1 :
名無しさん@ピンキー:
2 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/21(火) 22:29:07.62 ID:Y3CqpwFO
一乙
1乙ですよ!
ここが私たちの新しい愛の巣なんですね、真尋さん♪
……とってもとっても
>>1乙。ニャル子、このスレでも愛し合おう!
アニメ放映がないとやはり寂れるなw
7 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/26(日) 07:31:15.14 ID:J+y0KbYu
ほ
真尋さんがこのスレを見つけて、家庭内ネットにフィルタリングかけたようです
禁断のニャル×ハスの可能性はないものか
劇中はともかく、あすみんはハス太くんが一番好きなのに
真尋とハスターが体を入れ替えでもしないとなさそう
11 :
名無しさん@ピンキー:2013/05/26(日) 13:44:16.95 ID:mYYupn+Q
アニメ組だけどニャル兄ってもうでてこないの?
なんだったのアレ?
>>11 野良☆ニャルは単発キャラです
今まで敵キャラが味方になったり、綺麗なキャラとしてヒーローショーに出たり、地球でたこ焼き作ったり、親友とアイドルを結ぶ電波発生させたり・・・したことありましたね
とりあえず野良ニャルは単発キャラなんですよ!
いやあ野良ニャルラトホテプ星人は強敵でしたね…
ところでニャル子さんは一人っ子らしいですよ
ニャル夫が主人公で俺芋的なスピンオフラノベが出るとの噂
這いよれ!ニャル夫くん ならSAN期でやったろ
5秒だけ
放映再開したのに過疎ってる…
アニメスレとか荒れ気味だから職人さんも敬遠してんのかなぁ
エロパロ板全体が人が少なくなっていますからねぇ
分母の少なさだけはどうにもなりませんよ
最近はそういう需要はどこで満たされてるんだ?
VIP? ピクシヴ?
というよりまだ大規模規制の影響が残ってる
ひとまず一作、執筆中です
やさニャル+ゲストキャラで未来から来たニャ尋
エロはやさニャルだけですが…
マヒロの結婚前夜
真尋と入れ替わったニャル子、ためらわずオナヌー、性交だってしそうな勢い
だったけど、自分自身とやるわけでそんなに魅力的なのか?
真尋は常識人っぽいから嫌だろうな。
ニャル子は中身が真尋なら何も問題ないんだろ
か☆こん見たいに真尋の体内に入り込めばいいんだよ
絵担当同じだからなんとかなる
>>23 あの銀髪碧眼の外見は可変なので、単に自分の素顔という認識が薄いんじゃないか
真尋は心にヒビが入ったと思うが
マヒがニャルの体のまま自分とまぐわって感じてしまい、自分が好きになるというナルシスト落ちを想像
さぁ、真尋さん あなたのイチモツで私の膜にヒビを入れてください ちょっ、フォークはらめぇ
シャンタっくん萌えキャラ化は小休止というか、まあ息抜き回だったな。
さして面白くもなし。
面白かったんだが
こんなとこで感想を述べられてもな
32 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/06(木) 14:52:16.20 ID:hjRUmMum
>>30 まるで前回が面白かったような口ぶりだな。
言っとくが1期は論外としても、2期で面白かった回なんて1話とクー子メインの回の計3話だけだぞ
>>32 それはお前の感想だろう
好みや感性は人それぞれなんだから
お前がつまらないと思ったものを面白いという人も、逆に面白いと思ったものをつまらないという人もいるんだよ
あとさげろ
>>33 >お前がつまらないと思ったものを面白いという人も、逆に面白いと思ったものをつまらないという人もいるんだよ
当たり前だよそんなこと
だから、ここが面白かった、つまらなかった、とそれぞれの感想を言う意味があるんだろ
自分の気に入らない感想をいちいち弾圧するな
そんなことよりSS書こうぜ!
投下させてもらいます
※オリジナル要素強し
※以降ダラダラ続きます
※エロ少ないです
「あんたが俺の親父ですか?」
少年は人差し指を真尋の鼻先に突き付けると、そう言った。
「は?」
問われた真尋は、間の抜けた顔でそうとだけ返すのが精一杯だった。
少年と言っても背格好や声音は真尋のそれと大差なく、
妙な口調と合わせて垢抜けない独特の中途半端さが高校生然とした雰囲気を醸し出していた。
「だからですよ…あんたが。俺の。親父。で、す、か、?」
「………は?」
だからもへったくれも無い。
真尋は親父呼ばわりされる歳ではないし、それに「俺の親父」と言う言い回しでは、
まるで「この少年の父親が真尋」の様ではないか。
「あーもう。めんどいな…あんたは八坂真尋なんでしょ?」
「ああ…うん」
「つまりは、俺の親父だしょ?」
「ああ…うん?」
「ユー・アー、マイ・ファザー」
「は?」
「初めてまして。あんたの御息女、ニャ尋です」
「……は?
「……はぁぁああぁあぁぁ!?」
「おぉい」
「………」
「ねえってばねぇ…」
「………」
「あー……なんだこいつ、母さんの話しと全然ちがうじゃないか」
…母さん?
空白のときから現実に戻った真尋は少年…ニャ尋の言葉に覚醒した。
「…う、あ。あの…君のお母さんって…ま、まさか」
「戻ってきた戻ってきた…」
自分の子供を名乗るニャ尋の真尋を見る目は完全に軽蔑の色を湛えている。
真尋自身今の質問ほどナンセンスな問いは無いと思った。
ニャ尋
ニャル子のニャに真尋の尋……いや、ツッコミ処は満載だが…
むしろ何処からツッこむべきなのか頭痛が痛い。
先ずはそう。そもそもが、自分と同年代の少年が自分の子供を名乗る不思議。
有り得ない。信じられない。
普通はそうだろう。普通ならば、
しかし真尋はニャ尋の言葉に嘘を感じる事は無かった。
真尋がニャル子と結ばれたのは今から数週間前のことで、その甘々な初体験は
ある種のトラウマとして思春期の少年に根付き、三親等までの連想単語から
いつでも記憶フォルダから0フレーム再生可能な体質へと彼を変化させた。
そういう設定。
ニャル子の肉を掻き分けて進む感触は、まるで
とろけた果肉を崩していくような…緩慢で退廃的な疼きが下半身を満たしていく。
亀頭が割開いた粘膜の束は最大径を越えた先でまたすぼまり、
張り出しの基部に絡み付くと、渦巻く潮流は奥への誘いに変じた。
「うぁう…くふぅ……ん!」
眉根を寄せ、珠の汗を滲ませて痛みに耐えるニャル子に
真尋が出来る事は、絡み付く肉膜をめちゃくちゃに掻き混ぜて犯し尽くしたい
と言う衝動を最大級の自制心で抑え、腰を奥へと進めることだけだった。
全てをニャル子の中に納めた時には、衝動と自制心のバランスは更に危ういものとなっていた
「ニャ…ル子…、だい、丈夫…か?」
局部を包むうねりに両の膝が笑い始める、口に出した気遣いとは裏腹に、
真尋の理性のちぎれる瞬間は近かった。
潤んだ碧眼は細かく振るえ焦点の定まらない。
余程の苦痛に堪えているのか、眉根を寄せ、
くいしばる歯は破瓜の際に乱れた銀髪を数本、きつく噛んだまま震えている。
「ニャル子…いたい…か?」
無痛のハズがない。
膣内でペニスに絡み付く熱い湿り気は、愛液だけではない。
「真…尋さん…」
「ん?」
苦し気な声は弱々しく、真尋は抱きしめる形でニャル子の口元に耳を寄せた。
「いっぱい…愛して下さいね」
理性のぶっ飛ぶ瞬間は名状しがたい胸痛を伴って…
真尋は這い寄る生のうねりに冒涜的な求愛を開始した。
(あのときか…?)
(それともあのときだろうか?)
(それとも…)
一線を越えた真尋は今まで拒んでいたことが嘘の様に、
ニャル子と歯止めの効かない爛れた逢瀬を繰り返していた。
記憶の思い出箱をひっくり返す真尋は結局考えるのを止めた。
(……思い当たる節が多過ぎる)
「それで…」
頭の中身を見透かされる様な碧眼のジト目を払うように咳ばらいをすると、
真尋は話しの筋を戻す。
「何をしに此処に来た?」
問われたニャ尋我が意を得たりと言わんばかりに、母親譲りの厭らしい笑みを浮かべた。
「あんた、面白いですね」
あんた呼ばわりされた真尋はピクリと頬を歪ませる。
正体を知る前は気にも留めていなかった事が、いちいちカンに障るのは何故だろうか?
「普通、信じないでしょうに。自分の娘が目の前に現れたとか?」
芝居がかった仕草をしながらニャ尋はそう言うと、
初対面のときにそうした様にビシリと真尋の鼻先に人差し指を突き付けた。
「母さんを助けたい…あんたの協力が必要だ」
ひとまず以上です
43 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/06(木) 20:59:46.46 ID:hjRUmMum
強いていうならオリジナル要素とオリジナルキャラは個別に注意書きしたほうがよろしいかと
SSオリキャラは失敗する法則
オリキャラといえばグタタンはよ
とりあえず娘なのか息子なのかすらわからん。
>>42 続き待ってます
自分もなんか書いてみようかな
ニャル子と真尋がイチャイチャするだけのとか
需要あります?
そんなのありますん。
>>49 読んでみないと分からないじゃないですか!
エロくなくてもいいからニャル子がクー子に一瞬だけデレるみたいな
そんな話が欲しいなぁって思うのは俺だけだろうね
クー寝が来てるときの態度からするとデレというか追い出したくはなくなっていると思う。
そもそも仲良くゲームしてる時点でry
ホンの一瞬のデレでいいなら原作7巻181ページ7行目だな
幼なじみだしな。
マヒロとの結婚式には呼んでキャンドルサービスやらせそう。
今更9話見たけど完全にクー子ルートやん
エロパロスレでアニメの感想語る奴なんなの?
レス少ないから注目されると思ってるのかな
ウザいだけなのに
○○○ちゃんの技術力を使って、真尋さんがニャル子に、ニャル子がクー子に持つ最後の理性やら警戒心を取り除いて3人が互いに大好きというシチュエーションが読みたいですが原作設定無視になるので面倒
61 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/15(土) 03:46:43.90 ID:0ufl76t5
>>59 話題なく衰退するより感想や小ネタみたいなどうでもいい話で盛り上がる方がいいと思うの
ニャル子と真尋がイチャイチャするだけのを
書きたくなって書きました
ゲームのニャル子エンドの続きをイメージ
(朝から元気の無いニャル子を真尋がデートに誘います)
ニャルラトホテプをデートに誘った事を、真尋は後悔していた
アニメショップを出て、大通公園のベンチの腰掛けると
嬉し顔のニャルラトホテプがその隣にちょこんと腰を降ろした
パンパンに膨れた紙袋を大事そうに胸に抱き
今にも鼻歌が聞こえてきそうだ
「どこかに遊びに行かないか?」
ニャルラトホテプがこの有様なのは
やっとのことで搾り出したその言葉によるものだ
彼女の気落ちした姿を見かねた末の決断だった
「いやぁ〜まさかまさか、諦めていた限定版が手に入るとは!」
「それに、この店頭購入特典まで付いた新巻に…」
「極めつけは、予約キャンセルで手に入ったブルーレイBOX!」
テンションをトップにあげるニャルラトホテプの姿は、いつもの調子に見えた
いつものニャルラトホテプに戻って、嬉しい
嬉しいハズなのに……
「……真尋さん?」
気が付くと真尋の目と鼻の先に、覗きこむニャルラトホテプの瞳があった
胸が高鳴る
真尋がずっと感じている後悔の発信源はこれだ
落ち着かない
ニャルラトホテプの声音と、鼻腔をくすぐる甘い匂いに何かが真尋の中で歪んでいく
「ご気分でも悪いのでしょうか?」
ハの字に下がる眉に心配気に潤む碧眼
形の良い桃色の唇…
どうしたことか、真尋は胸の高鳴りに任せて
ニャルラトホテプの唇を奪っていた
ドサドサとニャルラトホテプの腕から、彼女ご自慢の逸品達が落ちていく
ほんの数秒の間の接吻だった
「ああ、ほら…落ちてるぞ」
真尋はパッと唇を離すと、足元に散らばる品々を紙袋に入れ直していく
キッチリと納め直した紙袋をベンチに置くと
真尋は立ち上がり、ニャルラトホテプの手を引いた
「あ…うっ?……はい?」
奇妙な声を発すると、ニャルラトホテプは促されるまま立ち上がった
ぽふ
真尋はニャルラトホテプの身体を優しく抱いた
柔らかな銀の髪に顔を埋めると、
清潔感の溢れる香りを真尋は鼻腔いっぱいに吸い込んだ
ニャルラトホテプの四肢がピンと伸びる
キューピー人形のポーズで固まったニャルラトホテプを尻目に
真尋は見た目より軽い紙袋を手に持つと
「あーもう昼か…」
テレビ塔の自己主張の激しいデジタル時計はちょうど12時を指すところだった
どこかから鐘の音が聞こえてくる
ゴーン。ゴーン。
「どこかで、ご飯でも食べようか」
返事を待たずにニャルラトホテプの手を取ると真尋はゆっくりと歩きだす
ニャルラトホテプは俯いたまま、付き従った
小声で何かつぶやいている
「…るい…とつぜん…んな、…スしたり…ぎゅって…ずるい」
手首を掴み、幼子の様に手を引いて歩いていく
赤信号に差し掛かったとき
ニャルラトホテプは不意にその手を絡め直すと、真尋の肩に甘える様に寄り掛かる
「えへ…えへへへへ…」
弛緩しきった笑顔があった
もう、真尋の中に後悔は無い
心地好い胸の高鳴りだけが今、真尋が感じる全てだった
以上です
エロくないです
気が向いたらつづき書かせてもらいます
次はエロくしたいと思います
ここエロパロスレなんですけど
GJ!
こういうの堪らんね
>>68 非エロも有りでいいと前々スレだかで出てる
74 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/16(日) 11:03:38.64 ID:jpAtyZ6U
GJ
こういうの読むと非エロも悪くないって思う
今さら非エロ無しってしたら保管庫のどうすんだってなるしなぁ
つってもただ非エロOKって言っちゃうと
非エロ推奨の意味に取れてどうかって気がする
完全マーズアタック!のパクリじゃん
ティムバートンに謝れ
ラヴクラフト「俺のほうが先だろ」
クー音ってなんでニャル子には無反応だったの?
不倶戴天の敵でもっと嫌悪感を露わにしてもおかしくないのでは?
原作だとそのあたりの描写あるのかなあ?
>>80 ウザいニャルラトホテプ星人だけど、大好きなクー子の同僚でもあるし
ニャルラトホテプ星人に価値はないんだからクー子を愛でる方がずっと価値があるって言うか
クー子に変えられる価値など何もないからクー子の匂いやクー子の履いたぱんつをクンカクンカ
prprしゃぶしゃぶしてクー子のカワイイ大事な花びらヤッター!クー子いい匂いクンカクンカムッハー!
クー子愛してる、クー子と結婚して沢山孕んだり孕ませたりしたい!クー子クー子クー子ォ!
とクー音さんが言ってた
>>81 頭の中身と視界のほとんど全てはクー子さんが占めているのですね、分かります。
大体
>>81であってるような希ガス。
まあ、マジレスすると視界に入れたくないんじゃね。
原作でも徹底的に無視決め込んでたし。
ニャルラトホテプ星人は存在に価値無し、SAN業廃棄物、ていうのがクトゥグア星人の基本みたいだし。
エージェント・スミスはだいぶ冷静だったが。
ところでなんでフォマルハウト星なのにクトゥグア星人なんだろうな。
故郷であるクトゥヴァ星がなんやかんやで邪神の住めない星になって、フォマルハウトに集団移民したんですよきっと。
原作ではちゃんとニャル子にも言及してたよ
ニャルラトホテプは全て平等に価値がないって
86 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/19(水) 00:04:22.14 ID:r6N6yRck
本心かもしれんがおそらくはフルメタパロのせいでイマイチ本木戸が伝わらんな
実はニャル子はクトゥに好かれる得意体質で、クー音もニャル子にぐっとくるものがあったのだが、そんなのおかしい、ありえない、と否定してあえて無視した。
真尋さんがいなかったらあの二人殺しあって相打ちとかなのでパラレルになるな
なんでニャル子って虚弱貧弱無知無能な地球人追いかけてるの?
本星ではモテなかったの?
真尋さんは宇宙的には超イケメンで若くて
面倒見がよくてなんだかんだ優しいツンデレという完璧な優良物件だぞ
行き遅れの公務員が必死になって狙うのも当然だろ
ニャル子の幼少期に真尋が×××して
遺伝子レベルで惚れさせた
無知に付け込んで自分好みの外見に変えるという光源氏的所業
むしろ真尋さんを赤ちゃんにしてニャル子に育てられてほしい
スピーカーはマヒロにそれなりに気があるみたいだが、マヒロはこれっぽちもなんとも思ってないの?
>>95 珠緒と真尋見てたら好きにはならん気がするが
ニャル子が来る前のモテてなかった頃に珠緒が押してたらしらんが
>>91-93 あれって無自覚に惚れた真尋が
無意識でそそのかした結果だよな
そう考えるとニャル子と真尋の
どちらが先に惚れたことになんだろう?
>>95>>96 ニャル子が来る前から真尋に気があったけど、どうアプローチしていいかわからなかったからクラスメイトの色恋を調査してたら、
いつの間にかあだ名が『歩くスピーカー』になってた
そうやってまごついてる間にニャル子がやってきたもんだから、真尋の方は今でも『ただのクラスメイト』という認識
ただ11巻でその辺の認識に変革がきたから、今後はどうなっていくかわからんね
マヒロって積極的に誰が好き、とかいう感情が薄そうな淡白な子だよねえ。
早くしないと余市にとられちゃうよ珠緒
おいたんと暮井さんは本当に何もないので安心して欲しい
真尋が淡白に見えるのなら余市は金剛石なので安心するといい
奴の精神はすでに高僧の域にあり女性の行水を見かけても雲から落ちたりしない
原作だと真尋はかなりふにゃふにゃだよね
いえカチンカチンでした(入れ替わり後のニャル子談)
マヒロが惚れ薬入りの菓子喰ってたらどうなってたの?
もう来週最終回だっけ?
早いな。
今期は最終話に二話裂かないんだな。
そしてふと気づいたんだがグダたんって最後転校してたけど出てこないのは何でだ?ハスター君がとられることを危惧したしゃんたっくんの陰謀か!?
>>103 へたれを自覚した真尋がわざとチョコ食って
ニャル子に迫ってみようとする展開希望
>>105 グラタンはゲームの宣伝キャラだからそういうのは一度帰ったらそれっきりだよ
グタタンは遊びに来てただけだろ
高校に来た後「またね」ってメッセージ残して帰ったろ
110 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/26(水) 16:28:30.60 ID:DXCaFNcJ
結局アニメ2期目の間はSS投稿少なかったですなあ。
前の活況と比べると寂しい限り。
雑談2でSSスレ乱立する荒らしが居てな…
量より質
前スレ後半は粒揃いの良作が多かったわ
115 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/27(木) 09:28:44.06 ID:LjCM6zik
ニャル子じゃ抜けない
本気で夢中になったキャラはなぜか抜けない
ニャル子がそうだった
夢中になるのをやめればいいんじゃないかな?
たとえばニャル子は常にモザイクかかるグロテスクな顔だと思い込むとか
118 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/27(木) 16:49:46.89 ID:7GCR9DeH
個人的には原作も十分超展開だと思うんだよね。
京介がシスコンから変態に変わったきっかけというか転機がよくわからん
誰!?
某ライダーの弟子か?
嫌いじゃないわ!きらいじゃないわ!
最終巻は一章ごとにハス太その他のフラグを折りながら、イベント消化。
クー子、ニャル子に腹パン。
マヒロとニャル子、マヒロはまだ高校生だから期間限定の結婚式ゴッコね、
で終わり。
なんかアニメのニャル子どんどん胸大きくなってきてないか?
参基作ったらクー音くらい巨乳になりそう
むしろクー子の胸がやばい
AAカップどころじゃない、めっちゃ柔らかそう
そして的確に当ててくるからえろい
ニャル子もクー子の愛を受け入れてやればいいのに。
>>123 10th seasonぐらいになるとおっぱいが本体になります
>>123 前期にもどってどうする
たしかニャル子さんの胸ってトップクラス設定なかったっけ?
その方が地球男子に受けいいからって
ニャルラトホテプなのでサイズは変えられるが
基本は小さすぎず下品じゃない程度には大きすぎず、脱いだらすごいと思わせるほどの大きさ
同性の珠緒から見てはっきり巨乳といえるサイズ
むしろ今までが貧乳に描きすぎたんだ
130 :
名無しさん@ピンキー:2013/06/28(金) 17:29:03.41 ID:xngC/XiN
巨乳とか産廃
ちっぱいのクー子が最強
まーた他キャラsageか
失せろ
貧乳と男って同じじゃね?
いつものニャル子とSAN期10話Aパートの真尋さんって同じじゃね?
クー子の姿ってあれ全裸にボディーペイントって理解でいいの?
放送コード的に問題ないの?
あれは戦闘コスチューム
ボディスーツとかレオタードみたいなもんらしい
全裸ではないようだが邪神なので服みたいに脱げるものなのかは謎
そもそも火の玉形態に分かれることもできるし
ジェル塗らないと廻りの生き物が死んじゃうし
もそもそ書いてたの1本書き上げたんで投下させてもらいます
ニャル夫メインだけどまひニャル
バカエロっていうかバカ+エロ
ニャル夫兄さんはいいキャラしてるんでまた出るべき
拝啓、父よ母よ妹よ……ニャル夫は元気です。
妹の手によりブタ箱入りして幾星霜……いやちょっと盛った、実際は数週間……。
ここでの生活はとても厳しく、外にいた頃を何度も夢に見る。
あの頃は、父も母もニャル子ばかり目にかけ、ニャル子ばかり可愛がり、
ニャル子が、ニャル子さえいなければ、ニャル子、ニャル子、ニャル子ぉぉぉおおお!!!
というわけで脱獄してやったわ、
フゥーハハハ!
待ってろよニャル子!今度こそ兄の前に這い蹲らせてやる!
*****
てなわけで地球までやってきた。
どうやってここまで来たかは気にするな、今度たっぷり語ってやる。
今はニャル子を倒すことが先決だ。
どうやらニャル子は地球人の家を占拠しているらしい。ヤツのやりそうなことだ。
きっと公務員の権力を使って好き放題しているに決まってる。
くそう、公務員がそんなに偉いのか!?
……ととっ、そんなこと言ってる場合じゃなかった。
まずは敵情視察だ。
敵を知れば百戦危からずというしな。(意訳「現状めぼしい作戦がない」)
大学なんぞ出ていなくともこのくらいの知略は朝勃ち前だ。
さて、ニャル子の潜伏する民家までやってきたが……。
私は同じ過ちを繰り返すような真似はしないのだ。
ひとまず庭にまわって中を覗いてみる。
ここはリビングか。
カーテンの隙間から覗くと、奴はいた。
ソファの上、あの忌ま忌ましいにやけ顔で地球人の男に這い寄っている。
「ふふふ、都合良くクー子もハス太君もお母様も出払った今……ここからは大人の時間ですよ真尋さん。
私の下の口に真尋さんのミルクを飲ませてください。
うふ、ミルクなのに大人ってちょっとおもしギガント痛い!」
「どうしてそう下品なんだよお前は!」
「お上品にしてたら何もできないじゃないですか……」
「せめてもうちょっと……いや、すごく普通にしろ」
「なぜ言い直すんですか」
やたらと説明臭いセリフを吐いていたニャル子は地球人の小僧にチョップを喰らっていた。ざまあみろ。
しかし話から察するに、ニャル子はあの小僧とデキているのか?
不倶戴天の敵であるクトゥグアと行動を共にしていたと思えば、
虚弱貧弱無知無能の地球人なんぞを伴侶に選ぶとは……どこまでも見下げたヤツだ。
あのような恥知らず、やはり生かしておくことはできん!
「暇ならゲームでもなんでもしてろ!」
「そんなぁ。邪神(おとめ)がせっかくその気になってますのに」
「お前はいつも盛ってるだろ。いいかげんにしないと……」
小僧は何故か知らんが片手にフォークを握る。
しかしニャル子がやや速く逆の手を掴んでいた。
そのまま掴んだ指先を音を立てて舐めはじめる。
「ちょっ、ニャル子!」
「ん……んん……」
ぴちゃぴちゃと水音が響き、小僧のフォークを握る手が力無く下がっていく。
何やってるんだオイ。刺せよ。刺してしまえよ。
「私は……いつでも真尋さんが好きですから、いつだって真尋さんと繋がりたいです。けどそういうわけにはいきませんものね」
今しがた舐めていた手に頬を寄せてニャル子が呟く。
「だから……二人きりの時くらい……ダメですか?」
あざとい。さすがニャル子あざとい。
女は分が悪いとすぐあーゆーことを……。
だがなニャル子、貴様がやったところで何も可愛くは……。
「……最初からそんな風にしてればいいんだよ」
ええええぇぇ!?落ちるの!?これだけで!?さっきあんなに嫌がってたのに!?ちょろいな地球人!
ニャル子は実の兄にさえ殊勝な態度をとらん女だぞ。
演技に決まっているだろうに、愚かな小僧はすっかりその気になったようだ。
(※ニャル子さんの中でニャル夫君のヒエラルキーは最下層です)
口づけを交わしながら小僧は器用にニャル子の服をはだけていく。
これではニャル子の思惑通りではないか。面白くない。
……ん?待てよ。
ニャル子は惑星保護機構の仕事で地球に来てるんだったな。
原住民と懇ろになるのはまずいのではないか?
……握った。奴の弱みを握ったぞ!!
そうと決まれば証拠を残さんとな。
ちょうどここに都合のいいビデオカメラがある。
ジャバネットダダで12回払いで買っておいてよかった……。
「ん、ふ……真尋さん……」
ニャル子がとろけたような声を零す。
その声は私の記憶にあるニャル子と合致せず、少なからず驚いた。あのニャル子も女だったということか。
いや、むしろあの凶悪な妹が女の狡猾さまで兼ね備えたら最悪でしかない。
小僧の膝の上に乗り上げたニャル子は、耳を噛まれたり太腿を撫でられるだけでもぴくぴくと身を震わせている。
前戯、というよりじゃれているように見えるが、ニャル子の性感は確実に高まっているらしい。
この小僧、なかなか手慣れている。
「ふにゃあ……焦らさないでくださいよぉ……」
「焦らしてなんかないだろ。嫌ならやめるけど」
言われてニャル子が不満げに眉を寄せた。
と思った次の瞬間、素早く舌をのばし小僧の首筋をべろりと舐め上げる。そりゃもう大胆に。
「うわっ!?」
突然の刺激に小僧も思わず声を上げた。そんな様子にニャル子はうってかわって満足げに微笑む。
「うふふ。意地悪する人にはお仕置きです。可愛らしい声ですね、真尋さん」
今度は小僧の方がむっと眉を寄せた。
にも関わらず、ニャル子はその顔が見たかったと言わんばかりに上機嫌だ。
「あらら?真尋さん、怒っちゃいました?そんなに恥ずかしかっ……やあんっ!」
ニャル子の言葉は最後まで続かなかった。
太腿に添えられていたはずの小僧の腕がニャル子の足の間に伸び、指が二本、ニャル子の胎内に埋まっているのが見える。
「ま、真尋さんっ、いきなり……、はあ、んんっ」
「焦らされるのは嫌なんだよな、ニャル子は」
「やっ、広げないでぇっ……ひゃうう!」
……もうこいつらただのバカップルなんじゃないのか爆発しろ。
ただでさえニャル子もリア充もウザいというのに、ニャル子がリア充って最悪にウザいな爆発しろ。
大事な事なので2度言ったぞ爆発しろ。(3度目)
「あ、あ、ま、ひろさ、んくぅっ……!」
出入りする指に伝う愛液がぐぷぐぷと派手な水音を立てる。
ニャル子は最早やり返すこともできずに小僧にしがみついている。
「で、誰が意地が悪いって?」
「あ、謝りますからっ、あふっ……、もっ、ゆ、くり……!」
ニャル子の懇願を聞いた小僧は、おもむろにニャル子の耳に噛みついた。
いや、口に含んだだけかもしれないが私からははっきりと見ることはできない。
ただニャル子の身体が大袈裟なほどに跳ねる様をカメラに収める。
「ひあぁっ!耳、だめ、だめですっ、ふっく……っ―――!」
ニャル子が声を詰まらせ達すると、小僧はようやく指を引き抜いた。
息を整えながら、ニャル子は涙目で小僧を睨め付ける。
「はぁ、はぁ……。やっぱり意地悪じゃないですかぁ……」
「お前に性格どうこう言われたくねえよ」
言いながらも小僧の手はニャル子の頭を撫でている。
口調に反してその手つきはやたら優しく、ニャル子も心地よさげに目を細めた。
「まだ満足したわけじゃないだろ?」
「そうですけど……私だけ気持ちよくなってもダメなんです」
上がっていた息が戻ってきたのか、ニャル子の声音ははっきりしている。
しかし表情を見れば、興奮と欲情が色濃く残っているのがわかった。
額同士をくっつけて、至近距離で見つめ合いながらニャル子が囁く。
「今度は、ちゃんと真尋さんもですよ」
小僧から離れると、ニャル子はソファから降りて後ろ向きになると、テーブルに手をつき尻を上げる。
小僧に尻を差し出すような格好だ。
スカートをめくり上げ、太腿に絡まっていた下着も完全に足下に落とす。
「真尋さん、どうぞ……」
ニャル子は自らの指で花弁を開いて浅ましく男を誘う。
小僧の方も我慢の限界らしく、ズボンから己のペニスを取り出した。
どれ、矮小で弱小な地球人らしい小僧のイチモツでも拝んで……。
矮小で弱小……。
……ふん。図体のデカいキャラが雑魚キャラなのはよくある話だからな!
どうせ見かけ倒しに決まって……。
……なんかあの小僧の、私のと形違わないか?
個体差か?
手足の数なんかは変わらんくせに、ずいぶん局地的なところに個体差が出るのだな地球人は。
フフ、だが私の方が優れているに違いないな。
小僧のに比べ、鞘に納めた刀のようで強さをひけらかせない奥ゆかしさがあるしな!
私に痴態を見られているとも知らず、小僧がニャル子の腰を掴んで後ろから覆いかぶさる。
ニャル子が男のためにスカートを巻りあげているおかげで恥ずかしいところが丸見えだ。
「ん……。真尋さんの、入って……あ、ああぁ……!」
やはり慣れているらしく、ニャル子のソコは容易く男を飲み込んでいく。
その表情は痛がるどころか喜悦に満ちている。
ふん、まるで娼婦だな。
奴がここまで落ちぶれていたとはな。
いや、むしろ似合いの姿だといってやるべきか。
「奥、あたって……!あ、あ、真尋さ、ああ!」
……。
「ニャル子、中すごいっ……!」
……。
「ああ!まだ、おっきくなって……!ぁん、だめ、らめれすぅ……!」
……。
……あ、勃ってきた。
いや待てそんな馬鹿な。
そりゃまあ他人の性交なんぞ生で見たのは初めてだがニャル子だぞ?妹だぞ?
地球人の姿だからか?
ええい、これだから原始レベルの原住民は(ry
いやいや、思い出すのだニャル夫、ゲートボールの一件以来、奴にどんな煮え湯を飲まされてきたか!
……あれ、今度は玉がひゅんって……。
「ひやぁっ!?そんな一度に……!あ、あひっ!」
ニャル子の叫びに顔を上げると、小僧の片手がニャル子の乳房をわし掴んでいた。
よく見るともう片手もニャル子の股間部分をいじっているようだ。
「やぁん!真尋さんっ、そんな、激しくされたらっ……!もうっ、死んじゃいますぅ……!」
なんとぉ!?
地球人の男は性技で女を殺せるのか、恐ろしいな……。
フフフ、だがこれは好都合だ。
私が出るまでもなくニャル子を始末できるのだからな。
私が許可する、やってしまえ地球の小僧!ニャル子に引導を渡すのだ!
虚弱貧弱(ryな地球人でも空気ぐらいは読めるようだ。
小僧の腰の動きが忙しなくなり、打ちつけるたび結合部から愛液が飛び散るのが見えた。
「ああ、真尋さんっ、わ、わらひ、もうだめぇ……!イっちゃいます、イっちゃ……ああ、ああああぁぁ!!」
一際高い声を上げながら、ニャル子の体がびくびくと跳ねる。
やがてニャル子は糸が切れた人形のようにくたりと崩れた。
ククク、逝ったか。
私の手で抹殺してやりたかったが、まあいい。
これで苦節【この発言は這い寄られました】年、ついに私の悲願が達成され……。
……ん?
「おいニャル子、平気か?」
「ふぁ……真尋さぁん……私、しあわせですよぉ……」
……………………あれ?
おかしいぞ?ニャル子を仕留めたんじゃないのか?
いや、今ならまだ奴も疲弊している。チャンスであることに変わりない。
むしろ私の手でトドメを刺す絶好の
「なんか妙な気配がー!」ヒュンッ
ん?ギャース!!
「なんでいきなりバールのようなものぶん投げてんだよ」
「いやなんかこう虫ケラがはい回っているかのような嫌な感じがしたもので……。
外に誰もいませんね。気のせいでしょうか……ん?これはビデオカメラ?それも宇宙メーカーの。
なんでこんなところに……あ、まっひろさーん!ハメ撮りとか興味な(サクッ)オメガ痛い!」
終わり
以上です
野良ニャルさんは実は強いしニャル子の兄だしエロパロ的にも使い勝手いいキャラだと思うのに
あまりに需要が無かったので書いた
再登場の見本を見せてくれたちゃんタイムはすごいと思います(小並感)
>>142 GJ!
第三者のエロギャグ目線とは新境地ですた
真尋のフォークも野良視点でみたらバカップルのじゃれあいなんだな…カベガホシイ
至る所で扱いのひどい野良ニャルラトが、さらにひどい扱いに!(褒め言葉)
ステキ画像がニャル子の手に落ちたのは、みすみす敵に塩を送ったようなものだなw
今日で最終回ですか。
憂鬱な日曜の一服の清涼剤だったのに。
さすがに三期はないからこれでほんとにさよならなんだろうなあ・・・。
アニメが終わって原作も力つきる、という良くあるパターンになりませんように。
>>142 GJ
野良ニャルラトホテプはいもうt…もとい、ニャル子の踏み台にしかなれないのか…
なんかヌルい最終回だったなあ。
しかし今日は暑かった……
あの天空に輝くトラベゾヘドロンはクトゥグァの陰謀か
……等という妄想が湧くようじゃ俺のSAN値も先がないな.....
ニャル子は安心してみれるからいいってのがわかる最終回だったなぁ。前半SAN値駄々下がりだった
前半は言い過ぎだろう
問い詰め回の前まで見直したが別に普通だったぜ
前半というか三話以外は面白かっただろうが
>>150 >>151 ごめん、最終回の前半って意味。
具体的には番神のテストをするってノーデンスが言う辺りまで。
マヒロってマザコン?
>>153 ちょっとマザコン入ってる感じはするし他のキャラからも言われてる
まああんな美人なお母さんなんだしある程度は仕方ない
好みの顔が思い切り外人顔なのでそんなマザコンではないと思う
最終回で真尋にキスしろ子作りしろと言っておきながら、妥協案で頭をなでるところまで
ランクを落とされても喜ぶニャル子の価値観が分からなかった。
腐ったオリキャラ以外は良かった
原作に擦りもしてないだろうに、
腐れ女はどの層に需要があるんだよw
ロリコンだからグタタン好きやねん
クー子には言葉だけじゃなくて本当に真尋を孕ませる能力があって
真尋が妊娠、ニャル子狂乱みたいなエピソードが見たい。
キショい…
原作の方だとクー子のマヒロ惚れもそれなりに進展していってるの?
ラノベのハーレムお約束的に。
ニャル子惚れの方が悪化してるよ
ニャル子と子供作ってその子供の子供を
産むとか産ませるとか寝言で言ってる
クー子は真尋を女だと思ってる節があるが、あいつは同性じゃないと対象にならんのだろうか
クー寝もそうだし、単性生殖なんじゃね?
Q:ニャル子が好きだけど少年も優しくていい子だから好き…どうすればいい?
A:ニャル子の赤ちゃんを私が生んで少年に私の赤ちゃんを産んでもらえばハーレム!
という単純な思考だよ
宇宙ips細胞があれば可能だし
少年の子供を産んでニャル子に自分の子供を産ませようという発想にならないのはなぜなんだ?
クトゥヴァ星人にとって相手の子供を産むというのは、最大級の愛情表現。
少年のことも好きだけど、まだ赤ちゃん身ごもってもいいほど好感度上がってはいない。
それに最初に産むのはニャル子の赤ちゃんって決めてるから、いくら少年の望みでも叶えるのは無理。
だからとりあえず私の子供を産んで?
クトゥルー謹製媚薬を真尋さんとニャル子に投与するクー子
真尋さんはクー子に孕まされ、
ニャル子は真尋さんに孕まされ、
クー子はニャル子の子種で孕む
しかしその夜の記憶は綺麗さっぱりなくなりいつも通りの生活を送る三人、しかし三人同時に妊娠の兆候が
というシチュエーションのSSが読みたいのですがどこかに落ちてませんかね
ハス太「ぼくも真尋くんの赤ちゃんが産みたい!!!」
ああいう邪神とかどうしてすぐ転入できるんだラノベの中の学校は?
記憶操作じゃねーの?
まぁ現実的に考えるなら前もってある程度済ませてる
そう考えれば問題ないよねニャル子とクー子は
パス太くんとBBAはさすがにその理屈は成り立たないか
漫画の中の学校も大概やろ
大体20代後半の社会人が高校に入学するのも無理があるような・・・。
この種のラノベだと主人公が勉強駄目だったりして、勉強教えるイベントがあっても
よさそうだけど(宇宙大学出てるだろうし)、マヒロは真面目なのかその辺り成績は良さそう。
教えるも何も部屋に招きいれた時点で勉強なんかどっか行くのが目に見えてるぞw
「真尋さん、まずは保健体育の実技の勉強をしましょう?」
(フォークチラチラ見せる真尋さん
たぶん最初の5秒くらいは平静を装って教えようとするけど
途中から保健体育の実技に入ろうとして
はいフォークでどーん!
若しくはクー子と変わり身
クー音ってなんかいいカラダしてそうだよね。
ニャル子って真尋さんになら胸触られただけでイきそう
頭撫でられただけで大洪水だと思う
上は真っ赤、下は大水なーんだ?
真尋さん!
をおかずにオナニーするクー子
真尋さんが顔真っ赤、お漏らしとか胸熱
ニャル子の甘やかな体臭(真尋談)
ってやっぱり下半身が一番濃いのだろうか?
性的な事にもいつものテンションで望むようなSSが別所で見られるけど
いざそうなると恥じらってしおらしくなると思う
190 :
名無しさん@ピンキー:2013/07/30(火) NY:AN:NY.AN ID:7xm9RNE0
いつものテンションで始まって、スイッチ入った真尋に
責めたてられて、一方的に犯されちゃうのは
仕様美だと思う
地学で太陽系の惑星を書け、って言われて地球人が未発見な分まで書いちゃうとか。
歴史の時間で石器時代辺りにハイパーボレアの話をしてみたりだな。
−1d6/−1d10な答案用紙になるのかよw
ニャル子以外全邪神妊娠(真尋含む)
真尋邪神ちゃうで
かといって本当に人間なのかわかんない描写あるし…
あれ?この作品まともな人間いない?
邪神センサーが反応しないところからして邪神の可能性は薄いだろう
だが特異点ということを差し引いてもただの人間とは思えない描写がある
つまり真尋の正体は…(手記はここでry
そしてその手記は浴槽で発見されたりするのか
『奥さまの名前は真尋さん。そして、だんな様の名前はニャル子。
ごく普通の二人は、ごく普通の恋をし、ごく普通の結婚をしました。
でも、ただひとつ違っていたのは……奥さまは魔女だったのです!』
魔物だろう
なんで真尋が魔女になるんだよw
幼ニャル子とあんなことやこんなこと
するのを書きたくなってしまった…
はたしてロリものなんぞ投下しても良いものだろうか
私が許します
さぁ!
なお顔はモザイク(ry
人間じゃないのでニャル子のおまたはモザイクの必要はないですよね!ね!
とりあえず、非エロの導入部分だけ書いたので投下させて頂きます。
※幼稚園児ニャル子には『本番』は無しの方向で考えています
※原作9・10巻以降のネタです
※ロリものですご注意
くいくいと手を引かれる感覚に真尋は我に返った。
見ると彼は見知らぬ住宅地…いや、正確には一度だけ見たことのある風景のただ中に居た。
手に触れる小さく柔らかな温もりの主に視線を向ける。
しまりの無いニャルラトホテプの笑顔がそこにあった。
(**おおっと!**)
(数あるシチュエーションから、ここを選ぶとはなかなかにマニアックですヨ!)
(煩い馬鹿。黙れ。どうしてこうなった…)
(黙ってちゃ説明出来ないですヨ)
真尋は頭痛のポーズを作り、胸元のフィギュアにデコピンを食らわせた。実際頭痛が痛い。
「どうしました?」
ニャルラトホテプがそんな真尋に怪訝な顔をする。
「な、何でもない何でもない」
焦り顔で首を振る真尋にニャルラトホテプの怪訝顔がさらに深まる。
真尋は、ふぅと嘆息すると、
「なんでもないよ…」
優しく、アホ毛のはみ出た幼稚園帽の上から頭を撫でた。
にへら
ニャルラトホテプの目尻と頬がまた弛緩した。
(守りたい、この笑顔!)
(人の心を読むな)
あのとき、真尋が固めた決意はおそらくこの笑顔によるものだ。
状況の違う今でさえ、真尋は確かにそう思える。
あは〜ん
(で、これは一体なんなんだ?)
幼稚園児姿のニャルラトホテプに手を引かれながら真尋は胸元のフィギュアに小声で語りかける
(何って、宇宙PCゲーの中ですヨ?)
事もなげな回答だった。
(やっぱりか…)
事の発端はアト子からPCゲームの試供品を受け取ったことだ。
(あんなもの、棄ててしまえばよかったんだ…)
(まぁまぁ、特に害は無いですヨ)
そう言われて真尋はいままでロクな目にあった試しが無い。
だけど…と、真尋の心には陰りだけがある訳では無かった。
フンフンと鼻歌を歌いながら歩くニャルラトホテプを見ていると、何とも暖かな気持ちが胸に広がっていく
(娘を持った父親って、こんな感じなのかな…)
強烈に父性本能をくすぐられるシチュエーションに、真尋の頬が自然と緩む。
(おやおや〜ですヨ。口ではツンツンしなから満更でも無さそうですヨ)
(バラバラにして棄てるぞコラ)
(で、だ…)
(はい?ですヨ)
(このゲームは何なんだ?)
アト子からソフトを受け取った真尋がしたことと言えば、PCに円盤を入れ
アイコンをクリックした。ただ、それだけだ。決して今の様な状況に繋がる様な真似はしていない。
(この『ベストメモリーセレクション・新たな思い出つく〜る』は画期的な体感ゲームですヨ!)
(…把握した)
(説明はこれからですヨ〜〜…)
要するに過去の思い出を追体験して新しい思い出を作るゲームのようだ。
察するに、思い出深いエピソードが選ばれるのだろう…思い出の選択と説明役は自動選択の様だ。
(その通りですヨ)
人は思い出を美化する生き物だ。その根底にあるのはああしたい、こうしたかったと言う願望によるものだろう。
(まさにその通りですヨ)
その記憶の美化を、物理的に行ってしまうと言うあたり、宇宙の技術というものは…
(素晴らしい!ですヨ)
(下世話だ。悟い、ウザい、心を読むな)
しかし、と真尋は思う。きゅっと握ると握り帰してくる紅葉の様な手。
「えへへ」
「ん」
(こう言うのも悪く無い……ですヨ)
真尋は胸元のフィギュアにデコピンをくわらせた。
「とうつきです!」
ニャルラトホテプは駆け出し、幼稚園の門をくぐると真尋に向かい、手招きをしている
「入って…いいものなのか?」
「ゲームの中じゃなかったら通報されますヨ」
逆を言えばゲームだから万事OKなのだろう。実際、誰に咎められるでもなく
真尋はニャルラトホテプに付いて園内を歩いている。
「おにーさん!こっちゃです!」
いつの間に登ったのか雲梯の上にニャルラトホテプが仁王立ちしていた。
「変身!」
掛け声とともに変身ヒーローのポーズを決めると、小さな影が天高く宙を舞い、
クルクル空を踊り砂塵と共に降り立った。相変わらず、出鱈目な運動能力だ。
「…どう、です?」
どや顔が若干ウザい。
その後も、おおよそ女の子のする遊びとは思えないアグレッシブな遊びに振り回される真尋だった。
宇宙幼稚園。うろんな名前だ。人外な身体能力を持った邪神たちが跋扈する園で、しかし子供は子供。
他愛もないごっこ遊びと、独創的な創作活動に興じる姿は紛れも無く子供達のそれである。
遊び疲れたニャルラトホテプは真尋の膝の上で寝息をたてて眠りこけていた。
口元に付いた食べかすを拭ってやると、身じろぎしてまた寝息を立てる。
一人っ子の真尋にとって、こうして年下の子を愛でるという機会はそうあるものではない。
最近ではハス太、クー子と言う弟分、妹分が出来たが
こうやって、可愛がることには抵抗があった。
16歳になった真尋にとって、弟妹は望んで出来るものでもなく。
可能性があるならば…
「真尋サン」
「ん?」
「子供、欲しくなったですヨ?」
「んんん…おにーさん…むにゃむにゃ…」
イス香の一言で、危うく膝から落としそうになったニャルラトホテプの身体を抑える。
幸い寝た子は目覚める気配がなく、だらし無い寝顔を見せていた。
その寝顔を見てホッとする真尋であったが、
『子供、欲しくなったですヨ?』
イス香の一言が蘇る。
子供。自分が子供を作るとして、それには産んでくれる相手が必要だ…。
お腹を痛めて、真尋の子を身篭って、真尋の事を受け入れて…。
「相手は誰ですヨ?」
真尋は膝の上に視線を向けた。
(まさか…有り得ないだろ)
顔にかかった柔らかな銀髪を優しく払うと、ニャルラトホテプの幼い寝顔が気持ちよさ気にゆるんだ。
代謝の活発さを表す高めの体温が心地良い。
「…おにーさん……」
『真尋さん』
「…だいすき」
『大好き』
真尋は、自身の身体が発熱するのを感じた。
ひとまず以上です。
幼稚園児ニャル子"は"って事はもしや…
わっふるわっふる
催促はしたくありませんがすごく続きが気になりますね
じっくり読ませて頂きました
続きはよ
あは〜ん
216 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/17(土) NY:AN:NY.AN ID:QMB2I0Zp
続きはよ
217 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/20(火) NY:AN:NY.AN ID:P9LTfAaE
後生だ
ツヅキヲ求ム
218 :
201:2013/08/21(水) NY:AN:NY.AN ID:u0ehH3YR
サクサク書いていたらダラダラ長くなってしまったorz
2、3回に分けて続くと思います
余分なの削って、明日頃続きを投下させて頂きます
長編welcome!
全裸で待ちます
220 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/22(木) NY:AN:NY.AN ID:prhGP/Cg
>>218 全力で支援する
といっても何もできないけど
「本当は怖いクトゥルー神話」
えっ
え?
>「本当は怖いクトゥルー神話」
ニャル子で入門したような奴ばっかりになると、本当にこういう本が出そうで怖い
>>224 怖くはない、狂気があるだけ・・・・・・
あは〜ん
……暑い、あちぃ〜よ!!
毎日毎日SAN値下がりっぱなしだよ
助けて、シュルズベリィ博士!
あの天空で輝くトラペゾヘドロンをなんとかしてくれぇ!!
……連日の猛暑でブチきれそうな真尋のつぶやき
お前それポケットに入れてるんじゃ……
【臨時速報】ニャル子、赤ちゃん作ろ? ポッ
まだですか!まだなのですか!
234 :
218:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:EuhgRK3T
まずは申し訳ありません。
投下宣言しておきながら、冷静になって読み返した自作の余りの乱筆振りに、
放置していました…orz
235 :
218:2013/08/27(火) NY:AN:NY.AN ID:EuhgRK3T
恥を忍んで、投下させて頂きます。
※ロリものですご注意。
※お読みの際はキャラのコレジャナイ感に予めご用心下さい。
※こんなもの書いたのは幼ニャル子が可愛いのが悪いんだ。
『私は、真尋さんのことが…大好きです』
ニャルラトホテプの向日葵の様な笑顔が幼い寝顔にダブって見えた。
「………」
顔が赤熱しているのがわかる。
息苦しさに呼吸は荒れ、心臓は早鐘を打ち、喉はカラカラだ。
「真尋サン」
「なんだよ」
「…数あるシチュエーションからこの瞬間を選んだのは他でも無い。真尋サン、あなたなのですヨ?」
「………」
「それは何故ですヨ?」
イス香が諭す様にそう問い掛けた。
「……ニャル子の…初恋…」
真尋の口を突いて出たその言葉に驚いたのは、真尋自身である。
「ニャル子の初恋相手が本当に僕なのか確かめたかったんだ…」
他意は…無い。ハズ…絶対。きっと。多分。
「ふーん。ですヨ」
「な、なんだよ」
「まぁ、良いですヨ」
「何がだよ」
「ステージ1クリアですヨ」
「は?」
「ボーナスステージ突入ですヨ…新しい思い出、作って下さいませね」
「一体何を…」
するつもりだ?と言う問いは、ニャルラトホテプの身じろぎに中断された。
「…ご、ゴメン。起こしちゃった……か?」
座り込む真尋の上半身に抱きついたニャルラトホテプは彼の肩に頭を預け、
回した両腕に更に力を込めて、身体を密着させてくる。
真尋はその柔らかさと甘い匂いに包まれて、動けないでいた。
「ニャ、ニャル子……?」
「いいこ、いいこ」
優しく頭を撫でられた真尋は困惑顔のまま、自嘲気味に苦笑した。
――目を覚ましたニャルラトホテプと目を合わせた真尋は慌てふためいた。
沸き上がった感情を言葉に表すならば『後ろめたさMAX』
ゴメンとだけ言った真尋は次の瞬間には、その小さな身体に抱き竦められていたのだ。
「おにーさん。私とあそぶの、おもしろくなかったですか?」
遊びが遊びだけに、面白かったかと問われると返答に困る。ただ…
「ニャル子と一緒にいたのは…楽しかったよ」
身体を支えていた両手をニャルラトホテプの背中に回すと、重力に任せて背中から倒れ込む。
「こうしているのもですか?」
抱き上げる様にニャルラトホテプの身体を持ち上げると、向き合う少女に真尋は優しく微笑んだ。
「ああ…」
「…おにーさん。かわゆいです」
「男に可愛いはないだろ…」
「ほら、また。かわいー」
真尋は顔が紅潮するのを止められない。何か言おう。そう、思ったとき
「おにーさん」
「ん?」
「おにーさんに、私のはじめてをあげます」
「なに…」
を、と問う前にニャルラトホテプは目を閉じていた。
真尋は、期待に震える小さな唇に吸い寄せられる様に顔を近づける。
弾む呼吸を必死に抑え、そっと目を綴じると唇を落とした。
「むー…っ」
不満げに頬を膨らませるニャルラトホテプの頭を撫でると、真尋はもう一度キスをした。
「まさかおでこフェチだとは…」
「一体どこからそんな言葉を覚えてくるんだ?」
「このばあい、するのはおくちでしょーが」
「そういうのはもっと大きくなるまでとっておけ」
「おんなのこに『はじ』をかかせるとは、いーどきょーです」
言葉とは裏腹に、真尋の胸に顔を埋めるニャルラトホテプの声音はすっかり蕩けたものになっていた。
高めの体温の身体と柔らかい銀髪を撫でる真尋は、その仕草に身もだえた。
強く抱きしめたい衝動を堪え、真尋は言葉を紡ぐ。
「そのうちもっと、いい人が現れたとき…あーその。こ、後悔とかしたくないだろ?」
顔が赤くなるのがわかった。
(そのうち現れるいい人…か)
真尋は自身の言葉の都合のよさに苦笑した。
そして今はただ、この胸上の暖かさを甘受しようと思うのだ…しかし、
「うぁ!?ニャ、ニャル子?!!」
「おくちはあきらめました」
「かわりに、私がおにーさんの『しょくしゅ』にキスします」
宇宙PCゲームの下世話さは彼の想像を超えていた。
言うが早いか、ニャルラトホテプはズボンを下から押し上げるソレを取り出した。
「ニャル子!…こ、これは…そのっ」
「おにーさんのしょくしゅ、変わったところにありますね」
反り返った男根はニャルラトホテプの手の中で、刻一刻と太さを増していく。
「お、お前…っ、これがなんなのか知って…うぁ!!」
薄桃色の亀頭をこねられた真尋は電撃を喰らった様な刺激に思わず声が出る。
「いたかったですか?」
「痛いというか…うくっ!」
「んちゅ…んん。れちょ…」
柔らかな粘膜がペニスを這いまわる感覚に膝がガクガクと震える。
「ちゅぷ…ん…おにーさんのしょくしゅ、とてもあついです…」
醜く膨れ上がったペニスはカウパー液を滲ませ際限なく硬度を増していく。
脈打つ幹をほぐすように暖かな手が浮き出た筋をなぞり、充血した鈴口を小さな口が包み込んだ。
「………っ!!」
尿道を吸われた真尋は声にならない悲鳴を上げる。
腰が跳ね上がり、亀頭を包むニャルラトホテプの口内を突いた。
「んん…ん!しょんにゃにうごひたりゃ…んぷっ…うまくきしゅできまふぇんよ」
「くあぁあぁあっ!!」
ペニスの敏感な部分を口に含んだままモゴモゴと喋られた真尋は、
気が遠退く様な快感に腰を震わせた。
鋼の様に硬く反り返った男根が、狭く温かな粘膜のぬかるみを撥ねまわる。
「んぷぁ…ンっ…」
ニャルラトホテプの口腔から解放された亀頭から、粘液が糸を引きながら垂れ落ちた。
ニャルラトホテプは行儀悪く口元を舌先で嘗めると、ニヒっと
悪戯な笑顔を見せた。
「次は、何をして遊びます?」
「…ッ!ニャ、ニャル子…!!」
無邪気と言うのは邪まさが無いからこそ、質が悪いものだ
と思う真尋サンであったのですヨ」
風の様に遊具へ駆けていく小さな影を眺めながら、真尋は胸元のデバガメにデコピンを見舞った。
「ボーナスステージ、お楽しみでしたヨ?」
真尋はその問いには答えず、床に飛び散った精液の処理を続けた。
「ゲームの中なのに律儀な人ですヨ」
「…うるさい!」
ぶっきらぼうにそうとだけ言うと、真尋はバケツに搾った雑巾で
床と云わず、壁にまで散ったモノを拭いてまわった。
「でもよかったですヨ」
「ん?」
「ニャル子サンの初恋。確認出来たですヨ」
「ん…まぁ、ゲームの中でだけどな」
「ふふふ…」
「…なんだよ」
「何でもありませんわ…ですヨ」
一通り掃除を終えた 真尋は園庭でエネルギッシュに遊ぶニャルラトホテプをみる。
銀色の髪が煌めく土煙で探さなくとも何処に居るかは一目瞭然だ。
真尋の姿を見つけたらしく、土煙が向きを変えて
一直線に向かってきた。
と、
「真尋サン。ご自身の欲望には素直に……ですヨ」
「んな…!?」
問い返そうとする真尋は、しかして、腰に体当たりするように飛び付かれた勢いで、次の言葉を飲み込んだ。
柔らかで軽い衝撃に、先ほどの行為を思い出し胸が高鳴る。
どんな顔をすれば良いのか分からずに固まった真尋であったが、
先に口を開いたのは彼女の方だ。
「おはようございます、先生!」
「……は?先生?」
そこには見覚えのあるニャルラトホテプの姿があった。
ただし、
「どうしました、先生?」
「あ、それとも…」
「昔みたいに『おにーさん』って呼んだ方がいいですかね?」
口元に人差し指を当て、悪戯っぽく微笑む、小学生のニャルラトホテプが目の前に居た。
とりま以上です。
お目汚し失礼しました…もはや自己満の域ですが、
続きが書けたらまた投下させて頂きます。
素晴らしい
いい雰囲気だなぁ
続きを期待して待っている!
243 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/28(水) NY:AN:NY.AN ID:ec7qgmoD
GJ!
誰が何と言おうと俺は支援する
わっふるわっふる
俺も何かロリニャル子にイタズラするの
書きたくなってきた
>>245がロリニャル子にイタズラする
のかと思って現世ニャル子に名状しがたいなにかにしてやろうかとおもった
247 :
241:2013/08/28(水) NY:AN:NY.AN ID:jNB27Un1
わ、私は決してイタズラ目的で今のを書いた訳では…っ!
して、どんなイタズラを……?
>>246 >現世ニャル子に名状しがたいなにか
邪教徒の業界ではご褒美です
>>247 遅ればせながら乙でした
自分がロリニャル子に目覚めたのは
あなたのおかげです
というわけで絶賛ネタ募集中
249 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/28(水) NY:AN:NY.AN ID:HUpmKH0L
グッジョオオオオ部
おませなロリニャル子さんかわえええええええええ
GJ
まったく、幼ニャル子は最高だぜ
>>248 現代のクー子が初恋の姿のロリニャル子に
エンカウントしたらどうなるの?…っと
251 :
名無しさん@ピンキー:2013/08/28(水) NY:AN:NY.AN ID:ec7qgmoD
幼ニャル子がクー子にイタズラされる…だと…?
現代クー子が幼稚園児クー子とハイパーイースターで入れ替わる…とか
現代クー子が初恋の姿のニャル子に発情する…とか
幼稚園児クー子が現代ニャル子とエンカウントして…とか
あは〜ん
254 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/01(日) 22:03:57.34 ID:PzTGMgA6
さあ、続きを!
予想以上に似てた
ニャル・・・誰だお前!
そういやネフシュタニアでググるとロリニャル子が出てくるな
あは〜ん
クリの味だと!?ガタッ
…ニャル子のクリと聞いてフォーマルハウトから飛んできた
あは〜ん
263 :
241:2013/09/15(日) 22:35:21.27 ID:LHcXI4na
>>240の続き、今夜投下させて頂きます
もう少し纏めようとしたけれどなかなか短くならず、
まだ続きます…
完全な自己満ですが予め御容赦ください
別にいちいち予告とかしない方がいいと思うぞ。
265 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/15(日) 23:45:02.96 ID:8sPbodc5
266 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/15(日) 23:47:58.17 ID:xwR9WwGj
忘れた頃に気に入っていたものの続きがあると俺は嬉しいぞw
>>263 ってなわけでお待ちしてます
とんでもねぇ
待っていたぜ!
>>240の続きです
※9巻既読者向けです
※コレジャナイ感にご注意
※ロリもの注意
※まだ続きます…
はやくしたまえ ムダ撃ちはしたくない。
「おら、早く教室に行かないと遅刻にすんぞ」
その一言で、いがみ合っていた二人は校舎へと駆け出した。
銀髪が一瞬真尋に翻り、あざといウィンクとキッスがチュッと投げられた。
真尋の心臓がドキリと鳴った。
ピチュン
その空間を一筋の陽炎が通過する。
紅いツインテールが一瞬真尋に向いて、恨みの篭った視線が見えた。
「…これが僕の欲望だって?」
二つの小さな背中が校舎に消えたのを認めて、
改めて真尋は胸元のフィギュアに問い掛けた。
「選んだのはご自身ですョ〜」
「………」
「ふふ、返す言葉も無いですョ?」
意地くその悪いその顔を指で弾くと、真尋は嘆息ひとつを残して校舎へと向かった。
再び、教壇に立つ事になろうなどほんの数時間前の真尋には想像もつかない事態であった。
一度経験した事を忠実に追体験すると言うのは不思議な感じがした。
生徒達の一挙手一投足に既視感を催し、
自身がしゃべる言葉は舞台台詞の様に決められた流れに従ったものに感じられた。
しかし、そのなかで真尋はある違和感も感じていた。
ニャルラトホテプとクトゥグアだ。
100点満点の答案用紙を二人に手渡すと、ニャルラトホテプは忌ま忌まし気に舌打ちする。
向けられるあからさまなライバル心にしかし、等のクトゥグアは涼しい顔だ。
ふぅと、ため息を吐いて採点机の椅子から立とうとする真尋だったが、
二人はその場を動かない。
怪訝な気持ちにかられた真尋だったが、視線の注がれる先を見た真尋は、ああと思い立つと
ニャルラトホテプに「ほら」と手を伸ばす、
「よく出来ました」
そう言うと、答案用紙の『100点』の横に桜の花にそう書かれたハンコをペたりと押した。
こぼれる様な明るい笑顔を見せるニャルラトホテプの頭を撫でるてやると、気持ちよさ気に目を細めた。
足取りも軽く席に戻るニャルラトホテプ。真尋は次いでクトゥグアの答案にもハンコをと目線を向けたが、
だがクトゥグアは何も言わず席に戻ってしまった。声をかけようとした真尋だったが、
次々と答案用紙を持ち寄る生徒達がに見送る以上の事ができなかった。
事の起こりは、体育の時間だ。
クラスの誇る問題児二人の姿が見えないのだ。
「これは何やらイベントの匂いですョ!」
いい加減存在を忘れかけていたイス香の声に、真尋は非情な現実を思い出した。
いまこの瞬間、真尋が小学生に囲まれ教師を演じている世界が、アト子提供のゲームの世界だと。
ドッジボールに興じる生徒達の取り纏めをハスターに任せると、真尋は二人を探すためその場を離れた。
本来ならもっと大事な問題なのだろうが、真尋は大して心配はしていなかった、
これはゲームなのだ…つまり、真尋の行動に合わせてイベントは巻き起こる。
そう言う設定なのだろう。
「擦れた考え方ですョ」
「誰のせいだよ」
宛てもなく歩き出した、真尋であったが目的地は直ぐに目星がついた、
地鳴りの様な衝突音が体育館から聴こえてきたのだ。
(なぁ、前はこんな展開なかったぞ)
(同じ道を歩くだけでは、新たな思い出にはならないですョ)
ヒソヒソと話す二人は物陰から体育館倉庫の中の様子を伺う。
先程の衝撃音の発信源は、予想を外れることなく、ニャルラトホテプとクトゥグアだった。
しかし、駆け付けた真尋は予想を外れたその光景に思わず身を隠して、
その状況把握に努める段となった。
――クトゥグアがニャルラトホテプに抱き着いている。
「いったたた…クー子!あんた、一体何のつもりです!呼び出した挙げ句こんな…!」
跳び箱に背中から倒れかかった恰好でニャルラトホテプは胸に縋り付く少女に怒鳴った。
「………」
クトゥグアは無言のままニャルラトホテプの胴体を強く抱きしめる。
「ええい、苦しい!…それに熱いんですよ!!」
ニャルラトホテプは引き離そうともがくが、まるでびくともしない。
「ぐうぅ!かくなる上は……!」
背中に手を伸ばして何やらゴソゴソとやり始めたニャルラトホテプだったが、
不意にその手が止まった。
背中から戻した手でそのまま、目下にあるクトゥグアの背中に掌を当てる。
「泣いて…いるんです?」
クトゥグアの背中が小刻みに震えていた。
「……先生とくっついちゃ…やだ」
真尋は思わぬ展開に固唾を飲んだ。
「こ、これはとんだ濡れ場ですョむぐぐぐ…!」
興奮気味のデバガメの頭を両の手で握り込んだ。
「……ニャル子…先生のこと、好き?」
ニャルラトホテプの膝枕に頭を預けた形でクトゥグアはそう問いかけた。
「そんなこと、あんたに何の関係があるんです…?」
すっかり毒気の抜かれた様子のニャルラトホテプは、それでも努めて棘のある口調で答えた。
「……あの人は…ニャル子のこと…好き」
ニャルラトホテプの顔が朱に染まる。アホ毛がビリリと立ち上がると、
彼女の乱れた心を表す様に右に左に揺れ動く。
「そ、そりゃあ、か、可愛い教え子ですからね!」
「……違う」
「へ?」
「……今日の先生。いつもの先生じゃない」
「それって、どういう…」
「……ニャル子は、先生のこと好き?」
クトゥグアは質問には答えず、また最初の問いを繰り返した。
「………」
「………」
沈黙が続いた後、
「……わたし、みていたの」
口を開いたのはクトゥグアだ。
何を…そう問おうとしたニャルラトホテプは熱い唇を額に受け、フリーズした。
「……ニャル子のお口、涎でいっぱい」
「……先生の触手の味、思い出しているの?」
「……美味しかったの?先生のカチカチ触手」
口内を掻き回し涎を絡めた指を引き抜くと、クトゥグアはその手をニャルラトホテプの下腹部に這わせた。
「……ニャル子…ニャル子…ニャル子」
クトゥグアはニャルラトホテプの秘部を擦り
うなじに顔を寄せ、抑揚のない声で名前を呼ぶ。
「んん!あっ…!あんン…!」
ニャルラトホテプはされるがまま、その身体を弄ばれる。
下着越しに食い込む指先の動きに合わせて小さな身体が波打つ。
「や、やめなさ…くぅ…」
ニャルラトホテプの秘裂を擦る動きが一気に加速した。
「んあぁん!!はっ!はうん…!……あっ」
白い咽を反らせたニャルラトホテプはその刺激に身体を震わせる。
「くぅ……んん……ん!」
ピタリ。クトゥグアの激しい指の動きが止まる。
「びゅるるるる。びゅる。びゅる……いっぱいでてた…」
「……ねぇ、あのとき先生が出した白いの…何だか知ってる?」
荒い呼吸に上下するニャルラトホテプの肩にクトゥグアの手が添えられる。
「……わたし、みてたの…宇宙幼稚園でニャル子が先生にこうされるの…」
「……殺したいと思った」
「はぁ…?私、を…殺したところ…で、先生はあんたなんか…!」
気色ばむニャルラトホテプだったが、クトゥグアは涼しい顔だ。
「……今日のニャル子、優しい」
「う、うるせーですよ!」
「あんたと私はニャルラトホテプ星人とクトゥグア星人…この意味、分かるでしょうが!」
「……でもニャル子…抵抗しない」
「あんたが…変なトコ…触るからぁ…」
「……ねぇ、ニャル子…あの白いのね」
「ん?……んん!?」
それからしばらく、沈黙が続いた。
そして、
「……先生?」
ギクリと心臓が跳ねた。
「……ニャル子寝ちゃったみたいなの」
「そ、そうか」
「……わたしは授業に戻る」
「そ、そうか」
「……先生?」
「な、なんだ?」
「……なんでもない」
そうとだけ言うと、クトゥグアは体育倉庫から出ていった。
心なしかその肌がツヤツヤしている…ように見える。
真尋はその後ろ姿を見送ると、恐る恐る体育倉庫に足を踏み入れた。
「…あいつ」
真尋は苦笑した。
ニャルラトホテプがマットの上でのびている。
身なりは整えられ、乱れは見当たらない。しかし、
右の頬にはキスマーク。そして額には『クー子の』と書かれた紙が張り付けられていた。
どうやらそれでニャルラトホテプの所有権を誇示しているようだ。
「所謂据え膳って奴ですョ」
「ちょっと違うんじゃないかな」
とりあえず以上です。
お目汚し失礼しました……。
ハラショー
279 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/16(月) 01:35:59.61 ID:gUZt8SYC
めっさエロ可愛かったGJ
ニャル子のおかげでロリコン卒業したのに
ニャル子のせいでロリコンに出戻りとは…
ニャルコンを名乗るがよい
ニャルコン……ボタン連打したりアナログスティックぐりぐりしたりバイブレーション機能で……んっ、はぁ……いい……。
284 :
名無しさん@ピンキー:2013/09/24(火) 06:26:26.73 ID:fK0yI3dp
ロリニャル子良いよロリニャル子
ニャル子は本当に色んな属性で弱点を攻めて来よる
ニャル子赤ちゃんつくろ
287 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/14(月) 22:53:32.15 ID:onr4daXO
小学生のニャル子さんとニャルニャルするのは
罪なのでしょうか?
真尋さんなら無罪
真尋さん以外は懲役30日です ※懲役は精神と土岐の部屋で行われ、超絶過酷です
289 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/15(火) 12:51:54.50 ID:2RXALkTF
小学生ニャル子と30年間閉じ込められるとな?
なおフィルターはない模様
292 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/17(木) 16:22:13.41 ID:LczMsKUx
>>291 ここの得意げな表情は好きだ
新宿でのお疲れ様会を記念してニャルあげ
294 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/23(水) 01:54:08.04 ID:j7ou3yVJ
唐突ですが、
>>276の続き投下させて頂きます。
※ロリもの注意
※コレジャナイ感注意
※こんなの書いたのはきっと、土砂崩れでニャル子グッズの無い
避難所生活を送る羽目になった腹いせ
ニャルラトホテプは『先生』と思い出の道を歩いていた。
「でへへ」
高揚感に顔が綻ぶのが抑えられない。
暖かな掌の温もりを感じるだけで、幸せだった。
――これは夢だ。
ニャルラトホテプは知っていた。
見覚えのある光景は記憶の出来。
思い出の道は思い出でしかないから…。
思い出の様にくいくいとその大きな手を引いてみる。
何処か思案げな様子が不満だったがニャルラトホテプが
胸一杯の幸せを態度を示すと
…逆光のせいだろう、その顔はみえなかったが…
穏やかに微笑んだ…気がする。
夢は続いた…場面を変えながら。
その全てに『先生』がいた。
今は小学生の時分だ。喧嘩友達のクトゥグアに体育倉庫に呼び出されたのは、
いつもの様に喧嘩の為だと思っていた。
なにせ相手はフォーマルハウトのクトゥグア星人だ。そのクトゥグア星人のクー子が
犬猿の仲であるニャルラトホテプを人気のないところに呼び出す理由など…。
だらしなく開いた口元から涎を垂らし、何が楽しいのだろう
でへへと笑う。
「変わらないな、こいつ」
ニャルラトホテプの寝顔を見ながら真尋は一人ゴチた。
気絶したままかび臭いマットの上に放置する訳にもいかず、
保健室のベッドまで運んだのだ。
授業中居眠りの常習犯である彼女の寝顔を見るのは、
もはや真尋の日常の一部だ。
非日常的な今の状況において、見慣れた光景は何処か癒しを与えてくれた。
と、ニャルラトホテプの表情が変わる。眉間に皴が刻まれたかと思うと、今度は歯軋りを始める
解りやすい怒りの表情だ。グーで握ったゴブシがワナワナと震えている。
その表情は様々に変化した。喜怒哀楽の切り替えは瞬く間だ。
無貌の神とはよくいったものだ。
(…ちょっとちがうか)
寝相悪くバタバタと寝返りを繰り返すニャルラトホテプの傍らで真尋はその様子を眺めていた。
その姿は何処から見ても小学生の女の子である。
透き通る様な柔らかな銀髪に、一房のアホ毛、
幼さの中にも将来美人になるであろう素養が詰まった、整った顔立ち。
この姿を見たとしても誰もクトゥルー神話の邪神、ニャルラトホテプの同種族とは思わないだろう。
(まぁ、そもそも千体の顕現を持つと言われる魔人だけどさ)
一目で正体が見破られていては、トリックスターは務まらない。
怪しくないものほど危険なのがクトゥルー神話だ。
(とは言え、萌えるものは萌えるんだ…仕方ないじゃないですョ)
「……かもな」
「おっ?とうとう観念したですョ?」
――今更何を弁解すればいいのやら。
くちゅり くちゅ ちゅぷ
熱い指先が擦りあげた秘部から湿り気のある擦過音が聞こえる。
クトゥグアの熱い唇が額に押し当てられたときから、じわりと疼きだしたそこは、
乱暴にされる程に身体に電流を流されたような刺激が走った。
口内に分泌される涎が口の端からこぼれ出る。
口腔を指で犯される感覚は甘美な快楽と共に、あの時の情事を思い出させる。
愛するあの人との、はじめての…
でも、とニャルラトホテプは違和感に苛まれる
「あの人」との情事は夢の出来事のハズなのだ。
そもそもが今、こうしていることも…
しかし、ニャルラトホテプは現実の自分を思い出すことが出来ない。
もやにかかった様に阻まれて、記憶が『今』より先に進まない。
ニャルラトホテプ星人のニャル子、宇宙小学校の三年生。
それが夢のなかの現実だった。
ハッと目を覚ましたそこは白い天井の部屋だった。
自分の部屋ではないことは直ぐにわかった。
兄のニャル夫と共用の子供部屋は、こんなに天井は高くないし、
カーテンの下げられたレールがぐるりとベッドを囲う形で付けられているのは
兄の見舞いで足を運んだ病室に似ていた。
意識が徐々に覚醒していく。
どうやら油断してクトゥグアに肺の空気を燃やされて、気を失ってしまったようだ。
「くっそー、あんにゃろう。覚えていらっしゃいよ…」
何処か憂いのあるクトゥグアの顔を思い出すと、どうにも語員に力が入らない、
「………」
疼きの治まらない下腹部に、手が伸びた…
「ん!ふっ…?!ンん!」
指先に湿った布の触感が伝わり、腰から全身にかけて力が抜ける様な甘い痺れが走り抜けた。
ふぅふぅと上がった息を整え、
今度は恐る恐る、下着の中に手を入れてみる。
疼きの中心に指を差し入れると、熱い粘膜が指に絡みつく…。
「ん…先…生」
はじめての快楽に身を委ねようとしたとき、
「あーー…オホン」
「!?」
「目は、覚めたか?」
聞き覚えのあるその声にニャルラトホテプは飛びあがった。
「あわわわ!あわ!せ、せせせせんせい!」
カチ合った視線はニャルラトホテプの身体を這いまわり、
まるで見せ付けるかの様に開かれた両足の付け根…
汚れたショーツ内を愛撫する右手にも注がれている。
「ぎにゃああぁぁ!!」
驚きと疑問と羞恥心で、頭が瞬時に沸騰したかの様にのぼせ上がる。
逃げようとしたが、下半身が言うことを聞かない。
もんどりうつように転がったニャルラトホテプの身体がバランスを崩して大きく傾く、
何もない空間に差し出しだ左手がただ、空を掴んだ。
ベッドの端から転げ落ちそうになったのだ。
なったと言うか…落ちる身体を真尋が引き留めたと言うのが正しいだろう。
ニャルラトホテプの左手を掴まえると、勢いそのままに、その軽い身体を胸に抱いたのだ。
「大丈夫…か?」
いろいろと…と胸中で付け足すと、真尋は小さく柔らかなその身体を撫でた。
「………で、ですかぁ…?」
「ん?」
「何で邪神レーダーが反応しないんですかぁ…?」
「それは…その…」
そのニャルラトホテプの困惑も無理からぬ事だろう…なにせ真尋は邪神じゃないのだ。
(で、このあとどうすれば良いんだよ、コンチクショウ)
とりあえず誤魔化そうかと思う真尋だったが、
腕の中で放たれる甘い雌の香りに思考が激しく乱れる。
宇宙幼稚園での我を忘れる程の興奮が、目覚めつつあった…(まただ…)
そして聞こえてくる内なる悪魔の囁き。曰く、
「まずは押し倒して、ブチューですョ!」
内なる声デカイな、おい。
ちょっと冷静さを取り戻した真尋だった。だが、
「はい!」
「えっ?!」
真尋の視界がぐるりと回る。下を見ていたハズの真尋が次の瞬間天井を見ていた。
「次は…ええっと…」
「ニャル子!ちょっ…待っ!」
真尋の視界一杯にニャルラトホテプの顔がある。
「今私は、天啓を受けました!英語で言うと、コール・オブ・クトゥルー!」
熱に浮かされた様に高潮し、目尻に涙を湛えた瞳は戸惑いに揺れる。
「ちょっ、待て!ヤケを起こすな!」
「いつブチューするですョ!今ですョ!」
「し、します!ブチューします!!」
「ダメだ!待て!」
「待てませんて!」
ちゅっ。顔を左にかわした。右頬被弾。
「んふ…ん…あぅ、ぷちゅ!」
逆に首をふる。左頬に直撃。
「ふみゅ…!んん!ぷちゅー!」
下に逸らし、首筋に投下。
「その意気ですョ!ニャル子さん!」
「お前は黙れ!」
「つ、次…こそわ!」
「あーーもうッ!」
ちゅっ。ちゅうぅぅぅ。
「!?」
「……落ち着いたか?」
「………」
真尋は返事を待たずに、もう一度前髪を除けると意外に広い、ニャルラトホテプのおでこに口づけた。
「ふぁっ、おでこ……にゃあぁ…」
強張っていたニャルラトホテプの身体から力が抜けた。
真尋はその小さな身体を、改めて胸に抱く。
「ふぇええ…ぐず…うぇぇえ…」
緊張が切れて、泣きじゃくるニャルラトホテプの背中を撫でる。
「ニャル子。ごめんな」
甘い匂いのする銀髪を撫でる。
「また、それです」
そういえば、宇宙幼稚園でも同じ台詞を言った気がする。
「ぐす……先生は私のこと、お嫌いですか…?」
泣き腫らした目の下の涙を指で拭う。
「嫌いな訳…ないだろ」
「では…どうして…なんです?」
「そ、それは…」
今度は真尋がどもる番だった…。
「私はこんなに愛していますのに…」
僕だって…!そう言いたい衝動に負けそうになる。しかし、
「愛しています…ヨグソトス先生!」
「あんっ…!ふぁぁあん!!」
膨れ上がったペニスが秘裂を擦る度、ニャルラトホテプの小さな身体が小刻みに震え、
亀頭の半分が埋没した膣口からはおびただしい愛液が吐き出されてくる。
正常位の体勢で腰を沈め、ぬめる窪みを擦る。
「ひっ…んん!ひぐっ!」
捲りあげたTシャツの裾を噛み、潤んだ碧眼が快楽の波に震える。
「くぅ…!」
思考回路が焼き切れそうな刺激に、真尋は呻いた。
蕩けたような柔らかな肉ヒダが招き入れる様に亀頭に纏わり付く。
そのまま突き入れて、目茶苦茶に動き回りたい衝動にかられる。
その、堪え難い欲求から逃げる様に、膣口からの熱いキスを引きはがすと、
今度は白い太股をピタリと合わせ、その隙間を犯していく。
「あうんっ!先生の触手…!ナカに……入れて…え!」
先走りと愛液とでぬめる腿肉がペニスを圧迫する。
「うぁ、駄目…だ!くぅ……僕、は…先生、じゃ…うくっ」
下半身はまるで別物の様に快楽を求め、その狭隘なぬめりに激しく男根を擦り付ける。
「は、激し!…先…せ!…ヨグ、ソ…んせ!」
反り上がる白い喉に赤みが差して、上気する幼い身体が大きく震えた。
「ひっ………〜〜〜!!!?」
吐き出されるのは最早、掠れた空気だけであった。
弓なりに身体を大きく反らし、ビクンビクンと何度も跳ね
そして、ふにゃりと弛緩した。
「う、くぁ…ああっ」
腹の下で乱れるニャルラトホテプの姿に、限界だと思われたペニスの硬度がより強まる。
抑制しようとするほどに肥大化する肉欲が理性を食い破りはじめる…
背徳感が背筋を震わせる興奮に転換して、
爆発しそうな射精欲求は発作的な衝動として下半身を這いまわる。
グロテスクに勃起したペニスが膣ヒダに触れる度に、真尋の思考は掻き乱れた。
幼いニャルラトホテプの唇を奪い、粘膜を犯す事で頭が一杯になる。
そして、
真尋の身体が止まった。
荒い呼吸はそのままに、貪りつく勢いが潮の様に退いていく。
ニャルラトホテプから身体を離すと、真尋は、右手で反り返ったペニスを握り、しごいていく。
真尋はかたく目を綴じた。
そうでもしないと、ニャルラトホテプの顔に、身体に…可愛いらしいショーツを
精液で汚したいという欲求を堪えられそうになかった。
「真尋サン。またですョ?」
呆れた声音。
「勢いまかせで女も抱けないとは、ヘタレの鑑ですョ」
「…うるさいよ」
真尋にはそう返すのが精一杯だった。
「別の男の名前で呼ばれながら抱けるかよ」
自慰をしながらそんなこだわりを語る自分がとてつも恥ずかしかった。
だけど、そこが真尋の譲れない一線でもあったのだ。
「これはゲームですョ?」
「ゲームでもだ!」
「ふふふ…」
「……なんだよ」
「いいえ、何でも…それよりも、ほら…」
「なん…!?んあ!!」
限界寸前だった真尋は、出し抜けに尿道を吸われ小さく跳ねた。
見ると充血した亀頭に舌を這わせるニャルラトホテプと目が合った。
(なぁ、これって…)
(素股までやらかして、いまさら綺麗事は無しですョ♪)
(………)
(お待たせしましたですョ…ボーナスステージ突入ですョ)
今回はここまでです。
GJ!
待った甲斐があった
305 :
名無しさん@ピンキー:2013/10/24(木) 20:08:36.35 ID:kcRNuUSR
>>303 GJ
避難所からの投稿に
限りない愛を感じた
>>303 GJ!
泣きながら身を捧げる小学生ニャル子が愛しいぜ
言葉と裏腹にハァハァしてる真尋wwwww
そうか、ニャル子さんも強制参加なんだな
なんて下世話な…(狂喜)
308 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/02(土) 12:55:49.43 ID:iNKjlQUi
ニャル子さんprpr
最近、クー子とクー音に奪い合い(性的に)される真尋という構図の電波がゆんゆんしてる
送ってきたのはここの住人ですな?
310 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 07:17:35.48 ID:7EQdwyy9
続きはまだか
そもそも書いているんだろうか?
ますならかいてます
ボチボチ書いているけど、エロパートがねちっこ過ぎたんで間引いてますしおすし
314 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/07(木) 15:25:51.60 ID:7EQdwyy9
エロパートを間引くだなんて正気か?!
たっぷりねちっ濃い ぃのをたのむ!
いや、お願いします
エロパロのエロを抜いたらパロなだけ
575 意訳
是非エロいのをノーカットでお願いします
これは重畳
>>302の続きです。
(削るつもりだったエロパート部分です)
※ロリもの注意
※コレジャナイ感にあらかじめ御容赦下さい
※実際にこんなことしたら捕まりますよ
頭の中身が弾けたかの様な快感に真尋は一瞬気が遠退いた。
下腹部を這うざらついたぬめりに身体が跳ね上がる。
その様子を上目遣いで眺めるニャルラトホテプは満足げに微笑んだ。
「っかはぁあ…!!」
強く鈴口をねぶられ悶絶する。熱くぬめる口腔から
抜け出た亀頭が、糸引く先走り液と涎とを盛大に跳ね飛ばした。
「んっく…ん。ふ、はぁ…やっぱり変な味ですね…」
口元を拭い、顔をしかめるニャルラトホテプは、
舌なめずりをして真尋のペニスに再度顔を近づけた。
「ま、待てニャル子ッ!これ以上やったら…」
ニャルラトホテプはお構い無しと言わんばかりに、ペニスを覆う両手に舌を押し付けた。
「せんせー、かわいー…れちょ…ちゅぅ、はぁ…まるで、初めてのときみたいれす」
背格好にそぐわない淫靡な仕草にぐぅ、っと真尋は呻く。
「なぁニャル子。お前はわかっていないだろうけどこれはだな…」
ニャルラトホテプは震える真尋の手の甲を丁寧に舐めていく。
その感触は余りにも柔らかく、暖かで、気持ちよく…。
「これは、おにーさんの、しょくしゅへの、きふ…でふ…よ?」
嘘だ!
そう言おうと開いた口からは震える吐息しか出なかった。
「おにーさん…どうしてほしい?」
ニャルラトホテプは上目遣いで真尋を見つめる。
宇宙幼稚園での情事…真尋からすればほんの数時間前の出来事をニャルラトホテプは仄めかす。
しかし、真尋はあの幼い『キス』とは明らかに違うと感じるのだ。
真尋はごくりと無意識に唾を飲むと、おずおずと両手を開く。
見たことも無いほど鬱血した真尋自身が、期待でビクビクと脈動していた。
何が違うかは明言できない
ただ、こんなにも、抗い難い。
「く…口で…して、欲しい…」
「えへへ…じゃあ…見ていてくら、はい…わらひのき…ふ…」
目一杯に開かれた口腔が亀頭を覆っていく…。
幼いニャルラトホテプの言葉に無邪気さはない、
甘い誘惑は雌の色香そのものだった。
唾液がたっぷりと満ちた口内の刺激に真尋はたちまち限界を感じた。
ニャルラトホテプが頭を揺すると腰の奥を激しい射精衝動が駆け巡る。
カリ首の括れに入り込んだ舌が亀頭をねっとりと愛撫し、
ペニスの形に膨らむ柔らかな頬肉は、ニャルラトホテプが強く吸うと痛い程にペニス全体を圧迫してくる。
そのあまりの快楽に真尋は激しく乱れた。
降下するSAN値の変わりに駆け上がって来た熱は狂暴で、素早い。
「で……出、るッ!!」
「んぅ、だひて…おにぃひゃんのあかちゃ……ッ??!あがッひゃ…んむ…!!?」
まるで神経の束で犯している様だった。
両手で乱暴に掴んだ小さな頭は痙攣する腹筋に合わせて小刻みに震え、
何度も何度も吹き上げる熱液の放出に、咽の粘膜が苦しげに収縮する。
瞬く間に口腔に溢れた白濁は出口を求めて、ペニスに密着する唇からこぼれ出す。
「お、あぁあぁ……」
熱の塊が限界を超えて怒張し、すぼまりきったペニスの先端から出ていく感覚に真尋は呻く。
ニャルラトホテプも苦しげに呻き、咽奥に溜まる濃い塊を嚥下した。
長々とした射精が終わった時には真尋は全身に珠の汗を浮かべていた。
弛緩するニャルラトホテプの口からおずおずと抜き出したペニスは泡立つ精液を滴らせ、
濃い塊の混じる粘糸が幾筋も名残惜しげに口腔との間にぶら下がる。
射精後にも関わらず、男根の勃起はおさまらず…飽きれた事に、口淫前よりも大きさも硬さも増していた。
「はぁ、はぁ…にゃ、ニャル子?」
ニャルラトホテプの頭を掴んだ両手を離そうとしたとき、その手を握られて真尋はたじろいだ。
捕まれた手はそのまま彼女の頬へ導かれる。
赤みの射した柔らかな頬を掌で撫でると、
満ち足りた微笑みがそこにあった。
「ニャル子…」
「…はい」
「僕のこと、どう見える…?」
真っ直ぐに見つめる碧眼に逡巡の色が見て取れた。
「おにーさんは、おにーさんです……」
ニャルラトホテプはそういうと真尋の掌に甘えるように頬擦りする。
「僕が、もし、僕じゃなかったとして……」
スリスリ
「さ、さっきの、ぼ、僕に対しての……」
スリスリスリスリ
「あーー……」
「んふふ」
「要するに僕が言いたいのは…」
「愛していますよ」
「ッ!!」
「たとえ…貴方がヨグソトス先生じゃなかったとしても」
「愛しています…真尋さん」
「んん…ふ…あむっん…」
桜色に火照る身体に指がふれる度、合わせた唇から甘い吐息が漏れる。
「あ…あんっ!…んっ!!」
シャツの上からささやかな胸の膨らみを掌で包むと、その反応は一層強まった。
真尋は更に深く口付けると、シャツの中に手を入れ丸く柔らかな肉に指を沈め、大く動かした。
強引な愛撫に肢体が跳ねる。
スカートのお尻に触れると、そこは愛液で濡れそぼり、
源泉に指を浸すと、溢れ出た粘液が太股まで下ろされていたショーツに垂れ落ちた。
「ふはぁぁぁ…」
唇を首筋に移すと、途端に蕩けた声音が室内に響いた。
「こ、これが…大人のキスですね…あんっ…!」
首筋を吸われたニャルラトホテプは大きくのけ反る、真尋はそのまま体重を乗せ小さな身体をベッドに押し倒した。
自身の口をついて出た、その名前にニャルラトホテプは驚いた。
聞き覚えはないはずなのに懐かしいような響き、
『真尋』と呼ばれた彼は微笑んだ…ように見えた。
それまでの苛立っているような、恥ているような、泣いているような、
彼女の心を千々に乱していた不安な表情が消えた。
何故だろうと彼女は小首を傾げる。
白いびゅるびゅるをおねだりしたのが悔しいかな、クトゥグアの言う通り効果的だったのだろうか?
独特過ぎる臭気に気圧されたが、猛々しく勃起した男根から放たれる濃い男の子の味を、
ニャルラトホテプは興奮に身を任せ飲み下した。
ただ、彼女の出来るゆーわくは此処までが限界だった。
「真尋さん…」
また自然とその名前が口を突く
「大好きです」
両手を広げ大きな陰を迎え入れる。
今からする行為への恐怖にニャルラトホテプの身が震えた。
大きな陰はその身体を優しく抱きしめると、
「僕も、大好きだから…」
だから、と続けようとするその唇に人差し指を押し当てた。
「きて。下さい」
今回は以上です。
次で終わらせたいと思っていますので、
お目汚し御容赦下さい。
324 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 07:23:09.15 ID:UxHMThZV
エロかわイイ
三回抜いた
326 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/13(水) 16:30:47.26 ID:XPr3KQD+
>>323 ありがd
いつもながら、読んでてキュンキュンするわあ
1時間ニャル子
がニャル子によって阻止されて、それが原因でクー子によってお仕置きされる真尋さんのSSをください
そし
331 :
名無しさん@ピンキー:2013/11/30(土) 18:58:30.33 ID:V3/4SvLV
続きを待ち続けますよ私は!
そし
ニャル子が脱いだ
334 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/02(月) 19:28:40.65 ID:FZYLuK8h
たまりませんな〜
>>322の続きです。
※ロリもの注意
※コレジャナイ感にあらかじめ御容赦下さい
指に感じる締め付けは何処までも情熱的で、
纏わり付いた粘膜のヒダのうごめきに、感嘆の溜息が洩れた出た。
愛液の絡む指先を膣口から抜き取りペニスをその小さな入口に宛がう、
暖かなぬめりが亀頭を包むと、ニャルラトホテプの身体が緊張に震えた。
無理もない、鋼の様に勃起したそれはニャルラトホテプの華奢な身体に対して、余りにも凶悪だ。
(はわわわわ、フェラの時より倍はデカイですョ!)
真尋は上着を脱ぎ捨てた。
(うぶ、おや…このアングルはまた刺激的ですョ)
脱いだシャツを投げ出した上着に叩き付ける。
(ひょーっ!犯る気満々ですョ…ョ?)
静かに騒ぎ立てるという器用な真似をするギャラリーに一瞥をくれてやる。
小さなフィギュアはサムズアップをしてみせると、シャツの中に隠れるのだった。
「…ありがとな」
「ふぇ…?」
「いや、なんでも無い」
「ふふ…へんなおにーさんです」
ニャルラトホテプの緊張が和らいだ。
そして、真尋も、手足の震えが治まっていることに気付く。
逃げ出したいほどの畏れが堪え難い衝動に転化する。
そして、ゆっくりとニャルラトホテプに重なって、
(ほとんど違法行為ですョ)
あとで、デコピンを三発見舞おうと心に決める真尋だった。
「愛してるニャル子」
「真尋…さ ん、あいして…ん…あぁ」
ベッドが大きく軋む音が保健室に響いた。
熱い熱いぬかるみを掻き分けて進み入る。
「………っ!!あぅ…はっ!」
ニャルラトホテプは目尻に涙を浮かべ、痛みに耐えた。
亀頭がギチギチの膣内を推し進む感覚は、幾重もの処女膜を次々と突き破っている様だ。
竿の半分程で、もうそこは行き止まりだった。その短い行軍が、永遠にも感じられた。
「あぁ…はっ…フゥう〜〜っ…」
ニャルラトホテプは全身で深い吐息をつくと、真尋の腕に食い込んでいた爪が離れ、柔らかな掌が薄い胸板を撫でる。
ペニスの太さに広がった膣口は痛々しく充血し、愛液と紅いものとを滲ませていた。
皮下脂肪の薄い下腹部は膣内に納められた真尋自身の形に膨らみ、
堅い楔が未成熟な肉を穿っている様がありありと見て取れた。
「は、入った…よ」
ニャルラトホテプはコクコクと頷くと、その小さな顎を上げ、静かに瞳を閉じた。
真尋は、深く深く口づけた。
痛みと快楽の呻き声が交差する室内。
チロチロと燃える火の粉が窓外を舞う。
彼が、幼い肉体を貪る様に愛している様はカーテンを隔ててもなお伝わってくる。
ぶつかり合う肌の音に、ぬちゃぬちゃと湿った粘膜が絡み合う音が重なり、
時折漏れる嬌声と愛を語らう二つの呼吸は激しさを増していく。
「すきっ…!好きで…す!あぅっ!だい…んあっ!大すき…で、ああぅ…愛して…ますっ!」
「うぁ、僕もっ…すきだからっ!大好きだ…から!!愛してる!愛して…うあっ!出…る!!」
「んああ、ま…また!あっ…また、出て…う!んああぁぁあ!!」
極まった声が響くのはかれこれ5回目だ。
真尋は吠えた。
精液のプールと化したそこは、居るだけで屹立した男根が即座に限界を迎える。
膣奥は軟らかに拡がり、たっぷりと蓄えた白濁に子宮が浸り、
その硬さと弾力に富んだ感触に亀頭がぶつかる度に、ニャルラトホテプの身体が跳ねる。
「だ…めぇ、ダ、メーっ!」
首を左右に振り、身を戦慄かせる。
途端、甘い雌臭のする液が下半身をしとどに濡らした。
「あぁーーっ!!ああぁあぁぁッ!!」
子宮に強く打ち付けたペニスを熱いうねりが包む。
押し潰されそうな膣圧の中で、限界を迎えた真尋自身が爆ぜる様に白濁を吹き上げた。
膣内の許容を超えた粘液がベッドのシーツを汚す。
「ニャル子、うぁ…くっ…あむ…ん…ン」
堪らずに吸い付いたニャルラトホテプの唇はどこまでも柔らかく、舌と舌が絡み合う快感に
ほぐれきったニャルラトホテプの中で、鉄芯の如きそれは、
また太さを増していくのだ。
(愛してる…僕だけのものにしたい)
その想いの中で真尋の意識はただひたすらに愛を叫んだ。
意識が暗転するその時まで。
今回は以上です。
クリスマス前には終わらたいと思います。
お目汚し失礼しました。
乙なのですョ
GJ!
フィーヒヒヒ!
>>340 乙にゃーーー!
熱烈になってきたな(ハアハア
344 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/20(金) 02:42:00.22 ID:hjQClBle
GJ!
全力で支援する!
345 :
名無しさん@ピンキー:2013/12/25(水) 23:37:30.14 ID:uGKO89oN
クリスマスプレゼントはまだですか?
新年姫始めネタお願いします!!
347 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/01(水) 23:15:53.68 ID:LXKdIgRL
受信した
348 :
ディノニクス:2014/01/02(木) 14:34:23.15 ID:bD00YuOZ
いいねえ。
ぶっちゃけ、ニャル子さんの同人って中々しっくり来るものがないからここが楽しみだったり
今年もよろしくにゃーー
描いてる奴らの気持ちを逆なでするような言葉だな。
まあ愛の無い薄い本なぞ要らないけど。
「……こんなに苦しいのなら、悲しいのなら、愛なんていらない」
その前に 引かぬ 媚びぬ 省みぬ が無いぞ
fufu……話を聞いてくれません
354 :
349:2014/01/10(金) 00:39:10.84 ID:BP2X+s8j
>>350 いや、もちろん気に入った物もあるけど、
「それは違うだろ〜〜〜」みたいなのも多いからさ、悪意は無いよ
時間よ止まれ、クトゥルフ神話RPG、同人ゲームならニャルプラス辺りは好き
引きません!媚びへつらいます!反省しません!
ここはいつから社友者スレになったんだ
358 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/10(金) 16:21:01.26 ID:kKvjyyzx
>>354 そのチョイス良いね
「トラペゾヘドロンは君に輝く」あたりもオススメ
所用で遅くなってしまったけど、
姫初めものを書いたので投下。
拒否反応がなければ続き書きます。
北海道の冬は寒い。
参拝客の靴底で磨きあげられた雪はテカテカと光り、参道をいびつなスケートリンクに変えていた。
「きゃあっ!」
アイスバーンに足を滑らせた少女が倒れるのを、彼は咄嗟に受け止める。
不安定な氷の上で二つの影はもろともにすっころんだ。
「いったたた…大丈夫か?ニャル子…」
背中から倒れた少年は、抱きしめる形で倒れた少女に声をかけた。
「うぅぅ…申し訳ありません真尋さん」
ニャル子と呼ばれた少女は、身を起こそうとするが、
ふっ…と何かに気付いた表情をすると、
「でへへ…真尋さんに抱かれちゃうとかこれ、早速ご利益でしょうか?」
胸板に頬をよせると、自慢の上目遣いでその顔を見つめる。
その頭頂部に無慈悲な手刀が叩きこまれた。
「アホなことやってないでさっさと退けろよ」
努めて無愛想な声でそういうと、真尋は力任せにニャルラトホテプの身体を抱き起こした。
滑り留めに撒かれていた砂利が背中からパラパラと落ちる。
ニャルラトホテプが泥雪や砂利に汚れていないのを確認すると、真尋は
転んだときに放り出したビニール袋を拾い上げた。
ニヒヒと嫌らしい笑みを漏らすニャルラトホテプを睨むも、
効果の程は、その笑みが深くなっただけであった。
白の生地に赤い華の模様をあしらった着物を着たその姿は、
一見して日本人ではないと知れる。美しい銀髪に澄んだ碧眼と、透き通る白い肌 。
しかし、和装を纏うその姿には不思議な調和があった。
真尋はぶっきらぼうにその手を取ると、ゆっくりと歩き出す。
「滑るから、気を付けろよな」
破顔するその顔を見ない様に、真尋は前だけを向いて歩きだす。
初詣に行きたいとねだったのはニャルラトホテプである。
二人だけでのお出かけが許された理由は、ニャルラトホテプの汚れひとつない振り袖姿が物語る。
クトゥグアは、今頃墨汁塗れの姿で幻夢境で初仕事をしていることだろう。
ハスターはまだ新年の挨拶に来たルーヒーと羽子板に興じているころだ。
広い境内には出店が並び、ニャルラトホテプと真尋は参拝客に配られていた甘酒を片手に
休憩所の畳に腰かけてその風景を楽しんだ。
「いやー、お正月って皆さんお家でヌクヌクゴロゴロしてるものと思ってましたが、なかなかどうして、賑やかなものですな〜!」
「ん。まぁ、年に一度のお参りだしな」
参拝に向かう人の群れを見ながら、真尋は差し当たりのない返事をした。
「もっとご利益のある神様だったら、お正月と言わず、毎日でも拝みたくなるものですけどね」
邪神がご利益を求めて神様を拝むと言うのもシュールな話しだが、
当人の目が何やら真剣な輝きを湛えているのを見て、真尋は冷やかしの言葉を飲んだ。
「また、何かろくでもないことを考えてるんじゃないだろうな?」
「失敬な!不祥ニャルラトホテプの真剣な願いをそんじょそこらのものと一緒にされては困ります!!」
そういいつつもニャルラトホテプの物言いは何処か後ろめたさを滲ませるものだった。
「ふ〜ん。…なあ、ニャル子」
「な、なんでしょう…?」
「人の通りが消えたんだけど?」
「おやまぁ、これはこれは珍しい事もあるものですねぇ」
「それに、寒さも殆ど感じないし…」
「あらまぁ、これは異常気象でしょうか?」
「なあ、ニャル子…」
「は、はい…」
「キス…しよっか」
「ゴメンなさい!もっと、イチャイチャしたくって出来心なんです…!って…え?」
「ん…」
「あむ…ん…んちゅ……」
舌を絡ませるとニャルラトホテプの身体は弛緩し、耳まで紅潮したその顔はうっとりと蕩けたものになる。
「…ン、ああ…だ、誰かに見られちゃいますよぅ…」
「…んん。ちゅ…どうせ結界を張ってあるんだろ…ん…はむ…」
「ひあ…ん!そこは、もっとこう…『構うもんか!お前が欲しい』って、あん!」
耳たぶを噛まれたニャルラトホテプの身体が畳の上を跳ねた。
真尋は応えずに、乱れた振り袖から覗く白い首筋に唇を這わせる。
「は…ぁっ!そこ…駄目…ひあんっ!」
首筋にキスをするとその身体は赤みを増し、掌に感じる体温が上がっていく。
ふうふうと、荒くなる互いの呼吸は。帯に手をかけたときに爆発的に振り切れた。
「あ〜〜れ〜〜」
荒々しく帯をひかれたニャルラトホテプが畳の上を転がった。
「あふん!」
帯が解かれたニャルラトホテプは仰向けの姿勢で、はだけた振り袖を両手で抑えている。
裾から覗くむっちりとした太股と、すらりと伸びた脚がなまめかしい。
「お前。なんか慣れてないか…?」
完璧過ぎる一連のながれに反射的にツッコミが口をつく。
「いや〜、一度やってみたかったんですよ」
悪びれる様子もなく、ニャルラトホテプは顔を綻ばせた。
「全く、お前は…」
呆れた風体を繕いながら、真尋はその身体を抱きしめた。
「さっきからずっと…ニャル子をこうしたかった」
「あ…ん。ふふ…しってました…よ」
「ん…」
また、深く口づける。
「だれかに…みられちゃいますよ?」
「かまうもんか。おまえがほしい」
「えへへ」
そして彼は、鼻腔をくすぐるニャルラトホテプの香りと微かに混じる甘酒の匂いに、身も心も委ねていった。
以上です
お目汚し失礼しました
ッエーイ☆乙!
い、「以上です」じゃねーですよ! もっと続きを! 一心不乱のエロエロををぉ!
367 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/10(金) 20:43:10.17 ID:lqyemwPy
誰が何と言おうが続きを書くべきだ
これは絶対にして絶対
ニャル子が可愛すぎるんやで…ニャル子が可愛すぎるんやで…
>>364 ありがとう、いいから続けろください!!
お願いします
>>364 素敵なお年玉をありがd
神社へのお参りは、ぬるぬるアニメ1期でもあったなあ
特に拒絶反応のある方はいなさそうですので
>>363の続き投下させて頂きます。
蜜の様に甘い香りと、溶けて仕舞いそうな程の柔らかさと肌触りに思わず吐息が漏れる。
「綺麗だ…ニャル子」
「…っ?!は、はう…ううぅ…真顔は反則ですよぅ…」
乱れた紅い長襦袢の下から覗く肌は、冬の日の光を受けて雪の様に白く視界に浮かび上がり、
愛撫で熱を帯びた肌が扇情的に息づく。
指先に力を込めるとぎゅうひのように形を変えるその肉は、
乱暴に扱うと壊れてしまうのではないかと思う程だ。
「んあっ!あ…!ああうぅ…!」
たわわな双丘に触れると、ニャルラトホテプの反応は強まった。
手の中で膨らみが形を変える度に吐息が乱れ、甘い声音が漏れ出る。
「は…ああ、む、夢中ですね…!ひあ…あ、わたしのおっぱ…きもち…です、か?」
敏感過ぎるニャルラトホテプの反応に、真尋は疼きにも似た悦びを感じ、
だらしなく崩れそうになるその顔を、ニャルラトホテプの乳房に寄せた。
「……ッ!!吸っちゃ…ああああぁう!!」
ニャルラトホテプの身体が硬直し、おおきくわなないた。
「はぁ…はぁ…おっぱい…だめぇ」
大きく乱れたニャルラトホテプは、身体を弛緩させ肩で息をしている。
真尋は緩やかに上下する乳房から顔をはなすと、その手を下へと伸ばしていく、
襦袢の裾に手を入れ更にその奥に。
「ニャル子のここ、びしょびしょだ…」
太股をなぞりながらそう言うと、ニャルラトホテプは顔を蕩かせた。
「えへ…へへへ」
「な、なんで嬉しそうなんだよ…」
「だって、大好きなヒトに触られてるんです…よ?」
「……っ!!」
顔が発熱するのが解った。
「それに…真尋さんの顔…ひあぁあ?!」
電撃を喰らった様にのけ反るニャルラトホテプ。
「ご、ゴメン…痛かったか?!」
「い、いえ…!…痛いとかそういうんじゃなくて…」
「ん…?」
「い、いま…そこ…び、敏感で……」
「………」
「おっぱい触られたとき……その……いっちゃ……って……その」
「………」
「う………」
気まずげに顔を伏すニャルラトホテプの顔が見る間に紅く紅く染まり、目には羞恥の涙が浮かび始める。
「うあ……う……」
「……ごめん…ニャル子」
「は…い?」
「もう、我慢出来そうにない」
「……へ?」
真尋はそう言うと、ニャルラトホテプの唇を奪った。
舌を入れ、強引に口内を犯した。
乳房に指を食い込ませて揉みしだく。
「ん…!ぷぁ…あ…」
引き抜いた舌から互いの涎が混じりあった粘糸が垂れる。
「真尋しゃ…激…し!」
力の入らない身体で、もがくも真尋に組み伏せられたニャルラトホテプは成す術がない。
振り袖を剥ぎ取られ、長襦袢の下から愛液で汚れたショーツが抜き去られた。
「き、聞いてます?!さっき、イッたばかりって…にゃああぁ!!」
「ニャル子のここ…すご…い」
ワザと音をたてて愛液を啜る。
鼻先で勃起したクリトリスを指で押し潰すと、秘部からは際限なく蜜が垂れてくる。
「ふあ…あ…ふあぁあああ!」
甘い雌の匂いに舌を擦り付ける度にニャルラトホテプは身体を震わせた。
その小刻みな律動は、徐々に不規則な波にかわり、甘い声音が嬌声に転じた。
「い…くぅう…いっちゃ…ううぅ……ひぁ……ん?」
絶頂の寸前。ピタリとその動きが止まった。
「ニャル子」
「え……う?」
寸止めの余韻で朦朧とする碧眼は、目の前に晒されたグロテスクなそれを見て、
「きて……下さい」
優しく微笑んだ。
絡みつく粘膜にペニスを擦り付けると、白味を帯びだした愛液が溢れ出す。
「ニャル子のナカ…すご…!!」
熱いうねりと化した柔肉が、カリ首の裏にまで絡み付き、
挿送する度に頭の中が白く飛んでいきそうな快感に襲われる。
膣の奥に突き挿れた亀頭が子宮を叩くと、その柔らかなすぼまりはキツく幹を締め付けた。
「はぅ…!ああ!また…いくぅう…!」
「くぅ…僕も、もう…くっ!」
痙攣する膣肉に締め上げられたペニスがニャルラトホテプの奥で爆ぜた。
人気の無い空間。静謐な静寂の中で、二人の吐息だけがその中で響いていた。
「ん……と、さ」
「?なんでしょう」
滑りやすい氷の上を手を繋いで歩く。
行き交う参拝者達の間を縫う様に。
「これ、書いて行かないか?」
真尋は持っていたビニール袋を掲げて見せる。
カランと木のぶつかる音がした。
「はて…これは?」
袋の中から出て来た五角形の木の板を見て、ニャルラトホテプが小首を傾げた。
「絵馬って言うんだ…ほら」
二人の向かう先には同じ様な絵馬が沢山下げられた絵馬掛けがある。
「願いを書いたら叶う……って言う…さ」
そういうと、ちらりとみやったニャルラトホテプの顔が輝いて、
「真尋さん!愛しています!ずっと側に居て下さい」
「そ、それは僕のねが…うわ!飛びつくな!」
バランスを崩した二つの影はもろともにすっころんだ。
以上ですまたまたお目汚し失礼しました。
乙!!
次も待ってるぜ!
379 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/12(日) 20:36:42.67 ID:D8pvG75Z
GJ!
ニャル子かわええ〜
ありがとう、ありがとう・・・
381 :
名無しさん@ピンキー:2014/01/14(火) 01:11:31.03 ID:MLclvCjD
ニャル子を舐め回したい
>>377 ありがとうございます!そして、ありがとうございます!
中の人入籍おめでとー!!
何か書こうかな
升
保守
クー子のSAN値を?
388 :
名無しさん@ピンキー:2014/02/17(月) 12:57:22.51 ID:A/nKaLfw
てす
画像認証って結局なんだったのか…
さて、久しぶりに何か書くなか
お代募集
精神攻撃を受けた真尋がニャル子に襲いかかる
やっぱりホワイトデーじゃないかな
真尋→ニャル子
394 :
391:2014/03/07(金) 09:20:18.84 ID:RqkYNiVE
ネタありがd
遅筆なんで一週間くらいお時間ください
よっしゃ舞ってる
とりあえず、エロ突入前の部分だけ投下。
コレジャナイ感はご容赦下さい。
キッチンに漂う香ばしい香りの中で真尋はコーヒーを啜った。
その隣では同じ様にカフェオレを啜るハスターがオーブン内を見守っている。
二人とも粉の付いたエプロンを着け、やり遂げた男の顔だ。
みー。という鳴き声にシンクをみやるとシャンタク鳥のシャンタッ君が、
クッキー生地まみれの顔をボールから上げた。
数十分まえの性懲りもなく挑んだ『自前』の卵の混入を却下したときのしょげ返りは面影もなく、
生地の味に満足げ目を輝かせている。
片付けもせずシンクに散らばる延ばし棒やら絞り袋やら抜き型やらが、
この中性的な面立ちの二人が紛れもなく『男の料理』に挑んだ事を物語る。
…男の料理に片付けは含まれないのだ。
明日は折しもホワイトデー。
二人にかせられたミッションは、実に3倍の人数を誇る女性陣への『お返し』だ。
(その形の良いやつは珠緒さんの袋に入れるですよョ)
「………」
真尋は無言で焼き上がったクッキーを袋に詰める。
想い想いの形の焼菓子は程よい狐色に色付いており、トレー一杯を賑やかに満たしていた。
(あっ!その焦げたやつは絶対入れちゃ駄目ですョ)
「………」
真尋は無言で絞り袋で絞って作った揺らめくようなリボン形のクッキーを赤い袋に詰める。
続いてデフォルメされた猫の形にくり抜かれたクッキーを、
これまた様々な武器や防具を纏う猫のプリントされた袋に入れる。
(お〜っと!そ、そのスピーカー型のクッキーはあぁぁあ!)
「だぁあ!うるせぇ!!」
「…どうしたの?まひろくん…」
「みー?」
十分に抑えた声だったが、青筋を浮かべる真尋にハスターとシャンタッ君がその顔を心配気に伺う。
真尋はごまかし笑いを浮かべると水玉模様の袋にクッキーを詰めた。
続いて六角形を同心に重ねたクッキーを、黒い袋に詰めた。
(ごめんなさいですョ)
(大体、こういうのは公平にするものだろ…お返しなんだから)
(つい興奮してしまいましたですョ…お恥ずかしいですョ……でも)
「……?」
ハスターが慎重にとりあけたクッキーは丸い生地に八本の足の生えたクッキーだった。
はにかむ様な表情で焼け具合を確かめると、それを大切そうに緑色の袋に詰めた。
(気持ちは大切ですョ?)
「………」
真尋は無言で手に持ったお花の形に焼けた一枚をしばし見つめた。
使った型はひな祭り様のケーキ細工に使ったものだ。
「みー!」
ハスターが放った不揃いな形のクッキーを器用に口でキャッチしたシャンタッ君が、
歓喜の鳴き声を上げた。
――――
「それで、私は一体何をすればいいのだ?」
毎日の幸せ電波送信業務中に呼び付けられたイス動は憮然と目の前の『上司』にそう問うた。
問われた上司…イス香はイス動に背中を向け、手を後ろ手に組んだ姿勢のまま芝居がかった仕種で窓外を眺めている。
「話しは簡単ですョ…それを使いなさいですョ」
逆光に浮かぶイス香の影はゆっくりと振り向くと、卓上のモノをない顎でしゃくった。
「………」
イス動は無言でそれを手に取る。
「ターゲットは八坂真尋サン…時間軸太古の地球時間。20XX年3月14日に合わせるですョ」
「……お前はいつまであの人間に干渉を続けるのだ?」
「シャラップですョ!これもアフターフォロー…全てはご迷惑をおかけしたあの人の為なのですョ!」
ふっふっふっ、と笑う上司にイス動は肩を竦めて嘆息してみせると、
そのカートリッジを掴みイス香の部屋を後にした。
『一番迷惑を被ったあの二人へのアフターケアはないのか?』とは聞かなかった。
3月14日
気が付いたら八坂真尋はそこに居た……。
「ありがとう八坂君!」
目の前の少女はにかんだ笑顔を見せた。
「まぁ、口に合うかはわからないけどさ」
真尋はそういうと、一月前に珠緒から受け取った包みの事を思い出した。
あの焦げた匂いのするものよりは自信はあるけど…とは言わない。
「あ!…でも良かったのぉ?」
珠緒の可愛らしい笑顔が瞬転、もう一つの彼女の顔が首をもたげる。
ニヤリと吊り上がる口角は『良いんですか奥さん?』とでも良いたげだ。
「ばっばばっば…馬鹿!これはお返しであって、ニャル子にはもちろん…!?」
しまった!真尋がそう察するよりも、珠緒の筆が先んじた。
「本命は八坂ニャルラトホテプ…っと」カリカリカリカリカリ
まんまと珠緒の誘導尋問にひっかかった形で真尋は頭を垂れた。
にんまりと珠緒は笑顔を作ると、
「取材協力ありがとうごさいましたぁ〜〜!」
そそくさとその場を立ち去り……廊下の曲がり角でふりかえり水玉模様の包みを掲げてウィンクをしてみせる。
『これに免じて、言い触らすのは勘弁してあげる』
真尋は深々と合掌してみせた。
ふぅ…と嘆息すると真尋は首を捻る。
「夕方?」
3月の夕日が窓外に見えた。
時計は17時をさしている。
帰宅部である真尋にとって、この時間まで学校に居ることは珍しい。
記憶はあった。授業を受け、昼食を食べ…授業が終わり…ニャルラトホテプと…
いや、珠緒を呼び止めて、ニャルラトホテプへクッキーを…?
「八坂君!!」
真尋の追憶はそこで途絶えた。ついいましがた立ち去ったハズの
歩くスピーカーが血相を変え走るスピーカーとなって駆けてくる。
校舎の窓から睥睨したベンチには二人の人影。
薄暗くなりだした夕日の中でも美しく輝く銀糸の様なロングヘアー。ニャルラトホテプだ。
見える角度からは相手は見れないが、残念な仕種でまくし立てるニャルラトホテプにリズム良く身体を揺らしている。
……笑っているように見えた。
ぞくり…と真尋の背筋に悪寒が走る。
「八坂君…あれって…」
気遣わしげな珠緒が遠くに聞こえる。
ひとしきり残念な痴態を演じたニャルラトホテプは手にした水色の袋から何かを取り出した。
それを差し出された相手は数秒逡巡し、頭をそちらに傾けた。
真尋は廊下を歩き出した。真尋を呼ぶ声と眼下に見た光景に背中を向けて。
「八坂君っ…待って!」
階段を降りる真尋に珠緒が追い縋る。
「さっきのあれ…」
「ん……?」
「いま、ニャル子ちゃんと一緒に居たのって…」
「まぁ、ヒトには色々あるから」
「色々あるって…!?」
前に歩み出て行く手を阻む珠緒は、息を呑んだ。
「何やってんだろ…僕」
真尋は珠緒を抱きしめながらそう呟いた。
「ごめんな…暮井」
「ん……良いんだよ八坂君」
真尋は腫れた頬をさすりながら、もう一度だけ、ゴメンと言った。
真尋は駆けた。
「はぁ〜〜もう…しっかりしてよね」
その姿が見えなくなった後。暮井珠緒は、ちょっとだけ後悔した。
「泣いていなかったら…ヤバかったかな…」
ヒリヒリと痛む右手をそっと胸に抱いた。
今日は以上です
14日までには投下し切り隊
……まだ、オチはよめたとか言わないで下さいね?ね?
なんとなく読めた気がするw続き期待してま
久々の投下乙! そしてありがd
鈍い俺は読めてないので、ハラハラしながら待ってますw
ぜ、ぜぜ全然展開が読めないぜ!
期待乙!
ホワイトデーで書いてくれたのか
感謝感謝
ホワイトデー、それは意識が真っ白になる日
長くなってきたので、書けた分だけ投下
真尋は腕時計を確認した。
次いで、携帯電話を取り出すと念を込める様にメールの受信BOXを確認する。
メールの受信が1件増えていた。
From:暮井珠緒
件名:(nothing)
本文:
頑張って!ニャル子ちゃんが待っているのは八坂君だけだからね!
◆◆◆◆◆
面ばゆい気持ちになりながら、真尋は携帯電話を閉じた。
今日という日が何か特別な日に感じられる…。
最初に届いたメールはクトゥグアからだった。
『幻夢郷 新作ゲーム 徹夜で』
次いで、頼子。
『シャンタッ君を連れてクエストを回してきま〜〜す』
アト子。
『<本文は不適切な単語が含まれていたため、削除されました>』
ハスターはルーヒーが持ち帰り、今八坂家に居るのはニャルラトホテプと真尋だけということになる。
《ニャル子ちゃんが待っているのは八坂君だけ》
言い聞かせる様に、その言葉を反芻した
「ニャル子が待っているのは…僕だけ」
―――――
真尋はニャルラトホテプの部屋の扉を開けた。
一瞬驚いた表情を見せたニャルラトホテプの顔は、
真尋の姿を見ると途端に嬉しそうなものに変わる。
「真尋さん!早かったですねっ!」
エプロン姿のニャルラトホテプは自室のキッチンで、
野菜を刻んでいるところであった。
ノックをせずに入った真尋を咎める様子はない。
……その無防備な姿が腹立たしかった。
「真尋さん、お肉は……」
そう言いかけたニャルラトホテプは、次の言葉を飲み込んだ。
「んっ…んむぅ…ちゅっ…」
捩込んだ舌がニャルラトホテプのそれを絡めとり、
甘い匂いと、とろりとしたモノを吸い上げた。
細く、小さな身体を抱きしめると、まるで筋肉なぞ存在しないかのように柔らかな触感を全身に感じた。
力を込めるとこのままペシャンコにしてしまえそうな危うさに、真尋はこれからしようとする行為を想い、恐怖した。
そして同時に、狂おしい程の興奮が…。
エプロンの上から乱暴に触れた乳房に真尋の指が食い込む。
ニャルラトホテプの顔が苦痛に歪んだ。
エプロン、上着、ブラジャーを挟んでなお、心地好い弾力を掌で蹂躙していく。
「い…あァ!ん…くぅ!」
痛みにうめきながらも決して抗おうとしないニャルラトホテプに、真尋の罪悪感が悲鳴をあげる。
だが、首筋から這い登る衝動は強く、真尋はたわわな乳房に感じる熱を味わった。
震える手でズボンを押し上げる剛直を掴み出し、ニャルラトホテプのスカートを引き降ろす。
あらわになったショーツに真尋は堪らず、謝精した。
「んあっ…ん…は……あっ…」
放心状態のニャルラトホテプに真尋は覆いかぶさった。
絶頂の余韻に震えるペニスを精液で汚れたショーツに押し付ける。
(だ、駄目だ…やめろ!)
理性を振り絞るも未だ身体は増幅された劣情の隷のままだ。
(やめろ…やめろ!)
ニャルラトホテプのショーツを破り取る。ニャルラトホテプの瞳が驚きで見開かれた。
(やめろ!やめろ!やめろ!!」
「だったらやめろ、バカタレ」
ガン!と、強い衝撃。真尋の目の前が真っ白に染まる。
意識が途切れる瞬間…
真尋はただ、ニャルラトホテプの目尻に浮かぶ涙を拭ってやりたいとだけ願った。
―――――
真尋はリビングの扉を開けた。
一瞬驚いた表情を見せたニャルラトホテプの顔は、
真尋の姿を見ると途端に嬉しそうなものに変わる。
「真尋さん!早かったですねっ!」
私服姿のニャルラトホテプはリビングのソファーから身を乗り出した。
「あ…ああ、ただいま」
真尋は大輪の向日葵の様に笑うその顔を注視出来ない。
「……どうしました?」
痛い程に胸は高鳴り、喉がカラカラに渇いていく。
「なあ、ニャル子…」
「なんですか?」
何処か悪戯な笑顔を見せるニャルラトホテプ。
「今日、母さんは帰らない…って」
だからさ…と言い募る前に、真尋の身体は柔らかな感触に包まれた。
「!!?」
「…しっています」
甘い香りに全身の筋肉がゾクゾクと震えた。
「今夜は…私と真尋さんだけですよ…?」
―――――
真尋は開けっぱなしのリビングの扉をくぐった。
迷いなく目の前の二人に近づくと、背中を見せる男の肩を掴む。
その緩んだ顔を有無を謂わせずに殴りつけた。
堪らず尻餅をついたその男の前で、呼吸を整えると、
「僕の…ニャル子に…手を出すな……!」何度も心で叫んだ台詞を口にした。
「ま、ままま…真尋さん?!」
あまりの事にパニックになるニャルラトホテプに真尋は向きあう。
「ニャル子!好きだ!!」何度も心で叫んだ台詞を口にした。
「こんな奴にお前は渡さない!」何度も心で叫んだ台詞を口にした。
「こんな……?」殴り倒した相手と目が合った。
「「は?」」
真尋と目が合う。
「「はああぁあ?!!」」
二人の真尋声が重なって響いた。
「「どうしてこうなった…」」
下手な双子よりもそっくりな二人が同時にそう呟いた。
「話せば長くなるのですが…」
「「三行で説明しろ」」
下手な双子よりもそっくりな二人が同時に言う。
「何処かの誰かが真尋さんを増やしちゃったみたいです」
「声明も無いので目的は不明ですが、今のところ敵意や害意は無いみたいです」
「……ひょっとしてこれはブツブツブツ」
《チャンス》とか《美味しい》とか言いながら涎を垂らしはじめた残念な奴を無視すると、
二人の真尋は互いを見つめた。
増やしちゃったの一言で済ますには、冗談がきつい。
「「どうしてこうなった…」」
下手な双子よりもそっくりな二人が同時にそう呟いた。
「……あ、因みにもう二人います」
四行だった。
本日は以上です。次で完結予定です。
遅筆&筆不精なりに頑張りま
超展開にコーヒー吹いたw
乙乙
続き待ってます
これは大草原
乙乙
まさかの4人w
>>415 乙です
どーなっちゃうんだこれwwwww
続き投下させて頂きます。
引き続きコレジャナイ感にご注意。
「真尋さん…えーと、真尋さんのご様子は…?」
ニャルラトホテプは彼女自身の部屋に入ると、そう尋ねた。
真尋は無言で、ソファーの上に寝るもう一人の自分を顎でさす。
着衣は整えられて、頭のコブには濡れたタオルがぞんざいに乗せられている。
「ごめんなさい真尋さん!やっぱり、話しちゃいました」
「ん…仕方ないよ」
ペロリと舌をだしてテヘっと笑うニャルラトホテプに、真尋は気にするなと手を振った。
「おや、怒らないのですね?」
「呆れてものも言えないだけだ」
三人目と普通に過ごせと指示はしたが、四人目までが闖入してきたことで
ニャルラトホテプを責めるのは酷だ。
……それに、ニャルラトホテプに襲い掛かったもう一人の自分を一晩中見張ると申し出たのは
他ならぬ真尋自身だったが、いろいろとやるせない気持ちがあったことは否定出来ない。
「じゃあ、ちょおっと待ってて下さいね〜」
「ん…」
ニャルラトホテプは軽やかに部屋をあとにした。
「……そんな顔するなよ」
タヌキ寝入りを決めていたもう一人の自分が、薄目を開ける。
「針は抜いたぞ」
驚いた様子もなく、真尋は首筋から抜き取った細い糸を晒してみせた。
「あのクモ女…」
そう言いながら、二人の真尋は心の中で苦笑した。
「いやぁ!これはもう、両手に花とかいうレヴェルじゃありませんな〜〜!」
ニャルラトホテプは大袈裟に万歳してみせると、
彼女の左右で渋い顔をする二人に交互にスリスリと頬を寄せる。
対面の真尋は堪らず頭痛のポーズだ。
「これはあれでしょうか!私の不断の真尋さんへの愛が神様に届いたとしか…!!」
残念なハイテンションでがなり続ける。
頭をおさえる真尋の頭痛の種は、はしゃぐニャルラトホテプのせいだけではない。
恥ずかしさで死ねるなら…そう思いながらも真尋は話しをまとめた。
「…で、お前が母さんと、お前が暮井と…こいつがアト子で、僕がクー子と…か」
「それにしてもよくクー子を撒けましたね?私ならそんな面白い…
もとい大変なことに首を突っ込まずにはいられませんよ?」
今の状況に最初に気付いたのはクトゥグアである。
新作ゲームを手に入れたあととは言え『増えたのがニャル子だったら良いのに』
の一言で済まされたのはいろいろと複雑だった。
……気を回したんじゃないか…と思わないわけではないが。
「ん…」
「どうしたんですか?真尋さん」
「なんでもねぇよ」
しまりの無いニャルラトホテプの顔を直視出来ない。
……それよりなにより。
(なんて顔をしてんだよ僕は…)
ニャルラトホテプの左右の同じ顔が、その横顔を覗いては逸らし、覗いては逸らし…。
無関心な顔を作っては……鼻の下を伸ばしている。
その二つの顔を覗いてはにへへとニャルラトホテプが破顔するのだ。
深呼吸をすると真尋は意を決した。
「こ、これだけは言っておくぞ!」
声が裏返りそうになる。
「ニャル子は渡さないからな…!」
呆気に取られる一同。次いで、
「真尋さぁ〜〜ん」
潤んだ瞳で縋り付くニャルラトホテプに対して、ギャラリーの反応は冷淡だった。
「何か悪いものでも食ったのか?」そんな声が聞こえる気がする。
知るものか!と、自身を鼓舞する。
珠緒に張られた頬の痛みに、応える様にもう一度言う。
「たとえ、僕にだって、ニャル子は渡さないからな…!」
(何言ってんだよコイツは!!)
自分の顔と自分の声でえもいわれぬ恥ずかしい言葉を吐くその姿に顔が熱くなる。
何か黙らせる方法は…と言う思いは別の方向からの声に呑まれた。
「ニャル子は、今夜は僕と二人だけだと言ったぞ…」
正確には『私と真尋さん』だが、意固地になる自分を真尋は抑えられなかった。
「知るかそんなの!」
立ち上がった真尋がぐいとニャルラトホテプを引っ張る。
「お前のものじゃないだろ…!」
食い下がる真尋。
「きゃー!わたしのためにあらそわないでーー!」
狂喜するニャルラトホテプ。
「恥ずかしい…死にたい」
真尋は頭を抱えた。
心の声に常に蓋をしてきた真尋にとって、鏡写しの存在が欲望を晒す。
俯瞰で見た自分自身の痴態はあまりにも幼稚で、一方的で…青臭かった。
「んもう、真尋さんったら〜〜……」
そんな真尋の気持ちも何処吹く風で浮かれ騒いでいたニャルラトホテプだったが、不意に語気が低くなった。
「「?!」」
二人の頭が見た目とは裏腹な強い膂力で左右の胸に抱かれる。
「取り合わなくたって…」
二人はジタバタともがくが、抵抗は無意味だった。
「私は、いつだって…」
真尋と目が合う。
「真尋さんのものですよ…?」
目が逸らせない。
左右の頭を優しく撫でている。
二人の抵抗はない。
ニャルラトホテプの表情は何処までも優しくて…。
「あなたも…、あなたも…、あなたも…、あなたも…私は…真尋さんが…」
「大好きです」
「んう…ん、ちゅ…れ、ん…っ」
「ニャル子…こっちも…ん、あむ…」
ニャルラトホテプはかわるがわる二つの唇と唇を合わせる。
二人の真尋はお互いに競い合うようにニャルラトホテプの舌を貪り、
相手よりも一滴でも多く唾液を呑ませようと自身の舌をくねらせる。
「ん…あぁ…」
粘る糸を引く舌を首筋に押し当てると、ニャルラトホテプの唇から甘い声が漏れる。
その声音はすぐにもう一人の唇に塞がれた。
首筋を這う舌は徐々に下に降りてゆき、身体のいたる所にキスを落としていく。
目の前で絡み合う三人目に真尋は呆れた様にため息を吐く。
よくあんなに恥ずかしい真似が出来るものだ…と、
(そもそも僕は、血迷った『こいつ』を引き受けるハズだったんだ)
目の前で誰が何をしていようと部屋の角で目を綴じて耳を塞いでいれば良いじゃないか…か?」
「?!」
耳元でそう言われた真尋は、驚いて横を見た。
「そう、ひがむなよ」
いつの間にかタヌキ寝入りをしていたそいつが、起き上がっていた。
「お前…また殴って欲しいのか?」
「僕は、まだまだシたいだけだよ」
「…な?!」
「お前もそうだろ?」
見ると、ニャルラトホテプを二人も嫉妬に近いじと目で見ていた。
「えへへ…今日はホワイトデーなんですから…ね?あ…ん」
乳首を噛まれたニャルラトホテプが甘い声をあげた。
「ホワイトデーは…あふ…ン!」
耳たぶを噛まれたニャルラトホテプが身体を震わせる。
「倍…がえし…くぅ…ん!」
桜色に上気したお腹を舌が愛撫する。
「ひっぐ!ああぁぁ!」
真尋はニャルラトホテプの太ももにキスをした。
「お前…これが望みか?」頭の中が白くなる。
「あ、当たり前じゃないですかぁ……」
「エッチな奴だ」別の自分の愛撫に震えるその姿に心がもやもやする。
「それは…真尋さんの前だけですよぅ…」
「ニャル子…もう…我慢が…」嫉妬と喜びで、自分を抑えられない。
「来て…下さい…」
「ニャル子…!」
「真尋さぁん…」
連投にひっかかりそうなので一時中断
熱い膣内でまた射精した。
敏感になる肉針は肉の壁を隔てて響く別のぺニスの絶頂を感じた。
ギチギチに絡みつく肉ヒダの締め付けが強まる。
膣の収縮による圧迫ではない…ペニスがまた膨張したのだ。
「あぐ…!はぁ…っ」
身体を強張らせるニャルラトホテプの口腔から涎と精液とかこぼれる。
真尋はその唇にキスをすると、名残惜しく纏わり付く膣肉を引きはがす様に剛直を抜き取る。
肉欲のおさまらないソレにニャルラトホテプの指が絡み付く。
「お疲れ様ですっ…ん!くぅ…っ!」
別の真尋がその身体に被さった。
「んン…っ!さっきより…また、おっき…ンむ」
「お前ら、もうちょっと…加減を…くぅ!でる…!」
「やぁ……やめらいれ…愛ひて、くらひゃ…あ、っあぁぁぁん!!」
その顔と言わず、身体と言わずに粘液が散った。
その様に真尋はまた…。
真尋は腕時計を確認した。
次いで、携帯電話を取り出すと念を込める様にメールの受信BOXを確認する。
メールの受信が1件増えていた。
From:暮井珠緒
件名:(nothing)
本文:
頑張って!ニャル子ちゃんが待っているのは八坂君だけだからね!
◆◆◆◆◆
面ばゆい気持ちになりながら、真尋は携帯電話を閉じた。
申し図った様な事態に今日という日が何か特別な日に感じられる…。
校庭でニャルラトホテプとひとときの憩いを過ごした真尋は、
夕飯を一緒に作る約束をすると真尋は買い出し、ニャルラトホテプは仕込みの為に一度別れた。
……何を勘違いしているのか薬局の自動販売機の場所の書いたメモを握らせて…。
最初に届いたメールはクトゥグアからだった。
『幻夢郷 新作ゲーム 徹夜で』
次いで、頼子。
『シャンタッ君を連れてクエストを回してきま〜〜す』
アト子。
『<本文は不適切な単語が含まれていたため、削除されました>』
ハスターはルーヒーが持ち帰り、今八坂家に居るのはニャルラトホテプと真尋だけということになる。
真尋はニャルラトホテプの部屋の扉を開けた。
真尋はニャルラトホテプの部屋の扉を開けた。
一瞬驚いた表情を見せたニャルラトホテプの顔は、
真尋の姿を見ると途端に嬉しそうなものに変わる。
「真尋さん!遅いですよぉ…!」
エプロン姿のニャルラトホテプは自室のキッチンで、
土鍋を火にかけているところであった。
ノックをせずに入った真尋を咎める様子はない。
「例のあれは、どうしました?」
「っ!ば、飯の前になにを…!」
「いえいえ、ですからそのご飯の食材のお話しですよーー?」
「くっ……!」
これはしたりとニヤニヤ笑うニャルラトホテプに、真尋は憮然と買ってきた鶏肉を差し出した。
――――
「よくやったですョ!イス動!」
「………は?」
怒られるものと思って入室したイス動は上司の予想外の喜び様に呆気に取られた。
「邪魔が入らないように珠緒サン用の真尋サンを増やすように指示しましたが、このアレンジはナイスですョ!」
興奮気味にまくし立てるイス香の背後には珠緒に抱き着く真尋の姿。
イス動が密かに、増やした真尋同士がニアミスする確率を引き上げた結果の珍事だ。
「いやぁ、これはまた良い映像素材が出来たですョ」
大喜びで動画の加工を開始しはじめたイス香にイス動はない肩を竦めた。
この直後張り倒される真尋にイス動は同情を禁じえない。
イス動はイースサーチャーのカートリッジを抜く。
あとは次元修復作用で、八坂真尋が『増えていた間の時間』がご都合主義的に修復されることだろう。
そしてイス動は毎日の幸せ電波送信業務に戻るのだった。
食事を終えて、ニャルラトホテプオススメの映画を流しながら二人でくつろいでいる。
「んふふ…んへへへへ…」
「何だよ気持ち悪いな」
終始くつくつと顔をほころばせるニャルラトホテプ。
手には真尋が渡したクッキーの包み。
その中の一枚を見つめては顔を綻ばせる。
桃の花の形にくり抜かれた一枚だ。
「大丈夫ですよ〜真尋さん」
「はぁ?」
「血迷って襲い掛かってきたって私は受けいれますよ〜」
「そんなことはしない!」
「真尋さんがぁ、私がいなくて寂し〜〜ってときは、必ず慰めにいきます」
「そんな状況はありえない!」
「真尋さんが、男らしく告白してくれたなら……」
「それは…ん…」
「私は、どんな真尋さんだって受け入れます」
「………!」
「そうしないと、嫉妬しちゃいますものね〜〜」
「だぁ!うるさいうるさいうるさい!」
精一杯怒る真尋だったが、効果の程はただニヤついた笑顔を深めるだけだった。
「…腐る前には食べろよな」
「はいっ!」
以上です
お目汚し失礼しました。
431 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/13(木) 13:40:18.77 ID:VPDRKJNS
乙乙乙
桃の花言葉が気になって調べた
【もも・桃】
花言葉
「天下無敵」「チャーミング」「私はあなたのとりこ」
乙です
カオスだけど、最後はちゃんと2828できてニャル子さんらしかったわ
……って、本スレがなんかえらい事になってるな……真相は、さて
>>432 某女装エロゲーではネタバレに混じってガセ(フラゲしてない住民の妄想)がネタバレのように混じってたことがあるな
つまり、ネタバレではなく誤報+それに乗じた妄想という説も
434 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/16(日) 12:23:42.40 ID:t84a6DHV
GJ
こっちはこっちで最高に2828だったわ
最終巻マジだったなあ……しかも公式でイクとこまでイッちゃったしw
その後の妄想とかも色々できるので、ここは続いて欲しいけどね
436 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/16(日) 19:09:02.53 ID:KsFyKdy7
ニャル子さんの世界も破壊されてしまった!
おのれディケイド!
VIPに転載されてたけどいいのん?
転載禁止でもないしいいんじゃない?
少なくとも自分はそんなん気にして書いてないわ
ここで書かれた数々の初夜SSがすべて破壊されてしまった
>>439 ニャル子ワールドには「別の時間線」という便利な言い訳……もとい設定があるじゃないですか。
SSの数だけ初夜があっても一向に構わんっ!
N「というわけで真尋さん!SSの数だけ初夜を楽しみましょう!」
12巻のネタバレふんだんに含んだのを書きたいのだけど
ええですか?
443 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/17(月) 19:07:14.13 ID:IUT3J35w
>>442 書けばいいじゃん
書けば
書けよ
書いてくださいお願いします
>>440 むしろ、ルートが変わっても結ばれる二人の運命の糸に興奮するわ
ニャルまひハァハァ
ルートがかわってもいいし
世界線が変わってクーまひでもいいし
いっそハスまひでもいい
混沌とはそういうものです
447 :
442:2014/03/17(月) 23:23:12.91 ID:kFkcIrCH
明日、導入部分書き上げて投下したいと思います
舞ってる
文字通りの意味で
お待ちしてます、是非是非!
12巻読み終わってからも熱が収まらん……
とりま、書き上げた分です。
「なんで日本語なんだよ」
壁に殴り書きされていたと言う文字を見た真尋の感想はそれだった。
《この世に兄より優れた妹などいないのだ!!》
ニャルラトホテプの携帯電話が鳴ったのはニャル滝事件から数日後の事であった。
写メで送られて来たそのルージュの伝言に嫌な予感しかしない。
「あの時の女装グッズ、独房に持ち込んだみたいですね」
げぇとえずく仕種をしてみせるニャルラトホテプだが、真尋にはその『あの時』に思い当たりがない。
「う…脳が…」
何かが深い記憶の底から這い登りくる感覚に頭がズキリと痛む。
「だ、大丈夫ですか?!真尋さんっ!」
よろめいた真尋を心配気に支えるニャルラトホテプに、真尋はしばし頭痛を忘れた。
柔らかな手と、甘い匂いとに安らぎを覚える。しかし
「おいニャル子、その手に持っているバットはなんだ?」
愛する少女の片手にぶら下がる黒光りする凶器に、甘やかな思いが頭痛と一緒に屋根まで飛んで、壊れて消えた。
「いえ、そのぅ…封印が解けそうな兆しが見えたもので」
気遣わし気な表情そのままに、凶器を構え、にじり寄る混沌に真尋は一歩後退り、二歩後退り。
「大丈夫…痛くしませんよ?」
何処までも慈愛の篭った瞳でその切っ先が持ち上がる。
たゆんと揺れる豊かな胸に、場違いな興奮が胸に広がった。
そのとき、
「……ニャル子……少年から離れて」
真尋は背後からの声に振り向いた。
緋色のツインテールの少女…クトゥグアが立っていた。
「……ニャル子」
クトゥグアは真尋の前に割り入ると、バットを構えるニャルラトホテプと対峙した。
「おどきなさいクー子…真尋さんが苦しんでいるのです」
元はと言えばニャルラトホテプの一言が原因であるのだが…。
「……ニャル子、少年は危険」
言うが早いか、クトゥグアは神速で身を沈めるとニャルラトホテプにタックルを慣行した。
「なっ!?」
両手を振り上げた状態のニャルラトホテプの反応が遅れた。
「……むふぅむふぅ…今日も芳しい」
ニャルラトホテプのスカートに顔を突っ込んだクトゥグアが深呼吸を繰り返す。
どうみても真尋よりもこいつの方が危険度は高い様に見える。
「……空気が美味しい」
「くぉらクー子!何やってんですか!」
ゲシゲシと膝を入れるニャルラトホテプだが、生半可な痛みは縋り付く変態を悦ばせるばかりだった。
「スゥー!ハァー!イヤァー!!」
「……グワーッ!」
気合い一閃。砕けた前歯が宙を舞った。
「ふぅ、手こずらせてくれましたね…」
ビクビクと痙攣するクトゥグアを踏み越えてニャルラトホテプは真尋に向き直る。
「ささ真尋さん、続きを」
返り血を頬に浴びたニャルラトホテプが笑顔を向けた。
取り落としたバットの変わりに、胸の谷間から怪しげなペンライトを取り出す。
「さあ、痛くないですよ〜」
「あ…」
「へっ?…ッドギア!?」
ニャルラトホテプが前のめりに倒れるのを真尋はどうにか受け止める。
バットを振り下ろした姿勢でザンシンするクトゥグアがいた。
「大丈夫か?」
「……ニャル子からの痛みはいつだって栄養だから」
そういうと、真尋の腕の中で気を失ったニャルラトホテプの無防備に晒されたお尻を視姦する。
クトゥグアは見る間に、その鼻孔から垂れつづける鼻血の量を倍加かせた。
「……少年。ニャル子の独り占めは許されない」
はぁ、と溜息をついた真尋にクトゥグアが言う。
「……少年。私の日課はニャル子のパンツの匂いで始まる」
「いきなり高度な変態トークをはじめるな」
いつもの学校の制服からチラリチラリと見えた白いトライアングルを思い出しそうになる頭を振るった…頭痛は消えていた。
「……少年。私は真面目」
クトゥグアの抑揚の薄い声音に何やら真剣味を感じて、
真尋は肩をすくめると口を閉じた。
「……ニャル子のパンツの匂いを私は毎日嗅いできた」
何処から切ってどの断面を覗いてもまごうことなき変態だった。
「ん?毎日?」
「……そう、あの日だって」
あの日…真尋に思い当たるその日…。
クトゥグアはそれ以上語らなかった。
「いたたたた…」
折よく頭をさすりながらニャルラトホテプが目を覚ます。
真尋は何かをごまかす様にそちらに気を向けた。
大丈夫か?と真尋言う真尋の腕の中から、クトゥグアの手がニャルラトホテプを助け起こした。
「……大丈夫?ニャル子、何処も怪我してない?」
殴りつけたのは誰だよ…とは言えなかった。
バツの悪い気持ちを抑える…と、
「ありがとうございます。クー子さん」
「……クー子さん?」
「どうかしましたか?八坂さんも…」
「八坂さん?」
ニャルラトホテプは状況が飲み込めないとばかりに小首を傾げた。
遅れた上に短いですが以上です
あのお話し読んだらこういう妄想しちゃうよね?
って言うストレートな感じです
原作12巻とニャル子ちゃんタイムの4巻のネタバレ全開でいきますので
御注意下さい
あの日ってどっちのを嗅いだんだ
456 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 07:28:48.36 ID:DWdi6uSp
あちらあの日と更にそのあとのあの日は履いてなかった…となると
一滴残らずでパンパンのまま始まりの宇宙(そら)に旅立った
あの日か…
いいぞ続けろください
458 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 16:50:28.04 ID:Vffe75qO
>>453 読みづらい
地の文は2、3行で1行空ける
「」は前後を1行空ける
「」の前にキャラ名をつける ←省略可
例
地の文地の文地の文
地の文
地の文地の文地の文地の文
A「」
A「」
B「」
地の文
地の文
地の文
459 :
453:2014/03/19(水) 17:46:10.30 ID:z2Q55XvU
勉強になりやすm(_ _)m
ちょっくら続きも出来たら
今夜書き直して投下させてもらいやす!
460 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/19(水) 19:24:22.33 ID:Vffe75qO
キャラ少ないしキャラ名はなくてもわかると思う。
多分途中から見ても面白いだろうから続き
「」の前にキャラ名とか鼻で笑われて読まれもしないSSの代表的手法じゃないか
>>458 なんかvipとかに投稿されるSSの文体だな
「フィルムはトライXで万全。これを4号か5号で焼いてこそ味が出る」ってぐらい偏ってるなあ。
>>453は別にそのままの書き方でいいと思うよ。続き期待してます。
偏り過ぎだよな。基本と言えば
「逆光は勝利」!「世はなべて三分の一」!「ピーカン不許可」!「頭上の余白は敵だ」!
なのにな
とりま、改行だらけでえらい事になったので
教えて頂いたアトモスフィアを参考に改行増やしてみました
&模索のために非エロパート嵩増ししたので
そこまでを投下します
見にくさが多少改善されていれば良いのですが
とりま、こんな感じでって感じーみたいなー
ピンポーン
「はい!どちらさまでしょうか?」
扉の前には大きな髪飾りでポニーテールを結わえた少女が立っていた。
「やっほーニャル子ちゃん!来ちゃった!」
親友の顔をみた暮井珠緒は人懐っこい笑顔を見せる。
対したニャルラトホテプもつられて笑顔になるが、
その頭の頂点ではアホ毛がはてな?印を形作る。
「いやぁ、ちょうど近くに寄ったものだからさ〜ニャル子ちゃんに頼まれていた件をね…」
状況を飲み込めていない様子のニャルラトホテプをさておき、
珠緒は肩に下げたスポーツバッグから何やら付箋を大量に貼られた雑誌を取り出した。
「こんなんどうかな?」
ペラペラと頁をめくると、お目当ての頁を見つけその見開きをニャルラトホテプの方に向けた。
珠緒の様子をしげしげと眺めていたニャルラトホテプは突き出された雑誌を受け取る。
「……!!」
その顔が見る間に朱に染まっていった。
屹立したアホ毛がブンブンと左右に揺れる。
「暮井…」
喧騒を聞き付けた真尋が、ひょこりと台所から顔をだした。
やっほー!と珠緒は手を振る、ニャルラトホテプは真尋に気付くとその雑誌を素早く背後に隠した。
「じゃあね!うまくやるんだよ…」
珠緒はニャルラトホテプに耳打ちすると、バチコーン!とその胸先に引き金を引く仕種。
目を白黒させるニャルラトホテプはただ意味も分からず頷いた。
そして、真尋に向き直ると『憎いねこの色男』とジェスチャーしてみせる。
「ほんじゃね〜!」
一方的な挨拶と共に、来たとき同様の人懐っこい笑顔を見せると、
歩くスピーカーは八坂家を後にした。
「暮井珠緒さん、とおっしゃられるんですね」
「……珠緒は良い子…いつも私とニャル子のことを応援してくれる」
クトゥグアはニャルラトホテプの膝枕の上で耳掃除をされながらそう言うと、ヒクヒクと鼻を動かし、ヘブンに至る。
そんな傍目には仲の良い姉妹の様な二人の姿に真尋は苦面を作った。
「また、きおく喪失になっちゃたの?!」
「み〜〜…」
気遣わし気な小動物コンビに、真尋はあらましを説明した。
犯人は伏せて…。
「……それでニャル子ちゃんは、
ニャル滝につれていかれる前のじょうたいに戻っちゃったのかぁ」
凶器となったXのアーティファクトをどういった経緯でニャルラトホテプが所持していたのかはわからぬが、
これでど突かれていたのが真尋の頭だったらと思うとゾッとしない話しだ。
……それはそれとして。
「……痛い」
「あわわわわ!く、クー子さん!大丈夫ですか?!」
ニャルラトホテプのお尻に伸ばした手に深々と突き立ったフォーク。
「……私はただ、膝枕をもっと柔らかくしようとしただけ…ひっ!」
言い募ろうとするクトゥグアにもう一本フォークを構えて見せる。
それで鎮火したかに見えた炎の神性はしかし、
変態を鎮めて食卓に着くまでにもう二本の消化活動を要することとなった。
「……ニャル子のペロペロした傷口、もう一生洗わない」
「はい、シャンタッ君さん、あ〜〜ん」
「み〜〜ん…」
「ニャル子ちゃん。このお味噌汁おいしーよ!頭なでなでしてあげるね!」
「ありがとうございます!ハスター兄さん」
食卓の席。
あいも変わらず、ここぞとばかりにきれいなニャルラトホテプを満喫する居候達に、
真尋はモヤモヤを募らせる。
頼子は外泊の為、居ない。
八坂家のまとめ役として真尋が今すべき事は…と思いを巡らせる。
ニャルラトホテプの記憶を戻す方法なら、とっくに心得ている。
……問題はいつ、どのタイミングでそれをするかというだけだ。
ピンポーン
「はい。どちらさまですか」
扉の前には黄金の糸を束ねた様な髪に純白のローブを纏った青年が立っていた。
「八坂真尋。妹を出してもらおうか」
真尋の顔を見た野良ニャルラトホテプは蔑む様な顔をすると、居丈高にそう言い放った。
真尋は凍りつく……
忘れてた。完全に。
パタンと扉を閉じると真尋は思案した。そのとき
「今の声……ニャル夫兄さん…?」
ニャルラトホテプが立っていた。
今のニャルラトホテプを奴に遭わせて良いわけがない。
そう思う真尋であったが、当のニャルラトホテプは心此処にあらずといった体だ。
今にも玄関を飛び出そうとする姿に、真尋はニャルラトホテプを奪われたあの夜を思い出す。
「待てニャル子!」
必死の思いで止めようとするも、ニャルラトホテプは真尋を見ていない。
その目は記憶喪失の彼女が無意識に思い出した真の肉親しか求めていない。
「会いたかったぞニャル子」
いつの間にそこに居たのか、野良ニャルラトホテプ…ニャル夫が真尋の横に立っていた。
「ニャル夫兄さん…」
「記憶喪失…だと」
居間で向かい合うニャル夫とニャルラトホテプ。
ハスターとクトゥグアはニャルラトホテプを守る様に立っている。
真尋は緊張した面持ちで茶と菓子をニャル夫の前に置いた。
シャンタッ君は先程から食卓の下で、泡を吹いて死んだ振りを決め込んでいる。
「はッ…くだらん冗談はよせ」
ニャル夫は優雅な仕種で湯呑みを持つと、一口。
「私を愚弄する気か…」
端正な顔が歪む。二口。
「ニャル子…臆したか」
バリバリと湯呑み茶碗を咀嚼した。
緊張が場を支配する。
「……ニャル夫兄さん」
ニャルラトホテプが重い口を開いた。
「もう、やめましょうこんなこと…」
全員の視線が集まるなか、ニャルラトホテプが言の葉を紡いだ。
その声は震えている。
恐怖からではない…深い慈しみを湛えたその瞳から一筋の涙がこぼれた。
「命乞いか…千の偽り、万の嘘が…私に泣き落としなどきかぬぞ」
ハスターとクトゥグアが緊張を強めた。
「わかりました」
一触即発の空気のなか、ニャルラトホテプが二柱の幼馴染みの前に歩み出る。
待て!そう言って駆け出そうとする真尋をニャルラトホテプの視線が射抜いた。
「私を好きにして下さい…」
その声は相変わらず震えていた。しかし、決断的な意志を持ったそのコトダマに真尋は動くことが出来ない。
「……好きに、か」
「はい」
ニャル夫はふんと鼻を鳴らす。
「じゃあ先ずは、土下座しろ」
ニャルラトホテプは膝を着くと、深々額を床に付けた。
その後頭部に足が乗せられる。
部屋の温度が急激に上がる。クトゥグアの輪郭が陽炎に揺らいだ。
「繰り返せ。兄よりも優れた妹なといない」
「…兄さんよりも優れた妹なんていません」
「お前は虫けらと同じだ」
「私は…虫けらです」
「……ニャル子」
クトゥグアが泣いていた。
ハスターが悔しさに顔を歪めた…真尋も…。
それから30分…
「兄さん…そんな事ないですよ!兄さんは出来る邪神(ひと)じゃないですか!…覚えていませんけど」
「慰めはよしてくれ……兄ちゃんはな…兄ちゃんはな…」
妙な事になっていた。
クトゥグアとハスターは今の居間のテレビで、落ちもの対戦パズルゲームに興じている。
gdgdだった。
「ニャル夫兄さんならきっとやり直せます!」
その両手を掴み、ぐっ…と力の篭った瞳でニャル夫を見据える。
その瞳は何処までも澄んだ輝きを放つ。
「うっ…うぅ…そんな目で、俺を見ないで…」
「兄さん。兄さんには私がついています!」
むせび泣くニャル夫…恐るべきはきれいなニャルラトホテプの純白の心。
しばらくしゃくりあげていたニャル夫は、ふと自嘲的な笑みを見せた。
「兄ちゃんは駄目な邪神なんだ…今からそれを証明してやる!」
ヤバレカバレな挙動でニャルラトホテプを突き放すと、ニャル夫は人差し指をその鼻先に突き付けた。
「ワンピースをたくし上げて、裾を口にくわえろ…!」
ピクン。とクトゥグアが反応した。
「どど、どうだ…!この兄を心底軽蔑しただろう!」
ドン引きです。
壊れてやがる…どうしてこんなになるまで放って置いたのか…。と、
「こう…れふか…ほにぃひゃん」
清楚な純白のショーツが、羞恥に震える太ももの間に見える。
「ほにーひゃんのためにゃら…わらひ…どんにゃことらって…」
頬を伝う涙は果して、羞恥心の為だけだろうか。
潤んだ碧眼に見据えられたニャル夫はしばし、絶句した。
「お…」
「おお…お…!」
「俺の妹が!こんなに可愛いわけねぇだろおおおおぉぉ!」
そして、絶叫した。
今日はこれまでで…
明日から本気出します
472 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/20(木) 12:30:08.05 ID:rsv8F7i7
これは期待
乙乙これは楽しみだw
応援してます
ニャル夫も認めて欲しかったんだろうな……
続き待ってます
476 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/22(土) 08:52:17.78 ID:EmQ8ZvGs
とくに『やめろ』のの声も無いようですので
調子にのって
>>470の続きを投下させていただきます
「世話をかけたな」
全くだ…。
ニャルラトホテプを押し倒したニャル夫をクトゥグアと二人してフクロにした事を思い浮かべ、
真尋はこぼれそうになる言の葉を胸にしまった。
……一応これでも彼は未来の真尋の義兄なのだから。
「ニャル夫兄さん…本当に行ってしまうのですか」
辟易とするギャラリーなどどこ吹く風で、名残惜しさを滲ませるニャルラトホテプ。
「妹よ…暫しの別れだ」
そういうと、涼やかな笑顔を見せたニャル夫は、その額に口づけた。
世界の色が変わった。
一般人の目では伺い知る事の叶わない結界に『迎え』が降り来る。
「ニャル子ちゃん…なかにはいろ?」
気を利かせたハスターが兄の手に
枷がはめられる場からニャルラトホテプを遠ざけた。
「……兄さん…ご壮健で…っ」
閉じられた扉の奥から啜り泣きが聞こえた。
「……妹よ…さらばだばだーッ!?」
クトゥグアのフルスイングを受けたニャル夫が仰向けに倒れた。
「……これは慈悲……ニャル子のあんな姿……一眠りの夢と忘れて」
「脈は…大丈夫。反応は…っと……有るな」
額に突き立てたフォークに感じる力強い拍動を確かめると、
二人はニャル夫がストレッチャーで囚艦されに運ばれて行く様を見送った。
「兄さん……か」
一人っ子の家庭で育った真尋にとって、兄弟とはある種の憧れであった。
今の妹分と弟分…同じクラスで学ぶ社会邪神だが…に恵まれた環境において、
兄と呼べる存在は、理想を打ち砕いて余りあった。
『真尋ーっ!』
あの時そう真尋を呼んだハスターとは大違いだ。
黄衣の王となったハスターに一度、ハスターは弟みたいだ
と言って、微妙な顔をされた事があった。
それはつまり、そういう事なんだろう。
『セラエノから返事が来た!消し飛んだ記憶を戻す方法だ!』
握った拳にぐっ…と力が篭る。
ふと、肌寒さを感じた真尋は先程まで近くにあった熱源が消えている事に気付く。
ぞわり…と、寒気とは違う思いが背筋を駆けた。
「クー子の奴!」
あの変態の思考くらい真尋にも読める。
真尋は自分の家に駆け込んだ。
「ニャル子ちゃんなら、クー子ちゃんが慰めるって…」
ハスターの話しを最後まで聞かずに真尋は階段を駆け登った。
目指すは、かつて物置だった一部屋。
『……ニャル子、力を抜いて……大丈夫……すぐに気持ち良くなる』
『これぇ…恥ずかしいれす…』
『……私が私だけのテクニックで慰めてあげる……くぅん…っ』
『やぁ…そこ…あつっ!ひゃあ!…んっ!』
「くぉらクー子!ニャル子に何やってる!」
ノブをガチャガチャと回すも、内側からロックされた扉はびくともしない。
『や、八坂さん?!』
『……少年…また私の邪魔をする気…?』
「ここを開けろっ!この変態がぁ!!」
『……いくら少年でもそのお願いは聞けない』
この変態は、おおよそ考えうる最悪の分類のツーランク上の変態だ。
一分一秒を争う事態に真尋はしばし思案する。そして、
「いいのか?ここを開けないと大変な事になるぞ」
『……ふっ…』
鼻で笑うクトゥグア。
『……邪神(ひと)は失敗を糧に進化するもの…また私のニャル子グッズを質に取ろうとしたって無駄』
「………」
『……全ては此処にある…グッズも…ニャル子も…すんすん…芳しい』
『にゃあ…っ!?そんな処の匂いかいじゃ駄目ですよぉ!!』
「…………今日の味噌汁美味かったな」
『!?』
「お前確か夜食にするって、残った味噌汁キープしてたよな」
『……邪神(ひと)は味噌汁のみに生くるに非ず』
「残ったごはんでニャル子におにぎりも作らせてたよな」
『……何を……する、気?』
「シャンタッ君に全部食べさせるわ」
『……待って少年…!……それは鬼畜の所業…!』
「わかったらここを開けろ」
『……うぅ、ニャル子がニギニギした梅オカカ……ごはん粒を舐めた手で巻いた黒海苔……』
扉の奥で重々しい解錠音が響く。
「ったく、油断も隙も無い…」
泣きながら扉を開けたクトゥグアを押し退け、部屋に入る。
ベッドの上にはニャルラトホテプが俯せに寝かされている。
はだけた両肩には、独特な匂いをあげる謎の物体がもされている。
「ん…お灸?」
「…………私はニャル子をリラックスさせるために宇宙アロマテラピーに則った合法的かつ安全な治療をしていただけ」
真尋はふーんとだけ言うと、部屋の中を見回した。
「…………少年…女の子の部屋を、そんなにジロジロみるのは失礼…」
言いながら、何かを気にする素振りを見せるクトゥグア。
その視線はチラチラと本棚の上に向けられる。
「………」
真尋はずかずかと本棚の前に立つと、その上に置かれた一抱え程もある、
ニャルラトホテプを模したぬいぐるみを手に取った。
大きさを加味しても、布と綿の塊としては妙に重い。
クトゥグアは観念した面持ちでさめざめと泣いていた。
背中のジッパーを開けると中からは、案の定ビデオカメラと増設のHDD、バッテリーが次々と出て来た。
ビデオカメラを操作すると、録画は止まり液晶画面に先程まで記録されていた映像が映し出される。
成る程どうして、いいアングルでベッドが映されている。
『……さぁベッドに横になって…ニャル子…ブラとショーツを脱いで…大丈夫私は見ていないから…でももっと脚を上げながらがいい…』
ピッ。ポチポチポチ。消却しますか?→はい。
「……これはほんの出来心……今は反省している」
「思いっ切り計画的犯行じゃねぇか!」
こいつはそろそろ本格的に逮捕されるべきではないだろうか?
「はふぅ…これぇ…なんか身体がポカポカします〜」
ニャルラトホテプが蕩けたような声をあげる。
「おいお前、ニャル子に何をした?!」
普通のもぐさとは思えない甘い匂いを放つソレを取り上げる。
《ラトホテプ星人コロリニャルラトホテプ星人コロリニャル》
裏面には何故か日本語で書かれたその文字がぐるりと『淫』の一字を囲んでいる。
ジュッ。クトゥグアに投げ付けた二つの名状しがたい物はクトゥグアの額に直撃する前に灰となって大気に消えた。
「……ああ、ニャル子が……」
純白の布で涙を拭うクトゥグア。
真尋は弛緩したニャルラトホテプを背負ったまま、その布を奪い取る。
「……少年のエッチ……ニャル子のブラをどうするつもり?」
「ニャル子に返すんだよ…いいからそっちも渡せ」
口に含もうとするお揃いのショーツをもぎると、それをニャルラトホテプに握らせて真尋は変態の巣を後にした。
「まったく…見境なしかよ」
「……それは違う…私は全てのニャル子を、分け隔てなく愛しているだけ」
「おじゃましました〜〜」
脳天気に手を振るニャルラトホテプ。
真尋に背負われたまま身体を捻るもので、支える手が頭を抱える様に回された。
後頭部に柔らかな感触。
真尋好みの白いショーツが真尋の視界を覆った。
「ごめんなさい。八坂さん」
真尋の部屋のベッドに座らせると、まだ赤みのさしたその顔を覗く。
ニャルラトホテプは気まずそうに目を伏せた。
もじもじとしている姿が普段のあざとい仕種とはまた違った赴きがあり、
有り体に言えば…イイ。
「あのな、お前が必要にされたいって気持ちはよーーっくわかった。でもな…もっと自分を大切にしろよな」
強い口調に畏縮するニャルラトホテプ。
真尋はバリバリと頭を掻いた。
「……八坂さんは、何かして欲しいことはないのですか?」
美しい碧の光彩がキラキラと輝く。
「…っ!そ、それだよ!そうやって自分を安売りする!だからクー子達に良い様に利用されるんだ!」
とたん、キョトンとした表情。
「だって…それが私の望みですもの…ひゃあ!」
ニャルラトホテプを押し倒した真尋は、震えていた。
「なら、こんな事をされても…いいのか?」
真尋は荒々しくその胸を揉んだ。
「ふああ…はぁっ!ん……っ!」
「本当に良いのかよ!これで!!」
ブラをしていない双丘の暖かく柔らかな感触と、ツンと張りだした頂の存在感を
掌いっぱいに感じ、真尋の脳内が真っ白に染まる。
コクリ。ニャルラトホテプが頷く。
真尋はその横に身を投げだした。
「あーーもう……あーーくそ」
バリバリと頭を掻きむしる。
調子が狂うなんてものじゃない。
今のニャルラトホテプは要するに、クトゥグアでもハスターでも……真尋でも受け入れるのだ。
それが悔しかった。悔しがる自分が情けなかった。情けない自分を慰める存在が欲しかった。
それを今のニャルラトホテプに求める自分が情けなかった。
情けない自分を、ニャルラトホテプに慰めて欲しい……。
「八坂さん……」
「ん……」
「八坂さんがして欲しいこと、ありませんか?」
「……口で…してほしい」
ズボンを押し上げるソレを真尋は取り出した。
ニャルラトホテプはしばし逡巡すると、
「わかりました!」
一輪の花の様に笑うのだ。
(最低だ。僕)
「んん……はぁっ……れちょっ、んくっ…んく」
あまりの快感に腰が跳ね上がる。
喉奥に触れた亀頭が粘膜の熱さにビクビクと震えた。
「うぶっ!ん…!んん…れちょ……んっ…ちゅる」
苦しさに顔を歪めながらも、ニャルラトホテプは
舌で幹とカリ首を刺激することを止めない。
「きもひ……ひぃれふ…か?」
上目遣いでもひもひと尋ねるニャルラトホテプ。
……これも真尋の要望だ。
「くぅ…!あっ!」
呻きながら真尋はその頭を掴む。
信じられないくらいに努張したペニスを舌先でねぶられる度に、
意識が焼き切れそうになる。
「くぅ…!ニャル子……そろそろ」
「んむっん…ちゅ…んく…ん………はい」
熱病にかかったかのように赤面するニャルラトホテプは、
純白の布を目の前で脈打つ肉棒に被せた。
うっすらと染みの浮いたそれが、ペニスの輪郭に突っ張った。
「す…ごいです…どんどんおつゆが滲んで……ぺろぺろして、良いです…か?」
余りにも退廃的なその光景に、真尋は喉を鳴らした。
暮井珠緒が置いていったと言う雑誌そのままに奉仕するニャルラトホテプの姿に、
ペニスは刻一刻とその太さを増していく。
「あ……ああ、いいぞ…くぁっ!」
《妊娠中に夫に浮気されないためのテクニック》
そう題された記事の内容は低俗を極めた。
あまえんぼさん、おくちのこいびと、おまたくにくに、尾てい骨責めetc…
明らかに偏ったプレイの数々をさして『どういったのが良いでしょうか?』と
聞いてきたときには目眩を覚えたものだ。
……その中でも、特に退廃性の高いコレを選んだ当の本人は他ならぬ真尋だが…。
「んあっはぁ、ちゅ…しょっぱいれふ…もにゅもにゅ」
「うあっ!はっ…!ああ!」
布一枚を隔てての愛撫に真尋のソレが一際派手に戦いた。
物理的な刺激は鈍化しているハズが、視覚的に訴えるものと
心理的な背徳感との総和が興奮を無限大に増幅させた。
血管の浮き出たグロテスクなものを…
真尋好みの清楚な下着が…
桃色の唇が拡がって…
ざらついた舌が…
その興奮が膨らんで…
「くあっ……出る!」
「へ?でる……って?」
飛び散った分と、ニャルラトホテプの口に受けとめられた分と、ショーツに染み込んだ分と…。
ほんの数日前に、一滴も残らずに搾りあげたはずのそれは際限なく溢れ出た。
「はぅ……あぁ、すごい味です……」
舌に絡まる白濁を、眉根を寄せ嚥下するさまに、劣情が下半身をまた強張らせる。
「ニャル子……」
「八坂……さん」
「僕だけを見て」
「八坂さんがそれを望むなら……」
真尋はすぼまったその唇に、口づけた。
「……んちゅっ……れっ……ん……はぁ……んく、ん……」
絡め、吸い、移し、混ぜて、離れる。
「えへへ…しちゃいましたね…」
ニャルラトホテプははにかむと、その瞳を伏せた。
「八坂さんと、キス…」
「………」
「……八坂さん?」
「なんで…」
「え……?」
真尋の顔が絶望に歪む。
「なんで戻らないんだよ!」
「えっ…や、八坂さん?!」
「どうしてっ!記憶がっ!」
「痛いっ…!お願い、やめて…くださ…!」
「どうして、そのままなんだよッ!!」
「!!」
「……あっ」
真尋は、熱い左の頬に触れた。
ヒリつく痛みが、追ってくる。
ニャルラトホテプが泣いていた。
「あなたが見ていたのは……私じゃないんですね……」
「?!」
「ごめんなさい」
ぺこりと頭を下げると、ニャルラトホテプは真尋の部屋を出ていった。
お目汚し失礼しました
本日は以上です
次で終わらせたいと思います
内容は究極の自己満となります
今一度お許しください
乙乙!切ないな。そしてしおニャル子可愛い
486 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/22(土) 22:59:30.34 ID:QL0Qqfud
GJ!
こういう切り口も面白いな
というかもうエロ抜きでも
ふつうにおもろい
さらにエロが合わさって言うことないわ
乙
ちょっと心が痛い話だな
その一方で平常運転のクー子www
乙乙乙
心と股間が痛くなった
はやく癒しを・・・
489 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/23(日) 19:27:49.29 ID:RGLDq1gM
乙
ニャル子可愛い&可哀想で胸がキュンキュンする
490 :
名無しさん@ピンキー:2014/03/26(水) 07:40:23.80 ID:cnIKmApZ
続きまってますぜ!
口でしたりしてあげたお礼に
性懲りもなく
>>483の続きを書いたので投下させてもらいます
稚拙な文章故お見苦しいところと
全体的なコレジャナイ感はあらかじめご容赦下さい
こんなの書いてしまったのは
ニャル子さんの12巻が最高なのがいけないんですよ!
『……私は全てのニャル子を、分け隔てなく愛しているだけ』
クトゥグアの言葉を思い出した。
真尋はニャルラトホテプを愛していた。
大胆不適な彼女を愛していた。
傲慢不遜な彼女を愛していた。
悪逆非道な彼女を愛していた。
専属警護な彼女を愛していた
料理上手な彼女を愛していた。
天真爛漫な彼女を愛していた。
全ての彼女を愛していた。
ずっと彼女だけを見ていた。
今のニャルラトホテプは本来の彼女ではない。
それでも……記憶が欠けただけの、紛れも無く、真尋にとっては愛しい少女だ。
『僕だけを見て』
そう言ったとき、彼女は嬉しそうに微笑んだ。
なのに
『あなたが見ていたのは……私じゃないんですね……』
あの時の真尋は心の何処かで強く願ったのかもしれない。
『お前は消えろ』と。
「もし僕が、記憶喪失になって…別人みたいになっちゃったら、どうする…?」
真尋は努めて取り留めの無い風を装ってそう聞いた。
『そんなの決まっているじゃない…ヒロ君をもっかい育て直すだけよ♪』
頼子は事もなげにそう言うと、電話口で自分の戦果を自慢げにしゃべりはじめた。
『じゃあねヒロ君!明日のお昼には帰るわよ。お土産期待していてね〜♪』
相変わらずの母の様子に真尋は苦笑いした。
結局ニャルラトホテプの事は言えなかった…いや、言うつもりもなかった。
ただ、母親に甘えたかったと言うのが本音だ。
「……うん。わかった…じゃあね」
『あっ…そうそう。ヒロ君?』
「……ん」
『誰かを傷付けたならまずは『ごめなさい』よ♪』
「……うん」
『素直でよろしい!』
真尋は通話の終わった携帯電話をしばし眺めると、シャワーを浴び、ベッドに横になった。
「……おはよう少年」
日曜日の朝。洗濯カゴの前でエンカウントした旧支配は、ブラジャーに鼻を埋めながら挨拶する。
大きさからしてクトゥグアのものではない…昨日のニャルラトホテプのものだ。
「……少年……賢しい子供は疎まれる」
「心を読むな」
はぁ、とため息をつくと顔を洗い、朝食を作る為に台所に立った。
良い匂いが居間を満たす頃には、わざとらしいタンコブを頂いたクトゥグアとハスター、シャンタッ君が食卓に着いた。
食事が始まってもニャルラトホテプは降りて来ない。
「どうしちゃったのかな」
と心配するハスターだったが、休日の遅めの朝食は
所謂朝の特撮タイムと重なったため、居候達の視線はテレビにくぎ付けとなる。
真尋は早めに食事を済ませると、作ったおにぎりを持って2階に上がった。
「ニャル子、起きてるか?」
ノックをするも返事はない。
きっかり十秒待ち、真尋はメタフィールド空間に繋がる扉を開けた。
「入るぞニャル子」
踏み入ったニャルラトホテプの私室は静まり返っていた。
何度も入った筈なのに、未だに部屋中に香る芳香を意識すると心拍数が早くなる。
「ニャル子、居るか?」
ベッドもキッチンも整えられ、テーブルには塵一つない。
主の見当たらない部屋を見渡した…後ろ手に扉を閉めると、
一階から響いていた特撮ヒーローの叫び声が消えた。
換わって聞こえてくる水音。
真尋はテーブルにおにぎりの乗った皿を置くと、その水音のする先へ…
自然と足音を抑えた忍び足になっていく。
音はニャルラトホテプの私室にあるシャワールームからだ。
カーテンを開けると水の砕ける音が大きくなった。
湿った空気が顔に当たる。
ガラス扉の向こうに屈んだ人影が見える。
『ぁっ……ぅ…はぁ…っ』
こぼれる水音に混じる声に真尋の心臓が早鐘を打つ。
《アナタガミテイタノハ……ワタシジャナカッタンデスネ……》
『ん……ぁっ……ぁ……ん』
薄い扉を隔てて聞こえるのは、啜り泣き…
いや、艶のある喘ぎ声だ。
幾度も身体を交わらせた真尋自身が良く知っている。
耳朶を打つソレに、粘性の高い唾液が口内を満たす。
自慰に耽るその肢体が磨りガラスの奥で官能的に揺れる。
『あぁっ……八坂さぁ……っ!』
真尋はガラス扉を引き開けた。
真っ白なシャワー室内ではワンピース姿のままシャワーのお湯に打たれて突っ伏したニャルラトホテプ。
両の手で秘部を愛撫するその姿に真尋は無意識に唾を飲んだ。
ぐっしょりと濡れたワンピースが華奢な身体に張り付き。
乱れた銀髪が水草の様にその身体に纏わる。
濡れそぼったショーツが細い指で擦りあげられ、その下にうごめく肉の形を見せている。
「やぁっ…だめぇ……やさかさん……」
潤みきった碧眼が真尋を見据える。
「ああっ!んっ!はぁ……見…て」
指の動きが早くなる。見上げる碧眼。
「私を…見てください……真尋…さん」
ニャルラトホテプが泣いていた。
「ごめん…ニャル子」
真尋は濡れた服を脱ぎ捨てると、横たわる肢体にその身体を被せ。
腕の中の温もりを味わう。
「ううん……私こそ、真尋さんに謝らないと……」
触れ合う肌と肌とが互いを求め、立ち上る香気が芳しく、愛おしい。
「謝る…?」
左頬の痛みを思い出すと同時に胸の痛みが蘇る。
「……全部。僕が悪いんだ……こんなに愛しているのに……あんな……」
抱きしめる腕に力が篭る。
「違うんです…」
両の手の平で薄い胸板を押され、真尋は抱擁を解いた。
まっすぐなその瞳を見据える。
「私は……私は、真尋さんを見ていました……ずっと……」
「私は、嘘つきなんです」
「あなたが私を求めてくれることに甘えて……私は……本当の私じゃ……ないのに」
それが彼女の罪ならば、
「ニャル子。大好きだぞ」
真尋はその罪ごとニャルラトホテプ愛していた。
「お前が僕を嫌いになっても。ずっと好きでいる」
「……私…わがままですよ?」
真尋はまた、愛してるとだけ言うと、その思いを心と身体に刻みつけるのだ。
真尋はニャルラトホテプを犯した。
精液の染みが浮いたショーツの隙間にペニスを突き挿れ、吸い付く肉ヒダに擦りつける。
ニャルラトホテプは激しい挿送に喉を反らせ、何度も達した。
「あぁ!あああぁ!!あぁぁあぁあぁあ!!!」
痙攣する窒内で太さを増したペニスが纏わり付くヒダを蹂躙する。
突き入れた亀頭が子宮口にぶつかる度に、結合部から濁った粘液が溢れ、
ショーツとズボンに糸を這わせた。
シャワーが流し落とす先から汗と涎と愛液と涙とが溢れた。
「すきっ!好きです……あ、ああぁあっ!……まひろ…さ」
正常位で繋がったまま、ニャルラトホテプは腰を振るのが窮屈なまでに身体を押し付ける。
「く…っ!う…っ!!」
一際深くに入れたペニスが震える。窒ヒダが一斉に粟立った。
真尋は余りの快感に腰を引き、熱い窒から抜け出たペニスが、瞬間、精液を盛大に爆ぜた散らした。
続く開放感。痙攣するペニスはとめどなく白濁液をニャルラトホテプの身体に放った。
「僕も…好きだから…大好きだから……」
真尋はニャルラトホテプに口づけた。
頼子に聞かずとも答えなぞとっくに出ていた。
真尋は《全てのニャルラトホテプを愛している》のだから。
「ごめん…ニャル子」
真尋は濡れた服を脱ぎ捨てると、横たわる肢体にその身体を被せ。
腕の中の温もりを味わう。
「ううん……私こそ、真尋さんに謝らないと……」
触れ合う肌と肌とが互いを求め、立ち上る香気が芳しく、愛おしい。
「謝る…?」
左頬の痛みを思い出すと同時に胸の痛みが蘇る。
「……全部。僕が悪いんだ……こんなに愛しているのに……あんな……」
抱きしめる腕に力が篭る。
「違うんです…」
両の手の平で薄い胸板を押され、真尋は抱擁を解いた。
まっすぐなその瞳を見据える。
「私は……私は、真尋さんを見ていました……ずっと……」
「私は、嘘つきなんです」
「あなたが私を求めてくれることに甘えて……私は……本当の私じゃ……ないのに」
それが彼女の罪ならば、
「ニャル子。大好きだぞ」
真尋はその罪ごとニャルラトホテプ愛していた。
「お前が僕を嫌いになっても。ずっと好きでいる」
「……私…わがままですよ?」
真尋はまた、愛してるとだけ言うと、その思いを心と身体に刻みつけるのだ。
合わせた唇は柔らかく、汗の匂いが芳しい。
互いの口内を行き来する舌の味わいに、視線が交わるだけで脳が焼ける。
《愛してる》
《好き》
《好き》
《大好き》
交わす言葉はそれだけだった。
熱くうねるその中で、幸せの内に真尋は果てた。
このままニャルラトホテプの記憶が戻らなかったらどうするか?
答えは頼子に聞く前からとっくに出ていた。
「真尋さん……幸せ過ぎて、赤ちゃんできちゃいます……」
「……ん。元気な子供を作ろうな……」
繋がったまま、また口づけを交わす。
失っただけなら、また作ればいいだけだ。と、
「えへへ……それじゃあ……」
「!?」
射精したばかりのペニスに、ぬめる窒肉がきつく絡みつく。
「まだまだ出してくれますよ……ね?」
すらりとした美しい脚が、ガッチリと真尋の腰をホールドする。
「うぁっ!ちょ…っ!いま、出したばかりっ!!無理!無理だって!!」
「真尋さぁん…そう言ってからが、ほ・ん・ば・ん」
あざとい上目遣いで真尋の胸板に浮いた珠の汗を舐めるニャルラトホテプ。
真尋のそれは瞬く間に最硬度に達する。
「にゃはッ!相変わらず、こうかはばつぐんですね〜!」
「あ、相変わらず……って、お前……がぁ……くぁ!!」
痙攣する真尋に合わせてニャルラトホテプが恍惚の表情で達した。
「〜〜〜っくはぁ……出ましたね……」
「はぁっ…はぁっ…お前…きおく…が…記憶…がぁ…」
「はて?きおく……?」
脱ぎ捨てられた濡れた服。
はだけられたワンピース。
精液と愛液でぐちょぐちょの結合部とショーツ。
「まぁ、状況は大体わかりました!」
「……あぁ、そうかい」
「そんな事より真尋さん!」
「………」
「『……ん。元気な子供を作ろうな……』ですと!!」
キラキラと輝く瞳に真尋はため息ひとつ。
「……はい…ニャル子との子供が欲しいです…」
「真尋さぁん!!」
吐き出しきった熱の塊の中で、またも絡みつくに窒壁に真尋のそれはいやも応もなく…
「好き!しゅき!だいしゅきですぅ!!」
「うぁああ!死んじゃう死んじゃう死んじゃう死んじゃう……
手記はここで途絶えている……。
っと」
行儀悪く、もぐもぐとおにぎりをついばみながらニャルラトホテプがペンを走らせた。
「お前、さては面倒くさくなったな……」
《一滴残らず搾られた》真尋は、ベッドに大の字に倒れたままそう言った。
その様子をくつくつと笑うニャルラトホテプ。
「ごちそうさまでした」
「お粗末さまです」
甘やかな香りが近付く、決して変わらないその匂いに真尋は幸福を噛み締めた。
ちょこんとベッドに降ろされた可愛らしいお尻。
真尋は迎え入れられるまま、柔らかな太ももに頭を預けた。
「……ねぇ、真尋さん?」
「……ん」
「私、最初の子は女の子が良いな」
「そうか」
「素直な子がいいです。何でも言うこと聞く、優しい子!」
「そうか」
「あ、けどそれじゃ皆に人気で、すぐお嫁にいっちゃうかも…」
「そうだな」
「やっぱりさっきのはなしです」
「そうか」
「う〜〜〜〜〜〜〜〜んと、我が儘な娘に育てましょう!」
「はいはい」
見上げたニャルラトホテプの頬っぺたには一粒の米粒。
おにぎりを食べながら『仕込んでいる』のを真尋は見ていた。
ちょいちょいと、頬っぺたを指差す真尋に、わざとらしく『取って』と顔を寄せるニャルラトホテプ。
真尋は、その米粒を舐め取った。
「……少年のお母さん……この豆ご飯は何?」
頼子からのお土産であるレトロな携帯ゲーム機をピコピコとやりながらクトゥグアが聞いた。
「ピンク色のごはんなんてふしぎだね!シャンタッ君!」
「み〜〜!」
小動物コンビが頼子から渡された盆から器を配膳している。
「いやぁ。なんだか照れちゃいますね!真尋さん!」
真尋の隣でニャルラトホテプがニヤニヤと笑う。
その日の晩ご飯。
真尋は出された赤飯よりも赤い顔で、すき焼きを咀嚼した。
>>497はミス投稿でした
以上。お目汚し失礼しました
おつやでぇ
可愛かった
お疲れ
乙乙
素晴らしかった
乙です!
最後はホッコリできてよかったわ
ありがとう、いあいあできました!!
「ニャニャ、ニャ、ニャ、ニャニャヤル子ォオォ?ーーー」
いつもながら耳障りなクー子の声ですが、今回はかつて無いほどにうるさく騒がしいものでした。
「ほ、ほのほんとうにい?」
地球のしゃべりはいささか心許ないハス太君でしたが、いつも以上に意味を理解するのに苦慮するほどです。
二人の声を聞いて愛しの真尋さんがやって来ました。「またか?今度はどうした?」と表情から読み取れます。
「またか?今度はどうした?」
ほら、思った通りでした。
「ニャル子ちゃんが地球人なの!」
「ニャル子が、ニャル子が人でなしで無くなった……」
両方口々に言いますが、これでは話は通じないでしょう。あとクー子、人でなしでない=人と、勝手に言葉を
作らないように。これだから学の無いヤツは困るんですよ。
お母様もいらっしゃったので、ここでクー子を罵倒するのは控えておきますが。
「翻訳頼む、ニャル子」
「私、人間になりました。早く人間になりたーい、が叶った感じですね」
「どこの妖怪人間だよ……って、はぁっ?」
いつもの心地よいツッコミです。もっとも後半はさらなる説明の必要を感じさせましたが。
「ニャルラトホテプですから、人間として生きていくのに何の不思議がありましょうか!?」
原典を紐解くまでも無く、ニャルラトホテプが人間の姿になり、人間の社会に紛れて生活しているのは有名です。
同じ事をする、ただそれだけなのです。
「ニャル子、惑星保護機構の仕事はどうするの。もう、今までみたいに戦えないじゃない」
「地球は二人に任せます。私は有給使って悠々自適と決め込みました。もともとそのつもりでしたし。
……今となっては一生分の有給ですから、文字通り一生遊んで暮らせますね」
「有給って地球の三百年とかいっていたヤツか……一生分?」
真尋さんが疑問を挟みます。いよいよ、いよいよ真面目に説明しなければ行けません。
「人間になりましたから、寿命はせいぜい百年くらいですので……」
その数字は人間にとっては十分でしょうが、私達……この表現は今となってはいささか不適切なのですが……
からすると、短いと言わざると得ません。
「おい、どういうことだよ、お前らに言わせれば、地球人なんて虚弱貧弱無知無能で、寿命も短くて、
そんなのになるだなんて……」
真尋さんが取り乱しています。その原因が私にある事を申し訳なく思うと共に、原因が私である事に
優越感じみた物を感じざるを得ません。
その口を、今回はいささか残念ながら右手の人差し指で塞ぎます。
「私自身の心を見つめ直して、私の本質はやはり混沌だと思いました。
『真尋さんと一緒になったら幸せになれる』そう確信していて、それでいて『真尋さんと一緒になれるなら
不幸になってもかまわない』とも信念を持っていたのです。人間になって困る事もあるでしょう。
それでも二人でなら何とでもなりますよね?」
真尋さんを見つめ直します。それに答えてか、私の名前を紡ぎ、私の体を抱きしめてくれました。
それは壊れ物を扱うかのような優しい抱擁でした。心の中で『壊れ物』を『大切な物』に勝手に修正してみます。
勝手に頬が緩んでしまいました。
混沌ついでに言えば、優しく愛されるのを非常にうれしく思うとともに、激しく愛されるのも望むところです。
真尋さんに気負いさせるのも何ですし、少しばかり安心させても良いでしょう。
「安心して下さい。これでも……」
「ニャル子、戦闘力たったの28000だよ。これからどうするの!?」
クー子がばらしやがりました。
「えっと、セガールって単語が頭に浮かんだんだが……」
「セガール未満です。大丈夫、地球人レベルです」
他にも物言いたげな表情を浮かべる真尋さんでしたが、ふと柔らかくなります。
腕に力を込めたのか、私達の体がより密着します。少々手荒に扱っても問題ないと理解していただけたようです。
「家のヒロ君をこんなに愛してくれるだなんて……あっ、もう家のじゃ無くて、ニャル子さんのね……
なんだか羨ましくて、ちょっとパパに会ってくるわ!」
お母様が余分な二人(クー子とハスター君)を引っ張って部屋を出て行かれました。
「真尋さん、末永くよろしくお願いしますね」
>>509 乙!
この前向きな感じがニャル子さんって感じだな
今度は是非エロありも
よろしく頼むお願いするします
エロパロ板なんだからエロなしってのはスレ違い過ぎだろ.
>>509 おつ〜
>>513 まぁ、エロパロが文字通り
エロオンリーなんて方が珍しいし
(そもそもここも最初はエロなしも多かったし)良いんでね?
文章を書いてくれる人には今後の期待もある
わざわざ宣伝まがいまでして見てほしいなら元スレで書けばよくね
今までにもエロなしの小ネタの投下とかあったしそれはかまわんと思うけど
まがりなりにも全年齢のスレからPINKに誘導するとかどうかと思う
そんなことどうでもいい
>>509 次にも期待しまする
重要なのは中身とこれからさ
感想乞食うざい
ニャルまひで何か書こうかと思うのだが
何か良いシチュ無いかな?
お花見!
挙式!
523 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/01(火) 00:34:29.75 ID:CZXkHm8K
エイプリルフール
わくわく
526 :
524:2014/04/03(木) 00:45:47.23 ID:OYQ6oJdS
お題を全部一遍にこなすのは難しいので
一つづつクリアしていきます
まずはエイプリルフール編(前編)
「ニャル子……結婚しよう」
真尋がニャル子にプロポーズをしたのは昨日のことだった。
「あっ!真尋さん、こっちこっち〜〜!!」
まだ雪の残る北海道の4月。肌寒い空気の中でもニャル子は元気だ。
公園の一角でぴょんぴょんと跳び跳ねてその存在をアピールしている。
防寒の用を為さない肩の出たセーターの下で高校生にしては大きな二つの膨らみがタプタプと揺れた。
「おや、顔が赤いですね」
「う、うるさいな」
丈の短いスカート姿ではしゃぐものだから、遠目からもチラリチラリと黒いものが見えていた。
回りを見渡すも、この時期に公園に足を踏み入れているのはニャル子と真尋の二人だけだ。
ホッとしたのは別にニャル子のショーツが他の男に見られるのが嫌だとかそう言うのではない。
「どこに向けて言い訳してるんですか、真尋さん」
「僕の心を読むんじゃない……で?」
真尋はむっとした顔でニャル子に聞いた。
一体昨日の今日で、ニャル子は何を思って真尋を呼び出したのか……と。
『嫌です』
それがニャル子のプロポーズに対しての答えだった。
真尋は昨日から一睡もしていない。
正直放っておいて欲しかった。
「あの……怒ってますか?」
「別に怒ってない」
「本当ですか?」
「しつこいぞ」
胸がモヤモヤした。
ニャル子の顔がまっすぐ見れない。
穴があったら入りたかった……。
いや。
『穴』があったら……。
「真尋さん。昨日のことですけど」
ビキリと真尋の心に亀裂が走った。
「なんだよ」
「そのう……」
「だから、なんだよ」
ビキビキと心がひび割れる。
「ごめんなさい」
俯いたニャル子がそうとだけ言った。
「………」
割れた亀裂から何かが滲み出てくる。
「………」
「あの、真尋さん?」
「いや、いいんだ」
「えっと……」
「ニャル子……」
「は……い?!」
真尋は考えより先にニャル子の唇を奪っていた。
結構、強引に。
「アン……こんなところで……っ!」
普段の自己主張の激しい声とは対照的な、抑えた甘い声音を真尋はもっと聞きたいと思った。
「見られたって構うかよ」
結界があるだろなんて言わない。
セーターの上から胸を揉んだ。
「ん……ふ!んんん!」
ニャル子は顔を強張らせると声を殺して悶える。
うなじを舐め、お尻に手を伸ばす。
「き、きいてます?!ひとの話し、ひゃああ!」
湿ったショーツをずらすと、指でその中をあらためる。
「ぐちょぐちょじゃないか」
「だって……だってえええ」
ニャル子が弱いポイントは知り尽くしている。
何度も何度も惨敗しながらコツコツと学んだ攻略法だ。
「さっき、昨日のこと怒って無いって言ったよな?」
「へ……ふぇ?」
トロけた顔で涙を流し始めたニャル子。その耳元でそう囁いた。
「ありゃ、嘘だ」
「にゃああああ!!」
挿入。
後編につづく
乙乙!後編楽しみ
532 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/04(金) 19:30:17.57 ID:84Y31jV9
乙
いいぞもっとやれ
続き期待
「あ……!お、おちんちんが!おちんちんがー……!!」
口をぱくぱくさせるニャル子。倒れそうになるその身体を腰に受け、挿入角度を調整する。
鋼鉄の様に堅くなった陰茎がニャル子の全体重を貫通力に変えて体内の奥深くまで侵入する。
そのあまりの気持ち良さと深さに、真尋の頭の中が真っ白になった。
「ひあああ!!」
ニャル子の下腹部。プニプニの皮下脂肪に指を沈めると、お腹の奥を堅いものが
腰のピストン運動に合わせてゴリゴリとうごめいているのがわかった。
真尋自身が見たこともない位に勃起したそれがニャル子のお腹で暴れまわっているのだ!
軽いニャル子の身体を片腕で持ち上げては、重力で腰に落とす。
鈴口が突き当たりに湿った音を立ててキスすると、コリコリの子袋が膣内を降りてくる。
お腹に触れた片手が、その動きを捕らえると真尋はフィニッシュに向けてラストスパートをかけた。
寒空の下で真尋の顔に珠の汗がこぼれ落ちる。
真っ白な息が、吸い付いたニャル子のおっぱいに吹きかかる。
「〜〜!!……ッ?!!〜〜〜…うあああ!!!!」
声を殺しながらニャル子はイッた。頭を左右に激しく振り、射精のリズムに乗ってピクピク痙攣を繰り返す。
へたり込みそうになりながら全部を射精し終わった頃には、
繋がったままの結合部から滴り落ちた粘液が二人の足元に
強烈な臭いと湯気を立てる液溜まりを作っていた。
陰茎で熱々の膣内を捏ねくりまわす。ニャル子の奥で子宮が
精液のプールに浸った事を確認すると真尋はようやく動きを止めた。
「どうだ…っ。ニャ…子」
ゼェハァと肩で息を整える。
ニャル子は軽く、小柄で華奢である。それでも全体重を抱えてのセックスは真尋にも相当な重労働だった。
「も、もう一度だけ聞くぞ…」
一度だけ?
何度断られたって諦めるものか!
絶対に首を縦に振らせてやる……卑怯だと罵るならそうすればいい!
これで妊娠していないなら何度だって出してやる!
「余市と別れろっ!……僕と……結婚してくれ!」
「他に好きな人が出来たんです……」
ニャル子はそう言った。
あの時の真尋には勇気が無かった。
隣に居るのが当たり前。自分を愛してくれるのが当たり前だと思っていた。
プロポーズの言葉をぶつけたとき、真尋は無意識に思っていた。
ニャル子は喜んで受け入れてくれると。
それが叶わなかったとき、真尋は絶望して逃げ出した。
けど、決めた。ニャル子に呼び出されて、ニャル子の顔を見た瞬間。
どんな手を使ってでもニャル子を親友から奪い取ると決めた。
536 :
エイプリルフールにてご容赦を:2014/04/06(日) 23:50:40.14 ID:ij8XEXAk
「結婚してくれ!ニャル子!!」
もう一度昨日の言葉を真尋はぶつけた。昨日よりも強く、想いを込めて。
「……あ、ふ……ふ、ふへ……へ……」
膣内射精を受けて、放心状態だったニャル子が泣き出した。
肩を震わせて嗚咽している。
「へへへ……へへ……」
しかしその嗚咽が笑い声に変わった。
いや、そもそも彼女は笑っていたのだ。
最初から。
「真尋さぁん!もぉ!カワイイんですからぁ!!」
「わっぷ!」
万力の様な力で真尋の頭はニャル子の胸に抱きしめられた。
甘い汗の匂いが真尋の鼻の穴から容赦なく入りこんでくる。
「くあああ!」
締め付けは上半身だけでなかった。ニャル子の脚が下半身をがっちり掴み、
深いところに挿れっぱの陰茎をニャル子のあそこが締め付け始める。
「もが、もががーー!?」
「何で……って、そんなの、真尋さんのおちんちんを気持ち良くすためでしょうよ」
「むご?!むごごぐむぐぐがむげごごご!!?」
「あん!もう、そんなの断るわけないじゃないですか〜〜」
「ぷはぁ!な、ナンデ?!」
「……真尋さん……ひょっとして、素でやってたんですか?」
「はぁ?」
「今日は4月2日ですよ……?」
「そ、それが!……あっ」
「ご……ごめん。ニャル子」
そうとしか言えなかった。
嘘だったのだ。ニャル子の言葉は……。
いくらなんでもと思った……でも、
そもそもがニャル子は真尋のプロポーズを嘘と思ったのに違いない。
酷いとしたら、よりによってエイプリルフールにプロポーズをした真尋こそデリカシーが足りなかったのだ。
とか、思っちゃってるようですね」
「くっ!」
図星すぎて逆に素直に認められない真尋だった。
「……笑いたければ笑えばいいだろう」
「………」
「ニャル……子?」
今度はふわりと抱きしめられる真尋。
背中に両手が回されて猫のように頭が胸にスリスリされる。
「幸せにして下さいね……」
「あ……う、うん」
「あ、おちんちんまた一段とおっきくなりましたね?」
「……ばーーか」
「お前……なんで結界解いてたんだよ」
真っ赤な顔の真尋がジト目で睨んでも、ニャル子はどこ吹く風。
愛おしむ様にお腹をさすりながらニヤニヤ笑う事をやめない。
「ひやあ〜〜びっくらしましたね〜〜まさかあんなところで余市さんと、珠緒さんと出くわすとは〜〜」
間一髪とはあのことだった。
「あ、八坂くーん!」
「やあニャル子さん」
前後からその声を聞いた瞬間。ニャル子の中に真尋は四度目の射精をした。
暖かいニャル子の中で脈打ち終わったそれを素早くズボンに仕舞うと、
いつの間にか身嗜みを整えたニャル子が、真尋の乱れた衿元を直して汗を拭き取った。
チュッとほっぺに口づけ。
「おー。おー。熱いねー!」
「その様子だと俺のメール。許してくれたのかな?」
今思えばタイミングの良すぎたカミングアウトメールに真尋は頭を抑えた。
「聞いたぞー!『八坂真尋、エイプリルフールに失恋!?
恋人の新しいお相手は親友のY氏』だって?おもしれーことやってんなー!」
明らかに計画の立案者はコイツです。
真尋ただ、親友と悪友とニャル子との悪質なドッキリと、
自分自身の間の悪さとがないまぜになって一言……。
「えへへ」
「なんだよ」
「でも、よかったです」
「ん?」
「結婚しようって言ってくれたこと……嘘だと思って、ちょっぴり傷ついたんですよ」
「……」
ニャル子の肩に手を置くとニャル子は真尋の胸にまた、子猫の様にスリスリと頭を擦り寄せる。
「ま、いっか……」
真尋はまたそう言った。エイプリルフールはどんな嘘でも許す寛容さが必要な日でもあるのだ。
――涙を流しながら嘘をつく愛しい神様の顔を思い出せば、真尋がその嘘を許せない道理などないのだ。
エイプリルフール編は以上です。
お目汚し失礼しました!
乙乙!いいねいいね
頂いたお題から次は
お花見で書かせてもらいます
お花見編はもっと甘くエロくコンパクトにまとめたい
GJ!
そしてありがとう!
そして期待してまーすノシ
542 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/08(火) 17:57:37.31 ID:TV069WIk
>>540 コンパクトにしなくても
だらだらエロエロしてもええんやで
エロパートが長いぶんには一向に構わんっ! GJですた。
>>538 乙乙!ありがとう!
お花見編も、じっくりたっぷりねっとりしっぽりお願いします!
今からお花見編の前半(非エロ部分)を投下します。
先に謝っておきます……
全然コンパクトになりませんでしたorz
ニャル子達を書くの楽し過ぎるのがいけないんですよ!(責任転嫁)
547 :
お花見(前編):2014/04/12(土) 03:09:18.08 ID:er6ZYKtW
甘い香りの中で目が覚めた。
真尋の視界いっぱいに淡く色付いた満開の桜。
「お目覚めですか?真尋さん」
桜色の木漏れ日を浴びて、綺麗な光を放つ銀のさざめきが視界に入る。
そよ風に揺れていた銀のアホ毛は真尋が手探りで小さな手に指を絡めるとハートの形に変化した。
「おはようニャル子」
赤く色付いた婚約者の顔を真尋は視界に捉えると、むにゃむにゃとそう言った。
キスをしたい衝動に駆られたが、泥の様に重たい身体が覚醒を拒絶した。
人生で初めての飲酒。真尋はもう二度と酒なんて飲まないと思いながらも、口に残る甘美な余韻に浸った。
握ったニャル子の手を親指で擦ると、ニャル子は微笑んで、真尋の手を優しく握り返した。
時は数時間前に遡る。
548 :
お花見(前編):2014/04/12(土) 03:12:23.67 ID:er6ZYKtW
「ここにしましょう!」
ニャル子はそう言うと何処から出したのか、特大のゴザを手早く広げた。
「わぁ!桜のましただね」
敷かれたゴザに八坂家の面々が腰を下ろすと、静かな公園の一角はたちまち賑やかな宴会場と化す。
手ぶらで歩いて来たはずのニャル子は重箱やらオードブル皿やら紙コップやらを
次々と真尋の死角から持ち上げては並べていく。
くつろぐフリをしながらニャル子の背後を改めても、そこには
小さなあんよの上に可愛らしいヒップが乗っているだけだった。
「真尋さん!ピザなんて如何です?」
視線を戻すと目の前には焼きたてのピザが美味そうな香りを放っていた。
「はい!あ〜〜ん」
「これはなんのピザだ?」
結局、真尋はおにぎりと肉じゃがでお腹を満たした。
549 :
お花見(前編):2014/04/12(土) 03:13:30.17 ID:er6ZYKtW
クー子が悲鳴を上げたのはメインの料理をあらかた食べ終え、ルーヒーのタコ焼きを真尋以外がつついていたときだった。
見ると、先程まで熱心にニャル子を視姦していたクー子が
震える手で頼子の紙コップに琥珀色の液体を注いでいる。
「この蜂蜜酒。燗でもおいしーわぁ」
「……少年のお母さん……私の脇腹は温度調整ボタンじゃな、ひぅ!」
「ほぉら、次はお冷やね〜〜」
クー子の持つ琥珀色の液体の入ったビンに霜が降りる。
どうやら頼子はいつの間にかクトゥグア星人の温度切替方をマスターしていた様だ。
頼子の酒癖の悪さは真尋の知るところで、助けるか否かを真尋が考えあぐねていたとき、
真尋の背中に甘い匂いのするものがしなだれた…。
「真尋さぁん……私酔っ払っちゃったみたいですぅ……」
ニャル子が柔らかい感触を押し付けながら真尋の肩口に『乃』の字を書き始めた。
「ニャルラトホテプ星人は紅茶で酔っ払うのかよ」
食事の席では特に鋭敏化する洞察眼でニャル子が自身のコップに
午後ティーを注いでいるのを見逃す真尋ではなかった。
「……母さんにお酒渡したの、お前だな」
「さぁて、何の事でしょう」
550 :
お花見(前編):2014/04/12(土) 03:15:54.26 ID:er6ZYKtW
「ねぇ真尋さん……私がここを選んだの、何でだか分かります」
真尋はつまみ用のオードブル皿のキュウリ竹輪をつまみながら、思案した。
ニャル子の体温。ニャル子の体重。ニャル子の体臭。ニャル子の吐息。
愛しい少女とのスキンシップでフットー寸前の頭が回転を始める。
背中合わせで座るニャル子が上を見上げた。真尋もつられて桜のカーテンを見た。
「あ……」
真尋は既視感に捕われる。雪の残っていた人通りの少ない公園の情景がダブって見えた。
「……ここで愛し合いましたよね」
コロコロと笑うニャル子に真尋は何も言えずに顔を赤らめた。
「真尋さん……」
「ニャル子……」
「……ニャル子、少年」
「あつっ!く、クー子?!」
甘甘の空気に二人だけの空間を見ていた真尋は、比喩ではない物理的熱量を持った嫉妬の炎に炙られて現実に引き戻された。
「あんた、どうやってお義母様の束縛を……!」
あ、やっぱり頼子へ酒を渡したのはニャル子なんだと思いながらも真尋は頼子を見た。
「な!?」
帰ってからのニャル子へのお仕置きをあれこれ考える思考が一息に吹き飛んだ。
「八坂さんのお母様。どうぞ」
「あら、これまた可愛らしい娘がお酌してくれるのね〜」
上機嫌でコップを差し出す頼子にかいがいしく蜂蜜酒を注ぐのは、桜色のワンピースを着た銀髪碧眼の少女だった。
「ニャ、ニャル子が二人?!」
絶句する真尋。ニャル子は苦り切った表情になる。
「蕃神改善……もう組み上がっていたんですか」
551 :
お花見(前編):2014/04/12(土) 03:17:34.49 ID:er6ZYKtW
「……NK-1124蕃神改善……またの名をモーター・ニャル子」
「蕃神計画を一から見直して、再構成したと聞きましたがいつの間に実機が……」
「……爆装前の試作試験機を貰ってきた」
「ごめん。万事が万事分からない」
主に倫理的な部分が、特に。
「おい、ニャル子」
「「はい、なんでしょう真尋(八坂)さん」」
真尋は頭痛に苛まれた。今後の展開を思うと、それは勿論その通りになると言うアトモスフィアが漂っているからだ。
エロパロ的な意味で。
「……毛穴の一つ一つまで丹念に再現した。主成分は勿論ニャル子の質量のある残像」
そう言うとクー子は蕃神改善の背後に回り、その彼女自身とは比べものにならないくらい豊満な胸を揉みしだいた。
一体何が勿論なのか……そもそも質量を持った残像は残像とは言わない。
「……はぁはぁ。手触りも、匂いも、完璧。地の文=サンは後で燃やす」
「あらやだ、こんな処まで忠実」
「ひっ!ひああだめですよう!」
クー子と頼子に成す術なく玩ばれはじめる蕃神改善。
クー子は最早蕃神改善以外は見向きもしない。一体何の為に頼子に蕃神改善を宛がったのだろうか?
「おい、あの性格は?」
「何でも暴走を防止する為になんやかやして、メモリーを一旦消却してみたらああなったそうですよ」
「お前、意外と冷静だな」
「そりゃあ私は私ですもの」
見ればこうやって現状を愁いているのは真尋唯一人。
シャンタッ君は料理に夢中で、ハス太とルーヒーは殆ど自分達だけの世界だ。
「私は、真尋さんが居て下さればそれで満足なんですよ」
「ニャル子……」
近づく顔と顔。
「……はぁはぁ。ここも……凄くリアル」
「どれどれぇ」
「は、恥ずかしいですよぅ!」
「っ!」
「だめ。私だけを見て下さい」
ニャル子の瞳が綴じられる。
「……ん」
中編(エロ中心予定)につづく
553 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/12(土) 10:53:45.42 ID:wLtB1Cre
乙乙乙
期待してますぜ
GJ!
まさかのSAN年目のいくじなしネタw
桜はあらかた散っちゃったけど、こちらの花見は待ってるぜい
騒がしい要素なくただ添い寝してるニャルまひが見たい
557 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/25(金) 00:51:39.64 ID:jOh0e8uK
てすと
繋がった様なので。
今からお花見編の中編を投下します。
かなり趣味的な内容なことをあらかじめお断りしておきます。
559 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 00:57:38.23 ID:jOh0e8uK
「……ニャル子、ワンピースをたくしあげて。裾を口にくわえて」
ニャル子は正座をくずすし、お尻を少し浮かせる。
そして、言われるまま、おずおずとスカートの裾を持ち上げる。
健康的な素足と真っ白なショーツが、あらわになった。ニャル子の顔が赤く染まる。
「こう、ですか?はむ…」
律儀に裾を口に含むニャル子。
「……はぅ。桜とワンピたくし上げニャル子のコラボ」
クー子は鼻息を荒げると、晒されたニャル子のお臍に舌を這わせた。
「ん!ふっ……ンン!」
ニャル子は体をよじらせる。
クー子はぴたりと閉じられた太ももの隙間に指を潜り込ませるとショーツの上からニャル子の秘部を擦り上げた。
「ひ……っ!う……んん」
ニャル子は痺れた様に体を震わせる。
歯を立てたワンピースに、じわりと涎の染みが拡がった。
「……ニャル子、かわいい」
ニャル子の絶対領域から抜いた指を舐めながらクー子はその様をウットリと眺めた。
「……さぁ、私にも飲み物を注いで」
「れも、こっふがありまふぇん」
もごもごと言うニャル子にクー子は首を振って見せた。
「……酒器ならある。極上のものが」
「?……ひゅはああ!」
言うが早いか、ニャル子の太ももに透明な液体が垂らされた。
「……ほら、もっと太ももを閉じて……こぼれちゃう」
「ふむん!ふううう!」
560 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:00:31.51 ID:jOh0e8uK
ゴツンと鈍い音が響いた。
「……痛い」
そう言いながら涙を流すクー子。他の花見客達の視線を感じ、真尋はクー子の頭をロックしてしゃがみ込む。
「お前は公共の場で何をしているんだよ!」
「……日本の伝統花見芸・わかめ酒」
当たり前とでも言わんばかりの澄まし顔にもう一度ゲンコツ。
「母さんからも言ってやってよ!」
反省の色を見せないクー子に業を煮やす真尋。
「そうねぇ……未成年がお酒を飲むのは感心しないわね」
「そっち?!」
「……大丈夫。私が注いだのはただのミネラルウォーター……味のあるものだとニャル子の風味が濁る」
「ぺろ……あら、ホントだわ」
ニャル子の絶対領域を満たす水を舐める頼子に真尋は天を仰いだ。
論点がおかしい。そもそも、17歳を謡う頼子がガバガバと酒を煽り
社会邪神が未成年扱いのこの状況を……。
「……少年それ以上はいけない」
「心を読むんじゃねえ」
「ほ、ほれえ……つめふぁいひ、はぶはひいれふ」
「お前もいつまでもそんなことしてないで、さっさと隠せよ……」
真尋がタオルケットを渡すとニャル子……蕃神・改善は素直に太ももをタオルで隠した。
「まったく……」
ぶつくさ言いながら腰を下ろした真尋にニャル子がお茶を差し出した。
「真尋さんも放っておけばいいですのに」
「……ほっとけるかよ、あんなの……何だよ」
嬉しそうにはにかむニャル子に真尋はバツの悪い気持ちになる。
「いいえ。なにも〜」
「うう、パンツの中までぐっしょりです……」
「……大丈夫。私に任せて」
「あ、あの。クー子さん……その名状しがたい棒は?」
「……ニャル子専用に作ってある。すぐに気持ちよくなれる」
言うが早いか、クー子はニャル子のスカートにダイブした。
銀のフォークが煌めいた。
561 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:03:20.38 ID:jOh0e8uK
「それでは私は先に帰りますね」
頼子を背負った蕃神・改善はそういうと花見会場を後にした。
ハス太とルーヒーも去り、今は公園の前でたこ焼きの屋台を広げている。
「……私も戻る」
「お前もか?」
意外に思う真尋に、クー子は人差し指を突き付けた。
「……私は今はあっちのニャル子で我慢する」
「……」
クー子はそうとだけ言うと、蕃神・改善の去った方向に駆けていった。
「……」
無言で腰を降ろした真尋にニャル子が寄り添う。
「あの脳みそ固形燃料にも気付かれちゃったみたいですね」
見るとその左手の薬指には銀色の指輪が付けられていた。
「ん……」
真尋はクー子に指を差された胸元からネックレスを取り出す。
正確にはネックレスに通されたニャル子とお揃いの、
マリッジリング。
挙式の費用もエンゲージリングさえ買う金の無い真尋が、
馴れないアルバイトをしてようやく買えた安物。
「今は二人っきりですからね〜」
嬉しそうに指輪を眺めるニャル子。
真尋がニャル子に送った初めてのプレゼントだ。
「……あの、さ」
「はい?」
「本当に僕で良いのかよ……」
聞いてから真尋は猛烈に後悔した。あまりにも酷い質問だと気付いたからだ。
だが、ニャル子は気にした様子もなくにこりと微笑んだ。
ドキリと心臓が高鳴る。
「さっきの剣幕。惚れ惚れしましたよ『僕のニャル子に手を出すな』って」
「ぼ、僕そんなこと言ってたのかよ?!」
「いいえ。顔にそう書いてありました」
「くっ!」
しれっと言うニャル子。誘導尋問に掛かったと知って真尋の顔が更に赤くなる。
「偽物なのに……ですものね!」
「う、うるさい!」
「にへへ……だから、です」
「ん?」
「真尋さんが、良いんです」
「ん……そか」
「真尋さん、大好きです」
「僕も、大好き……だぞ。ニャル子」
桜花が舞う木陰に、心臓の音だけが真尋の耳にうるさい。
真尋はニャル子の身体を抱き寄せ、期待に震える小さな唇に使く口づけした。
562 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:04:56.02 ID:jOh0e8uK
ニャル子の唇は柔らかい。ざらついた舌を絡める度に頭がボウとしていく。
夢中で飲み込んだ唾液の味に、劣情が硬く堅く強張った。
「ぷはっ!いやん!もう、真尋さん。がっつきすぎですよぅ」
口ではそう言いながら、ニャル子はおっぱいを揉む真尋が触り易い様に身体を反らす。
真尋は我慢出来ず、服の上から乳房に吸い付いた。
「あん!真尋さん。赤ちゃんみたいです」
どうとでも言えとばかりに、真尋は更に歯を立てて強引に愛撫した。
「ひあああ!おっぱい……凄……!」
一際大きな嬌声に真尋は思わず周囲を見渡した。
「はぁ……んっ……大丈夫ですよ真尋さん。ちゃんと結界を張ってますから」
「そ、そか」
成る程どうして、先程まで周囲に満ちていた喧騒も聞こえない。
桜の舞う木陰で、ニャル子と二人きり。一度入ったエロ・スイッチはちょっとやそっとでは治まりそうにない。
御都合的に展開されたこのロケーションで真尋の取る行動はひとつだった。
「……ニャル子。お願いが、あるんだ」
「はい?」
563 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:07:20.66 ID:jOh0e8uK
「ふあ……んっ」
注いだミネラルウォーターの冷たさにニャル子が身じろいだ。
むっちりとした白い太ももが震え、水面に波紋が広がる。
屈折した水面下に極薄い銀色が揺れる。
「どうです、真尋さん」
「ん……なんと言うか……綺麗……だ」
あからさまな変態行為。低俗を極めたエロチックな光景と
膝まで降ろされたショーツから漂うニャル子の匂いに、真尋の脳内は興奮で真っ白になる。
「い、いいのか?」
思わずゴクリと喉が鳴る。
「バッチこいですよ!さあ、召し上がれ!」
「お、おう」
いつものようなハイテンションのニャル子に一瞬ツッコミを入れかける真尋。
少しは照れろと言いかけて、やめた。今のニャル子にそんなしおらしい事を
された日にゃ……真尋は考えるのをやめた。
舌が水面に触れる。一舐め。
「ひあ!」
唇が甘い匂いのする液体に触れる。一口。
「ま、真尋さんが……私の恥ずかしい処に……」
ごくりと嚥下する。
真尋は夢中でその液体を啜った。瞬く間に水位が下がり、たゆたう銀糸が舌に絡まる。
飲み干した肉の窪みに夢中で舌を捩り込む。
恥丘のぷにぷにの肉を舌と唇で堪能する。
閉じられた太ももを割り開き、そこに息づく花弁を指で拡げると、
その下でうごめく粘膜が桜色の花びらを見せた。
564 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:09:55.61 ID:jOh0e8uK
「……んっ……まひろさんの、も……」
愛液を夢中で啜る真尋。ニャル子の手が、亀頭の形が浮き出る程にズボンを押し上げる股間に伸びた。
「口で、して」
真尋は仰向けに寝そべった。
ニャル子はその意図を察すると、真尋の顔を跨いだ。
「あむ……ん」
ズボン越しにニャル子の舌を感じた。
こねる様に舐めあげる動きに、もどかしさが下半身を満たす。
チー……。
ファスナーの開く音。続いてプチンと音を立てて、トランクスのフロントボタンが噛みちぎられた。
「ひゃっ!」
ぺちん!と音をたててニャル子の頬をまろび出た真尋自身が打ち据える。
「ほう、これが顔ペチンチン……」
「そんな名前なのかよ、この演出……うあ!」
ペニスをニャル子が頬張る。
散々焦らされて敏感になったペニスはそれだけで、一回り膨らんだ。
「くあ!これ、ヤバ……!」
ねっとりと舐めあげるニャル子のフェラチオの快感に真尋は身体をよじらせる。
「まふぃろはんも……ん!」
「はあ……はあ……れちょ……んっ……んむ!」
首を起こし、舌で蜜のしたたりを舐めた途端。ニャル子の下半身が崩れる様に真尋の顔に被さった。
「ひああ!力がはいらにゃ……んぐ?!」
真尋は無我夢中でニャル子を味わった。溢れる愛液を呑み、舌で勃起した陰核を愛撫する。
右手で目の前でひくつく粘膜と菊門を擦り、左手でニャル子の頭を掴み、腰の動きに合わせて喉奥を突き上げた。
やがて、快感と興奮が最高潮に達し、ニャル子は熱い飛沫を、真尋は大量の白濁を違いの顔にぶちまけた。
565 :
お花見(中編):2014/04/25(金) 01:11:18.22 ID:jOh0e8uK
「ほおら、真尋さん!こっちの桜も満開ですよ!」
「……その一言で台なしだよ」
先程達したばかりのニャル子のそれは、ニャル子の愛液と真尋の唾液でねちょねちょだ。
真尋は言葉とは裏腹にその熟れた果肉から目を離せれない。
ニャル子もその事に気付いているのだろう。クスクスと笑っている。
「……真尋さん愛しています」
一度射精したとは思えないくらいに元気な陰茎にニャル子の膣口が触れる。
「……ニャル子愛してる」
真尋はニャル子の身体を抱きしめると、一息に貫いた。
以上。
お目汚し失礼しました。
後編に続きます
素晴らしいあ!いあ!後編も期待してま
乙! 待ってました!
美味しくいただきましたぜい
続きも待ってます
興奮した
乙
570 :
名無しさん@ピンキー:2014/04/27(日) 19:50:07.95 ID:MyhwJ1Ol
乙乙!
69たまらん
571 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/03(土) 23:18:06.15 ID:sXxqeAht
おいつた......のか?
572 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/04(日) 22:31:28.12 ID:TB61/q6y
続き期待と言うかもう終わってるのか?
てすt
携帯からなのですが、先月から繋がったり繋がらなかったりで間があいとりますorz
花見の後編を明日も繋がれば……と
挙式を前後でやらせて貰いたく、今暫く書かせて頂きたいm(_ _)m
繋がりにくい時ってあるよなーー
そちらのペースで良いのでゆっくり書いてくんさい
いつでも待ってるよ〜〜〜
576 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 00:19:22.54 ID:V1itZFA2
TEST
577 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/08(木) 00:20:15.32 ID:V1itZFA2
TEST
「うあ!ニャル子……すご……!」
「ああう!真尋さん……きもちい……です……か?あ!あ!」
腰を引くと陰茎が開ききったカリにニャル子の柔らかな肉を巻き込みながら抜け出した。
のけ反りそうになる快感に視界がぼやける。亀頭が抜けるギリギリで、今度は腰を押し込む。
じゅぶじゅぶと音を立てて絡まるヒダを掻き分ける。膣内を潤す粘液が押し出されるように溢れ出た。
「きもち良さそうな顔……してますよ……んん!」
「そんなの!聞かなくたって!……くうう!」
とろとろに崩れたニャル子の顔が覗き込む。
熱病の様に紅く火照り、視点は揺れて、ペニスが熱の高い所を擦る度に涙と涎とが零れる。
「見るなって……!」
真尋は顔を逸らしてしまう。
「うう相変わらず……シャイ……なんです……からあ」
気恥ずかしさの殆どはニャル子のエロ顔が真尋自身の鏡に見えたからだ。
「お前はもっと……うく!恥ずかしがれよ!」
「恥ずかしいから……見て欲しいんですよお……」
「……っ!」
「あう!おっきく……!なっ……ああ!」
ピストン運動を強めた。目の眩むような快感に思考回路がぐちゃぐちゃだ。
「あううん!!もっと……見て!見て……下さ……あ!」
泣いているようにも聞こえるニャル子の声に、真尋の中は罪悪感にも似た感情が溢れた。
「真尋さん!真尋さん!真尋さん!」
「うあ!」
ニャル子が真尋の身体を抱きしめた。
その勢いで深く埋まったペニスがニャル子の子宮を叩いた。
「くあああ!」
危うく射精しかけるのを真尋は堪える。
「ふう……ふう……ま、真尋さんが……恥ずかしくなくなるおまじないです」
懸命に息を整える真尋の肩で、ニャル子はそう言うと、いつの間に持っていたのか、瓶の中身をあおった。
「おま!それ……?!」
ツンと漂うアルコールの匂いに真尋が異議を称えるより早く、ニャル子の唇が真尋の口を塞いだ。
甘い、フルーティな味わいの液体が口に入ってくる。鼻を抜ける強い香り。喉を焼く熱。
恥ずかしい。
罪悪感。
恥ずかしい。
背徳感。
熱。焼けて
熱。溶けて
甘い。
狂う程。
愛おしい。
「ぷは……はあ!んんん!」
「うぷ……ん!!くああああ!!」
ニャル子の中で熱いものが吹き出した。
テスト
「はうう……まだ大きいですう」
射精を終えた後も勃起は全く治まらない。
ひくひくと痙攣する膣内で硬さと太さを増していく。
「まだ……出したりないですか?」
真尋はそれに応える変わりに、ニャル子の首筋にキスをした。
「ひあッ……!」
びくりと震えるニャル子の身体を抱きしめる。
「あ、あの……真尋さん……?」
そのまま頭を撫でると、胸に抱いたニャル子の身体が熱を帯びる。
「んん……!ん!」
繋がったままの下半身に熱い愛液が溢れた。
ニャル子がイったのを感じると、真尋はやおら近くの瓶を引っつかむ。
「まひろ……さん?」
喉を鳴らして、強い味のする液体を飲み干す。
カァっと熱くなる胃。
真尋はふうとため息を吐くと、ニャル子の身体を横たえた。
降りしきる桜の花びらの下。火照ったニャル子の身体に珠の汗が伝う。
「好きだぞニャル子」
「!?」
ニャル子が身をよじる。
「ニャル子。そのイッた顔……もっと僕に見せて」
「ふぁ……らめぇ」
顔を隠そうとした腕を掴んで広げる。
「かわいいぞ……ニャル子」
「そのかお……駄目ですよお……まだわたひの……ターン……んちゅ……」
粘度の高い唾液をニャル子の口の中で存分に掻き混ぜて啜りあげる。
「ひ……!あああああ!」
また、下半身に気持ちの良い締め付け。
「ニャル子……」
真尋は溶かしたバターを垂らした様な有様のそこを正常位で擦り始めた。
「にゃああ!!ま、まひろさん……だめ!ふあああ!」
腰の動きを早めるとニャル子の身体はまた震えはじめる。
「ニャル子」
「あ!はん!あ!はひぃ!」
「……愛してるぞ」
身体が軽い。
今なら空だって飛べそうな気がした。
「にぁあ!……ごめんなさ!ひ!」
「もっと愛しあおうニャル子……」
心が軽い。
どんなに心の内を吐き出しても、羞恥心など湧いてこない。
「ニャル子!ニャル子!」
「ま……真尋さんが変ですうう!」
視界が回る。
八坂真尋はあからさまに酔っていた。
駄目だこりゃorz
>ようこそ 街の酒場へ。
>貴方が見ようと思ったのは pele.bbspink.com だ。
>1. でも、板のサーバ移転があったかも 塩移転で解決!
>2. もしくは、2ちゃんねるのサーバが落ちている予感
>サーバの生死
http://ch2.ath.cx/i/を確認してみる >3. 文句を言いに行く 味噌スイーツ(笑)
続きは後日にします……
あ
乙乙!鯖の調子が悪いのはしょうがないw続き期待してます
期待してるぜ!
真尋さん虎になったかwww
ニャル子かわええ
続き待ってます
「ひっく……ニャル子……好きだ」
「ひう……その素直クール顔……素敵です」
「お前の……その照れ顔もな」
ちゅっと唇が触れる。
「……その顔、もっと見せて」
「……だめですよぅ、ふざけた感じじゃなきゃ……あっ……あっ」
びくびくと痙攣する互いの身体。まるで全身が性感帯のようだ。
「もっと……したい」
「真尋さん……エッチですぅ」
「ああ、もっと、もっとニャル子と……」
「あう……また……いく……でてる……あうう……」
もう、下半身を湿らせる粘液が精液なのか愛液なのかもわからない。
顔を見るだけで精液を出せる。愛を囁くだけで妊娠させられそうだ。
……そううそぶく真尋に、ニャル子はただ顔を朱くすることしかできなかった。
思い出の桜の木の下に甘い囁きと激しい愛の告白が延々と続いた。
好き。
好き。
大好き。
愛してる。
どれも100回を超えたあたりで、アルコールの抜け始めた真尋は数えるのを止めた。
588 :
花より朱く、:2014/05/11(日) 10:51:26.26 ID:aVCZMS2g
甘い香りの中で目が覚めた。
真尋の視界いっぱいに淡く色付いた満開の桜が咲いていた。
「お目覚めですか?真尋さん」
桜色の木漏れ日を浴びて、綺麗な光を放つ銀の糸が視界に入る。
そよ風に揺れていたその銀の糸は真尋が手探りで小さな手に指を絡めるとハートの形に変化した。
「おはようニャル子」
赤く色付いた婚約者の顔を真尋は視界に捉えると、むにゃむにゃとそう言った。
キスをしたい衝動に駆られたが、泥の様に重たい身体が覚醒を拒絶した。
人生で初めての飲酒。真尋はもう二度と酒なんて飲まないと思いながらも、口に残る甘美な余韻に浸った。
親指で握ったニャル子の手を擦ると、ニャル子は微笑んで、真尋の手を優しく握り返した。
「……あんまり見るなよ」
自身の行為を思い出した真尋は気恥ずかしくなる。
いっそ記憶がなくなってしまえば……と願いかけて……やめた。
「……やっぱり素敵です」
「ん?」
「そりゃ、素直な真尋さんも良かったですけども……」
もじもじとするニャル子に真尋もなんだか面ばゆい。
「普段の真尋さんは、私と一緒に照れてくれますもの」
「ん……」
恥ずかしいって言うのは……きっとそういうことなのだろう。
真尋はまた目を綴じた。
繋いでいる手の温もりが心地好い。
絡ませた指と指。付け慣れない指輪の感触は幸せだった。
以上、花見編完となります
道中お見苦しいところをお見せして申し訳ありません
また近々挙式編を投下させて頂きます。
もう少々場をお借りしますm(_ _)m
590 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/12(月) 00:18:12.95 ID:DGilQ4bb
乙乙乙
相変わらずの激甘バカップルさに頬が緩みっぱだ
GJ!素晴らしい甘さだw
乙!
乙です
桜の木の下でのイチャコラご馳走様でしたぁーーっ!!
唐突に投下
12巻ifルート編です
「あっ、痛っ……あああっ……!」
「くっ、うぁっ?!」
ニャルラトホテプの部屋に同時に叫びが響く。
ベッドに押し倒された真尋の剛直が何かあったかくて柔らかいものに包まれる感覚と、何かを突き破る感覚。
この二つの符号が意味するものはひとつ。
「なっ!お前初めてかよ!」
「あたりまえですっ!真尋さん 以外の誰に身体を許しますか!」
「威張るな!」
いつもの調子で飛ばしてはいるものの、全身から冷や汗を噴き出して身体を硬直させ苦悶の表情を浮かべるニャルラトホテプ。
秘所はびしょびしょに濡れてはいるが陰茎を痛いほどに固く締め付けてくる。
「ああっ、くっ、はぁ……はぁ……」
「ニャル子……大丈夫か……?」
なぜ襲われた真尋がその相手の心配をしなくてはならないのだ。
とは言うものの真尋の方も余裕があるわけではなかった。
突き入れた瞬間、幾重にもびっしりと重なった膣襞に陰茎を思いっきり擦られ思わず総毛立ってしまった。
たった今童貞を失ったばかりの真尋にも名器と分かる膣肉で射精しなかっただけでも幸運と言える。
あと一往復でもしていたら暴発していたかもしれない。
「今気持ちよくして差し上げますからね……んっ……くっ?」
「と、とりあえず一旦抜こう、な!」
「嫌ですっ!だって……!せっかく結ばれたのに……こんなのってないですよぅ……」
「痛がるなら最初からこんなことすんなよ……」
「ごめんなさい……真尋さん……ごめんなさい……」
半ば呆れつつも弱っているニャルラトホテプについ庇護欲を掻き立てられてしまう。
毎日こんな風に迫られていたら不味かったかもしれない。思春期の成年男子的な意味で。
これが真尋を欺くためであるならばニャルラトホテプの術中に見事はまっていると言えるが、真尋にはこれが演技ではない確信があった。
お互いに過ごしたこの1ヶ月で十分に思い知らされている、色恋沙汰に関しては恐ろしく直球で不器用なニャルラトホテプ。
これこそが真尋が知っているニャル子なのだ。
「はぁ……」
「あの……真尋さん……?」
真尋自身、こんな形で初体験を迎えたくは無かった。
しかしこうなってしまった以上、無残な結果に終わらせたくない気持ちも少なからずあった。
淡い初体験の夢は崩れ去ったが今が好機とばかりに真尋は覚悟を決めたのだった。
「あーもう、わかったからちょっと大人しくしとけ」
「えっ……んむっ!」
ニャルラトホテプを落ち着かせるべく、その身体を抱きしめると共に強引に唇を奪う。
「んちゅ……んっ……んあ……」
貪る様な激しいものではなく、相手を慈しむ様な優しいキス。
舌を侵入させると舌先でちろちろと挨拶を交わし、更に深くねっとりと絡ませる。
真尋の積極的な攻めにニャルラトホテプはびっくりして目を丸くするものの、しばらくするとそれを大人しく受け入れる。
ニャルラトホテプの口腔内で唾液を混ぜ合わせると、今度はお返しとばかりに真尋の口内で唾液を絡ませ合う。
暫くの間、お互いの舌が行ったり来たり。
部屋には二人の息遣いとくちゅくちゅと淫猥な音が響き渡る。
直に触れるニャルラトホテプの身体の線は細いのに恐ろしいほど柔らかく、抱きしめているだけでも気持ちが高ぶってくる。
思わず激しく腰を動かしてしまいたい衝動をなけなしの理性で押さえ、キスだけでくにゃりと力の抜けたニャルラトホテプの身体を優しくベッドに横たえる。
「ふぁ……ぁ……まひろさん……」
初めての共同作業(暗喩)の結晶を半分こにすると二人の間を銀色の糸が紡ぐ。
ベッドに両手を付くと体の下には茹で上がったように顔を真っ赤にしたニャルラトホテプが真尋の瞳を真っ直ぐと見据える。
攻められることに慣れていないニャルラトホテプが見せる、そんな普段とは違ったまるで普通の女の子のような仕草が真尋の心を揺さぶる。
なんていうか、ニャル子……かわいい。
「えっ……かわいい……?」
「あっ……いや……」
無意識のうちに口にしてしまっていたのだろうか。その言葉を受けてきょとんとするニャルラトホテプ。
何か間違ったことを言ったのだろうか。
「あぁぁっ!」
「うわっ!ちょっ!」
その瞬間、膣肉が激しくうねり陰茎をきゅーんと締め付け、精液を搾り取ろうと極上の快楽を与えてくる。
こんなところで討ち死にしてたまるかと真尋は射精感をなんとか堪えるものの、これから行われるであろう行為を想像しただけでも背筋をぞくぞくとした感覚が駆け上がるのを感じる。
「急に締めんなって……」
「あぅぅ、だって、真尋さんがかわいいって言ってくれたから……」
思えば今までニャルラトホテプの容姿を褒めた事など一度も無かった。
正直に言えば美しい銀髪も、吸い込まれそうな碧眼も、ほどよい肉付きの身体もすべてがドストライクだった。
出会った当初はその破天荒な性格には辟易させられたが今ではそんな様も時折見せるおしとやかな一面も、このニャルラトホテプ無しの生活など真尋には考えられない。
「この際だから白状するけど、お前のことはずっとかわいいと思ってたよ」
「ああっ、真尋さん……真尋さん……っ!」
優しく頭を撫でながら半ばやけくそ気味に思いの丈を打ち明ける。
言質を取られそうな普段ならば絶対に言葉に出来ない発言でも、異常な状況下も相まってニャルラトホテプの愛しさ故につい口から飛び出してしまう。
それに対して鳴くような声で甘えてすり寄ってくるニャルラトホテプ。
てっきり弄られるかと思ったのだか意外な反応に真尋もついドキドキさせられてしまう。
そんなに喜んでくれるなら何度でも言ってやろう、なんて思ったり。
それが功を奏したのか先ほどまで強張っていた身体からは力が抜け、結合部はまるで水でもぶちまけたかのように生殖のための潤滑液をとめどなく溢れさせていた。
膣肉の締め付けもまるで準備ができましたと言わんばかりに硬くきついものから甘く吸い付くようなものへと変わり、性交の準備を整えていた。
「あの、私ならもう大丈夫ですから」
「ニャル子、その、僕だって初めてなんだからな……」
「あの……真尋さん」
「何だ」
「やさしく……して下さい……」
長くなるので続きます
乙乙!いいねいいね
GJ!
あいかわらず甘ったるくて可愛い二人だぜ……
嗚呼、可愛い
かわいいのう…
605 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/21(水) 23:25:59.49 ID:7Dd8MpAT
乙乙乙!
つづきお待ちしてましぜ
606 :
名無しさん@ピンキー:2014/05/25(日) 09:50:09.51 ID:3yPGXtdW
ニャル子さん………抱きしめたい
「んっ!あっ、あっ!やっ、んあっ!」
「くっ、あっ!ニャル子っ……!」
ニャルラトホテプの部屋に淫猥な水音が響き渡る。
ニャルラトホテプの膣肉はまさに名器と言わざるを得なかった。
腰を突くたびにねっとりと絡み付くあったかい膣肉が優しく迎え入れてくれ、引けば無数の膣ヒダが陰茎全体に名残惜しそうにすがりついてくる。
おまけに一突きするたびに体の下で快楽に身体を悶えさせるニャルラトホテプが何よりもたまらない。
おかしい、僕は加虐性癖がある訳じゃないのにと真尋は自分に言い訳するものの、普段は勝気なニャルラトホテプが腰の動き一つでここまで身体を蕩けさせていることに興奮が抑えきれない。
早くも射精感の波が迫って来た真尋は腰を止め息を整える。
「ふぁっ、やっ……真尋さん……」
「ニャル子……なんか奥……当たる」
恥骨をぶつけると膣内はまるで真尋専用に作られたかのように完全に陰茎が飲み込まれてしまう。
その亀頭の先に感じる、膣肉とは違うわずかに固い感触。
「ここっ……ここに赤ちゃんができるんですよ?」
「赤ちゃん……」
子を宿すための大切な場所。すなわち子宮。
ニャルラトホテプの実際の年齢はともかくとして、地球人とすれば幼さを残しつつも成熟し始めの肉体は妊娠適齢期のはずだ。
あらためて言われると生殖行為をしているということを実感させられてしまう。
「私のここ、全部真尋さんのものなんですからもっと自由に使ってもいいんですよ?」
「お前なぁ……もっと自分の体を大切にしろよ」
「えへへ、冗談です。ちょっとからかっただけです。だって真尋さんがそういうことする人じゃないって知ってますから」
「そうかよ……」
「真尋さんが優しい人って知ってますから。だから私も、私のここもいっぱい愛して下さい」
胎のあたりを撫でさすり穏やかな笑顔で語りかけるニャルラトホテプ。
初心な一般的高校生の真尋に女性を物扱いするような真似が出来るはずがなく、自分のことを見透かされているようでとても恥ずかしい。
と同時にニャルラトホテプの大切な部分を自由に出来るのは自分だけなのだと思うと独占欲にも似た感情が湧き上がり、ぞくぞくと体に震えが走る。
「あっ、ちょっと興奮しました?」
「うるさいっ!」
「んぅっ?!ぅあぁぁっ!あっ!あぁ!」
くすくすと笑うニャルラトホテプを黙らせるかのように腰を掻き回す。
優しくしてくれ、なんて言われても正直言って自信が無かった。
それだけ今のニャルラトホテプは真尋好みの”女の子”だったしめちゃくちゃにしてしまうかもしれない。
「あぁっ……好きっ……すきっ……、まひろさん……大好きっ……」
「僕もっ……好きだっ……ニャル子っ……!」
テクニックもへったくれもない単調な動きだったが、自分が求められていることが嬉しくてたまらないニャルラトホテプはうわ言のようにそう呟き、殆ど入っていない力で無意識のうちに真尋の背中を掻き抱く。
もっとニャル子と繋がりたい。ニャル子と気持ちよくなりたい。
その一心から真尋も覆い被さるように抱きしめ返す。
汗だく体を重ねても不思議と不快感はなく、むしろそれすらも愛おしいと思える。
胸の上では程よい大きさの豊かな二つの膨らみが押し当てられ、むにゅむにゅと柔らかく形を変え射精感が高まってくる。
「ニャル子……んっ」
「んっ……ふっ……んちゅ、ぬちゅ、んふっ……んふー」
荒い鼻息が掛かるのも厭わずに口付けを交わし、舌を探り当てるとぬちゅぬちゅに絡ませる。
結合したままのキスはまるで全身で繋がっているみたいで気持ちがいい。
体を離したくなかった真尋は腰を密着させたまま、はしたなく開かれた両脚にのし掛かるように腰を動かす。
「んっ〜〜〜っ!」
ピストン運動をグラインド運動に変え、亀頭の先端で子宮頸部を捏ねくり回すように刺激してやるとそこがウィークポイントだったらしく、ニャルラトホテプは思わずうめき声を上げる。
「ぷはぁっ!あ゛ーっ、真尋さんっ、それっ、だめぇっ!あぁーっ!」
キスしていた口が離れるとニャルラトホテプはあられもない声を上げてしまう。
しかし今の真尋にはそれも性的興奮を高める要因に過ぎなかった。
しかし真尋の方の快感も尋常ではない。
相変わらず膣肉は心地よい射精に導こうと媚びるように吸い付いてくるし、挿れてるだけでも気持ちがいいのに少し腰を動かせば敏感なカリをヒダで何度も擦られ、気を抜けばすぐにでもぶちまけてしまいそうだった。
さらに度重なる抽挿で下りてきた子宮の入り口が亀頭に何度もぶつかり電流のような刺激が走る。
「ニャル子……もうすぐ出そう……」
「で、出るんですかっ!ふぁっ……あぁっ」
ニャルラトホテプはむっちりとした脚を真尋の腰に絡ませる。
だが普段の力はどこに行ったのかと思えるほど、簡単に振りほどけそうなくらい弱々しい。
「おっ、おい……」
「真尋さんのっ、精液……くださいっ……」
出してしまってもいいのか?こいつは子供を欲しがってたような奴だし、そもそも避妊もせずにしている時点でアウトじゃないのか?
真尋の頭の中を葛藤が駆け巡る。
「お願いです……私のことはいいですから……私の膣内でいっぱい気持ちよくなって下さい……」
普段ならばそんな必死すぎる行動には引いてしまうだろうが、今の真尋にはそんな疑念さえ思い浮かばなかった。
この期に及んで自分よりも真尋のことを気にかけるニャルラトホテプに呆れつつも、今は自分を心の底から受け入れてくれるのが愛おしくてたまらなかった。
「分かった……僕もニャル子の中に出したい……」
「あぁっ!……真尋さん……まひろさんっ……」
真尋が抱きしめるとニャルラトホテプは嬉しさと快楽が入り交じったような声で鳴き、美しい肢体を絡めてくる。
もはや迷いは無かった。
「ニャル子っ、出るっ!くっ、ああっ!」
「出して下さっ、あああぁぁぁぁ!」
子宮口のこりこりとした感触を亀頭の先に感じ取った瞬間、限界が訪れた真尋は射精感を解き放つ。
腰を完全に密着させ体をのけ反らせるようにし、発情して無防備に口を開けた胎奥に大量の精液を浴びせかける。
ニャルラトホテプはびゅくん、びゅくんと流し込まれる精液の脈動と熱い雄液を感じとり陰茎を思いきり締め付け絶頂する。
「あぁっ、あっ……、すごい……真尋さんのあったかいの……いっぱいでてます……」
精液が尿道を駆け抜ける快感に頭の中が真っ白になり意識が飛びそうになる。
そんな身勝手な大量射精の間もニャルラトホテプは柔らかく手足を絡め真尋の子種を受け止める。
「ニャル子……」
「真尋さん……」
そこには普段のあざとさを微塵も感じさせない、まさに天使のような穏やかな表情の一人の少女がいた。
もはや言葉を交わさずとも通じ合える二人は真尋が最後の一滴まで射精を終えるまで決して離れなかった。
「ニャル子、そろそろ離してくれないか?」
だがその言葉を発した瞬間、ニャルラトホテプに覆い被さっていた真尋はくるんとひっくり返される。
形勢逆転、いわゆる騎乗位の体勢である。
「ふふふ、ふふふふふ……いっぱい出ちゃっいましたねぇ……でも、こっちはまだたっぷり残ってるみたいですねぇ……」
恍惚とした表情で真尋を見つめるニャルラトホテプは後ろに回した指先で陰嚢をふにふにと転がし次の射精の準備を促そうとする。
しおらしさどこ行った。
「うわっ、ニャル子……?何言って……」
喰われる―――
だが時すでに遅し。
「いーっぱい搾りとってあげますから、精液空っぽになるまで出しちゃいましょうね!」
「なっ、やめっ!ああああぁぁぁ!!!」
「はぁ……」
翌朝、八坂真尋は頭を抱えた。
最初はともかくとしてその後は抱かれ放題だったあげくに連続大量中出しである。
雰囲気に流されまいと常々思っていた真尋だったがこの時ばかりは反省してもし切れない。
だけど……。
「まひろ……さん……、だいすき……」
隣で穏やかに寝息を立てているニャルラトホテプ。
この笑顔を見ればそんな苦悩も吹き飛んでしまう。
今までもそうだったし、こいつと一緒なら何とかなるんじゃないか。
根拠は無いが、そう思える自信があった。
半ば現実逃避とも思える思考だったがそれでも真尋は前向きにニャルラトホテプと付き合っていこうと決心したのだった。
さて、皆にはいつ打ち明けよう。
終わりです。
元は別の内容で書いたものでしたが原作にあわせて書き直してみました。
続きもできたら書きたい。
GJ!ニャル子さんは天使で邪神な最高のヒロインですねいあいあ
618 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/01(日) 23:07:40.59 ID:UG+cV3ra
乙乙乙!
是非続きをお願いしまする
GJ!可愛い!エロい!
続き期待しています!
乙乙乙
朝からいい物を見せてもらいますたぜ
やっぱお似合いだなこの二人w
出遅れたけど朝から良い物見せてもらった
最近は未完少女ラヴクラフト読んでます。
ごめんなさい。
以前お題を頂いていた、ニャルまひものの「挙式編」
前編が書けたので投下させてもらいます。
完全な自己満・妄想の産物なのをご容赦下さい。
624 :
挙式 前編:2014/06/06(金) 05:07:51.15 ID:dR+o7Gig
「結婚式……しようか」
ベッドから出た真尋が、そう言った。
ニャル子は一瞬。その言葉の意味を理解出来ず。
呆けたように夫の顔を見ていた。
夜のお勤めを果たした後の身体は汗だくで、赤く火照っている。
だが、彼女がみつめる彼の頬を染める赤さは、性交の余韻によるものだけではない。
「マジですか?」
「な、なんだよ。嫌なら……わぶ!」
ぬぅ……っと伸びた腕に頭を絡めとられた真尋は、そのままベッドに引きずり込まれる。
「ぷはっ!おいこら!急に……」
むちゅうと重ねあわさった唇。籍を入れてからというもの、
ニャル子は事あるごとにキスをかましてくる。
始めは照れと恥ずかしさで振りほどいていたそれも、いつからか真尋は自然に甘受するものとなっていた。
「ん……あむ。ん……」
真尋はニャル子の髪を撫で、更に深く口づけた。ニャル子の返事は聞かなくても分かった。
上唇が震える時は、ニャル子が嬉しい事があったときのキスだからだ。
「……幸せにするよ」
「もう、十分幸せですって……」
「じゃあ、やめとくか?」
「あん。もー……意地悪なんですから……んちゅ……」
キスの気持ち良さですっかり元気になった下半身をニャル子にあてがった。
下顎を突き出す様に吸い付くキスはおねだりのサインだ。
「お前は欲張りだもんな……んっ……んあ……」
「あん……真尋さんの愛なら、いくらでも入りますから……ね?」
「うくっ……ニャル子!」
肉壷に沈んでいく快感に膨張率が跳ね上がる。30分前に「もう出ない」
と言ったハズの熱が、ニャル子の中に大量に注がれていく。
625 :
挙式 前編:2014/06/06(金) 05:10:15.97 ID:dR+o7Gig
高校を卒業した日。真尋とニャル子は、その足で婚姻届を出しに行った。
名実共に夫婦となった二人を祝福する声は身内だけで十分だった。
卒業後は就職をと申し出た真尋だったが、頼子とニャル子の強い勧めで大学までは卒業する事となった。
学費はアルバイトをして自分で出すと言うのが真尋の譲れない条件だった。
そして、真尋は世の中を知った。
古本屋のバイトをする真尋。バイト仲間の内でニャル子はちょっとした有名人だった。
ちょくちょく来ては、長居する銀髪碧眼の美少女と来ればまぁ無理もない。
事の発端は勇気ある若者がニャル子に話しかける口実に使った一冊の本による…。
「『小説を書こう』?」
鼻息も荒く、突き出されたその本のタイトルを真尋は読んだ。
「私、小説家になります!」
想像通りのその台詞に真尋は嘆息した。
そして、1年後。
20歳になった真尋は学生小説家としてデビューを果たした。
626 :
挙式 前編:2014/06/06(金) 05:14:31.60 ID:dR+o7Gig
ビクンと跳ねたペニスがニャル子の最奥を叩く。
ニャル子は眉根を寄せ、声にならない快楽の声をあげた。
真尋はそのまま倒れる様にニャル子の胸に顔を埋める。
絶頂にわななく膣の締め付けに苦悶するが、痙攣する陰茎から出せるものはとっくに出し切っていた。
「ま、真尋……さん」
イった余韻で震える声。真尋の頭を撫でる手も震えていた。
「ニャル子のナカ……暖かい」
繋がったままどれくらいそうしていたか。真尋は、苦労してきつく絡む熱い肉ヒダのキスから抜け出した。
半月ぶりに出した精液はまだ半固形状のまま粘糸を垂らし、
激しいオルガスムの影響で未だに勃起の硬度は落ちていない。
「はうぅ、素敵です……」
ニャル子は潤んだ瞳で真尋に抱き着いた。
胸の高鳴りは止まず、愛しさと劣情で頭の中がくしゃくしゃだった。
「結婚式、誰を呼びましょうか……?」
「お前の好きにすればいいさ……」
「お義母様、お義父様、珠緒さんに、余市さん……」
家を離れて久しい。懐かしい名前と家族、真尋の心には郷愁にも似たものが溢れた。
ニャル子はその後もとつとつと、名前を挙げていく。
「……あいつら、今頃どうしているかな?」
真尋が髪を撫でると、ニャル子はすりすり頬をこすりつける。
猫の様甘える仕種。……そこに真尋は彼女の抱える一抹の寂しさを垣間見た。
627 :
挙式 前編:2014/06/06(金) 05:17:23.81 ID:dR+o7Gig
新人賞の賞金額を見た真尋が筆を取ったのは、あるいは必然だったのかもしれない。
もともと読書が趣味であり、文系を専行していた真尋はアルバイト先の環境も相まって、
めきめきと文才を伸ばしていった。
「やはりサブカルチャーの創作において地球人に敵うものはいませんね〜〜」
早々にギブアップをしたニャル子は真尋の作品の良い読み手となった。
基本的に何を書いても大ウケする妻の姿。それが真尋にとって何よりも励みとなった。
都合四作目の応募で、真尋は入賞を果たした。
賞金と、入選作品の主催社からの刊行が決まった日。真尋はニャル子との挙式を決意した。
「ハスター君は今頃大忙しでしょうね……」
「……ん」
星に戻ったハス太は父親と和解し、今は父親の会社を手伝っているという。
時を同じく、地球を去ったルーヒー。
……きっとハス太の会社の前には毎日タコ焼きの香りが漂っているだろうと、真尋とニャル子は笑った。
「アト子ちゃんはきっと変わらずです」
「……ん」
「……あいつと……ポンコツは……」
「……ニャル子」
628 :
挙式 前編:2014/06/06(金) 05:20:26.90 ID:dR+o7Gig
ニャル子が真尋と入籍するに当たって、惑星保護機構から下された指令は簡素だった。
『地球人として過ごすこと』
ニャル子は家族を含む宇宙人との関わりを絶たれた。
真尋が驚いたのは、この指令に異議を唱えたニャル子を説得したのが、
クー子だったことだ。
別れの日。卒業式が終わり、ハス太を見送った後。
幻夢境へと赴くクー子とニャル子が何を話したのかはわからなかった。
ニャル子はシャンタッ君が入ったカプセルをクー子に渡たし、
そしてクー子はニャル子のスカートに頭を突っ込み……その姿勢のまま脳天をコンクリートに打ち付けられていた。
新しい蕃神が完成するまで500年。
クー子は今も、地球人の知らないところで地球を守ってくれている。
「『ネットゲーム三昧』の間違いですよ」
苦笑する真尋。ニャル子は気まずそうに視線を逸らす。
真尋の為に、全てを失った妻。
真尋は彼女に改めて誓いを立てようと決めたのだ。
「……幸せにするよ……ニャル子」
真尋は再びそう言う。
「真尋さん……」
合わさる唇。
下唇が震えるときは寂しい時のキスだ。
その後、何度愛しあったのかは真尋にはわからなかったが
次の日の午前の講義を真尋は自主的に休講した。
後編に続きます。
630 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/06(金) 09:42:34.43 ID:Fx4oUwbY
乙乙!
続きまってます
631 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/06(金) 10:35:22.20 ID:UYFgoaGq
乙乙
待ってました
ああキスしたい…
乙乙乙
ひょっとして『這いよれ!ニャル子さん』の作者は……w
その朝、ニャルラトホテプは歓喜した。
「いよっっっし!」
ベッドの隣で眠る八坂真尋の姿と、胎にずっしりと感じる愛の重み。
自分の部屋で目覚めたニャルラトホテプは昨晩の出来事が現実であったことを実感する。
朝からニコニコと笑みがこぼれ落ちて止まらない。
両想いになれただけでも幸せの絶頂だというのに、昨晩は肉体関係を求めても拒絶されなかった。
実際には抵抗できなかっただけなのだが、残念なことに生憎このニャルラトホテプの頭は自分に都合のいい解釈をするようにしかできていなかった。
「おはようございます真尋さんっ!」
幸福感に包まれたまま二度寝をしようと真尋に寄り添った瞬間、ある異変に気付く。
「!……こ、これはもしや……!」
真尋の体に絡ませた太ももに感じる、ふにゅんとした感触。
朝勃ちである。
「昨日あれだけ出したのに……私のキャパシティを超えるとはやはり真尋さんにはハーレム適性があったのでしょうか」
もちろん一滴たりとも誰にも譲るつもりはなく自分の体で受け止めるつもりであったが。
「こ、これは妻の務めとして鎮めて差し上げなければなりませんね」
このニャルラトホテプ、完全に楽しんでいた。
「ニャル子……何してんだ?」
ニャルラトホテプにのし掛かられ真尋は流石に違和感を覚え目を覚ます。
「あ、おはようございます真尋さん!いやぁ朝勃ちしてましたので一発ヌいてあげようかと思いまして」
実に簡潔丁寧な説明だった。
「それより男の人っておっきくなったら出すまで小さくならないんですよね!」
「いや違うから!それ間違ってるから!あっ、ちょっ!」
股間をまさぐられてつい腰が引けてしまう。
この状況は非常にまずい。
「何を怖がってんです?真尋さん」
「こ、怖がってなんか……」
昨晩性虐の限りを尽くされた真尋にとっては性的に迫ってくるニャルラトホテプは恐怖の対象でしかなかった。
「おちんちん膨らませて言っても説得力無いですよ?それに……真尋さんには朝からすっきりして頂きたいんです……」
しかし真尋はここで考える。
ニャルラトホテプの部屋の鍵はまだ閉じられたまま。
これ以上ニャルラトホテプを調子付かせて昨晩のような抱かれ放題になるのは何としても避けたい。
これ以上は男としてプライドが許さない。半分崩れかけてはいたが。
さらにフォークがない上、触れるだけであちこち柔らかいニャルラトホテプの身体はまさに全身凶器、もはや勝ち目は無かった。
そんなこんなで真尋は泣く泣く妥協案に屈したのだった。
決して興味があるわけではない。断じて。
「わかったよ……じゃあニャル子、頼む」
「やったあ!じゃいきますよ」
ニャルラトホテプは竿を握ると絶妙な力加減でゆるゆると動かし、いわゆる手コキで快楽に導く。
しかし真尋には気がかりな点がひとつ。
「その……ニャル子、本当に大丈夫なんだよな?」
「大丈夫、と申しますと?」
「その、子供……とか……、いや、もし出来てたら責任は取るつもりだけど、今後の事もあるし……」
「真尋さんがそこまで考えていて下さるなんてニャル子は嬉しいです。お望みとあらば今すぐ妊娠して差し上げますが」
「おいやめろ……ってかどうなってるんだよお前の体は」
「えへへ、冗談ですって。まあいずれ赤ちゃんは欲しいですけど、学生のうちから真尋さんに苦労させる訳にはいきませんから」
「ん、そっか」
「それに……今はまだ二人だけの思い出がたくさん欲しいんです。そして生まれてきた子供にはラブラブな二人の愛情をいっぱい注ぐんです!」
普段は節操無しと思われたニャルラトホテプが意外とまともな考えをしていることには脱力させられる。
「ふーん、じゃあいつも赤ちゃん欲しいとか言ってたのは嘘だったんだ」
「もう真尋さんはいじわるですねぇ、悪いおちんちんはこうです。ちゅ」
「あっ、くぁっ……」
ニャルラトホテプはペニスに口づけすると滲み出したカウパー液をちゅうっと吸い取る。
鈴口を舌先でぺろぺろと舐められ痛痒さと気持ち良さに思わず声が漏れる。
「あの……お口でするのは初めてなので上手くできないかも知れませんが……」
「うん……頼む」
「では……じゅっぽ!じゅっぽ!ぐっぽ!ぐぽっ!ぶぽっ!じゅるるるるるっ!」
「ちょ、ニャル子!お前初めてじゃ無かったのかよ!」
強引に絞りとろうとする性急な口淫を慌てて頭を掴んで止める真尋。
いきなり何をするのだこのニャルラトホテプは。
「ん?ええ、初めてですけど?あ、まったりフェラの方がお好みでした?それならそうと早くおっしゃって下さいよ」
「んなもん知るか!」
再びペニスを口に含むと小さな頭をゆっくりと上下させる。
激しさはないが着実に射精に導く緩やかな動き。
決して下品な音は立てない、あたたかい口内の刺激で腰が溶けそうなほどに心地がよい。
真尋の表情を上目遣いで伺い、快楽に蕩けた顔を確認すると満足そうに奉仕を続ける。
「あっ、ニャル子……それ、いい……」
「んっ……んっ……んっ……」
亀頭だけを咥えて舌でねぶり倒したり、喉奥に当たるほど深く咥え込み亀頭を圧迫したりと緩急をつけて刺激を与える。
時折聞こえるちゅぷだのくちゅだのいう音が非常に精神的に悪い。
カリ首まわりを舌で刺激された時は思わず腰が跳ねた。
およそ生殖行為には必要ない、女が男を悦ばせるためだけに存在するフェラチオなどという行為。
それを見た目だけならとびっきりの美少女が自分の股間に顔をうずめ、懸命にしている様は正直くるものがある。
とにかく童貞を捨てたばかりの真尋には刺激が強すぎた。
実際はニャルラトホテプの方も楽しんではいたのだが。
「あっ……ニャル子……うぁ……」
「んっ……んふっ……」
耐えきれなくなった真尋は思わずニャルラトホテプの頭を抱えてしまう。
ニャルラトホテプも真尋の行為を不快には思わず、むしろ求められることに嬉しさを覚える。
そんな愛しの真尋の切なそうな表情につい奉仕に熱が入る。
上下運動に加え裏筋やカリに至るまで舌をにゅるにゅると這わせ、堪えようとした真尋の耐久力は一気に突き崩される。
「ニャル子……出る……」
「んっ!んっ、んっ、ちゅっ!ちゅぷっ!」
しかし限界を察知したニャルラトホテプに腰をがっちりとホールドされてしまう。
「ニャル子っ、駄目……離れて!」
「ちゅうううぅぅぅっ」
「ああっ!」
敏感な亀頭を思いきり吸い上げられ抵抗する力も削がれてしまう。
さらにくぽっくぽっと小気味良い音を立てながらの高速ピストンで会心の射精へと追い込まれる。
「出るっ !あっ……あ……」
「んーーーーーーっ!」
朝一番の特濃精液が噴出する。
ニャルラトホテプは深く咥え込んだ亀頭から何度も打ち付けられる脈動を喉奥で静かに受け止める。
「ん゛っ!……んっ……ん……」
射精の間も竿をゆるゆると動かし尿道に残る僅かな精液さえも絞り出される。
そして最後はちろちろと鈴口を舐め上げる。
ゆっくりと頭を上げ、口腔から露わになった真尋の剛直には精液が微塵も残らなかった。
「まひろはん、ほあ、あー」
「見せんなって……」
舌の上に大量に出された粘度の高いこってりとした白濁液。
昨日あれだけ出したのにもうこんなに濃い精液を出してしまった節操のなさに恥ずかしさが込み上げてくる。
「んくっ……んくっ……はぁっ、真尋さんの精液、ねっとり濃ゆくておいし……」
わざとらしい音を立てて子種汁を嚥下するニャルラトホテプ。
「飲んだのか……?」
「えへへ、ごちそうさまでした……あ、顔にぶっかける方が良かったですか?」
「いや、そうじゃなくて……だって汚いだろ」
「真尋さんのなら汚くありませんよ。むしろご褒美っていうか……あ、先っぽ漏れちゃってますね」
「あっ、ニャル子っ……」
射精後で柔らかくなった敏感な亀頭をぱくりと口に含み、優しい舌遣いで丹念にお掃除するニャルラトホテプ。
最後まで決して奉仕に手は抜かない。
その刺激に竿が再び硬さを取り戻すのを感じる。
「ちゅぷっ……どうでした真尋さん、すっきりお目覚めできました?」
「あ……うん、ありがと……」
「ふふ、よかったぁ」
さすがの真尋もこの時ばかりは耐えられなかった。
「ひゃ!……、あの……真尋さん?」
「ごめんニャル子、少しこのままでいさせてくれ」
屈託のない笑顔を見せられ我慢し切れなくなった真尋は衝動的にニャルラトホテプを抱きしめてしまう。
「……いえ、お気の済むまでいつまでも!」
ニャルラトホテプもそんな真尋に対してふざけたりはしなかった。
荒い呼吸を整える真尋の体を優しく抱きしめなだめるように背中をなでなでする。
昨晩は告白されたために舞い上がってしまい
つい理性の箍が外れてしまったが、今のニャルラトホテプにとっては真尋に愛されている事を実感できるだけで十分だったのだ。
「真尋さんの気持ちよさそうな顔、とってもかわいかったですぅ」
「あんまり嬉しくないな……」
「でもイっちゃうときはとっても男らしくて逞しかったですよ?」
「そうかよ……」
「ふふ、我慢できなくなったらいつでもお口でヌいてあげますからね」
からかうように耳元で囁きかけるニャルラトホテプに思わず体がぞくりと震えてしまう。
暫くは爛れた生活が続きそうだと真尋はげんなりしつつも期待感を胸に秘めるのだった。
終わりです
もうちょっとだけ続くんじゃ…
645 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/15(日) 21:32:28.46 ID:klLIx7ys
乙乙乙!
やっぱりこの二人の絡みは最高ですな
続きも期待しています!
>>644 乙乙善哉。
この取り組みが一段落したら是非ハス太ルーヒー戦の実況をお願いしたい。
教えてあげる気分のルーヒーさんが途中から黄の王状態の覚醒ハス太に逆転負けしたらしいが。
GJ
続きを熱望します!
羨ましいよ真尋さん
もっとニャル子を幸せにしたげて
乙乙!
最高の朝だなw
おはニャルの巻
>>644 乙乙乙
ニャル子さん尺八頑張る可愛いw
真尋さんもちょっと男っぽくなってきてて良かった
651 :
名無しさん@ピンキー:2014/06/30(月) 09:15:35.66 ID:Kpdt9W1s
原作終了から3ヶ月が経過したが、いまだにニャル子さんが忘れられん
落とすには惜しいスレなので保守
うふ〜ん
どんなに時間がたとうがニャル子さんが一番好きなキャラだよ
このスレのログも間違いなく永久保存ですいあいあ
とりあえず
>>643の続きから
導入部分だけ
ニャル子さん視点になります
「どーです真尋さん、気持ちいいですか?」
「…………うん」
ここからは私のターン!
というわけで今、昨夜の連戦の汗を流すべく真尋さんとお風呂に来ています。
まさか真尋さんがここまでデレるとは予想外でした。
今まで入浴中に乱入したことは何度かありましたがこうして心を通わせた関係で入るのは初めてになります。そう思うと何やら感慨深いものがあります。
ちなみにもちろんボディタオルやスポンジなんて使いません。
真尋さんの綺麗なお肌を傷つけたらいけませんから洗うのは素手に限ります。
決して私が真尋さんの体に触れたいという訳ではありませんからね。念のため。
それにしてもクー子やハスターくんに見つからなかったのは幸運でした。
昨日のこともありますしきっと真尋さんのお母様……いえお義母様が気を利かせてどこかに連れ出して下さっているのでしょう。
さすが私と同じ17歳なだけあって話のわかるお方です。
「なかなか素直になりましたねぇ。張り合いがないですよ?」
「ニャル子はそんなにフォークが欲しいのか?」
「いえ、そういう訳じゃありませんけど……」
「僕だってお前と付き合うって決めたんだ。だからお前も僕のこと興味が無くなったなんて、言うなよ」
真尋さんはやはり私がニャルラトホテプという種族であることを危惧されていたようです。
無理もありません。きっと決断するまで大きな葛藤があったはずです。
ですがそんな心配はご無用、一生添い遂げてみせますから。
それと同時に愛する人が内心を吐露してくれたこと、私のことをそこまで想ってくれていたことについ頬の筋肉が緩んでしまいます。
「顔が赤いぞ」
「なっ!うるさいですね!これはちょっとのぼせただけですよ!はい、終わりましたよ!」
ここは浴室であることをすっかり忘れていました。鏡で私がだらしない顔をしていたのは真尋さんにバレバレだったようです。
「なんだ、今日はやけに大人しいな」
「ふふふ、こっちの真尋さんはもっと洗って欲しそうですけど」
「おっ、お前なぁ……」
泡を洗い流すと半勃ちの真尋さんの真尋さんが露わになってしまいます。
体を洗ってあげている間、おっぱいを押し当てたり手が滑ったふりをして何度か触れた結果、生殺し状態の真尋さんの性的興奮は確実に高まっていたようです。
「無理にとは言いません。真尋さんがしたいとおっしゃって頂ければ私、どんなことだってして差し上げますよ」
「っ……!」
後ろからやさしく抱きしめ、耳元で囁くと体をビクリと震わせる真尋さん。
これはなかなか効果的だったようです。
こうしていると真尋さんの火照った体と鼓動が直に感じられ興奮しているのが伝わってきます。
きっと私も凄くドキドキしていることは真尋さんに伝わっているはずです。
こんな滅多にない機会を逃したくはありません。
ついいつもの様にふざけてしまいたい気持ちを堪え、真尋さんのお答えを待つことにします。
「だから一緒に……気持ちよくなりませんか?」
短いですけど以上、続きます
乙乙!
ZENRAで待ちます!
660 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/11(金) 00:46:36.25 ID:SWoo9qeN
乙乙
もう導入部分だけでめろめろです
よっしゃ!待ってました!!
乙乙!
真尋さんは本当に幸せ者だな
期待してます!
>>657 乙! 久々に来てくれて嬉しいですぜ
愛し合う二人の間にはタオルもスポンジも無用か……デュフフ
合に割り込むようで申し訳ありませんが
>>628の続きを投下させて頂きますm(_ _)m
前後編くらいを予定してましたが、書きはじめたら長くなってしまいましたので
エロパート前までを中編とさせて頂きました。
667 :
挙式 中編:2014/07/15(火) 03:00:14.52 ID:dtrwPua4
「八坂さん!そこっ……!駄目!」
真尋が首筋に舌を這わせると、ニャル子は電撃を喰らった様に身体を震えさせた。
白い手袋をはめたその手から名状しがたいバールの様なものが落ちる。
純白のウエディングドレスを纏ったその姿は、真尋が幾度も夢に見たどんな姿よりも美しい。
白いタキシードを着た真尋とのツーショットは紛れもなく新郎と新婦のそれである。
チャペルの祭壇の前でニャル子を抱きしめたまま真尋は、首筋から離した顔をニャル子の唇へ……。
「や!駄目……です」
ニャル子はその口づけを拒んだ。
無理矢理にでも……と思うもニャル子の瞳に、恐れと困惑を見た真尋はその口づけを胸元に落とした。
「ひあああ!」
腰が砕けるように膝を折るニャル子。真尋はその身体を支えると更に舌を胸の谷間に這わせた。
「なんで……八坂さんは敵……なのに」
ニャル子に拒絶される事に心臓がひしゃげる様な切なさが胸を満たす。
しかし、ニャル子の抵抗は激しさを失い、抱きしめただけで全身から力が失せている。
言葉とは裏腹に、ニャル子の全てが真尋を求めはじめていた。
ドレスの裾に忍ばせた指が手触りの良いストッキングを滑り奥へ。
ガーターベルトをなぞり、熱く湿りはじめたショーツに……。
「……愛してる」
「ひあ!う……!」
「一つになろう……」
668 :
挙式 中編:2014/07/15(火) 03:04:31.72 ID:dtrwPua4
数時間前
見惚れる真尋を正気付かせたのは付添人の余市の一言だった。
「ニャル子さん。幸せそうだね」
ベールの奥に見える上気した頬は優しい笑みを湛えている。
潤んだ瞳に射貫かれた心臓は、堪え難い高揚感を全身に走らせる。
生唾を呑む真尋の背中を親友の手が力強く押し出した。
花嫁の腕をとり、バージンロードを歩む。小さなチャペルの壇までの短い道程。
祝いの言葉は決して多くはない。
親族と友人だけを呼んだ結婚式は慎ましいものだった。
ニャル子とは取り寄せたカタログや雑誌を山のように積み上げて、結婚式のプランを語った。
とにかく派手でゴージャスなものから、珍妙なシチュエーションなものまで。
ニャル子が身振り手振りで話す内容はどれも飛び抜けて奇抜なものばかりだった。
そのことごとくを切って捨てる真尋のツッコミに大仰に嘆くニャル子の図が毎夜二人の寝室で延々と繰り返された。
真尋がその冊子を見つけたのは、ハワイの海でのスキューバ婚を一蹴した後のことだ。
迫り来る唇にニャル子用の肌触りの良い枕を叩き付けると、枕のカバーからそれがベッドに落ちた。
なんども読み返したのだろう、ヨレヨレになり、破けた表紙はセロテープで丁寧に繕われている。
ニャル子が拾うよりも早くそれを取り上げ、パラパラと頁をめくった真尋は「了承」とだけ言い、突き出された唇を奪ったのだった。
「おめでとうニャル子さん!ヒロ君!」
真尋の両親の前を過ぎる。満面の笑みを送る母と、何処か恥ずかし気な父。
ニャル子の横顔は母のノロケ話しを聞くときのいつもの羨望の顔だ。
真尋の両親が結婚式を挙げた場所。ニャル子はずっと前から、そこを契りの場として決めていたのだ。
669 :
挙式 中編:2014/07/15(火) 03:07:32.08 ID:dtrwPua4
異変が起きたのは誓いの言葉を交わし、雇われ牧師がリングピローを持ちあげたときだ。
普段はお互いに付けずに過ごしていたその指輪だが『ソレ』は明らかに違っていた。
「どうした?手に取らないのか?」
チャペルに響いたその声に反応したのは真尋とニャル子だけだった。
パイプオルガンの響きが途切れ、瞬間。暗転する世界。
ニャル子はベールを取ると、真尋を庇う様に牧師との間に歩み出た。
先程までの甘い雰囲気はどこえやら。一触即発の空気が張り詰めていた。
「いまの私は地球人。保護惑星の住民に手を出したら……わかっているんでしょうね?」
ニャル子の言葉は脅しではない。惑星保護機構の保護下にある惑星。
特に地球の住人に危害を加えたものの末路は良くて終身刑。大概は……。
だが、ニャル子の一挙手一投足に余裕は感じられなかった。
相手の放つオーラは惑星保護機構を恐れてはいない。……そういう『凄み』があるのだ。
「久しぶりだな妹よ」
瞬きする間もなく、牧師の顔が『替わって』いた。
「地球に嫁いだと言うのは本当の様だな」
「は?あんたのことなんて知りませんよ『野良ニャルラトホテプ』」
「……ふっ、まあ良い」
芝居がかった仕種をすると野良ニャルラトホテプはリングピローの上に置かれたものを放って寄越した。
「なんの真似ですか?」
真尋はニャル子の上を越えて飛んできたその二つのモノをしっかりと受け取る。
「私達の指輪はどこにやったんです?」
「返して欲しくば従って貰おうか」
真尋は手の中にあるものを見つめた。
重厚な皮張りの施された書物と、サインペンを。
670 :
挙式 中編:2014/07/15(火) 03:12:17.70 ID:dtrwPua4
「応援しています!」
真尋は義理の兄と握手を交わすと、困った顔でニャル子を見た。
呆れ顔のニャル子はただ肩を竦めて首を横に振った。
「いやぁ、脱走して密入星をした甲斐がありました!」
「は……はぁ……」
「あなたの本最高でした!サインください!」
そうニャル夫に直角に頭を下げられ、真尋は硬直した。
皮張りのブックカバーの下から現れたのは、一月前に刊行された真尋の著書だった。
贈呈用のサインなど書いたことのない真尋は、ただペンネームを書くだけしか出来ない。
脱力感の中で、それでも真尋の心中にはこうしている事の幸せが不思議と溢れた。
否、愛する妻が笑顔を堪えて不機嫌さを装う様に幸福を感じる事は、真尋にとって不思議でもなんでもないことだった。
「ほら、いい加減私達の指輪。返しなさいよ……兄さん」
「まぁ待て妹よ、サインの後は記念写真だ」
渡されたカメラを受けたニャル子は、思わずクスリと破顔した。
ファインダーを覗くニャル子。何事か囁いた兄。夫と、不出来な肉親とのツーショットにニャル子はシャッターを切った。
そして、轟音。
「てゆるぼ!!」
真尋は跳ね飛ぶ義兄の身体をただ茫然見送った。
「大丈夫か?」
「……危ないところだった」
ニャル夫の居た場所を燃える紅と、一陣の風とが駆け抜けた。
671 :
挙式 中編:2014/07/15(火) 03:14:51.92 ID:dtrwPua4
「え〜では、汝ニャル子サン。その健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、真尋サンを愛し、敬い、慰め、助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますですョ?」
「はい、誓います」
真尋は頭痛を堪えるので精一杯だった。
貧血で倒れた(事にした)牧師の替わりに、司祭役を申し出たのは暮井珠緒。
否、
「お前絶対にイス香だよな!?」
ヒソヒソと小声で叫ぶ真尋。
「な、なんの事だかさっぱりですョ〜」
「お前たちは揃いも揃って……!」
「まぁまぁ真尋さん」
ニャル子になだめられた真尋はふぅと溜息。
「……お前はこんなんでいいのかよ?」
チラリと後ろを見る真尋。
いまや狭いチャペルは『関係者』で埋め尽くされていた。
また、溜息が漏れる。
「にへへ……」
「なんだよ」
「いいえ、なんでも」
「では、指輪の交換ですョ」
二人は青い髪の少女の持つリングピローから指輪を取ると、互いの指に通す。
「では、誓いのく、口づけですョ!」
半ばやけくそ気味にニャル子のベールをあげる真尋。
そして、
「いまですョ!幸せ光線最大出力をくらえ〜〜ですョ!」
冒頭に戻る。
以上です。後編に続きますm(_ _)m
乙乙!後編も期待してます
ざわめきの中、搬送される牧師。
「……脱獄した凶悪犯を捕まえた。礼には及ばない」
「聞いていたよりも手応えがなかったな」
「あのなぁ、お前ら……」
真尋は呆れつつも、顔が綻ぶ事をとめられ無かった。
「結婚おめでとう。真尋、ニャル子」
「は、ハスターくん?いえ、これはサイクロンエフェクト……でも仮面が……」
「いまはこれが僕だよ。ニャル子ちゃん」
「むう……よもやハスター君にナデナデされる日が来ようとは……」
「……邪神(ヒト)は日々進化するもの」
「お前は何処も進化しなかったのな」
「……わたしには無限に続く明日がまだある」
遠い目をするクー子の胸は平坦だった。
「いい記念になりますよまったく……」
「……照れる」
「褒めてるんじゃねぇですよ」
「あー。でもよかったのか?」
「……護衛の為に保護惑星の住人に接触することは認められている」
「ん?でもそれって、まるで今日の事を知っていたような」
「………」
「……惑星保護機構たるものは情報には敏感でなくてはならない」
「あのなぁ、お前ら……」
真尋は先程と同じ台詞を口にした。
676 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/15(火) 22:44:09.25 ID:MxIcKDUU
おふう、これはまた良いiaia
是非続けてくだされぃ
エイプリルフールから始まった三部作も次で最後か
俺も何かニャルまひで書こうかな
お題があったらヨロ
孕ませセックスシチュがみたいです
(まひろを)孕ませセックスで
ニャル子の熱いアホ毛でまひろさんが孕むのか・・・・・・(想像) いいな!
高校生の夏休み…ということで
海水浴ネタよろしくお願いします
682 :
677:2014/07/21(月) 12:42:55.08 ID:4CUhKHbq
とりあえず
>>657からの続きです
かなり自己満足で書いたのでキャラ崩壊してたら申し訳ない
「名状しがたいマットのようなもの!」
「完全に唯のマットだろ……ていうか何のために持ってたんだよ」
いつか夫婦の性生活がマンネリ化したときのために用意していたものがこんな時に役立つなんて思いもよりませんでした。
こうしてプレイの幅を広げて真尋さんの抵抗感を無くしていけばいつかはあんなことやこんなことも……じゅるり。
「ヤるといったからには最高の快楽のどん底に叩き落して差し上げますよ!ではどうぞこちらに」
「あーはいはい」
素っ気ない振りをして見せてもニャル子ちゃんの目は誤魔化せません。
一瞬緩んだ口元を見逃しませんでしたからね。
本当は期待しちゃってるのがバレバレです。
「では行きますよー」
「ああっ、ニャ、ニャル子……?!なにこれっ」
「何ってローションですけど何か」
「お前もう誤魔化すのはやめたのかよ……」
そんなこと言ってもうつ伏せの真尋さんはローションをたらーっと垂らされただけで、初体験の刺激に体をビクビクさせてしまいます。
「どーです真尋さん、気持ちいいですか?」
「んっ……」
真尋さんに覆いかぶさり、おっぱいをにゅるにゅると擦り付けてあげると気持ちよさそうな声が漏れてきます。
脱力しきった真尋さんは抵抗する素振りすら見せず四肢を投げ出し快楽を享受されているご様子。
「じゃー次、腰を上げて下さい」
「あっ、ちょっ、駄目っ」
腰を引かせるとバッキバキにいきり立った竿を指でいじいじしてあげます。
屈辱的な格好で男性器をいじられ先ほどまで半勃ちだったおちんちんは完全に臨戦態勢を整えています。
しかし改めて触ってみるとすっごい形してますね、これ。
中性的でどちらかと言えば可愛らしい顔立ちをしている真尋さんですが、こっちは顔に似合わず凶悪過ぎます。
長いし太いしカリだってこんなに張ってて、これはもう女を鳴かせるためにあるとしか思えません。まったくけしからん。
今は受け身のセックスしかできない真尋さんですがこれでテクニックでも覚えた日にはガッツリイかされてしまうことでしょう。
「あっ、あーっ、ニャル子!……だめっ」
「殿方でもこちらで感じるんですね」
乳首をいじるとまるで女の子みたいな喘ぎ声を出しちゃって、もう可愛らしいんですから。
刺激を与えれば与えただけそれに応えてくれる様はいじめがい……いえ、ご奉仕のしがいがあるというもの、ついサービスしたくなっちゃいます。
「次は仰向けになって下さい真尋さん」
「ん……」
珍しく私の声に素直に従う真尋さん。
体を返すと我慢汁ダラダラ垂れ流しのお腹にくっつきそうなくらい反り返ったおちんちんが露わになってしまいます。
「ぅ……」
「気にしなくていいんですよ真尋さん、元気が良くていいことです」
真っ赤にした顔を恥ずかしそうに逸らすその仕草、たまりませんね。
雰囲気に飲まれて押され気味の真尋さんをローション手コキでいじめちゃうことにします。
「おちんちん気持ちよくなったらいつでも出していいんですからね。いーっぱい射精しちゃいましょうね」
「あっ、ニャル子っ……それやばいっ、ぁっ」
亀頭を手のひらで包み込むように刺激したり、竿全体をこねくり回すように動かすともはや腰ガクガクの真尋さんは両脚をだらしなく開いて私のされるがまま。
だんだん息も上がってきて何度も腰を跳ね上げるようにして快楽に悶えてしまいます。
「ニャ、ニャル子ぉ……もう駄目だってぇ……」
「そうですか?でもまだこっちは出し足りないみたいですけど」
「あっ、あーっ、あー……」
今度は射精の準備を整えてパンパンに張った精液タップンタップンの睾丸をぐにぐにとマッサージしてあげます。
ここを刺激すると射精の勢いが増すと聞きました。
真尋さんには会心の射精をして頂くためにも入念に刺激を与えることにします。いえ、決して私のためではなく。
それにしてもあれだけ搾り取ったのにもうこんなに大量の精液が生産されているとは。
もう絶倫さんなんですから。
「ちゅー、あむっ、んちゅ……んっんっんっ」
「んっ!ふっ!んんーっ!」
ペニスをいじりながら顔をとろとろにとろけさせた真尋さんの半開きのお口に吸い付くと舌をにゅるにゅると絡ませてあげます。
抵抗する気力すら残っていないのか、口腔内はもはや私の思うがままです。
女の子にお口の中を蹂躙されて恥ずかしくないんですか真尋さん?
「うぁぁ、ニャル子っ……!、だめっ、出ちゃうっ」
ついに音を上げた真尋さんは私の身体に顔をうずめて体を捩り必死に射精感に抗おうとしています。
すでに射精寸前のおちんちんはあとちょっと強く刺激を与えれば暴発してしまうことは明白でした。
しかし真尋さんには最高の射精を味わって頂きたいですから、どうやって出したいか真尋さんの口から聞けるまでイかない程度の刺激をゆるゆると与え続けることにします。
いえ、決して私が真尋さんのよがるお顔を拝見したい訳じゃありませんからね。
「真尋さん、このまま手の中に射精しちゃいますか?それとも……」
「ああっ!くっ、あっ」
最後通告とばかりに敏感な亀頭周りをくりくり刺激すると足先をぴーんと伸ばして必死に耐えようとしています。
「ニャル子……ニャル子の中に挿れたい……」
「ふふ、よく言えました」
正直言って私も我慢の限界でした。濃厚な精液を喉に浴びてから発情しっぱなしの身体が疼いて疼いて仕方がありませんでした。
今回は真尋さんが先に折れてくれたおかげで何とか主導権を保つことができましたが、あと一歩遅ければ理性が崩壊しているところでした。
むしろ今まで真尋さんの悶える姿を見せられ続けて我慢できた私を褒めて欲しいくらいです。
「じゃ挿れちゃいますよ」
パンパンに膨れ上がった手を添える必要の無いくらいカッチカチのおちんちんを秘部にあてがうと腰を落として飲み込ませます。
「うぅっ!」
「ひゃっ、真尋さん……?」
膣道を掻き分けおちんちんの先端が私のゴールに到着するとともに、昨晩何度も胎奥に刻みつけられたものと同じ感覚。
これってもしかして……。
「あれ〜真尋さん?もう出しちゃったんですかぁ?」
無理もありません。
女の子のあそこはおちんちんを気持ちよくして精液を搾り取るためにあるんですから、射精寸前だった真尋さんが耐えられるわけはありませんから。
「うぅ……ニャル子ぉ……」
「っ……!」
ここで私の予定に狂いが生じてしまいました。今日は私がリードしてあげるつもりでしたが、私の目に飛び込んできたのは今にも泣き出しそうな真尋さんの顔。
大好きな人の泣き顔を見せられて正気でいられるほど私は邪神〈にんげん〉出来ていませんでした。
「っ……まひろさんっ!!!」
「うわっ!」
真尋さんに抱きつくとともに頭をなでなでしてあげます。私が落ち込んだときにいつも真尋さんがしてくれることです。
「いっぱい出ちゃいましたね」
「ごめん……」
「謝らなくてもいいんですよ?私は真尋さんの愛をいっぱい頂いてとっても幸せなんですから」
「ニャル子……」
「でも、もっと気持ちよくなりたいですよね?」
「あぁっ!」
腰をくねらせると射精後の柔らかくなっている敏感なおちんちんは再び硬さを取り戻します。
「あぁっ、ニャル子っ……ニャル子……!」
「あっ、んっ……ふぁっ、真尋さんっ、上手ですっ!」
ローションで体が滑るため動き辛い中、真尋さんは私の体をきつく抱きしめ必死に腰を動かしてイかせようとします。
真尋さんが私のために頑張ってくれていると思うと、それだけでイってしまいそうです。
「ぐっ、あぁっ!」
「ふぁっ、あはっ、またイっちゃいましたね」
私の体をがっちりホールドしたかと思うと二度目の射精。
精神的にもかなり興奮しているのでしょう。
私よりも先にイってしまった情けなさからか真尋さんのお顔はもう涙でぐちゃぐちゃです。
「うぅ、ニャル子ぉ……」
「いいですよ、私真尋さんが満足するまで付き合いますから」
真尋さんにも男の子のプライドがあるのでしょう。
まだまだ諦めるつもりはないようです。
「ニャル子っ、好きだっ……ニャル子!」
「ひぁっ……あっ、真尋さんっ!真尋さぁん!」
「はぁ……」
「どうされました真尋さん、ため息なんかついて」
事を終えて湯船でくつろぐ私達。
ですがいつぞやとは違い、今の私は真尋さんの胸に背を向け身を任せてもたれかかっているわけです。いやー幸せですね、これ。
ですが真尋さんは何やら浮かない顔をしているようです。
私としては大満足なのですが。
「やっぱりああいうプレイはお嫌いでした?」
「いや、そ、そういう訳じゃないけど……なんでもないよ」
「教えてください真尋さん、真尋さんの悩みは私の悩みですから。夫婦に隠し事はなしですよ?」
「って誰が夫婦だ……、なんて言うか、結婚するまでは健全な付き合いをなんて思ってたのに、所詮は僕も唯の男だったんだなって、ちょっと自己嫌悪してただけだ」
「そんなこと気にしてたんですか……真尋さんはただ快楽に身を任せていればいいんですよ?」
「うるさいなぁ……僕にだって意地があるんだよ」
真尋さんにも思うところがあるようですが、そんな心配をせずとも私の心積もりは決して変わりません。
「ご安心下さい!私、真尋さんがどんなに変わっても一生愛しますから!……あっ」
「ニャル子……その、ありがと」
「ふぁ……、どういたしまして」
真尋さんは私を優しく抱きしめて下さいます。
耳元で優しく囁かれるととても温かい気持ちになり力が抜けてしまいます。
真尋さんの愛を再確認できて身も心も満たされ私は本当に幸せものです。
「それでいかがでした真尋さん、ご感想は」
「凄い恥ずかしかったんだからな……もう二度とやらん」
「ほんとですかぁ?でも気持ちよかったですよね」
「うん……腰が溶けるかと思った」
真尋さんもまんざらではない様子でひと安心です。
ですがここで嬉しい違和感を感じます。
「それより〜私のお尻に何か当たるものがあるんですけど?」
「う……ごめん」
先ほどの情事を思い起こしてしまったのか、それとも抱きしめた私の肉体に興奮してしまったのか、真尋さんの欲望が鎌首をもたげ形となって表れます。
「いいですよ、私は真尋さんのお気の済むまで何度だって」
「……ニャル子、愛してる」
「ふにゃあ!」
すると湯船の中でおちんちんを簡単に挿れられてしまいます。
そのままのぼせるまでお風呂でエッチしてしまったのは2人だけの秘密です。
とりあえず以上です
拙い文章ですがもう少し書かせて頂きます
他の方の作品も期待しております!
乙乙乙!
貴方の書きたいものが私の読みたいもの!
是非続けろ下さいお願いします
乙乙!これはいいものだ!
696 :
名無しさん@ピンキー:2014/07/21(月) 23:25:32.32 ID:k/I9BwTS
乙乙
リビドーがいあいあ!
次もその次も、期待してまする
おはニャルの巻
そして
>>693乙!
小悪魔で邪神なニャル子さんに身を委ねたひ