕まされるの興奮する
ターナとかミストとかフロリーナとか
>>618 それ聞くたびに某ライダーを思い出してしまうんだが
ティーエもブラックレインで最後一人になったあと
あんなジジイの毒牙にかかったのかと思うと
あのジジイ、ザッハークなんてマフー持ってるくせに、
わざわざジャヌーラで若い巫女のエキスちゅーちゅー吸ってたからなぁ。
やっぱ鬼畜が一番最高やな
ジジイが若い女司祭を無理矢理手籠めにして
ジジイ似の不細工な子供が生まれるシチュがたまらん
ガーネフ×洗脳前のエレミヤで強姦腹ボテになる展開とか抜ける
FEの女キャラは陵辱が似合う、とずいぶん前のスレから言われているけれど
逆に「この娘には陵辱にあわないなー」というキャラっているだろうか
和姦好きではなく陵辱スキーの目から見て
見た目から淫乱
和姦好きじゃない者だが
GBA以前のソドマスになれる女は凌辱の食指が動かん
物凄く強いイメージだから男を尻に敷くイメージ…これはこれでそそるな
リンやA様はロードだから似合う
>>626 アイラ・ラクチェ・マリータ・エーヴェルか……
個人的にアイラはミネルバと似たような属性だから
堕とし甲斐があるものだと思っていたが
あとマリスは入るのか?
アイララクチェラドネイエーヴェルマリータ
……俺は陵辱し放題なイメージだな
ラドネイはソドマスじゃないか、すまん
ラクチェorラドネイは六章の会話でそれっぽいこと言ってたよな
大沢漫画でもそういう解釈だった
>>624 強いてあげるならイレース
まず色気より食い気でマグロっぽい
そして色気に目覚めたら、逆に男を食い尽くしそう
あとはカトリとか
本編中では凌辱シチュに何度かあってるが
凌辱に遭っても、気丈に抵抗し続けるか、歯を食い縛って耐えるか……どっちのイメージもなぁ
前者ならティーエがいるし、後者ならエンテぐらい不幸な方が無惨さが際立つ
なんか聖戦序章のエーディンみたいな反応して、ガンドルフみたいにちょっとしぼませそう
あとはレティーナも個人的にはよくない
とんでもない恋愛脳だから、すぐに壊れて現実逃避しそう
また最初からハイライト消えてるのも凌辱が映えない
でもやっぱ、特定のシチュが合わないキャラって難しい
>>624 セルジュ:
何されても大人の余裕で「あらあらw」って切り抜けてそう
てか捕えようとした男たちを逆に素手で薙ぎ倒しそうなイメージがある
インバース:
同上
>>624-625 おい、淫婆ースさんの悪口はそこまでだ!・・・と思ったけど
まだ平凡な村娘だった時代に
ファウダーあたりにあんなコトやこんなコトされて悪堕ち&エロ化したかと妄想すると
胸厚・・・もとい、胸熱だな
後ろ3行は
>>632へのレスでもある
>>624 誰も挙げないから俺がニイメを挙げておこうw
確かにイレースは食い気のイメージが強いから合わなさそうだな
ザーメン搾り取る事に覚醒しても男を辟易させそうだ
レティーナは壊れてくれるならいいじゃないか。そちらかというと調教に合いそうな気がするが。
目が見えないからクライスを騙って、他の男がチンポ挿入して自分好みのマンコに仕立て上げる
→真実を話す→レティーナ絶望するも既に体は間男チンポのトリコに……という展開とか
大人の余裕のある姐さんズは納得だな。壊れるよりも、男絞る方に傾きそうで
でもテティスやヘザーさんは陵辱の方が合いそうな気がする。
陵辱は、おおまかに言えば二つに分けられると思う。
まず、肉体的に頑強な男が、ゴリ押しで女を犯していくパターン。
二つ目は、権力や詐術を用いて、女を陥れ犯していくパターン。
前者はモブ兵士たち、賊たち、名有りならヴァルターとかが似合う。
後者は悪役魔法使い軍団とだな。
大人のお姉さんたちも後者が似合いそう。
ただこの区分、逆レイプには使いにくいかも。
>>624 リーザさん
想像できないどころか、そもそも食われたわけだし(物理的な意味で)
セシリアさんは犯される想像がつかない
あと頓珍漢な発言ばかりするルーテも
…最近バッドエンド系のモブ姦オンリーのSS見ないな
>>633 インバースは堕ちていく過程は楽しそうだな。
どう見てもビッチ、はあまり燃えんなぁ
FEのユニットのように、キャラにはおのおの適した役割がある
ビッチはビッチらしく男を翻弄していただきたい
まぁ単騎無双するのがいることもあるが
FEのユニットのように、キャラにはおのおの適した役割がある
ビッチはビッチらしく男を翻弄していただきたい
まぁ単騎無双するのがいたり
成長で大化けするのがいることもあるが
既婚者とか婚約者とか燃える
聖戦親世代キャラや烈火のカアラとか、切ない終わりを迎えると分かってるキャラは陵辱する気にはあまりなれないな
残された時間を穏やかに過ごして欲しい
エーディンは子世代編でも生きてるのがほぼ確定っぽいけど
でもエスリンがおさえ付けられて動けないキュアンの目の前で
トラバントに上の口も下の口も犯され、そのあとアルテナともども自分の城へ連れ帰って
アルテナを人質に陵辱を繰り返していたと想像するとたぎるものがある
あ、エスリンは別にいいやむしろ陵辱どんとこい
登場時から人妻のキャラは陵辱してナンボだと思う
ルイーズを凌辱するポールとジャスミンがどうしたって
ゲームバランスとエロパロイメージを比べると回避ゲーなGBA組がほとんど淫乱になっちゃうヤバイ
>>643 ブリギッドはリーフを助けてくれるけど自分は力不足とかいって抜けるんだよな
ルイーズはホークアイのちんぽの虜だっていったじゃないですかー
アルテナはもっと仕込んでおかないとダメだろう
トラバンもアリオーンも牡の風上にもおけんわ
お久しぶりです。前作を呼んでくださったかた、感想を寄せてくださった方、ありがとうございます。
ヴァルターがエイリークを陵辱するお話です。6レスの予定です。
グロテスクな話なので、グロが得意でない方は、閲覧回避を強く推奨します。
大事なことなので(ry
グロテスクな話なので、グロが得意でない方は、閲覧回避を強く推奨します。
タイトルは「猛獣の強暴、毒蛇の狡猾」でお願いします。
●1
ルネス王女・エイリークは、牢の中に囚われていた。
彼女の手首と首は、板付き枷でまとめて拘束されていた。
彼女の足首は、棒付き足枷を嵌められていた。
「いいぞ、エイリーク? お前は、そんな姿になっても、強く、美しい」
ジャハナ王宮の砂漠で、ヴァルターら蛇竜騎士団との攻撃により、エイリークは捕縛されてしまった。
ヴァルターの一撃を受けて意識を失ったエイリークは、そのままワイバーンに乗せられ、
蛇竜騎士団の拠点のひとつに運ばれていった。
「……今度は、何をしようというのですか」
エイリークが目を覚まし逃亡を試みたため、彼女は拘束されることとなった。
彼女への拘束は、全て【月長石】のヴァルターが、手ずから行った。
彼女は必死で抵抗したが、手負いの彼女では彼に叶わず、彼女は力づくで牢の中に押し込まれ、
板付きと棒付きの、二つの枷を嵌められてしまった。彼は、彼女のささやかな抵抗さえ楽しんでいた。
獣が人を檻に閉じ込め、枷を嵌める、という皮肉な光景だった。
「ルネス城で言ったはずだが? エイリーク、貴様も私に喰われるのだ。
もう一度思い出させてやろう。これが、今からお前を屈服させ、支配する男の顔だと」
牢の明かりは、狭い窓から差し込む、黄昏時の日差しのみだった。
エイリークから見て、ヴァルターは日陰になっていた。ヴァルターの姿が薄暗さで見えにくい中、金色の瞳だけは、
戦場と同じように、爛爛と輝いていているのが、彼女からは見えてしまった。
対してエイリークも、手足を振るう抵抗は出来ずとも、ヴァルターの眼光を睨み返した。
「仮令私がどうなろうとも、兄上は戦いを続け、グラドを倒します」
「エフラムか。あの男も良い。喰らい甲斐のある獲物だ」
エイリークは、現在の戦況をまったく知らない。記憶があるのは、自身の敗北まで。
それでも彼女は、兄を信じていた。兄は健在であること、自分を助けに来てくれることを。
「が、まずはお前だ。お前を私のモノとして、その様をあの男に見せてやる」
「身体の自由を奪われても、私は決して、あなたに屈しません」
エイリークは虚勢を張った。屈服した振りでもすれば、相手の油断を誘えるはずだった。
が、彼女はその考えを採らなかった。詐術が不得意な彼女では、あのヴァルターを騙し果せる見込みは薄い。
彼女は気丈な態度を崩さないことで自分を保ち、彼の責め苦に耐えることにした。
エフラムが助けに来てくれる、その時まで耐え切れば、と考えれば耐えられる。彼女はそう思った。
●2
「ぐ……か、あ、あぐっ……」
エイリークは、全身を潰されたような声を上げた。
ヴァルターが彼女を仰向けに転がし、枷付きのまま両脚を持ち上げ、彼女の秘所を上に向かせた。
破かれた衣服の間に姿を見せた秘所は、未だいかなる異物の侵入も許していなかった。
ヴァルターは上からエイリークに覆いかぶさった。上から彼の怒張した肉棒を構え、
彼女の秘所に捩じ込んでいった。自らの純潔が喰われる瞬間が、彼女の視界に映された。
「いいぞ、もっと睨め。それで、お前の心が、喰らえる」
ヴァルターは円を描くように腰を動かしたり、小刻みな出入りを繰り返したり、
エイリークの下肢を秘所ごと押し潰さんとする勢いで、体重をかけて押し込んだりした。
それは、斃した獲物の肉をどこから食らおうか吟味する様に似ていた。
ヴァルターの肉棒に処女血が塗りたくられ、血はやがて秘所から溢れでて、彼女の尻を垂れ落ちる。
エイリークは声を押し殺そうとして、可憐だった唇を噛み破っていた。おとがいから首へ、血が垂れ落ちる。
破かれた王女の装束が、血に汚れていく。
「血、血だ。お前の血だ。どんな女よりも熱い。やはり、お前は最高だ」
ヴァルターが、自身の肉棒から血を拭って、エイリークの鼻先に塗りたくった。
彼女の鼻腔に、血の鉄臭さが襲いかかった。白皙の美貌に、濁った赤がこびりついた。
ヴァルターの肉棒が往来する度に、エイリークは身体中の臓器が、松明で掻き回されている気がした。
裂けんばかりの粘膜の痛み、熱さ。足や骨盤にかかる重みは、もはや打撃だった。
指三本分刺されれば絶命する、という肢体を、拳ほども抉られ、胃や肺腑が上下によろめき、
エイリークは強烈な吐き気で、ついに口を抉じ開けられた。口からは薄い胃液が出ただけだった。
「ほう、耐えるか。それでこそ、私の追い求めた獲物に相応しい」
ヴァルターは大きく口角を上げると、エイリークの棒付き足枷から手を離した。
彼女は秘所を抉られる苦痛から、反射的に膝を曲げ、彼の上体を遠ざけようとした。
その瞬間、彼の下肢が弾けるように動き、肉棒が彼女の大澳へ強く押し込まれた。
膣内どころか、子宮から骨盤まで響く一撃が、エイリークを穿った。
彼女の視界に火花が散り、やがて歪んでいった。涙が視界を潰した。
ただの肉棒の一差しが、彼女の下肢を揺さぶり、貫通し、波及して、上肢から頭までが揺さぶられる。
もう一撃。彼女の眼球運動が瞑想した。瞳が瞼の裏に消えた。唇からは、唾液と胃液の混じった吐瀉物がわずかに垂れた。
空嘔吐(えずき)が喉を占領して、呼吸も声もままならない。脂汗が、あっという間に彼女の肌を覆う。
ヴァルターの哄笑も、程なく聞こえなくなった。エイリークは、意識を失った。
日が落ちて、狭い牢窓から、月が姿を見せていた。
ヴァルターの恐ろしい抽送は、エイリークの知らぬ内に終わっていた。
エイリークは、拘束具を着けられたまま、牢に横たわっていた。
棒付き足枷で広げられた脚、その付け根には、いつの間にか吐出されたヴァルターの精液が滲んでいた。
彼女は射精された瞬間に気を失っており、妊娠を危惧することすら出来なかった。
エイリークは消耗しきっていたが、眠ることができなかった。
ヴァルターによって嬲られ、穿たれ、撹拌された秘所が、膣の奥までじくじくと痛んだ。
彼が執拗に体重をかけて、勢いをつけて、何度も抽送したため、彼女は下半身の筋を痛めて、
腫れ上がっているところもあった。屈曲位で腰を痛め、下肢が重く床に縛られている錯覚がした。
そうした傷が、彼女から睡眠を奪った。
兄が救出してくれるまでに、自分の身体が耐えきれるかどうか、彼女は初めて不安を覚えた。
それはヴァルターが彼女に仕込んだ毒であった。
●3
エイリークは、ヴァルターの陵辱に耐える気力を取り戻していた。
牢に差し込む朝の陽光に混じって、彼女は空に飛び立つワイバーン騎士の姿を見た。
何かしらの兵が動く気配は、朝にワイバーンたちが飛び立ち、夕方に戻ってくる以外に、見受けられなかった。
これで彼女にも、自分が囚われている牢が、蛇竜騎士団のみが出入りする拠点だと推測できた。
ヴァルターは、毎日決まって黄昏時にエイリークを犯し始める。
まず太陽が傾き始めた時分に、彼女の牢へ鎧兜の兵士がやってきて、身体や寝具の汚れを簡単に処理する。
すると間もなくヴァルターが牢にやって来て、エイリークの身体を蹂躙していく。
陵辱そのものは、身体的負担の大きい内容であったが、内容は大きくは変わらず、彼女にも慣れが生じてきた。
ヴァルターは、相変わらず黄昏時にエイリークの牢にやって来る。
彼女は、多少の食事と衛生環境を与えられたこと、昼間に休息できることを頼りに、体力を維持していた。
ヴァルターが本気で腰を使えば、呻きや悲鳴を漏らすこともあったが、心はわずかも屈していなかった。
また、ヴァルターら蛇竜騎士団が毎日偵察に出るのを見て、近くに兄の軍団が進軍してきたのでは、
兄がヴァルターを打倒し、自分を救出してくれる日が近いのでは、という希望さえ持ち始めた。
立ち直りかけたエイリークが、再び深刻な打撃を受けるのは、この少し後だった。
エイリークが、手枷での不自由な食事に慣れた頃、彼女は突然の吐き気に襲われた。
彼女は初めに病気を疑い、次に毒を盛られたことを疑った。
が、病気にしては、このような食事直前を狙ったように襲う吐き気の経験が、彼女には無かった。
毒を盛られたにしても、彼女に運ばれてくる食事は、見た目に変わった様子も無く、
それを運んでくる兵士も、毎日彼女を犯すヴァルターにも、特に変化は無かった。
ヴァルターがエイリークを犯す。今日は彼女を俯せに寝かせ、尻だけを上げさせる後背位だった。
彼女は、膣奥にがんがんと鳴り渡る肉棒の衝撃と、喉からの吐き気、
首筋から頭にかけてまとわりつく鈍い痛みに耐えていた。歯を食いしばって悲鳴を押し殺し、
叩き込まれる暴虐に、ただ身を縮こまらせて、彼女は耐えた。
やがてヴァルターの肉棒が震え、エイリークの膣内に射精した。
尻と共に高く上げられた彼女の秘所からは、膣内に収めきれなかった白濁液が垂れ、
彼女の両腿を伝って床を汚していった。
ヴァルターに朝方まで責められた後、エイリークは眠りに落ちた。
そのまま昼過ぎまで、彼女は眠っていた。相変わらず板付き首枷、手枷と棒付き足枷を着けられたままだった。
そのため、彼女自身で秘所を洗うことができず、ヴァルター来訪直前の兵士を待たなければ、
膣内に精液を流し込まれた不快さから逃れられなかった。
エイリークは目覚めると、枷を利用して、壁の一角に密かに傷をつけた。
彼女は、日付の感覚を失わないように、目覚める毎に一本ずつ、壁の傷を増やしていた。
その傷の本数を、何気なく数えた瞬間、彼女は血の気を引かせた。
●4
ヴァルターに妊娠させられたかも知れない、との危惧について、エイリークは前より一層深い不安に苛まれた。
彼女が持っている性知識は、王族が教養として持っている程度のものであり、
月経が遅れていること、食事時に吐き気がすることだけでは、子を孕んだかどうか断定できなかった。
あの恐ろしいヴァルターの子種を、さんざんに注ぎ込まれた挙句子供を宿してしまった、
という予想は、エイリークという一人の少女にとって、あまりに残酷だった。
錯乱状態に陥った彼女は、手と首の枷の存在も忘れて、自身の腹を叩こうとした。
拘束具で動けない手足を、芋虫のようにのたうたせて、必死で精液を吐き出そうとした。
どんな試みも、拘束具の前には効果がなかった。
思い余ったエイリークは、床に自分の腹を叩きつけようと、よろよろと立ち上がり、
床に向かって身を投げた。彼女の視界に火花が散った。殴られたにも等しい衝撃が、彼女の首から頭を襲った。
腹よりも先に手と首の枷が床にぶち当たり、彼女は自身の体重をかけた一撃を、まともに受けてしまった。
エイリークは、床に身を投げて、俯せに倒れたまま、涙を零した。ヴァルターに処女を奪われた時以来の涙だった。
倒れたまま泣き濡れ、頭にじんと残っていた痺れが治まってくると、彼女は幾分冷静さを取り戻した。
もしエイリークが妊娠していたとして、それがあの恐ろしいヴァルターの子供とはいえ、
生まれる前の、文字通り無辜の子を、母親が殺していいのか。
彼女が子を殺して身軽になったところで、孕まされる前に戻るだけで、自力で逃げ出せる見込みは無い。
そもそも、自分で自分を殴ることもできない今、腹の子をどうやって殺すのか。
一方、腹の中にヴァルターの分身を植え付けられたような嫌悪感も、確実にエイリークを蝕んだ。
エフラムが助けに来た時、妹王女が腹に敵将の子を抱えていたら、どんな目で見てくるか。
彼女には想像もつかなかった。彼女は一睡もできなかった。
翌日、ヴァルターがいつものように、エイリークの秘所に侵入しようとすると、彼女は初めて彼に『やめて』と懇願した。
彼はすぐに手を止め、これまで彼女が見た経験の無いほど、冷たく乾いた視線を投げてきた。
「こ、子供が、出来たかもしれないんです……お願いします、しないで、ください」
エイリークは、腹を庇うように床に這いつくばって、ヴァルターを見上げた。
彼は腰を落として、彼女の目を覗き込んだ。獣の眼光が、彼女の瞳を貫かん勢いで迫ってきた。
彼女はそのまま無言で動かなかった。数呼吸置いた後、彼は笑いながら牢を去った。
その日から、ヴァルターはエイリークの牢に姿を現さなくなった。
●5
ある朝、エイリークが目覚めると、鼻をツンとつく血腥い匂いに襲われた。
明らかに血の匂いだった。慌てて目を開ける、が、牢の中に血痕は見えない。
「目覚めたか。待ちかねたぞ?」
エイリークの耳元で囁くのと同時に、ヴァルターは彼女に挿入した。
寝起きにも関わらず、彼女の秘所は、多少のぎこちないながらも、彼の肉棒を全て飲み込んだ。
「な、やめて、今すぐ抜いてくださいっ」
ヴァルターは無言で肉棒を往復させた。寝起きで冷えているエイリークの身体を、容赦無くかき混ぜる。
彼女は、この牢に入れられてから、初めて叫び声を上げた。肉棒と秘所の間で、ぴちゃ、ぴちゃと水音がしていた。
「どうしてだ?」
「で、ですから、子供が、こども、が……」
ヴァルターは、エイリークを仰向けに寝かせて、彼女の棒付き足枷を持ち上げ、彼女の秘所を上に向かせた。
彼は挿入したまま彼女に覆いかぶさり、体重をかけ、狙いを済まし、上から下へ一突きした。
「ぐっ、が、あがッ……!」
久々のヴァルターの貫通責めは、子宮から骨盤まで割られた錯覚を、エイリークに与えてきた。
悲鳴は押し潰され、下肢神経が砕けて動かせなくなった。
「お前の腹に、子供がいたらしいな?」
ヴァルターは、エイリークに見せつけるように、彼女の秘所からぬるぬると肉棒を抜いてゆく。
彼の肉棒の半分と少しぐらいが、彼女の秘所から出て顕になった。肉棒は赤黒い液体に塗れていた。
・・・・・・・・・・・・・
「お前が目を覚ました時に、見せてやりたかったんだがな。遅いものだから、もうかなり使ってしまったぞ」
ヴァルターは手をエイリークの顔の前に差し伸べた。五本指と掌が、血に濡れていた。
牢に鏡が無いため、彼女は気付かなかったが、血に塗れているのは彼女の身体も同様だった。
「始めは、まず口に入れてやるつもりだったが、お前が目覚めないから、お前の身体に塗ってやった。
お前が早く目覚めないから、身体の殆どに塗ってしまったぞ? あとは、残しておいた口だけだな」
ヴァルターは、いつの間にか、掌で一掴みにできるほどの、赤黒い物体を手に持っていた。
物体は形も定かではなく、柔らかそうで、一見して、小さな布袋のようであった。
「は、はやく、抜いて、下さい……子供が、流れて、しまいます」
「何を言っているのだ?」
エイリークは、震えるあまり、歯をカチカチと鳴らしていた。
牢で迎えた最初の夕方、気丈にヴァルターを睨んでいた瞳は、溶けかけの氷のように罅割れた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
「そんなに惜しいなら、これをお前の腹の中に戻してやろう」
ヴァルターは、手に持っていた赤黒い袋のようなものを、エイリークの顔に押し付けた。
押し付けられた衝撃で、袋は破れ、どろどろとした液体が流れ、彼女の首や髪まで濡らした。
彼女の視界は赤に、そして黒に沈んだ。鼻の穴と口から、血混じりの臓物の残骸が、彼女の喉に流れ込んだ。
その舌と鼻腔を塗り潰す苦味が、エイリークの認識した最後の感覚だった。
●6
もはやエイリークが何の反応も返さなくなると、ヴァルターは無言で彼女を床に投げ捨てた。
床に転がされた彼女の目が、血に濁ったまま彼を見上げた。彼はそれを、冷たく乾いた視線で見つめた。
やがて配下の蛇竜騎士が、エフラム軍団の来週をヴァルターに告げた。
ヴァルターはたちまち瞳の輝きを取り戻し、血さえ拭わずに槍と鎧を取った。
新たに現れた、『喰らい甲斐のある獲物』に、彼は興奮を抑えきれていなかった。
(おしまい)
FEの数多いキャラといえど、ヴァルターほど陵辱者が似合うキャラは、いないと思います。
GJ!!
リョナ好きなんですげー興奮したわ!
GJ!
鬼畜で最高だった
おお、ブラボー! GJ!
GJ!
鬼畜なんだがちょくちょく入る疑問符でクスリとしてしまう俺は、もうヴァルターを外道キャラとして見れてないと気付いてしまった
>>651-657 GJ!!
エイリークの怯えた台詞と、どんどん追い詰められていく心境の変化が良かった
なんという鬼畜の極み
いいぞもっとやれ
FEと言えば陵辱だよな
このまま鬼畜路線でスレが進むのは大歓迎だ
聖魔と封印はワカメのおかげで妄想が捗る
聖戦もヒルダやユリウス、覚醒もギャンレルのお蔭で凌辱妄想が滾るな
>>651(むごい(※褒め言葉))作品をありがとう
猟奇的なヴァルター、最高!
GJ!
封印のワカメも良いけど、陵辱の対象がセシリアさんとソフィーヤだからなぁ
二人共好きだけど、こういう相手に陵辱されるのは気高い少女がいい
GJです。最初から最後まで鬼畜な展開でしたね。
ところでエイリークは、戦闘中にスカート千切れて
下半身がパンツ一枚になったら、どうするんだろ?とかどうでもいい事思いついた。
>>667 「私は退く訳にはいきません!」って凛々しく戦い続ける主君を見かねてゼトが
自分の黒いケープをスカート代わりに巻いてあげてそうだw
もしくはフォルデ辺りがエイリークのマントを取ってエイリークの腰に巻きつけてあげるとか
>>667 > ところでエイリークは、戦闘中にスカート千切れて
> 下半身がパンツ一枚になったら、どうするんだろ?
どこからともなく蝶々の大群が飛んできて隠してくれる
女性ロード主人公はもっといてもいいよなぁ
ミカヤも剣士だったらよかったのに
リンディス様は襟木と若様との3Pをマークに見せつける変態
一瞬、烈火にマークいたっけ?とか思ってしまった自分は覚醒に毒され過ぎた
覚醒マークの元ネタって烈火だったなw
リンを連れて旅立つエンド欲しかったなといまだに思ってる
>>672 いや烈火プレイしててもマークで軍師って咄嗟に出ないかも知れん。
というか男でも女でもマークだったような気がする。
もうちょっとどうにかならんかったのかと。
顔も台詞もなくて無茶苦茶影薄いもんな
とくにエリウッド編入ってからは完全に空気で、
たまに出てきては「ああ、そんなやついたっけ」と思い出す有様だった
聖魔のエロパロSSを投下します。
エイリーク・ヒーニアス・エフラム・ラーチェルの初夜モノです。
注意点は以下の通り、苦手な人はスルーで。
・基本エフラム×ラーチェル、ヒーニアス×エイリーク
・ただしスワッピング要素に加えて近親相姦あり
・ロストン聖教について捏造設定あり
ルネス国王エフラムとロストン聖王女ラーチェルの結婚式は
ルネス・ロストンの両国にまたがって盛大に祝われた。
これは花嫁となったラーチェルの強い希望があっての事である。
「ロストン聖王女の華々しい結納をロストン国民が見られないのは、可哀想ですし
ルネス王国に嫁いだ私という素晴らしい人間を、ルネス国民にも知ってもらわなければ」
こうして二人の結婚は、両国総出で行われた。
特にルネスでは妹姫エイリークとフレリア王子ヒーニアスの結婚も同時に取り行われていた。
式の日程が近かったという事が表向きの理由だが、この二組の結婚式が合同になったのは
国庫の支出を最小限に抑える事が第一の目的である。
流石に四人についてそれぞれの国で祝祭を一々開いていては、戦後間もない国々の財源は悲鳴を上げてしまう。
ヒーニアスは、自身とエイリークの式典がエフラムたちのおまけとして
見られるのではないかと当初不満であったが、エイリークの希望もあって今回の祝祭は実行されるに至った。
式の最中、ラーチェルの従者ドズラはラーチェルの花嫁姿に
大粒の喜涙を流してむせび泣いていた。
「うおおぉぉぉ――っ! ラーチェル様っ、ご立派ですぞぉぉぉ――っ!」
「おい、ドズラのオッサン! せめて泣くか喜ぶかどちらかにしろよ……」
レナックは隣でうるさく泣いているドズラのために、全く式に集中出来ないでいた。
「ううっ……ガハハハハ! レナック! 幼少時より世話を務めていたラーチェル様の
花嫁姿を見れたのだ! 今日はこの男ドズラを、とことん泣かせてくれぇ!」
「……あんたはロストンでも大泣きしてただろっ!」
「まあ、ドズラったらあんなに大声で泣いて! 嬉しい気持ちは分かりますけど
もっとルネス王妃の側近として大きく構えていてもらいたいものですわ」
式典の後のパーティーで、ラーチェルはドズラの様子に嬉しがりながらも、眉をひそめて困った顔をしていた。
隣にいるエフラムは眼前の肉料理を口に運んで相槌を打っている。
そんな所へ、正装を纏ったヒーニアス王子とエイリークが近づいてきた。
「ラーチェル。君がルネス王妃になった事も重要だが
エイリークがフレリア王妃になったという慶事も忘れてはいけない」
「勿論ですわ。エイリークのような素晴らしい方を友に持てて、私はうれしい限りでしてよ」
二組の夫婦は互いの幸せを自分の事のように喜び合った。
# # #
「ところでエフラム。私とお前の勝負の決着はまだ、ついていない。
ちょうどここには三国から選りすぐった名酒が揃っている。
酒勝負には都合がいい。三戦目は酒を使って決着をつけようではないか」
あくまで勝ち負けに執拗にこだわるヒーニアスは、こうエフラムに投げかけた。
食事を中断されそうな雰囲気に、エフラムはやや疲れ気味に溜め息をついた。
「ヒーニアス……こんな祝いの場にまで勝負事を持ち込むのは止めにしないか。
弓勝負はお前の勝ちで、槍勝負は俺の勝ち。勝負は引き分けに終わった。それでいいじゃないか」
しかしヒーニアスは頑なに首を縦に振らない。
「駄目だ。お前を負かさなければエイリークは心底から私を夫と認めはしない」
「ヒーニアス王子、私は別に……」
「大体、引き分けなどというすっきりしない結果で終わるのは私の美学に反する」
結局、しつこいヒーニアスの申し出にエフラムは折れ、少し離れたテーブルで酒飲み勝負を始める事となった。
ロストンの酒は深い森に湧く有数の清水を使っていて、他にはない喉越しの良さが特徴である。
フレリアは地方によって若干異なるものの、辛口でコクのある酒が多い。
一方ルネスは全体的に甘めの酒が多いものの、アルコール度数は総じて高く、酔いが回りやすい特徴がある。
そんな色とりどりの酒を手に取り、二人は勝負を開始した。
エフラムもヒーニアスも、酒に関しては嗜んでいるもののそれほど量は飲めない。
おまけに数種の酒を腹の中に注いだため、中樽を半分空ける頃には
二人共すっかり酔いが全身に回り、頭でフラフラと楕円を描いていた。
エフラムはもう限界だったが買った喧嘩の手前、自ら降りようとはしない。
ヒーニアスもこれ以上酒を入れると醜態を晒す事に成りかねない程、酔い潰れていた。
二人は休息欲しさに途中からルールを変更し、助っ人の参戦を認める協定を結んだ。
「いやぁ、ロストンの酒はたまらないですなドズラ殿! これなら何杯でも飲めそうだ」
「ガハハハハ! ガルシア殿、ルネスの酒も味と重みの差があって面白いっ!」
ドズラとガルシアが酒飲みたさに参入してから勝負は一層グダグダになり
結局ヒーニアスとエフラムはそれ以上酒を煽る事はなかった。
「王子、大丈夫ですか?」
「エフラム様、足元に気をつけて下さい」
二人はヴァネッサとフォルデの二人に支えられてその場を去った。
ドズラたちはエフラムたちがいなくなった事など気にもしないで
最早勝負の行方など頭から忘れて、昔話に花を咲かせながら酒を飲み干していく。
「ありがとう、フォルデ。ここからは俺一人で充分だ」
階段の上まで足を運んだエフラムは、フォルデを一階に返させた後
朦朧とした頭で部屋に戻ろうとした。
(さて……俺の部屋は西側だったはず……)
散々酔わされたエフラムはこの時、間違って東側に歩を進めた。
やや遅れてヒーニアスとヴァネッサがこの分岐点に到着する。
「ヴァネッサ……私の部屋はどっちだったか、覚えているか?」
ヒーニアスはとにかく腹の中のものを出したくてたまらなかったが
各国の要人たちの手前、醜態を見せる事は出来ない。
早く部屋にたどり着いてすっきりとした気分に戻りたかった。
「ええと……確かエフラム様と反対側の部屋だとは覚えておりますが……」
その時ヴァネッサの目に、東側の廊下をフラフラと歩いているエフラムの後ろ姿が映った。
「あっ、エフラム様があちらに向かっていますので、きっとこちらですよ」
ヴァネッサは確認する事なしに西側の廊下を指差した。
ルネス城の勝手を知ったエフラムが、まさか自分の部屋を間違うとは夢にも思わなかった。
「そうか……ヴァネッサ、ここから先は私一人で行く。ありがとう」
プライド高い彼の性分を知っているヴァネッサは、元来た廊下を戻っていく。
こうして、エフラムとヒーニアスはそれぞれ正反対の部屋に入り
腹の中をひっくり返した後、何の疑問も持たないまま寝台へと横になった。
# # #
「ふふ……エイリーク、よく似合っておりましてよ?」
「そ、そうですかラーチェル」
控えの間にある姿見の前で、エイリークはその長い美髪をラーチェルの手で結われていた。
エイリークがふと自分の髪型に興味を示したのを受け、ラーチェルが遊び心を起こしたのだ。
エイリークもその御礼にとラーチェルの髪を下ろして丁寧に梳き
普段つけている自分の香水を分け与えた。
「まるで私たち、入れ替わったみたいね」
「エフラムたちが見たらきっと驚きますわ。
まだ勝負をしていると思いますから、見せに行きませんこと?」
互いの髪型と香水を交換した二人の花嫁は、新郎の反応見たさにパーティーの広場へと足を運んだ。
カイルやフランツ、そしてギリアムたちは新婦たちの粋な遊びに暖かな賛辞を送った。
しかし肝心の二人は勝負の場所に姿が見えず、ドズラとガルシアだけが
酒焼けした赤ら顔でガブガブと銘酒を浴びるように飲んでいた。
「ドズラ。エフラムたちはどこかご存知かしら?」
「ガハハ! ラーチェル様、王子ら二人は既に寝所へと戻られましたぞ!
そういえばガルシア殿、わしらは何故酒を飲んでいるんだったかなぁ!」
「ははは! 何をおかしな事を! ドズラ殿、我々豪傑の前に美味い酒が山ほどあるっ!
酒を飲む理由など、これで充分ではないか!」
「言われてみればそうか! ガハハハハ!」
すっかり出来上がっている豪傑二人はまた酒盛りを始めた。
ラーチェルとエイリークは溜め息をついて酒臭い彼らから離れた。
「ではラーチェル、ヒーニアスたちも寝た事ですし……私たちも寝所に帰りましょうか?」
「そうですわね。夜も更けて参りましたし……」
「では着替えてから向かいましょう」
更衣の間に戻ろうとするエイリークを、ラーチェルは両手を広げて遮った。
「エイリーク、面白い事を思いつきましたわ! このままの姿で夫の下へと参りましょう」
「ええっ、ラーチェル!?」
「エフラムがこの姿にどう反応するのか、私はどうしても知りたいのですわ!」
エイリークは少し悩んだものの、親友の遊び心にほだされて最後には了承した。
# # #
「エフラムの部屋は確か……西側の回廊沿いでしたわね」
「ええ、そうです。ヒーニアスの部屋は丁度反対側になりますね」
「エフラムから一番遠い部屋が良いとおっしゃっていたのでしょう。
エイリークも兄と夫の間で苦労しますわね」
エイリークは図星をつかれて、少し困った様子で笑った。
「ではまた、朝にお会いしましょう」
「ええ……」
ラーチェルは何か思い悩んでいるエイリークの顔を覗き込んでまじまじと見つめた。
「……。エイリーク。愛する殿方へ操を捧げ、深い絆を結ぶ素敵な夜なのです。
もう少し喜んではいかがかしら?」
「! いえ、私はただ……」
ラーチェルは慌てる親友の手を暖かく掴んだ。
「隠さなくても分かります。そのように悩まずとも、ヒーニアス王子は存外いい人なのです。
だから愛する貴方に心ない乱暴など、決していたしませんわ。
むしろ、相手を逆に夢中にして差し上げなさい。そうした気持ちで参った方が気が楽になりますわ」
「……ありがとう、ラーチェル」
ついこの間まで男の裸すら見ていなかった自分を隠して、ラーチェルはエイリークを元気付けた。
彼女も、今夜の床入りには当然の事ながら経験不足であり、若干の不安を覚えていた。
だからエイリークに言った事は自分に対する鼓舞の意味もあった。
新婦二人は互いを祝福し合い、エイリークは東の部屋に、ラーチェルは西の部屋に向かった。
# # #
エイリークは確かに初夜の事について悩んでいたが、それはラーチェルが思うような事ではなかった。
彼女は心のどこかでエフラムへの道ならぬ恋慕を断ち切れずにいた。
ヒーニアスの求婚を受け入れたのは、彼の真摯で深い想いに応えたいと思ったためである。
だがそれ以上に、彼と結ばれる事によって実兄へのよこしまな恋情に
終止符を打とうとした所が大きいかもしれない。
このような気持ちのまま嫁ぐのはヒーニアスにも悪い。彼女はそれをよく知っていた。
(ヒーニアス王子を受け入れたら、もう兄様の事は忘れよう……)
決心のついたエイリークは寝室の扉を静かに開けた。
初夜の寝室は、花嫁が恥ずかしがらないように明かりを一切点けず暗くしておくのが慣習である。
今宵結ばれる男は、寝台の上ですやすやと寝息を立てていた。
(ヒーニアス、寝ているのね……)
エイリークはそっと寝台の端に腰掛け、布団をめくった。
夜伽が控えている事を知っている男は、生まれたままの姿で横になっていた。
女の常か、彼女は股座に生えた逞しい彼の雄に目を奪われていた。
まじまじと見つめている自分をふと意識した彼女は、頬を赤らめて顔を背けた。
(……。寝ているうちに、済ませておこうかしら……)
エイリークは身にまとった服を一枚一枚脱ぎ捨て、床へと重ねていく。
女乳はやや小振りながら、くっきりとくびれた腰
そして柔らかく大きな牝尻が彼女を美しく悩ましく魅せていた。
男女の床遊びに疎いエイリークは、とりあえず
「男の持つ槍を勃たせ、唾液で軽く湿らせれば破瓜の痛みは楽になる」
という事を、テティスからこっそりと教わった。
死にたくなる程恥ずかしい思いをして手に入れたアドバイスの通り
彼女は肉の乗った柔らかい雄槍へ、タラタラと蜜唾を垂らして濡らした。
ろくに閨技を知らないエイリークは、眼下にある醜悪な肉根を
口唇でしごく事という発想には到底いたらなかった。
彼女は半信半疑で肉色の棒を軽く握って上下に細かくしごいた。
するとまるで寒天のように柔らかだった肉塊は、ぐいといきなり肉兜をもたげて
手中でみるみるうちに膨らみ、硬く反り返っていった。
(うわぁ、すごい……。男の人のって、皆こんなに巨きくなるのかしら……)
エイリークは、そのビクビクと脈打って膨らむ肉根に軽い恐怖を覚えた。
そしてこれ以上硬く大きく膨らまないうちに、と早々と前戯を切り上げて彼の腰上に跨がった。
(お願いヒーニアス、貴方のものになるから……私から兄様を忘れさせて……!)
エイリークは目を瞑って、まだ柔らかさの残る肉根を未踏の隘路へと誘った。
# # #
(そろそろエイリークが来る頃か……)
ヒーニアスは寝台で軽く微睡みながら、美しい新婦の訪れを心待ちにしていた。
フラフラになって屑箱に粗相をした後の事は覚えているが
酒飲み勝負の結末がどうしても思い出せない。
その点は気になるものの、気分の回復した今は愛しのエイリークが待ち遠しくてならない。
扉がゆっくりと開き、長い髪を有した人影が入ってきた。
新婦と思しき彼女は、いそいそと薄服を脱いで寝台の傍に近づいた。
スレンダーな体型とばかり思っていたヒーニアスは
出るべき所は出て、くびれる所はくびれているメリハリの利いた女体に驚いた。
(エイリークは着痩せするタイプなのだろうか。いや、きっとエフラムの目が節穴だからに違いない。
あの男は槍ぐらいにしか目が利かないからな……)
ヒーニアスはそう合点し、寝台を前にしてやや恥らっている相手の手を優しく引いた。
新婦は彼の額と首筋に軽い口付けをした。
あえて唇にキスをしなかったのは、酒の匂いがあるからだろう。
ヒーニアスは酒飲み勝負をした事を少し後悔しながらも彼女のしたいようにさせる事にした。
「んっ……」
新婦はヒーニアスの乳突を軽く啄むようにしゃぶりながら、彼の肉具をしごいた。
初めてにしては中々男心をくすぐる技巧である。
エイリークを待ちかねていた彼の肉根は、すぐに臨戦態勢に入った。
その様子を見た彼女は、そのまま恥舌を下方へと沿わせていき、反り返る雄茎をつっと口に含んだ。
(ああっ……! エイリーク、君の唇は……っ!)
ヒーニアスは新婦のいじらしい口淫に感動し、その頭を愛おしげに撫でて労う。
あの可憐な紅唇が今、男の淫芯を慰めて頬張っているのだから興奮しない訳がない。
彼女はしばらく下半身をもじもじとさせていたが、やがてその愛尻をヒーニアスの顔へと向けた。
ヒーニアスの顔上に形の良い上品な尻が君臨する。
(舐めて欲しいのか、ふふ……仕方ない)
ヒーニアスは顔をほころばせながら、新婦の蜜尻を顔へと寄せた。
美しい花嫁は、股下に咲く淫華までもが美しい。
その恥唇を左右に開くと、馥郁とした蜜香が鼻腔をくすぐった。
鼻穴の奥の奥にある脳髄が、みるみるうちに麻痺していく。
「ちゅぷ……ちゅっ……はふ……」
薄暗い寝室の中で、男女二人は互いの恥部を淫舌で舐め合っている。
舌は太々とした雄槍に甘く絡み、また雛芯を弄んで淫穴を穿つ。
二人は互いの口穴を通して一つの性輪となり、淫欲を循環させていく。
「んっ、んじゅ、ちゅぶ……」
「くっ……!」
低く呻いたヒーニアスは、二度三度花嫁の口穴で肉根を前後させ
その口腔にどくどくと生暖かな白蜜を放精した。
最初に出る濃い子種はまず処女膣へ注ぐつもりだったのだが
相手の口戯が存外心地良かったため、ついつい我慢できずにしてしまった。
口腔へどっと精を注がれた新婦は息苦しそうに小さく呻いたが
喉をコクコクと鳴らして飲み込み、全て平らげた。
花嫁の健気な様子に興奮を募らせたヒーニアスは、そのまま体を翻して彼女を組み敷いた。
そして、抜精した直後にもかかわらず硬度衰えぬ逸物を濡れそぼった花穴へと導き、挿し入れる。
「……ぁんっ……!」
ヒーニアスは巧みに腰を唸らせて新婦のオンナを攻め立てた。
処女ゆえの緊々とした牝道は、刺激的な抱擁を求めて止まない肉槍を心ゆくまで満足させた。
眼下で悩ましく揺れている淫乳の突起を、彼は抜挿しながらこねくり回す。
軽くひねった後に優しく愛撫すると指先に心地良い弾力が跳ね返ってくる。
エイリークが殊勝に声を抑えている様子を知ったヒーニアスは
ふと悪戯心を起こして彼女を大きく喘がせてみたいと思った。
腰に力を入れて未開発な隠奥を雁首でしたたかに抉ると、どっと蜜汁が溢れてくる。
「あはぁっ……っ! エフラムぅ……っっ!」
初めて味わう圧倒的淫感に、たまらず新婦は大きくヨガリ声を漏らした。
彼女の口から漏れた男の名を聞き、ヒーニアスは水を掛けられたように目を瞬かせる。
「エフラムだとっ!? 何故その名を叫ぶのだ、エイリーク!」
「えっ! エイリークですって!?」
様子がおかしいと感じた二人はどちらともなしに部屋のランプに火を灯した。
ぼおっと揺らぐ炎がそれまで隠れていた相手の風貌を露わにする。
「ラーチェル!?」
「ヒーニアス!?」
二人は相手が伴侶でないと知り、目と口を開いて驚く。
ここに来て、ようやっと彼らは部屋と相手を間違えた事に気づいた。
「しまった! ラーチェルがここにいるとなると、エイリークは……!」
すぐに状況の深刻さを把握した二人は、急いで服を纏うと
東側の部屋へと薄暗い廊下を駆け抜けた。
# # #
(まさか、この声……っ!?)
ヒーニアスたちより早い段階で交姦に及んだエイリークは
相手の漏らす声で、繋がったのが夫のヒーニアスではなくエフラムだとすぐに気づいた。
相手に自分の正体を告げようか、彼女は一瞬躊躇する。
しかし情交を止めようにも、身体は既に熱く火照っていて離れるに忍びない。
いや、交わっている相手が恋焦がれていた実兄と知り
彼女の四肢は今までにない悦びにうち震えている。
昔から彼女は、叶う事ならば血を分けたこの双子の兄と結ばれたいと心より願っていた。
今ここで、やっと成就したその想いを捨てて身体を離すのは自らの肉を断つように辛い。
(どうせ結ばれないなら、いっそ……)
エイリークは声を抑えてそのままエフラムと交わり、身を弾ませて励み続けた。
ここで中途半端に身を引いてしまっては、一生自分はエフラムの事が忘れられなくなってしまう。
ならば一層、正体を隠したまま想いを遂げ、それ以降一切の未練を断ち切る事こそ
最良の選択であるとエイリークは考えた。
勿論、エフラムと一つになりたいと不埒な愛欲が思わせているだけかもしれない。
ただ彼女は決断するまで、このあまりにも背徳的で甘美過ぎるモラトリアムを長く欲していた事は確かである。
「んっ……ぁん……っ、……っっ!」
破瓜の痛みも残っているうちに、エイリークは憑かれたようにエフラムと交歓し合う。
激しく弾むと、結んでいた美しい髪が緩み、ぱさっと下方へと広がった。
美髪は彼女の恋愛成就を祝福するように宙で舞を踊っている。
狭く熱い蜜孔の中でエフラムの長い雄槍は甘くしごかれ、子宮口に臨むまで血潮を滾らせて膨張した。
(だめっ、声っ……出ちゃう……っ!)
恥肉がようやく肉根に慣れて女悦をもたらすようになり、エイリークは快声を叫びたい衝動に駆られた。
しかしここで大きく声を上げては、この蜜交も終わりを告げる事になる。
彼女は喉奥から湧き上がる歓喜を噛み留め、随喜の涙にむせびながら痴交を続行した。
一方エフラムはというと、酒が回っていて頭も良く働かない状態である。
新婦と思しき女が乗っかかった事も先程まで知らなかった。
眠気も多分にあって動くのも億劫だったが、熱心な愛交を続けているうちに
朴念仁の彼も流石に妙な心地になった。
(ん――ラーチェルもよく動くなぁ……。眠いが、このまま寝てしまうときっと朝に怒るだろうな。
これから夫婦になる訳だし、初夜はせめて満足のいく夜にしてやらないと……)
「いひぃぃ……!?」
それまでまな板の魚のように動かなかったエフラムは、予告もなく下から下腹を突き上げる。
エイリークは兄からの淫挿によってすっかりペースを乱してしまった。
エフラムは指で彼女の柔らかい尻肉を掴み、盛んに突き立てていく。
彼の強かなピストンによって、結合部から卑音をブヂュブヂュと鳴らして愛液が噴き出ていく。
あの兄に愛されているという至福の快感が彼女の胸を大きく高鳴らせ
必死に結んでいた口元を、すっかり緩ませてしまった。
「ああっ、兄上ぇ……!」
ついに出してしまったその悦声は、エフラムの耳を凍らせ眠気をすっかり駆逐した。
「エイリーク!?」
ようやく相手が妹であると気づいたエフラムだが、絶頂を迎えたいエイリークは
エフラムの身体に自身の細い身体を重ねて抱きしめ、最後とばかりに腰をよがり振るった。
「兄上っ……! 兄上ぇ……!」
眼尻を下げて性悦に浸った牝の表情を浮かべたエイリークは
妹としてではなく一人の女としてそこに在った。
募った射精感に焦ったエフラムは妹の体をのけようとするが
彼女の痴襞は肉幹に強く吸い付いて、密着しているため腰を引いても中々離れない。
「くっ……!!」
いよいよ射精間近となったエフラムは、意を決して逆に肉根を奥へと突き上げた。
体を反らせて放ったその強烈な挿入は、エイリークの腰を体ごと大きく浮かした。
「っ……! あはぁぁっっ……!!」
子宮口を肉帽でグリッと抉られたエイリークは膣道を弛ませて大きく背を反らす。
エフラムはその反動と瞬間を利用して、下方へサッと肉槍を抜いた。
「ううっ……!」
牝孔から解き放たれたエフラムの雄槍は、背をエイリークの愛尻に何度も打ちつけながら
熟成された白淫をビュルビュルと宙へ豪射していく。
七度程の放精の後、仕事を終えた肉竿は徐々に萎縮して頭を垂れた。
エイリークは下腹部から頭頂まで突き抜ける快悦に大いに嬌声を張り上げ
力なく再びエフラムの胸へと体を倒した。
# # #
「エフラムっ……!!」
「エイリークっ……!!」
ヒーニアスとラーチェルが額に脂汗を掻いて二人の部屋に飛び込んだ時
既に件の二人は身体を離して座っていた。
共に最低限の薄布を体に纏って、互いに背を向けている。
「エイリーク、大丈夫か!?」
ヒーニアスは問答無用にエフラムを横へと突き飛ばし、愛妻エイリークの体を胸に抱いた。
よろめいたエフラムに、ラーチェルが歩み寄って尋ねる。
「お二人とも、そのぅ……何かされませんでした?」
兄妹は共に首を振って、ラーチェルの言葉を否定した。
膣内にこそ射精していないものの、事前に肌を重ねていた事は事実である。
そしてそれはヒーニアスたちも同じであった。
四人は背徳感と罪悪感から、それ以上相手の行為を追及する事を止めた。
# # #
「……エイリーク」
ヒーニアスは腕の中にいるエイリークをそのまま床に寝かせ、前触れもなくその瑞々しい美唇を奪った。
「んぅ……ん……」
真夏のように熱い愛のベーゼを受けて、不覚にもエイリークは胸を高鳴らせた。
そして同時に、先程まで実兄と故意に交わっていた事を思い出し
自分のふしだらさに顔を赤らめて身を縮めた。
例え真実を知られずとも、きっとヒーニアスは自分に対して猜疑心を抱いてしまったに違いない。
エイリークはそう感じている。
「エイリーク。君はエフラムに何もされていないと言うが
夫である私の手前、喋りにくい所もあるだろう」
「……! ヒーニアス……」
「だが、安心するといい。世界に二つとない私の愛を受け入れてくれれば
エフラムの事など障害にもならなくなる」
ヒーニアスはエイリークの想像以上に妻を愛していた。
彼は痴態を見られた妻がどれほど悩んでいるかを見て取った。
エイリークはエフラムによって穢れてしまった体を受け入れてくれるか悩んでいる
――都合がいいかもしれないが彼はそう解釈していた。
悩みこそずれているものの、ヒーニアスはそんな事でエイリークを見捨てたりはしない。
(間男に寝取られた男が妻を捨てるのは、妻が穢れたからではない。
妻の心を取り戻し、再び自分に引き付ける魅力と自信がないだけだ)
それがヒーニアスの持ち論だった。
「あっ、ヒーニアスっ……」
股下に控えていた豪槍を構え、エイリークの濡れそぼった愛門へヌムとくぐらせた。
既にエフラムの長槍によってほぐれた恥孔は、二人目の雄を歓んで奥へと迎え入れる。
「あ……っ、あはぁっ……! んっ……!」
ヒーニアスはエイリークを腹下に据え、華麗に腰を奮ってその牝を攻め立てた。
彼女は夫の繰り出す強かな腰捌きに思わず体の芯をとろかせる。
(ヒーニアスのっ……巨きい……っ!)
ヒーニアスの持つ覇根はエフラムのモノに比べて一回り太く大きい。
長さこそやや見劣りするものの、膣孔をみっちりと支配するその圧迫感は
男を知って間もないエイリークに、溢れんばかりの多幸感をもたらす。
彼が深く突き、浅く抜く淫動を繰り返す度に、エイリークの中の牝が打ち震えて悦ぶ。
「あんっ……! んくっ、んんっ……! ……ふあぁ……っっ!」
エイリークは自らの人差し指を軽く咥えて快淫に身を捩じらせている。
「どうだ、エイリーク……心地良いだろう? 君の夫となったからには
これで君を毎夜愛し、最高の幸せを奉げてみせる」
ヒーニアスは結合部の奏でる恥韻を味わうため、わざとペースを緩めて慰めた。
プチュッ、プチュッ、と汁気に満ちた音が新妻の喜びを如実に表していた。
伴侶以外の人間と交わった事に罪悪感を持っているのは、エイリークだけではない。
ヒーニアスもまた友人の妻であるラーチェルを図らずも奪ってしまい
その口に精を漏らした事に負い目があった。
だから彼は、この新妻をどこまでも慈しんで姦淫の免罪にしようとしていた。
# # #
「あら……エイリークったら……。
私たちがここで見ているのに、あんなに嬉しそうな声を上げて……」
エフラムとラーチェルは頬を赤らめながらヒーニアスたち二人の情交を見つめていた。
先程まで繋がっていた妹が、友人の腹下で気持ち良さげにヨガっている様を見て
エフラムは兄妹による不義を追及されなかった安心感を得た。
しかし同時に、軽い嫉妬のような名状しがたい感情を覚えたのも事実である。
恐らくヒーニアスが、自分の時以上に妹を悦ばせているからだろう。
「ふっ……ラーチェル、君も見ておくといい。
昔からフレリアの男は、女性を喜ばす事に長けているのだ。
技巧だけではないぞ。持続力もしっかりと備えていて決して伴侶を飽きさせる事がない」
ヒーニアスは自信に満ちた笑顔で、ラーチェルに話しかけた。
そのお国自慢を耳にして、ラーチェルの心にはいつか舌論を交わした時の対抗心が沸々と湧いてきた。
彼女は夫のエフラムを胸乳に抱き寄せて、負けじとヒーニアスに反論する。
「まぁ、ヒーニアス! ロストン出身の女性たちも負けておりませんことよ。
昔からロストンの女性は美しい白肌をしていて、私のように美しい方が大変多いのです。
彼女たちはロストンの森のように深い慈愛に満ちていて、夫たちに幸せを約束しますわ。
夜に紡ぎ出されるその愛の物語、は三年かかっても尽きません事よ」
「ふっ、なるほど……しかし私は現にこうしてエイリークを悦ばせている。
君はどうかな。その朴念仁極まりないエフラムを、果たして夢中させられるかどうか」
「ふふ……。ならばお二人共、私たちの愛し合う所をご覧になって」
ラーチェルは美しい髪をさっとかき上げてエフラムの股座に顔をうずめ
そこに君臨している王槍を口唇で愛撫し始めた。
エフラムは射精がばれる事を恐れていたが、ラーチェルは事前にヒーニアスの精液を
たっぷりと飲んでいた上、精液付着の確認もなく口淫を始めたため真相が悟られる事はなかった。
「んっ……んちゅっ……はふ……ぁんっ……」
目尻をとろんと下げて、ラーチェルは夫の淫槍を啜りしゃぶる。
巷で蔓延している下品で粗野なものとは違い、必要以上の淫音を漏らさない
静かな、それでいてしっかりと雄の情欲をかき立てる上品で優雅な口戯だった。
「あふ……、ん……ちゅぴ……ちゅぷ……」
長い肉竿も丁寧に舐め清め、雁下の汚れまで余さず掬い取るその舌に、エフラムは心を奪われている。
勢い任せに頭を前後させて行ったり、ただ舌を肉槍に這わせて行う慌しい口淫は技ではない。
ゆっくりと静かに行う口淫にこそ、持ち主本来の技巧が現れるものなのだ。
ロストン聖教のシスターたちは男性信者との結婚が認められている。
しかし結婚までは決して貞操をみだりに奉げてはいけないという厳しい戒律がある。
そのため結婚するまでの間、性欲旺盛な男信者たちを恋人に持つ彼女たちは
彼らを慰めて満足させるために、手淫と口淫の技術を発達させてきた。
特にロストンシスターの口淫の巧さと奉仕精神は世界的にも有名であり
各地で布教活動をしているシスターの中には、その地でに留まって
口淫を専門とする私娼集団を形成し、純潔を貫きながら布教に尽力している者もいる。
隣国のジャハナ王国では、本番行為有りの公娼よりも
ロストン出身のシスターたちが口で丁寧に奉仕を行う僧院の方が高い人気を誇っているそうだ。
「はふ……んっ……ちゅっ……ちゅぷ……」
ラーチェルはロストン女性に特有の、柔らかく膣穴に勝る蜜唇
そして器用に動くやや細めの舌を持っていた。
彼女の繰り出す口戯は、経験の浅さこそあれど回数をこなせば
物語に出てくる口淫上手のロストン妻のようになれる事が容易に想像出来る腕前だった。
「ううっ……くっ……! ラーチェ……ルっ……!」
拙かったエイリークの舌遣いしか知らないエフラムの肉槍は
すぐにラーチェルの口淫の虜になり、悦楽に血潮を通わせて身を熱く震わせている。
「んっ……どうかしら、エフラム? 私の口の具合は……?」
ラーチェルは舌をぺろりと出しながら上目遣いで夫の顔を見つめた。
エフラムは普段の凛とした姿からは想像も出来ない程だらしなくとろけている。
「こんな気持ち良い体験は、生まれて初めてだ……」
それを聞いてニッコリと笑うラーチェルと対照的に、エイリークは複雑な感情を覚えた。
エフラムの浮かべる満悦の表情は、自分と交淫していた時には出せなかったものである。
彼女は、自分との淫交を彼に少し思い出させてあげようと、一層大きく悦声を漏らした。
「ああ……っ! ヒーニアス……!」
エイリークはその細い美脚を天に向かって持ち上げ、そのまま夫の腰に強く絡ませた。
「エイリーク、君は……」
挑発気味な妻の誘いに、ヒーニアスはやや驚きを覚えた。
エイリークはそんな夫を両腕で抱き締めて、自ら唇を熱烈に押し付ける。
エフラムたちに見せしめるためという嫉妬心から起こした行為である。
だが同時に彼女は、ヒーニアスの差し出した舌に歓んで自らの舌を絡め
口腔に招き入れている自分の姿を意識していた。
彼女の心中にはエフラムへの想いを押しやるように
夫ヒーニアスへの愛情が形を成し、根を下ろし、盛んになりつつあった。
「エイリーク、君も私の良さを分かってきたようだな……」
「ええ、ヒーニアスっ……! だからもっとっ……!
もっと私の体にっ……貴方を……教えてぇ!」
涙で潤む妻の瞳を目の当たりにし、ヒーニアスは柄にもなく胸をときめかせ顔を赤らめる。
その涙は単なる喜涙でなく、兄に対する浅ましい自分の妄執を
断ち切って欲しいという哀願の色も帯びていた。
ヒーニアスは意味こそ正しく読み取れなかったものの
その瞳に宿る強い意思と、何より自分を求めている事を知って胸を熱くする。
「! ……君がそこまで私を求めてくれるとは……!
ならば私も、精一杯君の想いに応えよう!」
新妻の言葉に王根を滾らせたヒーニアスは、背中に玉汗を滲ませて一層淫姦に励んだ。
太々とした熱い肉槍が恥汁溢れる妻孔を幾度となくほぐし抜く。
「あはぁっっ、いいっ、いいですっ! もっと……もっと激しく愛してぇ……っ!」
エイリークは自らの恥肉が夫の形に変わっていくのを感じながら、溢れんばかりの愛感に悶え乱れた。
# # #
「やりますわね、エイリークもヒーニアスも……」
親友の猛淫を見て、ラーチェルは軽く身震いした。
「……ラーチェル」
「どうしました、エフラム?」
「俺……もう、お前の膣内(ナカ)に……」
気づくとエフラムの淫槍は真っ赤に膨れ上がっていて、血管が氾濫した川のようにうねっていた。
どう見ても限界寸前である。
「あら、もうこんなにっ! ふふっ……王妃の私に相応しい立派な漢根ですこと……!」
あまりの逞しさにラーチェルはうっとりとして、その猛根に愛しさを込めたキスをする。
息吹がかかっただけでも肉根は悶え、精を漏らしそうになっている。
「あんっ、唇が火傷してしまいそうですわ……」
「ラーチェル、焦らさないでくれ……!」
「分かっておりましてよ。では、ロストン妻の愛姦がいかなるものかをたっぷり味わってもらいますわ」
ラーチェルはエフラムを寝台の縁に座らせ、自身は彼と向かい合うように身体を重ねた。
ベッドの中央付近にこぼした精汁が見つからないで人知れずそっと胸をなで下ろした。
「この組み方でするのか?」
「当然ですわ。夫婦が互いの素敵な姿を見つめ合って交わる。これが一番良い体位なのですわ」
辛抱出来ないエフラムは、ラーチェルの蜜尻を武骨な手で掴む。
溶けてしまいそうになる程甘く柔らかい妻尻を、ゆっくりと下へと降ろした。
肉槍の丸穂が出来上がった牝門をくぐり、奥へと潜っていく。
「ん……っ! んくぅ……!」
ラーチェルは孔奥の子壺まで届く夫の恥根に胸の鼓を叩いた。
膣道を始まりから終わりまで男に制圧された充足感は、ヒーニアスの時に味わえなかったものだ。
「中々素敵ですわ……気に入りました」
「それは良かったが、……痛くはないか?」
ラーチェルはヒーニアスによって破瓜を済ませていたとは言えず、冷や汗をかいて弁明する。
「すっ、少し痛くはありましたが、問題ありませんわ!
私も奥がむず痒いので、早くいきますわよ!」
ごまかすようにラーチェルは身体を弾ませ、エフラムの肉欲を悦ばせた。
エフラムも新妻の恥肉をもっと味わうために下からジュブジュブと突きまくった。
張りのある彼女の美乳が揺れ、可憐な乳突がエフラムの胸板を妖しく掻いた。
「ああん……っ! はぁっ、はあぁっっ……好いですわエフラムぅ!
もっと突いて……私の中に、貴方の形を刻み込んで下さいましぃ……っ!」
エフラムは肉欲のままに突いて、突いて、突き抜いた。
乱れたラーチェルの髪が芳しい花の香を夫へと飛ばしていく。
「!? ……エフラム!」
ラーチェルはいきなり抱き締められて、身体を持ち上げられた。
エフラムが繋がったまま立ち上がったのだ。
「この方が、動きやすい……」
「いっ、いけませんわ! それだと……!」
エフラムが一突きすると、勢いで降りてきた子壺の穴を肉槍が貫いた。
「あはぁっ……! お、奥は……だめぇ……っっ!」
エフラムの覇槍は容赦なく新妻の穴奥を穿ち尽くした。
奥が比較的に感じてしまうラーチェルは随喜の涙を流して夫の身体にしがみつくのがやっとである。
静夜の一室にて、二組の夫婦は、どこまでも熱い愛欲の炎に身を焦がしながら恥悦の声を漏らしていた。
それぞれの恥淫が奏でる淫律は暗い閨で響き、交わり合い、桃色の見えざる靄を充満させる。
それは四人の眼鼻を覆い、更なる劣情を引きずり出した。
「ああん……っ! ヒ、ヒーニアスぅ……っ! 私、もう……だめぇ……っっ!」
「エイリークっ……では私の愛を、君に……っ!」
「……ええっ! 私のっ、奥の奥までっ……貴方のものにしてぇ――っっ!」
一方でエフラムも妻を支える二の腕に汗を滲ませて、声を搾り上げる。
「ラーチェルっ、そろそろ限界だっ……!」
「あっ、んっ……あぁんっ……! ええっ……よくってよエフラム!
貴方の素敵な愛を、私の中に注ぎ込んでぇぇ――っ!」
二人の男は最後の力を振り絞って恥汁乱れ飛ぶ激しい抜挿を繰り返す。
淫槌を強かに打ち込んで溢れ出した蜜汁が、無数の飛沫となって床を濡らしていった。
「うう……っっ!」
エフラムとヒーニアスは、ほぼ同時に新妻へ白蜜を注ぎ込んだ。
エフラムの豪射した濃精は、攻めに屈して弛緩しきった子壺へと遠慮なく注ぎ込まれ、瞬く間に白く染めていった。
ヒーニアスの白精はドブブと重たく壺口にぶつかった後、肉襞の裏までまとわりついていく。
エイリークとラーチェルは高らかに快声を発して、夫の体をひしと抱き締める。
体奥に夫の注いだ種が完全に注ぎ尽くされるまで、彼女たちは熱い吐息を漏らして受け入れていた。
恥肉は一つの独立した器官のように蠢動し、健やかな大量の男精を奥へと貪欲に吸い上げていく。
雄槍の強かで心地良い律動は、彼女たちの脳髄を貫通して理性を犯した。
「エイリーク……」
「ラーチェル……」
新郎たちは、雄種を宿らせた妻たちに口づけをして朝まで睦み合った。
# # #
あの一夜に行われた交淫は、二組の新婚夫婦に大きな変化をもたらした。
エイリークは兄エフラムへの想いを成就させ、自らの中にわだかまっていた気持ちを断ち切った。
彼女は今全身全霊を持ってヒーニアスを愛し、また受け入れている。
またヒーニアスとラーチェルはあの夜以降、互いの情事を見せ合う淫戯に心を奪われ
何かと理由をつけて相手の国に訪問し、もう一組の夫婦と共に王宮でしばしば愛を交わし合うようになったという。
「閨に他人の情事が加わるだけで、これほどの刺激と活力が得られるとは知らなかった。
私も見聞を広めなくてはならないな……」
三戦を終えた合間の休息で、ヒーニアスは愛妻エイリークを愛おしく腕に抱きながら呟いた。
「ええ。互いの愛し合う姿を観て受けた感銘を、もう一組の男女が深い情交へと昇華し合う。
そしてそれを観た男女がまた深く交わり合い、更なる愛の高みへと上っていく……
これほど素晴らしい愛の紡ぎ方は中々あるものではありませんわ!」
一仕事終えた肉根を丁寧に口淫していたラーチェルも、ヒーニアスの言葉を拾って大いに賛同する。
「それに男女の営みと武芸の鍛錬は、共通する所が多い。
互いに相手の技を研究し切磋琢磨して磨いていけば、自ずと進歩していく。
ラーチェル、君たちの愛に満ちた情交は私たちの性活に良い刺激を与えてくれた。改めて感謝をする」
「ふふ……ヒーニアス王子、私こそ貴方たちの交わりを見させてもらい、大いに学ぶ所がありましたわ。
ただ、このような素敵な事を未だに知らない民たちがいるのは不幸ではありませんこと?
もっとこの行為の素晴らしさを世界中に広めるべきだと私は思いますの」
ラーチェルは両手を広げて自らの理を熱く説いた。
エフラムとエイリークの兄妹は、どこから言葉を挟んでいいのか分からず
熱く議論している伴侶たちの様子をじっと見つめていた。
「その通り。これほど素晴らしい愛儀が一般的に浸透していないのは憂慮すべき事だ。
我々だけがこのような幸福を独占してはいいはずがない。
子を成す事は国力にも繋がる、人の根幹たる責務だ。
もっと我々は性愛のあり方を真剣に考えていく必要がある。
そこでどうだろう、国民男女が一度に交合できる広場を国中に設け
月に一度は乱交の催しを行って愛を深め合う祝日を設けるというのは?」
「ヒーニアス、それは……」
流石にエイリークが苦言をしようとした時、ラーチェルの相槌がそれを遮った。
「良いですわね! でもそれだけではまだまだ足りませんわ。
私たち為政者が国民に手本というものをまず見せなければ!」
「ふむ……具体的にはどうするつもりなのだラーチェル?」
「ヒーニアス、今度はヨシュア王とナターシャ王妃を呼んで
是非六人で愛を交し合いましょう!」
「えっ!?」
エイリークとエフラムは思わず驚嘆の声を漏らした。ラーチェルの提案はまだ続く。
「そしてそれぞれの国で国民たちを大広場に招き、私たちの素晴らしい愛交を見せつけるのです。
こうすれば一気にこの行為の素晴らしさを民たちが理解してくれるはずですわ!」
「ええっ!?」
「うむ、非の打ち所のない素晴らしい考えだぞラーチェル!」
「ええええ――っ!?」
双子の兄妹だけでなく、廊下を歩いていたレナックとドズラも寝耳に水の事だった。
「おい、おっさん……なんか妙な事になりそうだぞ!」
「ガハハ! さすがラーチェル様! 元気があって何よりですな!」
「あんたはそれでいいのかよっ!」
以上です。BおよびCに訂正があります、兄様の部分は兄上の誤りです
失礼しました。
なんだただの神か…
GJ!
ここのところ投下無かったし聖魔ネタめちゃくちゃ満足です!
>>688 擬音や匂いや喘ぎ声の描写がエロくて好きだ
エイリークとラーチェルがすごくやらしくてたまらん
スワッピング事後も、気まずくならないで4人とも夫婦での初夜を楽しんでたのにホッとした
ヒーニアスの持論(間男に寝取られた男が妻を捨てるのは〜)に惚れた
乱交の催し、いいアイディアだw
ルネス、フレリア、ロストン、ジャハナは少子高齢化とは無縁になりそうだなw
最後のドズラ達の反応も面白かった
何かもう萌えすぎて言いたいことがまとまらなくて申し訳ない
GJ!
エロくて面白かった。GJ!
>「ふっ……ラーチェル、君も見ておくといい。
> 昔からフレリアの男は、女性を喜ばす事に長けているのだ。
> 技巧だけではないぞ。持続力もしっかりと備えていて決して伴侶を飽きさせる事がない」
ヒーニアスのドヤ顔が目に浮かぶwww
GJです
こんなにヒーニアスが活躍? するSSは初めて読んだわ
>>688 GJ!最高にエロいのにラストとか要所に笑いが入ってるのがツボった
近親込みのスワッピングから健康的で前向きな終わり方って良いな
>>688 GJ!独特のセリフ回しとか語呂とか好きだ
たすけてエイリーク!(褒め言葉)
俺好みの鬼畜リョナに続いてエイリーク近親とか良いね
ただ甘いだけの奴より過激なのがやっぱり最高だ。いいぞもっとやれ
GJ!
兄上への愛を暴走させた末兄上を襲って一つになろうとするエイリークにときめいた
その後エイリークの事を許しエイリークのために頑張るヒーニアスがイケメンだった
ロストンシスターにそんな裏話があったとは…ちょっとロストンの男性信者になってくるww
ヒーニアスとエフラム、エイリークとラーチェルの友情も可愛かった
萌えをサンクス
GJ!!
このヒーニアス…助けを求めたりしないタイプだな…w
楽しげな雰囲気でなにより。今日もマギ・ヴァル大陸は平和です
ヒーニアスがこんなに輝いてるなんてwww
実はいい人が凄くいい人になってるなwかっこ良すぎ痺れた
本編の負けず嫌いな性格はそのままなのも親しみがあって好きだ
この作品でヒー様が一層好きになったぜGJ
超良作GJです
こんな感じのハイスペックなSSを毎回読みたい
下手なのは正直いらんからスレの質が上がれば嬉しい
いくら頑張って書いても下手ならスレの空気悪くなるし・・・
上手い職人さんの次回の投下に期待!
お前みたいなのが一番空気悪くするんだけど
え?自虐ネタなんじゃねぇの?
>>700はド下手くそなSSしか書けないっていう
今日はヴァルハルトの誕生日だったのか。デカそうだから嫁ユニ子は大変だろうなぁ。
>>704 え、サジで?
今からうぬ様お迎えにあがっても間に合うかな?
うぬ様とユニ子って事後は
野菜畑を眺めながらしっぽりとサラダ食べてそう
野菜畑で土いじりしてたうぬ夫婦がそのままアオカンというのも考えたけど、林や森ならまだしも畑でアオカンは・・・w
むしろ神聖な畑でうぬは何をしておると怒りそう
そーいえばお墓ってムチャクチャ地形効果高かったよなぁ…あれ何でだろう。
お墓の穴に潜って回避上昇upしてんのかな
うぬ様はユニ子が馴れるまで待っててくれそうかも
支援会話でも優しい一面が見られたし、夜うぬ様は意外と優しげかも知れないというイメージがあるw
お墓って外伝の話?
覚醒でもそうなの?
つまんねぇな
ヒーニアスいいな
スワッピングもの、本当に良かったぜ!
スーファミ以降しか知らないが最近のスレの作品の中でぶっちぎりで最高だった
職人さん、マジでGJ!
>>708 畑で性交するという、豊穣を促す儀式がリアルにあったと聞いたことがある
今スレで聖魔2作きてるし旧作ネタもいいな
ヒーニアスに宝玉プレイしてほしい
精液塗りたくって村娘に舐めさせるとか萌える
ギャグは作品にカウントされないのね
厳しいな
>>715 > ヒーニアスに宝玉プレイしてほしい
宝玉プレイ? ヒーニアスがヴァネッサの腕をたわし洗いならぬタマタマ洗いするのか?
それともヴァネッサとターナとシレーネがヒーニアスのタマタマをしゃぶりまくるのか?
てっきりアナルパールだと思った
>>716 ターナとパン!パン!は面白かったw
人だみ氏の作品は気分が明るくなるから大好きだ
>>717 何という夜のトライアングルアタック >それともヴァネッサとターナとシレーネが〜
宝玉プレイとかいうと、パント様がフィオーラに何あげたんだか
とか思ってしまう
721 :
人だみP:2013/09/16(月) 21:59:38.93 ID:BgHi7PaE
ルイーズ「いけませんわイグレーヌちゃん。レディがキンタマなどという言葉を伏せ字も無しに使うものでは有馬温泉わよ・・・むにゃむにゃ」
パント「(ルイーズ・・・どんな夢を見てるんだろう・・・?)」
わろた
ルイーズはイグレーヌと普段一体どんな会話をしてるのか気になったw
だみPの話だと、どうしてもキャラがしりあがり寿の画風に変換されてしまう
>>723 そういや攻略本にあったな
懐かしい感じがする
ペガサスナイトの焼き鳥をグラディウスで作るとか、
よくよく読むと(よく読まなくてもだが)いろいろとおかしい。
しかし小学館のエイプ編集のガイドブックは楽しい読み物や記事もいっぱいあったな
どんな攻略本もなにかしらネタになりそうなのは一つはあったりするけどね
ニンドリだかの烈火の攻略本に全FEキャラについての事典もあったが
マリアは体力がないって書かれていたなあ
Pナイトの串焼きとか、リョナ飛び越えてグロだわな
上手に焼けましたぁ!
相手によって鳥を焼いたり助けたりするのを使い分けるノノ
>>726 ウチにまだあると思う>apeのガイドブック
イベント会話が全部載ってたりしなかったか?
これに限らず昔の攻略本って面白かったよなぁ・・・
攻略記事だけじゃなくて
真面目なのからおバカなのまで面白い読み物&オマケ企画があった
(まだコンパイルだった頃のぷよぷよとか)
覚醒のグレゴソワレの支援会話
「次はもっと恥ずかしい報酬を〜」
でビキニアーマーソワレクルー!!と思った……のに……。
732 :
人だみP:2013/09/22(日) 07:46:32.28 ID:ZO4+0ptg
ち〜んこぱんぱん ち〜んこぱんぱん
デュッセルじゃ〜 デュッセルじゃ〜
ち〜んこぱんぱん ち〜んこぱんぱん
デュッセルじゃ〜にゃ
ぴゅっ!
グレゴの支援イケメンっぷりは異常
グレゴの後日談の駄目男っぷり
結局犯罪から抜け出せないガイアに比べたら女性をくっつけても気にならないレベルだけども
ノノとの後日談が好きだな
>>734 そこでティアモと結婚ですよ。
つーかティアモの時だけだよなグレゴが自主的に働き出したの。
S会話と相まって年下の嫁さんに頭が上がらない風で笑える。
グレゴとかガイアの後日談見ると、結局犯罪だったり自堕落だったりだから、身分違いの男性とくっつけにくいんだよなぁ
マリアベルやリズは嫁に送れん
後日談的にも娘の性能的にも髪色的にもガイアはサーリャ嫁が好きだわ
呪い屋と裏家業を営む二人という内容がなんか好き
>>736 ある意味オリヴィエも自発的ともいえる
>>738 グレゴオリヴィエ前にあったよな。あれはエロかった。
おっさん傭兵に仕込まれる若妻っていいわぁ。
平民や騎士の女性なら犯罪や自堕落な男とくっつけてもいいとも取れるからなんか嫌だな
特定キャラに人気が集中するのは仕方ないとは思うが
>>737 でもグレゴとマリアベルくっつけた時のエピローグはマリアベルが男前でいいよ。
>>738 あのオリヴィエはヤバい。絶対ストリップとかさせられてる。
>>741 「お客様ー踊り子にお手を触れるのは…別料金ですー」
何か他のショーになっちゃうんですね、わかります
>>742 ぁゃιぃお店でストリップショーさせられそうになったところを間一髪夫に助けられるも
興奮したグレゴにそのまま襲われて中出し抜かずの3連発
翌日そのまま怪しくないお店のお仕事に行くも中出しされた精液が溢れて零れそうになって
羞恥と快感の狭間で真っ赤になってもじもじしながら泣きそうな顔で踊るオリヴィエと
それをニヤニヤ酒飲みながら眺めてるグレゴ、まで想像した。
>>743 何というSグレゴ…!
つゆだく赤面モジヴィエを想像して萌えた
覚醒って性的な支援会話が多くてイイな
クロムとマイユニの支援がかなりエロかった記憶
クロムとユニ男は真面目な会話
クロムとユニ子はお互い裸を見たって内容でユニ子はギャグばっかりと言われる原因の会話かな
だが、それがいい
本編が、生きるか死ぬかのシリアスな展開だけに
支援で楽しそうにしてるクロムとユニ子にはギャップ萌えした
裸を見合って初めて互いを男女だと意識したのが何かエロい
つか、クロムとユニ男も真面目というものでもなかった気が…
お前女だったな→tnk見る→π見る→合体しよう(AA略)がギャグ過ぎるから相対的に多少はね?
あれはコント支援だよな
大昔のエロ漫画みたいで吹くわw
クロムがDTだったら更に吹く
クロムユニ子支援は二人の気のおけなさ
途中で書き込み押してもうた…
クロムユニ子支援は
二人の気の置けない関係が上手く表現されてると思う
クロムは誰と結婚しても似合うよな
他人に優しいし
>>752 一見ギャグばかりの支援に思われがちだが、二人の強い信頼感も表現されてて良いよな
ドラマCDのユニ子の苦しそうな息づかいがエロいと思ったのは
俺だけでいい
ソワレの均整の取れた引き締まった身体をエロい手つきで愛撫するクロムもいいな
ソワレの馬上でヤってたら萌える
ええ、背中が綺麗そうなキャラが好きなんです
>>755 「クロムさん待って…っ」の言い方も結構エロい
>>753 他の嫁候補はどちらかと言えば仲間同士っぽい支援が多い中でオリヴィエとの会話は
「俺も王族だし頑張って話して打ち解けて貰おう」的な努力が見えて好きだな
しかし全然会話が続かないところを見るとクロムDT説もありかなと思う
それであんな格好の踊り子さんと親密になったらそりゃ速攻で落ちるわ
フレデリクさんのきのこ…
>>755>>758 そう感じたのは自分だけではなかったか
「自分は最初から居なかったことに――忘れて欲しい」・・・のくだりなんか
エロいというか艶がある
>>758 資質(というかトラウマ)的にDT確定なロンクーと違って
クロムは一応経験「だけ」はあるという
所謂「素人DT」っぽい気がする
一応王族だし
「そういうこと」に関しての「手解き」があるのが普通なんじゃ?
(性交=子作りも王族の義務のひとつだろうし)
さすがに一国の王(王子)様が
↓自分が事前に手を出さない限り
処女であると思われる花嫁相手に手古摺ったり
(必要以上に)痛い思いをさせるわけにはいかんだろ・・・
設定上ムービーでスミアに惚れたらしいクロムならペガサスの背中でオナってもおかしくはなかった
実は誤爆なんだけど色んな意味で問題無かった
ペガサスが一方的に被害者なんですがそれは・・・
支援の進み方次第で、軍内のそこかしこでピンクな声が聞こえてもおかしくない中で、
オリヴィエみたいな刺激的な服装した人がぽっと出てきたらクロムでなくても襲うよね
ドラマCDの貴族はかなりのイケメンだった
よくネタキャラ扱いされてるけど
思慮深い大人のいい男として上手く演出されてた
貴族の嫁になれる女性は苦労はするだろうが
昼も夜も丁寧にエスコートしてもらえそうだな
マイユニ女は貴族とよくくっつける
数スレ前のSSの影響で好きになった
覚醒はシスターやトルバでさえ乳を強調してるし
他も鎧着ながら半ケツ出してるような変態コスばかりだから
女は加入してすぐ襲われるのがデフォだな
覚醒の貴族的な人は、実はいい人より好感持てたな。
覚醒の年長男性はイイ男ばかりだよな
年長と言えば、ガイアも結構年食ってる設定みたいだが
アラサーくらいはいってるんかな
やられたらヤられるよね絶対
>>761 それ、クロムじゃなくてただの変質者ですから
クロムの中の人が変質者ですし…
ペガサスの上から白い雨が降り注ぐのか
…エロよりもギャグだなw
???「クロムさん破廉恥です!」
話題になってたんでドラマCDを聞き返してみた
♂マイユニが言ってもかなり熱い台詞だと思われる例の半身宣言を
♀マイユニが言うだけであそこまで破壊力が高まるとは・・・
(聞きようによっちゃ告白ともとれるぞアレ)
そして年長組(糖賊&貴族)のカッコよさといったら
>>768 マリアベル支援で
「逆らえばまだ子供(赤ん坊?)だったマリアベルを殺す」
・・・と脅されて偽証させられたんだよね
現在マリアベルがリズと同じ14〜5歳とすると
盗賊稼業するなら最低でも事件当時10歳前後にはなってる
しかも裁判に出て証言してるし大体ローティーン程度と考えるのが妥当
そう推定するとガイアは現在25歳以上にはなっているはず(多分)
クロルフの『半身』って関係は良いよな、悶える
身体だけでなく心も繋がってる感じが二文字に集約されてて好きだ
>>775 個人的にガイアはフレデリクや貴族と似たような年齢だと思ってる
大人の女性と腹の探り合いするもよし、若い娘を翻弄する(される)もよし
そんな年齢
ガイア×マイユニ女はいいな
トンベリ衣装で着たまま蜂蜜プレイとか萌える
裏方に徹する相棒ってかコンビってのもいい
>>774 優等生っぽい娘に「破廉恥」とか「フケツ」とか言われるのって
なんかそそられるわ
女キャラの「けだもの!」発言にそそられる
FEもTSも切羽詰まったシチュを想像しやすくて良いね
>>776 中の人の(毛根の)運命は絶望の未来のようじゃ・・・ (↓本スレより転載)
>324 名前: 名無しじゃなきゃダメなのぉ! [sage] 投稿日: 2013/09/20(金) 20:34:38.67 ID:fIs3/CYw
>お前らがハゲーリオさんをハゲ弄りしてる頃クロムの中の人がこんな悲惨な自体に…
http://i.imgur.com/K64gxWg.jpg
ウンメイヲカエルッ
そろそろエロがないと怒られるぞ
暁のSSかいているので出来たら投下するぜ
完成したあかつきにはということか
| ゴロゴロ
>>785 |r'⌒X⌒ヽ ∩゙⌒゙、⊃
|ヽ__乂__ノ (。Д。)⊃ 回転しながら全裸待機
ぜフィール様落ち着いてください
言っておくがすぐには出来んぞ。推敲が終わり次第投下する
逃亡防止用に内容はステラの陵辱ものとだけ書いておく
蒼炎暁ネタも久々か
ステラ絡みと言えば元老院×ステラとルカン×ステラが好きだった
元老院のゲスさはエロパロ的に美味しすぎる
おまたせしました、暁のステラSSを投下します。ステラがモブ男たちに輪姦される話です。
以下注意点、苦手な人はスルーで
・ステラがかなり不憫で、マカロフが真正のクズ
話の展開的に胸糞悪くなる可能性あり
・壁尻・肉便器・睡眠姦・孕ませ・妊婦・流産要素あり
騎士マカロフとステラの結婚は、周囲の人々に驚きをもって祝福された。
彼の妹マーシャは肩の荷が下りたと軽く吐息を漏らす。
思えば今までの人生は、兄の借金返済にあくせくする毎日だった。
これからは兄のいない自分の人生を大いに満喫しようと彼女は式で美味い葡萄酒を煽った。
当のマカロフはというと、結婚自体にはそれほど乗り気ではなかった。
だがステラには恋愛感情が薄いなりに好意を持っていたし、何より唸る程の金がある。
美貌よりも性格よりも、彼にとってはそれが一番の魅力だった。
だが番狂わせというものは起こるもので、妻の実家は
一向に収まらない彼の賭博癖に眉を吊り上げ、遂には娘共々勘当してしまった。
金蔓がなくなったマカロフはクリミアで騎士として働き
結婚後騎士団を退団したステラも内職をして何とか日銭を稼いでいたが
それの大半はマカロフの浪費によって儚泡と消えた。
「参ったなぁ……」
マカロフは寝室の天井をじっと見ていた。
彼はついこの間、いつもの博打で大金を擦ってしまった。
堅実な生活をしているならまだしも、今の状態では到底返せる金額ではない。
ステラは彼女なりに頑張ってはいるものの、世間知らずのお嬢様に
今以上の稼ぎを期待するには無理があった。
妹にたかる事も考えたが、彼が行ってもマーシャは会おうともしない。
それならばとステラを向かわせたが、純な彼女に嘘がつけるはずがなく
ステラはうっかり兄の財布事情を正直に話してしまった。
するとやんわりと悟らされた上で帰らされ、以降マーシャはステラと
食事を楽しむ事こそすれ、金を無心する事は一切しなくなった。
繋がりがあるだけマカロフよりマシではあるが、金が手に入らないのなら一緒である。
こんな逼迫した生活でも、ステラは弱音を一切吐かず健気に働いた。
ささやかな労働で家庭を支える事に喜びを見出し、充実した生活を送っているようだが
騎士の仕事すらサボりがちである勤労意欲の欠落したマカロフには、到底その心理が理解出来なかった。
何とか楽に遊ぶ金を手に入れる方法はないものかと彼は毎日腐心していた。
「……。……」
マカロフは隣に寝ている妻を見た。先程暇つぶしに愛し合った後である。
美しい黒髪を乱れさせたステラは、女神のように安らかな寝顔で快眠していた。
顔立ちや心が美しいだけではない。身体つきも清純さに充ちていて男受けが良さそうだ。
事実彼女はクリミヤ騎士団に在籍していた当時から、男性兵士たちにちやほらされていた。
だがマカロフにとっては美しい妻の裸体よりも
金色に輝く貨銭の方が遥かに悩ましく魅力的に感じられた。
(俺以外の男なら喜んでコイツを抱くんだろうな……)
ふとマカロフは妻に花売りをさせれば今より纏まった金が手に入るのではないかと考えた。
しかし彼以外に男を知らない世間知らずのステラと言えども
いきなり娼婦になれと言われてなるはずがない。
だがこの光輝く女体を何とか有効に活用出来ないものかと
彼は夜中の間ずっとそれだけを考えていた。
――やがて彼はある一つの悪魔的発想へと行き着いた。
# # #
ある夜の事である。寝所に入る時、ステラはその麗しい瞳で夫を見つめた。
「マカロフ様、今日は変わった愛し方を教えてくださるそうですが……」
「ああ、そうさ。近頃どうもマンネリ気味だし
ステラさんも退屈しているんじゃないかと思ってね」
するとステラはにこやかに微笑んだ。
まるでその場がパァッと光り輝くような笑みである。
「ふふ、私は今のままでも充分幸せですよ」
「そうかもしれないね。
でも俺としちゃあ、ステラさんをもっと喜ばせてあげたいんだ。
もっと楽しめる方法があれば、それを試してみたいんだよ」
「まあ……それほどまで私の事を……?」
ステラはいつにない夫の愛情を感じて頬を染める。
その言葉の裏に何があるのか、無垢な彼女には読み取る事は出来なかった。
「どうだろう、ステラさん?」
「貴方が望むのなら、よろしくお願いします」
ステラの了承を得て、マカロフは意味ありげな吐息を漏らした。
「それなら、まずはこれを見てくれ」
マカロフは部屋の隅に置いていた木製の道具を押してきて
掛けてあったシーツを取ってみせる。
それは真ん中にぽっかりと丸穴の開いた木製の衝立てだった。
しかし衝立にしてはなぜか奥行きがあり、四方を厚板で囲んでいる。
「これは……ギロチンでしょうか?」
「違う、違う。ここはこう開くようになっていて……」
蝶番の付いた部分に近い錠前にマカロフは腰の鍵を差込み、それを横側に折り畳んで見せた。
衝立の内部には長い丸太が伸びていて、馬の胴体のようだった。
「ここに腰を入れて、丸太を抱くようにしながらするのさ」
「とても大掛かりに見えますね……」
「見た目ほどじゃないぜ。さて、と……」
マカロフは手早く細い麻布でステラの目を覆い隠した。
「あの、マカロフ様? この目隠しは何の意味があるのですか?」
「ステラさん。これは子作りに集中するためのものさ。
目を見えなくする事によって、全神経をここに集中させるんだ」
マカロフはステラの恥部を軽く指先で叩いた。
ステラの耳朶がふっと赤くなるのを彼は確認した。
「そうすれば、普通にやるより何倍も気持ち良くなるって訳」
マカロフはささっとステラのスカートを脱がし
その手を握って前方の拘束台へと誘導して、カシッと嵌め込んだ。
鍵を掛けると木製の壁にステラの可愛らしい尻と
すらりとした長い脚が生えているように見える。
「何だか怖い……マカロフ様、いらっしゃいますよね……?」
「ああ、勿論さ。これからアンタをびっくりさせるくらい愛してやるからな」
マカロフは小用のために席をはずすと言って、そっと部屋を出た。
「マカロフさんよぉ、何だい。こんな夜に呼び出して……」
部屋の外には既にマカロフの呼び出した無頼の男たちが三人待機していた。
当然騎士の身分などではなく、いずれも博打と女を人生の肴としているごろつきである。
「静かにしてくれよ。そうすれば、ちょっと楽しい事が出来るぜ」
マカロフは部屋の扉を開けて、中央の拘束台を指差す。
木製の壁に女の尻が生えた奇怪な光景が男たちの目を点にした。
「……何だありゃあ……」
「金を出せば、あの壁から突き出た牝穴を好きにしていいぜ」
男たちはマジマジと壁に咲いた尻を凝視していた。
「……本当か?」
「ああ。だがアンタらには借金がある。
だからそれを帳消しにしてくれるんなら、最初はタダでいい」
男たちは互いの顔を見合わせた。いつ返ってくるか分からないマカロフの金を待つよりも
ここで女をタダで味わった方がいいかもしれない。
悪い話ではないと踏んだ男たちは、誰とも言わずに上唇を舐める。
一人ずつと指定されたため、背の高い一人が試食役としてステラの前に足を運んだ。
目の前に突き出た尻は非常にきめ細かな肌で、犯すのを躊躇ってしまう程美しい。
件の男は尻肉を掴んで左右に開く。
穢れを知らない桃肛と、男の味を知って脂の乗った淫穴が映えて輝く。
「あんっ、マカロフ様ぁ。恥ずかしいのであまり見ないで下さい……!」
声を聞いて男たちは目をしばたいた。
彼らは最初、借金踏み倒しのためにどこかで雇った娼婦だろうと思っていた。
しかし声の主は、あのマカロフにはおおよそ相応しくない美人妻で有名なステラのものだった。
(マジかよ!? テメェの奥さんヤッていいのか!?)
チラリとマカロフを見ると、彼は親指を中指と薬指の間に挟ませた握り拳をぐっと前に突き出した。
やれという合図だろう。
(……。奥さん、俺は悪くねぇからな。
恨むならどうしようもねぇクズの旦那を恨みなよ)
男は他人の妻を公認で抱けると知ると、淫根をやおらそそり立たせ、彼女の穴へと嵌め込んだ。
「ああっ……!」
待ち望んでいた雄が中に挿入ってきて、ステラは嬉しさを愛声として漏らす。
男は動けないステラの生尻をしかと抱えて背後から貪るように犯し始めた。
「はあぁ……んっ……! はぁっ……ま、マカロフ様ぁ……!
激し過ぎますぅ……っっ!」
夫の淫根かどうか区別もつかない不憫な女孔に、男は赤い血管の浮かぶ肉槌を
先から根元まで余さずしゃぶらせた。
狭い膣道には肉襞がひしめいていてしきりに蠢動し、雄根をどこまでも舐め嬲る。
(くっ……! 旦那のチンポもよく覚えてねぇ癖にやらしく吸い付きやがってぇ……!)
ステラが中々の名器と知った男は、わざと先端部まで腰を引き、そこから一気に肉槌を根元まで貫いた。
いつもと様子の異なる猛淫を受け、ステラは木箱の中で浅ましく舌を垂らして悦ぶ。
衝立があって助かったと彼女は胸を撫で下ろしてこの性悦を楽しんだ。
なければ今自分がしているだらしない顔を見られてしまうからだ。
(奥さんっ! もう俺、射精すからなぁ! 奥さんが悪いんだぞ!
何度も間男チンポ突っ込んで教えているのに、美味そうにしゃぶりまくるから……!)
男は人妻の肉穴に売女の洗礼を与えんと淫根を盛んに奮わせる。
恥尻が種付けされる喜びにときめいてすすり泣く。
下唇を噛んで声を抑え、男はビュルビュルと一段と濃厚な種汁を牝壺へと乱れ放った。
漏れないようにピタリと下腹を密着させ、男は淫射した全てを深奥へと漏らさずに収める。
「あはぁ……っっ! いいっ、気持ち良いぃ……っっ!」
ステラもまた、木箱の中で背を弓なりに反らして、いつもとは異なる充足感にむせび泣く。
長い肉根をヌッとゆっくり引き抜くと、黄ばんだ淫精の臭いと共にホカホカと湯気が肉穴から立つ。
肉穂に付いている残り汁を肛蕾にこすりつけて拭い、彼は仲間たちの元へと戻っていった。
「中々のもんだろう?」
にやついたマカロフは男の顔を見て、妻の名器ぶりを自慢した。
「へっ、このクズ野郎! たっぷり堪能してやったぜ」
妻に客を取らせるいかれた旦那に対して、男は侮蔑半分感謝半分に吐き捨てた。
他の仲間がステラの具合をすぐに尋ねた。
「で、どうだったんだよ?」
「結構、良かったぜ。すっかり夫のもんだと思い込んでチンポにチュパつきやがる」
悦々とした男の顔から、それがどんなに心地良いのか察した二人は、人妻の尻姦に心を奪われた。
もうステラの不憫な立場などどうでも良かった。
今すぐにあの剥き出しの牝尻に雄汁を叩き込みたくなったのだ。
「次は俺だ」
もう一人の男がいそいそと部屋に入ってステラの前に立ち、豪犯した。
二匹目の雄を受け入れて、ステラは再び心身のとろける嬌声を吐く。
商売女には決してない初々しさが、男心を絶妙にくすぐって心地良い。
「……なぁ、マカロフさん。相談なんだが……もう一度させちゃあくれねぇか?」
部屋の外で先程の男が、マカロフに相談を持ちかけた。
「いいだろう? もう一発、アンタの奥さんで抜かしてくれよ」
「いいぜ。8000G 払ってくれりゃあ」
マカロフは楽しくて仕方ないと笑いながら親指を立てる。
「けっ、足元見やがる。明日から客になりそうなダチも呼んでやるからよ。
だから紹介料差し引いて5000G に負けろ」
「7500」
「5500」
「……7000 だ」
「……6000 でどうだ」
「よしっ、6500G だ。ただし、余計な事を喋るなよ?」
「分かってるさ」
結局その夜、三人の男たちは一人当たり三回、交互にステラを犯し尽くした。
男たちが満足して帰った後、マカロフはやっと彼女を拘束台から解放する。
立て続けに猛淫を食らったため、ステラはその細い美脚を生まれたての仔馬のように震えさせていた。
二歩三歩足を前に出すと、淫姦で弛緩した痴穴から九発分の男精が
糸をトロトロと引きながら床へと垂れる。
「どうだいステラさん、この床遊びの感想は?」
マカロフがそっと肩を貸すと、ステラはにっこりと微笑んだ。
「このような素晴らしい心地は生まれて初めてです……。
私の膣内(ナカ)で……マカロフ様のお召しものが、まるで別人のように形を変えて暴れていました。
最初は何も見えないので怖かったのですが、慣れるとお召し物の大きさや勢いがぐっと感じられて……」
夢中で犯された時の様子を語るステラに、マカロフは己の所業がバレずに済んで胸を撫で下ろした。
「しかし……これほどまでに出されたのは初めてです」
美股から止め処なく垂れ落ちる痴精を薄布でしきりに拭いながら、ステラは呟いた。
「このやり方で愛し合えばいつでもこれくらいは出せるさ」
「まぁ……そうなのですか」
マカロフの空言を疑いもせずステラは信じ、顔を耳まで真っ赤にした。
「あの……マカロフ様。はしたないかもしれませんが
……またこのやり方で、愛していただけませんか?」
「……。いいぜ。何なら毎日でもかまわない」
「あっ、いえ、決してそのような……!」
# # #
その夜から、ステラは男たちの慰み者として拘束台に身を固定されて、犯され続けた。
ベグニオン貴族の人妻を犯せるという噂が広まり、痴客の足は次々と増えていく。
(ほら奥さん、今日もご馳走を持って来てやったぜぇ……)
男たちは痴垢まみれの肉根をステラの牝穴へ挿入れて楽しんだ。
彼女の膣襞で垢をこそぎ落として膣汁で漱ぐこの遊びは、人妻の恥肉を精汁と共に二重で犯す背徳感がある。
皆が皆そのようにし始めたため、奉仕後の恥孔は淫臭に満ち溢れて
鼻がしばらく麻痺してしまう程だった。
「ああ〜、モノホンのお嬢様のマン壺犯せるなんて夢みたいだ」
そう呟きながら金を握り締めて並ぶ男たちの中には、一夜に何度も並ぶ兵もいた。
この娼売をマカロフは予約制にしている。そうしないと行列が家の外にまで伸びてしまい
要らぬ醜聞が広まってしまうのだ。
ただ予約した男たちには時間の許す限り何度でも射精していいと話しているため
三度四度と並んで溜め込んだ精を出しきる好色漢も現れる。
「五回目からは二割引でお得だぜ、旦那」
四度並んでいる客にマカロフはにやついた顔で度々話しかけた。
「ふっ、毎度ボロい商売しやがって……じゃあ五戦目、やってやろうじゃねぇか」
「毎度ありぃ」
こうして固定客から出来る限り金を巻き上げてマカロフはほくそ笑む。
射精後は部屋の入り口にある壁紙に星をナイフで刻む。今夜は二十五もの星がついた。
こうしてステラは恥穴を夫によって酷使されながら、毎夜密かに家計に貢献していた。
# # #
マカロフの奸策によって、ステラは知らず知らずの内に不特定多数の無頼相手に売淫をさせられた。
ステラが求めてきた時、マカロフは必ずと言っていい程この壁姦を採用した。
彼女の肉孔で稼いだ大量の臨時収入を、マカロフは妻に内緒で博打に突っ込んだ。
結果として、ステラの内職で得た金には手をつけなくなったので
表向きの暮らしは幾分楽にはなった。
「神を信じて働いていれば、必ず苦労は報われるのですね」
夕食時にステラは笑顔でこう言い、夫の顔をひきつらせた。
マカロフは何も知らない妻に多少の罪悪感を覚えたものの、その罪の意識は長く続かず
結局また博打に手を染めて相変わらず妻を騙し遊び暮らした。
そんな生活を送るにつれて、彼はある問題にぶち当たった。
自然の摂理に従い、ステラが子を孕んだのだ。
それがどうしようもない無頼の子種とは知らないステラは、夫との愛によって
授かった命として疑わず、やがて生まれてくるその時を心待ちにしていた。
マカロフは弱った。
妊娠したステラは腹中の子のためを思い、閨事を控えるようになった。
無理やり及ぶ訳にも行かないため、壁姦商売も出来なくなった。
この数ヶ月間で散財にすっかり慣れてしまったマカロフは
家庭で一番重要な収入源が断ち切れてしまい、途方に暮れた。
悪化した博打癖により早くも頼りない給料を使い果たし、彼らの生活はまた以前のように困窮する。
かと言ってこのまま策を打たないと、いずれ誰の子とも分からない赤ん坊まで
育てる羽目になってしまう。完全に自業自得ながら、彼はほとほと困り果てていた。
そんなある日の事である。マカロフは例の如く職務をろくにこなさないまま
真昼間の賭博場に足を運んでいた。
すると、小汚い路地裏で何やら袋叩きにされている中年の無頼僧に出会った。
周りを取り囲んでいる野次馬たちに聞くと、博打で金をすった彼は
壊れたスリープの杖を振り回して逃げようとする所を逆に捕まったらしい。
本来なら鈍間な奴と見過ごす所だが、マカロフの妙な嗅覚が彼から金の匂いを嗅ぎつける。
(……待てよ)
マカロフはほとぼりが覚めるのを待ち、その無頼僧を手当てし食事に誘った。
身の上話を聞くと、彼は新入りの修道女にスリープをかけて性処理に使っていた事が
露呈し、教会から破門されてしまったという。
「おい、アンタの魔力はいくらなんだ?」
マカロフが聞くと、その男は親指を自分に向けて胸を張った。
「旦那、あっしはこれでも魔道に関しちゃあ自信がありやす。
正確な魔力は何年も計ってねぇが、今でも並みの魔道士やシスター程度なら
余裕でサイレスなりスリープなりかけられやすぜ」
魔道士やシスターに状態異常の魔法をかけられる程度の魔力なら
――ステラにも余裕でスリープをかけられるはずである。
「……。なあ、アンタも食い扶持が欲しいクチだろう?
杖も俺が調達してやる、だから俺に雇われないか」
それを聞いた男は食事の恩もあってマカロフに雇われる事にした。
# # #
無頼僧を雇い入れて七日目になる夜の事だった。
離れつつあった常連客にマカロフは声を掛け、娼館にしていた二階へと招き入れた。
部屋には全裸の男たち数人が、ベッドに横たわっている美しい妊婦を
ギラギラとした痴眼で視姦していた。
その女性――スリープの術をかけられたステラは、膨らみ始めた下腹と
淫水焼けした卑猥な肉穴を男たちにさらけ出したまま、ぐっすりと眠っていた。
「さぁ、一人当たり8000Gだ。順番守って楽しんでくれよ」
男たちはマカロフに金を握らせて、ステラを囲んで犯し始めた。
今回ステラは熟睡しているため声を我慢しなくても良い。
妊婦の娼婦を犯せる遊廓はクリミアには少ないため、好事家たちは喜んで大金を落とした。
「はいステラちゃん、おしゃぶりしようね」
ガタイのいい一人の男は痴垢にまみれた不潔な臭根を
ステラの口へと押し込み、例の如く彼女の唾液で洗う。
寝ぼけたステラは何も知らないまま、その汚根に吸い付いて静かに舐め清める。
「はぁっ、はぁっ、はぁっ……!」
視線を下方へ移すと、ぼってりとした下腹部をゴツゴツした手で
ベタベタと触りながら、二人の男が膣肛双孔を欲望のままに犯していた。
黒光りする重根が交互に妊妻の淫穴を穿ち、蜜汁をその身に帯びていく。
既にステラの肉穴はそれぞれ十人もの淫根を受け入れ、蹂躙されている。
身重の母体など思慮にも入れず、男たちは彼女を性処理人形として扱い
精汁を放つまで乱暴に淫根を抜挿し続けた。
「ほらっ奥さん! 種汁のお代わりだぁっっ!
腹ん中のガキが頭ヤケドするくらい熱いのをお見舞いしてやる……っ!」
「ちっ、ケツ穴までとろけさせやがって……!
奥さんよぉ、今からアンタの淫売ケツマンコに雄ミルクご馳走してやるから
たっぷりと飲みやがれぇ――っっ!」
男たちは嗜虐心を剥き出しにして、上下からステラの痴肉を嬲った。
腰を目一杯振り乱し、ふぐりを忙しく跳ねさせて、渾身の一発を見舞う。
「おおおお――っっ!!」
男たちは自前の肉道具で根元まで淫穴を挿し貫いて、獣咆を轟かせる。
脈動する雄幹が熱く濃厚な暴精を女体の深奥へと吐き散らす。
ビュックンビュックンと力強いリズムで放たれる無頼の精汁を
ステラは静かな寝顔のまま最後まで受け入れた。
ステラの口に、膣に、肛門に、雄たちの放つ肉欲の味が染み渡る。
一息ついた男たちは満足げな表情で肉根を引き抜いた。
肉棒の形にくっきりと開いた痴穴からは、どろりと黄ばんだ雄液が
だらしなく垂れ落ちていく。
妊婦妻を犯せるとあって、どの男たちも濃厚なものを彼女に注ぎ込んでいた。
「おらっ! 出すもん出したら代わりやがれ!」
全身毛むくじゃらの熊のような男が野郎を押しのけてすぐにのしかかり
ステラの蜜唇へ新たな太槍を荒々しく挿し、激しく打ち込む。
開いた口唇や淫肛にも血潮の滾った男根が我先にと挿入され、性欲をぶつけてくる。
好き放題犯されているにもかかわらず、ステラは天使のような寝顔のまま夢の中にいた。
「しっかし、マカロフの旦那。金もらっているからいいものの、アンタも相当のクズでやすねえ」
ステラにスリープを施した無頼僧は、隣にいるマカロフの顔を一瞥する。
「孕んだ女房を眠らせて他の男と寝させるなんて
権力に胡坐かいているクソ貴族共でも思いつきやせんぜ」
しかし主人のマカロフは至って涼しげな顔で妻の陵辱されるのをじっと見ていた。
「ふ……俺はただ多くの人間に幸せになってもらいたいだけさ。
俺とお前はまとまった金が入る。アイツらは滅多にいない妊婦妻を好き勝手に犯せる。
ステラは俺に愛されたと思い込んで喜ぶ。誰も不幸にならんだろう」
「けっ、よく言うぜ。地獄の煮えたぎったマグマすら旦那には生ぬるいってもんだ」
「つべこべ言わずにアンタは仕事をこなせよ。
スリープ杖の購入とその給料も馬鹿にはならないんだからな」
マカロフは手元の金貨を楽しげに眺めて事も無げに言った。
# # #
「もう泣くなよ、ステラさん……」
祈りを捧げたシスターたちが帰った後も、ステラはその澄んだ瞳を
悲しみの涙で滲ませてすすり泣いていた。
マカロフは彼女の小さな肩に手を置いて、先程から何度も慰めていた。