「ねえロイ、もし封印の剣で現パロするんだったら、私はどんな設定になるのかしら?」
「うーん、リリーナはやっぱり生徒会長(セーラー服)かな」
「そう? じゃあ、他の人たちは?」
「シャニーはバスケ部のエース(スパッツ)で、スーは弓道部の主将かな。ソフィーヤは文学部(眼鏡)でララムは
チアリーディング部だよね。あ、キャスは軽音楽部(ブレザー+チェックスカート)かな」
「……ずいぶん具体的ね」
「あと、セシリアさんは英語の先生だね。白ブラウスに黒のタイトスカートは鉄板かな。もちろん、ブラウスの第一ボタンは
オープンで。放課後は2人っきりで個人授業だね」
「…………」
「あと、イグレーヌさんは近所の子持ち未亡人で! 迷子の幼女(ファ)を家まで届けるとTシャツにジーンズのイグレーヌが
お世話になりましたどうぞ上がって冷たい飲み物でもと誘ってくれてファを寝かしつけた後リビングで二人きりになって旦那
がいないこととか聞いてる間白いTシャツの豊かな胸のふくらみや金色の髪をかき上げる仕草に少年の心はかき乱されて
お茶のお代わり淹れますねと立ち上がった時のジーンズのお尻のラインを見て完全に我を忘れた少年は勢いで未亡人を
ソファに押し倒し最初は抗っていたイグレーヌもやがて身体の奥の疼きに耐えられず少年のなすがままになってしまい
シャツをたくし上げられブラをはぎ取られ露わになった褐色の丸い乳房に少年がむしゃぶりつくと甘い吐息を漏らしてしま
(以下略)
さあ、省略部分を形にする作業に戻るんだ
>>952 ロイはお姉さんタイプが好みだったのかw
省略部分の続きwktk
955 :
和む:2013/07/03(水) 01:06:55.98 ID:FGIbgyoY
話の腰を折りつつサーリャ続きですみません。
フィギュア予約開始記念ということでひとつ、ご容赦ください。
フレデリク×サーリャ投下します。
【注意事項】
エンディング後のお話です。フレデリク×サーリャ支援S
クロム×マイユニ的な表記があります
二人がラブラブしてるだけのお話です
NGは「Holiday」でお願いします
956 :
和む:2013/07/03(水) 01:09:37.72 ID:FGIbgyoY
――その日。
執務室にて突然のフレデリクの来訪に主であるクロムは目を丸くし、
休暇が欲しいというその申し出に明らかに驚いた様子を隠せずにいた。
傍らで彼の執務を助ける妻のルフレも、珍しく驚きが顔に出ている。
「休暇とは……また随分突然だな」
「申し訳ありません、クロム様。その……珍しくサーリャさんから一日でもいいから休みが取れないかと言われまして」
「ああ、そういえばサーリャさん、フレデリクさんと二人で過ごせるお休みが欲しいって言っていましたね」
「ルフレさんはご存じでしたか」
「ええ。サーリャさん、その為にすごくお仕事を頑張ってましたもの」
普段ルフレと妻がどのようなやりとりをしているのか知らないフレデリクは、やや意外そうに眉を上げた。
ルフレと一緒にいる時のサーリャは、全く夫そっちのけでいつも楽しそうにしている。
運命の人、という繋がり以上に大切な友人でもあるのだろう。
何せ敵国であったペレジアからイーリスに嫁いできたのだ。未だに彼女を敬遠する女官らだっている。
そんな中、戦時中と変わらず付き合ってくれるルフレはサーリャにとって大切な友人なのだとフレデリクは暖かく妻を見守っていた。
聖王妃であるルフレと騎士団長の妻が親しくすることに渋い咳払いをする高官の存在は、敢えて無視している。
そんなサーリャが、ルフレに自分との事を話しているとは思わなかった。
意外に思う反面、なんともこそばゆい心持ちになる。
フレデリクの表情からそんな彼の内心を覚ったのか、ルフレは悪戯っぽく笑って夫の耳元に唇を寄せ、何事かを囁いた。
耳打ちをされたクロムは一瞬ぎょっとしてルフレを見上げ、それから妻と同じような悪戯小僧の笑みを浮かべる。
「そうだな、いつもフレデリクには助けてもらっているしな」
「そうです。たまにはサーリャさんにお返ししないと可哀想ですよ」
「わかった」
クロムが頷くと、ルフレは執務机の引き出しを一つ開けた。
中から一枚の書類を取りだしてさらさらとサインをすると、クロムに差し出す。
クロムもそれをざっと読み、それから自らサインをして判を押した。
「フレデリク、明日からと言わず今日からもう休暇を取ってくれ」
「は、はい!?クロム様、それはあまりにも突然では」
「構わない。普段働き過ぎの騎士団長に、聖王が一週間の休暇を命ずる」
わざと難しい表情を作ってクロムが差し出したのは、印の朱色も鮮やかな一通の書類だ。
王の勅令を示すそれには、騎士団長フレデリクに一週間公務から外れるよう命令が記されている。
普段は失態をした高官などに謹慎などを命じるための書類だが、
その命令の下には大きく【これは働き過ぎの騎士団長に対する罰である】と記載されている。
「……クロム様……」
「俺の案ではないぞ。俺の妻は、大層友人思いでな」
「ふふ、たまには夫婦水入らずでゆっくりされるといいと思いますよ。いつもサーリャさんは、フレデリクさんのお話をしていますから」
「そうなのか?」
「あら、クロムさんはご存じなかったですか?」
「俺が行くと、サーリャは嫌な顔をするからな。ルフレもフレデリクも、俺に取られると思ってるのかもしれん」
「まあ、クロムさんったら」
何とも平和に笑いあう聖王夫妻に、フレデリクは呆れ混じりのため息をついた。
この結婚から何年経っても新婚の雰囲気が抜けない主の惚気を受け止め、遮るのは自分の役目だとフレデリクは思っている。
自分が一週間も休みを取ったら、クロムは執務を放り出して愛しい妻と二人きり、私室から出てこなくなるのではないかという不安すら過ぎる。
しかしそんな彼の不安を、頼もしい主君は一蹴した。
「お前が休暇の間は、俺達が頑張ればいいさ。ゆっくり休んでくれ、フレデリク」
「そうですよ。じゃないと私たち、サーリャさんに呪われてしまいますから」
「はあ……お二人がそうおっしゃるのなら、お言葉に甘えさせて頂きますが……しかし、一週間、ですか」
「もっと必要なら書き換えるが?」
「いえ!多すぎなのでは?」
フレデリクは一日だけ休みをもらうつもりだったが、一週間とは想定外だった。
生真面目に問う近衛騎士に、聖王夫妻は顔を見合わせて笑った。
「その内、一週間じゃ足りないと思うようになる」
「お休みの間は私たちの事は忘れて頂いて結構ですから。どうぞゆっくりなさってくださいな」
やけに含みのあるその笑顔にフレデリクは言いたい事が山ほどあったが、言っても無駄であることもよく分かっている。
「それでは、失礼いたしますクロム様」
主の心配りにありがたく感謝し、深々と一礼するとフレデリクは執務室を後にした。
「さて、これから一週間忙しくなるな」
「フレデリクさんとサーリャさんの為ですもの、頑張りましょう、クロムさん」
扉越しにそんな会話が聞こえてきて、図らずも目頭が熱くなる。
その後、一週間乗り切ったら御褒美だとか、マークはまだ早いだとか、
そんな会話が聞こえてきたがフレデリクは聞かなかったことにしてその場を足早に後にした。
「サーリャさん、ただいま戻りました」
自室に戻ると、サーリャはソファにもたれかかるようにしどけなく横たわっていた。
馬上での戦いを得手とするフレデリクの為に自分も騎馬に慣れるのだと、ダークナイトの道を選んだ彼女の装束は相変わらず際どい。
自分だけが目にするならともかく、その露出の多い肢体を数多の男がいやらしい目つきで見ているのにフレデリクはいつもはらはらしていた。
そんな艶やかな半身を起こし、サーリャは戻ってきた夫の姿を見留めると満足そうに目を細める。
「……どうだったの?」
「はい。クロム様から一週間の休暇を取るよう命じられました」
「そう……ふふ、ルフレね?ルフレが私の為に休みを取るよう言ってくれたのね?」
「恐らくそうだと思いますが……隣、よろしいですか?」
気怠げに起き上がったサーリャの隣に腰を下ろす。
互いの温みが伝わるほどの距離だが、二人の間にはまだ僅かなすき間が残っていた。
それを詰めるべきか否か、迷っている間にサーリャがつと立ち上がる。
「お茶を……淹れるわ。少し、待っていなさい……」
「あ、いえ、それは私が」
「……」
眼差しだけで凄まれ、フレデリクは浮かしかけた腰を再び下ろす。
正直なところ、一週間もの休みを与えられるのは初めてで何をしたらいいのかよく分からない。
サーリャは一日中側に居ろと言ったが、ただ居るだけでいいのだろうか?
それともそれ以上の接触を求めているのだろうか。
最も近しく夫婦生活の模範とすべき相手ならいるが、あまり宛にはならない気がする。
何せ彼の主ときたら、一週間も休暇があれば大半は妻と二人きりで私室に籠もったまま出てこないであろうことが容易に想像できるからだ。
その数ヶ月後に聖王妃懐妊、という報が国中を駆け巡るというところまで想像して頭がくらくらしてくる。
そういうことをしろ、とクロムは暗に言っているのかもしれない。聖王夫妻の笑みはまるでとっておきの悪戯を思いついた子供のようで。
殊、最愛の妃に対して羽目を外しがちな主にしばしば苦言を呈するフレデリクに、ささやかな仕返しのつもりなのかもしれない。
――お前も、同じように溺れれば分かる。
そんな風に言われているようにも思えてくる。
「……どうぞ」
「あ……ありがとうございます」
鼻先に暖かな湯気がぶつかってきて、フレデリクは我に返った。
カップから離れていく白い指を追いかけると、じっと自分の方を見つめるサーリャの眼差しとぶつかる。
物憂げな黒い瞳はどこまでも透明で、そこに乗せられる感情はなかなか読めない。
「何か……考え事……?」
「ああ……いえ、一週間も休暇を得るのは初めてのことなので。過ごし方がよく分からないのです。どうしたものかと」
「……嫌だった?」
「え?」
「務めを……休むこと」
透明と思っていたサーリャの眼差しが揺れる。
僅かに滲む寂しそうな色に、フレデリクは深く息を吐いた。
ため息ではない。仮にため息だったとしても、それはサーリャに対してではない。
どこまでも鈍感な己に呆れたのだ。
「すみません、サーリャさん。情緒がありませんでしたね」
「情緒?」
「貴方がそう望んでくれて、私は貴方と共に過ごすために休暇を得たというのに……どうしたらいいか分からないなどと」
「仕方がないわ……あなたは……ずっとクロムに尽くしてきたもの」
「お嫌でしたか?」
今度はサーリャが深く息を吐く番だった。
切りそろえられた黒髪がしゃらりと揺れる。
「いいえ。あなたが……いつもクロム達に対して尽くしすぎだとは……思っていたけれど。嫌ではないわ」
「本当に?」
「だって……あなたがクロムの為に尽くせば……それはつまり……ルフレの為になることだもの。
だから……私はそれを嫌だとは思わないわ」
微かに――ほんの微かに、サーリャが笑った。
常のどこか謎めいた笑みとは違う、優しげな微笑にフレデリクも微笑で返す。
「サーリャさんが喜んでくれるのは嬉しいですが……本当はルフレさんを喜ばせて貴方を喜ばせるより、
サーリャさんに直接喜んで頂けるようなことをしたいのですよ」
「……そう」
とさりと柔らかな音を立ててサーリャの身体が寄りかかってきて、フレデリクは微かに身を強ばらせた。
サーリャの方からそんな風に触れてくるのは滅多にないことで、すり寄るようなその仕草に鼓動が跳ねる。
「サーリャさん」
「私を……喜ばせたいのでしょう?」
「え、ええ」
「なら……このままでいなさい……」
そう言うサーリャの声にも、微かに緊張が滲んでいたような気がしたけれど。
妻に甘えられるというのはこんなにも甘くくすぐったいものなのかと噛みしめるように思いつつ、
フレデリクは暫くサーリャのしたいようにさせてやる。
二人きりの部屋はやけに静かで、ともすれば鼓動の音さえ聞こえてしまいそうだ。
寄り添っているその温みはとても幸せだけれど、何もしないのは勿体ない気がしてフレデリクはそっとサーリャの黒髪に触れた。
寄りかかる身体が僅かに強張るのが感じ取れたが、そのまま構わず指を髪に潜らせる。
何度かこわごわ、梳いているとくたりとサーリャの身体から力が抜けた。
そうしてまた暫くささやかな触れあいを楽しんでいると、サーリャがぽそり、呟いた。
「……いいのよ」
「はい?」
「あなたも……思うようにして、いいの」
「は……あ、あの、サーリャさん、それは」
サーリャの意思をなるべく尊重したくて、
間合いを詰め切れずにいるフレデリクの胸中をサーリャはよく分かっているようだった。
端的で、決して言葉多くはないサーリャの言わんとしている事は、フレデリクにもしっかりと伝わっている。
狼狽する夫の顔を、サーリャは真っ直ぐ見上げた。
常は物憂げな眼差しは、じっと食い入るようにフレデリクの端正な顔を見つめている。
「いつもいつも、あなたは我慢ばかり。たまには自分を、さらけだしなさい」
「……出さなければいけませんか?」
「妻の私にだって……見せてくれないのは、癪だわ」
呪いを使ってでも?と問おうとして、フレデリクは笑ってその問いを噛み殺した。
呪いに頼るつもりならサーリャはとっくにそうしている。
そうはせず、あくまでフレデリクに‘お願いをする’という真っ当な形を取った彼女に対してその問いはあまりに失礼だった。
「すみません。どうにも、慣れていないものですから」
「だからよ。私の前でくらいは……慣れなさい」
「……そう、ですね」
フレデリクはゆっくりと手を伸ばして、サーリャの豊満な身体を抱き寄せた。
自制しなければならない、努めて私情は表に出してはならないと自分にも言い聞かせてきたのは、偏に仕えるべき主の為だ。
けれどその主も既に伴侶を得、立派に成長した今、
何もかもを主の為に捧げる必要はもうないのだと今更のようにフレデリクは気がついた。
黙って己の腕に身を預けるサーリャに、そっと問う。
「サーリャさんは嫌ではないですか?」
「……何が?」
「だらしなく、貴方に溺れてしまうかも知れませんよ」
「ふふ……面白いわ。そういうあなたも、見て見たいわね」
サーリャはゆるりと手を伸ばすと、フレデリクの頬を撫でた。
慰撫するような、誘うような、そんな手つきにフレデリクの広い肩がぶるりと震える。
「あなたは立派な騎士だわ……でも……私の前でも……騎士でいる必要はないのよ。隠したって、無駄なんだから」
「確かに、呪術師の貴方に隠し事はできませんよね」
「違うわ」
きりりと頬を抓られて、フレデリクの眉が寄る。
突然何を、と問う彼にサーリャはやや不機嫌そうに言った。
「私が……あなたの妻だから分かるのよ」
フレデリクの男らしい精悍な顔が一瞬困惑を浮かべ、次いで理解の色が浮かぶ。
よく見ればサーリャの顔は不機嫌なのではなく拗ねている時のそれで。
あまりに可愛らしい一面に、フレデリクはくつくつと笑ってサーリャを抱きかかえたまま立ち上がった。
「そうですね。可愛い奥方に隠し事など、私もしたくありません」
「あっ……」
ベッドの上に優しく横たえられて、さすがにサーリャが怯む。
その怯えすらも掬い取るように優しく口づけて、フレデリクは低く囁いた。
「遠慮は、しないことにします。覚悟はよろしいですか、サーリャさん」
「……好きに、しなさい」
フレデリクは笑っている時が一番恐い。
そう評したのは彼の主だ。
果たしてその笑顔は、サーリャの目にどう映っているのだろうか。
そんな事を考えながら、フレデリクはサーリャの纏った装束に手をかけた。
「は……っ、あ、ふ……」
常は控えめで静かなサーリャの声に、熱が籠もる。
ダークナイトの装備は前面に比べて後背の生地が少ない。
背の半ばまでは外套で覆われるものの、下半身は無防備に近かった。
その下半身の生地をきりりと締め上げ、
白い下腹に食い込ませるようにしてフレデリクの指はサーリャの秘所を嬲っている。
「……ぅん……んんっ……躊躇っていた割に……激しい、のね?」
「本当は」
「……?」
「いつも……周りの目が煩わしくて仕方がなかったんですよ」
しとどに蜜を滴らせる秘所に深く指を潜らせ、
しどけなく乱れた服の合わせ目から零れる豊かな乳房に舌を這わせてフレデリクは低く囁いた。
硬質な指に内壁を掻かれ、サーリャの身体がふるりと震える。
「あ……あ、っ……どういう……こと?」
「サーリャさんはいつもこんな格好ばかりでしたから」
ぐい、と秘所に食い込む装束の股布に指を絡め、フレデリクは上に引っ張り上げる。
縒り紐めいて絞られた股布は濡れきった割れ目にきつく食い込み、サーリャは白い喉を仰け反らせて悲鳴に近い嬌声を上げた。
「……っ、ひ……んっ、これ、は……仕方、ないでしょう」
「ええ。ですが、他の男達がいかがわしい目つきで貴方を見ているのは我慢ならない」
「はぁ……ぁあぁ……っ」
股布が秘所を擦りつけるように動かされ、サーリャは腰を浮かせて悶える。
身悶えする度に艶めかしく揺れる胸の谷間に顔を埋め、紅く徴を残したフレデリクの髪に、サーリャの白い指が潜った。
さわさわと撫でる手つきは優しく、甘い。
「ふ、ふっ……あなたが、そんなことを思っていた、なんて……皆、どう思うでしょうね」
「おかしいでしょうか」
「さあ……ね」
フレデリクの頭を乳房に押しつけるようにかき抱き、サーリャは白い脚を掲げるとその脚をフレデリクの身体に絡みつけた。
しっかりと脚で腰を固定され、魅惑的な谷間でむぐ、とフレデリクが苦しそうに呻く。
「おかしくても、私は構わないわ……ここに、触れられるのは……あなただけ」
軍で最もスタイルがいいと囁かれていることを、サーリャ自身も知っている。
その評価は性的な意味合いを含んで囁かれることも多く、サーリャにとって煩わしいだけのものでしかなかった。
しかし今は違うのだと、サーリャはフレデリクの髪に顎を埋めるようにして囁く。
「誰かが噂をするたびに……あなた、すごく凶暴な目をしていたもの。
これは自分のだって……そんな顔、誰にも見せたこと、ないでしょう……?」
返事の代わりに、フレデリクは色素の薄い肌の上に幾度も口づけた。
くすくすと楽しげに笑うサーリャの声が、その淡い快感に震える。
「あ……んっ、くすぐったい……わ」
「凶暴、ですか」
「そ、う。押し殺した……あなたの心、暴き立てたら……どうなるのかしら。
すごく……ぞくぞく、するわ……あぅ、ん」
柔らかな膨らみの頂点でぷくりと勃った先端をフレデリクの指がきりりと摘まみ上げた。
サーリャが息を詰めるその隙に、反対側の先端を含んで吸い上げる。
「は……あ、あっ、あは……っ」
ぴちゃぴちゃと音を立てて先端を啜り、甘噛みし、
指が食い込む程に柔肉を強く揉みたてるその愛撫には、常の紳士的な騎士の風情はない。
唾液に濡れ、外気に晒されいっそういやらしくそそり勃つ先端を指先で捏ねて
そのこりこりとした感触を愉しみながら、反対側も執拗に唇と舌とで嬲る。
サーリャの脚に抱え込まれ密着した腰を押しつけると、サーリャの腰も卑猥に揺れた。
「ふふっ……もう、こんな」
「サーリャさんがいやらしく誘うからですよ」
「嘘。あなたが……私を、こんなにしたのよ」
私はあなたしか知らないもの、と低く囁くサーリャの唇をフレデリクが軽く舐める。
濡れた唇をぺろりと赤い舌で拭い、サーリャはとろりと笑って唇を差し出した。
噛みつくような口づけにうっとりと喉を鳴らし、口腔を貪る舌に自らも舌を絡める。
「ん……ふっ、ふぁ……あぅ……」
甘やかに脚の拘束が解けると、フレデリクは身体をずらして再びサーリャの秘所に指を沈ませた。
重なった唇の間で零れる水音に、秘所の立てる水音が卑猥に混ざり合う。
「っは……あ、あ。こんなに……ぐしょぐしょにして。これも私の所為ですか?」
「そう、よ……あなただから……こんなに、なるの」
フレデリクの服をはだけさせ、引き締まった胸板に手を這わせてサーリャは繰り返し囁いた。
「あなただけよ……私が、こんな姿を見せるのは……」
だから好きにしていいの、とまるで甘い呪いのように囁かれればとても理性で抵抗できるものではない。
熱っぽくサーリャの名を呼ぶと、フレデリクは既に十分硬くなった肉棒をサーリャの秘所に押し当てた。
「……すごく……熱いわ」
「サーリャさんがあんまり可愛いからですよ……っ!」
「あ……入って……っ、ああぁ……んッ」
未だ装束は纏ったまま、濡れきって紐のようになった股布を半ばめくりこみながら、
一気にフレデリクの肉棒はサーリャの最奥までを貫いた。
びくびくと白い下腹を戦慄かせ、サーリャが高く啼く。
「あ……はッ……硬いの……っ奥……当たって、るわ」
「いい、ですかサーリャさん……動き、ますよ……ッ!」
「ひゃ……ぁんっ、あ、あっ、あぁんっ」
ゆっくりと引き抜かれた肉棒が、また勢いよく奥壁を突く。
膣内いっぱいに熱く硬いものを食み、サーリャは赤い舌を覗かせて喘いだ。
常は物静かで声を荒げることもない彼女が、はしたなく啼き喘ぐその痴態に、
余計に煽られたフレデリクは容赦ない腰の動きでサーリャの膣内を蹂躙する。
「あっ、あっ、あっ、奥……っ、こんこんって……突くの、いい……わ」
「ここ、ですか?」
小刻みに注挿を繰り返し、奥壁をノックするように腰を押しつけるとサーリャは黒髪を振り乱し、身体を仰け反らせた。
汗で張り付く髪を掻き上げてやり、フレデリクは組み敷いた身体を潰さないよう気を付けながら身体をぴたりと重ねる。
合わさった胸の間で柔らかく歪む乳房の感触が心地いい。
わざと先端がこすれるように動かしてやると、サーリャの方からも身体を擦りつけてきた。
「ふぅ……ぅ、あんっ、そこ……そこ、よ……っ」
「っく……は、ッ……サーリャさんっ、そんなに……締められては、っ」
「だめ……まだ、だめよ……もっと……もっと……ぉ」
二人の下でぐしゃぐしゃに乱れたシーツを掴み、サーリャは最前そうしたようにフレデリクの腰に脚を絡めた。
より深く密着した腰が音を立てるほど激しくぶつかり、濡れついた音をたてて粘膜がこすれ合う。
サーリャの顔の傍に腕を突き、フレデリクが顔を寄せるとサーリャは蕩けるように笑って自分から唇を重ねた。
互いの口腔を貪るように深く長く口づけている間にも、律動は止まらず互いに絶頂に向けて押し上げられていく。
やがて決して短くない目合いの後、フレデリクが最奥で果てると胎内にぶちまけられた熱にサーリャもまた高く細く啼いて達したのだった。
「は……っ、あ、あぁ……」
ずるりと肉棒が引き抜かれ、虚ろに口を開けたままの秘所から白濁がとろりと零れる。
幸せそうに下腹を撫で、サーリャはくたりとベッドに身を沈めた。
気怠げな視線が中空を泳ぎ、まだ熱を帯びたフレデリクの眼差しと絡む。
「うふ……ふふふ……まだ、欲しいの?」
「サーリャさんは、どうですか。私は……あなたの思うままに」
どこまでも優しく丁寧な口調でありながら、そこに籠もる熱は隠しようがなく。
重なったままの身体、サーリャの下腹には明らかに言葉同様熱を帯びたものが押し当てられていた。
「欲しい……と言ったら?」
フレデリクが己の先端で秘所を浅く割開き、なぞるようにくちくちと粘膜同士を擦りつける。
自ら脚を開き、その甘い感触にぶるりと身体を震わせてサーリャは再びの挿入への期待に目を潤ませた。
「好きなだけ、差し上げますよ」
「ふふ……あなたの主みたいに、三日三晩も?」
「いえ……さすがに、それは」
額を重ね、近く顔を寄せて互いにくすくすと笑いあう。
そして触れるだけの口づけを交わすと、フレデリクは殆ど唇を付けたまま囁いた。
「だって、昼は昼で、別の愛し方があるでしょう」
せっかく一週間もあるのですから。
そう嘯くと、フレデリクは再びサーリャの中へ深く己を沈めていった。
一週間後。
常と変わりなく職務に復帰したフレデリクは、どうだったと問う主に至極にこやかに仰せの通りでした、と答えた。
一週間などあっと言う間で、終わるのが勿体なかったです、と。
その一週間を彼が妻とどのように過ごしたかは詳らかにされていないが、
時折城の中庭を連れ立って歩く夫妻の姿が見られたことから、主のように妻に溺れきった訳ではなさそうだった。
それでもほんの少し、聖王を窘める頻度が減っただとか。
いつの間にか彼の妻がダークナイトではなくボウナイトになっており、露出が減って男性陣が大いに嘆いただとか。
――そんなちょっとした変化は、あったようだ。
963 :
和む:2013/07/03(水) 01:18:48.38 ID:FGIbgyoY
以上、お粗末様でした。
1がタイトル入ってなかったですごめんなさい。
そしてネタが覚醒ばっかりでごめんなさい。
GJ!
やっぱりサーリャ可愛いな
サーリャは格好こそはアレだが貞操観念は固そう
GJ! サーリャのフィギュアのあの肉感でダークナイトやられたらたまらんなぁ…w
そしてボウナイトとの落差がwww
フレデリク支援のサーリャかわいいよね、なんだか甘えてるみたいで
GJGJ!
普段は感情的にならない二人の甘いエロ…良い…!さり気なくSな肉…
確かにサーリャの超絶スタイルは夫側からしたらやきもきするわw
今やってるデータがクロユニと肉サリャだったからうおー!てなったw
>>963 GJ!
二人のラブラブさに萌えた
サーリャにお願いされて我慢をやめたフレデリクがえろくてちょいSでナイス
旦那の不安を解消するためにボウナイトになるサーリャかわいい
そしてサーリャの「隠し事が解るのは呪術士だからじゃなくてあなたの妻だからよ」
って台詞にジーンときた
装束をサーリャの股に食い込ませるとこの描写がエロくてたまらん
奥まで挿入してる&されてる時の二人の乱れ具合に燃えた
フレサリャ夫婦を思いやるクロルフ夫婦の優しさも良かった
フレデリクへの書類の『働きすぎの騎士団長に対する罰である』の一文が、
フレデリクが恐縮しないようにというクロルフ夫婦の気遣いが感じられてとても好きだ
長文すまんかった
素敵な小説を書いてくれてありがとう
GJ
フレデリクとサーリャ夫婦が幸せそうで嬉しい
クロムとルフレ聖王夫妻のイチャイチャもいいな
一週間後のご褒美エッチでマークを作ったのかもしれないという妄想が止まらない
GJ
こういう独占欲の葛藤は熱い!
GJ!
サーリャが可愛いな 絶対尽くすタイプだ
フレデリクは同じSでも肉体的なのよりも言葉攻めが好きそう
あのサーリャを以てして着衣プレイとはなかなか粋ですな
そして生まれてくるのが笑顔の時が一番怖いノワールか・・・w
そしてうちのサーリャよ
ダークナイトの次にソーサラーにCCさせてすまんかった
(自分とサーリャ夫が「太腿まる見え?いいぞもっとやれ!」タイプだし)
サーリャ連続とはサーリャ好きとしてはうれしい限り
フィギュアのおかげで妄想も捗りそうだw
サーリャの乳と尻はエロ過ぎけしからん
軍の男たちにモチモチのバインバインと評価されただけあってボリュームと柔らかさが凄いな
北米版収穫祭では「サーリャのお胸は白くてふわふわで枕にしたいって皆が言ってたよ!」
という風にノノの会話が変化しててナイスだと思った
寝る時はうつ伏せメインなんで、顔は下向きでお願いします。
サーリャとノワールの母子っパイに挟まれてアノ世にイきたい
サーリャはまた死に様が壮絶だからなぁ(ノワール談)
でも遺体すら残らなかったミリエルさんも結構あれだな
帰って来なかったソワレミリエルスミアティアモ辺りはギムレー化したユニ男さんが妻を連れ去り
性欲の処理に使う展開が脳裏を過ぎった
PCがずっと規制されているから思い付いただけで終わらざるを得ないんだけどね
>>976 絶倫の未来か
色んな髪色のマー子が「父さん!」「父さん!」「父(ry」の大合唱になって
面白そうだなw
覚醒4章闘技場マップのシチュエーションに燃える
試合に負けた人は対戦者や観衆に好きなようにされるんだろなとか妄想してた
>>975 ミリエルの事だから死ぬと同時に体爆発して敵兵もろとも!な感じっぽそうだ
>>977 男→虎のエサ
女→おたのしみでしたね
※ ソール×マイユニ♀支援S、クロム×マイユニ支援B前提です
※ という割にクロムは大して出番無し
※ ソールがヤンデレ風味(あくまでも風味)だったらおいしいかなと思った
以上、受け付けなさそうな方はスルーしてくださいませ。
――ある夜、イーリス軍の野営地にて。
「ソールさん?」
白く細い指が、天幕の入り口をそっとめくる。
中を覗き込んでみても、目当ての人の姿は見えなかった。
「……いませんね。どこに行ったんでしょう」
この軍の軍師であるルフレは、彼女の恋人である騎士の所在を探していた。
「フレデリクさんは知らないと言うし、ソワレさんも訓練は終わったって……」
顎に手を当て、考え込みながらその場を離れる。
「ソールさんのことだから、みんなのために色々と働いてるんでしょうけど」
思わず独りごちる。
「こういうときには困りますね……」
ルフレは、行軍の際の注意事項を伝えるためにソールを探していた。
かなりの大所帯となったイーリス軍。今までのようにまとまっての行軍はできなくなっていた。
そこで、信頼の置ける者を数人選抜して先頭・中央・後方へと配置することにしたのだ。
先頭にはルフレと、軍の統率者であるクロム王子が立つ。
後方の責任者として恋人が選ばれたことに、ルフレは内心誇らしさをおぼえていた。
ソールはいつでも人一倍、他人のことを考えている。
時には自分のことさえ置き去りにして。
ルフレにしてみれば、もっと自分を大事にしてほしいと歯がゆくなることもある。
だが、そんな彼だからこそ、好きになったのだと思う。
(まあ、後でもう一度探しに行ってみましょう)
そうして、彼女が自分の天幕へ入ろうとした時。
「おい、ルフレ」
「! ……なんだ、クロムさんですか」
「なんだとはご挨拶だな」
クロムは苦笑した。
ルフレとて、最初はイーリスの王子にこんな口を聞いていいものかと遠慮した。
だが自警団のメンバーを見ていれば、その遠慮も無用だとすぐに悟った。
何しろ、クロム自身がそのような特別扱いを望まなかったのだから。
「すみません。ソールさんを探していたものですから」
「そうか。天幕にはいないのか?」
「ええ、他の人も知らないと……。もしかしたら野営地の外かもしれません」
「その可能性はあるな」
「……えーと、クロムさんは私に何かご用ですか?」
「えっ……あ、いや、その……」
ただ挨拶するためだけに声をかけたのではないことくらい、ルフレにも察しが付いていた。
本題はおそらく、先日の……。
「……ほら、俺がお前の裸を見ただろ。あのことについてだな」
「きゃーっ! いきなりなんてこと言うんですか!」
ズバリと本題に入られて、ルフレは逆に焦った。
「人に聞かれたらどうするんですか! 誤解されるでしょう!」
「す、すまん。だが誤解も何も、アレは事実だし……」
「そうではなくてですね! ……この間のことはただの事故なんですから、もう忘れてください」
最後の方は声をひそめ、ルフレはなだめるように言った。
「そうか?だが、女性にとって裸を見られたというのは……」
「だーかーら、もういいですって! さあ、明日も早いのでお休みください!」
背中を押すようにして、ルフレはどうにかクロムを追いやった。
自分の天幕に入り、ようやく一息つく。
「はあ……」
(まったく、クロムさんったら。そういうところがデリカシーがないというんです)
わざとでないのはわかっている。
それに、彼には他に想い人がいるのだ。もちろん自分にも。
ただ、あれがきっかけになって仲間としての距離が縮まったのなら、怪我の功名と言えなくもない。
「まあ、いいでしょう」
もう少し書き物を片付けてから、ソールを探しに行こう。
そう思いながら、机の上に地図やら戦術書やらを置いた、その時。
――突然、口を塞がれた。
「!?」
いきなりのことに、一瞬思考が追いつかない。
「むぐっ、うぅ……!」
何とか硬直から立ち直り、羽交い締めにされた体をばたつかせる。
「そんなに暴れないで、ルフレ」
「!」
耳元で囁いたその声は、数分前まで探していた恋人のものだった。
口を覆っていた手が外されると、ルフレは確かめるようにその名を呼んだ。
「……ソールさん?」
身をよじって見上げた顔は、間違いなく彼だ。
「やだなあ、二人きりのときはさん付けしないでって言っただろ?」
少し困ったように笑うその表情も、落ち着いた声も。
常日頃のソールと何も変わらない。
ルフレを抱きしめる腕も、いつもと同じように見えた。
ただ一つ、その腕が今までにないくらいにきつく力が込められていることを除いては。
「ソ、ソール。これは、どういう……」
何とかそこから抜け出そうとしても、その柔らかい印象とは裏腹の力強さがそうさせてはくれない。
戦場を離れていると忘れそうになるが、彼はイーリス軍の主力となる騎士なのだ。
「どういう、って?」
「……放してほしいんです、けど」
「ごめんね。それはできないよ」
「えっ?」
しゅるしゅる、と衣擦れの音がして、何かが手首に巻き付けられた。
「悪いけど、こうさせてもらうね」
「ソール?」
問いかけた声と同時に、手首がきゅっと締め上げられた。
ルフレの両手は、体の前で一つに縛り上げられてしまったのだ。
「……!?」
「ルフレ」
彼女を後ろから抱きしめて、ソールは吐息混じりにその名を呼んだ。
薄い唇が、耳元から首筋に。そして肩の稜線へと滑るように動く。
触れられた場所が徐々に熱を帯びてくるのを感じ、ルフレはそれを振り切ろうと声を上げた。
「……っ、ソール……! こんな……っ、ことして……」
体を重ねたことがないわけではない。戦時でもあり、あまり回数は多くなかったが。
その中ではこんな風にされたことはなかった。
いかにも彼らしく、ひたすらに優しくて相手のことばかりを考える、そんな営みだった。
「こんなこと?」
体の向きを変えられ、ルフレはソールと向かい合った。
よく見知ったはずのその瞳に、底の見えない何かを感じ、背筋がぶるりと震える。
「僕たち、『こんなこと』してもいい関係だよね?」
とん、と肩を突かれると、不自由になった手ではバランスが取れない。
ルフレはあっさりと背後のベッドに倒れ込んだ。
「やっ……」
「ねえ、ルフレ」
ソールは普段の鎧ではなく、革の胸当てと肩当てだけを着けていた。
それらを外し、ベッドの上に転がるルフレにまたがる。
「君は軍師だ。だから、軍の全員を理解する必要がある」
いましめられた両腕は頭の上で押さえつけられた。。
「それは僕だってわかってるよ。でもね」
「……ソール?」
「こう見えて、僕、嫉妬深いんだ」
ローブの下のシャツを強引にめくり上げられ、ルフレは息を呑んだ。
「ひ……っ」
すんでのところで声を出さなかったのは、互いの立場を思う理性が勝ったからだ。
「ルフレ……綺麗だ」
むき出しになった肌に、ソールが唇を寄せた。
触れられた場所に快感が走る。ルフレは唇を噛み、必死で声を抑えた。
「あっ……く、ぅ……!」
脇腹、胸、鎖骨。白い肌のあちこちに赤い吸い跡が散らされる。
それはまるで花弁のようで。
「我慢しなくてもいいよ。もっと声を聞かせて」
「そんな……こと、できな……あぁっ!」
拒否の声を上げかけたとき、ソールの舌が胸の頂をかすめた。
「なんか、いつもより敏感だね。こういう風にされるのが好きなの?」
「ちが……っ、や、あぁぁっ……!」
首を横に振ろうとしても、断続的に加えられる刺激によってそれすらままならない。
硬くとがった乳首を指先で弾かれれば、唇を閉じることも忘れて嬌声が漏れる。
「クロムに聞こえちゃうかもね。ねえ、ここも見られたの?」
乳房を揉みしだきながら、ソールが薄く笑った。
「やっ、ダメぇ……いや……!」
「ダメじゃないよね。ほら、こんなに欲しがってる」
両方の乳首をきゅっと摘ままれ、交互に口に含まれる。
「やぁぁっ! ……ど……して、こんな……っぁ!」
舌で転がすようにしてその反応を十分に楽しんでから、ソールは彼女の脇腹へと指を這わせた。
「君が僕を好きでいてくれるのは知ってるよ、ルフレ」
指は腰のラインを通り、下履きの上から下腹部をなぞる。
「でも、君は知ってる? 軍の男たちが君をどういう目で見てるか」
「違う、みんなは、仲間……っ、ひ、ぁぁあ!」
下履きの上から敏感な部分を擦り上げられ、ルフレは悲鳴に近い声を上げた。
「君はそうだろうね。だからみんなに気軽に声をかける」
ソールは手を止めず、布地を秘部に押し付けるように何度も繰り返す。
ぐちゅぐちゅという水音が鼓膜を刺激する。
「や、ソールっ、いやぁぁっ……!」
「まあ、埒もない嫉妬と言われればそうなんだろうけど」
「は……あぁ、……っ! わ、私はっ、ソールだけが……はぁっ」
「……可愛いよ、ルフレ」
そのまま、下履きを取り去ると、ソールは硬くなった自身を蜜壺にあてがった。
すっかり濡れそぼったそこは、先端をぬるりと飲み込む。
「ふぁ……あ、あぁぁぁ……!!」
最奥まで腰を進めると、ソールは快感に背筋を震わせ、息を一つ吐いた。
「……それじゃ、いくよ」
ゆっくりとした抽送に合わせるように、ルフレが啼く。
「あっ、あぁっ、……んぅ、ひぁっ!」
「く……っ、ルフレ……」
しばらく続けているうちに締め付けがきつくなってくる。絶頂が近いことを窺わせた。
ソールははだけたローブごと彼女を抱き起こし、つながったままで向かい合った。
「やぁっ、奥……きちゃう、だめ、ソール……っ!」
「いいよ、……そのまま、ルフレがいくところ、見せて」
「いや、ソール……っ、おねがい、一緒に……あぁっ!」
「……わかった」
短く答え、ソールは突き上げるように腰を動かす。
「あっ、あ、あぁぁっ……ダメ、いっちゃう……!」
「……っ、俺も……」
「や、あ、あぁぁぁぁっ!!」
「……っ!」
びくびくと跳ねる体を抱きしめたまま、ソールは彼女の中で果てた。
精が吐き出されるたび、残りを搾り取ろうとするかのように中が締まる。
ぐったりとした体を恋人に預け、ルフレは目を閉じた。
そのままどのくらいの時間が経っただろうか。
ルフレが目を開けると、ベッドの上にきちんと寝間着を着た状態で寝かされていた。
「……あれ? 私……どうして」
上半身を起こしてみると、傍らの椅子で眠るソールの姿があった。
「……」
その穏やかな寝顔を見ていると、先ほどのことがまるで夢か何かのように思えてくる。
と、ソールが目を覚まして顔を上げた。
「……あ、ルフレ……」
「……ずっと、ここに?」
問いかけると、彼は気まずそうに目を伏せた。
「うん。……ごめん、嫌なら出ていくよ」
「ソール……」
「君が眩しくてさ。いつでも輝いてて、しゃんとして」
薄暗い天幕の中に、蝋燭の灯りだけがぼんやりと影を作っている。
「だから、君の周りの人に嫉妬して……。まったくどうしようもない馬鹿だよね」
あはは、と自嘲気味に笑う彼。ルフレはその頭を抱き寄せた。
「ええ。ソールは馬鹿です」
「ルフレ……」
「……でも、そういう馬鹿なところも、嫌いじゃないです」
そうして、今度は自分から口づける。
「愛してます、ソール」
「……僕も、愛してる。……ありがとう」
――夜明けまで、あと数刻。
恋人達の時間はまだ終わりそうになかった……。
最初の1レス名前入れ忘れた…
お目汚し失礼しましたー
>>984 最後のフォローがまた二人らしくていいな
パイユニ想像して読んだ
>>985…スレ立て…
乙しています…
>>984 ヤンデレ気味ソール良いな!
嫉妬ソールの言葉攻めと、攻められて身悶えるルフレにぐっときた
事後の、お互いを受け止めあう幸せそうなシーンにほっこりした
>>984 ヤンデレっちゅーか焼き餅ソール可愛い
地味だけど気遣いできるソールってモテるんだろうね
つか、このクロム天然杉w
>>985乙したよ、貴族的にね・・・
>>980 GJ!戸惑いながらも感じてるマイユニ♀かわいいな
あの支援会話で嫉妬するのは当然だしソールに共感するわw
>>985 乙乙
990 :
980:2013/07/06(土) 00:43:08.69 ID:7BBa9C1A
たぶんID変わってるけど980です
皆さんレス感謝です
また何か思いついたら投下させていただきます
>>985 スレ立て乙です
というか980踏んだのにスレ立てせずすみません…
埋めないか
書いてふと、ヘクトルってヘルメットとランニングシャツとツルハシが似合いそうだと妄想した
若い時も、親世代になってからでも
バジーリオも似合いそうだ
んで仕事後はフラヴィアとしっぽり飲んでるイメージ
…あの二人が結婚して子作りするところまで妄想してたのに
支援Sまでいかなかったのは意外だった
最近覚醒から入った新参なんだがつい昨日全クリしたんで初めてエロパロに挑戦しようとしたんだが全然エロくかけねーし無駄に長くなっちゃうよ(T_T)
泣き寝入りして諦めるか…
>>993 フェリアはフェリアでざっくりしてるように見えて結構しがらみ多いのかもね
何と言っても二人ともトップなわけだし
でも、ストーリーの外でそういう展開になっても良いじゃんとは妄想してる
埋め
>>994 小ネタ一本もままならないならしゃあないが
少々強引でも一本の話をまとめるよう書いたら?
技術的な話なら、この板にもいろいろ語れるスレあるし
エロなしなら該当板あるんだからそっちでいいんじゃ…
全年齢板のエムブレムスレあったよね?
>>994 スレのでも色々読んでみたらいい。自分がなんかエロいと思うのが書けたらいいんだよ
埋め
>>993 長年連れ添った夫婦みたいな雰囲気いいよね
腹の探り合いしながらのエロとかもいいもんだ
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